6月から7月にわたって世田谷パブリックシアターにて上演される『ある馬の物語』より、出演者コメントとビジュアルが公開された。ロシアの文豪トルストイの小説(原題『ホルストメール』1886年刊行)を舞台化した本作は、人間という愚かな生き物と思考する聡明な馬とを対比させ、人間のあくなき所有欲に焦点をあてながら、「この世に生を受けて生きる意味とは?」という普遍的なテーマを詩情豊かにそしてストイックに問いかける。本公演では、1975年に本国ロシアで初演されて以降、国際的に評価の高い本作を芸術監督の白井晃が新演出でお届け。音楽監督に国広和毅、振付に山田うんという強力な布陣で、民族的な情緒豊かな歌に加え、音楽や身体表現の要素もふんだんに取り入れながら馬の目線で人間の生きざまを映し出す。キャストは、まだら模様に生まれついたばかりに不遇な運命をたどる馬役に成河、その馬の中に潜む才能を見出す公爵役に別所哲也、公爵やまだら模様の馬の前に立ちはだかる美と若さの象徴ともいえる男性(牡馬)に小西遼生、そして彼らの運命を変えていくファムファタールともいうべき女性(牝馬)役に音月桂が扮する。また、大森博史、小宮孝泰、春海四方、小柳友の個性あふれる魅力的な出演陣に、馬の群れをアグレッシブに形成する歌とダンスに秀でた10名のキャストたちなど、総勢18名の出演者で百数十年前のロシアのストーリーを現代の我々のストーリーとして立ち上げる。<コメント>■上演台本・演出:白井晃予定されていた2020年から三年の月日を経て、ようやくこの作品と向き合えるようになりました。メインキャストの方々は三年前のまま。このご時世、これは一つの奇跡だと思います。魅力的な俳優の皆さんと改めて創作できることをとても楽しみにしています。そして、この三年という時間は、私にとって、作品を見る目にどうやら少しばかりの変化をもたらしたように思います。人の生は、何をもって充足と言えるのだろうか。物を所有することが、いか程の意味があるのか? こんな原初的な問いかけが、一層切実に感じられるようになったとでも言いましょうか。100年以上前のトルストイの問いかけが、重石のように私たちの背中にのしかかります。それでも人は、欲望から逃れられない。50年前にロシアの劇団が、小説から立ち上げたこの世界的な演劇の名作を、新たな演出で果敢に再構築したいと思います。もし、今、トルストイがこの現代社会を見たらどんな思いを描くのか。そんな視点で作品創りに取り組みたいと思っています。■ホルストメール役:成河久しぶりの白井晃さん演出作への出演です。白井さんは自然に人を惹きつけ、まとめる力がある、そしてとにかく熱い演出家。ある種サディスティックな演劇愛に満ちあふれ、その力で渦のように絡め取られながら作品を作り上げていくという、そうした創作過程がとても楽しみです。戯曲には馬の形態模写をしないようにという抑制的なト書きがある一方で、より豊かな発想が生まれるようなト書きもあり、更に山田うんさんの振付で、フィジカル面においても創作性の高い馬を見つけていけるのではないかとワクワクしています。資本主義やその問題点、所有意識などを描き出す物語。難しく聞こえますが、白井さんはたくさんアイディアをお持ちなので、アクティブでダイナミックで、生きる喜びに満ち溢れる、テンポの良い現代的な作品に仕上がる予感がひしひしとしています。長年舞台の上で戦ってきた勲章のような傷が見えるオーラをお持ちの別所さんには遠慮なくぶつかっていきたいですし、クリエイティブな同級生感のある小西くんと桂ちゃんとの共演も楽しみです。身構えず、華やかな音楽劇をお祭り感覚で楽しんでいただけたら嬉しいです。■公爵役:別所哲也もう楽しみ以外の何ものでもありません。白井晃さんの演出を受けるのは初めてですが、演出家、俳優として演劇界をリードする白井さんが、トルストイの世界を音楽劇としてどのように立ち上げられるのか……ご一緒できることが本当に嬉しいです。僕は、成河さん演じる馬ホルストメールの才能を見出す公爵を演じます。公爵という人物を通じて、この作品の背景である19世紀末の人々の生きざま、そしてそれが現代を生きる人々に重なっていくよう、お届けしたいと思っています。情熱を持って、演劇と、音楽的な世界観を愛するスタッフ・キャストで作り上げる新たな音楽劇。これまでと全く違った別所哲也をお見せできるのではないかと思っています。ぜひみなさんご自身の目でお確かめください。■美しい牡馬/伯爵役:小西遼生現在、準備稿段階の台本を拝読し、馬が持つ生命力と共に、白井さんご自身の演劇への熱や造詣の深さが溢れ出てくるのを感じています。まずは稽古場で、これが初めてとなる白井さんの演出に、全力でエネルギッシュに応えていきたいと思っています。僕が演じるのは美しい馬と、若き伯爵。ホルストメールの壁となる存在として、人間が根本的に持っている意識的、無意識的な欲望や本能を表現できたら。白井さんと、以前からご縁の深い成河くん、別所さん、音月さんをはじめとするカンパニーと、馬の流動する筋肉のようなエネルギーで、野生的で本能的ながらも、お客様を魅了する作品を目指していきたいと思っています。楽しみにして劇場へお越しください。■牝馬/マチエ役:音月桂初めて白井さんの世界感に浸ることに、今はワクワクしつつもドキドキしています。白井さんが出演された作品を拝見した時、その場の空気を操り、鮮やかに彩っていくような演技に引き込まれました。今回は演出家としての白井さんから様々な刺激をいただけたら嬉しいです。私は牝馬と、公爵の恋人マチエを演じます。ホルストメールの対象的な存在として美や若さなどを象徴する役どころ……私自身の引き出しを探りつつ、新たな発見もできたら。成河さんと小西さんとは久しぶりの共演なので、成長した姿をお見せしたいなと。別所さんとは今回初めてご一緒させていただきますが、どのような化学反応が起きるか楽しみにしております。エネルギッシュな皆さまに負けないよう、必死についていきます。<公演情報>『ある馬の物語』原作:レフ・トルストイ脚本・音楽:マルク・ロゾフスキー詞:ユーリー・リャシェンツェフ翻訳:堀江新二訳詞・音楽監督:国広和毅上演台本・演出:白井晃■出演成河 / 別所哲也 / 小西遼生 / 音月桂大森博史 / 小宮孝泰 / 春海四方 / 小柳友浅川文也 / 吉﨑裕哉 / 山口将太朗 / 天野勝仁 / 須田拓未穴田有里 / 山根海音 / 小林風花 / 永石千尋 / 熊澤沙穂■演奏小森慶子 / ハラナツコ / 村上大輔 / 上原弘子【東京公演】6月21日(水)〜7月9日(日) 東京・世田谷パブリックシアター■チケット料金S席:8,800円A席:5,500円※ほか高校生以下、U24など各種割引あり※託児サービスあり ※車椅子スペース取扱あり■一般発売4月23日(日)世田谷パブリックシアターオンラインチケット:【ツアー公演】7月22日(土)・23日(日) 兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール各13:00 開演問合せ:世田谷パブリックシアターチケットセンター03-5432-1515
2023年04月07日5枚目のアルバムを発売したTHE RAMPAGE。ここでは、川村壱馬さん、藤原 樹さん、長谷川 慎さん、後藤拓磨さんに、“原点回帰”を表現したという今作に込めた想いを聞きました。川村壱馬×藤原 樹×長谷川 慎×後藤拓磨――今回のアルバムの“推し”ポイントはどこですか?川村壱馬:「STRAIGHT UP」は、一番やりたかったスタイルのHIPHOPで、カッコよさが引き立っている楽曲です。ラップの部分の作詞もやらせてもらったし、今後もこういう曲を増やしていきたい“ザ・推し曲”です。長谷川慎:「NO GRAVITY」は、デモを聴いた時からビビッときて、振り付けをやりたいと思って実際に担当させてもらいました。THE RAMPAGEってHIPHOPのイメージが根底にあると思うんですけど、だからこそ際立つ繊細で革命的な曲だと思います!藤原樹:「ハジマリノウタ」はTHE RAMPAGEにとって初めての卒業ソング。僕もそろそろ卒業ソングがあればいいなと思っていたし、EXILEさんの「道」みたいに幅広い層に刺さる曲に育ってほしいです。後藤拓磨:僕は「Fallen Butterfly」ですね。HIPHOP要素が強くて「STRAIGHT UP」にも近い曲です。『HiGH&LOW THE WORST X』の劇中歌だし聴きごたえもあると思います。「極彩色(サイケ)な夢を見ている」とか尖った歌詞もあって、僕たちらしい曲ですね。――アルバムの写真撮影では原点回帰を意識したそうですね。後藤:「ROUND & ROUND」が、廻り廻るって意味があるからってことでの原点回帰なんです。デビューから5年という区切りを終えて今年が7年目になるんですけど、10年目を目指してよりパワーを強くしていこうという気持ちを持っていて、その序章となるアルバムなんです。長谷川:2022年はHIROさんが何度もライブに来てくれて、「もう一回、パフォーマンスを磨いてほしい」との言葉をもらいました。今までのやり方や勢いでは通用しない時期が来ているということだし、期待してくれてるってことだと思うんですね。だからこれまでを超えて、もう一度パフォーマーとして原点に返って、やるべきことを見つめ直すきっかけのアルバムになったと思います。川村:改めてもうワンステップ踏むためのスタートって感じですかね。自分たちの“自我”が芽生えはじめて、より“本物”になっていくための原点、第一歩となるのがこのアルバムなのかなって思います。――アルバムにはライブツアーの映像やドキュメンタリーの映像が付いているバージョンもあるんですよね。藤原:2022年のツアーは1年弱の期間があったんですけど、最初から最後まで新鮮な気持ちでやれたし、個人的にも手ごたえを感じました。セットも豪華でTHE RAMPAGEにしかできない構成だったと思います。パフォーマーとしてはライブの映像を見てもらうのが一番なので、ぜひ見てほしいです。楽しませる自信があります。川村:ドキュメンタリーには1年くらいの僕らが記録されてるんですが、ある瞬間に僕らが“パチン”と変わる瞬間が見えて自分でも面白かったです。長谷川:ドキュメンタリー映像ってアルバムにしか付かないものなんですね。だから、ツアーのリハや打ち合わせしてる時の映像もそこでしか見られないもの。特に自分と拓磨でツアーのジャージを作る打ち合わせの部分なんかも入っていて、そこも普段は見られないところだと思います。夢中になっている雰囲気も映っていて、自分でも客観的に見られたし新鮮でした。後藤:メンバー、特にパフォーマーの言葉や行動が見られることって貴重ですしね。あと特典でアクリルスタンドが付くバージョンもあるんですけど、僕らもアクスタを見る度「これでダンスの構成つくれるじゃん!」って、いっつも思ってます(笑)。藤原:もっと最先端のやり方があるよ、みんな(笑)。かわむら・かずま1997年1月7日生まれ、大阪府出身。ボーカル。俳優としても活躍中で映画『HiGH&LOW THE WORST』シリーズでは主人公の花岡楓士雄を演じている。出演した映画『貞子DX』のBlu‐ray&DVDが4月14日発売。ふじわら・いつき1997年10月20日生まれ、福岡県出身。パフォーマー。4月2日まで佐藤流司が原案・脚本・演出の舞台『カストルとポルックス』に主演。また4月から日本テレビのドラマ『日本統一 関東編』に刑事役で出演する。はせがわ・まこと1998年7月29日生まれ、神奈川県出身。パフォーマー。ドラマ『顔だけ先生』、映画『HiGH&LOW THE WORST X』などに出演。2023年は舞台『ロミオ&ジュリエット』で主演。写真集『CHARACTER』(小学館)も発売中。ごとう・たくま1998年12月4日生まれ、和歌山県出身。パフォーマー。LDHの動画視聴サービス「CL」内で、長谷川慎とファッション番組「GEEKBOX」に出演中。カメラを得意とし、メンバーを撮影した写真が特典に使用されることも。ザ・ランペイジボーカル3人、パフォーマー13人から成る、16人組のダンス&ボーカルグループ。グループ名は“暴れ回る”という意味。2017年にシングル『Lightning』にてメジャーデビュー。5枚目となるアルバム『ROUND & ROUND』が発売中。個人活動も精力的に行っており、映画やドラマ、舞台、バラエティ、ラジオなど幅広い分野で活躍中。※『anan』2023年4月5日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・吉田ケイスケ駒水かすみヘア&メイク・谷川一志ウエノアヤコoyaAki(以上KIND)取材、文・西森路代保手濱奈美菅野綾子重信 綾撮影協力・BACKGROUNDS FACTORYEASE(by anan編集部)
2023年04月01日東京から車で約1時間。千葉県木更津市にある、サーモンの陸上養殖を行うFRDジャパンにやってきた、日本人女性初となる1級マグロ解体師の資格を持つアンジュルム・川村文乃さん。サーモンは大好きで、「サーモンだけがのったお寿司をよく食べます。アボカドと一緒にして、海苔をかけていただくことも」。まずは、魚の陸上養殖について勉強するところからスタート。アンジュルム・川村文乃さんがサーモンの陸上養殖場にいざ、潜入!社員の宮川さんによる陸上養殖の仕組みやメリット、ここで育てられている「おかそだち」についての話を、メモを取りながら真剣に聞く姿が印象的。「サーモンの顔つきは天然と養殖で違いますか?優しい顔だったりしますか?」などの質問をする場面も。そして、「おかそだち」の切り身が目の前に出されると、「これはいつ締めたんですか?」「すごいですね!」と、さらに前のめりに。いざ口に運ぶと、「うわぁ!脂は乗っているのに上品な感じで、弾力があります。普段食べているものが“とろんとろん”だとしたら、これは“ぷるんぷるん”。筋トレをきちんとしている人の体のようで、噛みごたえがあります。すごい!美味しい~!」。実食後、ついに「おかそだち」のいる「閉鎖循環式陸上養殖システム」のところへ。まずは長靴に履き替えて、足裏を消毒。階段を上がった先に現れたのは、空間いっぱいに広がる巨大な水槽…!「わぁ、すごい!」と、川村さんのテンションはさらにアップ。ここで約1万匹の「おかそだち」が生育されていて、水中に伸びる黒い管から餌が出る仕組みになっているという。水槽は同じタイミングで卵から孵った魚ごとに分けられていて、出荷直前のものは胃の中を空っぽにするためにエサを抜かれている。バクテリアを活用した独自のろ過技術によって水を循環させながら養殖を行っていること、水がサーモンの適水温である15°C前後に設定されていることなど、システムについての説明を受け、時折、水槽の中を覗き込んでサーモンを見つめる川村さん。笑顔で手を振ってファンサをしたり、奥にある水槽に分けられたサーモンに「うわー!めっちゃ白いですね。口元がかわいいです」と話しかけて心を通わせる一幕もあり、魚が好きなことが伝わってくる。そして最後は、施設の外へ。たくさんの配管が張り巡らされた様子は圧巻の一言。すべてサーモンの生育に使う水をろ過、浄化するためのもので99%の水を循環。蒸発で失われる水分や、ふんと餌に含まれる水分のみ補給。見学を終えてみて、「陸上養殖は、大変な苦労や、いろいろなシステムのおかげで実現していることがわかりました。美味しくて新鮮なサーモンが当たり前に食べられるようになるといいなと思います!」と川村さん。そして帰り際に手渡されたのは、丸々一尾の「おかそだち」。これまでいろいろな魚をさばいてきたが、「サーモンの経験はなくて、ずっとさばいてみたかったんです。じっくり時間をかけて挑戦してみます!」と意気込む。そして取材を終えて帰宅したその夜に、自身でさばき、お皿に美しく盛り付けた「おかそだち」の刺し身を披露してくれた川村さん。大好きなアボカドと海苔ととも一緒に食べたそう!FRDジャパン海水温や天候などの自然環境の制約を受けずに魚を育てる、閉鎖循環式陸上養殖を研究開発、未来の魚食文化を創造。陸上養殖されたトラウトサーモン「おかそだち」をスーパーなどで販売する。販売情報など詳細はHPで。かわむら・あやの1999年7月7日生まれ、高知県出身。アイドルグループ・アンジュルムのサブリーダー。ニューアルバム『BIG LOVE』が発売中。Blu‐ray&DVD『アンジュルム concert 2022 autumn finalANGEL SMILE』を4/26にリリース。ニット¥64,900ジャケット¥108,900(共にTHE KEIJI/THE KEIJI・IJIIT&Co.表参道 TEL:03・3499・7355)サンダル¥4,999(リエディ/ネオグラフィック TEL:06・6567・9000)スカート、ソックスはスタイリスト私物※『anan』2023年4月5日号より。写真・吉松伸太郎スタイリスト・岡本さなみヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER)取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2023年03月31日立地を選ばず、効率的かつサステナブルな方法で、新鮮な魚を養殖できる「陸上養殖」。注目が集まるこの養殖方法について、アンジュルム・川村文乃さんと一緒に学んでみましょう!太平洋に面した高知県に生まれ、カツオをはじめとする魚をさばくことを得意とし、日本人女性初となる1級マグロ解体師の資格を持つアンジュルムの川村文乃さん。そんな彼女が今回訪れたのは、千葉県木更津市の山中にある、トラウトサーモンの養殖場だ。「魚の養殖は海など水のある場所で行われているものだと思っていたので、こんな山奥で…!とすごくびっくりしました」(川村さん)これまで日本では実現が難しかった鮮度の高いサーモンを提供できることや、地球環境に優しいサステナブルな側面から、いま注目を集めている陸上養殖。システムをはじめ、ここで育てられている「おかそだち」サーモンの魅力、そして私たちの食卓事情に与える影響まで、川村さんと一緒に学んでみよう!陸上養殖について、詳しく教えてください!まだまだ耳慣れない「陸上養殖」の基本的なことから、SDGsへの貢献まで。「おかそだち」サーモンの養殖をしている会社、FRDジャパンさんにお話を伺いました。Q、なぜ、いま陸上養殖は注目を集めているの?A、海の近くで行う養殖場が不足。環境を問わない陸上が必要に!今、世界的な人口増加により水産物の需要が増え続けているものの、天然魚の漁獲量は伸び悩み中。その一方で、海を使った養殖の生産量は増えており、海の資源を守りながら魚を供給できるようになってきた。ところが、養殖が盛んになるにつれ、養殖に適した海がどんどん埋まってしまい、場所が足りなくなるという新しい問題が勃発。特にサーモン類は、気温の関係もあってノルウェーとチリが養殖の中心となり、これ以上場所を増やせないことから、環境に関係なくサーモンを育てられる陸上養殖を必要とする声が大きいものに。美味しくて安心・安全な魚がいつまでも手軽に、安定した値段で食べ続けられる手段の一つとして、注目・期待されている。Q、陸上養殖ってそもそも何?A、人工的に作られた環境下で行う魚の養殖のことです。陸上養殖とは、陸上に人工的に創設した環境下で養殖を行うこと。主に2つのタイプがあり、一つは、海などの天然環境から水を引き込み、魚の飼育に使用する「かけ流し式陸上養殖」。もう一つは、ろ過システムを使って水を浄化しながら循環利用する「閉鎖循環式陸上養殖」。FRDジャパンは後者で、独自の技術である生物ろ過システムを駆使し、水を閉鎖循環させるシステムでトラウトサーモンを養殖している。ちなみに、日本において陸上養殖で作られる魚で一番多いのはサーモンだが、国内で消費される生食用サーモン年間約10万tのうち、国産のものは5%ほど。スーパーなどにもほとんど出回っていない現状がある。Q、陸上養殖のお魚が増えたら、私たちの食卓はどう変わるの?A、日本であまり獲れない魚を鮮度高く手軽に食べられるように。寒いところで育つことから日本では限られた場所でしか生育できなかったサーモン。でも、陸上養殖の場合は水温を一定に保つことができるため、季節や場所にかかわらず育てられるようになり、“日本人が大好きなサーモンを国内であまり作れない”というジレンマが解決。また、日本で作るため、ノルウェーやチリ産のものとくらべて鮮度が高いものが食べられるように。今後は、サーモンだけでなく、これまで日本であまり育てられなかった魚の養殖が盛んになる可能性も。すると、なかなか手に入らないことが理由で値段が高くなっていた高級魚が普通に食卓に並び、これまで以上にいろいろな魚が食べられるようになる…という、嬉しい未来も考えられる。Q、SDGsにどう貢献しているの?A、ろ過した水を使うことで排水ゼロ&海洋汚染を防ぐ!海でサーモンを育てる場合、海の自浄作用を超えるような大きな規模になると、魚のふんや餌の食べ残しが海底にたまり、海洋汚染の原因になることも。その点FRDジャパンが取り入れている閉鎖循環式陸上養殖の場合、99%の水をろ過して使うため、海に排水することなく、地球に負担をかけずに育てることができる。そして、水を使い回すことで冷却コストが不要になるので、水温を一定に保つための電気代を大幅に削減できるというメリットも。また、細菌による病気を防ぐための抗生物質が海底にたまり、生態系を壊すという心配もなし。SDGsの目標にある「12.つくる責任 つかう責任」「14.海の豊かさを守ろう」の実現につながっている。Q、天然モノと味や見た目はどう違う?A、日焼けしていない白い体と身の弾力&深い旨みが特徴。陸上養殖の場合、サーモンは太陽を浴びずに過ごすため日に焼けず、銀ピカな天然のものにくらべて白い姿をしている。また、FRDジャパンで育てている「おかそだち」はトラウトサーモンで、ノルウェー産のアトランティックサーモンという種類にくらべて身が赤い。また、すべてメスのため、口の形がカギ状になったオスにくらべ丸みのあるフォルムに。ノルウェーの生サーモンは空輸のため、締めてから食べられるまでに10日くらいかかり、チリのサーモンはほとんどが冷凍モノとなる。一方、国内で養殖され、一度も冷凍せず生で食べられるサーモンは鮮度が高く、身に弾力があり、噛むほどに口の中で広がる深い旨みが大きなポイントに。Q、「おかそだち」サーモンはどこがすごいの?A、約10年かけて実現!鮮度と脂乗りが違います。複雑な構造の装置で99%ろ過した水を使い、育てられている「おかそだち」サーモン。一番苦労したのは、生育に最適な水質バランスを見つけることで、好調に育つようになるまでに約10年を費やしている。餌は専門業者にオーダーメイドした、ドッグフードのような見た目のペレットを使用。1年で3kgのサイズに育てることを目標としていて、現在の年間生産量は約30t(約1万尾)。実際に食べた人からは、「鮮度と脂乗りが違って美味しい」「千葉でサーモンを作っているなんて驚いた」という声が多い。ちなみに、名前は丘で育てていることからつけられたもので、100個くらいあったアイデアの中から親しみやすくキャッチーなものをセレクト。FRDジャパン海水温や天候などの自然環境の制約を受けずに魚を育てる、閉鎖循環式陸上養殖を研究開発、未来の魚食文化を創造。陸上養殖されたトラウトサーモン「おかそだち」をスーパーなどで販売する。販売情報など詳細はHPで。かわむら・あやの1999年7月7日生まれ、高知県出身。アイドルグループ・アンジュルムのサブリーダー。ニューアルバム『BIG LOVE』が発売中。Blu‐ray&DVD『アンジュルム concert 2022 autumn finalANGEL SMILE』を4/26にリリース。ニット¥64,900ジャケット¥108,900(共にTHE KEIJI/THE KEIJI・IJIIT&Co.表参道 TEL:03・3499・7355)サンダル¥4,999(リエディ/ネオグラフィック TEL:06・6567・9000)スカート、ソックスはスタイリスト私物※『anan』2023年4月5日号より。写真・吉松伸太郎スタイリスト・岡本さなみヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER)取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2023年03月30日2023年3月31日に放送を終了する、朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)。2006年から放送が開始され、約17年間、お笑いコンビ『極楽とんぼ』の加藤浩次さんが司会を務めてきました。番組終了まで残り1週間となった2023年3月24日、同番組にとある人物が登場し、話題となっています。その人物とは、加藤さんの相方である、山本圭壱さんです。極楽とんぼ! #加藤浩次 #山本圭壱 #極楽とんぼ #スッキリ pic.twitter.com/ct5KZ6r9Bx — スッキリ(日本テレビ) (@ntv_sukkiri) March 24, 2023 『天の声』として声だけの出演だったはずの山本さんでしたが、急遽スタジオに登場。照れ笑いを浮かべる加藤さんと肩を並べ、相方に向け、エールともとれるコメントを述べました。加藤浩次が17年間お世話になりました。あと1週間ありますが、本当にみなさん、最後まで『スッキリ』完走したいと思います。よろしくお願いします!スッキリーより引用同番組で、『極楽とんぼ』の2人がそろったことに対し、ネットからはさまざまな声が上がりました。・番組放送終了までに、山本さんが出るかもと思っていたけど、本当に出た!・『スッキリ』を見ていたら山本さんが出てきた。久しぶりに『極楽とんぼ』のツーショットを見たな。・加藤さんの表情から嬉しさがにじみ出ていて、なんかよかったな。同番組の放送終了まで、残すところ1週間。今後もサプライズゲストの登場が期待できそうです。[文・構成/grape編集部]
2023年03月24日「気が合う。意気投合する」という意味の慣用句、『馬が合う』。馬と乗り手の息がピッタリ合うことが由来の言葉です。富山県にある乗馬クラブ、芦峅ホースヴィレッジ(@ashikura_horse)は、文字通りの『馬が合う』瞬間をTwitterに投稿しました。その様子が、こちらです。しつこいしつこい pic.twitter.com/Av7BBwG5zu — 芦峅ホースヴィレッジ (@ashikura_horse) February 21, 2023 白い毛のイーグルくんと、茶色い毛のティーノくんは、普段からとても仲よし。体と息をピッタリ合わせて歩く2頭は、まさに『馬が合う』関係です!しかしイーグルくんはティーノくんのことが好きすぎるあまり、しつこく絡んでしまう欠点があります。一緒にいたこの日にも、イーグルくんはティーノくんに、何度も何度もまとわり付き、しまいには…。また怒られてる白いの pic.twitter.com/xg30iyqeq6 — 芦峅ホースヴィレッジ (@ashikura_horse) February 21, 2023 ティーノくんは激怒!「もうやめてよ!」と思っているのか、ティーノくんは前足を大きく上げ、プイっと怒ってしまいました。乗馬クラブの担当者によると、「2頭とも、かまってちゃんな性格なので、常にじゃれ合っている」とのこと。投稿されたような光景は日常茶飯事であるため、怒られた後も仲むつまじく遊んでいるそうです。この2頭の関係性に、Twitterには「なかなかのお茶目さん!」や「めっちゃウザ絡みしてて、面白い!」などの声がありました。ティーノくんへの愛が抑えきれないイーグルくんに、「やりすぎるとケンカになるよ!」と忠告しても、馬の耳に念仏ですね![文・構成/grape編集部]
2023年02月24日女優の内田有紀とVtuberの壱百満天原サロメ(ひゃくまんてんばら さろめ)が出演する、ヤクルト・ソフールの新CM「おヨーグルト」編が、23日より放送される。新CMでは、同商品と同じ1975年生まれの内田が登場。天の声として出演する壱百満天原から、「そちらただのおヨーグルトではございませんわ」と話しかけられ、戸惑いながらも掛け合いを披露する。撮影は、内田が監督から「突然天の声が聞こえてきて話が始まります。あとはご自身の間で返して掛け合いをしてください」と説明されると早速本番に。壱百満天原の特徴的な声とお嬢様口調が聞こえてくると、内田は笑みをこぼしながらも、アドリブで撮影を楽しんだ。また、実食シーンでは「ほんとにおいしいですぅ~」と壱百満天原風にコメントし、笑いを誘った。■内田有紀インタビュー――今回ソフールのCMに出演した感想を教えてください。ソフールと私が同級生だと聞き、同じ時代を歩いてきたんだなと思うとより親近感が湧いています。私は撮影前に自分でヨーグルトジュースを作って飲んだりしていたので、(CMに出演することとなり)なんて縁があるんだろうと思いました。今日は天気もいいですし、最高な気持ちで撮影に来ました。楽しかったです。――撮影で印象に残ったことを教えてください。共演者の方がいらっしゃるんですけれど、全然姿が見えない天の声さんだったんですね。はじめはサロメさんの特徴的な声にちょっと笑ってしまって、「あ、こんなに高い声で言われると(思わず)ちょっと笑っちゃうんだな」って思ったんですけど、監督さんが「リアルな感じでリアクションしてくださって構いません」っておっしゃったので、本当に自分の素の状態でお芝居させていただいて……お芝居というよりほとんど“私”ですね(笑)。芸能のお仕事を始めて30年が経ったのですが、初めて素の気持ちでここ(スタジオ)に立てたという感じでした。――内田さんは毎朝ヨーグルトを食べているとのことですが、それ以外に内田さんが心がけていることはなんですか?今まで人の目を意識して生きてきている部分が少しあったんですけど、40歳を超えたあたりから人の目を気にせずに自分の気持ちに素直に従って歩いていきたいなと思うようになってきたんです。(今までは)友達と何かを食べに行ったとき、1人が注文したものに「じゃあ私もそれ!」ってあまり自分の意見を言わずにきたんですけど、私は全然違うものが食べたいと思ったときにそれを言ってみようと思ったんです。人と合わせるだけではなくて自分らしく自分の食べたいものを言えるようになろうって思って、最近はそれをモットーにしているというか、人と合わせるだけじゃなくて自分が思うことに素直に従おうと思っています。――内田さんが変わらずに続けてきたこと、大切にしていることはなんでしょうか?うちの祖母が国語の先生だったんですね。言葉をすごく大切にする人だったんです。その祖母が「いつも心に太陽を」っていう言葉をとっても大事にしていました。この言葉をいつも私は胸に抱きながら今日まで来ていると思います。人生ってうまくいくばかりじゃないじゃないですか。突然起きるつらい出来事や悲しい出来事が当たり前のようにあるから、そんなときでも必ず「いつも心に太陽を」と思いながら今日まで来ました。そうすると自分のことも照らせるし、こういう職業柄、やっぱり見ている方がなにか優しい光だったり輝いているもので心が少しでも救われたりとか……なんてできたらなって思って、うちの祖母の言葉を私の中では大切に日々を過ごしています。――CMで召し上がっていた「ソフール プレーン」の感想を教えてください。今日もCMで「ソフール プレーン」を口に入れたんですけど、あの香りがすごくホッとするんですよね。仕事で疲れたときもそうなんですけど、小腹が減って夜あんまり「がっつり食べるのはなぁ」という時にソフールを食べるんです。においに癒されてほっこりするので、ここ最近の私の夜のブームで。夜ヨーグルトいいんじゃないかなと思ってます。朝に飲んだり食べたりもするんですけど、帰ってきて疲れたときに食べるのもリフレッシュになります。――あわせて「ソフール レモン」を一足早く召し上がっていただきましたが、いかがでしたか?そんなソフールがさらにレモン味になったということで。私は子供のころに牛乳とレモンを合わせたらおいしいんじゃないかって思ってやってみたら、分離しちゃったんですね(笑)。なんかうまくできないんだなと思ってたんですけど、「ソフール レモン」はこれがうまくマッチしていて、食べていてフレッシュなレモンの味がするんですよ。さっぱりするのとほっとするので夜のブームのヨーグルトの中にこれが入りそうです。みなさんが朝「元気つけたい」っていうときもいいんですけど、夜「疲れをとってさっぱりしたい」ときもレモン味はすごく良いと思います。
2023年01月19日お笑いコンビ・極楽とんぼの山本圭壱と、元AKAB48でタレントの西野未姫夫妻が、11日に配信されたABEMA SPECIALのトーク番組『デマ投稿を許さない』(毎週水曜23:30~)に出演し、結婚秘話を明かした。同番組は、MCの坂上忍がゲストに関するデマ投稿に斬りこみ、議論するトークバラエティの新シリーズ。11日の配信には、昨年11月に結婚を発表し、“31歳差婚”で大きな話題を呼んだ山本・西野夫妻が登場。山本よりも年下だという西野の両親にあいさつに行った際の反応を「お母さんはすごく驚いてました、年齢差に」と明かした西野。「でも、『やめなさい』とかはなかったですし、お父さんは喜んでました。(極楽とんぼの活躍を見ていた)世代なので、『いいんですか!?』みたいな。ウェルカムでしたね」と両親のリアクションを語った。また、2人の馴れ初めについて山本は「番組でもYouTubeチャンネルでもよく会うようになっていった」ことがきっかけだといい、「“全然西野あるな”って思いだしたんですよ」と自身の心境の変化を回顧。その後、昨年3月頃に2人で食事をすることになったそうで「ぶっちゃけ言うと、“なんか付き合うんじゃないかな”と俺の中ではあったんです」と予感のようなものがあったことを明かした。話を聞いていた西野も「なんで上から目線なの?」「なんでそんな自信あるの?」とツッコんでいたが、山本の自信にあふれた好意に「徐々に男として見るようになっていったんです」と告白した。馴れ初めを聞いた坂上は、「『お付き合いしてください』と言うのは、はっきり言ったの?」と交際に発展したきっかけについても質問。山本は「正直『今日から付き合おう』って言ったのは実はないんです」と答え、昨年4月に田村淳、遠藤章造、庄司智春ら“軍団山本”の食事会に西野を呼び、そこで「『実は今めちゃめちゃ好きなのよ』とはっきり言った」と話した。西野は当時を振り返り、「『こんな山さん見たことない』『俺らの前で“大好き”なんて、30年ぐらいいる中で聞いたことない』と(軍団の)みんなが言ったんです。そこで山本さんとお付き合いしようと覚悟を決めました」と交際を決心したきっかけを明かした。この話を聞いた坂上から「この間ココリコ・遠藤から聞いたんだけど……その会は全部台本が出来てたみたい」と衝撃発言が飛び出したが、山本は「台本はできてないですよ!」と慌てて否定した。
2023年01月12日劇団壱劇屋による5カ月連続企画“五彩の神楽”の最終章となる第5弾『荒人神』が12月21日(水)から27日(火)まで、東京・シアターグリーン BIG TREE THEATERにて上演中だ。開幕前に行われたゲネプロ(リハーサル)のレポートをお届けする。劇団壱劇屋 五彩の神楽「荒人神」チケット情報2008年に結成し、関西小劇場を中心に活躍、近年は“東京支部”を立ち上げ、その活動が注目される劇団「壱劇屋」。さまざまなジャンルの作品を生み出す劇団だが、本作(2017年大阪にて初演)は表現方法に特徴がある。作・演出・殺陣を手がける劇団員の竹村晋太朗が2015年より始動した“wordless×殺陣芝居”という、台詞/言語の代わりに殺陣/身体で物語を紡ぐ作風が用いられ、劇中には台詞などの“言葉”の類は一切登場しないのだ。その特殊な表現方法で毎月異なる世界線の物語を紡ぐという、大変な挑戦となった本シリーズ。8月の『憫笑姫(びんしょうき)』では“姉妹”、9月の『賊義賊(ぞくぎぞく)』では“義賊”、10月の『心踏音(しんとうおん)』では“男女”、11月の『戰御史(いくさおんし)』では“戰場”、そして今作『荒人神(あらびとかみ)』では“人々”に焦点を当てたストーリーが描かれる。物語に連続性はないが、4作とも冒頭で白装束の人物が登場しており、今作では遂にその人物も物語に参加する。出演者は、前出の竹村、大津夕陽、北川愛乃(SKE48)、美津乃あわ、上枝恵美加、丹羽愛美(劇団壱劇屋)、岡村茉奈らバラエティ豊かな顔ぶれ。物語の軸となるのは、主人公で腕っ節の強い男・荒(竹村)、荒のもとで働く青年・元(大津)、荒を描きたいとついてまわる墨絵師・白(北川)の3人。荒と元は“便利屋”として人々の依頼を引き受け報酬を貰っている。荒は強いが、便利屋の仕事はあくまで依頼主の依頼を果たすこと故、思わぬ暴力に加担させられることも。そういうときは純粋な元に悟られぬよう一人で遂行していた。しかし――。“台詞や言語の代わりに殺陣や身体で物語を紡ぐ”とはどういうことかと思うが、本作を観ていると、言葉のない世界から見える景色は広く、それは、対極であるが小説を読んでいるときの感覚とも似ている。殺陣からは感情が溢れ、その表情から、動きから、ときにはシルエットから、物語が生まれていくのだ。剣を交える度に生まれる血しぶきが散り、それが片付けられることなく少しずつ積もっていく演出なども印象的。殺陣芝居だからこそ“暴力”も多く描かれるのだが、じゃあどの殺陣が正義なのか暴力なのかというところにも作品としてひとつ答えを提示していたように思われ、ただ殺陣の華やかさや迫力を見せるのとは違う、作品の魅力が感じられた。シリーズを観てきた方はより楽しめ、けれど今作が初めてという方もしっかり楽しめる内容。安心して劇場に足を運んでほしい。公演は12月27日(火)まで東京・シアターグリーン BIG TREE THEATERにて上演中。チケット発売中。取材・文:中川實穂
2022年12月23日2022年11月22日にSNSを通じて結婚を発表した、お笑いコンビ『極楽とんぼ』の山本圭壱さんと、アイドルグループ『AKB48』の元メンバーである西野未姫さん。発表後、著名人や多くのファンから祝福のコメントが上がりました。山本圭壱&西野未姫の結婚に、加藤浩次が『名台詞』「感動した」「かっこよすぎる!」西野さんは、多くの人からの祝福を受けて、同月23日に自身のInstagramを更新。22日に投稿していた写真を撮影した時のオフショットなどとともに、「発表前はドキドキでしたが、たくさんのコメントをもらい、嬉しい気持ちでいっぱい」とつづりました。※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 西野未姫(@nishinomiki_official)がシェアした投稿 写っているのは、西野さんと山本さんがじゃれ合う姿や、撮影に協力したスタッフとのやり取りなど。特に、西野さんと山本さんの写真からは、2人の仲のよさが伝わってくるかのようです!西野さんは「じわじわと妻になったことを実感しています」ともつづり、改めて祝福したすべての人に感謝の言葉を届けました。【ネットの声】・幸せそうな未姫ちゃんを見ると、こっちまで嬉しい気持ちになります!・本当にいい写真だなと思いました!末永くお幸せに!・ふざけ合っている山本さんの表情が素敵ですね!結婚が明らかになると、2人の31歳差という年齢差が話題になりました。しかし2人は年齢差を超えて、写真のように仲むつまじい結婚生活を送ることでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年11月23日元AKB48でタレントの西野未姫(23)が22日、オフィシャルブログを更新し、お笑いコンビ・極楽とんぼの山本圭壱(54)との結婚を発表。夫となった山本の魅力をつづった。2人は同日、都内の区役所に婚姻届を提出。双方の所属事務所を通じて直筆の連名文書を公開し、「この度、山本圭壱と西野未姫は結婚致しましたことをご報告させていただきます。今日を迎えるまでに、たくさんの方の支え、そして背中を押されることもあり、この日を迎える事ができました」と報告した。西野が同日に投稿したブログでは、「私のダメなところも好きなところとして受け止めてくれる、とても素敵な人です」と山本の人柄にも触れ、「一緒にいると常に笑っていて、気づいたら1番大好きな人になっていました。32歳という年の差はありますが、それを感じないくらい居心地がよくて、山本さんの前ではどんな時よりも自然体で、ありのままの私でいることができます」と赤裸々に告白。「ずっと健康でいてもらいたいので、一緒に体に良いごはんを作ったり、たくさんお散歩したりしながらいつまでも仲のいい夫婦でいられたらと思います」と山本の体調面にも気を配り、「温かく見守っていただけると嬉しいです」「今後も山本圭壱さんと西野未姫をどうぞよろしくお願いいたします」と締めくくっている。
2022年11月22日お笑いコンビ・極楽とんぼの山本圭壱(54)と元AKB48でタレントの西野未姫(23)が22日、所属事務所を通じて結婚を報告した。2人は同日、都内の区役所に婚姻届を提出。直筆の連名で、「この度、山本圭壱と西野未姫は結婚致しましたことをご報告させていただきます」と発表し、「今日を迎えるまでに、たくさんの方の支え、そして背中を押されることもあり、この日を迎える事ができました」と周囲への感謝の思いを記した。また、「一緒に過ごしていく中で、お互いが無くてはならないとても大切な存在になっていきました」と結婚に至った経緯にも触れ、「32歳という歳の差はありますが、性格が似ているところがたくさんあり、とても居心地がよく、2人でいると常に笑顔でいることができます」と相性ぴったりの様子。「どんな時も支え合って、いつも笑いの絶えない日々を過ごしていきたいと思っております」と抱負を伝え、「お仕事は2人とも今まで以上に一生懸命頑張っていきたいと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します」と結んでいる。
2022年11月22日高知龍馬マラソンまだ走れるぜよ2023年2月19日に開催される「高知龍馬マラソン2023」は、参加申し込みが定員に達していないことからフルマラソン・ファンランの2次募集を行います。募集期間は11月21日(月)23時59分まで、先着順で定員になり次第締め切りとなります。開催概要について参加費は42.195km13,000円、ファンラン1,000円です。参加賞としてオリジナルTシャツ(42.195kmのみ)がもらえます。制限時間はフルマラソン(公認コース)が7時間、ファンラン(1.4km)が40分です。表彰は1位から10位までのランナーが対象で、年代別は各3位まで(29歳以下、30代、40代、50代、60代、70歳以上)、ファンランには表彰はありません。ランナーを飽きさせないコースが魅力高知龍馬マラソンは、「高知県庁前」よりスタートし、現存天守十二城の1つ「高知城」を眺めながら、市街の太平洋を望むエリアに向かいます。途中、マラソン大会では珍しいトンネル内を走ります。瀬戸大橋を超えると中間点、龍馬も眺めたであろう太平洋の大パノラマが広がります。トンネルを走りぬけると「仁淀ブルー」で有名な仁淀川を渡り、フィニッシュの春日野総合運動公園へ向かいます。(画像は公式サイトより)【参考】※「高知龍馬マラソン2023」大会公式サイト
2022年11月21日映画『貞子DX』(10月28日公開)の大ヒット御礼イベントが15日に都内で行われ、小芝風花、川村壱馬(THE RAMPAGE)、貞子が登場した。同作は“見た者が必ず一定期間ののち死に至る”という「呪いのビデオ」の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を原作に実写化した映画『リング』から始まる貞子シリーズの最新作。IQ200の大学院生・文華(小芝風花)が、大切な妹が興味本位でビデオを見てしまったことから、“呪いのビデオ”の謎を解明すべく奔走する姿を描く。この日、作中で小芝が貞子になった姿を初公開し、さらにパネルがステージ上に登場した。感想を聞かれた小芝は「肌塗ってるとか言わない方がいいんですよね?」と苦笑しつつ、「テンション上がりました。人っぽくない動きをどう言う風に表現したらいいんだろうって」と心境を明かす。役作りについて、小芝は「ターゲットを狙ってはいるけど、あんまり目がキョロキョロして人っぽくなったらやだなあとか色々考えながら。でも空き時間はずっと貞子の格好で踊ってました。ノリノリでした。まさか自分が貞子になれる日が来るなんて思ってなかったので、ちょっと楽しくなっちゃって」と笑顔を見せる。川村が「すごい踊ってるんで面白かったですけど」と振り返りつつ、「2カ月くらい井戸で生活しとったやろ?」とからかうと、小芝は「めっちゃストイックやん!」とツッコミ。「今回いろんな人が貞子となって現れるんですけど、みんなちょっとずつ違うんですよ。文華のお父さん役の人がちょっと遊び過ぎえてて面白くなっちゃってて、もうちょっと怖くしたいなというのだけ、いろいろ考えてました」と語った。
2022年11月15日映画『貞子DX』(10月28日公開)の大ヒット御礼イベントが15日に都内で行われ、小芝風花、川村壱馬(THE RAMPAGE)、貞子が登場した。同作は“見た者が必ず一定期間ののち死に至る”という「呪いのビデオ」の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を原作に実写化した映画『リング』から始まる貞子シリーズの最新作。IQ200の大学院生・文華(小芝風花)が、大切な妹が興味本位でビデオを見てしまったことから、“呪いのビデオ”の謎を解明すべく奔走する姿を描く。イベントではSNSで募集した質問にキャストが答えることに。「今後一歩踏み出してみたいことは?」という質問に、川村は「グループでもアーティストとして活動させてもらっていて、ライブの演出やセットリストについてメンバー全員で会議をする中で、特に発信する3人くらいの中の1人ではあるんですけど、もっと前の組み立てから、スタッフさんの間に入っていこうかなと。クリエイティブ側のこともすごく考えてる感じです、最近は」と明かす。さらに川村は「楽曲も練っているというか、ビジョンを再構築している感じです。コロナによってお仕事がストップしたりして、それまでノンストップだった勢いがいったんプツンとなってから、自分の中で100%ではあるんですけど、120%ではなかったかもしれないと最近思うようになってきて。色々やりたいことが増えていたり、予想してたものができなくなったりしている中でビジョンが壊れてるので、再構築し始めています」とグループについての思いを表した。小芝も「今日来ている川村さんのファンは楽しみができましたよね」と期待を表し、川村は「絶賛今、いろいろ頑張らせていただいています」と胸を張る。また、ライブに行きたそうにしている貞子にも「ぜひいらしてください。見つけたら俺もミラー(貞子の動きを)でやるんで」とファンサービスを確約していた。
2022年11月15日映画『貞子DX』(10月28日公開)の公開御礼舞台挨拶が29日に都内で行われ、小芝風花、川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、黒羽麻璃央、池内博之、木村ひさし(監督)、貞子が登場した。同作は“見た者が必ず一定期間ののち死に至る”という「呪いのビデオ」の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を原作に実写化した映画『リング』から始まる貞子シリーズの最新作。IQ200の大学院生・文華(小芝風花)が、大切な妹が興味本位でビデオを見てしまったことから、“呪いのビデオ”の謎を解明すべく奔走する姿を描く。キャストは劇中のキャラをイメージした衣装で登場し、「賢そうに見える服を着てきてくださいと言われ、とりあえずジャケットだと思って」(小芝)、「役の衣装はかなりクセが強かったんで、逆に今日は本気出してきました」(川村)と説明する。またこの日は貞子がキャスト・監督に手紙を念写してきたということで、それぞれへ向けた長いメッセージを司会が代読するという一幕も。小芝は貞子について「貞ちゃんは女優魂がすごくて、普段のYouTubeの活動などではとってもキュートなんですけど、宣伝活動で大阪行ったり、一緒にラーメンを食べたり、女子会したりしたら、美容にもこだわってるし、同じ女子(おなご)として尊敬する部分もたくさん。でも劇中ではガラッと変わって女優魂を見せつけてくださったので、こんな歴代シリーズがある中で真摯に向き合ってくださったことが嬉しいです」と感謝の言葉を述べた。さらに川村に対して「先週のイベントで貞子のことを『好きだよ』と言ってくれたことは、たとえ成仏したとしても絶対に忘れません」というメッセージが読み上げられると、川村は「寂しいから成仏しないでよ」と甘い言葉で、貞子も震えて興奮。黒羽も貞子について「現場ではそんなに一緒のシーンなかったんですよね。この間のイベントで仲良くなって、もっと早くから知り合いたかったという思いがあります。もうちょっと出会うのが早ければなというのは、思ってます」と熱いメッセージで喜ばせていた。○貞子からの手紙拝啓鮮やかに色づいた木々の美しさに心弾む季節となりました。皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。この度は映画『貞子DX』公開まことにおめでとうございます。心よりお喜び、お祝い申し上げます。観客の皆様、マスコミの皆様に於かれましては、ここ六本木の地まで足をお運びいただき感謝申し上げます。本作のクランクアップから約1年、私も出演者の端くれとして、この晴れ舞台を皆様とともに迎えられたことを大変喜ばしく感じております。<中略>小芝風花さん、貴方と初めてお会いしたのは、ちょうど一年前の撮影現場でしたね。朝晩の寒さが厳しくなる今のような季節でした。オールロケーションの現場でクライマックスシーンでは、昼夜逆転の大変な撮影もありました。特に私の井戸での撮影ですが、寒さも厳しく時折雨も降ったりと非常に過酷なものでした。そんな時でも、貴方はいつも笑顔を絶やさずに、明るく共演者への気配りも忘れず、座長として立派に振舞っていました。それでも、ひとたび監督の声がかかると一瞬で文華(あやか)になってしまう集中力も素晴らしかったです。同じ女優として大変心打たれるものがありました。撮影の時は、役の関係性上、遠くからそっとみつめて念を送るだけでしたが、この数か月の宣伝活動では、ご一緒する機会も増え、素の自分も知っていただけたことが何よりも嬉しかったです。やはりここでも嫌な顔一つせず、いつも笑顔。女優である前に、一人の人間としてとても尊敬しています。いつからでしょうか。いつの間にか、「貞ちゃん」と呼んでいただき、私も心の中で「風ちゃん」と呼ぶようになったのは。一緒に過ごした日々は私にとって宝物です。これからも益々ご活躍される風ちゃんを、貞子はずっとずっとずーっと見つめています。川村壱馬さん、ステージのカッコいい姿からは全く想像もつかない、実際の貴方とは正反対の役柄ということで、現場では戸惑いも大きかったことと想像します。それでも普段のとても二枚目な姿を完全に脱ぎ捨てて、強烈な個性を持つ“王司”というキャラクターを見事に演じ切った貴方はとても立派でした。その勇姿をあらためてスクリーンで目撃した際には、思わず涙を禁じえませんでした。先週のイベントで、貞子のことを「好きだよ」って言ってくれたことは、たとえ成仏したとしても絶対に忘れません。黒羽麻璃央さん、まさかの“身バレNG”ということで、なかなか尊いお顔を拝見することが出来なくて大変残念ではありましたが、たとえ顔が見えなくても感電ロイドのキャラクターがしっかりと伝わる演技力は見事なものでした。数日間に渡り夜通し行われたクライマックスシーンの撮影では常にムードメイカーとして現場を盛り上げてくださいました。貞子に対してもフラットに接してくれてとても嬉しかったです。池内博之さん、クセ者揃いの『貞子DX』の中でも、トップレベルにクセの強い霊媒師Kenshinという役どころをさすがの実力で堂々と体現していただきました。Kenshinさんには少しばかり苦しい思いをさせてしまってとても心が痛みますが……、今回共演させていただき国際的に活躍をされている池内さんのお仕事を間近で拝見することができて大変光栄でした。木村ひさし監督。「“恐怖と笑いは紙一重”と言いますが、シリアスなストーリーのなかでコミカルなやり取りで笑わせ、しかもホラー要素も描けるという木村監督のほかにいません」というのは、『貞子DX』 のプロデューサーの言葉ですが、まさに私自身木村監督のおかげで今回の撮影を通して自分の新たな一面を発見することが出来ましたし、完成した作品も木村監督にしか描けない極上のホラーエンターテインメントに仕上がっています。出演させていただくことが出来て誇りに思っております。そして……貞子が今こうして怨霊ライフを満喫できているのも、ひとえに偉大なる父、鈴木光司先生のおかげです。日頃の感謝を込めて感謝の念を送ります。<中略>井戸の底にも四半世紀、気がつけば存命時よりもはるかに永い時間を怨念として過ごすことになった私ですが、おかげさまで映画もシリーズ9作目を迎え、成仏するどころか、ますます充実した怨念ライフを送ることになろうとは、誰が想像したでしょうか。これもひとえに、映画にご尽力くださった共演者の皆様、スタッフの皆様、そして応援してくださった世界中の皆様のおかげと、大いに感謝するとともに、曲がってしまった背筋もピンと伸びる思いでございます。本当にありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。I “well” be back!(←井戸にかけた)敬具貞子より
2022年10月29日ある意味で、これが本当の〝俳優・川村壱馬のデビュー戦〟なのかもしれない。『PRINCE OF LEGEND』『HiGH&LOW THE WORST』と経験を積んできたが、両作がEXILE HIROがプロデュースに名を連ねる「ホーム」であるのに対し、映画『貞子DX』は「アウェー」。共演者にLDHの仲間たちもいない場で、俳優としての真価を試すこととなった。だが、川村壱馬の辞書に「臆する」なんて言葉はない。「ずっとアウェーなところでやりたいと思っていました」と瞳に闘志をたぎらせる。THE RAMPAGEの一員として活躍しながら、芝居という荒野を往く25歳は、その先で何を掴み取ろうとしているのだろうか。鼻をさする仕草は、自分でもウザッ!と思いました(笑)「ずっとアキくん(塩野瑛久)とか、他の役者さんから聞いていたんですよ。『ハイロー』だったり『プリレジェ』みたいないい現場はなかなかないよって。外に出ると、現場の雰囲気も全然違う。いろんな現場を経験してきた歴戦の役者たちからそう教えてもらうたびに、俺もそのフィールドで戦ってみたいなと思っていました」人が大変だと言う場所に飛び込みたがる。それは、川村壱馬のファイターとしての嗅覚かもしれない。すごい人と出会うことで、もっと自分も大きくなれる。厳しい現場を踏むことで、もっと自分も強くなれる。飽くなき成長本能が、川村壱馬を未知のリングへ向かわせた。「で、いざ『貞子DX』の現場に行ってみたら、めっちゃ雰囲気が良かったんで、『あれ?』と思いました(笑)。もっとヤバいと思っていたので、聞いていた話と全然違うなと(笑)。キツいなと思うことはまったくなかった。すごく楽しい雰囲気で、スタッフさんたちもいい人ばっかりで。もしかしたらシンプルに素敵な現場にめぐり合えてるだけなのかもしれないですけど、本当、ありがたかったですね」演じたのは、自称“王子様”占い師の前田王司。セルフブランディングに命を懸け、ポスターやグッズも自主制作する筋金入りのナルシストキャラだ。「本編の撮影が始まる前に、王司の部屋に飾ってあるポスター用の素材とかを撮ったんですよ。自分でこんなのつくって、やべえヤツだなと思いました(笑)。王司の部屋は本当やばいですよね。自分があんな部屋に住んでたら死にそうです(笑)」何かあると、鼻の下をさすって決め台詞を放つ。クセが強すぎる王司だが、不思議と絶妙にハマっている。「あの仕草は、こんな感じでやってみてって木村(ひさし)監督に教えてもらいました。自分で試写を観ても、ウザッ!と思いましたね(笑)。でも、自分じゃない別の人間として最初から最後まで見ることができたくらいウザキャラに仕上がっていたので、そこはちゃんとやり切れたのかなと」『貞子』と言えば日本を代表するホラー作品。その中で、前田王司は従来の『貞子』のイメージさえも覆す強烈なインパクトを放っている。身の毛もよだつホラーの中で、どうコミカルな要素を足すか。緻密なバランス感覚が必要とされる役どころだ。「そこはめちゃくちゃ不安でしたね。僕のこのキャラクターがいてホラーとして成立するのかなっていう。でも、試写を観た(THE RAMPAGEの)メンバーが感想をくれて。うちはホラーが苦手なメンバーが結構多いんですよ。龍とか、体はデカいですけど、ホラーは大の苦手(笑)。いけるのは、僕と(後藤)拓磨と陣さんくらいじゃないかな。でも、そういうホラーがダメなメンバーが『壱馬さんの役がいたから観れました。面白かったです』って感想をくれて。それでちょっと安心しました」(C)2022『貞子DX』製作委員会THE RAMPAGEの川村壱馬ならやらないことも平気でやれる現場では、木村監督自らが実演してレクチャーを施した。その方法が、自分には合っていたと語る。「僕は左脳派というより右脳派で。ここの感情はこうでと説明してもらうより、実際にやってもらったのを見た方が入りやすいんです。たぶんその理由は、幼少期から9年間、英会話をやっていたから。今でこそ『マジで何してたん?』っていうぐらい発音しか残ってないですけど(笑)。昔からそうやってネイティブからマンツーマンで習ってきたのもあって、耳がいいって言われることがよくあるんです。だから、誰かが一度やってくれれば、その音に合わせて自分の演技をコントロールできる。そういう意味でも、木村監督の現場はすごくやりやすかったです」ホラーならではの絶叫シーンも怯むことなくぶつかりに行った。「あんなに大声を上げてびっくりするとか、普段の自分では使わないカロリーなんで、シンプルに疲れましたね(笑)。特に王司の場合は、ちょっと物音がしただけで、普通の人より何倍もリアクションがデカくなる。そこは疲れました。でも難しいとは感じなかったです。ちゃんと自分の気持ちさえそこに持っていければ、自然とリアクションはついてくるものなので」THE RAMPAGEとしてステージに立つ川村壱馬は、精悍で男の色気に溢れている。だが、『ハイロー』の花岡楓士雄しかり、『貞子DX』の前田王司しかり、演技をしている川村壱馬には不思議な可愛げがある。「本当ですか。キャラクターのせいですかね(笑)。でも、確かに楓士雄しかり王司しかり、アホっぽさみたいなところは結構心がけていたかもしれないです」そうちょっと照れたあとに、〝俳優・川村壱馬〟の矜持を見せる。「THE RAMPAGEの川村壱馬ならやらないだろうということでも平気でやれるのがお芝居の面白さ。何なら、川村壱馬のアイデンティティみたいなものを全部取っ払うところから、役づくりはスタートします。台本を読んでいても、俺だったらこれはやらないとか、俺はこういうのはやりたくない、というものが一切ない。すごく楽な状態から役に入れるんです。だから、お芝居が好きだし、自分に向いているとも思います」デビューこそ音楽活動が先だったが、もともと俳優志望でもあった。小さい頃から漠然と自分がいつかテレビに出てお芝居をしているイメージがあったという。「〝出たい〟じゃなく、〝出てる〟っていう感覚があったんですよね、不思議と。どういう役とかも全然明確じゃなかったですけど、いずれそこにいることを予見していたというか。そういう勘は昔から変わってないなと思います。とにかく自分はお芝居に向いているって、誰よりも自分が知っていた。その感覚をずっと持っていたので、こうして実際に仕事としてやらせてもらえる立場になれたことは本当にありがたい限りです」(C)2022『貞子DX』製作委員会決して地道に演技レッスンに取り組んできたというわけではない。川村壱馬の演技を支えるのは、その天性の勘だ。「演技レッスンは昔ちょっとだけやったことがあるんですけど、基本的にあんまり誰かに自分の演技を固められるのは好きじゃないなというのがあって。今回も『貞子DX』に向けて演技レッスンとかやりたければぜひって当時のマネージャーからも言われていましたが、わかりましたと言いつつ結局お願いはしなかったです。やった方がいいのかもしれないですけどね。まだどっちがいいのか自分でもわからないところがあって、今はそういうのはなしで行きたいなって気持ちです」それは決して驕りでも慢心でもない。まだ俳優として真っ白な状態だからこそ、自分の感覚を信じていたいのだ。「芝居って、誰かにこういうふうにしなさいって言われてするものなのかなっていう疑問がどっかにあるんだと思います。たぶんそれは自分がまだお芝居についてよくわかっていないからこそ抱く疑問で。でも経験のない今だからこそ、その疑問を大切にしていたいんです。これから自分が経験を積んでいく中で必要を感じたときはレッスンも受けてみようとは思っていますけど、今のところはこのスタイルでやっていけたらいいなって」いつか塩野瑛久くんとバディものがやりたいならば、俳優・川村壱馬の表現は何によって培われ磨かれるのか。その答えに、アーティスト・川村壱馬の姿勢が重なる。「普段から生活の全部が自分の表現に直結しているんですよね。ゲームとかも大好きなんですけど、RPGをやっても、そのキャラクターからインスピレーションを受けたりとか。音楽だったり、漫画だったり、アートから感性を磨かれることもあるし、活字が好きなんで本も読みますけど、そういう文字から歌詞につながったりもする。結局、リンクしているんですよね、全部が」何を見て、何を聴き、どこへ行き、誰と話し、何を思うか。それらのすべてが、川村壱馬の表現の血となり肉となっている。「意識してそうしているというより、自然とそうなったという感じです。そうやっていろんな趣味から育んだ総合的な感性が、自分の表現の土台になっている。この仕事自体が好きだからかな。何をやっていても、最終的に全部仕事につながっているなと思います」初のアウェーから得たのは、確かな充実感と俳優業へのさらなる意欲。THE RAMPAGEの川村壱馬では見せることのできない川村壱馬を、芝居というフィールドで見せていく。「今いちばんやりたい役はサイコパス。笑いながらとんでもないことやっちゃうようなヤツとか、見てる人が本当に嫌いになっちゃうようなゾッとするキャラクターをやりたいです。あとはそうだな、それこそアキくんとよく話しているのは、2人でバディものがやりたいねって。刑事役もいいし、兄弟でガンアクションもいいし、いろいろパターンはありますけど、アキくんとバディがやりたいなっていう話はずっとしているので、絶対叶えたいです」理論や根拠なんて後付けでいい。ただ、己の嗅覚と直感を信じて突き進み、夢を叶えてきた。これからもその姿勢は変わらない。面白そうだと思うもの。手強そうだと思うもの。自分を成長させてくれると思うものに、川村壱馬の本能は突き動かされる。ガードをとるのは、まだ早いだろう?そう笑うように、次なるリングへと向かう。やっぱり川村壱馬は天性のファイターだ。取材・文:横川良明撮影:友野雄ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント川村さんのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!ぴあアプリではアプリでしか見られないインタビューと写真を公開中です。ダウンロードは こちら(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2)
2022年10月24日小芝風花が主演を務め、川村壱馬、黒羽麻璃央、西田尚美、池内博之、渡辺裕之ら若手からベテランまで個性的な実力派俳優が集結する『貞子DX』。木村ひさし監督こだわりの演出法に迫る。本作は、「見た者が必ず一定期間ののち死に至る」という“呪いのビデオ”の恐怖を描き、呪いがビデオを介して拡散されるという衝撃的な設定が世界中を震撼させた最恐ホラーの最新作。現代社会に適応しSNSで<拡散>される貞子の呪いと、<呪いの方程式>を解明しようとする主人公たちの対決を描いた超体感型・謎解きタイムサスペンスホラーとなっている。本作でメガホンをとったのは、放送開始から20年以上経ったいまも根強いファンを持つ大人気ドラマ「TRICK」シリーズや、「99.9-刑事専門弁護士-」シリーズ、『屍人荘の殺人』、『仮面病棟』などで演出や監督を務める木村ひさし監督。貞子シリーズには初参加となった木村監督だが、現場で製作陣を驚かせたのが、次々と生み出されるアイディアと、迅速かつ適切な判断力だったという。役者の動きに合わせて、監督がちょっとした一言二言のセリフを加えることで登場人物と物語に深みが与えられていったそう。その様子を現場で見ていた、長年貞子シリーズへ携わっているプロデューサーは「キャラクターたちの生きたやりとりが、演者の特性に合わせて生み出され、日々の撮影の中で登場人物が生き生きと存在していくのが驚きでした」と、木村監督ならではのセンスが光る演出を称賛する。また、1作目である『リング』公開時は呪いによって死に至るまでの時間が<7日間>だったのに対し、本作ではなんとタイムリミットが<24時間>に。24時間という僅かな時間の中で複数の登場人物が同時に呪われていくということや、死までの時間が迫りゆくその切迫感を視覚的に見せたいという意図から、カウントダウンと同一画面上で複数の画面を見せる木村監督こだわりのスプリット・スクリーンを導入。先日行われた完成披露試写会では、現場でも愛用していた私物のメガホンを持参しキャスト陣や観客の笑いを誘った木村監督。『貞子DX』のエンドロールの後には、とあるラストシーンが挿入されているが、そのアイディアは木村監督が編集作業中に思い付き追加撮影が行われたものだという。木村監督が「自分の隠れた引き出しを表現できた良い作品に仕上がった」と自信を覗かせる現代版貞子が、観客の不安感を煽る斜めの画面分割に注目だ。『貞子DX』は10月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:貞子DX 2022年10月28日より全国にて公開©2022『貞子DX』製作委員会
2022年10月22日映画『貞子DX』(10月28日公開)の公開直前イベントが21日に都内で行われ、小芝風花、川村壱馬、貞子が登場した。同作は“見た者が必ず一定期間ののち死に至る”という「呪いのビデオ」の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を原作に実写化した映画『リング』から始まる貞子シリーズの最新作。IQ200の大学院生・文華(小芝風花)が、大切な妹が興味本位でビデオを見てしまったことから、“呪いのビデオ”の謎を解明すべく奔走する姿を描く。この日は女子会ということで、貞子が観客の相談に乗ろうとするも、回答はスケッチブックに念写するしかなかったため、代打として小芝と川村を呼ぶという流れに。サプライズ登場した2人観客は驚きの声をあげていた。「女子会ということで、僕もガールズトークしたいと思います」と意気込んだ川村だが、「好きな人にアタックできない」という悩みに「好きって言われてイヤな人はいないですし、恥ずかしいことじゃないので、自信持って『好きなんだよ』とシンプルに真っ直ぐで全然いいと思います」と答え、小芝から「それができなくて悩んでるってこと! 言えないのよ!」とツッコミが入る。「ああ〜!」と納得した川村だが、「めっちゃバクバクすると思うんですけど、頑張って一歩乗り越えてもらうしかない」と畳みかけ、小芝が「目を合わせるように頑張るとか、どう?」、貞子も「『貞子DX』で吊橋効果を狙う」とアドバイスしていた。また「肌がきれい、美容法ケアの方法は?」という質問には、小芝が「パックをしてます。ビタミン系と鎮静系と保湿系と3種類くらいあって、その時のに合わせてパックをするようにしてます。今まで普通にすぐパックをつけてたんですけど、化粧水が先らしくて、そうしてます」と答える。川村は「自分はメイクをしてない日でも、クレンジングをやってます。乾燥肌なので、最近クレンジングはバームが合うことに気づいて、ごっそりとってそのままお風呂で泡立て、手のひらを絶対に肌につけずに洗顔して、出てすぐに導入美容液。オイルの2層のやつをつけて、化粧水つけてます」と詳細に語る。「あとで教えてもらおう!」と驚く小芝に、川村は「あれをやってだいぶ変わりました。乾燥肌なので、今まで合うやつがわからなくて」と述懐し、貞子は「保湿」と一言で答えていた。
2022年10月21日10月8日、千葉・幕張メッセで日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2022 AUTUMN/WINTER」が開催され、映画『貞子DX』(10月28日公開)のスペシャルショーでは小芝風花、川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)がシークレットゲストとして登場した。同作は“見た者が必ず一定期間ののち死に至る”という「呪いのビデオ」の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を原作に実写化した映画『リング』から始まる貞子シリーズの最新作。IQ200の大学院生・文華(小芝)が、大切な妹が興味本位でビデオを見てしまったことから、“呪いのビデオ”の謎を解明すべく奔走する姿を描く。小芝と川村がブラックで統一されたスタイリングで登場すると、ランウェイには貞子が大量出現。2人が歩く後ろから追いかけたり、襲いかかろうとしたり、貞子ワールドを繰り広げた。ランウェイトップでは三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEが歌う映画主題歌「REPLAY」に合わせ、貞子がキレッキレのダンスを披露する一幕も。貞子が披露したダンスは小林直己が考案した特別な振り付け。川村は「貞子の特徴を捉えていて、さすが直己さん」といい、小芝は「キレッキレでかっこよかった」と貞子による息のあったパフォーマンスに目を丸くした。本作は「ホラーが苦手でも見られる」と小芝。「怖いところももちろんあるけど、役柄の掛け合いがポップ」と説明。川村も「グループにもホラー苦手な子がいたけど、普通に見られて面白かったと言ってくれた。ぜひご覧いただけたら」とアピールした。「GirlsAward」は、2010年から開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。今回のテーマは、DISCOのように心を躍らせて楽しい時間を“シェアハピ”しようという思いが込められた「Come on Happy Time! Share Happiness!」。人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを展開する。撮影:蔦野裕
2022年10月08日映画『貞子DX』(10月28日公開)の完成披露試写会が28日に都内で行われ、小芝風花、川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、黒羽麻璃央、木村ひさし監督が登場した。同作は“見た者が必ず一定期間ののち死に至る”という「呪いのビデオ」の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を原作に実写化した映画『リング』から始まる貞子シリーズの最新作。IQ200の大学院生・文華(小芝風花)が、大切な妹が興味本位でビデオを見てしまったことから、“呪いのビデオ”の謎を解明すべく奔走する姿を描く。主演の小芝は、片肌を脱いだデザインのパンツドレスで登場し、美背中でも魅了する。有名シリーズ最新作の主演ということで「本当に嬉しくて。いろんな方が代々やられてきた有名な作品にキャスティングしていただけることを本当に光栄に思いました」と喜びを表した。一方で「怖いのは苦手で、『リング』とか幼い頃に見てトラウマで夜、1人でトイレに行けなくなるくらいでした。だから撮影中、呪われないようにしなきゃと思いながら臨みました」と明かす小芝。「撮影現場は和気あいあいとしてたので、除霊とかは大丈夫そうでした」と現場の空気も語った。作中では親指を顎に当てる独特なポーズも多用されているが、小芝は「現場に行ったら監督から『これをやるから』みたいな感じで言われて、冗談かと思ったら『本当にやるんだよ』と言われて、文華のシンボル的な動きになったんです」と振り返る。ポーズの意味としては「ツボを押して、血行を良くして頭の回転を上げるという感じらしいんですけど、『何やってるんだろう』と自分でもわからなくなりそうになりながらでした。けっこう監督のこだわりもあって、カット数もめっちゃ多かったですね。ここのシーンは」と苦笑しながら再現していた。
2022年09月28日9月9日(金)の公開以降、川村壱馬をはじめ、中本悠太、三山凌輝ほか豪華な顔ぶれのキャスト陣と桁外れの規模のアクション、期待を裏切らない役者たちの熱演にリピーター続出となっている『HiGH&LOW THE WORST X』。そんな中、話題となっているのが吉野北人演じる花岡楓士雄(川村さん)の親友で右腕の高城司。楓士雄とは対照的に冷静な頭脳派で、熱い思いを秘めつつも、常に全体を俯瞰で眺めていた司が本作では楓士雄に意見したり、鬼邪高校と敵対する瀬ノ門工業高校の頭・天下井公平(三山さん)と須嵜亮(中本さん)に闘争心をむき出しにして向かって行ったりなど、新たな一面を幾度となく披露している。今回解禁となったのは、そんな荒々しい一面を見せ、新たな魅力をアピールする司の劇中カットの数々。傷だらけの姿からも壮絶さが伝わる須嵜とのタイマンバトルシーンから、三校連合に捕まり拘束されるも闘争心は消えていない勇ましい姿、髪を掴まれ天下井から執拗に攻められる姿などを堪能できるものばかり。また、瀬ノ門に捕まり大ピンチになりつつも、楓士雄や鬼邪高の面々の力を信じ、強い心で仲間を待つ司をスクリーンで見たファンからは「喧嘩が強いピーチ姫」や「見れば見るほど高城司の眼光の鋭さが最高」「どんなにボコスカにやられても絶対折れない負けない司マジでかっこよすぎて惚れ直しちゃうんだよなぁ」「眠れる獅子が目覚めた」などその活躍ぶりに喜びの声が溢れている。シリーズ史上最多&最強の高校による拳×魂×運命が激突(クロス)するクロスバトルアクションでの高城司の姿に注目だ。『HiGH&LOW THE WORST X』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:HiGH&LOW THE WORST X 2022年9月9日より公開©2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 ©髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX
2022年09月25日映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』(9月9日公開)と『HiGH&LOW-THE PREQUEL-』の特別映像が16日、公開された。今回公開されたのは、現在公開中の映画『HiGH&LOW THE WORST X』で、花岡楓士雄を演じている川村壱馬(THE RAMPAGE)と、宝塚歌劇団宙組のトップスターで『HiGH&LOW』&宝塚歌劇が最強コラボを果たした『HiGH&LOW-THE PREQUEL-』でコブラ役を演じている真風涼帆の、コメント付き特別映像。『HiGH&LOW』の壮大なテーマが流れる中、映し出されるのは映画『HiGH&LOW THE WORST X』と『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』の名シーンの数々。宙組スターたちによる『HiGH&LOW』シリーズお馴染みの劇中曲「Do or Die」の大迫力の歌とエネルギッシュなダンス、こだわり抜いた衣装や舞台セットの数々が映し出される。さらに『HiGH&LOW THE WORST X』からは須嵜亮(中本悠太)の回し蹴りや上から降ってくるビンゾー(板垣瑞生)、はしごで撃破など奇想天外なアクションシーンの数々や、楓士雄と鳳仙の頭・上田佐智雄(志尊淳)、鬼邪高・轟洋介(前田公輝)と鳳仙・小田島有剣(塩野瑛久)の共闘シーンなど胸アツシーンが盛りだくさんとなっている。『HiGH&LOW』をミュージカル化するにあたって脚本・演出を担当した野口幸作は「初期の連続ドラマからこの作品を拝見していますが、当時は単純にファンとして応援しており、宝塚と結び付くとは全く考えていませんでした。ですから、今回のお話を伺った時は『令和の宝塚は攻めているな』と驚きました(笑)」と語りつつも、「伝説のチーム『ムゲン』解散後の、それぞれの頭文字を取って『SWORD』と呼ばれる5つのグループ『山王連合会』『White Rascals』『RUDE BOYS』『鬼邪高校』『達磨一家』が台頭し、『SWORD地区』が誕生する前夜の出来事を描きます。今作を入り口として宝塚歌劇をご覧になる方には、宝塚ならではの衣装の美しさ、舞台機構の素晴らしさもお見せしたいですね。大階段、銀橋、盆、セリなどを駆使して、チームごとの衣装のビジュアルや照明など、まずは視覚的に楽しんでいただくことを考えています」と説明している。さらに映像内で、舞台を見た川村壱馬は「最初から最後までずっと引き込まれて、圧倒されました。生で見ないとわからない迫力があって、テンポがすごくて、立体感がある。どんどん世界観に引き込まれていく。舞台で初めて見る3D感だったり、男女の物語に感動するシーンもあって泣きそうでした。圧巻でした、すばらしかったです」と大絶賛のコメントを送る。一方、映画を観た真風涼帆は「アクションがド迫力で、本当に圧倒されました。仲間だったり、守るべきもの、すごく爽快で素敵だなと。テンションがとっても上がりました。圧巻で一気に世界観に引き込まれました」と語っている。(C)宝塚歌劇団 (C)2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 (C)高橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX
2022年09月16日「HiGH&LOW」と「クローズ」「WORST」の2大最強コンテンツ・クロスオーバー映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』。本作で花岡楓士雄を演じている川村壱馬(THE RAMPAGE)と、宝塚歌劇団宙組のトップスターで「HiGH&LOW」と宝塚歌劇が最強コラボを果たした「HiGH&LOW-THE PREQUEL-」でコブラ役を演じている真風涼帆のコメント付き特別映像が解禁となった。「HiGH&LOW」の壮大なテーマが流れる中、解禁となった映像で映し出されるのは映画『HiGH&LOW THE WORST X』と「HiGH&LOW-THE PREQUEL-」の名シーンの数々。宙組スターたちによる「HiGH&LOW」シリーズお馴染みの劇中曲「Do or Die」の大迫力の歌とエネルギッシュなダンスは圧巻。また、こだわり抜いた衣装や舞台セットの数々は非常に再現性が高く、まさにそこにSWORD地区が存在するかのよう。「HiGH&LOW」をミュージカル化するにあたって脚本・演出を担当した野口幸作は「初期の連続ドラマからこの作品を拝見していますが、当時は単純にファンとして応援しており、宝塚と結び付くとは全く考えていませんでした。ですから、今回のお話を伺った時は『令和の宝塚は攻めているな』と驚きました(笑)」と述懐。「伝説のチーム『ムゲン』解散後の、それぞれの頭文字を取って『SWORD』と呼ばれる5つのグループ『山王連合会』『White Rascals』『RUDE BOYS』『鬼邪高校』『達磨一家』が台頭し、『SWORD地区』が誕生する前夜の出来事を描きます。今作を入り口として宝塚歌劇をご覧になる方には、宝塚ならではの衣装の美しさ、舞台機構の素晴らしさもお見せしたいですね。大階段、銀橋、盆、セリなどを駆使して、チームごとの衣装のビジュアルや照明など、まずは視覚的に楽しんでいただくことを考えています」と、“ハイロー”ファンにも宝塚ファンにも見どころ溢れる最強コラボであると自信を込める。一方、9月9日より公開された映画は、累計興行収入3億円突破、初週末映画動員ランキングで実写ナンバー1の大ヒットスタート(興行通信社調べ)。須嵜亮(中本悠太)の回し蹴りや上から降ってくるビンゾー(板垣瑞生)、はしごで撃破など奇想天外なアクションシーンの数々や、楓士雄と鳳仙の頭・上田佐智雄(志尊淳)、鬼邪高・轟洋介(前田公輝)と鳳仙・小田島有剣(塩野瑛久)の共闘シーンなど胸アツシーンが盛りだくさん。さらに映像内で舞台を見た川村さんは「最初から最後までずっと引き込まれて、圧倒されました。生で見ないとわからない迫力があって、テンポがすごくて、立体感がある。どんどん世界観に引き込まれていく。舞台で初めて見る3D感だったり、男女の物語に感動するシーンもあって泣きそうでした。圧巻でした、すばらしかったです」と観劇後の興奮冷めないままに大絶賛のコメント。一方、映画を観た真風さんは「アクションがド迫力で、本当に圧倒されました。仲間だったり、守るべきもの、すごく爽快で素敵だなと。テンションがとっても上がりました。圧巻で一気に世界観に引き込まれました」と語り、映画ならではの没入感を味わった様子だ。『HiGH&LOW THE WORST X』は全国にて公開中。TAKARAZUKA MUSICAL ROMANCE「HiGH&LOWーTHE PREQUELー」は宝塚大劇場にて上演中、10月15日(土)~東京宝塚劇場にて上演。(text:cinemacafe.net)■関連作品:HiGH&LOW THE WORST X 2022年9月9日より公開©2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 ©髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX
2022年09月16日公開中の『HiGH&LOW THE WORST X』より、花岡楓士雄を演じる川村壱馬(THE RAMPAGE)と、宝塚歌劇団宙組とのコラボ作品『HiGH&LOW-THE PREQUEL-』コブラ役・真風涼帆のコメント付き特別映像が公開になった。本作は、シリーズ累計観客動員556万人・興行収入78億円突破、男たちの友情と熱き闘いを様々なメディアで描く『HiGH&LOW』シリーズと、累計8000万部突破・不良漫画の金字塔『クローズ』、『WORST』(原作・髙橋ヒロシ)の、2大最強コンテンツ・クロスオーバー映画『HiGH&LOW THE WORST』の続編だ。本作では、川村壱馬(THE RAMPAGE)演じる花岡楓士雄が頭をはる鬼邪高の前に、エンジ色の学ランを着た“血の門”と呼ばれる瀬ノ門工業高校が立ちはだかる。瀬ノ門を束ねる天下井公平(三山凌輝/BE:FIRST・RYOKI)、須嵜亮(中本悠太/NCT 127・YUTA)らは、鬼邪高を潰すため鎌坂高校【通称・カマ高】、江罵羅商業高校【通称・バラ商】と三校連合を結成。さらに、かつて鬼邪高と激突した鳳仙学園や、前作でもその存在が噂されていた、戸亜留市内で”カラスの学校”と恐れられる鈴蘭男子高校も動き出し、かつてないスケールでおくる、シリーズ史上最大の頂上決戦が繰り広げられる。公開された映像は『HiGH&LOW』のテーマが流れる中、映画『HiGH&LOW THE WORST X』と『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』の名シーンが登場。宙組スターたちによる、シリーズお馴染みの劇中曲「Do or Die」とエネルギッシュなダンスは圧巻だ。宝塚版が描くのは伝説のチーム“ムゲン”解散後、「SWORD」と呼ばれる5つのグループ「山王連合会」、「White Rascals」、「RUDE BOYS」、「鬼邪高校」、「達磨一家」が台頭する前夜。世界観をミュージカル化するにあたって脚本・演出を担当した野口幸作は「初期の連続ドラマからこの作品を拝見していますが、当時は単純にファンとして応援しており、宝塚と結び付くとは全く考えていませんでした。なので今回のお話を伺った時は『令和の宝塚は攻めているな』と驚きました(笑)」と制作を振り返る。さらに「今作を入り口として宝塚歌劇をご覧になる方には、宝塚ならではの衣装の美しさ、舞台機構の素晴らしさも見せたいですね。大階段、銀橋、盆、セリなどを駆使して、チームごとの衣装のビジュアルや照明など、まずは視覚的に楽しんでほしい」と語った。さらに映像内で舞台を見た川村は「最初から最後までずっと引き込まれて、圧倒されました。生で見ないとわからない迫力があって、テンポがすごくて、立体感がある。どんどん世界観に引き込まれました」と感想を明かす。続いて「舞台で初めて見る3D感だったり、男女の物語に感動するシーンもあって泣きそうでした。圧巻でした、素晴らしかったです」と興奮ぎみにコメント。映画を観た真風は「アクションがド迫力で、本当に圧倒されました。仲間だったり、守るべきもの、すごく爽快で素敵だなと。テンションがとっても上がりました。圧巻で一気に世界観に引き込まれました」と映画ならではの没入感を語った。『HiGH&LOW THE WORST X』公開中■公演情報『HiGH&LOW-THE PREQUEL-』(同時上演『Capricciosa!!』)8月27日(土)~9月26日(月)会場:宝塚大劇場10月15日(土)~11月20日(日)会場:東京宝塚劇場
2022年09月16日川村壱馬や吉野北人(THE RAMPAGE)をはじめ、豪華キャストが揃い踏みの『HiGH&LOW THE WORST X』。この度、公開前から注目を集めていた前田公輝演じる轟洋介と塩野瑛久演じる小田島有剣の意外な共通点で、劇中で明らかになった共通の趣味・“釣り”をしている2ショット写真が解禁された。この2人が釣り仲間であると判明したのは、鬼邪高の頭を張る花岡楓士雄(川村壱馬)が、最強と恐れられる鈴蘭男子高校の“通称:ラオウ”岬麻理央(三上ヘンリー大智)にケンカを挑むこととなり、楓士雄の右腕である高城司(吉野北人)がラオウに関する情報を集めようとするシーン。司の情報収集に協力する轟(前田公輝)が「知り合い」と連れてきたのが、なんと、同じ市内で鈴蘭に詳しい鳳仙の小田島(塩野瑛久)だったのだ。意外な組み合わせに司も「なんでお前らが?」と驚き、そこで実は釣り仲間でたまに会っていると明かされた。解禁された2ショットは、劇中で小田島が司にスマホで見せたもの。海釣りの最中に小田島がカメラを向けたセルフィーで、こっそり小田島が撮影したのかと思われる、ウィンクしたいつも通りのゆるい表情の小田島が写るもの。心を許して小田島カメラに目線を送り、ちょっと照れ臭そうな轟がおさめられたものとなっている。また釣りの最中、2人はほどよい距離感を保っているのが分かる風景写真も公開され、轟、小田島らしい関係性の築き方が伺えるものとなっている。前作では熾烈なタイマンを展開した轟と小田島。一体どういう経緯で釣り仲間になったのかは、本編で明かされる。『HiGH&LOW THE WORST X』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:HiGH&LOW THE WORST X 2022年9月9日より公開©2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 ©髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX
2022年09月13日映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』(9月9日公開)の公開初日舞台挨拶が9日に都内で行われ、川村壱馬、中本悠太(NCT 127)、吉野北人、三山凌輝(BE:FIRST / RYOKI)、前田公輝、塩野瑛久、平沼紀久監督、二宮”NINO”大輔総監督が登場した。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画の続編。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。劇中曲「Wings」を川村、吉野、中本、三山がコラボで歌うこととなったが、吉野は「普段アーティストをやっていてもなかなかコラボは難しいので、映画を通してできたのは光栄な気持ちでいっぱいですし、『かけがえのない友よ』といったフレーズもあるので、4人の仲の良さだったりとか、青春感をすごく感じていただけるような楽曲になっています」と太鼓判を押す。吉野が「イベントでもこないだ歌わせていただいたんですけど、感動したというか。人前で4人で歌える機会をいただけるのが嬉しかったですし、たくさんの方々に聴いていただけて本当に良かったなと思います」と振り返ると、塩野が「ほんと、僕も歌ってて……」とカットインし、吉野は「いえいえいえ」と慣れないツッコミ。「歌ってたかなあと思って」と思ってとボケる塩野に、「おかしいな」と首を捻る吉野だったが、前田が「それくらい、気持ちが前のめりすぎてね」とその場をまとめていた。フォトセッション時には、なぜか塩野と前田が"カメハメ波"を打ち始め、それを見た吉野から全員に伝染し司会からツッコまれる一幕も。「青春感」のある和気藹々とした空気を見せていた。
2022年09月09日映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』(9月9日公開)の公開初日舞台挨拶が9日に都内で行われ、川村壱馬、中本悠太(NCT 127)、吉野北人、三山凌輝(BE:FIRST / RYOKI)、前田公輝、塩野瑛久、平沼紀久監督、二宮”NINO”大輔総監督が登場した。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画の続編。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。作中では鬼邪高の前に立ち塞がる瀬ノ門工業高校のメンバーとして同シリーズに初参戦した中本と三山。三山は「皆さん、こんにちは。NCT 127の三山凌輝です」とぼけ、中本が「えいえいえいえい!」とツッコむ。仲の良い2人は「今日も実は劇場入る前に1時間半くらい時間があったので、表参道のカフェでランチしました」(三山)と明かす。塩野が「本当に、隙間があれば行くなあ」と感嘆すると、中本は「凌輝がしつこくしつこくて」とニヤリとし、今度は三山が「おいおいおいおーい」とツッコんでいた。話の内容について聞かれると、三山が「最近ちょっといろんなことあったのを報告したり。やっぱり、疲れてる時とか癒してくれるんですよ」と報告し、塩野が「遠距離の彼女か!」と驚く。三山は「全然会えなかったので、僕はメンタルやられてて。なんでも話聞いてくれるし、悠太くんも経験豊富だったりするから、聞いてくれたり話してくれたりとか、けっこう濃い時間だったよね」と説明した。周りの客には気付かれていたそうで、中本は「すごいしゃべってたんですけど、皆さん僕たちのことを知っててくれてて、帰り際にに手を振ってくれたんです。俺たち、変な話してなかったかなって急に怖くなっちゃって」と苦笑。三山は「天気も良かったし、オープンテラスでごはん食べてたんですよ。車に乗り込んでパッとテラスを見たら、座っていらっしゃるお客さんが全員こっち見てたんです。そんな、気付かれてたの!? みたいな」と様子を語った。
2022年09月09日映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』(9月9日公開)の公開初日舞台挨拶が9日に都内で行われ、川村壱馬、中本悠太(NCT 127)、吉野北人、三山凌輝(BE:FIRST / RYOKI)、前田公輝、塩野瑛久、平沼紀久監督、二宮”NINO”大輔総監督が登場した。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画の続編。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。初挑戦した映画の初日のために「どうしても(舞台挨拶に)出たい」とスケジュールを合わせて韓国から駆けつけた中本は、個別にキャスト陣に連絡もしていたそうで「本当は秘密にして皆を驚かせようかと思ってたんですけど、なんか『緊急来日!』みたいな告知が出てて、言うしかないなと思って」と苦笑しつつ、「それくらい本当に青春だったというか、すごく素敵な時間を共有させてもらったので、韓国にいるときも皆のこと考えながら頑張っていました」と語る。この日はそんな中本と三山という今作からの参加となった2人に、続投キャストを代表して川村がサプライズで手紙を用意。「緊張するな」と言いながら手紙を取り出した川村は熱い気持ちを手紙に託し「かけがえのない友より」というフレーズで結ぶ(※後述)。メッセージを聞いた中本は「僕もすごく同じ思いだったというか。16の時に韓国に渡ったので、なかなか青春というものを味わえてなくて。撮影をさせてもらっている中で、もし僕が普通の高校生活を送っていたら、こんな感じの友達とこんな感じに和気あいあいとして過ごしてたのかなとか」と思いを馳せる。「1番印象に残っているのが、壱馬くんと誰もいない音楽室みたいなところで深夜2時ぐらいにこうしゃべってたことで、一つ一つの現場での風景、皆でこうストーブを囲みながらしゃべったり監督とと打ち合わせしたりといった風景が僕にとって人生の大切な一部になった。作品はもちろんあるんですけど、僕にとってはそれ以上に深いものになったので、このような手紙を直接書いて聞いて、すごく嬉しく思っています。ありがとう」と感謝の言葉を述べた。また、三山は「ずるいですよね。このタイミングで」と言葉を詰まらせ、中本も目を赤くする。「壱馬くんが手紙を読んでくれたと同時に、今、悠太くんがあのおっしゃってくれたように、いろんな撮影時の風景だったりとか、その時のシーンが鮮明に蘇ってくるんです。大変な撮影ではあったんですけど、それ以上に達成感もあったし、一つ大きいことを成し遂げたような感覚で、作品を作ることができて、エンターテインメントの一つの歴史が変わるような出来事もたくさん詰め込まれている作品だと思うので、たくさんの人に愛されてほしい」と希望。「自分たちもそれぐらいの熱量で今回参加させてもらったし、絶対前作に泥を塗りたくないという気持ちで、僕と悠太君は瀬ノ門工業を全部背負って作品に参加させてもらったので、それが作品として伝わればいいなと思うし、それがクロスオーバーとなって、作品に貢献できていればと心から思いました。本当にたくさんありがとうございます」と思いを表した。○川村壱馬 手紙全文悠太くん、凌輝、まずはじめに『HiGH&LOW THE WORST X』へのご出演ありがとうございました。前作『HiGH&LOW THE WORST』はここにいる共演者の皆さん、そして今日は来られなかった共演者の皆さんだったり、本当に素晴らしい仲間たちと出会わせてもらって。皆が助けてくれたからこそ、素晴らしい作品を作れた手応えがあったので、今度は皆と一緒にこちらが迎える側となって、輪を広げて、皆で最高の作品を作りたいと思っていました。でもそれは悠太くん、凌輝を始め、新たに参加してくださったキャストの皆さんがすさまじい熱量で臨んでくださったからこそ、そして皆さんのお人柄があったからこそ、成し遂げられた目標だったと思っています。今作も例外ではなく、出会ってからの日数とかじゃなく、繋がれる人は繋がれる。今作で出会った皆もそれぞれが違う環境で頑張ってて、誰しもうまくいくことばかりではないですが、どんな時もいつだって僕ら仲間がいます。物理的に離れていても近くにいても、コミュニケーションが多くても少なくても、その存在を思い出すだけで、どこか安心できるような力が湧いてくるような、そんな存在で僕もいられるように頑張りたいと思っていますので、これからも切磋琢磨しながら助け合っていきましょう。現場でももちろんですが、プライベートでも仲良く過ごしたり、本当にこの年になって、改めて青春を経験しているような、そんな大切な思い出を本当にありがとうございます。そして素晴らしい作品を一緒に作ってくれて、本当にありがとうございました。かけがえのない友より。そして最後に、この作品を支えてくれて、この素敵な出会いの実現、素晴らしい作品づくりに貢献してくださったすべてのファンの皆様、本当にありがとうございました。今日ここに来てくださった皆さん、ライブビューイングご覧いただいている皆さん、本当にこの作品すべて支えてくださる皆さんも、本当にありがとうございました。
2022年09月09日「THE RAMPAGE」の川村壱馬や吉野北人ほか、お馴染みキャストと新キャストが集結する「HiGH&LOW」シリーズの最新映画『HiGH&LOW THE WORST X』。3年ぶりの“熱戦”を控え、中本悠太(NCT 127)、三山凌輝(BE:FIRST)ら新勢力の三校連合メンバーによるアクションカットが解禁となった。シリーズを通して生み出されてきた、各チームの個性溢れるアクションシークエンスは「HiGH&LOW」最大の見どころ。最新作で初登場する新勢力のメンバーも、キレッキレのアクションを披露している。今回解禁となったのは、打倒・鬼邪高を共通目的として集結した瀬ノ門、鎌坂、江罵羅の三校連合が、どんなやり方で鬼邪高に迫っていくのか、その様子がうかがえる場面写真。相手を倒すためなら手段を選ばない鎌坂の氷室零二(藤原樹)と鬼邪高の楓士雄(川村壱馬)とのタイマンシーンや、ターゲットの高校に乗り込み相手を冷徹に睨みつけ、蹴り飛ばす江罵羅の鮫岡章治(長谷川慎)。ひと際豪快に敵を踏みつける風見仁“通称:風神”(陣)などの様子が公開。中でも、天下井公平(三山凌輝)を支える瀬ノ門最強のNo.2・須嵜亮(中本悠太)が大きく殴りかかる姿を捉えたカットは、いつもは冷静沈着な須嵜の内面に抱いている熱い思いがにじみ出ており、まさに魂がぶつかり合うようなバトルシーンを予感させる。額に傷を負いながら立ちすくむ天下井の、戦いの行く末を見極めるような鋭い表情も見逃せない。『HiGH&LOW THE WORST X』は9月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:HiGH&LOW THE WORST X 2022年9月9日より公開©2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 ©髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX
2022年09月06日