名古屋テレビ塔の屋内展望台「スカイデッキ」にて、夜景とプロジェクションマッピングをコラボレーションさせたイベント「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED -NEW WORLD-」が、2017年12月1日(金)から2018年2月25日(日)まで開催される。「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED -NEW WORLD-」は、村松亮太郎率いるネイキッドによる、これまで全国の主要都市を巡回するなど通算50万人以上を動員してきた「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED」の新作。展望台のガラス越しに見える夜景と3Dプロジェクションマッピングで投影する映像によって、幻想的な夜景を生み出す体験型イベントだ。展望台のガラスにスクリーン用透明フィルムを貼り付けることによって、まるで夜景を背景に映像が浮かんでいるような錯覚を起こす。新作で表現されるのは、雲の上に創られた光とアートに溢れる都市「NEW WORLD」。実際に展望台に現れる「雲海」と「オーロラ」で魅せる色鮮やかな光に彩られる未来都市が、やがて地上へと降り注ぎ、 現代の都市と融合していく。そんな夢のようでどこかリアリティのある新夜景を、展望台で繰り広げる。【詳細】「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED -NEW WORLD-」会期:2017年12月1日(金)~2018年2月25日(日)会場:名古屋テレビ塔 90m屋内展望台「スカイデッキ」住所:愛知県名古屋市中区綿3-6-15時間:12月1日(金)~12月31日(日)18:00~22:00(最終入場21:30)、1月1日(月・祝)~2月25日(日) 18:00~21:00(最終入場20:30)入場料:大人(高校生以上)1名1,000円、小人(小・中学生)1名 500円、小学生未満 無料
2017年11月03日お台場・ヴィーナスフォートでは、2017年11月2日(木)から2018年3月中旬までの期間、イルミネーションとプロジェクションマッピングのイベント「VenusFort Lumina」を実施する。ネイキッドによる総合演出「VenusFort Lumina」では、「ヴィーナスフォートが生み出す光の世界」をテーマに、プロジェクションマッピングが創り出す物語と、特殊なランプシェードによる幻想的な“光と影の世界”で彩られる。総合演出は、「フラワーズバイネイキッド」や「花火アクアリウム バイ ネイキッド」、東京タワーのハロウィン演出など、数々のプロジェクションマッピングを手掛けるクリエイター「ネイキッド」の村松亮太郎。ヴィーナスフォートならではの、中世ヨーロッパの街並みを再現した内観や、開放的なドーム型天井を活かした演出になっている。噴水広場噴水広場の天井面全体を使った、日本最大級の天空型プロジェクションマッピングによるショーが2年ぶりに復活する。ステンドグラスと雪の結晶をモチーフに、幻想的な街並みが広がっていくストーリーを、吹き抜けになっているドーム型天井に投影する。また、12月25日(月)までの土日祝日を中心とした特別演出日には、クラシックオルガンの生演奏とコラボレーション。音と光の演出が融合した、豪華なスペシャルショーが開催される。オリーブ広場オリーブ広場には、直径2メートルを超える巨大なランプシェードが登場。雪の結晶をモチーフにしたオリジナルデザインのランプシェードが、光と影を描く。ショー開催時にはランプシェードが動き出す演出も。広場全体に、ダイナミックな影の世界が広がる。サウスアヴェニュー、ノースアヴェニューサウスアヴェニューやノースアヴェニューでは、約80灯ものランプシェードが様々な色に変化するイルミネーションを展開する。ショーが開催されている時間は、光が音楽と連動しながらアヴェニューを彩る。パレットプラザ クリスマスツリー屋外にあるパレットプラザには、クリスマスまでの期間限定で、昼と夜で表情が変わる巨大なクリスマスツリーが出現。昼は日光を受けて七色に輝き、夜はイルミネーションによって華やかな光を放つ。詳細VenusFort Projection Mapping & Illumination 2017 「VenusFort Lumina」会期:2017年11月2日(木)~2018年3月中旬※クラシックオルガンの生演奏×噴水広場ショー、パレットプラザ クリスマスツリーはクリスマスまでの期間限定時間:11:00~23:00 ※プログラム内容により異なる場所:ヴィーナスフォート 2F各所住所:東京都江東区青海1-3-15
2017年10月15日「天空の楽園 ウィンターナイトツアー 2017 STARS BY NAKED」が、長野・阿智村で2017年12月9日(土)から2017年3月31日(土)まで開催される。「天空の楽園 ウィンターナイトツアー 2017 STARS BY NAKED」は「星」と「宇宙」をテーマとした星空体験型エンターテインメントパーク。オープン初年度となる2016年には3万人を超える動員客数を記録している。本イベントを手掛けるのは、ネイキッドと阿智村観光局のブランディングディレクター村松亮太郎(ネイキッド代表)。環境省が認定した阿智村の日本一の星空と、プロジェクションマッピングの光の演出によるショーのコラボレーションによって、新感覚のイベントを提案する。「スペースコロニー」をモチーフとした物語構成と、空間の集合体は、360度の星空間や星の飲食、テクノロジーを利用したインタラクティブコンテンツなど、星と宇宙にちなんだ様々なコンテンツを用意。営業時間内に数回訪れるショータイミングでは、プロジェクションマッピグやライティング等の演出全体が連動する迫力あるショーが展開される。【詳細】天空の楽園 Winter Night Tour 2017 STARS BY NAKED開催日時:2017年12月9日(土)~2018年3月31日(土)会場:富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら住所:長野県下伊那郡阿智村智里3731-4料金:大人2,200円、小人1,000円、幼児無料【問い合わせ先】ヘブンスそのはらTEL:0265-44-2311 (9:00~18:00)阿智☆昼神温泉観光局TEL:0265-43-3001 (9:00~18:00)
2017年09月23日ニューアルバム『天空のバンドネオン~タンゴでスタジオジブリ~』を9月27日(水)にリリースする、バンドネオン奏者の小松亮太。アルバム発のツアー『小松亮太コンサート~天空のバンドネオン~』の開催を10・11月に控える中、ジブリの映画音楽をタンゴというジャンルで紐解いた小松が、アルバムやコンサートの聴きどころを語った。【チケット情報はこちら】小松は2015年12月、東京・三鷹の森ジブリ美術館で行われたサプライズライブに登場。「天空の城ラピュタ」などジブリ作品の楽曲を自らアレンジし、披露した。当日はタンゴの本場・アルゼンチンをはじめ、台湾、中国、フランスなどから訪れた観客の反応を目の当たりに。ジブリの存在が世界各国に浸透していることを実感すると、「海外の人たちに向けて、日本人が描いたメロディーをタンゴにして聴いてもらう。新しいファンが開拓できるのでは」と考え、アルバム制作のきっかけとなった出来事であると紹介する。さらに、小松はタンゴをよく知らない日本人にもその魅力をアピールできると分析。「ジブリ音楽をジャズやポップス、クラシックでカバーしたアルバムは過去に出ていますが、タンゴでのカバーは世界初。もともと予備知識のある音楽をタンゴで聴いてもらうことで、良さに気づいてもらえたら」と期待を寄せた。イチ押しの楽曲を尋ねると、迷いながらも『さんぽ』(となりのトトロ)を挙げた小松。マーチのリズムがタンゴになるって? という問いかけには、実際の演奏で応えてくれた。傍らに置いてあったバンドネオンを奏でると、おなじみのメロディーの中にそこはかとない哀愁が。演奏に対して感謝の気持ちを伝えたところ、「うまくアレンジできるかな? って思いながら書き始めたけど、意外にハマって」とはにかんでみせる。今回のコンサートには、ボーカルとして本アルバムの制作に参加した坂本美雨と宮沢和史が登場。ラジオ共演を通じて話し声に魅力を感じたという坂本とは『風の谷のナウシカ』を、昔から親交のある宮沢とは『時には昔の話を』(紅の豚)を披露する。『さよならの夏』(コクリコ坂から)で共演したクミコはコンサートへの参加が叶わなかったが、小松は「インスピレーションで依頼して、打ち合わせもなくレコーディング。2~3回歌ってもらっただけなのに完璧で、圧倒されました!」とその歌声を称賛した。『小松亮太コンサート~天空のバンドネオン~』は、10月に新潟・愛知・大阪を周ったあと、11月20日(月)に東京・東京文化会館 小ホールで行われる。チケット発売中。取材・文:岡山朋代
2017年09月15日人気深夜ラジオ『三四郎のオールナイトニッポン0(ゼロ)』パーソナリティである三四郎のお二人に、同番組の聴きどころをお聞きしました。滑舌が悪くて聞こえない?三四郎の爆笑必至の深夜ラジオ。1年で終了する番組が多い中、3年も続いている人気深夜ラジオ『三四郎のオールナイトニッポン0(ゼロ)』。中学校の同級生である三四郎が、唯一2人で喋る場所だという。小宮:3年も続いているのは、リスナーのメールの面白さに助けられてますね。金曜深夜の3時から5時まで聴いてネタを送ってくれるなんて、バグった人たちですよね。相田:なんてこと言うんだ!でも「ラジオ聴いてます」と声かけてくれる人はたいていリュックの位置が高くて、シャツインしてます(笑)。小宮:僕らをテレビで見たことがなくても、ラジオで知ってくれる人もたくさんいて、幅が広がりましたね。相田:タクシーの運転手の方が僕の声を聞いて「ラジオやってる人ですか?」って気づいてくれることもあって、それは嬉しいですね。小宮:僕のほうがテレビに出てるんで、最初は“小宮が好き”で入ってくるんです。でもラジオを聴いていたら相田を好きになる人が多くて複雑な気持ち。――ラジオでのトークのテーマは?小宮:中学生の男子が、教室の隅っこで話すような内容ですね。相田:20年くらい友達なのに、初めて知ることとかたくさんあって。小宮:相田が小さい頃にご飯にキャビアをのせて食べていたとか、8つも習い事してたとかね。でも同級生のノリで2人でダラダラ話してると、リスナーからすぐ指摘されます。リスナーは僕らのこと舐めてますから。「お前らちゃんと喋れ!」みたいな。相田:リスナーの存在はだいぶ気にしてますね。こないだゴルフクラブを買うってラジオで言っちゃったんですよ。僕リスナーに絶対に舐められたくないんで、本当に買って打ちっぱなしに行ったりして…大変です。小宮:いじられキャラじゃなかった相田を、リスナーはいじってくる。相田:テレビでは見せていないキャラクターも、ラジオでは出てきてると思います。――3年間で記憶に残ってる回は?小宮:僕が体調不良で休んだ回がありまして。相田:OA2時間前に判明して、急遽ラブレターズが来てくれて。それはそれで盛り上がっちゃって。小宮:家で聴いてて、複雑でしたね。いつもより盛り上がってるなって。――芸人として今後の展望は?小宮:「細く長く目立たないように」ですね。相田:ニッポン放送の局長に媚びを売ってるおかげで、年始の大事な特番を任せてもらえたりしたんで、これからも局長には媚びを売っていきたいと思います(笑)。――最後に、番組の聴きどころを。小宮:「時々、有名な人が来る」。小栗旬さんや、三代目J Soul Brothers山下健二郎さんとか。相田:たまに来てくれるイケメンにご期待ください!『三四郎のオールナイトニッポン0(ゼロ)』三四郎が、一週間で起こった出来事や同級生ならではの思い出話など、ここでしか聞けない爆笑必至のフリートークを展開。本編放送終了後、LINE LIVEにて10分程度の限定配信も必見。さんしろうボケ担当の相田周二(左)とツッコミ担当の小宮浩信(右)による、成城学園中学時代の同級生の漫才コンビ。ウッチャンナンチャンや出川哲朗らが在籍するマセキ芸能社所属。※『anan』2017年9月6日号より。写真・内山めぐみインタビュー、文・しらたけときお(by anan編集部)
2017年09月05日劇団鹿殺しの丸尾丸一郎と松岡充が、新たな演劇ユニットを始動。OFFICE SHIKA PRODUCE VOL.Mとして『不届者』を上演する。一見意外な組み合わせにも思えるこのふたりが、なぜ共に新作舞台を創作するまでに至ったのか、話を聞く。【チケット情報はこちら】2012年の『リンダリンダ』で俳優として共演したふたり。お互いの第一印象を訊ねると、丸尾いわく「世間一般でいうチャラ男」、一方松岡は「稽古中は演出家の、公演中は観客の求めることが手に取るように分かるズルい男」と、決していいものではなかったよう。しかし「松岡さんはすごくストイックだし、お客さんに何か残さないといけないという意識がすごく強い」、「鹿殺しの作品を観続けていくうちに、鹿殺しとは、丸尾丸一郎とはってところがブレない人だと分かってきた」と続け、徐々にお互いに対するリスペクトの度合いを高めていった様子。丸尾は『不届者』創作の原点について、「『リンダリンダ』ではすごくポジティブだった松岡さんですが、僕はその腹の底にある、何か黒い部分を描いてみたくて」と明かす。さらにそれは、残忍な一面を隠し持っていたとも言われる“徳川吉宗”を松岡が演じることで、作品としての明確な輪郭をもち始める。そんな丸尾のアイデアに対し松岡は、「鹿殺しのファンだから」と切り出し、「僕は丸尾丸一郎の描く世界観というものにグッときているひとり。しかも丸くんは、“人間”というものをちゃんと描くことが出来る稀有な存在でもある。だから不安はありません」と、丸尾に全幅の信頼を寄せる。松岡が徳川吉宗を演じるということで、江戸時代が舞台の時代劇かと思えば、決してそうではないと丸尾は言う。「ある詐欺事件と吉宗のいる江戸時代の話がシンクロしていく、そんな劇構造にしようと思っています。だから時代劇でもないですし、恐らく着物も着ない。お客さんにいろいろ想像してもらって、最後には誰もが感じる怖さや情けなさ、生きたいっていう願望なんかが残る作品になればいいなと思います」。ふたりの創作は今後も続いていくのかと問うと、「そう思わせる作品にしないといけない」と丸尾。「松岡さんはもちろん、お客さんに対しても『丸尾と組むといろんな松岡充が見られるぞ』って思わせたいなと。ある意味、松岡さんのことが嫌いな人にも観てほしいです」と笑うと、「本当は俺のこと嫌いなんちゃう?(笑)」とすかさず松岡。だがそんなツッコミも、丸尾への期待の表れなのだろう。「やるからには松岡充の、丸尾丸一郎の代表作だって言えるものじゃないと嫌だからね!」と松岡が見つめた丸尾の顔には、一瞬の不安の後に、はっきりとした自信を見てとることが出来た。OFFICE SHIKA PRODUCE VOL.M 「不届者」は9月27日(水)から10月1日(日)まで、東京・天王洲銀河劇場で上演。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2017年09月04日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が18日、主演映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)の完成披露試写会に、西田敏行、尾野真千子、村上虹郎、寛一郎、門脇麦、林遣都、廣木隆一監督とともに登場した。原作は東野圭吾によるベストセラー作品で、全世界で累計500万部を突破、中国での映画化も決定している。かつて人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」にたどり着いた青年・敦也(山田)と幼馴染の3人は、1980年とつながった郵便受けを通じて、昭和の人々の悩み相談に対し返事を書くことになる。ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治を西田敏行が演じる。寛一郎は、撮影現場の雰囲気について「僕と虹郎がわちゃわちゃしているのを、優しく山田くんが見守ってる」と振り返った。山田は「暗いシーンが多かったので懐中電灯を持ってたんですけど、その懐中電灯の光をお互いの顔に当てて『ウェイ』ってやってるだけだから、見守りますよね」と苦笑。「『おおなんか、かわいいな』って。かわいかったですね」と、年上らしい様子を見せた。また、19歳から51歳を演じる尾野が「ね。19歳とかね、無理があるでしょ」と苦笑すると、山田はマイクを外して「大丈夫」と声をかける。尾野が驚いて「え!?」と聞き返すと、山田は「すごい強い目で『え?』って言われました」と笑い、尾野は「そうやっておだてられ、できました!」と報告した。門脇と林は劇中歌を歌うことになるが、林は「西田さんが『麦ちゃん、素晴らしかったね』ってずっとおっしゃっていて、僕も一応歌ってたのになって……」と切ない空気に。林は「一役者として、優しい目で見てくださいとは言いたくないですが、『売れない、芽が出ないミュージシャン』という設定なので、わかった上で見てください」と訴えかけると、西田も「そういった意味では役に忠実だったと思います」と納得していた。
2017年08月18日俳優としての一歩を踏み出してから4年──。20歳を迎えた村上虹郎に、自分に俳優は向いていると思うか?と投げかけると「ほかの仕事をしていたら…とも考えることもありますが、俳優の仕事は興味深すぎて、面白い。映画もドラマも舞台もやらせていただいて、今回の『武曲 MUKOKU』も含めて、やっぱり映画っていいなと思います」。何とも真っ直ぐな答えが返ってきた。そして「自分で作品を選びはしませんが、この作品のようにいい出会いがあります」と語るように『武曲 MUKOKU』は彼の人生の一部となり、今後の村上虹郎を語るうえで必要不可欠な1本となった。監督は熊切和嘉、主演は綾野剛。クランクイン前に熊切監督は鎌倉近郊での撮影に備え逗子に移り住み、イメージを膨らませた。綾野さんは研吾になりきるため剣道の稽古に邁進。さらに剣道家の身体を創り上げるために壮絶な肉体改造を自らに課した。そんなふうに並々ならぬ想いでこの映画に挑む監督と主演俳優に、村上さんはどう向きあったのか。演じるのは、研吾の宿命のライバルとなっていく天才剣士・融。「演じる役が難しいことも大変なこともありますが、今回の融は演じるのは大変ではなかったです。もちろん身体的なアクション部分は大変でしたが、融を生きることは僕にとってすごく楽しくて、すごく幸せな時間でした」。そう思えるのは、音楽と剣道、村上さんにとって身近なカルチャーが融のキャラクターを構築していることも大きかった。融は、ある理由から“剣を棄てた男”研吾と出会い、スポーツとしての剣道ではなく、生死をかけた決闘のような剣に魅せられていく。その感情はどうやって捉えたのだろう。「いま生きているこの時代には放射能や大気汚染、農薬などの問題があって、事故もある、自殺者も増えている。決して死は遠いものじゃないと思うんです。映画にも死を描いたものがあって、そういう映画を観ることで僕らは死を疑似体験している。でも融にとっては、何て言うか…死はもっとリアルなんです。彼にとって剣道はスポーツではなく生死をかけたものであって、精神世界での殺し合いというか…。僕も小学校から中学校にかけての数年間、剣道をやっていてスポーツとしての剣道は知っています。でも、この映画を通じて別の剣道の一面を知ることができました」。難しかったのは融が上達する前の芝居、剣道初心者の芝居をしなくてはならなかったことだ。参考にしたのは、なんと熊切監督。剣道の経験のない監督に「竹刀を振ってもらったり、蹲踞の姿勢をしてもらったりして、下手な人の動きを把握するためにいろいろお願いをしました。ふり返ると、監督にすごいことをさせてしまいました…(苦笑)」と無邪気に話すが、実は前々から「熊切監督と仕事がしたかった」のだと明かす。念願の熊切組だった。融が研吾に出会い刺激を受けたように、村上さんは熊切監督から刺激を受け取った。「どの現場でもどの役でも、芝居をしているときはその役の人生を突きつけられるし、答えを求められます。僕と熊切監督の間には(いい意味で)都合もないし、しがらみもないし、自分の信じたことを演じさせてくれる、それが素敵なんです」。また、研吾が野獣だとすると融は小さな恐竜だと2人の関係性を語る。「融から見た研吾は、得体の知れない者としての怖さがあって、何だこの人?というような普通の人にとっては出会いたくない人です。でも、刺激を求めていた融にとっては会いたかった人。関わることで自分のなかで新しい何かを見つけられるような、そういう出会いだったと思います」。研吾を演じる綾野剛との出会いからも「綾野さんの役づくりは本当にスゴい。そして美しかったです」と刺激を受けた。クライマックスに用意されている台風の夜に2人が決闘するシーンは村上さんにとってのクランクイン。さぞかし緊張したのかと思いきや「嵐のなかの決闘シーンよりもラストシーンの道場での決闘で、防具を着けるときのほうが緊張しました」と話す。村上さんが「一番好き」なシーンとして挙げるのは、嵐の決闘後に研吾と再会するシーンだ。その理由は──「なぜあそこで融は、声にならない声で“すみませんでした”と言うのか、撮影前は理由がわからなかったんです。わからないのは、僕と融が違う人間だからではなく気持ちがまだそこにたどり着いていないからで、そこまで行こう、行ってやろうと思いましたし、融として答えを見つけなくてはならなかった。その答えは言葉にするのが難しいですが、彼の成長でもあって──それまで腑に落ちなかったものが腑に落ちた、そういう演技ができました。決闘シーンも大切ですが、僕にとっては謝るシーンも大切で、好きなシーンです。完成した映画を観て、あの融の顔はいつでもできる顔じゃないって感じました」。セリフはないけれど強く訴えかけてくるものがあり、研吾と融の心の声、魂の叫びに、きっと心が震えるだろう。そんな男たちの戦いを「女性にも観てほしい」と村上さん。「剣道の世界は男っぽいかもしれないですが、人間らしさが描かれています。それぞれのキャラクターの色気、それぞれのキャラクターが貫こうとしているものを感じてほしい。とても男くさいですが、女性もきっと楽しんでもらえると思います」。男だからこそ共感できるものもあれば、女だからこそ感じるものもある──その色気、女性こそ必見。(text:Rie Shintani/photo:You Ishii)■関連作品:武曲 MUKOKU 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「武曲MUKOKU」製作委員会
2017年05月30日俳優の古田新太とお笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、映画『パワーレンジャー』(7月15日公開)の日本語版声優を務めることがこのほど、明らかになった。元レッドレンジャー・ゾードン役に古田、アルファ5役に山里が決定した。日本の特撮シリーズ『スーパー戦隊』の英語版として1993年から全米で放送され24年続くテレビシリーズ『パワーレンジャー』。"米国で最も成功したジャパニーズコンテンツ"とも言われている日本が誇るスーパーヒーローが、総製作費120億円というスケールでハリウッドで映画化された。先日発表されたレッドレンジャー(ジェイソン)役の勝地涼とピンクレンジャー(キンバリー)役の広瀬アリスに続き、古田と山里の参加が決定。古田は、太古の地球で世界を守っていた5人の戦士="パワーレンジャー"の元レッドレンジャー・ゾードン役を、山里は、5人をサポートするおしゃべりなロボット・アルファ5役の声を演じる。古田は「今回、元レッドレンジャーで今は魂だけになった壁の中の人物"ゾードン"というキャラクターの声優をさせていただくことになりました。最近、声優をやると必ず"ボスキャラ"です。レンジャー、やりたかったな。ファンの方に違和感を持たれないようガンバリマス」とコメント。山里は「オファーがきたときは、まさかレッド!?とドキドキしたのは内緒の話です…。ただ、アルファ5も5人には絶対必要な仲間ですし、5人に突っ込んでもらったり突っ込んだりできると思うと今から楽しみで仕方ないです!」と喜び、「男子はみんな戦隊ヒーローに育ててもらっています! その日本のヒーローに世界が影響を受けたというのがめちゃくちゃ嬉しかったという気持ちがあります! 世界中にファンの方がいるこの作品に関われるだけで幸せです! そして、そのファンの人たちを裏切らないように全身全霊でのぞませていただきます! 最高の作品に少しでも役に立てるよう頑張ります!」と意気込んでいる。(c)2016 Lions Gate TM&(c) Toei & SCG P.R.
2017年05月03日クリエイティブ集団・ネイキッド(NAKED)が「食×アート」に挑戦する体験型レストラン「ツリーバイネイキッド(Tree by NAKED)を東京・代々木公園、東京・丸の内、岐阜・多治見に計3店舗オープンする。通算25万人を動員している五感で楽しむ花の体験型イベント「フラワーズバイネイキッド」や、新感覚スイーツイベント「スイーツバイネイキッド」、6月に開催予定の「トウキョウ アートシティ バイ ネイキッド」など、空間全体をデザインするアートイベントを多数行っているクリエイティブ集団、ネイキッド。そんなネイキッドが今回企画するのは、食とアートの融合を目指すレストラン「ツリーバイネイキッド(TREE by NAKED)」だ。アート活動を通じて新しいモノや価値をつくり、表現して、創造性を発揮しながら生きるライフスタイルを提唱するネイキッド代表・村松亮太郎が、人々の生活の軸である“食”と“アート”の融合する場所を作りたいと話す。「ツリー」という名称には人の集まれる場所を作りたいという想いが込められているという。「食とアート」をもとに多くの人々が“集える”場所としてプロデュースされる「ツリーバイネイキッド」が、どのような形になっていくのか今から楽しみだ。【詳細】「ツリーバイネイキッド(TREE by NAKED)」■東京・代々木本店 TREE by NAKED本店 yoyogi park住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-10-2■東京・丸の内店 TREE by NAKED marunouchiオープン日:2017年4月22日(土)住所:東京都千代田区丸ノ内二丁目4番1号 丸ノ内駐車場※行幸地下ギャラリー東京駅側隣接営業時間:8:00~18:00■岐阜・多治見店 TREE by NAKED tajimiオープン日:2017年9月予定住所:岐阜県多治見市音羽町1-70-4※JR多治見駅北口から徒歩30秒営業時間:10:00~20:00(定休日:なし)※2017年4月28日(金)~9月3日(日)は食べるデジタルスイーツ展『SWEETS by NAKED』を開催
2017年04月22日新たな発想で、新たな「体験」を提供するお店プロジェクションマッピングや空間演出を手がけるNAKED Inc.(ネイキッド)の代表・村松亮太郎さんがプロデュースした飲食店「9STORIES」は、2014年、代々木八幡駅近くにオープンしたデリ&レストランです。緑やアートがセンスよく配置されており、まるでリゾート地にいるかのよう。ゆっくり腰を据えてくつろぎたい空間です。「毎日、食べたくなる。毎日、飲みたくなる」をコンセプトに、料理監修には代々木上原の名店「MAISON CINQUANTECINQ」を手がけている丸山智博さんを迎え、フレンチをベースにした本格派の料理を提供しています。また、「猿田彦珈琲」から仕入れているコーヒーも人気です。そして、クラフトビール情報マガジン「TRANSPORTER」とコラボレーションしたセレクトビアストアでは、国内外から厳選された約30種類のビールを楽しめます。これまでの固定概念を打ち破るような様々なコラボレーションが私達の五感を満足させてくれる、そんな特別なお店です。閑静な住宅街の中を探そう「9STORIES」は、渋谷区元代々木町にあります。電車の場合最寄り駅は東京メトロ千代田線の「代々木公園駅」か小田急線の「代々木八幡駅」です。首都高速中央環状線を超えて代々木上原方面へ進み、「子育て地蔵尊」の近くにあります。駅から徒歩5分以内ですので、周囲を散策しながらお店を探すのも素敵ですね。車の場合「子育て地蔵尊」が目印になるかと思います。山手通りの「代々木八幡前」から、代々木上原方面に向かう一方通行の道に入りましょう。なお駐車場はありませんし、お店が住宅街の中なので近隣のコインパーキングに車を停めて、歩いた方が良いかもしれません。営業時間案内「9STORIES」の営業時間は、下記の通りです。なお、定休日が火曜日となっていますので予定を立てる時は気をつけましょう。■ランチ:11:30~15:00■CAFE:15:00~17:00 ※食事メニューなし■ディナー:17:00~ ※ラストオーダーは22:00新たな発見が止まらない!「9STORIES」で提供しているメニューは、フレンチをベースにして、和食、イタリアン、アジアンなど、様々な料理の要素を取り入れています。そんな食事とぴったり合うビールを、店内にあるセレクトビアストア「Transporter popup store”THE GOOD BEER HUNTER TOKYO” by 9STORIES」で探すことが出来ます。ボトルで30種類以上、樽生でも2種類用意されていますので、これまでにないビールとの出会いがきっとあるはず。女性には特に、志賀高原ビールの「インディアンサマーセゾン」や、スクーナーエグザクトブリューイングの「ホップヴァインIPA」などが人気のようです。迷ったら相談してみましょう。自家製パテ・ド・カンパーニュ濃厚な味がクセになるパテ・ド・カンパーニュは、特に、ホップの苦味とモルトの甘味を感じられるクルーリパブリック「IPA」との相性が抜群です。一度ハマると他の組み合わせでは食べられないかも。店内で食べる食事以外に、ケータリングも提供している「9STORIES」。大事なレセプションでテーブルを彩る食事に悩んだら、相談してみてはいかがでしょうか。知る人ぞ知る素敵な雰囲気のお店なので、大切な人と素敵な時間を過ごすのにもピッタリ。こだわり抜かれた料理や厳選されたビールで、上質な大人の時間を楽しみましょう。スポット情報スポット名:9STORIES住所:渋谷区元代々木町22-3電話番号:03-6407-1096
2017年04月20日「東京お台場 大江戸温泉物語」内にてネイキッドの演出による足湯プロジェクションマッピングイベント「夜桜fantasy -大江戸温泉 花の宴-」が、2017年3月25日(土)から4月30日(日)まで開催される。演出を手掛けるのは、村松亮太郎が率いるクリエイティブカンパニー「ネイキッド」。メディアやジャンルを問わず、様々なクリエイティブ活動を続けている。現在も、東京ミッドタウン10周年記念イベント「江戸富士(EDO-FUJI)」のプロジェクションマッピングや、京都の二条城での「二条城桜まつり2017ー桜の宴ー Directed by NAKED」が開催中だ。「夜桜マッピング」では、足湯に舞い散る桜が投影され、水面に浮かんだり流れたりする桜を足元に眺めながら楽しむことができる。演出に合わせた音楽とともに、お花見空間により入り込んで楽しもう。また、3月初旬から同足湯エリアで実施しているツイート流しは、「#ツイート流し」をつけてツイッターに投稿すると、足湯にその投稿したメッセージが流れるイベント。「夜桜fantasy」スタートに伴い、桜バージョンにチェンジ。メッセージを投稿し、普段言えない思いを伝えてみてがいかが。【開催概要】夜桜fantasy -大江戸温泉 花の宴-開催期間:2017年3月25日(土)〜4月30日(日)開催時間:18:30〜24:00場所:東京お台場 大江戸温泉物語住所:東京都江東区青海2丁目6番3号
2017年03月27日ネイキッドが、東京ミッドタウンにて開催される10 周年記念イベント「江戸富士(EDO-FUJI)」にて、高さ約6m、幅約23mの富士山の屋外インスタレーションのプロジェクションマッピング「aeru」を公開。ネイキッドの演出は2017年3月17日(金)から4月16日(日)まで、東京ミッドタウン・芝生広場で観ることができる。東京ミッドタウン10周年を記念して、「JAPAN, THE BEAUTIFUL」をテーマに、日本が世界に誇るシンボル“富士山”のモニュメント「江戸富士(EDO-FUJI)」が広大な芝生広場に登場。同モニュメント制作はプラントハンター西畠清順(そら植物園代表)が手がける。「江戸富士(EDO-FUJI)」は”日本の自然の美”と”日本の文化の美”、現在と過去、未来が混ざり合う、交差点のような役割を担う。この「江戸富士(EDO-FUJI)」のインスタレーションに、“併せ持つ”という意味を持った「和える」という語源と江戸富士(EDO-FUJI)に出“会える”を元に「aeru」というタイトルがついた。aeruは、この高さ約 6m、幅約 23mのスケールで表現する巨大な富士山のモニュメントにプロジェクションマッピングと照明で表現する大規模なインスタレーション。LEDによる照明演出で表現される富士後光や逆さ富士は、本物の富士山とは一味違った富士山に出会うことができる日本の美しさを表現する巨大インスタレーションとなっている。演出概要■Scene1:富士山の誕生雲海の中から太陽が徐々に見えてくる。大きな雲が晴れると、後光を受けながら、富士山がその雄大な姿を現す。■Scene2:富士山の四季全貌を表した富士山に四季が訪れる。春には桜、秋に は紅葉が舞い、美しい光景が一面に広がる。■Scene3:東京ミッドタウンと富士山の出会い富士山の麓に東京ミッドタウンが登場。街から光の粒子が放たれ、富士山が放つ光の粒子と融合していく。■Scene4:日本の美を和え、四季を巡る「日本文化の美」を表しながら、四季のうつろいと共 に富士山の姿が次々と変化し、クライマックスへと繋いでいく。「江戸富士」(EDO-FUJI)開催概要場所:東京ミッドタウン・ガーデン芝生広場期間:3月17日(金)〜5月28日(日)11:00~21:00【ネイキッドによるプロジェクションマッピング演出】4月16日(日)までの公開(各日18:00〜21:00)映像演出時間:毎時00分、10分、20分、30分、40分、50分※ 各回4分※ 上記以外の時間はライトアップを実施入場料: 無料主催:東京ミッドタウン演出:NAKED Inc.協力:アークベル株式会社カラーキネティクス・ジャパン株式会社機材協力:株式会社ファインリンクスセカンドステージ株式会社技術協力:キスソニックス株式会社NAKEDとは株式会社ネイキッド(NAKED Inc.)。1997年、村松亮太郎を中心に、映像ディレクター/デザイナー/CGディレクター/ライターなどが集まり設立されたクリエイティブカンパニー。メディアやジャンルを問わず、映画/広告/TV/インスタレーションなど様々なクリエイティブ活動を続ける。また、近年はプロジェションマッピングを始めとした様々な技術や美術造作、演出を組み合わせ、光を使った空間の総合演出を手がけている。現在、自社が企画・演出・制作を手がけたイベントやショーが通算130万人以上を動員している。■村松 亮太郎/RYOTARO MURAMATSUアーティスト。クリエイティブカンパニーNAKED Inc.代表。大阪芸術大学客員教授。環境省が認定した日本一の星空の村「阿智村(あちむら)」阿智★昼神観光局のブランディングディレクター。TV/広告/MV/空間演出などジャンルを問わず活動。 長編/短編作品と合わせて国際映画祭で48ノミネート&受賞している。代表作として、東京駅3Dプロジェクションマッピング『TOKYO HIKARI VISION』、「東京国立博物館特別展「京都-洛中洛外図と障壁画の美」『KARAKURI』」の演出、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』タイトルバック、『新江ノ島水族館ナイトアクアリウム』企画・演出など。2016年5月には、市川染五郎主演の歌舞伎ラスベガス公演”Panasonic presents Wonder KABUKI Spectacle’KABUKI LION’ ”の空間創造を手掛ける。近年では、東京タワーほか全国主要タワーにて夜景×マッピング『CITY LIGHT FANTASIA by NAKED』シリーズや、花の体感型イベント『FLOWERS BY NAKED』、『SWEETS by NAKED』(表参道ヒルズ)、『TOKYO ART CITY by NAKED』(渋谷ヒカリエ)などを開催しており、これまでのイベント通算動員数は130万人を超える。アーティスト本&作品集「村松亮太郎のプロジェクションマッピング SCENES by NAKED」がKADOKAWAより発売。今春、日本橋三井ホールにて「FLOWERS by NAKED 2017ー立春ー」を好評開催中。
2017年03月16日お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太(39)が、12日生放送の日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』(毎週月~金8:00~10:25)に復帰。前日の放送では、アニサキス胃腸炎の疑いで、担当コーナー「エンタメまるごとクイズッス」のナレーション"天の声"を休んでいた。いつものように「おーはようございまーす!」と元気良くあいさつした山里。「ご心配お掛けしました」と詫び、「私の親友・山ちゃんが病気になったらついつい私もね。寄生虫にやられちゃったみたいで」と"天の声"として事情を説明した。また、「刺し身中心のご飯を食べていたんです」と語り、口にした海産物の種類が多かったために担当医はため息交じりに「ダメだ。どれか分からない」と漏らしていたそう。「点滴をして、とにかく下から出し続ける」「1日中下からブワーッと出し続ける」という方法で快方へと向かった。発症したのは10日、同番組の収録後。「死ぬほど痛い」「顔が真っ青になり脂汗。動けなくなったところで電話で助けを求めて病院まで行きました」と振り返り、「何とか早く復活しました。皆さんにはご迷惑をお掛けしました」と重ねて謝罪。「本日もどうぞよろしくお願いします!」と明るく呼びかけて締めくくった。
2017年01月12日「天空の楽園 Winter Night Tour STARS BY NAKED」が、長野・阿智村で2016年12月3日(土)から2017年3月31日(金)まで開催される。「天空の楽園 Winter Night Tour STARS BY NAKED」を手掛けるのは、ネイキッドと阿智村観光局のブランディングディレクター村松亮太郎(ネイキッド代表)。環境省が認定した阿智村の日本一の星空と、プロジェクションマッピングの光の演出によるショーのコラボレーションによって、新感覚のイベントを提案する。会場では、阿智村の四季や自然をモチーフにした映像や、人の動きに合わせて映像が投影されるインタラクティブアートでアナログとデジタルが融合した演出を体感できる。天体望遠鏡で楽しむ月と星阿智村では、澄み切った冬にしか出会えない1等星を楽しみたい。「ぎょしゃ座のカペラ」「ふたご座のポルックス」「こいぬ座のプロキオン」「おおいぬ座のシリウス」「オリオン座のリゲルとベテルギウス」「おうし座のアルデバラン」など冬のダイヤモンドとも言われる、ベテルギウスを囲む六角形を見つけてみて。さらに、多数の天体望遠鏡も設置しており、天体望遠鏡で月面観測を楽しめる。条件が合えば、木星の表面の模様も見ることができる。宇宙ステーションが宇宙船に!阿智村の夜空に旅立つマッピングショーコンテナと建物、地面を使ったマッピングショー「Star Tour」も開催。スペーシーな世界観のエントランスを抜けると巨大な宇宙コロニーの世界が。阿智村から夜空に飛び立ち、宇宙空間まで舞い上がり、星空にたどり着くまでをマッピングショーで体験出来るツアーとなっている。途中には大きな隕石が登場するスリリングな体験や、宇宙遊泳しているような浮遊体験、天の川の中を流れるような非現実的な体験まで子供も大人も楽しめるラインナップだ。星と宇宙をテーマにしたカフェカフェスペースでは星と宇宙をテーマに、空間全体をプロジェクションマッピングやインタラクティブアートで演出。窓には宇宙地図やナイトツアーのストーリーが展開される「Digital Display」やカフェのテーブルに時間によって変化する照明と映像を投影する「Light Desk」、夜だけ現れるプロジェクションマッピングメニュー板「Digital Menu」などを展開する。【概要】天空の楽園 Winter Night Tour STARS BY NAKED開催時期:2016年12月3日(土)〜2017年3月31日(金)時間:19:00〜22:00※チケット販売時間 18:45〜21:30、最終入場時間 21:30※演出の都合上、以下時間は入場不可。19:45〜20:00、20:45〜21:00会場:富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら住所:長野県下伊那郡阿智村智里3731-4料金:大人2,200円、小人1,000円、幼児無料【問い合わせ先】ヘブンスそのはらTEL:0265-44-2311(9:00〜18:00)
2016年12月05日日本文学の名作を人気声優が読むドラマリーディングシリーズ第2弾『三四郎/門』が11月30日(水)よりTOKYO FMホールで上演される。舞台『三四郎/門』チケット情報キャストは上演回ごとに異なり、置鮎龍太郎、岸尾だいすけ、武内駿輔、野島健児、濱野大輝、古川慎、浅倉杏美、、阿澄佳奈、石川由依、大久保瑠美、加藤英美里、下田麻美、藤田咲が出演。今年3月に上演した『それから』に続いて夏目漱石作品を取り上げる。構成・演出は映画監督として知られるが、近年は舞台演出にも意欲的な深作健太。深作は「「声」という洗練された表現力を武器として、近代の日本文学の代表作が放つ言葉の魅力を、普遍的なものとして、時代を超えてお届けしたいと願っております。このプロジェクトが、現代の新しいスタンダードとなって、末永く続くことを祈りまして」とコメントしている。チケット発売中。■『三四郎/門』回替わりキャスト11月30日(水)19:00開演…野島健児 古川慎 加藤英美里 大久保瑠美12月1日(木)13:00開演…岸尾だいすけ 濱野大輝 石川由依 大久保瑠美12月1日(木)19:00開演…岸尾だいすけ 武内駿輔 阿澄佳奈 下田麻美12月8日(木)19:00開演…岸尾だいすけ 武内駿輔 石川由依 浅倉杏美12月9日(金)19:00開演…置鮎龍太郎 古川慎 加藤英美里 藤田咲
2016年11月14日お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太(39)が、13日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)にゲスト出演し、2007年結成のお笑い兄弟コンビ・まえだまえだを「殴ってやろうと思ってた」と告白した。FC東京の久保建英選手(15)がJリーグ最年少デビューを果たしたことが取り上げられると、「ワイドナ現役高校生」枠で出演のまえだまえだ・前田航基(17)は自身の初舞台を「小3」と説明。よく分からないままの活動だったことからいつも緊張していたと言い、「NON STYLEさんにずっと遊んでもらっていました」「遊んでもらってないと緊張がすごくて。芸人さんもピリピリされているので」と振り返った。山里はそんなまえだまえだのデビュー当時を「覚えています」と語り、「ピリピリしている中で、はしゃいでね。楽屋で走り回っていた時に、マジで殴ってやろうと思ってたから」「芸人なのか子どもなのか。どっちのツラで来てるんだこの野郎! 子どもだったらいいけど芸人だったらどついてやるぞ! って」と打ち明けて出演者は爆笑。前田は苦笑いを浮かべ、「ご迷惑をお掛けしました」と素直に頭を下げた。一方の山里も緊張を紛らわすための行動だったと知り、「そういうことだったんだ? ごめんね」と謝っていた。
2016年11月13日お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太(39)が、13日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)にゲスト出演し、多摩美術大学の学園祭で同大教授・佐野研二郎氏の葬儀をイメージさせるパフォーマンスが行われたことについて持論を述べた。山里は「アートといったら何でもOKというズルいルールはよくない」とした上で、「"葬式ごっこ"は、前にいじめの問題でも話題になった。これはつまり、いじめになってしまいます」と結論付けた。また、パフォーマンスとしてやるのであれば佐野氏の了解を得るべきだと主張し、「ブラックジョークが滑るのは、いちばんつらいですよね」。司会・東野幸治(49)の「制作した方は名前と顔を出して意見をあらためて言ってほしい」という考えに同意しながら、「ネット上で名前出さないで悪口言っているのと一緒」と批判した。
2016年11月13日「御堂筋イルミネーション2016」が、梅田からなんばまで全長約4kmの区間で開催される。期間は、2016年11月20日(日)から2017年1月9日(月・祝)まで。2014年度「最も多く街路樹にイルミネーションを施した通り」として世界記録に認定された御堂筋イルミネーション。2016年度は「大阪・光の饗宴2016」のコアプログラムの中で、「OSAKA光のルネサンス2016」と併せて実施される。「大阪を訪れる人々を優しく包み込む光のシンボルストリート」をデザインコンセプトに梅田からなんばまで全長約4kmを圧倒的な光で包み込む。テーマは、「世界でここだけのあかり〜御堂筋でしかできない、御堂筋ならではの上等イルミネーション〜」。御堂筋を8つのエリアに分割し、各箇所でそれぞれの街に適した色の電飾が施される。水都大阪のシンボル“中之島”につながる淀屋橋はブルー、大阪のビジネスの中心である瓦町~船場中央区間はシャンパンゴールド、そして活気あふれるミナミの街はシャイニーピンクやパープルに光輝く。また、「御堂筋イルミネーション2016」のエリア内では、「大阪市中央公会堂・プロジェクションマッピング」も行われる。演出は2部構成となっており、いずれも大阪芸術大学学生や一般公募で参加した高校生が、ネイキッドを手掛ける村松亮太郎の総合プロデュースのもとゼロから創り出した光のアート作品を上演する。1部では「OSAKA ART CITY 都市とはアートである」をテーマに、都市の情景が移り変わっていく物語を光のアートで表現。一方、第2部「今昔 –Past, Present and then-」では、今と昔、そして未来の大阪という都市を、学生たちのデザイン画(動画)を照射する。【概要】■御堂筋イルミネーション2016期間:2016年11月20日(日)〜2017年1月9日(月・祝)時間:17:00頃〜23:00場所:御堂筋エリア(阪神前交差点〜難波西口交差点)■大阪市中央公会堂・プロジェクションマッピング開催期間:2016年12月14日(水)〜12月25日(日)開催場所:大阪市中央公会堂正面住所:大阪府大阪市北区中之島1-1-27・1部 OSAKA ART CITY 都市とはアートである時間:17:00~21:00※初日はオープニングセレモニー開催のため17:30頃開始予定。※1回約8分程度約15分ごとに1回のループ照射。・2部 今昔 –Past, Present and then-時間:21:00~21:30※1回約5分程度 ループ照射。
2016年10月20日お笑い芸人の陣内智則と南海キャンディーズの山里亮太が8日深夜、自身のツイッターを更新し、ピース・綾部祐二の米挑戦を応援した。綾部は8日、ピースのトークライブ終了後に会見を開き、来年4月から活動拠点を米ニューヨークに移すことを発表した。これを受け、アメリカで単独公演を開催するなど自身も海外に挑戦をしている陣内は「綾部の挑戦。応援したい。頑張れ!」とメッセージ。山里は「マジだったんだ…そういえばロケ車で『ディカプリオいい顔になってきてるよね』なんて事を言ってたもんなぁ…ボケじゃなかったんだ…」とつぶやき、「頑張って!」と応援した。また、次長課長の河本準一も9日朝にツイッターを更新し、「綾部…納得いくまで楽しんで来い!星の王子様 ニューヨークへ行く!の新作が出てそれに出演するまで帰ってくるな!」とエールを送った。
2016年10月09日ご利益を感じた“開運スポット”。お笑いコンビ、南海キャンディーズの山里亮太さんに、自らの開運スポットを伺いました!山里さんが訪れたところ、運が開けたという3つの場所はこちら。■鈴虫寺(京都)秋だけでなく、四季を通じて境内で鈴虫の鳴く音を聞けることから、鈴虫寺という愛称がついた妙徳山華厳寺(みょうとくざんけごんじ)。縁結びスポットとしても知られる。「わらじをはいた珍しいお地蔵さんがいて、願い事をする時に自分の住所を言うのですが、わざわざ家まで来て叶えてくれるそう。僕も実際、何度も叶えていただきました。“鈴虫説法”も本当に面白いので必聴です」※京都府京都市西京区松室地家町31TEL:075・381・3830京都駅から市バス28番「大覚寺」ゆきに乗車し「松尾大社」で下車後、徒歩約15分。■東京大神宮(東京)“東京のお伊勢さま”と呼ばれる、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)を祀った神社は、神前結婚式を創始したことでも有名。それゆえ、境内は縁結びのご利益を求める参拝客がたくさん。「毎年、7月7日に行われる七夕祈願祭に行きます。縁結びパワーが最強で、人との縁が抜群に良くなった。僕が言うと説得力がないかもしれませんが、縁は恋愛だけではないですからね。負け惜しみじゃなく!」※東京都千代田区富士見2-4-1TEL:03・3262・3566JR、東京メトロ、都営地下鉄「飯田橋」駅より徒歩約5分。種類豊富なお札やお守りが人気。■小網(こあみ)神社(東京)悪疫の流行を鎮めたり、東京大空襲の戦災を免れるなど、数々の厄除けにまつわる逸話が。「東京銭洗い弁天」と呼ばれる像と「銭洗いの井」があり、金銭を清めると財運を授かるとか。「毎年、お正月に訪れています。戦時中お参りをした人が全員、生還したともいわれるほどの、最強の運をもらえるスポット。僕も“今年も生き残れますように”と願って、叶えてもらってます」※東京都中央区日本橋小網町16-23TEL:03・3668・1080東京メトロ、都営地下鉄「人形町」駅より徒歩約5分。社殿や神楽殿は中央区の文化財に指定されている。◇やまさと・りょうたお笑いコンビ南海キャンディーズのツッコミ。『スッキリ!!』(日本テレビ系)や『水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)にレギュラー出演中。※『anan』2016年10月12日号より。文・重信 綾
2016年10月07日村上虹郎主演で贈る映画『二度めの夏、二度と会えない君』。この度、10月2日(日)にクランクインしたばかりの本作から、写真が初公開された。篠原智(村上虹郎)は、もう2か月も塞ぎ込んでいた。突然現れてどうしようもなく惹かれてしまった森山燐(吉田円佳)が死んだのだ。死の直前、思いを抑えきれず「好きだ」と智が告げたとき、燐が見せた苦しそうな表情が頭から離れない。幼なじみで生徒会長の菅野瑛子(加藤玲奈)の説得も全く耳に入らず、ふらふらと歩いていると、気付けば燐との思い出の場所に来ていた。そこで起こったのが“タイムリープ”。半年前の夏、燐と出会った夏に戻ってきてしまっていた。燐は「バンドやろう!」と、記憶の中と同じく積極的に智を誘ってくる。戸惑う智だったが、前と変わらぬ燐のパワーと一緒に演奏できる嬉しさに抗えず、ドラムの花京院姫子(金城茉奈)、ベースの石田六郎(山田裕貴)を巻き込み、バンド活動を始める。バンド禁止の学校で、遂には会長を味方につけるほどの活躍を見せるが、刻々とあの瞬間が近付いていた…。智がやるべきことは決まっていた。2度めの夏に、大好きな燐が最期まで笑顔でいるために。原作は、「ガガガ文庫」(小学館)が10周年企画として満を持して送り出した赤城大空の同名ライトノベル。キャストには主演の村上さんを始め、演技初挑戦となる新星・吉田円佳、「AKB48」の加藤玲奈、金城茉奈、山田裕貴ら若い才能が集結する。今回到着したのは、クランクイン日に撮影されたメインキャスト5人の集合カット。この日5人が揃ったのは、貼りだされた実力テストの結果を各々が見に行くという場面。学園を舞台にした作品でよく見られるシーンではあるが、主人公の心情が表れており本作では物語を大きく動かす重要な場面となっている。撮影時は初日らしい緊張感がありながらも、キャスト同士の会話で笑顔を見せるなど良い雰囲気。爽やかな制服姿で登場した5人は、それぞれが役柄に合わせて外見が変化。特に髪色を変更したキャストは、これまでと大きく印象が変わっており、黒髪にチェンジした加藤さん、そして原作キャラクターを尊重し思い切って髪を銀に染めた山田さんが異彩を放っている。まだまだ撮影は始まったばかりの本作。この初日の撮影シーンが、一体どのように物語に結びついていくのだろうか。『二度めの夏、二度と会えない君』は2017年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年10月05日神奈川県川崎市で毎年開催されている日本最大級のハロウィンイベント「カワサキハロウィン」とNAKED Inc.と初のコラボレーション。20周年を記念した特別公演「ニッポンのハロウィン」が、2016年10月29日(土)、10月30日(日)の2日間限定で行われます。アーティスト・村松亮太郎、キモノデザイナー・斉藤上太郎氏、音楽家・上田剛士氏(AA=)、ダンスユニット・AyaBambi など豪華メンバーが参加する、プロジェクションマッピングとライブパフォーマンスを融合した壮大なエンターテイメントショーは必見です。日本最大級のハロウィンイベント「カワサキハロウィン」とは?「カワサキハロウィン」は、ライブハウス、シネコン、レストラン、ブライダルなどの施設を経営している、株式会社チッタ エンタティメントが中心となり、川崎市の魅力発信を目的に行っているハロウィンイベントです。1997年に初開催以降、参加者は年々増加。イベント規模も徐々に拡大していき、今や川崎の秋の風物詩として、世界中から注目を集めています。今年の開催日程は、2016年10月1日(土)~31日(月)までの1か月間。川崎駅周辺エリアでは、国内最大級のハロウィン・パレードや、昨年好評だった「スター・ウォーズパレード」、仮装コンテストをはじめ、大型ライブや、子供向けのイベントなどが行われ、川崎の街全体がハロウィンムードに一色に染まります。20周年を記念した特別公演「ニッポンのハロウィン」が2日間限定で2日間限定で開催!今年は、20周年を記念した今年限りのハロウィン・エンターテイメントショー「ニッポンのハロウィン」が、2016年10月29日(土)、30日(日)の2日間限定で開催されます。テーマは、古き良き日本の魅力がたっぷりと詰まった「ニッポンのハロウィン」。ラ チッタデッラの空間全体を使用し、ダンスと、照明・噴水演出、音楽、プロジェクションマッピングの演出が融合した壮大なライブパフォーマンスが繰り広げられます。総合演出は、「新江ノ島水族館ナイトアクアリウム」などでお馴染みのアーティスト・村松亮太郎。また、衣装は新進気鋭のキモノデザイナー・斉藤上太郎が制作し、音楽はTHE MAD CAPSULE MARKETS の司令塔であり、現在は AA=として活動し、BABYMETALの「ギミチョコ」を作曲したミュージシャンの上田剛士氏(AA=)が担当します。さらに、最終日にはリオ五輪閉会式の日本パートに出演したダンスユニット AyaBambiも登場し、会場を盛り上げます。「ニッポンのハロウィン」の参加クリエイターたちをご紹介●総合演出:村松亮太郎(NAKED Inc.)クリエイティブカンパニーNAKED Inc.代表を務める村松亮太郎氏は、テレビ・広告・ミュージックビデオ・空間演出などジャンルを問わず活動し、長編・短編作品と合わせ、国際映画祭で48ノミネート&受賞している、新進気鋭のアーティスト。東京駅3Dプロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」タイトルバック、企画・演出を手がけた「新江ノ島水族館ナイトアクアリウム」などで知られています。近年では、花の体感型イベント「FLOWERS BY NAKED」や、市川染五郎主演の歌舞伎ラスベガス公演の空間創造なども手掛けるなど、その活動範囲は、ますます広がりを見せています。●衣装担当:斉藤上太郎斉藤上太郎氏は、祖父に染色作家の故斉藤才三郎、父に現代キモノ作家・斉藤三才を持ち、近代染色作家の礎を築いてきた家系に生まれ、27歳の最年少でキモノ作家としてデビューした今注目のキモノデザイナー。現代空間にマッチするファッションとしてのキモノを追求し、テレビや雑誌などメディアにも頻繁に紹介されています。また、現在は「和を楽しむライフスタイル」を提唱し、プロダクトやインテリアの制作まで多方面に才能を発揮。東京ファッションデザイナー協議会正会員としても活動中です。●音楽担当:上田剛士(AA=)「AA=」は、世界に名を轟かせたモンスターバンド「THE MAD CAPSULE MARKETS」の司令塔として知られる上田剛士氏が、2008年に始動したソロプロジェクト。BABYMETAL、BiSなど、アーティストの楽曲制作やプロデュース、アレンジ、椎名林檎をはじめとする様々なアーティストのリミックスワーク、映画やゲーム、CM音楽制作など、幅広く活動中です。また、2016年5月には、シーンに衝撃を与えたコラボレーション楽曲3作を収録した、通算5作目となるアルバム「#5」をリリース。さらに今年12月に開催される新たなライブイベント「AA= VERSUS LIVE 〜X-FADER #1 to #2〜」が話題となっています。イベント詳細名称:LA CITTADELLA × NAKED Inc. ニッポンのハロウィン会場:ラ チッタデッラ中央噴水広場周辺住所:神奈川県川崎市川崎区小川町開催日:2016年10月29日(土)、30日(日)時間:19:00~/20:00~/21:00~※各回約7~8分程度※スペシャルダンスパフォーマンス・AyaBambi 出演は30日(日)20:00~のみ ※雨天開催・荒天中止イベント詳細URL:カワサキハロウィン 2016詳細開催期間:2016年10月1日(土)~31日(月)会場:川崎駅周辺エリア住所:神奈川県川崎市川崎区小川町公式サイト:
2016年10月05日三越伊勢丹は10月1日、フランス・パリ日本文化会館内に新しいコンセプトのストア「The Japan Store ISETAN MITSUKOSHI Paris」(101 bis, quai Branly 75015 Paris パリ日本文化会館GFショップスペース)をオープンする。ストアのコンセプトは、「ART DE VIVRE AU JAPON(=日本の芸術的生活)」。近年日本への関心が高まっているなかで、芸術に触れる機会が多い都市であろうパリから、海外顧客に向けて日本の和の暮らし方、文化、様式に根ざす“本物の日本”を、商品また商品に込められた背景を通じて日常を楽しく、豊かにするライフスタイルを提案していく。パリ日本文化会館の1階グランドフロアに位置する同ストアの広さは約90平方メートル。デザインは建築家・田根剛が行った。フロアは常設ゾーンと、期間限定でテーマを変えアイテムを展開するポップアップゾーンで構成され、ポップアップゾーンでは10月1日から約1ヶ月、日本伝統のおもてなしの一つである“お茶”をテーマにした企画「CHABAKO(=茶箱)」が予定されている。また、今回のオープンを記念しオープン日の10月1日には、パリ日本文化会館の3フロアをジャックし、三越伊勢丹の女性社員からなるプロジェクトチーム「ニッポニスタ(NIPPONISTA)」プロデュースによる、“お茶”をテーマにした1日限りのオープニングイベントが開催される。さらに今回のために特別にニッポニスタとタッグを組み空間演出をプロデュースするのは、映像やプロジェクションマッピングなど人々の体験をデザインする村松亮太郎率いるクリエイティブ集団ネイキッド(NAKED Inc.)だ。イベントでは1階ストア内に、“茶室へ行くまでの客人を最初に迎える場”として、茶道の七事式の一つである「廻り花」をモチーフにし、花を挿す動作でインタラクティブに生け花を体験することができるアート作品「Ephemeral FLOWERS」が展示される。地下3階大ホールには「0 POINT FIELD 茶室」が出現。茶室をコミュニケーションとして捉え、茶道のおもてなし精神を五感で体感できるような空間となっている。さらに5階では、日仏の食のスペシャリストによるおもてなしが用意される。その他にも、セーヌ川が一望出来るテラスでは「鈴懸」のオリジナルどら焼きや最中と「一保堂茶舗」のお茶を味わえるスタンディングカフェもオープンする。
2016年09月05日アーティスト・村松亮太郎率いるネイキッドが贈るデジタルスイーツアート展「スイーツバイネイキッド(SWEETS BY NAKED)」が表参道ヒルズにて開催される。期間は、2016年12月1日(木)から2017年1月9日(月・祝)まで。女子が夢見たSWEETSの世界が現代にあらわれたら……スイーツバイネイキッドは、そんな発想をもとに生まれた体験型イベント。カラフルなキャンディのネオン看板やハチミツの街灯、ブラウニーでできた石畳などスイーツの世界が広がる。本物のお菓子や香り、美術、3DCG、プロジェクションマッピングなどを駆使し、まるで映画の世界に迷い込んだような感覚を味わえる空間だ。ウェルカム キャンディ一歩足を踏み入ると、ニューヨークのストリートをイメージしたレンガ調の建物が並んでいる小道「ウェルカム キャンディ」がお出迎え。壁にはキャンディケーンやグミ、マカロン、チョコレートなど、様々なスイーツが並ぶほか、先着200名限定で「パパブブレ(papabubble)」のキャンディがプレゼントされる。ちなみにパパブブレは、スペイン・バルセロナ発のアートキャンディショップだ。スイーツ インタラクション先に進むと、3DCGでできたスイーツによって、街角にあるゴミ箱や街灯、建物、電話ボックスが、ゲストの動きに合わせてインタラクティブに変化する「スイーツ インタラクション」が登場。ヨーロッパの街並みをイメージした壁の前に立つと、3DCGのカラフルなジェリービーンズがまるで雨のように降り注ぎ、人のかたちや動きに合わせて飛び跳ねる。さらに、フランスの天然ハチミツ専門店「レザベイユ(Les Abeilles)」による、ハチミツでできた街灯にも注目して。本物のハチミツが入っており、街灯はそれぞれ色味が絶妙に異なる。近くにあるベンチに座ると、プロジェクションマッピングによって蜂蜜が体に流れてくる不思議な仕掛けも。スイーツ タイム会場の中央にある「スイーツ タイム」では、本物のチョコレートでコーティングされたマンホールからたくさんのドーナッツやワッフルが溢れ出し、街並みがどんどん変化していく様子を表現。マンホールの周りに広がる石畳は「コートクール(cote cour)」の本物のブラウニーを用いて作られている。なお、“オリジナルスイーツ付きの早割チケット”を購入した人には、オリジナルブラウニーをプレゼント。チョコレート テイラー"Wスイーツチケット”および"Wスイーツセットチケット”を購入した人のみが入場できる「チョコレートテイラー」。ショーウィンドウにチョコレートのドレスが飾られているお店では、仕立屋さんが様々な種類から、その人に合うチョコレートを仕立ててくれる。試着室から出ると、専用のチョコレートを指輪の形にしてプレゼント。指につけて楽しむだけでなく、その場で食べて楽しむことが可能だ。アイスクリーム フローリスト仕立て屋の隣りには、アイスクリームの花屋さん「アイスクリーム フローリスト」が登場。ショーケースを覗き込むと、アイスクリームが色とりどりの花に変身し、まるで花束のよう。それぞれ表情があり、笑ったり話したりする。また、アメリカ生まれのプレミアムアイスクリーム「ベン&ジェリーズ(Ben & Jerry’s)」とコラボレーションにより、ゲストは実際に3種類の味から好きなものをチョイスし、花に囲まれた空間で食べることができる。フレーバーは、バニラ・ストロベリー・バナナにチョコとキャラメルが入ったもの。このエリアも"Wスイーツチケット”および"Wスイーツセットチケット”を購入した人のみが入場できる場所となっている。スイーツ ユニバーススイーツでできた世界が最後に辿り着くのは「宇宙」だ。 本物のチョコレートでできた惑星や、ポップコーンでできた銀河、そしてコットンキャンディの星雲が広がるロマンチックな世界。そんな宇宙空間の中央には、 太陽のオブジェがあり、 ⾵を送り込むとメラメラと燃えはじめ、太陽の周りにあるカップケーキの火山が焦げることで香ばしい匂いが広がる。「ショコラブティック レクラ(Chocolat Boutique du ROYAL L’eclat)」のチョコレートや「ククルザ ポップコーン(KuKuRuZa Popcorn)」、「マグノリアベーカリー(MAGNOLIA BAKERY)」のカップケーキが「スイーツ ユニバース」の空間を創り出している。スイーツ マルシェイルミネーションがきらめく並木道を通り抜けた先に広がるのは「スイーツ マルシェ」。ショートケーキやマカロンをモチーフにしたキャンドルやキャンディーケーンのキーホルダー、そして様々なスイーツのピアスなど、お菓子にまつわる様々なアイテムが集結している。さらに、クリスマスにぴったりのオーナメントやインテリアも販売。スイーツな世界をそのまま持ち帰れる可愛いアイテムも合わせてチェックして。お菓子の世界を最新技術でリアルの世界に登場させたイベントに、ぜひ迷い込んでみては。ネイキッドとはネイキッドは、東京・六本木の東京ミッドタウンでの「フラワーズバイネイキッド 魅惑の楽園」など数々の新体験を創造するクリエイティブ集団。これまで通算130万人を動員してきた。本イベントはネイキッドの最新イベント。なお、名古屋テレビ塔とのコラボレーションやお台場ヴィーナスフォートでのプロジェクションマッピングといった開催中及び開催予定のイベントも目白押しとなっている。【開催概要】スイーツバイネイキッド期間:2016年12月1日(木)~2017年1月9日(月・祝)営業時間:11:00~21:00 ※12/22(木)〜24(土)は22:00まで※会期中無休入場は閉場30分前まで会場:表参道ヒルズ 本館B3F スペース オー住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10【チケット詳細】■早割チケット9月28日(水) 10:00より、チケットぴあにて販売開始。※イベント公式サイトからもチケット購入ページへ遷移可能。・鑑賞チケット 1,200円/700円・NY-ST.ブラウニー チケット 1,500円/1,000円・Wスイーツセット チケット 3,000円/2,500円・Wスイーツ+ブラウニー チケット 3,300円/2,800円鑑賞チケット+Wスイーツ+オリジナルスイーツ付き■当日チケット・鑑賞チケット 1,400円/900円・Wスイーツチケット 2,000円/1,800円・Wスイーツセット チケット 3,400円/2,700円※WスイーツセットチケットおよびWスイーツチケットは、 追加コンテンツが楽しめるスペシャルエリア「Chocolate Tailor」「Ice cream Florist」への入場と2種類のスイーツ付き。※未就学児無料。※全て税込価格。※特典のオリジナルスイーツは、イベント会場内の「NY-ST.ブラウニー」前にて配布。
2016年08月06日「フラワーズバイネイキッド(FLOWERS BY NAKED) 魅惑の楽園」が、東京・六本木の東京ミッドタウン・ホールにて、2016年7月30日(土)から8月31日(水)まで開催される。2016年1月から2月に行われた「フラワーズバイネイキッド 秘密の花園」は、約1ヶ月で70,000人超を動員した。アクアパーク品川の「花火アクアリウム by NAKED」などで知られる、ネイキッド(NAKED)代表の村松亮太郎が仕掛けたのは、生花・オブジェ・映像・インタラクティブ・香りなど様々な演出を通して、五感で‟花”を楽しむ企画。今回は夏の「魅惑の楽園」へとテーマを変え、内容もバージョンアップ。クジャクの羽が拡張されたデジタルモザイク状のうごめく壁「MOSAIC FLOWERS」は壁の前に人が立つと、その人の花が咲き、花言葉を教えてくれるインタラクティブアート。前回の同名アートから、世界観が夏バージョンとなり、楽園の花々にリニューアルした。今回はハイビスカスやプルメリア、ヒナゲシなど全25種の花々が咲き誇る。前回、タンポポがモチーフだった「DANDELION CLOCKS」は夏バージョンとなり、ひまわりがモチーフの「SUN FLOWER」へ。半透明の高さ約6mの塔の中央に咲く4つのオブジェに触れると、塔にマッピングされていた水面がひまわりの花に変わり、ひまわりが舞い落ち、花びらが舞う仕掛けだ。またハワイにあるバーニヤンツリーを模したバーも出現。ここではオリジナルカクテルから、モエ・エ・シャンドン、コールドプレスジュースまで、多様な種類のドリンクを取り揃える。さらに注目したいのは、生の植物や花々を用いた、生命力溢れるインタラクティブアート「LIFE」。3mを越えるモンステラや、珍しい花々とオブジェで構成された楽園の庭だ。中央に据えられたオブジェに人が触れると、プロジェクションマッピングによって花から生まれた不思議な鳥が飛びたったり、魚が泳いでいったり、リアルとバーチャルが融合した作品となっている。他にも、来場者がSNSに投稿した写真が、巨大な円形スクリーン会場内の空中に浮かび、花となるコミュニケーションアートや、まるで水の中にいるような不思議な空間「LOTUS」などが。またグッズコーナーでは、会場内の各セクションで香るアロマや、フラワーモチーフのアクセサリーなど、花に関する数々のアイテムを購入することができる。【イベント詳細】フラワーズバイネイキッド(FLOWERS BY NAKED) 魅惑の楽園開催期間:2016年7月30日(土)~8月31日(水)時間:月~木、日、祝日 10:00~20:00 / 金、土、祝前日 10:00~21:00※初日のみ17:00オープン※8/10(水)は10:00~21:00※最終日は21:00まで※入場は閉館の30分前まで会場:東京ミッドタウン・ホール住所:東京都港区赤坂9−7−1チケット:早割券 大人 1,200円(税込)、小人 700円(税込)※7月29日まで販売。当日券 大人 1,400円(税込)、小人 900円(税込)■女性限定の特別イベント「FLOWERS BY NAKED presents魅惑の楽園女子会」開催日:2016年8月2日(火) 20:15開場、20:30~22:30(予定)ドレスコード:楽園 ※花モチーフのものでも可。チケット:4,500円 ※なくなり次第販売終了。
2016年08月01日代々木八幡駅から徒歩5分のデリ&レストラン代々木八幡駅から徒歩5分ほどの閑静な住宅街に佇み、緑あふれる外観が特徴的な「9STORIES」は、数多くのプロジェクションマッピングや空間演出などを手掛けるNAKED Inc.(ネイキッド)の代表・村松亮太郎氏がプロデュースして、2014年にオープンしたデリ&レストラン。代々木上原のビストロ“メゾン・サンカントサンク”など4つのレストランのオーナーシェフである丸山智博氏が監修した料理は、「毎日、食べたくなる。毎日、飲みたくなる」をテーマに、フレンチをベースに和食、アジアン、イタリアンなど多国籍の要素を取り入れていたもの。また、コーヒーも人気の「猿田彦珈琲」から仕入れているなど、リゾートのような空間演出はさることながら、飲食においても独創的なスペシャリティが感じられる、居心地の良い体験を味わうことができます。ビール専門誌が選んだセレクトビアストアクラフトビール情報マガジン”TRANSPORTER”とコラボレーションしたセレクトビアストア『Transporter popup store”THE GOOD BEER HUNTER TOKYO” by 9STORIES』では、国内外の厳選されたビールが30種類以上、取り揃えられています。なかには、生米を加えた「こしひかり仕込み」などのユニークなビールなど豊富なラインナップに、何度も来たくなってしまいそう。色とりどりのラベルは見ているだけでも面白く、“ジャケ買い”してみる楽しさも。ホップの苦味がしっかり効いたクルーリパブリックの「IPA」には、濃厚な自家製パテ・ド・カンパーニュ(800円)が、よく合います。スポット情報スポット名:9STORIES住所:渋谷区元代々木町22-3電話番号:03-6407-1096
2016年07月19日1902年香川県高松市に生まれた画家・猪熊弦一郎。作品を通じて猪熊弦一郎とはどんな人物だったのかを知るために、猪熊の故郷香川にある「丸亀市猪熊弦一郎美術館(通称 MIMOCA、以下MIMOCA)」を訪ねた。MIMOCAを訪ねるまで、頭の中には一つの疑問があった。猪熊弦一郎のことを調べる程、その多彩な絵画様式に驚かされ、そしてまた「どれが本当の猪熊さんなのか」という疑問が沸き上がってきたのだ。もちろん、どの作品もその絵筆を持った猪熊作品に違いないのだが、時にその作品からはアンリマティスを色濃く感じ、時に作品からはピカソの面影を感じる。また、具象と抽象を行き来し、自在に色彩やフォルムを操っているようにさえ見える。さあ、猪熊はどのような生涯をアーティストとして歩んだのか、6月30日まで開催中の展示「猪熊弦一郎展「私の履歴書」前編ーー絵には勇気がいる」を同館学芸員の古野華奈子さんとともに巡りながらお届けしよう。1/2はこちらから。■幼少期から晩年まで、約2万点の猪熊作品の収蔵約2万点もの猪熊作品を所蔵するMIMOCA。猪熊が幼少期に書いた絵から、東京美術大学(現 東京藝術大学)在学時の作品も含めて、日本、フランス、ニューヨーク、ハワイなどで創作された晩年までの作品を収蔵している。それに加えて、猪熊が蒐集していた雑多なものたちも保管されており、その時々の企画に合わせてセレクトされ、彼の絵画作品と共に展示されている。MIMOCAは、まさに猪熊の生涯に渡る創作活動の軌跡を知ることが出来る場だ。■私の履歴書ーー絵には勇気がいる5月にMIMOCAを訪れた時は、1979年に日本経済新聞の連載「私の履歴書」のために猪熊が半生を綴った原稿を元に構成された企画展「猪熊弦一郎展「私の履歴書」:前編ーー絵には勇気がいる」と、猪熊が晩年描いた「顔シリーズ」が展示されていた。学芸員の古野さんと共にこの二つの展示を歩きながら彼の作品を通して猪熊と向き合ってみたい。■絵の上手な少年が画家・猪熊弦一郎になるまで「私の履歴書」を元に猪熊の半生を知る企画展は、猪熊が絵画に目覚めた幼少期の作品からスタートする。その後、現東京藝術大学に進んだ猪熊は、後に画家として活躍する同級生、小磯良平、荻須高徳、中西利雄、岡田謙三、山口長男らの洗練を受ける。同級生たちと切磋琢磨し、自分らしい作品とはと猪熊が試行錯誤を繰り返したことは、次々と作風の変わる作品からも感じ取れる。「どんな絵画表現が出来るのだろうか」と言う問いに対するその時々の猪熊の答えが作品になっているかのようだ。《題名不明》1919年《画室》1932年■マティスからの一言ーー「お前の絵はうますぎる」学生時代よりパリに行くことを熱望していた猪熊は、1938年妻・文子と共に憧れの地を踏む。そこで猪熊はマティスに絵を見てもらう機会を得るのだが、そこでマティスに「お前の絵はうますぎる」と言われる。このことを猪熊は、著書『私の履歴書』にこう記している。ーー結局、うまく描くということは人によく見てもらいたいと思うために描くことに通じている。(中略)思ったことを素直な、虚飾のない姿でカンバスにぶっつけることこそ一番大切だ。「絵がうますぎる」という先生の言葉はそんな意味だ。(中略)この言葉は私の一生を通じて、すべてのことに最も大きな教訓となっているーー■自分らしい表現を追求して猪熊と親交が深かった画家の一人に藤田嗣治がいる。藤田と猪熊は第二次世界大戦中、フランスの片田舎へ共に疎開したり、日本への引き上げ船に乗るようにと藤田が猪熊を諭したりと、まさに寝食を共にしながら過ごした友人でもあった。同企画展では、藤田独特の乳白色の地塗りのテクニックを猪熊なりに真似たような作品『レゼシーの人形のような子供』(1939)も展示されている。また、日本への最後の引き上げ船に乗る直前まで、戦火の中描き続けた作品『マドモアゼルM』(1940)。この作品はパリでの最後の作品となり、猪熊の具象作品の代表作と言われている。《マドモアゼルM》1940年3年という短いパリ滞在期間においても、猪熊の作品は次々とその様相を変えてゆく。濃密な3年間、自分らしい表現とは何かを追求する猪熊の姿を、この展示を通じて知ることができた。猪熊は制作活動を通じ、「自分の表現とは何か」「美しさとは何か」を、生涯問い続けていたのだろう。アーティスト猪熊弦一郎の生涯は、創作を通じた発見の連続だったのかもしれない。ーー私は画家になって本当に良かったと思う。(中略)毎日を喜びと感謝を持ちつつ制作を続け、ますます子供の心のように清く生き生きとそして明るく、何事によらず未知の世界に大きな驚きと興味を持ち続けて、いままでにない何かを作り上げたい念願で一杯である。ーー『私の履歴書』猪熊弦一郎著より抜粋MIMOCAでは、勇気を持って絵と向き合うことを選んだアーティスト・猪熊弦一郎の軌跡に触れることができる。瀬戸内を訪ねるのなら、ぜひ訪れたい場所の一つだ。【展覧会情報】企画展「金氏徹平のメルカトル・メンブレン」会期:7月17日から11月6日常設展「猪熊弦一郎展ニューヨークでの制作ーデザイン・壁」会期:7月17日から11月6日特別展示「ホンマタカシ《三越包装紙》」会期:7月17日から11月6日【美術館情報】丸亀市猪熊弦一郎現代美術館住所:香川県丸亀市浜町80-1(JR丸亀駅前)開館時間:10時から18時まで(入館は17時30分まで)休館日:年末(12月25日から30日)※臨時休館の場合あり
2016年06月28日瀬戸内を訪ねるにあたり、気になるアーティストがいた。1902年香川県高松市に生まれた画家・猪熊弦一郎。スキャパレリーピンクの小石が遊ぶように書かれた三越の包装紙「華ひらく」のデザインや、JR上野駅の中央改札の上に架かる壁画「自由」も広く知られる彼の作品だ。きっと誰もが、一度は猪熊の作品を目にしたことがあるだろう。今回FASHION HEADLINEでは作品を通じて猪熊弦一郎とはどんな人物だったのか知るために、彼の故郷・香川県にある「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(通称 MIMOCA、以下MIMOCA)」を訪ねた。■駅前に現代美術館を作った理由MIMOCAは、猪熊弦一郎の生前に完成した美術館だ。故に、美術館の設立を猪熊に提案した丸亀市の熱意と、猪熊本人の思いが込められた館になっている。美術館があるのは、高松駅からJR予讃線で約40分のところにあるJR丸亀駅から、徒歩1分のところ。まさに駅前美術館だ。1902年香川県高松市に生まれ、幼少期の一時期を香川県丸亀市で過ごした猪熊弦一郎。MIMOCAの設立は、丸亀市から猪熊へ「猪熊弦一郎の記念館を作りたい」という提案からはじまったという。しかし、猪熊は「私個人の記念館ではなく、世界の現代美術と触れ合える美術館にしましょう」と逆提案したのだと同館の学芸員、古野華奈子さんが教えてくれた。現代美術館にしたいと猪熊が願ったのは、自身の作品だけでなく現代の優れたアーティストや現代美術を紹介することで、何度も足を運びたくなる場所にしたいという願いから。そして、それが西洋の教会のように「訪れるとすっきりリフレッシュできるような「心の病院」のような存在でありたい」と生前猪熊は語っている。■MIMOCAの建築はMoMAも手がける建築家・谷口吉生駅からMIMOCAに向かうと、大きく広げたキャンパスのような猪熊による壁画「創造の広場」の脇に小さなドアがある。このトンネルの中に入って行くような感覚を覚えるエントランスを抜けると高さ14mにも及ぶ自然光が差し込む吹き抜けが私たちを迎えてくれる。「猪熊は小さな頃からいいもの、いい空間を体験して欲しいと願っていました」と古野さん。その願いから、今でも高校生までは無料で入館することが可能だ。猪熊は才能を見出すことにも長けていた人物。丹下健三の名建築の一つである香川県庁も、歴史を紐解けば当時の香川県知事から猪熊が県庁建築にあたり相談を受けた折に、丹下の名前を挙げたのがきっかけだという。MIMOCAの建築にあたっては、後にニューヨークのニューヨーク近代美術館(MoMA)の建築をデザインコンペで勝ち取る建築家、谷口吉生が猪熊によて選ばれた。谷口の設計による展示室の一つからは、その上部に設けられた横長の窓から丸亀の空を覗くことができる。美術館を訪れた人は、その日の空模様を感じながら作品と向き合うことができるだろう。また、展示室からカフェへと渡るガラス張りの渡り廊下からは駅前の光景を眺めることができる。「街の人々に訪れてもらえる場所に」という熱意はMIMOCAにもう一つのエントランスがあることからもよく分かる。前述の入り口の横に、建物に入らずとも上へ昇ることが可能な大階段がある。その先にあるのは、瀬戸内の海を思わせるような青の絨毯が印象的なカフェレスト MIMOCAや、猪熊の蔵書等を公開する美術図書室などの共有スペースだ。街に開かれた場所でありたいという思いが、至るところから感じられる仕掛けだ。後編は、MIMOCAの収蔵作品を通じて知る、アーティスト猪熊弦一郎が生涯求め続けた"美"について
2016年06月28日「大阪・光の饗宴2016」が、2016年11月20日(日)から2017年1月9日(月・祝)まで大阪市内各所で開催される。「大阪・光の饗宴2016」は、「御堂筋イルミネーション2016」と「OSAKA光のルネサンス2016」の2つを「コアプログラム」、そして大阪の各所で灯される個性あふれる光を「エリアプログラム」として展開される。「大阪の夜を彩る光のミュージアム」をメインテーマに、“おもてなしの心”を込めて幻想的な光の世界を創り上げる。「御堂筋イルミネーション」2014年度「最も多く街路樹にイルミネーションを施した通り」として世界記録に認定された御堂筋イルミネーション。2016年度は、 「大阪を訪れる人々を優しく包み込む光のシンボルストリート」をデザインコンセプトに、今年も梅田からなんばまで全長約4kmを圧倒的な光で彩る。テーマは、「世界でここだけのあかり〜御堂筋でしかできない、御堂筋ならではの上等イルミネーション〜」。御堂筋を8つのエリアに分割し、水都はブルー、北新地はイエローなど、それぞれの街に適した色の電飾が施される。初日の11月20日(日)は、一部区間が歩行者天国に。普段は歩くことのできない車道からイルミネーションを堪能できる。「大阪市中央公会堂・プロジェクションマッピング」「御堂筋イルミネーション2016」のエリア内で行われる「大阪市中央公会堂・プロジェクションマッピング」。演出は2部構成となっており、いずれも大阪芸術大学学生や一般公募で参加した高校生が、ネイキッドを手掛ける村松亮太郎の総合プロデュースのもとゼロから創り出した光のアート作品を上演する。1部では「OSAKA ART CITY 都市とはアートである」をテーマに、都市の情景が移り変わっていく物語を光のアートで表現。一方、第2部「今昔 –Past, Present and then-」では、今と昔、そして未来の大阪という都市を、学生たちのデザイン画(動画)を照射する。「OSAKA光のルネサンス2016」12月14日(水)から12月25日(日)までの間は、水辺に広がる光のアートフェスティバル「OSAKA光のルネサンス2016」を実施。歴史的な近代建築物「大阪府立中之島図書館」の壁面をスクリーンに、光の芸術作品「ウォールタペストリー」を特別公演として発表する。“心にかがやく宝もの”をテーマに、時の流れの中で人々の心の中にある光輝く大切なものを見つめ・感じることができるような、心温まる作品。平日は19時から30分おきに5回公演、土日祝は18時から7回公演の予定。混雑も予想されるので、時間に余裕を持って楽しんでみて。開催概要大阪・光の饗宴2016開催期間:2016年11月20日(日)~2017年1月9日(月・祝)■御堂筋イルミネーション2016期間:2016年11月20日(日)〜2017年1月9日(月・祝)時間:17:00頃〜23:00場所:御堂筋エリア(阪神前交差点〜難波西口交差点)■OSAKA光のルネサンス2016場所:大阪府立中之島図書館住所:大阪府大阪市北区中之島1-2-10開催期間:2016年12月14日(水)〜12月25日(日)平日:19:00~21:15(5回公演)土日祝:17:00~21:15(7回公演)観覧料:無料※雨天決行。※観覧には30~120分程度の待ち時間が発生する場合有り。平日 19:00~21:15(5回公演)、土日祝 18:00~21:15(7回公演)■大阪市中央公会堂・プロジェクションマッピング開催期間:2016年12月14日(水)〜12月25日(日)開催場所:大阪市中央公会堂正面住所:大阪府大阪市北区中之島1-1-27・1部 OSAKA ART CITY 都市とはアートである時間:17:00~21:00※初日はオープニングセレモニー開催のため17:30頃開始予定。※1回約8分程度約15分ごとに1回のループ照射。・2部 今昔 –Past, Present and then-時間:21:00~21:30※1回約5分程度 ループ照射。■中之島スマイルアートプロジェクト ひかりの実 実施期間:2016年12月14日(水)~12月25日(日) 17:00~22:00【問い合わせ先】大阪・光の饗宴実行委員会事務局TEL:06-6910-1156
2016年05月13日