エプソン販売は7月9日、インクジェットプリンターでプリントされた作品が対象のフォトコンテスト「エプソンフォトグランプリ 2015」の作品応募受付を開始した。グランプリ受賞者には賞金100万円が授与される。エプソンフォトグランプリ 2015は今回で10回目の開催。「ネイチャー部門」「ヒューマンライフ部門」「ファミリースナップ部門」「中学・高校写真部部門」「ビギナー部門」の合計5部門に分かれている。ビギナー部門はこのたび新設された部門で、41歳以上を対象とした「OVER41 優秀賞」、40歳以下を対象とした「UNDER40 優秀賞」の2つの賞を設ける。テーマは自由で、これまでよりも幅広い層からの作品募集を目指す。また、10周年を記念して、ネイチャー部門およびヒューマンライフ部門では各1作品に「10周年特別賞」を設けた。特別賞受賞者には「プロセレクション A2 ノビ対応プリンター SC-PX3V」が贈られる。作品はインクジェットプリンターで出力されたものが対象で、使用する機材のメーカーや機種は問わない。ネイチャー、ヒューマンライフ、ビギナー部門は六切・A4以上、ファミリースナップ部門はL判以上、中学・高校写真部部門は2L判以上のサイズが対象。組作品あるいはブック形式の作品はサイズ制限なし。作品の応募締め切りは12月7日。結果は2016年3月上旬にWebページにて発表する。ネイチャー部門とヒューマンライフ部門のグランプリにはそれぞれ賞金として100万円を授与。審査員は田沼武能氏、三好和義氏、エプソン販売が務める。
2015年07月09日●機能部門は折れないシャーペンやスティック型付箋日本最大の文具アワード「第24回 日本文具大賞」の授賞式が、8日に東京ビッグサイトで開催された。授賞式は、リード エグジビション ジャパンが主催する「第26回 国際文具・紙製品展(ISOT)」内で実施され、会場にはメーカーや小売店関係者など多くの人が集まった。○新商品の中からピックアップ「第24回 日本文具大賞」は、2014年7月12日以降に発表・発売された新商品とリニューアル製品の中で、「機能」「デザイン」面において特に優れた文具に贈られるもの。受賞製品は、「受賞ロゴマーク」を使用することができ、売り上げもぐんと上がるという。審査員の川崎和男氏は、授賞式で受賞製品や日本の文具の未来について次のように語った。「大切なのは『問題解決商品』を作れるかどうか。消費者が求める性能・効能・機能面が優れていること、美的にできていることがポイントになります。今回選出された優秀賞受賞製品は、日本を代表する品。今後も文具業界が更に発展するよう頑張って欲しいです」(川崎氏)○「機能部門」グランプリは「万年筆のための紙」日本文具大賞では、応募製品の中から「機能部門」5品、「デザイン部門」5品を優秀賞として選出。その中から、グランプリ製品を各1品選出するという形式をとる。「機能部門」で栄えあるグランプリを受賞したのは、神戸派計画/大和出版印刷の「SUITO cleaning paper」。神戸の印刷会社が手がけた同製品は、「万年筆のペン先を美しくするため」だけに作られた製品だ。紙を「書くもの」として使うのではなく、メンテナンスアイテムにする革新的な発想と、万年筆のクリーニングに細部にまでこだわった点が評価された。授賞式に参加した代表取締役社長 武部健也氏は「SUITOは万年筆を拭くためだけに作られた製品で、『万年筆のペン先を美しい所作で綺麗にしたい』という思いから誕生しました。万年筆を使わない人には全く意味が無いものですので、(グランプリに選んだ)審査員の勇気をたたえたいです(笑)。大和出版印刷は、30人にも満たない小さい印刷会社ですが、これからも、ものづくりにこだわった新しい製品・良い製品を作り出していきたいです」と喜びを語った。SUITOを実際に使ってみると、万年筆のペン先が紙に触れた瞬間にじわっとインクが広がる。本来の目的は掃除なのだが、紙に染みていく様子が面白くつい見入ってしまう。インクの色を楽しむことができる一石二鳥の同製品、個人的には「インク沼」にはまってしまった万年筆ユーザーに強くおすすめしたい。○「機能部門」優秀賞4品続いて「機能部門」の優秀賞受賞製品を紹介する。1つ目はカンミ堂の「PENtONE」。過去にマイナビニュースで紹介した同商品は、ペンと一緒に持ち運びやすくするため、ミシン目入りのロール形式を採用したフィルム付箋だ。持ち運びやすく詰め替えが可能というデザインと機能を両立させている点が、「付箋の可能性を高めた」と高評価であった。ゼブラの「デルガード」は、世界初の機構「デルガードシステム」を採用。あらゆる角度の強い筆圧から芯を守る、「絶対に折れない」シャープペンシルとして話題になった。優秀賞受賞理由は、「世界初のシステムを搭載し、『折れないシャープペンシルという』ユーザーのニーズや問題を解決した」という点。こちらも過去にマイナビニュースで紹介している。プラムネットの「ピタットルーラー [30] オレンジ」は、一見普通の定規のように見える製品だが使ってみるとすごさがわかる。軽い力でスムーズに動かせるのだが、押さえるとピタッと止まり、ペンやカッターを使うときにもずれることはない。定規に要求される「スムーズな移動」と「確実な固定」という相反する機能を両立した点が評価された。マグネティック・ジャパンの「magnetic notes」は、どこでも貼り付く付箋。のりやテープ、磁石などを使っていないが、ピタッとくっつく。さらに、裏面はホワイトボード仕様になっているので、何回でも書きなおせる。受賞理由はのりを使わずに両面使用できる機能と、場所を選ばない情報の伝達・共有を可能にした点であった。●デザイン部門は柔らかリングノートや半永久的にかけるペン○「デザイン部門」グランプリ「デザイン部門」のグランプリ受賞製品は、切削加工で作られたタケダの「MiLLiSECOND アルミメタルメジャー」。同社は金属産業で知られる新潟県燕三条の金属加工メーカーだ。受賞製品は金属製のメジャーなのだが、メタルのボディだけを見ると「これがメジャー?」と驚く。無造作に机の上においていても絵になるデザインなのだ。表彰式では、身に付けることまで考えた洗練されたデザイン、金属加工技術により実現した繊細さが評価された。授賞式に参加した代表取締役社長 武田太一氏は、「タケダは新潟の燕市の企業です。アルミメタルメジャーは、燕市でのデザインコンクールでも賞を頂いたのでダブル受賞となります。これからもいい商品を作って、タケダをアピールしていきたいです」と今後の意気込みを語った。○「デザイン部門」優秀賞4製品最後に「デザイン部門」で優秀賞を受賞した4製品を紹介しよう。コクヨS&Tの「ソフトリングノート」は、リング部分が柔らかい樹脂でできており、手に当たっても痛くない新感覚の製品。「リングノートの『針金が手に当たって書きにくい』という問題を、デザインと素材を変えることで解決した点」が評価された。実際に書いてみると、通常のリングノートでは書き込みづらいノートの中央部分でも楽に書き込むことができる。リングノートの良さに新たなアイディアをプラスした製品となっている。セーラー万年筆の「STORiA」は、耐水性・耐光性に優れた顔料ボトルインク。万年筆などに入れて使うことができ、水にぬれてもにじみにくい。カラーバリエーションが少なかった顔料インクの幅を広げた点、書く楽しさを提供するパッケージなども評価された。ダイヤモンドの「ナプキン フォーエバー ピニンファリーナ カンビアーノ」は、ウッドボディのメタルペン。インクを使用しないので、半永久的に使うことができる。受賞理由はメタルペンでありながら圧倒的な書き味を実現した点。また、木製ペンスタンドをセットにすることで、机上に出しておけるトータルデザインも受賞のポイントとなった。マークスの「アイディアノート・エディット」は、アイディアを移動してシェアできる付箋やビジュアル化しやすいドット方眼など、「クリエイティブな思考を育てる」ための要素を盛り込んだノート。誰もがクリエイティブな思想・思考ができるように、人間の思考を徹底的に分析したとして優秀賞を受賞した。グランプリ・優秀賞受賞10製品は、10日まで東京ビッグサイトで開催中の「第26回 国際文具・紙製品展(ISOT)」内で展示されている。※ただし、ISOTは商談を目的とした展示会のため、一般の入場は不可となっている。
2015年07月08日モイは24日、同社が運営するライブ配信サービス「ツイキャス(TwitCasting)」配信用アプリ「ツイキャス・ライブ」iOS版にて、新機能「まわし撮り機能」「なめらかモード」を追加した。対応OSはiOS 7.1以降。「まわし撮り機能」は、スマートフォンを横に倒し、画角の広い横画面での配信が行える機能。従来、配信中にカメラを傾け横画面で配信した場合、視聴側では映像自体が横向きになっていたが、今回追加された「まわし撮り機能」では、横画面で配信しても視聴側は縦画面で固定される。これにより、広い画角でのライブ配信が行えるため、カップルや友人同士など、複数人での配信が行いやすくなった。「なめらかモード」は、新コーデックの採用により、通常時(150~300kbps程度)の半分の帯域(88kbps~240kbps程度)でも、画像・音声をなめらかに配信できる機能。これにより、通信速度が制限された状態や、旅行先、地下鉄など、電波環境が悪い場所でも、従来よりスムーズに高品質の配信ができるようになった。このほか、海外ユーザーの拡大を狙い、iOS版「ツイキャス・ライブ」のインタフェースを新デザインに変更した。5月にアップデートした視聴用アプリ「ツイキャス・ビューワー」で採用した新UIと同じく、フラットデザインとなっている。同社は"誰でも簡単に配信できる"ことがツイキャスの特徴であり、「ツイキャスらしさ」と位置づけている。今回の「まわし撮り機能」や「なめらかモード」の実装により、「通信環境や画角などの問題をユーザーが気にすることなく配信できるようになった。(誰もが簡単に配信できるという)理想に近づくアップデート」としている。
2015年06月24日アジア最大の短編映画の祭典『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2015』が6月15日に最終日を迎え授賞式が開催。イラン映画『キミのモノ』がグランプリを獲得した。その他の写真今年で17回目を迎える同映画祭は6月4日より渋谷、原宿、表参道、二子玉川、横浜などで12日間の日程で開催されてきた。コンペティション部門は作家の冲方丁、俳優で映画監督の奥田瑛二、映画作家の河瀬直美、俳優の要潤、女優の藤原紀香、韓国の人気俳優チョン・ウソンという豪華メンバーが審査員を務め、期間中に上映された85作品(応募総数は4559作品!)の中から、“インターナショナル部門”、“アジア インターナショナル部門”、“ジャパン部門”の優秀作品を選定。その3作品からさらに、グランプリが選ばれた。『キミのモノ』は手に入ることのない物を自分の物だと主張するふたりの少年の姿を描いた作品で、テヘランで映画制作を学んだイラン人監督のレザ・ファヒミ監督にとっては2作目のショートフィルムとなる。“アジア インターナショナル部門”に続き、最優秀賞にあたるグランプリの受賞を知らされたファヒミ監督は満面の笑みを浮かべ「夢を見ているよう。この作品に携わり、協力してくれたみなさん、そして子供たちに感謝したいです。撮影を行った7日間、私たちは子供の視線で世界を見ていました」と喜びと感謝を口にした。なお同作は来年の米アカデミー賞の短編部門のノミネート選考対象となる。審査員6名はいずれも子供の視点で現実を描いた同作を激賞。藤原は子供の所有欲を描きつつ「大人になっても所有や侵略が世界の平和を脅かしている。メッセージをダイレクトに感じました」と語り、海外映画祭常連の河瀬も「世界の縮図に思えて、刺激的で勉強させてもらいました」とうなずいた。“インターナショナル部門”優秀賞はチュニジア出身のロットフィ・アコー監督の『父親』、“ジャパン部門”優秀賞(東京都知事賞)は沖縄出身の岸本司監督の『こころ、おどる-Kerama Blue-』に贈られた。授賞式には音楽をテーマにした“ミュージックShort部門”にGLAYやKABA-BOONも来場。ネット上の投票でネスレアミューズ映画祭のアワードを受賞した園田俊郎監督がネスレ日本の支援を受けて制作した『恋する占女リータ!』もこの場でお披露目され、主演の浅見れいな、大和田健介、IVANらによる舞台あいさつも行われるなど、多彩なゲストに声援が送られた。取材・文・写真:黒豆 直樹
2015年06月17日4月中旬にananのWEBサイトやツイッターでの募集告知をしてからというもの、続々と写真投稿が寄せられた「anan 2015 猫さま大賞」。応募総数はなんと4671点!愛くるしい子猫の写真に悶絶したり、おもしろ写真にはいちいちツッコミを入れたり。ついつい見入ってしまい、しかもどのにゃんこも甲乙つけがたく、審査はかなり難航。しかし、ついに……グランプリは新宿区在住のまんがさんに決定!モフモフのルックスとかわいすぎる子猫時代の写真の合わせ技で、猫好きの審査員(編集者・服部円さん、写真家・五十嵐健太さん、タレント、モデル・ダレノガレ明美さん、ミュージシャン・坂本美雨さん)・スタッフ一同のハートはわしづかみにされました。モフモフの毛並み、ふくふくの顔立ちが印象的なまんがさんに対し、「韓流アイドルの前髪のような柄がたまらない!」(坂本さん)、「もっふりとした毛並みとまんまる目、ピンクの鼻。すべてがパーフェクト!」(服部さん)、「うちのコの旦那さん候補にしたい」(ダレノガレさん)、「黒目が丸く撮れていてかわいいですね」(五十嵐さん)と、審査員も大絶賛。そして、子猫時代のかわいらしさたるや!破壊力ありすぎです。大賞の授与式を兼ねて、生のまんがさんにご対面!喜びの様子をお届けします。ananスタッフがお宅へおじゃますると、飼い主のTさん(女性)とともにお出迎えしてくれたまんがさん。「少し人見知りなので、隠れちゃうかも」というTさんの心配をよそに、堂々とした様子で部屋をウロウロ。そんなまんがさんに副賞の“まんま台”を贈呈すると、興味津々で匂いをクンクン。どうやら気に入ってくれたようで、スタッフ一同もひと安心。末永く愛用してくださいね~。さらに試しにティアラも頭にのせてみると、あら、プリンセス(男の子ですけど)みたい!ナイスな目線もいただけました。その間、我が子以上にはしゃいでいたのがTさん。まんがさんがこの号の付録でシールになることを伝えると、もうテンションはマックス!「雑誌に載るのはもちろん、まさか大賞に選ばれるなんて夢みたい。私にもまんがにも、本当にいい思い出になりました」とTさん。こちらこそ、ご応募いただきありがとうございました!もとは犬派だったというTさんの元に、まんがさんがやってきたのは生後2か月の時。「友達の飼い猫がすごくかわいくて、猫もいいなと思って。和歌山のブリーダーのサイトで生まれてすぐのまんがを見つけて、この子だ!と。一緒に暮らすことにしました」ちなみに「まんが」という名前は、「体がコロコロしてて、動きもマンガっぽくて。コロコロコミックみたいだなと思って」とのこと。今はその上をいくモッフモフぶりだけど、シャンプーすると意外とほっそり体型のようです。去勢した時には、エリザベスカラーでケガをして、包帯代わりの服を着て金太郎状態で過ごした時期も。笑いあり、ハプニングありの2年半ながらも、すくすくと成長したまんがさん。これからもananお墨付きのそのかわいさに磨きをかけてね。◇グランプリに輝いた東京都新宿区のまんがさん!スコティッシュフォールド・オス・もうすぐ3歳。おとなしくて、ちょっぴりシャイ。特技は棚の上などで腹ばいになり、投げ出した前脚をそろえて、上下に動かすお願いポーズ(最近はしないけれど、目的はいまだ不明)。苦手なものは爪切り、ブラッシング、ドライヤー。※『anan』2015年6月10日号より。文・野尻和代
2015年06月03日ファミリーマートは5月24日、企画集団「おたんじょうびかい」とフジテレビ「IPPONグランプリ」がコラボレーションした「IPPONグランプリアイスバー」(税込108円)を発売する。同商品では、世の中に"おもしろ"を増やしていく企画集団「おたんじょうびかい」と、お笑いタレント・松本人志さんがチェアマンを務めるフジテレビの芸人大喜利王決定戦「IPPONグランプリ」がコラボレーション。形状は、棒アイス型となっており、番組の黄色と黒のデザインをイメージしたチョコバナナ味を採用。バナナ味のカキ氷をチョコアイスで包み、中にはチョコソースを入れた。キャッチコピーは「おいしく一本、答えでイッポン」。スティックの持つ部分に"お題"が書かれており、アイスを食べ進めていくと棒の反対側に"回答"が現れる(全12種類)。パッケージは、スティック部分が透明になっているため、お題が見えるようになっている。IPPONグランプリ (C)FUJI TELEVISIONおたんじょうびかい (C)OTANJOUBIKAI
2015年05月22日カメラ記者クラブは5月20日、「カメラグランプリ2015」の選考結果を発表した。カメラグランプリは国内の写真・カメラ専門誌の担当記者で構成するカメラ記者クラブが主催し、1年間に発売されたカメラの中から優れた製品を選ぶアワード。今回はキヤノンの製品が大賞を含む3つの賞を受賞した。カメラグランプリ2015の「大賞」に選ばれたのは、キヤノンの「EOS 7D Mark II」。オールクロス65点AFセンサー、10コマ/秒の高速連写性能など最上位モデル「EOS-1D X」クラスの技術を投入したことなどが高く評価された。「EOS 7D Mark II」は「あなたが選ぶベストカメラ賞」にも選出され、ダブル受賞となった。「レンズ賞」に輝いたのは、キヤノンの「EF11-24mm F4L USM」。選考理由には、11mmという世界最広角を、魚眼レンズのような歪みを伴うことなく実現したことなどが挙げられた。「カメラ記者クラブ賞」は、オリンパスの「OM-D E-M5 Mark II」、パナソニックの「LUMIX DMC-CM1」、ライトロの「LYTRO ILLUM」の3製品が受賞した。
2015年05月21日サントリーは、東京都内にて行われた「日本ギフト大賞2015」(主催:日本ギフト大賞選考委員会)において、「ザ・プレミアム・モルツ」が、プレミアムギフト賞を受賞したことを発表した。「日本ギフト大賞」は、コミュニケーションツールとしての「ギフト」を表彰するというもの。ギフトの活性化は、受ける側、贈る側の喜びを高めるだけではなく、“日本中の文化と産業を豊かにしていく”という考えのもとに設立。全国の新聞社や大学学長など幅広い分野の選考委員が、ギフト商品・サービスを独自性、創造性、社会性の視点で選考。売上や話題性、特色などの点で評価し受賞者を決定していく。今回、同商品がプレミアムギフト賞を獲得した理由について「『世界最高峰のビールをつくりたい』という醸造家の想いから生まれ、徹底的な『こだわり』をもってつくられています。大切な贈り物には、『プレミアムなものを贈りたい』という消費者のニーズを引きだした先駆者であり、プレミアムビール界をけん引する存在です」と選考委員会はコメントしている。ちなみに、同シリーズは現在、『ザ・プレミアム・モルツ』、『ザ・プレミアム・モルツ 香るプレミアム』、『ザ・プレミアム・モルツ MASTER’S DREAM』の3種類をラインナップしている。なお、同大賞では47の都道府県賞を含む全53の賞を用意。プレミアムギフト賞のほかには、「話題賞」を「三越伊勢丹のライオン像日本体育大学への寄贈」が、「音楽ギフト賞」を「楽器演奏、聖歌/声楽ギフト(村上音楽事務所)」が、「和食ギフト普及賞」を「森永絹ごしとうふ(森永乳業)」がそれぞれ受賞している。
2015年05月19日U-1 グランプリ運営組織委員会は5月2日~6日までの5日間、東京都江東区有明で、全国のうどんが大集結した「U-1 グランプリ in 東京」を開催する。また、「うどん文化をとりまくご当地グルメ博」も同時開催となる。○うどん食文化をとりまく各種ご当地グルメが集結「U-1グランプリ」は、2013年より開催している人気イベント。うどんやだし、食材などの関連業界や生産者の交流・活性化を促進し、地域社会に貢献するほか、世界が注目する"クールジャパン"と"おもてなし" の国内外への発信、食育への貢献を目的としている。2014年に開催した東京大会は、入場者数20万人と大きな盛り上がりを見せたという。2015年大会はさらにパワーアップし、うどんのみならずうどん食文化をとりまく各種ご当地グルメも集結。家族連れでも、一人でも1日中楽しめる、イべントになるという。期間中のうどんの売上数と来場客や審査員の評価でグランプリや優秀賞を決定。グランプリに選ばれたうどんは、コラボ商品を販売する権利が与えられる。開催日時は、5月2日~6日 11時~20時(最終日のみ~18時、ラストオーダー30分前)。開催場所は、イーストプロムナード・石と光の広場(東京都江東区有明3-7)。※情報は掲載時のもの
2015年04月08日扶桑社は6日、"文房具のプロ"である売り場の店員が最高の逸品を選ぶ「文房具屋さん大賞2015」の結果を発表した。○プロが自分で買いたいものを選出同賞は、誰よりも真剣に現場で文房具と向き合う文房具店員が「自腹で買いたいか」という基準で選出したもの。「大賞」「新人賞」「コスパ賞」「デザイン賞」などの各賞から「書く」「消す」「切る」「測る」「留める」「つける」「伝える」「管理する」という「部門賞」を設けて発表した。「大賞」は、ゼブラの「デルガード」。同製品は、新機構で芯を守り、"どんなに強い力を込めても芯が折れない"という特徴を持つシャープペンシル。銀座・伊東屋は同製品について「力の加減を気にせず、思うままに書けます。電話の際のメモやアイデア出しに重宝しますね。このシャープは確かに折れません」とコメントとしている。他の賞に関する詳細は『扶桑社ムック 文房具屋さん大賞2015』で発表されている。
2015年03月11日Dropboxはこのほど、ビジネス向けDropboxに新機能として、「グループ機能」と「グループ API」の提供を開始したと発表した。グループ機能は、ビジネス向けDropboxの管理をシンプルにするための新機能で、Dropbox内にチームを作成してメンバーのリストを管理し、メンバーに対して特定フォルダへのアクセス権限を付与することができる。また、チームの管理者はグループとActive Directory(AD)のデータを同期することができる。グループ機能は、企業ユーザーからの要望が多く寄せられた機能の1つで、2014年11月に始まった先行アクセスプログラムでは、すでに12,000社以上の企業が利用しているという。また、グループ機能と合わせて「グループ API」の提供も開始。ビジネス向けDropboxと既存のITシステムとの連係が行えるようになるほか、Active DirectoryソリューションやLDAPソリューションをビジネス向けDropboxと統合でき、Dropbox内のグループとデータの同期が可能となるという。Dropboxでは、今後数カ月の間に、グループAPIに基づくターンキー方式のAD同期機能をリリースする予定だという。
2015年03月09日「第8回WOWOWシナリオ大賞授賞式」が5日、東京・赤坂の同局で行われ、川崎クニハル氏の『双葉荘』が大賞に選ばれた。2007年に創設された同アワードは、プロ・アマ問わず優れたシナリオ作品を発掘し、脚本家の育成を通じて広く映像文化の発展に寄与するというもの。第8回目を数える今年は、応募総数482編の中から大賞に川崎クニハル氏の『双葉荘』、優秀賞に大谷洋介氏の『タクハイ・ドライバー』、ネオ・ポフスキー氏の『駱駝色の女』、堀脇れいく氏の『姐さん』がそれぞれ選ばれた。『双葉荘』で見事大賞を射止めた川崎氏は「30年以上商業映像の演出の仕事をやっておりますが、実は50歳を過ぎた頃から自分でもストーリーを作りたいという欲が出てきて、今回の『双葉荘』は8作目ぐらいです。この話は私が若いころに体験した実話をベースにしており、そこから自分なりに脚色を加えていきました」と受賞作について説明し、「60歳を越えてますので、これから私はどうなるんだろうかと大変興奮しております。こういう機会を与えていただいて本当にありがたいです」と感謝の言葉。川崎氏の作品は年内にWOWOWで映像化されるが「非常にエキサイティングですね。ただ、私は普段自分でも演出するので、生まれて初めて他の方に演出されるということで、どう受け止めていいのか分かりません。これもまた面白い次の人生の第一歩かなと皆さんに感謝しております」と話していた。また、選考委員長を務めた映画監督の崔洋一は「WOWOWシナリオ大賞はオールジャンルでオリジナルが大前提。応募した方たちの野心といいますか希望というものが映像化されることで結実されます。非常に高い評価をいただけるようになりましたが、それと同時に権威にはしたくありません。いずれは世界性を持って受賞作品が国境を越え、受け入れてもらえるように今後とも選考にあたってきたいと思います」と講評した。なお、昨年大賞に選ばれた栄弥生氏の『十月十日の進化論』(尾野真千子主演)が、3月26日(22:00~)にWOWOWでドラマWとして放送される。
2015年03月06日ハンドメイド作品の展示・販売・購入ができるオンラインマーケット「minne」。同サイトが主催する「ハンドメイド大賞」の表彰式が行われた。今回が初開催となる同コンテストだが、応募作品は何と1万3,000点以上。表彰式の会場には、審査を経て最終ノミネートされた149作品の作家が招待された。作品の審査を行ったのは、俳優の片桐仁さん、タレントの光浦靖子さんや篠原ともえさん、クロスステッチデザイナーの大図まことさんなど。このレポートでは、審査員の心を見事射止めた受賞作品を紹介しよう。○大賞は毛糸の動物ブローチ大賞はtrikotriさんの「森の動物たちのぽんぽんブローチ」。満場一致で大賞に決まったという同作品は、「毛糸のポンポン」で作られたアイテムだ。大きさは手のひらにすっぽり収まるサイズで、顔の造作や柔らかな毛糸の質感、動物の特徴を見事に捉えた色使いがとてもリアル。つぶらな瞳もキュートで、思わずモフモフしたくなってしまう。審査員からも「『どうやって作っているの?』と審査会場がざわついた作品です。色合いや表情がかわいらしく、毛糸でできているのが信じられないです」とコメントが寄せられた。毛糸のポンポンを作るのにはまっており、そこから動物が作れないかということでこの作品を思いついたというtrikotriさん。ブローチを胸につけてのスピーチで「小さな頃からものを作ることが大好きだったのですが、ものづくりをしながら生きていくというのは結構大変なことだと思います。今回この賞をいただけたことで、ものづくりをしてきてよかったなとうれしく感じています」と喜びを語った。○部門賞は抱きしめてくれるメモなど部門賞では、「アクセサリー」「小物」「ファッション」「ベビー・キッズ」「ステーショナリ」の5部門5作品が表彰された。「ステーショナリ部門」の受賞作品は、おはなばたけだよさんによる「抱きしめも」。「もらってうれしいメモ」をテーマに作られたという同作品は、かわいらしいキャラクターがメッセージを「ぎゅっ」と抱きしめてくれるメモだ。審査員からは、「抱きしめている腕を開くと…? どんなうれしいメッセージが書かれているのか気になってしまいます。今すぐ使いたくなる、かわいいデザインがとても愛らしいです」と評価された。○トキ、ヤギなど独創的なテーマ別賞「アイディア賞」「ユーモア賞」「話題賞」「こだわり賞」「技術賞」「商品化賞」の6作品を表彰するテーマ別賞では、独創的な視点で作られた作品が表彰された。「アイディア賞」受賞作品は、リペアハウス北澤さんの「箸を使わないトキ」。「ニッポニア・ニッポン」の学名を持つ鳥、「トキ」をモチーフにしたくちばしが箸になる箸置きだ。審査員も「『こんな箸置きがあるなんて!』と思わず驚く、お箸をくちばしに見立てたアイデアが斬新。『箸を使わないトキ』というタイトルにも審査員一同脱帽でした。日本ならではのアイテムとして、海外の方にも紹介したくなる作品」と絶賛された。カラフルな色使いについては「ピンクのときは恋したトキ、黄色のトキはカレーうどんを食べたトキ、青いトキは冷え性なトキ」なのだそう。「ユーモア賞」にはlumienaさんの「毛糸から生まれたヤギのトイレットペーパーカバー」が選出。「普通のトイレットペーパー1つを丸飲みできる」大きさの同作品は、「紙が大好物なイメージ」があるヤギの口から、紙が出てきたら面白いなという思い付きから生まれたという。審査員からは「何と、やぎさんの口からトイレットペーパーが…!! こだわりの毛糸を使用し、かぎ編みで作りこまれた作品です。やぎさんのとぼけた表情がとてもかわいらしいところも素敵です」とコメントが寄せられた。minneで紹介されているヤギの飼い方は、「餌は与えないでください。でもあなたが紙を必要とするとき、口から出してもらってください」。とても役に立ちそうなヤギさんだ。○光浦さん、片桐さん注目のネックレスとは?最後に、ゲスト審査員がときめいた作品に贈られる「ゲスト審査員賞」の受賞作を紹介しよう。受賞6作品の中でも異彩を放っていたのが、「片桐仁賞」「光浦靖子賞」をダブル受賞した岡田敏幸さんによる「馬のからくりネックレス」だ。木でできた馬モチーフのネックレスは、1番下の取っ手を回すと、歯車が動き、馬が走るというからくりが! 同作品に対し、光浦靖子さんと片桐仁さんからユーモアあふれるメッセージが寄せられた。「存在感に目をうばわれ、ギミックを知ったら審査会場が騒然となりました。なぜネックレスにしたのかは分かりませんが、『作りたくて作った』というすばらしい作品」(片桐さん)「オリジナリティーのすごさ、精密さ、『すごいけどそんなに欲しくない~』という無駄なかんじがすばらしい! 木でできていて、痛くないように角も取られている優しさ、『でもそんなに欲しくない~』『何で?』というバランス感。手のこみ具合も群を抜いていました」(光浦さん)また「篠原ともえ賞」の表彰では、篠原さんが自ら作成したドレス姿で登場。「昔からハンドメイドは身近なものだった」という篠原さん。「篠原ともえ賞」を受賞した旻(みん)さんの「星空の指輪(12星座)」については、「光の等級まで表現されていて、『星空を手に集めた』ような愛を込めた感覚が伝わってきました」と語った。独創的な作品が多数寄せられたハンドメイド大賞。GMOペパボ 代表取締役社長 佐藤健太郎さんは、「びっくりする物、カワイイ物など我々が思いつかないようなものがたくさんあって、みなさんの創作意欲を感じることができました。この賞が、日本のものづくりのさらなる発展とものづくり業界活性化の一歩になればと考えております」とコンテストを振り返った。このレポートでは各受賞作の一部を紹介したが、minneでは他にも素敵な作品も多数掲載されている。詳細が気になる人、ハンドメイドに興味がある人は、ぜひサイトを覗いてみてほしい。素敵な作品との出会いがあるはずだ。
2015年03月03日翔泳社は2月25日、「ITエンジニアに読んでほしい! 技術書・ビジネス書 大賞2015」の技術書・ビジネス書部門の各大賞書籍を発表した。同企画は今回で第2回目の開催となる。対象書籍は技術書、ビジネス書全般で、2014年11月26日から一次投票としてWEBで投票を受け付けた。一次予選での投票数は2,100票と、第1回目よりも約3倍の票を集めたという。最終投票は2月19日に、特別ゲスト4名と、観覧席の参加者による一次投票上位6冊(各3冊)の書籍の著者、編集者、翻訳者による書籍紹介プレゼン、書籍の内容を元に投票を実施した。その結果、技術書部門大賞は「GitHub実践入門(大塚 弘記/著)」(技術評論社)に決定した。投票した人からは「エンジニア以外にGitHubを伝えるときに使えそう」「使い方だけでなく、まつわる全てに言及されているのは素晴らしい」などのコメントが寄せられている。ビジネス書部門は『「納品」をなくせばうまくいく(倉貫 義人/著)』(日本実業出版社)となった。「出版とIT業界について、うまく切り込んでいる」「情熱の伝わってくる素敵なプレゼンだった」など評価が高かった。今後は、全国主要専門書店約15店舗で「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書 大賞2015フェア」を実施する。プレゼン大会に参加した本の著者、訳者、編集者の方の直筆コメント入りのPOPも展示し、大賞やベスト10に選ばれた本を中心に展開する。
2015年02月28日エプソン販売は2月26日、インクジェットプリントによるフォトコンテスト「エプソンフォトグランプリ 2014」の審査結果を発表した。「ネイチャー部門」のグランプリは吉川秀徳氏の「春雪舞う」、「ヒューマンライフ部門」のグランプリはむらうちかつお氏の「若者」が受賞した。両氏にはそれぞれグランプリ賞金100万円が贈られる。また、「チャレンジ部門」の優秀賞には山本弘氏の「年に負けない」、「ファミリースナップ部門」の大賞には牟田啓三氏の「歳月」、「中学・高校写真部部門」の優秀賞には山口県立下松高等学校 美術部の「ブルーサマーJK」が選出された。エプソンフォトグランプリはインクジェットプリンターで印刷した写真を対象としたコンテスト。2006年から開催され、今回で9回目を数える。今回の応募総数は19,176作品に上った。また、3月13日から26日の期間、「エプソンフォトグランプリ 2014 受賞作品展」が東京・新宿のエプソンイメージングギャラリー エプサイトで開催される。
2015年02月27日ニトムズは2月23日、パーソナル文房具ブランド「STALOGY(スタロジー)」シリーズより、携帯しやすい「365Days Notebook」のA6、B6サイズを発売する。○スケジュール帳、日記帳など様々な使い方が可能「STALOGY365Days Notebook」(2013年発売)は、ユーザーの自由な発想で使い方が無限に広がるノートであるとして、第23回日本文具大賞デザイン部門で優秀賞を受賞した。携帯できるサイズの要望が高かったことから、持ち運びに適したA6、B6の2サイズを発売する。いずれも総ページが368ページあり、1日つき1ページ使用できる。スケジュール帳、日記帳、雑記帳など、ユーザーの発想次第で様々な使い方が可能。紙には薄くて軽く、インクが裏抜けしにくい手帳紙を採用した。5mmの方眼で、文字や図、グラフも書きやすくなっている。欄外(右上)には、月、日付と曜日、横軸に時間軸となる数字を記載しているため、スケジュール帳、日記帳、打ち合わせ記録などにも使用できる(A6サイズは、8時から21時、B6サイズは、7時から23時のタイムライン)。また、表紙は長期の使用に適した丈夫なクロス地を採用した。糸がかり綴じ製本なので、360°フラットに開き、使いやすい。枚数は184枚(368ページ)。価格はA6が1,300円、B6が1,500円(いずれも税別)。
2015年02月17日T-1グランプリ実行委員会は2月22日、「第5回T-1グランプリ全国決勝大会」をイオンモール幕張新都心にて開催する。同委員会は、"お漬物で日本を元気に"をコンセプトに、「漬物」の全国チャンピオンを決定する大会を開催している。全国7ブロック(北海道、東北、関東、中部、関西、中四国、九州・沖縄)の中から、一次選考・ブロック大会を経て、個人の部7人・法人の部16社・Taku-1グランプリ(たくあんの部)5人の計28組が決勝に進出した。今回の決勝大会ではファイナリストを一堂に集め、各部の中からグランプリを決定する。登場する漬物は、個人の部から「一期一会(いちごいちえ)」(中部ブロック)、「たこの飯寿司(たこのいずし)」(北海道ブロック)、「にんじんシリシリ漬」(関東ブロック)、法人の部から「みそ屋の甘辛大根」「なすの和風オイル漬」など。また、Taku-1グランプリからは「お福漬」「大根の中華風漬け」などが登場する。当日は、会場内では全国各地の漬物メーカーによる自作の漬物の試食販売が行われるほか、T-1グランプリイメージソング「漬物哀歌」ライブや、中部漬物協会公認漬物ソング「つけものいいな」ライブ、フリースタイルバスケットボール「WASWDA BALLERS」パフォーマンスなどのイベントも実施する。特別ゲストには、力士の豊ノ島関や、全日本漬物協同組合連合会公認「漬物PR大使」であるタレントの川村ひかるさんも来場し、イベントを盛り上げる。試食投票をする一般審査員は、来場者から募集する。募集人数は法人の部2,000人、個人の部100人、T-1グランプリ100人。会場にはご飯も用意しており、ご飯を片手に全国の漬物を楽しむことができる。イベント会場はイオンモール幕張新都心のグランドモール1階「グランドコート(屋内)」「グランドスクエア(屋外)」。開催時間は10時30分~17時10分。入場は無料。
2015年02月12日世界最高峰の音楽賞「第57回グラミー賞」の授賞式が、いよいよ2月9日(日本時間)に開催される。今回、大本命と言われているのが、主要4部門を含む最多6部門にノミネートされている英国出身アーティストのサム・スミス。授賞式を前に、彼の魅力や輝かしい実績を紹介しよう!○世界で最も権威ある音楽賞のひとつ、グラミー賞グラミー賞といえば、テレビにおけるエミー賞、舞台におけるトニー賞、映画におけるアカデミー賞と並んで、今日世界で最も権威ある音楽賞のひとつ。"アメリカ合衆国の音楽産業において優れた作品を創り上げたクリエイターの業績をたたえ、業界全体の振興と支援を目的とする賞"として創設され、世界最高峰の音楽の賞に発展し、グラミー賞ならではの華やかなパフォーマンスも毎年話題になっている。受賞部門は、最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞の主要4部門をはじめとする78カテゴリー。ちなみに昨年の最優秀レコード賞は、ダフト・パンクfeaturingファレル・ウィリアムス&ナイル・ロジャースの「Get Lucky」、最優秀アルバム賞は「Random Access Memories」とダフト・パンクが5部門で選出されたのも記憶に新しいところ。弱冠17歳の女性シンガー、ロードの最優秀楽曲賞受賞も話題となった。歴代の受賞者一覧を見ても、「ああ! あの曲か!」とうなってしまう洋楽史に残る楽曲ぞろいだ。今年のノミネートもすでに出そろっており、最優秀レコード賞は、イギー・アゼリアの「ファンシー feat.チャーリーXCX」、シーアの「シャンデリア」、サム・スミスの「ステイ・ウィズ・ミー~そばにいてほしい」、テイラー・スウィフトの「シェイク・イット・オフ」、メーガン・トレイナーの「オール・アバウト・ザット・ベース」が競い合う。その中の1人、サム・スミスは、最優秀レコード賞のみならず主要4部門、さらに最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞、最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞と、最多6部門にノミネートされている。○2010年代が誇る"声力"No.1アーティストに注目!最有力のサム・スミスは、ソウルフルな歌声と泣ける歌詞で多くの人の心をつかんでいる、22歳のシンガーソングライター。エイミー・ワインハウスやレディー・ガガ、ビヨンセなどに音楽的な影響を受けているという彼が名を挙げたのは、2012年10月に発売されたディスクロージャーのシングル「Latch」にゲストとして参加したあたりから。その後、2013年5月に発売されたノーティー・ボーイのシングル「La La La」に参加し、同曲は全英1位を獲得。2014年のデビュー・アルバムは発売からわずか4カ月で250万枚を突破し世界中で称賛の嵐を受け、さらには"男性版アデル"とまで称される2010年代が誇る"声力"No.1アーティストである。グラミー賞主要4部門すべてでノミネートされたのは、バリバリの新世代男性アーティストとして34年ぶり、そして英国の男性アーティストとしては史上初の快挙。そんな彼は、プライベートでは、昨年、ゲイであることを公表。自身Instagramで、付き合っていた男性と映画『タイタニック』のように船首でポーズする2ショットを公開するなど、お茶目な一面も披露している。2015年2月、5月には待望の来日公演も決定。日本でもブレイク必至だ!なお、MTVでは、注目アーティストのライブを放送する「MTV BRAND NEW LIVE」の2月7日放送回(21:00~21:30)にて、サム・スミスを紹介。2014年1月にロンドンのイズリントン・アセンブリー・ホールにて開催した、「マネー・オン・マイ・マインド」 や 「ラッチ」を披露したライブの模様を放送する。また、同日18:00~21:00には、グラミー賞の歴代受賞アーティストをミュージックビデオで振り返る「歴代グラミー賞受賞者特集」も放送する。MTV『MTV BRAND NEW LIVE:サム・スミス』放送スケジュール【初回放送】2/7(土)21:00~21:30【リピート放送】2/9(月)22:30~23:00、2/19(木)21:00~21:30、2/25(水)22:30~23:00MTV『歴代グラミー賞受賞者特集』放送スケジュール【初回放送】2/7(土)18:00~21:00【リピート放送】2/15(日)18:00~21:00、2/26(木)21:00~24:00
2015年02月06日ドンクはこのほど、「第3回推しパングランプリ」の投票結果を発表した。人気上位のパンは16日~3月8日、「推しパングランプリ ベスト5フェア」として全国のドンクで販売する。○2月末で閉店予定の「熊本県民百貨店」が作ったパンが1位同イベントは、全国にあるベーカリー「ドンク」の各店舗のパン職人が作ったオリジナルパン(推しパン)の中から、一般投票により"日本一のパン"を決定する企画。店頭にて試食をした人がおいしいと感じた場合、専用ボードに「イチオシ」シールを貼付。販売個数、Facebook特設サイト上に寄せられた「いいね!」も合わせ集計した。全国に店舗を展開する同店では、販売する商品全体の約3分の1が店舗オリジナルのパンだという。第3回となる今回は、「大切な人に教えたくなる、大切な人に食べてほしいマイスタンダードパン」を共通テーマに、2014年9月22日~10月5日に実施。このほど上位受賞パンが発表された。第1位は、熊本県・熊本県民百貨店の「おさつブレッド」が受賞。フランスパン生地にクルミを練りこみ、スイートポテトペーストを塗り芋とリンゴをちりばめ焼き上げたパンで、周りに白ゴマ、黒ゴマをつけて香り豊かに仕上げた。価格は1本648円(税込)、1/2本324円(税込)。なお、同店は2月末に閉店予定だという。第2位は、静岡県・ららぽーと磐田店の「アップルカフェ」。りんごとクルミが入ったコーヒー風味のパンに、マカロンをしぼり、サクサクに仕上げた。コーヒーのほろ苦さとりんごの酸味がポイントだという。価格は238円(税込)。第3位は、愛知県・豊田松坂屋店の「さくさくりんごキャラメル~青森からの贈り物~」。さくさくとした食感のクロワッサンに、青森県産のりんごとキャラメルナッツをのせて焼き上げた。価格は303円(税込)。第4位は、兵庫県・つかしん店の「リンゴとクルミのハニーフランス」。ほんのりはちみつが香るフランスパンに、相性のよいりんごとクルミを入れて焼き上げた。価格は216円(税込)。第5位は、福岡県・コレット井筒屋店の「九州クリームチーズとクルミのはちみつ仕立て」。クルミ入りのフランス生地に、九州産のクリームチーズを入れて焼き上げ、はちみつバターで仕上げた。ほどよい酸味のきいた九州産クリームチーズとクルミ、ハチミツバターの相性を楽しめる。価格は270円(税込)。
2015年02月05日静岡県浜松市とゆるキャラグランプリ実行委員会は1月14日、「ゆるキャラグランプリ2015」の開催地が静岡県浜松市に決定したことを発表した。「ゆるキャラグランプリ」は、エントリーしたゆるキャラを対象に人気投票を行い、順位を決定する大会。今回の決定を受け、イベントの名称は「ゆるキャラグランプリ2015 in 出世の街 浜松」となった。会場は同市の「渚園」で、会期は11月21日~23日。同イベントの開催地は公募制となっており、実行委員会の西秀一郎会長によると、2015年の候補地については浜松市をはじめ、60前後の団体からの応募や相談があったという。同市に決定した要因については、熱心で具体的な提案があったこと、候補地である同市の「渚園」のアクセスのよさ、「渚園」に大きな芝生広場があり家族で楽しめる環境であることを挙げた。会場となる浜名湖の「渚園」は湖に浮かぶ島のような施設で、JR弁天島駅から徒歩で向かうことができる。100サイト以上のオートキャンプを収容できる広大な芝生広場があり、これまでも大型音楽イベント、フリーマーケット等の各種イベントが開催されてきた。浜松市長の鈴木氏は、「浜松市は徳川家康公が29歳から45歳までの17年間を過ごし、出世の礎(いしずえ)を築いた地でもあることから、"出世の街"と言われています。昨年の同イベントの成功を引き継ぎ、さらに飛躍させるために以前から誘致を計画していました」と立候補に至った経緯について述べた。記者会見には、浜松市マスコットキャラクター「出世大名家康くん」のほか、「ゆるキャラグランプリ2014」の上位3キャラクターも登場。今回の誘致決定を受け、鈴木氏は「開催地である浜松市マスコットキャラクター"出世大名家康くん"の出馬も想定しています」と熱い思いを語った。
2015年01月16日Cloud Paymentは1月14日、継続請求に特化した請求管理ロボット「経理のミカタ」に、承認機能やAPI連携機能といった新機能を追加した。経理のミカタは、継続請求に特化した請求管理システムで、毎月発生する請求書の発行や送付、集金、消込、催促などの作業を自動で行う。今回新たに追加した機能は「承認機能」と「API連携」で、承認機能では、請求書発行や請求書送付、消込など作業ごとの確認を実現。誤った請求書の送付等を防止することができる。一方、API連携では、WebやSFA/CRMと自動連携し、従来手動やCSV入力していたデータの自動入力が可能となった。これにより、Webからの申し込みをそのまま「経理のミカタ」に反映するほか、既存の管理システムと連携して「経理のミカタ」にデータ移行するなど作業の簡易化を実現するという。
2015年01月15日産業技術総合研究所(産総研)は1月7日、脳損傷で失われた運動機能を肩代わりする脳の変化を解明したと発表した。同成果は、産総研ヒューマンライフテクノロジー研究部門システム脳科学研究グループの村田弓 研究員、肥後範行 主任研究員と理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センターの林拓也 ユニットリーダー、尾上浩隆 グループディレクターらが、自然科学研究機構生理学研究所の西村幸男 准教授、伊佐正 教授、京都大学霊長類研究所の大石高生 准教授、浜松ホトニクス 中央研究所の塚田秀夫センター長らと協力して得られたもの。1月7日付の米科学誌「Journal of Neuroscience」オンライン版に掲載された。今回、モデル動物の大脳皮質運動野で手の運動機能を担う領域に損傷を作成後、リハビリによる運動機能の回復過程での脳活動の変化を調べた。指先でものをつまむといった動作はヒトと一部の動物のみが持つ高度な運動機能で、手の運動機能を担う領域が損傷すると回復は不可能と考えられていたが、リハビリの結果、約1カ月後に運動機能が回復した。これは、リハビリの回復過程で損傷した領域の機能を補うために脳に何らかの変化が生じたためと考えられた。同研究グループが陽電子放出断層撮影(PET)を用いて、動作が回復した直後の脳の変化を調べたところ、損傷した領域の活動は減少していたが、損傷前よりも活動が上昇した脳領域が複数認められた。また、損傷後数カ月経過した回復の安定期の脳活動を調べたところ、損傷近くの領域で活動の変化が見られた。さらに、この脳の変化が機能回復に貢献しているかどうかを検証するために、回復直後と回復安定期に、変化が認められた領域の活動を薬剤によってブロックした。その結果、手の運動障害が再発したことから、これらの領域の脳活動の変化が、損傷した手の運動機能を担う領域を肩代わりしていることが確認された。同研究グループは「今回の研究成果は、脳機能のメカニズムに基づいた新しいリハビリであるニューロリハビリテーションを構築する上で鍵となる」とコメントしている。
2015年01月08日来年のオスカーで最有力作品のひとつと考えられている『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が、作曲部門で資格がないと判断された。作曲家アントニオ・サンチェス、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、フォックス・サーチライトは、アカデミーに再考をお願いしたが、かなわなかった。『バードマン…』の曲は、サンチェスによるドラムが斬新で印象的だが、映画の中で使われているその他のクラシック音楽が、アカデミーの作曲部門のルールに引っかかった。また、アカデミーの音楽部門に所属する244人の会員の多くはオーケストラを使うことが多く、ドラムだけの曲を、本当の曲ではないと感じたのかもしれないという説もある。本作は、来月のゴールデン・グローブでは、オリジナル作曲部門にノミネートされている。文:猿渡由紀
2014年12月24日第1回Yahoo!検索大賞2014が発表ヤフー株式会社が今月8日に発表した「Yahoo!検索大賞2014」は、今年検索数が最も上昇した人物・作品・製品を表彰するアワード。大賞に選ばれたのは「羽生結弦」さんで、ソチオリンピックでの金メダル獲得や、転倒事故を乗り越えてのたくましい演技など、日本中の興味を集めた結果が検索数にも現れたようだ。検索数No.1コスメはあの人気シャドウコスメ部門では、カネボウの「ルナソルアイシャドウ」が選ばれた。人気のカラー「サンドナチュラルアイズ01」はMAQUIA2014年上半期ベスト・メイクアップ大賞や、@cosme上半期ベストコスメアイシャドウ部門での第1位獲得など、上半期ベストコスメ4冠を達成していることも、検索数の上昇につながったとみられる。同商品は肌の色を選ばないベージュのワントーンカラーで、ゴールドパールがラメにはない自然なツヤ感を与えてくれる。まぶたの立体感を出してくれ、肌まで美しくみえる色合いだという。春の新商品にも期待「優美(ゆうび)浄化。」がテーマの、2015年春の新商品も発表されている。注目のアイシャドウは、清らかで春らしい3つのカラーバリエーション。限定の単色アイシャドウ「テンダーシャインアイズ」はまぶたに溶け込むようになじみ、やわらかな発色が特徴だという。詳細は12月25日からホームページにて発表されるので、年末に向けてルナソルの検索数はまだまだ伸びそうだ。(画像はルナソル公式HPより)【参照】・ルナソル・Yahoo!検索大賞2014
2014年12月11日ヤフーは12月8日、東京・虎ノ門の「虎ノ門ヒルズ」で、2014年に検索数が最も上昇した人物や作品、製品を表彰する「Yahoo!検索大賞」を開催した。検索大賞は今回が1回目。国内最大級の検索サービス「Yahoo!検索」で得られたデータを元に、検索急上昇ワードとなった人物などを選出しており、「パーソンカテゴリー」と「カルチャーカテゴリー」「プロダクトカテゴリー」の3カテゴリー、18部門が用意された。なお、選出対象となる期間は2014年1月1日~11月1日で、一日あたりの平均検索回数を2013年の回数から引いたものを「検索急上昇指数」として定義している。ヤフー 代表取締役社長の宮坂 学氏は大賞創設の狙いを「検索データを社内だけで見ていたが、世の中の皆様にも見てもらおうと思った」という。「毎秒4000回の検索リクエストがあり、1年間で7000億回のクリックとタップがある。そして、5000万人の方に利用していただいている。検索サービスが成長できたのは皆様のおかげですし、(それだけのユーザーがいることで、検索データが)興味・関心、心理状態を表す世相の鏡になっていると思う」(宮坂氏)また、同社 検索サービスカンパニー カンパニー長 執行役員の宮澤 弦氏もヤフーの検索データを「国民の興味・関心のビッグデータの塊」という言葉で表す。「朝昼晩、週末、年末年始まで検索データが蓄積されている。これを能動的な意思としてビッグデータ活用できるのではないかと考えた。この"ネットの意思"を反映したポジティブなアワードを作り、会議室で作られたアワードとは違う、新しい年末の風物詩を作れるんじゃないかと思っている」(宮澤氏)○あらゆる急上昇No.1が会場にアワードが開催された虎ノ門ヒルズでは、ありとあらゆる「急上昇No.1」が用意された。例えば、会場となった「虎ノ門ヒルズ」が「都内でイベントできる会場」の急上昇1位ならば、司会進行を務めた脊山 麻理子さんも「フリーアナウンサー」の急上昇No.1。また、「暖房設定温度」の急上昇No.1が「23度」となっており、会場の設定温度も23度に設定された。これについて宮澤氏は「2位は28度だった。こちらが1位だったら少し暑かったかもしれない」と話し、会場を笑わせていた。ただ、こだわったのはこれだけではない。会場スタッフのコスチュームについても、ありとあらゆる「急上昇No.1」を取り上げている。男性のメガネは急上昇No.1メガネの「JINS」で、急上昇No.1ペンの「ジェットストリーム」を所持。また、女性のドレスは「ZARA」を着用しており、靴は「スリッポン」、メイクは「涙袋メイク」、ヘアスタイルは「ショートボブ」など、最先端(?)の流行を捉えている。○橋本環奈さんなどが登場一方で、ノミネート対象となった「パーソンカテゴリー」と「カルチャーカテゴリー」「プロダクトカテゴリー」の3カテゴリー、18部門はアワードの壇上で表彰された。各部門の受賞者と作品、商品は以下の通り。パーソンカテゴリー大賞:羽生 結弦(パーソンカテゴリーから検索数に基づいて選出、羽生結弦さんはアスリート部門で選出)アイドル部門:橋本 環奈モデル部門:筧 美和子ミュージシャン部門:SEKAI NO OWARIスペシャル部門:HIKAKINお笑い芸人部門:日本エレキテル連合女優部門:石原さとみ俳優部門:市川海老蔵各部門の受賞者が喜びのコメントを多く語るなか、会場を賑わせたのはやはりお笑い部門の「日本エレキテル連合」。「どぶろっくより検索してくださり、ありがとうございます」と語り始めたあと、自分たちでどういう検索をするのかとたずねられ「エゴサーチ」と話し「いいことを書いてくれている人を検索する」とポジティブな検索ばかりしていることを明かしていた。カルチャーカテゴリーアニメ部門:妖怪ウォッチ映画部門:アナと雪の女王ゲーム部門:モンスターストライク小説部門:ルーズヴェルト・ゲームドラマ部門:花子とアンプロダクトカテゴリー飲料部門:アーモンド効果お取り寄せ部門:八雲もち家電部門:レイコップクルマ部門:HUSTLERコスメ部門:ルナソル アイシャドウ
2014年12月09日ヤフーが「Yahoo!検索大賞2014」を発表、ソチオリンピックで金メダルを獲得したフィギュアスケートの羽生結弦選手がパーソンカテゴリーのアスリート部門と大賞を受賞した。この大賞は、2014年に検索数がもっとも上昇した人物、作品、製品を表彰するアワードで、今年が第一回目となる。通常の検索ランキングの値とは違い、「2014年の一日あたり平均検索回数」と「2013年の一日あたり平均検索回数」の差を今年の検索急上昇指数とし、その値をもとにした結果によって競われた。まさに、うなぎのぼりの要素が必要となる。各受賞者のコメントなど、詳細は同社特設サイトをご覧いただきたい。冒頭で挨拶にたった同社代表取締役社長の宮坂学氏は、検索窓は社会の窓として、リアルタイムで世間の興味を反映するものだとし、検索行動というビッグデータが日本人の興味関心を示すバロメーターであるとした。つまり、自らキーワードを入力して検索するというのは、国民の能動的な意思であり、この大賞の審査員は国民そのものであるという。賞は、人物に与えられるパーソンカテゴリ、アニメやドラマ、小説などに与えられるカルチャーカテゴリー、モノや商品に与えられるプロダクトカテゴリーがあり、個々のカテゴリに複数の部門が設けられ、それぞれに部門賞が与えられた。授賞式には部門賞を獲得した関係者が来場して賞に華を添えた。各カテゴリと部門賞は下記の通りだ。残念ながら羽生選手はビデオでの出演となったが、自分でも、「羽生結弦 フィギュアスケート」いったキーワードで普段から検索をするという。また、パーソンカテゴリー俳優部門賞の市川海老蔵氏は、会場に駆けつけ、自分で検索して「ディスられ」ているのを見つけても、まったく気にしないとコメントした。多くの受賞者は自分で自分のことを検索しているようだ。Yahoo!では、今、毎秒4000万件弱の検索が行われているそうだが、この「急上昇」という切り口は、その年のトレンドを示すある種の指標として興味深いものだといえる。(山田祥平 @syohei)
2014年12月09日2014年英国ファッション大賞授賞式が12月1日、ロンドンで開催され、ウィメンズウエア大賞は「アーデム(ERDEM)」、メンズウエア大賞は「J.W.アンダーソン(J.W.Anderson)」がそれぞれ初受賞となった。授賞式にはサマンサ・キャメロン英首相夫人、ケイト・モス、英ボーイズグループ「ワン・ダイレクション(ONE DIRECTION)」のハリー・スタイルズなど多数のセレブリティが出席し華やかなイベントとなった。永年功労賞を受賞した『ヴォーグ(VOGUE)』編集長、アナ・ウィンターへのプレゼンターとしてジョン・ガリアーノが登場、ファッション界への復帰を印象付けた。続いて、セントマーチン美術大学MAファッションの名物教授で今年5月に亡くなったルイーズ・ウィルソンへの追悼として、彼女の教え子であるクリストファー・ケイン、メアリー・カトランズ他の作品を着たモデルたちが登場するセレモニーが行われた。また、ランウエイ写真の第1人者として60年のキャリアを持つクリス・ムーアには特別功労賞が贈られ、長年の仕事仲間であるスージー・メンキスからトロフィーが手渡された。今年の各賞と受賞者は以下の通り。新人賞ウィメンズウエア部門/「マルケス・アルメイダ(MARQUES’ALMEIDA)」新人賞メンズウエア部門/「クレイグ・グリーン(Craig Green)」新人賞アクセサリー部門/「プリズム(PRISM)」イザベラ・ブロウ記念ファッションクリエーター賞/エドワード・エニンフル(Edward Enninful)モデル・オブ・ザ・イヤー/カーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)レッドカーペット賞/「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」ニューエスタブリッシュメント賞/シモーネ・ロシャ(Simone Rocha)エスタブリッシュメント賞/「プリーン(Preen)」デザイナーブランド賞/「ヴィクトリア ベッカム(Victoria Beckham)」スタイル賞/エマ・ワトソン(Emma Watson)永年功労賞/アナ・ウィンター(Anna Wintour)インターナショナルデザイナー賞/ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)アクセサリーデザイナー賞/「アニヤ・ ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」メンズウエア大賞/「J.W.アンダーソン(J.W.Anderson) 」ウィメンズウエア大賞/「アーデム(ERDEM)」特別功労賞/クリス・ムーア(Chris Moore)
2014年12月03日東海道新幹線用車両N700Aが、環境負荷の低減に配慮した製品・サービスを表彰する「第11回エコプロダクツ大賞」のエコサービス部門で国土交通大臣賞を受賞した。表彰式は12月11日、東京ビッグサイトでの「エコプロダクツ2014展示会」会場内で実施される。エコプロダクツ大賞は、環境負荷の低減に配慮した優れた製品・サービス(エコプロダクツ)の表彰を通じ、さらなる開発や普及を図ることを目的に2004年に創設された。エコプロダクツ部門とエコサービス部門があり、今回はエコプロダクツ部門73件、エコサービス部門15件、計88件の応募があったという。N700Aは「高い環境性能を実現した省エネ型新幹線車両N700Aの開発と投入」の受賞名で、エコサービス部門唯一の国土交通大臣賞に輝いた。置換え対象の700系と比べて電力消費量を19%(東海道新幹線区間)削減したことや、モーターを制御する電力変換装置を小型軽量化してすべての電動車に展開したこと、トイレや洗面所にLED照明を採用するなど車内の照明電力をN700系より約20%削減したこと、シートクッションに100%リサイクル可能な材質を採用したことなどが評価されたという。N700Aは2013年2月に営業運転を開始し、2013年度までに13編成が投入された。2016年度までにさらに18編成投入される予定だ。
2014年12月02日ミステリー&エンターテインメント小説の登竜門であり、最高峰とされる「このミステリーがすごい!」大賞(主催:宝島社)。このほど、その大賞受賞作家たちの中でも特に人気の高い4名による“書き下ろし短編小説”を、TBSが年末年始の目玉となるオムニバスドラマ「このミステリーがすごい!~ベストセラー作家からの挑戦状~」として12月29日(月)に放送することが決定。日本映画界で活躍する映画監督たちのもと、藤原紀香、川口春奈、「EXILE」AKIRAら錚々たるキャスト陣が、それぞれ主演を務めることが明らかとなった。2002年の創設以来、「四日間の奇蹟」から「果てしなき渇き」まで映像化された大賞作品は実に6作を数える「このミステリーがすごい!大賞」。数々の名作ミステリーを発掘し、エンタメ界からも、読者からも一目を置かれている“このミス”の大賞受賞作家4名が、今回のためにそれぞれに書き下ろした渾身の短編小説をオムニバスドラマ化。映画化、そしてTVドラマ化もされた「チーム・バチスタの栄光」を皮切りとするシリーズで知られる海堂尊、橋本愛主演で映画化された「さよならドビュッシー」の中山七里、綾瀬はるか×佐藤健がW主演し、黒沢清監督で映画化された「完全なる首長竜の日」(映画タイトルは『リアル~完全なる首長竜の日~』)の乾緑郎、デビュー作の「生存者ゼロ」がいきなり59万部の大ベストセラーを記録した安生正と、人気の大賞作4人が原作を担当。そんな豪華な作家陣が手掛けた短編の映像化に挑むのは、こちらも日本映画界の第一線で活躍する監督たちだ。海堂尊による「カシオペアのエンドロール」を手掛けるのは、映画『NANA』で知られ、今夏公開になった最新作『がじまる食堂の恋』などスタイリッシュな映像に定評のある大谷健太郎。中山七里による「残されたセンリツ」を手掛けるのは、『ガメラ大怪獣空中決戦』などの特撮作品から『DEATH NOTEデスノート』『少女は異世界で戦った』など幅広いジャンルで名作を手掛ける名匠・金子修介。また、『僕と妻の1778の物語』やTVドラマ「僕の生きる道」シリーズなど、その独特な世界観で知られる星護が、乾緑郎の「黒いパンテル」を、そして、現在『クローバー』が大ヒット公開中で、北川景子×深田恭子の怪演が話題になった『ルームメート』などの若手ナンバーワン注目株・古澤健が、安生正の「ダイヤモンドダスト」を担当する。さらに、この珠玉のミステリー4作の案内人となるのは、“読書芸人”として知られる「ピース」の又吉直樹と、名女優の樹木希林。自他ともに認める“活字マニア” コンビが、それぞれ“気弱なミステリー小説家”と“ベテラン女性編集者”に扮し、ふたり芝居で丁々発止のやり取りを繰り広げる。その寸劇の中には、これから始まるミステリードラマのテーマやそれに関するセリフも散りばめられるという心憎い演出も楽しみだ。海堂尊原作×大谷監督「カシオペアのエンドロール」で主演を務めるのは、数々のドラマで主演を務め、ドラマ以外でも幅広く活躍を続ける藤原紀香。そして、女優と歌手の両面で活躍中の川島海荷、90年代トレンディドラマでの活躍を経て現在は社会派ドラマなどでも名演を披露している吉田栄作が出演。中山七里原作×金子監督『残されたセンリツ』には、『好きっていいなよ。』の川口春奈と、演劇界では独り芝居の第一人者とも言われるイッセー尾形が出演。乾緑郎原作×星監督「黒いパンテル」には「HERO」シリーズや「ドクターX」の勝村政信を主演に、若手人気俳優の山本裕典、ドラマ及び映画『SPEC』シリーズでの怪演も記憶に新しい城田優が共演。さらに、安生正原作×古澤監督「ダイヤモンドダスト」には、「EXILE」パフォーマーとしてだけでなく俳優としても確固たる地位を築いたAKIRA、子役時代から活躍する山本耕史がW主演する。「カシオペアのエンドロール」で、主人公の“大女優”役を演じる藤原さんは、「溢れんばかりの絶対的なオーラが必要な役」と手応えも十分。「‘巧妙な会話劇’が見どころのドラマなので、台詞の中の何気ない一言にも、実は理由があり、その後の展開につながっていたりします。表情やリアクションなど、全てが重要となってくるので、難しい役どころですが、やりがいを感じています」とコメントを寄せている。ミステリーの“プロ”とされる、一流の作り手たちがそれぞれタッグを組んだ、2014年を締めくくるにふさわしい至極のエンターテインメント。超豪華なオムニバスを、楽しみにしていて。「このミステリーがすごい!~ベストセラー作家からの挑戦状~」は12月29日(月)21時よりTBSほかにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月01日文化庁メディア芸術祭実行委員会は、平成26年度[第18回]メディア芸術祭の受賞作品を発表した。今回は「アート部門」の大賞作品は「該当なし」という結果となった。「文化庁メディア芸術祭」は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰すると共に、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル。今年度の同芸術祭には、前述の4部門に対して過去最多となる世界71カ国・地域から3,853作品が寄せられた。その注目すべき「アート部門」だが、本年度の「大賞」は「該当なし」と発表された。「アート部門」は2004年の部門改組から設定されたものだが、それ以前の「デジタルアート(インタラクティブ)部門」、「デジタルアート(ノンインタラクティブ)部門」含め、「アート」を対象とした部門の大賞受賞作品が選出されなかったのは初めてとなる。部門の審査委員・三輪眞弘氏はこの理由について、「今年の応募作品の質が低かったわけではなく、優秀賞や新人賞に選ばれた作品は非常に高いクオリティだった」としながらも、「僕が審査に携わった過去2回は、大賞に選ばれるべき突出した作品があり、ほかの審査委員らも意見が一致することが多かったが、今年はどれも素晴らしい作品でありながらも、コレだという決め手が感じられなかった」と述べた。これは、ほかの審査員も同様の意見だったという。さらに、「一年間で技術はさらに進歩したものの、今年はアップデートにとどまり視点そのものは動いていないと感じている」と続けた。今回の決断について、三輪氏は「最後の最後まで、大賞にするならばこの作品というのはあったし、そうなっても決しておかしいことではなかったが、むしろ審査員が何を感じたかを伝えることも重要だと考え、今回はこのような結果になりました」と述べ、審査委員の実感を率直に反映させた結果であることを明かした。なお、同部門の大賞が「該当なし」となったことで、本年度の「優秀賞」には1作品が追加され、メディアインスタレーション『これは映画ではないらしい』(五島一浩、日本)、同『センシング・ストリームズ-不可視、不可聴』(坂本龍一/真鍋大度、日本)、グラフィックアート、ウェブ『Drone Survival Guide』(ルーベン・パーテル、オランダ)、メディアパフォーマンス『Nyloid』(コッドアクト、スイス)、同『《patrinia yellow》for Clarinet and Computer』(福島論、日本)の5作品が選出された。
2014年11月28日