●「女優のお仕事をしていなければ曲を作れなかった」女優の小西真奈美が、アーティスト活動を始めて、5年目を迎えた。歌だけでなく、作詞作曲も手掛け、昨年11月にはアルバム『Cure』をリリース。その直後、ブルーノート東京で無観客配信ライブも開催し、成功を収めた。きっかけは2016年の舞台、『KREVAの新しい音楽劇「最高はひとつじゃない2016 SAKURA」』でラップに初挑戦したことだった。小西の才能を見抜いたスタッフたちに推され楽曲制作を始めたところ、自分でも驚くほど曲が生まれ、2018年にはファーストアルバムをリリースするまでに。5月末に新曲「Dear my friend」をリリースした小西にインタビューし、音楽活動を始めたきっかけまでさかのぼるとともに、音楽活動への思いや女優業との相乗効果、新曲に込めた思いなどを聞いた。――5年前、どのようなきっかけで歌手活動を始めたのでしょうか。当時、KREVAさんの音楽劇に出演した時に「曲を作ってみたら?」という話になり、それがきっかけでした。自分で曲が作れることがわかり、人生でも衝撃的な出来事でした。20代ならまだしも、まだ自分の人生でこういう驚きがあるのかと自分で自分に驚きました(笑)。でも、こんなにたくさん曲が生まれてくるのであれば、カタチにしないと自分と曲に対して悪いような気もして、挑戦することにしました。――やってみてできることがすごいと思いますが、ご自身としても新たな発見でしたか?はい。最初は自分で紡いだ言葉を世に披露するなんて、人前でお芝居をすることよりも恥ずかしいと思っていたのですが、どんどん曲があふれ出てカタチになっていきました。プロデューサーさんと音を作っていく過程から完成した瞬間まで、ゼロから携わっているものが作品として具現化していくことは衝撃の連続でした。――最初に歌詞を考えるのですか? それともメロディーから?一番多いのはサビの歌詞とメロディーがまず浮かぶパターンです。でも歌詞先行で作る場合もあれば、トラックだけいただいて曲を作ることもあります。出来上がっている曲を一曲いただいて、部分的に変えて作る共同制作もありますし、いろいろな角度からですね。歌うことも好きですけど、この楽しみを知った時に楽曲制作も好きなんだって思いました。――女優業をしていたからこそ、言葉の表現など生まれてくる曲が心に響くのかなと思いますが、その強みは感じますか?女優のお仕事を先にしていなければ、曲を作れなかったと思っています。だいたいの場合、曲を作りながら映像が見えてきます。まるで、その曲を映画にしたものを観ながら曲を作っている感じというか。機材の名前や音色を知らない場合は、プロデューサーさんやトラックメーカーさんに頭の中の映像のイメージを伝えています。これは独特みたいです(笑)。台本もそうなんですよね。文字を題材に映像が見えている。これは子どもの頃からで、映像が浮かべば次のページに行けるみたいな感覚です。――台本は文字があるから映像が浮かび上がりやすそうですが、曲はゼロからの状態ですよね。はい。浮かぶタイミングは同時なんです。たとえば『スタンド・バイ・ミー』ならあの曲、みたいなセットがあると思いますが、曲を作る時にあの映像とあの曲が同時に頭に思い浮かぶような感じです。「特殊だよね」、「女優さんだからだよね」とよく言われます(笑)。――眠っていた才能に気づいた感じでしょうか?もちろん、1人の力ではありません。でも、音色を選ぶ作業がすごく楽しくて、頭の中に鳴っている音を追い込み、探して見つけて当てはめて、完成した瞬間はとてもうれしいです(笑)。もともと自分が歌うことになるとも思っていなかったので、人生いろいろあって面白いなと思います(笑)。●音楽活動が女優業にもプラス「切り替えがスムーズに」――歌手活動5年での変化はありますか?あります。最初は作っていく過程が楽しかった。誕生から携わっているものが、出来上がっていく工程がとにかく楽しい。それがだんだん人に届いて、その感想が自分に届いた時に、自分が作ったものがある人の喜びになり、その手助け、一部になれていることが自分の喜びになり、それがまた作りたいパワーになります。学ぶこともたくさんあり、それも楽しいと思うようになりました。――作曲だけでなく、ピアノにも挑戦されているそうですね。まだ全然ひよっこですが、2年ほど前から始めました。いつか弾き語りもできたらいいなと思いながら、ただただ練習している段階です。披露できる段階になったら、画面を通してやるのではなく、その空間に来てくださった人にだけ、「失敗してもごめんね」みたいな感じでやりたいですね。なんでも10年やればものになると言いますので、今日明日で出来なくても長い目で日々努力しています。――新たな生きがいができて、音楽活動を始めてからのほうが生き生きしているのでは?楽しいです(笑)。時を忘れて楽曲制作をして完成した時は、細胞の奥から喜びを感じています。自分で作っているので、誕生の瞬間からリリースする直前まで携わっていられるので、その面白さはあります。――歌手活動以降、女優活動にもプラスになるなど、相乗効果を感じますか?(お芝居と音楽は)まったく違うものなので、クリアな状態で作品に臨めています。先月まで舞台をやっていて翌日から違う作品に入ったのですが、音楽があるので、一度そこでクリアな思考や気持ちになり、また次の作品に向き合えています。まったく違うところに飛べるので、それは私の中で一番いい効果かなと思っています。――以前は切り替えが大変だった?(作品が終わると)一度旅に出ていたくらいです(笑)。でも今は自分が書いて、リズムマシンを鳴らし、好きな音楽を聴くだけでもいい。ちょっとピアノを弾いてみるとか、音に触れる時間を過ごすことで、切り替えがスムーズにできています。●友人への想いを乗せた新曲有観客ライブにも意欲――今回の配信中の新曲「Dear my friend」は、どういう曲でしょうか?友達についてダイレクトに書いた曲で、もともと作ってあった自分としては大事な曲です。苦楽をともにした友達たちとのかけがえないの時間が長くあり、今だから書けたという思いが自分の中にあります。また、コロナ禍で頻繁に人に会えないけれど、何かあったら駆けつけるし、気持ちはいつも寄り添っている。そんな実体験から生まれているものですね。――歌詞の中で思いが強い箇所や、こだわったところはどこでしょうか?あえて言うなら、サビとサビの間の『10年後はネタにしちゃって~』のパートでしょうか。20~30年来の友達との時間の中で築けていたものがなければ書けなかっただろうなと思います。今までこうやって生きてきたし、今後もこうやって生きていくと思います。今後もそうして生きていくであろうことが1ミリの疑いもなく想像出来て、そういう未来を一緒に見ていきたい人が回りにいたから書けたというか、そんな感じがします。――メロディーへのこだわりはいかがでしょうか?入口はピアノでシンプルに入りたいなと思っていて、曲全体もシンプルだから、その中で世界観を感じるようしたかったです。友達の歌なので寄り添ってわいわいみたいな感じや、和やかな感覚になってもよいのですが、もっと深いところでつながっているというのが伝わればいいなと思ったので、入口はシンプルにしました。――そういう表現は、歌手としての経歴を重ねてこそ生まれたものなのでしょうか。それもありますが、今回は学んできたことや、やってみたいことを一回削ぎ落して、一番シンプルに戻りました。聴いた人が、声が寄り添って感じるように。――今後、表現者として、どのような目標を掲げますか?歌手活動を30代後半で始めましたが、年齢を重ねていくと、もうこれはできないとか躊躇したり、そういうことありますよね。でも、歌が作れる自分の人生に驚き、去年初の単独ライブをブルーノート東京で無観客でしたり、驚きがあります。これからも最初に曲を作った時の喜びや、情熱がなくならない限り、チャレンジは続けていきたいです。今度はブルーノート東京で、有観客でやりたいですね。■小西真奈美1978年10月27日生まれ。1998年、つかこうへい演出の舞台『寝盗られ宗介』でデビュー。映画『阿弥陀堂だより』でブルーリボン賞新人賞・日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、また『のんちゃんのり弁』で毎日映画コンクール女優主演賞・ヨコハマ映画祭主演女優賞など多数受賞。そのほか代表作に、映画『振り子』、ドラマ『小児救命』『Nのために』『半分、青い。』、舞台『赤鬼』(演出:野田秀樹)、『悼む人』(演出:堤幸彦)など。2016年5月23日にリリースしたKREVAのカバー曲となるシングル「トランキライザー」が、iTunesヒップホップチャートで1位を獲得。2018年10月24日、メジャー1stアルバム『Here We Go』をリリース。女優・アーティストとして幅広く活躍中。Photo by ROBIN FURUYA
2021年06月21日元SMAPでタレントの草なぎ剛が23日、YouTube公式チャンネル『ユーチューバー 草なぎチャンネル』で、女優・小西真奈美への思いを語った。この日公開された動画「大河があるのにやっちゃいます!舞台『家族のはなし PART1』が2年ぶりに再演決定しました!」で、主演舞台『家族のはなし PART1』の再演を喜んだ草なぎ。同作では、20代の頃に、つかこうへいの舞台『蒲田行進曲』で共演した小西が出演しており、「真奈美ちゃんとは同志ですね」「何十年かぶりの共演だったんだけど、もうずーっと心の中に、小西真奈美ちゃんっていうのがあって」と、秘めた思いを明かした。「本当に今の僕があるのは、『蒲田行進曲』のおかげ」だという草なぎは、「1日10時間くらい口立てで、真奈美ちゃんと叫んで泣いて。僕自身も、つかこうへいさんにお芝居の扉を開いてもらったんですよ。真奈美ちゃんも、そのとき初舞台だったの」「とても熱い毎日を。だって、1日10時間くらいずーっと叫んで稽古してるってさ。今はもうできないもんね。多分寝ちゃうと思うよ(笑)。1日2回くらい通ししてたから、すごかったよね」と、当時を懐かしそうに振り返った。一方、再演する『家族のはなし PART1』は、「日常を切り取ってるところが多くて、劇的なことは起こらない。ゆえに、芝居をするパートナーの方が重要」だと話した草なぎ。それゆえ、「だから真奈美ちゃんじゃないと、この『家族のはなし』はできないなと思ってて。それはやっぱり『蒲田行進曲』で、あの苦楽を共にした真奈美ちゃんなんだよって感じなんだよね」「真奈美ちゃんとは、あうんの呼吸というか。そういうのがあると思う」と、感慨深げに話していた。
2021年04月30日眞栄田郷敦と小西桜子が、鈴木亮平主演「レンアイ漫画家」に出演することが決定。眞栄田さんが主演し、小西さんも出演するスピンオフドラマ「レンアイ格闘家」が配信されることも明らかになった。漫画一筋で恋愛が超苦手な少女漫画家・刈部清一郎(鈴木さん)とダメ男ホイホイと呼ばれる崖っぷち女子・久遠あいこ(吉岡里帆)が繰り広げる、笑えて、ほろっとくるコミック・ラブストーリー「レンアイ漫画家」。本作で眞栄田さんが演じるのは、あいこの行きつけのカフェ&バーで店長代理として働く店員・二階堂藤悟。心優しく聞き上手で、仕事や恋に悩むあいこの愚痴聞き役。また、二階堂の何気ない行動が伏線となり、物語が意外な展開に動くことも。眞栄田さんがフジテレビ系連続ドラマに出演するのは今回が初めてで、連続ドラマの出演は「ノーサイド・ゲーム」「私の家政夫ナギサさん」に続き3作品目。また、鈴木さんや吉岡さんとの共演も初となり、「テレビなどで見ていて、鈴木亮平さんや吉岡里帆さんは役者として尊敬するお二人でしたので、ご一緒出来ることがとても光栄に思いました。撮影がより楽しみになりました!」と出演決定時をふり返る。役柄については「ぱっと見は、少しチャラチャラしたように見えますが、真っすぐで素直な人物だと思います」と説明し、「演じる上で、動きや仕草にチャラチャラした感じを取り入れています。でも、ただチャラいイメージにはしたくないので、バランスは難しいです。かっこよさやモテ要素は木村拓哉さんを参考にしている箇所があります」と明かす。そして小西さんが演じるのは、二階堂の店の店員で、彼に好意を寄せている伊藤由奈。二階堂と同様にあいこの愚痴聞き役で、あいこの恋愛ミッションに協力的だが、二階堂とあいこの関係性に嫉妬することもしばしば。『初恋』「猫」など、昨年出演した映像作品は12作品にも及ぶ注目の若手女優・小西さんがフジテレビ系連続ドラマに出演するのは今回が初。「フジテレビのドラマに出るのは初めてで、とてもうれしかったです!この作品は王道のラブコメディーなので、キュンキュンしながらも楽しんでいただけるドラマをお届けできればと思います」と出演を喜んだ小西さんは、「私が演じる伊藤由奈という役は、見た目はいまどきの女の子で、吉岡さん演じるあいこさんとは対照的な恋愛経験豊富な役どころです。二階堂を巡ってあいこさんとライバル関係になったり…、いろんな登場人物と絡んで行くところに注目していただければと思います!」とアピールしている。そして、眞栄田さんが主演を務めるスピンオフドラマ「レンアイ格闘家」の配信も決定。二階堂と由奈を中心としたテンポの良い掛け合いをベースに、男女の恋愛観の違いをテーマに展開されていくシチュエーションコメディとなっている。このスピンオフドラマについて眞栄田さんは「スピンオフはよりコメディー要素が強くなっています。二階堂と由奈の本編では描かれない面も出てきますので、本編よりも笑ってご覧いただければと思っています」と言い、小西さんは「気軽に楽しんでいただける作品になっていると思います。本編では描かれていない由奈のクレイジーさが予想を裏切っていき、その変化を楽しんでいただけるかなと思います!」とコメントしている。「レンアイ漫画家」は4月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。スピンオフドラマ「レンアイ格闘家」はFODにて独占配信。(cinemacafe.net)
2021年03月02日ハリウッドデビュー作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』の公開も待ち遠しい園子温監督が、役者の卵たちと作り上げた遊び心と映画愛あふれる最新作『エッシャー通りの赤いポスト』の公開が決定した。鬼才のカリスマ映画監督・小林正の新作のオーディションに有名無名の女優たちが集結。興味本位で応募してきた者、夫の意思を継ぎ女優を目指す若き未亡人、「小林監督心中クラブ」のメンバー、浴衣姿の劇団員、やらせの有名女優、殺気立った訳ありの女…etc!?一方、小林監督はエグゼクティブプロデューサーの無理な要望に苦悩し、シナリオ執筆もうまく進まない。そんなとき、昔の彼女が監督の目の前に現れるが…。撮影は園監督の退院後、2019年8月に行われた本作は、脚本・編集・音楽を園監督が担当。園監督節全開のオリジナルストーリーで、個性豊かな登場人物たちの物語が、赤いポストを起点に展開していく。園監督は「ワークショップをやる事を決意して、生徒たちを実践的に教えるためには映画を作るしかない、と思い立ち、あれよあれよと言う間に、怒涛の如く始まった」と製作のきっかけを明かし、「まるで22歳の時にはじめて作った8ミリフィルムの自主映画みたいに情熱だけで作り上げた」と語っている。また本作は、すでに世界6か国の映画祭で上映され、第49回モントリオール・シネヌーヴォー映画祭では観客賞を受賞。『地獄でなぜ悪い』に続き2度目の受賞となり、2度受賞するのは映画祭史上初となった。そして、今後もベルリン批評家週間(2/27-3/7)を含む4つの映画祭での上映が決定している。なおキャストには、藤丸千、黒河内りく、モーガン茉愛羅、山岡竜弘、上地由真、縄田カノン、鈴木ふみ奈ら役者の卵たちのほか、藤田朋子、田口主将、吹越満、渡辺哲、諏訪太朗が出演している。『エッシャー通りの赤いポスト』は秋、ユーロスペースほか全国にて順次公開予定。(cinemacafe.net)
2021年02月23日園子温監督の最新作『エッシャー通りの赤いポスト』(今秋公開)の公開が23日、明らかになった。同作は園監督が、インディーズ映画にカムバックし、役者の卵たちと作り上げた最新作。鬼才のカリスマ映画監督・小林正の新作のオーディションに有名無名の女優たちが集結。興味本位で応募してきた者、夫の意思を継ぎ女優を目指す若き未亡人、「小林監督心中クラブ」のメンバー、浴衣姿の劇団員、やらせの有名女優、殺気立った訳ありの女等々が集まる一方、小林監督はエグゼクティブプロデューサーの無理な要望に苦悩し、シナリオ執筆もうまく進まない。そんな時、昔の彼女が監督の目の前に現れる。撮影は、2019年2月心筋梗塞による緊急搬送&入院を経た園監督の退院後、2019年8月に行われた。園監督が、脚本・編集・音楽を担当し、藤丸千、黒河内りく、モーガン茉愛羅、山岡竜弘、上地由真、縄田カノン、鈴木ふみ奈ら役者の卵たちのほかに藤田朋子、田口主将や、園組常連の吹越満、渡辺哲、諏訪太朗が出演している。また本作はすでに、世界6カ国の映画祭で上映され、2020年10月に開催された第49回モントリオール・シネヌーヴォー映画祭では「観客賞」を受賞、今後もベルリン批評家週間(2月27日〜3月7日)を含む4つの映画祭での上映が決まっている。2021年は園監督のハリウッドデビュー作、ニコラス・ケイジ主演の『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』も公開され、今作と併せて両極端な振り幅を見せる。○監督・脚本・編集・音楽:園子温 コメントワークショップをやる事を決意して、生徒たちを実践的に教えるためには映画を作るしかない、と思い立ち、あれよあれよと言う間に、怒涛の如く始まった。まるで22歳の時にはじめて作った8ミリフィルムの自主映画みたいに情熱だけで作り上げた。あの頃の無心になって追いかけていた映画の神様、映画作りに燃えるマグマみたいな魂を抱えて、もう一度、原点回帰して、邪心ゼロで作っちまった童心映画!病みつきだぜ! また、やりたい! また、作りたい!○企画:松枝佳紀(アクターズ・ヴィジョン)まだ無名の俳優たちを映画の中で活躍させることができたら、どんなに素晴らしいだろう。本作はその願いを叶えてくれました。これは園監督にしか作ることのできない映画です。○ベルリン批評家週間アートディレクター:デニス・フッター コメント今回、選考委員会は園子温監督の遊び心とアイロニーに興奮しました。監督としての長いキャリアを経て、このような根源的に繊細な作品を生み出す彼の能力には目を見張ります。『エッシャー通りの赤いポスト』は、今日の日本のインディペンデント映画の”製作の今”を鋭く正確に表現し、映画製作の将来について多くの疑問を投げかけています。
2021年02月23日園子温監督が初めて手がける英語の作品『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』が、サンダンス映画祭でプレミアされた。主演はニコラス・ケイジ。銀行強盗に失敗し、逮捕された“ヒーロー”(ケイジ)が、その地域を支配する“ガバナー”(ビル・モーズリー)より、彼のもとから逃げ出した女性(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すよう命令されるという物語。映画の世界は侍ものとアメリカのウエスタンをミックスしたような感じで、登場人物たちは日本語も英語もしゃべり、街の看板などにも日本語と英語両方が出てくる。警察官は現代のような制服だったり、自動車があったりと、時代もごちゃ混ぜだ。女性を探してヒーローが出かけていく街の外がタイトルにある“ゴーストランド”で、そこでも奇怪な光景が展開する。プレミアに先立つヴァーチャルの“舞台挨拶”で、園監督は、「英語で映画を作ることになったらぜひサンダンスに出したいと思っていた」と、喜びのコメントをした。また、今作は本来ならばほかの場所で撮影するはずだったが、心筋梗塞になり、ケイジから「ならば日本で撮影したらどうだ」と提案されたのだとも明かしている。上映後のヴァーチャル会見では、もともと予定されていたロケ場所はメキシコで、セルジオ・レオーネのようなマカロニウエスタンにするつもりだったと語った。舞台が日本になったことから映画の世界観が大きく変わり、今回のような映画になって、むしろよかったと受け止めているそうだ。脚本を書いたのはアーロン・ヘンドリーとレザ・シクソ・サファイ。他人が書いた脚本をもとに映画を作ることについては、「英語で映画を作るのは初めてなので、他の人の台本でやった方がいいかなと思っていた」と述べ、自分のイマジネーションを取り入れて自分のものにすることもできたと語った。今作は今年、日本で公開されることが決まっている。文=猿渡由紀
2021年02月03日新感覚ドラマ『テレビ演劇 サクセス荘3』に出演する、小西詠斗さんにお話を伺いました!1度のリハーサルで即本番。しかも一度スタートしたら最後まで止まれないノーカットの一発勝負。アドリブ力が問われる舞台に近いスリリングな状況をテレビの世界に持ち込んだ、新感覚ドラマ『テレビ演劇 サクセス荘』の第3期がスタート。「稽古はないしノーカットなんで、放送の尺にうまく合わせなきゃいけなくて、毎回、舞台とはレベルが違うパニックです(笑)。途中でお芝居をテンポアップさせたり延ばしたり、アドリブで調整していかなきゃいけなくて苦労しました」そう話すのは、第2期より参加の小西さん。前回は「必死すぎて何も考えられず、一瞬で終わってしまった」そう。新シリーズが始まっても「やっぱ慣れません」と苦笑い。「毎回、台本と違うことが普通に起こるんです。結構セリフを噛んじゃったりしたんですけど、共演のみなさん…とくにゴーちゃん役の和田雅成さんがツッコんだりしてくださるんで、失敗すると、ついゴーちゃんを見てしまいます。僕は予想外の展開が好きなんで、いろいろ起きてほしかったりするんですけど(笑)」演じるケニーは、マジシャンを夢見る青年。しかし時には超能力めいた不思議なパワーを発揮することも。「場の空気が読めない、ちょっと浮いたキャラクターです。相当変わっているようなので、この先、みなさんの予想を超えるようなお芝居も入れていけたらと思っています」サクセス荘は成功を夢見る若者たちが暮らすシェアハウス。小西さんにも、そんな頃があったのだろうか。「もともと俳優を目指していたわけじゃないんです。でも初めて小劇場の舞台に立った時、俳優としてやっていけたら幸せだなって思うようになりました。稽古が始まった当初は何もできなかったんですが、稽古が進むうち、台本を何度も読み込んで次はこういう言い回しにしてみようって考えるようになって。そうしたら、ちょっとですが評価されるようになり、嬉しかったんですよね。同じ台本でも演じる人によって違いますし、正解がないので、それをずっと考えられるのが面白いです」今後、「自分からアドリブを仕掛けられたら」との果敢な発言も。「見て、どこが台本でどこがアドリブか考えるのも楽しいですよね」『テレビ演劇 サクセス荘3』毎週水曜25:28~テレビ東京ほかにて放送中。脚本/徳尾浩司、川尻恵太(SUGARBOY)、ニシオカ・ト・ニール監督/川尻恵太出演/和田雅成、高橋健介、髙木俊、黒羽麻璃央、spi、立石俊樹、有澤樟太郎、定本楓馬、玉城裕規、寺山武志、小西詠斗、唐橋充(劇中部屋番号順)©「テレビ演劇 サクセス荘3」製作委員会こにし・えいと2000年1月21日生まれ、広島県出身。舞台『刀剣乱舞』堀川国広役で注目される。1月21日に初の写真集『瞬間』が発売されたばかり。春に上演予定のミュージカル『黒執事』への出演も控える。※『anan』2021年2月3日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年02月01日俳優の小西詠斗が主演を務める、ミュージカル『地縛少年花子くん-The Musical-』が現在上演されている。今回は同作の東京公演のレポートとなる。同作は月刊『Gファンタジー』(スクウェア・エニックス刊)で連載中のあいだいろによる大ヒット漫画のTVアニメを原作とし、初舞台化となった。かもめ学園に伝わる七不思議のひとつ「トイレの花子さん」こと“トイレの花子くん”(小西詠斗)をヒロインの八尋寧々(高石あかり ※高ははしごだか)が呼び出したことをきっかけに、学園に潜む怪異たちが動き出すハートフルコメディとなる。オカルトファンタジーでもある同作は1幕の冒頭からダークな空気を漂わせる。ヒロインの八尋寧々が恋愛成就のために呼び出し登場した小西演じる花子くんは、原作の"少年感"の再現度もバッチリ。寧々を演じた高石も、キュートな演技と歌唱力でその場を引っ張っていく。ストーリーはテンポ良く進み、花子くんと寧々が縁を結んだ「人魚の鱗」事件、祓い屋の少年・源光(谷水力)とともに挑む七不思議「ミサキ階段」「16時の書庫」と、魅力的なキャラクター達の思惑が交錯しながら、学園の平和を守るための戦いが繰り広げられる。戦闘時にはマントを翻し、珍しくも包丁を使うアクションに挑戦している花子くんの姿にも注目だ。2幕では、昇降口で悪さをしていた幽霊・ミツバ(三原大樹)が登場し、光との友情物語も。さらに花子くんの生前にも関わるつかさ(設楽銀河)、何やら企んでいそうな桜(関根優那)、夏彦(黒田昊夢)、そして今後が気になる花子くんと寧々の関係など要素は満載で、飽きることのない2時間半になっている。吉谷光太郎の演出により原作のポップで色彩豊かな世界観が再現され、歌とダンスも随所に盛り込まれたダークで華やかなミュージカルとなった。東京公演は東京ドームシティ シアターGロッソにて31日までで、小西詠斗(花子くん役)、高石あかり(八尋寧々役)、谷水力(源光役)、設楽銀河(つかさ役)、三原大樹(ミツバ役)、朝倉ふゆな(赤根葵役)、佐倉花怜(ヤコ役)、関根優那(七峰桜役)、黒田昊夢(日向夏彦役)、安里勇哉(土籠役)らが出演。31日12時30分、17時の計2公演を「dアニメストア」にてライブ配信することも決定している。1週間のアーカイブ配信付きで、期間内は何度でも視聴可能となっている。(C)あいだいろ/SQUARE ENIX・「地縛少年花子くん」製作委員会 (C)ミュージカル「地縛少年花子くん」製作委員会
2021年01月30日映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』が2021年10月8日(金)に公開。監督を務める園子温のハリウッドデビュー作となる。園子温によるハリウッドデビュー作監督は、『愛のむきだし』、『ヒミズ』、香取慎吾、稲垣吾郎、草彅剛の「新しい地図」によるオムニバスムービー『クソ野郎と美しき世界』、『新宿スワン』シリーズなどを手掛けた園子温。これまで数々の問題作を世に送り出してきた園子が、悲願のハリウッドデビューを果たす。映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は、2017年に、本作のプロデューサーで脚本家のひとりでもあるレザ・シクソ・サフィから脚本が届いたことがきっかけで始動。東洋と西洋の文化が交じり合う混沌が包み込む町“ゴーストランド”を舞台に、豪華ハリウッドキャストがアクションを繰り広げる痛快エンターテインメントに仕上げた。フェリーニ、ホドロフスキーに通じる悪夢的世界、マカロニウエスタン、チャンバラ、SF...ジャンルを横断する「フィクションならではの楽しみ」が、映画から溢れ出る。映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』あらすじ悪名高き銀行強盗ヒーローは、ある日、相棒のサイコとともにサムライタウンの銀行を襲撃するが、少年が差し出したガムボールをきっかけに捕まってしまう。投獄され、フンドシ一丁で手錠を掛けられるヒーロー。サムライタウンではこの世界のすべてを牛耳る悪徳ガバナーがいつも女を侍らせていた。傍らにはいつも用心棒のヤスジロウと少女のようなスージーをおいてご満悦だ。ある日、ステラ、ナンシーとともにガバナーの魔手から逃げたガバナーお気に入りのバーニスを連れ戻すことを条件にヒーローは自由を手に入れる。ただし、5日以内にバーニスを連れ戻さねば、爆弾を仕掛けられたボディスーツが爆発してしまう。バーニスが消息を絶った不思議な街ゴーストランドへヒーローもまた足を踏みいれる。ゴーストランドとは、入ったら最後、二度と出られない街。そこには、動かなくなった車を修理し続けるラットマン、人間をマネキンに閉じ込めるキュリ、すべてを見つめる男ナベたちがいた。ゴーストランドの住人達は言う。「ガバナーがいる限り、我々は時計を止めねばならない。そうしないと世界は爆発する」と。果たして、ヒーローはバーニスを見つけられるのか。ゴーストランドを脱出することはできるのか。そして、サムライタウンはガバナーの手に落ちたままなのか。主演はニコラス・ケイジ本作の主演を務めるのは、『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』で主演を演じたハリウッドきっての実力派俳優、ニコラス・ケイジ。女を連れ戻すべく、“ゴーストランド”へ迷い込む高名な悪党・ヒーローを演じる。<登場人物(キャスト)>ヒーロー(ニコラス・ケイジ)...悪名高き銀行強盗でありながら、市井の人々のために立ち上がるヒーロー。サイコ(ニック・カサヴェテス)...ヒーローの相棒。ガムボーイ(潤浩)...ヒーローが銀行を襲撃した際、捕まるきっかけを作った少年。ガバナー(ビル・モーズリー)...世界のすべてを牛耳る悪党。ヤスジロウ(TAK∴/坂口拓)…ガバナーの用心棒。スージー(中屋柚香)...ガバナーの傍らにいる少女のような女性。ステラ(古藤ロレナ)&ナンシー(縄田カノン)...ヒーローと共にバーニスを連れ戻そうとする。バーニス(ソフィア・ブテラ)...ガバナーのお気に入りの女性。不思議な街ゴーストランドで消息を絶つ。ラットマン(ヤングダイス)...動かなくなった車を修理し続けるゴーストランドの住人。キュリ(栗原類)...人間をマネキンに閉じ込めるゴーストランドの住人。ナベ(渡辺哲)...すべてを見つめるゴーストランドの住人。音楽は『グレイテスト・ショーマン』のジョセフ・トラパニーズ音楽は、映画『グレイテスト・ショーマン』を手掛けたジョセフ・トラパニーズが担当。園子温が作り出す世界に、どのようなミュージックを重ねるのか、注目したい。【詳細】映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』公開日:2021年10月8日(金)より、TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー監督:園子温出演:ニコラス・ケイジ、ソフィア・ブテラ、ビル・モーズリー、ニック・カサヴェテス、TAK∴、中屋柚香、YOUNG DAIS、古藤ロレナ、縄田カノン脚本:アロン・ヘンドリー、レザ・シクソ・サファイ音楽:ジョセフ・トラパニーズ原題:Prisoners of the Ghostland配給:ビターズ・エンド
2020年12月18日俳優の立石俊樹と小西詠斗が、ミュージカル「黒執事」〜寄宿学校の秘密〜に出演することが17日に明らかになった。同作は、月刊『Gファンタジー』(スクウェア・エニックス刊)にて連載中の大人気漫画『黒執事』の舞台化作。2009年以降、2017年に上演されたミュージカル「黒執事」 -Tango on the Campania-まで、再演含め7度舞台化されてきた。前作より約3年の時を経て、新作公演 ミュージカル「黒執事」〜寄宿学校の秘密〜を、2021年春に 東京および大阪にて上演することが決定。まだアニメ化されていない原作14〜18巻の「寄宿学校編」をもとに描かれる。本公演ではキャストを一新し、セバスチャン・ミカエリスに立石俊樹、シエル・ファントムハイヴに、小西詠斗を迎えるほか、寄宿学校を舞台にした同作をフレッシュな布陣で届ける。また、演出には丁寧な心情表現で高い評価を受けている松崎史也を新たに起用。これまでシェイクスピア作品を数 多く手掛けるなど重厚な演劇を得意とし、近年は2.5次元ミュージカルも多く手掛ける松崎が新たな“生執事”を手掛ける。公演は2021年春、東京・大阪を予定している。○出演セバスチャン・ミカエリス:立石俊樹シエル・ファントムハイヴ:小西詠斗エドガー・レドモンド:佐奈宏紀ハーマン・グリーンヒル:田鶴翔吾ロレンス・ブルーアー:里中将道グレゴリー・バイオレット:後藤大クレイトン:古谷大和エドワード・ミッドフォード:中島拓人モーリス・コール:田口司チェスロック:福澤侑ジョアン・ハーコート:内野楓斗マクミラン:早川維織デリック・アーデン:山口晃生ヨハン・アガレス:高橋駿一西岡寛修 杉山諒二 花見卓也 高橋陸人ソーマ・アスマン・カダール:岡田亮輔葬儀屋:上田堪大(C)2021 枢やな/ミュージカル黒執事プロジェクト
2020年12月17日ニコラス・ケイジが主演する園子温監督のハリウッドデビュー作が『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』として、2021年初夏に日本公開決定!合わせて場面写真も4点お披露目された2019年2月に心筋梗塞で倒れた園監督が不死鳥の如く舞い戻り撮り上げた渾身の1作。主演にニコラス・ケイジという狂暴かつ強烈な2つの才能の融合から痛快エンターテインメントが誕生した。園監督は「ハリウッドで監督デビューすることは、自分にとって悲願でした」とコメント。「この映画が撮影に入る前に、心筋梗塞で集中治療室に運ばれ、死にかけました。そこから蘇り、いろいろなハードな山を越えて、撮影できました。感無量です」と力を込める。そして「ニコラス・ケイジがこの映画に出演することになったことが、この『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』を成功に導きました。彼は私の映画をとても愛してくれていたので、ものすごくやりやすかったのです。とっても困難な厳しい撮影を乗り越える事が出来たのも、すべてニコラスのおかげです」と語っている。本作のプロジェクトは2017年、L.A.から園監督に、本作のプロデューサーで脚本家のひとりでもあるレザ・シクソ・サフィから脚本が届き、それを園監督が気に入ったことから始動。2018年初頭にニコラスの出演が決定し、同年のカンヌ国際映画祭にてプレスリリースが出る。当初、アメリカでの撮影を予定していたが、2019年11月~12月、オール日本ロケ(彦根、東映太秦撮影所)にて撮影が行われた。STORY高名な悪党であるヒーロー(ニコラス・ケイジ)は銀行強盗をしくじり囚われ、一帯を牛耳るガバナーの支配から逃亡した女(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すことを命じられる。特殊なボディスーツに身を包んだヒーローが女を探してたどり着いたのは、美しくも暴力的な世界“ゴーストランド”。東洋と西洋が混ざり合い、混沌が包み込む町から女を見つけ出すことはできるのか?ヒーローは自由の身になれるのか?『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は2021年初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年12月15日【音楽通信】第59回目に登場するのは、豪華な4人のプロデューサーを迎えた“等身大の大人のポップ・アルバム”を発表される、女優・歌手の小西真奈美さん!【音楽通信】vol.59スゴ腕ラッパー陣からオススメされ曲作りを開始女優として数々のドラマや映画、CMでご活躍されている、小西真奈美さん。美しく凛とした印象のある小西さんの音楽活動は、2008年に映画『Sweet Rain 死神の精度』の主題歌「Sunny Day」を劇中の役名「藤木一恵」名義で発表したことが始まり。8年後の2016年には、舞台『KREVAの新しい音楽劇「最高はひとつじゃない 2016 SAKURA」』において、初めてラップに挑戦。さらに、KREVAさんのシングル曲のカバー「トランキライザー」を初めてご自身として「小西真奈美」名義でリリースし、iTunesのHIPHOPチャートで1位を獲得。インディーズでのリリースを経て、2018 年に全曲作詞作曲を手がけたメジャー 1stアルバム『Here We Go』を発表されました。そんな小西さんが、2020年11月25日に、亀田誠治さん、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さん、KIRINJIの堀込高樹さん、Kan Sanoさんをプロデュースに迎えたニューアルバム『Cure』をリリースされるということで、お話をうかがいました。ーーまずは小西さんが学生時代などによく聴いていたアーティストから教えてください。学生時代はJ-POPを聴くことが多かったです。THE BLUE HEARTSやZARDといった、その時代に流行っているものを聴いていました。ーー小西さんご自身の音楽活動としては、2008年にご出演された映画『Sweet Rain 死神の精度』の主題歌「Sunny Day」を劇中の役名「藤木一恵」名義でリリースされたのが最初ですね。このときはどのようなお気持ちで歌っていらっしゃいましたか。最初から、歌を歌う役だというお話をいただいていたので、それも踏まえて役の延長で歌っていましたね。ただ、歌うのは大変だと思いました。お芝居は自分で脚本は書いていないですが、自分の体を通して役を具現化していくということが、ある程度経験などで自分の中に入っています。反対に、歌の場合は、役だけれども自分の声で歌う、でも自分で歌詞を書いていないものに思い入れを込めてと言われても、役の思い入れなのか自分の気持ちなのか。自分の思い入れと言っても、自分で歌詞も書いていないですし……音楽に関しての引き出しのなさに愕然として、どうしたらいいのやらと(笑)。そのときは音楽のディレクターさんのディレクションに従って、やっていく感じでした。ーーその後、2016年に舞台「KREVAの新しい音楽劇『最高はひとつじゃない 2016 SAKURA』」で初めてラップに挑戦されましたね。KREVAさんの曲「トランキライザー」をカバー配信してiTunesのHIPHOPチャートで1位を獲得されています。当時は、トリビュートアルバムの発売が決まっていて「何か歌いたい曲はありますか」とお話をいただいたのですが、あまり制作期間がなくて、せっかく曲を作っていただいても自分のなかで消化できないまま歌うのは書いていただく方にも申し訳ないからどうしようかと悩んでいました。それならば、自分が好きな曲をカバーするといいなと思ったんです。事務所の先輩でもあるKREVAさんの「トランキライザー」は、よく口ずさんでいましたし、リスペクトもしているので、この曲を提案したら採用されました。ーー2018年には、ご自身で作詞・作曲を手がけ、KREVAさんがサウンドプロデュースしたアルバム『Here We Go』で、本格的に歌手デビューされましたね。やはり2016年のKREVAさんの舞台でラップに挑戦されたことが、現在につながっているのでしょうか。KREVAさんと2016年に舞台でご一緒したときに、RHYMESTERのMummy-Dさんと、AKLOさんが出ていらして、歌の練習の日があったんです。そのときに、Mummy-DさんとAKLOさんは先に練習が終わっていたのですが、私の番まで待っていらして、「何されているのですか?」とたずねたら、「聴きたいから」と言われて「えー!」と(笑)。ラッパーといえば名前があがるこの3人が待っていて、私のラップを聴いているわけですよ。終わった後に、みなさんが「真奈美ちゃんのラップは良いから、自分でも曲を作ったほうがいいよ」と言ってくださって。単純なので、褒められたら「やってみようかな」と思って(笑)、自分でも曲作りを始めました。ニューアルバムは「すごく新しくて面白い」ーー2020年11月25日に、ニューアルバム『Cure』をリリースされます。今回は、亀田誠治さん、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さん、KIRINJIの堀込高樹さん、Kan Sanoさんをプロデュースに迎えているのですね。はい。「ひとりのプロデューサーにつき、カバー曲とオリジナル曲の2曲を収録して、4人の方とアルバムを作りませんか」とお話をいただいて。私の音楽活動でのインディーズ時代が2017年にありまして、そのときに亀田さんとKREVAさんにも曲を作っていただきました。そんなふうにひとりのプロデューサーにひとつの作品を作っていただいたことはあったのですが、同時に複数のプロデューサーがいて洋楽のカバー曲もあるとなると、ご提案いただかなかったら自分では思いつかなかったので、今作は「すごく新しくて面白いな」と思い、チャレンジしてみようと思いました。ーープロデューサーさんはご自身のご希望で選ばれたのですか。亀田さんと後藤さんは、私から提案しました。亀田さんはインディーズ時代にご一緒して、人としてもプロデューサーとしても、とても素晴らしい方でしたので、「またぜひご一緒したいです」とお話ししました。後藤さんは、私がアジカンの大ファンでよくライブに行っていたのですが、一度もお会いしたことがなく。その後、私がラジオ番組をやっていたときに後藤さんがゲストで来てくださったことがあって、そのとき「私も音楽をやっているんですよ」と、CDをお渡しして。「いつか音楽でご一緒したいです」というお話をしていたのですが、今回オファーを差し上げたところ引き受けてくださいました。堀込さんとKan Sanoさんに関しては、レコード会社のスタッフさんが薦めてくださって、、すてきな方だなと思ったのでぜひと。ーー亀田さんは以前もご一緒されていますし、今回も制作しやすかったですか。亀田さんには3年ほど前に初めてお会いしたのですが、そのときは私、音楽に関しては、ほぼ素人の状態でした。いまもすごく技術があるわけでも音楽的な知識があるわけでもないですが、当時はもっとなくて。なのに、「この曲はこういう感じで」と思いを伝えることに対して、ものすごくキラキラした目でまっすぐに向き合ってくださいました。プリプロという、レコーディングに向けて音を選んだりする作っていく作業があるのですが、そのときに「本当にかっこいい! イェイ!」と、盛り上がりながら作品を作っていらして(笑)。亀田さんは情熱と紳士的なものを併せ持っていらして、全部できあがったあとも、「知識や経験は関係ないから、真奈美ちゃんのなかから湧き出るのを作ってください」と言っていただけたので、それで今回も「ぜひご一緒しましょうね」と。3年後にお会いしても、そのときの情熱はまったく薄れていなくて、あれだけ経験も技術も知識もある方なのに上から目線にもならず、相変わらず作った私の意志を尊重しようとしてくださって、今回もありがたい時間でしたね。ーーカバー曲についてですが、亀田さんがプロデュースされた椎名林檎さんの「ギブス」が選曲されていますね。実は「ギプス」が発売されたときにすぐCDを買って、すごく好きで聴いていました。そのブックレットのクレジットを見ていたときに、初めて亀田さんのお名前に出会ったんですよ。亀田さんにもそのお話をして、「ギブスが大好き」と伝えたら、「僕も好きです」と。だから、亀田さんにカバーのプロデュースをお願いするなら、絶対「ギブス」だと思っていました。2000年に「ギブス」が発売されてから20年経って、その間、この曲のカバーのプロデュースを依頼されたこともあったそうですが、今回「真奈美ちゃんだからいいかなと思って」と、オリジナル以降初めてプロデュースをしてくださることがわかって、感激しました。ーーオリジナル曲も、4人のプロデューサーのみなさんの個性が出ていると感じましたが、後藤さんとはどのような制作状況でしたか。後藤さんは、ソロ活動時のバンドのみなさんと一緒にやりたいということで、プリプロから私も参加しました。後藤さんが前に出て仕切るというよりも、私がやりやすいように後藤さんはうしろでサポートしてくださいました。レコーディングは初日から、全員の追い込み方が作品を作る者同士の空気感でいっぱいでしたね。バンドのみなさんと休憩中にお話ししていて、メンバーの方から「俺たち、テレビで見ている人と作ってるんだよね、よく考えたら(笑)」と言われて。でも私は、「私もみなさんのライブに行ってましたよ」という話をフラットにしたりと、みなさんが仲間として受け入れてくださったことが、すごく楽しかったです。ーー後藤さんの担当曲「Endless Summer」は、後藤さんもコーラスで参加されていますよね。「ちょっとここ、低い声がほしいよね」という話をしていて、最初私が低い声でやってみたのですが、無理があるなと。声を機械的に低くすることもできますが、せっかく生のバンドで演奏しているのだから、男性の声で歌ったほうがいんじゃないかということで、後藤さんが歌うことになりました。ーーアルバムのオリジナル曲については、ご自身で作詞作曲を手掛けていらっしゃいますが、今回はプロデューサーの方のカラーも考慮して曲作りをされたんでしょうか。はい。亀田さんは、プロデュースしていただくことを想定して書き下ろしました。後藤さんだけ共作なのですが、後藤さんが大元を作っていらして、歌詞を私が一緒に作る形でした。Kan Sanoさんと堀込さんはオンライン上でのやり取りのみだったのですが、おふたりの曲を聴いて、好きな雰囲気のものを作ってオファーしました。ーー1曲目「Cure」はSEのような、ドラマの幕開けのような短い曲ですが、笑い声などが聴こえてあたたかみを感じます。アルバムのタイトル曲でもありますね。もともとは、この曲を入れずに全8曲でリリースする予定でした。でも、アルバムタイトルを考えたときに、今回は4人の方がいてどれかの曲にフォーカスしてタイトルをつける方向ではないなと思ったので、別にタイトルがいるなといろいろ考えました。純粋に、自分にとって「音楽ってなんだろう」と考え、それをタイトルにできたらと。私にとって音楽は、子どもの頃からなくてはならない存在で、いつも心を助けられたり悩んだり迷ったりしたときに生きるヒントをもらったりするものです。心も体も、もしも何か薬が必要な状態だったとしても、音楽を聴けば元気になるというところがあって、私にとって音楽はある種の“治療薬”のようなもの。いま世の中がコロナ禍で、塞ぎ込みがちな時代でもありますが、遠くに行かなくても音楽はいつでも聴けるので、もしこのアルバムが聴いてくださる方にとって“Cure(治す、癒す)的”なものになればいいなと、このタイトルをつけました。音楽もCure的な効果がありますが、大好きな人たちに会って笑い合うのも同様の効果があると思って。アルバムがいきなり曲から始まるよりも、小西真奈美の人となりにちょっとだけ触れていただいてから本編になるほうが、聴いてくださる方とちょっとだけ距離が近くなるんじゃないかと思いました。それで、友達やいろいろな人たちの声を録らせてもらって、編集して収録しました。音楽で“楽しみの循環”ができたらいいなーーアルバムは『Cure』ですが、小西さんにとって、普段の生活のなかでのCureはなんですか。自然です。大自然のなかにいるのも素敵ですが、たとえその場所に行かなくても、朝焼けも夕焼けも、月でも星でも木々が揺れる音でもいいですし、何かに目を向けて感じようと思うとそのあたりにいっぱい自然を感じることができるんですよね。力強くて、やさしい。自粛期間でも、散歩はOKだったので、あらためてこの期間には自然の力を実感しました。ーーいまハマっているものはありますか。以前からですが、ずっとバレエをやっています。とくに自粛期間中はまったくバレエのレッスンに行けなかったので、いまは踊れたり運動できたりすることがすごく楽しいです。ときどき、しんどいなと思うこともあっても、行くとやっぱり「体を動かすことは素晴らしい!」と思います。ーー女優としてもご活躍されている小西さんですが、普段から美容面や健康管理で気をつけていらっしゃることは。まず早寝早起きが、絶対にいいですね。私たちの仕事はロケで朝早いことも多いので、早寝早起きにすると、それに慣れるんです。それに、午後10時から深夜2時が肌と体に良いゴールデンタイムだと聞いて。寝ている間に、体や肌を修復するのが10時から2時らしいんですよ。先輩の女優さんが、10時から2時まで寝て、起きてまた仕事して、また寝ると、細切れはどうなんだろうと思いつつそれでも肌が良くなったと聞いて、実践し始めたら健康状態も良いですね。朝日を浴びるのもすごく良くて、逆に言うとそのサイクルが狂って撮影が夜中までなどになると、たった3日間ずれただけで、4日目はお肌がぐったりしてダイレクトに影響があるんですよ。あとは朝起きて、水か白湯を飲んで、窓を開けて外の空気を吸うということを大事にしています。暑い夏だけじゃなく、雨の日も、いまは海外に行けませんがたとえ海外に行っても、寒い冬でも、地方に行っても、どんなときでもやっていますね。ーーそれはやってみたいと思います。私も早寝できるようになるまで、1年ぐらいかかりました。1、2か月で30分ずつ寝る時間を早くして、徐々に体を慣れさせるといいかもしれませんね。ーーでは最後に、今後の音楽活動の抱負を教えてください。音楽を作れば作るほど、出会えば出会うほど、どんどんやりたいことやアイデアが出てきて、すごく楽しいです。あと20年ぐらい続けられたら、私は還暦になる頃です。みなさんだいたい20周年ツアーというと、20歳前後でデビューされてから、いまの私ぐらいの年齢で20周年になりますよね。でも、還暦になってそういうことするのも面白いなと思っています。いまは会えないですが、いずれ私の音楽を聴いてくださるみなさんに会える時期が来たら、「この人の曲をもっと聴きたいな」と思ってもらえるようなライブをやりたい。そして、次はアルバムをまた楽しみにしてもらいたいというのが理想です。そんな“楽しみの循環”みたいなものができたらいいですね。取材後記女優として、歌手として、ご活躍されている小西真奈美さん。その美しい佇まいは誰もが知るところですが、繊細で透き通るような歌声が堪能できるニューアルバムは、4人のプロデューサーの方の色とりどりの楽曲がぎっしり詰まっていますよ。そんな小西さんのアルバムをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。写真・大内香織取材、文・かわむらあみり小西真奈美PROFILE1978年10月27日生まれ。女優・歌手。1998年、つかこうへい演出の舞台『寝盗られ宗介』でデビュー。女優として数々のドラマ、映画、CMに出演中。歌手としては、 2016年、舞台『KREVAの新しい音楽劇「最高はひとつじゃない 2016 SAKURA」』にて初めてラップに挑戦。KREVAのシングル曲のカバー「トラキイザー」を初めて本人名義でリリース。同曲はiTunesのHIPHOPチャートで1位を獲得。2017年、インディーズでEP「I miss you」と、亀田誠治プロデュースのシングル「君とクリスマス」「クリスマプレゼント」をリリース。2018年、ビクターより全曲自身で作詞作曲を行ったメジャー 1stアルバム『Here We Go』を発表。2020年11月25日、ニューアルバム『Cure』をリリースする。InformationNew Release『Cure』(収録曲)01. Cure02. 君とはもう逢えなくても (Produced by 亀田誠治)03. ギブス (Produced by 亀田誠治)04. Endless Summer (Produced by 後藤正文)05. Ain’t Nobody Know (Produced by 後藤正文)06. アンリーシュ (Sound Produced by 堀込高樹)07. Lost Stars (Sound Produced by 堀込高樹)08. Again (Produced by Kan Sano)09. Don’t be afraid (Produced by Kan Sano)2020年11月25日発売*CD収録内容は全形態共通。(通常盤)UCCJ-2183(SHM-CD)¥3,080(税込)(初回限定盤)UCCJ-9225(SHM-CD+DVD)*ボーナスDVDにはMusic Video2曲を収録。01.「君とはもう逢えなくても」(Music Video)02.「君とはもう逢えなくても」(Music Videoメイキング+インタビュー)¥3,850(税込)
2020年11月20日女優の小西真奈美(こにし・まなみ)さんが、2020年8月10日にインスタグラムを更新。プライベート感あふれるメガネショットでファンを悶絶させています。小西真奈美、レアなメガネショットを公開小西真奈美さんはメガネ姿でリモートミーティングに参加。自宅で仕事をしているとメイクが手抜きになってしまいがちだと明かし、すっぴん風の自撮りを公開しています。 View this post on Instagram リモートミーティングはメイクが手抜きになってしまいがちで(^_^;) そんな時には眼鏡が大助かりです。 #ありがとうメガネ A post shared by 小西真奈美 (@manami.official) on Aug 9, 2020 at 10:09pm PDTオフモード感満載の小西真奈美さんの姿に多くのファンが「かわいい」「最高」と反応。手抜きメイクでも変わらぬ美しさに、驚きの声を上げています。・お化粧、手抜きでもかわいいです!・どうしてそんなに美しいの?私の癒しです…。・眼鏡がとっても似合ってますよ!ずっと変わらずきれいです。いつ見ても美しい小西真奈美さんから、これからも目が離せませんね!小西真奈美の現在は?結婚して旦那がいるとのウワサは本当なのか[文・構成/grape編集部]
2020年08月13日女優の小西真奈美(こにし・まなみ)さんが、2020年7月16日にインスタグラムを更新。「熱中症になりかけた」という報告をし、心配の声が上がりました。小西真奈美、「気が付いたら耳まで真っ赤に…」ソーシャルディスタンスを保ちながら、撮影に奮闘している小西真奈美さん。この日は集中しすぎたのか、ふと気が付くと頭が熱く、耳まで真っ赤な状態になっていたといいます。 View this post on Instagram A post shared by 小西真奈美 (@manami.official) on Jul 16, 2020 at 1:07am PDTどうやら『室内熱中症』になりかけていたようで、水分補給などの措置でなんとか回復。最後に「室内熱中症にお気を付けて」と呼びかけています。するとファンからは「大丈夫?」「大変でしたね」と小西真奈美さんの体調を気遣う声が寄せられ、改めて熱中症の怖さに気付いた人も多かったようです。・大丈夫ですか?あまり無理なさらぬよう。・マスク姿も美しい…。でも、体調には気を付けてくださいね。・大事に至らなくて本当によかったです。次の作品も楽しみ!・こわいですね。そろそろ注意しないといけない時期になりますね。熱中症というと屋外でなるイメージが強いかもしれませんが、室温や湿度が高いところ、風通しの悪い場所、長時間水分補給をしない作業現場でも気を付けなければなりません。また、最近は新型コロナウイルス感染症の予防のためにマスクをしていることが多いので、より注意が必要です。梅雨が明けた後には気温が上昇します。小西真奈美さんのような症状を感じる前に、こまめな水分補給などを行い、熱中症予防に努めたいですね。小西真奈美の現在は?結婚して旦那がいるとのウワサは本当なのか[文・構成/grape編集部]
2020年07月17日女優の小西真奈美(こにし・まなみ)さんが、2020年7月11日にインスタグラムを更新。メカジキのソテーを作ったことを報告し、「おいしそう」「本当に作ったの?」と反響が寄せられています。小西真奈美の手料理に「おしゃれ!」小西真奈美さんは『レモンオリーブオイル』を使った、ハーブたっぷりのメカジキのソテーを手作り。まるでレストランで撮影したかのような写真を公開しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 小西真奈美(@manami.official)がシェアした投稿 - 2020年 7月月10日午後7時58分PDTシンプルな皿に美しく盛り付けられた料理は、まるでプロが作ったような仕上がり!小西真奈美さんの料理を見たファンは、その腕を絶賛しています。・何!!このおしゃれな盛り付け…。・おいしそう!かわいい上に料理もできるなんて、完璧ですね。・健康によさそうなレシピですね。私にも作れるかなぁ。ちなみにこの料理の要となるレモンオリーブオイルは、小西真奈美さんが前日の投稿で紹介していたもの。 View this post on Instagram A post shared by 小西真奈美 (@manami.official) on Jul 9, 2020 at 9:42pm PDTどんな食材にもマッチしやすく、「爽やかコクうま」な仕上がりになるそうですよ!このほかにも、小西真奈美さんのインスタグラムには手料理の写真がズラリ。 この投稿をInstagramで見る 小西真奈美(@manami.official)がシェアした投稿 - 2020年 7月月3日午後8時48分PDT この投稿をInstagramで見る 小西真奈美(@manami.official)がシェアした投稿 - 2020年 7月月4日午後6時06分PDT美しく、料理も上手な小西真奈美さん。これからも多彩な魅力でファンを魅了してくれることでしょう。小西真奈美の現在は?結婚して旦那がいるとのウワサは本当なのか[文・構成/grape編集部]
2020年07月14日女優の小西真奈美(こにし・まなみ)さんが、2020年6月29日にインスタグラムを更新。世界的名画『モナリザ』とのツーショットを投稿し、多くの反響が寄せられています。小西真奈美、『モナリザ』と美の競演!小西真奈美さんは「いつかのパリ」とつづり、フランスにある『ルーブル美術館』で撮影した写真をアップ。 View this post on Instagram A post shared by 小西真奈美 (@manami.official) on Jun 29, 2020 at 3:49am PDT奥には画家であるレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた傑作『モナリザ』が写っており、思わず小西真奈美さんの美しさと比べてしまう人が続出しました。・横顔がきれい!モナリザにも負けない美しさ!・手前にもモナリザがいた。透明感が半端ない!!・本当に美しい…。輝いて見えます。同月27日からインスタグラムで、『いつかのパリ』と第して写真を投稿していた小西真奈美さん。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram いつかのパリ。 photo by 友達 また元気に会える日が、 早く来るといいな☺️ #パリ#海外#友達#写真 A post shared by 小西真奈美 (@manami.official) on Jun 26, 2020 at 11:19pm PDT View this post on Instagram ごめんね、男の子っ! 悪気はないのっ 偶然だったのっ #いつかのパリ2 A post shared by 小西真奈美 (@manami.official) on Jun 27, 2020 at 11:09pm PDT「また元気に会える日が、早く来るといいな」とつづり、パリを再び訪れることを夢見ているようでした。いつまでも美しい小西真奈美さんから、これからも目が離せませんね!小西真奈美の現在は?結婚して旦那がいるとのウワサは本当なのか[文・構成/grape編集部]
2020年07月02日女優の小西真奈美(こにし・まなみ)さんが、2020年6月19日にインスタグラムを更新。マスク姿を公開するやいなや、「小顔すぎる」と多くの反響が寄せられています。小西真奈美、マスク姿でも分かる美女っぷりでファン魅了長い自粛期間を経て、仕事を再スタートしている小西真奈美さん。現場では新型コロナウイルス感染症予防を徹底していることを報告し、マスクを着用した自撮りショットをアップしています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by 小西真奈美 (@manami.official) on Jun 19, 2020 at 2:27am PDTとても小顔なことで知られる小西真奈美さんだけに、マスクのヒモが若干、ゆるんでいるように見えますね。そして、マスク越しからも分かる美女っぷりに、多くのファンが「かわいい」「きれい」と称賛のコメントを寄せています。・マスクが大きく見える。やっぱり顔が小さいからやぁ!・目だけで美しいって分かります!テレビや雑誌などで拝見するのを楽しみにしています。・お疲れさまです!今日もべっぴんさん。小西真奈美さんは同年5月25日の投稿で、創業150周年を迎える『コニシ株式会社』の木工用ボンドの広告に起用されたことを報告。ここでは『ボンドガール』になったキュートな姿を公開し、話題になっていました。 View this post on Instagram 皆さまお馴染みのこのボンド。 実は『コニシ株式会社』さんという 今年で創業150周年という とっても長い歴史のある会社で 作られているって知ってました?☺️ 私も。 コニシ☺️ 撮影はだいぶ前。 終始笑いの絶えない 素晴らしいスタッフさんたちとの 撮影でした。 自宅で時間を持て余したら、 ボンドで何か製作。 いかがでしょっ。 私は『ボンド裁ほう上手スティック』 というものを使用して マスクにトライしまして、 かなり簡易的なモノですが、 40秒で出来ましたっ しかも丈夫っ #ボンド裁ほう上手ステック #ガーゼ #自宅にあったゴム(柔らかいモノをチョイス) #ボンド #コニシ株式会社 #小西真奈美 #初代ボンドガール #詳しくはLINEブログにリンクを貼ってます☺️ A post shared by 小西真奈美 (@manami.official) on May 24, 2020 at 8:42pm PDT小西真奈美が『ボンドガール』に!?衝撃的なビジュアルにファン「そっちかよ!」きれいさもかわいらしさもあわせ持つ小西真奈美さんに、これからも注目です!小西真奈美の現在は?結婚して旦那がいるとのウワサは本当なのか[文・構成/grape編集部]
2020年06月23日女優の小西真奈美(こにし・まなみ)さんが、2020年5月25日に自身のインスタグラムを更新。『ボンドガール』になった姿を公開し、多くの反響が寄せられています。小西真奈美の『ボンドガール』姿にファン騒然小西真奈美さんは、2020年で創業150周年を迎える『コニシ株式会社』の木工用ボンドの広告に起用されたことを報告。インスタグラムで、キュートな『ボンドガール』姿を3回に分けて投稿しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by 小西真奈美 (@manami.official) on May 24, 2020 at 8:42pm PDT View this post on Instagram A post shared by 小西真奈美 (@manami.official) on May 24, 2020 at 8:39pm PDT View this post on Instagram A post shared by 小西真奈美 (@manami.official) on May 24, 2020 at 8:39pm PDT『ボンドガール』といえば、一般的には映画『007』シリーズに登場するヒロインのことを思い浮かべる人が多いでしょう。そんな予想に反して『木工用ボンド』に扮した小西真奈美さんの姿に、多くの人がツッコミを入れ、そのかわいさを称賛しました!・超超超超、かわいすぎます…。・そっち!?面白いですね。・動いているところが早く見たいです!・ボンドガールってそっちかい!でもかわいい。撮影は終始笑いの絶えない中で行われたといいます。小西真奈美さんの表情から現場のよい雰囲気が伝わってきますね。美しさとかわいさ、そしてユーモアを持ち合わせた小西真奈美さんに、今後も注目ですね!小西真奈美の現在は?結婚して旦那がいるとのウワサは本当なのか[文・構成/grape編集部]
2020年05月27日2019年秋にNetflix映画として配信された、日本を代表する鬼才・園子温監督、椎名桔平主演による『愛なき森で叫べ』が、4月30日(木)よりNetflixオリジナルシリーズ「愛なき森で叫べ : Deep Cut」として再編集されて配信されることになった。『愛なき森で叫べ』は、実際の事件からインスパイアされた狂気と愛憎が渦巻く戦慄のサスペンス・スリラー。もともとドラマシリーズとして企画されて撮影された本作は、その後、編集過程で没入感を最大限に引き出すため、エピソードを区切らずにシームレスの形で151分の映画フォーマットとして完成された。オリジナル脚本をベースとしたドラマシリーズ版では、稀代の詐欺師・村田(椎名さん)の大胆な騙しの手口と残忍性、そんな村田をモデルにしたシン(満島真之介)たちの自主映画シーン、村田の餌食となる妙子(日南響子)と美津子(鎌滝えり)の高校時代などが追加。映画では明かされなかったキャラクターをより深く掘り起こし、また過激描写などを含めた園監督の世界観が贅沢に盛り込まれた全7話のドラマシリーズとなる。ストーリー1995年。愛知県豊川市から上京したシン(満島真之介)は、ジェイ(YOUNG DAIS)とフカミ(長谷川大)に声をかけられ、彼らの自主映画制作に参加。知人の妙子(日南響子)と美津子(鎌滝えり)に出演を依頼する。彼女たちは高校時代、憧れであったクラスメイトが交通事故で急逝するという衝撃的な事件から未だ逃れられずにいた。引きこもりとなっていた美津子に村田(椎名桔平)から電話がかかってきたのは、世間が銃による連続殺人事件に震撼していたころ。村田は「10年前に借りた50円を返したい」という理由で美津子を呼び出し、巧みな話術とオーバーな愛情表現で彼女の心を奪っていく。だが、村田は冷酷な天性の詐欺師だった。自身の姉も村田に騙されていた妙子によって彼の本性を知ったシンたちは、村田を主人公にした映画を撮り始める。やがて村田は、美津子の父・茂(でんでん)や母・アズミ(真飛聖)をも巻き込み、事態は思わぬ方向へ転がり始める...。Netflixオリジナルシリーズ「愛なき森で叫べ : Deep Cut」は4月30日(木)よりNetflixにて世界190か国で配信予定(全7話)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年04月03日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の小西桜子さんです。「ダンスや歌など表現に繋がる仕事もやっていきたい!」と話す小西さんの魅力に迫りました。初々しさと堂々とした演技力の両面の魅力を持つ注目新人!デビュー1年で、映画『初恋』のヒロインに大抜擢。「子供の頃は引っ込み思案だったけど、最近は取材が増えて必死に話しています。友達には『ふわふわしてる』って言われます(笑)」。カンヌ国際映画祭でフランスを訪れた。「海外の人はフレンドリーで、緊張している私に『良かったよ』と声をかけてくれて嬉しかった。いい経験ができました!」。休日の過ごし方を尋ねると「家にいるか一人で映画やランチに行きます。海外の映画ももちろんだけど、日本の映画が大好き!特にヒューマンドラマ!」占い本でラッキー行動や運勢をチェック。占いへ行って将来のことを聞いたり、年間の占い本で今日の運勢を見ます。インドア派だから本や漫画が好きです。月1冊ペースで読書。最近は恩田陸さんの『歩道橋シネマ』が面白かった。小学生の頃から好きな餃子に再びハマり中。よくチルドの野菜餃子を自宅で焼いて食べます。もちもちの皮が好き!こにし・さくらこ1998年生まれ。2019年に女優デビュー。約3000人の応募からヒロインに選ばれた映画『初恋』が2月28日に、出演映画『猿楽町で会いましょう』が6月5日公開。※『anan』2020年3月4日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・倉田 強ヘア&メイク・松田 陵(Y’s C)文・三谷真美(by anan編集部)
2020年02月28日映画『ファンシー』の公開記念舞台あいさつが8日、東京・新宿のテアトル新宿で行われ、永瀬正敏、窪田正孝、小西桜子、廣田正興監督が出席した。廣田正興監督の長編デビュー作となる本作は、廣田監督が約20年間の構想期間を経て、山本直樹原作の短編『ファンシー』にオリジナル要素を大幅に付け加え、現実とファンタジーの狭間で揺れ動く男女3人の関係性をスリリングに描いたもの。元彫師の郵便屋(永瀬正敏)、ペンギン(窪田正孝)、月夜の星(小西桜子)の3人が、それぞれの愛を探し求める。前日が公開初日ということで、この日は公開記念舞台あいさつが行われ、本作で長編デビューとなった廣田監督と20年来の知り合いだという永瀬は「監督が商業デビューするならこの作品でと仰っしゃり、その際は出てくださいと言われたので軽く『いいよ』と言ってしまいました(笑)。約束を守れてよかったですし、監督が諦めない気持ちをずっと持ち続けていて素晴らしいと思いました。今回はお声を掛けていただいて即決でしたね」と廣田監督の夢が叶って満足そうだった。窪田は「原作にもありますけど、とにかく冷やしました。冷やしすぎて現場で高熱になり、撮影を一瞬止めてしまいました(笑)」と苦笑い。窪田と初めてガッツリ芝居をしたという永瀬は「人類を超えていますからね。鳥類を世界で演じられるのは2人か3人しかいないんじゃないんですか。自分のペンギン像を持っていて、ペンギンんにしか見えませんでしたよ」と絶賛すると、窪田も「永瀬さんとの共演は背筋がピリッとしました。すごい緊張もあったんですが、それを感じさせないように現場で努めてくださいました」と永瀬の心遣いに感謝しきりだった。廣田監督と同様に商業映画デビュー作となる小西は「映画で見ていた方々だったので緊張しました。こんな日が来るとは思わなかったですね」と喜び、「窪田さんは本当に優しくしていただいて、最初からフランクに話しかけてくださったので緊張がほぐれました。永瀬さんも優しくて、初めての映画がお2人がお相手で心から良かったと思います」と感謝の言葉。小西について永瀬が「原作から飛び出たような感じでピッタリだと思いました。最初が僕っていうのはすみませんね。もうちょっとイケメンの若い方が良かったかな(笑)」と自虐的に語り、窪田も「本当に真っ直ぐさでは誰にも負けないんじゃないかな。何者でもない透明な桜子ちゃんの心がそのまま役に浸透していて、それを真正面で受けた時に汚れたと思いましたね。汚れている俺がダメだと思ったし、真っ直ぐな桜子ちゃんに救われました」と賞賛していた。
2020年02月09日永瀬正敏、窪田正孝、小西桜子らが出演する、山本直樹の異色の短編漫画の実写化『ファンシー』。この度、本作の撮影現場の様子を写し出したメイキング写真が到着した。今作が長編デビューとなる廣田正興監督が、約20年間の構想期間を経て、原作にオリジナル要素を大幅に付け加え実写化する本作。永瀬さん演じる元彫師の郵便配達員と、詩人のペンギン(窪田さん)、少女のように夢見がちな月夜の星(小西さん)、現実とファンタジーの狭間を揺らめく3人の関係性をスリリングに描く。本作の撮影は長野県千曲市と東京近郊、半々で行われ、クランクインは小雨も散らつく千曲市の鷹巣(永瀬さん)が住む家屋兼彫鷹(=彫り師の仕事場)の前のシーンからスタートしたそう。そして、監督がこだわった温泉街である千曲市の上山田温泉街を中心に、普携寺やカラコロの湯、戸倉駅、上山田庁舎、上山田ホテルなど、様々な場所で撮影された。そんな撮影現場の様子を写した今回の写真では、キャストたちと監督の真剣な表情や笑顔も少し垣間見える。『ファンシー』は2月7日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ファンシー 2020年2月7日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開Ⓒ2019「ファンシー」製作委員会
2020年02月05日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は園子温監督のネットフリックスオリジナル映画『愛なき森で叫べ』をご紹介します。■Netflixオリジナル映画『愛なき森で叫べ』。10月11日よりNetflixで全世界190カ国に配信予定実際に起きた事件にインスパイアされた本作。園監督は過去にも映画『冷たい熱帯魚』(’11年)、『恋の罪』(’12年)と、猟奇的な殺人事件を基に作品を撮っています。これら過去作を知る人はさらに、そうでない人は視聴後、その世界観にしばらく圧倒されることでしょう。中心人物は、巧みな話術で人々を籠絡していく詐欺師・村田(椎名桔平)。その口のうまさでひきこもりの美津子(鎌滝えり)や上京してきたシン(満島真之介)らを精神的に支配、洗脳し、事件を起こしていきます。はたから見ればうさんくさい人物の行動も、洗脳されたらすべてが救世主に思えてしまう怖さ。残忍に人が殺され、被害者が一転して加害者にもなり事態は混乱の様相を呈していきます。私たちの日常は、会社や親、配偶者など、何かに支配されています。そこに規律があるから統制がとれているのですが、支配が洗脳に発展し、一度規律を超えてしまったものは、際限なく暴力という形で表出していくのだなと思いました。前半は少し牧歌的かとも思える展開ですが、しだいに愛情が渦巻き、迎える予想外の結末。英語のタイトルの意味が『愛の森』と邦題と逆なことにも混乱しますが、そこは意図的なのでしょう。
2019年10月20日小西康陽によるPIZZICATO ONEが本日10月15日、ビルボードライブ大阪で公演を行う。90年代に一世を風靡した「渋谷系」の先駆的存在といえば、小西と野宮真貴によるピチカート・ファイヴ。1984年の結成から2001年までの活動は、今もなお時代の1ページとして語り継がれている。リーダーであった小西は現在も作詞・作曲・編曲・プロデュース、DJや文筆家としても活躍。PIZZICATO ONE名義では、これまでアルバム『11のとても悲しい歌』と『わたくしの二十世紀』の2作を発表し、好評を得てきた。本日のバンド編成はピアノ、ダブルベース、ギター、ドラムス、ヴィブラフォン。客演ボーカルは呼ばずに、小西自身が歌を担当するという。ライブレコーディングも予定されているとのことで、ほどよい緊張感がただようライブとなるだろう。ぜひ現在の小西康陽を目撃してほしい。■公演情報PIZZICATO ONE日時:10月15日(火)1st Stage 開場17:30/開演18:302nd Stage 開場20:30/開演21:30場所:ビルボードライブ大阪
2019年10月15日小西康陽によるPIZZICATO ONEが本日10月11日、ビルボードライブ東京で公演を行う。90年代に一世を風靡した「渋谷系」の先駆的存在といえば、小西と野宮真貴によるピチカート・ファイヴ。1984年の結成から2001年までの活動は今もなお時代の1ページとして語り継がれている。リーダーであった小西は現在も作詞・作曲・編曲・プロデュース、DJや文筆家としても活躍。PIZZICATO ONE名義では、これまでアルバム『11のとても悲しい歌』と『わたくしの二十世紀』の2作を発表し、好評を得てきた。本名義でのビルボード東京における公演は2015年以来4年ぶりとなる。本日のバンド編成はピアノ、ダブルベース、ギター、ドラムス、ヴィブラフォン。客演ボーカルは呼ばずに、小西自身が歌を担当するという。ライブレコーディングも予定されているとのことで、ほどよい緊張感ただようライブとなるだろう。ぜひ現在の小西康陽を目撃してほしい。■公演情報「PIZZICATO ONE」10月11日(金)1st Stage 開場17:30/開演18:302nd Stage 開場20:30/開演21:30場所:ビルボードライブ東京10月15日(火)1st Stage 開場17:30/開演18:302nd Stage 開場20:30/開演21:30場所:ビルボードライブ大阪
2019年10月11日『愛のむきだし』、『ヒミズ』、『冷たい熱帯魚』など、人間の裏表を強烈な映像で描き出し、国内外に熱狂的なファンを持つ園子温監督。そんな園監督の現場に、俳優の満島真之介が従事していたことは、広く知られたことだろう。園ワールドに魅せられ、映画の世界に飛び込み、助監督として作品に携わり続けた満島さん。やがて、彼の才能は演者としても花開き、今日の活躍に至る。ふたりが監督×役者としてタッグを組んだ3本目が、Netflixオリジナル映画『愛なき森で叫べ』である。実際の猟奇的殺人事件にインスパイアされ、大胆なオリジナルの物語として紡ぎ上げた戦慄のサスペンス・スリラーとなった『愛なき森で叫べ』。1995年、銃による連続殺人事件が世間を震撼させていた東京にて、田舎から上京したシン(満島さん)は、妙子(日南響子)と美津子(鎌滝えり)とともに、自主映画の撮影に参加する。その頃、美津子は村田(椎名桔平)という男に夢中になっていた。人当たりがよく紳士的に見える村田だが、実は天性の詐欺師で、美津子ならずシンたちまで支配していく。ふたりの関係性をなぞり、「師弟対談ですね」と水を向けると、園監督は「いやいや」と首を振ってみせたが、満島さんは大きな瞳を爛々と輝かせうなずいた。「園監督のもとで育った」という経験と誇りが満島さんの大きな軸となっていることに違いはなく、この後のインタビューでは、満島さん目線での園監督、園監督から見た満島さんの姿など、幾多もの貴重なエピソードや思いが語られることになった。久しぶりの再会で園監督が感じた満島さんの存在「姉貴以上に、吸収力がすごいのかな」――園監督と満島さんは、満島さんが10代のときからのお付き合いなんですよね。満島:そうです。18歳のときからなので。親元を離れてからの僕のことを知っているのは園さんぐらい。そんな人っていないだろうから、いわゆる「映画監督の園子温」という、皆さんとの距離感とは、ちょっと違うかもしれないですね。不思議なんですよ。お兄さんのような存在でもあるし、人生で切っても切り離せない関係なので。園さんと出会って「これだけ経ったんだな」と、いまになって感じることがたくさんあります。――本作で満島さんが演じたシンは、自主映画サークルの仲間たちと「ぴあフィルムフェスティバル」を目指すという、園監督の若いときを投影しているような役です。満島さんにオファーしたのは、これまでの関係性があったから、というのも大きいですか?園監督:やっぱり「もう1回やりたいな」って、そういう感じがあったんですよね。最初に満島真之介と出会ったのは、もちろん満島ひかりから紹介されて、なんですよ。高校卒業したての子で、何がしたいのかはよくわからないけど、毎日何かをしている感じで。雨になると、なぜか濡れるためだけに外に飛び出して「雨って最高!!」とか言っていて。満島:(笑)。園監督:俺が知っている真之介は、全然映画の知識もなくて、雨とか風とかに興味があって、電車でフラフラ旅に出たり、という人だった。とにかく、謎が多くて。けど、久しぶりに会ったら、映画もいっぱい観ているし、知識もすごいあって、同じ世代の役者と断然違う知識量と経験値を持っているから、もしかしたら姉貴以上に、吸収力がすごいのかなと思っちゃうときがあった。詳しくいろいろなことを知っているのは、日本の役者では稀有というか、珍しい存在だよね。とにかく視野が広いし、異様にワールドワイドに物事を考えられる人間だから。世界レベルで言えば当然なんだけど、その世界レベルに到達してる日本の役者はなかなかいないから、そういう意味では、彼は世界で戦える役者なんだなと思いますけどね。満島:でも、それは、俺がまだ何もない、何も知らないときに、園さんが調べていたこととか、観ていた映画だったり、読んでいた本、資料みたいなものがずっとそばにあったからです。社会や世界で起きていることにフォーカスを当てて、映画をどう作るかをずっと向き合っていた園さんが、楽しそうに調べている姿とか、映像を観ている姿を側で見ていたから、僕の中では当たり前だった。園さんが、18歳のときから見せてくれていた背中があったからこそ、自分が求めるものが、幅広いものになっちゃうんです。何も知らない自分に、スポンジが水を吸収するようにいろいろな情報や知識を伝えてくれたから、ひとりになっても、その先を求める自分がいるんですよね。同じ時間をまた共有できる喜び「園さんが作っている作品に常に関わっていたい」――園監督のもとで助監督をなさっていた満島さんですが、役者になると思っていましたか?園監督:思っていなかったし、そういう気配はなかった。けど、才能はあるだろうなと思っていました。しばらく全然会えない時期があって、それで、真之介が芝居をやり出したと聞いたんです。舞台とかを観に行ったりしたけど…最初のうちは自分とやらないで、どっかでやっているのを観て、「ちょっと歯がゆいな、俺もやってみたいな…」って。満島:(笑)。園監督:本当に最近になって、やっと会えるようになったんです。僕としては、まさかこういう形で真之介とちゃんと会うと思っていなかったところもあったから、あまりそういうことを思わないけど、当時、久しぶりに再会したときに「本当によかったな」と思って、それだけで十分幸福だった。幸せだったな。満島:最初、今回のお話がきたときはまだ準備稿だったんだけど、何も考えないで、すぐ「やります!」って返事をしました。やっぱり一緒に作品を作れる喜びは、本当に計り知れないんですよ。ありがたいことに、いろいろな人たちからオファーはいただきますけど、園さんはちょっと格別です。「役者として役をもらったからうれしい」とは違って、「同じ時間をまた共有できること」が、大きな喜びなんです。本当は、園さんが作っている作品全部に出たいんですよ、これから先も。常に関わっていたいという気持ちがあるのは、やっぱり特別です。――『愛なき森で叫べ』の現場も、特別でしたか?満島:現場も独特で楽しいんですよ!今回の役は、園さんの体験を追体験していると言ってもいいほど、園さんの昔のことが、このシンに詰まっているんです。メインの(村田の)お話がありつつ、シンという、園さんが若い頃に経験したことを盛り込んだ役をやれた。毎日現場で、「園さんと一緒に作っているんだな」という実感がありました。自分の人生、過去をちゃんと振り返って、「ああいうときもあったな」、「こうだったな」と、常に感じている毎日でした。そこに、新たなものがどんどん上乗せされていくから、全作品に関わりたくなるんです。もはや役者として出なくても制作側でもよくて、園さんが1から作品を作り上げるまで、ずっとそばで見ていたいんです。これからのふたり、これからはバトル――「東京ヴァンパイアホテル」、『ピアニストを撃つな!』に続き3作目ですが、これからもタッグを期待していていいですか?園監督:いまはまだ準備というか、『愛なき森で叫べ』は、ウォーミングアップ&ウェイクアップだよ。これから本気というか。満島:うん、それはわかる。これから先こそが本番です。園監督:「おう、久しぶりやな」って肩叩き合って、旧交を温めていたのがいままで。これから次にやるのは、一介の監督と一介の役者に戻って、もうちょっとバトルっつうか、『愛のむきだし』における、満島ひかりと俺の戦いのようなものを真之介と一回やらなきゃなと思ってる。いままでちょっと、あまりにも幸せで「フフフ」という感じでやっていたので、これじゃいかんなと。だから、これからのふたりも温かく見守ってくれれば。満島:ここから世界に向けて、園さんと新たな作品を作りたい気持ちがより強くなってきました。この作品は、ひとつのきっかけに過ぎないんじゃないかなと思っています。この間、僕はようやく30歳になったんですけど、やっと園さんとしっかり対峙できるような状態になり始めてきたな、と感じているんです。日本だけじゃなく、映画史に残る作品を一緒に戦って作りたい。そのときをいまかいまかと待ちわびています。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年10月08日鬼才・園子温がNetflixと組んで贈る、『冷たい熱帯魚』や『恋の罪』と同様に実際の事件からインスパイアされた狂気と愛憎が渦巻く戦慄のサスペンス・スリラー『愛なき森で叫べ』。この度、待望の本予告とキーアートが解禁となった。先日、シッチェス・カタロニア国際映画祭2019 ニュー・ビジョンズ部門への正式出品が決定し、早くも世界中のファンから待望の声が寄せられている本作。主演の椎名桔平が演じる"村田丈"は、軽妙な話術で人の心を操りながら、人を人と思わぬ冷酷さを持つ“最狂の詐欺師”。大げさなポーズや誇大妄想のようなうそに笑いながらも、徹底した自己中心的な言動に背筋が凍るキャラクターとなっている。解禁となったキーアートは、そんな“最狂の詐欺師・村田丈(椎名桔平)”が不気味に微笑み、上京したばかりの青年・シン(満島真之介)、そして村田に惹かれる妙子(日南響子)と美津子(鎌滝えり)が取り囲み、騙す者と騙される者が交錯する不穏なもの。また、本予告では、村田のありえない騙しの手口と残酷さが止まらない!真っ白なスーツで芝居がかった劇的なプロポーズをしたり、これまでに騙してきた女性たちを集めてライブをしたりと大胆すぎる行動で人の心を掴みつつ、徹底的な暴力で身体を支配する村田。そんな村田を主人公に自主映画を撮ることにしたシン、ジェイ(YOUNG DAIS)、フカミ(長谷川大)の3人。村田に近づきすぎた彼らと、美津子の両親である茂(でんでん)、アズミ(真飛聖)をも巻き込み、惨劇の幕が上がる――。最後の銃声は、一体誰に向けられたものなのか、気になる映像となっている。Netflixオリジナル映画『愛なき森で叫べ』は10月11日(金)よりNetflixにて全世界190か国へ配信予定。(text:cinemacafe.net)
2019年09月18日日本を代表する鬼才・園子温が手掛け、『冷たい熱帯魚』『恋の罪』と同じく実際の猟奇的殺人事件からインスパイアされた戦慄のサスペンス・スリラー『愛なき森で叫べ』が、Netflixオリジナル映画として今秋、全世界独占配信。その場面写真が解禁となった。本作には、これまでの園監督作品を彷彿とさせるシチュエーションや、『HAZARD』(’06)、『自殺サークル』(’02)、『Strange Circus 奇妙なサーカス』(’05)、『冷たい熱帯魚』『恋の罪』(ともに’11)などに登場した村田、美津子、妙子、シンといった同じ名前の人物が次々と現れ、園監督ならではのユーモアとバイオレンスで突き進む。特に『冷たい熱帯魚』で狂気に満ちた存在感で圧倒した、でんでんによる初代"村田"は熱狂的なファンを生み出し話題となったが、本作『愛なき森で叫べ』で椎名桔平が演じる"村田丈"は、軽妙な話術で人の心を操りながら、人を人と思わぬ冷酷さを持つ最狂の詐欺師。大げさなポーズや誇大妄想のようなうそは笑いを誘いながらも、徹底した自己中心的な言動に背筋が凍るキャラクターとなっている。そしてこの度解禁されるのは、携帯を片手に不穏な表情で会話している村田丈(椎名さん)の姿をはじめ、上京してきたばかりの謎めいた青年・シン(満島真之介)、村田のターゲットとなる尾沢茂(でんでん)・アズミ(真飛聖)夫婦、妙子(日南響子)、美津子(鎌滝えり)といった主要な登場人物たちを捉えた7点の場面写真。園監督は、"村田"というキャラクターについて「僕が実際に出会った詐欺師の名前に近いんです。僕が本物の詐欺師から学んだその話術や口調をどの"村田"にも投影していますね」と、その誕生秘話を明かす。また、椎名さんは「園ワールドの歪んだリアルの中で発想した自分のアイデアを、カメラが回っているうちに監督に見せていくジャズ・セッションのような作業でした。この作品が配信されたら、映像の鮮烈さに世界中に衝撃が走ると思います」と、園監督と作り上げた作品と“村田”への自信あふれるコメントを寄せている。世界中に蔓延している猟奇的殺人事件の被害者の姿、そして彼らが加害者に転じてしまう人間社会の恐ろしさと闇を、独特のユーモアとバイオレンスで炙り出す本作。世界は再び、園子温に震撼することになりそうだ。Netflixオリジナル映画『愛なき森で叫べ』は秋、全世界にて配信予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年08月21日SCHOOL STAGE『ここはグリーン・ウッド』の公開ゲネプロが19日、東京・天王洲 銀河劇場で行われ、小西成弥、大平峻也、影山達也、長妻怜央が取材に応じた。同作は、1986~1991年にかけて『花とゆめ』(白泉社)にて連載されていた、那州雪絵の代表作。主人公・蓮川一也(小西成弥)は、初恋の女性が唯一の肉親である実兄と結婚してしまい、失恋のショックから全寮制の名門男子高校「緑都学園」に進学を決意。学園附属の寮・通称「グリーン・ウッド」は、寮長の池田光流(長妻怜央)・生徒会長の手塚忍(影山達也)・同室の如月瞬(大平峻也)を始め、“変人の巣窟”と噂される程、一筋縄ではいかない個性派な面子が揃っていた。初日公演を前に、「入学するときのようなどきどきとわくわくと緊張が入り混じってる感じ」と気持ちを表す小西。影山は「多くの方に愛されてる作品で魅力的なキャラクター、魅力的な役者が揃ったと思うので、楽しみにしていただければ」、長妻は「最初、皆さんに会った時は緊張して、僕自身がやっていけるか不安でした。しっかり演技についても教えていただき、このままずっと稽古していたいと思ったけど、やはり本番が来てしまったので、いい意味で稽古場と同じように。僕たちならやっていけると思います」とそれぞれ自信を見せた。稽古場で絆を深めたという4人だが、エピソードを聞かれると、小西は「怜央が、なんでかわからないんですけど毎日『ラーメン食べる?』って」と明かし、長妻も「僕もそれ、1番最初に思いつきましたね」と笑顔に。「毎日言われるんですよ。『成弥くん、ラーメン食べる?』『いや、今大丈夫……』って、それを1カ月くらい続けてました」という小西に、大平も「しかも朝、カップラーメン食べてるしね」と同意。長妻は「朝ごはんがカップラーメンに始まって、カップラーメンで終わる生活です」と振り返った。「これがナンバーワンエピソード」という4人だが、長妻は「(岡田)あがささんが、差し入れですごい量のラーメンをくださって。僕だけ食べちゃうと申し訳ないので、『成弥くん食べますか』と聞いてるんですけど、なぜか食べないんですよね」と理由を語る。さらに「人見知りと言ってたんですけど、めちゃくちゃ人のこといじる」と小西の印象を述べるが、大平は「稽古初日に、成弥が端っこの方で台本を開いてて、『すごいね』と言ったら、『人見知りで人としゃべれなかった』と言ってて、めちゃめちゃかわいいなと思いました」とエピソードを披露した。ほさかは、男性にも人気だという原作の魅力について「女性が書いたと思えないくらい、男子のわちゃわちゃ感が出ている。あの年代の男子たちの描き方が細かいし、キラキラしているだけでない」と分析。小西は改めて「約1カ月間稽古してきて、男子校、男子寮の感じがすでにカンパニー全体として出来上がっているので、あとはお客さんに楽しんで笑顔になって帰ってもらえれば」とアピールした。公演は天王洲 銀河劇場にて19日〜28日。
2019年07月19日園子温監督が6月25日(火)、都内で行われた「Netflixオリジナル作品祭」に出席し、最新ドラマシリーズ「愛なき森で叫べ」をアピール。今年2月に心筋梗塞と診断され、手術を受けて以来、初めて公の場に立ち「一度死んで、よみがえりました」と復活を宣言した。過酷な編集作業で、 Netflixに「慰謝料を払ってもらいたい」?『恋の罪』『冷たい熱帯魚』といった作品で国際的な評価も高い園監督が、今回も実際の殺人事件をモチーフに、善悪の狭間でうごめく人間の心理、平凡な人々が被害者、また加害者となる様子を描く。「再現ドラマには興味がないし、どうアレンジすれば、自分の物語になるかなと」(園監督)。特に編集作業に長い時間がかかったと言い「その分、すばらしいものが完成したと自負している」と胸を張った。同時に「倒れた原因はすべてこれ(笑)。編集の量がものすごくて。Netflixに慰謝料を払ってもらいたい。労災ですね」とブラックジョークも。冷淡な殺人者役で主演を務める椎名桔平は「本当の意味で、あこがれの“園ワールド”に入ることができた。オファーをいただき、内容は二の次で何でもやろうと思った」と『新宿スワンII』以来2度目のタッグに感慨しきりだった。山田孝之「全裸監督」世界190か国配信に自信!「これが日本だ」イベントには伝説のAV監督・村西とおるの半生を描いたオリジナルシリーズ「全裸監督」で主演を務めた山田孝之も出席した。「人生にスピード感があって、やってることも破天荒。とてもワクワクしました」と役どころをふり返り、本作が描く狂騒こそ「これが日本だ!」と断言。世界190か国配信に自信を示す一方、「オリンピック、大丈夫かな?僕ら、どこかの国で入国拒否されたりして」とおどけて見せた。撮影を前に、村西氏本人と対面し「少し変わったところはありますけど、あくまでひとりの人間。相手を見ながら、村西とおるになる“スイッチ”があるんだと思った」と回想。「完コピのモノマネではなく、自分なりの村西とおる像を作りたかった。全力でぶつかったので、楽しかったし、終わりたくなかった。こんなことは役者人生で初めて」と特別な思い入れを語った。中谷美紀、独自の感性で主演ドラマを語る女優の中谷美紀は、蜷川実花監督によるドラマシリーズ「FOLLOWERS」をアピール。本作では、人気フォトグラファーを演じ「わたしの人生観が水墨画だとしたら、実花さんは極彩色の曼荼羅。いかに溶け込めるか意識した」と独自の感性を披露した。写真家で劇映画『Diner ダイナー』『人間失格』の公開が控える蜷川監督が、“TOKYO”を舞台にSNSに直接的、あるいは間接的に影響される女性たちのライフスタイルを、ビビッドな映像美で活写。蜷川監督にとって「5~6年準備していた」という念願の企画で、「恋愛だけ、仕事だけという一方的な女性像の描かれ方に、以前から違和感があった。もっと多様で自立した女性の姿が、日本では描かれていなかった」と作品への思いを語った。「全裸監督」「愛なき森で叫べ」は2019年、「Followers」は2020年初頭に、Netflixで全世界190か国以上へ独占配信される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年06月25日