「小学4年生」について知りたいことや今話題の「小学4年生」についての記事をチェック! (1/14)
俳優の原田龍二の妻・愛さんが3日に自身のアメブロを更新。小学4年生の頃から急激に悪くなった娘の視力についてつづった。この日、愛さんは「私はどちらかというと目が良い方なんです けれど娘の目は原田パパに似たのか視力が悪くて普段はコンタクトをしてます」と現状を説明。「娘の視力は小学4年生から急激にわるくなりました」と明かし「ブルーライトのせいかどうか何のせいかはわかりませんが」「可哀想だなぁと思います」とコメントした。続けて、娘のメガネの交換のためにショッピングセンターを訪れたといい「ショッピングセンターは混んでいますがメガネショップはそれ程待たなくて良かった」とつづり、ブログを締めくくった。
2025年01月05日特別支援学級で過ごし始め、落ち着きを取り戻した息子小学校入学当初は通常学級に就学したわが家の息子トール。小学1年生の終わり頃、ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の診断を受けました。小学2年生の秋頃から、学校や家庭でもイライラしたり、泣いたりすることが増えてきて、特別支援学級への転籍を本格的に考えるようになりました。その頃は通常学級に在籍しつつ、特別支援学級の先生の都合の良い時に、特別支援学級で過ごす時間をつくってもらっていました。特別支援学級で過ごす時間を取るようになって、トールは少しずつイライラする時間が減っていったように思います。周りの視線を気にせず、マイペースに過ごせる時間が取れるようになったおかげだと思っています。Upload By メイ通常学級から特別支援学級へ転籍すべき?不安や迷いが押し寄せて特別支援学級に在籍したほうが、トールが穏やかに過ごせるかもしれないと、私も考えるようになりましたが、私自身、特別支援学級に関する知識は全くなく、転籍したらどうなるのか、いろんな疑問や不安が湧いてきました。実際に在籍したら毎日どのように過ごすのか。どのくらい通常学級に在籍する子たちと関わりがあるのかも心配でした。日々怒ったり泣いたりしながら過ごしていたトールでしたが、通常学級にはお友だちもいました。トールの転籍について悩んでいた頃、クラスのお友だちに「トールくんをほかの教室に行かせないで」と言われたことがありました。Upload By メイわたしは、トールが教室で騒いだり、マスクをすぐ外してしまったりして(当時はコロナ禍で、教室ではマスクを着用するルールでした)、周りの子から嫌がられていると思っていたので、そのお友だちの言葉はとてもうれしいものでした。同時に、せっかく仲良くしてくれているお友だちがいるのに、特別支援学級に行くことで関わりがなくなってしまうのではないか?とも考えました。また、勉強は通常学級より遅れてしまうのではないか、そしてその後の進路に影響があるのではないか?なども心配でした。特別支援学級に転籍することで、それまで一緒に学んでいた通常学級の子たちから取り残されるかもしれないという漠然とした不安が、心の中に広がっていました。集団の中にいることが苦痛だからと集団から離れて生活したら、ますます集団の中に入ることができなくなって、将来の進学や就職の時の選択肢が狭まってしまうのではないか。わたしの今の選択が、トールの将来を決める可能性があると思うと、とてつもない重圧がわたしの肩にのしかかってるような、そんな気持ちになりました。Upload By メイ勉強、友だち関係、将来……分からないことばかり。悩んだ末に出した結論もちろんトール本人にも、どうしたいかという気持ちは聞いていました。しかしトールは当時まだ小学2年生。それを自分ではっきりと決められるような年齢ではなく、トール自身もどうしたらいいかよく分からないという様子でした。長い時間をかけて、わたしは「特別支援学級に転籍する」という決断をしました。心配な気持ちは消えませんでしたが、将来のトールのことばかり考えるより、今のトールが楽しく学校に通えることを一番に考え、そのためにはどうしたらいいかと考えるようになったからでした。今のトールが楽しく過ごせることが、将来のトールの笑顔につながるのではないか。将来は今の延長線上にあるのだから、まずは今を最優先にしようと考えた末の、決断でした。Upload By メイそして、トール本人にも最後の意思確認をし、通常学級の担任の先生、特別支援学級の先生、校長先生とも話し合い、小学3年生に上がるタイミングで、特別支援学級に転籍することが決まりました。現在、小学6年生になったトール。高学年になってぐっと落ち着いてきて、迷った末に決断した特別支援学級への転籍という選択は、今ではよかったと思っています。これから先も、進学や就職という節目ごとに悩んだり迷ったりしつつ、その時その時の息子にとってのベストを探していけたらと考えています。執筆/メイ(監修:鈴木先生より)本来であれば、小学1年生の時にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の診断が出た時点で、特別支援学級へ通級するのが丁寧です。ASD(自閉スペクトラム症)の特性の一つに聴覚過敏があり、先生やクラスメイトとの相性にもよりますが、少人数の環境のほうが向いている場合が多いからです。今回のケースでは、小学3年生で転籍したということでしたが、日本には教育委員会と言う組織があり、そこを通さないと通級や転籍を決定できないというシステムがあります。残念ながら、子どもファーストではなく、事務ファーストになっている状況が多く見られます。親御さんにできるだけ早くお子さんに合った環境で勉強させてあげたい気持ちがあっても、IQテストをしないと判断できなかったり、委員会を通さず校長や主治医の意見だけでは判断できなかったりという慣習が足を引っぱっています。ただ、特別支援学級に在籍できたとしても、担当の先生方が必ずしも特別な研修を受けているわけではないことも課題といえるでしょう。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年12月17日学校があってもなくても大変!?長期休みの困りごと学校がある期間は、娘の送り迎えをしたり(娘の通う小学校では、特別支援学級在籍の場合は保護者の送迎が必須)、行きしぶりの対応をしたり、学校と連携をとったり……。保護者の出番が多すぎて、正直早く学校が休みにならないかなと思うことがよくあります。実際「また送迎や娘の調子をみながら生活するのか〜長期休み終わらないで〜」と考えることも何度もありました。しかしそれはそれ、これはこれで、娘には特性が爆発する「長期休みでの困りごと」があります。特に小学3年生の冬休みは大変でした。冬休み前日の終業式、帰ってきた娘は私に元気に言うのです。「今日中に冬休みの宿題全部終わらせる!」と……。算数と国語のドリルに加えてプリントが数枚、さらに書き初めの宿題もあります。どうみても1日で終わる量ではありません。やる気満々の娘を説得しようと、努めて冷静に話し合おうとしましたが、何を言っても「でもやりたい」「早く終わらせたい」「やってみないと分からない」と返答があるばかり。やる気があるのは良いことだし、とりあえずやってみて自分で気づけばいいか……とやらせてみると、数時間後には手が痛い、できない自分はなんてダメなんだ……と悔し泣きをする娘の姿が……。そこで、私は「自分はダメな子だ」と泣いている娘を励まして、改めて娘と話し合い、残っているプリント数枚と書き初めは2日目(正確には冬休み1日目……)にやることで納得してもらったのでした。冬の定番「縄跳び」で娘の完璧主義が炸裂!?Upload By マミヤ翌日、プリントと書き初めも終わってほっとしていると、縄跳びの宿題もあると言い出す娘(なぜかそれは最初の日に終わらなくてもよかったようで……ほかの宿題と何が違うのかはよく分かりません……)。縄跳びの宿題は15級〜1級まであり、それぞれの級に技の種類と回数が書かれていました。クリアしたら色が塗れるのですが、娘はそれを「全部クリアしたい!」と言うのです。ここから娘の「縄跳び特訓地獄」に付き合う日々が始まりました……。娘は、自分で立てた目標に毎日挑戦しましたが、やはり全部クリアのハードルは高く、失敗する度に「できない」と悔し泣きをしていました。娘の目標を高く持ち頑張るところは尊敬していますし、素敵だと思います。でも、失敗するたびに泣く娘を励まして、褒めて付き添い続けるのがしんどい時もありました。娘は冬休み中、できるまで悔し泣きをしながら毎日縄跳びをしていました。長期休みぐらい母はゆっくり寝たいのに… 5時半起床の娘に起こされる毎日Upload By マミヤ冬休みは「寒いしゆっくり寝たい」とよく考える私ですが、娘は毎日朝の5時半に起きます(夜9時に寝るので睡眠障害ではないそうです)。わが家は賃貸のアパートで音が響きやすいため、娘がゴソゴソするとその気配で起こされてしまいます。ゆっくり寝正月なんて言っていられません。放っておくと、娘は朝の6時から縄跳びに行こうとするので、あわてて止めます。アパートの敷地内での早朝縄跳びは、ご近所の迷惑になることも気になるところです。娘にもそのことを説明して、代わりに公園に朝一から行ってみたりしましたが……付き合う親はただただ眠く、寒かったです(笑)。今年ももうすぐ冬休みがやってきます。早起きは「健康にいい!」と思ってあきらめますが、宿題については今年の夏休みにもバトルしたばかりなので、今回は無理のないスケジュールで取り組めるよう、冬休みが始まる前に娘とよく話し合ってみようと思っています。Upload By マミヤ執筆/マミヤ(監修:室伏先生より)マミヤさん、長期休みでの困りごとについて共有してくださり、ありがとうございました。発達の偏りのあるお子さんの中には、思い描いていた通りにいかなくても、状況に応じて臨機応変に調整することや、全部できなくてもここまでできたからよしとすることが、難しい場合があります。そのような場合には、気持ちの切り替えができずにパニックになってしまったり、自分を責めて自己肯定感の低下に繋がってしまいがちです。完璧主義の思考パターンがある場合には、物事の捉え方を変えてみる練習をすることもとても重要なことです。努力家で真面目なお子さんには、できないからあきらめさせるとか、頑張りすぎをセーブするというアプローチではなく、別の方向性の目標をたてるほうが受け入れやすくなるかもしれません。例えば、今後大人になっていくためにとても重要な、スケジュールを立てることを今季は目標にしてみようとか、できないことがあってもまぁいいかって考えられたらこのご褒美シールを貼るようにしようとか、全てを早く完璧に終わらせること以外にも、重要なことがたくさんあることを知ってもらう方法です。向上のために努力を継続できる真面目さや自分への厳しさは誰にでも真似できるものではなく、強みになることも多いです。毎日さまざまな葛藤を通じて成長しているしぇーちゃん、少しずつ視野を広げて、自分を許してあげることが上手にできるようになっていきますように、応援しています。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年12月16日SNSの総フォロワー数35万人超えのインフルエンサーで、爆速レシピクリエイターとして活躍するおよねさんが2日に自身のアメブロを更新。小学4年生の娘が中学受験を辞める決断をした理由を明かした。この日、およねさんは小学4年生の娘が中学受験を辞める決断をしたことを報告し「9ヶ月間、塾や家庭教師など色々試したけど本人の勉強への気持ちが追いつかなくて…」と断念した理由を説明。「無理に続けるより、本人の意思を尊重しようと話し合い」と明かしつつ「辞める理由が『どうせできない』とネガティブなものだったのが気がかりで」とつづった。続けて、娘に対し「『勉強が嫌いだからやめる』でいいんだよ」と伝えたそうで「それなら前向きだし、自分で決めたことだからOK」とコメント。「今、彼女が興味を持っているのはなんと韓国語!アイドルや韓国メイクに憧れてるみたい」と述べ「『やりたいなら自分でまず調べてみて!』と背中を押しています」と明かした。最後に「5年生になったら一緒に韓国旅行も計画中」だといい「これからは、もっと彼女自身がやりたいことに時間を使えるよう応援していきたいと思います」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年12月05日夏休み明けの次女の様子夏休みに、しっかりダラダラして休むことができた次女。2学期が始まってからも、夏休み前と同じく週1回程度学校をお休みするようなペースで登校していました。相変わらず、毎朝付き添い登校が必要で、だるくなってしまうこともありましたが、家での次女の様子を見ていると、夏休み前とは少し変わってきたなと感じる部分もありました。「だるいからお風呂で髪を洗うのを手伝って」など、自分でやっていたことまで母である私に頼んだり、体調不良を訴えたりする頻度が減ってきて、夏休み前より明らかにラクに過ごせているように見えました。Upload By まりまりそろそろ対応変えてみても良いのかも……?と、以前の失敗そんな次女を見て、そろそろ勉強面に手をつけてみても良いのかも……と思いました。それまでの次女は、学校に行っているだけで精一杯で、勉強に手をつけられるような状態ではありませんでした。それにもかかわらず、私自身の焦りや不安から、次女に半ば無理やり勉強をさせてしまった時期がありました。その時は、さらに次女を疲れさせる結果となり、学校を休むことも増えて、とても反省したという経緯があるので、今回は次女と相談して慎重に進めていくことにしました。次女の気持ち次女と話してみると、次女自身、以前と比較してだるさが減ってきていることに気がついたようでした。Upload By まりまりそして、次女としても「勉強しなくちゃ……」という思いを強くもっていました。勉強のことはずっと頭にあるものの、どうしてもだるくて取り組めず……という感じで、やらなきゃいけないことは、次女が一番よく分かっているのに、できないことをつらく感じているようでした。相談しながら、試しにルールをつくってみた次女と相談して、「学校はいつ休んでもいいけど、宿題だけはやる」というルールを決めて、取り組んでみることにしました。だるくて学校に行けなくても、宿題だけはやってみて、このくらいの負担なら大丈夫そう……というラインを探っていく感じです。この頃、私が学校に休みの連絡を入れることを負担に感じていたように、次女も私に「休みたい」と言うことを負担に感じていました。次女としては、だるくて無理だから休みたいと言っているのに、つい私が「体調悪いの?」「ほんとに無理そう?」「午前中だけ行ったら?」などいろいろ言ってしまっていたので……。とにかく試行錯誤しながらベストを探る感じだったので、次女が「休む」と言う時は、私もいろいろしつこく聞いたり言ったりしないようにして休ませることにしました。Upload By まりまりルールを決めて変わったことこのルールを決めてから、まず、私自身の気持ちが軽くなりました。朝に「休む」と次女から言われても、「いろいろ試している時期だから……」とそれまでほどの負担を感じなくなりました。次女のほうも、私の朝の対応が変わったことと、「宿題さえやれば、いつ休んでもいい」というルールで、それほど負担なく私に「休む」と言いやすくなったようです。そして、イヤイヤながらも宿題に自ら取り組むようになりました。この、「気楽にいつ休んでも良い」というのが、次女の安心感につながった気がしています。Upload By まりまり今回はタイミングが良かった結果、気楽に休みやすくなったからといって、次女のお休みが増えることはありませんでした。むしろ以前より、学校に行く様子が少しラクそうになった感じがありました。Upload By まりまり週1回程度休みつつ学校に行くのは夏休み前と変わりませんでしたが、休む時のルールを決めてからは、宿題については少しずつ自分で取り組めるようになっていきました。以前、私の不安をぶつけて勝手に進めてしまった時と違って、この時は、夏休みの間にしっかり休めたことと、親子で話し合って良いタイミングで試行錯誤したことで、小さな一歩を踏み出すことができたのではないかと思っています。執筆/まりまり(監修:新美先生より)場面緘黙のお子さんの、学校で疲れてしまうことに寄り添って対応されていることについて、詳しく聞かせていただきありがとうございます。お子さんの様子の変化をしっかり見極めて、ご本人と話し合って対応されている様子がとても丁寧で素晴らしいと思いました。ご本人と話し合って、ルールを決めたのがよかったですね。基本的には学校に行こうと思っているけど、どうしても無理な日に「休みたい」と言っているのに、いろいろ気にかけるのが負担という気持ちを娘さんが言ってくれてよかったです。そして宿題だけはやることで、休んでも「やることをやっている」という気持ちになれるのもちょうどよいのかもしれません。こういう、本人が大事にしたいポイントは、お子さんによってまた時期や環境によって変わってくるので、その都度気持ちを聞いたり、選択肢を出したりしながらちょうどよいルールを決めていくと、お互いに楽になっていいですね。また状況が変わってきたらルールも柔軟に変えていったらいいと思います。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年11月30日2年生に進級して様子が変わった息子。イライラすることが増えてきて…小学2年生に進級した頃から、トールは家でも学校でもイライラすることが増えました。手が汚れているということに敏感になって、洗いすぎて手がガサガサになり、血が出てしまうこともありました。外から聞こえる車やバイクの音、冷蔵庫のモーター音などにも非常に敏感になって、怖がったりうるさいとイライラしたりするようになりました。常に何か不安な気持ちを抱えていて、些細なことに怯えているような状態でした。Upload By メイまた、それまでできていた量の宿題も、全くできなくなってしまいました。本人はやらなければいけないという気持ちがあるのに、どうしても宿題に取り組めずにイライラしていました。私もそばで見ていて、どうしたらいいのか分からないと感じていました。学校では通常学級に通っていたので、たくさんのクラスメイトと一緒に授業を受けていました。でも、授業中の物音や周りの子たちの視線が気になって急に怒ったり、授業中に立ち上がって歩きまわったり、廊下に出たりすることが増えていきました。特に音楽の授業がつらかったようです。鍵盤ハーモニカの音がとてもつらくて、うるさいと泣いていました。Upload By メイ学校へ配慮をお願いすべき?でも言い出すことができず…私は担任の先生とも何度か面談をして、学校や家での息子の様子を共有するようにはしていました。しかし、宿題や学校での過ごし方など、配慮してもらったほうがいいかもしれないと思うことはあっても、私はそれを先生にお願いしてもいいのかどうか分からずにいました。先生は30人の児童を1人で見ているのに、自分の子だけに特別に時間を使うことをお願いしてもいいのかどうか。そこまで先生にお願いしてしまうのは頼りすぎなのではないか。もしお願いして先生がそれを実践してくれたとしても、うまくいくかどうか分からないのに……。そんな不確定のものに手間をかけさせてしまうのが申し訳ないと思ってしまったのです。もしかしたら先生は、そんなこと考えずに言ってくれたらいいと思ってくださっていたかもしれません。でも私は、どうしても先生にお願いすることができずにいました。Upload By メイそんな思いもあって、「もしトールが特別支援学級に在籍していたら、もっと気軽に個別な対応をお願いしやすいのかもしれない……」と、考えるようになりました。思い切って特別支援学級への転籍について担任の先生に相談してみたところ、特別支援学級を体験させてもらえることになったのでした。特別支援学級の体験で、少しずつ落ち着きを取り戻してきた息子特別支援学級の体験は2年生の秋頃から始まりました。まだ正式に在籍していたわけではなかったので、1日のうち特別支援学級の先生の都合の良い1、2時間だけ、特別支援学級で過ごしてみることになったのです。特別支援学級では、トールが1番気になっていた教室内の物音やざわめき、周りの視線などから解放され、トールにとってリラックスできる時間になったようです。1日中気を張って過ごしていた毎日が少しずつ変わっていって、気持ちも少しずつ落ち着いていきました。一日のうちのほんの数時間を特別支援学級で過ごすようになっただけで、通常学級でのトラブルもだんだん減っていきました。Upload By メイそんなトールの様子を見て、私は3年生から正式に特別支援学級に転籍したほうが良いのではないかと考えるようになっていきました。しかし、実際に転籍するにあたっては、トール本人も私も不安がたくさんあり、とても頭を悩ませることになりました。そのことについてはまた別の機会に書かせていただきます。執筆/メイ(監修:鈴木先生より)ASD(自閉スペクトラム症)の併存症の一つに強迫症があります。一般的には潔癖症と言われるような「手が汚れるとすぐ洗う」「家に帰ると靴下や服を着替える」など、よく言えばきれい好きな面が出てくることがあります。家の鍵を閉めたかどうか、ガスの元栓を閉めたかどうかなど何回も確認しないと気が済まない確認行為も見られることがあります。症状がひどい場合にはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)というお薬でこれらの調整は可能です。また、感覚過敏がある人の困りごとの中で、多くを占めているのが音(聴覚)過敏の問題です。クラス替えで以前より賑やかな環境下になると、登校渋りや耳を押さえる所作が増えてくることがあります。そういう場合は今回のように特別支援学級で過ごせるように検討するのも一つの案でしょう。通常学級にいても綿球などで軽く耳栓をしたり、イヤーマフのようなものを付けたりして音を減らす工夫をされている場合もあります。ASD(自閉スペクトラム症)のさまざまな併存症をあらかじめ知っておき、お子さんのサポートに役立てていくことが重要です。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年11月18日特別支援学級に通う娘、転校でどうなる?わが家の体験ASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けている娘(現在小学4年生)は、特別支援学級に通っていた小学2年生の3学期に、夫の転勤で他県へ引っ越ししました。転校が決定してすぐに、私は引っ越す予定の自治体の市役所に電話をしました。転校先の小学校でも特別支援学級に在籍できるのか、受給者証などの手続きはどうしたらいいのかなど、分からないことだらけだったからです。すると特別支援学級に転入を希望する場合、事前に教育センターで面談しなくてはならないということが分かりました。その際に、学校での通知表など成績が分かるもの、診断書が必要とのことでした(手続きや必要書類は自治体によって異なる場合があります)。私は早速、教育センターに連絡して面談の予約をしました。引っ越し先は当時住んでいた県から遠く、気軽に行き来できるような距離ではありません。そのため、面談した次の日に、転校先の小学校へ見学に行けないかと聞いてみました。教育センターの方がとても親切で、希望の日程で学校見学ができるように小学校と調整してくださいました。こうして、家族3人で1泊2日の「教育センター面談と小学校見学ツアー」が実現しました。登校渋りのある娘……転校先での配慮はどこまで可能?Upload By マミヤ教育センターの面談では、用意していた資料を渡し、転校先でも特別支援学級に通いたいことを伝えました。娘は、当時通っている小学校を4時間目で早退したり、苦手な給食ではなくお弁当を持参したりしている状況だったため、私はこの現状をしっかり伝え、転校先の小学校でも配慮をお願いしないといけないと考えていました。教育センターでの面談の結果、特に問題なければ希望通りに特別支援学級に入れそうということで、ほっとしました。面談の翌日、私は娘を連れて転校先の小学校の見学に行きました。見学したのは特別支援学級の5時間目の授業で、娘が参加しやすいようにと生活の授業にしてくれていました。あまり人見知りしない性格の娘は、クラスの子どもたちが楽しそうにしてる様子を見て、すんなりと輪に入っていきました。娘が授業に参加している間、私は隣の教室で先生と面談をすることになりました。私が娘の現状と配慮をお願いしたいことを伝えると、先生は「2年生のあいだは無理せず、交流学級へはほぼ行かなくていい」「お弁当でいい。給食がはじまったら牛乳は申し込まなくていい」とおっしゃってくださいました。これは本当にありがたかったです。これで娘の登校へのハードルが下がりました。授業も楽しく参加できたようで、クラスの子どもたちともすっかり打ち解けて、娘は転校を少し楽しみにするようになっていました。Upload By マミヤ理解ある環境の重要性を実感。転校先での順調な滑り出しも、母には不安が……娘は希望した通り、転校先の小学校でも特別支援学級に通えることになりました。転校後はじまった学校生活は驚くほど順調でした。特に担任の先生は特別支援学級を何年も受け持っていらっしゃる方で、給食なども、娘が食べられる物から少しずつ挑戦させてくれ、1か月後にはお弁当ではなく、みんなと同じように給食を食べられるまでになりました。さらに、転校前の学校に通っている時は、4時間目で早退しても疲れ果てていた娘が、帰宅後も元気なことが増えました。気づけば転校前の早退生活から一転、最後まで授業をしっかり受けられるようになっていたのです。Upload By マミヤ転校後感じたことは、指導をされる先生や過ごす環境によって、娘が学校で感じる疲労感に違いがあるのではないかということでした。娘の場合は、担任の先生との相性が特に重要なようで、転校前の学校ではそのことで疲れがたまり、結果的に行き渋りにつながっていたのではないかと思います。転校を通じて、理解のある環境にいることの重要さに気づくことができました。それと同時に、3年生に進級したら、きっとまた先生が変わってしまうのだろうな……と一抹の不安がよぎったのでした。Upload By マミヤ執筆/マミヤ(監修:室伏先生より)マミヤさん、転校の準備から、転校後のしぇーちゃんのご様子まで共有くださり、ありがとうございます。特にASD(自閉スペクトラム症)のお子さんは見通しを立てにくかったり、新しい環境に身を置くことが苦手であったり、転校に対する不安やストレスを感じやすいため、転校前からの準備、サポートが特に重要になりますよね。しぇーちゃんは事前に学校見学をされたことで、これから自分が過ごしていく環境を想像でき、不安が軽減されたのではないでしょうか。面談の際には、マミヤさんがされていたように、現状の共有や配慮をお願いしたいことを準備していかれると、転校後の生活がスムーズになりますね。ご本人が気になることをあらかじめ話し合い、質問を準備していくのもよいかもしれませんね。3年生になっても安心できる環境で楽しく過ごせること、私も応援していますね!(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年11月16日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは。本日は小学4年生になったムスメのお話。まだまだ子どもだったと思っていたのに、いつのまにか成長を感じるできごとがありました。私はあまりドラマをみないので…、毎週の放送を楽しみにしているムスメに感心しつつ、びっくりしました。もうそんなお年頃なのね…。推しが出ている番組をチェックしたり、楽しく鑑賞している姿は、とても生き生きとして楽しそうでした。私には今まで縁がなかった推し活ですが、ムスメにつられて私も楽しめるように。いつのまにやら、ムスメの推しグループのメンバーもしっかり把握できるようになりました。まだまだテレビをチェックしたり、お友だち同士で話をする程度のかわいい活動ではありますが、今後の推し活も、ムスメを応援しつつ私も一緒に楽しめたらいいなと思います!
2024年11月02日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です。 前回の記事 でもお伝えした通り、わが家の一人息子のフリッツ君はこの9月から晴れて小学一年生になりました!最初は緊張した面持ちだったフリッツ君ですが……。最近ではもうすっかり慣れたようで、楽しそうに学校で何を習ったか教えてくれますし、毎日、家での宿題も頑張っています!そんなある日のこと。おやつのグミベアをあげる時に、せっかくなので算数の問題を出してみました。フリッツ君はすぐに算数の問題であることを理解し、目を輝かせてくれました。答えがわかったかと思いきや……。別の意味で賢い(笑)。改めて聞き返してみたら、ただ間違えただけだったようです。1、2、3、4、5……と口に出して言ってからだったので、思わず5の次の6が口から出てきてしまったのでしょう(笑)。そんなフリッツ君があまりにもかわいかったので……。思わずもう1つ追加して、フリッツ君の答えにこちらから寄せに行きました(笑)。どの授業もこれからどんどん難しくなっていくかもしれませんが、勉強を「楽しい」と思える子になってほしいので、これからも日常の小さなことに遊び感覚でお勉強を混ぜていこうと思います!
2024年11月01日2025年4月から5月に東京・新国立劇場 中劇場で上演されるミュージカル『アニー』のアニー・孤児役オーディションの合格者発表が、2024年10月27日に日本テレビ番町スタジオで行われた。本作は、1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画『ザ・リトル・オーファン・アニー(小さい孤児アニー)』をもとに、1977年にブロードウェイのアルヴィン劇場(現ニール・サイモン劇場)で誕生したミュージカル。日本公演は1986年に日本テレビが主催で上演をスタートして以来、約196万人を動員しており、今年ついに2,000回公演を突破した。またドラマ『SHOGUN 将軍』でエミー賞主演女優賞(ドラマシリーズ部門)を受賞したことで話題となったアンナ・サワイは、2004年にアニー役としてデビューしたことで知られている。来年40年目となる2025年公演でアニー役を演じるのは、丸山果里菜と小野希子。ふたりはともに小学4年生で、チームバケツのアニーを演じる丸山は「アニーに受かると思っておらず、今回3回目のオーディションで名前を呼ばれたときはうれしくて飛び跳ねました。アニーは素直で元気な子。私もいつも元気なので、そのままの姿を出していきたいです」とコメントし、チームモップのアニーを演じる小野は「今回2回目のオーディションでアニー役に決まった時はうれし涙が止まりませんでした。オーディションではダンスの時の顔を意識して頑張りました。ずる賢くてかわいいアニーになれるように頑張りたいです」と意気込んだ。また演出の山田和也は「これまでアニーを手がけてくださった方や出演者の皆さんが積み重ねて40年続いてきているので、責任を感じながらしっかり今まで以上のアニーを作れたらなと思っています」とコメントを寄せた。なおダンスキッズ役オーディションは11月に開催予定で、結果はアニー公式HPで発表される。■丸山果里菜(アニー/チームバケツ)コメント全文2022年のアニーを観た際、レベルの違いに驚き、私もやってみたくて応募しました。アニーに受かると思っておらず、今回3回目のオーディションで名前を呼ばれたときはうれしくて飛び跳ねました。アニーは素直で元気な子。私もいつも元気なので、そのままの姿を出していきたいです。■小野希子(アニー/チームモップ)コメント全文2023年に観たアニーの元気な姿に憧れ、とにかくこの舞台に出たいと思い応募しました。今回2回目のオーディションでアニー役に決まった時はうれし涙が止まりませんでした。オーディションではダンスの時の顔を意識して頑張りました。ずる賢くてかわいいアニーになれるように頑張りたいです。■山田和也(演出家)コメント全文2025年で40年目。これまでアニーを手がけてくださった方や出演者の皆さんが積み重ねて40年続いてきているので、責任を感じながらしっかり今まで以上のアニーを作れたらなと思っています。<公演情報>丸美屋食品ミュージカル『アニー』日程:2025年4月~5月会場:東京・新国立劇場 中劇場公式サイト:
2024年10月28日「次男が急に貼り紙に目覚めた」このような言葉とともに、Xに4枚の写真を投稿したのは、2人の息子さんを育てる、@zooo_さん。小学1年生の次男が、紙に文字を書いて、自宅のあらゆる場所に貼ることにハマっているといいます。投稿者さんが「家訓にします」とつづった、『貼り紙』の名言の数々をご覧ください!書かれていたのは、小学生らしい宣言だけでなく、大人をハッとさせるような言葉も。特に4枚目の「じんせいわたいせつにね」には、多くの人が心を掴まれたようです。虹色の鉛筆で書かれているところにも、奥深さが感じられますね。投稿には、貼り紙を見た人たちからさまざまなコメントが寄せられました。・鮮やかに彩られた文字で「人生は大切にね」。心にしみます…!・いくつになっても、健やかでキラキラとした人生を送りたいと思いました。・金言ばかりでいい。日めくりカレンダーにしてほしい!まだ幼い次男は、これからもっと多くの言葉を知っていくことでしょう。次男が、これからどんな貼り紙を増やしていくのか、楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2024年10月23日幼稚園での気になる行動。特別支援学級への就学も視野に入れていたけれどわが家の長男のトールは、小学1年生から2年生の間は通常学級に在籍し、小学3年生で特別支援学級に転籍しました。トールが小学校に上がる前、特別支援学級への就学について全く考えなかったわけではありませんでした。幼稚園では、お友だちとの関わり方が苦手で、手が出てしまうなどのトラブルや、おとなしく椅子に座っているのが難しいこともありました。年長の頃、担任の先生に就学について相談すると「絶対に特別支援学級でないと無理だとは思わない」と言われました。私自身も、実際に小学校に入ってみないことにはトールがどうなっていくか分からないなと感じていました。そのため、発達検査の予約をして、その結果を参考にしようと考えていました。ところがそんな中、トールが年長の夏に夫の転勤が決まり、小学校入学の時期に合わせて別の県に引っ越しすることになりました。引っ越し先には土地勘がなく、夫の職場から通える距離で、暮らしやすい地域はどのあたりなのか……など調べるところから始めなければなりません。新しく借りる家を契約するのは引っ越しの直前になるため、トールは2月の終わりまでどこの小学校に通うかまだ決まっていないという状態でした。引っ越しのバタバタで、予約していた発達検査もキャンセルせざるを得ませんでした。いろいろなことが重なって、トールが特別支援学級に進むかどうか、あまり具体的に検討することができないまま、引っ越し先の小学校では通常学級に進学することになりました。Upload By メイ小学校生活がスタート。1年生の間は大きな困りごとはなかったが……不安を抱えた中で始まった小学校生活でしたが、小学1年生の頃のトールは、毎日を楽しく過ごしているようでした。しかし、小さな問題はいくつかありました。授業中の発表の時にまだ先生に当てられてないのに話をしてしまったり、あたりをきょろきょろ見回したり、声の大きさが調節できなかったりなどです。それでも当時は、まだ小学1年生だったということもあり、「クラスで少し行動が目立つ子」というくらいの認識でした。Upload By メイ担任の先生が発達障害に理解のある先生だったというのも大きな助けになっていたと思います。先生は、トールを先生に1番近い席に座らせて、何かと気にかけて下さっていました。トールやほかの誰かが大きな声を出した時など、本人に適切な指導はしつつも、周りの子に対しては「あまり気にせず、自分のやるべきことをやりましょう」と伝えてくださっていたようでした。周りの人たちや環境に恵まれて、小学1年生の1年間は無事に過ぎていきました。問題が出てきたのは小学2年生になってからでした。感染症の流行で休校から始まった2年生の新学期。環境の変化で息子にも影響が……!?トールが小学2年生に進級する直前、新型コロナウイルスの流行で学校が休校になりました。トールの小学校は毎年クラス替えがあるので、新しいクラスのメンバーや新しい担任の先生と顔を合わせることもなく、新学期がスタートしました。休校が明けて少し経った頃、トールが「朝起きるのがつらい」と言い出しました。「あんまり学校に行きたくないなぁ」と言うこともありましたが、長いお休み期間もあったので、学校に行く毎日に体が慣れていないのかもしれないと思いました。しかし、トールはだんだん怒りっぽくなっていきました。1年生の頃までできていた宿題も何時間もかかるようになっていき、些細なことでイライラして怒ることが増えました。Upload By メイ担任の先生から連絡も来るようになり、学校でも非常にイライラしたり、怒ったり泣いたりすることがあるとのことで、初めて2年生の担任の先生と会い、面談を行うことになったのでした。発達障害の診断はあっても、学校での支援は手探り状態トールは小学1年生の終わりに病院を受診し、ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の診断を受けていました。そのため、1年生の頃の様子も含めて2年生の担任の先生にも申し送りをしてもらっていました。しかし新しい担任の先生は、発達障害にあまり詳しくないとおっしゃっていて、どのようにしたらトールが学校で穏やかに過ごせるようになるか、細かく情報共有をしながら取り組んでいこうということになりました。Upload By メイこうして、学校側も私たち保護者も、お互いに手探りのような状態で始まったトールの小学校生活2年目でしたが、最終的にトールは翌年、小学3年生で通常学級から特別支援学級へ転籍することになりました。その後の特別支援学級へ転籍するまでのことは、また別の機会に書かせていただきます。執筆/メイ(監修:鈴木先生より)教育と医療の連携が重要です。自治体によって神経発達症への取り組み方は違います。各自治体の教育委員会が医師会など医療と連携できているところは、ほとんどの先生が神経発達症についての正しく詳しい知識をもっており、どう取り組んだらいいかを理解しているのです。ただし、同じ自治体内であっても、学校によって取り組み方に差が見られる場合もあります。職員会議などで神経発達症のお子さんへの接し方などを共有している学校もあれば、残念ながらそのような取り組みが十分になされていない学校もあります。学校によって差が出ないように各自治体の教育委員会が指導していくのが望ましい形ですが、そのためにはまず、教育委員会と医療がしっかりと連携していることが重要なのです。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年10月18日こんにちは! おにぎり2525です~。■息子の将来の夢とは!?今日は小学4年生になった息子の夢を聞いてみました。■悩んだ末、息子が伝えた夢は…我ながらしっかりした息子だなぁ~って感心しました(笑)サラリーマンになるのもたくさん努力が必要なので、お勉強も頑張ってもらいたいです!ちなみにわたしの小学生のときの夢は「漫画家」でした。こうやってお仕事にできているのが幸せですー!
2024年10月11日夏休み前の通級の先生との面談小学5年生の5月から学校に行けなくなり、その後五月雨登校だった次女。夏休み前に、保護者と通級指導教室(通級)の先生との面談がありました。Upload By まりまり私は、担任の先生以外にも、学校内に次女の事情を良く知っていて相談に乗ってくれる先生がいるということを、とても心強く感じていました。次女が低学年の頃、学校での支援になかなか繋がらずに不安な思いをしていましたが、いろいろなところに相談した結果、通級に通うことができるまでの環境になったことを、とてもありがたく感じる瞬間でした。今後のことを考えて、学校での次女の避難場所について聞いてみた先生と情報交換をして、次女の夏休み明けのことについてお話をしました。この時の次女は、本当になんとか学校に行っているという状態でした。このまま夏休みを迎えたとしたら、2学期はスムーズに学校に戻れないかもしれないという不安がありました。私は、次女のために何かできるサポートはないか考えました。そして、教室にいることに疲れてしまった時などに、一時的に次女が避難できるような場所があると良いのでは……?と思って、良く聞く「保健室登校」のように、保健室を利用することはできるか確認してみました。Upload By まりまり通級での対応この時は、コロナ禍だったこともあって保健室の利用は制限されており、そういった感じでの保健室の利用はできないとのお話でした。ただ、一時避難場所として、通級の空いている教室を利用できるとのことでした。先生のお話では、以前に通級を利用していた不登校気味の子が、避難場所として通級の教室を利用していたこともあったそうです。Upload By まりまりやっとの状態で学校に通っていた次女なので、「2学期が始まったらまた学校に行けなくなってしまうかもしれない……その時はどうしたらいいんだろう……」と、2学期が始まることを私自身かなり不安に感じていました。ですが、「もしもの時に、学校内で少し休むための場所がある」ということが分かっただけで、2学期に向けての不安が少し軽減されました。次女に話してみたところ…ところが「教室にいるのが疲れてしまった時に、避難場所として通級の教室を利用してもいい」ということを、次女に伝えてみたところ、「ええ~?通級の教室?……絶対イヤだ!」との返答が……。Upload By まりまり休めるのはいいけれど、通級の教室を使うのが気まずい、恥ずかしい、とのことでした。場面緘黙の次女にとっては、まず、「通級の教室に行って休みたい」と先生に声をかけるハードルが高く、人と違うことをするのは恥ずかしいし気まずいので、それをするくらいなら我慢するか家に帰りたい、ということでした。次女と話し合って、2学期学校が始まってから、もし教室にいるのがつらくなってしまって、その時に利用できそうだったら試しに使ってみる……という感じで話はまとまりました。夏休みゆっくり休めた次女の2学期こうして、親としては、また来るかもしれない不登校の対策を考えるなどして2学期に備えていました。次女は、夏休み期間中は毎日ダラダラと過ごして、日に日に元気になっていきました……!Upload By まりまりこうして元気をチャージした次女、2学期の始業式には無事に登校できました!……が、その翌日は休んで……次の日はまた行けて……その次の日はまた休んで……。その後は、徐々に学校に行く日が増えてきて、週に1、2回ほど休みながら学校に通うようになりました。学校に行く頻度自体は夏休み前と変わりませんが、夏休みにしっかり休んだことで、学校に通う負担が少し少なくなったように見えました。結局、次女が学校で疲れた時に通級の教室を使って休む、ということは1度もありませんでした。親としては「こうしたらラクになるのでは……?」といろいろ考えたりしますが、本人の希望・できることのなかでの最善を探っていかなくてはいけないな~と改めて思ったのでした。執筆/まりまり(監修:新美先生より)場面緘黙の娘さんが、五月雨登校になりつつあるときのエピソードを聞かせていただきありがとうございます。個人差がありますが、場面緘黙傾向のあるお子さんは、自分が発言したり行動したりすることへの周囲のリアクションを極度に怖れるような方もいて、目立つことや、特別扱いと感じることや、今までやったことがないことを避ける方は多い傾向があります。決まった時間の通級に行くのは決まっているからいいけれど、自分から発信して通級の部屋に行くというのはハードルが高かったのかもしれません。例えば、疲れた時に通級に行きたいと自分から発信するというのを提案する前に、休み時間に先生が迎えに来て通級で休むことを経験してみるといった、自分発信ではないこと、目立たないやり方から提案してみるなどもいいかもしれません。まりまりさんが書かれていたように、良かれと思っていろいろおぜん立てしてみても、本人が受け入れないということはありますよね。本人が安心して取れる手立てでないと意味がないので、いろいろ提案しながら本人が受け入れられるものを探していくしかないですね。まりまりさんの娘さんは、試行錯誤しているうちに、週に1、2回休みながら登校するというよいリズムがつくれてきたようでよかったです。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年09月28日鉛筆や消しゴムといった筆記用具。消耗品であるため、使い切ったら、その都度買い直す必要があるでしょう。息子の筆箱に『二度見』小学4年生の息子さんを育てる、@m_hariqmaharitaさんがXに1枚の写真を投稿しました。ある日、息子さんの筆箱が気になって開けてみたところ、予想だにしない光景が目に映ったそうです。その光景とは…こちらをご覧ください!ほ、ほとんど空っぽー!まず目を引くのは、削られすぎて小さくなった鉛筆でしょう。子供の指とはいえ、この長さだと紙に文字を書くのは相当厳しいはず。極小の鉛筆以外には、ペンが1つとパンダをかたどった消しゴムしか確認できません。筆箱のさびしい状況に、投稿者さんは「どうやって勉強しているんだ」とコメント。確かに、このままでは、学習した内容をメモしたり、テストを受けたりすることが難しそうですね…。二度見しそうになるぐらい、衝撃的な筆箱の中身には、たくさんの声が寄せられました。・あるある。うちの子供も同じです!既視感がすごい。・なんで!鉛筆がギリギリすぎる…。ここまで使うのは見たことがない。・心から笑いました!どこまで使えるのか実験中なのかな。・最高です!鉛筆削りの技術が高すぎる…。ミニマリストなんですかね。必要な筆記用具が不足している状況を踏まえると、筆箱が「勉強できる状態じゃないよ!」と訴えていそうですね。しばらくは、投稿者さんが、筆箱の中身をチェックしてから、息子さんを登校させたほうがいいかもしれません…![文・構成/grape編集部]
2024年09月27日自閉症・情緒障害特別支援学級へ転学を希望するも判定委員会の結果は『不可』。「もう学校へ行けない」と泣きじゃくる娘ASD(自閉スペクトラム症)のある小学4年生のみきさん。学校の勉強についていけず、登校渋りが始まってしまいました。保護者とみきさんは少人数で見てもらえる自閉症・情緒障害特別支援学級への転学を希望したのですが、判定委員会の結果はなんと「不可」。転学できないと知ったみきさんは、「今のクラスだったらもう学校に行けない!」とパニックに……。果たしてみきさんはつらい思いを抱えたまま、学校へ行かなければいけないのでしょうか。以下からマンガ「発達障害の子どもと私たち」みき編 第4話(最終話)をお届けします。マンガ「発達障害の子どもと私たち」みき編 第4話(最終話)Upload By ユーザー体験談Upload By ユーザー体験談教育委員会へ直接申請。判定は……?Upload By ユーザー体験談Upload By ユーザー体験談担任の先生の言葉。くやしさ、悲しみで涙が止まらない……!Upload By ユーザー体験談Upload By ユーザー体験談知的障害特別支援学級へ転籍がかなったみき発達ナビユーザーから寄せられた体験談を元にしたストーリー「発達障害の子どもと私たち」みき編第4話(最終回)をお届けします。みきさんは、5歳でASD(自閉スペクトラム症)と診断を受け、小学校では通級指導教室へ通いながら通常学級に所属していました。ですが、学校の集団授業についていけなくなった小学4年生から登校渋りが始まり、特別支援学級への転籍を考えるように。しかし、希望した自閉症・情緒障害特別支援学級への判定は不可となってしまい、「クラスが変わればきっと楽になる」と思っていたみきさんは、その結果を聞いて取り乱してしまい――。知的障害特別支援学級への入級が許可されたみきさん。IQが境界領域でも通常学級判定になる場合もありますので、みきさんの場合はIQだけでなく得意不得意の差が大きいなど面接でのど総合的に判断されたのだと考えられます。「子どもに笑顔になってほしい」と諦めずにお子さんへの最適な環境を求め続けたご家族、そしてみきさんの願いが叶いました。少人数で対応してもらえるようになり、理解のある担任の先生のもと笑顔が増え、現在は生き生きと学校に通えているそうです。次回は「発達障害の子どもと私たち」のエピローグをお届けします。はるきとみきのその後をぜひご覧ください。自閉症・情緒、知的障害などの特別支援学級の種類について【専門家解説】一般的に自閉症・情緒障害特別支援学級では、通常の学年と同じように学習内容は進行していきますが、知的障害特別支援学級については、学習の進度は学年相応というよりは本人の発達や学力に合わせて行われます。ただし、みきさんのように自閉症・情緒障害特別支援学級の条件にも当てはまり、知的障害特別支援学級の申請条件にも当てはまる場合は、クラスの人数やメンバーとの相性なども考慮してより適切な環境で学習できるように相談していくことが大切です。Upload By ユーザー体験談特別支援学級についての他の体験談は以下をご覧ください。【マンガ発達障害の子どもと私たち】(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年09月12日小学生の夏休みといえば、宿題に追われる姿も風物詩といえます。国語や算数などの問題集以外にも、自分の好きなテーマで『自由研究』に取り組んだ小学生は、たくさんいるでしょう。2024年8月、miri.(@miridesunen78)さんがXに投稿した自由研究が、大きな反響を呼んでいます。小4の自由研究に「涙が出た」投稿者さんが公開したのは、長男が小学4年生の時にやり遂げた、自由研究の模造紙。提出した当時、学校内でかなり話題になったといいます。投稿者さんの家では『誰もやっていなさそうな自由研究をやる』のがモットーなのだとか。長男は、どんなテーマで取り組んだのでしょうか…。クリックすると画像を拡大します自由研究のテーマは『僕が1日、お母さんをやった日』!長男は、当時妊娠していた投稿者さんの姿を見て、家事や仕事がどれだけ大変なのかを実際に体験し、手伝えることを増やすために、この研究に取り掛かろうと思ったそうです。家事はもちろんのこと、投稿者さんの職業である美容師の仕事までも体験!仕事や家事の大変さを、改めて知ることができたといいます。投稿者さんと同じスケジュールを1日体験した長男は「お母さんへ。いつも家族のために頑張ってくれてありがとう」とつづっていました。長男の自由研究には「素晴らしい」「天才」「涙が出た」といった称賛の声が多数上がっています。・我が子がこんな素敵な自由研究をしていたら、嬉しくて、感動して泣いてしまう。・素敵な研究テーマ。『きっかけ』を読むと涙が出る。息子さんの優しさが伝わってきました。・美容師のアシスタントまでやり遂げるとは、行動力がすごい!まとめ方も上手で、素晴らしい自由研究!・生きる力を身に付けるいい研究だと思う。将来、絶対に役に立つ。多くの人は、自分が大人になって『壁』に直面してからやっと、親のすごさを思い知るものです。小学生という若さで、自ら進んで『相手の苦労を知ろうとする行動』は、なかなかできることではないでしょう。長男の『相手を思いやる優しさ』から生まれたともいえる、この自由研究。たくさんの人が、胸を打たれたようです![文・構成/grape編集部]
2024年08月28日新章「みき」編がスタートします!マンガ「発達障害の子どもと私たち」は、発達ナビユーザーから寄せられた体験談を元にしたセミフィクションストーリーです。はるき編に続いて、今回から新章みき編がスタートします。5歳でASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けた小学4年生のみきさん。就学相談では通常学級判定となり、通級指導教室に通いながらトラブルもなく学校へ通っていました。ですが、小学校3年生から勉強に困難さが見られるようになってきて……。マンガ「発達障害の子どもと私たち」みき編 第1話Upload By ユーザー体験談Upload By ユーザー体験談宿題が終わらず、毎晩親子関係は険悪に。配慮を受けるも漢字テストの点数は……Upload By ユーザー体験談Upload By ユーザー体験談勉強について行けなくなったASD(自閉スペクトラム症)小4のみき発達ナビユーザーからの体験談を元にしたストーリーマンガ「発達障害の子どもと私たち」第2章みき編がスタートしました。みきは、5歳でASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けています。小学校入学の就学相談の際、通常学級へ進学するか知的障害特別支援学級に入るか相談しましたが、IQが入級基準以上だったため通級指導教室へ通いながらの通常学級と判定されました。小学校2年生まではつまづきもなく学校へ通えていたのですが、小学校3年生から勉強に困難さを感じるようになり、小学校4年生になると「学校へ行きたくない」というほどに……。今は学校へ行くように促している保護者さんも、葛藤があるようです。勉強についていけないと訴えられた場合、保護者はどうすればいいのか――。次回第2話「授業についていけないのは私だけ。自信をなくす娘、担任からもまさかの言葉が…」ではみきの気持ち、そして学校での様子に迫ります。勉強の苦手さの背景にある書字困難【専門家解説】学校へ行きたくなくなるほど勉強のつらさがでてきたということについて、本人も親御さんも非常につらいと思います。知能検査で通常の知的発達の程度という判定を受けた場合も認知能力の凹凸があるお子さんも多いと思います。また、ASD(自閉スペクトラム症)のある人はかなりの割合でDCD(発達性協調運動症)の併存もあることが最近の研究結果で指摘されています。ASD(自閉スペクトラム症)という側面からの支援だけでなく、書字の苦手さを本人の特性として共通理解し、必要であれば合理的配慮を検討することも考えられます。参考: By ユーザー体験談発達障害のあるお子さんの学習を含めたサポート方法について詳しくは以下をご覧ください。【マンガ発達障害の子どもと私たち】是非ご覧ください。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年08月22日2児を育てている母親である、大福プリン(@_o_love_o)さん。当時、小学2年生の息子さんに「ママ…!」と、小さな声で呼ばれました。何やら、誰にも聞かれてはいけない秘密の話があるようです。「なになに?」と耳を傾けた大福プリンさんに、息子さんが小声と教えてくれた内容は…。「ルマンドを粉々にして、お皿に入れて、牛乳をかけて食べたらすごくおいしかった」※写真はイメージ1974年の発売開始以来、人々に愛され続けている、株式会社ブルボンのお菓子『ルマンド』。薄く重なったクレープ生地を、甘さをおさえたココアクリームで包んだお菓子です。その『ルマンド』を粉々にし、牛乳をかけて食べたという息子さん。あまりにおいしかったのか、大好きな母親だけに、こっそりと『秘密のレシピ』を教えてくれたのでした!このかわいらしいエピソードには、さまざまな反響が寄せられています。・笑った!子供のこういうところが、本当に愛おしい。・小さな声で教えてくれるのが、かわいすぎる!本当においしかったんだろうね。・天才じゃん!その食べ方、絶対においしい!・子供がルマンドを粉々にするので困っていました!いい食べ方ですね。息子さんに「ありがとう」とお伝えください!大福プリンさんの息子さんが教えてくれた、『ルマンド』のおいしい食べ方。気になった人は、試してみてはいかがですか。grape HIT(グレイプ ヒット)ウェブメディア『grape』で、過去に多くの共感を得た記事や反響の大きかった投稿を再構成してお届けしています。[文・構成/grape編集部]
2024年08月12日こんにちは~! おにぎり2525です。小学4年生になってもまだまだ甘えん坊な息子。「ママ聞いて」「ママ、ママ」と呼びかける息子は、いつになったら「お母さん」呼びになるんだろうと思っていたら…!?■まだまだ甘えん坊な小4息子■息子が発した言葉にハッ!…友達の前では「お母さん」と呼んでいた息子。これまで見たことのなかった姿が新鮮で、思わずニヤけてしまう母なのでした。
2024年08月09日五月雨登校時の次女、不安も強くなり、依存的に小学5年生の時、初めての宿泊を伴う校外学習への参加後、しばらくの間学校に行けなくなった次女。受診した小児科の先生のポジティブな対応のおかげもあり、また学校に行き始めました。しかし、登校はできるようになったものの、休んだり、早退したり、遅刻したりしながらなんとか通っている状態でした。さらに、次女の疲れやすい状態やだるさは継続。次女がだるくてできないという入浴時の洗髪を手伝ったり、不安が強く夜ひとりで寝られないのに付き合ったり……。次女も「ママが良い」「ママがやって」と、今までより私に対して依存的になっていました。毎日付き添い登校や早退のお迎え、毎朝のやり取り…学校への付き添い登校や、遅刻・早退のお迎えなどの時間の工面。また、学校に行くかどうかは朝決まるので、そのための毎日のやり取りと、学校へのお休みの電話など……。学校に行けなくなった最初の頃は、つらそうな次女を見て「なんとかしなくちゃ!」と必死でやっていましたが、時間が経つにつれて、こういった毎日の積み重ねが、私にとってつらく感じるようになってきました。Upload By まりまり今まで少しずつ自立してきたのに、それが消えてしまうみたいでつらかったそれまでの次女は、場面緘黙はあって支援も必要だけれど、学校には休まず通っていました。ゆっくりではあるけれど自分自身で苦手なことにも挑戦し、次第にできることも増えて、次女なりのペースで成長していく姿をとても心強く思っていました。ただこの時に学校に行けなくなってからの次女を見ていると、そういった次女の今までの頑張りが消えてしまうような気持ちになって、私も焦りと不安を感じるようになっていました。Upload By まりまり焦って、自分の不安を押しつけてしまった次女が学校に行けなくなってから、怠さが強かったこともあり、宿題や勉強に取り組むことができない状態が続いていました。傍から見ていても、取り組めない状態であることは分かっていたけれど、学校で担任の先生に勉強の遅れを指摘されたことをきっかけに、私自身が焦ってしまいました。そのため、まだその状態ではないのに次女の無理に勉強させようとしたり、学校へ行かない次女を責めたりしてしまいました。Upload By まりまり次女から言われたこと私がそういう感じになってしまっていた時に、次女から「ママはどうしてそんなに私を学校に行かせたいの?」と聞かれました。Upload By まりまりその言葉を聞いて、ハッとしました。本当は学校に行きたいけれど行けない次女を応援していたはずだったのに、なぜ無理をさせようとしてしまっているのか……。私自身の焦りから、次女の気持ちをないがしろにしていたことに気づきました。学校に行けなくなった最初の頃は、次女がどうしたいのか、自分のペースで、自分自身で選択していくことを見守るつもりだったのに……と思い出して、少し客観的な視点を取り戻すことができたのでした。なるべく一定の気持ちで対応するように努めて、日々なんとかやり過ごしたその後ももちろん引き続き私の気持ちは不安定だったし、つらく感じることもありましたが、次女が学校へ行っても行かなくても、自分自身の気持ちをなるべく一定に保つように努め(できていたのかは分からないけれど……)、日々なんとかやり過ごすようにしました。Upload By まりまりそして長期休みへそして、そんな日々をなんとか過ごしていき、やっと夏休みが近づいてきました。いつもは長期休みとなると、ごはんや生活の心配があって面倒くさく感じることが多かったのですが、この時だけは、長期休みに心底ほっとしました……。休み中は私の気持ちは軽くなり、次女はダラダラの限りを尽くして、力をためることができたのでした。その後、夏休み明けには、また少し状況が変わっていくのでした。執筆/まりまり(監修:新美先生より)娘さんが学校に行けたり行けなかったりが続いた時期に、保護者として感じられていたことを聞かせて下さりありがとうございます。学校に行きづらくなって、明日は行けるのか、今日は行けるのか?行けないのか?という日々は、お子さんもとても葛藤してつらいのは当然ですが、それを支える保護者のほうとしても、気持ちも揺れるし、予定も定まらないし、ほかの用事や仕事の兼ね合い調整も大変、学校とのやり取り、配偶者とのやりとりなど……、本当に疲弊するものです。親として、何をしてあげたらいいのか、どう支えていくのがいいのか、迷いも悩みも尽きません。比べるものではないですが、完全不登校になってからのほうが腹が決まって楽になったという実感を持たれる方も多いぐらい、五月雨登校を支える保護者は本当に大変です。学校行けるか行けないかという葛藤の時期は、お子さんは相当にエネルギーを消耗していて余裕がなくなっています。イライラしたり、今まで当たり前にできていたことができなくなってしまったり、急に気持ちが変わったりするのは、無理ないことです。お子さんの言動に一喜一憂しすぎずおおらかに構えられたらよいのですが……実際に親としてはなかなか難しいものですね。親のちょっとした言動で、学校に行けたり行けなかったりするようにも見えるので、気を遣いすぎてしまうこともあるかもしれません。でも親の一言で不登校になるならないが変わることはそんなにないかと思います。気を遣いすぎるとかえって緊迫感や窮屈さにつながるかもしれません。不安と葛藤でいっぱいいっぱいになっているお子さんが、少しでもエネルギーを貯められるように、必要な情報(学校の予定、保護者の都合)は伝えて、あなたが学校に行く日も、行かない日も、お母さんはあなたの味方だよということを感じてもらえるようにすることが大切かなと思います。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年07月31日登下校時の児童の安全を確保するべく、住んでいる地域を班に分け、集団登下校を行う学校があります。小学生の子供2人を育てる、グラハム子(@gura_hamuco)さんは、ある日集団登下校の見守り活動に参加していました。当時、小学1年生の娘さんの班を見送った時、小学6年生の男子がグラハム子さんの前を通ったといいます。「おはよう」と声をかけたグラハム子さんに対し、恥ずかしいのか、小さな声で素っ気なく挨拶をした男子。しかし、重そうな荷物を持つグラハム子さんの娘さんには、高い声で「大丈夫?荷物を持ってあげるよ」と話しかけてくれたのです!「1年生にはそんな声を出しちゃうんだ?」と、6年生男子の優しい言動に、思わずときめいたグラハム子さん。一連の出来事を漫画にし、Xに投稿すると、「典型的なシャイで優しい男の子!」「分かるよ~!恥ずかしい年頃だよね」「これはニヤニヤしてしまう」と、多くの人から共感を集めました。子供たちの何気ないやり取りは、時に大人の心を温めてくれるものかもしれませんね。grape HIT(グレイプ ヒット)ウェブメディア『grape』で、過去に多くの共感を得た記事や反響の大きかった投稿を再構成してお届けしています。[文・構成/grape編集部]
2024年07月27日未就学児や1年生から始めた子もいれば、4年生からサッカーを始めた子もいるチーム。技術差があるけど一緒に練習しても大丈夫?レベル差で分けて、基礎から教えたほうがいいの?という質問をいただきました。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上のあらゆる年代の子どもたちを指導してきた池上正さんが、レベル差のあるチームでみんながうまくなる方法を、具体的な練習メニューとともにお伝えします。(取材・文島沢優子)親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<ケンカやいさかいが絶えないチーム、真面目な子に迷惑がかかるから解決したいけど、どうすればいい?<お父さんコーチからの質問>初めまして。今年の2月からサッカーの指導者(見習い)をはじめた者です。(指導年代:U-10)同じような質問がこれまでもあったと思いますが、改めて教えて欲しいです。1年生からサッカーをしている子と4年生から始めた子では実力差があるのですが、どういう練習方法がいいですか?練習でサッカー経験の長い子と短い子を混ぜてもよいものですか?レベル別にグループ分けをして、歴の短い子たちに基礎から教えた方が良いのでしょうか?また個人によりやる気の差があるのですが、小学生のやる気を上げられる練習方法もお願いします。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。皆さんがおっしゃるところの「実力差」は主に止める蹴るという足元の技術かと思われます。でも、私はその技術のあるなしにかかわらず、戦術的な練習をしてもらいます。講習会などで「技術がないのにそんな練習をしていいの?」といった意見は多く聞かれます。よって、そこに来た子どもたちに「今から試合するよ」と言うと「え?試合するの?」と不思議そうな顔をします。■技術=止める、蹴るだけではないサッカーの成り立ちを理解させる練習をして対面パスをしたり、コーンドリブルをして足元がうまくならないと試合をしてはいけないと思い込んでいるようにも見えます。大人から「うまくなるためには練習しろ」と言われるので、そのためには止める・蹴るができないといけない。技術をそんなふうにとらえているようです。どうかそのような考え方をやめてください。低学年からでもサッカーの成り立ちを理解するために、ゲームや2対1などオープンスキルの練習をたくさんやらせてください。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■仲間に「教える」というのも学びになる初心者の子どもには、先にサッカーを始めていてある程度できる子たちが教えてあげればいいのです。うまくいかない仲間をどう助けるか。そんなことを考えて工夫するのも大きな学びになります。例えば、初心者の子がボールを止められなかったら、ミスしたその子を責めるのではなく、パスしたほうの子にも「名前を呼んだり、パスするよって言ってあげるとやりやすくなるね」と大人がアドバイスしてください。また、4年生くらいならばレベル分けせずにやったほうがいいでしょう。5年生ならば高学年とやることもあるので、時には分けてやる必要はあるかもしれません。いずれにしても、子どもたち個々のプライドもあるのでそこを考慮して大人は動きましょう。■楽しくなることが最優先!トレーニング中の様子をよく観察しようモチベーションアップについては、最初は外発的な動機付けからスタートしてもいいでしょう。楽しくなることを最優先します。提案したトレーニングが楽しそうかどうかをよく観察してください。そして楽しくなるのはどうしたらいいか?を考え続けることです。とはいえ、どの子でも楽しめる万能な練習はありません。ほとんどの場合、その練習がはまる子、はまらない子に分かれます。はまるトレーニングが多くなっていくと、「やりたくない」という子は減ります。半分以上の子が楽しんでくれれば、最初はそうでもなかった子どもたちもつられて一緒にやるようになります。■考案した練習メニューがはまらないときには......それでも、そうじゃない子は出てくるので、そういった子どもとどう向き合うかが課題になります。まずはそういう子たちに気づいてあげましょう。コーチが「あまり楽しくないかな?じゃあ、メニューちょっと変えてみよう」とか「やり方をもう少しやさしくするね」と提案してください。そうすることで「コーチは自分を見てくれている」という信頼感にもつながります。■全員が参加できて楽しめる、結果的に上達する練習メニュー例その逆で、練習がうまくいかなかったり、子どもが楽しめず集中できないと「やる気がない!」などと子どものせいにする指導者は少なくありません。どうかベクトルを自分に向けて工夫してください。工夫のひとつは、勝ち負けがあるメニューにして、そこにペナルティをつけることです。例えばあとで入ってきた子どもたちがシュートを入れると10点にする。あるいは、その子たちからパスをもらってゴールを決めたら10点にする。遅れて入ったためまだ力が追い付いていない子どもたちを主役にします。そうすれば孤立することなく、一緒に楽しめます。パスがたくさん集まるため、そういった子どもたちの練習になり結果的に上達します。このように、あるルールでやったとき、子たちがどう考えてくるか。そこを観察します。じゃあ次はこんなふうにしてみるけど、どうかな?と、子どもたちに提案し意見を聞きます。より全員が参加できて、全員がより楽しくなるかたちを追求するのです。■日本サッカー協会が伝えている「練習のオーガナイズ」とは以前、小学校の巡回指導の際にサッカー経験のある男子はゴールしても0点で、サッカー経験のない女子が決めたら2点という設定にしました。すると得点にならないのに、サッカークラブに通っている子どもたちが終始自分たちだけでサッカーをし続けました。他の子どもはほぼコートに立っているだけでした。そんなときは、さらにまたルールを変えます。「じゃあ、次はこんなルールにしたら君達はどう考えますか?」と問いかけます。若干ストレートな表現になりますが、子どもたちを困らせるような提案をする。それが、サッカー協会が皆さんに伝えている「練習のオーガナイズ」です。私の練習を見に来られた方々が「めちゃめちゃカオスな時間ですね」と感想を述べられます。何が起きてるかわからない。でも、確実にサッカーをしている、と。とはいえ、そもそもサッカーの試合はカオスになります。親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>■中学生でも鳥かごでダイレクトの指示が入ると動き方がわからなくなる(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)先日、私が指導する中学生に5対2の鳥かごをしてもらいました。5人は移動しながら、動きながらパスを回してもらいます。途中で私が「はい、ダイレクトで回して」と伝えると、全くできなくなりました。集めて「どうしましたか?」と聞いたら、「難しい」と首をひねっています。5人が動くから、ごちゃごちゃになって「どこに行けばいいかわからない」と言います。そこで、「相手が上手くもらえるところを探してみよう」と伝えました。もうひとつ「最初からできなくて当たり前だから。できなくていいんだよ。こんなときどうしようかなって考えることが一番大切なんだよ」と伝えました。考えてやってみたけどうまくいかなかった。相手に何度も取られる。でも、そこで投げ出さず、失敗を繰り返さなくてはうまくならないのです。池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2024年07月26日松本市で業務用ドローンを中心としたドローンスクール及び業務用ドローン業務委託を行っている、スカイファイト松本(運営会社:株式会社ASOLAB.、代表取締役:原 数幸)は、夏休み特別企画として、4年生から6年生を対象にした学び、楽しむことができる「ドローンの組み立て・操縦体験」を2024年8月6日・7日に開催いたします。URL: ドローンの組み立て・操縦体験【内容】(1) ドローンの飛ぶ仕組み学習ドローンがどのように飛行するのか、その仕組みをわかりやすく解説します。(2) ドローン組み立て工作実際にドローンを組み立てることで、構造を理解し、手先の器用さを養います。自分だけのドローンを作り上げる喜びを体験してください。(3) ドローン操縦体験完成したドローンを使って、操縦の基本を学びます。初めての方でも安心して楽しめます。(4) ドログラミング体験(ドローン×プログラミング)ドローンをプログラミングで制御する楽しさを体験します。仲間で協力してミッションのクリアを目指します。対象:小学4年生~6年生料金:7,700円(税込)日程:2024年8月6日・7日 9:30~12:30 1日3組特典:組み立てたドローンはお持ち帰りいただけます。この夏、最新の技術を学びながら楽しい思い出を作りませんか?お子様の自由研究にもぴったりなこの企画、ぜひご参加ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年07月26日語彙力を確かめる、漢字の穴埋めクイズです。『人』『取』『料』『質』の4つの漢字それぞれに、共通する漢字を1字付けると4つの二字熟語が完成します。『人□』『取□』『□料』『□質』の□に共通して入る漢字はなんでしょうか。□に入るのは小学4年生で習う漢字です。ノーヒントで考えてみてください。分かった人は、画面を下にスクロールして答え合わせしてみましょう。※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。気になる答えは…答えは『材』。どれも比較的馴染みのある熟語なので、すぐにピンと来た人もいたかもしれません。それぞれの熟語の意味も確認しておきましょう。『人材』は、能力があり役に立つ人物の意味で、『人材を確保する』のように使います。『取材』は、記事や報道の内容の事実確認や、それらの素材となる材料や題材を、ある事件や人から収集することです。『材料』は、何かを作る時のもととなるものや、研究や調査などを裏付ける証拠となるものを指します。『材質』は、木材の性質、材料としての性質を表す語です。多くの漢字や熟語に触れると、語彙の幅が広がります。またクイズ形式の脳トレであれば、仕事や勉強前のウォーミングアップにも最適です。漢字クイズを日課にして、漢字の知識を増やしてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2024年07月25日5年生より弱い6年生。前の監督がこの子たちの年代の時にちゃんと育成してくれなかったので、下の学年でやることを6年生の今やってる。6年生のレベルが全体的に低くて、5年生を出さないと勝てない。優しくて仲の良い6年生全員を出してほしいけど、最後の試合まで半年しかなくて勝てない状況に焦る......。というお母さんからの悩み。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見をもとにアドバイスを送ります。(文:島沢優子(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<チームメイトに「いらない」と言われる発達障害の息子。いじめだと思うが親が口を挟んじゃいけないのか問題<サッカーママからの相談>ら1年位誘われて入り、約1年になります。6年生は全部で9人しかいません。 一人は故障で長期休んでおります。現在息子はCBをしております。体幹やキック力もありゴールキックも任されており足も学年1速いので活躍しております。 息子はこれでいいのですが、チームに幾つか問題がありまして。それは、6年生が5年生より弱いということです。6年生だけだと勝てません。混合チームだと6年生で4名がベンチ組です。最後の大会まで半年なのに。聞いた話だと、今の5、6年生が4、5年生の時に監督がサボってろくな練習や試合が全く出来ないまま6年生になったそうです。なので全体的なレベルがだいぶ低いのです。監督が変わって少しずつ強くなってきたのですが、問題は6年生のみだと勝てないことです。要はこのまま思い出を作るのにサッカーをするのか? それか、勝てるチームを目指すのか? 監督としては6年生で編成する方針らしいのですが、正直チーム強化が間に合うのか微妙なところです。 ベンチ組が育たないので試合では5年生が出てきます。4、5年生の時の事は子どもたちの責任ではないので、試合に出れないのは可哀想な気もするのです。 優しくてみんな凄く仲良しなので全員試合に出て欲しいのです。最近になって6年生だけの試合も組んでくれるのですがやはり負けてしまいます。もうあと半年しかないのにこの状況に内心焦っております。今月くらいから各ポジションの動き方や裏への走り方、スペースの作り方などに取り掛かった位です。下の学年で学ぶことを今やっているのは前監督の責任です。(保護者が色々と訴えても変わらなかったようです)今の監督に変わってからもの凄く情熱的に、時に厳しく時に優しく育てて貰っているのですが、なんせいきなり実力主義に変わったので正直子ども達に酷な気がしております。ただみんな練習がキツイやら長いやら文句は言ってますが、基本的には楽しんでいるようです。とりとめのない相談になってしまいましたが、これから保護者としてどう考えると良いのかアドバイス頂けると幸いです。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。お気持ちを率直につづっていただけているようです。勝つ喜びも味わわせたいけれど、6年生全員で試合をさせてあげたい。そんな親心が文面から伝わってきます。しかしながら、愛情にあふれた親心の表現方法を間違えてしまうと、子どもにとって良くない結果につながりかねません。指導者が交替するなど環境が変わるなか、息子さんを含めチームメイトたちはそこに対応しようとしています。そのそばでお母さんがさまざま意見を言ったり、考えたり、動くことがプラスになるのかどうか。その一点を考えてみましょう。■あなたが焦ってもチームの状況は変わらないそこで私から、いくつかの「そもそも論」をお話させてください。チームがどんなメンバーでどう戦うのかといったことを考えるのは、指導者とプレーする選手たちです。負けが続いて焦っているとのことですが、お母さんが焦ったとて状況は変わりません。いくら子どもを預けている保護者だからといって、このメンバーでこう戦ってくださいと指導陣に意見もできないでしょう。つまり、「そもそも」親の出る幕ではないのです。無論、コーチの指導に暴力性があったり、それが原因で子どもの心身に支障をきたしたりしているのなら、親として抗議するのは当然ですし話し合いが必要でしょう。しかし、ご相談文からはそこまでの緊急性は感じ取れません。しかも子どもたちはサッカーを楽しんでいるようだと書かれています。ここは静かに見守ってあげればいいと思います。親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>■思い出作りと勝てるチーム、どちらかに絞るものではない次に「このまま思い出を作るのにサッカーをするのか? 勝てるチームを目指すのか?」とありますが、そもそもどちらかに絞るものではありません。子どもは試合に勝ちたくてやっています。6年生全員で出て、どこまでできるか挑戦すればいいと私は思います。6年生全員での出場を「思い出作り」などと形容せず、「みんなで楽しくサッカーできればいいね」と見守ってあげませんか。現在指導している監督さんは「時に厳しく、時に優しく育てて貰っている」とあります。具体的にどんな指導かわかりませんが、アメとムチのような古い指導でなければいいがと少し心配になりました。その監督さんも、お母さんも「そもそも」厳しさの意味をはき違えていないでしょうか。■たくさん指示を与えるより、自分で考えさせるほうが厳しい指導かもしれないサカイクで連載をされている池上正さんがジェフ千葉で中学生チームを指導したときのことです。試合中に保護者から池上さんにこんな声が飛んだそうです。「どうして何も言わないんですか?相手のコーチはたくさん指示を出してますよ」それに対し池上さんは「いや、私は選手が自分で考えてプレーするかどうかを見ています。実は日本一厳しいコーチかもしれませんよ」と答えました。怒鳴ったり指示命令する指導は子どもの自立と成長を阻みますが、多くの大人が怒鳴ったり、叱ったり、煽ったりする態度からしか「厳しさ」をイメージできません。しかし、池上さんは「主体的に取り組まなければ、君は何も獲得できないよ」というメッセージを込めた態度を貫いていました。それこそが真の厳しさだと私は考えます。怒鳴ったり指示を与える言動は、実は甘やかしているのかもしれません。怒って刺激を与えているのですから、それは「世話を焼いている」ことになります。それは時に「過干渉」になります。繰り返しになりますが、過度に干渉する大人は子どもの自立と成長を阻みます。このことは現在、教育界や幼児教育、保育の世界でも少しずつ認識されています。■言葉には魂が宿るもの「ベンチ組」という言い方はやめようご相談文を読むと、お母さんは前の監督を全面的に否定していますね。彼のせいで「ベンチ組が伸びなかった」と書かれています。レギュラーの親御さんがそうではない子どもたちを「ベンチ組」と形容するのは、たとえ本人たちの目の前でなくいてもやめましょう。単なるひとつの言葉ですが、言葉には魂が宿るものです。また、前監督を見たわけではありませんが、もしかしたら楽しくサッカーをさせて子どもたちの伸びしろを残していたのかもしれません。試合の勝ち負けや子どもの出来栄えだけをみるのは、そもそも良いことではありません。まずは親としてボランティアで指導されているコーチへの感謝の気持ちを表すことが、子どもへの良い教育になります。■子どもの輝く姿を見たいあまり、ストレスが溜まっているのでは(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)「とりとめのない相談になってしまいましたが」と書かれているように、お母さん自身、とても揺れているように見えます。わが子は主軸のセンターバック。子どもの輝く姿をみたいあまり、ストレスが溜まっていないでしょうか。6年生だけで出ても試合に勝てる強いチームを期待しているのでしょう。お母さんは「優しくてみんな凄く仲良しなので全員試合に出て欲しい」と願う一方で、6年生だけの試合で負ける姿に「あと半年しかないのに」と焦っています。恐らくどちらも正直なお気持ちでしょう。負けるとお母さんは悔しいようですが、一番悔しいのは子どもたちです。悔しがる子どもたちに「でも、よく頑張ったよ」と結果ではなくプロセスに注目してあげるのが大人の役目です。そういったことを踏まえて、「そもそも」何のために息子さんにサッカーをやらせているのか、ここをあらためて考えてみましょう。そのためにも、半月でもいいので息子さんのサッカーと距離を置くことをお勧めします。落ち着いて「何のために」をじっくり考えてみてください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキルビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。
2024年07月24日こんにちは! おにぎり2525です~息子が4年生になったくらいから、ケンカをする日が増えてきたんです。親として、イライラした気持ちを落ち着かせる行動について考えてみました。■小4息子との喧嘩が頻発中!ケンカの内容はさまざまなんですが、ケンカしない日はないっていうくらい口論になります。口も達者になっているので、本当に腹が立ちます!!!■母のお守りのような写真たち昔の写真を見て、今の怒りを鎮めています(笑)今の生意気な姿も、今しか見れないですもんね…ケンカにならないように、わたしも気をつけたいと思います!
2024年07月12日皆さんは、子どもたちの発想力や柔軟な思考に触れ、驚いた経験はありますか?中には、文字に対する解釈に思わず笑顔になったと言う方も。今回MOREDOORでは、思わず笑った子どもの言動エピソードをご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。32歳、Aさんの場合小学校1年の息子と学校の宿題をしているときの話です。ひらがなの練習で、「へ」の読み方が分からない様子でした。は行をまだ習っていなかったようで、どのように読むか考えた末に出した答えが、「くがねんねしている」というものでした。その状況にどう思いましたか?子どもの発想の面白さと、自分の頭の硬さの両方を痛感しました。子どもの柔軟な発想を目の当たりにし、頭を柔らかく使う意識を持つことができました。(42歳/臨床工学技士)子どもとの会話で思わず笑った子どもの柔軟な発想に自身も頭を柔らかく使おうと思ったAさん。子どもの創造的で可愛い発想には、大人でも驚かされますよね。皆さんも、子どもとのやり取りで思わず笑ったり、心温まる経験はありませんか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年07月12日Hondaの自動車大学校「ホンダ テクニカル カレッジ 関西」は、「大阪狭山市教育委員会」と共同で、市内在住・在学の小学3・4年生向けに持続可能な開発目標(SDGs)の意識向上を図るため、夏休みの課外授業『未来のクルマ“電気自動車”の仕組みを知ろう』を2024年8月6日(火)、7日(水)の2日間に開催します。小学5年生の社会科授業で自動車産業を学ぶ前に、未来のクルマ“電気自動車”の仕組みを学び・体験することで、自動車の世界観を広げ、未来のクルマ社会を想像し、持続可能な開発目標(SDGs)との繋がりを理解してもらうために、大阪狭山市教育委員会と共同で課外授業を実施します。具体的に小学校の授業では体験できないこと(ガソリン車・ハイブリッド車・電気自動車の乗り比べ、電気自動車の充電)に挑戦してもらいます。また、四輪最高峰レース(F1)の「ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ・ワン・チーム」チームのショーカーも特別展示します。未来のクルマ“電気自動車”の仕組みを知り、持続可能な開発目標(SDGs)を再認識するとともに、普段は見ることができないレーシングマシンを間近で見られる、親子で楽しみながら学べる夏休みの課外授業になってます。夏の課外授業2024(HP告知)■開催概要授業内容: 『未来のクルマ“電気自動車”の仕組みを知ろう』~講義、乗り比べ体験、充電体験、Q&A、F1マシンの特別展示~目的 : 地球温暖化の要因になっている二酸化炭素を走行中に排出しないクルマ“電気自動車”を理解することで、持続可能な未来社会を創り上げていくことを学ぶ。URL : 対象 : 大阪狭山市に在住・在学の小学3・4年生とその保護者様開催場所: ホンダテクニカルカレッジ関西〒589-0012 大阪府大阪狭山市東くみの木2丁目1937番地1号TEL : 072-366-9011開催日時: 2024年8月6日(火)、8月7日(水)午前の部10:00~11:45 午後の部14:00~15:45参加人数: 各回10組 ※先着順参加特典: 特別授業の修了証、Hondaグッズをプレゼント<予約方法>※先着順〇予約受付期間:2024年7月3日(水)10:00~2024年7月8日(月)17:00まで※参加対象者は、大阪狭山市に在住・在学の小学3・4年生とその保護者様。1. 大阪狭山市教育委員会から、地域の小学校に配布されたチラシに掲載の「二次元コード」よりお申し込み。2. 広報おおさかさやま(2024年7月号)に掲載されている「二次元コード」からお申し込み。大阪狭山市教育委員会案内チラシ■学校法人 ホンダ学園 ホンダ テクニカル カレッジ 関西創立年: 1976年校長 : 五月女 浩所在地: 〒589-0012 大阪府大阪狭山市東くみの木2丁目1937番地1号URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年07月02日同じマンションに、よく声を掛けてくる小学2年生の女の子がいます。4歳の娘が幼稚園から帰宅すると、「今日遊べるでしょ?」といつも強引に娘と遊ぼうとしてきて……? 初対面でまさかの要求夕方に私と4歳の娘が幼稚園から帰宅する姿を見つけると、女の子は「今日遊べる?」といつも声を掛けてきます。ある日、いつもの調子で女の子に誘われたので、マンションの庭で一緒に遊ぶことに。私はそばで見守っていましたが、夕ごはんの支度を始める17時になったので、「そろそろお家に帰ろうか」と言いました。すると、いつもは遊びをやめて家に帰る女の子が「嫌! まだ帰らないで!」と駄々をこね始めます。「また今度遊ぼうね」と言っても女の子は納得しない様子。「行っちゃ嫌!」と娘の腕にしがみつくので、娘も困っているようです。そこに偶然、「娘ちゃん、何してるの?」と、仕事から帰宅した女の子の母親が話しかけてきました。私はホッとして、初めて会う女の子の母親に事情を説明します。しかし、母親は女の子に家へ帰るよう促すこともせず、なんと「娘ちゃんはお友だちとまだ遊びたいの? だったらお家にお邪魔したら?」と提案してきました。慌てて「すみません、夕ごはんの用意がありますし、今日は無理です」と断りましたが、「夕ごはんの用意をしている間、家で子どもたちを遊ばせたらいいじゃない? ね? 私も助かるわ!」と、こちらの事情などお構いなしに笑顔でグイグイ迫ってきます。「このままでは、なし崩しに家に上がられてしまう……!」と焦った私は負けじと笑顔で「こちらの都合もありますから」と、話を打ち切るようにし娘を連れて帰宅しました。初対面にもかかわらず強引に子どもを預けようとする母親に、私は困惑。その後、母親に何か言われたのか、エントランスで会っても女の子が遊びに誘ってくることはなくなりました。 相手の都合を考え、マナーを守ることの大切さを考えさせられるきっかけとなった出来事です。 作画/Pappayappa著者:生田さなえ
2024年06月28日