松井玲奈が沖田総司を演じる舞台『新・幕末純情伝』の制作発表会が5月18日、都内で開かれ、松井玲奈、石田明(NON STYLE)、細貝圭、早乙女友貴、味方良介、荒井敦史、伊達暁、永田彬、演出の岡村俊一が登壇した。舞台『新・幕末純情伝』チケット情報本作は劇作家・つかこうへいの代表作のひとつで、新撰組の沖田総司が実は女だったというユニークな着想のもと1989年に上演された。その後も、「この作品は代々、次代のヒロインと言われる方々が(沖田を)演じて、もう30年近くなります」(岡村)というように、広末涼子や石原さとみ、桐谷美玲らが演じ、松井は9代目。沖田の相手役・坂本龍馬は石田明が演じる。松井は本格的な舞台は初挑戦。すでにひとりで殺陣の稽古を始めているそうで「初心者なので。出演者の方々はアクションがすごくできるって聞いて、足を引っ張らないように、いいものを観ていただけるように殺陣の練習はしております」と気合を見せた。石田も「歴史のある舞台。今までやってきた方々に恥じぬよう、なんやったら今までの演者に勝てるように、一心不乱にがんばりたい」と話した。メインのふたり以外はまだ役が決まっていない、という話から岡村は「(石田が4月に)骨折したので、石田くんの役も今考え直してる」と発言。石田が「僕今必死ですよ。骨折を直すために松井秀喜とかベッカムがやっている治療法全部やってるんですから!」と慌てると、共演者は大爆笑だった。岡村は「力のあるものが勝つ、というのはつかさんの遺言」「これは殺し合いの物語なので、誰より誰が強いか、というのが重要」と配役について説明した。会見後、松井、石田、岡村の囲み取材では、岡村は「松井さんは頭がいいんですよ。台本を読んでの印象を聞いても非常に解析力がある」と絶賛。会見中に話題になった石田の骨折については「でも、右手がダメながら左手があるし、左手がダメなら(刀を)口でくわえてもいいし。そういういろんなことが起きても立ってる姿を見せるのが演劇だと思っている」と話した。松井も「(本作の出演が決まり)周りの方からすごいね、楽しみにしてるよって言われて、初めてことの重大さに気付いて。みなさんの期待以上のものにできるように頑張らないといけない」と決意を述べた。つかこうへい七回忌特別公演舞台『新・幕末純情伝』は、6 月23 日(木)に東京・天王洲 銀河劇場で開幕。命日でもある7月10日を挟みつかこうへい縁の東京・紀伊國屋ホール含む3会場で上演。取材・文:中川實穗
2016年05月20日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(45)が、19日深夜放送のニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)に出演。13日に放送されたTBS系『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』でタレント・ベッキー(32)の相手役を務めたSMAP・中居正広(43)を絶賛した。104日ぶりのテレビ復帰となった『金スマ』で、ベッキーは中居を相手に、ゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音(27)との不倫を認め、涙ながらに謝罪。川谷や、川谷の元妻への思いなどを赤裸々に語った。岡村は、相手役を務めた中居について「すごい。聞き方も上手だし、引き出してあげる力や、しゃべりやすい環境をつくってあげるとか…。引き受けるってなった時にかなりの労力もいったでしょうし」と絶賛。プライベートで会った時にベッキーの話を何一つしなかったことも明かし、「実際見たらすごいよ! あんなことできる人ほんまにいないと思う」とたたえた。そして、中居の将来について「最終的には瀬戸内寂聴みたいなことしていると思う」と予想し、「しくじった人や失敗した人がもう一度テレビ復帰しようと思った時には、あの囲炉裏の前で中居がバンダナ巻いて話を聞く。そういうスタイルができた」と断言。「中居の今後はだいたい決まっていった。ほんまに瀬戸内寂聴…中居寂聴みたいなポジショニングをとるのかな。それくらいしゃべりやすり環境づくり。なかなかできたもんじゃない」と褒めちぎった。さらに、ベッキーに続き、清原和博被告も『金スマ』で謝罪するのではないかという予想の声が上がっていることについて、「それこそ時期尚早と思った」と前置きした上で、「中居と清原の関係性があるから、ない話でもない」とコメント。「復帰するかわかりませんけど、何かあった時に中居に話を聞いてもらおうかって、関係性からしてもそうなりかねへん」との考えを示した。
2016年05月20日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(45)が、19日深夜放送のニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)に出演。13日に放送されたTBS系『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』でゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音(27)との不倫を認め、謝罪したタレントのベッキー(32)に言及した。オンタイムではなく、録画したものを見たという岡村は、「まぁすごかったですね」と感想を語り出し、「意外としれっとレベッカ(ベッキーの本名)が出てくる。こんなしれっと出てくるんだと。『この方に来ていただいてます』ってレベッカ出てきて、普通に農業のやつで料理したりする」と、「ひとり農業」のロケの途中から参加したベッキーについて話した。そして、「初めて言いますけど…僕は実はプライベートではずっとレベッカって呼んでるんです」と普段は本名を使っていることを明かし、「中居(正広)がベツキーと言うように、僕はレベッカと呼ばせていただきます」と宣言。川谷とベッキーのLINEの流出がいまだに引っかかるという岡村は、「文春に載る前に言っておこうと思って」と語った。また、中居を相手に騒動の真相を正直に打ち明けたことについて、「あそこまで言わなアカンねんね」と衝撃を受けたようで、「一つわかったことは、不倫は絶対アカン! それがバレたりしたらテレビでボッコボコにされる…フルボッコにされることがわかった」とコメント。「不倫はせん! 不倫はせん!」「僕は不倫はしません!」と繰り返し、「結婚もしてないのに」と笑いを誘った。さらに、1月の会見で本当のことを言えばよかったという意見について、「おそらく言えなかったんですよ。いろんな事情があって、スポンサーに対しても認めるわけには…」と岡村なりの解釈を伝え、言えるときがきたから言ったのだと予想。「ベッキー周りの人もちょっとヘタクソというか、もうちょっと考えてあげられなかったのかなとも思う」とも言い、「ちゃんとすべてが…奥様に謝罪して許してもらってからインタビューするってなればよかったのに、謝罪する前に撮ってるとなると抗議文送った送ってないになる」と指摘した。
2016年05月20日元SKE48の松井玲奈、NON STYLEの石田明、俳優の細貝圭、早乙女友貴、味方良介、荒井敦史、伊達暁、永田彬、演出家の岡村俊一が18日、都内で行われた「つかこうへい七回忌特別公演 舞台『新・幕末純情伝』制作発表会」に出席した。同舞台は、戦後の演劇界で一時代を築いた劇作家・つかこうへいの代表作でもある『幕末純情伝』のリバイバル公演作。主人公の沖田総司を松井玲奈、相手役の坂本龍馬をNON STYLEの石田明が務める。主演の松井は「とても歴史のある作品でつかさんの作品に主演として参加できて本当にうれしく思います。舞台がとても好きなので、一番好きなステージに立てることを楽しみにしています。アクションもあるので、皆さんに驚いてもらえるように一生懸命頑張りたい」と気合十分。その松井の相手役を務める石田は4月に右腕を骨折したばかりだが、「今は松井秀喜さんやベッカムがやっている治療法をやっています。お医者さんに『早く治したいんです!』と言ったら『渡米してください』と言われたんですけど、日本で出来る限りのことはやっています」と笑わせながら「これで骨折は12回目。リハビリのタイミングとかどれぐらいで回復するか何となく分かっていますので、お金をかけて治療に専念しますので大丈夫です」と強調した。これまでに、広末涼子や石原さとみ、桐谷美玲らが『幕末純情伝』の沖田総司を演じてきたが、9代目となる松井は「プレッシャーはないです。周りの方から言われたりするとすごいことなんだと思うんですが、事の重大さに気づいていません。今までの人というよりは、自分なりにやっていきたいと思っています」と自然体。また、15歳年上のIT会社員とデート報道があった高橋みなみについては「今知りました。私、他の人のプライベートは分からないので、何とも言えません」と話すにとどめていた。つかこうへい七回忌特別公演 舞台『新・幕末純情伝』は、6月23日~7月3日(6月27日は休演)に東京・天王州 銀河劇場、7月6~17日(7月11日は休演)に東京・新宿 紀伊國屋ホール、7月22~24日に大阪・梅田芸術劇場メインホールにてそれぞれ公演される。
2016年05月18日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、フジテレビ系ドラマ『ラヴソング』(毎週月曜21:00~21:54)のゲスト出演オファーを受けたことが18日、明らかになった。今回は、同局系バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(毎週土曜19:57~20:54)で岡村が演じるキャラクター・E村Pに出演オファーが。早速、撮影現場に乗り込み、同作に出演する菅田将暉に「俺にオファーが来たんですよ! いっちょ、やってやるか! やることはしっかりやります!」と意気込みを見せる。出演依頼が来たシーンは、23日放送の第7話で、主演の福山雅治演じる神代広平と、ヒロインの藤原さくら演じる佐野さくらが作詞作曲した「好きよ好きよ好きよ」を披露する場面。E村Pはライブハウスに訪れた業界人という役どころだが、福山からは「(出演オファーしたことは)聞いてましたが、冗談かと思ってました」と言われてしまう。岡村が月9ドラマに出演するとなると、SMAP・中居正広主演作の『ブラザーズ』(98年)、『婚カツ!』(09年)に続き3回目だが、このシリーズを見ていた菅田は「これ、すごく良くないパターンですよね?」と不安の様子。この模様は、21日の『めちゃイケ』で放送される。
2016年05月18日●私、意外としっかりしてるんです!(笑)松下奈緒が、結婚に向かって傷つきながら奮闘する姿を描くフジテレビ系ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(毎週木曜22:00~22:54)がスタートした。トレードマークだったロングヘアーを30cm切り、天真爛漫(らんまん)な三枚目という、これまでのイメージを覆す役柄で話題だが、新境地に挑むのは、その妹役を演じる川栄李奈も同じだ。AKB48時代に"おバカ"イメージが定着していた川栄だが、今作で演じるのは、しっかり者の人妻というキャラクター。今回のインタビューでは、この役柄の影響もあってか、すっかり"女優"としての顔を見せている――。――今回、しっかり者という役柄のオファーを聞いた時の心境はいかがでしたか?松下さんが演じるお姉ちゃんを支えるしっかりした妹という設定なのですが、私には実際にお姉ちゃんがいて、結構私の方がしっかりしているタイプなので、すごく似てるなと思いました。――実際のお姉さんはどんな方なのですか?お姉ちゃんは家のことをなんにもしなくて、本当に基本怠けてるんですよ(笑)。私は何年も前からひとり暮らしをして、自分のことは自分でやっているので、そういうところは早子さんとそっくりだなと思いました。――お姉さんはひとり暮らしですか?いえ、実家です。だから早子さんと全く一緒です!(笑)――全く同じ環境なんですね(笑)。そうすると演技にも入りやすいのでは。そうですね。松下さんも実際に実家暮らしで、妹さんの方がしっかりしてると言っていたので、お互いがすごく似ていて、やりやすいですね。――その松下さんの印象はいかがですか?今までお会いしたことがなくて、テレビで見る限りではものしずかなしっとりとしたイメージがあったので、松下さんが早子先生をやると聞いて、意外だなと思ったんです。でも、会ってみたら意外と"早子先生"で、女!って感じじゃなくて、本当にサバサバしている方でした。――橋本芙美プロデューサーが川栄さんの起用に際して「周りを精神面で支えてくれそうな強さと大人っぽさを常々感じていました」とコメントしていましたが、自覚されている部分はありますか?私、結構だらしなさそうに見られることが多いんですけど、意外としっかりしてるんです!(笑)――AKB48の時も先輩を支えたり、後輩から慕われることは多かったのですか?後輩がすごく好きで、よく一緒にふざけてたりしたんですけど、やるときはちゃんとやるっていうことを心がけていましたね。――『めちゃイケ』の学力テストの影響もあって、まだ世間に"おバカキャラ"のイメージがある中で、今回「しっかり者」というキャラクターを演じることに、プレッシャーはなかったですか?ん~特になんともなかったですね(笑)。でも、私って顔が薄い方で、松下さんは濃いじゃないですか。だから姉妹なのにだいぶ似てないぞって思ってしまいました(笑)。実際に会うと、心の面では本当にお姉ちゃんみたいに接してますね。●初めての人妻役も「自分はまだガキ」――初めての"人妻"役ということで、左手の薬指に結婚指輪をはめてらっしゃいますね。自分の想像やテレビなどから既婚者役を参考にしていると聞きましたが、具体的にどのようなところを参考にしていますか?あんまり何かを見てガッツリ参考にするということではなくて、ドラマが好きなので、いろんな作品を見て雰囲気を吸収するような感じですね。今回は脚本でも、旦那の話をよくしているので、自然と人妻の役に入っていけます。――結婚がテーマの今回のドラマに参加して、ご自身の結婚へのイメージはどうですか?セリフでも言ってますが、大変だなぁという感じです(笑)。でも、このドラマのお母さん(松坂慶子)とお父さん(尾藤イサオ)を見ていると、とってもほんわかしている家族なので、楽しそうだなとも思います。――川栄さんは今21歳ですよね。何歳で結婚したいという願望はありますか?30までにはしたいです。――その心は?子供が好きなので、それくらいまでに結婚して、早く子供を作りたいです。――実際に人妻役を演じてみて、結婚への意欲はわきましたか?私、自分の中で心が17歳くらいで止まってるんですよ。だから、年下の方が気が合いますし、公園とかで遊んだりもするので、自分まだガキだなって思ってます(笑)――となると、第1話でお父さんとお母さんが記念写真を撮っている時、早子が"三十路の涙"を流して、それを見た妹の風子が「まだ20代の私には流せない涙だな~」とからかう場面がありましたが、実際の川栄さんにも、まだグッと来るものはないですか?ないです(笑)。本当にセリフのままで、何の涙!?って感じです。そのうち三十路になったら分かるようになるのかもしれませんが…。――舞台『AZUMI 幕末編』で、演出の岡村俊一さんから「演劇では日本一」と称賛されるなど、川栄さんの演技力を評価する声が多く上がっていますが、そうした評価を受けていかがですか?いえいえ全然です。まだまだです。――今作でAKB48卒業後初めての民放連続ドラマレギュラー、そしてNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』にも出演され、順調に女優業を歩んでいるように見えます。いろんな撮影をさせてもらって、すごく楽しくって、うれしいですね。大変というよりも楽しい方が大きいです。――何が楽しいですか?お芝居をするのがもともと好きだったので、それができているのが楽しいですね。撮影の雰囲気とか、いろんな方とおしゃべりするのも楽しいです!――女優さんを目指してAKB48を卒業されたわけですが、女優を志す何かきっかけはあったのですか?全然何にもなく、普通にAKBに入ってからお芝居の仕事をさせてもらって、楽しいなと思うようになったんです。――AKB時代のアイドルをしながらのお芝居と、女優業一本となった現在。環境はだいぶ変わりましたよね。全然違いますね! 今はすごく集中できます。AKBの時は、ドラマに出てもそれが終わったら次の日にコンサートのリハがあったりとかすごい大変だったんですけど、今はドラマの撮影だけなので、気持ちに余裕もありますね。――時間的な余裕もできましたか?そうですね。ありますね。――この4月クールの連続ドラマでは、元AKB48の前田敦子さんが主演を務めたり、現役メンバーの島崎遥香さんもレギュラー出演していたりと、活躍されていますよね。女優として活躍されている元/現メンバーと、お芝居についてお話されたりするのですか?そういうのはないですね、全く。でも、ぱるる(島崎遥香)さんとは「今度出るんだ」みたいな話はしました。――同志の演技を見て、感化されることはありますか?見ている時はメンバーとは思わずに見ているんです。だから純粋に面白いなと思って見てますね。――目標にしている女優さんはいらっしゃいますか?ずっと満島ひかりさんが好きで、ずっと目標にしています。――どういった部分で目標にされているのですか?いろんな役をやっていて、どれも全部ハマってるし、『ど根性ガエル』では声の出演もやってて、いろんなことができる方だなと思ってます。共演させてもらった時も、普段はすごく明るいのに、お芝居になるとガラッと変わって存在感もあって、すてきだなと思います。――いろいろお話を聞かせていただき、ありがとうございました。最後に、視聴者の皆さんへドラマの見どころをお願いします。結婚されている方も、していない方も、見て楽しめると思いますし、すごく楽しい、面白いシーンもたくさんあります。笑って泣けるストーリーになっていると思うので、楽しんで見てほしいなと思います。私と松下さんのシーンも、姉妹ってこういう感じなんだなっていうのが伝わってくると思うので、ぜひご覧ください。■プロフィール川栄李奈(かわえい・りな)1995年2月12日生まれ。2015年8月にAKB48を卒業後、エイベックス・ヴァンガード(株)へ移籍。女優業をメインに活動の幅を広げ、2016年4月からはNHK朝の連続ドラマ『とと姉ちゃん』、フジテレビ『早子先生、結婚するって本当ですか?』にレギュラー出演を果たす。現在21歳。
2016年04月28日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(45)、ココリコの田中直樹(44)、女優の川島海荷(22)が17日、東京・赤坂のTBSで、5月に2週連続で放送されるバラエティ番組『アイ・アム・冒険少年』の収録後に取材に応じた。2014年4月よりレギュラー放送され、レギュラー放送終了後も単発番組として人気を誇る同番組は、地球にあふれる"驚き"を探るバラエティ。5月4日(20:00~22:00)、11日(19:00~22:00)の2週連続で放送される今回も、さまざまな冒険ゲストが世界中でロケに挑み、この日の収録ではロケのVTRを見ながらトークを展開した。収録後の取材では、MCの岡村、田中、川島がそれぞれイチオシのVTRを挙げ、岡村は、タイで巨大エイとキングコブラの捕獲に挑戦した照英のロケを、「凶暴さや太さ、長さ、匂いまで、動物のすべての情報を伝えてくれた。教材になるレベルのレポート力」と絶賛。「そりゃ熱出るわ」と体調不良で収録不参加だったことをいじり、笑いを誘った。田中は、照英と街中で偶然会ったことを明かし、「会った時の笑顔が忘れられない。納得いくロケができて、あとはスタジオを残すのみのタイミングで…。本当にスタジオを楽しみにしているっておっしゃっていたので」とその時の様子を説明。岡村は「伝えたいことがいっぱいあったんでしょうね。明日みんなに伝えられるってなったときに40度の熱が出るって…残念でした」と思いやった。川島は、インスタグラムで日本人最高の30万人のフォロワーを誇る渡辺直美が、オーストラリアでさまざまな動物たちとの2ショット撮影に挑戦したロケをイチオシに選び、「私もインスタをやっているので興味深い」とコメント。田中は、ドローンを自在に操る技術を持つ芸人・谷+1。が、その技術を生かして世界遺産に登録されている絶景を撮影したロケを絶賛し、「歴史的に残っていくような映像が撮れたと思う。素晴らしかった」とたたえた。そのほか、あばれる君と菊池亜美はフィリピンの無人島からの脱出、コロコロチキチキペッパーズのナダルは日本人初となる火口バンジージャンプ、トレンディエンジェルはノルウェーの絶景ポイントでの新ネタ披露に挑戦。ジャングルポケットの斉藤慎二は、南アフリカのサバンナでゾウを相手に体当たりで検証するなど、それぞれ驚きのロケに挑んだ。
2016年04月17日ナインティナインの岡村隆史が13日放送のバラエティー番組『ナイトinナイト水曜日 今ちゃんの「実は…」』(ABC 毎週水曜 23:17~ ※関西ローカル)に出演し、司会の今田耕司らに意外な願望を告白する。岡村は、自身が司会を務める番組『なるみ・岡村の過ぎるTV』が11日よりABCテレビ夜のバラエティー枠「ナイトinナイト」の月曜日に移行するのをPRすべく、今田をはじめ、月亭八方、小籔千豊らが居並ぶスタジオに乱入。出演者が最近のエピソードなどを明かすオープニングトークで「実は最近、○願望がすごい」と話し、その願望を叶えるあるアイテムにハマっていることを打ち明けた。だが、「人に見られるのが恥ずかしい」と、そのアイテムを楽しむのは1人になれる愛車の中だけ。さらには「店員さんに『これがいいですよ』とか変なのを勧められて、おもしろい方向に持っていかれるのがイヤ」とネット通販で購入したことを明かし、今田から「もうスターやねんから、堂々と好きなことしぃや!」とあきれられた。そんなスターらしからぬ行動を案じた小籔に「僕の知ってる店に連れて行きます」と誘われるも、岡村は「あとで店の人にクスクス笑われるだけや!」と拒否。持ち前の心配性をさく裂させるトークで爆笑をさらっていた。また、岡村が『過ぎるTV』へのゲスト出演を今田にオファーする一幕も。「ロケならええよ」と快諾した今田は、岡村が店で買うのを恐れる問題のアイテムを「2人で買いに行くロケをやろう!」と提案し、岡村との2ショットロケの実現にノリノリの様子を見せていた。そのほかトークでは、公私共に親しい今田だからこそ知る秘話が暴露されるなど、岡村の知られざる素顔が明かされる。(C)ABC
2016年04月08日岡村俊一演出による、つかこうへい七回忌特別公演「引退屋リリー」が、2月18日に紀伊國屋ホールにて開幕した。「引退屋リリー」は、故・つかこうへいの手により何度も改訂を加えながらも一度も正式に上演されることのなかった作品。七回忌を期に、つかのプロデューサーだった岡村が演出を務め、当時の文献や聞き書きされた構想を重ね合わせて未発表新作として上演に至った。当時、構想3年かけて練り上げるも「やれるヤツがいない」という理由で中止したというこの作品。主演の二階堂刑事は“つかこうへい最後の愛弟子”と言われる馬場徹が務める。ヒロイン・リリーはアメリカの人気テレビドラマに出演中の祐真キキ。ほか、宮崎秋人や町田慎吾、鈴木裕樹ら実力派若手キャストが中心となり、吉田智則、山崎銀之丞が舞台を引き締める。自殺の名所といわれる「犬島」の秘密をさぐる刑事(馬場)と、その犬島に父と渡り自分だけ生きて戻った娘(祐真)、ポルノばかり撮っている映画監督(山崎)の出会いから物語は始まる。マッカーサーの手記をもとに捜査を進めようとする刑事に、「あの女で映画を撮りたい」とフィルムを回す監督。“父を殺したかもしれない娘”と“この映画で女優を引退するリリー”。両方の物語が絡み合いどれが現実でどれが撮影シーンなのかわからなくなる中で、ヒロインの幼馴染(宮崎)、撮影を邪魔するやくざ(鈴木)、ある使命を抱えた島守人(町田)、娘思いの防衛庁長官(吉田)らにより真実の断片が埋められていく――。激しいアクションやダンス、大胆な時事ネタ、印象的なセリフなど見どころは数えきれず、そこにはつかの想い、そしてつかへの想いを感じる。ゲネプロ後の囲み取材では、主演の馬場が「つかさんとの出会いで僕の人生を変えていただいたので、少ないかもしれないですけど恩返しでもできたら。天国にいるつかさんに『おまえよくやったぞ』と一言でももらえるような作品に仕上げて、この『引退屋リリー』という戯曲がこれから先また10年20年いろんな人につながっていくのが一番かなって思います」、山崎が「今回、僕と吉田智則はあくまでもサポートメンバーと言いますか。若い人たちが今つか芝居をやるとこうなるんだっていうことを少しでもバックアップできればいいなという風に思っています」と想いを語った。つかこうへい七回忌特別公演「引退屋リリー」は、3月7日(月)まで、東京・紀伊國屋ホールにて上演中。取材・文:中川實穗
2016年02月19日俳優集団D‐BOYSが演劇作品に挑戦するDステ。イケメン集団ゆえ、つい“アイドル芝居”と括ってしまいそうだけど、これがどうして、かなり本気度の高い舞台を作り続けている。第2回公演で好評を博した『ラストゲーム』は、ドラマ『マッサン』などを手がけている羽原大介さんが脚本を担当。戦中に野球に青春を燃やした高校球児を描いた作品で、映画にもなった秀作だ。その一方で、シェイクスピアの『ヴェニスの商人』や『十二夜』、スコットランドの人気劇作家の戯曲『淋しいマグネット』など、若い俳優にはハードルの高い翻訳劇にも次々挑戦。かと思えば、THE SHAMPOO HATや演劇集団キャラメルボックスといった人気劇団の作品もあり。その多彩さに、真っ向から演劇に取り組もうとする姿勢が見て取れる。そんなDステの第17回公演は、日本の神話『古事記』を下敷きにした書き下ろし作品『夕陽伝』。王の息子としての運命を背負った兄弟と、ふたりの幼馴染みの娘を軸に若者たちの成長を描いた物語だ。脚本は、第12回公演『TRUMP』を手がけた、関西演劇界の旗手・末満健一さん。ファンタジーの要素の中に人間のリアルを浮かび上がらせる作品で、近年、注目を集めている作家。演出の岡村俊一さんは、多くの若手俳優を舞台の上で輝かせてきたベテランだ。久々のDステ参加となる瀬戸康史さんをはじめ、彼らの本気を楽しみにしたい。◇information 大和朝廷の時代。王の息子に生まれた兄・海里(瀬戸康史)と弟・都月(宮崎秋人)。ある日、彼らが淡い恋心を抱いていた幼馴染みで摂政の娘・陽向(小芝風花)の政略結婚が決まるが、婚礼の日に刺客が現れ…。10月22日(木)~11月1日(日) 池袋・サンシャイン劇場 脚本/末満健一 演出/岡村俊一 出演/瀬戸康史、宮﨑秋人、小芝風花、鈴木裕樹、荒井敦史、池岡亮介、前山剛久、高橋龍輝、中山義紘、三好大貴、遠藤雄弥、山本亨 全席指定7800円(税込み) ワタナベエンターテインメント TEL:03・5410・1885(月~金曜11:00~18:00) 11月21日(土)・22日(日)に大阪公演あり。※『anan』2015年10月21日号より。文・望月リサ
2015年10月20日選ばれることを望まぬ者、選ばれないことを憎む者が辿る先は──?舞台『TRUMP』の末満健一が脚本を書きおろし、先日、舞台『AZUMI』を盛況の内に終えた岡村俊一が演出、瀬戸康史の10周年記念作品となるDステ17th『夕陽伝』の公開稽古と取材が行われた。描かれるのは海里(瀬戸)と都月(宮崎秋人)の物語。長男の道から逃れようとする兄と、その道を正そうとする弟がぶつかり周囲を巻き込んでいく。【チケット情報はこちら】この日は名乗りとともに登場する各俳優の個性光るオープニング、続けてクライマックスのワンシーンを披露。Dステ初という200手にも及ぶ殺陣はすさまじい、の一言だ。古事記を題材にしながらも台詞には遊びがあり、ド派手な衣裳の鈴木裕樹に小芝風花が「ギョロ目のパンク野郎!」と一喝、取材陣から思わず笑いが起きる場面も。鬼気迫る公開稽古の後は一転、和やかな囲み取材へ。瀬戸康史、宮崎秋人、小芝風花、遠藤雄弥、山本亨、岡村俊一が登壇し意気込みを語った。なかでも先日、D-BOYS加入が発表され、初参加となる宮崎は「入るからにはカンフル剤になりたい。プレッシャーはあるけれど板の上では同じなので、目の前の大きな壁を乗り越えたい」と抱負を語り。一方、瀬戸は「今、すごいハードルを上げられました!(笑)」と受けて立ち「毎日、稽古場に入ると全員で身体を動かし僕と秋人はプロティンを飲む!という所までがルーティンです」と仲の良さを明かす。山本は「みんな、演劇が好きで焼いた鉄板みたいな熱さがあって俳優として末恐ろしい。とくに瀬戸くんは包容力があって輪を保つ心遣いがあり、昨日は私がご飯に連れて行ってもらいました!付いていきます」と大真面目に語り、「瀬戸くんとは初めて組みますが神経質で硬いかと思っていたら、実に色っぽくて柔らかい俳優なのでその魅力を存分に伝えます」と岡村も絶賛。「まさか今日、こんなに褒められるとは思わなかった……後が怖いです(笑)」と瀬戸。先日、第1子が誕生した遠藤は「風花ちゃんの父親役ですが、うちも娘なので、風花ちゃんが瀬戸に心惹かれる姿に胸がざわつきます!でも、瀬戸康史ならいいかな」と親心をちらり。紅一点の小芝からは「大先輩ばかりで緊張していましたが皆さん優しくて、男子が毎日、くだらないことで盛り上がるのを見るのが楽しいです」と堂に入った発言が飛び出し、瀬戸に突っ込まれる一幕も。彼らが集う、Dステ17th「夕陽伝」は10月22日(木)から11月1日(日)まで東京・サンシャイン劇場、11月21日(土)・22日(日)大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。取材・文:おーちようこ※宮崎秋人の「崎」は正式には旧字。「大」が「立」になります。
2015年10月15日8月4日にAKB48を卒業した川栄李奈の主演舞台『AZUMI ~幕末編~』が、9月11日に東京・新国立劇場 中劇場で幕を開けた。川栄は、舞台初出演にして初主演。今後は女優として活動していくことを希望しており、堂々たるアクションと演技で、“女優・川栄李奈”の始まりを見せつけた。初日公演の様子をレポートする。舞台『AZUMI ~幕末編~』チケット情報本作は小山ゆうの人気漫画が原作。上戸彩主演で2003、05年に映画化、黒木メイサ主演で2005、06年に舞台化された「あずみ」の、舞台を幕末に移した続編にあたる。非情な女刺客として育てられた少女あずみ(川栄李奈)は、自分に双子の兄弟がいることを知る。御家人の養子となっていた兄弟・駿介(渡部秀)を見つけたあずみは、彼の義姉らから、人間の温かさというものを生まれて初めて教わった。そんなとき、彼女の前に、幕末の風雲児・坂本龍馬(浅香航大)が颯爽と現れる。女としての幸せや夢を持つことの大切さを熱く説く龍馬に触れ、芽生えたことのない感情があずみの中に……。初舞台の川栄が、想像をはるかに超える健闘を見せた。本格的なアクションは初めてというが、男性を相手にしてもキレは十分。セリフ回しに多少見られる硬さや初々しさも、歴史に翻弄される少女刺客の哀しみを際立たせる。さして斬りたくもない相手を泣きべそをかきながら斬らねばならず、震える声で「言っとくが……俺は強い……」と静かに啖呵を切る矛盾した存在。パッと見は幼い少女にしか見えないが、底知れぬポテンシャルを秘めた川栄自身と数奇な運命を背負うあずみが、だんだんとシンクロしていった。ひたむきな努力で魅力的なヒロインを作り上げたであろう座長・川栄に引っ張られるように、若き共演者たちもキラキラ、ギラギラとそこかしこで輝く。冒頭シーンから圧倒的な華で強く印象に残ったのが、坂本龍馬役の浅香航大。NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」での情熱を内に秘めた青年役が記憶に新しいが、今回は終始、外向きのエネルギーを発散し続ける。川栄あずみに対するストレートな(ダジャレ含みの?)セリフ「カワエエのぉ!」が、いつまでも熱く耳に響く。ほかにも、実直な演技で作品の根底を支えた渡部秀、ポイント的な出番でも芸術的な殺陣で魅了した早乙女友貴、体当たりなコメディエンヌぶりが光った岡本あずさら、若手たちが個々の魅力を最大限に発揮したがゆえの清涼感が残る。終演後のカーテンコールには、演出の岡村俊一が登場。挨拶をうながされた川栄は、緊張の糸がプツリと切れたように、顔をクシャクシャにして号泣。彼女のあずみに心奪われた観客は、今後が楽しみな女優の門出に、温かい拍手を惜しみなく贈り続けていた。公演は9月24日(木)まで。取材・文/武田吏都
2015年09月16日シンガーソングライターの岡村靖幸が園子温監督作『映画 みんな!エスパーだよ!』(4日公開)のために書き下ろした主題歌「ラブメッセージ」のミュージックビデオ(以下MV)が1日、公開された。公開されたMV(ショートバージョン)は、同映画の映像を使用。ヒロインの美由紀(池田エライザ)が土砂降りの雨の中、下着が透けて見える制服姿で、舞台にもなった愛知県東三河の豊橋市のマスコットキャラクター・トヨッキーに駆けて寄って行くシーンから始まる。歌詞に合わせて浅見紗英(真野恵里菜)が笑顔を見せた束の間、スカートの内から下着が見えてしまい、鴨川嘉郎(染谷将太)が抑えきれずに興奮してしまう姿なども映されている。主題歌発表の際に「青春!学園!ちょっぴりエッチ!まるで僕のような映画の主題歌が出来て楽しかったです。この曲を聴いて、トキメキを感じてくれたら、嬉しいです」とコメントを寄せていた岡村。そのキャリア史上初めて、映画のために書き下ろした同曲を収録したシングルは、2日にリリースされることが決定している。なお、これは岡村にとって30枚目のシングルとなる。『映画 みんな!エスパーだよ!』は、漫画家・若杉公徳の同名作品を原作に、2013年4月よりテレビ東京で連続ドラマ化された『みんな!エスパーだよ!』の劇場版。映画では、主人公・嘉郎らエスパーたちが能力に目覚めた理由が明らかになるとともに、チームエスパーが迫りくる世界危機に立ち向かう姿が描かれる。(C)若杉公徳/講談社(C)2015「映画 みんな!エスパーだよ!」製作委員会
2015年09月01日独特な詞世界と音楽性でカリスマ的人気を誇るミュージシャンの岡村靖幸さん。最近は『GINZA』の対談連載で“名インタビュアー”としても活躍中。今年50歳の節目を迎える彼に聞く大人の男とは?* **――昔はどんな大人に憧れました?美食のためだけに一人旅をする人。――池波正太郎的な。そう。それが究極の大人っぽさだと思ってた。だから、僕も以前はそれに近いことはやってたんです。一人でフラッと本を一冊持って遠方まで旨い蕎麦を食べに行く、とかね。でも、最近はまったくやらないんですよ。――え、なぜですか?誰かと一緒に食べたいんです。人と一緒に食べたほうが楽しいし美味しい。そう思うようになったのはここ4~5年のこと。音楽だけに没頭せず、いろんな人と積極的に会うことで社交的になり、酒を飲めるようになったのが大きい。飲みながら食事をする楽しさを知って。酒を嗜むことを覚えて、コミュニケーションが広がったんです。――つまり、音楽以外の、インタビューや対談の仕事で他業種の人と会うことで、「大人」になった部分もあると。いろんな大人のカタチを知ることができるし、確実に自分の血肉にはなってると思う。以前、坂本龍一さんと対談したときに、大人になればなるほどエゴイスティックになれないという話をしていたのが印象に残っていて。人はみんなエゴイスティックな生き物なんですが、年齢を重ねると自分の欲の限りを尽くすことがだんだんできなくなるんです。サシの入った肉が苦手になってくるというか(笑)。単純にそれを食す体力がなくなってくるからなんですが、そういう自分を受け止めることが大人になるということなんだと。いい意味で。ピカピカに磨かれた部分だけではなく、錆びている部分に味わいを感じられるようになるのが豊かなことだと思うんです。◇おかむら・やすゆき1965年生まれ。シンガーソングライターダンサー。園子温監督『映画 みんな! エスパーだよ!』の主題歌『ラブメッセージ』は9月2日発売!◇岡村靖幸オフィシャルHPokamurayasuyuki.info※『anan』2015年7月29日号より。写真・藤原江理奈スタイリスト・島津由行ヘア&メイク・マスダ ハルミ(M-FLAGS)文・辛島いづみ
2015年07月24日染谷将太を主演に迎えて贈る、奇才・園子温監督の新作映画『みんな!エスパーだよ!』。このほど、“岡村ちゃん”こと孤高のシンガーソングライター・岡村靖幸が本作の主題歌を担当することが発表された。本作は、ヤングマガジンで人気を博した若杉公徳の同名コミックの映画化作品。愛知県東三河を舞台に、突如として超能力に目覚めた平凡な高校生・鴨川嘉郎(染谷将太)と、彼を取り巻くエスパーたちとの戦いと友情をバカバカしく描いた青春SFコメディだ。今回、本作の主題歌を書き下ろすこととなった岡村靖幸。自身、映画の主題歌および楽曲書き下ろしは初めてのこととなる。今回の起用のきっかけは、園監督から直接オファーがあったことが始まりだったよう。そうして完成した新曲のタイトルは「ラブメッセージ」(※シングルリリースは9月2日)、記念すべき30枚目のシングルとなる。今回の起用について、岡村靖幸は「青春! 学園! ちょっぴりエッチ! まるで僕のような映画の主題歌が出来て楽しかったです。この曲を聴いて、トキメキを感じてくれたら、嬉しいです」と喜びのコメントを寄せている。今年の夏には「フジロックフェスティバル」にも出演が発表され、10月からはツアーも決定している岡村靖幸のさらなる活躍に注目だ。【リリース情報】岡村靖幸ニューシングル「ラブメッセージ」発売:9月2日価格:1,300円(税込)発売元:V4 Record販売元:スペースシャワーネットワーク
2015年06月24日シンガー・ソングライターの岡村靖幸が、『映画 みんな!エスパーだよ!』(9月4日公開)の主題歌を担当することが19日、明らかになった。岡村が映画の主題歌および楽曲を書き下ろすのは初となる。1986年のデビュー以降、独自の世界観と音楽で、幅広い世代から支持を集めてきた岡村。今年はフジロックフェスティバル’15への出演も控えるなど、いまなお精力的に活動を続けている。今回の映画主題歌への参加は、本作を手がける園子温監督が直接オファーしたことから実現した。新曲のタイトルは、「ラブメッセージ」に決定。映画本編のアナザーストーリーのような世界観に仕上がっているという。岡村は、「青春!学園!ちょっぴりエッチ!まるで僕のような映画の主題歌ができて楽しかった」と映画とのコラボを喜び、「この曲を聴いて、トキメキを感じてくれたら、うれしいです」とコメントを寄せた。同曲は、岡村にとって記念すべき30枚目のシングルとして、9月2日にリリースされる。『映画 みんな!エスパーだよ!』は、漫画家・若杉公徳の同名漫画を原作に、2013年4月よりテレビ東京で連続ドラマ化された『みんな!エスパーだよ!』の劇場版。映画では主人公・嘉郎(染谷将太)らチームエスパー以外にも、超能力に目覚めた者が多数存在することが明らかとなる。染谷をはじめ、真野恵里菜、池田エライザ、マキタスポーツ、安田顕、高橋メアリージュン、サヘル・ローズ、今野杏南、星名美津紀、篠崎愛、冨手麻妙、清水あいり、星名利華らが出演する。(C)2015「映画 みんな!エスパーだよ!」製作委員会
2015年06月19日10月22日(木)東京・サンシャイン劇場より俳優集団D-BOYSによる舞台、Dステ17th『夕陽伝』が上演。同作のヒット祈願が6日に東京・花園神社で行われ、主演の瀬戸康史のほか、宮崎秋人、小芝風花ら出演者が出席した。日本最古の歴史物語『古事記』をベースに、脚本を末満健一、演出を岡村俊一が務める同作。大和朝廷時代を舞台に、王家に生まれた兄の海里(瀬戸康史)、弟の都月(宮崎秋人)、そのふたりと幼馴染で、摂政の娘である陽向(小芝風花)の3人が、王位継承を巡る争いや政略結婚に巻き込まれていくが・・・。Dステへの出演は3年半ぶり、また、今年役者生活10年を迎える瀬戸は「10年間役者を続けられたことをまず幸せに思います。10年目は節目の年ですが、個人的には変化の年だと思っています。今回の作品で演じる海里という役も、型にはまらず生きたいと思っている役なので、僕自身も役者としてもプライベートでも型にはまらない生き方をしたい。たとえば恋とか色々な経験をしたいですね、特にプランは立ててないんですが(笑)。ただ最近は役者仲間やスタッフさんとの交流を増やしているので、恋に限らず出会いの場はあるので、プライベートを充実させたいですね」とコメント。今作がDステ初出演となる宮崎は「弟として、とにかく兄である海里を支えたい。本当はDステ初出演で色々挑戦していく立場なんですが、役柄は支えるということで、ギャップはありますが頑張ります。Dステは以前演出部として、セットを組んだり転換したりしたことがあって、稽古場では隅っこでD-BOYSの皆さんの芝居を見ながら、いつか出たいと思っていました。今回こうして出られたので、今まで培ってきたものを全て出したいと思っています」と意気込んだ。また、同作が舞台初挑戦となる小芝は「何度かお芝居を見学して、いつか舞台に立ちたいなと思っていたんですが、まさかこんなに早く立てる機会を与えていただけると思っていなかったので、凄くびっくりしました。今日も衣装を着ているんですが、ポスター撮影の時にも衣装を着て、その時に剣を持たせてもらったんですが、凄くテンションが上がって剣を振り回してしまいました(笑)」とコメント。殺陣にも挑戦するとのことで「とにかく初めてのことだらけ。みなさんの力をお借りしながら、精いっぱいすべてのことを頑張りたい」と語った。そんな小芝を瀬戸は「目の輝きやパワーがすごい。顔や雰囲気は可愛らしい感じなんですが、芯にあるものはものすごく太いと思います」と称し、「負けないように頑張らないと」と気をひきしめた。小芝にアドバイスを、と問われると「稽古は長くなると思うので、ごはんを持ってきた方がいいです(笑)。信頼している役者さんなので、アドバイスはそれぐらいですね」と話した。Dステ17th『夕陽伝』は10月22日(木)から11月1日(日)まで東京・サンシャイン劇場、11月21日(土)から22日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。
2015年05月07日紀伊國屋ホールでのつかこうへい作品の公演が今年も始まる。今回は「つかこうへい Triple Impact」と銘打ち、3作品が登場。『初級革命講座飛龍伝』と『いつも心に太陽を』を岡村俊一が演出し、『ロマンス2015』を中屋敷法仁が任された。いずれも上演回数が少なく、それゆえに手強く、つかの原点のような伝説的な作品ばかり。柳下大や鈴木勝大といった若手俳優たちとともにその困難に挑む、ふたりの演出家に本番を控えた思いを聞いた。つかこうへい Triple Impact チケット情報今年の紀伊國屋ホールに、中屋敷の演出を迎えることを企画したのは、長くつか作品に関わってきた岡村だ。「2013年に中屋敷くんが演出した『飛龍伝』を観て感じたんです。こうして若い世代が自由に解釈して上演することで、つかこうへいの演劇が未来に生き残っていくだろうと」。そこで用意したのが、『いつも心に太陽を』と、それを元に生まれた『ロマンス』の2015年バージョンだ。「わかりやすくもないし、ラクにはできない作品です。でも、『飛龍伝』や『幕末純情伝』のようなエンターテインメント色の強いものだけじゃないというところを、ここで提示しておくべきだと思った」と岡村。中屋敷も、「自分なりのスパイスを加えたり、意味づけをしないと、そのまま見せるだけでは太刀打ちできないなと思っています」と岡村の挑戦に応える。『いつも心に太陽を』も『ロマンス2015』も、描かれているのは、水泳の世界を舞台にしたホモ・セクシュアルな関係だ。岡村曰く、「同じ物語を違う視点で書いた」というわけである。だからこそ、「あとから書かれた『ロマンス』に付け加えられもの、削られたものの意味を考える楽しさがある」と中屋敷。さらに岡村はこうも付け加える。「もっと言えば、なぜスポーツなのか、なぜホモ・セクシュアルなのか、その世界に置き換えてつかさんが言いたかったことは何なのかっていうことを考えていくと面白い。何重にも言い換えて、重層的な世界に引き込み、観客の脳の中を爆発させるのが、演劇だと思うんです」。中屋敷も演劇の面白さを「悩んだり考えたりしながら観たもののほうが残るということもありますよね」と話し、「とくに今回は、3つの作品でつかさんのいろんな系譜が観られるので、観る体力をつけてもらえると楽しめるんじゃないかなと思いますし。考えさせるものを作れるように頑張りたい」と締めくくった。幕開けは、35年ぶりに上演される『初級革命講座飛龍伝』から。つか作品の、そして演劇の、過去から未来を体感したい。「つかこうへい Triple Impact」は2月12日に開幕、上演は3月2日(月)まで。取材・文:大内弓子
2015年02月13日今秋、俳優集団D-BOYSによる舞台、Dステ17th公演『夕陽伝』が東京・サンシャイン劇場、大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される事が決定。同作の脚本は末満健一、演出は岡村俊一が務める。今回上演決定にあたり、主演の瀬戸康史は次のようなコメントを寄せている。「役者として10年。この節目となる年に今作に出会い、自分達が主体となってつくるDステに3年ぶりに出演する事に何か意味があるように感じますし、同時に責任も感じています。脚本の末満健一さん、演出の岡村俊一さんとは初めてご一緒しますし、役者陣も芝居に熱い、曲者揃いなので楽しみです。そして今作は、今、この時代を生きる僕ら、そして観客の皆さまの心に響くメッセージがつまった作品になると確信しています。是非、作品や登場人物から溢れでる想いを感じに来て下さい」(瀬戸康史)■Dステ17th「夕陽伝」日程:2015年 秋【東京公演】サンシャイン劇場【大阪公演】森ノ宮ピロティホール出演:瀬戸康史 / 遠藤雄弥 / 鈴木裕樹 / 高橋龍輝 / 荒井敦史 / 池岡亮介 / 前山剛久 / 宮崎秋人 …and more!※宮崎秋人の「崎」は正式には旧字。「大」が「立」になります。
2015年02月02日「ナインティナイン」の岡村隆史が日本語版吹き替え声優を務めることで話題の映画『LIFE!』。本作で監督&主演を務めたベン・スティラーから正式なお墨付けも受けている岡村さんが、恋愛にちょっぴり奥手で不器用な主人公を通して、その恋愛観を語った。主人公は地味で平凡、ただし風変わりな空想癖をもつ男・ウォルター(ベン・スティラー)。家と職場の往復で、何ひとつ変わりばえのしない日々を繰り返しながら、雑誌「LIFE」の写真管理部に勤めていた。ある日、「LIFE」最終号の表紙を飾る大切な写真がないことに気がついた彼は、冒険家でカメラマンのショーン(ショーン・ペン)を探す旅に出ることに――。目の前の仕事や家族の事情という日常にいつの間にか押し流され、夢を追いかけることを諦め、行動も起こさず、無難にやり過ごす日々を送っているウォルターは、誰もが「あるある」と思い当たるようなキャラクター。岡村さんは、「ウォルターは真面目で、さえない、モテない、みたいな感じなんですけど、実は潜在能力は高いんです。やってこなかっただけで、実は、やったら、色んなものを吸収して、生き方とか全てカッコよく見えるのになって」と自身が声で演じたウォルターについて分析する。さらに不器用で臆病な性格が災いし、片思い中の女性・シェリルに話しかけることもできないウォルターについて、「特に女性に対して、自分に自信が持てないところとかが、似ている」と明かし、「彼女と一緒にスキューバダイビングに潜るんだとかっていう空想はすごいです」と共感しきり。自身も「空想ばっかりしています (笑)」と打ち明けた。「この映画『LIFE!』のメッセージは、“自分の殻から抜け出す”こと」と言う岡村さん。本作は「その最初の一歩をポンって押してくれるような、そんな映画ちゃうかなと思うんです。その一歩を出したら、多分すぐ二歩目が出てしまう」。そして、映画の中で大きな一歩を踏み出したウォルターに背中を押されたかのように、「この映画を観てから、ちょっと英会話やってみようかなと思いました」というエピソードも明かしてくれた。そんなウォルターへの強い思い入れを語る岡村さんには、ベン自身が「岡村さんなら必ず、日本のみなさんに作品のメッセージを伝えてくださるでしょう!」と太鼓判を押したほど。ウォルターが暗いオフィスを飛び出し、未知なる外界へと向かう旅で自分自身の可能性を再発見していく姿に、岡村さんも一歩踏み出す勇気をもらえたようだ。『LIFE!』は3月19日(水) よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(上原礼子(cinema名義))■関連作品:LIFE! 2014年3月19日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開(C) 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
2014年03月11日岡村製作所は、モバイルPCサポートユニット「Shift」の販売を2月中旬から開始すると発表した。Shiftは、ノートPCで作業をする際の身体的負担を減らす新発想のチェアとテーブルをセットにした製品。慶應義塾大学の山崎 信寿名誉教授の研究結果をもとに設計されており、作業時の姿勢を改善することで、首 / 手 / 腰 / 脚の負担を軽減するという。ノートPCを使う際は、首が前に出て猫背になったり、浅く腰掛けてからだが大きく後傾したりすることが多いが、これらの態勢は体に負担がかかる。Shiftはこのような姿勢を防ぎ、体重が適度に分散した負担のない姿勢で作業できるようになっている。同社によると、Shiftは従来製品と比較して接触面積が背もたれで平均11%、座面で平均8%増加したという。また筋肉にかかる負担も、首が25%、肩が9%、腰が26%とそれぞれ減少し、足のむくみも改善したとのこと。価格はチェアが8万5000円で、テーブルが6万5000円から(いずれも税別)。
2014年02月10日岡村靖幸がLIVE TOUR 2012「スポーツ」の東京・NHKホール公演を10月12日に行った。今回のツアーは9月17日に名古屋、10月6日に大阪と行われ、東京公演はこの日が初。開演を待ちきれないファンの熱気で、幕開け前から大きな盛り上がりを見せていた。開演時刻を少し過ぎ、ファンにはお馴染みのイントロが流れると、岡村ちゃんの登場を前に観客は全員総立ち。「早く岡村ちゃんが見たい!」というオーディエンスの気持ちを分かった上で「ジラす」心憎い演出があったのち、本人が登場すると会場からは割れんばかりの歓声と悲鳴が。従えた二人の女性ダンサーのキレも然る事ながら、岡村ちゃん本人のダンスのキレも、前回の大々的なライブツアーの時に比べて増しているように感じた。ファンにとっては気になるボーカルも終始ピッチが狂う事無く、岡村ちゃんお馴染みの奇天烈な煽りや発声も存分にあり、熱心なファンほど「お帰り!岡村ちゃん」の想いを実感できた事だろう。楽曲は昨年リリースした『エチケット』のアレンジによるものが多かったが、中にはまた新しいアレンジの人気曲などもあったりして、アルバムを聴き込んだ人でも楽しめる形になっていた。また、他アーティストへの提供曲のセルフカバーなどもあり、1曲ごとに「次は何をやってくれるのだろう」という客席の期待感を煽る作りであった。セットリストも最後まで消化不良なく、やってほしい曲から「え?これやってくれるの?」という曲まで、ライトなファンからコアなファンまで楽しめる選曲になっていた。岡村本人からのMCらしいMCはなかったが、バンドメンバーから伝えられる彼の近況もあり、また曲の終わりに言う短い「ありがとうございました」だけで、ファンは十分過ぎるほどの感動を与えられた。なお、これまでの3公演は全てホールでの開催であったが、本日10月15日、16日(火)に東京・SHIBUYA-AXで行われる公演はライブハウス公演となるため、この日とはまた違った演出で楽しませてくれそうだ。なお、10月15日(月)本日分の当日券は、会場にて17:00より1F立見¥7500(税込)ドリンク代別で若干数販売予定。
2012年10月15日岡村製作所は8月31日、セレクト型デスクシリーズ「Raum(ラウム)」を発売した。「Raum」は、曲線を活かした柔らかく優しいフォルムが特徴の学習机。別売のカラー前板セット(8,400円)を追加すれば、デスクとワゴンの引き出し前板を好みのカラーに交換できる。前板のカラーはパールブルー・パールピンク・ネイビーブルーの3色。デスク周りを子どものお気に入りの空間にすることで、心地よく楽しい学習環境を作り出し、自らデスクに向かう力を育てるという。また、成長とともに変化する嗜好に柔軟に対応できるよう、高学年時には前板を外してシンプルなデスクに戻せる。デスクの奥行きは580mmで、リビング・ダイニングでも使いやすいサイズ。デスク天板に上棚を設置せず、代わりに可動の仕切り板を使うことで、教科書や辞書の整理が可能とのこと。LEDタイプが9万7,440円。蛍光灯タイプが8万4,000円。オプションとしてサイドシェルフ(2万1,000円)、スタッキングシェルフ(2万1,000円)も設定する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日岡村靖幸が開催する秋の東名阪ホールツアー「スポーツ」の追加公演が決定した。【アーティスト情報はこちら】今回追加されたのは10月15日(月)・16日(火)に東京・SHIBUYA-AXで行われる2公演。今回のツアーは他の会場が全てホール会場のため、ライブハウスでの開催となるSHIBUYA-AXでの追加公演は、また違った雰囲気になりそうだ。なお、9月1日(土)のチケットの一般発売に先がけて、公式HP先行予約を実施中。期間は8月2日(木)午前12時まで。岡村ちゃんのグルーブ感をスタンディングならではの臨場感で味わいたい方は、SHIBUYA-AXに集合!■岡村靖幸 LIVE TOUR 2012「スポーツ」追加公演10月15日(月)東京都 SHIBUYA-AXOPEN 18:00 / START 19:0010月16日(火)東京都 SHIBUYA-AXOPEN 18:00 / START 19:00
2012年07月30日2010年7月に惜しまれながらこの世を去った、戦後を代表する劇作家・つかこうへい。その三回忌特別公演として、つか作品の中でも疾走感と瑞々しさで多くのファンに愛されている『新・幕末純情伝』を上演する。沖田総司が実は女だったというユニークな設定ながら、男女の愛に日本という国家を重ねて描く名作。これまで広末涼子や石原さとみら名だたる女優が大きく羽ばたくきっかけとなった沖田役に挑むのは、これが初舞台の桐谷美玲だ。共演は、北区つかこうへい劇団の一期生で近年はTVドラマでも注目を集める神尾佑が坂本龍馬を演じるほか、鎌刈健太や和田正人ら若手実力派も顔をそろえる。初日を前にした7月11日、東京・シアターコクーンにて会見と公開稽古が行われた。『新・幕末純情伝』チケット情報つか作品ならではの、稽古着そのままのようなジャージの衣裳に身を包み、桐谷と神尾、鎌刈、和田、そしてオネエの双子の隊士として出演する広海深海、演出の岡村俊一が会見に応じた。桐谷は「不安もありますが、キャストやスタッフ皆と一生懸命に作り上げたものなので、その結果を全力でお見せしたい」ときっぱり。鎌刈が「美玲ちゃんがタフなので、俺らも頑張らないと!って思えた」と話すと、和田も「初舞台とは思えないほど堂々としている」と絶賛。キャストが着ている“新・幕末純情伝Tシャツ”は広海深海が作ったなどチームワークを感じさせるエピソードも次々に語られた。一方で「つか作品は難解に見えて、実は純粋なラブストーリーが多い。この作品もそのひとつなんです」と神尾が語ると、キャスト陣が真剣な表情になるひと幕も。演出の岡村は「初演(1989年)の熱気と遜色ないほどの仕上がり。美しい新人女優がいて、その周りにアツい男たちがいてという、本作ならではの魅力を楽しんでほしい」と本番に向けて太鼓判を押した。公開稽古では、総司が土方歳三(鎌刈)ら新撰組に出会うシーンと、物語の終盤、愛する龍馬を殺して叫ぶ総司のシーンが披露された。J-POPに乗せて歌い踊る隊士たちのコミカルな場面から一転、龍馬との絡みではみるみる総司という役に没入してゆく桐谷。「国とは女のことぜよ。日本とは、おまんの美しさのことぜよ」から始まる有名なセリフを熱く、同時にどこか寂しそうな表情で発する神尾演じる龍馬に引き込まれる。そんな龍馬を見つめる桐谷の大きな瞳に涙があふれ、総司が心情を爆発させる次のシーンへとなだれ込んでいった。全身で感情を表す女優・桐谷の誕生に、本番への期待が否応なく高まった。公演は7月12日(木)から7月22日(日)までシアターコクーンにて上演。チケットは発売中。取材・文:佐藤さくら
2012年07月12日岡村靖幸が秋の東名阪ホールツアー「スポーツ」を開催する。【公演情報はこちら】最近は一青窈やMEG、BaseBallBearなど他アーティストにも積極的に楽曲提供やプロデュースを行っている岡村靖幸。今回行われる公演は全てホール会場となっており、ライブハウスで行われた前回のツアーとはまた違った構成になりそうだ。日程は9月17日(月・祝)名古屋市公会堂、10月6日(土) 大阪国際会議場メインホール、10月12日(金)NHKホールの3公演となっている。チケット一般発売に先がけて、チケットぴあでは最速抽選いち早プレリザーブを実施中。7月11日(水) 11:00まで。また、プレリザーブも7月11日(水)11:00から7月17日(火)11:00まで実施。あわせてご確認を。■岡村靖幸LIVE TOUR2012「スポーツ」9月17日(月・祝)名古屋市公会堂10月6日(土)大阪国際会議場メインホール10月12日(金)NHKホール
2012年07月06日『仮面ライダー』『サイボーグ009』をはじめ、数々の名作を残した漫画家・石ノ森章太郎の作品『大江戸緋鳥808』が、大地真央の主演で初舞台化される。出演は大地のほか、湖月わたる、貴城けい、未沙のえるなど元宝塚のスターたちが顔を揃える。8月の上演に先立ち、6月6日、都内で会見が行われ、大地、湖月、貴城、未沙と共演の東幹久が取材に応じた。「大江戸緋鳥808」チケット情報大地が演じる美貌の花魁・高尾太夫は、誰にも揚げられないことで名を馳せるが、実はかつて緋鳥と名乗った“くノ一”。明るくさっぱりとした人柄で周りから慕われているが、戦うために生きた孤独な過去を抱えている。そんな暮らしをしている中、江戸幕府ではお家騒動が勃発。その背後には、かつて緋鳥が所属し、緋鳥を裏切った忍び集団・卍党の姿が見え隠れしていた。大江戸八百八町で暮らす人々を巻き込みながらも、ふりかかる数々の事件に緋鳥が立ち向かっていく。初めての花魁役を演じる大地は「衣装の重さが何十キロもあって、びっくりしました。本番では工夫が必要ですね。初共演となる宝塚の後輩たちも楽しみだし、同期生の未沙さんとは27年ぶり。いい化学反応が起こる気がしています」とコメント。原作では濡れ場が多いが「(舞台用に)アレンジされているので、残念ながら濡れ場はありません。本当は脱ぎたかったんですが演出家に止められました(笑)」と会場を笑わせた。湖月と貴城は、憧れの大先輩である大地との共演に興奮気味。湖月は、ファン心理が抜けきれず申し訳ないんですがと断りつつも「真央様とご一緒できることが嬉しくて嬉しくて。いま同じマイクを使っているだけでも赤くなりそう。精一杯がんばりたい」と、スターを見つめるファンのように目を輝かせていた。貴城も「(大地に)見とれてセリフを忘れてしまいそう。たくさんのことを吸収できるようにがんばります。大きな懐の中に入った気持ちで、のびのびと演じられたら」と抱負を語った。今年2月に宝塚を退団した未沙は「退団後の初舞台が、27年ぶりの大地さんとの共演となり、女優としてとても良いスタート」と話すと、気心知れた大地から「同期の“三枚目”の誇りです」と紹介され、笑いを誘った。美女に囲まれての出演となる東は「良いに決まってるじゃないですか」とニヤけながらも「政治に無関心な男が、緋鳥という強烈な個性と出会うことで変わっていく様をしっかり演じたい」と意気込みを語った。演出を担当する岡村俊一は「花魁と“くノ一”のふたつの顔をもつ、時代劇版『仮面ライダー』だと思っていただければ」と作品を紹介。特に「ひとりの女性がどんな気持ちで仮面ライダーをやっているのかという素顔の部分を中心に描いていきたい」と構想を語った。宝塚ファンはもちろん、宝塚を知らなくとも十二分に楽しめそうだ。公演は8月4日(土)から27日(月)まで東京・明治座にて上演される。チケットは6月23日(土)より一般発売開始。なお、チケットぴあでは6月13日(水)11時まで先行抽選・プレリザーブを受付中。取材・文:大林計隆
2012年06月07日新撰組の沖田総司が実は女だったという独自の設定で、幕末を駆け抜ける志士たちの青春を描いたつかこうへいの代表作『新・幕末純情伝』。1989年の初演以来、広末涼子や石原さとみら名だたる女優が体当たりで沖田を演じ、本作をきっかけに演技派女優へと脱皮した伝説の作品だ。今回“つかこうへい三回忌特別公演”で7代目沖田に選ばれたのは、女優業のほか、今春からニュースキャスターを務めるなどマルチな活動で躍進中の桐谷美玲。初舞台にして初主演がつか作品というこの上ないハードルの高さだが、「不安でいっぱいですけどやるしかない」と大きな目を輝かせる。その桐谷に話を訊いた。『新・幕末純情伝』チケット情報「お芝居を観に行くと、女優さんでも映像作品とは全く違った迫力で舞台に立っている姿を目にして“カッコいいなぁ”と感動することが多かったんです。でもまさか自分が舞台に挑戦することになるとは……」と、初舞台への戸惑いを正直に話す桐谷。だが初めての男役に加え、殺陣とアクションが満載の舞台に対しては「小さい頃、弟とよくチャンバラごっこをして遊んでいたので、稽古が始まったら楽しんでしまう気がします(笑)」と頼もしい答えが返ってきた。沖田は男として時代の波に飲み込まれる中で、初めての恋にも身を焦がす役どころ。桐谷にとって全てが初体験となるが、傍らでインタビューを見守っていた演出担当の岡村俊一から「そのままの桐谷さんでいいんだよ」との意外な言葉も。つかの存命中から共に舞台を手がけてきた岡村だけに、「普通の女の子が究極の物語を通して強く見える瞬間があるっていうのが、つか作品の面白さ。だから22歳の、等身大の桐谷美玲が舞台上にまず存在するのが大事なんです」と話す。それを受けて桐谷も「『沖田を演じるというのは感情の幅を広げていく作業』と岡村さんに言っていただいて、それなら私にも出来るんじゃないかと思えました。本番では全てをさらけだせるようになっていたい」と意気込む。「ドラマや映画とはまた違う、新しい私をお見せできると思うし、それが自分でも楽しみ。初めて生の舞台を観るという人にも、ぜひ観に来てほしいです」と語った。この1~2年、「演じることが楽しくなってきたんです」という桐谷。映画『ジーン・ワルツ』(2011年)や『荒川 アンダー ザ ブリッジ』(2012年)など、多彩な現場で揉まれた経験が財産になった。「こんな私でも、演技を見てアドバイスをくださる人がいるんだと思ったら、怖いなんて言ってられないと気持ちを切り替えられるようになりました」と最後まで率直な言葉で語ってくれた。まさに現在進行形の桐谷が見せる、人生一度きりの初舞台。その姿を、ぜひ劇場で目撃したい。公演は7月12日(木)から22日(日)まで東京・シアターコクーンにて上演。チケットは発売中。取材・文:佐藤さくら
2012年05月21日8月25日(土)より公開する高倉健主演映画『あなたへ』が完成し、岡村隆史が出演することが発表された。その他の写真本作は、北陸の刑務所の指導技官・倉島英二(高倉)が、長年連れ添った亡き妻・洋子(田中裕子)の遺骨を散骨するために富山から九州へ車で旅をし、その過程で妻の想いに気づかされていく姿を描いたロードムービー。岡村が出演するきっかけとなったのは、『鉄道員』で第23回アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した高倉が、『無問題』で話題賞に輝いた岡村に「いつか一緒にお仕事しましょう」と声をかけたことから。今回岡村が演じるのは阪神タイガースファンの男の役だが、大阪のお好み焼き屋で球団が優勝する瞬間をテレビで観戦している時に、店に訪れた英二と洋子に興奮のあまりに乾杯を求め、『六甲おろし』を大合唱するという。事前にタイガースファンの知人に『六甲おろし』の歌い方を習って準備したという岡村。昨年、9月25日に、東宝スタジオに作られた下町の飲み屋のセットで行われた撮影を振り返り、「前日はあまり眠れませんでした。撮影中はずっと高倉さんの存在を感じていたんですが、緊張しすぎて顔が見られませんでした。僕からしたら神様です」と明かすも、「楽しかった。夢のような時間でした」と出演の喜びを語っている。高倉の声がきっかけで実現した、ふたりの貴重な共演シーンに注目だ。『あなたへ』8月25日(土)全国ロードショー
2012年04月23日「元祖プッツン女優」藤谷美和子、小田原市内で徘徊、奇怪な行動13歳で芸能界デビュー、NHK連続テレビ小説「心はいつもラムネ色」でヒロインを、歌手としてもNHK紅白出場と輝かしい経歴を誇った女優、藤谷美和子が、神奈川県小田原市内で徘徊生活をしていると日刊スポーツや写真週刊誌「フライデー」が報じている。藤谷は数年前から毎夕、必ず小田原駅前に現れ、ノラネコにエサを与えるなど世話をしているという。また、連日のように100円ショップでパーティーグッズを大量に購入したり、駅前のベンチでアンパンを食べたりするなど奇行を繰り返しているという。日刊スポーツの取材に応じる日刊スポーツの記者が午後8時半頃に小田原駅前に現れた藤谷に直撃インタビュー。初めは藤谷本人では無いと立ち去ろうとしたが、「日刊スポーツ」だと名乗ると、藤谷は今の心境を話し始めた。記者・・復帰の意思は?藤谷・・自分をメディアに出さないようにと書いてある紙が出回っているから出られない。女優としては昔のような作品には出たいけど、今は出たいと思う作品がない。印税が自分にちゃんと入って納得できる作品なら出たいです。今は女優よりもデザインや建築、映像関係の仕事がしたい。記者・・現在の生活は?藤谷・・猫ちゃんを何とか誰かの家で暮らさせてあげたい。それが今の私のやらなきゃいけないことです。また、藤谷は2005年に結婚した演出家、岡村俊一氏との離婚を希望しているが岡村氏には、その気持ちは無いという。多くの才能に恵まれながらも繊細が故に芸能界に馴染まず、芸能界から離れて行った藤谷の芸能界復帰の道は残っているのだろうか?編集部日野涼香元の記事を読む
2012年04月07日