いよいよ4月から消費税アップ!増税によって、家計の負担はぐっと重くなります。ある研究によると、年収250万円未満世帯でも、年間の負担増は約7万6,000円。年収500万円から550万円の世帯では、約12万円もの負担増になるといわれています。私たちのお財布に大打撃を与えること必至の消費税アップ。でも、そんな増税時代を生き抜くテクニックがあるんです!そのひとつが、得するカードを使うこと。いつもどおりにお買い物するだけで、増税分の負担を取り戻すことができます。ということで、お財布に入れておくだけでトクするカードをご紹介します!1:電子マネー消費税率が8%になることで、モノの値段が異常に細かくなります。これを機会に、現金払いを電子マネーにシフトしましょう。お買い物の度にいちいち1円玉を出すのは面倒ですし、もったいないんです!なぜなら、ほとんどの電子マネーにはポイント制度があり、支払いの度にポイントがたまるから。たとえば、楽天Edyなら、全国のコンビニやマクドナルド、マツモトキヨシやビックカメラなどの加盟店などで利用すると、200円ごとに1ポイントがたまります。つまり、0.5%分をポイントで取り戻せるのです!貯まったポイントは1ポイント=1円として、楽天市場のほか、お買い物やサービスで利用することができます。現金で支払えばそれっきりですが、電子マネーならポイントを残せますよ。また、携帯電話やスマホに内蔵できるタイプの電子マネーなら、カードを持ち歩く必要もありません。カード型よりもポイントがたまりやすいものもあります!【おもな電子マネー】・楽天Edy・Suica・nanaco・PASMO・WAONなどなど。2:ポイントが付きやすいクレジットカード電子マネーを使うなら、クレジットカードと連携させましょう。クレジットカードには、電子マネーへのチャージができるものがあり、さらに、チャージ金額に応じてクレジットカードのポイントがたまるものもあります。クレジットカードに電子マネーが内蔵されているものもありますよ。そして、チャージした電子マネーを利用すれば、電子マネーの利用ポイントもつきます。つまり、クレジットカードと電子マネーの両方のポイントを「二重取り」できるというわけ。さらに、この電子マネーをネットショップで利用すると、ネットショップのポイントもつく「三重取り」ができることも。うまく連携させると、還元率が消費増税分3%を上回るかも!【ポイント二重取りの例】・ファミリーマートで楽天Edyを使う。クレジットカードで楽天Edyにチャージ→コンビニで楽天Edyで支払い、Tカードを提示。・イオンでWAONを使う。JALカード(一部除外あり)でWAONにチャージ→イオンでWAONで支払いなどなど……。上記のケースなら、いずれもチャージ200円につき1ポイントゲット+利用200円につき1ポイントゲット=200円分のお買い物で2ポイントゲットできます。つまり1%分を取り戻せますよ。(※)また、初めからクレジットカードと連携している後払い式の電子マネーもオススメ。事前のチャージがいらないうえ、クレジットカードをそのまま電子マネーとして使えるので、1枚で2役をこなしてくれます。【おもな後払い式の電子マネー】・QUICPay・iD3:デビットカード消費増税によって、注目度ナンバーワンなのがデビットカード。お買い物の決済に使うと、その瞬間に銀行の口座から引き落としがされるカードです。つまり、「銀行のATMに行く→現金を引き出す→銀行口座の残高が減る→現金をお買い物で使う」という流れが、「お買い物でデビットカードを使う→銀行口座の残高が減る」と簡略化されるんです。クレジットカードのような審査をしなくてもを作れる、自分の銀行の預金口座残高の範囲内だけでお買い物できる、そしてATMの引き出し手数料がかからないのが大きなポイントです。デビットカード自体は、以前から銀行のキャッシュカードに内蔵されたものがありましたが、最近デビューしたVisa Debitは、さらに嬉しいメリットがついているんです。それは、利用金額に応じて、キャッシュバックを受け取れること!クレジットカードでいうところのポイントが、現金として自分の銀行口座に振り込まれてくるのです。これなら、ポイントを貯める手間も時間もかかりません。キャッシュバックは、利用金額100円につき1円分(※)。つまり、1%分を取り戻せますよ!デビットカードは、「PLUS」というマークがついたレジのあるお店なら、国内外どこでも使えます。また、ネットショップを良く使う方には、カードが発行されないタイプもオススメ。プラスチックのカードは発行されませんが、カード番号を付与されます。クレジットカードと同じように、ネットショップでの決済の時に番号を入力すればお買い物できますよ。今回ご紹介したカードの活用法はほんの一部。カードを上手に使えば、消費増税分の負担はサクッと回収できちゃいます。ライフスタイルに合ったカードを組み合わせて、増税に負けないお財布を完成させましょう!Photo by Pinterest※カードの種類やキャンペーンによって、還元率は変わります。
2014年04月03日とうとう消費税が8%に増税されました。これから気を引き締めて、節約に取り組もうと思っている人も多いかも。家計を預かる主婦の人への調査結果を見てみましょう。カルピス株式会社が全国の20~60代の主婦1,000名にインターネットで行ったアンケート調査によると、増税後、約80%の人が家計の節約を意識する機会が増えると答えており、節約への高い関心がうかがえる結果となりました。また、増税により出費を抑える相手としては、“自分”という回答が過半数を超え、出費を抑えない相手としては、“家族” という回答が30%を超え、それぞれ最多となりました。自分への消費を切り詰めて、家族への出費はこれまで通りという家族の絆が感じられる結果と言えそうですね。家族のことを考えなければいけない主婦は、独身者より大変な面があるのかも。「家族で過ごす時間も今と同じくらい維持したい」という家族の絆を大切にする傾向が見える一方で、「家族で揃って出掛ける回数は減る」と答えた人が、約4割近くにのぼり、家での楽しみを充実させたい主婦たちの志向がうかがえました。増税により、家族で出掛ける回数が減少傾向にある中、自宅で楽しむホームパーティに求めるものを聞いてみたところ、「あたたかみ」・「シンプル」・「手作り」といったキーワードを挙げる人が多く、逆に、「華やか」・「豪華」などを挙げる人が最も少ないことがわかりました。増税後、家族や身近な仲間と自宅で過ごす時間、「おうち時間」を充実させるために、等身大だけれど丁寧な時間の作り方を求めている主婦たちには新たな傾向が見られるようです。この傾向は、独身者にも参考になるかも。例えば、彼とのデートも外へ出かければ、食事や交通費などいろいろとお金がかかりますが、彼と一緒に「おうち時間」を過ごせば、節約につながりますね。節約・家事アドバイザーの矢野きくのさんは、お金を使わずに、 賢く「おうち時間」を楽しむ方法として、こどもと一緒にお菓子(料理)作りをしたり、家族で一緒に映画鑑賞を楽しんだり、家族でプランター菜園を始めたりすることを提案しています。これも彼氏と一緒に楽しめることばかり。一緒に料理をすれば、付き合いたてなら相手の性格などもわかりますし、長く付き合っている相手となら新鮮なデートになりそうです。映画も映画館で見るより、おうちで見るほうが二人で感想を言い合ったりしながら、ゆったりと楽しむことができますね。家庭菜園をすることで、一緒に暮らすイメージが膨らんで、結婚に近づく、なんてラッキーなおまけもついてくるかもしれません。今なら、節約をキーワードにおうちデートも誘いやすいですね。「カルピス」ブランドサイト内に、スペシャルサイト「“おうち時間”を賢く楽しむ方法」が公開中なので、ぜひこちらも参考に、賢く節約しながら楽しい時間を過ごしては?さらに、3種の「カルピス」(470mlプラスチックボトル3本セット)が100名様に当たるプレゼントキャンペーンも実施中です。(2014年4月16日午前10時締切)8%の消費税に負けないように、「おうち時間」を賢く楽しむ方法をぜひ見つけてみて。・カルピス株式会社 公式サイト スペシャルサイト「“おうち時間”を賢く楽しむ方法」は、 こちら
2014年03月25日いよいよ4月から消費税が8%に。買うなら増税前にと考えている人も多いはず。でも、焦って必要のないものまで買っては結果的に損! 4月までに買うべきものをしっかり見極め、賢く増税を乗り切りましょう。■値崩れしにくい高額商品は増税前に購入が◎ブランドバッグや宝飾品など、高額で値崩れがほとんどないものは、消費税が上がる前に買った方がお得です。ただし、購入するなら、以前から欲しいと思っていたものに絞って。増税前だからと焦って必要ないものまで買ってしまうと、高額なだけに後悔のもとになりかねません。■通勤定期は3月中に買っておく電車やバスなどの公共交通費も消費税が上がる4月から値上がりします。でも、4月以降に利用する定期でも、3月中に購入すれば増税前の価格に。通学や通勤のための定期券は、増税前に購入しておきましょう。■情報家電は焦って買わないモデルチェンジの激しいテレビやパソコンなどの情報家電は、商品の入れ替えサイクルが早く、1年もすれば価格は大幅に下がります。今焦って高値で買うよりも、価格の下落を待つ方が賢く購入できそうです。なお、同じ家電でも、冷蔵庫や洗濯機などのいわゆる“白物家電”は、製品の寿命も長く価格も安定しているため、購入を検討しているなら増税前に買うのがおすすめです。■資格取得や美容…自分磨きの費用は? 大学や専門学校など、学校の授業料には消費税がかかりません。ただし、資格取得の民間学校やカルチャースクールなどでは消費税が発生します。通おうと思っている人は授業料について事前に確認を。通信教育などの場合は、たとえば4月から1年間受講の場合、3月までに1年分を一括払いにすれば消費税は5%。でも、月払いにすると、4月以降支払う分は消費税が8%に。可能なら一括払いがお得です。エステなどは、定期コースやチケット制の場合は、増税前に一括で支払った方がお得。また、医療費でも、歯列矯正や審美歯科、美容整形など、自由診療と呼ばれるものは課税対象になります。増税前に一括払いできるといいですが、4月以降に受けた分は追加で消費税を払う可能性も。例えば歯列矯正では、契約時ではなく矯正器具を装着した時点の税率が適用されることが多いようです。焦らず、契約前に消費税のシステムがどうなっているかをしっかり確認しておきましょう。■消費税がかからないものとは? お金を支払うときには必ず消費税を払わなければいけないと考えがちですが、実はそうではなく、もともと消費税がかからないものもあります。たとえば、商品券、プリペイドカード、図書券、切手や印紙には消費税がかかりません。健康保険が適用される医療費も非課税です。また、意外と知られていないのが家賃。消費税は「居住を目的とする物件の家賃」にはかかりません。ですから、アパートやマンションなどの家賃は、増税の影響は受けないのです。でも、ここでの注意は、非課税となる家賃は、あくまでも「居住を目的とする」ものであること。貸オフィスや貸店舗などビジネスを目的としたもの、住宅ではない駐車場の料金には消費税がかかってきます。増税前に駆け込みで買い物をしても、本当に必要なものでなければ買った意味がありません。「消費税アップの前にできるだけ安く」と焦って無駄なお金を使わないように、買うべきものとそうでないものをしっかり見極めてくださいね。
2014年03月19日毎月のやりくりに頭を痛めることも多い中、消費税の増税は気になるところ。ただ、消費税が引き上げられるということは知っていても、具体的な対策を考えている人は少ないかもしれない。日々の買い物はもちろん、住宅などの大きな買い物となればさらに影響は大きくなってくる。消費税は、来年4月に8%、再来年10月に10%と段階的に引き上げられることが決定している(2013年1月時点)。今年は増税前の駆け込み需要が拡大すると予測されているが、多くの人はどのような消費意識を持ち、どのような対策をしているのだろう。また、住宅の購入を考えている人たちは、消費税増税の前後どちらで購入を考えているのか。旭化成ホームズが、このような消費税増税についての消費者の意識を把握するために調査を行った。全国の30歳以上の既婚者1566名に行われた「消費税増税1年前・2013年の消費意識」調査によると、「消費税増税施行前に購入しておきたい商品やサービスジャンル」は、30~50代では、1位が住宅(42.3%)となった。他にも自動車や家電など、高額商品の購入を考えている人が多いようだ。また、今回の消費税増税が家計を圧迫すると思うかどうか聞いたところ、「家計を圧迫する」「少し圧迫する」を合計すると、94.1%もの人が消費税が増税することで家計が圧迫されると考えていることがわかった。その傾向は特に子どものいる世帯の妻に高いことも、調査の結果からうかがわれる。とは言え、消費税増税に向けて、家計の対策を「考えている」のはわずか13.5%のみ。「今は考えていないがこれから考える」が52.6%で最多となり、9割以上の人が、消費税増税による「家計の圧迫」を懸念しているにも関わらず、具体的な対策の検討に至っていない人がほとんどのようだ。さらに、「消費税増税と新築自宅需要」に関する調査を、3年以内に「新築」住宅(新築一戸建て ※注文住宅含む)もしくは新築マンションの購入意欲のある方に行ったところ、新築住宅は、「消費税増税前に購入したい」と考えている人が83.4%と圧倒的多数を占めた。やはり「増税の負担を少しでも軽減したい」と多くの人が考えているようだ。その一方で、消費税増税にともない、新築一戸建注文住宅での増税が適用されるスケジュールについては、約半数(48.8%)の人が「知らなかった」と答えている。「詳細に知っていた」はわずかに11.8.%、「なんとなく知っていた」が39.4%となり、3年以内に新築住宅の購入を希望しているにも関わらず、認知率は約半数にとどまっている。調査からは、消費税増税が家計を圧迫すると考えていながらも、具体的な対策は検討していなかったり、消費税の負担を軽くするために増税前に住宅を購入したいと考えていても、消費税増税による新築一戸建注文住宅での増税適用スケジュールについて知らない人が約半数などの実態がわかった。旭化成ホームズは、 「住宅購入と消費税増税に関する専用サイト」 を開設している。こちらを見れば、消費税増税が住宅購入にどう影響するかがよくわかる。注文住宅や、分譲住宅・マンションや、中古住宅・マンションによって、各々増税前に購入できるタイミングなどが異なってくるので、住宅購入を考えている人は注意しておきたい。最近は、既婚者だけでなく、マンションを購入する独身女性も増えているので、購入を考えているという人は、消費税増税対策も考えてておこう。住宅購入と言えば、一生に一度の一大事とも言える高額の買い物。もちろん消費税の負担も大きく、住宅そのものの価格や住宅ローン、引越費用や保険料など全てに消費税はかかわってくる。多くの人が考えているように、消費税増税前の今は、住宅購入を検討するのによい時期ではないだろうか。・旭化成ホームズ株式会社 公式サイト
2013年01月18日住信SBIネット銀行はこのたび、住信SBIネット銀行の口座を保有する全国の10代から80代の顧客を対象に実施した「消費税増税に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、11月13日から11月16日にアンケート専用のWEBサイトでメールにて行われ、2116人から有効回答を得た。それによると、消費税増税によって家計の支出に影響があると思うかという質問に、半分以上の55.2%が「かなり影響がある」、40.8%の人が「少し影響がある」と回答しており、「影響がある」と考える人が9割以上もいることがわかった。消費税増税は家計に「かなりの影響がある」「少し影響がある」と回答した人に、支出の変化について聞いたところ、65.6%という3人に2人が「支出を減らしてお金を使わないようにする」と答えている。消費税増税によって減らすことになる費用については、「娯楽・教養費」が18.8%と最も多く、次いで17.8%の「衣類・ファッション費」、17.6%の「飲食費」と続き、嗜好品などの支出を減らすことを考えている人が全体の5割もいることがわかった。また、消費税増税前に購入を検討しているものはあるかという質問に対しては、全体の3割弱の人があると答えている。その消費費税増税前に購入したいものについては「電化製品」が29%でトップ。次いで「車・バイク等乗り物」が23.1%、「土地、建物、住居」が14.6%となり、「耐久消費財の購入を検討」する人が上位を占める結果となった。購入予定のものの中で最も金額が大きなものの購入時期については、「2014年前半(1月から6月)」が最も多く約4割を占め、2014年4月の増税を意識した購買姿勢が伺える。続いて「2013年前半(1月から6月)まで」と「2013年後半(7月から12月)まで」がほぼ同率で全体の約4割強を占め、「2012年内」の購入を検討している人は8.5%に留まることが明らかとなった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月04日イノマルケティノは23日、同社が運営するライフスタイル提案サイト「みんなの注文住宅」において実施した増税に関する意識調査の結果を発表した。同調査は、9月18日~10月18日の期間にインターネット上で行われ、20~40代のビジネスマン・ウーマン455人から有効回答を得た。「みんなの注文住宅」では、10月に入り、「増税 注文住宅」「金利 注文住宅」に関する検索ワード流入が急拡大していることから、今回の調査を実施。まず、増税前に購入したいものはどんなものか尋ねたところ(複数回答)、最も多かったのは「車 バイク」で44%。以下、「家電器具類」が40%、「住宅(戸建/マンション)」が29%、「イベント(旅行、挙式など)」が22%、「家具類」が17%、「洋服 スーツ ドレス」が15%、「時計 貴金属」が14%と続いた。このほか住宅関係では、「投資物件(マンション/アパート)」が8%、「リフォームイノベーション」が6%となっている。増税前に購入したい理由を聞いてみると、「増税後に買うと損だから」との回答が約半数の47%を占めトップ。次いで、「遅かれ早かれ買う予定だったから」が23%、「増税前に購買すると得だから」が15%、「増税に関係なく買う」が8%との結果となった。一方、「資金のめどがついたので」は0%だった。これらの結果から、同社は「増税というイベントによる購買促進が予想される」と分析している。増税前の購入に向けて資金はどうするのか質問したところ、「貯金」が最も多く49%。以下、「ローン/借り入れ」が14%、「手持ちキャッシュ」が12%、「給与ボーナスでの支払い」が11%、「両親の援助」が3%、「へそくり」が2%、「その他」が5%となった。住宅購入時に多い「両親の援助」はわずか3%にとどまったのが目を引く。今回の調査結果から、多くの消費者が「増税前に買わないと損をするので、貯金を切り崩して購買したい」と考えている現状が浮き彫りになったとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月24日ビー・スタイルは26日、消費税増税法案に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は、6月26日~7月11日の期間にインターネット上で行われ、399名(結婚経験がある女性350名、未婚女性43名、男性6名)から有効回答を得た。同調査では、消費税増税に賛成する人は14%だったのに対し、反対は70%に上った。また、増税による社会保障充実を期待する人は4%にとどまっている。消費税率が上がると、生活に影響はありそうかと聞いたころ、96%が「ある」と回答。一方、「ない」は1%、「わからない」は3%だった。続けて、消費税率が上がると、仕事選びに影響はありそうかと尋ねてみると、「ある」と答えた人は過半数の58%に上った。それに対して、「わからない」は32%、「ない」は10%となった。生活に影響が「ある」と答えた人に、どんな影響がありそうか複数回答形式で答えてもらったところ、「家計のやりくりが大変になりそう」の82%と、「全体的に出費を減らすことになりそう」の79%が上位2位にランクイン。一方、「収入を増やさないとやっていけなくなりそう」も65%を占めた。以下、「ライフプランを練り直すことになりそう」が33%、「より貯蓄傾向になりそう」が31%、「施行直前に駆け込み購入しそう」が21%と続いた。上記の質問では、「消費税増税により出費を減らす」との回答が約8割に上り、消費が冷え込むことで経済停滞が一層強まる可能性が懸念されるとともに、出費抑制と収入増の両面から、大部分の主婦層に負担が掛かることが予想される。また、生活苦への切迫感は高まっており、回答者からは「無理してでも長時間労働しないと」「もっと働きたいが時間が制限されている」など、厳しい現状を訴える意見が寄せられているという。仕事選びに影響が「ある」と答えた人に、どんな影響がありそうか同じく複数回答形式で尋ねると、最も多かったのは「より稼げる仕事を選びそう」で55%。次いで、「求人の数自体が少なくなりそう」が48%、「Wワークなど仕事の数を増やしそう」が46%、「より働きたい気持ちが強くなりそう」が39%、「妥協してでもすぐ働ける仕事を選びそう」が35%ととなり、「仕事は辞めて家計やりくりに専念しそう」は1%にとどまった。同社によると、消費税増税に関する要望のフリーコメント欄には、399人中334人が意見を記載。それらの要望の中には、「必需品は低税率にして欲しい」「今上げるべきではない」といった制度に対するコメントや、「国会議員の数が多い」「天下りを減らすべき」「生活保護制度の見直しを」など現状施策を批判する意見が多かったという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日消費増税による、急速な”なんちゃってインフレ”に打ち勝つには、戦略的にお金を使っていくほかありません。やりくり上手、貯蓄上手な人にはいくつかの特徴があるのをご存知ですか? これからの時代を生き抜くために取り組みたいお金の習慣をご紹介します。お金を貯めるのがうまい人にどんな節約をしているのかを聞くと、「特に何もしていない」という答えが圧倒的に多いです。逆に「こまめに電気を消しています」とか「風呂の残り湯で洗濯しています」と答える人にかぎって、お金がない、貯まらない、と口癖のように言っている。こんなに頑張っているのに結果が出ないと、不満たらたらです。節約はやりくりの王道のはずなのに、おかしいですよね。しかしよくよく話を聞くと、貯蓄上手は楽しみながら、お金のかかりにくい生活をしていることがわかりました。無意識のうちに節約につながる暮らしをしていたのです。家ごはんが好き=外食しない=栄養バランスがよくなる=健康=食費と医療費の節約お風呂は家族みんなで入る=水道光熱費の節約休みの日は弁当持参でピクニック=レジャー費の節約節約を頑張りすぎるとストレスになります。ストレスを上回るくらい明確な目標・目的があればやっていけますが、なんとなく「効果があると聞いたから」程度でやっていると、衝動買いなどの反動が出てしまい、無駄遣いにつながります。ストレスにつながりそうな節約術なら、やらないこと! あなたが楽しんでやれるものだけを生活に組み入れてください。また、貯蓄上手、やりくり上手は好き嫌いがはっきりしています。自分にとって価値のないものには部屋に入れず、気に入ったものだけに囲まれて暮らしています。そうするとストレスは貯まりにくいし、大事に長く使うので買物の失敗も少なくなります。将来のための貯蓄は「先取り貯蓄」するのが鉄則です。そして、先取り貯蓄したことは、記憶から消してしまいます。給料が減ったと思って、暮らすのです。「会社で財形貯蓄をやっています」「会社の持ち株会に入っています」「投資信託の自動積立をやっています」「給与振込のある銀行で自動積立定期預金をやっています」「毎月給料日に決まった額をMRFに移して、それを軍資金に投資しています」大半の貯蓄上手の人は上のいずれかの方法で貯めています。あればあるだけ使いたくなる、それがお金です。余ったら貯金すると言っていてはいつまで経っても貯まりませんよ。ポイントが付くという理由で、買物のほとんどをクレジットカードで支払う人がいます。使った分だけきっちり家計簿を付けているのならよいのですが、家計簿ナシでカードを利用するのは浪費を助長する大きな要因になります。クレジットカードと現金では、カード利用者のほうが平均23%も支出が増えるという研究結果もあるくらいです(デビッド・クルーガー著「お金のシークレット」)。やりくり上手になりたいと思ったら、お財布の中にクレジットカードを入れないこと! 普段の支払いにカードは使わず、インターネットショッピングや大きな買い物をするときだけ利用するなど、”マイルール”を作っておきましょう。あといくら使えるかを意識すると自然とお金の使い方が上手くなります。限られた予算のなかでいかに自分を満たすかを考えるようになるからです。私がオススメするのは、袋分けです。現金で支払うものに関しては「食費5万円、おこづかい3万円……」のように、目的ごとに予算を立てて、袋に分けておきましょう。こうすると、「どれくらい残しておいたほうがいいか」「今日はいくら使えるか」がわかりやすくなり、やりくりが格段に上達します。分け方に決まりはありません。給料日に1カ月間に使えるお金を引き出して、必ず払わなければいけないお金から振り分けていきましょう。誰もが貯蓄0円からのスタートです。出発点は同じなのに、5年後、10年後と経過するにつれて貯蓄額に違いが生じる。この差は「信じる力」にあると、私は考えます。貯蓄上手は「お金を貯めて、自由に生きている自分の姿」を強くイメージし、そうなることを疑いません。根拠がなくても自分を信じられるかどうか。貯蓄とやりくりの成功を左右する大きな要素です【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月11日トレンド総研は、「消費税の税率引き上げ問題」に対する消費者の意識・実態を明らかにするために、「消費増税に関する調査」を実施。”容認派”は36.9%にとどまり、”否定派”は60.7%と過半数を占めることがわかった。同調査は、20代~50代の男女1,117名を対象に、6月13日~6月17日にかけてインターネット調査で行われた。最も特徴的だったのは、「世帯年収」による違い。世帯年収「150万円未満」の低所得者層では、”否定派”が61.3%で、”容認派”の30.7%に倍以上の差をつけた。一方、「1,000万円以上」の高所得者層では、容認派が53.4%と過半数に達し、全体の傾向とは逆転していた。低所得者に対する負担軽減のための「軽減税率」については、”認知率”は82.1%、”理解率”は42.4%。同様の改善策である「給付付き税額控除」については、 認知率は73.6%、理解率は34.6%だった。ここでも、「世帯年収」による差は大きく、「軽減税率」の”認知率”、”理解率”いずれにおいても、高所得者層が低所得者層を上回った。「給付付き税額控除」においては、その違いがより顕著で、低所得者層の”理解率”は、高所得者層の半分未満だったという。「軽減税率」について、その概要を示した上で、「『軽減税率』を導入してほしいと思いますか?」と聞くと、「導入してほしい」と答えた人が最多で、64.8%。「導入してほしくない」、「分からない」という回答はそれぞれ15.5%、19.7%で、導入賛成派が過半数を占め、「軽減税率」に対する支持率の高さが明らかになった。なお、この「軽減税率」については、属性による大きな回答の違いが見られなかったことも特徴的で、いずれの属性においても、導入に賛成する人が過半数を占めている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月25日