公開中の映画『ちはやふる』の「上の句」「下の句」の二部作イッキミ上映会が5月8日(日)に開催。上映後に広瀬すずと小泉徳宏監督が舞台挨拶に登壇したが、監督からのサプライズでの花束プレゼントに広瀬さんは思わず涙。初日舞台挨拶に続いて頬を濡らした。末次由紀による人気漫画の実写版で、主人公・千早を中心に競技かるたに青春を燃やす若者たちを描いており、先日の初日舞台挨拶の場で、早くも続編映画の製作が発表された。この日の観客の中には、すでに本作を8回も見ているという熱烈なファンも!広瀬さんはキャストよりもみなさんの方が見てると思います。全然、負けてますね」と驚きつつ「こうやってどんどん『ちはやふる』が広がっていくのが幸せです」と笑顔を見せた。舞台挨拶の場で原作者の末次さんの手紙をサプライズで受け取り、さらに続編製作決定を知らされて号泣してから約1週間が経ったが、広瀬さんは「1日に少なくとも4~5回は『ちはやふる』のことを考えてゾワゾワしてます。いまだに実感ない」といまなお戸惑いを感じているよう。気になる、続編の内容だが監督に話を向けると広瀬さんも「知りたい知りたい!」とノリノリ。小泉監督は「確定したのが最近で、まだゼロベース。明後日、末次先生とお会いして『どうしましょうか?』という“トップ会談”があります。確実に言えることは新キャラが登場します!」と慎重に言葉を選びつつ明かす。広瀬さんは「誰ですか?誰ですか?」と興奮気味に問い、客席からも「名人!」などリクエストも飛んだが、現在も連載中ですでに31巻もの単行本が発売されているとあって、どこをどう入れ込むのか…?小泉監督は「どうしようか困っております(苦笑)」と率直な心情を吐露した。また、7月に韓国で開催され今年で20周年を迎える「富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭」でも本作が公式上映されることが決定!広瀬さんも監督も現地を訪れる予定だという。この日の、舞台挨拶で、本作に関係する国内でのイベントは最後となるが、サプライズで小泉監督から、広瀬さんに「前へ進め」という花言葉を持つ真っ赤なガーベラの花束が贈られた。広瀬さんはこの演出に「嘘でしょ!ヤダ!あの日から涙腺が崩壊してるんだから…」と戸惑いつつもポロポロと涙が頬をつたう。小泉監督はオーディション、そして現場で感じた広瀬さんの負けん気の強さを絶賛し、来年の続編撮影に向け「一回りも二回りも大きくなった広瀬すずを待ってます」とエール!広瀬さんは「最初はこの仕事をやめたいと思ってたんですけど、ずっと一緒にいたい大切な仲間と出会って、この作品で仕事に対する思いが変わりました。『負けるのだけはイヤ!』という気持ちを持って、この仕事を始めて3年半になりますが、いま監督にいただいた言葉の重みを感じてます。やめないように頑張ります!裏切らないように前に進みたい。すごく幸せです!」と力強く語り、会場は拍手に包まれた。『ちはやふる -上の句-・-下の句-』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年05月08日実話を基に、たった3年で“チアダンス部”が全米大会を制覇するまでの軌跡を描く『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』を映画化することが決定!主演には、いまや映画・ドラマ・CM・バラエティーに引っ張りだことなった女優・広瀬すずが務めることも明らかになった。県立福井中央高校に入学した友永ひかり(広瀬すず)は、中学からの同級生の男子を応援したいためだけに“チアダンス部”へ入部する。しかしそこは、顧問の女教師・早乙女薫によって「目標は全米大会制覇!おでこ出し絶対!恋愛禁止!」という厳しい指導&スパルタ制度の敷かれた環境だった。早々に先輩たちが退部していく中、チームメイトの同級生・彩乃の存在もあり、なんとかチアダンスを続けていく決心をするひかり。はたしてチアダンス部は“全米大会制覇”の目標を達成できるのか!?普通の女子高生たちの夢への挑戦がいま、始まる――。2009年3月、福井県立福井商業高等学校のチアリーダー部が、全米チアダンス選手権大会で優勝するニュースが世間を賑わせたのが記憶に新しいが、本作は、そんなたくさんのテレビや新聞などでも取り上げられた、女子高生たちと彼女たちを支えた1人の教師との絆の青春感動サクセスストーリーを描いていく。そして、監督には『俺物語!!』「お兄ちゃん、ガチャ」「ダメな私に恋してください」などを手掛ける河合勇人。また、『永遠の0』で「日本アカデミー賞」優秀脚本賞を受賞した林民夫が脚本を担当している。“チアダンス”とは、ポンダンス・ジャズ・ヒップホップ・ラインダンスの4つのダンスで構成され、約2分半の規定時間内でダンスの技術やチームワーク、チアスピリットなどを競い、競技者の笑顔や迫力ある演技によって見るものを元気付け、また競技者自身も元気になれるエンターテインメント性の高いスポーツだ。主人公・友永ひかり役には、現在公開中の『ちはやふる』の続編が決定し、今後も『四月は君の嘘』『怒り』など話題作の公開が控えている広瀬さん。今回広瀬さんが演じるのは、「サッカー部に所属する憧れの男子生徒を応援したい」という軽い気持ちでチアダンス部に入部してしまったごくごく普通の女の子が、顧問からの鬼のような厳しい指導、チームメイトの支えによって成長し、 全米大会を制覇するという役柄。「奇跡みたいな実話があることに大変驚きました」と語る広瀬さんは、「ドラマや映画の世界のような話が本当にあって、それを演じることができるのが嬉しいです。素晴らしいストーリーなので、撮影がいまから楽しみです」とコメント。撮影時期は5月上旬だそうだが、ダンス経験のない広瀬さんはすでに昨年12月からダンス練習に入っており、長い日だと1日6時間の練習に励んでいるという。そんな中、チアダンス振付・指導の前田千代先生(一般社団法人日本チアダンス協会)からは、「躍動感はピカイチ! 」太鼓判を押すほどのポテンシャルを発揮しているようだ。また広瀬さんは、「チアダンスは、ただ踊るだけでなく、笑顔やチームワーク、そして応援することをテーマにしている競技で、実際にチアダンスをやられている人たちは内面から違うなと感じています。私も内から出るものを表現できるようになりたいです」と意気込みを語っていた。さらに本作は、チアダンスの本場、アメリカでの大規模ロケ&アメリカNo.1チアダンスチームとの対決も決定しており、誰も観たことのないような圧巻のクライマックスシーンを撮影予定とのこと。主人公・ひかり演じる広瀬さんは、現在17歳。等身大ともいえる今回、まさに今しかできないこの役柄をどう演じきるのか、ダンス初心者の広瀬さんがどんなダンスを披露するのか、今後の動向に目が離せない。『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』は2017年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年05月05日香取慎吾と山崎弘也がゲストと共に様々な場所をロケする旅バラエティー「おじゃMAP!!」の2時間スペシャルが4日(水)に放送され、観月ありさ、広瀬すず、阿部サダヲが番組内企画「ナゾMAP!!」に登場する。「ナゾMAP!!」は街の人が常々不思議に思っていた“街のナゾ”を解決する番組の人気企画で、香取さんや山崎さんのほか、ゲストも自ら“ガチ”な取材交渉を行うところが見どころ。今回のスペシャル、まずは“「ナゾMAP!!」芸能人編”ということで観月さんと広瀬さんが下北沢へ。2人が常日頃から気になっているナゾのスポット、人、お店などに自ら直談判。取材交渉を行うのだが、なんと観月さんは「宣伝はありません!」とキッパリ。バラエティーに俳優や女優が出演する場合、何かの宣伝や告知のために…というのがよくあるパターンだが今回の出演、なんと観月さんが香取さんに「番組に出演したい」と言ったことがきっかけで実現したものだそう。そしてもうひとりのゲストである広瀬さんは、下北沢にある不思議な絵と言葉が書かれているナゾの看板のお店が前からとても気になっているという。広瀬さんのナゾを解決すべく香取さん、山崎さん、観月さんは気合いを入れてロケに向かう。また広瀬さんが以前フジテレビ系ドラマ「幽かな彼女」で香取さんと共演した際のエピソードなども紹介される。そして阿部さんは出身地でもある松戸へ。1000人の松戸市民に聞き取り調査を行い集まったナゾの中には、“あるビッグサイズの食べ物が売り”というお店や不思議なスポットなどが。多くのナゾのなかでも選りすぐりに迫ろうとするも、取材交渉から始めなければならないということで尻込みしてしまう阿部さん。思い出とゆかりのある松戸のナゾは明らかになるのか!?今回ゲスト出演する広瀬さんは、ヒロイン・綾瀬千早を演じた映画『ちはやふる 下の句』が4月29日から全国公開中。同作は競技カルタに情熱を注ぐ高校生の青春を2部作で映画化した後編にあたり、広瀬さんのほか野村周平や上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、松岡茉優らが出演。29日の初日舞台挨拶では“続編”製作がサプライズ発表された。また阿部さんが主演の映画『殿、利息でござる!』は、5月14日(土)から公開の予定。同作は江戸中期を舞台に、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため阿部さん演じる主人公の穀田屋十三郎や瑛太演じる茶師・菅原屋篤平治、妻夫木聡演じる造り酒屋“浅野屋”の主・浅野屋甚内ら庶民9人が、「藩に金を貸し利子を住民に配る」という禁じ手を使って宿場町を蘇らせるため奔走する姿を描く。“殿”役でフィギュアスケーター・羽生結弦が出演することも話題を呼んでいる。「おじゃMAP!!スペシャル」は4日(水)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年05月04日「ぴあ」調査による2016年4月29日、5月30日のぴあ映画初日満足度ランキングは、末次由紀の人気漫画を2部作で映画化した後編『ちはやふる -下の句-』がトップに輝いた。2位に漫画家・赤塚不二夫の人生に迫ったドキュメンタリー『マンガをはみだした男~赤塚不二夫』、3位にマーベルを代表するヒーローの禁断の戦いを描いたアクション・エンターテインメント『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が入った。その他の写真1位の『ちはやふる -下の句-』は幼い頃から“かるた”で遊んでいた千早(広瀬すず)、太一(野村周平)、新(真剣佑)を中心に繰り広げられる青春群像劇。高校生になり“競技かるた部”を作った千早が、全国大会での勝利を目指し仲間たちとともに奮闘する様を描く。観客は個人戦ではなくチームで挑む姿感動したようで「ひとつのことに皆で力を発揮するのが新鮮だった」「ヒロインはもちろんほかの4人のキャラクターもはっきりしていてチームワークがよかった」「自分だけじゃない。ほかの人と繋がっている。苦しいことがあっても仲間がいることを感じた」などの感想を寄せた。“かるた”は誰もが1度はやったことがある遊びだが、本作の“競技かるた”はまるでスポーツのような迫力で描かれており、観客は「「ハイスピード撮影によりカルタが飛んでくる演出などとてもスリリング」「試合シーンは緊迫感があった」「恋愛、友情もアツいし、カルタ戦も緊迫感があった」とコメント。特に最強のクイーンと呼ばれるライバル・若宮詩暢(松岡茉優)を意識して試合に臨む千早の姿には、「全ての音を聞こうと気持ちを切り替えて集中するシーンがよかった」との声があがった。“仲間”“夢”“恋愛”など青春を彩るすべてが詰まった本作は、続編の製作も発表されており、観客は「ドキドキを感じさせる終わり方で続編がとても楽しみ」「続編が決まって嬉しい」「次も絶対観ます」と期待の声を寄せた。(本ランキングは、4/29(金)、5/30(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『ちはやふる -下の句-』公開中
2016年05月02日映画『四月は君の嘘』が2016年9月10日(土)に公開される。新川直司による同名漫画を実写化。原作は、2011年5月から2015年3月にかけて月刊少年マガジン(講談社)で連載され、全11巻で累計発行部数400万部突破、第37回講談社漫画賞を受賞した人気作品だ。2014年から放送されたアニメも「SUGOI JAPAN Award2016」でアニメ部門一位を獲得するなど、各界から高い評価を受けている。本作のヒロインで自由奔放な個性派ヴァイオリニスト・宮園かをり役を演じるのは、『海街diary』で脚光を浴び、『ちはやふる-上の句・下の句-』などに出演している広瀬すず。そして、そんなかをりに惹かれていく元天才ピアニスト・有馬公生役を、NHK連続テレビ小説「まれ」や映画『orange-オレンジ-』、『オオカミ少女と黒王子』など話題作への出演が続く山﨑賢人が務める。他にも、公生に恋心を抱く幼馴染・澤部椿役にE-girlsの石井杏奈、かをりが恋をする公生の幼馴染・渡亮太役に中川大志、公生の母・有馬早希役に檀れい、瀬戸紘子役に板谷由夏が決定している。原作コミック1巻の表紙を忠実に再現したビジュアルも公開され、期待が高まる。また本作の主題歌が、いきものがかり「ラストシーン」に決定。こちらも劇場で楽しみたい。【作品情報】『四月は君の嘘』公開日:2016年9月10日(土)出演:広瀬すず、山﨑賢人、石井杏奈、中川大志、板谷由夏ほか©2016フジテレビジョン 講談社 東宝 ©新川直司/講談社
2016年05月01日末次由紀による人気コミックを2部作で実写映画化した青春群像劇『ちはやふる-下の句-』が4月29日に封切り。同日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた初日舞台あいさつにて、本作の続編製作がサプライズ発表された。『ちはやふる』舞台挨拶その他の写真この日は主演を務める広瀬すず(綾瀬千早役)をはじめ、野村周平(真島太一役)、真剣佑(綿谷新役)、上白石萌音(大江奏役)、矢本悠馬(西田優征役)、森永悠希(駒野勉役)、松岡茉優(若宮詩暢役)、小泉徳宏監督が勢ぞろい。続編製作の決定は、広瀬らキャスト陣にも“極秘”だったといい、スクリーンに「ちはやふる続編製作決定」の文字が映し出された瞬間、客席以上に壇上が驚きと喜びで大盛り上がりとなった。競技かるたに情熱を注ぐ高校生たちの恋と友情、成長を描く本作。主人公の千早を演じた広瀬は、「ファンの皆さんにとって、すでに(イメージが)出来あがった女の子ですし、2部作という特別な時間をいただき、こんなに『怖いな』と思ったことはなかった」としみじみ。「ここにいる皆さんのおかげで、千早を演じることができた」と共演者に感謝を伝えていただけ、その直後に明かされた続編決定に、「えっ、ごめんなさい。よくわからない。もう無理」と状況が飲みこめない様子だった。それでも、「夢じゃないですよね?うれしい」とようやく喜びを実感。主演女優として「原作の世界観は広いし、深いし、無限大なので、もっともっと(作品の魅力を)届けていきたい。上の句、下の句を超えるものを、ここにいるみんなと作りたいです。頑張ります」と誓いを新たにしていた。関係者によると、現時点ではクランクインや公開の時期は未定だという。『ちはやふる -下の句-』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年04月30日女優の広瀬すずが29日、都内で行われた映画『ちはやふる-下の句-』の初日舞台あいさつに、松岡茉優、野村周平、上白石萌音らとともに登壇した。主人公の綾瀬千早を演じた広瀬は「綾瀬千早は、原作ファンの方の中でも完璧に出来上がっている女の子で、(演じるのが)正直こんなに怖いなと思ったことはなかった」と吐露し、「でもその中で、それを変に意識せずに現場に行ける雰囲気を作ってくださったみんなと、同じ体温で同じものを吸収して、出し合ったその空間が、自分の中で不思議な感覚で、こんなにエネルギッシュに感じるものは最初で最後なんだろうなと思いました」と感慨深げに語った。また、同作を通じて得たものを聞かれると、キャストの面々は「友ですね。このキャスティングでできたのは素晴らしいし」(野村)、「一番大きいのは仲間ですね。みんなといる時間が楽しくて、一緒に畳の上で汗を流す時間が楽しくて、できることならまた戻りたいな」(上白石)と語るなど、別れを惜しむ雰囲気に広瀬は早くも涙ぐんだ。そんな中、原作者の末次由紀氏から出演者へサプライズで手紙が届けられると、広瀬は「一番ダメなやつだよ…」とつぶやき、「広瀬さんの両目が横長のスクリーンに大映しにされた瞬間、千早は広瀬さんにしか演じられないと強く思いました。(中略)。どんな場面の頑張ってくださって、本当に、本当にありがとうございます」とメッセージが送られると、大粒の涙を流した広瀬は、「ここにいるみんながいてくれたから千早ができて、この日を迎えることができました。本当にありがとうございます」と感謝した。さらに、MCが「広瀬さん、実はこのお手紙にはあと2行残っております」と明かすと、広瀬は「読み方がズルいですよ」と戸惑い、「皆さんが演じる新しいちはやふるが、もう1度見られることを心の底から喜んでいます。次回作もよろしくお願いします」と読み上げられると、広瀬は「待って、分からない、どういうこと?」と動揺し腰砕けに。その後、フォトセッションを終えて、締めのコメントを求められた広瀬は、「分からないけど、最後じゃないんだね。それがすごくうれしいし…分からない」と状況を飲み込めず、「私、たぶん千早できないかも」と吐露。これに野村から「お姉ちゃん(広瀬アリス)がいる」と代役を提案された広瀬は「ヤダ! やる!」と決意し、「公開された上の句と下の句を超えるものを、もう一度、ここにいるみんなと作りたいと思いました」と意気込みを語った。同作は、"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描き、2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミック累計発行部数1,500万部(既刊30巻)を超える人気コミックス『ちはやふる』(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)を実写映画化したものの後編。このほか、同舞台あいさつには真剣佑、矢本悠馬、森永悠希、松岡茉優、小泉徳宏監督も登壇した。
2016年04月30日競技カルタに情熱を注ぐ高校生の青春を2部作で映画化した『ちはやふる-下の句-』が4月29日(金・祝)に全国公開。同日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われた初日舞台挨拶で、本作の“続編”製作がサプライズ発表された。舞台挨拶には主演を務める広瀬すず(綾瀬千早役)をはじめ、野村周平(真島太一役)、真剣佑(綿谷新役)、上白石萌音(大江奏役)、矢本悠馬(西田優征役)、森永悠希(駒野勉役)、松岡茉優(若宮詩暢役)、小泉徳宏監督が登壇。この日、原作者・末次由紀氏からの手紙で、続編製作がキャスト&ファンにサプライズ発表されると、劇場内は興奮のるつぼと化した。広瀬さんらキャスト陣は続編決定について、事前に何も聞かされておらず、スクリーンに「ちはやふる続編製作決定」の文字が投影されると、抱き合って大喜び!その直前からすでに涙目だった広瀬さんは「ごめんなさい、よく分からない…」と完全にパニック状態で、「もう無理~!」と歓喜の声をあげた。それでも冷静さを取り戻すと、「今日が最後じゃないってことですよね?」と念押し。「原作の世界観は広く深く無限大。もっともっと(魅力を)届けたいし、上の句、下の句を超えるものをここにいるみんなで作っていきたい。頑張ります!」と力強く誓っていた。ちなみにサプライズ発表の前には、「千早というファンの皆さんにとって、完璧に出来あがった女の子を演じる。しかも2部作という特別な時間だったので、いままでこんなに『怖い』と思ったことはなかった」と心境を語っていた広瀬さん。それだけに続編製作の決定には、思いがあふれ出し、「これ、夢じゃないよね?」と自分の頬をパシっと叩く一幕もあった。関係者によると、キャスト陣は続投するものの、現時点でクランクインの時期や公開時期は未定。「お知らせできるのは、続編製作が決定したことだけ」だといい、今後解禁される続報に注目が集まりそうだ。『ちはやふる -下の句-』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年04月29日広瀬すずと山崎賢人のW主演で新川直司の大人気同名コミック実写映画化する『四月は君の嘘』。この度、原作コミック1巻の表紙を忠実に再現したポスタービジュアルが解禁された。さらに、檀れいら新たなキャストも発表された。完全無欠、正確無比の演奏で“ヒューマンメトロノーム”と称された天才ピアニスト・有馬公生(山崎賢人)は、母の死を境にピアノが弾けなくなってしまう。高校2年生になった4月のある日、公生は幼なじみの澤部椿(石井杏奈)と渡亮太(中川大志)に誘われ、ヴァイオリニスト・宮園かをり(広瀬すず)と出会う。勝気で自由奔放、まるで空に浮かぶ雲のように掴みどころのない性格のかをりの豊かで楽しげな演奏をきっかけに、公生はピアノと“母との思い出”に再び向い始める。一方、かをりが抱える“秘密”にも大きな変化が訪れ…。原作は、2011年より「月刊少年マガジン」(講談社)にて連載された同名コミック。全11巻のコミックは累計発行部数400万部突破、第37回講談社漫画賞受賞を受賞するなど大人気を誇る漫画。2014年には、フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化され、こちらも「SUGOI JAPAN Award2016」でアニメ部門1位を獲得するなど、各界から高い評価を得ている。そして今回待望の実写化に伴い、ヒロインの自由奔放な個性派ヴァイオリニスト・宮園かをり、そんなかをりに惹かれていく元天才ピアニスト・有馬公生に、いま大注目の広瀬さんと山崎さんが好演。さらに、公生に恋心を抱く幼馴染・澤部椿役には「E-girls」石井杏奈、かをりが恋をする公生の幼馴染・渡亮太役には中川大志と、最高にフレッシュな組み合わせが実現している。さらに今回はこの4人に加え、物語をさらに彩るキャストたちも発表!山崎さん演じる公生の母・有馬早希役に、1月期ドラマ「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」での好演が記憶に新しい檀さん。早希の音大時代の同期であり、幼少の頃から公生を見守っている瀬戸紘子役に、「ホタルノヒカリ」の板谷由夏が出演している。そのほか、甲本雅裕、本田博太郎といったベテラン俳優陣が大集結した。先日、待望の特報映像が公開され、かをりの演奏シーンや、公生の葛藤する姿など、短いながらもファン必見の映像に各所で盛り上がりを見せていた。そんな中、今回美麗のポスタービジュアルが到着!原作ファンならもちろんご存知のコミック1巻の表紙を、忠実に再現した今回のビジュアル。舞い散る桜と2人の柔らかい笑顔が、本作の切ないラブストーリーを物語っているかのよう。原作と見事にリンクした今回のポスタービジュアルは、原作ファンにとっても一見の価値ありだ。新たに豪華キャスト陣発表された今回。独特な雰囲気を放つ公生の母を檀さんはどう演じるのか、4人が織り成す切ない恋模様も気になるところ、この先の続報にも大いなる期待が持てそうだ。『四月は君の嘘』は9月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月29日「やると決めたら、それしか見えなくなる」という熱しやすさの一方で「それ以外のことはどこまでもドライ」。17歳の少女は「自分でもびっくりするくらい(笑)」両極端な感情のはざまを目まぐるしく揺れ動く。だが、そんな広瀬すずが初主演映画『ちはやふる』の撮影現場で自らの内に感じたある変化とは――。競技かるたに青春を燃やす高校生たちの姿を描き、絶大な支持を集める1,600万部突破の同名人気漫画を二部作で実写化した『ちはやふる』。「上の句」に続き、まもなく公開となる「下の句」で完結する。広瀬さんが演じる千早は、直情型の熱いヒロイン。その爆発的なエネルギーで競技かるた部の面々をはじめ、周囲を惹きつけ、引っ張っていく。千早と「根にある部分は似てる」と広瀬さん。彼女も理想や目標を掲げたら、そこに向かって一直線に突き進んでいくタイプだという。「でも、私はそれをひとりでやるタイプです。みんながいないところでガーっとやる。千早の方が不器用なんだと思います。『そんなの、みんなに言わずにひとりで隠れてやればいいのに』って思うくらい(笑)。友達にいたら楽しいかもしれないけど、深く関われば関わるほどめんどくさいかも…(笑)。すごく自己中心的だけど、憎めないところがあって、周りが助けてくれる――みんなから愛される魅力があるんです。ある意味でうらやましいなと思います」。広瀬さん本人は、決して太陽のように明るい、はつらつとしたタイプ…ではない。「ひとりが好きで、休みの日はほぼ家から出ずにいる」という。これまで、同世代よりも大人の方々に囲まれて仕事をする機会が多く、現場でも自分から積極的にみなさんとコミュニケーションをとる方ではなかった。それが「この『ちはや』の現場がきっかけで、現場でセリフ以外の言葉を発するようになりました」と明かす。「上の句」では千早が、メンバー集めから始めて、瑞沢高校の競技かるた部を発足させ、チームとして大会に臨む青春群像の色合いが濃いのに対し、完結篇の「下の句」は、競技かるた界の“女王”に挑む千早の成長物語が中心となる。「『下の句』の方が千早の心情を描いていたり、感情的なシーンが多いです。青春を感じるのは『上の句』ですけど、そこを乗り越えて、さらに千早が“ここ(=女王への挑戦)”しか見えなくなって、わけが分からなくなって…そこで助けてくれるのが瑞沢のみんななんです。そうやって、いろんな周りの存在を自分の味方、力にしていくのを感じました」。広瀬さんいわく、現場のムードはまるで「動物園!」。競技かるた部のメンバーを演じた同世代の共演者とカメラが回っている以外のところでも仲良くなったことは、作品にも大きな影響を及ぼしたという。「メッチャ助けてもらいました!仲の良さがスクリーンに映り過ぎてて『あれ?仲良すぎて大丈夫かな?』と心配になるくらい(苦笑)。同世代のみんなのエネルギー、熱をすごく感じたし、最初のころは、普段からあまりテンションが高い方ではないので、私が一番(テンションが)低かったんですけど、『私が千早なんだからみんなに追いつかなきゃ!』って。テンションを下げる芝居なら、いくらでも下げられるんですけど(苦笑)、上げるのは本当に大変なんです。みんなと朝から大声出して、体温上げていくことで、最初は無理やりだったのが、だんだんナチュラルに上がっていきました」。インタビュー中、彼女の話を聞きながら、何よりも強く、千早との共通点として感じたのは彼女の持つ“勝負師”としての気質。「勝負ごとになると、絶対に負けたくない!」、「挫折がないわけじゃないけど『悔しい!』って感じると、速攻で戦闘モードになっちゃう」と勇ましい言葉が何度も口をついて出る。元来の負けず嫌いに加え、小学校のころから打ち込んでいたバスケットボールの経験が原点にあるという。「当時の監督が、とても厳しい方でものすごく鍛えられました。『勝てないわけじゃない!負けてたまるかっ!』って。チームの仲は良かったけど、映画の中の瑞沢のかるた部とはまた違う意味で情熱的で、本気で、何でも言い合える関係で、試合中も『そこ動いて!』という感じ(笑)。今回の映画でも、試合になるとどんどん燃えてきて『行くぞ』となる感覚は、すごく懐かしかったです」。インタビュー冒頭の彼女の言葉にもあるように、ただ熱いだけではなく、その対極の落ち着き、沈着な部分もまた彼女の特徴。女優という競争、勝負にさらされなくてはならない世界で生きていくための重要な武器でもある。昨年から主演ドラマ「学校のカイダン」、主要映画賞の新人俳優部門を総なめにした映画『海街diary』と強い存在感を放ち、今年も本作をはじめ、話題の作品への出演が続くが、当人はこうした状況、周囲の反響や喧騒をどう受け止めているのか?と尋ねると、こんな独特の答えが返ってきた。「お仕事させていただけるのは、すごくありがたいことだなと思っています。そして本当にたくさんの方との出会いに驚いてます(笑)」。これまでとは異なる場所に放り込まれた感覚は?「あります。いろんな声をかけていただいて、嬉しい言葉もいただくんですが、だいたい、そういうのは信じてないんで…というか、信じて活力にした方がいいんですけど、性格的にほめられると『いやいやいや!』となっちゃうんですよ(苦笑)」。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年04月25日映画『ちはやふる』の後篇となる『ちはやふる -下の句-』のレッドカーペットイベントが4月20日(水)に新宿歌舞伎町で開催。主演の広瀬すずをはじめ、野村周平、真剣佑、松岡茉優らがはかま姿で登場し、約2,500人の観客の歓声を浴びながらレッドカーペットを歩いた。現在も連載が続く大人気同名漫画の実写化で、競技かるたに青春を燃やす高校生たちの姿を瑞々しく描き出す。平日の夕方にもかかわらず、歌舞伎町のメインロードに敷かれたレッドカーペットの脇には若い層を中心におよそ2,500人のファンが集結!はかま姿の広瀬さんらが姿を見せると大歓声が上がった。広瀬さんらは、紙の花びらが舞う中、観客の握手やサインなどの求めに応じながら、笑顔でレッドカーペットを闊歩した。すでに前篇である『上の句』が公開されてしばらく時間が経つが広瀬さんは沿道からの大歓声に「『ちはやふる』がみなさんに届いてるんだなと実感できる時間で、自分にとって、もったいないくらい幸せです」と満面の笑みを浮かべた。『上の句』では広瀬さん、野村さんに、この日も来場した上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希の5人による瑞沢高校競技かるた部の奮闘が描かれたが、『下の句』では彼らの全国大会での戦い、そして千早(広瀬さん)と女王・しのぶ(松岡さん)との戦いも描かれる。松岡さんは、瑞沢高校のかるた部の面々の仲の良さに嫉妬気味…?「さっきも(レッドカーペットで)すずと手をつないでたのに、すぐに離されて、気がついたらすずは萌音ちゃんと手をつないでた」と語り「私と真剣佑は、現場でも疎外感を感じてました」と恨めしそうに語るが、真剣佑さんは「そんなことないですよ。僕は(現場に)よく遊びに行ってたんで」とあっさり。松岡さんが「私だけかぁ…」と寂しそうに苦笑すると、すかさず真剣佑さんが「そんなことないですよ、僕がいますよ!」と今度は必死のフォロー。この甘い(?)やり取りに会場は笑いと悲鳴のような歓声に包まれていた。広瀬さんは『下の句』公開を前に改めて「個人的にですが、『下の句』の方が好きなシーンが多いです。千早と太一、新の三角関係、しのぶちゃんとの戦い――好きなものに一途になって、千早がいっぱいいっぱいになる中で、支えてくれる人たちがいるから頑張れる。それは現場で私自身が感じていたことです。千早の真っすぐで素直な思いが描かれており、届くものが多いと思います!」と熱く本作への思いを語り、温かい拍手がわき起こった。『ちはやふる -上の句-』は全国にて公開中。『ちはやふる -下の句-』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年04月20日20日(水)今夜放送の「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」に女優の広瀬すずがゲスト出演。また番組恒例の人気コーナー「ダーツの旅」に俳優の松坂桃李が挑戦する。同番組は日本全国の一般の人々の姿にスポットを当てたロケ映像と、メインMCの所ジョージを中心にサブMCの佐藤栞里とゲストによるトークで進行するバラエティ。今夜のスペシャルゲストの広瀬さんは、2013年にドラマ「幽かな彼女」で女優デビュー。その後はコマーシャルやバラエティでも注目を集め、映画『海街diary』では主演を務めるなど、いまや超売れっ子の仲間入りを果たした。4月29日(金)からは、広瀬さんが競技かるたに熱中する高校生を演じる最新主演作『ちはやふる 下の句』が全国公開される。そんな広瀬さんに対し一般の人が抱くイメージは「ガサツそう」「食いしん坊」「授業中は寝て早弁しそう」「川に石を投げれば水切り8回いきそう」といったヤンチャなものだが、果たして実際はどうなのか!?「毎日○○100回!」「休みの日は○○を付けて表参道に出没!」など、広瀬さんの気になる素顔も番組で明らかになっていく。そして番組の名物コーナー「ダーツの旅」は「超有名人が行く!ダーツの旅スペシャル」ということで、先週の放送中に急遽「ダーツの旅」参加が決定した俳優の松坂桃李。その後、なんとその日に仙台入りし、翌日早朝に目的地の宮城県大郷町到着というハードな「イケメン最速ダーツ旅」を敢行!本気の民謡を朗々と唄う78歳のタバコ大好きおじいさんや、自作の絵画と川柳で本を出版している多才で明るいお父さんなど面白い住人たちとの出会いや、少年野球チームと急遽1打席勝負の対決を行うなど、“ダーツの旅大好き”な松坂さんならではのロケは必見だ。松坂さんは、岡田将生、柳楽優弥とともに主演を務めるドラマ「ゆとりですがなにか」が毎週日曜22時30分~日本テレビで好評放送中だ。「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」は19時56分~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年04月20日写真家・篠山紀信氏が、俳優・渡辺謙主演の映画『怒り』(9月17日公開)のポスターを撮り下ろしたことが、このほど明らかになった。メインキャスト7人を写したビジュアルが、公開された。本作では、『悪人』(10年)の原作・吉田修一氏と監督・李相日氏が再タッグ。吉田氏の同名小説を原作として、SNSやスマートフォンなどの発達により、簡単に他人を疑ってしまう不信の時代に「"信じる"とは?」という根源的な問いを、一つの殺人事件をきっかけに投げかける。千葉の漁村で娘と暮らすしがない父親を演じる渡辺のほか、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡といった豪華俳優陣が出演する。本作の公開は「一つの事件になる」と踏んだプロデューサー・川村元気氏の発案によって、今回の撮影が実現。「7人を、日本が世界に誇る天才・篠山紀信が撮影することによって、新たな化学反応が生まれる」と考えた川村氏は、「"俳優7人"ではなく"登場人物7人"を撮ってほしい。俳優ではなく役のままの顔が見たい」と依頼し、篠山氏はすぐに快諾した。俳優の中から「役」がいなくなる前にシャッターを切るため、早朝や深夜、本編終了直後に都内スタジオでポスター撮影を敢行。その結果、篠山氏だけでなく、被写体となる俳優陣やスタッフまでも「こんな顔、見たことがない」と口をそろえる写真が出来上がった。三島由紀夫やジョン・レノン&オノ・ヨーコのほか、山口百恵、宮沢りえなど"時代の顔"とも呼べる人物の一瞬を切り取ってきた篠山氏のキャリアの中で、初となった今回のコラボレーション。自身にとっても刺激的な撮影だった様子で、「渾身の紀信!」と自らを評したという。篠山氏は、「役を引きずったままの役者をスタジオで撮影をするのは初めての経験」と感慨深げ。「スタジオで撮影しているのに、どこかドキュメンタリーのようで、今まで何度も撮影している役者の見たことのない顔を撮影できた」「これだけの役者が集まってくると、不思議な力が湧いてくるポスターになった」と自信を見せ、「面白く、ぜいたくな時間でした」と告げた。主演の渡辺は、「ファインダーをのぞく紀信さんが『見た事無い顔だなぁ』と。うれしい言葉を頂いた!」と歓喜。川村プロデューサーは、「俳優たちも、篠山さんなら、ということで撮影中にスタジオまで来て、役のままで撮影に応じてくれました」と背景を明かし、「果たして、見事な『7人の怒り』がそこに写し出されたと思っています」と胸を張っている。(C)2016「怒り」製作委員会
2016年04月14日芥川賞受賞作家・吉田修一と『フラガール』の李相日監督がタッグを組み大ヒットを記録した<a href="">『悪人』</a>から6年経ったいま再びタッグを組み挑戦する映画『怒り』。渡辺謙ら豪華俳優陣が出演することでも話題の本作だが、この度写真界の巨匠・篠山紀信が映画とコラボレーションをし、珠玉のポスターが完成した。八王子で起こった夫婦殺人事件。現場に“怒”の血文字を残し、顔を整形し、全国に逃亡を続ける犯人の行方は知れず。事件から1年後。千葉の漁港で暮らす洋平(渡辺謙)・愛子(宮崎あおい)親子の前に現れた田代(松山ケンイチ)。東京の大手企業に勤める優馬(妻夫木聡)が街で偶然出会った直人(綾野剛)。沖縄の女子高生・泉(広瀬すず)が無人島で遭遇した田中(森山未來)。前歴不詳の3人の男の中に、あの殺人犯がいるのか?あなたを信じたい。そう願う我々に驚愕の結末が突きつけられる――。本作は、SNSやモバイルの発達により、家族や友人、ときに愛する人でさえ簡単に疑ってしまう不信の時代に、“信じる”とは?という根源的な問いかけを1つの殺人事件をきっかけに投げかける群像ミステリー。主人公の娘と暮らすしがない父親役に渡辺さんをはじめ、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡といった人気・実力ともにトップクラスの俳優陣が集結。映画化にあたり吉田氏からの「物語の登場人物には、映画『オーシャンズ11』のようなオールスターキャストを配してほしい」という要望から今回のキャストが実現した。今回解禁されたのは、世界に誇る写真界の巨匠・篠山さんが森山さん、松山さん、綾野さん、広瀬さん、宮崎さん、妻夫木さんら7人を撮影したポスタービジュアル。企画・プロデュースを担当した川村元気は、“俳優7人”ではなく“登場人物7人”を撮ってほしい。俳優ではなく役のままの顔が見たい。と依頼し今回のポスターが完成した。またポスター撮影は、俳優の中から“役”がいなくなる前に撮影を行うため、本編撮影中の早朝や深夜、本編撮影終了直後に都内スタジオで行われ、「こんな顔、見たことがない」と、篠山さんはもちろん、被写体となる俳優陣、スタッフもみな口を揃えた。撮影を終えた渡辺さんは「ロケ現場に向かう前、早朝の六本木のスタジオに私はいた、漁協で働く格好に長靴を履いて。カメラは篠山紀信氏、いままでも何度も撮って頂いている。6分程で終了する。ファインダーを覗く紀信さんが『見たこと無い顔だなぁ』と。嬉しい言葉を頂いた!」と話し、篠山さんも「これまで俳優を撮影することがあっても、役を引きずったままの役者をスタジオで撮影をするのは初めての経験で、面白く、贅沢な時間でした。スタジオで撮影しているのに、どこかドキュメンタリーのようで、いままで何度も撮影している役者の見たことのない顏を撮影できたと思います」と自信を覗かせている。これまで山口百恵、宮沢りえ、ジョン・レノンとオノ・ヨーコなど、「時代の顔」とも呼べる錚々たる人物の“一瞬”を切り取ってきた篠山さん。40年に及ぶ彼のキャリアの中で、“初”となる映画とのコラボレーションは、被写体の俳優陣はもちろん、篠山さんにとっても刺激的な撮影となったようだ。『怒り』は9月17日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月13日現在15周年イベントを開催中のユニバーサル・スタジオ・ジャパンで4月12日(火)、新アトラクション「ワンド・マジック」と「ワンド・スタディ」のオープニング・セレモニーが開催され、<a href="">『ハリー・ポッター』</a>の大ファンという女優の広瀬アリス、広瀬すず姉妹が登壇。ホグワーツ城の前で、映画の登場人物さながらに車が宙に浮く“魔法”を披露した。同セレモニーには広瀬アリスさん、すずさん姉妹が、グリフィンドール寮のローブを着て、マジカル・ワンド(=杖)を持っているホグワーツ魔法魔術学校の生徒の装いで、ホグワーツ城前に登場。「ワンド・マジック」と「ワンド・スタディ」という2種類の新たな魔法体験の誕生をふたりがそれぞれ発表し、姉のアリスさんは「あこがれの魔法が使えて、子どもの頃からの夢が叶ったようです!」と魅力を伝え、すずさんは、「わたし、魔法が使えちゃったって、思いました!」と感動を語ると、会場内は歓喜の声でいっぱいになった。その後は、特別招待の『ハリー・ポッター』ファンのゲストと広瀬姉妹が共同で、“魔法体験”にも挑戦。1つ目の呪文では、映画のシーンそのままに「ウィンガーディアム・レヴィオーサ」(=浮遊する呪文)を唱え、羽を浮かせることに成功。そして、2つ目の呪文でマジカル・ワンドをふって、「ロコモーター」(=物を浮かせて自由に動かす呪文)を広瀬姉妹が唱えると、映画の中でハリー・ポッターとロン・ウィーズリーが乗っていた空飛ぶ車“フォード・アングリア”がステージ横から宙高く浮いて、ホグワーツ城の前を浮遊!まるで映画の名シーンをそのまま再現したような“魔法体験”に会場は大興奮状態!魔法を使ったふたりは、「なんか、すごい…」(すず)、「…できちゃいましたね」(アリス)と、フォード・アングリアが舞う様子を目の前で目撃して、感激と放心状態の様子だった。当日は同オープニング・セレモニーに先駆けて、ゲスト自身が該当の杖を手に入れ、実際にふって本当に魔法をかけることができる「ワンド・マジック」と、ホグワーツ魔法魔術学校の生徒たちが杖を使ってかける大迫力の魔法を目の当たりにできる「ワンド・スタディ」のプレスプレビューも実施され、メディアと特別招待ゲストが実際に体験した。映画の登場人物さながらに魔法をかけることができる新アトラクションの「ワンド・マジック」と「ワンド・スタディ」は、4月13日(水)にグランド・オープンする予定だ。(C) & (R) Universal Studios. All rights reserved.協力:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(text:cinemacafe.net)
2016年04月12日土屋太鳳&松井愛莉&広瀬すずという最旬の3人がCMキャラクターを務める、ロッテ「ガーナミルクチョコレート」の新CM「母の日2016」篇が、4月12日(火)から期間限定でオンエアされることになった。2003年から毎年、母の日に合わせて期間限定で放送しているこの「母の日CM」シリーズ。新CMでは、土屋さん、松井さん、広瀬さんの3人がそれぞれのお母さんに、真っ赤なカーネーションと手紙をガーナミルクチョコレートとともに、サプライズでプレゼントするシーンを演じている。まず、土屋さんはキッチンで料理をするお母さんに走って近づき、声を掛けられて振り返ったお母さんに、少し恥じらいながら「ありがとう」とプレゼントを手渡す。最初は驚いた様子のお母さんも、プレゼントの意図に気づいて笑みがこぼれていく、というシチュエーション。また、松井さんは、リビングで洗濯物を畳んでいたお母さんに近寄り、土屋さんと同じように3つのプレゼント。少し照れくさそうにしている松井さんの頭を、ポンポンとするお母さん。その嬉しそうな様子に我慢できなくなったのか、松井さんも照れながらいっぱいの笑顔になっていく。そして広瀬さんは、プレゼントを渡され、嬉しさがこみあげている様子のお母さんを見て、みるみる笑顔に。プレゼントを渡す前は気持ちが伝わるのかどうか不安だったものの、お母さんの反応を見てホッとした広瀬さんは、あふれる嬉しさで思わずお母さんに抱きついてしまう、というシーンとなっている。少しの照れがありながらも、3人がそれぞれ勇気を出して、お母さんに「ありがとう」のキモチを伝えている姿が描かれている。撮影では、「セリフがないから恥ずかしい…」と言いながらも、「『ありがとう』と言った後は、アドリブで」という監督の指示に見事に答えていた土屋さん。「手紙に何書いたの?大事なこと?」(お母さん)、「うん。あと不安なことも書いた。お母さんみたいなお母さんにはなれそうにない!お嫁に行けるかなー?(笑)」(土屋さん)、「大丈夫だよ。鮭焼けるじゃない!」(お母さん)、「そうだよね!鮭も焼けるし、肉じゃがも作れるし、あとガーナミルクチョコレートで作ったケーキをお母さんに渡す!だから、お嫁になるまで宜しくお願い致します!」(土屋さん)と、本物の親子らしいトークをアドリブで披露。「あと4回は見たいね(笑)」と、監督も脱帽も様子だった。また、洗濯物を畳んでいるお母さんにプレゼントを渡すシーンを演じた松井さんは、その演技が自然すぎて、ちょっとしたハプニングが。「ちょっとぶっきらぼうに渡してみよう」、「渡す前に少しハニかんで!」、「ハッピーな感じで」など監督の細かい指示にも丁寧に対応し、さまざまな表情や仕草を見せる松井さん。また、お母さん役の役者とも、自然にアドリブトークが飛び交うほど息がぴったり。そんな松井さんの姿に、お母さん役の役者も感情移入してしまい、思わず本当に涙も。その様子に、松井さんが「泣かないでー!(笑)」と素で驚きながら、うまくアドリブで表現していたという。そして、広瀬さんは家の階段を駆け降り、お母さんを玄関先まで迎えに行くシーンからスタート。監督から「ダダダッて(階段を)駆け降りてみよう!」という提案に、広瀬さんは「あの “国民的人気アニメ映画 ”みたいな感じですね!(笑)」と独自の解釈で演技のポイントを整理。テストから、お母さんの帰宅に合わせて階段を勢いよく駆ける姿を見事に演じていた。「少し前のめりになっちゃったかな…」と反省する広瀬さんに、「いいよー!その感じ出てきた!!」と監督からもOKの声が。お母さんに抱きつくシーンでも、試行錯誤を重ねながら、監督も「いいね!可愛い!」と絶賛を受けていた。今回のCMは、サプライズのプレゼントがテーマとなったが、土屋さんは自身のお母さんに「私が出演した作品のロケ地を見せてあげたいな」と提案。「能登とか長野とか、(撮影で)地方に行くことが多くて。まずは朝早くに素敵な場所へ母を連れて行き、あと、ロケ地って大体近くに温泉がありますよね?(笑)それなので温泉に行って、私が(お母さんに)マッサージをしてあげて、美味しいごはんを食べて、もう一回温泉に浸かって、東京に帰りたいです」とプレゼントのプランを教えてくれた。松井さんもまた、「エステとかに連れていってあげたい。一緒に岩盤浴行くとか、癒やし旅がいいかな」とコメント。「ちょっと遠くの方へ行って、美味しいもの食べて、食べ歩きとかもしたいなと思います!」と語った。サプライズは大好きだそうで、「『これ欲しい』って聞いたものを(プレゼントとして)あげたくないというか(笑)、あえて聞かないで(プレゼントを)あげて、喜んでほしいなっていう思いはあります」と明かした。「お母さんへのサプライズは、お昼すぎまで、何もせずに寝かせてあげたい(笑)」と言うのは広瀬さん。「普通の日常的なことで一緒にいるっていう時間をとりたいなあって思いますし、家事とか家のことは全部任せっきりなので、24時間って言われたら、やるから寝てていいよ!って言ってあげたいですね(笑)」と、お母さんへの思いを覗かせていた。なお、CMのラストカットで映しだされる“デコガーナ”は、3人がリレー形式で完成させたオリジナルデコレーション。世界でたった1つだけの “デコガーナ”にも注目してみて。ロッテ「ガーナミルクチョコレート」新CM「母の日2016」篇は4月12日(火)~5月7日(土)まで全国にて期間限定オンエア。(text:cinemacafe.net)
2016年04月10日残すところあと2話となったNHK朝ドラ「あさが来た」でヒロイン・あさ(波瑠)の夫・白岡新次郎を好演した玉木宏が、一転、島田荘司原作の人気ミステリーで探偵ヒーローに扮する『探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海』。このほど、広瀬アリスをはじめ、石田ひかり、要潤、谷村美月、小倉久寛、吉田栄作が演じる登場人物の場面写真が一挙に解禁、ミタライを取り巻く彼らの関係性が明らかになってきた。「難しい事件でしたら、よろこんで」と豪語する、人よりも謎を愛する脳科学者ミタライ(玉木宏)。そんなミタライの新作出版のために、編集者の小川みゆきは難事件を持ち掛ける。ミタライとみゆきは、半年の間に次々と6体もの死体が流れ着いている事件を解決するため現地へ飛ぶが、続いて向かった福山で女性変死体事件と居比家誘拐殺人事件が発生する――。ミタライに次々死体が流れ着くという“死体島”の情報を伝え、共に謎の解明に挑む編集者・小川みゆきには、<a href="">『ちはやふる』</a>で広瀬すずと姉妹共演していることも明かされた広瀬さん。また、3つの難事件のひとつ、居比家誘拐殺人事件で、ベビーシッターをしていて巻き込まれ、腹部を刺された看護学生の辰見洋子に役は若手演技派女優の筆頭株・谷村さん、その恋人で西京文化センターの学芸員の小坂井准一を、<a href="">『あやしい彼女』</a>の要さんが演じている。その西京文化センターには、幕末の歴史を研究する石田さん演じる大学の准教授・滝沢加奈子が資料を調べるために訪れるが、「星籠」について調べ始めたころから、彼女の身の回りで不穏な出来事が起こるように。さらに、吉田さんは福山の有力企業、西京化学工業の社長・槙田邦彦役。若くして渡米、ビジネスマンとして成功し、経営難に陥った同社を立て直し、アジア最大の水族館建設を計画中という役どころ。小倉久寛は、ミタライに捜査協力をする福山署の刑事課長・黒田優作を演じる。一見、何の関連もないように見える人々が複雑に絡み合い、「星籠」の謎と全ての事件がつながっていることを、やがて突き止めるミタライ。徐々にパズルのピースが揃い、次第に浮かび上がってくる容疑者とは?ミタライの謎解きだけでなく、複雑な人間ドラマを織りなす緊迫感あふれるキャスト陣の熱演にも要注目だ。玉木さんが新たな探偵ヒーローとなり、シリーズ最大の難事件に挑む本格ミステリーエンタテインメントとなる本作。なお、全国公開に先駆け、本作のロケ地である広島県福山市にて5月18日(水)、玉木さん、広瀬さん登壇の舞台挨拶付き特別上映会の開催も決定している。『探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海』は6月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月31日今月19日より、前編である『上の句』が公開中の<a href="">『ちはやふる』</a>。公開を記念して各県でイベントが行われてきたが、本日30日(水)、大阪にて開催されたイベントに広瀬すず、野村周平、真剣佑が参加し、道頓堀が歓喜の渦に包まれた。“競技かるた”でいつも遊んでいた幼なじみの千早(広瀬さん)、太一(野村さん)、新(真剣佑さん)の3人。高校生になった千早は、再開した太一と共に“競技かるた部”を作り、全国大会を目指していた。「全国大会に行けば、新たに会えるかもしれない!」。千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部の一員になる太一。千早、太一、新、そして瑞沢高校かるた部の眩しいほどにまっすぐな想いと情熱が交差する、熱い夏が来る――。原作は、“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描き、累計発行部数1,600万部を超える末次由紀の同名コミックス。<a href="">『カノジョは嘘を愛しすぎてる』</a>で等身大の若者たちを活き活きと描いた小泉徳宏がメガホンを握り、キャストには、主人公・綾瀬千早を演じる広瀬さんをはじめ、野村さん、真剣佑さん、上白石萌音、松岡茉優などいま旬のキャストが勢揃いしている。公開初日に、広瀬さんの人生で初めてとなる全国での映画PRキャンペーンの実施が発表され、すでに福岡、広島を訪れてきたが、その一環として、このたび大阪・道頓堀にて“『ちはやふる』からくれなゐイベント in 大阪”が開催された。本イベントには、主演の広瀬さんをはじめ、野村さん、真剣佑さんも参加し、道頓堀川・えびす橋近くに集まった人々を前に映画の魅力をアピール。道頓堀に3人が登場したのは実はサプライズで、イベント開始2時間前に会場を告知した結果、約1万人が集まり、道頓堀川で行われたイベントとしては過去最大級となった。タイトル『ちはやふる』でもおなじみの「ちはやふる神代もきかず竜田川 からくれなゐに水くくるとは」のうたにちなみ、川沿いに集まった赤いうちわを持つ大勢のファンで、まさに真っ赤に染まった道頓堀川。そのファンが待つえびす橋近くに、真っ赤な船に乗った3人が登場すると、会場は大歓声に包まれた。まず広瀬さんが「大阪のみなさん、すずやでー!今日はこんなに大勢の方が来てくれて、ほんまにおおきに!」と挨拶すると、続けて野村さんと真剣佑さんも「みんな、おはような!今日は楽しんでいこーな。ありがとう!」(野村さん)、「皆さま、ほんまにおおきに!」(真剣佑さん)と挨拶。すると会場のファンは大喜び!そして広瀬さんが、兵庫県出身の野村さんに関西弁を教わりながら「大阪のみんな、好きやで!」と言うと、会場のボルテージは最高潮に達した。また、お互いの印象を聞かれると、広瀬さんは「周平君は、すごく面白いのに、いざというときは頼りになる。マッケンは、自然な天然だけど、男らしい」と話し、「すずは、かわいいし、天真爛漫な性格で、お芝居も上手で全部好き。彼女がいるだけで現場が盛り上がるので、いてくれるだけで助かる。マッケンは、かっこいいし、仕事に対しストイックだし、完璧すぎ」と野村さん、さらに真剣佑さんも「すずちゃんは、頑張り屋さんで熱心で、千早と同じでまっすぐで素直な子。ノム先輩は、一見クールに見えますが、すごく優しい」と互いにベタ褒めするなど、仲の良さを見せつけていた。広瀬さんは、関西でのイベントは今回が初めてということで、「初めてがまさかこんな(たくさんの)みなさんの前でやるなんて思ってなかったので、どうしたらいいんだろう!?戸惑ってます。大阪でこんな盛大に『ちはやふる』のイベントをして下さり、ありがとうございます。すごく幸せです」と興奮した様子で話し、また「(ここに)同世代の方が多いと思うのですが、いましか好きなものに一途になれない思いや、いま出会った仲間を、本当に楽しんで大事にしてもらいたいという思いが、『ちはやふる』でみなさんに届けばいいな、と思います。大阪、めっちゃサイコー!」と感激しきりの様子だった。『ちはやふる -上の句-』は全国にて公開中。『ちはやふる -下の句-』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年03月30日多部未華子が見た目20歳、中味は毒舌キャラの73歳というかつてない強烈なキャラクターに挑む年齢詐称エンターテインメント<a href="">『あやしい彼女』</a>。このほど、<a href="">『ちはやふる』</a><a href="">『ライチ☆光クラブ』</a>など話題作への出演が続く野村周平が、誰もがアッと驚く役柄で本作にカメオ出演を果たしていることが分かった。キュートな容貌と天性の歌声は裏腹に、相手構わず罵声を浴びせ、ときには説教をする大鳥節子(多部さん)。そんな“超絶あやしい”20歳の正体は、73歳のおばあちゃん・瀬山カツ(倍賞美津子)だった!戦中生まれの下町育ち、早くに夫を亡くし、女手一つで娘を育ててきた彼女は、こうなったらとことん好きなように生きてやる、と髪型も服装もチェンジ、家族も名前も捨て去って新たな人生をスタートさせる。実の娘・幸恵(小林聡美)の心配をよそに、イケメン音楽プロデューサー・小林(要潤)にスカウトされ、しがないバンドマンの孫・翼(北村匠海)と共にまさかのバンドデビュー!?長年、彼女に想いを寄せる幼なじみの次郎(志賀廣太郎)も巻き込みながら、初めて思い通りの人生を歩んでいく節子だったが…。本作は、毒舌・皮肉屋・頑固と三拍子の揃った73歳おばあちゃんが、ある日突然20歳の姿に若返ってしまったことから巻き起こる、爆笑と感動の物語。“超絶あやしい”20歳の彼女に、周囲の人々は巻き込まれつつも、その魅力のとりこになっていく。そんな本作に、重要人物としてカメオ出演していることが明らかになった野村さん。端正な顔立ちの好青年な見た目に、いたずらっ子で男らしい性格やプロ級の腕前のスノーボードなどスポーツマンの一面も相まって、10~20代に絶大なる支持を集め、若手演技派俳優として活躍。現在は、広瀬すずや真剣佑ら最旬キャストともに大人気コミックを実写映画化した2部作の前編『ちはやふる -上の句-』がヒット中だ。野村さんは「世界で有名なこの作品に出れて誠に光栄です。撮影期間は短かったのですが、楽しい撮影ができました」と撮影をふり返り、出演への喜びを明かしている。劇場で驚きとトキメキの歓声が上がること間違いなしの野村さんの登場シーンを、楽しみにしていて。『あやしい彼女』は4月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月29日女優の広瀬すずが、姉である女優の広瀬アリスと公開中の映画<a href="">『ちはやふる -上の句-』</a>で、“姉妹役で”共演を果たしたことを明かした。すずさんは、同映画で競技かるたの女王を目指すヒロイン・綾瀬千早役を演じた。すずさんは28日(月)にTwitterで、「ちはやふるみてくださった方の中にお気づきの方もいるかと思いますが千早のお姉ちゃん綾瀬千歳役はお姉ちゃんなんだよ広瀬姉妹で綾瀬姉妹を…」と明かした。姉妹女優がまさかの姉妹役で共演を果たしたわけだが、すずさんいわく、「最初で最後の姉妹役の気がする」とのこと。「だってリアル姉妹がガッツリと姉妹役やってもその作品の物語とか関係性とか絶対入ってこなくない?笑」とその理由を説明し、「機会があるならやってみたい気もするけど、変な感じすぎて笑っちゃいそう。勝手な妄想」とつづった。また姉のアリスさんも22日にブログで、『ちはやふる』出演について「姉ちゃん役笑った」とコメントしている。(花)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年03月28日ボディケアブランドの「シーブリーズ2016新CM発表会」が3月23日(水)、都内で開催され、CMに出演する広瀬すず、中川大志、松岡広大が出席した。また特別ゲストで、タイアップソングを歌うナオト・インティライミが登場し、「together」を披露、登壇者ならびに会場を沸かせていた。2015年に放送された「部活とアセの恋物語」をテーマにしたシーブリーズのCMは、CM関連WEB動画の再生回数550万回を超え、中高生の間で大きな話題となった。今回新しく発表された内容は「サンカク関係」がテーマとなっており、恋が成就するまでのもどかしさや甘酸っぱい感情を描いている。「すずと大志」「すずと広大」の2タイプで展開された今回のCMのお気に入りポイントについて、広瀬さんは中川さんと松岡さんの間で揺れる乙女心を挙げた。気持ちが「うわ~っとなった」とテンションを上げて表現すると、横から中川さんが「モテ期、きたね」と茶化す。すると、広瀬さんも乗って「人生最大のモテ期かもしれない。三角関係だあ、みたいな(笑)。それでちょっと興奮しました」と、楽しそうに話した。実際の三角関係について興味津々の三人に、中高生を対象に、「もしも友達と三角関係だと分かったら友達、恋愛どちらをとるか」というアンケート調査が発表された。友情優先74%、恋愛優先26%と友情優勢という結果になったが、広瀬さんは「絶対嘘だよ。だって、気持ち抑えられますか?26%の人はすごく素直だと思うんです」と持論を展開。しかし、松岡さんは「恋愛も友情から始まるじゃないですか。築いてきたものを全部壊せないんじゃないのかな」とフラットな目線で回答し、中川さんは「本当に自分の親友と好きな子がかぶったりしたら、それで関係が崩れるなら親友としてどうなのかなと思う。もし自分がダメでも親友なら応援できるくらいの器があればいいな」とまとめた。その回答には、広瀬さんも頷き「素敵」と目を輝かせていた。シーブリーズ新TVCMは、3月24日(木)より放送。(cinamacafe.net)
2016年03月23日公開初日を迎えた映画『ちはやふる 上の句』の舞台あいさつが19日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、広瀬すず、野村周平、真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、小泉徳宏監督が出席した。『上の句』の公開初日となったこの日の舞台あいさつには、主演の広瀬すずをはじめとするキャスト陣が勢揃い。役衣装姿で登場した広瀬は「長いような早いような、すごく不思議な感覚です」と初日を迎えた感想を述べながら、「役柄でも瑞沢高校という中でどんどん深まっていく絆をそのまま自然と作り上げてくれたみんながいました。お芝居をしていると嘘になってしまうことが多く、いつも反省することがあるんですけど、今回は仲良くさせてもらった皆さんに助けてもらった部分が多かったです」と共演者に感謝の言葉。その広瀬について小泉監督は「初めて会った時は声が小さくて主演を見誤ったかな? と思いましたが、慣れていくうちによく喋って、千早のように弾けるお芝居をして本物の女優が来たなという感じで安心しました。今の瞬間も1年前とは見違える気がします」と絶賛した。これを受けて広瀬は「そう思っていただけることはすごくうれしいです。ありがとうございます」と満面の笑顔を浮かべた。また、初めての主演作となった同映画の撮影で得たものについて「ここにいるみんなとの出会いは大人になってからも大きいと思います。笑顔でお芝居するのは私の中で難しいと思っているんですが、今回は本当にリアルに演じることができたんです。こんな感覚初めてでした」と自信。さらに「私が言うのもあれですが、若さってすごいなって思いました(笑)。みんなのエネルギーがすごすぎて、負けてられないと思い、千早で一番はしゃいでやろうと思いましたが、矢本くんや周平くんには叶いませんでした。次に会う時は追いつけるように頑張ります!」と負けん気な一面ものぞかせていた。2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミック累計発行部数1500万部(既刊30巻)を超える大人気コミックスを実写映画化した本作。"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いている。
2016年03月19日末次由紀による人気コミックを2部作で実写映画化した青春群像劇の前編『ちはやふる -上の句-』の初日舞台あいさつが3月19日に、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演を務める広瀬すず(綾瀬千早役)をはじめ、野村周平(真島太一役)、真剣佑(綿谷新役)、上白石萌音(大江奏役)、矢本悠馬(西田優征役)、森永悠希(駒野勉役)、小泉徳宏監督が出席した。『ちはやふる』初日舞台あいさつ/その他の写真競技かるたに情熱を注ぐ高校生たちの恋と友情、成長を描く本作。映画初主演となった広瀬は、「どんどん絆が深まる現場。その関係性がリアルじゃないと、演技もウソになってしまう。今回は同世代の皆さんが多かったので、助けてもらった部分も。逆にこんなに仲良くて大丈夫かなって不安になるほどでした」と“チームちはやふる”の強い結束を語った。小泉監督は、広瀬と初対面を振り返り「声が小さいし、何を言っているか分からない(笑)。ボソボソしゃべる女の子という印象でしたね。本人も人見知りだと言っていたけど、慣れればよくしゃべってくれた」と素顔を明かした。さらに「16、17歳という感性豊かな瞬間に立ちあえて光栄。少女から一歩踏み出し、大人に近づく姿をフィルムに収めることができた」と主演女優の成長に目を細めた。共演陣も「仲間の絆が印象的」(野村)、「自分にとって大きな作品であり、共演した皆さんは大きな存在」(真剣)、「中高と部活経験がないので、部室、部長、大会といった言葉を発する時間にキュンキュンした」(上白石)、「現場の仲がいいと、やはりやりやすい」(矢本)、「コミュニケーションの面白さ、会話の楽しさを感じた現場」(森永)と本作への思い入れを語っていた。『ちはやふる-上の句-/ちはやふる-下の句-』≪上の句≫公開中≪下の句≫4月29日(金・祝)2部作連続公開取材・文・写真:内田 涼
2016年03月19日国内最大級のファッションイベント「第22回 東京ガールズコレクション 2016 SPRING/SUMMER」が3月19日(土)、国立代々木競技場にて開催され、本日19日から前篇が公開となる『ちはやふる』のスペシャルコラボステージに主演の広瀬すず、野村周平、真剣佑の“チームちはやふる”が袴姿でランウェイに登場した。「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催され、3月19日(土)で第22回目の開催を迎える史上最大級のファッションフェスタ「第22回 東京ガールズコレクション 2016 SPRING/SUMMER」(以下、TGC)。総勢約100名の日本を代表する人気モデルが出演し、日本のリアルクローズを披露するファッションショーをはじめ、豪華アーティストによる音楽ライブや、旬なゲストが多数登場するスペシャルステージ、話題のアイテムがタッチアンドトライできるブースなど、TGCならではのバラエティに富んだ多彩なコンテンツが展開されている。この日、広瀬さん、野村さん、真剣佑さんは劇中衣装である袴を着て登場。広瀬さんは初TGC出演&初TGCランウェイということもあり、緊張の面もちで観客の前に登場。紙吹雪舞う中、野村さん、真剣佑さんとともに笑顔で歓声に応えていた。広瀬さんと野村さんは初ランウェイとなるが、「女の子たちのパワーが輝きすぎて、なんか緊張しました」(広瀬さん)、「いやあ、気持ちよかったですね!」(野村さん)とふり返り、過去にもTGCに参加した経験がある真剣佑さんは「今回、『ちはやふる』の三人で役者として歩くことができてよかったです」と喜びを語った。この日は事前に集められた質問が広瀬さんたちに投げかけられ、撮影現場で知ったお互いな意外な一面について尋ねられると、野村さんは広瀬さんのことを「天真爛漫に見られがちだけど、初めて会った時は人見知りだった」、広瀬さんは野村さんを「怖くてクールかなと思ってたけど、ファンキーだった」とイメージと正反対であったことを明かす。真剣佑さんに関して、広瀬さんは「男らしいけど天然、自分で気づいていないので面白い」と語った。本日、公開初日を迎えた本作。作品の見どころについて、野村さんは「好きなものに対する気持ちが素晴らしく映っている。かるたシーンが迫力あるので見てほしい」と魅力をアピールした。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年03月19日映画『ちはやふる-上の句-』が3月19日(土)に公開を迎え、主演の広瀬すずをはじめ、野村周平、真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希が劇中の袴姿で舞台挨拶に登壇!ついに公開を迎えた思いを語った。累計発行部数1,600万部を超える末次由紀の人気漫画を「上の句」「下の句」の二部作で、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の小泉徳宏監督が映画化。ヒロイン千早を中心に競技かるたに魅せられた高校生たちの青春を鮮やかに描き出す。客席中央通路を通って、真っ赤な袴姿の広瀬さんを先頭に野村さん、真剣佑さんの“チームちはやふる”、そして瑞沢高校競技かるた部の面々が登場すると、会場は歓声と拍手に包まれた。広瀬さんは、約1年前に衣裳合わせが行われ、撮影、プロモーションを経てようやく公開を迎えての心境を問われ「(この1年は)長いような、早いような…不思議な感覚です」と語る。この日の舞台挨拶のムードからもキャスト陣の仲の良さが伝わってくるが、広ささんは「(撮影を通じて)深まっていく絆を現場でみんなが作ってくれました。こんなに仲良くて大丈夫かな?というくらい仲良くて、助けてもらいました」とふり返る。小泉監督は、広瀬さんと始めた顔を合わせたときの様子を述懐。「声が小さくてボソボソとしゃべる子で、これが千早?見誤ったかな…?と思った」と明かすが「当時は16歳で普通の高校1年生の少女ですよ。その子がメジャー映画の主演というのは尋常じゃないこと。でも撮影を通じて自分のものにしていた。僕はこの1年で、彼女の特別な瞬間に巡り合えたと思います」と称賛する。広瀬さんは「嬉しすぎて、どういう反応をしたら…」とはにかみつつ、初対面の時の自身について「『大丈夫かな?』と思われた確信はありました(笑)」と語り笑いを誘っていた。野村さんも現場でのキャストの仲の良さが作品にもたらしたプラスの影響を断言。「仲良くないと芝居ってできない。今回は素晴らしかったです」と語り、さらに「広瀬すずと上白石萌音がすごくかわいかったなと思いました。若い世代を引っ張る2人だと感じました」とべた褒めで会場を沸かせた。真剣佑さんも「(日本での)俳優人生半年でやらせてもらったんですが、今後の俳優人生にも大きな作品であり、みんなの存在もすごく大きいです」とうなずいた。小泉監督からは「現場でお前ら、うるさかったぞ!」という苦情も上がってきたが、広瀬さんは改めて「若さってすごいと思いました!エネルギーがすごくて、みんなに負けてられないなと思いながらやっていました」とはつらつとした表情で語り、会場は温かい拍手に包まれた。『ちはやふる-上の句-』は公開中。『ちはやふる-下の句-』は4月29日(金・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年03月19日2007年、林遣都を主演に映画化、さらに2008年4月からは中山優馬の主演でNHKにてテレビドラマ化された累計発行部数1,000万部超えのベストセラー青春野球小説「バッテリー」が、この度、テレビアニメ化されることが決定!メインキャストに内山昂輝、畠中祐ら若手実力派声優が名を連ね、7月より放送される。「原田巧」はピッチャーとして抜群の野球センスをもつ少年。中学入学を期に移り住んだ山間の街、新田市で、巧は自分の全力投球を受け止められるキャッチャー「永倉豪」と出会う。新田東中学校の野球部に入部した2人は、部員同士の軋轢や、教師たち大人の事情に翻弄され、時には互いに衝突しながら、ピッチャーとキャッチャー、二人一組の“バッテリー”として成長していく――!原作はあさのあつこ著書の青春野球小説。家族愛と少年たちの友情がさわやかに描かれ、その人気の高さから度々メディアミックスを展開。2000年には、人気声優・宮野真守が主人公を務めNHK-FMにてラジオドラマ化(全10話)。2007年には、『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』『闇金ウシジマくん』「HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」などに出演する林さんを主演に迎え実写映画化。本作が林さんのデビュー作となった。そして、2008年4月にはジャニーズ事務所の中山さんが主人公を演じNHKにて連続TVドラマ化。さらに、コミック誌「月刊あすか」にてコミカライズも行われた。今回、フジテレビ“ノイタミナ”枠ほかにてテレビアニメ化が決定。主人公の天才ピッチャー・原田巧役を務めるのは、『心が叫びたがってるんだ。』坂上拓実役や、アニメ「ハイキュー!!」月島蛍役、「ばらかもん」木戸浩志役、『映画ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』桐嶋郁弥役などで知られる声優・内山さん。永倉豪役には、「うしおととら」の主人公・蒼月潮役で一躍注目を集め、4月期ノイタミナ枠「甲鉄城のカバネリ」でも主演を務める畠中さんが配役。ともに、ネクストブレイク必至の若手実力派優なだけに、本作でどのような掛け合いをみせるのか期待がもたれる。ノイタミナ枠といえば、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「PSYCHO-PASS サイコパス」などオリジナルアニメでも高い評価を獲得しており、最近では、藤原竜也主演で話題の「僕だけがいない街」や、綾野剛&武井咲でドラマ化された「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」、広瀬すず&山崎賢人&石井杏奈&中川大志ら最旬若手俳優を揃えて実写化予定の「四月は君の嘘」など、いま話題のアニメ作品が多数放送されている。本作にも大きな注目が集まること間違いなしだ。TVアニメ「バッテリー」は7月よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月18日22歳と19歳。二十歳という成人ラインを挟んで3歳差は意外と大きく感じるものだが、この2人からは先輩・後輩というよりも、歳の近い仲良し兄弟のような空気が伝わってくる。奔放で気ままだが頼りになる“兄ちゃん”野村周平と生真面目さと人懐っこさを備えた“弟”真剣佑(まっけんゆう)。彼らに広瀬すず演じるヒロイン・千早を加えた幼なじみの3人が、競技かるたに青春を燃やす映画『ちはやふる』が「上の句」(3月19日~)、「下の句」(4月29日~)の二部作で公開となる。原作は末次由紀による1,600万部突破の少女コミックだが、連載は2007年にスタートし、すでに10年目に突入!すなわち、登場人物たちと同じ高校生のみならず、より幅広い層の読者を抱えていることを意味しており、大きな期待を背負った二部作での映画化となる。しかも!野村さんが演じる太一は、家がお金持ちのイケメン秀才でスポーツ万能!「人気漫画の人気キャラをやるってことに、やっぱりプレッシャーはありましたよ。しかも、自分に太一のような要素が備わっているのか…(苦笑)?こんなにキラキラした役もあまりやってこなかったし、最初に話をもらった時は『ホントにできるのかな?』という気持ちでした」。真剣佑さんはオーディションで新役を手にした。新は小学生のころ、千早と太一に競技かるたを教えた張本人だが、家庭の都合で福井へと引っ越してしまい、そのまま2人とは離れ離れになっている。「とにかく、一途で真っ直ぐな新の魅力に惹かれて本当に演じたいって強く願った役でした」と振り返る。「演じる上で、これだけ魅力的な綿谷新に、真剣佑を重ねるのは申し訳なかった。自分の中にある感情を活かして…というよりも、ただ新になり切ることを考えて、役作りや百人一首の暗記、競技かるたの練習に臨みました。それは『仕事だから』というよりも僕自身、楽しみながら進めていったプロセスでしたね」。「上の句」では2人の共演シーンは多くはない。太一が武者修行として参加した大会で新との再会を果たすが、これが2人の初めての共演シーンとなった。「正直、どういう子なんだろう?という感じだったんですが、すごく素直ないいコで(笑)」と野村さん。一方の真剣佑さんは野村さんを「クールなお兄ちゃんですね」とニッコリ。「下の句」の福井のシーンでは、自分の撮影が休みの日でも、現場に顔を出して、野村さんや広瀬さんの演技を見ていたそうで「宿泊先でも部屋に呼んでくれて…というか、僕が勝手に野村さんの部屋に引っ越したんです(笑)。かわいがってもらいました」と明かした。一見、万能キャラに見える太一だが、そんな彼もコンプレックスを抱えており、そこが大きな魅力と言える。一途に千早を想い、常に寄り添うも、どこか“保護者”のようで、なかなか“男性”として見てもらえず、また、かるたを教えてくれた、真剣佑さん演じる天才・新(あらた)に対し友情だけではない複雑な感情も抱いており…。「太一は本当に千早が好きで、でも、かるたで新に劣っていて…。千早はすぐそばにいるけど、そんな彼女は新の才能に尊敬の念を持っていて…すごく複雑です。原作者の末次さんは、イケメンなのにダメな男がお好きらしいです(笑)。演じる上では面白いんですけど、こっちも気持ちが深く入っちゃって…。千早を連れて、福井まで新に会いに行くというシーンが『下の句』に出てくるんですよ。そこで、新よりも早く千早の手を掴もうとするんだけど…というシーンで演じながら悲しい気分になったりして(笑)」。野村さん自身、何度も共演経験のある同世代の俳優が活躍し、輝きを放つのを見て、嫉妬やコンプレックスに似た感情を抱くことは?と尋ねると「それはありますよ」とうなずきつつ、こう続ける。「人それぞれ違うから、みんなが同じ才能を持ってるわけじゃない。でも、おれも自分の才能を信じてもいるんですよ。ほかの人とは違う面でね。だから、周囲に嫉妬もするけど、同時にあいつはあっちの方面で才能を発揮してるけど、おれはこういうところでは負けてないって思うようになりましたね」。そういう考えに至ったのは…?「ここ2~3年ですかね?自分より若い世代も出てきて、いい作品に出てるのを見て『いいなぁ』って思うんですけど、『おれはおれでいいものを持ってる』って。おれはあいつになれないけど、あいつもおれにはなれないって思えるようになると、気持ちが楽ですね」。真剣佑さんが演じた新は、高校生にして将来の名人との期待をかけられる存在。同じく10代にして俳優として将来に期待を寄せられる真剣佑さんも、新の気持ちが理解できる部分もあったのでは?「どうでしょう…?僕の中では新は自分とはかけ離れた魅力的な存在だったので、全くそんな風には考えたことがなかったですね。ただ、心のどこかで共感し、理解できたからこそ表現できたのかもしれません。自分で具体的に『ここが』というのは分からないですが…(苦笑)」。その新も、物語が進む中で挫折し壁にぶち当たる。「『下の句』は、新の成長の物語。演じててつらくなるような思いがあり、でもそれをちゃんと伝えたかった」と真剣佑さん。自身も「毎回、新しい作品に出会うたびに壁にぶち当たってます」と語るが、その顔は嬉しそうだ。『ちはやふる』を通して手に入れたものも多かったと振り返る。「毎回、難しいことばかりだし、そこを乗り越えないといけないんですが(苦笑)。でも今回、『ちはやふる』の撮影を通じて得たものって山のようにあり、それを今後、新とはまた違う役で活かしていけるのが楽しみです。壁を乗り越える術?やっぱり、僕はこの仕事が一番好きなんです。だから、自分にいろんなチャレンジを与えていきたいし、冒険したい。俳優って、“人間”を作り出す仕事。その役を通じて、見ている人に夢を与えることができたらと思ってます」。そんな真剣佑さんを頼もしそうに、温かく見つめる野村さん。この2人が今後、様々な作品でいろんな形で交錯していく姿を楽しみにしたい。【野村周平】ヘアメイク:川島享子(FACTORY1994)スタイリスト:九(Yolken)【真剣佑】ヘアメイク:豊田円(ADDICT_CASE)スタイリスト:鈴木まさあき(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年03月18日女優の土屋太鳳が、3月4日に行われた第39回日本アカデミー賞授賞式で同席したほかの受賞者たちとの裏話を明かした。2008年に公開された『トウキョウソナタ』で映画デビューを果たし、2010年にはNHK大河ドラマ「龍馬伝」のテレビドラマ初出演。主人公・坂本龍馬の姉、坂本乙女の少女期を演じた土屋さん。その後、2014年のNHK連続ドラマ「花子とアン」への出演、さらに翌年には「まれ」で主演を務め、お茶の間に広く知られる女優へと成長した。また、アクションもこなせる女優として、2015年には映画『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』で「第3回ジャパンアクションアワード」のベストアクション女優賞を受賞。最近では、幼少から続けている日本舞踊のほか、学生時代に励んだクラシックバレエやヒップホップダンスなどを活かし、オーストラリア出身の歌手・シーアの新曲ミュージックビデオで圧巻のコンテンポラリーダンスを披露したことでも話題を呼んだ。その土屋さんが主演を務めた映画『orange -オレンジ-』で今回、日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。その授賞式の模様を16日に更新したブログでふり返った。「新人俳優賞をいただくと知って信じられない気持ちのまま何日かたったあと、授賞式への招待状を頂きました」という土屋さん。しかしその招待状は、晴れやかな授賞式の雰囲気とは全く異なり「学校の合格発表のあとにいただくガイダンスの書類のようでした注意点やスケジュールが書かれてたり新人俳優賞の歴史も書かれていてすごく読み応えがあるんです」と、受賞者しか知り得ない裏話を明かした。また、当日の座席は受賞部門ごとに分けられたようで、「有村架純さんと広瀬すずちゃんは出演作品チームのテーブルに座られたのであまりお話出来なかったけど、新人俳優賞のテーブルでは翔を演じた山崎賢人くん、野田洋次郎さん、山田涼介さん、篠原篤さん、藤野涼子さん、話題賞のももいろクローバーZの皆さんといった素敵な方々とお話することも出来てとても光栄でした」という。ただ、さすがに“新人賞”とあって、授賞式には慣れていない面々ばかり。「初参加の人しか座ってないから、中座するタイミングとかそもそも中座していいのかな?とかちょっとしたことを知ってる人が誰もいなかったので、皆さんお仕事では素晴らしいかたなのにいろいろな心配をこそっと話し合ったりしていて…笑」と当日のエピソードを明かし、「たとえると、入学式の直後に慣れてない教室に初めて入った時の『ここでいいのかな?』『どんな人がいるのかな?』『動いちゃっていいのかな?』な感じにちょっと似た空気でした」とちゃめっ気たっぷりにふり返った。(花)■関連作品:orange 2015年12月12日より全国東宝系にて公開(C) 2015「orange」製作委員会 (C) 高野苺/双葉社
2016年03月17日3月19日公開の映画『ちはやふる』のホワイトデーイベントが14日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、広瀬すず、野村周平、真剣佑が出席した。ホワイト・デーにまつわるエピソードを求められた広瀬は「さっき真剣さんがくれました。そういうところがすごく男らしいんですよね。(バレンタインデーでは)あげてなかったのにくれたんです」と明かすと、野村は「だってもらってないもん…」と不満顔。その野村は「バレンタインとかホワイト・デーとかいい思い出ないですね。義理はいっぱいもらいましたけど」と話すと、広瀬が「あまり聞かない方が良かった? 切なくなる?」と気遣いつつ、「でも絶対いっぱいもらってきたでしょ」と鋭くツッコミを入れて観客からの同意も受けていた。イベントの最後には野村と真剣が作ったというケーキから広瀬が好みのほうを選ぶというコーナーを実施。豪華な真剣のケーキにさすがの野村も「気持ちだろ!(イチゴの)数じゃないだろ! 震えてきたわ…」とあきらめ状態で、案の定、広瀬は真剣のケーキを選択。その理由として「女性がもらってうれしいザ・王道なテーストだったので、王道って王道だなと思いました」と選択した理由を説明しながら、「あとでちゃんと食べるからね」と落ち込む野村を励ましていた。2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミック累計発行部数1500万部(既刊30巻)を超える大人気コミックスを実写映画化した本作。"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いている。映画『ちはやふる』は、3月19日より『上の句』、4月29日より『下の句』が公開。
2016年03月15日累計発行部数1,600万部を超える人気コミックを原作に、競技カルタに情熱を注ぐ高校生の青春を2部作で映画化した『ちはやふる-上の句-』のホワイトデー試写会が3月14日(月)、都内で行われ、主演の広瀬すず、共演する野村周平と真剣佑が出席した。この日はホワイトデーにちなんで、野村さんと真剣さんが、特製ケーキのデコレーション対決を行い、「自信はありますよ。あんまりこういうことはしないけど、すずのためにちゃんと丹精こめて」(野村さん)、「ケーキをデコレートするのは初めて。でも、愛情こめて作りました」(真剣さん)と互いに譲らず、火花を散らした。ちなみに野村さんのケーキには、広瀬さんに捧げる「ずっと見てるからな!」の熱烈メッセージ入りで、「いや、先輩として成長を見守るって意味ですよ」と思わず照れ笑い。一方、真剣さんのケーキは、イチゴをめいっぱい使っており、「(広瀬さん演じる綾瀬)千早に、赤のイメージがあるから」とデコレーションにこめた思いを説明。両者が緊張の面持ちを浮かべるなか、広瀬さんは無邪気に真剣さんのケーキを即決!「おしゃれだし、ザ・王道のテイストは、やっぱり女性がうれしい」と話すと、選ばれなかった野村さんは、「そもそも、バレンタインデーにもホワイトデーにもいい思い出がない」とすっかりふてくされていた。ちなみに舞台挨拶の本番前に、真剣さんが広瀬さんにホワイトデーの贈り物を渡していたことが判明し、野村さんは「だって、(バレンタインを)もらってないんですもん!」と釈明。「家にバラ100本が届いているかも。宅配ボックスを確認して」と笑いを誘っていた。『ちはやふる -上の句-』は2016年3月19日(土)、『ちはやふる -下の句-』は2016年4月29日(金・祝)より、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年03月14日