俳優・藤原竜也と伊藤英明が初共演でW主演する映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』(6月10日公開)で、伊藤が藤原への怒りをあらわにする特別映像が9日、公開された。2012年に韓国で公開され、動員270万人を記録したクライムサスペンス作を日本で映画化。1995年に残忍な手口で5人の命を奪った連続殺人から22年後、藤原演じる曾根崎雅人により殺人の告白本が出版される。曾根崎を追う刑事・牧村航を伊藤英明が演じる。曾根崎の「はじめまして。私が殺人犯です」に始まる今回の映像。メディアを巻き込みながら美しい容姿とカリスマ性で一躍時の人となった曾根崎。22年間追い続けてきた牧村は、上司を殺された恨みから憎しみを募らせていた。一方の曾根崎はメディアを引き連れて遺族のもとへ行ったり、サイン会を開いたりと、ますます行動をエスカレートさせていく。ついに2人は生放送のテレビ番組で対面することになり、曾根崎の「警察につまらないプライドと安い給料以外に守りたいものなんてあるんですか?」という挑発に「てめえ! この野郎!」と怒りを爆発。掴みかかろうとする牧村を周囲は制止し、応戦しようとした曾根崎も羽交い締めにされ、「離せ!」と絶叫する。今回の初共演について、「竜也が入ってくるまで1カ月間、僕一人しかいなかったので、真の主役が来る前にちゃんと"良い現場だね"ってなるように、みんなで力を合わせてやっていました」と明かす伊藤。「(作品は)お客さんのためにある」「ワンカットだったり、竜也の叫びだったり、ちょっとでも何か心に残ってくれたら嬉しい」と作品愛を熱っぽく語り、「22年の思いを出さなきゃいけないと思いました。繊細に演じつつも、しっかりやっていかなきゃいけないというのが常にありました」と撮影を振り返っている。(C)2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年06月09日松尾スズキ率いる演劇ユニット、日本総合悲劇協会(ニッソーヒ)が今夏開幕の第6回公演『業音』を発表。2002年に第3回公演として上演された舞台の、実に15年の時を経ての再登場である。初演で荻野目慶子が怪演した主人公の座を、今回は平岩紙に託しての“封印解除”だとか。作品の衝撃度が伝わる物々しい響きに「僕が封印したかったわけじゃない」と苦笑する松尾(作・演出・出演)と、覚悟のバトンを渡された平岩に話を聞いた。日本総合悲劇協会 vol.6『業音』「やりたかったけれど受けてくれる女優さんがいなかった。それで平岩に直談判したんです。“まかせろ!”と半ば強引に(笑)」(松尾)「フフフ。私も初演に出たので、荻野目さんの演技を間近で感じていましたし、カラダを張る、張らないはともかく……いえ、それもありますが(笑)、とにかく尋常な役ではない。自分に務まるだろうかと悩みましたが、まかせろと言っていただいたので胸をお借りしようと思います」(平岩)「『ふくすけ』の再々演(12年)で平岩は目の見えないサカエという役を演じたんですが、それをやり通したことで僕の中で平岩という女優の幹が太くなり、いつか彼女が主役の舞台をやりたいと思った。どうせやるなら生温いものではなくガツンとしたものをと」(松尾)売れない歌手である主人公を中心に、貧困や老人介護、売春、エイズ、交通事故など、まさしく悲劇的なキーワードが縦横無尽に舞台を駆け巡る。醜悪なまでに人間の業がえぐり出される容赦なきドラマに、今回は主宰する劇団、大人計画の面々でほぼキャストを固め、立ち向かう。「僕はこれを平岩たちに、何年もやり続けられる普遍的な作品にしてもらいたい。僕はどうしても貧しさとか弱さに目がいってしまうんですが、当時に描きたかった社会が15年経ってもそんなに変わってなくて、むしろ悪い方向に行っている気がする。だから、その頃はスキャンダラスな気持ちで書いていたけど、意外と普遍的な話を書いたんだなと気づいたんです。大人計画の人たちは“自分の気持ちに残酷になるレッスン”を積んできています。悲しいシーンのすぐ後にギャグを放つといったことを平気でやる。笑いとは残酷なもので、どんなに不幸な現実においても、その人が間抜けなことをしたら笑いになる。それこそが人間の本質だと思うんですね」(松尾)夏から秋にかけての全国公演の後には、あのアヴィニヨン演劇祭と双璧を成すパリの舞台の祭典、フェスティバル・ドートンヌに招かれて上演する。「海外の反応が気になりますが、テーマは共通していると思うんです。悲劇だけど希望はある。結局は“人が生きる”ってことなんだと」(平岩)人間の本質を突く松尾流悲劇、悲惨から沸く笑いに浸ってその真髄を味わいたい。「悲劇と喜劇は表裏一体。僕は“存在していることに対する不幸”が入ってこないと、筆が乗らないんですよね。ただただ幸せだったら芝居なんかやっていませんから」(松尾)8月10日(木)東京芸術劇場 シアターイーストで開幕。その後、名古屋、大阪ほか全国を巡演。取材・文:上野紀子
2017年06月07日6月10日公開の映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』のジャパンプレミアイベントが16日、東京・六本木ヒルズで行われ、藤原竜也、伊藤英明、夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、平田満、岩城滉一、仲村トオル、入江悠監督が出席した。藤原竜也と伊藤英明のダブル主演でおくる本作は、2012年に韓国で公開された映画『Confession of Murder』の日本リメイク版。時効を迎えた連続殺人事件の犯人が突然自ら名乗りで、日本中から注目される中、新たな事件が加速していく、というストーリーとなっている。そんな本作のジャパンプレミアが行われたこの日は、レッドカーペットイベント後に舞台あいさつ。殺人犯・曾根崎を演じた藤原は「去年の真夏に撮影してようやく完成し、間もなく公開となります。先程もレッドカーペットを歩いてきて、皆さんの熱を感じることができました。本当に1人でも多くの方に見ていただければと思います」とアピール。その藤原扮する曾根崎を取り逃した刑事・牧村役の伊藤は「今までのキャリアで一番キツかったです。特に初日から昼夜逆転して、3日間平田さんと走るだけでした。もめてもいいから辞めようかと思いましたよ」と笑わせるも「でも平田さんが走っているんですよ。無言で応援されている感じを受け取りながら何とか乗り切ることが出来ました」と先輩刑事役の平田に感謝しきりだった。本作で藤原演じた曾根崎が犯人だと自ら告白したことにちなみ、「初めて告白することは?」という質問に、伊藤は「この前『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)の収録で言ったんですが」と断りを入れながらも、三浦友和から生まれた子どものために手紙付きでプレゼントされたウイスキーを飲んでしまい、三浦にお礼の電話をしたことを長々と説明。そのオチとして「手紙の話になり、その前に手紙知らないよな~と思って。だけど『あ~そうでしたね、だけど飲んじゃいました』と言って電話を切っちゃいました。手紙を捨てたことも友和さんに言ってません。『行列の~』でウイスキー飲んだところで止めてくれとお願いしたら、放送すると言われたので今言っちゃいました」と告白して客席から笑い声が。そんな伊藤の長い説明を壇上で聞いていた野村は「伊藤さんマジ長いです」と指摘すると、伊藤が「そんなに思うんだったら言ってくれよ」と返してさらに笑いが巻き起こるなど、終始笑いの絶えない舞台あいさつとなった。映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』は、6月10日より全国公開。
2017年05月17日サスペンス超大作『22年目の告白―私が殺人犯です―』の完成披露試写会が5月16日(火)、都内で行われ、藤原竜也、伊藤英明、夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、平田満、岩城滉一、仲村トオル、入江悠監督が勢ぞろいした。時効を迎えた連続殺人事件が、真犯人を名乗る男の告白によって、再び動き出す本作。そんな内容にちなんで、「時効を迎えたいまだからこそ、告白できることは?」の質問に、藤原さんは「近所の野良ネコを保護して注射もし、いまは家ネコにして飼っています」と劇中で演じた“真犯人”とは正反対の優しい一面を明かした。一方、伊藤さんは「芸能界に生き残れるかな…」と前置きし、大先輩である俳優・三浦友和さんから贈ってもらったウイスキーにまつわるエピソードを披露。「今回の撮影中、家に帰っても興奮して眠れなかったので、寝酒程度に飲んだんですけど、驚くほどおいしかったんですね」とニンマリ。ところが「後日、おいしくいただきましたと報告すると、友和さんが『伊藤くんらしいねえ…。手紙にも書いたけど、息子さんが20歳になったら一緒に飲んでと伝えたのに』って(笑)。どうも、そのお手紙を捨ててしまったようで…。ついに言っちゃいました」とまさかのオチ。芸能界引退を覚悟した(?)告白に、会場は大いに盛りあがった。被害者の近しい人物に犯行の一部始終を目撃させるという卑劣な手口で、5人もの命が奪われた連続殺人事件の発生から22年後。時効を過ぎたある日、曾根崎雅人という男が「私が殺人犯です」と名乗り出て、殺人手記の出版を記者会見で発表する。遺族や警察を挑発するクズぶりは世間の耳目を集めるが、彼の“告白”は新たな事件の幕開けに過ぎなかった。かつて捜査を担当しながら、結果的に事件を時効に追い込んでしまった刑事を演じる伊藤さんは、「いままでのキャリアで一番きつい撮影だった。初日から昼夜逆転で、3日間走りっぱなし(笑)。どんなに揉めてもいいから、やめようと思ったほど」と再びギリギリの告白で、客席を沸かせていた。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年05月16日藤原竜也×伊藤英明の初共演・W主演で贈る新感覚サスペンス『22年目の告白―私が殺人犯です―』。このほど、時効が成立したことから自身が犯した殺人の告白本を出版する“クズの殺人犯”・藤原さんを追い続ける、 “執念の刑事”・伊藤さんの熱演ぶりが伝わる特別映像が解禁となった。1995年、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件などが起き、日本中が混沌とする中、5件の連続殺人事件が起きた。その事件の被害者は全員、首を絞められて殺害。さらに被害者の最も親しい人に殺人の瞬間を見せつけ、目撃者に犯行をメディアに証言させるという残忍な犯行が世間の注目を集めた。当時、この連続殺人事件を担当したのが牧村航刑事(伊藤さん)。4件目の事件が起きたとき、犯人にあと一歩のところまで迫る牧村だったが、争った末ナイフによって口を切られ、寸前で取り逃がしてしまう。犯人から目を付けられ“5人目の標的”となった牧村は命を狙われるが、牧村の代わりに尊敬する上司・滝(平田満)が殺されてしまうのだった…。大切な上司を失い、犯人への憎しみが募る牧村は「あのとき、捕まえていれば…どんなことをしてでも見つけ出す」と心に誓った。しかし警察の捜査もむなしく、事件は未解決のまま時効を迎える。「時効って…時効ってなんだよ!」と悔しさを滲ませる牧村。事件から22年後、「私が殺人犯です」と突然現れた曾根崎雅人(藤原さん)への憎しみは募るばかりだったが、その告白により新たな事件が巻き起こっていく。22年間、犯人への憎しみを抱えながら事件を追い続けてきた牧村を演じるのは、『海猿』シリーズや『悪の経典』で知られ、『3月のライオン』ではプロ棋士を演じている伊藤さん。本作の入江悠監督は、「牧村はある種の“敗北”と共に生きていて、失意のどん底の中をずっと生き続けている人なんです。そんな牧村には、男くさくて野性的な伊藤さんにぴったりだと思いました。いままで伊藤さんが演じてきたような正義のヒーローではなく、彼のいまの年齢だからこその魅力が出ていると思います」と、伊藤さんの演技力を絶賛。まっすぐな正義感だけではなく、拭えない過去の憎しみや懺悔、曾根崎を22年間も追い続ける執念を持つ牧村刑事。複雑な激情を顕わにする、伊藤さんの姿に注目だ。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年04月26日俳優・藤原竜也と伊藤英明のW主演映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』(2017年6月10日公開)の特別動画が26日、公開となった。同作は、2012年に韓国で公開され、動員270万人を記録したクライムサスペンス映画『私が殺人犯です』を日本で映画化。1995年に残忍な手口で5人の命を奪った連続殺人から22年後、藤原演じる曾根崎雅人により殺人の告白本が出版される。曾根崎を追う刑事・牧村航を伊藤英明が演じる。今回公開された特別映像では、伊藤が執念の刑事・牧村を熱演する姿にフォーカスした。事件発生当時、牧村は犯人をあと一歩のところまで追い詰めたものの、争った末にナイフによって口を切られ、寸前で取り逃がしてしまう。さらに、犯人から命を狙われた牧村の代わりに、尊敬する上司・滝が殺されてしまった。未解決のまま迎えた時効に、牧村は「時効って……時効ってなんだよ!」と激昂。再び現れた殺人犯・曾根崎から「あんたが鈍くさいから5人も死んだんだよ。あんたの大切な上司も」と煽られる。入江悠監督は「今まで伊藤さんが演じてきたような正義のヒーローではなく、彼の今の年齢だからこその魅力が出ていると思います」と伊藤の演技を語った。
2017年04月26日日本の映画界に欠かせない2大俳優、藤原竜也と伊藤英明が初顔合わせとなった映画『22年目の告白―私が殺人犯です―』。犯罪者と刑事、追う側と追われる側という立場の二人が主人公となった物語は、二転三転する展開が波紋を呼びそうな衝撃作だ。演出を務めたのは、映画『SR サイタマノラッパー』シリーズや『ジョーカー・ゲーム』などを手掛けた気鋭の監督・入江悠。7月12日からスタートした撮影も佳境を迎えた、うだるような暑さの8月某日、約1,000人という大規模のエキストラを集めた臨場感あふれる重要シーンの現場を取材した。映画『22年目の告白―私が殺人犯です―』は、2013年に公開された映画『私が殺人犯です』(邦題『殺人の告白』)を基にしたサスペンスエンターテインメント。未解決のまま時効を迎えてしまった1995年に起きた5件の連続殺人事件。その犯人だと22年後に名乗り出た曾根崎雅人(藤原さん)と、犯人を追い続ける刑事の牧村航(伊藤さん)との攻防が描かれる。入江監督が、「企画を実現するのに約2年半、脚本は37稿の改訂を重ねました」と撮影中も修正を重ねていたほど、練り上げられた1作となった。この日は、曾根崎が書き綴った殺人手記「私が殺人犯です」のサイン会の撮影。多くの一般聴衆やマスコミ関係者が集まっているというシーンなだけに、イベントスペースにはかなり大がかりなセットが組まれていた。大きな立て看板の前に、グレーのスーツを身に着け、髪型を7:3に分けた藤原さんが現れると、圧倒するような雰囲気で瞬時に場を制した。許されざる曾根崎という男だが、妖艶な容姿や複雑なカリスマ性は光を放っており、片手を挙げ微笑み拍手を受けるような姿は、その不気味さを際立たせている。『ちはやふる』、『藁の楯』など数々のヒット作を世に放ってきた日本テレビ・事業局映画事業部、北島直明プロデューサーは、そんな藤原さんの怪演について、「いままでで最もクズな藤原竜也が見られますよ」と自信をのぞかせる。何でも、ビジュアル面は藤原さん自身のアイデアもあったという。「『いままでの藤原竜也を変えたい。新しい感じにしたい。白髪ってどうですか?』という案が藤原さんから出たくらいです。妖しげで気持ち悪いけど興味が引かれる、何だか魅力のある男性だと説得力を持たせるように作り上げました」と話した。さらに、藤原さんの俳優としての魅力についても言及し、「感情を0から100までもっていく速度が異常に速いんです。それは同時に、お客さんを引きずり込む力を持っていることになるんですよ」と、演技の熱量を絶賛した。藤原さんと対峙する役を任命されたのは伊藤さん。北島Pは、「藤原さんを追い続けられるデカだと、たくましくて、執念深さを体現できて、とがっていないといけない。となると、もう伊藤さんしかいなくて」と、確固たるイメージを持ってオファーしたそう。伊藤さんには、22年前の新米刑事時代、さらに現在の刑事と、見た目や体型の変化もリクエストすることになった。「一番つらかったはずです。それでも22年前のシーンでは体を絞りに絞って変えてくれました。現在のシーンでは、逆に体重をまた戻して、髪の毛を刈り込んで短髪にして、作品の面白さやこだわりを表現してくれました」と伊藤さんの気合いを伝えてくれた。そんな伊藤さん演じる牧村は、この日、曾根崎の被害者遺族が復讐しようとしていると聞きつけて、阻止しようとする場面で登場した。パトカーで乗りつけて、角刈りになった伊藤さんが颯爽と降りてくるさまは、どこから見ても精悍な刑事。たくさんの群衆をかきわけ、サイン会場に入ろうと躍起になるパワフルな姿を丹念にカメラが追っていく。「OK」という声がかかると、伊藤さんは「よっしゃ~!」と大きな声をあげ共演した後輩の刑事やエキストラを盛り上げていた。以下は、藤原さん、伊藤さん、入江監督からのクランクアップ後のコメント。■藤原竜也殺人犯という役自体は、ちょっと偏った役からストレートな役まで、これまでも多く演じてきました。本作では、入江監督や周りのスタッフの方々が新しい殺人犯、新たな役を作ってくれたと思っています。初共演の伊藤さんとのお芝居は、本当に面白かったです。伊藤さんは非常に鋭く台本を読み解く方なので、納得できないことは「できない」、「これは自分の中で腑に落ちていないから、どうしても成立させたい」と、はっきりおっしゃることもありました。物事にまっすぐに向き合う居方は、俳優としてすごく勉強になりました。伊藤さんの強烈な思いは、作品をきっといい方向に導いてくれていると思います。熱いし、いい意味で不器用でまっすぐだから嘘がつけないし、すごく素敵な俳優さんです。■伊藤英明2か月間、長かったです。毎日猛暑で暑かったし、無事に終わってよかったなという心境です。僕が演じた牧村は23歳という設定なので、どうしたって41歳の男が23歳を演じるのは難しかったです。映画ではなかなか順撮りって難しいんですけど、若いころから演じさせてもらったので、その点は凄くありがたかったですね。相手役で藤原竜也くんの名前を聞いたときはすごく嬉しかったし、ほかの作品を見ていても、ものすごく頼もしい役者さんなので楽しみにしていました。実際に一緒にやってみて、本当に素晴らしい役者さんで、現場がスムーズにいきやすくするのもそうですが、壁がないというか。みんなを盛り上げて引っ張っていく姿は本当にかっこよかったです。■入江悠監督これほど準備に時間をかけたのは初めてでしたが、その時間は無駄じゃなかったと改めて思います。元になった映画はアクション要素も強いですが、僕は心理戦を描きたかったので、脚本の段階からサスペンスの要素をより多くしたいと思い、物語自体のおもしろさを大事に仕上げました。藤原さんは本当にいい年の重ね方をされている印象です。実際にお仕事をしてみて、こちらの要求に返してくれるのはあたり前で、さらに自分の意見も提示してくれる方だったので、すごく頼もしかったです。曾根崎はとても難しい役だったと思いますが、演じることに対する不安は藤原さんから聞かなかったですね。むしろその難しさにやりがいに感じていて、「自分だったらこうする」という部分を出せるのは、俳優として刺激的なポイントなんじゃないかなと思っていました。伊藤さんは、勝手に直感的・感覚的な方なのかなという印象を持っていたんですが、実はすごく脚本を読み込まれる方で、実際に何度も話し合いを重ねました。考え抜かれている姿を見て、撮る側としても必然的に「これで正しいのか」と、よりいい形を求めて徹底的に追及できたと思います。演技の面ではすごく繊細なので、決して大げさなことはせずに引き算でどれだけシンプルな形で見る人に届けるのかということを追求されていました。編集をしていても、伊藤さんのさりげない表情や抑えた芝居にぐっとくることが多いです。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は2017年6月10日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2016年11月22日藤原竜也と伊藤英明が主演を務める映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』の新画像と映像が公開になった。タイトル通り殺人を“告白”した男と、事件を追い続ける刑事の攻防を描いたサスペンス作品だ。その他の画像/映像が初公開本作は1995年から始まる。残忍な手口で5人の命が奪われる連続殺人事件が発生するが解決せず、22年後にすべての事件が時効に。しかし、藤原演じる曾根崎を名乗る男が殺人手記の出版会見を行う。映像では大勢のマスコミを前に曾根崎が「はじめまして。私が殺人犯です」と語る場面が登場。そして映像の最後に登場するのが、伊藤が演じる牧村刑事だ。彼はこの事件を追い続け、あと一歩のところまでいくも、結果的には事件は未解決、そして時効になってしまった。なぜ、曾根崎は名乗り出たのか? 報道が過熱し、人々が熱狂する中で、新たな事件が起こる。『SRサイタマノラッパー』シリーズ、『ジョーカー・ゲーム』の入江悠が監督を務める。『22年目の告白-私が殺人犯です-』2017年6月10日(土)全国ロードショー
2016年10月27日松尾スズキ演出のミュージカル『キャバレー』が来年1月より上演。主演にミュージカル初挑戦となる長澤まさみが決定した。同作は、クリストファー・シャーウッドの小説『ベルリン物語』とジョン・ヴァン・ドゥルーンの戯曲『私はカメラ』を原作に、1966年、巨匠ハロルド・プリンスがミュージカル化。ヒトラー政権の台頭へと向かう時代を背景に、ベルリンのキャバレー「キット・カット・クラブ」のデカダンなショーと、歌姫サリーをはじめとする人々の恋物語を、絶妙な構成で描く。日本では1982年の初演以来、様々な演出、キャストで繰り返し上演されている。松尾演出の『キャバレー』は2007年、松雪泰子、阿部サダヲ、森山未來、星野源らの出演で上演。10年ぶりのリニューアル上演となる今回の公演は、歌姫サリーに長澤まさみ、キャバレー、キット・カット・クラブのMCに石丸幹二、サリーの恋のお相手クリフに小池徹平を迎え、新演出でお贈りする。出演決定に際し、長澤は「ミュージカルの出演は今回が初めてなのですが、またひとつ女優として新たな一歩を踏み出してみたく、挑戦することにしました。以前から松尾さんの舞台に出るのが夢だったので、松尾さんの演出を受けられる事が今から楽しみです。経験豊かな共演者の皆さんにも助けをもらって素晴らしい公演になる事を期待して進んでいきたいです。不安やプレッシャーも有りますが、何よりも楽しんでより多くのお客様に松尾キャバレーを見て頂きたいです」とコメントを寄せている。ミュージカル『キャバレー』は2017年1月に東京・EX THEATER ROPPONGI、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場ホールで上演。2月より大阪、宮城、愛知、福岡を周る。
2016年08月08日俳優・藤原竜也と伊藤英明が、サスペンスエンターテイメント映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』(2017年初夏公開)で初共演し、W主演を務めることがこのほど明らかになった。原作は、2012年に韓国で公開され、動員270万人を記録したクライムサスペンス映画『私が殺人犯です』。本作は、日本で映画化するにあたって、国内の社会性や時代性に照らし合わせながら、日本ならではの脚色を加えて製作する。物語の背景となるのは、1995年に起きた5件の連続殺人事件。残忍な犯行は世間の注目を浴び、担当刑事・牧村航は犯人を追い詰めたものの、わなによって敬愛する上司が殺されてしまう。犯人は姿をくらまし、事件は未解決のまま時効を迎えた。それから22年後、『私が殺人犯です』と題された本が日本中を揺るがす。これは、かつての事件の犯人・曾根崎雅人と名乗る男がつづった殺人手記。過熱するマスコミ報道やSNSで曾根崎は時の人になっていくが、これを引き金に牧村と曾根崎は激突していくことになる。藤原が演じるのは、その告白本を出版する美しき殺人犯・曾根崎。伊藤は、事件発生直後から曾根崎を追い続けた牧村役を務める。メガホンを取るのは、入江悠監督。『SR サイタマノラッパー』シリーズで注目を集め、『ジョーカー・ゲーム』(15年)などを手掛けてきた監督だ。そんな入江監督とドラマ『ブルータスの心臓』(11年)でタッグを組んだ藤原は、「才能のある同世代の監督と出会えたことは、自分にとって大変良い経験でした」と振り返り「今回、また監督とご一緒できること、こうした大作感のある映画に参加できることは、大変意味深いことですし、僕も集中して全編通して入りこまなければいけない作品だと痛感しております」と意気込みのコメント。初共演となる伊藤とは、「対峙(たいじ)し合う真逆のキャラクターを演じますので、刺激を受けながら俳優として良い関係性を築きたい」と話している。一方、入江監督との初仕事となる伊藤は「監督の作品に携わる興奮と喜びを感じつつ、アクション等細かい所にもこだわり、一つ一つのシーンに力と情熱をそそいで演じたい」とアピール。続けて、「時効を迎えてしまったという刑事の無念さを表現していきたい」と演技に向けての情熱を口にし、「今回初めて共演する藤原竜也さんをはじめ素晴らしいスタッフと共に良い作品作りをしていきたい」と期待を寄せた。映画は、7月12日にクランクイン。9月上旬のクランクアップを予定している。(C)2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2016年07月14日『SRサイタマノラッパー』シリーズの入江悠監督が、藤原竜也と伊藤英明を主演に迎えたサスペンス・エンターテインメント大作『22年目の告白-私が殺人犯です-』が2017年初夏に公開されることが決定した。未解決の連続殺人事件を軸に犯人と刑事の攻防を描いた作品で、殺人犯・曾根崎を藤原が、曾根崎を追い続けてきた刑事・牧村を伊藤が演じる。その他の情報事件の始まりは1995年。“被害者に近しい者に殺人の瞬間を見せつける”“背後から縄で首を絞めあげる”“目撃者を利用して犯行をメディアに証言させる”という3つのルールに沿った残忍な連続殺人事件が発生する。担当刑事の牧村(伊藤)はあと一歩のところまで犯人を追い詰めるも、事件は未解決のまま時効を迎える。それから22年後、妖艶な男・曾根崎(藤原)が、自分が事件の犯人だという内容の殺人手記を出版。このことからマスコミや世間をも巻き込んだ新たな事件が幕を開ける。これまでも『デスノート』シリーズや『MONSTERZ モンスターズ』などで個性的なキャラクターを“怪演”してきた藤原は本作について「集中して全編通して入りこまなければいけない作品だと痛感しております」と語り、初共演となる伊藤については「対峙し合う真逆のキャラクターを演じますので、刺激を受けながら俳優として良い関係性を築きたいと思っております」とコメントしている。また『海猿』シリーズで熱い男を多く演じる一方で、『悪の経典』では猟奇殺人犯を熱演するなど幅広い役をこなしてきた伊藤は「アクション等細かい所にもこだわり、ひとつひとつのシーンに力と情熱を注いで演じたい。また時効を迎えてしまったという刑事の無念さを表現していきたいと思います」と語っている。「主演は日本を代表する俳優のおふたり。おふたりがこの映画の中で生きるキャラクターをどう演じてくださるか、今からとても楽しみです」と話す入江監督は、「この映画の企画を実現するのに約2年半をかけ、脚本は37稿の改訂を重ねました。映画の精度と質を徹底的に高めるためにディテールを叩いては壊し、また積み上げていく作業にそれだけかかりました」と明かしており、主演ふたりの演技バトルはもちろん、練り込まれたストーリー展開も楽しめる作品になりそうだ。『22年目の告白-私が殺人犯です-』2017年初夏全国ロードショー
2016年07月14日2012年に韓国で製作され、動員270万人を突破したクライムサスペンス映画『私が殺人犯です』。この度、この映画を原作とし、世代を代表する俳優、藤原竜也と伊藤英明がW主演で、『22年目の告白―私が殺人犯です―』として日本映画化することが決定した。阪神大震災、地下鉄サリン事件…混沌とした1995年に起きた5件の連続殺人事件。被害者に近しい者に殺人の瞬間を見せつけること、背後から縄で首を絞めあげること、そして目撃者をあえて殺さずに犯行をメディアに証言させること。その3つをルールとした残忍な犯行は、世間の注目を浴びた。事件を担当する刑事の牧村は、あと一歩のところまで犯人を追い詰めるものの、狡猾な犯人の罠によって敬愛する上司が殺されてしまう。そして、犯人は姿をくらまし、事件は未解決のまま時効を迎えてしまうのだった。そして22年後のある日。1冊の本が日本中を震撼させる。その本のタイトルは、「私が殺人犯です」。それは、95年のあの事件の犯人と名乗る男が書き綴った殺人手記。出版記念会見に現れたのは、曾根崎と名乗る妖艶な男だった。反感の情を押さえきれない世間。過熱するマスコミ報道、SNSにより一躍曾根崎は時の人になっていく。日本中を巻き込むその告白は、新たな事件の始まりに過ぎなかった…。告白本を出版する美しき殺人犯、曾根崎雅人役は、日本が誇る演技派俳優・藤原さん。幾多の超個性的なキャラクターを怪演し、その圧倒的な演技力と存在感で『デスノート』『僕だけがいない街』を始めとする主演作を大ヒットに導いてきた。そして、事件発生直後から曾根崎を追い続けてきた刑事・牧村航役には、『海猿』シリーズなどで“熱い漢”を多く演じる一方で、『悪の経典』では猟奇殺人犯を熱演するなど、幅広い役をこなす本格派俳優・伊藤さん。“美しき殺人告白者”と“22年間事件を追い続ける刑事”、世代を代表する2人の火花散る演技に期待がかかる。そして、メガホンを取るのは日本映画界期待の新鋭・入江悠。『SR サイタマノラッパー』シリーズで一躍注目を集め、その後も『ジョーカー・ゲーム』などの話題作を手掛けてきた監督だ。以前、「ブルータスの心臓」で入江監督が演出する作品に出演したという藤原さんは「また監督とご一緒できること、こうした大作感のある映画に参加できることは、大変意味深いことですし、僕も集中して全編通して入りこまなければいけない作品だと痛感しております」と語り、一方、初めて入江監督作品に出演することとなった伊藤さんは「初めて入江監督の作品に携わる興奮と喜びを感じつつ、アクションなど細かい所にもこだわり、一つ一つのシーンに力と情熱をそそいで演じたい。また、時効を迎えてしまったという刑事の無念さを表現していきたいと思います」と意気込んだ。また、今回初共演となる2人。藤原さんは「伊藤さんとは、共演が初めてですのでとても楽しみです。対峙し合う真逆のキャラクターを演じますので、刺激を受けながら俳優として良い関係性を築きたい」と話していた。入江監督は「この映画の企画を実現するのに、約2年半をかけ脚本は37稿の改訂を重ねました」と長きにわたって構想をしてきたと明かし、「お2人がこの映画の中で生きるキャラクターをどう演じてくださるか、いまからとても楽しみです。緊張感みなぎる新しいサスペンス映画の誕生にご期待ください」とメッセージを寄せていた。なお、本作はすでにクランクインしており、クランクアップは9月上旬予定とのことだ。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は2017年初夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年07月14日伊藤英明と木村佳乃が3度目の共演にして初夫婦役に挑戦。キャスト陣の“狂気”に満ちた演技が「ヤバイ」と話題騒然のドラマ「僕のヤバイ妻」が6月14日(火)今夜放送の第9話で最終回を迎える。「ストロベリーナイト」や「ようこそ、わが家へ」などの脚本を手がけた黒岩勉が書き下ろした“大人の男と女の心理サスペンス”である本作。伊藤さんと木村さんのほか、相武紗季、佐藤隆太、浅香航大、キムラ緑子、高橋一生、宮迫博之、眞島秀和、佐々木蔵之介ら豪華なキャストが共演している。また主題歌を安室奈美恵が担当、“情熱的な女性”を歌った主題歌「Mint」もヒットした。望月幸平(伊藤さん)は家庭生活の息苦しさに耐えきれず妻の真理亜(木村さん)を殺そうと決意するも妻は何者かに誘拐される。想定外の誘拐事件に追い詰められる幸平は改心、妻に無事に帰ってきてほしいと願うが、誘拐騒動は夫への復讐を決意した真理亜の自作自演。ここから清楚で貞淑だったはずの妻の夫への復讐劇が始まる…という展開でスタートした物語もいよいよ最終回。杏南(相武さん)殺しをネタに脅迫状を送ってきたのが有希(キムラさん)だと気付き、真理亜は有希のもとを訪ねるが、真理亜に緒方殺しとレンタル夫婦であることを突きつけられ逆上した有希は真理亜を刺し、真理亜は瀕死の重傷を負うことに。杏南に死んだフリをさせたことが幸平にバレてしまったいま、幸平が自分を助けに来ることはもうないだろうと、あきらめの笑みを浮かべる真理亜。その頃幸平は自宅で「真理亜を誘拐した」という新たな脅迫状を見つけ、真理亜が再び狂言で自分をだまそうとしていると怒りに震える。しかし望月家に侵入した和樹(高橋さん)からナイフを突きつけられ、真理亜の命と引き換えに2億円を出せと脅される。幸平は半信半疑のまま和樹をガレージへと連れて行くが、なぜか車から金が消えている。一方、木暮(佐々木さん)の元には真理亜から荷物が届く。木暮は荷物に書かれていたメッセージに胸騒ぎを覚えある行動に出る…。幸平は真理亜を助けるのか、監禁された真理亜の命は、木暮と真理亜の関係、“N31”の本当の意味、真理亜の真の目的が明らかになったとき、望月夫婦が選ぶ結末とは!?誰も予想できない衝撃の真実は必見だ。「僕のヤバイ妻」最終回は6月14日(火)22時~関西テレビ・フジテレビ系にて放送。(笠緒)
2016年06月14日きょう14日に最終回を迎える、俳優の伊藤英明と女優の木村佳乃らが出演する、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)では、公式Twitterでドラマの結末を予想するクイズを実施している。応募締め切りは、今夜21時30分まで。このドラマは、主演の伊藤英明演じる望月幸平が、木村演じる妻・真理亜の完璧な計画によって翻弄(ほんろう)されていく心理サスペンス。今夜放送の最終回は、真理亜が、逆上した隣人の鯨井有希(キムラ緑子)に刺され、瀕死の重傷に。有希のレンタル夫・和樹(高橋一生)は、幸平に「真理亜の命と引き換えに2億円を出せ」と脅迫するが、保管してあるはずの車から2億円が消えていた――。Twitterで実施しているクイズは、視聴者が投票形式で参加するというもの。出題は「2億円は誰の手に?」「幸平vs真理亜、最後に笑うのはどっち?」「ドラマの最後をかざる言葉とは?」の3問で、それぞれ4択から選べるようになっている。いずれの問題も、14日午前8時時点で1万票を超えているが、大方の予想では、「2億は誰の手にする」のは"望月幸平or真理亜"で、「最後に笑うの」は"真理亜"、「最後の言葉」は"あなたって本当にバカね"が、それぞれ得票を集めている。関西テレビの豊福陽子プロデューサーは「ヤバ妻ファンの予想を必ず裏切るラストをご用意しています。最後の1分まで気を抜かずに見てください!」と、衝撃的な幕切れになることを予告している。
2016年06月14日俳優の伊藤英明と女優の木村佳乃が共演する関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)の5月31日放送の第7話が、データニュース社による視聴状況調査「テレビウォッチャー」で、自己最高の接触数を獲得した。テレビウォッチャーは、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもので、接触数、録画数、満足度を調査。『僕のヤバイ妻』の接触数は、第7話で136人を記録した。データニュース社によると、他の連続ドラマの接触数は、初回から徐々に数値を落としているものの、『ヤバ妻』は話数を重ねるごとに上昇している。一方で、録画数がこれまでの最低値である168人に下がっているのが注目点。連ドラでは異例の推移で、"録画でじっくり"ではなく、"いち早く続きが見たい"というリアルタイム視聴が進んでいるものと推測される。これを裏付けるかのように、ビデオリサーチ調査による世帯視聴率(関東地区)は、第7話が9.4%と自己最高となっている。このドラマは、伊藤演じる望月幸平が、木村演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとしたものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。この第7話では、幸平から離婚届を突きつけられた真理亜が、協議の場と称して毒入り料理を出し合う"殺しの晩餐会"を開くが、そこにやってきた幸平の不倫相手・杏南(相武紗季)が、料理を口にして倒れてしまったところで終了した。調査対象者の自由記述によると、「こんなに面白い食事シーンは初めて見た! 誰も彼も狂ってて、丁々発止の殺し合いをしている表情が絶妙!」(25歳男性)、「ラストはまさかの展開でビックリしました。どんどん話が目まぐるしく変わるのでドキドキします」(34歳女性)など、スリリングな展開で視聴者を大いに満足させたようだ。同回の満足度(5点満点)も、高満足度基準である3.7を超える4.07を記録している。きょう7日放送の第8話では、2人に「2億円用意しろ。北里杏南を殺したことを知っている」という脅迫状が。幸平はパニックに陥るが、真理亜は送り主を突き止めると言い、幸平に指示を出す。
2016年06月07日俳優の伊藤英明と女優の木村佳乃らが出演する、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)は、5月31日放送の第7話視聴率(関東地区)が9.4%となり、同10日放送の第4話で記録した自己最高の8.4%を上回った。第4話で8.4%を記録してから、バレーボール中継延長による放送時間の繰り下げなどの影響もあり、足踏みが続いていたが、31日の放送は前回の7.3%から一気に2.1ポイント上昇。裏のTBS『重版出来!』の7.8%を上回り、テレビ朝日『報道ステーション』に次ぎ、日本テレビ『幸せ!ボンビーガール』と並んで同時間帯2位となった。なお、制作の関西テレビの地元である関西地区では、同回は12.3%をマーク。同地区の自己最高は、5月10日放送の12.8%となっている。このドラマは、伊藤演じる望月幸平が、木村演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとしたものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。第7話は、幸平から離婚届を突きつけられた真理亜が、協議の場と称して毒入り料理を出し合う"殺しの晩餐会"を開くが、そこにやってきた幸平の不倫相手・杏南(相武紗季)が、思わず料理を口にして倒れてしまった。次回6月7日放送の第8話では、「2億円用意しろ。北里杏南を殺したことを知っている」という脅迫状が届き、幸平はパニックに陥るが、真理亜は送り主を突き止めると言い、幸平に指示を出す。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ。
2016年06月01日俳優の伊藤英明と女優の木村佳乃が夫婦役を演じている関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)。きょう31日に放送される第7話では、スリリングな夕食シーンが描かれる。このドラマは、主演の伊藤演じる望月幸平が、束縛してくる妻・真理亜(木村)を殺そうとするものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。今回は、幸平から離婚届を突きつけられた真理亜が、協議の場と称して"夫婦だけの殺しの晩餐会"を開く。互いがひそかに料理に毒を盛り、殺意をもって食卓で向かい合うという、緊張感あふれるディナーの一時だ。収録時は、キッチンにさまざまな食材が並べられ、調理シーンの撮影がスタート。伊藤は調理の合間、妻の動きを警戒するように眉間にしわを寄せ、目線をすばやく動かすなど細かい演技を重ねた。一方、木村は、肩に大きなドレープがついた華やかな衣装を身にまとい、晩餐会にふさわしいメイクで臨んだ。"15年来の同志"と認め合う2人。この場面も互いの動き方や演技内容をあうんの呼吸で確認しあいながら、順調に撮影を進めたが、この夕食の場面だけで丸2日を要するこだわりのシーンとなった。関西テレビの豊福陽子プロデューサーは「あたかも凄絶(せいぜつ)な詰め将棋のような息もつかせぬ心理戦が繰り広げられます!」とアピール。その上で、「これまでも一筋縄ではいかなかった真理亜のことですから、きっと皆さんの知らない裏のもくろみも持っているに違いありません」と意味深に発言し、「晩餐会の顛末は、おそらく誰も予測できない」と自信を見せる。また、今後のストーリー展開の注目ポイントについては「全員がキーマンです!」と宣言。「夫婦がどんな結末を迎えるのか、最後の最後まで二転三転のスリリングなストーリーを用意していますので、ぜひ衝撃のラストまで見届けて」と呼びかけた。さらに、第7話では番組特製クリアファイルや商品券などが当たるクイズ企画も実施。ドラマ放送終了後から翌日6月1日の正午まで応募でき、内容や詳細は公式サイトで公開されている。
2016年05月31日17日(22:40~)に放送された、伊藤英明主演の関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』の第5話視聴率が7.5%を記録。バレーボール中継延長で40分繰り下げとなったが、前週比0.9ポイント減に踏みとどまり、通常枠(毎週火曜22:00~22:54)で放送されたTBS系『重版出来!』(7.0%)を今週も超えた。このドラマは、伊藤演じる望月幸平が、木村佳乃演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとしたものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。毎回繰り広げられる真理亜の予想を上回る策略に注目が集まり、モデルのりゅうちぇるもTwitterで「ぺこりんと『僕のヤバイ妻』今ものす~~ごいハマり中なの~~(絵文字)ゾクゾク丸~~(絵文字)ぷぷぷぷぷ!!!」と独特の表現で、カップルそろって引き込まれていることを報告している。データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」での満足度(5点満点)も高く、初回から前週の第4話まで、3.76→3.89→4.05→4.07と右肩上がりで推移。一方、裏の『重版出来!』も、初回から前週の第5話まで、3.57→3.83→3.87→3.87→4.17と高満足度で、デッドヒートを繰り広げている。『僕のヤバイ妻』第5話は、真理亜が自分のの身代金だった2億円を奪還すべく、横路(宮迫博之)の娘を誘拐したように見せかけるが、幸平は真理亜の恐ろしさに離婚届を突き付け、スタンガンで気絶させたところで終了。次回24日の第6話では、幸平と横路が、真理亜の近くに木暮(佐々木蔵之介)という男がいることを知り、2人を結びつける意外な証拠を見つける。視聴率の数字はビデオリサーチ・関東地区調べ。●「テレビウォッチャー」調査概要・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、BS(NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、Dlife)・サンプル数:地上波(関東1都6県)男性1,500+女性1,500=計3,000、BS(全国47都道府県)男性1,500+女性1,500=計3,000・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各500サンプル・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを配信し、データを回収するウェブ調査・調査内容:接触数(4段階)、録画数、視聴満足度(5段階)、番組の感想(自由記述)
2016年05月18日俳優の伊藤英明と女優の木村佳乃らが出演する、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)の10日放送の第4話視聴率(関東地区)が8.4%となり、初回に記録した自己最高値の8.3%を超えた。このドラマは、伊藤演じる望月幸平が、木村演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとしたものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」の満足度(5点満点)では、初回から3.76→3.89→4.05(4月クール連ドラ最高値)と上昇を続ける一方、視聴率は8.3%→7.7%→6.8%と下降傾向にあったが、ここに来て前回から1.6ポイント伸ばし、自己最高を更新した。同作が放送されている火曜22時台は、TBS系で黒木華主演の『重版出来!』が放送。こちらの視聴率は9.2%→7.1%→7.9%→9.1%と推移してきたが、10日の第5話は7.3%に下落し、『ヤバ妻』は初回以来『重版出来!』を上回って1.1ポイント差をつけた。なお、『ヤバ妻』を制作する関西テレビのおひざ元である関西地区の視聴率は、初回から11.1%→11.9%→12.4%→12.8%と右肩上がりで、好調に推移している。10日放送の第4話は、真理亜誘拐事件の容疑者となっていた緒方(眞島秀和)が転落死し、現場近くで警察官に目撃された幸平が警察に任意同行されるが、真理亜の策略で無実を証明。幸平は夫婦の再出発を誓うようなそぶりを見せながら、真理亜の身代金だった2億円の保管場所に気づいて発見したが、相談相手だった横路(宮迫博之)に背後からスタンガンで襲われるところで終了した。次回17日放送の第5話では、幸平を襲った犯人が分かった真理亜が、横路の事務所に来て「2億円返してください」と告げるが、しらを切られる。その後、横路の携帯電話に、娘の楓(木内心結)がイスに縛られグッタリした写真が送られ、誘拐されたことを知らされる。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ。
2016年05月11日俳優の伊藤英明と女優の木村佳乃らが出演する、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)の視聴者満足度が、右肩上がりで推移している。データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」で、3日に放送された第3話が、4月スタートの連続ドラマ(19時~23時のプライム帯)で最高値を記録した。テレビウォッチャーは、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもので、満足度は5点満点で評価。同作は、第1話で高満足度の基準である3.7を超える3.76を記録していたが、その後、第2話で3.89、第3話で4.05と、上昇を続けている。初回の満足度では、1位の『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(中谷美紀主演、TBS系)、2位の『警視庁捜査一課9係 season 11』(渡瀬恒彦主演、テレビ朝日系)に続く3位だったが、回を追ってトップに躍り出た。このドラマは、伊藤演じる望月幸平が、木村演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとするものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。『ストロベリーナイト』『ようこそ、わが家へ』などを手がけた、黒岩勉のオリジナル脚本となっている。テレビウォッチャーでの自由記述による感想を見ると、「久々に面白いドラマだと思います。夫婦の周りの役の方々も謎めいていて、これから明らかになっていくのが楽しみです」(47歳女性)といったストーリー展開が評価されている模様。ほかにも、「木村佳乃の演技が上手すぎて本当に怖かった! さすがプロ!」(32歳女性)といった声も上がっている。視聴率(ビデオリサーチ調べ・関東地区)では、初回から8.3%、7.7%、6.8%と下降傾向にあり、満足度と反比例した数値の推移を見せている同作。1話完結ではないストーリー展開のため、この高い満足度を視聴率につなげることができるのかに注目だ。●「テレビウォッチャー」調査概要・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、BS(NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、Dlife)・サンプル数:地上波(関東1都6県)男性1,500+女性1,500=計3,000、BS(全国47都道府県)男性1,500+女性1,500=計3,000・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各500サンプル・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを配信し、データを回収するウェブ調査・調査内容:接触数(4段階)、録画数、視聴満足度(5段階)、番組の感想(自由記述)
2016年05月09日伊藤英明を主演に、独特の設定と驚愕の世界観で累計発行部数1,600万部を誇る熱狂的人気漫画を、鬼才・三池崇史監督が実写映画化した『テラフォーマーズ』。このほど、本作で幼なじみを演じる伊藤さんと武井咲の初出し場面写真が、シネマカフェに到着した。舞台は、2599年。人口増加により、次なる移住先として火星を地球化する<テラフォーミング>計画が始まっていた。あるとき、異常進化してしまった<ある生物>を駆除するため、何も知らない15人の日本人が火星に送り込まれる。そこで遭遇したのは、<ある生物>が人型に進化した“テラフォーマー”だった――。火星を舞台に“肉体変異”を実現させた人類と異常進化したテラフォーマーとの壮絶なバトルを、“三池節”全開で描く本作。今回到着したのは、伊藤さん演じる主人公・小町小吉と武井さん演じる秋田奈々緒が、火星に行くきっかけとなる重要なシーンの場面写真だ。本作の舞台となる2599年の日本は、人口増加によって貧富の差が激しく、幼なじみの小吉と奈々緒は苦しい生活を送っていた。そんな中、2人は射殺許可が出るほどの事件を起こしてしまい、警察に追われて絶体絶命に。そこに、いかにも怪しげな男、小栗旬演じる本多晃博士が現れ、火星地球化計画のために放たれた<ある生物>を駆除するバグズ2号乗組員にスカウトされる。志願した奈々緒に渋々付き合う形で、ともに火星へと向かう小吉。その宇宙船の名前は、“バグズ2号”。前任の“バグズ1号”乗組員に選ばれたのは優秀な人材ばかりだったが、小吉と奈々緒を始めとする15人のバグズ2号の乗組員は、元テロリストに、一流ハッカーと、1号に比べると“斬新な”人選。生い立ちも境遇もバラバラな彼らの唯一の共通点は、“激しくビンボー”であることだった!そんな仲間(?)たちと、火星で出会うのは、“テラフォーマー”と呼ばれる最強最悪の敵になったある生物…。地球で絶対絶命の危機を乗り越えたはずの2人だが、予告編にも登場しているように、奈々緒がテラフォーマーに衝撃的な形で襲われており、このシーンには漫画原作同様、ショックを受ける人が続出とか。劇中では、山下智久演じる元キックボクサーの武藤仁が、「こんな体育会系バカやめて…俺に乗り換ろよ」と奈々緒に声をかける、女性必見のシーンもあるというが、まさかこんな状況で三角関係の予感!?奈々緒を演じた武井さんは「小吉と仁の2人どちらが好み?」という質問に対し、「幼なじみの小吉みたいにいつも楽しく、リラックスさせてくれる存在って大切だと思います」と語っているが…。一難去ってまた、一難。火星で繰り広げられる小吉たち人類VSテラフォーマーの壮絶な戦いに終わりはくるのか!?2人の運命を見守っていて。『テラフォーマーズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月03日映画『テラフォーマーズ』が4月29日(祝・金)に公開。初日舞台あいさつに、主演の伊藤英明をはじめ、武井咲、山下智久、山田孝之、ケイン・コスギ、滝藤賢一、小栗旬、三池崇史監督がそろって登壇した。舞台挨拶その他の写真週刊ヤングジャンプ(集英社刊)で連載中の人気漫画の実写化で、火星で恐るべき進化を遂げたある虫(=テラフォーマー)と人類の戦いを大迫力で描き出す。人類の“脅威”となったテラフォーマーズにちなんで、登壇陣はそれぞれ、自身にとっての脅威と言える存在について尋ねられたが、伊藤は「この山P(=山下)人気じゃないですか?」と山下に客席から送られる黄色い声援にジェラシー…?この日は、全国の映画館の観客と電話で登壇陣が話をするという試みも行われたが、そこでも全国の観客から電話越しに「山P大好き!」といった声が飛び交い、伊藤は「ヤキモチやくわぁ…」としかめっ面だった。“脅威”トークは、小栗が「花粉」と答えたのをきっかけに、なぜかアレルギー談議に。伊藤が「おれはスギは大丈夫だけどブタクサが…」と言えば、山下とケインは「今年から花粉症が始まってつらい」と苦笑。山田は「東京に出てきてずっと花粉症だったけど、去年、今年とないです。治しました!」と完治を宣言し、滝藤は「そばアレルギーでそばを食べると死ぬので気をつけてます」と明かし、ワイワイと盛り上がっていた。また、舞台あいさつ中、たびたび伊藤がケインに「お願いします!」「ケインさん、どうですか?」などとムチャぶりし、そのたびにケインは苦笑しながら「パーフェクトボディ」をポーズ付きで披露。ケインによるとこのやり取りを「この1週間で100回はやっている(苦笑)」とのこと…。しまいには伊藤は、小栗や山下にも「パーフェクトボディ」&ポーズを要求!小栗も山下も照れ笑いを浮かべつつ、伊藤のムチャぶりに応えて「パーフェクトボディ」とクールにキメて、客席からは笑いと拍手と悲鳴のような歓声がわき起こっていた。『テラフォーマーズ』公開中
2016年04月30日累計発行1,600万部を突破する人気コミックを実写映画化した『テラフォーマーズ』(三池崇史監督)の主演を務める伊藤英明、共演する武井咲が取材に応じた。「まるで終わりのない戦いだった」(伊藤さん)という過酷な撮影に、あえて挑んだ二人の矜持とは?舞台は地球上の人口過密が問題化した近未来。人類は新たな居住地として火星を目指す「火星地球化(テラフォーミング)計画」に着手し、その最終ミッションとして、15人の日本人クルーを火星に送り込む。そこに待ち構えていたのが人型に進化し、二足歩行する巨大なある虫「テラフォーマー」。最凶最悪の敵を駆除するため、クルーたちは昆虫のDNAによって“変異”し、超人的なパワーを発揮する。その裏では、ある陰謀が進行しており…。「ハリウッドが製作費に300億円かけるような(笑)、壮大すぎる物語。一度は断ろうと思いました」とふり返るのは、火星探査の中心的人物である小町小吉を演じる伊藤さん。それでも今回で4度目のタッグとなる三池監督に全幅の信頼を寄せ「毎回、刺激的な現場ですからね。すぐに飛びついた」のだとか。同時に「台本を読んでも、『これ、どうやって撮るんだろう?』というシーンばかりで(笑)」とやはり未知なる撮影には不安もあった。重量感たっぷりのスペーススーツに加えて、“変異”後の昆虫メイクには毎回2時間近い時間を要した。倒すべき敵・テラフォーマーはオールCGとあって、戦闘シーンの撮影は試行錯誤の連続。「殴るのも殴られるのも、すべてエアーなので、正直何を撮っているか分からない。撮影も台本に沿う形ではなく、絵コンテありきで進むので、ふだんとはまるで勝手が違いました。映画の撮影、というよりは素材を集めている感じ。瞬発力が大切でした」。人類対テラフォーマーの戦いが、多勢に無勢で終わりが見えないように、撮影もまた「まるで出口が見えず、終わりがなかった」と伊藤さん。モチベーションを維持できた理由の一つが、三池監督の存在だ。「誰も完成形が見えない状況にあって、監督は寝食も忘れて作品づくりに没頭している。やっぱり“場数”が違いますから。実際に出来上がった作品は、子どもが観たらトラウマが残りそうな(笑)、三池監督にしか撮れないものになっていた」。生い立ちこそ不幸だが、天真爛漫で楽天的なヒロイン・秋田奈々緒を演じる武井さん。もともと原作の大ファンだといい、「思いもよらない設定で、発想がとても豊か。男子の頭の中ってこうなっているんだなと思える」とその魅力を語る。スレンダーな体にフィットした宇宙服に身を包み、“男子の頭の中”を具現化したリアルな宇宙船のセットに、足を踏み入れると「初めての経験に、不安も忘れてワクワクしてしまいました」と声を弾ませる。“三池組”の一員になるのは、初ヒロインを演じた『愛と誠』(’12)以来。この数年は、武井さんにとって、女優としてさまざまな経験を重ねた成長期ともいえる。「当時は10代で、三池監督にも何かを見透かされている感じがして。今回は大人ぶって(笑)現場入りしましたが、やっぱり見透かされていて…。でもそんな緊張感こそが、ご一緒できる醍醐味。とても勢いがあり、日々挑戦の現場なので、一緒にゴールを目指したくなるんです」。初共演を果たした伊藤さんと武井さん。お互いの印象は?「ちょうど『愛と誠』の後に、僕は『悪の教典』で三池監督と一緒だったから、当時の印象が強いですね。まだ10代だったけど、すごいオーラで芯の強さが伝わってきた。今回ご一緒して、現場を明るくしてくれる女優さんだなと」(伊藤さん)、「気さくで男らしくて、みんなを引っ張ってくださる存在。先の見えない現場でも、集中力を切らさない姿に勉強させていただいた」(武井さん)。(text:Ryo Uchida)
2016年04月29日映画『テラフォーマーズ』が4月29日(金・祝)に公開を迎え、主演の伊藤英明をはじめ、武井咲、山下智久、山田孝之、小栗旬、滝藤賢一、ケイン・コスギ、三池崇史監督が舞台挨拶に登壇。自由奔放なトークで会場を沸かせた。伊藤さんは舞台挨拶開始早々に「ケインさん、景気づけに一発お願いします」といきなりケインさんにムチャぶり!ケインさんはこれに「ファイトー!」と絶叫し、伊藤さんが「一発!」と決める見事の連携を見せ会場を温める。この日は、昆虫の能力を与えられた人類が、火星で進化し人類の脅威となった“あの”虫と戦うという物語にちなんで、登壇陣に「脅威に思う敵、存在は?」という質問が投げかけられたが、伊藤さんは「客席を見渡し、脅威はやはり、この山P人気じゃないですかね?ちょっと嫉妬してます」と山下さんへのジェラシーを告白!「あとはケインさんのパーフェクトボディですね」と語ると、ケインさんが「パーフェクトボディ!」とポーズ付きでキリっとキメて会場の笑いを誘う。この伊藤さんのムチャぶりにケインさんが応えるというやり取りは、ケインさん曰く「この1週間で100回はやってる(苦笑)」とのこと。この日も、何かあるたびに伊藤さんが「ケインさん、どうですか?」と投げて「パーフェクトボディ」とケインさんが応じるという光景が何度も見られた。小栗さんは「花粉」を脅威と明かすが、なぜかここから全員のトークがアレルギーに関することに…。伊藤さんが「僕はスギは大丈夫だけどブタハナが…」と言えば、山下さんも「僕も今年から花粉症で、こんなにつらいのかと…」と明かす。山田さんは「東京から出てきて、ずっと(花粉症が)あったけど、去年、今年とないんです。治りました!」とアピール。では現在の脅威は?と問われると「芸能界の圧力とかですかね?あると思いますよ。僕はいまのところ、肌で感じてはいないですけど…」とデリケートなユーモアで周囲はヒヤヒヤ…!?ケインさんも「僕も今年から花粉が…」と花粉の悩みを明かし、滝藤さんは「僕はそばアレルギーなので、そばが脅威です!」とアレルギー談議に花を咲かせていた。この日は、抽選で当選した全国各地の映画館と電話を繋ぎ、キャスト陣が全国の観客と話すという試みが行われたが、ここでも山下さんの人気がすさまじく、伊藤さんは「ヤキモチやくわ!」と嫉妬の炎を燃え上がらせる。最後の挨拶では、そんな山下さんのファンのため、ケインさんだけでなく、山下さんにも「パーフェクトボディ!」のムチャぶりをし、山下さんの貴重な「パーフェクトボディ」&ポーズに会場は熱狂に包まれた。『テラフォーマーズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月29日29日(金)から全国公開される映画『テラフォーマーズ』に主演する伊藤英明が、27日(水)今夜放送の「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」にゲストとして登場する。これまでも「ダーツの旅」では特別編としてゲストが日本各地を訪問、地域の人々と交流してきた。今回ダーツが刺さったのは岡山県の英田郡(あいだぐん)西粟倉村(にしあわくらそん)。これまでも映画『海猿』シリーズをはじめ『252生存者あり』などでハードなアクションを披露。『テラフォーマーズ』でも“ある生物”とのバトルシーンに挑むなど“肉体派イケメン”のイメージがある伊藤さんだけに、今回のダーツ旅でも“なんでも体験せずには気が済まない”といった様子で、チェーンソーから火炎放射器、薪割りと肉体労働に汗を流しまくる。そして疲れた体を癒すべく温泉ロケも敢行。なにをやっても“画”になる伊藤さんの美しい肉体が惜し気もなく披露される、注目の放送となりそうだ。また『テラフォーマーズ』で伊藤さんと共演しているケイン・コスギも番組にゲスト出演する。伊藤さんとケインさんが出演している映画『テラフォーマーズ』は累計発行部数1,500万部突破の同名コミックを伊藤さんがサイコキラーを演じ話題となった『悪の教典』などの三池崇史監督がメガホンをとって実写化。人口爆発を迎えた人類が移住計画のために火星に送り込んだ<ある生物>が500年後異常進化を遂げ、その駆除のために15人の日本人が火星で<ある生物>と激しい戦いを繰り広げるというストーリー。伊藤さんとケインさんのほか、小栗旬、武井咲、山下智久、山田孝之、菊地凛子、加藤雅也、小池栄子、篠田麻里子ら豪華俳優陣が出演。主題歌を「三代目 J soul Brothers from EXILE TRIBE」が担当することも大きな話題となっている。今回の「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」には伊藤さん、ケインさん以外にもスペシャルゲストとして千原ジュニアが出演するほか、元大関把瑠都と田中みな実が「花見ハシゴの旅」に挑む。「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」は27日(水)19時56分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年04月27日旅とグルメをテーマに毎回様々な場所をロケするバラエティ番組「火曜サプライズ」の26日(火)放送回にゲストとして伊藤英明と小栗旬が出演する。今回、同番組初登場となる伊藤さんと小栗さんは池袋で「アポなしグルメ旅」に出る。池袋の街中で美味しい店を聞き込みすると「ミルキーウェイ」という星座の名前がついたパフェが人気の乙女チックなカフェを勧められる。そして恒例のお店へアポなし交渉!その結果は……!?さらにスペインバルの店にもアポなし突撃。伊藤さんと小栗さんはともにガソリンスタンドで働いていた経験があるということで、そんな2人の無名時代の秘話や意外な私生活の話でも盛り上がるほか、お酒を飲みながらウエンツ瑛士を含めた3人でディープな男の本音トークも展開される。今回ゲスト出演した伊藤さんと小栗さんが共演する映画『テラフォーマーズ』は、累計発行部数1,500万部突破の同名コミックを原作に、『クローズZERO II』シリーズや『クローズZERO II』『悪の教典』などを手がけた三池崇史監督がメガホンをとって実写化。21世紀、人口爆発を迎えた人類が選択した火星移住計画。人類はコケと<ある生物>を送ることで、火星を地球化させようとした。それから500年。計画の仕上げのために火星へ送り込まれた隊員15人のミッションは、その生物の駆除。簡単な仕事、高額なギャラに参加を決めたメンバーたちだが、小町小吉(伊藤英明)だけは勝手に志願した幼馴染みの奈々緒(武井咲)に付き合い、火星行きを決意していた。ところが火星に着いたら、話が全然違う!<ある生物>は人型に異常進化した驚愕生物=テラフォーマーへと姿を変え、その凶暴性で隊員たちに次々と襲いかかる。絶体絶命な状況。しかし彼らの身体には、彼らも知らされていないある秘策が仕込まれていた。果たして人間たちは自ら生み出してしまった想定外のヤツらに打ち勝ち、生きて地球へ帰ることができるのか――。伊藤さん、小栗さんのほか、武井咲、山下智久、山田孝之、ケイン・コスギ、菊地凛子、加藤雅也、小池栄子、篠田麻里子ら豪華俳優陣が集結。さらに主題歌を「三代目 J soul Brothers from EXILE TRIBE」が歌うなどその豪華な布陣が世界的に注目を浴びている。「火曜サプライズ」は26日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年04月26日三池崇史監督が手掛け、主演に伊藤英明、共演に武井咲、山下智久ら超豪華キャストで贈る『テラフォーマーズ』。公開を1週間後に控えた本作から、今回は映画のwebスポット(バラエティ編)が到着した。21世紀、人口爆発を迎えた人類が選択した火星移住計画。人類はコケと“ある生物”を送ることで、火星を地球化させようとした。それから500年。計画の仕上げのために火星へ送り込まれた隊員15人のミッションは、その生物の駆除。簡単な仕事、高額なギャラに参加を決めたメンバーたちだが、小町小吉(伊藤英明)だけは勝手に志願した幼馴染の奈々緒(武井咲)に付き合い、火星行きを決意していた。ところが火星に着いたら、話が全然違う…! “ある生物”は人型に異常進化した驚愕生物=テラフォーマーへと姿を変え、その凶暴性で隊員たちに次々と襲いかかる。絶体絶命な状況。しかし彼らの身体には、彼らも知らされていないある秘策が仕込まれていた。果たして人間たちは自ら生み出してしまった想定外の生物らに打ち勝ち、生きて地球へ帰ることができるのか――。累計発行部数1,500万部を突破し、熱狂的人気を誇る同名コミックを実写映画化した本作。『クローズZERO/II』『悪の教典』の三池監督がメガホンをとり、キャストには伊藤さん、武井さん、山下さん、山田孝之、小栗旬、加藤雅也、小池栄子ら、豪華なキャストが集結。さらに、主題歌は「三代目 J soul Brothers from EXILE TRIBE」が担当している。今回解禁されたのは、火星へ向かう、“バグズ2号”の姿と共に、流れてくる「さあ、伊藤英明よ!火星へ行くがよい!」というナレーションから始まるwebスポット。本作は、人口爆発を迎えた2599年の日本を舞台にした物語。火星移住化計画の大事な任務を果たすべく、集められた伊藤さんが演じる小町小吉を始め、ワケありな15人の日本人たちは非常事態など知らされずに火星に…。まず映像に映し出されるのは、武井さん演じる奈々緒と驚く小吉の姿。「そこで伊藤が見たモノとは!?」と衝撃映像までのカウントダウンが始まる。現れたのは火星地球化のために送り込まれた“テラフォーマー”だ。なんとも不気味なこの敵に、隊員たちは身体に施された昆虫のDNAによって、肉体変異して立ち向かっていく。『テラフォーマーズ』は4月29日(祝・金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月22日伊藤英明と木村佳乃が初夫婦役を演じる「僕のヤバイ妻」が19日(火)今夜から放送開始となる。『海猿』シリーズや『カムイ外伝』ではアクションスターとしての一面をみせる一方、『悪の教典』ではサイコキラー教師を演じるなど多面的な顔をみせる伊藤さんと、「相棒」シリーズやドラマ「ファーストクラス」「64(ロクヨン)」など数々ドラマ、今年度の大河「真田丸」にも出演し、映画『告白』などでも知られる実力派女優の木村さんは3度目の共演にして初の夫婦役に挑む。本作は、妻を殺そうとした夫が想定外の誘拐事件に巻き込まれ妻の恐ろしい正体を知ることになる…という心理サスペンス。望月幸平(伊藤英明)は資産家令嬢の真理亜(木村佳乃)と結婚し、義両親の遺産を元手にカフェをオープンするが愛人の北里杏南(相武紗季)と真理亜の殺害を企てるなど妻に対する愛情はすでに冷めていた。杏南にそそのかされついに殺害計画を実行しようとする幸平だが、杏南から渡された毒を“夫婦の思い出のワイン"に混入して帰宅すると「2億円用意しろ。警察に連絡したら妻を殺す」というメッセージが残され妻は何者かに誘拐されていた。幸平の通報で刑事の相馬誠一郎(佐藤隆太)と矢吹豊(浅香航大)がやって来る。翌朝向かいに住む鯨井有希(キムラ緑子)・和樹(高橋一生)夫婦の家のポストには「妻は死んだ」というメッセージと“血の付いた真理亜の爪”が。相馬は夫婦間で金の貸し借りがあったことなどから幸平に疑いの目を向ける。 焦った幸平は元・義兄で興信所を経営する横路正道(宮迫博之)に相談。さらに事件当夜に見かけた不審な男・緒方彰吾(眞島秀和)から真理亜の思いもよらない一面を聞き罪の意識にさいなまれる。やがて幸平は重要参考人として連行されることになるが、そこへ犯人から1枚のDVDが届く。一方とあるバーでは、誘拐事件のニュースに耳を傾ける男(佐々木蔵之介)の姿があった――。キャストには伊藤さんと木村さんのほか、幸平の不倫相手の北里杏南役を「エンジェル・ハート」や『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の相武さんが演じる。幸平を疑う刑事の相馬誠一郎役には『海猿』シリーズでも伊藤さんと共演。「ナオミとカナコ」などにも出演する佐藤さん。相馬の部下の新米刑事には『脳漿炸裂ガール』『俳優 亀岡拓次』の浅香さん。幸平のご近所夫婦にはキムラさんと高橋さん。幸平の元・義兄で興信所の調査員に「雨上がり決死隊」宮迫さんと、豪華キャストが顔を揃える。ドラマ「僕のヤバイ妻」は19日(火)21:00~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年04月19日伊藤英明を主演に、武井咲、山下智久、山田孝之ら豪華キャストを迎え、『悪の教典』などを手掛ける三池崇史監督の最新作『テラフォーマーズ』。この度、4月29日(金・祝)に本作の初日舞台挨拶が実施されることが決定。なお、舞台挨拶は全国の劇場で生中継され、豪華キャストたちが登壇することも明らかになった。21世紀、人口爆発を迎えた人類が選択した火星移住計画。人類はコケと<ある生物>を送ることで、火星を地球化させようとした。それから500年。計画の仕上げのために火星へ送り込まれた隊員15人のミッションは、その生物の駆除。簡単な仕事、高額なギャラに参加を決めたメンバーたちだが、小町小吉(伊藤さん)だけは勝手に志願した幼馴染の奈々緒(武井さん)に付き合い、火星行きを決意していた。ところが火星に着いたら、話が全然違う。<ある生物>は人型に異常進化した驚愕生物=テラフォーマーへと姿を変え、その凶暴性で隊員たちに次々と襲いかかる。絶体絶命な状況。しかし彼らの身体には、彼らも知らされていないある秘策が仕込まれていた。果たして人間たちは自ら生み出してしまった想定外のヤツらに打ち勝ち、生きて地球へ帰ることができるのか――。原作は「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の同名コミック。累計発行部数は1,500万部を突破し、熱狂的な人気を誇っている。メガホンをとるのは『クローズZERO/II』『悪の教典』『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』などを手がける鬼才・三池監督。キャストには、主演の小町役の伊藤さんをはじめ、武井さん、山田さん、山下さん、小栗旬、加藤雅也といった人気俳優陣たちが勢揃い。さらに、主題歌を「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」が担当し、映画の前日譚を描くドラマ、dTVオリジナル「テラフォーマーズ/新たなる希望」の配信も決定している。今回の初日舞台挨拶には、主演の伊藤さんをはじめ、武井さん、山下さん、山田さん、滝藤賢一、ケイン・コスギ、小栗さん、そして、三池監督の登壇が決定。そして、この様子を全国の上映劇場(一部除く)で同時生中継する試みも!また、来場者から質問を募集し、選ばれた人はなんと舞台挨拶中にキャスト・監督自らが電話にて質疑応答を行うというスペシャルな企画も用意しているという。チケットは、ローソンチケットにて本日19日(火)18時から、プレリクエスト先行の抽選申し込みを受付。一般発売は、4月26日(火)12時から先着で発売開始となる。『テラフォーマーズ』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月19日共演は今回で4度目。24歳での初共演以来、プライベートでも親交の深い伊藤英明は、山下智久にとって「頼れる兄貴」。映画『テラフォーマーズ』への出演オファーを受け、山下は「主演が英明さんと聞いて、すぐに『ぜひ参加したい!』と思った」と明かす。その他の写真伊藤は共演者として俳優・山下智久の成長をつぶさに見てきたといえるが「印象は、最初に会った時から全く変わらない。口数は少ないけど熱くて、ストイックで男らしい。礼儀正しいし、家族をすごく大切にする優しい男なんですよ」と俳優として、人間として最大限の称賛を送る。これまでの共演と違ったのは、メガホンを握るのが、山下にとっては初体験となる三池崇史監督であり、累計発行部数1500万部を超える大人気漫画の映画化であるということ。ふたりの“共闘”は物語の上での大きな見せ場だが、この挑戦にはどう向き合ったのか?昆虫の特性・能力をミックスされて火星に送り込まれた15人の乗組員が、火星で恐るべき進化を遂げた“あの”害虫を駆除すべく戦うさまを描くアクション・エンターテインメント大作。当然、戦いのシーンが重要になる。総重量20キロを超えるスーツに昆虫への“変異”の特殊メイクをまとい、アクションする。ただ激しく動けばいいだけなら、伊藤も山下も身体能力、パワー共に問題ない。難しいのは後から加わるCGを想定して、緻密な計算の下で、相手がいない状態でアクションをしないといけないという点。伊藤は「ひとつのシーンでも、最初にゆっくりと合わせて、それから僕がエアーでやる、次はCG用のテラフォーマーの動きを撮るためにもう1回……と最低でも3~4回は繰り返す。制約の中で緻密に計算して作っていかないといけない難しさがあった」と明かす。山下が演じた仁は、キックボクサーでバッタの特性を埋め込まれた男ということで、キックが特徴。「下半身のアクションはほぼCGで、上半身と下半身の動きを合わせるのは大変でした」と振り返るが、実際に完成したシーンを見て「クオリティに驚きました。想像していた何倍も素晴らしく、自分が自分じゃないような動きでした」と目を輝かせる。目指したのは「勢いとテンポのあるアトラクションのような映画」(伊藤)。「男はこういう映画にワクワクする――それを見て、女性は『男ってこういうのが好きなんだ』と“上から目線”で見て楽しんでほしいです」(山下)。『テラフォーマーズ』4月29日(金)より全国ロードショー取材・文:内田涼
2016年04月18日