日産自動車は16日、SUV「エクストレイル」を一部仕様向上し、全グレードに自動ブレーキ(エマージェンシーブレーキ)を標準装備するとともに、人気装備を装着しながら割安な価格設定とした特別仕様車「20Xt "エマージェンシーブレーキパッケージ"」を設定して発売した。今回の一部仕様向上では、エクストレイルの全グレードにエマージェンシーブレーキおよび、車線を逸脱しそうな時に警報で注意喚起する「LDW(車線逸脱警報)」、アクセルペダルを誤って踏み込んでしまったとき、急加速による衝突回避を支援する「踏み間違い衝突防止アシスト」を標準装備。また、ガソリン車全車に暖房の効きを早める「PTC素子ヒーター」を標準装備するとともに、ハイブリッド車の「20X」および「エクストリーマーシリーズ」にはリモコンオートバックドアを標準装備とし、快適性と利便性の向上を実現した。その他、新色「キャニオンブロンズ」の採用、2WDのガソリン車とハイブリット車に「20S "エマージェンシーブレーキパッケージ"」の追加設定、ガソリン車の2WDモデルは車両本体価格を220万円台に設定、といった変更が行われた。今回設定された特別仕様車の20Xt "エマージェンシーブレーキパッケージ"(ガソリン車)は、LEDヘッドランプ・フォグランプ・リモコンオートバックドア・ルーフレールとあわせて、インテリジェントパーキングアシスト付のアラウンドビューモニターやナビゲーションシステムを搭載し、オプションで装着した場合に比べ約11万円割安な価格設定とした。さらに、同特別仕様車をベースに、より精悍で力強いスタイルの「20Xt ブラック エクストリーマーX "エマージェンシーブレーキパッケージ"」も設定している。エクストレイルの価格は、223万8,840円~329万4,000円。エクストレイル 20Xt "エマージェンシーブレーキパッケージ"は302万4,000円、20Xt ブラック エクストリーマーX "エマージェンシーブレーキパッケージ"は、318万6,000円~325万8,360円(いずれも税込)。
2015年12月16日日産自動車は9日、100%電気自動車(EV)「リーフ」が12月で販売開始5周年を迎え、累計販売台数は2016年1月に20万台を達成する見込みだと発表した。2010年12月に販売が開始されたリーフは、過去5年間の走行距離が累計20億キロメートル(約12億マイル)を超えており、5年間の実績から削減されたと推測されるCO2の排出量は約32万8,482トン以上にのぼるという。また、販売当初から同車は世界で高い評価を受け続けており、これまでに「日本カー・オブ・ザ・イヤー」「ヨーロピアン・カー・オブ・ザ・イヤー」、そして「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」を含む、合計92の様々な賞アワードを受賞している。同社のEV開発における歴史は古く、68年前の「たま電気自動車」にさかのぼる。その後も自社でのEVバッテリーの研究開発に取り組み、鉛からニッケル水素、そしてリチウムイオンへと進化させてきた。そして、1996年に世界ではじめてリチウムイオンバッテリーを搭載した「プレーリージョイ EV」を発売。このように、長い期間の実績に裏付けられた経験やノウハウによって、同業他社よりも早く2010年に世界初の量産型電気自動車リーフを、日本と北米で発売することができたのだという。また、同社はインフラ整備にも力を入れており、30分で80%まで充電が可能な急速充電器(CHAdeMO Quick Chargers)の数は全世界で1万基に到達する勢いで拡大。このうち約6,000台が日本に在り、世界最大の急速充電ネットワークを築いている。2015年11月に北米で販売を開始した最新のリーフには、一回の充電で可能な航続距離を従来から20%以上伸ばした大容量30kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載したモデルが加わった。30kWhバッテリー搭載モデルは、日本では12月24日から、欧州では2016年1月からの発売を予定している。
2015年12月10日日産自動車は3日、スーパーハイトワゴンタイプの軽自動車「デイズ ルークス」に、利便性の高い人気の機能と質感の高い内外装を専用装備とした特別仕様車「Vセレクション」を設定して発売した。デイズ ルークス Vセレクションは、量販グレード「X」および「ハイウェイスターX」をベースに、両側リモコンオートスライドドアや赤外線(IR)によるジリジリ感を抑制するIRカットガラス、アルミホイールなどの利便性の高い人気の機能と、質感の高い内外装を専用装備とした特別仕様車。ボディカラーには通常の設定色に加え、鮮やかさと深みを持つ爽やかなオーシャンブルーの2トーンを設定し、クール系の車体色を充実させた。「X Vセレクション」にはオーシャンブルーのボディにホワイトパールのルーフを、「ハイウェイスターX Vセレクション」にはオーシャンブルーのボディにブラックのルーフを用意し、カラーバリエーションは全16種類を設定。なお、2WDは「平成32年度燃費基準+10%」と「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」を達成し、自動車取得税が80%、自動車重量税が75%、軽自動車税が25%、4WDは「平成32年度燃費基準」と「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」を達成し、自動車取得税が60%、自動車重量税が50%、軽自動車税が25%、それぞれ減税となる。価格は、デイズ ルークス X Vセレクションの2WD車が149万9,040円、4WD車が162万円、デイズ ルークス ハイウェイスターX Vセレクションの2WD車が168万2,640円、4WD車が180万4,680円(いずれも税込)。
2015年12月04日日産自動車は25日、ミニバン「セレナ」の新グレード「ハイウェイスター Sエディション」と、エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)を標準装備した「20S」を発売した。ハイウェイスターSエディションは、今回自動ブレーキを標準装備した20Sをベースとした新グレード。スタイリッシュなフォルムの「ハイウェイスター」専用エクステリアを採用するとともに、人気装備のワンタッチオートスライドドア(助手席側)や、プッシュエンジンスターター、UVカット率約99%のスーパーUVカットガラス(フロントドア)を採用。高い利便性と快適性を備えながらも、価格を230万円台という購入しやすい設定としている。20Sに標準装備となったエマージェンシーブレーキは、フロントカメラで前方の車両や歩行者を検知し、衝突の可能性が高まるとメーター内の警告灯やブザーによりドライバーに回避操作を促すシステム。万一、ドライバーが安全に減速できなかった場合には、自動的に緊急ブレーキを作動させて衝突を回避、または衝突時の被害や傷害を軽減する。今回、20Sに標準装備されたことで、セレナは全グレードが自動ブレーキ標準装備となった。価格は、セレナ ハイウェイスターSエディションが239万8,680円~267万9,480円、セレナ 20Sが、228万5,280円~256万6,080円(いずれも税込)。なお、同社関連会社のオーテックジャパンも、セレナの新グレード追加・一部仕様変更にあわせ、カスタムカー「ライダー」シリーズに新グレード「ライダーSエディション」を追加するとともに、福祉車両「ライフケアビークル(LV)」シリーズを一部仕様変更し、同日に発売した。
2015年11月25日日産自動車は18日、「2015年ロサンゼルスオートショー」(会期 : 11月20日~29日)と「広州国際モーターショー」(会期 : 11月23日~29日)にて、インフィニティブランドからプレミアムアクティブクロスオーバー「QX30」を初公開すると発表した。QX30は、コンセプトカー「QX30コンセプト」において表現された力強くエレガントなデザインランゲージを忠実に継承。デザインに重点をおいた商品開発は、彫刻的なエクステリアデザイン、ユニークなクロスオーバーのスタンス、さらには非対称のインテリアデザインを実現している。また、同車は高いドライバーシートポジション、優れたハンドリング、インテリジェントな4輪駆動システムを採用することにより、街中や郊外路など、いかなる運転シーンにも適した車となっている。QX30の発売は、2016年半ばを予定。
2015年11月18日日産自動車による「日産アートアワード2015」の展覧会が、11月14日から12月27日まで神奈川県・横浜のBankART Studio NYKにて開催される。「日産アートアワード」は、日産自動車が創業80年を迎えた13年に、現代美術における優れた日本人アーティストの活動の支援と、次世代に続く日本の文化発展の助力を目的としてスタートしたもの。第2回となる今回は、キュレーターや研究者、アートスペース運営者、レジデンスプログラム従事者、NPOなどのアートプロフェッショナルが候補となるアーティストをノミネート。今年6月に、選ばれた33名の候補者の中から、世界を拠点に活動する5名の国際審査委員会の書類審査によって7名のファイナリストが決定された。今回開催される展覧会では、この7名のアーティストが、インスタレーションや彫刻、映像、写真など様々な分野で新作を発表する。様々な土地で生活し、そこでの体験をもとに“時間のあしあと”を1針1針縫いつけた作品を制作する秋山さやかは、横浜で2ヶ月半に渡り滞在した記憶を表現した作品を出展。鉄塔や工事現場などの日常風景や、厳島神社や金閣寺などの歴史建築物を彫刻作品として再構成する岩崎貴宏は、日用品や桧を用いて緻密な建築風景をつくりだした。また、国籍や人種、アイデンティティなどを主題とした写真や映像、オブジェ、テキストなどを発表するミヤギフトシは、12年から取り組んでいる「American Boyfriend」プロジェクトを展開し、沖縄とアメリカで撮影した映像などを展示する。その他、久門剛史による会場であるBankARTの空間や音、光を作品に取り入れたインスタレーションや、石田尚志の絵画と映像が融合したダイナミックな空間作品、毛利悠子による日用品や機械を用いたインスタレーション、米田知子のイギリスと日本で行った綿密なフィールドワークをもとにその歴史の痕跡を収めた写真作品などが出展。また、11月14日、21日、22日には、ファイナリストによるアーティストトークを実施。11月28日はグランプリ受賞者によるトークショーも行われる。なお、グランプリは同展の作品展示と最終審査を経て11月24日に決定。グランプリ受賞者には、賞金300万円に加え、ロンドンの歴史あるアートセンターであるカムデン・アーツ・センターの協力を得ながら2ヶ月間に渡るロンドン滞在の機会が提供される。【イベント情報】「日産アートアワード2015」会場:BankART Studio NYK 2階住所:神奈川県横浜市中区海岸通3-9会期:11月14日~12月27日(11月24日はイベントのため一般入場不可)時間:11:00~19:00入場無料
2015年11月13日日産自動車は11日、コンパクトカー「ノート」の一部仕様を向上すると同時に、上質なインテリアを採用した特別仕様車「ブランナチュール インテリア」を追加して発売した。ノートの仕様変更では、ボディカラーを一部見直し、パールメタリックの新色「キャニオンブロンズ」をはじめ、「チタニウムカーキ」「バーニングレッド」「フランボワーズレッド」の4色を追加。選ぶ楽しさを感じられる計15色のカラーラインナップを用意した。また、ボディカラーと異なるカラーのエクステリアパーツを選択して組み合わせることで、自分好みのノートを作り上げることができる「パーソナライゼーション」を新たに設定。メーカーオプションとして色が選択可能な専用パーツは、「黒」「赤」「白」「青」の4色のドアミラーとアウトサイドドアハンドルとなる。さらにディーラーオプションでも「パーソナライゼーション」として選択できるパーツを設定しており、ボディカラーの追加と併せて、クルマを選択する幅を広げるラインナップを取り揃えた。特別仕様車「ブランナチュール インテリア」は、インテリアに上質なブラウンとアイボリーの合皮コンビシート、シートセンターやドアトリムにはベージュのジャカード織物を採用し、明るい印象の室内空間を演出。加えて、専用センタークラスターフィニッシャーや、本革巻3本スポークステアリング、メッキアウトサイドドアハンドル等を装備し、カジュアルな雰囲気の中に上品さ・上質さを感じられるモデルとした。なお、同特別仕様車には「パーソナライゼーション」の設定は用意されていない。ノートの価格は146万4,480円~189万9,720円、ノート ブランナチュール インテリアの価格は157万6,800円~187万5,960円(いずれも税込)。
2015年11月11日日産自動車は26日、同社の中国の合弁会社である東風日産乗用車公司(東風日産)が、中国で中型セダン「ラニア(LANNIA)」を発売したと発表した。同車は、日産のグローバルチームと中国のローカルチームの協業によって、中国の若者のために創られたモデル。ラニアは、北京におけるデザイン拠点「日産デザインチャイナ」の若手デザイナーたちによってオリジナルデザインが生み出され、そのほかの多くのプロセスにおいても、中国人が舵取り役となって開発が進められた。また、中国人の嗜好に合わせたモデルであると同時に、「Vモーショングリル」「ブーメラン型ヘッドランプ」「キックアップされたCピラー」「フローティングルーフ」など、日産のグローバルデザインの特徴も多数採用している。インテリアは、ダイナミックな外観に合わせて、モダンでドライバー中心のコックピット、グライディングウィング・コンセプトに基づいてデザインされたインストルメントパネル、シートやトリム部分に使用した高品質でスポーティな素材などによってモダンに仕上がっており、若者世代の個性的でファッショナブルなセンスに訴えている。コネクティビティ関連のシステムは、日産ディスプレイ・オーディオや最新のオーディオシステム、後部座席にも取り付けられたUSBインターフェースなどの様々なインフォテインメント系システムで、どんな時もテクノロジーを通じて情報や友人・家族など、何かと・誰かと繋がっていたい若者たちのニーズに応えるものとなってる。パワートレインは、エクストロニックCVTと最新の1.6リッターエンジンを搭載しており、高出力と低燃費を両立。また、高性能サスペンションや最新の電動パワーステアリング、VDCなどを含めた様々な同社の最新テクノロジーが搭載されており、正確できびきびとしたハンドリングが可能となっている。ラニアの価格は、10万5,900人民元から。
2015年10月27日日産自動車は22日、軽自動車「デイズ」をマイナーチェンジして発売した。今回のマイナーチェンジでは、先行車や対向車のライト、道路周辺の明るさをセンサーで認識し、車速などの諸条件によりハイビームとロービームを自動で切り替える「ハイビームアシスト」を軽自動車として初採用。さらに、これまでメーカーオプション設定となっていた「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」「踏み間違い衝突防止アシスト」、一部グレードではメーカーオプション設定となっていた「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」などの安全装備を全グレードに標準装備としている。エクステリアは、新デザインのクロームグリルを採用したデイズ、堂々とした存在感を主張するフロントフェイスを新たに採用したデイズ ハイウェイスターともに、より精悍で上質感のあふれるデザインとした。また、リヤコンビネーションランプは全車新デザインのLEDシグネチャーランプとし、先進感と個性を引き立たせている。ボディカラーには、「スカーレット」「オーシャンブルー」「アイスブルー」をはじめ6色の新色を投入し、全14色のラインアップを用意した。インテリアは、デイズに新シート表皮、デイズ ハイウェイスターには新たにメーカーオプションとしてプレミアムコンビネーションインテリアを設定するなど、さらなる質感の向上を実現。また、赤外線(IR)を約70%カットするIRカットガラスを新採用し、紫外線(UV)を約99%カットするスーパーUVカット断熱機能と併せて、快適なドライブをサポートする。パワートレインでは、エンジンの摩擦抵抗を低減したほか、4WDとターボ車にはアイドリングストップ機能とバッテリーアシストを新たに採用することで、全車の燃費を向上した。デイズの価格は、115万200円~168万4,800円(いずれも税込)。なお、同社連会社であるオーテックジャパンは、デイズのマイナーチェンジにあわせ、カスタムカー「デイズ ライダー」、および「ライフケアビークル(LV)」シリーズをマイナーチェンジし、さらに新商品「デイズ ボレロ」を設定。デイズ ライダーおよびライフケアビークルは22日、デイズ ボレロは12月24日に発売する。
2015年10月22日日産自動車とソフトバンクは10月20日、人型ロボット「Pepper」を11月より日産販売店に導入し、来店者とのコミュニケーションに活用すると発表した。全国の「レディー・ファーストショップ」の内100店舗に順次導入し、その後、他の販売店舗へも拡大していく。両社は、Pepperの法人向けモデルとなる「Pepper for Biz」の店舗活用に関する共同プロジェクトを進めており、ソフトバンクの「Pepper for Biz」サービス開始に伴い、11月より日産の販売店に導入することが決まった。なお、自動車メーカーとして「Pepper for Biz」を販売店に導入するのは日産が世界初となる。今回、日産が導入するPepperには、日産の販売店用に開発した専用アプリケーションを搭載。顧客の出迎えから、胸部のタブレットを使った商品説明、子ども向けのエンターテインメントなど、多様なサービスを提供する。「レディー・ファーストショップ」は、店内に授乳ルームや広々としたキッズスペースがあり、より快適に手軽にクルマの購入を体験できるようになっている。この店舗にPepperを導入することで、さらに細やかなサービスを提供することを目指すとしている。一方ソフトバンクは、「Pepper for Biz」で利用できる複数の「Pepper」のアプリケーションを一括で管理したり、接客情報などを蓄積してマーケティングに活用したりするための「Pepper for Bizプラットフォーム」の提供に加え、Wi-Fi環境の提供や初期設定のサポートなど、日産の販売店におけるPepperの活用を全面的にサポートしていくという。
2015年10月21日日産自動車とソフトバンクは20日、人型ロボット「Pepper」を11月より日産販売店に導入し、来店者とのコミュニケーションに活用すると発表した。まず、全国の「レディー・ファーストショップ」の内100店舗に順次導入し、その後他の販売店舗へも拡大していく予定。日産とソフトバンクは、かねてより「Pepper」の法人向けモデルとなる「Pepper for Biz」の店舗活用に関する共同プロジェクトを進めてきたが、このたびのソフトバンクの「Pepper for Biz」サービス開始に伴い、11月より日産の販売店に導入することが決まった。なお、自動車メーカーとして「Pepper for Biz」を販売店に導入するのは日産が世界で初めてとなる。今回日産が導入する「Pepper」には、日産の販売店用に開発された専用アプリケーションが搭載され、来店者の出迎えから、胸部のタブレットを使った商品説明、子ども向けのエンターテインメントなど、居心地のよい店づくりのためのさまざまなサービスを提供する。日産の「レディー・ファーストショップ」は、女性客や初めてクルマを購入する人に向け、運営や設備などに独自の認定基準を設けた店舗。スタイリッシュなデザインの店内に授乳ルームや広々としたキッズスペースを完備し、より快適で手軽にクルマの購入を体験できるようになっている。日産は、「レディー・ファーストショップ」に「Pepper」を導入することにより、さらに細やかなサービスの提供が可能になると期待しているとのこと。ソフトバンクは今回、「Pepper for Biz」で利用できる複数の「Pepper」のアプリケーションを一括で管理したり、接客情報などを蓄積してマーケティングに活用したりするための「Pepper for Bizプラットフォーム」の提供に加え、Wi-Fi環境の提供や初期設定のサポートなど、導入から運用まで日産の販売店における「Pepper」の活用を全面的にサポートする。今回の取り組みは、自動車の販売店という新たな場へのチャレンジとなり、ソフトバンクは今後も「Pepper」の活用の幅を広げ、さらにさまざまな分野への展開を目指していくとしている。
2015年10月21日日産自動車は20日、ソフトバンクの人型ロボット「Pepper」を日産販売店に順次導入していくと発表した。当初は全国の「レディー・ファーストショップ」100店舗に順次導入していく。日産自動車が導入する「Pepper」には販売店専用に開発されたアプリが搭載され、顧客の出迎えから、胸部のタブレットを使った商品説明、子ども向けのエンタテインメントサービスの提供を行う。Pepperが配置されるレディー・ファーストショップは、女性や初めて車を購入する人を対象にし、授乳ルームやキッズスペースを備え、より快適に車選びを可能にした店舗のこと。Pepper導入の目的について、日産自動車広報部は「より入りやすい店舗づくりを目指している。車選びや、ディーラーで過ごす時間が楽しいと思ってもらえるように、Pepperがサポートしてくれたら」と期待を寄せている。今回のPepper導入に先立ち、日産とソフトバンクでは、法人向けモデルとなる「Pepper for Biz」の店舗活用に関する共同プロジェクトを推進。自動車メーカーとして初のPepper for Bizの導入事例となる。ソフトバンクは今後、Pepper for Bizで利用できる複数のPepperアプリを一括管理したり、接客情報などを蓄積しマーケティング活用したりするための「Pepper for Bizプラットフォーム」、Wi-Fi環境、初期設定の提供など、導入から運用までを全面的にサポートしていくという。
2015年10月20日日産自動車はこのほど、同社の中国の合弁会社である東風日産乗用車公司(東風日産)が、中国で新型「キャシュカイ」を発売したと発表しました。新型「キャシュカイ」は、洗練された外観デザインとプレミア感ある内装を併せ持つクロスオーバー。新型キャシュカイのプラットフォームは、ルノー・日産アライアンスのコモン・モジュール・ファミリー(CMF)をベースとし、パワートレインは、7速マニュアルモード付の新世代エクストロニックCVTと2.0リッター直噴エンジンに加え、ターボチャージャー付1.2リッター直噴エンジンも設定。走りの質を高めるため、独立懸架サスペンションに加え、アクティブライドコントロール、アクティブトレースコントロール、アクティブエンジンブレーキ、ダブルモード車速感応式パワーステアリング、インテリジェントパーキングアシストなど、様々な先進技術を搭載している。デザインはヨーロッパで行われ、日産の最新のグローバルデザインランゲージであるVモーショングリルやブーメランシェイプのLEDヘッドランプなど、特徴的なシグネチャーを採用。2,646mmのホイールベースが、ドライバー中心のコックピットまわりや同乗者席にゆとりある空間を与え、長時間走行時の疲れを軽減するゼログラビティシートが更なる快適さを提供する。安全性では、自動ブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、アラウンドビューモニター、移動物検知、車線逸脱防止支援システム、後側方車両検知警報といった、同社最新のセーフティーシールド技術が多数採用されている。新型キャシュカイの価格は、13万9,800人民元から。
2015年10月19日日産自動車、三菱自動車工業、並びに両社の合弁会社であるNMKVは、このたび、現行軽自動車の次期型モデルについても、これまでと同様に三社共同でプロジェクトを進めていくことに合意したと発表した。近く、三社間でMOU(覚書)を締結する予定。今後更に競争力ある商品を開発していくため、三社は、最適なリソース配分・役割分担を構築していくとのこと。具体的には、設計開発、実験など実際の開発業務については、今後、日産自動車もより深くかかわることとなる。また、NMKVの機能を強化し、従来担当してきた商品企画やプロジェクト開発などのマネジメント機能に加え、開発と生産の連携をより円滑、強化するための部署を新たに設ける。生産については、引き続き、三菱自動車の水島製作所で行う予定となっている。日産自動車、三菱自動車両社の軽自動車に関する協業事業は、2011年6月に企画開発を行う合弁会社としてNMKVを設立し、2013年6月には「デイズ」「eKワゴン」、2014年2月には 「デイズルークス」「eKスペース」を市場に送り出してきた。両ブランドを合わせた販売台数は9月末までに累計50万台を達成するなど、非常に順調な道のりを歩んでいる。そして今回の基本合意を経て、協業事業は新たなステップに入るとしている。この協業プロジェクトでは、軽自動車EVの企画開発にも取り組んでおり、軽EVを含め、次期型軽自動車の車両概要、発売時期など詳細については然るべきタイミングで公表する予定。
2015年10月16日日産自動車(日産)、三菱自動車工業(三菱自動車)および両社の合弁会社であるNMKVは10月16日、次期型軽自動車の企画・開発を引き続き共同で行うことに合意したと発表した。近く三社間で覚書を締結するという。今後、設計開発、実験など実際の開発業務について日産もより深くかかわることとなる。また、NMKVの機能を強化し、これまで担当してきた商品企画やプロジェクト開発などのマネジメント機能に加え、開発と生産の連携をより円滑、強化するための部署を新設する。生産については、従来通り三菱自動車の水島製作所で行う予定だ。日産と三菱自動車の軽自動車に関する協業事業は、2011年6月に企画開発を行う合弁会社としてNMKVを設立して以来、2013年6月に「デイズ」、「eKワゴン」、2014年2月には「デイズルークス」、「eKスペース」を生み出しており、両ブランドを合わせた販売台数は9月末までで累計50万台に達している。同協業プロジェクトでは軽自動車EVの企画開発にも取り組んでいるが、軽EVを含め、次期型軽自動車の車両概要、発売時期など詳細については明かされていない。
2015年10月16日11月29日(日)に静岡・富士スピードウェイで、日産自動車によるファン感謝イベント「NISMO FESTIVAL 2015」の開催が決定した。同イベントは1997年にスタートし、今回で18回目。大切に保管されてきた日産往年のレーシングカーから、最新のレーシングカーまでが一堂に会し、展示や走行、エキシビジョンレースを行う。そのほか、国内外のレーシングドライバーによるトークや、同イベント限定グッズの販売などが予定されている。イベントの詳細については、今後公式サイトなどで発表。気になる方はご確認を。■NISMO FESTIVAL 2015日時:11月29日(日)会場:富士スピードウェイ(静岡県)
2015年09月24日日産自動車は、ドイツのフランクフルトで15日から開催された『フランクフルトモーターショー』(一般公開は17日~27日)にて、インフィニティブランドのアクティブコンパクト「Q30」を世界初公開した。Q30は、ボディタイプにこだわらない新しい購入層に向けてデザインされ、大胆なフォルムと個性を持ったコンパクトセグメントモデル。2013年に発表された「Q30コンセプト」のデザインの特徴を忠実に再現し、デザイン主導による商品開発手法の具体例となっている。同車の様々なシーンで使えるデザイン、安心感のある運転性能、直感的に理解できる技術は、快適性のみならず、どこにでも自由に行けるフィーリングを醸成するとのこと。インフィニティブランドにとって、Q30はプレミアムコンパクトセグメント参入の象徴であり、インフィニティがグローバルに成長する為に重要な役割を担うとしている。
2015年09月16日日産自動車は、ドイツのフランクフルトで15日から開催された『フランクフルトモーターショー』(一般公開は17日~27日)にて、クロスオーバーのコンセプトカー「ニッサン グリップス コンセプト(NISSAN GRIPZ CONCEPT)」を世界初公開した。グリップス コンセプトは、欧州と日本のデザイナーが共同でデザインし、コンパクトクロスオーバーの性能と実用性、そしてスポーツカーのワクワク感とパフォーマンスを兼ね備えたコンセプトカー。パワートレインは、電気自動車(EV)の技術をベースにしたシリーズハイブリッドEVシステム「Pure Drive e-Power」を搭載。日産リーフと同じ大容量モーターを採用し、最高出力80kW、最大トルク254Nmを実現した。また、EV開発の中で培った様々な制御技術が統合されており、圧倒的な静粛性と優れた燃費効率、スムーズで素早いリニアな加速が可能となっている。エクステリアは、ダイナミックに流れる面とシャープなエッジが強いコントラストを表現するコンセプト「エモーショナル・ジオメトリー」に基づいてデザイン。ツール・ド・フランスのレース用自転車が両立する「ハイテクでありながらシンプル」という2つの相反する矛盾に着想を得ており、2015年3月に公開したコンセプトカー「スウェイ(Sway)」が欧州で初採用したデザイン要素「Vモーショングリル」「フロント・リヤのブーメラン型ランプ」「フローティングルーフ」「キックアップCピラー」を採用する。インテリアも、機能性を持たせたシンプルさがテーマ。マットグレーと深い赤みがかったオレンジの色のコンビネーションをインテリアにも使用し、ツール・ド・フランスの印象が強調されている。
2015年09月16日日産自動車の欧州地域における販売および生産管理を統括する欧州日産自動車は、フランス現地時間の11日、『フランクフルトモーターショー』(一般公開は17日~27日)で世界初公開となるクロスオーバーのコンセプトカーのモデルネームを「ニッサン グリップス コンセプト(NISSAN GRIPZ CONCEPT)」と発表し、同時にティザービデオを公開した。ニッサン グリップス コンセプトは、同社がクロスオーバーセグメントで培った実績に基づいてデザインされたモデル。砂漠を走りぬいた伝説のサファリラリーカー「240Z」や、シンプルなスポーツ自転車などから着想を得ており、クロスオーバーにスポーツ感を加えた新しいデザインの方向性が示されている。また、新技術の搭載により、新しいドライビング感覚を提供するとのこと。同コンセプトカーは、9月15日(プレスデー)に『フランクフルトモーターショー』の日産ブースで世界初公開となる。
2015年09月14日日産自動車の欧州地域における販売および生産管理を統括する欧州日産自動車は、フランス現地時間の7日、ドイツのフランクフルトで9月15日~27日の期間に開催される『フランクフルトモーターショー』(一般公開は17日~27日)にて、世界初公開となるクロスオーバーのコンセプトカーを出展すると発表した。日産のクロスオーバーは、SUVのようなしっかり感のある外観、ハッチバック並みのランニングコスト、高級車に匹敵する技術と品質を兼ね備えていることが特徴。欧州では「ジューク」「キャシュカイ」「エクストレイル」などのモデルが高い評価を得ており、欧州全体で累計250万台以上を販売している。今回出展するコンセプトカーは、こうした従来からの日産のクロスオーバーの特長に、これまでに無い新しいドライビング・プレジャーの感覚を加えた未来のクロスオーバーをテーマにしている。同コンセプトカーの詳細は『フランクフルトモーターショー』のプレスデーで明らかにする予定だ。
2015年09月08日日産自動車は2日、電気自動車「e-NV200」を47都道府県の自治体に3年間無償貸与する「電気自動車(e-NV200)活用事例創発事業」を開始すると発表した。同事業では、「静粛性や給電機能を活かした各種作業車両としての活用」「災害時の蓄電池としての活用」「中山間地域でのガソリンスタンド減少対策」といった、より良い街づくりや行政課題の解決等の一助となる活用方法を考案した自治体に対して、e-NV200を3年間無償貸与し、同車を実際に活用してもらう。これにより同社は、e-NV200の特長を活かした活用事例を積み上げ、全国に水平展開することにより、電気自動車の更なる普及を目指していく。e-NV200は、多目的商用バン「NV200バネット」をベースに、e-パワートレインを組み合わせることで、NV200の室内の広さや多用途性と、EVならではの滑らかな加速と静粛性を兼ね備えたモデル。最大1,500Wの電力を供給するパワープラグによって屋外での電源供給も可能となり、走る蓄電池として、さまざまなシーンに役立てることが可能となっている。
2015年09月02日日産自動車は26日、軽トラック「NT100 クリッパー」を一部改良して発売した。今回の一部改良では、燃費向上や商用車としての使い勝手向上を果たしている。なお、同車はスズキのOEM供給車。NT100 クリッパーは、2013年のフルモデルチェンジ以降、高い燃費性能と抜群の使い勝手から、ビジネスを強力にサポートするトラックとして好評を得ているモデル。今回の一部改良では、全車において燃費を向上し、5MT車は「平成27年度燃費基準+5%」を達成した。また、商用車としての使い勝手をより向上させるため、左右の荷台ステップ下に平シート用フックを採用したほか、リヤのロープフックを2個から3個に増やし、積載時の作業性向上を実現。ルーフパネルも含めたボディ表面積100%に防錆鋼板を採用し、防錆性能も向上させている。NT100クリッパーの価格は、83万9,160円~123万7,680円(いずれも税込)。
2015年08月26日日産自動車は24日、ミドルクラスセダン「シルフィ」の主要グレードである「X」をベースに、スタイリッシュなエアロパーツ等を装備してスポーティ感を高めた特別仕様車「Sツーリング」を発売した。Sツーリングは、シルフィの美しいボディラインを維持しつつ、専用デザインの前後エアロバンパーやサイドシルプロテクター、リヤスタイルにアクセントを与えるリヤスポイラーを装備し、端正かつ躍動感のあるスタイルとした特別仕様車。グロスブラックの塗装を施した専用フロントグリルや、表面を削って磨きをかけた16インチ切削光輝アルミホイールなども採用し、精悍な印象としている。また、人気の高い「キセノンヘッドランプ」を標準装備し、夜間の視認性向上も果たした。設定ボディカラーは、「ブリリアントシルバー(M)」「ブリリアントホワイトパール(3P)」「スーパーブラック」「ラディアント レッド(PM)」の4色で、価格は245万8,080円(税込)。
2015年08月25日日産自動車は19日、島根県松江市が管理する松江城天守の国宝指定を記念して、電気自動車(EV)「e-NV200」を松江市に寄贈したと発表した。松江市役所にて同日行われた寄贈式では、同社副社長の片桐隆夫氏と島根日産自動車及び日産サティオ島根社長の櫻井誠己氏より、松江市の松浦正敬市長に記念キーが手渡された。今回寄贈するe-NV200は、走行時のCO2排出量がゼロという特性が、水と緑の豊かな自然と歴史的な文化遺産や伝統に恵まれた国際文化観光都市である松江市に適したモデル。松江市には、今後同車を松江城天守国宝指定のPRイベントや同市の環境保全活動イベントなど、環境にやさしい街づくりの取り組みに役立ててもらう。なお、松江市は次世代自動車充電インフラ整備促進事業として、EVの導入を促進するため、急速充電器の設置も進めている。e-NV200は、多目的商用バン「NV200バネット」をベースに、e-パワートレインを組み合わせることで、「NV200」の室内の広さや多用途性と、EVならではの滑らかな加速と静粛性を兼ね備えたモデル。また、最大1,500Wの電力を供給するパワープラグによって屋外での電源供給が可能となり、走る蓄電池として、さまざまなビジネスシーンに役立てることができる。5人乗り/7人乗りのワゴンタイプの設定により、乗用ユースとしても使用可能となっている。
2015年08月19日日産自動車はこのほど、同社の中国の合弁会社である東風日産乗用車公司(東風日産)が、新型「ムラーノ」および「ムラーノ ハイブリッド」を8日に発売したと発表した。新型ムラーノは、中国の若い都市生活者からのSUVニーズに応え、東風日産が提供する日産ブランドのSUVラインアップを強化するために開発されたモデル。日産の最新のグローバルデザインランゲージであるVモーショングリル、フローティングルーフ、ブーメランシェイプのLEDヘッドランプなど、特徴的なシグネチャーを採用したほか、日産デザインの新しい形状表現の特徴であるコンセプト「エモーショナル・ジオメトリー」に基づいたダイナミックかつシャープなボディと、高級感のある広々としたインテリアにより、"イノベーションのパイオニア"と位置付けられている。今回は、QR25エンジン搭載車に加え、ムラーノにとって世界初となるハイブリッドバージョンが中国に投入された。ムラーノ ハイブリッドは、新型スーパーチャージャー付QR25DERエンジンと、駆動と発電を兼ね備えた電動モーターを組み合わせたパワートレインを採用。コンパクトリチウムイオン(Li-ion)バッテリーを搭載することで素早い充放電が可能となっている。また、インテリジェントデュアルクラッチシステムとエクストロニックCVTにより、V6-3.5リッターガソリンエンジン並みの力強い走行性能と、2.0リッターガソリンエンジン並みの低燃費を実現。四輪駆動システムの「ALL MODE 4x4-i」搭載により、都市でも郊外でもスムーズで快適な走行が可能となっている。安全性能として、MOD(移動物検知)や、リアルタイムで道路状況をモニターできるアラウンドビューモニターなど、同クラスでトップクラスの先進性を有するセーフティ・シールド技術を搭載。また、運転時の安全性をより高めるため、エマージェンシーブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、ドライバーアラートシステム、車線逸脱警報、後側方車両検知警報、クロス・トラフィック・アラートなど、運転をサポートする様々な機能も装備した。価格は23万8,800人民元~37万9,800人民元。
2015年08月18日日本郵便南関東支社は6日、日産自動車の協力を得て、オリジナル フレーム切手セット「名車コレクションフレーム切手セット日産スカイライン2000GT-R編」を9月18日に販売開始すると発表した。同オリジナル フレーム切手セットは、日本郵便南関東支社と日産自動車が両社共同で制作。"ハコスカ"の愛称で親しまれ、歴代スカイラインの中でも特に人気の高い「スカイライン2000GT-R(KPGC10型)」を題材にしている。セット構成は、切手1シート(52円切手10枚)、ミニカー(本体・ケース・ミニカー用パッケージ・台座)、収納BOXとなっている。フレーム切手には当時のカタログの写真を使用し、ミニカーはシルバーのボディカラーにスポーツホイールを組み合わせたオリジナル仕様。神奈川県の一部の郵便局(計374局)で限定販売され、価格は1セット3,800円(税込 : セット単位での販売のみ)。なお、9月18日から日本郵便Webサイト「郵便局のネットショップ」でも取り扱いが開始される(ネットショップでは郵送料等が加算)。
2015年08月06日日産自動車は21日、高い走行性能と環境性能を両立するハイブリッドエンジンを搭載し、5月13日に発売した新型「エクストレイル ハイブリッド」の受注が、7月18日時点で1万台に達した(総受注台数は1万133台)と発表した。これは月販目標台数1,000台の10倍にあたる。受注の内訳は、駆動別が「2WD」17%、「4WD」83%。ボディカラー別は「ブリリアントホワイトパール」36%、「ダイヤモンドブラック」32%、それ以外の色は10%未満。購入年齢別は、「39歳以下」22%、「40歳~49歳」24%、「50歳~59歳」26%、「60歳以上」28%となっている。新型エクストレイル ハイブリッドは、排気量2.5リッターのガソリンエンジンを超えるパワフルな加速性能や高い静粛性、同社独自のハイブリッドシステム「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」によって達成されたJC08モードで20.6km/Lという低燃費、「平成32年度燃費基準+20%」を達成したことによる免税措置の適用、などが購入者に好評とのこと。また、安全性能として「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」を標準装備し、定評のあるALL MODE 4×4-i にシャシー制御技術を搭載して実現した走行性能の高さや利便性なども高く評価され、好調な立ち上がりとなった。
2015年07月21日日産自動車は21日、「フェアレディZ」に、エンジンサウンドがより楽しめるオプションを追加設定するなどの一部仕様向上を実施して発売した。今回の一部仕様向上は、フェアレディZの「Version ST」「Version T」「NISMO」グレードを対象とし、メーカーオプションとして設定されている「BOSEサウンドシステム」に「アクティブ・サウンド・コントロール」と「アクティブ・ノイズ・コントロール」を追加設定。アクティブ・サウンド・コントロールは、ドライバーがエンジンサウンドをよりダイナミックに感じるよう音質をコントロールすることで、アクセル操作やエンジン回転数に応じた力強いエンジンサウンドを実現する。アクティブ・ノイズ・コントロールは、エンジンからの不快なこもり音を、室内のルーフ部分に新たに設置した集音マイクで検知し、逆位相の制御音をスピーカーから出力することにより低減。室内の静粛性を高めることにより、リニアで気持ち良いエンジンサウンドが楽しめる。また、ダークブルーのボディカラーに代わり「GT-R」でも採用されている「オーロラフレアブルーパール(2P)」を新たに採用。オーロラフレアブルーパールは、過去のスカイラインで採用したヘリテージカラーを受け継いだ特別な車体色となっている。フェアレディZの価格は、383万1,840円~573万4,800円(いずれも税込)。
2015年07月21日日産自動車は15日、ミニバン「セレナ」に安全性・利便性を向上させるアイテムを標準装備としながら、購入しやすい価格設定とした特別仕様車「ハイウェイスター Vセレクション+Safety II」「ハイウェイスター Vエアロモード+Safety II」「20X Vセレクション+Safety」を設定して発売した。また、「セレナ」既存モデルの一部仕様変更も行われている。ハイウェイスター Vセレクション+Safety IIは、ベース車に「LEDヘッドランプ」「ワンタッチオートスライドドア<両側>(挟み込み防止機構付)」「16インチアルミホイール(2WD車のみ)」と、幅広い運転シーンで安全・安心をサポートする「アドバンスド セーフティ パッケージ」を標準装備。ハイウェイスター Vエアロモード+Safety IIは、ベース車にハイウェイスター Vセレクション+Safety IIに装備された4アイテムに加え、「LEDイルミネーションを組み込んだフロントプロテクター」「専用ダーククロムグリル」「専用パワーウインドウスイッチフィニッシャー(グロスブラック)」といったスタイリッシュで魅力的なアイテムを標準装備としたモデル。20X Vセレクション+Safetyは、ベース車に「ワンタッチオートスライドドア<両側>(挟み込み防止機構付)」を標準装備している。既存モデルの一部仕様変更では、「PTC素子ヒーター」「前席ヒーター付シート」を「20S」を除く全車に、「日産オリジナルナビ取付パッケージ」を全車にオプション設定。「クロスギアパッケージ」には、「PTC素子ヒーター」「前席ヒーター付シート」を追加し、今回の特別仕様車3モデルにも同パッケージをオプション設定とした。価格は、ハイウェイスター Vセレクション+Safety IIの2WD・ハイブリッド車が279万9,360円、4WD・ガソリン車が304万200円、ハイウェイスター Vエアロモード+Safety IIの2WD・ハイブリッド車が283万9,320円、4WD・ガソリン車が308万160円、20X Vセレクション+Safetyの2WD・ハイブリッド車が250万6,680円、4WD・ガソリン車が275万8,320円(いずれも税込)。なお、同社関連会社のオーテックジャパンも、「セレナ」の一部仕様変更にあわせ、カスタムカー「ライダー」シリーズの仕様を一部変更するとともに、福祉車両「ライフケアビークル(LV)」シリーズに、特別仕様車「ハイウェイスター Vセレクション+Safety II」「20X Vセレクション+Safety」を新たに設定して発売している。
2015年07月15日日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンは6日、SUV「エクストレイル」をベースとした新たなカスタムカー「モード・プレミア」を設定し、同日に発売すると発表した。「モード・プレミア」は、エクストレイルの持つタフな性能はそのままに、エクステリア・インテリアの高級感を高めたモデル。エクステリアは、専用デザインのフロントバンパーの採用や、車体下部やホイールアーチをボディカラーと同色化することにより、都会的で優美な印象に仕上げている。また、18インチに大径化した専用デザインのアルミホイールや左右2本出しタイプのマフラーなどを装備し、クラスを超えた車格感を演出した。インテリアでは、エクストレイル唯一となる本革シートを採用。「ストーンホワイト」と「ブラック」を組み合わせたハイコントラストなコーディネーションとしたほか、インストルメントパネルやドアトリムに専用アルミ調フィニッシャーを施し、上質と洗練を極めたモダンな空間とした。また、「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」を全車に標準装着。これは、日産自動車が4月7日に発表した主要量販車種への自動ブレーキ標準装備を2015年秋までに完了する計画の一環となっている。エクストレイル「モード・プレミア」の価格は、ガソリン車が285万7,680円~315万7,920円、ハイブリッド車が325万2,960円~345万9,240円(いずれも税込)。なお、「環境対応車普及促進税制」の減税措置により、ガソリン車は自動車取得税40%と自動車重量税25%の減税、ハイブリッド車は自動車取得税と自動車重量税ともに免税となる。
2015年07月06日