宝塚歌劇団のトップスターとして活躍し、7月21日にこの世を去った那智わたるさん(享年86)。現役の際は男役としてブロマイドが飛ぶように売れた。退団時にはファンが殺到するなどアイドル的人気を誇った。『太陽にほえろ』(日本テレビ系)や『ありがとう』(TBS系)などに子役として出演した俳優・水野哲さん(58)は、故人との思い出をこう回想する。「長身で迫力があって、宝塚時代の人気ときたらそれはすごかったですよ。宝塚を退団した後に出られた帝国劇場のミュージカル『王様と私』(1968年)で共演したのが那智さんとの出会いです。当時私は2歳半、那智さんは30代。すでにトップスターだった那智さんはあまりに幼い新人の私を見て可愛がってくれたのです」当時の雑誌に掲載された那智さんのインタビュー記事では、水野さんをこう紹介している。《私のいちばん小さなお友達。哲ちゃんはまだ四ツ。毎日、ニコリともしない、その舞台が逆にかわいくて、客席にもうけました。将来は、すごい役者になるでしょう》親子ほど歳の離れた二人だったが、そこから不思議な親交が始まった。「当時の芸能界には風水に凝っている人が多くて、那智さんもその一人。中学生の頃に僕は杉並区の永福に両親と住んでいたんですが、ある時、那智さんが『僕の家の方角が縁起が良い』と言い出して、本当に僕の家の真向かいに引っ越してきたことがありました(笑)。そこからは那智さんが結婚して出ていかれるまでの7年間、お向かいさんという関係で互いの家で夕飯を食べるなど、家族ぐるみの付き合いになりました。風邪をひいていると言えばお寿司を食べさせてくれたり、愛車の外車でいろんなところに連れて行ってくれたりしたのが一番の思い出ですね」那智さんは40代の頃、元郵政大臣の故・佐藤文生さんと結婚したことでも話題になった。結婚を機に芸能界からは潔く身を引いたが、子供を持つことはなかったという。那智さんは「いちばん小さなお友達」を息子のように愛していたのかもしれないーー。
2023年08月21日宝塚歌劇団の実力派男役として活躍し、2018年より月組組長を務め、2023年『応天の門/Deep Sea』東京公演千秋楽をもって退団した光月るうは、8月26日(土)福岡市内にて、宝塚歌劇団への入団を目指す子どもたち、劇団生の子を持つ親などを中心に、広く一般の方々にも宝塚歌劇団のことを知ってもらうために特別講演会を実施します。そしてこの度、株式会社ホットスリムが企画・販売するラグレスプロテインも、コロナ禍で苦境に立たされた文化事業や女性の活躍、アーティストのセカンドキャリア支援のため、講演会を主催する元宝塚劇団生が運営するダンススタジオ「Sky」を支援することを決定いたしました。元宝塚歌劇団月組組長・光月るう■コロナ禍で苦境に立たされた歌劇団コロナ禍によって、2020年上半期よりほとんどの公演を休演した宝塚歌劇団。4カ月もの長期間休演に追い込まれるのは太平洋戦争以来だという。公演ができないことによって、劇団の経営が苦境に立たされることは必至であるが、それ以上に、コロナ対策のために演出を変更せざるを得なかったことや、舞台を通じた伝承の機会を奪われたことの影響も大きい。実際、新トップスターのお披露目公演、新入団生の初舞台公演、ブロードウェイミュージカルの宝塚初演など、数々の公演も休演の憂き目にあい、「経験できるはずだった舞台経験」ができなかった劇団生も少なくない。三密を回避するために、宝塚歌劇団の定番ともいえる演出も変更せざるを得なくなり、100年以上にわたって築かれた文化の継承も危ぶまれ、顧客離れにつながることも危惧されていた。そんなコロナ禍まっただなかの時期に組長をつとめていた光月るうが、その苦難の経験と、どのように乗り越えてきたのか、大切な考え方は何かなどを講演で語る。■親御さんも知らない歌劇団での生活ほぼ毎年、宝塚歌劇団受験の合格者を輩出する福岡のダンススタジオSkyの代表Mariko(元宝塚歌劇団)は、宝塚歌劇団の受験を目指す生徒たちに、宝塚歌劇団のことをもっと深く知ってもらいたいという思いとともに、現役の劇団生の子を持つ親御さんたちにも、我が子がどのような指導を受けて生活しているのかを知ってもらえる機会にもしたいと、講演を企画。華々しいステージ上のことばかりが注目されがちな宝塚歌劇団において、心の教育、人としての成長など、劇団生一人ひとりの人生としての宝塚を感じてほしいと、退団間もない光月るうに相談し、講演会が実現した。■退団後のセカンドキャリアを考える宝塚歌劇団を退団した劇団生は、その経験を活かして、女優やタレントなどの芸能活動を続ける人もいれば、ダンスやからだづくりの指導を行うなど、後進の育成に努める人もいる。様々なセカンドキャリアを歩む彼女たちだが、そこには宝塚歌劇団が育んできた文化の伝播という役割を担っている側面もある。劇団で学んできた演技やダンスの技術だけでなく、考え方や立ち居振る舞いなど、磨かれた人間力を各地に伝える伝道者でもあるのだ。女性が男性役・女性役共に演じる宝塚歌劇団は、性の多様性を柔軟に受け入れた、トランスジェンダー芸術の先駆者ともいえる。LGBTQの理解が叫ばれる昨今、宝塚歌劇団OGたちの活躍は、その理解を促進させ、性差を超えた文化を伝える可能性も秘めている。■宝塚の心を多くの方へ伝承宝塚歌劇団はファンの方々と共に価値を共創する、という文化を持つため、ファン以外の方々にその実態があまり知られていない側面もある。だからこそ、宝塚の「心」や「文化」をより広く一般の方々にも知ってもらえる機会の創出が必要となってくる。Skyが主催する宝塚歌劇団OGを招いての講演会は今回が3回目。過去には、元月組組長で現宝塚ホテル支配人の憧花ゆりの、元月組副組長の夏月都らも登壇。コロナ禍を経て再開されたこの講演会が、100年以上受け継がれてきた宝塚の文化に触れてもらえる機会となることを願っている。■光月るう 特別講演「すべてをかけて生きた場所 宝塚」概要日時 :8月26日(土)19:00~21:00(受付開始18:45)場所 :福岡市天神(受講申込後に会場をお知らせいたします)受講料 :1人7,000円(当日支払い不可)申込締切:8月20日(日)申込先 : sky8sky.m@gmail.com [重要]当日の撮影・録音・配信等は固くお断りいたします。主催:Sky代表 Mariko(元宝塚歌劇団)■光月るう プロフィール光月るう Ruu Kouzuki宝塚歌劇団第88期生(2002年宝塚歌劇団入団)月組の実力派男役として活躍、2018年より月組組長を務める。若い青年から老人役まで老若男女、様々な役柄を演じる。2023年 『応天の門/Deep Sea』東京公演千秋楽をもって退団。*主な出演作品2002年 星組公演『プラハの春』『LUCKY STAR!』で初舞台2019年 『夢現無双』沢庵宗彭役2019年 『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』 - エルフィー・シュラット役2021年 『桜嵐記』往年の楠木正儀役2022年 『今夜、ロマンス劇場で』本多正役2022年 『グレート・ギャツビー』ジョージ・ウィルソン役■講演を主催するダンススタジオ「Sky」代表のMarikoMariko元宝塚歌劇団Skyダンススタジオ主宰(福岡スタジオ・筑紫スタジオ)宝塚受験を目指すSkyの生徒たち受験生以外にも老若男女の生徒たちが汗を流すSky代表のMariko退団後、ダンスインストラクター、ヨガインストラクター、及び振付師として活動。ダンススタジオやバレエスタジオ、市民劇団、モデル事務所、保育園等で指導。フィギュアスケート選手育成の為、表現やダンスの指導も行う。【生徒の活躍】・宝塚音楽学校合格者 計10名(宝塚歌劇団 現在8名在籍)・ハウステンボス歌劇学院合格者 計4名(ハウステンボス歌劇団 現在1名在籍)・ハニーズ・ホリプロ所属・USJダンサー・ハウステンボス(チームエキサイト)・キャナルシティ劇場での東日本大震災復興支援チャリティー公演の振付を担当・有田焼創業400年事業「セラミー・ダンス」の振付・指導・*大野ジョー公認応援ソング「大野ジョー」の振付・指導(*福岡県大野城市・大野城跡PRキャラクター)・平成25年久留米市文化奨励賞受賞・風の谷保育園(春日市)ダンス課外教室講師■「コドモへ繋ぐココロを磨く」活動を行うラグレスプロテインもこのプロジェクトを応援香料・保存料等、無添加のラグレスプロテインは、がんばる子どもたちやアスリート、病院、中高齢者などに、安心の国産たんぱく質を寄贈する「コドモへ繋ぐココロを磨く」活動を行っています。宝塚歌劇団入団を目指す生徒たちは、毎日ハードな練習に取り組みながら、健康と成長、体型管理までしなければなりません。ラグレスプロテインは健康と成長に欠かせないグルタミンも配合。カロリーの過剰摂取を抑制しながら、たんぱく質・グルタミンを効率よく補給できることから、がんばる子どもたちをプロテインの寄贈によって支援する事業を行っており、その一環として、Skyダンススタジオの活動を支援しています。(過去の寄贈実績)・新体操、宝塚受験、ダンス、武道、スポーツ、子ども・学生体育支援・プロ(社会人)スポーツ、パフォーマー支援・病院、小児医療、ホスピス、子ども支援・中高齢者、生涯運動、健康支援・学校、外国人支援、海外支援■グルタミン入りのプロテイン「ラグレス」とはラグレスプロテインは、香料・保存料・着色料・人工甘味料等すべて無添加の、国内で製造された高品質プロテイン。エクササイズや筋トレをしている人だけでなく、日々の健康づくりやダイエット中の食事置き換えにも活用いただけるよう、安全性・美味しさを追求して開発されました。グルタミンは人間の体内に最も多く存在するアミノ酸の一種で、筋肉の分解を防ぎ、粘膜細胞・免疫細胞のエネルギー源ともなる重要な栄養素。ラグレスでは1杯で約5,000mg※のグルタミンを摂取することができ、ダイエットや腸活のサポートに役立てられています。※専用サジ3杯使用公式アンバサダーを務める、元日本代表の栗原恵さんも「香料も保存料も含まれていないプロテインは珍しいですし、腸活を続けている私にとって『グルタミン』が含まれているのも嬉しいポイントです」と、太鼓判を押しています。ラグレスプロテインの公式アンバサダーを務める、元日本代表の栗原恵も愛飲乾燥させた本物のイチゴ粉末を豊富に使用して、本格的なイチゴの美味しさを出したドライストロベリー味の他、愛知県西尾の抹茶をふんだんに使用した甘さ控えめのグリーンティー味、ビター感あるココア強めのリッチチョコ味の3種をご用意しております。いつでもやめられる、縛りなしの定期購入キャンペーンも実施中。 食事とも相性のいいグリーンティー味【講演会、Skyに関するお問い合わせ】SkyダンススタジオE-mail: sky8sky.m@gmail.com HP : *問い合わせフォームあり【ラグレスプロテインに関するお問い合わせ】株式会社ホットスリムE-mail: info.flp@luxless.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月15日宝塚歌劇団 月組が9月24日(日) に宝塚大劇場で上演するミュージカル『フリューゲル-君がくれた翼-』、東京詞華集(トウキョウアンソロジー)『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』千秋楽の模様が、全国各地の映画館でライブ・ビューイングされることが決定した。冷戦下の東西対立により国が分断されていた1988年のドイツ。『フリューゲル-君がくれた翼-』は、東西に隔てられた国で育った男女が、考え方の違いから最初は反発しながらも次第に惹かれ合っていく姿を、ベルリンの壁崩壊へと向かう激動のドイツを舞台に描くコミカルでハートウォーミングなミュージカル作品だ。そして同時上演される『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』は、江戸・明治・大正・昭和・平成・令和と、刻一刻と景色を変えてきた万華鏡(ばんかきょう)の如き街“東京”を舞台に、そこで生きた人々の様々なドラマを映し出す現代的かつレトロなレヴュー作品となっている。チケットの先行抽選販売は、本日8月11日(金・祝) 11時より実施される。<公演情報>宝塚歌劇 月組宝塚大劇場公演『フリューゲル-君がくれた翼-』『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』千秋楽 ライブ中継9月24日(日) 開演13:00※開場時間は映画館によって異なります。【チケット料金】全席指定4,700円(税込)※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料となります。■先行抽選販売:8月11日(金・祝) 11:00~8月28日(月) 12:00まで公式サイト:
2023年08月11日宝塚歌劇団 雪組が9月2日(土) に神奈川県民ホールで上演するミュージカル『愛するには短すぎる』、ファッシネイト・レビュー『ジュエル・ド・パリ!!』-パリの宝石たち-千秋楽の模様が、全国各地の映画館でライブ・ビューイングされることが決定した。『愛するには短すぎる』は、2006年に湖月わたるのサヨナラ公演として初演、その後2011年には中日劇場で、2012年には全国ツアーで再演され好評を博したミュージカル作品。大西洋を横断しニューヨークへと向かう豪華客船を舞台に、船上という限られた場所、4日間という限られた時間の中で生まれた束の間の恋の純粋さと狂おしさを、切なく美しく描き出し、さらに船上で繰り広げられる様々な人間模様を、明るいナンバーを織り交ぜ描いた心揺さぶるミュージカルだ。そして同時上演される『ジュエル・ド・パリ!!』は、人々を魅了するパリの名所をテーマとした、ドラマティックな場面の数々で綴るレビュー作品。宝石のような煌めきを放つ、彩風咲奈と夢白あやを中心とした雪組生たちが、華やかなパリの夢を詰め込んだ魅惑の世界が届けられる。チケットの先行抽選販売は、本日8月11日(金・祝) 11時より実施される。<公演情報>宝塚歌劇 雪組全国ツアー 神奈川県民ホール公演『愛するには短すぎる』『ジュエル・ド・パリ!!』ライブ中継9月2日(土) 開演15:30※開場時間は映画館によって異なります。【チケット料金】全席指定4,400円(税込)※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料となります。■先行抽選販売:8月11日(金・祝) 11:00~8月21日(月) 12:00まで公式サイト:
2023年08月11日●“自分一人で頑張りすぎない”大切さに気づいた宝塚歌劇団雪組トップスターに上り詰め、2021年4月に退団した望海風斗。その後は舞台を中心に活動し、2023年には第48回菊田一夫演劇賞を受賞するなど、実力を発揮してきた。そんな彼女が現在挑んでいるのが、バズ・ラーマン監督の映画『ムーラン・ルージュ』が煌びやかなマッシュ・アップ・ミュージカルとして装いも新たに舞台へと蘇った『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のサティーン役だ。宝塚を退団したときは「1からのスタート」という思いが強く「こんな大きな作品のヒロインなんて夢にも思っていなかった」という望海が、本作を経験して感じたこと、宝塚退団後の2年間の思いを語った。○■『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』でサティーン役本作は、1899年のパリを舞台に、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター・サティーンとアメリカ人作曲家クリスチャンが恋に落ちるなか、さまざまな人間のピュアな思いや欲望が交差する姿が描かれる。望海はオーディションでサティーンの役を勝ち取った。「バズ・ラーマン監督の映画は拝見していたのですが、あの世界観を舞台にしたとき、どんな形になるのだろう……という興味がすごくありました。サティーンを演じられることになったとき、最初は(映画版でサティーンを演じた)ニコール・キッドマンさん印象がすごくありましたが、日本人がやる上で、どういった表現ができるのだろうか……ということはたくさん考えました。またサティーンを演じることによって、どんなことが受け取れるのかはすごく楽しみでした」6月24日からスタートした舞台は、インタビューが行われた7月末で、ちょうど折り返し地点に。望海はこの1カ月でどんなことを感じたのだろうか。「本当にあっという間でした。とても大きな舞台で、お客さんもエネルギッシュ。1カ月経っても、まだまだ気持ちが新鮮でとても楽しい。それはダブルキャストで臨んでいるからということが大きい気がします。サティーン役の平原綾香さんはもちろん、クリスチャンもジドラーもダブルキャストなので、組み合わせ一つで違った表現や物語になる。それは本当に刺激的ですし、飽きることがないんです」またバズ・ラーマン監督の映画の壮大なスケール、世界観を舞台で表現することも、ワクワクの大きな一つだという。「表現が正しいか分かりませんが、バズ・ラーマン監督の世界観はかなりぶっ飛んでいました。それを舞台としてどう提示するかと考えたとき、普段のミュージカル以上により強い表現が必要でした。ちょっとやりすぎなのかも……と思うこともありましたが、そこまでやらないとバズ・ラーマン監督の世界観にはたどり着けないし、実際演じたものを観ても、全然違和感がなかったです」○■井上芳雄・平原綾香・Kら“その道のプロ”に刺激大きな舞台でヒロインという大役を全うしている望海。現時点でも得ることは非常に多いという。「帝国劇場で、しかも世界的に有名な作品。当然『頑張らなきゃ、やらなきゃ』と、かなり肩に力が入っていました。でも非常に豪華なセットや衣装のなか、そこであまり力んでしまうと良くないのかなと。あくまで自然とそこに存在できることが重要だと思ったんです。回数を重ねるごとにだんだんと力が抜けてきている実感があります。周りは素敵な俳優さんたちばかり。甘えるというか、助けていただきながら、自分一人で頑張りすぎないということの大切さは気づきでした」「甘えられる」カンパニー。そこにはさまざまなプロフェッショナルが集まっている。「井上芳雄さんのようなミュージカル畑の方もいれば、平原綾香さんやKさんのような歌手の方もいる。映像の方もいるなど、すごく個性的でその道のプロフェッショナルな方が集まりました。お互い刺激し合って、高めていける。そして皆さん明るい!(笑)」充実した1カ月だったという望海。楽しいことばかりだったというが、もちろん大変なことも多い。「先ほどダブルキャストの魅力を話しましたが、一方で同じ役柄でも、演じる人によってまったく表現のアプローチが違うんです。そのなかでしっかり受けながら、ストーリーをちゃんと伝えなければいけないというのは、とても難しい。また、今回はオーストラリアのクリエイティブチームが入ってくださっているのですが、日本のお客さんならではの感覚ってあるじゃないですか。そのニュアンスを海外チームとすり合わせるのは、すごく難しかったです」確固たる正解がない俳優という仕事。望海自身、考えこんでしまうこともある。「今回はダブルキャストということで、表現の幅が広がる分、『これで正しかったのかな』と考えてしまう時間は長いですね。特に毎日公演がないので、思い悩む時間が増えてしまうんですよね。考えることはいろいろな発見にもなるのですが、頭で考え過ぎても良くないと思うので。そこは一つの課題でもあります」●華麗なる宝塚のキャリアも「1からのスタート」○■宝塚退団時は「今の現状を全く想像していなかった」試行錯誤しながら突き進む女優の道。宝塚歌劇団を退団してから2年の歳月が流れた。帝国劇場で世界的なミュージカルへの出演という現状は、退団当時から思い描いていた未来だったのか。「退団を決めたとき、本当に先のことは考えていなかったんです。宝塚では男役しかやっておらず、それを突き詰めていこうという思いでした。だから、今の現状なんて全く想像していませんでした」宝塚ではしっかり一つずつ結果を残しトップまで上り詰めた。それでも望海自身は、そのキャリアはリセットして1からのスタートだと考えていた。「宝塚というのはやっぱり特殊な世界なんです。舞台の演目は変わりますが、基本的に演じる仲間たちは常に一緒。そんな仲間たちと一緒に乗り越えてきたという感覚でしたが、いまの舞台は、作品が違えばカンパニーもガラリと変わります。私は慣れるまでに時間がかかるので、仲間の大切さは身に染みて感じています。またこれまでは男役を追求してきましたが、女性も役もやるわけで。その意味では、本当に初心に戻って作品に臨む日々です」とはいえ「宝塚でトップ」というキャリアは、最初から求められるものは高いのではないだろうか。「確かに1からと言っても、周囲からは期待をしていただけているということは感じます。宝塚時代は1つずつ進んで、実績を積んでトップになったのですが、こうして大きな舞台で大役をやらせていただけることは、大きなプレッシャーです。でも舞台に向かうプロセスというのは宝塚時代から変わっていないと思っていますし、今回のサティーンが(ナイトクラブの)『ムーラン・ルージュ』を支えていかなければという気持ちの部分では、私も宝塚でトップにいるという経験をさせてもらったので、演じられたところもあると思っています」○■日本発のオリジナルミュージカルに意欲今年の4月からは『望海風斗のサウンドイマジン』(NHK-FM)というラジオもスタートした。舞台以外でも、活躍の場を広げている。「私はあまり器用ではないので、慣れない部分についていけないこともあるのですが、この年齢でいろいろな新しいことに挑戦できるというのは、とてもありがたいですし、いい刺激になっています。一つずつの仕事を大切にし、表現の幅を広げて行ければと思います」舞台『ガイズ&ドールズ』ではブロードウェイで活躍している演出チームが、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』ではオーストラリアのクリエイティブチームがやってくるなど、海外のカンパニーとの仕事は大きな衝撃だったという望海。「海外の方の感覚で舞台を作るというのは、驚くことばかりでした。『ガイズ&ドールズ』では、アメリカから小道具を持ってきてくれて、すごくリアルを追及される演出家でした。本当にちょっとだけブロードウェイのかけらをもらったような経験でした」「海外の舞台にも?」と問うと望海は「すごく刺激的なことだと思いますが、いまは日本発のオリジナルのミュージカルをやってみたいんです。もちろん海外作品もすごく楽しいのですが、やっぱり英語の歌を日本語の歌詞にするとどこか我慢しなければいけない部分が出来てきたりします。だからこそ、日本人が日本人のために日本で開発されたオリジナル作品に挑戦したいです」と野望を語っていた。なお、24年に望海が主演するミュージカル『イザボー』(末満健一作・演出)は日本発のオリジナルミュージカルとなる。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は東京・帝国劇場にて8月31日まで上演。■望海風斗1983年10月19日生まれ、神奈川県出身。2003年に宝塚歌劇団に入団し、2017年に雪組トップスターに就任。2021年4月11日に宝塚歌劇団退団。近年は、舞台『INTO THE WOODS』『Next to Normal』『ガイズ&ドールズ』(22)、『DREAMGIRLS』(23)などに出演。2022年に第30回読売演劇大賞 優秀女優賞、2023年に第48回菊田一夫演劇賞を受賞。現在、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』に出演中。NHK-FM『望海風斗のサウンド・イマジン』(毎週日曜21:00~)でパーソナリティを務めている。24年1~2月、東京・大阪にてミュージカル『イザボー』に主演予定。
2023年08月11日6月11日に宝塚歌劇団宙組から退団した潤花が、アミューズに所属することが発表された。2014年に宝塚音楽学校入学後、2016年に宝塚歌劇団に102期生として入団、2017年の新人公演で初ヒロインを務め、2021年2月に宙組トップ娘役に就任した潤。在団時には、『シャーロック・ホームズ -The Game Is Afoot!-』(ヒロイン)、『NEVER SAY GOODBYE』(ヒロイン)、『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』(ヒロイン)、『カジノ・ロワイヤル』(ヒロイン・退団公演)などに出演し、明るいキャラクターと高い演技力に定評がある。今後は舞台、映像作品への出演に加え、幅広いジャンルでマルチに活躍できる女優を目指すとのこと。併せてアミューズ所属にあたり彼女からコメントが到着した。■潤花 コメントこの度アミューズに所属することになりました。沢山の愛をくれた宝塚歌劇団を退団し、改めて私は役を生きることの幸せ、お芝居が大好きだと、そして1人でも多くの人を元気付ける存在になりたいと再確認しました。そんな中、尊重し合い同じ熱い思いでお仕事できる方々と出会い、私はこの方々と一緒にお仕事がしたいと、そうすればどんな世界が広がるんだろうと胸躍らせてます。このご縁に感謝して、これから新たな道へと進んでいけたらなと思っております。どうぞよろしくお願い致します。潤花 オフィシャルサイト:
2023年07月27日ミュージカル『ファントム』で、オペラ座に棲む“音楽の天使”ファントムに導かれ歌手としての才能を開花させるヒロインのクリスティーヌを演じる真彩希帆さん。宝塚歌劇団在団中にも、トップ娘役として演じた役だが、再びクリスティーヌと向き合いながら「演出の城田(優)さんに確認し、解釈を深めながらですけれど…」と前置きしつつ、あらためて「大事なことは変わらないんだと実感しています」と語る。「クリスティーヌは、演じるたびに原点に返らせてくれる役です」「宝塚の『ファントム』とは演出も、翻訳の脚本も、キャストも違いますから、クリスティーヌとしても新しいアプローチが必要だろうと考えていました。でも、“気持ちの持っていきかたを変えてみよう”と考えてきたことが違和感だらけで。なんだか心が繋がらず歌も歌いにくい。ならば無理に変えるのも違うし、今は同じものが生まれたら生まれたでその気持ちを大事にしようと思って演じています」もともと楽曲に導かれながら、その場その瞬間に舞台の上で湧き上がるものを大事にしてきた人。「クリスティーヌという役は、演じるたびに原点に返らせてくれるんです。誰に見せるわけでもなく、ただただ歌を楽しんで歌っていたときの気持ち、初めて舞台に立ちたいと思ったときの気持ち、練習を重ねる中でこんなふうにも歌えるんだと発見があったときの喜び…。そして、初めて人前で歌ったときの、周りの嬉しそうな反応。ひとつひとつの場面が自分と重なって、リアルな感情として迫ってくる。とても面白い役だなとあらためて思います」そして、そんな“役者自身から生まれてくるもの”を大事にしてくれるのが城田さん流の演出。「しっかりとしたビジョンを持ちながらも、ここは絶対にこうでなきゃとはおっしゃらない。ただ、『僕からはこう見えるけれど、あなたの意図と合ってますか?』と言ってくださるので、答え合わせをしながら作っていっている感じです」曇りのないクリアで美しい歌声と、確かな歌唱力の持ち主。クリスティーヌ同様、真彩さんも音楽の天使に愛された人であることは間違いない。「私自身は自分の声や歌にそんなに自信はなくて…(笑)。もし褒めていただけるとしたら、ここまで演じてきた役の子たちが作ってくれた歌や声ですから、それは役のおかげです。私は、自分じゃない“誰か”から生まれた想いが歌になっていく瞬間が大好きで、舞台に立って歌えることを本当に幸せだなと感じています。これからも“誰か”として歌い演じ続けられるよう、なにも演じていないときはハスキーになる自分の声も大事にしながら(笑)、丁寧に役と向き合っていきたいと思っています」ミュージカル『ファントム』7月22日(土)~8月6日(日)梅田芸術劇場メインホール、8月14日(月)~9月10日(日)東京国際フォーラム ホールC 脚本/アーサー・コピット作詞・作曲/モーリー・イェストン原作/ガストン・ルルー演出/城田優出演/加藤和樹・城田優(Wキャスト)、真彩希帆・sara(Wキャスト)、大野拓朗・城田優(Wキャスト)、石田ニコル・皆本麻帆(Wキャスト)、加治将樹、中村翼、加藤将、西郷豊、岡田浩暉ほかS席1万4000円A席9000円B席5500円キョードー東京 TEL:0570・550・799(11:00~18:00、土・日・祝日10:00~)19世紀後半のパリ。オペラ座では、ファントム(加藤・城田)が出没すると噂されていた。そんななか、憧れのオペラ座で職を得た歌手志望のクリスティーヌ(真彩・sara)は、その美しい声に魅せられたファントムから密かに歌のレッスンを受けるようになり…。※出演を予定していたsaraさんですが、体調不良のため全公演を休演することになりました。まあや・きほ埼玉県出身。2012年に宝塚歌劇団に入団し、たしかな歌唱力と繊細な演技力が注目され、’17年に雪組トップ娘役に就任。’21年の退団後は、『ドン・ジュアン』『ジキル&ハイド』などミュージカルを中心に活躍。11月からは『LUPIN~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』に出演。※『anan』2023年7月26日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年07月24日トップスター・柚香光(ゆずか・れい)率いる宝塚歌劇団花組が、1939年公開の傑作オペレッタ映画『鴛鴦歌合戦』を、小柳奈穂子の脚本・演出でミュージカル作品として上演。長屋住まいの貧乏浪人・浅井礼三郎と隣家の娘・お春の恋の鞘当てに、骨董狂いの殿様・峰沢丹波守を巻き込んでの騒動を、宝塚歌劇ならではの演出で華やかにお届けする。「着流しでお芝居をするのが楽しみ」と話す柚香に、今作に向けての思いを聞いた。さまざまな想像を巡らせて役作りを本作の上演が決まり、初めて原作となる映画を観て衝撃を受けたという。「戦時中ということが信じられないくらいに、オシャレで軽快で。今観ても、心が躍るような映画が製作されていたことにすごく驚きましたし、この作品を舞台でやるとどんなふうになるんだろうとワクワクしました」。オペレッタ・ジャパネスク『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』(C)宝塚歌劇団稽古場では多くの課題と向き合いながらも、楽しんで稽古に励んでいる。「音楽が、なんとも癖になるものが多く、個人的には殿様の曲とか、おとみちゃんの取り巻きの歌も好き。頭の中でずっと流れてしまうような曲がたくさんあるので、みんな笑いながらお稽古しています」。演じる礼三郎は、映画では片岡千恵蔵が演じた役。その匂い立つような色気、存在感をどう出せるかが今回の課題だ。「カッコよさの中にある抜け感、包容力。肩の力が入っていない色気……。千恵蔵さんが登場したときの存在感というのは本当に印象に残っていますので、私も今回、場面ごとにどんな色を匂い立たせられるかが役作りのポイントだと感じています」。一方で、礼三郎は女性に不器用な一面もある。「女性をエスコートすることに慣れてしまっていますので(笑)、女性に対して不器用で受け身なところを意識しながら役を作っています。ただ、恥ずかしいから苦手というわけではなく、人と深く関わることを避けているようなところがあって。何かをきっかけに、少し距離を置くことになったのでは、と。彼がどんなバックグラウンドを持っているのか、どんな経緯で侍から浪人になったのかというのは、彼の人となりを形成していく大事な部分ですので、今はいろんな想像を巡らせています。きっとすごく誠実で、清廉潔白な人なのではないでしょうか」。宝塚らしさあふれるロマンチック・レビュー今作の衣裳となる着流しについて尋ねると「めちゃくちゃ好きです」と目を輝かせて話す柚香。「これまでも何度か着させていただいて、そのたびに、日本のお芝居の心地よさ、物語の運びの心地よさを感じていたのですが、今回久しぶりに着流しと下駄で日本物のお芝居をして、すごく好きだなと改めて思いながら稽古しています」。本作については、肩の力を抜いて楽しんでほしいという。「各キャラクターが愛情に溢れていて。とんでもない人たちもたくさん出てくるんですが、どこかほわっとした温かいものを持ち続けながらご覧になれる作品じゃないかなと。日常ではいろんなことがあると思いますが、肩の力を抜いて、頬の力を緩めながらご覧いただけると嬉しいです。お客様にとって、ご友人やご家族など、一緒に過ごされている方々とのかかわりが温かく感じるような作品になればいいなと思っています」。第2幕の『GRAND MIRAGE!』は、岡田敬二が作・演出を手掛けるロマンチック・レビューシリーズの22作目。宝塚歌劇ならではの美しさと華やかさが堪能できるレビュー作品だ。「ザ・宝塚!という雰囲気のレビューです。ここまで宝塚らしさ溢れるレビューというのは、なかなか出会えないかと。もちろんこれまでも、宝塚の歴史を感じながらやってきましたが、岡田先生のロマンチック・レビューは、またさらに濃度の濃いものに触れさせていただいている感覚があります。プロローグの娘役さんたちはすごく美しくて可憐で、お稽古場で思わず写真を撮ってしまったぐらい、本当に綺麗。心が洗われるようなプロローグになると思います」。カンツォーネの名曲で構成する場面、花組のダンスの魅力に迫るヴァイタリティ溢れる場面などが展開される。「現代的な音楽や振付とは違い、振り数が多かったり、刺激的な音がたくさん入っていたりするわけではないので、一つひとつの所作、一つひとつの音に対しての動きがいかに洗練されて、上質であるかというのが大切になってきます。観ていて美しくエレガントなものになるよう、お稽古を重ねて作っていきたいと思います。今の花組だからこそできるロマンチック・レビューをお届けしたいです」。取材・文:黒石悦子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★柚香光さんのサイン色紙を抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>宝塚歌劇団花組オペレッタ・ジャパネスク『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』~原作映画「鴛鴦歌合戦」(c)日活株式会社監督/マキノ正博脚本/江戸川浩二~/ネオ・ロマンチック・レビュー『GRAND MIRAGE!』【兵庫公演】2023年7月7日(金)〜8月13日(日)会場:宝塚大劇場【東京公演】2023年9月2日(土)〜10月8日(日)会場:東京宝塚劇場
2023年07月07日宝塚歌劇団は、S・S・ラージャマウリ監督の映画『RRR』をモチーフにした、「RRR × TAKA“R”AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)」を上演。スケジュール予定は、兵庫・宝塚大劇場にて2024年1月から2月まで、東京宝塚劇場にて2024年2月から4月までとなっている。インドのヒット映画『RRR』とは?『バーフバリ』シリーズのS.S.ラージャマウリ監督が手掛けた『RRR』は、公開されるや否や、世界的に大ヒットを記録したインド映画。1920年代の英国植民地時代のインドを舞台に、一国の未来をも背負った2人の男ビームとラーマの運命を、“ラージャマウリ節”全開の豪快なアクションと共に描き出した。インド映画でお馴染みのダンスシーンも見どころで、なかでも劇中のダンスの見せ場で使用された楽曲「Naatu Naatu(ナートゥ・ナートゥ)」は、インド映画として初めてアカデミー賞歌曲賞を受賞する快挙も遂げている。ビーム誇り高きゴーンド族の戦士。イギリスの総督に連れ去られた村の娘の奪還のため、首都デリーへ潜伏する。ラーマ英国政府に忠誠を誓う警察官。ある“大義”を胸に秘めている。宝塚歌劇団による上演決定!ビームの視点で再構築そんなホットな映画『RRR』が、宝塚歌劇団によって再構築。星組公演として、主演に礼真琴と舞空瞳を迎え「RRR × TAKA“R”AZUKA ~√Bheem~」を上演する。2023年7月現在明かされているのは、オリジナル作品の息もつかせぬダイナミックなドラマを、主人公のひとり・ビーム視点で再構築・新展開するということ。またアクション部分は、壮麗な舞闘へと代わり、豪華絢爛なダンシング・インドロマン・ミュージカルをお届けする。【詳細】「RRR × TAKA“R”AZUKA ~√Bheem~」上演期間:・宝塚大劇場:2024年1月~2月(予定)<一般前売:未定>・東京宝塚劇場:2024年2月~4月(予定)<一般前売:未定>主演:礼真琴、舞空瞳脚本・演出/谷貴矢※期間中は、演出家・指田珠子によるレビュー「VIOLETOPIA」と二本立てで上演。■映画『RRR』あらすじ1920年、イギリス植民地時代のインド。ゴーンド族の守護者、ビームは、圧政を敷くインド総督スコットによって連れ去られた幼い少女を救うため、立ち上がる。素性を隠しデリーへと潜入するビームだったが、少女の行方を追う中で出会ってしまったスコットの姪、ジェニーの美しく優しい姿に、恋をしてしまう。そんなビームに協力したのは、デリーで偶然出会った、強く内なる大義に燃える男、ラーマだった。二人はお互いの素性を知らぬまま、熱き友情を育んでいく。だがラーマの正体は、インド人でありながらビームを捕らえスコットへ引き渡そうと目論む警察官であった・・・。宿命に導かれた二人が進む先は、友情か?使命か?それとも愛か?©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.
2023年07月06日三松堂株式会社(代表取締役:矢部 真太郎)は、2020年11月から販売を開始したホットクレンジングジェル「美温令(Be-Onrei)」を2023年7月3日(月)より大幅にリニューアルして販売いたしました。「美温令(Be-Onrei)」のアンバサダーには、元宝塚歌劇団雪組男役スターで女優の『彩凪翔さん』に就任いただいております。また、期間限定で元宝塚歌劇団月組男役の『千海華蘭さん』がアンバサダーに就任いたします。「本来の美しい素肌へ導く商品」をコンセプトに「肌に必要なものを与えながら汚れを落とせる」を商品化したホットクレンジングジェル「美温令(Be-Onrei)」は、発売以来、大変多くのお客様にご愛用いただいております。ご愛用いただいているお客様の声を反映して、内容量を20%増量し、さらに開発を重ね、保湿成分であるセラミドを3倍(当社比)にアップさせました。セラミドの働きが、一般的に「皮膚のバリア機能」と呼ばれる機能であり、皮膚のバリア機能を強化することで水分を保ち有害なストレス要因から皮膚を守り、滑らかで健康的な肌へと導きます。美温令(Be-Onrei)公式サイト: 三松堂株式会社 H&B Create事業部による通信販売サービスは、「素肌力を高めて、本来の美しいお肌へ導いていく」ための「シンプルなケア」を「お手頃価格で無理なく続けられる」商品を展開しています。美温令(Be-Onrei)■商品の特徴~令和の新時代に誕生した新発想のスキンケアクレンジング~肌に負担をかけないよう、水にこだわり続け開発した結果「還元性イオン水」を採用。30種類の天然由来成分も配合!本来の美しい素肌へ導く新発想のスキンケアクレンジング。肌に必要なものを与えながら汚れを落とすことができる、それが“美温令(Be-Onrei)”です。肌を健康にし、素肌力を高めるためには「シンプルなケア」が大切です。1日の終わり、がんばった肌を心地よく癒やしながら、素早く汚れを落とすことができます。洗うだけで、みずみずしい潤いや透明感まで叶えたい、そんな理想を目指して生まれた当社最初の商品がホットクレンジングジェル「美温令(Be-Onrei)」です。“還元性イオン水”が肌に浸透し、負担をかけることなくメイクを落とし、天然由来成分の配合により“温める”ことで毛穴の奥から汚れを浮かしだし、ポカポカとした心地よさと血行をサポートします。また、日々のストレスまで洗い流せるような、「バラの女王」と言われるダマスクローズのうっとり上質な香りが感じることができます。きっと、至福な洗顔タイムを、ご堪能いただけると思います。■商品名に込めた想い美…本来の美しい素肌へと導く温…温めてめぐりをサポートして健やかな素肌へ令…令和の新時代に誕生した新発想のスキンケアクレンジング令和という麗しき和を築きあげる新たな時代に本物の商品を伝えていきたいという想いで開発いたしました。これからも皆様に喜んでもらえる商品を開発していきたいと考えています。今後もラインナップを増やしていく予定ですので楽しみにお待ちください。美温令(Be-Onrei) アップ■購入方法オンライン価格:初回限定3,980円(税込)→1,980円(税込)1ヶ月分※定期購入の場合のみ初回50%オフ、2回目以降25%オフ5,940円(税込)※初回お届けより30日後に定期2回目のお届け。※定期2回目以降は2本を60日周期でお届け。以下サイトより「本格毛穴ケアを50%OFFで試してみる」をクリックしてご購入ください。美温令(Be-Onrei)公式サイト: ■アンバサダー・彩凪翔さんについて【プロフィール】大阪府出身。2006年宝塚歌劇団入団。宙組公演『NEVER SAY GOODBYE』で初舞台、その後雪組に配属。'11年『仮面の男』新人公演で初主演。'13年『春雷』でバウホール公演単独初主演。在団中の主な出演作は、『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!-』(石川五ェ門役)、『るろうに剣心』(武田観柳役)、『壬生義士伝』(土方歳三役)など。作品の重要な役どころを数多く担い、'21年『fff-フォルティッシッシモ-~歓喜に歌え!~/シルクロード~盗賊と宝石~』で、自身のバウホール主演作で演じたゲーテ役を再び演じ宝塚歌劇団を退団。退団後、セルフプロデュースコンサート『Wings』を開催、また、宝塚歌劇団OGで構成された「タカラヅカ・ライブ・ネクスト」の旗揚げ公演となるミュージカルショー『アプローズ』~夢十夜~で主演をつとめたほか、写真集『SHO AYANAGI』(日本文芸社)やファーストアルバム『De mon coeur心から~彩凪翔』を発売。舞台「フランケンシュタイン-cry for the moon-」で盲目の娘アガサ役を演じ、続き、舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語 で大倶利伽羅役を演じるなど、女優として精力的に活動中。今後も8月主演の時代劇『PRINCESS TOYOTOMI』、10月には人気コミック原作の舞台「フルーツバスケット 2nd season」に出演予定。彩凪翔さん■今後の商品展開「肌を健康」にし、「素肌力を高める」ための「シンプルなケア」を目指して還元性イオン水を活用したシリーズとして、スキンケアラインを開発。通販だけではなく、プロが扱う専門店、店舗販売等通販以外でも幅広く皆様のお手元に届きますよう展開予定です。これからも、毎日のスキンケアが楽しくなるような美のお手伝いをして、一人でも多くの方々に喜んでいただけるよう、心を込めて歩んで参ります。■会社概要社名 : 三松堂株式会社所在地: 〒101-0065 東京都千代田区西神田3丁目2番1号代表者: 代表取締役 矢部 真太郎TEL : 0120-426-464 (月~金/10:00~17:00)HP : メール: info@h-b-create.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月05日音楽監督に小泉たかし振付・ステージングに名倉加代子オフィスE&N主催、和央ようか芸能生活35周年記念コンサート『YOKAWAO35e. anniversaire du monde du spectacle』が2023年10月28日(土)~10月29日(日)にイイノホール(地下鉄霞が関駅直結)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて7月20日(木)10:00よりチケット発売開始です。カンフェティにて7月20日(木)10:00よりチケット発売開始 和央ようか公式ホームページ 宝塚歌劇団宙組トップスターとして6年の長きにわたり活躍、数多くのヒット作を世に送り出した和央ようか。退団後は「シカゴ」「ドラキュラ」「ディートリッヒ」などの名作の主演として、また歌手としてもその奥行きのある歌唱が多くの人々に熱く支持されている。今年芸歴35年を迎える和央ようかが小泉たかしを音楽監督に迎え、ゴージャスな大編成バンドのサウンドに包まれて自身セレクトのナンバーをお届けする。振付、ステージングは日本、いや世界を代表する永遠の振付家、名倉加代子が担当。また、宝塚時代、フランスを舞台にした作品が多く、フランスでビジュアル撮影を敢行、会場での映像公開も予定、すべてが上質でハートウォーミングな、そして熱い公演となるだろう。公演概要和央ようか芸能生活35周年記念コンサート『YOKAWAO35e. anniversaire du monde du spectacle』公演期間:2023年10月28日(土)~10月29日(日)会場:イイノホール(地下鉄霞が関駅直結)■出演和央ようかゲスト:後日発表■スタッフ音楽監督:小泉たかし演奏:小泉たかしスペシャルバンド演出:和央ようか振付:名倉加代子ステージディレクター:齊藤憲三プロデューサー:高橋正人パリ・コーディネート:井上実香ヘアメイク:CHIHARUパリ・ヘアメイク:佐藤亜衣子撮影:井田純代PV:Berger協力:Parisienne主催:オフィスE&N■公演スケジュール10月28日(土)夜1回公演10月29日(日)昼・夜2回公演■チケット料金12,000円(全席指定)プレイガイド一般発売7月20日よりお問い合わせ アルマムジカ07012606333(平日10:00~17:00) office@almamusica.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月27日宝塚歌劇団在団中から、深く豊かな声と表現力を兼ね備えた歌の実力は、観客を圧倒するものがあった。しかし、一昨年に退団し、舞台にコンサートにと作品を重ねるごとに声に艶が増し、美しさに磨きがかかる望海風斗さんの姿を拝見していると、持って生まれた才のみならず、確かに重ねた研鑽に裏打ちされたものだということを実感する。――今年、読売演劇大賞で優秀女優賞を受賞、そして先頃、菊田一夫演劇賞の受賞も発表されました。私自身が一番驚いています。今年は初舞台を踏んで20年目の節目の年。そのタイミングに大きな賞をいただいて、ここまで頑張ってきてよかったなということと、これまで出会ってくださった方々、関わってくださった方々への感謝の気持ちでいっぱいです。――そして次の作品は、日本初演となる大作『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』です。出演が決まった時はいかがでした?じつはオーディションだったんです。宝塚を退団してあまり経っていない頃で、オーディションというもの自体が自分にとって大きな経験になるだろうという気持ちで受けたんです。でも受けたからにはやはり出たいですし、決まった時は素直に嬉しかったです。――オーディションだったんですね。宝塚でトップスターまで務められていて、オーディションを受けるってすごいですね。外の世界のことも、オーディションというものも、あまりよくわかっていなかったのがよかったんだと思います。とにかく与えられた課題をこなすことに必死でしたから。原作の映画を何度も観て、ニコール・キッドマンのサティーンを研究するんだけれど、女性を演じる自分がしっくりこないし、使ったことのない語尾にも戸惑って…。でも、おかげでオーディションまでに自分が乗り越えるべき課題がはっきりしたし、明確なゴールがあったから頑張れたとも思います。その後の女性の役に違和感なく入っていけたのは、あの経験が最初にあったからですね。――オーディションへの恐れ、みたいなものはなかったんですか?とにかくわからないことだらけなので、これが世に言うオーディションというものなんだって感覚で、当たって砕けろ精神。この世界でやっていこうと思うなら、ここをまずは乗り越えないとって。――退団当初から、舞台に軸足を置こうと思われていたんですか?そうですね。退団を決めた時は、先のことを何も考えていなかったんです。辞めてからゆっくり考えればいいやって思っていたんですよね。でもコロナ禍になり、舞台が止まって考える時間ができた時に、やっぱり舞台に立ちたいと思ったし、そこでファンの方とお会いすることが、何より好きなんだって自覚したんです。――現在の事務所の先輩は映像作品で活躍されている方が多いですが、映像より舞台だったんですね。入る前にお話しさせていただいている時から、舞台と歌はやりたいですということはお伝えしていました。その上でお世話になろうと思ったのは、自分が想像していなかったようなことにもチャレンジできると思ったからです。――ラジオ『望海風斗のサウンドイマジン』や、Spotifyで配信された『望海風斗のほろ酔いアワー』のような声のお仕事も、そのひとつなのかなと思いますが。それに関しては、思っていた以上に反響が大きくて嬉しいです。姿が見えないからこそ、楽しんでもらえるようにどうしゃべるのがいいのか、日々勉強しています。――ラジオの中で話されていて意外だったのが、退団後に結構焦りを感じていたとおっしゃっていたことでした。作品選びから、出演された舞台のクオリティまで含めて、ファンの期待以上のものを見せてくださっているだけに…。宝塚歌劇団の、入団1年目から順を追って育てていって、トップになるまでにちゃんと準備ができているシステムが、私にとってすごく居心地がよかったんだなと思いました。退団して、女性の役の経験がない状態で、この世界でずっとやられてきた方々ばかりのカンパニーの中に飛び込むわけです。準備ができてない私がちゃんと入れるのかなって、焦っていたんですね。女性を演じるには足りないものがいっぱいあるのはわかるんです。それでボイストレーニングに通っても、気持ちが焦っているから、自分は15段目くらいのことをやりたいのに、1段目から教わることにジレンマを感じてしまう。早くそこに行きたいのに、なかなか辿り着けない自分に、焦りが募った時期がありました。――でもその一方、宝塚で17年培った力を実感することもあると思いますが、とくに感じるのは?舞台をやり切る力と集中力。そして、その日のお客様のエネルギーをどう今日の芝居に活かして動かしていくかでしょうか。あと、男役の、あの照明や衣装、セットに負けないエネルギーみたいなものをバーンって瞬間的に放つ力というのは、今に活かされているんじゃないかと思います。――退団から約2年経ち、ご自身に向いているとか、好きな作品や役の方向性が見えてきた頃なのかなと思うのですが?やっぱりミュージカルが好きですけれど、その中でもお芝居がちゃんとメインである作品が好きなのかなというのは、いろいろ経験して思いました。歌うことは好きですが、役として歌うとか、ストーリーがあって紡がれる楽曲がとくに好きですし、共演者の方々と心を通わせて、お芝居をみんなで作り上げていく作業が好き。そういう意味で今回の『ムーラン~』は、やりたいこと好きなことがすべて揃っているなと思います。――とくに実感できた作品というのはありますか?どの作品も楽しかったですが、強く印象に残っているのは昨年の『Next to Normal』です。こういうことがやりたかったんだなと発見できた作品でしたし、やっていて「生きているな」と感じる瞬間が多かったです。退団して1年というタイミングに出合った作品だったのも大きかったと思います。まだ自分が何者かわからない中、初めましての方たちとたった6人で作っていかなきゃいけないという状況でしたから。――演じたのは双極性障害を患っている母親という難役でした。当時は、これが正解なのかなと思うことがいっぱいあり、本当に悩みました。それでも毎日稽古場に流れるヒリヒリとした緊張感も、キャスト全員で力を合わせていく感じも楽しかったです。『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』は、6月29日(木)~8月31日(木)、日比谷・帝国劇場にて上演(6月24~28日はプレビュー公演)。1899年のパリ、絢爛豪華なショーで観客を集めるナイトクラブ、ムーラン・ルージュ。その花形スターであるサティーンを望海さんと平原綾香さんがWキャストで演じる。東宝テレザーブ TEL:03・3201・7777のぞみ・ふうと神奈川県出身。2003年に宝塚歌劇団に入団し、花組に配属。当初から実力派の男役として知られ、’14年に雪組に組替え。’17年にトップスターに就任し絶大な人気を誇った。’21年の退団後は、『ガイズ&ドールズ』『ドリームガールズ』などミュージカルを中心に活躍。今年、読売演劇大賞優秀女優賞、菊田一夫演劇賞受賞。ジャケット¥238,700タンクトップ¥58,300パンツ¥236,500(以上ファビアナ フィリッピ/アオイ TEL:03・3239・0341)ネックレス¥65,000ピアス¥33,000パールとシルバーのリング¥62,000ゴールドリング¥39,000(以上ブランイリス トーキョー TEL:03・6434・0210)靴はスタイリスト私物※『anan』2023年6月28日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・早川和美ヘア&メイク・Yutoインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年06月23日16歳で寮に入った娘に、毎週送っていたもの(※画像は君島十和子さんオフィシャルブログより)モデル・女優として活躍後、君島誉幸さんと結婚して芸能界を引退し、2人のお嬢さんを育てながら美容家として支持を得てきた君島十和子さん。27歳になる長女の憂樹さんは宝塚歌劇団月組娘役にて蘭世惠翔の名前で活躍したのち、今年4月に退団しました。現在は実家に戻り、大学4年生の次女も一緒に、家族4人で暮らしているそうです。世界的ファッションデザイナーだった故・君島一郎さんは宝塚歌劇団のファンで、十和子さんに子どもが生まれる前から、会うたび「女の子が生まれたらタカラジェンヌに」と願っていて、十和子さんも「いいですね!」と話していたそうです。残念ながら一郎さんは憂樹さんが生まれる前に他界されましたが、憂樹さんは4~5歳の頃から宝塚の観劇に連れて行ってもらい、幼稚園の卒園アルバムには「タカラジェンヌになりたい」と書くほど、幼い頃からずっと宝塚に入ることが夢だったそうです。「義理の父の夢を娘が叶えてくれた」と十和子さんもうれしそう。16歳で宝塚音楽学校へ入学した憂樹さんは親元を離れ、寮生活に。難関を突破しての合格はうれしいことではありましたが、親子とも初めての別れに不安がないといえば嘘になります。憂樹さんが宝塚時代一番つらかったのは、このときに経験したホームシックだったそう。十和子さんも同様に感情が揺れ動き、「合格がわかってから寮に入るまで2週間しかなくて。その2週間で準備と別れの覚悟を決めなくてはいけない。わかってはいたけど、こんなに早いタイミングで別れが来るとは……」と、寂しさを感じた当時の心境を振り返りました。ただ、寮生活になっても心配は尽きません。寮での食事は基本的に自己管理だったため、十和子さんは毎週のように食事を送っていたそうですが、食品と一緒に同封していたのは、なぜか「ぬいぐるみ」。「少しでも笑顔になる娘を想像して自分を慰めていたのかな」今になって十和子さんはそう思うようになったそうですが、毎週1つぬいぐるみが届くので、憂樹さんの部屋はパンパン。1年目から2年目になる際は寮の部屋を引っ越しましたが、その時点で50~60個ぐらいのぬいぐるみがたまっていたといいます。新しい寮にはぬいぐるみが入りきらないため、仕方なく憂樹さんは実家に送り返しますが、その数はダンボール3~4個も! 十和子さんは「自分ではそんなにたくさん送った覚えがない」と言いますが、憂樹さんは「ぬいぐるみの毛のアレルギー」だということもわかり、「なんてことをしたんだろうって思った」と自分でも衝撃を受けたようです。憂樹さんが寮に入ってからの約10年間は誉幸さん、十和子さん、次女の3人での生活でしたが、この春から家族4人での生活が改めてスタート。20歳をこえてなお、母子の関係は良好なようです。次女は誉幸さんに食事の好みや性格が似ているそうで、十和子さんが「今日何食べたい?」と聞くと、父子は以心伝心のような回答をしてくるそうです。十和子さんだけ食事の好みがわかれ、「いつも多数決で負けてたけど、長女は私と似てるので、味方が帰ってきた」と、家族4人での暮らしに期待をにじませていました。
2023年06月15日7月16日(日) 東京宝塚劇場にて宝塚歌劇団雪組が上演するミュージカル・ロマン『Lilac(ライラック)の夢路』-ドロイゼン家の誇り-、ファッシネイト・レビュー『ジュエル・ド・パリ!!』-パリの宝石たち-千秋楽の模様が、全国各地の映画館にてライブ・ビューイングされることが発表された。『Lilac(ライラック)の夢路』は、イギリス産業革命の影響を受けて目まぐるしく変化する19世紀初頭のドイツを舞台にした浪漫溢れる物語。雪組新トップコンビ彩風咲奈、夢白あやがお届けする。プロイセン王国、ドロイゼン家の長兄ハインドリヒ・フォン・ドロイゼンは、5人兄弟が一丸となって、新しい産業である鉄道産業を発展させることを夢見ていた。ある日ハインドリヒは、末弟ヨーゼフから、音楽家志望のエリーゼを紹介され、勝気で利口なエリーゼと些細なことで衝突しながらも、二人は次第に惹かれ合っていく。鉄道産業の設立こそ、ドイツ諸邦の発展と統一に繋がると信じるハインドリヒに、融資銀行の思惑や国からの圧力等、様々な問題がのしかかる。しかし、それらを乗り越える時には、いつも兄弟の力があり、エリーゼの愛があった。同時上演される『ジュエル・ド・パリ!!』は、人々を魅了するパリの名所をテーマとした、ドラマティックな場面の数々で綴るレビュー作品。宝石のような煌めきを放つ、華やかなパリの夢を詰め込んだ魅惑の世界を、映画館にお届けする。<ライブ・ビューイング情報>宝塚歌劇 雪組東京宝塚劇場公演『Lilac(ライラック)の夢路』『ジュエル・ド・パリ!!』千秋楽 ライブ中継7月16日(日) 全国各地の映画館13:30 開演※開場時間は映画館によって異なります。【チケット料金】4,700円(全席指定/税込)※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料となります。【先行抽選販売】■インターネット6月3日(土) 11:00~6月19日(月) 12:00チケットはこちら:※お申込みは、おひとり様につき4枚まで。【一般発売】■インターネット・コンビニエンスストア7月8日(土) 11:00~7月14日(金) 12:00チケットはこちら:■特別電話予約7月8日(土) 11:00~7月10日(月) 18:00チケットぴあ:017-718-8161(オペレーター対応 受付時間:10:00~18:00)※特別電話予約のお支払い・発券はセブン-イレブンのみとなります。※お申込みは、おひとり様につき4枚まで。※一般発売は先着順での受付となりますので、予定枚数に達し次第受付終了となります。ライブビューイング詳細:
2023年06月05日2015年に宝塚歌劇団が日本初演を果たしたスペクタクル・ミュージカル『1789-バスティーユの恋人たち-』。フランス革命に翻弄される若者たちの生き様を、軽快なロックナンバーに乗せて紡ぎ話題となった本作が、8年の時を経て星組で再演される。初演を観て「衝撃を受けた」というトップスター・礼真琴。今回上演するにあたり、作品とどう向き合っているのか、稽古中の礼に、今作にかける思いを聞いた。星組生が一丸となって届けるエネルギー1780年代後半のフランスでは、栄華を極めたブルボン王朝の支配に陰りが見え始め、重税に喘ぐ民衆らによる暴動が頻発していた。官憲に理不尽に父親を銃殺され、土地を奪われたロナンは、父の敵を討つことを心に誓いパリへ。そこで革命家のデムーラン、ロベスピエールらの思想に触れ、新しい時代の到来に希望を託すようになっていく……。『1789-バスティーユの恋人たち-』(C)宝塚歌劇団Photographer/LESLIE KEE(SIGNO)礼が演じる主人公ロナンは、名もなき民衆のひとりだ。「歴史に名が残る実在の人物が数多く出てくる中で、ロナン・マズリエは架空の人物で、当時の階級の底辺にあたる農民という立場の青年。そんな彼が、革命家の3人に、頼りにしてもらえる存在にまでなる。他の人にはない行動力と覚悟みたいなものが備わっているのかなと思います。命をかけて行動すれば、これだけ歴史を動かすことができるんだと、自分自身もロナンから勇気をいただきながら作っています。民衆たちの持つ“底力”を大切に、演じていきたいと思います」。圧倒的な歌唱力でも観客を惹きつける礼だが、今作ではフレンチ・ロックの難しさに苦戦中だという。「歌劇団において、やはり歌の力は大きな要素だと思いますので、毎回、歌に対しては苦戦しながら向き合っています。その中でも、フレンチ・ロックミュージカルの音楽はより難しく、クラシックを学んできた私たちにとって、すごく大きな壁になっていますが、ロックの鼓動や力強さにワクワクしています。全員がロックを感じないと表現できないナンバーばかりなので、海外のロックを聴いて参考にしたり、本当にみんなで苦戦しながら挑んでいます」。大ナンバーも多く、星組生のパワーを感じる集団の場面もたくさん。「星組は、良くも悪くも勢いなところがあるので(笑)。星組にしか出せない勢いを、民衆のパワーに代えて表現できれば。大勢で魅せる力は大切にしたいと思います」。今上演する意味のあるものをトップ娘役・舞空瞳が演じるオランプとの恋模様も見どころのひとつ。ロナンは王太子の養育係であるオランプと運命的な出会いを果たし、惹かれ合うが、対立する立場であるだけに、その恋は波乱に満ちたものに……。「娘役らしく、1歩下がって男役に寄り添うというイメージとは全然違う役。ロナンもオランプも、頑固で意思が強いところが似ているからこそぶつかり合う。なこちゃん(舞空)にも、遠慮せずにぶつかってきてほしいと伝えています。今回、オランプとの関係性もより深く描かれていると思いますので、トップコンビでこの関係性を演じる以上は、もっともっと掘り下げていきたいと思っています」。今作をもって同期の瀬央ゆりあが専科へ異動、娘役の有沙瞳が退団する。長く一緒に過ごしてきたからこそ、彼女たちへの思いも強い。「瀬央さんとは予科生の頃からずっと一緒に過ごしてきているので、まだ離ればなれになる実感がないです。今回、彼女が演じるアルトワ伯とはほとんど関わりがないのですが、「私は神だ」と歌う場面でだけ、絡むことができます。この場面、フランス版も東宝版もロナンは出演していないのですが、宝塚版ではロナンがそのナンバーに登場していて、最後に絡むことができて良かったです。有沙も下級生の頃からいろんな作品で組ませてもらって、芝居も歌も、心の部分でたくさん動かしてくれていました。本当に素晴らしい役者さんだと思うので、今回演じるマリー・アントワネットも壮絶な人生ですが、最後まで見守れたらと思っています」。宝塚歌劇では8年ぶりの上演となる今作。その間、コロナ禍も経験し「今だからこそ、届けられるものを」と意気込む。「宝塚歌劇も少しずついろんなものが戻りつつある中で、正直、戻ってうれしい気持ちと戻っていいのだろうかと、戸惑う部分もあって。おそらく皆さんそうだと思うのですが、その中で、お客様が今回の『1789』をご覧になったときに、コロナ禍を経験したからこそ、勇気を受け取っていただいたり、1歩前に進むことの大切さを感じていただけるのではと。そのためにも、実際にあったこの革命の物語を、今の宝塚歌劇で上演する意味を深く考えながらお客様にお届けしたいと思います」。大階段を使ったフィナーレでは、「ロナンとオランプがそのまま出てきたかのような演出」に期待を。礼真琴を中心に、今の星組が『1789』で届けるエネルギー、しかと受け止めてほしい。取材・文:黒石悦子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★礼真琴さんのサイン色紙を抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>宝塚歌劇団星組『1789-バスティーユの恋人たち-』【兵庫公演】2023年6月2日(金)~2023年7月2日(日)会場:宝塚大劇場【東京公演】2023年7月22日(土)~2023年8月27日(日)会場:東京宝塚劇場
2023年06月02日元宝塚歌劇団花組トップスターで、現在は舞台・映像などで幅広く活躍する明日海りお。彼女の芸歴20周年を記念したアニバーサリーコンサート『ヴォイス・イン・ブルー』に、豪華ミュージカルスターのゲスト出演が決定した。明日海の20周年を祝うべく駆けつけるのは、井上芳雄(9月15日)、浦井健治(16日昼)、上原理生(16日夜)、平方元基(17日)、田代万里生(18日昼)、蘭乃はな&花乃まりあ&仙名彩世&華優希(19日)、山崎育三郎(22日)、古川雄大(23日夜)、凪七瑠海(宝塚歌劇団/24日)。錚々たる顔ぶれで、まさにミュージカル界のスター総集結といった趣だ(18日夜・23日昼のみゲストなし)。井上、浦井、田代は『ガイズ&ドールズ』、上原は『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』、平方は『マドモアゼル・モーツァルト』でそれぞれ明日海と共演しており、当時の感動が蘇るようなセッションに期待が高まる。また山崎、古川とは彼らのコンサートでタッグを組んでおり、新たな化学変化が楽しみだ。また蘭乃&花乃&仙名&華は、明日海が宝塚歌劇団でトップコンビを組んだ元相手役たちで、ファン待望の、垂涎の顔合わせ。百花繚乱の共演で、東京公演千秋楽を華やかに盛り上げてくれることだろう。そして見逃せないのが、明日海の同期生であり、宝塚歌劇団専科として活躍する凪七瑠海の出演。同歌劇団の現役スターがOGのソロコンサートに出演するのは史上初ということで、大千秋楽にふさわしいスペシャルな一日となりそうだ。演出は、明日海主演の『マドモアゼル・モーツァルト』のほか、数々のミュージカルやコンサートを手掛ける小林香。新たに解禁されたキービジュアルには、柔らかな微笑みを浮かべるドレス姿の明日海と、ハンサムな雰囲気を漂わせるスーツ姿の明日海、両者が鏡写しのように配されており、彼女の多面的な魅力がたっぷりと詰まったコンサートとなりそうだ。東京公演は9月15日(金)~9月19日(火)東京国際フォーラム ホールC、大阪公演は9月22日(金)~9月24日(日)梅田芸術劇場メインホール。前売開始はそれぞれ、8月5日(土)、8月12日(土)が予定されており、激戦必至となりそうだ。【公演概要】20thAnniversary Rio Asumi sings dramas『ヴォイス・イン・ブルー』構成・演出:小林香出演者:明日海りお日替わりゲスト(出演日順)東京:井上芳雄浦井健治上原理生平方元基田代万里生蘭乃はな花乃まりあ仙名彩世華優希大阪:山崎育三郎古川雄大凪七瑠海(宝塚歌劇団)公演日程:<東京公演>東京国際フォーラムホールC2023年9月15日(金)~19日(火)<大阪公演>梅田芸術劇場メインホール2023年9月22日(金)~24日(日)チケット:<東京公演>12,000円(全席指定・税込)一般発売:8月5日(土)チケット取り扱い:●梅田芸術劇場ネット会員 ●梅田芸術劇場オンラインチケット ●イープラス <大阪公演>S席12,000円、A席7,500円(全席指定・税込)一般発売:8月12日(土)チケット取り扱い:●梅田芸術劇場ネット会員 ●梅田芸術劇場オンラインチケット ●イープラス ●チケットぴあ 公式サイト: 公演に関するお問い合わせ:<東京公演>DISK GARAGE <大阪公演>梅田芸術劇場 06-6377-3800(10:00~18:00)企画・制作・主催:研音/梅田芸術劇場 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月29日豊富な舞台経験を持つ宝塚歌劇団卒業生の活動を後押しし、オリジナル公演の企画制作に取り組んでいるタカラヅカ・ライブ・ネクスト。初のコラボ企画となる『2STEP』は、BTSやSixTONESなど多くの著名アーティストへの振付やMV出演で活躍する「GANMI」と、宝塚歌劇OGとの共演が話題だ。5月26日(金) の初日を前に、ピンと張り詰めた空気とりラックスした笑い声とが響く稽古場で、宇月颯と綾凰華、飛龍つかさに心境を聞いた。“ダンスの違い”が面白くて――まずは、GANMIさんと過ごされているお稽古場の様子はいかがですか。宇月私は退団してから5年経っているので、男性ダンサーさんとの共演も少なくないのですが、今回は予想以上の“ダンスの違い”に驚いています。タカラヅカやミュージカルの楽曲と、GANMIさんたちが普段踊っている音楽とは異なることは知っていたものの、音への向き合い方やどう表現するかのプロセスがこんなにも違うんだな、と面白くて。宇月颯綾すごく貴重な経験ですよね。私はタカラヅカを卒業してちょうど1年なんですが、これまで何作か出させていただく中で、外部の公演って本当に“一期一会”なんだなと実感していて。国内外で活躍されているGANMIさんとご一緒できる機会なんてまさに一生に一度かもしれないので、この時間を大切にと思って過ごしています。飛龍私は昨年の9月に宝塚を退団して、卒業後の舞台自体が2作目。俳優としてはもちろん、自分らしいダンスというのも模索中なので、毎日が新鮮です。お稽古場では『右を見ても左を見てもすごい方たちばかりだ!』と思いながら、GANMIさんのことを隙あらば見て観察しています(笑)。――観る側を惹きつけるエモーショナルなダンスに定評がある3人。GANMIさんも観客をグッと引き込む表現力が人気で、ジャンルの違いはあれど、そこまで“違い”を感じられていることが意外でした。綾GANMIさんって、ダンス自体にメンバーの方たちの人生がにじみ出ているところが本当に魅力的なんです。私も最近、改めてダンスってすごくいいものだなと感じていて、心が動くから踊る、楽しいから踊るっていう感覚をお客様とも共有したいと思うようになっているので、GANMIさんならではの表現をどんどん取り入れていきたいです。綾凰華飛龍同じダンスといっても、本当にいろいろな表現があるんだなって感じるよね。中でもGANMIさんはメンバー11人のダンスがピタリと揃うと同時に、それぞれが個性的。もちろん、タカラヅカの男役のダンスも独自に発展してきた魅力があると思うので、どのジャンルにも属さない両者が同じ稽古場にいるというのは、ある意味、奇跡といえるのでは? なんて思っています(笑)。宇月今回の振付はGANMIさんで、構成・演出もGANMIのSotaさん。あやなちゃん(綾)が言っていた通り、人生を表すものとして踊ってきたGANMIさんの感性は、すぐに私たちが取り入れられるほど簡単なものではないと思うのですが、こういう表情で踊るんだとか、ちょっとしたポイントをぜひ吸収させてもらえればと。同時に、両者である程度は違いがあるほうが面白いと思うので、そのさじ加減は考えつつ、コラボレーションならではの面白さをお届けしたいですね。会場一体となって楽しむ作品――タカラヅカでは綾さんと飛龍さんが同期で、宇月さんが8年先輩という間柄。今回はダンスアクトということで、“ダンサー”としてのお互いの印象はいかがですか。宇月つーちゃん(飛龍)は普段から明るいキャラクターで、ダンスから発するエネルギーも明るくてアツいのがいいなって。今回もその魅力が大いに発揮されると思います。あやなちゃんとは、ほぼ初めましてなんですが、踊っているときのやわらかい空気感は、退団してすぐの元男役さんとは思えないほど。でも歌い始めるとやっぱり男役の名残りがあって(笑)。私も覚えがあるんですが、その過渡期のアンバランスさって、実は今だけの魅力。その個性が活きる舞台になるんじゃないかなって思います。飛龍としさん(宇月)は在団中、『としさんみたいに踊りたい』っていう男役の下級生がたくさんいて、私もそのひとり。『ああいう角度だとさらにステキに見えるんだ』なんて研究しまくっていたので、今は憧れのとしさんを間近で見られるのが幸せすぎて……。宇月・綾(大笑)。飛龍あやなは宝塚音楽学校の頃から、ダンスの授業で皆がお手本にしていた存在。入団してもやわらかさや繊細さはそのままに、男役としてどんどんかっこよくなっていったので、今のお稽古場でもやっぱりお手本にしています。飛龍つかさ宇月そう考えると、この3人って個性が見事にバラバラなんだね。綾本当ですね。私もとしさんのことは、下級生の頃に月組さんを観に行った時、男役の総踊りのところで目が吸い寄せられる方がいる! と思ったら、としさんだったんです。終演後に楽屋で同期に「としさんがステキだった」と言ったら、「そうでしょう?」と自慢げに言われて(笑)。まさか退団後にご一緒できるとは思わなかったので、本当に光栄です。つーちゃんは、たしかに私とは対照的なのですが、私にはない“アツさ”を持っている人。実はすごく影響を与えてくれていて。飛龍そうなんだ?。綾そうだよ(笑)。私は皆で作り上げる“舞台”がすごく好きで、「私はこうするんです」というアツい気持ちと、「あなたのそれ、私とは違うけどすごくいいね」という、相手を認めつつのぶつかり合いというか、セッションが好きなんですね。つーちゃんの存在って、そういうふうに周りの輪を広げてくれるところがいいなって思いながら見てるんです。――最後に、それぞれが思う本作の見どころをお願いします。飛龍個人的には全員でハット(ソフト帽)をかぶってかっこよく踊る、テンポの速いナンバーがお気に入り。まさにタカラヅカのダンスとGANMIさんのダンスの融合といった感じで、それぞれがそれぞれの“かっこいい”を追求しているので、本番はどこまでいってしまうのか楽しみ。私も負けないように頑張ります!綾ナンバーはどれもオススメなので決められないくらいなのですがひと言でいうと、「お客様参加型ですよ」ということ。会場一体となって楽しむ作品になっています。GANMIさんのファンも宝塚歌劇のファンも、お互い初めて見るようなダンスがあるかもしれませんが、きっと観たらわくわくどきどきして、必ず楽しんでいただけると思います。観終わったあと、楽しかった、私も踊りたいと思っていただけるくらい大切に頑張りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。好きになるはずと思うので、楽しみにいらしてください。宇月今回、オリジナル曲で『2STEP』という曲を作っていただいて、それが宝塚歌劇のショーでいう“主題歌”のようになってるんです。初のコラボということで、お客様は「どういうステージになるのかな?」と思って来られると思うのですが、お客様と一緒に盛り上がれる曲になっていますので、ぜひ肩の力を抜いて楽しんでいただければと思っています。取材・文:藤野さくら撮影:源賀津己GANMI×宝塚歌劇 OG DANCE LIVE『2STEP』チケット情報
2023年05月26日6月11日(日) に東京宝塚劇場で上演される宝塚歌劇団 宙組トップスター 真風涼帆の退団公演『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』千秋楽の模様が、全国の映画館でライブ・ビューイングされる。脚本・演出を小池修一郎が手がける『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』は、華麗なるカジノを舞台に密かにめぐらされる陰謀と策略を描いた作品で、同日をもって退団する宙組トップコンビ真風涼帆と潤花のラストステージ。クールでソリッドな真風涼帆が、ジェームズ・ボンドに扮し活躍する、宝塚歌劇ならではのゴージャスでロマンチックなミュージカルとなっている。ライブ中継では、「真風涼帆ラストデイ」と題し行われる千秋楽公演はもちろん、サヨナラショー、退団者挨拶まで余すことなく届けられる。チケットは先行抽選販売を5月8日(月) まで実施中。<イベント情報>宝塚歌劇 宙組東京宝塚劇場公演千秋楽「真風涼帆ラストデイ」ライブ中継6月11日(日) 13:30開演会場:全国各地の映画館【チケット料金】4,700円(全席指定/税込)※来場者特典「メモリアルチケット」付き※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料となります。※来場者特典は、ご鑑賞になる映画館にてライブ中継当日に限りお渡しいたします(実施日以外のお渡しはいたしかねます)。※おひとり様につき1枚のお渡しとなります。■先行抽選販売:受付中~5月8日(月) 12:00■一般発売:6月3日(土) 11:00~6月9日(金) 12:00詳細はこちら:
2023年04月27日~演出:宝塚歌劇団出身 謝珠栄/出演:坂元健児、友石竜也、柳瀬亮輔~淡路島の「青海波-SEIKAIHA-」内にある劇場「波乗亭」では、2020年劇場オープンの杮落しで公演したミュージカル『淡路の月に誓う』を約3年ぶりに7月1日(土)より再演いたします。前売り券の販売を5月1日(月)より開始いたします。ミュージカル『淡路の月に誓う』は、宝塚歌劇団出身で同劇団や劇団四季の演出等を手掛ける、日本を代表する演出振付家の謝珠栄氏が作・演出・振付を担当。劇団四季「ライオンキング」初代シンバ役を演じた坂本健児氏、劇団四季入団1年目にシンバ役を射止め通算1200回出演した友石竜也氏、音楽座や坊ちゃん劇場など数々の団体、作品で主演を務めた柳瀬亮輔氏らをゲストに迎え、淡路島に古くから伝わる「松王丸伝説」を題材にした“平清盛の夢を叶えるため命をかけた武士たちの青春群像劇”をオリジナルストーリーで演じます。播磨灘の絶景を臨む劇場「波乗亭」で、古来の日本を支えた若者たちの人生を描く、感動のミュージカルをお楽しみ下さい。■ミュージカル『淡路の月に誓う』公演概要期間:2023年7月1日(土)~8月27日(日)14:00開演(13:30開場)会場:劇場&ソーシャルディスタンスレストラン「青海波 -SEIKAIHA-」内の劇場「波乗亭」(兵庫県淡路市野島大川70)内容:兵庫県淡路島に古くから伝わる「松王丸伝説」を題材にした“平清盛の夢を叶えるために命をかけた武士たちの青春群像劇”をオリジナルストーリーで演出<あらすじ>淡路島、絵島の上で誓った、平清盛が描く新都。それは宋国との交易によって富を得、皇族貴族ではなく武士たちの力で、福原(現在の神戸市)の地に都を築くというものだった。壮大な構想に魅せられ胸を躍らす、名もなき兵庫の見習い武士たち。彼らは、新都に不可欠な大輪田泊(現在の神戸港)の完成に挑む。ところが、“ちぬの海(現在の大阪湾)” の波は速く、海の竜神が暴れ狂い、埋め立てた堤防を流し去ってしまう。淡路島と神戸を舞台に、清盛の夢を実現しようと、多くの犠牲を出しながらも進み続ける、不動丸率いる見習い武士と淡路の水軍衆。そして、松王丸に運命の時が近づく・・演出:謝 珠栄氏(しゃ たまえ)57期生として宝塚歌劇団に首席入団。退団後はアメリカに留学。帰国後、斬新な振付で劇団四季・宝塚歌劇団・東宝などのミュージカルや映画・TVの各分野で幅広く活躍し、 1990年より本格的に演出家へと転向する。1985年にTSミュージカルファンデーションを設立。以後演出、振付、企画でオリジナル作品を作り続け、芸術選奨文部大臣新人賞、読売演劇大賞はじめ多数の受賞歴を持つ。キャスト:坂本 健児氏(さかもと けんじ)宮崎県出身。劇団四季では「ライオンキング」初代シンバ役として、人気を博し、退団後はその歌唱力と類いな身体能力を活かし、「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」「ルドルフ・ザ・ラストキス」を始め数多くのミュージカルに出演。定期的にライブも開催しており、2016年には乃木坂46の楽曲『命の真実』で当時のメンバー生田絵梨花とデュエットでLIVEにも参加、話題を集める。友石 竜也氏(ともいし たつや)兵庫県出身。劇団四季入団1年目に『ライオンキング』シンバ役を射止め通算1200回出演。『アイーダ』ラダメス役のほか、『リトルマーメイド』にも出演。退団後は『グランドホテル』『キンキーブーツ』『チキチキバンバン』『FLAGLIA THE MUSICAL』『ガイズ&ドールズ』などに出演。淡路島では『淡路七福神録』で恵比須役を演じる。『代々木アニメーション学院 銀河劇場アカデミー』特別講師。柳瀬 亮輔氏(やなせ りょうすけ)東京都出身。アメリカの大学を中退後、マリアートスタジオ(玉野和紀氏)にてダンスを始める。劇団扉座(横内謙介氏)、Steps(横山由和氏)を経て、現在フリー。Stepsを始め、音楽座、わらび座、坊ちゃん劇場、ミュージカル座などオリジナルミュージカルを作る数々の団体で主演を重ねている。2016年からは劇団四季への客演も始まり、「CATS」札幌公演(マンゴジェリー役)、「リトルマーメイド」に出演。料金:前売券/一般 3,000円大学生・専門 1,500円小中高生 500円(税込)通常券/一般 3,500円大学生・専門 2,000円小中高生 500円(税込)※前売券販売期間7月公演/5月1日(月)~6月30日(金)8月公演/5月1日(月)~7月31日(月)チケット:Teket(テケト)、チケットぴあ、イープラス、青海波HPにて販売お問合せ:0799-70-9020ミュージカル「淡路の月に誓う」再演決定! | 青海波 -SEIKAIHA- |劇場&レストラン|淡路島西海岸 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月25日宝塚歌劇団花組トップスターとして不動の人気を誇り、現在は女優として幅広く活躍する明日海りお。彼女が2003年の宝塚歌劇団入団から20年を迎える今年、東京・大阪にて記念コンサートを開催することが決定した。華やかな舞台姿と、演技力を筆頭とする確かな実力で早くから注目を集め、2014年に花組トップスターに就任。5年半に及ぶトップ時代には、大ヒット作『エリザベート―愛と死の輪舞(ロンド)―』、名作漫画初の舞台化となった『ポーの一族』などの話題作に主演し、宝塚歌劇を代表する一人として、その人気を牽引した。2019年の退団後は『マドモアゼル モーツァルト』『ガイズ&ドールズ』などの舞台のみならず、連続テレビ小説「おちょやん」など映像でも活躍。2023年も、話題を呼んだ1月期のドラマ「大病院占拠」出演に続き、日本初演のミュージカル『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』、音楽劇『精霊の守り人』と注目作の主演が控えている。記念コンサートのタイトルは、20th Anniversary Rio Asumi sings dramas『ヴォイス・イン・ブルー』。冠言葉の“sings dramas”は、明日海の繊細かつ熱い芝居心を生かした内容を予感させるが、その通り、過去作のナンバーから新たなミュージカル楽曲まで、盛りだくさんの内容を予定しているという。タイトルにも自身の好きな色“青”を取り入れており、過去・現在・未来の“明日海りお”を余すことなく見せてくれる、珠玉のコンサートとなりそうだ。9月、東京国際フォーラム ホールC、梅田芸術劇場メインホールにて開催。詳細は続報を楽しみに待とう。明日海りおコメントこの度、初舞台から20周年を記念してコンサートをさせていただく事になりました。日頃からずっと胸の内にある、「役者だからこその歌を歌いたい」「一曲の中でもその人として生きる時間を味わいたい」という、理想であり我儘のようでもある信念をsings dramasというタイトルに込めました。昔から応援してくださっている皆様にも、新たに興味を持って下さった方にもお楽しみいただけるような、良い作品をお届けできるよう、心を込めて取り組んで参ります。ぜひ劇場にお越し下さい!20thAnniversaryRio Asumi sings dramas 『ヴォイス・イン・ブルー』出演:明日海りお日程:2023年9月会場:<東京公演>東京国際フォーラム ホールC<大阪公演>梅田芸術劇場メインホール公式サイト: 公演に関するお問い合わせ:<東京公演>DISK GARAGE <大阪公演>梅田芸術劇場 06-6377-3800(10:00~18:00)企画制作主催:研音/梅田芸術劇場※詳細は後日発表致します。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月22日宝塚歌劇団雪組の新作公演『Lilac(ライラック)の夢路』-ドロイゼン家の誇り-、レビュー『ジュエル・ド・パリ!!』-パリの宝石たち-が、兵庫・宝塚大劇場にて開幕する。トップ娘役に夢白あやを迎えての新トップコンビ大劇場お披露目公演で、第109期生の初舞台公演でもある今作。稽古中のトップスター・彩風咲奈に、公演に向けての思いを聞いた。鉄道産業の成功を夢見て、真っ直ぐ突き進む新トップ娘役・夢白あやを迎えての大劇場公演。その第一作となる今作の舞台は、イギリス産業革命の影響を受けて目まぐるしく変化する19世紀初頭のドイツ。彩風は、騎士道精神を受け継ぐドロイゼン家5人兄弟の長兄で、鉄道産業を発展させることを夢見る青年ハインドリヒを演じる。「ポスターのビジュアルから、ゆめゆめしいお話をご想像される方も多いかもしれませんが、今回のお話は、宝塚らしい恋愛模様もありつつ、軸となるのは、5人兄弟が「鉄道を作る」という夢を叶えていくこと。ハインドリヒは、向こう見ずで、ひたすら、鉄道産業を成功させることに真っ直ぐ突き進んでいる人。その中で、兄弟たち、鉄道産業を通して出会う人たち、夢白演じるエリーゼなど、いろんな人たちとの交流によって、ハインドリヒが少しずつ成長していく姿が描かれます。真っ直ぐ突き進むことで見逃がしてしまった思いとか、忘れていた小さな気持ちとか。演じていてもふと気付かされることがあります」。『Lilac(ライラック)の夢路』-ドロイゼン家の誇り-(c)宝塚歌劇団彩風が役作りの参考にしているのは、作・演出・振付を手掛ける謝珠栄。その稽古場での姿が、ハインドリヒの理想像だと話す。「ハインドリヒは、鉄道を作るために、次々と周りを巻き込みながら進んでいく。稽古場では、謝先生がものすごいスピードでお芝居と振付を同時進行しながら情熱を持って次々といろんなことを提示してくださっていて、まさにハインドリヒのよう。役の理想像として、先生のお姿を参考にさせていただいています」。パリをテーマにした美しいレビュー。109期初舞台生もお披露目!第2幕は、パリの名所をテーマにしたドラマチックなレビュー作品。「パリと宝塚が融合したような」華やかなステージに仕上がっているという。「全体を通して、宝塚らしいレビューになっていると思います。近年、雪組はダンシングショーのような作品が多かったのですが、今作では、プロローグから大階段を使用していて、男役は黒燕尾にシルクハット、娘役さんはムーランルージュのようなドレスを着て踊ります。宝塚の男役ならやってみたかったと思うような、優雅で美しい男役の姿を表現できるプロローグになっています。主題歌も、おそらく一度聴いただけで覚えていただけるのではと思います」。さらに、本公演で第109期初舞台生がお披露目する。「集合日に初舞台生と対面して、自分たちもここから始まったんだと改めて感じました。ロケット(ラインダンス)を観るのが本当に楽しみです。今回の『Lilacの夢路』が、「みんなで協力してひとつのものを作る」、「これから先に向かっていく」というのがテーマなので、初舞台生にとっても、心に残る作品になってもらえたらうれしいですね」。組のトップスターとして、「最高に美しくいいものをお届けしたい」という思いを常に持つ。トップ娘役に就任した夢白ともその思いを共有し、日々研鑽を重ねている。「(夢白)あやちゃんは、すごく明るくて、度胸があって。学年差はありますが、それを感じさせないくらいいつも体当たりでぶつかってきてくれる。稽古場ではとことんふたりで話し合って、実践して、修正していくことを繰り返しています。何よりも、雪組の作品を一番いいものにしたい、最高のものにしたい、そのためにふたりで頑張っていこうという気持ちをしっかり共有して進んでいきたいです」。取材・文:黒石悦子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★彩風咲奈さんのサイン色紙を抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>宝塚歌劇団雪組『Lilac(ライラック)の夢路』-ドロイゼン家の誇り-/ファッシネイト・レビュー『ジュエル・ド・パリ!!』-パリの宝石たち-【兵庫公演】2023年4月22日(土)〜5月28日(日)会場:宝塚大劇場【東京公演】2023年6月17日(土)〜7月16日(日)会場:東京宝塚劇場
2023年04月22日宝塚歌劇団宙組のトップコンビ、真風涼帆・潤花の退団公演となる『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』が3月11日、兵庫・宝塚大劇場にて開幕した。イアン・フレミングの小説『007/カジノ・ロワイヤル』をもとに、脚本・演出の小池修一郎が宝塚歌劇版としてアレンジした今作。トップ娘役・潤花が演じるのは、ロマノフ家の末裔のひとりで大学院生のデルフィーヌ。「生きていてとても気持ちいい」という今回の役、そして作品の見どころについて、語ってくれた。演じる役は「生きていて気持ちのいい女性」華麗なるカジノを舞台に、密かにめぐらされる陰謀と策略を描いた『カジノ・ロワイヤル』。コードネーム「007」を持つイギリスの秘密情報部員ジェームズ・ボンドに、ル・シッフルと呼ばれるソ連のスパイを倒すよう指令が下される。そんな中、デルフィーヌが相続した財産を狙うル・シッフル。ボンドはデルフィーヌと関わりを持ち始める…。デルフィーヌは原作にはないオリジナルのキャラクターだ。「小池先生の作品には、意思の強い、行動力のある女性が描かれている印象がありますが、今回はより、生きていて気持ちのいいくらい、一生懸命に行動していく女性だと感じています。ロマノフ家の末裔という立場があるからこそ、自分にできることをがむしゃらに頑張っている。こういう女性って素敵だなとすごく思えるお役なので、しっかり作っていきたいです」。役を作るときは稽古場での真風とのコミュニケーションが大きなカギとなるという。「いつも稽古場では時間があればお話をしてくださいます。今回もかなりの時間を一緒に過ごさせていただいていて、ゆりかさん(真風)からいただくお言葉で、役の道が開けていっています」。役や作品との向き合い方も、真風と出会うことで変化していった。「私もデルフィーヌのように、こうと思ったら突っ走ってしまうところがあるのですが、ゆりかさんと出会ってから、“ただただ頑張っても、見えているところが狭くなっちゃうよ”と教えていただいて、公演ごとに自分の頑張り方を変えていきました。今も変わらずお稽古での濃い時間は必要ですが、周りが見えなくなるほどがむしゃらにというのは、段々となくなってきたと思います」。2021年にトップ娘役に就任。『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』で初めて相手役を務めたときの真風の言葉が印象深く残っているという。「相手役としてずっと一緒に作品を作っていくにあたって一番大切にしてほしいことは、人と人として向き合うということ。ゆりかさんは上級生で私は下級生という関係性ではありますが、ありのままでぶつかってきてほしいと言っていただき、感動しました。これから作品の中で一緒に生きていく時間は、すごく価値のあるものになるだろうなと、そのときにすごく感じました」。「ひっくり返るほど素敵」な真風涼帆のジェームズ・ボンド真風が演じるジェームズ・ボンドの印象を尋ねると「皆さん、観ていただいたら椅子ごとひっくり返ると思います。それくらい、おかしいほど素敵。原作を好きな方も、宝塚をご存じない方も、きっとゆりかさんが演じられるボンドのファンになられるんじゃないかなと。セリフを言うところも、歌われるところも、ひとつひとつの仕草がゆりかさんボンドとして仕上がっていて。銃やハットなどの小道具の使いこなしも、たくさんの大好きポイントを見つけられるんじゃないかなと思うので、楽しみにしていただきたいです」。2016年に入団し、雪組に配属。2020年に宙組へ組替えとなった潤。この約7年の宝塚生活で「出会いの奇跡をすごく感じた」と話す。「この世界に入らなければと出会えなかった方々がたくさんいて。雪組の皆さんも、宙組の皆さんも、先生方やスタッフの方々も、いろんな方々との出会いの奇跡を思うと、毎日幸せを感じます」。そんな奇跡を感じながら、最後の公演に向けて「最後の最後まで、宙組の皆さんと一緒に熱量を持って進んでいきたい」と力を込める。その姿を劇場で見届けたい。取材・文:黒石悦子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★潤花さんのサイン色紙を抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>宝塚歌劇団宙組アクション・ロマネスク『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』【兵庫公演】2023年3月11日(土)~2023年4月17日(月)会場:宝塚大劇場【東京公演】2023年5月6日(土)~2023年6月11日(日)会場:東京宝塚劇場
2023年03月18日扇千景さんが食道胃接合部がんのため亡くなったと3月13日に発表された。89歳だった。もともと宝塚歌劇団の女優だった扇さんは、’77年に自民党から参議院議員選挙に出馬し初当選を果たした。その後、保守党の党首や国土交通大臣などを歴任し、’04年には女性初の参議院議長に就任。そして’07年に政界を引退した。女優に政治家にと自身の道を邁進した扇さんだったが、プライベートでは人間国宝の歌舞伎俳優・坂田藤十郎さん(享年88)の妻でもあった。2人は’55年公開の映画『海の小扇太』での共演がきっかけとなり、’57年に結婚した。「『夫に“ガスを消せ”と言ったら火事が起こるかも』と扇さんが冗談で言うほど、藤十郎さんは家事を全くしませんでした。その分、家のことは全て扇さんが任されていました。扇さんは議員のときでも、藤十郎さんの地方公演の際には宿泊先のホテルに行き、藤十郎さんの肌着を着る順番に並べたり、次の日に着る和服の準備をしたりしていたといいます。襲名披露公演の際にも国会が始まる前に毎日必ず楽屋に顔を出して、知っているお客たちにきちんと挨拶。そのため藤十郎さんは『立派に梨園の妻をしている』と讃えていました」(全国紙記者)そんな扇さんといえば、“肝っ玉ぶり”が話題になったことも。’02年、藤十郎さんと京都の舞妓との“51歳差不倫”が『FRIDAY』によって報じられたものの、当時国交相だった扇さんは「モテない男を主人に持ちたくない」とコメント。また“お相手”についても「本当にいい娘」と褒めるほどの余裕を見せていた。「“肝っ玉ぶり”を見せたのは、藤十郎さんが絶えず扇さんに愛情表現をしていたからかもしれませんね。藤十郎さんはいつも扇さんに『好きだ』といい、扇さんを怒ることもほとんどなかったそうですから。それに2人はお風呂に入るのも一緒。長男の中村鴈治郎さん(64)と次男の中村扇雀さん(62)も『お似合いの夫婦』と思っていたそうです。’16年、扇さんは乳がんが発覚しました。1週間入院しましたが、その間、藤十郎さんは毎日病院に寝泊まりし、病室から歌舞伎座に通っていたそうです。頼りがいのある姿から、『生まれ変わってもまたこの人の妻になりたい』と扇さんは思ったといいます」(前出・全国紙記者)■銀行から2億円を借金…夫婦で苦難を乗り越える’20年11月、藤十郎さんが老衰で逝去。当時、扇さんは取材陣に対して「『お疲れさまでした』と声をかけたい。私と縁があって63年。互いに一緒にいられたことが幸せでした」と語っていた。また’21年2月の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)では「30年間、国会議員で主人のことをゆっくりみてあげるような暇もなかった」と夫婦生活を回想し、「国会議員を辞めてからは、べったり10年間“新婚”でした。それが余計、胸につかえてね……」と、涙を流しながら話していた。「もともと2人は長男の鴈治郎さんを授かったことで結婚しました。当初、藤十郎さんのお母さんと一緒に京都で暮らしていましたが、その後、銀行から2億円を借りて一家は渋谷で暮らすことに。以降、藤十郎さんは仕事に精を出し、扇さんも女優復帰。2人は夜も寝ないで働いたといいます。苦難を共に乗り越えたからこそ、63年もの間、強く結びついていたのでしょう」(スポーツ紙記者)藤十郎さんの元へと旅立った扇さん。久しぶりの“夫婦の再会”を楽しんでいることだろう――。
2023年03月14日宝塚歌劇団宙組トップスター・真風涼帆の退団公演となる『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』が3月11日(土)、兵庫・宝塚大劇場にて開幕する。2017年にトップに就任し、圧倒的な“華”と、クールな大人の男の色気で観る者を惹きつけてきた真風。彼女が最後に挑む役は、映画『007』でも有名なジェームズ・ボンドだ。退団公演の感慨にふける間もなく、「今は作品に没頭している」と語る真風に、今作への思いを聞いた。人間的な魅力を持ったジェームズ・ボンド小池修一郎が脚本・演出を手掛ける今作は、イアン・フレミングのスパイ小説『007/カジノ・ロワイヤル』をベースにした物語。一般的にも映画の印象が強い作品ではあるが、原作小説を読んだ真風は「繊細な描写がすごく面白い」と話す。「ジェームズ・ボンドといえば、スパイ作品の中の王道といったイメージが私もすごくありました。スタイリッシュで、アクションやスパイ業を完璧にこなす印象がとても強かったのですが、今回、初めて小説を読ませていただくと、ボンドの心理的な部分や思考的な部分が細かく描写されていて、それが意外に感じたところでした。スパイ業に対してや、いろんな登場人物に対しての思いなど、彼の内面的な部分も参考にさせていただきつつ、今回は小池先生の演出のもと、オリジナルキャラクターも登場しますので、さまざまな人たちとの交流によって、私なりのボンド像を作っていけたらと思っています」。『カジノ・ロワイヤル 〜我が名はボンド〜』(C)宝塚歌劇団Photographer/LESLIE KEE(SIGNO)『カジノ・ロワイヤル』は、華麗なるカジノを舞台に、密かにめぐらされる陰謀と策略を描いた物語。時は1968年、世界はアメリカとソ連を中心とする冷戦の最中。イギリスが誇る秘密情報部「MI6」では、コードネーム「007」を持つ秘密情報部員ジェームズ・ボンドに、ル・シッフルと呼ばれるソ連のスパイを倒すよう指令が下される。CIAやフランスの情報局員、ソ連側の工作員も加わり、ボンドの行く手には次々と危機が襲いかかる…。稽古する中で感じるボンドの魅力については「生まれながらのスーパーヒーローというかけ離れた存在ではなく、努力して培ってきたものがある。人間的な魅力を持った男性だと思います」。演じるうえでは、ピストルや帽子など小物の扱い方まで繊細に意識しながら演じたい、とも。「アクションシーンもナンバーで表現したり、立ち回りもあるので、振付の先生やアクションの先生方のアドバイスをいただきながら見せ方を模索しています。その中で、ボンドが持つアイテムなども印象的なものも多いので、相乗効果が生まれるように、お稽古を重ねていきたいと思います」。最後も変わらず「明日の活力になるような舞台を」宙組発足20周年の年にトップスターに就任した真風。歴代トップの思いを、次は真風がつないでいく。「就任当初、歴代のトップスターさんたちとお仕事させていただき、宙組の歴史というものを肌で感じました。そのバトンをしっかり次につなげていきたいという思いで、ただひたすらやってきましたが、発足時からいてくださった組長の寿つかささんをはじめ、携わってくれた宙組の皆さまのおかげで走ってこられたというのがあります。下級生に至るまでみんなとても頼もしいですし、私自身は安心しかないです」。トップのバトンをつなぐ芹香斗亜への思いは…。「ずっと私の隣に居続けていてくれて、今の自分があるのは彼女がいてくれたからだと、強く思っています。長い年月、いろんな作品を通して、彼女がいたから私自身もさらに高みを目指せたし、すごく刺激し合える存在でした。そんな彼女にバトンを渡せるのは本当に光栄に思います」。真風が常に意識してきたのは、「トップスターとして」ではなく、「一舞台人として」観客にどう届けるか。「作品を作るうえで、とにかくお客様に楽しんでいただける舞台を作ることが一番。劇場で3時間過ごしていただく中で、ただただ元気になっていただいて、“明日も頑張ろう”と、明日の活力になるような舞台をお届けしたいという思いでやってきました。3年前にコロナ禍になり、エンターテインメントの世界が当たり前ではなくなってしまい、公演ができない期間も経て、さらにその気持ちは強くなっています。今回、宙組の仲間と一緒にまたもうひとつ作品を作れることが本当に幸せに感じております」。真風涼帆の男役集大成、その姿を目に焼き付けたい。取材・文:黒石悦子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★真風涼帆さんのサイン色紙を抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>宝塚歌劇団宙組アクション・ロマネスク『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』【兵庫公演】2023年3月11日(土)~2023年4月17日(月)会場:宝塚大劇場【東京公演】2023年5月6日(土)~2023年6月11日(日)会場:東京宝塚劇場
2023年03月11日本年でデビュー25周年を迎えた宝塚歌劇団月組の元トップ娘役・彩乃かなみ(あやのかなみ)が、アニバーサリーイヤーの締めくくりとなる、4月に単独コンサートを関西の地で開催する事が決定しました。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて3月3日(金)10:00より発売開始です。カンフェティにて3月3日(金)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 『Kanami Ayano Premium Concert in OSAKA』開催決定宝塚歌劇団の元 月組トップ娘役で多くのエトワールを務めていた彩乃かなみは、その優しくも深みのある歌唱力に定評があり、退団後も数多くの舞台に出演し、歌手・女優として活動を広げています。昨年、彩乃かなみが芸能生活25周年を迎え、22年COTTON CLUBの単独公演を皮切りに1年を通して様々な場所でコンサートを開催してきました。そして、いよいよ25周年、アニバーサリーイヤーのフィナーレは慣れ親しんだ関西での公演が決定しました。宝塚時代に巡り合った名曲や、表現者として出逢った曲で構成されるプレミアムな内容となり、これからの新しい表現者としての彩乃かなみを惜しげもなく披露するコンサート「Kanami Ayano Premium Concert in OSAKA」をドルチェ・アートホール Osakaにて開催。チケットは2月24日より彩乃かなみオフィシャルファンクラブ先行、3月3日よりメルマガ会員・カンフェティでの発売が開始されます。プロフィール彩乃かなみ群馬県出身。宝塚歌劇団元月組トップ娘役。1997年宝塚歌劇団に入団。雪組公演「仮面のロマネスク/ゴールデン・デイズ」で初舞台。1998年、組まわりを経て花組に配属。2001年、宙組へと組替え。2005年、月組へと組替え。2005年、月組トップ瀬奈じゅんの相手役としてトップ娘役に就任。瑞々しい舞台姿で早くから注目を集め高い歌唱力で歌手として多く起用され、エトワールを幾度も務める。2008年、「ME AND MY GIRL」で宝塚歌劇団を退団。【最近の主な作品】ミュージカル『アニー』『Little Women-若草物語-』『マリー・アントワネット』など、歌手としても注目されており、コンサート出演がつづいており、自身のYouTubeチャンネルでcover動画を配信している。Official HP Twitter Instagram YouTube ■本人コメント有り難いことに私事ながら25周年を迎えましたこの一年間は、本日に至るまでの日頃の感謝を込めまして、沢山の会場でコンサートやライブをさせて頂く事ができました。応援してくださいました皆様には心から御礼申し上げます。思い返せばその昔、桜の咲く頃に歌劇団にて初舞台を踏み、芸の道への礎を築いて頂きました。この度25周年イヤーを締めくくるに相応しい“心のふるさと”関西にて、コンサートを開催させて頂く運びとなり私自身が一番嬉しく思っているかもしれません。懐かしい歌やこれからの未来に向けて更に羽ばたいていけるような楽曲と共に皆様と思い出に残る一時を過ごせましたらと思っております。是非いらして下さい。伴奏者:倉沢大樹(E,P)倉沢大樹アメブロ 会場詳細ドルチェ楽器 大阪店、ドルチェ・アートホール Osaka2021年11月3日グランドオープン本格的なコンサートホール。小規模ながら理想的な音場空間を体験いただけます。ストリーマ除菌ユニットの導入により新型コロナウイルス対策も万全。今までのホールにはない空調管理が徹底されています。これにより、奏者がより演奏しやすく、オーディエンスには最適な響きを持って音楽を受け取れる環境を構築することができます。公演概要『Kanami Ayano Premium Concert in OSAKA』公演日時:2023年4月29日(土)【1st】13:30開場/14:00開演 【2nd】17:30開場/18:00開演会場:ドルチェ・アートホール Osaka(大阪市北区角田町2-7 ドルチェ楽器大阪店 B1)■出演者彩乃かなみ伴奏:倉沢大樹(E.P)■協力カンフェティ/株式会社ドルチェ楽器■チケット料金一般販売:8,500円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月24日伊坂文月、城咲あいは2023年2月1日、神奈川県横浜市港北区箕輪町2-9-6に、子供から大人までの夢をサポートする総合芸術エンターテイメントスタジオ『PETIT-PERFORMING-ARTS(プティパフォーミングアーツ)』を設立したことをお知らせいたします。本スタジオは2023年2月1日から体験予約をスタートし、2023年3月からレッスンを開始いたします。伊坂文月 城咲あい■『PETIT-PERFORMING-ARTS(プティパフォーミングアーツ)』についてK-BALLET認定校『PETIT-PERFORMING-ARTS(プティパフォーミングアーツ)』はK-BALLET COMPANY ゲストアーティスト 伊坂文月と元宝塚歌劇団 城咲あいがプロディースする総合芸術エンターテイメントスタジオです。長年に渡り子供達を教えてきましたが、個々それぞれの道、目標、成長に合わせてカリキュラムを組む事の大切さを学びました。当スタジオではバレエ、コンテンポラリー、HIPHOP、JAZZダンスの現役ダンサー兼、様々な教育現場での経験豊かな教師陣がクラスを行います。尚、海外で活躍できるプロフェッショナルダンサーや宝塚志望者、ミュージカル志望者などの育成や、大人やお子様への習い事まで幅広く学べるスタジオです。伊坂文月■スタジオのこだわり<身体への負担が少ないフロアを使用しております>当スタジオでは、子どもから大人まで安心して踊っていただけるように、身体にやさしいハーレクイン社のバレエシート(施工:アテール社)を使用しております。このシートは新国立劇場のバレエ床にも採用されており、身体への負担をより少なく、快適に踊っていただくことができます。■クラス紹介・バレエクラスプティバレエクラス、プティJr.バレエクラス、Jr.1バレエクラス、Jr.2バレエクラス、アドバンスクラス・ダンスクラスプティダンスクラス、プティJr.ダンスクラス、Jr.ダンスクラス、Jazzクラス・オープンクラスバレエ入門、バレエ基礎、バレエ初級、バレエ初中級、バレエ中上級、ママのためのバレエ入門、プライベートレッスン、パ・ドゥ・ドゥクラス※詳しい情報は下記ホームページをご覧ください。 ■スタジオ情報スタジオ名:PETIT-PERFORMING-ARTS(プティパフォーミングアーツ)所在地 :〒223-0051 神奈川県横浜市港北区箕輪町2-9-6 石井工務店2FTEL :045-534-5126営業時間 :10:00~22:00定休日 :なし ※祝日と5週目のレッスンは休み■今後の展望地域の子供達への非営利教育事業2月10日箕輪小学校にて小学校4年生に向けたバレエ授業を行いました。PETIT-PERFORMING-ARTS(プティパフォーミングアーツ)では、バレエ、ダンスの出張授業等を非営利目的で行っていきます。子供達にバレエ芸術の素晴らしさ、エンターテイメントの楽しさなどを、教育の一環として触れて頂き、心が踊り、少しでもバレエやダンスに興味を持ち、心の豊かさを育んで欲しい。そんな風に我々は考えています。授業の一環として小学4年生向けに、バレエの歴史、バレエ鑑賞、バレエ体験などを行います。ピアノ生演奏付きです。【会社概要】PETIT-PERFORMING-ARTS(プティパフォーミングアーツ)所在地 : 神奈川県横浜市港北区箕輪町2-9-6 石井工務店2F代表者 : 伊坂文月設立 : 2023年2月1日URL : 事業内容: 教育 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月16日出演は演劇集団キャラメルボックス 多田直人、元宝塚歌劇団 舞羽美海、2.5次元舞台で活躍中の俳優陣など多彩なキャストが揃うトム・プロジェクト企画制作、『ソングマン ~翔べ!三ツ矢高校・男子コーラス部~』が2023年3月21日 (火・祝) ~2023年3月26日 (日)にこくみん共済coopホール/スペース・ゼロ(東京都渋谷区代々木2-12-10こくみん共済 coop 会館(全労済会館))にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて1月27日(金)10:00より発売開始です。カンフェティにて1月27日(金)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 1994年の創立以来、現在まで100本を超える創作劇を上演してきたトム・プロジェクトが、初の試みとなる青春ど真ん中の学園ものをお届け!作・演出には、1997年、99年にトム・プロジェクト新人公演で脚本を書き下ろし、その後現在に至るまでめざましい活躍をみせる”なるせゆうせい”の新作に、小劇場や2.5次元舞台など異なるフィールドで活躍するキャストを迎え、多彩で新鮮な顔ぶれで上演します。(あらすじ)出会うはずのない俺たちを 歌がつないでくれた―。かつて一世を風靡していたバンドのギタリスト、ヨージ。ひょんなことからコーラス部の特別顧問に就任するが、部員は皆へっぽこぞろい。そんな部員達に、歌を通して自分の思いを届ける大切さを体当たりで教えるヨージ。部員達も、次第に歌う喜びに目覚めていく。コーラス部のひたむきな姿を見て、彼らを取り巻く大人たちも、それぞれが秘めた“自分との葛藤”に思いを馳せる。三ツ矢高校コーラス部の歌声が客席に響き渡るとき、思いもよらない奇跡が起こる…!?出演者プロフィール多田直人 Naoto Tada北海道出身。桐朋学園短期大学を経て演劇集団キャラメルボックスに’04年入団。以降、舞台作品を中心に活動するほか、ライブ、落語、ラジオドラマ、ナレーション等多方面で活躍中。舞羽美海 Mimi Maihane兵庫県出身。元宝塚歌劇団雪組トップ娘役。退団後はミュージカル『ダンス・オブ・ヴァンパイア』(サラ 役)、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』(ダーリング夫人/タイガーリリー 役)、『鬼滅の刃』(珠世 役)など。舞台や映像を中心に活動している。カゴシマジロー Jiro Kagoshimaフランス出身。中津留章仁率いる劇団TRASHMASTERSのメンバー。劇団公演の他、外部出演も多数。トム・プロジェクト所属。桑野晃輔 Kosuke Kuwano兵庫県出身。主な出演作は、アニメ『僕のヒーローアカデミア』、舞台『文豪ストレイドッグス』シリーズ、『フォーティンブラス』など、他多数。松村龍之介 Ryunosuke Matsumura岩手県出身。『戦国BASARA』(真田幸村 役)、『黒子のバスケ』(笠松 役)、『「刀剣乱舞」 綺伝 いくさ世の徒花』 (伊東マンショ 役)など、2.5次元舞台に多く出演。映画、ドラマなど映像でも活躍をみせる。佐藤祐吾 Yugo Sato埼玉県出身。ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン(木更津亮/木更津淳 役)、『鬼滅の刃』(嘴平伊之助 役)、『僕のヒーローアカデミア The“Ultra”Stage 』(上鳴電気 役)などの舞台作品のほか、声優としても活躍している。佐藤智広 Tomohiro Sato岩手県出身。ミュージカル『忍たま乱太郎』第8~12弾(尾浜勘右衛門 役)など。日本テレビ『PON!』でお天気お兄さんに抜擢。そのほか、2022年にはミニアルバムをリリースするなど幅広い活動を見せている。石賀和輝 Kazuki Ishiga大阪府出身。「アミューズオーディションフェス2014」ファイナリスト。『黒子のバスケ OVER-DRIVE』(古橋康 次郎 役)、 BROADWAY MUSICAL『GLORY DAYS グローリー・デイズ』(アンディ・スコット 役)など舞台作品 のほか、映画 『憧憬を食らう』主演など。千葉瑞己 Mizuki Chiba宮城県出身。『Identity V STAGE/第五人格』(占い師イライ・クラーク役)、ミュージカル『ピオフィオーレの晩鐘』(ニコラ・フランチェスカ 役)のほか、ダンスライブ、アニメなど多数出演。公演概要『ソングマン ~翔べ!三ツ矢高校・男子コーラス部~』公演期間:2023年3月21日 (火・祝) ~2023年3月26日 (日)会場:こくみん共済coopホール/スペース・ゼロ(東京都渋谷区代々木2-12-10こくみん共済 coop 会館(全労済会館))【作・演出】なるせゆうせい■出演者多田直人舞羽美海カゴシマジロー桑野晃輔松村龍之介佐藤祐吾佐藤智広石賀和輝千葉瑞己■スタッフ美術:里森恵照明:加藤学音響:田中亮大作曲:河野文彦衣装:加藤佑里恵演出助手:佐々倉なか舞台監督:松本仁志宣伝写真:ノザワトシアキ宣伝美術:立川明宣伝ヘアメイク:土屋裕子、下山葵企画制作:トム・プロジェクト【協力】NAPPOS UNITED 松竹エンタテインメント トラッシュマスターズmitt management ホワイトドリーム IAMエージェンシー アデッソアミューズ アズリードカンパニー オフィスインベーダーブルーモーメント Paddy Field 藤衣裳 マハロ 高津装飾美術都民芸術フェスティバル主催:東京都/公益財団法人東京都歴史文化財団■公演スケジュール3月21日(火・祝) 19:003月22日(水) 19:00◇3月23日(木) 19:003月24日(金) 14:00◇☆3月25日(土) 14:00 / 19:003月26日(日) 14:00※開場は開演の45分前◇終演後、アフタートークあり:登壇者につきましては公式ホームページをご覧ください☆託児サービスあり(無料・公演1週間前までに要予約・定員制)■チケット料金一般前売:¥6,500一般当日:¥7,000U-25(25歳以下):¥3,500シニア(60歳以上):¥5,000※U-25・シニア券はトム・プロジェクトのみで販売。要身分証明書。前売当日とも同料金(全席指定・税込)◎未就学児の入場不可◎開演時間に遅れますと指定のお席にご案内できない場合がございます。予めご了承下さい。※託児サービス:詳しくは下記URLをご覧ください 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月27日宝塚歌劇団 月組が3月6日(月) 宝塚大劇場にて上演する、平安朝クライム『応天の門 -若き日の菅原道真の事-』、ラテン グルーヴ『Deep Sea -海神たちのカルナバル-』千秋楽の模様を全国各地の映画館にてライブビューイングすることが発表された。月刊コミックバンチで連載中の灰原薬による『応天の門』は、学問の神様と称される菅原道真と平安の色男・在原業平が手を携え、都で起こる怪事件を次々と解決していく様を描く歴史サスペンス。2017年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門で新人賞を受賞するなど、歴史漫画として高い評価を得る同作を、宝塚歌劇ならではの演出で舞台化する。ラテン グルーヴ『Deep Sea -海神たちのカルナバル-』は、海底の奥深く、地球のマントルに近い熱くたぎる場所で海の神が治める世界のカルナバルが幕を開け、海底神殿に集う海神たちが見たこともないような深海の美を繰り広げる情熱のカルナバル。熱いグルーヴに満ちた魅惑の世界を描くラテンショーとなっている。<公演情報>平安朝クライム『応天の門』-若き日の菅原道真の事-原作:灰原薬『応天の門』(新潮社バンチコミックス刊)脚本・演出:田渕大輔ラテン グルーヴ『Deep Sea -海神たちのカルナバル-』作・演出:稲葉太地【出演】宝塚歌劇団〈月組〉月城 かなと/海乃美月 ほか宝塚歌劇公式ホームページ:<ライブビューイング情報>宝塚歌劇 月組 宝塚大劇場公演『応天の門』『Deep Sea -海神たちのカルナバル-』千秋楽 ライブ中継2023年3月6日(月) 13:00 開演会場:全国各地の映画館映画館はこちら:※開場時間は映画館によって異なります。【チケット料金】4,700円(全席指定・税込)※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料となります。■先行抽選販売販売期間:2023年1月21日(土) 11:00~2月6日(月) 12:00※お申込みは、おひとり様につき4枚まで。■一般発売販売期間:2023年2月25日(土) 11:00~3月3日(金) 12:00■特別電話予約期間:2023年2月25日(土) 11:00~2月27日(月) 18:00チケットぴあ:017-718-8161(オペレーター対応 受付時間:10:00~18:00)※特別電話予約のお支払い・発券はセブン-イレブンのみとなります。※お申込みは、おひとり様につき4枚まで。※一般発売は先着順での受付となりますので、予定枚数に達し次第受付終了となります。詳細はこちら:
2023年01月23日2023年は宙組誕生25周年1998年、宝塚歌劇団に花、月、雪、星に加えて5つ目の新たな組「宙組」が誕生、2023年で25周年を迎える。98年1月の香港公演はスポーツニッポン新聞社の50周年記念事業として行われ、スポーツニッポンと宙組の縁は深い。25周年記念コンサートの紹介とともに足跡を振り返るスポーツニッポンOBで演劇評論家の薮下哲司さんが、宙組誕生25周年記念コンサートの紹介とともに香港公演から始まった宙組の足跡を振り返る。香港公演が大成功に終わり、スポニチに来社した(左から)花總まり、和央ようか、姿月あさと※スポニチアーカイブス内掲載写真【スポニチアーカイブス商品説明】定価210円(税込)タブロイド判24ページお買い上げご希望の場合は以下の方法でお願いいたします。①お近くの毎日新聞販売店にお問い合わせ②郵便振替、切手※郵便振替、切手でのご購入をご希望される方は下記サイトをご参照ください。特集号・バックナンバー購入 - スポーツニッポン新聞社 : 【スポニチアーカイブスに関するお問い合わせ】株式会社スポーツニッポン新聞社東京本社販売局TEL:03-3212-1181 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月27日元宝塚歌劇団雪組トップスター望海風斗が、12月17日(土) にYEBISU GARDEN CINEMAにて行われた映画『トゥモロー・モーニング』公開記念トークイベントに出席し、本作で主演を務めるラミン・カリムルー愛を爆発させていた。本作は、2006年にロンドンで初演され、2013年には日本でも上演された同名ミュージカルを映画化した作品。画家を夢見るキャサリン(サマンサ・バークス)と小説家を目指すビル(ラミン・カリムルー)は、大恋愛の上に結ばれたものの、お互い成功したことによる忙しさからすれ違い離婚を決意する。そんな二人の結婚前夜と離婚前夜を描く。『トゥモロー・モーニング』(C)Tomorrow Morning UK Ltd. and Visualize Films Ltd. Exclusively licensed to TAMT Co., Ltd. for Japan以前からラミンの大ファンであることを公言している望海は「最初の『エヴリシング・チェンジズ』の第一声から涙が出ました」と感想を述べると「ラミンさんが自分一人に歌っているように感じられて、スッと心に入ってきました」とラミンの歌声を絶賛する。望海と言えば自身のコンサート『SPERO』で、ラミンと舞台を共にしているが「ラミンさんは本当にジェントルマンで優しく振舞ってくださいました。私だけではなく、私のファンのことも考えてくださって『こうしたらファンも喜んでくれるかな』と気にかけてくれるんです。大スターなのに周囲への気遣いがすごい。お会いしてさらにファンになってしまいました」と興奮気味に語る。また望海自身、男性役としてファンを魅了していたが「ラミンさんが『オペラ座の怪人』の25周年記念公演に出演しているときの映像を観たのですが、とんでもない歌唱力だけではなく、非常に繊細なお芝居をされていました。私が男性を演じるとき、よく『ラミンさんだったらどんな立ち振る舞いをするんだろうな』というのは考えていました」と大きな影響を受ける存在であることを明かす。望海は「ラミンさんの歌唱力や演技はもちろん素晴らしいですが」と前置きすると「主人公の男女二人には、どこか共感できる部分があると思います。そんなリアルな感情を明るい楽曲に乗せることで、センシティブなシーンでも深刻にならない。そんな魅力がこの作品にはあります」と映画の見どころを語っていた。取材・文=磯部正和<作品情報>『トゥモロー・モーニング』公開中『トゥモロー・モーニング』ポスタービジュアル監督:ニック・ウィンストン脚本・音楽:ローレンス・マーク・ワイス■出演サマンサ・バークス/ラミン・カリムルー/ジョーン・コリンズ/ハリエット・ソープ/フラー・イースト/ジョージ・マグワイア公式サイト:ラミン・カリムルー特別予告編
2022年12月17日