1902年香川県高松市に生まれた画家・猪熊弦一郎。作品を通じて猪熊弦一郎とはどんな人物だったのかを知るために、猪熊の故郷香川にある「丸亀市猪熊弦一郎美術館(通称 MIMOCA、以下MIMOCA)」を訪ねた。MIMOCAを訪ねるまで、頭の中には一つの疑問があった。猪熊弦一郎のことを調べる程、その多彩な絵画様式に驚かされ、そしてまた「どれが本当の猪熊さんなのか」という疑問が沸き上がってきたのだ。もちろん、どの作品もその絵筆を持った猪熊作品に違いないのだが、時にその作品からはアンリマティスを色濃く感じ、時に作品からはピカソの面影を感じる。また、具象と抽象を行き来し、自在に色彩やフォルムを操っているようにさえ見える。さあ、猪熊はどのような生涯をアーティストとして歩んだのか、6月30日まで開催中の展示「猪熊弦一郎展「私の履歴書」前編ーー絵には勇気がいる」を同館学芸員の古野華奈子さんとともに巡りながらお届けしよう。1/2はこちらから。■幼少期から晩年まで、約2万点の猪熊作品の収蔵約2万点もの猪熊作品を所蔵するMIMOCA。猪熊が幼少期に書いた絵から、東京美術大学(現 東京藝術大学)在学時の作品も含めて、日本、フランス、ニューヨーク、ハワイなどで創作された晩年までの作品を収蔵している。それに加えて、猪熊が蒐集していた雑多なものたちも保管されており、その時々の企画に合わせてセレクトされ、彼の絵画作品と共に展示されている。MIMOCAは、まさに猪熊の生涯に渡る創作活動の軌跡を知ることが出来る場だ。■私の履歴書ーー絵には勇気がいる5月にMIMOCAを訪れた時は、1979年に日本経済新聞の連載「私の履歴書」のために猪熊が半生を綴った原稿を元に構成された企画展「猪熊弦一郎展「私の履歴書」:前編ーー絵には勇気がいる」と、猪熊が晩年描いた「顔シリーズ」が展示されていた。学芸員の古野さんと共にこの二つの展示を歩きながら彼の作品を通して猪熊と向き合ってみたい。■絵の上手な少年が画家・猪熊弦一郎になるまで「私の履歴書」を元に猪熊の半生を知る企画展は、猪熊が絵画に目覚めた幼少期の作品からスタートする。その後、現東京藝術大学に進んだ猪熊は、後に画家として活躍する同級生、小磯良平、荻須高徳、中西利雄、岡田謙三、山口長男らの洗練を受ける。同級生たちと切磋琢磨し、自分らしい作品とはと猪熊が試行錯誤を繰り返したことは、次々と作風の変わる作品からも感じ取れる。「どんな絵画表現が出来るのだろうか」と言う問いに対するその時々の猪熊の答えが作品になっているかのようだ。《題名不明》1919年《画室》1932年■マティスからの一言ーー「お前の絵はうますぎる」学生時代よりパリに行くことを熱望していた猪熊は、1938年妻・文子と共に憧れの地を踏む。そこで猪熊はマティスに絵を見てもらう機会を得るのだが、そこでマティスに「お前の絵はうますぎる」と言われる。このことを猪熊は、著書『私の履歴書』にこう記している。ーー結局、うまく描くということは人によく見てもらいたいと思うために描くことに通じている。(中略)思ったことを素直な、虚飾のない姿でカンバスにぶっつけることこそ一番大切だ。「絵がうますぎる」という先生の言葉はそんな意味だ。(中略)この言葉は私の一生を通じて、すべてのことに最も大きな教訓となっているーー■自分らしい表現を追求して猪熊と親交が深かった画家の一人に藤田嗣治がいる。藤田と猪熊は第二次世界大戦中、フランスの片田舎へ共に疎開したり、日本への引き上げ船に乗るようにと藤田が猪熊を諭したりと、まさに寝食を共にしながら過ごした友人でもあった。同企画展では、藤田独特の乳白色の地塗りのテクニックを猪熊なりに真似たような作品『レゼシーの人形のような子供』(1939)も展示されている。また、日本への最後の引き上げ船に乗る直前まで、戦火の中描き続けた作品『マドモアゼルM』(1940)。この作品はパリでの最後の作品となり、猪熊の具象作品の代表作と言われている。《マドモアゼルM》1940年3年という短いパリ滞在期間においても、猪熊の作品は次々とその様相を変えてゆく。濃密な3年間、自分らしい表現とは何かを追求する猪熊の姿を、この展示を通じて知ることができた。猪熊は制作活動を通じ、「自分の表現とは何か」「美しさとは何か」を、生涯問い続けていたのだろう。アーティスト猪熊弦一郎の生涯は、創作を通じた発見の連続だったのかもしれない。ーー私は画家になって本当に良かったと思う。(中略)毎日を喜びと感謝を持ちつつ制作を続け、ますます子供の心のように清く生き生きとそして明るく、何事によらず未知の世界に大きな驚きと興味を持ち続けて、いままでにない何かを作り上げたい念願で一杯である。ーー『私の履歴書』猪熊弦一郎著より抜粋MIMOCAでは、勇気を持って絵と向き合うことを選んだアーティスト・猪熊弦一郎の軌跡に触れることができる。瀬戸内を訪ねるのなら、ぜひ訪れたい場所の一つだ。【展覧会情報】企画展「金氏徹平のメルカトル・メンブレン」会期:7月17日から11月6日常設展「猪熊弦一郎展ニューヨークでの制作ーデザイン・壁」会期:7月17日から11月6日特別展示「ホンマタカシ《三越包装紙》」会期:7月17日から11月6日【美術館情報】丸亀市猪熊弦一郎現代美術館住所:香川県丸亀市浜町80-1(JR丸亀駅前)開館時間:10時から18時まで(入館は17時30分まで)休館日:年末(12月25日から30日)※臨時休館の場合あり
2016年06月28日瀬戸内を訪ねるにあたり、気になるアーティストがいた。1902年香川県高松市に生まれた画家・猪熊弦一郎。スキャパレリーピンクの小石が遊ぶように書かれた三越の包装紙「華ひらく」のデザインや、JR上野駅の中央改札の上に架かる壁画「自由」も広く知られる彼の作品だ。きっと誰もが、一度は猪熊の作品を目にしたことがあるだろう。今回FASHION HEADLINEでは作品を通じて猪熊弦一郎とはどんな人物だったのか知るために、彼の故郷・香川県にある「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(通称 MIMOCA、以下MIMOCA)」を訪ねた。■駅前に現代美術館を作った理由MIMOCAは、猪熊弦一郎の生前に完成した美術館だ。故に、美術館の設立を猪熊に提案した丸亀市の熱意と、猪熊本人の思いが込められた館になっている。美術館があるのは、高松駅からJR予讃線で約40分のところにあるJR丸亀駅から、徒歩1分のところ。まさに駅前美術館だ。1902年香川県高松市に生まれ、幼少期の一時期を香川県丸亀市で過ごした猪熊弦一郎。MIMOCAの設立は、丸亀市から猪熊へ「猪熊弦一郎の記念館を作りたい」という提案からはじまったという。しかし、猪熊は「私個人の記念館ではなく、世界の現代美術と触れ合える美術館にしましょう」と逆提案したのだと同館の学芸員、古野華奈子さんが教えてくれた。現代美術館にしたいと猪熊が願ったのは、自身の作品だけでなく現代の優れたアーティストや現代美術を紹介することで、何度も足を運びたくなる場所にしたいという願いから。そして、それが西洋の教会のように「訪れるとすっきりリフレッシュできるような「心の病院」のような存在でありたい」と生前猪熊は語っている。■MIMOCAの建築はMoMAも手がける建築家・谷口吉生駅からMIMOCAに向かうと、大きく広げたキャンパスのような猪熊による壁画「創造の広場」の脇に小さなドアがある。このトンネルの中に入って行くような感覚を覚えるエントランスを抜けると高さ14mにも及ぶ自然光が差し込む吹き抜けが私たちを迎えてくれる。「猪熊は小さな頃からいいもの、いい空間を体験して欲しいと願っていました」と古野さん。その願いから、今でも高校生までは無料で入館することが可能だ。猪熊は才能を見出すことにも長けていた人物。丹下健三の名建築の一つである香川県庁も、歴史を紐解けば当時の香川県知事から猪熊が県庁建築にあたり相談を受けた折に、丹下の名前を挙げたのがきっかけだという。MIMOCAの建築にあたっては、後にニューヨークのニューヨーク近代美術館(MoMA)の建築をデザインコンペで勝ち取る建築家、谷口吉生が猪熊によて選ばれた。谷口の設計による展示室の一つからは、その上部に設けられた横長の窓から丸亀の空を覗くことができる。美術館を訪れた人は、その日の空模様を感じながら作品と向き合うことができるだろう。また、展示室からカフェへと渡るガラス張りの渡り廊下からは駅前の光景を眺めることができる。「街の人々に訪れてもらえる場所に」という熱意はMIMOCAにもう一つのエントランスがあることからもよく分かる。前述の入り口の横に、建物に入らずとも上へ昇ることが可能な大階段がある。その先にあるのは、瀬戸内の海を思わせるような青の絨毯が印象的なカフェレスト MIMOCAや、猪熊の蔵書等を公開する美術図書室などの共有スペースだ。街に開かれた場所でありたいという思いが、至るところから感じられる仕掛けだ。後編は、MIMOCAの収蔵作品を通じて知る、アーティスト猪熊弦一郎が生涯求め続けた"美"について
2016年06月28日「大阪・光の饗宴2016」が、2016年11月20日(日)から2017年1月9日(月・祝)まで大阪市内各所で開催される。「大阪・光の饗宴2016」は、「御堂筋イルミネーション2016」と「OSAKA光のルネサンス2016」の2つを「コアプログラム」、そして大阪の各所で灯される個性あふれる光を「エリアプログラム」として展開される。「大阪の夜を彩る光のミュージアム」をメインテーマに、“おもてなしの心”を込めて幻想的な光の世界を創り上げる。「御堂筋イルミネーション」2014年度「最も多く街路樹にイルミネーションを施した通り」として世界記録に認定された御堂筋イルミネーション。2016年度は、 「大阪を訪れる人々を優しく包み込む光のシンボルストリート」をデザインコンセプトに、今年も梅田からなんばまで全長約4kmを圧倒的な光で彩る。テーマは、「世界でここだけのあかり〜御堂筋でしかできない、御堂筋ならではの上等イルミネーション〜」。御堂筋を8つのエリアに分割し、水都はブルー、北新地はイエローなど、それぞれの街に適した色の電飾が施される。初日の11月20日(日)は、一部区間が歩行者天国に。普段は歩くことのできない車道からイルミネーションを堪能できる。「大阪市中央公会堂・プロジェクションマッピング」「御堂筋イルミネーション2016」のエリア内で行われる「大阪市中央公会堂・プロジェクションマッピング」。演出は2部構成となっており、いずれも大阪芸術大学学生や一般公募で参加した高校生が、ネイキッドを手掛ける村松亮太郎の総合プロデュースのもとゼロから創り出した光のアート作品を上演する。1部では「OSAKA ART CITY 都市とはアートである」をテーマに、都市の情景が移り変わっていく物語を光のアートで表現。一方、第2部「今昔 –Past, Present and then-」では、今と昔、そして未来の大阪という都市を、学生たちのデザイン画(動画)を照射する。「OSAKA光のルネサンス2016」12月14日(水)から12月25日(日)までの間は、水辺に広がる光のアートフェスティバル「OSAKA光のルネサンス2016」を実施。歴史的な近代建築物「大阪府立中之島図書館」の壁面をスクリーンに、光の芸術作品「ウォールタペストリー」を特別公演として発表する。“心にかがやく宝もの”をテーマに、時の流れの中で人々の心の中にある光輝く大切なものを見つめ・感じることができるような、心温まる作品。平日は19時から30分おきに5回公演、土日祝は18時から7回公演の予定。混雑も予想されるので、時間に余裕を持って楽しんでみて。開催概要大阪・光の饗宴2016開催期間:2016年11月20日(日)~2017年1月9日(月・祝)■御堂筋イルミネーション2016期間:2016年11月20日(日)〜2017年1月9日(月・祝)時間:17:00頃〜23:00場所:御堂筋エリア(阪神前交差点〜難波西口交差点)■OSAKA光のルネサンス2016場所:大阪府立中之島図書館住所:大阪府大阪市北区中之島1-2-10開催期間:2016年12月14日(水)〜12月25日(日)平日:19:00~21:15(5回公演)土日祝:17:00~21:15(7回公演)観覧料:無料※雨天決行。※観覧には30~120分程度の待ち時間が発生する場合有り。平日 19:00~21:15(5回公演)、土日祝 18:00~21:15(7回公演)■大阪市中央公会堂・プロジェクションマッピング開催期間:2016年12月14日(水)〜12月25日(日)開催場所:大阪市中央公会堂正面住所:大阪府大阪市北区中之島1-1-27・1部 OSAKA ART CITY 都市とはアートである時間:17:00~21:00※初日はオープニングセレモニー開催のため17:30頃開始予定。※1回約8分程度約15分ごとに1回のループ照射。・2部 今昔 –Past, Present and then-時間:21:00~21:30※1回約5分程度 ループ照射。■中之島スマイルアートプロジェクト ひかりの実 実施期間:2016年12月14日(水)~12月25日(日) 17:00~22:00【問い合わせ先】大阪・光の饗宴実行委員会事務局TEL:06-6910-1156
2016年05月13日三越日本橋本店中央ホールにて3月30日から4月5日まで、三越の包装紙「華ひらく」の生みの親である猪熊弦一郎にフィーチャーした展覧会「猪熊弦一郎と『華ひらく』展」が開催される。同展示会は、猪熊弦一郎が香川県で生まれ育ったことももあり、三越伊勢丹と瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭 2016」とのコラボレーションの一環として開催されるもの。また3月30日からの期間は、戦後間もない1950年に猪熊弦一郎によってデザインされ、三越の顔として現代でも愛され続けているオリジナル包装紙「華ひらく」のデザインを採用した様々なアイテムが全国14店舗の三越各店で展開される(展開アイテムは各店ごとに異なる)。華ひらく柄を採用したラインアップは、廣瀬染工場による江戸小紋ストール、胸元にワンポイントとして華ひらくモチーフを採用したTシャツ、華ひらく柄のペアブリックボトルのミネラルウォーターなど。多彩な表情で暮らしの中にとけこんだ「華ひらく」をじっくりと楽しむことができる機会となっている。
2016年03月16日登山家とミュージシャン。意外な組み合わせのようで、実は“親友”という野口健さんと藤巻亮太さん。2人はこれまで、世界の山々や秘境を6度も一緒に旅してきた仲。本展では、そんな2人が、常にカメラとともにあったという旅の中で撮りためた、珠玉の写真が公開される。野口:亮さんと知り合ったのは、7年ぐらい前だったよね?藤巻:雑誌の対談で。その数日後に居酒屋でバッタリ会ったんですよね。それで2人で飲みに行こうっていうことになって、次にはもう八ヶ岳に連れていってもらってました(笑)。野口:すごい豪雨で…。でも、亮さんは楽しそうに写真を撮ってた。藤巻:その頃、ちょうど写真にはまっていたので。野口:高校生の時まで写真家になろうと思っていた僕としては、そんな亮さんの姿に刺激を受けてね。「ブログに写真をアップして、どっちの評判がいいか対決しよう!」ってことになって。それが楽しくて、また行くことになったんだよね。藤巻:しかも、2度目がいきなりヒマラヤ!登山初心者だったので不安はありましたけど、何より人生観が変わる経験ができたのは大きかった。山を歩いているうちに、その時の自分が近視眼的になっていたことに気づいて、物事を客観視できるようになれました。そういう場所に連れていってくれた健さんには、本当に感謝しています。野口:僕はその頃、ヒマラヤには50回以上も登っていて、正直、山に飽きちゃっていたんだけど、写真っていうテーマを改めて得たことで、見落としていた風景と出合えて…。おかげで山に登るのが、また楽しくなりました。お互いにとって、いいタイミングだったんだね。藤巻:確かに。その後も2人でヒマラヤに2回、あとはアフリカとアラスカにも行きましたね。野口:今回の写真展では、その旅の写真を展示しているわけだけど、同じ場所で撮影したのに、視点が全く違うからおもしろい。藤巻:健さんの写真は骨太で、「生きていくって何なんだろう」って問いかけているような気がします。野口:そう?亮さんの写真は、ふわっと包み込む感じかな。藤巻:僕は旅の中で、頭で考えるより、心が動いた瞬間にシャッターを切っていました。そういう気持ちにさせてくれる旅の豊かさが、写真から少しでも伝わると嬉しいですね。◇フジフイルム スクエア東京都港区赤坂9-7-3東京ミッドタウン・ウェストTEL:03・6271・33502月19日(金)~3月9日(水)10:00~19:00(入場は18:50まで)会期中無休入場無料◇左/ふじまき・りょうたミュージシャン。同級生3人でレミオロメンを結成し、2003年デビュー。現在はソロで活動。初写真集『Sightlines』(ぴあ)が発売中。3月、3年半ぶりのソロアルバムを発表。右/のぐち・けん登山家。1999年にエベレスト初登頂。当時の7大陸最高峰の世界最年少登頂記録を、25歳で樹立。今月、写真集『ヒマラヤに捧ぐ』(集英社インターナショナル)が発売されたばかり。※『anan』2016年2月24日号より。写真・髙橋マナミインタビュー、文・保手濱奈美
2016年02月23日昨年好評を博した夜景と映像が融合した3Dプロジェクションマッピングイベント「CITY LIGHT FANTASIA」がバージョンアップして今年も登場!日本一高いビル「あべのハルカス」の展望台「ハルカス300」にて、2016年3月6日(日)まで開催される。日本一の超高層ビルの展望台「ハルカス300」』のチケット情報本イベントは、昨年に引き続き村松亮太郎率いるクリエイティブチーム「NAKED」がプロデュースを手がけており、開館25周年を迎えた世界最大級の水族館「海遊館」とコラボレーション。映像を投影することができる特殊なフィルムを使って、「天空の海遊館」と題した3D映像を窓ガラスに浮かび上がらせる。ジンベエザメやエイなど水の中の生き物が、地上300メートルの夜空を泳ぐ幻想的な世界に酔いしれたい。また、屋外広場「天空庭園」の床面にも同期間限定で海遊館をテーマとした映像を投影。観覧は無料(展望台への入場料金は必要)。そして、「海遊館」でも同期間「海遊館ウィンターイルミネーション」を実施。「ハルカス300」のキャラクターである「あべのべあ」を取り入れたオブジェを展開する。【開催詳細】開催中 ~ 2016年3月6日(日)※12月17日(木)・24日(木)・2016年2月14日(日)は、特別営業のため上映は中止。※3Dプロジェクションマッピングは、通常の日時指定券入場券でご覧いただけます。※日時指定券入場券は、2ヵ月先の同日分を受付開始日の10:00より先着順にご購入いただけます。
2015年11月26日名古屋テレビ塔とネイキッドはこのほど、「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED -NAGOYA TV TOWER-」を名古屋テレビ塔(愛知県名古屋市)の展望台「スカイデッキ」にて開始した。実施は2016年2月14日まで。同企画は、東京、大阪、名古屋で同時開催する夜景とプロジェクションマッピングのコラボレーションイベント。夏にテレビ塔で開催した「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED-万華鏡花火を星空に-」に続く第2弾となる。期間中は"空と海のコラボレーション"をテーマに名古屋港水族館の協力のもと、シャチやイワシトルネード、万華鏡をモチーフにした雪の結晶などをCGで再現し夜空を彩るという。また、今回はタワー外観のイルミネーション演出も同時に手がけ、外からも楽しめるようになっている。12月15日からは、テレビ塔の地下街「セントラルパーク」内にある「セントラルギャラリー」にて「村松亮太郎クリスマスギャラリー」も開催する。実施時間は18時~22時(2016年からは21時まで)。入場料は高校生以上1,000円、小中学生500円(いずれも税込)。通常営業はプロジェクションマッピング実施30分前で終了し、入場者入れ替えの後に上映開始となる。
2015年11月25日来年1月23日(土)に公開される『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』に南海キャンディーズの山里亮太がゲスト出演することが発表された。山里は最強の敵・闇博士マーブロを演じる。その他の画像本作はスーパー戦隊シリーズ第39作『手裏剣戦隊ニンニンジャー』と前作の『烈車戦隊トッキュウジャー』がタッグを組み手に汗握るバトルを展開するアクション大作。アカニンジャーこと伊賀崎天晴役を西川俊介が、トッキュウ1号ことライト役を志尊淳が演じ、“闇忍者ランド”を舞台に最大の危機に立ち向かう様を描く。山里が演じるのは、敵の組織シャドーラインの博士で闇忍者ランドの支配人・闇博士マーブロ。忍者が好きすぎて伝説の忍者の闇クローンを生み出したマッドサイエンティストだ。山里は「役作りも何もなく、普通に確認でセリフを読んだらそれだけで監督に『それです!』って言われて(笑)。僕が38年間歩んだ人生を表現してみたら、それがマッドサイエンティストだったということですね。初めて嫌われていることが報われました(笑)」とコメントを寄せた。山里の起用は、監督・プロデューサーらも満場一致のキャスティングだったようで、武部直美プロデューサーは「忍者コレクターの博士という役どころで、無邪気さと狂気が表現できる方を探していました。笑いの中に毒があり、アイドルという“好きなもの”にこだわりがある点も忍者マニアという役どころに重なり、ぴったりだと思いました。変身(怪人態)もするので、変身後に負けないキャラクター性、その存在感が必要で、その点で山里さんはずば抜けていて、これまでにない悪役となりました」と理由を語った。実際に現場でも、話し方やニュアンスも期待通りで撮影はスムーズに進み、2日間で撮る分量を1日で撮り終えてしまったほどのハマリっぷりだったそうだ。また幼少時からスーパー戦隊シリーズに憧れを抱いていたという山里は、「衣裳や怪人の姿はヒーローになれるんじゃないかってくらい、めちゃくちゃカッコよくて嬉しかったです。子どものころは超合金が欲しくて、千葉そごうで1時間ダダをこねるくらい『太陽戦隊サンバルカン』が大好きだったので、子どもたちに夢と希望を与えるヒーローものに僕がどういう風に出られるのかワクワクしてます」と喜び語り、「今後、もしヒーローになれるとしたら、基本的に戦い方は交渉術ってスタイルでやってみたいですね。決め台詞は『すみません、その先は法廷で』っていうね。最終回は最高裁で!(笑)」と話し、次は“ヒーロー役”での出演にも期待を寄せているようだ。『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』2016年1月23日(土)公開
2015年11月13日名古屋観光ホテル(愛知県名古屋市)で12月25日、「80周年記念 ドアラ・つば九郎 2015クリスマスディナーショー」が開催される。ディナーショーには、プロ野球・中日ドラゴンズのマスコット「ドアラ」と東京ヤクルトスワローズのマスコット「つば九郎」が出演。クリスマスの夜にふさわしい(?)ドアラとつば九郎の楽しいトークを展開するという。「"あの"『桃太郎』が帰ってきます!」という情報も。ディナータイム後、ファッションショーや質問コーナー、抽選会、来場者参加コーナーのお楽しみも用意されている。料金は、1人1万9,000円(クリスマスディナー、フリードリンク、サービス料、税込)。申し込みは11月7日10時受付開始。詳細は、同ホテルサイト内で確認できる。
2015年11月05日大阪府・泉佐野市のりんくうプレジャータウンSEACLEは、真冬の花火大会を演出するプロジェクションマッピングショー「FIREWORKS by NAKED」を開催する。開催期間は11月21日~12月25日(11月28日・11月29日は除く)。開催時間は各日、日没~22:00の20分間隔で投影(1回約3分)。入場無料。「FIREWORKS by NAKED」は、動くイルミネーション体験を演出した、上から見下ろすマッピング花火大会。大観覧車「りんくうの星」の足元の広場「クルクルひろば」床に夜空が広がり、雪の結晶がきらきらと輝くカレイドファイアーワークスが投影される。この真冬の花火大会の演出は2階から見下ろすこともでき、また、花火の中に入って実際に花火大会(動くイルミネーション)を体感することもできるようになっているということだ。なお、「FIREWORKS by NAKED」を手がけたネイキッドは、村松亮太郎を中心とした、映像、グラフィック、空間演出など様々なクリエイティブディレクション、アートディレクションを手がけるクリエイティブチーム。同社が演出や製作を手がけたイベントやショーは通算60万人以上を動員している。
2015年10月20日音楽やドラマ、映画など様々なクリエイティブワークを手掛ける、NAKED Inc.(ネイキッド)が8月18日より、コールドプレスジュースを主とした「NAKED JUICE」のウェブ販売を開始した。数年来の友人同士であるネイキッド代表の村松亮太郎と、東京・渋谷にあるニューヨークスタイルの人気レストラン&バー「HOFF(ホフ)」の小池直樹が、新たな食生活やライフスタイルの提案において意気投合したことをきっかけに展開することになった「NAKED JUICE」。ウェブにて、村松亮太郎がディレクションを手掛けるコールドプレスジュース6本に、ジュースクレンズの効果を高める胃に負担の少ない回復食用のスープ1種、水素水1本がついたジュースクレンズセット「NAKED JUICE 1DAY+1」(税込7,560円)を1日限定5名に提供していく。ジュースのラインアップは、ジュースクレンズのスタートに必要な粘膜の強化と栄養素の定着を意識した「Energy Orange」、代謝とデトックス効果が高い「Healthy Green」、デトックス中の身体のコンディションを整える「Powerful Clear」、排毒に特化した「Detox Yellow」、アンチエイジング効果と美容効果に優れた「Beauty Pink」、高い抗酸化力と栄養素が含まれたラストジュース「Bloody Red」の6本。スープは、イスラムのラマダン(断食)明けの食事からヒントを得た豆乳ベースの「spice」と、クレンズ明けのクリアな腸を腸内細菌がびっしりと敷き詰められた良い状態に導いてくれる出汁や味噌ベースの「味噌」の2種類から選ぶことが出来る。なお、「NAKED JUICE」は今後、店舗展開や各ジュースの単品での販売、コールドプレスジュース以外のメニューの展開なども行っていく予定だ。
2015年08月19日CLFあべのハルカス実行委員会と近畿日本鉄道は5月31日まで、日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪府大阪市)の展望台「ハルカス300」にて、イベント「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED -夜景×マッピング・イリュージョン-」を実施している。同イベントのテーマは「子供の頃に見た未来都市」。「ハルカス300」の窓ガラスに映像を投影できる特殊な透明フィルムを貼り付けることで、地上約300mからの夜景と3Dプロジェクションマッピングをコラボレーションさせた。なお、コンテンツ制作は、NAKED Inc.代表で東京駅のプロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」なども演出した村松亮太郎氏が手がけた。同イベントの開催時間は、4月30日までは18:45~21:40、5月1日~5月15日は19:00~21:40、5月16日~5月31日は19:15~21:40。開催時間中に随時上映となる。観覧料は無料で、別途展望台の入場料金が必要。
2015年04月13日「古都」をテーマにした東京都・代々木上原のデリ&レストラン「9STORIES(ナインストーリーズ)」は、クリエイティブチーム・ネイキッドが手がける「古都」をテーマにしたデジタルアート作品による演出や、人気フレンチ料理人・丸山智博シェフによる季節限定メニューの提供を5月31日まで実施している。同店は、東京駅の3Dプロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」などを手がけたクリエイティブチーム「NAKED Inc.」(ネイキッド)代表の村松亮太郎が初プロデュースしたデリ&レストラン。5月31日までの期間中、店内は「古都」をテーマに、京都とパリのような歴史ある国を代表する古都に共通する情緒や空気感を表現したデジタルアートが展示されるのに加えて、同テーマよる季節限定メニューも提供される。また、展示されているデジタルアートは、アジアのイメージシンボルでもある「竹」を装飾のキーマテリアルとして、さまざまな色にカラーリングされた竹が西洋とアジアの融合した世界観を表現したというネイキッドの新作。KinectとUNITYを活用したインタラクティブなウェルカム演出や、日本とフランスとの共通した「伝統色」をテーマとした数名のクリエーター参加によるプロジェクションマッピング、そして人気フレンチ料理人・丸山智博シェフによるフレンチとアジア、和食が融合したシーズナル料理などのアプローチによって空間が演出されているという。なお、季節限定メニューには、「ジーマミー豆腐とイワシのなめろう 菜の花のピューレ」(980円)、「豚バラ肉のコンフィ リヨン風 蕗味噌添え」(1,260円)、「生湯葉のせフォー・ブン・フエ」(1,200円)、「ガトーバスク」(800円)、「桜のラテ」(680円)、「サクラ スリング/サクラリキュール+ジン」(780円)が用意されている(価格はすべて税別)。
2015年03月04日鉄道博物館(埼玉県さいたま市)では2月20日~5月10日、2012年冬に東京駅で上映されたプロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」の再現上映が行われている。「TOKYO HIKARI VISION」は、ネイキッドと同社代表・村松亮太郎氏が手がけたプロジェクションマッピング。2012年冬に東京駅で上映され、2014年12月には、東京ステーションギャラリーで1/20スケールの東京駅の模型を使って再現上映された。今回鉄道博物館で行う再現上映も、同様の模型を使ったものとなる。会場は鉄道博物館2F「スペシャルギャラリー2」で、上映時間は1回約10分。開館時間中は繰り返し上映する。鉄道博物館の入館料のみで鑑賞可能とのこと。なお、同館の入館料は一般1,000円・小中高生500円・幼児(3歳以上未就学児)200円(全て税込)となる。休館日は火曜日および年末年始で、春休みや夏休みなど学校の長期休業中の火曜日は開館する場合があるとのこと。
2015年03月02日メガハウスが展開しているハイクオリティフィギュア「G.E.M.」シリーズより、『デジモンアドベンチャー 太刀川ミミ&パルモン』と『デジモンアドベンチャー 泉光子郎&テントモン』の予約受付が、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年6月発送予定で、価格は各5,832円(税込)。「G.E.M.」シリーズは、2009年より展開されている女性ファン向けの1/8フィギュアシリーズで、人気アニメや漫画のキャラクターを立体化。「G.E.M」とは、女の子にとって宝石のようなアイテムになって欲しいという意味と、女の子に向けたエクセレントモデル(Girl’s Excellent Model)という2つの意味が込められている。昨年15周年を迎え、新シリーズの制作も决定した『デジモンアドベンチャー』からの立体化は、昨年11月に開催された「メガホビEXPO Autumn」の中で発表され、注目を集めていた。『G.E.M.シリーズ デジモンアドベンチャー 太刀川ミミ&パルモン』は、二人の仲の良さを感じられる"ぎゅっ"と寄り添うポーズで立体化。ミミはパーツを差し替えることでポニーテールの髪型や、最終回のワンシーンを彷彿とさせる表情を楽しむことができる。そして『G.E.M.シリーズ デジモンアドベンチャー 泉光子郎&テントモン』は、パソコンに夢中の光子郎とそれを見守るテントモンを再現。光子郎は表情替えパーツでパソコンと格闘する真剣な顔も表現できる。商品価格は各5,832円(税込)で、予約締切は2015年2月下旬予定。商品の発送は、2015年6月下旬を予定している。また、この2商品をセットにした『G.E.M.シリーズ デジモンアドベンチャー「太刀川ミミ&パルモン」「泉光子郎&テントモン」』も用意されている。こちらの価格は11,016円(税込)。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2015年01月20日バンドネオン奏者の小松亮太が、12月12日に東京・THEATRE1010でコンサートを開催。MCで、「地元の北千住でコンサートをできることが感慨深い。昔からの夢が叶いました」と喜びを語った。小松亮太は14歳で主にタンゴなどで用いられる楽器、バンドネオンを始め、1998年に『ブエノスアイレスの夏』でCDデビュー。以来、アルゼンチン・タンゴの演奏者として長きにわたりシーンをけん引してきた。ギターとコントラバスによるトリオや、そこにピアノやヴァイオリンなどを入れた編成など、さまざまな形でコンサートを行っている。今回は、バンドネオン3人以上、ヴァイオリン3人以上、ヴィオラ、コントラバス、チェロ、ピアノなどで構成されるアルゼンチン・タンゴの代表的な楽団“オルケスタ・ティピカ”の編成で、韓国のバンドネオン奏者コー・サンジや台湾のウー・ヤンランらを迎え、多国籍なメンバーでコンサートを行った。テレビ番組『THE世界遺産』のオープニングテーマ『風の詩~THE 世界遺産』で幕を明け、バンドネオンのよく伸びる美しい音色を披露。続く、タンゴの名曲『ダンサリン』ではせつなく情熱的に、そして『たそがれのオルガニート』ではのどかな風景を想起させる温かい演奏で観客を魅了した。バンドネオンの演奏をより楽しんでもらえるようにと小松が用意したのは、小松作曲の『グスコーブドリの伝記』と『想いの届く日』。バンドネオン奏者だけで演奏し、美しいハーモニーを聴かせた。さらに、『ジェラシー』では、もっと身近に感じてもらうために、男女のヴァイオリン奏者が客席を練り歩きながら演奏。ヴァイオリンの音色が言い争うような演出で会場を沸かせた。第1部のラストは、「ムチャぶりのアレンジをした」という『リベルタンゴ』を4人のバンドネオン奏者で演奏。バンドネオンを叩いたり、こすったりしてリズムをとりながら、迫力ある演奏で観客を楽しませた。第2部は、コントラバスが主役のナンバー『コントラバヘアンド』でスタートし、コー・サンジが日本のアニメにインスパイアされて作った曲『出撃』や、ウー・ヤンランによる『アディオス・ノニーノ』などを披露。さらに、韓国人シンガーのイ・ジョクをゲストに迎え、小松が初めて作った歌詞のある曲『下弦の月』で共演。イ・ジョクは日本語で歌うのが初めてとは思えない見事な歌声を披露した。アンコールは、タンゴの名曲中の名曲『ラ・クンパルシータ』で締めくくった。小松亮太は、来年1月26日(月)に東京・東京芸術劇場 コンサートホールで開催される映画音楽だけで送るコンサート“live image cinema best”に出演。チケットは発売中。取材・文:門 宏
2014年12月25日歌手の加藤ミリヤが19日、神奈川・ラ チッタデッラの中央噴水広場で行われた『NATALE2014』イルミネーション噴水マッピングショーに出席した。【画像】クリスマス限定…幻想的な噴水マッピングショー同マッピングショーは、東京駅のプロジェクトマッピングなどを手がけた村松亮太郎氏がプロデュース。加藤とHYの仲宗根泉がコラボした楽曲「YOU…feat.仲宗根泉(HY)」にのせ、噴水と映像がシンクロしたクリスマス限定のマッピングショーとなっている。プロジェクトマッピングを「生で見るのは初めて」という加藤は、約7分間のショーを見終わると「めっちゃすごかった。感動した」と笑顔。サビからクライマックスが感動的でした。ありがとうございます」と村松氏に感謝していた。同マッピングショーは25日まで。
2014年12月19日リコーイメージングスクエア新宿で特別展覧会「Light & Nature ~Photography and the Art of Projection」が開催。期間は12月10日から22日まで。この展覧会ではプロジェクションマッピングを得意とするネイキッドの村松亮太郎、及び写真家の金城真喜子とコラボレート。リコーの先端技術「円筒プロジェクションマッピング」を用いた、クリスマスインスタレーションが展示される。従来では困難とされていた、円筒状スクリーンへのプロジェクションマッピングを実現。本来動きのない写真にプロジェクションマッピングで光の動きをつけることで写真の枠を超えた表現になっている。展示リコーでは今後この技術を、デジタルサイネージや広視野角没入感ディスプレーなどに応用していく計画だ。会場で配布されるパンフレットにも仕掛けが施されており、スマホのカメラで撮影すると、制作の舞台裏やメイキングムービーなどが視聴出来る。
2014年12月11日ネイキッドは、東京駅の駅舎を1/20スケールで再現した"模型"を使ったプロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」を上映している。会場は、東京都・東京ステーションギャラリー(入口は、東京駅丸の内北口ドーム内)。会期および時間は11月18日~11月30日 10:00~18:00(金曜は20:00まで開館、入館は閉館30分前まで)。入館料は200円(高校生以下は無料)。同プロジェクションマッピングは、2012年の冬に行われて話題となった東京駅プロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」を、東京駅が開業100年を迎えることを記念して18日より開催されている展覧会「東京駅開業百年記念 スペシャル・オープン・ウィーク:駅の美術館で楽しむ13日間」の目玉コンテンツのひとつとして、館内に設置された1/20スケールの東京駅の模型を使って再上映するものだ。上映時間は10分間。また、同プロジェクションマッピングの演出は、2012年の冬の「TOKYO HIKARI VISION」をはじめ、「新江ノ島水族館ナイトアクアリウム」など全国各地で行われるプロジェクションマッピングを手がけた、村松亮太郎氏率いるNAKED Inc.(ネイキッド)が担当している。ちなみに、「東京駅開業百年記念 スペシャル・オープン・ウィーク:駅の美術館で楽しむ13日間」では、プロジェクションマッピングのほかにも、東京駅が出来たころの建築の様子や丸の内の雰囲気を体感できる展示空間や、工学院大学の学生が製作した復原前と復原後の駅舎ドーム部分の断面模型を展示。2階展示室では「東京駅・街・アート」をテーマにしたワークショップやツアー、講座などイベントが毎日開催されている。イベントについての詳細は、東京ステーションギャラリーのWebページを参照して欲しい。
2014年11月20日ネイキッドは、大阪府・あべのキューズモールで開催される冬のイルミネーションイベント「あべのBLUE SNOW」にて、プロジェクションマッピングと光ファイバーのイルミネーションを組み合わせた光のアート「スノウアクアリウム」の展示を開始した。公開期間は12月25日まで、鑑賞可能な時間帯は16:25~23:00。「スノウアクアリウム」は、大阪市のモール型ショッピングセンター「あべのキューズモール」に設置された直径4mの巨大な球体「スノウドーム」の内部に、クラゲやマリンスノーを形作る美しい光によって「太陽の光が届かない冬の深海」を表現する"動的"なイルミネーションアートということだ。なお、同展示の総合演出を担当した村松亮太郎氏率いる「NAKED Inc.」(ネイキッド)は、東京駅の3Dプロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」や「新江ノ島水族館ナイトアクアリウム」、東京国立博物館 特別展「京都-洛中洛外図と障壁画の美」プロジェクションマッピング「KARAKURI」など、全国各地で催されたプロジェクションマッピングイベントを手がけており、のべ40万人以上の動員実績を持つ。
2014年11月19日リコーは、東京都・新宿にあるリコーイメージングスクエア新宿にて特別展覧会「Light&Nature ~Photography and the Art of Projection」を開催する。開催期間は2014年12月10日から12月22日まで。入場は無料だ。Light&Natureは、写真家・金城真喜子氏がリコーイメージングの中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX 645Z」を用いて撮り下ろした写真作品とプロジェクションマッピングおよび植栽の融合を楽しめる展覧会。プロジェクションマッピングと植栽は、村松亮太郎氏が手がける。来場者に配布されるパンフレットは「RICOH TAMAGO Clicker」に対応。RICOH TAMAGO Clickerとは、紙面の情報をスマートフォンやタブレット、パソコンのカメラで撮影(クリック)することで、インターネット上にある類似の情報を閲覧できるクラウドサービスだ。利用するには無料の専用アプリ「TAMAGO Clicker」のインストールが必要。Light&Natureの開場時間は10時30分から18時30分。ただし、最終日の12月22日は16時まで。休館日は火曜日となっている。
2014年11月13日リコーは、写真とプロジェクションマッピング、植栽を組み合わせた特別展覧会「Light & Nature ~Photography and the Art of Projection」を開催すると発表した。会場は東京都・新宿のリコーイメージングスクエア新宿(新宿センタービル MB 中地下1階)。会期は12月10日~22日 10:30~18:30(火曜休館)。入場無料。同展は、写真とプロジェクションマッピングが融合した新しい形の展覧会。写真家・金城真喜子氏がリコーの中判デジタル一 眼レフカメラ「PENTAX 645Z」で撮りおろした写真をもとに、「NAKED Inc.」(ネイキッド)を率いるクリエイティブディレクター・村松亮太郎氏がプロジェクションマッピングと植栽による総合演出を行うことで、これまでにないスタイルのギャラリー空間が展開されるという。また、今回の映像演出では、リコーの新技術を用いた展示も予定されてており、メディアアートに興味のある人も楽しめる内容になっているという。なお、会場で来場者に配布されるパンフレットには、紙とデジタルの情報の連携を実現するタブレット端末およびスマートフォン向けのアプリ「RICOH TAMAGO Clicker」を用いることで、制作の舞台裏やメイキングムービーなどのスペシャルコンテンツが楽しめる仕組みが用意されているとのこと。
2014年11月13日ネイキッドは、現在開催中の「としま・いたばし商店街オータムフェスタ」内のイベントとして実施される「としまナイト プロジェクションマッピング」の演出を手がけたことを発表した。実施日時は11月9日 18:30~20:30の間で数回実施予定。会場は池袋西口公園。同イベントでは、地域の商店街振興という目的のため、「カルチャー」をテーマにしたプロジェクションマッピングを実施。クリスマスシーズンに先駆け、一夜限りで手塚治虫のアニメ作品で彩るツリーが出現するなど、アニメの街というイメージが定着しつつある池袋で、手塚治虫の作品をよみがえらせるような演出が施されるという。なお、ネイキッドは代表である村松亮太郎を中心に構成されているクリエイティブチーム。東京駅3Dプロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」、山下達郎30周年企画「クリスマスイブ」MV&ショートフィルム&マッピングショー、auスマートパス presents 進撃の巨人プロジェクションマッピング「ATTACK ON THE REAL」など、プロジェクションマッピングを用いた演出を数多く手がけている。
2014年11月05日21日から28日まで東京・丸の内エリアで、光の祝典「東京ミチテラス2012」が開催される。東京駅丸の内駅舎がプロジェクションマッピングのスクリーンと化す「トウキョウ ヒカリ ビジョン」と、モザイク模様のタワーが光と影のエフェクトを街頭に生み出す「スターライト ウォーク」による光の演出が東京駅周辺を彩る。プロジェクションマッピングは立体物にCG映像を投影し、リアルとバーチャルをシンクロさせる映像表現。アートインスタレーションや舞台演出などに使用されている。東京駅では9月に同技術を用いた映像ショー「トウキョウステーションビジョン」を行った。今回トウキョウ ヒカリ ビジョンの映像クリエーションを手掛けるのは村松亮太郎氏。同氏は俳優として活動する傍ら映像制作を手掛け、テレビ、プロモーションビデオなどのアートディレクションから映画監督まで務めている。短編、長編映画を今まで制作しており「BLUE」でワールドフェストヒューストングランプリ獲得など、国際映画祭でのノミネート、受賞経験は48回に上る。プロジェクションマッピングは2010 年より研究を開始し、同技法を用いたミュージックビデオを発表している。トウキョウ ヒカリ ビジョンの開催時間は18:00 頃から19:40 頃で、約10分間の映像作品を適宜上映。スターライト ウォークは17:00から21:30までライトアップされる。【イベント情報】東京ミチテラス2012会場:東京・丸の内エリア(東京駅丸の内駅舎前、郵船ビル・東京海上日動ビル間)会期:12月21日から28日まで時間:トウキョウ ヒカリ ビジョンは18:00 頃から19:40 頃、スターライト ウォークは17:00から21:30まで
2012年12月18日東京ミチテラス2012実行委員会は、21日から28日まで、東京都・丸の内地区で「歴史、未来、希望」をテーマとした新たな光の祝典「東京ミチテラス2012」を開催する。同イベントは、先日復元された東京駅丸の内駅舎を舞台に、「未来を照らす」新たな光の世界を展開するというもの。「ミチテラス」には、”光が「道」を照らし、「未知(=未来)を照らす」”という意味が込められているという。東京駅丸の内駅舎前で開催される「TOKYO HIKARI VISION(トウキョウ ヒカリ ビジョン)」は、映像クリエイター・村松亮太郎氏が手がけるプロジェクションマッピングによる映像ショー。東京駅舎を「光のモニュメント」として無限に変化させる。行幸通りの「STARLIGHT WALK(スターライト ウォーク)」では、デザイン・形状の異なる複数の「光のテッセレーション」に、花や水を組み合わせ、光と影を浴びながら散策を楽しめる不可思議な空間を創出する。また、「光のメッセージタワー」には、「東京を元気にする」「日本を元気にする」「皆を元気にする」ための未来へのメッセージを描くという。開催期間は、12月21日~28日の8日間。18時頃~19時40分頃。会場は、東京都・丸の内エリア(丸の内駅舎前、行幸通り)。その他、詳細は同イベントWebページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日藤巻亮太が9月に東京と大阪でライブを行い、10月にソロとして初のアルバムをリリースする事が決定した。【公演情報はこちら】レミオロメンのギターボーカルとして知られる藤巻亮太。今年2月にレミオロメンの活動を休止したのち、ソロ活動を本格化し、2枚のシングルをリリースするなど活動を精力的に行ってきた。10月にはソロとなって初のアルバム『オオカミ青年』をリリースする事が決まっている。今回のライブは東京・大阪で開催され、タイトルは「ECLIPSE」。日程は東京が9月12日(水)渋谷公会堂、大阪が9月19日(水)なんばHatchとなっている。これまでもソロとしてフェスやイベントには出演してきたが、CD購入者に向けて行われたスペシャルライブを除いては、本格的なワンマンは今回が初めて。アルバムの発売日や詳細などは随時、公式サイトで公開されていくそうなので、今回のライブと合わせてチェックを。なお、8月25日(土)のチケット一般発売に先がけて、7月21日(土)12時から7月29日(日)23時59分までメール会員の先行抽選プレリザーブを実施中。■藤巻亮太 LIVE 2012“ECLIPSE”9月12日(水)渋谷公会堂(東京都)OPEN18:00/START18:459月19日(水)なんばHatch(大阪府)OPEN18:00/START19:00
2012年07月20日ロックバンド・レミオロメンのボーカル・藤巻亮太が、2012年2月29日(水)発売のシングル『光をあつめて』でソロデビューする。藤巻亮太の情報を見るこの楽曲が生まれた経緯は、3月9日・10日に行われたレミオロメン横浜アリーナ公演の翌日に起こった東日本大震災を受け、音楽の役割を問い続ける日々の中、現地での炊き出しやボランティア活動に参加。避難所で「歌ってほしい」と言われて弾き語りで歌を届けたことが、新たな気持ちで音楽と向き合うきっかけになり完成した曲が『光をあつめて』である。震災後、誰もが未来や心に光を必要としている時代。小さくても、ひとりひとりが集めた光を誰かと分け合っていけたら……という繋がりをテーマに完成した。この『光をあつめて』は、ap bank Fund for Japanの活動のひとつとして、被災地の学校を中心にライブを行う“歌の炊き出し”で、ずっと歌い続けてきている。【藤巻亮太のコメント】「去年バンド結成10周年の節目を迎え、11年目の春、震災の大きな衝撃とともに、2011年は音楽について深く考える年になりました。そしてそれは自分自身、ひとりのシンガーソングライターとしての自覚の目覚めになりました。一番最初に曲を作った時、心に光が差し込んだ感触。そして音楽を続けていく中で、音楽の光を多くの人と共有できた喜び。もう一度、新たな気持ちで音楽と向き合いたいという想いから『光をあつめて』という曲が生まれました。バンドでしか描けない世界観があります、そしてソロでこそ描ける世界観もあります。お互いがお互いにいい影響を及ぼし合って、音楽のさらなる高みへ昇っていけたらと思っています。バンドでの活動はお待たせすることになりますが、応援していただいたみなさんへの感謝の想いを胸に、ソロ活動の第一歩を踏み出したいと思います」また、この楽曲は2月29日(水)のシングルリリース前に、1月12日(木)に先行配信を行い、アーティスト収益分をap bank Fund for Japanを通じて、東日本大震災の復興支援金に充てることが決定している。
2011年12月06日