「眞子さまの結婚問題はもはや国民的関心事。皇室の頂点に立たれる天皇陛下が、この問題についてどのように考えているのかをお聞きすることも必要だと思います」そう語るのは皇室担当記者。2月23日の天皇誕生日を前に、天皇陛下は記者会見に臨まれる。その会見で、眞子さまと小室圭さんについての質問があるという。眞子さまが昨年11月に発表した「お気持ち」に、次のような文言がある。《この度、私がこの文章を公表するに当たり、天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下にご報告を申し上げました。天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております》眞子さまが書かれた文書によれば、天皇陛下も二人のお気持ちを尊重されているというのだ。「陛下ご自身も、ご結婚までには非常に苦労されています。雅子さまとの結婚も一度は諦められたことがあったほど。もしかすると、小室さんとの結婚にこだわる眞子さまのお気持ちに共感する部分もおありかもしれませんが……」(前出・皇室担当記者)もし天皇陛下からも結婚をお認めになる発言があれば、小室さんにとっても大きな追い風になる。だが、皇室ジャーナリストの見方は厳しい。「小室さん側は要求された金銭トラブルや米国留学の経緯説明すらまだ果たせていない状況です。秋篠宮さまが結婚を『認める』と発言されてからも、小室さんに反発する国民感情は収まるどころかむしろ高まっています」■鍵を握るのは母・佳代さんの動向こうした状況で天皇陛下が小室さんの応援とも取れる発言をなされば、陛下ご自身まで国民から非難を浴びかねない。はたして、天皇陛下はどういった発言をされるのか。眞子さまとの結婚に向けて、小室さんにとって大きな“正念場”となるが、鍵を握るのは小室さんの母・佳代さんだという。「結婚延期の原因は、佳代さんの金銭トラブルでした。しかし発覚から3年以上経過した今も佳代さんは沈黙を貫いたまま。しかも、そういったトラブルがあったにもかかわらず、佳代さんの金銭感覚が変わっているようには見えないのです。眞子さまは1億4千万円近い一時金を受け取ることになっています。そのお金の一部が佳代さんに渡ってしまうのではないか、という疑念は払拭できない状況です。国民が小室さんよりもさらに不安視しているのは、眞子さまの”義母”となる佳代さんのことではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)皇室に詳しい歴史学者の小田部雄次・静岡福祉大学名誉教授は、眞子さまの結婚問題が起きた要因は「皇室の歴史上で初めてといっていい、まったく事前調査なしの“自由恋愛”だったからではないか」と語る。「“ミッチー・ブーム”を起こした上皇陛下と美智子上皇后も恋愛結婚でしたが、それは綿密な調査があったうえでした。女性皇族の結婚では調査はあまり行われませんが、黒田清子さんや高円宮家の典子さんや絢子さんの場合は、両家の家族同士で交流がありました。一方、小室さんは完全に、眞子内親王がお一人で選んだお相手です。まったくの自由恋愛による結婚という点で、眞子内親王の結婚は素晴らしい事例となるはずでしたが、小室家が多くの問題を抱えていたことは非常に残念でした」今後の女性皇族の結婚までも左右しかねない、佳代さんの存在。天皇陛下は会見で眞子さまと小室家の縁談について、どう言及されるのだろうか――。「女性自身」2021年2月16日号 掲載
2021年02月02日眞子さまが29歳の誕生日を迎えられた、’19年10月23日――。その日、ニューヨーク州弁護士会主催の論文コンペで、小室圭さんの論文が準優勝の快挙を成し遂げたことが発表された。ホームページには髪を伸ばした小室さんの顔写真も掲載。眞子さまへの最高のプレゼントになったことだろう。小室さんのプロフィール欄には、こんな記述があった。《Hobbies:Playing jazz piano》趣味はジャズピアノの演奏――。全世界に配信された小室さんのプロフィールにはそう記されていたのだ。’17年9月3日、眞子さまとの婚約内定会見のときにも、小室さんは「休日には、ピアノで好きなジャズを弾いております」と答えていた。同年11月、秋篠宮さまは紀子さまとご一緒に誕生日会見に臨まれ、小室さんについて「非常に真面目な人だというのが第一印象でした」と称賛の言葉を贈られている。そして紀子さまは、こんなエピソードを披露された。「小室さんのピアノを聴きたいと話をしましたところ、快く応じてくださり、小室さんの優しいピアノの音色を聴きながら、私たちは心和むひとときを過ごしました」紀子さまをも魅了したピアノの音色。小室さんは3歳のときからヴァイオリンを習い、音楽大学の付属小学校に通っていた。幼少期から音楽の素養があった小室さんのピアノの腕前は確かなものなのだろう。しかし、母・佳代さんの金銭トラブル発覚以降、小室さんと秋篠宮ご夫妻の関係は一変。結婚延期発表から3年を前に、秋篠宮さまはお二人の結婚を「認める」と発言されたものの、小室さんへの厳しい評価は変わっていない。小室さんはもう一度ピアノの腕前を披露し、その音色で秋篠宮ご夫妻を笑顔にすることはできるのか――。
2021年01月29日「ご結婚に向けてきっちり説明をしていくことで批判にも応えることになるのではないか」宮内庁の西村泰彦長官が会見で、小室圭さん側の“説明責任”に言及してから1カ月以上。1月中にも小室さん本人がリモート会見を行うのでは?といった報道もあったが、小室さんの代理人を務める上芝直史弁護士は本誌の取材に「できるだけ早く説明をしたいと考えているが、内容や方法について現段階ではお話しできない」と、具体的な回答は避けた。「新型コロナウイルスの急速な感染拡大、そして緊急事態宣言の発令で、状況が一変しました。宮内庁は、コロナ禍で国民が苦しんでいる時期に物議を醸す動きは避けるべきと考えており、長官も小室さん側にしばらく会見などは開かないよう要請しているのではないでしょうか」(宮内庁関係者)説明の機会が先送りとなれば、小室さんにとって“渡りに船”ともいえるタイミングになる。年末年始、『週刊文春』が小室さんによる“いじめ”を2度にわたり報道したからだ。中学・高校でインターナショナルスクールに通っていた小室さんは、ある女子生徒を「ブタが通った。ブーブー!」などとからかうなど、ほかの男子生徒数人と執拗に嫌がらせを行い、女子生徒はいじめが原因で高校を中退することになったという。さらに続報で、小学校時代には、年下の女子児童が授業中に描いた絵を取り上げ、踏みつけて汚したこともあったと報じられた。「金銭トラブルについては、小室佳代さんの元婚約者・X氏が『400万円は返してもらわなくていい』と表明したことで、事実上解消されています。一方、いじめ報道は小室さん自身の人間性に関わる問題です。過去のこととはいえ、疑惑を放置したままでは、国民が小室さんを祝福することは難しいのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)小室さん側はいじめ疑惑に関しても反論や釈明をするつもりはないのか。上芝弁護士に聞くと「今は金銭トラブルについて見える形で対応するために整えているところです」との回答。現時点ではいじめ疑惑の説明をする予定はないようだ。絶体絶命のピンチを、ひとまず脱することができた小室さん。だが、いじめ疑惑が報じられても、眞子さまのお気持ちは揺らぐことはないのだろうか――。昨年11月に公表された「お気持ち」文書で、眞子さまは次のように綴られていた。《私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》宮内庁長官からの説明要求に続き、いじめ報道でピンチを迎えた小室さんに、眞子さまは寄り添い続けるのか、それとも――。「女性自身」2021年2月2日号 掲載
2021年01月19日「今年の歌会始の儀は、記者たちの間でもひそかに注目を集めていました。もしかすると最後のご参加になるかもしれない眞子さまが、昨年に続いて“愛の歌”を詠まれることになるのではないかと……」そう語るのは皇室担当記者。昨年眞子さまは《望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな》という歌を詠まれた。「小室圭さんは婚約内定会見で、眞子さまを『月のように静かに見守ってくださる存在』と表現していました。その『月』を2度も用いた歌で、眞子さまは小室さんへの愛のメッセージを伝えたのでは?と取り沙汰されました」(前出・皇室担当記者)しかし、1月8日に1都3県への緊急事態宣言が発令されたことを受けて、15日に予定されていた歌会始の儀は3月に延期に。愛の歌“第2弾”の披露も先送りとなってしまったのだ。新年早々から受難に見舞われた眞子さま。だが、お二人の結婚に向けて一番の懸案は、小室さんの“説明責任”問題だろう。秋篠宮さまが昨年11月の会見で、金銭トラブルへの対応が「見える形になるというのは必要」と述べられたのに続き、宮内庁の西村泰彦長官も「(小室さん側が)説明責任を果たすことが重要」と発言。“異例の苦言”“最後通牒”とも報じられた。「西村長官は異例の強い口調で小室さん側に説明を求めました。長官は小室さんの代理人・上芝直史弁護士とも12月に面会していますが、迅速な対応を求めたものとみられます。遅くとも、皇室での新年の行事が終わった1月中旬から下旬ごろには、小室さん側が金銭トラブルについての説明をするのではないかとみられてきました」(前出・皇室担当記者)本誌が上芝弁護士に話を聞くと「できるだけ早く説明をしたいと考えているが、内容や方法について現段階ではお話しできない」と、具体的な回答を避けた。小室さんは’19年1月に、金銭トラブルの経緯を説明する文書を発表しており、今回も文書での説明になる可能性もある。しかし歴史学者で皇室に詳しい名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんは「書面では国民の納得を得ることは難しい」と語る。「小室さん本人がリモート会見などで、何らかの肉声を発することが望ましいと思います。2年前に文書の形で説明したことで、事態が好転したとは言い難い。文書ではどうしても冷たい印象を与えてしまいます。自分の声で丁寧に説明すれば、言葉の抑揚や表情からも、思いがより伝わるのではないでしょうか」ニューヨークの小室さんがリモート会見などで金銭トラブルについて釈明するとなれば、日本中が注目することは間違いない――。しかし宮内庁関係者は「小室さん側の説明は“無期延期”になったとみて間違いない」と語る。「新型コロナウイルスの急速な感染拡大、そして緊急事態宣言の発令で、状況が一変しました。宮内庁は、コロナ禍で国民が苦しんでいる時期に物議を醸す可能性の高い会見の実施は避けるべきと考えています。しかも、2月23日は天皇陛下の誕生日で、それに伴う会見もあり、3月中には延期された講書始の儀と歌会始の儀の開催が予定されています。長官も、小室さん側にしばらく会見などは開かないよう要請しているのではないでしょうか」来月で結婚延期発表から丸3年となるが、秋篠宮さまがおっしゃった“多くの人が納得し喜んでくれる状況”に到達するのはいつの日になるのだろうか――。「女性自身」2021年2月2日号 掲載
2021年01月19日昨年11月、女性皇族に「皇女」という呼称で、皇籍離脱後も公務を続けてもらう案が政府内で出ていると報じられた。「皇女」案とは、皇族減少に伴い公務の担い手不足を打開するために、女性皇族が結婚して皇籍を離脱したあとも特別職の公務員として公務を担ってもらうというもの。皇女という制度が実現すれば、愛子さまや佳子さま、そして小室圭さんとの結婚を控える眞子さまも対象になるとみられる。皇族数の減少が深刻な問題となっているなかで、女性皇族に求められる役割も変化していくことになる。英国王室をはじめとする欧州の王室では、女性の王族がどういった役割を担っているのか、近現代イギリス政治外交史が専門で『立憲君主制の現在―日本人は「象徴天皇」を維持できるか―』の著者・君塚直隆さん(関東学院大学教授)に聞いた。「英国王室では、王族として生まれた女性たちが活躍しています。エリザベス女王の長女・アン王女(70)は、結婚後も王室の一員として英国オリンピック協会の総裁をはじめ320以上もの団体のパトロン(後援者)であり、年間の公務も600件を超える多忙さです。これだけの数でありながら、お飾りの名誉職ではなく、実際に団体のために尽力しているので、実に多忙な生活となっています。またエリザベス女王のいとこにあたるアレキサンドラ王女(84)も、110もの団体のパトロンであり、王族としての義務を果たし続けており、女王からの信頼も厚いです。英国国民は、王室が国民に何をしてくれているかに注視しているので、王族としての義務を果たしているアン王女やアレキサンドラ王女は高く評価されます。エリザベス女王や王室そのものは国民から尊敬を集めていますが、彼女たちはそのことに大きく貢献しているのです」王室全体では、女王をはじめ成人している王族20人で3,000以上に及ぶ各種団体のパトロンを務め、年間3,000件以上の公務も分担しているという。宮内庁のウェブサイトを確認すると、秋篠宮さまは14の団体の総裁もしくは名誉総裁を務めている。眞子さまは日本工芸会の総裁と、日本テニス協会の名誉総裁の2つ。イギリス王室と比べるとかなり少ない水準といえる。「王室と皇室の違いから単純に比較することはできませんが、今後も皇室を残していくのであれば、もっといろいろな団体に関わって公務を増やし、国民の理解を深めていく必要があります。現在の皇室が大多数の国民から支持されている理由も、男系男子による継承ということだけではないことは明らかです。皇室がより国民と関わっていく方向に進むのであれば、皇女制度のような皇室を離れた“非常勤職員”では難しく、男女関係なく宮家を作っていくべきです」(君塚さん)自民党内の保守系グループからは「女性・女系天皇を認める布石になる」との声が上がるなど、女性宮家に否定的な意見が根強い。しかし君塚さんは、欧州王室では公務の分担だけでなく王位継承についても男女の性差は問われないと語る。「英国王室では男女関係なく公務を担っていますが、王位継承についても同様に、男女の性差は問われません。エリザベス女王ほど尊敬されている人は英国にはいません。王ではなく女王だから軽んじられているのかというと、そんなことはまったくありません。それは女王として立派に王室を率い、国民に対する義務を果たしているからにほかなりません。ベルギーの王位継承順位1位のエリザベート王女(18)は、去年には王立士官学校でライフルの射撃訓練などに参加しました。これは男女関係なく行われるベルギー王室の伝統で、次期女王となるための義務といえるでしょう。スペインの王位継承順位1位のレオノール王女(15)は、14歳で『アストゥリアス皇太子賞』の授賞式でスピーチをこなし、国民からも高く評価されました。ほかにもオランダのカタリナ・アマリア王女(17)、ノルウェーのイングリッド・アレクサンドラ王女(16)と、ヨーロッパは女王の時代を迎えます。日本の皇室でも大正時代から側室制度は廃止されており、一夫一婦制で男系男子のみによる継承は成り立たなくなっています。それならば、ヨーロッパの多くの王室のように男女問わず第一子が継承すること、つまり愛子さまが天皇になることは自然なことです」各メディアの世論調査では、女性天皇容認への賛成は8割前後となっている。菅政権は皇位継承問題に関する有識者会議を発足させる予定だが、新型コロナウイルスへの対応に追われるなかで見通しは立っていない。今年12月には愛子さまも20歳を迎えられ、これから数年の間に結婚され、皇籍を離脱される可能性もある。菅政権には、皇族数の減少、そして皇位継承問題について一刻も早く取り組むことが求められている。
2021年01月18日「小室さん側が沈黙することでかえって国民の皆さんに誤解を与えることになってしまう」宮内庁の西村泰彦長官は昨年12月24日、定例会見でこのように発言。小室さん側に改めて金銭トラブルについての説明を求めた。小室さんの代理人を務める上芝直史弁護士は本誌の取材に対し「(ICUの)学費は全額、奨学金で賄っています」と、小室さんの母・佳代さんが元婚約者から受け取った金銭は学費に使っていないと明言している。今後、上芝氏が正式に金銭トラブルの経緯を公表することとともに、小室さん本人の対応も求められることになりそうだ。秋篠宮さまが会見でお二人の結婚を「認める」と明言された一方で、眞子さまと小室さんの結婚に対して国民からの反発の声も根強い。秋篠宮さまも「決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない」と発言されている。近現代イギリス政治外交史が専門で欧州の王室にも詳しい君塚直隆さん(関東学院大学教授)は「小室さんが記者会見を開くしかない」と語る。「小室さんが多くの人から理解され支持されるためには、記者会見を開いて釈明するしかないでしょう。実際、ヨーロッパ王室の結婚でも、過去に記者会見によって国民の見方を一変させた例があります。ノルウェーのホーコン王太子と結婚したメッテ=マリット王太子妃は、連れ子のいるバツイチで、過去にマリファナパーティにも参加していたことが明るみになり、国民から結婚への猛反発が起こりました。彼女の元夫は麻薬常習者で服役していました。8割あった王室の支持率が4割に激減したほど、すさまじい批判を浴びたのです。そういった状況のまま婚約会見に臨みましたが、そこで彼女は、真摯にネガティブな過去を認め謝罪し、涙ながらに『過去は変えられないが、未来は変えられる』と訴えたのです」自ら会見で謝罪したメッテ=マリット王太子妃。会見を機に、国民の見方も変わっていったという。「その誠実さが国民に受け入れられ、今では人気のある王族の一人になっています。嘘をつかずに隠すことなく白日の下にさらし謝罪し、国民に向けて説明したことで、国民から道徳的資質が認められて大逆転を生んだのです。小室さんが記者会見ですべてをさらけ出し、そこで国民が小室さんに道徳的資質を見出すことができれば、状況が一転することもあるかもしれません」(君塚さん)現在、ニューヨークへ留学中の小室さん。論文のコンペで準優勝を勝ち取るなど、学業では成果を残しているが、金銭トラブルについては’19年1月に文書での説明をして以来、沈黙が続いている。はたして小室さんは記者会見で”道徳的資質”を示すことができるのか――。
2021年01月18日年の始めに皇族方が一堂に会して、自作の短歌を披露される「歌会始の儀」――。人々が集まって共通の題で短歌を詠む「歌会」は、奈良時代にはすでに行われていたと「万葉集」に記されている。現在の歌会始は、皇族方と同じ題で広く一般からも作品を募集する国民参加型の行事となっており、当日の様子はテレビ中継もされるので、日本古来の伝統文化を継承してゆく皇室の大切な使命を感じることのできる機会でもある。1月15日の予定だった今年の歌会始は、新型コロナウイルスの急激な感染拡大を受けて延期となった。宮内庁は3月中の開催を目指すという。「前回、『望』をお題とした令和2年の歌会始で大きな注目を集めたのが、眞子さまの詠まれた歌でした」(皇室担当記者)《望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな》「おとぎ話を信じるほどの純粋で一途な心を持ち続ける。何があっても小室圭さんとの結婚を望まれているという、眞子さまご自身の切なるお気持ちを詠まれたのではないかと話題になったのです。とくに2度使われている『月』が意味深だと……」(前出・皇室担当記者)「月」といえば、思い出されるのは’17年9月、眞子さまとの婚約内定会見で、小室圭さんが披露したこんなエピソードだ。「ある日、夜空にきれいな月を見つけ、そのとき、思わず宮さまにお電話をいたしました。その後も、きれいな月を見つけますとうれしくなり、宮さまにお電話をおかけしています。宮さまは私のことを月のように静かに見守ってくださる存在でございます」実は、夏目漱石が「I LOVE YOU」を「月が奇麗ですね」と翻訳したとの俗説があり、小室さんもこれをなぞったと思われる。「『月』は眞子さまと小室さんの間では『愛してる』の意味なのでしょう。つまり、眞子さまは皇室行事の歌会始で『I LOVE YOU』を2回も用いた“愛のメッセージ”を披露されたといっても過言ではありません」(前出・皇室担当記者)また、眞子さまは勤務される博物館のホームページに’20年9月10日付で投稿されたコラムで《まるで時計の針が再び動き出したかのような感覚》との一節を綴られていた。その2カ月後、眞子さまの「お気持ち」を示した文書の公表により、実際にお二人の結婚問題は大きく動き出した。このように眞子さまは、たびたび意味深なお言葉を発せられてきたのだ。今回の歌会始は秋篠宮さまが誕生日会見で「結婚を認める」と明言された直後のタイミングだけに、眞子さまの詠まれる歌が注目されていたのだが、公表は3月まで”お預け”となってしまった。令和3年の歌会始のお題は「実」――。小室さんとの結婚が実ることを一途に信じてこられた眞子さまは、どのような“愛の歌”を披露されるのだろうか。
2021年01月18日これまで、有田哲平(49)はじめ芸能人の結婚を次々と的中させてきたオリエンタル占星術で人気の占い師・水晶玉子さんが、’20年を総括。世間を騒がせたカップルの’21年を大予想してくれた!■小室圭さん(29・’91年10月5日生まれ「角宿」天秤座)&眞子さま(29・’91年10月23日生まれ「畢宿」天秤座)「眞子さまは、小室さんと離れている’18~’19年が天中殺でした。普通のカップルでも2年間会っていないと、考え方や関係性が変わるもの。お2人の中でまったく変化がない、というのが逆に不自然で不思議に感じてしまいます。恋愛感情以外で一緒にいたい理由があるのかもしれません」(水晶さん・以下同)実は同じ天秤座の2人。「天秤座にとって、今年は“かかっていたブレーキが外れる”年。小室さんは’22年から天中殺なので、この1年で、これまでの結論や決着をきちんとつけるべきです。また、お2人は結婚すると、互いに環境がすごく変わるカップル。でも、イギリス王室のヘンリー王子とメーガン妃のようになったり、小室さんの元に駆けつけてアメリカで一緒に暮らすというのは容易ではありません。結婚と違い、結婚後はリアルな暮らしが待っているでしょう」「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月15日小室佳代さんの元婚約者の暴露により始まった、眞子さま婚約を巡るトラブル報道は、ますます過熱する一方だ。だが、当の圭さん、そして母・佳代さんは、沈黙を守り続けている。ただひとつ言えることは、佳代さんは、夫が自死したあと、母ひとり子ひとりで、なりふりかまわず“幸せ”をつかみ取ろうとしてきたに違いないことだ。だが、そのためにおこなってきたこと、彼女の半生を追い、見えてきたものとは――。暮れも押し迫った昨年12月18日午後6時4分。私鉄駅近くの老舗洋菓子店の店舗に、白衣に身を包んだ中年女性の姿があった。白衣は洋菓子製造の仕事着だろう。秋篠宮眞子さまとの結婚問題が取り沙汰される小室圭さんの母・佳代さんだ。それから約10分後、着替えを済ませた佳代さんは、茶色のダウンコートを着込んで、20代と思しき同僚女性とともに店を後にした。2人は最寄り駅から下りの普通列車に乗り込み、混み合った車内に並んで立った。離れて立っていた本誌記者の耳にも、ときおり会話の内容が漏れ聞こえてくる。同僚女性の相談事に、佳代さんは、ニコニコとほほ笑みながらうなずいて、聞き役に徹している。職場内での人間関係はよさそうだ。──眞子さまと圭さんの結納に当たる納采の儀が延期になったのは、18年2月6日のことだった。それからまもなく3年になる。昨年11月13日、宮内庁は、眞子さまの結婚に関する「お気持ち」を文書で公表した。そのなかで、眞子さまは、「私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」と、お二人の気持ちが揺るぎないことを率直に表明された。それを受け、父・秋篠宮さまも11月20日、お誕生日に際しての会見で、記者の質問に対して、結婚を認めるご発言をされている。「結婚することを認めるということです。これは憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがあります。本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としてはそれを尊重するべきものだというふうに考えています」慎重で複雑な親心が垣間見えるご発言だが、眞子さまのご結婚はこれで一歩、前に進んだ。この会見の直後、ご結婚延期の最大の要因だった佳代さんの金銭トラブル問題にも進展があった。佳代さんに約400万円の返金を求めていたX氏の独占告白を、『週刊現代』(12月5日号)が掲載。「眞子さまにお伝えします。もうおカネ400万円は要りません」眞子さまのお気持ちの文書を読んだX氏は、翻意の理由を、「いつまでも二人の結婚の障害になってはならないと思った」と、話している。X氏は、それまで400万円は圭さんの学費と主張してきたが、本誌は「学費には使っていない」という圭さんの代理人・上芝直史弁護士の言葉をスクープ(12月15日号)。国際基督教大学(ICU)への入学金と1学期の授業料は、圭さん自身の貯金から支払い、以降の学費は奨学金で賄ったことを明らかにした。圭さんの学費にX氏が関わっていないのなら、借金問題は単に佳代さんとX氏の間の問題ということになる。このままいけば、眞子さまの義母となり、天皇家の縁戚となる佳代さん。その人物像はやはり気になる。小室佳代さんとはどんな女性なのだろう。佳代さんの旧姓は角田。小室敏勝さんと結婚したのは23歳のときだった。1歳年上の敏勝さんは明治大学工学部卒。横浜市役所に勤務し、市内に購入したマンションで家族3人、幸せに暮らしていた。圭さんが3歳のときからバイオリン教室に通わせていたという。敏勝さんは幼稚園の保護者会や参観日には必ず出席するほど子煩悩な人だったが、佳代さんも、敏勝さんに負けず劣らず、教育熱心な母親だった。「この子はバイオリンの天才なの」が口癖で、圭さんは私立の国立音大附属小学校に入学している。そんな小室家の生活は、02年、敏勝さんの自死で一変する。圭さんは当時10歳。以後、専業主婦だった佳代さんは、福祉事務所のカフェや地元のケーキ店などで働き、女手ひとつで息子を育てたが、圭さんの教育水準だけは落とさなかった。音大附属小学校はそのまま通わせ、中学からは、高校まで一貫教育のカナディアン・インターナショナルスクールに入学させた。学費は年間約200万~300万円(当時)。そもそも海外生活経験もなく、日本の小学校で学んだ子どもが、インターナショナルスクールに入るのは並み大抵のことではない。授業はすべて英語で行われるため、圭さんは小学校卒業から9月の入学まで、英語の強化クラスに入り、サマースクールに通い、さらには家庭教師をつけて特訓し、ようやく入学を果たしたという。圭さんと同時期に、インターナショナルスクールに在籍していた生徒の親はこう話す。「入学当初の圭くんは、ほとんど英語はできていなかった印象です。お母さまが本人以上に熱心でしたね。入学までは必死だったと思います。わずか半年である程度の英語力を身につけさせようとする熱量には、すさまじいものがありました。英語ができないお母さまは、事務の日本人のスタッフを通訳にして、各担当教科の先生に質問したり、勉強方法などを相談していたみたいですから」入学後も家庭教師をつけるなど、学費以外の出費は多い。「お誕生日会とかが、けっこう大変なんです。外資系企業や大使館の子のお誕生日にお呼ばれすると、お土産もどっさり持たされますから、それなりにプレゼント代も必要なんです」佳代さんは真っ赤なアウディを乗り回して、圭さんを送り迎えしていたという。パートの収入と夫の遺族年金で、月収は20万円を超える程度と報じられたギリギリの生活の中で、圭さんをインターナショナルスクールに入学させたことは、世界の一流どころの家庭の子女が集う環境を、必死につかみ取ろうとした佳代さんの執念と見えが感じられる。圭さんは、佳代さんの上昇志向の波に乗るかのように、横道にもそれず、まっすぐに育った。10年9月、ICUに入学した圭さんは、12年6月、大学の交換留学生説明会で、眞子さまと初めて親しく会話し、交際に発展。プロポーズは13年12月。婚約内定会見は17年9月。緊張のなかでも恥ずかしそうに見つめ合い、記者の質問に答える初々しいカップルのご様子は、多くの人を魅了した。この結婚がここまでもつれるなど、当時、誰も予想していなかったことだろう。『週刊女性』(’17年12月26日号)の「400万円借金トラブル」報道が、大きな波紋を起こすまでは──。佳代さんの借金を告発したX氏は、暴露の直前まで小室一家と同じマンションに住んでいた。本誌が当時取材したとき、X氏は薄いストライプのスリーピース・スーツに身を包み、襟元にはちょうネクタイ、言葉遣いも丁寧で穏やかな男性だった。「敏勝さんとは、マンションの管理組合の会合で話すようになりました。お互い理系だからウマが合って、今度、横浜で飲みましょうという約束もしていたのですが……。かなりたってから、敏勝さんが自殺したと聞き、本当に驚きました」外資系企業に勤めていたX氏は、生活時間が違う佳代さんとは顔を合わせたことがなかったが、07年、共通の知人を介して知り合い、圭さんのパソコンの修理を頼まれたことなどから、親しくなったという(『週刊文春』18年2月1日号)。X氏と佳代さんが、婚約したのは10年9月。圭さんがICUに入学したのとほぼ同時期だ。佳代さんは二人の財布を一緒にしようと持ちかけたこともあったという。そのころから、佳代さんの金の無心が始まったと、X氏は主張する。その総額が約400万円だ。佳代さんの度重なる無心にへきえきしたX氏は12年9月、婚約解消を申し出て、1年後には、返済を求める書面を小室家に送っている。一方、小室家側は「400万円は借金でなく、贈与だった」と主張。進展のないまま4年以上経過するなか、X氏は眞子さまと圭さんの婚約を知り、公開に踏み切った。「弁護士に相談しましたが、借用書がなければ裁判で勝つことは難しいと言われてしまいました。皇族をお嫁さんにしようとする人が、自分の学費を出してくれた人に対して、感謝の一言もないというのは、それでよいものでしょうか」X氏は本誌の取材当時に、そう胸の内を明かしている。この騒動で、18年3月4日に予定されていた納采の儀も、11月4日の帝国ホテルでの挙式も延期され、今日に至っている。ここにきて「お二人の結婚の障害になってはならない」(前出)と、返金を求めない趣旨の発言をしたX氏だったが、その後、事態が急変。『週刊文春』(20年12月17日号)では、佳代さんからX氏に届いた無心メールの詳細が公開され『週刊現代』(20年12月12・19日号)では、佳代さんと圭さんが、13年秋に「400万円は譲渡だった」と記した手紙を携え、X氏の自宅を訪ねた際の録音テープを公開。借金問題は再燃し、いまや過熱の一途だ。この事態を憂慮したのか、12月10日、西村泰彦宮内庁長官は定例記者会見で、小室家の金銭トラブルについて聞かれ、こう述べた。「説明責任を果たすべき方が果たしていくことが極めて重要だ」皇室の歴史に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんも、小室家に対して手厳しい。「金銭トラブルの経緯について、国民への説明責任を果たすべきなのは、当然ながら小室家です。400万円が借金であれ、贈与であれ、元婚約者が金銭的援助をしてきたのが事実ならば、相手方に対し何の恩義も敬意も見せず、感謝や謝罪の念がないのは、一般的な社会通念からしても異常な感覚と言わねばなりません。400万円が学費ではないというなら、何に使ったのでしょうか?筋の通った説明をすべきです。現状のままでは、皇族と結婚する家としての社会的な信用は得られないでしょう」小室家の金銭トラブルの発端をたどれば、やはり敏勝さんの自死に行き着く。敏勝さんの生前から、小室夫妻と一時的交流があったという元喫茶店経営者A氏は、今回の本誌の取材にこう語る。「圭くんを連れて家族3人で、よく店に来てくれました。旦那さんはおとなしくて優しいタイプ。反対に佳代さんは社交的で、よく喋る。メニューを見て、旦那さんに『何を食べる?』と、聞いておきながら、『○○でいいでしょ』と、どんどん決めちゃう感じでした。旦那さんはもの静かで、小さかった圭くんに、食べさせてあげたりしていましたね」頻繁に顔を出していた一家が、しばらく姿を現さなくなったのは、圭さんが10歳のときだ。「久しぶりに佳代さんが来たと思ったら『主人が死んじゃった。首つり自殺した』と、言うんですよ」 敏勝さんは精神的に弱っていて、しばらく藤沢の実家に帰っていたと聞いた。「それを佳代さんが無理やり自宅に連れ帰ったような言い方でした。ある日の深夜、旦那さんが外に出ていったらしく、ガタンと音がしたそうです。佳代さんはそのまま眠ってしまい、目が覚めても旦那さんの姿が見えないので、圭くんを連れて捜したら、亡くなっていた現場に行き着いたそうです」佳代さんはそう店主に説明していたが、敏勝さんの遺体を発見したのは、立川警察署という報道もある(『女性セブン』21年1月7・14日号)。「それからは毎日のように閉店間際に圭くんを連れてきて『おじいちゃんも自殺しちゃった。圭くんにカウンセリングを受けさせたほうがいいのかしら』と、こぼしていました」敏勝さんの死後まもなく、敏勝さんの父親も後を追うように自死していたのだ。「佳代さんは、自分の父親の家に居候して、毎晩、狭い部屋で圭くんを抱きしめて寝ていると話していました。私たち夫婦は、突然、夫を亡くして、経済的にも大変だろうと、ご飯を食べさせ、もらい物を持たせたこともあります」佳代さんが話し込むと、夜9時、10時になる。「圭くんはおとなしく絵を描いたりしているのですが、そんな時間になると眠ってしまうから、車で送ってあげるんだけど、いつも小さなアパートの前で『ここがウチだから』と言われていたんです」Aさんはそれを信じていたが、圭さんのご婚約内定報道で、小室家の自宅が聞かされていたアパートとは違うマンションであることを知ったという。「当時はそんなことも知らないから、夫婦で同情していましたよ。旦那さんが、実家から連れ戻した後に亡くなったので、実家から『あなたが殺した』と、言われたと聞きました。『この子の(遺産相続の)権利はどうなるんだろう』と、悩んでいました」実家との橋渡しを頼まれたAさんは、委任状を持たされ、敏勝さんの藤沢の実家を訪ねたという。「旦那さんのお母さんにお会いすると、すごくいい人で、きついことも言いませんでした。佳代さんの気持ちを伝えると、『わかりました』と、一度で話が済んだんです」しばらくして、佳代さんが1人の女性を連れて店にきた。「霊媒師みたいな人で、女性は店に入った途端に店内の絵を見て、『ああ、この絵も、この絵のこともわかっていた』と、言うんです。奥の席から入口のほうを見て『圭くん、お父さんがこっちを見て笑っているよ』って。佳代さんは、心底、信じているようでした」Aさん夫婦に違和感が芽生えた。その後、佳代さんは自分の父親らしき男性と一緒に店に来て、夫婦に封筒を差し出したという。「それでいきなり『手を引いてくれ』と言うんです。何のことかと思いました。藤沢の実家からの援助の話がうまくいったということでしょうか?でも、こちらは親切で動いただけなのに『手を引け』という言い方は……。封筒に何が入っていたか知りませんが……」親切をあだで返され、侮辱された思いがして、Aさんは封筒を受け取らず、帰ってもらったという。「佳代さんとはそれっきりです。旦那さんの話をしながら、佳代さんは涙ひとつ見せなかったと思います。それに、圭くんの前で平気で自殺の話をする。こちらが心配すると『知っているから大丈夫です』と言うのですが……」Aさんの話を聞く限り、佳代さんの話にはうそやごまかしが多いように思える。著書に『被害者のふりをせずにはいられない人』(青春出版社)などがある精神科医・片田珠美さんは佳代さんをこう分析した。「400万円は学費に使っていないということですが、学費が必要と言って融通してもらったお金を、ほかの目的で使うほうがタチが悪いと思うのが普通です。ところが、彼女は『悪い』と思わないどころか『返さなくてもいい』と言えてしまう。自分に都合の悪い現実が見えなくなることを精神分析で『暗点化』と呼びますが、暗点化が起こりやすいタイプは、自己正当化の達人になりやすい。佳代さんは自己正当化の達人かもしれません」小室家に吹く逆風のなか、いまも圭さんを擁護するのは、居酒屋「のん処」店主の五井憲治さん(74)だ。圭さんが高校のころにアルバイトをしたフランス料理店のオーナーシェフだった人である。「みんな圭くん本人を知らないからね。僕のように知ってる人間は『いいコだよ』って言えるけど。圭くんは、お母さんに尽くしてもらってきたでしょ。だから、恩返しをしたいと、お父さんが亡くなったときから言ってたんだ。『僕がお母さんを守っていくんです』ってね。それ、聞いたときはジーンときて、目が潤みましたよ」圭さんは21年5月、ロースクールを卒業予定だ。なりふりかまわず、“幸せ”をつかみ取ろうとしてきた佳代さん。いま、54歳の彼女が、早朝からおよそ半日近くも、立ちっぱなしの洋菓子製造の仕事をするのは、体力的にも厳しいはずだ。そんな母を「守る」と言うのなら、さらには眞子さまの率直なお気持ちに応えるためにも、代理人に任せるのではなく、圭さん自身が母の金銭トラブルの経緯について真摯に説明するときがきているのではないだろうか。最後に、やはり佳代さんの肉声を一言でも聞きたい。冒頭で述べたとおり、同僚と帰途に就いた佳代さんは、途中駅で1人下車して、駅直結のショッピングモールに入った。退店時から紙袋を持っていたが、ショッピングモールから出てきたときにはさらに大ぶりの紙袋が2つ加わっていた。老舗菓子店の名前が見える。大量のお菓子を買い込んで、これからまたどこかに行くのだろうか。3つの紙袋とハンドバッグを抱えるようにして改札口に向かう佳代さんに、声をかけた。「小室さん、突然すみません……」彼女の顔が一気にこわばるのが見て取れた。怒りとおびえがないまぜになったような感情が目元に浮かび、表情に険しさが増していく。「秋篠宮さまがお二人の結婚を認めるご発言をされましたが、お母さまとして今、率直にどんなお気持ちでしょうか?」しかし、佳代さんは進行方向の一点を凝視するかのように、前だけを向いて決して顔を動かさない。やや前のめりの姿勢のまま、ズンズンと歩みを進める。「何もお話したくありませんか?」記者には、そのとき彼女が小さくうなずいたようにも見えた。「朝早くから、こんな遅くまで、お仕事ご苦労さまでした」そうねぎらうと、いきなりピタッと足を止め、不意に記者のほうに向き直った。そして、マスク越しにも“作り笑いですよ”と、ハッキリ伝わる不自然な笑みを記者に向け、絞り出すようにこう言った。「ご苦労さまでございました」こくりと頭を少し下げ、足早に改札を抜けると、佳代さんは帰宅ラッシュのホームへと姿を消した。「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 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2021年01月09日《2nd Prize:Kei Komuro》小室圭さんの名前の下には、前髪を伸ばしグレーのTシャツを着た顔写真も――。本誌が昨年報じた、小室さんの論文が法律専門誌『NY Business Law Journal』’19年夏号に掲載されたという快挙。実は、その論文がコンペティションで2位を受賞したことが、ニューヨーク弁護士会のホームページで発表されていたのだ。コンペの過去の受賞者は、アメリカのトップクラスの法律事務所に就職したり、世界有数の金融機関や国際的な環境保護団体に進んだりと活躍中。まさに法学部生にとっての“登竜門”なのだ。この実績で小室さんの就職も有利になるのか。信州大学特任准教授でニューヨーク州の弁護士資格を持つ山口真由さんに話を聞いた。「この受賞だけでは、輝かしい未来が保証されるというものではないと思います。ただアメリカでは、自分が何者であるか、実力や可能性をアピールすることが重要です。小室さんは法学部出身ではなく、日本の弁護士資格も持っていないにもかかわらず、アメリカのロースクールに留学して好成績を収めており、さらに賞まで獲得しました。その事実は、効果的なアピール材料になり得ます」小室さんのアピール力次第で“コンペ準優勝”の実績は武器になるという。では、小室さんが弁護士資格を取得できれば、どれくらいの年収が見込めるのだろうか。「ニューヨーク州の弁護士になれば、おおむね1千万~2千万円ほどの年収が得られます。さらにパートナー(弁護士事務所の共同経営者)ともなれば、年収1億円もありえます」(山口さん)小室さんは以前から人脈づくりに余念がなかった。ニューヨーク在住の帽子デザイナー・長谷川ゆかさんは本誌に、初対面の小室さんから「アトリエにお伺いしてもよろしいですか」と積極的にアプローチされたと明かしている。ニューヨークの法曹関係者から論文を高く評価され、強力なコネクションを得た小室さん。高年収のキャリア歩み、眞子さまとの“セレブ婚”も夢ではない――。だが、前出の宮内庁関係者は厳しい意見を口にする。「いまや小室さんへの批判は金銭トラブルや将来設計だけでなく、過去の行状にまで及んでいます。昨年末には『週刊文春』で小室さんの中高時代のいじめも告発されました。いくら実績を誇示しても、自分の夢ばかり追って他人を顧みない印象の小室さんに、国民の反発が強まる可能性もあります」小室さんが書いた論文は、資金調達の仕組み「クラウドファンディング」についての法制度を研究したものだった。そのなかには、こんな一節があった。《社会的企業や投資家などの関係者は、克服しがたい困難に直面してもそれが本当に“克服しがたい困難”なのか問いただすことが重要だ。そうすれば、信頼を損なわずにその困難を克服できる解決策を見つけられるだろう》はたして小室さんは幾多の“困難”を克服し、眞子さまとの幸せを掴み取れるのか――。「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月05日皇居・宮殿にゆっくりと入場される、燕尾服姿の天皇陛下、ロングドレス姿の雅子さま。皇族方は全員がマスクを着用され、そのなかには眞子さまのお姿も――。1月1日午前、天皇皇后両陛下が新年のお祝いを受けられる「新年祝賀の儀」が開かれたが、その様子は新型コロナウイルスの影響を感じさせるものだった。’21年は皇室にとって“試練の年”になると皇室担当記者は語る。「両陛下や皇族方が地方に直接足を運ばれる機会が復活する兆しは見えません。皇室と国民の距離が離れてしまわないか危惧されます。さらに大きな懸案は、眞子さまの結婚問題です。小室圭さんとの結婚が現実味を帯びるにつれ、ますます反発が強まっていくでしょう。秋篠宮さまが結婚を『認める』と発言されたことで、眞子さまと小室さんの結婚は確定的となり、早ければ年内の結婚もありえます。もしかすると、今回が眞子さまにとって、皇室で迎えられる最後のお正月だったかもしれません」小室さんは’21年5月にロースクールを卒業予定。10月には眞子さまと小室さんがともに30歳の誕生日を迎える。節目の年に眞子さまは皇室から旅立つのか――。ただ、お二人の“年内婚”実現には険しいハードルがある。「眞子さまは結婚にあたり、1億4千万円近い一時金を受け取る見込みです。そのお金は、お二人の新居となるマンションの購入費などに使われることになるでしょう。コロナ禍で国民生活が厳しいなか、小室さんとの新婚生活に多額の税金が使われることとなれば強い反発が生じることは必至。小室さんは金銭トラブルについて説明することはもちろん“一時金頼み”ではない生活設計を示す必要があります」(宮内庁関係者)小室さんの代理人・上芝直史弁護士は本誌の取材に「圭さんが眞子さまの一時金を当てにしていることなど一切ありません」と明言している。しかし、卒業後に志望する進路は明らかにしていない。昨年4月には、小室さんが金融の専門家に英語でインタビューした音声が大学ホームページで公開されるなど、着々と実績を上げている模様だが、はたして小室さんにさらなる“秘策”はあるのか――。そんな中、本誌はあるウェブページに小室さんの名前を発見した。《2nd Prize:Kei Komuro》ニューヨーク州弁護士会のホームページで、小室さんがなんと論文のコンペティションで2位の成績を収めたと発表されていたのだ。このコンペは、ニューヨーク州弁護士会が主催するもの。本誌は昨年、小室さんの論文が法律専門誌『NY Business Law Journal』’19年夏号に掲載されたことを報じていたが、それが専門家からも高い評価を得たというのだ。さらに小室さんは賞金1千500ドル(約15万5千円)も獲得したという。ホームページには前髪を伸ばしグレーのTシャツを着た小室さんの顔写真も掲載されている。さらに《趣味:ジャズピアノの演奏》《過去の職務経験:銀行員》といったプロフィール紹介も。コンペの過去の受賞者は、アメリカのトップクラスの法律事務所に就職したり、世界有数の金融機関や国際的な環境保護団体に進んだりと活躍中だ。ちなみに、小室さんの論文はクラウドファンディングに関する法制度について論じたもの。論文のなかには以下のような記述もあった。《信頼は目に見えません。信頼の喪失はクラウドファンディングでは致命的であり、クラウドファンディング市場全体に影響を与える可能性さえあることに、常に留意する必要があります》“論文コンペ準優勝”という目に見える成果を上げた小室さん。秋篠宮ご夫妻や国民の“目に見えない信頼”を回復することはできるのか――。「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月05日秋篠宮さまが11月の誕生日会見で「認める」と発言されたことで、眞子さまと小室圭さんの結婚は確実となった。一方、眞子さまがご結婚についての「お気持ち」の文書で《今の時点で具体的なものをお知らせすることは難しい状況です》と記されているように、結婚式や新居などはまだ決まっていない。ニューヨークに留学中の小室さんは、’21年5月にフォーダム大学のロースクールを卒業し、7月にニューヨーク州の司法試験を受けるとみられる。「小室さんが帰国するまで、ご結婚の日程調整をするのは難しいでしょう。そうすると、挙式は’22年になるのではないでしょうか」(宮内庁関係者)お二人の新婚生活でとくに注目を集めると思われるのが新居についてだが、実は、秋篠宮ご一家は’19年3月にお引っ越しをされたばかり。ご一家が’97年から過ごされてきた秋篠宮邸は、皇嗣となられた秋篠宮さまの活動が拡大することを踏まえて、’19年から約33億円を費やして増築工事が行われている。工事が完了した秋篠宮邸にご一家が暮らし始めるのは’22年3月になる予定だ。その工事の間、秋篠宮ご一家は赤坂御用地内に約9億8千万円かけて新設された「御仮寓所」にお住まいになることに。現在、眞子さまもご家族と一緒に御仮寓所に住まわれているが、それは“想定外”の事態だったと皇室ジャーナリストは語る。「本来なら’18年11月4日に、眞子さまと小室さんは結婚式を挙げるはずでした。つまり、秋篠宮ご一家が御仮寓所に引っ越された’19年3月には、もう眞子さまは小室さんとの新婚生活をスタートされているはずだったのです。結婚が2年以上も延期され、御仮寓所での暮らしがこんなにも長く続くとは、眞子さまは予想だにされていなかったでしょう」このままでは秋篠宮邸の改修が終わる’22年3月までに眞子さまが結婚式を挙げられるかも微妙な状況なのだ。ただ、結婚が確定的になった以上、眞子さまは小室さんと暮らす新居についてもすでにご検討し始めていることだろう。眞子さまは皇籍離脱に伴い、約1億4千万円の一時金を受け取られる見込みだ。セキュリティーのしっかりした高級マンションを選ぶとなれば、1億円前後の物件が予想される。上皇ご夫妻の長女・清子さんと黒田慶樹さん夫妻は結婚後、約1億円で都内の新築マンションを購入している。清子さんが3分の2をキャッシュで支払い、慶樹さんがローンを組んで残りの3分の1を負担している。支払いには一時金が充てられたとみられる。ただ、もし眞子さまと小室さんが“億ション”を購入するとなると、実質上の所有者は眞子さまになる可能性が高いという。「帰国したばかりの小室さんには安定した収入が見込めず、住宅ローンを組むのは難しいでしょう。そうなると、眞子さまの一時金でマンションを一括購入することになるかもしれません」(前出・皇室ジャーナリスト)来年の春、眞子さまがお住まいになっているのは33億円を費やして改修されたピカピカの秋篠宮邸か、それとも小室さんとの“愛の巣”なのか――。
2020年12月31日眞子さま(29)と小室圭さん(29)の婚約内定会見から3年余り。20年11月13日に発表された眞子さまの「お気持ち」文書は結婚への意思が強く感じられるもので、さらに同月30日に55歳の誕生日を迎えた秋篠宮さまは記者会見で「結婚を認める」と述べられた。いっぽう、12月10日、宮内庁長官は小室圭さんへの「説明責任」を説いた。先が読めない状態だが、お2人のご成婚問題は今後どのような展開を見せるのか。渦中の小室さんを、1億人以上の顔分析に基づくフランス発の「相貌心理学」で徹底分析!日本唯一の相貌心理学教授で、新刊『フランス発相貌心理学運命のお相手は「顔」で選びなさい』(KKロングセラーズより発売中)を上梓した佐藤ブゾン貴子先生に話を聞いた。「小室さんは寛容性・順応性に長けていて、とても優しい男性だということが分析できます。眞子さまを守れるのは自分しかいない。そうした強い思いがあるのでしょう。また、『人の幸せは自分の幸せ、自分の幸せは人の幸せ』と考える博愛主義者でもあります。感情ゾーン(目の下から唇の上までのゾーン)が拡張している点と、肉付きが良い点から、そうした性質が読み取れます」佐藤先生はこう続ける。「感情ゾーンの肉付きが良い人の特徴として、周囲からどう見られているかを気にする傾向が強いです。小室さんの気になるところは、肉付きは良いけれど、ハリが少し弱いこと。そうした方は、自分の承認欲求が満たされていて、人から良く見られている状況下においてはとてもポジティブでいられます。しかしネガティブな批評をされると、耐えうるだけのキャパシティがあまりないと言えるでしょう」人の目を気にする傾向があるとするなら、長期に渡る小室さんへの風当たりの強さはかなり堪えているのだろうか。「右目の黒目と下まぶたがくっついておらず、いわゆる三白眼のようになっています。以前はそうでもなかったのですが、それが強くなってきている。これはまさに精神的に疲れていることを表しているので、いまは限界の状態なのかもしれません。また、意外に思われるかもしれませんが、小室さんは相貌的にみると計算高いタイプではありません。万人によく思われたいという承認欲求が高い方なので、いまの状態は彼にとってかなり辛いはずです」相貌心理学的見地では、承認欲求が高いにも関わらずバッシングを受け、精神的に堪えているという分析結果だった小室さん。では母の佳代さんはどうなのだろう。「佳代さんは活動ゾーン(唇から顎先)がしっかりしているので物質主義的なところがあります。物事をメリット・デメリットで考えるタイプの人です。そっくり親子に見えるかもしれませんが、相貌的には全然違います。どちらかというとお母さんの方が計算高く、自分のメリットを常に考えているタイプ。小室さんは「みんなの憧れのプリンス」になりたい、理想主義的なタイプ。だからこそ今の状況は不本意で、承認欲求も満たされておらず、彼のなかでは最悪な状態と言えます。小室さんはかなり葛藤されているのではないでしょうか」小室さんの望み通り、国民から祝福される日は来るのだろうか。
2020年12月30日「私の主観になりますけれども、感じとしては決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないというふうに思っています」秋篠宮さまは11月に行われた誕生日会見で、眞子さまと小室圭さんの結婚についてこのように述べられた。結婚を容認されつつも、厳しい意見を述べられた秋篠宮さまだが、そこには大切に育ててきた長女への深い愛情がこめられているのだろう。今年29歳になられた眞子さまは、’91年10月23日の午後11時41分に宮内庁病院で産声をあげられた。秋篠宮さまは出産の2時間ほど前から駆けつけ、紀子さまにつき添われた。オランダのベアトリックス女王主催のレセプションに出席されていたが、途中で退席されてのことだった。「病室に到着した秋篠宮さまは、紀子さまのベッドわきに座り、励まされていいました。秋篠宮さまの誕生時は3,000グラムでしたが、眞子さまはひと回り大きめの3,238グラム。眞子さまと初対面された秋篠宮さまは、『自然に嬉しさがこみ上げてきているところです』と喜ばれていました」(宮内庁関係者)眞子さまがお生まれになった翌朝、秋篠宮さまご一家は宮内庁病院で、親子水入らずのひと時を過ごされた。そのあと、皇族用玄関前に姿を見せられた秋篠宮さまは、記者団に「お子さまはいかがですか?」と問われると、「かわいい顔して……。私に似て」とお顔をほころばされた。一般のお七夜にあたる「命名の儀」で、お名前とお印が決められた眞子さま。秋篠宮ご夫妻が学者らとご相談のうえ、お名前をお決めになられた。「眞(シン)」には「自然のまま、ありのまま」の意味が込められており、秋篠宮さまは「自然に飾ることなく、人生を歩まれる」ことを願って命名された。健やかに成長された眞子さまは、’04年に学習院女子中等科にご進学。秋篠宮さまは’03年の誕生日会見で、記者から眞子さまと佳子さまの子育てにおいて、どのような点を配慮されているかという質問にこうお答えになった。「それぞれが興味を持っている分野で、それぞれの興味を伸ばし膨らましていってくれればと思っております」子供たちにはのびのびとした成長を望んでいることを語られた秋篠宮さまは、「学校の話も含めていろいろな話をする機会を多く持って、そして話しかけてくることをできるだけ時間をかけて聞く」と、コミュニケーションも大切にされていたようだ。眞子さまは’10年に国際基督教大学に進学され、翌年に成人を迎えられた。秋篠宮さまは46歳の誕生日会見で、眞子さまとの20年間の思い出を振り返られた。秋篠宮さまは、眞子さまが誕生されてから「あまり時の経過を感じないように思う」と述べられながらも、「2人で行ったいろいろなところのことが、良い記憶として残っております」とおっしゃっていた。秋篠宮さまは眞子さまと、’07年にマダガスカル、’10年にはラオスを訪れている。その時のことについて、「一緒にいる時間が長い分、例えばドライブをしている間とかに、いろいろ話をしました」とおっしゃられ、眞子さまが秋篠宮さまの興味に合わせて行動されていたことも語られた。成人になられたばかりの眞子さまは、誕生日会見で《まだ余り結婚については考えたことはありません》と、結婚について言及されていた。しかし国際基督教大学での学生生活のなかで、小室さんと出会われた眞子さま。’17年9月3日に、お二人で婚約内定の会見に臨まれた。その際、秋篠宮さまは《内定までの5年は、私たちの時よりも長い期間になり、二人の意思を確認するのには十分な時間であったことと思います》と、眞子さまと小室さんの結婚の意思を尊重されたのだった。小室さんとの婚約を控えて過ごされてきた眞子さまだが、直前の’17年8月18日に秋篠宮さまとハンガリーを旅行された。秋篠宮さまはニワトリや家畜、眞子さまは博物館学を研究しており、滞在中は民族博物館や農場を視察された。この旅行が、親子水入らずの“最後の婚前旅行”となるはずだったが、小室家の金銭トラブル発覚もあり、結婚は延期に……。眞子さまと小室さんの結婚を「認める」と発言された秋篠宮さま。しかし小室さん側から金銭トラブルについて十分な説明がないなど、課題は残されたままだ。“溺愛”する愛娘の行く末に、気を揉む日が続いているのではないだろうか。
2020年12月30日秋篠宮家の次女・佳子さまは12月29日、26歳の誕生日を迎えられた。今年はコロナ禍でお出ましの機会は激減したが、立皇嗣の礼に出席されるなど、秋篠宮家の一員としてお務めを果たされた。佳子さまといえば、そのファッションセンスも大きな注目を集めている。本誌も何度か私服姿の佳子さまを目撃しているが、ショッキングピンクのニットやレザーのライダースジャケットもバッチリ着こなされていた。ご公務でのフォーマルな装いからとはガラリと印象の異なる、カジュアルなコーディネートもお手のものなのだ。昨年の誕生日写真ではサックスブルーのダッフルコートをお召しに。ビームスの系列ブランド「ビーミング」の定価2万5,000円のものだったことも話題を呼んだ。今年はミントグリーンのノーカラーコートで、眞子さまとのツーショットも公開された佳子さま。このコートは、「UNITED TOKYO」のVネックノーカラーコートとみられる。日本製の高品質でありながらリーズナブルな価格で人気のブランドで、佳子さまがお召しのコートも税込で定価3万800円とお手ごろな価格た。皇室担当記者は“ミントグリーン”の色に、佳子さまの思いがこめられていると語る。「実は、ミントグリーンは眞子さまがご公務の際にもっともお召しになることが多い、お気に入りの色なのです。3年前、小室圭さんとツーショットで臨まれた婚約内定会見も、ミントグリーンのお召しものでした。以前、眞子さまの結婚について《姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい》とコメントをされていた佳子さまですから、今回のコーディネートにも『眞子さまの味方』というメッセージをこめられたのかもしれません」
2020年12月29日「結婚することを認めるということです」誕生日会見でそう明言され、眞子さまと小室圭さんの結婚を容認された秋篠宮さま。一方で結婚延期の原因となった金銭トラブルを念頭に「決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない」との認識を示され、「今までの経緯とかそういうことも含めてきちんと話すということは、私は大事なことだと思っています」と、お二人に十分な説明を求められた。「秋篠宮ご夫妻の結婚は、秋篠宮さま24歳、紀子さま23歳のとき。婚約内定は昭和天皇の崩御から8カ月後で、兄の天皇陛下より先に結婚されたこともあり、一部には批判の声もあったのです。“きちんと話すことは大事”と秋篠宮さまがおっしゃるのは、ご自身の経験を踏まえてのことかもしれません」(皇室担当記者)結婚をお認めになった以上、今後は眞子さまと小室さんにアドバイスを送られることになるに違いない秋篠宮さま。ご自身たちの新婚時代についても反省の言葉を綴られていたことがあった。紀子さまとの結婚25周年に際しては、ご夫妻での対談形式の文章というユニークなやり方で当時を振り返られている。結婚準備の時期について秋篠宮さまは《私は1990年の1月から6月にかけては英国に滞在していたわけですが、その間、新たに住む家については、あなたに任せきりでした》と紀子さまに”謝罪”の言葉も。実は秋篠宮さまが帰国されたのは結婚式のわずか8日前で《新居での生活の準備は完全にあなたへ依存していた》という。さらに、結婚当時と現在を比較して、次のような“反省と後悔”も述べられている。《1990年というのは、ついこの間のことのように思えますが、やはり相応に時間がたっているということを感じることはあります。仕事や研究などでいろいろな事柄を解釈・判断するときに、若いころでは思い至らなかったことが多々あると感じます。そのことで、ずいぶんと周りに迷惑をかけたことがあるように思います。もちろん、いまだに不十分で、反省と後悔すること多々ありです。精神年齢が未だ20代から進化していないのでしょう》「精神年齢が未だ20代」と自虐される秋篠宮さまを、紀子さまは《今でも、20代のときのような探究心や若々しい感性や創造性をおもちになっているのではないでしょうか》とナイスフォロー。文書の最後には、25年の結婚生活についてお互いの自己評価も。秋篠宮さまは《限りなくボーダーラインに近い「可」》、紀子さまは《私も仲良く「可」にいたします》としている。結婚生活に向けてまだまだ超えるべきハードルが多い眞子さまと小室圭さん。秋篠宮ご夫妻のように、末永く年を重ねる夫婦になれるのか――。
2020年12月28日秋篠宮さまが会見で「認める」と発言されたことで、眞子さまと小室圭さんの結婚は確定的となった。眞子さまは11月に発表された「お気持ち」のなかで《結婚に向けて,私たちそれぞれが自身の家族とも相談をしながら進んでまいりたいと思っております》と綴られていた。すでに、小室さんとの新婚生活を思い描いていらっしゃるかもしれない。とくに気になるのはお二人の新居だろう。「眞子さまは皇籍離脱に伴い、約1億4千万円の一時金を受け取られる見込みです。セキュリティーのしっかりした高級マンションを選ばれるでしょう」(宮内庁関係者)上皇ご夫妻の長女・清子さんと黒田慶樹さん夫妻は結婚直後、約1億円で都内の新築マンションを購入している。清子さんが3分の2をキャッシュで支払い、慶樹さんがローンを組んで残りの3分の1を負担している。支払いには一時金が充てられたとみられる。だが、秋篠宮ご夫妻は眞子さまの「億ション」購入には反対される可能性が高いという。「秋篠宮さまは皇室の方々の中でもとくに『自ら律すべき』とのお考えを徹底されている方。一時金も、原資は税金です。その使いみちについて、眞子さまに厳しく指導されるのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)実は、秋篠宮さまと紀子さまの新婚生活は、赤坂御用地にあった築60年ほどの木造家屋でスタートしているのだ。秋篠宮さまは結婚25周年に際してのご感想のなかで、その経緯を以下のように綴られている。《当初、宮内庁は新婚の我々のために、仮住まいではあるけれど同じ場所に新たな家を建てることを考えていました。しかし、いずれ何処かに居を構えるのに、仮住まいのために立て直すその計画は無駄が多いように思い、現存している建物を一部改築して使いたい旨伝えました。たしかに大勢の人とそこで会うのには適当ではありませんでしたが、こぢんまりとしていたぶん、非常に落ち着く場所でもありました》昭和6年に建てられた家屋をリフォームしたかつての秋篠宮邸を紀子さまも気に入っていたそうで、《子どもたちの元気な声が響き、ギターやピアノの音もよく聞こえる、温もりの感じられる家でした》と振り返られている。「新婚時代は紀子さまも節約に努められていました。秋篠宮邸を訪れていた方の話では、メモは使用済みの紙の裏側を用いていて、人がいない部屋や廊下の電灯は必ず消されていたといいます。さらには、週末は紀子さまが電話番をされることで職員の人件費を削減していたこともあったそうです。眞子さまも子供ながらに、ご両親の涙ぐましい努力は覚えていらっしゃることでしょう」(前出・宮内庁関係者)“清貧の思想”を貫かれている秋篠宮ご夫妻だが、小室さんも負けてはいない。3年前の婚約内定会見直前には、『月たった2万円のふたりごはん』という”激安レシピ本”を購入する姿が目撃されていた。さらに留学先のニューヨークでも「料理は基本自炊」「自作の野菜カレーを冷凍保存し試験期間中に食べ続ける」「洗濯物はたまってからコインランドリーへ」といった節約法を実践しているという。婚約内定会見で「小室さんと共に、温かく、居心地が良く、笑顔あふれる家庭をつくることができれば、うれしく思います」と話されていた眞子さま。新たな家庭を築かれるのは、いったいどんなお住まいだろうか――。
2020年12月28日マスクが生活必需品となり東京オリンピックも延期――。新型コロナウイルスによってありとあらゆることが激変した2020年。芸能界もかつてないほど激動の1年を迎えていた。本誌が目撃してきた数々の“異変”のなかでも、特に反響が多かったものを改めて紹介する。着々とご結婚への道を進まれる眞子さまと小室圭さん。ご結婚が延期になったそもそもの原因は、一部で報じられた小室さんの母・佳代さんとその元婚約者X氏の金銭トラブルだ。雲隠れを続ける佳代さんだが、昨年12月、本誌はついにその姿をキャッチ!しかしそこで目撃した佳代さんの左手薬指にはまさかの――(以下、2020年1月28日号掲載記事)※日付、肩書、年齢等は掲載時のまま秋篠宮家の長女・眞子さまの結婚延期が発表されてから、今年2月で丸2年となる。小室圭さんはニューヨークで留学生活を続けている。一方、小室さんの母・佳代さんは、結婚延期の発端となった金銭トラブルの当事者だが、何らかの説明をするどころか、その所在さえ不明となっている。“消えた母”佳代さんの姿を本誌がキャッチしたのは、昨年12月20日の午前5時ごろのことだった。小室さん母子の自宅マンションのエントランスに佳代さんが現れたのだ。周囲を深い闇が包む中、マンションの前には佳代さんが呼んだタクシーが止まっていた。本誌が取材を申し込もうとすると、佳代さんはストールで顔を覆い、マンションへと引き返していった。佳代さんの左手薬指には、ピンクのダイヤモンドのような宝石が入った、真新しい指輪が光っていた。過去の佳代さんの写真を見返しても、左手薬指に指輪をしているものはない。おそらく亡くなった夫・敏勝さんから贈られた指輪ではないだろう。いったい、この指輪は誰から贈られたものなのか――。謎はもう一つある。佳代さんは現在、どのように生計を立てているのかという点だ。X氏と婚約していたころから、佳代さんは都内の洋菓子店で働いていた。一時、休んでいた時期もあったが、’18年夏ごろまでは出勤する姿が確認されている。しかし、本誌があらためて洋菓子店に佳代さんの勤務状況を聞くと「もうウチは関係ないので、電話をかけてこないでください」との返答だった。X氏によると、洋菓子店勤務時の月収は12万円ほどだったというが、その収入がなくなったいま、誰が佳代さんの生活を支えているのだろうか。疑問は尽きないが、本誌は再び佳代さんの動きをキャッチする。12月24日、クリスマスイブの早朝4時のことだった。マンションの前にワンボックスカーが停車。するとマンションから佳代さんが現れ、車に乗り込んだ。運転席には50代ぐらいとおぼしき小柄な男性が座っていた。そして走り去ったワンボックスカーは、夜になってもマンションに戻ってくることはなかった。彼女が早朝に出かけていくのは、マンション住人たちにも自分の存在を知られたくないからなのか。そこまでして姿を隠していた彼女が、直前に本誌の取材を受けながらも外出を強行したのは、どうしてもクリスマスイブをその男性と一緒に過ごしたかったからだろうか。実は、夫・敏勝さんが亡くなったあと、佳代さんが交際した男性は元婚約者のX氏だけではない。『週刊女性』(’18年2月6日号)によると、佳代さんはX氏と婚約する前、数年間にわたり付き合っていた恋人がいた。現在70代で、金属のアクセサリーなどを装飾する“彫金師”として働いていた男性だという。クリスマスイブに現れた男性は佳代さんの新恋人なのだろうか。X氏は以前、本誌の取材にこう語っていた。「変な話ですが、婚約中に佳代さんとはキスすらしたことがないんです。彼女のほうから『そういう仲にはなりたくない』と言われていました。私も若いわけではないので、相手が望まないのであればそれでもいいと考えていましたが、いま振り返ってみると、私は財布代わりだったのかもしれません」X氏には、電話やメールで何度も金銭的援助を求めていた佳代さん。洋菓子店勤務の収入がなくなった現在、X氏のように生活を支援してくれる男性をまた見つけたのか――。
2020年12月28日「ご結婚に向けてきっちり説明をしていくことで批判にも応えることになるのではないか」宮内庁の西村泰彦長官は12月10日、会見で小室家の金銭トラブルについて言及。小室さん側に“説明責任”を果たすよう求めた。3年前、小室さんの母・佳代さんに金銭トラブルが発覚。佳代さんの元婚約・Aさんが婚約期間中に渡した400万円の返金を求めたのだ。小室さん側は’19年1月に、トラブルについて説明する文書を発表したものの、その後は小室さん本人からの説明はない。一方、『週刊現代』(12月5日号)の記事によると、Aさんは「今後、小室家に対して返金を求めることは一切いたしません」と交渉断念を宣言。一方で、小室さんとの代理人との話し合いについては「とても対等な話し合いと呼べるものではなかった」と不満をあらわにし、次のように語っている。《私が佳代さんに渡したおカネについて、日付や経緯などを先方の弁護士から問われました。私は預金通帳の記録や日記などから回答をしましたが、次々と『これは時期がちがう』『内容が合わない』などと指摘してくる。私はおカネを貸した側なのに、なぜこんな追及を受けなければいけないのだという思いでいっぱいでした。誠意ある態度とは思えず、とても話し合いが進むような状況ではありませんでした》Aさんの発言が正しいなら、小室さん側の態度はあまりに不誠実ではないか――。本誌は小室さんの代理人・上芝直史弁護士を取材。すると上芝氏から返ってきたのは予想外の答えだった。「そもそも、『交渉』といえる段階にすら至っていなかったのです」“交渉”にすら至っていない……。では、Aさん側とどんな話し合いが行われてきたのだろうか?これまで、その内容については明かしてこなかった上芝氏だが、ついに沈黙を破り、本誌に金銭トラブル交渉の“真相”を語ってくれた。上芝氏とAさん、そしてAさんの代理人・B氏の3人が初めて顔を合わせたのは’19年7月のこと。上芝氏によると「もう返金を求めない」「話し合いを続けることも必要ないので、やめたい」というAさんの意思が伝えられたのは’19年秋のことだったという。1年以上に及んだ話し合いが「交渉」に至っていないとは、いったいどういうことなのか。「『交渉』の前段階の、双方の認識の食い違いがどこにあるのか整理・精査を進めようという段階で、Aさん側から『もう金銭を求めることはしない』という申し出がありました。ですから、『交渉』どころか『認識の食い違いの整理』すら済んでいないのです」『週刊現代』の記事でAさんは、「返金請求はしない」と申し出てからの1年あまりについて次のように語り、上芝氏を批判している。《交渉を終了させるなら、先方は『金銭問題は解決済み』と私から世間にアナウンスさせることにこだわっていたのです。私は交渉はもう終わらせたいと思っていましたが、『解決済み』と世間にアナウンスすることには、どうしても納得できませんでした。それで、また話し合いは平行線になってしまったのです》だが、この説明に対して上芝氏は真っ向から反論する。「Aさんから、お金を求めることはしない、そのための話し合いはもう必要ない、との意向を受け取った際に、『それは金銭トラブルも解決したということでよいのでしょうか』と確認したところ、Aさん側は『解決したという認識ではない』とのことでした。なので、『では、解決するためにはどうすればいいのか』と質問しました。その答えをいただくために1年以上何度も問いかけを繰り返してきましたが、結局、お返事をいただくことはできませんでした」“アナウンス”の提案は話し合いの当初に合意したもので、決して一方的な要求ではなかったという。「たしかに話し合いの当初、お互いが納得し解決した段階で、『解決したと双方がアナウンスしましょう』という話はありました。この提案は、Aさん側にもこころよく了承していただきました」上芝氏がAさんと会うことができたのはわずかに2回。しかし、Aさんの代理人であるB氏とは20回ほど会って話をしているという。B氏からは「解決しようと思うなら、400万円を支払えば済む話だ」と言われることもたびたびあったという。「そのたびごとに『その400万円が貸し付けなのかどうかについて双方の認識の食い違いがあるので、支払う必要があるか、支払う場合に適正な支払額はいくらになるのか、その判断材料がありません』とお伝えしてきました。圭さんは’19年1月の文書でトラブルの経緯についての認識を説明しています。なので『その内容についてAさんの認識と違う点があれば具体的に指摘していただきたい。そうすることが食い違いを埋める作業の手始めになるはずです』とお願いをしてきました。代理人のB氏は本人に伝えると言っていましたが、結局、圭さんの文書についてAさん本人からの反論はありませんでした」『週刊現代』の記事には《小室家は一貫してA氏から受け取った金銭は譲渡であるとし、金銭問題は解決済みと主張してきた》との記述があるが、それは交渉の実態とはまったく異なっていると上芝氏は語る。「’19年1月の圭さんの文書公表時には、双方が十分に理解し納得した形で解決することを目指していましたし、そういった解決を目指していく考えを文書で公表したつもりでした。このことは話し合いの中でも説明してきました。しかし、昨年の秋から同じ内容の応答が繰り返され、こちらから検討状況や意向を尋ねても、B氏は『検討している』と言うばかりで具体的な返答はほとんど返ってきませんでした。週刊誌に出ているような話や資料を示していただければ、食い違いの内容と原因を探り、擦り合わせをすることができたはずです。そうお願いしてきましたが、応じていただけませんでした。こちらからは頻繁に連絡を入れて状況を確認し続けてきたのですが……」Aさんの代理人を務めるB氏は、『週刊現代』と契約している記者でもある。Aさんへのインタビュー記事にもB氏が関わっているとみられる。「私としては、心を尽くして説明をしてきたつもりです。ただ、代理人のB氏を通じて、Aさん本人にまで伝わっていなかったのかもしれません。それが、Aさんにご納得いただけなかった原因になっているという印象も持っています」(上芝氏)宮内庁の西村長官は12月24日の会見で「小室さん側が沈黙することでかえって国民の皆さんに誤解を与えることになってしまう」と語り、上芝氏とも面会して説明を要請したことを明かした。沈黙を破った上芝氏は、真相を明らかにし、小室さんへの批判と誤解を解消することができるだろうか――。
2020年12月27日「美智子さまは新型コロナの感染拡大を懸念し、いまも外出を控えられています。各界の関係者からは、上皇ご夫妻を心配して手紙や電話での連絡が多数あるのですが、お会いになることはないそうです」宮内庁関係者は、美智子さまの近況についてこう語る。上皇陛下は12月23日に87歳の誕生日を迎えられる。「美智子さまはいまだに原因不明の微熱が続いています。それでも、上皇陛下のお世話を唯一の務めとして過ごしていらっしゃるのです。’20年は、3月のお引っ越しの疲れがなかなか抜けず、またコロナ禍のために体力維持のための散策もままならない状況が続きました。美智子さまのご体調が心配される1年でしたが、さらに眞子さまと小室圭さんの結婚問題が日本中を騒がせる事態になっています。美智子さまにとって、これ以上のご心労とならなければいいのですが……」(前出・宮内庁関係者)美智子さまは公の場などで、眞子さまの結婚についてご意見を口にすることはなかった。ただ、美智子さまの親しい知人は次のような言葉を聞いたという。「先日、お話ししましたときに、上皇后さまは『今は、見守るしかないでしょうね……』とおっしゃっていました。これからも眞子さまのことを心配されながら、静かに推移を見守られるということなのでしょう」皇室担当記者は、美智子さまのお気持ちをこう推し量る。「今はまだ、美智子さまが眞子さまの結婚に祝意を示すことができる状況にはないのです。眞子さまの結婚の意思を“尊重”はされても、積極的に応援することはできないという複雑なご心境が“見守るしかない”というお言葉に込められているように思えてなりません」「女性自身」2021年1月5日・12日合併号 掲載
2020年12月24日宮内庁長官の「説明責任を果たすべき方が果たしていくことが極めて重要」との発言で、再び小室家の金銭トラブルに注目が集まっている。小室圭さんの母・佳代さんに対し、佳代さんの元婚約者・A氏が、婚約中に援助した約400万円の返金を求めていたトラブル。小室さんは、’19年1月にこのトラブルについて説明する文書を公表しているが、秋篠宮さまが「決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない」とおっしゃったように、小室さん側にさらなる説明が求められている。そんななか、『週刊新潮』(’20年12月24日号)に、注目すべき記述があった。それは「山田さんの関係者(山田さんはA氏の仮名)」による、次のような証言。「実は山田さんは、12年9月に自宅で佳代さんに婚約解消を切り出した際、思い余って“お金は返さなくていい”との言葉を口にしてしまったのです。本人はこれについて後々”縁が切れるのなら、と思ってそう言った”と振り返っています」なんと、A氏は8年前に“お金は返さなくていい”との主旨の発言をしていたというのだ。さらに記事中では《この文言については単なる記憶に止まらず、山田さん自身が「記録」の形で残してきたという》との記述もある。「この報道が事実ならば、金銭トラブルの構図が根底から覆ります。なぜなら、小室さん側は最初から”無実だった”という結論になるからです」(皇室担当記者)佳代さんがA氏から400万円余の金銭を受け取ったことは双方が認めている事実だ。ではなぜ小室さん側が返金を拒否していたのか。’19年1月に小室さんが発表した文書では、次のように説明されている。《母が婚約期間中に受けた支援については清算させていただきたいとお伝えしたところ、元婚約者の方から「返してもらうつもりはなかった」という明確なご説明がありました》この記述に対して、A氏は真っ向から反論。たとえば『FRIDAY』(’19年2月8日号)でのインタビューでは「私はお金を返済しなくていいなんて言っていません。当然ですが、返済がまったくなされていない現状についても了承していない」と、「返してもらうつもりはなかった」との発言を全面否定していた。「“お金は返さなくていい”との言葉を口にしている」との報道が正しければ、当初から小室さん側の説明のほうが正しく、そもそも金銭トラブルは存在しなかったということになる。はたして、そのような発言はあったのか。A氏の代理人に、この報道について話を聞いた。「新潮さんがどういう人から話を聞いたのかはわかりませんが、Aさんはそういうことは言っていないです。しばらく前のことですが、私もこのことについて再度Aさんに確認したときに、そんなことを言った記憶はないと話していました。とくに、婚約破棄を切り出した’12年のころは今とは違って、お金を返してほしいと思う気持ちが強かったころで、そういう発言をするはずがないです」A氏から“お金を返さなくていい”との発言はなかったと、代理人は明確に否定した。いまだに真相がはっきりとしない小室家の金銭トラブル。宮内庁の西村長官は「ご結婚に向けてきっちり説明をしていくことで批判にも応えることになるのではないか」と、小室さん側の説明を要求していた。今後、小室さん側と元婚約者のA氏側、双方の証言を精査することが必要になってくるだろう――。
2020年12月24日上皇陛下は12月23日、87歳の誕生日を迎えられた。いま上皇陛下にとって一番の心配事は、初孫である眞子さまの結婚問題かもしれない。眞子さまは11月13日《結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》と、小室圭さんとの結婚の意思を示した文書をご公表されている。眞子さまはその文書を、《天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております》という謝辞で締めくくられている。文書公表にあたって、上皇陛下も眞子さまのお気持ちを「尊重」されているというのだ。眞子さまが誕生したのは、’91年10月23日。その翌日、上皇陛下と美智子さまは、産後の紀子さまをお見舞いされ、生まれたばかりの眞子さまにも対面されている。このとき上皇陛下は「とても嬉しい気がしました」とおっしゃっていた。そして’93年、還暦を迎えられた上皇陛下は、誕生日に際して記者から「眞子さまからどのように呼ばれていますか?」との質問にこうお答えになった。「今は確か、『おじじさま』と呼ばれているように思います」それから17年が経ち、眞子さまが国際基督教大学に入学された’10年。上皇陛下は78歳の誕生日に際して、眞子さまへの期待を述べられた。「眞子は、国際基督教大学に入学し、学生生活を楽しく過ごしているようでうれしく思っています。夏には海外英語研修プログラムに参加し、アイルランドで、ほぼ40日間、国の異なる人々と生活を共にしています。帰国後、写真を見せて丁寧に説明してくれました。将来、大学生活を振り返り、有意義なときだったと思えるような日々を送ってほしいと願っています」その国際基督教大学での学生生活で小室さんと出会われ眞子さま。’17年9月3日にお二人の婚約は内定となる。「当時天皇だった上皇陛下が裁可されたことで、眞子さまと小室さんの結婚が内定しました。上皇陛下と美智子さまは、皇居の御所で秋篠宮夫妻と眞子さまからごあいさつを受けました。その時に初めて、小室さんとも対面されたのです。天皇陛下は初孫の慶事に、始終和やかなご様子でした。秋篠宮ご夫妻にも、『おめでとう、良かったね』と声をかけられました」(宮内庁関係者)上皇陛下は同年、84歳の誕生日に際しても「私たちの初孫である、秋篠宮家の長女眞子と小室圭さんとの婚約が9月に内定し、来年11月に結婚いたします。大変喜ばしく、二人の幸せを願っています」と、眞子さまを祝福されていた。眞子さまの結婚内定から3年余り――。その間、小室さんの母・佳代さんの金銭トラブル、小室さんのニューヨーク行きなどさまざまなできごとがあったが、お二人の結婚の意志は揺らがなかった。来年には小室さんがアメリカから帰国し、結婚に向けた準備が本格化するとみられているが、お二人の結婚に批判的な声も根強く、先行きは見えない。高輪の仙洞仮御所で87歳の誕生日を迎えられた“おじじさま”は、初孫・眞子さまの幸せを静かに願われていることだろう――。
2020年12月23日2017年9月、大学時代の同級生である小室圭さんと婚約内定を発表された、秋篠宮ご夫妻の長女・眞子内親王(以下、眞子さま)。およそ3年後である2020年11月には、結婚について「かけがえのない存在であり、結婚は自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」と述べました。眞子さまと小室さんのお気持ちは変わらず、秋篠宮皇嗣殿下は「親としては気持ちを尊重すべきものだと考えています」とご結婚を認める発言をしています。小室さんの身内に金銭トラブルがあったことから、TVや雑誌、ネットで何年にもわたって取り上げられ続けているご結婚に関する話題。同年12月、週刊誌に掲載された内容が波紋を広げています。宮内庁、『眞子さまご結婚』に関する週刊誌の報道に遺憾同年12月18日、宮内庁がウェブサイトで『皇室関連報道について』の項目を更新。ウェブサイトによると、同月17日に発売された週刊誌に『小室圭・佳代さんに美智子さまからの最後通牒(つうちょう)』と題する記事が掲載されたといいます。また、同日の朝刊には美智子上皇后陛下のお写真とともに『宮内庁長官を動かした上皇后』と書かれていたそうです。「上皇后陛下が眞子さまのご結婚に口を出している」という報道に対し、宮内庁は内容を否定した上でこのように苦言を呈しました。先般,長官は上皇上皇后両陛下に本年度補正予算のご報告に上がっていますが,その折,上皇后さまは報告をお聴きになるだけで,ご発言は皇室の皆様のご健康についてご無事を問われることだけでした。眞子内親王殿下のお話は全く出ておりません。今回の記者会見での長官発言は,記者質問に応じて,長官としての考えを述べたものであり,また,小室さんの代理人と会ったのも,長官自身の判断によるもので,事前に上皇陛下や上皇后さまのご指示を受けたとか,お諮りをしたとか,あるいはご意向を汲んだといった事実は全くありません。眞子内親王殿下をめぐる週刊誌報道については,既に宮内庁ホームページで二度にわたり,上皇上皇后両陛下が首尾一貫して一切の発言を慎まれていること,また,上皇后さまの名の下に様々な事実に反する報道がなされていることに上皇上皇后両陛下も深く傷つかれ,お心を痛めておられることを説明してきました。86歳というご年齢でご自分も病いを持たれながら,上皇陛下のお世話を唯一の務めとして過ごしておられる上皇后さまに対し,このようなことが引き続き行われていることは誠に遺憾であります。宮内庁ーより引用2019年に乳がんと診断され、上皇陛下の譲位後は夫婦で穏やかな日々を送っておられるという上皇后陛下。しかし、週刊誌の報道によってストレスを受け、血の混じったおう吐をされたことが宮内庁によって発表されていました。眞子さまのご結婚には指示をしておらず、結婚に関する報道に上皇后陛下は再び深く傷付いているといいます。上皇后陛下は、孫を持つ祖母としてのお気持ちがあるのでしょう。上皇后陛下が上皇陛下と笑顔で心安らぐことができるよう、祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2020年12月20日《思いも寄らず世界中が新型コロナウイルス感染症の大きな災厄に見舞われることとなり、大変に心の痛む年でした》12月9日、雅子さまが57歳の誕生日に際してのご感想を文書で公表された。4千字を超える文量で、コロナ禍の国民を心配するお気持ちが伝わってくる内容だ。だが、さまざまな出来事に触れられたご感想のなかで、いっさい言及されなかった話題がある。眞子さまのご結婚についてである。先月、眞子さまがご結婚についての「お気持ち」文書を発表され、秋篠宮さまが誕生日会見で小室さんとの結婚を「認める」と発言されたばかりだが――。「金銭トラブルについて小室さん側から十分な説明がないなど、課題は残されたままです。この状況で雅子さまがお二人の結婚についてコメントされるのは難しいでしょう」(皇室担当記者)皇后陛下が内親王の慶事を祝福できない異常事態……。だがここにきて、この問題について静観してきた宮内庁がついに動いた。雅子さまの誕生日翌日となる12月10日、西村泰彦宮内庁長官は定例記者会見で、小室家の“金銭トラブル”について「説明責任を果たすべき方が果たしていくことが極めて重要だ」と発言した。宮内庁長官がここまで踏み込んだ発言をしたことは“異例の苦言”、“最後通牒”などと報じられたのだが――。「実は会見の前日の9日、西村長官と小室さんの代理人・上芝直史弁護士は宮内庁で面会しています。小室さん側にも事前に“根回し”したうえでの発言だったのです。長官は『ご結婚に向けてきっちり説明をしていくことで批判にも応えることになる』とも発言しています。つまり、宮内庁には結婚を破談にする意図はなく、あくまで円滑に結婚を実現させるための長官発言なのでしょう」(宮内庁関係者)西村長官の発言に対して、小室さん側はどう対応していくつもりなのか。上芝氏に聞いた。「今後はスタンスを変えていくということです。問題を円満かつ誰もが納得できる形で解決するために、これまで週刊誌の記事に対して批判や反論はしてこなかったのですが、現状では誤った情報が事実のように扱われてしまっています。今後はしっかりと正すべきところは正していく、ということです」「女性自身」2020年12月29日号 掲載
2020年12月16日秋篠宮さまが結婚を「認める」と発言されてからも、眞子さまと小室圭さんの結婚について世間からの批判の声は止んでいない。そんな中、12月10日、西村泰彦宮内庁長官は定例記者会見で、小室家の“金銭トラブル”について「説明責任を果たすべき方が果たしていくことが極めて重要だ」と発言した。西村長官の発言に対して、小室さん側はどう対応していくつもりなのか。上芝氏に聞いた。「今後はスタンスを変えていくということです。問題を円満かつ誰もが納得できる形で解決するために、これまで週刊誌の記事に対して批判や反論はしてこなかったのですが、現状では誤った情報が事実のように扱われてしまっています。今後はしっかりと正すべきところは正していく、ということです」ただ、眞子さまと小室さんの結婚に対し、ツイッター上では次のようなつぶやきが後をたたない。《税金の一時金が小室さんの借金返済に使われるなら不快》《眞子様の持参金目当てでは?と疑われても仕方がない》結婚により皇籍を離脱されるのに伴い、眞子さまは約1億4千万円の一時金を受け取られるとみられている。小室さんは多額の一時金が目当てで眞子さまと結婚するのではないか――。そういった疑念を持つ国民も少なくないのだ。小室佳代さんが元婚約者・X氏から受け取った400万円については、X氏自身が「返してもらわなくていい」との意向を表明している。しかし、小室さん側にはさらなる“借金”があると囁かれている。先日、上芝氏は本誌の取材に、佳代さんがX氏から受け取った400万円が小室さんの学費に使われたことはないと明言していた。国際基督教大学(ICU)の入学金は「おもに彼が高校生のころにアルバイトをしてためたお金」と説明。さらに、「ICU在学中は奨学金を利用していました。入学金と1学期目の授業料などは圭さん自身の貯金から支払い、それ以降の学費は全額、奨学金で賄っています」と回答したのだ。だが、貸与型の奨学金はいわば“借金”。返済は終わっているのだろうか。今回改めて、小室さんが“金目当ての結婚”との批判を受けていることについて直撃すると、上芝氏は次のように断言した。「圭さんが眞子さまの一時金を当てにしていることなど一切ありませんし、そうしなければならない状況でもありません。現状、奨学金のうち貸与型のものについては、ほぼ返済を終えています」小室さんは合計で600万円を超えるICUの学費の大半を貸与型の奨学金で賄ったとみられるが、すでに完済目前だというのだ。“小室さんは一時金は当てにしていない”と断言した上芝氏。もちろん、依頼人である小室さんと相談したうえでの発言だろう。ただ、この発言ですべての疑問が解消されたわけではない。「学費には使われなかったという400万円を、佳代さんはいったい何に使ったのでしょうか。また、ニューヨーク留学中の小室さんは、全額返済不要の奨学金を獲得したり、日本で勤務していた法律事務所からいまも給与と同等の金額を受け取ったりしていると報道されています。これほどの“特別待遇”を受けているのは不自然だという指摘もあります」(前出・皇室担当記者)宮内庁長官から“説明責任”を求められた小室さんは、今後どのような対応をすべきなのか。皇室の歴史に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう語る。「X氏が説明した経緯が正しいならば、国民が不信を抱くのも当然です。皇族の親戚となる小室さんが、もし社会通念上許されない不道徳な行為をしていたとすれば、許されないことです。金銭トラブルについて、少なくともX氏と小室家との間に、相互に納得した和解が成立したとは思えません。小室さんが国民の信頼を得るためには、X氏の発言の真偽も含め、交渉決裂までの経緯を丁寧に説明すべきでしょう」小室さんは数々の疑惑に答え、眞子さまと“祝福される結婚”を実現することができるのか――。「女性自身」2020年12月29日号 掲載
2020年12月16日秋篠宮さまの「結婚を認める」発言に続き、小室佳代さんの元婚約者が「400万円は返してもらわなくていい」と表明。眞子さまと小室圭さんの結婚への“障害”が、次々と解消されている。結婚へのシナリオは“逆転完勝”目前となっているが、眞子さまには残された課題があるという。「結婚式に至るまで、数々の儀式に臨まれることになりますが、それらは秋篠宮家と小室家の“共同作業”になります。小室さんを眞子さまの結婚相手として認められた秋篠宮ご夫妻ですが、金銭トラブルの当事者である小室さんの母・佳代さんには、まだ強い不信感を抱かれているのではないでしょうか……。しかし、小室さんと頻繁にビデオ通話をされているという眞子さまは、佳代さんとも直接コミュニケーションをとられることもあると聞きます。小室さんがまだ米国に滞在しているなか、結婚を円滑に進めるためには、眞子さまと佳代さんの“嫁姑タッグ”が鍵を握ることになります」(前出・皇室担当記者)さらに問題となるのが、披露宴の費用負担だ。「眞子内親王殿下のご結婚に直接かかる費用は、男性皇族の結婚とは違いますので、秋篠宮家の私費と小室家の負担で賄われます。披露宴などにかかる費用の分担比率は一般の人の結婚と同様に両家の話し合いで決めることになります」(前出・山下さん)結婚が延期される以前、眞子さまと小室さんの結婚式と披露宴は’18年11月4日に帝国ホテルで行われることになっていた。帝国ホテルといえば、’05年、上皇ご夫妻の長女・清子さんと黒田慶樹さんの結婚披露宴会場でもある。このときは披露宴には両家合わせて約120人が列席していた。「当時は“地味婚”といわれましたが、それでも帝国ホテルで100人前後の披露宴を行おうとすると、少なくとも500万円はかかります。結婚延期前、宮内庁は公式に、帝国ホテルで行うと発表してしまっています。一度、延期で迷惑をかけてしまった以上、会場変更も難しいのではないでしょうか。一連の儀式の段取りから結婚式の費用負担まで、秋篠宮家と小室家の話し合いは難航することが予想されています。そこで眞子さまが橋渡し役となって、“義母”である佳代さんの意見を、秋篠宮ご夫妻に伝え、説得していく役割を担われることになるでしょう」(前出・宮内庁関係者)「お気持ち」を綴られた文書のなかで眞子さまは《結婚に向けて、私たちそれぞれが自身の家族とも相談をしながら進んでまいりたいと思っております》と記されていた。小室さん不在の日本で佳代さんとタッグを組まれる眞子さまは、結婚の儀式を実現するため秋篠宮ご夫妻に次々と相談をもちかけられていくことになる――。「女性自身」2020年12月22日号 掲載
2020年12月11日宮内庁の西村泰彦長官は12月10日の定例記者会見で、眞子さまとの結婚をめぐり、小室圭さん側に異例の”苦言”を呈した。先月、眞子さまが結婚の意志を明言した「お気持ち」文書を公表。さらに秋篠宮さまが会見で結婚を「認める」と発言し、お二人の結婚は確定的となった。眞子さま自身も文書のなかで《様々な理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております》と綴られていたが、逆風はむしろ強まるばかりだ。こうした状況を受けて西村長官は会見で「ご結婚に向けて説明をしていくことにより、批判に対して答えていけることになるのではないか」と発言。「説明責任を果たすべき方が果たしていくことが極めて重要だ」と、小室圭さんや小室さんの代理人弁護士に、これまでのいきさつを説明をするよう求めたのだ。秋篠宮さまは先日の会見でも「実際に結婚するという段階になったら、もちろん、今までの経緯とかそういうことも含めてきちんと話すということは、私は大事なことだと思っています」と発言。小室さん側に説明を求めていた。小室家の金銭トラブルについては、小室さんの母・佳代さんの元婚約者であるX氏は『週刊現代』の取材に「400万円は返してもらわなくていいのです」と発言し、”交渉断念”を表明している。これにより金銭トラブルは”消滅”したといえるが、皇室担当記者は西村長官の発言について次のように語る。「西村長官は、たとえ返済の必要がなくなっても、問題がすべて解決したわけではないとの認識を示したのでしょう。小室さん側は’19年2月に金銭トラブルについて説明する文書を公表していますが、X氏との交渉内容も含めたさらなる説明が求められるでしょう」ただ、西村長官の苦言が結婚の破談に繋がる可能性はほぼゼロだという。「秋篠宮さまが結婚を容認された時点で、お二人の結婚が破談になる可能性はなくなりました。西村長官が『説明責任を果たす』という明確なハードルを提示したことで、小室さん側にとってはむしろ結婚への道筋がはっきりしたともいえます」(前出・皇室担当記者)異例の苦言に対して、小室さん側はいったいどのような説明を行うことになるのか――。
2020年12月11日「あれほど強いお気持ちを記された文書を公表されてしまった以上は……。周囲としてはもう、ご本人が結婚して幸せになられることを願うほかないでしょう。ただ、静かに見守られているという上皇ご夫妻や両陛下も、内心では心配や不安が尽きないのではないでしょうか」宮内庁の職員が、複雑な表情を見せながら明かす。3年近く長引いた眞子さまと小室圭さんの結婚延期騒動は、立皇嗣の礼終了後わずか3週間ほどで急転直下の決着となった。眞子さまは、小室さんとの結婚を《生きていくために必要な選択》と綴られた「お気持ち」文書を、宮内庁を通じて公表。これを受けて、秋篠宮さまは会見で「結婚することを認める」と明言され、眞子さまと小室さんの結婚はもはや確実になった。そんななか、11月30日発売の『週刊現代』では、小室さんの母・佳代さんの元婚約者X氏が「400万円は返してもらわなくていい」と“交渉断念”を表明した。さらに小室圭さんの代理人・上芝直史弁護士は本誌の取材に対し「圭さんは、ICU在学中は奨学金を利用していました。入学金と1学期目の授業料などは圭さん自身の貯金から支払い、それ以降の学費は全額、奨学金で賄っています」と回答。佳代さんがX氏から受け取った金銭が、小室さんの学費には使われていなかったと明らかにしたのだ。まだ小室さん自身から十分な説明はなされていないが、これでご結婚延期の最も大きな原因となっていた小室家の金銭トラブルも解消されたことになる。’17年9月の婚約内定に際し、佳代さんは次のようなコメントを発表していた。《主人亡き後、息子は自発的に物事に取り組み、努力を重ね、ご尊敬申し上げる方々からのご指導のもと、人生の要所要所を固定概念にとらわれることなく決断してまいりました》小室さんはまさに“固定概念にとらわれない”やり方で、眞子さまとの結婚を成就させてしまったといえるだろう。「女性自身」2020年12月22日号 掲載
2020年12月11日眞子さまと小室圭さんとの結婚を“容認”された秋篠宮さま。ただし、誕生日に際しての会見では、次のように苦言を呈されていた。「あくまで私の主観になりますけれども,感じとしては決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないというふうに思っています」秋篠宮さまご自身も決して結婚に“賛成”はしておらず、眞子さまと小室さんは国民の納得を得られるよういっそう努力すべきとお考えなのだ。「小室さんとの結婚について、国民からの反発の声は決して小さくありません。しかし、結婚へのシナリオはすでに、眞子さまと小室さんの望んでいたとおりに進み始めているのです」眞子さまと小室さんの結婚を“容認”された後の質疑応答で、秋篠宮さまは「結婚と婚約は違いますから」と発言された。その意味深な発言は報道でも大きく取り上げられ、結婚はお認めになった秋篠宮さまだが「納采の儀」など皇室としての儀式は拒否されるのではないか、との見方が広がっている。しかし、前出の宮内庁関係者によれば、その解釈は間違っているという。秋篠宮さまが「結婚と婚約」発言をする前に、「どの段階というのがいろいろあるかもしれませんけれども」と述べられた部分が重要だというのだ。「婚約までの段階では親の立場で『結婚を認めない』こともありえるが、当事者2人の結婚の意思が固いとわかった段階になったことで、『婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立』という憲法の規定により『認めざるをえない』とおっしゃっているのでしょう。つまり、確固たる結婚への意思が綴られた眞子さまの文書が公表された段階で、これまでとは状況が変わったということです」もし皇室としての儀式を行わずに結婚となれば、前代未聞のこと。そういった事態は避けたいということだろうか。「結婚を認められた以上、前例を破ってまで儀式を行わないという考えは秋篠宮さまにはないでしょう。コロナ禍の収束が見えてからになりますが、皇室の儀礼に則って結婚関連の儀式も粛々と行われることになります。結納にあたる納采の儀はもちろん、結婚式や披露宴が行われないということは現状ではありえません」(前出・宮内庁関係者)さらに、一部では「減額されるのではないか?」「辞退されるべきでは?」との声も上がっている一時金についても、前例を踏まえて約1億4千万円が支給される可能性が高いという。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんは、次のように解説する。「女性皇族が皇籍を離脱される際の一時金の額は皇室経済会議で決めます。一時金は皇室経済法で《皇族であった者としての品位保持の資に充てるため》と規定されているため、たとえご本人の意向だとしても、減額するには相当の理由が必要です。前例に照らし合わせると天皇の孫というご身位ですから、黒田清子さんに支給された1億5,250万円の1割減になると思われます。ご結婚に伴う皇籍離脱で、一時金が支給されなかった前例はありません」眞子さまと小室さんの結婚へのシナリオは“逆転完勝”へと向かっている――。「女性自身」2020年12月22日号 掲載
2020年12月11日秋篠宮さまが誕生日会見で「結婚を認めるということです」と発言されたことで、眞子さまと小室圭さんの結婚はもはや確実となった。眞子さま自身が「様々な理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております」と綴られるほど、反発の声が少なくない異例の状況での“結婚確定”。ただ、小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルが発覚する以前は、お二人の結婚は大いに祝福され、小室さんの人間性も高く評価されていたのだ。宮内庁のホームページには「眞子内親王殿下のご婚約内定関係」と題されたページが存在する。そこには、眞子さまと小室さんの婚約内定会見をはじめ、公式発表されたお言葉や文書が掲載されている。’17年9月の婚約内定時、秋篠宮ご夫妻は眞子さまと小室さんに次のような祝福の言葉を贈っていた。《小室さんと娘は、約5年の歳月をかけて、双方の気持ちを確認しながら結婚に向けての話を進めてきました。内定までの5年は、私たちの時よりも長い期間になり、二人の意思を確認するのには十分な時間であったことと思います。私たちは、その二人の意思を喜んで尊重いたしました》5年間という交際期間は、眞子さまと小室さんの結婚の意思を確認するには十分な期間だったといえよう。ただ、秋篠宮ご夫妻が小室さんの人物像を確かめる期間としては不十分だったのかもしれない。さらに婚約内定時、山本信一郎宮内庁長官(当時)は小室さんの人柄を次のように評していた。《小室圭氏は、眞子内親王殿下のご結婚の相手にふさわしい誠に立派な方であり、本日お二方のご婚約がご内定になりましたことは、私どもにとりましても喜びに堪えないところでございます。この度のご婚約ご内定に当たり、お二方の末永いお幸せをお祈りいたします》ご結婚の相手にふさわしい誠に立派な方――。まさに”ベタ褒め”ともいえる最大限の賛辞が小室さんに贈られていたのだ。婚約内定から3年あまり、紆余曲折を経て眞子さまとの結婚を成就させようとしている小室さん。結婚式では、金銭トラブル以前と同様の賛辞を浴びることはできるのだろうか――。
2020年12月10日