映画監督に、出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回は『斉木楠雄のΨ難』(10月21日公開)に主演の山崎賢人(23)について、福田雄一監督に話を聞いていく。山崎は2010年に俳優デビュー、『管制塔』(11)で映画主演デビューを果たした後、様々な作品で活躍する。2015年には、NHK連続テレビ小説『まれ』で幅広い人気を獲得。また『ヒロイン失格』(15)、『orange-オレンジ-』(15)で第39回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。最新作となる映画『斉木楠雄のΨ難』では、タイトルロールとなる超能力高校生・斉木楠雄を演じる。○山崎賢人の印象この漫画を読んだ時に、「山崎賢人しかいない」と思い、そう思ってしまったばかりに、なかなかクランクインできませんでした(笑)。山崎くんが忙しすぎるために、全然、スケジュールが組めなくて。もう別の人でやるしかないんじゃないか、という所までいったんですけど、頑として山崎賢人でやることを譲りたくありませんでした。それは嫁に言われたから、というのもあるんですけど(笑)、ビジュアルやキャラを考えた時に、日本中を見渡しても山崎賢人が1番うまくやるだろうなと思っていましたし、映画を観てもらえればわかっていただけると思います。思っていたイメージと1ミリも間違いなかったことは現場でもわかったし、単純に明確に言えばこの役に合っていたということですね。僕が山崎賢人の"や"の字も知らない時から、嫁が「山崎賢人っていいよ」と言っていました。基本的にうちは嫁なんです。うちの嫁はだいぶ嗅ぎつけるのが早かったですよ。「いいから見てみ」と言われても、今のようにたくさんの作品に山崎くんが出てなくて、何を見ればいいのかもわからなかったほどですから。僕みたいな年齢のおじさんが見るドラマじゃないけど、「どうしても山崎賢人と吉沢亮の芝居を見ろ」って、毎週『水球ヤンキース』を見せられました(笑)。それくらい、山崎くんが10代の頃から見ていました。○撮影現場での様子やりやすいと思ったのは、山崎くん自身が楽しんでいてくれたから。基本的にはクールな斉木が、照橋さん(橋本環奈)の想像の中では崩れる、という遊びをやりたかったんですよ。今まで確実にやったことがないことだろうから、そのトライを自分なりに楽しんでくれたことは作品にとっての収穫でしたし、今まで山崎くんを見てきた方からすれば新しい山崎賢人でしかないから、そこを出せたのは、僕にとっては「どうだ」っていう感じですね。やっぱり山崎くんのキャリアを考えた時に、新しい山崎賢人を見せたいという所がありました。そういうのを、楽しいと思ってくれない、「苦手だ」という人もいると思うんです。でも、山崎くんが楽しいと思ってくれていることは、初対面の時からずっと感じていました。案外やらせてもダメかも、とか、ふざけすぎちゃって逆に面白くなくなるかも、というパターンもあるんです。山崎くんは、いい塩梅を見せてくれました。○映画『斉木楠雄のΨ難』でのおすすめシーンやっぱり、照橋さんの妄想の中で、はじけているシーンですね。山崎くん自身の遊びが効いているシーンとして、大きいです。あとの絡みは割と受けの芝居ですから。ちゃんと受けるというのが『斉木楠雄』の1番のキーポイントなんですけど、今まで見たことがない山崎賢人を、と思うと照橋心美絡みのシーンが一番面白いですよね。
2017年10月20日10月21日公開の映画『斉木楠雄のΨ難』で、念願のコメディ作品に初主演する山崎賢人さん(「崎」は正しくは「たつさき」)。超能力を持ちながら、ひたすら普通の生活がしたいと望む主人公・斉木楠雄を演じています。笑いをこらえるのに必死だったという笑顔あふれる現場で作られた作品は、当然ながら爆笑必死の最高傑作。青春もの、胸キュンもの…数々の作品に出演し、役者としての経験を重ねてきた山崎さんに、コメディならではの難しさ、殻を破った新たな自分について語っていただきました。■福田監督の“笑い”のこだわりに衝撃! 「これはやべぇぞ!」――今回、福田雄一監督からのご指名で初タッグが実現したそうですね。「勇者ヨシヒコ」シリーズを観てから、僕も福田さんとご一緒したいなと思っていました。3年くらい前に福田さんが舞台を観に来てくださって、そのときに「『斉木楠雄のΨ難』っていうのがあるんだけど、やらない?」と直々に声をかけていただき、「やります!」と(笑)。――即答ですね(笑)。福田組について、撮影前のイメージはいかがでしたか?福田さんの世界にはとにかく“笑い”があるので、「どうなるんだろうな」って自分自身ワクワクしながら衣装合わせに行きました。撮影に入る前、監督に「僕、なんか準備して行った方がいいですか?」と聞いたら、「何もいらない。何も持ってこないで」と言われて…。――実際の撮影に入ってからはいかがでしたか?撮影初日が、(橋本環奈演じる)照橋さんが斉木を好きになるきっかけとなる夏休みのシーンだったんです。そのときの環奈ちゃんの振りきり方がすごすぎて。鼻の穴も広げるから、「そこまでやるの!?」と。斉木楠雄の心の声(かなりクール)とのギャップもあるので、内心これはやべぇぞって(笑)。斉木の妄想シーンの最初は「おっふ」(美少女の照橋を見た男性陣が、頬を赤らめながら口にする言葉)だったんです。「(軽く手を上にあげて)おっふ」くらいの感じかなと思っていたら監督が、「(両手をバタバタ上下に動かして)あわあわあわ…照橋さん、おっふ、おっふ」って(笑)。「監督さすがっす!」。やっぱり違うって思って、そこから吹っ切れましたね。 ■笑いをこらえるのに必死の撮影現場――「早く2回目がやりたい」――すごく楽しそうな撮影現場ですね。めちゃくちゃ楽しかったです。斉木は(無表情で)スンっとしているのですけど、周りのみんながすさまじいので、笑いを耐えるのがすごくキツかったです。超楽しかったんですけど(笑)。撮影中は、とにかく「福田さんを笑わせたいな」と思っていました。福田さんが笑ってくれると安心というか…。でも福田組常連の賀来(賢人)さんには「福田組は2回目からが怖いよ」って言われて。「何をやったら笑ってくれるのかって考えていくうちに、やばくなるぜ」と。だから早く2回目がやりたいです。――2回目以降、さらにいろいろなことを要求されそうですが…。何も抵抗もないです! デビュー作でも、裸でデッサンされてますし(笑)。今回、みんなそれぞれが本当に役に合っています。(海藤瞬役の)吉沢亮くんも「この役をやるために僕は生まれてきた」みたいな話をするくらい。逆に自分は、次にどういう役を演じれば笑ってもらえるんだろうなぁとか思っちゃいますね。――今後もコメディについては、料理されてみたいという感じですか?料理されてみたいし、自分でも準備していきたいですね。ビジュアルに関しては、どんな要求をされてもまったく問題ないです。――今回、「新しい扉を開けてしまった…」という感じですね。そうですね、開けに行った感じです!――では、撮影をとおして発見した、自分の新たな一面はありますか?「笑いに対する貪欲さ」は発見かもしれません。お笑い番組を見ていても、やっぱり芸人さんはすごいなって思います。たとえば、サンドウィッチマンさんとかロバートさんとか…。ロバート秋山さんの『クリエイターズ・ファイル』はかなり見ていて、ツボですね。すごく好きです。――映画の中で、笑わせる立場を経験できましたね。「笑える」って、一番幸せなことだと思っているんです。週末にレジャー施設のアトラクションに乗るような感じで、「遊びに行かない? 笑いに行かない?」って。だから映画を観て楽しめて、笑えるというのは魅力的ですよね。■山崎賢人の集大成! いままでのイメージがあるからおもしろい――念願のコメディ作品ですが、ご自身にとってどんな作品になりそうですか?代表作です!(笑)――(笑)。これまでの山崎さんのイメージとは違うと感じました。いままでのイメージもあるからこそ、壁ドンのシーンとかもおもしろいんじゃないかなと思っています。照橋さんの「『ヒロイン失格』も『オオカミ少女と黒王子』も観てねぇもんな!」っていうナレーションのあと、斉木が壁ドンしたら校舎が崩れる…みたいなシーンがあるんです。そんなところにこれまでの出演作が生かせたことを考えたら、やっぱりこの作品が集大成ですね(笑)。――クールを飛び越えて無表情という斉木を演じる上で、一番難しかったのは?笑いをこらえるっていうところですね。斉木に近づいてくる人は、みんな距離が近いんですよ。賀来さんには、顔をすごく触られていましたし。窪谷須(賀来賢人)は、メガネを外すと、まったく目が見えないから、斉木にすごく寄りかかってくる。最終的には、窪谷須に体重を全部かけられるんだけれど、そのおかげで斉木の眼鏡がズレてくるのがおもしろくて。でも斉木はスンってしてなきゃいけない。監督からも「メガネがズレるから、それを無表情で直してこう」と言われて「はい、わかりました」って(笑)。あの中で笑いをこらえるのは、結構キツかったです。――では、とくにオススメのシーンを教えてください。海藤と燃堂(新井浩文)との屋上のシーンかな。もう笑いをこらえるのが大変だった。吉沢くんも最初は完璧にやっていたのに、俺の笑いにつられてしまって最後の最後で笑っちゃったりして。ちょっと申し訳なかったです。――山崎さんも、吉沢さん演じる海藤役も似合いそうですね!海藤のキャラ好きです、笑いのツボ的に。ずっと吉沢くんと「海藤やばいよね」って話していました。――現場の中で、共演者の演技などから「斉木楠雄」に生かしたことはありますか?みんなそれぞれのキャラの笑いがあったと思います。これだけおもしろい人がいる中で、斉木は妄想シーンとかだけで笑わせるのは難しいですよね。でも、斉木がやるとおもしろくなるんです、ふだんスンとしているから(笑)。だから共演者の演技に影響されるというよりは、斉木は斉木なままでいるという感じがしました。――共演者のみなさんと、演技についてお話しされましたか?みんなが仕掛けてくるけど、斉木は心の中のツッコミなので、芝居での掛け合いはあまりなかったです。だから演技について話すというよりも、(自分の感覚的にも)心の中でツッコんでる感じで。観客って言うと語弊があるかもしれませんけど、別のところから自分を観ているような感覚で演じていました。――ちなみに、山崎さんが使ってみたい超能力は?心の声は読みたくないなって思いますけど…。何か物を動かすっていうのが最高ですね。布団とかに寝ていて、テレビのリモコンにちょっと手が届かないときに、超能力を使って手元に移動させる。でも斉木だったら、そのまま「ピッ」ってテレビ点けられそうですけどね、リモコンとか使わなくても(笑) ■斉木と真逆の学生時代! 周りに「左右されまくりです(笑)」――斉木の周りには変わった友達がいっぱい集まってきますが、山崎さんの学生時代はどうでした?自分がふざける方で、ツッコミではなかったですね。でも、イジられるのは好きじゃなかったかな。みんなで一緒にふざけてたって感じかな。――斉木と似ているところはありますか?ないです(笑)。たぶん…でも、もしかしたらなんとなくは似ているところがあるかもしれないですね。――斉木は周りに左右されない感じの男の子ですが?僕は、左右されまくりです(笑)。――(笑)。では、いまになって学生時代にやっておけばよかったと感じることは?もっと楽しめばよかったなっていうのはありますね。けれどその分、何度も高校生役をやらさせていただいているので、ラッキーだなって思います。――斉木は友達も個性的ですが、バカップルとも言える両親も印象的でした。あんな両親に育てられたら、ご自身だったらどんな風に成長すると思いますか?う~ん、ツッコミ的な冷静な感じにはなりそうですよね。いや、ならないかなぁ…自分もバカになっちゃうかも(笑)。でも愛し合っている理想の夫婦かなとは思います。――それでは最後に、仕事に育児に頑張っているママたちへのメッセージをお願いします。いつもお疲れさまです! この作品は、年齢とか性別とか、何にも関係なく、みんなが楽しめる映画だと思います。難しいことを考えずに、とにかく笑える。笑えるって、すごく幸せなことだと思うので、何も考えずに劇場に行ってもらえたらうれしいです。取材中に発生したちょっとしたアクシデントに、「斉木楠雄のΨ難だ!」と周囲をキョロキョロ見渡すなど、茶目っ気たっぷりだった山崎さん。さまざまな役柄を演じてきた彼の集大成とも言える『斉木楠雄のΨ難』は、大人も子どもも大爆笑間違いなし。ぜひとも親子で、劇場に足を運んでみてくださいね。映画『斉木楠雄のΨ難』生まれながらに超能力を与えられた斉木は、普通の生活がしたいと切実に望んでいた。だが、彼の周りには次から次へとワケありクラスメイトたちが集まってくる。舞台は年に一度の文化祭。斉木は、災難だらけの一日を無事にやり過ごすことができるのか…!?出演:山崎賢人 橋本環奈 新井浩文 吉沢亮 笠原秀幸/賀来賢人 ムロツヨシ 佐藤二朗 脚本・監督:福田雄一 原作:「斉木楠雄のΨ難」麻生周一(集英社「週刊少年ジャンプ」連載) 公式サイト:
2017年10月13日麻生周一の漫画を、山崎賢人主演で実写化する話題の映画『斉木楠雄のΨ難』。10月21日(土)の公開に先駆け、映画撮影時から続く山崎賢人と賀来賢人の“W賢人”問題に終止符を打つべく、本作監督の福田雄一がバラエティ構成作家を務めた公開記念特番「『斉木楠雄のΨ難』こんな〇〇見たことないSP」が放送されることが決定した。今回本番組の演出を手掛けたのは、映画で脚本・監督を務めた福田雄一。映画撮影時から続く、斉木楠雄役の山崎さんと窪谷須亜蓮役の賀来さんの“W賢人”問題に終止符を打つべく、バラエティ構成作家として久々に立ち上がったのだ。そんな福田監督が仕掛けるのは、「負けたら改名!3番勝負」。“W賢人”の2人が、負けたら“ポン太”に改名するという真剣勝負に挑む!勝負の行く末を見守る審査委員長には、斉木に想いを寄せる照橋心美役の橋本環奈、副委員長には中二病の海藤瞬役の吉沢亮。そして、司会は福田監督が務め、もはや映画の宣伝でもなんでもない、福田監督が本気で挑んだ、最高の深夜バラエティになっている。先日行われた完成披露試写会で、“賀来ポン太”と改名することになったと発表し、「カクポンと親しみを込めて呼んで」とノリノリになっていた賀来さん。どういう経緯で賀来さんが“賀来ポン太”になったのか、その真相がここで明らかになる。「『斉木楠雄のΨ難』こんな〇〇見たことないSP」は10月8日(日)深夜1時25分~日本テレビにて放送。※一部地域では視聴頂けない場合があります『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月06日山崎賢人をはじめ、再現度が高すぎると評判の超個性的キャラクターたちが続々登場する『斉木楠雄のΨ難』。このほど、昨今の“福田組”で覚醒をみせる、いま大注目の賀来賢人が演じた窪谷須亜蓮の爆笑必至なキャラクター場面写真をシネマカフェが独占入手した。賀来さん扮する窪谷須とは、生まれながらにしてとんでもない超能力をもちながら、普通の高校生活を願う主人公・斉木楠雄(山崎さん)の日常を揺るがす、ワケありのクラスメイト。斉木の高校へ転校を機に、優等生キャラへとイメチェンを図ろうとしている。しかし、見た目は真面目そうだが、実は暴走族の元総長というひと癖もふた癖もあるキャラクターなのだ。朝ドラ「花子とアン」や大河ドラマ「花燃ゆ」、ドラマ「Nのために」など、若手俳優の中でもひときわ演技派として注目を集める賀来さんだが、本作と同じく福田監督が手掛けたドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」では、池杉=“いけすぎ”という名の通り、いきすぎたオーバーアクションや変顔の数々を披露。アクの強いキャラクターで大きな話題を呼んだばかり。福田監督が手がけたAmazonプライムオリジナルドラマ「宇宙の仕事」や、舞台「ヤングフランケンシュタイン」にも出演を果たすなど、ムロツヨシや佐藤二朗といったベテランの福田組常連メンバーと競演し、若手の福田組代表格と呼べる存在となった。しかも、本作で演じた窪谷須は、元は超絶ヤンキーということもあり、時折、不良の血が騒ぎ、普通の生徒ではありえない行動をとってしまうことも…。視力が低く、メガネを取ると目つきが悪いキャラクター設定ということから、劇中では「目に力を入れすぎて、ものもらいができた。それくらい頑張った」とふり返っている。見た目と中身のギャップあるキャラクターには爆笑間違いなし。賀来さんが演じる窪谷須のぶっ飛びぶりに、期待していて。『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月02日人気ギャグ漫画を実写映画化した『斉木楠雄のΨ難』の完成披露試写会が9月28日(木)、都内で行われ、主演の山崎賢人をはじめ、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、福田雄一監督が登壇した。原作は「週刊少年ジャンプ」で連載されている麻生周一氏の人気ギャグ漫画。超能力のせいで、次々と災難に巻き込まれる高校生・斉木楠雄(山崎さん)の日常をコミカルに描く。頭についた超能力の制御装置が外れて、パワーのコントロールを失った楠雄は、壁ドンをしただけで校舎が崩壊し、同級生は次々と石化。ついには世界滅亡の危機を招いてしまう。コメディ演技に挑んだ山崎さんは「笑いをこらえるのが大変でした」と、ワチャワチャした共演陣との演技に四苦八苦したのだとか。頭の中で冷静にツッコミを入れる役どころだったが、つい噴き出してしまったこともあり、福田監督は「実際、笑っちゃってるシーンも2つくらい使っています」と明かしていた。とはいえ、本作の映画化が決まった際に、福田監督は山崎さん主演を熱望したそうで、「コメディアンとして、本当にすてきだったし、コメディに向いていると思います。これからも何度もご一緒したい」と再タッグに意欲を見せていた。この夏大ヒットした福田監督の『銀魂』では、菅田将暉&岡田将生が出演する“Wまさき”問題が勃発したが、今回は山崎賢人&賀来賢人の“W賢人”問題が!そこで白黒ハッキリつけるため(?)、同日収録されたプロモーション用番組で、2人が勝負に挑んだそうで、結果、敗北した賀来さんが映画のPR期間中に限り“ポン太”に改名することに。本人も「ポン太ですっ!」とご機嫌に挨拶し、まんざらでもない様子だった。『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月28日主演・山崎賢人、脚本&監督・福田雄一で贈る爆笑の話題作『斉木楠雄のΨ難』。このほど、山崎さん演じる主人公・斉木楠雄と、彼らのワケありクラスメイトたちもとらえた場面写真が初解禁された。現在、『銀魂』も大ヒット中の福田監督が、なんと若手イケメン俳優の山崎さんを主演に迎えて、「週刊少年ジャンプ」にて連載中の大人気ギャグコメディを映画化する本作。今回初解禁する場面写真では、生まれながらに与えられたとんでもない超能力を隠して高校生活を送る、斉木楠雄(山崎さん)と、彼を取り巻くクラスメイトたちの姿が初めて映し出されている。まずは、天下無敵の美少女であることを自覚している、学園のアイドル照橋心美(橋本環奈)が、なぜか気になってしかたがない斉木にしつこくつきまとっているシーン。また、高校生離れした外見でかつ、とんでもないケツアゴを持った自称・斉木の“相棒”燃堂力(新井浩文)、中二病にどっぷり浸かり、“漆黒の翼”として“謎の組織(ダークリユニオン)”と戦っている設定の海藤瞬(吉沢亮)、見た目は真面目だけど、実は暴走族の元総長の窪谷須亜蓮(賀来賢人)らお騒がせトリオが降臨!真顔なのになぜか笑えてくる1シーンを切り取っている。そして、本気になりすぎるとすぐにお尻が出ちゃうけど、信頼が厚い熱血の学級委員長の灰呂杵志(笠原秀幸)に、“カンチョー”をおみまいする燃堂の姿も!それに対して、お尻丸出しで驚きの表情を見せる灰呂のサービスショット(?)を含む、エンターテイメント性あふれる本作の“カオス”な世界観を存分に映し出した場面写真ばかりとなっている。『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月18日北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎が“おっさん”に扮して町内にはびこる悪を斬る痛快&勧善懲悪ドラマ「三匹のおっさん3~正義の味方、みたび!!~」のDVD-BOXが7月19日(水)に発売になることを受けて、特典映像の「三匹のおっさん 座談会トーク」に収録予定の、キヨ(北大路さん)、シゲ(泉谷さん)、ノリ(志賀さん)によるメッセージが到着した。同作は、かつての悪ガキ3人組=キヨ、シゲ、ノリの“三匹のおっさん”が私設自警団を結成。還暦オーバーの身でありながら、町内トラブルの数々を解決していく痛快人情ドラマだ。昨今世の中で話題の民泊詐欺、モンスターペアレント、オレオレ詐欺など誰にでも忍び寄る身近な悪を扱い、視聴者の高い支持を獲得。シリーズ化され、第3弾を迎えた。注目の特典映像「三匹のおっさん 座談会トーク」内でキヨ役の北大路さんは、「我々の周りには問題はたくさんあります。全部が全部自分で対応することはできないけれど、一番身近で何か気になることがあったら、キヨとしての正義感をもって、そのテーマにぶつかっていきたいと思う」と熱くコメント。キヨを演じながらキヨに教えられたことを明かした。シゲ役の泉谷さんは、「おそらく仕事的にも人生的にも人が欲しいものは、もしかしたら拠り所じゃないかと思うんだよね。そういう拠り所の一個になっていればいいかなって」と心情を吐露。ノリ役の志賀さんも、「拠り所という意味では、友情もあるでしょう。多くの人たちとのつきあいがいまの僕を作っています。人を大事にする、その気持ちだけは忘れないようにしようと思っています」と“三匹のおっさん”と出会って身に染みた想いを語っている。なお、映像特典には、「メイキング映像集」、「三匹ファミリー 2ショットインタビュー」、「視聴者参加!爆笑記者会見」、「本邦初!三匹の監督 スペシャルインタビュー」などを収録する予定。いまだから明かせる裏話など、作品の魅力を深堀する映像特典にも注目をして!「三匹のおっさん3 ~正義の味方、みたび!!~」DVDは7月19日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2017年07月18日「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載中の麻生周一の漫画を、山崎賢人主演で実写化する『斉木楠雄のΨ難』。この度、本作の主題歌が幅広い世代に人気を誇る「ゆず」の書き下ろし新曲「恋、弾けました。」に決定。あわせて主題歌入りの予告編も到着した。生まれながらに与えられた、とんでもない超能力を隠して高校生活を送る斉木楠雄(山崎賢人)。毎年恒例の一大イベント文化祭で、なぜか斉木に想いを寄せる妄想しまくり美女や、超能力でも気配が読めないぐらいのバカなど、ワケありのクラスメイトたちがムダにカラんで、災難が次から次へとふりかかりまくる。ただ普通に生きたいだけなのに、何かの陰謀か?やっかいな恋と友情、そして超能力が吹き荒れる!そして、まさかの地球滅亡!?斉木は地球滅亡の危機を乗り越えることが出来るのか――?『HK 変態仮面』シリーズや『銀魂』、「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一が監督を務める本作。主演の山崎さんが、最強の超能力を持ってしまったばかりに、日々災難に見舞われてしまう主人公・楠雄を好演するほか、斉木に想いを寄せる照橋心美役を橋本環奈、斉木の相棒を自称するバカ・燃堂力役を新井浩文、闇の組織と戦っている設定の中二病・海藤瞬役を吉沢亮。さらに笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗らが個性豊かなキャラクターに扮している。このほど公開された予告編では、何でもできてしまう“超能力者”斉木楠雄が、たかが文化祭なのに地球滅亡の危機に見舞われるだけでなく、存在感抜群の普通じゃない仲間たちからの恋と友情の嵐に巻き込まれる、Ψ難だらけの様子が描かれる。楠雄や心美を始め、超個性的なクラスメイトたちも次々と登場する本映像。ラストでは、心美に壁ドン…と胸キュンシチュエーションかと思いきや、壁ドンしたところから建物が崩壊するというとんでもない超能力が発動!まさに“この映画、ヤバイ”と思わざるを得ない予告編となっている。そして、今回発表された「ゆず」の楽曲「恋、弾けました。」も、この予告編で披露。「ゆず」が実写映画の主題歌を担当するのは、2014年公開の『銀の匙 Silver Spoon』以来、約3年半ぶり。今年20周年を迎え、新曲も連続リリースしたばかりの「ゆず」は、「今回の曲は、聴いていて脳内が弾けてアドレナリンが出まくる、アップテンポでサイキックで胸キュンなナンバーです」と楽曲について話し、「原作も読ませていただき、作中から様々なヒントを得て、楽曲に反映させました。映画とともに、ぜひ『恋、弾けました。』も楽しんでください」とメッセージ。さらに映画については「それにしても、実写のクオリティが高い!」と絶賛!また福田監督も、「この曲、大好きですっっ!俺っっ!この曲が映画の中で流れると思っただけでワクワクします!すみません!小学生みたいな感想で!ただ、大好きなんです!この曲!」と大絶賛している。『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年07月14日俳優の山崎賢人が主演を務める映画『斉木楠雄のΨ難』(10月21日公開)の新予告編が14日、公開された。同作は、麻生周一による『週刊少年ジャンプ』(集英社)連載中の同名コミックを実写化。生まれながらにして超能力が使える16歳の高校生・斉木楠雄(山崎)が、自身の周囲に集まった個性的な面々が巻き起こすトラブルに巻き込まれていく。『HK 変態仮面』『銀魂』などジャンプ作品実写化でもおなじみの福田雄一監督がメガホンを取る。今回公開された予告編では、斉木楠雄の超能力が示され、橋本環奈演じる妄想美少女・心美など個性豊かなキャラクターたちが動き回る。たかが文化祭なのに地球滅亡の危機に見舞われる斉木の姿や、壁ドンするだけで校舎を崩壊させる姿などが壮大なスケールで描かれる。さらに、フォークデュオ・ゆずが主題歌に決定し、同作のために描き下ろした新曲「恋、弾けました。」が予告編を彩った。ゆずが映画主題歌を担当するのは、『銀の匙 Silver Spoon』(2014年)以来、約3年半ぶりとなる。○ゆずコメント20周年イヤー真っ只中、新曲も連続リリースしている僕たちですが、またしても新曲ができました!今回の曲は、聴いていて脳内が弾けてアドレナリンが出まくる、アップテンポでサイキックで胸キュンなナンバーです。原作も読ませていただき、作中から様々なヒントを得て、楽曲に反映させました。映画とともに、ぜひ「恋、弾けました。」も楽しんでください。それにしても、実写のクオリティが高い!○福田雄一監督コメント正直、僕、音楽、詳しくないです! ハッキリ言って、全くナイスなコメントとか出来ません! ただ! この曲、大好きですっっ! 俺っっ! この曲が映画の中で流れると思っただけでワクワクします! すみません! 小学生みたいな感想で! ただ、大好きなんです! この曲! これですべてを理解して頂きたいです!○麻生周一(原作)コメント実写斉木の主題歌をゆずがやってくれると聞いた時は「大の大人がこんなはしゃぐ?」ってくらい喜びました!!昔っから大好きですよ! ちょうど一昨日ベストアルバム買ったよ!中学生の頃ゆずが主題歌やってるからという理由で映画を観に行った事があるんですが、その頃の自分に教えてあげたい!ともあれ20年間第一線で活躍するゆずが味方についてくれるなんてこれ程心強い事はありません!劇場公開が本当に楽しみです!!!!
2017年07月14日俳優の山崎賢人が主演を務める映画『斉木楠雄のΨ難』(10月21日公開)の新ポスタービジュアルが7日、公開された。同作は、麻生周一による『週刊少年ジャンプ』(集英社)連載中の同名コミックを実写化。生まれながらにして超能力が使える16歳の高校生・斉木楠雄(山崎)が、自身の周囲に集まった個性的な面々が巻き起こすトラブルに巻き込まれていく。『HK 変態仮面』『銀魂』などジャンプ作品実写化でもおなじみの福田雄一監督がメガホンを取る。新ビジュアルは、斉木楠雄と、楠雄に絡んでくる仲間たちが宙を舞ったデザインに。平穏に終わるはずの文化祭が一転、なぜか地球滅亡の危機に巻き込まれていく様子を表現した。橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、田辺誠一がそれぞれ個性的な姿でキャラクターを表している。前売り券は14日より公開劇場にて発売。ポストカードセットが特典となる。
2017年07月07日山崎賢人が主演し、『銀魂』や『HK 変態仮面』シリーズの福田雄一が脚本&監督を務める映画『斉木楠雄のΨ難』。この度、山崎さん演じる斉木楠雄とやっかいすぎるおバカな仲間たちが華麗に宙を舞う、本作の新ポスタービジュアルが公開された。生まれながらに与えられたとんでもない超能力を隠して高校生活を送る、斉木楠雄。毎年恒例の一大イベント、文化祭でなぜか斉木に想いを寄せる妄想しまくり美女や、超能力でも気配が読めないぐらいのバカなど、ワケありのクラスメイトたちがムダにカラんで、災難が次から次へとふりかかりまくる。ただ普通に生きたいだけなのに、何かの陰謀か?やっかいな恋と友情、そして超能力が吹き荒れる!そして、まさかの地球滅亡!?斉木は地球滅亡の危機を乗り越えることが出来るのか――。原作は、2012年より「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載中の麻生周一の漫画。シリーズ累計発行部数は500万部を超える異色の大人気ギャグコメディで、今回の実写映画化だけでなく、ゲームや、神谷浩史、戸松遥らで昨年アニメ化されるなど幅広く展開。さらに、テレビアニメは放送終了後、その人気ぶりから続編の制作がすでに決定している。実写版キャストには、最強の超能力を持ってしまったばかりに、日々災難に見舞われてしまう主人公・斉木楠雄を山崎さんが演じるほか、斉木に想いを寄せる照橋心美役を橋本環奈、斉木の相棒を自称するバカ・燃堂力役を新井浩文。そのほか吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗ら豪華俳優陣が出演しているのも本作の見どころだ。今回のビジュアルでは、楠雄と彼に無駄にカラんでくるやっかいすぎる仲間たちが宙を舞い、平穏に終わるはずの文化祭が一転、なぜか地球滅亡の危機に巻き込まれていく様子を、不必要なまでに迫力満点に表現。個性豊かなキャラクターたちが、いまにも動き出しそうなビジュアルとなっている。なお、本作の前売り券が7月14日(金)より発売決定。ポストカードセット(2枚入り)が特典でついてくる(数量限定)。『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年07月07日東京都墨田区のスカイツリータウン内にあるすみだ水族館が、「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの漫画家・水木しげると初のコラボレーション。“水”にまつわる妖怪たちが登場する「水木しげる×すみだ水族館 水の妖怪トンネル」が、2017年7月15日(土)~9月10日(日)まで開催されます。この夏は、すみだ水族館で暑い夏にぴったりの「水木しげる×すみだ水族館水の妖怪トンネル」をぜひ堪能してみてください。すみだ水族館×水木しげる!「クラゲ万華鏡トンネル」が「水の妖怪トンネル」に変身東京スカイツリータウン内にある人気お出かけスポット・すみだ水族館に、漫画家水木しげるの描いた“水”にまつわる妖怪たちで演出する「水木しげる×すみだ水族館 水の妖怪トンネル」が初登場。2017年7月15日(土)~9月10日(日)まで、長さ約50mのスロープの壁と天井に約5,000枚の鏡を貼りつめた展示エリア「クラゲ万華鏡トンネル」が夏季限定のお化け屋敷空間に変身します。ほかにも、フラッシュ撮影をすると人物の背後に目には見えない妖怪が浮かび上がる不思議なフォトスポットや、水木しげるの描いた妖怪「目玉おやじ」をイメージした特別メニュー「目玉おやじの目玉パフェ」も登場するなど、妖怪の世界にどっぷりと浸ることができますよ。イベントの見どころをご紹介!●火の玉のように、クラゲたちが遊泳!「水木しげる×すみだ水族館 水の妖怪トンネル」期間限定のお化け屋敷空間「クラゲ万華鏡トンネル」では、8個の水槽の中に「海の火の玉」とも言われるクラゲが照明によって不気味に浮かび上がります。また、水槽の中や壁面には妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者水木しげるが描いた「河童」や「大蛸の足」、「化け鯨」、「海月の火の玉」、「金魚の幽霊」など“水”にまつわる9種類の妖怪たちが、映像やイラストになって登場。薄暗い照明や恐怖心をあおる音響効果に加えて、本企画のために開発された昼と夜で異なる2種類のアロマなどにより、思わず進むことをためらってしまう妖怪トンネルとなっています。開催期間:2017年7月15日(土)~9月10日(日)開催時間:終日●フラッシュで妖怪が浮かび上がる!「妖怪フォトスポット」「ゲゲゲの鬼太郎」に登場するキャラクターたちと一緒に記念写真が撮れるフォトスポットが、「水の妖怪トンネル」に登場。パネルの前に立ってフラッシュ撮影をすると、目では見えなかった妖怪が人物の背後に不気味に浮かび上がりますよ。展示場所:5F水の妖怪トンネル入口付近展示期間:2017年7月15日(土)~9月10日(日)展示時間:終日●妖怪をイメージした特別メニュー「目玉おやじの目玉パフェ」が登場!期間中、5階の「ペンギンカフェ」では、水木しげるが描いた妖怪「目玉おやじ」をイメージしたパフェを数量限定で販売します。イチゴソースのかかった牛乳プリンの上にベリーとソフトクリームをトッピング。さらに、目玉のマシュマロをのせ、「目玉おやじ」の姿を表現した一品です。販売期間:2017年7月15日(土)~9月10日(日)販売時間:終日販売※1日20食限定販売場所:5Fペンギンカフェ販売価格:500円(税込)イベント詳細名称:水木しげる×すみだ水族館 水の妖怪トンネル会場:すみだ水族館住所:東京都墨田区押上一丁目1番2号 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F開催期間:2017年7月15日(土)~9月10日(日)営業時間:9:00~21:00※入場受付は閉館の1時間前まで※季節による変更あり入場料:大人2,050円、高校生1,500円、小中学生1,000円、3歳以上600円電話番号:03-5619-1821公式サイト:
2017年06月22日すみだ水族館の展示エリア「クラゲ万華鏡トンネル」が、「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの漫画家・水木しげるとコラボレーション。「水木しげる×すみだ水族館 水の妖怪トンネル」が、2017年7月15日(土)から9月10日(日)まで開催される。フワフワとくらげが遊泳する「クラゲ万華鏡トンネル」。長さ約50mのスロープの壁と天井に、約5,000枚の鏡を貼りつめたこの展示エリアが、夏季限定のお化け屋敷空間として様変わりする。青白い明かりを灯した水槽の中をまるで火の玉のように、クラゲたちが遊泳する。同時に、水木しげるの描いた、河童や化け鯨、海月の火の玉、金魚の幽霊など、おどろおどろしい9種類の水の妖怪たちが映像やイラストになって登場。”背筋も凍る”妖怪トンネルに仕上がっている。薄暗い会場では、水が滴り落ちるような音も聞こえてくる。昼夜変わるアロマは、古井戸や破れた障子、夏の夜を連想させるもので、いっそう怪しげな雰囲気を演出する。思わず進むことをためらってしまうほど、恐ろしい水の妖怪トンネルを抜けると、5F ペンギンカフェに到着。この期間の特別メニューとして、妖怪「目玉おやじ」をイメージしたパフェが味わえる。牛乳プリンの上にイチゴソースを掛け、ベリーとソフトクリームをトッピング。マシュマロを目玉にみせて「目玉おやじ」の姿を表現した。また、「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターにもっと会いたい人は、水の妖怪トンネル入口付近に設置されたフォトスポットへ足を運ぼう。パネル前でフラッシュ撮影すると、目には見えない妖怪たちが背後に不気味に浮かび上がる。【イベント詳細】「水木しげる×すみだ水族館 水の妖怪トンネル」開催期間:2017年7月15日(土)~9月10日(日)会場:すみだ水族館展示エリア「クラゲ万華鏡トンネル」住所:東京都墨田区押上1丁目1番2号TEL:03-5619-1821料金:大人 2,050円、高校生 1,500円、中・小学生 1,000円、3歳以上 600円営業時間:9:00~21:00※入場受付は閉館の1時間前まで※季節による変更あり・フラッシュで妖怪が浮かび上がる!「妖怪フォトスポット」展示場所:5F 水の妖怪トンネル入口付近・「目玉おやじの目玉パフェ」 500円(税込)<1日20食限定>会場:すみだ水族館5F ペンギンカフェ©水木プロダクション
2017年06月18日9月6日(水)東京・チームスマイル・豊洲PIT(ピット)で松崎しげるプレゼンツ「黒フェス2017~白黒歌合戦」の開催が決定した。【チケット情報はこちら】「黒フェス」は2015年に松崎しげるデビュー45周年を記念して開催。2016年も開催され、今回が3度目。開催日は例年同様、日本記念日協会より認定された「松崎しげるの日」でもある9月6日(黒の日)。現在発表されている出演者は、初年度から毎年欠かさず出演しているももいろクローバーZをはじめ、サンボマスター、八代亜紀、吉田山田など。さらに松崎の中学生の頃の悪友、三遊亭円楽やドラマ『噂の刑事トミーとマツ』松崎の相方を務めた国広富之が応援ゲストとして出演する。チケットの一般発売は7月29日(土)より。なお、一般発売に先がけて、オフィシャル先行を実施中。受付は6月18日(日)午後11時59分まで。■黒フェス2017~白黒歌合戦日時:9月6日(水)開場17時 / 開演18時※飲食、物販、外エリアは16時より開場会場: チームスマイル・豊洲PIT(ピット)(東京都)出演:松崎しげる / サンボマスター / 祭nine. / 宮前杏実(ex.SKE48) / ミラクルひかる/ ももいろクローバーZ / 八代亜紀 / 吉田山田MILLEA(オープニングアクト)※五十音順【応援】三遊亭円楽 / 国広富之(トミー)
2017年06月09日歌手の松崎しげるが野球少年につきまとう"謎の熱唱ギター男"を演じる、ウタマロ石けんのプロモーションを目的とした動画「黒い男」が19日、公開された。この動画は、特に白い衣類についた落ちにくいガンコな汚れを簡単に、キレイに落とすことができるというウタマロ石けんの特長を広めるためのもの。もともと肌の黒さで有名な松崎は、"謎の熱唱ギター男を"としていつも以上の黒さでインパクトを放ち、終始熱い歌声を響かせている。そして、周りの無反応な態度が不思議な空気を醸し出す中、熱唱をやめないシュールな映像となっている。動画の主人公は、野球部の中学生。一生懸命コーチの激しいノックを受けている少年は、懸命に滑り込んでキャッチし、ユニフォームが泥だらけになってしまう。そして、いつからか松崎扮する謎のギター男が出現して少年についまとい、彼女とのデートも一緒。なぜ、ギター男は少年の邪魔をしているのか…。動画の最後は驚きの展開が待っており、いろんな意味でスッキリとした気持ちになれる。
2017年04月19日「週刊少年ジャンプ」連載の人気漫画『斉木楠雄のΨ難(サイなん)』の実写映画化が決定。主演に山﨑賢人、監督に福田雄一を迎え、2017年10月21日(土)に全国の劇場で公開される。『斉木楠雄のΨ難』とは2012年より週刊少年ジャンプで連載中の原作『斉木楠雄のΨ難』は、累計発行部数450万部を超える人気漫画。世界を滅ぼすことが出来るほどの超能力を持ちながらも、普通の生活を望む高校生・斉木楠雄を主人公に、彼を取り巻く特異なキャラクターたちとの日常を描く異色のギャグコメディだ。予告編では、壁ドンするだけで校舎を崩壊させるほどのとんでもない超能力に恵まれた斉木楠雄が、たかが文化祭なのに地球滅亡の危機に見舞われるだけでなく、存在感抜群の普通じゃない仲間たちからの恋と友情の嵐に巻き込まれる、Ψ難だらけの様子が描かれる。監督・福田雄一、主演・山﨑賢人で“とにかくフザける”本作の映画化を熱望したのは、「勇者ヨシヒコ」シリーズ、映画『HK/変態仮面』シリーズ、映画『銀魂』などを手がける監督・福田雄一。福田監督自らが映画化の絶対条件とした山﨑賢人を主演に迎え、“とにかく本気でフザけること”を突き詰めた学園エンタテインメントの実写化が実現した。楠雄に想いを寄せる照橋心美には、山﨑賢人と初共演となる橋本環奈。お気楽の超絶バカップルである楠雄の父親・母親には、それぞれ田辺誠一と内田有紀が起用された。そのほか、楠雄の相棒を自称する究極のバカ・燃堂力に新井浩文、闇の組織と戦っている設定の中二病・海藤瞬に吉沢亮、熱血の学級委員長・灰呂杵志に笠原秀幸、さらに、元ヤン・窪谷須亜蓮に賀来賢人、イリュージョニスト・蝶野雨緑にムロツヨシ、校長・神田品助に佐藤二朗と豪華キャスト陣が集結している。超能力を隠している斉木楠雄の姿が解禁公開に先駆け、場面写真が公開。生まれながらに持ったとんでもない超能力を隠している、山﨑賢人演じる斉木楠雄に、学園のアイドル照橋心美(橋本環奈)がしつこくつきまとっているシーンや、ケツアゴを持った自称斉木の“相棒”新井浩文演じる燃堂力、中二病にどっぷり浸かった吉沢亮扮する海藤瞬、実は暴走族の元総長の賀来賢人が担当する窪谷須亜蓮らお騒がせトリオのシーンなどが解禁された。主題歌はゆずの新曲「恋、弾けました。」主題歌である、ゆずの新曲「恋、弾けました。」のMVも公開された。ゆずが実写映画の主題歌を担当するのは、『銀の匙 Silver Spoon』(2014年)以来、約3年半ぶりのことだ。MVでは、ゆずの2人がファンタジックな世界で"双子ダンス"を披露。作品のポップな世界観と絶妙にマッチしている。詳細映画『斉木楠雄のΨ難』公開日:2017年10月21日(土)出演:山﨑賢人、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、田辺誠一脚本・監督:福田雄一原作:「斉木楠雄のΨ難」麻生周一(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)© 麻生周一/集英社・2017映画「斉木楠雄のΨ難」製作委員会■前売り券発売日:2017年7月14日(金) 公開劇場にて ※一部劇場を除く価格:一般 1,400円 / 小人 900円 ※全て税込特典:ポストカードセット (2枚位入り)※なくなり次第終了※一部劇場では小人券の取り扱いなし。※一部劇場では独自の料金システムを採用している関係上、高校生への販売ができない場合あり。【ストーリー】PK学園に通う高校生、斉木楠雄。ひとりで目立たず、普通に生きたいのに、彼が隠しているのはとんでもない超能力。年に一度の文化祭<PK祭>の日、穏便にやり過ごしたいだけなのに、ワケありのクラスメートたちに囲まれて…。
2017年03月18日麻生周一の異色の大人気ギャグコメディ漫画を山崎賢人主演で実写化する『斉木楠雄のΨ難』。この度、本作の新たな出演キャストとして橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗の参加が決定。またキャストたちがそれぞれ扮したキャラクタービジュアルも到着した。PK学園に通う高校生・斉木楠雄(さいきくすお)。ひとりで目立たず、普通に生きたいのに、彼が隠しているのはとんでもない超能力。年に1度の文化祭「PK祭」の日、穏便にやり過ごしたいだけなのに、ワケありのクラスメートたちに囲まれて――。原作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載中の累計発行部数450万部を超える同名人気作。世界を滅ぼすことができるぐらいとんでもない超能力を持ちながら普通の生活を望む高校生など、特異なキャラクターが集結し、週刊少年ジャンプ連載陣の中で異彩を放っている。そんな原作の魅力の虜になり、映画化を熱望したのが、『銀魂』や「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一。今回は脚本と監督を兼任し、実写化に挑む。また、主人公・斉木楠雄役を演じるのは、監督自ら口説かれるほどの熱烈オファーを受けた山崎さん。コメディ映画に初主演の山崎さんは、監督の期待を上回る、これまでのイメージからは全く想像もできない新境地へと突入する!さらに今回、福田監督が思い描く本作の世界を創り出すため、山崎さんだけでなく豪華キャスト陣も集結。斉木に想いを寄せる照橋心美役に橋本さん、斉木の相棒を自称するバカ・燃堂力役に新井さん、闇の組織と戦っている設定の中二病・海藤瞬役に吉沢さん、熱血の学級委員長・灰呂杵志役に笠原さん、見た目は真面目だけど元ヤンの窪谷須亜蓮役に賀来さん、騒動を巻き起こしがちの大人気イリュージョニスト蝶野雨緑役にムロさん、ちょっとエロい校長・神田品助役に佐藤さんが扮する。山崎さんは、「念願の福田組でお芝居できたことがものすごく楽しかったです。笑いを堪えるのが地獄でしたし、表情筋がバグりそうになったこともありました。人を笑わせることがどれだけ、難しいことか思い知りました。いままでにない初めてのジャンル、 いままでにないお芝居に挑戦できたと思います」と話し、橋本さんは「“宇宙一可愛い”というキャッチコピーがあるのに、表に出ない心の声がすごいという、ギャップが大きい照橋心美を演じるのは難しかったけど、すごく楽しかったです」とコメント。また山崎さんとは初共演の橋本さんは、「斉木が好きだけど気持ちを隠してつきまとうテンションの高い照橋に対して、とにかく冷たい斉木楠雄といういままでにない山崎さんが見れます(笑)でも山崎さん始め、初日からこんなにもボケるのかと言うぐらい、キャスト全員がハジけていますので、ぜひ楽しみにしてください!」とメッセージを贈った。また連載当初から毎週欠かさず原作を読んでいたという吉沢さんは、「実写化はありえないと思っていましたが、もしするなら海藤は自分がやりたいと思っていました。運命を感じました」と大喜び。同じく原作が好きだと言う笠原さんは、「参加できる驚きと嬉しさと、30代で高校生ができる不安と嬉しさと、PK学園は様々なキモチの交差点でした」と心境を明かし、ムロさんは「監督から役作りがいらないぴったりの役があるとのこと連絡を受け、蝶野雨緑という、胡散臭い嘘臭いマジシャン役を引き受けさせてもらいました。撮影したところ、すこぶる適した役でした」と自信を見せた。そしてロケ場所には2時間半かけて行き、撮影は4分くらいだったと明かした佐藤さんは、「とにかく橋本環奈が可愛くて可愛くて、2時間半の甲斐がありました。撮影に行ったというよりは橋本環奈を拝みに行きました」とコメントを寄せた。併せて公開されたのは、再現度高いキャラクタービジュアル。斉木楠雄のピンクの髪の毛、燃堂力のケツアゴなど、全く違和感のないその再現度は、撮影現場を訪れた原作者の麻生氏を唸らせるほど。新井さんは「剃りと眉毛が元に戻るまでの期間、何の仕事もできなかったので、麻生先生に補償金頂きたいです」と話し、賀来さんは「元ヤンのキャラクターということで、メンチを切りすぎて顔の筋肉が少々おかしくなりましたが、とても楽しい撮影でした」と語っており、原作ファンも必見のビジュアルとなっている。さらに同時に、山崎さんの「山崎賢人、実写やりすぎじゃね?と思いましたね」というナレーションから始まる特報映像と、ティザービジュアルも到着している。『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年03月15日松屋銀座では2017年3月8日(水)~3月20日(月・祝)まで、漫画家・水木しげるさんの人間像と人生に迫る展覧会「追悼水木しげるゲゲゲの人生展」が開催されます。水木しげるの人間像と人生に迫る充実の展示!展覧会では、少年時代から亡くなるまでの作品130点以上、資料含む計約350点が展示されます。展示構成は5章+エピローグからなり、時代をおって彼の描いた絵画やスケッチなどを鑑賞できます。●第1章少年時代境港の天才少年画家水木しげるさんは1922年に生まれ、鳥取県境港で育ちました。幼少期に近所に住んでいた「のんのんばあ」から妖怪や死後の世界についての話を語り聞かされ、眼に見えないことに興味をもつようになります。天才画家と称された少年時代の作品からは、素朴ながらも才能が溢れているのが見て取れます。●第2章従軍時代地獄と天国を見た水木二等兵水木さんは1943年に太平洋戦争の召集で、パプア・ニューギニアの激戦地に送られます。戦友が次々と亡くなる「地獄」の中、水木さんも片腕を失う重症を負うことになります。この章では出征前の苦悩が読み取れる手記の原稿や、戦争体験から描いた戦記漫画、終戦直後の南洋で現地人を描いたスケッチなどが紹介されます。●第3章貧乏時代嗚呼、極貧生活九死に一生を得て復員した水木さん。片腕を失っても絵描きへの情熱を絶やすことはありませんでした。鳥取の境港から神戸、東京へと居を移し、紙芝居作家から貸本漫画家となるも、原稿料はごくわずか。極貧生活からなかなか抜け出せない中、お見合い後5日で妻となった「ゲゲゲの女房」布枝さんが水木さんを支え続けます。ここでは後の「ゲゲゲの鬼太郎」の原作となった貸本漫画「墓場鬼太郎」をはじめ、戦後に描いたどこか空虚さを感じられるスケッチなどが紹介されます。●第4章多忙時代さらば貧乏神1965年の「テレビくん」での講談社児童まんが賞の受賞が水木さんの転機となります。これを機に「少年マガジン」「少年サンデー」などでの連載もはじまり、「ゲゲゲの鬼太郎」のTVアニメ放送もスタート。極貧から一転、売れっ子生活になりました。代表的な水木漫画の原画や、当時使っていた日記、家計簿などが展示されます。●第5章妖怪研究家妖怪に取り憑かれて売れっ子作家となった水木さん。戦時中に行ったパプア・ニューギニアへの再訪をきっかけに、50歳を超えた頃から意識的に仕事を減らし、かねてより興味のあった妖怪の研究に没頭し始めます。大漁の文献をもとに水木さんが姿を与えた妖怪たちは、私達がイメージする「妖怪」像に今でも大きな影響を与えています。この章では精密に描かれた妖怪画の魅力を紹介するほか、水木さんが世界中で集めた妖怪像・精霊像コレクションの一部が自宅に設けた妖怪倉庫を再現して展示されます。●エピローグ水木しげるは永遠に家族との時間を何よりも大切にしていた水木さん。愛用のカメラで家族との日常生活を写真に収めていました。この章では、人間・水木しげるのプライベートな側面が紹介されます。水木さんが撮影した日常の写真や、布枝夫人へのインタビュー映像、40人以上の各界著名人からの絵馬による追悼メッセージなどで、水木さんが遺したもの、伝えたかったことに迫ります。波乱の生涯をとおして描き続けた作品と、独自の哲学からうまれた名言、インタビュー映像などから、水木しげるさんが追い求めた「本当の幸福」が見えてきそうです。■イベント概要名称追悼水木しげるゲゲゲの人生展会期2017年3月8日(水)~3月20日(月・祝)会場松屋銀座8階イベントスクエア時間10~20時※入場は閉場の30分前まで。最終日は17時閉場主催朝日新聞社企画協力水木プロダクション入場料一般1,000円、高校生700円、中学生500円、小学生300円問い合わせ松屋銀座03-3567-1211(大代表)公式HP©水木プロダクション
2017年02月18日アカデミー賞受賞俳優たちが集結した映画『素晴らしきかな、人生』のバレンタインデー直前イベントが2月8日(水)、都内にて行われ、ゲストに松崎しげる、山崎ケイ(相席スタート)が登場した。製作期間3週間という松崎さんの実寸大の顔をモデルにしたチョコレートを持ち登場した山崎さんは、お礼にと松崎さんから唇への一瞬のキスプレゼントがあった。頬にすると言われたのに唇にされ、面食らった表情をした山崎さんだったが、「やだあ!久しぶりのキスだったんですけど!仕事でした初めてのキス、ありがとうございます!」と興奮すると、マスコミ陣からなぜか拍手が送られた。世界中の女性を夢中にさせた『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル監督の最新作『素晴らしきかな、人生』は、最愛の人を亡くし人生の底にいる男ハワード(ウィル・スミス)が同僚、仲間、家族の愛や思いやりによって、ゆっくりと新たな一歩を進む物語。ウィル・スミスのほか、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンなど、実力派俳優がスクリーンを彩る。映画を観て自問自答の時間を持ったと話す松崎さんは、主演のウィル・スミスが大好きだと言う。松崎さんは「大好きです。ウィル・スミスはアクションとか、キュートな笑顔(という印象)でしたが、この映画では笑顔を見せなくてもどんどん引きこまれていきました。黙っているウィル・スミスって何でこんな魅力的なんだろうって感じました」と、熱心に語った。まもなく迎えるバレンタインデーについて話が及ぶと、ちょっと男性にモテそうな雰囲気が魅力で“ちょうどいいブス”の称号を得ている山崎さんが、義理、義理と本命の間、本命の3タイプのチョコの渡し方について指南を開始。山崎さんは「義理チョコは“義理チョコ”と渡して、間の人は『義理チョコだよ、ま、いまのところね』って言って気をもたせる。本命は『いま、しげるくんのこと好きかどうか考えている途中なんだ』って渡す」と実演した。すると、松崎さんは「いいよね!いいよ!」とノリノリで頷き、山崎さんについて「こんないい女、放っておけるわけないじゃないですか」と女度を讃えていた。『素晴らしきかな、人生』は2月25日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:素晴らしきかな、人生 2017年2月25日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT, LLC
2017年02月08日シンガーソングライターで俳優の泉谷しげるが15日、都内で行われたテレビ東京系ドラマ『三匹のおっさん3 ~正義の味方、3たび~』(1月20日スタート 毎週金曜20:00~)の記者会見に、共演の北大路欣也、志賀廣太郎とともに登場した。同作は作家・有川浩の人気小説シリーズを映像化。2014年1月クール、2015年4月クールに放送されたシリーズのパート3となる。かつて悪ガキだった清一(北大路)、重雄(泉谷)、則夫(志賀)の3人が、定年退職後にご近所内の悪を成敗していく。会場に集まった視聴者たちの中には、家族で同作を楽しみにしているという子供達も大勢いた。その中で6歳の少女が「清ちゃん、重ちゃん、則ちゃんのように強くなるには、6歳の女の子の私はどうしたらいいですか?」と質問。それに対して、泉谷は「俺らしくないことを言わせてもらえればですよ」と前置きをしながら、「本当に強いのは、優しい人ですよ」と回答した。泉谷は「強くない人はキャンキャンキャンキャン、俺みたいに吠えるんですよ。こういうやつは一番弱いの。だからキャンキャンキャンキャン吠える」と説明。「優しいことは一番強いということです。だから、優しい人になってくださいね」と、少女に向かって真摯に語りかけた。また、志賀は”世の中の懲らしめたい悪”として「ちょっとしたことで怒ってるような人を見るのはとっても嫌な気分」と例を挙げる。「立場上、相手に反論したり反撃したりできない人に向かって、クレームしたりとか理不尽な言いがかりをつけてるとか」と具体的に表すと、泉谷も「寛容がなくなってるな、今」と顔をしかめた。「静かな生活をしたいがために、幼稚園の声がうるさいとか」と嘆いた泉谷は、「子供ってのは騒いで泣くもんなんだから」と断言。「あのうるさい声は幸せだよ、ものすごく。子供の声がなくなるなんて、最悪だよ」と訴えかけた。さらに北大路も「できるだけ今、怒らない、カッとしない、穏やかにいたいという、それが僕のテーマだから」と自身について語る。「則さん(志賀)もシゲ(泉谷)も言ってるように、優しくなるというのが一番大変なこと」と述べ、「優しくなりたいし、世の中も優しくしてほしいというのが願いでもあります」とメッセージを贈った。
2017年01月16日『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる漫画家・水木しげるの人生を辿る回顧展「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」が、17年3月8日から20日まで松屋銀座にて開催される。水木しげるは、昨年11月に93歳で亡くなった漫画家。『ゲゲゲの鬼太郎』や『悪魔くん』など多くのヒット作を生み出した漫画家として知られるだけでなく、それらの作品を通じて妖怪文化を広めた妖怪研究家としても高く評価されていた。また、戦争で片腕を失い、復員後は貧困に苦しむなど波乱に満ちた生涯ではあったが、独特のユーモアと示唆に富んだ多くの言葉を遺している。同展では、水木プロダクションの全面的な協力のもと、少年期の習作から、戦地で描いたスケッチ、貸本時代からの貴重な漫画や妖怪画の原稿まで、水木が遺した130点以上の貴重な資料を展示。また、その人生経験に裏打ちされた独自の哲学が読み取れる名言も紹介される他、水木の書斎の再現や愛用していた私物、世界中で収集した妖怪・精霊像コレクションなども出展される。【展覧会情報】「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」会場:松屋銀座8階 イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:17年3月8日~20日時間:10:00~20:00(17年3月20日は17:00まで、入場は閉場の30分前まで)料金:一般1,000円(700円)、高校生700円(500円)、中学生500円(400円)、小学生300円※()内は前売り料金。ヤフーパスマーケット、セブンイレブン、ローソン、チケットぴあにて1月10日~3月7日まで販売
2016年12月24日日本を代表する漫画家・水木しげるの人間像と人生に迫る展覧会「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」が大丸ミュージアム<京都>で開催される。開催期間は、2017年4月26日(水)から5月8日(月)まで。水木しげるは「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」など、多くのヒット作を生み出した漫画家としてだけでなく、作品を通じて妖怪文化を広めた妖怪研究家でもあった。戦争で片腕を失い、復員後は貧困に苦しむなどその生涯は波乱にみちていたが、大戦をはさんだ激動の時代を生き抜いた彼が遺した作品や言葉は、独特のユーモアと示唆に富んでおり、多くの人を魅了し続けている。同展では、人間・水木しげるが遺したものを徹底的に振り返える。少年時代から従軍時代、妖怪研究家として活躍した時代まで、130点以上もの作品が集結。少年期の習作、戦地で描いたスケッチ、貸本時代からの貴重な漫画や妖怪画の原稿などからは、卓越した画力とメッセージ性がうかがえる。また、その人生経験に裏打ちされた独自の哲学が読み取れる名言の紹介や、作品が生み出された書斎の再現、愛用していた私物や世界中で収集した妖怪・精霊像コレクションも展開される。さらに布枝夫人へのインタビュー映像や家族との写真などを通じて、水木しげるが追い求めた「本当の幸福とは何か」を探る内容となっている。【詳細】追悼水木しげる ゲゲゲの人生展開催期間:2017年4月26日(水)〜5月8日(月)会場:大丸ミュージアム<京都>住所:京都府京都市下京区 四条通高倉西入立売西町79番地 大丸京都店6階時間:10:00〜20:00 (入場は閉場の30分前まで) ※最終日は17:00閉場入場料:一般 1,000円(800円)、中高大生 800円(600円)、小学生 300円 (200円)※()内は優待料金。10名以上の団体、大丸・松坂屋のクレジットカード、大丸・松坂屋友の会カード、ブライダルサークル会員証の保持者が優待対象。※小学生未満は無料。※小学生以下のみでの単独入場は不可。※混雑状況によっては、整理券で対応する場合、入場できない場合あり。前売り:大丸京都店7階商品券売場、セブンチケットにて4月25日(火)まで販売予定 (セブンチケットでは当日券も販売)©水木プロダクション
2016年12月17日俳優・山崎賢人が、人気漫画の実写映画『斉木楠雄のΨ難(さいなん)』(2017年公開)で主演を務めることが1日、発表された。福田雄一監督がメガホンを取る。原作は、麻生周一氏が漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載している同名のギャグコメディコミック。7月からは、TVアニメ化もされている。主人公は、生まれながらにして超能力が使える16歳の高校生・斉木楠雄。彼は、自身の周囲に集まった個性的な面々が巻き起こすトラブルを、超能力によって回避する学園生活を送っている。しかし、楠雄の超能力をもってしても回避不可能な日常を脅かす災難が訪れる。山崎が演じるのが、この超能力を持ってしまったがゆえに、日々悩みを抱えながら過ごす楠雄。福田監督は、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られ、現在は本作原作と同誌で連載されている人気漫画『銀魂』(17年公開)の実写映画も手掛けている。原作の麻生氏から「映画化するなら、ぜひとも福田監督で!」と熱望された福田監督は、もともと原作の大ファン。そんな福田監督から「自分が監督するなら、どうしても山崎賢人で!」と熱望された山崎は、かねてより福田作品の大ファンだったことから、オファーを受けることを決めたという。福田監督は、「1年半前の(実写化)発表のときに、監督をやらせていただくことは決まっていました」と振り返りつつ「大人の事情で、黙っていましたが、その間に『銀魂』の発表があるなんて『斉木楠雄! ジャンプ内での権力がないのかっっ!?』と。『集英社っ! 明らかに発表のタイミング、間違ったよね!?』と。そんなことを思ったりも」と苦笑。それでも「僕には関係ありません!」とし、「『ジャンプ』原作の漫画を立て続けに2つやらせていただくことにプレッシャーを感じていますが(あ、変態仮面を含めると3つ。含めていいんですよね?)この作品も、いろんな大人に力を貸してもらえるようなのでっ!」と製作の裏側を話す。また、「なんつってもこれの脚本、『銀魂』よりはるかに前に上がってましたからっ!」「決して二股とかじゃないんでっっ!」と強調。山崎について「本来、ツンデレとかじゃないのです! めっちゃおもろい男なのです!」と評しながら、「とにかく笑えるギャグ映画に仕上げたいと思います! 銀もピンクも頑張りますよ!」と呼びかけている。一方の麻生氏は、「実写映画化が発表された時、家族や親戚、友達などからたくさんのお祝いの言葉をいただきました」としながら、「しかし今では誰もその事に触れません」と自嘲気味にコメント。「主演も監督も決まってたはずなのに全く発表しないもんだから正直僕も『あっ消えたな』って思いました」とも口にするが、「映画化はとてもうれしく思っております!!」とあらためて感激する。「ただできる事なら僕も『銀魂』くらいサクサク発表したかった…」とポツリ。それを踏まえて「監督一緒じゃん!! 誌面で見て思わず『これのせいかァァァァァァ!!』ってツッコミましたけど違いますよね? 『銀魂』の片手間でやったりしませんよね? 今をときめく山崎賢人さんを起用してまさかそんな訳ないとは思いますが…」と矢継ぎ早にツッコミを入れつつ、「信じてますよ! 福田雄一監督…!」と期待を寄せた。
2016年08月01日9月6日(火)に東京・豊洲PITで松崎しげる主催のライブイベント「黒フェス2016~白黒歌合戦~」が開催されることが決定した。【チケット情報はこちら】昨年、松崎のデビュー45周年を記念して千葉・幕張メッセにて初開催された「黒フェス」。2年目となる今年は、松崎のほか、奥田民生、ももいろクローバーZ、中川翔子、青木隆治、クリス・ハート、May J.の出演が決定。出演者は今後も追加される。また、公演当日には、今年ニコニコ超会議2016でコラボした「虹色オーケストラ」との共演シングルの発売も決定している。松崎は意気込みについて「団塊世代もゆとり世代も関係ないから、今年も騒ぎに来いよ!!」とコメントを寄せている。チケットの一般発売に先駆けて、先行を実施。受付は6月18日(土)昼12時から26日(日)午後11時59分まで。■「黒フェス2016~白黒歌合戦~」日時:9月6日(火)開場17:00 / 開演18:00会場: チームスマイル・豊洲PIT(ピット)(東京都)出演:松崎しげる / 青木隆治 / 奥田民生 / クリス・ハート / 中川翔子 / May J. / ももいろクローバーZ / and more料金:スタンディング 7,800円(税込) / 後方指定席8,800円(税込) ※3歳以上有料
2016年06月17日公開初日を迎えた映画『サブイボマスク』の初日舞台あいさつが11日、東京・新宿バルト9で行われ、ファンキー加藤、小池徹平、平愛梨、温水洋一、斉木しげる、いとうあさこ、小林龍二、泉谷しげる、門馬直人監督、脚本の一雫ライオンが出席した。お笑いコンビ・アンタッチャブル柴田英嗣の元妻と不倫騒動で世間を騒がせたファンキー加藤、サッカー日本代表・長友佑都選手と熱愛中の平愛梨が登場とあって、多くの報道陣が詰め掛けた中で行われたこの日の舞台あいさつ。登壇してから終始神妙な面持ちだったファンキー加藤は「この度はお騒がせして本当にすみませんでした。そんな中でご来場していただいて本当にありがとうございます」と謝罪した。続いて劇中でファンキー加藤扮する春雄の元カノ役を演じた平も「この度は元カレの加藤がお騒がせしました。本当にすみません」と謝罪すると、泉谷が「(マスコミが)加藤しか撮ってねえだろ。俺ら話題ないよ。いいな~2人は…」と茶化しながら、「スキャンダルにまみれても救ってあげようかな。一緒に飯食った仲ですから、大変な目にあっても守ってあげるから!」とフォローした。本作は、映画初主演となったファンキー加藤が熱すぎる魂を持ち、感動で心のトリハダを呼び覚ます謎のシンガー・サブイボマスク(春雄)を演じ、"町おこし"ならぬ"人おこし"を行うハートフル"自虐"ムービー。主演のファンキー加藤は「この映画は、共演者の方やスタッフの皆さん、大分の現地の皆さんと沢山の情熱を捧げた素敵な作品です。沢山の方に見ていただきたいので、今日いらしたお客さんのお力添えが必要ですのでよろしくお願いします」と観客にアピールしながら、「細かい技術が分からないので、体当たりでいくしかありませんでした。それは春雄にピッタリで、体力は使いましたけど、自分としては100%出しきれたと思っています」とやり切った様子だった。
2016年06月11日シンガーソングライターの泉谷しげるが発起人となって、熊本県南阿蘇村で5月28日に開催する予定だった「阿蘇ロックフェスティアバル2016」が、熊本地震の被災状況を受け、延期されることが決まった。21日、同フェスの実行委員会が発表した。このフェスは、泉谷しげるのほか、ウルフルズ、サンボマスター、スチャダラパー、電気グルーヴ、でんぱ組.inc、レキシ、WANIMAが出演し、オープニングMCに、LEGEND オブ伝説 a.k.a サイプレス上野、MCにスマイリー原島を迎えて開催予定だった。しかし、会場の熊本県野外劇場アスペクタがある南阿蘇村が、今月14日から発生している熊本地震で大きな被害を受けていることを踏まえ、現地の復旧を待って延期することを決定。今後の開催予定などについては「状況を注視し沈静化を待って、安全を充分に精査したのちにご報告いたします」としている。チケット販売は中止しており、払い戻しにも対応する。同フェスは、南阿蘇村をはじめ多くの熊本県のスタッフや協力者が運営に携わっており、実行委員会代表の小泉朋氏は「必ず、同じスタッフと共に阿蘇ロックフェスティバルを"南阿蘇村"で再び開催する事を強く胸に誓います」「被災された皆様が早く平穏な日々を取り戻せるよう心より願い、微力ながら支援を続けていきたいと思います」とコメントを発表している。
2016年04月21日今回のテーマは、タイトルであるgegeの通り、故水木しげるさんへの追悼を込めたオマージュです。タイトルの「gege」は鳥取の方言でもある「下下」、そして水木しげるさんの幼少期のあだ名の「ゲゲ」でもあります。昨年の暮れ、水木しげるさんがお亡くなりになられました。言わずもがな、陰の存在だった妖怪たちを一躍日常のファンタジーに昇華させた方です。なぜ鳥取という環境からあのネガティブな世界を描く漫画家、水木しげるという作家が生まれたのか?その疑問に少しでも自分なりに答えを見つけれるようなリサーチをしよう。そういう思いでコレクション制作をスタートさせました。水木さんの故郷である弓ケ浜半島の先端、境港を調べて行くと、妖怪の空気感がありません。もともと中国山脈から流れる日野川から流れてくる砂が溜まって出来た砂州なので、妖怪の住み着きそうな森や山が無いのです。不思議に思っていると、水木さんの実家が日本海の海沿いにあり、いつも対岸沿いの島根半島をみて、妖怪が住む世界に心躍らせられていたとの事を伺い、納得しました。隣の県は神様がやってくる島根県、"神様の国"といわれる地域であり、出雲に神在月には全国の神様がやってくる場所です。神様がいそうな場所ですから、妖怪も沢山いたのでしょう。生前、水木さんはあるインタビューで、鳥取に妖怪の気配があったのではなく、隣の県、島根からいつも気配を感じていたとおっしゃっていました。それを伺い、鳥取じゃ無いんかいw!(しばしば妖怪の県といわれつつも)と突っ込みをいれたくなりました。しかしながら、大胆な仮説ですが、何も無いからこそ、イマジネーションが沸いたのでは?と。それは鳥取のもう一人の巨匠、写真家、植田正治にも通じる非日常的な世界観なのではと思いました。日常と非日常の様々な生き物が混ざり合った、自分のルーツでもある世界。まだまだ僕が描く世界は小さいですが、これからも様々な価値観が混ざり合ったより大きな世界を描けるようになりたいです。それでは、ほんとうの妖怪になられた水木しげるさん、この世界の多くの事を学ばさせて頂きました。本当にありがとうございました。
2016年04月14日NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」に出演した松下奈緒、向井理、実写版『ゲゲゲの鬼太郎』主演のウエンツ瑛士らが1月31日(日)に青山葬儀所で開催された「水木しげるサン お別れ会」に出席。向井さん、松下さんは涙を浮かべて水木さんとの思い出を語った。昨年11月に亡くなった水木さんのお別れの会として、水木さんの“弟子”である作家の荒俣宏、京極夏彦らが発起人となって開催。水木作品となじみの深い俳優や声優、作家や行政関係者まで多くの人々が参列した。松下さんと向井さんは、水木さんの妻・布枝さんが著した自伝を原作としたドラマ「ゲゲゲの女房」で水木さん夫妻をモデルにした村井布美枝&茂夫妻を演じ、高視聴率を叩き出した。献花後に揃って報道陣の取材に応じた。向井さんは、生前「100歳まで生きる」と語っていた水木さんの死に「不死身のような人だと思っていたので、一報を聞いた時は信じられなかったです。いまもこうやって会に参加してるんですけど、どこかに漂ってるんじゃないかという雰囲気を感じてます」と語った。存命中の水木さんの役を演じることに、撮影前はプレッシャーでいっぱいだったというが「お会いした水木さんに『好きなようにやりなさい』と言っていただき、不安と葛藤が吹き飛びました」と明かし「その言葉を糧にこれからもやっていくんだろうと思います」と語った。松下さんも涙ながらに「ゲゲゲの女房」への出演は「宝物です」と語り「先生を支える人に一瞬でもなれたことは本当に素敵なことでした」とうなずいた。映画で2度にわたって鬼太郎を演じたウエンツさんは、映画の完成時に水木さんと言葉を交わしたそうで「第一声は『カッコよすぎるな』でした(笑)」と水木さんとの思い出を明かし「これだけ愛される作品に参加できたことを感謝しています」と語った。(text:cinemacafe.net)
2016年01月31日昨年11月に93歳で亡くなった漫画家の水木しげるのお別れの会が1月31日(日)に都内で開催され、妻・布枝さんをはじめ、大勢の関係者が参列した。このお別れ会は、水木さんの一番弟子を自任する作家の荒俣宏、作家デビュー前から水木さんと親交があり、水木さんの全集の監修も務める京極夏彦らが発起人となって開催。会場には「ゲゲゲの鬼太郎」のテーマ曲や「ゲゲゲの女房」の主題歌で「いきものがかり」の「ありがとう」などゆかりの曲が流れ、正面には遺影と祭壇が置かれた。祭壇は京極さんのデザインによるもの。水木さんの短編「丸い輪の世界」をイメージした、あの世とこの世をつなぐ輪があるが京極さんは「輪が開いている時は先生は鬼太郎たちと笑いながらこちらを見ている」と説明。また、手前は故郷の鳥取県境港の海原を、左右は水木さんが愛してやまなかった南方のジャングルをイメージしており、鬼太郎でおなじみの妖怪ポストも設置されている。法名は「大満院釋導茂」。水木さんがよく来客に言っていた「どうも」という挨拶のようで、妻の布枝さんも気に入っているという。報道陣の取材に応じた妻の布枝さんは、何度も「自然体」という言葉で水木さんを表現。作品にかける情熱について「一生懸命、努力、努力で作品にかける意気込みはすごかった」と語った。水木さん自身は生前「100歳まで生きる」と言っていたそうで「私も100歳まで生きる人だと思ってました…」と少し寂しそうに語っていた。発起人代表の荒俣さんは、布枝さんの言葉にうなずき「本当に自然体の人でした。本人は『なにがお別れの会だ』と言ってるかもしれませんが(笑)」と語り、水木さんについて「何だかわからないけど、話をすると(相手を)幸せにする人でした」とその人柄を偲んだ。お別れの会では、京極さんが司会を務め、荒俣さんはユーモアたっぷりに水木さんとの思い出を明かしつつ、その略歴を紹介。参列者を代表して、水木さんとは貸本屋の時代から漫画家仲間として切磋琢磨してきたさいとうたかを、アニメ版「ゲゲゲの鬼太郎」で鬼太郎の声を担当した声優の野沢雅子、学生時代から水木さんの作品の手伝いをしていた編集者の松田哲夫氏がお別れの言葉を述べた。野沢さんは「鬼太郎と出会えて、本当に本当に幸せでした。先生、ありがとうございました」と水木さんに感謝の思いを伝えた。お別れの会にはドラマ「ゲゲゲの女房」で水木夫妻を演じた松下奈緒、向井理、実写映画版『ゲゲゲの鬼太郎』主演のウエンツ瑛士ほか、浅野忠信、香川照之、中川翔子、さかなクンなど多数の著名人が足を運んだ。午後からの第二部では、一般のファンのための献花の時間もあり、朝早くから多くの人が会場前に列をなしていた。(text:cinemacafe.net)
2016年01月31日2015年11月に他界した漫画家・水木しげるさんをしのんで、女性にもオススメな、あまり知られていない水木しげる作品をご紹介。「浅野いにお」などの若手漫画家にも多大な影響を与え、近年では芸術的な観点からも高い評価を得ている水木漫画。手の込んだ点描、執ようなほど細密に描き込まれた背景、それでいてギャグ漫画のようにファニーなデザインのキャラクターたちは老若男女問わず愛され続けてきました。水木漫画の素晴らしい点は、その洗練された画風だけでなく、独特の空気感です。それは水木しげるの人生観が作品ににじんでいるからなのでしょう。ぜひ、これを機に、おどろおどろしいのに面白い、それでいてどこか哀愁や懐かしさを感じる水木しげるワールドに足を踏み入れてみてください。■「河童の三平」(ちくま文庫)かっぱによく似た人間の少年・河原三平が活躍する物語。緻密な背景の描き込みと、とぼけたキャラクター造形という、水木作品の特徴がとてもでている作品です。ギャグもちりばめられた脱力系漫画かと思いきや、とても考えさせられる内容となっています。■「のんのんばあとオレ」(講談社漫画文庫)水木しげるが幼いころ、家でお手伝いをしていた通称・のんのんばあが主人公のコミックエッセイです。1991年、同名のテレビドラマとしてNHKで放送されました。のんのんばあは、お化けや妖怪の世界のことに詳しく、幼いころの水木に多大な影響を与えました。彼女こそ、妖怪漫画家としての水木しげるの原点ともいえます。そんな水木の、のんのんばあとの少年時代のエピソードは、おもしろおかしくて、どこか哀しく、忘れられない読後感を残します。 ■「総員! 玉砕せよ」(講談社文庫)この作品は、陸軍兵士としてニューギニアのラバウルに出征した経験のある、水木しげるの壮絶な体験が基になっており、戦争の「リアル」が生々しく迫ってくる作品です。この作品を読むと、戦争の「悲惨さ」もそうですが、戦争の「無意味さ」というものがしみじみと伝わってきます。水木漫画愛好家のなかでも、一番といっていいほどの人気を誇る作品。ぜひこの機会にご一読を!
2015年12月22日