NY本店のスタイリッシュな空間、味をそのままにミシュラン掲載店の元ペストリー担当&ドラマー!?のシェフハンバーガーに湯葉!? 異色のメニューにそそられるこれがヴィーガンフード?と疑いたくなる絶品ハンバーガー原宿駅から徒歩10分ほどの【スペリオリティー バーガー】は、飲食店が多数入っている神宮前2丁目のヴィンテージマンション地下1階にあります。NY店は席数が少なく、こじんまりとした印象なのに対し、原宿店は店内を広くし、リラックスして食事が楽しめるようにと配慮されています。シンプルな店内の中にパンクロックの要素をちりばめた大人の遊び心溢れる空間原宿店では日本独自の食材を使用することで、NY店とは違ったメニューを提供。店内に掲示される“SPECIALS”はその日の食材の仕入れ状況などでメニューが変わるので要チェックです。取材に訪れたこの日、ブルックス・ヘッドリーシェフがニューヨークから足を運び指導を行っていたシェフは“レストラン業界のオスカー”と言われるジェームズ・ビアード・アワードで受賞したことのあるブルックス・ヘッドリー氏。 NYミシュランで星を獲得したイタリア料理のレストラン【デル・ポスト】のペストリー・シェフを経験した実力派です。しかも、過去にはパンクロックバンドのドラマーをしていた経験もある異色のシェフ!セミドライトマトの酸味が絶妙な『SUPERIORITY BURGER』800円(税込)。1つでお腹いっぱいになるほどボリューミー日本では「ヴィーガンフード」は未だに味の薄い、物足りない食事というイメージを持たれがちですが、ここのヴィーガンバーガーを食べればイメージが払拭されます。看板メニューの『SUPERIORITY BURGER』は、パティにキヌアやヒヨコ豆などの穀類と野菜をミックスして使用し、独自のスパイスで香り付けされており風味豊かな仕上がり。こだわりぬかれたバンズ、パティ、ソースすべてにコクや深みが感じられ、食べ応えもばっちりです。ハンバーガーに湯葉!?異色のメニューに食欲がそそられる日本限定メニューの『NEW JAPAN CREATION』は湯葉を贅沢に使用した逸品。一口食べると湯葉とマヨネーズの濃厚な味にスパイスのピリッとした辛味、ミントとパセリの香りが鼻から抜けます。そしてフライドオニオンを加えることで、食感にもアクセントをつけた唯一無二のバーガーです。湯葉をオリジナルのマヨネーズであえた『NEW JAPAN CREATION』900円(税込)レシピ開発に力を入れた、こだわりのバンズパンチのある具材に負けないようバンズにもこだわっており、ヴィーガン用にレシピを開発した特製バンズは、乳製品や卵を一切使用していないのに、ふわふわとしていてほのかな甘味がバーガーの具材にマッチします。普通のバンズに引けを取らない特製バンズはペストリー・シェフを経験したブルックス・ヘッドリー氏だからこその完成度の高さです。ふわっふわのバンズ。ヴィーガンとは思えないおいしさで感動サラダやアイス……♡ サイドメニューも要チェックみかんのドレッシングがチコリの苦味を緩和し爽やかな酸味と甘味をプラス『CHICORIES SALAD』900円(税込)『SWEET AND SOUR BEETS』700円(税込)は、酢漬けにしたビーツの酸味とカシューナッツのクリームにハラペーニョのパンチのある辛味を混ぜ合わせて食べるサラダでは日本国内の野菜を使用しており、青山のファーマーズマーケットなどで農家を探すことも多いのだとか。『CHICORIES SALAD』には日本独自の食材のあんぽ柿や紫ダイコンを使用。バーガーのサイドメニューにぜひ食べてみてください。みかん、チョコレート、シナモンクッキーの『GELATO』700円(税込)。季節によって変わる3つのフレーバーが楽しめる。※店内飲食限定イートイン限定の『GELATO』ももちろんヴィーガンメニューで乳製品を使っていません。季節によってフレーバーが変わるのでどんな味に出会えるかは一期一会。素材本来の香りを生かした濃厚で贅沢な仕上がりとなっています。SBと書いてあるLEDの看板が目印本店があるニューヨークと比べると、日本ではまだまだヴィーガンに馴染みがないかもしれないですが、【スペリオリティーバーガー】は、ヴィーガンじゃなくてもおいしくてハッピーなハンバーガーショップです。ガッツリ食べたいけど健康を意識して悩んでいる人にもうってつけ。おしゃれな奥原エリアで、お買い物ついでにヴィーガンバーガーを堪能してみてはいかがでしょうか。SUPERIORITY BURGER【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】ハンバーガー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1,001円~1,500円【アクセス】原宿駅
2020年02月03日sacai(サカイ)の新店「sacai 名古屋栄三越」が、2020年2月8日(土)に名古屋栄三越2階にオープンする。「sacai 名古屋栄三越」では、sacaiのメンズ、ウィメンズのウェアはもちろん、バッグやシューズ、小物を含む最新コレクションを展開。店内には、コラージュ/ DIY アーティスト集団「GELCHOP」によるファニチャーが並び、不思議な違和感と調和が同居する、sacaiならではの独特な世界観が広がっている。オープンを記念して、メンズ・ウィメンズの限定アイテムがそれぞれ登場。メンズは、ベーシックなステンカラーコートに、MA-1ジャケットのディテールを組み合わせたハイブリッドなコートだ。デザインのアクセントとして、前襟と袖に異なるボタンを配している。ウィメンズは、オーバーサイズのMA-1ジャケットを用意。サイドに異なるミリタリージャケットのパーツを組み合わせた。ウエストを絞ることで、女性らしいフェミニンなシルエットで着用することもできる。カラーは、メンズ・ウィメンズ共にブラックとカーキの2色展開となる。【詳細】sacai 名古屋栄三越オープン日:2020年2月8日(土)場所:名古屋栄三越住所:愛知県名古屋市中区栄3丁目5-1 2FTEL:052-252-1111(大代表)営業時間:10:00~20:00アイテム価格:・メンズカラー:ブラック、カーキ価格:124,000円+税・ウィメンズカラー:ブラック、カーキ価格:88,000円+税
2020年01月25日予約なし!1人飲みにも最適なスタンディングバー番号で簡単に注文。グラスで楽しむナチュラルワインオリジナルコインを使った便利な会計システム【十番右京】オーナーが手がける、女性も入りやすいスタンディングバー白を基調とした店内。テーブルにはスマホの充電ができるようにとコンセントも配置2019年に【十番右京】の系列店として誕生した【右京堂】は、スタンディングのワイン食堂。お店は移転前の【十番右京】があった場所にあります。日本酒をグラスで提供していた【十番右京】は、女性客も多かったことで日本酒ブームの一端を担いました。新店の【右京堂】では、オーナーの右京さんが大好きなナチュラルワインを広めたいと考え、“女性や若い世代の人が気楽に楽しめる”空間に。「ワインって名前で注文するには長いし、大変だよね」と、の店主の心遣いから番号でオーダーができるシステムにワインは選び方が難しい……。そんなイメージを持っている初心者でも安心!【右京堂】のワインリストには、わかりやすいキャッチコピーと、「甘」「爽」「旨」「濃」など味わいのわかるアイコンをつけるなど、選びやすい工夫がされています。支払いはコイン制、来店したらまずは「右京堂コイン」をゲット!右京堂のオリジナルコイン。本物の硬貨を模すなどデザインにもこだわっており、オープン年の「令和元年」の年号も入っています【右京堂】の特徴のひとつが、独自の会計システム。来店するとまず、レジで「右京堂コイン(1枚250円)」を購入します。一度コインを購入したら、その後のお会計はテーブルでオーケー。(入店時の1コインはチャージ代)。料理やドリンクは2コインから楽しむことができ、余ったコインは次回来店時にも使用できます。ただし、払い戻しはできません。『メンティ ロンカイエ・スイ・リエーヴィティ2017』4コイン:1,000円(税込)『メンティ ロンカイエ・スイ・リエーヴィティ2017』には、「まるでレモンスカッシュ!」というキャッチコピーが。飲むと果実味が感じられ、後味はスッキリ。するすると飲めてしまう味わいで、レモンスカッシュとは言い得て妙!『クヴェブリ・ワイン・セラー ルカツィテリ クヴェブリ2017』4コイン:1,000円(税込)お店では、いま人気のオレンジワインと呼ばれるブドウの皮や種を一緒に発酵させるタイプも常時扱っています。右京さんのおすすめは、紅茶のような味わいの上写真のワイン。いちごジャムや桃のような甘い香り、渋みのある味わいは、まるで本当に紅茶のよう。小さめポーション&豊富なラインナップの料理は1人飲みにも季節によって変わるメニューも。冬限定の『白子の春巻き』4コイン:1,000円(税込)1人でも頼みやすい、小さめポーションの料理も魅力です。30種類のレギュラーメニューに加えて、店内の黒板には季節に合わせた限定メニューも。気楽なスタンディングでありながら、味にもこだわった料理を楽しめるのが【右京堂】の良さです。『鮮魚の和風カルパッチョ』2コイン:500円(税込)【十番右京】の名物『トリュフたまごかけご飯』は7コイン:1,750円(税込)料理のジャンルはあえて定めず、“和洋中”となんでもあり!その理由は、お酒に合う料理を出したいから。みなさんも、その日の気分や飲んでいるお酒に合わせて自由に選んでみてください。奥行きのある店内。席はフリーで自由に移動ができる【右京堂】は毎日15時オープン。お休みの日の昼飲みにも、ちょっと時間の空いた時にも。夜遅くまで空いているので食事の後にも使えます。ぜひ、ふらっと立ち寄ってみてください。右京堂【エリア】麻布十番【ジャンル】ワインバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】2,501円~3,000円【アクセス】麻布十番駅
2020年01月25日イタリアの老舗ヴェネツィアンアートグラスブランド「ヴェニーニ(VENINI)」の新店「ヴェニーニ 銀座店」が東京・銀座にオープン。「ヴェニーニ」は、1921年にイタリア・ムラーノ島で創業。伝統技術とモダンデザインを融合したガラス工芸は、ヴェネツィア最高峰と称されるほど高い評価を得ている。往年には、イタリアの建築家として知られるカルロ・スカルパやジオ・ポンティ、近年は建築家の安藤忠雄やシャネル(CHANEL)の店舗建築など手掛けるピーター・マリノともコラボレーションするなど、時代ごとに新たなデザインを生み出し続けている。「ヴェニーニ」の作品の特徴である華やかで豊富な色彩は、自然の砂を配合することで生み出される。「ヴェニーニ 銀座店」では、そんな色彩豊かで、ダイナミックでありながら洗練されたアイテムを多数取り揃える。また、「ヴェニーニ」と建築家の安藤忠雄のコラボレーション展が、東京・丸の内で1月29日(水)まで開催。安藤忠雄がデザインし、「ヴェニーニ」の職人による手作業で仕上げたガラスオブジェが展示される。【詳細】ヴェニーニ 銀座店オープン日:2020年1月20日(月)場所:ダミアーニ 銀座タワー3F住所:東京都中央区銀座7-8-8※ギンザ シックス内のブティックはクローズ。【問い合わせ先】ヴェニーニ 銀座店TEL:03-6252-4362■ヴェニーニ×安藤忠雄展期間:2020年1月17日(金)~29日(水)場所:ASJ TOKYO CELL住所:東京都千代田区丸の内3-4-2 新日石ビル1F 東京国際フォーラム ホールC向かい入場料:無料
2020年01月24日クリスチアノ佐藤さんの7店舗目はカツレツのお店揚げたカツをスープにくぐらせる“濡れカツ”食べ手が完成させる、自分好みの味多ジャンルグルメのヒットメーカー佐藤さんの7店舗目は“カツレツ”のお店代々木八幡駅前の通りを渋谷方面に数分歩くと、路上に置かれた黄色い看板が目に入ってくる。ここが2019年10月にオープンした【カツレツの店 貴族と平民】だ。ドアをくぐると黄色を配色した明るい雰囲気が目に入り、カツを揚げる甘く香ばしい匂いが食欲を刺激する手がけたのは佐藤幸二さん。知る人ぞ知る彼は、ポルトガル料理店【クリスチアノ】を2010年に代々木八幡駅近くにオープンさせると、エッグタルトの店【ナタ・デ・クリスチアノ】、バカリャウ(干し魚)をメインにした【マル・デ・クリスチアノ】、惣菜ともんじゃの店【もんじゃさとう】なども次々と手掛け、界隈をグルメエリアに仕立てた先駆者。佐藤幸二さん。代々木八幡のみならず、奥渋谷のポークビンダルー店【食べる副大統領】や、六本木のパエリア店【バレンシアナバル ブリーチョ】も手がけるそんな佐藤さんの7店舗目となるのが同店。とんかつではなく“カツレツ”とあるところに、彼ならではのこだわりとワクワクするような仕掛けが待っていそう……。揚げたカツをスープにくぐらせる“濡れカツ”カラッと揚げたカツを、なんとスープにくぐらせるのが、ここ【貴族と平民】流だ食事の前にまずは佐藤さんに話を伺うことに。──店名は【貴族と平民】、メニューも『貴族』と『平民』から選べますね。これはどんな意味でつけたのですか?──なるほど。ネーミングにも一癖ありますね (笑) そもそもなぜカツレツのお店をやろうと思ったのですか?──その薄揚げにしたカツをスープにくぐらせて“濡れカツ”にするのには驚きました。チキンをベースにしたスープに揚げたてのカツをくぐらせる。余分な油を落とすことでくどさを抑え、食べ飽きないのだという質問に対して明確に答えてくれる佐藤さんだが、次の言葉には、聞き手のこちらが少し戸惑ってしまった。──え? 残りの2割はどうなっているんですか?そう言って佐藤さんが指差したカウンターには、いくつものソースが並ぶ。9種類のソースたち。手前からウスターソース、醤油、紅ショウガチリ、黒酢サンラー、ソルティヨーグルト、ニンニクマヨ、蜂蜜ミント、カレーのもと、デスソース食べ手が味を完成させる、自分好みのカツレツオリジナルのバターソースをたっぷりかける。これだけでも、コクと風味が加わり十分に美味しいソースを掛け合わせればカレー風味にも中華風にもなる。そういう自分だけの味が楽しめるように工夫されているのだ。やはり、ただのカツレツ店ではなかった!では早速、イベリコ豚を使った『貴族カツレツ定食』を味わってみることに。『貴族カツレツ定食』1,210円(税込)。ライスが紫なのは「意味はありません。楽しそうかなって(笑)」。糖質を抑えたカリフラワーライスに変更も可だまずはそのままで。カリッとした衣はほんのり甘い。豚肉は薄いながらも旨みしっかり。これだけでも美味しいが、ちと薄味かも。そこにバターソースをかけると、バターのコク、塩味、さらにタバスコの辛味と酸味などが、カツの香ばしさと豚肉の旨みを引き立てる。オォ! じゃ今度はチリソースをとやっていると……カツをパレットに見立て、さらに紅ショウガチリ、黒酢サンラー、ソルティヨーグルト、ニンニクマヨをかける端から食べれば味が変わっていき、ソースを混ぜれば新しい味になる。ソースの香り、豚の旨味が絡まりあって別の美味しさになっていく“味変”ぶり。想像していなかった味わいが口に広がり、すごく得した気分。そう言っておもむろにソースを手に取った佐藤さん。様々なソースを楽しそうにカツレツにかけていく。そんなにかけて大丈夫?何か絵を描いている…?果たしてその仕上がりは……──絵、うまいですね……(笑)──食べてみてもいいですか?ソースたっぷりの見た目とは裏腹に(?)まろやかな酸味と辛味の中にニンニクがふわりと香り、カツとの相性は抜群! ひとくちごとに「オォ」と声をあげる僕の様子を見て笑顔になる佐藤さん。カツカレー好きな僕としては、どうして先に教えてくれないッ! という感じだが、次はぜひカレーにも挑戦してみたい。あ、そうか。自分なりのベストを作り上げるには足繁く通う必要がある。そのベストを見つけてもらうための“8割の出来”なのだ。家族連れでも気軽に足を運んで欲しいと、店の奥にはキッズスペースも用意というわけで、【カツレツの店 貴族と平民】。料理を食べるだけでなく作るのも好きな人。絵心がある人。“自分だけの”というフレーズが好き人などなど。そしてもちろん、美味しいカツレツが食べたい人。そんな人たちはぜひ同店へ。カスタムして完成させる、いつも以上の楽しい食事が待っています!カツレツの店 貴族と平民【エリア】新宿南口/代々木【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】代々木公園駅
2020年01月13日多摩川駅近くで12月5日にオープン約40種類のラインナップ。オススメは『カンパーニュ』葛を使った酵母や自社農園の野菜などこだわりの素材幅広いラインナップのベーカリーがオープン多摩川駅近くにオープンしたばかりの【ノラ ベーカリー】は、豊富なラインナップと素材を大切にしたパン作りが魅力のベーカリーです。店長はパン職人の金子梨花さん。金子さんと2人の製造スタッフでパン作りをしているラインナップはハード系から総菜パンやスイーツ系のパンまで幅広く、その数は約40種類。オープン初日からお客さんが絶えず、対面式のカウンターでスタッフと談笑しながらさまざまなパンを選んでいます。ぜひ食べてほしい オススメのパン『カンパーニュ』『カンパーニュ』920円、ハーフ460円(ともに税抜)。カットしてもらえるなかでも、店長の金子さんが自信を持ってオススメする一品は、葛(くず)の花から起こした酵母を使った『カンパーニュ』。酵母の素材を自然のなかに求めて探し歩いていたところ、行き着いたのは多摩川沿いに生息する葛でした。小麦粉に全粒粉とライ麦を少し加えている「葛の酵母のおかげか分からないけど……」と前置きしつつ、「酸味が出すぎず、丸い味に仕上がったなと感じてます」と金子さん。クラストはバリバリと、中身はもちっとした食感です。そのまま食べてもよし、タルティーヌやサンドイッチとして他の食材と合わせるのもよし、どう食べようかと想像してしまいます。『ゴールデンエピ』『ゴールデンエピ』320円(税別)ハード系が好きな人は、バゲット生地を使った『ゴールデンエピ』320円もぜひ。厚切りのベーコンに、ゴールデンマスタードがアクセント。『気まぐれピタサンド』『気まぐれピタサンド』420円(税抜)。全粒粉を使用。【Nora Bakery】の母体は農業生産法人で、栃木県真岡市で農園を営んでいます。【Nora Bakery】は栃木県で自社農園を営んでいます。そこで採れた野菜を使ったパンもぜひ食べてみたいところ。農園から届いた野菜を届いた野菜を挟んだ『気まぐれピタサンド』は、自家製のフムスとクミンが野菜を引き立てる、エスニックな雰囲気のピタサンドです。初めてのベーカリーに訪れるとき、スイーツ系のパンも楽しみですよね!特に秋冬になると二大勢力ともいえる『あんバター』と『ミルクサンド』は、【Nora Bakery】でもオススメです。『あんバター』『あんバター』290円(税抜)ほどよいハード具合のソフトフランスを使った『あんバター』は、餡が上品な印象を残します。使っているのは北海道・十勝産のつぶ餡で、一般的な餡より少し糖度が低め。たっぷりの無塩バターとともに、口に広がります。『いちごミルククリームサンド』『いちごミルククリームサンド』350円(税抜)いちごなしのスタンダードな『ミルクフランス』もありますが、『いちごミルククリームサンド』は、自社農園の近隣の農家から分けてもらった「とちおとめ」を使用し、香り豊かな味わいです。練乳を入れた自家製クリームは、なめらかな舌触りとほんのりとした甘さが楽しめます。『カルダモンロール』『カルダモンロール』290円(税抜)「フランスのパンだけ、日本のパンだけ、というくくりにはしたくなくて、いろいろな国の美味しいパンを作っていきたいんです」と話す金子さんが、オープンに向けて試行錯誤を重ねたのはスウェーデンで定番の『カルダモンロール』。カルダモンにシナモンとブラックココアを加え、食べやすい味にしています。あまり見たことのない品種も、スタッフに聞いてみてパンが並ぶカウンターの横では自社農園で採れた野菜も販売し、土日のどちらかではマルシェを開催します(日程はインスタグラムでお知らせ)。『カンパーニュ』のように食事に合うパンと一緒に野菜も購入すれば、献立が一気に考えられそうですね。素材を大切にするのは、農家を支えたいから金子さん(右)と副店長の木村摩耶さん(左)。2人は前職のベーカリーで出会った金子さんは東京都内のドイツ系ベーカリーで3年ほど職人として働いたほか各地のベーカリーで仕事をし、その店ならではのパンづくりを学んできました。そんな金子さんがシェフとして始めた【Nora Bakery】は「Nora=野良仕事」から採ったというだけあって、最もこだわりが見られるのが素材です。「素材選びの基準は、自分の家族や大切な人に食べさせたいかどうかです」と金子さん。小麦粉や塩、砂糖、ミルクなどは国産のものから選び、野菜や果物を使ったパンも多くあります。それには、農家に対する思いも。晴れた日には近くの公園で食べるのもオススメ「日本の農家を支えたいと言ったら大げさかもしれないけど、販路がないことでなかなか出荷できないという悩みをもつ農家も。まずは1人、2人の農家の人の力になることを大事にしています」と話します。スタッフにはパンのことも野菜のことも自分の言葉で説明してもらいたいから、まずは全部のパンを食べてもらったそう。「自分がお客さんの声を聞くと嬉しいから、自分も生産者に声を届けたい」と、お客さんとも生産者とも積極的にコミュニケーションをとるようにしています。夕方には品薄になるものの、19時までやっているので仕事帰りに購入できるのも嬉しい気になる焼き上がりの時間は、食パンやバゲットがオープン時、カンパーニュや2回目のバゲットが13時頃、2回目の食パンが16時頃。食事系やスイーツ系のパンが出揃うのは10時30分が目安です。1月以降にはカフェスペースでイートインができるようにする予定。素材によって、今後もラインナップの顔ぶれは変わっていく予定とのこと。日々のなかで通いたくなるベーカリーですが、全種類を食す頃にはまた新しいパンが登場していそうです。Nora Bakery【エリア】田園調布【ジャンル】ベーカリー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】多摩川駅【Nora Bakery】電話:03-6459-7037住所:東京都大田区田園調布1-55-10営業時間:9:00~19:00、日曜は18:00まで(完売次第終了)定休日:月、水曜アクセス:東急東横線「多摩川」駅 徒歩2分
2020年01月11日2019話題のお店はこちら!【サエキ飯店】目黒/広東料理【ムーグルモン】西永福/肉ビストロ【TexturA】スペイン料理/日比谷【鍈輝】恵比寿/焼き鳥【au deco】広尾/フレンチ【サウスラボ南方】錦糸町/広東料理【SPICE LAB TOKYO】銀座/フレンチ【食べる副大統領】渋谷/ポークビンダルー【BISTRO J_O】銀座/フレンチビストロ【パスカル・ル・ガック】赤坂/ショコラ【サエキ飯店】目黒/広東料理2019年多くのグルマンをうならせた店『蝦醤(シャージャン)の手羽先から揚げ』コースの一品2019年4月にオープンし、瞬く間に予約困難店となった中華料理店。店内はカウンターとテーブル1席のみ、こぢんまりとした居心地のよいお店です。コースでは、小皿料理(3~4品)、スープ、肉料理、魚料理、野菜料理、ごはんもの、デザートで8,000円。軽めを希望なら5,500円のコースもあり、足りない場合は追加も可能。予約はお店のFacebookで告知されますのでお見逃しなく。サエキ飯店【エリア】目黒【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】目黒駅【ムーグルモン】西永福/肉ビストロ食通が足しげく通う、ステークフリットの店『ステークフリット(ステーキ・フレンチフライ)』5,120円(税抜)。この日は、岩手・きむらの短角牛のサーロイン肉の名店【アンティカ オステリア カルネヤ】で修業を積み、【祥瑞】でシェフを務めた中森隆司さんが営む、熟成肉のステーキと自然派ワインのビストロ。このお店の最大のウリは、上質な熟成肉のステークフリット。北海道の「エレゾ」や滋賀の「サカエヤ」、岩手の「きむら」から仕入れた熟成肉を、油を回しかけて“揚げ焼き”しており、表面はカリっと、内側は柔らかく、中心は肉汁溢れるジューシーな味わい。ほかにも『マッシュルームのサラダ』や『カチョエペペ』など、一品料理も絶品です。meuglement【エリア】明大前【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7,001円~8,000円【アクセス】西永福駅【TexturA】日比谷/スペイン料理アラカルトとコース、使い分けできる2つのフロアコースにも登場する名物メニュー、『イチリンハナレのよだれ鶏』900円(税抜)【東京チャイニーズ一凛】や【イチリンハナレ】などを手掛ける斎藤シェフの最新店【テクストゥーラ】。中華料理とスペイン料理という2つのジャンルを楽しめる、異色のレストランです。中でも人気なのが、丹波産・高坂鶏を使った『イチリンハナレのよだれ鶏』。しっとり柔らかな鶏肉と白レバーのパテに、特製タレを合わせた一品。自慢のタレを三段活用させる『に つける餃子と山椒麺からの豆乳』も必食です。TexturA【エリア】有楽町/日比谷【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7,001円~8,000円【アクセス】日比谷駅【鍈輝(えいき)】恵比寿/焼き鳥「鳥しき」出身店主による、名店仕込みの焼鳥を堪能【鳥しき】や【鳥かど】でも使われていた「伊達鶏」がメイン日本一予約が取れないと言われ、世界で初めて焼鳥店としてミシュランの星を獲得した【鳥しき】出身店主の店。焼鳥は一串ずつ提供されるおまかせスタイルで、ストップと声をかけるまで、ささみに砂肝、つくね、ぼんじり、ちょうちん、手羽先など様々な部位が登場します。毎月20日14時から翌月分の予約を受け付けていますが、なかなか予約困難なので、あきらめずチャレンジを!鍈輝【エリア】恵比寿【ジャンル】焼鳥・串焼き【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8,001円~9,000円【アクセス】恵比寿駅【au deco(おでこ)】広尾/フレンチ伝統的なフランス料理が味わえるクラシック・フレンチのレストランシグネチャーメニュー『タラバガニとカニ味噌スクランブルエッグのパイ包み焼き』ビストロ【Ata】や【Varmen】、【グッドラックカリー】など、カジュアルに食を楽しめる人気店を次々と開いてきた掛川シェフが新たにオープンしたフレンチ【au deco(おでこ)】。ここで味わえるのは、伝統的でありながらシェフ・掛川氏のアレンジが効いたお皿の数々。メニューはアラカルトのみで、例えばスープ、パイ包み、ワインだけで楽しむ「普段使い」もできれば、記念日などの「特別な日」に、前菜から肉料理までをコースのように楽しむこともできます。au deco(おでこ)【エリア】恵比寿【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】広尾駅 徒歩8分【サウスラボ南方】錦糸町/広東料理福臨門仕込みの本場中国料理の店『クリスピーチキン』。写真は半羽で4,800円。一羽9,500円。8,000円からのコースにも付く香港通で知られる、カメラマンの菊地和男氏がプロデュースするお店。自身が香港でほれ込んだ味を、【福臨門海鮮酒家】で腕をふるっていたシェフが忠実に再現しています。オススメは、城県の養鶏場で特別に飼育している脂の乗りが抜群によい龍崗鶏の『クリスピーチキン』。熱した油を繰り返しかけ回しながら徐々に揚げていき、さくさくと軽やかな食感に仕上げた逸品です。サウスラボ南方【エリア】錦糸町/住吉【ジャンル】広東・香港料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10,001円~15,000円【アクセス】錦糸町駅【SPICE LAB TOKYO】銀座/フレンチ“スパイスマスター”による新しいインド料理日本とインドの味をナンに融合『タンドリーナン』日本の豊かな季節の食材と新感覚のスパイス使いでインド料理の概念をくつがえす、“モダンインディアンキュイジーヌレストラン”。8皿10品をコーススタイルで提供する「インチャンティング スパイス」。その中の一品『タンドリーナン』は、ウニとカニとネギのナン、えのきだけとトリュフのナン、サフランと海苔とピスタチオのナンと個性的。インドの文化と伝統を受け継ぎながら、スパイスの魔法を巧みに操り、これまでとは異なるガストロノミックなインド料理を堪能できます。SPICE LAB TOKYO【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】銀座駅THE GREY ROOM【エリア】銀座【ジャンル】ダイニングバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】銀座駅
2019年12月29日古き良き喫茶店の雰囲気と、ポップな可愛らしさが共存お店のいたる所にかわいいゾウさんグッズが!極厚ふわふわたまごサンドにほっぺが落ちそう喫茶店の懐かしい雰囲気とポップさが共存した、新しい喫茶店ベロア調のソファーが並ぶ、レトロな空間千歳船橋の駅を出て下町の雰囲気が残る通りを進むと、「喫茶パオーン」と書かれた看板とメニューサンプルのディスプレイが見えてきます。店内は落ち着いた雰囲気が漂い、4名がけのBOX席とカウンター席、ステンドグラス前の2名席があり、どの席もゆっくりくつろげるつくりになっています。店内を見渡せば、いたる所にかわいいゾウさんグッズが!SNS映えばっちりのステンドグラス前の席は特に人気で、オーナーもこだわった場所なんだとか。店内を見渡すと、紙ナプキンにゾウさんのイラストが印刷されていたり、特注のゾウさんマグカップが販売されていたりと、乙女心をくすぐるポイントが散りばめられています。レトロな色合いがかわいい。『クリームソーダクッキー付き(青)』660円(税抜)人気のドリンクは、ゾウさんのクッキーが上にのったかわいらしい『クリームソーダ』です。甘いものが苦手な人でも飲みやすい甘さ控えめのソーダと、濃厚なのにさっぱりとしたミルクジェラートが癖になります。青、赤、緑の3色があり、気分によって選べるのも楽しいですよね。『カスタードプリン』450円(税抜)/トッピングの『クッキー』80円(税抜)合わせて注文したいのが自家製の『カスタードプリン』。むっちり系の固めプリンが好きな方にはたまらない! ゾウさんのクッキーは単品で注文ができるので、お好みのデザートにプラスしてみて下さい。厚さ約4センチの“極厚ふわふわ”たまごサンドにほっぺが落ちそう!肉みそと辛子マヨネーズが味の決め手『みそ屋のたまごサンド』780円(税抜)京都店の【喫茶ゾウ】でも大人気の『みそ屋のたまごサンド』は、注文が入ってから焼き上げるふわふわのたまご焼きと自家製の肉味噌の相性が抜群!家具や照明はオーナーのこだわり。店の外にあるショーケースもかわいらしいそのほかにもフードメニューが充実していて、名古屋の喫茶店の定番『あんバタートースト』や、関東では珍しい『みそ煮込みうどん』など、他の喫茶店とは一味違ったメニューがたのしめます。お気に入りの本を持って一人でゆっくり、お友達とわいわいランチにと、私たちの日常に寄り添ってくれる町の喫茶店。古き良き喫茶店文化を残しつつも、店内にはキッズチェアや絵本もあり、ご近所ママたちもお買い物の途中に入りやすい雰囲気も嬉しいポイントです。心が温まる優しい喫茶店に、みなさんも足を運んでみませんか?喫茶パオーン【エリア】豪徳寺/経堂【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】千歳船橋駅
2019年12月26日小麦本来の個性を味わえる、品種別に焼き上げたパン店内の立ち飲みスペースでは、「パン飲み」ができる「パンとワインの相談所」を自認する西野さんとの会話も楽しい小麦の品種ごとに焼き分けた、個性豊かなパンたち洋菓子店やバルなどを間借りして、不定期で出店していた【さかなパン店】。「さかな」とは「肴」のこと。だから、パンを購入したらワインが1杯ついてきて、そのままパン飲みスタンドに。そんな少し風変わりなパン屋さんが、いよいよお店を構えて、【チェスト船堀】として始動しました。手書きの看板とワイン瓶を目印に。元居酒屋だった空間を、西野さん自らが壁や天井を塗り、カウンターなどを設置した店主は【パーラー江古田】と【清澄白河 フジマル醸造所】を経て、パン作り、ワイン醸造、イタリア料理の研鑽を積んだ西野文也さん。その経歴を生かしたパンとワインのお店であり、+αの立ち飲み処をご紹介します。3種類の小麦を使い分けて、焼き上げたバゲット。パンにはそれぞれ、小麦の品種と産地が記されている西野さんが焼くパンにはそれぞれ、「柳久保小麦(東京)」「ゆきちから(岩手)」「キタノカオリ(北海道)」と記した値札がつけられています。そう、どれも小麦をブレンドすることなく、単一品種を使って焼き上げているのです。店内の棚には小麦粉の入った袋がずらり。今は8~9種類の小麦を使い分けている西野さんが日本各地を巡り、出合った小麦の個性をダイレクトに伝えるパンたち。あるものは醤油せんべいのような香ばしさ、あるものはもっちりとした食感、あるものはVむほどに広がる甘み……。小麦って、こんなに多彩な風味を楽しめるなんて!異なる個性を持つ小麦は扱い方もそれぞれ、一筋縄ではいかないのも当然。材料の配合、発酵、成形、焼き上げといった全行程を試行錯誤して、ようやく店頭に並ぶまでに。立ち飲みで気軽に楽しむ、パンとワインを結ぶ料理西野さんのパンは、小麦本来の個性を引き出すのはもちろん、ワインに合わせて楽しめるように作られています。その要となるのが発酵。ヒントになったのが信州の「すんき漬け」でした。カンパーニュやバゲット、フォカッチャに食パンなどが並ぶ。パンが陳列された台は、立ち飲みスペースにも「すんき漬け」は、赤かぶの葉を塩を使わずに乳酸発酵させた、独特の旨みが特徴です。塩を使用しないワインとの共通点を見出した西野さん。それをパン作りに取り入れ、小麦粉を少量入れて発酵させた仕込み水を使うといった独自の製法により、旨みのあるパンに仕上げています。「出汁っぽい」と称される自然派ワインとの相性は抜群!小麦の特徴、パンの味わいを説明しながら、パンを切り分けてくれる西野さんとはいえ、パンとワインをどのように合わせたらいいのか? そこを結びつけるのが西野さんの料理です。立ち飲みスペースで提供している料理は、すべて家庭でも作りやすいものにしているそう。「これ、真似したい!」と思ったら、西野さんに尋ねてみてください。レシピを惜しみなく教えてくれます。『トマトソースのたまご煮込み』600円、『パンの盛り合わせ(小)』300円。合わせたワインはジュラの『ドメーヌ・ド・サンピエール プールサール』900円(税●)その一例が『トマトソースのたまご煮込み』。トマトに塩とにんにく、オリーブオイル、少々の砂糖だけを加えたソースに卵を落とし、それをパンに絡めていただきます。このメニューのルーツは、【清澄白河 フジマル醸造所】で出会ったイタリア人シェフのエピソードから。シチリアの祖父宅で、パスタのために煮込まれるトマトソース。完成までは長い時間がかかるので、途中でソースをすくい上げ、卵を落として食しつつ待っていたのだとか。こんな簡単な家庭料理で、「パン飲み」ができるなんて嬉しい!店内で、ブルスケッタやサンドイッチにして提供している具材を一皿に。ご家庭でパンを気軽に楽しむなら、という西野さんのアイデア。お薦めワインは「清澄白河フジマル醸造所テーブルトップ デラウェア 2019」2,000円(販売価格)さらに、自宅でパンとワインの組み合わせを楽しむための入門編として教えてくださったのが『ブルスケッタ』。ハムやサラミなどのシャルキュトリー、チーズに野菜、ひと手間を加えたお惣菜を一皿に盛って、スライスしたパンを添えて。銘々がパンに好きな具材をのせて、まるで手巻き寿司のように楽しめる、新スタイルの提案です。あとはデイリーワインが1本あれば、簡単なアペロからホームパーティーまでOK。早速、パンとワインを買って帰って、おうちパン飲みはいかが?会話が生まれるカウンターで、作り手の思いを伝える【チェスト船堀】に並ぶパンはすべて、カウンター越しに西野さんが手に取り、希望のサイズに切り分けて、袋に入れて渡してくれます。パンについて説明したい、相談してほしいという思いから対面販売式に。東京・東久留米市で採れた「柳久保小麦」のふすまを使用したパン。1個 1,200円(税●)例えば、「柳久保小麦」を使ったパンについて尋ねると、江戸時代からある在来種で、大豆を思わせる風味があって、和食に相性がよく、合わせるなら「きんぴらごぼう」などがお薦め……と目から鱗な話ばかり! 1/4カットをいただいて、甘辛めに仕上げた煮物でも作ろうかと、今日の晩ごはんが楽しみになるほど。プレーンなもの以外に、クルミやアーモンド、いちじくなどがたっぷり練り込まれたパンも各種ありしかしながら、肝心のワインの姿が見当たりません。一般的なワインショップなら、好きなワインをセラーから取り、レジに持って行って購入という流れに。【チェスト船堀】では、ソムリエの資格を有する西野さんと相談してから、コレというワインが奥のセラーから登場します。こちらに取り揃えた自然派ワインは、作り手たちが土地に、ぶどうに、ワイン作りに愛情と情熱を込めたもの。それらに惹かれて選んだ西野さんだからこそ、作り手の思いを伝えるべく、カウンター越しに会話をするというワンステップがあるのです。西野さんのルーツと意外な共通点がある(?)カンパーニュ。【チェスト船堀】という店名の由来と合わせて尋ねてみては。聞けば、日本にはまだまだ小麦の種類はあるとのこと。取り扱う品種を増やすだけでなく、春蒔き・秋蒔き、テロワールなどにこだわって、パンを焼いてみたいという西野さん。カウンターにはレコードプレーヤーが。西野さんのお父様から譲りうけたという古いJBLスピーカーから心地よい音が広がる。こだわり尽くした独創的な作り方をしていても、西野さんが手掛けるのは普段着のパン。芳ばしい香りが店内に満ちて、焼き立てパンがカウンターに並ぶオープン時刻から、ご近所さんたちがちらほらとやってきます。「今晩のメニューは何にしようかな」「このパンならお薦めワインは?」と相談したくなる、街のパン屋兼ワインショップへどうぞ。【チェスト船堀】電話:なし住所:東京都江戸川区北葛西1-22-19 大栄コーポ105定休日:日曜営業時間:15:00~L.O.21:00※価格はすべて税別。
2019年12月25日ハワイで人気のモダンべトナミーズが日本初上陸“モダンベトナム料理”とは?絶対に食べておくべき代表メニュー3選日本人のファンも多い、人気のモダンべトナミーズ店カウンターごしにキッチンの様子が見え、臨場感の伝わるダイニング。木や竹など、ナチュラルな素材を駆使した、ハワイの風が吹き抜けるような心地いい空間。ホノルルでも最も人気のモダンベトナミーズ【THE PIG & THE LADY】が11月30日、恵比寿に初上陸した。オーナーのアンドリュー・レイ氏はベトナム系2世。ニューヨークのCIA(Culinary Institute of America)を卒業後、ハワイで5つ星を獲得したコンテンポラリー・フレンチ【シェフ マブロ】でスーシェフを務めた実力派。来日していた、オーナーのアンドリュー・レイ氏はベトナム系2世しかし、自分の店を持つなら、自らのルーツであるベトナムの味を大切にしたいと考えた。現在の【THE PIG & THE LADY】の原型となる料理を、ファーマーズマーケットの屋台で売ったところ、たちまち評判になり、2013年にダウンタウン西側でも最も活気のあるキングストリートに店を持つにいたった。シェフのアンドリューファミリーの写真がレジの奥に飾られている。右から2番目がアンドリュー氏。その左隣が料理上手のお母さん。幼い頃から母親が作ってくれたベトナムの家庭の味をベースにしながらも、繊細なフレンチのエッセンスを取り入れ、さらにハワイアンテイストを加えた、どこにもないモダンべトナム料理が誕生したのである。パーティションで区切ると、個室としても使えるコーナー。THE PIG& THE LADYにちなんだ、招き猫ならぬ、招き豚のイラストがなんとも愛らしい。ミックスカルチャーなハワイにおいても、これまでにないスタイリッシュな盛りつけや、斬新な素材の取り合わせ、洗練された味わいに、ロコも観光客も瞬時に魅了され、開店数か月で予約のとれない人気レストランになった。絶対に食べておくべき人気メニュー3選代表的なメニューを見てみよう。『アンドリューのフライドチキン』『アンドリューのフライドチキン』1,300円(税込)一番人気は『アンドリューのフライドチキン』。チキンウィングをパリッとジューシーに揚げ、甘酸っぱいソースをたっぷりかけた一品。エキゾチックな香りが食欲をそそる。『大根ケーキ』『大根ケーキ』1,400円(税込)チャイニーズの点心である大根餅をアレンジした『大根ケーキ』は、P & Lの料理の方向性をそのまま表しているようだ。米粉とすりおろした大根で作った、外はカリッ、中はもっちりとしたベトナム風お好み焼きの上には、スライスしたきゅうりがきれいに並べられ、マスの卵がアクセントというなんともモダンな一皿。『フォー75』『フォー75』1,500円(税込)アンドリューのお母さん仕込みの秘伝のダシを用いた『フォー75』。レアに仕上げた牛肉をたっぷりとのせた贅沢なフォー。一度食べたらやみつきになること間違いなしの深い味わい。75とはアンドリューのお兄さんの生まれ年で、縁起のよい数字だとか。他にも、さっぱりしたフォーのスープにディップして食べる新感覚の“バインミー、フレンチディップスタイル”や、ライスペーパーをサクサクに焼いた“ベトナミーズピザ”など、ユニークメニューが目白押しだ。本店のメニューがそのまま日本で!【THE PIG & THE LADY】恵比寿店では、そうした本店のメニューが、まったくそのままに楽しめるというのだから嬉しい。シェフの金澤さん。これまで、ホノルルから門外不出だった味が、なぜ、日本に?それは、トランジット代表中村貞裕氏が、アンドリューの料理に惚れ込み、通いつめ、誠心誠意口説いたからにほかならない。開店にあたっては、トランジットのヘッドシェフ金澤さんが、ハワイで3か月ほど研修を積んで本場の味を身体に叩き込むと同時に、開店直前にアンドリュー氏が来日し、味つけの最終調整を行ったという念の入れようだ。ベトナム料理といえば、シラチャ―ソース。シラチャ―ソースを入れる缶は、本国で使われている缶に似せてデザインされている。本場の味を再現するのに苦労した点を金澤シェフに聞くと、「ホーリーバジルなどいくつかのハーブは、ないとどうしてもベトナム料理らしさが出ないんです。だから、それらを作ってくれる農家を探して特別に栽培してもらっています。そのあたりは苦労しましたね」という答えが返ってきた。それほどP&Lの美味しさリスペクトして、忠実に再現することに努めているのだ。古い倉庫を改装したホノルルの店は、レンガ造り。その本店のイメージを踏襲したレジまわり。ハワイ店のファンであれば、ONLY GOOD VIBESのロゴも嬉しい。レジ周りには、レンガ造りの本店の雰囲気を残し、Only Good Vibes(超いい感じ)という、本店と同じロゴがあしらわれている。竹のランプシェードが絶妙なハワイアン&アジアンテイストを醸し、カジュアルでルースな居心地のいい雰囲気を作り上げている。バーボン、ライム、アプリコット、タマリンドのP&Lサワー900円、ノンアルコールのモクテル、ココナッツミルクたっぷりのハワイアンデイライト680円(すべて税込)ドリンクも、ワインはもちろん、ベトナムやハワイのビールから、オリジナルカクテル、そしてノンアルコールのモクテルまで充実している。ココナッツの香りのカクテルを飲めば、すっかり気分はハワイだ。恵比寿駅からも至近で、ランチタイムのバインミーセットから、夜の軽飲みもガッツリご飯もOKと、使い勝手の良さも光る。足繁く通いたい1軒になるに違いない。THE PIG & THE LADY 恵比寿店【エリア】恵比寿【ジャンル】タイ・ベトナム料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4,001円~4,500円【アクセス】恵比寿駅ランチセット1,500円~、ディナーコース4,000円~(税込)※17時以降の来店の場合、チャージ料500円がかかります
2019年12月23日嵐山/【オカフェ キョウト 嵐山】二条城/【アライズコーヒー オルタネイティブ】河原町/【喫茶百景】嵐山/【オカフェ キョウト 嵐山】自家焙煎をスタートしたバリスタチャンプの新展開渡月橋を望む川辺にオープンしたモダンな店構えまずご紹介するのは、今年7月、嵐山に2号店としてオープンした【Okaffe Kyoto 嵐山(オカフェ キョウト アラシヤマ)】。バリスタ競技会で日本一の経験を持つ、地元出身のスターバリスタ・岡田章宏さんが手がける人気カフェです。ドイツで修業を積んだ実力派焙煎士・山本順平さんを迎え、焙煎所を併設したロースターリーカフェとして、早くも話題の一軒です。写真左『パンどら・お肉』850円(税込)。肉の旨味と白味噌のソース、生地の甘味が好相性。写真右『本日のシングルオリジン』650円(税込)豆の個性をクリアに引き出したコーヒーは、定番の2種のブレンドに加え、ここでは日替りで希少なシングルオリジンも楽しめます。また、特製のどら焼き生地を使った本店の名物『パンどら』にも新メニューが登場。京都ポーク100%ハンバーグを挟んだ『パンどら・お肉』は、嵐山店限定の要注目の一品です。最新鋭の熱風焙煎機で豆の個性をクリアに引き出す店内にはイートインスペースもありますが、メニューはすべてテイクアウトOK。お店は渡月橋からすぐの好立地なので、コーヒー片手に嵐山の風情を楽しむのも、ここならではの贅沢です。Okaffe Kyoto 嵐山【エリア】嵯峨野/太秦【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】嵐山駅二条城/【アライズコーヒー オルタネイティブ】世界各国の豆の個性を多彩に引き出す巨大なサイのオブジェなど、オーナーが選んだタイの調度が目を引く次に紹介するのは、8月にオープンした【ARiSE COFFEE ALTERNATIVE (アライズコーヒー オルタネイティブ)】。ここは、東京のコーヒー激戦区・清澄白河で厚い支持を得る、人気ロースター【ARiSE COFFEE】の支店です。『アイスコーヒー』『ドリップコーヒー』R:各500円~(税込)※テイクアウトも同額スペシャルティグレードのみを吟味したコーヒーは、約40種の生豆から常時8~10種に加え、京都店限定のブレンドも。「果実や香草、ワインを思わせる風味など多彩な豆の違いを楽しんでほしい」と、近年、注目のアジア各国の産地をはじめ、ユニークな豆の持ち味を引き出した多彩なシングルオリジンに、思わず目移りしてしまいます。自家製の『ジンジャーカレー』SMALL:500円(税込)、注文は9:30~メニューには、バラエティに富んだコーヒーと共に楽しみたい一品も。ショウガの刺激とパクチーの芳香がクセになる自家製の『ジンジャーカレー』は、十六穀米を使ったヘルシーな味わいが好評です。豆の個性を楽しめるよう、コーヒーはブラックのみで提供清澄白河の店舗で人気のスイーツ『ブラジルプヂン』や、月替わりのランチメニューも登場。二条城からほど近い、ホテルの1階に併設とあって、京都観光にも重宝しそうな一軒です。ARiSE COFFEE ALTERNATIVE【エリア】二条城【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】二条城前駅河原町/【喫茶百景】街なかの喧騒を忘れる心地よいエアポケットシンプルな空間に個性的な照明のデザインが映える。DJがBGMを選曲するイベントも定期的に開催最後は、同じく8月にオープンした【喫茶百景(キッサヒャッケイ)】。錦市場のすぐ脇にある小さなビルの奥の扉を開けると、アンティーク照明が映えるモノトーンの空間が広がります。市場界隈の喧噪も忘れてしまう、秘密めいた雰囲気が魅力です。写真左『深煎りの百景ブレンド』650円(税込)、写真右『バスク風チーズケーキ』500円(税込)店主の高田翔平さんは、地元で厚い支持を得る【エレファントファクトリーコーヒー】で4年を経て独立。丁寧なドリップは名店で重ねた経験の賜物です。自ら吟味した看板メニューのオリジナルブレンドは、地元の人気自家焙煎店「喫茶葦島」に特注。シングルオリジンコーヒーも月替わりで登場します。『季節のトースト』800円(税込)。写真はリンゴと蜂蜜、オリーブオイル、岩塩、黒胡椒濃密な苦味とコクが染み入る一杯は、『バスク風チーズケーキ』などの自家製スイーツや、旬のフルーツを使った『季節のトースト』など、コーヒーが進む一品と共にぜひ。こだわりのコーヒーが深夜まで楽しめるのがうれしい、とっておきの憩いの隠れ家です。錦市場のすぐ側にありながら、静かに寛げる雰囲気喫茶百景【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】河原町駅
2019年12月22日築210年の邸宅がそのままカフェに出汁や抹茶を使った“京都限定メニュー”季節の京野菜をトッピングしたご当地パンも築210年の邸宅がそのままカフェに店内には縁側席もあり、庭園を間近に眺めながらくつろげるお店があるのは、嵐山の観光名所である渡月橋からほど近い「旧小林家住宅」。元々は江戸時代後期、現在の南丹市に豪農の大庄屋として建てられたもので、昭和54年に嵐山に移築。長年、博物館として親しまれてきましたが、閉館に伴い、京都市の重要文化財でもあるこの建物を、ほぼそのまま生かす形で再生したのが、【パンとエスプレッソと嵐山庭園】です。「エスプレッソと」と「パンと」を結ぶ石畳の小道敷地内には、ベーカリーである「パンと」と、カフェ「エスプレッソと」の2棟の建物があり、庭園を通じて自由に行き来できるようになっています。まずは母屋である「エスプレッソと」に一歩足を踏み入れると、そこは、重厚な梁や月日を経た土壁がありし日の姿を思わせる、情緒あふれる空間。壁や柱など、建物はほぼ邸宅として使われた姿を残している座敷の一部がフローリングに改装されテーブル席に入口から奥へと、砂利が敷き詰められた細い通路が続いており、かつて台所として使われていた土間には新たにオープンキッチンが設えられ、高床の座敷はテーブル席、座敷席、半個室として利用されています。出汁や抹茶を使った“京都限定メニュー”『合わせ出しのチャバタ生ハムとモッツァレラ』800円(税込)~メニューは、コーヒーやブレッド系は他店舗と共通ですが、京都店限定として、生地にかつお昆布出汁を練りこみ旨味を効かせた『チャバタサンド』や、パン5種に、ハム、チーズ、抹茶のティラミスなどをたっぷり盛り込んだ和風のアフタヌーンティー『ブランティーセット』など、京都らしさを意識した品々も。パン5種、ハム、チーズ、サラダ、ケークサレ、抹茶のティラミス、カヌレ、フルーツサラダなどをたっぷり盛り込んだ『ブランティーセット』2,300円(税込)なかでもおすすめが、【パンとエスプレッソと】の名物であるキューブ型の食パン『ムー』を使ったフレンチトーストの抹茶風味『抹茶のフレンチトースト』。スキレッド鍋で、熱々で登場する『抹茶のフレンチトースト』850円(税込)宇治抹茶の粉末を加えたアパレイユに漬け込んで焼き上げた熱々のトーストに、抹茶蜜をかけて味わうひと品で、上品な抹茶の苦みと密のやさしい甘み、しっとりシュワシュワとしたバターテイストのパンの風味が相まって、なんともあとを引くおいしさ。耳のカリカリとした歯ごたえも魅力です。季節の京野菜をトッピングしたご当地パンもきなこや黒豆をつかったおやつ系の限定パンも評判一方、ベーカリーである「パンと」には、食パンをはじめ、もちもち食感のハード系を中心に、常時30種がラインナップ。こちらにも限定品が用意されており、『京野菜を使ったカレーパン』280円(税込)や『九条ネギの南蛮味噌』280円(税込)など、京の旬の食材を盛り込んだパンに日替わりで出会えます。観光客が多い嵐山ですが、少し奥まったこの界隈はとても静かで、落ち着いた雰囲気が楽しめます。おいしいコーヒーとパン、そして非日常感たっぷりの邸宅と庭園の風景に、癒されてみてはいかがでしょうか。パンとエスプレッソと嵐山庭園【エリア】嵯峨野/太秦【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】嵐電嵯峨駅
2019年12月11日「最高級のモンブラン」誕生秘話目の前でつくるライブ感が人気の火付け役にコーヒーやほうじ茶とのマリアージュも絶妙参拝客がくつろげる場所を、と誕生したカフェスペース約15年前から焼き栗スタンドを全国展開する【比沙家】。その本店は京都・清水寺の参道にあり、近年外国からの観光客も急増し、かつてない賑わいに。そこで、「お客様がお茶を飲んでくつろげる場所をつくりたい」とカフェスペースをオープン。焼き栗スタンドの奥、暖簾の向こうがカフェにカフェのメニュー開発では「焼き栗にちなんだ名物となる食べ物をつくろう」と、モンブランにいち早く決定したのだとか。そこから、「最高級のモンブラン」を目指してレシピ開発をスタート。店頭の大釜から芳ばしい香りを放つ大粒の焼き栗味の要となるマロンペーストには、大粒で風味の強い丹波栗を厳選。繊細な口当たりを出すため、和菓子の練り切りに使われる「小田巻」という道具で可能な限り細く絞ります。さらに、最後まで飽きのこない味わいを追求する中で、アクセントとして選ばれたのが、抹茶のソース、抹茶アイス。そしてトルコ料理で使われる細麺、カダイフです。『丹波栗のプレミアムモンブラン』1,380円(税込)こうして完成した『丹波栗のプレミアムモンブラン』の味は、まさにその名に恥じない絶品のひと言。ひとさじ目から、栗の濃厚でいて素朴な甘さが口いっぱいに広がり圧倒されます。繊細でなめらかなペーストの食感も見事で、そこに甘さ控えめの生クリーム、苦みが少なく主張しすぎない抹茶ソース、抹茶アイスの風味が重なり、極上のハーモニーを奏でます。11月からは、お好みで抹茶アイスをほうじ茶アイスに変更もできるようになったそうです。カダイフ、抹茶ソース、抹茶アイス、生クリーム、マロンペーストが層を成す底に敷かれたカダイフの、パリパリとした食感も名脇役。最後の仕上げにトッピングするマロンパウダーの風味が、栗の旨味と香りを引き上げる、隠れたポイントだそうです。マロンペーストや生クリームが折り重なるモンブランは、見た目にはボリューム満点ですが、甘さ控えめでクリームも軽いので、女性でもペロリと平らげられてしまいます。「ケーキというより、食後のデザートをイメージして、重くなりすぎないよう工夫しました」とのこと。抹茶の旨味があと口を爽やかにしてくれるのも魅力です。目の前でつくるライブ感が人気の火付け役にカウンター6席のみという店内で特別感を高めるために、モンブランは目の前のオープンキッチンで、土台から仕上げまでつくり上げることに。暖簾をくぐれば、料亭さながらの静謐なカウンター空間その甲斐あって、小田巻での絞りや、チーズクレーターで焼き栗をスライス、栗の皮ごと入ったパウダーをトッピングする仕上げなど、エンターテインメント性の高い調理工程は、客の間で瞬く間に話題に。開店一週間後には行列店になっていたのだとか。コーヒーやほうじ茶とのマリアージュも絶妙モンブランを注文する際には、ドリンクとのお得な『のみものセット』も。『のみものセット』1,680円(税込)コーヒー、紅茶、ほうじ茶、緑茶から選べますが、特におすすめはコーヒー。蒸らし時間の長い「クレバードリップ」というハンドドリップ器を使って、目の前でじっくり蒸らされながらゆっくり落ちていくコーヒーは、香り高くコクのある味わい。モンブランのおいしさを一層引き立ててくれます。コーヒーの香りや落ちていく様子を見るのも愉しみこれから紅葉の季節に入り、ますます清水寺参道の店は込み合いそうですが、この上なくプレミアムなモンブラン、京都に行った際はぜひ味わってみては。予約不可で、ご来店のお客様から順番に案内してくださいます。ドリンクは地元清水焼の意匠ある茶器で提供訪れた後には、店頭で販売されているオーガニックの『焼き栗』180g 700円(税込)~を片手に、清水寺へ参拝するのもまたオツかも知れません。【ヒサヤカフェ】電話:なし住所:京都府京都市東山区清水2-255最寄り駅:京阪線 清水五条駅営業時間:10:00~18:00(L.O.17:00)※夜間拝観の2019年11月16日~12月1日は10:00~20:00(L.O.19:00)定休日:不定休
2019年12月04日野菜だけとは思えない満足感ドリンクペアリングがオススメ繊細で美しい盛り付けに注目ビーガンの人も、そうではない人も楽しめる野菜料理野菜だけで作られたメニューで満足した経験はありますか?【restaurant RK】のフレンチ仕立ての野菜のフルコースはどれも食べ応え満点で、前菜からデザートまで野菜の新しい価値を教えてくれます。食べ終わった後には、お肉やお魚を食べたときと同じくらいの満足感があることに驚きました。牛蒡のポタージュには梅酒「星子」をペアリング牛蒡のポタージュの中にはラビオリに包まれたリコッタチーズと刻んだ梅が入っていました。意外な組み合わせと思いきやこれが相性抜群。料理が運ばれてくるまで、想像を膨らませてほしいという想いから、メニュー名は『牛蒡/リコッタ/梅』と食材だけが表記されています。ペアリングの「星子」の梅酒は、ラビオリの中に隠された梅ともマッチしていました。シグネチャーの『エチュベ』と「醍醐のしずく」野菜が贅沢に詰め合わせされたような美しいひと皿『エチュベ』は、【restaurant RK】のシグネチャーメニュー。野菜それぞれの特性に合わせて焼く、蒸す、煮る……など、調理法を変えているのだとか。野菜で作られたソースやペーストは、旨味が凝縮されていて濃厚な味わい。ひと口食べるごとに新しい味に出会える『エチュベ』こそ、野菜の可能性を感じるひと皿。井口シェフが作る料理は、コースを通してストーリーを創り出していると感じました。ここでしか味わえない野菜の満足感野菜の中でも、葉物野菜やハーブなどの軽い食感のものから、根菜などのしっかりお腹にたまるものまで、野菜の特徴はそれぞれ。井口シェフが作る料理は、それらを組み合わせて、コース料理の最後に「野菜だけだったの?」と思わせる料理なのです。黒ビールのソースが絶品のマコモダケにはフランスのビオワインを『マコモダケ/黒ビール』は、端から食べ進めていくと最初と最後で同じ野菜を食べているとは思えないほどまったく違う印象になります。黒ビールで作られたソースはガツンとインパクトがあって最後まで飽きません。濃厚なマスカルポーネとフレッシュなイチゴのソースの組み合わせコース料理の最後にはデザートが2品も出てきて、最後の最後まで満足させてくれる構成になっています。ひとつはフルーツのフレッシュなデザート、もうひとつはマスカルポーネの濃厚なデザートでした。すべてのメニューを食べ終わった後に、ここまで野菜ばかりのメニューだったことが信じられないほど満足感でいっぱいになります。洗練された店内は、インテリアや器にもこだわりが詰まっているここまで罪悪感を感じないフルコース初めて!メニューは毎月変わるので、女子会はもちろん、会食やデートなどシーンを変えて何度も訪れたいお店でした。井口和哉シェフフレンチの名店で経験を積んだのち、【ビストラン エレネクス】のシェフを経て、【restaurant RK】のシェフに就任。素材の可能性を最大限に引き出し、ひと皿の中で食材のさまざまな魅せ方を提案している。REVIVE KITCHEN THREE AOYAMA/restaurant RK【エリア】表参道/青山【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】9,001円~10,000円【アクセス】表参道駅
2019年11月27日ハンバーグ文化を世界に向けて発信する、こだわりのハンバーグ具材たっぷりのハンバーガーは専用手袋を使って手掴みでぱくりジャパングレートビア・アワーズ金賞受賞のビールが飲める2年間限定! 表参道のハンバーガーショップ表参道ヒルズ真向かい側のビル2Fにある【いしがまや GOKU BURGER】のコンセプトは、“日本独自のハンバーグ文化”を世界に向けて発信すること! ハンバーグ屋ならではの知識と知恵で作り上げた、“最強においしいハンバーガー”を期間限定で提供しています。表参道にある【平禄寿司】と同じビルの2階にある【GOKU BURGER】真っ赤なゴクバーガーオブジェが目印レンガ造りを基調としたシックな店内。カウンター席、テーブル席トータル49席来店したら迷わず注文していただきたいのが、お店のシグネチャーメニューである『GOKU BURGER』。肉の旨味を閉じ込めた肉汁溢れるパティを2枚(360g)と、レタスやトマト、チェダーチーズ、目玉焼きを挟み込んだボリューム満点の逸品です。具材が今にもこぼれ落ちそうなハンバーガーのてっぺんにはナイフが。テーブルに運ばれてくる際のインパクトは圧巻!ハンバーグ専門店が経営しているから、なんといってもパテがうまい! この肉肉しいパテは、赤身が多いオーストラリア産アンガス牛を丁寧に手ごねで形成し、特注したハンバーグ専用石窯で絶妙に焼きあげたもの。外はパリッと小気味良い歯応えがあり、口に含んだ瞬間に中からはジューシーな肉汁が一気に溢れ出します…!『GOKU BURGER』1,980円(税込)。ディップするソースは醤油ベースのオリジナル・テリヤキ・カレーなど全4種から選べるまた、アボカドやソーセージなど追加のトッピングも可能。自分でトッピングを増やしてオリジナルハンバーガーをつくるのもオススメです。ガッツリと手掴みで頬張る美味しさ手づかみで豪快にかぶりつくのが【GOKU BURGER】の醍醐味真っ黒い手袋を両手にはめて、手掴みでハンバーガーを食べる一風変わった食べ方も、他ではあまり見られない面白いポイント。豪快に食べる独特のスタイルは、ハンバーガーがよりおいしく感じます。ハンバーガーのお供はクラフトビールで決まり!そんなハンバーガーに合わせて飲みたいのが、麹町で運営する「Anchor Point」で醸造するオリジナルのクラフトビール。「Anchor Point」のスタンダードビール『セッションIPA』780円(税抜)東京都千代田区でクラフトビールの醸造・提供をしている「Anchor Point」の『Anchor Point Brewery』は、ホップの香りが豊かで、喉越しがよく後味がすっきりとしています。また、「ジャパン・グレートビア・アワーズ2019」では金賞を受賞したビールでもあります。皮つきV字カットポテトとビールは最強。食べだすと止まらなくなる連日賑わいを見せている【いしがまや GOKU BURGER】は、雰囲気もカジュアルで予約がなくても食べに行けるので、カップルや友達とさくっと食事にいくのにぴったりのお店です。団体客も受け入れ可能なので、大人数でいろんなメニューをシェアして食べるのも面白いかもしれません。さまざまなシーンで使えるハンバーガーショップです。ハンバーグ専門店だからこそ自信をもって提供できるハンバーガーを、是非この機会に味わてみてください!GOKUBURGER【エリア】表参道/青山【ジャンル】ハンバーガー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】表参道駅
2019年11月26日ハレの日は、銀座で果実を楽しむ贅沢を【K. MINAMOTO】では、果実を日常的に食べる人が少なくなった現代において、ささやかなハレの日の楽しみとして、銀座で果実を楽しむ贅沢を提案します。国産干柿をまるごとひとつ使用した和菓子『粋甘粛』など、創業以来果実を使用した創作和菓子を提供する「宗家 源 吉兆庵」ならではの、新感覚のカフェレストランです。「GINZA SIX」を眺める一面ガラス張りのスペースで、非日常の居心地のよい時間と空間を演出フードコンセプトは、“果実より果実らしい一皿”フルーツの魅力を存分に楽しめるように、フード、ドリンク、サービスにそれぞれコンセプトを掲げています。フードコンセプトは、“果実より果実らしい一皿”。すべてのメニューに果実を使用し、果実より果実らしい味に仕上げるためのシンプルな調理や、果実の魅力的な色、形、模様、テクスチャーを伝える大胆な盛り付けにこだわっています。ビタミンがたっぷりのパスタ。『海老のレモンクリームフェデリーニ(果実のスープ付)』 1,650円(税込)色鮮やかな果実はカレーと相性抜群。『秋の果実を乗せたTHE HOUSEカレー(果実のスープ付)』 1,760円(税込)使用する果実も、国産を中心に上質な果実を選び抜いています。フルーツを使ったスイーツはもちろんのこと、カレーやパスタなどの食事も豊富にラインナップ。マンゴーのデミグラスソースが絶妙。『ローストビーフサンドイッチ(果実のスープ付)』 2,420円(税込)クリームチーズがアクセントに。『スモークサーモンと果実のサラダ、 じゃがいものガレット添え(果実のスープ付)』 1,980円(税込)ドリンクのコンセプトは、“果実×ドリンクの可能性を極める”。果実をピュレやシロップ状にしたり、あるいはそのまま入れたりなど、あらゆる調理法で果実をドリンクに取り入れることで、果実×ドリンクの可能性を最大限に引き出します。しっかりめ食感のプリンとフルーツを堪能。『秋の果実のプリンアラモード』 1,760円(税込)さっくり軽いパイ、旬の果実、クリームが絶妙。『秋の果実のミルフィーユ』1,760円(税込)サービスコンセプトは、“丁寧でフレンドリーなフルーツマイスター”。提供する商品や使用されているフルーツに対して豊富な知識を持つスタッフが、丁寧でありながらもフレンドリーで心地良いサービスを提供します。調理から盛り付けに至るまで、果実の魅力を存分に引き出した“果実より果実らしいひと皿”。ハレの日は、銀座で贅沢に果物を味わってみてはいかがでしょうか。K. MINAMOTO【エリア】銀座【ジャンル】カフェ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】2,501円~3,000円【アクセス】銀座駅
2019年11月24日京都土産の新定番! 手作りのボトルチーズケーキ抹茶や竹炭を練りこんだ“和のフレーバー”食べ歩きにぴったりのSNS映えスイーツも人気京都土産の新定番! 手作りのボトルチーズケーキベーシックながら人気の高い『プレーン』380円(税抜)ボトルチーズケーキは全部で5種類あり、イチオシは、ベーシックな『プレーン』。卵、牛乳、チーズでつくる柔らかなプリン風生地の上に、生クリーム、クリームチーズを練り合わせた二層目を絞り、その上からヨーグルト風味の生地を重ねたレアチーズケーキです。ヨーグルトの爽やかさとクリームチーズのコク、プリン風生地のまろやかさが少しずつ溶け合って、口に入れるたびに異なる風味が楽しめます。ピンクとプリンカラーのコントラストがかわいい『いちご』400円(税抜)女性に特に評判なのは『いちご』で、二層目までは『プレーン』と同じ構成ですが、一番上に自家製のイチゴジャムを練りこんだヨーグルト生地をオン。甘酸っぱい風味が食べやすくあとを引くおいしさです。『プレーン』に丹波の黒豆、金箔をトッピング。京都らしい折り紙の着物をまとった『舞妓さん』500円(税抜)初心者におすすめの『プレーン』『いちご』『抹茶』が入った『フレーバーの3個セット』1,200円(税抜)素材は可能な限り京都産の新鮮なものにこだわっており、京都府内で造られる、黄味の色が濃く味も濃厚な「葉酸たまご」と、京都の農協の牛乳を使用しています。京町家を改装した店。二階にはイートインもお店を手がけるのは、ホテルや温浴施設、アミューズメント施設などを広く運営する朝陽物産。「手作りで、京都土産に持って帰っていただけるスイーツを」とレシピを研究し、形の崩れにくいボトルチーズケーキが生まれたそうです。抹茶や竹炭を練りこんだ“和のフレーバー”マスカルポーネチーズが抹茶の旨味を引き立てる『抹茶』430円(税抜)「京都らしい」フレーバーを味わいたいのなら、『抹茶』と『仁王門』がおすすめ。『抹茶』は上の層が、宇治の老舗「森半」の抹茶とマスカルポーネチーズのブレンドになっていて、濃い抹茶の苦み、旨味が全面に感じられます。店主が「一番チーズ好きの方におすすめ」と太鼓判を押す『仁王門』430円(税抜)一方『仁王門』は、下の生地をクチナシ色素で赤く染め、上の層には竹炭を練りこんだもの。赤と黒のコントラストが印象的で、味わいは最もチーズの濃厚さが引き立っています。食べ歩きにぴったりのSNS映えスイーツも人気和紙をイメージした包装で、写真映えも抜群の『チーズソフト』400円(税抜)このほか店頭では、食べ歩きにおすすめの『チーズソフト』や『チーズドリンク』も販売。クリームチーズを練りこんだ『チーズソフト』は、食べた瞬間にチーズを感じるけれど、あと口はさっぱり。(右)『チーズドリンク』400円(税抜)と、抹茶ミルクとチーズフォームの二層仕立ての(左)『チーズティー』400円(税抜)『チーズドリンク』は、チーズとミルクを合わせたシェイクよりやわらかい舌ざわりで、チーズそのものを飲んでいるようなコクがあります。人通りの多い東山界隈で、次々と吸い込まれるように観光客が訪れるこちらのお店。テイクアウトで食べ歩くのも良し、二階のイートインでちょっぴりくつろぐのも良し。京都観光の合間にチェックしてみては。清水チーズ工房【エリア】祇園【ジャンル】スイーツ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】清水五条駅
2019年11月23日トリュフ、松茸、雲丹など高級食材をふんだんに使用しているのにコースはなんと6000円。このコスパの良さにお店をリピートする人続出。そのコースの一部をご紹介します。フレンチの技法を取り入れた創作料理には日本酒がオススメ契約漁港より届けられる『海の幸』。シェフ特製のジュレがより雲丹のおいしさを引き立てます一品目から贅沢と呼ぶのに相応しい料理がでてくる『おまかせのコース』全12品 6,000円。コースはこの1つのみで、月ごとに内容を一新するスタイル。その時期ならではの和の素材が、ゲストの五感を魅了します。和牛やジビエ、選び抜かれたメインの肉料理も絶品前菜、お刺身、お肉…と、リズムよくどんどん出てくる料理たちは、どれも「もう一口食べたい…!」と思ってしまうほどよいポーションとおいしさ。また食べたいと思う料理ばかり出てきますが、月ごとにコースの内容が変わるため、食べられるのはどの料理も一期一会。訪れる度に新鮮な感動を届けてくれるのも魅力です。〆は『雲丹の炊き込みご飯』素材にもこだわっており、和牛や猪など厳選したお肉を使用して丁寧に下処理を施し、肉の持つ魅力をシンプルに表現してくれます。海の幸は、契約漁港から仕入れ『雲丹のコンソメゼリー』をはじめ、さまざまな調理方法で堪能できます。その時期の味わうべき旬の素材を味わうことで、料理で季節が感じられます。居心地のいいカウンター。デート使いにもぴったりな落ち着いた空間落ち着いた雰囲気の店内で飲むお酒もまた格別。日本酒にボトルワイン、シャンパーニュまで豊富に取り揃えいます。席は、テーブル・カウンター席に加え個室も完備。デートや接待などさまざまな場面に活躍してくれます。シックな空間のなか味わう大人のひととき。大切な人と過ごす夜に足を運んでいただきたい一軒です。最後の一品には『モンブラン』。最後まで美味しくて至福のひとときCuisine SHINGO 日本橋【エリア】三越前【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7500円【アクセス】三越前駅 徒歩3分
2019年11月18日絶対に飲むべきサワー3選まずは一杯。定番の「レモンサワー」インパクト大の「自家製 ビネガーサワー」凍らせたフルーツがのった「ソルベサワー」【Sour 原宿】に来たらまず飲んでほしいのが、定番で人気の『レモンサワー』。甘さのあるウォッカトニックにフレッシュなレモンが相まってすっきりとした飲み心地です。10月からは淡路島の平岡農園から国産レモンを使った『レモン違いのサワー』も提供されています。『レモンサワー』500円(税抜)他にも、薄切りにして凍らせたフルーツのふわっとした食感が楽しめる『いちごとマンゴーのソルベ』といった変わり種サワーも。自家製ビネガーの酸味とフルーツの甘みの相性が抜群の一杯です。『いちごとマンゴーのソルベ』800円(税抜)もう一杯ご紹介したいのが、綿あめを混ぜていただく『ミックスベリーカルダモンビネガー』。綿あめを入れることで、ちょうどいい甘さになる面白いサワーです。3種類ご紹介しましたが、サワーだけでも常備20種類があります。『ミックスベリーカルダモンビネガー』700円(税抜)店内は、京都のショップ&ギャラリー「VOU/棒」のディレクションによってつくられたおしゃれな空間になっています。カウンターのペイントやパステルカラーの花瓶、落書き風の文字もすべてアーティストの作品です。サワーを飲みながら目に入るおしゃれな空間にワクワクしてしまいます。それぞれ異なるアーティストによってペイントされた、右の壁と奥の壁お腹が空いたら隠れた人気メニュー『フレッシュキーマカレー』1,000円(税込)をどうぞ。これがサワーとよく合います。キーホルダーの元になった看板の絵は京都店主の似顔絵サワーを飲んで気持ちよくなったサラリーマンの映像が流れているちなみに、ほとんどのサワーメニューがノンアルコールにも対応しているので、お酒を飲めない人でも大丈夫!ふらっと立ち寄れる気軽な雰囲気は、友達とのさくっと飲みやデートにおすすめです。Sour 原宿【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】1,001円~1,500円【アクセス】明治神宮前駅
2019年11月13日カスタムチョップドサラダ専門店「クリスプ・サラダワークス」の新店が、2019年11月13日(水)に開業する南町田グランベリーパーク内にオープンします。満足感の高いボリューミーなサラダは、ダイエット中の方や健康志向の強い方にもおすすめです。「クリスプ・サラダワークス」とは?「クリスプ・サラダワークス」は、“丁寧に手作りした本物の味を、カジュアルに提供する”ということをコンセプトにし、手作りのサラダを提供する新しいカスタムサラダ専門店です。合成保存料、着色料を一切使用せず、作り置きでなくほぼ全ての食材を毎日店舗で調理しています。手作業の調理が目の前で行われるのもポイント。フレッシュな野菜や肉などの素材を丁寧に細かく刻み、ボウルに入れるまでのライブ感ある風景を楽しめます。種類豊富なトッピング&ドレッシングを自由にカスタマイズ「クリスプ・サラダワークス」のサラダは、ベースとなる野菜を決め約30種類のトッピング、8種類のドレッシングをチョイスできます。自分の好きなものだけを組み合わせることができるので、普段あまり野菜を食べないという方もおいしくサラダをいただけます。南町田グランベリーパークの1Fにオープンそんな「クリスプ・サラダワークス」が、2019年11月13日(水)に開業する南町田グランベリーパークの1階にオープン。日の光で満たされた明るい空間の中は、白を基調としたシンプルな店内デザインとミニマルなインテリアが並び、おしゃれでスタイリッシュな店舗を作り上げています。スマホで事前オーダー&決済が可能「クリスプ・サラダワークス」では、スマートフォンアプリを使用する事前注文・決済システムが導入されており、混雑時や忙しい時間の中でもスムーズにサラダを購入することができます。お仕事中のランチにも最適ですね。スポット情報スポット名:クリスプ・サラダワークス南町田グランベリーパーク住所:東京都町田市鶴間3-4-1 南町田グランベリーパーク 1F電話番号:042-850-7886
2019年11月12日15種の切りたての生ハムとサラミを食べ比べできるバル。「盛り合わせ」が人気JR福島駅から徒歩すぐ、高架下にあります大阪の福島エリアは、おいしい料理やお酒が楽しめる個性的な店が集まる人気スポット。そこに、2019年6月27日にオープンしたのがこちらの【生ハムとイタメシ。 86ストア】です。2階まで吹き抜けの店内。1階はカウンター、2階(写真)はテーブル席が中心。スタイリッシュな空間は女性客にも好評産地の違う生ハムとサラミを15種類そろえるこの店は、注文を受けてから切り分けるのでいつでもフレッシュな味わいが楽しめます。ワインもイタリア20州を中心に約40種をそろえいているので、生ハム×ワインのいろんな組み合わせを探すこともできます。写真のワインはフルボディの赤『チャンキー』(ボトル)3,800円(税抜)グラスワインはイタリアはもちろん、チリやオーストラリア産もあり、赤・白各3種類ずつ用意されているので、ワイン好きにもおすすめです。一番人気!『生ハム・サラミの盛り合わせ』『生ハム・サラミの盛り合わせ』1,380円(税抜)。各名称を書いた解説札もついてくる一番人気は『生ハム・サラミの盛り合わせ』。産地の違う生ハム3種のほか、サラミ3種、ハム2種が一枚の大きなプレートにはみ出すように乗った迫力満点のメニューです。24か月の熟成を経た濃厚な味わいの『パルマ産のプロシュート』、まろやかでふくよかな香りのスペイン産『ハモン・セラーノ』、スモーキーな風味がたまらない『スペック』の、3種の生ハムが食べ比べできますし、サラミやハムなど、全8種類が一度に堪能できるので、ほとんどの客がこれを頼むほど人気です。三角形の小さな揚げパン『トルタフリッタ』250円(税抜)。アツアツのでき立てが運ばれてくるので、生ハムを巻くと脂身がとろけ出し、より旨味が増します突き出しの『ラスパドゥーラ』。6か月熟成のチーズをふわふわと薄く削った、柔らかな食感としっかりとした旨味が人気。パスタなどに乗せてもおいしい好きな生ハムを単品でも注文可能!左上から『パンチェッタ・ロール』550円(税抜)、『サンダニエーレ』700円(税抜)、『コッパ』450円(税抜)、『ラルド』550円(税抜)、『クラッタ』800円(税抜)、『ヴェントリチーナ・ピッカンテ』450円(税抜)、『イベリコチョリソー』600円(税抜)盛り合わせ以外にも、生ハムやサラミは単品で注文ができます。塩味が濃厚な『パンチェッタ・ロール』や、イタリア北部フリウリ地方の13か月熟成生ハム『サンダニエーレ』、豚の首あたりの肉を塩漬けして作られた生ハム『コッパ』など、豊富な味が勢ぞろい。単品は1皿に6~8枚の薄切りでサーブされるので、好みの味をたっぷり満喫したいなら単品がおすすめです。樽生スパークリングワインで「北イタリアスタイル」を体感樽からグラスへ。フレッシュな味わいがたまらない豊富なワインの中でも特に注目したいのは、樽から注ぐスパークリングワイン。これを生ハムと一緒に楽しむのが、北イタリアのスタイルです。スパークリングワインは、イタリアのエミリア・ロマーニャで樽詰めされたもの。スパークリングワイン『ランブルスコ』500円(税抜)特に赤の『ランブルスコ』は、濃厚な塩気と旨味が凝縮された生ハムやサラミと相性抜群。ほかにも、爽快感が抜群の白『フリッツァンテ』もあります。食感が異なるミンチを合わせ、噛めば噛むほど旨味が増す『ほとばしる肉汁 手ごねハンバーグ』880円(税抜)おいしいのは生ハムやサラミだけではありません。単品のイタリアンも絶品です。人気があるのは、肉厚でふっくら焼き上げた『ほとばしる肉汁 手ごねハンバーグ』や、魚介の旨味が溶け出したソースまで丸ごと楽しめる『海老と葱のアヒージョ』など。ミルキーでコクあり。『海老と葱のアヒージョ』680円(税抜)具もたっぷり。バゲットにつけておいしさを丸ごと味わって入店時には、1枚100円で清算にも使えるコインがもらえます。こちらはスタッフへのチップにも使えるもので「生ハムの説明が分かりやすかった」と思えばスタッフに直接渡せますし、「料理がおいしかった」という人はシェフへのチップとしても使えます。味はもちろん、仕掛けまで楽しいイタリアンバルです。生ハムとイタメシ。 86ストア【エリア】福島/野田【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】福島駅
2019年11月10日“東京の今”をピンチョスとライブミュージックで表現ビッグサイズやロシアンピンチョスなど、多彩なピンチョスボリュームのある肉や魚を串に刺した「ロコ・カルネ」もオススメビッグサイズやロシアンピンチョスなど、多彩なピンチョスを提供生演奏を聴きながら料理が楽しめるシックな店内2019年10月15日、銀座3丁目にあるZOE銀座にオープンした【クレイジー・ピンチョス】。「なんでも串に刺して、楽しく食べよう」をキーコンセプトに、思わず写真を撮りたくなる『カラフルピンチョス』や『ビッグサイズピンチョス』、盛り上がること間違いなしの『ロシアンルーレットピンチョス』など、スペイン料理の枠を超えて、これまでになかった新しいピンチョス料理が楽しめます。初心者にオススメのメニューはこれ!『トライアル・コース』5,500円(税別)「何からオーダーすればよいのかわからない……」、そんな方におすすめなのがこちらの「トライアル・コース」。『牛肉たたきのタルタルステーキ バケット添え』や『ロブスターのセビーチェ』、『マグロ and トロピカルフルーツの瞬間スモーク』など5種の冷製ピンチョスが供されます。その他「ディナー・コース」『シグネチャー贅沢コース』12,000円(税別)全8品/キャビア・フォアグラ・トリュフを含むほかにも、ピンチョスとパスタやデザートが一緒に楽しめる『スタンダードコース』やピンチョスをはじめ、パスタ、肉料理、デザートがセットになった『シグネチャー満喫コース』など。ちょっと贅沢したいなら、冷製ピンチョスに加えて『自家製 100%ビーフのリトルハンバーガー』や『サーモンのミキュイ ジェノバソース』などの温かいピンチョス、さらにキャビアやフォアグラ、トリュフ料理を含む全8品の『シグネチャー贅沢コース』12,000円もあります。「LocoCarne(ロコ・カルネ)」の『ペッパービーフ』2,200 円、『MISO ポーク』1,800 円、『ケイジャンチキン』1,600 円、『ガーリックシュリンプ』2,000 円、『サーモンハーブマリネ』2,200 円(すべて税・サ別)コースのほかにも、その迫力に思わず声を上げてしまうボリュームのある肉や魚を串に刺した「LocoCarne(ロコ・カルネ)」や、さらにビッグサイズの肉をダイナミックに焼き上げた「Crazy Loco Carne(クレイジー・ロコ・カルネ)」なども。「Crazy Loco Carne(クレイジー・ロコ・カルネ)」12,000円(税・サ別)※数量限定シラチャーソース/パクチージェノベーゼ/赤ワインソース/わさび/岩塩/ガーリック和風ソースの6種のソース焼き加減もミディアムレア・ミディアム・ウェルダンから選べ、さらには6種類のソースとともに異なる味わいを楽しめます。目にも鮮やかな「CRAZYカクテル」。バーテンダーが作り上げる、味わい豊かなオリジナルカクテル。食事に寄り添うのは、生演奏の音楽。ライブ演奏は1日3ステージで、365日ライブが楽しめます。そんな東京ならではのフード&ミュージックのコラボレーションが楽しめる【クレイジー・ピンチョス】で、楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。クレイジー ピンチョス【エリア】銀座【ジャンル】その他各国料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】銀座一丁目駅
2019年11月07日ドリンク片手に人との出会いとアイディアを生み出すお店デザインオフィスでもあり、カフェでもあり、バーでもある。オフィスの垣根を超えて気軽に訪れることができて、人と人が繋がる空間をコンセプトにしている【No.】。従来のバーの印象とは異なる白とオーク材で統一された店内店名の【No.】はカクテルメニューの名前にもなっており、『No.1』から『No.6』までナンバリングされています。『No.1』の中でもカクテルとモクテル(ノンアルコールカクテル)の2種類があり、カクテルの名前に詳しくない人やアルコールが苦手な人でも気軽にオーダーできるようになっています。シグネチャーメニューの『フラットホワイト』500円(税抜)朝のオープンから1日中提供しているカフェメニューの中で、特におすすめしたいのが『フラットホワイト』。エスプレッソのコクとミルクの甘さのバランスが抜群で、日本ではあまり馴染みがないですが、オーストラリアではどのカフェでも提供されているメニューなのです。スパイスとハーブが香る『ツナチェダーサンド』900円(税抜)コーヒーメニューを監修しているのが、海外でのバリスタ経験も豊富なコーヒーコンサルティングチーム「SWIM」の小田政志さん。フードメニューはフードコンサルティングチーム「Tangentes」が監修。香ばしく焼き上げられたプレスサンドはぜひ食べてほしい一品で、材料のツナは魚を低温調理するところから仕込む徹底ぶりです。バー初心者もツウも楽しめる、本格派のカクテル&モクテルカクテル通たちのスタンダード『No.2』1,200円(税抜)カンパリが入ったスタンダードなカクテル『No.2』は、少しの甘さとキリっとした後味が絶妙。添えられているオレンジ型のゼリーは、特殊な技術で透明化したオレンジジュースとカンパリを混ぜて作っているそう。細部に宿るメニューのこだわりに感動します。カクテルメニューの監修をしているのは、バーテンダーの野村空人さん。店頭に立つ日がありながらも、ドリンクのコンサルティングとして国内外で活躍中。バーテンダーとして新しい働き方を体現しています。『No.3』900円(税抜)ノンアルコール版モカシェイクバリスタ×バーテンダー×パティシエの三者で作り上げたシグネチャーカクテルの『No.3』は、モクテルバージョンでいただいてみました。コーヒーのふわっとした香りとバニラアイスの甘さが混ざったカクテル&モクテルは、ここでしか味わえない特別な一杯。カクテルメニューは、14時から提供しています。コンセントも完備した席は思わず長居したくなる居心地のよさ。店内の奥のスペースは「301」のオフィスになっている自宅と職場以外のサードプレイスとして、毎日寄りたくなるほど落ち着く空間の【No.】。一杯のドリンクに込められたこだわりとおいしさに誰もが感動するはず。No.【エリア】代々木上原【ジャンル】バー・カクテル【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】代々木上原駅
2019年11月06日カスタムチョップドサラダ専門店「クリスプ・サラダワークス」の新店が、2019年11月13日(水)に開業する南町田グランベリーパーク内にオープンする。クリスプ・サラダワークスとは「クリスプ・サラダワークス」は、“丁寧に手作りした本物の味を、カジュアルに提供する”ということをコンセプトに、ひとつひとつ手作りのサラダを提供するカスタムサラダ専門店。合成保存料、着色料を一切使用せず、作り置きでなくほぼ全ての食材を毎日店舗で調理している。手作業の調理がゲストの目の前で行われるのもポイント。フレッシュな野菜や肉などの素材を丁寧に細かく刻み、ボウルに入れるまでのライブ感ある風景を楽しめる。約30種のトッピング&8種のドレッシングをカスタマイズそんな「クリスプ・サラダワークス」が、南町田グランベリーパークの1階にオープン。ランチからディナーまで利用可能な落ち着いた店内では、ベースとなる野菜を決め、約30種類のトッピング、8種類のドレッシングをチョイスできるカスタムサラダをはじめとした豊富なメニューを提供する。シンプルで明るい店内大きな窓からは自然光が入り込むため、店内は日の光で満たされた明るい空間に。白を基調としたシンプルな店内デザインとミニマルなインテリアがスタイリッシュな店舗を作り上げている。スマホで事前オーダー&決済が可能また、スマートフォンアプリを使用する事前注文・決済システムを導入。混雑時や忙しい時間の中でもスムーズにサラダを購入することが可能だ。【詳細】クリスプ・サラダワークス南町田グランベリーパークオープン日:2019年11月13日(水)営業時間:11:00~22:00住所:東京都町田市鶴間3-4-1 南町田グランベリーパーク 1階客席数:30席TEL:042-850-7886<メニュー例>カスタムサラダ 997円(税込)、クラシック・チキンシーザー1,084円(税込)、カル・メックス 1,297円(税込)、ダウンタウン・コブ 1,524円(税込)、ヒップスター 1,387円(税込)、スパイシー・バイマイ 1,194円(税込)、ENC 1,181円(税込)、ファームボウル 1,247円(税込)、マーベリック 1,397円(税込)
2019年11月04日従業員もそのまま、金沢で作ったカレーを秋葉原へ「愛された味を未来につなぐプロジェクト」とは継承することで、ますます広がる可能性従業員もそのまま、金沢で作ったカレーを秋葉原へ秋葉原駅から徒歩5分、中央通り沿いのビルの5階。金沢で老舗名店として知られる【ホットハウス】が8月にオープンしました。メニューには、9種類のカレーやチキン、マトンなどのタンドールグリルが並んでいます。『究極のマサラチキン』と『焼きたて熟成プレーンナン』のセット 1,280円(税別)他のインドやネパールのカレーとは一線を画し、「インドカレーが苦手という人もハマる、どこか懐かしい味わいが潜んでいる」という思いから、メニュー名に「究極の」をつけたといいます。お好みの3種類のカレー、チキンティッカ、プレーンナン、ミニサフランライス、ミニサラダになった『スペシャルセットA』1,680円(税別)写真のカレーは、マサラキーマ(マトン)、クリーミーチキンカレー、魅惑のバターチキンカレースパイスとヨーグルトに漬け込んだ、鶏の窯焼きタンドール『秘伝のチキンティッカ』も人気の高い定番。柔らかな口当たり、スパイスの風味もマイルドながらずっと後を引くおいしさです。この味を引き継ぎ、守るには長年【ホットハウス】で働いてきた料理人に作ってもらうのが一番と考えた宮森さん。また、新たに雇った料理人も金沢で味や技術を学び、定番の味をきちんと守ることに集中できるよう、増え過ぎたメニューを整理したのだそうです。秋葉原本店の店内は、カウンターほか、ベンチシートのテーブル、奥にはゆっくりくつろげるテーブル席などTPOで使い分けできる造り左:自家製ラッシーカクテル(カシス)600円、右:自家製ラッシーカクテル(ピーチ)680円(共に税別)。1年にカレーを8000色食べるという料理研究家の一条もんこさんが監修「愛された味を未来につなぐプロジェクト」とは「お客様の元気のため、最高の味とサービスでカレー世界一を目指す」、ゴーゴーカレーグループ代表・宮森宏和さん「おいしいカレーを世の中に広め、カレーで世界一を目指し、かつ世界を元気にする」のがゴーゴーカレーグループのミッションだという宮森さん。人々に愛されながらも、後継者不在で店を閉めてしまう、カレー店を救うプロジェクトを考案しました。その最初の店となったのが、奇しくも宮森さんの地元である金沢の名店【ホットハウス】だったのです。1979年創業、石川県で最古参のインド料理点【ホットハウス】。2017年に宮森さんが事業を継承した(写真提供:ゴーゴーカレーグループ)写真左が【ホットハウス】の創業者・五十嵐憲治さん。事業譲渡で会長となったが、2019年6月に永眠された(写真提供:ゴーゴーカレーグループ)2003年にゴーゴーカレーグループを創立した後も、地元に帰った時には五十嵐さんとカレーの話をしたり、東京にお店を出して【ホットハウス】の味を知ってもらうべきじゃないかと提案していた宮森さん。名店の味を引き継ぐプロジェクトを考えついた時に、まずは五十嵐さんのところへ向かったそうです。継承することで、ますます広がる可能性今後は、ゴーゴーカレーだけでなく、名店の味を世界へ広めることに力を入れていきたいと語る宮森さん2019年10月1日には、【サムラート】とも事業譲渡。東京のインド料理店の草分けとして1980年に創業したこの店も、実は後継者不在だったのです。宮森さんが独立前に修行した【ターバンカレー】も高齢化でやはり、後継者が不在となり、今年10月からゴーゴーカレーグループが味を引き継ぐことになりました。全国各地にまだまだあるに違いない「継承すべき味」を今後も探していきたいと話す宮森さん。ホットハウス 秋葉原本店【エリア】秋葉原【ジャンル】インド料理・カレー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】秋葉原駅宮森 宏和 プロフィール1973年石川県金沢市生まれ。専門学校を卒業後、旅行会社に勤務するも、学生時代に旅をした「NYで仕事をしたい」という夢を忘れられず、起業。2004年5月5日、新宿にゴーゴーカレー1号店を、2007年5月5日NY1号店をオープン。現在、国内約70店舗、海外はアメリカ・ブラジルに9店舗を持つ。
2019年11月04日ショップ&レストラン、産業交流施設、展望施設、オフィスの複合施設「渋谷スクランブルスクエア」は、地下2階014階の商業施設「渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン」、14階・45階0屋上の展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」、15階の産業交流施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」、17階045階のオフィスで構成されます。渋谷駅直結・直上の立地で、文句なしの利便性![提供元 渋谷スクランブルスクエア]ショップ&レストランでは、“世界最旬宣言”を掲げ、日本初上陸7店、渋谷エリア初出店49店、新業態36店を含む213店舗のショップ&レストランが揃い、限定商品や先行販売品は150点以上も発売されます。地下2階・1階「東急フードショーエッジ」いつ訪れても新しい発見があり特別感を感じられる地下2階・1階の食を中心としたフロア「東急フードショーエッジ」では、日本初上陸のパリ発のパティスリーや、ライブキッチン、イベントスペース、イートインコーナーなど、最旬フードを展開します。注目店舗をピックアップ!【参和院(サンワイン)】(B2F)台湾で人気の創作レストランがテイクアウト業態で日本初上陸各1日50個限定販売『キャラクター包子』パオパンダ 380円、パオはりねずみ 400 円、パオきのこピンク 380円(税込) 伝統的な台湾料理をベースに、熱炒(ルーチャオ=居酒屋メニュー)からオリジナル創作料理まで幅広い味が楽しめるテイクアウト店。目の前で蒸しあげられるオリジナル包子はかわいらしい見た目からは想像できない本格的な味付けでリピート間違いなし。【Peace Cafe Hawaii(ピースカフェ ハワイ)】(B2F)ハワイの地元グルメアワードで受賞実績を持つヴィーガンカフェが日本初上陸限定メニュー『ヴィーガンロコモコプレート』 843円(税込)0体に優しく安心できる“100% Plant-based”のヘルシーなデリ&スイーツのお店。ハワイ本店のスペシャルメニュー『ヴィーガンロコモコ』は、しっかりとした食感のベジバーグに、野菜の旨味ソースと豆腐由来のヴィーガンエッグを乗せて、ヴィーガンスタイルで提供。【ティエリー マルクス ラ ブーランジェリー】(B2F)パリで人気のミシュランで星を獲得したベーカリーが日本初登場パリで人気のミシュランで星を獲得したベーカリーが日本初登場伝統と革新を掲げるフレンチシェフが、フランスの伝統と日本ならではの味の融合に挑戦。斬新なフォルムと新しい食感が人気のブリオッシュや和食からインスピレーションを受けたロールサンドなどがラインナップ。【キムラミルク】(B2F)あんぱんの木村屋が新たに手掛けるテイクアウト専門のミルクスタンド1日50個限定販売『渋谷あんぱん』301円(税込)創業150年を伝統の技術で作られるあんぱんと牧場から直送される厳選した牛乳を組合せ、新しいリフレッシュスタイルを提案。ここでしか味わえない『渋谷あんぱん』は、専用のソフトな生地に柔らかいこし餡をホイップして絞り込んだ甘さ控えめのあんぱんです。【MORI YOSHIDA PARIS(モリ・ヨシダ・パリ)】(1F)パリジャン、パリジェンヌたちをも魅了したパティスリーが日本初上陸限定商品『モンブラン』 918円(税込) 世界に冠たるパリのパティスリー界の第一線にて活躍する【MORI YOSHIDA PARIS】がついに日本に初上陸!限定の『モンブラン』は、ドレープのように絞られたクレームの中心にはシャンティーにマロンを忍ばせ、パイ生地の一種であるパータフィロが食感のアクセントに。【c7h8n4o2(チョコガカリ)】(1F)チョコレートマニアが集まるオンラインセレクトショップ初のリアルショップ『ポートワインガナッシュ』(ダークチョコレート)1枚 1,890円(税込)チョコレートセレクトショップ【c7h8n4o2】は、児玉寿瑞奈(チョコ係)さんが世界中を飛び回り、自らの目と舌で厳選した「イディリオオリジン」(スイス)や「クレールマリ」(フランス)など希少なチョコレートが約70種類揃う。奥深いチョコレートの世界が楽しめます。【apple & roses(アップル&ローゼス)】(B1F)長野・信州安曇野から、りんごとお花のお菓子屋さんが都内初出店限定発売『プティどら』 1,350円(税込)長野県産のりんごを使ったタルト、エディブルフラワーで作り上げたクッキーや焼菓子などを扱う。限定の『プティどら』は、マカロンサイズのプティどら焼きに、タルトタタンピューレやフルーツ、ローズ、シナモンなどを餡子に練りこんだ、和と洋が融合したひとくちサイズの新感覚スイーツ。12階・13階「FOODIES SCRAMBLE」日本初上陸など注目レストランが並びます。[提供元 渋谷駅街区共同ビル事業者]12階、13階の「FOODIES SCRAMBLE」は、全17店が並ぶレストランフロア。日本初上陸となるマドリードで人気のスペイン料理【José Luis】をはじめに、自社醸造のクラフトビールを提供する飯能発地中海・アラビア料理【CARVAAN TOKYO】など、渋谷らしい新たな食のスタイルを発信します。【José Luis (ホセ・ルイス)】(13F)60年以上マドリード市民に愛されてきたスパニッシュレストランが日本初上陸スペシャリテの濃厚なチーズがとろける『スフレトルティージャ』S 1,540円、L 3,080円(税込)をはじめスペイン料理が楽しめる創業当初からスペインで愛され続けている秘伝のレシピを忠実再現し、日本ならではのスタイルにアレンジ。『スフレトルティージャ』は、クラシックなスパニッシュを日本の料理技法で進化させた日本限定のふわとろのトルティージャ。とろけるチーズの濃厚な味わいはやみつきに。【CARVAAN TOKYO(カールヴァーン・トウキョウ)】12F最旬にして最古、異文化感・非日常感溢れるアラビア世界なくなり次第終了の数量限定メニュー『CARVAAN BREWERY クラフトビール バーレーワイン』1,650円(税込)現在の西欧料理の源流であり歴史・美容・健康という観点から注目されているアラビア・地中海料理。自社醸造のクラフトビール、黒海・地中海・アラビア諸国のワインも楽しめます。オープンのために醸造したバーレーワインは、木樽で長期熟成したビールの濃厚で複雑な味わいと花蜜糖やレーズンの芳醇な香りが楽しめます。【しゃぶしゃぶ つかだ】(12F)佐藤可士和氏監修による店舗デザインの新業態限定メニュー『A4 黒毛和牛肩ロースと A5 黒毛和牛のブリスケ』 4400円(税抜)生販直結だから実現する厳選した食材の食材のしゃぶしゃぶとすき焼き店。旨味溢れる牛、豚、鴨と採れたて野菜を提供します。『A4 黒毛和牛肩ロースと A5 黒毛和牛のブリスケ』は、口どけの良いA4ランクの黒毛和牛肩ロースとA5ランクの黒毛和牛のブリスケのしゃぶしゃぶセット。【半笑(ハンワライ)】(12F)ミシュラン常連店、神宮前の蕎麦屋【玉笑】が商業施設初出店路地裏に佇む一軒家のような、心豊かな食事と空間を提供「ミシュランガイド東京」の常連の蕎麦屋が、安全で安心な本物の蕎麦をお届け。また、多様なニーズに合わせ精進蕎麦も新たにメニューに追加。内装デザインは建築家隈研吾氏、左官技能士の狭土秀平氏による土壁など、こだわりの店内でおいしい蕎麦が味わえます。【もへじ】(12F)行列ができる月島もんじゃがフレンチを取り入れたもんじゃを提案明太子ともちもんじゃ(おすすめトッピング:モッツァレラチーズ)1,600円(税抜)日本橋魚市場より150年続く老舗魚問屋直営で、月島で行列が絶えない【月島もんじゃ もへじ】が、フレンチを取り入れた今までにないもんじゃを渋谷から発信。江戸時代に生まれた東京名物もんじゃを、フレンチシェフがつくる進化形スタイルで提供します。14階・45階・46階・屋上「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」渋谷の上空でパノラマビューを。入場料2,000円(11月分の入場チケットは完全予約制)[提供元 渋谷駅街区共同ビル事業者]渋谷最高峰約230mのパノラマビューを誇り、日本最大級の屋上空間を有する「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」は、渋谷上空ならではの非日常的な空間演出と解放感あふれる展望施設です。46階からの景色を一望できるカフェ&バーや、スーベニアショップも並びます。【Paradise Lounge(パラダイス ラウンジ)】(46階)東京随一の展望施設を昼から夜まで演出するミュージック・バー2019年11月1日030日期間限定メニュー『SKY ラムネソフトクリーム』 500円(税込) 渋谷独自のカルチャーや音楽が交差する象徴的なデザインの空間で、軽食やスイーツなどのクラシックなメニューをモダンにアレンジして提供。「SHIBUYA SKY」の眺望をイメージしたソフトクリームは、北海道ミルクをベースにしたラムネフレーバー。100年に1度と言われる大規模開発で、これからどんどん盛り上がりを見せる街・渋谷。“世界最旬宣言”を掲げる「渋谷スクランブルスクエア」で、最先端のグルメを味わってみてください。渋谷スクランブルスクエア電話:03-4221-4280住所:東京都渋谷区渋谷2丁目24-12アクセス:JR線「渋谷」駅営業:物販・サービス(地下2階~11階、14階)10:00~21:00、レストランフロア「FOODIES SCRAMBLE」 12階11:00~23:00/13階11:00~24:00 ※一部店舗により異なる定休日:不定休
2019年10月30日ディナーコースが3皿3,800円からとお手軽アラカルトもOK。コースでも選べる多彩なメニューシェフの実家が豆腐屋。豆腐を使ったフレンチが楽しめる中目黒でカジュアルに通いたいビストロ【BISTRO HiNGE(ビストロヒンジ)】のシェフを務めるのは、田村匡史(たむらまさのぶ)さん。19歳で料理人になり、以来、ホテルのレストランを中心に研鑽を積んできました。4年半ほど汐留パークホテルの【タテル ヨシノ ビズ】で腕をふるったあと、2019年6月27日にスーシェフの上野健高さん、シニアソムリエの中田康夫さんとともに【ビストロヒンジ】をオープンしました。店名である「ヒンジ」は英語で「蝶つがい」という意味。「食を通じて、つなぎ合わせる存在・場所になりたいとの思いから名付けました」とシェフの田村さん「フレンチのコース」というとちょっと敷居が高く感じられますが、【ビストロヒンジ】はディナーのコース料理が3,800円からという手軽さ。このコースでは「前菜2皿+メイン」、もしくは「前菜+スープ+メイン」を、それぞれリストから選ぶことができます。スペシャリテは『仔羊のロースト』選べるメイン料理のひとつ『軽くスモークした骨付き仔羊のロースト こだわり野菜添え』。アラカルトの場合は2,800円(税抜)メインは魚料理と肉料理を合わせて7種類ほど。迷ったら、まずは同店のスペシャリテである『軽くスモークした骨付き仔羊のロースト こだわり野菜添え』を。やわらかさが自慢のラムは、丁寧に火入れをしているからこそ。ベストなタイミングを見極め、仕上げにスモークしています。同じく主役級なのが、『仔羊のロースト』のまわりを彩る季節の野菜。千葉県八街市にある、レストラン向けに野菜を卸している会社から仕入れています。ひとつひとつの味がしっかりしており、添えられたアーティチョークのピューレともよく合います。メゾン・アラン・パレの赤ワイン『スリナイエ』ワインはリストがありますが、シニアソムリエの中田康夫さんにぜひ相談を。この日、中田さんが『仔羊のロースト』に合わせて選んでくれたのは、南フランス産の赤ワイン『SERINAE(スリナイエ)』です。「2010年のヴィンテージワインで、角がとれてなめらか。やわらかい羊の肉に合うワインです」と中田さん。ほかにもフランス産のワインを中心に各種揃えています。『鮪とアボカドのテリーヌ』アラカルトの場合は2,000円(税抜)前菜のリストは5~6種類。『鮪とアボカドのテリーヌ』は、バルサミコ酢に醤油を利かせたソースがアクセントになった一品です。ほかにも『パテ・ド・カンパーニュ』や『サラダ・グルマン』(コースに+300円)など、ビストロらしいメニューから選ぶことができます。「フレンチ×豆腐」の一皿フレンチアレンジの寄せ豆腐が味わえる『本日の豆腐料理』田村さんの実家がお豆腐屋さんということで、豆腐料理が味わえるのも【ビストロヒンジ】ならでは。ランチコースでは選べる前菜のひとつとして、ディナーではアミューズとして豆腐料理が提供されます。こちらは「本日の豆腐料理」である『自家製豆腐~カツオ出汁ジュレと季節野菜のアンサンブル~』。ご実家は都内で豆腐屋を40年以上営んでおり、井戸水を使って豆腐をつくっています。透き通るような鰹だしのジュレに、まわりに振りかけられているのは細かく削られた鰹節。見た目はフレンチですが、「和」が詰まった一皿です。「豆腐とシャンパン、すごく合うんですよ」とシニアソムリエの中田さん。豆腐料理とシャンパンという、あまり他では味わえないコースのスタートが魅力的です。豆腐を使ったメニューは、デザートの『豆乳のブリュレ』も人気だそう。1階はカウンター席のみで、2階はテーブル席。木を基調にしたナチュラルテイストな空間は、1階とはまた違った雰囲気ですランチは平日限定のセットメニューが1,600円、コースが2,800円から。ディナーのコースは3,800円からで、魚料理と肉料理の両方が味わえる5,500円のコース、田村シェフのお任せが味わえる8,500円のフルコースのほか、アラカルトもあります。シニアソムリエの中田さんはチーズプロフェッショナルの資格も持っているので、食後にチーズとワインをゆっくり楽しむ、なんてこともできそうです。【ビストロヒンジ】の料理は王道のフレンチのエッセンスを感じさせながらも、一皿一皿に田村さんのセンスが光っています。また違うメニューを味わいに、再訪したくなる一軒です。Bistro HiNGE【エリア】中目黒【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】中目黒駅
2019年10月30日開店直後から口コミで話題に! 独特のセンスが光るアシェットデセール青山学院そばにある【エンメ(EMME)】は、お昼からアシェットデセールやお酒、料理が楽しめるワインバー。店内はカウンター7席、テーブルは4つで、合計23席。ランチタイムは子供も大歓迎表参道のフレンチレストラン【ラチュレ(LATURE)】でパティシエを務めた美也さんと、中目黒のワインバー【スキャド(SCAD)】でソムリエを務めた信一さんが、それぞれの得意分野を活かしたスタイルで営んでいます。(左)ソムリエの延命寺 信一さん(右)パティシエの延命寺 美也さんアシェットデセールタイムの看板メニューがこちらの『ショコラ・ロワイヤル』。トリュフを贅沢に使用したバニラアイスにフォアグラのクリームを合わせるなど、まるでフランス料理のようなデセールです。目の前でチョコレートの温かいソースをかけていただく『ショコラ・ロワイヤル』2,200円(税込)大地をイメージしたチョコレートスポンジの下にはベリーソースが。フォアグラのねっとりとした濃厚さとトリュフの香り高さが相まって、品のある味わいに。さらに、ベリーの酸味が全体を引き締めます。ワインだけじゃない! 料理も楽しめるバータイムパティシエとして働きながら「いつか料理を出したい」と考えていた美也さんが、【エンメ(EMME)】のオープンをきっかけにフードメニューを担当。『子羊のナヴァラン』はあるだけで喜ぶお客さんもいるという、レストランでもめずらしいメニュー。『子羊のナヴァラン』2,200円(税込)。別添えでクスクスがついてきます友人のシェフに教わりながら、独自のアレンジを加えて完成させた『自家製カニクリームコロッケ』も好評です。蟹の身をしっかりと感じることができるのに、しっとりとしているクリームと、トマトベースのソースがよく合います。『自家製カニクリームコロッケ』1,200円(税込)中のクリームがグラタンのような質感。トマトソースとともにまた、シャンパーニュが50種類、赤、白、ロゼで60種類、合わせて110種類も常備されており、グラスシャンパンは1,500円からたのしめます。夜パフェも外せない! 人気のパフェをミニサイズで夜もデザートを楽しみたい方には『夜パフェ』がおすすめ。お昼に提供している季節のパフェが、ミニサイズで楽しめます。手のひらサイズがうれしい『夜パフェ』1,000円(税込)こちらの『柿と和栗のモンブランなパフェ』は、お菓子の「柿の種」入り!「パフェの甘みを引き立てる塩気がポイント」とのこと。シャンパンと一緒にどうぞ。グラスはすべてハンドメイドグラスのブランドを取り扱っているこの日は巨峰のシャンパンカクテル。『季節のソルベ』1,500円(税別)~も絶品「お客さんの気分にあわせた飲み物が提供できる場にしたい」という考えから、お店にはビール、ウイスキー、カクテル、焼酎などさまざまな種類のお酒が揃えられています。ワインバーは深夜2時までの営業なので、2軒目で利用する方も多いとのこと。デザートも料理も魅力的なワインバー【エンメ(EMME)】。気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。EMME【エリア】表参道/青山【ジャンル】ワインバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】表参道駅
2019年10月29日日本の風土が育む伝統食材をフレンチの技法で再構築蔵の中はワインセラーに! こだわりのラインナップが評判70年以上もの歳月と人の温もりが宿る、唯一無二の空間日本の風土が育む伝統食材をフレンチの技法で再構築大きなターミナル駅を擁する上野から、活気に満ちたアメ横でつながる御徒町、その先には国内外から多くの人が訪れる秋葉原。商業・観光の地としてにぎわうエリアの中に、周囲の喧騒が届かない一角があります。通りにはオフィスとして機能するビルばかり、そこに建つ古民家を目にしたら、「こんなところに!?」と必ずや驚くはず。堅牢な木造建築は、現存するのが奇跡と言えるほど。そんな建物を再生させたレストランが、この【KUFUKU±】です。青果問屋兼住居だった建物は、築70年を越える。看板などの装飾はせず、内装も元の姿を可能な限り残しているからりとガラス戸を引いて店に入ると、古い柱や梁はそのまま、所々に配されるのは桶や鉢など使い込まれた調度品。歳月の流れが刻まれた空間に、華やかな彩りをもたらすのは、竹中誠治シェフが手掛ける料理です。メニューリストを見れば、パテドカンパーニュやサーモンミキュイが並ぶ正統派フレンチ……と思いきや、へしこに千枚漬け、塩麹といった意外なワードが随所にある、一筋縄ではいかないラインナップ!一つ一つに適した火入れをして、素材が持つ甘みや食感を最大限に生かす。ほんのりとバターを香らせ、彩り豊かなソースを添えて。『25種類の季節野菜やハーブを使った温野菜サラダ』1,650円(税抜)聞けば竹中さんは、日本を代表する豪華客船「飛鳥Ⅱ」にシェフとして乗船し、乗客の舌を楽しませてきたのだとか。1度の航海で100日を越えることもある船上で、幅広い年代の人々を飽きさせないため、フレンチはもちろん、和食に中華、さらにクルーズで巡る世界各国のエッセンスを取り入れて料理を振舞っていたそうです。そして下船し、改めて日本を眺めたことで、いまなお継承される伝統食や風土が育む食材に着目しました。例えば、有機農法を取り入れる千葉の柴海農園を訪れ、作業を手伝い、市場に出回らない葉や花まで味わったからこそ完成した野菜の一皿。海老やホタテ、白身魚などを土佐酢とコンブチャでマリネし、千枚漬けを合わせて。旨みと酸味のバランスが心地よい。『新鮮な魚介を自家製の千枚漬けで覆った和風セビーチェ』1,480円(税抜)あるいは、日本古来の調理法「発酵」によって旨みを存分に引き出し、体に優しく仕上げたメニューも。自家製の千枚漬けに南米の代表的なメニュー「セビーチェ」を合わせた、ミックスカルチャーも楽しい!口当たりはしっとりと柔らかく、Vみ締めると力強い味わいが広がる。骨からとったダシや血はソースに、皿には角をあしらって。季節野菜とともに盛り付け、屋久島の自然を表現。『屋久鹿のロースト』3,000円(税抜)害獣として駆除されるのみだった屋久鹿は、肉はもちろん、血や骨まで取り寄せて余すことなく使い切るように。屋久島の自然を守りつつ、命を享受することについて探求したメインディッシュに。これからも、知る人ぞ知る生産者、伝えていくべき郷土料理や伝統食材を発掘していきたいという竹中シェフ。経験に裏打ちされた技術によって、新たな一品が生まれていくはず蔵の中はワインセラーに! こだわりのラインナップが評判オリジナリティが光る料理をぐっと引き立てた、お酒のペアリングも魅力の一つ。シェフソムリエの金澤善幸さんが提案するのは、ワインをはじめ日本酒、カクテルなど多岐にわたります。特にワインのセレクトは、生産量に限りがある日本のワイナリーのもの、その土地に根付く在来種のぶどうを使ったもの、世界各国の自然派ワイン等々、作り手の思いが込められたものばかり。「ドメーヌ・タカヒコ ナナツモリ」「98WINEs 穀」「ドメーヌ・マルセル・ダイス アルテンベルグ・ド・ベルクハイム グランクリュ」など希少なもの、個性豊かなものがずらり食前から食後まで金澤さんにお任せして、ゆるりとお酒を楽しむのもいいけれど、これぞという1本を相談して決めたいならば2階にあるワインセラーに案内していただけます。このセラーが一見の価値あり! 重厚な戸で守られた、蔵を改装したものなのです。大切なものを守り続けた蔵は、とっておきのワインが並ぶワインセラーに。案内してくれるのは、シェフソムリエの金澤善幸さん発酵や熟成を取り入れた竹中シェフの料理には、もちろん日本酒の相性も抜群。老舗から革新的な蔵元まで吟味して、幅広い味わいを楽しめるように揃えています。日本酒も「新政 NO.6 X-type」「仙禽 オーガニックナチュール」「而今 純米大吟醸 NABARI」「雪の茅舎 美酒の設計」といったこだわりの品揃え70年以上もの歳月と人の温もりが宿る、唯一無二の空間青果・乾物問屋兼住居であったという建物は、持ち主の親族である宮大工の手によるもの。随所にみられる贅沢な木材と高い技術は、改装工事に入った熟練の大工さんも舌を巻くほどだったとか。エントランスを入ってすぐ、厨房を囲むカウンターメインのスペースはかつて商いをしていた土間玄関の幕板には大きな一枚板、釘を一切使わない木組み、欄間に施された家紋、見えないところまでノミで仕上げた梁……。現代では再現が難しい匠の技は、ぜひ訪れて見てください!天井板を外し、開放感のある空間になった2階は、主に貸切営業時に使用。家具はオーナーが集めていたアンティーク70年以上の時を経ても、建築当時の姿をそのまま残しているのは造りの良さだけが理由ではありません。住む人がいなくなっても毎朝、戸を開けて風を通し、ぬかで柱や床を磨き上げていた大家さんのおかげ。大切に建て、大切に住み、大切に手入れをしてきたからこそ、その思いが込められた空間をできるだけ残し、今の【KUFUKU±】になりました。夕餉支度の気配が残っていそうな台所。どこか懐かしい、温もりある生活空間がそのまま客席に!そうして再生した古民家は、竹中シェフと金澤さんによる、料理とお酒の構成に大きなインスピレーションを与えているそう。この空間のように、発酵や熟成といった時間が育てたもの、作り手の温もりが感じられるもの、日本の風土に根付いたもの。それらをふんだんに取り入れた料理とお酒を味わえば、【KUFUKU±】だけに流れている時間を体感できるはず。KUFUKU±【エリア】上野【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】末広町駅
2019年10月21日新しい台湾料理の草分け【フージンツリー】はもともと、台北の富錦街(フージンジェ)でカフェやセレクトショップを営むフージンツリーグループの創業者ジェイ・ウーさんによって、同地で2014年にオープンしました。ジェイさんが台北で海外からのお客さんを迎えるときに、「世界基準にアレンジした台湾料理を、洗練された空間でお酒とともにゆっくり味わってもらいたい」と考えたのが始まりだったといいます。オーナーのジェイさんの出身である台南料理を提供するコレド室町テラスの店舗が海外初出店となり、日本での店舗もジェイさんがプロデュースしています。広い店内にはさまざまな人数に対応できるテーブル席が並び、その中央にはオープンキッチン。ジャズなど落ち着いた音楽が流れる店内は、夕方になると照明が落とされムーディーな雰囲気に。台湾料理と言われて想像しがちな台湾ローカルな雰囲気とはひと味違い、ジェイさんらしい世界観が感じられます。広々とした店内の中央はオープンキッチンになっている店内奥には6人で利用できる個室も。使用料はかからないテラス席は屋根があるので雨が降っても安心だ。20人ほどの貸し切りも可能台北出身のアーティスト、リー・チーさんが手掛けたアート作品。本人が来日して設営したという台湾食材を楽しむ台南料理それでは、肝心の料理をご紹介しましょう。【フージンツリー】では、ジェイさんの出身である台南の家庭料理を中心に提供しています。メニューとしては昔からある定番でありながら、現代風の洗練さが加えられています。まずは『水蓮菜と木の実の炒め』を。1,480円(税抜)台湾の南部に位置する台南は海に面しており、牧場が多く、野菜もふんだんにとれ、食材が豊富なことで知られます。【フージンツリー】ではそんな台湾らしい食材に出会うことができます。とくに日本では滅多に食べられないのが、『水蓮菜と木の実の炒め』の水蓮菜(すいれんさい)という台湾の野菜です。塩ベースで炒められた水蓮菜は苦みがなく、シャキシャキとした歯ごたえは今までに味わったことのない感覚かもしれません。一緒に炒めているのは、豚肉と破布子(ハブシ)と呼ばれる木の実。台南独特の食材で、漬物のようなしょっぱさが感じられ、味のアクセントとなっています。プリっとした牡蠣とサクサクの揚げパンが合わさった『カキと揚げパンのニンニクソース』1,880円(税抜)ベビーオイスターをオイスターソースで炒め、ニンニクソースで引き立てた『カキと揚げパンのニンニクソース』は、ご飯が進む一皿。台湾では大きな牡蠣より小ぶりなベビーオイスターのほうが一般的で、日本の店舗では広島県産の濃厚な味わいの牡蠣を使っています。最後にサクサクの揚げパンに、炒めた牡蠣をソースごとかけて完成。ソースが染み込んだあとのパンもぜひ味わってみてください。『花ニラとピータン豚挽肉のピリ辛炒め』1,680円(税抜)花ニラの香りと豚肉とピータンの旨味が合わさる『花ニラとピータン豚挽肉のピリ辛炒め』は、ほとんどのテーブルで注文される定番メニューです。花ニラは日本で一般的に食べるニラよりシャキっとした歯ごたえで、ほどよい苦みが感じられます。塩みを利かせるのに一役買っているピータンはあまりクセがなく、ピータンが嫌いな人にもすすめられるメニューです。実際の台南料理は油を多く使うそうですが、【フージンツリー】では控えめにしているので、ヘルシーにいただくことができます。どれも運ばれてきた瞬間に食欲をそそられる香り…!お酒とご飯が進むことは間違いありません。台湾料理とシャンパンという提案台北で同店をオープンする際、ジェイさんがつくりたかったのは台湾料理とともにお酒をゆっくり楽しめる空間でした。そこで台湾料理とのマリアージュに選んだのは、シャンパン。台湾料理は肉料理、魚料理で単純に分けられないことが多く、赤ワイン・白ワインで選ぶよりも、非日常感を感じさせつつ何にでも合うのがシャンパンだと考えたそうです。お店のオススメは、国内ではあまりお目にかかれない『ベルナール・トルネイ』。オーナーのジェイさん自らワイナリーまで行ったそう料理はどれも味付けがしっかりしているので、シャンパンは甘さ控えめですっきりしたタイプをラインナップしています。「この料理にはこれ」という決め方はしていないとのことなので、好みを伝えて相談してみましょう。2019年11月8日までは1日100食限定で試食セットもありますが、基本はアラカルトの大皿メニューをシェアして食べるかたちです。友人や恋人と2人で行くのもよいですが、一皿のボリュームがあるので、数人でいろいろな種類をシェアして食べるのもオススメです。目安はランチがドリンク別で1人1,800円~、ディナーが4,000円~。シャンパンはボトル7,500円~、グラス1,280円(税別)。17時以降は別途サービス料が10パーセントとなります。落ち着いた大人の街で台湾料理とシャンパンを。非日常の時間が味わえる場所となりそうです。富錦樹台菜香檳【エリア】日本橋【ジャンル】アジア料理全般【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】新日本橋駅
2019年10月20日