俳優の間宮祥太朗、子役の小野井奈々が出演する、ロッテ「クーリッシュ バニラ」の新CM「ぬくぬく〜りっしゅ」編が18日より放送される。新CMは、外では雪が舞うなか、間宮と小野井が家のこたつに入り体が火照るまでじっと待つシーンからスタート。「今です!」と小野井の合図があり、冷蔵庫まで走り出す二人。その後、「いきかえる〜!」と言い、「クーリッシュ バニラ」をおいしそうに飲む姿が描かれる。間宮と小野井にとって、3回目の共演となる今回の撮影。小学生になった小野井の成⻑ぶりに驚く間宮だったが、撮影の途中で一緒に遊んだり、あやとりを楽しむ二人の姿は今までと変わらず。少し年の差がある兄妹のような仲の良さがうかがえた。○■間宮祥太朗、小野井奈々インタビュー――撮影の感想を教えてください。小野井:楽しかったです! いっぱい「クーリッシュ」も飲みました。間宮:(奈々が)全然人見知りしなかったですね。あやとりも教えてくれました。撮影中、「なんか間宮さん面白い。なぜなのかは分からないけど」って言われましたし、監督が「お兄ちゃん(間宮さん)のほうを見るんだよ」って指示したら、「大人は“間宮さん”って呼ぶんでしょ。私は”祥太朗さん”って呼ぶけど」って(笑)。動物の知識もすごく増えていて、すごい色々と喋って楽しんでいました!――今回は「こたつ」での撮影が多くありました。お二人は、こたつで過ごした経験はありますか?間宮:過ごしたことはありますが、実家にはなかったので宿とかですね。やっぱり気持ち良いです。家にも置きたいなと何度か思ったことはありますが、なかなか踏み切れずにいます。小野井:今、家にあります! でも、こたつの足の部品が壊れていて。壊れてるけど、まだ使ってます。こたつは大好きです!間宮:(現場に来ていた、奈々ちゃんのお母さんを探しながら)お母さん、直して〜!(笑)――小野井さんの「今です!」という合図が出るまで我慢する二人の様子が印象的でした。日頃から我慢強いほうですか?間宮:我慢強いほうだとは思いますね。さっきも撮影の空き時間に、メイクさんにマッサージしてもらったんですけど、結構な強さで。たぶんこんなに強く押す人があまりいないのではと思うくらい、強いです(笑)。あと、お味噌汁とかも、とにかく熱いほうが良いですね。奈々は? 我慢強い?小野井:我慢強くない!間宮:あはは、即答! 我慢強くないか? たしかに、いつも我慢できなくて撮影中も「クーリッシュ」飲んじゃうものね(笑)。○■間宮祥太朗インタビュー――今回、冬ならではのおいしさを表現した「クーリッシュ」のTVCMとなりました。「こたつでクーリッシュ」のように、冬だからこそ楽しみにしている行事や趣味などはありますでしょうか?冬だからこそ、キャンプとか温泉ですね。雪の景色の中に入りたい思いが結構強くあります。(自然が多いところは)空気も澄んでいて、おいしく感じますね。小さい頃から自然と動物がすごく好きだったというベースが自分のなかにあったからこそ、自然の中に入りたいんだと思います。――冬だからこそ、つい気持ちが「いきかえる〜!」ようなシチュエーションがあれば教えてください。灯油ストーブを買ったんです。これで、とてもいきかえっています。(他の)暖房を使わなくなりましたし、灯油ストーブならではの暖かさがすごく良いなと思っています。キャンプでも使えますし、家にはリビング用と寝室用に1台ずつあるのですが、(使用しても)部屋内で乾燥があまりしないのですごく良いですね。鍋に水を入れて(灯油ストーブの上に)置いておくだけで加湿もできるので、すごく便利ですよ(笑)。――品質を変えて「濃いめ」になっている、冬のクーリッシュ。間宮さん自身は、これから変わっていきたいところ、最近変わったことなど、ご自身で感じられることはありますか?釣りをはじめました。小さい頃は父とフライフィッシングをしていたんですが、最近なかなか行けていなかったので、今年からバス釣りを趣味にしたいなと思っています。川や湖、ダムなど行って釣りたいですね!――通常商品の「クーリッシュ バニラ」と冬限定の新商品「クーリッシュ バニラ」を飲み比べていただき、その味の感想を教えてください。やっぱりおいしいですね。僕が好きな、いつものクーリッシュです。パッケージも変わっているんですね。雪の結晶が入っていて。(試飲して)……あ、思ったより違います! 些細な違いかなと思っていましたが、濃いめということがよく分かります。冬にはやっぱり、濃いめが合いますね。――ご覧の皆さんにメッセージをお願いします。ご覧の皆さん、間宮祥太朗です。この度の「クーリッシュ」のTVCM、見ていただけましたでしょうか。今回は、前回のTVCM撮影から期間がそこまで空かなかったので、奈々が(自分に)ちょっと緊張することもなく(笑)、(撮影の)最初から現場が温まった状態だったのですごく面白かったです。また先ほど飲ませていただいた冬季限定の「クーリッシュ バニラ」を、ぜひこたつに入って温まりながら味わってもらえればと思います。間宮も奈々も、新しく出た「クーリッシュ バニラ」もよろしくお願いします!
2022年10月18日12月2日(金)に東京・NHKホールで開催される「渡辺宙明 追悼コンサート」に、歌手でタレントの中川翔子の出演が決定した。渡辺宙明は少年時代から映画音楽の作曲家になることを目指しており、東京大学文学部在学中に團伊玖磨、諸井三郎に師事。のちにジャズの理論を渡辺貞夫から学び、1953年中部日本放送(CBC)のラジオドラマ「アトムボーイ」の音楽を手掛け、作曲家としてのキャリアをスタートさせている。1956年公開の『人形佐七捕物帖 妖艶六死美人』で初めて映画音楽を担当したのをきっかけに、新東宝の作品など多くの映画音楽を手掛けるようになり、70年代以降は、今年50周年を迎えた「マジンガーZ」をはじめ、「グレートマジンガー」「鋼鉄ジーグ」「サザエさん」「野球狂の詩」などのアニメ作品の作曲を担当したほか、「秘密戦隊ゴレンジャー」から「機界戦隊ゼンカイジャー」までおよそ半世紀にわたる“スーパー戦隊シリーズ”、「宇宙刑事ギャバン」などの“メタルヒーローシリーズ”、世界的な人気を誇り、今年50周年となる「人造人間キカイダー」などの音楽も生み出してきた。ジャズ、ロックを子供番組の音楽に取り入れ、哀愁漂う旋律とパンチのあるリズムで人気となった。その作風は、「宙明節」「宙明サウンド」と呼ばれ、独特なサウンド/メロディーとなっている。今年の6月23日、96歳で亡くなり、5月12日放送のNHK「クラシックTV」が最後のテレビ出演となった。新たに出演者として発表された中川翔子は、アニソンや特撮ソングをこよなく愛し、NHK-FMで「アニソン・アカデミー」という番組のパーソナリティーも務めている。2017年に中川翔子が作詞(あべあきらと共作)、渡辺宙明が作曲、歌唱をささきいさおと水木一郎という組み合わせで同番組の校歌「アニソンアカデミー校歌」をリリースしている。渡辺宙明が遺した数々の名曲たちを、豪華出演者たちの歌声と共にぜひ体感していただきたい。<中川翔子コメント>私は幼い頃から宙明サウンドを聴いて育ってきました。「愛」・「勇気」・「希望」・「哀愁」など、あらゆる感情を宙明先生の音楽から教わっています。今回、このような機会をいただけてとても光栄に思います。宙明先生が残してくださった素晴らしい楽曲の数々を、皆さんと一緒に肌で感じていきたいです。【公演概要】公演名:渡辺宙明 追悼コンサート会場:東京・NHKホール公演日:2022年12月2日(金)出演者:串田アキラ/ささきいさお/中川翔子/堀江美都子※50音順音楽監督・指揮:渡辺俊幸【オーケストラ】オーケストラ・トリプティーク(コンサートマスター:工藤春彦)【ミュージシャン】Trumpet:エリック宮城/Keyboard:大迫杏子/Piano:紺野紗衣/Bass:二家本亮介//Drum:則竹裕之/Guitar:福原将宜※50音順チケット料金(全席指定/税込):S席9,900円/A席7,700円/B席6,600円/学生券3,300円※未就学のお子様のご入場はお断りさせて頂きます。※チケット枚数制限:4枚※公演中止の場合を除き、お客様の体調不良および新型コロナウイルス感染によるチケットの払い戻しは致しません。チケットご購入の際には、ご自身の体調や環境をふまえご判断くださいますようお願いいたします。※学生券は、公演当日、窓口にて学生証を確認させて頂いた後、チケットをお渡し致します。【チケット取り扱い】一般発売日:10月15日(土)10:00キョードー東京 0570-550-799(紙チケット/電子チケット)オペレータ受付時間平日11:00~18:00土日祝日10:00~18:00■イープラス (紙チケット/電子チケット)■チケットぴあ (Pコード:228-511)(紙チケット/電子チケット)■ローソンチケット (Lコード:73887)(紙チケット/電子チケット)主催:キョードー東京/スリーシェルズ後援:朝日新聞社/日刊スポーツ/ニッポン放送/文化放送/TBSラジオ問い合わせ先: キョードー東京0570-550-799(平日11時~18時土日祝10時~18時) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月06日「安倍元首相が培った外交的遺産をしっかりと受け継ぎ、発展させるという意思を内外に示すとともに相手国からわが国に示された敬意にしっかり答えていきたい」こう語ったのは岸田文雄首相(65)。8月31日に行われた記者会見で、岸田首相は9月27日に実施される予定の安倍元首相の国葬における「弔問外交」の意味を強調した。岸田政権が、国葬を執り行う意義の一つとして挙げられる弔問外交。しかし、本当に理由になっているのだろうか?「弔問外交というのもひとつの外交の形態としては評価できます。国際舞台のいろんな場所で対話の場所をつくるというのは重要ですから。ただし、国葬にしなければならないかという問題と、弔問外交は別問題。小渕恵三元首相が亡くなったときは、自民党・内閣合同葬ですが各国から要人がきています」そう語るのは、元外務省情報局長で駐日イラン大使などを務めた孫崎享さん。弔問外交自体は、自民党・内閣合同葬でも行われており国葬とする理由にはならないという。実際に、‘00年に行われた小渕元首相の合同葬にはアメリカからはクリントン大統領、韓国からは金大中大統領が来訪。東南アジアからは、フィリピン、インドネシアの大統領、タイ、カンボジア、マレーシア、ラオスの首相が弔問に訪れた。9月8日に行われた国会の閉会中審査では、岸田文雄首相(65)は参列する外国首脳の一部を公表。米国のハリス副大統領、カナダ、インド、オーストラリア、シンガポールの首相、ベトナムの国家主席らが訪れるという。小渕元首相の合同葬よりも上級の要人が訪れるのは、カナダ、シンガポール、インドの3国のみだ。“外交的遺産”がある割に、ランクダウンしたように感じられるが、なぜだろうか。「第一に時期があまりにも悪いことがあります。9月後半には、ニューヨークで国連総会が行われ、そこで各国の首脳が演説をするんです。そうすると国連のほうがいろんな人たちが来ているわけですから、わざわざ日本に来る必要がありません。本来、外務官僚は、すくなくとも国連の首脳レベルが集まるときとは外すべきと進言するべきです。しかし、安倍・菅時代には“政府の方針と違うことをいったらとばされる”という因習がありました。岸田政権になってなくなりつつあるとは思うのですが、やはり官僚もまだ様子見をしているのでしょう」(以下、「」内は孫崎さん)■メルケル元独首相が忘れられない、安倍元首相の振る舞いさらに、外交は“話し合いで解決する可能性”があってこそ。しかし、日本を訪れてもそのような機会は得られないのだという。「たとえば、今ウクライナ問題が非常に重要になっています。日本に来たときに和平が行われる可能性があればいいですが、日本の姿勢はどっぷりアメリカと一緒。そういう意味では日本に来て、外交的に話し合いが進展するとは思えないわけですね。一方、ロシアのプーチン大統領は11月のインドネシアでのG8に出るといっています。このときにインドネシアは、ウクライナのゼレンスキー大統領も招待しているんです。そういう形で、ロシアとウクライナの仲介を図るなど、具体的に和平にむかって努力をしているということであれば、そこへ行くことのインセンティブがありますが、今回の国葬にそんなものはありません」“安倍元首相は海外から評価が高かった”ということを、政府は国葬の意味のひとつとして打ち出している。では、実際の安倍元首相の評価はどうなのか。「まず非常に典型的なのはアメリカの対応です。アメリカ外交を基軸としてきた安倍元首相は、トランプ元大統領やオバマ元大統領と個人的な関係があることを全面的にアピールしてきました。ならば、安倍元首相の死に前大統領ふたりが駆けつけるわけですよね。それだけトランプ、トランプといっていたわけですから……。でも、今回トランプ元大統領は来日しません。つまり結局は言葉だけであって、実際にそれほど深い関係を作っていたわけではないということです」さらに、ドイツのメルケル元首相がとる対応も安倍元首相への評価の表れだ。「メルケル元首相は、安倍さんと長い期間一緒にやってきました。首脳会議でもいちばんよく顔を合わせていたわけですから、本来は彼女が来てもおかしくないわけです。しかし、メルケル元首相は出席を見送りました。それはやはり、安倍元首相に対する評価が高いわけではないということでしょう。当時メルケル元首相は、首脳会議等々においても、アメリカに言うべきことは言うという姿勢を貫いてきました。2018年にカナダで開催されたG7サミットでは、メルケル元首相がトランプ元大統領に詰め寄っているときに、安倍元首相はその様子をトランプのとなりで腕組みして眺めていた。“日本というのは独自に動く国ではなく、日本と本当の意味での対話というのはない”そうメルケル元首相は思っているのではないでしょうか。外交の安倍とか、個人的な関係を作ったとか言われていたけれど、それは結局たんなる言葉遊びみたいなものであったということが、今露呈しているんです」
2022年09月12日9月に入り、実施が近づいてきた安倍元首相の国葬。しかし、このままスムーズに開催できそうな雰囲気ではない。「岸田文雄首相(65)は安倍元首相が亡くなったわずか6日後の7月14日に記者会見で、国葬を行うと表明。その後、7月22日の閣議で正式に実施が決定されました。しかし、安倍元首相と統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)との関係性が疑問視されており、生前報じられていたモリカケ問題や桜を見る会についての疑惑から反対する声も少なくありませんでした。さらに国葬に税金が投じられることからも“政治家のポケットマネーでやって!”という声も相次いでいたのです」(全国紙記者)毎日新聞と社会調査研究センターが実施した全国世論調査(8月20日、21日)では、「賛成」30%に対して、「反対」が53%と上回る結果に。しかし、“言い出しっぺ”である岸田首相がきちんと国民の声に耳を傾けてきたとは言い難いようだ。「閣議決定と同日に行われた講演では『さまざまな意見があることも十分承知をしているが、引き続き丁寧に説明し、できるだけ多くの国民の皆さんに納得していただきたい』と語りましたが、8月3日から開かれた臨時国会はわずか3日間で閉会。野党が要求していた国葬に関する閉会中の審査の開催についても、これまで自民党は消極的な姿勢を示しており、岸田首相も出席させない方針でした」(前出・全国紙記者)“丁寧な説明”を明言しておきながら、その機会を設けることはしなかった岸田首相だが、8月31日、ついに口を開いた。会見で岸田首相はこう語った。「国葬儀については様々なご意見、あるいはご批判を真摯に受け止め、政権の初心に返り丁寧な説明を尽くしたい。そのため、早急に国会の場で私自身が出席し、テレビ入りで、国民に見える形で国葬儀に関する質疑にお答えする場を設けるよう、幹事長以下に指示した。野党の皆様にもご協力をいただきたい」さらに、いまだ全体像を示していない警備費などの国葬経費にも言及。「既定予算の範囲内で対応するが、できるだけ早く示すよう努力する」と語った。開催を宣言してから1カ月半後にようやく説明の場を設けることを約束した岸田首相。しかし、その説明は遅すぎたようだ。署名サイト「Change.org」では、安倍元首相の国葬について中止や反対を求める署名活動が複数件実施されている。9月1日時点で、それらに寄せられた署名の合計数は40万件を突破しているのだ。前出の全国紙記者は首をかしげる。「国葬実施を急いで発表したものの、岸田首相は大切な説明を後回しにしてきました。国葬の費用として2.5億円支出することを閣議決定したのは8月26日。この金額に加えて、海外要人の警護に35億円ほどかかるとも報じられています。もっと前から丁寧に説明していればここまでの反感を招くこともなかったのではないでしょうか」(全国紙記者)ネット上では遅きに失した岸田首相に対して嫌悪感を示す声が相次いでいる。《今更遅いよね。もう国民の国葬に対する憎悪は高まりきってるよ。》《当たり前、遅過ぎる。》《今更しゃしゃり出て何を言う。順序が逆でしょう》
2022年09月02日「すべて選挙応援に収れんします。安倍さんは、自民党総裁として、選挙に勝つための、支援組織の一つとして位置づけていたのでしょう。特に参議院の比例区は、雲をつかむような選挙。1万でも2万でも候補者にとってはのどから手が出るほど票が欲しいのです」国会議員が旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と関係を築くメリットを、前参議院議員で統一教会に詳しいジャーナリストの有田芳生さんがこう語る。統一教会の組織票の投票先を決めていたのは安倍晋三元首相(享年67)だったという。伊達忠一元参議院議長(83)は北海道テレビの取材に対し、2016年の参院選挙で比例区から出馬した宮島喜文氏(71)に統一教会の票を回すように安倍氏に依頼。宮島氏は12万2833票を獲得して当選したが、6万人の信者がいるとされる統一教会の票の存在は大きかったとみられる。さらに、今年7月の参院選において伊達氏は、ふたたび宮島氏に統一教会の票を回すように安倍氏に口利きを頼んだが、井上義行氏を支援することを理由に断られたという。宮島氏は当選の見込みなしとして出馬を断念、井上氏は当選を果たしている。選挙経験が豊富な、ある自民党関係者はこう語る。「支持母体が弱い議員にとっては頼みの綱になりますし、安倍さんにとっても党内で影響力を強めることができます。複数の議員が統一教会と関係を深めたのも、助けてくれるならばなんでもお願いしたいという思いがあったからでしょう」■安倍氏が統一教会との関係を“党公認”状態に自民党関係者は「票以上に影響があるのは、無償ボランティアの派遣」だという。「告示期間で使える資金は1500万円から2000万円などと決まっています。ところがカラー印刷のポスターや名刺は、ほとんどゴミになってしまうんですが(笑)、地元のミニ会合などでは何百枚も配り、数百万円かかります。さらに選挙管理委員会に届出したスタッフの給与、選挙カーの手配などで活動資金はなくなり、ボランティア全員の弁当を満足に配ることもできないのが現状。それでも、選挙スタッフの仕事は多忙です。たとえば『◯◯氏、来たる』のような、大物政治家の応援演説を知らせる立て看板も、電柱にくくりつけます。本当は違反で警察に黙認してもらっているので、演説が終わればすぐに撤去しなくてはなりません。ポスターが剥がれ落ちたりすると、有権者からクレームの電話がかかってくるので、雨や風の翌日は、朝4時、5時に見回らなければならないんです。こうした条件で働いてくれるスタッフなんて、そうそう見つかりません」宗教的な動機を背景に非常に勤勉に働く統一教会から派遣されたスタッフは選挙戦の大きな戦力になったという。しかし、そんなありがたい存在だとしても、統一教会は霊感商法や合同結婚式などで社会問題になってきた団体だ。「かつては統一教会の行事への出席は躊躇されるものでした。ところが、自民党総裁で首相の立場でもあった安倍さんが教団との関係を深めたことで状況は一変。安倍派の議員を中心に、堂々と名前を出して祝電を送り、イベントに参加するようになっていったのです」(自民党関係者)統一教会の霊感商法の被害額は35年で1237億円、直近5年でも54億円。だが、そんな団体との交際は、もはや“党公認”状態といってもよかった。「党のトップの安倍さんが堂々とやっているから、議員たちが統一教会との関係を広げることに、党として誰も忠告できなくなったのです」(自民党関係者)
2022年08月17日安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件が発生してから2週間あまり経った7月25日。安倍元首相を背後から銃撃し殺害した山上徹也容疑者(41)が、勾留先の奈良県警奈良西署から大阪拘置所に移送され鑑定留置が始まった。そのようななか、同日には思いも寄らない事故が起きた。安倍元首相の妻・昭恵さん(60)が乗った警護車両が、別の警護車両に後ろから追突されたのだ。複数の報道によると、事故は同日午前8時45分ごろ、東京都千代田区の首都高速道路都心環状線の三宅坂ジャンクション内で発生。車線の合流地点で起き、運転していた警視庁警護課の男性巡査部長の前方不注意が原因とのこと。昭恵さんを含め、ケガ人はいなかったという。無事だった昭恵さんに、ネット上では安堵の声が寄せられている。《こんな時期だから、事故の瞬間は本当に怖かっただろうな。ケガがなくてとにかく良かったです》《安倍さんが亡くなって間もないのに、こんな事が起きるなんてヒヤリとしましたけど無事で良かったです》《これはさすがに気の毒…けが人いなくてよかった》しかし、安倍元首相の銃撃事件をめぐっては警護態勢の不備も指摘されたばかり。岸田文雄首相(64)も14日の記者会見で、「率直に言って警備態勢に問題があったと考えている」と問題視していた。「事件当時、安倍氏の警護を担当したのは奈良県警の警察官と警視庁のSPでした。しかし背後の警護が手薄だったことから山上容疑者の接近を許してしまい、2度も発砲されてしまいました。1発目の発砲は約7m離れた位置から、そして2発目は約5mにまで近づいた上での発砲でした。さらに2発目の発砲までに約3秒ありましたが、その間に安倍氏の被弾を食い止めようとする警察官の姿は確認できませんでした。現場にいた警察官らが、1発目の発砲音を『タイヤの破裂音と思った』と証言していることも報じられています。このような失態を招いたのは奈良県警の警護運用にも問題があるとして、警視庁は12日に検証チームを立ち上げました。にも関わらず、よりにもよって昭恵さんが乗る警護車両に追突するとは、意識が低いと言わざるをえません」(全国紙記者)安倍元首相の銃撃事件で警護の甘さが問題視されているなか、昭恵さんを危険に晒した警視庁に更なる批判の声が相次いでいる。《守ってくれなさ過ぎて心配になる》《奈良県警察官だけでなく警視庁警察官もプロ意識がないのね》《銃撃に気を取られ、旦那はほったらかしにされ、合流地点に気を取られ、妻は追突されるって、この国の警察はどうなっとるんかね》今回の追突事故を受けて警視庁は、「今後、教養訓練を徹底して、同種事案の再発防止を徹底する」とコメントしたという。しかし、日本の警護態勢への信頼は大きく揺らぐいっぽうだ。
2022年07月25日ローソン(LAWSON)から、「茶師十段 関谷祥嗣」監修の茶葉を使用した新作アイス「Uchi Café 茶師十段関谷祥嗣監修茶葉使用 抹茶ラテバー」が登場。2022年7月19日(火)より、全国の店舗で発売される。“茶師十段”の関谷祥嗣が監修する茶葉を使用したアイスバー本商品は、茶師の最高段位である「茶師十段」を有する日本茶のプロフェッショナル・関谷祥嗣が監修する宮崎県産茶葉を使用したアイスバー。薫り高く風味豊かな抹茶の風味と華やかな余韻を、最後の一口まで余すことなく味わえる。フローズンドリンク「フローズンパーティー」の新作もまた、アイスバーと同様に関谷祥嗣が監修した茶葉を味わえるフローズンドリンクも同時発売。レンジで温めて食べる「フローズンパーティー」シリーズの新作で、なめらかな口溶けと喉越し、風味豊かな茶葉の味わいが楽しめる抹茶ラテとなっている。商品情報発売日:2022年7月19日(火)展開商品・価格:・「Uchi Café 茶師十段関谷祥嗣監修茶葉使用 抹茶ラテバー」192円・「フローズンパーティー 茶師十段関谷祥嗣監修茶葉使用 抹茶ラテ」279円販売店舗:全国のローソン
2022年07月18日展覧会「脚本家 黒澤明」が、東京・京橋の国立映画アーカイブにて2022年8月2日(火)から11月27日(日)まで開催される。黒澤明の“シナリオ術”にフォーカス「脚本家 黒澤明」は、映画監督・黒澤明のシナリオ術に焦点を当てた展覧会。幾多の名脚本家たちとともに次々傑作映画を生み出した黒澤明は、自身もシナリオを執筆することで映画監督としての成長を遂げてきたのだった。「脚本家 黒澤明」では、黒澤明の“シナリオ作家”としての側面から、『七人の侍』(1954年)をはじめとする名作脚本の生成・変更の過程を分析し、他の監督たちに提供した脚本や、新たに発見された未映像化脚本について解析。黒澤明にインスピレーションを与えてきた文学作品など、“書く人”黒澤明の修業時代から後期作品までを紐解いていく。会場には、国立映画アーカイブの所蔵品に加え、黒澤資料の収集家、各地の資料館や黒澤作品の元スタッフ関係者などから貸与された資料が一堂に集結。新発見の脚本『ガラスの靴』をはじめ、映画化が実現しなかった幻の脚本や、黒澤自身で監督をせず、他の監督に提供した執筆脚本の数々も目にすることができる。『七人の侍』ストーリーはいかに構築されたのか?世界映画史において最高峰の1つである映画『七人の侍』のシナリオは、黒澤と橋本忍、小國英雄の3名による合作だった。侍たちそれぞれのキャラクターはどのように構想され、肉付けされていったのか、また、ストーリーの構造はいかに構築されたのかを、資料を通して解明。アイデアの源泉として注目されるソビエトの文学者ファジェーエフの小説にも触れながら、解説する。ドストエフスキーやシェイクスピアなど影響を与えた文豪たちまた、『白痴』のドストエフスキーや、『蜘蛛巣城』『乱』のシェイクスピア、『椿三十郎』『赤ひげ』『どですかでん』の山本周五郎など、黒澤の映画世界に大きな影響を与えた文学者たちの存在にも注目だ。文豪たちが生み出した物語や人間観は、黒澤映画の中にどのような影響をもたらしていたのかを考えるとともに、彼らと並び強い影響を与えたバルザックの小説についても、新たな考察を加える。【詳細】脚本家 黒澤明会期:2022年8月2日(火)~11月27日(日)会場:国立映画アーカイブ 展示室(7階)住所:東京都中央区京橋3-7-6休室日:月曜日および9月6日(火)~9日(金)、9月27日(火)~10月2日(日)は休室。開室時間:11:00~18:30(入室は18:00まで)※毎月末の金曜日のみ開室時間を20:00まで延長。※入室は19:30まで■チケット料金:一般 250円(200円)/大学生 130円(60円)※65歳以上、高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料。※料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含む。※( )内は20名以上の団体料金。※学生、65歳以上、障害者、キャンパスメンバーズ対象者は入室の際、証明できるものの提示が必要。※国立映画アーカイブが主催する上映会の観覧券(オンラインチケット「購入確認メール」)を提示すると、1回に限り団体料金を適用。※2022年11月3日(木)「文化の日」は、無料で観覧可能。【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2022年07月15日「まだ夢を見ているようだ。主人のおかげで経験できない色々なことを経験できた。すごく感謝している」こう語ったのは、安倍昭恵さん(60)。7月12日、奈良市で演説中に銃撃を受けて死亡した安倍晋三元首相(享年67)の告別式が東京・港区の増上寺で行われた。各メディアによると、近親者のみで行う家族葬の形だったが、麻生太郎副総裁(81)や岸田文雄首相(64)といった安倍元首相ら約1000人が参列。また昭恵さんは冒頭のように挨拶したという。告別式後、安倍元首相は都内の斎場で荼毘に付された。全世界に衝撃を与えた銃撃事件から5日。事件の全容解明に向けて捜査が進むなか、連日、議論を呼んでいるのが当日の警備体制だ。「事件当日、7メートルの距離から撃たれた1発目は命中しなかったものの、5メートルの距離に近づいて発射した2発目が安倍元首相に命中し、結果的に命を奪いました。事件の前日に急遽演説が決まったことで、普段より警備計画の構築に時間がなかったとはいえ、1発目と2発目の間に約3秒の時間があいていたことや容疑者の接近を阻止できていないことなどから、警備体制の不備を指摘する声が相次いでいます」(全国紙・政治部記者)各メディアによると、事件当日、警視庁警護課からのSPを含めた奈良県警や奈良西署で構成された7名のSPと15名の県連スタッフが警備や警護にあたっていた。7月9日、奈良県警察本部の鬼塚友章本部長は会見を開き、「警護、警備に関する問題があったことは否定できない」と説明し、警備に問題があったことを認めたという。この問題は連日、ワイドショーでも取り上げられ、専門家たちは警備体制の問題点を指摘。さらに、鈴木俊一財務大臣(69)も12日の閣議後の会見で、「「悲惨な結末になってしまったことは、警備に不備があったと言わざるを得ない。しっかりと検証し、改めてもらいたい」と注文していた。さらに、インターネット上でも《奈良県警とSPが無能すぎる。SPは2発目の時安倍さんに覆い被さったりして身を守れよ、それが仕事だろ》などと指摘する声が噴出。さらに、事件後、県警には11日午前7時までに電話やメールなど約1300件が寄せられていることも各メディアで報じられている。大半が警備に関する批判で、電話がつながりにくくなっている時間帯もあるという。安倍元首相の警備体制への批判が高まるなか、いっぽうでネット上では警備にあたっていた人たちを慮る声も少なくない。《現場にいたSPさんのメンタルが心配きっと守れなかった自分を責めてると思うんだ結果は受け止めるとして過度に自分を責めないで欲しいなぁ…》《安倍氏死去でSPのメンタルも気になるなあ。守れなかった罪悪感は絶対ある》《奈良県警察やSPも心配だよ。仕事の責任はあるけど、それをいつまでも責められたり、気に病むと本当にメンタルやられるからね。彼らも人間なんだから。彼らのケアもしてあげないと連鎖するよ》「鬼塚本部長が会見で『警護実施上の問題点を洗い出す』と話していたように、今後原因の解明が進んでいくことでしょう。県警も問題はあったと認めていますし、今後、こうしたことが二度と起こらないよう徹底的に検証していくことが求められると思います。同時に、当日警備や警護にあたっていた人のメンタルケアも必要ではないでしょうか」(前出・政治部記者)
2022年07月13日《回復を心から祈っていましたが、その願い叶わず、誠に痛恨の極みです》7月8日に安倍晋三元首相(享年67)が奈良市内で銃撃されて亡くなったことを受け、菅義偉前首相(73)はTwitterでこう追悼の意を表した。安倍元首相の在任時、官房長官として長く支えた菅前首相。追悼の声は広がり続け、芸能界やスポーツ界からもコメントが寄せられている。「和田アキ子さん(72)は10日の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で『ショックですね』とコメント。X JAPANのYOSHIKIさんもInstagramに安倍元首相と昭恵夫人(60)とのスリーショットを投稿し、『とても親切でやさしい方でした』と綴りました。巨人の原辰徳監督(63)も8日の試合後に『非常に尊敬できるリーダーでした』と追悼しました」(全国紙記者)各界から広がり続ける悲しみの声。それは著名人にとどまらず、安倍元首相が生前更新していた公式YouTubeチャンネルにも寄せられている。「安倍元首相は昨年10月にYouTubeチャンネルを開設し、政治に関する考えを述べた動画はもちろん、コンサートでピアノを演奏する姿も投稿していました」(スポーツ紙記者)36万人ほどだったチャンネル登録者数は、銃撃事件後に激増。11日現在、109万人を超えている。「最後の投稿となったのは7月6日。《福島県小野町でソウルフードをいただきました》と題された動画で、小野町での演説の様子とともに、小野町の名物・アイスバーガーを食べるという内容のものでした。再生回数は300万を突破しています」(前出・スポーツ紙記者)突然の出来事だっただけに、コメント欄には事件の衝撃とともに喪失感が多く寄せられていた。《当たり前にいた人が急に亡くなる辛さ。改めて両親を大事にしようと思いました。安倍さんは日本にとっても世界にとっても影響力のある偉大な人でした。ご冥福をお祈りします》《この動画以降はもう一生更新されることがないと考えると物凄く悲しくなります。今まで日本のためにそして世界のために様々な面で一生懸命に努力をしていただき本当にありがとうございました。今まで本当にお疲れ様でした》《未だに自分の中で総理大臣って言ったらこの人だった….生きてほしかった…》
2022年07月11日7月8日午前に奈良市での街頭演説中に男からの銃撃を受け、その後、搬送された病院で息を引き取った安倍晋三元首相(67)。与野党問わず、凶弾でこの世を去った安倍元首相への哀悼の声が寄せられるなか、立憲民主党の小沢一郎衆院議員(80)の発言に批判が集まっている。10日に投開票を控える参院選に向けた選挙活動真っ只中に起きた今回の事件。凶行を起こした犯人の具体的な理由について捜査が進められているが、民主主義の根底を揺るがしかねない事件に対して、これまで国会などで厳しく安倍元首相を追及してきた立憲民主党の蓮舫議員(54)は、訃報を受けてTwitterにこう綴っている。《政治的思想や目指す社会像などの違いはありましたが、予算委員会で最も多く質疑をした総理で、思い入れがあります。言葉が出ません。暴力で訴える正しさは間違いだ。毅然と跳ね返す社会にしないといけません。どうか安らかにお眠りください。》そんななか、波紋を呼ぶ発言をしたのが同党の小沢氏。銃撃事件が報じられた直後、Twitterに《安倍元総理が倒れられたとの報道。さまざまな情報が錯綜しておりますが、今はとにかく安倍元総理の無事を祈ります》と投稿していた。しかし、各メディアによると、その後行われた岩手県一関市での街頭演説で「安倍氏のこの災難は、むしろ自民党に有利に作用するかもしれない」と主張したという。さらに安倍元首相の訃報が流れた後に行われた同県奥州市での応援演説では、安倍元首相の父とも親交があったことを語り、「大変残念で心からお悔やみ申し上げます」と述べた小沢氏。そのうえで、「端的に言えば、自民党の長期政権が招いた事件と言わざるを得ない」とも持論を展開。その後、報道陣にこの発言の真意について問われた小沢氏は「社会が安定して良い政治が行われていれば、こんな過激な事件は起きない。自民党がおごり高ぶり、勝手なことをやった結果だ」と説明したという。真相が解明されていないなか、凶行の原因を自民党によるものとした小沢氏の考えに、インターネット上では批判が集まっている。《普通に人間としてどうかと思うような発言。偉大な政治家の1人が亡くなったのだから普通に、追悼の意を述べるだけでいいのに、なぜ自民党に有利とか言うのかね。自民党に有利に働くのは同感だが、わざわざ言うことではないと思う。こういう発言の積み重ねが今の野党の信頼のなさを作っている》《与野党問わずデリカシーの無い人は沢山いるけど、ここまで人の道を外れた暴言は聞いた事が無い》《信じられない発言。生命をなんだと思っているのか。国会で問題にすべき》《なんなのこの人。ほんとにこのセリフだけを言ったのであれば、人間としてどうなのかと思います》
2022年07月08日安倍晋三元首相が銃撃され、死亡するという事件が7月8日に発生した。67歳だった。各メディアによると、逮捕された山上徹也容疑者(41)は手製の銃を用いて、狙撃したという。岸田文雄首相(64)は、犯行に怒りを表明した。銃撃事件の直後に開いた会見で「民主主義の根幹である選挙が行われている中で起きた卑劣な蛮行であり、決して許すことはできない」と強い言葉で非難した。日本では銃砲刀剣類所持等取締法によって、銃の所持などが厳しく規制されている。そんなわが国で起こった悲劇は、世界中に衝撃を与えている。「G20外相会合では『日本は銃規制が厳しい国なのに、銃撃事件が起きたことに驚いている』との声が上がり、アメリカの『ワシントンポスト』は『世界で最も銃規制の厳しい国で極めて稀な事件が起こった』とオンライン版で報道。さらにドイツの公共テレビ放送ARDは『日本は武器を持つことについて世界でも最も厳しい法律があり、世界で最も安全な国だ』と伝えています」(全国紙記者)またTwitterでも、英語圏の人々から「銃に厳しい日本でなぜ?」という“悲鳴”が上がっている。《安部晋三元首相が撃たれた。日本で銃は厳しく規制されているのに》《どうして?日本は安全で、銃が許される余地はほぼゼロのはずなのに》《銃による暴力は、日本では珍しいよね?》恐ろしい事件で命を落とした安倍元首相。いまは、冥福を祈るばかりだ。
2022年07月08日7月8日午後5時過ぎ、安倍晋三元首相(享年67歳)の死亡が報じられた。安倍元首相は、同日午前11時半ごろ奈良市で街頭演説中に男に銃撃をうけ、病院に搬送されていた。各メディアによると、安倍元総理大臣は首の右側に傷や出血があったほか左胸に皮下出血があり、傷は「心臓にまで達する深さだった」という。自身が主催する「桜を見る会」には多くの芸能人を招待するなど、芸能界とも縁の深かった安倍元首相。突然の訃報を受け、芸能界からもSNSなどで死を悼む声が相次いだ。歌舞伎役者の市川海老蔵(44)は、8日18時過ぎに自身のブログを更新。《言葉がでない、舞台終わりニュース速報を見ました、あってはならないこと、日本は安全な社会である民主主義でありながらも、起こってしまった。色々な事を見直して行かなくてはならないと強く感じます。安倍元総理のご冥福を心からお祈り申し上げます。》と弔意を表した。海老蔵は’14年に歌舞伎公演の鑑賞に来た安倍氏とのツーショットをブログに投稿。さらに、‘19年に安倍氏が「即位礼正殿の儀」参列のため来日した外国賓客らとの晩さん会を主催した際には、狂言師の野村萬斎さん(56)らとともに舞を披露している。銃撃が報じられた昼過ぎにも《何が起こっているのかよくわかりません。とにかくご回復を心から願います。》と安倍氏の容態を案じていた海老蔵。安倍氏との縁が深かっただけに、憤りは大きいようだ。また、過去に産経新聞のインタビューで安倍元首相と対談をしたことのある音楽プロデューサーのつんく♂さん(53)も、自身のツイッターで悲しみをにじませた。《・・・残念無念すぎます。こんな事があっていいのか。悔しすぎます。心の奥底よりご冥福をお祈りいたします。安倍元総理、本当にありがとうございました。》さらに、かねて政治・経済問題に関して多くの意見を発してきたミュージシャンの世良公則(66)も、訃報が報じられるとすぐに自身のツイッターを更新。《安倍晋三元総理死亡との報無念ご冥福を心よりお祈り致します世良公則》と哀悼の意を示した。日本中が、不条理な安倍氏の死を嘆いている。
2022年07月08日2022年7月8日、安倍晋三元首相が亡くなりました。安倍元首相は同日午前11時半頃、奈良県奈良市内で街頭演説をしていたところ、男性に背後から襲われ負傷。その後、男性は奈良県警によって取り押さえられました。安倍元首相はドクターヘリで搬送され心肺停止の重体でしたが、同日17時46分に死亡が報じられました。事件について、引き続き警察は調査を進めるとのことです。安倍元首相のご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年07月08日7月8日午前11時25分ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅周辺で街頭演説をしていた安倍晋三元首相(67)が銃撃された。安倍元首相は首の右側を撃たれ、心肺停止の状態だという。参議院選挙の投開票を目前に控えた中での衝撃的な事件に、政界をはじめとした各界に動揺が走っている。岸田文雄首相(64)は緊急会見を開き「まずは安倍元総理がなんとか一命をとりとめていただくよう心から祈りたいと思っております」と安倍元首相の容態を案じた。フェンシング協会会長でタレントの武井壮(49)は自身のツイッターで《美しい国・日本の姿はどこへ残念だ》と事件への衝撃をつづっている。殺人未遂の疑いで逮捕された奈良市在住の容疑者は、元海上自衛隊員だったということが報じられている。また、「安倍元総理大臣に対して不満があり、殺そうと思って狙った」という趣旨の供述をしているという。しかし、詳細な犯行の理由については明らかになっていない。そんななか、犯人を凶行に走らせた理由について持論を展開したのが、実業家の堀江貴文氏(49)だ。事件直後、自身のツイッター上で《安倍さん撃たれたの??え?》《首相経験者が銃撃されるって、高橋是清さん以来じゃないか??》など発言し、驚きをあらわにしていた堀江氏。その後、今回の事件の原因についてこのように綴っている。《反省すべきはネット上に無数にいたアベカー達だよな。そいつらに犯人は洗脳されてたようなもんだ。》(原文ママ引用)一刻も早い真相解明が待たれる。
2022年07月08日2022年7月8日午前11時半頃、奈良県奈良市内で街頭演説をしていた安倍晋三元首相が、不審な男に背後から襲われ負傷しました。産経ニュースによると、安倍元首相を襲った不審な男は、奈良県警によって取り押さえられたとのことです。安倍元首相は血を流して倒れたと報じられています。また、銃で撃たれたという情報もあり、奈良県警察本部が確認を進めています。[文・構成/grape編集部]
2022年07月08日俳優の間宮祥太朗と6歳の子役“ななちゃん”こと小野井奈々が出演する、ロッテ・クーリッシュの新CM「ミッションインクーリッシュ」編が、28日より放送される。新CMでは、暑い夏の日に家の中で仕事を頑張る間宮に、サングラスをかけたななちゃんが「ターゲットは頑張りすぎています。ただちに補給が必要です」と登場。同商品を間宮に届けるべく、元気を補給する“ミッション”に挑む様子が描かれている。2人は昨年に引き続きの出演となり、間宮がななちゃんを抱っこしながら現場入り。撮影の合間も寄り添っていた間宮は、2人のシーンで監督からOKが出ると歩み寄り、ななちゃんとハイタッチする場面も見られた。■間宮祥太朗&小野井奈々インタビュー――撮影を終えていかがですか?小野井:楽しかったけど、(撮影がうまく進行して)クーリッシュがあんまり飲めなくて、ちょっとだけ悲しかった。間宮:前作ではいっぱい飲んだもんね。(スタッフに向かって)今日奈々は、100個飲むことを目指していたんです。何個飲んだか覚えてる? 5、6個くらいかな……?小野井:覚えてない!間宮:(目標には)足りなかったけど、撮影スタッフに渡されるとすぐさま口にしていましたね。覚えていないぐらいは飲んでいるはずです(笑)。――前回の撮影から約1年経ちましたが、奈々ちゃんの成長を感じましたか?間宮:それはもちろんありましたね。1年前と比べて成長を感じました。でもちょっと久しぶりだから、最初の方は人見知りしてたよね(笑)。でも人見知りは成長すればするほどするものだから、前回よりも大人になっている感じはすごくしました。そうだ、小学校に入学するんだよね! (撮影日の)3、4日後に入学式と聞いているけれど……緊張はしてる?小野井:(きっぱりと)してない!間宮:そりゃそうだよね。このような撮影現場に慣れていたら、緊張しないよね(笑)。――奈々ちゃんにとって、間宮さんはどんな人ですか?間宮:奈々にとって、祥太朗さんはどんな人?小野井:(答えに困る様子)間宮:(この空気)気まずいって(笑)どんな人だと思う……?小野井:……クーリッシュの人!間宮:クーリッシュの人!! あはは、そりゃそうだよね! そうだよ間違ってない!――奈々ちゃんから、俳優の先輩にあたる間宮さんに聞いてみたいことはありますか?間宮:俺に聞きたいことある……?小野井:祥太朗さんみたいにドラマに出るにはどうすればよいの?間宮:すごく(俳優業の)真髄に迫る質問ですね(笑)。俺もね、最初は全然出られていなかったけれど、自分のイメージや印象を覚えてもらえる人になろうと思った。そうすると、オーディションで覚えてもらえるから。その時にはドラマに出れなくても、次の機会で呼んでもらえたりするから、とにかく覚えてもらおうとしたよ。あと、奈々自身が楽しんでいる時が一番良い顔をしているから、どんどん楽しもうとすることが重要だと思うよ。ちゃんとしなきゃって大人たちはたぶん言うと思うけど……(笑)。(照れるようににっこり笑う奈々ちゃんを見て)ほら、その顔が一番かわいい!――間宮さんは、奈々ちゃんからどんな一言をかけられると元気が出ますか?間宮:祥太朗さんと呼ばれるの、すごく良いですよね。元気が出ます。さっき一人での撮影に入る前に「行ってきます!」と言ったら「行ってらっしゃい!」って返してくれたんです。すごく、ぐっときましたね。嬉しかったです。
2022年06月21日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「川島明さん」です。先日、麒麟の川島明さんがやられているラジオ番組『SUBARU Wonderful Journey ~土曜日のエウレカ~』に出演させていただきました。川島さんといえば京都の宇治出身。そう、僕と同郷なんです。お互いの実家の場所もめちゃくちゃ近くて自転車で7分くらいあれば余裕で行けます。中学校も、同じ宇治市立宇治中学校出身です。川島さんとはちょうど10歳年が離れているので共通して知っている先生とか友達はいないのですが、僕からしたら学生のころから『M‐1グランプリ』などで活躍されているのを見ていましたから、偉大な地元の先輩と誇りに思う存在です。これまでお会いしたことは、実は1回だけあるんです。フジテレビのメイク室で一緒になって「同じ宇治出身だよね」と話しかけていただきました。でも、川島さんはメイク中だったので、ドライヤーの音と川島さんの美しい低音ボイスがちょうどピッタリいい周波数でかぶってしまい、ほっとんど何言っているか聞き取れませんでした。なので、今回じっくりお話をすることができてうれしかったです。やはり地元が一緒だと急に距離感が縮まる気がします。川島さんの話す言葉に、「宇治の人やなあ」としみじみ感じながら会話をしていました。これは僕の私感ですが、宇治の人は関西弁の中でも音符の振れ幅が大きい。会話のときのキーの幅が広いと思うんです。低いだけじゃなくて、アクセントつけるときに高くいってひっくり返る癖があります。その話し方を川島さんもされていて、「ああ、やっぱり宇治の人や」と話していてほっとしてしまいました。ラジオの収録では、地元の話で盛り上がりました。僕が学生のころ通っていたゲームショップ『ドラゴンヒーロー』の話とかを普通にできるのが、すごく不思議な感覚でした。当時の生活圏がほぼほぼ同じなので、思い出の場所とかが全部共有できるんです。花火大会の話やお祭りの話などもっと地元の話をしたかったです。なので、ぜひ次回は同じく宇治出身のヤバTのこやま(たくや)くんも誘って、ごはんでも食べながら、まだまだあるいろいろな地元の話をしたいです。川島さんはとても謙虚で誰に対しても配慮のある方なので、ずっと敬語で話しておられました。でも、宇治の先輩やし、次会ったときはぜひタメ口で話してほしいです。尊敬する先輩なのでもっともっと距離を縮めたいです!おかざきたいいくNHK Eテレ『ヒャダ×体育のワンルームミュージック』Season3(毎週土曜21:00~)に出演中。最新タイアップ・シングル曲「レディキャップ!」「季節の報せ」が配信中!※『anan』2022年6月22日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2022年06月18日「(攻撃を)基地に限定する必要はないわけでありまして、向こうの中枢を攻撃するということも含むべきなんだろうと」安倍晋三元首相(67)のこんな発言が波紋を呼んでいる。自民党の安全保障調査会は、ミサイル発射など日本に対する攻撃の兆候が見られた場合、敵基地を攻撃する「敵基地攻撃能力」の必要性を、今月中にも岸田文雄首相(64)に提言する予定だ。しかし、安倍氏は「敵基地」では生ぬるいとばかりに、4月3日の講演で「敵の中枢」も攻撃の対象に含むべきだと主張したのだ。「敵国の『中枢』とは、政府機関がある首都になるでしょう。しかし、日本国憲法は、戦争のための戦力と、交戦権の不保持を明記しています。専守防衛だけ認められるため、『中枢への攻撃』はもちろん『敵基地攻撃』でさえ憲法違反にあたります」そう語るのは、慶應義塾大学名誉教授で憲法学者の小林節さんだ。また、武蔵野美術大学造形学部教授で憲法学者の志田陽子さんもこう指摘する。「相手が大国で、国内外に多数の基地がある場合はどうするのでしょうか。また、潜水艦などからの攻撃は?それらすべてに対処しようとすれば、際限のない“軍拡”が待っています。そうなれば、私たち国民の生活を脅かすほどの税金が必要になることでしょう。また、相手が攻撃しようとしているという情報が誤っている可能性もある。実際に、米国がイラクに侵攻したきっかけは誤った情報によるものでした。その場合、日本から侵略行為をすることになってしまいます」敵の“中枢”を攻撃した場合、当然敵も躊躇なく日本の“中枢”に反撃してくることになる。安倍氏の構想は非現実的なばかりか、いたずらに国民を戦禍に巻き込むリスクを高めるものだという。■ウクライナ戦争に便乗する「核共有」論2月24日のロシアの侵攻によって始まったウクライナ戦争は、いまだに終戦の兆しが見えない。侵攻に前後して、冒頭の安倍氏の発言のように、政治家や一部の識者が、“軍備”増強の必要性を喧伝する声が大きくなっている。【自民党安倍晋三元首相】〈核シェアリング(核共有)を含め、様々な選択肢を議論すべき時に来ています〉(『文藝春秋』2022年5月号にて)【橋下徹元大阪府知事】「核シェアリングもやっぱりこれからの日本で議論していくべき。NATOは現実、核シェアリングをしているからロシアも簡単には手を出せない」(2月27日『日曜報道THE PRIME』[フジテレビ系]安倍元首相との対談で)安倍元首相や橋下徹氏(52)などは、「核共有」にも言及。米国の核兵器を国内に配備し、共同で運用するという構想のことだ。「日本国憲法には《核保有の禁止》という記述はありませんが、核兵器は自衛の範囲を上回るので、保有や配備することは違憲です。’71年には、核兵器を『持たず、つくらず、持ち込まさず』という非核三原則が国会で決議されています」(志田さん)しかし、安倍氏は非核三原則についても議論をする必要があると主張。そして、日本は長年、米国の“核の傘”の下にあるが、〈この「核の傘」がどこまでの抑止力を持っているのか、改めて精査する必要がある〉。抑止力は、日本が核攻撃を受けた場合、米国が反撃してくれると相手国がどの程度信じるかにかかっているので、報復の可能性に現実味を持たせるために、〈日本は核を巡る意思決定に、深く関与すべき〉だという(〈 〉内は『文藝春秋』2022年5月号より)。“他国が日米の関係について疑念を持って攻撃してくるかもしれない”というお考えの安倍氏。長年、いたるところで日米同盟の強固さをアピールしてきたのはいったい何だったのか気になるところではあるが、小林さんはこう指摘する。「日本列島は米国にとって重要で失ってはいけない土地です。そのためにも、在日米軍基地を130カ所以上も置いている。日本が攻撃されても、米国が反撃しないなどと思う国はない。核共有はまったく必要のない議論でしょう」仮に核共有が実現した場合について、志田さんは懸念する。「日米の力関係を見ると、結局米国の都合で運用されることになる。日本が敵基地や中枢の攻撃ができるように法整備もされ、米国に『日米の自衛のために核攻撃をせよ』と言われたら、集団的自衛権行使の延長線上において、行われてしまうのではないでしょうか」日本が核武装することは、憲法以前に倫理的にも許されないことだと小林さんは考えている。「日本は唯一の被爆国です。あの悲劇で、核兵器は作れるけれど、使ってはいけないものだと人類は学んだはず。日本の核保有は、人類の“退化”であり、政治倫理的に許されないことです」■先制攻撃の口実を与えることになるそれそも、敵基地や中枢への攻撃能力、核共有の整備は、むしろ戦争のリスクを高めることになるという。「第二次世界大戦で敗北した日本は国連憲章では『敵国』にあたります。敵国が侵略行為を再現しようとした場合、国連加盟国は安保理の許可なく軍事制裁してもいいという『敵国条項』は、いまだ国連憲章に残っています(第53条)。日本が攻撃能力や核整備を進めることは、侵略行為を再現しようとしていると、他国に日本を先制攻撃する口実を与えてしまうことになるのです」志田さんは、「声の大きい権力者の考えを、日本人の総意と混同してはいけない」という。「安倍さんや松井さんたちは、国内の自分の支持者に向けて言っているところがあります。しかし、こうした発信を続ければ、国際世論に『日本は軍拡の方向に舵を切るんだ』と誤解されかねない。そうならないために、私たちが『なってほしくない』方向の考えにはハッキリ『NO』を表明していくべき。政治家は結局、民意には勝てないのです」他国の悲劇に便乗して、恐怖と猜疑心を煽ってくる権力者たちの声を、冷静に検証しよう。
2022年04月22日黒豆スイーツ専門店「善祥庵(ぜんしょうあん)」が2022年4月13日(水)、大阪・大丸梅田店にオープンする。黒豆スイーツ専門店「善祥庵」が大丸梅田店に創業90余年、「豆」から始まった食品総合商社「かね善」が手がける「善祥庵」は、黒豆の美味しさを存分に引き出した黒豆スイーツの専門店。“黒豆の王様”とも称される国産の「丹波黒大豆」を使った、様々なスイーツを提案している。注目の新作は和風キャラメルサンド「かさね」数あるメニューの中でも特に注目したいのは、大丸梅田店のオープンを記念して考案された和風キャラメルサンド「かさね」。丁寧に仕込んだ黒まめの蜜煮「ふくみ」とキャラメルを、サブレと丹波黒大豆きな粉を混ぜたシュクセ生地でサンドした新感覚の和菓子となっている。黒豆の蜜漬け「ふくみ」中にサンドした「ふくみ」は、黒豆の選別から炊き上げ、蜜漬け、袋詰めまでを全て手作業で行うこだわりの一品。真空窯で融点を下げたさとう蜜を、一番蜜・二番蜜・三番蜜と糖度をあげながらじっくと浸透させた、黒豆の風味をしっかりと堪能出来る人気の味だ。バラ香るさとう蜜に漬けた「ローズグラッセ」、黒豆入りの「わらび餅」もこのほか、バラのお酒を入れたさとう蜜に黒豆を漬け込んだ「ローズグラッセ」、「ふくみ」を合わせた「わらび餅」、甘み控えめの甘納豆「やわら」をチョコレートで包んだ黒豆チョコレート「やわら チョコ」など、多彩な黒豆スイーツが用意されている。店舗情報「善祥庵(ぜんしょうあん)」オープン日:2022年4月13日(水)住所:大丸梅田店地下1階 和洋菓子売場営業時間:10:00~20:00
2022年04月14日2022年3月14日に急逝していたことが分かった、俳優の宝田明さん。同月17日の報道以降、多くの人から悲しみの声が広がっています。【訃報】宝田明、急逝87歳「さびしい」「大好きでした」『ゴジラ』Twitterアカウントが宝田明さんを追悼1954年に公開された特撮映画『ゴジラ』で初主演を務めたことで知られる、宝田さん。それを皮切りに、『モスラ対ゴジラ』や『ゴジラ FINAL WARS』など、数々の『ゴジラ』シリーズに出演していました。訃報から一夜が明けた同日18日、『ゴジラ』のTwitterアカウントは、宝田さんへの追悼メッセージを公開しています。宝田明さんの突然の訃報に接し、大変驚いております。1954年11月3日公開の「ゴジラ」を皮切りに、数多くのゴジラシリーズにご出演をいただきました。晩年までゴジラを愛し続けてくださったレジェンドを失ってしまった事は残念でなりません。心からの感謝とともにご冥福をお祈り申し上げます。— ゴジラ (@godzilla_jp) March 18, 2022 「ゴジラを愛し続けてくださったレジェンドを失ったことは残念でなりません」と、宝田さんの死を悔やむ、『ゴジラ』Twitterの運営者。その後、「心からの感謝とともに、ご冥福をお祈り申し上げます」とつづっています。宝田さんへの想いが詰まった追悼メッセージは、多くの人の心を打ちました。・同意見です。ありがとうございます…。・宝田さんのことは、決して忘れません。・物心がつく頃から、ゴジラシリーズ作品とともに生きてきた私にとって、宝田さんはなくてはならない存在でした。ご冥福をお祈りします。宝田さんは、今後も数々の作品の中で生き続けるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年03月18日2022年3月17日、俳優の宝田明さんが同月14日に急死していたことが分かりました。87歳でした。昭和を代表するスター俳優、宝田明(たからだ・あきら)さんが14日に東京都内の病院で急死していたことが17日、分かった。87歳だった。サンケイスポーツーより引用宝田さんは、1954年に公開された、特撮映画『ゴジラ』で初主演を務めています。そのほかにも、ドラマや舞台など、幅広く活躍した宝田さん。182cmの高身長と、甘いルックスで約70年間にわたり、視聴者を魅了し続けました。宝田さんの訃報に、さまざまな声が上がっています。・背が高くて渋くてとてもかっこいい俳優さんでした。いくつになっても元気だと思っていたけれど。さびしくなります。・宝田さんが第二次世界大戦の終戦直後の話を、テレビ番組で話していたことを今でも覚えている。ご冥福をお祈りいたします。・宝田さんが80代で出演した映画『ダンスウィズミー』が印象的です。軽やかなステップに驚いていました。2022年3月10日には、アイドルグループ『乃木坂46』の岩本蓮加さんとダブル主演した、映画『世の中にたえて桜のなかりせば』のイベントに参加していました。数日前まで元気な姿を見せていただけに、多くの人が宝田さんの急逝に驚きを隠せないようです。宝田さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年03月18日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は俳優、マルチアーティストの木越 明さんです。演技、作詞・作曲、絵を描くことで独自の世界観を表現。『逆光』で映画に初出演。「夏の尾道を舞台に、’70年代の音楽やダンス、洋服、エネルギッシュな若者たちが登場します。無邪気なみーこを演じるのも楽しかったです。出演以外にもパンフレット制作や、ダンスの振り付けにも関わらせていただきました!」。自身が描いた絵を展示することも。「絵は4歳から描き続けています。決まった型がないから、ワクワクする気持ちをそのまま描けるのが好き。アーティストとして、こういうのがあったらいいな、面白いなと思ったものを絵や歌で表現したいです」アニメーション作品の制作に初挑戦しました。国立新美術館で展示をしました。ブラウン管に映したのがこだわりです。ロマンを追うルパンが私の初恋の人です。古本屋さんでパンフレットを購入。イントロで年代を当てられます。クリエイティブな刺激を受けています。好きな監督の作品ポスターを貼っています。気分で貼り替えることも。きごし・あき1999年生まれ。公開中の映画『逆光』にてみーこ役で出演。2022年公開予定の映画『君は脱出ガール』で主演を務める。漫画『いとしいとしというこころ』が発売中。※『anan』2021年12月29日‐2022年1月5日合併号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2022年01月06日黒澤明監督の名作映画『生きる』をリメイクした映画『生きる LIVING』が、2023年3月31日(金)に公開される。黒澤明『生きる』イギリスを舞台にリメイク1952年に公開された映画『生きる』は、還暦直前に余命半年を告げられた役人が、人生を見つめなおす姿を描いた黒澤明監督の代表作。リメイク版の映画『生きる LIVING』では、第二次世界大戦後のイギリスを舞台にストーリーを展開する。『生きる LIVING』の主人公、ウィリアムズは、仕事一筋で空虚で無意味な毎日を送る中、余命幾ばくも無いことを宣告される。最期を知り、残された日々を大切に過ごしたい……、そう願うようになるウィリアムズ。それまでの自分の人生を振り返り、「生きることなく、人生を終えたくない」と静かに、しかし心の中は懸命に、熱く生きることを選んだウィリアムズの姿を描き出す。劇中には、黒澤明の『生きる』に登場する名シーンを彷彿させる、誰もいない公園での“ブランコ”シーンも。観るものの心に光を灯すような、感動の物語が紡がれる。ノーベル賞作家カズオ・イシグロが再構築リメイク版の脚本を手掛けたのは、小説『わたしを離さないで』などで知られるノーベル賞作家カズオ・イシグロ。監督はオリヴァー・ハーマナスが務める。ビル・ナイが主演主演は、『ラブ・アクチュアリー』『ナターシャの歌に』などで知られ、ジョニー・デップ製作・主演作品『MINAMATA−ミナマタ−』への出演も記憶にあたらしいビル・ナイ。仕事に明け暮れていた中、“余命半年”と告げられる主人公・ウィリアムズを演じる。その他、Netflix作品「セックス・エデュケーション」のエイミー・ルー・ウッド、『パーティで女の子に話しかけるには』のアレックス・シャープ、トム・バークなどが出演する。■主人公ウィリアムズ…ビル・ナイ公務員として空虚な日々を送っていたが、ある日「余命半年」であると宣告される。余命宣告を受け、自分の人生を見つめ直す。■マーガレット…エイミー・ルー・ウッドウィリアムズのもとでかつて働いていた同僚。第80回ゴールデン・グローブ賞、主演男優賞にノミネート第80回ゴールデン・グローブ賞にて、主演のビル・ナイが主演男優賞(ドラマ部門)にノミネート。すでに世界の映画祭で上映され、オスカー候補とも言われる映画『生きる LIVING』の、今後の展開も要チェックだ。〈映画『生きる LIVING』あらすじ〉1953年。第二次世界大戦後、いまだ復興途上のロンドン。公務員のウィリアムズは、今日も同じ列車の同じ車両で通勤する。ピン・ストライプ背広に身を包み、山高帽を目深に被ったいわゆる“お堅い”英国紳士だ。役所の市民課に勤める彼は、部下に煙たがられながら事務処理に追われる毎日。家では孤独を感じ、自分の人生を空虚で無意味なものだと感じていた。そんなある日、彼は医者から癌であることを宣告され、余命半年であることを知る―。彼は歯車でしかなかった日々に別れを告げ、自分の人生を見つめ直し始める。手遅れになる前に充実した人生を手に入れようと。仕事を放棄し、海辺のリゾートで酒を飲みバカ騒ぎをしてみるが、なんだかしっくりこない。病魔は彼の身体を蝕んでいく…。ロンドンに戻った彼は、かつて彼の下で働いていたマーガレットに再会する。今の彼女は社会で自分の力を試そうとバイタリティに溢れていた。そんな彼女に惹かれ、ささやかな時間を過ごすうちに、彼はまるで啓示を受けたかのように新しい一歩を踏み出すことを決意。その一歩は、やがて無関心だったまわりの人々をも変えることになる―。【詳細】映画『生きる LIVING』公開時期:2023年3月31日(金)出演:ビル・ナイ、エイミー・ルー・ウッド、アレックス・シャープ、トム・バーク原作:黒澤明監督作品『生きる』監督:オリヴァー・ハーマナス脚本:カズオ・イシグロ音楽:エミリー・レヴィネイズ・ファルーシュ製作:Number 9 Films
2021年12月19日ゲストが、お酒を手に赤裸々なトークを展開するバラエティ番組『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)。2021年10月15日の放送では、お笑いコンビ『麒麟』の川島明さんが妻と出会った時のエピソードを披露。ネットで「すごい」と話題になっています。番組には、モデルやタレントとして活躍している、谷まりあさんがゲスト出演。「ディズニープリンセスのような運命的な出会いに憧れる」と明かしました。その上で「今までに運命の出会いがあったか」と共演者に問いかけます。話を振られた川島さんは、妻と出会ったのは、新宿にある、お酒が飲める飲食店だったと話し始め…。川島明の運命的な出会いとは川島さんが、5人の後輩と飲んでいた時のこと。女性が1人で来店し、定食を食べていたそうです。「めっちゃきれいな人やな」と思った川島さんが、チラチラと見ていると、いかつい男性が現れて、女性を口説き始めたのだとか。その後の展開を、川島さんは、このように語っています。「5人おるし、ちょっと行くか」って。「なんですか?(女性は)僕の友達なんですけど」って(男性に話しかけて)、助けに行ったんですよ。なんかあっても、絶対数では勝てると思って。ほんで奥さんが「あ、そうなんです」って(話に)乗って。人志松本の酒のツマミになる話ーより引用その後、男性は物いいたげな様子で立ち去ったそうです。川島さんが、改めて女性に声をかけたところ、その場で連絡先を交換する流れになったといいます。なお、当時、お笑いタレントとして活動していた川島さんを、女性は知らなかった様子。このエピソードを聞いた共演者一同は「えーっ!」「運命じゃないですか!」と大盛り上がり。谷さんも「ドラマみたい!」「スペシャル運命!」と太鼓判を押しました。番組の視聴者からも、驚きの声が寄せられています。・川島さん夫婦、マジで大運命!・本当に運命の出会いで、すごい。・もう漫画じゃん。強面の男性の登場や、仲間の協力によって生まれた、川島さんの運命的な出会い。運命を信じていれば、いつか思わぬところで、ドラマチックな出会いを体験できるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年10月22日2021年10月7日、作曲家の、すぎやまこういちさんが亡くなったことが分かりました。90歳でした。『ザ・ピーナッツ』の『恋のフーガ』や『ヴィレッジ・シンガーズ』の『亜麻色の髪の乙女』といったポップスだけでなく、ゲーム『ドラゴンクエスト』の楽曲でも有名なすぎやまさん。同日、『ドラゴンクエスト』シリーズのウェブサイトは、長年にわたって同シリーズを支え続けたすぎやまさんに感謝の意を表しました。『ドラゴンクエスト』堀井雄二&鳥山明がコメント『ドラゴンクエスト』シリーズのウェブサイトでは、ゲームデザイナーである堀井雄二さんと、キャラクターデザインを務める漫画家の鳥山明さんのコメントを掲載。500曲を超える同シリーズの楽曲を生み出したすぎやまさんに、別れと感謝のメッセージを述べました。堀井雄二コメントすぎやま先生の、あまりに突然な訃報を聞き本当に残念でなりません。ドラゴンクエストを作って35年、その世界に、すぎやま先生は音楽という命をずっと吹き込んできてくださいました。先生には本当に素晴らしい楽曲をいっぱい書いていただきました。これからもドラクエは、先生の音楽とともにあります。ユーザーの皆さんの心の中に先生は生き続けるはずです。すぎやま先生長い間本当にありがとうございました。ドラクエ・パラダイス(ドラパラ)ドラゴンクエスト公式サイトーより引用鳥山明コメントすぎやま先生の訃報を聞き、驚いています。つい数年前にお会いした時の印象からもいい意味で、永遠の命を持つ魔法使いのように思っていました。ドラゴンクエストのイメージは、当時からゲームが大好きでいらした、すぎやま先生の素晴らしく印象的な数々の名曲によって決定付けられた。と言っても過言ではありません。長くご一緒に仕事をさせていただいて本当に光栄でした!心よりご冥福をお祈りいたします。ドラクエ・パラダイス(ドラパラ)ドラゴンクエスト公式サイトーより引用1986年に『ドラゴンクエスト』が発売されて以来、数々の作品を生み出してきた3人。よりよいゲームを生み出すため、きっと切磋琢磨したはず。だからこそ、『ドラゴンクエスト』シリーズは世界中の多くの人から愛され続けているのでしょう。絆を感じるコメントに、同シリーズのファンからは「泣いてしまった」「すぎやまさん、本当にありがとうございました」といった声が上がっています。すぎやまさんの楽曲は今後もゲームの中で残り続け、さらに多くの人を楽しませてくれると信じてやみません。[文・構成/grape編集部]
2021年10月07日ミュージカル『ドッグファイト』の取材会がこのほど行われ、藤岡正明、大久保祥太郎がリモートで取材に応じた。同作は1991年に上映されたリバー・フェニックス主演の映画を2012年にオフ・ブロードウェイでミュージカル化した作品で、 2015年、2017年と日本でも上演されている。今回は初演・再演に続き屋良朝幸が主演を務め、東京・日比谷シアタークリエで9月より上演される。物語はベトナム戦争出征前のアメリカ・サンフランシスコを舞台にし、訓練期間を終えた新米兵士・エディ(屋良朝幸)、ボーランド(藤岡正明)、バーンスタイン(大久保祥太郎)の3人が親友同士として登場する。2005年~2006年に上演されたミュージカル『レ・ミゼラブル』では藤岡がマリウス役、大久保がガブローシュ役で共演しており、久しぶりの共演に。藤岡は「祥太郎が9歳~10歳とかで、僕は22~3歳だったんです。気付いたらもう、39歳になります。今回ラウンジ・シンガー役の坂元健児さんが当時アンジョルラス役をやっていて、もう坂元さんが50歳」と15年の時の流れにしみじみ。藤岡は大久保について「当たり前ですけど、本当にちっちゃかった。かわいかった祥太郎がどんどん成長して、大人として一緒に共演できるというのがすごく嬉しいですし、僕自身も当時何にもできなかった中で、今は15年も経ってますから、そこそこできるおじさんになってます。祥太郎といっしょにやっていきたいなと思います」と、共に舞台に立てる喜びを表す。大久保も「続けてればいいことあるな、よかったなと思います。最近、子役の時に一緒にやってた方と再び共演させていただけることが多くなってきたので、感慨深いです」と喜びつつ、「歌と離れて演劇の方でやっていたので、藤岡さんと一緒に歌うというのが怖いですね。前は一緒に歌うことがなかったのですが、今回はがっつり親友の役で2人のシーンがあったりするので、嬉しさとドキドキと恐怖と……」と苦笑し、藤岡から「怖いこと、何にもないよ」とつっこまれていた。物語は、親友同士の3人が出征前の最後の夜に、一番イケていない女の子をパーティーに連れてきた者が賞金を得るという最低のゲーム「ドッグ・ファイト」に参加することで展開していく。それは兵士への一歩を踏み出す彼らに感情を捨てさせるために仕組まれた残酷な通過儀礼だったが、真面目なローズ(昆夏美)と接するうちにエディ(屋良)の心は変わっていく。藤岡と屋良は同い年で、大久保は2人より一回り年下だが、親友同士という設定に、藤岡は「おそらく僕と屋良っちが若くて、祥太郎が老けてるんじゃないですかね。だって、妙な貫禄ありますから」と、ニヤリとした。主演の屋良について、藤岡は「僕は本当にダンスが苦手で、屋良くんと言えばダンスの振り付け家をやってるくらいだから、『ダンス苦手なんだ、優しくしてね』と言いました。すごく気さくだし、いい関係が作れるんじゃないかと思います。再々演なので、作品について様々な経験や知識があると思うので、どんどん相談していきたいし、新しい何かを入れられるとすれば、色々話をしていきたいな。共に模索してくれるような包容力があるから」と信頼を寄せる。大久保も「個人的に屋良さんの舞台を客席ですごく観ていた人間なので、歌・芝居・ダンス、何でもできる方だという印象があります。深夜の密着番組を見たときにも『ストイックな方なんだな』という印象があって、屋良さんの雰囲気にも表れてる。芯のある方なんだなと思っています」と、印象を表した。また同作は『ラ・ラ・ランド』『グレイテストショーマン』作詞・作曲を手がけたベンジ・パセック&ジャスティン・ポールコンビが、両作品よりも前に世に送り出していたことでも知られる。藤岡は「1960年代の前半のお話なんですけど、当時の音楽もしっかりと入っている、僕自身もそこらへんのジャンルをよく通ってきているので、リアリティを持って、皆で取り組めるようになるかな」と楽しみにしている様子。大久保は「全部の曲がキャッチーでかっこいい。主題歌になり得るような曲が何曲も入ってるイメージがあって、ロック調もあれば、ジャズっぽい曲、ブルースっぽい曲と色んな要素が詰まってる。オープニングで歌った曲が何回もリプライズで出てきたりして、場面によって心情が変わっていくのも面白いです。高いところから低いところまで使うので、かっこよくフルに熱く歌えたらという思いで稽古に取り組んでいます」と意気込んだ。東京公演は東京・日比谷シアタークリエにて9月17日~10月4日、愛知公演は日本特殊陶業市民会館 ビレッジホールにて10月6日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて10月21日~10月24日。
2021年08月24日●家族で見ているアニメの声優に「子供が大盛り上がり」モーニング娘。OGの安倍なつみが、映画『パウ・パトロール ザ・ムービー』(8月20日公開)で約4年ぶりに演技に挑戦。家族で見ているアニメの声優ということで子供たちが喜ぶ顔を想像して出演を決意し、久しぶりの演技でその楽しさを改めて感じたという。また、母になってからの変化や安倍流の子育て、気になる今後の活動についてインタビュー。本作で仲間や友達の大切さも改めて感じたという安倍は、モー娘。時代の思い出やメンバーとの絆についても語ってくれた。正義の味方でキュートな子犬たちが、巻き起こるさまざまなトラブルを解決する人気テレビシリーズ『パウ・パトロール』(テレビ東京)の劇場版。安倍は、キュートなビジュアルが印象的なダックスフンドの新キャラクター、リバティの吹き替えを務めた。2歳と4歳の息子のママである安倍だが、親子そろって『パウ・パトロール』のファンだという。「家族で見ています。みんなが一致団結してトラブルを解決していくところが楽しいですし、子供たちは男の子なので、カーチェイスのような出動するシーンになると盛り上がっています」と魅力を語った。本作でも、お馴染みのパウ・パトロールたちが集結し、困っている人たちのために奮闘する姿が映画ならではのスケールで描かれる。安倍は「子供映画と一言では言えない、大人も楽しめる、家族みんなで楽しめる映画になっている。パウジョンアップしていて(笑)、映像が美しいし、迫力もあるし、感動しました」と絶賛する。リバティ役のオファーを受けたときの心境は「驚きましたが、素直にうれしかったです。このお仕事をお受けしたら子供たちが喜んでくれるんじゃないかなと思ったので、やらせていただくことにしました」とのこと。子供たちは「ちょっと伝えただけでも大盛り上がりだった」という。「うちにも絵本があったり、壁にキャラクターが描かれたものが貼ってあったり、日常に『パウ・パトロール』がいるので、新キャラクターが出てきて、その声が私って、大はしゃぎだと思います」と映画を見たときの反応も予想し、「映画館で見るのをすごく楽しみにしています」と話した。また、声優を務めることが発表されたときに「驚くほどの反響があった」と告白。多くの『パウ・パトロール』ファンから「吹き替え楽しみにしています」といった声が寄せられ、姪っ子とか甥っ子が『パウ・パトロール』のファンであることも知ったという。さらに、「七夕の短冊に“『パウ・パトロール』の映画が見に行けますように”と書いてあるのを目にしたり、『パウ・パトロール』のファンがたくさんいるということにうれしくなりました」と話した。洋画吹替初挑戦となった安倍。「アメリカ版の英語の吹き替えを聞きながら吹き替えをしなくてはいけなくて、それが大変でした。相手の方もリバティの声も全部英語で聞こえてくる中での日本語吹き替えだったので。そして、カーチェイスのシーンは早口だったので、難易度が高かったです」と振り返った。また、映画『TOKYOデシベル』以来、約4年ぶりの演技でその面白さを再確認したそうで、「楽しかったですし、表現するって好きだなと改めて感じました」と語った。●母は強し!「子供たちのためなら頑張れる」演じたリバティは、大都会のアドベンチャーシティで暮らしつつも、下町育ちで元気いっぱい好奇心旺盛な女の子で、ひょんなことからパウ・パトロールへ任務を依頼し、自らも手伝うことに。安倍は「これと決めたことがあったら張り切って、夢中になってやるところは似ている」と共通点を挙げ、「子供たちのことになるとすごく夢中になります。イベントごとが決まったら、子供たちを喜ばせるべく準備をしたり面白いことを考えたりしています」と説明した。この行動力は、母親になってからだという。「“母は強し”という言葉があるように、お母さんになると強くなるんでしょうかね。子供たちのためならって頑張れるというところはありますね」と優しい表情を見せ、「子供たちが喜んでくれることは一番の喜びというか、すごくパワーにもなっています」と語った。リバティは「花丸満点」「あたりきしゃりき」などキュートな口癖が印象的。安倍は「子供たちが真似してくれるといいなって思いながら吹き替えしましたが、リバティのキャラクターも立ってくるし、すごくいいなと思いました。『なしよりのなし』とか(笑)」と楽しみながら演じたという。自身の口癖は「なんとかなるよね」とのこと。「子供が真似していて、『ママがよく言うから』って言われました」と子供に言われて気づいたという。そして、「なるべくポジティブに考えるようにしています。子育てしていると予測できないことがしょっちゅう起こりますが、そういった時もポジティブに、大丈夫って思うようにしています」と普段の心がけも明かした。ポジティブ思考は昔からなのか尋ねると、「いえ、もっとネガティブでしたし、もっと心配性でした」と答え、「今もすごく悩むし、イライラしたりするけど、ネガティブな発想は何も良いことを生まないと気づいてから、ポジティブに考える努力をしています」と説明。「子供たちとの時間の中で意識的に、子供たちも私も楽しめるようにしているのかもしれません」と、これも母親になってからの変化だという。「何か起きたときに『ダメでしょ! なんでこういうことしたの!』と叱るのは簡単ですが、そうではない伝え方はないかなと。ただ叱るとそれを1日引きずってしまうし、私も自己嫌悪になる。笑いにできたら花丸満点だと思ったので、子供が『嫌だ嫌だ!』と言っていたら、『じゃあママも嫌だ嫌だ! 靴下履かない!』と一緒に言ってみたり、『なんでママはイライラしてるんでしょうか!?』とクイズにしてみたり。そうすると子供たちも笑い、ネガティブな感情が生まれることなく伝えるべきことを伝えられます」。楽しもうという意識は、2人目が誕生してからだそうで、「1人目の時はそんな余裕はなく、今も余裕はないですが、楽しいほうがいいよねって考えられるようになりました」と説明。そして、その前向き思考は家庭以外でもプラスに。「あんまりくよくよしなくなったかな。『ま、いっか』って、妥協を覚えました」と笑った。●モー娘。時代を振り返る「当時の仲間は今でも仲間」また、本作に参加したことで「仲間や友達、相棒っていいなと、改めて思いました」と語る安倍。「1人でやれることは限界があるけど、誰かと手を組んで一緒になって何か成し遂げようとした時に、想像もしてなかったような景色が見られたり、一緒に喜びを分かち合えたり、仲間ってやっぱりいいなと。子供たちもこの先そういう仲間に出会ってほしいなと思いました」。仲間というと、モーニング娘。のメンバーが思い浮かぶ。『ASAYAN』(テレビ東京)のオーディション企画で選ばれた5人で結成されたモーニング娘。は、インディーズのCDシングル「愛の種」を5日間で5万枚、手売りで売り切るという条件を達成してメジャーデビューを果たし、夢に向かって必死に頑張る姿が感動を呼んだ。安倍は「表に出ているのは私たちだけですけど、たくさんのスタッフがいて、大きなチームでいろんなことをクリアし、みんなで一個ずつ夢をつかんでいった。そういう思い出があるだけでも生きられるというか、今では絶対できないようなことをさせていただけたと思います。今でも当時一緒に頑張っていた仲間は仲間だし、思い出ですし、青春です」としみじみ。「デビューが決まってからもいろんなことがあり、想像と違っていたこともたくさんありましたが、夢に向かって自分がやると決めたことは成し遂げたいという思いで。1人では無理だったなということばかり。みんながいたからっていうことばかりですね」と語った。2018年に行われたHello! Projectの20周年記念コンサートでは、モーニング娘。の初期メンバー5人が出演し、大きな話題に。安倍は「みんな結婚してずいぶん大人に。でも、本番では自分の中でどこかスイッチ入った瞬間がありました。ファンの方がいて、照明を浴びながら歌と踊りを通して表現すると、鳥肌が立つような、そうそうこれ! という感覚が蘇ってくるんです」と振り返り、「初期のナンバーも歌わせていただきましたが、自分の中でやってきたことだから、刻まれているでしょうね」と続けた。本作で表現する面白さを改めて感じたという安倍。気になる今後について尋ねると、「エンターテイメントの世界が大好きで、歌や演技を通して何かを表現することも好きなので、お話があれば、タイミング次第でチャレンジしてみたいなと思っています。面白いことをやりたいですね」と意欲を見せた。ただ、「今はまだ子供が小さいのでそばにいてあげたいし、私は作品にのめり込んでしまうので、子育てして家庭を守りながらできるかなという不安があります」との思いも告白。「猟奇的な役を演じていると日常生活でもとげとげした人間になってしまうと思うので(笑)、そういった影響も考えながらいいバランスでお仕事もやっていけたら」と語った。■安倍なつみ1998年、モーニング娘。第1期メンバーとしてデビュー。2004年に卒業した後は音楽活動を中心に、ライブ、舞台、ミュージカル、テレビ、ラジオ等幅広く活動。2014年10月にリリースしたアルバム『光へ -classical & crossover-』が第56回日本レコード大賞・企画賞を受賞。プライベートでは「ジュニア野菜ソムリエ」や「ジュニア食育マイスター」の資格を持つ。2018年、日本ベストマザーズ協会より、第11回ベストマザー賞 2018(音楽部門)を受賞。2015年12月に結婚し、現在2児のママとして子育てしている。
2021年08月19日元モーニング娘。の安倍なつみが11日、東京・千代田区で催された劇場アニメ『パウ・パトロール ザ・ムービー』(8月20日公開)の公開直前トークイベントに、声優の潘めぐみとともに出席。40歳の誕生日をサプライズでお祝いされて「自分が40歳って全然実感がない」と本音を吐露した。安倍は今回、3年ぶりのメディア露出。イベント前日の10日に40歳の誕生日を迎えたことを受けて、潘から花束でお祝いされた。安倍は誕生日当日にも家族からお祝いされたと明かして「自分が40歳って全然実感がない。でもどうやら現実のよう(笑)。なんか、40年も生きてこられたってすごい感謝だと思います。昨日は感謝の気持ちであふれる一日でした」と話した。現在は、男の子2人の育児に奮闘中。「毎日予想もしないことが次々起きる。兄弟喧嘩はするしケガはするし。今はステイホームの時間も長いので、頭が真っ白になる出来事もある。寝かしつけがゴールだと思っていて、何とかたどり着いたときに、達成感と言いますか、『自分がんばったな!』と思う瞬間でもある」と日々の苦労を語った。また「男の子のママになるってスゴい」と漏らし、「うちの子が昆虫にハマっていて、カブトムシを取りに行ったんです。私は虫が苦手だけど、今、カブトムシ触れるんですよ! 私にとってスゴいことで、まさか自分がカブトムシをポッと持って、手足がワチャワチャ動くのを眺めながら虫の生態を調べたり、子どもたちと一緒に学んだりする日が来るとは思いもしなかったです」と自身の変化に驚きを示した。同映画は、放送3年目を迎えるTVアニメ『パウ・パトロール』シリーズの劇場版。巻き起こる様々なトラブルを、正義の味方でキュートな子犬たちが解決する様を描く。元々親子でファンだったという安倍は、新キャラクター・リバティの声を担当した。
2021年08月11日『ハムレット』の脇役に着目した横内謙介の名作『フォーティンブラス』。本作を中屋敷法仁が新たに演出、フォーティンブラス役に戸塚祥太、ハムレット役に内博貴を迎え8月に上演される。そこで戸塚と内に、稽古を前にした現在の心境を語ってもらった。外部舞台での共演は初とはいえ、1986年生まれ、ジャニーズ事務所所属、舞台経験豊富と、共通点の多いふたり。役者としてリスペクトし合う関係とのことで、内が「とっつー(=戸塚)の舞台を観て思うのは、単純に僕には出来ないなってこと。つまり自分にないものを持っている人なので、それはやっぱり尊敬しますよね」と明かすと、戸塚も「内はその存在感が圧倒的に主役。そしてその高みへと周囲の人たちも連れて行ける、そういう強さがあるんです」と語り、その信頼の強さを伺わせる。そんなふたりの競演が叶う、この『フォーティンブラス』。主役・ハムレットと脇役・フォーティンブラスという関係性から、俳優の本質をあぶり出していく一作なのだが……。「非常に人間らしい作品ですよね。芸能界に限らず、自分がどんなポジションにありたいかって考えることは誰にでもあると思うので」と内が話すと、戸塚も「共感する部分は絶対にあると思います。グサグサくるセリフも結構ありますから」と、自らを作品に投影する。そんなふたりはこれまでに主役も脇役も経験済み。そこでそれぞれの魅力、苦労について訊ねると、「僕、主役だとかそうじゃないとか、あんまり考えないんですよ。舞台に出たらみんな同じなので。だから敢えて言うなら、“PR宣伝部長”でしょうか」と笑う内。戸塚も「僕も内に近くて、主役でも脇役でもそこに優劣はなくて、舞台にどう立つかっていう点ではなにも変わらない。だから本当にシンボルかなと思います」と続けた。ちなみにふたりの共通点がもうひとつ。それは肺に穴が開いてしまう、肺気胸をかつて患っているということ。戸塚が「僕らすでに深手を負っているので(笑)、感染症対策は徹底した上で稽古を進めていきます!」と切り出すと、内も「なので皆さんも安心して劇場にお越しください!」と呼びかけた。取材・文:野上瑠美子
2021年07月21日