シャネル(CHANEL)のビューティ アンバサダーに、バレエダンサー飯島望未が2019年1月より就任することが発表された。飯島望未 / © CHANEL大阪出身の飯島望未は、1991年生まれ。6歳からバレエをスタートし、13歳でNYのバレエコンクール「ユース・アメリカ・グランプリ」へ3位入賞し、15歳で単身渡米。その翌年に、アメリカの5大バレエ団の一つである名門、ヒューストン・バレエ団とプロ契約を果たす。2014年に、同バレエ団のソリストに昇格をし、現在もファースト ソリストとして米国を拠点に挑戦し続けている。2016年には「シャネル N°5 ロー」グローバルプロジェクトに参加し香りの世界観をダンスで表現し、多くの人々を魅了した。2018年にはウォッチ コレクション「コード ココ」のアンバサダーに抜擢されたり、「ルージュ アリュール」「ヴィタルミエール グロウ」 のデジタルキャンペーンにも起用されたりと、これまでにもメディアに多く取り上げられてきた、今シャネルが注目するイットな存在。今後のさらなる活躍に期待したい。
2018年12月19日クリスマスショー「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2018」が12月15日より東京・東急シアターオーブにて開幕。プレスコールに本田望結と、ホテル比較サイト「トリバゴ」のCMでお馴染みのナタリー・エモンズが登場した。3年連続で応援サポーターとゲストスケーターを務める本田は、自身がデザインを考えた水色の衣装で登場し、樹脂のスケートリンクで、映画『アナと雪の女王』の楽曲『Let It Go』に合わせてスケーティングを披露。自身で振付も考え「今年は初めてシンガーの皆さんの素敵な生歌と一緒に滑ることができるので、ワクワクな気持ちでいっぱいです」と話した。2年連続の出演となるナタリー・エモンズはソロ歌唱曲となる『Have Yourself A Merry Little Christmas』と、誰もが知っているクリスマスソングが次々と登場する「クリスマスポップメドレー」で伸びやかな歌声を披露。会場はクリスマスムードに包まれた。囲み取材では「今年はMCも担当するので、皆さんと一緒にクリスマスをお祝いして楽しめるように台詞の練習も頑張ります」と流暢な日本語で答えた。また、この日の会見で、1公演の限定出演だった本田望結が12月24日(月・休)昼12時30分の公演に出演することもあわせて発表された。公演は12月25日(火)まで。チケットは発売中。■ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド 2018日時:12月15日~25日(火) 全16回【本田望結出演回】12月24日(月・休)12:30会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)(東京都)チケット料金(全席指定)★平日 S席8,800円 A席5,800円(税込)●土日祝 S席9,800円 A席6,800円(税込)※3歳未満のお子様はご入場できません。 お一人様1枚チケットが必要です。
2018年12月18日アイドルグループ・ジャニーズWESTの藤井流星と小瀧望が、ストライプインターナショナルのブランド 「earth music&ecology」のCMキャラクターに起用されたことが21日、明らかになった。新CM「藤井流星 愛されコーデ・セレクト篇/小瀧望 愛されコーデ・セレクト篇」「藤井流星 愛されコーデ・レコメンド篇/小瀧望 愛されコーデ・レコメンド篇」は27日より関西地域(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県)で放送されるほか、ECサイト「STRIPE CLUB」、公式 SNS、YouTube 公式チャンネルに掲載される。同ブランドが男性を起用するのは初めての試みとなる。新CMでは、藤井と小瀧が女の子の服を選ぶワンシーンを描く。慣れない女の子の洋服店で、なかなか決まらず助けを求める藤井や、並んで歩くシーンを想像しながら楽しそうに選ぶ小瀧だが、2人とも最後には"お気に入り"が見つかり、「僕の好みじゃだめですか?」というフレーズで終わる。2人が選んだアイテムは、関西地域のアース店舗とECサイト限定で販売される。
2018年10月21日タレントの伊集院光が、1日深夜に放送されたTBSラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月曜 深夜1:00~)にて、女優・富田望生を絶賛した。後輩芸人からNetflixで配信されているドラマ『宇宙を駆けるよだか』をオススメされた伊集院。本作は、クラス一の美少女・あゆみ(清原果耶)と、醜い容姿のクラスメイト・然子(富田望生)が入れ替わってしまうという衝撃的な内容だ。伊集院は「これが面白くて。主役の女の子がめちゃめちゃ良くて」とし、富田について、「この子の演技が上手いから、すげえ面白いの。この子の側はブサイクな子なんだけど。卑屈に育ったそのブサイクの子の中に、1回もそんなマイナス思考をしたことがない女の子の性格が入りましたっていうことになっているから。途中で本当に分からなくなってくるの。可愛いのか、ブスなのかが全然分かんなくなってくる、この子の演技がすごすぎて見れちゃう」と評した。あまりドラマを見ない伊集院だが、一気に見てしまったほどのめり込んだという。さらに「この子が、18歳ぐらいのメンタルで、オーディションでブスしかできない役に選ばれて。しかも向こうから言われるセリフは、『そのツラに生まれてきた奴の気持ちが分かんのか』みたいな台詞だらけだから、基本的には。『ヤバイ、ヤバイ。この顔、戻さないとヤバイ』みたいな話を、自分で役作りして入れていくから。そのことって、プロさがすごいのと、何倍もの演技力のすごさがあるから、どんどん可愛く見えてくんだよね。富田望生のすごさ」と絶賛した。また富田は2日に更新したTwitterで、「私ラジオ節大好物なので、ブスと言われるたびに、ありがとうございます、ありがとうございます、、となっておりました。。」と明かし、「教えてくださった方ありがとう。『宇宙を駆けるよだか』Netflixにて配信中です」と呟いている。
2018年10月04日アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望が13日、都内で行われた映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』の公開記念イベントに、黒島結菜、高杉真宙、篠原哲雄監督とともに登場した。同作はいくえみ綾による漫画『プリンシパル』を映画化。アニプレックス配給にて全国公開する。母親の再婚相手とギクシャクし入学した女子校でも馴染めず、実の父親を頼って札幌に引っ越してきた住友糸真(黒島)は、学校で一、二位を争うモテ男子・館林弦(小瀧)と、桜井和央(高杉真宙)に出会う。舞台挨拶では、原作者のいくえみからサプライズで出演者3人への直筆の手紙が贈られた。「ピュアで健気で、誰もが応援したくなるに違いありません」と言葉を贈られた黒島は、「本当に感動しました。現場によくいらしゃってて、こんなに見てくれてるんだなってことが、すごく嬉しいです」と喜ぶ。現場ではいくえみの姪と会ったものの「人見知り同士」だったというが、黒島は「人見知りだから『ああ〜』みたいな」と、戸惑った様子を振り返った。またサプライズに誰よりも驚いていた小瀧は「サプライズすぎたんで、びっくりがすごい」と驚きつつ、「こんなに見てもらえてたんやなっていう恥ずかしさもありますし、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです」と語る。撮影の合間にクルッと回っていた様子を、いくえみから「ジャニーズWESTの生ターン見れたわ〜」と喜ばれていたが、「生ターン、見られてたと思うと恥ずかしいですね。無意識ですね、完全に」とはにかむ。「事務所がジャニーズなもんで、すいません」と笑わせた。「まるきり和央でどびっくりしました」と表された高杉は、「先生の作った愛のある作品を自分たちが考えてやらせていただくので、感想をいただけるなんて嬉しいですね。どびっくりしました」と笑顔に。「自分と通ずるものはあるかもしれないとは思ったんですけど、先生にそこまで言っていただけるなんて、頑張らなきゃと思いました」と語った。最後に、篠原監督が「彼らは人見知りだったんですよ。どういう風にコミュニケーションをとったらいいのかわかんない時もあったけど、演技を通してこんなに仲良くなって」と振り返る。「本当にみんな、この映画で一歩踏み出せたんじゃないか。この人たちの成長が見れた映画だと思うし、これからどんどんビッグになっていきますからね! 本当に見てくださいよ!」と熱弁すると、会場からも拍手が起こっていた。
2018年03月13日映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』が3月3日(土)に公開を迎え、W主演の黒島結菜、小瀧望(ジャニーズWEST)をはじめ、高杉真宙、川栄李奈、谷村美月、市川知宏、篠原哲雄監督がそろって舞台挨拶に登壇した。「潔く柔く」「あなたのことはそれほど」などで知られる漫画家・いくえみ綾の人気漫画を原作に、東京から北海道に引っ越してきたヒロイン、彼女と同じクラスになった2人のモテ男らの青春や恋模様を描き出す。■桃の節句に合わせてピンクコーディネートで登壇!この日は、桃の節句ということで、登壇陣はそれぞれピンクをワンポイント入れたコーディネートで登壇。ピンク色のシャツで登壇した小瀧さん、高杉さんらに女性ファンから歓声が上がる。タイトルの“プリンシパル”は、バレエの主役を指す言葉で、本作では登場人物たちの誰もが、自分が主役でいられる場所はどこかと探し、思い悩むが、登壇陣にも「人生で“主役”だと感じた瞬間は?」と質問!■黒島結菜、おいしいみそ汁づくりにハマる?トップバッターの黒島さんは、同じ質問をプロモーション活動中にも何度か聞かれたそうだが、なかなかうまく答えられなかったらしく思案顔。「私、最近、みそ汁を作ることにハマってまして…。ダシからちゃんととって、おいしいみそ汁を作れて『これは誰のみそ汁にも負けないな』と思えたとき、(自分が主役だと)思えます」と明かした。ちなみに好きな具は「カブ!」とのこと。小瀧さんが自分が主役だと感じる瞬間は「実家に帰ったとき」だという。「家族から大人気なんです。オカンは走って来るし、オヤジはあぐらで『おかえり』と言ってくれて、仕事から帰ってきた姉ちゃんは『お疲れさま』と抱きついてきます」と家族からのモテモテの様子明かした。ちなみに、姉に抱きつかれた際の小瀧さんのリアクションはというと「放置です。何もしません」と劇中の弦さながらのSな王子っぷりを見せつけ、会場は笑いに包まれた。ゲーム好きで知られる高杉さんは予想通り(?)「ゲームで無双してるとき」との答え。「この世界で僕は主人公だ!と思いながら。バッサバッサと倒してます。いろいろとガタガタ言いながら(笑)」とゲームの最中は、普段見せている柔らかい印象とは異なる人格に変身しているよう…?川栄さんは「ジムのランニングマシンで走ってて、両サイドの人よりも自分が速いとき、『私が主役だな』と思います」とにんまりと笑っていた。■小瀧望、海外進出を宣言!?舞台挨拶の最後に、締めの挨拶を任された小滝さんは「キラキラしていて、ドキドキワクワクさせられる、ほろ苦い、甘酸っぱい青春を日本中…いや、世界に届けたいと思います!」と本作での海外進出の野望を宣言!会場は大きな拍手に包まれていた。『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プリンシパル~恋する私はヒロインですか? ~ 2018年3月3日より全国にて公開© 2018「プリンシパル」製作委員会(C)いくえみ綾/集英社
2018年03月03日女優の黒島結菜と、アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望が28日、北海道・東海大学付属札幌高等学校で行われた、映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』(2018年3月3日公開)サプライズイベントに、森崎博之(TEAM NACS)とともに登場した。同作はいくえみ綾による漫画『プリンシパル』を映画化。アニプレックス配給にて全国公開する。母親の再婚相手とギクシャクし入学した女子校でも馴染めず、実の父親を頼って札幌に引っ越してきた住友糸真(黒島)は、学校で一、二位を争うモテ男子・館林弦(小瀧)と、桜井和央(高杉真宙)に出会う。今回イベントが行われた東海大学付属札幌高等学校は、原作者であるいくえみの母校となる。生徒たちには、北海道を拠点に全国で活躍し、同作では黒島演じる糸真の父親を演じた森崎が特別講師として「好きなことを伝える大切さ。」についての講義を実施すると伝えられていた。しかし森崎が「実は映画からシークレットゲストで主演を務めた黒島結菜さん、小瀧望さんを呼んじゃいました!」と話すと、生徒たちのボルテージはマックスに。大興奮となり、悲鳴混じりの歓声が沸きあがった。北海道で行った撮影について、黒島は「どこも景色が綺麗でした。特に冬に教会でバレエを踊ったシーンは丘から見える札幌の夜景がとっても綺麗でしたね」と振り返り、小瀧は「北海道庁前で撮影したバッグハグのシーンですね! あそこはもう景色がすごく綺麗でしたし、とても寒かったですね」と語る。また森崎は「僕はうちの近所で家から歩いて行ける場所で撮影しました(笑)」と明かした。高校時代はどんな生徒だったか聞かれると、黒島は「地味でしたね(笑)。教室の端でずっと寝てるような生徒でした」と意外な事実を披露。また小瀧は「僕は優等生でしたね」と笑顔を見せ、「高校3年生のときにデビューが決まったので、最後の方はあまり学校に行けなかったですが学校は好きでした」と語った。さらに生徒たちはそれぞれ「好きなこと」を発表。「バレーボールが好きで部活を頑張っているが、大会ではミスしてしまう」という2年生の女子生徒に、小瀧は「成功のイメージを持つことは大事なことだと思います」とアドバイスする。「小学校のころサッカーをやっていてPKをするときは成功するイメージを持って挑んでいました。心配事は80パーセントは起こらないらしいんです。だから勝気で挑んだらいいと思います!」と力強く語りかけると、生徒もうっとりしていた。
2018年02月28日女優の黒島結菜と、アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望がW主演を務める映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』(2018年3月3日公開)のキャラクター映像が20日、公開された。同作はいくえみ綾による漫画『プリンシパル』を映画化。アニプレックス配給にて全国公開する。母親の再婚相手とギクシャクし入学した女子校でも馴染めず、実の父親を頼って札幌に引っ越してきた住友糸真(黒島)は、学校で一、二位を争うモテ男子・館林弦(小瀧)と、桜井和央(高杉真宙)に出会う。今回解禁された映像は、不器用でまっすぐな主人公・糸真を中心に、糸真が転校先の学校で出会う俺様系モテ男子・弦と、ゆるふわ系モテ男子・和央、そして、糸真の友達のキラキラ小悪魔系女子・晴歌の4人をフィーチャー。それぞれのキャラクターの新たな魅力、新たなシーンが切り取られている。また、ジャニーズWEST「プリンシパルの君へ」、Little Glee Monster「ギュッと」、CHiCO with HoneyWorks「ツノルキモチ」といった楽曲が各キャラクターを引き立てた。糸真編では、壁に当たると逃げてしまう自分を変えようと、周りの人とまっすぐに向き合おうとする、糸真のひたむきな姿が描かれる。また、弦編ではいつもはクールで上から目線なのに自分自身を「モテモテ」だと発言し、乙女心に対してかなり鈍感な弦の姿を見ることができる。和央編では、両親の結婚により同居することになった糸真と和央の胸キュンな朝の一コマから始まり、原作でも印象的な和央の靴下に関するシーンも。晴歌編では糸真に向かって「バーカ! バカ! バーカ!」と叫び廊下を走る印象的なシーンが収められている。(C)2018映画「プリンシパル」製作委員会 (C)いくえみ綾/集英社
2018年02月20日アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望が15日、都内で行われた映画『プリンシパル』の<全・恋>応援イベントに、黒島結菜、篠原哲雄監督、我武者羅応援團とともに登場した。同作はいくえみ綾による漫画『プリンシパル』を映画化。アニプレックス配給にて全国公開する。母親の再婚相手とギクシャクし入学した女子校でも馴染めず、実の父親を頼って札幌に引っ越してきた住友糸真(黒島)は、学校で一、二位を争うモテ男子・館林弦(小瀧)と、桜井和央(高杉真宙)に出会う。開始早々、登場した小瀧の姿に泣き出す観客も現れ、小瀧は「早ない!?」と驚いた様子を見せる。イベントでは事前に応募した恋の悩みから、出演者陣が選んだ悩みにアドバイスを送ることとなった。小瀧は「好きな男の子と2年間同じクラスなのに全然話せない。もうすぐ卒業してしまう」という悩みに対して、「話さずに後悔するより、話して後悔する方が絶対スッキリする」と激励する。さらに「男の子って、自分が興味あることとか、やってることに対しては結構しゃべりたい。気付いたことを口に出したら、男の子の方も多分乗ってきてくれる」とアドバイスを送った。小瀧自身は「『分け目いつもより左やな』とか言われると、見てくれてるんやな! って思いますね」と明かし、「『そうやねん、そっちやねん今日!』って。自分の変化とか褒めてもらえたりしたら嬉しいんですよ」と自身がキュンとくるポイントを語った。また、この日は会場及び"糸真"と"弦"に激励を送るために我武者羅応援團が登場。劇中のキャラクターに熱いエールを送った。黒島は我武者羅応援團の姿に「父が好きで、小さい時から見ていたので」と喜ぶ。"感無量"という表情でエールを受けていた小瀧が「心の1番、奥の奥を射抜かれた感じですね! マジのマジが伝わってきて嬉しかった」と感想を述べると、応援團から「それは小瀧さんがマジで生きてるからです!!」と熱い言葉が返ってきたため、小瀧も「マジで生きてます!!」と叫んでいた。最後には、応援團による「好ーきから! 逃ーげない! あーなーたーはプリンシパル!」という掛け声で出演者陣も含めて三三七拍子を行い、会場を巻き込んだコール&レスポンスで盛り上がっていた。
2018年02月15日いくえみ綾の大人気コミックを、黒島結菜と小瀧望(ジャニーズWEST)をW主演に迎え実写化する映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』。このたび、北海道で冬パートを2017年2~3月、夏パートを同6月に撮影した本作の現場の模様が到着した。全編北海道にて撮影が行われた本作。主人公・住友糸真(しま)役の黒島さん、“俺様系モテ男子”舘林弦(げん)役の小瀧さんに加え、“ゆるふわ系モテ男子”桜井和央(わお)役の高杉真宙、弦に密かに好意を抱く国重晴歌(はるか)役の川栄李奈ら、初共演となる同世代が集まった現場は、初めこそお互いぎこちなかったものの、撮影を通して劇中さながらの仲良しに!また、本作の山場である胸キュンシーンの誕生秘話も明らかになった。■緊張しながらそれぞれがクランクイン! キャストが語る篠原哲雄監督の演出クランクインは、雪の降る2月の北海道・札幌。とある私立高校にて、糸真が転校してくる「札幌市立札恵高校」のシーンからスタート。2年4組のクラスメイトが勢揃いし、まるで実際のホームルームのようににぎやかながら、大きな学校でのロケとあって、スタッフたちが待機する廊下はやはり極寒!最初のシーンは、転校生としてクラスメイトに紹介された糸真が弦と初めて出会う場面。弦に「そこは和央の席だ!」とすごまれた糸真が、「私はもうどこにも行けないの!」と返した言葉は、東京から引っ越してきた糸真の心の叫びでもあり、本作のテーマともなっている。「監督自ら演じてみせてくれた」黒島結菜も感激現場では、まず自分が演じて表現してくれるのが篠原監督。遠くまで聞こえる大きな声と笑顔が特長だ。3年前に篠原監督のワークショップで演技指導をしてもらった経験があるという黒島さんは、「監督自ら糸真役を演じてみせてくれたのには驚きました。現場ではこういう方なんだなって。監督の『本番!』っていう大きな声も好きです。『よしっ!』って気持ちが引き締まります」と嬉しそうに初日の思いを語る。小瀧望、監督の「熱い思いも感じました!」また、少しでも早く役をつかもうと、篠原監督に演出指示を仰いでいたのは小瀧さん。原作の弦に近づくため、体型を絞って撮影に臨んだそうだが、「弦に近づこうとしているけど、ちゃんと近づけてるのか自分ではわからなくて。篠原監督にいろいろ聞いたんですが、できるようになるまで時間をかけてくださる監督なんだなって思いましたし、この映画への熱い思いも感じました!」と、緊張しながらも篠原監督への信頼は絶大。初主演ということに対しては気負っている様子はなく、「黒島さんと一緒なのもありますし、肩ひじ張らずにやらせていただいてます。スタッフさん、キャストの皆さん分け隔てなく話して現場の空気を作れたら」と意気込みを語っていた。川栄李奈「監督と話すことで生まれる新しい発見がある」続いて、和央役の高杉さんもクランクイン。糸真が声をかけてきた和央に「はじめまして!」と大声で被せ気味に挨拶をするのだが、それには大きな理由がある…というシーン。1stシーンもスムーズに終了したが、篠原監督の指示が書き込まれた助監督の台本を覗き込む高杉さん。何か不安なのかと尋ねてみると、「弦と幼馴染っていう関係性をこの場で作らないといけないのが難しくて。でも最初に会った時と比べてどんどん望との距離は近くなっています」と笑顔で返答してくれた。また、川栄さんは「現場に来てからわかること、篠原監督と話すことで生まれる新しい発見があるんです。いろいろと話せる監督なので楽しいです」と、現場の雰囲気、監督やキャストとのコミュニケーションで役を作っていく楽しさを感じていた様子。■北海道が恋しかった3か月間高杉真宙「変な敬語を使っちゃいました」と人見知り!?3月の冬パートの撮影を無事終え、約3か月経った6月半ば。札幌市郊外にある定山渓温泉のキャンプ場に、再び篠原組が集結。黒島さん、小瀧さん、高杉さん、川栄さんに加え、舘林弓役の谷村美月、金沢雄大役の市川知宏も加わり、メインキャラクターたちが集合しての夏キャンプのシーンの撮影が行われた。3か月も間があき、積み上げた関係性がまたゼロに戻ってしまうことを心配していたキャストたち。「望に、『そうっすよね』っていう変な敬語を使っちゃいました(笑)」と、再び人見知りを発揮してしまったことに高杉さんは自ら苦笑い。一方の小瀧さんは、「早く撮影に行きたい、早く北海道に“帰りたい”と思っていました」と、この3か月間、北海道が恋しくて仕方がなかった様子。そんな小瀧さんのムードメーカー的な明るさも手伝って、現場の空気は再び打ち解けていった。キャストとスタッフが一丸となった名シーン完成の瞬間そんな中、山の天気は途中から雨模様に。全員での日中のキャンプシーンは翌日に持ち越されることとなったが、夜の撮影は予定通りに決行。糸真がみんなのいる場所からはぐれてしまい、弦と和央が必死に探し回るというシーン。足をくじいて動けなくなってしまった糸真を見つけ出すのは、弦と和央のどちらなのか。きっと誰もが胸キュンになる、名シーン完成の瞬間となった。撮影は深夜まで続き、体が震えるほどの気温も下がる中、キャストとスタッフは一丸となって重要シーンの最高のカットのために粘り続けていた。笑顔でクランクアップ!またこのメンバーで札幌にそして撮影最終日、弦の自宅がある設定の住宅街の坂道で糸真、弦、和央の登校シーンを撮影。天気は快晴、絶好のクランクアップ日和だ。ケンカをしながらの登校シーンを、最後のカットまで全力で演じる3人。「OK!」という篠原監督の大きな声が響き、全撮影が終了すると、「終わった感じがしない!また3か月後にはこのメンバーで札幌に集合しそう」と別れを惜しむ小瀧さんと、「むしろこの役を忘れちゃいけないって思います」とまだ役に浸っていたいと語る高杉さん。対照的に、「最高のロケーションで、気持ちよく演技ができました!」と清々しい笑顔を見せたヒロインの黒島さん。記念の集合写真を撮り、3人は満面の笑みで「お疲れさまでした!」と札幌を後にした。『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』は3月3日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月19日女優の黒島結菜と、アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望がW主演を務める映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』(2018年3月3日公開)の場面写真が19日、公開された。同作はいくえみ綾による漫画『プリンシパル』を映画化。アニプレックス配給にて全国公開する。母親の再婚相手とギクシャクし入学した女子校でも馴染めず、実の父親を頼って札幌に引っ越してきた住友糸真(黒島)は、学校で一、二位を争うモテ男子・館林弦(小瀧)と、桜井和央(高杉真宙)に出会う。冬パートは2017年2月~3月、そして夏パートは6月に全編北海道で撮影されたが、今回公開されたのはメイキング画像。キャンプ場の黒島、高杉、川栄李奈の3ショットや、篠原哲雄監督から指導を受ける黒島、高杉の笑顔など、現場の雰囲気がうかがえるショットとなっている。○クランクインは冬、クランクアップは夏クランクインは2月の札幌で、糸真が転校してくるシーンから始まった。現場ではまず自分が演じて表現する篠原監督に、黒島も「監督自ら糸真役を演じてみせてくれたのには驚きました。現場ではこういう方なんだなって」と嬉しそうに初日の思いを話す。また小瀧は原作の弦に近づくため、体型を絞って撮影に臨み、篠原監督にも演出指示を仰ぐ。「弦に近づこうとしているけど、ちゃんと近づけてるのか自分ではわからなくて。篠原監督にいろいろ聞いたんですが、できるようになるまで時間をかけてくださる監督なんだなって思いましたし、この映画への熱い思いも感じました!」と語った。高杉は「弦と幼なじみっていう関係性をこの場で作らないといけないのが難しくて。でも最初に会った時と比べてどんどん望との距離は近くなっています」と笑顔でコメント。川栄は「現場に来てからわかること、篠原監督と話すことで生まれる新しい発見があるんです。いろいろと話せる監督なので楽しいです」と、監督への信頼を表した。6月半ばには、札幌市郊外にある定山渓温泉のキャンプ場で夏パートの撮影が行われた。撮影が3カ月開いたことで、高杉は「望に『そうっすよね』っていう変な敬語を使っちゃいました(笑)」と人見知りを発揮。しかし「早く撮影に行きたい、早く北海道に“帰りたい”と思っていました」という小瀧がムードメーカーとなり、現場は打ち解けた雰囲気となった。最終日は、弦の自宅がある設定の住宅街の坂道で糸真、弦、和央の登校シーンを撮影した。クランクアップを迎えると「終わった感じがしない! また3カ月後にはこのメンバーで札幌に集合しそう」と別れを惜しむ小瀧と、「むしろこの役を忘れちゃいけないって思います」とまだ役に浸っていたいと語る高杉。一方黒島は「最高のロケーションで、気持ちよく演技ができました!」と清々しい笑顔を見せた。記念の集合写真を撮り、3人は満面の笑みで「お疲れさまでした!」と札幌を後にした。
2018年01月19日子役でフィギュアスケーターの本田望結と本田紗来が4日、東京スカイツリータウンのスカイアリーナで行われた「本田望結・紗来スペシャルスケーティングプログラム」に登場した。左から本田紗来、本田望結東京スカイツリー タウンでは、本物の氷を使用したアイススケートリンク「TOKYO SKYTREE TOWN ICE SKATING PARK」を1月4日から3月11日の期間に東京スカイツリータウン4階のスカイアリーナにオープン。そのオープニングイベントに本田望結と紗来の姉妹が登場し、華麗なフィギュアスケートのプログラムを披露して会場を訪れたファンから喝采を浴びた。同プログラムでは衣装から選曲、振り付けまで担当したという姉の望結は「今回はいつもとはちょっと違うようにしたかったので、ペアみたいにしました」と明かしつつ、「最初の頃は紗来が小さかったんですが、今回は提案してくれたので、大きくなったなと思います」と妹の成長ぶりに笑顔。今年で4回目の登場となった紗来は「振り付けは分からなかったので、お姉ちゃんが考えてくれました。いいお姉ちゃんを持って幸せだなと思います」と姉を持ち上げ、それに対して「ありがとう」と感謝した望結は「大会のような緊張の中で2人で滑れてうれしかったです。2人で息を合わせるのは難しかったですが、たくさん練習したし無事にできてよかったです」と同プログラムでの滑りには合格点を与えていた。お正月のイベントということで、今年の目標を「Study English」と書き記した望結は「スケートで海外に行くことがあるので、1つの勉強として英語も頑張りたいと思います」とその理由を説明。望結は現在、フィギュアスケートと芸能界という二足のわらじで奮闘しているが「二刀流なんて全くできてないし、どっちも中途半端。スケートは全日本に行っただけで満足しているので、もっと上を目指していきたいです。今年はスケートもお芝居も頑張りながら、もっと視野を広げてたくさん遊びたいなって思います」と抱負を。また、平昌オリンピックへの出場が叶わなかった姉の真凜について「お姉ちゃんは姉妹の夢でもあります。またイチから家族みんなで力を合わせて頑張りたいと思います」と気遣い、昨年出場したすべての大会で優勝した紗来は「真凜お姉ちゃんと戦う時にライバルだと思ってもらえるような選手になりたいです」と力強く語っていた。
2018年01月05日オスカープロモーション所属の女優が集う年末恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」が昨年12月7日、東京・明治記念館で行われた。役者業のほか、フィギュアスケート選手としても日々鍛錬を積み重ねている本田望結(13)は、2017年にある決断をしようとしていた。それは「女優」と「スケート」どちらかに専念すること。しかし、自問自答を繰り返す中で「両立」という答えにたどり着く。彼女の中で、一体何が起こっていたのか? 会見後に話を聞いた。○スケート中心の生活でも不調に本田望結撮影:宮川朋久晴れ着撮影会の場でもお話したんですが、やっぱり「スケート」と「演技」で1つなんだと思います。スケートを見てお芝居を応援してくださる方もいれば、お芝居をする私のことが好きでスケートを応援してくださる方もいらっしゃるので、2つで1つ。中途半端でどっちつかずなのはよくないので、2017年はどちらかに絞った方がいいんじゃないかなと考えていた時期もありました。4月~5月のスケートの大会であまりうまくいかなかったんですが、スケートを中心に生活しての結果でもありました。こんなにがんばって成績が良くならないということは、どちらかを選んだ方がいいかなって。でも、それは調子が悪かったということではなくて、自分が失敗したから。全体の調子が悪いわけでもなく、スケートに集中した結果だったので、お芝居のせいではないんです。それを私は、スケートがうまくいかない原因を「両方やっているから」と勘違いしていました。それに気づいて、「絶対に2つのことをがんばらなきゃ!」と思いました。これは自分の中で導き出した答え。誰かに相談したかったんですけど、自分の中で答えが出てしまったので。ジュニアに上がって「勝とう」という強い気持ちが必要と思っていたんですけど、そう考えると自分はダメみたいで「自分のために滑ろう」と決めて、次の大会からすごく成績が良くなりました。苦しかったのは……きっと考えすぎていたんだと思います。いつもなら、「ダメだったなぁ」「もっとがんばんなきゃ」と終わったことが、「大人になる」ということを考えすぎて。今振り返ると、そんなに大ごとでもなかったのかなと感じています。一年に数回、必ずそういうことはあって何度も経験していたはずだったんですけど……気持ちで揺さぶられてしまうタイプなんです。調子が悪くても気持ちでうまくいくこともありますし、その逆も。○「二足のわらじ」でもなく「二刀流」でもないきっと2つのことは誰でもできると思うんです。その両方で一流になってはじめて、「二刀流」や「二足のわらじ」と言われる資格があるんだと思います。だから、私の中では自分は全く「二刀流」ではないです。大谷(翔平)選手のように2つのことを完璧にできる人になりたい。でも、2つのことをするということは1つのことに集中している人に比べて不利になりますし、周囲の目も厳しくなります。同じスポーツではないですが、それをすでに叶えていらっしゃる方がいるので、私もがんばろうという気持ちになれます。ゴールは全然決めていません。いつスケートをやめたらいいのか。いつ1つに絞るべきなのか。今のところゴールが全く分からなくて……それが不安でもありますが、いつか答えが出るものだと思ってがんばっています。何かを辞める時、それは誰にでも起こることだと思いますが、いつか答えが見つかると信じたいです。2017年はノービスからジュニアに上がることが目標でした。そして、年始には初めてドラマの主演をさせていただいて。今まで目指していたことが達成できた年でした。2017年はスケートばかりでしたが、すごく楽しい一年。2018年はもう少し高い目標を目指したいと思います。■プロフィール本田望結(ほんだ・みゆ)2004年6月1日生まれ。京都府出身。特技はフィギュアスケートと水泳。2011年10月期のドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)の出演を機にブレイクし、以後、『コドモ警察』(TBS系)、『サマーレスキュー ~天空の診療所~』(TBS系)、『瀬戸内少年野球団』(テレビ朝日系)などに出演。2017年は『探偵少女アリサの事件簿』(テレビ朝日系)で連続ドラマ初主演を務めた。
2018年01月03日女優の黒島結菜と、アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望が、W主演を務める映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』(2018年3月3日公開)の特報及び場面写真が16日、公開された。同作はいくえみ綾による漫画『プリンシパル』を映画化。アニプレックス配給にて全国公開する。母親の再婚相手とギクシャクし入学した女子校でも馴染めず、実の父親を頼って札幌に引っ越してきた住友糸真(黒島)は、学校で一、二位を争うモテ男子・館林弦(小瀧)と、桜井和央(高杉真宙)に出会う。特報では、北海道に転校してきた糸真が、俺様系イケメンの弦から「なんかおもしれーじゃん」と気に入られ、ゆるふわ系男子の和央からは手を振られる仲に。2人のイケメンが振り返り、「新しい恋の予感」とナレーションが入るが、学校の女子から「和央と弦はみんなのものだから」と囲まれてしまう。また和央が糸真を抱きしめたり、糸真の肩に顔を乗せたりと接触するシーン、弦に密かに恋する国重晴歌(川栄李奈)の姿、弦に飛びついておんぶされる和央、弦に後ろから抱きつく糸真など青春シーンが満載の特報となっている。
2017年10月16日何年もの歳月を経てきたかのような、その表情が魅力の安福由美子(やすふくゆみこ)さんのうつわたち。趣味で毎週日曜日に陶芸レッスンに通っている私が、おこがましくも、いつかこんな風に作れたらいいのになぁと毎日うっとり眺めているうつわです。今日はアンジェの「あきいろ作家市」から、岐阜県岐阜市で作陶をされている安福由美子さんについてご紹介します。安福さんのうつわは、すぐに売切になってしまった商品も。残りの商品ももう数が少ないので、気になっている方はどうぞお早めに。■安福由美子さんのことお子さんが大きくなったタイミングで、趣味だった陶芸を更に学ぶために京都造形芸術大学の通信のコースをとったという安福さん。試験の日にお子さまが熱を出したりと、卒業までに5年かかったとおっしゃいます。その後はうつわ作りを続けながら、岐阜駅の近くでカフェを営むことに。ご自身のうつわを使って料理をお出しするそのカフェはたくさんのお客さまに支えられていたそうですが、両立が難しくなったため作陶に専念することにされたのだそうです。上:庭に面した安福さんの作業場に流れるのは静かな時間。下:アートピースも多い安福さんの作業場で。上:安福さんが15年ほど前に作ったという絵付けの茶器。正倉院展でインスピレーションを受けたという鳥のモチーフは、ある程度の形を描いて後からかき落としたもの。下:愛猫の足跡に錆釉をのせた、まるで小石のようなオブジェ。半熟卵がのったキーマカレーに、彩り野菜のサラダに、ピクルス。まるで安福さんのカフェに訪れたかのような気分。インスタグラムなどでもたくさんのお料理上手やコーディネート上手のファンの方に支えられている安福さんですが、カフェを営んでいたこともあってご本人もとってもおもてなし上手。安福さんのご自宅にお邪魔した際には、ご自身のうつわでお手製ランチをご馳走になりましたよ。■お手入れについてようやくたどり着いたその錆色は、安福さんが苦労を重ねてたどり着いたもの。釉のかけ方や濃度や温度の差など、ちょっとしたことで大きく異なってきてしまうそう。佇まいにどこか品のある安福さんのうつわたち。時を重ねた金属のような表情を持つそのうつわたちはひとさらひとさらがとても力強いのに、のせた料理をよく引き立てます。その使いやすさの秘密はこんなところにも。安福さん「本来とてもシミがつきやすいうつわなんですが、私の方で目止めの加工を行っているんです。無害の樹脂系のもので行っているので、シミになりづらいはず。さらに、使う前にさっと水に通していただければうつわへの負担がもっと少なくなりますよ。経年変化はどうしてもあるので、うつわの成長をゆっくりと愉しんでいただければと思います。」上:稜花の形に模った土の板を、石膏型にのせてカーブをつける稜花皿。下:安福さんの作業場にはたくさんの石膏型が。女性であり、母であり。使い手でもある安福由美子さんがつくる、錆色のうつわたち。ひとさらあるだけで食卓に品が生まれる、そんな力の強い手仕事のうつわです。=文・写真:宮城= 食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし 【あきいろ作家市はこちらからどうぞ】
2017年09月30日子役でフィギュアスケーターの本田望結と本田紗来、タレントの藤田ニコルが6日、都内で行われたエポック社の玩具『シルバニアファミリー タウンシリーズ』プレス発表会に出席した。エポック社は、1985年発売以来、30年以上にわたり世界の子どもから大人まで広く愛され続けているシルバニアファミリーの待望の新シリーズ「シルバニアファミリー タウンシリーズ」を4月15日より新発売。その発表会に同商品が大好きだという本田望結と紗来の姉妹が登壇した。新商品について姉の望結が「大人っぽくてオシャレな感じですよね。中も可愛いんですけど、外は全然違うし、細かいところまで再現されているところがすごいと思いました」と絶賛すれば、妹の紗来も「家とか乗り物が外国みたい!」とすっかり気に入った様子。2人は、兄の太一、姉の真凜と同じくフィギュアスケーターとしても活躍しているが、4月から中学生となる望結は「明日入学式なんですが、フィギュアスケートの練習はすごく大好きで楽しいです。遊びで終わりたくないので、ちゃんとした選手になれるように頑張りたいです」と意欲を見せ、世界的な大会で結果を出している姉・真凛について「いつか絶対に紗来と2人でお姉ちゃんをやっつけたいと思います!」とライバル宣言まで飛び出した。イベント後半には、サプライズとして藤田ニコルが、4月4日に10歳となった紗来へのプレゼントを持参して登壇。テレビ朝日系のバラエティ番組『オスカル! はなきんリサーチ』で月に一度共演している望結について藤田は「本当に可愛くて、私なんかの画像をいっぱい保存してくれているみたいなんです。私には弟がいるんですが、妹も欲しいな~と思いながら見ています」と姉目線。一方の望結は「にこるんのことが大好き過ぎて(画像が)286枚も溜まっています。にこるんが使っているモノをおねだりして買ってもらったりもしてます」と藤田好きは本当の様子。そんな望結に「お姉ちゃん(真凛)とにこるん、どっちが好き?」と投げ掛けると「にこるんです!」と即答し、それを横で聞いていた藤田は「持って帰りたいですね(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。
2017年04月06日4月2日(日)今夜放送される日本テレビ系トークバラエティ「おしゃれイズム」に、子役で大ブレイク、フィギュアスケート選手としても活躍する本田望結がゲストで出演。この春中学に進学する本田さんの多忙なプライベートが紹介される。「おしゃれイズム」は上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCを務め、ゲストの私生活やこだわりの趣味など、普段見ることのできない“イズム”を探り、旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に迫るトーク番組。今回のゲスト、本田さんは4歳でCMデビュー。ドラマ「マルモのおきて」などへの出演を経て2011年放送のドラマ「家政婦のミタ」に出演したのがきっかけで一躍人気子役となると、その後2015年には映画『ポプラの秋』で映画初主演を飾り、昨年公開のアニメ映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』では声優にも挑戦、第67回「NHK紅白歌合戦」では天童よしみの応援でダンスを披露し、今年1月放送のスペシャルドラマ「探偵少女アリサの事件簿」ではドラマ初主演を果たすなど女優業での活躍はもちろん、兄の太一の影響ではじめたアイススケートでも2015年には第19回全日本フィギュアスケートノービス選手権大会に出場、11位を記録しトップ10入りは惜しくも逃したものの、翌2016年の同大会では6位で初入賞を果たすなど、着実に実力を伸ばしてきている。今回番組では女優、フィギュアスケーター、そしてこの春から中学生と超多忙な本田さんの普段の生活に密着。自宅での猛トレーニングの様子や、話題の“恋ダンス”披露に加え、MCの森さんが本田さんとその妹で同じくスケーターでもある紗来さんとともに地元・京都でロケ。本田姉妹の京都ぶらりロケの模様もオンエアされる。中学に進学し、今後女優としても、フィギュアスケーターとしても活躍が期待される本田望結をゲストに迎えた「おしゃれイズム」は4月2日(日)23時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年04月02日女優でフィギュアスケーターの本田望結が15日、東京・東急シアターオーブで行われたショー『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』のプレスコール、および囲み取材に登場した。同作は、クリスマスにアメリカの各州で上演されている人気公演の日本初来日公演。クリスマスタウンとなったステージで、サンタクロースとダンサーによるタップダンスや一流シンガーの歌声、ステージ上に設置された樹脂パネルのスケートリンクによるスケーターのショーなどが繰り広げられる。今回、本田はスケーターとして2公演出演する。振り付けも自分で行い、自らの意見を取り入れた赤い衣装で、クリスマス定番の「Deck the Halls/ひいらぎかざろう」を披露した。普段のアイスリンクとは違った特殊なリンクに、本田は「樹脂できるのは簡単なジャンプ」と説明。「簡単なジャンプしかないんですけど、樹脂でできる最大限のことをやらせていただいたという感じです」と振り付けについて語った。クリスマスには「マフラーが欲しいです」と希望を語りつつ、まだ「サンタさんにお願いはしていない」という本田。今回はサンタクロースや、美脚を露わにしたダンサー達と共演することになり「サンタさんも本当にかっこいいし、周りの皆さんもすごく足が綺麗で、あんなスタイルになれたらいいなってずっと思っていました」と、はにかみながら答えた。女優業とフィギュアスケートを両立しており、今後も続けていくという本田だが、兄・本田太一、姉・本田真凜も有望なスケート選手として活躍している。クリスマスについて聞かれると、「ちょうど全日本大会があるので、お兄ちゃん、お姉ちゃんに頑張ってもらいたいという気持ちがすごくあります」と、家族を応援する気持ちを見せた。上演は、東京・東急シアターオーブで12月16日~25日。本田は16日の13時公演、24日の16時半公演に出演する。
2016年12月15日「家政婦のミタ」など人気作に出演するほか、フィギュアスケート選手としても活躍する本田望結が、今回ドラマ初出演することが決定。大人気ミステリー作家・東川篤哉の同名小説「探偵少女アリサの事件簿」を原作に、本田さんは“天才探偵少女”役に挑戦するという。原作は、「謎解きはディナーのあとで」シリーズや「烏賊川市」シリーズなど、数々の傑作小説を生み出しているミステリー作家・東川氏の同名小説。今回テレビ朝日にて初めて映像化される。物語の舞台は孤島の屋敷。休暇のために屋敷にやってきた有紗と叔母の綾羅木瑤子(大河内奈々子)だったが、その夜瑤子は屋敷内で死体となって発見される。嵐で交通も通信手段も遮断された中、犯人の候補となるのは屋敷に閉じ込められた宿泊客と家政婦の6人…市議会議員、弁護士、経営コンサルタントといった何の共通点もない客たちが互いに疑心暗鬼に。そしてその矢先、次の殺人が!ひとり、またひとりと殺されていく中、有紗はこれらの殺人があの有名な童話「不思議の国のアリス」になぞらえた形で行われていることに気付く。果たして犯人の目的とは?絶海の孤島に閉じ込められた客たちの中に犯人はいるのか――?今回本田さんが演じるのは、探偵の両親を持つお嬢様・綾羅木有紗。両親の血を受け継ぎ、小学生ながらも天才的な推理力と洞察力を発揮する有紗を、ロリィタ服をまとい愛らしいルックスと確かな演技力で演じる。本作では天才探偵少女という役柄上、難解な用語や長ゼリフとも格闘することとなった本田さんは、「初主演なので、これまでにないくらいセリフも多かったですし、その中には聞いたことのないような難しい単語もありました」と苦労を明かしながらも、「それでも原作の『探偵少女アリサの事件簿』がすごく好きで読んでいたので、有紗の役をやらせてもらうことになってすごく幸せでした!」とふり返った。また共演には豪華キャストが集結!“犯人候補”のひとりにとなる、有紗たちが宿泊する孤島の屋敷で家政婦として働く奥野智美役には「京都地検の女」「法医学教室の事件ファイル」など、多くのミステリードラマに出演し、数々の事件を“推理&解決”してきた名取裕子。本ドラマでは、ほぼ全編メイド服を着ての出演となるが、この衣装について「どうですか?ちょっと怖いですよね(笑)“メイド喫茶”ならぬ“冥土の土産喫茶”とでも申しましょうか…(笑)」と笑いつつ、「いつもは事件を解決する役を演じることが多いわたしですが、今回は“怪しい家政婦”ということで…(笑)、ちょっとミステリアスに、いままでにないようなキャラクターをやりたいと思っていたのですが、たまについ地が出てしまいました」と話した。そのほか、便利屋を営む男性・橘良太役に田中圭、有紗の叔母・木瑤子役に大河内奈々子、有紗の父親で名探偵の孝三郎役に岩城滉一。屋敷の宿泊客として、神保悟志、高杉瑞穂、寺田農。警視庁捜査一課の刑事に矢野浩二、内藤理沙が出演する。テレビ朝日ゴールデンドラマ史上最年少主演となる本田さん。事件を鮮やかに解き明かしていくその推理力は必見だ。「探偵少女アリサの事件簿」は2016年冬、テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年10月07日ファンタジー・アドベンチャー『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』の公開記念舞台挨拶が9月19日(月)、都内にて行われ、日本語版吹き替えを務めた本田望結とともに、日本のBFG(ビッグ・フレンドリー・芸人)として「麒麟」の川島明と田村裕も登壇した。本作は、『E.T.』などで知られる巨匠スティーブン・スピルバーグ監督が、ディズニーと初めてタッグを組んだ作品。子どもたちに夢を届ける巨人BFGと、孤児院で育った少女ソフィーとの心の交流を描いた感動の物語。本田さんは天才子役として名を馳せながら、フィギュアスケーターの選手としても活躍している。日本語吹き替え版を務めたことに際して、「声優をずっとやりたくて、ディズニーの作品も出たかったので、二度も夢がかなって幸せです」と瞳をうるませた。公開して間もないが、すでに本田さんのもとには鑑賞後の声が届いているそうで、「フィギュアスケートのお友達も『観たよ』と言ってくれて、すごくうれしかったです。あと、同じリンクの織田信成選手も観てくれて、うれしかったです」と、はずんだ声。プロモーションで全国を行脚した本田さんをねぎらいに、イベント中盤では『BFG』風の衣装をまとった「麒麟」の2人がサプライズでケーキを持って登場。高い身長で巨人の衣装を着こなす2人を、本田さんが「そっくり」と褒めると、川島さんが「結構な完成度なんですよ」と自画自賛した。そして、ケーキを愛でた後は、全員が「BFG川柳」を披露することに。登場時からへっぴり腰の田村さんだったが、「びっくりした、2日続けて、ギックリ腰」と川柳を詠み、一昨日からぎっくり腰で、立っているのもやっとだと明かした。心配そうに見つめる本田さんが「お大事に」と声をかけると、田村さんも「ありがとう、もうすぐ治りそうだよ」と笑顔に。本田さんの川柳は、当日の敬老の日にかけた内容で、「(お)ばあちゃん、2人でみてね、(お)じいちゃんと」と、なんとも愛くるしいものだった。「麒麟」の2人も毒を抜かれた様子で、「かわいいなあ~」と目じりが下がりっぱなしだった。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)
2016年09月19日スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』の日本語吹替え版で、本田望結がヒロインの少女ソフィー役を演じることが発表になった。声優初挑戦になる本田は「すごく緊張しましたが、ソフィーになれたことは一生の宝物ですし、私の夢が叶いました」とコメントを寄せている。その他の画像少女ソフィーは、ロンドンに住む好奇心旺盛な10才の少女。ある晩、彼女は街を歩く巨人を窓から発見したことをきっかけに、心優しい巨人=BFGの暮らす世界に誘われる。本田は「アフレコのためにディズニー・アニメーションをみさせていただきました。今回は“本田望結を全部捨ててソフィーを演じる”ということを一番に考えました。『この声、本田望結ちゃんがやってたんだ!』と気付かれずに言われたらと思います」と話し、「たくさん練習しました。オーディションの時はドキドキし過ぎて、手と足が同時に動く感じで会場へ行ったのを覚えています」と振り返る。ソフィーはBFGと出会い、新たな世界に飛び込んでいくが、BFGについて「初めて映像を観た時は大きくてビックリしました。ひとりぼっちのソフィーが優しい巨人のBFGと出会って、ふたりで力を合わせて、ふたりの友情とソフィーの勇気で世界を変えていくお話なので、掛け合いのシーンを大切にやりました。最後まで『巨人て大きいな』、『一度はあの巨人の世界に行ってみたいな』と思いました」と印象を語り、「ソフィーとBFG、ふたりの思いで世界が変わっていくので、奇跡を与える物語になっていると思います」とコメント。最後に本田は「3歳から芝居の勉強をしてきた中で、今回は声だけにすべてを込めて、監督さんたちと一緒に作れたかなと思います」といい、「声優さんというのがひとつの夢だったので、今回叶ってすごく嬉しいです。でも女優さんとしても、すごく(夢が)大きくなりますが、出来ればハリウッド女優さんとしての演技もしてみたいなと思います。ぜひ海外の映画にもチャレンジしてみたいです。でも、まだ大きな大きな夢なんですけど…。この映画でもっともっとお芝居の、そして声優さんへの想いが深くなりました」と決意を新たにした。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』9月17日(土) 全国ロードショー
2016年08月18日人気子役でフィギュアスケート選手の本田望結が、スティーブン・スピルバーグ監督がディズニーと初タッグを組んだ最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(9月17日公開)でヒロインの日本語版声優を務めることが17日、わかった。今回が声優初挑戦となる。本作は、好奇心旺盛な少女・ソフィーと"やさしい巨人"・BFG、孤独だった2人が友情を超えた絆で結ばれ、大きな変化と奇跡を起こす物語。本田は、そのヒロインで好奇心旺盛な10歳の少女ソフィー役の声を演じる。本田は「私はディズニーがとても大好きで、たくさんの作品を観ています」と話し、「声の出演が決まった時は、大好きなディズニーと世界中の皆さんが知っている有名なスピルバーグ監督の素晴らしいタッグの作品に参加できる、ということで『まさか!』と思いました」と抜てきされたときの心境を明かした。声優初挑戦については「うれしさやドキドキもありましたが、3歳から芝居の勉強をしてきた中で、今回は声だけにすべてを込めて、監督さんたちと一緒に作れたかなと思います」とコメント。「声優さんのお仕事はすごくやってみたくて、オーディションの時はドキドキし過ぎて、手と足が同時に動く感じで会場へ行ったのを覚えています。すごく緊張しましたが、ソフィーになれたことは一生の宝物ですし、私の夢が叶いました」と喜びを語った。また、「女優さんとしても、すごく(夢が)大きくなりますが、できればハリウッド女優さんとしての演技もしてみたいなと思います。ぜひ海外の映画にもチャレンジしてみたいです。でも、まだ大きな大きな夢なんですけど…」とハリウッド映画出演という夢も告白。「この映画でもっともっとお芝居の、そして声優さんへの想いが深くなりました」と話している。
2016年08月18日5月27日公開の映画『スノーホワイト/氷の王国』の公開直前イベント「氷の王座除幕式」が24日、東京・六本木ヒルズで行われ、本田望結、本田紗来、トレンディエンジェルのたかし、斎藤司が出席した。世界中の誰もが知るグリム童話の名作『白雪姫』を大胆にアレンジして映画化し、世界中で大ヒットを記録した2012年公開の『スノーホワイト』。その続編となる本作は、白雪姫に毒りんごを食べさせるラヴェンナ女王と、彼女の妹で"氷の女王"のフレイヤという美しい女王姉妹が登場する。そんな劇中の物語にちなみ、本田望結と紗来の本田姉妹に加え、女王のマストアイテム"魔法の鏡"のように今最も輝いているトレンディエンジェルがイベントに登場した。トレンディエンジェルが大好きだという本田姉妹。目の前でネタを披露したトレンディエンジェルに姉の望結は「すごく面白かった!」と大喜びで、妹の紗来も「生で見たのは初めてだったので面白かったです!」とニッコリ。また、この日は約1,000万円の制作費を掛けて作られた"氷の王座"の除幕式も行われ、王座に座った望結は「冷たい! 本当にラヴェンナになった気がします」とすっかり女王様気分で、妹の紗来は「氷が大きいし冷たいからピクっとしたけど、座れてうれしいです」と満面の笑みを浮かべていた。劇中に出てくるラヴェンナとフレイヤのどちらが好きかという質問に望結が「私はお姉ちゃんなのでラヴェンナがキレイだと思います。強くて格好良いところが素敵です」と答えれば、紗来は「自分は妹なのでフレイヤが好きです」と回答。おなじ質問に「どっちでもいいですね」と答えた斎藤に対して望結が「でも彼女いるんでしょ?」と子どもとは思えないツッコミも。望結の鋭い指摘に斎藤は「彼女いるから浮気しちゃダメだ。彼女が一番好き!」と襟を正していた。映画『スノーホワイト/氷の王国』は、5月27日より全国公開。
2016年05月24日映画『スノーホワイト/氷の王国』の公開を前に、総製作費1千万円の“氷の玉座”がお披露目!5月24日(火)に行われた除幕式に本田望結&本田紗来姉妹、「トレンディエンジェル」のたかし、斎藤司が登場した。グリム童話の「白雪姫」を原作に、大胆なアレンジを施し制作された『スノーホワイト』の続編。邪悪な女王・ラヴェンナには妹がいた!姉よりもさらに強力な力を持つ氷の女王・フレイヤは姉が敗れたことを知り、恐るべき計画を始動するが…。“氷の王国の美人姉妹”にちなんで登場した望結ちゃんと紗来ちゃん。それぞれ映画の中でシャーリーズ・セロンとエミリー・ブラントが着ている衣裳を模した金と銀のドレスで現れ、観客からは「かわいい!」と声援が上がる。望結ちゃんは「キラキラしてきれいで、これを着て氷の上を滑りたい!」とご満悦。紗来ちゃんも「とってもきれいで嬉しいです」と笑顔を見せた。そして、望結ちゃんは巨大な鏡に向かって「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?」とおなじみのセリフを口にするが、そこで巨大な鏡の中から登場したのは「トレンディエンジェル」通称“トレエン”の斎藤さん!実は本田姉妹、トレエンの大ファンということで共演に大喜び。金色のマントで登場した斎藤さんに望結ちゃんはさっそく「まぶしい!頭も光ってます」と鋭いツッコミを入れ、これには斎藤さんも「望結ちゃん、そういうの覚えたんだね」とタジタジ!続いて、天使(?)の羽根つきの銀色の全身タイツのたかしさんも登場し、魔法の鏡にちなんだネタを披露し、望結ちゃん、紗来ちゃんを喜ばせていた。映画にちなんで姉妹について質問されると、望結ちゃんは「家では妹の方がお姉ちゃんです」と意外な関係性を告白する。紗来ちゃんは「お姉ちゃんはひとりでお風呂に入れないので…」と紗来ちゃんが暴露!トレエンの2人も「僕らも一緒にお風呂に入ったりしますが…」と誰も想像したくない告白で会場を笑いに包んだ。ちなみに斎藤さんは、この日、トークでたびたび望結ちゃんに“彼女”の存在についていじられる。映画の女王姉妹のどちらが好きかという問いに望結ちゃんから「彼女さんいるんですよね?」と切り込まれ、さらに本作についても「彼女さんと観に行くんですよね?」と念を押され「追い込まれてる…」と苦笑を浮かべていた。『スノーホワイト/氷の王国』は5月27日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月24日日本テレビ系の水曜ドラマ「世界一難しい恋」による「初恋成就神社」完成イベントが5月3日(火)に神奈川・横浜赤レンガ倉庫で行われ、主演の大野智、共演の波瑠、小瀧望、清水富美加が出席した。一流ホテルの経営者でお金はあるが、自分に甘く他人に厳しい“性格難あり男”の鮫島零治(大野)が、34歳にして初めて好きになった女性・柴山美咲(波瑠)との初恋の行方を描いたラブコメディ。「初恋成就神社」は鮫島や初恋成就を願う人々のため、期間限定で設置される。鮫島の部下役を務める「ジャニーズWEST」の小瀧さんは、事務所の先輩である大野さんとの共演がよほど嬉しいようで、「大野くんともだいぶ仲が深まってきました」と笑顔を見せると、撮影の度に大野さんに絡んでいることを楽しそうに打ち明ける。一方の大野さんは、あいさつをした10分後にまた「おはようございます」とあいさつをしてくるという“絡み”を伝えると、「これはイライラしてきます。いつまでやるんだ」と渋い顔。ところが、そんな大野さんの反応を気にも留めない小瀧さんは、「(あいさつは)嵐には最低3回は言っとかないと」と独自のルールを明かすと、「(大野さんから)ツッコまれている幸福感…」と悦に入り、大野さんの肩をなでなで。大野さんから「どん引いているから」といつも通りのツッコみをもらい、満足気な表情をのぞかせた。この日は、恋愛相談も実施され、「異性と話すときに仕事モードになってしまう。自然体で話せるコツは?」と尋ねられた大野さんは、「一回食事に行った方が良いんじゃないですか?仕事を離れて、(自分を)さらけ出して」とアドバイス。的確な意見かと思いきや、「次の日、仕事に行きづらくなると思いますよ(笑)」とデメリットも紹介。しかし、「それ(さらけ出すこと)が一歩近づくことでもある」と断言すると、最後は「そこで嫌われるか、嫌われないかは、あなたのやらかし方次第です!」と若干投げやりな感じにまとめ、笑いを誘っていた。水曜ドラマ「世界一難しい恋」は毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送。初恋成就神社は5月3日(火)~6日(金)まで横浜赤レンガ倉庫にて期間限定で設置。(text:cinemacafe.net)
2016年05月03日人気子役でフィギュアスケート選手の本田望結(11)と紗来(8)姉妹が11日、千葉県浦安市の東京ディズニーランドで行われた『アナと雪の女王』をテーマにしたゲスト向けスペシャルプログラムにサプライズ登場した。東京ディズニーランドのスペシャルイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」(1月12日~3月18日)の開催を記念したこの日限りの同プログラムには、Twitterで募集した小学生姉妹約150人が参加し、アナとエルサの全身仮装をしてシンデレラ城前の広場に大集合。本田姉妹も、姉・望結はエルサ、妹・紗来はアナの仮装姿で参加した。本田姉妹は、ゲスト姉妹と共に、アナやエルサにプレゼントするダンスと歌を練習。フロートに乗ってアナ、エルサ、オラフが登場すると、練習したダンスをアナたちに贈った。さらに、エルサに「レット・イット・ゴー~ありのままで~」の歌をプレゼント。途中で本田姉妹はアナたちのフロートに乗り、エルサが魔法で降らせた雪が舞う中、みんなで一緒に歌ったり踊ったり楽しんだ。子供たちのプレゼントに3人は感激。アナは「とてもすてきなサプライズだったね」と喜んだ。本田姉妹も終始笑顔でイベントを満喫。望結は「私たちの歌やダンスをエルサとアナが喜んでくれてうれしかったです。オラフもすごく楽しそうで、いい思い出になりました」と語り、紗来も「アナやエルサと一緒に歌ったり踊ったりできてうれしかった」と振り返った。また、東京ディズニーランドに遊びに来たことがあるか聞かれると2人とも「はい!」と答え、楽しかった思い出について、望結は「私は全身ミニーちゃんになって、妹は全身プーさんになって遊んだりしました」と告白。続けて、紗来が「今日が一番の思い出です!」と答えると、和やかな空気に包まれた。撮影:蔦野裕
2016年01月11日チェストの片側を持ち上げ、半ば引きずるようにして動かしているとき、ふと、足の裏に鋭いものがチクリと刺さる感覚があった。「痛っ」と思わず声を上げながら、陸子は足の下に何があるのかのぞきこんだ。それは、白く、小さな破片だった。陸子がこの部屋に持ち込んだものではない。それは、直己の足の親指の爪のかけらだった。直己の足の爪は、厚かった。直己が陸子の家に来るのが日常の一部になった頃、直己は「爪切り貸して」と言い、陸子の小さな爪切りで足の爪を切ろうとしたのだが、うまく切れず、ぎざぎざになってしまった。陸子は、好きな男の足の爪をぎざぎざにしたその爪切りがなんだか気に入らなくなり、ドイツ製の切れ味の良い、少し変わった形の爪切りを探して手に入れた。最初は使い慣れないせいか、難しい顔をして使っていた直己だったが、「これ、よく切れる」とだんだん喜んで使うようになり、自宅の爪切りはまったく使わなくなってしまった。「爪を切るために、うちに来てるんじゃないの?」と、陸子はよくからかったものだった。切られて落ちた、白く、厚い爪のかけらを陸子はしげしげと眺め「貝殻みたいだね」と言ったことがある。二人で海に行ったとき、陸子は決してきれいではないその砂浜で、欠けた貝殻を拾った。白くて小さな貝殻で、ちょうど直己の親指の爪と同じくらいの大きさだった。「切りすぎた直己の爪みたいじゃない?」と陸子が言うと、直己はいつものように、腹から響くような声で笑い出し、「じゃあこれは、切りすぎた俺の爪の標本として大事に保存してくれよ」と言い出した。陸子が手頃なガラスのケースを見つけてきて、それらしく飾ってやると、直己はまたそれに大笑いしていた。他人に話しても、何が面白いのかまるで理解されないようなことを笑いあう仲だった。些細な意地の張り合いで、どちらかが笑い声をあげるのをやめたとき、終わりが始まるのだ。そして、二人の間でだけ通用していた笑いや、二人にしかわからない言葉は、どこにも記録されず、どこにも行かず、ただ消え去ってゆく。とっくに消え去ったと思っていたその存在が、チェストの下に眠っていて、不意に陸子の足の裏をチクリと刺したのだった。別れてから、直己のパジャマは簡単に捨てることができた。簡単に、というよりは、そこに彼の身体の大きさや、身体の匂いがしみついているような気がして、つらくて見ていられなかった。不意に視界に入ると、ビクッとした。感情を揺さぶるものが家の中にあるのが怖かったから、無理やり追い出すようにして捨てた。ひげ剃り、歯ブラシ、靴下。それらのものも捨てた。見たくなかったし、終わったことを自分にわからせなくてはいけないと思った。彼の生活に関わるものがある限り、「また前のように、何事もなかったかのように、この家に来てくれるのではないか」という希望を捨てられなかったから、ものを捨てたのだ。それは、自分から希望を捨てるようなことだった。捨てたくなんてなかったけれど、その希望にしがみついていたら、もっと大きな希望を失うかもしれない。陸子にとっては、自分を守るための必死の選択だった。それでも、もう自分の道具としてもすっかり手になじんでしまったあの爪切りだけは、捨てることができなかった。欠けた小さな白い貝殻も。気分転換のために始めた模様替えの手を止め、陸子はチェストの引き出しの奥から、ガラスケースに入れた貝殻を取り出した。貝殻の欠けた部分に、拾った爪のかけらを合わせてみる。全然合わない。合うわけがないのに、合わせてみる。そんなつまらないことでも、直己がいれば、一緒に笑う起爆剤になった。あんなに大きかった笑い声が、今はどこか遠くから聞こえるさざ波のように遠くにしか思い出せない。笑い声を止めてはいけないのだ。つまらないことで止めたら、うまく流れなくなってしまう。どうしても止まってしまうとき以外は、止めてはいけないのだ。陸子は貝殻を見つめながら、自分のしてしまった失敗を振り返り、涙を流さずに_過去を振り返ることができるようになった自分に気がついた。時間は進んでいる。確実に。希望を捨てた分だけ、別の希望をつかんでいる。陸子は立ち上がり、力を入れて、チェストを新しい場所に向けて、ぐっと強く動かした。<著者プロフィール>雨宮まみライター。いわゆる男性向けエロ本の編集を経て、フリーのライターに。著書に「ちょっと普通じゃない曲がりくねった女道」を書いた自伝エッセイ『女子をこじらせて』、対談集『だって、女子だもん!!』(ともにポット出版)がある。恋愛や女であることと素直に向き合えない「女子の自意識」をテーマに『音楽と人』『SPRiNG』『宝島』などで連載中。マイナビニュースでの連載を書籍化した『ずっと独身でいるつもり?』(KKベストセラーズ)を昨年上梓。最新刊は『女の子よ銃を取れ』(平凡社)。イラスト: 安福望
2015年08月24日桂望実のベストセラー小説『嫌な女』の実写映画化が決定。女優の黒木瞳が初挑戦で監督を務めることが明らかとなった。初対面の相手でも、たちまちするりとその懐に入ってしまう、男をその気にさせる天才・小谷夏子。彼女との未来を夢見た男は、いつの間にか自らお金を出してしまう。そんな生来の詐欺師を遠縁に持つ弁護士・石田徹子は、夏子がトラブルを起こすたび、解決に引っ張りだされる…。対照的な二人の女性の人生を鮮やかに描き出し、豊かな感動を呼ぶ傑作としてベストセラーとなった桂望実の「嫌な女」。このほど、本作の実写映画化が決定し、日本を代表する女優の黒木瞳が映画監督に初挑戦する。『県庁の星』以来の映画化となる桂望実の原作の実写化には、監督の黒木瞳のほか、『小野寺の弟・小野寺の姉』や、来年度前期のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の西田征史が脚本を務めることが決定している。今回の監督初挑戦にあてて黒木さんは、「ずっと映画作品に出演させていただいている私が、監督をしようと決めたのは、『嫌な女』という小説に出会ったからだ。主人公、徹子と夏子を通して見えてくる人生の風景、人と人との絆、そして、誰にでも訪れる老い。それでも、“人生捨てたもんじゃない”と思わせてくれる爽やかな読後感を、私は、映画『嫌な女』で感じたいと思ったのだ。演者とは全く違う景色が、私をどう衝き動かすのか楽しみにしているのと同時に、これから訪れる私の未知なる日々が、スタッフ出演者にとっては最高の日々になるようにと、今はそれだけを願っている」と、意気込みを語っている。大人の女性が贈る、大人の女性のための物語の本作を、監督初挑戦となる黒木さんがどんな演出で魅せるのか。キャストも含め、続報への期待が高まる。『嫌な女』は2016年全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月23日美波にとって、男はいつも、「去っていくもの」だった。いつかは必ず、離れていく。別れがある。だから、過ぎ去っていくものなのだといつしか思い込むようになっていた。「ずっと一緒にいよう」「いつまでもそばにいて欲しい」「愛してる」。それらの、継続的な愛情を誓うような言葉は、美波を喜ばせ、今度こそと思わせ、そのぶん、男が去っていったあとには、あまりにも大きな喪失感を残した。美波は、そういう言葉がだんだん嫌いになっていった。どうせ守れない、その場だけの言葉なら、言わなければいい。その場では真実だった、と知ってはいても、男に去っていかれたあと、いつも思い出すのは「ずっと一緒にいよう」と言ったのに、ということで、あんなことを言うほど好きだったはずなのに、去っていかれるなんて、ということだった。男に去っていかれたあと、美波に「愛された自信」なんかは残らず、ただ「自分はまた、何か失敗をしたのだ」「継続的に愛される魅力がないのだ」「一緒にいるのが嫌になるようなことをしてしまったのだ」としか思えなかった。男たちが去っていく理由は、それぞれ違っていた。新しく好きな相手ができてしまったとか、「君とつきあうのに疲れた」とか、「今は恋愛じゃなく、仕事に集中したい」とか。どんな言葉でも、美波にとっては同じ言葉だった。どんな言葉も、その意味は「もう、君と一緒にはいたくない」だったからだ。思い出のあるものはすべてその瞬間に、愛された証から、愛されなかった証に姿を変えた。美波は、男が去るとそれらのものを捨てた。ベッドのシーツも買い換えた。ひどいときは、引っ越しもした。同じ場所にいると、思い出してしまうからだ。どんなに愛されたかを思い出し、それを失ったことを思い出し、夜中のベランダにふらふらと出て行ってしまいそうになるからだ。もう、愛されることはないんじゃないか、とそのたびに思ったし、また愛されることができた、という喜びのあとに別れが訪れると、前のときよりもさらに深い絶望が待っていた。死んだりしてはいけない、こんなことで、そんなことをしてはいけない。美波はそう思う一方で、死ぬに値する絶望を抱え込み、このままではいけないと思い、11階の部屋から2階の部屋へと引っ越すことにした。住む場所を変え、街を変え、暮らしを変えるという、目先に集中しなければいけない課題を作ることで、考える時間を減らして作業に没頭していった。引っ越しのときに、困ったのが、ベランダにあった薔薇の鉢だった。最後に美波を愛した男が、誕生日に送ってきたものだった。美波の誕生日は5月で、薔薇の季節だった。「ちょうど、車で通りかかった店にこれがあって、いちばん美波に似合うと思ったから」男はそう行って、いきなり、儚いピンクの花をつけたその苗木の鉢植えを、美波の家のベランダに持ち込んできたのだった。捨てるとしても、あまりにも大きなものだし、植物とはいえ生きているものを捨てるにはしのびない。植物に疎い美波でも、薔薇の栽培が難しいことぐらいは知っている。どうせ枯れさせてしまうだろうから、それまでは置いておこうかと思い、薔薇の鉢は美波の2階の部屋の、少し広くなったベランダにやってきた。ひまがあれば、思い出して落ち込んでしまうから、何か集中できることが欲しかった。美波は薔薇のことを調べ、園芸用の手袋や虫をつけないためのスプレーなどの一式を買い込み、毎朝、どうせ眠れないのだからと早起きしては、薔薇の手入れをした。道具を揃えると、一つの鉢だけでは物足りなくなり、簡単なバジルやミントなどのハーブ類や、小学生の頃に育てた朝顔を買ってきて育ててみたりした。意外なことに、どれもうまく育ち、美波は自分で育てたハーブを使って料理をしたり、どうせ料理に使うならと大葉を育ててみようか、なんて思ったりもした。自分で育てたハーブで料理をしているなんて、嘘みたいだなとぼんやり思うこともあった。よく眠れず、食欲の落ちた美波の身体には、朝の水やりのときに嗅ぐハーブの香りが唯一食欲をかきたててくれるありがたい存在だった。薔薇は、枯れなかった。これでいいのかな? と思いながら手探りで世話をしていたが、一時的に調子が悪くなることもあれば、また持ち直したりもした。そして、ベランダに打ち水を繰り返した夏が過ぎ、やっと涼しい風が吹くようになった頃、その薔薇は蕾をつけた。たった、それだけのことだったが、美波はふいに「自分にもできることがあるのだ」ということを、心から感じることができた。ただ、人に去っていかれるだけの、なんの魅力も取り柄もない女なのではないと、その蕾が証明してくれているように思えた。蕾が開き、花が咲いたとき、美波はその美しさに引き寄せられた。また、同じことを繰り返すかもしれない。けれど、私にも、もしかしたら、何かを続けることができるかもしれない。新しい希望の色は、淡いピンク色だった。美波はそれを、いつまでも見ていた。<著者プロフィール<雨宮まみライター。いわゆる男性向けエロ本の編集を経て、フリーのライターに。著書に「ちょっと普通じゃない曲がりくねった女道」を書いた自伝エッセイ『女子をこじらせて』、対談集『だって、女子だもん!!』(ともにポット出版)、マイナビニュースでの連載を書籍化した『ずっと独身でいるつもり?』(KKベストセラーズ)、『女の子よ銃を取れ』(平凡社)がある。恋愛や女であることと素直に向き合えない「女子の自意識」をテーマに『音楽と人』『SPRiNG』『宝島』などで連載中。最新刊は、『東京を生きる』(大和書房)。イラスト: 安福望
2015年07月22日愛美には、大事にしている指輪があった。出張で行ったイタリアの、ほんのわずかな空き時間にアンティークショップで見つけたその指輪は、ベネチアンガラスでできていた。光を透かし、反射して輝くその指輪は、愛美には宝石の指輪よりずっと魅力的に見えた。勧められるままつけてみると、左手の薬指にぴたりとおさまった。愛美は、結婚指輪でもないものをこの指につけていいものかとためらったが、そんな愛美の思惑を知ってか知らずか、店主の、少しふっくらした年配の女性は、こんなことを言う。「ガラスの指輪は、サイズの調節がきかないの。合わなかったらそこでおしまい。どんなに気に入っても、入らないものは入らないでしょ? 気に入って、それが指にぴったりだったら、運命なのよ」百合の刺繍の入ったストールを纏った店主にそう言われると、愛美はまるで占い師に運命を言い当てられたような気持ちになった。指につけてみると、指輪はなおさら綺麗に見えた。これを手に入れなければ後悔する、とはっきり思い、それを買うと言った。店主はわずかに微笑み、指輪を入れるための箱を用意してくれたが、愛美はこのままつけていくと言い、空の箱だけをバッグに入れた。左手の薬指につけていても、こんなガラスの指輪、誰も結婚指輪だなんて思わないだろう。だから、ぴったりなのが左手の薬指でもかまわない。海辺に沈む夕陽にガラスの指輪をかざし、光を楽しみながら、愛美は、小さな自由を勝ち取ったような誇らしい気分でいた。自分だけの、自分のための勲章を見つけたような気がしていた。「結婚してるの?」そう訊かれたのは、帰国して二ヶ月が経った頃だった。愛美の会社が扱っているタイルを使ってくれている、内装業者の太一とは、仕事上では数年の付き合いだった。仕事以外の場所で会ったこともなければ、プライベートな会話もほとんどしたことがなかったので、愛美は不意を突かれ、一瞬言葉に詰まった。「あ、彼氏からのプレゼント?」からかうような口調だが、太一の口元は笑っていない。つられて愛美も、堅い口調になった。「違います。一点もので、この指にしか合わなくて」「へぇ……。でも、そういうの自分で買う? 誰かに買ってもらったんでしょ?」「自分で買ったんですよ」思わず、怒ったような声になった。太一は、「いい男」だった。愛美がそう思っていた、というわけではなく、周りの評価がそうなのだった。仕事はできるし、人望もある。女にももてるが、男性社員からも一目置かれていた。美形ではないのに、少し厚めの唇や太めの眉が表情豊かで、その顔が屈託なく笑うのを見ると、誰もが嬉しいような気持ちになる、そんな魅力があった。そんな太一が、自分なんかの指を気にしている、ということが、愛美には驚きだった。翌週、太一に食事に誘われたときは、ただ頷いてしまった。まさか太一が、自分なんかを相手にするわけがない、という気持ちと、太一のような男に誘われて舞い上がる気持ちの両方がこみあげてきて、どういう態度でいればいいのかわからなかった。上の空のまま、前菜の皿が空き、冷たいポタージュを飲み、メインの肉は、喉を通らないのを無理して半分なんとか平らげた。そして、帰りに当たり前のように、家に誘われた。愛美は、太一のような男に誘われて、自分に断る理由などないように感じた。タクシーを降りて、家までの細い路地を歩いているとき、太一が不意に愛美を抱き寄せ、キスしてきた。そんなに欲されていることが夢のようだった。太一は、自分のことが好きなのだろうか。求められ、触れられている最中は、まるで好かれているような気がした。太一は眠るとき、愛美の身体を抱きしめた。すべて、好きな女にしかしない仕草のように思えた。朝が来て、太一がシャワーを浴びている間、愛美はベッドサイドの棚に置いていた指輪をつけようとして、その手を止めた。もし、これを忘れていけば、どうなるだろうか? 「忘れていたよ、取りにおいで」と、笑って言ってくれるだろうか。気づきもしないだろうか。その反応で、太一がどう思っているか、わかると思った。大事な指輪。この世に二つとない指輪。だからこそ、賭ける価値がある。愛美は棚に指輪を置いた。太一から連絡は来なかった。二年が経ち、愛美は会社の同僚から、太一が結婚するという知らせを聞いた。披露宴は先だが、もう新居に引っ越して新婚生活を送っているという。真っ先に頭をよぎったのは、あの指輪はどうしたのか、ということだった。返す気もないのなら、捨てたのだろう。他の女のアクセサリーを置いておけるはずもない。太一の中で、自分の存在がどのようなものだったのか、改めて知る思いだった。忘れ物に気づいても、それが大事なものだと知っていても、声すらかけない程度の存在。愛美は自分の左手を見た。ひとつも指輪はつけていない手だった。「あんな美しい指輪を捨ててしまえるような男なんて」。そう思うと、ふっと、口元がほころんだ。どんなにいい男だったとしても、太一は、私に合う男じゃない。私のための男じゃない。好きになる価値も、賭ける価値もない男だった。捨てられてしまった、あの美しい指輪が私にそれを教えてくれたのだ、と、愛美は裸の指を見つめながら、はっきりと悟った。<著者プロフィール<雨宮まみライター。いわゆる男性向けエロ本の編集を経て、フリーのライターに。著書に「ちょっと普通じゃない曲がりくねった女道」を書いた自伝エッセイ『女子をこじらせて』、対談集『だって、女子だもん!!』(ともにポット出版)がある。恋愛や女であることと素直に向き合えない「女子の自意識」をテーマに『音楽と人』『SPRiNG』『宝島』などで連載中。マイナビニュースでの連載を書籍化した『ずっと独身でいるつもり?』(KKベストセラーズ)を昨年上梓。最新刊は『女の子よ銃を取れ』(平凡社)。イラスト: 安福望
2015年06月19日