店員の『客への関わり方』から、その店の良し悪しは客に伝わるもの。ウェブサービス『note』を利用している浜崎裕充さんは、夫婦そろってある店員のファンになった出来事について投稿しました。近所のディーラー店員の神対応ある日、車で外出した浜崎さんの妻。右後ろのタイヤがパンクしていたことに気付かないまま車を走らせ、近所のディーラーの前を通過しました。すると、たまたま店の外にいた店員が妻の車の異変に気付き、追いかけて教えてくれたのです。しかし、大事故を未然に防げたものの、このままでは修理できる場所まで運転することもできません。車載の『パンク修理キット』を使って応急処置ができればよかったのですが、妻は使い方を知りませんでした。困っていると、店員は手際よくパンクしたタイヤをジャッキアップして外し、店の台車に乗せて、こういったのでした。「近くのガソリンスタンドに持って行って修理しておいで」ガソリンスタンドの多くは、パンクしたタイヤの修理を行っています。そのため、車を運転せずともタイヤを持ち込めば修理が可能でした。修理が終わったタイヤを持ち帰ると、その場で店員はまた取り付けてくれたとか。そこまで手助けしてくれた店員に、妻は恩を感じずにはいられませんでした。作業料を払おうとしたのですが、店員は「お代はいりません。困った時はお互い様ですから」と受け取らなかったそうです。夫婦の恩返し妻からこの出来事を聞いた浜崎さんは、店員の対応力や人柄に感動!次のように想いをつづっています。この一連の話を妻から聞いた時、感謝の気持ちでいっぱいになりました。妻が事故に遭うのを未然に防いでくれただけでなく、女性1人で不安だった状況に、心温まる対応。もうね。これは何かの形で恩返しするしかないと。タイミングのいいことに、浜崎さんの車はあちこちにガタが来ており、まさに買い替え時でした。運命を感じた浜崎さんは、他店をすべて断り、助けてくれた店員がいるディーラーへ車を見に行くことに。すると考えていた価格帯の車ばかりが並んでいたため、すぐにお気に入りの車と出会え、即決で購入することができたそうです。「久しぶりに素敵な方との出会いで、気持ちが温かくなりました」と振り返る浜崎さん。「この人から買いたい!」と思える素敵な店員との出会いは、嬉しいものですね![文・構成/grape編集部]
2020年04月13日新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年4月7日に政府は7都府県に『緊急事態宣言』を発令しました。緊急事態宣言による外出自粛の要請を受け、さまざまな企業が休業を決断しています。コーヒーチェーン店の『スターバックス』(以下、スタバ)も、一部店舗の休業を決断した企業の1つです。同月8日に、スタバは対象となった7都府県にある、約850店舗の休業を発表。期間は、「翌9日から当面の間」としています。休業宣言したスタバで、ドリンクを注文すると…スタバが休業する前日に、ドリンクを購入するため、店に立ち寄ったリラママ(@Rirakumama1103)さん。すると、店員は丁寧に対応したうえで、ドリンクのカップにこんなメッセージを書いてくれたといいます。またお会いできる日まで すこやかにおすごしくださいおはようございます今朝はいつも以上に駅に人が居なくて...あぁ、企業さんも休みとか色々対応しているんだなと感じましたスタバがしばらく閉まるということで昨日買って帰りました•ө•親切に対応していただき素敵なメッセージありがとうございます今日も1日よろしくお願いします☺️ pic.twitter.com/J8IgoqL2Q3 — リラママ春のブラサン企画中 (@Rirakumama1103) 2020年4月8日 スタバを利用する客のすこやかな日常を願い、店員はポジティブな言葉で見送りたかったのでしょう。写真はネット上で拡散され、「さすがスタバ!」「素敵な店員さんですね」「またゆっくりスタバを利用できる日が来てほしいな」といった声が集まりました。客にとってスタバを利用できなくなるのは残念なことです。一方で、普段通りの仕事ができなくなる店員にとっても、休業はつらい事態に違いありません。そんな状況で繰り広げられた、思いやりのあるやり取りに、心が温かくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月10日2020年4月7日、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大を受け、東京を含む7都府県に緊急事態宣言が発令されました。しかし、依然、マスクの入手は困難な状況が続いており、多くのドラッグストアで毎朝長蛇の列ができています。また、マスクが販売できない店に対し、理不尽な怒りをぶつける人も後を絶たないようです。ゾッとする、ドラッグストアでの迷惑行為…スーパーやドラッグストアで『やめてほしいこと』を、メグウサギ(@rabbitmegumi)さんがイラストにしました。緊急事態宣言が発令されたにも関わらず、誰かに向かってくしゃみをする人がいるとは…唖然としてしまいますね。マスクがない場合にも、くしゃみや咳が出る時は、腕で鼻と口元を覆って唾液が飛ばないように気を付けてほしいものです。『やめてほしいこと』はそのほかにも…。受け取る店員さんはたまったものじゃありませんし、その唾液のついた紙幣はまた別の人へと巡っていきます。これはコロナウイルスが流行していなくても、やめてほしい行為ですね。また、商品をあれこれ触った後の洗っていない指を舐めることで、自身の感染リスクを高めていることにも気付いてほしいです。外出自粛が続き、家の中でじっとすることに飽きた気持ちはとても分かりますが、買い出しには少人数で行きたいものです。不特定多数の人々と間近に接する空間は『危険な場所』と考えたほうがいいでしょう。気晴らしをするのであれば、公園などの開けた場所で、人との距離を保ちながら身体を動かしたいですね。生活必需品を扱う小売店(スーパー・ドラッグストアなど)の従業員は感染ハイリスクな上に怒られっぱなしで、しかも買い溜め需要で客数も納品とも多くてとても忙しい。優しくしてあげてくださいね pic.twitter.com/AlcMU6q701 — メグウサギ (@rabbitmegumi) April 6, 2020 そして、最後はやはり『店員を怒鳴りつけること』でした。そんな人を見たり怒鳴り声を聞いたりすると、呆れると同時にもやもやしますよね…もう少し冷静になって物事を考えてほしいものです。この投稿には、多くの悲痛な声が寄せられました。・手袋を装着して接客したい。感染リスクが高すぎです。・診療所で働いている者ですが、だいたいこんな感じで、毎日怖いです。・分かります!従業員も人間だから、思いやりがあれば、嬉しいなぁ。・コロナウイルスよりも、人が怖いです。・100円均一ショップで働いていますが、本当にやめてほしいです。・最近、精神的にもつらいです。コロナウイルスが流行してからというもの、店員さんたちの痛切な訴えは後を絶ちません。一人ひとりが『通常だったらしないこと』『こんな時だからこそ、してはいけないこと』をよく考えれば、このようなことは減らしていけると思います。また、スーパーやドラッグストアの店員さんだけでなく、医療に従事する人、公共交通機関の人など、非常事態の中でも感染のリスクを負いながら働いてくれている人々に感謝したいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月10日2020年1月に新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が発生して以来、日本では全国的にマスクの在庫不足の状況が続いています。一時期はネットでマスクが高額転売されたり、買い占める人が続出したりと、問題になりました。4月現在も、マスクの供給不足は変わっていません。マスクを求め、朝早くからドラッグストアに並ぶ人も少なくないようです。ドラッグストアに来た『とんでもない客』で店員が組んだ打線マスク不足によって苦労をしているのは、買い求める人だけではありません。ネットでは連日、全国のドラッグストアで働く店員から「非常識な客が多くて困っている」「毎日大変な思いをしている」といった声が上がっています。ドラッグストアに勤めている、まきぶろ(@otogi_zousi1203)さんも、一部の非常識な客の対応に頭を悩ませている1人。これまで店に現れた『とんでもない客』の中から9人を選出し、野球の打線を組んでTwitterに投稿しました。【1一】アルコール消毒液を陳列中の私から、品物を奪い取るついでに肘鉄。打撲傷全治1週間(労災が下りた)を負わせたジジイ。【2遊】毎日閉店前に来て「マスク今日もないの!?」とキレ散らかすおばさん。入荷してても、この時間には残ってねーよ。【3二】マスク購入に必要な整理券を偽造して持ってきたおじさん。【4中】閉店前に侵入。入荷した荷物をあさり、マスクがあると大騒ぎして警察を呼ぶ寸前の騒動にしたジジイ。【5右】毎朝、店のシャッターを叩いて「オイ!マスク、今日はないのか!」と怒鳴るオッサン。(貼り紙に書いてあるが読めないらしい)【6三】店の入り口に置いてある、客が使える消毒用のアルコールを何プッシュもして、持ち込んだタッパーにためて盗もうとしたババア。(後にテナントの警備員が回収)【7左】「従業員はしてるじゃない!マスクを隠してるでしょ!」と倉庫へ無理やり入ってこようとするババア。(警察への通報を警告して、結果的に未遂)【8捕】散々「コロナウイルスが怖い!」とマスクの在庫がないことに対して騒いだくせに、レジで会計をする時に指を舐めるババア。なぜかその上、マスクを2枚重ねて着けている。(意味がない)【9投】「1家族1点」で他人のふりをするも、レジで子供が「あ!ママ、ポイントカード!」といってしまいマスクを点数制限され、1時間半にわたり「あーあ!〇〇のせいでマスク1個しか買えなかった!ママがコロナウイルスで死んじゃえばいいんだ!」と店の前で子供を怒鳴る若い母親。コロナウイルスの騒ぎ始まってから職場に来たヤバイ客で打線組んだwwww pic.twitter.com/DKlWlt1oua — まきぶろ@切り絵合同誌主催 (@otogi_zousi1203) April 8, 2020 店に侵入したり、店員にケガを負わせたりと、信じられないほど非常識な客たち。どの客もホームラン級といえるでしょう。投稿者さんはあえて面白おかしく『打線』で表現していますが、実際にこれらの客が存在すると思うと背筋が凍ります。ちなみに、惜しくもスタメン入りを逃した補欠にはこういった客もいたようです。「咳が2週間以上も続く!コロナウイルスかも!」と相談に来た女性。「熱はない」「咳は激しいが、家にいる時しか出ない」「家にいると涙目になる」「鼻もおかしいからコロナウイルスの可能性が高い!絶対にそう!」など主張するも、聞き取りを行った結果「空間を除菌するため、加湿器に次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)を入れている」という原因が特定。毒ガス発生器を自宅で作っていた。ニュースを見て「アビガン(ファビピラビル)あります?売って!」と来た数人の客。「効果があるかもしれないから調べようって段階で治療薬ではない」「そもそも処方箋がないと売れない」と伝えるも、「じゃあ医者に行ったらもらえる!?」と聞いてきた奴もいて張り倒したくなった。3番打者とスタメンを迷ったが今季は補欠。投稿は拡散され、多くの人から「こんな人がいるなんて怖すぎる」「メジャーのオールスター級に破壊力がある打線だ」といった声が寄せられました。残念なことに、こういった件は投稿者さんが働いている店だけでなく、全国の店で起こっていることでしょう。非常識な行動をとっている人は、一度自分の姿を振り返ってみてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月09日