テクノブレーン株式会社は、法人向け健康経営・保健指導サービス「健康習慣プラスサポート」を2021年9月より開始、この度、より手軽に参加者が生活習慣改善に取り組めるよう従来のプログラムをアレンジしたライトプランを2022年1月より新たに展開いたします。「健康」へのハードルを下げた、日常の延長線でできる食事と姿勢の改善により自発的な健康行動の意識付けを行い、将来的な特定保健指導への新規流入防止、メタボリックシンドローム予防に努めます。(1)健康習慣プラスサポートURL: 【若年層向け保健指導の必要性】これまで40歳以上の特定健診データは、事業者から保険者にわたり必要な方に特定保健指導が実施されておりました。2022年1月より、40歳未満の健康診断結果も事業者から保険者へ提供される法的仕組みが設けられ、より効率的な保健指導や健康施策の実施が期待されております。また、特定保健指導の対象者の8割以上が20歳時の頃よりも体重が約10kg増加していることや成人期に体重が増加した群では生活習慣病の有病率が高いことが明らかになっております。これらのことから、特定保健指導対象外である40歳未満への健康施策は重要視されており、若年期からの健康意識の喚起や生活習慣指導により、成人期の体重増加を予防することが、将来的な生活習慣病予防や医療費の適正化につながることが期待できます。(2)若年層向け健康習慣プラスサポート【健康習慣プラスサポートとは】健康習慣プラスサポートとは、LINE、Zoomを用いた完全オンラインでの若年層向け保健指導サービスです。初回面談では、実際の食事写真やヒアリング内容から、参加者の健康習慣向上に向けた行動目標を設定しオリジナルプログラムを作成します。プログラム期間には、LINEで食事写真を送るだけで管理栄養士からのアドバイスが受けられる食事改善サポートと、自身の全身写真を送るだけでパーソナルトレーナーからの姿勢改善サポートを実施。特に姿勢改善サポートは標準的な保健指導にはないプログラムであり、多くの健康保険組合様よりご好評をいただいております。この度、健康習慣プラスサポートは、ベーシックプランとライトプランの2種類をご用意。ベーシックプランは初回面談後、積極的なコミュニケーションによる健康習慣の定着を目的とした、フルサポートのプログラムです。今回リリースするライトプランは初回面談後、LINEでの健康相談に加え、参加者個人に最適化した情報発信を中心とした健康への動機付けを目的としたプログラムです。(3)健康習慣プラスサポートの特徴【3枚の写真から生活習慣の改善!ライトプラン】(4)ライトプランの流れベーシックプランとの大きな違いは姿勢改善サポ―ト。ベーシックプランでは6枚の全身写真が必要でしたが、ライトプランでは写真3枚だけで姿勢チェックが可能です。自身では確認が難しいからだ姿勢の歪み、正しい基本姿勢に近づくよう日常生活で気を付けるポイントをプログラムで押さえていただきます。(5)姿勢チェック【手頃な価格での提供】健康習慣プラスサポートは、“パーソナルながらも低価格”であることも魅力の一つ。特にライトプランでは従来のベーシックプランよりも安価にプログラムの実施が可能です。(6)比較表参加者様はプログラムを受けていただくことで◆初回面談や食事改善サポートによる、現在の生活習慣の現状把握◆いつでも可能な健康相談、定期的なコンテンツ配信や中間評価による健康への興味関心・意識付け◆姿勢チェックにより日々の姿勢を意識することでの肩こり腰痛予防などが期待できます。※一括プランの他に分割プランあり。詳しくはお問い合わせください。テクノブレーン株式会社「健康習慣プラスサポート」は、“パーソナル”を重視した管理栄養士によるオンライン マンツーマンサポートで、効果的な健康経営を実現します。■grlowパーソナルジム 会社概要姿勢改善・加圧を得意としたパーソナルジム。年間約2000セッションを指導しており、姿勢改善・リハビリ・ボディメイクなどあらゆるパターンの対応が可能名称 : grlowパーソナルジム代表 : 助川 友樹・古山 佑所在地 : 〒150-0032 東京都渋谷区鶯谷町5-6 武田ビルB1Fホームページ: ■テクノブレーン株式会社 会社概要名称 : テクノブレーン株式会社代表取締役社長 : 北川 太所在地 : 〒141-0022東京都品川区東五反田1丁目13-12 いちご五反田ビル5階会社ホームページ: CBHホームページ : CBH Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月19日公益財団法人日本スポーツクラブ協会(所在地:東京都渋谷区、理事長:野川 春夫)は、学校運動部活動の地域移行を円滑にサポートするために即戦力となる部活動指導員の養成を目的とした「学校運動部活動指導士(養成資格)認定講習会」を本年度より開始することになりました。その第1回となる講習会を2月13日(日)~15日(火)に国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催いたします。学校運動部活動指導士(養成資格)認定講習会イメージ■背景○学校の働き方改革を踏まえて部活動指導員制度が法制化され、平成30年3月には「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」が策定されました。これを受けて、令和5年度から始まる学校運動部活動の学校から地域への移行に向けた準備が日本全国各地で始まっていますが、一方、移行のあり方については、具体的な方針等が示されておらず、学校と地域との協議に委ねられており、特に部活動指導に関する資格や講習会が制度的に用意されていないことから、学校現場において混乱が生じるなど、円滑な移行が危惧される状況にあります。本講習会は、こうした状況を整理するとともに、学校現場が求める即戦力となる運動部活動指導者の育成を図ることを目指しています。■学習カリキュラム学校運動部活動は学校施設を使っての実技指導となるため、スポーツ・運動の技術指導に加え学校教育法の知識、教員・保護者との連携、児童・生徒の発育・発達など広範囲な実践的知識が求められます。カリキュラムは、学校教育法、運動部活動のマネジメント、児童・生徒の理解、アンガーマネジメント等の理論編と運動学習理論、体力トレーニング、スポーツ指導法、コーディネーショントレーニング等のスポーツ科学領域の演習編の2種類を用意しています。理論編は、部活動指導員の資格検定を目的とし、受講者の時間的都合を配慮して配信を利用したオンディマンド形式とし、後日筆記による検定を行います。演習編は、集合型対面式の講義と実技を組み合わせて実施します。受講者は、講習会後1か月間で課題レポートを提出し、合格者には講習会認定書が付与されます。理論編の資格検定および演習編の講習会合格者には「学校運動部活動指導士」の資格が付与されます。なお、資格保持者には、体罰やハラスメント根絶を厳守する「ハラスメントフリー(Harassment-Free)」が義務付けられます。■協会概要商号 : 公益財団法人日本スポーツクラブ協会代表者 : 理事長 野川 春夫所在地 : 〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-1-10 代々木中央ビル102設立 : 1977年3月(設立時は財団法人日本スポーツクラブ協会)事業内容 : 総合型地域スポーツクラブを始めとした地域のスポーツクラブの支援基本財産金: 3,000万円URL : ■カリキュラムと講師科目:生活を豊かにする部活動指導の倫理・理念と指導者の役割行動(フェアプレイ・アンチ・ドーピング)講師:友添 秀則所属:公益財団法人日本学校体育研究連合会科目:学校部活動の歴史と将来講師:友添 秀則所属:公益財団法人日本学校体育研究連合会科目:運動学習理論(段階的指導法)講師:岡出 美則所属:日本体育大学科目:生徒の自主性を育む目標設定と練習計画の立案講師:岡出 美則所属:日本体育大学科目:部活動の継続とドロップアウト(スポーツの社会化)講師:山口 泰雄所属:流通科学大学科目:スポーツ指導法(初心者・初級者指導のコツ)講師:細越 淳二所属:国士舘大学科目:部活動指導員の職務と部活動の組織運営講師:日比野 幹生所属:日本体育大学科目:中学生年代の体力トレーニング法(筋力・持久力)講師:杉田 正明所属:日本体育大学科目:中学生年代における性差とスポーツ指導法講師:石田 良恵所属:日本ウェルネススポーツ大学科目:部活動と学校のルール(規則・人間関係)・ステークホルダーマネジメント講師:菅原 淳一、桑田 健秀所属:太田スポーツコミッション、ピボットフット科目:安全確保と成長期におけるケガ等の救急処置講師:野田 哲由所属:了徳寺大学科目:コーディネーショントレーニングの理論と実践(リードアップゲーム)講師:東根 明人所属:コーチングバリュー協会科目:総合型地域スポーツクラブと学校部活動講師:川西 正志、柳沢 和雄所属:北翔大学、武庫川女子大学科目:中学生年代に必要なスポーツ栄養学講師:本田 由佳所属:慶應義塾大学科目:生徒カウンセリング/ アンガーマネジメント・ストレスマネジメント講師:倉盛 美穂子所属:日本女子体育大学科目:コーチングの心理学(モチベーション)講師:岩崎 由純所属:トレーナーズスクエア株式会社科目:チームビルディング講師:芳地 泰幸所属:日本女子体育大学科目:学校スポーツ施設・設備・用具の安全管理講師:瀬戸口 祐剛所属:セノー株式会社(時間割等は諸事情によって変更する可能性があります。)講師陣(一部)■受講料と資格取得費用受講料:42,000円資格取得費用11,000円(2カ年分認定料 6,600円 審査料2,200円 認定料2,200円)■受講要件児童・生徒のスポーツ・運動部指導に興味・関心・経験等のある満22歳以上の方 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月14日株式会社幼児さんすう総合研究所(代表:大迫 ちあき)が運営する幼児さんすう指導者養成スクールは、公益財団法人 日本数学検定協会認定資格「幼児さんすうインストラクター」を取得できる養成講座を日本初開校し、講座は来年第31期目を迎えます。遠方からのお問い合わせが多く、これまでの受講者は北海道から沖縄のみならず、ブラジル・台湾・オーストラリアにも資格取得者は広がり、その人数は190名を超えました。昨年からは、オンラインですべて完結する講座を順次開講しています。今回、資格取得者は幼児さんすうスクールSPICA(R)を開講できるプログラムも同時に提供。子育てが一段落した女性たち、大学で理系を専攻した女性たちのセカンドキャリアの創出も目指しています。また、今後は幼児さんすう指導者を育てるための講師育成も行います。対面レッスン時(恵比寿教室)の様子 (2021年度はオンラインで実施)■「幼児さんすうインストラクター養成講座」開校の背景幼児期からの算数教育は喫緊の課題です。当社はこれからの将来を担う子供を育てるため、世界のSTEAM教育に対応するため、幼児期のさんすうの充実と発展・普及に貢献することを目指しています。そのためには、我々大人がもっと子供たちの行動をみつめ、算数への正しいアプローチ法を教える必要があると考え、「幼児さんすうインストラクター養成講座」を開校いたしました。今後、幼児期の算数指導のエキスパートを育成すると同時に、幼児さんすうスクール講師としての就業や起業を支援し、女性のセカンドキャリアの一助としていきます。■幼児さんすうスクールSPICA(R)現在、東京・恵比寿で、思考型・体験型の幼児さんすうスクールSPICA(R)を開講しており、2歳児から小学生の子どもが通って来ています。楽しみながら試行錯誤しながら様々な教具を使って、考える力を養成して、小学校以降の算数で躓かない子ども達を育てています。■会社概要会社名 : 株式会社幼児さんすう総合研究所代表者 : 代表取締役社長 大迫 ちあき所在地 : 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-15-4 三木ビル201事業内容 : 公益財団法人 日本数学検定協会認定資格講座開催「幼児さんすうインストラクター養成講座」「幼児さんすうシニアインストラクター養成講座」幼児さんすうスクール「SPICA(R)」運営各種セミナーや各種イベント事業の企画・開催幼稚園・保育園など幼児教育施設への幼児さんすうプログラム導入資格認定者の幼児さんすう教室開校・起業支援子育て支援事業コンサルタント幼児さんすうカリキュラム・教材・教具の企画、開発、販売講演・執筆公益財団法人日本数学検定協会幼児さんすうシニアインストラクター養成講座を受講して、「幼児さんすうシニアインストラクター」が在籍する園には、「幼児さんすうインストラクター養成資格認定団体」として同協会から認定証が送られます。資格取得者は、一年に一度の幼児さんすうインストラクター活動報告会の他に、幼児さんすう指導者養成スクールが開催するスキルアップ講習・懇親会に参加も可能です。日本数学検定協会認定 数学コーチャー&幼児さんすうエグゼクティブインストラクター大迫 ちあき【略歴】二人の子育てが一段落したあと、大手個別指導塾で中学受験 算数の担当講師として勤務。 幼児期の算数指導の重要性を感じ、2015年独立。翌年2016年より、東京・恵比寿に未就学児対象の「幼児さんすうスクールSPICA(R)」を開校する。 さんすうワークショップを月に一度開催。日本初の公益財団法人日本数学検定協会認定資格講座 「幼児さんすうインストラクター養成講座」を立ち上げ、 幼児期のさんすう指導法の確立に力を注いでいる。上智大学卒著書:「算数ができる子の親がしていること」(PHP文庫)「小1から小3で算数嫌いにならない本」(内外出版社)(「折り紙百科3・4・5歳 楽しく算数センスが身につく」(世界文化社)」「折り紙百科5・6・7歳 図形力と考える力が身につく」(世界文化社) 「LaQさんすう400ピース」(ヨシリツ)「プレジデントファミリー」「AERAkids」他 掲載多数講演:早稲田アカデミー・城南予備校 他 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月24日サカイクとしつもんメンタルトレーニングが開発した『サカイクサッカーノート』。使用した子どもたちや保護者、コーチから「書きやすい」「子どもの考えを知ることができて良い」などの感想をいただいています。今回はシンキングサッカースクールに通う小学4、5年生のお子さんと保護者の方に、サカイクサッカーノートの活用についてうかがいました。(取材・文:鈴木智之)藤代さん監修!1日10分で書けるサッカーノート>>シンキングサッカースクールの生徒が書いているノートの誌面を見せてもらいました【関連記事】サカイクサッカーノートで育まれる、"不確実な時代"に必要なスキルとは?■サッカーノートは「正解」を探すものではないと認識して千葉県佐倉市ユーカリが丘で活動中の「シンキングサッカースクールユーカリが丘校」には、幼稚園生から小学6年生までのお子さんが通っています。どのカテゴリーも『サカイクサッカーノート』を使い、子どもたちの成長やサッカーの上達に役立てています。メインコーチを務める菊池健太コーチは「サッカーノートは小学1年生から書いています。小さい子の場合は、内容は気にせずまずはやってみようというスタンスです」と話します。「僕たちコーチの方から、『こういうふうに書きなさい』と言ってやらせるのではなく、気づいたことやそのときの思いを素直に書いてほしいです。上手に書けなくてもOK。学校の授業ではないので、正解探しにならないように気をつけています」(菊池コーチ)■「大人に見せるため」に書くノートにしてはいけないノートにはコーチや保護者がコメントを書く欄があります。そこについては「できた、できない、良い、悪いと、大人が評価をしてしまうと、大人に見せるために書くノートになってしまいます。それでは意味がありません」と話し、次のように続けます。「ノートを書くことは強制ではないですし、学校のテストでもありません。あくまで子どもたちが、サッカーについて考えたり、イメージをふくらませるための手助けになるツールだと思っています」■指導内容がしっかり伝わっているかを確認でき、スタッフ間で共有できるサッカーノートを書くことは、お子さんだけでなく、コーチや保護者など、大人にもたくさんのメリットがあるようです。「子どもたちがノートに書いた内容を見ることで、僕たちコーチがトレーニングで伝えたことが、ちゃんと届いているかを確認することができます。もしうまく伝わっていなければ『言い方を変えてみよう』『こっちの言葉を使ってみよう』など、スタッフ間で話し合いができるので、そこはメリットだと思います」子どもたちのノートを見せてもらうと「おにぎり」などのキーワードが書かれていました。これは三角形を作るポジショニングのことで、そう書いてある子には、イメージがしっかりと伝わっていることがわかります。「学年が上がるにつれて、自分でシュートを決めたり、ドリブルで相手を抜くのが楽しいところから、チームで課題を解決したり、チームとしてどううまくプレーするかに目が向き始めます。その中で、自分はどんなプレーをすればもっと活躍できるかを考えるために、ノートがあると、自分の取り組みやアイデアを振り返り、あのときはこうやっていたからうまくいったんだな。次はここを意識してみようなどのイメージが湧いてきます。その手助けをノートはしてくれると思います」さらに菊池コーチは「ノートをしっかり書く子は、考えてプレーしている印象を受けます」と話します。「プレーでミスをしたとしても『こういうことを考えてプレーしていたんだな』とノートを通じて意図がわかっていれば、僕としても指摘する必要はありません。むしろ『ナイスチャレンジ!』と声をかけます」■ノートが親子の会話の糸口にも!親子の関係性をよくするのにも使えるノートを書くことに対して、保護者の視点からもメリットを感じているようです。「私にも子どもがいますが、『今日のサッカー、どうだった?』と聞いても『勝った』『楽しかった』など、短いコミュニケーションになりがちです。そこでノートを見ると、『2点取ったんだ』とか『こういうことがあったんだ』とわかるので、会話の糸口になります。それもメリットだと思います」菊池コーチは「サッカーに行くときに、『ボールや水筒と一緒に、ノートも持っていこう』と、習慣になるといいと思います」と笑顔を見せます。サカイクサッカーノートには、「はじめる前(練習前)に書こう」というページが左に、「終わったら書こう」というページが右側にあり、1つの見開きでセットになっています。練習前に書いた目標やポイントを確認したり「意識していたことはできたかな」と振り返ることができます。菊池コーチは、低学年の子には『見ましたよ』とコメントをして、高学年になるとより具体的に『どうすればいいか』をアドバイスしたり、子どもたちに考えさせるような投げかけをしていくそうです。それもノートの活用法といえるでしょう。次回の記事では、サカイクサッカーノートを使っているお子さん、保護者の方の声をお届けします。藤代さん監修!1日10分で書けるサッカーノート>>
2021年12月02日指導者の皆さんの悩みで一番多い「保護者対応の悩み」。実際どんなことに悩みを抱えているか、些細なことでも構わないのでサカイクに聞かせてください。現場の皆さんがどんな悩みを抱えていて、サカイクにこんな記事があると保護者に伝えやすいのに......などメディアに求めることなどを教えてください。指導者の皆さんの悩みを解決すべく、今後の記事制作の参考にします。11/25(木)19:30~オンライン座談会も開催します。些細な悩みを吐き出す場としてもOKですのでぜひ皆さんお気軽にご参加ください。アンケートはこちら>>
2021年11月18日一般社団法人国際こども日本語教育協会(団体所在地:東京都中央区 代表理事:平井 千晴、以下当協会)は、2022年2月、日本初「こども」に特化した「こども日本語指導者養成講座」を開講いたします。外国語としての日本語教育への需要に応え、講義と模擬授業、認定試験により即戦力が身につく充実したカリキュラムです。既に日本語教師として活躍されている方のスキルアップや日本語未経験者の方の資格取得として、また子育て世代の家庭内での教育、ボランティアなど、様々なシーンで活用いただけます。日本初「こども日本語指導者養成講座」を2022年2月に開催一般社団法人国際こども日本語教育協会URL: ■こども日本語教育のプロフェッショナルを育てる当協会は日本語を第二、第三言語として学ぶこどもが対象の日本語教育を推進しています。高まる世界的需要に応えるため、継承語、そして外国語としての日本語教育カリキュラム作成、教材開発、人材育成に取り組み、日本語習得をめざすこどもたちと、世界で活躍する日本語指導者を支援しています。代表理事・平井は2013年に台湾台北市で政府認可の幼児・児童教育施設を設立。長年にわたり、こどもを対象とした日本語教育を実践した経験を踏まえ、2019年に当協会を設立。そのノウハウを基に「こども日本語教育」の教材及び教授法を確立しました。これまでの2年で育成したこども日本語指導者は100人を超え、現在、世界19か国で活躍中です。海外補習校、バイリンガル幼稚園、教室開業、また、日本のインターナショナルスクール、外国人児童生徒支援のためのボランティア教室など、卒業生の活躍の場は多岐にわたっています。■高まる需要と人材不足に応える外国語としての日本語教育の知識を持ちながら、幼児・児童教育にも明るい人材は不足しています。420時間の日本語教師養成講座を修了し、大人への日本語教授経験のある教師でも、幼児の教授法は全く異なるスキルが必要です。また国語の教員免許があっても「国語教育」と「外国語としての日本語教育」は異なります。このように「こども日本語教育」に必要な知識と経験値を持ち合わせた人材は不足しており、需要と供給のギャップを目の当たりにし、求められる人材の育成とカリキュラム・教材の開発に取り組みました。■カリキュラムや教科書をゼロから作成外国人幼児・児童のための日本語教科書、継承語として学ぶこどものための系統的なカリキュラムや日本語教科書は存在しませんでした。経験と知識、こどもの教育、日本語教育、国語教育、異文化コミュニケーションなどを専門とする人材を総動員し、体系的なカリキュラムと教材開発に着手。教育現場での試行錯誤を繰り返し、教材開発を進めるのと同時に、こどもの言語形成理論にのっとった指導法を確立いたしました。更にこどもは興味関心がなければ学習意欲が湧かないため、親しみやすいオリジナルキャラクターと、現代にあったデザインを創作し、好評を得ています。このように独自開発の教材と指導法を実践した授業で実績を重ね、2019年より「こども日本語指導者養成講座」を開講しております。独自開発の教材(左)と指導風景■今後の展望グローバル化に伴い、海外在住の日本にルーツを持つこどもや日本在住の外国にルーツを持つこどもなどを対象とした日本語教育の需要が高まっています。例えば海外では日本にルーツを持つこどもが親子間のコミュニケーションやアイデンティティクライシスなどの問題に頭を悩ませているご家庭が多いようです。その一方、日本では外国人労働者の増加に伴い、公立学校で学ぶ外国人児童生徒数も増加していますが日本語の学習支援が足りていないのが現状です。当協会認定の「こども日本語指導者」はどちらのケースにも効果的な支援が可能です。私たちが育成した継承語教育の指導者がご家庭に支援を行い、親子関係の改善や、日本にルーツを持つこどもたちが、そのルーツを肯定的に受け入れ、クライシスを乗り越えるための一助となることも今後の目標の一つです。■代表理事:平井 千晴 プロフィール東京音楽大学声楽科卒業。サンフランシスコに留学中より幼児教育に従事。日本に帰国後国際結婚を機に台湾へ移住。自宅でこども日本語クラス及びリトミッククラスを開校する傍ら、日本、アメリカ、イタリアでの様々な研修や実践を通して、幼児教育の専門家としての知識と経験を蓄積。2013年Smiley Rhythm(微笑音符)を設立。近年世界で注目を集めるレッジョ・エミリア・アプローチを採用し、語学、芸術、音楽に特化した幼児教育を実践。台湾台北市に微笑音符幼兒園、微笑音符托嬰中心、微笑音符音樂語文補習班など複数の拠点を展開。2019年一般社団法人国際こども日本語教育協会設立。代表理事:平井 千晴■こども日本語指導者養成講座概要<認定こども日本語指導者コース:201,300円(税込)>外国語、継承語として日本語を学ぶこどもを対象に、プロとして日本語指導に当たる教師を養成するコース。こどもの発達特性や指導法、授業計画についての講義と、講義内容を実践、応用する模擬授業の演習を二部構成で実施。一対一の実技指導で、確実に実力と経験値が上がります。<準認定こども日本語指導者コース:169,800円(税込)>外国語、継承語としての日本語をこどもに教える基礎知識を身につけ、ボランティアや家庭内で教えたい方向けのコース。こどもの発達段階を踏まえた効果的な指導計画の立て方、直接法による日本語教授法、積み重ね学習の実践法などを講義やワークショップを通して学びます。※どちらのコースも、スターター教材セット(10セット)付<スケジュール>12月11日(土):2月講座説明会 9:00/19:00 ※オンライン開催1月12日(水) :2月講座申込締め切り2月12日(土) :講座開始参加資格 : 日本語未経験者、既に日本語教師として活躍されている方まで経験不問開催期間 : 2022年2月12日(土)~4月12日(火)講義2日(各日3時間)/模擬授業演習6回(各回1時間30分)認定試験 : 4月23日(土)もしくは4月26日(火)/9時~12時30分※詳細スケジュールは説明会にて説明会申込方法: 下記HPのお問合せより「説明会の申込希望」と書いて送信くださいHP : ■団体概要名称 : 一般社団法人国際こども日本語教育協会(AJLC)所在地 : 東京都中央区日本橋2丁目1-17 丹生ビル2 階代表理事: 平井 千晴設立 : 2019年12月HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月12日彼があなたのことを好きだと思っていても、恋のアプローチが情熱的とは限りません。逆に、普段はおとなしい人が、女性を思わずドキッとさせるようなひと言を言う場合もあるんです。今回は、占い師の沙木貴咲さんに、12星座別「情熱的な男性」をランキング形式でご紹介いただきました。まずは2位からチェック!12星座別「情熱的な恋をする男性」ランキング2位:うお座(2月19日~3月20日生まれ)うお座の男性は甘い恋に憧れるタイプ。高級レストランでリッチなディナーデートをするより、彼女と一緒に料理をしながらおうちデートする方が好きでしょう。また、うお座には、身も心も一つになることで愛を深めたい願望があります。彼女に対するスキンシップは多めで、愛情を言葉よりも態度で表現しがち。手を繋ぐ、ハグ、キス……といったボディランゲージで自分の想いをつねにアピールしてくれるでしょう。3位:おひつじ座(3月21日~4月19日生まれ)おひつじ座の男性は、「いいな」と思ってから行動するまでが早いタイプ。じっくり考えたのちにアプローチするということがほとんどありません。好きな女性を落とすためなら、多少の強引さも必要だと考えるでしょう。ただ、おひつじ座の恋心は、花火のように大きく盛り上がって続かないことも。付き合い始めはラブラブでも、交際が長くなるにつれて関係がマンネリ化するかもしれません。彼の気持ちが冷めないよう、刺激的なイベントもたまには必要です。4位:てんびん座(9月23日~10月23日生まれ)てんびん座の男性は恋愛が好きです。安定したお付き合いを続けることより、好きになった女性を口説くまでが恋の醍醐味と考えるかもしれません。普段はクールなジェントルマンに見えても、てんびん座の男性のアプローチはなかなか情熱的。他の男性は赤面して言えないようなことをサラッと言ってのけます。女性が喜ぶプレゼントやサプライズも得意なので、盛り上げ上手だといえるでしょう。5位:しし座(7月23日~8月22日生まれ)しし座の男性は、堂々とストレートに自分の想いを伝えます。本気で好きな女性には、駆け引きなしで躊躇なく告白するはず。気取ったことは言えなくても、わかりやすい素直な愛の言葉を伝えるでしょう。ただし、しし座は自分と同じテンポで愛のキャッチボールができる女性が好み。恥ずかしがり屋やもったいぶらせた態度を取るタイプには、すぐ愛想を尽かしてしまいます。熱のこもった告白をされたら、早めのリアクションが交際のカギになるでしょう。6位:いて座(11月22日~12月21日生まれ)いて座の恋はスピーディー。「いいな」と思えば積極的に誘いますし、「付き合いたい」と思えばすぐ気持ちを打ち明けるでしょう。駆け引きは面倒くさいと考えるタイプなので、告白は直球でわかりやすいはず。キザなひと言をサラッと口にしそうです。でも、いて座の彼氏は熱しやすく冷めやすいところがあり、交際当初の情熱を維持するのは簡単ではありません。飽きたから別れるとまではいかないにしても、こっそり浮気する可能性も。しっかり見張っておいて。7位:かに座(6月22日~7月22日生まれ)かに座の男性は、恋愛と結婚を直結させて考えるタイプ。「妻にしたい」と思うほどの女性じゃないと付き合いません。必然的に愛情は深くなり、彼女との密着度も高くなるでしょう。付き合って早々に同棲を提案したり、結婚を匂わせるようなことを言ったりしそうです。しかも面倒見が良いので、彼女の短所まで含めて大きな愛で包み込もうとします。かに座の彼氏と付き合うと、荒々しい情熱に翻弄されるのではなく、あたたかく安心感のある愛に満たされるのです。8位:おうし座(4月20日~5月20日生まれ)のんびり屋でマイペースなおうし座の男性ですが、体の相性が良い彼女とはベッドの中で情熱的に愛し合うでしょう。おうし座は五感がすぐれていて気持ち良いことが大好き。自分と同じ感覚で快楽を味わえる彼女とは身も心も一つになれるはずです。ただ、基本的には穏やかで包容力があり、紳士的。おうし座の彼氏に一方的な押し付けや危なっかしい行動はまずありません。安心して付き合えるでしょう。9位:おとめ座(8月23日~9月22日生まれ)おとめ座の男性は真面目で知性的。気持ちが高ぶっても、それが表情や態度にあらわれることは珍しいでしょう。淡々としていながらも、緻密に計算されたアプローチで意中の女性を振り向かせるはずです。そんなおとめ座の彼氏に情熱を感じるとすれば、関係がこなれて何でも言い合えるようになってから。「こんな一面があったなんて」と驚くほど、豊かな感情を目の当たりにするでしょう。ずっとクールに気取っているわけではありません。10位:ふたご座(5月21日~6月21日生まれ)ふたご座の人間関係は基本的に広く浅く。彼女だからといって、深くのめり込むことはあまりないでしょう。良い関係を長く続けようと思うほど、ベタベタしすぎない距離を保とうとするはずです。情熱的な言動は珍しいかもしれません。とはいえ、ふたご座の彼氏は、「楽しくなくちゃ恋じゃない」という考えの持ち主。面白いトークやテンションが上がるデートで彼女を楽しませてくれるでしょう。熱烈な愛の言葉がなくても不満なんてないはずです。11位:やぎ座(12月22日~1月19日生まれ)やぎ座の男性は奥手で真面目。彼女のことを熱烈に愛していても、あまのじゃくな態度を取ってしまうでしょう。「愛している」なんて恥ずかしくて言えないはず。とはいえ、素っ気なく見える言動の中には、確かに深い愛があります。彼女が不得意なことを自分が代わりにしてあげたり、欠点をあえて指摘して改善方法まで一緒に考えたりと、お父さんのような温かさがあるでしょう。わかりやすい言葉や行動で示さなくても、やぎ座の彼氏は彼女を心から愛しているのです。では最後に、1位と12位を見ていきます。12星座でもっとも情熱的な恋をする男性は、さそり座?それとも、みずがめ座?1位:さそり座(10月24日~11月21日生まれ)クールに見えて情熱的。そんなギャップをさそり座の男性は持っています。自分のことを積極的に語る方ではないのですが、彼女に対しては一途に深い愛情を注ぎます。あふれんばかりの恋心は言動にあらわれやすく、わかりやすい言葉がなくても「愛されている」と実感しやすいでしょう。ただ、さそり座の彼氏は、想いが強いだけに束縛してくる可能性も。嫉妬深さも愛の深さゆえ……と思える彼女が、彼とラブラブの関係を築けるのかもしれません。12位:みずがめ座(1月20日~2月18日生まれ)みずがめ座の男性にとって、恋愛はつねに最優先事項ではないでしょう。でもだからといって、彼女を大切にしないわけではありません。もし、みずがめ座の彼が冷たく感じるならそれは誤解です。愛情表現がそれほど派手ではなく、自分の気持ちを一方的に押し付けないだけ。仕事や趣味に集中したい時は、お互いに相手を尊重してそっとしておくのがベストだと考えるのです。同じ恋愛観を持つ女性が彼女としてうまくいくのでしょう。© wavebreakmedia /shutterstock© Oleggg /shutterstock© Sanchos303 /shutterstock※2020年2月12日作成文・沙木貴咲
2021年10月06日ピアノ指導者お役立ち レッスン手帳2022 【マンスリー&ウィークリー】 / ピアノ指導者お役立ち レッスン手帳2022スリム 【マンスリー】ピアノ指導者へのアンケートをもとに開発した、指導者専用手帳です。表紙絵柄は選べる2種類。さらにダウンロード限定デザインもあり、気分や季節によって着せ替えができます。2022年版は2017年以降、各年で一番ダウンロード数の多かった人気デザイン4種類が再登場します!取り外して使える「レッスン予定表」のほか、「イベント計画表」「テキスト購入予定表」最大で108人まで管理できる「生徒情報」や「入会問い合わせ」「年齢早見表」など、教室管理に便利な内容になっています。4期がわかる作曲家年表や作曲家の誕生日など、音楽専門家に必要な情報も満載!ピアノ指導者お役立ち レッスン手帳2022 【マンスリー&ウィークリー】【マンスリー&ウィークリー】は、カレンダータイプのマンスリーページとバーチカルタイプ(横書き)のウィークリーページがあり、たっぷり書き込めます。ご自身やご家族のスケジュール管理のほか、翌週のレッスンに必要なことをメモしておくなど、幅広くご活用いただけます。■2021年12月~2023年3月対応■日曜始まり■3色ペンが入るペンホルダーと2色のしおり紐付き※法改正にともない祝日・休日が変更になることがあります。(2021年9月現在)定価:1,870円(10%税込)仕様:A5判/208ページ発売日:2021年10月19日ISBN:978-4-636-10077-8商品コード:GTP01100111 amazonにてご予約受付中! : ピアノ指導者お役立ち レッスン手帳2022スリム 【マンスリー】スリム(マンスリー)はカレンダータイプのスケジュール管理ページと、ノートとして使えるフリーページが多いのが特徴。手軽に持ち運べる薄さが魅力です。■2021年12月~2023年3月対応■日曜始まり■3色ペンが入るペンホルダーとしおり紐付き※法改正にともない祝日・休日が変更になることがあります。(2021年9月現在)定価:1,210円(10%税込)仕様:A5判/80ページ発売日:2021年10月19日ISBN:978-4-636-10078-5商品コード:GTP01100112 amazonにてご予約受付中! : ☆ピアノ指導者お役立ち レッスン手帳2022特設ページピアノ指導者お役立ち レッスン手帳2022 : お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または弊社オンラインショップ >まで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月06日お笑いコンビ・和牛が9日、DVD『情熱大陸×和牛』の発売を記念してオンライントークイベントを行い、終了後に取材に応じた。和牛はMBSの人気番組『情熱大陸』の3月14日放送回に出演。番組では約2カ月半、2人にカメラが密着。ストイックに笑いに打ち込み、売れっ子になった現状についても、時に本音を吐露する水田信二と川西賢志郎の真剣な姿は、視聴者の大きな反響を集めた。同オンラインイベント終了後、囲み取材に応じた2人は、番組に「出てよかった」と口を揃え、「引き受けることは大事ですよね。芸人の裏側を見せるわけですから。でもそこをしっかり見せた上で、劇場でお客さんを笑わせることができるかどうか。そういう勝負に持ち込んでも僕はいいと思いました」(川西)、「ここまでの、現時点での和牛が詰まっているので、それを憶測されることもうがった見方をされることもなく、これが正直な気持ちなので、そういう意味でも出せてよかったです」(水田)と、その理由を明かした。番組には「漫才師としての恥部が出ている」と語っていた川西は、「一番の恥部はネタ作りじゃないですかね」と真意を説明。ネタ作りは全裸のようなものだと言い、「舞台袖は乳首くらいじゃないですかね?」と下ネタで例えると、水田も「普段は(裏側を)見せないほうがいいんです。今回に関してはカメラマンでもある山内さん(番組ディレクター)の情熱で脱いでもいいかなと。今回だけ脱いじゃおうかなと。売れたらいいなと」と、あたかもヌード写真集でも出したかのようにたとえて笑わせた。和牛とは旧知の仲でもあるという番組ディレクターの山内氏は、「和牛の漫才師としての姿を表現したかった。漫才師の生き様ですよね」と和牛を抜擢した理由を説明。「お笑い好きの人にとっては当たり前の、移動が別々、食事が別々とか、そういうことも映っています。漫才師という職業を知ってほしかったですし、和牛を知っている人にもより深く知ってほしかった。浅いところと深いところがあり、DVDはその両方をカバーできていると思います」と、放送時とは一味違う内容をアピールした。なお、この日のイベントでは、和牛と山内氏が「この場面について話したい!」という箇所をそれぞれピックアップし、放送やDVDには収録されていない裏側、番組とお笑いへの思いなどを熱くトークした。また、オンラインイベント中には、和牛へ届いた約500通の質問への回答(一部)コーナーも行われた。
2021年09月09日新型コロナウイルスの影響で外出を控える人が増え、健康維持のために自宅で運動するようになった人もいることでしょう。ウクライナに住むある家族も、自宅でトレーニングができるように運動器具などをそろえたといいます。この家族は、全員がスポーツ好きなのだそう。その中にはスコティッシュフォールドのロッキーも含まれます。ロッキーは、家族の誰かがトレーニングを始めると、積極的に参加してくるのだとか。しかし、ロッキー自身が運動をするのではありません。では、ロッキーはどのようにしてトレーニングに加わっているのでしょうか。その様子がこちらです。「いいぞ、その調子だ。もっと頭を床に近付けるニャ!」ロッキーは厳しいトレーナーだった!腕立て伏せをする飼い主さんの頭を触って、指導しているように見えるロッキー。この動画を見た人たちは大笑いし、たくさんのコメントが寄せられています。・かわいすぎて笑った!この猫に励まされたら、やる気が出そう。・最高のパーソナルトレーナーだ!・ロックダウン中にこのトレーナーがいたら、俺は絶対に太らないだろう。飼い主さんいわく、ロッキーは動画のように、トレーニングをしている人の動きをコントロールしようとするのだそう。していることはまさに、パーソナルトレーナーのようです。家にこんなにかわいいトレーナーがいたら、モチベーションが上がって、毎日しっかり運動を続けられそうですね![文・構成/grape編集部]
2021年09月01日イラストレーターであり、チアダンスの講師でもあるサトウユカさんによる連載マンガ「44歳チアリーダー!」の第10話。今回は、チアダンスの指導者ライセンスを取得したときのお話。その結果は……。★前回:「後先考えずにやっちまえ!」ついにド素人が先生に! #44歳チアリーダー 944歳チアリーダー第10話34歳のとき、後先考えずにチアのクラスを始めた私。まったくなんの経歴も資格もない状態で教えていたのですが、週1回の練習が週2回に増え、1年後にはチアダンスのイベントにも出るように。クラスのみんなも上達して行くなかで、これは自分のためにもみんなのためにもちゃんと資格を持っていたほうがいいだろう!と思い、日本チアダンス協会のチアダンス指導者ライセンスの講座を受講しました。36歳の私がついていけるかドキドキ講座の初回は、それこそチアダンスで名を馳せる大学生やOGの子だらけのなかに、36歳の私がポツンと混ざるのだろうか、ターンやジャンプの技術についていけるのだろうか……とドキドキ。でも、学校でチアダンス部の顧問になった先生が勉強のために来ていたり、子どもにチアダンスをさせたいけれど地元にチアダンスクラスがないから自分が先生になりたいという方がいたり、思いの外いろいろな方がいました。もちろん現役の若者たちが多かったけれど、さすがチアリーダー! かわいくてやさしい子ばかりでした。新鮮で楽しかった16年ぶりの勉強2カ月間、週末に講座に通い、時間は10時30分〜16時まで。午前に1コマ90分の座学のクラス、午後に1コマ90分の実技クラスが2コマで、専門学校を卒業して以来16年ぶりの勉強はとても新鮮で楽しかったです。最終テストは筆記テストと、自分が先生役で生徒役の2人に自分が考えた振り付けを教えるという指導実践テストでした。普段先生をさせてもらっているおかげで緊張することもなく、後日無事に合格通知をいただき、36歳で日本チアダンス協会指導者ライセンスを取得できたのでした!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★ウーマンカレンダー連載マンガ著者/サトウ ユカ(44歳)イラストレーター&チアダンス講師&19歳17歳男子の母。30歳でチアと出会って魅力にハマり、講師の資格を取って30〜70代の大人女子たちに広めている♪ Instagram:@cheerdanceclass.genie
2021年08月15日8人制サッカーが全日本少年サッカー大会(現:全日本U-12サッカー選手権大会)に導入され、今年で10年になる。日々、子どもたちの指導にあたる指導者は、8人制のメリットやジュニアサッカーの変遷について、どのように感じているのだろうか?全日本少年サッカー大会で優勝経験のある、センアーノ神戸の大木宏之監督に、COACH UNITED ACADEMYユーザーからの質問に答えてもらった。(取材・文:鈴木智之)ジュニアサッカーの専門指導者を育成「8人制サッカー指導者資格」はこちら>>■主導権を握ってサッカーをするチームが増えてきたQ:11人制から8人制に移行し、現状をどう見ていますか?11人制のときは50m×80mの中に22人の選手が入り乱れていて、いま思うとかなりごちゃごちゃしていましたよね。ゴールキーパーがボールを持っても、人がいるところを省いて、ロングキックを蹴るチームがほとんどでした。ディフェンスラインではボールをつなぐリスクを負わず、大きく前に蹴って、球際のしのぎ合いをがんばるチームが、試合に勝ちやすかった印象があります。最後はドリブル勝負みたいなところがあって、相手の人数が多い中で1人、2人と剥がせる力を持った選手がいると、得点になるという。それが8人制になり、選手一人あたりのプレースペースが増えた結果、選手の判断を大事にして、主導権を握ってサッカーをするチームが増えてきたと感じます。Q:8人制になったことで、指導に変化は生まれましたか?かつてはドリブルなどの技術を中心に教えていましたが、8人制になったことで、ドリブルでの個の突破部分も大切にしながらオフ・ザ・ボールの動きも重視するようになりました。相手チームがボールを保持して攻めてくる中で、どう守備をすればいいかなどのトレーニングも増えました。ほかには、どのポジションの選手であっても、攻撃も守備も求めるようになりましたね。8人制の場合、守備の選手がゴール前に攻め上がることも、攻撃の選手が自陣ゴール前で守備をすることもあります。その影響からか、攻守にいろんなことができる選手が増えてきた印象があります。■オフ・ザ・ボールの動きの指導についてQ:COACH UNITED ACADEMYユーザーから、「攻撃面のオフ・ザ・ボールの動きを、どう指導すればいいでしょうか?」という質問が多くありました。アドバイスをいただけますか。私の場合、低学年と高学年に分けて考えています。小学2、3年生であれば、2対2などを通じて「まずは、自分のことをマークしている相手を、どうすれば攻略できるかを考えよう」と言います。自分のマーカーを見て、その選手を外すことを考えさせるのです。具体的には「マーカーから隠れるポジションをとること」を指導していきます。相手の背後に隠れることや、相手の動き、目線を見て、ボール保持者に近づいてパスを受けた方がいいのか、相手の背後のスペースで受けた方がいいのかなど、マーカーに対して駆け引きをするようにアドバイスをします。低学年の場合、最初は手でボールを投げるところから始めてもいいので、相手を見てプレーすることを意識させます。Q:5、6年生になると、どのように指導が変化していくのでしょうか?味方がどこにいて、相手がどこにいて、ゴールがどこにあるのかといった空間認知の部分や、ゴールまでの道筋を2つ、3つ持ちながら、チームメイトの動きを意識する部分に働きかけていきます。そのためには、オフ・ザ・ボールのポジショニングが大切です。練習中は、ゲームの中でフリーズをすることもあります。子どもたちの考えを否定せず、できるだけアイデアを聞いてあげて、その中で「こういうやりかたもあるよ」と提案をしながら、ゴールへの道筋を複数持てるようにしていきます。●センアーノ神戸のオフ・ザ・ボールのトレーニングはこちら>>■サッカーで大切なのは相手を観察することQ:守備の指導では、「プレスのかけ方」と「カバーリング」について難しさを感じている指導者が多くいました。この2点において、注意すべきことはなんでしょうか?低学年の場合は、ボール保持者に対して積極的にチャレンジさせます。当然、失敗することもあります。相手の方が技術的に上であったり、スピードがある場合、何も考えずに向かって行くとかわされるので、フリーズを入れながら「相手に抜かれちゃったけど、どうしてだろう?」などの問いかけを通じて、子どもたちに考えさせます。サッカーで大切なのは相手を観察することなので、相手の様子を見て、どのぐらいの距離で守るのかなどを、体験しながら身につけていきます。自分がマークしている選手が、いま何を考えてるのかを想像しながら距離を詰めることや、相手と駆け引きをすることにもアプローチします。Q:高学年には、どのような指導をしますか?高学年になると、相手を誘導して、味方同士で挟み込んで奪うといったように、グループでの守備を意識させます。ピッチのどこで相手がボールを保持しているのか、点差はどうなのかなど、状況によって守備の仕方が変わってくるので、試合の流れを見ながら守備をすることの大切さも教えています。そして、選手の判断で「ボールを奪いに行ける!」と思うのであれば、積極的にトライさせます。そのかわり「抜かれたら、必死に戻るんだ!!」と言います(笑)。■指導者が学びチャレンジし続けることが大事Q:8人制サッカーについて、大木監督はポジティブにとらえていますか?圧倒的にポジティブに受け止めています。2年前にヨーロッパに行かせてもらって、スペインの7人制、ドイツの5人制を経験しました。同世代の子たちと試合をしたところ、彼らの方が戦術眼に優れていました。少人数の中でプレーの原理原則、攻守の関わりなどを身につけているのだと思います。私が小学生年代で重視してるのが、サッカー脳を鍛えることです。プレーの原理原則をベースに、クリエイティブな発想を具現化できる技術を持たせてあげたい。それがあれば、8人制から11人制に変わっても、困ることはないはずです。8人制サッカーの指導者資格ができましたけど、育成に携わる人たちが、同じ方向性のもとに指導ができることは、大きな発展だと思います。A代表やU-24代表を見ても、日本にも賢い選手が増えてきました。今後も、我々指導者がそこにチャレンジしていくことが、日本サッカーの将来につながっていくのではないかと思っています。ジュニアサッカーの専門指導者を育成「8人制サッカー指導者資格」はこちら>>●センアーノ神戸のオフ・ザ・ボールのトレーニングはこちら>>
2021年07月02日職場での人間関係に悩んだことがある人は少なくありません。いじわるな先輩や上司に『指導』という名目で理不尽な態度を取られ、つらい想いをしてしまうケースも。こうした上下関係を利用したパワーハラスメントは、近年問題視されています。『職場のおつぼね様』川田大智(@daichi_kwd)さんがTwitterに投稿した創作漫画『職場のおつぼね様』をご覧ください。先輩からのいじめを受けて転職をした1人の女性が、新たな職場で出会ったのは…。〈〈〈【職場のおつぼね様】〉〉〉 #仕事探しはスタンバイ pic.twitter.com/IJpQpsudgp — 川田大智 (@daichi_kwd) June 11, 2021 女性の指導係になったのは、本物のお局さま…!『お局さま』というと、気に入らない相手に対して、きついいい方をしたり、意地悪をしたりといったよくない印象があります。しかし、漫画に登場するお局さまは、悪しき習慣を否定し、後輩を励ましてくれる素敵な先輩でした。読者からは「最高の先輩」などの声が寄せられています。・お局さまが超絶かっこいいです!継承すべき伝統と悪習の違いが分かっている。・「そなたの仕事をなされ」って、最高の先輩ですね。こんな人に出会えたら人生が変わると思います。・まさか正真正銘のお局さまが登場するとは…。インパクトが強くて笑っちゃいました!尊敬できるお局さまの下、女性は今度こそ充実した社会人ライフを送ることができるでしょう。漫画に多くの人が、クスッとさせられました。[文・構成/grape編集部]
2021年06月25日フランスの作家アニー・エルノーの実体験が赤裸々に綴られた小説を映画化した『シンプルな情熱』。この度、“恋人”役を演じた世界的バレエダンサー、セルゲイ・ポルーニンの特別予告が公開された。セルゲイ・ポルーニンは、19歳で英国ロイヤル・バレエ団の史上最年少プリンシパルに選ばれた2年後、人気絶頂の真っただ中で退団を発表。現在は全身にタトゥーをまとう異端のダンサーにして、俳優としても新たなステージを席巻中の危険な香りを放つアーティストとして活動している。この度解禁された特別予告編動画では、エレーヌの視点から見た、美しくも気まぐれな既婚者のロシア外交官アレクサンドル(セルゲイ・ポルーニン)の様々な表情が紡がれている。「車を飛ばしてきた」と語り、勢いよく服を脱ぎ、エレーヌ(レティシア・ドッシュ)を求めるかと思えば、終えたあとに見せるリラックスした表情。後ろからエレーヌを抱きしめたり、目が合うと優しく微笑んだり…。「会うのをやめるべきだがやっぱりムリだ」とキーチェーン越しに美しくすっと腕を伸ばし、エレーヌを引き寄せ、抱きしめながら耳元で「愛しい人」と囁くシーンも。劇中でも使用される「フライング・ピケッツ」のカバー名曲「Only You」を背景に、セルゲイの色香を堪能でき、観る者をドキドキさせる映像となっている。『シンプルな情熱』は7月2日(金)よりBunkamura ル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シンプルな情熱 2021年7月2日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開©2019 L.FP. Les Films Pelléas – Auvergne - Rhône-Alpes Cinéma - Versus production
2021年06月18日「スカートはヒザ丈にすること」「髪色は黒のみ」「男女ともに髪が肩につく長さは禁止」など、学校によっては厳しい規則が定められていることも。校則は風紀の乱れを取り締まるためのもの。しかし、行きすぎた校則は成長途中の若者に悪影響を与えるとして、問題視され始めています。『厳しすぎる生徒指導』漫画家の川田大智(@daichi_kwd)さんが描いたのは、新米教師が主人公の創作漫画。主任の鬼瓦先生は、厳しい生徒指導を行うことで有名です。鬼瓦先生が女子生徒の髪にハサミを入れるのを目にし、新米教師は胸を痛めますが…。〈〈〈【厳しすぎる生徒指導】〉〉〉 #仕事探しはスタンバイ pic.twitter.com/ds6b1SHQV9 — 川田大智 (@daichi_kwd) May 14, 2021 女子生徒のだらしなく伸びた前髪を、散髪用のハサミで見事にイメチェンさせた鬼瓦先生。強面な外見の持ち主の彼ですが、繊細な手つきで生徒たちのヘアスタイルをよりよいものにしてあげたのです!鬼瓦先生の凄まじいギャップに、漫画を読んだ多くの人が一瞬で心を奪われてしまいました。・こんなにも素晴らしい頭髪検査なら、喜んで受けます!・最高にかっこいい先生…。鬼瓦先生のような大人になりたい。・自分の学校は校則が『拘束』になってたなあ。こんな先生がいればよかった。「自分の学校にもこんな先生がいたらいいのに」という言葉が数多く寄せられた、今回の作品。きっと鬼瓦先生は伝説の教師として、たくさんの生徒の未来を明るくしていくことでしょう…![文・構成/grape編集部]
2021年05月15日私は中学生のころ、ある件がきっかけで「生理=恥ずかしいこと」「生理だということは周りに知られてはならないこと」という認識を持つようになりました。私が中学生のころに経験した出来事についてお話しします。 放課後に呼び出された女子生徒中学1年生の秋ごろのことでした。帰りのホームルームが終わる直前、担任の教師が女子生徒たちに向かって「女子はホームルームが終わったら、体育館へ行くように」と伝えたのです。それだけではなく、男子生徒たちに向かって「体育館に近づかないように」と告げました。 怒られるようなことをした覚えはありません。クラスメイト全員が疑問符を浮かべたまま解散。男子生徒は部活へ行く者と帰る者に分かれ、女子生徒は荷物を持って体育館へ移動しました。 女性教師による生理指導私が到着したころはすでに数十人集まっており、1年生の女子のみが集められていました。教師の指示で、女子生徒はクラス毎に整列し、ほかの生徒や教師の到着を待つこと、数分……。 全員が集合したあと、私は教師を含め、この場にいる全員が女性であることに気が付いたのです。「何の話をするのだろう」「長引くのは嫌だな」と呑気に考え事をしていると、教師の1人が未使用のナプキンを取り出しました。 生理指導は1時間以上教師によると、先日1年生のクラスが並ぶ階の女子トイレにあるサニタリーボックスに捨てられていた使用済ナプキンが小さくまとめられていないままだったとのこと。そのナプキンは経血が丸見えの状態だったため、指導が必要だということになったのでしょう。指導のなかでは、「経血が見えてしまうのは恥ずかしいこと」「隠さなければいけない」と聞かされ続けました。 その後、1人ひとりに未使用のナプキンが配られ、開封し小さくまとめる練習が始まりました。きれいにできない子やできたけれど粘着力が甘く開いてしまった子は教師から指導が入り、まとめ直す練習に入るのです。じょうずにできた子から帰されましたが、できなかった子はなんと長時間練習をさせられたようでした。 しかし、この指導で私に印象に残ったのは、経血が丸見えにならないように生理用品のまとめられるようになることではありませんでした。指導にあった言葉から、「生理は恥ずかしいことなんだ、隠さなければいけないものなんだ」ということが胸に刻まれてしまったのです。 その後しばらくは、生理=恥ずかしいものという考えが私の心に根付いてしまっていました。今思えば、あの指導で教師たちが伝えたかったのは、「生理のマナー」だったのだと理解できます。しかし、あの指導方法で、私の心に残ったことは、残念ながらそのことではありませんでした。生理についての大切な指導も、伝え方次第では違ったものになってしまうのだなと残念に思う出来事でした。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO--------著者/佐藤里桜
2021年04月28日フランスの女性作家アニー・エルノーが自身の実体験を赤裸々に綴ったベストセラー小説の映画化『シンプルな情熱』から、予告編とポスタービジュアルが解禁された。この度解禁された予告編では、主人公のエレーヌ(レティシア・ドッシュ)がアレクサンドル(セルゲイ・ポルーニン)をインターネットで画像検索する場面から始まる。エレーヌが過去をふり返り「去年の9月から何もせず ある男性を待ち続けた 彼の電話と訪問を」と語るナレーションと共に描かれるのは、恋人を最高の状態で出迎えるため、大急ぎでメイクをし、服を選ぶ、かつてのエレーヌ。そして再会した2人は、対面するやいなや、熱い口付けをかわす…。アレクサンドルを想い、留守電に彼からの新しいメッセージがなかったことに落胆するエレーヌ。また、「恋する男は目を閉じてキスをするのか?」という議題で親友と恋バナで盛り上がり、一心にアレクサンドルを想うエレーヌを紡いでいく。一方で、親友からは「彼はロシアへいつか帰る」と忠告もされるのだが…。「ヤズー」の大ヒット曲を「フライング・ピケッツ」がカバーした「ONLY YOU」の美しいメロディと共に、エレーヌの繊細な女心の描写が垣間見える映像が完成。また、ポスタービジュアルでは、セルゲイが演じる危険な色香を放つアレクサンドルに壁際で抱きしめられ、恍惚とした表情を浮かべるエレーヌの写真が起用され、この後のドラマを予感させている。『シンプルな情熱』は7月2日(金)よりBunkamura ル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シンプルな情熱 2021年7月2日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開©2019 L.FP. Les Films Pelléas – Auvergne - Rhône-Alpes Cinéma - Versus production
2021年04月15日猫から前脚で叩かれる『猫パンチ』。猫を飼っていない人でも、猫パンチというワードを聞いたことがある人もいるほど、知られています。パンチをするのは、猫の狩猟本能の1つ。猫ならば習わずとも、本能で猫パンチを繰り出すことができるようです。しかし、保護猫のクウちゃんは、『猫パンチ講座』を開いて講習をしていたのだとか。飼い主さん(@kunyan_kainyan)が撮った写真がこちらです。「猫パンチは、脇を『ギュッ!』と縮めてから…」「『パッ!』と出す」猫パンチは脇をギュッ!と縮めて〜パッ!と出す pic.twitter.com/wU0HJ9jN6U — クウとカイ (@kunyan_kainyan) April 13, 2021 ボクシングジムのコーチのように気合の入った顔で、猫パンチ講習を行うクウちゃん。一緒に暮らしている猫のカイちゃんも、クウちゃんに猫パンチを夜な夜な教わっていたのかもしれません。投稿は反響が上がり、さまざまな声が寄せられていました。・漫画『あしたのジョー』ならぬ『あしたのネコ』ですかね。・面白すぎる!パンチの時に爪も出すんですね。・熱血指導をされていますね。とても人間味がある猫ちゃん!指導に熱が入るクウちゃん。これからの猫パンチは、より強烈なものになっているかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2021年04月15日勝ったり負けたりが当たり前の、普通の少年団。最近は楽しませることが大事だとよく目にするので、自分なりにメニューを組んで実施しており、子どもたちには好評だけど、保護者から「もっと厳しくしてほしい」と......。厳しくされている方が「指導されている」感が出るからだと思うけど、どうしたら楽しみながら成長することを理解いただけるのか。どんな伝え方がいい?とのご相談。保護者への伝え方など、指導者の悩みですよね。これまでジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんがご自身が実践していることを踏まえ、保護者の皆さんへの伝え方をアドバイスします。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<U-8世代にも効率よく理解させる練習メニューが知りたい!いい方法はある?<お父さんコーチからの質問>池上さんこんにちは。私は3年前から地域のスポーツ少年団で指導をしています。地方在住なので情報が都市部に比べると遅かったり少なかったりするのは否めませんが、自分なりに本やネットなども使って勉強しています。指導しているチームはもともと県大会に毎回進出するようなレベルではなく、勝ったり負けたりが当たり前なので、歴代指導者もいわゆる厳しい指導はしておらず、サッカーの基礎を教え、練習最後に行う試合や大会などを通して学んでいくという感じです。よくある地方のチームだと思うのですが、最新のトレンドを抑えたトレーニングや、今現在「良い」とされている指導、チーム運営ができているかというと自信はありません。最近では、楽しませることが何より大事だということをよく目にするので、自分なりにネットや本などで情報を収集し実践しています。子どもたちには楽しんでもらえているようですが、保護者の皆さんに「楽しいのもいいけど、もっと厳しく指導してほしい」と言われます。親御さんたちも楽しむことが大事だと言われていることはわかっているようですが、それが結果や成長につながるかという点で完全に腹落ちしていないようなのです。分かりやすく結果が出ないと親が納得しないということと、厳しく指導されているのが目に見えるほうが「指導されている感」があって満足するようです。厳しい指導の部活などを経験している世代だからこそなのはわかりますが、そんな保護者を納得させるような伝え方や、楽しみながら上手くなることが伝わるメニューの例などがあれば教えてください。<池上さんのアドバイス>ご相談、ありがとうございます。今の親御さんたち自身が部活動などで厳しい指導を経験しているため、厳しく指導されているほうが「指導されている感」があって満足する。ご相談者様がおっしゃる通りだと思います。これは保護者のみならず指導者も同様です。皆さん、「スポーツは勝負事なのだから勝つチームがいい」「強いチームをつくるのが、いいコーチ」という評価になっています。■誰かと比べて上か下かではなく、以前よりどれだけ伸びたかを見てあげよう一方で、教育の現場は一足先に変わり始めています。例えば、子どもへの評価の考え方のひとつが「相対評価」です。誰かと比べて上か下か、そこを見ます。そうなると、わが子が、勉強にしろ、スポーツにしろ、属するグループで一番にならないと満足しません。対岸にあるのが「絶対評価」です。子どもが、以前よりどれだけ伸びたか。サッカーであれば、同じ大会で去年は1回戦負けだったのに、今年は1勝して2回戦に進んだ。それはひとつの成長としてとらえることができます。そのように「絶対評価」に慣れてくると、スポーツや少年サッカーの姿は変わってくるかもしれません。自分たちのチームがどれくらい伸びたか。コーチはそのことをよく知っているはずです。以前はあんな練習しかできなかったけど、いまはこんな練習ができるようになった。ここをもう少し鍛えて、こう変われば、もっとうまくなる――そんなイメージはできているはずです。それは、試合に勝つか負けるかではなく、個々とチーム全体が以前より上手くなる。前の年より進化する。そういうとらえ方の説明を、指導者が保護者に対し具体的な例を挙げて話せるようになるとよいかと思います。■コーチが子どもたちに話す姿を保護者にも見てもらう私は、私自身のサッカー観や指導観を保護者に伝えるために、練習や試合で子どもたちに話す姿を保護者にも見てもらいます。コーチ側がどんなことを大切にしているのか。そのことをどう伝えているのか。話を聴いている子どもたちは、そのことを理解しているのか。そういったことを親御さんに見てもらうのです。また、保護者とも可能な限り話します。私が最近新たに始めたチームで、フニーニョ(※ドイツで発祥したミニサッカー。ミニゴールを4つ使い3対3で行うミニゲーム。近年ドイツサッカー連盟が9歳以下の試合に導入を推奨した)の交流会を開催しました。試合のあと、私は保護者にこう言いました。「真剣に守っているように見えないですね。皆さん、どうですか?」すると皆さん、一斉にうなずいていらっしゃいました。「そうですね。次はもっとしっかり追いかけるようになるといいですね」と話しました。そんなふうに、次のステップが何なのかをしっかり親御さんにも伝えます。それを続けていくと、親御さんたちの姿勢は相当変わります。■楽しむことがモチベーションにつながる、という解説もしてあげるそれと同時に、サッカーを楽しむことが子どもたちのモチベーションにつながるという解説を、保護者にしてあげたほうがいいでしょう。昔から「好きこそものの上手なれ」と言われますね。サッカーが大好きだからこそ、真剣にやる。そうすることで、技術は身につきます。そのことは、スポーツ心理学の学びの中でも証明されています。とはいえ、物事に対する子どものモチベーション(動機付け)は、最初の段階では外発的なものが必要です。楽しくなるために、熱中できるために、コーチがどんな活動環境を提供してあげられるか。そこが問題です。楽しいからこそ真剣に取り組むのですが、そのうち気づけば誰も笑っていません。集中します。■「楽しい」はワイワイキャーキャーすることではない。真剣に楽しむことを教えて「子どもはサッカーを楽しみましょう」そんな価値観が広まってきたのは悪いわけではありませんが、私からすると「楽しい」がまだ甘いように感じます。ワイワイ、キャーキャーと歓声を上げるのが楽しい、というレベルで終わってないでしょうか?さらにもっと楽しくなると、笑うことはなくなります。まさしく集中し、ゾーンに入る。練習の中で白い歯を見せて笑っている子がいなくなります。そこをぜひ目指してほしいのです。徐々に真剣になっていく。そんな空気を作るために、常に勝ち負けのあるメニューを考え、子どもたちと対話し、要求を高めていきます。そこを、「笑っている子をなくす」「真剣に取り組む」といった、姿勢というか「かたち」から入ってしまうと、態度への注意が増えます。集中しよう。真剣にやろう。最後まで頑張ろう――そう指示命令されれば、子どもは真剣にやろうとするでしょう。でも、サッカーも、他のスポーツも、そうやって「真剣にやれ」と叱ってやらせるものではありません。そのような管理され作られた空気は長く続きませんし、委縮させられた子どもは自由にサッカーを考えられなくなります。池上正さんの指導を動画で見る>>次ページ:サッカーが俄然楽しくなるきっかけをつくる■「次は、今日負けたところに勝とう」と言ってはいけない理由(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)選手が勝ちたいと思うのは当然です。だから、試合に勝ったら「勝ってよかったね」でいい。それなのに大人たちが「次はあそこに勝って優勝しようぜ」と、次の「勝利」を目標に掲げていないでしょうか?負けて悔しい、でいい。そのあとに「次は、今日負けたところに勝とう」と大人は言ってははいけません。負けたら「残念だったね。また頑張ろう。うまくなろうね」でいいのです。そこで「次は勝とう、相手にリベンジしよう、とは私は言いませんよ」と保護者に説明してもいいですね。コーチがあくまでも「絶対評価」で子どもたちをとらえていることを伝えてください。私が最近地元にチームを作ったのは、絶対評価で子どもたちを育てていくとどうなるのか。子どもたちが大きく成長することを証明したいと考えているからです。ぜひ、そんなふうに考えて、保護者とたくさん話してください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2021年03月05日20年以上に渡ってスペインで指導者として現場に立ち、アトレティコ・マドリードやビジャレアルのアカデミーなどで活動してきた、佐伯夕利子さん。なかでも2014年にビジャレアルのアカデミーが実行した「育成改革」には、指導者人生を揺るがすほどの影響を受けたと言います。インタビュー第3回では、佐伯さん自身の変化について、話をうかがいました。(取材・文鈴木智之)ビジャレアルが行った育成改革改革のおかげで、これまで選手をジャッジして来たことに気付いたと佐伯さんは語ります(写真はサッカー少年のイメージ)<<第2回:そのコーチングは「指導者が考える正解」では?ビジャレアルが将来を見据えて行った指導者改革■「これまで選手をジャッジし続けてきた」と気づいた――ビジャレアルの育成改革では指導風景を撮影し、映像をもとに指導者間でディスカッションしたとおっしゃっていましたが、佐伯さん自身フィードバックを受けて、どのような変化があったのでしょうか?まず、選手に対するアプローチの仕方が、ガラリと変わりました。なかでも強く感じたのが「私はこれまで、選手をジャッジし続けてきたんだ」ということです。たとえば、「この選手は良い選手」「この選手はそうでもない」というのもジャッジです。誰しも指導者にはお気に入りの選手がいて、どんな状態でもピッチにいてほしい。説明のつかない信頼感を寄せている選手がいます。その子に対するジャッジは、文句なしに「良い選手」です。でもいま振り返ると、それは思い込みだったのではないだろうかと。もしかすると、良い選手であるという先入観のもと、ラベリングをしていたのかもしれません。――ご自身の考えを、客観的に見られるようになったのですね。他に変わったのが、口から出る言葉です。人間は無意識のうちに、習慣化した言葉を使っています。指導中にも、頻繁に口をついて出ます。ビジャレアルの育成改革ではメソッド部門のメンタルコーチたちが、私の近くに影のように寄り添い、練習中にカメラを回し、メモをとりながら「佐伯コーチは練習中、何を言っているのか?」を記録しました。そして、私の口から出てくる言葉を全部「仕分け」してくれるんです。ポジティブな言葉とネガティブな言葉を分け、選手に対してポジティブなフィードバックが多かったのか、ネガティブなフィードバックが多かったのかに分けます。■言葉を可視化したことで、選手が自分の言葉をどう感じるかに気付けた――どんな言葉をかけているか、可視化されるわけですね。そうなんです。たとえば、90分の練習でA君に18回、B君に8回、C君に2回、声をかけたとします。「この数字を見て、佐伯コーチは何を感じますか?」と質問をされます。そこで私は「A君に18回も声をかけている。すごく執着しているな」とわかるわけです。次に、A君にかけたポジティブな言葉とネガティブな言葉を仕分けされた表を見せられます。すると、18回のうち15回がネガティブで、3回がポジティブなワードを使っていたことがわかりました。――A君に対して、ネガティブに執着していたわけですね。そこで私は自分の考えを正当化するんです。「でも、あの子には、これまで何度も注意しているんですよ。それなのに、状況を見ないでボールを受けてしまって、それから何をしようかを考えるから、ボールを奪われることが多くて。何度言っても改善されないんです」というように。指導者というのは自分を正当化させたら天下一品で、いくらでも言葉が出てきます。でも、はたして本当にそうなんだろうか? というところを、メソッド部のコーチが掘り下げてくれるんです。一つひとつ踏み込んで、「この言葉は、A君に対してどのように伝わってったと思う?」「このように言われたら、A君はどのように思ったと思う?」と、あえて指摘せず、質問を投げかけることで私自身にその答えを出させるのです。それを繰り返すことによって、「こんな言葉を使ってしまった」「こんな言い方をしてしまった」「A君は、いまどう思っただろう?」という意識が芽生えるようになりました。自分の指導を俯瞰できるようになったというと、おおげさに聞こえるかもしれませんが、いままでそんなことは思ったことがなかったので、一番の成長だと思います。――すごいアプローチですね。例えば同じシチュエーションで同じミスをした時に「また?」と指導者が言ったとします。その「また?」が、言われた選手に与えるインパクトは、どのようなものがあるだろうか?「また?」と言われた次のアクションで、結局あなたが望むプレーをA君はできた?と聞かれるわけです。同じミスをしたときに、指導者に「また?」と言われたら、次から身体が縮こまってしまい、より良いアクションは起こせないですよね。メソッド部門の人たちはそのような対話を通じて、私を変えてくれました。■スペインでは勘違い指導者の居場所がなくなりつつある――キャリアのある指導者を変えるのは、大変なことだと思います。変える方も、変わる方も。私だけでなく、スペイン国内の大多数の指導者は、多くの勘違いのもとに指導をしてきたのだと思います。幸運なことに、私はそれに気がつくことができました。さらに申し上げると、スペイン国内では指導者のプロファイルが変わってきていると感じています。これまではパフォーマンス系の指導者、例えば吠えるタイプの指導者やミスをした選手がいたら、ピッチサイドで地面にペットボトルを投げつけてみたり、審判に食ってかかったりするような指導者が多くいました。審判にプレッシャーをかけることイコール、チームへのプラスになるという変な信仰があったり。まだまだそのような指導者は少なくありませんが、流れが変わってきて、徐々にそういった指導者の居場所がなくなってきていると感じています。■知識があっても現代のやり方に合わない指導者は求められていない――そのような指導者はかつては「熱心な指導者」と言われていましたが、世の中が変わってきた中で、求められる指導者像も変化してきたのでしょうか?そう思います。先日、スペインの有名なスポーツダイレクターと話をしたのですが、同じことをおっしゃっていました。「○○監督はフットボールの知識があって、4-3-3について語らせたら、自分がいままで出会ってきた中でナンバーワンだ。だけどスポーツダイレクターの立場から考えると、彼を監督して招聘するのはありえない。なぜならもうそういう時代じゃないし、彼のやり方は求められていないんだよね」と言っていました。選手とのコミュニケーション方法やチームの作り方、自分の知識の伝え方など、時代とともに求められるやり方も変わってきているのだと思います。――オールドスタイルの指導者の居場所がなくなってきているのですね。はい。スペインで言うと、1980年代、90年代の指導スタイルから、進化していない人達の居場所がなくなってきているように感じます。そういう人達は、海外に居場所を求めています。なぜならばアフリカやアジアなどは、ヨーロッパと比べて人権への意識が低い地域もあるので、そのような指導がまだ認められるからです。もちろん、アフリカやアジアで仕事をしている指導者全員がそうだと言っているのではありません。そこは誤解なさらないようにしてほしいです。中には実力が認められて、海を渡った指導者もいます。でも、そうでない人がいるのも事実です。■過去にもてはやされた手法をなぞることがイケてると勘違いしていた――日本のスポーツ界にも、指導者のパワハラは根強く残っています。ハラスメント系の指導者というのが、一昔前はイケている指導者だった時期がありましたよね。「あの監督は情熱がある」といったように、色々な言葉で正当化されてきたんです。私もそう思っていた時期もありました。例えば、「メンバーリストは相手のチームよりも後に出せ」とか、色々なことを教えられました。でも時代は変わり、指導者がメンバーリストをいつ出すかに気を取られている間に、そのエネルギーを選手に向けて、選手のことを考える時間に当てたほうがよっぽど良いですよね。――そう思います。試合前というのは、選手が試合に向けてどのような気持ちでいるか。それに指導者は寄り添っていなければいけないはずなのに、つまらない信仰のようなものを、私達はたくさん作り上げてきてしまいました。それをなぞることが、イケている指導者だと勘違いし、そのような指導者をスペインのサッカー界は大量生産してしまったのです。しかし現在、先進的なクラブは、そのようなプロファイルの指導者は求めていません。ビジャレアルが2014年に改革しようとしたのは、まさにその部分で、それが遅かったのか、早かったのかはわかりませんが、私に多くの影響を与えてくれました。■ひどい指導者たちを批判するだけでは何も変わらない。指導環境改善のためにできること――過去の誤った振る舞いに気がついたとき、どのように感じたのでしょうか?私はメソッド部門のコーチに「いままでの自分はひどい指導者だったんだと、恥ずかしく思う」と言いました。すると、「いいんだよ。キミに非があるわけではないんだから。キミは、そのやり方しか知らなかっただけなんだ。それが正しいと思っていただけなんだ」と。さらに、こう言われました。「キミがやってきたことと、違ったアプローチがあることも知ってほしい。こういうやり方もあるんだと知ることで、指導者として豊かになれるはず。指導者をそのように育ててきた、スペインのスポーツ文化にも責任はある。人間は知っていることしか見えない。キミたちはひとつのやり方しか教わってきていないから、見えるものも見えなくなっているんだ。知ることによって、見えるものも変わるはずだから、『知る』を増やそう」と。――深い言葉ですね。日本のスポーツ界には未だにハラスメントがあり、子どものスポーツに対して、ひどい指導をしている人も多いと聞きます。でもそこで、「ここにひどい指導者がいる」「あそこにもいるぞ」と批判を繰り返すだけでは、何も変わりません。なぜならばそのような指導者達は、言い訳でなく、他のやり方を知らないんです。そして、いままではそのやり方で試合に勝ったり、大会に優勝したりと、機能してきてしまったのです。なので、その部分に対する『学びくずし』と言うか、そこに取り組むためのきっかけや、サポートする人がいない限り、指導者は変わることができない。私の経験上、そう思います。(第4回に続く)<<第2回を読む佐伯夕利子(さえき・ゆりこ)1973 年10月6日生まれ/イラン生まれ92 年にスペインに移住し、93 年から指導者の道を歩み始める。レアル・マドリードのスクールをはじめ、スペイン男子3 部リーグ、アトレティコ・マドリッド女子チームなどで監督経験を積む。08 年からビジャレアルに在籍し、男子U19のコーチ、レディースの監督、女子部統括責任者などを歴任。18 年に公益社団法人日本プロサッカーリーグの特任理事(非常勤)に選任され、2020年3月からJリーグ常勤理事。
2021年02月16日30年近くに渡ってスペインで活動し、サッカー指導の現場で奮闘してきた佐伯夕利子さん。スペインの指導ライセンスレベル3(日本のS級に相当)を取得し、アトレティコ・マドリードの女子チームやビジャレアルのアカデミーで指導を行ってきました。2020年よりJリーグの常勤理事となり、現在は日本を拠点に活動(11/30-2/1まで一時帰国中)しています。選手の育成について多くの知見を持つ佐伯さんに「子どもたちを伸ばすために、指導者が変わらなければいけない理由」をテーマにインタビューを行いました。第2回はビジャレアルが行った育成改革の内容に迫っていきます。(取材・文鈴木智之)ビジャレアルが行った育成改革改革の第一歩は、指導者が自分を知ることから始まったそう(写真はサッカー少年のイメージ)<<第1回:1人ひとりの個性を見て個別最適化がチーム強化に。スペインの名門ビジャレアルが育成改革に取り組んだキッカケ■育成はすぐに結果が出るものではない。「今」だけ見ていて良いのか――サカイクでは、「子どもを変えるには、大人が変わらなければいけない」というメッセージを打ち出しています。ビジャレアルの育成改革は、まさに大人(指導者)が変わることで、子どもたちの変革をうながしたそうですが、どのような取り組みをしたのでしょうか?それまでの私達はサッカークラブの指導者なので、普段からサッカーの話ばかりをしていました。どんなシステムがいいのか、サイドバックの選手に求める要素は...といった形です。あるとき、ビジャレアルの育成改革を推進したコーチに「そんな話を何十年もしてきて、これから先の何十年も続けていくのか?」と言われたときに、はっとしたのです。指導者として、それはあまりにも貧しいのではないか。そうではなくて、もっと広い視野で選手を育てるべきなのではないかと。ご存知のとおり、育成はすぐに結果が出るものではありません。目の前にいる選手が8年後、10年後にこうなっていてほしいという理想像に向かって、進んでいかなくてはなりません。8年後、10年後に、今いるコーチが引き続き、ビジャレアルにいるとは限りませんが、選手たちの将来にとってプラスになるのであれば、より良いアプローチを模索するべきだということで、まずは指導者に対して様々な取り組みが行われました。■選手には「自分で考える」を求めていたのに、指導者が具体的に指示しすぎていた――どのようなことが行われたのでしょうか?改革の第一歩は、指導者が自分を知ることから始まりました。「理想の選手を育成するにあたって、それに適した指導を、私達指導者が行っているか」に目を向けました。ビジャレアルアカデミーが掲げる理想の選手像は、自ら積極的に考えて、判断して実行できる選手であり、試合中、変わっていく状況に対して適応できる能力を備えた選手です。そう言っている割には、攻撃パターンを3つぐらい作って、それをただ繰り返すドリルのようなトレーニングをさせていたり、「自分で考えてプレーしよう」と言いながら、指導者が「右に蹴れ、左に蹴れ、いまのは違うだろ」と言い続けていました。――多くの指導者にとって、耳の痛い話ですね。ビジャレアルアカデミーでは、私達指導者がどのような振る舞いをしているのか、それを自分たちの目で確かめるところから始めました。具体的には、アクションカメラの「Go Pro」をつけて指導の現場に立ち、いつもどおりトレーニングをします。「Go Pro」は自分の目線と同じなので、選手の反応が撮影されています。その映像を見ると、多くの発見がありました。練習前後に選手を集めて、指導者がトレーニングについての話をするのですが、いつもうなずいて聞いているように見えたA君が、実は聞いている素振りをしているだけだったり、聞いていなさそうに見えたB君が、話を理解しようとしていたりと、指導者が持つ印象と映像に映っている事実が異なっていました。その理由は、指導者が選手にするラベリングにあります。指導者のレッテルや主観が、事実を違うように映していたのです。――映像で見るからこそ、多くの情報を客観的に得ることができるわけですね。もう一つはハンディカムで指導者自身を映し、トレーニング中や試合中にどのような指示出し、振る舞いをしているかを、コーチングスタッフ全員でチェックし、ディスカッションをする場を設けました。これは週に1回、2時間の学びの場なのですが、自分の指導の様子がみんなの前で映し出され、選手とどのようなコミュニケーションをとっているか、どのような言葉を使っているかなどにフォーカスし、ディベートをしました。■そのコーチングは指導者が考える「正解」では?――そこでは、どのようなディスカションがなされるのでしょうか?映像には試合の様子は映っておらず、指導者の姿だけが収められています。そこで試合中、私が選手のあるプレーに対して「いまのはパスじゃなくて、ロングキックでしょ!」と言ったとします。すると進行役が映像を止めて、「いまのコミュニケーションについて、他の指導者はどう思う?」と意見を聞いていきます。そうやって、指導者の振る舞いを一つひとつ検証していくのです。――指導者からするとハードな学びの場ですね。はい。たとえば他のコーチから「この前のスタッフミーティングで、『自主的に物事を考えられる選手になってほしい』という話をしたよね。でも『ロングキックでしょ!』というコーチングは指導者であるあなたが考える正解であって、パスをした選手の判断や選択肢を否定することになっている。結局、あなたが言うとおりのプレーをしないと、ネガティブなフィードバックをされる。つまり、ダメな選手と評価されるわけだ。それは私達の目指す方向性ではないし、言っている事とやっている事が違うよね」といったフィードバックを受けます。それを1年間繰り返しました。■20年の指導歴で初めて自分が成長できる機会だった――指導者のみなさんは、そのフィードバックをすんなりと受け入れることができたのでしょうか?大人になると、誰しも自分をさらけ出すのは嫌ですよね。自分の指導の様子を撮影されて、みんなの前でフィードバックを受けるのは居心地が悪く、怒りや恥ずかしさなど、いろいろな感情が混ざり合います。私達にとっては、すごく難しい時間であり空間でしたが、その経験をしたことで、「使用前、使用後」と呼べるような変化がありました。中にはふてくされて、自分の殻に閉じこもってしまった人もいて、学びという面では残念なことではありますが、そこまで踏み込んで、指導者を改革しようとしてくれたビジャレアルというクラブは勇気があるなと感じました。――佐伯さんご自身は、それらの取り組みによる変化をどのように感じたのでしょうか?ビジャレアルの育成改革がスタートしたのが、2014年です。私はそれまで、20年ほど指導者をしていましたが、これまでの20年間、何をしていたのだろうと思うぐらい、使用前と使用後の変化を感じました。「選手を育成する」ということについて、間違えてとらえていたのだと気がつくことができたのです。時間が経てば経つほどその想いが強くなり、自分の中で整理できなかった思考が、緩やかなスピードではありますが固まってきました。それまで、選手に対するアプローチに違和感を覚えたことはありませんでした。自分のやっていることに間違いはないと思っていましたし、周りから疑問を投げかけられることもありませんでした。つまり20年以上の指導歴で、自分が成長する機会は一度もなかったのです。(第3回に続く)<<第1回を読む佐伯夕利子(さえき・ゆりこ)1973 年10月6日生まれ/イラン生まれ92 年にスペインに移住し、93 年から指導者の道を歩み始める。レアル・マドリードのスクールをはじめ、スペイン男子3 部リーグ、アトレティコ・マドリッド女子チームなどで監督経験を積む。08 年からビジャレアルに在籍し、男子U19のコーチ、レディースの監督、女子部統括責任者などを歴任。18 年に公益社団法人日本プロサッカーリーグの特任理事(非常勤)に選任され、2020年3月からJリーグ常勤理事。
2021年02月09日■ 前回 のあらすじ余計なことは言わないよう、生徒に口止めをする先生でしたが、その間に保護者達は同士を集めていたのです…指導を怠った校長先生を訴えることも辞さない覚悟の保護者たち。その願いが届き、ついに臨時集会が開かれることになりました。いよいよ直接対決が始まります…!次回へ続く※あくまで個人の体験談です。先生にまつわるお話になりますが、「すべての教師がそうだ」と誤解のないようお願いします。※実話をベースとしたフィクションです。登場人物はゆっぺさん含めすべてフェイクです。コミックライター: ゆっぺ 【同じテーマの連載はこちら】 4人の子育て! 愉快なじゃがころ一家 この連載の全話を見る >>
2021年01月12日■ 前回 のあらすじついに保護者が校長先生へ直談判したものの、上からの評価が良かった先生の一件は問題視されることもなく済まされてしまって…今度はナプキンではなく、新聞紙のうえで残った給食を食べるようにと指導する先生。そして、放課後まで「半額シール」を貼っておきなさいという謎の罰…。けれど、保護者たちも黙って引き下がったわけではありませんでした。次回へ続く※あくまで個人の体験談です。先生にまつわるお話になりますが、「すべての教師がそうだ」と誤解のないようお願いします。※実話をベースとしたフィクションです。登場人物はゆっぺさん含めすべてフェイクです。コミックライター: ゆっぺ 【同じテーマの連載はこちら】 4人の子育て! 愉快なじゃがころ一家 この連載の全話を見る >>
2021年01月06日2020年11月29日、タレントの武井壮さんはTwitterを投稿。その内容が反響を呼んでいます。武井さんは、スポーツ競技の指導者が、試合に負けた選手に『しがちな対応』について、苦言を呈しました。試合に負けた罰に『グランド10周走ってこい』なんてのは指導じゃねえ。。試合に負けたら各選手に必要な能力を分析して、それを獲得するのに必要で有効なトレーニングや技術練習を与えて、栄養補給の知識を与えて、休養時のデータを取らせて、体を育てつつ技術を上げ、自分は戦術を学ぶもんじゃないか?— 武井壮 (@sosotakei) November 28, 2020 部活動などで試合に負けた際、指導者が選手に「グラウンドを10周走らせる」といった行為はよく聞かれます。武井さんはこれを批判し、指導者がすべきなのは「分析と戦術を学ぶこと」だと話しました。ネット上では、投稿に賛同する声が相次いでいます。・正論に拍手。いまだに根性論がまかり通っている。息子の部活顧問にアナウンスしたいくらいです。・罰を受けるべきは指導者です。そもそも『負けた罰』という意味がよく分かりませんね。・本当にその通り。負けたら指導者の力不足。勝利は選手の頑張りです。・負けると罰が待っているとなると、「罰を受けないために失敗しちゃいけない」と思ってスポーツを楽しめなくなる。負けた選手を責めるのでなく、次の時のためにしっかり対策をすることの大切さを述べた武井さん。スポーツだけでなく、さまざまな分野でいえることかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月30日ピラティス第二世代ティーチャーが直接指導全国に約100店舗ヨガ・ピラティスの専門スタジオ「zen place」を運営するZEN PLACEが、2020年10月17日(土)からオンラインワークショップ、『プレ・ピラティス・テクニーク』を開催します。講師にはピラティス第二世代指導者、デボラ・レッスンを迎え、全3回の開催予定です。デボラ・レッスンはピラティス創始者のジョセフ・ピラティスの直弟子であるキャローラ・ストラウス・トリアからピラティスメソッドの指導法を学んだ正当な指導者です。アメリカからの生配信を受講同ワークショップでは、ピラティスの基本となる基礎概念についてデボラ・レッスンがアメリカ・ニューヨークからオンライン配信を行います。スケジュールは初日が2020年10月17日(土)8:00から09:30で、3週に渡り土曜の朝に開催されます。受講者であれば当日の出欠に関わらず、ワークショップの録画を翌週の火曜日23:59まで視聴可能です。受講料は1回のみ7,000円(税込み)、3回セットで18,500円(税込み)です。(画像はプレスリリースより)【参考】※zen place academy『プレ・ピラティス・テクニーク』
2020年10月16日いくら歳を重ねても逃れることはできない、人間関係のトラブル。学校や会社、家族での関係をこじらせると、ストレスの原因になります。中でも大人の悩みで多いのは、職場の人間関係でしょう。いくら好きな仕事をしていても、人格に問題がある人と一緒だと疲れてしまうものです。横柄な研修医に、指導医がスカッとする対応!病棟で看護師として働いている、ぱれちに(paretiny)さんが描いたのは、ある病院で起こったエピソード。その病院には、やたらと態度が大きい研修医の男性がいたといいます。横暴な言動をする研修医に対し、周囲の人たちはストレスを感じていました。看護師を見下しているのか、研修医は人を不快にさせる発言を連発。これらの暴言はパワーハラスメント(通称:パワハラ)といえます。しかしある日、指導医は彼のミスをズバリと指摘!「態度がデカいわりに」という言葉を聞くに、指導医は彼の看護師に対する横柄な態度をしっかりと見ていたのでしょう。同僚の前で恥をかいたためか、自分の態度の悪さを反省したのか、その日から研修医は態度を改めたそうです。・スカッとした!叱るんじゃなくて、ちゃんと指摘する指導医さん、かっこいい!・どこにでもいるんですね、こういう態度がデカいのに仕事ができない人。・あるあるですね…。頭がよくても人間性が悪いともったいないですよね。悪い部分を指摘してくれる人がいるのは、ある意味幸せなこと。この研修医は、早いうちに気付くことができてよかったのではないでしょうか。彼が今回の出来事を受け、しっかりと改心することを願うばかりです。[文・構成/grape編集部]
2020年09月26日日本の選手は指導者のいう事を素直に「ハイ」と聞く子が多いと言われますが、試合では常に指示を待って動くわけにはいきません。試合中自分で判断して動けるようになるには何が大事なのか。サンフレッチェ広島ユースで長年指導にあたり槙野智章選手や柏木陽介選手(ともに浦和)ら日本代表選手を育て、U-15/U-16日本代表コーチを経て、2015年からはU-17日本代表指揮官として久保建英選手らを見てきた森山佳郎監督に、思考力や決断力、自己判断力を養うことの重要性についてお伺いしました。(取材・文:元川悦子)取材当日練習に参加していた昌平高校の選手たち■試合では決断の連続だから自己判断力を養うことが大事新型コロナウイルスの感染拡大で、日本代表活動が休止状態になってしまいましたが、7月から年代別代表強化が再スタートしました。U‐16日本代表は7・8月に1回ずつ千葉・幕張のJFA夢フィールドで合宿を実施。9月は静岡で行われる「2020SBSカップ・ドリームサッカー」に参戦する予定になっています。「2004年以降生まれの今のU‐16代表はまだ核になる選手がいないんです。加えてこのコロナ禍で試合に出始めた選手の発掘ができていない。通常の年だと3月や8月はフェスティバルがあったりして、高校1年生を中心に新戦力が出てくるんですけど、今年はそのほとんどが中止になってしまって見つけられていない。海外で強烈な経験をさせる機会も作れませんし、なかなか厳しいですね。それでも選手には45分のミーティング映像4本を配信して見てもらったり、テクニカル面やフィジカル面強化のための発信をしたりしていました。こういう時は自分で考えて行動する力をつける大きなチャンス。日本の選手は指導者の言うことを素直に『ハイ』と聞く子が多いですけど、実際の試合では決断の連続。大人になって生きていくうえでもそうです。思考力や決断力、自己判断力を養うことの重要性に気付いて、やってくれる選手が増えてくれたらいいと思っています」と話すのは森山佳郎監督。サンフレッチェ広島ユースを長年率いて槙野智章選手や柏木陽介選手(ともに浦和)ら日本代表選手を育て、2015年からはU‐17日本代表指揮官に転身し、今は3世代目に突入しています。■久保建英の注目度が高かったことで反骨精神が養われた過去2世代には、2000‐2001年生まれの菅原由勢選手(AZアルクマール/オランダ)や中村敬斗選手(シントトロイデン/ベルギー)、久保建英選手(ビジャレアル/スペイン)ら2017年U‐17ワールドカップ参戦組、2002‐2003年生まれの西川潤選手(C大阪)、若月大和選手(シオン/スイス)、中野伸哉選手(サガン鳥栖)ら2019年U‐17ワールドカップ参戦組がいて、メンタル的に成熟している選手が少なくなかったようです。「2000年世代は自己主張する子が異常に多かったんです。由勢、敬斗、建英だけじゃなく、瀬古歩夢(C大阪)や鈴木冬一(湘南)らも要求が凄かったですね。彼らにとってプラスだったのは、久保の注目度が高かったことで競争心と反骨精神が養われた点。『1学年下の建英ばっかり』という悔しさが募って、『絶対に負けないぞ』というギラギラ、メラメラした感情がつねに感じられました。ハーフタイムに戻ってきてケンカになることもあった。僕が『静かにしろ。落ち着け』と諭したくらい。選手ミーティングを30~40分もやっていて、僕が呼びに行っても『選手だけで話し合ってるから来ないでください』と言われたこともありました(苦笑)。2000年世代はそれに比べると大人しかったですけど、世界大会直前に入ってきた若月や藤田譲瑠チマ(東京V)など自分の意見を持っている選手が入ってきて引っ張ってくれたので、すごくいいグループになりました。最近も西川がJ初ゴールを決め、唐山翔自(G大阪)や田中聡(湘南)や成岡輝瑠(清水)も試合に出始めるなど、お互いに刺激を与えあっています。特に大きいのは16歳の中野伸哉がJリーグに出場したこと。彼は今の2004年の選手と1つしか変わらない。小学校高学年や中学生から見てもほんの少し上です。そういう意味でもインパクトが大きいと思います」■久保建英が他の選手と大きく違った点このように森山監督の教え子からは10代のうちからプロデビューする選手が次々と出ています。その筆頭が久保建英選手ではないでしょうか。バルセロナのカンテラで育ち、14~18歳までFC東京で過ごした彼の成長率の高さは目を引くものがあります。「彼の強みはつねに物怖じせず、つねに自己主張するところ。2015年4月のU‐15代表の立ち上げだったインドネシア合宿の時から先輩を差し置いてFKを蹴ってましたからね。本人に聞いたら『バルサでは3~4人集まってきて<俺だ俺だ>と奪い合うのが普通』と言っていました。槙野などもブレないメンタルを持った選手でしたけど、14歳くらいで初めてきた代表の遠征でそこまで自信を持って主張できる子は見たことはないです。バルサで少年時代を過ごしたことも追い風でしょうけど、彼はもともとそれだけの自己判断力や決断力、責任感がある人間に育ってきていた。そこは改めて強調しておきたいですね」久保選手のように自らアクションを起こせる人間になるには、ある物事に対して自分なりにどうすべきかを考える作業を繰り返すことが大切です。指導者や保護者などの意見を聞くことも大切ですが、それだけでは「言われた通りにしておこう」と受け身になりがち。コロナ感染拡大でこれまで通りの活動ができなくなった今こそ、何事にも自立心を持って自発的に取り組む重要性を子どもたちに再認識してもらうこと。そう仕向けるべきだと森山監督は考えます。■ミスをした時他責にするか、自己反省するかでその後の成果が変わる「実を言うと、僕は中学校1年生の時にバスケットボール部に入ってしまい、1年間サッカーができなかったんです。サッカーから離れてみて『自分はこんなに好きだったのか』と痛感した。その気持ちが40年経った今も続いていますし、それ以来一度もサッカーをやめようと思ったことはありません。仲間と汗を流せる幸せに気づいたことは本当に大きなプラスになっています。今回のコロナ禍にそんな気持ちを強めた育成年代の選手も多かったと思います。それを大事にしてほしいんです。僕は代表活動を始めるに当たって、『意識を変える』『取り組む姿勢を変える』の2つを必ず選手に伝えるんですが、世界を目指そうと思うなら普段の生活を変えないといけない。日常の生活習慣から食事や休息、練習の準備やフィードバックなど全てです。ピッチ上でも何かミスした時に人のせいにするのと、自分に問題があると受け止め、改善していくための策を考え積極的にチャレンジしていくのでは、その後の成果は大きく違ってきます。僕はチャレンジするミスは大歓迎。今年の困難をそうやって自分を変える好機にしてほしいと願っています」ここでアクションを起こすか起こさないか。自分が大きな岐路に立っていることを多くの子どもたちに気づいてほしいものです。森山佳郎(もりやま・よしろう)筑波大学卒業後、マツダに入社しマツダサッカークラブ(現サンフレッチェ広島)に入団。横浜フリューゲルス、ジュビロ磐田、ベルマーレ平塚でプレーした後引退。引退後はサンフレッチェ広島ユースのコーチに就任。広島ユース監督を退任後、U-15/U-16日本代表コーチを経て、2015年にU-15日本代表監督に就任。現在はU-16日本代表監督を務める。広島ユースを高円宮杯4度優勝に導くなど強豪チームに成長させ、トップチームで活躍し日本代表に選ばれる選手を育て上げるなど、高校年代の指導者として高い評価を得ている。
2020年09月14日熱心な無理解者に苦しめられて『発達障害に生まれて』(松永正訓著/中央公論新社)ノンフィクションのモデルの立石美津子です。障害のある子どもを育てていると、熱心な無理解者に出あうことがあります。・「障害というハンディがあるのだから、今、辛くても頑張らせることが本人の将来のため、それが愛情だ」と思っている。・こだわりはわがままの一種なのだから、応じてはならないと思っているところがある。・努力すれば必ずできるようになると信じて疑わないところがある。・苦手を克服させようと必死に努力させ、何でも一人でやらせようと試みる。・「どうやったらこの子は○○ができるようになるのだろうか」とできないことばかりにスポットを当てがち。・偏食を徹底して直そうとする。・本人にとって難しいことであったとしても、みんなと同じことができるようにさせようとする。・本人の意図を考えずに才能を開花させようと躍起になりがち。・「やればできる」と過度な期待を抱きがち。・「障害にともなう困難の改善」ではなく、「障害そのものの克服」を目的にしているところがある。子どものことを思ってくれているのはわかる、熱心に支援をしてくれようとする…でも、こうした行為は子どもを苦しめてしまうことがあります。熱心な無理解者という言葉は、児童精神科医の故・佐々木正美先生が提唱された言葉で、私の知人でもある公認心理師、臨床発達心理士、特別支援教育士スーパーバイザーの川上康則先生も「発達障害のある子どもについて【無理解・誤解・理解不足】などの状態にもかかわらず、熱心と言われるくらいの積極的な指導・支援を繰り返し、かえって当事者の状態を悪化させてしまう人のことを指す」とおっしゃっています。たしかに、熱心であることは非常に重要です。しかし、「本人のため」「良かれと思って」の部分が前面に押し出されてしまうと、本人にとっては「苦行」のように感じられるのではないでしょうか。自閉症の息子も、療育施設で苦手な音の克服の訓練をされた結果、その施設に行くことすら怖がるようになってしまいました。「本人のため」「良かれと思って」だけが一人歩きしない支援が必要だと常々感じています。子どもの気持ちを大切にする大人のあり方では、子どもに寄り添い、子どもの気持ちを大切にする対応とはどんなものでしょう。・できることを伸ばそうとする。・偏食を無理に治そうとはしない。・こだわりに十分に付き合い、信頼関係を築いた上で、こだわりの緩め方を一緒に考えてくれる。・大人本位の「こうあるべき」にとわられすぎない。・子どもの今の状態を受け入れている。子どもにとって安心できる人は、このような対応をしているのではないでしょうか。同じ場所で支援者によって対応が違うと、子どものさらなる混乱を招く更に困ってしまうのは同じ場所でも上記の2種類のタイプの人がいて、子どもに対して全く違う対応をするケースです。子どもは無理強いされたり、許容されたりして「何が正しいのか」がわからず混乱してしまいます。こうした状況を「ダブルバインド」と言うそうです。子どものほうも相手により態度を変える(怖い大人の前でだけおとなしくし、やさしい大人にはからかいを多く出すなど)といった誤学習をしてしまうかもしれません。これは「偏食をわがままとして許さない父と、受け入れる母」など家庭内でもおこりがちです。わがままとみなすか、こだわりと共存するか感覚過敏によって偏食がある場合、無理強いされることは、もしかしたら「芋虫を小さく切ってあげるから一かけらだけでもいいから食べなさい」と言われているような状況にあるのかもしれません。熱心な無理解者はとかく「自分だけの基準」で考えてしまい、子ども本人の苦しみ、辛さまで思い至らないのかもしれません…。とはいえ、わがままかこだわりか見分けるのが難しいこともあります。しかし、「その子が何にこだわっているか」をよく観察していると、その子にも譲れない部分があるということが見えてきます。例えば靴、同じデザインのものでないと絶対に拒否するという段階の子どもがいます。違うものを無理に履かせようとすれば自傷しパニックになることでしょう。でも、「〇〇を買って欲しい」などのわがままな要求のときは、自傷や他害よりも、その場で泣くだけといった様子が見られることがあります。安全基地の確保障害がある子どもにとって、社会にはさまざまな怖いもの、苦手なこと、わからないことがたくさんある世界のように見えるかもしれません。叱責されてばかり、無理強いされてばかりだと、自ら一歩を踏み出すことすら怖くなってしまうかもしれません。「安全基地(Secure Base)」としての大人の存在が不可欠です。「この世は怖くない、安心、安全なんだ」「先生や親は自分を脅かす存在ではない」「大人は自分を守ってくれる人間である」ということを幼いうちに十分に経験させることが大切だと思います。障害があっても、経験を積んでいけばやがて「人生には思い通りにならないこともある」ことをその子なりに体験します。大海原に出ても戻ることができる心地よい「港」のような存在がいれば航海の勇気も出ます。安心安全な居場所=安全基地さえ確保していれば、時期がきたら本人から苦手なことにも挑戦する勇気も出てきます。人生をスタートさせたばかりの時期は、特に大人との愛着形成をする大切な時期です。保護者も支援者も先生もそのことを忘れてはならないと思います。
2020年07月18日編集部:学研キッズネット編集部点数アップと大学受験に強い個別指導学院フリーステップは、2020年2月下旬から一部教室でオンライン個別指導のテスト運用を始めていたが、今回の緊急事態宣言を受けて全教室で運用を開始することを発表した。オンライン個別指導概要■個別指導で大切な双方向通信集団指導型の指導では一方通行でも授業を提供することができるが、個別指導ではどうしても双方向のコミュニケーションが必要です。「特に、フリーステップでは『発問型授業』を大切にしているので、生徒の反応がすぐに講師に伝わる必要があります」と語るのは今回のオンライン授業の運用拡充担当者。「さらに気をつけたことは、各家庭で支払っている通信料金以上の経済的負担をかけないこと」。そのため、新たな端末を必要とするサービスやアプリ開発が必要なものは全て排除しているという。■元気な姿をたとえ画面越しにでもe-メールに答案用紙を添付して添削するタイプでもなく、一方通行の講義動画を配信するタイプでもなく、生徒と画面越しではあっても向き合える双方向通信の授業は、講師にとっても安心できる要素の一つ。何よりも担当する生徒が無事に休校期間を過ごせていることを自分の目で確認できるという安心感があるという。通常授業と変わらずに授業ができることで、ここまでの授業で学習習慣の改善した生徒が、勉強以外の時間が増えてしまい、通塾前の状態にまで戻ってしまわないかという不安が払拭されるという。■授業の概要通常授業と同じ○対象学年:小学1年生〜高校3年生・高卒生○授業時間:1コマ80分○授業形態:個別指導○受講に必要なもの:インターネット接続環境とお手持ちの端末(スマートフォン・タブレット・PCなど)■個別指導学院フリーステップについて定期テストの点数アップと大学受験に強いフリーステップは、個別指導のために厳選された講師、生徒・保護者としっかり向き合える仕組み、グループ全体が保有するデータを駆使した科学的な指導システムという3つの強みを生かし、オーダーメイドのカリキュラムで、無理なく、無駄なく目標達成にむけて、生徒、保護者と一緒に歩んでいく個別指導の学習塾です。【入塾及びカリキュラムに関するお問合せ先】株式会社成学社/個別指導学院フリーステップお問合せフォーム::0120-88-0656 (9:00-22:00 )■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年04月09日様々な分野の第一線で活躍する人物に迫るドキュメンタリー「情熱大陸」。その3月22日(日)今夜放送回に、女優の福原遥が登場。子役として人気になってから10年、大人の女性へと成長した福原さんが次に見据えるものとは?小学1年生から芸能界の仕事をはじめ、小学5年生で出演した子ども向け料理番組「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」で“まいんちゃん”の愛称で親しまれると、子どもたちだけでなく広い世代から注目を集めた福原さん。その後はティーン誌「ピチレモン」で専属モデルを務めたり、超人気アニメシリーズ「キラキラ☆プリキュアアラモード」で声優を務めるなど活躍の場を広げ、昨年1月クールの「3年A組-今から皆さんは、人質です-」は大きな反響を呼び、その成長ぶりも話題に。昨年は主演映画『4月の君、スピカ』『羊とオオカミの恋と殺人』が公開されるなど、次世代を担う若手女優として熱い視線を浴びている。2020年は女優業に加え歌手としての活動にも力を入れているという福原さんは、同世代にエールを送る2ndシングルを今月リリース。子役時代から常に注目を集め続け、順風満帆な芸能生活を送っているように見える福原さんだが、多くの人に知られるきっかけとなった「まいんちゃん」のイメージから脱却するために苦しんだ時期もあり、一時は芸能界を辞めようと本気で考えたこともあるとか。番組では彼女の様々な現場に同行。スタッフ・共演者から「本当にいい子」だと評価されるも、芸能界には「いい子は大成しない」というジンクスもあり、「何を言っても優等生みたいに受け取られる」と悩む場面も。女優、声優、モデル、歌手と活躍の場を広げるなかで21歳になった彼女が次に見据えるステージとは?福原さんの2ndシングル「透明クリア」は現在発売、配信中。「情熱大陸」は3月22日(日)23時25分~TBS系で放送。(笠緒)
2020年03月22日