映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(9月10日公開)の公開記念舞台挨拶が11日に都内で行われ、黒木華、柄本佑、金子大地、奈緒、風吹ジュン、堀江貴大監督が登場した。同作はTSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2018 準グランプリ受賞作品で、脚本・監督は堀江貴大が務める。少女漫画家・佐和子(黒木)の新作漫画のタイトルは「先生、私の隣に座っていただけませんか?」それは、結婚5年目になる佐和子の夫・俊夫(柄本)と編集者・千佳との不倫現場をリアルに描いたものだった。さらに物語は、佐和子と自動車教習所の先生との淡い恋へ急展開。完全な創作か妄想か、それとも夫の不貞に対する佐和子流の復讐なのか、恐怖と嫉妬に震える俊夫は、やがて現実と漫画の境界が曖昧になっていく。黒木は、柄本と結婚5年目の夫婦を演じたが「違和感なく(柄本の)そばにいることができたと思います。『いるな』と思いながら、互いを変に意識せずにいられた」と語り、柄本も「僕も同じ印象で、すんなり夫婦の感じを出せたなと思います。役柄の話とかはほとんどせず、漫画の話とか世間話をする方がお芝居につながっていたのかも」と自然体のままで夫婦でいられたと振り返る。柄本が演じる俊夫は、佐和子の担当編集の千佳(奈緒)と不倫をしており、観客に嫌われそうな役どころなのだが、どこか不思議な憎めなさを醸し出している。柄本は「とにかく、俊夫が100%よくないんです。こんな事態を起こしてるから。でも、監督と最初に話をして、ただの悪人じゃなく、観終わった方が『しょうがねぇヤツだな……』と人間的な方向に落とし込めたらと思っていました」と語る。それに対し堀江監督は「俊夫が悪いんですけど、断罪はしたくない。こんな愛すべきキャラになったのは、柄本さんが演じてくださったおかげ」と柄本を称えたが、柄本は「黒木さんのシルエットというか……ホントに何考えてるのかわかんないんです。なので、身を任せて黒木さんを見てれば、こちらが自然と不安になるし、汗がにじむんですね。引っ張っていただいたのは、黒木さんによる部分が大きいかなと思います」と感謝の気持ちを口にしていた。一方で、黒木は奈緒が演じる編集者・千佳のパーソナリティに言及。「あっけらかんとしてて『これは、俊夫さんが(千佳の元に)行ってしまうだろうなと思わせる説得力があった」と明かし、柄本も「撮影現場でも『結局、一番楽しんでるのは千佳じゃないか?』という話になった」と黒木の指摘に同意し「こんなに健康的に不倫する人いるんだ? 爽やかな不倫だなと思いました」と感嘆する。その千佳を演じた奈緒は当初、不倫相手の女性役と聞いて「どういう女の子なのかな?」と思ったそうだが「こんな不倫相手は見たことない! というくらい、違うベクトルで突っ走ってる子でした」と笑う。「(演じていて)すごく楽しかったですけど、楽しめたのは黒木さんと柄本さんに受け止めてもらえて自由にやれたからです。黒木さんとの対面シーンは、本当に佐和子先生が何を考えてるかわかんなくて、俊夫さんは冷や汗かもしれないけど、千佳としては担当編集者として嬉しくなる、ワクワクする感じで、お芝居してて楽しかったです」と振り返った。金子は自動車教習所の新谷を演じたが「本読みをして、監督に新谷のことを聞いたら『現実にいるかどうかわからない青年をやってくれ」と言われまして……。佐和子が漫画を描いているので『漫画から飛び出したような?』と聞いたら『いや、そうじゃない』と言われ、どういうことなんだろ…? と。でも、ギリギリまで監督が寄り添ってくださって演じられたかなと思います」と充実した表情を見せた。佐和子の母を演じた風吹は、撮影を振り返り「現場がなごやかで、合宿のようでした。柄本さんの人柄も大きかったと思うけど、畳のところにいると和やかでおうちにいるみたいでした。懐かしいです」と笑顔で振り返った。
2021年09月11日朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)で8月のマンスリーエンタメプレゼンターを務め、毎回SNSでトレンド入りするなど注目を集めた若手俳優、藤原大祐(ふじわら・たいゆ)。現在17歳、現役高校生の彼に、最近の出演作の話や、これからへの想いなどを聞いた。撮影:山口真由子めざましファミリーの皆さんが優しすぎる――マンスリーエンタメプレゼンターには、どんな気持ちで臨んでいましたか?朝の番組なので、普段よりも元気よく、観ている方が気持ち良く一日をスタートできるように心がけていました。子どもの頃、アナウンサーになるのが夢だったので、アナウンサーの方々と一緒に朝の情報番組に出演できることがものすごく嬉しくて、本当に楽しんでいました。――番組中、緊張しない、と言っていましたが、普段から緊張はしないのですか?ほとんどしないです。――失敗することを考えてしまうとかは?失敗するイメージもあまり湧かないです。できないかも、という選択肢を自分の中で作りたくないんです。もしできないことがあれば、悔しいと感じてできるようになるために努力をします。そうは言いつつ、リスク管理してしまう自分もいるんですけど(苦笑)。ただ最初からできないかも、とは思いたくないし、やってみたことがないことでも、「できる」と言って突っ込んでみるのが僕の性格です(笑)。小さい頃からそうですね。撮影:山口真由子――生放送中、事前に準備をしておいて、これは役立った、ということはありますか?イメージトレーニングはしていました。あとは、生原稿読み用の原稿は、当日の朝、メイク中とかに来るんですけど、その時点で何度か練習をしていきました。そこは絶対にきちんとやりたかったので。僕、活字があまり得意ではなくて、普段は本もほとんど読まないんですけど、声に出して文字を読むのは好きなんですよね(笑)。――原稿読みを経験して、ナレーションや、声優などの声の仕事に興味が出ることはありませんか?それは全然考えていませんでした。でも、声優さんってすごいな、と尊敬していて。僕が『めざましテレビ』でやらせていただいたナレーションは、基本的には淡々と読んで、強調するところだけを意識するとういうやり方ですけど、声優さんは表情や動作なしに、アニメーションに合わせて感情を表現するじゃないですか。それはすごい、って思うんです。声だけに表現の幅が限定されるので難易度が高いから、今の僕にはまだ難しいかな、とは思いますが、挑戦してみたい、という気持ちはあります。撮影:山口真由子――エンタメプレゼンターをやってみて、印象に残っていることはありますか?めざましファミリーの皆さんが優しすぎるということです。僕からするとテレビを通してずっと見てきた方々なので知ってる顔なんですけど、皆さんの方は僕のことが初めてなのに、1回目の放送のときから前から会っていたかのように接してくださって。すごく包容力があって、迎え入れてくださっている感覚がありました。お話もたくさんできました。自分から言うのもどうかとは思うんですけど、僕、周りの大人の方からすると生意気なところがあるみたいで(苦笑)。そんな僕を受け入れてくれるどころか、むしろそのままの感じで来てよ、みたいな感じも伝わってきて、それがすごく嬉しかったです。アナウンサーになりたい、と思っていたまま、気付いたら役者になる方向に撮影:山口真由子――早朝からのお仕事でしたが、藤原さんにはモーニングルーティンはありますか?普段はまず朝起きて寝ぼけた状態でサプリメントを飲みます。それが飲んでから食事までの間を20分くらい空けないといけないので、その間にシャワーを浴びると、大体、髪の毛を乾かしている間に時間が過ぎて、朝ごはんが食べられます。そういう時間配分は完璧にハメたいんですよね(笑)。――理想の朝の過ごし方は?早朝5時くらいに起きて、まだ街に人がほとんどいない状態のときに、アンドレ(愛犬)と一緒に散歩に出るんです。今のような暑い時期でも、朝だとちょっとひんやりとした風を感じられるし。普段は日焼け対策のために、長袖、長ズボンで外出しているんですけど、そのときは半袖、半ズボンで体でも風を感じて。周りに人がいないタイミングであれば、マスクを外して空気も吸えるので、開放感もある。それで家に戻って、温かいコーヒーや紅茶を飲んだりすると、その一日はすごく有意義に過ごせますね。撮影:山口真由子――アナウンサーになるのが夢だった、とおっしゃっていましたが、いつ頃からその想いはあったのですか?もともとは自分からアナウンサーになりたい、と思ったのではなくて、親から勧められたんです。アナウンサーはちゃんとした仕事だし、毎日、決まった時間とかに息子の顔が見られて、成長を感じられるのがいい、と。それで僕自身もアナウンサーさんに注目するようになったら、カッコイイ、と思うようになりました。情報番組のアナウンサーさんはしっかりした感じがするし、バラエティ番組のMCをやっているアナウンサーさんは面白いし。小学生のときからずっとアナウンサーになりたい、と思っていました。撮影:山口真由子――そこから現在の俳優という仕事を目指すようになったのはなぜですか?アナウンサーになりたい、と思っていたまま、気付いたら役者になる方向になっていました(笑)。それは今の所属事務所に入った経緯と重なるんですけど、ありがたいことに中学3年生頃から、いろんなところからスカウトの声をかけていただけるようになって。自分でも(芸能界が)向いているのかな?と思っていた時期に、母親が友人に何気なく僕がスカウトを受けたことを話したんです。そしたら、その友人の方がどうせ入るなら大きな事務所が良いと言って、僕の写真を僕が知らない間に今の事務所に送っていて。それで、事務所の方から、まずはレッスンをしてみない?と言われて、行った場所がオーディション会場でした。でも実際にお芝居のレッスンをしてみたら、自分でも楽しいな、と感じるようになって、今につながっています。だからホントにギリギリまでアナウンサーになりたい、と思っていて、急に役者になった感じです(笑)。――でもまだ17歳ですし、これからアナウンサーを目指すこともできますよ。今はもうこっち(俳優)の楽しさに気付いてしまったので。アナウンサーさんもエンターテイナーでもあるし、大きくは変わらないのかも知れないですけど、自由に表現できる良さが(俳優には)あります。アナウンサーさんは情報を伝えることがメインの役割で、自分自身の感情は抑えることを基本的に意識されていると思うんですけど、役者は情報なんてどうでもいいから、俺の感情を知ってくれ、みたいな。そこは大きく違うところじゃないかな、と思います。人が幸せになることが、僕のしたいことにつながる撮影:山口真由子――そんな役者としての藤原さんを見られるのが、現在放送中のドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系)です。主人公の泉美(比嘉愛未)の家の近くの中華料理店でバイトをしていて、ミュージシャンを目指して路上ライブもする藤井蓮役ですが、藤原さんは蓮をどんな人だと思って演じていますか?最初は僕自身も知らなかったんですけど、FODで配信されているスピンオフ(『ぼくの推しは王子様』)に出演したとき、蓮が何でもできたんです。なぜか聞いたところ、裏設定として、蓮は自立するためにいろんなバイトを転々として頑張っている、ということを知って。路上ライブをするというのも、勇気がいることだと思うんです。僕だったらできないので。そう考えると、蓮は夢に向かって一生懸命に頑張れる人なんだ、と感じました。あとは、僕の考えなんですけど、蓮はエンターテイナーだな、というのもあります。ドラマの中での蓮の出演シーンは少ないですけど、蓮が出てくることで、一瞬、その場の雰囲気が変わればいいな、と思って、かなり明るいキャラクターにデフォルメして演じています。相手が落ち込んでいようが、僕が来たら楽しませてあげたい、というような性格かな?と思っています。とにかく今回は、作品の雰囲気を壊さない範囲で暴れられるだけ、暴れられたらと(笑)。そうやって演じて、ちょっと抑えられて放送されている感じです。©フジテレビ――役作りはどのようにしていきましたか?見られ方を考えます。僕がこういう風に演じたとき、目の前にいる役者さんはどう思うのかな?とか、この番組を企画した人は、僕の蓮を見て、違うな?と思うのか、こんな蓮もあったんだ、と思うか、とか。そして、一番にはテレビの前で観てくださる方が、どういう感情を抱くのかな?というのを考えて、作品の雰囲気を壊さないように、でも、ちょっとでも連に注目してもらえるように、ということを考えました。――すごく客観的に役を見ているのですね。そうですね。逆に僕は主観的に見ることが苦手で。感情移入することが難しいんです。自分の人生ですら俯瞰で見てしまうところがあるので(苦笑)。もっと主観的に物事を見ることは、頑張らないといけないところだな、と思っています。撮影:山口真由子――藤原さんは自分自身をどんな人だと思っているのですか?生粋のエンターテイナーじゃないですかね(笑)。人前に出るのが大好きで、カメラの前や、大勢の人の前に立つと気付いたらスイッチが入っています。人を楽しませたいんです。もし自分が落ち込んでいるときでも、仕事が入れば急にテンションを上げられます。――自分が楽しみたい、という気持ちよりも、誰かを楽しませたい、という気持ちが大きいんですね。そうかも知れないですね。普段の生活でも、自分がしたいことよりも、人がしたいことをすることが多いです。人がやりたいことをするために、自分が我慢をする、ということはしないですけど、人が幸せになることが、僕のしたいことにつながるんです。人が笑う姿を導くために、僕が何かをすることが、僕のしたいことなんです。――人のためにやることが、自分のためにもなる、という。でも、それって世の中の人みんなそうだと思うんです。自分の近くにいる人を楽しませることができたら、自分も楽しくなるじゃないですか。それが人間だと思う。それを大勢の人に対してやることができるのが、僕たちのような仕事だな、と思うので、僕はそれに向いていたのかな、と思います。人生初芝居は「めちゃくちゃ早口じゃないかと思います」撮影:山口真由子――そして、11月12日からは、映画『愛のまなざしを』も公開になります。仲村トオルさん演じる主人公の息子役ですが、この作品が藤原さんにとって人生初の演技となったんですよね。はい。撮影したのはかなり前で、2年前のちょうど今頃でした。人生初のオーディションで、オーディションというものの感覚を味わってみよう、ということで参加して。だから、受かったらもちろん嬉しいけど、受からないだろうと思っていたところ、ありがたいことに選んでいただけました。もうホントに右も左もわからない状態で、監督さんから「ちょっとこうしてみて」と言われたことを、言われるがままにやるだけだったんです。でも、「その真っすぐな姿勢が輝いていたよ」と言っていただけました。だから現場でもとにかく監督さんの言うことに従って、委ねようという気持ちでやっていました。撮影に入る前に2日間くらいリハーサルの期間もあって。そこで仲村トオルさんともお話ができて、父子の関係性がどういうものかも話し合ってからできたので、それはすごくやりやすかったです。ただ、今話していて思い出したんですけど、ホントにカメラの前に立つのが初めてで。宣材写真を撮るためにスチールカメラの前に立ったことはあったんですけど、映像のカメラの前に立つのは初めてだったので、その存在感というか、見られているな、という意識がありました。©︎Love Mooning Film Partners――そこから約2年が経って、当時の自分は今の自分からはどんな風に見えますか?まだ完成作は観れていないので、記憶する範囲なんですけど、めちゃくちゃ早口じゃないかと思います。僕、普段から早口で、よく周りの人から聞き取れない、と言われるんですよ。今もだいぶ抑え気味にしゃべってます(笑)。特にお芝居になるとさらに早口になってしまって、『おじカワ(ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」)』のときも、前半は早口になっていました(苦笑)。撮影中は監督が「普通の人間ってこれするかな?」ということをよくおっしゃっていて。例えば、動きを止めてセリフを言うとかなんですけど、普段、何気なくしゃべっているときって、教科書開きながら、とか、引き出しを開けながら、とか、何かやりながら話すじゃないですか。僕もそれを言われて「確かに」と思ったんですけど、やっぱり決められたセリフがあって、カメラがあって、表情も気にしながら動くというのは、最初は難しかったです。だから、もうそのことでいっぱいだったので、早口までは意識が回っていかなったと思います(苦笑)。でももう2年も前のことなので、逆にあまり恥ずかしくないです。顔からして違っているので、今の僕を観るというより、初めてのお芝居なんだ、という感覚で観ていただけたら。ただ、一生に一度しかない初めてのお芝居ではあるので、そういう意味ではすごく観ていただきたいですね。撮影:山口真由子――今後、自分のこんなところに注目してほしい、ということがあれば教えてください。最近感じていることなんですけど、役者って、基本的に自分を表現するのではなくて、自分の中の一部を、役を通して見せている、という感じなのかな、と。全くの素の自分であるとか、自分の考えていることとかを表現することって、そんなに多くないんです。でも、僕としては、そういうところも表現できる人になりたいな、という想いもあって。明確にどういうことかはまだ言えないですけど、僕自身の想いを聞いて、誰か一人でもいいからポジティブな気持ちになれたり、その考え方いいな、とか思ってもらえたり、そんな風にいろんな気持ちを与えられるように、エンターテイナーとしての幅を広げていけたらな、と思っています。取材・文:瀧本 幸恵<作品情報>ドラマ『推しの王子様』毎週木曜、夜10時~ フジテレビ系にて放送中公式サイト:映画『愛のまなざしを』11月12日(金) 全国ロードショー©︎Love Mooning Film Partners公式サイト:
2021年09月10日黒木華、柄本佑がW主演を務める映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』から、柄本佑演じる漫画家・俊夫が髪を結い、ちょんまげ姿になった新場面写真と、劇中漫画を手掛けたアラタアキが描いたイラストが解禁となった。今回解禁となった俊夫(柄本佑)の漫画を描く姿とそのイラストは、俊夫が自分自身の連載漫画を描いていた頃のもの。髪を結ったちょんまげ姿で、真剣なまなざしで漫画を描く表情が切り取られている。佐和子(黒木華)の漫画の手伝いをしている姿とはどこか違った印象で、イラストからも実際の姿からも佐和子の手伝いをする俊夫とは別の一面を垣間見ることができる。また今回解禁の俊夫のイラストは、劇中では使用されていない幻のイラスト。俊夫が“先生”だった頃の髪型や衣装について、堀江貴大監督は「衣装合わせの時、柄本さん演じる漫画家俊夫がかつて人気連載作家として執筆をしていた頃『どんな風貌をしているのか?』という話になりました。その時に柄本さんご自身が、試しにとガシッと髪をかき上げてちょんまげにしてみたら、その場にいたスタッフ一同満場一致でちょんまげ頭に決まりました」と明かす。「衣装は、ビビットな色合いで派手な柄シャツにすることで、売れっ子作家のエネルギッシュさと若さを感じさせるものに決まりました」とキャスト・スタッフで作り上げた“俊夫”であったよう。さらに、「柄本さんは撮影現場でヘアメイク衣装部の皆さんから『殿!』と呼ばれてましたがそれはこの髪型が所以かもしれません(笑)」と撮影現場でのエピソードも語った。また、劇中漫画を手掛けたアラタアキは実際の撮影現場に立ち会った際、黒木さんと柄本さんが漫画を描くシーンを見て、「自身の原稿がお二人の手で目の前で仕上がっていく様子に感動しましたし、初めての映画の撮影現場でとても貴重な経験をさせていただきました」とコメントを寄せた。『先生、私の隣に座っていただけませんか?』は9月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:先生、私の隣に座っていただけませんか? 2021年9月10日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C)2021「先生、私の隣に座っていただけませんか?」製作委員会
2021年09月08日映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(9月10日公開)の完成披露試写会が25日に都内で行われ、黒木華、柄本佑、金子大地、奈緒、堀江貴大監督が登場した。同作はTSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2018 準グランプリ受賞作品で、脚本・監督は堀江貴大が務める。少女漫画家・佐和子(黒木)の新作漫画のタイトルは「先生、私の隣に座っていただけませんか?」それは、結婚5年目になる佐和子の夫・俊夫(柄本)と編集者・千佳との不倫現場をリアルに描いたものだった。さらに物語は、佐和子と自動車教習所の先生との淡い恋へ急展開。完全な創作か妄想か、それとも夫の不貞に対する佐和子流の復讐なのか、恐怖と嫉妬に震える俊夫は、やがて現実と漫画の境界が曖昧になっていく。夫の不倫を漫画にする漫画家・佐和子を演じた黒木は「ストーリーが面白くて、登場人物全員が魅力的。読んでいてゾクっとしましたし、脚本を読んだ時に漫画と現実の行き来をどうやって映像化するのかも気になった」と作品に惚れ込んだ様子。佐和子の夫で漫画家・俊夫役の柄本は「不倫している俊夫が100%悪いし、不倫にも向いてない男。ただ鑑賞後には、俊夫の親しみのある人間的なところに触れられたらいいと思ったし、不倫に向いてない馬鹿正直な俊夫を表せれば監督の思い描く俊夫像に近づけると思った」と役柄を紹介した。妻役を演じた黒木は「俊夫さんが右往左往してるところがチャーミングで可愛い」と反応し、柄本は「憎めないでしょ?」とニヤリ。「この作品は、爽快快活健康的不倫ムービーです。不倫を題材にしてここまで気持ちのいい作品はあまりない。本来ならばドロドロ要素が沢山あるはずなのに、そこを突き詰めずに別の視点に振るのが面白い」とオリジナルなストーリーに太鼓判を押していた。佐和子と出会う運転教習所指導官役の金子は「教習所の先生なので、ガチガチの佐和子さんを優しくリードする役柄です。でも撮影では逆で、ガチガチに緊張する僕を黒木さんが優しくほぐすような雰囲気を作ってくれました。黒木さんのことを『先生!』と呼びたいくらい」と感謝。それに黒木は「緊張しているような雰囲気はなかった」と驚くと、金子は「このコメントすら優しい!」と黒木の気遣いに嬉しそうだった。また俊夫の不倫相手で佐和子の担当編集者・千佳役の奈緒は「台本を読み終わったときに『面白い!』と叫んだくらい面白い」と評した。そんな“爽快快活健康的不倫ムービー”にちなんで、この夏に経験した爽快体験について聞かれると、黒木は現在上演中の舞台『ウェンディ&ピーターパン』での経験を挙げ、「空を飛んで爽快。10数メートル飛んでいるので、普段見られない景色が見られる。高いところが好きみたい」と語った。
2021年08月26日ドラマ『推しの王子様』で、外見は乙女ゲームの理想的なキャラクターそっくりなのに、中身は残念という役どころを演じている渡邊圭祐さん。自身の恋愛をひもとくと、初恋は小学生の頃。相手は学校の先生だった。「おそらく20代後半の方で、子どもの僕から見ると、ものすごく大人の女性に感じました。その先生は、隣のクラスの担任だったので、休み時間のたびに隣のクラスに行っていましたね。大義名分としては、友達と話すためなんだけど、本当は先生に会いたかった。これが、好きって気持ちなんだなって初めて自覚しましたね」学生時代は、年上に惹かれる傾向があったそう。でも、もう年齢は関係ないとキッパリ。「学生時代の1歳差ってものすごく大きいじゃないですか。大学1年生にとっては、スーツを着て就活している3年生や4年生がものすごく大人に見えていました。でも、社会人になって、学校という括りがはずれると、関係性がもう少しフラットになりますよね。もちろん先輩/後輩、上司/部下という関係は存在するけれど、置かれる環境が変わったことで、人を見る時のモノサシも、『どう仕事に取り組んでいるか』に変わりました。僕、人を見るのが好きなので、効率のいいやり方をしているなとか、無意識に動きやクセを見ていますね」そして、恋愛において何よりも大事にしているのが、互いに尊重し合える関係性であること。「自分色に染めたいとか、そういう願望はまったくないです。自分のあり方は自分で考えたいし、相手もそうあってほしいから、僕から何か言うこともないですね。そりゃ、小さいことは言うでしょうけど。『トイレットペーパー、替えといてよ』とか(笑)。恋仲で一番大事なのは、信頼関係の上にそれぞれが自分らしくいられることだと思うんです。お互い好きになった理由があるはずなのに、相手に何かを強いたり、自分を曲げたり、我慢しながら生きても、全然楽しくないですよ。楽しむことが僕のモットー。恋愛に限らず、楽しいことじゃないと続かないと自分でわかっているので、この仕事も楽しめなくなった時点で辞めていると思います。もちろん、役を生きるのが苦しいこともあります。でも、苦しさも含めて芝居が今はすごく楽しいんです。10年後も20年後も、そうあれたら。そして、男性からも憧れられる人になりたいですね。僕が憧れているのは、窪塚洋介さん、長瀬智也さん、舘ひろしさん。窪塚さんや長瀬さんは、我が道を行くところがカッコいいですね。色気があって、人としての奥行きを感じます。舘さんは一度お会いして、こうなろうと決めた人。すっと立ち上がり『舘です』とご挨拶してくださったのがあまりにもカッコよくて、僕も『渡邊です』と言うようにしています。憧れに近づく第一歩は、真似からかなって」読者アンケートで、付き合う決め手として「落ち込んだ時に支えになってくれる」という回答が多かったと伝えると、「気をつけて!」と渡邊さん。「すでに男性側はその情報をいろんなところで耳にしてるんで、なかには女性を“落とす”ための計算で寄り添う人がいるんですよ。そういう人の手のひらの上で踊らされないように、僕から注意喚起したい!そんなヤツに落とされる前に、女性から落としにいきましょうよ」話題を呼んだ『恋はつづくよどこまでも』では新人看護師、『恋はDeepに』ではイケメン3兄弟の三男役と、恋愛ドラマへの出演が続く。さまざまな恋愛を役として体験したことで、恋愛観に変化はあった?「あまり変わらないですね。今は完全に仕事モードで、恋愛から離れすぎた生活を送っているというのもあるんですけど(笑)。作品に入ってさえいれば、すぐにでも心から好きな相手に会いたいという気持ちで現場に向かえますし、役を演じることで満足できるんです。これまではピュアな役どころが多かったので、不倫する作品とかで、汚れ役を経験してみたいですね。ただの不倫じゃないですよ。情事を重ねまくる大不倫(笑)」俳優/渡邊圭祐(わたなべ・けいすけ)1993年11月21日生まれ、宮城県出身。地元でのモデル経験を経て、2018年『仮面ライダージオウ』でドラマ初出演。現在、出演ドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系)が放送中。12月、『彼女を笑う人がいても』で初舞台を踏む。ジャケット¥48,000(サバイ/HEMT PR TEL:03・6721・0882)シャツ¥28,000(アポクリファ/サカス ピーアール TEL:03・6447・2762)パンツ¥33,000(ケンイチ/サカス ピーアール)シューズ¥18,000(スペース クラフト/HEMT PR)メガネ¥34,000(ビージェイ クラシック コレクション/アイズプレス TEL:03・6884・0123)写真家/マスダレンゾ1994年11月1日生まれ。「Helsinki Lambda Club」「MONO NO AWARE」などミュージシャンを中心に撮影。オルタナコレクティブ友達チーム「GROUPN」としても活動中。「カメラを通じて、圭祐さんとコミュニケーションを進めていく時間はとても心地よいものでした。よき時間をありがとうございました」※『anan』2021年8月25日号より。写真・マスダレンゾスタイリスト・八尾崇文ヘア&メイク・木内真奈美(Otie)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年08月24日黒木華と柄本佑がW主演を務める映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』。主人公の漫画家・佐和子の夫・俊夫を演じる柄本さんは、シリアスな状況ながらも、どこかコミカルで妻に翻弄される不倫夫を熱演している。今回は、俊夫役の柄本さんが自動車教習所の旗に隠れながら、妻・佐和子(黒木華)を見つめる場面写真ほか、スマホのカメラ越しに佐和子を探す姿、佐和子からの連絡に階段を駆け降りてくる姿など、いずれも慌てふためく姿をとらえた場面写真3点が解禁。劇中で佐和子が新たに描き始めた現実そっくりの不倫漫画を読み、自分自身も佐和子の担当編集者・千佳(奈緒)と不倫しながらも、佐和子の不倫を疑って不安になり、ついには佐和子が教習を受ける自動車教習所にのり込んでしまう俊夫。のり込んだはいいものの、声をかけることはできず、旗に隠れながら、また、スマホのカメラで佐和子の乗る教習車を探すなど、佐和子の様子を伺うその姿は、情けないのにかわいくも見えてしまう、まるで漫画の1コマのようなシーン。堀江貴大監督は俊夫という役の演出について、「俊夫に関しては、苦しめば苦しむほど、滑稽な雰囲気になって欲しいと思っていました。本人的にはシリアスな状況になっているのに、傍から見るとその姿が面白みがあるように見せたい、と撮影前に柄本さんと話しました」と明かす。そんな監督の俊夫像を見事に演じた柄本さんのどこかコミカルで憎めない俊夫の姿が、単なるドロドロの不倫映画ではなく、どこかクスッと笑ってしまう面白みを感じる大きな要因となっている。ドラマでは優男のイメージがあり、主演映画『心の傷を癒すということ』『痛くない死に方』の医師役ほか、公開待機作品『真夜中乙女戦争』(二宮健監督)では、圧倒的カリスマ性で他人の心を一瞬で掌握してしまう謎の男“黒服”を演じる柄本さんだが、本作でのツッコミどころ満載の魅力的な愛されキャラ “俊夫”の演技も見逃せない。『先生、私の隣に座っていただけませんか?』は9月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:先生、私の隣に座っていただけませんか? 2021年9月10日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C)2021「先生、私の隣に座っていただけませんか?」製作委員会
2021年07月17日香取慎吾と祐真朋樹氏がディレクションを手掛けるショップ「JANTJE_ONTEMBAAR」(ヤンチェ・オンテンバール)が、今年8月25日に東京・丸の内に移転することが29日、発表された。2018年にオープンした同ショップが、3周年を迎える日に移転。新店舗は、美しい街路樹のもと、たくさんの商業施設や劇場、美術館などの文化漂う東京でも人気のエリア。香取の毎シーズンで発表されるアートとの相性も期待大の新たな場所で、新たなるブランドイメージを築く。オープンに際しては、「ANNA SUI」とのコラボを含めたコレクション、そして初の「JANTJE_ONTEMBAAR」オリジナルブランドの服飾&ブランドのキーカラーであるパープルを意識した「パープルコレクション」等、数々の商品展開を予定。詳細等は、後日発表される。移転先の住所は、東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル 1F。新店舗は8月25日11時オープン予定。現店舗のクローズは8月1日19時予定。■香取慎吾コメント“JANTJE_ONTEMBAAR”をはじめる時から、僕たちがつくりたかったのは、そこに行くだけで、ワクワクするような洋服屋。ちょうど3周年の今、さらに面白さを増して、“J_O”はもっと前に進んでいきます。今はどんどんデジタル化が加速して、直接人と会うことなく、便利に買い物ができるようになったけれど、“J_O”はちょっと時代と逆行して、実際に来ていただけると、『あっ、素敵な場所だな』と思ってもらえるショップです。つい立ち止まって見てしまう、お店の前を通るのが楽しみになるような、ファッションとアートが一体化したショーウィンドウがお店の目印。オンラインの中だけでは実現できない、夢があってワクワクするこの場所に、ぜひ遊びに来てください!■祐真朋樹コメント“JANTJE_ONTEMBAAR”は、人気店がひしめく丸の内へ移転します。目抜き通りのコーナーに位置し、大きなショーウィンドウが目印。どなたにも迷わず来ていただけるショップに生まれ変わります。慎吾ちゃんのアートがより一層身近に感じて頂けるはずです。近い将来、このショップは丸の内のランドマークになると確信しています。8月25日からは、この場所から“J_O”のすべてが発信されていきます。“J_O”を愛するみなさまとコミュニケーションが取れる、インタラクティブな場所にしていけたら嬉しいです。ますますパワーアップする“J_O”のニューショップをお楽しみに!
2021年06月29日黒木華・柄本佑がW主演を務める映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』のポスタービジュアルと予告編が解禁。金子大地、奈緒ら追加キャストと主題歌が明らかになった。本作は、話題を呼んだ『嘘を愛する女』や『哀愁しんでれら』などを輩出してきたオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2018」の準グランプリ作品の映画化。今回発表された追加キャストとして、佐和子(黒木華)が通う自動車教習所の先生役には、主演映画『猿楽町で会いましょう』、『サマーフィルムにのって』など出演作が続き、来年はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も控えている金子大地。佐和子の担当編集者・千佳役に、ドラマ「あなたの番です」以降も「姉ちゃんの恋人」『みをつくし料理帖』『劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班』と多彩な演技が注目を浴びている奈緒。さらに佐和子の母親役に風吹ジュンと、映画、ドラマ、舞台と幅広い分野で活躍する実力派俳優陣が集結。劇中漫画を漫画家・アラタアキと「サターンリターン」(小学館刊)が好評連載中の鳥飼茜が担当している。今回解禁となる予告編は、結婚5年目を迎えた夫婦の穏やかな買い物シーンから始まった直後、「でも彼には別の女がいた」と夫・俊夫(柄本佑)の不倫が明かされるところから始まる。新連載のテーマを「不倫」にするという黒木さん演じる妻・佐和子のセリフに、平然を装う俊夫だったが、佐和子が描き始めた、現実そっくりの不倫漫画を読み進めていくうちに、日に日に追い詰められていく。「漫画だよ、漫画。フィクション!!」と自分に言い聞かせる俊夫だが、漫画には自動車教習所の若い先生(金子大地)と佐和子の笑いあうカットやキスするカットなど、秘めた関係の描写が次第にエスカレート。「佐和子も不倫をしているのか?自分の不倫はバレているのか?」と慌てふためく俊夫の姿からは、コミカルな展開も垣間見ることができる。佐和子の描く新作漫画は、「現実」か「創作」か。夫婦のウソとホンネが交錯する究極の心理戦は、観客を混乱の渦へと巻き込む予想もつかない展開へと向かう。主題歌を担当するのは、今年4月にメジャーデビューしたばかり、1stシングル「ここで息をして」は人気TVアニメ「東京リベンジャーズ」のエンディング主題歌として話題となり、その多彩なソングライティング・センスで多数のアーティストに楽曲提供も行い、2021年ブレイクアーティストとして注目されているシンガーソングライター・eill(エイル)。予告編中盤からは、eillの甘く切ない歌声で歌い上げられる竹内まりやの名曲「プラスティック・ラブ」が「さて、夫はどんな顔をするだろうか?」という佐和子の謎めいたセリフと相まり、深い余韻を残している。同じく解禁となったポスタービジュアルは、冷静な顔でこちらを見つめる黒木さんと柄本さんの表情に加えて、アラタアキによる汗をかき焦った表情の柄本さんのイラストが印象的。「その不倫、ぜんぶ描く。」というキャッチコピーも痛烈だ。『先生、私の隣に座っていただけませんか?』は9月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:先生、私の隣に座っていただけませんか? 2021年9月10日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C)2021「先生、私の隣に座っていただけませんか?」製作委員会
2021年05月20日お笑いコンビ・品川庄司の品川祐が14日、スピードワゴン・小沢一敬のYouTubeチャンネル『スピードワゴン小沢のオザワ倶楽部』に出演。芸人と映画監督を目指すきっかけとなったエピソードを語った。お笑いだけでなく、品川ヒロシ名義で作家や映画監督としても活躍している品川。この日公開された動画「【映画】品川ヒロシ監督が影響を受けた映画監督TOP3はまさかの人達」では、デビュー前を振り返り、「ダウンタウンさんに憧れて、お笑いいいなって。初めて一人暮らしした部屋はテレビがなくて、有線でダウンタウンさんの漫才がかかってて。1日2回くらいかかってたんですけど、チェックして書き起こして、それくらいダウンタウンさんが好きになって。強烈に憧れてたんですよ」と述懐した。一方で、映画が好きだった品川は、芸人になるか、映画監督になるか迷っていたそうだが、「たけしさんが、『その男、凶暴につき』を撮ってるじゃんって。芸人になって成功すれば、映画が撮れるんだ! っていうので、芸人になろうと思ったんですよ」と告白。芸人として活躍しながら、同作で映画監督デビューしたビートたけしの影響を受け、自身も同じ道を歩むことになったが、「たけしさんの演出がめちゃくちゃ好き。アクションシーンもそうだし、暴力描写も好き」と、北野映画の魅力を熱弁して話題を締めくくっていた。
2021年05月19日永瀬廉(「King & Prince」)、池田エライザ、柄本佑らが出演する映画『真夜中乙女戦争』が先日、無事クランクアップを迎えたことが分かった。本作は、“私”が、謎の男“黒服”と運命的に出会ってしまったことから、“真夜中乙女戦争”という名の“東京破壊計画”に巻き込まれていくまでの成長と恋愛、そして内なる戦争をスリリングでサスペンスフルに描く、かつてない青春物語。物語のシンボルとなる東京タワーをはじめ、東京の街を舞台に3月下旬から4月にかけて都内近郊にて撮影が行われ、“黒服”役の柄本さん、“先輩”役の池田さん、“私”を演じる永瀬さんの順でオールアップし、今回無事クランクアップを迎えた。柄本さんの最後の撮影は、“私”と“黒服”が初めて出会う場面。不思議な運命の出会いによって、“私”の退屈な日常は一変する。撮影を終えた柄本さんは「撮り切れて感慨深い思いです」と言い、「どんな映像になっているのか、どんな永瀬さんを見れるのか、どんなエライザさんが見れるのか、誰もが共感できる要素のある青春映画だと思うので出来上がりが楽しみです」と完成に期待。また翌日は、“私”と“先輩”のクライマックスへ向けての重要なシーンが撮影され、池田さんはこのシーンにてオールアップ。「連日天候も朝から夜から気温が全然違う中、体力もかなり奪われて、本当に大変な日々だったと思います」とふり返りながら、「毎日この現場を楽しみに生きていました。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。さらに同日、永瀬さんは教授に反抗する大学教室で長いセリフを投げかけ、最後は息を荒げ人込みを駆け抜けるシーンで撮影を終えた。「とても撮影を楽しみにしていましたが、実際入ってみるとあっという間でした。刺激的な毎日で、皆様のおかげで充実した撮影期間だったと思います」とコメントした永瀬さんは、「佑さん、エライザさんと共演したことでとても刺激を受けましたし、なにより、二宮監督が丁寧に色んなことを教えてくださったりもしたので、改めてこの1ヶ月間たくさんの方々に支えていただていたと感じました。キラキラ、キュンキュンでもないダークな世界観で、撮影方法や美術も見たことない作品に仕上がると思うので楽しみです」と話した。『真夜中乙女戦争』は来冬公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:真夜中乙女戦争 2022年冬、全国にて公開予定©2021「真夜中乙女戦争」製作委員会
2021年04月30日藤原竜也が主演、柄本明が演出と出演を務め、松井周の書き下ろし脚本で話題沸騰となった舞台「てにあまる」。WOWOWで2021年1月5日(火)に生中継した舞台を4月18日(日)15:00から放送することが決定。その放送に先立ち、1月8日(金)の舞台を終えた後の藤原と柄本に直撃したインタビューが到着した。本作はある家族を描きながら、人間という動物のあらがえない欲望を見つめるサスペンスドラマ。脚本は、2011年に岸田國士戯曲賞を受賞し、主宰する個人ユニット、サンプルで活動する劇作家の松井による書き下ろし。柄本も大きな信頼を寄せる松井独自の視点で、“どのような人間関係も、それぞれがオリジナルでしかない”という真理をあぶり出す。自身の劇団で数多くの作品の演出を手掛けている柄本が演出を担い、出演者としても、その才能を認めた藤原と親子を演じ、心理的戦いを繰り広げる。そして、俳優として成長を続ける高杉真宙、本作が舞台初出演となる佐久間由衣と、若手実力派キャストも集結。確かな演技力を持つ4人の役者が織り成す、濃密な会話劇に期待してほしい。■柄本明&藤原竜也インタビューーーお互いの印象をお聞かせください柄本:(舞台での共演は)これで2度目です。演出は初めてですけど。藤原:(柄本さんはけいこ場を)面白そうに見ていましたよ。演出して視界を広くして自分も出るというのは僕もやったことないし、大変なことやっているなと思いながら柄本さんのことを見ていました。楽しかったです。ーーけいこ場の雰囲気はどんな感じでしたか?藤原:柄本さんの演出は、的確にというか、自分が芝居的にはしってしまったり勢いづいてしまった時にうまく修正してくれますし、難しい台本だったので柄本さんが僕ら役者を救ってくれた感じです。この難しい本に対して、俳優という立場で僕らを導いてくれたのはうれしかったです。柄本:難しい本でした。(藤原を指して)この人で救われましたよ。この人じゃないとダメだったね。とにかくスピードがある。藤原竜也という人を見ていて思うのは、「あ、藤原竜也なんだな」ということがものすごく刻まれます。ーー本作は松井さんの書き下ろしです。台本を最初に読んだ時の感想は?柄本:松井さんとは初めてで何度も話したし、うちのけいこ場にも来てもらい芝居も見にきてもらいました。僕はいつもそうなのですが、人が書いているものだからわからないですよ。それは、松井さんの本でなくても。それと、スマートフォンが芝居に出てくるとか世代を感じたかな。ーーお気に入りのシーンやセリフは?藤原:僕が最後に柄本さんにスマートフォンを渡すとき、心の中で「今日も1日終わりました」と言っていました。そこですね。柄本:まだまだ僕なんかせりふが言えていない感じだから、たまに何回かやっていて自分が思わなかった声に出会うとうれしいですね。【番組情報】舞台「てにあまる」放送・配信日:4月18日(日)15:00より、WOWOWライブ・WOWOWオンデマンドにて放送&配信収録⽇:2021年1⽉5⽇収録場所:東京 東京芸術劇場 プレイハウス<スタッフ・キャスト>脚本:松井周 / 演出:柄本明出演:藤原⻯也、⾼杉真宙、佐久間由⾐、柄本明番組URL:
2021年04月12日黒木華と柄本佑が、映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(9月10日公開)に出演することが26日、明らかになった。同作はTSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2018 準グランプリ受賞作品で、脚本・監督は、4月スタートのBSテレ東のドラマ『高嶺のハナさん』でも監督を務め、ドラマ・映画と活躍の場を広げている新進気鋭の映画作家・堀江貴大が務める。少女漫画家・佐和子(黒木)の新作漫画のタイトルは「先生、私の隣に座っていただけませんか?」それは、結婚5年目になる佐和子の夫・俊夫(柄本)と編集者・千佳との不倫現場をリアルに描いたものだった。さらに物語は、佐和子と自動車教習所の先生との淡い恋へ急展開。完全な創作か妄想か、それとも夫の不貞に対する佐和子流の復讐なのか、恐怖と嫉妬に震える俊夫は、やがて現実と漫画の境界が曖昧になっていく。黒木は漫画家の佐和子を演じ、柄本は佐和子の夫で同じく漫画家の俊夫を演じる。「現実と漫画の世界、ウソとホンネが交錯する漫画家夫婦の心理戦」に加え、誰しもが身に覚えのある男女感のズレがユーモラスに描かれ、「結婚5年目夫婦」の“あるある”も、大きな見どころのひとつ。さらに、劇中漫画を漫画家・アラタアキと鳥飼茜が担当する。○黒木華 コメント脚本を最初に読んだ時、漫画部分と実写映像部分の繋がり方が面白いなと思い、どういうふうな映画になるんだろうと楽しみでした。ミステリーのようにドキドキする場面もあるので、二人の漫画家の行先を是非楽しんでください。○柄本佑 コメント堀江監督のホンは非常にウェルメイドで、出来上がるまでどんな映画になるのか予想のつかないものでした。そんな中切磋琢磨してできあがった映画は、想像をこねくりまわすものと仕上がっていると思います。フラットにお楽しみ下さい!○脚本・監督:堀江貴大 コメント素晴らしいスタッフキャストの皆さんの力が合わさって、虚実入り混じるミステリアスな夫婦映画が完成しました!“佐和子”という底が知れない人間を、黒木華さんがキュートさとクールさという二面性を持って繊細に表現し、物悲しくも恐ろしくもあるキャラクターが誕生しました。そして、恐怖と嫉妬にもだえ苦しむ“俊夫”という人間を、柄本佑さんが時にカッコ良く、時にカッコ悪く、愛嬌たっぷりに演じてくれました。この漫画家夫婦の一風変わった夫婦喧嘩の行き着く先はどこなのか。ニヤニヤヒヤヒヤしながら、楽しんでご覧いただきたいです!(C)2021「先生、私の隣に座っていただけませんか?」製作委員会
2021年03月26日北村一輝、松嶋菜々子、柄本明が映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』に出演することが分かった。あわせて、特報映像とティザービジュアルも到着した。今回発表された豪華俳優陣が演じるのは、本作では貴重な(!?)人間たち。寺田心演じるケイの先祖にあたる伝説の妖怪ハンター・渡辺綱を、今クール特に反響の大きかったドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」へレギュラー出演していた北村さん。ケイの母の礼香を、「やまとなでしこ」「救命病棟24時」シリーズなどいまなお根強く愛される数々の大ヒットドラマに出演してきた松嶋さん。突如現れた妖怪獣と最初に遭遇することとなる老人役を柄本さんが演じる。北村さんは「久しぶりの三池組への参加は故郷のような安心感がありました。やはり三池組は最高です!」と参加した感想を述べ、松嶋さんは「主人公寺田心くんのお母さん役で人間でしたが、内心は妖怪になってみたかったです(笑)。三池監督の描かれる妖怪スペクタクル、ぜひご期待ください」とコメントしている。ほかにも、ケイの弟・ダイ役には子役の猪股怜生が決定。ケイと共に“宿命の兄弟”として戦いに巻き込まれていく、重要な役どころだ。到着した映像では、妖怪獣を打ち倒す勇者として選ばれたケイだが、恐怖のあまり固まってしまう、弱気な少年ぷりが伺える。そして、妖怪たちの総大将・ぬらりひょん(大森南朋)、華麗な剣裁きを披露する謎多き剣士・狐面の女(杉咲花)、狸の大軍を率いてバイクを走らせる人間嫌いの狸の総帥・隠神刑部(大沢たかお)をはじめ、姑獲鳥(安藤サクラ)、猩猩(大倉孝二)、天狗(三浦貴大)、雪女(大島優子)、天邪鬼(赤楚衛二)ら妖怪たちが続々と登場している。またティザービジュアルは、個性豊かな妖怪たちを背に、勇ましい表情のケイの姿が写し出されている。『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:妖怪大戦争 ガーディアンズ 2021年公開予定©2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ
2021年03月23日Amazon日本文学カテゴリでベストセラー1位を獲得した、作家Fの初の小説「真夜中乙女戦争」が、永瀬廉(King & Prince)主演、池田エライザ、柄本佑共演で映画化決定。永瀬さんのコメント動画が公開されている。新鋭作家による、“平凡で退屈な日々を送る青年が自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争”を描いた小説が原作となる本作。主人公の大学生“私”を演じるのは、大人気グループ「King & Prince」のメンバーとして活躍し、俳優としても『弱虫ペダル』で第44回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、2021年度前期NHK朝の連続テレビ小説「おかえりモネ」への出演を控えるなど、いま最も注目を浴びる永瀬廉。また、主人公がひそかに恋心を抱く、“かくれんぼサークル”で出会った冷酷で凛々しく聡明な“先輩”役には、今年公開を控える『騙し絵の牙』『賭ケグルイPart2』など多数の映画に出演、昨年は初の監督作品『夏、至るころ』も公開されるなど、幅広い分野でマルチな才能を発揮する池田エライザ。圧倒的なカリスマ性をもち、一連の騒動を首謀する謎の男“黒服”役には、数多くの映画作品に出演し、日本アカデミー賞、毎日映画コンクールほか各種映画賞を受賞、昨年は「知らなくていいコト」で“尾高沼”にハマる人が続出、現在放送中の日曜劇場「天国と地獄~サイコな2人~」にも出演中の柄本佑。脚本・監督は、2017 年『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTYーリミット・オブ・スリービング ビューティー』で商業映画デビュー、『チワワちゃん』『とんかつDJアゲ太郎』などを手掛け、その表現力で高い評価を受ける29歳の俊英・二宮健。物語のシンボルとなる“東京タワー”をはじめ、東京の街を舞台に間もなく撮影開始される。原作・F「人間の本当を描くプロ中のプロ、二宮監督が作る」ことに期待永瀬さんは「二宮監督には何よりも“カッコイイ”映画にして、一緒に成長しようとおっしゃって頂きました。 撮影を経て、作品として完成した時に、最後にどんな“私”になっているのか...今まで皆さんが思い描いていた“永瀬廉”のイメージとは違っているはずです」と覚悟と期待感を覗かせてコメント。「なりたい自分がない、日々が退屈、友達もいない。自分と同世代の皆さんが抱える悩みの集大成のよう」と語るように、これといった夢や趣味や特技も、大学生活に迎合する器用さもなく、SNS もなにもかもが眩しく、虚しく、どうでもいいと無気力な日々を送る平凡な大学生 “私”が、謎の男 “黒服”と運命的に出会ってしまったことから、“真夜中乙女戦争”という名の“東京破壊計画”に巻き込まれていく。そこまでの成長と恋愛、そして内なる戦争を永瀬さんがどう演じるのか要注目。“先輩”役池田さんは、「ずっと正しく噛み合わないまま新たな動きを見せる歯車のなかで、争おうと生きる先輩を演じさせていただけることに感謝しています。優しく逞しく、嘘のないすっぴんな彼女になるのが楽しみ」と楽しみにしている様子。また、「二宮監督の現場は初めて」であり、「永瀬さんとも初めてです。池田さんもちゃんと絡むのは初めて」という柄本さんは「『初めて』はとても怖いです。でも、だから面白いんだと思います」と期待感たっぷり。原作者のF氏もまた、「人間の本当を描くプロ中のプロ、二宮監督が作る映画が面白くない訳がない。現代のアイドルを代表する永瀬廉さんには、いよいよこの度、ダークに、血まみれになって頂かねばなりません。池田エライザさんは今回どのように私たちを振り回してくださるのでしょう。危険極まる男を演じる柄本佑さんが放つ、男の色気にも大いに期待したい」とコメント。その原作に「綴られた言葉たちの魔法に魅せられ、未曾有のカタルシスに身がよじれるほどの衝撃を受け、『これは、必ず自分の手で映画にしなければならない』と、決意」したという二宮監督。「永瀬廉さんと『一緒に成長できる作品にしよう』と誓いを立て、池田エライザさんとは『この映画をありきたりな映画にはしない』と覚悟を共有し、柄本佑さんには『最高にカッコいい悪役になって欲しい』と思いを託しました。この3人と現場を共に出来ること、今からワクワクしています」と明かしている。『真夜中乙女戦争』は来冬、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2021年03月15日アミューズ所属の若手俳優による「チーム・ハンサム!」の小関裕太、新原泰佑、兵頭功海、藤原大祐、渡邊圭祐が10日、東京・SHIBUYA109で開催された「チーム・ハンサム! POP UP STORE」取材会に出席した。2月9日~23日に「SHIBUYA109 渋谷店」と「SHIBUYA109 阿倍野店」の両施設で「TEAM HANDSOME! ×SHIBUYA109 Valentine Campaign」が開催される。同キャンペーン開催を記念して、アミューズ所属の若手俳優による「チーム・ハンサム!」のPOP UP STOREがオープンし、今回のキャンペーンのイメージキャラクターにも就任した。会場では、2月14日のバレンタインに向けてimperfectとコラボしたオリジナルチョコレートを販売。「チーム・ハンサム!」を代表して、細田佳央太と渡邊圭祐が開発に携わり、imperfectが大切にしている農家の自立や環境保全に取り組みながら生産された原料を使用した特別な商品に仕上がった。その他にもクリアファイルやステッカー、バンダナマスクなど、オリジナルの商品を多数展開。また会場では、MBSにて先月より開始した初の冠番組「ハンサムゼミ」のコメント動画も流れる。新原は「渋谷のど真ん中に僕たちの看板やお店が…すごくうれしいです。昨日渋谷を通ったときに、外側の大きい(ポスターを)見させてもらって、大きすぎて恥ずかしかったんですけど、今日お店を見させていただいて、すごくかわいくて、ファンのみなさんに楽しんでほしいなと思います」と笑顔でコメント。藤原は「109の看板のところにすごく大きくポスターが貼ってあったので感動しましたし、TSUTAYAのビルで動画も流れていて、まさか自分があそこに載る日が来るとは、感動しました。みなさんも、スクランブル交差点を渡るときは見ながら…あ! 人にぶつからないように気をつけてください」と語った。小関も「チーム・ハンサム! は年に一度、感謝祭ライブをやるだけでしたが、初めて大きくポスターが載る機会を得てすごくうれしかったです。渋谷のど真ん中、109にまさか自分の顔がデカデカと載るとは思いませんでした」と感激。渡邊は「地方出身の自分からすると、渋谷の109という全国誰も知らない人はいないんじゃないかというところで催しをさせていただいくのは本当にうれしいですし、チーム・ハンサム! 大きくなりすぎちゃったなというのが正直な思いです。これからもよろしくお願いします」と兵頭は「福岡出身なので、田舎者の僕からしたら渋谷の109は東京に来たら1回は行ってみたかったところ。上京したばかりのときは遊びに来たこともあって、そこに僕の写真がハンサム! として載るのはうれしいですし、ハンサム! の力の大きさを感じました」とうれしそうに話した。
2021年02月10日俳優の渡邊圭祐が10日、東京・SHIBUYA109で開催された「チーム・ハンサム! POP UP STORE」取材会に、小関裕太、新原泰佑、兵頭功海、藤原大祐とともに出席し、バレンタインのエピソードを語った。渡邊は「バレンタインって男の子は全員ドキドキして学校に行っちゃう。下駄箱に、机の中にあるんじゃないかと、部活終わりに誰か待っているんじゃないかと、僕もそのうちの1人だったんですけど、そわそわしたまま授業が終わり、そわそわしたまま部活が終わり、結局もらったのは男子バスケ部の1つ上の先輩、男の先輩1人にだけもらったという…」と切ないエピソードを告白。「非常に不甲斐ない結果に終わり、情けなく思います」と低いテンションで笑いを誘い、小関らから「謝罪会見みたい」とツッコまれていた。2月9日~23日に「SHIBUYA109 渋谷店」と「SHIBUYA109 阿倍野店」の両施設で「TEAM HANDSOME! ×SHIBUYA109 Valentine Campaign」が開催。同キャンペーン開催を記念して、アミューズ所属の若手俳優による「チーム・ハンサム!」のPOP UP STOREがオープンし、「チーム・ハンサム!」がキャンペーンのイメージキャラクターにも就任した。会場では、2月14日のバレンタインに向けてimperfectとコラボしたオリジナルチョコレートを販売。「チーム・ハンサム!」を代表して、細田佳央太と渡邊圭祐が開発に携わり、imperfectが大切にしている農家の自立や環境保全に取り組みながら生産された原料を使用した特別な商品に仕上がった。その他にもクリアファイルやステッカー、バンダナマスクなど、オリジナルの商品を多数展開。また会場では、MBSにて先月より開始した初の冠番組「ハンサムゼミ」のコメント動画も流れる。
2021年02月10日それぞれ愛犬のリードを手にしながら散歩を楽しんでいたのは、歌手・三浦祐太朗(36)と声優で歌手の牧野由依(34)だった。本誌が彼らを目撃したのは1月初旬、祐太朗の実家がある東京都国立市。新妻・牧野にとっては初めての“義実家への新年挨拶”となった。「義理の両親となった三浦友和(68)・百恵さん(61)夫妻年、明治安田生命が行っている『理想の有名人夫婦ランキング』で15年連続1位に輝き、殿堂入りを果たしました」(芸能関係者)そんな両親の夫婦の在り方を祐太朗も尊敬しているという。昨年の本誌の直撃取材に対して、彼はこう答えている。「ああいう仲のいい夫婦になれたら本当にいいな、と僕らも思っているので。両親が僕ら夫婦の手本ですから……」牧野と連れ立って歩いている姿からは、両親譲りの夫婦仲のよさが伝わってきたが、実は祐太朗にはどうしても新妻を連れていきたい思い出の場所があったようだ。それは彼が30年以上前に通っていた幼稚園だった。「芸能界を引退した後も百恵さんが世間からの注目を集め続け、ときには取材が過熱しすぎることもありました。89年、祐太朗さんの幼稚園入園式がまさにそうでした。友和さんが集まっていた報道陣に抗議をしたのですが、開いていた三浦家の車のドアにカメラを突っ込んでまで撮影しようとしたカメラマンがいたのです。“菩薩”とまで呼ばれていた百恵さんですが、そのカメラマンには車を降りて“ビンタ”を見舞いました。子供を怖がらせたことがよほど許せなかったのでしょう」(ベテランの芸能記者)幼稚園の前で祐太朗が妻に語っていたのは、自分のことを体を張って守ろうとしたかつての母の懸命な姿だったのだろう。祐太朗と牧野が辞去する際、玄関の外まで見送りに出ていた百恵さん。その笑顔には新しく娘となった牧野への愛情が満ちていた。三浦家に嫁いできた彼女にとっては、姑・百恵さんの優しさに接するとともに、ときには家族を守るためにビンタも辞さない、毅然とした一面も知る貴重な“帰省”となったに違いない――。「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月07日2017年にリリースしたアルバム『I’m HOME』を機に、注目を集めるようになった、歌手の三浦祐太朗(みうら・ゆうたろう)さん。『I’m HOME』のヒット以降は、歌手としての活躍はもちろん、バラエティ番組などにもひんぱんに出演するようになり、活動の場を広げています。また、2020年には声優の牧野由依さんとの結婚を発表し、プライベートでも注目を集める存在に。そんな三浦祐太朗さんに関する、さまざまな情報をご紹介します。三浦祐太朗が結婚した牧野由依って、どんな人?2020年6月、それぞれの公式サイトで結婚を発表した、三浦祐太朗さんと牧野由依さん。着物姿で微笑む2人の写真とともに、結婚を報告するコメントも掲載されています。私事で大変恐縮ではありますが私共、三浦祐太朗さんと牧野由依は、本日6月12日に結婚致しました事をここにご報告させて頂きます。これからの人生力を合わせ、私達らしい歩みで朗らかな家庭を築いていけたらと思っておりますのでどうか温かく見守って頂けましたら幸いに存じます。これからも、それぞれが任せて頂いた仕事に対し真摯に向き合いより一層の努力を重ねて参ります。今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い致します。三浦 祐太朗 official siteーより引用三浦 祐太朗 official site スクリーンショット牧野由依さんは、ゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』の佐久間まゆや、アニメ『恋と嘘』の真田莉々奈などの声を担当し、もともとアニメ好きの間で高い知名度を誇っていた人気声優。牧野由依の『ふわふわ』が可愛い!インスタやツイッターはやってる?※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 牧野由依_YUI MAKINO(@yui_makino0119)がシェアした投稿 また、『東京音楽大学』の器楽専攻ピアノ科を卒業した経歴を持ち、映画『リリイ・シュシュのすべて』の一部の劇中曲でピアノ演奏を務めるなど、ピアニストとしても活躍しています。 この投稿をInstagramで見る 牧野由依_YUI MAKINO(@yui_makino0119)がシェアした投稿 三浦祐太朗さんと牧野由依さんは、ジャンルこそ違うものの音楽に携わる身。共通点は多そうですが、これまで2人に熱愛報道が出たことはありませんでした。そのため、突然の報告にファンも驚いたのか、結婚発表時には2人に関連するワードがネット上でトレンド入りしたことも。いかに三浦祐太朗さんと牧野由依さんの結婚が注目を集めたかが分かります。三浦祐太朗、結婚した牧野由依との馴れ初めは?突然の結婚発表でファンを驚かせた三浦祐太朗さんと牧野由依さんの出会いは、2015年頃。三浦祐太朗さんがパーソナリティを務めるラジオ番組に、牧野由依さんが出演したことでした。2020年に、トーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した三浦祐太朗さんは、牧野由依さんとの初対面時を振り返り「ものすごく舞い上がった」と語っています。声優とファンのような関係だった2人ですが、共通の知人が多いことが分かり、連絡を取り合う仲に。徐々に距離を縮め、交際をスタートさせたといいます。 この投稿をInstagramで見る 三浦祐太朗(@yutaro_3ura)がシェアした投稿 三浦祐太朗の「嫁は増やすもの」発言に、結婚相手が?バラエティ番組などで、大のアニメ好きであることを公言している三浦祐太朗さん。アニメに対する三浦祐太朗さんの熱量はかなりのもので、アニメ『冴えない彼女の育てかた』のキャラクター、加藤恵を『嫁』と呼ぶほどです。また、ゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)』のキャラクター、橘ありすの誕生日を祝う動画を自身のツイッターに投稿したこともありました。橘ありす様、お誕生日おめでとうございます㊗️僭越ながらいつかのin factを。 pic.twitter.com/Eid0NwTMGZ — 三浦祐太朗 (@yutaro_3ura) July 30, 2020 三浦祐太朗さんの趣味は、結婚相手である牧野由依さんももちろん公認済み。過去には、三浦祐太朗さんが新婚生活に関して「俺と妻と、2次元の嫁のパネルで『4人暮らし』」とユーモアたっぷりに語っていたこともあります。とはいえ、それはもちろん『2次元の嫁』だからこそ許されること。結婚発表時には、牧野由依さんがツイッターを通して「3次元の嫁は増やさず、2次元のお嫁さんは続々と増やして」と三浦祐太朗さんに忠告しています。三浦さんは日頃から「(2次元の)嫁は増やすもの!」と仰ってますが、是非今後は三次元の嫁は増やさず、二次元のお嫁さんは続々と増やして愛でて頂ければと思います(笑) — 牧野由依 (@yuiyui_makino) June 12, 2020 周囲からは、ラブラブに映るであろう『嫁』を巡った三浦祐太朗さんと牧野由依さんのやり取り。夫婦仲のよさがうかがえます。生涯の伴侶を得た今、歌手活動にも趣味のアニメにもますます力を入れていく三浦祐太朗さんの活躍から、目が離せません。[文・構成/grape編集部]
2021年01月04日「長年連れ添った夫婦は、だんだんと顔や雰囲気が似てくる」という説を、耳にしたことがありますか。その言葉を聞いて、知り合いの似た者夫婦を思い浮かべる人もいるでしょう。柄本佑「夫婦は似てくるらしい」2020年12月22日に、俳優の柄本佑さんがTwitterを更新。妻であり俳優の安藤サクラさんとのツーショット写真を披露しました。「夫婦は似てくるらしい」という書き出しのコメントとともに、公開した1枚がこちらです!夫婦は似てくるらしい34歳なりたての夜。12月16日。あざまる水産マジ卍。お誕生日コメントもありがとうございます、、、卍!!!(お誕生日コメントで合ってるのか?おめでとうコメント?とにかくあざまる、、、卍!!!) pic.twitter.com/RN0LQBLkPU — 柄本佑 (@tasakueats) December 22, 2020 同月16日に、34歳の誕生日を迎えた柄本さん。ツーショット写真は、誕生日を迎えた際に夫婦で撮影したものなのでしょう。口角を上げて笑っているところが、そっくりですね。【ネットの声】・2人は、大好きな憧れの夫婦です。・素敵…!仲がよいのが伝わる1枚ですね。・この写真のお2人は雰囲気が似ている気がします。・やっぱり一緒にいると似てくるのかな…。自分の周りにも似た者夫婦がいますよ。お互いのことを信頼し、二人三脚で歩んでいるうちに、顔付きが似てくることはあるのかもしれません。夫婦で身を寄せ合って撮影した、仲睦まじい姿は、多くの人の心を和ませました。[文・構成/grape編集部]
2020年12月23日柄本佑主演で今年1月にNHKで放送されたドラマ「心の傷を癒すということ」が、視聴者からの反響を受け再編集されて映画化が緊急決定。この度、予告編映像とポスタービジュアルが完成した。本作は、阪神・淡路大震災時、被災者の“心のケア”のパイオニアとして奮闘しつづけた精神科医・安克昌氏の半生を描くヒューマンドラマの本編を再編集し、映画化。当時の記録を安氏が綴った著書「心の傷を癒すということ 神戸…365日」(第18回サントリー学芸賞受賞)が原案となっている。■“寄り添う”ということを広く伝えたい…医師の思いが映画に解禁された予告編は、精神科医の道に進みたい和隆と父・哲圭(石橋凌)との口論、最愛の人・終子(尾野真千子)との出会い、新しい家族の誕生、そして発生した阪神・淡路大震災。被災地で“心のケア”に奔走していくなかで“心のケア”とは何か彼なりに理解した和隆の柔らかな笑顔が印象的。そして主題歌は、自身が出演した映画に初めて書き下ろし曲を提供、和隆の兄役として出演もしている森山直太朗の「カク云ウボクモ」。一度聴いたら思わず口ずさんでしまうオノマトペのフレーズが印象的な楽曲となっている。ポスタービジュアルは、白衣に身を包んだ若き精神科医・安和隆(柄本佑)の姿が。阪神淡路大震災の際に自ら被災しながら、手探りながらも多くの被災者の声に耳を傾け、心の痛みを共に感じ、寄り添い続ける。そんな誰からも愛され、頼りにされた安先生に会いに行ったかのようなビジュアルとなった。実在の人物をモデルに描く安和隆に扮するのは、高い演技力に定評のある柄本佑。その彼を支え続ける妻・終子役には、海外での受賞歴もあり数々の映画・ドラマで活躍中の尾野真千子。また、和隆の父を石橋凌、母をキムラ緑子、兄を森山直太朗、弟を上川周作が好演。さらに濱田岳、浅香航大、清水くるみ、濱田マリ、近藤正臣と実力派俳優たちが集結した。柄本さんは「劇場版として生まれ変わることとなりました。二時間になった事でオリジナルとは違った新たな魅力を発見していただけると思います。しかもスクリーンでっ!! 逞しく、人間の底力と生きる力に溢れた今作をぜひ劇場でご覧いただけたら嬉しいです」とコメントを寄せている。『心の傷を癒すということ≪劇場版≫』は2021年1月29日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年12月11日柄本佑主演、在宅医療のスペシャリストの長尾和宏による著書「痛くない死に方」「痛い在宅医」を映画化した『痛くない死に方』。この度、本作の特報映像と場面写真が公開された。本作は、日々仕事に追われ家庭崩壊の危機に陥っている河田仁(柄本さん)が、大病院でなく“在宅医”だからこそできる医療を模索し、人と向き合うことを実践していく成長物語。公開中の特報映像では、坂井真紀演じる“痛くない在宅医”を父親のために選択する智美のシーンからスタート。奥田瑛二演じる河田の先輩・長野浩平や、余貴美子演じる長野と在宅医療を支える看護師・中井春菜、“延命治療はしたくない”と語る、河田が担当することになる宇崎竜童演じる明るい末期の肺がん患者・本多彰ら豪華キャストが登場している。そして、河田が神妙な面持ちで「在宅医に一番大事なことって、何なんでしょうか…」という台詞で締めくくられている。本作の原作者で医療監修も務めた長尾さんは「この映画は拙書『痛くない死に方』と『痛い在宅医』が原作である。しかし高橋伴明監督には他の本も読んで頂き、とても練られた脚本を書いて頂いた」と絶賛し、「国策である在宅医療はこれまで美談でしか語られてこなかった。リアルを語るとすぐに矢が飛んできた。でも僕は美談が大嫌い。患者目線、家族目線から見た在宅医療とはどんなものなのか。どうすれば望む最期が本当に叶うのか。どんな医者を選べばいいのか。百聞は一見にしかずというが、まさにこの映画に在宅医療の本質が凝縮されている」とコメント。キャストの坂井さんは「『死』というものへと向かっていく家族と向き合う日々は、演じていることという枠をこえて、言葉にできない感情との闘いでした」と撮影をふり返り、「この作品が、私たちの未来への希望となり、人生最後の時がよりあたたかいものになれば」と願った。そして同じく本作に出演する奥田さんは、「生きるとは、食べること」というセリフでNGを連発してしまったと明かし、「撮影時を思い出すために書棚に納めてある台本を一年半ぶりに手に取りページをめくった。『生きるとは、食べること』そこに線が引いてあり、さらに上部の空白に大きく自筆で書いてあった。なのに撮影時のNG連発、原因はいかにその台詞がこの映画にとって大切な言葉であるかという証しである。それを一人の医師として表現する。己と役の医師、長野浩平、さらに原作者であるこの役のモデルでもある長尾和宏先生、一体感を持ち現場に満々と臨んでいるつもりだったのであるが上手くいかない。不思議と自律神経が崩壊してナーバスになることはなかったが、その日のビールはいつもと違う苦さだった。恐る恐る完成試写に臨んだ。その日のビールは珠玉の苦味、美味かった」と話している。『痛くない死に方』は2021年2月20日(土)よりシネスイッチ銀座ほかにて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:痛くない死に方 2021年2月20日よりシネスイッチ銀座ほかにて公開©「痛くない死に方」製作委員会
2020年12月09日柄本佑主演、高橋伴明監督の最新映画『痛くない死に方』が来年2月に公開決定。ポスタービジュアルと柄本さんからのコメントが到着し、その共演者に坂井真紀、余貴美子、大谷直子、宇崎竜童、奥田瑛二らが発表された。在宅医療のスペシャリスト・長尾和宏のベストセラー「痛くない死に方」「痛い在宅医」を映画化した本作。柄本さんは在宅医の河田仁を演じる。父親のために、痛みを伴いながらも延命治療を続ける入院ではなく“痛くない在宅医”を選択したのに、父親が苦しみ続けてそのまま死んでしまい、自分を責める智美役に坂井真紀。「カルテでなく人を見ろ」がモットーの、柄本さん演じる在宅医の先輩である長野浩平役に、奥田瑛二。奥田さん演じる長野と在宅医療を支える看護師・中井春菜役に余貴美子。そして、柄本さんが新たに担当することになる末期の肺がん患者・本多彰役に宇崎竜童。その妻・しぐれ役に大谷直子と、実力派俳優が勢ぞろい。柄本さんは「高橋組の一員になれるだけで最高なのに、主演という一番監督と長く居られる部署にまさか呼んでいただけるとは!高橋伴明監督の骨太な『ヨーイ、ハイ!』には人を突き動かす生命力に溢れていたように思います。たくましい人間ドラマを楽しんでいただけたら幸いです」と力強くコメント。なお、第23回上海国際映画祭でワールドプレミアを行った本作が、11月14日(土)に第45回湯布院映画祭の秋の陣での日本初上映が決定し、来年2月に全国順次公開。さらに、本作の原作者で医療監修を務めた長尾氏のドキュメンタリー映画『けったいな町医者』が同時期に公開。実際に兵庫県尼崎市で在宅医として活躍する長尾氏の現場を徹底的に取材し、命の駆け引きの現場をリアルに映像に収めた問題作。ナレーションは本作で主演を務めた柄本さんが担当し、監督は本作のチーフ助監督の毛利安孝が務める。ストーリー在宅医療に従事する河田仁(柄本佑)は、日々仕事に追われる毎日で、家庭崩壊の危機に陥っている。そんな時、末期の肺がん患者である井上敏夫(下元史朗)に出会う。敏夫の娘の智美(坂井真紀)の意向で痛みを伴いながらも延命治療を続ける入院ではなく“痛くない在宅医”を選択したとのこと。しかし、河田は電話での対応に終始してしまい、結局、敏夫は苦しみ続けてそのまま亡くなってしまう。「痛くない在宅医」を選んだはずなのに、結局「痛い在宅医」になってしまった。それなら病院にいさせた方が良かったのか、病院から自宅に連れ戻した自分が殺したことになるのかと、智美は河田を前に自分を責める。在宅医の先輩である長野浩平(奥田瑛二)に相談すると、病院からのカルテでなく本人を見て、肺がんよりも肺気腫を疑い処置すべきだったと指摘される河田。結局、自分の最終的な診断ミスにより、敏夫は不本意にも苦しみ続け生き絶えるしかなかったのかと、河田は悔恨の念に苛まれる。長野の元で在宅医としての治療現場を見学させてもらい、在宅医としてあるべき姿を模索することにする河田。大病院の専門医と在宅医の決定的な違いは何か、長野から学んでゆく。2年後、河田は同じく末期の肺がん患者である本多彰(宇崎竜童)を担当することに。以前とは全く違う患者との向き合い方をする河田。ジョークと川柳が好きで、末期がんの患者とは思えないほど明るい本多と、同じくいつも明るい本多の妻・しぐれ(大谷直子)と共に、果たして“痛くない死に方”は実践できるのか…。『痛くない死に方』は2021年2月、全国にて順次公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:痛くない死に方 2021年2月20日よりシネスイッチ銀座ほかにて公開©「痛くない死に方」製作委員会
2020年11月11日舞台「大人計画ウーマンリブvol.14『もうがまんできない』」がオリジナル番組として10月17日(土)に放送。これに先駆け、阿部サダヲ、柄本佑、要潤、松尾スズキら本作の出演者からコメントが到着した。現在WOWOWでは、来年3月まで7か月にわたって「大人計画怒涛の7カ月大特集」を放送中。今月10月は、コロナ禍で中止となった宮藤官九郎5年ぶりの「大人計画」での書き下ろし新作ステージ「大人計画ウーマンリブvol.14『もうがまんできない』」を宮藤監督のもと収録し、オリジナル番組として放送する。ストレスフルで切実な現代人の日常を、コミカルにパワフルに描いた本作は、阿部さん、柄本さん、要さん、松尾さんらが集結した幻の舞台。今回の放送にあたって阿部さんは「また出演者スタッフが本多劇場に集まって、お芝居できたのは嬉しかったですけど、やっぱりお客さんの前で本番やりたい!と思いました」と本音を吐露しつつ、「いつもの劇場中継より、宮藤さんが考えたカット割が入ったりして、凝ったものになっていると思います!」と明かす。また柄本さんは「好きなシーンはモノボケの辺りです。もうホントにがまんできない状況ではありますが『もうがまんできない』を観てもらってあと少しみんなでがまんしましょう。そしてまた舞台で!」とメッセージを寄せ、要さんは「好きなシーンは柄本佑さんが相方である僕に激怒するシーンです。このシーンがまさに今回の演目の象徴そのものだと思いました」と見どころをアピール。「笑い声もないコメディは、やっぱり寂しい」と正直な感想を語った松尾さんは「これが、コロナ禍の中、我々のできる限界の表現です。それも含めて、そんなつもりもないのに、演劇の歴史の徒花(あだばな)のような作品になったと思います。我々らしいです」とコメントしている。なお、10月と11月で「大人計画」の過去作品、計6本の放送も予定されている。キャストコメント阿部サダヲまた出演者スタッフが本多劇場に集まって、お芝居できたのは嬉しかったですけど、やっぱりお客さんの前で本番やりたい!と思いました。好きなシーンは松尾さんの長ゼリフです。いつもの劇場中継より、宮藤さんが考えたカット割が入ったりして、凝ったものになっていると思います!が、やっぱりお客さんの笑い声が欲しいです。皆さまよろしくお願いします!柄本佑一つの舞台をほとんどドラマのように撮影するというのはなんとも不思議な体験でした。好きなシーンはモノボケの辺りです。もうホントにがまんできない状況ではありますが「もうがまんできない」を観てもらってあと少しみんなでがまんしましょう。そしてまた舞台で!宮崎吐夢稽古中は一回も飲みに行けないまま本番が中止になってしまったので、 楽屋で皆さんと久々にお会いしてお喋りできたのが嬉しかったです。好きなシーンは(柄本)佑くんと要(潤)さんのシーン全部です。要さんは普段は落ち着いた声でお話しになるのに、セリフのなかで「テキトーなこと」を言うとき喋り方が舌っ足らずになるところが個人的にツボで面白いです。コロナで自宅待機中、毎週土曜日朝の要さんMCのラジオ番組を聴いていて、ゲストの人との会話が興に乗るとたまにそれが出るので、そのたびに稽古場でのお芝居を懐かしく感じました。3カ月ぶりに集合しての収録は無観客ながらカメラが16台も入り、当然スタッフさんは無反応。通常の舞台中継とは趣の異なる緊張感に包まれ、本来とは違った雰囲気かと想像しますが、記録して皆さまにお届けできたことをありがたく思います。荒川良々やはりお客さんの前でやりたかったですね。好きなシーンは阿部(サダヲ)さんと宮崎(吐夢)さんの掛け合いです。こんなカタチでお届けする事になりましたが、一生懸命にやりました。よろしくお願いします。平岩紙舞台に建てられたセットを見ることなく、自粛期間に入りました。家にいても劇場で待ってくれているセットや衣装、準備してくださった照明、音響。思いをはせていました。今回のおかげで、もう一度スタッフの皆さんが建ててくださり、大好きな本多劇場で皆さんと、この作品に向き合い、板に立たせていただけたことに感謝しかありません。見たことのないカメラの台数に圧倒されました。全てのシーンが新しく、面白く、可愛く、宮藤さんの一人一人への愛情あるキャラクターもキラキラしていますし、舞台の隅々まで楽しいです。こういう形になりましたが、世の中に発信させていただけることになり、とても嬉しいです。生の舞台で、お客様の笑い声を聞きたかったのは、もちろんですが、それは、また安全安心な時が来るのを待つとして。今はお家でゆっくり、お楽しみいただけたらと思います。少路勇介本来なら未発表となる作品を収録という形で発信させていただくことができましたことを本当に嬉しく思います。お客さんのいない客席を見ながら、実際の反応はどうだったんだろうなと思いながらやっていました。本来の51ステージ分を1ステージにかけたところ、一回で喉、枯れました。好きなシーンは神田崎(松尾スズキ)が自分の過去とのんちゃん(中井千聖)の話をしてからの、「どうでもいいと思ってんだろ!」のシーンです。色々考えさせられます。一回こっきりのステージお楽しみください!中井千聖劇場に来れて嬉しかったです。稽古した時間が自分の錯覚じゃなくて本当にあったことだというのがわかってほっとしましたし、出番のない時に客席から舞台に立っている皆さんを見れたことも、稽古場とはやはり違う、舞台の魔力みたいなものを目の当たりにできたような気がしました。幕はとうとう上がらずで、カメラがいっぱいで、なんとも不思議な感覚でしたが、たぶん後々になっても思い出す景色なんだろうなと思いました。好きなシーンはちづ子(平岩紙)がケーキを投げる一連のシーンです。「もうがまんできない」って今の状況にぴったりなタイトルですよね。劇場でお客さんが笑ったり笑わなかったりするのを体感できなかったのは残念でしたが、お届けできる機会がいただけて感謝に堪えません。感謝です。要潤自粛期間を経てからの収録でしたので、不安な部分も多かったですが、いざやってみると稽古期間以上の仕上がりで収録できたのではないかと思いました。好きなシーンは柄本佑さんが相方である僕に激怒するシーンです。このシーンがまさに今回の演目の象徴そのものだと思いました。この作品は現代社会において誰しもが持つ「もうがまんできない」部分を描いています。クスッと笑いながら共感していただけると思いますので、ぜひ。松尾スズキ急に宮藤の演出が細かくなりました。やはり、映像として考えると細かいところも気になりますね。久しぶりに演出うけている気になって、それはよかったです。にしても、二日間、ずっと長時間本番をやり続けるのは厳しかったです。笑い声もないコメディは、やっぱり寂しい。宮藤の笑い声だけでもいいので足してほしいですね。好きなシーンはのんちゃん(中井千聖)が、ゴーグルつけて、音楽の中、ポケモンみたいなのと戯れてるところ、切ない・・・。これが、コロナ禍の中、我々のできる限界の表現です。それも含めて、そんなつもりもないのに、演劇の歴史の徒花(あだばな)のような作品になったと思います。我々らしいです。大人計画ウーマンリブvol.14「もうがまんできない」作・演出・監督 宮藤官九郎は10月17日(土)17時30分~WOWOWライブにて放送。(cinemacafe.net)
2020年10月14日9月上旬の午後10時半ごろ、都内の有名ホテルにあるフレンチレストラン。店内から厳しい表情の柄本明(71)と香川照之(54)が姿を見せた。2人の密談シーンが撮影されていたようだ。その後、ホテル前のロータリーでも撮影が始まった。現場にいたのは堺雅人(46)。スーツ姿で口を真一文字に結び訴えかけるような表情、あの“半沢直樹”だった。雨が時折パラつくなか、堺はぬれるのもいとわず、タクシーから降りるシーンを、繰り返し演じていた。スタッフが、エキストラたちに声をかけている。「すみません、今日は撮影が深夜2時ごろまでかかりそうです」やはり、ギリギリのスケジュールのようだった。コロナ禍で撮影が間に合わず、第8話が1週延期された、ドラマ『半沢直樹』(TBS系)。いよいよ佳境を迎え、この日も深夜まで、過酷なロケが行われていたのだ。そんな熱い現場で、主演の堺が常日ごろ“神”と崇める共演者がいた。半沢の敵役である政界のドン・箕部幹事長役の柄本だ。「堺さんは’10年の映画『ゴールデンスランバー』で柄本さんと共演しており、今回が10年ぶりの再共演でした。堺さんは『久しぶりに共演できてうれしい。柄本さんは僕にとって“神のような存在”ですから』と喜んでいました」(制作関係者)俳優の先輩として尊敬しているだけではなく、父親としても柄本をお手本にしているという。「堺さんは、柄本さんの長男・佑くんと映画『大奥』などで共演しており、周囲に『佑くんはお父さまに年々、似てきた。映像や演出にも詳しい、勉強熱心な俳優さんだ』と感心していたそうです。同じ役者の道を選んだ息子さんとの接し方に興味津々だった堺さんは、現場で柄本さんに『将来、僕も息子が俳優になりたいと言いだしたら、どうしたらいいんでしょうか?』と聞いたそうです」(前出・制作関係者)堺からアドバイスを求められた柄本は、「特に何もしてないんだよね。勝手に俳優になっていた」と飄々と話したという。「柄本さんは『息子たちの出演作もあまり見てない。見たいと感じたものがあれば見て、感想も伝えるって感じですかね』と付け加えたそうです。堺さんはそんな柄本さんの“背中で見せる”父親像に感嘆されていました。『僕も柄本さんを見習って、息子がやりたいと言ったらむやみに反対しないようにします』と話していましたね」(前出・制作関係者)長男・佑(33)、次男・時生(30)と息子2人そろって父譲りの演技派に成長しているだけに、5歳の息子を持つ堺としては、俳優そして父親業の大先輩である柄本に相談したかったのだろう。「女性自身」2020年9月29日・10月6日合併号 掲載
2020年09月19日上野樹里主演にて月9ドラマ初の2クール放送となる「監察医 朝顔」に、第1シーズンに引き続き柄本明の出演が決定。初回放送日が11月2日となることも決まった。同名漫画作品を原作にした本作で、上野さん演じる朝顔は東日本大震災で母を失い、その遺体すら見つからないという対峙しようのない悲しみを抱えており、それゆえに遺体を「どうして亡くなってしまったのか分からない“不詳の死”には決してさせない」という揺るぎのない信念を持っている。第1シーズンのラストで、悲しみは完全に癒えずとも前へ一歩踏み出し、母の実家があり、母が被災した東北の海辺の街を再び訪れることができた朝顔。その翌年の5月を舞台に本作は始まる。柄本さんが演じるのは朝顔の母・里子(石田ひかり)の父である嶋田浩之(しまだ・ひろゆき)。もともと陽気な性格ではないものの、東日本大震災以来、人が変わってしまったかのように寡黙になる時も。第1シーズンでは、里子の遺体を探しに来る平(時任三郎)に冷たく当たっていた浩之だが、後半からは平の思いを受け入れ、自身も里子の遺体を探すように。孫の朝顔とはよく電話をするなど仲が良く、第1シーズンの最後にひ孫のつぐみ(加藤柚凪)に初めて会ってからは、目に入れても痛くないほど、つぐみをかわいがっている。柄本さんといえば、現在放送中の日曜劇場「半沢直樹』(TBS系)で大物議員を怪演しており、「悪人面がすごい」と話題沸騰中。本作では一転して、孫とひ孫を愛する好々爺を演じるが、2クール連続放送のTVドラマに出演するのは連続テレビ小説「やんちゃくれ」(NHK1998年10月~1999年4月)以来、実に22年ぶり。柄本さんは「また孫たちに会えることを、とてもうれしく思います。見ていただければ幸いです」とコメント。第1シーズンのラストで、朝顔、平、桑原(風間俊介)、つぐみが浩之の家を初めて訪れた時、どうしてここに里子はいないのかと亡き娘に思いを馳せ、浩之が慟哭するシーンは、いまなお名シーンとして語り継がれている。柄本さん演じる浩之は、第2シーズンではより物語のキーパーソンとなり、再び多くの涙を誘うことになるという。本作では、被災した土地の“いま”により具体的に迫り、2クール連続放送ならではの長期的な視点で、被災した方の“心”を見つめていく。さらに、新型コロナウイルスの影響で2020年秋・2021年冬クール連続の年越し放送となり、奇しくも2021年3月11日、東日本大震災から10年という節目を放送の中で迎えることになる。「監察医 朝顔」は11月2日より毎週(月)21時~フジテレビ系にて2020年秋・2021年冬2クール連続放送。(text:cinemacafe.net)
2020年09月07日女優の安藤サクラ(あんどう・さくら)さんが、2020年7月1日にインスタグラムを更新。夫で俳優の柄本佑(えもと・たすく)さんの顔を加工した写真が話題になりました。安藤サクラ、夫を『Matt化』桑田真澄さんの次男でタレントのMatt(まっと)さんのように、アプリなどで顔を加工する『Matt化』。安藤サクラさんも興味を示したようで、夫の写真を『Matt化』しています。 View this post on Instagram A post shared by 安藤サクラ (@sakuraando) on Jul 1, 2020 at 6:41am PDT陶器のようなツヤ肌とパッチリ目に『Matt化』された柄本佑さんは、なぜか頭上に輪っかを乗せた天使の姿に。投稿を見たファンは「佑さん、やばい!」「意外と似合う」と大盛り上がり!また、冗談が通じ合う夫婦仲のよさをうらやむコメントも多く寄せられています。・あーやばいです、佑さん!よく眠れそうです!!・加工が激し目で笑った。意外と似合っている。・最高すぎる!いつまでも夫婦仲よしでいてください!ドラマや映画ではクールな役柄を演じることが多い柄本佑さんだけに、今回の『Matt化』した姿に驚いた人も多かったのではないでしょうか。このほかにも、安藤サクラさんのインスタグラムには夫婦仲のよさが垣間見られる写真がたびたび投稿され、ファンをほっこりさせています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram 春、散髪日和✂︎ A post shared by 安藤サクラ (@sakuraando) on Apr 14, 2019 at 6:58am PDT View this post on Instagram 今晩9時からNHK総合で始まるドラマ。監督はじめまんぷくのスタッフが多く関わっているので私出てないけど全4話絶対ぜーったい観ていただきたい!で、ポストカード並べたら、、あれ?めちゃ顔似てない? しずかっぽいけどクッソアツいドラマです!#心の傷を癒すということ #柄本佑 #家族のようなまんぷくスタッフとリアル家族のコラボ A post shared by 安藤サクラ (@sakuraando) on Jan 17, 2020 at 9:48pm PSTお茶目な2人の活躍に今後も注目です!柄本佑と妻・安藤サクラの仲よしぶりに「うらやましい!」柄本時生との関係は?[文・構成/grape編集部]
2020年07月07日俳優の柄本明が4日、東京・浅草の浅草九劇で一人芝居『煙草の害について』の会見を開き、同作への思いを語った。新型コロナウイルスの影響による配信需要の高まりを受け、「オンライン型劇場」にリニューアルした浅草九劇。柄本はその第1弾作品としてオファーを受け、1993年に構成・上演して好評を博して再演を重ねてきた『煙草の害について』を、5日と6日に有料配信する。「断る理由もない」と受けた今回のオファー。「挑戦なんていう気持ちはさらさらない」とオンラインであることを意識せず、「どちらにしてもそういう仕事をやっているんだし、お客さんがいないだけで、舞台でやることは一緒ですからね」と平常心で板に立つ。アントン・チェーホフ原作を選んだのも、「チェーホフの作品が好きなんです」というシンプルなもので、「『煙草の害について』は、オリジナルは15分かせいぜい20分で読めちゃうんですよね。短いんです。それを、他のチェーホフの本とかを加えて、勝手にいい加減に長くしたんです。いつもやりながら、チェーホフに申し訳ないですね」と苦笑。「オンライン型劇場での一人芝居」に注目が集まっていることについても、「すごいんですかね? だって、変わらないんだよ。セットもあれだし。あまりそういう意識がないんです。『オンライン』というのも良くわからないしね」と首をかしげ、「いつもやっているのと同じことだから。改めて、『やりたい!』なんて気持ちは全くないです」と正直に話して笑いを誘った。一方で、記者からの「文化芸術が不要不急のものという論調、風潮についてはどう思うか」という問いには、「文化芸術というのは、やっぱり生きているものだと思うんですよ。絶対に『不要不急のもの』とは違う」と力強く返し、「確かに“ご飯”と違うから、それがなくても生きていけるという人もいるでしょうけど、『不要不急のもの』ではないと思います。ものすごく必要なもの。だから、こういうオンラインでやろうなんていう知恵も出てくるわけだし。やはり文化芸術が死ぬということは、人間が死ぬということと同義語じゃないかと感じますね。文化、芸術、娯楽。絶対に必要なことだと思います」と主張した柄本。「とりえあえず興味として観て頂いて、面白ければこの後、劇場が再開されたら来て頂ければと思います。ただ、オンラインはオンラインであって。やはり、お芝居の本来の面白さは『劇場に来る』ということ。つまり、家からの電車か徒歩か自転車か、そこも含めての演劇。オンラインでそれはわかりませんから。とりあえずオンラインで観て、そういったものに興味を持って頂いて」と演劇の裾野を広げる好機と捉えつつ、「『その場所へ行く』ということ。そういう演劇体験がないのは残念でもどかしい。でも、とりあえずこういうオンラインみたいなことで、そんな空気がいくらかでもお客さんに届けられればいいなぁ……なんてことを思います」と一人でも多くの人に届くことを願っていた。
2020年06月04日俳優の柄本明が、オンライン型劇場としてリニューアルした浅草九劇(東京・浅草)で、6月5日と6日に一人芝居『煙草の害について』を上演することが決定。動画配信プラットフォーム・Vimeoを通じて、有料配信される。本作は、柄本が1993年に構成・上演して好評を博した作品。その後も再演を重ね、今回、浅草九劇での上演が決定した。アントン・チェーホフの原作は上映時間20分程の短編だが、柄本は他のアントン・チェーホフ作品を部分的に取り入れつつ新たに書き加え、1時間程に仕上げている。チケット(2,000円税込)は、電子チケット販売プラットフォーム・PassMarketを通じて販売。その他、浅草九劇では、6月7日に福井晶一によるトーク&ライブ『It’s Sho-Time』、6月17日と18日に大鶴佐助と大鶴美仁音による二人芝居『いかけしごむ』、6月24日から26日に中村まこと&藤間爽子、山口森広&町田マリーによる二人芝居『タンスのゆくえ』をそれぞれ上演する。長谷川京子、真木よう子、新垣結衣らが所属する芸能事務所・レプロエンタテインメントは22日、運営する浅草九劇を「オンライン型演劇場」としてリニューアルすると発表。新型コロナウイルスの影響でオンライン配信需要が高まったことを受け、浅草九劇では設備やスタッフを常設していることから今後は配信の企画やサポートにも力を入れ、「オンライン配信を通じて『エンタテインメントの再開を心待ちにしているお客様一人ひとりと、クリエイターとが手を取り合うことのできる』、そんな劇場を改めて目指します」と宣言していた。■柄本明コメント演劇人としてまた俳優として、何かやらなければと考えていたところ浅草九劇から声をかけていただきました。よろしくお願いします。■福井晶一コメント今こそ文化、芸術の力が試される時。「オンライン型演劇場」としてリニューアルした九劇の今後の可能性に大いに期待します。初めての試みでどうなるかわかりませんがゲストの坂元健児さんと共に楽しい時間をお届けできたらと思います。■大鶴佐助コメント最近夜にタバコを吸いに外へ出ると人影が全く無く東京なのに寂れた空気を感じる事があります。そういう時僕は、もしかしたらこの世界に今存在しているのは自分だけなのではないかと錯覚して人を見つけるまで少し歩きます。通りに出れば人なんてすぐ見つけ僕は安心し少し後悔します。「いかけしごむ」はそういう空気や匂いの漂いが最近の夜に似てるものを感じました。暗い夜の街のもっとも深いところへ姉と行ってみたいと思います。■田村孝裕コメント演劇のエンジンをそろそろかけようと思います。しかし乗ったことのない新車です。九劇さんが用意した新車とともに、新たな演劇の形を模索します。全力でアクセルを踏みますので一緒に体感していただけたら幸いです。
2020年05月29日「自分にとって宮藤さんの作品に出るのって、何かお祭り感というか特別な感じがするんです」と言う柄本佑さん。その理由を伺うと、うーんと首をひねって「単純に作品が好きだからじゃないかな」と返す。柄本さんがこのたび出演するのは、宮藤官九郎さんが、その時やりたいことをやりたい俳優たちと自由に表現するウーマンリブシリーズ。それまで映像作品には出演しているけれど、宮藤さんの舞台は今回が初。『もうがまんできない』と題した作品は、“現代人のストレス”がテーマとか。「宮藤さんの作品がいいなと思うのは、侘び寂びのようなものを感じさせるところ」「日常には“がまんできないこと”が山ほどありますよね。がまんできない人たちが観に来て、がまんできない人たちが言っちゃいけないことを言ったりして発散している姿を観ていただいて、すっきりしていただくという作品なのかなと思います」ウーマンリブシリーズというと、宮藤さん流の、いい意味でくだらなくてバカバカしい笑いが盛りだくさん、なイメージ。でも、柄本さんによれば「爽やかで、印象としては青春ドラマ」なのだとか!?「僕は宮藤さんが監督された映画のなかで『中学生円山』が一番好きなんですけれど、すごく笑えるのに、観てるとなんだかグッとくるんです。宮藤さんの作品って、ファンタジーというかロマンティックなものが、日常のなかに落とし込まれている気がします。とくにいいなと思うのは、そこに侘び寂びのようなものを感じさせるところ。“こうだぞ”って出してくるんじゃなく、扉を少し開けてチラ見せする感じ。たとえば大河ドラマ『いだてん』の関東大震災の場面で、奥さんが見つからない哀しみを、米が硬いって言ってしまったことを悔いる姿で見せていく。そういうセリフのセンスとか面白さとかに粋を感じるんですよね。一見すると日常なんだけれど、気づいたらフィクションのほうに飛んでいる。その境界線を曖昧に見せていく技術がすごいなと思います」演じるのは、要潤さん扮する相方とコンビで活動するも、まるで売れないお笑い芸人。劇中ではコントや漫才にも挑戦する。「お正月に『爆笑ヒットパレード』とかをずっと見てる」ほどのお笑いファンゆえ稽古当初は緊張していたそうだけど…。「稽古が少し進んでいま感じているのは、あまり考えずに普通にやるのが大事なんだなってこと。必要なことはすでに物語とかセリフに書かれているわけで、それをやる…そもそもそういう仕事だなぁ、と」そんな柄本さんの、いま“がまんできないこと”とは?「小田急線下北沢駅のエスカレーター。あれ、長すぎでしょ。あんなに深いところにホームを作らなくてもよかったんじゃないの、と(笑)」ウーマンリブvol.14『もうがまんできない』売れずに関係が行き詰まっているお笑いコンビ(柄本佑、要潤)、やめたいのにずるずる関係を続けている不倫カップル(阿部サダヲ、平岩紙)など、がまんできないことを抱えた人々を描いた群像劇。4月2日(木)~5月3日(日)下北沢・本多劇場作・演出/宮藤官九郎出演/阿部サダヲ、柄本佑、宮崎吐夢、荒川良々、平岩紙、少路勇介、中井千聖、宮藤官九郎、要潤、松尾スズキ前売り・当日7000円ヤング券(22歳以下)3800円*共に税込み大人計画 TEL:03・3327・4312(月~金曜11:00~19:00)大阪公演あり。えもと・たすく1986年12月16日生まれ、東京都出身。前クールのドラマ『知らなくていいコト』の尾高役が大きな話題に。そのほかの近作にドラマ『心の傷を癒すということ』などがある。※『anan』2020年4月8日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・林 道雄ヘア&メイク・根本亜沙美インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年04月05日俳優の柄本佑が6日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された第43回日本アカデミー賞の授賞式に出席。司会を務める妻で女優・安藤サクラとステージ上で同賞史上初となる“夫婦共演”を果たし、汗だくになる場面があった。『アルキメデスの大戦』で優秀助演男優賞を受賞した柄本。もう一人の司会者・羽鳥慎一とのやりとりでは冷静に撮影エピソードを語っていたが、羽鳥が「だそうですよ、安藤さん」と話題を振ると徐々に落ち着かない雰囲気に。安藤が「その当時、朝ドラで一年大阪に住んでたので全くその時を知らない。気がついたら坊主になってて。新しい友だちが久しぶりにできたみたいで」と『アルキメデスの大戦』撮影中の時期を振り返ると、柄本は目を合わせないまま「菅田(将暉)氏のことですね……ちょっとやべえな! 汗出るね」とハンカチで額の汗をぬぐった。その後、『決算!忠臣蔵』で同賞を受けた岡村隆史が話し始めるも、柄本の汗が止まらず。羽鳥が「ちょっと待ってください」と岡村とのやりとりを一旦ストップし、「汗が尋常じゃないですよ!」とイジると、柄本は「大丈夫です」とタジタジ。さらに岡村から、「さっき通路で(2人が)イチャイチャしてるの見てますよ、何回も。一緒に写真撮ったりしてて」と暴露され、恥ずかしそうに苦笑していた。(C)日本アカデミー賞協会
2020年03月07日