向井理の主演映画『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』の試写会が9月13日(火)、東京・有楽町の日本外国特派員協会にて行われ、上映後の質疑応答に向井さんが登壇。英語を交えながら外国人記者からの質問に答えた。150万円を集めてカンボジアに小学校を建設した医学生の実話を映画化した本作。TV番組での経験をきっかけにカンボジアを「第二の故郷」と公言する向井さんの初主演映画であり、実際にカンボジアでの撮影も行われた。「俳優業を始めてまだわずか5年です」と驚きをもって紹介された向井さん。詰めかけた外国人記者に向けて「Do you think about this film?(映画はいかがでしたか?)」と問いかけると、会場からは温かい拍手が沸き起こった。さらに向井さんは流暢な英語で「この映画は実話を基にした物語で、いかにしてカンボジアに学校を作るかということを描いてますが、大きなメッセージとして努力、思いやりといったことを掲げています」と語りかけた。この作品を通じての“変化”を尋ねられると「ボランティアに対する見方が変わりました。自己満足でいいものなんだと分かりました。子供たちの笑顔に象徴されるように、自分が何かすることで、物質的なものではなく笑顔という精神的なものを得ている。お互いのやり取り、キャッチボールの中にあるもので、『やらせていただいている』と感じました」と語った。近藤プロデューサーは、向井さんのキャスティングに関して「ベストではなくオンリー」と語るが、向井さんは「僕が選んだのではなく、映画に選んでいただいているという気持ち」と説明。流暢な英語を操る向井さんに対し、記者からは海外作品のオファーが来たら?という質問も出たが「もしもオファーがあっても、時間の余裕がないとやれないと思っています。(オファーは)なきにしもあらずですが…やるにしてももっと英語をできるようにならないと。ただ、世界に目を向けるのは大事だと思っています。タイミングが合えば」と慎重ながらも意欲を示した。さらに、カンボジアを訪れて何を感じたかを尋ねられると、実際に訪れた、ポル・ポト政権時代の虐殺の跡地であるキリング・フィールド、収容所博物館となっているツールスレン博物館、そしてエイズ病棟の存在とそこで撮影されたシーンに触れ「台本のあのシーンには全くセリフがなく、ガイドさんに自分が聞きたいことを聞いて、テストもなく、すぐ本番で撮影しました。この映画に自分の素は出ていないですが、あのシーンだけは甲太というキャラクターを通して素を見せています。ショックなどという一言では言い表せない。人が実際に生きて、ここで殺されたという事実があって。ツールスレンで、ひとりでしゃがんで空を見上げるシーンがありましたが、実際に三十数年前に同じことをし、同じ光景を見ていたんだなと思い、人間の恐ろしさや、もしかしたら自分が殺す側になっていたかもしれないという危うさなどを感じました」と真摯に自らの思いを伝えた。最後の挨拶では、ワイヤレスマイクが使えずに、やむなく机の上に置かれた巨大なマイクを手で抱えてしゃべるというハプニングもあったが、「こういうマイクで話すこともまずないと思います。初めてのことは好きなので、こういうマイクにもどんどん挑戦していきたい(笑)」とユーモアたっぷりに語り、会場を笑いに包み、外国人記者たちのハートをガッチリとつかんだ様子。そして、新作の撮影でマレーシアにいるために欠席となった深作健太監督の「日本人の撮った映画ですが、カンボジアを通じて日本を映したい」というメッセージを紹介し映画をアピール。再び会場は大きな拍手に包まれた。『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』は9月23日(金・祝)より全国にて公開。■関連作品:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズ■関連記事:NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら向井理、“母校”明治大学で『僕せか』PR…なぜかTBS安住アナが乱入向井理主演『僕たちは世界を変えることができない。』試写会に100組200名様をご招待向井理、芦田愛菜、武井咲、中山優馬が「ほんとにあった怖い話」でホラー初挑戦!癒し系?頼れる系?親友にしたい俳優ランキング三浦春馬と天海祐希が1位に!
2011年09月13日来年のNHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で主演の堀北真希の家族や周囲の人々を演じる共演陣8人が発表!父親を高橋克実、母親を南果歩、姉をミムラ、兄を小出恵介が演じるほか、幼なじみとして若手人気俳優の松坂桃李が出演することも明らかに。9月13日(火)、NHK放送センターで堀北さんらが会見を行った。86作目となる「梅ちゃん先生」の舞台は終戦直後の東京・蒲田。大学病院に勤める父を持ち、優秀な姉と兄の下でコンプレックスを持って育ってきた梅子(堀北さん)が、町医者となって地域の人々に向き合い、成長していく姿を描く。一家の父・建造役の高橋さんは「昭和20年あたりから物語が始まるということで、当時のいまとは違う親子の関係が出せれば」と語る。これまで演じたことのない厳格な父親ということで「プロデューサーからは『笑いは一切なく、ハードルが高い』と言われました。『もしハードル越えられなかったら?』と聞いたら『入院してもらうかも』って(笑)。堀北さんの足を引っ張らないように頑張ります!」と戦々恐々。おおらかな母親・芳子を演じる南さんは東日本大震災発生後、たびたび現地入りしたそうで「みなさんと話すと『ドラマが見たい』とよく言われた。だからいま一番出たいドラマが朝ドラだった」と明かした。ミムラさんは「現実では末っ子なので長女がうまくできるか不安ですが、家族のみなさんに支えていただいて頑張りたい。今日、真希ちゃんに初めて会って『かわいい!守ってあげたい』とお姉ちゃんエンジンがかかりました」と気合十分。小出さんは逆に男兄弟の中で育ち、姉や妹に憧れていたそう。初共演の堀北さんを「凛としてて姿勢も良い」と絶賛。「僕は『自分探しの旅に出る』ということになっているそうで、2週目でいきなり家を飛び出るといううわさもあるんですが、(堀北さんと)関わりたい、家族ドラマに出たいです」と少しでも長い共演を願っていた。梅子の祖母・正枝役には倍賞美津子。「家族、お隣さんと会えて嬉しいです。最年長だと思いますので体力つけておかなきゃと思っています」と語った。また、建造の弟で、梅子に影響を与えるおじの立花陽造を鶴見辰吾が演じる。堀北さんとはドラマ「アタシんちの男子」(フジテレビ)に続いての共演で、前回はギャンブル狂の父親役を演じたが、本作では「闇市で一発当てようとするお調子者」(鶴見さん)ということで「今度もダメなおじさんですが何とかサポートしたい」と語っていた。下村家の隣で町工場を経営する安岡家の家長・幸吉を演じるのは片岡鶴太郎。息子の信郎は梅子の幼なじみということで、2人が結婚する可能性も?片岡さんは堀北さんを「ザ・朝ドラ。朝ドラのために生まれてきた」とクランクイン前にもかかわらず絶賛。「息子をよろしくお願いします。ぜひ、親戚になりたい」とノリノリだった。朝ドラ初出演の松坂さんはそんな“父”を尻目に「当時の人たちの力強さを演じられたら」と真摯に語り、同い年の堀北さんについては「同い年とは思えないくらい落ち着いてる。足を引っ張らないようにしたい」と緊張気味に語っていた。「梅ちゃん先生」は11月クランクイン予定。放送は2012年4月2日(月)よりNHKにて放送開始。■関連作品:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズスイッチを押すとき 2011年9月17日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開© 2011山田悠介/「スイッチを押すとき」製作委員会家族X 2011年9月、ユーロスペースほか全国順次公開© PFFパートナーズ天国からのエール 2011年10月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011『天国からのエール』製作委員会ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年、全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会■関連記事:向井理、流暢な英語でスピーチ!海外オファーは「なきにしもあらず」?向井理、“母校”明治大学で『僕せか』PR…なぜかTBS安住アナが乱入『天国からのエール』監督が語る「夫婦ならではの気遣い、苦難を乗り越える瞬間」向井理主演『僕たちは世界を変えることができない。』試写会に100組200名様をご招待向井理、芦田愛菜、武井咲、中山優馬が「ほんとにあった怖い話」でホラー初挑戦!
2011年09月13日若手女優から、可愛いさ日本代表を選ぶとしたら?西村雅彦が、CM撮影で共演した女優の相武紗季(26)のことを「君はカワイイの日本代表!」とベタ褒めしていたそうだ。あなたにとって可愛さで日本を代表する若手女優は誰だろう?と、gooランキングがNTTドコモ「みんなの声」にて投票を実施した。『かわいさ日本代表』1位に選ばれたのは芦田愛菜(7歳)だ。芦田の愛らしい魅力に共演者もメロメロになり、笑顔に癒されると言う。芦田は先日放送が終了したドラマ、『マルモのおきて』で主題歌『マル・マル・モリ・モリ!』が大ヒットした。8月20日に公開されている映画『うさぎドロップ』で共演した松山ケンイチは芦田との撮影の時は遊んで楽しんでいる感覚で仕事が出来た。と話し、可愛い芦田にメロメロの様子だった。1位・・芦田愛菜 10936票2位・・綾瀬はるか6640票3位・・宮崎あおい4527票4位・・新垣結衣3614票5位・・武井咲 3542票6位・・佐々木希3331票7位・・北川景子2732票8位・・上戸彩 2241票9位・・堀北真希1777票10位・ 石原さとみ 1517票今まさに輝いている若手女優がベスト10に選ばれたようだ。調査方法:NTTドコモ「みんなの声」にて投票を実施投票数:50572投票期間:2011/7/6~7/20また、このほかにgooランキングでは、「妹的な魅力のある若手女優ランキング」や 「美人なのに不思議と色気を感じない女性有名人ランキング」などを発表しており、興味深い。元の記事を読む
2011年08月30日節電の夏、ショートカットが似合う女性芸能人は?タレントの矢口真里さんが、6月22日、自身のブログで、髪を30cmバッサリカットして、「なにより涼しい」と報告して話題になった。「節電」のこの夏、思い切ってショートカットでという女性も多いはず。gooランキングでは「ショートカットが似合う女性芸能人ランキング」を発表。トップは上戸彩。2位以降は、広末涼子、内田有紀、木村カエラ、堀北真希、の順になっている。「ありえなーい」の評価このランキングは、「gooリサーチ」のモニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。回答者(モニター)の年齢構成は明らかにされていないが、別のアンケートでは30~40代が50%を超えている。ランクインの人は、ショートカットでドラマなどに出演していた印象の強いタレントや女優さんで、実際のところはきれいな方は、ショートであろうとロングであろうと似合うに違いない。このアンケート結果について、「ありえなーい」の評価が一番多いのもおもしろい。元の記事を読む
2011年07月06日男女それぞれにアンケート、結果は…まつ毛美容液「ラッシュセラムアイ」を販売するアヴァンセ(東京都港区)は、“目もと”に注目する企業として、「目もとのきれいな有名人は誰?」というアンケートを行い、6月27日、その結果を公表した。アンケート対象は、女性・男性計516名だ。気になる結果は、女性票1位が柴咲コウ、男性票1位が仲間由紀恵。たしかにどちらも印象的な美しい目もとが光る有名人だ。以下、女性の2位は黒木メイサ、3位に北川景子と続く。男性では、2位が黒木メイサ、3位に佐々木希、上戸彩、堀北真希が同率でランクインとなった。意志の強い美しさのある黒木メイサが男女ともに2位につけた点は象徴的で、安定した強さを見せている。今年の流行は?アンケートでは同時に流行するという目もとについても質問。女性は「ナチュラルなぱっちり目」に人気が集まり、男性では「ぱっちり目でたれ目」がトップとなった。服装同様、ナチュラルさや柔らかさへの流行のきざしが見られる。たれ目に癒しを感じる男性票は女性には少々意外かもしれない。ナチュラルでぱっちりな目で旬な女性といえば、武井咲などは高位置にランクインしてきそうだ。理想の目もとデザインとして参考にしてみるのもよいだろう。全体として、やはり印象的な目もとへの関心は男女問わず高いことが分かる。工夫したアイメイクで美しさに磨きをかけたい。元の記事を読む
2011年07月01日『時をかける少女』、『サマーウォーズ』などの名作を世に送り出してきたアニメーションスタジオ「マッドハウス」の最新作『とある飛空士への追憶』。本作の主人公とヒロイン役の声を神木隆之介と竹富聖花がそれぞれ務めることが明らかになった。2008年に発売され、“2008 Amazonエディターランキング”、“「新世紀エンタメ白書」2009ブックランキング”などで1位を獲得した犬村小六による長編小説を映画化した本作。中央海と呼ばれる海を挟んで、神聖レヴァーム皇国と帝政天ツ上の両国が絶えず激しい戦いを繰り広げる世界を舞台に、身分違いの許されぬ恋に身を焦がす男女の物語が展開する。『千と千尋の神隠し』をはじめとするジブリ作品にマッドハウス制作の『サマーウォーズ』など、俳優業と共に数多くの声優の仕事をこなしてきた神木さんが今回演じるのは狩乃シャルル。敵対する天つ人の母とレヴァーム人の父を持つ混血(ベスタド)で、神聖レヴァーム皇国の空挺騎士団に所属し、身分は低いが騎士団一の操縦技術を持つ。そんな彼が、任されたある重大な任務、それは次期皇妃のファナを乗せ、婚約者であるカルロ皇子の元へと送り届けるというもの。それは、身分違いの恋の始まりだった――。シャルルが恋に落ちる、公爵の一人娘でレヴァーム皇国の皇子の婚約者ファナ・デル・モラルの声を演じるのは、雑誌「Ray」(主婦の友社刊)の専属モデルとして脚光を浴び、堀北真希主演で現在放送中のドラマ「生まれる。」(TBS)にも出演している新鋭・竹富聖花。『時をかける少女』の仲里依紗に『サマーウォーズ』の桜庭ななみなど、マッドハウス作品のヒロイン役を演じた少女はその後、確実にブレイクすると言われるが、竹富さんはオーディションを経て、ファナ役を勝ちとった。スタッフ陣も、先述の『時をかける少女』、『サマーウォーズ』の脚本を担当した奥寺佐渡子が本作でも脚本を手掛けるほか、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズで知られる人気アーティスト松原秀典がキャラクターデザインを担当するなど、注目のクリエイターが集結!原作ファンはもちろん、映画ファン、アニメファンにとっても間違いなく注目の作品となりそうだ。敵の領域を突破する12,000キロの旅路の果てに2人の恋はどのような結末を迎えるのか?『とある飛空士への追憶』は今秋、全国にて公開。■関連作品:とある飛空士への追憶 2011年秋、全国にて公開© 犬村小六・小学館/「とある飛空士への追憶」製作委員会
2011年05月19日「AKB48」の前田敦子が、この夏、フジテレビで4年ぶりに“復活”する連続ドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス」でドラマ初主演を飾ることが明らかになった。中条比紗也の人気漫画「花ざかりの君たちへ」を原作に、2007年に堀北真希を主演の迎えて全12話でドラマ化された「イケパラ」。平均視聴率は17.3%、特に最終回の2時間スペシャルは21.0%という高視聴率を記録した。堀北さん演じる主人公・芦屋瑞稀が男子を装って、全寮制の男子校に舞い込むという学園青春コメディで、小栗旬に生田斗真、水嶋ヒロ、岡田将生、山本裕典に溝端淳平などなど、若きイケメンたちがズラリ。彼らの大ブレイクのきっかけを作ると共に、世に空前の“イケメン”ブームをもたらした。ちなみに、本作の公式ホームページへの週間アクセス数が最高で3,864万ページビューを記録しており、こちらは4年経ったいまでも破られていない同局の最高記録だという。この伝説的ドラマが4年の時を経てキャストを一新して復活。そのイケメンたちの中心に位置する男装の美女役として、人気絶頂の前田さんに白羽の矢が立った。前田さんと言えばAKBの中心メンバーとしての活躍は言うに及ばず、主演映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら〜』がまもなく公開となり、その挿入歌で6月22日(水)にはソロデビューが予定されるなど、幅広い活躍を見せているが、「イケパラ」では当然、男装に挑戦!髪もショートカットにするということで、新たな一面を見せてくれそうだ。また、ドラマ主題歌をAKB48が担当することも併せて決定。こちらは、6月9日(木)の開票が迫る「第3回総選挙」で1位を勝ちとったメンバーがセンターで歌うことになる。映画主演にソロデビューと勢いに乗る前田さん。昨年の雪辱を果たして2年ぶりの1位に返り咲き、ドラマ初主演をセンターで飾ることができるか?「前作ももちろん知ってましたし、漫画も読んだことがあり大好きです」という前田さん。「自分が参加できるのでワクワクとドキドキがいっぱいです」と出演の喜びを語ると共に「原作の漫画のようにみなさんに愛されて楽しんでもらえるようなドラマにしていけるよう頑張ります!」と気合十分。フジテレビの後藤博幸プロデューサーは「前作から4年が経ち、いま、新世代のスターたちが生まれようとしている、そんな気がしてなりません。彼らと共に今年の日本の夏を元気にしたい!そんな思いからこのドラマを企画しました」と企画の意図を説明。さらに「“男子校に男のふりをして転入してくる女の子”という難しい役どころをAKB48のメインとして国民的存在となった前田敦子さんが初の男装&ショートカットで挑みます。ここがこのドラマ最大の見どころです」と“主演・前田敦子”をアピール。前田さんの男装ぶりはもちろん、女性ファンにとっては新たな“イケメン”たちの顔ぶれも気になるところ。「前作に勝るとも劣らないイキのいいイケメンの面々にもどうぞご期待ください!」と後藤プロデューサー。4年ぶりの復活でイケメンブーム再燃?「花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス」は7月より、日曜日の21:00からのドラマチック・サンデー枠にて放送開始。■関連作品:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 2011年6月4日より全国東宝系にて公開© 2011「もしドラ」製作委員会■関連記事:AKB峯岸「あっちゃんは甘えん坊」と証言&大泉の“パンツ”暴露に恥ずかしそうに抗議AKB48前田敦子初主演作!『もしドラ』試写会に10組20名様ご招待前田敦子主演『もしドラ』主題歌がAKB48の新曲に決定!総選挙の投票券入り大島の1位を脅かすのは?AKB48、今年も総選挙開催!メンバーの新たな活動も続々『もしドラ』前田敦子クランクアップ!真冬の撮影に半袖で高校野球の女子マネ熱演
2011年05月13日『これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫』が4月30日(土)に公開を迎え、浅野忠信、堀北真希、阿部力、木村多江、いしだあゆみと佐藤英明監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。舞台上の看板には「ポポポポーンよりタリラリラーン!! なのだ今こそ赤塚不二夫をお手本にするのだ!!」というユーモアのたっぷりと利いた言葉が。さらに、舞台挨拶の最後には浅野さんの音頭で、観客およそ500人が一斉に「シェーッ」を決める一幕も!ギャグ漫画家・赤塚不二夫の担当編集を務めた武居俊樹の赤塚さんとの35年の日々を綴った「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」(文春文庫刊)を原作に、赤塚担当に任命された新人編集者と赤塚さんがバカバカしい日々を送りつつも、漫画界の最強のコンビとして絆を深めていくさまをギャグ満載で描く。浅野さんは「僕はなぜか赤塚さんが大好きで、赤塚さんの顔写真を見て『この人は僕のことを分かってくれるんじゃないか』と勝手に思って部屋に赤塚さんの写真をずっと飾っていたんです。そうしたらこの話が来てびっくりしました。僕にとって特別な作品です」と思い入れたっぷりに語る。堀北さんは、浅野さん演じる赤塚に振り回され続ける新人編集者役。「完成した作品を観て、本当に自分かと思うような自分がいました」と明かす。さらに堀北さんは赤塚さんについて「甘え上手なところがあって、自分は人に甘えるのが下手なのでうらやましいです」とも。阿部さんは見どころとして「赤塚さんは酔っぱらって『おれの母ちゃんはスゲーんだ』と言うところを見てほしい」とお気に入りのシーンを挙げてくれた。この赤塚と最愛の母親の関係は劇中で随所に描かれるが、“妻”を演じた木村さんにとっては他人が入り込めない母と息子のの関係には複雑な思いも?「赤塚さんとお母さん(いしださん)が昔の話をしているシーンが切なくて…。私はそれを傍らで見ているんだけど『お母さんを超えられない。でも、この絆はすごい』と感じました」と漏らす。いしださんは「多江ちゃんが演じた奥様にとってはつらかったんじゃないかな。私だったら…うーん。ねぇ多江ちゃん?」と苦笑交じりに語りかけた。最後の写真撮影では、カメラマンの求めに応じて浅野さん、そして登壇陣が赤塚さんの代表的なギャグ「シェーッ」を披露!浅野さんは「いつやらされるかとドキドキしてた」と語り「最初にこの作品でスタッフが集まったとき、『みなさんで一緒にシェーッをやってください』と言ったらみんなが見事にやってくれたんですよ」とスタッフの結束を明かした。さらに浅野さんはこの日の観客に「みんなでシェーッをやってください!」とお願い。浅野さんが「シェーッ」と音頭を取ると、およそ500人の観客が一斉に手足を曲げて「シェーッ」のポーズ。登壇陣は感激した様子で壇上で満面の笑みを浮かべていた。『これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫』は全国にて公開中。■関連作品:これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫 2011年4月30日より公開© 2011「これでいいのだ!! 映画 赤塚不二夫」製作委員会■関連記事:バカか天才か、赤塚不二夫の半生『これでいいのだ!!』T-シャツを3名様プレゼント浅野忠信が赤塚不二夫を演じる『これでいいのだ!!』主題歌にユニコーン浅野忠信赤塚不二夫さん役に「羞恥心はなくなった」堀北真希は学ランで登場
2011年04月30日クリステン・スチュワート、ダコタ・ファニング主演の映画『ランナウェイズ』の宣伝部長に後藤真希が就任。3月10日(木)に開催された就任イベントで映画の魅力をアピールした。1970年代、平均年齢16歳のガールズバンド“ランナウェイズ”が男だらけのミュージックシーンに鮮烈にデビューし、周囲の好奇の目や大人たちの思惑に翻弄されていく姿を描いた本作。「ロックかっけ―って思いました。大人たちから見たら生意気に思えるんでしょうが、若い女子が意志を持って前に進んでいく。それぞれの個性が生きてて素晴らしい」と本作の魅力を語る後藤さん。自身、13歳で芸能界デビューしたとあって、劇中のメンバーの思いと自身の体験が重なる部分もあったようだ。「13歳でデビューして、リーダーの裕ちゃん(中澤裕子)とは一回りぐらい離れてて、大人に囲まれてた。よくドラマで『休憩にトイレ来い!』とかあるじゃないですか。あれに近いことはありましたね」と当時の“恐怖体験”を明かす。報道陣から、現在人気絶頂の「AKB48」について聞かれると「頑張ってるな、と思います。当時の私たちを見てるみたい」と少し懐かしそうな表情を浮かべていた。さらに、後藤さんのプロデュースによる、ランナウェイズの名曲「チェリー・ボム」をイメージしたケーキも登場。「昨日から繰り返し(『チェリー・ボム』を)聴いてます!」と笑顔で語っていた。『ランナウェイズ』は3月12日(土)よりシネクイントほか全国にて公開。■関連作品:ランナウェイズ 2011年3月12日、シネクイントほか全国にて公開© 2010 Runaways Productions,LLC.All Rights Reserved.■関連記事:K・スチュワート×D・ファニング『ランナウェイズ』試写会に30組60名様ご招待【シネマモード】2011年、注目なのは誰?
2011年03月10日注目の演技派女優が1位を獲得!!矢沢あいさんの大ヒット作『NANA』に続いて、いよいよ『Paradise Kiss』も実写化へ!映画を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?そんな矢沢あい作品の中でも人気の高い『天使なんかじゃない』もそろそろ……なんて思っているファンも多いはず。そこで20代女子585名に主人公・冴島翠を演じてほしい有名人を聞いてみました。>>男性編も見るQ.『天使なんかじゃない』が実写化されるとしたら主人公を演じてほしい芸能人は? (複数回答)1位吉高由里子16.6%2位宮崎あおい16.4%3位北乃きい13.7%4位井上真央11.1%5位上戸彩9.9%※敬称略■吉高由里子に演じてほしい!!・「まじめな感じだが、おとなしすぎず、底抜けに明るいキャラクターも演じられる人」(23歳/アパレル/販売)・「元気で明るくてナチュラルなイメージ。キレイというより、親近感のもてるハツラツとしたかわいさがある」(24歳/法律/秘書・アシスタント)・「主人公の天真らんまんさと誰に対しても優しく接するところが出せそうだから。あと特徴的な笑顔も真似できそうだから」(24歳/食品/営業事務)・「小悪魔的な雰囲気が似合いそう」(23歳/化粧品/総務)・「演技派なうえにピュアでかわいらしいところがぴったりだと思った」(24歳/金融/金融系専門職)■宮崎あおいに演じてほしい!!・「笑顔が似ている!翠ちゃんのあの明るいキャラがぴったり」(28歳/メーカー/エンジニア)・「絶対あおいちゃん!!笑顔も、口が大きいところも似ている」(27歳/ブライダル/クリエイティブ)・「翠を演じるのは屈託のない笑顔の天真らんまんな子がいいと思うから!」(28歳/金融/秘書・アシスタント)・「顔が似ている気がするし、かわいくも切なくもどちらも演じられる女優だから」(28歳/通信/営業)■北乃きいに演じてほしい!!・「底抜けに明るい役を演じきってくれると思う。嫌みがなくて誰にでも愛される翠のイメージにぴったり」(27歳/官公庁/総務)・「かわいらしさと元気のよさ、透明感がある人がいいなぁと思いました」(25歳/マスコミ/クリエイティブ)・「元気いっぱいで純粋な恋心を持つキャラにマッチしそうなので」(28歳/IT/クリエイティブ)■井上真央に演じてほしい!!・「まわりを明るくしてくれるし、おでこを出す髪型が似合い、主人公のように口が大きいイメージがあるから」(28歳/ソフトウェア/プログラマー)・「フレッシュで何事にも一生懸命な翠ちゃんを、今までの出演作品の経験から好演してくれそうだから」(26歳/通信/マーケティング)・「元気がよくてあきらめないイメージが強いから」(28歳/損保/営業)■上戸彩に演じてほしい!!・「明るくてニカっとした笑顔が似合うから」(24歳/医薬品/販売)・「笑顔がかわいくて、翠のような元気さも兼ね備えていると思う」(28歳/鉄鋼/秘書・アシスタント)・「翠のような明るいキャラが似合いそうだし、シリアスな部分も表現できそうだから」(26歳/公益法人/建築)■ほかにも演じてほしい人が!!・堀北真希:「ちょうどいいくらいのハキハキした印象。"マミリン”がいるので華やかすぎないほうがよい」(27歳/IT/SE)・蒼井優:「明るくて笑顔がかわいい人だから。あんまり美人過ぎないのも決め手」(27歳/通信/総務)・臼田あさ美:「純粋で涙もろい主人公に合っていると思う。透明感もあって似合う」(27歳/鉄鋼/総務)・戸田恵梨香:「感情豊かな翠だから、泣いたり怒ったりしてもかわいい、演技力のある人がいいと思ったから」(24歳/公益法人)・上野樹里:「翠の繊細さや、でもちょっとガッツのある明るい雰囲気を出せるのは上野樹里だけだと思う」(29歳/アパレル/総務)総評映画やドラマで見せてくれる高い演技力、天真らんまんな雰囲気から吉高由里子さんが1位にランキング。彼女が持つ透明感やナチュラルな雰囲気が翠ちゃんにピッタリという意見も多く寄せられました。2位の宮崎あおいさんは、笑ったときの顔が翠の笑顔と似ているという点も選ばれた理由に。25歳になった今も高校生役を演じられるルックスや、マンガが原作の映画『ソラニン』で見せた演技力も評価につながりました。元気いっぱいな翠を演じてくれそうな北乃きいさんは3位。高校生の純粋な恋をフレッシュに演じてくれそうですね。また、「学園ものと言ったらこの人」ということで4位には井上真央さんがランクイン。ドラマや映画で演じた『花より男子』の牧野つくしは逆境に負けない強さ、どんなときも明るく友達思いな女の子でした。そんなイメージが翠ちゃんにぴったりだと思われたようです。演技力や清楚なルックスなど多くを求めてしまうのは、大好きな作品の主人公だからこそ。「あの人が演じたら」、「この女優ならぴったり」なんて考えながらマンガを読んでみるのも楽しいかもしれません。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2011年1月24日~2月1日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性585名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンクエンタメに関するその他のコンテンツは『コブタメ』でCHECK!!【女性編】「自分の先生になってほしい」と思う先生キャラランキング【女性編】コミック原作の実写映画ランキング完全版(画像などあり)を見る
2011年03月02日明るい笑顔が魅力の女優がトップに!!最近はマンガから実写化される作品も多く、少女マンガに触れる機会も増えているのでは?なかでも、矢沢あいさんの作品は男女ともに評価が高く、男性ファンも多いようです。そんな彼女の人気作品『天使なんかじゃない』は実写化を望む声が多い作品。恋に対する純粋な気持ちや、主人公の熱い思いは女性のみならず、男心も動かしてくれそう。この"天ない”を実写化するとしたら……。主人公・冴島翠を演じてほしい女性芸能人を20代の男性279名に聞いてみました。>>女性編も見るQ.『天使なんかじゃない』が実写化されるとしたら主人公を演じてほしい芸能人は?(複数回答)1位北乃きい13.6%2位宮崎あおい10.4%3位吉高由里子10.0%4位新垣結衣9.3%5位北川景子9.0%※敬称略■北乃きいに演じてほしい!!・「こういうストーリーに一番合っていると思う。笑顔もすてきな女優なので、元気で明るいイメージにぴったり」(21歳/人材派遣/製造)・「天真らんまんさを感じるから」(25歳/福祉/介護職員)・「少女マンガっぽい顔をしているから」(27歳/IT/SE)・「明るく清純なイメージだから」(27歳/生保/財務)■宮崎あおいに演じてほしい!!・「元気があって優しいし、かわいらしいから」(26歳/運輸/労務)・「役の設定の高校生に見えそうだから」(24歳/運輸/サービス)・「とても自然な演技ができると思うから」(25歳/IT/設計)・「天使だと思うので」(24歳/官公庁/総務)■吉高由里子に演じてほしい!!・「かわいいけどキツめの顔もできるので」(29歳/電気/設計)・「明るくてかわいい子に元気をもらいたい」(26歳/食品/研究開発)・「声がとても合っていると思う」(24歳/広告/営業)■新垣結衣に演じてほしい!!・「元気でさわやかでけなげなイメージがあるから」(28歳/教育関連/非常勤講師)・「青春ラブストーリーが似合うから」(28歳/小売/総務)・「純粋な人がいいと思う」(29歳/小売/販売)■北川景子に演じてほしい!!・「演技がうまくて、青春ドラマの制服が似合いそうなので」(29歳/精密機器/営業)・「どこかシリアスで美しい」(29歳/土木/営業)■ほかにも演じてほしい人が!!・堀北真希:「少女マンガ『花ざかりの君たちへ』のドラマに出演していた実績があるので」(24歳/精密機器/設計)・成海璃子:「『受験の神様』みたいなイメージで固まっているので、いい意味で壊してほしいです」(28歳/機械/財務)・上戸彩:「芯の強そうなところが似ている」(26歳/金融/営業)・井上真央:「学園ものといえば、井上真央。『キッズ・ウォー』とは異なる世界観が見てみたい」(23歳/メンテナンス/エンジニア)総評1位は、ドラマ『ライフ~壮絶なイジメと闘う少女の物語~』で演じた高校生のイメージが強い北乃きいさん。ルックスやバラエティ番組で見せる天真らんまんなところがぴったりという意見が多く寄せられました。ランキングの中で主人公に最も年齢が近く、高校生役も違和感なく演じてくれそうです。2位には宮崎あおいさんがランクイン。高校生役に違和感のないルックスと、"エンジェル冴島”のピュアな魅力を表現できる高い演技力がポイントとなったようです。声にキュンとくる男性が多数の吉高由里子さんは3位。また、4位は映画『恋空』のイメージから「純愛ものならガッキー」ということで新垣結衣さん。透明感あふれる翠を演じてくれそうです。5位には同じ矢沢あい作品の『Paradise Kiss』の映画公開が控えている北川景子さんがランクインしました。"天ない”は、揺れる乙女心や恋に対する姿勢など「女の子の気持ち」を描いた名作。未読の男性はじっくり読んで、不安定ながらも芯のある女心を勉強するのもオススメです。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2011年1月24日~2月1日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性279名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンクエンタメに関するコンテンツは『コブタメ』でCHECK!!【男性編】「自分の先生になってほしい」と思う先生キャラランキング【男性編】コミック原作の実写映画ランキング完全版(画像などあり)を見る
2011年03月02日昭和の天才ギャグ漫画家・赤塚不二夫の破天荒な生き方を描いた映画『これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫』の主題歌を人気バンド「ユニコーン」が担当することが決定!さらに、浅野忠信演じる赤塚と堀北真希が扮する担当編集者の創作風景(?)を捉えた新ビジュアルも解禁となった。小学館の名物編集者である武居俊樹が、35年に及んだ赤塚との濃い関係を本にした「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」(文春文庫刊)を原作に、赤塚の元に遣わされたマジメな新人編集者と破天荒な赤塚の創作の姿を、脚色を加えて描いた本作。その主題歌「ぶたぶた」を、一昨年、16年ぶりの復活を遂げ、その後も疾走を続けるトップバンド、ユニコーンが書き下ろすことに!幼少の頃より赤塚作品に触れ、ファンであることを公言するメンバーが、当時の思いを反映させながらポジティブかつ、遊び心満載の楽曲に仕上げた。メンバーのひとりである阿部義晴が代表して「赤塚さんの作品を観ながら作曲したのだ。全国の子供たちにも聴いてほしいですのだ」と、バカボンのパパ口調でコメントを発表。本作の岡田真プロデューサーは「ユニコーンサウンドのいい意味での『ゆるさ』や『楽しさ』は赤塚マンガの面白さに通じるものがあるなぁ…などと思いながら、ある日CDを聞いていると、ホーンセッションの名称が『天才バカホーン』であることを発見。お願いするしかないと思いました。『ぶたぶた』は素晴らしい曲です。常識や意味の呪縛から飛び出して、子供も大人もみんなで笑顔で歌いましょう」と満足げに語っている。果たしてどのような楽曲となっているのか?今回、新たに登場した画像――ピースの缶を片手に浅野さん&堀北さんが不自然なほどの笑いを浮かべる――を見ると、相当パワフルな楽曲が求められそうな…。ちなみにこちらの主題歌「ぶたぶた」を含む、ユニコーン待望のニュー・シングルは4月27日(水)発売されることも決定している。『これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫』は4月30日(土)より全国にて公開。■関連作品:これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫 2011年4月30日より公開© 2011「これでいいのだ!! 映画 赤塚不二夫」製作委員会■関連記事:浅野忠信赤塚不二夫さん役に「羞恥心はなくなった」堀北真希は学ランで登場
2011年02月22日宮崎あおいに堀北真希など、いまをときめく女優を輩出してきた人気ドラマ「ケータイ刑事」シリーズ。劇場版第3作では、銭形海(六代目)、命(七代目)、結(八代目)の三姉妹が競演を果たすのに加え、『ケータイ刑事 THE MOVIE3 モーニング娘。救出大作戦!〜パンドラの箱の秘密』というタイトル通り、本物のモーニング娘。のメンバーが出演している。バスの中から忽然と消えたモーニング娘。と命の行方は――?三姉妹を演じた大政絢、岡本あずさ、岡本杏理が揃ってインタビューに登場!本物の姉妹のような3人が、映画ならではの見どころから撮影秘話までたっぷりと語ってくれた。――TVシリーズではもちろん、今回の映画でも3人それぞれ、違った個性を発揮してくれますが、海、命、結それぞれのキャラクターの見どころは?大政:私は名前の通り、海に関するテーマが多いですね。実際、ドラマの第1話も海から出て来ましたし(笑)。あずさ:私はドラマでは、中学の頃からやってたサックスを吹かせてもらいました。そういう音楽の部分に加えて、自転車に乗ったりとアクティブなところが特徴ですね。映画では私ひとりだけさらわれてしまうんですが(笑)、それも冒険心あふれる命だからこそ!アクティブ&冒険が命のテーマです。杏理:名前が“結”ということで髪の毛を結んでるんです。ドラマの方では、相棒の方に対して今ドキの言葉を使うシーンもありますよ!――そんな個性的な3人が一緒に見られるのがこの映画の特徴。では、今回の映画で3人一緒だからこそ気を付けたことは?大政:掛け合いが多いのでそこは大事にしましたね。息が合わないと姉妹に見えないので、本番前に練習したり…。あずさ:でも、元々、3人ともプライベートでも仲が良いので、そこは結構自然にうまくいきました。杏理:ラスト近くのシーンで3人で楽しく話すシーンがあるんですが、そこはアドリブを入れたりしながらすごく自然に楽しめましたね。私は「マジで?」とか言うところもあって(笑)。――以前から仲が良いということですが、共演してみてお互いにこれまでと違う一面が見えたりは…?大政:でも本当に2か月に一度は会ってるので、もう十分に知ってるんですよね(笑)。杏理ちゃんは小学生の頃から知ってるし…。だから新たな一面を発見というよりも落ち着いて、気を遣わずにいられた。あずさ:2か月に一回のペースで会ってるけど、会うたびに絢ちゃんが大人っぽくなって変わっていくんですよ(笑)。お姉ちゃんという感じは以前からだけど、どんどんお姉ちゃんになっていくのでついて行きたいって気持ちは増しました。杏理ちゃんはすごく大人っぽくなっていくんですが、毎回どこか抜けてて(笑)、すごく安心しました。杏理:初めての現場で緊張してたけど、いつも知っている2人ということでリラックスできてよかったです。同じ「銭形」を演じるということ本当にいろんなことを学ばせてもらいました。――現場で楽しかったエピソードは?大政:毎回、アドリブが多くてどのシーンも傑作に思えてくる。本にない新しいことが生まれるのが「ケータイ」だなぁって。本当にすごいんですよ!金剛地(武志)さんと大堀(こういち)さんが次々とアドリブを繰り出していって、大堀さんが負けて、止まってしまったり。杏理:みなさんがアドリブすると笑いをこらえるのが大変で「早くカットかけて!」って。一度、ドラマの方の撮影でカットが掛かる前に笑ってしまったことがありました。――そして今回はモーニング娘。との共演が!みなさんが小学生の頃から大人気のアイドルですよね?大政:小学生のとき、TVで見てましたよ。周りもみんな大好きで。その方々と共演できるってすごく嬉しかったです。あずさ:小学校低学年のときからファンで、カードやブロマイドまで持ってました。カラオケ行ったらシメはみんなで「LOVEマシーン」で(笑)。だから共演できるって聞いて感激でした!みなさん、実際に会ったら気さくな方たちで優しかったです。杏理:私もTVで見てました。高橋(愛)さんに「(あずささん、杏理さんが出演したドラマ)『恋とオシャレと男のコ』見てたよ」って言われて感激でした!――では、最後に映画の見どころを!大政:刑事モノなのにどこか抜けてます(笑)。初めて観る方でも楽しめるのでぜひ!あずさ:高校生が刑事っていうのが新鮮だと思います。逮捕前の口上を3人で声を揃えて言うところを見てください。杏理:決めゼリフがたくさんあるので、知っている人はどこで来るかお楽しみに。初めて観る方にはぜひ真似してほしいです!■関連作品:ケータイ刑事 THE MOVIE3 モーニング娘。救出大作戦!〜パンドラの箱の秘密 2011年2月5日池袋テアトルダイヤほか全国にて順次公開© 2011 ケータイ刑事 THE MOVIE 3 製作委員会■関連記事:『ケータイ刑事』サプライズ卒業式に大政絢、こらえつつも…涙、涙!大政絢インタビュー「仕事で泣きそうになること?ある…けど我慢してます(笑)!」シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第9回) 来年ブレイクしそうな俳優は?映画版『ケータイ刑事』に大政絢ら歴代ヒロイン3人!モーニング娘。も本人役で出演
2011年02月15日先日開幕した第61回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門で2月12日(現地時間)、日本から出品された『白夜行』の上映が行われ、主演の堀北真希と深川栄洋監督が舞台挨拶、ティーチインに出席。上演後、満員の観客からの絶賛の拍手に堀北さんが涙を流す場面も見られた。東野圭吾のベストセラーを原作に、ある殺人事件をきっかけに、哀しい“絆”で結ばれた男女が進む、暗い闇に覆われた人生と2人の足跡を追う老刑事の姿が描かれる。上映は夜の22:00からにもかかわらず、映画祭内で最大の劇場がほぼ満席。監督と堀北さんは会場に到着するとすぐに報道陣に囲まれ、ファンからはサイン攻めに。映画がラストに近づくとあちこちですすり泣く声が聞こえ、上映後は監督と堀北さんに向けて大きな拍手が沸き起こった。驚きつつも2人は席を立って歓声に応えていたが、堀北さんの目からは涙が!壇上に上がった堀北さんは英語で「ベルリンに来ることができて嬉しいです」と挨拶。さらに「参加してみて、いま初めて(国際映画祭に参加しているのだと)実感がわきました。上映して実際に来て下さったお客さんと一緒に、自分の(出演した映画の)エンドロールをベルリンで観て感動しました。隣に監督もいらっしゃいましたし、(共演の)高良(健吾)さんや船越(英一郎)さん、スタッフのみなさんと力を合わせて、こうして海を越えてベルリンまでやって来たということが、やっと実感できて涙が止まらなくなってしまいました」と語った。「海外から出演のオファーが来たら?」という質問には「もちろん受けたいです!ただ私は特に国内や海外という線は引いていません」と宣言。さらに「こうして日本ではない国でお客さんが自分の映画を観てくれるということに対して、自分のお芝居に対する思いも熱いものになっていくと思います」と映画祭に参加しての興奮を口にした。深川監督は、ドイツ語で「こんばんは。今日は来て下さってありがとう」と挨拶。作品については「日本のバブルは光の部分を象徴しているが、陰もある。陰では子供や弱いものが犠牲になる。『白夜行』では犠牲になった2人を描いた。その引き金は大人たち。これは日本だけではなくどこの国でも言えること。国際的な舞台でこのことを訴えることができて良かった。『白夜行』を選んでくれてありがとうございます」と物語が内包する深いテーマについて訴え、感謝を語った。『白夜行』は全国にて公開中。■関連作品:白夜行 2011年1月29日より全国にて公開© 2011 映画「白夜行」製作委員会■関連記事:堀北真希、ベルリン国際映画祭へ!持っていきたいのはカメラ堀北真希、高良健吾インタビュー『白夜行』の裏に隠された葛藤と本音遅刻常習犯リリー・フランキーがまんまと遅刻&エロトークで延長のご乱行!悪女演じた堀北真希、10番目の“悪事”告白!船越英一郎「罪が重すぎる」と追及堀北&高良版『白夜行』がベルリン国際映画祭正式出品決定!
2011年02月14日人気作家・東野圭吾の同名ベストセラー小説を原作に、堀北真希が初の悪女役に挑んだ話題作『白夜行』の初日舞台挨拶が1月29日(土)、東京・新宿ピカデリーで行われ、堀北さんをはじめ、共演の高良健吾、船越英一郎、深川栄洋監督が登壇。本作は第61回ベルリン国際映画祭パノラマ部門への正式出品が決まっておりこの日、堀北さんが現地入りすることが明らかに。「まだ実感は沸かなくて。でもベルリン映画祭の空気を感じてきたいですね。持っていくもの?カメラを持っていきたいです」とベルリン出陣を心待ちにしていた。「撮影したのは1年前。私にとっても長い旅で、(役柄に対して)確信や答えを見つけるのが難しい作品だったので、今日はやっと初日を迎えて本当に嬉しい」と堀北さん。「登場人物の負のエネルギーを通して、私たちなりのメッセージがたくさん詰まっている作品。誇りに思うし、満足しています」といまは難役をやり遂げた達成感に満ちた表情だった。一方、高良さんは「撮影中はいい気分じゃなかった」。深川監督が撮影中に6キロもやせたと明かし「僕らと同じくらい苦しみ、悩んでくれた。そんな素敵な監督が作った作品です。『楽しんでください』って言える作品ではないが、救いがない映画もあるべき」と淡々と、しかし強い思いをこめてアピールした。船越さんは「今回はエネルギッシュな刑事役は封印。(演技の)引き算をしながら、深川監督と二人三脚で役作りした。監督はまだ34歳(撮影当時33歳)。老成してます。老けてますよね(笑)」。スケジュールの都合で、ベルリン入りは叶わず「0泊3日でも行きたい」と無念そうだったが「これを機に世界のどこかの映画館で公開されたら。そう考えると興奮しますね」と満面の笑みで喜びをコメント。そして、深川監督は「ベルリンってアーティスティックで尖った映画が行くイメージ。だから今回、200スクリーン以上で公開される日本の商業映画が出品されるのは珍しいと思うし、(日本の)映画界にも意味があることだと思います」と感無量の面持ちだった。被疑者死亡によって、決定的な証拠がないままに、一応の解決を見た質屋殺人事件から十数年。成長した容疑者の娘・雪穂(堀北さん)と被害者の息子・亮司(高良さん)の周辺で続発する不可解な事件と、その裏に隠された壮絶な秘密が描かれる。堀北さんは2月12日(現地時間)の公式上映で、舞台挨拶を行う予定。類まれな美貌を武器に、己の欲望を貫く雪穂=堀北さんの悪女ぶりがベルリンでも旋風を巻き起こしそうだ。『白夜行』は全国にて公開中。■関連作品:白夜行 2011年1月29日より全国にて公開© 2011 映画「白夜行」製作委員会■関連記事:堀北真希、高良健吾インタビュー『白夜行』の裏に隠された葛藤と本音遅刻常習犯リリー・フランキーがまんまと遅刻&エロトークで延長のご乱行!悪女演じた堀北真希、10番目の“悪事”告白!船越英一郎「罪が重すぎる」と追及堀北&高良版『白夜行』がベルリン国際映画祭正式出品決定!堀北真希&高良健吾、観客だます“共犯者”に…『白夜行』新春ヒット祈願
2011年01月29日東野圭吾のベストセラー作「白夜行」はその複雑でドラマティックなストーリーが作り手を刺激し、すでに舞台や連続ドラマ、韓国で映画化されている。それを改めていま、日本で映画化するのは大きな賭けと言える。だが、深川栄洋監督、堀北真希、高良健吾という若い才能を得て、父親を殺された少年と母親が容疑者となった少女の壮絶な19年の物語は新たな姿を得た。つらすぎる過去を背負い、美しき悪女となる雪穂を演じた堀北真希、雪穂の影のように生きる亮司を演じた高良健吾に話を聞いた。「現場で常に“騙してる”ことが気持ち悪かった」原作には内面の描写はほとんどないが、どのように人物像を作り上げていったのだろう?原作は読まなかったという高良さんは「自分で作るというより、周りが作っていってくれるところがたくさんあったと思います」と言う。亮司という人物の捉え方も当初は監督と異なった。「淡々と罪を犯していく男だと思っていたけど、監督には『もっと人間的に悩んでいこう』と言われました」。堀北さんは雪穂について「原作から読み取るというより、周りの人の雪穂に対するリアクションや行動で雪穂という人物が成り立ってる印象がありました」と言う。高校生のときに原作と出会い、読み込んでいた彼女は「私の中でも雪穂のイメージはあって、それを忠実に再現したいと思いました」と言う。物語の構成上、実際に共演するシーンはほとんどなかった2人に互いの印象を尋ねると、堀北さんは「監督の演出で、亮司がつらいシーンのときは高良くん自身が本当につらい思いをしていたと聞いていたので、大丈夫かなって」と心配していたと明かす。「亮司と雪穂は元々同じような闇を抱えているので、私自身が現場でつらいと思うことは、たぶん高良くんもつらいんだろうなって。そこを励まし合えないのがつらかったです。でも、彼が本当に苦しんだことがスクリーンに映っていたし、お客さんにも伝わると思います」。高良さんは「短時間ではその人のことは分からないから」と言いつつ、女優・堀北真希については「もう徹底した雪穂というか。雪穂が真っすぐ前を見据えて歩いていくラストシーンは本当に悲しい。素晴らしいです」と絶賛。そのラストシーンについては「やってみないと分からないっていう結論になったんですよ、私と監督の中で」と堀北さんは語る。「スケジュールが最後の方の撮影だったので、それまで演じてきて自分の中に蓄積されたものと、その時の瞬発力と集中力でできたシーンです。いま同じことを、と言われても、どこから役に入っていいのか分からないような、すごく複雑なシーンです。あのときしかできなかったと思います」。高良さんは「現場で常に“騙してる”ことが気持ち悪かった」と話す。極論すれば、芝居とは人を騙すこととも言えるが、そこには違いがあるのだろうか。彼は、芝居について「騙してるとは思わないです」と言う。芝居で嘘はつきたくないとも。だが、今回亮司を演じるにあたっては、奇妙な感覚があった。「人を騙すとき、騙してる相手に核心を突かれて『いや違います』と答えたらばれると思うんです。そうではなくて、お客さんにも、亮司は本心で語ってるんだと思われるように騙さなきゃいけない。あるシーンでは『瞬きせずに、目を外さないで』と監督に言われました。僕が最初にやった芝居はきっと騙そうとした芝居なんです」と言う彼は「普段はフィクションの中でも嘘をつきたくないと思って演じてますけど、今回は自分さえも騙してる気がしました」とふり返る。「精神的につらかったけど、自分で望んだからこそ逆に気持ちいい」自分で直接手を汚さない雪穂、罪悪感と絶望の中で「雪穂に侵されて、後戻りできなくなってしまっている」と高良さんが評する亮司。全てを描き切らない演出のもと、それを表現するのは大変な苦労だったに違いない。だからこそ、堀北さんの「努力をしたということでもない感じです」という答えに驚いた。「精神的につらいこともあったけど、そこは自分が望んで飛び込んだわけだから、逆にすごく気持ちいいというか、楽しかったです」とまで言う。一方、高良さんは「『白夜行』の撮影が2週間空いた期間に『ボックス!』のキャンペーンで地方を回ったときは少ししんどかったです」と正直に明かす。「自分が役に入り込んでいるのって好きじゃないんです。しかし今回ばかりはその方が楽だったので、あえてそれを選びました」。実は堀北さんも『白夜行』の撮影時に『大奥』の撮影も重なっていた。それについて「本当は一個一個に集中できたら理想的ですよ。役の準備も心の準備もできて撮影に入って、撮影だけに集中できて、終わったらそれだけをケアしてっていうのが理想ですけど、現実的には難しい。お芝居をするときに役が重なってしまうのは大変ですが、どちらかで楽をするなんて自分の中で絶対許せない」と自分に厳しい言葉が。『大奥』では純情な娘役で、正反対の役柄だったのはむしろやりやすかった?と尋ねると、複雑な笑みを浮かべて「結構つらかった」とつぶやいた。「『白夜行』の現場に何日か通って、やっと何か見えてきた、何かつかめたかもと思ったときに、次の現場に行くとリセットされちゃうんですよ、気持ちが。それはつらいところではありました」と本音を語ってくれた。雪穂の無慈悲な悪女ぶりについて、高良さんは「悪女とかよく分からないですけど」と前置きし、「つかみどころのない人って、もっと知りたくなるし、近づきたくなる」と言う。「雪穂はそれを狙ってやっているのか、もともとそうなのか、分からないけど、男はきっとああいう女性には惹かれると思う。あまり血が通ってない感じがしますけど。幽霊っぽいというか」。演じた堀北さんは「女の人って、他人より勝っていたい気持ちがあるんじゃないかな。雪穂の場合それが非常に強かったと思います」と分析する。「誰よりも上に行くために、学生の時から上に上に、と登りだしたんだと思います。女の子から見ると雪穂のそういう心理は意外と理解できる。口に出したら自分も悪女と言われそうですけど、女性だったら、もしかしたら分かってくれるかな、と思っています」。「雪穂って魅力的じゃないですか」と語る高良さんに、いたずらっぽい調子で「騙されるタイプだね」と茶々を入れていた堀北さん。「そうかな……」と素直に考え込む高良さん。まるで、児童館で仲良く遊んでいた雪穂と亮司に訪れることのなかった、穏やかな未来の幻を見ているようだ。微笑ましいやりとりが切なく思える。それほどまでに2人は雪穂と亮司としてスクリーンに存在している。(photo:Toru Hiraiwa/text:Yuki Tominaga)■関連作品:白夜行 2011年1月29日より全国にて公開© 2011 映画「白夜行」製作委員会■関連記事:遅刻常習犯リリー・フランキーがまんまと遅刻&エロトークで延長のご乱行!悪女演じた堀北真希、10番目の“悪事”告白!船越英一郎「罪が重すぎる」と追及堀北&高良版『白夜行』がベルリン国際映画祭正式出品決定!堀北真希&高良健吾、観客だます“共犯者”に…『白夜行』新春ヒット祈願2011年ブレイク期待の俳優・女優No.1は高良健吾&桜庭ななみ!
2011年01月25日イラストレーターで作家のリリー・フランキーが1月24日(月)、東京・渋谷区の映画美学校で行われた、映画『白夜行』(深川栄洋監督)試写会後の「勝手に宣伝部(仮)」部長就任会見で、遅刻&延長の“ご乱行”に出た。会見は、リリーさんが独自に選出した映画を勝手に様々な形で宣伝していく「勝手に宣伝部(仮)」の発足を紹介する内容で、第1弾映画に本作を選出したもの。会見スタート時間は18時だったが、筋金入りの遅刻常習犯として知られるリリーさんは同25分過ぎに到着。登場するなりMCを務める同部秘書のセクシータレント、杉原杏璃をまじまじと見つめて「秘書って社長の足元にいつもいる人ですよね。僕、秘書を持つのが夢でね」と平然とエロトーク。会場の笑いを誘った。映画は東野圭吾の同名小説を原作に、迷宮入りした事件の容疑者の娘(堀北真希)と被害者の息子(高良健吾)のその後の人生と、事件を追う刑事の姿を描くサスペンス。会見に同席した同部係長のお笑い芸人、ウクレレえいじが披露した本作の登場人物のモノマネ芸がすべるたびに、リリーさんはなぜかテンションが上がり饒舌に。映画については「暗くて長く、商業主義でない」、「ドス暗い2時間半に気骨を感じます」と気に入った様子だった。イベント終了時刻の19時を過ぎ、杉原さんが遮ろうとしたが、リリーさんは「杉原さんは何カップ?」、「杉原さんはどういうタイプの男が好き?硬派?ああ、硬い人ね」と本題と全く関係ない話題に飛び火するなどして話し続け、帰る気配ゼロ。19時30分頃になり、宣伝会社の「お時間になりましたので!」という言葉で“強制終了”させられ、イベントを終えた。『白夜行』は1月29日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)なお、リリーさんは「勝手に宣伝部(仮)」部長としてすでに本作のCMをプロデュース!こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:白夜行 2011年1月29日より全国にて公開© 2011 映画「白夜行」製作委員会■関連記事:悪女演じた堀北真希、10番目の“悪事”告白!船越英一郎「罪が重すぎる」と追及堀北&高良版『白夜行』がベルリン国際映画祭正式出品決定!堀北真希&高良健吾、観客だます“共犯者”に…『白夜行』新春ヒット祈願2011年ブレイク期待の俳優・女優No.1は高良健吾&桜庭ななみ!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第9回) 来年ブレイクしそうな俳優は?
2011年01月24日人気作家・東野圭吾の同名ベストセラー小説を原作に、類まれな美貌を持った悪女の欲望と愛憎を描く映画『白夜行』の完成披露プレミア試写会が1月19日(水)、東京・新宿ピカデリーで行われた。舞台挨拶には、初の悪女役で新境地を開いた堀北真希をはじめ、高良健吾、船越英一郎、今井悠貴(子役)、福本史織(子役)、深川栄洋監督が登壇。先日発表された第61回ベルリン国際映画祭パノラマ部門への正式出品に、堀北さんは「信じられない気持ちでいっぱい。多くの人に観てほしいと(公開を)心待ちにしていたところだったので、気持ちの整理がつけられないほど」と大喜びだった。被疑者死亡によって、決定的な証拠がないままに、一応の解決を見た質屋殺人事件から十数年。成長した容疑者の娘・雪穂(堀北さん)と被害者の息子・亮司(高良さん)の周辺で続発する不可解な事件と、その裏に隠された壮絶な秘密が描き出される。難役に堀北さんは「私自身、強い思い入れがある作品。どんな作品にしたいか、どんなメッセージを伝えたいかを考え続けた」。雪穂を演じる上で「答えがどこにあるのか葛藤した日々だった」と試行錯誤が続いたという。そんな堀北さんについて、「ミステリアスで謎の部分が多いですね。魅力的だし、とにかくプロな方だなと。僕よりもひとつ年下なのに」と高良さん。堀北さんも「ストイックで決して楽な道を選ばず、役にたどり着く方」と称えたが、「取材などで私のこと、『たくましい人』って言ってくださって。でももうちょっと繊細な部分も知ってほしいですね」と注文をつける場面も?また、刑事として事件の真相に迫る船越さんは「刑事役はたくさんやったが、今回はただただ愚直な役柄。深川監督からも『まだやり過ぎです!』ってささやかれて、どんどん(演技の)引き算された(笑)。現場では“ささやき演出”と呼んでいました」と、これまでにない刑事像に挑んだ感想を語った。その深川監督は、本作のオファーを受けたときから「これをうまく撮れれば、3大映画祭に参加できるんじゃないかと思っていた。現場のみんなには内緒でしたが(笑)。今回、ベルリン出品を聞いて2年越しで恋人にふり向いてもらった気分」と胸の高まりを抑えられない様子。「分かりやすい映画ではないと思うが、往年の日本映画、例えば市川崑監督の系譜を残したいという気持ちがあった。深い味わいを感じてもらえれば幸いです」とアピールした。舞台挨拶ではキャスト陣がこれまでに犯した“悪事”を告白。堀北さんは「1番の悪事はここでは言えないですね」と雪穂そのままの悪女ぶりを発揮。「10番目くらいなら(笑)。私、絵がすごく下手なんですけど、小学校のころは(絵がうまい)友だちに代わりに絵を描いてもらうこともあって。それが褒められてしまうこともあって…」と告白すると、船越さんは「10番目の悪事にしては、罪が重すぎる」と劇中の刑事ばりに“追求”していた。『白夜行』は2011年1月29日(土)より全国にて公開。■関連作品:白夜行 2011年1月29日より全国にて公開© 2011 映画「白夜行」製作委員会■関連記事:堀北&高良版『白夜行』がベルリン国際映画祭正式出品決定!堀北真希&高良健吾、観客だます“共犯者”に…『白夜行』新春ヒット祈願2011年ブレイク期待の俳優・女優No.1は高良健吾&桜庭ななみ!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第9回) 来年ブレイクしそうな俳優は?高良健吾、今度は鈴木杏とW主演!中上健次の最後の長編『軽蔑』が映画化
2011年01月19日今年で61回目を迎えるベルリン国際映画祭のパノラマ部門に日本映画から『白夜行』が出品されることが決定した。原作は直木賞作家・東野圭吾による、累計200万部を超える同名ミステリー。被疑者死亡によって、決定的な証拠がないままに一応の解決を見た殺人事件から十数年。成長した被疑者の娘と被害者の息子の周辺で続発する不可解な事件と、その裏に隠された壮絶な秘密が描き出される。堀北真希がこれまでにない“悪女”を、人気沸騰中の高良健吾が深い“闇”を抱えた青年を演じるとあって、製作決定当初から話題を集めてきた本作が世界の舞台で観客の目に触れることに。カンヌ、ヴェネチアと並ぶ世界三大映画祭のひとつに数えられるベルリン国際映画祭。昨年は寺島しのぶが『CATERPILLARキャタピラー』での演技で最優秀主演女優賞を獲得し、大きな話題を呼んだ。今回、『白夜行』が出品されるパノラマ部門はコンペティション部門ではないが、今後の活躍が期待される監督の作品が多く上映されるなど、質の高い作品が集まることでも知られる。日本からは昨年、『パレード』が同部門に出品されて国際批評家連盟賞を受賞している。いまだ全ての出品作が出揃ってはいないが、同部門には2,500もの作品の中から約50本が選ばれる予定。深川栄洋監督は今回の出品決定について「ベルリンからの手紙を見せていただき、自分でも不思議に思うほど心が躍りました。喜んでくれる仲間の顔が浮かんで目頭が熱くなりました。映画祭と、この映画を一緒に戦って作った仲間たちに感謝します」と喜びのコメントを発表。堀北さんも「このたび『白夜行』がベルリン映画祭に選出されたこと、大変感激しています!この作品はいままでで一番こだわりを持って挑んだ作品でした。世界の方々にもこの『白夜行』に込めた私たちの思いを受けとってもらえたら嬉しいです」とのコメントを寄せてくれた。ベルリン国際映画祭は2月10日(現地時間)より開催。『白夜行』は1月29日(土)より全国にて公開。■関連作品:白夜行 2011年1月29日より全国にて公開© 2011 映画「白夜行」製作委員会■関連記事:堀北真希&高良健吾、観客だます“共犯者”に…『白夜行』新春ヒット祈願2011年ブレイク期待の俳優・女優No.1は高良健吾&桜庭ななみ!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第9回) 来年ブレイクしそうな俳優は?高良健吾、今度は鈴木杏とW主演!中上健次の最後の長編『軽蔑』が映画化【TIFFレポート】堀北真希初の究極悪女役「すごく悩みました」
2011年01月14日映画『白夜行』の新春ヒット祈願イベントが1月5日(水)、東京・羽田空港新国際線旅客ターミナル内のカフェで行われ、主演の堀北真希と高良健吾、深川栄洋監督が出席した。会場となった「PLANETARIUM Starry Cafe」は先日オープンしたばかりのプラネタリウム併設カフェ。イベントではオリオン座をはじめとする冬の星座群、そして無数の流れ星が投影され、堀北さんらは本作が大ヒットするよう“星に願いを”かけた。人気作家・東野圭吾の同名ベストセラー小説を原作に、迷宮入りした質屋殺し事件の被害者の息子・亮司(高良さん)と容疑者の娘・雪穂(堀北さん)が辿る重苦しい人生を描くミステリー。類まれな美貌の裏に、恐るべき野心を抱える悪女を熱演する堀北さんは、「悪女といっても、雪穂は周囲をコントロールして、自分では直接手を下さない。どこまでお客さんをだませるか、さじ加減が難しかったですね」。高良さんは、雪穂に翻弄される役どころで「人をだましたり、(犯罪者に)疑われたりするが、わざとらしい演技はしたくなかった。ちゃんとお客さんをだまさないと」とこちらも演じる際、“だます”ことにこだわったといい、劇中同様、堀北さんと高良さんの“共犯関係”が明らかになった。そんなふたりと初タッグを組んだ深川監督は「堀北さんは久しぶりに会うと、女っぷりが上がっていて…。どれが本当の堀北さんなのかと思うほど。悪女の品格を持っている」と太鼓判。高良さんに対しても「以前からナイフのような少年だと思っていた。実際会ってみると、武器を使い分ける知恵がある人だった」と賛辞を惜しまなかった。ちなみに深川監督は撮影中に、体重が5〜6キロ減ってしまうほど追い込まれたといい「こんなに憔悴しきった現場は初めて。お客さんにどう響くかいまから楽しみ」と手応え十分の様子。堀北さんはこの日が2011年の仕事始めで、「年末に舞台(『ジャンヌ・ダルク』)が終わりまして、お正月はおうちでゆっくり過ごしました。来年は新たな目標を掲げて、引き続きチャレンジを続けたい」。一方、高良さんは舞台「時計じかけのオレンジ」に出演中で、大晦日は終日稽古。元日もゲネプロ(最終リハーサル)をこなすハードな年末年始だったのだとか。「それでもカウントダウンジャパン(幕張で開催されたフェス)に行って、エレファントカシマシのライブで年越ししました」と束の間の休暇をエンジョイしたそうだ。『白夜行』は2011年1月29日(土)より全国にて公開。撮影協力:羽田空港国際線ビルPLANETARIUM Starry Cafe■関連作品:白夜行 2011年1月29日より全国にて公開© 2011 映画「白夜行」製作委員会■関連記事:2011年ブレイク期待の俳優・女優No.1は高良健吾&桜庭ななみ!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第9回) 来年ブレイクしそうな俳優は?高良健吾、今度は鈴木杏とW主演!中上健次の最後の長編『軽蔑』が映画化【TIFFレポート】堀北真希初の究極悪女役「すごく悩みました」深キョンウィンストン2億円ジュエリーに「アカデミー女優気分」
2011年01月05日怒涛のようなあわただしさに満ちた年末を過ごしつつもヒタヒタと確実に迫りくる除夜の鐘、そして新年…。2011年はもうすぐそこに!シネマカフェのランキング企画その名も「シネマカフェゴコロランキング5」では、読者のみなさんの心の内…すなわち“読者ゴコロ”を調査。今月投票を行ったテーマはズバリ「ブレイクしそうな俳優は?」。こちらの結果を大発表!シネマカフェ的2011年期待の俳優&女優は?まずは男優部門から。今回、男女共に票がかなり分かれたが、その中で見事、1位に輝いたのは…高良健吾。主演作『おにいちゃんのハナビ』をはじめ、今年だけでも複数の映画に出演しており「すでにブレイク済みでは?」という声も聞こえてきそうだが、真のブレイクはこれから!ここ数年、映画を中心に活躍してきたが、来年はNHK朝の連続テレビ小説「おひさま」への出演が決まっており、これから“朝の顔”として期待がかかる。思えば、今年大ブレイクを果たした向井理も、同じく朝ドラ「ゲゲゲの女房」がきっかけで世代を越えてお茶の間のみんなが知るところに。高良さんもすでに実力に関しては折り紙つき!向井さんと同じ現象が起こる可能性大。寄せられたコメントでも「演技力の高さは際立っているので、お茶の間でのブレイクを待つのみ」(30代・女性)、「TVでもその実力を見せつけてほしい」(20代・女性)など、さらなるブレイクを期待する声が多数。1月には『白夜行』の公開も控えており、新年早々、スクリーンでTVで目覚しい活躍を見せてくれそう。2位にはD-BOYSのメンバーとして活躍する瀬戸康史がランクイン!彼もすでに数々のドラマ、映画で存在感を発揮しているが、2011年は映画では主演作『ランウェイ☆ビート』が公開。そしてTVではNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」への出演と、高良さん同様、映画とTVの両方面での活躍が期待される。「来年、本格的なブレイクをしてくれそう!」(20代・女性)とこちらも熱い期待を集めている。3位には池松壮亮。子役として『ラスト サムライ』で注目を集めた池松さんも来年で21歳。「目に力がある。この先絶対来ると思う」(30代・女性)、「顔つきに精悍さが増してきた」(20代・女性)といった声が多く寄せられた。ちなみに2位の瀬戸さんと3位の池松さん共に、来年、2010年No.1ベストセラーの『もしドラ〜もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら〜』に出演することが決まっており、2人の共演シーンも楽しみなところ。続く4位には林遣都。『バッテリー』での鮮烈なデビュー以来、林さんも映画での活躍が目立つが、ここ数年徐々にTVにも進出。吉高由利子主演、石田衣良原作の「美丘-君がいた日々」でも際立った存在感を放っていた。「もっとTVで見たい」(30代・女性)という声が多く寄せられており、来年以降も連続ドラマで見たい俳優のひとりだ。そして5位に滑り込んだのが松坂桃李。今年は「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」(フジテレビ)、「GOLD」(フジテレビ)、「クローン ベイビー」(TBS)と連続ドラマへの出演が続いた。来年は先述の向井さん主演の『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』の公開が控えており、さらなる活躍に期待したいところ。続いて女優部門!2011年のブレイクが最も期待されるのは桜庭ななみ。先日公開された『最後の忠臣蔵』ではベテランの実力は俳優陣に囲まれて、時代劇初挑戦ながら堂々の演技を披露しており納得の第1位!男優部門2位の瀬戸さん主演の『ランウェイ☆ビート』、さらに沖縄を舞台にした『天国からのエール』の公開が控えている。「笑顔が魅力」(20代・男性)、「勢いがある」(20代・女性)と多くの支持を集めた。2位にランクインしたのは満島ひかり。『悪人』、『川の底からこんにちは』など今年公開された作品でも十分に実力を見せつけてくれた彼女。先日、『川の底からこんにちは』の石井裕也監督との結婚が発表されたが、このまま勢いに乗って大ブレイクを果たす可能性もアリ!ポッキーガールとして注目を集め、今年は『半分の月がのぼる空』、『BECK ベック』が公開された忽那汐里が第3位。「独特の存在感がある」(20代・女性)という声が多く寄せられた。来年は新年早々「示談交渉人 ゴタ消し」(読売テレビ)で連続ドラマ出演があり、映画『少女たちの羅針盤』も公開される。第4位には先述の『ランウェイ☆ビート』組のひとり、桐谷美玲がランクイン。ほかにも映画『ジーン・ワルツ』の公開も控え、女優としてさらなる存在感を見せてくれる1年になるのでは?女優部門、第5位に入ったのは15歳の新鋭・川口春奈。すでにモデルとして、そしてCMで高い人気を誇っている彼女もまた来年『もしドラ』に出演!“女優”としてのブレイクに期待したいところだ。さてさてあなたがブレイクを期待するのは誰?ここには名前の挙がらなかったあなただけが知っているブレイク予備軍がまだまだいるかも!2011年ブレイクが期待される男優1位:高良健吾2位:瀬戸康史3位:池松壮亮4位:林遣都5位:松坂桃李2011年ブレイクが期待される女優1位:桜庭ななみ2位:満島ひかり3位:忽那汐里4位:桐谷美玲5位:川口春奈「シネマカフェゴコロランキング5」■関連作品:白夜行 2011年1月29日より全国にて公開© 2011 映画「白夜行」製作委員会 ランウェイ☆ビート 2011年3月19日より全国にて公開© 2011「ランウェイ☆ビート」製作委員会もしドラ〜もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら〜 2011年6月、全国公開予定■関連記事:ファンモンと共演!『ランウェイ☆ビート』主題歌ミュージックビデオ参加学生を募集シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第9回) 来年ブレイクしそうな俳優は?『ランウェイ☆ビート』主題歌にファンモン!田中圭が大変身の最新予告編も到着高良健吾、今度は鈴木杏とW主演!中上健次の最後の長編『軽蔑』が映画化【TIFFレポート】堀北真希初の究極悪女役「すごく悩みました」
2010年12月27日キャストだけでなく音楽の評価が高かった『のだめカンタービレ』が1位恋愛マンガなんて……と思いつつ、一度手にしてみるとハマってしまったなんてことはありませんか。くっついたり離れたり、いじらしいヒロインの恋愛にグッとくる男性のファンも意外と多いのではないでしょうか。そこで今回は、男性224名に実写映画化・実写ドラマ化されて面白かった恋愛マンガを聞いてみました。>>女性編も見るQ. 実写映画化・実写ドラマ化されて面白かった恋愛マンガを教えてください(複数回答)1位『のだめカンタービレ』25.9%2位『花より男子』12.5%3位『NANA』10.3%4位『ソラニン』6.2%5位『花ざかりの君たちへ』5.4%■『のだめカンタービレ』が面白かった……・「キャスティングが良かった」(24歳/自動車関連/生産管理)・「クラシック音楽を身近に感じたから」(28歳/ソフトウェア/SE)・「原作をかなりのレベルで実写化していたので感動したし、世界観が広がった」(25歳/その他/営業)・「上野樹里さんが『のだめ』そのものだった」(26歳/機械/マーケティング)・「感動と笑いのバランスが素晴らしい」(27歳/機械/研究開発)■『花より男子』が面白かった……・「キャストも良かったし、漫画とのギャップが少なかった」(25歳/メンテナンス/営業)・「松本潤さんが道明寺役にはまり過ぎていたから」(28歳/運輸/設計)・「ドラマ化、映画化されていて面白かったから」(22歳/福祉/その他)■『NANA』が面白かった……・「心理描写が細かく描かれていて面白かったから」(26歳/卸/総務)・「中島美嘉さんがはまり役だった」(28歳/金融/営業)・「本の内容が忠実に再現されていたから」(29歳/電気/営業)■『ソラニン』が面白かった……・「若い世代の閉塞(へいそく)感をうまく描いていたと思う」(23歳/学校/その他)・「キャスティングが絶妙!特にサンボマスター近藤さん!」(27歳/不動産/営業・「宮﨑あおいさんがかわいかったから」(27歳/建築/建築)■『花ざかりの君たちへ』が面白かった……・「ドラマが面白かった」(26歳/ソフトウェア/SE)・「堀北真希さんがかわいかったから」(26歳/金融/営業)総評1位は今年4月に完結編にあたる映画の後編が公開された『のだめカンタービレ』でした。マンガで描かれるひと癖もふた癖もあるキャラクターたちと、上野樹里さん、玉木宏さんをはじめとしたキャストがとっても合っていたという理由で多くの人に支持されています。漫画では、のだめや千秋先輩がどんな曲を演奏しているか分からなかったけど、実写化されてクラッシックを楽しめたという理由も多かったですね。3位、4位の作品も音楽が良いという意見が多く寄せられました。マンガの実写化・実写ドラマ化の成功は、キャストはもちろんのこと、作品の世界観をさらに広げてくれる音楽も重要な要素になっているようです。調査時期:2010年10月21日~11月5日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性224名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】名作と思える少年漫画ランキング【ランキング男性編】実写映画化してほしい漫画ランキング【コラム】漫画・アニメに学ぶ!日常生活で使えるあの名言、この名言完全版(画像などあり)を見る
2010年12月03日保険市場TIMES10月25日~11月25日の人気エントリーランキング今年も残すところ1か月と少しになりました。保険市場TIMESではこの期間、どんな記事が注目を集めたのでしょうか?早速この期間の人気エントリー(記事)を振り返ってみましょう!2010年10月25日~11月25日に掲載されたエントリー(記事)のなかから、ページビュー(PV)の多かった順にベスト10を選出しています。2010年10月25日~11月25日の人気エントリー1.一時払いの終身保険の予定利率引下げ、第一生命2.怪獣ガメラがとってもコミカル!堀北真希の「GK」新CM3.がん保険のクチコミランキング、1位はネクスティア生命!4.損保協会、2010年10月から試験制度を大きく変更5.冬のスリップ事故防止チラシを作成損害保険協会6.定額年金保険の売れ過ぎで販売休止に--フコクしんらい生命7.明治安田生命、丸の内に「保険がわかるデスク」&「MYカフェ」新設8.保険料控除証明書の発行について共栄火災9.「いい夫婦の日(11/22)」アンケートで夫婦円満秘訣は話すこと--明治安田生命10.プロが選ぶ保険の新CM発表!オリックス生命1位には「一時払いの終身保険の予定利率引下げ、第一生命」この期間の1位の記事は第一生命が販売する「ミリオンU」の予定利率引き下げの記事でした。予定利率が引き下げられると、契約者の保険料は増額するとのことです。ミリオンUは一時払の5年ごと配当付終身保険。予定利率の引き下げは平成22年12月21日以降の新契約からとのことです。2位には怪獣ガメラがとってもコミカル!堀北真希の「GK」新CM2位には新しいCMの話題がランクイン。新CMは11月13日から放映が始まっており、11月17日からは同社のホームページでも閲覧できるようになりました。3位の記事はがん保険のクチコミランキング、1位はネクスティア生命!3位にはクチコミランキングで1位になった「ネクスティア生命」のがん保険の紹介記事でした。「ネクスティア生命」はインターネット専門の生命保険会社。記事では2010年7月から発売を開始している「カチッと終身がん」と、「カチッとがん保険」が紹介されています。人気の理由は圧倒的な安さの保険料にあるようです。4位には「損保協会、2010年10月から試験制度を大きく変更」4位にランクインしたのは損保協会の試験の記事でした。従来の2つの試験を統合し、2010年10月から新たに「損害保険募集人一般試験(損保一般試験)」を実施するとのことです。この業界を目指している方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか?そのほかの注目記事をご紹介します。11月22日は「いい夫婦の日」でした。それにあわせ明治安田生命保険ではインターネットによるアンケートを実施しました。「へそくり」の金額なども紹介されている興味深い内容となっていますので、まだごらんになっていない方はぜひ読んでみてください。以上、この期間のランキングトップ10のなかから気になる記事をを紹介してまいりました。役立つ情報は見つかったでしょうか?今後も保険市場TIMESでは最新の情報を紹介していきますのでよろしくお願いします。
2010年11月29日個人向け商品の共通ブランド「GK」三井住友海上火災は10日、同社の人気CM「三井住友海上のGK」の、新しいテレビシリーズ「GKガメラ篇」が放映開始となることを発表した。「三井住友海上のGK」は、同社の個人向け自動車保険・火災保険・傷害保険に共通のブランドで、新CMはテレビでは13日から放映が始まっており、同社ホームページでも17日より閲覧できる。CM秘話今回のCMは、イメージキャラクターの堀北真希さんがゴールキーパーを務め、怪獣ガメラより守れるかもしれないというコミカルなもの。撮影秘話では、ゴールキーパーとして横っ飛びする堀北さんが、ワイヤーアクションでの撮影であったこと。使用されたガメラスーツは、1995年に公開された「ガメラ大怪獣空中決戦」を復刻したものであること。CGを使ってガメラが渋谷に現れたように設定したこと、などが披露された。全体として、お茶の間に思わず笑いをもたらす仕上がりとなった。
2010年11月16日第23回東京国際映画祭(TIFF)でコンペティション部門に出品された日本映画2作のうちのひとつ『海炭市叙景』。その才能を高く評価されつつも生前、不遇を囲った作家・佐藤泰志の遺作となった小説を映画化した本作。自身も北海道の出身である熊切和嘉監督は、佐藤さんが実際に作品のモチーフとした北海道の函館市でロケを行い、静かな、そして確かな“生”の物語を積み上げていった。TIFFでの上映を記念して、熊切監督と谷村美月、南果歩、そして熊切作品の常連、竹原ピストルに話を聞いた。決して大きな事件が起こるわけでもドラマチックな何かがあるわけでもない。海炭市で暮らす市井の人々の暮らしが綴られる。――まずはキャストのみなさんに。最初に脚本を読み、物語に触れたときの印象は?そしてこの作品に「出たい」と思ったポイントは?南:私が出ているエピソードは、連れ添ったある夫婦が少しずつ噛み合わなくなっていき、でも一つ屋根の下に暮らしている、という物語。読みながら、シナリオに書いてある以前の2人の心の遍歴、ここには書いていない時間を感じることができたんです。原作も読んでいたんですが「あぁ、いい本だな」と素直に思いました。それはほかのエピソードも同じで、出てくる人々の人生が感じられるんですね。熊切監督がこのお話をどう撮るのか?そこも興味津々でした(笑)」。谷村:私は、まず脚本を読む以前から、熊切監督と一緒にお仕事をさせていただきたいという気持ちがすごくあったんです。それでお話を読んでみて、こういう“雰囲気”、“空気”を持った作品にずっと出たかったけど、これまで縁がなくて…どちらかというと役柄に対して分かりやすい作品が多かったというか。だから素直に自分で出たいと思える作品で熊切監督に声を掛けていただけてすごく嬉しかったです。竹原:僕もまず「やった!また熊切さんの作品に出させてもらえるぞー!やるやる!」って感じでして(笑)。そこから読んでみて、こういう話か。「自分なら、最後にこういう決断はしないだろうな」という違和感を持ったんです。じゃあ実際、やってみたらどうなるか?という好奇心があってやってみました。――“違和感”を抱えつつ、実際に演じてみての感想は?竹原:絶対的に自分とは違う、そういう思いを持ちつつ演じてみて…やはりというべきか…やってみて切なくなりましたね。――監督はこの物語とどのように向き合い、どういう作品にしたいと考えていたのでしょうか?熊切監督:原作も映像的な部分が強いので、読んでいく内にイメージがわいてきましたね。そして何より原作に“嘘”がないんです。人間の綺麗なところも、汚いところも全てを肯定して描いていて、だからこそ存在感がある。僕も北海道出身で、以前から例えば家族や友人だったりという、地元の生活者の目線の物語を撮りたいと思っていたんです。そう思っていたところで、ちょうどこのお話をいただけました。――製作の過程や予算、公開の規模なども大手の大作とは全く異なる道のりを歩み、ここまでこぎつけた本作。作品が辿ってきたプロセスそのものが、どこか映画の内容とも重なるように感じられますが…。熊切監督:あまり確信を持って、狙ってそういう方向に持っていこうという意識はなかったです。ただ、状況でそうなっていったという感じで。でも、地元の方の佐藤さんへの思いは本当に熱い。その意思はしっかりと受け継ぎたいとは思ってました。だから、地元の方にも多く参加してほしいと思ったし…そういうひとつひとつの思いを積み重ねて作り上げていきましたね。――谷村さんは、印象深いシーンとして、兄(竹原さん)と2人で朝日を見るシーンを挙げています。また、監督の演出の印象を「ただ、そこにいるだけでいい」という言葉で表現されていましたね。谷村:説明するのが難しいんですが…(苦笑)。これまで私が参加してきた作品では、相手の役者さんがいようが映っていまいが、目線だけで芝居をする――つまり、お芝居の中でお芝居をしているような、そこに“ある”と見せかけるようなことが多かったんです。そういう中で熊切監督は、どれだけ時間がかかっても、そこに必要なもの、あるべきものを実際に用意する。逆に“素直にリアクションする”ということを難しく感じる現場でした(笑)。でも、そこで実際に朝日を見て「あぁ、人は実際に朝日を見たら、こういう反応をするんだな」というのを知ることができた。それは役者としてだけではなく、谷村美月としても。そういう状況にならないと自分は分からない、そういう発見がたくさんありました。――南さん、竹原さんにも改めて作品中、もしくは撮影で印象に残っている部分や全てを終えての思いなどを教えていただけますか?南:映画の中の何てことない電車の乗客の表情や、坂道を上がっていくうしろ姿…そういう日常のひとコマが随所にあるんですが、それがすごく好きです。同じ街に住んでいて、顔見知りだったりそうでなかったり、道ですれ違ったり。人生は交差しているようで、実は人とはなかなか交じり合えない、そんな真理が何気ないショットに出てくるんです。竹原:さっきも言いましたが、“違和感”をずっと持ちながらやっていて(笑)。全てが終わったとき「そうするしかなかったんだな、お前は」とは思わなかった。でも「それでしょうがなかったのかな」と思えるくらいには肯定できるようになってました。うまく言葉にできないけど、それがこの映画の優しさであり、魅力なのかな、と。出てくる人たちに「そうだ!それでいい!」とは言ってやれないけど「そうだよなぁ…生きるって、そうだよなぁ…」って共感してしまい「頼むから幸せになれよ、お前!」とそういう気持ちの入り方をしてしまう不思議な映画なんです。それが“何”なのか、言葉にはできない。だからこそ、見て感じてほしい。海炭市の街並み、人々の息づかいから――。特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFF海炭市叙景 2010年11月27日より函館先行公開、12月上旬、渋谷ユーロスペースにて公開© 2010佐藤泰志/『海炭市叙景』製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】加瀬亮映画初主演作と同じ脚本家作品に「光栄でプレッシャー」TIFFクロージングにハズレなし?『ザ・タウン』“監督”ベン・アフレックに称賛の声【TIFFレポート】『チェブラーシカ』原作者ビックリ?日本の観客は「大人ばかり」【シネマモード】今年はドレスも省エネ気味?第23回東京国際映画祭【TIFFレポート】堀北真希初の究極悪女役「すごく悩みました」
2010年10月28日第23回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品中の映画『海炭市叙景』が10月28日(木)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主要キャストの加瀬亮、谷村美月、熊切和嘉監督らが舞台挨拶に立った。小説家の故・佐藤泰志が、故郷・函館をモデルにした架空の寂れた地方都市で様々な事柄を背負いながら生きる人々の姿を描いた同名小説の実写化。劇中、5つのストーリーが描かれ「裂けた爪」で自身は不倫をし、再婚した妻による連れ子への虐待に悩む男を演じた加瀬さんは「日の当らない人たちばかりが出てきます。日陰で生きている人たちの息づかいを感じていただきたい」と呼びかけ。一方で「初めて映画で主演させてもらった『アンテナ』と今回の映画が同じ脚本家さん(宇治田隆史)で、あれから7年経ってやらせていただけたことを、プレッシャーもありましたが光栄に思いました」としみじみ。谷村さんは「まだ若い廃墟」でリストラされた兄と寂しい正月を迎える妹役。函館ロケについて「最初はザコ寝と聞いていたんですけど、向こうの方がビジネスホテルを用意してくれたり、主婦の方たちがご飯を用意してくれたりして、芝居に集中させていただきました。演じることがこんなに楽しかったのは初めてでした」と笑顔でふり返った。また「熊切監督とは、京王線でばったり会ったことがあって、いつか仕事をご一緒したいと思っていたのが叶いました」と意外な出会いを明かしていた。ほかに、南果歩、小林薫、三浦誠己が出席。同日、六本木ヒルズ内で記者会見、ティーチインも行われた。『海炭市叙景』は11月27日(土)より函館先行公開、12月18日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。(photo/text:Yoko Saito)特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFF海炭市叙景 2010年11月27日より函館先行公開、12月上旬、渋谷ユーロスペースにて公開© 2010佐藤泰志/『海炭市叙景』製作委員会■関連記事:TIFFインタビュー『海炭市叙景』南果歩×谷村美月×竹原ピストル×熊切和嘉TIFFクロージングにハズレなし?『ザ・タウン』“監督”ベン・アフレックに称賛の声【TIFFレポート】『チェブラーシカ』原作者ビックリ?日本の観客は「大人ばかり」【シネマモード】今年はドレスも省エネ気味?第23回東京国際映画祭【TIFFレポート】堀北真希初の究極悪女役「すごく悩みました」
2010年10月28日開催中の第23回東京国際映画祭の特別招待作品映画『チェブラーシカ』と2本立ての短編『くまのがっこう〜ジャッキーとケイティ〜』が10月27日(水)、東京・港区のTOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、日本語吹替版でチェブラーシカの声を務めた大橋のぞみ、チェブラーシカ原作者のロシアの児童文学作家エドゥアルド・ウスペンスキー、ジャッキーの声を務めた松浦愛弓らが上映前の舞台挨拶に出席した。2人の子役は、それぞれ演じた主人公のぬいぐるみを手に登場。南の国からやってきた不思議な生き物・チェブラーシカ役ののぞみちゃんは「チェブラーシカはとっても可愛くて、ほかにも個性豊かな仲間がいっぱいいるので楽しんでください」。山の寄宿舎で暮らす12匹のくまの子たちの中のたったひとりの女の子ジャッキー役の愛弓ちゃんは、「ジャッキーはケイティ(お姉さんくま)の病気を治すために、11人のお兄ちゃんと頑張ります。だから、この映画を観たらみんな頑張る気持ちになると思います」と順番に愛らしい笑顔と声で呼びかけ。『チェブラーシカ』は、ウスペンスキー氏の原作を映像化したパペットアニメで今回、ロシア、日本、韓国のスタッフの共作による27年ぶりの新作として発表。本映画祭のために来日したウスペンスキー氏は、「チェブラーシカと一緒に私も再び生まれ変わった気持ち」と喜びの言葉を口にし「ロシアでの人気は子供たちから出発しましたが、いま見ていると立派な大人たちばかりですね」とちょっぴり不思議そうに会場を見渡しつつ「みなさんが愛してくれれば日本でも広まっていくことでしょう」と呼びかけた。ほかに、『チェブラーシカ』の中村誠監督、『くまのがっこう』の児玉徹郎監督と原作者の絵本作家・あいはらひろゆき、チェブラーシカとジャッキーの巨大な着ぐるみが出席した。『チェブラーシカ』、『くまのがっこう〜ジャッキーとケイティ〜』は12月18日(土)より全国東宝系にて2本立て公開。(photo/text:Yoko Saito)特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:くまのがっこう 〜ジャッキーとケイティ〜 2010年12月18日より全国東宝系にて公開© BANDAI/劇場版「くまのがっこう」製作委員会チェブラーシカ (2010) 2010年12月18日より全国東宝系にて公開© 2010 Cheburashka Movie Partners /Cheburashka Project第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFF■関連記事:【シネマモード】今年はドレスも省エネ気味?第23回東京国際映画祭【TIFFレポート】堀北真希初の究極悪女役「すごく悩みました」【TIFFレポート】創設者自ら試写会主催し鑑賞『ソーシャル・ネットワーク』会見【TIFFレポート】仲村トオル俳優デビュー25周年50度カクテル一気飲み「ファイヤー!」【TIFFレポート】大政絢&染谷将太が許せる「素敵な嘘」は…?
2010年10月27日今年もまた、六本木ヒルズがひときわ華やぐ季節がやってきました。そう、東京国際映画祭が開幕しましたね。今年で23回目となる映画祭も、昨年同様、環境・エコロジーをテーマに様々な取り組みを行っていますが、その象徴的な存在がグリーンカーペット。映画祭につきもののレッドカーペットの代わりに敷き詰めたのが、環境に配慮したコンセプトを反映させたグリーンのカーペット。素材も回収されたペットボトルを使っているそう。今年もその上を、映画祭大使の木村佳乃、グリーンアンバサダーの杏らをはじめ、出品作品に関連したゲストたちが闊歩しました。中でも、超一級の存在感と迫力で他を寄せ付けなかったのがカトリーヌ・ドヌーヴ。今回は『8人の女たち』以来のタッグが話題となっている、フランソワ・オゾン監督作品『しあわせの雨傘』を持っての来日。堂々たるブラックの着こなしを日本のファンに見せてくれました。ドキッとするような透け感のあるシフォン素材のカシュクールドレス。フリフリ&フリンジの組み合わせは、やはり自分に相当自信がないと着ることのできない大胆なもの。デザイン自体はそれほど奇をてらったものではないけれど、素材と細部の飾りで、フォーマル感たっぷりに。こういう技は、日常の延長でちょっとした食事会やパーティに訪れる際に参考にしたいものです。そう、夜のお出掛けには、二の腕だって気にせず出しちゃいましょう!また、ドレスを着ることに慣れていそうな雰囲気を醸し出していたのは『海炭市叙景』の南果歩。薄いピンク色のドレープたっぷりのドレスは、ご本人の雰囲気にも合っていて素敵でしたが、何よりグリーンのカーペットにパッと花が咲いたような華やぎを加えました。やはりハリウッド俳優・渡辺謙の妻ということで、フォーマルな席に参加する機会が多いせいでしょうか。隣にいた谷村美月も、爽やかな肌の出しっぷりが印象的。ボーイッシュな魅力があるから、少しぐらい肌を見せてしまっても、いやらしくなかったので好印象でした。また、海外TVドラマ「LOST」で世界的な知名度を獲得したキム・ユンジンも登場。残念ながら、選んだドレスの色は、グリーンの上では沈んでしまうブルー。レッドカーペットだったらきっと鮮やかに映えたでしょうに、痛い選択ミスとなってしまいました。全体的に、今年のグリーンカーペット・ファッションでちょっと気になったのは、ゲストたちのドレスもエコ傾向にあったということ。主流はブラックドレスで、いずれもデザインは控え目気味。肌の露出も少ない傾向にあり、フォーマルな印象は極めて低いものがほとんどでした。映画でエコに貢献しようという映画祭のコンセプトは素晴らしいものですが、やはりここ一番というときは、眩しいくらいに華やかであってほしいもの。しかも、女優同士が“張り合っているのではないか?”と思わせるほどに、挑戦的だったり、冒険心あふれるものだったり、攻撃的だったりすると、見ているこちらもワクワクしたりして。そういう意味では、胸元がぱっくり開いた赤いドレスと金髪が新鮮だったモデルの冨永愛、アイディア次第で、“無駄なくゴージャス”“エコ・リュクス”なんてこともできますからね。ぜひ、来年、いえ、クロージングでは、エコでリュクスなドレスの競演を目にしたいものです!(text:June Makiguchi)特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFFしあわせの雨傘 2011年正月第2弾TOHOシネマズ シャンテ、新宿ピカデリーほか全国順次公開© Mandarin Cinema 2010海炭市叙景 2010年11月27日より函館先行公開、12月上旬、渋谷ユーロスペースにて公開© 2010佐藤泰志/『海炭市叙景』製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】『チェブラーシカ』原作者ビックリ?日本の観客は「大人ばかり」【TIFFレポート】堀北真希初の究極悪女役「すごく悩みました」【TIFFレポート】創設者自ら試写会主催し鑑賞『ソーシャル・ネットワーク』会見【TIFFレポート】仲村トオル俳優デビュー25周年50度カクテル一気飲み「ファイヤー!」【TIFFレポート】大政絢&染谷将太が許せる「素敵な嘘」は…?
2010年10月27日開催中の第23回東京国際映画祭(TIFF)で映画『白夜行』(深川栄洋監督)が10月25日(月)、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで特別招待作品として上映され、主演の堀北真希、共演の高良健吾、船越英一郎らが舞台挨拶に立った。人気作家・東野圭吾の同名ベストセラー小説を原作に、迷宮入りした質屋殺し事件の被害者の息子・亮司(高良さん)と容疑者の娘・雪穂(堀北さん)が辿る重苦しい人生を描くミステリー。美貌の裏に自分がのし上がるために周囲を不幸に陥れることに躊躇しない素顔を持つ悪女に初挑戦した堀北さんは「原作がとても好きで、読んでなんとなくイメージはありましたが、いざ台本をいただいたらどうやって雪穂に近づいたらいいかすごく悩みました。自分で悪いことをするシーンのない悪い人で、一見、好感が持てるところもある。悩みました。でも挑戦だと思って頑張りました」。雪穂に献身的な愛を捧げる役どころを演じた高良さんも「人を騙し自分も騙すし…。親切な芝居じゃなくて、お客さんも騙しにかかっている。監督はとてもドS。キツかった。クランクアップが嬉しかったけど、こんだけきつかった現場だったから、次も乗り越えられると思った」とそれぞれ役作りの苦労をふり返った。一方、2人を追う刑事役の船越さんは「キャリアの半分以上、犯人を追いかける役どころでサスペンスに人生を賭けています。いつも役を生きることともうひとつ、観る人に分かりやすく楽しんでもらうことを心がけています。平たく言えば説明過剰な嘘臭い俳優です」とサスペンスに取り組むポリシーを吐露。「今回もそう思い、撮影初日に監督に伝えて『分かりました』とおっしゃっていただきましたが、(そういう部分は)ほとんど取り除かれてしまいました」と会場の笑いを誘った。『白夜行』は2011年1月29日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFF白夜行 2011年1月29日より全国にて公開© 2011 映画「白夜行」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】創設者自ら試写会主催し鑑賞『ソーシャル・ネットワーク』会見【TIFFレポート】大政絢&染谷将太が許せる「素敵な嘘」は…?【TIFFレポート】C・ドヌーヴ舞台挨拶登壇も撮影切り上げ退場「たくさん撮ったわ」【TIFFレポート】ポール・ポッツ日本初野外ライブで美声とジョーク!ディズニーの本格3D映画『トロン:レガシー』山田優に続編オファー?
2010年10月25日映画『ソーシャル・ネットワーク』の来日会見が10月25日(月)、東京・千代田区のザ・ペニンシュラ東京で行われ、主演のジェシー・アイゼンバーグ、脚本のアーロン・ソーキンが出席した。世界中に5億人のユーザーを持つ世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーク)、Facebookの創設の裏側に焦点を当て、創設者マーク・ザッカーバーグ氏をはじめ、それに関わった人たちの人間模様をマーク氏に対して起こされた2つの訴訟を絡めて描く人間ドラマ。オーディションでマーク役を勝ち取って演じたジェシーは「メディアの注目を集めている存在だったから、彼の名前だけは知っていたけど、どういう人だとか、どういう顔なのかは知らなかった。現場では『本人の真似をするな、これはFacebook自身がテーマでもなく、ましてやマークの映画でない。これはいま、生きている同時代の人々の物語だから』と言われ、実在の彼らのことは意識しないで、臨んだんだ」とドラマ重視の役作りを吐露。マーク氏をはじめ多数の実在の人物を描いているが、実際に会ったり本作を観てもらったか?との質問には、アーロン氏が「マーク氏は映画館を借り切って会社のスタッフ全員に観せ、その後、みんなで飲みに行ったそうです。彼は19歳のときのことを描かれたことに複雑な思いもあったかもしれないけど、私たちにユーモアを持って接してくれました」。ジェシーも「僕のいとこがFacebookで働いていて、その貸し切った映画館で観たんだ。僕とマークの間に入ってくれたんだけど、試写の後に僕の演技に関して、『ナイスジョブ、なかなか良かった』ということだけ聞いた。本当は映画の感想を聞きたかったけど…」と照れ笑いで明かした。またFacebookについては、ジェシーは「個人としては入っていない。すでにインターネットにはすでに俳優としての僕の情報が載っているから、いまさらあえて載せなくていいと思っているよ」と話した。ジェシーは映画のPRとしては今回が初来日。本作は開催中の第23回東京国際映画祭でオープニング作品として23日(日)に上映され、ジェシーらはオープニングセレモニーから参加した。『ソーシャル・ネットワーク』は来年1月15日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:Yoko Saito)特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:ソーシャル・ネットワーク 2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFF■関連記事:【TIFFレポート】堀北真希初の究極悪女役「すごく悩みました」【TIFFレポート】大政絢&染谷将太が許せる「素敵な嘘」は…?【TIFFレポート】C・ドヌーヴ舞台挨拶登壇も撮影切り上げ退場「たくさん撮ったわ」【TIFFレポート】ポール・ポッツ日本初野外ライブで美声とジョーク!ディズニーの本格3D映画『トロン:レガシー』山田優に続編オファー?
2010年10月25日