アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が3日、都内で行われた主演映画『鋼の錬金術師』(12月1日)の完成報告会見に、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子、曽利文彦監督とともに登場した。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯した挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリックの物語を描く。役に合わせて金髪で気合いを入れて登場した山田は「とんでもない作品が生まれたと思っています」と自信を見せる。「自分が出ている作品って、自分の粗を探したりしちゃうんですけど、それよりも作品の持ってる力に吸い寄せられた」と、心境を吐露した。今回はVFXも多用されたが、ウィンリィ役の本田は撮影中の山田を見て「何もないところでなぐったりして、どうなっちゃうのかな」と思っていたと言い、山田も「(不安)あるでしょ」と苦笑。ディーンも「僕も指ぱっちんで、本当に火が出るのかな、みたいな」と撮影中の気持ちを明かしたが、「見えないものを想像しながら自信を持って演じることができましたし、完成品として形になった時に違った感動がありました」と感想を述べた。山田はまた、ディーンについて「すげーかっこいいんですよ。横に並ぶのがきついんですよね」と苦笑。「翼は『また背、縮んだ?』みたいなこと言ってきたし」と本田と原作さながらのやり取りを繰り広げていることを明かす。一方でディーンは山田の顔について「ずっと見ていられる」と惚れ惚れした様子で、松雪も「瞳に吸い込まれちゃうみたい」と語ると、山田は「吸い込まれそうになっていたのは僕ですよ。お美しすぎて、目のやり場に困るといますか」と照れた様子を見せた。会見ではフルCGの弟・アルと、さらにスタンドインとして選ばれたのちにアルの声優に抜擢された水石亜飛夢についても話が及ぶ。山田は、今回のエド役について「間違いなく、自分の中で一番大変だった役」と断言し、「気持ちで芝居をしなければいけないのに対象物がない」と苦労を語った。山田は「人がいて一緒に会話をして、笑うとか泣くとかは人間として当たり前だけど、アルフォンスがいない時もあったし」と振り返り、「水石くんが180cmだけど、アルフォンスは220cmあるので、声が聞こえているところじゃないところ、空を見なければいけない。そういう物理的な難しさはもちろんありました」と説明。しかし、監督から「自由にやっていい、好きにやっていいよ。それにCGを乗せるだけだから」と言われたことで「気が楽になりました」と感謝を表した。
2017年10月03日俳優の水石亜飛夢が、山田涼介主演の映画『鋼の錬金術師』(12月1日公開)でアルフォンスの声を務めていることが3日、わかった。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯した挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリックの物語を描く。水石はミュージカル『テニスの王子様2nd season』(12~15)、『星の王子様』(15)などで活躍し、TVドラマ『牙狼<GARO> ~魔戒ノ花~』(14)、『ロンリのちから』(15)にもメインキャストで出演している。今回は、山田演じるエドの弟・アルの声に抜擢された。鎧の身体であるアルはフルCGで制作され、撮影現場ではモーションキャプチャーで演じられることになる。水石は100名を超えるアル役のオーディションで、ダントツの存在感を示したという。水石と山田が演じた兄弟喧嘩のシーンのあまりの完成度の高さに、そのままアルの声を担当することが決定した。曽利文彦監督は「撮影前はCGアルの声優は水石くんではなく、別の方をイメージしていました」と明かす。撮影が進むにつれ「彼のスタンドインとしての演技があまりに素晴らしく、特に兄弟喧嘩のシーンを撮影したとき、山田くんと水石くんの絶妙なコンビネーションを見て、アルの声優は水石くんで行こうと決めました」と経緯を説明。曽利監督は、「今回の大抜擢は、水石くんが実力で勝ち取ったものです。アニメ版アルの声優の釘宮(理恵)さんが実写映画をご覧になり、映画はもちろん、水石アルを大絶賛してくださったので、水石くんと一緒に飛び上がるほど喜び、私たちの判断が間違っていなかったことを確信しました」と喜びを表した。水石と撮影をともにしていた山田と本田翼は、大抜擢を知らされて大喜び。原作者の荒川も「エドとアルの2人の兄弟がそこにいました。胸を打つ素晴らしい演技でした」と絶賛する。「撮影中はアルの代役という立場でありながら、山田さんとの掛け合いがとても素晴らしいかったことから起用に繋がった。まさにアメリカンドリームのようなストーリーです。青年に成長したアルは、きっとこんな声になるんだろうなって思います」想像を巡らせた。
2017年10月03日歌手・MISIAの新曲「君のそばにいるよ」が、映画『鋼の錬金術師』(12月1日公開)の主題歌に決定したことが26日、わかった。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯した挑んだ”人体錬成”に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田涼介)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリックの物語を描く。デビュー20周年を目前にするMISIAは、『鋼の錬金術師』の大ファンだったという。実写映画化にあたって、同作の世界観、エド&アル2人の兄弟の絆からインスパイアされ、新曲を書き下ろした。40枚目の記念シングルとして、11月29日に発売される。MISIAは「もともと好きな作品でしたので、お話をいただいた時は驚き、嬉しかったです!」とオファー時の喜びを明かす。「主演の山田涼介さん演じるエドワードとアルフォンスの兄弟から感じとった歌詞に、果てしない希望を感じるメロディーとアレンジ楽曲、そして私の歌、それらを錬金して完成したものが、映画主題歌『君のそばにいるよ』です」コメントを寄せた。この主題歌に、曽利文彦監督も「ハガレンの世界観を見事に表現した主題歌と映画との一体感に気持ちが高揚します。MISIAさんも原作の大ファンだとお聞きして、この共振が本物であることを確信しました」と手応えを得た様子だった。
2017年09月26日壮大なスケ―ルと世界観、想像を超越した物語で、海を越えて世界中を魅了している傑作コミックの実写化『鋼の錬金術師』。主演の山田涼介ほか本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多ら豪華キャストが集結した本作の主題歌が、MISIAの書き下ろし新曲「君のそばにいるよ」に決定したことが分かった。幼き日に最愛の母親を亡くした兄・エドと弟・アルの波乱に満ちた旅と成長の物語を描く本作。以前から原作コミックの大ファンだったというMISIAさんは、今回実写映画化にあたって本作の世界観、そしてエドとアル2人の兄弟の絆の物語から曲を錬成、映画のために新曲「君のそばにいるよ」を書き下し!またデビュー20周年を目前に、40枚目となる記念すべきシングルとして、本主題歌が11月29日(水)にリリースされる。「もともと好きな作品でしたので、お話をいただいたときは驚き、嬉しかったです!」と今回の主題歌担当を喜んだMISIAさんは、「主演の山田涼介さん演じるエドワードとアルフォンスの兄弟から感じとった歌詞に、果てしない希望を感じるメロディーとアレンジ楽曲、そして私の歌、それらを錬金して完成したものが、映画主題歌『君のそばにいるよ』です」とコメントしている。そして主題歌について曽利文彦監督は、「ハガレンの世界観を見事に表現した主題歌と映画との一体感に気持ちが高揚します。MISIAさんも原作の大ファンだとお聞きして、この共振が本物であることを確信しました」と大きな手応えを掴んだようだ。MISIA40th Single「君のそばにいるよ」は11月29日(水)リリース。『鋼の錬金術師』は12月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月26日●「引く演技」を心がけた山田涼介全世界で累計900万部を突破、中国での映画化も決定している東野圭吾のベストセラー作品『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。日本では山田涼介、西田敏行を筆頭に魅力的なキャストが顔をそろえ、9月23日に公開された。かつて店主(西田)が人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」にたどり着いた青年・敦也(山田)と幼馴染の翔太(村上虹郎)、幸平(寛 一 郎)は、1980年とつながった郵便受けを通じて昭和の人々の悩み相談に対し返事を書くことになる。舞台は様々な時代を行き来し、絡み合っていた縁がつながっていく様子は、深い感動を呼ぶ。今回は物語を動かす、幼馴染の3人を演じた山田、村上、寛 一 郎に、撮影について話を聞いた。○3人の互いの印象は――互いに共演が初めてとのことですが、最初の印象はいかがでしたか? 撮影前に3日間のリハーサルがあったと伺いました。山田:虹郎はすごく堂々として、19歳とは思えない佇まいの人だなあ、という印象。寛ちゃんは寛ちゃんで、この見た目とは裏腹にすごく人見知りでかわいいタイプの、弟みたいな印象でしたね。リハーサルは本当に3人だけで、閉め切った空間の中でやっていました。村上:山田くんは、すごく「山田涼介だ!」という感じでした。お祓いの時に初めて会って、挨拶くらいしか会話はなかったのですが、現場に入ってからまた変わっていきました。寛一郎は共通の知り合いが多かったですし、同い年ですし、仲間意識はあって。めちゃくちゃ無口でいい人だけど、シャイだと聞いていたので、1回待ってみようとしたら、寛一郎から話しかけてくれてうれしかったです。「お、意外と話すじゃん」みたいな。寛 一 郎:山田くんはあんまりベラベラ喋るタイプではなく、いい意味で壁がある人だったので、ちょっとほっとしました。僕がすごく、わーって話しかけられたらどうしようというタイプだったので……。山田:(笑)寛 一 郎:虹郎には僕もちょっと仲間意識があったので、頑張ろうかなと、話しかけました。虹郎もフレンドリーですが、ちゃんと壁のある人だと感じていたので、ジャブ程度に(笑)。――3人がずっと一緒に撮影をされていたそうですが、自分の役についてはどう考えられていたんですか?寛 一 郎:2人と一緒にコミュニケーションをとってみないとわからなかったので、リハーサルで確認できたのが大きかったです。3人組の一人として、絵になっていればいいなと思いました。山田:翔太と敦也がパワーバランスの上の方にいるなら、幸平は少し弱々しく下の方にいて、それは寛ちゃんが持っている、おしとやかな良さが反映されていたんじゃないかなという印象でした。村上:僕は、この3人って傍から見たら悪だけど、ピュアで不器用だなと思っています。衣装合わせのときに、最初ハードロッカーのような衣装で。基本的にはもちろん選んでいただいたもので進めるので、衣装のライダースを「借りてなじませます」と言って一週間くらい着ていたんです。でも、やっぱり原作を読んで構築していたピュアなイメージと違うのかもしれない、と思って相談したんです。それで、最終的には衣装アシスタントさんの私物のコートを着ることになりました。汚すたびにアシスタントさんに、「すみません」と言っていました(笑)。――山田さんは引く演技を心がけていたと伺いました。山田:普段の職業柄、自分を出すことに重きを置いているので、引くことを要求されたことが、あまりないんですよね。アイドルの仕事をしているときに引く人なんかいなくて、「自分が1番目立ってやろう」という人が多いなかで、この『ナミヤ雑貨店~』は引くことを要求されていたので、悩みました。主張が強い顔だし。今回はみんなメイクなしと言うので、僕もほぼノーメイクで、髪もそのまま。自分の中では新しい試みでした。僕も衣装のスタジャンを借りて、自宅でテレビを見ながらとにかく毛玉を作る、という作業もしていました。主役という立場で今回やらせてもらっていますけど、みんなが主役の物語だと思ったので、主張しすぎても良くないし、とにかく引く作業をしていましたね。●初めて「1回で泣けなかった」経験○ボコボコにされるときを楽しみに――廣木監督の作品を経て演技が変わった、とおっしゃる俳優さんが多いですが、そういった経験はありましたか?村上:廣木監督の作品に出演するのは3度目ですが、まだボコボコにはされていないです(笑)寛 一 郎:すごく怖い監督って聞いていたので、ビクビクしていました(笑)村上:山田くんが長回しで泣くシーンは、何回もテイクを重ねていました。山田:ボッコボコにされました(笑)村上:結果、1回ごはん休憩をはさんでやったね。山田:(村上に)後輩が出てきた時が、きっとボコボコにされる時だよ。村上:怖い(笑)――山田さんは、その時のことは振り返っていかがでしたか。山田:泣きの芝居で、1回で泣けなかったのは、今回が初めてなんです。今まで泣けていたのは感情が全部繋がっていたからですが、今回は泣きのシーンまで1カ月スパンが空いてしまったので、なかなか難しかったです。監督からも常に、ごはんに行っているときでさえ「あそこマジ大事なシーンだから」「あそこ大丈夫化?」と言われていて、わかっていたけど、プレッシャーにやられたというか。本当にボッコボコにされました。でも芝居の難しさを学ばせてもらって、良い経験だったと思いました。廣木監督って、カメラ横に立つんです。泣きシーンのときも監督が目の前にいて、僕がしゃがんだら監督もしゃがんで。それが目に入ってダメだと思ったのですが、休憩を挟んでからの最後のテイクでは、監督が目に入らなくなりました。完全に集中できた瞬間だったんだと思います。監督が待っているのは、この演技の幅を超えた演技なのだと知ることができて、ご一緒できてよかったなと思いました。○大分は味方――今回キャラクターの中でもリアリストな人、ロマンチストな人といましたが、皆さんはどちらですか?山田:僕はロマンチストなんじゃないかな、と思います。ロマンチストじゃないとこの仕事をやっていけないと思うし。人を喜ばせるという仕事に自信を持ってやっているので、ロマンチストであるべきだなと、個人としては思っています。村上:どっちの部分もあります。なんとなく昔の時代の映画やドラマの方が人々の熱量が強い気がするんです。そう思うと、今の人たちは全体的にリアリズムが強いかなと思います。「夢なんて」って思って、でも僕らは抗って生きている。寛 一 郎:僕も、半分半分。村上:やっぱり近いね。寛 一 郎:そこは似た部分ではあると思います。村上:でも寛 一 郎は結構熱い。内に燃えてるものがあるんです。寛 一 郎:あると思います(笑)――仲の良い3人ですが、大分ロケでのエピソードなどありましたらお聞かせ下さい。村上:僕と寛 一 郎で蕎麦屋に行きました。山田くんも行けたらよかったのですが、別行動だったんです。でも蕎麦屋に行ったら、山田くんがいた(笑)。山田:行くとこ、限られてます(笑)。寛 一 郎:大分には走りに行ったようなものですね。ひたすら走ってました。それ以外のシーン、撮ってないんじゃ? ってくらい走ってました。山田:大分で僕らが走っている時に、お店の方たちも協力してくれたんですよね。僕らが通り過ぎて行ったタイミングで、順に明かりがついていく。あれ、CGじゃなくて、みなさんがタイミングを合わせてくれたんです。村上:僕たちは走り去ってる後だから、撮影現場ではあまりわからなかったのですが(笑)。山田:ファンタジーの要素も出ていて、すごく素敵なカットだなという印象が強いですね。もう、みんな仲間。大分は味方です!
2017年09月24日東野圭吾のベストセラー小説を映画化した『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の初日舞台挨拶が9月23日(土・祝)、都内で行われ、主演の山田涼介と共演する西田敏行が出席。山田さんは、西田さんがサプライズで読み上げた“感謝の手紙”に、感涙していた。手紙がつなぐ絆を描く本作にちなみ、西田さんはサプライズで山田さんに宛てた手紙を披露。「色眼鏡で見られたり、アイドルと俳優のバランスに悩んだこともあるのではないかと思っていました。でも、この作品を通して、私の心配は消えました。ちゃんと役に入り込んでいるし、仮にセリフがなくて、表情でしっかり語っていました。山田くん、あなたは俳優として、堂々とスクリーンに存在しています」と山田さんの演技を絶賛した。さらに、西田さんが「私は今年でデビュー50年になります。年齢や芸歴など関係なく、私とあなたは同じ俳優として、同じ土俵に立っていると思います。私も負けないように頑張らないといけません。また共演できる日が来ること、心から願っています」と思いを読み上げると、山田さんは感極まって、涙を流していた。サプライズの演出だったこともあり、山田さんは「いやー、びっくりしましたし、(涙が流れ)恥ずかしいですね。なんでこんなに(自分のことを)分かるんだろうなって…」と感慨しきり。「僕もいつかまた、同じ作品でご一緒できるよう、これからも頑張って精進していきたい」と気持ちを新たにしていた。どんな相談にも真剣に答えてくれる雑貨店「ナミヤ雑貨店」を舞台に、そこに届けられた手紙が時空を超えた人々の絆を紡ぎだす感動のヒューマンドラマ。第22回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門に正式招待されている。この日は山田さんと西田さんに加えて、村上虹郎、寛一郎、成海璃子、門脇麦、廣木隆一監督が登壇した。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年09月23日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が23日、主演映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)の公開初日舞台挨拶に、西田敏行、村上虹郎、寛一郎、成海璃子、門脇麦、廣木隆一監督とともに登場した。原作は東野圭吾によるベストセラー作品で、全世界で累計500万部を突破、中国での映画化も決定している。かつて人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」にたどり着いた青年・敦也(山田)と幼馴染の3人は、1980年とつながった郵便受けを通じて、昭和の人々の悩み相談に対し返事を書くことになる。ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治を西田が演じる。舞台挨拶では、作品にちなんで手紙にまつわるトークを展開。山田は、母親が最近地元で掘り返してきたというタイムカプセルのエピソードを披露した。10歳頃に書いた未来の自分への手紙に「デビューして東京ドームでライブをしている。そして家族に白い家を買ってる」と書いてあったと明かした山田は、「とりあえずドームは叶ったな、あとは白い家だなって」と今後の目標を示した。また、西田は山田に書いてきた手紙を読み上げた。サプライズで贈られた西田からの言葉に、山田は「びっくりしましたし、なんていうんだろう。なんでこう、こんなにわかるんだろうなって。なんかね……」と言葉を詰まらせ、涙を拭う。会場から悲鳴が上がると、山田は「恥ずかしいね……」と言いながら、こみ上げる涙をこらえるように俯いた。そんな山田の姿に、西田は「僕、山田くん好きですね。いいやつですよ~」とゆるめに声をかけ、「Hey! Say! JUMPも頑張ってねえ」と応援。山田は改めて「本当にちっちゃい頃からずっと映像の中で活躍されている西田さんを見てきて、『同じ映画でご一緒できる日が来るなんて』と思ってたのにも関わらず、支えてくださる」と西田について語り、「そんなに多くを話したわけでもないのに、心の中を読まれてるような内容だったのでぐっときてしまって」と涙の理由を明かした。そして「僕も本当に常に精進して頑張って、いつかまた西田さんとご一緒できるように頑張っていきたいなと思います」と今度の俳優活動への決意を新たにした。○西田敏行の手紙全文前略山田涼介様。まずはこうして一緒に『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の公開初日を迎えることができて、心から嬉しく思います。今回、浪矢のおじさんのように今の気持ちを手紙に書かせていただきました。私が初めて山田くんを知ったのはテレビのバラエティ番組。とてもキラキラした青年だなと強く印象に残ったことを記憶しています。そのあとグループ活動が多くなるのと比例するように映画やドラマなど、お芝居のお仕事で活躍する姿を拝見していました。アイドルとして、歌や踊りをたくさんのファンの方に届ける自分、俳優として役を演じる自分。私はこれまで山田くんはアイドルである自分と、俳優である自分のバランスに悩んだことがあるのではないかと思っていました。まわりから色眼鏡で見られることもあっただろうし、決して弱みを他人に見せない人柄の山田くんは、それを自分の中だけで消化することもあっただろうと想像します。でもこの作品を通して、現場での佇まい、そして完成作を見て、それは杞憂に終わりました。ちゃんと役に入り込んでいるし、仮にセリフがなくても表情でしっかりと語ってる。山田くん、あなたは俳優として堂々とスクリーンに存在しています。私は1967年にデビューし、今年で50年を迎えました。この映画と同じように昭和の中頃から今日まで長い時を経て、今ここに立っています。ですが年齢や芸歴など関係なく、私とあなたは同じ俳優として同じ土俵に立っていると思っています。今後、あなたがもっともっと俳優として大きくなることを心から願っています。私も負けないように頑張らないといけません。この先壁や障害にぶつかったり、葛藤があったり、人からいろんなことを言われることはあると思います。でもこれまでと同じように、決して心折れることなく、どうか前を向いていってください。大丈夫、あたなの未来は明るい。そう、私は確信しています。また共演できる日が来ることを心から願っています。ありがとう。西田敏行。
2017年09月23日「ジャニーズ事務所に入所したころ、幼なじみと一緒にタイムカプセルを埋めたんです。最近掘り起こしたら、面白かったですよ」 そう語るのは、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)で、主人公・敦也を演じる山田涼介(24)。敦也が32年前の手紙を受け取ってから、過去と未来がつながっていき、奇跡の展開が生まれる、という感動ファンタジーだ。 山田自身も、タイムカプセルで13年前の自分から手紙を受け取っていたようで……? 「『二十歳になったら、東京ドームでライブをして、家族に白い家を買ってあげるんだ!』とか書いてありました。当時は何も考えずに漠然とした夢物語を書いていたんだと思うけど、ドームでのライブは実現しててよかった(笑)」 スマホやSNS全盛の時代でも、「僕はどちらかというとアナログ人間」と語る。 「携帯は電話やメールができればOKだし、パソコンも得意じゃない。手紙は書くのももらうのも好きです。ファンレターもうれしい。素直な気持ちが書いてあるのがいいし、小さい子が必死に書いてくれたものとか、海外の人が辞書を使って一生懸命書いてくれたんだな、と思えるものもあります。その人たちの僕への思いが、字を見ただけで伝わってきますね。書く側で言えば、ここ最近は家族宛が多いかな。うちの家族は毎年、誰かの誕生日になると、みんなで寄せ書きのようにお祝いのメッセージを書いてプレゼントしています」 今年はHey! Say! JUMP結成10周年。メンバーには手紙を書くのだろうか? 「絶対書きたくないです。だって、気恥ずかしいから(笑)」
2017年09月23日東野圭吾による原作を、演技のフィールドでも輝きを見せる「Hey! Say! JUMP」の山田涼介と日本映画界を代表する演技派・西田敏行で映画化する『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。監督を務めたのは、若者を描くことに定評のある廣木隆一監督だ。これまで『余命1ヶ月の花嫁』などの大ヒット作や『PとJK』『娚の一生』などの人気コミックの映画化を手がけてきた廣木監督は、本作で初めて時空を超えたファンタジーに挑戦している。「“バットマンシリーズ”を撮ったクリストファー・ノーランの演出が好きなんです」と、廣木監督。「『ダークナイト』の有名な病院爆破のシーンがあると思うのですが、あのシーンは本当に病院を爆破してますよね。実際にビルを爆破しながら、それをファンタジーに落としてゆく。そういう演出が好きなんです。実際にリアルにとったものがファンタジーに演出できるということが、映画の持つ魅力だと思うんです。次はファンタジーのオファーがあったらそんな演出をしたいですね」と語り、アメコミ作品でありながら、リアルな撮影に徹底してこだわったノーラン監督が目標であることを明かした。その言葉を裏づけるように、本作では、監督はリアルな人間ドラマを大切にしたという。「実は、この作品が僕にとって初めてのファンタジーだったんですが、一番大事にしたことは、まずドラマありきということです。しっかりとした登場人物のドラマがあって、その上でファンタジーにしたいと思ったんです」。『余命1ヶ月の花嫁』や最新作『彼女の人生は間違いじゃない』など、恋、仕事、そして人生に悩む若者の心の機微を描くことを得意とする監督だが、初のファンタジーであっても、やはり人間ドラマを描くことが根幹にあったようだ。とはいえ、実際の撮影ではファンタジーとリアルの線引きに難しい部分があったようで、監督は「本当にファンタジックな雑貨店にするのか、それともリアルな雑貨店にするのかという選択が難しかった」と言う。「例えば、西田さんの衣装をみても、本当の雑貨屋さんはもう少し地味だと思うのですが、そこにある程度ファンタジー要素を加えることで、あのような少しだけファンシーな衣装になったんです。衣装1つをとっても、何度も話し合いをしました」と、今回のチャレンジへの苦労の一端を明かしている。廣木監督は、撮影現場で「俺のファンタジー分野が開けた!ディ○ニーからもオファーが来ちゃうかもな!」とおどけていたそうだが、今後ファンタジーのオファーが増えたら?と問われると「やる気満々ですね!」と笑顔で応じていたとか。そんな監督が描き出す、ナミヤ雑貨店から時空を超えて届く手紙の数々が、この秋、思いもよらない感動をもたらしてくれそうだ。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は9月23日(土・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月22日Hey!Say!JUMPの山田涼介が主演を務める感動の群像劇『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が9月23日より公開されます。本作の山田くんはスターのオーラを封印し、等身大の青年役でリアルなまなざしを見せています。山田くんが演じるのは児童養護施設で育った矢口敦也(山田涼介)。ともに同施設で育った小林翔太(村上虹郎)、麻生幸平(寛 一 郎)と共に、とある理由で女性起業家の家へ盗みに入ります。彼らの逃走先は、廃屋となっていたナミヤ雑貨店。誰も住んでいないはずのその家に、突然1通の手紙が届き、そこからいろんな人間関係が交錯していきます。やがて過去と現在のエピソードがつながっていき、ある奇蹟が…。原作は東野圭吾による同名ファンタジーで、今回待望の映画化となりました。■端正な顔立ちの山田涼介が見せた生々しい表情『金田一少年の事件簿』の金田一一や『暗殺教室』の潮田渚など、2次元の実写版キャラクターも違和感なくハマっていた山田涼介。端正な顔立ちはもちろん、生まれながらの目力で、見る者をくぎづけにしてきました。本作の後に控えている『鋼の錬金術師』(2017年12月1日公開)では、主人公エドワード・エルリックを演じます。いくら山田くんでもこの役はハードル高すぎでしょ!? と思っていたのですが、これまで築いてきた実績やその風貌により、いまから高い関心を集めています。だからこそ『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のフラットな役柄はじつに新鮮! 山田くん自身が「引いた演技を心がけた」と語っていますが、たしかに生々しい無防備な表情が映し出されています。■山田涼介、村上虹郎、寛 一 郎と次世代スターが共演層の厚いジャニーズの若手の中で頭角を現してきた山田涼介。今回は、村上虹郎や寛 一 郎など、フレッシュな次世代スターと共演し、作品に新風を注いでいます。メガホンをとったのは、廣木隆一監督。『ヴァイブレータ』(03)や『さよなら歌舞伎町』(14)など、官能系の人間ドラマから、『ストロボ・エッジ』(15)や『オオカミ少女と黒王子』(16)、『PとJK』(16)などの青春ラブコメディまで、幅広いジャンルの映画で、役者からリアルな表情を引き出してきました。若手俳優に愛のムチを与えることで知られる廣木監督。撮影前に彼ら3人を呼び出し、3日間かけて、全シーンのリハーサルをさせたとか。なるほど、だからあんなになじんだ幼なじみトリオができあがっていたんですね!なかでもクライマックスで感情がほとばしるシーンは、本作のハイライト。実際、山田くんは「この作品は学ぶことだらけでした。僕の成長過程のなかで、間違いなく大事な1ページになった作品だと思っています」としっかり手応えを口にしていました。■仕掛けが鮮やか! 西田敏行らのアンサンブルドラマに感涙『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は山田くんが主演ですが、共演も村上虹郎や寛 一 郎の他、西田敏行、尾野真千子、荻原聖人、成海璃子、門脇麦、林遣都、荻原聖人というそうそうたる顔ぶれ。その要となるのが、ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治(西田敏行)です。浪矢は当時、町の人々から手紙で悩み相談を受け、丁寧に返事を返していました。その時間軸が1980年。山田涼介演じる敦也たち3人が手紙を受け取るのが現代の2012年。いまや廃屋となった雑貨店にたまたま入った敦也たちが、時空を超えて相談者からの手紙を受け取ってしまったのです。物語が進むにつれて、1980年と2012年という32年離れた時間軸が、その間に起こったいろんな出来事や人間関係により見事に埋められていきます。最後にはすべてがつながり、涙のクライマックスを迎えるという仕掛けがじつに鮮やか!まるで各パートでアンサンブルを奏でているような味わい深い群像劇。人生を変えるようなすてきな出会いが散りばめられたこの1作は、ぜひハンカチ必携で観に行ってください。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』2017年9月23日(土)公開 公式サイト:
2017年09月22日「嵐」がゲストチームと様々な体感型ゲームで対戦する人気バラエティ「VS嵐」。その9月21日(木)放送回に「Hey!Say!JUMP」山田涼介をはじめとした映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』メインキャスト陣が参戦。「嵐」チームと熱いバトルを繰り広げる。今回ゲストチームとして参戦するのは、2007年に「Hey!Say!JUMP」としてCDデビュー、『暗殺教室』シリーズや昨年秋放送の月9ドラマ「カインとアベル」では主演を務めるなど俳優としても活躍。年末には『鋼の錬金術師』の公開も控える山田さんのほか、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「仰げば尊し」などで主演、若手俳優のなかでも大きな注目を集める村上虹郎、7月に公開され大ヒットした実写映画『心が叫びたがってるんだ。』でフレッシュな魅力を放った寛一郎、連続テレビ小説「まれ」や『オオカミ少女と黒王子』「リバース」などで知られる門脇麦、連続テレビ小説「べっぴんさん」や「火花」の林遣都、90年代から俳優として一線で活躍し続け、大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」「アルジャーノンに花束を」など数多くの出演作を持つ萩原聖人の6人。そこにプラスワンゲストとして「スピードワゴン」が加わる。抜群のチームワークを見せられると意気込む一方、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』チームの山田さんと寛一郎さん以外は番組初登場!さらに山田さんは村上さんと寛一郎さん以外とは、今日がほぼ初めましてという状況だという。果たしてチームワークを見せつけることができるのか!?元湘南ベルマーレのJr.ユースであった過去を持つ山田さんは、今回も“キッキングスナイパー”に挑戦。だが過去5回、一度もパーフェクトを出したことが無く、その過去だけをいじられ「正直、キッキングスナイパーは嫌いです」と言い放つ。そんな山田さんが「キッキングスナイパー」で、見せた奇跡とは!?対決の合間には、村上さんの母親のUAとの貴重エピソードや、さらには松本潤の大野智への知られざる思いが明らかになる。今回のゲストチームが共演した映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は人気ベストセラー作家、東野圭吾の全世界500万部を誇る人気小説の映画化作品。2012年。幼なじみの敦也、翔太、幸平の3人は、ある日夜を明かすため1軒の廃屋に忍び込む。そこはかつて悩み相談を受けることで知られていた「ナミヤ雑貨店」。いまはもう廃業しており、自分たち以外誰もいないはずの店内に、突然シャッターの郵便口から手紙が落ちてくる。なんとその手紙は32年前に書かれた悩み相談だった。敦也たちは戸惑いながらも、当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書く――。次第に明らかになっていく雑貨店の秘密と、相談者たちと敦也たちの共通点。彼らがこの雑貨店に 忍び込んだのは偶然ではなかったのか?そして、敦也たちがある人物からの“最後の手紙”を受け取ったとき、彼らの運命が大きく動きだす――。映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は9月23日(土)より全国にて公開。「VS嵐」は9月21日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年09月21日映画を観て「実際にあの場所に行ってみたい」と思うことはたくさんあるだろう。画になるカフェ、美しい海岸、歴史的建造物、眺めのいい丘…映画の登場人物たちがいた場所は特別に感じるものだ。特定の場所だけでなく、その町全体が映画の舞台となっていたとしたら、もちろんその町には行かずにいられない。映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は、大分県の豊後高田(ぶんごたかだ)にある“昭和の町”で撮影された。“昭和の町”とはその名前の通り、昭和30年代の街並みを再現した街だ。先日、実際に豊後高田を訪ねる機会があったが、本当にタイムスリップしたかのような懐かしい風景が広がっていた。なぜ、豊後高田に“昭和の町”があるのか。豊後高田は、江戸時代・明治・大正・昭和30年代にかけて国東半島で最も栄えた町だったそうで、その活気を甦らせようというプロジェクトが“昭和の町”だった。時代の流れに合わせて近代化させるのではなく、消えつつある昭和の街並みを大切に残すことを選んだ。テーマパークではなく、その商店街で人々が実際にお店を営んでいる、生活している、なんともノスタルジーな街だ。映画の舞台となる“ナミヤ雑貨店”のセットは、宮町商店街の一画に建てられた。物語は、1980年と2012年の2つの時代で描かれる。雑貨店を営みながら街の人たちの悩みを解決してきた店主、浪矢(西田敏行)が生きる1980年。そして2012年。空き家となったその店に、ある理由で忍び込んだ敦也(山田涼介)、翔太(村上虹郎)、幸平(寛 一 郎)の3人。彼らが店にやってきたその夜に過去と現在が繋がり、浪矢と敦也たちの繋がりも明らかになっていく…。過去と現在を繋ぐのが“手紙”であることもノスタルジーだ。たとえば、映画『イルマーレ』も異なる時間を生きる男女の気持ちを繋ぐアイテムはポストと手紙だった。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の場合は、手紙が投函されるのは店のシャッターに備え付けの郵便受け。店主の浪矢はその手紙に書かれた悩みに返事を書き、店の脇にある牛乳箱に入れる。牛乳箱もまたノスタルジーがある。撮影後にセットは取り壊されているが、豊後高田市のホームページを調べてみたところ、セットがあった場所でARアプリを使って撮影すると、映画の撮影当時のナミヤ雑貨店のセットと一緒に記念撮影ができるそうだ。昭和の町周辺のスポットもロケ地となっていて、そのなかでも特に美しいのは、日本夕陽百選に選ばれている真玉海岸。映画では門脇麦の登場シーンで使われているが、あの絶景は一度見てみたい。また、せっかくなので女性の願いをひとつは叶えてくれるという神社、縁結びの神様として親しまれている粟嶋社にも行ってみたいし、真玉海岸や粟嶋社などのロマンチックなスポットを結ぶ海岸線・恋叶ロード(約20km)をドライブするのもいい。映画を観て、豊後高田でロケ地を巡る旅をして、昭和の町のカフェで旅の想い出を手紙として綴り、自分宛でいい、手紙を出す──この秋はそんな旅をしてみたい。(text:Rie Shintani)(text:Rie Shintani)
2017年09月20日「僕、“商品”なんで」――。あっけらかんという表現がこれほどピッタリな口調もないという口調で山田涼介は語る。その言葉の裏にあるのは後ろ向きな感情や諦めなどではない。自分が必要とされる現場で、最もふさわしい形に己を変身するという強烈なまでのプロ意識。だからこそ普段、「Hey! Say! JUMP」の押しも押されもせぬ中心メンバーとして、華やかな衣装とメイクでスポットライトの下で歌い、踊る男は、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で、迷いもためらいもなく「“ほぼ”じゃなく、完全にどスッピン!」の状態でカメラの前に立ち、主人公・敦也を演じきった。原作は東野圭吾の全世界累計800万部突破の長編小説。山田さんが演じたのは、施設育ちの少年で、親友2人と共に、空き家となっている“ナミヤ雑貨店”で一夜を過ごすが、ポストに投げ込まれる悩み相談の手紙とその返信を書くことを通じ、時空を超えて様々な人々と繋がるという、不思議な体験をすることになる。敦也はある理由から仲間と共に犯罪に手を染めるが、山田さんが過去に映画で演じてきた役柄と比べると、エキセントリックなところのない、等身大の青年。「敦也がこれまで歩んできたバックボーンを頭に入れつつ、最終的に敦也がどうなるのか。そこへのアプローチを考えた」とふり返る。同じ施設出身の幼なじみの翔太を村上虹郎が、幸平を寛 一 郎が演じているが、大切にしたのは常に一緒にいるこの3人の空気感。「現場で『こうしなきゃ』と演じ方を考えるのではなく、その場で生まれる3人の呼吸を大事にしました。彼らは罪を犯すけど、それは3人にとっては正義であり、大切なものを守るためであり、決して根は悪いやつらじゃない。ただ、孤独であり、そんな3人が集まってる。『俺たちにしかわかんないことがある』という空気を、オフのときから大事にしていました」。監督を務めたのは、人間ドラマ、登場人物たちの感情を丁寧に描くことに定評がある=その点に関して、決して妥協することなく、何テイクも重ねることで知られる廣木隆一監督。「何も教えてもらえない現場」で自らと、役柄と、相手と向き合った。「自由にやらせていただけて、やりやすかったですが、その分、難しい。本当に何も教えてくれないんですよ(笑)。『ああしろ、こうしろ』というのが一切ない。常に試されていました。でも、それが面白かったですね」。正解が何なのかが示されない状況で、正解を模索していく――。そんな道なき道を進む、難しい作業の中で、山田さんにとって、希望の灯となったのは、ナミヤ雑貨店の店主・浪矢を演じた西田敏行の存在だった。敦也と浪矢は、異なる時代を生きており、手紙を介して繋がりを持つが、直接、向き合って会話をするシーンはない。だが、山田さんは自身のクランクインを前に、わざわざ西田さんの撮影現場に足を運び、その芝居を目に焼き付けたという。西田さんから感じたのは途方もない「温かさ」だったという。「直接、絡むシーンはないけど、最終的には繋がらないといけないので、これは西田さんのお芝居を見ておかないと、(自分の)最後のシーンの芝居ができないぞ…と思って、見に行かせていただきました。ちょうど、成海璃子ちゃんとのシーンだったんですけど、すごく面白いんです。まるで、台本を読んでいないかのような――僕らは台本を読んで、覚えて、セリフを言うんですけど、そういう作業をしていないかのようなしゃべり方をされるんです。その場でリアクションをして、すごく間をあけたりして、普通なら『あれ?セリフ忘れたのかな?』と思うような間の空け方なのに、そう感じさせずに見ていられる。その場で生まれる空気を楽しまれていて、すごく温かく、勉強になりました」。本作への出演について「俳優っていう枠に一歩足を踏み入れられたのかなと感じている」と語る山田さん。俳優としてのキャリアのスタートはグループとしてのデビューよりも早く、既に10年以上に及ぶ。にもかかわらず、そう語るのはなぜか?「この役、この現場の中で『あぁ、芝居ってこうやるべきなんだ』『これが本当の芝居なんだ』と感じる瞬間があったんですよね。そういう意味で、新たな1ページが開けたような気がしたんです」とその真意を明かす。多くのジャニーズの先輩たちが通ってきた道と言えるが、映画やドラマへの出演は、彼にとって、数ある仕事のごく一部でしかない。同世代の役者たちが俳優業だけに集中して突き進む中、グループの一員として、歌にダンス、バラエティ番組など多岐にわたる仕事を求められる。だからこそ、次々と話題の映画、ドラマに出演してきながらも、自らを“俳優”と称することにためらいを感じていたという。「“俳優”一本でやっている人たちがいる中で、胸を張って『俳優です』と言えないというか、失礼なんじゃないかという思いがありました。でも、この作品でやっと、(俳優としての)スタートラインに立てたのかな?と思えた。これから、いろんな人に嫉妬されるような役者になれたらと思います」。冒頭の言葉にもあるように、自らをあくまで“商品”とし「アパレルでシーズンごとに流行りものをマネキンに着せるのと同じで、現場によって常に変わらないといけない」と自らの立場を冷静に見つめる。「だからこそ、自分磨きを怠っちゃいけない」とも。俳優という立場で、いまの自分に何が求められているのかに関しても、極めて冷静に分析している。24歳という年齢と人気、ジャニーズとしての立場を考えれば、少女漫画などを原作にした、“壁ドン”などを含んだ胸キュン恋愛作品への出演が多くなっても不思議はないが、それについてはこんな分析を…。「立ち位置として、やっててもおかしくないけど、オファーがないのは、それをやっても当たり前すぎるんじゃないですかね?自分が演じることが意外ではないのかな?みんなが見たい山田涼介よりも、想像もできない山田涼介が求められているんじゃないかと解釈してます」。と、あれこれ考察しつつも、自ら演じてみたい役は「特にない」とそっけない。「伊野ちゃん(伊野尾慧)がバラエティで、『山本美月ちゃんとのキスが…』って話してて、そういうのも味わってみたいかなと思ったけど(笑)、やりたい役ってないんですよ。知らない自分を見出してもらうのが楽しい。これ難しいのキター!って方が、ワクワクしますね」。今回の大きな“一歩”が俳優・山田涼介をどこへ導くのか?この先、どんな想像しえない表情を見せてくれるのか?期待したい。(text:Naoki Kurozu)
2017年09月19日山田涼介主演の実写映画『鋼の錬金術師』の公開を記念して行われる「鋼の錬金術師展」のオープニングセレモニーが9月14日(木)に行われ、映画に出演する本田翼と本郷奏多、そしてハガレン展スペシャルサポーターの土田晃之が登場した。「鋼の錬金術師展」では、荒川弘の生原稿やカラーイラストが200点展示されているだけでなく、ハガレンの世界を体験できる映像演出などインタラクティブな仕掛けが満載。さらに、アニメシリーズで主人公・エドとアルを演じた声優の朴ロ美、釘宮理恵による録り下ろし音声ガイド(有料)も楽しめる。今回、一足早く本展を体験したヒロイン・ウィンリィ役の本田さんは、「チケット交換からワクワクします。嬉しいサービスが詰まっていて、中に入ってからは興奮しっぱなしでした!」、ホムンクルス(人造人間)・エンヴィー役を演じた本郷さんは「実際の筆遣いのタッチを至近距離で見ることができて嬉しかったです。プロジェクションマッピングを使った派手な演出もあり、ここでしか見れないものが沢山あります。また来たいですね!」とそれぞれ興奮気味に感想を語る。また、大のハガレンファンを公言する土田さんは、「実は細かいところにちょっとした遊び心があります。撮影できますよ、できませんよ、というマークや、トイレのマークにもぜひ注目して欲しいです!」と独自の見どころをアピール。本展は「7つのエリア」で構成されており、本田さんは「原画が並んでいるところは是非見て頂きたいです。先生が描いたものが、そのまま並んでいるのでサイズ感であったり、先生の歴史が見れます」と話すと、土田さんは「(本田さんは)かなりのファンなんです。さっき2時間位収録でまわったときも、本当にキャッキャしてました(笑)」と、本田さんのハガレンファンぶりに太鼓判。一方本郷さんは、「ホムンクルスのゾーンがお勧め。僕が演じたエンヴィーもホムンクルスのメンバーなので楽しめました」とコメントした。そして2人が出演する実写映画については、「展示会に飾ってある名シーンの数々が、劇中でそのまま描かれています。映画は原作をとても大事にしているので、皆さんが観たいシーンが詰まっています!」(本田さん)、「いままでの日本映画のクオリティじゃないレベルです。いままでの映像技術じゃない技術を使っていると思います。異国の作品で日本人が演じていて皆さんどうなの?と思っていると思いますが、払拭できていると思いますので是非見てください」(本郷さん)と力説した。映画公開記念「鋼の錬金術師展」は9月16日(土)~10月29日(日)東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)にて、11月3日(金・祝)~30日(木)大阪南港ATCミュージアムにて開催。『鋼の錬金術師』は12月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月15日「僕、しゃべるのが上手じゃないんです。すみません」 取材が始まると寛一郎は、はにかむようにポツリと一言。祖父は故・三國連太郎、父は佐藤浩市という日本映画界を代表する俳優一家に生まれた寛一郎(21)。9月23日、出演映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が公開される。 「出演作が公開されるのは2作品目なので、いい意味でなじんできました。実はスクリーンに映る自分を見ることに抵抗があって。客観視しているつもりができなくて、自分の悪いところばかりが見えてしまう。でも今はそれでいいと思っています。そこから学びたいので」 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』では同世代の山田涼介、村上虹郎と共演。2人からはどんな刺激を受けたのだろうか。 「人見知りなのでなかなか話せなくて(笑)。兄貴肌の山田くんに甘えている部分もありましたが、お芝居のなかでは意思疎通ができたと思っています。僕の最低限の会話をカバーしてくれる2人には、本当に助けられましたね」 監督からは最初の指導以降、細かい指示がなかったそうで……。 「撮影中、これで大丈夫かなって心配になったりもしました。でも作品を見たらちゃんと作品の一部になれていたので、監督のやり方で、僕を演出してくれたんだと思います。もうちょっと仕事ができるようになれば、檄を飛ばしてくれるのかな」 もともとは目指していたわけではない俳優という仕事。俳優の大先輩である祖父と父が、その世界へ導いてくれたという。 「自分にとっていちばん身近な仕事でしたし、自分を見つめ直したときに家族の見方が変わり、徐々に俳優の道に進みました。祖父も父も、言葉で何かを教えてくれるということはなかったけれど、作品や背中で見せてくれて。父の作品もすべて見ています。好きな作品は……。ノーコメントでお願いします(笑)」 物語では、どんな悩みにも答えてくれる“ナミヤ雑貨店”。もし実在したら、頼ってしまう? 「あまり真面目な悩みは書かないかな。早く髪が伸びる方法を教えてください、ですかね(笑)」 人見知りと言いながらもまっすぐに思いを語り、無邪気に笑う。好青年ぶりに今後の活躍が楽しみになる。 「尊敬する方はたくさんいますが、目指している方はいないんです。今後は自分の色を出せるよう、映画を中心に多くの作品に出て学びたいです。何をもってそう呼べるのかも含め、“いい役者”というものを追い求めていきたいと思っています」
2017年09月15日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介と、女優の門脇麦が12日、東京・ルミネ有楽町で行われた『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)公開記念 「ナミヤ雑貨店」開店セレモニーに登場した。原作は東野圭吾によるベストセラー作品で、全世界で累計500万部を突破、中国での映画化も決定している。かつて人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」にたどり着いた青年・敦也(山田)と幼馴染の3人は、1980年とつながった郵便受けを通じて、昭和の人々の悩み相談に対し返事を書くことになる。ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治を西田敏行が演じる。原作に合わせて、来場者のお悩みに回答することになった山田と門脇。「気になる人がいるんですけど、今の関係を崩したくなくて、どうしたら告白の勇気が出ますか」と、3年友達でいる男性に告白するか悩む女性からの質問に、山田は「割と”ガチ”きたぞ」と居住まいを正す。恋の相談を受けることは「なくはない」と語る山田は、「告白してみなきゃわかんないじゃないですか。崩れるかもうまくいくかもやってみなきゃわからない」と真剣に回答し、「恋って止められるものじゃないと思うんで」と名言。会場から笑いがあがると「『何を語ってるんだ』って。真面目に(相談を)受けてるんです僕は」とつっこみつつ、「人間の構造上そうなってるんですよ! きっと!」と主張した。その語調の激しさに門脇も思わず笑みを漏らすと、山田は「笑うな!」と笑顔でツッコミ。「一歩踏み出すことが大事なのかな。それで崩れるような人間関係じゃないですよ、3年間って」とアドバイスすると、門脇も「うん、めっちゃいいこと言いますね」と納得していた。さらに門脇が「恋の気持ちを捨てるというのも一つの選択だし、行ってみるのも選択だと思うし、何年か後の自分を想像した時に、後悔しない方を選んでほしいと思います」とまとめると、山田も「これです。これです、答えは」と満足げに頷いていた。
2017年09月12日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介と、女優の門脇麦が12日、東京・ルミネ有楽町で行われた『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)公開記念 「ナミヤ雑貨店」開店セレモニーに登場した。原作は東野圭吾によるベストセラー作品で、全世界で累計500万部を突破、中国での映画化も決定している。かつて人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」にたどり着いた青年・敦也(山田)と幼馴染の3人は、1980年とつながった郵便受けを通じて、昭和の人々の悩み相談に対し返事を書くことになる。ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治を西田敏行が演じる。ルミネ有楽町にオープンした「ナミヤ雑貨店」は作中の雑貨店をイメージし、衣装やパネルなどを展示。さらに作中と同じくお悩み相談のコーナーも設置した。山田と門脇は1日店長に就任し、店員のエプロンを着用、看板の序幕を行った。また、西田と廣木隆一監督から祝電も寄せられた。トークイベントでは、山田と門脇が来場者のお悩みに回答。「物が捨てられず、服などが溢れてます。どうしたら捨てられるでしょうか」という悩みについて、門脇が「私はバシバシ捨てますね」というと、山田は「参考になりませんね」と苦笑する。門脇が「また来年着れそうだな、と思ってとっといたものを、その夏に来なかったら捨てます」という具体的な方法を示すと「テレビでも言ってた」と同意していた。山田は「僕も割と捨てられないタイプなんですよ。後輩もいますしメンバーもいますし、同じサイズ感の人がいればその子にあげたりしている」と明かす。メンバーでは知念侑李に服をあげることが多いと語り、「有岡(大貴)とは靴を渡しあってますね」とエピソードを披露。「お互いに、履いてない靴で『かわいいじゃん』というのがあれば、渡しあったりとか。サイズ感が一緒なんですよ。ちょっと割と小柄なんでね」と苦笑しつつ「交換は楽しいですよ」と解決策を示した。また「来年就活で不安、したいことをどうやって見つけたらいいのか」という質問に、山田は「僕はこの事務所に入ったのはやりたくて入ったわけじゃなくて、母親が勝手に送って」と振り返る。「やってみたら好きってタイプだったんです。ここに入ったからにはあがいて上に行ってやろうと思った」と自身の経験を話した。門脇は「一番難しいのって続けることだと思うので、続けてみないと真髄って見えてこないと思いますし、そこも通った時に違うやと思ったらやめればいい」と回答。「本が好き」という相談者に、「1回そういう世界に入ってみて、いいなと思ったら続ければいいと思うし、違うやと思ったら別の道を選ぶのもアリだと思う」と語りかけた。山田は最後に「この映画を見れば、『人生死ぬこと以外かすり傷』というか。諦めなければ何度も立ち上がれるんだという気持ちになれるので」とアピール。「いい相談でしたね」と喜んでいた。
2017年09月12日東野圭吾史上、最も泣けると名高い名作の同名映画化『ナミヤ雑貨店の奇蹟』開店セレモニーが9月12日(火)、ルミネ有楽町ルミネパサージュにて行われ、主演の山田涼介(「Hey! Say! JUMP」)、共演の門脇麦が一日店長に就任した。劇中、どんな悩みも真摯に受け止め人々の悩み相談に応える雑貨店にちなみ、ふたりが観客からの悩み相談に応える一幕も。老若男女、様々な悩みが寄せられる中、3年間友だち関係にある男性に片思いしているという女性からの恋愛相談に、山田さんは「ガチなのきたぞ!」と、ワクワク顔を見せていた。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は手紙がつないだ、たった一夜の優しい奇蹟を描いた物語。時空を超え、1980年から2012年にナミヤ雑貨店に届いた手紙を、たまたま受け取った敦也(山田さん)、翔太(村上虹郎)、幸平(寛一郎)の3人。悩み相談が書かれていたその手紙に試しに返信した3人は、不思議な交流にいつしか心を奪われていく。山田さん&門脇さんは元々悩み相談はしないほうで、どちらかというと「悩み相談を受ける側」という男前なふたり。友だち関係のため告白する勇気が出ないという女性からの相談に、山田さんは、「告白してみなきゃわからない。もし、関係が崩れようが…恋って止められるものじゃないと思うので」と名言風の発言をするも、会場からは一瞬、笑い声が漏れた。敏感に察知した山田さんは「何を語っているんだ、って(笑)?」と自分自身に突っ込みを入れ、いたたまれず門脇さんが爆笑。すると、山田さんは「笑うな(笑)!」と笑顔を見せた後、「告白してみなきゃなと思うので、一歩踏み出すことが大事です。そこから決めればいいんじゃないかな」と優しく導いていた。本作の主題歌は山下達郎の「REBORN」で、劇中では門脇さん演じるセリが同名カバー曲を歌っている。美声を披露したことで話題になっている門脇さんだが、「そういう方向性になるって聞かされていなかったので、びっくりしていると同時に、とてもうれしいです」と表情をやわらげる。続けて、門脇さんは「35歳のカリスマシンガーソングライターという設定で、絶対無理と思ったけど、達郎さんの歌に助けられて、よりどころでした」と、作品と歌に想いを馳せていた。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は9月23日(土・祝)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2017年09月12日山田涼介が主演を務める、世界待望のファンタジー・アクション超大作『鋼の錬金術師』。このたび、アニメ版“ハガレン”で声優を務めた朴ロ美と釘宮理恵、そして本作でウィンリィ役を務めた本田翼との鼎談が実現!映画公式HPでの全文掲載を前に、3ショット写真が到着した。朴さんはアニメ版“ハガレン”で兄・エド、釘宮さんは弟・アルの声を担当していることでもお馴染み。実写版の本作でウィンリィ役を務める本田さんは、もともと大の“ハガレン”ファン。ハガレンの魅力は数えきれないぐらいたくさんある、と語る本田さんは、7月12日に行われたファンイベントで朴さんが好きなシーンとして挙げていた「一は全、全は一」というセリフも、その1つだと語る。「初めて漫画で読んだとき、まだ子どもだったからよくわからなかったんです。でも大人になって、今回この実写映画をやる前に、原作を読み返したら、やっとその言葉の意味に気づけたというか。『ハガレン』って子どもはもちろん、大人になってからまた楽しめる作品なんだなって、改めて思いましたね。兄弟愛も素敵だし、敵キャラクターも含め、みんな魅力的なところも大好きなところです」と、時を経ることによって気づくことができること、そして個性豊かなキャラクターも魅力だとコメント。また、アニメ版でエドの声を務めた朴さんは、「実写化と聞いたときにすごくうれしかったんです。『実写化するんだ、どの監督さんがどういうふうに作るんだろう』って思ってたら、曽利文彦監督だって聞いて、驚いて。曽利さんとは昔お仕事を一緒にさせていただいたことがあるんです」と告白。「でも、これを実写化するのってすごく大変だろうなとも思ったんだけど、トレイラー第1弾を見せていただいたとき、『めっちゃくちゃいいじゃん!もうこのまま行っちゃいなよこの世界観で!』って思いました」と、本作の予告映像を見た率直な感想をふり返った。一方、アルのアニメ版の声優を担当した釘宮さんは、「私も実写化と聞いてどうなるんだろうと思っていたんですけど、映像を見たら本当にリアルで。撮影が大変だっただろうなって思ったし、愛情や労力のかけ方がひしひしと伝わってくる映像になっていたので、ありがたいなぁと思いました」と壮大なロケやVFXを駆使した撮影に言及、「懐かしい気にもなりますし、汽車のシーンから始まって、緑がバーっと広がっていくシーンはそのままでしたよね」と、太鼓判を押している。実写とアニメのキャストだからこその視点で語られた、確かな手ごたえと完成への期待。映画公式HPにて本日9月11日(月)18時にアップされる、鼎談の全文にも注目してみて。『鋼の錬金術師』は12月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月11日女優・門脇麦(25)が、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)のシンガーソングライター・セリ役として主題歌「REBORN」のPV(セリver.)に出演し、歌声を披露。すでにYouTubeで公開されていたが、そこでのダンスが即興だったことが8日、明らかになった。東野圭吾の同名小説を原作に、Hey! Say! JUMP・山田涼介が主演を務める同作。3人の青年が一夜を明かすために空き家に逃げ込み、そこがかつて悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」だったことを知る。シャッターの郵便口から落ちてきた手紙は32年前に書かれた悩み。3人は戸惑いながらも当時の店主に代わって返事を書く。物語が進むにつれて次第に雑貨店の秘密が明らかになり、最後の手紙を受け取った時に彼らの運命が動き出す。セリは主人公の敦也(山田涼介)たちと同じ施設に育ち、手紙の返事によって人生が大きく変わり、後に国民的なシンガーソングライターになる役どころ。門脇は、PV撮影時のことを「監督から最初に髪をピンクにするよと言われ、冗談かなと思いました。PV撮影をするよと言われた時も、冗談だと思ってました」と振り返り、「しかも前日に急に『踊ってよ!』と言われて、それも冗談かなー?なんて思ってたのですが……実際にやることになってました(笑)」と即興ダンスの経緯を明かす。ミュージカルの経験はあったが、シンガーソングライター役は初めて。役の説得力を持たせるために、日夜ボイストレーニングに励んで本番を迎えたという。門脇は、「歌手の役は初めてでしたが、髪の毛をピンク色にして『REBORN』を歌っていると、自然と役になりきれました。作品に合うとてもすてきな歌だなと思いましたが、音をつかめるようになるまでは本当に難しかったですね」と正直に語る。山下達郎が歌う書き下ろし主題歌「REBORN」は、門脇の役作りにも好影響をもたらしたようだ。KADOKAWAの二宮直彦プロデューサーは、「撮影前日に監督がいきなり"踊ってみて"と提案して実現したんですよ(笑)。それにしても、あの時の門脇さんは大変だったと思います……」とコメント。PV撮影が行われたのは、美しい夕日スポットで知られる大分・真玉海岸。2月の寒風吹きすさぶ中、門脇は薄手のワンピースに裸足という姿で世界観に没入したが、撮影を終えた時の唇は真っ青になっていたという。なお、門脇は9月19日放送のNHK『うたコン』(毎週火曜19:30~)で同曲をテレビ初歌唱する予定となっている。(C)2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会
2017年09月08日発行部数世界累計7,000万部を超え、日本のみならず世界中で人気を集める荒川弘の同名漫画を原作に、山田涼介主演で実写映画化する『鋼の錬金術師』。この度、本作の本ポスタービジュアルが公式サイトにて公開された。今回公開された本ポスタービジュアルには、物語を彩る総勢13名の主要キャラクターが大集結!錬成ポーズをする山田さん扮するエドや身構えるアルを始め、ウィンリィ(本田翼)、焔を錬成することができる錬成陣が描かれた手袋をはめたマスタング大佐(ディーン・フジオカ)、二丁の銃を構えるホークアイ中尉(蓮佛美沙子)、妖艶な表情を浮かべ長い爪を見せる“色欲”ラスト(松雪泰子)、“嫉妬”エンヴィー(本郷奏多)、“暴食”グラトニー(内山信二)。さらに、いままで明かされていなかった國村隼演じるDr.マルコーと大泉洋演じるタッカーのビジュアルも初お披露目された。原作では重要なカギを握る人物、マルコーは賢者の石の研究における第一人者。タッカーもまた原作ファンにはお馴染みの「人語を理解する合成獣(キメラ)」研究の第一人者という役で、エドとアルに“人体錬成”とは何かということを深く考えさせる重要なキャラクターだ。今回この2人が登場したことで、ついに主要キャラクターが勢揃いとなった。また映画完成間近ということで、曽利文彦監督からコメントも到着。監督は「長い長い製作期間を経て、映画はついに完成の日を迎えようとしています。映画でしか味わえない壮大なストーリーと映像、そして繊細な演技がスクリーンの中で躍動している作品に仕上がりつつあります」と話し、「この映画をご覧になり、皆さんがたくさん泣いたり笑ったりできるときが来ることをワクワクしながら心待ちにしています。完成の日まで、もう少しだけお待ちください」と呼びかける。公開されたポスターについては、「主人公たちに立ちはだかる敵のホムンクルスたちの存在感は映画の内容そのもの。エド&アルの兄弟はウィンリィやマスタングと共にこの映画史に残るであろう敵役ホムンクルスに打ち勝つことができるのかだろうか?壮絶な戦いの始まりを予感させる魅力的なポスターに作品への期待を高めて頂けたら有難いです」とコメントしている。なお、現在発売中の第1弾特典「アルフォンス学習帳」付きムビチケカードに続き、9月23日(土)より、5万枚限定で第2弾特典「実写×コミック コラボクリアファイル」付きムビチケカードの発売が開始される(※品切れになり次第終了)。『鋼の錬金術師』は12月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月04日好評放送中のドラマ「過保護のカホコ」に出演中の俳優・竹内涼真が9月2日(土)今夜放送の「天才!志村どうぶつ園」にゲスト出演。「捨て犬ゼロ部」の新入部員として動物保護施設で犬たちと触れあう。また「Hey!Say!JUMP」山田涼介、伊野尾慧もゲスト出演する。同番組は志村けん、山瀬まみ、「嵐」の相葉雅紀がMCを担当、「タカアンドトシ」、「ハリセンボン」、DAIGOらレギュラー出演者とゲストたちが様々な動物の飼育に挑戦したり、動物についてプレゼンするバラエティ。番組では「捨て犬ゼロ部」という企画を行っており、これまで数々のゲストが各地の犬の保護施設などを訪れ、捨てられた犬たちと触れあってきた。今回“新入部員”として「捨て犬ゼロ部」に参加することになった竹内さんは、福島県いわき市にある動物保護施設に向かう。そこで保護された犬たちを見た竹内さんが思ったこととは?そして竹内さんが「保護犬たちのために」とあることを…放送をお見逃しなく。また「Hey!Say!JUMP」のメンバーから山田涼介と伊野尾慧も番組に登場。相葉さんが犬派、伊野尾さんが猫派に分かれ、山田さんにそれぞれのかわいさをプレゼン。果たして山田さんは犬、猫どちらを選ぶのか。その答えはオンエアでチェック。そのほか「DAIGOが行く!」では沖縄県大宜味村にある建設会社へ。そこには動物が大好きすぎる会長が。一体どんな動物がいるのか…?また森泉が動物たちのために大工仕事を行う「泉組」では北海道の紋別にある「紋別市オホーツクとっかりセンター」で森さんがアザラシのために大工仕事を行なう。竹内さんが出演するドラマ「過保護のカホコ」は、女優の高畑充希が“超”過保護に育てられた主人公のカホコを演じて主演。竹内さんはそんなカホコが大学で出会う、彼女とは正反対の境遇で育った青年・麦野初を演じている。ドラマでは児童福祉施設で育った初が母親が再会。カホコと初が本気で結婚宣言し、黒木瞳演じるカホコの母と対立関係になる展開に。終盤に向けてカホコの“自立”に向けた物語が急展開しそうだ。「過保護のカホコ」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送。「天才!志村どうぶつ園」は9月2日(土)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年09月02日東野圭吾のベストセラー小説を、「Hey! Say! JUMP」の山田涼介主演で映画化した『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の完成披露試写会が8月18日(金)、都内で行われ、山田さんをはじめ、ベテラン俳優の西田敏行ら共演陣、メガホンをとる廣木隆一監督が出席した。どんな相談にも真剣に答えてくれる雑貨店「ナミヤ雑貨店」を舞台に、そこに届けられた手紙が時空を超えた人々の絆を紡ぎだす感動のヒューマンドラマ。山田さんは「原作を読んだときは、2時間にまとめるのは無理なんじゃないかと思いました。でも、考え抜かれた脚本をいただき、スタッフの皆さんの熱い思いが伝わりました」とふり返り、「人の温もりを思い出す作品。奇蹟は信じるものではなく、自分の手で手繰り寄せるものだと思った」としみじみ語った。物語のカギを握る雑貨屋店主を演じる西田さんは、「原作にはいろんな仕掛けがあるから、映像化は大変かと思いきや…、この監督はやってのけちゃう」と廣木監督の手腕を絶賛。また、「山田くんを見ていると、昔、熱心に見ていた映画『エデンの東』のジェームズ・ディーンに重なるものを感じた」と太鼓判を押していた。この日は本作が第22回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門に正式招待されることが発表され、山田さんは「うれしいですね。アジアでも愛されている原作ですし、世界に歩みを始めた作品にいろんな感想をいただければ」と喜びのコメント。映画の内容にちなみ、山田さんが「緊張の対処法は?」と西田さんに“お悩み相談”すると、西田さんは「頸椎を痛めたんで、医者に言われて、ここ4~5年は脱力しっぱなし(笑)。まあ、新人の頃から一切緊張したことはないですね。大物の証かな(笑)」と豪快に返答していた。完成披露試写会には山田さん、西田さん、廣木監督に加えて、尾野真千子、村上虹郎、寛一郎、門脇麦、林遣都が出席した。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は9月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月18日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が18日、主演映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)の完成披露試写会に、西田敏行、尾野真千子、村上虹郎、寛一郎、門脇麦、林遣都、廣木隆一監督とともに登場した。原作は東野圭吾によるベストセラー作品で、全世界で累計500万部を突破、中国での映画化も決定している。かつて人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」にたどり着いた青年・敦也(山田)と幼馴染の3人は、1980年とつながった郵便受けを通じて、昭和の人々の悩み相談に対し返事を書くことになる。ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治を西田敏行が演じる。寛一郎は、撮影現場の雰囲気について「僕と虹郎がわちゃわちゃしているのを、優しく山田くんが見守ってる」と振り返った。山田は「暗いシーンが多かったので懐中電灯を持ってたんですけど、その懐中電灯の光をお互いの顔に当てて『ウェイ』ってやってるだけだから、見守りますよね」と苦笑。「『おおなんか、かわいいな』って。かわいかったですね」と、年上らしい様子を見せた。また、19歳から51歳を演じる尾野が「ね。19歳とかね、無理があるでしょ」と苦笑すると、山田はマイクを外して「大丈夫」と声をかける。尾野が驚いて「え!?」と聞き返すと、山田は「すごい強い目で『え?』って言われました」と笑い、尾野は「そうやっておだてられ、できました!」と報告した。門脇と林は劇中歌を歌うことになるが、林は「西田さんが『麦ちゃん、素晴らしかったね』ってずっとおっしゃっていて、僕も一応歌ってたのになって……」と切ない空気に。林は「一役者として、優しい目で見てくださいとは言いたくないですが、『売れない、芽が出ないミュージシャン』という設定なので、わかった上で見てください」と訴えかけると、西田も「そういった意味では役に忠実だったと思います」と納得していた。
2017年08月18日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が18日、主演映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)の完成披露試写会に、西田敏行、尾野真千子、村上虹郎、寛一郎、門脇麦、林遣都、廣木隆一監督とともに登場した。原作は東野圭吾によるベストセラー作品で、全世界で累計500万部を突破、中国での映画化も決定している。かつて人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」にたどり着いた青年・敦也(山田)と幼馴染の3人は、1980年とつながった郵便受けを通じて、昭和の人々の悩み相談に対し返事を書くことになる。ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治を西田敏行が演じる。西田は、この場に集まった共演者について「素晴らしい日本映画を牽引する才能たちがここにいる」と絶賛。「ここにいない人たちは、ほとんど全部やめたほうがいいんじゃないかな」とジョークも飛び出し、山田が「ちょ、ちょっと」と抑え、名コンビぶりを見せた。過去と未来が交錯する構成のため、撮影時はあまり出演者たちの絡みはなかったが、西田は若者3人について「僕が子供のころ、青春の時に観た映画の人と彼らのキャラクターと重なった」と語る。山田は『エデンの東』のジェームズ・ディーン、村上は『灰とダイヤモンド』のズビグニエフ・チブルスキー、そして寛一郎は祖父である三國連太郎と重なると語ると、会場からは拍手が起こり、西田はガッツポーズで応えた。しかし、山田が「西田さんが雑誌の取材でもジェームズ・ディーンに重なったって言ってくださってすごく嬉しくて。それで『ナミヤ雑貨店』のパンフレット読んだら、『林遣都くんがジェームスディーンに重なった』って書いてあって。あれ、ちょっと待って! 俺じゃなかったっけ? みたいな」と指摘。西田は「ジェームズ・ディーンもいろいろな作品によって違うから。山田くんは『エデンの東』の時で、遣都くんの場合は『理由なき反抗』かな」と笑わせていた。また、尾野が西田のことを「としちゃん」と呼んでいることがわかると、共演者陣も次々と呼んでいくことに。西田が「コールミー"トシチャン"プリーズ!」と言うと、山田も「と~しちゃん」と呼びかけ、会場からは声にならない悲鳴が上がった。そのまま全員呼びかけていったが、最後の林は「僕はとてもとても……」と棄権。山田から「ずるいよ遣都くん!」と非難されたが、「ずるくても言えない」ときっぱり拒否していた。
2017年08月18日’07年『Ultra Music Power』でのデビューから10年。7月にはベストアルバム『Hey! Say! JUMP 2007-2017 I/O』を発売。8月11日からは全国8カ所をまわる『Hey! Say! JUMP 10th Aniversary TOUR』も控えているHey! Say! JUMP。そこで、メンバーが10年の思いを振り返り、メンバーへ感謝状を贈ってくれました。 ■伊野尾慧(27) 「山田は笑顔が素敵、って10年たって改めて思った。知念は筋肉大賞。体操の番組も決まったしね。圭人は読書大賞。現場でもよく読んでる。恩田陸さんとか。大ちゃんはデビューのころから、全然変わらないのがすごい。高木とは最近仲よくなった。海好きのところとか、似ているんだよ、意外と。光とは毎週生放送でラジオやってるけど、楽器の話とか詳しくてスゲエな、って思う。薮くんは、サッカーの知識がすごい!」 ■高木雄也(27) 「知念は映画にもバンバン出まくってるけど、意外に男らしい。裕翔は雑誌とかの取材で笑わせてくれる。だから僕らの写真に笑顔が多い。圭人はここにきて面白さが、かなり出てきた。年下なのに頼りになる有岡くん。兄みたいな存在(笑)。伊野尾とは、最近やたら仲よし。髪形まねし合ったり。光は、最近いじられるようになったし、おしゃれになった。何かあった?うちのグループにリーダーいないけど、薮がリーダー的存在」 ■岡本圭人(24) 「山ちゃんは完璧。せめて、プライベートくらい格好悪くして!(笑)カメラ好きな裕翔は、最近のツアーのリハも僕らを撮ってくれてる。大ちゃんは、コミュニケーション能力が抜群。いるだけで現場が明るくなる。雄也は、なぜだかツッコミたくなる人。伊野尾ちゃんは、毎週、早起きしてて偉い!光くんは、流行に敏感。ハンドスピナーをメンバーに広めてた。薮くんはふにゃっとした笑顔で僕らを安心させてくれる」 ■知念侑李(23) 「山田はデビュー時から、一人でドラマやったりして、先陣を切って僕らを引っ張ってくれた。裕翔は器用。お芝居とかも新しいジャンルに挑戦したり。圭人は10周年の記念の曲を作ってくれた。本当にいい曲。大ちゃんはトーク上手。番組内でフォローしてもらってます。高木はいちばんかわいい。しぐさや言動も。伊野尾くんは、何を言うかわからなくてワクワクするし楽しませてくれる。薮くんは、僕たちの成長を見守ってくれました」 ■山田涼介(24) 「知念はいつまでたってもかわいくて、永遠のペット、いや、もう世界のペット(笑)。裕翔がドラムをたたいているとき、マジ男もほれるかっこよさ!圭人は作曲のセンスありすぎ。『H.our Time』聴いて。JUMPに有岡がいるから、こういう雰囲気になれてる。大ちゃんの明るさに感謝。雄也は本当にいいヤツ。知れば知るほど好きになる。光くんは、才能が光ってる。薮くんは雑学王。何でも答えてくれて、すごいっす!」 ■中島裕翔(24) 「山田はプロ意識が高く、いちばんJUMPのことを考えてくれてる。知念のアクロバットはグループの強み。体幹のブレなさがすごい。圭人は自分の見せ方を考えてて、髪形や、写真の写り方にこだわりを持ってる。大ちゃんはいつでもどこでも明るくて安心できる。高木は最近、セクシーなフレーズがいい!いのちゃん打ち合わせでちゃんと発言したり、意外と適当じゃない。光くんのトーク&対応力によく助けてもらってます!」 ■八乙女光(26) 「山田はメンバー愛が強い。いつも感謝してる。知念は昔から変わらずかわいいし、あと10年、かわいいハズ。裕翔にカメラを教わりたい。実は俺も始めてみたいんだ。有岡はずっと変わらず、誰からもいじられる愛されキャラ。雄也は胸キュンするような、すごいイケメンボイス。伊野尾は意外と無邪気で、カメラに映ってないところではしゃいでる。薮はサッカーの知識が半端ない。お互いアラサーだから、人間ドック一緒に行こうか!」 ■有岡大貴(26) 「山田は番組とかで『僕、持ってますから』って前振りするときはほぼ失敗する。そこが面白い!知念はずっとかわいくて甘えん坊で俺たちのマスコット。裕翔は伸びしろがすごい。これからもどんどん伸びて活躍して。圭人はいまだに緊張しいで、ほっとけない存在。伊野尾の『めざましテレビ』毎週見てる。スーツ姿が様になってきたね。光は絵も描けるし、モノマネもうまくて器用。薮くんは知識がすごくて、何でも教えてくれる」 ■薮宏太(27) 「山田とは、最近、2人で食事しながらライブの話とかするけど、すごく信頼できる。知念は、完全に飯友で癒しの存在。裕翔とは趣味が合うから、一緒にライブや映画に行く仲。圭人は最近、天然でいちばんイジられてるよね。高木は、僕らに趣味を合わせてくれる人。伊野尾は同期だから付き合いは長いけど、中身はずっと変わらない。光ともずっと一緒。もう会話がいらない関係。老夫婦みたいに?(笑)」
2017年08月16日’07年『Ultra Music Power』でのデビューから10年。7月にはベストアルバム『Hey! Say! JUMP 2007-2017 I/O』を発売。8月11日からは全国8カ所をまわる『Hey! Say! JUMP 10th Aniversary TOUR』も控えているHey! Say! JUMP。そこで、メンバーが10年の思いを振り返る「JUMP大賞」を開催!メンバーそれぞれへ表彰したいことを聞いちゃいました。 【アイデアマンで賞】伊野尾慧(27) 「ほかの8人からは出ない角度からのモノの見方をしてくれるので、すごく助かりますね。建築学科を卒業しているんで、ライブでの建築部分に対しても意見を出してくれる」by 山田涼介 【ギャップがすごいで賞】高木雄也(27) 「クールに見られがちだけど、言動やしぐさがかわいいの、ピュアで。子ども向けのCMを物欲しそうに見たり、リアクションが大きかったり。僕を頼りにしてくれるところもかわいい」by 有岡大貴 【エイリアンで賞】岡本圭人(24) 「英語がうまいのはいいんだけど、日本語があやふやすぎる。日本に戻ってきてからの時間を考えても、今の日本語力はおかしい。もはや宇宙人なのかもとひそかに思ってます(笑)」by 八乙女光 【永遠のペットで賞】知念侑李(23) 「なにかしてあげたくなっちゃう。飲み物が欲しそうなときはあげたくなっちゃうし、箸ちょうだいって言われたら割箸を割って渡しちゃいます。ちょっとほっておけない存在」by 岡本圭人 【宣伝隊長で賞】山田涼介(24) 「やっぱり昔から、山田が先に連続ドラマとか出て、Hey! Say! JUMPって名前をいっぱい世間に広め続けてくれているので、宣伝隊長で賞。もうこれしかないですね。即答です」by 高木雄也 【モノマネ名人で賞】中島裕翔(24) 「何げないCMとか、お笑い芸人さんのネタとか、一回見ただけで覚えちゃって、完コピしてくれる。特徴を捉えるのがうまくて、本物を見なくてもいいくらい面白いですよ」by 伊野尾慧 【ストイックで賞】八乙女光(26) 「やっぱり彼のストイックさがメンバーを引っ張ってくれたな、と。やるときはやる、ふざけるときはふざける、っていう切り替えでメンバーもムードを作られたんじゃないかな」by 知念侑李 【出前博士で賞】有岡大貴(26) 「『ここおいしいから、今度出前してみて!』って教えてくれる。食べに行くとこじゃなくて出前(笑)。今日も教えてもらったので、明日楽しみに注文してみます!」by 薮宏太 【おにいちゃんで賞】薮宏太(27) 「2人で映画を見に行ったら、チケットの予約もして鑑賞後のカフェまで全部おごってくれた。払うよって言っても『いいよ。今度雑誌で俺のこと褒めて(笑)』って。優しいんだよね」by 中島裕翔
2017年08月16日「Hey! Say! JUMP」山田涼介と西田敏行が初共演を果たす、「東野圭吾作品史上最も泣ける感動作」を実写化した映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。この度、本作の主人公・敦也役を演じた山田さんが、名優・西田さんから“役になりきる術”を学んだことを明かした。2012年。幼なじみの敦也、翔太、幸平の3人は、ある日夜を明かすため1軒の廃屋に忍び込む。そこはかつて悩み相談を受けることで知られていた「ナミヤ雑貨店」。いまはもう廃業しており、自分たち以外誰もいないはずの店内に、突然シャッターの郵便口から手紙が落ちてくる。なんとその手紙は32年前に書かれた悩み相談だった。敦也たちは戸惑いながらも、当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書く――。次第に明らかになっていく雑貨店の秘密と、相談者たちと敦也たちの共通点。彼らがこの雑貨店に 忍び込んだのは偶然ではなかったのか?そして、敦也たちがある人物からの“最後の手紙”を受け取ったとき、彼らの運命が大きく動きだす。―隠された繋がりの謎が明らかになるとき、思いもよらない感動と衝撃のラストが待ち受ける――。本作で西田さんが演じているのは、「ナミヤ雑貨店」の店主で人々からの悩みにこたえる浪矢雄治役。敦也と浪矢雄治はスクリーンの中で絡むことはないのだが、それでも山田さんは西田さんの撮影時に今回立ち会った。西田さんの演技を見学した山田さんは、「西田さんと初めて同じ作品に出演できたことが、自分にとって本当に大きなことでした」と共演を喜び、「存在感があるのはもちろんですが、西田さんの演技はお芝居なのに、お芝居にみえないんですよね。完全に浪矢という役に入りきっていらっしゃるところを見れたことは、本当に貴重な体験になりました」と明かす。これまで、『グラスホッパー』で孤独な殺し屋“蝉”、そして 『暗殺教室』シリーズでは中性的だが暗殺の能力は高い“潮田渚”を演じてきた山田さん。本作で映画としては初めての“普通の人”を演じており、山田さんは「今回は主演ではあっても主張し過ぎずに、いかに自然にいられるか、作品に溶け込めるかをテーマにしました」と役作りを語っている。そんな普段とは違う“一歩引いた演技”にチャレンジした山田さんにとって、貴重な体験になった西田さんの演技。西田さん自身は今回の浪矢雄治に限らず、芝居をしているときに大事にしていることがあるそうで、それは「日常を活写するシーンにおいては、なるべく日常に近い言葉を選択するということ」と話し、続けて「日常会話には、『えっと』や『それでさ』のような接続語が意外に多いんです。だから僕は余計な言葉を加えちゃう(笑)。でもそれが僕のリアリティなんです。ただ、“演じていない”ということとは違い、演じてはいるわけだから難しいんだけどね」と自身の演技について語った。見学時、モニターを通して西田さんの演技を真剣に見つめる山田さんは、台本にない西田さんのセリフに気づき、改めて台本を確認、ベテランのアドリブを目の当たりにしてうなっていたという。西田さんが表現する“芝居のリアリティ”は、今回山田さんが敦也を演じることにおいて、大いなる影響を及ぼしたようだ。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は9月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年08月15日山田涼介が主演を務め、世界的にも注目を集める傑作コミックを実写化する『鋼の錬金術師』。12月1日の公開を待ちきれない「ハガレン」ファンのために、マスタング大佐をはじめ東方司令部の軍部メンバーが勢揃いした“暑中見舞い”が到着した。幼き日、大好きだった亡き母を生き返らせるため、禁断の錬金術を行ったエドとアルの兄弟。2人の錬成は失敗し、エドは左脚を、アルは身体全部を代価として“持っていかれて”しまう。瀕死のエドはとっさに自身の右腕と引き替えにアルの魂だけをなんとか錬成し、近くにあった鎧に定着させた。右腕と左脚に鋼の義肢(オートメイル)をつけた兄・エドと、全身鎧姿の弟・アルの、すべてを取り戻すための旅が、いま始まる――。このたび解禁されたビジュアルは、“鋼”の兄弟を支える、東方司令部の軍部メンバーが勢揃いしたファン必見の暑中お見舞いビジュアル!主人公・エドと弟・アルの絆を見守る“焰”の錬金術師マスタング大佐(ディーン・フジオカ)をはじめ、正確無比な腕前を持つ狙撃手であるから“鷹の目”という異名を持つホークアイ中尉(蓮佛美沙子)、エルリック兄弟の援護を務めるロス少尉(夏菜)、頭の回転が早く家族想いなマスタング大佐の親友ヒューズ中佐(佐藤隆太)、そして東方司令部で個性豊かなメンバーを取りまとめるハクロ将軍(小日向文世)が一堂に会し、敬礼する姿を収めている。さらに、タイトルロゴの「鋼」のロゴもちゃっかり「焰」に修正!?「鋼の錬金術師」の二つ名を持つエドにも、夏の猛暑にも負けないほどの、キャラクターたちの熱意と情熱を感じさせる豪華なビジュアルとなっている。映画化発表当初より、主要キャラクターのビジュアルについてSNSなどでさまざまな憶測が飛び交う中、7月12日に開催した“ハガレン”ファンイベントにてその全貌が披露されると、エドやウィンリィの再現度の高さを絶賛する人はもちろん、もはやCGを感じさせないほどの高いクオリティで描かれたアルのビジュアルにファンの期待度はさらに上昇。また、キャラクター人気投票ではエドに次いで第2位の人気を誇るマスタング大佐をはじめ、軍部のメンバーのビジュアルにも高い注目が集まっており、SNSでは「大佐かっこよすぎてヤバイ!!」「ホークアイ中尉が可愛いカッコイイ(#^.^#) 女性陣のビジュアルみんな良い!」「ヒューズさん雰囲気出ていてすごい!」といった熱いコメントが連日寄せられている。加えて、主要キャストと並び再現度の高さに注目が集まったブラックハヤテ号。解禁されたビジュアルには、可愛らしいハヤテ号の姿も東方司令部メンバーと一緒に登場している。マスタング大佐を演じたディーン・フジオカは、「ワクワクするような冒険物語と、仲間たちの絆のドラマを描いた『ハガレン』の公開まであと4か月。マスタング大佐、ホークアイ中尉、ヒューズ中佐たち東方司令部メンバーの活躍はもちろん、夏の猛暑を、そして公開のタイミングでは、寒い冬を吹き飛ばすくらいの“焰”のように熱い作品に是非ご期待下さい!」と、アツくコメント。「ハガレン」イヤーの熱い夏は、この焰の暑中見舞いから幕を開ける!『鋼の錬金術師』は12月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月02日史上最強弁護士軍団とゲストが様々なトークや“法律”に関する話題を繰り広げる日本テレビ系「行列のできる法律相談所」の7月30日(日)今夜放送回に俳優の菅田将暉をはじめとした豪華ゲストが出演。人気の「妬み嫉みスペシャル」第7弾をお届けする。今夜放送する「妬み嫉みスペシャル」はゲストたちが妬んだり嫉んでいる人物を実名で発表する番組人気の企画。ジュノンボーイ・コンテストから芸能界入りした菅田さん。「仮面ライダーW」で最年少ライダー役を務め連続ドラマ初出演初主演すると2013年には『共喰い』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。翌年放送された連続テレビ小説「ごちそうさん」への出演や『海月姫』での女装男子姿も話題となり一躍注目度が急上昇し、昨年は『何者』や『デスノート Light up the NEW world』『溺れるナイフ』など出演作がいずれもヒット。今年1月公開の『キセキ -あの日のソビト-』では“グリーンボーイズ”としてCDデビューも果たし、この6月には「見たこともない景色」でソロデビューも飾っている。そんな菅田さんだが“極度の鼻フェチ”だということで、『暗殺教室』シリーズで共演した「Hey! Say! JUMP」の山田涼介に嫉妬していることを告白。さらに山田さんのほかにも“理想の鼻”の持ち主として妬み嫉んでいるアーティストがいるのだとか。それは一体誰なのか!?放送をお楽しみに。そのほか、「甲斐バンド」でデビュー、数々の伝説を作ってきた甲斐よしひろは、ブレイク前のミュージシャンや俳優のブレイクを予言してきたという話題を披露。女優の滝沢沙織は15年前にドラマで共演した、全くNGを出さずセリフも完璧に覚えてくるというある俳優への“嫉妬”を明かすほか、リポーター・阿部祐二の娘でミスユニバースジャパングランプリに輝いた阿部桃子は、ある二世タレントの自由奔放さに“嫉妬”したことを告白する。映画『銀魂』も大ヒット公開中。今年に入り俳優だけでなくアーティストとしての活動も本格化させている菅田さんだが、8月30日(水)にはソロ2枚目となるシングル「呼吸」を発売。さらに韓国の俳優、ヤン・イクチュンとW主演する映画『あゝ、荒野』の前篇が10月7日(土)より、後篇が10月21日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開となる。同作は寺山修司の同名小説を『二重生活』の岸善幸監督が映画化。舞台を1960年代から近未来へとおきかえて、かつて母に捨てられた新次役を菅田さん、吃音・赤面対人恐怖症に悩む“バリカン”こと健二役をヤンさんが演じる。有名人が“妬み嫉み”を存分に告白する「行列のできる法律相談所」は7月30日(日)21時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2017年07月30日