Netflix『全裸監督』ワールドプレミアでの伊藤沙莉(’19年7月)若手実力派女優・伊藤沙莉(27)の熱愛が明らかになった。熱愛発覚の伊藤沙莉、ネットも祝福ムードのワケ相手は、脚本家の蓬莱竜太(46)。食事デートから愛の巣に帰るところを写真誌に直撃されると、「えーまじで、まじで。こういう感じなんですね(爆笑)。びっくりしたー!」彼女は気さくに対応。報道された翌日には、自身のツイッターで、「彼から猛アプローチっていうのはwwwお互いにってやつですよ(略)#18歳差」と、報告した。なお「#18歳差」というのは、20歳差と報じられたのを訂正したものだ。そこに兄の芸人・伊藤俊介(オズワルド)も便乗。「M-1も妹もおじさんに獲られました。(略)#俺とは13歳差」とツイートして、笑いをとった。注目すべきは世間の反応で、とにかく祝福ムード一色。そこから見えてくるのは、彼女が今、めったにないほどのおいしいポジションにいるということだ。というのも、彼女はいわゆる「美人女優」という枠で勝負していない。メインを張れるほどの顔ではないことが子役時代からコンプレックスだったとして、「容姿だけで、視界に入れてもらえなかったこともあって、それが嫌だった」と、告白している。しかし「美人女優」枠から早期に降りたことにより、彼女は演技で勝負している実力派という評価を獲得。身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、とはこのことだ。そして、もうひとつのコンプレックスというのが低音のハスキーボイスだ。これもまた、ナレーションや声優の仕事などでも武器になっているほか、特に同性からの好感度につながっている。なぜなら、女性が女性の性格を想像する際、声やしゃべり方によって判断するところが大だからだ。甘えた高音で舌足らずに話す女性が、女性に好まれる「サバサバ」タイプに認定されることはまずない。伊藤本人は自らを「粘着質」だと分析。共演経験のある千葉雄大から「付き合っていた彼氏全員に、明日、私が死んでも後悔しないくらい私を愛してと伝えていた」というエピソードも暴露されている。そんなところもほどよくカムフラージュされるのである。では、実際、彼女はどういう人なのか。興味深いのは、今年2月『あさイチ』(NHK総合)でしていた発言だ。伊藤沙莉は“不思議ちゃん”占い師に「あなたは人間じゃない、妖精なんです」と言われたと告白。サンタクロースの手伝いをする種族だそうで「どうりでクリスマスも好きだし」と納得したという。子役時代にも共演した高岡早紀から「沙莉って妖精みたいだよね」とも言われたそうで「私、妖精ってカミングアウトしてないのに」と続け、MCたちのビミョーな反応に「不思議ちゃんになりたいわけじゃないんですけど」と付け加えた。いや、それって十分に不思議ちゃんだろう、と思わずツッコんでしまったが──。そんなところが熱愛の相手である、18歳上のおじさん業界人にはたまらない魅力なのだと思われる。しかも、不思議ちゃんは女優として売れ続けるために有利なキャラ。古くは大竹しのぶ、最近だと綾瀬はるか、吉高由里子などがこのタイプだ。思えば、熱愛の相手がイケメンの人気俳優とかではないのもよかった。まさに、嫌われない要素の集合体である。こうしてみると、伊藤ほど「持ってる」女優もなかなかいないのではないか。これほどおいしいポジションにいることを、世間に気づかせないところも含めて。PROFILE●宝泉薫(ほうせん・かおる)アイドル、二次元、流行歌、ダイエットなど、さまざまなジャンルをテーマに執筆。近著に『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)『平成の死追悼は生きる糧』(KKベストセラーズ)
2022年04月27日女優の伊藤沙莉が20日、ツイッターを更新。交際中の脚本家・蓬莱竜太氏が年下女優の自宅で一夜を共にしたとする“二股愛”が文春オンラインで報じられたことに言及した。伊藤は「発言が難しいんですが」と切り出し、「記事にも書いてあります通り私はお2人が友人なのは知っています。そして何より蓬莱竜太さんを知っています」と説明。「信じているというのではなく、知っています」と続け、「知った上であえて言えることは大丈夫です。ってことくらいです」と心情を伝えた。さらに「可哀想でも被害者でもなんでもないです」と訴え、「軽率だったということは本人にも伝えましたしむしろお相手の方やその事務所の方々含め本当に先週の報道からの飛び火というか、ご迷惑をおかけしてしまっていると思います」と周辺への影響に胸を痛める伊藤。「前回同様、重なってしまいますが本当に。温かく、見守ってください」と呼びかけ、「伊藤は至って元気です」と結んでいる。伊藤と蓬莱氏の交際は11日の『FRIDAYデジタル』で報じられ、伊藤は翌日に「ひとまず、温かく見守っていただけると幸いです」とツイート。祝福の声が続々と寄せられる中、兄のオズワルド・伊藤俊介がツイッターで「#俺とは13歳差」「M-1も妹もおじさんに獲られました。一旦辞めさせて頂きます」と反応したことも話題になっていた。
2022年04月21日女優の伊藤沙莉(27)が12日、ツイッターを通じ、自身の熱愛報道を受けて「温かく見守っていただけると幸いです」とつづった。前日のFRIDAYデジタルで、脚本家・蓬莱竜太(46)との熱愛が報じられた伊藤。記事では知人の証言として「蓬莱さんが猛アプローチをかけ」とあったが、「彼から猛アプローチっていうのはwww」と笑い飛ばして「お互いにってやつですよ」と訂正し、「#18歳差」のハッシュタグを添えて「ひとまず、温かく見守っていただけると幸いです」と呼びかけた。多くの祝福の声が寄せられる中、兄のオズワルド・伊藤俊介もこのツイートに反応。「#俺とは13歳差」「M-1も妹もおじさんに獲られました。一旦辞めさせて頂きます」と胸の内を明かしている。
2022年04月12日お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気、女優の伊藤沙莉が出演する、サントリー食品インターナショナル「ボス カフェベース」のWebムービー「ねこねこキャップでた!」編が22日(9:00〜)、サントリー公式 YouTubeチャンネルにて公開される。「ねこねこキャップ」がノベルティとして付属する同商品の発売(3月8日)に先駆け、数字の2(にゃん)が6 つ揃う2022年2月22日の「スーパー猫の日」に公開される今回のWebムービー。これまでと同様に、岩井と伊藤が夫婦役を演じている。また、「ねこねこキャップ」に店頭で出会えることを告知するポスターにも、岩井と伊藤が出演。ポスターは、期間限定(2月22日〜2月28日)で、東京・渋谷区の“キャットストリート”で掲出される。「ねこねこキャップ」と対面した岩井は、「かわいい! 耳も柔らかくなった感じで以前より“改良”されてますね〜(笑)」とニッコリ。「ボス カフェベース」のボトルに装着された「ねこねこキャップ」を愛でるように撫でながら見つめる姿は、生粋の愛猫家である岩井ならでは。かつて試作品のネコ型キャップを誕生日にプレゼントされた経緯もあり、監督から「このポスター企画は、岩井さんの存在ありきでスタートしてます」と伝えられると、「ありがとうございます!」と満面の笑みを見せ、その表情でポスター撮影に臨んだ。伊藤も初めて触れる「ねこねこキャップ」に興奮気味。リビングで岩井と伊藤が仲良く、キャップを眺めていると、「本当に猫がいるように見える(笑)」とカメラマンがポツリ。「じゃあ、そのまま“背中”を撫でてあげてくださ〜い」など、ボトルを猫として扱うユニークな雰囲気で撮影が続くなか、「お隣りさんに見られたらマズいぞ……(笑)」という岩井のつぶやきで、大きな笑いが起きていた。○■岩井勇気、伊藤沙莉インタビュー――「ボス カフェベース」のボトルを猫に見立てての撮影でしたが、どんな心境でしたか?岩井:けっこう不思議な撮影でしたよ。猫(に見立てたボトル)を撫でたりスリスリしたり。最後は本当に猫みたいに思ってました。連れて帰ろうかな……なんて思ったり(笑)。伊藤:こういうのって不思議で、すごく愛情が湧いてくるというか……一緒に遊んだじゃないですか、ネコジャラシで。すごくいい、かけがえのない時間になりましたね(笑)。岩井:最後だけウソっぽくなる(笑)。でも、この猫の形がまずかわいいですね。(カメラマンが)「もうちょっと背中の方、撫でてください」って。本当に猫と(共演)してるんだっていう指示でしたね。――岩井さんと伊藤さんは夫婦として何度も共演されていますが、“夫婦愛”は温まっていますか?岩井:沙莉ちゃんがテレビとかCMとか出てると、「ウチの嫁、出てるな」みたいな感じです。伊藤:不思議な感覚ですよね。(岩井さんが)某大会に出られた時、「ホラね! ウチの旦那やりますから!」って、やっぱ思っちゃいますよね(笑)。背中叩いて「行ってらっしゃい!」みたいになりましたね、気持ち的には(笑)。岩井:(沙莉ちゃんが)ツイッターでもつぶやいてくれてましたけど、心強いなあって思ってましたね、ボクは。ほっこりしたCMだから、ご年配の方とかに「CMいいな」って言われたり。あと、沙莉ちゃんのお兄ちゃんのオズワルドの伊藤君が「沙莉は渡しませんよ」って、すごい“お兄ちゃん感”出して「ボクの妹ですからね」って言ってくる。伊藤:うわ〜、ダサい! ダサい感じできました(笑)。岩井:いよいよ現実味を帯びてきてますね、この夫婦感は(笑)。伊藤:ははは、確かに(笑)。――ねこねこキャップを触った感想を教えてください。岩井:ボクは前に……サントリーさんに試作というか、誕生日にこのキャップをいただいたんですよ。その時 「なんてすごいんだ!」と。キャップが猫の形になってるので、めちゃくちゃ大事にしてるの。それがこうやって皆さんの手に渡るようになって……これはもう、めちゃくちゃ流行るんじゃないかなって思ってます。しかもボクがもらった時より改良されて、(以前は)“キャップにかぶせるキャップ”みたいな感じだったけど、ねこねこキャップはこのまま注げるから、すごい使いやすくなってるなと思いました。これ、最初にもらったキャップよりちょっとかわいくなってるというか、フォルムが丸くなってんだよ。耳が尖ってたんだけど、ちょっと丸みを帯びたところがかわいくなった。猫に触れた時と(感情が)まったく一緒なんですよね。だから今後はキャップを飼おうかな……なんて(笑)。――「あの夫婦が猫を飼い始めた」というイメージのポスター撮影でしたが、 もし2人で猫を飼ったら、どんな生活になると思いますか?岩井:いちばん思い浮かぶのは……ボクが沙莉ちゃんに言い過ぎて「うるさい!」ってガツンと怒られた後に猫の方に行って「沙莉ちゃんが怖いんだよ〜」っていう感じだと思う。伊藤:なんかエサの時間をすごいキッチリ言ってきそうとか、毛並みをこうやらないととか言ってきそうで、少し面倒くさそう(笑)。「もうしつこい!」ってなりそう(笑)。――カフェベースは店頭で見つけづらいという意見もありますが、 ねこねこキャップを探してくれる皆さんにアドバイスをお願いします。岩井:猫っていろんなところに隠れてますからね。家の中でも見つからない時ありますから、猫を探すような気持でお店で探してもらえれば。伊藤:ワクワクしますね。岩井:「猫ちゃ〜ん」なんて言うと出てきてくれる時ありますから、お店で呼んでみたらいいんじゃないかと思います。伊藤:うん、思いますね(笑)。――2022年2月22日は2が揃う「スーパー猫の日」ですが、猫と一緒にしたいことはありますか?岩井:猫としたいことというか……猫がボクとしたいことをしてあげたいですね。猫ちゃんが「今日一日楽しかった」って思えるような日にしてあげたいですね。――猫好きで有名な岩井さんですが、猫に絡めた撮影が決まった時の気持ちはいかがでしたか?岩井:よくぞ……と。ボクが(猫を)好きだっていうこと知ってくれてるってことだから。カフェベースも好きですし猫も好きですし。猫とコーヒーの相性、いちばん合いますからね(笑)。カフェベースと猫の相性、いちばんいいってボクは思ってますからね。猫も言ってましたしね、「カフェベースの相性がいちばんいいよ」って(笑)。ねこねこキャップもめちゃくちゃかわいいので、猫好きにはたまらないですね〜。
2022年02月22日圧倒的な強さから『霊長類最強女子』として知られる、元レスリング選手の吉田沙保里さん。現役引退後は、タレントや解説者など幅広く活躍しています。そんな吉田さんが投稿した何やら意味がありげな写真に、ネットがざわついでいるようです。吉田沙保里の投稿した写真に「まさか…!」の声2021年10月31日、吉田さんは自身のInstagramに複数枚の写真を投稿しました。投稿文には「Happy Halloween」という10月31日にちなんだメッセージと、「#happyday」「#ありがとう」「#20211031」というハッシュタグが。何気ない文章の投稿が話題になっている理由は、添付された写真にありました。※写真や動画は複数あります。スライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 吉田沙保里(@saori___yoshida)がシェアした投稿 写っているのは、吉田さんと思われる女性と、同年代に見える男性の姿。2人は一緒にブランコに乗ったり、手をつないだり、肩を組んだりと、とても親しい関係に見えます。そう、この写真と意味ありげな投稿文を見た人たちは「もしかして、吉田さんに恋人がいるのでは…!?」と予想したのです。吉田さんの投稿はまたたく間に話題になり、Instagramのコメント欄だけでなく、ネットのあちこちで反響が上がっています。・ま、まさか…近いうちにご結婚されるのでは…!?・素敵な方だし、おめでたい発表が近いうちに来たら嬉しい!・どんどん美人になってるもんね。写真見てニヤニヤしちゃった。テレビ番組で「好きな人とうまく話すことができない」といった悩みを明かすなど、かわいらしい一面も持つ吉田さん。『霊長類最強女子』として試合に挑む勇ましい姿とのギャップも、魅力の1つといえるでしょう。もしかすると、近いうちに何か発表があるのでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2021年10月31日「10代前半は映画に全然縁がなかった」。スクリーンへの憧れを抱き続けた彼女は、今や日本エンタメを代表する俳優に成長。そんな伊藤沙莉さんが思う名作映画とは?監督や役者と意見を出し合う、その時間がとても幸せ。「数を観ているわけでも、過去の作品を遡って…というタイプでもないですが、観る立場で考えると、自分にとって映画はとても身近な娯楽です。自分の状況や気持ちに、作品がぴたっと寄り添ったときの感覚に出合うと本当に嬉しくて。また、昔はそんなにピンとこなかったけれど、時が経ってから観ると以前とは全然違う感情が生まれてくることもある。映画は、一緒に時を重ねることができる、そんなエンタメだと思います」9歳でドラマデビューし、その後も子役として数々の名作に出演した伊藤沙莉さん。ただ昔の伊藤さんにとって映画は、少し苦い思い出のあるフィールドでもある。「高校生になるまで全然縁がなかったんです。オーディションは片っ端から落ちるし、決まっても企画がなくなったり…。だから私にとって映画は、一生立ち入れないハードルの高い世界だと捉えていました。でも、大勢の人と一つの空間で同じ作品に集中する劇場ならではの感覚、そして人生をじっくり描き出すあの感じ、とてもいいじゃないですか。だから憧れはありました。初めてエンドロールに自分の名前が出たのを映画館で観たときは、感慨深かったです」いち映画ファンとしては、登場人物の人生を感じられる、そこに生きている、と思わせる力がある映画が名作だ、と語る。「何か大きな事件が起きなくても、誰かが死ななくてもいい。“人生は続いている”と思わせてくれる作品が好きです。ちりばめられた伏線を拾いながら、登場人物たちの人生を想像する。その時間がとても居心地がいい。必ずしもハッピーエンドである必要はない。たとえ後味が悪い映画でも、きっと共感する誰かにとってはその結末は優しいと思うので」これから公開される映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』は、社会に折り合いをつけつつ生きてきた46歳の佐藤誠という男の人生を、現在から過去に向かって描きながら振り返るという作品。今の佐藤が形作られるきっかけになった出来事や出会いをなぞりながら、彼の人生を体験していく。佐藤にとって最も大きく、そして未だ折り合いがつけられていないのが、伊藤さん演じるかつての恋人・加藤かおりの存在だ。「これまで私は、言われたことに100%以上で応えるのが自分の仕事だと思ってきたので、脚本家や監督にアイデアを出すという経験をあまりしてこなかった。でもこの作品は、撮影前の段階から“かおりはどうすると思う?”と意見を聞いてもらったり、また彼女の感情や存在の仕方について、監督や、佐藤を演じる(森山)未來さんと、撮影中もディスカッションする時間をたくさん持つことができた。それはとても充実した時間だったし、こういう瞬間が好きだから私はこの仕事をしているんだと、改めて実感しました」とはいえ、撮影中から“これは名作になる!”という手応えがあるかというとそれはまた別だそう。「私たち役者は全力を尽くしますが、でも素材を提供しているにすぎず、名作になるかどうかは出来上がってみないとわからない。なので撮影が終わったら、“早く完成形を観せてくれ~!”とずーっと言ってます。この作品も先日やっと観ることができたんですが、未來さんの佇まいや表情によって佐藤の人生が色濃く描かれていて、本当に素晴らしかった。観終わったときに、佐藤の46年を見たという感覚が持てたことは、まさに私が思う名作映画の在り方でした。観ていただく方にも、スクリーンで誰かの人生を追体験する感動を味わってほしいです」My 名作映画『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』『クレヨンしんちゃん』の劇場映画シリーズ9作目。テーマパーク〈20世紀博〉で懐かしい世界に浸り、喜ぶ大人たち。いつしかひろしは会社に行かなくなり、みさえは家事をやめてしまい…。「過去に思いを馳せるという意味で、『ボクたちは~』と同じ感覚を味わえる映画。名作は観る年齢で感じ方が変わるので、登場人物と同じ年になったときに何を感じるのかが楽しみです」『ボクたちはみんな大人になれなかった』46歳の佐藤はかつて共に時間を過ごした七瀬と再会。酒を飲み交わすうちに、‘90年代からの時代を彩るカルチャーとともに、自分の過去が胸に蘇る。恋人との離別、一瞬惹かれた年下の女の子、会社での慌ただしい日々。なかでも雑誌の文通欄で知り合ったかおりは色濃く残っていて…。出演は森山未來、伊藤沙莉、萩原聖人、大島優子ら。原作は燃え殻の同名小説。11月5日より、シネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかロードショー。同時にNetflix全世界配信開始。©2021 C&Iエンタテインメントいとう・さいり千葉県出身。ドラマ『モモウメ』がHuluで配信&日本テレビで放送中。2022年1月スタートの『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系、月曜21時~)に出演。ニットタートル¥28,600(DOMENICO+SAVIO TEL:03・6452・3135)シングルストラップスカート¥59,400(UJOH/M TEL:03・3498・6633)パンプス¥14,850(ダイアナ/ダイアナ 銀座本店 TEL:03・3573・4005)※『anan』2021年10月20日号より。写真・松田 拓スタイリスト・吉田あかねヘア&メイク・aiko(by anan編集部)
2021年10月15日2021年7月スタートの新テレビドラマ『プロミス・シンデレラ』(TBS系)の追加キャストが発表されました。同作は、俳優の二階堂ふみさん演じるバツイチアラサーの主人公の桂木早梅が、眞栄田郷敦さん演じる高校生・片岡壱成と出会い、金と人生を賭けた『リアル人生ゲーム』を繰り広げていくラブコメディ。早梅と壱成とともに劇中で三角関係におちいる、壱成の兄で旅館の若旦那・片岡成吾に、『EXILE』『三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE』のメンバーとしても活躍する岩田剛典さんの出演が決定しています。松村沙友理、ドラマ出演決定にコメント旅館で働く仲居、坂村まひろ役に、同年7月13日でアイドルグループ『乃木坂46』での活動を終了することを発表している松村沙友理さんが決定。新入りの早梅に、旅館や片岡家の内部事情をあれこれ教える人物として、物語に大きく関わる役柄を演じます。さらに、動画配信サービス『Paravi』では、松村沙友理さん主演のオリジナルストーリーの配信も決定。松村沙友理さんは今回のドラマ出演、さらには自身が主演となるオリジナルストーリーの配信に「より一層身が引き締まる思い」と意気込みを語ります。松村沙友理さんコメント今回、自分自身にとって節目となる時期にこのような素敵な作品に参加できて、より一層身が引き締まる思いです。私の演じる坂村まひろは、見た目はほんわかとした雰囲気ですが、心には強い信念を秘めている凄く魅力的な女の子です。まひろちゃんの良いところを少しでも多くの方に感じてもらえるよう大切に演じさせていただきます。Paraviオリジナルストーリーでは、坂村まひろを中心としたラブコメに挑戦させていただきます! 本格的なラブコメは初めてですが、観てくださる皆さんに楽しんでいただけるよう、精一杯頑張ります。本編と合わせてよろしくお願いします。松村沙友理さん主演のオリジナルストーリーの配信日時は後日発表予定。個人としての活動をスタートさせる松村沙友理さんが、同作で見せる演技に注目です![文・構成/grape編集部]
2021年06月21日読めたらすごい!難読漢字を4つご紹介します。「秋沙」って、なんと読むかわかりますか?「あきしゃ」ではありませんよ。今回はすべて鳥の名前です。「鵤」「大鷭」「小雀」いくつ読めるか挑戦してみてくださいね。秋沙=あいさ「秋沙」は「あいさ」と読みます。カモ科アイサ属の鳥の総称で、11〜12月に飛来する冬鳥のことです。くちばしが長く、ノコギリのような鋸歯(きょし)状の刻みがあることから、「ノコギリバガモ」とも呼ばれています。「秋」は季節の秋、「沙」は「早い」と「去る」を指し、冬鳥なので「秋が去った頃にくる鴨」という意味から「秋沙」と名付けられたと言われています。鵤=いかる「鵤」は「いかる」と読みます。灰色の体に黄色のくちばしが特徴の、全長20cmくらいの鳥です。木の実をくちばしでまわしたり転がしたりするため、古くは「マメコロガシ」や「マメマワシ」、木の実を好んで食べることから「マメウマシ」や「マメワリ」などと呼ばれていました。鳥名の由来は、鳴き声が「イカルコキー」と聞こえることからきていると言われていますが、定かではありません。大鷭=おおばん「大鷭」は「おおばん」と読みます。全長30cm〜40cmくらいの鳥で全身黒色、額に白い板状の隆起があるのが特徴です。足の指には葉状の水かきがあり、泳ぎが上手な水鳥として知られています。鳥名の由来は、ハトくらいの大きさの鳥「鷭(ばん)」よりも大きいことから、「大鷭」と名付けられました。英名の「coot」は、鳴き声に由来するという説もあります。小雀=こがら「小雀」は「こがら」と読みます。全長12cmほどで体の上部分は薄茶色、お腹部分は白色をしている鳥です。頭部が黒いのが特徴で、まるでベレー帽をかぶっているように見えることから「鍋かむり」と呼ぶ地域もあります。鳥はオスとメスで色合いが異なることが多いですが、「小雀」はオスメス共に同じ色をしています。難読漢字いくつ読めた?4つの難読漢字を紹介しましたが、いくつ読めましたか?「秋沙」は「あいさ」と読み、11〜12月に飛来する冬鳥だということがわかりました。日常会話で使うことは少ないと思いますが、いい機会なのでぜひ覚えておいてくださいね。"
2021年06月18日野村沙知代さんの写真を破こうとする浅香光代さん昨年もいろいろな騒動があった。なかでも象徴的だったのが、アンジャッシュ渡部建の多目的トイレ不倫だ。ゲス不倫としても空前絶後だったが、鎮火のための会見がますます油を注ぐことに。また、その会見では取材陣も槍玉にあがった。特に「われわれもガキの使いで来てるんじゃないので」と発言した男性に「つまんない」「エラそう」といった声がネットで続出。フルボッコされた芸人をボッコしたマスコミを大衆がボッコする構図となった。そんな年の暮れに亡くなったのが、浅香光代さんだ。膵臓がんによる、92歳での死だった。女剣劇のスターとして生きた彼女は、約20年前のミッチー・サッチー騒動の主役でもあり、追悼の意味もこめて今回、取り上げてみる。■ミッチー・サッチー騒動の発端この騒動は’99年3月に勃発。当時、衆院選に担ぎ出されるほどの人気者だった野村沙知代さんに対し、浅香さんが自身のラジオ番組で「いったい、何様のつもりだってぇの」とキレたのが発端だった。その翌日、浅香さんは『週刊女性』のインタビューに応じ、キレた理由をぶちまけている。これによると、野村さんのわがままで金に汚く高圧的な態度に嫌気がさし、告発したという。そこには、野村さんが少年野球チームのオーナーであることを利用し、親から集めた金で私服を肥やしていることなどが挙げられているが、何より浅香さんを怒らせたのは政界進出だった。衆院選で次点に終わったあと、都知事選出馬を打診された野村さんが「この腐った日本の世直しをしたいのよ」と言ったことについて「何が世直しだ」「ツラの皮ひんむいてやる!」と、まくしたてたのだ。浅香さんが火をつけた騒動は未曾有の大火に発展。美川憲一にデヴィ夫人、十勝花子さん、渡部絵美、さらには野村さんの実弟までもがさまざまな告発を行い“被害者の会”が結成されたかのような状況となった。しかし、そんな“サッチー包囲網”にも野村さんはひるまない。プロ野球の名監督である夫・野村克也さんや政界に誘った小沢一郎のような大物が背後にいるからか、強気な姿勢を崩さず、しぶとく立ち向かった。その対決はまさに、浅香さんの本業である女剣劇を思わせるものだ。とはいえ、このバトルのなかで野村さんの経歴詐称が発覚。衆院選の繰り上げ当選の権利を辞退することになった。さらに、2001年12月には脱税容疑で逮捕されてしまう。これにより、騒動は収束するわけだ。■浅香さんと野村さんの関係性結果として、浅香さんは野村さんの「ツラの皮」をひんむくことに成功したといえるが、’17年に野村さんが亡くなると、こんなことを口にした。「あたしよか長生きすると思ってたのに、人間ってわからない。(略)あの度胸はなかなかない。万分の一でも、もらいたい」一方、野村さんも「浅香光代を全国区にしたのは私よ」と語っていたらしい。今となってはこの騒動、どこか爽やかにすら感じられるのは、プロ同士のケンカだからだろう。大衆はあくまで見物人だったところが、最近の騒動との違いだ。というのも、ネット社会ではそのケンカに大衆も参加しやすく、その反応で勝負がすぐについてしまう。マスコミはそれに乗っかり、負けたほうを集中砲火できるからだ。プロのケンカをじっくり楽しむ余裕は、マスコミにも大衆にももはやないのである。ミッチー・サッチー騒動のような有名人同士のガチバトルは、浅香が愛した女剣劇のようにすたれていくのかもしれない。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2021年01月12日●出会いは2007年のドラマ『オトコの子育て』今年、『犬鳴村』『Daughters』と主演映画が続く三吉彩花と、主演映画『タイトル、拒絶』ほか『ホテルローヤル』『ステップ』など多くの作品が公開されている伊藤沙莉。ともに引っ張りだこの二人が、「源氏物語」を題材にした内館牧子氏の小説を、黒木瞳が監督した『十二単衣を着た悪魔』で共演している。「源氏物語」の世界に入り込んでしまった現代のフリーター・雷(伊藤健太郎)が、陰陽師として生き抜いていく本作で、これまで悪女と見られてきた弘徽殿女御(こきでんのにょうご)を、現代的なカッコイイ女性として演じた三吉と、結婚相手として雷を支えていく倫子(りんし)を演じた伊藤。本編では共演シーンがなかったものの、実は二人は小学生の頃から知る「三吉」「沙莉」と呼び合う仲! そんな二人だからこその掛け合いで、本作の魅力だけでなく当時の思い出などもざっくばらんに語り合った。○■弘徽殿女御はとても愛情の強い女性――源氏物語の絵巻の中に入ったようでした。三吉さんは現代の女性も憧れるかっこいい弘徽殿女御を、伊藤さんは現代の女性も可愛いと好きになる倫子を演じました。三吉:こんなに強い女性を演じさせていただくのは初めてでした。自分で口にしながら気持ちのいいセリフが多かったですね。一見、怖い女性に見えますが、いろいろなものを犠牲にしながら戦っている、とても愛情の強い女性。黒木監督からも、弘徽殿女御への思い入れをたくさんお話いただいて、セリフのニュアンスや佇まいなど、細かいところも一緒に作っていただきました。――三吉さんはクランクイン前に、黒木監督とみっちりレッスンされたそうですね。前に監督からお話を伺った際に、途中から三吉さん自身の弘徽殿女御として、役を消化して出せていたと。三吉:嬉しい! 「もうちょっと高い声で」とか、「滑らかに」とか、監督の細かな指導を日々吸収しながら必死にやっていました。とても濃い時間でした。○■雷と出会って、黒だったものが真っ黄色に――倫子は源氏物語にはいないキャラクターですね。伊藤:はい。倫子は雷の結婚相手です。結婚するというだけで、大人みたいに感じるけれど、でも倫子はまだ自分が整っていない状態。それでも大人として過ごさなきゃいけない。「もうちょっと子どもでいていいのに」みたいな育ち方をする人って、今でもいると思うんです。流れに逆らえずに。特にあの時代は恋愛結婚でもないから、倫子は「自分に当たった人はかわいそうだな」とも思っていた。それが雷と出会って、黒だったものが真っ黄色になったくらいに、パンって何かが跳ね上がった。その変化は大事にしたいと思いました。それと倫子はピュアではあるけど、弱い人間じゃないと感じました。――そうですね。しっかり支えになっていました。伊藤:自分とはまた違うベクトルで自信のなさを抱えた雷が目の前に来て、倫子の根っこにあった強さが出てきたというか。じゃなきゃ、雷を支えられない。そうした強さもどこかに垣間見えたらいいなと思いました。あと、強く見える弘徽殿女御にも弱い部分があって、クッとこらえているのが伝わるから、かっこいい女性に見えるんだと思います。完全無欠の鉄でできた女性ではない。それを三吉さんが、すごくステキに演じられてました。あ、すみません、「さん」付けでやらせていただきます。三吉:えー、やだ。こちらこそすみません(笑)。○■仲良しの二人の出会いは2007年のドラマ――おふたりは劇中での共演シーンはありませんでした。伊藤:そうなんですよ。そうそう、弘徽殿女御の登場シーン。あそこで扇子を投げるじゃん。あれって一発でOKだったの?三吉:扇子を最初に投げるのは私だけど、あとの扇子の動きはCGだから。伊藤:あ、そうなの!? あれ? 私、いいお客さんじゃない? どうやって撮ってるんだろうって真剣に思ってた。三吉:あはは。でも周りの人の動きがあるからね。御簾を上げるスピードだとか、みんなで合わせるのがすごく大変だったんです。クルクルクルって上げるんだけど、なかなかできなくて。「こうやるのよ」って監督が一番うまかった(笑)。伊藤:そうなんだぁ。――おふたり、とても仲良しですが、これまで共演は。伊藤:小学生のときから知ってるんです。最初は『オトコの子育て』(07 テレビ朝日系)っていうドラマで共演して。三吉:そこから年数があって『GTO』(14 カンテレ・フジテレビ系)でも一緒だったよね。――そうでしたね!伊藤:何年越しの付き合いだろうね。あと、オーディションでずっと会ってたんだよね。三吉:そう。当時から本当にすごいスーパー子役がいると思ってて、一緒になりたくなかったんです。オーディションって、5人ずつくらいのグループに分かれてたりするんですが、会場に入っていくと、「うわ、いる」って。伊藤:いやいや、スーパー子役って(笑)。「毎回、いるよ」ってね。私、オーディション魔だったんです。○■伊藤は三吉の母とも仲良しだった――確かに世代が一緒だとオーディションでも会いそうですね。そこから『GTO』でも一緒だと、学園ものは仲良くなりそうですね。伊藤:でも三吉の役は不登校だったからね。三吉:そうなんです。私は保健室っ子だったので。結構、みんなお芝居の中でのグループで一緒にいたりするから、そこではあまり話す機会がなかったかな。伊藤:だから一番密だったのは小学生のときだよね。三吉は、あの頃、一生お菓子食べてた。ジャンクなヤツ。三吉:今もです。あの頃のアノお菓子が一番好きです。伊藤:そうなの!? 当時から本当に背が高くてスタイルがよくて、すでに完成されてたんですよ。「こんなに一生、お菓子食べてるのに!どういうことなの!?」って思ってたんですけど、お母さんが答えなんです。キレイで、背が高くてスタイルがよくて。そういえば、三吉のお母さんって、当時、はっちゃけてたよね。三吉:今もです。伊藤:あはは! そうなんだ、サイコーじゃん! 当時は三吉とも喋ってたけど、お母さんとはもっと喋ってた。「沙莉、元気ぃ?」みたいな感じだったから、「あ、はい! 今日も元気っす」って。三吉:いまだに話に出るよ。今回もこの映画のこと見て、「え、沙莉、出てるの?」って言ってた。○■二人の関係は、三吉が姉で伊藤が妹?――なんだか同級生と会ってるみたいですね。伊藤:ほんとにね。三吉:いま何歳?伊藤:26歳。三吉:あ、そうなの。私は24歳。伊藤:え、2コ下なの? ずっと1コ下だと思ってた。意外と離れてるじゃん。――三吉さん、落ち着いてますからね。伊藤:同級生役が多かったから、同級生の感覚。というより、ホント三吉のほうがお姉さんぽいし、毎回お姉さんだと思って接してます。三吉:ウソでしょ。伊藤:ホントです。●互いに気になる「いつ休んでるの?」○■本作の見どころはお互いのシーン――今回、同じ作品で、大人になったお互いを観ていかがですか?三吉:私は、この映画の見どころは「倫子と雷のラブストーリーです」って他の取材でも話してるんです。伊藤:えー!三吉:本当に。弘徽殿女御は、もちろんかっこいい女性ですし、彼女によって雷が成長していく物語ではあるんですけど、一方で、ピュアで可愛い、とても温かい、そして最後にホロっと泣いてしまうような、そんな純愛が展開されていて。倫子も、ほんとだんだんたくましく見えてくるし。「二人のラブストーリーが見どころ」だとずっと言ってます。伊藤:三吉、ほんと、いい子だね。いや、嬉しいです。でもこれはお返しじゃなくて、私は強い女性を演じるって、本当に難しいと思うんです。ただ強くモノを言ったりしても、本当の強さには見えない。弱いヤツほどよく吠えるから。でも弘徽殿女御からは、ちゃんとした強さが滲み出ている。今回、三吉とは最初の所作指導で少し一緒だったくらいなんです。そのときにはゼロだったので、本編では完成された弘徽殿女御が出てくるんだろうと予想はしていましたが、でも予想以上だったというか。強く生きているように見えるのに、同時に切なさもあって。目が語る情報量がものすごく多くて、本当に三吉、さん、じゃなきゃできない弘徽殿の女御だったと思います。三吉:やだぁ、ありがとうございます。伊藤:いやいや、本当に。なんか上からに聞こえたら申し訳ないですけど、大正解の弘徽殿女御だったなって。しっかりと人間味があって、とても魅力的でした。○■もしもタイムスリップできるなら……――タイムスリップものでもあります。三吉さんは、時代でも物語でもで、どこかに移動できるならどこに行きたいですか?三吉:恐竜がいる時代に行ってみたいです。伊藤:アハハハ! 絶対ヤだ、食べられちゃうよ。三吉:恐竜に会いたいんです。伊藤:覗くんじゃなくて、会いたいの?三吉:触れたい。目を合わせたい。伊藤:ヤだ! めちゃくちゃデカイんだよ。どれに会いたいの? ティラノ?三吉:まあ、ティラノとか。一通り。――自分自身が恐竜になって戦いたいとかは?三吉:それは全然ないです。戦うのは本当に嫌いなので。伊藤:馬みたいな感覚で会いたいとか?三吉:そうそう。卵がかえる瞬間とか見たい。○■「光源氏」づいてる伊藤が三度目の正直で演じたいのは?――伊藤さんはこのところ光源氏づいてますが。(※ドラマ『いいね!光源氏くん』)伊藤:づいてますね~。――また光源氏ものの世界に入れるなら、今度はどんな役を演じたいですか?伊藤:役柄で言ったら、自分としては倫子がジャストだと思うんです。でもそうだなぁ、これまではどっちも受け入れる側なんですよ。現代で受け入れるか、平安で受け入れるか。三吉:確かに。伊藤:だから今度は受け入れられたいです。自分が降り立った時代で戸惑ってみたい!三吉:ねえねえ。沙莉っていつ休んでるの?伊藤:ええ! それはこちらのセリフですよ。三吉もすごく忙しそうじゃん。三吉:いや、仕事とかって話じゃなくて。伊藤:あ、テンションのこと?三吉:畳みかけるスピードが速すぎなんだもん。家に帰ったらめっちゃ静かとか?伊藤:家だとスイッチ切れてるね。充電してる。いまはまだ充電98くらいあるからね!三吉:あはは、そうなんだ。○■今度はがっつり共演をして喧嘩でも――本当に仲良しですね。今度は本編で共演しているお二人が見たいです。三吉&伊藤:本当に!伊藤:がっつり喧嘩とか。三吉:したいしたい。でも負けそう。伊藤:何言ってるの、大丈夫だよ。上から見下ろすだけで勝てるよ。三吉:あはは。そう?――最後に公開に向けてひと言ずつご自身のシーンから見どころをお願いします。三吉:弘徽殿女御は、たとえ犠牲を伴ったとしても、息子や国のために色んな事を成し遂げていく強い女性ですが、後半、六条御息所に問いかけるところがあって、そこは撮影しながらもグッと気持ちの入ったシーンでした。そういったところから弘徽殿女御の温かさを、ジンワリ感じていただけたらなと思います。伊藤:雷と倫子のシーンって、結構点描で展開していくんです。2人が育んでいく日々の全部を見せることはできないので。そのなかでも雷が歌うスピッツが絶妙なんです。三吉:わかる!伊藤:あそこが本当に絶妙で、倫子と雷の時間の流れを象徴するシーンにも感じられるので、ぜひ堪能してください。■三吉彩花1996年6月18日生まれ。埼玉県出身。ファッションモデルとして活躍。女優としては、映画『グッモーエビアン!』(12)、『旅立ちの島唄~十五の春~』(13)での演技が評価され、第67回毎日映画コンクールおよび第35回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。近年、『ダンスウィズミー』(19)、『犬鳴村』(20)、『Daughters』(20)と主演作が次々と公開されている。■伊藤沙莉1994年5月4日生まれ。千葉県出身。2003年に子役としてデビュー。主な出演作に映画『獣道』(17)、『寝ても覚めても』(18)、『劇場』(20)、ドラマ『ひよっこ』(17)、『これは経費で落ちません!』(19)、『いいね! 光源氏くん』(20)。アニメ『映像研には手を出すな!』(20)など声優としても活躍。本年は、第57回ギャラクシー賞個人賞ほかを受賞。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2020年11月20日一度、その名前を覚えたら、スクリーンのどこに映っていても無意識に探してしまう、病みつきになってしまう女優がいる。彼女の名前は伊藤沙莉。2020年、ブレイクしたと言われる俳優のひとりだが、伊藤さんはいまの場所を運で掴んだわけではない、実力で手繰り寄せた。周りの目を気にしていた過去、今は「賛否あるほうがむしろありがたい」ドラマ、映画、アニメーション作品などを合わせ、本年だけで12本もの作品に出演。数だけを見てもうなるほどだが、すべてにおいてまったく異なる顔を見せているのが伊藤さんの真価だろう。「自分の中で、やっていることは、ずーっと変わらないんです。きっと、この先も変わらないだろうなとも思います。今は、皆さんに知ってもらえている現状が、うれしくて仕方なくって。名前を言ってわかる、顔を見てわかる存在に少しでもなれたことは、ありがたいなと思います。…でも、何がきっかけで、そんなに思ってくれたんだろうとも感じちゃう(笑)」。「この作品で伊藤沙莉を知った」ともはや選べないことも、伊藤さんならではの特徴。伊藤さんは、何年も前からコツコツと着実に作品を積み重ねていたのだ。さかのぼれば、2019年に配信されたNetflixのシリーズ「全裸監督」ではチーム村西の紅一点として、2018年『寝ても覚めても』ではヒロインの親友を、そして2017年『獣道』では家庭に事情を抱える不良少女役で、映画初主演を飾った。こうして挙げていくと、年次でも追い切れないほど、光る名演揃いだ。その経歴に対する評価が、現在のブレイクにつながったことは一目瞭然。強烈な時代のうねり、急激な注目度の上昇について、本人は、どう受け止めているのだろうか。「すごく恵まれた毎日というか、すごい幸せだなって、常に感じています。ただ、周りの目は、逆に昔のほうが気にしていました。今は、賛否あるほうがむしろありがたいと思うようになってきたので…もちろん賛が多いほうがうれしいですね。若干のとまどいとか、ちょっとしたプレッシャーは、なくはないんです。だから、自分について考える時間が増えました」。朋友・松岡茉優と「たまーに、する」未来の話は…伊藤さんの「自分について考える時間」は、いつしか9歳から芝居を始めた過去の自分、少し先の未来の自分について、思いを馳せることになった。「20歳くらいのときかな。事務所の社長に、“来年どうなりたい、再来年どうなりたいは、もう捨てなさい。君は10年単位で考えなさい”と言われたんです。“30歳になったときに、そこにいられるかどうかだから”って」と、伊藤さんは懐かしそうな表情で語り出す。「私は、どちらかと言うと、ふつふつとしたハングリー精神の持ち主ではなくて。だから、社長にそう言われたとき、すごくホッとしたんです。“すぐ結果を出さなくていいんだ”と思ったら、“じゃあ、もうちょっとのんびりするかな”って(笑)。それで肩の力が結構抜けて、たぶん自分のペースで今までこられたんだと思います」。「私、シンプルにお芝居が好きなんです。とりあえず、30になったときに、“伊藤にやってほしい”と思える役があるような人ではいたい、という気持ちはあります」。今のような話は、朋友・松岡茉優とも「たまーに、する(笑)」と言う。「松岡とは、ちょいちょい、本当に、たまーに、ちょっと弱ってるときに、こういうことをしゃべったりします。お互いに、“いるよね。うちら、(30になっても)いるよね?”みたいな感じで、なぐさめ合っています(笑)」。30になっても、40になっても、80になろうと“いる”であろう、トップ女優ふたりの健気なやり取りを想像するだけで、何とも微笑ましい。15回観た主演作、「ここ最近で変わった人生観」と照らし合わせて伊藤さんが長編2本目の主演となった映画『タイトル、拒絶』が、11月13日より公開される。セックスワーカーとして生きる女性たちをオムニバス的に綴った、山田佳奈監督によるオリジナル作品。伊藤さんは、体験入店で店に来たものの、怖気づいて客前から逃げ出し、結果、デリヘル嬢たちの世話係をするカノウを演じた。「実はこの映画、すでに15回観ました。こんなに観ることは特殊ですが、観れば観るほど好きになるんです!」と、伊藤さんが目の中に入れても痛くない『タイトル、拒絶』は、トレーラーでも流れるカノウによる独白から始まる。「私の人生なんてクソみたいなもんだと思うんですよね」と、少し怒りを含んだ口調の独白シーン。何ページあるかわからない、長いひとりしゃべりは、カノウの心の内や人生観をさらすと同時に、世界観に引き込む重要な幕開けとしての役割を果たした。「これがファースト・カットでした。台本を読んだ時点から、この独白をやりたい気持ちが大きかったので、自分の中でもすごく気合いが入っていましたし、良い意味でのこわばりもあって。でも、独白は感情を込めすぎると、ちょっと胃もたれしてしまうので、気持ちが入っちゃうところは入っちゃうで放っておきつつ、基本はフラットでしゃべろうと心がけていました」。その後、物語はデリヘルの事務所を軸に展開していく。人気トップのマヒル、文句ばかりのアツコ、トウの立ったシホ、こっそり事務所内恋愛をするキョウコなど、様々な嬢に振り回されながら、カノウは裏方業をこなしていく。カノウはそこでの縮図を日本の昔話の「カチカチ山」になぞらえ、自分はタヌキ、マヒルをウサギとする。賢くてかわいいウサギはみんなに愛され、性悪で嫌われ者のタヌキには誰も目もくれない、と。伊藤さんは、タヌキの気持ちこそ痛いほどわかると、熱弁した。「実際カノウにとって、マヌケ役を買って出るステージに選んだのが、デリヘルの職場だっただけで、私としては芸能界は“カチカチ山”だと思っています。最初の頃はマヌケ役を買って出ていましたし。不器用で、万人受けする何かを求められないなら、“もうこれでいくしかない”、“タヌキは、タヌキの人生の主役ってことに変わりはないから”って」。「私もきっと、ここ最近で変わった人生観なんです」と、伊藤さんは言う。「まだ、今ほどお仕事がいただけていないときなんて、脇役人生と思うしかなかった部分がありました。そこに関しては、カノウがもがいている様もすごく理解できますし、ひねくれて“どうでもいい”と言いつつ、どこかでちゃんと傷ついている。“どこかで何か覆したい、でもどうにもならない“という葛藤は、めちゃくちゃわかると思いましたね」。「だから、カノウ役は絶対にやりたいと思ったんです」と、伊藤さんはインタビューを締めた。伊藤さんがカノウに込めた想いは作品内で荒々しく息づき、傷みをともなって観客にぶつけられる。そしてまたこの98分、伊藤沙莉という女優の凄みを肌で感じるのだ。(text:赤山恭子/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:タイトル、拒絶 2020年11月13日より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開©DirectorsBox
2020年11月09日伊藤沙莉訳撮影/伊藤和幸「母がリアルタイムでアニメの放送を見ていたんです。“ビッケの声をやらせていただく”と伝えたときの興奮具合を見て、とんでもなく好きだったんだなと思いました(笑)。母にとっても特別な作品に、時を経て娘である自分が挑戦できるって、なんかいいなと」■3回目の声優出演で顔がぐちゃぐちゃ公開中の映画『小さなバイキングビッケ』で主人公の少年・ビッケの声を演じている伊藤沙莉(26)。『SING/シング』『怪盗グルーのミニオン大脱走』スタッフの最新作となる今作。原作は、世界130か国以上で愛され続けているスウェーデンの児童文学『小さなバイキング』シリーズ。日本では、ドイツと共同製作したテレビアニメが’72年から放送された。「本当にアニメーションがきれい。大画面の劇場で見て感動していただきたいです。母が見ていたころのビッケのいいところは残しつつ、進化したルックスになっています。新しいビッケも愛していただけるようになったらうれしい」“夢を信じる勇気”と“家族の絆”をテーマに、小さくて力は弱いけれど、頭の回転の速いビッケが、母を救うために海賊の父や仲間たちとともに大海原へ旅に出る物語。「ビッケの弱々しい声が、女々しく聞こえないように気をつけました。ボイスキャストをさせていただくのは、今回で3回目。いままで経験した中でいちばん幼い役柄です。ドラマや映画のようなお芝居以上に、表情から声を出していった気がします。例えば、子ども扱いされたビッケが“僕って呼ばないで”と言うときに“う~”っていう顔をしながらアフレコをしたり。声優のお仕事のときは、声も表情もオーバーに。特にこの作品はぐっちゃぐちゃの顔をしながら演じました(笑)」■伊藤沙莉が語った“家族への想い”3人きょうだいの末っ子の伊藤。ビッケとの共通点を“子ども扱いされること”と語る。「子ども扱いされることより、頼ってもらえないことにモヤモヤしてしまうんです。兄がまぁ、頼りないので、家族になにかあると基本的に姉が動いてくれて。そんなときに、私も頼ってくれたらいいのにと思います。大人になっていくにつれて子ども扱いの種類やレベルは変わっているのですが、距離感は変わらない。だから、ビッケの気持ちがよくわかります」長く伊藤と同居していた兄で、お笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介が今夏引っ越し、ひとり暮らしをスタートさせた。「若干、寂しさはありますが、自由でいいです(笑)。兄とは、昨日もテレビ電話をしたのですが、部屋の中でダウンを着ていて。“なんで?”と聞いたら、同居している人の体格がいいからか暑がりで“家の中が北極になっちゃった”って(笑)。わざわざオーディションをして同居人を決めたはずなのに。兄、家ではずっとダウンを着ているそうです(笑)」“9歳から芸能界に入り、数々の作品に出演してきた。今年は、今作を含め映画8作、ドラマ4作に出演。昨年出演した作品でギャラクシー賞テレビ部門個人賞と、日本映画批評家大賞助演女優賞を受賞と、実力&人気の高まりをみせている。「女優という仕事がどんどん楽しくなっています。唯一、小さいころから興味がなくならなかったのが演じること。性格的にも、これしかできないんだと思います。だから、好きなことが見つかって本当によかった。楽しいと思える限りは、続けていきたいです」感動の冒険ファンタジー映画『小さなバイキング ビッケ』EJアニメシアター新宿ほかにて全国公開中配給:イオンエンターテイメント、AMGエンタテインメント(C)2019Studio100Animation−Studio100MediaGmbH−Belvision
2020年10月10日「現場での草なぎさんは、凪沙という人物、そのものでした。まるで憑依しているかのようで、生き様まで背負っている感じがしました」そう語るのは、草なぎ剛(46)がトランスジェンダー役を演じ、絶賛されている映画『ミッドナイトスワン』(全国公開中)に、バレエ講師・片平実花役で出演している真飛聖(43)。本作は、草なぎ演じる凪沙が、育児放棄されて孤独に生きていた一果という少女と出会い、母性が目覚めていく物語。実花は凪沙と一果の夢を後押しする、という重要な役どころだ。「一果がバレリーナになる、という夢に向かっていくということを通して、凪沙と一果の距離がどんどん縮まっていくのが映画の見どころでもありますが、実花としてもとてもうれしかったです」(真飛・以下同)一果役の服部樹咲(14)はこの作品が女優デビュー。その初々しさが演技をよりリアルにした、という。「樹咲ちゃんはバレエが大好きで、お芝居をやりたい!という情熱を持っている女の子。そこが夢を追いかけている一果の姿とピッタリ重なりました」作品を見て、何度も泣いてしまったという真飛。自身の母性や生き方なども考えさせられたようだ。「愛情を傾けられる存在がいることが大切ですよね、今後、結婚したり、家族が持てたらうれしいですが、今の私には愛犬のおもちが命をかけてでも守りたい存在。コロナ禍にあって、今までのようにお仕事をするのは難しいけれど、やらせていただけることの幸せを感じたり、演じることが好きなことを再認識しました。これからはプライベートも仕事も諦めないで生きよう、と心に決めました」「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年10月05日年齢肌を諦めない2ステップ株式会社Wondershakeは、9月11日、元宝塚・沙央くらまさんがプロデュースするスキンケアブランド「if nature(イフナチュール)」から化粧水「クリアピールローション」とクリーム「モイストバリアクリーム」を通信販売限定で新発売したことを明らかにした。同スキンケアブランドは、沙央くらまさんの「いつまでも魅力的でキラキラした人でありたい。」という思いから誕生した。敏感肌で悩む彼女が女優という仕事をする上でスキンケアに試行錯誤してきた経験を生かし、成分、テクスチャー、香り、全てにこだわりながら大切に作り上げたということだ。紫外線を浴びても壊れにくい次世代成分を配合同製品の特徴は、化粧水とクリームが異なる部位に効果を届ける独自システムを採用し、「潤してほぐす」と「守って育てる」を2ステップで実現する。化粧水には「奇跡の果実」と呼ばれるシーベリー果実を配合し、ミネラル・アミノ酸成分によって角質全体を整え、潤いを与える。クリームにはビタミンC誘導体、アセロラ果実エキス、クダモノトケイソウ種子油を配合し、年齢肌による肌の弾力や不足しがちな美容成分を補い潤いを保つ。また、次世代レチノールのして注目されるバクチオールを配合しているのも特徴だ。バクチオールは紫外線を浴びても壊れにくいと言われ、シワなどのエイジングサインへの効果が期待できるだけでなく、刺激が低く、敏感肌でも使うことができる。(画像はプレスリリースより)【参考】※if nature(イフナチュール)ブランドサイト
2020年09月16日女優の伊藤沙莉(いとう・さいり)さんが、2020年9月6日にインスタグラムを更新。おしゃれでかわいいコーディネートを、一挙に公開しています。伊藤沙莉の着こなしに「センスがいい!」※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 遅ればせながらの一挙紹介 かわいいお洋服たちです 【一枚目】 ワンピース @suzukitakayuki_atelier イヤリング @roughntumble_mine 【二、三枚目】 dress @tamaehirokawa #somarta earring @critical_lab boots @jimmychoo 【四、五枚目】 ブラウス スカート @near.nippon_official パンプス @dianashoespress イヤリング @joueteofficial 伊藤沙莉 (@itosairi)がシェアした投稿 - 2020年 9月月6日午前3時18分PDT1枚目の写真では、桃色のワンピースを着用。それに合わせ、メイクもほんのりピンクカラーにしているところがおしゃれですね。2枚目と3枚目ではモードな赤のドレス姿に。ところどころにレースの入ったデザインが、大人の雰囲気をかもしだしています。最後の写真では清楚なスカートコーディネートを披露。ビタミンカラーで統一された着こなしが、伊藤沙莉さんの元気なイメージにぴったりです!伊藤沙莉さんのさまざまなコーディネートを見たファンは、「似合ってる!」「かわいすぎる」と絶賛!「おそろいにしたい」といった声もたくさん寄せています。・沙莉ちゃんの着こなし、素敵すぎます!・ますますあなたのファンになりました。そしてセンスがいい!!・全部かわいかった!同じ服を買っちゃおうかなー?2020年11月公開予定の映画『タイトル、拒絶』で主演を務めている伊藤沙莉さん。その勢いは、これからも加速していきそうです!伊藤沙莉の兄は芸人のアノ人!男性のタイプや、自身の『声』に関するおもしろエピソードを語る[文・構成/grape編集部]
2020年09月07日女優の伊藤沙莉(いとう・さいり)さんが、2020年7月5日にインスタグラムを更新。フェイスシールドを着用して、撮影に臨む様子をアップしています。伊藤沙莉、フェイスシールド着用でピース!2019年から配信がスタートし、話題になったドラマ『全裸監督』(Netflix)。小瀬田順子役で出演していた伊藤沙莉さんは、2021年配信予定の『全裸監督 シーズン2』(Netflix)への続投が決定しており、同作で共演している冨手麻妙(とみて・あみ)さんとのツーショットを公開しています。 View this post on Instagram A post shared by 伊藤沙莉 (@itosairi) on Jul 4, 2020 at 9:03am PDT新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐべく、現場ではフェイスシールド着用と対策を万全に行なっている様子。投稿には「楽しみです!」と撮影再開を喜ぶ声とともに、「マスク越しでもかわいい」と見慣れない格好の伊藤沙莉さんの姿を称賛するコメントが寄せられています。・わぁ、楽しみです!撮影、頑張ってください。・フェイスシールド越しでもにじみ出るかわいさ…。・どんな格好でも似合うね!配信が待ちきれない!!フェイスシールドを着けていると不便があるかもしれませんが、用心は必要です。伊藤沙莉さん含め、スタッフ、共演者には感染予防に気を配りながら、素敵な作品を作り上げてほしいですね。伊藤沙莉の兄は芸人のアノ人!男性のタイプや、自身の『声』に関するおもしろエピソードを語る[文・構成/grape編集部]
2020年07月06日・彼女なりの『踊ってみた』。・ハッシュタグとの差がすごい。・強い…。吉田沙保里さんが自身のTwitterに投稿した動画に、そんな驚きと困惑の声が寄せられています。星野源の楽曲に合わせて吉田沙保里が踊る著名人の間でブームになっている、歌手の星野源さんが自身のInstagramに投稿した、オリジナル曲『うちで踊ろう』。元の動画に合わせて一緒に歌ったり、踊ってみたりと、星野さんとのセルフコラボを楽しむ動画を多くの著名人がSNS上に投稿しています。吉田さんもブームにのり、自身のTwitter上に『うちで踊ろう』とのコラボ動画を投稿。『#うちで踊ろう』のハッシュタグをつけて投稿された動画、こちらです。シャドーレスリングしてみましたぁー途中のジャンプする所、足が上がってなーい運動不足を感じます… #うちで踊ろう #星野源 さん #シャドーレスリング pic.twitter.com/upeqwWEANp — 吉田沙保里 (@sao_sao53) April 11, 2020 踊りや歌ではなく、シャドーレスリングを披露するコラボは、「さすが」のひと言…!現役時代、レスリング選手として数々の偉業を成し遂げ、『霊長類最強』の異名を持つ吉田さんにしかできないコラボです。吉田さんは「運動不足を感じる」と、自身のシャドーレスリングのレベルに満足がいっていないようですが、すぐにでも現役復帰できてしまいそうです!『踊ってみた』とは若干違うものの、投稿を通して多くの人に笑顔と元気を届けた吉田さん。見ているだけで、新型コロナウイルス感染症を撃退してくれそうな心強さすら感じますね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月14日俳優の山田孝之主演の映画『ステップ』(4月3日公開)に出演する、伊藤沙莉の場面写真が18日、公開された。同作は、累計発行部数8.5万部を突破した重松清の同名小説を原作に、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、周囲の人々との交流を通して成長していく物語。亡き妻を思い続けて歩んでいく10年間の足跡を描く。余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈など豪華俳優陣が結集した。人気アニメ『映像研には手を出すな!』でも純粋無垢でテンションの高いキャラクターを演じ話題となっている伊藤。映画『ステップ』では、両腕を広げた豪快なカエルジャンプを披露する陽気な保育士を熱演する。伊藤が演じる天賀みなみは、山田演じるシングルファザー・健一の娘・美紀が通う保育園の先生で、苗字の天賀(あまが)から“ケロ先生”と呼ばれ、子どもからも保護者からも親しまれている役どころ。伊藤は初めて脚本を読んだときから、この役どころをずっと熱望していたと言う。「ケロ先生がやりたいですってずっと言っていて、言ったからには絶対にがっかりさせられないと思ったし、出番はそこまで多くないけど、健一さんと美紀ちゃん親子に伝えらえることってなんだろうと考えながら演じました」と、並々ならぬ熱意で本作に臨んでいることを明かす。この熱意は劇中にも表れ、“ケロ先生”という名前らしく、両腕を限界まで広げて豪快にジャンプしながら子どもたちを熱烈にお出迎え。しかし、ただ明るいだけの先生でなく、美紀の不安な気持ちを真っ先に汲み取り、健一に真剣に訴えかける一面も。涙を流しながら、必死に美紀の気持ちを健一に伝える。
2020年03月18日「最高級のモンブラン」誕生秘話目の前でつくるライブ感が人気の火付け役にコーヒーやほうじ茶とのマリアージュも絶妙参拝客がくつろげる場所を、と誕生したカフェスペース約15年前から焼き栗スタンドを全国展開する【比沙家】。その本店は京都・清水寺の参道にあり、近年外国からの観光客も急増し、かつてない賑わいに。そこで、「お客様がお茶を飲んでくつろげる場所をつくりたい」とカフェスペースをオープン。焼き栗スタンドの奥、暖簾の向こうがカフェにカフェのメニュー開発では「焼き栗にちなんだ名物となる食べ物をつくろう」と、モンブランにいち早く決定したのだとか。そこから、「最高級のモンブラン」を目指してレシピ開発をスタート。店頭の大釜から芳ばしい香りを放つ大粒の焼き栗味の要となるマロンペーストには、大粒で風味の強い丹波栗を厳選。繊細な口当たりを出すため、和菓子の練り切りに使われる「小田巻」という道具で可能な限り細く絞ります。さらに、最後まで飽きのこない味わいを追求する中で、アクセントとして選ばれたのが、抹茶のソース、抹茶アイス。そしてトルコ料理で使われる細麺、カダイフです。『丹波栗のプレミアムモンブラン』1,380円(税込)こうして完成した『丹波栗のプレミアムモンブラン』の味は、まさにその名に恥じない絶品のひと言。ひとさじ目から、栗の濃厚でいて素朴な甘さが口いっぱいに広がり圧倒されます。繊細でなめらかなペーストの食感も見事で、そこに甘さ控えめの生クリーム、苦みが少なく主張しすぎない抹茶ソース、抹茶アイスの風味が重なり、極上のハーモニーを奏でます。11月からは、お好みで抹茶アイスをほうじ茶アイスに変更もできるようになったそうです。カダイフ、抹茶ソース、抹茶アイス、生クリーム、マロンペーストが層を成す底に敷かれたカダイフの、パリパリとした食感も名脇役。最後の仕上げにトッピングするマロンパウダーの風味が、栗の旨味と香りを引き上げる、隠れたポイントだそうです。マロンペーストや生クリームが折り重なるモンブランは、見た目にはボリューム満点ですが、甘さ控えめでクリームも軽いので、女性でもペロリと平らげられてしまいます。「ケーキというより、食後のデザートをイメージして、重くなりすぎないよう工夫しました」とのこと。抹茶の旨味があと口を爽やかにしてくれるのも魅力です。目の前でつくるライブ感が人気の火付け役にカウンター6席のみという店内で特別感を高めるために、モンブランは目の前のオープンキッチンで、土台から仕上げまでつくり上げることに。暖簾をくぐれば、料亭さながらの静謐なカウンター空間その甲斐あって、小田巻での絞りや、チーズクレーターで焼き栗をスライス、栗の皮ごと入ったパウダーをトッピングする仕上げなど、エンターテインメント性の高い調理工程は、客の間で瞬く間に話題に。開店一週間後には行列店になっていたのだとか。コーヒーやほうじ茶とのマリアージュも絶妙モンブランを注文する際には、ドリンクとのお得な『のみものセット』も。『のみものセット』1,680円(税込)コーヒー、紅茶、ほうじ茶、緑茶から選べますが、特におすすめはコーヒー。蒸らし時間の長い「クレバードリップ」というハンドドリップ器を使って、目の前でじっくり蒸らされながらゆっくり落ちていくコーヒーは、香り高くコクのある味わい。モンブランのおいしさを一層引き立ててくれます。コーヒーの香りや落ちていく様子を見るのも愉しみこれから紅葉の季節に入り、ますます清水寺参道の店は込み合いそうですが、この上なくプレミアムなモンブラン、京都に行った際はぜひ味わってみては。予約不可で、ご来店のお客様から順番に案内してくださいます。ドリンクは地元清水焼の意匠ある茶器で提供訪れた後には、店頭で販売されているオーガニックの『焼き栗』180g 700円(税込)~を片手に、清水寺へ参拝するのもまたオツかも知れません。【ヒサヤカフェ】電話:なし住所:京都府京都市東山区清水2-255最寄り駅:京阪線 清水五条駅営業時間:10:00~18:00(L.O.17:00)※夜間拝観の2019年11月16日~12月1日は10:00~20:00(L.O.19:00)定休日:不定休
2019年12月04日東京・よみうりランドで24日、「よみうりランド ジュエルミネーション(R)~ジュエリー・オリンポス~点灯式」が行われ、石井幹子(照明デザイナー)、吉田沙保里、テーマソング「Move the World」を歌うTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE(LIKIYA、陣、RIKU、神谷健太、与那嶺瑠唯、山本彰吾、川村壱馬、吉野北人、岩谷翔吾、浦川翔平、藤原樹、武知海青、長谷川慎、龍、鈴木昂秀、後藤拓磨)が登場した。同イルミネーションは2010年にスタートし今年で10回目を迎える。最高神ゼウスの宮廷をイメージした高さ25mの光の山「オリンポス・サミット」が登場した。昨年も点灯式に参加した川村は「すごくきれいで。非現実的な世界観が大好きなので、今年もアガっています」、吉野は「僕たちの音楽がテーマソングとして流れるのは本当に光栄なことだと感じています」と喜ぶ。"とっておきのデートプラン"を聞かれると、与那嶺は「テーマパークで楽しみたい派なので、着ぐるみだったりペアルックできるようなものを2人で選んで……」と話し始め、周囲は「着ぐるみ?」とツッコミ。「被り物!」と訂正したものの、一発目に怖いもの乗って、ドキドキ感を味わいながら距離を近くしていって、最後にティーカップヌードル……」と、ティーカッププードルやカップヌードルなど色々なものが混じってしまい再度周囲は総ツッコミ。与那嶺は「コーヒーカップに乗ってまったりしたい」と言い直していた。岩谷は「イルミネーションをみながら2人で歩いて、写真を撮って、後日プリントアウトして写真立てでもう1度プレゼント」、後藤は「ハードにいきたいです。バンジーも、飛ぶ時に愛を叫んでみたり」とデートプランを展開する。さらに「吉田沙保里をジュエルミネーションのデートに誘うなら」という甘い言葉対決に、神谷、浦川、長谷川、鈴木が参戦した。神谷は「さおちゃん、止まない雨が降るなら僕が傘を差し続けるよ」と、同グループの楽曲「Only One」の歌詞にかけながら、「イルミネーション見に行こう?」と誘う。浦川は「沙保里さんの笑顔はまるで僕の大好きなミルクティーに入ったタピオカのようだよ。君は僕にとってのタピオカミルクティーだよ、イルミネーションでも見に行こうか」とささやいた。長谷川は「最近、俺ら忙しくてあんまり遊びに行けてないじゃん。久しぶりにいい思い出作りたくない? だからよみうりランドのイルミネーション見に行って、沙保里の嫌いなジェットコースターとお化け屋敷も俺が着いてあげるから、一緒に行こう?」と落としにかかり、ファンも絶叫。しかし最後の鈴木は「今日のイルミネーション、きれいだったね」と見終わった体で始め、周囲は「誘い方じゃないの?」とざわつく。仕切り直した鈴木の「観覧車にも乗って、いろんなアトラクションも乗って、楽しかったね。どう、これから僕と夜のイルミネーション、見に行かない?」という誘い文句には、吉田も「どういうこと?」と困惑し、最終的に長谷川の勝利となった。イベント後の取材では、吉野が「吉田さんにいろいろご迷惑をかけた部分もあるけど、楽しい時間が作れました」と気遣い、吉田は「イケメンに囲まれることないからどきどきしましたし、皆さんに考えていただいて楽しくすごさせていただきました」と感謝。さらに自称「愛の使者」だという後藤も誘い文句を考えることになり、「65万の電球……」と始めると、周囲からは「650万!」と的確なツッコミが入った。何回かやり直しながらも、「650万の電球でつくるイルミネーションよりも、素敵なストーリーを僕たちで築いていこう」とまとめた後藤に対し、吉田は「諦めない気持ちが好きです。最後までやるということが素敵だなと思いました」と健闘を称えた。逆に「自分が誘われるなら?」という質問に、神谷は「遠回しにきてほしい。2人でおうちにいるとき、パンフレットが机の上にあったり」と主張し、「わかります?」と音声スタッフに聞くという斬新な展開も。最終的に「年末までに行きたい場所」を聞かれたRIKUが、「寒くなると全国各地にイルミネーションがあるので、高層階のレストランからそういう景色を見ながらごはんを食べたい。吉田さんと一緒に」と語り、吉田も「行ってきます、2人で」と返答。最後を持って行ったRIKUにメンバーも盛り上がっていた。
2019年10月24日恋人どうしで行うディープキスはシチュエーションを工夫することでさらに愛を深める効果があります。ディープキスに最適なタイミングを学びましょう。けんかをした直後にあえてするのが効果的!?愛を確かめ合うために行うディープキスと不仲な時に行うけんかは最もかけ離れた行為に思えますが、あえてけんかの直後にディープキスを行うことで強いインパクトを与えることができます。キスをすることで険悪な雰囲気から、愛を確かめ合う雰囲気に変えることができます。ディープキスをした後、「さっきはごめんね」と一言謝りを入れると可愛いでしょう。体を触れ合った後は余韻を楽しむように長くキスをするセックス、あるいはペッティングのように長い時間、肌を重ね合わせた後こそディープキスには最高のシチュエーションです。体の火照りが冷めないうちに唇を強く重ね合い、舌を絡ませるほどのキスをすることで深く愛していることをアピールすることができます。ポイントとしては力を多少抜きつつ、時間を長く取ることです。最初は唇を軽く触れ合う程度に留め、徐々に舌を絡ませたり相手の唾液を飲むなど本格的な行為にうつるのが良い方法です。落ち込んでいる相手を慰めるのに効果的職場の上司に怒られたり家族との間にトラブルが起きたなどの理由で落ち込んでいる相手にもディープキスは効果的です。この場合、最初から勢いを強めてディープキスをするのが良い方法になります。キスによって気合を入れてくれたと解釈してくれるので、まずは感謝の気持ちを抱き、次第にその気持ちが愛に変わります。女性からのディープキスは度胸が必要舌を絡めるディープキスは、女性にとっては恥ずかしいとためらってしまうかもしれません。しかし、女性からの積極的なキスは嬉しいというのが男性の本音です。いつも男性からのキスを待っているという人は、たまには勇気を出して自分から深いキスを仕掛けてみてはいかがでしょうか。
2019年09月08日NHK連続テレビ小説『ひよっこ』の米子、ドラマ『獣になれない私たち』の松任谷さん…。彼女が演じれば、ちょっとヘンで困った役も、妙に憎めないかわいい役に。“伊藤沙莉マジック”の秘密とは。薄暗い地下駐車場。そこに古いコピー機や工事用のカラーコーンが雑然と並ぶ。カメラマンに促されるまま、その乱雑なラビリンスに足を踏み入れた伊藤沙莉さん。あちこち観察しては、驚いたりニヤリとしたり。きっと普段も、こんなふうに楽しんで撮影現場にいるんだろうなと思ったら、ますます伊藤さんという人のことを知りたくなった。――ドラマに映画にと引っ張りだこですよね。ちょっと前まで、次の作品が決まっているってことがほとんどなく、次のオーディション頑張んなきゃっていう状況でした。だから、ひとつの仕事が終わってすぐに次の作品の準備に取りかかれるのが、いますごく幸せなんです。――さすがにもう、オーディションはなくなりました?いまも全然ありますよ。受けるし落ちるし(笑)。――得意なのかと思っていました。めちゃくちゃ苦手です。「どうせ」とか「私なんて」って思っちゃうタイプなんです。直そうと思っているんですが…。だから、たとえば“クラスのマドンナ”的な役のオーディションに呼ばれたりすると、なんで私が呼ばれたんだろうって疑心暗鬼になっちゃって…。もちろん、受けるからには受かりたいとは思うけれど、マドンナというのを読み替えて人気者ってことでやったらいいのかなとか考えすぎてしまって、集中できないまま終わっちゃったりして。――意外です。何気ない短いシーンでも面白くしてくれる女優さんというイメージがあったので。そう言っていただけると嬉しいです。昔から、妥協されることへの恐怖があって、「ま、いっか。OKで」とか、「伊藤でいいか」と思われるのが本当に嫌なんです。だから、つねに役を演じる時に、自分がやる意味を考えています。――でもやりすぎない。引きどころをわかっているというか。台本を読んではいくけれど、どっちかというと現場の雰囲気を読んでやってみるほうで、そこまで計算していたりはしないんです。ただ、私は性格的に「どうぞどうぞ」って後ろに下がっていくタイプだから、前に出てやってくださいって言われる時以外、そんなにグイグイいかないのがいい塩梅に見えているのかもしれません。――俳優さんって、基本的に、前に出たいと思っているものだと…。リアクションとかびっくりした時の顔がちょっと変だったり、声がこんな感じ(ハスキー)なので目立っちゃう時はありますが、普段からひっそり静かに過ごしているつもりなんです。子役時代からそうで、学園ものの集合シーンで私の前に誰かがかぶっていても言えなくて、「ま、いっか」って肩越しに目だけ出す、みたいな(笑)。――学校ではどうでした?クラスの人気者のイメージなんですが。普通ですよ。スクールカーストの超真ん中。学級委員とかはやっていましたけどね。学級会をまわすのにハマっていた時期があって、自分の番組のMCくらいの感じでクラスメイトをイジりながら進行してました。その時期は、しゃしゃってましたよ(笑)。でもそれも、千葉の普通の公立高校で、普通の子たち相手だからできたこと。結構、トイレでごはん食べたりもしてましたし。…いじめられてた、とかじゃないんですけど。――子役から活躍されていましたし、学校で注目されたのでは?そういうのって、ピークは入学して1週間くらいなんです。私、寝起きで登校してくるようなタイプで、キラキラした感じもなかったんで、みんな見慣れるというか。――そういうキラキラした世界への憧れはなかったんですか?ありますよ。ただ、いまだに心はただの千葉県民なんで、人のインスタを見ながら、「誕生日パーティにこんなに人が集まっててすごーい」って言ってるくらいがちょうどいい。経験として、そういう世界を覗くことはありますが、基本的には性に合わない。憧れて、夢を見てるくらいがいいんです。届かないからこそいいものってありますよね。たとえば、好きなアイドルには会いたくないんです。こういう仕事をしているからこそ、同じ部屋にはいたくない。向こう側の世界の人でいてほしいんです。いとう・さいり1994年5月4日生まれ、千葉県出身。’05年の『女王の教室』などで子役として活躍。’17年の連続テレビ小説『ひよっこ』や’18年のドラマ『獣になれない私たち』、映画でも’18年『寝ても覚めても』、’19年『21世紀の女の子』など話題の作品に引っ張りだこで、7月26日公開の映画『ペット2』では日本語吹き替えも担当。出演ドラマ『これは経費で落ちません!』(NHK総合)は、7月26日(金)22時スタート。伊藤さんは、主人公・森若沙名子(多部未華子)の経理部の後輩・佐々木真夕を演じる。「経理部の面々ってみんなどこか変わり者で、真夕が一番普通なんです。そこをへんに面白くしないで、よくいるゆとりOLにと心がけています」ワンピース¥76,000中に着たタートルネック¥19,000(共にKOH’S LICK CURRO TEL:03・6427・1405)ネックレス¥4,200(イロリエール/ロードス TEL:03・6416・1995)サンダル¥5,900(CHARLES&KEITH/CHARLES&KEITH JAPAN TEL:03・4405・4420)※『anan』2019年7月31日号より。写真・佐野方美(KiKi inc.)スタイリスト・吉田あかねヘア&メイク・aikoインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年07月25日彼女がいない男性は、ムラムラした時にどうしているのでしょうか。なかには、一夜限りの相手と愛のないHをしている人も……。今回は、占い師の沙木貴咲さんに、12星座別“愛のないHをしがちな男性ランキング”をご紹介いただきました。あなたの気になる彼は、いったい何位?文・沙木貴咲12星座別『ワンナイトラブしがちな男性』ランキング2位:射手座(11月22日~12月21日生まれ)スポーツ感覚でエッチを楽しむ射手座男性は、「したい」と思えばすぐ行動! 自分と同じ感覚でベッドインできる女性を探し、真剣な愛を求めることはないでしょう。射手座男性が軽い感じでホテルに誘ってきたときは、ちょっと注意が必要です。彼とエッチを楽しむのは自由ですが、あまり入れ込み過ぎると、後々トラブルになるかもしれません。3位:魚座(2月19日~3月20日生まれ)受け身な魚座男性は、自分はそれほど好きじゃないけど、相手に求められたからエッチしてしまった……というケースが多いようです。彼自身が、性欲を満たすためにエッチを求めることは多くないでしょう。親しみやすく優しい魚座男性は、女性にとって魅惑的な存在。彼を誘おうとする女性は後を絶たないでしょう。4位:双子座(5月21日~6月21日生まれ)フットワークの軽い双子座男性は、ムラムラの解消法も軽やか。「したい」と思えば、出会ったばかりの女性とでもベッドインしますし、体の関係を持ったからといって深入りすることはないはず。ただ、彼女がいてもフラフラしがちなので、双子座の彼氏を持った女性は、「私は本命と思われているの?」と不安になってしまうかも。浮気が本気の恋愛に発展することは少ないようですが、彼とフィーリングが合う女性には注意が必要です。5位:獅子座(7月23日~8月22日生まれ)男っぽい獅子座男性は、ひとたび「したい」と思うと、欲望に忠実に行動します。それは彼女がいてもいなくても変わらないはず。雰囲気を作ったり、キザなセリフを言ったりするのは苦手なので、女性が呆気にとられるほどストレートに誘うでしょう。また、獅子座男性は男女交際がそれほど得意ではないので、セフレを作ることには消極的。ワンナイトの関係と割り切ることが多いようです。6位:天秤座(9月23日~10月23日生まれ)天秤座男性は、とにかく恋愛が大好き。恋愛対象がいない状態が苦手で、誰かに恋をしていないと寂しくなってしまいます。ただ、ムラムラしたからといって、手当たり次第に女性をホテルへ誘うわけではないでしょう。「したいな」と思えば、まずは自分好みの女性を口説き落とすところから始めるようです。
2019年03月16日宇多田ヒカル(36)がTwitterで「歌姫ってなんなん」とつぶやき大反響のなか、2月17日に吉田沙保里(36)も関連ツイートを投稿し話題となっている。宇多田は15日にTwitterを更新。「歌姫ってなんなん」とつぶやいた。これには13万5千を超える「いいね!」と3万近いリツイートが。さらに4,000のコメントがつき、ネットニュースになるなど話題となった。そして今日17日には、吉田がTwitterで「霊長類最強女子ってなんなん」と投稿。武井荘(45)の「百獣の王ってなんなん」という投稿をリツイートする形でコメントした。この吉田の投稿にはコメントは900と少ないものの、本家の宇多田を凌ぐ25万近い「いいね!」と8万5千のリツイートの大反響となっている。コメント欄には、「皆便乗してるなー」「沙保里さんまで」「コーヒー吹いた(笑)何故に今頃(笑)」「センスしか感じないですwww」と宇多田や武井のつぶやきに便乗した吉田に対し称賛の声が届いている。
2019年02月17日松村沙友理×はふはふ飲茶。湯気が心まで温めてくれる、君の名は飲茶…♪本場の味をカジュアルに。飲茶ブームが日本上陸!あつあつの点心をお茶と楽しむ「飲茶」は、香港はじめ中華圏でおなじみの食文化。撮影でアジアを訪れる機会も多い松村沙友理さんも、香港や台湾では何度も飲茶タイムを経験しているそう。「いろんな味を試したい派なので、大人数であれこれ頼むのが好き」松村さんが訪れたのは、香港発の点心専門店『ティム・ホー・ワン』。今春の日本上陸以来、行列が絶えない人気店。その理由は、ミシュラン1ツ星らしからぬ庶民的価格と、本場の味にあり。注文後、待つことしばし。ずらりと並んだほかほか点心に目を輝かせる松村さん。まずは香港点心の定番・エビ蒸し餃子。あつあつを頬張ると、「ん~♪」と感無量。「エビがぷりっぷり。エビ大好きだからたまりません。これは餃子好きのまいちゅん(新内眞衣)にも食べさせたいな~」続いて“つるもち”系ライスロール「チョンファン」やシューマイと人気点心に次々と箸を伸ばして「この食感、初めて♪」「これも好き!」ともぐもぐ。さすが乃木坂46イチの食いしん坊キャラ。「知らない料理を食べるのが大好き。メンバーは『食べてる顔がかわいいね』って、結成から7年経った今も言ってくれるんですよ」なかでも松村さんのお気に入りは「ベイクド チャーシューバオ」。メロンパン風の生地に、チャーシュー餡が入った店の名物。実はこれ、テイクアウトもOK。「かりかり生地と甘じょっぱい餡がクセになります。今度メンバーの差し入れにしたいな。あ、お店の場所覚えておかなくちゃ!」と窓の外をきょろきょろ。メンバー思いでやっぱり食いしん坊な“まっちゅん”なのでした。松村沙友理1992 年8月27日生まれ、大阪府出身。雑誌『CanCam』専属モデルや女優としても活躍。アニメと食べることが好き。愛称まっちゅん、さゆりんご。マキシワンピース¥30,000(エディットフォー ルル/ベイクルーズ カスタマーサポートTEL:0120・301・457)ネックレス¥19,000(ミュラー オブ ヨシオクボTEL:03・3794・4037)バッグ¥16,900(チャールズ&キース)その他はスタイリスト私物添好運(ティム・ホー・ワン) 一流ホテル出身の点心師が創業したミシュラン1ツ星の点心専門店。極力待たずに入るなら狙い目は平日15:00~17:00。お会計時にお茶チャージ(+10%)別途あり。東京都千代田区有楽町1-2-2日比谷シャンテ 別館1FTEL:03・6550・881811:00~22:00LO無休※『anan』2018年10月3日号より。写真・村上未知スタイリスト・宇都宮千明ヘア&メイク・扇本尚幸取材、文・大澤千穂(by anan編集部)
2018年09月27日伊藤沙莉撮影/廣瀬靖士「私“無料体験女”なんです(笑)。空手も水泳もピアノも、体験授業があると親に連れていってもらったりして。そうやって好奇心から始めたもので唯一、続いているのがお芝居。昔から続けてきたことだから、家族も応援してくれてるんだと思います」20代にして存在感を放つ女優・伊藤沙莉(23)。子役時代のいじめっ子役も印象深いが、最近では昨年の朝ドラ『ひよっこ』で米屋の娘・米子を演じて話題に。彼女といえば、そのハスキー声が魅力的!!「私はこの声、好き……ではないです。悪くはないんじゃないかって思えるようになってきたのも最近のこと。というのも、声で覚えてもらえることが増えたので。でも、かわいいセリフが本当に似合わないんですよね(笑)」9歳でデビューし、現在23歳。そんな彼女には、子役時代からやめられないクセがあるそうで、「実は“エゴサーチ魔”(笑)。正直、落ち込むこともあるけど、マイナスな意見もないと。間違った自信がつくのも嫌なので。小4からやってるから、まぁ強くなりました。でもエゴサーチ以外では、シャボン玉メンタルです」なんとお兄ちゃんは芸人!「兄と姉がいるんですが、お兄ちゃんは吉本所属の芸人なんです。昔から映画や音楽の趣味がよく合うこともあって、私はそんなお兄ちゃんの漫才が大好き。だからライブもよく見に行ってます!」目指す女優像は、「ネガティブに聞こえるかもしれないけど、私はまっとうな清純派でもなくて、そこを目指してもないんです。番手にはこだわらず、むしろ主軸というよりも“いなきゃダメ”な人になりたい。“この人が出るんだったら見よう”とか、そう思ってもらえる女優さんになりたいです!!」■親友・松岡茉優と、大好きなモーニング娘。「松岡は親友であり戦友です。彼女のお芝居を見て、ぶつけようのない嫉妬芯がわくときが幸せです。(松岡主演の)『勝手にふるえてろ』を見たときは、勝手に震えましたもん(笑)。松岡とはもっぱらモーニング娘。さんの話で盛り上がります。カラオケも、もちろんモーニング娘。メドレー。しかもお互いに歌いたいフレーズを心得てるので、そこに自分の番が来てしまったら“どうぞ”って譲り合います(笑)」モー娘。とは松岡主演のドラマ『その「おこだわり」私にもくれよ!!』で共演。幼いころからモー娘。に憧れていたという伊藤だが、熱烈なファンだった松岡の影響により、完全なファンに仕立てあげられたとか。「巷(ちまた)では“松岡が3年がかりで私をモー娘。ファンにした”と言われてますが、なんなら1日仕込み。春コンに行くときの前夜から翌日の朝にかけて一夜漬けでこれまでのDVDをすごい勢いで見せられて、そこで洗脳されました。でも、松岡に追いつけはしない。あの熱には!」そんな2人の絆は固く、「松岡から“アルバム今日発売だよ”って連絡が来て“あ、すみません。忘れてました!”って返事をする、まるで師弟関係です(笑)。それに私がお仕事で、どぅー(工藤遥)の卒業公演に行けなかったときがあるんです。かなり落ち込んでいたら、松岡がグッズを一式買ってきてくれたんですよ」基本はハコ推しという伊藤だが、中でもお気に入りは、まーちゃんこと佐藤優樹。「本当のところはわからないんですけど、たぶん、まーちゃんって自信があるタイプではないと思うんです。“天才、天才”って言われてるけど、陰の努力がハンパないんだろうな。その努力をほかに見せず、あるときパーンと才能として発揮するカッコよさはすごい尊敬しています。モーニング娘。さんはみなさんどこで習うんだろってくらいに表現力がすごい!その堂々たる感じは、同じ表現者としてすごく勉強させられますね」プロフィール◎いとう・さいり子役時代『女王の教室』ほか、数多くの作品で存在感を示し活躍。近年はドラマ『ひよっこ』『北斗』『隣の家族は青く見える』、映画『獣道』では主演を務め、『榎田貿易堂』『寝ても覚めても』の公開が控えている。4月からオトナの土ドラ『いつまでも白い羽根』(東海テレビ・フジテレビ系、土23時40分~)に出演。
2018年03月28日吉田沙保里(’16年12月撮影)「結婚願望はあります」2月9日に行われた映画『ダンガル きっと、つよくなる』の応援団結成イベントに出席した女子レスリングの吉田沙保里(35)は、笑顔でそう語った。昨年は1月からスタートしたドラマ『幕末グルメ ブシメシ!』(NHK・BS)に女優として出演し、時代劇に初挑戦。最近では俳優の大森南朋とCMで夫婦役を演じ、すっかり新妻役も板に付いてきた。そのCMの中では「もう私たちだけの体じゃないから」と妊娠中の模様。吉田も「現実になるように頑張りたいと思っています」と意気込むが、「恋愛は相変わらず“連戦連敗”のようです」というのはスポーツ紙記者だ。「親友の澤穂希が結婚、出産したことで、吉田も毎年のように『来年は結婚、出産を頑張りたい』と目標を掲げるのですが、これまで浮いた話といえば憧れのプロ野球選手が井端弘和と明かしたことと、ロンブー淳に紹介された芸人と合コンしたと報じられたぐらいです」(同・記者)リオデジャネイロ五輪後には、母校である至学館大学の副学長に就任、またレスリング日本女子代表コーチとしても多忙な日々を送っているが、現役としてその進退も注目されている。「’20年東京五輪まで現役でいたいという気持ちは強いようです。ただ若い選手も育ってきていますし、やはり結婚、出産を考えるとかなり迷いはあるようですね」(前出・同)この日、一緒に出席した日本レスリング協会で恩師もである栄和人氏も報道陣からの「五輪or婚活?」の問い掛けに「それよりも結婚、出産したいんだよね?」と吉田をフォロー。それに答えたのが冒頭の「結婚願望」発言だ。「吉田の女子力の高さは栄氏はじめ、後輩女子たちも太鼓判を押すほどです。肌のお手入れやネイルもいつもきれいに気を使っていますし、ファッションも大好き。そして何よりも、あれだけ多忙なのに“合コン”にもマメに顔を出します。有名人やスポーツ選手もよく訪れる都内の高級すし店や鉄板焼き店では、女子力満点の吉田の姿がよく目撃されていますよ」(テレビ局関係者)婚活も東京五輪も、この2年が勝負だ。<取材・文/小窪誠子>
2018年02月11日野村沙知代「ずっとそばにいましたから。いい奥さんでしたよ」12月8日、プロ野球監督として名を馳せた野村克也氏の妻で、タレントの野村沙知代さんが虚血性心不全でこの世を去った。この日の午後、自宅から救急搬送され、そのまま帰らぬ人に。“サッチー”の愛称で親しまれた彼女の突然すぎる別れに、克也氏は憔悴した表情で声を絞りだした。「’05年ごろだったと思うんですけど、あるビジュアル系バンドのシークレットゲストとして、沙知代さんに出演していただいたんです。ご本人から“セーラー服を着たい”とリクエストがあり、用意しました。楽屋には野村監督もいらしていて、セーラー服姿に“いいじゃない”とご満悦だったのが思い出されますね」(レコード会社関係者)また、過去にはこんなところでも、よく夫婦の姿が目撃されていたという。「ご夫婦で当時あった赤坂プリンスホテルのレストランでお食事しているのを目撃しましたよ。ここは沙知代さんが常連で、“いつもの”と頼むと、オムライスが出てくるんです。彼女はひとりでも来てオムライスを食べていましたね」(テレビ局関係者)おしどり夫婦として過ごした約40年。その間にはいろいろな騒動もあった。「脱税問題や学歴詐称疑惑などがありましたが、世間をもっとも騒がせたのは、やはり浅香光代さんとバトルになった“ミッチー・サッチー騒動”でしょう。連日のようにワイドショーを騒がせましたからね」(芸能レポーター)芸能界が沙知代さん派と浅香派に二分するほどに。だが、彼女が脱税問題で芸能界引退を表明したことで、騒動に終止符が打たれる。ライバルだった浅香に話を聞くと、「いろいろあったけど、何もかも忘れてもう1度一緒にお好み焼き屋に行きたかったね。うちの近くにお好み焼き屋があるんですけど、そこが好きでね。よく一緒に行ったんですよ。うちに来ると何よりもまず“お好み焼き食べたぁい”って言うんです。いろいろある前は本当によく一緒に行ったの、お好み焼き屋に」と、ミッチー節で思い出を語ってくれた。どんなに世間からバッシングされようと強気だった沙知代さん。彼女はよく、「私は何をやったって80歳までは生きられる。死なないんだよ!」と口ぐせのように言っていたと、ある芸能プロ関係者は語る。「25年くらい前だと思うのですが、60歳になるかならないかくらいの沙知代さんが、『アガスティアの葉』という占いにすごく興味を持ったんです。結局、100万円以上もかけてインドへ占い旅行に出たんですよ」(同・芸能プロ関係者)『アガスティアの葉』とは自分の過去・現在・未来が書かれているという葉っぱのこと。南インドにその占いがあり、彼女はそこを訪れたという。「占いで80歳までは死なないと出たということで、とても勇気をもらったみたいです。彼女がピンチでもめげずに、強気でイケイケだったのは、この占いに支えられていたからではないでしょうか」(同・芸能プロ関係者)結果として、占いよりも長い85年の生涯を静かに閉じたのだった─。
2017年12月11日元気な頃の野村沙知代さん(’05年8月)8日、野村沙知代さんが亡くなった。85歳だった。プロ野球の元監督・野村克也氏の夫人であった沙知代さんは、90年代中ごろから毒舌コメンテーターとして、テレビのバラエティー番組などで引っ張りだこになっていたが、一躍脚光を浴びるようになったのは、’99年に勃発した“ミッチー・サッチー騒動”だ。ことの発端は、ミッチーこと浅香光代がラジオで、沙知代さんのことを痛烈に批判したことからだった。前年の舞台共演で生じた二人の確執の根深さをうかがわせたが、沙知代さんが、「どうせ売名行為でしょ。金持ちケンカせずよ」と反撃したことで、火に油を注ぐことになり、騒動は拡大していった。「週刊誌やワイドショーの格好のネタでしたから、マスコミはすぐに飛びついて、連日報道されることになったんです。ところが二人のケンカだけで終わらず、芸能人や著名人が沙知代さんバッシングを始めたんです。もちろん沙知代さんの味方もいましたが、分は悪かったですね」(芸能レポーター)この騒動で登場した芸能人・著名人は、十勝花子さん、渡部絵美、神田うの、デヴィ夫人、美輪明宏、塩月弥栄子、有田芳生、田中眞紀子など10人は下らなかっただけでなく、テレビ局自身も巻き込まれることに。「沙知代さんが出演した’99年7月4日に放送された『おしゃれカンケイ』(日本テレビ系)では、“商品イメージにそぐわない”という理由でスポンサーの資生堂がその放送回のみ提供を降りるという前代未聞の事態が発生しました。しかし番組の平均視聴率は25.7%(関東地区)をたたきだし、番組史上最高となりました」(スポーツ紙記者)騒動は1年以上続いたが、’01年に沙知代さんが脱税容疑で逮捕されたことで、結局、ミッチーサイドの勝利という形で収束したのだった。今年3月、私が“宿敵”のミッチーにインタビューした際、沙知代さんのことをどう思っているか尋ねると、彼女は、「あんな人は、それまでも見たことないし、この先も出てこないだろう。二度と顔も見たくないね。勘弁してくれって」今でも許せない気持ちは変わっていないようだった。ある意味、芸能史を飾った沙知代さんは平成が終わりを迎える前に静かに旅立った。<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。※写真キャプションを修正しました(2017年12月8日23:17)
2017年12月08日ドラマ『ひよっこ』で米子を演じた伊藤沙莉さんが次に挑むのは、鄭義信さん作・演出の舞台『すべての四月のために』。稽古での苦労や楽しみについて語っていただきました。毎日打ちひしがれながらも、稽古場にいる幸せを感じています。思わず「米子っ!」と声を掛けたくなる。ドラマ『ひよっこ』で、気の強い米屋の娘・米子を面白く魅力的に演じていたのが伊藤沙莉さん。その次回作は、鄭義信さん作・演出の舞台『すべての四月のために』だ。「舞台出演は3作目になるんですが、演出家も共演者も、これだけガッツリ舞台の方とやるのは初めてで…お芝居の現場に来た、って感じです。皆さん、演出がつく前から、その場でセットの中で自由に動いて芝居をしていくんです。一方の私はといえば、動線を決められないと動けなくて、一度座ると座りっぱなし。難しいって言うのは嫌なんですが、自分だけ全然できていなくって…」稽古当初は「経験豊富な先輩方を前に緊張で吐きそうだった」と苦笑。「最初の頃は、私の恐縮する気持ちが芝居に出ちゃっていたんですよね。そんななか、2日連続の稽古休みが入って、いい意味で開き直れたんです。いまも毎日打ちひしがれることばかりですけれど、鄭さんから言われたことを一個一個クリアしていくのが楽しいし、自分の芝居をこんなに丁寧に見て演出してくださることに幸せを感じているんです」第二次世界大戦下、朝鮮半島近くの小島に暮らすコリアンの夫婦と4人の娘たちを軸に物語は展開していく。伊藤さんが演じるのは、明るくも強い意志を持つ四女の春子。「すごく真っすぐな女の子で、世の中を自分たちの手で変えていくんだと信じている人。春子を演じていると心が浄化される感じがあります」刻一刻と戦況が変わる状況下、島に暮らすコリアン家族と駐留の日本人軍人たちの交流や葛藤が描かれる。「いろんな悔しさや悲しさを、鄭さんは家族の日常の話として、冗談を交えた笑いで描いている。でも、だからシンプルに胸に刺さるんです」いとう・さいり1994年5月4日生まれ、千葉県出身。‘15年『TRANSIT GIRLS』主演に抜擢。以降、ドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』『ひよっこ』等人気作への出演多数。第二次世界大戦下、日本の植民地である朝鮮半島近くの島の理髪店では次女の秋子(臼田あさ美)と萬石(森田剛)の結婚式が行われていた。そんななか店に日本軍の辞令が下る。11月11日(土)~29日(水)池袋・東京芸術劇場 プレイハウス作・演出/鄭義信出演/森田剛、臼田あさ美、西田尚美、村川絵梨、伊藤沙莉、麻実れいほか全席指定9500円(税込み)パルコステージTEL:03・3477・5858※『anan』2017年11月15日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年11月14日