日本映画界を代表する名カメラマン、木村大作が最新作『春を背負って』で監督を務めることが発表され、「何歳になってもまだ出来るんだ! ということで再びメガホンを執ることを決意しました」とコメントを寄せた。その他の画像映画『春を背負って』は、笹本稜平氏の同名小説が原作。菫(すみれ)小屋を舞台に、家族と、そこに集う人たちの力強い生き方と、温かな交流を描いた人間ドラマ。脚本は瀧本智行氏(『脳男』『イキガミ』)が担当する。木村監督は、興行収入25億円、観客動員200万人を突破した、初監督作品『劔岳 点の記』で、「最初で最後の監督業」「この映画を最後に映画業界を引退する」と断言していたが前言を撤回。「『劔岳 点の記』でやり残したことはない、あれ以上のことは出来ないという確信もあったが、“創作”はやめられないし、『剱岳 点の記』以上のものを作りたいという欲が出てきました」といい、「映画を創る上で、監督として新しいものを生み出していくということは楽しい。再び、私はこの『春を背負って』に人生を賭けたい。この映画が封切りになる2014年、私は75歳になります。自分のバイタリティが続く限り“創作”活動は続けていきたいです!」と宣言した。原作小説の舞台は奥秩父だが、木村監督たっての希望で「映画の舞台は360度どこをとっても画になる、且つ日本中の山々を見渡すことが出来る立山連峰に変えさせていただきました」とコメント。撮影は、富山県の立山連峰で、来年4月から11月にかけて敢行され、2014年の公開を目指す。『春を背負って』2014年公開
2012年12月12日歌手の木村カエラが売れっ子となる前にMCを務めていたことでマスコミ業界の内外で密かに注目を集める、テレビ神奈川で放送されている音楽情報バラエティー番組「saku saku」。この知る人ぞ知る次代のスターたちの登竜門的な本番組の5代目MC・トミタ栞が「saku saku Ver.9.0 /オーバーオールが止まらない」でドラマ撮影に挑戦した。アパートの屋根の上を舞台に、番組の住人の“ヴィンちゃん”ことフワフワ系MC・白井ヴィンセントが毒舌を織り交ぜながら、ゆる~く進行していく大ヒットローカル番組だ。初代・あかぎあい、2代目・木村カエラ、3代目・中村優、4代目・三原勇希と次に「来る!」と言われる女性タレントがMCを務めることで注目されているが、5代目MCをカエラさんを抜いて152cmの歴代最小身長を誇る栞さんが今年4月から務めている。すでにビッグアーティストとしてJ-POPを引っ張っていく存在にまで成長したカエラさんを始め、三代目MC・中村さんは「王様のブランチ」でリポーターとして活躍したり、4代目MC・三原さんは「踊る!さんま御殿」や「ポカリスエット」の特別番組に出演したりとその後の活躍が目覚ましいこの“屋根上のMC”という注目のポスト。2005年から続くこの番組のDVDシリーズ、なんとローカル番組作品でありながら累計28万枚(10月末時点)のセールスを突破!そんな人気シリーズの最新作となる「saku saku Ver.9.0/オーバーオールが止まらない」は特典映像の多さに初の2枚組仕様となった。そんな豪華特典には、栞さんの故郷・岐阜で撮影が行われたという、史上初の完全撮りおろしドラマ「アンダーパスに響く悲しき銃声」を収録。番組の“住人”たちが岐阜県内を疾走しながら、迫真の演技を見せる緊迫感と笑いにあふれるドラマに仕上がっているようだ。これまでの歴代MCたちの活躍からも、ここから一気に火が付くのは大いにあり得ること。将来的には栞さんも歌手デビューを果たし、“ポスト・木村カエラ”となるか!?「saku saku」はテレビ神奈川(tvk)にて毎週月曜日~金曜日7:30~放送。「saku saku Ver.9.0 /オーバーオールが止まらない(2枚組)」[DVD]発売日:2013年3月6日(水)価格:4,914 円(税込)発売元:アミューズ販売元:アミューズソフト© tvk・mucom 2013■関連作品:フランケンウィニー 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2012年12月11日歌手の木村カエラが5日、東京・新宿の東京モード学園で行われた映画『フランケンウィニー』のファッションコンテストイベントで審査員を務めた。モノクロの同作のインスパイアソング「WONDER Volt」を歌う木村は「白黒なのに見終えたら気持ちがとってもカラフルになるとってもかわいい映画だと思います」とアピール。イベントに出席したティム・バートン監督は、カエラの楽曲について「この曲が大好きで気に入りました。この作品の精神を捉えている素晴らしい歌だと思う」と絶賛した。木村カエラ、T・バートン監督作品に楽曲提供同校に通う学生34人が6チームに分かれ、同作の世界観をもとにした子どもモデルと犬のファッションをデザインしたコンテストを開催。バートン監督は「日本の皆さんのデザインのセンス、創造性が美しく、インスピレーションを受けるものばかりなので日本に来るのが大好き」と学生たちのセンスに賛辞を送った。同作は、科学大好き少年のヴィクターが、事故で命を落とした愛犬・スパーキーを禁断の実験で“フラン犬”として生き返らせ、街に大混乱を巻き起こしてしまうファンタジー作。ぬくもり溢れるストップモーション・アニメーションを用い、白黒の3Dで描く。イベントにはほかにプロデューサーのアリソン・アバッテ氏も出席。映画『フランケンウィニー』は15日(土)に3D・2D同時公開。
2012年12月05日映画『ONE PIECE FILM Z/ワンピース フィルム ゼット』のプレミアム試写会と合わせて11月7日(水)、東京・お台場の各所で映画声優陣によるクリスマスイルミネーションの点灯式が行われた。アクアシティお台場では本作のゲスト声優の篠原涼子と香川照之が、サウザンドサニー号をかたどった巨大なオブジェのイルミネーションを点灯。その後、田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョーらレギュラー声優陣と脚本の鈴木おさむ、、長峯達也監督と共に舞台挨拶を行なった。劇場版12作目となる本作では、映画では初めて“新世界”が舞台に。ルフィら麦わらの一味の前に元海軍大将のゼット率いる“NEO海軍”が立ちはだかる。香川さんは以前から、いろんな人に「ONE PIECE」をすすめられて、お子さんと一緒にちょうどコミックを読破しようと考えていたときにオファーが届いたという。香川さんにすすめた人の中には、芸能界きっての「ONE PIECE」通として知られる「SMAP」の木村拓哉もいたそうで、「これで木村拓哉さんに肩を並べられます」と笑顔で語った。親子でしっかりと「ONE PIECE」にハマっているようで「ゾロが大好きで家に帰ると十中八九、刀を口にくわえています」、「一緒に風呂に入ると、『クイズ出して』と言ってくる」と楽しそうに明かした。篠原さんも4歳の息子さんがファンらしく、今回の声優が決まったとき「息子も喜んで『ママ、カッコいい!』と言われました。まだ何もしてないのに株が上がりました」と嬉しそう。ひと足早く、息子さんと共に完成した映画を鑑賞したそうだが「息子はナミのおっぱいに興奮してました」と明かし会場は笑いに包まれた。ルフィ役の田中さんは映画の見どころならぬ“みどろこ”として「ルフィもカッコいいけど、ゼットもカッコいい。ガチの2人のケンカをお楽しみに!」と語る。チョッパー役の大谷さんは「男性たちのセクシーシーンもあり、ジュルジュルジュルって感じです(笑)」、フランキー役の矢尾さんも「『これは18禁です』というカットもあります!」と女性ファンの期待をあおっていた。もしも悪魔の実の能力を身につけるなら?という問いに、篠原さんは自身が演じたアインの持つ、手に触れたものを若返らせる「モドモドの実」を熱望。「アンチエイジングを自分にやりたい!」と語った。脚本を担当した鈴木おさむは「結婚して11年で、妻(=森三中の大島美幸)の体重が僕を超えそうなので、“ヤセヤセの実”で触って痩せさせたい」と妻思い(?)のコメントで笑いを誘っていた。『ONE PIECE FILM Z』は12月15日(土)より公開。■関連作品:ONE PIECE FILM Zワンピースフィルムゼット 2012年12月15日より全国にて公開© 尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会
2012年11月07日木村カエラが、12月に公開されるティム・バートン監督の3Dアニメーション『フランケンウィニー』のインスパイア・ソング『WONDER Volt』を手がけ、楽曲が使用されたCM映像が公開された。CM映像本作は、バートン監督が1984年に制作した短編作品『フランケン・ウィニー』を基にした白黒3Dアニメーション。科学の大好きなヴィクター少年が、事故に遭った相棒の犬スパーキーを、授業で習った“電気の実験”を応用して甦らせたことからはじまる大騒動を描く。以前よりバートン監督の大ファンだったという木村は、本作の物語と世界観、キャラクターを歌詞にしっかりと入れ込んだ新曲を制作。作詞は本人が、作曲は彼女の前アルバム『8EIGHT8』をプロデュースしたASPARAGUSの渡邊忍が手がけている。木村は今回のインスパイア・ソングについて「親友のスパーキーを亡くした後、1人でずっと孤独になって考え込んでいたヴィクターが、実験でスパーキーを蘇らせます。それまで彼がずっと孤独の中で自分自身と向き合っていた結果生まれる希望というものが、すごく印象に残りました。ちょっと辛いことや嫌なことがあったりしても、 きちんと自分自身と向き合えば向き合うほど、希望というものが孤独の隣に必ずあるのだなと、今回映画を見て改めて感じました。私はそれを歌で届けたいと思いました。スパーキーは不思議な魅力がたっぷりつまった映画と私の曲を両方楽しんで欲しいです!」とコメントしている。木村カエラの楽曲『WONDER Volt』は、 12月5日(水)に発売される映画の日本版インスパイア・アルバム『フランケンウィニー・アンリーシュド!』と、12月19日(水)に発売される木村カエラのアルバム『Sync』に収録される。『フランケンウィニー』12月15日(土)全国公開(C)2012 Disney Enterprises. Inc. All Rights Reserved.
2012年11月05日今年3月には自身初の日本武道館3デイズ公演を開催し、5月には18枚目のシングル『マミレル』を発表。6月23日にはデビュー8周年を迎えた木村カエラが、自身の28回目の誕生日にあたる10月24日にニュー・シングル『Sun shower』をリリースした。すでに各地の野外フェスで披露されてきた新曲なので、耳にした方も多いと思うが、“天気雨”という意味のタイトルが付けられた19枚目のシングルは、アコギのアルペジオと流麗なストリングスが優しい風を引き連れてくる、ハートウォーミングなミドルナンバーとなっている。ダンサブルなエレクトロ・ロックとなっていた前作「マミレル」とは正反対とも言える、人肌の温度感にあふれたアコースティックナンバーをシングルとしてチョイスしたのはどうしてなのか? 8周年を境に自分を見つめ直したという彼女の心境の変化を聞いた。■今、言葉として出したいものが当てはまる曲だって思ったExcite:デビュー8周年の記念日はどう過ごしてました?カエラ:その日が8周年だということを忘れてました(笑)。Excite:(笑)。ブログでも友達に祝ってもらって気づいたと書いてましたね。カエラ:あ、いいもんだな〜って思いましたね(笑)。当日は仕事がなかったんですけど、みんなにおめでとうって言ってもらえたり、プレゼントをいただいたり、あとスタッフの人たちが仕事の時にケーキを準備してくれたりして。やっぱり人から感じるもので、「あ、頑張らなきゃ」と思ったし、そこで初めて振り返ることがあった感じがして。前のアルバムも『8EIGHT8』だったし、“8”という数字にいいパワーを感じるという気持ちが今もまだあって。そこで、“いま、自分ができること”を改めて、ちゃんと見つめ直したいって思ったんですね。作られた自分を表現するのではなく、自分に正直に、今できることを考えたいと思って。それによって、もしも誰かが助けられたり、共感することができるのであれば、そっちに向いていこうかなって。そういうことを8周年を迎えた時に考えました。Excite:その“今、自分ができること”の答えは見つかりました?カエラ:まず、世の中には、いろんな悩みを抱えている人もいれば、楽しく過ごしている人もいるし、物事の感じ方も違えば、悩みの大きさも違うし、人からもらった言葉の捉え方もまったく違ってくるじゃないですか。そのなかで、今の私は、軽い言葉や無理に応援する言葉をかけられないなって思って。今、自分が、一緒に頑張ろうって言えることってなんだろうって思った時に、“音楽が持つ本来の力”を表現したかったというか…。私自身、音楽のパワーで人生が救われてきた実感がある。だから、一回全てをゼロにして、音楽が元から持っている人の心を動かすパワーにちゃんと目を向けたいって思ったんですよね。音楽に包まれている感じにちゃんと目を向けて、自分の中から出てくる自然なもの、素直なものを作り込まずに表現すること。それがきっと、今の私のできることなのかなって考えてました。Excite:じゃあ、ミトくんが作った「Sun shower」のデモ音源を聴いて、音楽が持つ本来の力を表現するに相応しい曲だと思ったわけですね。カエラ:デモの時点では、まだ生のストリングスも入ってなかったんですけど、まず、すごく優しい曲だなって思ったんですよ。それと、新しいなとも思った。私が歌ってきていない曲だなって思ったから、すごく歌いたいと思ったし、今、言葉として出したいものが絶対に当てはまる曲だって思いました。Excite:その“言葉として出したいもの”を具体的に言うと?カエラ:ミトさんが送ってくれた曲を聴いた時に、“あ、これはもう一つの「happiness!!!」になるな”って思ったんですよね。その前に、武道館公演で、曲の説明を言葉で語りすぎたことを反省していて。本来は、言葉じゃなく、歌だけで伝えないといけないなと思ったんですよね。だから、言葉で語らずに、歌だけで表現したいなって考えるようになった“今の私”が、「happiness!!!」を書くとしたらどうなるだろう?っていうことだけを考えていて。だから、具体的にどういうものを書くかってことは、ざっくりと「happiness!!!」の次に向かう曲っていうことしかないまま、何も決まってない時点で歌詞を書いていたんだけど…。Excite:すごく苦戦したと聞いてます。カエラ:ものすごく難しかったですね。もうホントに、朝から晩まで三日間かかって。夜中に帰って、また起きて、すぐ事務所に行って。ホントに毎日、事務所に泊まり込みで寝ずにやってたくらいの勢いで書いていて。1日が終わる頃には、もうげっそりしてましたね(笑)。■どんな状況で聴いても、ふ~って力を抜くことができるものにしたかったExcite:どうしてそんなに難しかったんだと思います?カエラ:今できることはなんだろうってことに本気で向きあっていたのと、やっぱり、自分にしか分からないような言葉を使って、あとから説明するような歌詞には絶対にしたくないなって思っていたからですね。一つのことを表わすのに、何通りもの言葉がある。しかも、説明文を入れたくないし、暑苦しくも言いたくない。具体的な言葉ではなく、想像と感覚で明るい希望みたいなものを伝えるには、どういう言葉がいいのかっていうことに悩んで。でも、結局は、みんながオケを録っているレコーディングに行ったら、デモとは世界観が全く変わってしまっていて。その3日間で書いたものを全部消すくらい、大きいものになっていたんですよ。Excite:改めて、そこでは何を感じたんでしょう?カエラ:やっぱり音に包まれている感じですね。みんなが演奏している姿や音を聴いていると、自然と感動して涙が出るぐらい綺麗だったんですよ。この感覚は忘れちゃいけないなと思って。言葉がなくても、音だけで、その世界に引き込まれるし、無になっていくし、大切なものも思い出した。そういう感覚を書かなきゃなって思いました。Excite:無になっていくっていうのはどんな感覚ですか?カエラ:すごく単純な言葉だけど、オケがなった瞬間に…一瞬にして、心が開放されて、癒されたんですよね。何か悩みを抱えていたとしても、自分が本当に大切だと思っているものや、自分が本当にしたいことがちゃんと見えてくる音楽だなって思ったんです。それこそが、音楽の本来の力だなって感じたし、今までの私がやってこなかったことだなって思った。その感覚を忘れないように、みんなが演奏しているところでメモって、バーって作っていったって感じですね。Excite:ここで、説明的でない歌詞を書いた方には申し訳ない質問ですが、トータルとしては、どんなメッセージを伝えたいと思っていました?カエラ:何かに悩んでる人、疲れてる人、悲しんでる人…。どんな状況で聴いても、ふ~って力を抜くことができるものにしたかったんです。いろんな悩みを抱えている人に対して、その悩みを悩みのまま、一旦、真っ白にしてしまおうっていうことですね。悩みが溢れてしまった時に、その悩みと向きあっていても、らちがあかない。前を向かないといけないけど、無理に前を向きたくもない。答えを出さないと前にも進めないのも分かってる。その答えが出るまでにはすごく時間がかかるから、とりあえず、一回、休もうっていう。お酒を飲んだって、何をしたって、忘れられないことは忘れられないし、もやもやだって晴れない。だから、この音楽を聴いている時間だけ、全てを忘れて、音楽に身を委ねられたらいいなって。「心を休めよう」って声をかけられた時点で、「そうだよね」って、一瞬だけ肩の力が抜ける。そういう曲が欲しかったんですよね。■私にとってすごく大切な曲になるなっていう感じがしているExcite:カップリングには、本人出演のCMソングに起用されている、ザ・ビートルズ「ハローグッバイ」のカバーが収録されます。カエラ:もともと、この曲を歌ってくださいっていうオーダーがあったんですけど、すごく好きな曲だったし、単純に“嬉しいな。楽しみだな”っていう気持ちで歌わせていただきました。ただ、ビートルズをカバーするからには、そのまま歌うのではなく、変態ソングにしようと思って。Excite:(笑)。だから、アレンジをジム・オルークに頼んだんですか?カエラ:そうですね。誰と一緒にやったら面白いかな? 変態チックなものになるかな? って考えていた時に、今までも、私の曲のでマリンバを叩いてもらった石橋栄子さんとジム・オルークの名前が出てきて、「もうごちゃごちゃにして!」ってお願いして。Excite:お馴染みのギターフレーズは入りながらも、トライバルな音も入ってるし、最後はレゲエになってますし…。カエラ:私も最初はびっくりしました。ちょっと変態になりすぎたなって思って(笑)。でも、CMサイドの方もすごく喜んでくれたので、じゃあ、よかったのかと思って。マリンバが暴れてるし、ガヤも楽しく叫べたし、アツい感じもあっていいなって思って。リズムをどこでとってるのかもよく分かんないし、すごく面白い曲になったなって思ってます。Excite:前作『マミレル』のインタビュー時に、「次のアルバムはリズムやビートを意識したものになりそう」とおっしゃってましたよね。複雑なビートが絡み合う「Hello Goodbye」はたしかに「マミレル」と同じテンションにあると思うのですが、「Sun shower」はご自身のなかでどんな位置づけになってますか?カエラ:クリックを聞きながらだと分かるんだけど、実は、演奏している人たちは自分の感情に合わせて、クリックを無視していて。突然、誰かが走ったりするんですよ。そこに、歌を合わせるのは、ものすごく大変だったんだけど(笑)、ある意味、演奏している人達の鼓動や命を感じる曲になっているんじゃないかなと思っていて。Excite:歌詞にも<日溜まりの中で豊かな鼓動は>というフレーズが出てきますね。続く<自由に踊り 歌う>のあとに打ち寄せてくる感動といったらなかったです。カエラ:ホントですか(笑)。泣きそうになりますよね。私も歌いながら何回か泣きそうになりました。なんでしょうね。一人じゃないってことをすごく感じるし、こんなに音に包まれる曲に出会ったこともなかったんですね。この曲自体にすごいパワーがあるなと思うし、この曲はきっと、私にとってすごく大切な曲になるなっていう感じがしていますね。(永堀アツオ)●新譜情報『 Sun shower 』¥1,050発売日:2012/10/24 木村カエラ オフィシャルサイト
2012年10月25日ナショナル物産が経営する木村酒造は、ワイン・コンペティション「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2012」で、「大吟醸 福小町」がSAKE部門の最高賞「チャンピオン・サケ」の称号を手にしたと発表した。同部門には、292蔵元の689銘柄が出品され、同商品はすでに「吟醸酒・大吟醸酒の部」では、最高賞のトロフィー受賞酒に選出。そして今回、さらに全5部門のトロフィー受賞酒の中から、頂点に立った。同商品は、山田錦を使用している(精米歩合は40%)。華やかな吟醸香とバランスのいい味わいが特徴だ。アルコール度数は16.5%、日本酒度は+1.5、酸度は1.4で、アミノ酸度は1.3。冷やで飲むのが最もおいしい飲み方とのこと。海老の塩ゆでや山菜の天ぷら、焼き牡蠣などとの相性がいいという。なお、同蔵元は元和元年(1615年)に創業し、名水百選の地、秋田県湯沢市で昔ながらの寒造り一筋に努める。現在は、長い歴史を持つ蔵を開放し、試飲コーナーや酒造りの歴史を学べる見学コースを設け、湯沢の新たな観光スポットとしても注目を集めている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月14日今年で4回目を迎える「プラチナ・ミューズ・アワード」が7月12日(木)に都内ホテルで開催され、女優の木村佳乃が受賞。特製のプラチナ・ジュエリーを贈呈された。プラチナ・ジュエリーの国際広報機関である「プラチナ・ギルド・インターナショナル」(日本代表:ハンキンソン尚子)と女性向け雑誌「Domani(ドマーニ)」(小学館刊)のコラボレーションによりプラチナのように輝き続けるワーキングウーマンを称えるために創設されたこちらのアワード。過去には米倉涼子、滝川クリステル、中谷美紀など錚々たる面々が受賞してきた。木村さんは昨秋、夫・東山紀之との第1子となる娘を出産したばかりだが、5月に放送が始まったNHKドラマ「はつ恋」、つい先日スタートした連続ドラマ「息もできない夏」(フジテレビ)など今年に入って次々と新たな作品に出演。本格的に仕事復帰を果たした。木村さんの凛とした佇まい、内面からにじみ出る気品、温かい人柄は“プラチナ・ミューズ”にふさわしいということで今回の受賞が決定した。木村さんは黒のフォーマルなドレスで登場。ハンキンソン代表より特製のプラチナだけで作られたジュエリーを首に掛けられると、「女性としてこういう賞をいただけるのは本当に嬉しい」と満面の笑みを浮かべた。これまでもプラチナ・ジュエリーに親しんできたという木村さん。「今日はジュエリーが引き立つような黒いフォーマルなドレスですが、普段は白いシャツやGパンといったカジュアルな服装に合わせることもあります」と明かす。木村さんにとってプラチナのような輝きを持つ女性とは?という問いに「自分に正直で思いやりがある女性は素敵で輝いてると思います」とうなづき、その一番身近な見本として「自分を産んでくれた母は尊敬しているし、大好きで憧れを持っています」と母の存在の大きさを語った。時の流れに左右されない永遠の輝きこそがプラチナの魅力と言われるが、木村さんは「私も祖母からもらったプラチナ・ジュエリーを持っています。良いものは不変ですね」とニッコリ。さらに「祖母から母、私、そしてこれから娘へと受け継いでいけたら」と“母”の顔で語っていた。■関連作品:それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島 2012年7月7日より全国にて公開© やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV、© やなせたかし/アンパンマン製作委員会2012
2012年07月12日女優の木村佳乃がゲスト声優として出演する『それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島』のアフレコの模様が6月4日(月)、報道陣に公開された。原因不明の寒さのために自慢のバナナの木が枯れ、変わり果てたバナナ島を元通りにするためにアンパンマンと仲間たちが奮闘する本作。木村さんは元気いっぱいのバナナ島の女王・バンナの声を担当している。着ぐるみのアンパンマンとバイキンマンと一緒に仲良くスタジオに姿を現した木村さん。この日はバンナが初めてアンパンマンと出会い、アンパンを分けてもらうシーンの収録を公開した。バンナについて「男勝りでちょっと素直じゃなくて、最初はなかなかアンパンマンに心を許せない」と語る通り、出会ったばかりのアンパンマンに少し警戒するような態度を見せるバンナを声色で表現した。最初に今回の声優のオファーが届いたときは「歴史ある作品で子供たちにも大人気なので純粋に嬉しかった」と語る木村さん。特に「3歳の姪っ子が『アンパンマン』が大好き」ということで「喜ぶ顔を想像して嬉しくなった」と喜びを語った。木村さん自身の娘さんは生後約半年ということで、まだ『アンパンマン』を楽しむには小さすぎるようだが、声優に決まってから大きなアンパンマンの人形がプレゼントされたそうで「お気に入りで、なめなめ噛み噛みしてます(笑)。子供って丸いものが好きなので、鼻のところとかペロペロ舐めて遊んでます」と明かした。子供が少し大きくなったらこの映画を「必ず見せます!」と語り、「アンパンマンのように優しくて勇気があり、人のことを思いやれる女の子になってほしい」と母の願いを口にした。『それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島』は7月7日(土)より全国にて公開。■関連作品:それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島 2012年7月7日より全国にて公開© やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV、© やなせたかし/アンパンマン製作委員会2012
2012年06月04日男性専用エステサロン「ダンディハウス」の新CM発表会が4月24日、都内にて行われ、SMAPの木村拓哉が登場した。木村拓哉の新CM詳細創業25周年の同エステCMに起用された木村は「25周年という大きなタイミングに参加することができて、凄く光栄です」とにっこり。会見前日に同エステを訪れたという木村は「実際に体験しないと(会見で)色々なことコメントできないなと思って行ったら、かなりおススメ! ヤバイです」と太鼓判を押した。CM撮影については「スタジオとセットが信じられないぐらいの大きさで『これ、CMの撮影現場なんだろうか?』と思うぐらいの規模でした。監督は海外の方で『もうちょっとクールに、キュートに』と色んなアドバイスをもらいました」と振り返った。理想の男性像について木村は「簡単に逃げたりあきらめたりしない男性。理想や目標をしっかり掲げて、なおかつユーモアがある人じゃないかな」とコメント。その理想像にどれぐらい近づいているか聞かれると「いやいや、全然まだまだ」と謙遜したが、「これからも前に進みます。求めてくださる人がいてくれるから自分たちが前に進めると思っています。メンバーにも刺激をもらいながら、(ファンの)笑顔だったり、その力になっていけたらと思っています」と力強く語った。新CMは4月28日(土)よりオンエアされる。
2012年04月24日NHKで5月より放送される連続ドラマ「はつ恋」の取材会が4月23日(月)にNHKのスタジオで行われ、主演の木村佳乃、青木崇高、伊原剛志が出席。木村さんは昨年11月の出産後初となる連続ドラマで母親役を演じることへの心境を明かした。愛する夫と息子と仲良く暮らしていた言語聴覚士の緑(木村さん)は、手術が極めて困難な肝臓がんに冒される。夫の潤(青木さん)の奔走により、手術を成功させる可能性を持つ“ゴッドハンド”の異名を持つ天才医師と会うことになるが、その医師・三島(伊原)はかつての緑の初恋の相手であり、彼女を裏切った男だった…。全8話のうち、すでに第1話を撮り終えたというが、木村さんは「久々の連ドラ、本当に久しぶりの恋愛ドラマに挑戦しています。まだ4話までの脚本しかいただいていないんですが、この先どうなるのか私も知らないので楽しみです」と笑顔で語った。自身がプライベートでも母になったことで、母親役を演じる上での変化を問われると「新米ママですから、まだこれからです」と語りつつ、「ガンになった緑がかつて傷つけられた三島(の手術)を拒否するんですが、旦那さんと子供のために手術を受ける決心をする。この気持ちはもしかしたら結婚と出産を経験する前なら分からなかったかもしれないですね。いまなら、何が何でも、旦那さんと子供のために1日でも長く生きたいと思えます。『子供のために死ねる』ではなく、『子供のために絶対に死なない』ということを最近よく思います」と胸の内を語った。青木さんは「子供がいる役ですが、それだけの関係性ではなく、緑と出会い、付き合って結婚して子供が生まれ、1歳、2歳と重ねていく…段階をやっていく中で学んでいくこと、得るものがすごく多いです」と充実した表情。一方で、過去の緑と三島の初恋の部分については「悔しくなるのであまり読まないようにしてます」と苦笑いを浮かべていた。幸せな家庭へと入り込んでくる役柄となる伊原さんは、青木さんのその言葉に「一緒の現場になるとき、刺すような視線を感じてます。僕と接するときの言葉もちゃんとしてるのにグサッとくるものがある」とニヤリ。三島という役に関しては「普通に見たら僕は悪者ですが(苦笑)、だからこそ全ての女性を僕に惚れさせて『不倫してもいい』と思えるくらい、男性なら『いいな、おれもそうしたい』と思えるような役にしたい」と決意を明かす。これまでにも何度も医師役を演じており「小児科、心臓外科、消化器官と網羅して、医者系の役者と呼ばれるようになるかも」とおどけつつ、作品については「カテゴリーは恋愛ドラマですが、医療ドラマ、家庭のドラマ、青春の初々しさをしっかりと描いていて、一つの中に違うテイストが詰め込まれている。でもやはり恋愛ドラマになっていて、楽しい現場です」とうなづいた。ドラマ「はつ恋」は5月22日(火)より放送(毎週火曜日22:00~/全8回)。
2012年04月23日5月スタートの連ドラに主演女優の木村佳乃が出産後初めての出演作として、5月にスタートするNHK連続ドラマ「はつ恋」に主演することが分かった。NHKでの連続ドラマ主演は彼女にとって9年ぶりと、久々の作品になる。復帰第一作として注目を集めそうだ。NHKとのタッグは久々ながら、主演デビューを飾ったのもNHKドラマであり、ある意味では新たなスタートとしての縁も感じさせるところ。キャリアを重ね、また母となって、新たな強い輝きを見せる演技が期待される。愛のはざまで揺れる大人のドラマストーリーは、息子をもつヒロインと夫、そしてヒロインの初恋の男性の3人を中心に、それぞれのかたちの愛、そのはざまで揺れ動く個々の心模様を描くもの。複雑に絡み合う大人の恋が展開される。木村が演じるのは、ヒロインで言語聴覚士の村上緑。年下の夫と息子とのあいだで幸せな家庭生活を築いていたが、あるとき肝臓がんに侵されていることがわかる。その手術の執刀医として、偶然にも初恋の人、三島に再会。手術は成功し、1年後家庭での穏やかな生活を取り戻した緑の前に、事故で言語障害を負った三島があらわれ……。絡み合う大人の三角関係を復帰作で演じる彼女。自身も家族をもち、新たな境地で挑むこの役は大きなものとなりそうだ。4月から東京近郊および静岡ロケでクランクインしているというこのドラマ。あらためて彼女の美しさや魅力を感じることができるだろう。放送はNHK総合にて、5月22日、火曜22:00スタート。元の記事を読む
2012年04月03日宝くじ史上最高額の1等・前後賞合わせて5億円が当たる「東日本大震災復興支援 グリーンジャンボ宝くじ」の新CM発表会が2月2日、都内にて行われ、新CMキャラクターの木村拓哉が登場した。木村拓哉の新CMの詳細今年のジャンボ宝くじは12年ぶりに1等賞金額が増額され、史上初の1等賞金3億円となる。木村は「(1等賞金が増額される)節目のタイミングで、自分が参加させていただくことは凄く光栄に思います」とコメント。また、収益金の一部が東日本大震災復興支援に役立てられることについて「全国どこにいても、宝くじを買うことで復興支援に繋がってることが、もの凄くいいことだと思います。大賛成です」と力強く話し、「日々、世界中であったり日本中が、気持ちや目を向けて手を差し伸べているとは思いますが、時間は経っても決して忘れてはいけない。まず、“忘れない”ということが、とても大きなことだと思います。気持ちを下向きにするのではなくて、あくまでも前を向いて、上を向いて、みんなで手をとりあって1歩1歩、進んでいければ」と語った。会見で5億円の札束模型が登場すると「実際に自分の真横に形になって現れると、凄い大きさですね」と驚きの表情を見せつつ、5億円が当選した際の使い道について聞かれると「ちょっと考える時間が必要だと思うので、それまでは貯蓄を。たくさんの方が笑顔になれるような使い方をしたい」と笑顔を見せた。新CMでは仲里依紗、村松利史とともに“グリーンジャンボ宝くじ広告制作者”に扮し、「5億円だから、“ゴオクエンジャー”っていうヒーローが出てくる企画はどう?」など、ダジャレを織り交ぜたキャッチコピーを繰り広げるコミカルなストーリー。木村は「今回はCMの始まり。“ゴオクエンジャー”の企画が通り、“ゴオクエンジャー”が登場するのか・・・」と続編に期待を覗かせた。最後に「大きな夢、形になる夢に参加できることがとても嬉しいです。一人一人がそれぞれの形で夢を持つ事ができるので、みなさんにもぜひ、たくさんの夢を持ってほしいなと思います」と締めくくった。「東日本大震災復興支援 グリーンジャンボ宝くじ」(1枚300円)は、発売予定額660億に対する収益金288億円のうち88億円が、東日本大震災被災地の9県2指定都市(青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、千葉県、新潟県、長野県、仙台市、千葉市)に分配される。2月14日(火)から3月14日(水)まで全国にて発売。新CMは2月4日(土)よりオンエアされる。
2012年02月03日初の公の場に登場!今月4日に東山紀之とのあいだにもうけた第1子の女児を出産した女優・木村佳乃。彼女が22日、東京・恵比寿ガーデンホールで開かれた、所属事務所「トップコート」の創立15周年イベントに駆け付け、サプライズ登場した。なお、このイベントは23日まで行われる。出演者全員の合唱中にサプライズで登場した彼女。黒のドレスに身を包んだ姿は、出産前と全く変わらない美しさ。スリムな体形で、つい最近出産したばかりとは思えないほど。初の公の場への登場ということで、周囲にも驚きと祝福のコールが広がった。共に歩んできたものとして祝福を彼女自身の初代マネジャーで、ともに同社を立ち上げた渡辺万由美社長に花束も贈呈。同じ所属事務所の成宮寛貴らもまさか駆けつけてくれるとは、と感激の様子だったそうだ。この創立記念との時をみなと迎えることができて、心から幸せであると語った彼女。長女については語られることはなかったが、公私ともに幸せな時間を歩んでいるようだ。そのことが本当によく感じられる、笑顔の輝きが印象的である。元の記事を読む
2011年11月24日ヒガシもパパに☆女優の木村佳乃が4日夜、都内の病院で第1子を出産した。5日朝現在、詳細は明らかにされていないが、母子ともに健康のようだ。昨年10月に結婚した「少年隊」の東山紀之もついにパパとなる。舞台「さらばわが愛覇王別姫」での共演をきっかけに交際をスタートさせ、昨年10月23日に婚姻届を提出していた2人。ゴールイン半年後の今年5月に妊娠が判明し、以来注目されてきたが、2人も楽しみにしていた待望の第1子誕生となった。今後のママとなっての活躍にも期待したい妊娠後も体調をみつつ、仕事を続けていた木村。妊娠7カ月に入っていた8月には、自身が主演するフジテレビ系のスペシャルドラマの会見にも登場。ふっくらとした姿で、記者らの「順調ですか?」といった問いに、「はい。ありがとうございます」と答えていたという。今はわが子と対面し、幸せいっぱいのときだろう。体調面は万全に整えたうえでのことになるが、母となった強さも持ち合わせ、さらなる魅力を発揮して輝いてくれるであろう、彼女の今後の活躍にも期待したい。元の記事を読む
2011年11月06日映画『夜明けの街で』の完成披露試写会が9月27日(火)、映画の舞台となった横浜の「パシフィコ横浜」で開催され、岸谷五朗、深田恭子、木村多江、若松節朗監督が舞台挨拶に登壇。冒頭には久保田利伸がサプライズでエンディングテーマ「声にできない」を披露し、会場は熱狂に包まれた。さらに、舞台挨拶ではこの日が誕生日の岸谷さんのために“本妻”木村さんと“愛人”深田さんからそれぞれバースデイケーキが届けられたが、岸谷さんの選択は…?東野圭吾にとって初のラブストーリーとなった同名ベストセラーを映画化した本作。エリートサラリーマンと派遣社員の女性の不倫愛を中心に、15年前に起こった時効直前の殺人事件の謎が紐解かれていく。ステージの幕が開いて最初に久保田さんが登場すると、何も知らされていなかった客席からは驚きと喜びの歓声が。久保田さんは「カーテンが厳かに開いて、失敗しちゃいけないと緊張しました」とふり返ったが、数年前から思い描いていたという「声にできない」を熱唱。観客はその歌声に酔いしれた。横浜を舞台にした作品の完成披露を横浜で迎え、岸谷さんは「現実に働いているのは東京で、(妻役の)多江さんが待っているのも東京で、横浜には虚構の世界を求めているわけですが、ぴったりの海や夜景があって、演技の面でもすごく助けられました」としみじみ。岸谷さんの愛人役を演じた深田さんは「(横浜は)恋人たちが特別な気持ちになれる場所なんだなと感じました。すごく楽しい街ですが、その中で大桟橋はポツンと寂しさを感じるんです。そんな不思議な魅力がありました」と明かした。一方、貞淑な妻を演じた木村さんは「まさか横浜でダンナさんが浮気してるとは思わず、そこでレッドカーペットを歩くことになるとは…」と苦笑交じりで語り、会場の笑いを誘った。深田さんは「岸谷さんも(主人公)渡部も熱い人間味あふれるところが魅力的です」と共演の感想を語ったが、木村さんは岸谷さんとのシーンが深田さんよりも先に撮影されたことを明かし「そこでいかに幸せに演じるかで、後になって岸谷さんが苦しむことを分かっていたので、楽しく、尽くしました」とニヤリ。岸谷さんは「苦しかったです」と心情を明かした。この日が岸谷さんの誕生日だと明かされ「47ちゃいになりました(笑)!」と岸谷さんがおどけると、会場からは祝福の拍手がわき起こったが、深田さんはおもむろに岸谷さんの方に向き直り「私、ケーキを用意しました」。さらに木村さんも「私も用意しました」と語り、2つの種類の違うケーキが岸谷さんの前に運び込まれた。さてさてどちらを選ぶのか…?岸谷さんは「映画の中で散々苦しんだので、両方持って帰ります」と語り、冷や汗をぬぐっていた。『夜明けの街で』は10月8日(土)より全国にて公開。■関連作品:夜明けの街で 2011年10月8日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 「夜明けの街で」製作委員会■関連記事:深田恭子が映画『夜明けの街で』で新境地!「不倫は映画の中だけで楽しんで」東野圭吾、初ラブストーリー『夜明けの街で』予告到着久保田利伸が切なく歌い上げる
2011年09月27日2011年8月3日横浜BLITZで行われた、木村カエラライヴ「XYLISH presents Welcome Home Tour」を完全レポート。木村カエラがステージに帰ってきた!結婚、妊娠、出産と、女性としての大きな節目を迎えた彼女が、約1年半ぶりのライヴを行なう…人生における大切な経験をした後で、どんなステージを見せてくれるだろう。そんな期待に胸を膨らませたファンで、横浜BLITZのフロアは超満員御礼。観客との距離が少しでも近いライヴハウスで復帰したいという、彼女からの希望だったという。一方で会場の一角には“女性専用エリア”を設けるなど、気配りを忘れないあたりもファン想いのカエラらしい。 19:06、照明が落とされ妖しく赤く光るライトの中、バンドメンバーが姿を見せた。バスドラムが轟き渡り……、そこへ、まるでつむじ風のようにクルクルと軽やかに舞いながら、ステージ中央に木村カエラ登場! 会場の興奮が一気に沸点へと達する中、彼女が最初に選んだ曲は、この日リリースされたばかりの新曲「喜怒哀楽 puls 愛」。スピード感溢れるハードなロックナンバーは、ライヴの始まりを告げるのにうってつけだ。 最初のMCで、「どーも、木村カエラです! ようこそ、そして、ただいま~!」と挨拶すると、温かな拍手に包まれた。「せっかくライヴハウスに来たんだから、暴れたいよね」と紹介されたポップ&パワフルな「はやる気持ち的My World」では、さっそく男子たちがモッシュ&ダイヴで応戦。初期の代表作「リルラ リルハ」では冒頭のエッジーなギターのリフで歓声が起こるなど、ファンも木村カエラの楽曲、木村カエラのライヴをどう楽しめばいいかを知り尽くしている。また、MCの途中、観客から「hot pepper歌って」と無茶ぶりされる場面も。けっきょくはカエラが折れて、ダンスと歌を即興で披露するなんてサプライズも起きた。まるで親友同士のような信頼関係から生まれる濃密で温かな空気感……。「同窓会みたいだもんね」と語りかける彼女の言葉にもそれがよく表われているが、深い絆をアツい形で表現できる場所として、再スタートの場所をライヴハウスに指名したのだろう。 中盤のミディアム~スローなナンバーを集めたパートでは、説明無用の名曲「Butterfly」を披露。力強くも温かなバンドサウンドに乗せ、透明感溢れる歌声が会場に響き渡った。終盤の“ラララ~”では大合唱となり、みんなの心がぴったりと一つになったことを強く感じた。 「後半だから、盛り上がるよ!」と突入した終盤。「BEAT」では、ギターをかきむしりながらパンチのある歌声を聴かせ、ますます観客のテンションは急上昇。最後まで木村カエラは常に輝く笑顔でオーディエンスに歌いかけ、まるでバレリーナのように愛らしくクルクルと回り続けた。ラストの『happiness!!!』のように、誰もがこの場所にいる幸せを感じたに違いない。この日、目に見えて新しいことは何も起こらなかった…のかもしれない。今まで共に歩んできたメンバーとファンと、今までのように心から通じ合えるライヴをした。ただそれだけのこと、と照れ屋な彼女はそう言うかもしれない。それでも、アーティストとして、そして、女性として、木村カエラはますます深まったのだと、思わずにはいられない夜だった。取材・文/橘川有子
2011年08月19日今年で3回目を迎える沖縄国際映画祭のプログラム発表会見が2月22日(火)、東京・新宿にある吉本興業東京本社で行われ、板尾創路(『月光ノ仮面』)、木村祐一(『オムライス』)ら新作を出品する“監督”をはじめ、フットボールアワーの岩尾望、トータルテンボスの大村朋宏、藤田憲右らが出席。昨年、M-1グランプリで第2位に輝いた沖縄出身のスリムクラブの真栄田賢、内間政成が応援隊長として、会見を盛り上げた。Laugh&Peace(笑いと平和)をコンセプトに、2009年に始まった沖縄発の国際映画祭。吉本興業の協賛の下、同社所属のタレントが監督・出演する作品が多数出品され、開催中は数多くのタレントが現地を訪れ、大きな盛り上がりを見せる。今年は歴代最長となる10日間の開催で、40万人の動員を予想している。海人(うみんちゅ)賞グランプリを争う「Laugh部門」、「Peace部門」にはそれぞれ12作品、13作品がエントリー。前出の『月光ノ仮面』、『オムライス』をはじめ、ナタリー・ポートマン主演の『抱きたいカンケイ』、板尾さんが主演する『電人ザボーガー』などが「Laugh部門」に、オリエンタルラジオが主演する『津軽百年食堂』、中谷美紀と戸田恵梨香が共演する『阪急電車片道15分の奇跡』などが「Peace部門」に出品されている。木村監督は最新作『オムライス』について、「妄想だらけの作品。僕の頭の中を映画化したような感じ」と説明。明石家さんまや浜田雅功(ダウンタウン)ら錚々たる先輩芸人が出演することでも話題になっており、「さんまさんは売れないギャグ漫画家の役。半分くらいはアドリブでお願いして。1カット撮りこぼしてしまったときも、快く現場に戻ってくださった」と恐縮しきりだった。また、記者から「スリムクラブが主役なら、どんな映画が撮れそうか?」と質問が飛ぶと、「僕がやります!」と木村監督が即答。「2人がM-1を取るまでの軌跡を描きたい。漫才のネタそのものも短編映画になるポテンシャルがある」と太鼓判だった。当のスリムクラブは沖縄出身ということで、前回&前々回も映画祭に参加。しかし宿泊先は“実家”で、移動手段も内間さんの実家の軽トラックだったのだとか。現在はM-1グランプリを機に大ブレイク。しかしギャラは以前とほとんど変わらないといい、真栄田さんが「ギャラアップをマネージャーにお願いしたら、『KARAよりマシだろ』って怒られました」とあえなくギャラ交渉に失敗したエピソードを披露した。今年は新たな試みとして「地域発信型プロジェクト」が始動。岩尾さんが新潟県十日町市を舞台にした『雪の中のしろうさぎ』、トータルテンボスの大村さんと藤田さんは静岡県三ヶ日町を舞台にした『とんねるらんでぶー』に出演している。主役を演じる岩尾さんは「雪が自分の身長よりも高く積もることも。でも撮影は楽しかったので、住民票を移そうかなと思うほど」。一方、大村さんと藤田さんは台詞が一行しかない端役だといい「あんまり思い入れがない」(大村さん)、「渾身の出演2分間」(藤田さん)と笑いを誘った。第3回沖縄国際映画祭は3月18日(金)から27日(日)まで、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターをメイン会場に開催。「第3回沖縄国際映画祭」公式サイト■関連作品:抱きたいカンケイ 2011年GW、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 DW Studios L.L.C. All Rights Reserved.津軽百年食堂 2011年4月2日より全国にて公開© 2011「津軽百年食堂」製作委員会阪急電車片道15分の奇跡 2011年4月29日より全国東宝系にて公開© 2011「阪急電車」製作委員会電人ザボーガー 2011年春、公開予定© 2011「電人ザボーガー」フィルム・パートナーズ■関連記事:ナタリー効果?『ブラック・スワン』全米1億ドル超え確実!オスカー候補は軒並み好調N・ポートマンがアシュトンと“セックスフレンド”に?ロマコメ初挑戦で新境地開く新たな武勇伝の舞台は…青森!?オリエンタルラジオ『津軽百年食堂』で初主演『阪急電車』で天才子役・芦田愛菜が宮本信子の孫に!阪急沿線で撮影スタート丸刈りで登場の加瀬亮戸田恵梨香の暴走に「ハメられています」
2011年02月22日映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の完成披露試写会が11月1日(月)、東京・千代田区の東京国際フォーラムで行われ、主演の木村拓哉(SMAP)、共演の黒木メイサ、池内博之、山崎貴監督らが舞台挨拶を行い、鑑賞後の観客約3,800人から大きな拍手を浴びた。1970〜80年代にTVアニメ、劇場版が発表された国民的人気SFアニメの初実写化。西暦2199年、謎の異星・ガミラスの侵略を受けて放射能汚染による絶滅まであと1年の危機に瀕した地球を救うため、地球防衛軍の最後の希望・宇宙戦艦ヤマトの古代進(木村さん)ら乗組員が放射能汚染除去装置があるとされる惑星イスカンダルへ戦いの旅を繰り広げる物語。拍手と大声援に迎えられた木村さんは「いち早く受け止めてくれてありがとう」とまずは感謝の言葉。「観ていただいたみなさんにご挨拶ということで正直、どういう受け取り方をしたのか、どういう表情で迎えてくださるのか、すごく不安に思うところがありましたが、いま見ていると、言葉は必要ない高揚感に包まれています」とホッとした表情を見せた。黒木さんは「自分がここにいることすら実感できない」と緊張をうかがわせ、池内さんは「いま、すごく興奮しています。こんなに多くの方とこの場所に一緒にいられるのはすごいこと」と瞳を潤ませた。原作アニメファンの柳葉敏郎は「ホントの愛、ホントの正義、ホントのロマンを見届けていただけたでしょうか?」と問いかけて、会場から沸き起こった拍手に笑顔。最新VFX技術を駆使して壮大な宇宙戦映像を描いた山崎監督は「僕自身、子供の頃からの夢だった宇宙モノのSFを手掛けることができて嬉しかった。それも木村くんが乗る、と言ってくれたから」と感慨深げに話した。締めの挨拶は再び木村さん。「何人もの気持ち、熱意で作り上げた作品で、参加できて光栄で感謝すると同時に、こういうものを作ったと胸を張ってみなさんに楽しんでいただきたい、心からそう思います。僕らが作った作品を隅から隅まで思う存分、楽しんで語り合っていただけたら」と呼びかけた。ほかに緒形直人、高島礼子、マイコ、波岡一喜、斎藤工が出席した。映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は12月1日(水)より全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:SPACE BATTLESHIP ヤマト 2010年12月1日より全国東宝系にて公開© 2010 SPACE BATTLESHIP ヤマト 製作委員会■関連記事:映画で見たいカップルNo.1は向井理&綾瀬はるか!実生活で夫婦の2人もランクインキムタク『ヤマト』の特撮に苦戦「いま、木星と言われても…」キャスト陣登壇予定!『SPACE BATTLESHIP ヤマト』完成披露試写会に10組20名様ご招待『ヤマト』主題歌をスティーヴン・タイラーが初のソロプロジェクトで書き下ろすビョンホン、主演ドラマの声優、藤原竜也と初対面「好きな俳優、嬉しい」
2010年11月01日映画『SPACE BATTLESHIPヤマト』の公開完成報告会と披露試写会が11月1日(月)、東京・千代田区の東京国際フォーラムで行われ、主演の木村拓哉(SMAP)、ヒロイン役の黒木メイサら主要キャスト10名と山崎貴監督が出席した。1974年に放送をスタートし国民的人気を博したTVアニメの初実写化で、西暦2199年、人類の滅亡まであと1年となった地球を救うため、地球防衛軍が建造した宇宙戦艦ヤマトの古代進(木村さん)ら乗組員が銀河系の彼方にある惑星イスカンダルへの戦いの旅を繰り広げる物語。報告会には10万通の応募から高倍率で選ばれたファンを招待。木村さんが「ついに今日、一般の方々に観ていただくので、船出だなという気持ちでいっぱい。長い船出になるよう、ヤマトをいっぱいいっぱい体感してください。どのように感じてくれるか楽しみです」と言葉をかみしめて挨拶。撮影について「ブルーやグリーンの幕で覆われた中で作業を進めるので、そのとき、外に見える世界にみんなで意識を統一するのは難しくて、『いま、木星です』と言われても難しい」と笑わせる一方、「でもあるとき、艦長役の山崎さんに『どうだ?監督は?』と聞かれ、『やってて面白いです』と答えたら、『あいつ、いいな。俺たち出演者に雰囲気を与えてくれるもんな』と言ってくれた。それまで変にこだわっていたけど、監督から与えられた気分をベースに順応し反応していけばいいんじゃない?と、肩の荷が下りた」とふり返った。木村さんと同じ乗組員・森雪役の黒木さんは初共演。司会者から「どうでした?」と唐突に聞かれた黒木さんは「楽しかったです」とザックリとした回答。続いて聞かれた木村さんは「ヘッ?」と驚きつつ「彼女が黒木メイサであるということが分かりました」。息が合ったということでよろしい?と確かめられ、「よろしいです」と笑顔で答え、好相性をうかがわせた。一方、軍随一の科学者・真田役の柳葉さんは「アニメが放送された三十数年前、13歳、中学一年で部活をさぼって見ていました」と猛烈な原作ファンであることをアピール。「僕の世代が教わった愛、正義、ロマンをしっかり伝えなければ、と変な使命感を持って過ごさせていただきました」と原作愛がタップリ。対照的に、艦長・沖田役の山崎努は「原作(漫画を)実は読んでいない。監督に読んだ方がいいか?と聞いたら読まないでくださいと名台詞を言われた。原作の雰囲気と違っているかもしれませんが、映画は映画です」とプロ意識をにじませていた。ほかに、緒形直人、高島礼子、池内博之、マイコ、波岡一喜、斎藤工が出席。映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は12月1日(水)より全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:SPACE BATTLESHIP ヤマト 2010年12月1日より全国東宝系にて公開© 2010 SPACE BATTLESHIP ヤマト 製作委員会■関連記事:キムタク『ヤマト』鑑賞後の観客の拍手に「言葉は必要ない高揚感」映画で見たいカップルNo.1は向井理&綾瀬はるか!実生活で夫婦の2人もランクインキャスト陣登壇予定!『SPACE BATTLESHIP ヤマト』完成披露試写会に10組20名様ご招待『ヤマト』主題歌をスティーヴン・タイラーが初のソロプロジェクトで書き下ろすビョンホン、主演ドラマの声優、藤原竜也と初対面「好きな俳優、嬉しい」
2010年11月01日女優の木村佳乃が10月31日(日)、東京・六本木ヒルズ内で行われた、第23回東京国際映画祭(TIFF)のクロージングセレモニーに出席。23日(土)のTIFF開幕の当日、少年隊の東山紀之との入籍を発表してから初めての公の場で、取材陣、観客から祝福の声を浴びた。就任3年目の映画祭大使として出席したもので、セレモニー冒頭のグリーンカーペットで最初に姿を見せると、カメラマンのフラッシュ放射を浴び、取材陣から「幸せ?」などの声が飛んだが笑顔を見せるだけでコメントはなし。結婚指輪の代わりに右手中指にリングなどハリー・ウィンストンのアクセサリー、アルベルタ・フェレッティのピンクのドレス、セルジオ・ロッシの靴という艶やかなファッションで、新妻フェロモンを全開にしていた。TOHOシネマズ六本木ヒルズ内で行われた授賞式セレモニーでは、コンペティション部門の最高賞、東京サクラグランプリの発表時にプレゼンターとして登場。受賞したイスラエルのニル・ベルグマン監督に恭しくトロフィーを手渡し、拍手を送った。退場時には数回、足を止め、客席へ向かって手を振って晴れやかな笑顔を振りまいていた。(text:Yoko Saito)特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFF■関連記事:【TIFFレポート】新藤兼人映画製作打ち止めを撤回?「また作ってもいいかな」【TIFFレポート】新藤兼人監督ラスト作品に審査員特別賞最高賞はイスラエル作品TIFFインタビュー『海炭市叙景』南果歩×谷村美月×竹原ピストル×熊切和嘉【TIFFレポート】加瀬亮映画初主演作と同じ脚本家作品に「光栄でプレッシャー」TIFFクロージングにハズレなし?『ザ・タウン』“監督”ベン・アフレックに称賛の声
2010年10月31日SMAPの木村拓哉が主人公の声を務めるアニメーション映画『REDLINE』のプレミア試写会が10月6日(水)、東京・新宿区の新宿バルト9で行われ、日米同時公開が決定したことが発表された。宣伝会社によると、アメリカではサンフランシスコ1館で8日(金)から14日(木)まで1週間にわたって特別上映され、年明けからスクリーン数(正確な数字は未定)を増やして公開される予定。試写会には木村さん、監督を務めた小池健、原作、脚本、音楽を担当した石井克人が出席し、“朗報”に木村さんは「いま、ここで初めて聞いたので『えっ?』って思いましたが、すごく嬉しい限りです」と驚きと喜びと入りまじった声をあげた。本作は、初恋の女性レーサー、ソノシーを振り向かせるために走り続ける純情男・JP(木村さん)が、5年に1度開催される命知らずのレーサーが集うルール無用のカーレースの祭典“REDLINE”に挑む姿を描く。MADHOUSE制作で、CG全盛のこの時代にあえて手描きアニメーションとして製作期間7年、作画枚数10万枚が費やされた。木村さんは「ポップアートが一瞬たりとも止まらず、ずっと動いていて、その中に表情や感情がある」と大絶賛し「このCG全盛のご時世に手作業で人間が作ったと知った状態で観ていただければ、あんぐり状態で世界観に圧倒されると思う」と熱く語った。声優陣はほかに、ソノシーを蒼井優、JPの幼なじみで天才メカニックのフリスビーを浅野忠信が演じる豪華布陣。木村さんは「蒼井優さん、ホントに魅力的なパワーを吹きこんでいる。蒼井さんのソノシーはヤバイです。浅野さん、蒼井さんお2人とも魅力的に声を吹きこんで、JPが引っ張られました」とこちらも絶賛。木村さんのJPについて小池監督は「アニメの中ではJPは優しいキャラなので、弱くなるかな?と思っていましたが、木村さんの声が入ったら、男っぽいさがあり色っぽさがあり、もちろん優しさも入っている。シビれました」と話していた。『REDLINE』は10月9日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:REDLINE 2010年10月9日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 石井克人・GASTONIA・マッドハウス/REDLINE委員会■関連記事:ゲスト調整中!舞台挨拶付き『REDLINE』プレミア試写会に30組60名さまご招待浅野忠信、木村拓哉らが声優参加!『REDLINE』試写会に25組50名様ご招待疾走感全開!木村拓哉、蒼井優らが声優務める『REDLINE』予告編が到着木村拓哉、革ジャン&リーゼントで疾走?蒼井優、浅野忠信とボイスキャストで共演
2010年10月06日木村拓哉主演の話題作『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の主題歌を人気バンド「エアロスミス」のボーカル、スティーヴン・タイラーが歌うことが明らかになった。1970年代にTVおよび劇場版アニメで空前の“ヤマトブーム”を生み出した伝説的作品の実写映画化作品。正体不明の敵・ガミラスの襲来により放射能で汚染された地球を救うべく、遥か彼方のイスカンダル星へと向かう宇宙戦艦ヤマトの戦いの旅路を描く。今回、山崎貴監督をはじめ、映画製作陣がタイラーサイドに熱烈なオファーを送り、その熱意と作品の持つ世界観にタイラー自身が感銘を受け、主題歌「LOVE LIVES」を書き下ろした。タイラーにとっては記念すべき初のソロプロジェクトであり、エアロスミスとしてリリースしたアルバム「JUST PUSH PLAY」のプロデューサーを務めたマーティ・フレデリクセンとタイラーの再タッグが実現。セリーヌ・ディオンなどの楽曲を作曲したキャラ・ディオガルディを加え、バラード調の主題歌を作り上げた。山崎監督は、今回の決定に際し「大好きなスティーヴン・タイラーが『ヤマト』の主題歌を歌ってくれるのはそれだけでとても嬉しいことだったのですが、何より特筆すべきはこの曲が『ヤマト』のためのオリジナルな書き下ろしだということです。彼がこちらからのオファーに真摯に応えてくれて、共に悩み、共に戦ってくれたことは僕らの勇気になりました。『ヤマト』の世界観を理解しようとするその姿勢には本当に頭が下がる思いでした。本当の意味でのコラボレーションができたことを幸せに感じます」と喜びのコメントを寄せてくれた。1998年の映画『アルマゲドン』のメインテーマでエアロスミスによる「ミス・ア・シング(I DON’T WANT TO MISS A THING)」は映画と共に大ヒットを記録し、タイラーはその歌声を全世界に響かせたが、今回の「LOVE LIVES」はどのような楽曲に仕上がっているのか?「LOVE LIVES」は11月24日(水)リリース。『SPACE BATTLESHIPヤマト』は12月1日(水)より全国東宝系にて公開。■関連作品:SPACE BATTLESHIP ヤマト 2010年12月1日より全国東宝系にて公開■関連記事:ビョンホン、主演ドラマの声優、藤原竜也と初対面「好きな俳優、嬉しい」阿部寛山下達郎の音声メッセージに「本当に山下さん?」
2010年09月17日映画『東京島』の初日舞台挨拶が8月28日(土)、東京・新宿バルト9で行われ、主演の木村多江、共演の窪塚洋介、福士誠治、篠崎誠監督が出席した。人気作家・桐野夏生の同名小説を原作に、無人島に漂着した43歳の主婦・清子(木村さん)と男たち23人がサバイバルを繰り広げる姿を描く。男性キャスト陣に囲まれての撮影の感想を司会者から聞かれた木村さんは「窪塚さんから罵倒される台詞があってイライラして、終わった後もムカムカしました」と苦笑い。「だから俺、リハでビンタされたんですね」と合点がいったような顔の窪塚さんに、「はい、ついアタマにきて、叩いちゃったんです。だからマネージャーさんに『肉食べに行こう、肉!』って言って肉を食べていました」と殺気まじり(?)の笑顔で観客を笑わせた。昨年10月、11月に40日間以上、鹿児島・沖永良部島、徳之島でオールロケを敢行。窪塚さんは「約2か月、軟禁状態で島の外に出られなかったけど、島との距離感が近くなり、自然の力をもらった。例えば台本になかった歌を歌うシーンがあり、歌詞、メロディにインスピレーションをもらえたのも島のお陰。家族と会えない寂しさは別腹で置いておいて、悪くねえなと。それで俺がやった役のヘンタイぶりに拍車がかかっているといいです」。一方、福士さんは司会者から、撮影中にオネエ言葉が流行ったエピソードについて聞かれ「あー、僕じゃないけど、男性ばかりで女性が欲しかったからでしょうね、小さなスナックが開かれ、ママ、チーママ、新人さんまで揃っていました」と明かし、「僕も若干オネエ言葉を使いました」と“カミングアウト”。会場の笑いを誘った。『東京島』はシネスイッチ銀座ほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:東京島 2010年8月28日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2010東京島フィルムパートナーズ■関連記事:木村多江インタビュー孤島でのサバイバルに自信アリ?衝撃!木村多江が豪快に蛇の皮を剥く『東京島』本編特別映像が到着現代のサバイバル、間もなく公開!『東京島』行楽シートを3名様プレゼント窪塚洋介がナマであなたの質問に回答!『東京島』公開記念、ネット上の生番組に出演木村多江のヘビ料理に窪塚洋介ら男性陣苦笑
2010年08月28日男ばかり23人、助けの来ない無人島にひょいと木村多江を放り込んだら何が起こるか?「案外強さを発揮するかもしれない…。そういう自覚はありますよ」。いたずらっぽい笑顔を浮かべ、彼女はあっけらかんと答えた。映画『東京島』で彼女が演じたのは男たちの間を渡り歩きしぶとく生き延びようとする、美しく、見苦しく、勇ましく、弱々しく、そして何よりタフな女・清子。“タフ”という点においては木村多江は間違いなくタフな女優である。「薄幸な役が似合う女優」――彼女が演じてきた役柄のイメージを勝手に重ね合わせ、ひとは彼女をそう呼ぶ。演技力の高さゆえにまとわりついたそんなイメージについて他人事のようにクスクスと笑いつつ、こう続ける。「私、撮影の間中、わりといつも役柄を引きずってしまうんです(苦笑)」。これがタフでなくてなんなのか!そんな木村さんにいま一度、東京島でのサバイバルな日々をふり返ってもらった。劇中の清子は、男たちにちやほやされたかと思えば、島を脱出しようと意気込んだり、男たちに軽蔑の目で見られ屈辱を味わったりとその表情の変化、テンションの上下動はまさにジェットコースター。木村さん自身、40日以上に及んだ沖永良部島と徳之島での撮影の中でどのように気持ちを作り、テンションを維持していったのか?「最初の1週間くらいはとにかく不安で、シーンを撮り終えるたびに『これでいいのかな?』という感じだったんですが、少しずつ自分が解き放たれていきましたね。ある時点で気づいたんです。必ずしも全シーンで“同じ人”じゃなくてもいいんだって。人間って多面的じゃないですか。一人の人間として繋がっていなくても、そのとき出てきたのが清子なんだと感じるようになり、お芝居を論理的に繋げようと思わなくなって…だんだん、私が考えているのか、清子が考えているのか分からなくなってきたんです(笑)。そうしたら、撮影以外の時間でも結構、孤独を感じるようになってきたんですよ、もちろん周りにはみなさんいるのに。部屋に住み着いてるヤモリに『おはよう』って声をかけるようになったり(笑)」。島にたどり着くまでの清子は、ごく平凡な主婦。そんな彼女が島では男たちの間を渡り歩き、裏切り、見苦しいまでに生きて、生きて、生き抜こうと強さを発揮する。清子とは何者なのか?そんな疑問をぶつけると、木村さんは自身を重ね合わせながらこんな言葉を…。「最初は私も彼女の行動が突拍子もないものに見えて、『私は清子にはなれない』って思ってました。同じ状況でも私はグチグチとネガティブに悩み、何も決められないだろうって。でも、演じる上でセリフを言わなくちゃいけない。そこで、スパッと決定的なセリフや、決意を口にするじゃないですか。そうすると、気持ちが一気にそっちに向かっていくんですよ。実は、そうやって物事を一歩前に進める潜在能力って誰にでもあるんだなぁって。誰でも自分を自由にする力を持っている。それが具現化したのが清子なんですね。だからいまでも、ちょっと落ち込んだりしたら(清子のセリフである)『何がハッピーエンドかは、自分で決めるわ』って口に出して言って自分を奮い立たせたりしています(笑)」。では木村さんがもし無人島にたどり着いたとしても…。「蛇を料理するシーンについて、男性のインタビュアーの方から必ずと言っていいほど『あのシーンどうでした?』って聞かれるんですが、何も意識せずに、普通に料理する感覚で皮を剥いて串に刺してました(笑)。だから『実際にそうなっても、蛇の皮を剥けちゃう女なんだな、私…』って(苦笑)。きっと撮影を通じてそういう自分に目覚めたんですね!」改めて、今回演じた役柄について。「これまでの作品とはアプローチが違った」という木村さん。今回の特殊性について“自分の感情”をポイントに挙げる。「私自身に近いというか…絶対的に自分の感情を大切にして演じた役なんですね。例えばあるシーンで、本番前に途中まではテストで動いてみるんですが、(篠崎誠)監督が『この先は自分で好きにしていいよ』って仰って。だから、自分の中にある感情が反映されていて、どの役よりも“嘘”がないというのは感じますね」。監督が木村さんをこの役に選んだ理由は何か?「極限状態における私の中にある強さ、タフさを監督は見抜いていたのかもしれないですね」と木村さん。では、ごく日常の中での木村さんはどんな人間?「薄幸じゃないですよ!どちらかというとノホホンとしてて、のんびり屋で…すごくオッチョコチョイです(苦笑)。映画の中で清子がコケるシーンがありますが、あれはまさに私なんです」。この作品を経て、女優・木村多江はどこへ向かうのか――?本人曰く「今回演じてみて『私、コメディ下手だなぁ』って実感したので、もっとコメディをやりたい」とか。まだまだこの先、隠された(?)いろいろな表情を見せてくれそうだ。(photo:Toru Hiraiwa)■関連作品:東京島 2010年8月28日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2010東京島フィルムパートナーズ■関連記事:衝撃!木村多江が豪快に蛇の皮を剥く『東京島』本編特別映像が到着現代のサバイバル、間もなく公開!『東京島』行楽シートを3名様プレゼント窪塚洋介がナマであなたの質問に回答!『東京島』公開記念、ネット上の生番組に出演木村多江のヘビ料理に窪塚洋介ら男性陣苦笑シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第5回)一緒に無人島に流れ着きたい俳優は?
2010年08月26日まもなく公開される映画『東京島』の、木村多江扮する主人公・清子が野生の蛇を捕まえ、皮を剥くという驚愕シーンの映像が到着した。ショックに弱い方はご注意!桐野夏生のベストセラーを原作に、無人島に流れ着き、女は自分ひとりという“逆ハーレム”状態に遭遇した主婦・清子が、たくましく無人島ライフを生き抜いていくさまを描いた本作。たんぱく質が不足しがちな島での生活では、蛇は貴重な栄養源ではあるのだが…。到着した映像を見れば分かるように、哀れ…色鮮やかな蛇は、彼女によって石で頭を砕かれ、豪快に皮を剥かれる運命に。鶴見辰吾演じる夫が蛇に見向きもせずにポツリと「お前、変わったな…」と無気力につぶやくのと対照的に、“獲物”を見つめる彼女の目は肉食系そのもの!とはいえ、蛇を剥くなど彼女がこの島で男たちに対して行った数々の行動に比べればまだまだかわいいものと言えるかも…?実際に彼女が何をしたかは映画本編を観てのお楽しみ。まずは公開前に、こちらの映像から木村さんの妖しい目つきをご覧あれ!『東京島』は8月28日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:東京島 2010年8月28日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2010東京島フィルムパートナーズ■関連記事:現代のサバイバル、間もなく公開!『東京島』行楽シートを3名様プレゼント窪塚洋介がナマであなたの質問に回答!『東京島』公開記念、ネット上の生番組に出演木村多江のヘビ料理に窪塚洋介ら男性陣苦笑シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第5回)一緒に無人島に流れ着きたい俳優は?“島”が人を呼び寄せ狂わせる?島を舞台にした注目作品が続々とリリース!
2010年08月24日木村拓哉、蒼井優、浅野忠信をはじめ、錚々たる俳優たちが声優陣に名を連ね話題を呼んでいる、石井克人原作・脚本によるアニメーション映画『REDLINE』の予告編映像がこのほど解禁となった。『時をかける少女』、『サマーウォーズ』などの傑作を世に送り出し、つい先頃、海外ドラマ「SUPERNATURAL」のアニメーション版を手がけることも発表されたクリエイティブ集団「MADHOUSE(マッドハウス)」の下で、7年もの製作期間をかけて手描きで作り上げられた本作。予告編の冒頭にも出てくるように、舞台は遠い遠い未来。5年に一度開催される、宇宙最速を決める祭典“REDLINE”での優勝を目指すレーサーたちの熱き戦いが描かれる。残念ながら木村さん、蒼井さん、浅野さんらが演じたキャラクターのセリフ部分はこちらの予告編では登場しないが、特徴的な深い色味を帯びた世界観に激しく響き渡るエンジン音――これだけで見る者の胸を高鳴らせる。3人のほかには我修院達也、岡田義徳、津田寛治など、浅野さんと共に石井監督作『PARTY7』に出演した俳優たちが声優として参加している。ちなみに、監督を務めているのは同じく『PARTY7』でオープニングのアニメーションを手がけ高い評価を得た小池健。世界が認めたトップクリエイターたちによって、夢のマシンが動き出す!まずは予告編で映画の疾走感を存分にご体験あれ!映画『REDLINE』は10月9日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:REDLINE 2010年10月9日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 石井克人・GASTONIA・マッドハウス/REDLINE委員会■関連記事:木村拓哉、革ジャン&リーゼントで疾走?蒼井優、浅野忠信とボイスキャストで共演
2010年08月11日映画『東京島』の完成披露試写会が8月3日(火)、東京・恵比寿ガーデンプレイス内で行われ、主演の女優の木村多江が共演の窪塚洋介ら男性キャスト陣に珍スタミナ料理を振る舞った。人気作家・桐野夏生の同名小説(新潮社刊)を原作に、助けの来ない無人島に漂着したひとりの女・清子(木村さん)と男23人が生き抜こうとする姿を描く物語。木村さんが用意したというサプライズ料理の肉串が登場すると、男性キャストのひとり、福士誠治は「いい予感がしない」と勘を働かせて苦笑い。それぞれに1本ずつ配られた肉串をパクリと口に頬張った窪塚さんは「ブヨブヨする!」、鶴見辰吾は「旨い」と感想。篠崎誠監督は早々に完食した。木村さんが「実はコレ(の肉)です」と言い、劇中でも使用したという島ヘビの精巧な作りモノを取り出して握りしめ、「清子が劇中でヘビをさばいて料理をしているので」と種明かしすると、窪塚さんらは顔をしかめ、「自由解散〜!」とショックの雄叫び。MCが「今日の朝、獲れた島ヘビです」と説明を付け加えると、男性キャスト陣はますますしかめ面に。木村さんだけ、涼しい笑顔を浮かべていた。ほかに柄本佑、木村了らも出席し、ヘビ肉を試食した。『東京島』は8月28日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:東京島 2010年8月28日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2010東京島フィルムパートナーズ■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第5回)一緒に無人島に流れ着きたい俳優は?“島”が人を呼び寄せ狂わせる?島を舞台にした注目作品が続々とリリース!話題の『東京島』も上映!「島フィルム・フェスティバル」に150組300名様ご招待木村多江が飛び出す!?本編は2Dの『東京島』の劇場予告編を3Dで上映!【シネマモード】ソフィー・マルソー、木村多江らが示す映画とブランドの素敵な関係
2010年08月03日木村拓哉、蒼井優、浅野忠信がマッドハウス制作によるアニメーション映画『REDLINE』でボイスキャストを務めることが発表された。『茶の味』などで知られる石井克人が原作、脚本、音響監督を担当するこの『REDLINE』。『時をかける少女』や『サマーウォーズ』など数々の名作アニメを手がけてきたクリエイティブ集団、マッドハウスが7年もの時間を費やして制作、その作画枚数はおよそ10万枚!CG全盛のこの時代に、あえて手描きによって作り上げられた。物語の舞台は未来。主人公は、四輪がエアカーに変わろうとする時代に、あえて四輪で走り続けようとする“愚か者”JP。本気で走るかっこよさを教えてくれた初恋の相手・ソノシーにもう一度会うためにJPは走り続ける。“REDLINE”は5年に一度開催される、宇宙最速を決める祭典。ソノシーへの想いを胸に、かつての相棒で天才メカニックのフリスビーと再び組んで優勝を目指すJPだったが…。トップクリエイターたちの競演に賛同する形で今回の豪華ボイスキャストが決定!木村さんは革ジャンにリーゼントの純情野郎・JPを、蒼井さんはJPの初恋の相手で、夢を追いかける少女・ソノシーを、そして浅野さんはJPの幼なじみでメカニックを担当するも、不本意ながらもJPを裏切る状況に追い込まれ葛藤する、哀愁漂う男・フリスビーを演じる。石井さんは、木村さん、蒼井さん、浅野さんの起用について「木村氏に関しては、『世にも奇妙な物語』やSMAPのPV、8年くらいずっと演出していたCM(富士通のFMV)で見ていて、『この人は本当にカッコイーなー。本当にスゴイ人だなー』と漠然と思っていて、一生に一度でいいから自分たちの創る映画に出演してほしいなぁと思い、オファーをしましたところ、快くOKをいただきました。浅野くんに関しては、『鮫肌男と桃尻女』、『PARTY7』、『茶の味』と出演していただき、毎回、そのスバラシイ才能に助けていただき、今回初の声優をぜひ!この作品で!ということでオファーいたしました。蒼井さんにいたっては、全く出演していただいたことは過去になかったのですが、色んな出演作を観てまして、この女優さんはスゴイ才能の持ち主だなーとずっと思ってまして、ぜひ僕らの映画のヒロインをやってほしい!とオファーいたしました。いずれにしろ、日本で最も大好きな役者さんたちです。主演していただき、心から感謝しています」とそれぞれ説明し、最後に「とにかく3人の初共演を、一度でいいから生きてるうちに、この眼で見たかった!というのが最大の理由です」と付け加えた。木村さん、蒼井さん、浅野さんが魅力的なキャラクターたちにどのように命を吹き込むのか?熱き疾走の果てに彼らはどこへ辿り着くのか?『REDLINE』は10月、新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:REDLINE 2010年10月、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 石井克人・GASTONIA・マッドハウス/REDLINE委員会
2010年06月14日そこは、人間の欲望を駆り立てる島――。桐野夏生の人気小説を木村多江、窪塚洋介、福士誠治、木村了ら豪華キャストで映画化した『東京島』の約4分間の特別映像が到着した。結婚20周年の旅の途中で嵐に遭い、夫と共に無人島に辿り着いた主婦・清子が、新たに島に流れ着いた若い男たちの“社会”の中で、たった一人の女として女王のように君臨し、生き抜いていくさまを描いたサバイバル・エンターテイメント。想像だにしなかった無人島での生活に当初、戸惑いの表情を見せていた清子。だが、極限状態における夫の“無能ぶり”に気づき、漂着した若い男たちの間を渡り歩き…と状況や立場が変わってていく過程で、彼女の顔つきにたくましさやしたたかさ、そして妖しさが浮かんでくる様子が、この特別映像から見てとれる。窪塚さん演じる変わり者のワタナベに、くじ引きによって清子の新しい夫となった、福士さん扮するGMなど、それぞれの男たちの思惑、清子との関係性もポイント。そして新たに流れ着いた中国人たち――。謎と欲望がうごめくこの島は地獄か?それとも楽園か?この映像の最後に清子が目をぎらつかせながら口にする「何がハッピーエンドかは、自分で決めるわ」という言葉の意味するところは?まずはこの4分の特別映像で、映画の世界観を堪能すべし!『東京島』は今夏、全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:東京島 2010年夏、全国にて公開© 2010東京島フィルムパートナーズ■関連記事:窪塚洋介、質疑で珍回答「パッと思いつかないんでメールします」40代主婦・木村多江、無人島で22人の男たちに囲まれ…桐野夏生「東京島」映画化!
2010年04月16日