寒さ対策より暑さ対策沖縄本島から宮古海峡を経て南西に約290kmの場所にある宮古島では、宮古島の絶景を堪能できる「宮古島100kmワイドーマラソン」が2020年1月19日(日)に開催します。沖縄は、平均気温が17℃。最低でも10℃を下回ることありません。同大会では、本州の寒さに比べて、暖かいため1日中たっぷりと長距離走を楽しむことができます。魅力的なコースワイドーマラソンでは、宮古島を1周する100kmの部、50kmと22kmの3部門があり自分の体力に合わせて距離が選べます。同マラソン大会は、42.195kmを超えて走る「ウルトラマラソン」が楽しめると人気です。100kmの部では、伊良部大橋・来間大橋・池間大橋の3つの橋を渡るコースとなっており、沖縄名産のサトウキビ畑、エメラルドグリーンの海の景色を堪能することができます。制限時間14時間で宮古島を1周する参加料は、100km 15,000円、50km 8,000円、22km 4,000円、制限時間は100km 14時間、50km 7時間、22km 4時間となります。走ることを楽しみながら自らの可能性に挑戦してはいかがでしょうか。(画像は宮古島市公式サイトより)【参考】※大会公式サイト※宮古島市公式サイト
2019年08月30日2019年11月3日(日)より、横須賀の離島・猿島で「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」が開催されます。歴史残る猿島でしか楽しめないアートを体感してみて。無人島・猿島猿島は東京湾唯一の無人島です。歴史を感じられる砲弾跡や弾薬庫があり、自然と人工的な痕跡が融和した感慨深い無人島です。猿島でしか見られないアートプロジェクト猿島全体を夜間開放して行われる「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」は、猿島の警官を活かしたアートイベントです。国内外のアーティストが展開するアートプロジェクトは島の近くに住む人々から着想を得ています。現代社会に生きる人々へ…現代社会を生きる鑑賞者が「恐らく忘れかけているであろう感覚や感情」を呼び起こしてくれるかのようなアートです。知らずのうちにどこかに置いてきてしまった、感性ともう一度向き合い、自分を見つめなおす機会を創出します。猿島へ行ってみては人口跡地と自然の融和が感じられるアートで自分と向き合い、心躍る無人島を楽しんでみては。「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」は11月3日(日)~12月1日(日)の開催です。イベント情報イベント名:Sense Island催行期間:2019年11月03日 〜 2019年12月01日住所:神奈川県横須賀市猿島1番
2019年08月28日「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」が、横須賀の離島・猿島にて、2019年11月3日(日)から12月1日(日)までの夜間に開催される。「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」は、猿島全体を夜間開放して行われる、初のアートイベント。猿島は、砲台跡や弾薬庫跡といった人工的な痕跡と自然が融和した東京湾に浮かぶ無人島。会期中は、猿島ならではの独特な景観と、歴史、島の近くで暮らす人々の営みなどから着想を得たアートプロジェクトを、国内外のアーティストとともに展開する。参加アーティストは、本イベントのプロデューサーも務めるライゾマティクス・アーキテクチャーの齋藤精一をはじめ、場所に即したインスタレーションや新たな体験を作り出し、オノ・ヨーコなど数多くのアーティストとコラボレーションを行ってきたクリエイティブユニット・ワイルドドッグス、佐野文彦、後藤映則、鈴木康広など。アートプロジェクトを通じて、現代社会に生きる鑑賞者1人1人が「恐らく忘れかけているであろう感覚や感情」を呼び覚まし、想像力をもって自らの生活や個人のあり方を見つめなおす機会を創出する。【詳細】Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島会期:2019年11月3日(日)~12月1日(日)開場時間:17:00~21:00(予定) ※日没以降会場:猿島公園住所:神奈川県横須賀市猿島1番料金:3,500円前後(往復乗船料、夜間乗船料、入園料、観覧料含む) ※予定※詳細はウェブサイトにて順次告知。公式サイト:
2019年08月24日「二度と、この島に戦争がないように。人々が殺し合うことのないように。そんな願いを込めて26年前に作ったのが『島唄』です。これからも平和の夕なぎが永遠に続くことを願って今日も歌います」沖縄県立南部農林高等学校(豊見城市)の体育館に3月20日、『島唄』が響き渡った。歌っているのは、元THE BOOMのボーカルで音楽家の宮沢和史さん(53)。宮沢さんが弾く三線と歌に合わせて、子どもたちが沖縄の伝統芸能エイサーを踊る。そんな様子を、集まった生徒約100人が食い入るように見つめていた。ステージには、「くるちの杜100年プロジェクト出前講座」という横断幕。三線の竿に使われるくるち(黒木)の木を植える活動のことで、宮沢さんが地元の有志とともに’12年から始めた。現在、約3,000本弱のくるちが、沖縄県本島中部にある読谷村の座喜味城跡公園に植えられている。このプロジェクトの“起源”は、140万枚を超えるヒットとなった『島唄』が発売された’93年に遡る。『島唄』は南米でも大ヒット。’02年のサッカーW杯では、アルゼンチン代表の応援歌になったほどだった。世界でブームを起こすようなヒットによって、日本では沖縄音楽も人気に。三線は飛ぶように売れた。しかし、空前の三線ブームで沖縄県のくるちが枯渇。99%を東南アジアから輸入せざるをえなくなった。後に、『島唄』のヒットで三線の材料が枯渇したことを知った宮沢さんは、「いつか沖縄への恩返しとして、くるちの木を植えたい」という思いを温め続けてきた。その“いつか”を実行するきっかけとなったのが、2011年に起きた東日本大震災だった。「あの大津波で2万人以上の方々が夢を断たれ、志半ばで亡くなりました。僕の夢も一瞬で断たれるかもしれない。もう今までの延長で生きてちゃいけない。いつかやろうと思っていたことを、今始めよう」そう考えた宮沢さんは、翌年の’12年、行動を開始する。放置されている、くるちの杜が読谷村にあると知り、それを引き継ぐかたちでプロジェクトがスタートした。宮沢さんはこの日、生徒たちの前でこう語りかけた。「県産のくるちで作った三線の音が聴けるのは、みなさんの孫やひ孫くらいの世代でしょう。100年、200年後にくるちが育っていれば、その間、沖縄に平和が続いたということです。それをイメージしながら育ててほしい」宮沢さんは’66年、山梨県甲府市生まれ。沖縄出身ではないが、沖縄に関わり続けてきた。THE BOOMを’14年に解散。現在ソロ活動中の宮沢さんは、今年、デビュー30周年を迎える。宮沢さんが、初めて沖縄の地を踏んだのは’90年。アルバムのジャケット撮影で、北部のやんばる地方を訪ねたときだった。「おじいが水牛を引っ張っている風景を見て、日本にこんな文化があるのか、と」魅了された宮沢さんは、沖縄に通い詰めるようになる。「当時、沖縄といえばマリンスポーツのイメージばかり。でも、行ってみたら、あちこちに戦争の爪痕があって。僕は取りつかれたように戦跡ばかり見て回りました」数度目の沖縄で、ひめゆり平和祈念資料館を訪れた宮沢さんに、『島唄』誕生のキッカケが訪れる。ひめゆり学徒隊で生き残った語り部の女性との出会いだった。「恥ずかしながら僕は、当時、沖縄戦のことをよく知らなかった。集団自決があったこと、4人に1人が亡くなったこと。日本人として知っていなくちゃいけないことを知らなかった自分が恥ずかしくて。本当に申し訳ない気持ちになりました。同時に、そういうことを教えない教育に対して、ものすごく疑問を感じたんです」戦後の日本の繁栄は、沖縄戦で散った20万柱の上にある。そんな歴史が忘れられていいのか。そう考えた宮沢さんは、沖縄の人に何か返したいと思うように。「今度、その語り部の女性に再会したとき聴いてもらう曲を作ろう。沖縄戦を体験された方々に恥ずかしくない曲を、と思って作ったのが『島唄』です」ストレートに反戦を歌っても、聞く耳を持ってくれない。レコード会社もデリケートな内容を歌うことに懸念を持っていた。「だから表向きは、幼なじみの男女の別れを歌ったラブソングにしました」サビの前の歌詞には、ウージの森(さとうきび畑)で出会った男女が、永遠の別れ(自決)をする、という意味を込めた。しかし一方で、ウチナーンチュでもない自分が、沖縄の伝統楽器・三線で沖縄音楽を奏でることにためらいもあった。「島唄っていうのは、沖縄民謡の総称でね。当然、こんなのは島唄じゃない、とお叱りを受けるだろうと思いました」そんな宮沢さんの背中を押してくれた人がいた。『ハイサイおじさん』などのヒット曲で有名な沖縄の歌手、喜納昌吉さんだった。「魂までコピーすれば、それはまねじゃない。この歌は、魂をとらえている。どんどんやりなさい」こうして’92年、歌詞の一部を沖縄の方言にした『島唄』(ウチナーグチ・バージョン)を沖縄県限定でリリース。たちまち話題となり、大ヒット。「売れると思ってなかったからビックリして。レコード会社から、シングルとして全国発売にしたいと言われたけど僕はイヤだった。沖縄のためだけに書いた曲だったから。でも、どうしてもと言われて、仕方なく歌詞を日本語にしてジャケットも変えて発売したんです」こうして’93年に全国発売された『島唄』(オリジナル・バージョン)も大ヒット。宮沢さん27歳のときだった。反響が大きければ、批判も多い。予想どおり「こんなのは“島唄”じゃない」と言われた。「批判されても、それに負けない沖縄への思いがありました。だから、これ一回で沖縄を通り過ぎたら負けだ。ずっと関わり続けようと、あのとき思ったんです」’11年の東日本大震災後「くるちの杜100年プロジェクト」と並んで、もうひとつ始めたのが、沖縄・宮古・八重山に受け継がれる民謡を収録しCD大全集として残すという「唄方プロジェクト」だ。「沖縄には各地に民謡があって、この三線の弾き方は俺しかできない、とか、こんなコブシの回し方するのは、この人だけだっていうのがあるんです。歩く“沖縄芸能事典”のような人たちの音楽を記録しておかないとって」宮沢さんは’12年から、1人で各地の民謡の歌い手を訪ね、「1曲歌ってくれないか」と交渉して回った。自費でスタジオを借り、録音。5年かけて録りためた曲は約260曲、参加した歌手は250人に。協力者も増え、CDを作る寄付も集まった。’16年、宮沢さんが5年を費やして完成した17枚組のCDは、沖縄の図書館、学校、各国の沖縄県人会に寄贈された。録音にも参加した沖縄民謡界の重鎮、知名定男さんは言う。「気が遠くなるような作業を成し遂げた。それもヤマトンチュが。この努力には頭がさがるね。『島唄』を作った彼だからできたんだと思います」宮沢さんのことを、「せがれのようだ」という知名さん。「でも『島唄』発売当初は、『ヤマトンチュが島唄とは大胆だ!こんな歌なら俺は1日10曲でも作れる!』と暴言を吐きました」しかし、『島唄』に込められた思いや、宮沢さんの活動を見ているうちに、「あぁ真剣なんだ」と見方が変わっていった。「最初は通りすがりかと思っていたけど彼はちがった。最終的に、彼は沖縄にとどまった。そんな印象を僕は受けるんです」3月21日、地域の人たちとともに、くるちの杜で草刈りする宮沢さんの姿があった。三線を習っているという地元の中高生も、懸命に草を刈る。宮沢さんの思いは、たしかに受け継がれていた。「くるちにも、三線を聴かせましょう」草刈りのあと、くるちの杜には、三線の音色と、宮沢さんと地域の人が『島唄』を合唱する声が響いていた。平和を願う歌声は、島に吹く南風に乗って海を渡っていく――。
2019年04月14日島おでん専門店「島おでん ミケ(島おでん MIKE)」が、神戸市・北野にて2019年3月1日(金)にグランドオープンする。「島おでん ミケ」では、淡路島の食材を使用したおでんを提供。淡路島の薪釜炊きの「おのころ雫塩」と「淡路島の鱧」、昆布と鰹の深味を合わせた出汁で、旬の海鮮や野菜を炊きこんだおでんを楽しむことが出来る。メニューには「名物 島のさつま揚げ」「梅モッツァレラ巾着」「トリュフ玉子」など、普段のおでんとは一味違ったこだわりの一品をラインナップ。コースメニューも用意されており、様々なシーンで利用することが可能だ。こだわりのおでんと合わせて提供されるのは、ソムリエが厳選した自然派ワインを中心としたお酒。また、フレッシュフルーツを使った「季節の氷結ジェラート」がデザートメニューとして用意されているので、最後まで自然が育んだ豊かな味覚を堪能出来る。【詳細】島おでん ミケオープン日:2019年3月1日(金)営業時間:17:00~24:00住所:神戸市中央区加納町3丁目14-5 上山ビル1FTEL:078-414-8002席数:24席<メニュー例>名物 島のさつま揚げ、島の農家さんがつくった大根、洲本・池田屋のコンニャク、梅モッツァレラ巾着、トリュフ玉子、スダレ貝 淡路産レタス カラスミ、トマト 淡路バジル、ロールキャベツ、季節の氷結ジェラート
2019年02月25日いま注目度を増している「旅育」とは、「旅を通じておこなう子ども教育」のことです。でも、ただ子どもと旅に出ればいいのでしょうか?旅育初心者のため、その第一人者である旅行ジャーナリスト・村田和子さんが具体的なアドバイスをしてくれました。旅育をするにあたってまず重要となるのは「子どもを子ども扱いしない」ことだそう。そして、「体感をもって学ぶ」ことの重要性に子ども自身に気づかせることだとも。構成/岩川悟(slipstream)取材・文/清家茂樹(ESS)写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)「子どもを子ども扱いしない」という姿勢旅育とは「旅を通じておこなう子ども教育」。つまり、旅によって「子どもが大人に向かって成長する」ことが目的です。であれば、まず重要となるのは「子どもを子ども扱いしない」ことではないでしょうか。大人の友人同士で旅行するというときに、行き先を告げないとか相手の希望を聞かないということはあり得ませんよね。でも、家族旅行となると、親はどうしてもそうしてしまいがちです。そこで、子どもを子ども扱いしないために、「旅の計画から子どもと一緒にする」のです。ただ、小学校に上がる前くらいの幼い子どもだと、現実的な旅行プランを出すことは難しいでしょう。それに、せっかく子どもが「あれをしたい」「これをしたい」と言ったのに、現実的に難しいからと却下してしまうと、教育という点から見れば逆効果。自己肯定力を下げることになってしまいます。そこで、夏休みに海に行くのか山に行くのかといった複数の案から選択させるのです。ただ選択するだけですが、それでも子どもにとっては自分が決めた旅になるので、旅に臨むモチベーションがまったくちがってきます。意欲的に旅に出るわけですから、旅がもたらしてくれるさまざまな効果(インタビュー第1回・第2回参照)も格段にアップするというわけです。旅の計画を立てることは頭を使うことだらけもう少し子どもが大きくなったら、計画を立てるときに家族会議をしてください。家族それぞれが行きたい場所を挙げてプレゼンをするのです。どうしてその場所に行きたいのかといった理由を各自が訴え、他の家族はそれをしっかり聞く。すると、子どもは、「パパの案もいいな」と思ったりもします。そして、自分の案とどう折り合いをつければいいのかと考えて答えを導こうとする。こうして、社会に出たときにも重要となるコミュニケーション力や他者理解の力が自然と養われるのです。小学校中学年になれば、旅の計画の一部を思い切って子どもにまかせてみてください。目的地への行き方もひとつではありません。車がいいのか、電車がいいのか、電車でも新幹線を使うほうがいいのかと考えさせてみるのです。旅の計画というのは、本当に頭を使うことが多いものです。宿はどうするのか、観光はどうするのか、さらに予算も絡んでくる。考える要素がたくさんあるうえに、正解もない。それこそ、「正解がない」といわれる時代に必要な「考える力」を育むことになるのです。これにはインターネットの普及が好影響を与えてくれています。インターネットがない時代に、時刻表とにらめっこして予定を組むのは子どもには難しかったことでしょう。しかも、目的地周辺の観光や宿の情報を得る手段も限られていました。でもいまなら検索をすれば複数の経路に宿や観光の情報がすぐに示されます。いまの時代だからこそできるようになった教育だともいえます。身をもって「百聞は一見にしかず」を知るただ、インターネットにはデメリットもある。幼いときからあたりまえのようにインターネットに触れてきたいまの若い世代は、頻繁に旅行をする人とまったくしない人というふうに二極化しています。以前ならなかなか得られなかった情報に触れたからこそ「実際に体験してみたい」と思う人と、「家にいて得られるものになぜ時間やお金をかけるのかわからない」と思う人にわかれているのです。後者には「情報=リアル」という価値観が根底にあるのだと思います。でも、実際に旅先で本物を見ると、思っていたものとちがうということはよくあることですよね。それは、「思っていたよりも良かった」でも「思っていたほど良くなかった」でもいいのです。重要なのは、「情報とリアルはちがう」と体感すること。つまり、身をもって「百聞は一見にしかず」を知ることなのです。わたしの息子が小さいときにはじめて海に行ったときのことです。息子もテレビなどを通じて海も波も知っていて、海が見えてきたときには「わー!海だ!」とはしゃいでいました。ところが、実際にビーチに立ったら、「波が怖い」と言って海に近寄ろうともしなかった。息子はまさに五感で海を体感し、息子なりに海というものを知ったわけです。幼いときから体感をもって学ぶことの大切さを知る。そういう経験があれば、どんな情報化社会になろうとも、本物の重要性を見失うことはないと思うのです。『家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK』村田和子 著/日本実業出版社(2018)■ 旅行ジャーナリスト・村田和子さん インタビュー一覧第1回:子どもの人生は“旅”で幸せになる。いまの時代こそ親子で旅に出るべき理由第2回:旅先での行動は“親子別々”に。“親の不在”が深める子どもの「自信」第3回:旅の計画には“正解がない”。子どもの「考える力」を育む旅行プランの立て方第4回:忘れてはいけない“旅の記録”。旅先での成功体験を思い出すたび「自己肯定力」が高まる(※近日公開)【プロフィール】村田和子(むらた・かずこ)1969年8月29日生まれ、神奈川県出身。旅行ジャーナリスト。2001年、生活情報サイト「All About」運営スタート時に旅行情報のガイドに就任したことを機に執筆活動を開始。モットーは「旅を通じて人・地域・社会が元気になる」。現在は家族旅行を応援する旅行情報サイト「家族deたびいく」を運営しながら、消費者視点での旅の魅力や楽しみ方を年間100以上の媒体で紹介する他、旅行に関する講演、旅行サイトや宿泊施設のコンサルティングもおこなう。得意なテーマは旅育、家族旅行、ひとり旅、記念日旅行、ヘルスツーリズムなど。特に旅によって子どもの生きる力を育む旅育を村田式教育メソッドとして著書等を通じて啓蒙を進めている。一児の母。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年02月10日ゆったりと流れる島時間と島の風土に身を委ねる滞在が、人間本来の体内リズムを取り戻し、心身ともに穏やかなバランスへと導いてくれる 見晴台からの雄大な眺めからも、4つめの集落としてこの地に溶け込んでいることが分かる。 全長46mの楕円形のプールは、まるで巨大なオブジェのようなドラマティックな景観 。24時間利用可能で夜はプールサイドから満天の星を望むことができる。ティンガーラ(天の川)、むりかぶし (すばる)などの星々のきらめきを竹富の漆黒の夜が演出。小さな3つの集落に次ぐ“4つめの集落 ”と呼ばれる「星のや竹富島」。心地よい海風と鳥の声に耳を澄ませながら、のんびりと過ごす島時間、そして、降り注ぐ太陽がもたらす自然の恵みが、健やかさとやすらぎを運んでくれます。 竹富島の恵みを贅沢にいただく、島テロワール冬に旬を迎えるハーブや温暖な気候で育った車海老など 、竹富の素材をふんだんに活かした“島テロワール”のディナーは全10皿が並びます。あかね芋と濃厚なフォアグラをサラダ仕立てにした“島テロワール”の一品は、命草の食感がアクセントに。 竹富島、しまさんぽどこからともなく聞こえてくる三線の音、愛嬌のあるシーサーが鎮座する街並み、毎朝、掃き清められる白砂の道 。幸せを運ぶ南風に吹かれながら、島の気配が感じられるお散歩へ 。竹富島を代表する遠浅のコンドイ浜。紺碧の海と白い珊瑚の砂浜、遮るものが何ひとつとな い、美しい光景が広がる。人が歩くよりもゆっくりとしたスピードで進む水牛車に乗って、日の出から日の入りまでを生活の時間とする、のどかな“島時間”を満喫。“民芸の島”とも呼ばれる竹富島は暮らしと自然が調和して生まれた“ミンサー織 ” が生まれた地 。「竹富民芸館」ではミンサー織体験ができます( 宿泊者限定 ) 。“いつの世までも末永く仲睦まじく”との想いが込められた、五つと四つの四角が代表的な絣模様です。「どこか懐かしい島の街並みや美しい自然を眼にした記憶が何よりのお土産。竹富島は自分の中に何かが芽生える場所と」山藤さん。あなたも日々の喧騒を忘れ、ゆったりとした島時間を味わう旅に出ませんか? BEAUTY TRAVELER山藤陽子さんYORK.代表、ライフスタイルコーディネーター、SCENT Designer。ブランドコンサルティング、商品企画開発、パフューマーとしてフレグランスや舞台など空間演出としての調香も手がける。アポイント制のサロン「HEIGHTS」を2015年にオープンし現在に至る。「気持ちいいこと」をテーマにした日々の活動はこちらより。星野リゾート星のや“ 現代を休む日 ”を コンセプトにラグジュアリーリゾートを展開する「 星のや 」。 日常から離れて過ごす時間を満たし、一歩踏み入れたときから訪れた地のテーマが色濃く展開する独特の世界観で安らぎをもたらしてくれる 。国内は軽井沢、京都 、竹富島 、富士 、東京で展開 。海外初の展開となる「 星のやバリ」では 、バリ舞踊を体験し、観て、 綺麗になる1日ウェルネスプログラム「バリ舞踊美人滞在」を開催 。星のや竹富島access. 石垣港より竹富島までフェリーで約10 分 。竹富港より 、14:15 ~ 17 :45( 夏 は18 :15 ) までの毎時15分と45分に専用車での送迎ありaddress.沖縄県八重山郡竹富町竹富tel.0570-073-066(星のや統合予約) vol. 11よりphotograph:Kiyono Hattoritext:Ayako Watanabe
2019年01月18日暮らすように過ごす、島民としてのひととき客室のコンセプトは“風の家”。島の伝統家屋を受け継ぐ木造平屋造りで縁側は全て南向き 。やさしい南風が通り抜けます 。 石垣島から高速フェリーでおよそ10分。周囲9kmほどの小さな離島、竹富島は沖縄の原風景ともいえる街並みや自然が今も色濃く残る特別な場所。琉球赤瓦の家々、グックと呼ばれる珊瑚石で組まれた石垣、白い珊瑚砂が敷き詰められた道、そして、色鮮やかな花々と生い茂る植物たち。竹富港から車に揺られ、程なくして辿り着いた先がこの旅の目的地が「星のや竹富島」です。そして旅人は、ライフスタイルコーディネーターの山藤陽子さん。「南の島への旅は久しぶり。夏とは違ったこの季節の島の表情を満喫したいです」と山藤さん。 島の暮らしに寄り添う命草で 、心と身体を温める竹富島では野草やハーブを “ 命草(ぬちぐさ)”と呼び、古くから健康を保ってきた風習があります。冬は島のハーブ類が旬を迎える季節。中でも爽やかな辛味が特徴の島胡椒の“ピーヤシ”と竹富島の言葉で “フーチバ”と呼ばれるよもぎは、食事に取り入れたり、美容のトラブルを起こしたときに煮出してお茶にするなど、島民の暮らしに欠かせない存在。「星のや竹富島」では、そんな命草を用いた心身ともに温まるプログラムを2泊3日で体験することができます。 フーチバをバスタブにたっぷり浮かべてテントで覆う“フーチバサウナ”は客室で楽しめるのも嬉しい。ウェルカムドリンクの “命草チャイ” で冷えた身体を温め、緩やかにリセットした後は “フーチバサウナ ” で思いのままにリラックス。 翌日はおぼろ状のやわらかい豆腐“ゆし豆腐”を合わせたお粥にピーヤシ味噌をトッピングしていただくお粥がメインの身体にやさしい朝食膳で一日がはじまります。 午後は最終仕上げの “フーチバ命草玉のスパトリートメント” が至福のひとときへと誘ってくれます。フーチバや長命草などを米粉に練り込み、蒸し上げた命草玉で身体を温めながら、背中や脚のトリートメントを行う“フーチバ命草玉のスパトリートメント”。「南風(ぱいかじ)を感じながら、サウナでたっぷりと汗をかき、トリートメントでは身体の芯からゆっくりと温まり、心身ともにリズムを整えることができました。どちらもよもぎの香りが新鮮で、島の暮らしに寄り添ってきた植物やハーブに人間は生かされていることを実感しました。また、香りは記憶を呼び起こすもの。命草のやさしい香りが、子どもの頃に遊んだ野原や公園などの原風景と繋がって、自分のふるさとにいるような感覚を抱きました。非日常を感じながら、島の日常を感じられる、心の贅沢を得られる旅でした」と語る山藤さん。島の住民の気分で暮らすように過ごす滞在の記録は、後編にてご紹介します。お楽しみに! BEAUTY TRAVELER山藤陽子さんYORK.代表、ライフスタイルコーディネーター、SCENT Designer。ブランドコンサルティング、商品企画開発、パフューマーとしてフレグランスや舞台など空間演出としての調香も手がける。アポイント制のサロン「HEIGHTS」を2015年にオープンし現在に至る。「気持ちいいこと」をテーマにした日々の活動はこちらより。星野リゾート 星のや“ 現代を休む日 ”を コンセプトにラグジュアリーリゾートを展開する「 星のや 」。 日常から離れて過ごす時間を満たし、一歩踏み入れたときから訪れた地のテーマが色濃く展開する独特の世界観で安らぎをもたらしてくれる 。国内は軽井沢、京都 、竹富島 、富士 、東京で展開 。海外初の展開となる「星のやバリ」では 、バリ舞踊を体験し、観て、綺麗になる1日ウェルネスプログラム「バリ舞踊美人滞在」を開催 。星のや竹富島access. 石垣港より竹富島までフェリーで約10 分 。竹富港より 、14:15 ~ 17 :45( 夏 は18 :15 ) までの毎時15分と45分に専用車での送迎ありaddress.沖縄県八重山郡竹富町竹富tel.0570-073-066(星のや統合予約) vol. 11よりphotograph:Kiyono Hattoritext:Ayako Watanabe
2019年01月16日「サンゴ砂の島夕日ツアー」開催沖縄県・竹富島のリゾート「星のや竹富島」にて、「サンゴ砂の島夕日ツアー」が開催されます。期間は2019年3月18日(月)から5月19日(日)までの2か月限定です。ツアー概要リゾートのある竹富島西部には、干潮時の時だけぽっかりと出現する小さな島があります。同ツアーではその島に渡り、カクテルを片手に地平線に沈んでいく美しい夕日を眺めることができます。同ツアーで使用されるのは、竹富島でかつて使われていた木造の帆船”サバニ”。ガイドのレクチャーを受け、島へと出発です。夕日が水面の反射し、幻想的な海でのクルーズを楽しめます。ツアーに参加できるのは1日1組(2名)のみ。誰もいない小さな島で、2人だけのロマンチックな時間を過ごせます。ゆったりとした島時間で、日頃の慌ただしさを忘れられる癒やしのひとときとなることでしょう。(画像はプレスリリースより)【参考】※星野リゾートのプレスリリース
2018年12月25日昨年オープンの『済州神話ワールド』がアツい!日本から行ける近場の海外旅行先といえば韓国。その最南端にして最大の島、済州島(さいしゅうとう・チェジュトウ)は、韓国でもっとも大きな島で、ソウルからは10分おきにフライトがあるリゾート地。風光明媚でのんびりとした雰囲気と海鮮料理を楽しむのがメインアクティビティでしたが、昨年『済州神話ワールド』ができてからはさらに注目度がアップ。今、韓国で一番アツい旅行地かもしれません。来年にはアウトドアのウォーターパークが拡張オープンするほか、グランドオープンしたばかりのマリオット・リゾートもあると聞いて、さっそく行ってみました!風光明媚なビーチリゾートとして知られる済州島。韓国のリゾート地といえばここ、というくらい人気のある島どの年齢層にも必ず楽しみが見つかるから、家族全員が満足!済州島初めての大テーマパーク『済州神話ワールド』は、いくつものアトラクションが集まった複合施設です。ポイントはキッズはもちろん、大人もものすごく楽しめること。韓国の人気アニメキャラクターと神話をテーマにした『神話テーマパーク』には、ローラーコースターやメリーゴーラウンドなど15のアトラクションがあり、見た目はかわいらしいのにけっこうスリルのあるものがそこここに。また、来年拡張オープンされる『神話ウォーターパーク』には小さな子ども向けのサンドキャッスル型のウォータースライドのほかに、水深2.8メートルのプールにダイブするスライダーも。トライするかどうか大人でも勇気がいりそうですね。どの年齢層にもマッチするので、年の差が大きいきょうだいがいる家族でも全員が満足できそう。テーマパーク以外にも、ボウリング場やアーケードゲームコーナーなど、リゾートから一歩も出なくても楽しめるので、滞在時間が短い場合も思う存分楽しめるでしょう。神話テーマパークにはアトラクションのほかにショーなどもある。キャラクターは韓国の人気アニメ『ラーバ』ファミリー仕様のマリオットに期待このリゾートで特にうれしいのは、敷地内に宿泊施設があるところ。どの施設からもパークまでは歩いて行くことができ、疲れてちょっと室内で休憩してからまた遊ぶ、ということも可能。特に荷物が多くなりがちなウォーターパークではこの近さはとてもありがたいですね。敷地内には3つの宿泊施設がありますが、今回宿泊したのは新しくできた『ジェジュ・シンワ・ワールド・マリオット・リゾート』。マリオットといえば高級ホテルのイメージですが、『ジェジュ・シンワ・ワールド・マリオット・リゾート』は、高級感はそのままに、全年齢型ファミリー仕様でもあり、リゾートと一体化していました。室内は暖色で淡いトーンにまとめられていて、モダンな雰囲気です。キッズバスローブやスリッパをリクエストすることができるので、予約時に忘れずにリクエストしましょう。また、バスアメニティがタイ発のナチュラルスキンケアブランド『THANN』のもので、さらにフェイスマスクまでサービスというあたり、ママにもぐっとくるのではないでしょうか。屋外プールにはスライダーがあるほか、キッズゾーンもあり、ファミリー仕様であることがわかります。来年からはファミリー向けに「Mパスポート」を導入。すべてのキッズアクティビティをこなしたらスタンプを集めることができたり、Mパスポートを見せることでスタッフからのサプライズが受けられるといった特典があります。これは家族連れならぜひ受けたいサービスですね。加えて、来年にはマリオットの中庭にテントを張ってグランピング体験ができるそうですよ。やわらかな印象の部屋はリラックスできそう。ツインルームもあり。夜は中庭がライトアップされ、なかなかロマンチックまさに国内旅行感覚の手軽さで、リピ決定!?ワンストップでお楽しみがぎゅっと詰まったリゾートができた済州島。なにがうれしいって、日本からも成田と関空から直行便があり、成田からは往路で2時間30分、復路では1時間55分。関空からは往復ともに2時間を切るという、フライト時間の短さ。しかも時差がないので、国内旅行の感覚でふらりと行ける気軽さもあります。長めに滞在して済州島の魅力をあますところなく探索するもよし、弾丸で何度もリピートするもよし。行けば誰でもきっとハマるはず!?グルメも楽しみのひとつ!敷地内には「BIGBANG」などK-Popアイドルが多数所属する芸能事務所の直営、済州黒豚の焼き肉店も。実際にアイドルもやってきてサインを残している<文・写真:フリーランス記者岩佐 史絵>
2018年11月29日12月~3月の冬の期間に開催沖縄県・竹富島にある滞在型リゾート「星のや竹富島」は、西表島を熟知したガイドと行くアクティビティツアーを開催します。周囲をサンゴ礁に囲まれた島竹富島は、沖縄県の八重山列島にあり、石垣島からフェリーで約10分のところにある島です。宿泊する竹富島の冬(12月~3月)は、平均気温が約19度、日差しも柔らかいことからトレッキングに適したシーズンになります。アクティビティツアーを行う西表島は、島全体の90%が亜熱帯の原生林で、ジャングルとマングローブ林が島を覆い、日本の亜熱帯とも言われる地域で、夏だけでなく冬も人気の高い離島です。完全プライベートツアー アクティビティツアーでは、亜熱帯ジャングルが広がる西表島でカヤックやトレッキングなど、通常では味わえない雄大な自然がつくりだした絶景の中で体験をすることができます。同ツアーの特長は、ツアー希望者の要望や時期などを事前にヒアリングし、西表島を熟知したガイドがおすすめのツアーを提案、同行する完全プライベート(1日1組限定)になります。(画像はプレスリリースより)【参考】※星野リゾートのプレスリリース
2018年09月07日沖縄本島のもっと先の離島?くらいのイメージに留まっている人も少なくない石垣島。実は近年国内外からの人気がうなぎ上りで、なんと今年1月には世界的旅行サイト『トリップアドバイザー』の口コミで選ぶ「2018年 人気上昇中の観光都市ランキング」で世界一位を獲得。今や人気の旅先として急上昇中です。7月には待望のLCC直行便が東京(成田)間に就航するなど、価格的なアクセスも同様、石垣島のおすすめスポットも年々充実してきているのです。そこで今回は、石垣島に移住したママライター松浦明が厳選した「小さな子連れ旅でも安心・嬉しい!」がいっぱいつまったステイ先、スポットの幾つかをご紹介します。■ニューオープン!石垣島最大級のプールエリア「AQUA GARDEN」美しいビーチやエメラルドグリーンの海、ため息が漏れるようなサンセットなど、石垣島には未だ手つかずの大自然にリンクするものが多いのが特徴です。都心ではなかなか出会えない自然との出会いを堪能することはもちろんですが、子連れファミリーにとって「子どもと一緒に楽しい想い出づくりができること」も外せないポイント。そんな子連れファミリーにも嬉しいスポットがこの初夏、市街地から約10分ほどのロケーションにオープンしました。島有数の美しい天然ビーチ、フサキビーチを擁するリゾートホテル「Fusaki Resort Village beach&garden(フサキリゾートヴィレッジ ビーチ&ガーデン)」が2018年6月、新たにオープンしたのが、石垣島最大級を誇るプール「AQUA GARDEN(アクアガーデン)」です。さっそく訪ねてみたのが、島内でもすでに大人気のウォータースライダーを備えた「スプラッシュパーク&キッズプール」です。ぐるり360度が絵になる底浅のプールと、水深600mm、300mm、150mmからなるプールは、小さい子連れファミリーでも安心。低めのスライダーは大人の付き添いがあれば身長91cmから楽しめて、なおかつ小さなお子さんにはアームリング(腕につける浮き袋)を無料レンタルしてくれる嬉しいサービスも!一番上にある大きなバケツは約10分ごとに「バッシャーン」とひっくり返るのですが、これが大人にも子どもにも評判! 水しぶきを浴びながら親子で楽しめるウォーターアトラクションが充実していて、子連れパパママたちにも評判です。「スプラッシュパーク&キッズプール」:スライダー等遊具エリアのみ 営業時間 9:00~19:00(3月下旬~6、9、10月は18:00まで)※季節営業ビーチサイドでリゾート気分を満喫したい時には、全長54mの「ビーチサイドプール」がすぐ横に。サイドには水際でくつろげるビーチチェアや、プライベート感覚でゆったりすごせるカバナ(宿泊客であれば無料)、ソファエリアなどを設置。泳ぎ疲れたらリゾートビーチバー「THE STAR BAR」(ザ・スターバー)のドリンクを楽しんだり。ゆったりとした時間の流れが満喫できます。ビーチサイドプール:営業時間 9:00~20:00 ※季節営業「ザ・スターバー」は、プールサイドにあり、すぐ横に石垣ブルーの海や白砂ビーチを臨みます。今年6月にオープンしたばかりのこちらのバーでは、日中は旬のフルーツのジェラートやグラニータ、コールドブリューアイスコーヒーなどもラインナップ。夜はJAZZの生演奏とオリジナルカクテル。サンセットが美しい19時前後もおすすめです。「ザ・スターバー」:営業時間 10:30~23:00(22:30 LO) ※季節営業プール越しに白砂のビーチが臨めるこのエリアは、いま人気のインフィニティプールに近い感覚。とにかく目の前に広がる景色が贅沢!島内最大級のマリンアクティビティーを誇るビーチステーションでは、「フライボード」や「SUPツアー」、「クリアカヤックツアー」、白砂ビーチでの「朝ヨガ」など最新アクティビティもずらり。2歳以上のお子さんでも参加できる「シュノーケルツアー」や「マリンジェット」、年齢制限なしで利用できる「リーフシュノーケル」など、子連れファミリーでもあれこれトライできるメニューが充実しているのも嬉しいポイントです。「ビーチステーション」:夏季営業中は、監視員さんも常に巡回しているので安心! ビーチ遊泳時間 9:00~18:30 ※時期により変動 ■ママにもやさしい! 島で楽しむ「朝ヨガ」、安心の「託児施設」もママにぜひ試してほしいのが毎朝7時~8時、島で活躍するヨガインストラクターがナビゲートしてくれるビーチでの「朝ヨガ」や、日・月・木・金 10月まで開催の「SUPヨガ」。美しい海と青い空に囲まれてのヨガ体験は、一度体験するとクセになる気持ち良さです。なんといっても、至れり尽くせりだと感じるのが、プールサイドにあるベビー&キッズルーム「AYAPANI(アヤパニ)」。満6ヵ月のベビーから6歳児(未就学児)まで、30分刻みで預かりOKという有資格者常駐の託児施設です。施設内には子どもたちが目をキラキラさせる遊具や絵本がずらり(内装、遊具などの設備は、小学館集英社プロダクションンが監修!)。ライブカメラが設置されていて、スマホやタブレットからリアルタイムで子どもの様子が確認できる(!)という最新のシステムも導入されています。「アヤパニ」:営業時間 8:30~18:00 料金 30分540円(税込)水着のままでもアクセスできるプールサイドの「BEACH SHOP(ビーチショップ)」。オーストラリアの人気サーフブランド「BILLABONG(ビラボン)」を中心に、小さなキッズから大人用までのスイムウェアやビーチファッション、種類豊富なビーチサンダルなどを多彩にラインナップ。旅行前に買いそびれてしまいがちな忙しいパパママでも安心です。「ビーチショップ」:営業時間 9:00~18:00(3~5月・10月は9:00~17:00) ※季節営業その他、プールサイドには最新設備を整えたシャワールームやトイレも設置されているので、急にトイレを所望するおちびさんたちがいるファミリーでも安心! いちいち客室に戻ることなく朝からたっぷりビーチ&プールを満喫できます。そして、このダイナミックなプールエリアに隣接するのが、開放感たっぷりのオープンエアデッキでビーチの絶景と島食材を駆使したBBQが楽しめるシーサイドBBQ「夏至南風(カーチバイ)」。ランチはボリューム満点の石垣牛ハンバーガーやパニーニなどのテイクアウトOKなメニューをラインナップするほか、夜は石垣牛のBBQが満喫できるメニューが特におすすめです。「カーチバイ」: 営業時間: 18:00~21:30(21:00 LO) ※時期により変動あり■子連れファミリーにダントツ人気!ウエルカムベビー認定のスペシャルな客室子連れファミリーにダントツ人気なのが、2015年にオープンした客室棟「ガーデンテラス」。なかでも人気のトップ2が「ウエルカムベビー認定」された「ガーデンテラス ファミリールーム」と、棟最上階にある「ガーデンテラス オーシャンビュールーム」です。写真下:「ガーデンテラス ファミリールーム」小さいお子さん(0歳~2歳)連れでも安心して過ごせることをテーマにデザインされたお部屋。チェックの基準が細かい「ウエルカムベビー認定」も受けているこちらのお部屋は、ベビー連れだとなおさら嬉しいベビーベッドを部屋の奥に設置。室内は、ハイハイOKな琉球畳のコーナーのほか、家具はすべて小さいお子さんの目線にあわせて低く設置。絵本や遊具をはじめ、子ども用便座、昇降台、電子レンジ、哺乳瓶洗浄ポット、哺乳ポット、ワイヤレスチャイム、お尻拭きにいたるまでを徹底完備(ベビーカーやベビーバス、湯温計などの“赤ちゃんレンタルサービス”も予約可能)。※2部屋のみとなるため、宿泊希望の場合は早めに予約が必要写真上:「ガーデンテラス スーペリア」ガーデンテラス最上階! 窓を開けると目の前にビーチサイドプールとフサキビーチが臨めるという超絶景のお部屋。天井も高く開放感にあふれ、琉球畳のうえでくつろげるコーナーも。テラスも広いので、夜は親子で星空探索や夫婦水入らずの語らいなども楽しめる。とにかくゆったり優雅にアクティブに島時間を満喫したい! というファミリーにはこちらがおすすめ。※42㎡ / 最大6名まで宿泊可能ホテルの敷地内には石垣島随一の夕日の名所でもある「フサキエンジェルピア」も。お天気の良い日の日中は、西表島、竹富島、小浜島も見渡すこともできます。フサキリゾートヴィレッジは、2018年末にはビーチ奥に新しいロビーラウンジも誕生予定。2020年までに新たなホテル棟、インドアプール、コンセプトレストランやオールデーダイニング、屋内プールなども誕生するとのこと。今年の夏はもう無理かも? という方は、来夏のお楽しみにしてはいかがでしょう。■石垣島北部が“星空保護区”に認定!さらに星を楽しむなら「石垣島天文台」へ石垣島の気になる最新情報といえば、今春、国際ダークスカイ協会(IDA、米国アリゾナ州)が日本で初めて、石垣島北部を“星空保護区”に認定したこと。石垣島を訪れたことがある方は、その星空の美しさをすでにご存知かと思います。そこで、おすすめしたい穴場スポットが、国立天文台の研究観測施設でもある「石垣島天文台」。実際、天体の観測に使われている「むりかぶし望遠鏡」など、施設内は無料(予約不要)で見学ができます。最新3Dメガネで4D2U(4次元デジタル宇宙)が鑑賞できる「星空学びの部屋」(無料/要予約 ※3Dメガネは小学生以上~着用可)もおすすめです。夏休みの課題などを探しているお子さんにも人気の施設で、東京のダイナミックなプラネタリウムに比べるとだいぶ渋めですが、何かの発見には繋がるのでは?数年前に比べると市街地はだいぶ明るくなってきた石垣島。でも車で少し離れるだけでぐんと星空が近く感じ、晴れていれば満点の星空を楽しむこともできます。携帯アプリなどで星座表が見れる無料アプリなどもあるので、石垣島ではぜひ星空観測も楽しんでみてくださいね。【お問い合わせ】■フサキリゾートヴィレッジ ビーチ&ガーデン沖縄県石垣市新川1625 tel. 0980-88-7000 ■石垣島天文台沖縄県石垣市新川1024-1 tel. 0980-88-0013 (受付時間:10:00〜17:00 /休館日:月・火・年末年始)*「星空学びの部屋」は1日1回15:00~上映(要予約)
2018年08月22日いつもの旅に少しの工夫を加えることで子どもの成長をうながす「旅育」。 『家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK』 (日本実業出版社)の著者で旅行ジャーナリストの村田和子さんに、前回は、旅のプラン作りや準備のコツについてお聞きしました。今回のテーマは、旅先での旅育。持て余しがちな移動時間はどう過ごしたらいいのか、親はどう関わったら良いのか、旅の思い出を定着させるテクニックなどをうかがいました。お話をうかがったのは…村田和子さん旅行ジャーナリスト。1969年生まれ、1児の母。子どもが生後4カ月の時に家族旅行を開始し、9歳までに47都道府県を制覇。『All About』では2001年からガイドを務めているほか、『週刊文春』では子連れ旅行の連載、JALサイトの『初めての子連れ海外』ページを監修・執筆するなど、家族で旅をする魅力やヒントを多方面で伝え、2013年には子どもの生きる力を育む「家族で旅育メソッド」を発表。子どもが旅育を実践し中学入試で志望校に合格したことを機に『プレジテンドファミリー』『AERA with Kids』『日経DUAL』をはじめ雑誌・新聞・ウェブで注目を集める。 「家族deたびいく」 運営。旅行業務取扱管理者・クルーズコンサルタント。 ・公式ホームページ(トラベルナレッジ) ■話す・遊ぶで“退屈”を吹き飛ばす「移動時間」――子連れにとって、移動時間は大きな課題です。私自身、6歳息子と出かける時は、一緒に遊んであげなきゃと思いつつゲームやタブレットに頼ってしまうことがあります。村田和子さん(以下、村田さん):ゲームをやること自体は悪くないんですよ。大人がスマホをさわっているのに、子どもにだけ「ゲームをしちゃダメ」というのは説得力がないですしね(笑)。事前に「最初の30分は自由時間にしよう。ゲームをしてもいいし、ママもスマホを見るね。でもその後の30分はお話しようね」というように、時間を区切り、ちゃんとできたらほめれば、それも成功体験になります。最初、一緒にルールを決めると、子どもは案外守れるものですよ。一番避けたいのは、子どもが騒いだらゲームを渡す、というやり方。騒げばゲームができるんだとなり、負のスパイラルにはまってしまいます。そもそも、移動中は家族が一緒に過ごせる貴重なチャンスなんです。ふだんは聞けない学校や園での様子も、旅の楽しい雰囲気に押されて話してくれるかもしれません。会話だけではなく、小さなお子さんは簡単なクイズやしりとり、計算ができるお子さんなら車のナンバーで足し算クイズなどをすると、遊びながら自然と学びにつなげられます。■子どもの新しい一面を発見できる「旅の目標」――移動は大変というマイナスイメージを持つよりも、旅育に活用するといいんですね。旅先ではどう過ごすと、より効果的なのでしょうか村田さん:なにか目標を持たせるといいと思います。未就学児なら、「元気にあいさつをする」「自分の荷物は自分で持つ」といった約束をして、ちゃんとできたら具体的にほめてあげる。すると「できた」という成功体験が心に刻まれ、自己肯定力が養われていきます。旅先では親以外にも、仲居さんや施設のスタッフ、通りすがりの人など、いろいろな人がほめてくれる機会も多くあります。それまで気づかなかった子どもの長所をほめてもらえることもあり、親にとっても発見があります。小学校中学年以上なら、会計係を任せる、時刻表を調べてもらうなどの役割をお願いするのも良いでしょう。考える力がついて学習に役立つほか、頼られることで自主性と責任感が身につきます。――親として、何かやるべきことはあるのでしょうか。村田さん:子どもの「なぜ?」「なに?」にはとことん付き合うこと。今はスマホで一緒に調べればすぐにわかりますし、「どうしてだろうね?」と子どもが自ら考える時間を持つ方法もいいでしょう。旅行中は時間に余裕がある分、子どもの小さな疑問や好奇心を見逃さないようにしたいですね。帰宅後にも図鑑で調べたり、博物館に足を運んだりして、学びを深めるのも良いと思います親自身が興味を持って旅を楽しむことも大切です。例えば、めずらしい料理が出てきたら、スタッフの方に「これはなんですか? この土地のものですか?」と聞くのもいいでしょう。子どもは親をよく見ていて、親のマネをします。親のそういった姿に、子どももやる気になるものです。 ■旅の記憶を定着させる旅先からの「絵ハガキ」――旅行中はとても楽しそうだった子どもが、数日後にはすっかり忘れて日常に戻ってしまう。仕方がないのかもしれませんが、もったいなく感じてしまいます。村田さん:子どもの毎日は刺激の連続ですから、放っておくと忘れてしまい、がっかりということもありますよね。私が実践しているのは、旅先から1枚の絵ハガキを送ること。後日届いた絵ハガキを見ながら「これ見たね」「こんなことしたね」と会話をすることで、旅の記憶が定着していきます。絵ハガキは場所を取らないので、保存しやすいのもメリットです。最初はハガキからはみ出しそうな字でひらがなしか書けなかった息子が、だんだんと漢字を交えた長文を書けるようになり、思春期になると面倒がってひとことコメントだけになる(笑)。子どもの成長がダイレクトに残るので、後で見返すと面白いですよ。■中学受験直前まで続けた「週末旅行」――小さな頃から旅育を続けると、家族の思い出も増えていくわけですね。わが家は子どもが小学生になり、旅が難しくなったと感じてします。未就学児のうちに、もっと行っておけばよかったと後悔しています。村田さん:小学生になると、どうしても週末限定になってしまいますよね。わが家の場合、金曜の夕方に出発して日曜に戻ってくる、というパターンが定番でした。学校のスケジュールを見ながら、テストや行事に影響が出ない日程を選ぶので、旅行を決めるのはいつも直前でしたね。それでも、中学入試の直前まで毎月1回のペースで行き続けていました。――入試の直前まで! 試験前は勉強に集中させる家庭が多いなか、変わらずに旅を続けられたんですね。村田さん:私は「旅育からの中学受験」と呼んでいるのですが、息子は小学5年生までは塾に通わず、旅で得た経験をベースに学びを深めていました。小さい頃から地図を見ながら旅をしていたので、日本地図は学校で習う前から頭に入っていましたし、その土地の産業や気候といった知識も体験とひもづけて役立ったようです。小学校中学年からは、教科書に載っている史跡や絵画などを見に行く旅も、子どもの興味に応じてしていました。こうした体験は、単なる暗記ではなく、本質的な学びにつながります。――旅育で育った息子さんは現在17歳。息子さんご自身は、これまでの旅についてどう言っていますか?村田さん:人と出会い、いろいろな体験ができたことがためになったと言っています。特に、素晴らしく美しい料理を作るシェフ、知識豊富で話上手なバスガイドさん、カツオをさばいてタタキにする方法を教えてくれた漁師さんなど、その道のプロフェッショナルとの出会いが印象的だったようです。旅で身につけた力は、子どもにとって一生の財産となります。息子は17歳になり、旅育の経験を生かして、自ら人生を切り開く次のステージになりました。今までの経験から得た旅育の魅力やノウハウを、次世代の親御さんをはじめ多くの方に伝えたいと思い、 『家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK』 を執筆しました。多くの方が旅育を実践するきっかけになればうれしいです。また、私も旅育の環境整備など、今後もライフワークとして「旅育」に関わっていきたいと思います。親子で旅をできる時間は案外少ないもの。筆者も荷物運びを手伝ってくれたり、6時間のトレッキングを達成したりと、成長していく息子の姿に旅の力を実感しています。家族それぞれの形で、旅育に挑戦してみてはいかがでしょうか。参考図書: 『家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK』 (日本実業出版社)村田和子著 1,512円(税込) 旅を通じて子どもの脳を刺激し、自立心や感受性、行動力、考える力などを育む「旅育」。旅行ジャーナリストの村田和子氏が十数年の親子旅の経験をもとにした旅育の5つの基本メソッドと、実践するための25のヒントを紹介する。47都道府県の親子旅を経験した著者が選ぶおすすめスポットやモデルコースに加え、星野リゾート代表・星野佳路氏に聞いた「子どもにとっての旅の効果・効能」、茂木健一郎先生の旅×脳コラムなども掲載。取材・文/まちとこ出版社 渡辺裕希子
2018年08月02日旅行って計画や旅支度から楽しいもの。旅はこれまで何度も行っているのに荷物のパッキングの時に、何をどれだけ持っていくか、忘れ物はないか、などなど意外と手間取ってしまいませんか?ちょっとこだわりのトラベルグッズを揃えて、準備からスマートな夏旅をしませんか? 『HIGHTIDE』の衣類圧縮袋衣類圧縮袋って正直どこでも買えます。がしかし、HIGHTIDEの圧縮袋はとにかくオシャレ。注意書き等が英文で書いてあって、なんだかステキ。その上使い方もとっても簡単。折り曲げるだけであっという間に真空状態に。スーツケースを開けた時に衣類がこのオシャレな圧縮袋に入っているだけで、気持ちが高ぶること間違いなし。HIGHTIDEの衣類圧縮袋の記事はこちら 『BEST PACK』のポーチ コスメはこれ、下着はこれ、着替えはこれ・・・etc。旅行の度にいろいろなポーチや風呂敷、ジップ付き保存袋にあーでもない、こーでもないと詰め込んだ経験ありませんか?『BEST PACK』のポーチは旅行者視点で考えられた使いやすい工夫が詰まっています。例えば、スクエアタイプは、メインの収納スペースと、細かく仕分けできるポケットスペースがついた2部屋構造。ファスナーがぐるりとついているので、大きく開閉できて出し入れに便利。このようなちょっとした点が実は非常に使い勝手をよくしているのです。そのほかにも、指を引っ掛けやすいファスナーの引き手や、長く使える軽くて丈夫なナイロン素材など、気の利いた仕掛けがたくさんあります。『BEST PACK』のポーチの記事はこちら 『メルヴィータ』『インフィオレ』のプチサイズコスメ 旅行中だって、いや旅行中だからこそきれいでいたいですよね。だけど、毎日使っているコスメをそのまま持っていくと荷物がかさばってしまう。そんな時に役立つのがプチサイズコスメ。今回リコメンドするこちらのアイテムは保湿効果抜群!乾燥が気になる機内やホテルでの強い味方です。『メルヴィータ』『インフィオレ』のプチサイズコスメの記事はこちら 『プライベート・スプーンズ・クラブ』のトラベルソックス 旅の準備は万端!さあ出発!となったものの、行き先によっては乗り換えがあったり、時差ぼけ何てことも・・・。旅を早く楽しみたいのに、移動だけで疲れてしまった。そんな経験はありませんか?その疲れをすこしでもやわらげるのがこちらのソックス。むくみがちな足にほどよく圧力がかかるようにリブ編みで作られている。膝上まであるので、冷え対策もばっちりです。『プライベート・スプーンズ・クラブ』のトラベルソックスの記事はこちら いかがでしたか?これから夏旅にいく人はもちろん、すぐすぐの旅の予定がなくてもぜひともゲットしてくださいね!
2018年08月02日旅を通じて子どもの心と脳を育てる「旅育」。家族旅行はもちろん、帰省や日帰りのレジャーも、子どもを大きく成長させるチャンスです。特に、言葉を理解し始める3歳頃から基礎的な脳が出来上がる9歳頃までは、旅育のゴールデンエイジだといいます。現在、6歳の息子を持つ筆者も旅育を実践中。そこで、 『家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK』 (日本実業出版社)の著者で、旅行ジャーナリストの村田和子さんに旅育についてお話をうかがいました。お話をうかがったのは…村田和子さん旅行ジャーナリスト。1969年生まれ、1児の母。子どもが生後4カ月の時に家族旅行を開始し、9歳までに47都道府県を制覇。『All About』では2001年からガイドを務めているほか、『週刊文春』では子連れ旅行の連載、JALサイトの『初めての子連れ海外』ページを監修・執筆するなど、家族で旅をする魅力やヒントを多方面で伝え、2013年には子どもの生きる力を育む「家族で旅育メソッド」を発表。子どもが旅育を実践し中学入試で志望校に合格したことを機に『プレジテンドファミリー』『AERA with Kids』『日経DUAL』をはじめ雑誌・新聞・ウェブで注目を集める。 「家族deたびいく」 運営。旅行業務取扱管理者・クルーズコンサルタント。 ・公式ホームページ(トラベルナレッジ) ■3歳~9歳が「旅育」のゴールデンエイジ――村田さんは、現在17歳の息子さんが生後4カ月の頃から親子旅を始め、9歳までに47都道府県を制覇されたと聞きました。当初はまだ、子連れ旅行が一般的ではない時代ですよね。村田和子さん(以下、村田さん):「小さな子どもを連れて旅行なんてとんでもない」とよく言われましたし、施設側も子連れを受け入れる体制が整っていませんでした。その点、今は子ども向けの施設やプランが充実した宿がたくさんあり、新幹線や飛行機などのサービスも行き届いています。親子で旅に出るには、絶好の時代だと思いますよ。――確かにそうですね。私は5年前から親子旅を始めたのですが、おいしそうな離乳食やキッズミールがあったり、キッズルームや子ども向けのイベントが用意されていたりと、レベルの高さを感じます。村田さん:それに、子どもにとって旅に出ることの重要性は増していると感じます。昔に比べて、今の子どもたちの世界はかなり狭い。子どもたちがふだんふれあう大人は、親御さん、幼稚園や学校の先生、習い事の先生、友だちのお父さんお母さんくらいではないでしょうか。子どもは自分が知っている世界が社会のすべてだと考えがちなので、日常で自分の居場所が見つけられないと悩んだり、自暴自棄になったりする危険性があります。実際、私の息子も、男の先生にほめられて自信になっていた「朝の元気なあいさつ」を、小3になり先生が変わった途端「そんなに大きな声を出さなくて結構です」と言われたことで混乱。旅先でもあいさつができなくなってしまったことがあるんです。「これまでに、たくさんの人に元気なあいさつをしてきたけれどどうだった? そうだよね? 笑顔で返してくれた人やほめてくれた人が多かったよね? 担任の先生は価値観が違うかもしれないけれど、ママはすてきだと思うよ」と話し合って解決したんですが、子どもにとって学校や先生の影響がいかに大きいかを思い知らされました。――それは辛いですね。でも、息子さんがすぐに納得してくれたのは、やはり旅を通じて多くの人や価値観とふれあった経験が大きいんでしょうか。村田さん:そう思います。息子はいかにも社交的で目立つという感じではないんですが、さまざまな地域で暮らす年代も異なる多様な人々との交流を通じて、懐の深い人間に育っていると感じます。また、旅のトラブルを乗り越えた経験などから、何事にも「手をつくせば、なんとかなる」というタフさや、臨機応変に対応する力は身についたと思います。今の子どもたちが生きてくのは変化の時代ですから、旅育は大いに役立つと考えています。――受験勉強だけできればいい、という時代ではないですものね。子どもたちが成長する頃、「生きる力」がますます重要になっていると実感しています。村田さん:私が提案している「旅育メソッド」では、生きる力を「自己肯定力・コミュニケーション力・知恵を育む力」の3つと定義しています。旅育で一番大切なのは、親子のコミュニケーションです。親のちょっとした心がけや働きかけで、この3つの力はぐんと伸びていきますよ。特に、言葉を理解し始める3歳頃から、基礎的な脳が出来上がる9歳頃までは旅育のゴールデンエイジですから、積極的に旅に出ることをおすすめします。――そうなると、赤ちゃん時代に旅に出ることはあまり意味がないのでしょうか? 確かにうちの息子も、小さい頃の旅はまったく覚えていません。村田さん:旅にはリフレッシュ効果もあります。親御さんが旅でストレスを解消して、ゆとりを持って子育てをできるのは、子どもにとって大きなメリットだと思います。また、小さな頃の旅は忘れてしまうので意味がないのでは? と思いがちですが、本の中で脳科学者の茂木健一郎先生が解説してくださったように、記憶には残らなくても、子どもが成長した時、ものの見方や行動に影響を与えると考えられています。 ■「どこに行くか」より「何をするか」――周囲のママたちに旅育をすすめると、「楽しそうだけどお金がかかりそう」と言われることが多々あります。村田さん:旅というと、どうしてもぜいたくなイメージがあるのかもしれません。でも、近場の日帰りレジャーやイベントに出かけるだけも旅育はできるんですよ。ネットで検索すると、子連れ向けの施設やイベントはたくさん見つかります。肝心なのは「どこに行くか」ではなく「何をするか」。特にお子さんが小さいうちは、無理をして遠出をしなくても大丈夫。日常と違う経験をすることは、それだけで子どもの脳に刺激となります。――小さな子を連れた旅やおでかけでは、公共の乗り物や施設で迷惑をかけないか心配、という声もよく耳にします。村田さん:小さくても旅をする仲間ですから、「どうせわからないだろう」と子ども扱いしないことが大切だと考えます。私は写真や地図を見せて「これからこの場所に行くよ」「電車に◯時間乗るよ」「眠りたい人もいるから、静かにしていようね」などと説明していました。そして、上手にできたら「頑張れたね! えらいね!」と認めてあげると、子どもにとって成功体験となります。「電車に何分乗るから、その間は何をして遊ぼうか」と相談しながら、子ども自身が持ち物を用意するのもおすすめです。――自分で用意をさせると、自主性が身につきそうですね。でも息子が3歳の頃にリュックに入れるおもちゃを選ばせたら「全部持っていく!」と言い張り、荷物がパンパンになってしまった経験があります(笑)。村田さん:3歳くらいだとまだ自分では気がつかないことも多いので、「全部使って遊ぶ時間あるかな?「持てる? ちょっと背負ってみようか。自分でずっと持つんだよ?」と親が助言してあげたほうがいいでしょうね。ただ、可能な限り、最終的には本人の判断に任せるのが良いと思います。自分で言い出したことに責任を持つのも大事ですし、失敗から学ぶことも多いと感じます。■未就学児&低学年「旅育プラン」3つのアイデア旅育のモデルプランは無数にあり、どんなプランがいいのかは子どもの個性や発達によってさまざま。「小学校中学年以上の子どもなら話し合いで決めるのも旅育の一環となりますが、小さいうちは親がナビゲートする必要があります」と村田さん。そこで、プラン作りのヒントとなる3つのアイデアを教えていただきました。1.テーマを決めてとことん追求する!子どもが興味を持っていることをより深めていくことで、探究心や集中力が育ち、自信にもつながります。例えば、電車好きの子どもなら鉄道博物館に行く、ユニークな観光列車に乗ってみる、鉄道会社のスタンプラリーに参加するなどの選択肢があります。食べることが大好きなら、フルーツ狩りや食品メーカーの工場見学もいいでしょう。「これといって興味を持っていることが見当たらない、というお子さんは、親の趣味から子どもの成長に合ったものを選んで、お子さんに提案してもOKです。ただし無理強いは禁物。もし子どもが興味を持てないようなら、違うプランを試しましょう」(村田さん)2.親子でいっしょに「初めて」を体験!人生経験が豊富な親は、つい「上から目線」で子どもに接してしまいがち。「親も子もどちらにとっても初めての体験なら、同じスタート地点に立つことができ、親子の連帯感が育まれます。例えば、見たことがない花や動物を見に行ったり、専門家のもとで簡単なトレッキングやアクティビティに参加してみたりといったプランがおすすめですよ」(村田さん)子どもにとって、初めての体験は深く心に残るもの。小さいうちから親子で、たくさんの“初めて”に挑戦してみましょう。3.家族で別々に過ごす時間を作る!旅行中に親子別々の時間を作ってみましょう。子どもは、ホテルにあるキッズクラブや子ども向けの自然体験教室などに参加。親と離れて何かに挑戦することで子どもは一気に成長し、再会した際には「こんなことをしたんだよ」と家族の会話が広がります。「もし、旅先にキッズクラブや自然体験教室などがなく、子ども1人で参加できる環境が整わないなら、ふだんとは違う家族の組み合わせで行動するのもいいですね。例えば、ママと一緒に過ごすことが多い子どもは、パパやおばあちゃんと一緒、ママはひとりなど、いつもと違う組み合わせで行動すると、意外と発見もあり、うまくいって楽しめることが多いんですよ」(村田さん)自分の子どもはどんなことに興味があり、どんな力を身につけさせたいか。上記を参考に、ぜひプラン作りに挑戦してみましょう。次回は、旅育の実践編として、旅先での過ごし方をお教えします。参考図書: 『家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK』 (日本実業出版社)村田和子著 1,512円(税込) 旅を通じて子どもの脳を刺激し、自立心や感受性、行動力、考える力などを育む「旅育」。旅行ジャーナリストの村田和子氏が十数年の親子旅の経験をもとにした旅育の5つの基本メソッドと、実践するための25のヒントを紹介する。47都道府県の親子旅を経験した著者が選ぶおすすめスポットやモデルコースに加え、星野リゾート代表・星野佳路氏に聞いた「子どもにとっての旅の効果・効能」、茂木健一郎先生の旅×脳コラムなども掲載。取材・文/まちとこ出版社 渡辺裕希子
2018年07月26日ほどよい食べ応えと、塩っけ。ビールやお茶に、残業のお供に、ついつい手が伸びてしまうのがお煎餅。身近に煎餅ラバーは意外と多いのでは? 今回、三軒茶屋で見つけたあられせんべい専門店の大黒屋から発売された新しいお煎餅をゲット。創業して97年というお店は代替わりしたばかりとのこと。まだ36歳という若さながら、煎餅業界を盛り上げていきたいと意気込む5代目の浅沼さん。 かつての大黒屋の煎餅を作る風景。 新しい時代へ変わる節目に、創業期への思いを馳せたというのが、「浅沼煎餅」開発のきっかけになったのだとか。 初代が生まれ育ち、修行したという八丈島。言わずもがな、八丈島は東京都。なんと羽田空港から飛行機で約50分で着いてしまうほど、思いのほか身近な“東京都内の南国の島”なのです。 八丈島はひょうたん型の島。山手線で約1周ほどの面積。放牧されているジャージー牛も伸びやかに育っている。先代のルーツである八丈島を旅する中で、出会った多くの温かいひとと海風をたっぷり浴びた自然豊かな素材。素朴な昔ながらのあられせんべいに、八丈島の素材を組み合わせたお煎餅に挑戦したのが、この「浅沼煎餅」。 素材には、島で豊富に穫れる明日葉の「明日葉の胡麻和え」。島でも希少価値の高い岩のりを使った「岩海苔白しょうゆ」。もともとはクワガタの土壌づくりから始まったという椎茸の「海風しいたけ」。そして、島とうがらしの「島とうしょうゆ」の4つの味。 海風椎茸を作っている大竜ファームの大沢さん。ミネラルたっぷりの海風に吹かれた美味しい椎茸を作っている。新しい斬新な味わいにチェレンジをスタートしてから約1年。試行錯誤を重ねてようやく完成したのだとか。それぞれ、やみつきになる味わいで、目を瞑ると八丈島の空気を近くに感じるかのよう。 この夏は、八丈島に心をトリップしながら、お煎餅を味わってみてはいかが。 ちょっとした手土産にも喜ばれるデザインのパッケージ 浅沼煎餅 浅沼煎餅 Instagram あられせんべい専門店大黒屋
2018年07月24日夏休みに旅行に行く予定がある“旅女”にオススメの「便利グッズ」や、「マストアイテム」、「旅コスメ」などをご紹介します!旅を快適に過ごすために役立ててみてはいかがでしょうか?もうすぐ夏休み旅行。なに持っていこう?夏休みの予定はお決まりですか? 連休がとれたら時間がなければ行けないようなところまで遠出をして羽を伸ばしたいですよね。家族旅行や友人との旅行、ひとり旅など、旅先では非日常な空間で気分も開放的になり、普段よりもじっくり向き合うことができます。そんな特別な時間を過ごす旅先では、おもいっきりおしゃれを楽しみたいですよね。でも荷物は増やしたくない。そんな“旅女”の気持ちに寄り添った旅行の持ちものを提案いたします!1:普段は着られない大胆なファッションアイテムを一点投入!旅行に行く前に、旅を彩るファッションを新調したくなりますよね。そんなときは、ずっと着てみたかったけれどちょっと大胆すぎるかな、と着ることを避けてきたファッションに挑戦してみましょう。旅行では、自分の知らなかった新たな自分を知るチャンス。遊び心のあるファッションも、そのひとつです。ただし、旅先では見知らぬ道をたくさん歩くことになるので、シューズは歩きなれているものがおすすめ。個性的なファッションアイテムを投入して、自分らしい旅行を楽しみましょう。2:旅行にあると便利な「アイディアグッズ」旅先には、なるべく最小限の荷物で行きたいですよね。おきまりのルーティーンをコンパクトにする工夫をこらした、旅先に持っていきたいアイディアグッズをご紹介します。「圧縮ケース」でバッグの中を上手に収納お洋服を圧縮して収納できる圧縮ケースは、掃除機を使用しなくても手の圧迫によって簡単にできるものもあります。洋服やタオルなど、かさばりそうなものは圧縮ケースに入れていきましょう。ジャンルごとに収納できるのでどこに何があるか一目瞭然で、バッグの中もスッキリ。ワンピースは「ハンガーごと」持っていこうしわになりやすいワンピースは、圧縮ケースではなく、ハンガーごと持っていきましょう。ハンガーにかけた状態でキャリーバッグに一番始めに置きます。その上に荷物を収納していき、詰め終わったらスカートの部分をカバーのように荷物にかけて完成。ワンピースが型崩れしにくく、旅先で荷解きしたときに、そのままハンガーに掛けることができるのでおすすめ。「コンタクトのケース」にコスメをイン意外と場所を取るのが化粧ポーチ。なかでも一番場所を取るのがファンデーションや下地などのベースメイクコスメ。コンタクトのケースに下地とファンデーションを入れれば、滞在中に使用する分のベースメイクコスメをコンパクトに収納できます。アクティブに楽しみたい人に「防水スマホケース」旅先でプールや海、部屋についている温泉で音楽やムービーを楽しみたいという人におすすめなのが防水のスマホケース。突然の雨にも対応できます。水だけでなく、スマホを落としてしまったときや、砂や埃からもスマホを守ってくれます。観光名所でも活躍してくれますよ。3:旅行に連れていきたい「コスメ」旅先では、写真を撮る機会がたくさんあります。旅の思い出を美しく残すためにも、いつもよりもメイクに気合いが入りますよね。旅先の美しい景観にしっかりと映える「旅コスメ」をご紹介いたします。かしこく焼かない「UVカットコスメ」夏休みの旅行先は、どこに行っても照りつける日差しが予想されます。日焼けも旅行の思い出となりますが、肌のことを考えればできるだけUVカットしたいですよね。普通の日焼け止めにプラスアルファした、旅先で活躍するUV対策コスメが活躍の予感。チャコット/フィニッシングUVパウダー COOLCHACOTT チャコット フィニッシングUVパウダー COOL UVパウダー 15g パフ付)冷却成分+UV防止効果の、夏にダブルでうれしいフィニッシングパウダーです。汗や皮脂がでると、水分に冷却成分が反応して清涼感を発揮するという優れもの。ビタミンC誘導体が、日焼けで傷んだ肌をケアしてくれます。アジャステ/エアリータッチ UVスプレーアジャステ エアリータッチ UVスプレー [クリーンシャボン] 200g SPF50+ 青SPF50・PA++++のしっかり紫外線ケアできるUVスプレーです。顔、髪の毛、からだに使用できます。メイクやヘアセットのうえからシューッとひと吹きで簡単に紫外線ケアが叶います。汗や水に耐性があるので、旅行でプールや海の予定がある方も安心。爽やかなクリーンシャボンの香りが、涼やかな気分にさせてくれますよ。写真映え抜群の「カラーコスメ」プールサイドや海岸に映えるカラーメイクは、華やかな夏休みの旅行におすすめ。海や空の碧に合わせたブルーや、夏らしいビビッドなイエローやレッドのアイシャドウやアイライナーを使用したヘルシーなアイメイクにしてみましょう。コフレドール/6セレクションアイズコフレドール bijoux collection 6セレクションアイズ 01 サニーブラウン アイシャドウ発色のいいビビッドなイエローやオレンジ、ピンクが入った6色のアイシャドウパレット。アイシャドウのカラーに合わせたトップスやワンピースを着ると、コーディネート全体にまとまりと華やかさをプラスしてくれますよ。夏休みは輝く“旅女”を楽しもう!せっかくの長期休暇で旅行に行くなら、日々頑張っている自分を癒やしたり、高めたりする時間をつくりたいですよね。まだ見ぬ場所や人、自分との出会いを叶える旅行には、女性を輝かせてくれるアイテムを連れていきましょう!
2018年07月06日山口県の瀬戸内海に浮かぶ小さな島、祝島(いわいしま)。375人(2018年4月現在)が住む島です。著者が移住した山口県の小さな町からは、船で40分。島の唯一の入り口波止場近くにある岩田珈琲店は島のシンボルで、地元の人たちがコーヒーを飲みながら、ゆったりとした時間を過ごしていました。店内に入ると、偶然にも奥のテーブルに移住の方々が!「娘3人とUターン!東京から人口2850人の町へ移住を決めた理由 」移住、それぞれの理由。そしてタイミング「え!移住してこられた方ですか?いつ?どちらから?」と、前のめりになってしまった私。「よかったらそちらの席で、話を聞かせてもらってもよいでしょうか~!?」と、図々しくも相席をお願い。すると、みなさん笑顔で輪に入れてくれました!その中の1人、Sさん(50代)は関東出身。「どうしてこの島に移住しようと思ったのですか?」と、いきなりの直球質問に、Sさんは穏やかな表情で「3.11の東日本大震災だったわね…」と話し始めてくれました。地震の揺れもさることながら、都市機能の麻痺と生活物資の不足など、都市の脆弱さを目の当たりにし、「このまま、この生活を続けていていいのか…?」と、疑問を感じたのがはじまり。その後ある映画を観たことがきっかけで、祝島を訪れます。そして2012年、Sさんとご主人は会社を早期退職し、祝島へ移住。現在は、旦那さんは得意のDIYを生かして修理屋さん、Sさんは介護の資格を取得し、日中はヘルパーの仕事、週末はパンを焼いて生活しているのだそう。「これまでは大きな歯車の一部として、社会のどこに貢献しているのか見えなかったけれど、今は近くの人に“ありがとう”と喜ばれることがとてもうれしい」とSさん。当時まだ高校生だった娘さんは、卒業まで関東で両親と離れて暮らしていたのだとか。この日はみんなの輪の中でチャーミングな笑顔を見せてくれていました。島の人の憩いの場でもある「岩田珈琲店」珈琲店でコーヒーを入れてくれた店主Mさんは、札幌からの移住者。旦那さんがこの島に惚れ込み、6年前に移住を決意。Mさんと、当時小学4年生と中学2年生だったお子さんは、島を見に来ることもなく引っ越してきたのだとか!「1度も見に来ないで!?しかも北海道から本州の端のこの小さな島にはるばる!?」、私も驚きを隠せません(笑)。「コーヒー屋さんの仕事を続けられて、住むところがあればどこでも大丈夫だったのよ」と、さらっと答えてくれたMさん。「でも当初はここになじもうと必死で、子どものことを省みてあげられなかった時期があったかも…」とも話してくれました。小学4年生だった次男は、現在、高校生に。町外の高校に通うため、島を離れて一人暮らしをしています。「けなげに頑張ってますよ」とMさん。私も母親としての気持ちが分かるだけに、その言葉からいろいろな意味を感じました。しかし、“かわいい子には旅をさせろ”精神が子どもの自立を促し、自然とたくましく育つことは間違いないはず、そう思います。島で重宝される、なんでも屋さん!やヘルパーさん30代後半のKさんは若い頃、軽トラックで日本中を移動し、旅をするように生きてきました。そんな彼が祝島に魅了され、住み始めたのは2009年。今年で、9年目になります。彼の仕事は、島の特産品のヒジキやワカメ、アカモクなどの海産物を獲り、商品にして販売すること。またビワの季節になれば、収穫から出荷までを担うなど、島の“なんでも屋さん”としても活躍中。この日も3歳の娘を連れてビワの出荷作業中に話を聞かせてくれたKさん、今月末には第2子が産まれるのだとか。「もういつ産まれてもおかしくない時期ですよ。楽しみですね」と、父の横顔。そんなKさんからは、自然で養われたたくましさと、大きなエネルギーが伝わってきます。子どもたちが同級生で友だちになったNさん(30代前半)は、昨年末に家族4人で移住。この春、小学1年生になった長男は、船とスクールバスで小学校に通学。介護の資格を持つ彼女は、日中の空いている時間にヘルパーとして地域の高齢者のお世話をしています。物腰がやわらかく、やさしい笑顔の彼女に高齢者の方々も癒やされているだろうな…と想像しつつ、介護の資格は地方で生かせる資格だと再認識。「仕事のときも、下の子(4歳)を連れてきてもいいよと言ってくれるし、島の人たちがやさしく見守ってくれて、本当にありがたいです」とNさん。子どもは島のいたるところを遊び場に伸び伸びと育ち、親は安心して子育てができるので、子育てには理想的な環境。この島に移住したくなる気持ちが分かる気がします。この日も民家で走ったり飛んだり、自由に遊んでいた“楽しさ”と“安心感”が大変さを上回る、島での生活地方で借りる家は都心と比べ物にならないくらい安く、自分で野菜を栽培したり、いただき物の海産物や野菜があったりで、生活費は想像しているよりも安くて済むのだとか。「ただ、本当にタイミングよく、借りることができたのよね」と、みなさん。空き家は多くあれど、盆と正月に帰省するなどの理由で、借りるのが難しいのが現実なのだそう。「生活の不便さはないですか?」との質問には、「歩いて郵便局も行けるし、徒歩圏内で用事を済ませるから“便利”ですよ」とNさん。「スーパーもコンビニも、ホームセンターもないけど、なくていいわよ。十分よ」と言うSさんは、五右衛門風呂のお湯をたくのも、日々の楽しみのひとつ。最後に「移住して大変だったことはありますか?」の質問に、みなさん「う~ん…」。答えが見つからない!珈琲店のMさん、「大変なこと?あったかもしれないけど、覚えてないなぁ。楽しいことが上回ってるからねぇ(笑)」。Sさんは「生きていて“安心感”があるわよね」と。私も移住して感じたのが“安心感”だったので、納得!思わず大きくうなずいてしまいました。人それぞれストーリーがあって、生き方があります。みなさん、人と比べることなく、今の自分・今の生活に満ち足りていて幸せそう。要らないものをまとわずスッキリと生きていて、キラキラと輝いて見えました!それぞれのストーリーに価値観を揺さぶられた私。「これまで以上に、今の生活を楽しんでいこう!」というワクワク感でいっぱいになり、帰りの船に乗ったのでした。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2018年06月22日音楽家の椎名林檎、演出振付家のMIKIKO、そして小説家の西加奈子というトップクリエイターの3人が、初めて旅番組に挑戦した「猫にまた旅 ~椎名林檎・MIKIKO・西加奈子 ロシアを行く~」が、6月30日(土)に放送されることが決定した。今年デビュー20周年を迎え、書き下ろしたドラマ「カルテット」の主題歌が話題になったことも記憶に新しい椎名林檎、「Perfume」「BABYMETAL」など様々なアーティストの振付を手掛けるMIKIKO、そして、「まく子」が実写映画化されることも決定している直木賞作家・西加奈子。プライベートでも親交を深める彼女たちが訪れたのは、帝政ロシアの都として栄えたサンクトペテルブルグ。歴史と芸術に彩られた美しい街で、“3人の猫娘たち”が“芸のこやし”をハンティング。クリエイターならではの視点で、古都の魅力を掘り下げていく。番組内では、ロシアの伝統楽器「バラライカ」のバンドアンサンブルを体感したり、世界5大バレエ団として名をはせる「マリインスキー・バレエ団」に潜入したり。またロシアの文豪ドストエフスキーの家の訪問など、3人の創作に通ずるシチュエーションが満載。ほかにも、世界の猫・ロシア編として、ロシアンブルーのブリーダーを訪ね、ロシアの一般家族の夕食に突撃も。もちろん、エルミタージュ美術館をはじめとする名所も周る。「猫にまた旅 ~椎名林檎・MIKIKO・西加奈子 ロシアを行く~」は6月30日(土)23時5分~NHK総合テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年06月19日緑茂る小道を進むと見えてくる趣のある一軒家西鉄天神大牟田線の福岡(天神)駅と薬院駅のちょうど真ん中あたり、今泉の住宅街にひっそりと佇む「離島キッチン 福岡店」。天神の真ん中にこんな素敵なところがあったのか!と、福岡に住んでいる人々さえも驚く穴場スポットです。小さな看板を見つけ小道を進むと、雰囲気のある門が見えてきます。風でそよぐのれんをくぐると到着です。「島に移住した若者の家」をコンセプトに、築35年の古民家をリノベーションした店内は、温かみのある優しい空間になっています。離島の食文化を伝えるべく始まったプロジェクト離島の食文化を楽しめる「離島キッチン」は、島根県隠岐島にある海士町の観光協会からスタートしたプロジェクトです。店舗で働くスタッフは、月に1度研修として実際に離島を訪ね、現地の方や生産者の方の声を拾って、メニュー作りに役立てています。離島では古くから、それぞれの島が持つ気候や風土を生かした食文化が育まれ、その島オリジナルの郷土料理や文化が多く存在しているそう。そういった知恵と文化がつまった島料理を楽しむことができます。ランチタイムの人気メニューランチタイム限定の「島御膳(1,800円)」は、全国の島の、食への愛を堪能できる特別メニューとして大人気! サラダ、お造り、揚物、副菜、漬物にごはん、お味噌汁、そして甘味までついた贅沢なラインナップです。御膳が運ばれるとスタッフが一品一品、丁寧に産地とメニューの説明をしてくれます。旬の食材やその時々の仕入れでメニューが変わるため、何度足を運んでも飽きることがありません。ランチタイムから島のお酒とアテで至福の1杯も約40席ある店内は、テーブル席や半個室、お座敷の個室と、座席のタイプが充実しているので、様々なシーンにぴったりです。奥には島の焼酎や日本酒瓶がずらりと並ぶカウンター席もあります。ランチタイムのメニューにも各種アルコールが記載されているので、お昼からの1杯ももちろんOK!スケトウダラの白子を使った「利尻島のたちかま(650円)」や「佐渡島のイカの塩辛(520円)」など、海の香りを感じる絶品のアテも揃っています。島に旅した気分で最高のひとときを堪能出来る特別な空間です。取材・文/ ワタナベユウミスポット情報スポット名:離島キッチン 福岡店住所:福岡県福岡市中央区今泉2-1-75-1電話番号:092-406-4151
2018年06月06日日本を舞台に、離れ離れになった愛犬を探す少年と犬たちの旅と冒険をストップモーション・アニメで描いた『犬ヶ島』がまもなく公開される中、監督のウェス・アンダーソンほか主要キャストが来日し、トークイベントが実施された。5月21日(月)に実施された「公開記念スペシャル・ナイトイベント」に登場したのは、『ライフ・アクアティック』以来、約13年ぶりとなるウェス・アンダーソン監督ほか、本作でウェスに見初められ、主人公アタリの声を務めた美少年コーユー・ランキンや、ウェス組として数々の作品に参加してきたジェフ・ゴールドブラム、そして声の出演だけでなく、製作としても参加した野村訓市がトークイベントに参加した。■念願の日本を舞台にしたウェス・アンダーソンの日本愛が炸裂本作の製作期間は、およそ6年。長い年月をかけて作られたが、実はインスペレーションが沸いたのはさらに前だとウェス監督は語る。「2004年にはじめて来日したとき、本当に日本が大好きになったよ。その時は絶対に日本を舞台に映画を撮りたいという気持ちで日本を離れたんだ」と初来日のときから日本に大きな影響を受けたとコメント。また「この映画の日本は、僕のイマジネーションで出来ていて、日本の文化や日本の方々、そして何より日本の映画に影響を受けている。日本人のみんなからすると慣れ親しまない部分もあるかもしれないけれど、とにかくみんなには楽しんで欲しいと思っているよ」と、自身の集大成ともいえる作品に熱いコメントを残した。■日本人ボイスキャストはどのように決まっていった?「RADWIMPS」の野田洋次郎、村上虹郎、渡辺謙、夏木マリといった錚々たる日本人ボイスキャストも出演している本作。キャスティングした野村さんは「日本のキャストを集めるとき、どこかお互いを知っていて、監督と決めたキャラクターの年齢や背格好にマッチしていて、さらに、僕の言うことを聞いてくれそうな人を集めて声を掛けました(笑)」とお茶目にコメント。さらに「ウェスは秘密主義だから彼らに細かい情報を与えてあげられなくて、簡単な役と台詞だけ話してもらって、録音した音を毎回ウェスに聞いてもらいOKをもらうって感じでした」と収録の流れも告白。「例えば、洋次郎は、ウェスに声を聞かせたら『彼はニュースキャスターだ』って言うんで、『君はニュースキャスターになった』って洋次郎の声を録り直したりもして(笑)映画を観てもわかりにくいかもしれませんが、この声は誰かなって見つけながら観るのも楽しいかなって思います」と明かした。■完成した作品を見たキャスト陣は?ジェフは当時のアフレコを「ウェスは6年この映画に関わったけど、僕がレコーディングに参加した時間は2時間だけ。しかも、監督はNYにいたからアフレコの演出も遠距離で演出されたんだよ(笑)」とユーモアたっぷりにコメント。そんなジェフを含めたキャスト陣たちが、完成した映画を観たのはベルリン国際映画祭のオープニング上映。ジェフは「僕はほかの犬たちとは一緒に収録ができなかったんだけど、映画を観たら、僕らの音やキャラクターがジグソーパズルのようにぴったりとはまっていて嬉しいショックを受けたんだ!」と圧倒された様子。続けて、主人公に大抜擢されたコーユーも「2月のベルリンで初めて見たときは感動しました。ストップモーションと思えないくらい色や音もすごくて素晴らしいです」と太鼓判。また、自身のアフレコ収録をふり返って「ウェス監督はとっても優しくて落ち着いている人。僕は本当に緊張していて、アフレコも難しかったけど、落ち着いたウェスと過ごすと、僕も落ち着いた気持ちでアフレコすることができました」と、隣のウェスとアイコンタクトしながらコメント。苦労した点を聞かれると「全部です」と困った様子で即答し、その可愛らしさに会場は和やかな空気に包まれた。最後にウェス監督は「日本が好きで作った映画だから、皆さんがこの作品を観て楽しんでくれれば本当に嬉しいな。日本の文化や日本の人々への敬愛を感じ取ってもらえれば幸せです」と、作品にあわせて、この場を皆で共有できたことを大いに喜んだ。『犬ヶ島』は5月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬ヶ島 2018年5月25日より全国にて公開©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年05月22日「八景島あじさい祭」が、2018年6月9日(土)から7月1日(日)まで横浜・八景島シーパラダイスをはじめで横浜八景島各所で開催される。18回目を迎える人気イベント「八景島あじさい祭」。開催時期となる6月から7月はちょうどあじさいが見頃を迎える時期となる。海に囲まれた八景島には、「セイヨウアジサイ」や「ガクアジサイ」など県内最大級となる2万株のあじさいが開花。八景島でしか見ることができない「八景ブルー」、「八景ピンク」、「シーパラブルー」と名のついた八景島オリジナル品種も見ごろを迎える。また、八景島内には、海のみえるシーサイドガーデンや、あじさいに彩られた坂道「あじさい坂」、あじさいとバラがコラボレーションした「ブルーパラダイス(丘の広場)」など、様々な見どころスポットを設置。夜は、あじさい園路を竹灯籠でライトアップ。約130個の竹灯籠が灯され、昼間とは一味違った幻想的な空間が楽しめる。【詳細】第18回 八景島あじさい祭開催期間:2018年6月9日(土)~7月1日(日)時間:8:30~22:30 ※平日は21:30まで。会場:横浜八景島内丘の広場周辺「八景島あじさい園路」他【問い合わせ先】横浜・八景島シーパラダイスTEL:045-788-8888
2018年05月21日東京の島々のグルメが集結する、東京愛らんどフェア「島じまん2018」。2年に一度のチャンスを逃さずに!東京にも島があるのはご存じ?一番近いのは高速船で1時間45分の大島。都心から南へ約1000kmの世界自然遺産、小笠原諸島は飛行場がなく、24時間の船旅でしか行くことができない秘境だ。2年に一度のこちらの祭には、豊かな自然に恵まれ独自の歴史や文化を持つ11の有人島が参加。島の名物を味わえ、伝統工芸品作りなども体験できる。ステージでは両日、ゲストのさかなクンが「世界一受けたいお魚授業」を開講。会場は離島への船のターミナル、竹芝桟橋。行くだけで旅気分に。式根島「たたき丸」郷土料理「たたき」(魚のすり身)でおむすびを包んで揚げた新名物。利島「サザエのかき揚げ丼」島の8割が椿に覆われる利島から特産のサザエを使った丼。三宅島「明日葉の天ぷら」生命力の強い明日葉は、伊豆諸島住民には身近な栄養源。八丈島「島ずし」べっこう色のヅケに練り辛子を合わせるのが特徴。竹芝桟橋・竹芝客船ターミナル東京都港区海岸1‐125月26日(土)・27日(日)10:00~18:00島じまん実行委員会事務局代理 TEL:03・5728・5552※『anan』2018年5月23日号より。文・松本あかね(by anan編集部)
2018年05月17日知る人ぞ知る観光スポットを支えるカフェ福岡・新宮町にある離島、相島(あいのしま)。そこには旬の海の幸が味わえるカフェ「島カフェ あいのしま」があります。相島は小さな島ながら、近年は知る人ぞ知る話題の観光スポット。釣り愛好家の間では知られた島でしたが、近年は「猫の島」としても有名になりました。人口300人に対して約100匹の猫が棲んでおり、アメリカのニュース局CNNでも「世界6大猫スポット」として紹介されたほどで、現在は海外からも観光客が訪れるといいます。そんな相島の玄関口にあるのが、「島の駅 あいのしま」。観光案内所と食堂、カフェを併設した、旅人にとって欠かせない便利スポットとなっています。その2階部分に入居するのが、今回ご紹介する「島カフェ あいのしま」。シンプルで清潔感ある木造風の店舗は、天井の高いダイニング空間が開放的な印象です。季節の地魚をサックリと! 自慢のフィッシュバーガー肉厚でボリューミー、魚のうまみをしっかりと味わえると好評の「旬のおさかなバーガー」は、お店イチオシのメニューです。その日に採れた旬の魚をフライにし、九州ならではのゆず胡椒をきかせたタルタルソースをあわせます。フライは2枚入っているので、十分お腹いっぱいになれるでしょう。写真のバーガーはさわらですが、季節によってブリやヤズ(中年魚期のブリ)、あこや貝などを楽しめます。漁師町ならではの家庭的な炊き込みご飯もおすすめ朝獲れの魚を用いたもうひとつの目玉メニューは「日替わりおさかなご飯」(数量限定)。現地の家庭で日常的に食べられているような、素朴で滋味深い一品です。ほかには、「ビーフバーガー」「エビカツバーガー」「漬け茶漬けセット」「漁師飯セット(漬け丼の定食)」などが、曜日限定&数量限定で登場します。事前予約をすれば曜日以外でも用意してもらえるものもあるので、詳細はその都度確認することをおすすめします。島グルメをテイクアウト&おみやげでもどうぞ!併設する物産展では粒ウニなどの海の幸や、自家製かまぼこなどの水産加工品、島にゆかりある猫のグッズなども購入できます。また、カフェで提供している「日替わりおさかなご飯」をはじめとする一部のメニューはテイクアウトもOKなので、観光の合い間の小休止にいただくこともできます。間近に広がる紺碧の海を眺めながら味わえば、おいしさもひとしお身にしみるでしょう。JR各線「博多駅」から鹿児島本線で「福岡工大前駅」へ。そこからコミュニティバス「マリンクス相らんど線(時計回りルート)」に乗り、約15分で新宮港へ到着します。さらに、町営渡船「しんぐう(1日5~6便)」に揺られて約17分。相島の玄関口「相島渡船待合所」で降りると、その隣が「島カフェ あいのしま」のある「島の駅 あいのしま」です。ワンデイトリップで新鮮な海の幸を堪能しませんか?スポット情報スポット名:島カフェ あいのしま住所:〒811-0118 福岡県糟屋郡新宮町相島1382-1電話番号:092-962-4360
2018年04月18日非日常を体験株式会社ユニマットプレシャスは、西表島最大規模のリゾート「ホテルニラカナイ西表島」にて、『サガリバナ観賞クルーズ』を開催します。同クルーズは、2018年6月25日から7月30日の期間限定での開催となります。ここでしかできない非日常的なアクティビティを体験してみてはいかがでしょうか。沖縄の夏の夜に花咲く幻想的なサガリバナサガリバナは、熱帯・亜熱帯の常緑樹に咲く花で、日本では、マングローブの川がある沖縄や奄美大島のみに自生しています。サガリバナの花は、夏の夜にだけ咲き、その花びらはピンクや白と色鮮やかで、甘い香りを漂わせます。花の見頃は、6月末~7月後半くらいまでとなります。開花中は、観光バスで夜のサガリバナ観賞ツアーが組まれるほどの人気観光地です。『サガリバナ観賞クルーズ』アクティビティ同クルーズの開催期間は、2018年6月25日(月)~7月30日(月)、時間は、早朝5時30分~8時(約2時間30分)、料金は、大人4,400円、子ども3,300円、幼児1,100円となります。クルーズに参加できるのは、ホテルニラカナイ西表島 宿泊者で、前日18時30分まで受付を済ませた人となります。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ユニマットプレシャスのプレスリリース※株式会社ユニマットプレシャス
2018年03月08日(c)Amos Bar-Zeevおひとり旅に限りませんが、旅を楽しむためのコツがあるので、少しまとめてみますね。旅の最中はどうしても移動が多くなります。マイカー旅行ならいいけれど、電車やバス、特にLCCは持ち込める荷物に制限があるので、省エネならぬ“省荷物運動”は必須です。1.着るものを少なくなにしろ服が一番かさばるので、これを省エネする方法が大切!途中で洗濯すること前提で、3~4日以上なら日数分の衣類は持って行きません。ホテルは乾燥していることが多いので、夕方手洗いしてタオルで水を吸い取って干しておくと、朝には乾いてるなんてことはままあります。湿度対策にもよいのでホテルでのお洗濯は一石二鳥。それから、海外では現地でのお買い物も楽しいので、やっぱり衣類は少なめにします。現地で民族衣装を買うこともあるし、その国で流行っているスタイルのものを買うことも。現地に馴染む格好をすると目立ちにくくなることもメリットです。2.ジャージ素材のドレス自分に似合うデザインのものを見つけたら、同じものの柄違いを何着か買っちゃいましょう。シワにならないし、そこそこドレッシーだし、かさばらないしで、旅にもってこいの服なんです。和久井は「FIFILLES」というフランスのブランドがお気に入りです。というわけで、以前は旅というとジーンズとかパンツスタイルが多かったんですが、最近はエレガントなスタイルも楽しめるようになりました。海外なら、カジノとかちょっとしたパーティにも行けるので、重宝します。もはやジャージドレスは旅の必需品です。3.大判ストールは万能衣料旅行には必ずストールを持って行きます。寒ければ体に撒いて防寒具に、外歩きをするときは頭からかぶってUV対策に。今回は冬の日本から真夏のオーストラリアへの旅行だったのですが、日本ではマフラーとして、こちらではストールとして使えるシルクのものを持ってきました。旅先ではとにかく汎用性の高い衣服が便利です。例えばセーターよりもトレーナーだし、かぶり物よりカーディガンです。4.小さなハンガー(洗濯ばさみ付き)洗濯したはいいものの、意外と困るのが干す場所です。長い旅行にはハンガーを持って行きます。100円ショップに洗濯ばさみが6~8コついている小さなハンガーが売ってます。これが本当に重宝するのですよね、吊すのと吊さないのでは乾き具合もぜんぜん違うし。3日程度の短い旅行でも、洗濯ばさみをいくつか持参します。5.手ぬぐい安宿にはタオルの提供がないところもあります。でもバスタオルを持って行くとかなりかさばるので、和久井は何はともあれ手ぬぐいを持って行きます。タオルよりもかさばらないし、なにより速乾性なので使い回しが利くんですよね。お風呂に入ってびしょびしょになっても、ハンガーに掛けておくだけで朝にはカラッカラです。真冬のお風呂には向かないけど(私はそれでも済ましちゃいますが)、ハンカチより大きいし、とにかく使い勝手がいいんです。首に巻けば防寒・UV対策にもなるし!以上が、和久井が旅に持っていくものです。胃薬とビオフェルミン以外は現地で!行きのカバンは、半分くらい空きがある状態にしておきます。もしくは向こうで捨ててもいい下着や古くなったシャツを持って行って、捨てて帰ってきちゃいます。旅には紙パンツを持って行くという強者もいましたよ(が、まだ和久井にその勇気はない)。とにかく持ち物を減らすことに命をかけていた時期があって、なんならコスメも持って行かないことがあったけど、さすがにそれは不便だったので最低限のものは持っていくようになりました。海外旅行には胃薬とビオフェルミンがあれば、あとは現地で調達。海外旅行にポケットティッシュは必需品と言われているけど、和久井はそれほど気にしません。ホテルでトイレットペーパーを畳んでいくつか持っていれば事足りるので、ポケットティッシュは、あれば持って行く程度です。どうせ本格的にトイレに行こうと思ったらポケットティッシュじゃ足りないし。荷物をコンパクトにすると移動が楽だし、現地に忘れ物もしにくくなります。そのコンパクト加減が旅の楽しさを倍増させてくれるんですね。というわけでみなさん、よいおひとり旅を!Text/和久井香菜子<おひとりさまが海外ホームステイで泊まるべき2つの条件>もチェック!おひとりさまの海外旅行にはホームステイがおすすめ。はずれないステイ先選びのコツとは?
2018年01月31日(c)Amos Bar-Zeevおひとり旅に限りませんが、旅を楽しむためのコツがあるので、少しまとめてみますね。旅の最中はどうしても移動が多くなります。マイカー旅行ならいいけれど、電車やバス、特にLCCは持ち込める荷物に制限があるので、省エネならぬ“省荷物運動”は必須です。1.着るものを少なくなにしろ服が一番かさばるので、これを省エネする方法が大切!途中で洗濯すること前提で、3~4日分以上なら日数分の衣類は持って行きません。ホテルは乾燥していることが多いので、夕方手洗いしてタオルで水を吸い取って干しておくと、朝には乾いてるなんてことはままあります。湿度対策にもよいのでホテルでのお洗濯は一石二鳥。それから、海外では現地でのお買い物も楽しいので、やっぱり衣類は少なめにします。現地で民族衣装を買うこともあるし、その国で流行っているスタイルのものを買うことも。現地に馴染む格好をすると目立ちにくくなることもメリットです。2.ジャージ素材のドレス自分に似合うデザインのものを見つけたら、同じものの柄違いを何着か買っちゃいましょう。シワにならないし、そこそこドレッシーだし、かさばらないしで、旅にもってこいの服なんです。というわけで、以前は旅というとジーンズとかパンツスタイルが多かったんですが、最近はエレガントなスタイルも楽しめるようになりました。海外なら、カジノとかちょっとしたパーティにも行けるので、重宝します。もはやジャージドレスは旅の必需品です。3.ストールは万能衣料旅行には必ずストールを持って行きます。寒ければ体に撒いて防寒具に、外歩きをするときは頭からかぶってUV対策に。今回は冬の日本から真夏のオーストラリアへの旅行だったのですが、日本ではマフラーとして、こちらではストールとして使えるシルクのものを持ってきました。旅先ではとにかく汎用性の高い衣服が便利です。例えばセーターよりもトレーナーだし、かぶり物よりカーディガンです。4.小さなハンガー(洗濯ばさみ付き)洗濯したはいいものの、意外と困るのが干す場所です。長い旅行にはハンガーを持って行きます。100円ショップに洗濯ばさみが6~8コついている小さなハンガーが売ってます。これが本当に重宝するのですよね、吊すのと吊さないのでは乾き具合もぜんぜん違うし。3日程度の短い旅行でも、洗濯ばさみをいくつか持参します。5.手ぬぐい安宿にはタオルの提供がないところもあります。でもバスタオルを持って行くとかなりかさばるので、和久井は何はともあれ手ぬぐいを持って行きます。タオルよりもかさばらないし、なにより速乾性なので使い回しが利くんですよね。真冬のお風呂には向かないけど、ハンカチより大きいし、とにかく使い勝手がいいんです。首に巻けば防寒・UV対策にもなるし!以上が、和久井が旅に持っていくものです。胃薬とビオフェルミン以外は現地で!行きのカバンは、半分くらい空きがある状態にしておきます。もしくは向こうで捨ててもいい下着や古くなったシャツを持って行って、捨てて帰ってきちゃいます。旅には紙パンツを持って行くという強者もいましたよ(が、まだ和久井にその勇気はない)。とにかく持ち物を減らすことに命をかけていた時期があって、なんならコスメも持って行かないことがあったけど、さすがにそれは不便だったので最低限のものは持っていくようになりました。海外旅行には胃薬とビオフェルミンがあれば、あとは現地で調達。海外旅行にポケットティッシュは必需品と言われているけど、和久井はそれほど気にしません。ホテルでトイレットペーパーを畳んでいくつか持っていれば事足りるので、ポケットティッシュは、あれば持って行く程度です。どうせ本格的にトイレに行こうと思ったらポケットティッシュじゃ足りないし。荷物をコンパクトにすると移動が楽だし、現地に忘れ物もしにくくなります。というわけでみなさん、よいおひとり旅を!Text/和久井香菜子前回記事<おひとりさまが海外ホームステイで泊まるべき2つの条件>もチェック!おひとりさまの海外旅行にはホームステイがおすすめ。はずれないステイ先選びのコツとは?
2018年01月27日(c)Amos Bar-Zeevおひとり旅に限りませんが、旅を楽しむためのコツがあるので、少しまとめてみますね。旅の最中はどうしても移動が多くなります。マイカー旅行ならいいけれど、電車やバス、特にLCCは持ち込める荷物に制限があるので、省エネならぬ“省荷物運動”は必須です。1.着るものを少なくなにしろ服が一番かさばるので、これを省エネする方法が大切!途中で洗濯すること前提で、3~4日分以上なら日数分の衣類は持って行きません。ホテルは乾燥していることが多いので、夕方手洗いしてタオルで水を吸い取って干しておくと、朝には乾いてるなんてことはままあります。湿度対策にもよいのでホテルでのお洗濯は一石二鳥。それから、海外では現地でのお買い物も楽しいので、やっぱり衣類は少なめにします。現地で民族衣装を買うこともあるし、その国で流行っているスタイルのものを買うことも。現地に馴染む格好をすると目立ちにくくなることもメリットです。2.ジャージ素材のドレス自分に似合うデザインのものを見つけたら、同じものの柄違いを何着か買っちゃいましょう。シワにならないし、そこそこドレッシーだし、かさばらないしで、旅にもってこいの服なんです。というわけで、以前は旅というとジーンズとかパンツスタイルが多かったんですが、最近はエレガントなスタイルも楽しめるようになりました。海外なら、カジノとかちょっとしたパーティにも行けるので、重宝します。もはやジャージドレスは旅の必需品です。3.ストールは万能衣料旅行には必ずストールを持って行きます。寒ければ体に撒いて防寒具に、外歩きをするときは頭からかぶってUV対策に。今回は冬の日本から真夏のオーストラリアへの旅行だったのですが、日本ではマフラーとして、こちらではストールとして使えるシルクのものを持ってきました。旅先ではとにかく汎用性の高い衣服が便利です。例えばセーターよりもトレーナーだし、かぶり物よりカーディガンです。4.小さなハンガー(洗濯ばさみ付き)洗濯したはいいものの、意外と困るのが干す場所です。長い旅行にはハンガーを持って行きます。100円ショップに洗濯ばさみが6~8コついている小さなハンガーが売ってます。これが本当に重宝するのですよね、吊すのと吊さないのでは乾き具合もぜんぜん違うし。3日程度の短い旅行でも、洗濯ばさみをいくつか持参します。5.手ぬぐい安宿にはタオルの提供がないところもあります。でもバスタオルを持って行くとかなりかさばるので、和久井は何はともあれ手ぬぐいを持って行きます。タオルよりもかさばらないし、なにより速乾性なので使い回しが利くんですよね。真冬のお風呂には向かないけど、ハンカチより大きいし、とにかく使い勝手がいいんです。首に巻けば防寒・UV対策にもなるし!以上が、和久井が旅に持っていくものです。胃薬とビオフェルミン以外は現地で!行きのカバンは、半分くらい空きがある状態にしておきます。もしくは向こうで捨ててもいい下着や古くなったシャツを持って行って、捨てて帰ってきちゃいます。旅には紙パンツを持って行くという強者もいましたよ(が、まだ和久井にその勇気はない)。とにかく持ち物を減らすことに命をかけていた時期があって、なんならコスメも持って行かないことがあったけど、さすがにそれは不便だったので最低限のものは持っていくようになりました。海外旅行には胃薬とビオフェルミンがあれば、あとは現地で調達。海外旅行にポケットティッシュは必需品と言われているけど、和久井はそれほど気にしません。ホテルでトイレットペーパーを畳んでいくつか持っていれば事足りるので、ポケットティッシュは、あれば持って行く程度です。どうせ本格的にトイレに行こうと思ったらポケットティッシュじゃ足りないし。荷物をコンパクトにすると移動が楽だし、現地に忘れ物もしにくくなります。というわけでみなさん、よいおひとり旅を!Text/和久井香菜子前回記事<おひとりさまが海外ホームステイで泊まるべき2つの条件>もチェック!おひとりさまの海外旅行にはホームステイがおすすめ。はずれないステイ先選びのコツとは?
2018年01月27日「旅は非日常を楽しむとか、五感が高まるなどと言われますね。それを最も感じやすいのが冬の雪見旅です。壮大な自然の中で、視・聴・嗅・味・触の感覚が刺激され、感動が倍増するんです!」 そう話すのは、年の多くを旅先で過ごす旅ジャーナリスト・のかたあきこさん。 「雪化粧の世界に気持ちがリセットされ、心穏やかな時間が過ごせます。自分や家族を思う余裕もできて。寒くなるほど際立つ風景があり、うまさが増す食材があります」(のかたさん・以下同) たとえば、滝の凍った姿である氷瀑。止まった時間を目の前に差し出されたかのようにも思える、まさに自然の芸術だ。日常から離れて“きれいなものを見たい欲”を満たすのに、雪旅はまさに最高の時間ともいえるのだ。行かないなんてもったいない! とはいえ、「やっぱり寒いのはイヤ!」という人は、最近の防寒インナーの実力を知らないのかも。 「厚手のものを重ね着すると着ぶくれしますし、室内では特に汗冷えのもとになります。暖かい格好でも着ヤセを狙うなら、機能性インナーが◎。軽量で荷造りも楽です。肌着、レギンス、靴下は、吸湿速乾性や発熱素材などがおススメ。乾燥する季節ですから肌心地良好の素材もポイントです」 防寒のキモはインナー。「アウターは雪中でも街中でもOKなデザインを」とのかたさん。 また、旅先を決めるには、見たい景色、冬の味覚、雪見温泉など、自分がいちばん気になるものを優先しよう。最近の傾向をのかたさんはこう語る。 「気軽さが受け、直行バスで行く雪見旅が人気。宿泊と往復バスがセットになったお得なプランが出ているので、宿や観光協会のサイト、旅会社のツアー情報をチェックしてみて。近年、増加中の母娘旅では、少しリッチに露天風呂付き客室に泊まるプランが人気なんですよ」 あなたも“雪旅先”を見つけて、旅に出よう!
2018年01月20日参加者の希望に応じてアレンジ星野リゾートは、ジャングルバトラーが西表島をガイドするアクティビティツアー「西表島ジャングルバトラー・春」開催します。同アクティビティツアーでは、経験豊富なジャングルバトラーがツアー参加者の希望に応じてアレンジしてくれる1日1組限定、完全プライベートプログラムを提供してくれます。島に詳しい人にガイドしてもらえる同アクティビティツアーの流れは、まず西表島ジャングルバトラー予約します。するとジャングルバトラーが要望をヒアリング、ツアースケジュールを提案してくれます。そして、竹富島にあるラグジュアリーリゾート「星のや竹富島」で宿泊、西表島ジャングルバトラーツアーを体験します。予約受付「星のや竹富島」で「西表島ジャングルバトラー」に参加するには、星のや竹富島HPより7日前の17時までに予約が必要です。同ツアーは、1日1組限定のプライベートツアーとなり、ツアー内容によって料金が異なります。(画像はプレスリリースより)【参考】※星野リゾートプレスリリース(ValuePress!より)※星のや竹富島ホームページ
2018年01月18日