お互い溺愛してます♡長続きする“年の差”カップルになる秘訣「年下の彼氏ができたけど、どう接したらいいのだろう?」そんな疑問を抱いている女性も多いでしょう。今回は、年下彼氏と長続きしている女性のエピソードとともに、効果的な接し方を紹介しましょう。[nextpage title="Nqq<0M0k0ol00d0Q0~0W00F"]適度なお世話「私の年下彼氏はとても可愛いので、ついつい何でもしてあげたくなってしまうんです。でも、自分がお母さんみたいになってしまうのは避けなければなりません。彼とラブラブな関係を保つためにも、自分が女性だという自覚を持つことも重要です」(27歳/女性)その母性を過度に発揮しすぎると、彼氏のお母さんのようになってしまうこともあるのです。お世話は適度に行いましょう。お互い甘える「3歳年下の彼とは同じ職場で働いています。二人きりのときは『蓋が硬くて開けられないんだけど、開けて』という具体的なリクエストを出すことで、彼に甘えてみます。彼も私から頼られることが好きみたいです」(30歳/女性)年上女性からの甘えが、彼にとっては新鮮で嬉しい経験になります。お互いに甘えあえる関係を築くと、恋愛も楽しくなるでしょう。[nextpage title="_|0n00000[00~0W00F"]彼のプライドを尊重する「7歳年下の彼と記念日のディナーに行くことになりました。彼は高級レストランに慣れていないため、ちょっと緊張していました。なので私が『これ美味しそう!』『この料理、一緒に食べてみない?』と提案したり、いい雰囲気を作ったりしてあげました」(33歳/女性)年下彼氏でも、彼らは男性としてのプライドを持っています。さり気なくリードすることが、二人の関係を良好に保つコツと言えるでしょう。二人の時間を楽しむこと大事なのは、彼との時間を思い切り楽しむことです。それが最も大切なコツであると言えるでしょう。(愛カツ編集部)
2023年12月27日きょうだい児とは?「きょうだい児」は、障害のある子どもの兄弟姉妹を指す言葉として使われています。保護者が障害のある子どものケアを行っていることで、きょうだい児はバランスを取るため、家庭内で優等生的な役割を演じることや、自分よりも他者を優先するようになることがあると言われています。そして、そういった状態が続くことで心身の不調や不登校などにつながる可能性も指摘されています。一方できょうだい児にはその環境から「他者への配慮ができるようになる」「責任感が強い」「自立した人になる」などのポジティブな面もあると言われています。こういったさまざまな面があるきょうだい児ですが、これまで注目されてこなかったこともあり、まだ支援制度などが整っていないというのが現状です。兄、弟、姉、妹のそれぞれの漢字の組み合わせで「きょうだい」という読み方があるため、漢字ではなくひらがなで表記される場合が多いので、本コラムでも「きょうだい児」と表記していきます。近年、きょうだい児についてメディアなどで取り上げられる機会も増えてきています。しかし現在までに国などの大規模な調査は行われておらず、日本全国にきょうだい児がどのくらいいるのかは、よく分かっていません。また、「ヤングケアラー(本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている18歳未満の児童)」という言葉も注目されています。ヤングケアラーは直接的に家事や家族の世話をするという点できょうだい児とは異なっているものの、きょうだい児もヤングケアラーも、「ケアをする側」としての役割を求められがちで、「ケアが必要な存在」として認識されにくいという共通点があります。本コラムでは、きょうだい児の抱えやすい悩みや、保護者の関わり方などについて、発達ナビで行った「きょうだい児」に関するアンケート結果を交えて紹介します。また、小児科医として発達障害のお子さんやご家族と多く関わってこられた室伏佑香先生にもお話を伺いました。参考:学校教育における慢性疾患や障害のある子どものきょうだい支援の課題|滝島真優参考:障害のある児のきょうだいに関する研究の動向と支援のあり方|川上あずさきょうだい児への関わり方、どうしたら?発達ナビアンケート結果とエピソードのご紹介発達ナビでは、発達障害のあるお子さんのいるご家庭に「きょうだい児関係」のアンケートを実施しました。ここではアンケート結果と、保護者の方からお寄せいただいたお悩みやエピソードなどをご紹介します。Upload By 発達障害のキホン参考:「きょうだい児関係」アンケート&エピソード募集!コミックマンガエッセイ化も!きょうだい児がいる割合は、今回アンケートに回答いただいたご家庭のうち、約60%にきょうだい児がいるという結果になりました。内訳として、年上のきょうだい児(兄姉)がいる家庭と、年下のきょうだい児(弟妹)がいる家庭は29%で同じ割合でした。そして、年上と年下のきょうだい児両方がいるという家庭も2%でした。また、きょうだい児とは異なりますがきょうだい共に特性があるというご家庭は22%という結果でした。実際に読者の方から寄せられた、きょうだい児がいるご家庭のエピソードを紹介します。長男に障害があり、次男がきょうだい児です。長男に障害があると分かった時からは、きょうだいそれぞれが私(母)を独占できる時間を意識してつくるように心がけました。長男が宿泊活動で家にいない時には、次男は学校を休ませて一緒に旅行に出かけるようにしたり、長男が放課後等デイサービスに通っている間は次男のリクエストに可能な限り応えるようにして過ごしていました。思春期の頃はきょうだい共に荒れて殴り合いのけんかをしたこともありましたが、成人した今となってはお互いができることを尊重できるようになり、長男ができないことを次男がサポートするといった関係になっています。姉がきょうだい児で下の子に発達障害があります。下の子は一人になることに強い抵抗があり、きょうだい児である姉に対して執着し、姉も親を気遣って我慢している様子があり感謝と申し訳なさを感じています。下の子は姉に対して遊び相手としても心のよりどころとしても執着して、常にそばにいたがるので、姉は家庭で勉強もリラックスもなかなかできず学校の成績や宿題に影響が出ることもあります。しかし、遊びを断ると癇癪を起こすので、他のことがしたくても一緒に遊んでくれているのです。そのために疲れて体調を崩すこともありますが、「自分が遊びの誘いを断ることで家族が困るくらいなら自分が我慢すれば……」と話して相手を続けてくれているようです。できる限り親が遊び相手をするようにしていますが、仕事や家事などもあり、限界があるため姉は親を気遣ってくれています。下の子は時には他害することもあり、きょうだい2人だけにするのは危険なため親のどちらかが立ち合いのもとで遊ばせるようにしています。きょうだい児の悩み……結婚、親なきあとは?医師Q&A次に、きょうだい児がいる家庭が抱えやすい課題や、よくある悩みについて、保護者としてどのように関わっていけばよいのか、小児科医の室伏佑香先生に伺いました。(質問)障害がある子どもにどうしても手がかかってしまい、きょうだいに十分かまってあげることができず心苦しく思っています。(回答)お子さんに障害がある場合には、通院や療育などでどうしても障害のある子を連れて行かなければいけない場面や、家庭内でも介助や対応などが必要できょうだい児に寂しい思いをさせてしまうこともあるかと思います。ショートステイなどの福祉サービスを利用し、保護者ときょうだい児がゆっくりと向き合える時間を意識的につくっていくのもよいでしょう。Upload By 発達障害のキホン(質問)発達ナビのアンケートやその他調査などでからも、きょうだい児は、自分の人生を自分だけで決められないと感じたり、将来への不安があることもうかがえます。保護者としてどのように対応すべきでしょうか?(回答)きょうだい児の方は、進路や居住地、結婚についてなど、自分の思い通りに決断することに後ろめたさを感じてしまう方も多いようです。成長するにつれて保護者に話しにくい悩みも出てくることと思います。同じ立場で話し合えるきょうだい児の当事者会などへ参加できるようにサポートするのもよいでしょう。Upload By 発達障害のキホン(質問)親なきあと(親が障害のあるきょうだいの世話ができなくなった時)が心配です。親としてどのような準備ができるでしょうか。(回答)グループホームなど障害のある子どもの住まいや、公的な障害年金以外にも障害がある子どもが受け取れるお金の仕組み(金融機関などを活用する信託や、自治体が運営している障害者扶養共済など)などがあるので、さまざまな情報を整理して、準備しておくと良いですね。また、親なきあとに向けて、将来的に成年後見制度などを活用することも見すえ、障害のあるお子さんが自立できる支援体制を整えておくことが大切です。また、中には必要以上に責任を感じて自分が面倒を見なければならないと思ってしまうきょうだい児の方もいます。日ごろから家族でよく話し合って、福祉制度や活用できる支援に対する理解を深めておくといいでしょう。Upload By 発達障害のキホン参考:障害福祉サービスについて|厚生労働省参考:特定贈与信託|一般社団法人信託協会参考:障害年金|日本年金機構参考:障害者扶養共済制度(しょうがい共済)|厚生労働省参考:成年後見制度とは|厚生労働省きょうだい児支援の現状や今後の課題は?ここまで見てきたように、きょうだい児には特有の困難があります。しかし、障害の当事者や保護者への支援はさまざまありますが、きょうだい児を対象とした支援制度はまだ制度化されていないというのが現状です。そもそもきょうだい児についての大規模な調査などもこれまでのところされておらず、研究が進められている段階です。ある研究で実施された教師を対象にしたアンケートでは、忘れ物や学力の不振、友人関係などへの影響が出ているという回答や、精神面や健康状態についても影響が見られるという回答も見受けられました。また、きょうだい児自身の就職や結婚、親なきあとのへの不安なども指摘されています。そのような状況ではありますが、明確にきょうだい児を対象とした公的な支援はほとんどなく、既存の制度の活用や当事者会への相談など利用できる資源が限られています。そういったことからも、学校などの教育現場、医療や福祉の現場、行政などが連携したきょうだい児への支援制度を設立することが課題と言えるでしょう。参考:障害児・者のきょうだいが抱える諸問題と支援のあり方|柳澤 亜希子参考:学校教育における慢性疾患や障害のある子どものきょうだい支援の課題|滝島真優まとめきょうだい児とは障害のある子どもの兄弟姉妹について使用される言葉です。きょうだい児は家庭内で我慢を続けたり、将来への不安を抱えるなど、精神的な負荷も指摘されています。そのため、ショートステイなどの制度を利用しきょうだい児とゆっくり向き合う時間をつくることや、親なきあとを見据えて福祉制度の理解を深め、話し合っておくことも大事になります。また、家庭外でリフレッシュできる機会をつくることも大切です。きょうだい児の当事者会などもあるので、家庭から離れた場で相談したり、同じ立場の人ときょうだい児あるあるを語り合ったりといった活動をすることも心身の健康を保つ方法の一つです。きょうだい児の支援に関してはまだ公的な制度が整っていないのが現状ですが、保護者としては家庭内外でできることをしていくといいでしょう。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2023年12月13日優しいお兄ちゃんと大人しい妹わが家の凸凹きょうだいは通常とても仲が良く、ケンカをしているところを見ることはほとんどありません。2人とももともと穏やかな性格で、特に兄のタケルは他人に向かって怒ることがなく、つらいことがあってもじっと耐えたり、一人で泣いたりする性格です。大抵はニコニコしていて、苦言を呈すときもウィットに富んだ上手な言葉遣いをするので、親の私が感心することもしばしば。しかし、そんなお兄ちゃんも、今までに2度だけ、妹、いっちゃんを激しくりつけたことがありました。叩いたりなどの暴力はなかったものの、双方のダメージが何日も尾を引きました。温厚なASDのお兄ちゃんを怒らせた原因とは?最初のケンカは兄のタケルが11歳、妹いっちゃんが5歳の時で、原因はゲームのことでした。いっちゃんが、兄のゲームのセーブデータを使って遊んでいたところ、保存してあった貴重なアイテムを失くしてしまったのです。このゲームでは冒険を繰り返しクリアしながら、武器や防具を強化していくというもので、いっちゃんが失くしたのは、兄タケルが80時間以上も費やしてつくった強化アイテムでした。この時ばかりはタケルも激怒!「おい! おい! おい! 何時間かかったと思ってるんだ!?」と腕を振り回して怒り、いっちゃんに謝らせていました。Upload By 寺島ヒロわざと失敗したのではないことは分かっていたので、やがてタケルもいっちゃんを解放したのですが、怒りは収まらず……!それから数日の間、何かにつけては「楽しくない」「気分が悪い」と仏頂面になっていました。タケルはASDの特性もあり、一度嫌なことがあると、例え解決しても、何日もその気分を引きずるようなことがあります。その兄の様子を見ては、いっちゃんも「しつこい……!」と不機嫌になるのでした。2度目のきょうだいゲンカは「あるある」な連絡ミス2度目のケンカは、ぐんと年齢が上がってタケルが19歳、いっちゃんが13歳の時です。2人が出入りしているインターネットのSNSグループの仲間でオフ会をすることになり、いっちゃんのところにその連絡が届きました。しかし、いっちゃんは誘われたのは自分だけだと思って、タケルには伝えなかったのです。主催者の方は、当然妹が兄に伝えて2人で来ると思って用意していたので、結局お兄ちゃんのタケルが約束を破った感じになってしまったんですね。「(主催者の方から)お兄ちゃんに伝えてとは言われなかったよ?」「参加したかったんなら、お兄ちゃんが主催者に言えばよかったじゃない!」今回はいっちゃんも生意気盛りの年齢。一度は謝ったのですが、ついつい抗弁してしまったことで、兄をさらに怒らせてしまいました。のちのち聞いてみると、明らかに「流れ」は2人で参加する感じだったのですが、「いっちゃんを連絡の窓口にする」「主催者からの伝言はタケルにも伝える」ということが明言化されていませんでした。そして、ASDの特性があるいっちゃんにとっては「言われてないことは、ないこと」なのです。この時も数日間、家の中の雰囲気がギスギスして大変でした。怒りをぶつけられてASD娘が学んだことさて、先日のこと、娘がやっているゲームのレベル上げを頼まれた私。ゲーム中にひとつしか手に入らない貴重アイテムを「使わないでね」と言われていたのに、うっかり使ってしまいました。ショックを受ける娘に、平謝りする私……。Upload By 寺島ヒロしかし、しばし後にいっちゃんは言いました。娘「イインダヨ……こういう事ってあるヨネ……。私もお兄ちゃんのゲームでアイテム失くしたことあるモン……。」私「え……?それもしかして5歳の時のやつ?」あんな幼かった頃のことを覚えていたんだ!と驚きました。そしてまた、あの時に怒られた経験で、いっちゃんが人を許すことができるようになったのかと、そのことにも驚かされました。怒ることの効能?私はあまり怒らないお母さんです。子どもたちがそうであるように、私自身も元々あまり他人に怒りをぶつけることがない性格なのです(コツコツ小言は言います)。怒らないなら怒らないで別にいいんじゃないかと思っていましたが、強い感情は記憶の強化に効くとも聞きますし、場合によっては、怒られたりする経験も悪くないのかもしれないなと思いました。執筆/寺島ヒロ(監修:室伏先生より)ヒロさん、きょうだいげんかのエピソードを詳しく共有いただき、ありがとうございます。タケルくんといっちゃんの可愛らしいご様子に、何度もくすっと笑ってしまいました。きょうだいげんかやお友達とのけんか、親御さんからするととても大変だけれど、ネガティブな感情をぶつけてしまった側、ぶつけられてしまった側どちらにとっても、人間関係を学んでいく上でとっても貴重な経験ですよね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年11月27日両親を早くに亡くし、15歳近く年の離れた弟と天涯孤独になった私。当時中学生だった弟をひとりで育ててきましたが、そんな彼も今や20代半ばです。弟が選んだ相手は、キラキラと輝くような美人さん。やさしい性格の弟が選んだ女性なら、と大賛成だったのですが……。結婚式前に弟嫁から頼みが!?2カ月後の弟の結婚式を楽しみにしていた私に、ある日、弟の彼女からメッセージが届きました。「お義姉さん、結婚式への参加を辞退してください。あなたみたいな容姿の人が記念写真に入ると困るので……」と言うのです。たしかに私は、控えめに見てもぽっちゃり。先日も、弟に恥をかかせないよう普通の体形くらいにはならないと……と話していたのですが、弟本人は「姉さんはそのままですてきだよ。まぁ、健康のためには少し痩せてもいいのかな?」なんて言っていたのです。しかし義妹は、「私もですが、うちは両親も美形。友だちも美人ばかりなので、ひとりだけ毛色が違うのが写真や動画に映ったら嫌なんです」と偉そうな態度を変えません。「ダイエットして5Kg痩せたし、弟には私が唯一の親族なの」と反論すると、「空席のほうがマシ。痩せてもそんなレベルじゃ無理です。だからアラフォー独身……。彼が似ていなくてよかった」と言う始末で……。結局私はその日、「了解」とだけ返信しました。弟が彼女に一喝後日、私の不参加を知った弟が家に駆けつけ、理由を尋ねてきました。「彼女に聞いて」とだけ言うと、早速メッセージを打ち始めた弟。彼女は、私が隣にいるのも知らずペラペラと返信してきたのです……。「お義姉さんは結婚式不参加にしてもらったから♪」「お前今すぐ土下座しにいけ!」「え…?」訳がわからない様子の彼女。「俺の唯一の家族だぞ! しかも、派手な結婚式がしたいお前のために高額の費用を出してくれたのは姉! なのに、外見がどうとか。お前がそんな人だったとは」弟は、怒りと共ににショックもあったようで、しばらく彼女の元には戻らず、冷静に考えるため実家に残ることにしたのでした。彼女の本性が浮き彫りにさらに数日が過ぎ、しびれを切らした彼女が今度は私にメッセージを送ってきました。「お義姉さん。彼、実家にいますよね。電話にも出なくて……。準備があるので早く返してくれません? そもそも式に出られないのはお義姉さんの容姿のせい。何で私が怒られなきゃいけないの」と勝手なことばかりです。無反省の彼女の様子に、弟は大きなため息をつきました。実はこの数日間で知人に聞いて回り、隠されていた彼女の本性を知ってしまったのです。昔から外見ばかりを気にし、自分より下と判断した相手のことは平気でバカにしていたのだとか……。弟が彼女に、「結婚式はキャンセル、婚約も破棄。大事な姉のことを認めない女性とは一緒にいられない」と送ると、「美人の私より格下の姉を取るなんて、シスコン!」と捨てセリフが返ってきました。その後、号泣しながら謝罪してきた彼女を弟は断固拒否。婚前に本当の性格がわかってよかったと、前を向くことにしたのです。そうして3年ほどがたちました。私は犬を飼い、健康のために減量にも成功。弟には新しい彼女ができました。笑顔がすてきなほっこりした女性で、私のことも大事にしてくれています。いずれ、唯一の親族として、幸せな2人の結婚式に招待されることでしょう。--------------人を外見で判断し、おまけに結婚相手の唯一の家族を式に出させないなんて、婚約破棄になっても仕方がないですよね。ひどいことをたくさん言われて姉弟ともショックだったかもしれませんが、入籍前にわかってよかったのではないでしょうか。数年後には、もっとすてきな人と出会えた弟。姉として2人の幸せを見守りながら、健康に気を付けて過ごせるといいですね。著者/ウーマンカレンダー編集室/トーク系読者からの体験談をお届けします。
2023年11月26日シックストックス(CHICSTOCKS)から、スヌーピーのきょうだいをモチーフとした新作ソックスが発売。伊勢丹新宿メンズ館、伊勢丹新宿店では2023年12月2日(土)より発売される。スヌーピーのきょうだいを配した新作靴下新作ソックス「スヌーピーズ シブリングス(Snoopy’s Siblings)」は、文字通り、スヌーピーのきょうだいを配したソックス。帽子と髭がトレードマークのスパイクや、ぱっちりとした目と長いまつ毛が特徴的なベルといったスヌーピーのきょうだい5匹ソックスの履き口、かかと、つま先には、それぞれ異なるカラーを採用。また、シリーズに合わせた特別仕様の巻紙を使うなど、細かいディテールにもこだわっている。【詳細】シックストックス 新作ソックス店頭発売日:2023年12月2日(土)取扱店舗:伊勢丹新宿メンズ館 地下1階 紳士靴下売場、伊勢丹新宿店 本館3階 マ・ランジェリー、公式オンラインストア※公式オンラインストアでは11月24日(金)12:00~発売サイズ:S(22~24cm)、M(24~26cm)、L(26~28cm)カラー:アイボリー価格:各2,200円
2023年11月25日なぜ平日だけでなく、土曜日も利用するのか?Upload By べっこうあめアマミ私は当初、息子の放課後等デイサービス利用は平日だけを考えていました。なぜなら放課後等デイサービスの利用日数には限りがあるからです。私は在宅ですが仕事をしていますし、平日、息子が学校のあとに過ごす場所があることが最も助かると思っていました。しかし、息子の特別支援学校入学前、夫と放課後等デイサービスの利用日を話し合った時のことです。夫から、「土曜日を入れたほうがいいんじゃないか」という提案がありました。わが家には、息子より4歳年下の娘がいます。「娘には息子の事で我慢させてしまうこともあるかもしれないから、土曜日は娘だけのチートデイにしてはどうか」というのが夫の意見でした。それを聞いて、私も「確かに」と思ったのです。娘は毎日保育園に通っているので、平日の放課後等デイサービスがない日は、娘より息子のほうが早く家に帰ってくることになります。平日の放課後等デイサービスがない日は息子の日、そして土曜日は娘の日、そうやってそれぞれに向き合う時間をつくるのもいいのではないかと思ったのです。きょうだい児の娘にも、やりたいことを我慢してほしくないUpload By べっこうあめアマミ娘は今5歳。女の子向けのアニメにもハマっていて、映画やキャラクターイベントにも行きたいと言い出すお年頃です。そして、活発な娘は思いきり体を動かす公園や、動物と触れ合える場所なども大好きです。しかし、そういう場所に休日に行くと、どうしても混雑はまぬがれません。息子を連れて行ったらぐずってしまわないか、動きづらくならないかと不安もあります。しかも、息子は娘とは逆であまり動きたがらない性格なので、公園遊びなどのアクティブなことはあまりしないのです。そうなると、娘と息子、2人とも楽しめる場所というのはなかなか難しいものでした。しかし、土曜日に息子が放課後等デイサービスに通うようになってからは、娘が行きたい場所は、土曜日に心置きなく行けるようになりました。娘はきょうだい児だけど、できる限り好きなことをさせてあげたいし、息子がいるから……と、やりたいことを我慢させたくない。私にはそんな強い思いがあったので、土曜日は重要な意味のある日になったと思っています。親としても、混雑する場所やアクティブな遊びの場へ行く際に、子どもを2人連れていくよりも負担が減るので、助かっています。息子にもメリット、土曜日だからこそできる活動もUpload By べっこうあめアマミ土曜日の放課後等デイサービスは、息子にとってもメリットがあると感じています。土曜日は平日よりも時間が長いので、平日はできないようなプログラムが組まれることもあるのです。学校がある平日では行けない、ちょっと遠い所へのお出かけなどに連れて行ってもらえることもあります。お昼ごはんやおやつをみんなでつくる日もあります。このように、息子は息子で土曜日を楽しめているのではないかと思うのです。息子としても、妹につき合って苦手な場所に行くよりも、大好きな先生やお友達とのんびり過ごすほうがいいことだってあるかもしれません。日曜日は家族でのんびり過ごす日Upload By べっこうあめアマミ土曜日は娘のチートデイとして、娘がしたいことをする日にしているわが家ですが、日曜日はだいたい家族で一日のんびり過ごします。息子も行けそうな場所なら家族4人でお出かけすることもありますし、特に何もせず、家でゆっくりすることも多いです。そうして昼下がりに家族で夕飯の買い物に行って、近所のショッピングモールをぶらぶらしたり、または外食をしたり。そんな、家族水入らずの過ごし方をしています。放課後等デイサービスのおかげで、バランスのとれた一週間にわが家が放課後等デイサービスの利用を始めてから3年が経ちますが、一週間がうまい具合にバランスがとれて回っていると感じています。息子は小学1年生の頃より成長し、今ではそれほど苦手な外出先もないかもしれません。しかし、それでも娘は今後成長していくと共に、きょうだいと一緒の外出しかできないことに不満を感じたり、親も気がつかないうちに我慢をさせてしまうことがあるかもしれないと思うのです。今後も土曜日という娘のための日を維持していくことで、娘の発散になってほしいと思いますし、何かあれば普段は言えない気持ちを聞ける日になるといいなと思います。私たち家族の生活は、平日も土曜日も放課後等デイサービスに支えられており、先生方にはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、放課後等デイサービスのお世話になりながら、子どもたちそれぞれに向き合っていきたいと思います。執筆/べっこうあめアマミ(監修:鈴木先生より)土曜日を娘さんの日にして、お子さんそれぞれに向き合う時間をつくったとのこと、とても良いアイディアだと思います。曜日が固定されていることは、こだわりのあるASDのお子さんにとってもいいことだと思います。外来で爪を噛んでいるお子さんにも「毎週土曜日は爪を切る日にしようね」とお話ししています。病気や障がいを持ったお子さんのきょうだいには、どうしてもストレスや負担がかかりがちです。特に入院されているお子さんの場合は、付き添いなどで保護者の手が取られてしまうので、きょうだいは甘えたい時に甘えることができません。その結果、きょうだいが腹痛や頭痛など心身症の症状を呈する場合もあります。子どもだけでなく、ご家族の一人が病気になった時も同じです。アマミさんのご家庭のように、放課後等デイサービスなども利用しつつ、家族みんなで協力してやっていくことが大切なのではないでしょうか。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年11月23日バロン(BALLON)の新作コレクションが、全国のセレクトショップほかにて期間限定で発売される。“ねこ”に感謝を伝える新作コレクション東京発のアロマブランド・バロンが贈る「WE LOVE CATS! 2023」は、愛らしい“ねこ”をモチーフとしたコレクション。人間にそっと寄り添ってくれる猫たちに感謝を伝えるべく、打ち上げの一部は公益財団法人「どうぶつ基金」に寄付される。“仲良しネコ兄弟”のサシェオーナメント注目は、満月の夜に生まれた猫の仲良しきょうだい“ルル”&“ララ”が主役のアイテムたち。二匹のフェイスをそれぞれ配したサシェオーナメントは、ラベンダーやレモングラス、ペパーミントのドライハーブが爽やかに香り、空間に癒しを与えながらキュートな遊び心を加えてくれる。マグカップ&ポーチもさらに、モノトーンでシックにまとめたマグカップやポーチ、巾着も登場。ポーチのマテリアルには、従来捨てられていた生地の端切れを生まれ変わらせたシャンブリック生地を採用し、温もりある表情に仕上げた。6種のギフトセット定番人気アロマバスソルト5種セット6種のギフトセットも見逃せない。「アロマバスソルトギフトセット(ねこラベル)」には、限定ボックスの中にバロンの定番人気アロマバスソルト5種をイン。気になる香りを一度に試すことができる。選べるハンドケアセット「ハンドケアにゃんにゃんセット」には、ハーバルブレンドのハンド美容クリームに加え、“ルル”or“ララ”の2種から選べるサシェ、ポーチをセット。バスソルト×サシェやハーブティーもさらに、アロマバスソルトのミニサイズ5種とサシェオーナメント、ポーチがセットになった「バスソルトポーチにゃんにゃんセット」や、ハーブティー6包が楽しめる「ハーブティーにゃんにゃんセット」を用意。自分へのご褒美や猫好きの友人へのプレゼントとしてチェックしてみては。【詳細】バロン「WE LOVE CATS! 2023」発売期間:2023年3月10日(金)~12月31日(日) ※アイテムにより引渡日が異なる発売場所:全国のセレクトショップ、バロン オフィシャルオンラインストア、バロン ZOZO店展開アイテム:・サシェオーナメント 2型 各1,650円・マグカップ 1型 2,222円・ポーチ (小)1,022円、(大)1,422円、(巾着)1,222円・アロマバスソルトギフトセット(ねこラベル) 3,855円・ハーブティーにゃんにゃんセット 4,822円・ハンドケアにゃんにゃんセット 2種 各5,022円・バスソルトポーチにゃんにゃんセット 2種 各5,822円
2023年11月12日性行為への温度差があると、夫婦の悩みにもつながるようです。中には、温度差がしんどいと感じている方も……。今回は、MOREDOORに寄せられた「夫婦間の性の悩み」をご紹介します。産後、レス気味になってしまったAさん性行為をしたいときの差が激しすぎることが悩みです。出産後、子育てに追われていたので私はまったく性行為をしたいとは思わなくなり、むしろ面倒くさいと感じるようになりました。しかし、反対に夫は毎日のように迫ってきます。その後は?その間に温度差があるので、とてもつらいです。まだ解決していません。(36歳/パート)※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。多くの人が悩んでいるMOREDOORオリジナル漫画「カップルセラピストとレス夫婦」でも、セックスレスに悩む妻が登場します。この物語は、実際にMOREDOORへ寄せられた悩みに数々のカップルカウンセリングを担ってきた“カップルセラピスト”が答えることで、少しずつ夫婦が変わっていく漫画です。妻側が夫に勇気をだして悩みをぶつけるも……こんな時どうする?産後、レス気味になってしまったAさんと、レスになってしまった漫画の主人公。カップルセラピストからは、「夫側はむしろ他の部分で満たされているのかも」「両方の価値観を満たすことが大事」とアドバイスがありました。皆さんが妻の立場だったら、夫へどんな言葉をかけますか?監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。2010年鳴門教育大学大学院修了。スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。イラスト:わたなべこ様(MOREDOOR編集部)
2023年11月05日結婚当初から、私たち夫婦は2人以上子どもが欲しいねと話していました。夫婦共に子どもが好きでしたし、夫は2人きょうだい、私は3人きょうだいだったため、きょうだいがいる家庭が当たり前だと思っていたのです。そんな私たち夫婦の共通認識に変化が起きたきっかけは、1人目の妊活でした。1人目の妊活夫は既婚の友人が多く、私との結婚前から友人の妊活話を聞くことがあったようです。そのなかで、友人が奥さんから「今日排卵日だからよろしくね」と言われてセックスするというエピソードを、「俺はそんなふうにプレッシャーをかけられるのは絶対に嫌だ」と話していました。 そんな夫の気持ちを尊重して約1年間は基礎体温と排卵検査薬から排卵日を予想し、排卵日前後にそれとなく私から誘っていました。 人生で一番つらい日々妊活を始めて最初の半年は特にストレスもなく過ごすことができていましたが、次第に夫は誘う私の手を眠いと言って払い除けるようになっていきました。そんな日もあるかと最初は気にしなかったものの、「勘弁してよ」「何? そんなにしたいの?」「んー(寝たフリ)」などと拒まれることが増え、次第に私は夫を誘うことが怖くなっていきました。 しかし夫との子どもが欲しかった私は何度も誘い、何度も拒否され……。女性としての自信を失い、愛されていないのでは? と思い悩む日々を送っていました。 子どもが欲しいと語る夫への提案拒まれる悲しさを夫に話すとその月は応じてくれましたが、私が言ったから仕方なくしているんじゃないかと思い、悲しみが消えることはありませんでした。それでも共通の友人に子どもが欲しいと語る夫。そんな夫に私が提案したのは不妊治療でした。 最初は反対していた夫でしたが、検査の結果私に問題はなく、夫が乏精子症と診断されたことから不妊治療へ協力的に。結局タイミング法や人工授精では授かることができず、体外受精で第一子を授かることができましたが、あんなにつらい思いをするのであれば、もう子どもは1人でいいと考えるようになりました。 妊娠、出産、そして2人目妊活へ夫は妊娠中も産後も私の体を気づかってくれ、穏やかに過ごすことができました。そして育児に積極的に参加する夫の姿を見るうちに、もう1人子どもが欲しいと思うように。しかし、妊活のつらい記憶からなかなか踏み出せずにいました。 そんなときに見つけたのが、生理日から排卵日を予測してくれる携帯のアプリです。夫にもアプリをダウンロードしてもらうことで、私が生理日を入力すると妊娠しやすい時期を夫に共有できるようになりました。そして、私からは誘わずに夫のタイミングで誘ってもらうことで2人目妊活に踏み出すことができたのです。 夫に拒まれ続けたつらい記憶から2人目妊活に踏み出せずにいましたが、アプリのおかげで数年ぶりに夫から誘われ、2人目妊活を始めることができました。夫も自分の態度のせいで私につらい思いをさせてしまった罪悪感から、2人目妊活を言い出せなかったそうです。授かることができるかはわかりませんが、ストレスを溜めず、ゆったりとした気持ちで過ごしていきたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:小谷 かずえ不妊治療を経て出産。現在3歳女児の母で元ウエディングプランナー。転勤族で九州在住し、ウエディング関係の記事や妊活に関する記事を執筆中。
2023年11月02日年下の男性と恋愛する際、年齢差ゆえの不安を感じることも少なくありません。しかし、男性たちに意見を求めてみると、彼らは年の差恋愛特有の魅力にぐっと引きつけられている様子です。では、彼らは年の差恋愛のどの部分に魅力を見い出しているのでしょうか。年齢差恋愛経験者の男性たちの声をお届けします。[nextpage title=""]①金銭面での楽さ「年下または同年代の女性とは違い、年上の彼女とのデートでは、必要以上に奢る必要がなく、ストレスが少ないですね。たまに彼女がおごってくれることがあり、それは一種の心地よさを感じます」(24歳/自動車メーカー)年上女性との恋愛では、お金に関する無理がないと述べる男性もいます。リラックスした状態で過ごせることが年上女性の魅力と言えるのかもしれません。ただし、必要以上におごり続けるのは避けて、適度なバランスを保つことが大切です。②遠慮なく甘えられる喜び「年上女性の大きな器に包まれ、自由に甘えられることは非常に魅力的です。自分のわがままを聞いてもらえるところも、年上女性の恋愛における特徴的な魅力です」(26歳/保険会社)同年代や年下の女性に甘えることに遠慮がある男性も、年上女性には遠慮せず、自由な気持ちで甘えることができるようです。これは年の差恋愛ならではの魅力かもしれません。ちょっとした甘えを笑顔で受け入れて、彼が思う存分甘えられる空間を提供してあげてください。[nextpage title="y>Ov0j[f0s0L0B0"]社会的な学びがある「彼女は僕よりも長く社会経験があるので、その知識が社会勉強になります。人間関係や礼儀について深く理解しているので、自身の成長を感じることができます」(25歳/教育関係)生き抜いてきた経験がある年上女性は、人との交流や社会ルールについて豊かな教養を持っています。そういった知識を学ぶことができるのも、年上女性との恋愛の一つの魅力と言えるでしょう。毎日を恥ずかしくないように過ごすためにも、知識やマナーは保持しておくことが重要です。彼を夢中にさせる方法円熟したオーラや大きな器を持つ年上女性として、年下男性を魅了するための方法はさまざまです。甘えさせてあげたり、しっかり者の一面を見せたりすることで、自分の持つ魅力を効果的にアピールできます。あなたの魅力を十分に理解した年下男性は、確実にあなたに夢中になるはずです。(リリー/ライター)(愛カツ編集部)(愛カツ編集部)
2023年10月26日東京・お台場海浜公園 おだいばビーチでは、インタラクティブ ビーチアート プロジェクション「コンコルディア(CONCORDIA)」を2023年11月18日(土)から2024年1月8日(月・祝)まで開催する。“光と音の幻想的な体験”をお台場海浜公園 おだいばビーチでビーチアートプロジェクション「コンコルディア」は、XRやAIなど最先端のデジタル技術を駆使し、約3,000㎡を誇るお台場海浜公園のおだいばビーチを光と音で彩る国内最大級のビーチアートイベント。6つのプロジェクションエリアを設け、来場者の動きや風向き等によってインタラクティブな体験を提供する。エリアは、風(Ventus)、水(Aqua)、大地(Tera)、植物(Plant)、生命(Vita)、都市(Urbs)の6つ。エリア内に足を踏み入れると、来場者の動きとリンクし光と音に変化を生み出す。たとえば風エリアでは、お台場を吹き抜ける風を表現した光の粒子を無数に投影し、人の動きによって色鮮やかに発光したり、潮風を感じるような図形へと形を変えたりする様子を楽しめる。海辺に浮かび“調和”を引き寄せる月またお台場の海辺には、美しい月が浮かぶ。訪れる人によって光と音が変化し、プロジェクションマッピングにあわせて変化する月の様子を見ることができる。ショータイム「コンコルディア シンフォニー」も5分間のショータイム「コンコルディア シンフォニー(CONCORDIA Symphony)」も実施。まるで自分自身もショーの一部となったかのように、来場者やお台場のAI環境が繋がり、華やかなショーが繰り広げられる。ビーチへ続く色彩豊かな“光の道”もビーチへと続く色彩豊かな光の道「インバイテーション オブ ライツ(Invitation of Lights)」は、散歩にもおすすめ。美しい月の引力に揺らめく波のような光を映し出し、プロジェクションエリアまでの道を照らす。【詳細】インタラクティブ ビーチアート プロジェクション「コンコルディア」開催期間:2023年11月18日(土)~2024年1月8日(月・祝)時間:各日 16:30~21:00※雨天決行・荒天中止場所:お台場海浜公園 おだいばビーチ住所:東京都港区台場1丁⽬入場料:無料
2023年10月23日2023年10月18日、俳優の土屋神葉(つちや・しんば)さんがInstagramを更新。オフを満喫する姿を公開し、写真に反響が上がっています。共演歴のある作曲家の長谷川カオナシさんと食事をしたり、バンド『クリープハイプ』のライブに行ったりと、オフの日も感性を磨くようにしている新葉さん。ライブには、実姉であり俳優の土屋太鳳さんと参加!2人そろって笑顔の『姉弟ショット』を公開しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 土屋神葉(@simbatsuchiya_official)がシェアした投稿 2023年8月に、太鳳さんは音楽グループ『GENERATIONS from EXILE TRIBE』のメンバーである、歌手の片寄涼太さんとの子供を出産。現在は俳優と母親として活躍していますが、この日は1人の姉として、家族との楽しいひと時を過ごしたようです。2019年に映画『バンブルビー』で共演を果たすだけでなく、私生活での仲のいいエピソードも多い、神葉さんと太鳳さん。素敵な写真に対し、多くの人からコメントが寄せられました。・わー太鳳ちゃんだ!変わらず元気そうでよかった!・2人とも、かわいすぎて癒されました!素敵な写真をありがとうございます。・楽しそうで何よりです。そして、仲がよくてうらやましい!大人になるにつれて、自然と距離感が生じてしまうきょうだいは少なくありません。何歳になっても、こうして楽しい時間を共有できる土屋姉弟の姿に、多くの人が笑顔になったようです![文・構成/grape編集部]
2023年10月20日相性は十人十色。同じ年代や年下ではイマイチの場合でも、年上ならなぜかうまくいく場合もあります。そこで今回は、男女の干支別に10歳以上離れてもOKな「年の差ベストカップル」10選を占いました。戌(いぬ)年生まれの女性×寅(とら)年生まれの男性……年上の戌(いぬ)年を頼りたい年下の寅(とら)年男子気分屋でテンションにムラのある寅(とら)年生まれの男性を、上手にコントロールできるのが年上の戌(いぬ)年生まれの女性。戌(いぬ)年生まれの女性も、少し子どもっぽい彼がかわいくて仕方ないのです。未(ひつじ)年生まれの女性×亥(いのしし)年生まれの男性……猪突猛進な亥(いのしし)年生まれをサポート思い込んだらまっしぐらな亥(いのしし)年生まれの男性は、何かとミスや失敗を犯しがち。彼の足りない部分を補ってサポートできるのが、気の利いて優しい未(ひつじ)年生まれの女性。特に女性側が年上の場合、2人の関係は非常にうまくいくようです。子(ねずみ)年生まれの女性×辰(たつ)年生まれの男性……父親と娘のような深い信頼関係優しいけれど、気弱なところがある子(ねずみ)年生まれの女性。堂々として包容力のある辰(たつ)年生まれの男性のそばにいると、不思議と安心できそう。父性本能が強い彼にとっては、頼りなげな子年生まれの女性が、娘のように愛しいのです。巳(へび)年生まれの女性×丑(うし)年生まれの男性……年上の丑(うし)年生まれの男性が包み込む一途で情が深い巳(へび)年生まれの女性は、相手によっては「重たい」と敬遠されることも。でも、落ち着いた年上の丑(うし)年生まれの男性なら、そんなディープすぎる愛を受け止められます。シャイなところがある巳(へび)年生まれの女性も、包容力のある彼には素直に甘えられるでしょう。寅(とら)年生まれの女性×午(うま)年生まれの男性……年上の午(うま)年男性が年下の寅(とら)年女性を意のままにどちらも少しやんちゃなところがあるため、年が近い場合、喧嘩ばかりになりがちかも。そんな2人ですが、年の差が10歳以上のときは不思議とラブラブに。年上のちょい悪おやじ化した午(うま)年男性の手にかかれば、わがままな寅(とら)年女性も意のままにできてしまうはず。卯(うさぎ)年生まれの女性×戌(いぬ)年生まれの男性……ギャップを感じない相性のよさ明るくて少しドジなところがある卯(うさぎ)年生まれの女性を、優しく見守る年上の戌(いぬ)年生まれの男性。年齢差にギャップを感じるどころか、むしろ安心感を覚えるほど。交際から結婚へと一直線に進んでいくのも、この組み合わせの特徴です。辰(たつ)年生まれの女性×酉(とり)年生まれの男性……おしどりカップルおしゃれで甘え上手な酉(とり)年生まれの男性が、勝気な年上の辰(たつ)年生まれの女性を姉さん女房のように頼るスタイルがハマるみたい。モメそうなときは酉年男性がうまくかわすため、喧嘩知らず。おしどりカップルから夫婦へと、長く続いていく関係と言えそう。午(うま)年生まれの女性×未(ひつじ)年生まれの男性……穏やかで幸せな家庭明るく元気いっぱいの午(うま)年生まれの女性。そのお転婆ぶりを受け止められるのは、優しさのカタマリのような年上の未(ひつじ)年男性だからできること。何をしても怒らない彼に、午(うま)年生まれの女性は最初物足りなさを感じるかも。でも、時間が経つにつれて、未(ひつじ)年生まれの男性の愛の深さのトリコになるのです。申(さる)年生まれの女性×巳(へび)年生まれの男性……年の差あってこその好相性陽気で少しお調子者なところがある申(さる)年の女性は、一途な巳(へび)年生まれの男性から見るとチャラい印象かも。でも、申(さる)年女性が年上の場合は、明るくて楽しい人という風にイメージが一変!ひたむきな彼の愛も、遊びの恋ばかりしてきた申(さる)年女性の目には新鮮に映るはず。亥(いのしし)年生まれの女性×卯(うさぎ)年生まれの男性……お互い尊重できる自分なりのポリシーやこだわりを持っている亥(いのしし)年月生まれの女性。愛嬌のある年下の卯(うさぎ)年生まれの男性なら、そんな亥(いのしし)年生まれの頑固なところに上手に合わせられます。卯(うさぎ)年生まれの男性の頼りなさも、年下だから許せること。2人の場合は年の差があるからこそお互いを尊重しあえ、いい関係を築けるのです。年の差カップルはうまくいく!?近い年齢のときはうまくいかなくても、年が離れることでうまくいく組み合わせは案外多いモノ。それは一方が大人になることで、相手に合わせたり、歩み寄ったり、また素直に甘えることができるようになるからです。今回の記事を参考にして、あなたにピッタリな相手を見つけ出してくださいね。(涼月くじら/占い師)(愛カツ編集部)
2023年10月18日実家の母から、いきなり夜更けに電話が……!先日のことです。夜も遅くなってから実家の母からWeb電話がかかってきました。今年の母の日に私がタブレット端末をプレゼントしてから、たまにWeb電話がかかってくるようになっていました。とはいえ、かかってくるのはいつも昼間でしたので「何かあったのか?」と緊張しました。電話に出てみると母が涙目で「今いい?」と言います。深夜の電話、その訳は?「タケちゃんに謝りたい。私はひどいことをしてしまった」と母。なんのことやら分かりません。母とは離れて暮らしているし、ここ数年はコロナ流行の影響もあり、子どもたちとはほとんど接点もないはず。謝ってもらうようなことがあったかな……?しかし、よくよく聞いてみると、驚きの事実が分かりました。Upload By 寺島ヒロずっと情報から遠ざかっていた母「実は、新聞を取るのをやめたのよ。ほんとは随分前からほとんど読んでなかった」母が言うには、新聞や本は細かい字が目につらくてほとんど読んでいなかったとのこと。私の本も全然読んでないのだそう。「随分前ってどれぐらい前?」と聞いたら、「還暦過ぎたあたりから」と!え?20年近くも読まない新聞を取っていたの!?思わず声に出すと「老眼になったから新聞はいらないと新聞屋さんに言えなかった。アンタには分からんやろうねえ……」と、母は言いました。「ばあば」を変えた母の日のプレゼント「でも、母の日にタブレット端末をもらったから、インターネットでニュースが読めるようになった。新聞屋さんにもタブレットで読むから要りませんは言える」。母が新聞をやめたきっかけはタブレット端末を手に入れた事だったのです。「タブレットだとピンチアウトでいくらでも拡大できるので、これまで読んでなかったような記事も読むようになった」と、母。そのうち発達障害についての記事も目に入るようになり「発達障害ってこういうことだったんだ!」と、初めて知ったのだと。そして孫たちが小さかった頃のことを、夜になるといろいろと思い出すようになったのだそうです。Upload By 寺島ヒロ「今思えばタケルは本当にふざけてなかったし、体が思ったように動いていなかったのだ。その時は腹立たしく、そのまま放ってしまったが、何か良くないことをしたという思いが私の中にも残っていたのだろう……。忘れられなかった」と母は言いました。「その時にタケルが『(祖母からそれをふざけていると言うんだと叱られたので)これがふざけているということなのか……?』とポツリと言った言葉と、幼稚園児とは思えないような深刻な表情が今でもまざまざと思い出される」「妹のいっちゃんにも私はいろいろしとるやろうなあと思う」と続けました。15年の時間とデジタルの進化のおかげ母親の私からすると、まあまあそういう事があったんだろうなあ、とは思っていました。子どもたちは祖母の家から帰ってくると不安定になったり、誤学習をしていたりしたので、後からのフォローも大変でした。しかし、それでも当時は実家に預ける他に選択肢はなかったのです。母は今年80歳です。元職は学校の職員でした。私の子どもだけではなく、発達障害のある子どもに不適切な接し方をしたことは一度や二度ではない、むしろ忘れていることの方が多いのかもしれません。それだけに「子どもたちに謝りたい」と言ってくれたことには驚きました。意外と子どもたちには「意外ではない」?子どもたちを「ばあば」とのWeb電話に呼んだところ、「やっぱね、そうじゃないかと思ってたよ」「昔の教育を受けた人だもん、仕方ないよ。気にしてない」と2人して同じようなことを言っていました。若い時分に家を出た私と違い、子どもたちは老いた母と一緒の時間を過ごしていたので見抜いていた部分があったようです。もしかしたら、娘には弱みを見せないようにしていたのかもしれませんが……。以前発達ナビのコラムで、シルバー世代の親には理解を求めない、「分からないから」と任せてもらえた方が気楽と書かせてもらったのですが……歳月とデジタル技術の進歩のおかげで、私と母との距離は少し縮まったかもしれないと感じています。執筆/寺島ヒロ(監修:新美先生より)すごいエピソードで感動して読ませてもらいました。寺島さんも以前に書かれていたように、シルバー世代の方々は生きてきた時代が違うので、発達障害について理解してもらえない場合は、無理に理解してもらおうと思いすぎないほうがいいと思うことは多いです。そんなシルバー世代のお母さまが、80代になって、タブレット端末で情報を再び得られるようになったら、お孫さんの幼い頃のことを振り返って、謝らなければというお気持ちになってくれるなんて、柔軟な思考の素晴らしいお母さまですね。老眼で新聞を読むのをあきらめていた20年がもったいないように思ってしまいますが、80代になっても情報を保障してくれるタブレット端末というものが出てきたこともうれしく思います。情報を正しく受け取れれば、人間の思考も変化してくるということでもありますね。これは発達障害のお子さんの情報保障にもつながる話だと思いました(本人に分かるように視覚支援等を用いることで、理解できること、できるようになることが増えるという構図が重なると感じました)。興味深いエピソードを聞かせていただきありがとうございました。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2023年10月09日出産そして子育てに奮闘する小梅と、その夫で性格にやや難がある!?やっくんの物語です。電話をしている間に小梅の娘・麦ちゃんと姉がいなくなったことに気づいた小梅は、母に行き先を尋ねました。どうやら咲良は、麦ちゃんを連れて車で出て行ったようです。母は咲良に金銭的な援助を受けているため、「お姉ちゃんの言う通りにしてほしい」と言い出します。母は味方ではないと悟った小梅は、自分ひとりで麦ちゃんを探すと家を飛び出しました。咲良が行きそうなところは、やっぱりやっくんのところ。小梅は美容室へ向かい、やっくんが咲良に電話をするとーー。やっくんからの電話に出た咲良。やっくんからの電話を喜び、今日は新居に帰ってきてと伝えます。小梅とやっくんはまだ離婚すると決まっていませんが、咲良はすでに新居の準備を進めていました。咲良のペースに付いていけないやっくん。鬼気迫る様子に脅威を感じるものの、どうすることもできません。一方の小梅はやっくんから住所を聞き出し、娘の元へと急ぎます。ドアの前まで来ると、麦ちゃんの泣き声が……。ドアを叩くと咲良が顔を出しました。 子どもは私たちが育てると主張する姉 咲良の居場所を突き止めた小梅。部屋からは麦ちゃんの泣き声が聞こえるので、一刻も早く娘に会いたい……。しかし、咲良は部屋に入れたくない様子です。そこで小梅は、「私が離婚に応じなければ、離婚届を出せないよ?」と、自分がキーパーソンであり、自分がいないと2人が結婚できない事を匂わせました。やっくんと結婚したい咲良はしばらく考え、離婚届にサインすることを条件に小梅を部屋へ入れました。 麦ちゃんの元へ駆け寄る小梅。「お姉ちゃんは麦の伯母じゃない。夫の不倫相手に麦は渡せない」と咲良に伝えますが、麦ちゃんは私とやっくんで育てると聞きません。やっくんと咲良の2人で新生活を始めてほしいと小梅が言い返すも、小梅がシングルマザーになって子どもを育てられるはずがない、子どもには父親と母親が必要だと話します。1歳の子どもを育てながら仕事ができるのか?保育園に落ちたらどうするのか?贅沢な暮らしはさせられないよね?と小梅を質問責めに。 そして、自分とやっくんなら小梅にきょうだいを作ってあげられると言い出し……。自分たちと一緒にいた方が麦ちゃんは幸せになることを主張。やっくんだけでなく、麦ちゃんも差し出すように迫る咲良でした。 小梅とやっくんはまだ離婚話もしていませんが、咲良の暴走がどんどん激しくなっていますね。咲良の独りよがりの言動に周囲が振り回されていますが、小梅は麦ちゃんのことを思って手放すのか、それともシングルマザーとして育てていくのか。小梅の返事も気になるところです。 紙屋束実さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
2023年10月05日10月4日、元うたのおにいさん・横山だいすけ(40)が、TikTok動画の内容について自身のブログで謝罪した。横山は’08年から’17年まで、『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)の11代目うたのおにいさんとして活動しており、現在はファミリー向けのミュージカルやコンサートなどに出演している。横山については、自身のTikTokに『粛聖!! ロリ神レクイエム☆ / しぐれうい(9さい)』の楽曲のダンス動画をアップしていた。この曲は多くのTikTokerによってダンスが真似される人気楽曲だったが、歌詞に“触ったら逮捕”、“粛聖ロリ神レクイエム”などの言葉が含まれるなど、小児性愛やロリータ・コンプレックスをテーマにしたものだった。そのため、”子どもに関わる仕事なのに”と、SNS上では横山への批判が殺到することに。これらの反応を受け、10月4日の深夜1時、横山は自身のブログを更新。《この度TikTokの使用楽曲につきまして皆様から多数のご意見をいただきました。今回、曲の歌詞、及び背景を把握せず、流行りという理由だけでダンスを真似て投稿してしまいました。応援して下さってる方を深く傷つけてしまったこと、また、多くの方を不快な気持ちにさせてしまったこと、大変申し訳ございませんでした》と、謝罪した。今回は曲の内容や背景を確認せずに動画を投稿してしまったという横山。今後についても、《全ては僕の不徳の致すところです。皆様からの声を真摯に受け止め、この様なことが決してないよう努めます。また今後はコンテンツに関しましてきちんと精査、内容把握をした上で責任を持って発信してまいります》と再発防止に取り組んでいくことを記した。問題になった動画は、ブログ投稿までに削除されている。同楽曲については、10月2日に学校教材や知育商品を製造・販売する株式会社アーテックが、MV内に出てくる防犯ブザーを自社製品がモデルであると公認するようなSNS投稿を行い炎上、“著しく配慮と自覚を欠く極めて不適切な行為”だったと謝罪したばかりだった。
2023年10月04日ひとりっ子の我が家は、学校での情報収集に躍起になっていました。何度か学校行事に参加するうち、お兄ちゃんがいるママと仲良くなり、何でも話す仲に。ですが、ママ友のある言葉がきっかけで疎遠になりました。ママ友と仲良くなりすぎて…ひとりっ子の我が家は、学校での情報収集に躍起になっていました。何度か学校行事に参加するうちに、お兄ちゃんがいるママと仲良くなりました。お兄ちゃんがいるので、勉強や学校生活についても先取りで教えてもらうことが多かったです。 何でも話す仲でしたが、違和感を感じるようになったのは夫婦生活のアドバイスをされたこと。うちはひとりっ子で満足しており、かつ私の健康面の問題があり2人目は難しいとお医者さんに言われていました。それなのにママ友は、「きょうだいはいいわよ」としつこく言うように……。 彼女と縁を切ることになったのは「きょうだいがいない〇〇くんがかわいそう」と言われたから。兄弟姉妹がいれば楽しいだろうと考えることはありましたが、ひとりっ子がかわいそうという偏見にびっくり。心の奥がすっと冷めるのを感じました。ママ同士は、子供同士の関係性で距離感を図るのが良いのかなと思いました。 ◇ ◇ ◇ ママ友同士、距離が近すぎると心地よい関係が壊れてしまうこともありますよね。ほどよい距離感で付き合いたいですが、仲良くなるとそれが難しいことも……。合わないと思ったら、少しずつ距離を置くという選択も必要ですね。 作画/森田家著者:伊藤和子パートで働く1児の母。
2023年09月22日レトルトや冷凍の食品トレイの匂いが気になる…嗅覚過敏のわが子たちわが家では、基本的に私がほとんどの食事を手づくりしています(たまに外食する事はあります)。夫がⅠ型糖尿病で食事内容に若干の制限があることと、子どもたちに嗅覚の過敏があり、レトルトや冷凍食品のトレイが電子レンジで温められたときの匂いを大変嫌うためです。Upload By 寺島ヒロスーパーのお惣菜やレトルト食品など出来合いで食べられるものを、いろいろ試して見つけ出すことができれば、私の家事の負担が減って良いかなーとは思います。でも、試しに買ってきたものを食べられないとなったとき、わが家の子どもたちは断固として残してしまうので、「食べ物を残すなんて!」という心理的負担に私が耐えきれず、結局いつも手づくりしてしまうのです。限界オカン、家事を放り出すの巻今年の3月、春にしては急に暑くなった日がありました。その暑さと疲れから、私には食事をつくるエネルギーがもう残っていませんでした。料理をするどころか、献立を考えるのも、お弁当を買いに行くのも面倒!と思った私は、夫に「今日は晩ごはんのこと考えたくない!お父さん、子どもたちと買い物に行ってなんか買ってきて済ませて!」とアバウトに言い放ち、暗い部屋で映画を観て寝落ちしてしまいました。夜中に目を覚ますと驚きの光景が……!少し寝てすっきりして、夜中に目を覚ますと……娘と息子が土気色(つちけいろ)の顔をして、オレンジの手元灯のみが照らす薄暗い部屋に並んで座っていました。四角いテーブルの一辺に並んで座っているのはちょっと異様な光景でした。Upload By 寺島ヒロ何があったのか夫に聞いてみた起きてきた夫に尋ねたところ、私が寝た後、子どもたちと一緒にショッピングモールに行き、それぞれが好きなレトルトカレーを選んで購入して、ご飯を炊いて食べたのだそうです。「ずっとごきげんだったよ?」という夫。娘と息子も、特に何かあったと認識しているわけではないらしく、私が起きていると気がつくといつも通りに会話をしてきました。しかし、明らかに元気がなく顔色が悪いのです。平気なつもりで体に不調が出てしまうその日から、2人の精神状態は大変不安定になってしまいました。息子と娘はそれぞれテストを控えていたのですが、息子は何度もストレスから嘔吐してしまい、脱水症状寸前に。娘も、今まで何も言っていなかったのに、「テストができなくて2年生に進級できなかったらどうしよう」と繰り返すようになり、寝つけなくなりました。テスト前日は2時間ほど布団の中で震えた後、薬を飲んで眠りにつきました。ルーティンが崩れたら体調も崩れる?どんなことでも、彼らは非常に繊細な感じがします。今回はテストは無事に受けられたものの、原因の分からないめまいや頭痛、だるさなどの体調不良に悩まされ、なかなか回復しませんでした。わが家の凸凹きょうだいには、私が目の前で料理して、その間ちょちょい話をして、一緒に食事をして、食べ終えたら「風呂に行きなさい」とか言う儀式がないとダメだったみたいです。ルーティンが完成しないと感じているのかもしれません。正直面倒なことこの上ないですが、こういうことも考慮して将来の自立について考えなければいけないのだなあと思うのでした。執筆/寺島ヒロ(監修:初川先生)ヒロさんの不調、そしてきょうだい2人の不調エピソードをありがとうございます。今年の夏は異様に暑かったですね。暑さにやられて、食事をつくるどころではない状態になるのも分かります(同じような思いをされた方も多いですよね、きっと)。さて、私はこれはルーティンが崩れたからきょうだい2人が不調になった面ももちろんあると思うのですが、そのほかにも要因がなかったかは検討してもいいかなと思いました。ヒロさんが不調で家事ができずに寝たことを2人はどう捉えたのか、それをお父さんは2人にどんな風に話したのか、そのあたりが気になりました。誰しも体調が悪くなることはありますが、それがすぐに治るものと捉えるか、何か良くないことが始まる前兆のように捉えるか、そのあたりは(大人だとニュートラルに捉えられますが)子どもだと悪いほうに捉えてしまうこともあるかもしれません。こういう場合に、例えば「いつもお母さんは元気とは限らないんだから、一人でも自分の食事くらい用意できるようになっておかないとね!」といった激励の言葉を仮にお父さんがかけたとすると、そのプレッシャーも感じてしまうかもしれません。そして、そもそもヒロさんが不調になるくらいの暑さなので、元々みんな調子崩しかけていたのかもとも思います。そこにテスト前という条件が重なっていたら、なかなかに厳しい状況だったのかなとも想像します。ルーティンを守ることは発達特性の強めのお子さん方が安定した日々の生活を営む上ではとても大事なことです。しかし、子どもは成長し、また親は歳を取ります。年月の経過以外にも今回のように突発的に何らかの出来事が生じることはあります。そうした場合に備えて、「ルーティンその2」のようなもの(非常用ルーティンのようなもの)を事前につくっておき元気なときに試しておくか、あるいは通常ルーティンにある程度の余白(柔軟に変更の入る余地)があるとよいのだろうなと感じました。ヒロさんがいつもいつも元気でいられたらいいのですが、それなしではきょうだいの安定が図られないのだとしたら、やはりそこには持続可能性という点で、長期的にリスクを抱えているようにも感じます。誰かが頑張ることで維持される仕組みは、実はそこが損なわれたときにみんなが苦しくなってしまう可能性があるのです。持続可能性という点から、ルーティンの点検をしてみることも、良い変化や気づきをもたらしてくれるかもしれませんね。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2023年09月22日ほかの子どもとの差を感じてしまう展示物。不器用なわが子たちわが家には自閉スペクトラム症とADHDのある18歳の息子と、自閉スペクトラム症と場面緘黙、斜視がある15歳の娘がいます。二人とも1歳半健診で要観察となりました。診断らしい診断は小学校に入ってから受けましたが、下の子は幼稚園ではなく療育園に通っていました。そんな二人はそろって不器用さがありますが、それぞれ不器用な箇所は異なります。息子は粗大運動は得意なので走るのも速いのですが、手先が不器用。そして、体育ではあまり困ることはないものの、よく転びます。一方娘は手先は器用な面もあるのですが、転びまくり、ケガしまくりです。成長するにつれて多少は改善されてきていますが、それぞれの不器用さは今も継続中です。小学校の頃は授業参観の展示物を見るのをとてもつらく感じていました。絵、習字、作文の文字などが下手で、ほかの子どもたちの展示物と比べると全く違うのです。一人だけ幼稚園から成長してない子どもがいる……という印象でした。Upload By ユーザー体験談大きくなるにつれ読める文字が書けるようになったので、現在は書字に問題は感じていないのですが、当時の私はそんな未来のことまで考えられず、わが子たちと他人との差ばかり目について落ち込んでいたのです。今なら、子どもたちはちゃんと成長するよ、そんなに苦しまなくてもいいよと伝えてあげたいです。そのスプーン何もすくってないよ⁉空のスプーンを口に運ぶ息子にびっくり!息子の忘れられないエピソードは“スプーン事件”です。指先が不器用だった息子は、長くスプーンを使っていました。ですが、スプーンもなかなかうまく使えないので、食べ物をすくえないことが多々ありました。ですが、すくったつもりなのか、何ものっていないスプーンをそのままパクっと口に持っていくのです。その光景を見たときは「そのスプーン何ものってないよ!?」とびっくりしてしまいました。Upload By ユーザー体験談これくらい不器用だったので、箸が使えるようになるか心配だったのですが、これには救世主が登場しました。幼稚園の先生です。先生が丁寧に2年間、毎日毎日、とにかくゆっくり、叱らず焦らず指導してくれました。先生が見つけてくれた使いやすい箸は、ニスなどで塗られていない四角の握りやすいもの。手のサイズに合わせて長さにもこだわってくれました。これを使い「特別なお箸だよ」「きっとうまくいくね」とポジティブな雰囲気で誘ってくれ……なんと小学校入学前にお箸を使えるようになったのです!息子の不器用さを思うと、箸が使えるなんて奇跡……と思わざるをえません。幼稚園の先生には、今も感謝してもしきれないです。Upload By ユーザー体験談また、運動神経の良さに助けられている面はありつつも、いろいろとバランスが悪い息子。ただ道を歩いているときも、よく溝に落ちてしまいます。そして運動会では転ぶ転ぶ……。徒競走などでは誰かに近づくと距離感が掴めないのか転びがちです。そこから立ち上がって追い上げると、今度は自分の足につまづき転がりながらもでんぐり返しで起き上がり再度追い上げ……。だいたいいつも2位か3位争いをしていました。転ばなかったら1位になれたと思うのですが、惜しいですよね。息子も悔しそうにしていました。遠足で20回以上……頻繁に転ぶ娘。同じ場所ばかりケガをして娘は指先は息子に比べれば器用なのですが、驚くほど頻繁に転びます。遠足ではだいたい20回以上転んでいます。膝のキズが絶えません。いつも膝の同じ場所をケガした結果、その場所からクマの毛のように太い毛が生えてくるほど……!「膝を守るんだ」という意志なのでしょうか!?先生もびっくりしていました。Upload By ユーザー体験談また、転びすぎてキズがひどくえぐれてしまうと、赤く腫れあがってしまうこともあります。そういうときは、治療は半年コース。塗り薬を出してもらい半年欠かさず塗り続けます。なぜここまで転ぶのか……不思議に思っていたのですが、中学になって斜視が発覚しました。もしかしたらこれも娘の転倒に影響があったのかもしれません。二人の不器用さを克服させたい!母がチャレンジしたこと小さな頃から二人とも不器用さを指摘されていたため、私もいろいろなことを試しました。体操教室やスイミングにも行きましたが、苦手だと最初からわかっていることはやりたくありませんよね。コーチには不器用であることなど状況を伝えて見てもらっていましたが、プールでは静かにおぼれたり、何もしていないのにプールサイドから落ちたりとなかなかうまくいきませんでした。療育でも運動をしてくれるところがありますが、当時はなかなか空きがなかったため、私はよく子どもたちをアスレチックに連れて行きました。ハイハイ運動をしたり、丸太渡りやトランポリンでバランス感覚を鍛えたり……。また、100均のものを使って指先訓練用のアイテムを作り、箸で掴むゲームにも取り組みました。これらが具体的にこういう効果を上げたということは言えないのですが、遊びに取り入れて取り組めたので楽しい思い出にもなり良かったと思います。むしろ、もっとたくさんやっていればと思っています。不器用さのある2人だけど……これからも笑って元気に過ごしてほしい不器用な二人ですが、大きくなるにつれてやれることも増えています。小さい頃、私が小学校の掲示物の前で感じた切なさは、私の中ではもう吹き飛んでいます。不器用さもそれぞれですが、性格も正反対な兄妹。母としては、二人とも不器用さを苦にせず、失敗してもくじけず、笑って元気に成長していってほしいです。イラスト/星河ばよエピソード参考/梛丹(監修:鈴木先生より)母子手帳には1歳半や3歳時健診の左側に親がチェックする項目が列挙されています。最後に「子育てに困難を感じましたか」という項目があり、私はそこを一番重要視しています。普通なら「いいえ」に〇がついているのですが、私の外来に来るお子さんについては「どちらともいえない」や「はい」に〇のついているケースが多々見受けられます。それでも健診担当の保健師さんからは何もコメントのもないまま通過しています。できるだけ早期に介入し、療育を開始するのが望ましいのですが……。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2023年09月21日4人きょうだいの第1子である息子がまだ2歳半だったころ、とても不思議な言葉をしゃべっていました。それは「いちごたんたんしー」。第2子の里帰り出産のために実家にいたので、祖父母と私は「いちごたんたんしー」が何のことか頭を悩ませていました。その謎が6年越しで解決したうれしい体験談です。「毛の生えたひよこのおもちゃ」かな?当時、息子が「いちごたんたんしー」と言いながら、絵本の毛虫を指さしたり、引っ張ると伸びるひよこのスクィーズのようなおもちゃを持っていたので、「いちご」は「毛やつぶつぶのこと」で、「たんたんしー」は「ひよこ」かなと祖父母と私は勝手に解釈していました。 また他にも「たんぴんぽー」が「ピーターパン」のことだったりと数日後に理解できることもあったので、そのうちわかるだろうと思い、謎は謎のまま忘れていきました。 6年後、ある虫の大量発生がきっかけで……いつしか時は流れ、「いちごたんたんしー」のことも思い出と化していたころ、6歳年下の次男が2歳半になり、大発見が起こったのです。私たちの暮らす家は田舎のやや古い家なので、部屋の壁の隙間にとある虫が卵を産んでおり、大量発生したことがありました。 その虫とは、次男が大好きな「てんとう虫」です。てんとう虫を捕まえるたびに次男は「たんたんしー」と言っていました。次男が「たんたんしー」というたびに、忘れかけていた記憶がよみがえり、そしてつながりました。 6年の時を経てすべてがつながった瞬間「いちごたんたんしー」とは、「いちごみたいな色のてんとう虫」のことだったのです。その事実を知ったとき、うれしくてひとりでニヤニヤしてしまいました。かわいくて仕方ないので、次男に何回も「これなあに?」とてんとう虫を指さし、「たんたんしー」と言ってもらうほどでした。 その後、息子と祖父母に報告し、懐かしさを分かち合ったり、4人の子どもたちとアルバムをめくりながら、それぞれの成長していく様や思い出話に花が咲きました。 あれからしばらく経ち、次男は「てんとう虫」とはっきり言えるようになりました。「いちごたんたんしー」は印象深かったので覚えていましたが、子どもたちが言っていた名言はたくさんあれども、すぐに忘れてしまうことが多いです。せっかくの思い出や成長なので、すぐに思い出せるようにしっかり記録に残していこうと思った体験でした。 監修/助産師 松田玲子著者:やましたくるみ2男2女の母。結婚を機に田舎に移り住み、のんびり子育てを楽しみながら、自身の体験談を中心に執筆中。
2023年09月04日きょうだい児として育ったはちみつこさん。きょうだい児とは、障害や病気などを兄弟姉妹に持つ子どものこと。はちみつこさんにはふみちゃんという妹がいるのですが、子どものころから少し「あれ?」と感じることが多くありました。そんな矢先、「就職したはずの妹が解雇になった」と母親から電話を受けたはちみつこさん。結局ふみちゃんははちみつこさんが住むB市に引っ越すことが決まったものの、家賃はすべて母親持ち。自分とあまりにも違う扱いを不公平に感じ、はちみつこさんはふみちゃんへのイライラを抑えられません。はちみつこさんがふみちゃんにイラ立ちを募らせていたのは、当時の仕事上での待遇にも原因があったようで……?そして3年後。妹との関係は… しばらくの間ふみちゃんと距離をおいていたはちみつこさん。そんな2人の関係を変えるきっかけとなったのは、はちみつこさんの出産でした。母親から、ふみちゃんははちみつこさんにずっと憧れていること、女性としての幸せを望めない可能性があることなどを聞いたのです。親になったからこそ、母親のふみちゃんへの気持ちを理解できるようになったはちみつこさん。今ではピンチのときに助けてもらうなど、ふみちゃんを頼りにしています。まだふみちゃんを心配に思うこともあるはちみつこさんですが、限りある人生の中で、家族と暮らす「今」という時間を大切にしたいと思っているのでした。 はちみつこさんが感じたように、「親になって初めてわかった」という経験をしたことがある方は多いでしょう。たしかに、マイペースなふみちゃんとしっかりもののはちみつこさんに対し、母親の対応は平等ではなかったかもしれません。 ですが、母親はどちらの子のこともしっかりと愛していたはず。 人のきょうだい関係を羨ましく感じることもあるかもしれませんが、家族の存在は何にも代えがたいものです。 自分の家族だからこそ築ける、かけがえのない関係を大切にしていきたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2023年08月31日発達障害の姉と妹は仲良し姉妹わが家には3歳差の仲良し姉妹がいます。自閉スペクトラム症、ADHDがある姉(現在中1)は、小1~小3は通常学級(小1は加配あり)、小4~小6は特別支援学級(情緒)、中学進学後も特別支援学級(情緒)に引き続き通っています。普段は素直で優しい姉ですが、こだわり強め、癇癪頻発、また特性から1日中しゃべり続けていることもあります。記憶力が良いため昔のことをよく覚えていて、特につらく悲しい記憶が抜けない面があります。以前交流級の男子数名からいじめにあったことがあり、学校へ行くことが怖く現在は不登校を選んでいます。妹(現在小4)は、周りをよく見ていて常に気配りできる子どもです。いつも自然に姉の面倒を見てくれていて、声かけのタイミングや話の聞き方は療育の先生より上手と思えるほどです。二人の関係は良好です。妹が姉のやりたいことを優先してくれることもありますが、妹が対戦ゲームをしたいときなどは、姉を誘って一緒に遊んでもらうこともあります。姉は話を聞いてもらいたいタイプなのですが、脈絡なく話してしまったり、話が飛び飛びになったりもするし、聞き取りにくいことも多々あります。それでも妹は相づちを入れつつ「ちゃんと聞いているよ」という姿勢で姉との会話を楽しんでいるようです。このように妹は話の聞き方一つにしても、親以上に姉への対応が上手だなと感じています。それは4歳の頃から自然に身についていったように思えます。Upload By ユーザー体験談4歳から自然と身についていた姉への「声がけの仕方」妹は小さい頃から”周囲の人を助けたい”と思う性格のようで、園や学校のお友達が困っていると自然と手助けをしていましたし、姉のフォローもいつもすすんでしてくれています。姉は話しかけられても気づかないことが多いのですが、妹は4歳くらいの頃から、姉に話しかけるときは姉の視界に入る場所に移動して名前を呼び、一旦注目させてから話すということを自然と行っていました。普段私がそのように話しかけている様子を見て、自然に習得したようです。妹が年長くらいになると、出かける際、姉に「〇〇(姉の名前)、□□(場所)に行きます。あわてないで準備します」などと姉に声がけをするようになりました。姉のパニックや癇癪に事前に気づいてくれるまた、妹は姉のパニックや癇癪に対して、落ち着くまでそっとしておいたほうがいいときと声がけをしてあげたほうがいいときの違いを感覚的に掴み、対応してくれます。それも妹が4歳頃から自然と行っていたように思います。姉がパニックや癇癪を起こしたときは、落ち着くまで待つのが1番の対応になります。妹はそのときも何も話しかけずただ待っています。そして、おさまったタイミングで、「落ち着けてよかった」など声をかけて、パニックや癇癪を起こしたことは責めません。ちゃんと落ち着けたタイミングを見極められていることもすごいことだなぁと思います。また、姉がパニックを起こしそうになる状態に気づくのがとても早く、先生がそれに気づかず進めていると、「〇〇(姉の名前)大丈夫?ちょっと休む?」と絶妙なタイミングで声をかけています。妹の声かけがもう1分遅かったら癇癪を起こしていただろうと思うことが何度もありました。癇癪を起こしてしまうと長いし、本人も周りもつらいので、一瞬の表情の変化や動きで気づいて助けてくれる妹にはとても助かっています。また姉も「ありがとう、ちょっと休みたいな」と妹の声がけだと素直に応じられることが多いです。Upload By ユーザー体験談姉のパニックを最小限に抑えてくれる妹のすばやい状況理解と対応以前療育施設で、姉と妹だけ別の部屋に案内されたときの話です。案内された部屋には、学校の机と椅子があり、その部屋に案内された時、一瞬姉の動きが止まりました。瞬時に妹はその動きに気づき「やばい!」と思ったそう。やはり姉が癇癪起こす直前の状態、体が強張る様子になっていました。いじめられて不登校になった姉は、学校を思い出させる机と椅子がとてもつらく、耐え難いものでした。療育の先生はそのことを知らなかったということもあり、異変の理由に気づきませんでした。私は、姉が学校の机と椅子が嫌なことを妹には話していなかったのですが、妹は姉が学校を連想したのかもしれないとすぐ気づき、部屋に入る前に「このお部屋は学校みたいだから〇〇(姉の名前)は苦手みたい」と療育の先生に教えてくれました。また姉には「この部屋はいやだよね。無理しなくていいと思うよ」と穏やかに声をかけていました。Upload By ユーザー体験談その後、妹が姉にその後の予定を話し、落ち着かせようとしてくれました。姉も一旦落ち着きかけたのですが、少しパニックになってしまったため、その日の療育はそのまま終わってしまいました。ですが、あのまま案内された部屋に入っていたら、1週間は荒れていたと思います。妹の気づきと素早い対応のおかげで、その日1日荒れる程度で済みました。これからも仲良し姉妹で!姉は少しでも過ごしやすいように、妹には好きを優先してほしいこのように妹には姉だけでなく、私もとても助けてもらっています。ただ、優しすぎて自己主張が苦手な面がある妹。いつも負担や我慢ばかりさせているかと思うと、親として申し訳ない気持ちもあります。ですので、母と妹2人で出かけたり、ぎゅーっと抱きしめることは欠かせません。Upload By ユーザー体験談親としては、二人がこれからも仲良し姉妹でいてもらいたいというのが何よりの望みです。姉は、素直で優しい部分はそのままで、気持ちのコントロールを徐々にできるようになってもらい、悲しみばかりに囚われず少しでも過ごしやすくなってもらいたいです。妹は……いつも自分の気持ちよりも相手のことを優先しがちなので、もっと自分のやりたいこと、好きなことを優先できるようにになってもらいたいです。サポートには本当に助かっていますが、妹には妹の人生があると思うので、その部分は我慢をさせないように親としても注意して見守っていきたいです。また妹は、家では姉をサポートし、学校では特別支援学級の子をサポートしているようです。本人も人を助けたい思いが強く、大人になったら姉の通う療育施設の先生になろうかなと話しているので、療育の先生になって支援が必要な子やその家族の支えになる存在になってくれればと思っています。イラスト/カタバミエピソード参考/naco.(監修:森先生)とっても良い妹さんですね。お母さんから妹さんへの配慮も、大変素晴らしいと感じます。発達障害のある子どもが成長するためには、親だけでなく家族全員の協力が得られるとより良いですよね。親だけではケアできない部分もあり、同年代のきょうだいからケアしてくれることは、とっても助かるでしょう。ただし、パニックや癇癪の対応は、大人でも疲れてしまうこともあるくらい大変なことです。「きょうだい児」がどんなに優秀でも、親はそれに甘え過ぎないことが大切です。「きょうだい児」にも、安心して家族に甘えたり、ときに反抗したりすることも必要です。「きょうだい児」とのコミュニケーションも大切にして、ときに親と2人っきりで甘えられる時間を意識的にとってあげること。「お世話をしてくれるから」でなく、「その子自身を愛している」こと、「その子のやりたいことを応援している」ことを、これからも今の調子でしっかりと伝えられるといいのではないかと思います。
2023年08月31日きょうだい児として育ったはちみつこさん。きょうだい児とは、障害や病気などを兄弟姉妹に持つ子どものこと。はちみつこさんにはふみちゃんという妹がいるのですが、子どものころから少し「あれ?」と感じることが多くありました。そんな矢先、就職したはずの妹が「解雇になった」と母親から電話を受けたはちみつこさん。心配になり一人暮らしをするふみちゃんの部屋を訪れると、そこは自分の部屋とは雲泥の差の広さと設備の部屋でした。しかも母親がすべて準備したと知りはちみつこさんは自分への愛情の差を感じます。退去日の迫った部屋の退去準備もままならないふみちゃんの荷造りを手伝い、部屋を後にしましたが、その後、マイペースすぎる妹との同居を母親から提案され……。ふみちゃんの就職が決まるまで金銭的なサポートはすると母親は言いますが、仕事が忙しく心の余裕がないはちみつこさん。「いいよ。」と答えることはできませんでした。次に母親が提案してきたのは… はちみつこさんが住むB市にふみちゃんを住まわせることにした母親は、不動産の本契約を2人で行ってほしいとお願いします。 「一緒に住むよりはいいか……」と受け入れたはちみつこさんでしたが、ふみちゃんは相変わらずマイペース。加えて働いているはちみつこさんより好条件の物件に住むようです。 これまでの不満が募っていたこともあり、つい母親に文句の電話をかけてしまうはちみつこさん。 結局母親の気持ちを尊重することにしたものの、ふみちゃんの理解できない言動の数々に思わず本人にイライラをぶつけてしまうのでした。沈黙を貫くふみちゃんが本当はどう感じていたのかはわかりませんが、今の状況を姉からよく思われていないことは理解していたはず。一方のはちみつこさんにとっては、母親から手厚いサポートを受ける妹を疎ましく思う気持ちがあったのでしょう。お互い思うところはあるかもしれませんが、家族は唯一無二の存在です。助け合えるのも家族だからこそ。2人が仲直りして、関係が修復できるのを祈るばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2023年08月30日きょうだい児として育ったはちみつこさん。きょうだい児とは、障害や病気などを兄弟姉妹に持つ子どものこと。はちみつこさんにはふみちゃんという2つ下の妹がいるのですが、子どものころから少し「あれ?」と感じることが多くありました。そんな矢先、就職したはずの妹が「解雇になった」と母から電話を受けたはちみつこさん。急遽ふみちゃんに会いに行くことになったのですが……。居眠りを繰り返したことが原因で解雇されたというふみちゃん。妹は真面目だと思っていただけに、はちみつこさんにはその事実が信じられません。ですが、実はふみちゃんの居眠り癖は学生時代からあったようで……?久しぶりに会った妹の様子は… はちみつこさんがふみちゃんの体型以上に気になったのが、自分とは比較にならないほど広くてきれいな部屋でした。 母親がふみちゃんのためにいろいろ負担していたことを知り、はちみつこさんは妹への嫉妬心をにじませます。 一方のふみちゃんは部屋を退去しないといけない状況であるにもかかわらず、マイペースを崩しません。 そんなふみちゃんとの同居を母親に提案され、嫌な予感しかないはちみつこさん。「働きながらふみちゃんのサポートもしなければならないのでは……」と不安に感じてしまうのでした。 きょうだいのいる家庭では、親の愛情が平等ではないと感じたことがある人もきっといるでしょう。 親は同じように愛情を注いでいるつもりでも、子どもの性格によっては接し方を変えざるを得ない状況も。「なんで妹ばっかり」「私だけ愛情が薄い…」そんな言葉をもし子どもから掛けられたら、親としてはどう答えるのが正解なのでしょうか。 平等にしなければいけないとわかっていながらも、平等にするのが難しいきょうだい育児。 あなたが親なら、マイペースすぎるふみちゃんと、しっかりもののはちみつこさんのどちらとも平等に接することができますか?著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2023年08月29日忘れっぽい・片づけられない・口が達者な姉と、忘れられない・片づける・口下手な弟現在24歳の姉は、23歳のときに不注意優勢のADHD、15歳の弟は6歳の時に自閉スペクトラム症、13歳でLDと診断されました。姉の診断はつい最近ですが、小さい頃から忘れっぽい、片づけられない、そしてなにより口が達者でした。振り返ると特性があったと感じます。一方、弟はそんな姉とは正反対。いつまでも記憶が残り、几帳面で口下手、そして徹底してルールを守る性格です。昔はこの二人の間を取り持つのがとても大変でした。こちらを立てればあちらが立たず、まさに母である私は板挟み状態だったのです。姉を恐れる弟。母親を通して話しかけるようになったら姉が逆切れ。板挟みの私姉と弟は9歳年が離れています。そんな年齢差もあって、弟は姉を怖がって言いたいことも言えず、それが原因で癇癪を起こすことがありました……。姉が13歳くらい、弟が4歳くらいの頃のことです。弟が姉に話しかけたところ、姉が何かに夢中になっているタイミングだったようで、その際姉が「あーん?」「何?」とちょっと迷惑そうな、低い声で返事をしたそうなのです。その言い方が弟には怖かったようで、「もう少し優しく言って」とお願いしたそうなのですが、姉は特性もあって忘れてしまい、それから弟は返事が怖い、いつも怖い声の返事をされそうで話しかけられないと姉に怯えるようになってしまいました……。Upload By ユーザー体験談私からも姉に「優しく返事をして」とお願いしたのですが、何度言っても忘却の彼方。その後、弟は姉に話しかけたいときは私に「〇〇にこう言って欲しい」とお願いするようになりました。ですが、これに姉は「なぜ自分で言って来ないのか」と逆に腹を立てる始末。そして得意のよく回る口で弟を責め、弟はパニックに……。・弟は姉が何かに集中しているタイミングで声をかけない(4歳では難しかったと思いますが)・姉は怖い声ではなく、優しく返事をするという点がクリアできていれば防げていたんだろうな、と今となっては思います……。片づけられない姉 VS 絶対片づける弟また、弟は片づけが得意です。おもちゃを出してもキチンと片づけます。そんな弟と正反対の姉。やりたいゲームのカセットを探すために、持っているカセットを床に広げ、それを片づけないまま遊びだします。そうなると「今すぐ遊びたい姉 VS 何時までも出しっぱなしが許せない弟」です。お互い言葉の応酬となり、最終的には弟が大泣きして私が間に入ります。Upload By ユーザー体験談また、13歳で反抗期に入った姉は、警察さながら「片づけて」と取り締まる弟をよく思わず、さらに、私がキチンと片づける弟を褒める場面に出くわすたびにイライラしたようで、弟に対して、地味な嫌味を繰り広げていました。片づけが得意という弟も、まだ4歳です。片づけていても、欲しいパーツやミニカーがないと大騒ぎすることもあります。それを見た姉は、「片づけが上手いって言うのは、どこにどれがあるか分かっている人のことだよ。お前は片づけるのが下手!」と嫌な一言。この言葉には私も当然弟側に立ったのですが、どうしても年の離れた弟の肩を持つ私に対してもイライラするらしく、余計に口撃(口がよく回るので)が増えるだけになってしまいました。私は弟に、姉の言い方はよくないけれど、どこに何があるかわかるように、この箱にはミニカー、こっちはブロックをしまわない?などの助言をし、欲しい物がなくならない対応を提案したのですが、弟はこだわりが強く片づけ方を変えることは許してくれませんでした。このぶつかり合い、どうすれば解決できるのか……頭を抱えたものです。成長したきょうだい。24歳の姉、高校生になった弟とのトラブルは…今ではお互いに成長し、身体が娘より大きくなった弟は、言いたいこともズバッと言うようになりました。怯えていた幼い頃の姿はもうありません。ただ、片づけについては現在も正反対。二人とも自室があるのですが、姉の部屋は物が散乱し足の踏み場もない程ですが、弟はそれなりにきれいにしています。娘は客間に居座ることが多いのですが、それを息子は気に入らず「客間は、○○(姉の名前)の部屋じゃない。何でもやってもらえると思うなよ。自分の部屋をまず片づけろよ」と言っています。これに姉はうるさいなーという態度をとるくらいで、言い争いはありません。Upload By ユーザー体験談二人ともお互いの特性を理解し、今では仲が良くなりました。むしろ母はのけ者?最近は夜勤がある忙しい私のために二人して家事を分担して協力してくれたり、いつのまにか一緒に洋服を買いに行っていたり、ご飯を食べに行っていたり、ゲームの話を楽しそうに話したり……。むしろ母はのけ者扱いです。ここまで来るのにいろいろなストレスがありましたが、今なら「あんなこともあったよね」と笑い話ができる程になりました。Upload By ユーザー体験談二人きりの姉弟で、凸凹だらけ。だけど、できないところをできる人が埋めて上手くいくなら、協力しあって欲しいです。困っていることを声に出し周りに助けを求めることで、それに応えてくれる人が必ずいることを忘れずに、二人が前を向いて歩いて行ってくれることを母は願っています。イラスト/星河ばよエピソード参考/しのっぺ(監修:新美先生より)きょうだいそれぞれに特性が強いと、それぞれのこだわり・苦手ポイントがぶつかり合い、きょうだいげんかの収拾がつかないということはとてもよくありますね。一方にばかり我慢させたり、ひたすら対立しあったりしないしないよう、親としては両者の言い分をそれぞれ尊重したいものの、そう簡単にいかないこともありますよね。きょうだいでもモノや空間をできるだけ共有しないで、それぞれのテリトリーを確保するようにするというのは一つの方法です。それぞれ自分が尊重されているという実感が持てる状況で育つと、思春期を過ぎた頃には意外とほどよい距離間で、よい関係になっていくということはよく聞きます。一筋縄ではいかないものではありますが、教えていただいたエピソードのように、親御さんが両者の言い分を聞いて板挟みになりながらも、両方の思いを否定せず取り持っているうちに、いつの間にか関係がよくなってくれたというのはうれしいですね。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年08月29日きょうだい児として育ったはちみつこさん。きょうだい児とは、障害や病気などを兄弟姉妹に持つ子どものこと。はちみつこさんには2つ下のふみちゃんという妹がいるのですが、妹は4歳のとき、先天性疾患のため手術をし1カ月にも及ぶ入院生活を送りました。妹の入院に付き添って母親が不在の間、父親とともに祖母宅で心細く寂しい生活を送ったはちみつこさん。無事に帰ってきたふみちゃんとともに過ごすうち、少し「あれ?」と感じることが多くなっていき……。小さいころからおっとりした性格のふみちゃん。マイペースな妹に、はちみつこさんはときどき腹が立つこともあったようです。うちの妹ってなんか変…? 片付けができなかったり会話がかみ合わなかったり、次第にふみちゃんへの違和感を募らせるはちみつこさん。 妹にイライラする自分を責めたこともあるそうですが、大きなトラブルにならなかったのは、弟・しんたのおかげ。きょうだいが3人いたことでうまくバランスが取れ、母親が不在の中でも仲良く過ごすことができたようです。ところがその数年後、就職して家を出たはちみつこさんに母親から連絡が。 真面目な性格のふみちゃんが仕事を解雇されたとの話を聞き、はちみつこさんは急遽実家に帰ることにしたのでした。きょうだい間のバランスとは不思議なもので、誰かが欠けたら成り立たないという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。はちみつこさんたちも、お互いが良い緩衝材になっていたのかもしれませんね。きょうだいとして、ときには喧嘩したり言い合ったりしたこともあるはずですが、きっとそれぞれが仲介役として仲を取り持ってきたのでしょう。ふみちゃんの解雇はびっくりする出来事ですが、今回もきょうだいの力を合わせて彼女を支えてあげてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2023年08月28日きょうだい児として育ったはちみつこさん。きょうだい児とは、障害や病気などを兄弟姉妹に持つ子どものこと。はちみつこさんには、ふみちゃんという妹がいるのですが……?先天性の疾患で4歳のときに手術をすることになったふみちゃん。その間、はちみつこさんの生活はというと……。一番大変なのはふみちゃんだから…我慢しなきゃ 母親や妹に会えないだけでなく、夜は父親も不在という1カ月間を過ごしたはちみつこさん。 寂しさや心細さを感じますが、子どもながらに我慢しなければいけない状況だということはわかっていたようです。 ようやくふみちゃんが入院生活を終え母親と一緒に家に帰ってきたあとは、安堵の涙を流しながら眠るほどだったそう。そして何事もなく日常生活は元通り……。かのように思ったはちみつこさんですが、このころからふみちゃんに違和感を覚えるようになったというのでした。 環境の変化を受け入れるしかなかった、当時6歳のはちみつこさん。自分のわがままが大好きな両親を困らせてしまうことを、よくわかっていたのでしょう。そして小さい体で手術や長い入院期間に耐えたのはふみちゃんも同様。頑張る2人の娘たちを見て、両親もさぞ心を痛めたのではないでしょうか。全員にとってつらい時期だったかもしれませんが、乗り越えられたのはお互いを思い合えるはちみつこさんの家族だからこそ。 これからは、幸せいっぱいの生活が待ち受けていることを祈るばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2023年08月27日今年9月に5人目の赤ちゃんが生まれたばかりの共働き夫婦です。上のきょうだいは9歳の長女、7歳の長男、5歳の次女、2歳の三女がいます。5人の子どもたちが毎日笑ったり泣いたりと目まぐるしいほどです。でも、良いことばかりではありません。上の子4人によるきょうだい喧嘩は日常茶飯事。ここではきょうだい喧嘩について、私たち夫婦が気をつけていることをお話しします。 ルールを事前に決めておくこれはどちらかというと、きょうだい喧嘩を「未然に防ぐ」のが目的です。きょうだい喧嘩の主な原因はおもちゃを使う順番や回数、テレビを見る順番。そこでおもちゃで遊び始めたときやテレビを見始めたときに、回数や時間を事前に決めて子どもたちに伝えるようにしています。このとき、できるだけ具体的にルールを伝えます。たとえば「3回遊んだら、おもちゃを貸す」とか「このテレビは長いから、15分のタイマーが鳴ったら次の人の順番」と事前に決めておくのです。こうすることで、自然と順番を守るようになり、きょうだい喧嘩を防げました。仮にきょうだい喧嘩が起きたとしても大ごとになるのを防げるので、事前のルール決めは本当に大事だと実感しています。 夫婦でルールを一致させる「お母さんに聞いたらダメって言われたけど、お父さんに聞いたらいいよって言われた」。この状況を発生させないように、ルールや順番を決めるときは夫婦で統一するようにしています。決められたルールは「お母さんやお父さんのルール」ではなく、「お家のルール」だと子どもたちにわかってもらうためです。 また、「夫婦間のルールの一致」がちゃんとできていないと、私たちが原因できょうだい喧嘩になることもあるので、このことに関しては徹底するようにしています。 暴力は絶対ダメ!わが家の場合はほとんど口喧嘩ですが、たまに喧嘩相手を叩いたり蹴ったりすることがあるので、このときは真剣に叱ります。基本的に私か夫のどちらかだけがきょうだい喧嘩の仲裁に入りますが、相手に暴力を振るった際には夫婦で叱ることもあります。それくらい暴力はダメなことだとわかってほしいからです。 私たちの思いが伝わっているのかはわかりませんが、今のところは「殴り合いのきょうだい喧嘩」は起きていません。ですので、これからも「暴力は絶対ダメ」ということを夫婦で子どもたちに伝えていきたいと考えています。 きょうだいが多いわが家は、「ほぼ毎日、誰かが誰かと喧嘩している」のが日常です。ですが、私と夫はきょうだい喧嘩が一概に悪いものとは思っていません。喧嘩の数だけ、「仲直り」もしているからです。とてもバタバタした毎日ですが、これからも「仲直り」の回数を増やしていきたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 REIKOイラストレーター/CHIHIRO著者:守岡 みずほ
2023年08月25日「かわいい、かわいい」と言って育てたADHD次女は、自己肯定感が高い!わが家は3人きょうだいです。真面目で優等生な長女(29歳)、ユーモアがありいつもニコニコしている穏やかな長男(26歳)、そして14歳でADHDの診断を受けた次女(24歳)がいます。誕生を心待ちにされ、赤ちゃんの時から家族中で「かわいい、かわいい」と言って育てたためか、次女は自己肯定感が高く、むしろできないことだらけなのになぜそんなに自信満々?と不思議なほど。二次障害も起こらず、本当によかったと思っています。なぜそのように育ってくれたかといえば、次女が末っ子で、きょうだい仲良く育ったからだと思っています。Upload By ユーザー体験談きょうだい児である長女はみんなのお手本になってくれた存在、長男は次女と姉の橋渡し的役割を担ってくれました長女は、「お姉ちゃんは偉い」と下の子たちの尊敬を一気に集めている存在です。下の子たちは、いつも長女をお手本にしていました。ですので、親が言葉でガミガミ言わなくても「こうやればいいんだ」と自然に学んでいってくれたので、叱る場面が少なかったと思います。もちろん長女が完璧だというわけではないのですが、性格が真面目なので間違えたら自分で軌道修正をするタイプ。それをそのまま下の子たちは見習ってくれました。長女が長女であることは、私たち親にとって本当に僥倖でした。また、小さいころは2歳差の長男と次女が特に仲が良かったのですが、長男の明るいキャラクターが幸いしてか、次女と6歳違いの長女を仲間はずれにするということもありませんでした。娘2人で出かけたり、ガールズトークができるようになったのは、次女が高校生くらいになってからだったと思いますが、こうやって成長してから仲良くなれたのも、長男が長女と次女の間を取り持ってくれていたからでしょう。そして、次女。次女は、言い出したら聞かない、おこりんぼ、わがまま、そのくせ怒ったことをすぐ忘れて甘ったれてくる…そんな性格(特性?)がありますが、障害が分かるまでは次女のことは「絵に描いたような末っ子」だと思っていました(もちろん世の中の末っ子全員がそのような性格ではないですが)。「本当に末っ子だな~」と家族全員でほほえましく見守っていたのですが、それは長女、長男のおおらかさのおかげも大いにありました。次女が末っ子で本当によかったです!忘れ物、癇癪、忘れっぽい…特性によるトラブルはあったけれど、末っ子だから「あらあら…」程度でスルーできたそんな次女ですが、まったく特性によるトラブルがなかったわけではありません。次女のウィークポイントは忘れ物、失くし物、おねしょ、癇癪、その他服装などが若干だらしないところでした。小学校には制服があったのですが、上の子たちは帰宅後すぐに上着とスカート(ズボン)を脱いでハンガーにかけたのに、次女がそれをできるようになったのは、何百回も言ったあとでした(でも何百回か言えばできるようになることが分かったというのは、私にとっては収穫でした)。Upload By ユーザー体験談また、やりたくないことや嫌なこと、めんどうなことに限らず、楽しみにしていることでも忘れてしまいます。たとえば、学校から帰って「今日は○○ちゃんの家で遊ぶんだ~」と言ったのに、次の瞬間には本を読んでいて、「○○ちゃんの家に行くんじゃなかったの?」と声をかけると「あっ、そうだった」という感じです。上の子たちはそんな次女のことを「すごい難しいことを知っているのに、メチャクチャ赤ちゃんぽいところもある」、「みんなが知っていることを知らないで、誰も知らないことを知っている」と言っていました。そんな次女を上の子たちはリスペクト。次女に自信を与えてくれました。Upload By ユーザー体験談また、私にとって次女は3人目の子育て。最後の赤ちゃんだと思っていたので(実際そうなりました)、言葉が遅くてもおむつが取れなくても、「あんたはずっとしゃべらなくていいよ、ずっとおむつでいいよ」と言っていたくらいでした。次女は1歳くらいから上の子たちがしなかったイタズラはするし、1歳半になっても話さないし、いろいろ上の子どもたちと違うところは多かったです。ですが私も「あらあら…」という感じでめったにしかるようなことはなく、長女のときは「しっかり育てなければ」といろいろと厳しくしていましたが、2人目3人目になるにしたがっていい加減になってしまいました(笑)。でも、それが良かったのだと思います。現在国立大の医学部に通う次女。留年2年目、頑張っています!さて、次女は現在大学生です。一浪で国立大の医学部に入学し、一人暮らしをしています。でも留年をしてしまい現在は留年2年目で奮闘中です。一人暮らしの家でコロナ禍のオンライン授業に取り組むのは、次女の特性上非常に困難だったようです。今年度の始めに大学の相談室や学務課、担任の先生とたくさん相談して、いまは少しずつ受けられるようになりました。下宿の部屋も、これまで私が訪れると文字通り足の踏み場もない状況で、片づけるだけで3日くらいかかったのですが、一番最近行った時はかなり改善されていました。いきなり几帳面な人間に変身することはできないので、「これでは自分が損をする」という点から少しずつ良いほうに変わっていって欲しいと思って、いまは見守っています長女と長男はすでに社会人で、長女は結婚もしています。二人の子育ては完了、本当に素敵な大人になってくれました。母としては充分以上、感無量です。いまの子育ては次女一人。次女に集中できるようにしてくれて、助かっています。私の記憶する限り、一度もなかったきょうだいげんか。いつも「あんたたちの仲のいいことが、お母さんの自慢だから!」と言っていましたが、これからも言い続けていきたいです。Upload By ユーザー体験談イラスト/SAKURA※エピソード参考者のお名前はご希望により非公開とさせていただきます。(監修:森先生より)発達障害というものはあくまでも一つの個性であり、それ自体は良いものでも悪いものでもありません。環境が本人に合っていないと困りごとが出てくるというだけです。環境が合わずにストレスがかかってうつのような症状が出て本人が困ったり、環境に順応できずに暴れるなどして周囲の人が困ることは、一般に「二次障害」と呼ばれ、周りのサポートがしっかりしていて、周囲の人に受け入れられていると本人が感じられると、二次障害は起こりにくいと考えられます。また、身近にお手本となる人がいると、無理なく生活習慣を身につけることができますね。安心感を与えられると、「自分は大丈夫」という自信……自己肯定感が育ちます。自己肯定感が高いと、たとえ環境が変わっても、その都度その都度環境に適応できる方法を探っていくことができるのではないでしょうか。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2023年08月19日4人きょうだいの長男は高校生なので部活も忙しく、下のきょうだいたちと遊ぶことはなかなかありませんが、できるだけごはんはみんな一緒に食べるわが家。長男はマイペースで、2歳差の長女はみんなのお世話をよくしてくれます。ある日の夕食のときに、長男から11歳離れた次女に対して、「このままだったら嫌われるよ」と話し出したのです……!次女はわがまま?長男と長女は2歳差ですが、長女と次女は9歳差で、その下に4歳差で現在2歳の次男がいます。上の子2人は初めての育児で余裕もなく、怒ってばかりの育児をしてきたせいか、わりとその場の空気を読んで対応します。 私としては、歳が離れてできた下の子2人は上のきょうだいの協力もあり、育児の経験もあるので余裕をもって育てることができ、落ち着いて子育てができていると思っていました。そんなある日の夕食のとき、長男が次女に「そんなわがままな性格のままだったら嫌われるよ!」と話し出したのです。 次女の性格は…6歳の次女はまだ甘えたい時期ということもあり、自分のやりたいことや食べたい物を主張することがあります。 そのタイミングが周りの空気を読まず自己主張だけをするので、長男はそこが気になったらしく、「例えば、ぼくがせっかくきょうだいの分もドーナツを買ってきてあげて、食べたいものを選んだはずなのに、ひと口食べて次女はもういらないと言ったり、みんなで何を食べるか話しているときに全然違うものが食べたいと言ったり、そういうのは何か違うんじゃないか? 」と。 次女は理解できるかな?長男は次女の気になったところを話し、「自分はそういうところが嫌いだから、もうやめたほうがいいよ」と。次女は腑に落ちない顔をしていたので、私がお風呂に次女と2人で入り、長男が言いたいことを次女が理解できるように話しました。「まずは、人にやってもらったら『ありがとう』と感謝しよう。人が嫌な思いをしたら『ごめんなさい』と謝ろうね」と伝えました。 長男は次女が嫌いなわけではないけど、嫌な思いをすることがあるから怒るということを理解してもらいました。次女は「うん、わかった! 」と言ってくれて、その後は自分の発言に気を付けているように感じます。 長男からすると、私たち夫婦が甘やかしている部分があるからじゃないかと思うようです。その点は私も反省し、まずは次女の態度に気を付けることにしました。次女はまだ自己主張をすることがありますが、その都度、一度話したことを思い出すように声掛けをしています。長男のおかげで家族の中で話すきっかけができてよかったです。これからも家族みんなで、お互いの良いところも悪いところも話し合っていきたいなと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年08月07日