「とらや(TORAYA) 京都四條南座店」が、2018年11月1日(木)より、京都四條 南座にオープンする。国の有形文化財に登録されている京都の南座は、古くより歌舞伎など芸能の中心地として栄えてきた。今回、1987年より現在の地で店を構えてきた「とらや 京都四条店」を、大規模改修で新しくなった南座の中に移転。物販と喫茶を併設する「とらや 京都四條南座店」として新しく生まれ変わる。白を基調とした店内は、織り上げ天井や曲線を取り入れ、南座とのつながりを感じられる内装に仕上げた。物販では、京都四條南座店限定パッケージの小倉羊羹「夜の梅」が登場。限定の化粧箱には、「虎の隅取」が描かれている。また、喫茶では、羊羹や季節の生菓子の他に、店舗限定商品を用意。香ばしいきな粉餡や琥珀羹、白玉などを黒蜜で味わう「きな粉あんみつ」や、ハーフサイズの「きな粉あんみつ」と「葛あずき羹」をセットにした「南座セット」を楽しめる。【詳細】とらや 京都四條南座店オープン日:2018年11月1日(木)住所:京都府京都市東山区大和大路四条下ルTEL:075-561-5878 ※11月1日(木)より有効営業時間:10:00~19:00(ラストオーダー 18:30)休業日:不定休喫茶席数:30席メニュー例:・小形羊羹「夜の梅」1本260円(税込)、5本入り1,404円(税込)・きな粉あんみつ 1,296円(税込)・南座セット 1,404円(税込)
2018年10月13日米麹と酒粕のパワーで白まゆ肌へ化粧品・サプリメント・美容関連商品の企画・開発・販売を展開する株式会社Dearest(ディアレスト)は、フェイシャルエッセンスマスク『米屋のまゆちゃんおすすめのお米のますく』シリーズから、8種の米由来成分を配合した『米屋のまゆちゃんおすすめのお米の生ますく』を発売した。同製品は、全国のドラッグストア、バラエティショップなどで8月31日から販売を開始した。価格は、170g入りで1296円(税込み)。同社の『米屋のまゆちゃんおすすめのお米のますく』は、総販売個数50万個を突破した人気商品であり、7種類の米由来成分を配合した美容液をたっぷりと含んだシートマスクである。8種類の米由来成分(保湿成分)を配合『米屋のまゆちゃんおすすめのお米の生ますく』は、塗って洗い流すタイプのパックであり、『お米のますく』の利用者の声を元に開発された商品である。『米屋のまゆちゃんおすすめのお米の生ますく』は、8種類の米由来成分(米発酵液・アスペルギルス米発酵エキス・米ぬか油 ・米ぬかエキス・米ぬかスフィンゴ糖脂質・米胚芽油・米由来のイノシトール・米由来の酒粕エキス)を配合している。美容液が、乾燥してキメの乱れた肌の角質層まで届き、毛穴をきゅっと引き締め、キメの整ったふっくらとハリのある肌に整える。使い方は、洗顔後に軽く水分を拭き取り、『お米の生ますく』を手に取り出して、目や口の周りをさけて塗り拡げる。5分から10分後にぬるま湯で洗い流す。週に2、3回の使用で くすみを洗い落とし、透明感のある白まゆ肌に導いてくれる。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社Dearest※お米の生ますく米屋のまゆちゃん
2018年09月03日ふっくらとハリのある白まゆ肌に化粧品・サプリメント開発事業などを展開する株式会社ディアレスト(Dearest)は、フェイシャルエッセンスマスク『米屋のまゆちゃんおすすめの お米のますく』について、5月29日からリニューアル販売を開始する。同製品は、お米由来成分を配合した美容液を高密着シートにたっぷりと含ませた美容液マスクである。乾燥してキメが乱れてしまった肌の角質層に染み込み、美容液をチャージする効果がある。毛穴を引き締めて、キメの整ったふっくらとハリのある“白まゆ肌”へ導いてくれる。お米由来成分7種を配合今回のリニューアルでは、6種のお米由来成分(米ぬかエキス・加水分解米エキス・加水分解米ぬかエキス・米ぬか油脂肪酸イトステリル・米胚芽油・米由来のイノシトー)に加えて、新しく酒粕エキスを配合し、美容効果がパワーアップした。使用方法は、メイクを落として洗顔をした後に、シートマスクを広げて目・鼻・口の位置を合わせて貼り付ける。10分から15分のマスクタイムにより、しっとりツルッとした肌に整えてくれる。マスクは、国産コットンを100%使用した高密度のシートを採用している。10枚入りで本体価格は1,000円。5月29日から、全国のドラッグストアやバラエティショップなどで販売する。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社ディアレスト※米屋のまゆちゃん
2018年05月25日「キレイ」「グッスリ」「ココチイイ」を叶える!2017年2月15日にオープンしたばかりの「THE PRIME POD京都」には、真新しい「キレイ」な空間が広がります。PODと呼ばれる空間は“まゆ”の中にいるようで、何かに包まれているような安心感があり、「グッスリ」を実現してくれる場所です。3タイプの客室から選ぶことが可能で、一泊素泊まりが3,240円~。価格は控えめにもかかわらず、清潔感やセキュリティーに至るまで満足いくサービスの充実は、まさに「ココチイイ」を叶えてくれる場所といえます。シャワーはもちろん、フリーWiFiや、喫煙スペース、パウダールームも設置されており、一日を快適に過ごすことができます。女性の一人旅でも安心! 充実したセキュリティーシステム木のつくりのお部屋は、天井が高く上質な空間となっています。また、女性専用フロアーも完備されているので、一人旅の女性でも安心して宿泊することが可能です。セキュリティーにおいても、カードキーを使用して、行先階しか止まらないシステムを採用。二重三重のセキュリティー体制がとられているので、一人で宿泊する不安も解消してくれます。明るい採光! 京都市内屈指の眺望が一望できるラウンジホテル内にはラウンジが設けられており、京都市内の眺望を眼下に望むことができます。軽食もいただけるので、ホテル内で眺望を楽しみながらの食事も可能です。浴衣の貸し出しも行っているので、リラックススタイルで自分の時間を満喫してみては。コンパクトな空間ながらも、“まゆ”の中にいるかのような心地よさを感じさせてくれる「THE PRIME POD京都」。お一人様向けという新しいスタイルの充実したホテルを訪れてみては、いかがでしょうか?スポット情報スポット名:THE PRIME POD京都住所:京都府京都市中京区三条通河原町東入中島町90フェリチタ三条木屋町ビル 9階(フロント)電話番号:075-252-0341
2017年05月15日水谷豊×反町隆史で贈る『相棒-劇場版IV-』の公開日が、来年2月11日(土)に決定し、特報映像が到着。併せて、ゲストとして北村一輝、山口まゆ、鹿賀丈史らの出演が明らかになった。2000年の誕生以来、10年以上にわたりファンの厚い支持とともに高視聴率を記録してきた水谷豊主演のモンスタードラマ「相棒」シリーズ。水谷さん扮する杉下右京の“相棒”役も寺脇康文、及川光博、成宮寛貴と続き、昨年の「season14」より反町さんが4代目相棒に。そして、4代目相棒・冠城亘となって初の劇場版となる本作では、「相棒」シリーズ史上最大・難関不落の大事件に挑む!今回発表されたゲストとして本作の鍵を握るのが、数々の大ヒット刑事ドラマに出演する北村さん。2014年にドラマデビューし、『くちびるに歌を』に続いて映画出演2作目となる注目の若手女優、山口さん。その重厚な演技で数多の映画・舞台・ドラマで存在感を示してきた鹿賀さんの3人だ。鹿賀さんは、長年捜査を続けてきた国際犯罪組織「バーズ」を追い来日してきた国連犯罪情報事務局の元理事マーク・リュウ役。特命係の2人は、このリュウの案内役務める。また、北村さんが演じるのは、「バーズ」の主要メンバー “黒衣の男”。すべてがベールに包まれた存在で、名前すら明らかになっていない。そして、山口さんが演じるのは10歳の時に誘拐され行方不明となった少女・鷺沢瑛里佳役。この3人が日本に姿を現したことで巨大な事件が幕を開けることとなる。今回の役どころに魅力を感じ共感が持てたと語った北村さんは、「彼の生き方を伝えようと、力まず自然に撮影に臨めました」「誰もが知る『相棒』という重厚な作品に恥じぬよう、胸を張れるような作品となるように、ゲストとしていい化学変化を起こせれば」とコメント。山口さんは「”相棒”のお2人は、緊張している私にとても優しくて、空いている時間にいろいろお話をして下さって嬉しかったです」と撮影をふり返る。そして、本作のテレビシリーズを見ていたと話す鹿賀さんは「本格的でいて地に足のついた撮り方をする面白いドラマだと思っていました。出演が決まった時は、あの『相棒』にでるのか、というのが正直な気持ちでした」とオファー時の心境を語り、「とてもチームワークの取れた作品ですので、その中で自分がどういう風に溶け込んでいるのか仕上がりが楽しみです。非常にテーマも深くて、それでかつ面白くてなかなか完成度の高い映画になると思います」と自信を見せた。さらに、また、先日発表された警視庁総務部広報課課長・社美彌子役の仲間由紀恵を始め、2代目相棒にしてシリーズの映画にはこれで4作目の出演となる警察庁長官官房付・神戸尊役の及川さん、「season11」からレギュラーとなり警察庁長官官房付へ事実上の降格後も影響力を発揮し続ける甲斐峯秋役の石坂浩二、といったお馴染みのレギュラーキャストも登場する。そんなゲスト発表に併せて、本作初の映像となる特報もついに解禁!「その事件の未来(さき)には何がある?」という印象的な言葉から始まる映像は、先日解禁されたティザーポスターのビジュアルとなっているカラスの羽と共に、杉下右京を始めとするキャストが登場。そして「追い詰めるのは真実の愛」という言葉で締めくくられる本映像。果たして、今回の「相棒」にはどんなことが起こるのか…と期待膨らむ映像となっている。『相棒-劇場版IV-』は2017年2月11日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月22日BookLiveが運営する総合電子書籍ストア「BookLive!」で17日、漫画家・田中圭一氏が人気漫画家の"渾身の一コマ"を聞くインタビューコーナー「わが生涯に一片のコマあり」にて、『パタリロ!』作者・魔夜峰央氏のインタビューが掲載された。手塚治虫タッチのパロディー漫画『神罰』で知られ、著名作家の絵柄をとのまねたシモネタギャグを得意とする漫画家・田中圭一氏。彼がインタビュアーを務める「わが生涯に一片のコマあり」は、これまでも『宇宙兄弟』の小山宙哉氏や『快感フレーズ』の新條まゆ氏など話題の人を取り上げてきたが、第9回では『パタリロ!』の魔夜峰央氏の"渾身の一コマ"に迫った。そして、スランプを乗り越えてギャグ漫画を描き始めた経緯や、自然に動き出す『パタリロ!』のキャラクター、ギャグ漫画では珍しい"読者を泣かせるストーリー"についてなど、知られざるエピソードを田中圭一の独自の視点で聞き出している。また、「BookLive!」では、『パタリロ!』を10巻以上まとめて購入すると最大でTポイント2,800ポイントがもらえるキャンペーンを開催するほか、「BookLive!」会員を対象に、抽選で魔夜氏の直筆の名前入りサイン色紙が当たるプレゼント企画も実施している(応募締切は4月30日)。
2015年04月17日手塚治虫タッチのパロディー漫画『神罰』で知られ、著名作家の絵柄をまねたシモネタギャグを得意とする漫画家の田中圭一氏。デビュー当時からサラリーマンを兼業する"二足のわらじ漫画家"としても有名で、現在はBookLiveに勤務する一方で、京都精華大学の講師も務める。そのほか、「田中圭一のペンと箸-漫画家の好物-」(ぐるなび)、「うつヌケ~うつトンネルを抜けた人たち~」(文芸カドカワ/note)、「ハピラジ!」(ニコニコ生放送)など、インターネットを中心に幅広く活動している田中氏。今回、紙からインターネットへ移行した経緯や、インターネットの魅力、漫画家としての今後の展開などをインタビューした。――田中先生はインターネットを積極的に活用されていて、2013年に漫画発表の場を紙媒体からインターネットに移されたとのことですが、どういった経緯だったのでしょうか。ちょうどその少し前から僕の紙の本が売れなくなってきていて、世間でも、雑誌も売れない単行本も売れないという傾向が顕著になってきてますよね。だから、これから先、漫画家で食べていくのに希望的な状況じゃないなと思ったんです。そんな時に、電車で周りを見渡すとみんなスマホをいじっていたんですね。新聞や漫画雑誌を読んでる人はずいぶん減ったけどスマホは見ている。だったらスマホの中で自分の存在感を大きくすることが生き残りの1つの手だなと感じたんです。当初は、特にマネタイズは考えていなかったんですが、Twitterで面白いネタをつぶやいたり面白い画像を載せるとフォロワーが増えるし、これから先スマホやインターネットでみんなもっと情報を得るようになっていくだろうから、その中で生き残るための第1歩と考えたんです。――編集者で漫画原作者の竹熊健太郎さんにも後押しされたとか。竹熊さんが2010年くらいから、これからは「街のパン屋さんのような漫画家を目指せ」とおっしゃっていて。彼が紙の本からの仕事がなくなってスランプになっていた時期に、周りから勧められて『たけくまメモ』というブログを立ち上げたんですよ。そうしたら一気に固定ファンが数万人できて。これからの漫画家は、大手のメジャー雑誌に載ってミリオンセラーを出して豪邸を建ててというのが年々難しくなってくるから、数万人でもいいから固定ファンを捕まえてその人たちが欲しいもの、望むものを提供することでマネタイズをしていくのが良いと。それはすごく正しいなぁと思っていて。それを見ていたから、最初は自分も興味本位でおもしろ画像などを上げている内に、リツイートが増えて、フォロワーが増えて、「あー、これはメディアなんだ」とわかったです。――実際にSNSを始められて実感したんですね。当時、前の会社で「コミPo!」という漫画制作ソフトを発表する際に、プロモーションムービーを作って発売前に一部の関係者用にWEBにアップしたんですよ。その時にアルファブロガーの小飼弾さんにも見てもらったんだけど、「発表会が来週ありますよ」という告知をした時に、「ようやく発表ですね」と一部の関係者しか公開していなかったムービーのURLをうっかりTwitterに載せてしまって…。そしたら一気にダーッとリツイートされてサーバーもパンクして、その時にツイートをエゴサーチするとドンドン話題が増えていくのがリアルタイムで見れて、「バズられるってこういうことなんだ」とわかったんです。それまでもバズるとかバイラルっていう言葉は知っていたんだけど、1秒に何十人もリツイートされるという経験を初めてしたんですよ。――個人がすごい影響力を持つ、と。「コミPo!」でコンテストをした時、中に1人すごく面白い漫画を作ってくる人がいて、それがダ・ヴィンチ・恐山さんでした。彼は芸能人でもない普通の人なんだけど、彼のツイートはものすごく面白くて、それがドンドンとバズられて多くのフォロワーが付いたんです。その時、「Twitterって、有名人でなくてもバズられればフォロワーが集められるんだ」とあらためて思ったんですよ。僕も初めは、なにげなくおもしろ画像を投稿していたら、ついっぷるの人気画像ランキングに入って、僕のフォロワーじゃない人の目にも触れてドンドンとリツイートされて、フォロワーも増えたので、「これは面白いな」と思いました。ツイートや画像を何時ごろに上げればバズられやすいかとか、どんなネタが受けるのかとか、Twitterを使って、個人でのマーケティングリサーチをできることに気付いたんですね。――ご自身でマーケティングリサーチまでされているなんて驚きです。私はこれまで雑誌のアンケート結果ってあまり教えてもらえなかったんですよ。ギャグ漫画でページが少ないとアンケート上位に行くことは難しくて、編集さんも気を遣ってくれて「一部では好評みたいですよ」くらいしか教えてくれなかった。ただ、個人的には、今回こういうネタだからこういう反響があった、というデータが欲しかったんですね。この時間にこのタイミングでこのネタを上げたらリツイートされた、勝因は何だろう、自信満々のネタが全然ウケなかった、敗因は何だろう、みたいな。こんなことを繰り返し、ずーっと自分のデータとして蓄積していったんです。そこから、もちろんマネタイズは無視して、「ウケたいという気持ちだけで、いかに多くの人を笑わせられるか?」ということをやり始めたんです。――ファンの方と直接的な交流が生まれたんですね。そんなことをしているうちに、僕のネタ画像を見た編集者からWEBでの連載依頼が来て、そこに載った作品をTwitterやFacebookで情報発信してバズられて…という良いスパイラルになった。紙の雑誌に固執していたら、世の中に作品を発表できなかったかもしれない。これによって、「田中圭一をフォローしておくと面白いものが色々とくるぞ」というフォロワーとの信頼関係ができたっていうのは、これから電子化が進むという時期に、うまくSNSの波に乗れたなと思いますね。――そうしてインターネットの影響力を実感される中で、電子書籍の可能性と課題についてもお聞かせください。日本の家電メーカーにぜひ言いたいのは、日本って世界的に珍しく国民がすごく本を読む国だということ。日本人は知識欲が旺盛で、本を読むことが好きですよね。にもかかわらず、なんで電子書籍デバイスを日本人に合う形で作らないのかと思うんですよ。スマホはアメリカ製か韓国製で、手帳サイズで、さすがに漫画を読むにはきついですよね。タブレットは、サイズはちょうどいいですけど重い。だったら、もっと薄くて軽くてペラペラで、筒から巻物のように液晶画面がひゅっと出せて、雑誌の見開きサイズで読めるような端末ができるといいですよね。日本のメーカーが本気出せば簡単にできそうなもんじゃないですか。それによって電子書籍の市場ってもっと広がりそうなのに、やらないでしょ、どこも。電子書籍の漫画が読みづらいという人もいますが、新しいデバイスなら解決できる。ガラパゴスでもいい。日本市場って本に関しては大きいはずなので。――デバイスの進化には期待ですね。コンテンツ側で電子書籍に期待することはありますか。たくさん言いたいことはありますね。昔、ケータイコミックなどで音が出るものがありましたが、あまり流行らなかった。デジタルならではの面白い仕組みはあったんですが、それを最大限に使う作品・キラーコンテンツがなかった。やはりこういったものを普及させるのはキラーコンテンツありきですよ。例えば、デジタルデータなんだから、1ページ目からラストまで1本道である必要はないですよね。ゲームが得意としているストーリーの分岐とか、最初に自分の名前を登録すると、漫画の主人公の名前が自分の名前になるとか。分岐に関しても、アドベンチャーのように選ばせるのもあれば、ランダムに変わるというのもあるとか。そういった仕様も技術的には難しくない。問題は、そういう面白い仕組みを活かしたキラーコンテンツがあるかどうか。器を作ったら、器に見合う料理を考えなきゃいけなくて、漫画家さんなりクリエイターさんが、新しい仕組みに見合う作品を作って、1作品でもヒットが出れば、「この手法があるなら俺ならこう活用するぜ」という人が続々と出てくる。それが電子デバイスで本を読む新しい形にならないかなと思っています。――田中先生もそういう作品を作ってみたいですか。作りたいですね。たとえば、(主人公が複数存在し物語が並行して進む)ザッピングの作品ができないか、とか。とある夫婦が登場する作品で、奥さん目線では幸せなストーリーなんだけど、旦那さん目線では悲劇だとか。他には、最初のページで「あなたはどの漫画家が好きですか」というアンケートがついていて、手塚治虫とか松本零士とか選択肢を選んでもらって、ストーリーは同じでも、選んだ作家の絵柄に変わるとか。手塚治虫の絵で読んだ後に松本零士の絵に切り替えると微妙に違っていて、「こう違うんだ」というようなところを楽しむとか。デジタルの時代の表現方法の1つだと思います。――いろんな可能性がまだまだあるんですね。あるんですよ。誰かがキラーコンテンツを出して、そればブレイクした時こそ、新時代が来ると思います。僕も実験的に、なにかやってみたいと思うんですよね。ホラー漫画は僕の絵じゃ合わないかもしれないけど、じつはやりたいんですよ。例えば作品の中に、"読んだら死んじゃう漫画"というものが登場して、登場人物がその漫画を読んで次々に死んでいくというストーリー。これは、当然フィクションなので、実際にこのデジタル漫画を読んだ読者が死ぬわけじゃない。でも、ストーリーを読み進めていくと、最後に「この漫画は絶対に読み返してはいけない」と書いてあるページが開かれて、作品は終わる。それを、たまたま2回目に読んだ読者がいたとしたら、冒頭に「なぜ読み返すなと言ったのに読んだのか!」と書いてあって、つまり1回目に読んだときと中身が変わってしまっている。この恐怖ってハンパないと思います。これで読者が作品の中にイッキに引き込まれていくとか。――田中先生は現在、電子書籍の「BookLive!」にお勤めですが、最近話題の漫画家さんへのインタビューコーナー「わが生涯に一片のコマあり」についても教えてください。どういった経緯で始まった企画なんですか。BookLiveの社員の方から、以前に私が実施した藤田和日郎先生のインタビューがすごく好評だったので、ああいうものを定期的にできないかという依頼があったんです。コーナー化するにあたっては、ネットで読ませるための文字数の上限やテーマ設定など、いろいろと改良が必要な点がありました。そうした時にある方から、「"作者の渾身の1コマ"に絞ってはどうですか」というアイデアが出た。それならワンテーマだし文章も短くて済むし、焦点もはっきりする。他でもやっていないと。そして別の方が「わが生涯に一片のコマあり」というぴったりのタイトルを考えてくれた。そうしてこのインタビュー企画が始まりました。第1回ゲストの新條まゆ先生が、こちらが望んでいたとおりのお話をしてくれましてね。新條先生の連載が打ち切りになりそうだった時期に、「渾身の1コマ」を描くことで盛り返して人気が回復して行った、というような。そこで弾みがついてコーナーが続いています。――このコーナーはTwitterなどでもすごく評判なのですが、インタビュー時にこういうことを聞こうというのは何かあるのでしょうか。そうですね。僕も漫画家なので、この作品のここはすごく苦労して描いててるなっていうのがわかるんです。例えば東村アキコさんの場合は、『マカロニほうれん荘』(鴨川つばめ/秋田書店)や岡田あーみんさんの漫画が大好きで、それが引き出しになっていて今の作品を描いているとおっしゃっていて。自分もギャグ漫画家として、小さい頃好きだった漫画はあれとこれとこれで、それが組み合わさって今の漫画になっているというのがあるので、すごくわかるというか、お互い「そうだよね」というのがあるのは作家同士ならではだと思いますね。――なるほど。漫画家同士だからこそわかる世界観が、あのインタビューを生んでいるんですね。そうした幅広い活動をされている田中先生ですが、今年から京都精華大学で「ギャグマンガコース」の講師もされています。そのお話もぜひ聞かせてください。本当は竹熊健太郎さんの助手で入る予定だったんだけど、急きょ竹熊さんが休学されるということになって、あとは任せたと(笑)。経験もないし、忙しくて準備もできてないしで、バタバタとしたスタートでした。始めてみて思ったのは、生徒に教えるためにはロジックを自分で整理して伝えなきゃいけないということ。今まで直感で、つまり右脳でやっていたものをロジカルに整理することで自分にも気づきがあったんです。例えば、読者に「こっちだよ」とわざと思考をミスリードさせておいて、実はこっちだったみたいな意外性というかギャップが笑いを生むんだ…とかね。――教えることを通じて、田中先生ご自身も表現の理論を改めて整理できたんですね。どうしてこれは面白いんだろう、と常に分析しながら見るという視点も持つようになって、他の仕事にも良い効果が生まれましたね。先ほどのインタビューコーナーも、この作品はどうして泣けるんだろう、とか分析しながら作品を読んでいますし、今ぐるなびで連載している『ペンと箸』も、事実をそのままの順番で漫画にするのではなく、話の順番を入れ替えることでより感動が伝わるな、とか。いろいろと並行してやっている仕事がそれぞれ役に立っているんです。――これまで若い漫画家志望の方に教える機会はあったのでしょうか。今まで何人か、漫画家志望の若いアシスタントが来たことはあったけど、あまりギャグ漫画家になりたいという人はいなかったから、教えられることがあまりなかったですね。でも今は、大学でギャグ漫画家になりたいという人に教える訳だからやりがいもあります。京都精華大には「ストーリーマンガコース」と「ギャグマンガコース」があって、ストーリーマンガコースに落ちたからギャグマンガコースに来た人もいるんだけど、そうした中にもすごくギャグセンスのある学生もいる。プロになろうと思ってなくてもポテンシャルがあったり、センスを秘めている人はいっぱいいて、そういう人には「君はギャグに向いているから磨いていこうよ」という話もできますよね。――違う道を目指そうとしていた人が、ギャグ漫画家になって良い作品を生み出して、読者を楽しませていくというのは素晴らしいですね。本人もたぶん、ストーリーマンガコースに行ってたら生徒数も多くて競争率が高かったりで挫折してしまったかもしれないけど、ギャグマンガコースは人数も少ないから、その中で「イケてるぞ」となれば、自信もつくんじゃないでしょうか。竹熊健太郎さんが「電脳マヴォ」っていう無料の漫画サイトをやってるんですが、ギャグマンガコースで才能を持った人はそこでも紹介していきたいと言っていて、生徒さんが納得してくれればそこに作品をアップして世の中の多くの人に見てもらう機会を持つというのも、ありかなと思っています。そこで編集者の目に止まって商業誌デビューを果たす、という道もあるかもしれないですし。――インターネットならではの作品の見せ方ですよね。「note」っていうSNSで人気の『岡崎に捧ぐ』という漫画がものすごく読まれていて、作者の山本さほさんは、現在いろんなところから引っ張りになっているんですよ。内容は「ちびまる子ちゃん」的な作品なんですが、「ちびまる子ちゃん」よりももう20才くらい下の世代にすごくささっていて。ちびまる子って10年ごとに、つまり年代ごとに作ればいいんじゃないかと思ったりね(笑)。とにかくその漫画、面白いんですよ。ネットで人気を博して商業誌に行くっていうのもあるんですよね。こういう言い方はよくないんだけど、漫画家志望って編集さんとそりが合わなくて、デビューはしたものの連載を取れないまま何年かの時間をすり減らしてしまうこともある。でもネットに上げると、支持してくれる人が何人いるかが数字でわかるので、結果が悪ければすべて自分の責任です。冷酷ではあるものの非常に平等な発表の仕方ですよね。そういう方法でのデビューもあると思ってまして、竹熊さんの「電脳マヴォ」などからデビューするというのもあると思うんですね。――このようにファンの方と直接つながれる時代に、出版社の役割とは何だとお考えでしょうか。やっぱり大手の出版社の編集さんって、すごく特殊なノウハウを貯めている方がいて、新人が持ち込みしてきてから一人前にして世に送り出すまでのトレーナーとして一流な人もたくさんいるんですよ。それを分っていない人は編集者を軽視する発言をしがちですよね。WEBとかブログで人気になった漫画家さんが10年、20年と食べていけるかというのは、トレーナーの力量も大きいと思います。あとはアシスタントに入ってそこの先生に学ぶとかね。そういう道のメリットもたくさんあると思いますよ。ネットはそういう工程をすっとばせるから便利だと言われがちですけど、最初はビギナーズラックでヒットを打てても、2打席目から打てない人もいて、とにかく編集者や師匠から教えや、漫画家としての基礎体力作りを軽視してはいけないと思いますね。――ある作家エージェントの方がおっしゃっていたんですが、「0を1まで売るのはエージェントの役割だけど、1を100にするのはやはり出版社さんが強い」と。どちらが良いではなくて、それぞれ役割があるということでしょうか。大手の出版社さんって編集者が優秀だからミリオンセラーが出ると思われていますが、それに加えて営業の方のスキルも高いからだと思いますよ。僕も営業やっていたからわかるんですが、良いものを良いと伝えて書店さんを説得するのは営業さんの力なんですよね。だから1万部を100万部にするのは、販促やキャンペーンも含めた営業力だと思うんですよ。ネットで作品を出した人がそこまで行けるかというと、営業さんが後押ししてくれないとなかなか難しいですよね。ネットでヒットした『きょうの猫村さん』(ほしよりこ/マガジンハウス)とか、『となりの801ちゃん』(小鳥アジコ/宙出版)とかは、紙の本になって初めて大きくマネタイズができたわけじゃないですか。ネットだとただの人気者で終わってたかもしれない。だから、出版社が今も作家さんにお金をもたらす重要な役割を担っているのは確かですよね。今後は電子書籍ストアとか先ほどの「note」とかで作家が直接売るというの時代が来るかもしれませんが、それはそれで作家自身の営業力が必要だと思いますよ。ネット上には様々なコンテンツがものすごくたくさんあるので。――田中先生が先日から参加されている「ハピラジ!」についても教えてください。ニコ生(ニコニコ生放送)で「ハピラジ!」というWEBラジオを始めることになりまして。この番組というかシリーズは、声優さんを中心にやってきて、漫画家は僕が初かもしれません。番組としては、企画の担当者が面白いコーナーとかを考えてくれていて、ニコ生を使うので、音だけじゃなくて時々絵を描いたり大喜利のようなこともやっていきます。僕が描いた絵に声優さんが声を当てたり、4コマ漫画の3コマまでを僕が描いて4コマ目を募集とか。ラジオなんだけど、ところどころ絵も入っている感じで今の時代ならではの番組ですね。――田中先生はTwitterやFacebookも活用されていますが、ニコ生をやろうと思ったのはなぜですか。もともとニコ生は個人でもやりたかったんですが忙しくて手をつけられていなかったところに、ハピラジ!のお話をいただいてぜひやらせてくださいと。一人で全部やるのは大変ですからね。FacebookとTwitterとニコ生は個人で出来るプロモーションとして、3つでセットと考えています。Twitterは瞬発力、バイラル力はあるけど、すぐタイムラインが流れてしまう。Facebookはもう少し滞留しますし、もう少しお友達限定というクローズドな部分がある。音声は生放送でリアルタイム性がある。この3つを組み合わせるのが1番効果的だと思っていたんです。だから、ニコ生を始めたのはちょうどいいタイミングでした。今後、以前に勤めていたソフト会社で企画していた『ライブアニメ』という、音声に反応してアニメのキャラが操作できるソフトを使った放送などもやってみたいなと思っています。アニメキャラによる生放送です。――次々と新しい取り組みをされている田中先生ですが、最後に、漫画家・田中圭一としての今後の展開について教えてください。僕が今52歳だから、健康にペンが握れるのはあと20年なんですよね。土日しか描いてないから、計算するとあと単行本15冊しか死ぬまでに出せないな、と最近考えています。つまり、残された時間と描ける作品数は限られています。なので、山のようにある「やりたい企画や作品」の中から「何を諦めて、何をやるか」を考えなきゃいけない歳なんですよね、52歳って。これまで温めて実現できていない企画の中で早めに着手しないとダメなものを、優先的にやっていきたいと思っています。ここ2、3年はそこに力を注ぎたいなと。さっき言ったインタラクティブな漫画もその1つなのでぜひ実現したいですね。
2014年12月26日(画像は渡辺麻友公式HPよリ)3日からまゆゆ出演の新CM放送9月2日、東京ドームホテルで行われたエプソン「カラリオ」の新商品発表会があり、3日から放送の新CMに出演するAKB48の渡辺麻友(20)がロックな髪型&赤いジャケット姿で出席した。ロック風の編み込みポニーテール披露3日から放送されるまゆゆが出演する新CMは、プリンターの「6色」に引っかけて、「ロックショック」というバンドを結成して編み込みのポニーテールで姿でライブを行うという内容だ。CM出演時と同じ、ロックな髪型で新商品発表会に出席したまゆゆは、「こういう髪形はやったことないので、新しい私を見てもらえたらいいな。今度、コンサートでも、ロックな気分の時にはやってみたい」(日刊スポーツより)とコメントした。また、ロックバンドではミッシェル・ガン・エレファント、シングル曲では「世界の終わり」や「キャンディ・ハウス」が好きだということも明かした。あなたもエプソン「カラリオ」の新CMをお見逃しなく!なお、今秋発売される「カラリオ」シリーズは、置き場所に困らないコンパクト設計となっている。新しい「カラリオ」も要チェックだ。【参考】・渡辺麻友・エプソン公式HP
2014年09月05日京都府は8月2日、同府の広報監「まゆまろ」のイラストが無料で利用できることを改めて発表。同府の承認があれば、様々なグッズや既存商品のパッケージなど、「まゆまろ」イラストを無料で使うことができるという。「まゆまろ」は、2012年3月に京都府広報監に就任した京都府のキャラクター。今までもいくつかの企業で「まゆまろ」を利用したグッズなどが販売されてきたが、このほどTwitterやFacebookを通して、どのようなまゆまろグッズが欲しいかアンケートを実施。その結果、1位はぬいぐるみ、2位はクッション、3位はスマートフォンカバーだった。その他にも、カレンダーやボールペン、ストラップなどが上位10位にランクインした。そのうち、大学生が欲しいグッズについて調査したところ、1位はスマートフォンカバー、2位はクッション、3位はイヤホンジャックという結果に。LINEスタンプやふせんといった声も寄せられた。同府はこれらのアンケート結果をふまえ、様々なグッズに「まゆまろ」を利用してほしいと呼びかけている。使用できるイラストは、順次追加していく予定とのこと。まゆまろイラスト利用は、オフィシャルサイトから申し込むことができる。同府で審査の上、承認できれば無料で利用することが可能。イラストを利用したグッズは、オフィシャルサイトで紹介する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月06日京都府は10月23日に熊本県と連携し、府県で連携した観光プロモーションを実施する。今年のゆるキャらグランプリに参戦中の京都府広報監「まゆまろ」と、昨年のグランプリ覇者、熊本県営業部長「くまモン」がコラボレーションしたプロモーションとなる。当日はくまモンからゆるキャラグランプリに参加する「まゆまろ」に、陣中見舞いが行われる。また、くまモンからまゆまろに「球磨焼酎」、まゆまろからくまモンに「西陣織の衣装」をそれぞれ贈る贈呈式も行う。立会人として、熊本県大阪事務所長と京都府知事が出席する。また同日、まゆまろとくまモンは「メルパルク・京都駅ビルきものステーション」の1時間所長に就任する。贈呈式の後、京都府知事から、1時間所長の任命書・委嘱状が交付される。その後、11時から「清水寺 仁王門」前で記念限定グッズ、観光パンフレットを1時間で200セット配布する街頭プロモーションを展開。200セットという数字は、京都駅から熊本駅の新幹線の最速時間200分にちなんだ数だという。なお、同日は活動とあわせ、府立植物園等でネット配信用動画「『まゆまろ』×『くまモン』THEムービーです~モン」の撮影も行われる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月18日人気漫画家・新條まゆの大ヒットコミックを映画化した『愛を歌うより俺に溺れろ!』が8月25日(土)に封切られ、主演のカラム(大国男児)と大野いと、TAKUYA、AKIRAの出演陣に加え、福山桜子監督による舞台挨拶が角川シネマ新宿にて行われた。“美少年のような女の子”が“美少女のような男の子”に恋をするという、男女逆転の学園コメディ。美しくボーイッシュな見た目で、女子校で“王子様”扱いされているガールズバンド「ブラウエローゼン(青き薔薇)」の桜坂水樹が、男子校で“姫”扱いされている美少年の白石秋羅(あきら)から突然、告白されたことをきっかけにドタバタ劇が繰り広げられる。K−POPアイドルグループ「大国男児」カラムが主演を務めているとあって、この日の会場は多くの女性客で埋め尽くされ、キャスト陣が登壇するや、嵐のような黄色い大歓声が沸き起こった。美少年・秋羅役を演じたカラムは、本作が初出演にして初主演作となったが「とても光栄なことで嬉しかったけど、周りのスタッフやファンの期待に応えられるか不安だった…。映画を観てくれる方に僕の話す日本語が通じなかったらどうしようと思ってネイティブな日本語をたくさん勉強しました!」と役作りの苦労と緊張の日々をふり返った。また、女子校の王子様・水樹役を演じた大野さんは「王子様の役だったので、男の子っぽい歩き方や座り方、喋り方を勉強しました。水樹という役を演じたことで、男の子の気分は味わえたけど、いまだに足を開いて座るクセが直りません(笑)」と熱演の後遺症(?)を語り会場の笑いを誘った。さらに、この日は作品にちなんで「異性になれるとしたら?」というお題が出された。カラムは「派手なスカートを履いて原宿を歩きたいです」、大野さんは「ホストクラブで働いてみたい」、TAKUYAさんは「カラムと一緒にスカート履いて原宿を歩きます」とそれぞれに願望を明かしていた。『愛を歌うより俺に溺れろ!』は角川シネマ新宿ほか全国にて公開中。■関連作品:愛を歌うより俺に溺れろ! 2012年8月25日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2012「愛俺!」製作委員会
2012年08月28日学園ラブコメディー『愛を歌うより俺に溺れろ!』で映画初主演を飾った人気急上昇中のK-POPグループ、大国男児のカラムが、「今までに観たことがない新しいカラムがいます!」と本作で新境地を開拓したことを報告するとともに、タイトルにちなみ「公開されたら“俺に溺れろ!”と1回言ってみます(笑)」とワイルドなパフォーマンスをファンに約束した。その他の写真本作は、累計1000万部突破の大人気コミック「快感フレーズ」の新條まゆによる原作作品初の実写映画で、美少年のような女の子と美少女のような男の子が恋をする男女逆転ロマンスを描く学園ラブコメディー。男子校の姫と呼ばれる美少年・白石秋羅役を演じたカラムは、「子どもモデルをしていた小学生時代は髪の毛が長くて女の子によく間違えられていたから、自分でも合っているキャラクターだと思いました」と共通点を分析。また、ビジュアル面だけではなく、王子様扱いのボーイッシュな美少女・桜坂水樹(大野いと)へ大胆に想いを伝える秋羅と自身の内面も似ているという。「父の奨めで格闘技を習い始めて、強くなりました。それ以来自分のことを男らしいと思っているので、秋羅と似ていますね(笑)」。恋愛に一直線で情熱的な秋羅は男子目線で観てもカッコいいが、実は演じた本人にとっても「カラムの新しい面を知ってもらえる」またとないキャラクターだったという。「僕は秋羅ほどカッコよくなくて、本当の自分はキラキラ、クリーミー系でもないです(笑)。彼を演じている僕を観て、男らしい姿を少しでも知ってほしかったですね」と本音を明かす。アイドルとしての魅力とは別に、カラム個人の男気に満ちた素顔も表現可能なチャンスだったのだ。「ファンの方々に言ったことはないけれど、カラムのことをより分かってほしくて(笑)。だからこそこういう映画に出て、インタビューでも伝えたかった。もっと好きになってほしいです」と目を輝かす。確かにスクリーンには誰も知らない熱いカラムがいる。今後は俳優としても大きな飛躍を遂げたいと、最後にカラムは壮大な夢を打ち明けた。「時間が経っていろいろな経験をして演技ができるようになった時期に、ポン・ジュノ監督の作品に出てみたいです。人間の隠れている面を表現する素晴らしい監督だと思います」。同監督の作品にはバイレオンス描写も少なくないが、「そうですね(笑)。でも、今回の映画にもありましたが、アクションには自信があります!」と本人は意欲的だ。近い将来、美少女的なルックスはそのままに、秋羅のようにワイルドなセリフも使いこなす新生カラムに出会える日が来る? 「ステージではいつもかわいらしく、ちょっとふざけているような感じが多いのですけど、映画が公開されたら“俺に溺れろ!”と皆に1回言ってみますね(笑)」。『愛を歌うより俺に溺れろ!』8月25日(土)より、角川シネマ新宿ほか全国順次ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年08月24日もしも、男子よりもカッコイイ女の子と、女子よりもカワイイ男の子が恋に落ちたら…?そんな乙女心をくすぐる恋愛を描いた新感覚ラブコメディ『愛を歌うより俺に溺れろ!』で、女子からモテモテの“王子様”お嬢高校生をキュートに演じたのが、初々しい可愛らしさで周りを笑顔にさせてくれる、大野いと。女子たちにモテる気分って?大野さんが考える“王子様”って?公開前に話を聞いた。“王子様”女子を演じることへの不安原作は、女子中高生からカリスマ的な人気を集める新條まゆによる少女コミック。デビュー作の『高校デビュー』、今年公開された『愛と誠』と漫画の世界に不思議と自然に当てはまる大野さんだが、さすがに初の男装には戸惑いもあったという。「漫画の表紙だけを見て、(カラム扮する)秋羅が女の子で(大野さん扮する)水樹が男の子なんだなと思って読み始めたのですが、読んでみたら男女のセリフが逆転していて、これは書き間違えたんじゃないかと思ったんです!でも面白くてどんどん読んでいっちゃうような漫画でした。一方で、自分がこの中の水樹のようにかっこよく決められるのかなと思ったり、ちゃんと金髪が似合うかなとか…不安になりましたね」。「座り方とか歩き方は男っぽくしなくてはならなくて、監督と一緒に特訓して歩き方から始めました」。長身で清涼感のある顔立ちで、まるで宝塚のトップスターのようなカリスマ性を存分に発揮している大野さんだが、役作りのキーワードはやはり“王子様”であった。「王子様っぽく見えるように、監督がドラマの『花より男子』のF4や『のだめカンタービレ』の千秋先輩とかを参考してやれば大丈夫と言ってくださったので、改めて見直しました。前にも見たことはあったんですけど、そんなところを気にしたことがなかったので、新鮮でしたね。セリフの語尾を男っぽい口調にするのが違和感があって、そこが大変でした。私は当時高校一年生で、周りの方は20歳を超えていたので、みなさんにとても優しくしてもらいました。水樹が恋してるときは素に近い感じで演じて、ライヴのときはかっこよく決めれば大丈夫じゃない?というアドバイスをいただいたりしました」。ちなみに、大野さんにとっての“王子様”像は?と聞くと、「自分が好きな人とは違うんですけど…」と前置きしつつ、「みんなに優しくて、悪役みたいな人にしか嫌われないというか、欠点がない。あと動きとかが爽やかな感じ!」と少し照れながら話す大野さん。そういう意味では、相手役のカラムさん(大国男児)も完璧な“王子様”と言えそうだが…?「カラムさんは顔は可愛らしいけど紳士的なところがあって、雰囲気や仕草、性格が男らしい方で、自分も真似したいところがたくさんありました。撮影中はすごく寒くて、ジャケットを着ても寒かったんですけど、そういうときにさっと自分のジャケットを脱いで私に着させてくれたんです、毎日。お会いするまでは、気が強くてクールな方なのかなと思っていたんですが、初対面のときからすごくよく話しかけてくれて、みんなでミニゲームをしたりして和んでいる中でも、みんなから愛されるような人柄で、とっても紳士的でした」。目の前にいる、穏やかでつい守ってあげたくなる可愛さとは逆をいく“クール”な雰囲気に自分を染めていくことに加えて、大野さんにはもう一つ、カリスマ的な人気を誇るガールズバンド「ブラウエローゼン」でギターを演奏するという課題があった。ギターの特訓には、2か月も費やしたという。「すごく難しかったです!周りにはギターを自分から始める子が多かったんですけど、私はそう思ったことがなかったので、手の動かし方とか大変だし大丈夫かなと思いましたが、ドレミが弾けたときは嬉しかったし、快感でした。あと、振りをかっこ良く見せた方がいいということで、ビジュアル系バンドの方の動きなども研究しました。ステージに立ったときは気持ち良かったですね!バンドをやってる方のやめられない気持ちが分かりました。女の子たちの黄色い声援を受けると、調子に乗っちゃいますよね(笑)。メンバーの方たちとは『一緒に練習してきた分思い切りやろうね、やった分だけ返ってくるから』と言い合ってました。バンドシーンは一日中ずっとやってたのですが、楽しみながらできたので、あっという間で夢中になって歌って弾いている自分がいました」。「気が強いけど、強いだけじゃない女性に憧れる」俳優からカラムさんを始めとするミュージシャン、さらに先輩モデルであるAKIRAさんなど、幅広いフィールドで活躍する先輩に囲まれ、女優として、またモデルとして多くの刺激を受けたという大野さん。まだまだ伸び盛り真っ只中の彼女だが、今後、挑戦してみたい役、そして目指したい女性像とは?「まだこれという役は見つかってないんですけど、気が強いけどただ強いだけじゃなくて素敵に見える女性、魅力的だなと思える役に巡り逢いたいです。また、ドラマや映画を観ていただいた方が何か刺激されたり、感動してもらえる役がいいですね。最近、映画の『手紙』を観たんですけど、すごく伝わってくるものがあって。私もいつか誰かの人生に影響を与えられるような役に出会いたいです。憧れの女優さんは…すぐコロコロ変わってしまうんですけど(笑)、薬師丸ひろ子さんにすごく憧れています。理想的なお母さんという感じで、私も上京をしてきているので思うのか、ただその場にいるだけでお母さんの愛情が伝わってくるような気がします。そういう存在感など、薬師丸さんから教わるものがすごく多くて、私もそんな存在感の出せる女優さんになりたいなと思います。いつか、ぜひ共演してみたいです!」■関連作品:愛を歌うより俺に溺れろ! 2012年8月25日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2012「愛俺!」製作委員会愛と誠 2012年6月16日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「愛と誠」製作委員会高校デビュー 2011年4月1日より新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開© 2011『高校デビュー』製作委員会
2012年08月23日全世界で発売され、累計1000万部の大人気コミック「快感(ハート)フレーズ」のカリスマ漫画家・新條まゆ原作作品が初めての実写映画化!‘美少年のような女の子’と、‘美少女のような男の子’が、恋をする…、という内容で話題になった本作。主役の2人には、K-POPグループ・大国男児(だいこくだんじ)のカラムが男子校の姫と呼ばれる白石秋羅役で映画初主演!一方、女子高の王子と呼ばれる桜坂水樹役には『高校デビュー』の大野いとが、初の男装に挑戦!K-POPアイドルが女装し、若手人気女優が男装という前代未聞の‘男女逆転学園ロマンス’から目が離せない!作品情報『愛を歌うより俺に溺れろ!』原作:新條まゆ出演:カラム(大国男児)・大野いと配給:角川映画8月25日(土)角川シネマ新宿ほか全国順次ロードショー(C)2012「愛俺!」製作委員会
2012年04月25日AKB48・チームB所属、渡り廊下走り隊のメンバーでもある“まゆゆ”の愛称でおなじみの渡辺麻友(17)が、この度、ソニー・ミュージックレコーズから、2012年2月29日(水)に『シンクロときめき』でソロデビューを果たす。渡辺麻友の情報を見るこれで、AKB48からのCDソロデビューは、前田敦子、板野友美、岩佐美咲に続いて4人目となり、『シンクロときめき』は、1月13日(金)深夜よりテレビ東京でスタートする渡辺麻友初主演のドラマ主題歌にも決定している。気になるデビュー曲は、正統派アイドル“まゆゆ”らしい、ど真ん中アイドルソングとなっており、80年代のちょっと懐かしいメロディと今っぽいアレンジが入ったアップテンポなナンバーとのこと。また、ドラマ放送と同時に漫画化も決定し、1月16日(月)発売『ヤングマガジン』7号から連載が開始される予定。■本人コメント「AKB48の渡辺麻友です。2月29日(水)に私、渡辺麻友はソロデビューをさせていただくことになりました。これまでAKB48、渡り廊下走り隊7で活動してきましたが、さらにもうひとつ、ソロデビューとして新たなチャンスをいただくことになりとても光栄に思い感謝しています。このチャンスでさらに新たな1ページが開けた気がします。マイペースな性格なのですが、オリコン1位を目指して頑張ります。たくさんのファンの皆さん、そして全国の皆さんへ、4年に1度の2月29日に吹き起こすぞ!! うるう年レボリューション!!」■渡辺麻友『シンクロときめき』2012年2月29日(水)4種類にて発売1.初回仕様限定盤A 【CD+DVD】 1600円2.初回仕様限定盤B 【CD+DVD】 1600円3.初回仕様限定盤C 【CD+DVD】 1600円4.通常盤の初回仕様限定盤【CD Only】 1200円
2011年12月20日テレビ東京系連続ドラマ人気アイドルグループAKB48のメンバーで“まゆゆ”こと渡辺麻友が、来年1月13日からスタートするテレビ東京系の連続ドラマで、自身初となる単独主演を務めることが10日、分かった。タイトルやその内容、彼女以外のキャスト(共演者陣)など、詳細は明らかにされていないため、どのようなものになるのかはお楽しみ、といったところだが、基本は学校を舞台にしたドラマだそうだ。新しい一面が見られるドラマになりそう!初主演ドラマということで、自分の新しい一面も見てほしいと本人の意気込みも高い。学園モノには違いないが、内容のほどはかなりあっと驚くようなスタイルの作品だとか。ファンのみならずとも、期待が高まるところだろう。なお、ドラマ放送と同時に、講談社の「ヤングマガジン」で作品の漫画連載がスタートするそうだ。このあたりも異例のスタイルとなる。この連載は、来年1月16日発売の同誌第7号からの開始になる予定とのことなので、ドラマとともに楽しむのもいいだろう。あらゆる場面で大活躍しているAKB48のメンバーたち。それぞれの個性を輝かせ、次々にその秘められた魅力を展開している。来年も引き続き注目を集めそうだ。元の記事を読む
2011年12月12日