フリーアナウンサーの長谷川豊が、MCを務めていたTOKYO MXの『バラいろダンディ』(毎週月~金曜21:00~21:55)を降板したことが5日、番組内で発表された。4日の出演が最後となった。冒頭で、アシスタントを務める阿部哲子アナが「長谷川豊さんがきのうの放送をもって番組を降板しました」と降板を報告。「番組放送開始の2014年4月からMCとして活躍され、番組内でも"ガセ川""ガセの極み豊。"などのニックネームで親しまれました。2年間この番組を切り盛りしてくださったんですけれども…お疲れ様でした」と伝えた。そして、降板のきっかけとなった長谷川アナのブログについて「私個人としては、今回のブログの件は長谷川さんが100%悪いと思いますし、フォローの余地は一切ないんですけど…『バカヤロー!』と言いたい気持ちです」としながらも、「チームとして頑張ってきた仲間がいなくなってしまうのは、寂しい気がします」と複雑な思いを語った。さらに、「1時間前に私も聞いたので、どうしていいかなという気持ちがあります」と打ち明けた阿部アナ。それでも、「さあ、気持ちを入れ替えまして、今日の『バラいろダンディ』は…」と切り替えて番組をスタートさせた。なお、番組公式サイトにも「2014年4月から2年半にわたって番組『バラいろダンディ』のMCを務めて頂いた長谷川豊氏は、昨日10月4日を以って降板致しました」という文章が掲載されている。長谷川アナは、9月19日付の公式ブログに「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」というタイトルで記事を掲載。その後、タイトルなどを修正したが、多くの批判が集中した。これを受け、テレビ大阪『ニュースリアルFRIDAY』、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』も降板しており、すべてのレギュラーを失うことになった。
2016年10月05日2010年に永瀬隼介が上梓した小説「狙撃地下捜査官」(角川文庫/KADOKAWA刊)を尾野真千子主演、共演に阿部サダヲ、佐藤浩市らを迎え映像化したドラマスペシャル「狙撃」が10月2日(日)今夜放送となる。主人公は女性刑事、上月涼子。15年前、自分の身に起きたある事件をきっかけに、社会への憤りを胸に刑事になるが、上司との不倫で女性の自分だけが裁かれ、生きる意味を見出せないまま左遷先の所轄に勤務している。「死んでも自分以外悲しまない」と言う涼子は、危険な囮捜査にも犯罪者への制裁にも一切のためらいを見せない。「ブレーキを踏まない、バカな女」と言われる主人公の涼子を演じる尾野さんは、中学生だった1997年、河瀬直美監督の映画『萌の朱雀』で主演デビュー、同作が国内外で数多くの映画賞を受賞したことで注目を浴び、その後大河ドラマ「義経」や『クライマーズ・ハイ』、連続テレビ小説「カーネーション」での主演など着実にキャリアを重ね、デビュー作と同じ河瀬監督作品でカンヌ国際映画祭のグランプリに輝いた『殯の森』(2007年)で、主演女優として国際的な知名度を獲得。今年だけでも『エヴェレスト 神々の山嶺』『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』『後妻業の女』と出演作が3本公開、ドラマ「はじめまして、愛しています。」では、血縁のない被虐待児の母親になるという難役を演じるなど実力派女優として活躍中だ。そして15年前に起きた「次期首相候補狙撃事件」を監察官として捜査することになった涼子の前に現れるのが、様々な思惑を持った組織の人間たち。特に大きな存在となるのが阿部さん演じる貴島と佐藤さん演じる鎮目だ。隠し持っているUSBキーを狙う公安から24時間体制で監視されている公安刑事の貴島。今回貴島を演じる阿部さんは「マルモのおきて」や『舞妓Haaaan!!!』『謝罪の王様』などホームドラマからコメディまで幅広いジャンルに出演しているが、今回は恐怖に怯えながら正義を守るため最後の望みを涼子に託そうとする男の姿を迫真の演技で魅せる。もう1人の重要人物である鎮目は「次期首相候補狙撃事件」に居合わせたスーパーエリート官僚。いまだ未解決である事件の全貌を、特務監察室の室長として冷徹かつ残酷な手法で明らかにしようとするが、あるとき涼子に特務監察官の任を命じる。『人類資金』『起終点駅 ターミナル』『64-ロクヨン- 前編/後編』などでみせる佐藤さんの重厚な演技が、組織の罪を暴こうとするエリート官僚という役柄をリアルに描き出していく。「俺の思う通りに動け」と言う鎮目と涼子だが、反目しながらも次第に事件の中枢へと近づいていく。その先に待っている事件の真相とは!?さらに北村有起哉、小市慢太郎、眞島秀和、柄本明、鈴木杏、でんでん、長谷川初範、松重豊ら演技派の俳優陣が脇を固め、物語にさらなる厚みと深みを持たせている。ドラマスペシャル「狙撃」は10月2日(日)今夜21時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2016年10月02日フリーアナウンサーの長谷川豊が29日、公式ブログを更新。同日発表されたテレビ大阪の報道番組『ニュースリアルFRIDAY』(毎週金曜17:13~17:55)の降板を受け、「本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。長谷川は、今月19日付の公式ブログに「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」というタイトルで記事を掲載。その後、タイトルなどを修正したが、多くの批判が集中し、テレビ大阪の番組を降板することになった。長谷川は29日付のブログで、この3日ほどテレビ大阪側と協議を続けてきたことを明かしながら、「画面上でみなさまへのご挨拶すら出来ず、本当に本当に申し訳ない思いで一杯です」と謝罪。また、「『ネットのブログのタイトルの文言』が、テレビ大阪の仕事を『降板』というところまで発展するとは夢にも思ってはいませんでした。そこは私の甘いところでした」と本心を吐露した。また、「私はネットはネット、番組は番組で使い分けているつもりでしたが、そういう訳にも行かなかったのでしょう」と、局側の事情を推測。その後も「楽しみにしてくださっていた多くの方々に、もう一度改めて心よりお詫び申し上げます」と謝罪を重ね、「ひとしきり落ち込みます。そして、少し立ち止まって、自分を見つめ直します。もっと勉強して成長できるように頑張ります」と締めくくった。同日夜には、MCを務めるTOKYO MXの番組『バラいろダンディ』(毎週月~金曜21:00~21:55)に生出演。今回の騒動に関して、特に触れなかったが、この日の放送で実施された視聴者アンケートのテーマは「あなたは過去に暴言を吐いてしまった事はありますか?」だった。
2016年09月29日テレビ大阪は29日、同局の報道番組『ニュースリアルFRIDAY』(毎週金曜17:13~17:55)のキャスターを務めていたフリーアナウンサー・長谷川豊の降板を発表した。長谷川のブログでの記述を「不適切な発信」とする見解を示した。長谷川は、今月19日付の公式ブログに「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」というタイトルで記事を掲載。その後、タイトルなどを修正したが、多くの批判が集中し、全国腎臓病協議会からも抗議文が送られていた。こうした動きを受け、テレビ大阪は「9月19日付の公式ブログ『本気論 本音論』で発信した内容に、行き過ぎた表現があり、多くの人に著しく不快感を与えたものと考えます」との見解を提示。「その後、タイトルなどを修正したとは言え、なによりも言葉を大切にしなければならない報道番組のキャスターとしては、不適切な発信と言わざるを得ません」として、降板を判断した。長谷川は、同番組に昨年3月27日から出演していたが、今月23日の放送が最後の出演となった。あす30日の放送からは、同局の鈴木理加アナと庄野数馬アナが出演する。長谷川は、元フジテレビアナウンサーで、情報番組『とくダネ!』などで活躍していたが、ニューヨーク支局赴任時代に、滞在費関連費用の不正使用があったとして降格処分を受け、その後2013年4月に退社。これに伴いフリーに転向し、今回降板となった『ニュースリアルFRIDY』のほか、現在はTOKYO MX『バラいろダンディ』(毎週月~金曜21:00~21:55)の月~木曜メインキャスターを務めている。なお、きょう29日には、MXの番組『5時に夢中!』に、代打MCとして出演した。
2016年09月29日秋といえば、食べ物がおいしい季節だ。さんまやなす、マツタケに梨とおいしい食材がめじろ押し。旬の素材を使った料理を目の前にしたら、もう食欲は止まらずについつい食べ過ぎてしまうこともあるだろう。そして、食欲は漫画を読んでいても出てくるもの。グルメ漫画の作品中に紹介されている料理を見て、「今日の晩ご飯はラーメンにしよう」などと思った経験は、誰しも一度はあるはずだ。そこで今回、男性のマイナビニュース会員300名に「食欲をそそられた料理漫画とその理由」について質問してみたので、気になった回答を紹介しよう。Q. これまでに読んできた漫画の中で、「体重を気にせずにこの料理を思いっきり食べたい」と思えるほど食欲をそそられた作品とその理由を教えてください(最大3つまで)1位: 美味しんぼ(41.6%)2位: ミスター味っ子(17.2%)3位: 孤独のグルメ(12.9%)4位: クッキングパパ(12.5%)5位: 味いちもんめ(9.6%)■美味しんぼ・「美味しんぼで紹介されるグルメは作者の丁寧な解説・説明がより一層料理を食べたいと思わせる」(39歳男性/その他/IT関連技術職)・「究極と至高のメニューにはいつも腹が鳴りました」(54歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)・「食をテ-マにした作品で唯一はまった作品です。和・洋・中と庶民の食べ物を幅広く題材にしていた点がとても好きでした」(45歳男性/その他/その他)・「漫画ながら、料理というのは奥が深いものなのだということを教えられたような気がします」(46歳男性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)・「料理ごとの詳しい説明が食欲をそそる」(40歳男性/その他/その他)■ミスター味っ子・「ミスター味っ子の自然の食材を使った料理対決は見ごたえがありました」(49歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)・「作った料理を食べた瞬間、めちゃくちゃおいしそうな表現をして、いかにも食欲をそそるシーンが多かった」(54歳男性/その他/メカトロ関連技術職)・「絵なのに味が想像できて、よだれが出る」(44歳男性/システムインテグレータ/IT関連技術職)■孤独のグルメ・「孤独のグルメに出てくる料理はどれもこれもおいしそうで食べてみたくなるから」(36歳男性/インターネット関連/IT関連技術職)・「身近な定食屋などの親近感のあるうまそうな料理が食べたくなる」(52歳男性/生命保険・損害保険/営業関連)・「孤独のグルメは独特の味表現がとても食欲を誘った。テレビ版も良かった」(48歳男性/通信関連/営業関連)■クッキングパパ・「レシピが載っていることと、その材料が手に入りやすいので作ることができるから」(34歳男性/セキュリティ/販売・サービス関連)・「昔は単行本を毎回買っていたし、今でもモーニングを毎週立ち読みしています。実際にレシピを作ってみたりしたこともあります。田中の結婚式の話は感動しました」(43歳男性/その他/その他)■味いちもんめ・「京都の料理がとてもおいしそうだった」(32歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)・「味いちもんめは、中居正広さん主演のドラマでも夢中になりました。荒削りな若者が料理という世界を通じて多くの事を学び、仲間もできてゆくという人間的な所が良かった」(43歳男性/その他/その他)■総評1983年から30年以上にわたり連載されている「美味しんぼ」が堂々の第1位となった。主人公・山岡士郎やその父・海原雄山との親子ドラマを絡ませながら、繊細な料理の描写や細かな料理解説がふんだんに盛り込まれている同作品。「究極のメニュー」「至高のメニュー」といった料理が登場するたびに、おなかをすかせていたという読者も見受けられた。2位は「ミスター味っ子」がランクイン。主人公・味吉陽一が作り出すアイディア満点の料理もさることながら、テレビアニメ版では料理が光るなどの派手な演出が見られ、それが印象に残っているという回答者が多かった。3位には「孤独のグルメ」が入った。主人公・井之頭五郎が訪れた地でふらっと入った大衆食堂などで次々と料理を食べていく作品だ。五郎が食べ進める姿は淡々としているのだが、逆にそれが食欲をそそるようだ。松重豊さんが出演するドラマ版も話題となった。なお、6位以下は「将太の寿司」(7.9%)、「中華一番! 」(6.6%)、「喰いしん坊! 」(4.6%)といったラインアップになっている。食事中にこれらのグルメ漫画を読んだとしても、食べている料理の味が決しておいしくなることはないが、食べている雰囲気だけは味わわせてくれるだろう。※写真と本文は関係ありません調査時期: 2016年9月6日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年09月14日大ヒット映画『信長協奏曲』に続き、日米同時配信されるHuluオリジナルドラマ「代償」、人気コミック実写化『銀魂』も控える小栗旬と、『秘密 THE TOP SECRET』の大友啓史監督が仕掛ける『ミュージアム』。このほど本作の主題歌に、「ONE OK ROCK」の新曲「Taking Off」が決定!『るろうに剣心』シリーズ以来の大友監督との再コラボレーションが実現することになった。雨の日に起きる連続猟奇殺人事件。犯行現場に残された謎のメモ、そして発見されることを前提としたかのような死体。犯人はカエルのマスクを被った殺人アーティスト・カエル男。事件の関連性に気付いた沢村刑事(小栗さん)が捜査を進めると、驚愕の次のターゲットが浮かび上がる。カエル男の次のターゲットとは…。そして、犯人を追うはずの沢村が、逆に絶望的な状況に追い詰められて行く。果たして、カエル男の目的は――?いま最も勢いのある俳優・小栗さんと、『るろうに剣心』3部作で累計興行収入130億円を叩き出し、『秘密 THE TOP SECRET』で脳内記憶の映像化という驚異の挑戦を試みた大友監督が贈るスリラーエンターテイメント。共演には、尾野真千子、野村周平、大森南朋、松重豊など、日本映画界を牽引し続ける実力派俳優が集結。その本作に、日本に留まらず北・南米、ヨーロッパ、ロシア、アジア各国などに活動の場を広げ、いまや世界基準となったロックバンド「ONE OK ROCK」が、主題歌「Taking Off」を提供する。これまで、彼らと『るろうに剣心』シリーズすべてでタッグを組んできた大友監督は、「僕は『ONE OK ROCK』が好きだ。以前、彼らのドキュメンタリーフィルムを見たとき、不意に感情が溢れそうになる瞬間があった。若い才能が人種や言語、肌の色や国境を超え、あらゆるボーダーを超えて人々を魅了していく―その光景に胸を衝かれたのだ」と、そのアツい思いをコメント。「『るろうに剣心』3部作に引き続いて、今回も彼らに主題歌をお願いした。そして改めて、はたと気が付いた。『ONE OK ROCK』の音楽に潜む圧倒的なLIVE感・生の鼓動は、現代にあるもう1つのボーダー、“フィクションと現実の壁”を超えて観客の胸に突き刺さる。そう、あらゆる臨界点を超えようとしているこの映画の主題歌を託せるのは、彼らしかいないのだと。劇場の大音響の中で『ONE OK ROCK』の『Taking Off』を体感しながら、ぜひ映画『ミュージアム』の世界を楽しんでいただければと思います」と、期待を込めて語っている。『ミュージアム』は11月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月10日ここ数年、ジャンルとしても方向性としても精力的にさまざまな作品に取り組み、いずれも高評価を得てきた倉持裕の待望の新作『家族の基礎~大道寺家の人々~』がいよいよ9月6日(火)、東京・Bunkamuraシアターコクーンにて初日の幕を開ける。その前日、公開稽古と初日前会見が同劇場にて行われた。舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』チケット情報会見では、作・演出の倉持が「シアターコクーン初進出なので自分が得意とするコメディで勝負を賭けました。荒唐無稽のぶっ飛んだ事件が頻発する、なかなかないタイプの家族劇に仕上がっていると思います」と力強くコメント。大道寺家の父親・尚親役の松重豊は「今回、僕は10歳から実年齢くらいまでを演じます。10歳のパートを演じただけで息が上がってしまっていますが(笑)、2時間35分という上演時間を人生のように走りきりたい」、尚親の妻と母の二役を演じる鈴木京香も「緊張がMAXで、普段の言動まで変になってきました(笑)。初日はとにかく落ち着いてみなさんに楽しんでもらえるように頑張りたいです」など、初日への意気込みを語った。直後に公開されたゲネプロでは倉持らが語ったように、大道寺尚親の少年時代から人生後半期までに起きたエピソード(これが確かに想像を絶した荒唐無稽な出来事ばかり!)が次から次へとスピーディーに展開。松重は半ズボン姿で10歳の尚親を演じたと思えばアッという間に実直そうな弁護士姿になり、大真面目な表情で大道寺家同様にこの物語を大黒柱として牽引していく。鈴木は女優の卵だった20代で尚親と出会い、家族を作り、意外な行動を起こすまでの須真という女性をチャーミングに演じるほか、尚親の母役としても印象深い演技を披露。また長男の益人を演じた林遣都は初舞台とは思えない振り切ったエキセントリックぶりで存在感を示し、長女の紅子役の夏帆は決して“普通”ではない環境から感情をこじらせていく複雑なキャラクターを魅力的に演じていた。さらに一家に大きな転機を与えることになる変わり者、大衆演劇の一座の座長・五郎丸を六角精児が嬉々として怪演するほか、それぞれ実に個性的な大道寺家の周囲の人々を堀井新太、黒川芽以、山本圭祐、坪倉由幸、眞島秀和らが熱演。また、頻繁に回転する廻り舞台と、組み合わせや角度を変えるたびにさまざまな仕様の部屋に変貌する可動式の舞台装置も印象的で、場面転換が非常にスムーズなことに感心しつつもスタッフ・キャストの苦労と工夫がしのばれた。もちろん今作でも倉持ならではの言葉のチョイスの面白さ、奇異な事件がなぜか淡々と受け入れられていく展開の不思議な味わいは満載。それでいてこれまでの倉持作品のどれにも似ていない、新たなベクトルを持つ舞台がここに誕生した。舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』は9月28日(水)までシアターコクーンで上演後、10月には愛知、大阪、静岡と巡演する。取材・文/田中里津子
2016年09月06日「第40回モントリオール世界映画祭」“ワールド・コンペティション部門”に出品されている、主演・中井貴一で贈る『グッドモーニングショー』。この度、本作が 現地時間9月4日、公式上映が行われ、中井さん、長澤まさみ、志田未来、そして君塚良一監督が登壇した。「踊る大捜査線」シリーズなど、放送作家・脚本家としてテレビを知り尽くした君塚監督が、朝の情報番組である「ワイドショー」を題材に描く本作。報道、スポーツ、芸能、さらにファッションのトレンドやグルメ情報から人気動画まで、視聴者が興味を持つものなら何でもネタにするワイドショー。そのワイドショーの顔であるキャスター澄田真吾役の中井さんを始め、長澤さん、志田さん、時任三郎、吉田羊、濱田岳、松重豊、池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介と豪華俳優陣が勢揃いしている。この日、映画祭のメイン会場であるシネマ・インペリアルにて、ワールド・コンペティション部門23作品の最後を飾る作品として上映される本作。上映に先駆けて、『誰も守ってくれない』『遺体 ~明日への十日間~』とモントリオール映画祭の常連とも言える君塚監督と共に、初めてモントリオールを訪れたキャスト3人は、カナダの民放最大手・CTV(カナダテレビ)や、旧市街最大の観光スポットであるノートルダム大聖堂など市内を観光した。そして、いよいよ公式上映。上映開始前には会場の外に200人を越える観客が列を作り、そこへモントリオール名物である“馬車”に乗って、中井さん、長澤さん、志田さん、君塚監督が登場。40回を数えるモントリオール世界映画祭史上初となる馬車での登場に、会場前の観客のボルテージは最高潮に!公式上映には、映画ファンを中心に700人を越える幅広い年代の老若男女が客席を埋めていた。上映前の舞台挨拶で中井さんは「みなさん、こんばんは、中井貴一です。モントリオール映画祭に参加するのは初めてです。いま、この会場で、みなさんとご一緒出来ることをとても嬉しく思います。私たちの映画『グッドモーニングショー』は100%日本製のコメディです。リラックスしてたっぷり楽しんで頂ければと願っています」と流暢なフランス語で挨拶。続けて長澤さんも「こんにちは、初めまして長澤まさみです。今回私が演じた役はとんでもない勘違い女です。楽しんで観て下さい」。志田さんは緊張しながらも「こんばんは。志田未来です。カナダの女子アナウンサーとは違った“日本の朝”を楽しんで下さい」とそれぞれフランス語で挨拶し、温かい拍手が送られていた。上映中は、中井さん演じる澄田に起こる災難に、声を上げての笑いが連続して場内に響きわたったり、追い込まれる澄田の姿に「Oh、My GOD!!」と感情移入してしまったり、とすっかり映画に入り込んでいる様子だった。上映後観客からは「すごく良かった。コメディとシリアスの面が入り混じっていて、日本の社会的な部分も感じることが出来た。俳優陣も素晴らしく面白かった」「コメディ映画と思って来場したが、シリアスな場面も盛り込まれていて何層もある様な深みのある映画だった」「とても心に残る映画でした」「私の人生にスパイスを与えてくれる映画」などと絶賛の声が寄せられていた。映画祭を終えて中井さんは「緊張していたのですが、思った以上に現地の方が笑って下さったので日本の方よりも素直に笑ってくれたイメージがあります」と手応えを感じていたよう。また、上映前の舞台挨拶で流暢なフランス語を披露していた中井さん。第二外国語はフランス語を専攻していたそうで、「フランス語は棒読みだと伝わらないので、伝わっているか不安でした。ほかの国の言葉を使うのも楽しいですね。とても良い経験をしました」と話し、「映画祭っていいですね。出演者として日々、現場で苦労していますが、映画祭に来るとその苦労が報われた気がします。そういう意味ではとても幸せな時間だなぁと思います」と映画祭を満喫していたようだ。また、長澤さんは「舞台挨拶については、直前まで全く緊張してなかったんですが、中井さんが完璧に挨拶されていたので、すごく緊張してしまいました。面白いことを言おうと狙っていたのですが、案外ウケなくて。通じなかった事にしておこうと思います(笑)」と明かし、志田さんは「観客の皆さんがみんな笑ってくれて、すごく楽しんで観られました。何度も一緒に笑ってしまいました」と観客と鑑賞した感想を語る。さらに、君塚監督は「観客の皆さんがよく笑って頂き、よく理解して頂いていたので、狙ったところで笑って下さった。非常に嬉しかった。海外の方々は作品を率直にとらえて下さっていると感じました」と喜び、「この3人は撮影現場では台詞を全然間違えないんですけど、今回はえらい緊張していて、ギリギリまで楽屋で練習をしていましたね(笑)」と明かしていた。『グッドモーニングショー』は10月8日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月06日主演に尾野真千子、共演に阿部サダヲ、佐藤浩市を迎えるドラマ「狙撃」が、この秋テレビ朝日にて放送されることが決定した。永瀬隼介による小説「狙撃地下捜査官」を原作に映像化される本作は、尾野さん演じる命知らずな女刑事が警察組織のヤミに挑む、濡れ場あり、アクションありのハードボイルドな警察ドラマだという。主演の尾野さんは1997年、当時中学生で河瀬直美監督の映画『萌の朱雀』の主演デビュー、同じく河瀬監督作品でカンヌ国際映画祭のグランプリに輝いた『殯の森』(2007年)で、主演女優として国際的な知名度を獲得。テレビドラマでは、2011年にNHK連続テレビ小説「カーネーション」の主役に、そして現在放送中の「はじめまして、愛しています。」では、血縁のない被虐待児の母親になるという難役を演じている。今回尾野さんが演じる女性刑事・上月涼子は、15年前、自分の身に起きたある事件をきっかけに、社会への憤りを胸に刑事になるが、上司との不倫で女性の自分だけが裁かれ、生きる意味を見出せないまま左遷先の所轄に勤務している。「死んでも自分以外悲しまない」と言う涼子は、危険な囮捜査にも犯罪者への制裁にも一切のためらいを見せない。「ブレーキを踏まない、バカな女」と評される涼子を、体当たりの演技が真骨頂の尾野さんが激しく演じる。15年前に起きた「次期首相候補狙撃事件」を監察官として捜査することになった涼子の前に現れるのは、様々な思惑を持った組織の人間たち。特に大きな存在として、阿部さん演じる貴島と佐藤さん演じる鎮目。隠し持っているUSBキーを狙う公安から、24時間体制で監視されている公安刑事の貴島。彼はもはや自分が逃げ切れないと最後の望みを涼子に託そうとする。恐怖に怯えながら正義を守ろうとする男の姿を、阿部さんが迫真の演技で魅せる。一方、佐藤さんが演じるスーパーエリート官僚・鎮目は「次期首相候補狙撃事件」に居合わせ、いまも未解決なこの事件の全貌を特務監察室の室長として、冷徹かつ残酷な手法で明らかにしようとする。しかしあるとき、涼子へ「俺の思う通りに動け」と特務監察官の任を命じる。涼子は、反目しながらも次第に事件の中枢へと近づいていくのだった。ほか、北村有起哉、小市慢太郎、眞島秀和、柄本明、鈴木杏、でんでん、長谷川初範、松重豊…と、骨太な芝居巧者たちが脇を固める。尾野さんは、本作についてその体当たり演技からか「いろんな方といろんな芝居ができとても楽しかったのですが、大変がほとんどでした(笑)」とふり返る。共演の佐藤さんについては「バカを言おうが真剣に話そうが、すべて受け入れてくれて、緊迫することが嫌いな私の無茶にも応えてくださり、本当に優しく包み込んでくれました」とコメントしている。また、涼子の役作りについては「あえて台本を読み込みませんでした。様々なことが起こる話なので、まず相手を見ようと。たとえば鎮目はどんな人なのか、読んでいるときに決めたくなくて、演じながら冷ややかな目で見てやろうと思って臨みました。なので、上月涼子はすごい冷ややかな目をした、でも熱いバカな女です」と明かしている。さらに濡れ場ありアクションありという、本作の見どころについては「私の濡れ場?はい、濡れます(笑)」とぶっちゃけ。「涙あり、アクションあり、人間ドラマあり、あっと驚く展開のサスペンスもありの、見ごたえのある大人なドラマになっています」とたっぷりなボリュームを感じさせ期待を煽った。共演の阿部さんも本作の見どころについては「走って逃げるシーンやアクションが多く、ハードな作品でした。こんなに骨太な作品は、僕にとってほぼ初めてに近いと思います。誰が正義で誰が悪なのか、ええ!?あの人!がみたいな展開が続いて、読んでいてもああこれは面白いなと思っていました」とコメント、そして佐藤さんは「僕の出演は、尾野真千子の結婚祝いです!尾野さんは、本番前と本番でパッとスイッチを変えられる稀有な女優さん。昭和的なハードさがある作品です。いまの社会では伝わりづらい部分があるかもしれませんが、日本的じゃないスケール感があるエンターテインメントとして楽しんでいただきたいと思います」とアピールした。ドラマスペシャル「狙撃」は、今秋テレビ朝日系で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年08月24日女優の尾野真千子が、今秋放送されるテレビ朝日系スペシャルドラマ『狙撃』に主演することが23日、分かった。初共演となる阿部サダヲ、佐藤浩市とともに、刑事役を演じる。このドラマは、永瀬隼介の本格警察小説『狙撃 地下捜査官』が原作。尾野演じる刑事・上月涼子が、警察内部の権力闘争を根源とする次期首相候補狙撃事件に絡んだ、大がかりな隠ぺい工作に挑んでいく。激しいアクションや濡れ場、逃走劇、銃撃戦など、手に汗握るシーンの連続で、尾野は「やり応えのある作品で、いろんな方といろんな芝居ができとても楽しかったのですが、大変がほとんどでした(笑)」と苦笑い。自分が涙をしたシーンもあったそうで、「そこに誰かが共感してくれたらいいなと思います」と話している。阿部が演じるのは、事件の一部始終を記録した通称"呪いのファイル"の開封キーを隠し持つ公安刑事・貴島彰役。「テレビドラマでアクションをやるのは久しぶりでしたし、これだけ走るのもなかなかない。駅の裏とか地下とか、色々なところを走りました」と苦労を語り、「こんなに骨太な作品は、僕にとってほぼ初めてに近いと思います」と太鼓判を押す。そして、佐藤が演じるのは、涼子をこの事件捜査にスカウトする上司・鎮目竜二役。「撮影日数そのものよりも中身がハードなので、尾野さんは大変だっただろうなと思います」と思いやり、印象的なシーンには「尾野真千子の濡れ場だろ。ごめん、俺見てないけど(笑)」と冗談めかして語っている。このほか、神出鬼没の監察官役に北村有起哉、元公安刑事のフリージャーナリスト役に小市慢太郎、涼子が最初に内偵する元不倫相手の警視庁刑事役に眞島秀和、狙撃事件でターゲットとなった国務大臣役に柄本明、"呪いのファイル"の開封キーを恋人の貴島に託した公安刑事役に鈴木杏、警務部長役にでんでん、狙撃事件当時の警視総監役に長谷川初範、貴島を追い詰める公安刑事役に松重豊と、豪華キャストが脇を固める。監督・プロデューサーの秋山純氏は「佐藤浩市さんに『昭和の匂いがするドラマ』と言っていただきましたが、予測不能なサスペンスは、ラスト五分の衝撃とともに、必ず、視聴者の皆さまに楽しんでいただけると信じています」と自信を示している。
2016年08月24日自身が主宰する劇団「ペンギンプルペイルパイルズ」以外にも多彩な作品を手掛け、今春上演されたいのうえ歌舞伎「乱鶯」の脚本も話題となった倉持裕の新作は、松重豊演じる大道寺尚親という男とその風変わりな家族を長きに渡り描いたコメディ「家族の基礎~大道寺家の人々~」。倉持と、尚親の妻でふたりの子(林遣都、夏帆)の母である須真役の鈴木京香に話を聞いた。舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』チケット情報作者の倉持曰く、須真は「家族を持ったことによって夢をあきらめさせられてしまった女性」。売り出し中の女優だった頃に尚親と出会った須真は、女優への未練を残し不本意なまま家庭に入る。「そのモヤモヤをずっと持ちつつも子育てを頑張り、家庭の問題を解決していかなきゃと思っている。腹にイチモツ抱えながらも一生懸命やろうとしている女性です。いいお母さん?そう見えるかどうかは、見る人の立場によるかもしれない。でも本人は良かれと思っていろんな選択をしているから、全く善良だと思います。そういう意味では、この家族はみんな善良です(笑)」(倉持)尚親は両親に放任されて育ち、そこから来る“家庭”への憧れが、須真ら家族を翻弄する要因でもある。わずかなシーンだが半ズボン姿の松重が見られる少年時代は、尚親の母親役も鈴木が演じる。「それがまた楽しみなんです!いろんなことをやれる方が楽しいから。長い時間経過があるこの作品のように、いろんな時代の女性を自分ひとりで演じることができるのも楽しいし、成長して変わっていく過程を見せられるのもやりがいがありそう。私にとっては、ひとつのところを集中して見せていく方が、もしかすると困難かもしれません。一面しか見せないというのはやっぱりつまらないし、掘り下げ方を深くしていかないと、その人物が軽くなってしまいそうで怖いんですね」(鈴木)その“善良”さで須真ら家族を翻弄する尚親役の松重とは映像で何度か共演しており、夫婦役の経験もある。「私がストーキングされる役なんかもあったんですけど、めちゃくちゃ目立っていたりして(笑)。以前から松重さんの舞台を観ていましたし、私は大ファンでもあります。最近ご一緒したドラマでも夫婦役で、撮影の休憩時間にもこの舞台の話をよくしていました。稽古に入る前の段階から私たち夫婦は(笑)、ものすごく心待ちにしている作品なんです」(鈴木)尚親が追い求める“家族”は、約50年に渡る長い旅路の果てにどんな終着を見せるのか。客席で見届けたい。舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』は9月6日(火)から28日(水)まで東京・シアターコクーンにて。その後、愛知、大阪、静岡を巡演。取材・文/武田吏都
2016年08月19日菅田将暉と早見あかりが浴衣姿で花火見物をしながら、それぞれの想いを歌に乗せる「グランブルーファンタジー」のCMが注目を集めている。2人はこれまでの同CMシリーズで少しずつその“距離感”を縮めてきたものの、あともう一歩が縮まらない。そんな、ちょっぴりほろ苦い切なさとドキドキが詰まった“夏のカップル”を描くCMに迫った。■最旬男子&女子のその先が気になる!「グラぶってる?」を合い言葉に、菅田さん、早見さんほか、松重豊、富田靖子らが登場し、さまざまなシチュエーションのCMが製作されてきた「グランブルーファンタジー」。『デスノート Light up the NEW world』 『溺れるナイフ』など、話題作が途切れない菅田さんと、朝ドラ「マッサン」や人気ドラマ「ウレロ☆シリーズ」、映画『忘れないと誓ったぼくがいた』などに出演する早見さんは、同じ高校のクラスメイトという設定だ。最初の「屋上」篇で、「おまえ、あいつとグラぶってるの?」と菅田さんがジェラシー(?)を見せるところから始まった2人。菅田さんは続く「図書室」篇でも探りを入れつつ、6月の「教室でのひととき」篇ではさらに距離を縮め、ついに「グラぶらない?」と告白。実はこのCMには2パターンあり、1本は早見さんが「やだ」と冷静に突き放すも、もう1本では照れ気味に「いいよ」と答え、逆に菅田さんがちょっぴり戸惑う姿が映し出されている。そんな経緯をへて、夏の夜の浴衣デートが実現した最新CM「聞けない男子+言えない女子」篇。菅田さんはスマホにメッセージが届いても隠す彼女に、「誰から?」と聞くこともできない男子を、早見さんはそのメッセージが友人からの“告白確認”であることも、そして肝心の告白も言えずにいる女子を、甘酸っぱさいっぱいに自らの歌で表現。あの“鬼ちゃん”とはまた違うイメージの菅田さん、クールで“Sッ気”ある早見さん扮する2人のこれからが、気になるCMとなっている。また、『ちはやふる』「その『おこだわり』、私にも くれよ!!」、大河ドラマ「真田丸」などでさらに飛躍を遂げ、CM出演が急増中の松岡茉優は、ロッテアイス「爽」のCMで「時をかける少女」『青空エール』などの“ブレイク男子”竹内涼真、『ライチ☆光クラブ』などのイケメン個性派・柾木玲弥と共演。これまでの「丘」篇、「プール」篇での3人は、何かと世知辛い世の中をアイスを食べて乗り切ろう(?)という友だち同士の爽やかな距離感だったが、「バス停」篇ではドキッとするような出来事が!バスが定刻から遅れていることが気になる竹内さん。その185cmある長身の肩につかまり、背伸びをしながら引き寄せた松岡さんは、そっと耳打ちするが、その言葉にふいに顔を向けた竹内さんと“キス寸前”の近さに!よく見ると、背後では柾木さんがあくびをしており、2人のこの“事件”には気づいていない…?その後に竹内さんが見せる、ホッとした笑顔にも注目だ。カップルといえば、「ゼクシィ」の9代目CMガール・吉岡里帆と、その相手役・戸塚純貴の初々しい2人も見逃せない。吉岡さんは波瑠主演の朝ドラ「あさが来た」で一躍脚光を浴び、「ゆとりですがなにか」にも出演するなど今後も要注目の若手女優。また、「ゼクシィ」CM初、“相方”として登場する戸塚さんも『ライチ☆光クラブ』などに出演、「痛快TVスカッとジャパン」では“ウザい先輩or彼氏キャラ”を好演していることでも知られている。今回は、結婚するふたりだけがわかり合える「ふたりの法則」がテーマとなっており、「踊りだしたら」篇、「なあなあネコ」篇のキュートさはぜひ一度チェックしてみてほしい。■女性芸人×イケメン俳優のその先が気になる!結婚といえば、NTTドコモのCMでまさかの結婚式を挙げ、衝撃と驚きを届けてくれたのが、綾野剛と「ハリセンボン」の近藤春菜。しかも出会いは、綾野さん扮する新聞記者が、春菜さんと“父”・角野卓造に取材したことがきっかけ。メイキング映像を見ると、まるで実際の結婚式のように本格的で大がかりな撮影だった様子で、新婦姿の春菜さんもニヤニヤが止まらない!?ところが、最新の「ひかりって、誰?」篇では、綾野さんの寝言をとがめる春菜さんのひと言で、新婚の食卓が不穏な空気に包まれる。「仕事だ」と必死で弁明する綾野さんに、聞く耳を持たず、涙を見せる春菜さん。角野さんにもすっかり誤解されてしまった、夫婦の今後が気になる。さらに、アフラックの新CMで夫婦役となるのは、ぽっちゃり系芸人として大人気の渡辺直美と、CM界でも良き夫・良きパパを演じることの多い西島秀俊。突然入院することになった夫の病室を目指し、息子の手を引いて駆けつける渡辺さん。「あなた」「直美」と無事を確認して呼び合う姿は実に微笑ましく、メイキングでは、イケメン夫を前にセリフを噛んでしまったり、カットがかかってもしばらく手を握ったままだったり、ドギマギする渡辺さんの姿もチェックできる。なお、WEB限定で、渡辺さんが夫・西島さんではなく「トレンディエンジェル」の斎藤さんがいる病室に間違えて入ってしまうバージョンも登場。現在、引っ張りだこの斎藤さんはNTTドコモのCMにも出演しており、もしや、2組の夫婦のキーマンとなるのかもしれない!?(text:cinemacafe.net)
2016年08月15日舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』の製作発表が8月9日に都内で行われ、作・演出を務める倉持裕、主演の松重豊、鈴木京香のほか、キャストの夏帆、林遣都、堀井新太が出席した。【チケット情報はこちら】同作は、風変わりな一家・大道寺家の人々の挫折と再生を軽妙なタッチで描く群像劇。東京のはずれに出現した『大道寺シアター』。この劇場の中心にいる父親の気まぐれと、彼らを取り巻く個性豊かな人々との狂騒と混乱に翻弄され、ついに一家離散へと追い込まれる家族。父親は一念発起、家族の「絆」を取り戻そうと奮闘するが…。同作への意気込みについて、大道寺家の中心人物、大道寺尚親役を務める松重は「毎回、舞台をやるたびに2度とやりたくないって思うんです。昨年舞台を終えた時も同じことを思ってたんですが、ちょっと傷が癒えた頃にこのお話を頂いて、倉持さんのだったらやります、って言っちゃって、今凄く後悔しています」と苦笑い。それでも「家族の基礎というざっくりとしたタイトルの中にすさまじい物語がつめ込まれている。基本はホームドラマで、家族の話を軸とした壮大な物語。とんでもない人ばかり出てくるので、誰に感情移入したら良いか分からないって部分もあるかもしれないですが、いろんな角度から見ていただいて楽しめる作品になれば」と答えた。作中では松重が小学校3年生に扮する場面も。「映像ではバカかって言われるような事でも、舞台は自分で小学校3年生だ、と言った瞬間にそうなれる、そんなミラクルが起こる空間。190センチでこの顔が半袖短パンを着るのは中々チャレンジャーですが(笑)、そこに説得力を持たせて、若干の失笑を味わおうかと思ってます」と語った。尚親の妻、大道寺須真役を務める鈴木は「私が演じる母親は一風変わった女性だなと思いましたが、家族全体がエキセントリックな感じがしています。けれども家族ってそれぞれ、どの家庭にもはたからは理解できない何かがあったりするかもしれない。この家族を通して自分の家族のことを思い抱いて、もう一度考えてみたいと思います」と意気込んだ。舞台では初共演となる松重と鈴木。お互いの印象について松重は「だいぶ前に“舞台やらないんですか?”と聞いた時は“全然無理です!”って言ってたのに、今回は稽古の初日にストレッチマットを持ってきて体を作っていて、人って変わるんだなと思いました(笑)」と話すと、鈴木も「(松重さんは)すごく繊細で熱心な方。そんな松重さんを不安にさせないように稽古を頑張りたい」と語った。舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』は9月6日(火)から28日(水)まで東京・シアターコクーンにて上演。その後、大阪、静岡、愛知を周る。
2016年08月10日9月6日より公演される舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』の制作発表会見が9日、都内で行われ、キャストの松重豊、鈴木京香、夏帆、林遣都、堀井新太と脚本・演出の倉持裕が出席した。同舞台は、NHKのコント番組『LIFE!』の脚本など、コメディー作品には定評のある倉持裕が作と演出を担当。東京の外れにある劇場「大道寺シアター」を舞台に、その中心にいる父親と彼らを取り巻く個性豊かな人々の狂騒劇をコミカルに描く。主演の松重は「舞台はこの仕事を続けるきっかけになりましたが、舞台は去年終わって二度とやりたくないと思いました。傷が癒えた頃に倉持さんからお話があり、やると言った自分に後悔しております」と笑わせつつも、「(舞台の)魔力に取り憑かれている人生なのかなと。倉持さんの新作に出たいという気持ちがあったので、夢が叶って良かったです」と笑顔。その松重扮する大道寺尚親の妻で母の二役を演じる鈴木京香は「私は母親の経験がありませんから、私だからこそできる感覚で魅力的な母親をできるように稽古を頑張るので、皆さんに見に来て欲しいです」とアピールした。松重と鈴木はこれまで映像作品では何度か共演はあるが、舞台は今作が初共演。松重が「京香さんとはかなり前に共演させていただきましたが、その頃の私は小劇場出身という立場で、『舞台やらないんですか?』と聞いたら『私は絶対に無理です』と言いながら稽古場にストレッチマットをもってきてストレッチで身体を作っていました。人って変わるんだなと思いましたよ」と驚きながら「最初に会った時から印象が変わらず、京香さんはナチュラルにお芝居をされる方。今回の共演も楽しみです」とコメント。一方の鈴木は「稽古初日にセリフが入ってなかったら嫌われるんじゃないかという不安もあります」と語るも「繊細で真面目な松重さんを不安がらせないように、今ここでお約束します! 素敵な家族ができると思うので、今年の夏は楽しくなりそうですね」と笑顔だった。舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』は、9月6~28日(12・20・26日は休演)に東京・渋谷 Bunkamura シアターコクーン、10月1・2日に愛知・刈谷市総合文化センター 大ホール、10月8~10日に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、10月16日に静岡・浜北文化センター 大ホールにてそれぞれ公演される。
2016年08月09日脚本家・倉持裕の新作「家族の基礎~大道寺家の人々~」の製作発表会見が8月9日(火)、都内にて行われ、出演する松重豊、鈴木京香、夏帆、林遣都、堀井新太と倉持氏が出席した。登壇した全キャストが実力派と名高い倉持氏の演出に期待する声を寄せる中、鈴木さんも例外ではなく、「今年の夏は楽しくなりそう」と輝く笑顔を見せた。「家族の基礎~大道寺家の人々~」は東京のはずれに出現した大道寺シアターという劇場に住む風変りな家族の物語。父親の気まぐれと、取り巻く個性豊かな人々の狂騒と混乱に翻弄され、一家離散へと追い込まれる家族の挫折と再生をコミカルに描いていく。主演を務める松重さんは、出演が決まったときのことについて、「毎回舞台をやるたびに二度とやりたくないと思ってて。でも、倉持さんの新作なら『すぐやる』といった自分に後悔しています」と、ふり返った。さらに、倉持氏の脚本のことを「つかみどころがない人間的な不思議な魅力があり、倉持ワールドと言っていい世界観を持っています。役者なら経験してみたいという魅力があり、卑怯だなと思います」と褒め、倉持氏を「今日来てよかったなと思います」と恐縮させていた。松重さんの昔の母親、兼、夫婦という一人二役を演じることになった鈴木さんは、夏帆さんと林さんの母親役でもある。鈴木さんは、「昨日、遣都くんと夏帆ちゃんがセリフを立って言うところがあり、双子っていうくらい可愛くて」と目じりを下げると、姉弟役の2人も照れ笑い。舞台では初共演となる松重さんについては、「稽古初日にセリフが入っていなかったら松重さんに嫌われるのでは、とちょっと不安になっていました(笑)。稽古場で追いつきますというのをいまここでお約束します」と、宣言してみせた。対する松重さんは、「京香さんとはかなり前に映画で共演していまして。その頃『舞台やらないんですか?』と聞いたら『絶対無理です』と言ってたのに…、いまや稽古初日に自分のストレッチマットを持って来ていたので人って変わるんだなと思いました」と、隣にいる鈴木さんを笑わせていた。続けて「ナチュラルで自然で素直で、若干天然な部分があるので不安もありますが、楽しみに思っています」と鈴木さんの魅力についてふれ、これから1か月に及ぶ稽古に思いを馳せていた。(cinamacafe.net)
2016年08月09日松重豊扮する主人公が仕事の合間に各地のグルメをひとり味わい楽しむ人気ドラマシリーズ「孤独のグルメ」。そのスペシャル版となる「孤独のグルメスペシャル!真夏の東北・宮城出張編」が8月3日(水)今夜いよいよ放送となる。原作は「月刊PANJA」(扶桑社)で90年代に連載された同名コミック。その後「SPA!」(扶桑社)で復活し現在も不定期掲載されている。2012年からスタートしドラマシリーズも昨年の「Season5」がシリーズ最高視聴率を記録するなど、放送を重ねるごとに人気を高めている。今年の元日には「孤独のグルメ お正月スペシャル ~真冬の北海道・旭川出張編」が放送されこちらも好評を博した。今夜のスペシャル版では東北・宮城を舞台に、向井理、渡辺いっけい、でんでん、余貴美子の4人のゲストを迎え、松重さん演じる輸入雑貨商を営む井之頭五郎のグルメ旅が繰り広げられる。古くからの友人である岸本(渡辺いっけい)の依頼で、輸入雑貨商を営む井之頭五郎は8年ぶりに仙台へやってきた。今回の依頼は、岸本がイベントのプロデュースを手掛ける牡鹿郡女川町の商業施設「シーパルピア女川」での仕事。震災からの復興を目指す人々に力を貸してほしいと言われ、五郎は力強く応える。打合せも無事に終わり、空腹を感じた五郎が入ったのは、仙台名物・牛たんの店。牛たんのセットとちょっと変わった一品料理に舌鼓を打ち、女川での仕事に向けて精をつける。仙台から石巻へ電車で移動した五郎は、女川へ向かうためレンタカー屋へ。しかし、そこにあったのは軽トラックのみ。仕方なく、慣れないトラックで仕事先のシーパルピア女川へ向かう。「シーパルピア女川」に到着し、立ち並ぶ店を興味深く眺め始める五郎。中には、「ほやきそば」(ホヤの焼きそば)という気になるのぼりを出している店もある。待ち合わせ場所に赴いた五郎は、担当者である牧原(向井理)と会う。仕事が一段落すると、また腹が減ってきた五郎。軽トラックに乗り、とりあえず進んでみたものの道はどんどん山道へ。店があるのか不安になったところ、前方に看板を見つける。プレハブの店の前には「活魚」の文字、背後に山のある場所で海鮮を食べることに面白さを感じ、店へと足を踏み入れる。そこで五郎が出会うグルメとは…?また、五郎の腹は、そこで満足するのか!?…というのが今回のストーリー。個人で輸入雑貨商を営む“井之頭五郎”が、商用で訪れたさまざまな街で、ひとりふと立ち寄った店で食事をし、言葉で表現できないようなグルメたちとの出会いを描いていく本作。今回、1泊2日の東北・宮城出張では計3軒でグルメを堪能するという。本作の魅力はグルメをテーマにしながらも、主人公の井之頭五郎が赴くのが大衆的なお店である点。仕事の合間に立ち寄った街の名店で五郎が料理を味わう姿を見て、思わずお腹がすいてしまったという視聴者も多いのではないだろうか。松重さんも「本当においしかった。ドラマを見て興味をもったら、足を延ばして食べに来てほしい」とコメントした宮城のグルメ。ドラマで堪能するだけでなく実際に味わいに行ってみるのもアリかもしれない。「孤独のグルメスペシャル! 東北・宮城出張編」(仮題)は8月3日(水)22時~テレビ東京系で放送。(笠緒)
2016年08月03日松重豊が各地のグルメを自らの信念にのっとって堪能し、ひとり楽しむ人気ドラマシリーズ「孤独のグルメ」。このほど、8月3日(水)に放送される「孤独のグルメスペシャル!真夏の東北・宮城出張編」に向井理、渡辺いっけい、でんでん、余貴美子の4人が参加、シリーズ最長1時間超えのスペシャルとなることが分かった。古くからの友人である岸本(渡辺いっけい)の依頼で、輸入雑貨商を営む井之頭五郎(松重豊)は8年ぶりに仙台へやってきた。今回の依頼は、岸本がイベントのプロデュースを手掛ける牡鹿郡女川町の商業施設「シーパルピア女川」での仕事。震災からの復興を目指す人々に力を貸してほしいと言われ、五郎は力強く応える。打合せも無事に終わり、空腹を感じた五郎が入ったのは、仙台名物・牛たんの店。牛たんのセットとちょっと変わった一品料理に舌鼓を打ち、女川での仕事に向けて精をつける。仙台から石巻へ電車で移動した五郎は、女川へ向かうためレンタカー屋へ。しかし、そこにあったのは軽トラックのみ。仕方なく、慣れないトラックで仕事先のシーパルピア女川へ向かう。「シーパルピア女川」に到着し、立ち並ぶ店を興味深く眺め始める五郎。中には、「ほやきそば」(ホヤの焼きそば)という気になるのぼりを出している店もある。待ち合わせ場所に赴いた五郎は、担当者である牧原(向井理)と会う。仕事が一段落すると、また腹が減ってきた五郎。軽トラックに乗り、とりあえず進んでみたものの道はどんどん山道へ。店があるのか不安になったところ、前方に看板を見つける。プレハブの店の前には「活魚」の文字、背後に山のある場所で海鮮を食べることに面白さを感じ、店へと足を踏み入れる。そこで五郎が出会うグルメとは…?また、五郎の腹は、そこで満足するのか!?個人で輸入雑貨商を営む“井之頭五郎”が、商用で訪れたさまざまな街で、ひとりふと立ち寄った店で食事をし、言葉で表現できないようなグルメたちとの出会いを描いていく本作。今回、1泊2日の東北・宮城出張では計3軒でグルメを堪能するという。向井さんが演じるのは、井之頭五郎が今回仕事をする商業施設「シーパルピア女川」の職員・牧原達也。イベントを成功させたいという熱い思いがあり、五郎の力を借りることに。五郎の古くからの友人・岸本を演じるのは、渡辺さん。岸本は、女川での仕事を紹介し、五郎が宮城へ来るきっかけを作る役どころ。また、でんでんさん、余さんはそれぞれ、五郎が訪れる2軒の店の親方と女将に。どんなお店なのかはお楽しみだが、2人は「孤独のグルメ」らしく、その店の雰囲気に溶け込み、東北の隠れた食事処の魅力を体現する。松重さんが「本当においしかった。ドラマを見て興味をもったら、足を延ばして食べに来てほしい」と明かすそのグルメを、多彩なゲストとともに楽しんでみて。「孤独のグルメスペシャル! 東北・宮城出張編」(仮題)は8月3日(水)22時~テレビ東京系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年07月19日松重豊主演で描くグルメドキュメンタリードラマ「孤独のグルメ」。この度、本作のスペシャルドラマが「孤独のグルメスペシャル! 東北・宮城出張編」(仮題)と題し、今夏放送されることが決定した。個人で輸入雑貨商を営む“井之頭五郎”(松重豊)は、商用で様々な街を訪れる。そしてひとり、ふと立ち寄った店で食事をする。そこで、言葉で表現できないようなグルメたちに出合うのだった――。そして今回放送されるスペシャル版では、古くからの友人の依頼を受けて宮城県の仙台へやってきた井之頭五郎。女川町で行われるイベントの手伝いを頼まれるのだが…。まずは仙台で名物料理を食し、精をつける。その後、石巻を経て女川町に向かうのだった。そこで出合うグルメとは…。本作は、「月刊PANJA」(扶桑社)にて1996年にかけて連載された同名漫画が原作。連載終了後、「SPA!」(扶桑社)にて現在も不定期に新作が掲載されている。2012年からスタートしたテレビドラマシリーズも、昨年の放送でSeason5を迎えた。放送を重ねる毎に注目度が高まり、Season5に至ってはシリーズ最高視聴率を記録。また、今年の元日には、「孤独のグルメ お正月スペシャル ~真冬の北海道・旭川出張編」が放送され、こちらも好評を博していた。そんな中今回の放送では、井之頭五郎が宮城へ出張。訪れるのは仙台市と牡鹿郡女川町。すでに現地での撮影は終え、名物料理や特産品を活かした料理を堪能したようで、主演の松重さんは「本当においしかったです。皆さん、『遊びに来てください。食べに来てください』という気持ちで、笑顔で迎えてくださったので、『孤独のグルメ』というタイトルのドラマですが、“孤独”ではなく、三陸の人たちと幸せな思いを共有できました」と語り、「すごく幸福な気持ちになりましたし、『食べに来てください』という現地の人たちの思いをこのドラマで代弁したいと思っています」と意気込んだ。さらに今回のスペシャルには、「孤独のグルメ」らしい、味のあるゲスト出演者がも多数登場するそう。誰が登場するのか、どんなグルメが登場するのか。予想しながら放送を楽しみにしていて。「孤独のグルメスペシャル! 東北・宮城出張編」(仮題)は今夏、テレビ東京にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年06月23日松重豊主演のテレビ東京系スペシャルドラマ『孤独のグルメスペシャル! 東北・宮城出張編』(仮)が、2016年夏に放送されることが23日、わかった。同作は、久住昌之作・谷口ジロー画の漫画『孤独のグルメ』を2012年にドラマ化し、2015年までにSeason5まで放送。2016年1月1日には、『孤独のグルメ お正月スペシャル ~真 冬の北海道・旭川出張編』も放送されている。個人で輸入雑貨商を営む井之頭五郎(松重)が、商用で訪れた街で出会ったグルメを紹介する。今回の東北・宮城出張編では、仙台市と牡鹿郡女川町を訪れ、名物料理や特産品を活かした料理を堪能する。松重は、2011年の東北大震災で大きな被害を受けた三陸での撮影について「本当に生々しい傷跡がまだ残っていて、その場所で暮らしている人達がいます。その人たちが作ってくれた料理は本当においしかったです」と振り返った。また、地元の人々から「遊びにきてください、食べてください」という気持ちで迎えられたそうで、松重は「"孤独"ではなく、三陸の人たちと幸せな思いを共有できました」と語る。「長く続いているシリーズですが、まだ皆さんが味わったことのない東北のおいしいものをご紹介しています。ドラマを見てちょっとでも興味をもったら、足を延ばして食べに来ていただけたらうれしいです」と、視聴者にメッセージを送っている。
2016年06月23日『信長協奏曲』をはじめ主演作をヒットさせている俳優・小栗旬を主演に、『ちはやふる』や新“月9”ドラマ「好きな人がいること」などで活躍する野村周平ら豪華キャストが、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督のもとに集結する『ミュージアム』。このほど、本作の劇場公開日が11月12日(土)に正式決定。さらに、緊迫の場面写真第2弾が解禁となった。雨の日に起きる連続猟奇殺人事件。犯行現場に残された謎のメモ、そして、まるですぐ見つけられることを前提としたかのような死体。犯人はカエルのマスクを被った殺人アーティスト・カエル男。事件の関連性に気付いた沢村刑事が捜査を進めると、驚愕の次のターゲットが浮かび上がる。カエル男の次に狙うのは誰か…。そして、犯人を追うはずの沢村が、逆に絶望的な状況に追い詰められて行く。果たして、カエル男の目的は?原作は、その想像を絶する過激描写と、読めば読むほどハマってしまう緻密に練られたストーリー構成、裁判員制度の問題という奥深いテーマも盛り込み、「ヤングマガジン」連載終了後も「ヤバすぎる!」などとSNS上で話題を呼んだ巴亮介氏作の同名コミック。昨年末、小栗さんと大友監督のタッグでの映画化が発表されるや、ネット上で騒然となったこのプロジェクトには、尾野真千子、大森南朋、松重豊など、日本映画界を牽引する実力派俳優が競演を果たしていることでも話題。そんな中、今回解禁となった最新場面写真は2点。雨の日に起こる殺人事件が、連続猟奇殺人事件と認定され、新米刑事・西野純一(野村さん)が緊迫した面持ちで臨む大規模な捜査会議のシーン、そして激しく降り注ぐ雨の中、犯人を追う沢村久志刑事(小栗さん)と西野刑事のふたりの姿を捕えたシーンとなっている。野村さんといえば、映画『ライチ☆光クラブ』での主演を皮切りに、『ちはやふる -上の句・下の句-』『森山中教習所』(7月9日公開)、さらにスペシャルドラマ「モンタージュ 三億円事件奇譚」、「好きな人がいること」と今年も大活躍の注目株。本作では、小栗さん演じる沢村とコンビを組み、事件の真相を追うのだが…。真相に近づけば近づくほど、彼らもまた逆に追い詰められる怒涛の展開と重厚なドラマの行方に、ますます期待が高まる場面写真を、こちらから確かめてみて。『ミュージアム』は11月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月21日黒木華が連続ドラマ初主演を果たし、マンガ雑誌編集部を舞台に新米編集者の奮闘する姿を描く「重版出来!」が、6月14日(火)今夜の放送で最終回を迎える。同作は2014年日本経済新聞「仕事マンガランキング」で第1位を獲得した松田奈緒子作の人気コミックをドラマ化。「週刊バイブス」の編集部を舞台に、黒木さん演じる新米編集者・黒沢心が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家たち、営業担当、書店員たちを巻き込んで一丸となっていく姿に共感が集まった。また、黒木さんをはじめ、オダギリジョー、坂口健太郎、松重豊らが脇を固めるほか「でんば組.inc」の最上もがのレギュラー出演や、第5話では「ももいろクローバーZ」「AKB48」「ゆず」などへの楽曲提供で知られるヒャダインがゲストに登場。漫画家役として小日向文世、滝藤賢一、要潤、永山絢斗らが出演。キャストの豪華さが話題を呼んだほか、コミック雑誌編集部が舞台ということもあって、ドラマ内で使われる架空の週刊誌や雑誌などにもこだわりをみせた本作。「アフロ田中」シリーズほかを手がけたのりつけ雅春、「鉄腕バーディー」「機動警察パトレイバー」などを生んだゆうきまさみや、LINE漫画で800万ビューを突破した「かわれて候。」の白川蟻、あの超大御所漫画家・藤子不二雄Aなどが、ドラマの中に登場するオリジナル漫画を描き下ろしたことも大きな注目を集めた。最終回となる第10話では、心(黒木さん)の熱いプレゼンで中田(永山さん)の「ピーヴ遷移」は連載決定会議で連載を勝ちとった、最新話が掲載されると瞬く間に話題をさらい高畑(滝藤さん)をはじめとする人気漫画家からもその類まれなる異才っぷりを嫉妬されるほどになる。単行本の発売に向け、五百旗頭(オダギリさん)、安井(安田さん)、壬生(荒川さん)らバイブス編集部員や、営業部の小泉(坂口さん)も自ら中田のサイン会を考案するなど、一丸となり中田のデビューをサポートするなか、心の心配をよそに寝食を惜しみ身を削って中田は作品に没頭。精神的に作品の世界にのめりこんでいくなか、中田のためを思い厳しく接する心の態度に中田は激高、2人の間に亀裂が生じてしまう。一方、受賞すると漫画の知名度と売り上げが格段に上がる、近代芸術文化賞の漫画部門大賞の選考が始まる。巷では、大賞はバイブスの「ツノひめさま」かライバル誌エンペラーの「ヒッチポッチ」かと噂されており「ツノひめ」の受賞を狙うバイブスは、全力で作品を大プッシュ。そして大賞発表当日、編集長・和田のもとに一本の電話が入る……。大きな挫折をバネにしながら周囲の支えもあり、幾度ものピンチを持ち前のスポ根魂で乗り切ってきた心だが、ここにきて最大のピンチに立たされることに。心は夢の“重版出来”を唱えることができるのか。ついに感動のラストを迎える「重版出来!」のラストをしっかり見届けて。「重版出来!」最終回は6月14日(火)22:00~TBS系にて放送。(笠緒)
2016年06月14日女優の黒木華が主演を務めるTBS系ドラマ『重版出来!』(毎週火曜22:00~22:54)の舞台となっている『週刊バイブス』編集部潜入レポート第3弾。今回は、俳優の松重豊演じる編集長・和田靖樹のデスクの阪神グッズをチェックした。本作は、『週刊バイブス』の新人編集者・黒沢心(黒木華)が、個性的な編集部員や漫画家たちを巻き込み、奮闘する姿を描く物語。松重演じる和田靖樹編集長は、阪神の試合結果によって喜怒哀楽が変わる熱狂的な阪神ファンで、阪神の法被とタオルを身にまとった姿はかなりの存在感を放っている。「宿敵エンペラーを倒す編集者になれ!」「はい! ぶっつぶします!」といった、和田編集長と心の体育会系のやりとりもドラマも見どころの一つだ。このたび編集部に潜入し、和田編集長のデスクの阪神グッズをチェック。机にはメガホン、ペン立てとして使っているマグカップや書類を入れるファイルも阪神! イスには法被がかけられ、クッションも阪神、ハンガーラックには別のデザインの法被とタオルが。また、棚にグローブとボール、そして、バットもたてかけられている。デスク横の柱には、勢いのある字で書かれた「打倒エンペラー!! あきらめるな! あきらめたらそこで試合終了だ!!」という目標。その真横に阪神のちょうちん、上には阪神のフラッグが飾られ、その一角からものすごい闘志が伝わってくる。レポ―ト第1弾では心、今回は和田編集長のデスクを取り上げたが、そのほかの編集部員のデスクも紹介しよう。副編集長・五百旗頭敬(いおきべ けい/オダギリジョー)のデスクは、優秀で普段はクールな彼らしくシンプル。家族を最優先にし残業はしない主義の安井昇(安田顕)のデスクには、子供の写真が飾られている。そんな安井の机のパソコンを見て「これでいつもSNSの更新を行っているのか!」とニヤッとしてしまった(笑)。そして、菊地文則(永岡佑)のデスクでは、第2話で感動を呼んだ担当漫画『たんぽぽ鉄道』、一番デスクが乱雑だった壬生平太(荒川良々)のデスクでは、担当する漫画家・成田メロンヌ(要潤)の作品を発見! 筆記用具や編集に関する小道具など細部まで作り込まれたデスクは、それぞれの性格や担当業務などが反映されている。
2016年05月31日放映中の連続ドラマ「重版出来!」や「孤独のグルメ」シリーズなど映像でも独特の味わいを見せる松重豊が、風変わりな家族を描くコメディ『家族の基礎~大道寺家の人々~』で父親役を演じる。脚本・演出は、コメディにも定評ある倉持裕(ペンギンプルペイルパイルズ)。この新作について、ふたりに話を聞いた。舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』チケット情報松重と倉持の顔合わせは、舞台『昔の女』以来、7年ぶり。「俳優側の生理にもちゃんと向き合ってくれるし、すごく丁寧だなって印象でした。舞台ってやっぱり独特だから特殊に作っていく方もいるだろうけど、倉持さんはオーソドックスにリアルを追求しながら俳優の演技を導いてくれるので、本当にやりやすい演出家でしたね」(松重)「『昔の女』のときは、僕も演出していてひとつひとつ面白かった。松重さんはやっぱり身体に圧倒的な特徴があるじゃないですか(笑)。だから何やっても面白い部分はあって。小柄な奥さんにビンタされてアワアワしちゃったりとか」(倉持)「倉持さんの稽古場はディスカッションしながら作っていくので、グルーヴ感みたいなものを自然に作ってくれる。今回は前回より大きな劇場で倉持ワールドを作り上げる、ダイナミックな楽しみがあります。ただ、コメディとは銘打たないでほしかったけど。その看板が俳優をいかに苦しめるか(笑)」(松重)倉持が本作のヒントにしたものとして挙げたのは、ウェス・アンダーソン監督「ザ・ロイヤル・テネンバウムス」、ジョン・アーヴィング原作「ホテル・ニューハンプシャー」など、あるユニークな一家を大河ドラマのように長く追った家族映画。「頭の中で『これがいい』と思ったら、思考の過程を見せずにひとりでトントンと進めていく。亭主関白とは違うんですが、そういう父親を松重さんに今回やってもらいたい」(倉持)「俺もわりと良かれと思って全部決めちゃう父親だなぁって、今聞いていて思いました。でも父親像といってもいろんな形があるし、かつての“親父”と呼ばれるイメージからも、今は当然変容している。倉持流を盛り込んだ世界観で“家族”というものが描かれるのであれば、たぶん面白い作品にはなるんだろうなと(笑)」(松重)母親役は松重との共演経験も多く、彼が「存在が大きくて、本当に懐の深い女優さん」と評する鈴木京香。加えて、長女役に夏帆、長男役は本作が初舞台となる林遣都と楽しみな顔ぶれが揃った。全員ひと筋縄ではいかない大道寺家は、長い旅路の末にどこにたどり着くのか。公演は9月6日(火)から28日(水)まで東京・シアターコクーンにて。その後、大阪、静岡、愛知を巡演。東京公演のチケットの一般発売は6月4日(土)午前10時より。なお、チケットぴあでは、東京公演のインターネット先行を実施中、6月3日(金)午後11時59分まで受付。取材・文/武田吏都
2016年05月31日フジテレビ系の人気ドラマシリーズ「世にも奇妙な物語」のスペシャル版、「世にも奇妙な物語’16春の特別編」が5月28日(土)今夜放送いよいよ放送となる。同シリーズは1990年から放送が開始。レギュラー放送後も「特別編」が放送され続け今年で26周年を迎える長寿シリーズとなっている。今回の「春の特別編」で放送されるのは「通いの軍隊」「夢みる機械」「クイズのおっさん」「美人税」の4本。「通いの軍隊」は筒井康隆の小説を西島秀俊主演でドラマ化した作品。題名の通り会社に出社するかのように軍隊に“通勤”し、午前9時から午後5時の間戦争をしているという世界を描いている。主演の西島さんは2004年放送の「過去からの日記」以来12年ぶりの同シリーズへの出演となる。本作が“戦争モノ”ということもあり、静岡県裾野市で戦闘シーンを撮影したという。西島さんは「短編なのですがかなり撮影は大がかりな、贅沢な撮影をしています。やはり『世にも奇妙な物語』ならではの一筋縄ではいかない、普通の戦争ものではない、なにか本当にブラックユーモアにあふれた作品になっていると思います」とコメント、作品をアピールしている。「夢みる機械」は諸星大二郎のコミックを窪田正孝主演で映像化。窪田さん演じるなかなか認められない漫画家を夢見る青年が、いつものように母親と言い争った際、部屋から押し出した母親がふいに倒れ、その瞬間母親が実は機械だったことが判明してしまい、そこから次々と驚きの事実を目撃、追い詰められていく……というストーリー。窪田さんは「世の中がどんどん便利になりたくさんの機械が生活を支えてくれている時代なので、このストーリーにはどこか真実味を感じました」と作品について語っている。「クイズのおっさん」は松重豊、高橋一生のW主演作。なんの面白みもない毎日に嫌気が差した古賀三郎(高橋さん)が、ちょっとだけ変化がほしいと思い軽い気持ちでクイズ番組に出演、優勝した三郎に与えられたのは、優勝賞金100万円と「クイズ1年分」。翌日から三郎の前にクイズを出題するナゾのおっさん(松重さん)が現れ続けるように。“クイズのおっさん”に追いかけ回され、おっさんと三郎の世にも奇妙な日々が始まる…という物語。松重さんも「地獄は満員」以来約12年ぶりの同シリーズ出演。今回が初主演となった松重さんは「こういう作品は大事におつきあいしていきたいなと思います」と語り、高橋さんも「松重さんに愛を感じます。松重さんがいなくなっちゃってさみしいです。それくらいクイズのおっさんが好きです」と両者の息もピッタリだった様子。本編が楽しみだ。「美人税」は美人に税金を課すという世界を佐々木希主演で描く。「美人税」とは、美人は男性からご飯をごちそうしてもらったりほかの人が叱られたりする中、優しくされたり人生において得をしているから税金を払えというとんでもない政策。美しい愛子(佐々木さん)の美人税は20%と高額。重税に納得がいかないものの政府に認定された特別な美人であることに優越感も覚え始める愛子だったが、美人税は思わぬ事態を次々と巻き起こし、愛子は美人税反対を訴える……というストーリー。佐々木さんは本作で“ふり切る”ことを目標に恥ずかしがらずに演じたそうで、「シーン中ものすごい顔をするところがあるんです。みんなで爆笑していました。どこまでいけるかっていうことをつきつめていますので、ぜひその顔は見逃さないでいただきたいと思います!」と作品をアピール。突き抜けた佐々木さんの演技に注目だ。「世にも奇妙な物語’16春の特別編」は5月28日(土)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年05月28日女優の黒木華が主演を務めるTBS系ドラマ『重版出来!』(毎週火曜22:00~22:54)の舞台となっているコミック雑誌『週刊バイブス』編集部潜入レポート第2弾。今回は、徹底的に作り込まれた『週刊バイブス』の表紙をくまなくチェックしてみた。本作は、『週刊バイブス』の新人編集者・黒沢心(黒木華)が、個性的な編集部員や漫画家たちを巻き込み、奮闘する姿を描く物語。編集部には黒沢のほか、編集長の和田靖樹(松重豊)、副編集長の五百旗頭敬(いおきべけい/オダギリジョー)、安井昇(安田顕)、壬生平太(荒川良々)、菊地文則(永岡佑)らが所属し、一癖も二癖もあるキャラクターたちが笑いあり感動ありのかけ合いを繰り広げている。『週刊バイブス』に連載されているのは、高畑一寸(滝藤賢一)の『ツノひめさま』をはじめ、三蔵山龍(小日向文世)の『ドラゴン急流』、八丹カズオ(前野朋哉)の『タンポポ鉄道』など。そんな劇中漫画の制作に、藤子不二雄A氏をはじめとする本物の人気漫画家たちが関わっている。クオリティの高い劇中漫画もドラマの魅力の一つだ。今回の編集部潜入で、劇中漫画のコミック版を実際に見ることができた。1冊まるごと制作しているのではなく、表紙だけがドラマ仕様になっているわけだが、それでもこのクオリティの高さは感動もの。第2話でストーリーの中心となった『タンポポ鉄道』や、心が初めて担当することになった『ツノひめさま』も、デスクの上や書棚に並んでいた。また、『週刊バイブス』も細かくチェック! こちらも表紙だけの加工だが、そのクオリティは高く、コンビニに並んでいてもまったく違和感ない。しかも表紙は何パターンもあり、バックナンバーとして何冊も並んでいる。そんな表紙を毎号飾っているのが、"バイブスガール"7代目という設定の鈴木望。実際のモデルを起用し、『週刊バイブス』のために撮影が行われたようで、さまざまな水着ショットを披露している。表紙の文言を見るのもおもしろい。「キミは僕らのヒロイン!」「『アイドル戦隊ウタウンジャー』のラブリンジャーのまぶしくてキュートな初水着!」「朝ドラ出演も決まって快進撃の望ちゃんを巻頭グラビアでお届け!!!」などと遊び心あふれるキャッチが付けられている。細部までこだわったクオリティの高い美術品にも注目だ。
2016年05月24日フリーアナウンサーの福澤朗が、28日(21:00~23:10)に放送されるフジテレビ系オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語’16春の特別編』に、本職の司会者として出演する。今回の『世にも奇妙な物語』で語られるエピソードは4本で、福澤が出演するのは「クイズのおっさん」。何の面白みもない毎日に嫌気が差した古賀三郎(高橋一生)が、軽い気持ちで出演したクイズ番組の司会者として登場し、スタジオ中に響き渡る声で古賀の優勝の瞬間を彩る。しかし古賀は、この番組をきっかけに、クイズを出題してくるおっさん(松重豊)に追いかけ回されるという、奇妙な日々を送ることになる。さらに、俳優・浦井健治が、佐々木希主演の「美人税」に出演することも決定。美人であるが故に"美人税"を払わされることになった愛子(佐々木)に、救いの手をさしのべる魅力的な男性・野々村健一役を演じる。ほかにも、さまざまな出演者が4作品の随所に登場。加えて、番組の最後のエンドロールにも趣向が凝らされており、それぞれの作品内容に関わるスペシャル映像が準備されている。
2016年05月23日5月28日(土)に放送される「世にも奇妙な物語’16春の特別編」。今回放送される4本の作品に、新たに俳優の浦井健治とフリーアナウンサーの福澤朗が出演することが発表された。浦井さんは、舞台やミュージカルを中心に活躍中で、昨年にはアニメ・映画化と世界的な人気を持つ「DEATH NOTE」の舞台「DEATH NOTE the musical」を公演、小池徹平らと共演を果たした。さらに、今後も数々の出演舞台が控えており、いま注目の舞台俳優のひとりだ。そんな浦井さんが登場するのは、佐々木希主演の「美人税」。あらゆる点で得をしている“美人”は税金を払うべき、というとんでもない政策を導入した日本政府。佐々木さん演じる美女の愛子は20%もの税金を払うことを命じられ、窮地に陥ってしまうが、そこに浦井さん演じる野々村健一が救いの手を差し伸べる。また、松重豊&高橋一生がW主演を務める「クイズのおっさん」に登場するのは福澤さん。高橋さん演じる古賀は、何の気なしに出たクイズ番組で賞金100万円と「クイズ1年分」を手に入れる。その「クイズ1年分」とは、毎日目の前に松重さん演じる“クイズのおっさん”が現れる…というもの。本作で福澤さんは、主人公の古賀が賞金と「クイズ1年分」を手に入れることになるクイズ番組の司会者。福澤さんといえば、ニュース番組などの司会のほか「全国高等学校クイズ選手権」をはじめとしたクイズ番組の顔でもある。福澤さんならではの、のびのあるスタジオ中に響き渡る声が、本作の重要なシーンを飾る。今回は、この2本のほか、西島秀俊主演の「通いの軍隊」、窪田正孝主演の「夢みる機械」を放送。さらに番組の最後のエンドロールにもスペシャルな仕掛けが。オムニバス4作品の内容に関わるスペシャル映像がエンドロールで流れるため、最初から最後の1秒まで目が離せない。「世にも奇妙な物語’16春の特別編」は5月28日(土)21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年05月23日先日、「世にも奇妙な物語’16春の特別編」の放送が決定し、3本の作品と西島秀俊、窪田正孝ら主演陣が発表されたが、この度、新たに4本目の作品として「美人税」が加わることが明らかになり、佐々木希が主演を務めることが分かった。財政がひっ迫する中、日本政府は「美人税」を導入する。美人は男性からご飯をごちそうしてもらったり、ほかの人が叱られたりする中、優しくされたり、人生において得をしている…だから税金を払えというとんでもない政策だ。美しい愛子(佐々木希)の美人税は20%と高額。かさんでいく税金に全く納得がいかない愛子だったが、次第に政府に認定された特別な美人であることに優越感を覚え始める。しかし、美人税が思わぬ事態を次々と巻き起こしていくのだった…。美人税と最初に聞いた愛子が最初にとった行動とは美人税反対を訴えることだった――。本作は、今回唯一の女性主演作。美人であるがために、税金を払わされることになってしまうという、非常に突き抜けた内容の物語だ。。今回は“ふり切る ”ということを目標に、恥ずかしがらずにやっているという佐々木さんは、「シーン中ものすごい顔をするところがあるんです。みんなで爆笑していました。どこまでいけるかっていうことをつきつめていますので、ぜひその顔は見逃さないでいただきたいと思います!」と満面の笑みでアピールしていた。プロデューサーの永井麗子は佐々木希さんについて「誰もが “美人”と聞いて納得し、そして嫌味がない人。『呪web』で初めてご一緒し、前向きに楽しく懸命に作品に取り組まれる姿勢にも好感を持ちましたので、きっとこの “美人税”に翻弄される愛子役も思い切って演じてくださるだろうと思いました」とこの役にぜひにと依頼したようだ。なお、今回の放送では、西島さん主演「通いの軍隊」、窪田さん主演「夢みる機械」、松重豊&高橋一生のW主演「クイズのおっさん」も放送される。こちらも併せて楽しみにしていて。「世にも奇妙な物語’16春の特別編」は5月28日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年05月22日女優の佐々木希が、28日(21:00~23:10)に放送されるフジテレビ系オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語’16春の特別編』で、主演を務めることが21日、明らかになった。佐々木が主演するのは『美人税』。美人は男性からご飯をご馳走してもらっったり、優しくされたりと得をしていることから、税金を払わされることになってしまうことになり、佐々木演じる愛子の美人税は高率の20%。最初は不満も、次第に美人であることに優越感を覚え始めていくが、この税金が思わぬ事態を次々に巻き起こしていく。美人でなければ成立しないこの役柄に、佐々木は「"振り切る"ということを目標に、恥ずかしがらずにやっています」と演じるにあたっての心境を説明。ものすごい顔をするシーンもあるそうで、「(収録現場の)みんなで爆笑していました。どこまでいけるかっていうことをつきつめていますので、ぜひその顔は見逃さないでいただきたいと思います!」と見どころを語っている。オファーした永井麗子プロデューサーは「佐々木希さんは、誰もが"美人"と聞いて納得し、そして嫌味がない人」と起用理由を説明。以前仕事をした際に「前向きに楽しく懸命に作品に取り組まれる姿勢にも好感を持ちました」といい、「きっとこの"美人税"に翻弄(ほんろう)される愛子役も思い切って演じてくださるだろうと思いました」と狙いを話している。今回の『世にも奇妙な物語』では、西島秀俊『通いの軍隊』、窪田正孝『夢みる機械』、松重豊&高橋一生『クイズのおっさん』も放送される。
2016年05月21日フジテレビ系にて26年続く人気ドラマシリーズ「世にも奇妙な物語」が、「世にも奇妙な物語’16春の特別編」として5月28日(土)に放送されることが決定。西島秀俊、窪田正孝、松重豊、高橋一生ら豪華俳優陣の出演が明らかになった。今回発表された豪華キャストは、3作品の主演たち。西島さんの主演作は、筒井康隆原作の人気作品「通いの軍隊」のドラマ化。タイトルの通り、会社に通うように人々が軍隊に午前9時から午後5時までだけ参加し、戦争をしている。というもしかしたら近い未来にありえなくもないと思わせる世界を描く。2004年に出演した「過去からの日記」以来12年ぶりの出演となった西島さん。「『過去からの日記』は本当に心に染みる物語でしたけれど、今回はある意味王道と言いますか、ブラックユーモアの作品なのですごく楽しみに現場に入りました」と心境をコメント。また、実際に富士山を間近に拝む静岡県裾野市で戦闘シーンなどの撮影も行われたようで、「“戦争もの”ということで短編なのですがかなり撮影は大がかりな、贅沢な撮影をしています。やはり『世にも奇妙な物語』ならではの一筋縄ではいかない、普通の戦争ものではない、なにか本当にブラックユーモアにあふれた作品になっていると思います。ぜひ 期待して見ていただけるとうれしいと思います」とアピールしている。そして「夢みる機械」では、窪田さんが大御所漫画家・諸星大二郎の名作に挑戦。野間崎健二(窪田さん)は漫画家になる夢を抱きながら作品を描き続けているがなかなか認められない青年。いつものように母親と言い争った際、部屋から押し出した母親がふいに倒れてしまう。その瞬間、母親が実は機械だったことが判明。そして次々と驚きの事実を目撃し追い詰められていく…。「世にも奇妙な物語」初出演となった窪田さんは、「全力で立ち向かいました。リアルな箇所もたくさんあると思いますのでぜひ見て体感してもらえるとうれしいです」と話し、「世の中がどんどん便利になりたくさんの機械が生活を支えてくれている時代なので、このストーリーにはどこか真実味を感じました」と作品について語った。さらに松重さんと高橋さんの2人W主演で描く「クイズのおっさん」。物語は、古賀三郎(高橋さん)はなんの面白みもない毎日に嫌気がさし、ちょっとだけ変化がほしいと思い軽い気持ちでクイズ番組に出演するところから始まる。クイズで優勝した三郎に与えられたのは、優勝賞金100万円と、そしてなんと「クイズ1年分」。なんのことかと思っていた三郎の前に翌日からクイズを出題するナゾのおっさん(松重さん)が現れる。“クイズのおっさん”に追いかけ回される三郎。おっさんと三郎の世にも奇妙な日々が始まる…という企画のおもしろさとダブル主演の妙により、話題を呼ぶことは必至のようだ。「地獄は満員」以来約12年ぶりの出演で初主演となった松重さんは、「『奇妙』で扱うようなぶっとんだ話というのがドラマの原点だと思うので、こういう作品は大事におつきあいしていきたいなと思います」と語っている。また高橋さんは「松重さんに愛を感じます。松重さんがいなくなっちゃってさみしいです。それくらいクイズのおっさんが好きです」とラブコールを送るほど松重さんとのダブル主演の日々を堪能していた様子。なお、今回もストーリーテラーとしてタモリが出演。26周年を迎えた本作に、どんな新たな物語が加えられるのか。豪華俳優陣の熱演に期待したい。「世にも奇妙な物語’16春の特別編」は5月28日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年05月17日