トモさんにはカノコちゃんという仲の良い友だちがいます。いつもいっしょに行動していて一番の親友です。トモさんの母はいわゆる「毒親」。トモさんの物を勝手に捨てたり、物をねだると暴力をふるったり、弟だけかわいがったり、トモさんに家事を押し付けたりと、当時トモさんは大変な思いをしていました。カノコちゃんの家に遊びに行ったとき、「家に帰りたくない。カノコちゃんの家の子どもになりたい」と泣いてしまったトモさん。 カノコちゃんのママは、トモさんの家の状況を察し、夕食を一緒に食べようと誘ってくれましたが、数口食べたところで母親が家に勝手に乗り込んできて、「早く帰って夕食を作れ! 弟がお腹空かせてるだろ!」と連れ戻しに来ました。 抵抗すると、母親は勝手に窓を開けて「誘拐ー! 誘拐ー! やめてほしかったら、トモを返して!」と大声で叫びだしました。 あまりにも非常識な言動に、カノコちゃんのママは「もうカノコと遊ばないで。絶交して。こんな変な親子に付き合ってられない……!」と言い、大好きなカノコちゃんと絶交させられてしまったのです。 その帰り道、「これくらいで絶交なんて薄っぺらい友情だったんだね」と、母親はなぜか上機嫌で……。毒母が上機嫌だったワケ トモさんが3歳のころに弟が生まれ、そのころからトモさんはずっときょうだい差別をされてきたようです。 父親に救いを求めるトモさんですが、父親も母親から日常的にモラハラを受けており、周囲の友人から引き離されてうつ病を患っていました。 うつ病のことを知らないトモさんは、離婚せずに母親からの理不尽な仕打ちに耐える父親を「ダサい」と言ってしまいます。 翌日から、トモさんはカノコちゃんに避けられるようになりました。仲直りをしようと何度も話しかけるトモさんですが、その希望は叶わないまま小学校を卒業することになりました。 トモさんは、母親の妨害のせいでカノコちゃんという一番の親友を失いました。娘が傷ついている姿を見て高笑いする母親の行動は信じがたいものです。幼少期から日常的に母親から暴力を受けてきたトモさんですが、弟ときょうだい差別をされて愛情をまったくもらえないことにひどく傷ついている様子。母親のせいでうつ病を患っている父親ですが、せめて周囲の人や親戚などに頼るなどして、トモさんを救ってほしかったですね。 <「虐待かも?」と思ったら>すぐに児童相談所に通告、相談ができる全国共通の番号は「189(いちはやく)」(児童相談所虐待対応ダイヤル)です。匿名で通告、相談もできます。通話料は無料です。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ
2024年04月28日私は毒親育ちで、結婚と同時に両親との縁を切り、夫の両親が住む義実家で暮らし始めました。義両親との4人暮らしは穏やかそのものです。今回はそんな義実家で経験した、天気にまつわる話です。 天気の話が苦手だった幼少期私は小さいころから、天気の話をしたりされたりするのが苦手でした。学校でクラスメイトから「いい天気だね」とか「今日は寒いね」などと言われても、「なんでそんな意味のない話をしてくるんだろう。答えるのが面倒くさいなぁ」と思っていました。 晴れていようが気温が低かろうが、そんなのわざわざ口に出して誰かと共有する必要のないことで、各々感じていればいいと考えていたのです。そのため、天気や気温の話を振られたときは仏頂面をして受け流したり、時には「で?」などと言って、相手をばかにした態度を取ったりしていました。 天気の話が苦手になった理由私が天気の話をするのが嫌いになったのは、元はといえば両親がきっかけでした。実家にいるとき、私が「今日は暖かいね」や「天気が悪いね」などと両親に話しかけると、彼らに「見ればわかることをいちいち言葉にするな」とか「くだらないことで話しかけるな」と言われていたからです。聞こえないふりをして無視されることもあったと思います。 両親にそうされることで、いつしか私は「天気の話はしてはいけない」という、強迫観念にも近い考えをもつようになりました。両親の意見を受け入れることだけが、当時の私に与えられた正解だったように思います。 天気の話に愛が含まれていることも?今の家族は、よく天気の話をします。同居当初は「傘を持っていくんだよ」や「汗かいたでしょ。シャワーが気持ちいいだろうね」などと義両親から言われるたびに、これまでの思考のクセで、反射的にそっけない態度を取っていました。 ところがあるとき、義両親がする天気の話には、私への気づかいが含まれていることに気づいたのです。意味のない話ではなく、私の心身の健康を思ってくれているのだと。なんてことのない天気の話は、相手を気づかうすてきな話なのだとわかり、今では天気の話が大好きになりました。 夫と、夫の家族と出会えたことで、日々まっすぐで温かい愛情を感じられています。おかげさまで、本当は小さいころから自分は、なんてことのない天気の話をするのが好きだったと思い出せました。これからは義両親のように、さりげなく相手の体調を思いやれる人間になれたらいいなと思っています。 著者/つちやです作画/おはな ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おはな
2024年04月28日トモさんにはカノコちゃんという仲の良い友だちがいます。いつもいっしょに行動していて一番の親友です。トモさんの母はいわゆる「毒親」。トモさんの物を勝手に捨てたり、物をねだると暴力をふるったり、弟だけかわいがったり、トモさんに家事を押し付けたりと、当時トモさんは大変な思いをしていました。トモさんの母親はトモさんの意思やカノコちゃんと遊ぶことを否定し、自分に従わせようとします。 カノコちゃんの家に遊びに行ったとき、「家に帰りたくない。カノコちゃんの家の子どもになりたい」と泣いてしまったトモさん。 カノコちゃんのママは、トモさんの家の状況を察し「簡単にうちの子にはなれないのよ。でも、いつでもココにおいで」とやさしく言ってくれました。 「今日はうちで晩ごはん食べていかない?」と誘われ、カノコちゃんの家で夕食を食べることになったトモさん。 カノコちゃんとごはんを食べる時間が幸せで、トモさんは「この家の子どもになりたい」と心から思いました。しかし、晩御飯を食べ始めてすぐに、チャイムが鳴って……?! 怒った母親が突然友だちの家に上がり込んできて カノコちゃんの家に押し入り「何勝手に食べてんの?」と言うトモさんの母親。 「アンタが晩ごはん作らないせいで、弟が腹空かせてんだけど! 早く帰ってごはん作ってよ!」 トモさんを殴る母親を見て、カノコちゃんのママは、「虐待ですよ」と語気を強めて注意します。 しかし母親は、勝手に窓を開けて「誘拐ー! 誘拐ー! やめてほしかったら、トモを返して!」と大声で叫んだのです。常軌を逸した母親の行動に唖然としたカノコちゃんのママは、「もうカノコと遊ばないで。関わらないで。絶交して」「もうこんな変な親子に付き合ってられない……!」と涙を流しながらトモさんに伝えます。 カノコちゃんからも絶交を宣言され、トモさんは涙ながらに家に連れて帰られたのでした。 トモさんのほんのささやかな幸せな時間を奪い、カノコちゃん親子にまで迷惑行為をした母親。自分で食事を作らず、おなかを空かせた息子を家に残し、わざわざ人の家に押しかけ、トモさんを家に連れ戻して夕食を作らせようとすることも、勝手に人の家に上がり込んで叫ぶことも、もはや異常としか言いようがありません。カノコちゃんのママは、娘や自分に危害が及ぶ可能性を考えて、苦渋の決断をしたのでしょう。人の家庭に立ち入ることは簡単ではありませんが、虐待を目にしたら、都道府県が設置している福祉事務所や児童相談所に通報する義務があります。このときカノコちゃんのママがすぐに通報してくれていれば、すぐにトモさんが保護されたかもしれませんね。 <「虐待かも?」と思ったら>すぐに児童相談所に通告、相談ができる全国共通の番号は「189(いちはやく)」(児童相談所虐待対応ダイヤル)です。匿名で通告、相談もできます。通話料は無料です。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ
2024年04月27日トモさんにはカノコちゃんという仲の良い友だちがいます。いつもいっしょに行動していて一番の親友です。トモさんの母はいわゆる「毒親」。トモさんの物を勝手に捨てたり、物をねだると暴力をふるったり、弟だけかわいがったり、トモさんに家事を押し付けたりと、当時トモさんは大変な思いをしていました。カノコちゃんからシール帳をプレゼントしてもらったトモさん。うれしさのあまり涙を流します。しかし帰宅後、母親にシール帳を見つかってしまい、弟が欲しがるからという理由でビリビリに破られてしまいました。 その後、母親はトモさんの意思やカノコちゃんと遊ぶことを否定し、自分に従わせようとします。 ある日学校帰りにカノコちゃんの家に遊びに行ったトモさんは、「もう家に帰りたくない」と思ってしまいました。カノコちゃんが羨ましい… 「カノコちゃんの家の子になりたい」 そうトモさんが口にするのを聞いて、無邪気に喜ぶカノコちゃん。複雑な表情のカノコちゃんのママは、気分転換に夜ごはんを食べていくよう勧めます。しかし、トモさんが母親に電話で伝えると、案の定母親は激怒……!見かねたカノコちゃんのママが電話を代わり、なんとか母親を説き伏せてくれました。 カノコちゃんのママが作ったおいしいごはんを食べて、幸せを噛み締めるトモさんなのでした。 母親は自分の意に沿わないことがあるとすぐに激高する性格のよう。いつも家で夕飯作りをさせられているトモさんにとって、母親がやさしいこと、みんなが持っている物を同じように持っていること、おいしい食事を作ってもらえることなど、すべてが羨ましく感じているようです。カノコちゃん親子と過ごす時間は本当に幸せに感じたでしょうね。母親にはせめて、トモさんが家以外の場所で楽しく過ごす時間を奪わないでほしいものです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ
2024年04月26日皆さんは、生活が一変するような出来事が身に降りかかった経験はありますか? 今回は「結婚4年目で夫を亡くした妻」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!親から愛情を受けずに育つ幼少期、親から愛情を受けることなく育った主人公。高校を中退して家を出たあとは、親にかかわることなく生活していました。月日は流れ、主人公は夫と出会い、2人の子どもに恵まれます。義実家で義両親と同居をはじめ、にぎやかな日々を過ごしていました。ところが結婚して4年が経ったある日、突然夫が事故で他界してしまいます。深い悲しみに暮れながらも、自分がしっかりしなくてはと奮い立たせた主人公ですが…。自分は部外者出典:エトラちゃんは見た!夫を亡くした今、義両親からみたら自分は部外者だと気づいた主人公。夫がいないのに義実家に住み続けてもいいのか、疑問に思うようになりました。しかし行くあてのなかった主人公は、そのまま義実家に住み続けることを選びます。できるだけ義両親の負担にならないように、家事を率先して行って過ごしますが…。ある日、義母に「再婚とか考えてないの?」と聞かれ、主人公は言葉を詰まらせたのでした。読者の感想義両親にどう思われているかを気にしながら生活していくのは、相当心細いことでしょう。やっと自分の居場所を見つけたところで、突然の不幸に遭ってしまった主人公を気の毒に思いました。(30代/女性)夫と出会い子宝にも恵まれていたのに、とても残念に思います。そんな状況の最中、義母からの再婚の問いには、すぐに答えられないのも無理はないですね…。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年04月26日株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2024年5月10日に『不登校の9割は親が解決できる』(小川涼太郎著 小野昌彦監修/税込1,760円)を発売します。近年、急増し社会問題になっている不登校の解決支援サービス「株式会社スダチ」を運営する著者が、平均18日間で再登校率90%という驚きのプログラムを公開します。著者のYouTubeチャンネル登録者数は4万人を超え、メディアや教育関係者からもその実績に注目が集まっています。■本人も「学校に行きたくない」原因がわからない文部科学省の統計によると、2022年度の小中学校における不登校児童は過去最多の約30万人。10年連続で伸び続けており、2年連続で5万人を超える事態に。「不登校の要因」の1位は「無気力・不安」(51.8%)、2位が「生活リズムの乱れ・あそび・非行」(11.4%)で「いじめ」は、最下位の0.2%しかありません。現代の不登校は、いじめなどの明確な理由で学校に行けないというより、「何となく不安」「何となくだるい」といったことが要因なのです。またスクールカウンセラーに相談しても、そのアドバイスは「無理に学校に行かせようとしてはいけません。子どもの気持ちに寄り添いつつ、見守りましょう」といった内容がほとんどで、親や保護者の中には、「黙って見守るだけでいいのか?」「子どもにかける言葉や接する態度で、気をつけることはあるのか?」と気を揉んで、つらい思いを抱えている人も少なくありません。■不登校解決のプログラムを書籍化した理由著者は不登校児に関わるボランティア体験から、「学校に行けなくて悩んでいる人を1人でも多く救いたい」と決意し、2020年4月から「株式会社スダチ」で不登校解決支援サービスの提供を開始しました。これまで約4年間で850名を超える子どもたちを再登校に導いています。不登校児への支援というと、子どもに会って話をしたり、カウンセリングをしたりするイメージですが、スダチでは、子どもに会うことはありません。サポートはすべてメールとオンラインで両親など保護者に対して行っており、毎日子どもの様子を聞いてアドバイスを繰り返すことで、9割の子どもが相談開始後から平均して18日後には再登校するという結果が出ています。今回の書籍化は、このプログラムを親や保護者に伝えることでより多くの子どもたちを救いたいという著者の強い思いによって実現しました。■プログラムの特徴スダチが提供するプログラムでは不登校になった原因を追究することはしません。原因がわかっても解決しないケースが多く、それよりも親をサポートすることで、子どもの「問題解決力」を引き出すことが、再登校への近道だと考えるからです。著者のYouTubeチャンネル「不登校解決TV」は、チャンネル登録者数4万人を超え、再登校できた家庭の体験動画が多数アップされています。本書でも「3カ月不登校だった小2の女の子が23日で再登校。積極的に友達と外に遊びに行くようになった」「引きこもり状態で1年間不登校だった中3の男子が第一志望の高校に合格」など、参考になる体験談が満載です。■再登校できるようになる5つのポイント①子どもの自己肯定感を高める②正しい生活習慣に戻す③正しい親子関係を築く④考える時間を与える⑤マインドセットをする■『不登校の9割は親が解決できる』について親の行動を変えることで子ども変え、不登校を解消できる、魔法のような教育ルールが満載の1冊。【目次より】第1章現代の不登校は何が原因なのか第2章ゲーム・スマホが問題を長引かせる第3章最短で再登校に導ける「5つの条件」第4章最短で不登校を乗り越えられるマインド第5章不登校の子どもへの「魔法の声かけ」■著者・監修者紹介【著者】小川涼太郎(おがわりょうたろう)株式会社スダチ代表取締役1994年3月26日生まれ、徳島県出身。関西大学経済学部卒業。2016年4月、新卒でアビームコンサルティングへ入社。1年目からプロジェクトリーダーに抜擢。2年目には新規部署の立ち上げメンバーを経験し、約2年間で0から50人規模のチームへと拡大。日常の業務の中から「教育が変われば人も変わり社会も変わる」ことに気づき、「教育へ人生を捧げたい」と強く思い、2019年5月に退職し、株式会社スダチを設立。不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通して、多くの不登校の子ども達と関わる中で、「本当は学校に行きたいけど行けない、自分でも行けない理由が分からない」という“目的意識がない不登校”で悩んでいる子ども達や親御さんが多くいることを知る。その現状に危機感を感じて、「不登校で悩んでいる人たちを1人でも多く救いたい」という想いから、2020年4月、不登校支援事業開始。2024年3月時点での再登校人数は850名を超え、平均再登校日数は18日。再登校率は90%を超える。本書が初の著書。【監修者】小野昌彦(おのまさひこ)明治学院大学心理学部教育発達科教授筑波大学大学院修士課程教育学研究科修了、同大学大学院博士課程心身障害学研究科中退。博士(障害科学:筑波大学)、公認心理師、専門行動療法士。宮崎大学名誉教授。専門は、教育臨床、障害科学。1988年より不登校の系統的支援方法の研究を開始し、支援契約が成立・維持した公表許可事例50事例中49事例(1事例転校)の再登校、再登校維持、及び社会的自立を支援した。2000年より町、市単位での不登校減少対策に関わる。東京都東大和市不登校対策研究協力校スーパーバイザー(全市不登校数、約4年間で新規不登校発現率半減)、三重県名張市不登校対策スーパーバイザー(全市不登校数、3年間で半減)。他小中学校での減少事例多数。主な著書に、『不登校の本質』『児童・生徒の問題行動解決ツール』『学校・教師のための不登校支援ツール』(以上、風間書房)、『教師と保護者の協働による不登校支援』(東洋館出版社、編著)などがある。タイトル:不登校の9割は親が解決できる著者:小川涼太郎監修者:小野昌彦定価:1,760円(10%税込)判型・製本・頁数:四六判、並製、224ページISBN:978-4-569-85710-7発行:PHP研究所 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月26日結婚を視野に入れた恋愛が進行すると、やがて訪れるのが彼の親との初対面です。その場に臨む際には、よい印象を残したくなるものですが、どのように振る舞うべきなのでしょうか。そこで今回は、彼の親に好感を持たれるかもしれない女性の特徴を紹介します。これから彼の親との初めての面会がある方も、事前に知っておくことで心の準備ができるはずです。気遣いが自然親との初対面は、自分をよく見せたいという気持ちがあるかもしれませんが、他人に対する細やかな配慮を忘れないことが重要です。例えば、手土産を持っていくといった行動や、場の雰囲気に合わせて協力しようとすることなどが挙げられます。ですが、重要なのは自然体でいること。日頃から気配りを意識しておくことで、自ずとそれが体に馴染んでくるはずです。清潔感が伝わる外見人の印象において、見た目が果たす役割は決して小さくありません。「外見は内面を反映する」と言われるように、初対面の際にはその人の外見から多くを感じ取ります。とくに彼の親は、息子が選んだパートナーとしてあなたを見るため、装飾よりも清潔感に重きを置くことがおすすめ。服装や化粧、髪型など、清潔感のある外見を心がけましょう。彼を支えるポジティブなエネルギーあなたが常に前向きで生き生きとしていれば、彼の親も息子が幸せであると感じることでしょう。初対面の挨拶や会話で、その明るさや活力を見せることができれば、よい印象を持ってもらえるかもしれません。逆に、声が小さかったりやる気がなさそうに見えたりすると、彼の親を心配させてしまうことになりかねませんよ。彼の長所をアピールする機転彼の両親との会話の中で、彼の短所に触れられることがあるかもしれませんが、その際には彼の長所を前面に出して話すようにしましょう。たとえば「息子さんはとても思いやりがあるんですよ」と彼のよい部分をアピールすることで、親にとっても彼を誇りに思うひと幕になるでしょう。結婚への道のりにおいて、彼の親との初対面はかなり重要なイベントになるはずです。不安を感じるかもしれませんが、それをよい印象を残す絶好のチャンスだと捉えることができれば、より心強く臨むことができるでしょう。(CoordiSnap編集部)
2024年04月25日義理の親との関係に悩む人は多いですが、実の親とうまくいっていない人もまた多いよう。今回は毒親な実の母親に「お金を貸して」と言われ、断固拒否した話を紹介します。母親に「会いたい」と言われ、楽しみにしてたのに…▽ 子どもにとっては、どんなひどい母親でも母親であることには変わらず、慕いたい気持ちがあるもの。そんな気持ちを踏みにじる母親の言動は、許せませんね……。
2024年04月23日大人気マンガシリーズ、マチ|フォロワーさんの体験談マンガさんの『親の浮気で人生激変』を紹介します。主人公はその場から逃げるために、置いてあった飲み物を男子たちにかけました。するとちょうどいいタイミングで店員がやってきたため、主人公は間一髪で男子たちから逃げ切ることができたのです。ところがその後、毎晩のように家の前に男子たちが集まるようになり、主人公は恐怖に震えました。さらにそれを見た母は、主人公に対してひどい発言をし…。インスタ:マチ|フォロワーさんの体験談マンガ(@sarelog_official)≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:instagram親の浮気で人生激変#22出典:instagramひどいことばかり言う母出典:instagram友人が家を偵察していた…?出典:instagram親友だと思っていたのに…出典:instagram1人で抱え込んでいた主人公出典:instagramそして…出典:instagram我慢の糸が切れてしまった出典:instagram次回予告出典:instagram家族にも友人にも頼れず、1人でいろいろな悩みを抱えていた主人公。母の言葉で友人が家の中を偵察していたことも知り、改めて「親友だと思っていたのは私だけだったんだ…」とショックを受けました。そして、母のひどい一言をきっかけに、主人公の我慢の糸はついにプツンと切れてしまったのです。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2024年04月16日大人気マンガシリーズ、マチ|フォロワーさんの体験談マンガさんの『親の浮気で人生激変』を紹介します。主人公は、家にある人形が友人の母が作ったものだと聞き、不思議に思いました。そして友人が家に帰ると、母は主人公に「友達はちゃんと選びなさい!あの子はダメよ」と言ったのです。一方、友人の家族はこのとき大変なことになっていたのですが、主人公はそれを知る由もなく…。インスタ:マチ|フォロワーさんの体験談マンガ(@sarelog_official)≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:instagram親の浮気で人生激変#6出典:instagram友人のプライド出典:instagramずっとお嬢様だと思っていた出典:instagramそして1年が経ったころ…出典:instagram友人に呼び出された出典:instagram恋の相談?出典:instagram母が出ていったと言う友人出典:instagram原因は主人公の父出典:instagram次回予告出典:instagramいつも身だしなみが整っている友人のことを裕福な家で暮らすお嬢様だと思っていた主人公。しかし中学を卒業するくらいのころに友人から呼び出され、予想外の事実を聞かされることになるのです。友人はなんと、主人公の父が原因で自分の母が家から出ていったと主人公に告げたのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2024年04月15日■これまでのあらすじ小6のツム子は中学受験専門の塾へ通っていて、最近下のクラスから成績のよい上のクラスに上がったばかりだ。しかし、同じクラスでいつも1位の成績をおさめている良子が、誰かにいじめを受けたことがわかり、先生はツム子がその加害者であると確信。別室にツム子を呼び、良子の机に入っていた悪意のある手紙が、ツム子の持っていたメモ帳と同じ紙で書かれていたのが証拠だと言う。何度「やっていない」と言ってもまったく信じてもらえず、「いい加減に認めなさい!」とまで言って詰め寄ってくる先生に恐怖を覚えるツム子。着地点が見えないまま、どうしてもツム子に罪を認めさせたい先生は「今認めたら、お母さんに黙っておくから正直に言いなさい」と交換条件を出してくるが…。■下のクラスに!?■怖かったのに急に…この先生の頭ポンポン、実はこれが初めてではありません。第2話でも良子ちゃんに頭ポンポンしているんです。この先生にとって、生徒を褒める時にやる「特別な行為」なのです。今回はもちろんツム子を褒める目的ではなく、そんな「特別な行為」を「やってあげた」んだから「早く話せ」ということだったのではないかと…。はたまた、自分の頭ポンポンに相当自信があったのでしょうか。これまで散々怒られた相手に頭を触られ、ツム子は恐怖を感じたのでした。次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月13日俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土前8:00NHK総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金前 7:30NHKBS、BSプレミアム4K)の第10話が12日に放送され、一瞬だけ登場した“ベテラン役者”に注目が集まっている。第10話は、判決の日。寅子(伊藤沙莉)たちの予想は外れ、妻が着物を取り戻すことが認められる。大喜びする女子部の面々だったが、よね(土居志央梨)だけは「甘い」と怒りを隠さない。裁判には確かに勝ったが、あの女性の受ける扱いは変わらない、と言うよね。寅子は、着物を返還された妻・峰子(安川まり)の「離婚裁判は続くが、最後まで戦う」という言葉に、「法律は盾の ように人を守るためのもの」だと考えるようになる…というストーリーだった。ラストには、涼子(桜井ユキ)の母・寿子(筒井真理子)が一瞬だけ登場。「少し日に焼けたんじゃなくって?自分の値打ちを下げてはダメよ?」と静かな圧をかける寿子に、涼子は「…はい、お母様」と小さく答え、完全に萎縮している様子が描かれた。視聴者からは「筒井真理子の圧がすごい」「一瞬だけの出番なのに強烈なインパクト」「筒井真理子が母となると一筋縄ではいかない」「涼子ママは毒親かもしれない」「お母様の圧が強すぎるんよ」「怖っ!って声が出たわ」「あのサラリとした言い方に鳥肌が立った」などの声が寄せられている。第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。
2024年04月12日こんにちは! おにぎり2525です~いよいよ新学期が始まりましたね! 今回は小学生の息子のクラス替えについてです。■新学期といえば…親もソワソワ!毎年毎年、息子より緊張している気がします。新しいクラスでも、お友達ができるとうれしいです。頑張れ、息子~!!
2024年04月12日大切な人だけど、価値観の違いから、パートナーの行動に不満を抱いたことはありますか?中には、友人や親と合わせたときの相手の態度にモヤモヤしたという方も……。今回のMOREDOORでは、交際1年・同棲3ヶ月になるEさんにインタビューを実施。Eさんが相手の行動に不満を持ったエピソードと、夫婦関係の専門家カップルセラピストからの意見をご紹介します。Eさんの悩みとは?カップルセラピストからの言葉上手に折り合いをつける福田さんのお話の中にもあったように、納得いかないときには「無理をせず相手にきちんと伝えること」も、円満に関係を続けていくコツかもしれません。みなさんは、この記事を読んでどのように感じましたか?監修・コメント:福田 凌(ふくだ りょう)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト、日本ブリーフセラピー協会京都支部講師。2017年龍谷大学大学院修了。日本ブリーフセラピー協会第12回学術会議特別企画「ブリーフセラピストNo.1選手権 B-1グランプリ」優勝。家族療法・短期療法(ブリーフセラピー)を専門とし、これまで病院や教育現場などにおいて家族間のさまざまな課題解決をサポート。(MOREDOOR編集部)
2024年04月11日兵庫県神戸市の街クラブ、「ロヴェスト神戸」代表である昌子力さんにインタビューしました。昌子さんは、Jリーガーであり元日本代表である昌子源選手の父親です。親としてそして指導者としての2つの視点から、サッカー少年・少女を育てる保護者として大事なこと、心得についてお聞きしました。後編では指導者として接する保護者への心構えなどとともにコーチへの助言をまじえてお話しいただきました。(取材・文:貞永晃二写真:柳瀬心佑)Jリーガー昌子源選手の父・昌子力さんに、サッカー少年の保護者としてしていたことを伺いました(柳瀬心佑)子どもたち自身が成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>><<前編:「指導者ではあるけれど息子にサッカーを教えたことはない」昌子源選手の 父・力さんが実践していた子どもへのかかわり方とは■親が子どもの行動をストップさせるので子どもたちも言われるまで動かない―――他のチームのコーチからお聞きするのは、最近の親が以前とは変わってきているということですが、どう感じますか?私自身も感じますし、うちの若いコーチたちも言いますね。小さいときって、やっぱりいろいろな失敗体験って大事じゃないですか。失敗するからリカバーの方法も考えつくし、サッカーだけじゃなく生活の中でそんなことを繰り返し成長していくわけです。ですが、最近の親御さんはわが子に手や口を出し過ぎだと思います。親はわが子が失敗しないように心配して、良かれと思ってやってあげているんでしょうが......。あれはダメ、これもダメ、何々しなさいと、日常の中で子どもの行動をストップさせる言葉が当たり前の会話になっていますね。特に心配なのはあまり深く考えずになんとなく口に出してしまうことが多いように感じるところです。買い物に出た街の中でも「そんなことするんだったらもう連れてこないよ!」といった交換条件を出すパターンや体裁が気になるのか無理やりある姿に当てはめて、よい子を装うような言動が親に見られることです。勿論体裁や人に迷惑かけないことは大切ですが親の体裁ではないんですよね、本質は。躾ですよね、根本に置いておかないといけないものは。だから子どもたちが冒険をしない、何か言われるまで動かない。もう全国的に今はそんな感じだと思うんですよね。そういうのをやっぱり変えていきたいですよ。みんながワーッと何かやって失敗して......、すると「誰や、ボールを投げたんは!」と、昔ならそんなカミナリ親父が怒る姿が日常でした。どうやったら許してもらえるのか?どうしたらそもそも怒られずに済むのか?いろいろ知恵を働かせたものです。サザエさんじゃないけど、あんな世界が今はもう全くないですもんね。でも昔はそれなりにちょっと駄目もとでやってみようかなって思えたんです。子どもの頃からの積み重ねで、やってみて失敗もしたけど上手くいったという成功体験があるからとにかくやってみようかという思いも湧いてくるんでしょうけど、それすらもなくなってしまったという印象です。それは何か行動を起こすたびに誰かに何か言われるような社会になったからだと思うんですよ。加えてそれは年齢の逆転現象もあると思います。大人も若者を注意しなくなりました。だから余計に考えなくなったのだと思います。■関わりすぎるな=放っておけという意味ではない親が関わり過ぎるな、というのは子どもを放っておけ、という意味じゃありません。7、8年ぐらい前に「親は手をかけすぎないで」というテーマで、ある小学校のPTA向けの講演に伺ったとき、その時女性の校長に聞かされたのですが、画板持参で校外写生大会をすると知った親がその前日に集まってみんなで公園を掃除したというんです。なので、写生をしようと公園に行くと何も落ちていない。先生としては子どもたちに落ち葉やいろんなものをそのまま見たり感じたりしてほしいのに。保護者にどうして掃除したんですかと聞くと、「うちの子が葉っぱに足を取られ滑って転んだらどうするんですか?」と逆に平気な顔で言われたそうです(笑)。びっくりしてね。そんなふうだから、気持ちが一度折れると立ち上がれない。やっぱり失敗経験がないと打たれ弱くなってしまうだろうなと感じました。■「先生はどんな答えを求めているんですか?」と聞く生徒が増えた――何が原因でそうなるんでしょうね。先日高校の先生と話をしていたら、「先生はどんな答えを求めてるんですか」とか「どんなこと言ったらいいんですか」と、そんなことを質問してくる高校生がいると。本当ですか?と聞くと、そんな生徒が増えたというんです。相手を不愉快にさせないで、相手が求めていることにちゃんとストレートで答えてあげたい、そういう気持ちから出た行為にも見えますけど、そんなのは大人になってやればいいことで、子どものときにそんなふうに考えなくてもいいのにな、と思います。どうしても正解を欲しがるんですよね。「1+1=2」みたいな。そのような、すべてにおいて正解を求める気持ちに何か拍車がかかってるような気がしますね。よく例えられる話で、外国だったら「□+□=5」という問題があれば、□に何が入るかな?と聞いたら、1と4が入ったり、2と3が入ったりいろいろあるよねというそのプロセスがすごく大事だけど、そういうことが今なされていない。ここでもまさに質問力ですよ。質問によって会話や求めていくもの、得られるものが広がっていかないんですよね。■スポーツでさえも正解を欲しがる選手が増えたそんな状態で唯一の救いがスポーツのはずなんですが、そのスポーツでさえも「YES」を欲しがる傾向があるように感じます。コーチも選手のプレーに対して否定したり、そうじゃないだろうとすぐに答えを言ってしまう。選手に「今のは何か狙いがあったの?」というワンクッションを入れて尋ねてあげるということが本当に少ない、全然足らない感じがしますね。スポーツって唯一冒険ができて。サッカーなんて特に合法的に相手を騙すことが許されているスポーツなんですよ。100m走のように号砲より早く出発したら失格になる競技ではないんですよ。自分が先に動いたり先に何かをやれば、それが自分に有利になり、先手を打てる訳ですよ。なのにそれを許さない指導者が増えてしまうとちょっと残念ですね。ライセンス講習会でも見られますし、一般的な少年サッカー現場でも習慣になっちゃってるんでしょうけど、ゲームスタートさせるとき「いくぞ、いいか?せーの」とボールを入れるんです。「『せーの』なんて声かけはしないまま、ポンとボールを出して始めさせればええねん、ぼーっとしてる方が悪いねんから」と言うと、それじゃ不公平になりますから、と返ってくるんですそれは、子どもたちに気を遣いすぎですよ。だって試合というのはそんなものでしょう?ゲーム中にこぼれ球が出るたびに誰かが「せーの」と言ってはくれません。不公平、理不尽なことがサッカーにはいっぱいあって......。サッカーだけでないですね、スポーツみんなですよ。場合によっては試合のあらゆる環境にそんな理不尽さを思い知らされることもある訳です。でもそれらを含めてサッカーなんだから、サッカーの競技特性を日頃の練習に取り入れないといけないんですよ。■子どもの頃から周りを見たり、考える力をつけておくことは大事最近はやれボール扱いだの、戦術だの、フォーメーションだのってそんなことばっかり先立っていますが、そんなことは後回しでもいいんじゃないか。そのために指導者の「観る」という能力がすごく問われるんじゃないかなっていうのは、大学生を指導する場合もそうですが、最近小中学生を観ていてより一層思いますね。子どもの時にやるべきは、ボールを扱うこと、神経系に刺激を与えること、と言われますが、刺激を与えるというのは何もボールを触ることだけではないんです。ボールがあろうがなかろうが周りを見るとか、自分がどうあるべきかなって、その「考える」ことそのものに意味があると思うんです。ボールを触る=神経系への刺激=少年時代に必要なことだとか、ドリブル=少年に必要なことだとか言われますが、私はキック練習だって神経系刺激の一つだと思っています。やっぱり小さいときにちゃんと(足で)捉えるフィーリングを養っておかないといけません。近年、キックが上手くない子がすごく多い気がします。高校年代になると、やっぱりキックの質の差が如実に個人差、チーム差になっていると思います。ましてや日本代表レベルなんて、速さと上手さに加えて正確性が必要ですから。■なんでもルール通りきっちりやるのではなく、時に余韻を楽しむこと現在私が代表を務めるロヴェスト神戸は先代の代表者が「ドリブルのロヴェスト」と言われたいと、ずっとドリブルを主体にやっています。私もそれを否定はしませんが、ドリブルと同じくらい他の何かを付け加えないといけないと考えています。ドリブル主体のチームあるあるで、ボールが足元に来て「さあ、サッカーが始まるぞ」みたいなことが多くて......。ですから5割以上とは言いませんが多少はボール操作力と合わせてキック、そして飛んできたボールのワンタッチコントロールにも注力すべきだと思います。例えば飛んできたボールをコントロールしてからドリブルドリルを開始するとか。ファーストタッチで最初のドリブル操作へスムーズに移行させるコントロールをしないと実践的ではない訳です。指導者も先入観や、思い込みを捨てて常に「なぜだろう、どうしてこうなるんだろう」というところを持っていないと、子どもたちに刺激を与えられいないと思うんです。課題を与えられて挑戦し、成功もするし失敗もする。うまくいったら、「ナイス、いいぞ!」ともっと褒めてあげたらいいのにとある指導者に言うと、「次の順番を待っている子のことが気になって、一人ひとりの子どもたちを観れていない」と言ってました。私としては、「いや、何秒以内に次がスタートしないといかん、というルールでもあるんか?別にいいやん、その余韻を楽しんだら」って思うのですが、コーチたちも真面目なので「こういう風にしないといけない」という思い込みがあるみたいです。最近は真面目で一生懸命である一方で、挑戦することを不安がったりする慎重な行動をする子が多いとも感じますが、実は指導者側にもそういうタイプの人が出現し始めている感じが、ライセンス講習会や様々な講演や講習会を通して感じます。選手にも指導者にも、何かトライをするとか、失敗を失敗に見せないような努力、たとえば「こういう失敗はこうしたら防げるな」という研究心をくすぐる必要があるなと感じているところです。■子どもを成長させるには、チームと親で反比例しないこといつの時代もプロならプロ、大学なら大学、高校なら高校でトップの選手たちにはいろいろと磨かれていく環境はあると思いますけど、そこを目指す小・中学生の世界はやっぱり最後は指導者の力がものをいうと思います。そして、保護者はチームの教えと反比例することをしないことをお願いしたいです。例えば、自分のことは自分でやるように伝えているのに、ウェアの準備から何から何まで沢山のことを親がやってしまったり、失敗させないよう先回りして思考力や挑戦・調整する力を奪うような行動を控えて欲しいんです。ユニフォームは自分で用意し、もし忘れたら自分が試合に出られない......。自分で責任を持つのです。そしてその子は次の機会ではきちんと準備するでしょう。■サッカー少年少女の親として何より大事なのは、子どもをプロにすることではない――以前、サッカー少年少女を育てる親として大事なのは、子どもをプロにすることじゃなく経済的、精神的に自立させることだとおっしゃっていましたね。プロになりたいならなりたいでいいと思うんだけど、プロなんていう特殊な能力の仕事をしようと思ったら、余計に自立が必要だと思うんです。サッカーに限らず、どんな仕事でも結局その積み重ねがない人は、何をやってもちょっと物足りないだろうと思うんです。スポーツがとてもクローズアップされるのですが、歌手でも俳優でも会社でも、その筋のプロ(大きな仕事のできる人)と言われる人はそれ相当の努力を重ね、他の人にない技・技量を身につけ、いつ何時でもミスなくタスクを成し遂げるのですよ。歌手・俳優さんはいつも笑顔で苦しい顔も見せずに平然と(そう見えるように)歌い上げ、演技して見せ、歌劇団の演者はステージでミスしないです。ミスがあったとしてもわからないようにカバーもできるんだと思います。サッカーのプロを目指す人たちは普通の努力と経験だけでは簡単にプロになれるものではないからこそ、プロセスが大切なんだと思います。小さい時はサッカーを大好きになり、技の習得など"続ける"力を養いたいですね。歌手で言えば幼少期から歌うことが好きだったというような。そして年齢が上がる度に持っている技の強さ速さを磨いていく。辞めずに繰り返しレッスンする歌手志望・俳優志望の女の子のように。同時に社会を生きていくことを意識していく。ですからもっと子どもにいろんな体験をさせてあげないといけません。■グラウンドは子ども自身が思考して行動する場所、親は手をかけず見守ってサッカーは頭を使って考える良いスポーツだと思います。そんな良い土台・素材になるスポーツであるサッカーをやっているのに、そこに立ち向かう子どもに失敗を含むいろんな経験をさせないようにしているのは、言えば矛盾している行動です。グラウンドの中に入ればそんなに危険なことは起きないので、そんな過保護にならないでくださいと保護者の皆さんには伝えたいですね。それでなくても自分で行動しない環境(親が準備してしまう)が多い中、子ども自身が自ら何かを考えて行動を起こせる折角の時間(サッカー・スポーツ)に親は入ってこないでください、と。スポーツの場面でも常に親があれこれやってあげるなら、わざわざサッカーを習う必要がないんじゃないかと。それなら大事に家に置いておいたら?と言いたくなります。保護者のみなさんが、サッカーを通じてわが子にどうなってほしいのか、親はどうあることが子どもの自立につながるのか、いま一度考えてお子さんの成長を見守って欲しいです。急がば回れ。子どもをサッカー選手にさせたいのであれば自主自立です。子どもたち自身が成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>
2024年04月11日保育士の中田馨さんが、集団行動での子どものトラブルや困りごとに対しての親のNG対応について教えてくれました。「すぐにお友だちに手を出してしまう……」、「なんでいつもお友だちとケンカするの……」とお悩みのパパやママはぜひチェックしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。保育所で子どもたちの遊ぶ様子を見ていると、お友だちが関わってきたときに何かしら「親が困ってしまうこと」が起こるものです。 2人、3人だと分かりにくいですが、集団になると見えてくることもあります。すぐにトラブルを起こしてしまう……とお悩みの親御さんもいるかもしれません。 そこで今回は、子どもが集団行動で起こした困りごとに対しての親の関わり方についてのお話をします。 友だちに手が出る、おもちゃを取る……こんなときは?集団で遊んでいると、あそび方が違ったり、相手のおもちゃが欲しくなったりして、手が出たりおもちゃの取り合いをすることがあります。相手のあることなので、どう対応すればよいか悩んでしまいますね。 自分の子が、叩いたり、おもちゃを取ったときは、お友だちをケガさせないためにも止めるとよいでしょう。「叩いたらダメ」、「お友だちのおもちゃを取らない」ことを伝えます。そして、子どもの「イヤだった」、「欲しかった」という、そのときの気持ちを代弁して共感しましょう。 「すぐに叩いて乱暴な子」とか「“かして”って言えない子」などとレッテルを貼らないようにしましょう。このとき、よく言うのが「お口で言って!」という言葉。「お口で言う」とぼやけた言い方をするのではなく、何をして欲しいか明確に伝えることも大切です。 ですので、何度も繰り返し「イヤなときは“イヤ”って言うんだよ」、「お友だちが持っているおもちゃは“かして”って聞こうね」など伝えます。 ケンカは悪いことではない!子どもがケンカを始めると、親はヒヤヒヤしますよね。「お友だちに嫌な思いをさせていないか?」、「ケガをさせていないか?」などが心配なことだと思います。 ここで大切なことは、「ケンカは悪いことではない」ということ。ケンカをすることで、相手には自分とは違う思いがあることが学べます。自分の意見も言えますし、自分の意見が通らないことを知ることができます。今、子どもは人間関係を身をもって学んでいるのです。 もし、気の知れたお子さんとのおもちゃの取り合いになったときは、親同士に余裕があるのなら、すぐそばで見守るのもよいでしょう。保育所では2歳半ば以降、特に3歳を過ぎたお子さんの場合、安全なケンカだと分かったら、すぐに助けられるところに行き、黙って2人がどうするかを見守ります。 言うとしたら「どうしたの?(理由を聞いて)そうなんだ。じゃあ、どうすればいいかなあ?」と考えてもらいます。2人で解決できることもあるし、別のお友だちが提案を持ってきて解決することもあります。すべてを大人が解決しようとせず、子どもたちにも解決できる力があることを信じて「待つ」ことも大切です。 「何だかうちの子、集団行動が難しいかも」と思ったときに、お母さんが思う「できている子」を見るのではなく、自分の子どもが集団行動の何に困っているかを観察してみてください。子どもが困っていることが分かれば、おのずと親が何をすればいいかの答えが見つかるはずです。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年04月10日義理の親との関係に悩む人は多いですが、実の親とうまくいっていない人もまた多いよう。今回は毒親な実の母親に同居を提案され、断固拒否した話を紹介します。関係をずっと絶っていた母親から、ある日突然電話が…▽ このお母さんとは10年以上関係を絶っていたのに、突然電話がかかってきて同居を提案されたそうです。しかも、同居したい理由は一切話さなかったんだとか……。なぜなんでしょうね。
2024年04月09日今回は「放置子の親を注意した結果」を紹介します。主人公の住むマンションのエントランスに、毎日夜遅くまでそこで過ごす女の子がいました。気になってある日事情を聞くと、親姉妹はみな自営業の職場で働き、それが終わるまで待っているのだといいます。心配になり親に連絡すると…何時に食べるの?出典:エトラちゃんは見た!驚く主人公出典:エトラちゃんは見た!電話番号を聞いた出典:エトラちゃんは見た!イライラした様子の父親出典:エトラちゃんは見た!仕事は…出典:エトラちゃんは見た!放置について聞いてみると…出典:エトラちゃんは見た!しつけのつもりのようで…出典:エトラちゃんは見た!問題はないと言う父親出典:エトラちゃんは見た!主人公の言葉に…出典:エトラちゃんは見た!仕事で忙しい出典:エトラちゃんは見た!次回予告仕事で忙しいと言う父親。しつけと称して家の外に放置の子どもを見て、主人公はどうするのでしょうか…※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年04月01日今回は「放置子の親を注意した結果」を紹介します。マンションに住む主人公。ですが、毎日夜遅くまでエントランスで過ごす一人の女の子が気になっており…。エントランスで過ごす少女出典:エトラちゃんは見た!心配した主人公が…出典:エトラちゃんは見た!少女に声をかけた出典:エトラちゃんは見た!部屋の鍵は…出典:エトラちゃんは見た!大家さんに開けてもらおうか?出典:エトラちゃんは見た!よく見ると着ている服が…出典:エトラちゃんは見た!少女のお腹から…出典:エトラちゃんは見た!菓子パンを勧める主人公出典:エトラちゃんは見た!晩ご飯は両親と…出典:エトラちゃんは見た!【次回予告】見かねた主人公は、大家さんに鍵を開けてもらう提案をしました。ですが怒られるから…と拒む少女。お腹を空かせているようだったのでいつもの夕ご飯の時間を聞くと…。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年03月31日この漫画は書籍『うちの子、誰の子? もしもわが子が取り違え子だったら』(漫画:たけみゆき 原案:ママリ)の内容から一部を掲載しています(全6話)。 ■これまでのあらすじ3歳の娘のサクラと夫のタイチと、家族3人で幸せに暮らしていたサキ。しかし、ある日病院から送られてきた手紙によって、生活が一変することに。これまで自分の娘だと思って大切に育ててきたサクラが、病院で受精卵の取り違えが起こった可能性が高く、DNA鑑定を依頼するという内容でした。もしかすると、サクラは自分の子ではないかもしれないと考えると、サキの頭は真っ白になってしまうのでした。第三者委員会の調査の結果、受精卵を取り違えた状態でお互いに移植されてしまっていたことが判明。血が繋がっていなくても、サキのお腹の中で育ってきたサクラを産み、今日まで育ててきたのです。突然自分の子じゃないと言われてもすぐに受け入れられるはずもなく、これからどうなってしまうのかという不安と、サクラと離れたくないという気持ちで頭の中がいっぱいになってしまうのでした。次回に続く(全6話)「もしもわが子が取り違え子だったら」連載は7時更新! 『うちの子、誰の子? もしもわが子が取り違え子だったら』 漫画:たけみゆき 原案:ママリ(KADOKAWA) 「うちの子、誰の子? もしもわが子が取り違え子だったら」はこちら 娘のサクラが血の繋がっていない子どもだと知ってショックを受けるサキ。これまで大切に育ててきた娘のサクラと、血の繋がった本当の子どものユウマ。ユウマを育てた滝田夫妻は子ども同士の交換を提案しているけども、サキはどうしても賛成できず…。血縁か? それとも共に過ごして芽生えた愛情か? あなたなら、どう向き合いますか?
2024年03月30日小学5年生のころ、思春期を迎えていた私は、素直に親と話すことができなくなっていました。そんなとき、あることを隠し通そうとして……。 親に話すのが恥ずかしい私は小学5年生で初潮を迎えたのですが、恥ずかしさから親に話すことができませんでした。そのため、自宅のトイレに置いてある生理用ナプキンを使ったら生理になったことが親にバレてしまうと考え、私は「家にある物でこっそりナプキンを作ること」を思いつきました。 使った物は、トイレットペーパーとガムテープです。トイレットペーパーを折りたたんで、ガムテープでパンツに固定するという、超簡易型ナプキン。この「自作ナプキン」を作ったときは、我ながら天才だと思いました。 自作ナプキンを使った感想実際、自作ナプキンを使ったところ、パンツが汚れることもなく誰にも生理がバレなかったため、なかなか万能でした。しかし、夏場などの汗には弱く、トイレットペーパーが溶けてボロボロになってしまうことが。体育の授業中にポロッとトイレットペーパーのカスが地面に落ちたときは、とても焦りました……。 それでもなんとか生理期間を乗り切り、小学生時代は自作ナプキンを使い続けていた私。中学生になるころには、親にバレる恥ずかしさがなくなり、「生理がきた」と伝えてナプキンを使うようになりました。ナプキンの使い心地がとてもよかったので、恥ずかしがらずにもっと早く親に報告すればよかったと後悔しました。 生理になっていると親にバレるのが恥ずかしく、小学生のころの私は「自作ナプキン」を使って過ごしていました。今振り返れば、自作ナプキンを使っていたことのほうが、恥ずかしく思えます。けれど、必死になって隠していたことも、今となっては思春期ならではの笑えるいい思い出となっています。 ※すべて個人の感想です。デリケートゾーンのトラブルにもなりますので、市販の生理用品を使用しましょう。 著者/匿名作画/ふるみ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ふるみ
2024年03月27日子どもの習い事で、親同士が連絡のために使うグループラインがあるのですが、そこで1人の親がとんでもない発言をし出して!?グループチャットでまさかの発言!?うちの子どもはスポーツ系の習い事をしていて、親同士の連絡のためにグループラインがあります。そんな中、上級生が最後に出場する気合いの入った大会の前日に、ある親がそのグループラインに「明日は負ける」と送ってきました。まさかの発言に驚いていると、さらに「勝ってもまぐれでしょ」と送られてきて、そんなこと言って大丈夫!? グループラインだよ!? と焦る私。どうやら送る相手を間違えたようなのですが、誤送信に気づくのが遅かったため、メンバー全員から既読状態になり……。メッセージの取り消しをしたようですが、時すでに遅し。上級生の親たちから「今後は気をつけましょう」という言葉があり、この件はそれで終わったのですが、一連の出来事を見ていた私は、ハラハラして気が気じゃなかったです。 メッセージを送信するときは、送る相手を間違えないようによく注意しないといけないと学びました。また、今回のような、誰かが嫌な思いをするような内容は送信するべきではないなと思った出来事です。 作画/しおん著者:佐藤 藍
2024年03月26日私は現在2児の母親ですが、実は私の実母が毒親で、機能不全家族のもとで育ちました。3歳のころからしつけと称して暴力や過干渉などを受けてきました。自分が実際に母親となり、どのような過酷な環境で育ったかを考えることがあり、そのたびに胸が締めつけられます。今回はそんな実母のもとで育った私が、出産時に里帰りしたのか、しなかったのか? どのような選択をしたのかお話しいたします。 里帰りするべきとアドバイスを受けたが…妊娠週数が進むにつれて、出産後は里帰りするべきか悩みました。ごく親しい友人たちには私の両親の話などを打ち明けていましたが、「たとえ毒親でも、親がいるだけで助かるものだよ。産後は想像以上にしんどいから、せめて1カ月でも里帰りするべき」とアドバイスを受けたのです。 たしかにその友人たちは実際に出産を経験していたので、説得力がありました。けれども果たして本当にそれが自分にとってベストなのか悩みました。 里帰りはせず、産後直後からワンオペ育児結局自分が出した結論は、「里帰り出産はしない」という固い決意でした。なぜそのような選択をしたのかというと、妊娠後期から実母と電話で連絡を取ることがあったのですが、そのたびに大喧嘩をして私自身が高血圧となり、病院から降圧剤を処方されるなど体調面で危機を感じたからです。 実母といえど、私とはまた違った個性のある人間です。お互いわかり合えないのなら、もうひとりで乗り越えるしかないと腹をくくりました。 結果的には、友人たちのアドバイスは聞き入れなかったことになりますが、私は里帰りしないという選択で本当によかったと感じています。出産後は大変だけれど、合わない実母と過ごすストレスがないので快適でした。もちろん、2人目も里帰りはせずに出産直後からワンオペ育児でした。最終的には人の意見に頼らず自分自身で決断できたのが功を奏したと思っています。 イラストレーター/まっふ監修/助産師 松田玲子著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2024年03月17日私は現在2児の姉妹のママですが、もうすぐ4歳になる長女について、親として気がかりなことがありました。それは「長女が我慢をしてしまう性格」というところです。適度な自制心ももちろん必要だとは思うのですが、周りのお友だちと比べると「ちょっと我慢しすぎているのでは?」と心配になったことも事実。そんな長女に対して、親としてどう働きかけたのかお話しします。 保育園へ入園したころに感じ始めた疑問長女は4月生まれということもあってか、周りの同年代のお友だちと比べて少々大人びているところがありました。長女の性格に対して疑問を感じ始めたのが、入園させた2歳8カ月ごろのことです。 長女は途中入所という扱いになりましたが、そのころは進級間近ということもあって、月齢としては2歳半くらいの子どもたちが多くいました。いわゆる「イヤイヤ期」にあたるころかと思うのですが、まわりのお友だちが自己主張しているところを何度も目撃し、「そういえばうちの子はあまり自己主張しないな……」と感じていました。 決定打となった出来事決定的に「長女はもしかすると我慢しすぎているのでは?」と感じたのが、長女がちょうど3歳ごろの出来事です。ショッピングモールの遊び場に長女を連れていくと、1~5歳ごろまでの幅広い年齢の子どもたちが自由に遊んでいました。 長女が「遊びたい」というので遊ばせてみると、長女が遊んでいたおもちゃがほかのお友だちに取られてしまうのです。それなのにまるで何事もなかったかのように、ほかのおもちゃで遊び続ける長女を見たときに「このままでよいのかな?」と親としてやや疑問が残りました。 保育園に相談後、自身も振り返るまずは保育園の先生に、前述のような出来事があった旨と、園ではどのように過ごしているのか聞いてみることに。先生の回答は「たしかに●●ちゃんはおもちゃへの執着心がないからか、おもちゃを取られても怒りません」といった答えでした。そして「今後は私たちも気を付けて配慮します」という気づかいもいただきました。 そして、長女が我慢する性格なのは、もしかして私の育て方にあるのかなとも感じたので、自分の育児の見直しや声かけも変えてみることにしたのです。 子どもの自己決定を尊重する具体的には、長女が「こうしたい」といったことは、少々親としての都合が悪いなと思うことでも、まずは「わかった」と受け止めるようにしました。今までの私は「~しなさい」「早くして」と命令形の声かけが多いように感じ、そういった背景も長女の我慢しすぎる性格につながる要因となったのかな?と思ったからです。 また、お友だちになかなか自分の気持ちが伝えられず、長女がもどかしそうな思いをしているのを目撃したときも、親としてあえて「こうしてみればいいじゃない」という安易なアドバイスはしませんでした。なぜかというと、あくまで「気持ちは伝えずに我慢する」という決断をしたのは、長女自身だからです。 どこまで親が関わるべきか悩ましいですが、私は陰のサポート役に徹することに! 長女の言動を「間違っているな」と思うことも正直ありますが、まずは「よく言えたね」と声かけするように努めています。そして現在の長女は「こうされて嫌だった」と自己主張ができるようになりました。今後も子どもの「自己決定」を尊重したいと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて通園している幼稚園・保育園や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/おもち 著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2024年03月16日保育士の中田馨さんが、実は困っているお友だちとのかかわりで親がやりがちなことについて教えてくれました。「相手の親を出してください!」はNGなど具体的なケースをご紹介します。「相手の親を出してください!」はNG特に低年齢児の場合、保育園で過ごしていると「噛まれた」「引っ掻かれた」などが起きます。これがだいたい、同じ子が同じ子を噛むんです。保育士としても「ああ、また防ぐことができなかった」と落ち込んでしまうことなのですが、保護者も同じ気持ちだと思います。 「どうして毎回、うちの子ばかり噛まれるんですか?」と、その思いを保育士に相談することもあると思います。ときには感情的になり「相手の親を出してください」と言われることもあるのですが、責任は全て保育園にあります。 実は、噛まれる側がきっかけを作っていることもあります。私の保育園のAちゃんはBちゃんを何度か傷つけてしまいました。直前に大きなトラブルがあるわけではないので、疑問に思って見守っていました。すると分かったことがありました。 Aちゃんの安心できるパーソナルスペースは、他の子に比べ広かったのです。好意的にBちゃんが近くに寄ってくるのが、Aちゃんにはしんどかったのでしょうね。相談される場合は、子どもの性格の背景や過ごし方などを保育園に確認してみると、それぞれの子どもに思いがあったことがわかりますし、傷つけられた原因が見えてくるかもしれません。原因が分かれば、保育園に対応してもらいやすくもなります。 言ってほしくない言葉を注意するこれも本当に保育園あるあるなのですが、親が使ってほしくない言葉は保育園で覚えてくることも多いようです。特に年齢幅の広い保育園では、年上の子どもたちから毎日たくさんの言葉のシャワーを浴びていますので、言葉を発し始めた子どもはすぐに取り入れます。子どもにとって、今それが流行りですので、ある程度その言葉を使うことは仕方ないと思ってください。 そんな使ってほしくない言葉に関して、「保育園では〇〇って言っている子いるんですか?」と保護者に相談されることもあります。対策としては、大人が言ってほしくない言葉は「反応しない」が1番効果的です。 「それは言わないで」「言ってほしくないな」もNG。「あっ」と表情で反応するのももちろんダメです。聞こえていない、私は知らない、とスルーするのです。最近知ったおもしろい言葉を使いたくて仕方ないのですから、大人が反応するとうれしくなってどんどん使うのです。ただ、人を傷つけるような言葉に関しては「それ言ったらお母さん悲しい!」と強く叱ってください。 余談ですが、「保育園で〇〇って言っている子いるんですか?」とおっしゃったお母さん。「いませんね」というと、後日「先生、あの言葉はうちのお兄ちゃんでした」と。子どもは、親兄弟、TV、YouTubeなどさまざまな場面で言葉の獲得をします。保育園だけが使ってほしくない言葉の獲得の場ではないことも知っておいてくださいね。 保育園でお友だちと関わり遊ぶことは、ここから長い人生の人間関係構築の土台づくりです。お友だちとの関わりで気になることがある場合は、まずは保育士に相談してみましょう。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年03月15日保育士の中田馨さんが、実は困っている親がやりがちな生活習慣について教えてくれました。テレビなどの動画との付き合い方や離乳食で気をつけたい具体的なことについてご紹介します。こんにちは! 保育士の中田馨です。今回お話しするのは、保育園児の生活習慣のうち、「テレビ」と「離乳食」について。つい家でやりがちなNGについてお伝えします。 長時間テレビなどを見せっぱなしにする保育園から帰ってからのママは大忙しです。私自身も働く母親なのでよくわかります。子どもが中高生になっても寝るまでの時間がバタバタです。これが手のかかる乳幼児だった場合、さらにママのすることは増えます。ですので、ごはんを作っている間に、子どもがテレビを見てくれていると助かりますよね。 ただし、長時間テレビを見せっぱなしにしたり、見ていないときにもテレビをつけっぱなしにするのはやめましょう。 コミュニケーションをせずに動画を見せている以前、「毎日見るくらい大好きな映画があるんです。休日は2本立てで見ました」と教えてくれたママがいました。その映画は大人も見るような映画です。2本立てだとすると1日4時間ずっと画面を見ていることになります。映画などの動画は一方的に情報が流れるものです。その時間は人と関わる経験をしていないということになります。 子どもの集中力で考えると、1回に見るのは20分程度がいいとされています。長い映画などを見る際は、できるだけ大人もコミュニケーションを取りながら見るように心がけましょう。 食事をすべて親が食べさせている私の保育園で働く保育士から聞いた話をします。以前勤めていた保育園に2歳前に入園してきた子がいました。その子はこれまで、自分で食べ物を食べてきた経験がほぼない状態で入園してきたそうです。食事はすべてママが食べさせてきたとのこと。 スプーンやフォークを使った経験がなく、どう使うかもわかっていないようでしたし、年齢に対して手の器用さがなかったそうです。まずは手づかみ食べからスタートしました。その後は、ぐんぐんと食べる能力を発揮していったそうです。 自分で食べる経験をさせていないこれは極端な例なのですが、子どもに食事を任せるとグチャグチャになりますので、離乳食時に自分で食べさせることを避けがちなママもいます。保育園で自分で食べる経験を積んでいきますので、それでいいと言えばそうなのかもしれません。しかし、家庭で家族と一緒に自分で食べるという経験を積むことは、この時期の子どもにとってはかけがえのないことです。 「家族で食べるって楽しいな! おいしいな! よし、もっとたくさん食べるぞ!」と食べる意欲につながっていきます。ママやパパが食べさせることもしつつ、土日など少し余裕がある日は、自分で食べる経験を増やしていきましょう。 もし、少し当てはまることがあったら、少しずつ普段の生活習慣の中に取り入れてみてくださいね! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年03月06日ソニー生命保険株式会社では、2015年度よりダブルケアの調査を実施しています。本記事は、その最新版である「ダブルケア(子育てと介護の同時進行)に関する調査2024」をもとに、ダブルケアに関する人々の認知度をお伝えします。約8割が「ダブルケア」を知らない大学生以下の子どもを持つ30歳~59歳の男女(16,926名)に、「ダブルケア」という言葉を聞いたことがあるかどうか聞いたところ、「ある」と回答した人が20.2%、「ない」と回答した人が79.8%の人でした。男女別に見ると、「ある」と回答した人は男性で19.2%、女性では21.1%と、ほとんど差はみられません。また、男性の場合、30代21.6%、40代19.0%、50代17.0%と、年代が上がるにつれて低くなる傾向がありました。過去の調査結果との比較では、徐々に認知度が上がってきています。とくに40代男性では2017年には12.7%だったのに対し、19.0%と6.3ポイントの上昇がみられました。ソニー生命保険「ダブルケア(子育てと介護の同時進行)に関する調査2024」よりソニー生命保険「ダブルケア(子育てと介護の同時進行)に関する調査2024」より2割強が「今後ダブルケアになるかもしれない」子どもがいる人のダブルケアに対する認知度はあまり高くないことがわかりました。しかし、知っている・知らないに関わらず、今後、ダブルケアに直面する可能性は誰にもあるでしょう。「ダブルケア」の意味として「子育てと親・義理の親のケア(見守り・世話・援助・介護・介助)が同時期に発生する状況」と説明したうえで、今後(数年先などに)ダブルケアに直面する見込みがあるかを聞いた結果を見てみます。すると、「ダブルケアに直面する見込みがある」と回答した人は全体の22.5%でした。男女・年代別では、女性は30代22.7%、40代23.6%、50代24.5%と徐々に高くなる傾向にあるのに対し、男性では30代22.6%、40代22.1%、50代19.2%と年代が上がるにつれて低くなっていく傾向が見て取れました。ソニー生命保険「ダブルケア(子育てと介護の同時進行)に関する調査2024」よりまとめ「ダブルケア」という言葉の認知度は徐々に上がってきているものの、ほとんどの人が聞いたことがないという実態がわかりました。世の中の関心もまだ低いことがうかがえます。現在は自分に関係のないことに思えても、将来的、ダブルケアの状況になる可能性もあります。ダブルケアの実態を知り、ダブルケアラーの人たちを支えていく体制づくりが急務だと感じられました。(マイナビ子育て編集部)調査概要調査対象:大学生以下の子ども(自身が世話をしている子どもを含む)を持つ30歳~59歳の男女対象者数:16,926
2024年03月02日親からの愛情は、時に予想もしない形で表れることがあります。その中でも、「仕送り」は経済的な安定だけでなく、親からの深い愛情を感じるのではないでしょうか。そこで今回MOREDOORでは、「親からの仕送りに驚いた体験談」をご紹介します。Kさんの場合大学生時代のことです。私の誕生日に、サプライズで箱いっぱいのお菓子や野菜、カップラーメンなどが送られてきました。箱をよく見ると、箱の蓋の内側には、家族からのメッセージが書かれていました。普段はそんなこともせず、どちらかと言うと塩対応な父からもあり驚きました。どんな気持ちになりましたか?嬉しくて写真を撮りました。また、箱なので蓋の部分を切り取りました。今の世の中、文字を書くことが少なくなっているからこそ、手紙などを大切にしていきたいです。いつもは言葉にすることが恥ずかしい仲でも、手紙など手書きのものを渡すと気持ちがより伝わると思います。(26歳/自営)仕送りに込められた愛情親元を離れて生活をすると、ふとしたときに親からの愛情の深さに気づくことも。このような体験は、日常の些細な1コマかもしれませんが、何年経っても忘れられない大切な思い出になるかもしれないですね。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年02月25日東京・池袋のサンシャイン水族館では、特別展「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展 極(もうどく展 きわみ)」が、2024年3月15日(金)から11月24日(日)まで開催される。「毒」がテーマの特別展「もうどく展 極」「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展 極(もうどく展 きわみ)」は、「毒」をテーマにした人気シリーズの最終章を飾るイベント。生存戦略のために毒をもった、約30種類の生き物を紹介する。魚類をはじめ、両生類や昆虫類、植物など様々な毒生物たちを目にすることができる。生き物がもつ毒の種類・成分や毒のある部位などを解説したパネル展示とともに、様々な生き物たちの多様性を楽しく知ることができそうだ。強力な毒生物たちを紹介成人10人分の致死量に相当する毒を持つという、カエル界でも“最強クラス”の「モウドクフキヤガエル」をはじめ、「サザナミハギ」や「アオブダイ」など、強力な毒を持つ生物たちが集結。内部に毒を秘める「トラフグ」や、“毒と薬は紙一重?”の「マナマコ」など、生き物たちの毒を巡るエピソードにも注目だ。“サソリモドキ”の刺激臭を体験また、世界三大奇虫と言われる“サソリモドキ”の仲間が放つ刺激臭体験ボックスも用意する。外敵から身を守るために、サソリモドキの肛門付近から噴出される毒液の刺激臭を再現調香。強烈な毒のにおいを体験することができる。毒生物ステッカーなどオリジナルグッズさらに、会場ではわたあめやオリジナルTシャツ、消臭ビーズなど新作オリジナルグッズを販売。2023年に開催された「もうどく展 リミックス」でも好評を博した、毒生物をイメージしたオリジナルステッカーは新デザインで販売される。コラボメニューも加えて、サンシャインシティ専門店街アルパ3階にあるビュッフェ レストラン「ビュッフェアンドグリル シェフズ グッディーズ(BUFFET&GRILL CHEF’S GOODIES)」とコラボレーション。50種類以上の料理が揃うビュッフェにて、モウドクフキヤガエルなど展示生物のイメージカラーに合わせたコラボメニューを味わえる。展示を見に行く前後に訪れるのもおすすめだ。【詳細】サンシャインシティ水族館 特別展「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展 極(もうどく展 極)」開催期間:2024年3月15日(金)~ 11月24日(日)※ 詳しい営業時間は特設ウェブサイトを確認。 会場:サンシャイン水族館 特別展会場住所:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上料金:通常入場券 600円、「ドックドク★キャンディ」付き入場券 900円※水族館本館ほか対象施設の利用者、 アクアリウムクラブ会員証、サンシャイン水族館年間パスポート持参者、障がい者割引の対象者は上記金額より200円引き。※アクアリウムクラブ会員証・サンシャイン水族館年間パスポート・障がい者手帳または各施設の半券の提示が必要。■ビュッフェアンドグリルシェフズグッディーズ コラボレーション場所:サンシャイシティ 専門店街アルパ3階営業時間:11:00~22:00(L.O.21:30)※最終入店 21:00料 金:・大人「平日」ランチ 1,978円/ディナー 2,418円、「土日祝」 ランチ 2,418円/ディナー 2,858円・小学生「平日」 ランチ 1,318円/ディナー 1,428円、「土日祝」 ランチ 1,428円/ディナー 1,538円・幼児 終日 658円 ※2歳以下は終日無料※最新の営業時間と価格は店舗に問い合わせ。
2024年02月24日中学生になり、念願のスマホデビューを果たしたという方も多いはず。しかし、親からすると子どもがスマホを持つことに不安を覚える方もいますよね。そこで今回は、はらぺこもんろー(@harapekomonrrow)さんの『子どもの初めての携帯で揉めた話』を紹介します。※本作品は、実体験をもとに製作されたフィクション漫画です。当事者の声はさまざまですので、あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。あらすじ中学1年生の想太は、周りのみんなが持っていることから「スマホが欲しい」と母親に伝えます。「わかったわよ」と快諾してくれた母だったのですが、買ってくれたのはまさかのキッズスマホ。学校ではスマホのアプリで宿題の範囲などが配信されますが、キッズスマホではアプリを入れることができませんでした。それを知った母は学校に文句を言いに来ますが、我慢の糸が切れた息子はついに自分の思いをぶつけて……?思わずその場から逃げ出し……友達と偶然居合わせ……想太を心配してくれる友達が……?母親に思いをぶつけ、思わずその場を逃げ出した想太。偶然居合わせた友達が、様子のおかしい想太を心配してくれました。そして友達は母に、想太がキッズスマホのせいでいじめられていることを伝えてくれます。友達のひと言で息子がいじめられていると知った母は、ようやく息子の話に心から耳を傾け、最新のスマホを買うことにするのでした。母親の自分勝手に振り回される息子……、あなたならこんな時、どう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@harapekomonrrow)※この漫画はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月23日