2020年11月29日、バラエティ番組『千鳥の対決旅』(フジテレビ系)に出演した、お笑いコンビ『千鳥』の大悟さん。埼玉県秩父市の人気パワースポットである宝登山神社を訪れた際にした、願いごとが話題になっています番組では、神社で出演者一行が『ロマンチックな願いごと大喜利』をすることになり、大悟さんは最後のトリを務めました。ほかの出演者たちに、「大悟はロマンティックなことを絶対にいえない」「イメージがない」といわれる中でいった言葉とは…。今年はいろいろなことがありましたが、サンタさんだけはいつものようにマスクをとって世界中の子供のところに来てくれますように。千鳥の対決旅ーより引用なんてロマンティック…!出演者たちも、これには思わず拍手。大悟さんは「一番泣いたのは大人じゃなくて子供やからな」と語っていました。2020年は新型コロナウイルス感染症で学校が休校になったり、楽しみにしていたイベントがなくなったりした子供たちはたくさんいるでしょう。我慢することが多く、つらい1年だったかもしれません。そんな子供たちに思いを馳せた『願いごと』に、ネット上でも反響が上がりました。・大悟さんの願いごとに泣きそう。めっちゃかっこいいです。・待って、大悟さんの願いごと最高すぎでしょ!思わず涙が出そうになりました。・素敵すぎてうるっときた。子供たちにサンタさんが来てくれますように。大悟さんの優しい気持ちに、多くの人が心打たれたようです。願いが叶い、世界中の子供たちに素敵なクリスマスが訪れるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月01日2020年10月23日放送のバラエティ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に、お笑いコンビ『千鳥』の大悟さんが出演。大悟さんは、過去に何度か自身の不倫が報道されましたが、その後の芸能活動にほとんど支障がありませんでした。その後、大悟さんはいわゆる『不倫ネタ』で多くのお笑いタレントからいじられています。千鳥・大悟の妻、『不倫ネタ』に対する強烈なひと言同番組内で、不倫についての話題になった時、大悟さんは『不倫ネタ』について妻から強烈なひと言を告げられたことを明かしました。1回いわれたんすけど…。「テレビ見てる人も、一緒におるタレントさんも笑てるかもしれんけど、1人だけ日本に笑てない女おると思うとけよ」っていわれたことあります。僕がこんな「不倫が…」とかってしゃべってることは「1人だけは笑てないからな」って。ダウンタウンなうーより引用この話に、出演者一同は「こわい!」「うわぁ」と騒然。しかし、ともに出演していた相方のノブさんは「そりゃ当然。笑うのおかしいもん」と妻の言葉に共感しました。大悟さんのエピソードに、ネットからはさまざまな声が上がっています。・妻のいう通り。笑えるはずがないでしょう。・私だったら、夫が『不倫ネタ』で笑いをとっているたびに傷付いてしまうかも。それが仕事だと分かっていても。・私の夫も、数年前に不倫をして許されたことを笑い話として話しているらしい。大悟さんの妻の気持ちがよく分かるわ。大悟さんは、『不倫ネタ』で笑いを取るたびに妻のことが頭に思い浮かぶのでしょう。エピソードを披露しながら苦い顔をしていました。浮気や不倫は人の心を深く傷つけるものです。『不倫ネタ』での笑いの裏には、深く傷付いた人がいることを忘れてはいけませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月25日2020年3月、タレントの志村けんさんが新型コロナウイルス感染症による肺炎で亡くなりました。生前、志村さんと週に2回、お酒を飲みに行くなどプライベートでも親交の深かったお笑いコンビ『千鳥』の大悟さん。バラエティ番組『笑神様は突然に…』(日本テレビ系)を始めとする、多くの番組で共演していました。千鳥・大悟「『また行きたい』っていってくれてたんですけど」同年7月23日に放送された同番組では、これまでの放送を振り返り、スタジオで内村光良さん、宮川大輔さん、千鳥の4人がトークをしました。お笑いコンビ『ガンバレルーヤ』と、『ハライチ』の澤部佑さんを含めた6人で、石垣島を訪れたロケを振り返った大悟さん。志村さんが、パンフレットを丸めてツッコミをするシーンに対して「実は枚数決まってるらしいですよ。音が出るのと痛くない枚数が」と裏話を紹介し、ロケ終了後のエピソードも語りました。あの日返ってきて東京で(深夜)3時ぐらいまで一緒に飲んでた。ロケもね、本当に楽しかったみたいで、「また行きたい」っていってくれてたんですけどね。笑神様は突然に・・・ーより引用大悟さんの表情からはさびしさを感じられ、最愛の師匠を亡くした悲しさはまだ癒えることがないようです。【ネットの声】・志村さんとのロケを見ている時の大悟さんの表情に泣けてきた。・志村さんが亡くなったということをまだ実感できない…。・後日談のエピソードに愛を感じた。本当に素敵な師弟関係だったんだろうな。また2人がそろってロケに出演する姿を見ることは叶いませんが、大悟さんが今後も番組を盛り上げてくれることを、志村さんも期待しているでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2020年07月25日千鳥の大悟(40)が志村けんさん(享年70)の愛車を500万円で購入していたと6月25日、FRIDAY DIGITALが発表した。記事によると志村さんのことを「師匠」と慕っていた大悟は免許がないにもかかわらず、志村さんの愛車であるキャデラック・エスカレードを買い取ったとのこと。いっぽうで「家にはクルマもないし、いつかクルマを買うならというのもあるし」と述べ、“師弟愛”的な美談ではないと強調したという。そんな大悟の行動に、ネットでは《大悟君、なかなか粋な事をするではありませんか。志村さんが、どんなリアクションをするか想像しています》《師匠も絶対喜んでくれてると思う。大悟ってこういうところが大きな魅力の一つだと思う》《志村さんの車も幸せだと思う》と感激する声が上がっている。「志村さんは大悟さんをとても可愛がっていました。クリスマスイブに『ご飯行こう』と誘うだけでなく、『振り向いてお前がいると嬉しいんだ』との言葉をかけたこともあるそうです。志村さんといえばバカ殿の姿が印象的ですが、プライベートでは言葉数が少なかった。そのため、当初は気を使って後輩芸人である大悟さんにも敬語で話していたそうです。吉本の先輩芸人たちと違う志村さんの姿が、大悟さんにとっても新鮮だったようです」(テレビ局関係者)志村さんと楽しい時間を過ごしてきた大悟。そばで「師匠」を見つめることで、芸人として学ぶこともあったようだ。「『ヒゲダンスの曲はジャケット買いしたレコードの曲』といった秘話だけでなく、『アイーンはもともと長さん(いかりや長介さん)への威嚇だから脇見せるくらいの角度でやれ』『本物のスケベは真面目な顔で鼻血を流す』などコントの秘訣も志村さんは大悟さんに伝授しました。もともと大悟さんにとって、コントは苦手分野。ですが、志村さんのお陰で前向きな気持ちになったようです」(前出・テレビ局関係者)今月18日、「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)で志村さんについて「代わりがおるかいな!」と断言していた大悟。愛車を購入したことで、かけがえのない思い出がまたひとつ増えたのかもしれない。
2020年06月26日2020年3月、新型コロナウイルス感染症による肺炎でタレントの志村けんさんが亡くなりました。志村さんと以前から親交が深く、一緒に食事をする機会も多かったお笑いコンビ『千鳥』の大悟さん。同年6月18日にゲストで出演したバラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)で志村さんへの想いを叫んだシーンに反響が上がりました。大悟「志村さんの代わりがおるかいな」アイドルグループ『KAT-TUN』の上田竜也さんと、月1回のペースで食事に行くという大悟さん。頻度が高いことを受け、番組MCの有吉弘行さんから、「志村さんの代わりってこと?」と聞かれると大悟さんは叫ぶようにこう答えました。代わらんよ。大きい声で言うてやるよ、代わりがおるかいな!櫻井・有吉THE夜会ーより引用大悟さんにとって志村さんは唯一無二の存在なのでしょう。「志村さんの代わりはいない」と断言しました。また、有吉さんが志村さんの好んでいたファッションをいじると、大悟さんは天を見上げながら志村さんに話しかけるように叫びました。志村さん、志村さん!観てます?まだこいついじってますよ!早めにいじってますよ!櫻井・有吉THE夜会ーより引用その後も生前の志村さんのファッションを話題に出す有吉さんに、大悟さんは「志村さーん!こいつ早いわいじるの。まだみんな悲しんでますから」と天を見ながら、志村さんに話しかけるようにコメント。大悟さんの愛の叫びにネット上では「感動した」などの声が寄せられていました。・笑いにしてくれて、きっと志村さんも喜んでいるはず。・きっぱりと大悟さんが「代わりなんかいない」っていってくれて安心した。・大悟さんの言葉に感動した。志村さんに報告するのが素敵。・このやり取りを見て気持ちの整理がついた。きっと、志村さんの話題で番組が盛り上がったことは志村さんにとっても嬉しいことでしょう。大悟さんの愛の叫びは、天国にいる志村さんにも届いたはずです。[文・構成/grape編集部]
2020年06月20日オンライン映画祭「We Are One: A Global Film Festival」にて、松居大悟監督・脚本による映画『アイスと雨音』が上映されることが決定した。「We Are One: A Global Film Festival」は、トライベッカ映画祭が企画主催し、ベルリン、カンヌ、ヴェネチアなど21の映画祭が集結。5月29日からYouTubeにて全世界でプログラムを公開している。そしてこの度、東京国際映画祭のプログラムの中で、本作が日本代表作品として選出、日本時間6月5日AM4時30分からYouTube上で全世界に向けて無料上映される。また、上映後7日間はVOD配信も行う。さらに寄付金の呼びかけも行われ、収益はWHO(世界保健機関)をはじめとする新型コロナウィルスに関わる救援措置へ寄付されるチャリティ上映となっている。『アイスと雨音』は、『アズミ・ハルコは行方不明』『君が君で君だ』の松居監督が、74分ワンカットで描いた青春映画。今回の上映に関して松居監督は「映画祭は、海外でも国内でもその場所まで足を運ばなければ楽しめません。だけど、このオンライン映画祭『We Are One: A Global Film Festival』は、家から一歩も出ずに、世界中の意欲的な作品たちを感じることができます。今作が朝4時半に上映されるのも、海の向こうでは午後3時半に上映みたいなので、そのズレも楽しいはずです。夜明けを共に過ごしましょう」とコメントを寄せている。(cinemacafe.net)■関連作品:アイスと雨音 2018年3月3日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©「アイスと雨音」実行委員会
2020年06月04日劇作家、映画監督という枠にとらわれない活動で、自分なりの表現を追求すべく奮闘している松居大悟さん。現在の仕事について思うことは?創作の原点は?さらに編集部から「松居さんの恋愛観なども聞かせてください」とリクエストすると、「全然わかってないので間違ったこと言いますけど、それでいいなら……」と、恥ずかしそうに答えてくれました。丸くなったって言われるのは全然いいです。とがってると、自分にも刺さって痛いので。――表現に目覚めたのは、大学で演劇サークルに入ってから?松居:いや、もっと前ですね。中学時代に藤子・F・不二雄の漫画を読みまくって、その頃は藤子先生みたいな漫画家になりたかったんです。中学から引きこもりになって、太ってたし、学校の帰りにカツアゲはされるし、空想の世界しか生きる場所がなかった。そこが原点ですね。高校に入ってからは、ちょっとだけ明るくなって、文化祭で漫才をやったり、M-1グランプリにも4回出てます。ただ、文化祭でもめっちゃスベりましたし、M-1も全部1回戦敗退。それで、自分に足りないのは演技力だと思って、大学で演劇サークルに入ったんです。本当は早稲田に行きたかったんですけど、受けた学部は全部落ちて、慶應に行きました。慶應はおしゃれなイメージがあったのでイヤだったんですよ。オシャレはダサいと思ってたので。――実際の大学はどうでした?松居:思った通り、ほとんどの人がオシャレな感じでした。そういう慶應の雰囲気に馴染めない人たちが演劇サークルに集まっていたので、そこだけは居心地がよくて。チャラチャラしてる男たちに対しては「どうせあいつらおもしろくねえし」って勝手に決めつけて見下してました。同級生の女の子たちは、同じ人間とは思えなかったですね。かわいいし、いい匂いするし、まぶしかった。――その演劇サークル内で立ち上げた劇団「ゴジゲン」が、作家としてのスタートになると。松居:はい。ゴジゲンでは、僕自身のコンプレックスをテーマにして、いかにコメディで表現するかっていうのをずっとやってました。――自身のコンプレックスをテーマにしようと思ったのは、なぜ?松居:当時の僕が憧れていた表現が全部それだったんです。情けない泥の輝きを叫んでいたGOING STEADYとか、童貞のパワーをおもしろく書いたみうらじゅんさんと伊集院光さんの本『D.T.』とか。中学・高校と男子校で、モテないとか以前に、母親以外の女性と一切交流がなくて、大学に入っても、女性がこわかった。だから劇団員も男だけで、ひたすらダメな男たちが右往左往するような演劇をやるしかなかったというか。――ゴジゲンの舞台は、ある時期まで“童貞”が最重要テーマでしたよね。松居:それは僕が童貞だったからですね。20代後半までは、童貞たちを励ましたい、世界で一番正しいのは童貞だ!そう思ってやってました。――それが次第に評価されて、次に繋がっていった。松居:童貞コメディ劇団ってことで、下北沢の演劇シーンでちょっとだけ評価されるようになり、その流れで、童貞男子たちの妄想を描いた映画『アフロ田中』の監督をやらないかっていう話がきて、初めて映画の監督をやりました。プロデューサーからは「映画の公開までは童貞キープでお願いします」って言われて。――キープしたんですか?松居:しました。というか、そんなチャンスもなく、余裕でできました。――とはいえ、いつまでも童貞だけをテーマにするわけにもいかず。松居:さすがに何年間もそればっかりやっていたので、もうコンプレックスもなくなってきたな、っていうのは思ってました。そこで転機となったのが、バンドのクリープハイプです。それまでは、自分の内側にあるものを創作意欲にしていたのが、彼らのミュージックビデオを監督した時に、それとは別の引き出しを開けて、しかも同世代の表現者と一緒に、作品をつくる喜びを知ったんです。実際まだ童貞でしたけど……。――松居さんの作品や表現は、自意識がモチーフになることも多いです。松居:いまだに自意識過剰だって言われるんですが、20代の頃はそれすらわからなかったんですよ。僕が演出家や監督という立場だからこそ、女性の出演者やスタッフが話しかけてくれるんですけど、それに気付かずに「俺のこと好きなのかな?」って、普通に思ってましたし。――それは自意識過剰というか、ただの勘違いというか……。松居:いまは現場とかで長い時間一緒にいると好きになっちゃうという原理もようやくわかってきたので、たとえ「好きかも」と思ったとしても、アプローチしたりとか、行動には移さず、耐えるようになりました。――女性に対しては、ずっとそんな感じなのでしょうか?松居:20代の頃は、とにかく女の子がわからなかったんです。自分を否定されたくないから、近づきたくないとも思ってました。それに、知ることがこわかった。女の子はおならしないとかも思ってたので、おならをすることも知りたくない。サブカルの話もしたいけど、知識が浅かったらどうしようとか考えちゃうし。ほんと、いま考えると自分に都合のいい妄想だけを求めてたんでしょうね。高円寺の古着屋にいるような、かわいくてセンスがよくて天使みたいな子が理想だったんです。実際そんな子、どこにもいないのに。――その認識というか思考で、劇中に登場する女性を描けるものなのでしょうか?松居:フィクションだと大丈夫なんですよ。実際に自分で脚本や小説を書くとなると、いっぱい想像できるんです。「どうしてこんなことしたのかな」とか「この行動はこういうことが伝えたかったんだ」とか。――作家のモードになれば想像力が働くと。松居:もちろん、いまでも基本はダサい男たちの気持ちしか、ちゃんとはわかってないと思います。あとは、人から教えてもらうこともありますね。たとえば映画『アズミ・ハルコは行方不明』の時は、主演の蒼井優さんと女性のプロデューサーが同い年で、ほかにも女性スタッフが多かったので、そこに委ねました。――監督でも主導権は握らない?松居:監督として神輿の上にはいますけど、柔らかい心情は、自分より近い人たちを信じますね。脚本を書いていても、人生余裕で生きているような人を書くのは抵抗があります。でもだからこそ、そういう人たちの不器用なところを見つけたりするのは得意なんです。自分とはかけ離れた人でも、弱音を吐いたりする時はあるので、そこはちゃんと描きたい。そういう意味では、確固たる意思もなく、なんとなく行動している人のほうが描くのは難しいです。――最後に、思春期の頃と変わらずに抱いてる感情はありますか?松居:嫉妬心ですかね。視野が広がれば広がるほど、いろんな表現や才能に出合うんですけど、そのぶん嫉妬する人もどんどん増えていく(笑)。でも、ただ嫉妬するだけじゃなく、ちゃんと吸収していきたいとは思ってます。それで丸くなったとか言われても、全然いい。とがってると、自分にも刺さって痛いですから。現在発売中の小説『またね家族』は、自身の感覚をもとにした家族のエピソードや、恋人の前で器用に振る舞えない男のみっともなさ、商業主義と理想の間で揺れ動く仕事観など、思春期以上成熟未満の自意識が詰まった渾身のデビュー作。本人いわく「限りなく自分と近い主人公にも見えますが、完全にフィクションです」。まつい・だいご1985年生まれ、福岡県出身。大学在学中に劇団「ゴジゲン」を立ち上げ、全作品の作・演出を務める。映画『私たちのハァハァ』『アズミ・ハルコは行方不明』『君が君で君だ』、TVドラマ『バイプレイヤーズ』ほか、クリープハイプや石崎ひゅーいなどのMVを監督。現在、初の小説『またね家族』(講談社)が発売中。※『anan』2020年5月27日号より。写真・村田克己インタビュー、文・おぐらりゅうじ(by anan編集部)
2020年05月24日舞台の作・演出、映画やミュージックビデオの監督、ラジオパーソナリティ、そしてこのたび小説家デビューを果たし、多才に活躍する松居大悟さん。その創作の原点はどこにあるのか。――舞台の作・演出、映画監督、そして初の小説が発売されたばかりですね。松居:表現や作品によって、制作のプロセスも関わるスタッフもまったく違うので、いろんな作り方を知っていくことが単純に楽しいです。自分がナビゲーターをしているJ-WAVEのラジオ番組『JUMP OVER』では、連動企画で舞台の公演をやったことがあるのですが、そうやって別の仕事が絡んだり、影響を与えたり、刺激にもなりますね。――もともと多才な人に憧れはありましたか?松居:意識していろいろやろうって思ったことはないんですけど、いいなと思っていたのは、チャップリンと北野武さん。たけしさんはお笑いもやるし、映画も撮るし、文章も温かくて。そもそも、何か一筋何十年っていう人に自分はなれないって思っていたんです。たとえば、演劇だけを人生かけてやっている人と比べた時に、同じくらい演劇が好きかって言われると、そんなことないなって。映像にも興味ある、文章も書きたい、テレビのバラエティもミュージックビデオもラジオも好き。だから、ひとつに絞りたくないし、絞れないし、絞るのもこわいし。あとは好みとして、ひとつの表現にとらわれないで、ジャンルを横断しているような人が作るものが好きっていうのもあります。――どのジャンルに行っても、居心地よく仕事はできますか?松居:制作期間中は、どんなジャンルであれ、その表現が一番だと思ってやってるんですよ。なので、同時に別の仕事を進行させるのが苦手で。舞台の稽古中に映画の打ち合わせをしたりとか。スイッチの切り替えが一番つらいですね。――作品づくりでは、どういう瞬間に喜びを感じますか?松居:アイデアが浮かんだ時ですかね。今回の小説では、頭の中でストーリーが走り出して、手が追いつかない時があったんですよ。あの瞬間は本当に快感でした。脚本を書いている時は、役者のことをイメージしたりして、自分の書いたものだけでは完結しないので、書きながら止まらなくなるみたいなことはなかったんですけど。小説は全部スマホで書いていたので、「やばい追いつかない追いつかない!」ってなりました。――スマホで書いたんですか!?松居:そうなんですよ。全部スマホで。机に向かって「小説書くぞ」って、改まった気持ちで構えちゃうと、どうしても書けなくて。だったら変に気負わずに、ダダ漏れみたいな、友達にLINE送るくらいの気持ちでスマホで書き進めてみたら、うまくいきました。――スマホに少しずつ書き溜めていく感じで?松居:ではなく、一気に書き下ろしました。3年くらい前から書こうとは思っていて、ようやく書き始めてからは、4~5か月で書き上げましたね。現在発売中の小説『またね家族』は、自身の感覚をもとにした家族のエピソードや、恋人の前で器用に振る舞えない男のみっともなさ、商業主義と理想の間で揺れ動く仕事観など、思春期以上成熟未満の自意識が詰まった渾身のデビュー作。本人いわく「限りなく自分と近い主人公にも見えますが、完全にフィクションです」。まつい・だいご1985年生まれ、福岡県出身。大学在学中に劇団「ゴジゲン」を立ち上げ、全作品の作・演出を務める。映画『私たちのハァハァ』『アズミ・ハルコは行方不明』『君が君で君だ』、TVドラマ『バイプレイヤーズ』ほか、クリープハイプや石崎ひゅーいなどのMVを監督。現在、初の小説『またね家族』(講談社)が発売中。※『anan』2020年5月27日号より。写真・村田克己インタビュー、文・おぐらりゅうじ(by anan編集部)
2020年05月21日お笑いコンビ・千鳥の大悟(40)が4月16日、自身のTwitterを更新。親交が深かった志村けんさん(享年70)が、3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなって以降、初めての投稿となった。大悟は「島んちわ!写真かと思ったら動画やった」というコメントとともに、1分32秒の動画を公開。「写真撮っちゃろか?」と相方・ノブ(40)のコーディネートを写真で撮るようにみせかけ、実は動画だったというシュールなやり取りが収められている。志村さんのいちばんの飲み仲間として知られ、一時期は「週5で飲みに行く」と公言していたほど可愛がられていた大悟。3月31日にノブが「志村けん師匠のご冥福をお祈りします」とTwitterで追悼したが、大悟は3月19日のツイートから沈黙を続けていたことから、ファンの間で《大悟が心配》《大丈夫ですか?》と心配するコメントが殺到していた。志村さんに言及することがなかったが、大悟の28日ぶりの更新に《面白いより大悟元気そうでよかったが勝つ》《笑えてるね。安心した》《笑い声聴けてよかったよー》と安堵する声が多く寄せられている。
2020年04月16日お笑いコンビ・千鳥のノブと大悟が、12日より全国で放送されるソフトバンクの新テレビCMシリーズ「勝手にHERO’S」の第1弾「勝手にHERO’S登場」篇に出演。新幹線で爆睡している忙しすぎる芸人役として出演し、大悟がダウンタウン・松本人志に歯を磨かれるシーンが登場する。ギガを使わなかった月は“勝手に”安くなるソフトバンクの新料金サービス「メリハリプラン」の魅力を伝える同シリーズ。主演のダウンタウン・松本人志が、“勝手に”お助けするヒーロー役として、世の中の人々を知らないうちに助けるというストーリーだ。第1弾の「勝手にHERO’S登場」篇で松本が助けるのは、主婦役の小倉優子と忙しすぎる芸人役の千鳥。登校中の子供たちのために横断歩道で“勝手に”交通誘導をしたり、忙しい主婦(小倉)のために“勝手に”皿を洗ったり。また、新幹線で爆睡中の大悟に松本が“勝手に”歯磨きし、勝手に付いてきていた白戸家のお父さん(犬)も「おれも、勝手に添い寝!」とノブに寄りかかる。何が起きたか知らないまま、大悟とノブは「知らん間に口がさわやかじゃ~」、「眠りが安らかじゃ~」と幸せそうに寝言をつぶやく。ソフトバンクの新CM出演に、ノブは「『初の!』というか、『念願の!』ソフトバンクさんのテレビCMということで、本当にうれしかったです!」と喜びつつ、「でも一つだけ欲を言うと、目は、開けたかった…。ずーっと寝てる演技でしたので…。黒目は見せたかったなと(笑)」とポツリ。大悟も「僕も、充血して目が赤かったりしたら絶対ダメじゃないかと思って、めちゃくちゃ目薬さしたんですよ。意味はなかったですね」と笑った。また、ノブは「白戸家のお父さんを腕に抱えましたからね。あの映像はもう、末代まで自慢できるんじゃないですか? 『あのお父さんと俺は寝たんだよ』っていうのを早く子供に見せたい! そして、嫁に伝えたい」と白戸家のお父さんとの共演に感激。大悟は「うらやましいな~と思いました」とうらやましがるも、「一方ワシは松本さんに歯を磨かれてね…。まあでも、数いる芸人の中で、松本さんに歯を磨いてもらった後輩はたぶんワシだけじゃないかと。これはもう一生の自慢になりますよね。松本さんに何かを言われたところで、『あんたはワシの歯磨いたことあるでしょ?』って今後思えますからね」と胸を張る。そして、松本に“勝手に”してあげたいことを聞かれると、ノブは「松本さんは、もう全てを持っている男ですからね。筋トレの補助ですかね。かなり鍛えていらっしゃるので。皆さんが思っているより、なんですよ。この前バーで一緒に飲ませてもらって。松本さんが飲んでいる時、壁の柱にガーンって肘をぶつけたんですよ。そしたらちょっと、バー動いたんですよ。全体がグイン! って(笑)」と回答。大悟は「バケモンや…。松本さんはもし一個の銀行なら爆発するくらい(大量のお金を)貯金してるでしょうから、小分けにしてあげたいですね。『他にも銀行ありますよー』言うて」と話し、ノブも「すごいでしょうからね(笑)」と同調した。
2020年03月12日お笑いコンビ・千鳥が、25日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~)にゲスト出演。大悟は、憧れの先輩・ダウンタウンの松本人志との緊張の初対面を振り返った。一番ビビった先輩を聞かれ、「僕らはダウンタウンさんかな」とノブ。大悟は「一番最初、たしかM-1に最初に出たときに松本さんが審査員しているから楽屋挨拶に…」と松本との初対面を振り返り、「ゲボ吐きそうなんですよ。高校のときにノブとしゃべっていたその人の前でこのあとネタする。そこでおもろないと思われたら終わりやっていう感覚」と当時の心境を明かした。そして大悟は、「入った瞬間に、金の上下のジャージで丸坊主で、あぐらをかいてい座っていたんですよ」と松本の様子を説明し、「ほんまに仏様なんや」と思ったと告白。「金のジャージを上下で着ているという情報すらないから、自ら出ている金なんだと思った。後光が差して…」と語った。
2019年09月27日お笑いコンビ・千鳥の大悟とノブ、グラビアアイドルの中村静香が16日、都内で行われた回転寿司チェーン「無添くら寿司」の新サービス・新商品発表会に出席した。発表会では、ショウガをモチーフにした悪役“怪人ガーリー”に襲われた中村を、鉄分をイメージした“無添加ヒーローアイアンレンジャー”に扮した千鳥が助けるという寸劇を披露。千鳥は「ちょっと待てー!」と登場し、「世界の平和は俺たちが守る。アイアンレンジャー」と決めポーズも披露しながら盛り上げた。特に大悟がノリノリで、ステージの端から端まで使ってパフォーマンスし、「二度と来るなよ!」「俺たちが来たからもう大丈夫!」などとヒーローになりきって熱いセリフを連発。そのサービス精神にノブが驚きながら「1億円くらいもらってんの? ギャラ1億円か!? すごいな。もっと気持ちを抜け!」と突っ込むと、大悟は「こういう仕事は一切抜かない!」と返した。囲み取材で、ノブは「だいぶ恥ずかしかった」と本音を吐露。大悟が「悪の怪人がもうちょっと悪いところが出た方が、助かったっていうのが出たんじゃないか。振りがあったほうが良かった」と真剣に振り返ると、「真面目か!」とツッコんだ。中村は、2人のヒーロー姿を「かっこいい」「すごいお似合い」と絶賛。どちらによりキュンとしたか聞かれると、「どちらもお似合いですけど、大悟さんですね。あれくらい気持ちが入っていたほうが」と大悟を選んだ。くら寿司は、スマートフォンから事前注文できる新サービス「スマホdeくら」を7月16日より順次導入。また、旬の極みシリーズ第6弾「はも天寿司」「新物うに」とKURA BURGERの新作「極み KURA BURGER チーズフィッシュ/ビーフ」を7月19日より販売する。発表会では、千鳥と中村による食レポ対決も行われた。
2019年07月16日お笑いコンビ・千鳥の大悟とノブが16日、都内で行われた回転寿司チェーン「無添くら寿司」の新サービス・新商品発表会に、グラビアアイドルの中村静香とともに出席。囲み取材で、所属する吉本興業のタレントたちの闇営業騒動についてコメントした。発表会で千鳥は、ヒーロー“無添加ヒーローアイアンレンジャー”に扮して登場。中村が“怪人ガリ”に襲われているところに、「ちょっと待った!」と現れ、中村を助けるというパフォーマンスを披露した。囲み取材では、所属する吉本興業の芸人13人が、反社会的勢力のイベントに事務所を通さない闇営業で参加し、謹慎処分を受けた騒動についてコメントを求められ、ノブは「これ(ヒーロー衣装)でその件についてコメントするの恥ずかしい」と苦笑。大悟は「なんかあった? ヨーロッパで戦っていたもので」とヒーローになりきってとぼけた。また、大悟は「みんなが早めに興味なくなってくれたらいいんだけどね」とコメント。さらに、会社からヒアリングを受けたことを明かし、「僕はそっちより女の方を気を付けなさいって」と笑いながら明かした。くら寿司は、スマートフォンから事前注文できる新サービス「スマホdeくら」を7月16日より順次導入。また、旬の極みシリーズ第6弾「はも天寿司」「新物うに」とKURA BURGERの新作「極み KURA BURGER チーズフィッシュ/ビーフ」を7月19日より販売する。発表会では、千鳥と中村による食レポ対決も行われた。
2019年07月16日今年大きな話題を呼んだ「おっさんずラブ」を生み出したテレ朝の年末深夜ドラマ枠が今年もやってくる!今年はマルチに活躍するクリエイターの松居大悟が脚本&監督を務めるドラマ「平成ばしる」をオンエアする。本作は六本木ヒルズにあるテレビ朝日とJ-WAVE、テレ朝ビル内にスタジオがあるインターネットテレビ局AbemaTV。この実在する3メディアの壁を取っ払ってお届けする異色ノンストップ・パニックコメディー。2018年12月31日(月)、大晦日のテレビ朝日では「東京らふストーリー」の収録が行われていた。APの猫宮唯(稲葉友)は2本目の収録の特別ゲスト・松重豊(本人)を出迎える途中、スタッフ用に用意した年越しそばが足りないことに気づき、先にスーパーへ向かうことに。同じ頃、J-WAVEでは番組内で紹介するそばを運んでいた江國彩香(阿部純子)が転倒、そばを全てこぼしてしまい、慌てて代わりのそばを買いに走ることに。しかし年末ということもありどこもそばだけが売り切れており、諦めかけたその時、大量のそばをカゴに入れた猫宮が目の前を通り過ぎ、テレビ朝日のスタッフパスを付けていることに希望を見出した彩香は猫宮に「そばを一つ分けてください!」と頼むが、猫宮は冷たい対応をとる。「同業者なら分かるでしょ!?」「ラジオだったら音でなんとかなるでしょ!?」…言い争いをしているなか、猫宮に着信が。松重が予定時刻よりも早く到着、テレビ朝日の入り口に誰もいないため六本木ヒルズの車寄せに移動してしまったというのだ。その場所が分からない猫宮が焦っていると彩香が「近道、知ってるなぁ」とポツリ。2人は話し合いの結果、彩香が松重の迎えに、猫宮がJ-WAVEのスタジオにそばを届けに走るが…というストーリー。本作の脚本、演出を手掛ける松居氏は劇団ゴジゲンを主宰、映画監督、脚本家、俳優としても活躍する33歳の大注目クリエイター。2012年、映画『アフロ田中』で監督デビューを果たすと『アズミ・ハルコは行方不明』など数々の作品を世に送り出したほかJ-WAVEで「JUMP OVER」ナビゲーターも務めている。「もはやボーダーレスになっている放送局そのものを表現として描くことはできないか?と、自分のJ-WAVEラジオ番組が始まったことをキッカケに考えてきました」と語る松井さん。「六本木には、テレビ朝日・J-WAVE・AbemaTVがあります。テレビ局、ラジオ局、ネット局の境界を越えて、平成最後の年を笑顔で越えられるようなコメディを描けたらなと思います。言い尽くされて出涸らしになってしまった"平成最後"という言葉に引導を渡せたらと。出演者も、自分にとって何度もご一緒し損ねた、稲葉友と阿部純子という平成生まれのお二人を中心に、大切な方々に集まっていただきました。今まで見たことのない楽しいドラマになると思います。六本木放送局たちのご乱心をお楽しみください」と放送にあたりコメントを寄せてくれた。またテレ朝のAP・猫宮役で主演する稲葉さんは「松居さんとは一度お仕事させていただいているのですが、印象は“人たらし”です。『松居さんのためなら』って人が周りにどんどん集まってくるタイプというか。だからこそ今回のような発想の物語が生まれるんだろうなと思います。とても魅力的な方ですね」と松井さんの人柄を語り、「ずっともう一度やりたいと思っていた松居組、しかも演劇でお世話になっている方や普段からよく舞台などで見させていただいている方々がたくさんいらっしゃる中で主演をさせていただけるのは、すごくうれしいです。主演という肩書きにとてもプレッシャーを感じやすいタイプではありますが、平成最後のエネルギー全部使い果たすつもりで臨ませていただきます」とやる気十分の様子。J-WAVEの番組AD・江國彩香役で出演する阿部さんは「松居監督とは今回が2度目のお仕事です。毎回“まさか”と思うような面白い発想を持ってきてくださる方で、演じる側としても瞬発力や柔軟性が問われると同時に、とても刺激を受けています。私が演じる彩香はラジオ番組のADで、ちょっとだけ天然な女性」と自身の役柄にふれ、「私自身ラジオが好きですごく聴いていて、“舞台裏にいらっしゃるスタッフさんは、どんな方々なんだろう?”と思っていた矢先のこの役だったので、うれしかったです。実在する番組と関われるのも、すごく楽しみです。このドラマはタイトル通り、『平成』という年号の最後の年末を、勢いよく走り抜けるような作品。見てくださる方が本当に明るい気持ちで新年を迎えられる作品になるのではないかと思います。私も頑張ってたくさん走ります」と意気込みを語っている。本作には2人のほか、松重さんをはじめ「東京らふストーリー」のMCとして「アンタッチャブル」山崎弘也、「フットボールアワー」の後藤輝基と岩尾望、新井恵理那、「JUMP OVER」のナビゲーターとして松居氏、「Abema的ニュースショー1週間のNEWSをまさかの目線で!」MCの千原ジュニアらが本人役で出演。松居氏が手掛け2月から本多劇場で上演される舞台「みみばしる」主演の本仮屋ユイカが物語の展開に大きく関わるラジオリスナー役で登場。さらに扱いにくい蕎麦評論家役で近江谷太朗、蕎麦屋の主人役で中村まこと、ラジオ局スタッフとして森下能幸、玉置玲央なども出演する。「境界を越える」をコンセプトに登場人物たちがいろいろな場所で複雑に絡み合っていき、やがてハッピーエンドに向かっていく奇想天外なパニックコメディー「平成ばしる」は12月28日(金)深夜24時20分~テレビ朝日で放送。(笠緒)
2018年12月28日お笑いコンビ・千鳥の大悟とノブが4日、大阪の御堂筋で行われた「御堂筋オータムパーティー2018(御堂筋ランウェイ)」に登場した。大阪のメインストリート・御堂筋から大阪の魅力を国内外にアピールする同イベント。「Indeed WORK STYLE RUNWAY」では、「大阪の“はたらく”を応援」をテーマに、さまざまな仕事着を表現したオールデニムコレクションを展開し、千鳥がゲストモデルとして登場した。オシャレなオールデニムのスーツを身にまとって登場した千鳥は。「大阪のお客さんありがとうございます~」「すごい人ですね~」と大勢の観客に話しかけながらランウェイを歩き、「コブクロファンのみなさんこんにちは! 千鳥にも声援をください」とコブクロのライブを楽しみにしているファンにもあいさつ。また、ノブは「大悟の帽子のクセがすごい!」とツッコミを入れて観客を笑わせた。同イベントには、お笑いコンビ・ダウンタウン、俳優の大谷亮平、モデルの森星も登場。大阪のストリートから誕生し、今年結成20周年を迎えたアーティスト・コブクロによるスペシャルストリートライブや、全国優勝常連の梅花女子大学チアリーディング部レイダースによるパフォーマンスなども行われた。
2018年11月05日ドラマ「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」のメイン監督を務めた松居大悟の最新作『アイスと雨音』が、2018年春に公開されることが決定。あわせてティザービジュアルとストーリーが公開された。「え、中止なんですか?」2017年3月、小さな町で舞台が予定されていた。イギリスの戯曲を、日本で初上演する。オーディションで選ばれ、初舞台に意気込む6人の少年少女たち。しかし、その舞台は突如中止となった。落胆する出演者たち、だが、ひとりの少女がこう言い放つ。「ねぇ、稽古しようよ」。どうしても舞台に立ちたい。その後、大人たちに直談判するも、決定は覆らない。本番の予定だった日。彼らは警備をふり切り、劇場に突入する――。『私たちのハァハァ』『アズミ・ハルコは行方不明』や、「クリープハイプ」「チャットモンチー」のMVなども担当する松居監督が手掛ける本作は、現実と虚構、映画と演劇の狭間に立たされ、小さな町でもがいて生きる若者たちの物語。オーディションで選ばれ、初舞台に意気込む6人の少年少女たちを、『忍たま乱太郎』の紅甘、舞台を中心に活動する戸塚丈太郎、『笑う招き猫』『心が叫びたがってるんだ。』の森田想、「13歳のハローワーク」の田中偉登、俳優で声優の青木柚、そして田中怜子が演じるほか、音楽を担当した2人組のヒップホップバンド「MOROHA」、『さよならドビュッシー』の監督であり、俳優としても知られる利重剛も出演している。また今回、凛々しい表情でこちらを見つめる6人の姿を捉えたティザービジュアルも到着。彼らの衣装を担当したのは、10代の青春をテーマにしたスタイリングに定評がある若手気鋭のファッションデザイナーKEISUKEYOSHIDA。映画衣装を手掛けるのは今回が初となるKEISUKEYOSHIDAさんは、「不安も多かったのですが、松居さんからこの企画のお誘いいただいたときに、これは絶対にやりたいと思いました」とコメント。そして「僕は普段、明るいのか暗いのかわからない思春期の子たちの感情や、彼らのもがく姿にどうしようもないくらい強く惹かれてファッションをデザインしているのですが、松居さんも思春期にどうしようもないくらいに惹かれ、その一瞬に特別な感情を持って向き合っていてその姿勢にひたすらに共感しています」と語り、今回の衣装については「ひとりひとりの魅力がより伝わるように意識してスタイリングを組みました」と話している。『アイスと雨音』は2018年春、渋谷ユーロスペースほか順次公開予定。(cinemacafe.net)
2017年08月15日ちょっとした甘えと好意を匂わすセリフで、2度目がある女になる。「この子、イケるかも?」「また会いたい」と思わせる、“次がある女子”の必勝法則を伝授します!“合コンに行ってもいつも不発”“せっかく出会っても2度目がない!”という女子は、ここで紹介する8つの法則を試してみて。「ポイントは“隙”を作ること。軽く見られたくないという気持ちから、そんなつもりはなくても、ついガードを堅くしている女性は多いもの。まずは『終電を逃しちゃダメ』など自分ルールをできる限り捨てると、男性から誘われる余地が生まれますよ」(臨床心理士・村松奈美さん)「甘え上手な女子も、2度目のチャンスが多い印象。男は誰しも少なからずヒーロー願望があるので、自分を頼ってもらえるのが嬉しいんです。バッグを取ってもらうなど簡単なことなら、初対面でも実践しやすいはず」(モテ髪師・大悟さん)もう少し踏み込みたい場合は、好意を潜ませる必勝セオリーへ。「気になる男子のセンスに対して『好き』という言葉を多用したり、彼にだけ耳打ちをしたり。男は自分への好意を感じると、俄然その女子を意識して、また会いたくなるんです」(大悟さん)“次がある女子”のルールをまとめました!RULE1:髪型は毛先ワンカールなど、ほどよく巻く【女性らしい曲線を演出して、第一印象を制する作戦!】「また会いたい女子への格上げは、第一印象から始まっています。そこでおすすめしたいのが、まずは目につきやすい髪型をアイロンで“巻き髪”にすること。僕のサロンに来た女性の多くが『巻き髪にしてモテた!』と実証済みです。男性は曲線に女性らしさを感じるから…など理由は考えられますが、その効果はもう理屈抜き」(大悟さん)RULE2:飲み会では“カシオレ”や“緑ハイ”など、軽めのお酒から飲む【お酒を“飲みに行く”のはNG。ほろ酔いでその場を楽しんで】「出会いの場では本気で酔わない、というのがウワテなモテる女子の共通点。お酒にのまれずその場を楽しむために軽めのものから頼むんだと思いますが、同時に、女の子はほろ酔い姿が一番可愛いこともきっと計算済み。『もっと酔ったらどうなるんだろう?』と男の妄想はかき立てられ、結果、次につながる可能性大!」(大悟さん)RULE3:「ごめん、カバン取ってもらっていい?」と男子にお願い【大切なものを彼のそばに置いて、心の距離を一気に近づける!】「バッグは自分のそばではなく、気になる男子の隣に置くのがセオリー。それを彼に取ってもらうんです。大切なものを自分から離れた場所に置いている女子に対して、男は『心を開いてくれているのかな』と嬉しくなりますし、しかも『取って』と指名されたとなると『脈あり!?』なんて都合よく解釈。その子が気になる存在に」(大悟さん)RULE4:カラオケで「この歌好きー♪」と言う【間接的な“好き”でも、意識してしまうのが男心】「男は告白されないまでも、自分に関することを『好き』と言われると、『俺のこと好きなのかも!?』と、その子を意識。相手の言葉が自信にもつながります。歌の上手さは褒めなくてOK」(大悟さん)。「男性はガラスのハート。狩りを失敗したくない気持ちから、自分でもいけそうな女性を狙うんです。そのため気のあるそぶりは有効」(村松さん)RULE5:絶妙なタイミングでタメ口になる【テンションが上がったときに、ポロッと出るイメージで】「2度目の機会を作るには、初対面でいかに相手と打ち解けるか。そのカギが、タメ口になるタイミングです。自然なのは、次の飲み物を聞くなど相手への質問系。あと、興奮したときに『わかる~』などもアリ。飲み会の間中敬語では距離が縮まらずその場止まりですが、次がある子は総じて途中でタメ口にシフトしていますよ」(大悟さん)RULE6:「今日はタクシーで帰っちゃおうかなー」と言う【こだわりとはサヨウナラ。時にはハメを外して隙を作る!】「結果的に終電で帰ったとしても、このセリフは“終電を逃してまで一緒にいたいほど楽しい”という表れ。男子はそれが単純に嬉しいので、一気にお近づきになれるチャンス!」(大悟さん)。「『終電は死守』など、あまりこだわりを作らないほうがいい。たまにハメを外すくらい隙があるほうが、男子も誘いやすいですからね」(村松さん)RULE7:先に帰るときは、気がある男子に向けて小声で「帰るね♪」と言う【こっそり特別感を漂わせて、先に帰るハンデをむしろ武器に】「どうしても先に帰らなければいけないときは、この手を実践。男は二人だけの秘密を共有した感覚になりますし、“俺だけ”という特別感も満たされて、ダブルの胸キュン。これも『俺のことが好きかも?』という回路につながるので、また会いたくなるパターンです。周りの女子の視線はさておき(笑)、とりあえずやった者勝ち」(大悟さん)RULE8:駅の改札やタクシー乗り場まで送ってもらう【男子のヒーロー願望をくすぐって、次がある女としてのダメ押しを!】「家に送ってもらうほど親密ではなく、店で別れるよりも一歩踏み込んだ絶妙な距離感。男のヒーロー願望がくすぐられ、こんな気分にさせてくれる女子とはまた会いたくなるんです」(大悟さん)。「男性は自分を必要としてくれる女性に惹かれるもの。『ありがとう』と頼もしかった気持ちを伝えると、彼の中でプラスポイントに」(村松さん)大悟さんモテ髪師。モテ髪プロデュース『Hairsalon PEACE』代表。著書に『84.7%の女性をモテさせた僕が密室でこっそり教えていたこと』(サンマーク出版)。村松奈美さん臨床心理士。横浜にカウンセリングルーム「スカイ&リーフ」を開設。著書は『人は心理学で永遠に幸せになれる』(ワニブックス)。※『anan』2017年8月2日号より。イラスト・タテノカズヒロ文・保手濱奈美(by anan編集部)
2017年07月27日キレイになること、女性らしくいることに貪欲な人ほど強い!「飲みに誘おうかな」「声かけてみたいな」と思わせる、“出会いがある女子”の必勝法則を伝授します!「出会いのある子を見ていて思うのは、自分がキレイになることに遠慮がないんです。たとえば脚を美しく見せるために、夏でもストッキングをはいている。やっぱり見た目をキレイにしている子のほうが、合コンなどに誘われやすい。あとは、ミーハーな子ほど出会いのきっかけにコネクトしやすい傾向が」(モテ髪師・大悟さん)また、心理面からは、こんな法則を意識すると効果的。「どこか女性を感じさせる服装や仕草を織り込んで。女性としての意識が高まり、恋愛にも気持ちが向きます。ひいては、出会いを求めて行動したくなるでしょう」(臨床心理士・村松奈美さん)では、出会いがある女子の「ルール」を見ていきましょう。RULE1:可愛い女の子のSNSをフォローする【写真や動画に溢れるモテのヒントから、出会いを引き寄せ】大悟さんによると、“可愛い子ほど、可愛い女の子のSNSをフォローしている”とのこと。「おそらくそこから、もっと可愛くなるためのヒントを得ているんだと思います。自分が可愛くなることに躊躇がなくて、そのうえ貪欲。そういう姿勢は恋への意欲につながりますし、ひいては出会いをも引き寄せますよね」RULE2 :ストッキングは30デニール【素足感を残しつつ生脚より上品。結果、男子の目を引きつける】今どき女子の新常識は、生脚よりもストッキング。「なかでも出会いのある子は、肌がほどよく透ける30デニールのものを選んでいることが多い。その薄さが一番脚をキレイに見せられて、清楚さも演出できることを知っているんでしょう。自分の見せ方が上手な子には、男子の視線も自然と集まります」(大悟さん)RULE3:話題のお店に行ってみる【ミーハー&マス上等。鉄板の食べ物ネタで、誘われやすさアップ!】「新店や、グルメサイトで高得点のレストラン。そんな飲食店を見つけたら、即刻GO!そして、SNSなどで話題の店によく行くことをアピールしておくと、たとえば友達が食事会を開くときに“そういえばあの子もこういう店好きだったかも”と、誘われる可能性が増。新しい人脈や出会いの機会も広がります」(村松さん)RULE4:声は高めに出す【話しかけやすい雰囲気。そのぶん、出会いの数も増えるってワケ】「これは印象の問題だと思いますが、声が低い女の子って男からすると“ちょっと怖そう”という感じがして、気軽には話しかけづらいんです。その点、声の高い女の子は、何でも明るく返してくれそうで、話しかけやすい。そういう子は、男子から“合コンやろう!”とか出会いにつながる誘いを、よく受けていますよ」(大悟さん)RULE5:食べている写真をインスタにアップする【デートを想像させる“食べかわ”写真で、SNSが出会いの場に】インスタなどSNSを公開設定にしている人は、食べ物だけでなく、“食べ物と私”をアップして。「男子がこういう写真を見ると、その子とデートしている自分をつい想像したくなるんです。食べ物&自分をアップしている女子に、見知らぬ男性からメッセージが届くとよく聞きますが、男の潜在意識が動いた結果では」(大悟さん)RULE6:ヒールの靴を履く【女性らしい靴が、出会いの場へと気持ちを向かわせる】「ヒール靴は脚に負担が。それを押しても履くということは、脚をキレイに見せたいという女性らしい気持ちの表れ。恋愛にも気持ちが向きやすいんです」(村松さん)「いい靴を履いていると、いい場所に行きたくなるという女子は多いもの。バーやホテルのラウンジなどがその代表格で、まさに出会いの多い場所!」(大悟さん)大悟さんモテ髪師。モテ髪プロデュース『Hairsalon PEACE』代表。著書に『84.7%の女性をモテさせた僕が密室でこっそり教えていたこと』(サンマーク出版)。村松奈美さん臨床心理士。横浜にカウンセリングルーム「スカイ&リーフ」を開設。著書は『人は心理学で永遠に幸せになれる』(ワニブックス)。※『anan』2017年8月2日号より。イラスト・タテノカズヒロ文・保手濱奈美(by anan編集部)
2017年07月27日恋愛には、ビッグデータから浮かび上がった必勝法則が存在します。今回はそれを特別公開。即実践することが、恋愛成就への近道です!思い立ったら即実践!恋愛必勝行動学!!!「恋愛に直感や気分は大切です。ただし、それを優先できるのは、“いい方向に動けている人”。その自覚がなければ、慎重になるべき」(モテ髪師・大悟さん)「直感で動くだけでは、よっぽどの百戦錬磨の恋愛達人でなければ、恋は思い通りにいかないでしょう。なぜなら、一般的な恋愛経験値の人は、正確に状況を洞察することが難しく、その時どきの感情や思い込みによって、判断にかなり偏りが出てしまうからです」(臨床心理士・村松奈美さん)そこで知っておくべきなのが、恋愛を成功に導くために有効な法則。これに則ることで、一時の感情に流されて軽々しくアクションを起こすより、恋が実る確率は、格段に上がるはず。「個人差があるので、人によって多少変える必要はありますが、恋愛における根本的な心得やスタンスには、成功法則があると思います。愛される女性に共通するのは“男性を立てる”振る舞いなので、男性心理を理解することが大前提です」(恋愛アドバイザー・絵音さん)「自分に合った成功法則を学習することがポイント。誰かが結果を出したことで導き出された成功法則の中から、自分ができるものをひとつずつ集めていってください」(恋愛・パートナ ーシップ専門家・今井翔さん)たとえばこんな必勝法則、あなたは実践できてますか? 可愛い女の子のSNSをフォローするカラオケで「この歌好きー♪」と言う初デートでは「白」の服を着る声は高めに出す“カシオレ”や“緑ハイ”などの軽めのお酒から飲むタメ口になるタイミングが絶妙デートの後「楽しかったね!」とLINEを送る恋バナができる女友達がいる彼のSNSを知っていても基本、スルー初デートでは男性が行きたい場所へ出かける髪型はダウンスタイル次に会う約束をして帰る 大悟さんモテ髪師。モテ髪プロデュース『Hairsalon PEACE』代表。著書に『84.7%の女性をモテさせた僕が密室でこっそり教えていたこと』(サンマーク出版)。村松奈美さん臨床心理士。横浜にカウンセリングルーム「スカイ&リーフ」を開設。著書は『人は心理学で永遠に幸せになれる』(ワニブックス)。絵音さん恋愛アドバイザー、合コンシェルジュ。2000回以上の合コンをし、日本合コン協会を設立。著書に『結婚につながる恋のはじめかた』(扶桑社)。今井 翔さん執筆家、講演家。心理学の専門家。恋愛や婚活の相談サイト「LOVE IS ALL」を主宰。著書に『「モテる男」と「嫌われる男」の習慣』(明日香出版社)。※『anan』2017年8月2日号より。イラスト・タテノカズヒロ(by anan編集部)
2017年07月26日お笑いコンビ・千鳥の大悟が、24日(深夜1:45~3:45)に生放送されたフジテレビ系バラエティ特番『明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー2016』に電話出演し、実生活のピンチを告白した。クリスマスの夜に不幸話を披露し、合格したら豪華賞品を獲得できる恒例の特番。今月、写真週刊誌「フライデー」に不倫疑惑を報じられた大悟だが、「大変なことになるかなと覚悟してたんですけど、なんの話題にもならなかったんですよ」と、ネタにすらできなかった苦労を吐露した。しかし、実生活では「嫁だけはシンプルに怒ってます」と問題化。疑惑が報じられてから、大阪在住の妻とはまだ会っていないそうで、「明日(25日)会うんですよ」と緊迫の状況を説明し、司会の明石家さんまに「大丈夫やろな?」と確認されるも、「大丈夫ではないですね」と冷静に答えた。不幸話が合格になった大悟は、プレゼント抽選に臨んだが、結果はペットボトルのコーヒー1年分を獲得。大悟は低いテンションのまま「さんまさん、これじゃねぇ。飲みもんじゃねぇ。さっきの人が引いたダイヤがええ」と、お詫びの品としては物足りない様子だった。
2016年12月25日お笑いコンビ・千鳥の大悟が、5日(23:30~24:00)に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(レギュラーは毎週金曜23:00~23:30)に出演したものの、終始タレントで歌手のDAIGOとして振る舞うように強要される災難にあった。この日の放送は、スタッフがDAIGOと間違えて大悟にオファーを出してしまったということで、冒頭から、メインキャスターのアリタ哲平(有田哲平)が「今回は完全にわれわれのキャスティングミスです」と謝罪。岸博幸、吉川美代子ら全力解説員たちが、北川景子との結婚祝いプレゼントを用意していたり、VTRで「この後スタジオでDAIGOが北川景子の魅力を語る!」と盛り上げてしまったりと、事前の予定が大きく狂うことになってしまった。そこで、アリタは「あの方法しかないのかな」と思いつき、大悟に、DAIGO仕様のカツラとグローブを装着するよう指示。おなじみのDAI語も強要され、大悟は「寝る前に北川景子はどんなお肌ケアをしてる?」との質問に「KPN(=キュウリ パック ぬりぬり)です」、「北川景子が使っているシャンプーを教えて?」には「OT(=大手)です」と、次々に回答していった。そして、エンディングでは、DAIGOが結婚披露宴で披露した「KSK」を熱唱することに。この歌を知らない大悟は、出演者全員が失笑する中、アドリブと勘で何とか乗り切ったが、どうしようもない空気にたまらず「二度と呼ぶな!」と言い放ち、スタジオを後にした。
2016年08月06日エクスナレッジは3月16日、松居大悟恋愛対談集『さあハイヒール折れろ』(税込1,728円)を発売する。マイナビニュースでの連載「さあハイヒール折れろ~こんな対談するんじゃなかった~」を書籍化したもの。自分から何も行動せず奇跡にすがる松居さんと、恋愛猛者の女性たちが熱き激論をかわす中二的、恋愛指南書だ。"共感した人は猛省を、共感できなかった人も反面教師として肝に銘じるべき、永遠の中二病男女に捧ぐ大反省会!"な内容となっている。著者の松居さんは、劇作家、演出家、俳優。劇団ゴジゲン主宰。2012年『アフロ田中』で長編映画初監督、以降『自分の事ばかりで情けなくなるよ』『スイートプールサイド』などの作品を発表し、『ワンダフルワールドエンド』で第65回ベルリン国際映画祭に正式出品。近年はミュージックビデオ製作やコラム連載や声優出演など、ジャンルを超えて活動している。次回作、映画『私たちのハァハァ』が2015年夏に公開を控える。○リリー・フランキーとの完全録り下ろし対談も収録本には書籍化を記念して、リリー・フランキーさんを迎えた完全録り下ろしの特別対談「男のダンディズムと童貞感は同じ!?」も収録。同郷(福岡県)出身にして人生の先輩による、愛ある怒濤のダメ出しが展開されるという。今明かされる衝撃のカミングアウトも。そのほか対談相手と内容は、「恋愛の本当のことが知りたい」(松居大悟さん)、「恋愛は男主導がいいの!?」(ジェーン・スーさん=作詞家/ラジオパーソナリティー/コラムニスト)、「好きな人にモテなきゃ意味がない」(犬山紙子さん=イラストエッセイスト)、「『好きだよ』より『覚えてるよ』の気持ち」(マキヒロチさん=漫画家)、「ゲスいくらいでちょうどいい」(大森靖子さん=シンガーソングライター)、「恋愛力と性欲は比例する?」(ペヤンヌマキさん=AV監督/劇団主宰)。○「恋愛に心が折れそうなすべての方に捧げます」出版にあたって松居さんは、「昨年マイナビニュースで連載していた対談が本になりました! 僕にとって初めての本です(本棚に並べたくなるデザイン!)。連載当時は毎回心が折れまくっていましたが、こうしてまとめて読むと、なんか逆に爽快です。恋愛の一歩が踏み出せない方、愚かな草食男子を相手にしている方、もう恋人なんて諦めかけてる方、すべての恋愛に心が折れそうな方に捧げます。なるほどな精神論や具体的方法論が飛び交いつつも、とにかく楽しい本です。ぜひお手に取ってごらんください!」とコメントしている。
2015年03月12日松居大悟率いる劇団「ゴジゲン」が3年ぶりに活動を再開。11月13日(木)から東京・下北沢の駅前劇場で新作『ごきげんさマイポレンド』を上演する。「ゴジゲン」は松居が目次立樹らとともに2006年に結成。2011年『極めてやわらかい道』を最後に活動を休止していた。ゴジゲン 公演情報近年は映画『アフロ田中』(2012年)などを手がけ映画監督として注目を集めてきた松居。久々の劇団活動再開にあたり次のようなコメントを寄せている。「“やりたくてやっていた演劇”がいつの間にか“やり続けなきゃいけない演劇”になっていたので休止していました。というオシャレな言葉で正当化していましたが嘘です。本当は逃げていただけです。逃げて逃げて逃げた果てに救われると思ったら、いつまでたっても演劇は追いかけてくる一方です。いやそう言いながら僕が演劇を追いかけているのでしょうか?近づいているとよくわからなかった劇ですが、遠く離れてみて、より一層わからなくなりました。そうなのです、別に劇がやりたくなった、というわけではないのです。ただ、目次立樹をまた見たい。『役者である前に人間でありたい』という言葉を残して、島根で米を作り始めたこの男。この男と何かやろうと思って結成したのがゴジゲンでした。僕こそ、早くゴジゲンの公演を見るのが楽しみです。これは活動再開というわけではなく、ひとまず一回やっていみよう、とう公演です。今回の公演次第で、今後どうするか考えるつもりです」(ゴジゲン主宰・松居大悟)公演は11月13日(木)から23日(日・祝)まで。チケットの一般発売は10月4日(土)午前10時より。。チケットぴあでは10月3日(金)午後6時までWEB先着先行「プリセール」を実施中。ゴジゲンbookに購入者のニックネームとコメントを掲載出来る権利付の特別チケットも先行限定で発売。
2014年10月02日ゴジゲン(現在休止中)主宰の松居大悟、数多の演出家たちの舞台に立ってきた安藤聖、映像から舞台まで幅広い役柄をこなす尾上寛之の3人が、新演劇ユニット「おかぼれ」を結成。9月26日(水)より、東京・駅前劇場にて#001『鳴らす理由』を上演する。同世代の3人がなぜ今新ユニットを結成し、演劇で勝負するのか。その思いのたけを語ってもらった。おかぼれ『鳴らす理由』チケット情報結成の経緯を尋ねると、その発起人となったのは意外にも尾上だと言う。「去年『カスケード~やがて時がくれば~』という舞台に出た時に、演出家の岩松了さんに1年間ワークショップをやっていただいたんです。そこで教えてもらったことをそのままにしてしまうのがとてももったいなくて、共演者だった聖ちゃんに、何か一緒にやれないかなと誘ったんです」。そこで安藤が白羽の矢を立てたのが松居だ。「やっぱり尾上くんとやるからには、同世代の作・演出家が欲しかったんです。松居くんの口癖が『パッション』なんですが(笑)、それってすごく大事なこと。松居くんなら、この年代でしか出せないパッションを共有し合える仲間になれると思ったんです」。松居がそう呼びかけられたのが、ちょうどゴジゲンの休止が決まったころ。「3人ともちょうど20代後半で、いろいろ鬱屈したものも抱えている。だからドロドロしてるけど、初期衝動のキラキラもあるというか。その両方が混在したものが出来るんじゃないかと思い、ふたつ返事でやるよって答えましたね」と松居は振り返る。「やるからには自分たちが今やりたいことを」と考える中、松居の口から出たのは「スタジオに入りたい」という言葉。「今までは芝居に音楽を当てるのって、僕の中では抵抗があったんです。でもそうじゃないアプローチの仕方もあるんじゃないかと。結果、すごくおもしろい作り方が出来ているなと思います」。演出家は置かず、3人のディスカッションから芝居は立ち上がっていく。そんな芝居作りを安藤は、「3人が3人とも、ちゃんとこの台本に対していろんなアイデアを自由に言い合えている。その環境がすごくいいなと思いますし、作品自体も豊かになっていると思います」と語る。また尾上も、「岩松さんに教えてもらったことを大事にしつつ、この3人でしか作れない作品になっている。改めて芝居が好きなっているし、今楽しくてしょうがないですね」と笑顔を覗かせた。最後に「ライブ感覚で楽しんで欲しい」と口をそろえた3人。彼らが見せる初期衝動とは?その行方は、もう間もなく劇場で明らかとなる。公演は9月26日(水)から30日(日)まで東京・駅前劇場にて上演。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2012年09月14日