179cmの長身とアジアン・ビューティーな顔立ちを生かし、日本を代表するモデルとして活躍する、冨永愛さん。黒髪やストレートのロングヘアが印象的な冨永さんが、2023年早々、その魅力を生かしたようです。『大奥』の冨永愛演じる将軍に絶賛の声冨永さんは、2023年1月10日から放送が開始した、ドラマ『大奥』(NHK)に出演。同作は男女が逆転した『江戸パラレルワールド』であり、冨永さんは徳川幕府8代将軍の徳川吉宗を演じています。従来の『大奥』とは異なり、将軍となった女性が多くの男性をはべらせる設定は、漫画家の、よしながふみさんによる原作から人気を博していました。世間の期待が高まる中、ついに放送された第1話。番組放送後、多くの人が吉宗を演じる冨永さんのりりしさに心奪われたようです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 冨永愛(@ai_tominaga_official)がシェアした投稿 俳優の貫地谷しほりさん演じる加納久通と並び、優雅にほほ笑む冨永さん。オフショットであるにもかかわらず、その姿からは将軍としての威厳を感じると同時に、内に秘められた優しさも感じます。作中では、同じく吉宗が主人公として描かれているドラマ『暴れん坊将軍』シリーズをオマージュしたかのような場面も。冨永さんが馬に乗り、海辺を駆け回るシーンは、ネットで「心を射抜かれた」「最強かよ!」と話題になりました。 この投稿をInstagramで見る 冨永愛(@ai_tominaga_official)がシェアした投稿 普段のモデル業での歩き方とは大きく異なるため、吉宗として演じる際は苦戦したという冨永さん。しかし、そういった苦労を視聴者にまったく感じさせなかったのは、プロのなせる技といえるでしょう。冨永さんの演じる吉宗は、大奥で囲われる男性陣だけでなく、視聴者の心まで見事に射抜いたようです![文・構成/grape編集部]
2023年01月12日よしながふみ原作の漫画をNHKドラマ10枠でドラマ化する「大奥」。その【3代・徳川家光×万里小路有功編】の追加キャストが発表になった。同編で描かれるのは、赤面疱瘡が広まり、本来の3代将軍・家光も死亡した後の物語。春日局(斉藤由貴)は秘密裏に、その娘・千恵(堀田真由)を将軍の身代わりにし徳川幕府を維持しようとしていた。公家出身の美しき僧・万里小路有功(福士蒼汰)は、春日局により無理やり還俗させられ大奥へ。人としての人生を奪われボロボロに傷ついた千恵といつしか愛し合い、大奥総取締として男性中心の大奥世界を構築。千恵自身も女将軍・家光として統治していくことを宣言する。春日局の息子・稲葉正勝を演じるのは眞島秀和。赤面疱瘡で亡くなった3代家光の身代わりとなり、表向きには死亡したことに。女将軍・家光(堀田真由)の影武者な存在となる。眞島秀和吉宗編で登場する村瀬正資(石橋蓮司)の若き日を演じるのは、岡山天音。春日局によって有功の身の回りの世話係に命じられた。後に御右筆の役目を命じられる。岡山天音そして、有功のお付きとして江戸に随行してきた小僧・玉栄には、「みなと商事コインランドリー」の奥智哉が抜擢。春日局の陰謀により有功とともに還俗し、有功の部屋子として大奥入りする。奥智哉ドラマ10「大奥」は1月10日より毎週火曜日22時~NHK総合にて放送(※初回15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2023年01月05日1月10日(火)より放送開始のドラマ「大奥」より【5代・徳川綱吉×右衛門佐編】のキービジュアルが完成し、デザイン担当の清川あさみのコメントとともに公開された。よしながふみの傑作コミック「大奥」を原作に、3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまでをドラマ化する本作。【5代・徳川綱吉×右衛門佐編】は、唯一の世継ぎ・松姫が急死し、閉経を迎えてもなお子作りを迫られる綱吉の時代。仲里依紗が徳川綱吉役、山本耕史が右衛門佐役を演じるほか、竜雷太が桂昌院役を務めることが決定している。これまで公開された【8代・徳川吉宗×水野祐之進編】【3代・徳川家光×万里小路有功編】と同様、清川あさみがキービジュアルのデザインを担当した。清川さんは「華やかで魅力的な薔薇のような美しい綱吉、お互いに知識で会話出来るストイックな右衛門佐。其々の立場からの孤独と不安を感じつつ、二人の情熱と恋心の駆け引きが切ない『大人の恋愛』をイメージして制作しました」とコメントを寄せた。2人の間を舞う蝶のモチーフが艶やかな一枚となっている。ドラマ10「大奥」は2023年1月10日より毎週火曜日22時~NHK総合にて放送(初回15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2022年12月21日1月10日(火)より放送開始のドラマ「大奥」より【3代・徳川家光×万里小路有功編】のキービジュアルが完成。デザイン担当の清川あさみのコメントも到着した。【3代・徳川家光×万里小路有功編】は、赤面疱瘡が広まり、本来の3代将軍・家光も死亡した後の物語。春日局は秘密裏に、その娘・千恵を将軍の身代わりにし子を産ませ、徳川幕府を維持しようとする…。福士蒼汰が万里小路有功、堀田真由が徳川家光を演じ、春日局役を斉藤由貴がつとめることがすでに発表されている。この度公開されたキービジュアルのデザインは、昨日公開された【8代・徳川吉宗×水野祐之進編】と同様、清川あさみが担当。寄り添う家光と有功の周囲に散りばめられた花のモチーフが印象的だ。清川あさみ清川さんは、「お互いに傷を暖め合うような有功と家光の空気感が美しいです。二人の関係は優しく穏やかで、時に激しさを伴う一途な愛のようなカタチに見えます。大奥の全ての『はじまり』をコンセプトを蕾に見立てて制作しました」とコメントを寄せた。ドラマ10「大奥」は2023年1月10日より毎週火曜日22時~NHK総合にて放送(※初回15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2022年12月20日来年1月期放送の「大奥」<8代・徳川吉宗×水野祐之進編>に出演する4名の新たなキャストが発表された。3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いたよしながふみの漫画を基にした本作。水野(中島裕翔)の幼なじみで、薬種問屋・田嶋屋の跡取り娘・お信を、『胸が鳴るのは君のせい』「しもべえ」の白石聖。大奥に入った水野を案内する御中臈のひとり、松島を『よっす、おまたせ、じゃあまたね。』の公開を控える橋本淳。橋本淳同じく御中臈のひとりで、大奥総取締・藤波(片岡愛之助)のお気に入りである柏木を、「ウルトラマンタイガ」の井上祐貴。春日局(斉藤由貴)の命により、大奥での出来事を日記に記す村瀬正資を、3月公開の『わたしの幸せな結婚』に出演する石橋蓮司が演じる。井上祐貴ドラマ10「大奥」は2023年1月10日より毎週火曜日22時~NHK総合にて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2022年12月19日来月1月10日(火)より放送開始のドラマ「大奥」より【8代・徳川吉宗×水野祐之進編】のキービジュアルが公開された。併せて、デザインを担当した清川あさみのコメントも到着した。よしながふみの人気コミックを原作とした本作は、3代将軍・家光編から物語のラスト・大政奉還までの物語が映像化される。これまで映画や民放ドラマで一部映像化されたが、大政奉還までを映像化するのは今回が初めてとなる。“奇病”が流行する中、大奥や政治の改革に邁進する稀代の名君・吉宗の時代を描く【8代・徳川吉宗×水野祐之進編】では、冨永愛が吉宗を、中島裕翔が水野祐之進を演じるほか、風間俊介、貫地谷しほり、片岡愛之助の出演が決定している。この度完成したキービジュアルのデザインは、写真と刺繍を融合させた新たなアートを生み出し続けている清川あさみが担当。清川さんは、「吉宗は責任感が強く正義感も頼もしさがあり、常に民の事を考えてくれる包み込む安心感があります。水野は勇気ある意志の強い優しい男性。手に入れるだけが恋や愛ではない、互いに男女を超え『自立』というコンセプトで制作しました」とコメントしている。清川あさみドラマ10「大奥」は2023年1月10日より毎週火曜日22時~NHK総合にて放送(※初回15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2022年12月19日YOASOBI(ヨアソビ)のボーカル・ikuraとしても活躍する幾田りらの新曲「蒲公英」が、2023年1月17日(火)に配信リリース。NHKドラマ『大奥』の主題歌となる。幾田りらの新曲「蒲公英」YOASOBIのボーカルとしても活躍しつつ、ソロシンガーとしても人気を集めている幾田りら。東京スカパラダイスオーケストラの楽曲「Free Free Free」に参加したことや、フジテレビ系テレビ番組「FIFAワールドカップ カタール2022」のテーマソング「JUMP」を書き下ろしたことでも注目を集めている。そんな幾田りらが、NHKドラマ『大奥』の主題歌となる新曲「蒲公英」を発表。力強く生きていく女将軍の生き様と、重なり合うような一曲に仕上がっているという。NHKドラマ『大奥』の主題歌になお、NHKドラマ『大奥』は、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いたよしながふみの同名コミックを原作とするもの。3代 徳川家光を堀田真由、万里小路有功を福士蒼汰、5代 徳川綱吉を仲里依紗、右衛門佐を山本耕史、8代 徳川吉宗を冨永愛、水野祐之進を中島裕翔が演じる。<幾田りら コメント>多くの人に愛され続けている『大奥』という作品の主題歌を担当させていただけることを光栄に思います。壮大な歴史と、激動の時代を生き抜く人々の熱き精神に何度も心動かされました。生まれながらにして徳川家の宿命を背負いながらも、己の正しさを信じ貫いて、力強く生きていく女将軍の姿を、楽曲に込めたいと思いました。そんな思いで完成した「蒲公英」という曲が『大奥』に登場する人々の生き様と重なり、ご覧になる皆さまの心情にも寄り添えるものとなっていただけたら嬉しいです。今から放送が楽しみです。どうぞよろしくお願いします。【詳細】幾田りら 新曲「蒲公英」配信日:2023年1月17日(火)※NHKドラマ10『大奥』主題歌。■NHKドラマ10『大奥』放送日程:2023年1月10日(火)~毎週火曜日10:00~10:45 ※初回は15分拡大放送局:NHK総合出演:堀田真由、福士蒼汰、仲里依紗、山本耕史、冨永愛、中島裕翔原作:よしながふみ「大奥」脚本:森下佳子
2022年12月08日ドラマ「大奥」の主題歌を「YOASOBI」の幾田りらが担当することが決定した。本作は、3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いたよしながふみの漫画「大奥」を基にした物語。堀田真由、福士蒼汰、仲里依紗、中島裕翔らが出演する。幾田さんが書き下ろす主題歌は「蒲公英」。「生まれながらにして徳川家の宿命を背負いながらも、己の正しさを信じ貫いて、力強く生きていく女将軍の姿を、楽曲に込めたいと思いました。そんな思いで完成した『蒲公英』という曲が『大奥』に登場する人々の生き様と重なり、ご覧になる皆さまの心情にも寄り添えるものとなっていただけたら嬉しいです」とコメントしている。また音楽は、「進撃の巨人 The Final Season」や「キングダム」第3・4シリーズをはじめ、様々な作品を音楽で彩ってきたKOHTA YAMAMOTOが担当。「今作の音楽ではシリアスな面だけではなく明るい未来を見据えるような楽曲も制作しています」と明かし、「音楽がどのような形でご覧になった方々に届くのかを、緊張しながらも楽しみに放送を待ちたいと思います」と話している。ドラマ10「大奥」は2023年1月10日より毎週火曜日22時~NHK総合にて放送(※初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2022年12月05日来年1月より放送のNHKドラマ「大奥」より5代・徳川綱吉×右衛門佐編の主な出演者が発表された。よしながふみの傑作コミック「大奥」を原作に、3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまでをドラマ化する本作。この度、仲里依紗が徳川綱吉役、山本耕史が右衛門佐役に決定。桂昌院役は竜雷太が演じる。5代・徳川綱吉×右衛門佐編は、唯一の世継ぎ・松姫が急死し、閉経を迎えてもなお子作りを迫られる綱吉の時代。江戸市中では赤穂事件や生類憐みの令も手伝って評判が下落し、善政を敷けず世継ぎも作れない自分はなぜ生きているのかと慟哭する綱吉を、大奥総取締・右衛門佐は「生きるという事は、女と男という事は!ただ女の腹に種を付け、子孫を残し、家の血を繋いでいく事ではありますまい!」と抱きしめる。女将軍としての苦悩、父親の呪縛に苦しみ続ける綱吉をたったひとりの運命の人が、優しく、解き放つ…。仲里依紗【仲里依紗 コメント】ドラマ10への出演は、2012年の「つるかめ助産院」以来となります。今回、はじめての時代劇への挑戦となり、その作品が人気のある「大奥」ということでドキドキです。私自身、これまで時代劇が身近になかったのですが、そんな方にも是非この機会をきっかけにお楽しみいただけたら嬉しいです。キャスト・スタッフのみなさんと一緒に楽しく大奥の世界を作り上げ、私らしく将軍・綱吉を演じていきたいと思います。山本耕史【山本耕史 コメント】この度は、「大奥」という作品に参加できること、とてもうれしく思います。右衛門佐という人物が抱える“野心”や“葛藤”を、自分はどう表現することができるのか、今から楽しみにしております。竜雷太【竜雷太 コメント】近頃はどんな仕事にも新人の様な気持ちで向かおうとしている自分が居ます。作者が監督がどんな“桂昌院“を期待しているのか相談しながら正面から向かいます。そして楽しみたいと思っています。ドラマ10「大奥」は2023年1月、NHK総合にて放送開始予定。(text:cinemacafe.net)
2022年09月15日来年1月放送のNHKドラマ「大奥」より、主な出演者が発表された。男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こした傑作コミック・よしながふみ作「大奥」を原作に、3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまでをドラマ化する本作。この度、福士蒼汰が万里小路有功、堀田真由が徳川家光を演じることが決定。春日局役は斉藤由貴がつとめる。3代・徳川家光×万里小路有功編は、赤面疱瘡が広まり、本来の3代将軍・家光も死亡した後の物語。春日局は秘密裏に、その娘・千恵を将軍の身代わりにし子を産ませ、徳川幕府を維持しようとしていた。公家出身の美しき僧・万里小路有功は、春日局により無理やり還俗させられ大奥へ。人としての人生を奪われボロボロに傷ついた千恵といつしか愛し合い、大奥総取締として男性中心の大奥世界を構築。千恵自身も女将軍・家光として統治していくことを宣言する…。福士蒼汰【福士蒼汰 コメント】今回、有功を演じることができ非常に光栄です。自分の信念を貫き、挫けない。そんな有功の持つ精神的強さを表現できればと思います。流れの早い今の時代だからこそ、有功を通じてなにか今を生きるヒントになれたら嬉しいです。精一杯演じさせていただきます。堀田真由【堀田真由 コメント】多くの人に愛され続けるよしながふみさんの『大奥』が完結した今、家光として役を託してくださったこととても光栄に思います。近年、時代劇に関わらせていただく機会が増えてきた私にとって、また新たな挑戦になるだろうと心躍る気持ちでいっぱいです!心の機微や葛藤に寄り添いしっかりと表現していきたいと思います。斉藤由貴【斉藤由貴 コメント】この度、春日局という素晴らしい役をいただき、ワクワクしております。これまで沢山の女優たちがこの歴史上の重要な女性を演じてきていますが、皆さんがそれぞれ、自分なりの解釈を持って役に臨んでおられると感じています。では、私にはどんな表現が出来るか。今から楽しみです。ドラマ10「大奥」は2023年1月、NHK総合にて放送開始予定。(text:cinemacafe.net)
2022年09月08日よしながふみの人気コミック「大奥」がドラマ化、2023年1月よりドラマ10(NHK総合)で放送されることが決定した。3代将軍・家光編から物語のラスト・大政奉還までの物語が映像化される。これまで映画や民放ドラマで一部映像化されたが、大政奉還までを映像化するのは今回が初めてとなる。3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こしたよしながふみ作「大奥」。ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描いたこの傑作コミックを原作にドラマ化。脚本は、向田邦子賞や橋田賞を受賞し、「JIN-仁-」「ごちそうさん」「おんな城主 直虎」など数々のヒット作を生み出してきた森下佳子。“男女逆転・大奥”の世界に新しい息吹を吹き込み、壮大で豪華絢爛な映像世界で描くとともに、時代をこえる普遍的なまなざしで “人々の悲しみ” “愛” “葛藤”に寄り添い、いまなお困難な時代を生きる人々の心に勇気を届ける。あらすじ江戸幕府3代将軍・徳川家光の時代、「赤面(あかづら)疱瘡(ほうそう)」と呼ばれる奇妙な病が日本中に広がっていった。この病は“若い男子にのみ”感染し、感染すれば“数日で死に至る”恐ろしい病であった。対処法も治療法も発見されず、結果として男子の人口は女子の1/4にまで激減し、日本の社会構造は激変。男子は希少な種馬として育てられ、女子はかつての男子の代わりとして労働力の担い手となり、あらゆる家業が女から女へと受け継がれるようになる。江戸城でも3代将軍家光以降、将軍職は女子へと引き継がれ、大奥は将軍の威光の証であるがごとく希少な男子を囲い、俗に美男3千人などと称される男の世界が築かれていくのであった。【3代 徳川家光 × 万里小路有功 編】赤面疱瘡が広まり、本来の3代将軍家光も死亡。春日局は秘密裏に、その娘・千恵を将軍の身代わりにし子を産ませ、徳川を維持しようとしていた。公家出身の美しき僧・万里小路有功は、春日局により無理やり還俗させられ大奥へ。人としての人生を奪われボロボロに傷ついた千恵といつしか愛し合い、大奥総取締として男性中心の大奥世界を構築。千恵自身も女将軍・家光として統治していくことを宣言する。【5代 徳川綱吉 × 右衛門佐 編】唯一の世継ぎ・松姫が急死し、閉経を迎えてもなお子作りを迫られる綱吉。江戸市中では赤穂事件や生類憐みの令も手伝って評判が下落し、善政を敷けず世継ぎも作れない自分はなぜ生きているのかと慟哭する綱吉を、大奥総取締・右衛門佐は「生きるということは、女と男ということは!ただ女の腹に種を付け、子孫を残し、家の血を繋いでいくことではありますまい!」と抱きしめる。【8代 徳川吉宗 × 水野祐之進 編】貧乏旗本の息子・水野祐之進は幼なじみの薬種問屋の跡取り娘・信と添い遂げることが叶わぬなら…と大奥入りを決意。そして、紀州徳川家から将軍となり、幕府の逼迫した財政を大胆に再建しようとしていた吉宗から、大奥で最初に声がかかる。しかし、将軍の最初の相手である「御内証の方」は死なねばならぬと知り…吉宗はある策を講じるのであった。…この後、大政奉還までの物語が描かれていく。ドラマ10「大奥」は2023年1月よりNHK総合にて放送開始予定。(text:cinemacafe.net)
2022年08月23日いまや空前の“もふもふ”ブームといえるが、もふもふにデレデレしているのは現代人だけではない。山村東さんの『猫奥』は、江戸城大奥で猫に萌える女性たちのコメディだ。「江戸時代が好きなのですが、大奥の知識に関してはほとんどなく、ドラマで描かれるようなドロドロしたイメージしかなかったんです。それで何冊か本を読んでみたら、大奥に勤めていた20代後半の女性が、このまま仕事を続けるか、退職して大奥を出て結婚するかで悩み、占い師に相談したという記録があるらしく。それって現代の感覚に似ているなあ、と親近感が湧きました」主人公は、ドラマなどでもおなじみの人物といえる、大奥を取り仕切る御年寄(おとしより)の滝山。本当は猫が大好きなのに生真面目な性格かつ、眉間にしわを寄せた険しい表情がデフォルトであるため、いつの間にか周りからは猫嫌いだと誤解されている。ほかの女中たちが猫にかまけて、キャッキャしているのを鋭い目つきで見つめながら、心の中はうらやましさでいっぱい。そんな滝山が人目を忍んで翻弄されているのが、上司である姉小路(あねがこうじ)の飼い猫で、ふてぶてしさが味わい深い、吉野ちゃん。「大奥は今でいう社宅みたいに、同じ職場の人が一緒に暮らしていた場所。猫はいろんな部屋を自由に行き来していたんじゃないかなと、想像を膨らませました。吉野ちゃんは、滝山が敵わない相手にしないといけないので、人を人とも思っていないようなマイペースな猫になりました。だけどまあ、猫をかわいいと思う人は、その時点で猫には敵わないものですけどね(笑)。そういう敵わなさを出せたらと思っています」猫を2匹飼っている山村さんもまた、“敵わない側”のひとり。吉野ちゃんやほかの猫たちのちょっとしたしぐさや佇まいなど、猫好きのツボを心得ているところはさすが。そして猫だけでなく、大奥の人間模様も見どころ。滝山と真逆なタイプで派手好きな同僚の花町や、滝山が素性を隠して文通する、吉野ちゃん専属のお世話係である美登(みと)など、従来の嫉妬が渦巻くようなイメージとは、少々異なる女の園がそこにはある。「限られた空間に2000人近くの女性がいたのだから、つらいことばかりではなく、女子校みたいな楽しさもそれなりにあったのではないでしょうか。大奥について知らなかった私が面白いと思ったことや驚きを、素直に落とし込んでいきたいです」2巻では、滝山が猫好きであることを察する人物も登場。猫と大奥、なんともクセになる組み合わせだ。『猫奥』2猫好きだと誰にも言えぬまま吉野ちゃんを密かに愛でる滝山に、ついに味方が!?本作で連載デビューする前の作品「こまとちび」も収録。こちらにも猫!講談社715円©山村東/講談社やまむら・はるマンガ家。2018年「フク」で第6回THE GATE大賞を受賞。その後『モーニング』に読み切り「こまとちび」「おのぼり侍」を掲載。※『anan』2021年6月2日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2021年05月31日16年にわたる連載がついに完結した、よしながふみさんの『大奥』。江戸城に男女逆転の大奥が生まれた3代将軍・徳川家光の時代から、江戸幕府の終焉まで、史実をモチーフにしながらまったく見たことのない物語が全19巻で繰り広げられた。ついに完結!大奥という場所が私たちに見せてくれたこと。「マンガは難しいメディアで、買っていただかないと続きを描くことができないのですが、3~4巻の時点でここから10年はかかるとわかり、読者の方々に申し訳ないなと思っていました。将軍を女の人がやっても、男の人がやってもうまくいくわけではないというのを長々と描き、苦しんできたことに対するひとつの答えがラストでようやく出るので、辿り着けて本当によかったです」男女が逆転する構想自体を思いついたのは、マンガ家になる以前。壮大すぎて実現には至っていなかったが、もともと’83年のドラマ『大奥』が好きだったのに加え、’03年にもドラマがヒットしたことで「男女逆転」と「大奥」が結びついたそう。「だけど歴史ものだし、絶対に大変になることはわかっていたので、ほかの先生に描いてもらったらどうでしょう、と担当編集さんに提案したんです。私は1円もいらないのでって(笑)。自分が読みたいものと描くのが楽なものは違うんですよね」完結して改めて気になるのは、200年を優に超える時間の流れを物語にするにあたり、最初にどの程度の青写真があったのかということ。「大まかな流れや、赤面疱瘡(あかづらほうそう)が蔓延して解明されていく時代背景も決めていましたが、人間模様の細かいところはライブ感でした。たとえば5代・綱吉は生類憐みの令を出す人だから、あまりいい将軍ではなかったんだろうなっていう程度のイメージしかなくて。さらっと終わらせるつもりだったのですが、描き始めたら面白くなって長くなりました。史実をガイドに、どうしてこんなことをしたんだろうと遡って人物像を考えていくのは、楽しい作業でした」多くの将軍にとって重責となるのが、世継ぎを作ること。愛する人とは子宝に恵まれない家光や、子どもを亡くして人生が狂う綱吉、反対に子だくさんゆえに幕府の財政を逼迫させ、人を信じられなくなる家斉。「血を繋いでいくシステムは、性別関係なく悲しさがつきまとうものなのだと思います。一方で、家茂と和宮のように女の子同士で心を通わせる名前のつかないような関係や、赤面疱瘡を解明しようとするチーム男子も予想以上にブロマンスっぽくていい感じに。描く前は大奥の話だから男の人がたくさん出てくるのかなと漠然と思っていましたが、将軍と老中の女性同士の関係が意外と熱くなりました」連載中に映画化・ドラマ化され、キャラクターについて俳優と議論をしたり、演技のアプローチを目の当たりしたことで、登場人物それぞれの人生をより深く考えるようになったという、よしながさん。読者としては、全編通した映像作品を見てみたいという欲も……。「1年くらいのドラマでは、尺が足りなそう(笑)。ひとりのキャラクターが20~30年タームで年齢を重ねていく感じも、マンガ表現ならではの楽しさだと思って、自覚的に描きました。製作コストもかけた時間も、マンガだからこそ実現できた物語なのかなと思います」至極ごもっとも。未読の人は今こそ通読するチャンス。ため息の漏れるフィナーレを堪能してください!『大奥』19ついに江戸城を明け渡す最終巻。大奥では何が起こる?雑誌掲載時のイラスト集のほか、対談などを収録した「公式ビジュアルファンブック」がセットになった特装版も。白泉社748円(通常版)/1980円(特装版)©よしながふみ/白泉社よしなが ふみマンガ家。代表作は『西洋骨董洋菓子店』『愛すべき娘たち』など。『きのう何食べた?』は『モーニング』で連載14年目!劇場版が今年公開予定。※『anan』2021年5月5日-12日合併号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2021年05月11日越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)の単独初主演舞台『This is 大奥』の最新ビジュアルが公開された。本作は、女性向け恋愛ゲーム「新章イケメン大奥◆禁じられた恋」の舞台とキャラクターの設定を借りて、ゲームとは全く違う完全オリジナルストーリーの作品として上演する舞台。女将軍・トクガワイエミツの正室の座を奪うべく、さまざまな特徴を持った男たちが群雄割拠している“男ばかりの大奥”を舞台に、あの手この手の趣向、陰謀、策謀が渦巻き、イエミツの心を奪おうとする男たちの熾烈な恋の戦いをエンターテインメントショーで綴る。主人公のタカツカサを越岡が、将軍の湯殿係を務めるナツを小川優(ジャニーズJr.)が演じる。更に、九条家嫡男で第二正室候補・クジョウを土井一海、謎の陰陽師・ミカドを國島直希、上皇ミズノオと腹違いの兄弟・コウゲツを星元裕月、イエミツの幼なじみ・ショウゴを坂垣怜次、正室候補の一人・シキョウを白石康介、文官・サカキを新垣ケビン、謎の男・アサトを廣田佳樹、大奥総取締役のエイコウを梅棒の楢木和也、二枚目歌舞伎役者クラノジョウを柏木佑介、病弱なイエミツの異母兄・ヒュウガを中塚晧平、一流の護衛・ホカゲを長澤風海、上皇・ミズノオを津田英佑、影の実力者・カスガノツボネは、脚色、演出、構成、振付も兼ねる玉野和紀が務める。稽古は3月22日から開始しており、昨年上演が中止になった悔しさを糧に、座長・越岡を筆頭に全キャストが日々全力で作品に向き合い、切磋琢磨している。公開された新ビジュアルでは、イエミツを巡り、タカツカサとバチバチとナツの火花が飛び交う様子が切り取られている。『This is 大奥』東京公演:2021年4月22日(木)~4月25日(日)大阪公演:2021年4月29日(木・祝)~30日(金)脚色・演出・構成・振付:玉野和紀脚本:蛭田直美企画・総合プロデュース:黒谷通生出演:越岡裕貴(ふぉ~ゆ~) / 小川優(ジャニーズJr.) / 土井一海、國島直希 / 星元裕月、坂垣怜次 / 白石康介、新垣ケビン、廣田佳樹 / 楢木和也(梅棒)、柏木佑介、中塚皓平、長澤風海 / 津田英佑 / 玉野和紀※楢木和也の「楢」の字は旧字体が正式表記です。公式サイト: 公式Twitter: チケット発売日:2021年4月3日(土)10:00~
2021年04月05日ふぉ~ゆ~の越岡裕貴が単独初出演を務める舞台『This is 大奥』の全キャストが決定。合わせて、ビジュアルが公開となった。本作は、「将軍が女性だったら?」「大奥がイケメンの男たちばかりだったら?」という設定で展開される株式会社サイバードの女性向け恋愛ゲーム「新章イケメン大奥◆禁じられた恋」の舞台やキャラクター設定を借りて、ゲームとは全く違う完全オリジナルストーリーの作品として上演されるもの。女将軍・トクガワイエミツの正室の座を奪うべく、さまざまな特徴を持った男たちが群雄割拠している“男ばかりの大奥”を舞台に、あの手この手の趣向、陰謀、策謀が渦巻き、イエミツの心を奪おうとする男たちの熾烈な恋の戦いを描く。先日、主人公の五摂家出身という高い家柄でありながら奔放なふるまいで人をハラハラさせる自由人・タカツカサを越岡、タカツカサの元世話役で、現在は将軍の湯殿係を務めるナツをジャニーズJr.の小川優が務めることを発表されたが、この度全キャストが決定。五摂家の一つ、九条家嫡男で第二正室候補・クジョウを土井一海、神出鬼没で不明な点が多い危険な謎の陰陽師・ミカドを國島直希、上皇ミズノオと腹違いの兄弟・コウゲツを星元裕月、イエミツの幼馴染・ショウゴを坂垣怜次、良家の坊ちゃまで正室候補の一人・シキョウを白石康介、幕府での出来事を記録する御右筆を務める文官・サカキを新垣ケビン、個人で誘拐や情報収集を請け負う謎の男・アサトを廣田佳樹、笑みを絶やさぬ大奥総取締役のエイコウを梅棒の楢木和也、二枚目歌舞伎役者でありながら謎の理由で大奥入りしているクラノジョウを柏木佑介、武芸全般を得意とするが病弱なイエミツの異母兄・ヒュウガを中塚晧平、どんな時でも駆けつけてくれる一流の護衛・ホカゲを長澤風海、女好きで横暴だが、絶大な権力と影響力を持つ上皇・ミズノオを津田英佑、イエミツの教育係で、幕府を裏で取り仕切る影の実力者・カスガノツボネは、脚色、演出、構成、振付も兼ねる玉野和紀が務める。原作のキャラクターの要素も感じる洋風な衣装をまとったイケメンたちの中の“男ばかりの大奥”。「新章イケメン大奥◆禁じられた恋」がどのように生まれ変わり「This is 大奥」として上演されるのかに期待してほしい。【公演概要】「This is 大奥」脚色・演出・構成・振付:玉野和紀脚本:蛭田直美出演:越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)小川優(ジャニーズJr.)土井一海、國島直希 / 星元裕月、坂垣怜次白石康介、新垣ケビン、廣田佳樹/楢木和也(梅棒)、柏木佑介中塚皓平、長澤風海津田英佑玉野和紀※楢木和也の「楢」の字は旧字体が正式表記・東京公演会期:4月22日(木)~4月25日(日)会場:ヒューリックホール東京チケット料金:10,800円(全席指定・税込・未就学児入場不可)・大阪公演会期:4月29日(木・祝)~30日(金)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールチケット料金:10,800円(全席指定・税込・未就学児入場不可)原案:CYBIRD「新章イケメン大奥◆禁じられた恋」企画・制作・製作幹事:レジェンドステージ主催:This is 大奥製作委員会チケット公式先行受付:3月11日(木) 18:00より21日(日) 23:59まで受付 ※詳細は公式サイトにて一般発売開始:3月下旬予定公式サイト: 公演に関するお問合せ:レジェンドステージ(info@legendstage.co.jp / 03-3519-6556 ※平日13:00~17:00)チケットに関するお問合せ:公演事務局(0570-200-114 ※平日・土曜11:00~16:00)
2021年03月11日フジテレビの開局60周年特別企画となるスペシャルドラマ「大奥 最終章」が3月25日(月)今夜オンエア。本作は2003年からドラマでシリーズ化され、2006年には映画版も製作された「大奥」シリーズの“完結作”。主演はフジ系ドラマ初主演となる木村文乃が務める。本シリーズは2003年に放送された菅野美穂主演の連続ドラマを皮切りに、松下由樹、内山理名の主演によるドラマシリーズが放送され、2006年には仲間由紀恵主演の映画版も公開。その後も深田恭子、沢尻エリカ主演で続いてきた一大シリーズ。今回の「最終章」は文字通りその完結作となり、幕府財政の再建を目的とした享保の改革を行い、“徳川中興の祖”と称され、”暴れん坊将軍”としても有名な徳川第8代将軍・徳川吉宗の時代を舞台に、家族がテーマの物語を描き出す。父・光貞と兄たちの死後、紀州藩主として藩財政の再建で成果を挙げた吉宗は、第7代将軍・家継の死で第2代将軍・秀忠以来の男系子孫の血脈が途絶えると、徳川御三家出身としては初めて養子として宗家を相続、第8代将軍に就任する。吉宗の将軍就任の裏では第6代将軍・家宣の正室・天英院や、家継の生母・月光院など、大奥の女たちの愛憎に満ちた様々な思惑が働いており、吉宗が歴代徳川将軍の中でも屈指の名君となったのは内助の功を貫き通した側室・久免(くめ)の存在があったからこそ。本作では吉宗を陰ながら支え続けた久免の半生を描いていく。久免役には「ボク、運命の人です。」や「99.9 -刑事専門弁護士-」などで知られ、今回フジテレビドラマで初主演を務める木村さん。徳川第8代将軍・吉宗役を演じるのは、本作が大河ドラマ「花燃ゆ」以来およそ4年ぶりのTVドラマ出演となる大沢たかお。第6代将軍・徳川家宣の側室であり、第7代将軍・徳川家継の生母・月光院(お喜世)には小池栄子。綱吉の養女となり大奥に迎えられたが、それゆえ吉宗とのかなわぬ恋に落ちる権大納言と清閑寺熈定の娘・竹姫に浜辺美波。さらに大奥総取締・高瀬に南野陽子、吉宗に恋心を抱く女中・多喜に岸井ゆきの、穏やかで優しい性格の吉宗の生母・浄円院に松坂慶子、再び大奥内の覇権を握るため徳川吉通を毒殺、姪・安己姫の許嫁の継友を尾張藩主に仕立て上げる家宣の正室・天英院に鈴木保奈美といったキャスト。また浅野ゆう子、北村一輝、谷原章介、葛山信吾ら過去の「大奥」シリーズ出演経験者も多数登場するほか、映画『大奥』で主演を務めた仲間さんがナレーションを担当する。フジテレビ開局60周年特別企画「大奥 最終章」は3月25日(月)20時~フジテレビにて放送。(笠緒)
2019年03月25日映画『大奥』で主演した仲間由紀恵が、木村文乃主演で贈る「大奥」シリーズ完結作「大奥 最終章」にナレーションで出演することが分かった。幕府財政の再建を目的とした享保の改革を行い、「徳川中興の祖」と称され、「暴れん坊将軍」としても知られる徳川第8代将軍・徳川吉宗の時代を舞台に、“家族”描く本作。夫・吉宗を献身的に支えた側室・久免役を木村さん、吉宗を大沢たかおが演じるほか、小池栄子、浜辺美波、浅野ゆう子、北村一輝、谷原章介ら豪華キャストが集結する。これまでシリーズのナレーションは、「大奥」(’03)ではドラマ内で和宮付中臈・まるを演じた池脇千鶴が担当したほか、星野真里、梶芽衣子、余貴美子、深田恭子と、ドラマに出演したキャストが担当することが通例となっていたが、今回はドラマに出演していない仲間さんが特別にナレーションを担当。『大奥』では主演として大奥総取締・絵島を演じた仲間さんは、出演した当時をふり返り「これまでに経験したことのなかった着物の所作などに緊張していたことを思い出します」「今をときめく西島秀俊さんとの共演ということもあり、すごく華やかな映画に出演させて頂いたなぁという印象です。過去に、私が出演させて頂いた映画の中でも、映画『大奥』は一番華やかな作品だと思います」とコメント。また収録を終え、「ドラマのナレーションはほとんどやったことがありませんので独特の雰囲気でした」と感想を語った仲間さん。本作については「『大奥 最終章』は、初めての方にとっては時代劇という概念を良い意味で壊してくれるものになっていますし、これまでご覧頂いた方には懐かしい『大奥』の世界観を思い出して頂けると思います。今回、“最終章”ということで、さらにパワーアップした『大奥』の世界が見られると思いますので、是非楽しんで頂けたらと思います」とメッセージを寄せている。フジテレビ開局60周年特別企画「大奥 最終章」は3月25日(月)20時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年03月24日徳川第8代将軍・徳川吉宗の時代を舞台に描く「大奥」シリーズ完結作「大奥 最終章」。この度、木村文乃主演で贈る本作に浅野ゆう子、北村一輝、谷原章介、葛山信吾と、「大奥」シリーズ出演経験者の出演が明らかになった。フジテレビドラマ初主演となる木村さんが、夫・吉宗を献身的に支えた側室・久免を、大沢たかおが吉宗を演じるほか、小池栄子、浜辺美波、岸井ゆきのら徐々に出演者が発表されている本作。今回新たに明らかになった浅野さんは2003年の「大奥」をはじめ、映画『大奥』、舞台版「大奥」、スペシャルドラマなどに大奥総取締役で出演。北村さんも「大奥」、「大奥~第一章~」、「大奥~華の乱~」、映画『大奥』、スペシャルドラマ。谷原さんは「大奥~華の乱~」、映画『大奥』、スペシャルドラマ。そして葛山さんは「大奥」に出演と、「大奥」シリーズレジェンドキャストが大集結。浅野ゆう子、「大奥」は「参加することに意義がある」菅野美穂主演の「大奥」では大奥総取締・瀧山を演じ、シリーズ常連の浅野さん。最終章の今作では、吉宗の緊縮政策により賜り金が滞っていることなどに関して天英院(鈴木保奈美)に嫌みを言う、天英院の叔母・万里小路良子(架空の人物)に決定。「40代に入り、“女優として、果たしてこれからどういう風に生きていこうか?”と考えていた時期に、『大奥』にお声がけ頂きました。『大奥』は、40代になった“新しい浅野ゆう子”を作って頂いた作品」と特に思い入れのある作品だと語る浅野さん。実は「『大奥』では奥女中以外、演じたくないとお願いしてきました」と明かし、「今回は公家役ということで少し残念ではありましたが、私としては『大奥』はオリンピックのように参加することに意義があると考えていますので(笑)、お声をかけて頂きありがたく思います。初めての公家役ですので、大きなカツラや長い袴といった公家の扮装が似合っているかどうかは不安です(笑)」とビジュアルに少し不安がある様子。北村一輝、“最終章”は「真骨頂」かつては本シリーズで第13代将軍・徳川家定や柳沢吉保などを演じ、「大奥」全シリーズ出演の「大奥スリーアミーゴス」や山田明郷に次ぐ出演数を誇る北村さんが、今作では尾張藩主の徳川宗春に挑戦。かぶき者の宗春は、緊縮政策の吉宗とは真逆の解放政策をとり、吉宗をしのぐほどの人気者という役どころだ。「林監督をはじめ、スタッフの方々がいつも変わらず、家やふるさとに帰ってきたという感覚ですね」「『大奥』シリーズは仕事というよりも家に帰るという気持ちが強いかもしれません」とシリーズについて語った北村さん。衣装合わせの際、「想像以上の衣装に“本当に、これを着るんですか?”と(笑)。キセルも長くて重くて。劇中でキセルを吸っていますが、長い分、ものすごく肺活量が必要でした(笑)」と今回の宗春役は驚きの連続だった様子。また「個人的には、今回の『大奥 最終章』は『大奥』シリーズの“真骨頂”だと思っています。これまでの歴史が積み重ねられて、“大奥”という華やかな設定以上に、豪華できらびやかな撮影現場でしたので、そういう部分も含めて楽しんで頂けたらうれしいです」と放送を待つ視聴者へメッセージを寄せた。谷原章介「大きな転機となった作品」内山理名主演「大奥~華の乱~」では第5代将軍・徳川綱吉に扮した谷原さんだが、今回は月光院(小池栄子)の側用人・間部詮房役で、月光院から様々な面で頼りとされる人物を演じる。本シリーズについて「僕にとって、役者としての大きな転機となった作品」と話す谷原さんは、「柳沢吉保役の北村一輝さんとずーっとイチャイチャしてました(笑)。あの頃はまだ京都の東映に御鈴廊下が設置されていた1ステージがあったんですよね。あのセットは見ものでした」と過去シリーズをふり返った。葛山信吾「違う作品でも演じてみたい」「大奥」では第14代将軍・徳川家茂役を演じた葛山さんは、今回「大岡越前」の通称で有名な大岡忠相に扮する。今作における大岡は、吉宗からの信頼が厚く、側近として彼に助言をするという役どころ。葛山さんは「これから撮影なので、林監督のイメージをうまく取り込んで演じたいと思っています。大岡越前というと加藤剛さんのイメージが強く、清廉潔白なキャラクターという印象ですので、その役を演じさせて頂けるのは光栄ですし、今後もし機会があれば違う作品でも演じてみたい役柄です」と大岡忠相役についてコメント。そして「今回の『大奥 最終章』は、『大奥』シリーズの面白さが全て詰め込まれた作品です。3アミーゴスさんのふと笑えるシーンもあれば、女性同士の激しいバトルもある中で、作品のテーマにもなっている家族愛がしっかりと描かれていて、とてもバランスの良い内容となっています」と見どころを語っている。そのほか、映画『大奥』で浪人・谷口新八を演じた竹中直人が吉宗の側近・加納久通を、「大奥」で桐野利秋、映画『大奥』で船頭を演じた木下ほうかが第6代将軍・徳川家宣として出演することも分かった。フジテレビ開局60周年特別企画「大奥 最終章」は3月25日(月)20時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年03月18日3月25日に放送される木村文乃(31)主演のフジテレビ開局60周年特別企画ドラマ「大奥最終章」。その追加キャストが先日、発表された。今作は大沢たかお(51)演じる第8代将軍・徳川吉宗の時代が舞台。吉宗を陰ながら支え続けた側室・久免(木村)の半生が描かれる、03年に始まった人気シリーズ「大奥」の完結作。追加キャストで発表されたのは、小池栄子(38)、浜辺美波(18)、南野陽子(51)、岸井ゆきの(27)、松坂慶子(66)、鈴木保奈美(52)。小池は、05年のドラマ「大奥~華の乱~」(フジ系)に出演しているが、他の5人は同シリーズ初参加となる。「開局記念ドラマとあって、局としては高視聴率を取ることを至上命題としています。これまで何度も映像化されていることもあり、目新しさも必要。そのためかなりキャスティングに力を入れたと聞きました。実際、この面子にはかなりの本気度がうかがえます」(テレビ局関係者)一部スポーツ紙によると見どころの1つが、6代将軍・徳川家宣の正室・天英院(保奈美)と、7代将軍・徳川家継の生母・月光院役(小池)による大奥ナンバーワンの座をめぐって対決する場面だという。「小池さんは芝居となれば、先輩女優に対しても一切妥協を許さないタイプ。それをベテラン女優の鈴木さんがどう受け止めるのかも注目です。主演の木村さんも当初はさすがにプレッシャーを感じていたと聞いていますが、これほどの女優が脇を固めているので心強いでしょう」(前出・テレビ局関係者)今回もリアルな“女のバトル”が描かれることになりそうだ。
2019年03月11日「大奥」シリーズ完結作となる木村文乃主演の「大奥 最終章」に、小池栄子、浜辺美波、南野陽子、岸井ゆきの、松坂慶子、鈴木保奈美の出演が決定。それぞれが意気込みを語るコメントも到着した。本作は、幕府財政の再建を目的とした享保の改革を行い、“徳川中興の祖”と称され、”暴れん坊将軍”としても有名な徳川第8代将軍・徳川吉宗の時代を舞台にした、家族がテーマの物語。フジテレビドラマ初主演となる木村さんが夫・吉宗を献身的に支えた側室・久免を、吉宗には大沢たかおが決定している。今回新たに発表された6名の女優陣は、2005年10月期に放送された「大奥~華の乱~」に出演していた小池さん以外、今回がシリーズ初参戦。前回は綱吉側室・お伝の方を演じた小池さんだが、今作では徳川第6代将軍・徳川家宣の側室であり、第7代将軍・徳川家継の生母・月光院(お喜世)を演じる。家庭環境に恵まれず、幼少の頃から大名諸家に奉公に出ていたが、19歳のときに甲府藩主・徳川綱豊(徳川家宣)と出会い、人生が一変。上昇志向の強いお喜世は、持ち前の美貌で綱豊を籠絡し彼の側室になるが、正室・近衛煕子(天英院)という大きな壁が立ちはだかる…。また、主演作「賭ケグルイ」の続編ドラマ、映画が放送・公開を控え、いま大注目の若手女優の浜辺さんが演じるのは、父の妹が綱吉の側室であった縁で綱吉の養女となり、大奥に迎えられた権大納言と清閑寺熈定の娘・竹姫。妻は久免だけと心に誓った吉宗と、若く美しいが綱吉の養女という立場の竹姫とのかなわぬ恋も本作では描かれるという。さらに、大奥総取締・高瀬役を南野さん、吉宗に恋心を抱く女中・多喜役を岸井さん、穏やかで優しい性格の吉宗の生母・浄円院役を松坂さん、そして実質的に大奥トップとなった月光院を追い落とし、自らが再び大奥内の覇権を握るため徳川吉通を毒殺し、姪・安己姫の許嫁の継友を尾張藩主に仕立て上げる家宣の正室・天英院役を鈴木さんが演じる。「声をかけて頂いて本当にうれしかったです」と本作への参加を喜んだ小池さんは、「『大奥~華の乱~』は、自分自身のキャリアを振り返るとターニングポイントとなった作品です。『大奥~華の乱~』以降、お芝居の仕事が増えましたので、感謝の気持ちでいっぱいです。当時のスタッフさんと、またお仕事ができるのもうれしいです」と「大奥~華の乱~」は思い入れのある作品だと語る。また本作では、小池さん演じる月光院と鈴木さん演じる天英院の骨肉の争いも描かれるが、火花散るバトルについて「今回のお相手が、ずっと共演を夢見ていた大好きな鈴木保奈美さんですので、“私がどうやろうではなく、どういうお芝居が目の前で見られるんだろう、そしてどう受けることができるんだろう”と、今からすごく楽しみです」とコメント。一方、鈴木さんは「何度か舞台を拝見していて、小池さんはとっても大好きな女優さんです。テクニックとパワーのある女優さんだと思っていますし、今回小池さんのメイクや衣装が濃厚だそうなので負けないように頑張りたいです(笑)」と意気込んでいる。そして、今回公開された役衣装を身に着けたビジュアルでは、迫力ある女優陣の中でかわいらしい姫姿を披露した浜辺さんは「ずっとマネージャーさんに、着物を着て『大奥』に出たいと言っていたので、お話を頂いた際は本当にうれしかったです」と念願の出演だったと語る。またシリーズについて「血の出ない女性同士の激しい戦いというイメージですが、その戦いが逆に美しい」と印象を語った彼女は、「今回、姫という役柄なので、バチバチとした戦いにはならないと思いますが、撮影の際に有名な女優さんたちがズラッと並んだのを見て、その中に入っていくのは“ただではいかない、力のいる作業”と感じましたので、最後まで撮影を頑張りたいです」とコメントしている。一方、「大奥で生きる女性は何作か参加していますが(天英院も演じたことがあります)」と話す南野さんは「大奥総取締として、そこ(大奥)が特別な空間であることをいろいろ表現できたら…と言葉にフシをつけたり…マユゲも落としました(笑)。“わかりやすく…でもわかりにくく…”、見て下さる方に楽しんでいただけるように最終日まで考えつづけます」と念入りに役作りをしていきたいと語る。また、岸井さんは「完成した作品を見るのが今からとても楽しみです。たくさんの方に、ご覧頂ければうれしいです」と話し、視聴者としてシリーズを楽しみにしていたという松坂さんは「私自身も、ステキな俳優さんたちと1シーン1シーン撮影していくことがとても楽しいです。是非お楽しみに」と視聴者へメッセージを寄せている。なお、本作の主題歌も決定。日本だけでなくアジアでも活動し注目を集めている新人アーティスト「Roys」(ロイス)が担当し、菅野美穂主演の「大奥」で主題歌として歌われていた「I Say A Little Prayer」をカバーする。フジテレビ開局60周年特別企画「大奥 最終章」は3月25日(月)20時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年03月06日「大奥」シリーズの“完結作”「大奥 最終章」が、フジテレビ開局60周年特別企画として3月25日(月)に放送決定。主演は木村文乃が務め、大沢たかおも出演することが分かった。■第8代将軍・徳川吉宗を名君にした久免の半生――本作の舞台は、幕府財政の再建を目的とした享保の改革を行い、“徳川中興の祖”と称され、暴れん坊将軍としても有名な徳川第8代将軍・徳川吉宗の時代だ。父・光貞と兄たちの死後、紀州藩主となり藩財政の再建に努め成果を挙げた吉宗。その後、第7代将軍・家継の死によって、第2代将軍・秀忠以来の男系子孫の血脈が途絶えると、徳川御三家出身としては初めて養子として宗家を相続し、第8代将軍に就任。吉宗の将軍就任は必ずしも彼自身の力だけでかなったものではなく、第6代将軍・家宣の正室・天英院や、家継の生母・月光院など、大奥の女たちの愛憎に満ちたさまざまな思惑が働いており、吉宗が歴代徳川将軍の中でも屈指の名君となった背景には、内助の功を貫き通した側室・久免(くめ)の存在があった。ドラマでは、そんな徳川家の基盤を立て直した吉宗を精神的支柱として、陰ながら支え続けた久免の半生を描いていく。■木村文乃、久免は「とても現代人っぽい」これまで、菅野美穂をはじめ、松下由樹、内山理名、深田恭子、沢尻エリカらが主演を務めてきた本シリーズ。今回主人公・久免を演じるのは、「ボク、運命の人です。」「99.9 -刑事専門弁護士- SEASON II」などに出演し、フジテレビドラマでは今回が初主演となる木村文乃。吉宗の将軍就任前は戦いなどとは無縁な平凡ながら幸せな暮らしをしていたが、江戸城に移り「伏魔殿」とも言える大奥と対峙することとなり、優しさだけでは大事な者たちを守れないと悟り、強くなろうと決意する久免を演じる。『居眠り磐音』で初めて時代劇作品に挑戦しているものの、テレビの時代劇に出演するのは今回が初めてとなる木村さんは、もちろん「大奥」シリーズ初出演。「“こんな大役を任せて頂いていいのかしら?”というのが正直なところ」と心境を明かしつつ、「チームの皆さまに身を委ね、自分にできることをしっかりやりたい」と意気込み。また今回の役柄については「とにかく一度やってみて、できるもできないも受け止めて、その経験を次にいかして見守っていくという姿勢が、とても現代人っぽい」と印象を語った木村さん。「自分の子供ではない3人の子供たちを深く愛し、彼らが懐いている人柄を思うと、いつも両手を広げてたおやかにほほ笑んでいられる女性なんだろうなと思います。私自身は疲れてきたりすると、すぐに目に出てしまうところがあるので、今回の現場ではなるべく柔らかく女性らしさを失くさずにいたいなと思います(笑)」とコメントしている。■大沢たかおが暴れん坊将軍に!そして、徳川第8代将軍・吉宗役を演じるのは、近年、海外での舞台や映画で活躍し、TVドラマ出演は大河ドラマ「花燃ゆ」以来、およそ4年ぶりとなる大沢たかお。吉宗は、自分にとって大奥は無用の長物として久免一人を愛し続けると誓ったものの、大奥内で絶大な権力を持ちながら、その権力をさらに強固なものにしようと暗躍する天英院や月光院らに翻弄されることに…。「自分が“暴れん坊将軍”を演じる日が来るとは」と語る大沢さんは、「この作品は伏魔殿と言われる大奥が舞台。大奥では簡単には暴れられない“暴れん坊将軍”になりそうです(笑)」と予想し、「家族を大事にしながらも幕府の未来を案じ、そして華やかな大奥の世界でも奮闘していた、まだ誰も見たことのない人間“徳川吉宗”になればと考えてます」とコメント。「たくさんの大奥ファンの方にそして今回初めて大奥の世界に触れる方にも楽しんでもらえる『大奥 最終章』になると思います。楽しみにしていてください」とファンへメッセージを送った。■初共演で夫婦役! 印象は…?また今回、初共演にして夫婦役を演じることになった木村さんと大沢さん。木村さんは「大沢さんとは、だいぶ昔にお目にかかってお話をさせて頂いたことがあって、自分のやりたいことや目標を明るく語られる方なんだなという印象がありました」と当時をふり返り、また最近は「大沢さんが出演された紀行番組のスタッフさんとお仕事する機会があって、その方と大沢さんのお話をさせて頂いていました。その紀行番組での大沢さんが今回の吉宗そのもので、初共演ではありますが自分の中で大沢さんのことを吉宗だと認識する期間が長かったので、“あれ、まだ会っていないんだ”という感覚です。共演が、今から楽しみです」と期待。一方の大沢さんも「久免の持つ明るさや愛情、凛とした芯のある女性としての姿は、木村さんの印象そのものでした。今から共演をとても楽しみにしています」とお互い初共演が待ち遠しいと語っている。フジテレビ開局60周年特別企画「大奥 最終章」は3月25日(月)20時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年02月22日人気ドラマシリーズ11年ぶりの復活に、女優・沢尻エリカが“悪女”と“聖女”2人の側室を演じ分けることでも大きな注目を集めるスペシャルドラマ「大奥」。1月22日、29日(金)の2週連続で放送されており、先週には第一部「最凶の女」が放送。その衝撃的な内容と、さらにBoAが歌う“全編英語詞”の主題歌「Make Me Complet」が、これまでのシリーズにはない“斬新さ”で大きな話題を呼んでいる。舞台は50年にわたる長期政権を確立し、享楽的な暮らしぶりを好んだ江戸幕府第十一代将軍・徳川家斉の時代。22日放送の第一部「最凶の女」では、主演の沢尻さん演じるお美代が、家斉への復讐のために大奥入りし「悪女」として有名な史上最強の側室に成り上がっていく姿、そして「AKB48」渡辺麻友が演じる奥女中のお志摩との禁断の恋愛関係が描かれた。「大奥」シリーズで初の女性同士の恋愛というストーリや、二人のラブシーン、その結末に放送終了後から早くも話題沸騰していた。大きな反響が寄せられる中、2週目29日(金)には、第二部「悲劇の姉妹」が放送予定。架空設定となる姉妹の激動のストーリーで、妹から激しい嫉妬を向けられるもすべてを受け入れる「聖女」のような優しい姉・梅を、沢尻さんが熱演。妹役には、遠藤憲一&渡部篤郎W主演で話題の「お義父さんと呼ばせて」でヒロインを演じる蓮佛美沙子が担当。浅野ゆう子、成宮寛貴ら豪華キャスト陣も引き続き登場し、想像を絶する野心やプライドが渦巻く大奥を生き抜く女たちの人間模様を描く。そんな本作の主題歌は、BoAの書き下ろし曲「Make Me Complete」。「もどかしい恋に悩む女心」を歌った、まさに大奥を舞台にした女性の心情とリンクした歌詞ながら、初の“全編英語詞”の書き下ろし楽曲として、これまでの「大奥」の伝統を良い意味で裏切るようなギャップを創出。“女性同士の恋”“姉妹の嫉妬劇”と新しい物語に、また一層新しい「大奥」の世界を作り出していると話題になっている。なお、本楽曲は1月22日よりiTunesほか各音楽配信サイトにて配信中。スペシャルドラマ「大奥第二部~悲劇の姉妹~」は1月29日(金)21時よりフジテレビ系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年01月25日女優・沢尻エリカが、“悪女”と“聖女”2人の側室を演じ分けることで話題のスペシャルドラマ「大奥」。11年ぶりに復活するフジテレビの人気ドラマということもあり、蓮佛美沙子、浅野ゆう子、成宮寛貴ら豪華キャストの出演が発表される中、新たに「AKB48」の渡辺麻友の出演が発表された。今回の新作では、江戸時代、50年にわたる長期政権を確立し、爛熟期を生きたと言われている第11代将軍・徳川家斉の「壮年期」(第一部)と「青年期」(第二部)に繰り広げられた大奥の女性絵巻を、2016年1月22日(金)と29日(金)の2週にわたって放送。主演の沢尻さんは、第一部では“悪女”として有名な史上最強の側室・お美代を、第二部では運命に翻弄される“聖女”のような優しい姉・梅を演じ分け、妹役には蓮佛さん、大奥を取り仕切る総取締・大崎局に浅野さん、徳川家斉に成宮さん、さらに板尾創路、温水洋一、光浦靖子、鷲尾真知子、山口香緒里、久保田磨希といった豪華キャストが集結する。この度、豪華キャストに仲間入りを果たすことになったのは、大人気アイドルグループ「AKB48」のメンバーで、「まゆゆ」の愛称で親しまれている渡辺さん。同グループ内では2007年の選抜メンバー入りから中心メンバーとして活躍しており、2014年開催「AKB48シングル選抜総選挙」では1位を獲得。正統派アイドルとして人気を博す渡辺さんは、今年の4月期放送ドラマ「戦う!書店ガール」でゴールデン・プライムタイム帯連続ドラマ初主演を飾った。渡辺さんは、第一部<最凶の女>編に出演。大奥という世界にいながら、上様(家斉)に気に入られようと必死に知恵を絞る女たちから一歩距離を置き、大奥で巻き起こる争いごとをどこか冷めた目で見ている不思議な娘・お志摩を演じる。大奥で頂点に上り詰めようとするお美代は、そのお志摩に強く興味を持ち、度々密会を重ねていくうちにお互いを求め合い、禁断の恋愛関係に進んでしまう…。さまざまな“愛”が描かれてきた「大奥」史上、女性同士の恋愛が登場するのは初めて。体当たりで演じた渡辺さんは、出演オファーにとても驚いたようで、「小学生のときに家族と一緒に見ていた『大奥』に、自分が出演させていただけることが信じられなくて、“本当に私にできるのだろうか?”と不安で押しつぶされそうになりましたが、同時にすごくうれしかったです」とコメント。共演した沢尻さんについては「沢尻さんと初めてお会いしたときは、緊張で自分から話しかけられませんでしたが、沢尻さんから『まゆゆはいま何歳なの?』など、お声掛けくださり、緊張を解いてくださいました」と収録現場でのエピソードを明かした。一方、沢尻さんも「渡辺さんはかわいかったし役にはまっていたと思います。共演できてとても楽しかったです」と、互いに初共演を喜んだようだ。最後に「今回の新しい『大奥』はお美代をはじめさまざまな人物が登場するのですが、びっくりするような争いが起きて目が離せない、みどころ満載なストーリーになっています。皆さんぜひお楽しみください」と本作に自信を覗かせた。「第一部~最凶の女~」は2016年1月22日(金)21時~、「第二部~悲劇の姉妹~」2016年1月29日(金)21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月28日女優・沢尻エリカを主演に11年ぶりに復活を果たす「大奥」。先日、沢尻さんが“悪女”と“聖女”2人の側室を演じ分けることが明らかになり話題を呼んだ本作から、この度、蓮佛美沙子、浅野ゆう子、成宮寛貴ら豪華キャストが出演することが明らかとなった。1月22日(金)に「第一部~最凶の女~」、29日(金)「第二部~悲劇の姉妹~」と2週にわたって放送される本作。江戸時代、在位50年という長期政権を握り、享楽的な暮らしぶりを好んだことで有名な江戸幕府第11代将軍・徳川家斉の「青年期」と「壮年期」。10人以上の側室を持ち50人以上の子どもを設けたことから“オットセイ将軍”とも呼ばれた家斉の時代の大奥には、想像を絶する野心やプライド、そして復讐心などが渦巻いていた。そんな大奥で、時代に翻弄されながら女の園を生き抜いた2人の側室の物語を描いていく。第二部で、沢尻さん演じる主人公・梅の妹役でありもう一人のヒロインの歌を演じるのは、「37.5度の涙」(TBS)や1月スタートの「お義父さんと呼ばせて」でヒロインを演じる蓮佛美沙子。家斉がまだ若く子に恵まれていなかった頃、浜御殿で催される宴にて家斉にお目通しさせられることになった梅と歌。自分が心引かれていた家斉が姉の梅を気に入ったことで、激しい嫉妬心にかられた妹の歌は姉を陥れようと画策する。時代劇に初挑戦となる蓮佛さんは、弓の名手であり男勝りで荒っぽい気性の持ち主である歌役を体当たりで熱演、沢尻さん演じる美しさと優しさを併せ持つ姉の梅とすさまじいバトルを繰り広げる。大奥の万事差配を任されている大奥総取締・大崎局役には、2003年のドラマ「大奥」で大奥総取締・瀧山役を演じ、圧倒的な存在感と強烈なインパクトを残した女優・浅野ゆう子。浅野さんは舞台版「大奥」でも瀧山役を演じているが、今回は家斉を取り巻く大奥の女たちを厳しく統率する大崎局という新たな役を好演。大崎局は第一部ではお美代、第二部では梅と歌という大奥入りする主人公たちを鋭く観察し、時には家斉にも苦言を呈するという役どころ。そして今回のドラマの舞台であり大奥の中心に君臨する徳川家斉を演じるのは、成宮寛貴。心の赴くまま自由に行動する家斉は、第一部<最凶の女>編では大奥史上最強の側室・お美代に、第二部<悲劇の姉妹>編では「梅」と「歌」という美しき姉妹に翻弄されていく。家斉の好色ぶりを、成宮がどう演じるのか気になるところだ。そのほか、家斉の側近であり<第一部>お美代の養父・中野清茂役には板尾創路、清茂の部下で<第二部>の姉妹・梅と歌の父親である酒井忠康役には温水洋一、家斉の正室・寔子役で光浦靖子が出演。さらに、「大奥」全作品に出演している名物である奥女中トリオ「スリーアミーゴス」もカムバックすることが決定!鷲尾真知子、山口香緒里、久保田磨希のドタバタぶりは今回も健在のようだ。<以下、キャストコメント>■蓮佛美沙子(歌役)時代劇はやってみたかったジャンルなのでうれしかったです。歌は、ものすごく極端なことをしてしまう役なので、理解することは難しかったです。でも私も兄弟がいるので、美しくて完璧な姉を持ってしまったがゆえの嫉妬心という、周りから比べられることに対するうらやましさや悔しさは少し分かるかなと思いました。上様に対して好意があるように見せかけて引いてみるという駆け引きのシーンは見てほしいです。■浅野ゆう子(大崎局役)お待たせいたしました。大奥にござりまする。女性同士の愛憎劇、嫉妬などがいろいろと描かれてきたのがフジテレビの「大奥」です。第一作から出演させていただいたことは女優・浅野ゆう子にとって幸せでしたし、いまなお声を掛けていただき光栄です。主演の沢尻エリカさんは2作品で違う女性を演じているのですが、きっちりと演じ分けられているのに驚きました。新しい大奥のヒロインの誕生です。■成宮寛貴(徳川家斉役)あの「大奥」に自分が出させていただくというイメージがなかったので、台本をいただいたときは何とも言えない気持ちになりました。一部と二部は20歳くらい違うのですが、見た目は変えず、セリフのスピードや語尾を変えたり、あとは姿勢を変えてみたり、なるべく工夫しました。「大奥」は普段時代劇を見ない方にも楽しんでいただける作品になっていると思います。いままでの大奥と一味違う大奥に仕上がっているのでぜひお楽しみください。「第一部~最凶の女~」は2016年1月22日(金)21時~、「第二部~悲劇の姉妹~」2016年1月29日(金)21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月15日菅野美穂、松下由樹、内山理名、仲間由紀恵らが出演し女たちの愛憎物語を描いてきた「大奥」。この度、本作が2週連続スペシャルドラマとして11年ぶりに復活することが決定し、時代劇初挑戦となる沢尻エリカが“悪女”と“聖女”2人の側室を演じ分けることが明らかになった。2003年に「火曜時代劇」枠で連続ドラマ「大奥」としてスタートし、若手俳優を起用した華やかなキャスティング、大胆に脚色されたストーリー、女同士のドロドロした関係性を散りばめて視聴者を魅了し、時代劇作品としては異例の若い女性層からの人気を集めた。今回、描かれるのは江戸時代、在位50年という長期政権を握り、享楽的な暮らしぶりを好んだことで有名な江戸幕府第11代将軍・徳川家斉の「青年期」と「壮年期」。10人以上の側室を持ち50人以上の子どもを設けたことから“オットセイ将軍”とも呼ばれた家斉の時代の大奥には、想像を絶する野心やプライド、そして復讐心などが渦巻いていた。そんな大奥で、時代に翻弄されながら女の園を生き抜いた2人の側室の物語を描いていく。2週にわたって主演を務めるのは、「ファースト・クラス」「ようこそ、わが家へ」に出演した沢尻エリカ。沢尻さんは本作で、“悪女”としても有名な大奥史上最強の側室「お美代」、激しい嫉妬心にかられた妹の策略や家斉の心移りを、大きな心で受け入れていく「聖女」のような優しい姉・梅という2つの異なる役柄を演じる。沢尻さんは「初の本格的な時代劇です。所作や言い回しなど、慣れないことがいっぱいあって、あまり思うように表現できませんでしたが、体当たりで2役演じさせていただいて、時代劇の面白さを知ることができました」と語った。本作のプロデューサーは「沢尻さんには約2か月間もの間、京都に滞在して東映撮影所での撮影に全力投球していただきました。生活する場所を変えての収録、それも初めての時代劇の収録は苦労も多く本当に大変だったと思いますが、遂に先日、無事クランクアップを迎えることができました。異なる主役2役を鳥肌が立つくらい完璧に演じ分けていただき、若さゆえの美しさと年齢を重ねることによる熟れた美しさを見事に醸し出していただきました」とコメントを寄せている。運命に翻弄される「悪女」と「聖女」という2つの主役を、沢尻さんはどのように演じ分けるのか。彼女の新境地となる演技に注目したい。「第一部~最凶の女~」は2016年1月22日(金)21時~、「第二部~悲劇の姉妹~」2016年1月29日(金)21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月04日大河ドラマ「花燃ゆ」。禁門の変(第27回7月5日放送)で夫を亡くした井上真央演じる文が、美和と改め、毛利家の大奥で奥勤めに挑む新たなステージを迎えた。6月11日(木)、「花燃ゆ」“奥御殿編”スタジオ取材会が都内で行われ、主演の井上さんをはじめ、松坂慶子、田中麗奈が取材に応じた。現場での印象を聞かれた井上さんは、「今までは、国を変えるぞ!と叫んでいる男性ばかりに囲まれていたので、全く違う世界にきたな、と思っています。大奥では、声には出さない静かな怖さがあって、笑いながらチクリというところがあって、演じながらもゾクッとしてしまうことも多々あります」と女性の怖さを話すも、「あ!カメラがないときには穏やかです」と慌ててフォロー。共演者とマッサージをし合ったり、体に良いものを配りあったりしながら、女性ばかりの現場を楽しんでいるようだ。本作では、奥御殿の女帝・都美姫演じる松坂さんは、「今までたくさんの大河ドラマに出演させて頂きましたが、このセットが史上最高かもしれません。まるで文化財の中で撮影しているようです」と細部までこだわって作られたセットに大満足の様子だった。映画で共演した際には、ジャージ姿でお酒を飲みかわす親子役だったという井上さんと松坂さん。「今回は格好が随分と変わり、不思議な感覚もあります。でも、スタートとカットがかかったときの松坂さんのギャップに、今回も驚かされると同時に、カットがかかった後のとても和やかな姿に癒されています」と紹介。田中さんは、モニターに映る井上さんを見ながら独り言のように「かわいいねー、かわいいねー」と言っているそうで、「こんなにも褒められることがないくらい、褒められています」と井上さんが照れくさそうに話し、和気あいあいとした姿を見せた。7月12日(日)より始まる“奥御殿”編。華やかな女性たちはもちろん、大奥を彩るセットにも注目をしたい。「花燃ゆ」は、NHK総合にて毎週日曜日8時~8時45分放送中。(text:cinemacafe.net)
2015年06月11日絢爛豪華な元禄の世を背景に、世継ぎをめぐって激しく火花を散らす大奥のバトルを“男女逆転”の構図で描く『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』。大奥総取締・右衛門佐(えもんのすけ)役の堺雅人と、徳川幕府第五代将軍・綱吉役の菅野美穂が演技秘話を明かした。その他の画像女たちが幕府の要職に就いて男たちの上に位置する本作は、実在した大奥が舞台の時代劇で、唯一のウソが“男女逆転”という二重のファンタジーで描く異色作。第1弾『大奥』(10)、テレビドラマ版『大奥~誕生[有功・家光篇]』(12)と、いずれも好評を博したが、その濃厚な愛憎ドラマは今作でもリアルで烈しい。大奥総取締として綱吉に取り入るも、やがて心惹かれていく右衛門佐役の堺は、「よしながふみさんの原作がとても面白いので、それをガイドに右衛門佐を演じて、その魅力を伝えることに努めました」と作品世界に忠実に寄り添ったことを説明。撮影中も歴史の本を読み、万全の準備をして参加したという。一方、綱吉役の菅野は、堺とは異なるアプローチで“男女逆転”の世界に入ったと言い、「この綱吉は相手によって表情が変わる人だと受け止めたので、あえて拠り所を作らず、不安な気持ちを残すことが大事だと思いました」と人間性を断定しないで演じたメソッドを告白。すると堺が「なるほど、面白い!」と即座に反応した。「一貫性がない人なので、無理に決める必要がなかったということ?」と堺が聞くと、「頭脳戦が通用しない人だと考えたので、撮影中の気持ちを大事にしました」と菅野。堺は「何度もふたりで取材を重ねましたが、今日初めて知りましたね(笑)。今僕の中で腑に落ちましたよ」と納得していた。すなわち、堺の言葉を借りれば、「その読めない人柄が、綱吉の素敵な魅力」なのだ。「僕自身側で見ていて、なんて掴みどころがない人だろうと思っていました(笑)。でも、それが右衛門佐が綱吉に惹かれていく要因のひとつだったのでしょうね」と腑に落ちた理由を明かす堺。「余裕がある人生だけれど、孤独で拠り所が犬だけ。でも、どこか魅力的ですよね?(笑)」と菅野も自信を示す綱吉像。この女将軍の魅力、映画館で確かめてみてはどうだろうか。『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』公開中取材・文・写真:鴇田 崇
2012年12月28日映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』のプレミア試写会が12月17日(月)に都内で開催。主演の堺雅人と菅野美穂を始め、尾野真千子、柄本佑、要潤、桐山漣、郭智博、永江祐貴、三浦貴大、宮藤官九郎、西田敏行に金子文紀監督の総勢12名が和装姿で艶やかに舞台挨拶に登壇した。よしながふみの人気漫画を原作に先日、最終回を迎えた連続ドラマ「大奥 ~誕生~[有功・家光篇]」の30年後の元禄の世を舞台にした本作。謎の奇病の蔓延で男性の人口が激減し、男女の役割が逆転した日本の権力の頂点に立つ女将軍・綱吉と公家出身ながら大奥の総取締役まで上り詰めた右衛門佐の究極の愛を描き出す。『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』は12月23日(土)より公開。■関連作品:大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 2012年12月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012男女逆転『大奥[右衛門佐・綱吉編]』製作委員会
2012年12月17日興行収入23億円を記録し、大ヒットした『大奥』の続編『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』が完成し25日、都内の劇場で堺雅人、菅野美穂、柄本佑、西田敏行、金子文紀監督が出席して完成披露試写会が行われた。作品の画像よしながふみの人気コミックを原作に、本作では前作より過去にさかのぼり、五代将軍綱吉の時代が舞台。謎の疫病によって男女の立場が逆転してしまった江戸時代で、女将軍や女人禁制の大奥が誕生した過程が絢爛豪華に描かれる。映画公開前に放送されるテレビドラマ版『大奥有巧・家光篇』との二部構成。堺は放送中のドラマ版で野心的な主人公・有巧(ありこと)を演じ、映画と合わせて1人2役を務めており「有巧と違って、右衛門佐は包容力があるタイプ」と分析した。一方、“生類憐みの令”で知られる五代将軍・綱吉を演じる菅野は「綱吉といえば、犬将軍ですもんね。お話をいただき、『犬を抱っこできたらいいな~』という下心があったんですが(笑)、台本をいただいて何という大役なんだと震え上がった」と振り返った。そんな菅野について、“お仕えする”堺は「まるで1本の大きなの木のような存在で、僕はそこにまとわりつく“つる植物”のようだった」とコメント。「本当にお美しくて、危険で甘い香りもある」とゾッコンの様子だった。西田は綱吉の父・桂昌院を演じ、「菅野さんがとても素晴らしくて、圧倒されました。(役柄同様)溺愛することができましたし、その気持ちは僕自身もストレートに持っている」と目尻が下がりっぱなし。一方、右衛門佐の右腕を演じ、今作の語り部も兼任する柄本は「ナレーションはほぼ初めてで…」と恐縮しきりだった。前作『大奥』、そして放送中のドラマの演出も手掛ける金子監督は「前作は10代をメインにした青春群像劇で、今回は堺さんが30歳から60歳くらいまでを演じている」と説明。「抵抗できない現実を受け入れて、いかに生き抜くか。登場人物が葛藤する姿は共通している」と両作品に共通するテーマ性を語り、「今まで4本の映画を作ったが、一番気に入っている。正直、反省点がない」と誇らしげな様子だった。映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』12月22日(土)全国ロードショー
2012年10月26日よしながふみによる大人気漫画を原作に、2010年10月に劇場公開され、興行収入23億円、動員数200万人を突破した大ヒット映画『大奥』。その続編にあたる『大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』がついに完成し、10月25日(木)、都内の劇場でお披露目された。上映を前に、主演を務める堺雅人を始め、菅野美穂、柄本佑、西田敏行、金子文紀監督がレッドカーペットセレモニー&舞台挨拶に登場!桜吹雪が舞い落ちる中、映画そのままのゴージャスな世界観を演出していた。“男女逆転”した大奥の愛憎渦巻いた世界を描く同シリーズが、大奥誕生に隠された秘話を軸にドラマ&映画のWプロジェクトで映像化された。すでにドラマ版は「大奥 ~誕生~[有功・家光篇]」(TBS)のタイトルで放送中。堺さんはドラマ版では、汚れなき心で将軍を支える院主・有功(ありこと)、そして映画版では胸に野望を秘めた、有功に瓜二つの男・右衛門佐(えもんのすけ)という一人二役の主役を演じる。「対照的な役柄ですが、演じ分けることに難しさは感じなかったですね。有功は野心家、右衛門佐は周りを包み込む包容力がある」と堺さん。一方、愛を求め続ける5代将軍・綱吉を演じる菅野さんは「綱吉といえば、犬将軍。私も『犬を抱っこできればいいな~』という下心がありましたが、いざ台本をいただき、何という大役なんだと震え上がった。天真爛漫、支離滅裂、予測不可能な女性ですね」とふり返る。そんな菅野さんについて、堺さんは「危険な甘い香りがする。本当にお綺麗な方」とホレボレ。さらに「菅野さんが大きな1本の木なら、僕はそれにまとわりつく“ツル植物”」と独特な表現で、役柄を自己分析していた。西田さんは綱吉を溺愛する実の父親・桂昌院を演じ、いつもながらの存在感をスクリーンで発揮。「菅野さんの素晴らしさに圧倒され、本当に“溺愛”することができた。僕のストレートな気持ちです」と本当の父親のように、目尻が下がりっぱなしだ。冷静沈着な右衛門佐の片腕・秋本を演じ、本作の語り部も務め上げた柄本さんは、「右衛門佐の邪魔にならないように、それでいて呼ばれればすぐに駆けつける。そんな“空気”のような存在を目指した」と語っていた。映画『大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』は12月22日(土)より全国にて公開。■関連作品:大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 2012年12月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012男女逆転『大奥[右衛門佐・綱吉編]』製作委員会
2012年10月25日