俳優・柄本佑が監督を務める短編連作集『ippo』の公開が決定した。本作は、劇作家・演出家の加藤一浩による3本の演劇戯曲を原作に、柄本監督が映画の息吹を与えた短編連作集。近年では「知らなくていいコト」「ドクターホワイト」『火口のふたり』『真夜中乙女戦争』などに出演、昨年は「アクターズ・ショート・フィルム」に加し、森山直太朗主演の短編『夜明け』を監督した柄本監督。実は、それ以前からすでに何本もの短編を自主製作で監督してきた。本作は、2017年から2022年のあいだに撮られた3本の短編がまとめられている。全ては、男ふたりの物語。まず、アパートで眠れぬ夜を過ごすふたりを描く『ムーンライト下落合』では、久々に再会する友人ふたりを加瀬亮と宇野祥平。お金に困っている様子の兄弟を描く『約束』では、兄弟を渋川清彦と柄本時生。全編iPhoneで撮影された『フランスにいる』では、画家とそのモデルを加藤さんと高良健吾が演じる。『約束』スタッフは、柄本さんが主演した『きみの鳥はうたえる』の四宮秀俊が全編撮影を担当。三宅唱監督や森岡龍監督が助監督で参加している作品も。俳優・スタッフは、柄本監督が一緒に映画を作りたい人々に声をかけ、小さなチームで丁寧に撮りあげた。『フランスにいる』<柄本佑コメント>映画が好きで、小学校の卒業文集に将来の夢「映画監督」と書きました。文中にはフェリーニの『道』が世界一面白い映画だと書き、文末には「誰もが感動して泣ける映画が撮りたいです」と、なんともアホな事を明言してました。そんな彼が映画を撮りました。タイトルは『ippo』といいます。この映画を実現に導いて下さった関係者の方々に本当に感謝です。そしてまだまだ撮りたいものが沢山あるので関わったからにはもう逃がしませんよ、とだけお伝えしておきます。では「誰もが感動して泣ける映画」をどうぞ。―柄本佑『ippo』は2023年1月7日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ippo 2023年1月7日より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開©がらにぽん
2022年09月22日俳優でモデルの中田圭祐が、1日に配信されたABEMAの恋愛バラエティ番組『私たち結婚しました 3』#5に出演し、女優の川島海荷にサプライズプレゼントを贈った。同番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクしたABEMAオリジナル番組。番組MCを千鳥のノブと三浦翔平が務め、シーズンゲストして元AKB48の高橋みなみが登場。シーズン3では、中田と川島のペア、俳優の佐野岳と女優の島崎遥香ペアの疑似結婚生活に密着し、#4・5には、シーズン2で浅香航大と疑似結婚生活を送ったトリンドル玲奈がゲスト出演した。1日配信の#5では、川島が「一緒に来てみたかった場所」の岩盤浴デートに行くことに。2人きりの室内で一緒に横になっていると、突然中田が「そっちのほうがあったかいの?」と質問。不思議な質問に川島は「どっちも一緒だよ(笑)。あったかいかな、どうだろうね……」と困惑した様子を見せ、「そっち行こうかな」と近づいてきた中田に思わず、「(アプローチが)下手くそなの?(笑)」と言い放った。また、中田は動いた瞬間に川島の手と触れあったことに動揺し、突然「あっ」と声を上げると、「やめて、初恋みたいなテンション(笑)。びっくりしちゃった」とツッコむなど、終始笑顔の絶えない時間を過ごした。帰宅後、普段ほとんど料理をしない中田が、「妻をときめかせるような、男の料理を一品作って振る舞う」ミッションに挑戦し、ポテトサラダを作り始める。「じゃがいも洗うのって小学生ぶりかも」という衝撃発言をする中田に、川島も「1人暮らししていて、じゃがいも買ったことない? 8年1人暮らししてて?」と驚きの表情を見せた。その後も不慣れな包丁さばきや、大きすぎる味見の一口に、たくさんのツッコミを受けながら料理を進めていく中田だったが、「ときめかせてね」というラブミッションの内容をリマインドする川島に、「はいはい(笑)」とふざけた返事をしてしまう。いじけた表情を見せた川島に気づいた中田は、「ごめんって~、怒ってんの~」と近づきながら、包み込むように頭を撫でて急接近。突然の大胆な行動に川島は、両手で顔を覆って“ガチ照れ“を隠し切れない様子だった。そして夕食中、中田は「うみちゃんに、ちょっとしたプレゼントを買ってきた」と切り出し、ハスの花をモチーフにしたキーホルダーとキャンドルホルダーをサプライズプレゼント。“結婚生活”初日に川島が話していた「名前の由来」にちなんだプレゼントに「私の名前の由来から?」と驚きの声を上げると、中田も「すごい素敵な名前の由来だもんね」と話しながら、川島を見つめた。川島は後日、この時の心境を「前に話したハスの花の由来を覚えててくれて、ジーンと来ました。28年間生きてて、そういう贈り物をされたことがあまりなかったので、私に向けたプレゼントを選んでくれたんだというのが、嬉しかったです」と振り返っていた。
2022年07月04日現在公開中の映画『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』。2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載された人気漫画の実写化作品で、映画の第1作は2017年12月に公開されたが、遂に完結。亡き母を生き返らせようと禁忌を犯して挑んだ“人体錬成”に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田涼介)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリック(水石亜飛夢)の物語を描き、現在公開中の完結編二部作の後編、『最後の錬成』では原作の最終話までを描き切っている。魅力的なキャラクターが多数登場する中、新たに注目を受けているのが、リン・ヤオ/グリードの2役を演じた渡邊圭祐だ。前作『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』から登場したリンはシン国の皇子で、エドの旅にも深く関わっていく。今回はリン役の渡邊に話を聞いた。○■1作目の時は、俳優の仕事もしていなかった――まずはやはり、今作に出演すると決まった時の気持ちを教えてください。「えっ、いいんですか!?」という気持ちが一番大きかったです。原作ももちろん好きでしたし、リンも好きなキャラクターで、大切に思っているので、まさか自分が演じることになるとは。――1作目の公開の頃は、もちろん自分が出るとは思っていなかったわけですよね。そもそも俳優の仕事も全くしていなかったので、いち観客として観ていました。ただ僕からすれば、デビューの時から「こうなると思ってた」ということは何もなくて、全ての作品において「まさか」といった気持ちを抱いていますし、会見の場に立っている時も、毎回新鮮に「俺、やってるなあ」という感覚があります(笑)――今回はリンというキャラクターを演じられて、外見がぴったりですし、話題になっていますよね。そうであれば嬉しいです。もともと持っていたリンやグリードに対するイメージを監督とディスカッションしてすり合わせながら、自分としてもアニメや漫画を見直してイメージを膨らませた状態で撮影に臨みました。でもやっぱり、そこは衣装さんやメイクさんのお力、それから照明やカメラでの抜き方といった、スタッフの皆さんに支えていただいたことの方が大きいのかなと思っています。衣装も実はよく見ると基本肌が出てるんですけど、特に寒いとか恥ずかしいということもなく、楽しくやっていました(笑)――グリードになった時に、“悪メイク”みたいな感じにガラッと変わるのも印象的でした。ただメイクで言うと、周りががっつり特殊メイクをされていて、山本耕史さんなんかもう髪も隠すくらいの中だったので、僕は特殊メイクらしい特殊メイクは全然していないんです。支度も本当に時間が短かったですし、逆に「僕はこれだけでいいんですか!?」と、撮影前にちょっと不安にはなりました(笑)――確かに、キャラクター的には素に近い形で出やすそうな造形ですよね。その点では演じやすかったです。後からグリードが体に入ってくるということがわかっていたので、リンの時はより素顔に近い形でなければいけないというところもありました。――リンとグリード、二重人格というか二役を演じ分けるということで、いかがでしたか?『仮面ライダージオウ』でも二役を演じられていたかと思います。一つの作品で二役を演じられるのは光栄なことだと思っています。今回の作品では特に、山田さんや内野(聖陽)さんなど一人で何役も演じられてる方が結構いらっしゃるので、戸惑いや躊躇いはあまりなかったです。でも、裏がある役はちょっと多いのかもしれない。イメージなんでしょうか?(笑) 自分ではわからないですけど。――出演についての周囲やファンの方の反応はいかがでしたか?予告映像が公開された頃から、楽しみにしてくださる方が多くて嬉しかったです。例えば海外で僕のことを応援してくださる方の中にも、漫画やアニメが好きな方がたくさんいらっしゃるので、日本だけではない反響を感じました。○■人としての魅力がある俳優でありたい――エド役の山田涼介さんとは同じシーンが多かったですが、印象的なところはありましたか?本当にすごい人です。ずっと役でいるということもそうですし、もう、カメラ前に立つときのスタンバイの仕方といったところでも、見て学べることが多かった。ただテレビで見ていた時の印象として「ちょっと抜けた感じもあるのかな?」と思っていて、そこはそのままでした(笑)。無邪気な一面がかわいいんですよね。その上で大人なところはちゃんと大人だし、ある種感覚が近い人でもあって、互いに裏表がないし、同年代で仲良くなれました。あんまり密に連絡を取るタイプでもないんですけど、山田くんが出ている作品を見たら連絡をして、山田くんも僕の作品について返してくれたり、撮影の後も交流が続いています。――撮影で過酷だったことはありましたか?グリードとして舘ひろしさんとやり合うシーンがあったのですが、舘さんは刀、こちらは素手なので間合いの取り方が難しかったです。でも舘さんとやり合うシーンがあるということも光栄で、その場にいられるだけで嬉しかったので、僕はとにかく今の舘さんを目に焼き付けようと、ずっと眺めていました(笑)。どういう時間の重ね方をしたら、あんなにかっこよくなれるんだろうなと思って。舘さんのようにずっと求められる役者でいたいというのは、多分俳優全員の目標だと思うんですけど、それ以上に1人の人間として、男性としての魅力をすごく感じたんです。僕も、まずは人としての魅力がある俳優でありたいとずっと思っているので、改めて舘さんのように年を重ねていけたらと思いました。――人間としての魅力を磨くためにはどういうことを心がけていますか?一日一日、どういう時間の重ね方をしていくか考えながら、楽しんで目の前にあることに真摯に向き合っていけば、自ずとそれが経験になると思っています。あとは、未来のお楽しみというか(笑)。自分でも経験を積んだ先に何が待っているのか、楽しみにしているところがあります。――逆にファンの方や渡邊さんに注目している方に対して、「楽しみにしていてほしい」といった思いはありますか?そこはあまり考えていないかもしれないです。今、僕が演じている役を見てもらえるだけで充分すぎるほどなので、例えば僕を応援してくださる方も「将来こうなってほしい」とは考えすぎず、今の姿を見てほしいです。その方が、作品に対しても向き合えると思うんです。「役者としてこうなってほしい」と思って観るより、「どんな作品、どんなキャラクターなんだろう」と没頭してもらって、シンプルに作品を楽しんでいただけるのが1番だと思います。今回の『鋼の錬金術師』も、社会的なメッセージも込められていて、命の重さを扱っている作品ですし、僕も作品の素晴らしさが伝わればと思いながら演じているので、ぜひ物語の世界を楽しんでもらえたら嬉しいです。■渡邊圭祐1993年11月21日生まれ、宮城県出身。俳優、モデルとして活躍。ドラマ『仮面ライダージオウ』(18~19年)、『MIU404』(20年)、『直ちゃんは小学三年生』(21年)、『恋はDeepに』(21年)、『推しの王子様』(21年)、『やんごとなき一族』(22年)など、話題作に出演。映画作品では『ブレイブ-群青戦記-』(21年)など。
2022年07月03日俳優でモデルの中田圭祐と女優の川島海荷が、24日に配信されたABEMAの恋愛バラエティ番組『私たち結婚しました 3』#4に出演し、“夫婦”として互いに点数をつけた。同番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクしたABEMAオリジナル番組。番組MCを千鳥のノブと三浦翔平が務め、シーズンゲストして元AKB48の高橋みなみが登場。シーズン3では、中田と川島のペア、俳優の佐野岳と女優の島崎遥香ペアの疑似結婚生活に密着し、#4、5には、シーズン2で浅香航大と疑似結婚生活を送ったトリンドル玲奈がゲスト出演している。24日配信の#4で、2人は購入した愛車でドライブデートに出かけ、立ち寄った古着屋で互いに似合うと思う洋服をコーディネートすることに。川島が「私、男性の服選んだことないよ」と言いながら吟味する一方で、中田は「うみちゃんに似合いそうだな」と様々な服を手に取っていく。そして、夏らしい半袖と膝上丈のショートパンツのコーデを提案すると、川島は「ここら辺久々に出したよ」と照れながらも、美脚コーデを着こなしてみせた。その後、カフェでスイーツを堪能していると、中田が唐突に「気になるんだけど……お互いに夫、妻として、点数をつけるとしたらどう?」と質問をぶつけ、自身は「俺は(うみちゃんのことを)100点だと思う。いつもありがとうって感じ。これからも楽しいから、120点とかまでいきたい」と気持ちを伝えた。それを聞いた川島は「その後に言いにくいね……勢いで言うね」と前置きをし、「彼氏だったら120点、夫だったら75点」と回答。「だからぜひとも、料理とか家事をやっている姿を見たいなと思う。というのと、たまに引っ張っていってほしいなという感じです」と本音を吐露した。また、カフェを後にした2人が愛車に向かうと、川島から「ちょっと待って。渡したいものが。これ作ったの」と、互いのイニシャルが手書きで書かれたシールを中田にサプライズプレゼント。“妻”からの初プレゼントを早速車体に貼った中田は「本当にいい感じ、めっちゃいい」と大喜びし、2人で「これはラブリーだね。のろけがひどいよ(笑)」と笑い合うなど、微笑ましい姿を見せていた。
2022年06月27日俳優の柄本佑とYouTuberグループ・くれいじーまぐねっとが出演する、カンロ・マロッシュの新WEBCM「変化を味わおう! マロッシュ」編が、21日に公開された。新WEBCMでは、柄本とくれいじーまぐねっとの3人が登場。柄本が“令和ギャル”の姿に変身し、スペシャルアドバイザーとして現れたくれいじーまぐねっとと一緒に「マロッシュダンス」を披露する。ダンスの振り付けは、TikTokで人気のクリエイター・ローカルカンピオーネが担当している。また、27日には、新WEBCM撮影の裏側を収めたメイキングムービーとインタビュー動画が公開される。
2022年06月21日柄本時生(32)と入来茉里さん(32)が離婚していたことを、6月1日に文春オンラインが報じた。2008年のドラマ共演をきっかけに、長らく友人関係を続けていた2人。だが2020年に柄本さんからのプロポーズによって突如、結婚することに。“交際0日婚”として、話題を呼んでいた。もともと友人関係だった男女が「互いをよく知っている」という理由から結婚へと向かうケースは、一定数あった。それに加えて今回のように、交際を経ずに“0日婚”に至る男女も増えているという。いい面も悪い面も知った仲なら、夫婦になってもわかり合える部分は多いのかもしれない。しかし恋愛ジャーナリストのおおしまりえ氏は「長年の友人関係をそのまま結婚相手にと選ぶと、失敗するケースもある」という。友達から結婚する場合、上手くいくケースといかないケースを分けるものはどこにあるのか。以下、語ってもらった――。■友達の延長で結婚すると難しい理由長らく友達関係を続けていると相手の良い部分はたくさん知っているわけで、「この人となら大丈夫かも」と思うことはよくあります。しかし友達という存在を突然として結婚相手に変えようと思うと、やや危険な面もあります。それは友達を異性として意識をしていない人にとって、その存在はどこまでいっても友達であり、恋愛対象にはなっていないことにあります。友達との恋愛や結婚を意識したときに、さらっと見方を切り替えられれば良いのですが、心はそう便利に切り替わりません。恋愛対象として見れないまま恋愛や結婚へと突き進んでしまうと、どんなに相手と気が合っていたとしても、その後の関係にはいろいろと難しさが出てくるものです。いちばん分かりやすいのは、男女の関係を持とうと思ったときでしょう。夫婦なら当然のことも、あくまでも友達という親しさの枠で相手を見ていると話は別。生理的に難しさを感じたり、しっくりこない感じを抱いたりする人もいます。もちろん、前提として夫婦のカタチに恋愛の要素をどの程度求めるかに正解はありません。異性と見られなくても、穏やかに生活できれば良しとする人もいるでしょう。それはそれで良いのですが、相手に異性としての側面をどこまで求めるかのスタンスが合っているかは確認の必要なところです。■友達としての「なんでも話せる」を過信しすぎない友達としての付き合いが長いと「何でも話せる」といったことを相手に感じ、信頼感を抱いた上で結婚相手に選ぶ人がいます。そもそも友達関係での「なんでも話せる」と夫婦関係における「なんでも話せる」は、深さや話すことの種類がまったく異なります。たとえば夫婦なら、お金のこと、お互いの将来の希望や子どものこと、普段の生活の些細なすれ違いや共有事項などは、話せたほうが良いでしょう。しか、友人関係では当然、こういった話題は必要ではないのでしません。夫婦になったらいきなりこうした話がフラットにできるかといえば、それは個々人の価値観やコミュニケーション力によります。「友達として何でも話せる」相手が「人生のパートナーとして何でも話せる」のかも確認していないと、結婚生活を進める際に違和感を抱くことが増えるのです。ちなみにこの話は、なにも長年の友人関係から結婚したケースにとどまりません。普通の恋愛から結婚したカップルでも意外と結婚後に話ができない相手だったと気づき、離婚するケースは一定数あるように思います。この場合は恋愛時期に気持ちが舞い上がり、そもそもお互いに真正面から話し合えるかの確認をせず結婚してしまっているといえます。友達関係から結婚するか決めるというのは人柄を知っている分、安心感があるものです。しかしあくまでも関係は“友達の延長ではなく別モノ”という意識が2人の中にないと、結婚生活が成立するかは不安が残ります。そうした不安要素を払拭するためにも、やはり友達から恋愛、結婚とステップアップをはかる際には、恋愛期間をある程度もうけたほうが安心といえるのです。(文:おおしまりえ)
2022年06月09日辻村深月さんによる原作小説『ハケンアニメ!』が、ついに実写映画化。ここでは、トウケイ動画の敏腕プロデューサー・行城理を演じる、柄本 佑さんにお話を伺いました。主人公・斎藤瞳が監督を務める『サウンドバック 奏の石』のチーフプロデューサーである行城理は、瞳らクリエイター陣の想いや状況などおかまいなしに、宣伝サイドやスポンサーの事情を一方的に押し付けてくる存在。この役を演じた柄本佑さんは、あえて行城とアニメーターたちとの違いを意識したという。「現場からはちょっと離れたところにいる人みたいに見えたらいいなって思って、衣装合わせのときに、わりとスタイリッシュでおしゃれな感じにしたいと思ったんです。小道具とかも、普通の時計じゃなくスマートウォッチ、だったりね。こういう大勢の人が携わってる現場って、みんなが必死こいてやっているところに、綺麗な格好してちょっといいプリンか何かを差し入れに持って急に現れる人がいるんですよね。誰って特定のイメージはないけれど、スタジオの前の控室みたいなところで軽口を叩いたりして、気がつくといなくなっている…みたいな。我々現場の人間の間では、誰なんだろうねって話題になる。スーツでおしゃれ、重要人物っぽいのだけれど、どうも役割が掴めない…。そういう身近さのない人物像をイメージしました」熱い想いを制作にぶつける瞳たちとは対照的に、アニメをビジネスの視点で語る行城の姿はうさんくさく、冷徹に映ることも。「僕の出演シーンはほぼほぼ“対瞳”でしたから、撮影では、シンプルにいかにして吉岡(里帆)さんをムキーッと腹立たしくさせるかっていうところに注力して、手を緩めずにやった感じです(笑)。行城が無断で進めたカップラーメンとのコラボに怒った瞳が部屋を出ていこうとする場面で、僕が、王子(千晴)の過去の失踪にかけて『あなたも失踪ですか?』って止めるでもなく声をかける。あそこはもともと違うセリフだったんですが、本番前に何回かリハーサルをやってみて、それぐらい言っちゃった方がムカつくかなと思って。監督にそれを提案したら、『いいですね~、ムカつきますね』と喜んでくださり採用されました。じつは、そこまで監督とは行城というキャラクターについて話したりしていなかったのですが、そこで考えていた方向性は一緒だったんだなってはっきりして。でも行城の言ってることって、間違ってはいないんですよね。世の中って、情熱があれば届くみたいな甘いもんじゃない。それはその通りで、ぐうの音も出ない。セリフが自然に説得力を持たせられるように書かれていましたから、わりとしっかりハッタリかましてました。そうやって撮影を進める中でちょっとずつ人物像ができていった感じです」ただ、行城が瞳の才能を買っていて、彼女のアニメに向ける情熱を肯定的に見ているのは確か。「そうなんです。いろんなことを言っているけれど、瞳さんが声優さんの演技に納得できずに何テイクも粘る場面とか、意外に喜んでるんじゃないかと思うんですね。こんな骨のあるやつもいたのかって、行城自身も、熱くさせられているというか。誰に対しても態度は変わらない人ではあるんでしょうが(笑)、あえてムカつく言い方をするのは彼なりに鼓舞しようとしてのことなのかもしれません」劇中では、放送時間帯がバッティングすることになった『サバク』と『リデル』が覇権を争う様が描かれていく。「この作品に限らずですけれど、作品の評価って果たして視聴率だけかというとそうじゃないですよね。瞳にしろ王子にしろ、結局そこじゃないところを一番大事にしているわけで。あくまでも視聴率は結果論であって、クリエイティブって、現場で生身の人たちがいて作り上げるもので、やっぱり自分が納得できるものを作るってことが大事だと思うんです」仕事に対して、どんな信念やこだわりを持って向き合っていくかを問われるのがこの作品。柄本さん自身の俳優としてのこだわりとはなんだろう。「逆に、こだわりみたいなものを持たないということですかね、僕としては。役者という何百年も歴史があって、何万人もいる中で、これっていう正解なんてわかるわけないんです。毎回、同じ作品も同じ役もないわけで、現場が始まってみるまで自分の役がどうなるかすらわからない。経験なんてなんの肥やしにもなんねーぞってことなんです。でも、いかんせん長く続けていると、現場の進め方とかを多少知っているものだから、わかったつもりになっちゃうことがあって、それが危ない。だから僕は、毎回現場に入るときには、できるだけ経験値もこだわりも持たずに、何もないところから、この現場での最適解をみんなで探していきたいと思っています」近年、自らが監督で自主映画も撮っているが、チームを指揮する立場として大事にしているのは「嘘をつかないこと」だとか。「目の前で行われたことに対して、何か違和感を覚えたら、その違和感に対して正直に、っていうことくらいですね。それは役者をやっているときも、そんなに変わらないかもしれないですけど」仕事を始める前から映画を観るのが大好きで、大好きな映画が作られている現場を見てみたいという好奇心で、俳優という世界に足を踏み入れた柄本さん。“好きを、つらぬけ。”は今作のキャッチコピーであるが、好きな気持ちが仕事への原動力になるのと同時に、仕事になれば、当初抱いていた好きな気持ちを持続することが難しいと感じることはないだろうか。「だから、っていうのもなんですが、僕の中で一番大事にしているのは、映画を映画館で観るっていうことかなと思います。どちらかというと、出るより観ることの方が仕事という意識が強いかもしれない。もちろん俳優が仕事ですけれど、いまだに自分の根本にあるのは、映画が好きで映画作りの仲間入りがしたかったっていう想い。その地盤が、今もこの仕事を続けさせてくれている気もするので、それをなおざりにするわけにはいかない。もちろん結婚して子供ができてっていう中で、漠然と役者さんっていう仕事を一生の仕事にしていくんだろうとは思いましたけれど、だからこそ、より“映画館で映画を観る自分”を大事にするようになった気がします」そんな柄本さんにとって人生を変えてくれた作品とは、デビュー作の映画『美しい夏キリシマ』。「あれがなければ、今自分がこうして出役をやっているかどうかもわからない。それはもう明確に。あの2か月間の撮影期間に映画作りに取り憑かれてしまったんですよね。あの作品のおかげであり、あの作品のせいでもある。むしろこっちをサボっちゃマズいという意識でいます」映画『ハケンアニメ!』新人アニメ監督・斎藤瞳を吉岡里帆、彼女を振り回すプロデューサー・行城理を柄本佑、天才監督・王子千晴を中村倫也、王子に振り回されるプロデューサー・有科香屋子を尾野真千子が演じる。この2組、覇権を取るのはどっち!?監督/吉野耕平脚本/政池洋佑出演/吉岡里帆、中村倫也、柄本佑、尾野真千子ほか5月20日より全国公開。©2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会えもと・たすく1986年12月16日生まれ、東京都出身。2003年にデビュー。声優参加した『犬王』が5月28日公開。来年の『シン・仮面ライダー』など公開予定作多数。6月には主演ドラマ『空白を満たしなさい』(NHK)も控える。ジャケット¥359,700タートルネックニット¥136,400(共にメゾン マルジェラ/マルジェラ ジャパンクライアントサービス TEL:0800・000・0261)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年5月18日号より。写真・MELON(TRON)スタイリスト・林 道雄ヘア&メイク・星野加奈子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年05月16日柄本佑と藤野涼子が主演するNHKドラマ「あの胸が岬のように遠かった ~河野裕子と生きた青春~」の放送が決定した。最愛の妻が亡くなったあと、若いころに綴られた日記が見つかった。そこには、2人の男性の間で揺れ動く切ない恋心が、数々の短歌とともに瑞々しい筆致で綴られていた。夫は日記を頼りに、青春の日々を追想する心の旅に出ることに。本作は、日本を代表する高名な歌人のひとり、永田和宏が綴った実在の手記を基に、不器用な男性と一途に人を愛した女性の青春を描くラブストーリー。今回のドラマでは、永田さんを柄本佑、妻・河野裕子を藤野涼子が演じ、出会いから結婚までの2人の青春の日々を描く。また、柄本さんが青年期と老年期の永田さんを、一人二役で演じるのも見どころのひとつだ。柄本さんは「永田先生って超有名だし、河野さんという方も超有名な方ですけれど、知っていらっしゃる方はこんな裏が、ミステリーが残っていたのっていうふうに楽しんでいただけると思いますし、今回知るという方はああ何か歌を読んでみようかなという、歌の魅力みたいなものを非常に発揮されているドラマだと思います」と本作について語り、「永田先生と河野さんは本当に素敵な方だということは、このドラマを見たら伝わると思います」とコメント。本作について「ドラマとドキュメンタリーが合わさったような形」と説明した藤野さんは、「実際観てほしい青春のシーンがたくさんあるので、短歌を楽しみつつ、私たちの青春のシーンを楽しみつつ、そして永田さんのその時の言葉を聞いて、皆さんにより短歌の世界に浸って楽しんでいただければなって思います」とメッセージを寄せている。▼「あの胸が岬のように遠かった ~河野裕子と生きた青春~」あらすじ細胞生物学の権威で、宮中歌会始の選者を努める歌人・永田和宏は、妻であり同じく高名な歌人の河野裕子を12年前、ガンの闘病の末に亡くした。「たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか」河野裕子教科書にも掲載されてきたこの有名な歌は、若き日、煮え切らない態度の自分に対して河野さんが奮起を促した歌だと永田さん自身は解釈してきた。ところが河野さんの死後、実家の押し入れから、彼女が結婚前に綴っていた大量の日記が発見される。その記述によって、実は「ガサッと」の歌が生まれた時期、河野さんは2人の男性との恋心で苦しい葛藤の日々を送っていたことが明らかになっていく。「訊くことはつひになかつたほんたうに俺でよかつたのか訊けなかつたのだ」永田和宏「あの胸が岬のように遠かった ~河野裕子と生きた青春~」は6月6日(月)21時~BSプレミアムにて放送(BS4K同時)。(cinemacafe.net)
2022年04月22日俳優の松田翔太と柄本明、フリーアナウンサーの田中みな実が出演する、オープンハウスの新CM「伝授」編が、15日より放送される。新CMでは、前作に引き続き松田が後輩座敷童子、柄本が田中の家に住み着く先輩座敷童子として登場。昼寝をしている家主・田中の前で、松田が「戸建てを建てているんですよね」と柄本にたずねると、柄本は「オペンホウセ」と間違った読み方をしながらも、スマホの音声入力でホームページを開いて見せる。すると松田は「出んの!?」と驚いた表情で、自分も音声入力に挑戦するが田中が起きてしまい、勝手にスマホをいじったと勘違いされる。さらに一緒にスマホを触っていたはずの柄本に「だめですよ」とあっさりと裏切られてしまい、困惑した表情を浮かべる。
2022年04月14日俳優の渡邊圭祐が3日、都内で「渡邊圭祐 2022.4-2023.3 カレンダー」発売記念イベントを開催。イベント前に行われた取材会に応じた。今年のカレンダー撮影テーマは、ART&CULTURE ZINE「FOCUS」。渡邊の2022年は、日常の何に焦点をあてるか、何を目標とするか、何に気を配って生活するか…。その「何」にフォーカスしたさまざまな写真とテーマに沿った渡邊のメッセージとともに、渡邊をもっと好きになる仕上がりとなっている。そんな同カレンダーのこだわりを聞かれた渡邊は「男性目線からすると好きな芸能人だったり推してる人のポスターとかカレンダーとか、顔写真バーンというのを部屋に飾るのってちょっと恥ずかしかったりする」という理由で、「僕のカレンダーで僕メインではあるけど、僕メインではないみたいなところを目指して、"でもいるよね"ということで、今年も"日々の暮らしに渡邊を"ということで、テーマとしてはそんな感じで設定させていただきました」と説明。具体的には「映画のポスターってすごくオシャレですよねってなったときに、一枚絵で見られるような、絵として飾れるようなテンションのものを作れるように、雑誌の切り抜きなどからから着想を得て、今回は作らせていただきました。渡邊圭祐という部分を消していく作業にこだわりを持って、誠意を持って取り組みました」と明かした。お気に入りには3月の顔がブレているカットを挙げ「これもまさに渡邊圭祐であって渡邊圭祐ではないみたいな、1番目指していたところかなと思います。ぱっと見、誰だかわからなくて、これが飾ってあったら『この写真いいね』って会話の種にもなると思いますし、今回のカレンダーの中だと、僕が目指した部分がここに表れているのかなと思います」と紹介し、カレンダーに自己採点をするよう求められると「見出し的に100点って言ったほうがきれいですけど90点で。"また次に出すときのほうがいいよね"というテンションのことをきれいにまとめていただけると助かります」と今後の伸びしろに期待を込めた。また、写真のほかに文章も書かれているが、将来的にエッセイや小説執筆の可能性はあるか追求された渡邊は、1度目の緊急事態宣言時に時間ができ、ちょうど連載も始まったことから文章を書くことに興味を持ったそうだが「小説か何かを書いてみようと思って書き出してみたら、収拾がつかなくなってしまったので、より小説家の方の偉大さを知ったというか、文を扱う方の偉大さを知ったので、書かないと思います。書けないんだと思います」と小説家デビューの可能性を否定した。さらに、この4月から新たにチャレンジしたいことを聞かれると「例えば格闘技だったり、役が来たタイミングでやれたらいいなとかぼんやり思っていたんですけど、(役とは関係なく)そういうのをやっておくだけでも、次に仕事が来たときにそのままスッと入れたりするので、できることはできる限り触れていこうかなと思っています」と声を弾ませ、趣味として釣りも始めたいそうで「自分、子どもができたときに"お父さんってかっこいいんだな"って何となく思ってもらえるような、子どもも一緒に楽しめるような、結婚の予定は全然ないんですけど、そういうのを持っていたらかっこいいなと。それだけです」と理由を明かした。
2022年04月04日「私事ですがパパになりました。ありがとうございます」こう語ったのは三浦祐太朗(37)。3月23日にパーソナリティを務めるラジオ番組『キラスタ』(FM NACK5)で、妻で声優の牧野由依(36)との間に、第1子となる女の子が誕生したことを報告したのだ。娘の名前はすでに決まっているというが「気になってると思うけど、言わんぞ」と冗談まじりに語っていた。番組終了後、本誌記者が声をかけると、コロナ禍で出産には立ち会えなかったことを明かしてくれた祐太朗。両親の三浦友和(70)&百恵さん(63)と初孫の対面について話を聞くとーー。「実はまだ会ってないです。電話では報告しましたが、喜んでいました」そう笑顔で答えると、祐太朗は妻子の待つ自宅へと帰っていった。結婚から41年で初めて女の子を迎えた三浦家。百恵さんにとって“悲願”だったという。百恵さんの義姉・篠塚ひろ子さんは、本誌にこう語っている。《私も百ちゃんも娘は欲しかったんです。私に『お義姉さん、私たちに娘がいたら絶対ベタベタでしたよ』と笑いながら言ってましたよ。百ちゃんはよく『息子が結婚すれば、いつかは孫を連れてきてくれますから』と希望を持っていますよ》(’20年2月4日号)百恵さんが女の子を待ち望んだ背景には長年の願いがあるようだ。「百恵さんは17歳で実父と縁を切り、母親と妹の3人で支え合いながら生きてきました。過去にもキルト教室の発表会で『若草物語』の4姉妹をイメージした作品を出展するなど、身内の女性同士の絆に特別な思いがあるといいます。それだけに初孫が女の子だったことをわが娘のように喜んでいるそうです」(三浦家の知人)祐太朗は前出のラジオ番組で娘の将来について「娘が興味あるものにいってほしい」と語っていたが……。「祐太朗さんだけでなく、牧野さんも声優として歌手活動をしています。今も百恵さんの曲をカバーして歌い継ぎ、三浦家の精神も大切にする祐太朗さんだけに、将来的には娘さんが音楽の道に進むことを期待する思いもあるのではないでしょうか」(前出・知人)百恵さんも初孫の歌手デビューを全力で応援するだろうと、三浦家の知人はいう。「百恵さんは祐太朗さんや三浦貴大さん(36)が芸能界入りを決めたときも反対することなく、2人を見守り続けてきましたし、お孫さんが歌手になる選択をしても尊重することでしょう。そして、百恵さんが培った歌手としての心得を教えるということもあるかもしれませんね」百恵さんのDNAを受け継ぐ初孫が歌手として“再降臨”する日は果たして――。
2022年03月30日俳優の渡邊圭祐とお笑い芸人のヒコロヒーが初共演する、ハウスウェルネスフーズ「ラクシテ」の新CM「渡邊圭祐&ヒコロヒー登場編」が、4月1日より放送される。新CMでは、「さ、ラクシテこ!」というキャッチフレーズを用いて、ラクできない日々に同商品を取り入れて、日常生活での疲労感を軽減してほしいというメッセージを表現。ドラマや映画で活躍中の渡邊と、バラエティを中心に活躍中のヒコロヒーという、まさに「ラクできない」 二人が、根を詰めすぎず、ほどよく肩の力を抜いてラクシテいく様子が描かれる。■渡邊圭祐コメント毎日の生活でどうしても頑張りすぎてしまうことも多いと思います。今回のCMを見て、あ、もっとラクしてもいいんだ。と少しだけ肩の力を抜いてもらえたら嬉しいです。もうすぐ春の新生活も始まりますが、気負いすぎず、ラクシテいきましょう!■ヒコロヒーコメント商品名のとおり、リラックスした雰囲気の現場で楽しく撮影に臨めました。慌ただしくなってくると、ついつい余裕がなくなってしまいがちですが、そんなときこそひと息ついていきましょう。この春から新しい生活が始まるみなさんも。さ、ラクシテこ!
2022年03月30日渡邊圭祐が4月始まりのカレンダーを発売することが決定。表紙ビジュアルも公開された。1993年11月21日生まれ、宮城県出身の渡邊さんは、「仮面ライダージオウ」のウォズ役で俳優デビュー。その後、「恋はつづくよどこまでも」「MIU404」「恋はDeepに」などに出演し、4月からは主人公の義弟を演じる「やんごとなき一族」が放送。先日、『鋼の錬金術師 完結編』への出演も発表された。今年の撮影テーマは、ART&CULTURE ZINE「FOCUS」。渡邊さんの2022年は、日常の何に焦点をあてるか、何を目標とするか、何に気を配って生活するか…。その“何”にフォーカスした、様々な写真とテーマに沿った渡邊さんのメッセージと共に、渡邊さんをもっと好きになる仕上がりとなっている。渡邊さんは「"渡邊圭祐のカレンダー"感を薄めつつも大切にして制作いたしました。ひと月毎のレイアウトやコンセプトにこだわりを持ったが故に、発表が3月まで食い込んでしまいました」と話し、「部屋に飾っていただいた時の様子を想像して、知らない方がみても素敵な印象を与えられるよう心がけたつもりです。もし気が向いたら、今年も日々の暮らしに渡邊をということで」とコメントしている。なお、同カレンダーは「A!SMART」にて3月4日(金)18時より、直筆サインなどの特典付きで予約受付がスタート。さらに、カレンダーの発売記念として、対面式特典会の開催も決定した。「渡邊圭祐2022.4-2023.3カレンダー」は3月下旬発売予定。(cinemacafe.net)
2022年03月05日俳優の渡邊圭祐が、3月下旬に『渡邊圭祐2022.4-2023.3カレンダー』(アミューズ 2,600円/卓上)を発売することが4日、わかった。4月スタートのフジテレビ系ドラマ『やんごとなき一族』や映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』などへの出演で話題を集める渡邊。最新カレンダーとなる同作は、「ART&CULTURE ZINE『FOCUS』」をテーマに撮影。2022年は、日常の何に焦点をあてるか、何を目標とするか、何に気を配って生活するかの「何」にフォーカスしたさまざまな写真が、テーマに沿ったメッセージと共に掲載される。4日(18:00~)からオンラインショップ「アスマート」で特典付きで予約がスタート。また、カレンダーの発売を記念して、20日には地元である宮城・HMV仙台E BeanSで対面式特典会の開催も決定した。東京での開催も現在調整中で決まり次第、発表される。コメントは以下の通り。■渡邊圭祐"渡邊圭祐のカレンダー"感を薄めつつも大切にして制作いたしました。ひと月毎のレイアウトやコンセプトにこだわりを持ったが故に、発表が3月まで食い込んでしまいました。今年もまた部屋に飾っていただいた時の様子を想像して、知らない方がみても素敵な印象を与えられるよう心がけたつもりです。もし気が向いたら、今年も日々の暮らしに渡邊をということで。是非。
2022年03月04日「最高の体調」「科学的な適職」の著者、“パレオな男”こと鈴木 祐がプロデュースするブランド「パレオな商品開発室」の猫背意識改善Tシャツ「NEKONOBIX(ネコノビックス)」が2022年2月17日にTVで取り上げられました。NEKONOBIX仕組み1コロナ禍でテレワーク、自宅学習が増え、オフィスのように整った環境とは異なる場所での学習や勤務に変わってきております。また外出自粛などの影響による運動不足によって姿勢が悪化する傾向にあります。姿勢が悪いと見た目の印象だけでなく、猫背により気持ちが暗くなりストレスに繋がるというオークランド大学の論文もあります。猫背は常に意識しなければ改善しないため、姿勢を意識から改善をするウェアとしてNEKONOBIXは開発されました。発売時はコロナ前でしたが、コロナ禍での健康を支えるアイテムとして更に人気を集めております。●NEKONOBIX(ネコノビックス)の紹介猫背は矯正ベルト等を使用しても外してしまうと元に戻ってしまうことが多く、姿勢は意識しなければ保てないことから、着るだけで簡単に姿勢を意識し、猫背になっていることを気付かせるマインドウェアを開発しました。たった1本のベルトがシンプルな仕組みで、猫背を伸ばし良い姿勢の意識付けをいたします。商品の詳細は下記のページをご覧ください。 NEKONOBIX仕組み2●プロデュース:鈴木 祐新進気鋭のサイエンスライター。1976年生まれ、慶應義塾大学SFC卒業後、出版社勤務を経て独立。10万本の科学論文の読破と600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューを重ねながら、現在はヘルスケアをテーマとした書籍や雑誌の執筆を手がける。近年では、自身のブログ「パレオな男」で心理、健康、科学に関する最新の知見を紹介し続け、3年で月間100万PVを達成。また、ヘルスケア企業などを中心に、科学的なエビデンスの見分け方などを伝える講演なども行っている。“パレオな男”こと鈴木 祐ブログ Twitter ニコニコブログ ■「パレオな商品開発室」のについて【ブランドコンセプト】『生まれ持ったパフォーマンスを引き出し、自分史上最高のコンディションになる。』科学の知見を生かした商品で、現代社会を生き抜くアナタを支えます。パレオな商品開発室販売サイト パレオな商品開発室 公式Twitterアカウント 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月21日若者を中心に支持を集める作家F氏の処女小説を映画化した『真夜中乙女戦争』が公開された。そこで、無気力な大学生“私”(永瀬廉)が出会い、退屈を破壊するための東京破壊計画=真夜中乙女戦争を首謀していく危険なカリスマ“黒服”を、柄本佑が演じている。『美しい夏キリシマ』での主演デビューから20年目を迎え、ますます精力的に、1作ごとに違った役柄で作品に観客を引き込む柄本にインタビュー。“私”と“黒服”の関係を語ってもらった。○■“私”に気に入られようと頑張っている男——昨年だけでもドラマ『天国と地獄〜サイコな2人〜』の陸や、映画『痛くない死に方』の河田先生、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』の俊夫くんなど、本当にさまざまな役を魅力的に演じられてきましたが、今回の“黒服”はまた全く違う、サングラスの似合うヒール役ですね。役柄的にはカリスマ性のある役になっていますが、そのまま自分のことをカリスマだと捉えると、言っていることが言っていることですし、ただの詐欺師にもなりえると思いました。現場で理詰めで演じているわけではありませんが、今思ってみると“黒服”は、“私”に一目惚れしちゃった人なのかなと。——“私”に一目惚れ、ですか。最初に“私”が学校のベンチに座っていて、奥にカップルがいて、そのさらに奥に“黒服”が座っていて、カップルがいなくなって、“黒服”が“私”を見つける。あのとき、“私”という人物に一目惚れをしたことで、“私”に気に入られようと、あんなこともこんなことも言うし、かっこつけたりもしていったと。非常にシンボリックな役柄ではありますが、“黒服”は“黒服”なりに、“私”に気に入られようと頑張っている男なのかなと思います。——それがいつの間にか“黒服”に魅せられた常連が増えて。教祖的になっていくわけですが、本人は教祖と思ってもいないのかなと。気が付いたら周りに常連がいて、「じゃあ『真夜中乙女戦争』をしよう」となっていった。自分のことをカリスマなんて思い始めたらカリスマじゃなくなっていくと思うし、そういった対イチの関係を突き詰めていった男だと考えたほうが腑に落ちるなと。——今のお話を聞いて、“私”と“黒服”とのクライマックスのシーンが一気に蘇りました。“私”を演じた永瀬さんの印象はいかがでしたか?“私”の目が印象的でした。何か排他的な目をしているというか。いろいろ諦めというか、世の中への失望と絶望と、そうした目に、わざとでなく、自然となっていた感じがします。撮影以外のときは本当に明るく気さくな関西弁のお兄ちゃんなんです。いろんなお話をしました。でも1つスイッチが入ると、一気にそういう世界観が生まれる方だと感じました。あと、“黒服”が惚れるのもわかる、男も惚れさせる色気をお持ちの方だと思います。それから、そんなに年齢差を感じませんでした。King & Princeとしての現場って、すごくたくさんの方と関わっておられるだろうし、だからかそういった気遣いとかもすごくできて、しかも自然に気さくにできるんです。自分のほうがよっぽど子どもだと感じました(笑)■柄本佑1986年12月16日生まれ、東京都出身。2003年、映画『美しい夏キリシマ』の主人公役で映画デビュー。近年の主な出演作に大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(19年)、ドラマ『心の傷を癒すということ』『知らなくていいコト』(20年)、『天国と地獄~サイコな2人~』(21年)、映画『ポルトの恋人たち 時の記憶』(17年)、『素敵なダイナマイトスキャンダル』『きみの鳥はうたえる』(18年)の3作品では第92回キネマ旬報ベスト・テンにて主演男優賞、中でも『きみの鳥はうたえる』では第73回毎日映画コンクールでも男優主演賞を受賞。他、映画『アルキメデスの大戦』『火口のふたり』(19年)、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(21年)など。映画『殺すな』(1月28日公開)、『ハケンアニメ!』(5月公開)、『川っぺりムコリッタ』(2022年公開)、『シン・仮面ライダー』(2023年公開)が控える。(C)2022『真夜中乙女戦争』製作委員会
2022年01月23日若者を中心に支持を集める作家Fの処女小説を映画化した『真夜中乙女戦争』が公開された。そこで、無気力な大学生“私”(永瀬廉)が出会い、退屈を破壊するための東京破壊計画=真夜中乙女戦争を首謀していく危険なカリスマ“黒服”を、柄本佑が演じている。本作に流れる「自分は何者であるのか」との問いに、柄本自身が直面したとき、この仕事を続けるためにも意識したこと、さらにはここ数年「イケメン」と呼ばれることが増えたことへの率直な感想も聞いた。○■生活者であるという地盤がないと、この仕事はできない——“黒服”は主人公“私”の前に現れる謎の人物ですが、青年期のモヤモヤの中にある“私”の気持ちは共感できますか?“私”が抱えているような悩みというか、「自分は何者であるのか」のようなことって、おそらく誰しもが抱くものだと思うんです。東京を爆破するうんぬんは映画なので置いておいても、そうした感覚は多くの方が分かるものかと。——キャンパスが舞台になっています。柄本さんは早稲田大学芸術学校卒業ですが、キャンパス生活でもそうしたことを感じましたか?僕の場合は、学校とか同級生とかキャンパスといった箱庭のような場所のなかで、自分の殻を破っていきたいと思っていたというより、学生じゃなくなったときに「自分は何者であるのか」と考えましたね。——すでにデビューはしていても、そう思われたんですか?映画の現場って圧倒的に刺激的だし、大人に囲まれているしすごく楽しくて、ちょっと退屈だなと感じることもある学校の授業とはやはり違いました。でも、いざ学校を卒業して仕事だけになったときに、学生だったからこそ自分をカテゴライズして、こちらの仕事も楽しくできていたのだと気づきました。カテゴリーがなくなったら、社会とのつながりみたいなものを感じられなくなったんです。——柄本さんのようにお仕事をされていても、社会とのつながりが感じられなかったのですか?何も仕事がない時間なんていくらでもありましたから。余裕で2カ月とか空いてました。そして、たまに同級生とかと街ですれ違ったりすると、スーツを着てたりして、自分はTシャツに短パンで。地に足がついていない不安を感じたというか。——どう脱却したのでしょう。18歳くらいから一人暮らしをしていたのですが、最初のうちはぐうたら生活をしていたんです。でも、ちゃんと生活者であるという地盤がないと、仕事もできないと感じました。部屋を掃除する、起きたら布団をたたむ、洗濯物もちゃんとして、洗い物をシンクに溜めない。そういったことを毎日やることで、社会とのつながりを取り戻していきました。——素晴らしい。耳が痛いです。(笑)。この仕事だけでは保てないような気がしたんです。ちゃんと地に足をつけて生きているということが、この仕事を支えてくれている感じがします。——なるほど。その通りですね。ちなみに、“黒服”が実にかっこよくて魅力的だったのですが、かっこいいとかイケメンとか騒がれることをご自身はどう感じていますか?それはあまりわかりませんね(苦笑)。“黒服”に限らず。でも、“黒服”としてはそう言っていただけるのはいいのかな? 実際かっこいい役だし、セリフも特徴的なことを言っているので、そういう風に言ってもらえることは作品にとっていいことかもしれません。まあ衣装とかメイクとか、いろんなもので作り上げてますから、作品のなかに生きてる“黒服”さんがかっこいいというのは正しいことなんじゃないでしょうか。ただ、僕個人としては別に……。——柄本さんがかっこいいと言われるのは照れますか?いやあ、うーん。「あざっす」って感じです。目を閉じて、「あざっす!」って(笑)○■映画ファンだからこそ思うこと——“私”や常連たちも集まっていた“黒服”のアジトも印象に残ります。“黒服”はあの場を、自分たちのための映画館としていました。柄本さんはシネフィルですが、ご自身でもああいった場は欲しいですか?僕は映画館に行きたいので、家にはいらないです。たぶんああいうスクリーンがあっても、どのみち家では映画を観ないと思います。本編で「映画って結局みんなで観るものだよな」と“黒服”も言ってましたが、本当にそうだと思うんです。映画ってやはりみんなで、名前も知らない人同士で暗闇でひとつの人生を観る。そこに面白いと思っている方もいれば、つまらないと思っている方もいて、寝ちゃっている方もいる。そういう空間が映画館じゃないかなと思うので。なので僕には必要ないです。——さまざまな役を演じていますが、オファーを受ける際に、雰囲気が似ないようにといったことは考えますか? それとも脚本が第一?脚本もありますが、僕の判断基準としては監督と共演者が大きいですね。たとえば高橋伴明監督や、根岸吉太郎監督などからのお声でしたら、正直脚本を読む前に「やります、やります! ワンシーンでもいいのでやります!」となりますし。逆にあまり存じ上げない監督だったとしても、岸部一徳さんとふたりのシーンがあったり、石橋蓮司さんとの共演シーンがあるならば、やはりやらないと。映画ファンで、こういう仕事も続けているのだったら、緊張もするし怖いけれど、そうした仕事は四の五の言わず、やらなければいけないと思います。柄本佑1986年12月16日生まれ、東京都出身。2003年、映画『美しい夏キリシマ』の主人公役で映画デビュー。近年の主な出演作に大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(19年)、ドラマ『心の傷を癒すということ』『知らなくていいコト』(20年)、『天国と地獄~サイコな2人~』(21年)、映画『ポルトの恋人たち 時の記憶』(17年)、『素敵なダイナマイトスキャンダル』『きみの鳥はうたえる』(18年)の3作品では第92回キネマ旬報ベスト・テンにて主演男優賞、中でも『きみの鳥はうたえる』では第73回毎日映画コンクールでも男優主演賞を受賞。他、映画『アルキメデスの大戦』『火口のふたり』(19年)、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(21年)など。映画『殺すな』(1月28日公開)、『ハケンアニメ!』(5月公開)、『川っぺりムコリッタ』(2022年公開)、『シン・仮面ライダー』(2023年公開)が控える。(C)2022『真夜中乙女戦争』製作委員会
2022年01月22日フランス・イタリア合作アニメーション映画『シチリアを征服したクマ王国の物語』より、柄本佑演じる魔術師が登場する、日本語吹き替え版本編映像が公開された。柄本さんが本作で演じているのは、各地を旅する語り部ジェデオンと、魔術師デ・アンブロジスの2役。今回到着した映像は、魔術師デ・アンブロジスのシーン。シチリアの人々に悪政をしく大公へ星の預言を伝えるとともに、魔法が使える魔術師だが、横暴な大公のために使い尽くしてしまい、残された魔法は2回。残りは、自分の余生のために使いたいデ・アンブロジスだが…。冒頭、大公率いる人間軍との戦いにひと段落ついたものの、未だ行方不明の息子トニオの所在が分からず、クマの王レオンスの顔は晴れない。そして夜、ひとり群れから離れたレオンス王の元に魔術師が現れる。「魔術師がいれば大王になれます」と語る魔術師だったが、彼から返ってきたのは、「君の魔法を使えば行方不明者を探せるのか?」という言葉。意表をつかれた魔術師だったが、「簡単ですって!」と自信満々に返すも、それがトニオだと知ると、「子グマを見つけるために魔法を一回使うことはできませんってば」と突き放してしまう。そんな「できる」「できません」の押し問答を繰り広げるうちに、夜はふけていく。『シチリアを征服したクマ王国の物語』本編映像クマ軍団をなんとかしろと大公から責められ、保身のため、スパイのように近づく様は、人間の持つ狡い一面が現れている。しかし、息子を探したいという純粋な思いをぶつけてくるレオンスの頼みを断れないお人好しでもあり、どこか憎めないキャラクターだ。アニメーションのアフレコは2度目だという柄本さん。決まった時間の中に膨大なセリフを詰め込んでいく、実写演技とはまた違うことが要求されるアフレコでも、持ち前の深い洞察力で善と悪が同居する“人間”をアップテンポで表現し、クマと人間、アイデンティティや信念の違うものたちが共生することの難しさや、大切さを描いた本作のテーマに奥深さを与えた。『シチリアを征服したクマ王国の物語』は1月14日(金)より新宿武蔵野館・アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シチリアを征服したクマ王国の物語 2022年1月14日より新宿武蔵野館・アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開©2019 PRIMA LINEA PRODUCTIONS - PATHÉ FILMS - FRANCE 3 CINÉMA - INDIGO FILM
2022年01月07日2023年3月公開予定の『シン・仮面ライダー』に柄本佑が出演することが発表された。1971年『仮面ライダー』放送から50周年の記念日となる2021年4月3日に、製作及び2023年3月の公開が発表された『シン・仮面ライダー』。脚本・監督には、総監督を務めた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が興行収入102.8億円を記録する大ヒットを記録したことも記憶に新しい庵野秀明、主人公・本郷猛/仮面ライダーには池松壮亮、ヒロイン・緑川ルリ子には浜辺美波を迎え、1971年の『仮面ライダー』をベースに新たなオリジナル作品として描かれる。1972年1月1日19:30から放送された、『仮面ライダー』第40話『死斗!怪人スノーマン対二人のライダー』にて、初めて仮面ライダー1号と2号が揃い踏みした。『シン・仮面ライダー』で登場する仮面ライダー第2号は、本作でデザインを担当する前田真宏によるイメージ画のみ公開されていたが、記念すべき日から50年後の本日、一文字隼人/仮面ライダー第2号は柄本佑が演じることが明らかとなった。<柄本佑(一文字隼人/仮面ライダー第2号役)コメント>仮面ライダー第2号を、自分が、、、?決まった時の正直な感想です。そんな実感のないところから衣装を合わせたり、小道具を決めたりしていくうち、「なるほど仮面ライダー第2号をやるとはこういうことか」と段々実感が湧いてきて、かつ緊張も高まっていきました。準備をしながらとにかく感じるのはオリジナル仮面ライダーの美しさ、知的さ、カッコ良さです。撮影は、一筋縄ではいかない庵野監督のもと傑作オリジナル仮面ライダーを現代に生き返らせるプレッシャーと闘いながら進められました。自分でも想像のつかないカットがそこかしこに散りばめられています。ご期待いただければと思います。『シン・仮面ライダー』2023年3月公開脚本・監督:庵野秀明配給:東映
2022年01月01日話題のドラマに次々と出演し独自の存在感を残してきた、俳優の渡邊圭祐さん。この冬初めての舞台『彼女を笑う人がいても』に挑戦するということで心に宿る芝居という仕事への情熱を聞きました。全力でバカできる表現の楽しさを知った。――地元でモデルをしていて、約3年前に俳優に転身されて上京したんですよね。挑戦をしようと決心した理由は?大学4年生で就活が近づいてきて、将来、何がしたいんだろうと考えたんです。当時、楽しんでやれていたことがモデルの仕事で、僕は最初に明確なゴールを決めるタイプだったため、一度はパリコレを目指して本格的にモデルの道に進もうとしたんです。でも、どうやらパリコレに出るには、身長が185cmはないと厳しいらしい。じゃあ、無理じゃんと。進もうとした道が閉ざされたタイミングで、モデル事務所の方から、地元の仙台で劇団がワークショップを開いていると教えてもらいました。ワークショップという言葉を聞いたこともなかったんですけど、参加してみたら感情を表に出すことが面白かったんです。今思えば、すごく初歩的なレッスンだったんですけど、二十歳を越えて、こんなにも全力でバカできる仕事は他にはないと思って、役者をやると心に決めました。――俳優になる時も、明確な最終目標というのを決めたんですか?その時は、不思議とゴールのイメージはなかったですね。とりあえず仙台で名前が知られるようになったらいいなとは思ったけど。――その目標は達成できた?仙台で声を掛けてくださる方は増えたけど、もうちょい知られたい!(笑)もっともっと頑張らないと。――『彼女を笑う人がいても』には、仙台ではないですが、東日本大震災の被災地で暮らす人が、復興が進む裏で、苦しみを増している姿も描かれます。同じ被災地でも、それぞれの場所で生活の変化はまるで違っていて、作品で描かれている福島の原発の近くで暮らす人の現状は、僕も知りませんでした。復興が進むにつれて、被災者に関心が向けられる機会がかなり減ってきている実感が僕自身にもあるので、こうして作品で被災者の現状がフォーカスされることは、すごくいいことだと思います。自分に嘘をつきながら生きるのは好きじゃない。――モデル時代は、古着屋さんでも働いていたそうですが、古着屋さんを選んだのはなぜ?中高時代に古着ブームがきて、高校、大学と古着屋に行くようになった流れで知り合いのお店で働くようになったんです。今ってどこの服でも、’50年代のミリタリーとか古い服をサンプリングしているので、好きな服のルーツに触れられるいい環境でした。――営業成績はよかったですか?それなりです(笑)。でも、県外から話しにだけ来てくれるお客さんもいました。褒めるのは得意じゃなくて「お似合いですよ」とは言えないんですけど、おしゃべりは好きでした。お客さんが試着している間に、パンツを探してきて「こういうのを合わせるとめちゃくちゃ着回しできますよ」とか。もちろん、合わせをミスる時もあって(笑)。そういう時は正直に「これはなしっすね」って。フランクさを売りにしてました(笑)。――古着屋での経験で、今、活きていることはありますか?常連さんもいましたけど、初めましての人が圧倒的に多かったので、お店に入ってきた瞬間に、その人がどういうテンションで来てくれたのか、相手を読まなきゃいけなかったんです。そのおかげで、撮影現場の待機中に、話し掛けてほしいのか、絶対に話し掛けないほうがいいのか、共演者の方の空気を読む力は高いほうかも。――東京で好きな街は?雑多な感じのする場所が好きで、自粛期間の前は赤羽でセンベロのお店を回ったこともありました。――お酒がお好きなんですね。その魅力は?素直になれるところじゃないですか。気が大きくなっていろんなことが言えるし、水にも流しやすい(笑)。誰かと仲良くなりたい時には便利なツールだと思ってます。――飲むとどうなるんですか?熱い話をしがちで、面倒くさくなります(笑)。――演技論を戦わせるとか?それはないですけど、その人の生き方に納得できないと、ハッキリ言っちゃいます。自分に嘘つくのも、ついている人を見るのも嫌なんです。仕事に対して愚痴が多い人がいると、「なら、辞めたらいいじゃん。やりたくない仕事をやっても、自分も仕事で関わる人もみんな幸せじゃないし、まだ全然やり直せるよ」って。理詰めで説き伏せていきます(笑)。――ということは、渡邊さんは、俳優という仕事に出合えて、幸せなんですね。そうですね。芝居には正解がないから楽しめているんだと思います。どれだけやっても完璧はないし、完璧だと思った時点でこの仕事は終わり。でも、いつまでも届かない、完璧な正解を目指してもがいていると、“今、生きている”って実感できるんです。いろんな場所で見聞きして感じたすべての経験が、自分から発する芝居のエネルギーになるから、プライベートも充実するし、今、本当に楽しいです。作品は、人と人との関わりから生まれるものだから、これからも多くの人や作品から求められる俳優でありたいです。わたなべ・けいすけ1993年11月21日生まれ、宮城県出身。2018年、『仮面ライダージオウ』で俳優デビュー。以来、ドラマ『恋はつづくよどこまでも』『恋はDeepに』などに出演。一躍、人気俳優の仲間入りを果たす。フォトブック『渡邊圭祐「推しの王子様」PRECIOUS BOOK』(東京ニュース通信社)が発売中。読売新聞でコラム「箸休め」を執筆。ニット¥39,600(Iroquois TEL:03・3791・5033)パンツ¥50,600(SEVEN BY SEVEN/Sakas PR TEL:03・6447・2762)その他はスタイリスト私物『彼女を笑う人がいても』は、1960年の安保闘争に参加する学生、現代の東日本大震災の被災者の、声なき声を掬い上げようとする二人の新聞記者を通じて、正義とは何かを問う。主人公は瀬戸康史さん。12月4日(土)~18日(土)、世田谷パブリックシアターにて上演。福岡、愛知、兵庫公演もある。世田谷パブリックシアターチケットセンター TEL:03・5432・1515※『anan』2021年12月8日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・木内真奈美(OTIE)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年12月03日73歳となった現在も出演オファーが絶えない俳優・柄本明が、11月21日(日)放送の「情熱大陸」に登場。芝居を始めた動機を、しばしば“青春の誤解”と語り、「劇団東京乾電池」の座長を務めながら舞台に映画にテレビドラマにと第一線で走り続けている柄本さんが探る“人間”を演じることに迫る。1948年、東京都出身。映画好きの両親のもとに育ち、高校卒業後はサラリーマンとして働いた。しかし、入社2年目の暮れに知り合いに連れられて早稲田小劇場で観た舞台に衝撃を受け、芝居の世界に。アルバイトをしながら自由劇場などの舞台に立ち、28歳で「劇団東京乾電池」をベンガル、綾田俊樹と共に結成。旗揚げ公演は野次が飛ぶほど散々だったが、次第に「面白い」と評判を呼び、柄本さん自身、映画やテレビなどにも活躍の場を広げた。1998年、映画『カンゾー先生』で第22回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、2010年には『悪人』で第34回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。2011年には紫綬褒章を受章。2015年には第41回放送文化基金賞 番組部門「演技賞」受賞。2019年には旭日小綬章を受章している。そんな柄本さんが目下励んでいるのが、自身が主役を務める舞台「本日も休診」(原作:見川鯛山)の稽古。地域医療に生涯を捧げた医師・見川鯛山のエッセイ「田舎医者」シリーズが原作で、柄本さんが以前に読んで気に入り、自ら舞台化を提案したという。共演には、笹野高史、佐藤B作ら、自由劇場にいた頃からの古い仲間たちもいる。今年9月初め、下北沢にある「劇団東京乾電池」のアトリエ。挨拶を済ませるとそれ以上の会話はなく、演出を務める柄本さんが客席の真ん中に座り、独特の緊張感のなかで稽古が始まる。俳優達に演技の微調整を指示しながら、何度も見たであろう芝居に「アハハ!」と大きく笑い、稽古が終わるとすぐに稽古場から立ち去った。柄本さんが去ると、あたかもその場を支配していたかのように、一瞬にして空気が緩む。取材の中で、柄本さんから「人間だからね」という言葉がよく出たという。「演じること」と「人間」、俳優・柄本明のなかで、その2つはどのように結ばれているかに迫っていく。「情熱大陸」は11月21日(日)23時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年11月21日児童文学を原作とした、フランス・イタリア合作アニメーション映画『シチリアを征服したクマ王国の物語』の日本語吹き替え版に柄本佑、伊藤沙莉、リリー・フランキーが参加することが明らかになり、併せて日本版予告編も到着した。柄本さんが担当するのは、各地を旅する語り部ジェデオンと、魔術師デ・アンブロジスの2役。また、ジェデオンの弟子のアルメリーナと、劇中王様の息子トニオと行動を共にする勇敢で聡明なアルメリーナ(同名)、人間に攫われる幼少期のトニオの3役を伊藤さん。語り部ジェデオンとアルメリーナが洞窟で出会う老クマをリリーさんが演じることが決定。ほかにも、加藤虎ノ介が野心家のクマのサルペトル、堀内賢雄がクマの王様レオンス、寺島惇太がその息子トニオの青年期役で参加する。予告編では、トニオが行方不明となり、クマの王レオンスが仲間の助言を受けて人間の住む街を目指す様子が描かれる。しかし、人間とクマたちは衝突してしまい、次第に歯車が狂い始めてしまう。原作のディーノ・ブッツァーティの「小さなキャラクターで大きな風景を描く」手法にインスパイアされ、クマや人間の大群を俯瞰的に描きつつも、ダイナミックな動きでアニメーションならではの楽しさを与える本作。映像では、色彩の美しさも堪能することができる。『シチリアを征服したクマ王国の物語』日本版予告編日本公開に向けて、監督のロレンツォ・マトッティは「“アニメーションの国”で自分の作品が上映されるという感動に加えて、今回の配給をとても嬉しく思っています」とコメントを寄せている。▼キャストコメント柄本佑絵が可愛く、迫力もあって美しい映画でした。色彩もすごく楽しい。どのキャラクターもチャーミングです。語り部であるジェデオンと魔術師、ビジュアルも全然違う二人ですが、それぞれのビジュアルにあった、僕の声じゃないくらいの感じでやれたら楽しいかなと思っています。老若男女楽しんでいただける作品ですので、アート好きな方も、絵とか色彩を楽しんで!お子さんは絶対に色とキャラクターの可愛さでハマっていただけると思います。伊藤沙莉語り部のアシスタントをやっているアルメリーナはすごく素直な屈託のない女の子。一方物語の中でのアルメリーナはちょっと違う女性なので、そのちょっとした差が出せたらいいなと思いながら演じました。映画を見させていただいたときに、私にお声がけいただいた理由がすごくわかる声だったので(笑)そこをちゃんと全うできたらいいなって思います。意外と可愛い世界観の中に、人間の愚かさのような、芯をつくものが伝わってくる映画です。大人にもじんわり伝わるし、子供にも感じられるものがあるんじゃないかなと思いますので、目でも心でも楽しんでください。リリー・フランキー普遍的なものを描きながら、人間社会に入った動物たちのしわ寄せと言いますか、人間が起こしてる色々な環境に対する問題もバランスよく描かれているので、素晴らしいお話だなと思いました。何度やってもアフレコは難しいというか嫌な汗が出ますよね。やる度に声優さんってすごいなっていつも思います。僕は実写よりも先に、一番最初にやったのが、海外ものの吹き替えのアフレコだったので、そう考えると僕は声優出身だったんだなということも思い出しながら、成長していない自分にも毎回気づきますよね。『シチリアを征服したクマ王国の物語』は2022年1月14日(金)より新宿武蔵野館・アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シチリアを征服したクマ王国の物語 2022年1月14日より新宿武蔵野館・アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開©2019 PRIMA LINEA PRODUCTIONS - PATHÉ FILMS - FRANCE 3 CINÉMA - INDIGO FILM
2021年11月10日大事な人が、ある日突然倒れてしまったら……?病で寝たきりになってしまった直人と、その幼馴染・碧(みどり)を、矢田悠祐と上口耕平が回替わりで交互に演じる舞台『僕はまだ死んでない』。2人とも一番の楽しみは入れ替わりで演じられることだと口を揃える。矢田は「真逆の役だから面白い。碧は自由に動けるけど、直人は意識はあっても喋ることができない」と演じ分けに注目。上口は「どちらの役を演じていても、矢田さんとずっと一緒に舞台上にいられる。蓄積を共有し続けられるので、演劇的にクオリティがあがるのでは」と期待を寄せる。課題は2人とも『直人』だと言う。「お芝居はキャッチボールだけど、直人は発言できない。代わりに、直人の過去を知っている幼馴染の碧が語ることで、直人の人物像をつくらないといけない」(矢田)。「未知の世界。どういうモチベーションで舞台上にいるんだろう。きっと相手の台詞に反応することもできないので、新しい表現方法が発掘できたらいいな」(上口)。2人は初共演だが、スチール撮影で「一緒にクリエイトできそうだ」と安心感を覚えたそう。撮影ではシャボン玉を大量に降らせた。フワッと浮くイメージのあるシャボン玉だが、実際は意外にぼとぼと落ちてくる……上口が(面白いけど、わざわざ口に出すのもなぁ)と思い静かにしていると、矢田がぼそっと「ものすごい塊きますやん~」と呟き、気持ちが通じて打ち解けた。「自然に演じて感じたことをお互いにキャッチしあえそうですね」「それが醍醐味ですね!」と盛り上がる。本作は昨年、VRと劇場での同時上演予定だった。しかしコロナ禍によりVR配信のみを実施。主人公・直人の視点から、病室で行われる家族や友人の会話を見聞きした。今回、劇場で上演するにあたってベッドから動けず喋ることもできない直人を、演出のウォーリー木下はどう表現するのだろう。上口は初めて出演するウォーリーの演出について「繊細なお芝居と、映像や音楽とのリンクがすごく緻密で、舞台を観に来て良かったと心底思える瞬間がある。エンターテイメントとしても刺激的な時間になると思います」と楽しみな様子だ。最後に矢田は「身近な人や自分がそうなった時を考えたことがない人でも、今の大切さをポジティブに捉えられる作品になると思います。重いテーマですが、クスッとできる面白いシーンもありますので」と締めくくった。公演は2022年2月17日(木)から28日(月)まで、東京 銀座・博品館劇場にて。取材・河野桃子
2021年11月10日藤沢周平の時代小説「殺すな」が、中村梅雀、柄本佑、安藤サクラ共演で映像化。そして、来年のほぼ同時期に本作が劇場上映&TV放送される。裏店の長屋で筆づくりの内職をして糊口をしのぐ浪人・小谷善左エ門は、同じ長屋に住む船頭の吉蔵から、一緒に暮らすお峯の様子を見張るように頼まれていた。元は船宿の女将と抱え船頭だった2人は、密通のうえ駆け落ちしてここで隠れるように暮らし始めたものの、やがてお峯は退屈な日々に虚しさを感じ始める。気晴らしのため川向こうへと架かる橋を渡ってみたい…との思いに駆られるお峯と、居場所が露見することを危惧して「橋を渡るな」と厳命する吉蔵。すきま風が吹き始めた2人の様子を、善左エ門はかつての自分と、自らの手に掛けてしまった妻の姿に重ねあわせて見守っていたのだが――。原作は、様々な人間が行き交う江戸の橋を舞台に、市井の男女の喜怒哀楽の表情を瑞々しく描いた短篇集「橋ものがたり」の一篇。かつて妻を手に掛けたことを悔いる浪人と、同じ長屋に住む訳ありの若い男女と、3人それぞれの心模様を深い滋味と温かさをもって描いた作品。今回、かねてより映像化を望んでいた名匠・井上昭監督が映像化。梅雀さんが小谷善左エ門、柄本さんが吉蔵、安藤さんがお峯を演じるほか、中村玉緒(特別出演)、本田博太郎らが出演している。「ワンカットワンカット、しびれるような集中力と雰囲気、余韻が感じられる、まさに夢のような現場でした」と撮影をふり返った梅雀さんは、「この作品は普遍的な男女の愛を描いた物語です。そしてそれは現代社会にも通じるものであり、愛するものを失った者の苦痛、後悔、悲しさなど、いろんなものが凝縮されているとても深い人間ドラマだと思います。井上昭監督が丁寧に撮り上げ、私たち役者も心を込めて演じたこの作品、皆様にぜひご覧いただきたいと思います」とコメントしている。「殺すな」は2022年1月28日(金)全国のイオンシネマ89館にて劇場上映、2月1日(火)19時~時代劇専門チャンネルでTV初放送。(cinemacafe.net)
2021年10月28日菅田将暉主演『CUBE 一度入ったら、最後』がついに公開。この度、柄本時生が演じた「CUBE」の“最初の男”を映した冒頭映像と、特別キャラクタービジュアルが解禁された。今回、初解禁となったのは、<謎の部屋=CUBE>の脅威を即実感できる、危険が迫る死亡フラグ全開の“最初の男”を映し出した本編の冒頭映像。オリジナル版『CUBE』と同様に6人の男女に含まれない“最初の男”が登場し、たった1人でCUBE内を進んでいくシーンが映されている。謎の部屋「CUBE」の脅威を体感する“最初の男”のシーンによって、不穏すぎる「CUBE」を存分に鑑賞者も実感することができる、オリジナル版でも大人気のこの冒頭シーン。映像で、扉を開けて向こうの部屋からおそるおそる顔を覗かせるのは、柄本さん演じる囚人のような服を着た男。不安と緊張が入り混じった表情で周囲を警戒しながらゆっくりと白い部屋へと入ると、不穏な空気と閉塞感が漂うその部屋をまっすぐ進み、次の部屋への扉を開ける。次に男を待ち構えていた薄いオレンジ色の部屋は、先ほどの白い部屋とは違いどこか危険な雰囲気が漂っている。男はその部屋でも慎重な足どりで正面に向かって進んでいく。映像の背後からは不気味な音楽も流れ出す。ふと、部屋の中央で足を止めた男は正面にある正方形の扉の下に何かを発見。男が見つめる先には、点滅する謎の光。その光をじっくりと見つめていると、突然機械音のような大きな音がして…。謎は深まるばかりだが、四方を囲まれる閉塞感や不気味な音楽で、まさに「一度入ったら、最後」と思わせるようなCUBEの脅威を実感できる冒頭シーン。謎の光と大きな音の正体とは…。そしてこの「最初の男」の身に一体何があったのか…。さらに今回は、菅田さん演じたエンジニアの後藤ら、突如「CUBE」に閉じ込められた男女6人の特別キャラクタービジュアルも公開。謎の部屋「CUBE」の中に佇む6人の背景は、それぞれ異なる色のライトに染められているだけでなく、体の一部が何かの影響を受け歪んで見える不穏なビジュアルとなっている。『CUBE 一度入ったら、最後』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:CUBE 一度入ったら、最後 2021年10月22日より公開©2021「CUBE」製作委員会
2021年10月22日この度、株式会社UMA design farm 代表取締役 原田祐馬氏が、コミュニケーションディレクターに就任しましたのでお知らせします。「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」に向けて、一層地域社会とのつながりを強固にし、より多くの方に花園近鉄ライナーズを認知いただくよう努めてまいります。原田祐馬(ハラダ ユウマ)1979年、大阪府吹田市生まれ。京都精華大学芸術学部デザイン学科建築専攻卒業。UMA/design farm代表。どく社共同代表。名古屋芸術大学特別客員教授、グッドデザイン賞審査委員。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。「ともに考え、ともにつくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。著書に『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』。メッセージはじめまして。原田祐馬です。地域に関わるブランディングやコミュニケーションデザインの専門性を活かし、クラブチームと地域の未来を一緒に考えていきたいと思います。父親の影響で、8歳から15歳まで吹田ラグビースクールに通い、高校でも3年間、ラグビーに熱中していました。高校卒業後は、吹田ラグビースクールで、20歳までサポートコーチとして参加していました。そこからは学業に専念し、観戦専門でしたが、これからは自分のスキルを活かして花園近鉄ライナーズの力になれるよう尽力します。よろしくお願いします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月02日主演に永瀬廉、共演に池田エライザと柄本佑を迎えた映画『真夜中乙女戦争』の場面写真が公開された。原作は10代・20代を中心に圧倒的支持を受け、Amazonでは総合カテゴリでベストセラー1位を獲得した作家Fの同名小説。“平凡で退屈な日々を送る青年が自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争”を描いた作品を、豪華キャストスタッフにより映画化する。主人公の大学生“私”を演じるのは、大人気グループ King & Princeのメンバーで、映画『弱虫ペダル』や現在放送中のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で見せた繊細な演技力が話題の永瀬廉。永瀬演じる鬱屈とした想いと破壊衝動を内に秘めた主人公の“私”が恋心を抱く、「かくれんぼ同好会」の“先輩”役を女優の池田エライザ。そして、一連の騒動を首謀する謎の男“黒服”役を柄本佑が演じる。今回、無気力な大学生の“私”、凛々しく聡明な“先輩”、危険なカリスマ“黒服”の3人の様々な表情を捉えた場面写真が公開された。永瀬演じる“私”が映るのは、大学の授業中のワンシーン。生気のない虚無感を抱えた眼差しと冷めた表情からは、何の役に立つかわからない講義へのフラストレーションを抱えていることが感じ取れる。“先輩”、“黒服”と出会う前の、退屈な日常と、平凡な自分自身に行き場のない憤りを感じている“私”のカットだ。池田演じる“先輩”は、「かくれんぼ同好会」の面接会場で“私”に淡々と質問を浴びせるスーツ姿の冷ややかな表情、もう一方では全く異なる表情を見せている。“先輩”が大学のカフェテリアに座っているカットは“私”と連絡先を交換する場面。それまで会話を交わすことはあったものの、直接的な繋がりを得たことで段々と2人の関係性が深まっていく。何よりも“冷酷な先輩”という第一印象から、笑みを浮かべてギャップをみせる“先輩”により一層惹かれていくシーンだ。そして、柄本演じる“黒服”が映る場面写真は、どちらもミステリアスな雰囲気を醸し出している。次第に“私”と仲を深めていく場となるアジトで腰をかけている“黒服”。バックには共に名画を見て意気投合する自作の映画館も写っている。もう一方は、自作アプリで盗んだ車を燃やし、普通の生活に憧れる“私”を挑発するシーン。この出来事をきっかけに“私”は彼の計画する“真夜中乙女戦争”へと誘われていく。凛々しく聡明な“先輩”に惹かれつつも、人の心を一瞬で掌握してしまう危険なカリスマ“黒服”と出会ったことで、“私”の退屈だった日常は一変。“真夜中乙女戦争”という名の、東京破壊計画へと巻き込まれていく。『真夜中乙女戦争』2022年公開
2021年09月22日SIRUPの新曲「Change」が、清野菜名と渡邊圭祐が出演する資生堂マキアージュのショートフィルム『Touching』のテーマソングに決定した。同曲は、これまで「PRAYER」「R&W」を手がけてきたA.G.Oをサウンドプロデュースに迎え、ソリッドでありながらどこか幻想的で浮遊感が佇むトラックに、エモーショナルで繊細に揺らぐフロウが心地良いダンスナンバーに仕上がっている。またショートフィルムのテーマにもなっている「新しいものに触れる事で得る変化に対して、そっと手を取り共に一歩を踏み出してくれる」というSIRUPのメッセージが込められている。公開されたショートフィルムは、清野が演じるマネキン・真希と渡邊が演じる新人ビューティーコンサルタント・涼がショッピングモールで出会い、メイクをきっかけに一歩前に踏み出すことで自分らしい魅力が引き出され、その先にドラマティックな未来が待っていることを予感させるストーリーとなっている。さらに撮影の裏側を収めたメイキング動画が特設サイトで、初共演の感想などについて語った清野、渡邊の各インタビュー動画がマキアージュ公式LINEアカウントにて公開されている。マキアージュ ショートフィルム『Touching』出演:清野 菜名 / 渡邊 圭祐 / 兵藤 公美 / 長友 郁真 / 進藤 チヨ / 玉井 らん / 湯川 紋子テーマソング:SIRUP「Change」作詞: SIRUP作曲: SIRUP / A.G.O編曲:A.G.O特設サイトURL:マキアージュ公式LINEアカウント:<リリース情報>SIRUPNew Album『cure』2LP / 配信 / CD購入はこちら:■SIRUPとHOTEL SHE, OSAKAがコラボした「Hotel cure」 がスタートHOTEL SHE, OSAKA cure 特設サイト■アプリ『channel SIRUP』ダウンロードURL:関連リンクSIRUP Official Site Twitter YouTube Instagram Facebook TikTok
2021年09月15日俳優の竹内涼真、柄本時生、女優の中条あやみが出演する、エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ「コミックシーモア」の新CM「マンガ愛#3 電子コミック大賞 喫茶店」編が、14日より放送される。新CMでは、竹内と中条が演じる兄妹の幼馴染役として柄本が登場。コミックシーモアでマンガに夢中になっている兄妹から、何気ない会話で「電子コミック大賞」の存在を知らされるという内容になっている。○■柄本時生インタビュー――CM撮影の感想をお聞かせください。前々からCM自体は知っていたのですが、あまり出来上がった空間の中に混ざるというのはなかなかないので、ちょっと緊張したのと空気が壊れなければ良いなと思い、すごく楽しく撮影させていただきました。――今回、柄本さんは初めてコミックシーモアのCM撮影に参加されましたが、柄本さんから見た竹内さん・中条さんの印象を教えてください。二人とも優しかったです。座って3人で向かい合わせの喫茶店のシーンなんですけど、わざわざ二人の会話の中にちゃんと入れてくれて。僕の方が年上なんですけど気を使っていただいて、楽しく会話していただいて、楽しかったです。ありがとうございます。――印象に残ったエピソードはありますか?二人(竹内さん・中条さん)はすごく仲が良いんですよ、めちゃくちゃ。なんか、良いなって思って。あれだけ仲良くしゃべれるっていうのはうらやましいな。空気が出来上がっているんだろうなって思って、うらやましかったです。――幼少期に持っていた将来の夢は何でしたか?分かりやすく、プロ野球選手でした。(あとは)宮大工になりたかったです。小学校の頃、野球をやってまして。なので、プロ野球選手になりたいと思ったのと、宮大工は、個人的というか、お神輿を担ぐんですけどもその輪の中心の人たちって、(伝統工芸等の) 職業の方がすごい多くて。あの輪に入るためにはどうすれば良いんだろうって、漠然と考えた時に宮大工ってのが頭の中に出てきて。ちょっとなりたかったですね。――今回の CM のポイントをお聞かせ下さい。兄妹二人の中に急に、変な幼なじみが現れたっていう、あの感じを楽しんでいただけるんじゃないかなとは思っております。(妹に)フラれ続ける感じがするんでフラれ続けます。
2021年09月14日黒木華・柄本佑がW主演を務める『先生、私の隣に座っていただけませんか?』より、本編映像が解禁となった。黒木華と柄本佑が結婚5年目の漫画家夫婦を演じ、夫の不倫をモチーフにした新作漫画を描く妻とそれを読む夫の心理的な攻防が描かれる本作。今回解禁となったのは、こっそり妻の新作漫画を盗み見してしまった柄本さん演じる夫が妻の不倫を疑い自動車教習所で大パニックとなる本編映像。動揺した俊夫が、血相を変えて妻・佐和子が通う自動車教習所に乗り込むシーンから始まる。佐和子の描いた漫画を読んで彼女の不倫を疑い、居ても立っても居られずに教習所に向かった俊夫は、急いで車を停めると一目散に教習所内のコースに駆け出し、佐和子が乗っている車を探して目を凝らす。遠くの車を確認するため、咄嗟にスマホのカメラのズーム機能を使う描写も絶妙にリアルだ。そうして、ようやく妻を発見した俊夫だったが、我に返り、慌ててのぼり旗の陰に身を潜める。次の瞬間、妻と一緒に車から出てきたのは、ついさっきまで自分が盗み見していた妻の漫画に登場する教習所の若い先生と瓜二つの男だった…。まるで漫画の展開が現実のもののように感じられるほど仲睦まじい2人を見て、俊夫は愕然と膝から崩れ落ちる。右往左往する俊夫の姿はコミカルで、自分も不倫をしている身でありながらパニック状態に陥るどこか憎めない俊夫という人間味溢れるキャラクターをよく表している。ハラハラドキドキ、笑いと恐怖が見事なバランスで共存する夫婦の心理戦にぜひ注目してほしい。『先生、私の隣に座っていただけませんか?』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:先生、私の隣に座っていただけませんか? 2021年9月10日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C)2021「先生、私の隣に座っていただけませんか?」製作委員会
2021年09月13日