元AKB48の横山由依が6日、自身のXを更新した。【画像】横山由依、「ヨガマットにごろん」休憩中のリラックス姿を公開!「Apple Watch忘れちゃったけど、、20キロ歩いた♀️」と報告。「体を動かすのはとっても楽しいですね☺️」と語りながら、笑顔でピースサインを作る姿の写真を投稿した。背景の公園らしき場所がとても自然豊かで、このような景色の中で身体を動かすのは本当に楽しいだろうと思われる。Apple Watch忘れちゃったけど、、20キロ歩いた♀️体を動かすのはとっても楽しいですね☺️ pic.twitter.com/ENo2yMO7xa — 横山由依 (@Yui_yoko1208) October 6, 2024 この投稿にファンたちからは「アクティブなゆいさんもめっちゃ大好きだね。」「20キロ・・すごいですね(*´꒳‘*ノノ゙パチパチお疲れさまでした!」などといったコメントが寄せられた。
2024年10月07日俳優の横山めぐみ(55)が17日、自身のインスタグラムを更新。軽井沢のホテルに滞在し、中秋の名月を楽しんだことを報告した。横山はこの日、麻素材の藤色のワンピースを着用。刺しゅうが施された白いハンドバッグを持ち、エレガントにポーズを決めた写真を2枚投稿した。この投稿に「杜に佇む美女」「秋を感じる素敵なワンピースですね 美しいめぐみさんにお似合いです」「とても絵になります」「清楚ですね!」などの声が寄せられている。
2024年09月18日【音楽通信】第163回目に登場するのは、“東洋一のサウンド・マシーン”クレイジーケンバンドのフロントマンでボーカルの横山剣さん!小さい頃は心に響くものを聴いていた横山剣。1960年、神奈川県横浜生まれ。クレイジーケンバンドのリーダー/作曲、編曲、作詞とキーボード、ボーカルを担当。【音楽通信】vol.1631997年春、横浜本牧で結成されたクレイジーケンバンド(CRAZY KEN BAND、通称CKB)は、2023年にデビュー25周年というアニバーサリーイヤーを迎え、さらに奥深くカッコいい歌とサウンドを聴かせてくれています。そんなクレイジーケンバンドが、2024年9月18日に24枚目となるニュー・アルバム『火星』をリリースするということで、ボーカルの横山剣さんに音楽的なルーツや新作のお話、日頃の趣味まで、いろいろなお話をうかがいました。――クレイジーケンバンドは、昨年デビュー25年周年を迎えましたね。はい、今年は結成27年にもなりました。バンドをスタートした地点で、すでに僕は37歳でしたし、デビューしたのは38歳。なので、とにかくその出遅れを取り戻す勢いでずっとやっているという感じで、毎年、加速しています(笑)。1年がすごく短いですね。――2019年にこのananwebの「音楽通信」で取材させていただいた際、小学生のときから独学でピアノで作曲されているというお話をされていました。自己流でコードをつけて弾いていたんです。CとかAとか正しいコード名はわからないけれど、たとえばAマイナーは「悲しみ」、Eは「悲しみの入り口」、Fメジャーセブンは「サンセット」といったように音のイメージで名前をつけていて。曲を聴くとどの音かも感覚的にわかっていましたし、自分なりに曲を覚えたり、作ったりしていました。――すごいですね。もともとご両親も音楽にお詳しい環境だったのですか?父親はビクターレコードと取引する会社をやっていたので、家にいっぱい見本盤があって、そのなかに自分にもグッとくる曲がありましたね。父親自身は趣味で、ブラジル音楽やジャズ、ソウルミュージックをよく聴いていました。ただ、両親が8歳のときに離婚して母方に引き取られて。その後も父のマンションには遊びに行っていたので、そこで最新の音楽を聴いて、父親からダイアナ・ロスも教えてもらいました。――小さいお子さんが聴く童謡や歌謡曲よりは、大人が聴くような洋楽もすでに聴いていたのですね。子ども向けの歌も好きでしたし、歌謡曲も演歌も民謡も聴いていました。だからジャンルはまったく気にせず、心に響くものを聴いていて。それを決定的にしたのは、小学校5年生のときにやった中古レコードの実演販売です。11歳のときにノンジャンルで売ってたので、そのときもさまざまなジャンルの曲を聴くきっかけになりました。実演販売は、レコードをかけながら、たとえ知らない曲でもなんとなく曲を説明しながら(映画『男はつらいよ』の)寅さんスタイルでやるんです。1971年からやっていて、いまも実演販売をやっていますが、ルーツはそこにあるんですね。さらに「イイネ!」という言葉は、もっと前の1960年代から言っています。――そんなに前からだったんですね。その頃は、父親と別れて寂しくしていたときに、伯父が父親がわりになってくれていて。何がいいも悪いもなく、「いいねえ」が伯父の口ぐせだったんです。たとえおばあちゃんの葬式のときでも、久しぶりに会ったら「いいねえ」と。「何言ってるの、今日はお葬式だよ」と言っても関係なく。よくないときも、泣いていても、「いいねえ」と伯父に言われるとポジティブになれる。「まあいいか」と思える魔法の言葉でした。学校でもそれを言うようになって、学校でプチブレイクして、中学のときにバンドをやるようになって。MCで言うことがないから「いいねえ」と言うようになって。ある時期から、いまの「イイネ!」になりました。――1981年にロックバンド「クールスR.C.」のボーカルをされていたときも、この言葉は使っていたんですね。使っていました。その頃は、東京の渋谷区神宮前に住んでいて、青山高校の夜間部に通っていたんです。バイクで高校に行く通学路に、クールスのお店があって、通るたびに声をかけられて面識ができて。クールスは好きだったんで、「牛乳買ってこい」とかお使いをさせられていたんですが、迎え入れられている感じが気分がよかったんですよね。でもまた声をかけられたときに、今度は「明日からクールスのツアーに来い」と言われて、「それは学校があるのですいません」と断ったら、「学校なんか行ってる場合じゃないだろう」ってクールスのリーダーに言われて。まだ退学する勇気がなかったので、休学届けを出しました。――高校生のときですよね。そうです、高校2年生を何回か繰り返しているんですけど(苦笑)。それで休学して、クールスのツアーにスタッフとしてローディで入って、その後サブマネージャーになって、その後ファンクラブ責任者になって。さらにその後は「ボーカルになれ」と言われて、ボーカルになりました。――突然の担当がえのようなことは、抵抗がなかったんですね?抵抗はありましたよ(笑)!同じ頃、ポリスターレコードからソロでやらないかと言われたんですが、いきなりソロでやってコケたらおしまいだから、断ったんです。ソングライターは、人に歌ってもらってこそ、エゴが果たせる。だから、ソロのオファーはうれしい反面、作曲家としてデビューしたかったので、自分が表に出るとかシンガーソングライターとしてというのはどうなんだろうと。ソロだと歌も自分になりますが、クールスだと自分が作った歌をバンドメンバーも歌ってくれるのがいいなと思ったんですよね。だから、バンドのボーカルを選んで。クールスR.C.として、17歳のときに自分が作った曲で、21歳のときにデビューしました。その後も自分でボーカルをしたものが全部シングルになっています。うれしかったのと同時に不安もあって、自分は後から入った立場だから、お客さんが受け入れてくれるんだろうか、と。モー娘。でいうと後藤真希、ドリフでいうと志村けんみたいな立ち位置でしたから(笑)。すぐには受け入れてもらえないと不安がありましたが、わりとすんなり受け入れてもらえたのでよかったです。新作はスペーシーな雰囲気のある場所から想起――2024年9月18日にニューアルバム『火星』をリリースされます。インパクトのあるタイトルですね。鶴見区の京浜工業地帯にドライブに行くと、夜は工場に電飾がついて、スペーシーな雰囲気でカッコいいんですよね。その近所に、ゴム通りと呼ばれる通りがあって、そこに以前実在した“火星”という焼肉屋さんの名前からタイトルをつけました。「なんで焼肉屋さんなのに火星なんだろう?」と気になって、さらにお店のネオンもスペーシーで。ちょうどそこを通りかかったときに、そろそろアルバムタイトルを決めようかなというタイミングだったので「これだ」と思ったんですよね。アルバムタイトルを冠した2曲目の「火星」は当初タイトルがなかったんですが、アルバムタイトルに合致する世界観があったので曲名も同じにしました。――今回も共同サウンドプロデューサーで作編曲家のPark(gurasanpark)さんとの共作もあります。Parkくんには2018年から関わってもらっていて、前はもう少し間接的な関わり方でしたが、いまでは一心同体というぐらい、一体感が増えました。僕の頭のなかで生まれるメロディを引き出すためのバックトラックを作ってもらって、半分くらいはそのバックトラックにまた何かを乗っけていくような作り方をしています。僕は脳内に鳴っている音楽や、直感的にひらめいたことをパパッとメンバーに伝えるんですが、わかりにくいところもあるようで。Parkくんはそこをちゃんと言葉でメンバーに伝えてくれて、通訳してくれます。――剣さんにとっても、よい刺激になるようなところも?そうですね。デモ音源を作るのに効率もいいですし、興奮もしますし。今作も5曲の共作がありますが、彼の作ったバックトラックから、いままで自分になかったメロディが浮かんでくることもありました。――3曲目「ハマのビート」は、ノリノリのアップテンポなナンバーです。横浜の「ハマフェス」というお祭りの公式テーマなんですが、有志から頼まれまして、作詞、作曲、編曲、レコーディング、配信、さらにハマフェスでの初披露など、すべてを一か月以内に完遂しました。僕はCDのパッケージに思い入れがありますが、この時代のサブスクにも有り難みを感じています。作ってすぐに出せるというのは、サブスクの魅力ですね。――5曲目のメロウな「Percolation」は、先行配信された楽曲ですね。この曲は全部、自分の頭のなかから出したものです。制作の過程では、1か所だけ頭のなかにあるコード進行がどうにもアウトプットできなくて、いろいろちょっと音を出してもらえますか、とParkくんに弾いてもらって。「これですか?」「違う」「これですか」「それ!」というやりとりも。自分の鍵盤の能力に限界があるので、そのあたりは、「もうちょっと宇宙的な感じなんだよね」と言うと、すぐわかって音を出してくれて。それはもうひとり、うちのギターの小野瀬雅生もできるワザなんですよね。――小野瀬さんというと、ピコピコとSFチックな音も印象的な12曲目「Trans Solar System Express」の作曲をされていますね。YMOが大好きだったのでそんなテイストもあるものの、途中で韓国のポンチャック(歌謡曲と演歌が混在したような音楽)仕様になってたり、サビは北欧のギターインスト風味になったり。北欧といっても、昔の1960年代のフィンランドのサウンドみたいなテイストですね。――この曲はインストですが、以前からこういった歌唱のない曲を数曲、アルバムに収録されています。歌モノよりも、バート・バカラックとか、本当はイージーリスニングが好きなんです。シンガーソングライターが台頭してから、歌モノもいいんだな、と思うようになったけれど。ユーミンさんとか、山下達郎さんとか、矢沢永吉さんとかを聴いて、自作自演の曲も素晴らしいと思うようになりましたね。――8曲目「おお!マイガール」は剣さんの作詞作曲です。ずっと前からある曲で、頭のなかでずっと鳴っていたけど出すタイミングがなくて。毎年候補に入れながらも、ちょっと恥ずかしくて、いつも引っ込めていた曲です。今回、いまが出し頃だと思って収録しました。何のひねりもない、まっすぐな歌詞のシティソウルです。――まっすぐな歌詞だから、少し気恥ずかしかったのですね?それもありますし、サウンドがちょっと古くさいかなと思っていたんですけど。いまは古いからダサいなんて言う人はいなくなったでしょ。僕らにとって「古い!!」はある意味、褒め言葉だったりもする。しかも、いま思う“古い”なんですよね。やっぱり前に進んでないと、古いことを認識できないから。たとえばジンジャー・ルートとかロス・レトロスとか、若い人が70年代の音楽を料理し直して発表していますよね、「クールだ」と言って。要するに僕らが「古くさい」と感じてたのは、聴き方のセンスが違っているからで、若い人のセンスに逆輸入的な逆影響を受けることもあります。――若い世代にも刺激を受けて常に活性化されるということは、スランプで曲が書けなくなることはないのですね。自分の子どももそうですが、常に10代や20代の人との付き合いもあるので、いい影響をもらえるんだと思います。同世代で集まるのも楽しいんですが、へたをすると昔はよかったという話になってしまうこともあるから。それだけだと現役感がなくなっちゃう、しなくていい変化をしてしまったり。よくベテランの歌手が昔の歌をすごくためて歌ったり、アレンジを変えてしまったり。その曲の良さがそこなわれてしまうこともありますが、そういうことじゃないんだよと。フレッシュであることが大事。たとえばサウンドプロデューサーのParkくんも、親子ほど年が離れていますが、僕がちょっとダサいかな、と思っていたことが「いまはクールです」と言ってくれたり。音楽は多面体だから、どんどん変わっていくんですよね。ただ、若い人との交流で影響を受けるか、受けないかは、そのときの自分の気持ちによりけりです。――アルバムのラスト16曲目「Sha na na na na」は、歌詞では触れていませんが、愛犬との別れが大きく影響しているそうですね?以前、ananwebで「チワワを飼った」と聞きましたが、そのワンちゃんのことですか。そう。小さいチワワちゃん。横浜のホームセンターのペットショップで、かなり大きい犬と大ゲンカして圧勝していたチワワが気になって、接着剤を買う予定だったのにそのチワワを買って帰ったという話。今年の1月に死んでしまって……。これまでの思い出や感謝がメロディに表れた曲です。前に柴犬を飼っていたときは「コロ」という犬のことを書いた曲があって、犬のことだけに特化していた。でもこの曲には、思い出のなかに生きる人々やペットたちへの想いが入っています。――アルバムは毎年1枚ずつリリースされていますね。いつも「これが最後のアルバム」と思いながら作ってますよ。いま20代、30代だったら、6年ぐらいあけて出してもいいんですけど。いつどうなるかわからない恐怖から、毎年出しているところもあります。曲数も聴く側の集中力を考えると、多過ぎるのもよくないなと、今回は12曲にして。1曲に対する密度が高くなって、全部がシングルのようなクオリティじゃないといけない気持ちになるので、いままで以上に作るのに時間がかかりましたし、大変でしたね。――アルバムの後には全国ツアー「クレイジーケンバンド 火星ツアー 2024-2025」が開催されますね。9月の東京・福生から2025年3月の兵庫県・神戸まで、今秋から来春にかけて、全国をまわります。アルバムからも、あまり披露したことがない曲もカヴァーも演奏します。まだ曲順も決めていないので、ぎりぎりにならないと、モードが見えてこないんですけど。だから練習に間に合うように、選曲しようと思います。ユーモアのある新しい作品を作っていく――お話はかわりますが、ステージでもパワフルな剣さんは、普段から鍛えているんでしょうか。ジムに行って、筋肉をつけているんですが、お腹も出てきているんですよね。筋肉をつけるとお腹が目立たなくなるから(微笑)、ステージ自体が一番のフィットネスになっています。ジムでは限界があって、1時間も運動したらけっこうつらいんですが、ライブだと3時間でも平気。暑いのも、忘れてしまうんですよね。――ハットとサングラス姿が素敵ですが、普段のファッションはどのような感じですか。普段は、Tシャツにデニムのような感じが多いです。お呼ばれや会食があるときはビシッとスーツを着ていきますが、ずっと着ていると肩がこってしまうから、長時間のときは脱げば楽になる格好をしていて。サングラスとハットもしないですね。かぶるとしても、キャップかな。ステージ衣装は、短パンにランニングとか、昔のサザンのようにしたいと思ったこともありましたが、スタートがもうスーツで出てしまったんですよね。いまさら短パンで出るのも露出が多くて恥ずかしいので、ステージではスーツがいいです。――以前、ご趣味が「車、バイク、植物をいじること」とおっしゃっていて。いまも変わりないですか?そうですね、とくに植物という面では、畑を借りて野菜を作っているんです。自分の家だと手狭なんですが、シェア畑というのがあって、畑の団地みたいなところを借りて、トマトやらスイカやらチンゲン菜やら茄子やら、いろいろな野菜を作っています。――いつからシェア畑で野菜作りを?コロナ禍の少し前からだから、5年前ですね。自分で作って自分で食べたらうまいんじゃないかな、と。いざ始めたら、「こんなに大変ったんだ」とわかりましたが。畑を耕すとどろどろになりますし、汚れますし、夏に長靴を履くのもつらい(苦笑)。ただ、できる野菜の形は無骨ですが、自分で作った野菜やイチゴとかを収穫するのは、なんかうれしいんですよね。うまいかどうかといったら、絶対に売っているものがうまいはずなんですが。――楽しそうですね!楽しいですよ。あと畑ではなく、自分の家ではブルーベリーも作っていて。自分で種を撒くので失敗もあるんですが、ちゃんと実がなって、収穫するときには、すごく充実感があります。ちょきちょきとハサミで切って、バケツに入れて。実がなったらザルにバーッとブルーベリーを入れて、そのまま洗って一気に食べるとさらにおいしいんですよね。――いろいろなお話をありがとうございました!今後はリリース、そしてツアーが控えています。来年の3月にツアーが終わったら、すぐ次作のデモ音源を作ります。いまもデモ音源の一歩手前のところまで自分のレコーダーに曲ができていて、それがけっこうな数になっていて。歌詞を先に作るのも好きなんですが、詞が先にあるとメロディが押し出されて生まれてきて、すでに30曲ぐらい新曲ができています。――ずっとバイタリティにあふれていらっしゃるのですね。曲が未完成でも、そこからブラッシュアップしていけば、いいものになっていくと思っていて、できたものはなるべく作品したいと思っています。たとえば昭和のようにヘビーな時代は、真逆の馬鹿馬鹿しい歌で救われることがある。僕はクレイジーキャッツなどの歌に救われたから、そういったユーモアみたいなものはずっと失いたくないですね。毎年、自分でも、今度はどうなっているんだろうかと思いながらも、みなさんに新しい曲を届けていきたいです。取材後記2019年8月に、このananweb【音楽通信】第2回目に登場してくださったクレイジーケンバンドの横山剣さんが、再び登場してくださいました!天才的なメロディメーカーでもあり、あふれでる音楽の泉をCKBマジックに包んで、届けてくださるのは周知の通り。いつもジェントルマンな剣さんをはじめ、CKBのみなさんのニューアルバムを、みなさんもぜひチェックしてみてくださいね!!写真・鳥羽田幹太取材、文・かわむらあみりCRAZY KEN BAND PROFILE横山剣を中心に、1997年の春頃、横浜本牧の伝説的スポット「イタリアンガーデン」でクレイジーケンバンドが誕生。1998年にアルバム『Punch ! Punch ! Punch !』でメジャーデビュー。横山は作曲家として、和田アキ子、SMAP、松崎しげる、グループ魂ほか、数多くのアーティストに楽曲提供も行い、m-flo、ライムスター、マイティー・クラウン・ファミリーなど、ジャンルレスのコラボレーションを実現するなど、その音楽活動は多岐にわたる。2024年9月18日にニューアルバム『火星』をリリース。9月28日より東京・福生市⺠会館大ホールより、全国ツアー「クレイジーケンバンド 火星ツアー 2024-2025」をスタート。InformationNew Release『火星』(収録曲)01. Overture02. 火星03. ハマのビート04. レインボー・ドライヴ05. パーコレーション06. eye catch * Late Summer Madness07. 頭に来ちゃうぜ08. おお!マイガール09. 辻堂海岸10. 2時22分11. eye catch12. Trans Solar System Express13. 黄昏急行14. 霧子15. eye catch * Kiriko Part 216. Sha na na na na2024年9月18日発売※収録曲は全形態共通。(通常盤)UMCK-1775(CD)¥3,575(税込)(初回限定盤)UMCK-7249(CD+DVD)¥7,975(税込)(UNIVERSAL MUSIC STORE限定完全受注生産盤)※初回限定盤(CD+DVD)+火星ロゴTシャツ。DSKU-13370¥11,770(税込)写真・鳥羽田幹太 取材、文・かわむらあみり
2024年09月10日2025年3~4月のシス・カンパニー公演にて、劇作家・横山拓也を初めて迎えた書き下ろし作『やなぎにツバメは』を上演することが決定した。演出は、横山拓也とのタッグでも評価が高く、多くのシス・カンパニー公演でもその手腕を発揮してきた寺十吾が担当する。キャストは、大竹しのぶ、木野花、林遣都、松岡茉優、浅野和之、段田安則の6名。<公演情報>シス・カンパニー公演『やなぎにツバメは』東京公演:2025年3月 紀伊國屋ホール大阪公演:2025年4月 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ作:横山拓也演出:寺十吾出演:大竹しのぶ、木野花、林遣都、松岡茉優、浅野和之、段田安則
2024年09月06日2024年鶴屋南北戯曲賞受賞作家で、演劇ユニットiaku主宰の横山拓也が、PARCO劇場で新作を書き下ろす。初恋の相手との15年に及ぶ文通、SNSでの小説の発表、妄想の中での理想の自分とイマジナリー彼氏──現実と虚構が入り混じるファンタジックなラブコディだ。9月の上演を控え、本格的な稽古がスタート、横山と、演出を手がける若手実力派、小山ゆうなとの取材会が実施され、初めてタッグを組むふたりが、舞台への意気込みを語った。主人公に、書き手としてのコンプレックスを投影江口のりこ演じる富子は小説家志望。中学3年の時に東京に引っ越した同級生の徳人(松尾諭)と、15年もの間文通を続けた。ふたりの間には恋に似た感情があったが、徳人は30歳を迎える年に職場の女性と結婚。その後富子は、その往復書簡にかなりの脚色を加え、SNSに小説として投稿、絶大な人気を得る。富子の物語の中で富子はミコ(松岡茉優)、徳人はリヒト(千葉雄大)。その人気ぶりから、映画化の話まで浮上して──現実と虚構、また、物語ることに真正面から向き合う、新たなコメディの誕生だ。──まずは今回、書き下ろしでなぜこのテーマで書こうと思われたのか、お聞かせください。横山コメディという外枠を意識して書いてみたいという、チャレンジの気持ちがありました。自分が抱いていた書き手としてのコンプレックス、高みを目指したい気持ちを、富子というキャラクターに投影できたら面白いかなと思って、スタートを切りました。PARCO劇場で書き下ろし──もう、緊張しかない(笑)。小山横山さんが、プロットからどういうふうに立ち上げて、そこからどう深めていかれるのか、つぶさに見ることができて、「すごいんだな!」と思った瞬間があって──。本当に魔法みたいな感じです(笑)。『ワタシタチハモノガタリ』ティザー──横山さんご自身も演出を手掛けられますが、演出についておふたりで意見交換などはされるのでしょうか。小山横山さんだったらどう演出されるかなと思ったりもしますし、ご意見をくださることもあるかもしれないし──確かに、演出もされる方の本を演出するのは初めてのパターンかもしれません。横山今回はあまり演出のことを考えずに台本を書かせていただいて、だから結構無茶なことも(苦笑)。自分の抜けている感じは台本にたくさん残っていると思うので、一緒に相談しながら、「ここは意図ですか?ミスですか?」みたいなところも共有しながら、やっていきたいと思います。小山そこにいる本人に聞ける、というのはありがたいですよね。いつも、「百年前の作家さんに(聞きたくてもいないので)聞きたい!」って思います。「これは絶対に思いつきで書いたでしょ!」みたいな。横山絶対にあると思う(笑)。文通が、出力のトレーニングだったかもしれない──フィクションとノンフィクションが混ざり合っていく過程はとても面白く、現代的な感覚もあります。横山もとは文通というところから立ち上げましたが、これをいまの時代に広めていくのは、やはりSNSだなと思いました。書いているうちに、SNSの世界の中の人格と、現実の人格が乖離している人がたくさんいる社会のことを思ったりして、結果的にすごく現実的な内容がたくさん散りばめられた作品になったかなと思います。文通については、めちゃくちゃ語りたいことがありまして(笑)。中学3年生になるタイミングで、千葉から大阪に引っ越したのですが、そのとき、4人の友人と文通をスタートさせたんです。小山!横山その中のひとりが、ちょっと好きな女の子で──そういう経験があって、この作品の後半で富子に語らせるのですが、手紙って特殊な媒体で、たったひとりのために、ああでもない、こうでもないって巡らせながら書く。それが、10代の時の出力のトレーニングだったんじゃないかな、と思っていて。それを富子に語らせて、作家としてそのことに気づいた瞬間が書けたらと思いました。──メインの4人の俳優さんについて、「こんなこともできそう」とか、「キャラクターのこんなところに寄せられそう」といった新たな発見はありますか。小山富子役の江口さんが素晴らしい女優さんだということはもちろん、知っていましたが、立ち稽古に入ったら、もう富子として、居る。圧倒的に凄いです。おひとりでの、見えない部分の作業の量がすごいんだなと思いました。徳人役の松尾さんは一度ご一緒しているのですが、その時はミヒャエル・エンデの翻訳劇(2020年『願いがかなうぐつぐつカクテル』)で、猫の役。今回は関西弁だし、等身大の、年齢的にもリアルな人間の役で、すごく新鮮です。ちょっと彼の人生も垣間見える瞬間も。『ワタシタチハモノガタリ』主要キャスト。左から)千葉雄大、松岡茉優、江口のりこ、松尾諭松岡さんと千葉さんは、すごく可愛らしくて!妄想の世界の中は、私は映画『バービー』の世界のイメージで、なんとも言えない、作られた世界観。ふたりともそんなふうに見えていて、知性も感じるし、すごく素敵です横山江口さん、素直な方だと思いました。言いにくいセリフがあれば、ちゃんとそこに引っかかっているような感じもある。自分で無理やり処理するのではなく、ちゃんと「ここわかんないですね」って表明してくれて、信頼できる俳優さんという印象です。松尾さんは──江口さんの、シリアスな、一生懸命生きていくことでズレていく感じを、関西弁で的確に、ちょっと愚鈍さも持ちながら突っ込んでいく。ぴったりだなと思いました。千葉さんは僕、すごく好きな俳優さんで、あまりテクニカルなふうに見せないのに、実はものすごくたくさんの技術を持っている。ヒステリックに怒り出す千葉さんの演技を見た時、すごく惚れてしまった。今回はそういうシーンはないけれど、(アーティストの)ウンピョウという役とリヒトという役という、二面性というか、全く違うタイプの役で、僕自身が千葉さんを楽しみたい。松岡さんも、めちゃくちゃ技術があります。今回のミコのように、演じにくい、掴みどころのない役も、ご自身なりにいろんなアイデアをもってやってくださるという期待と、もうひとつの役の(映画版のミコ役を買って出る俳優)丁子の、ざっくばらんにパンパンパンとものを言うところが、一番好きな松岡さんらしいところ。これも自分自身が稽古場で楽しみたいと思って書いております(笑)。小山お芝居ってお客さまと一緒に作るものなので、コメディですし、ライブで感じていただけたら。横山お客さまそれぞれに感じるところがあるのではないかと思います。何より、言葉の応酬!僕自身も楽しみにしながら頑張りたいと思っております。<公演情報>PARCO PRODUCE 2024『ワタシタチはモノガタリ』作:横山拓也演出:小山ゆうな出演:江口のりこ松岡茉優千葉雄大/入野自由富山えり子尾方宣久橋爪未萠里/松尾諭【東京公演】2024年9月8日(日)~9月30日(月)会場:PARCO劇場【福岡公演】2024年10月5日(土)・6日(日)会場:キャナルシティ劇場【大阪公演】2024年10月11日(金)~10月14日(月・祝)会場:森ノ宮ピロティホール【新潟公演】2024年10月18日(金)~10月19日(土)会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年08月09日教育エンターテインメント番組『おかあさんといっしょ』(NHK・Eテレ)11代目うたのお兄さんを務めた“だいすけお兄さん”ことタレント・横山だいすけが6日に自身のアメブロを更新。平和への思いをつづった。横山は「今日8月6日は広島に原爆が投下された日です。79年になるそうです」と切り出し「国際情勢が緊迫した状態が続く中、私たちが今日という日に何を感じるか、そしてどう未来につなげていくか」とコメント。「午前8時15分、きっとこんな暑いセミも鳴いていた広島に原爆が投下されました」と原爆投下時の状況を想像し「戦争ほど悲惨なものはありません」とつづった。さらに、読者に向けて「少し目をつぶり、あなたの大切な人の笑顔を思い浮かべてみてください」と呼びかけ「その大切な人がいつまでも笑顔でありつづけるよう、そんな未来が続くよう共に願っていけますように」とコメント。最後に「世界中の子どもたちの笑顔を祈っています」と平和への思いをつづった。
2024年08月06日株式会社大観荘は、令和6年1月に発生した能登半島地震の影響で休館中の「天空の宿 大観荘」(所在地:石川県七尾市)の復旧・復興のため、READYFORにて2024年7月31日(水)までクラウドファンディングを実施しております。外観■プロジェクト開始の背景石川県和倉温泉の天空の宿 大観荘は、令和6年1月の能登半島地震で甚大な被害を受けました。被災直後から一刻も早い再開に向け使用可能な設備備品から修理修繕を続けてまいりましたが、本当の意味での復旧・回復には期間的、金銭的に困難であることを考慮し、部分的にでもより良い形での復旧を目指すことにより、旅館を守っていきたいと思っています。ただそれに際しても営業再開には数億円の費用と数年にわたる期間が必要と考えられます。融資や助成を受けつつ、その間の維持費・人件費・修理修繕費等を調達しなければなりません。復旧・復興という高いハードルを一刻も早くクリアするために自己資金のやりくりはもちろん、まかないきれない部分のご支援をクラウドファンディングでお願いするに至りました。■プロジェクト概要プロジェクト名: 能登半島地震による存続の危機!和倉温泉 大観荘の復興支援のお願い目標金額 : 3,000,000円支援期間 : ~2024年7月31日(水) 午後11時URL : リターン : 10,000円 お礼のメールorお手紙30,000円 応援コース50,000円 日帰り入浴コース100,000円 ペア宿泊券■施設概要天空の宿 大観荘運営 : 株式会社大観荘所在地: 〒926-0175 石川県七尾市和倉町6-5-1代表 : 大井 徳幸設立 : 1963年8月4日資本金: 1千万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年07月02日教育エンターテインメント番組『おかあさんといっしょ』(NHK・Eテレ)11代目うたのお兄さんを務めた“だいすけお兄さん”ことタレント・横山だいすけが24日に自身のアメブロを更新。ミスタードーナツの人気商品『ポン・デ・リング』を焼いて食べた結果を明かした。この日、横山は「最近色んなところで流行っている!?焼きポン・デ・リング」と切り出し「みなさん知ってますか?」とコメント。「僕は…全く知りませんでした」と明かし「我が家も早速チャレンジ!!」「ポン・デ・リングをフライパンにのせて、弱火で焼くだけ」と作り方を紹介した。続けて「なんだこれは」と驚いた様子で述べ「表面はカリッとして中はフワッ、モチッ…」「一口、また一口と口に吸い込まれていく」とコメント。「気がついた時には時すでに遅し。私の手はもはや何もない皿を彷徨っていた。あの忘れられない食感を求めて」「現場からは以上です」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「美味しそう」「試してみます」「食べてみたい」などのコメントが寄せられている。
2024年06月25日2024年6月13日に、脊髄梗塞のため活動を一時休止することを発表した、タレントの佐藤弘道さん。佐藤弘道、機内で『下半身まひ』に一時活動休止へ「今は全く歩けません」教育番組『おかあさんといっしょ』(NHK)で第10代『体操のお兄さん』を12年間勤め、『ひろみちお兄さん』の愛称で親しまれてきました。『体操のお兄さん』を卒業後は、タレント活動をしながら、子供を対象とした体操教育にも従事しています。横山だいすけ「優しい先輩」第11代目の『うたのお兄さん』として同番組に出演していた横山だいすけさん。同じ時期に出演はしていなかったものの、佐藤さんと親交が深かった横山さんは、同月14日に自身のブログで、想いをこうつづりました。昨日おかあさんといっしょの先輩である佐藤弘道さんのご病気のニュースが飛び込んできました。脊髄梗塞という病気で現在下半身麻痺の中懸命の治療を受けているとのこと。弘道さんはいつも明るく、現役の歌のお兄さん時代からよくスタジオに顔出してくれたり連絡をくださいました。僕が壁にぶつかったりした時も電話で励ましてくれたり本当に優しい先輩です。横山だいすけのオフィシャルブログーより引用子供たちの『お兄さん』同士、2人は強い絆で結ばれている先輩・後輩の関係であることが伝わってきますね。また、教育者として活躍してきた佐藤さんの心の内を想像し「身体を動かせないことは耐えがたいつらさだと思う」とつづっていた、横山さん。自身も商売道具である『声』が出なくなった経験があり、当時はファンの応援が励みになったことを明かしています。僕も声が出なくなった時に助けられたのは、みなさんの励ましでした。どうぞこれから弘道さんがみなさんの前で元気な姿を披露できるその日まで、ぜひ応援よろしくお願いします。僕も全力で応援します!横山だいすけのオフィシャルブログーより引用横山さんの想いがあふれる投稿を見た人からは、佐藤さんの回復を祈る声が寄せられました。・私も応援します。大きな力でこの困難も乗り越えてほしい。・小さくても、必ず光があって、想いの力で奇跡を起こしていけると信じています。・ひろみちお兄さんに、いっぱいの元気パワーを!再び元気に活躍する姿が見られることを願い、信頼している先輩へメッセージを贈った横山さん。笑顔と明るい気持ちをたくさん届けてくれた佐藤さんに、多くの人たちがエールを送り続けることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年06月14日7月より東京・大阪・愛知・広島で上演される、iaku『流れんな』の新ビジュアルと主宰の横山拓也よりコメントが到着した。2013年から2014年にかけて4都市で上演された本作。初演では上田一軒が演出を担当したが、10年ぶりに再演される今回の公演では横山自身が演出。iakuの初期話題作『流れんな』を全編広島弁に改稿してお届けする。■横山拓也 コメント2013年から2014年にかけて4都市で上演した『流れんな』を10年ぶりに再演します。初演では上田一軒さんが演出を担いましたが、今回は横山自身の演出です。再演では、貝漁で栄える港町の食堂に集う人物たちの濃度を上げようと、主に広島出身の俳優陣で固め、全編広島弁に改稿しました。『流れんな』は、海洋汚染や企業の隠蔽体質といった社会的な問題、また、出生前診断や生体肝移植における倫理的な問題など、現在においても解決をみない諸問題が多数描かれています。再演にあたり、作品に散りばめられた多岐に渡る要素を、現在の認識・感覚でとらえ直し、新たな視点で取り組みたいと思っています。iakuの作風を決定づけたとも言える本作を、今の自分がどう立ち上げるのか。稽古場で俳優たちと一緒に考察し、楽しみながら創作したい思います。ご来場、心よりお待ちしています。<公演情報>iaku『流れんな』作・演出:横山拓也出演:異儀田夏葉、今村裕次郎(小松台東)、近藤フク(ペンギンプルペイルパイルズ)、松尾敢太郎(劇団あはひ)、宮地綾<東京公演>7月11日(木)~21日(日)会場:下北沢 ザ・スズナリ【チケット】(全席指定)一般発売:5月25日(土) 10:00~前売:5,500円当日:6,000円U-25(25歳以下):2,200円高校生以下:1,100円※「U-25」及び「高校生以下」は、当日年齢を確認できるものを提示※未就学児入場不可<大阪公演>7月25日(木)~29日(月)会場:インディペンデントシアター2nd【チケット】(全席指定)一般発売:5月25日(土) 10:00~前売:4,500円当日:5,000円U-25(25歳以下):2,200円高校生以下:1,100円※「U-25」及び「高校生以下」は、当日年齢を確認できるものを提示※未就学児入場不可<愛知公演>8月3日(土)~4日(日)会場:メニコン シアターAoi【チケット】(日時指定・整理番号付自由席)一般発売:5月25日(土) 10:00~前売・当日共:4,500円U-25(25歳以下)前売・当日共:1,000円障がい者割引 前売・当日共:2,000円※「U-25」は、当日年齢を確認できるものを提示※未就学児入場不可※障がい者割引は、障害者手帳をお持ちの方がご購入いただけます。当日会場にて手帳などをご提示ください。介助が必要な場合、介助の方は1名様のみ無料です。(電話・窓口受付のみ対応)<広島公演>「凪の演劇祭〜HIROSHIMA シアターフェスティバル 2024〜」参加9月6日(金)~8日(日)会場:JMSアステールプラザ 多目的スタジオ【チケット】(日時指定・整理番号付自由席)一般発売:7月7日(日)10:00~前売:3,500円当日:4,000円U-25(25歳以下):2,200円高校生以下:1,100円※「U-25」及び「高校生以下」は、当日年齢を確認できるものを提示※未就学児入場不可
2024年05月10日3月29日(金) から31日(日) にかけて、横山拓也の代表作『エダニク』の中国語版が中国・上海戯劇学院の学生たちにより上演され、横山と本作品演出の李旻原(リ・ミンユェン)による対談イベントが行われる。国際交流基金(JF)では、海外での活躍が期待される5名の劇作家(市原佐都子、桑原裕子、前川知大、前田司郎、横山拓也)による戯曲を複数言語(英語、スペイン語、ロシア語、中国語、アラビア語)で翻訳して海外の出版社と共同出版。今回の公演では、この枠組みで翻訳出版された『エダニク』に上海の演劇専攻の学生たちが挑戦する。『エダニク』中国公演ビジュアル<公演情報>『エダニク』(中国公演)3月29日(金)~31日(日) ジャスミン・シアター(中国・上海)※30日は公演前に対談イベント実施作 :横山拓也翻訳:郑世凤演出:李旻原出演:上海戯劇学院学生
2024年03月25日展覧会「日本の山海」が、東京・白金台の松岡美術館にて、2024年2月27日(火)から6月2日(日)まで開催される。日本画家がとらえた「日本の山海」四方を海に囲まれ、豊かな山林を有する日本。人々の暮らしに恵をもたらす一方で、時に猛威を振るう自然は、古くから信仰の対象とされてきた。しかし近代化が進むと、信仰や生活のためではなく、調査研究やレジャーとして山に登る人が増加。1894年には志賀重昂(しが しげたか)のベストセラー『日本風景論』が出版され、芸術家を含む日本人の景観意識に大きな影響を与えた。日本風景画&志賀重昂の文章を並べて紹介展覧会「日本の山海」では、「松岡美術館の創設者である松岡清次郎が自然に見出した美しさにも、志賀重昂の影響があるのではないか」という仮説のもと、日本風景画を志賀重昂の流麗な文章とともに紹介。近世以降の日本画家が描いた山や海から、日本の自然美を堪能することができる。9点の“富士の絵”注目は、日本最高峰の名山である“富士山”を捉えた作品たち。志賀重昴は『日本風景論』で「『名山』中の最『名山』を富士山となす」と記している。富士山は明治時代以前にも崇敬をあつめ、名山として認識されており、絵画にあらわされてきたが、「富士山が日本一の名山である」というイメージは明治時代以前にはなかったものだ。展覧会には、狩野常信の《富士三穂図》をはじめ、橋本雅邦の《春景富岳図》や下村観山の《富士》など、江戸時代から昭和時代にかけて描かれた9点の富士の絵が登場。それぞれの時代の日本画家が捉えた富士山を概観できる。竹内栖鳳や寺崎廣業“西の栖鳳、東の廣業”と並び称される、竹内栖鳳(たけうち せいほう)と寺崎廣業(てらさき こうぎょう)の作品も展示。モチーフを切りつめ群青の海を抽象的にとらえた竹内栖鳳の海景画《晴海》や、写生と装飾性が調和した寺崎廣業の風景画《春海雪中松図》などを間近で観ることができる。横山大観《黎明》&山下新太郎の油彩画もさらに、横山大観の手による《黎明》や、山下新太郎の油彩画《黒部峡谷鐘釣附近》、池上秀畝の《巨浪群鵜図》など、日本の山海を描いた多種多様な作品がラインナップする。【展覧会概要】展覧会「日本の山海」会期:2024年2月27日(火)~6月2日(日)[前期]2月27日(火)~4月14日(日) [後期]4月16日(火)~6月2日(日)※絵画作品の一部入れ替えがある。会場:松岡美術館住所:東京都港区白金台5-12-6開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)※毎月第1金曜日は10:00~19:00(入館は18:30まで)休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)入館料:一般 1,200円、25歳以下 500円、高校生以下・障がい者手帳の所持者 無料※会期や開館情報は変更となる場合あり(最新情報については、美術館ホームページなどを要確認)■同時開催「アジアのうつわ」■通年企画「古代エジプトの美術平穏と幸せへの願い」【問い合わせ先】松岡美術館TEL:03-5449-0251
2023年12月30日11月24日シアタートラムにて、iakuの新作公演『モモンバのくくり罠』が開幕し、舞台写真と主宰の横山拓也からコメントが到着した。2年ぶりの新作公演となる本作は、親が形成した「家族価値」とそこに縛られた子の生き方を見つめる作品。枝元萌、祷キララ、緒方晋(The Stone Age)、橋爪未萠里、八頭司悠友、永滝元太郎が出演する。■横山拓也(主宰)コメント新作を発表するときはいつも不安ばかりがチラつくものですが、今回、久しぶりに稽古場の段階で自分が心から愛せる作品になりました。そして初日を迎え、自分が「観たい!」と思える演劇作品に仕上がりました。自給自足の山暮らしという、ときどきテレビのドキュメンタリーなどで見かける家族の未来を想像して書きました。「くくり罠」という狩猟、命をいただくこと、家族の価値観、大人になるとは、普通の暮らしとは……様々な要素がいろんな角度から語られます。自分自身が育ってきた環境に抗ってみても、それはどうしようもなく人生につきまとい、逃げても逃げても追いかけてきて、包み込んできたり、しがみついてきたり、もうどうしたらいいかわからなくなるときがあると思います。家族によって培われた価値観について葛藤する登場人物たちの議論に、客席から一緒に参加するような体験をしてもらえたらと思います。<公演情報>iaku『モモンバのくくり罠』『モモンバのくくり罠』ビジュアル東京公演:11月24日(金) ~12月3日(日) シアタートラム大阪公演:12月8日(金) ~10日(日) ABCホール作・演出:横山拓也出演:枝元萌、祷キララ、緒方晋(The Stone Age)、橋爪未萠里、八頭司悠友、永滝元太郎iaku 公式サイト:
2023年11月27日10月4日、元うたのおにいさん・横山だいすけ(40)が、TikTok動画の内容について自身のブログで謝罪した。横山は’08年から’17年まで、『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)の11代目うたのおにいさんとして活動しており、現在はファミリー向けのミュージカルやコンサートなどに出演している。横山については、自身のTikTokに『粛聖!! ロリ神レクイエム☆ / しぐれうい(9さい)』の楽曲のダンス動画をアップしていた。この曲は多くのTikTokerによってダンスが真似される人気楽曲だったが、歌詞に“触ったら逮捕”、“粛聖ロリ神レクイエム”などの言葉が含まれるなど、小児性愛やロリータ・コンプレックスをテーマにしたものだった。そのため、”子どもに関わる仕事なのに”と、SNS上では横山への批判が殺到することに。これらの反応を受け、10月4日の深夜1時、横山は自身のブログを更新。《この度TikTokの使用楽曲につきまして皆様から多数のご意見をいただきました。今回、曲の歌詞、及び背景を把握せず、流行りという理由だけでダンスを真似て投稿してしまいました。応援して下さってる方を深く傷つけてしまったこと、また、多くの方を不快な気持ちにさせてしまったこと、大変申し訳ございませんでした》と、謝罪した。今回は曲の内容や背景を確認せずに動画を投稿してしまったという横山。今後についても、《全ては僕の不徳の致すところです。皆様からの声を真摯に受け止め、この様なことが決してないよう努めます。また今後はコンテンツに関しましてきちんと精査、内容把握をした上で責任を持って発信してまいります》と再発防止に取り組んでいくことを記した。問題になった動画は、ブログ投稿までに削除されている。同楽曲については、10月2日に学校教材や知育商品を製造・販売する株式会社アーテックが、MV内に出てくる防犯ブザーを自社製品がモデルであると公認するようなSNS投稿を行い炎上、“著しく配慮と自覚を欠く極めて不適切な行為”だったと謝罪したばかりだった。
2023年10月04日箱根のポーラ美術館では、2023年7月15日(土)より、『シン・ジャパニーズ・ペインティング革新の日本画―横山大観、杉山寧から現代の作家まで』が開催される。現在、普通に使われている「日本画」という言葉は、明治時代に生まれ、社会的に定着した。明治政府のお雇い外国人アーネスト・フェノロサが、当時、日本国内で目にした絵画を総じて言った“JapanesePainting”という表現を、日本人通訳が「日本画」と翻訳したことに始まった。つまり「日本画」とは、日本の伝統的な絵画と西洋画の接触により確立された新しい絵画の形式であり、画家たちは常に、近代とは、西洋とは、国家とは何か、という問いに向き合いながら、「日本画」を発展させてきたと言えるだろう。同展は、横山大観、杉山寧、高山辰雄を初めとした日本画コレクションの名品を中心に、その誕生から現代にいたる「日本画」の展開をダイナミックに紹介。さらに既存の「日本画」を超えたところにある真(シン)の「ジャパニーズ・ペイティング」について考える。その上で、たとえば明治時代、横山大観や菱田春草らが、空気感や光の加減を描くために編み出した「朦朧体」という手法や、彩り豊かな合成顔料や丈夫で発色の良い和紙の開発、また戦後、日展で活躍し「日展三山」と言われた杉山寧、東山魁夷、高山辰雄らが確立した、油彩画を思わせるマティエールや、岩絵具本来の美さを活かした色彩、独自の画面構成などによる、戦後の日本画のスタイルなど、表現手法や画材そのものの革新についても考察する。最終章では、杉本博司、山本基、野口哲哉ら、様々な表現様式によって日本の絵画の革新に挑み続ける現代作家の作品を、新作を含めて多数公開。西洋と東洋という二分化がもはや意味をなさず、主題や形式、画材などが多様化する21世紀紀のアートシーンにおいて、「日本画」にはいかなるポテンシャルを持っているのか?アートファンには、極めて興味深い問題だ。<開催情報>『シン・ジャパニーズ・ペインティング革新の日本画―横山大観、杉山寧から現代の作家まで』会期:2023年7月15日(土)~ 2023年12月3日(日)※会期中無休会場:ポーラ美術館 展示室1,2,3,アトリウム ギャラリー時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)料金:一般1,800円、65歳以上1,500円、大高1,300円公式サイト:
2023年07月12日Hi-STANDARDが、非公開でドラムオーディションを行う事を発表し、併せてギター・ボーカルの横山健よりコメントが到着した。■Hi-STANDARD 横山健 コメントこんにちわ、Hi-STANDARD の横山です。ナンちゃんといろいろ考えた末に……我々Hi-STANDARDはドラマーを公募いたします!「オーディション」を開催します!なんと「ハイスタがメンバー募集」です!!このオーディションで次のHi-STANDARDのドラマーが見つかるのかどうかはわかりません。でもチャレンジさせてください!ボク達の周りに、実は立候補してくれている人もいるんですが……ナンちゃんが「どうしてもやってみたい、こんなことはこのタイミングでしかできない」って言うんですよ。「まだ見ぬ猛者に出会いたい」って!wwwそれはボクも同意します!!当然ボク達と新曲も作っていくわけですから、ドラムのコピーだけ上手でも困ります。一緒に楽曲制作できる方、ドラムアレンジができる方に限らせていただきます。「自分が入って次のハイスタを作ってやる!」という高い志を持った方!!プロ/アマ、有名/無名問わず、日本全国にいらっしゃる「我こそが次のハイスタのドラムだ!」という方、是非ご参加ください!!他薦は受け付けません、あくまでも自薦でお願いいたします。「Hi-STANDARDの楽曲を2曲フル尺で叩いている映像」を送ってください。2ビートの速い曲、8ビートのミッドテンポ、それぞれ1曲ずつあるといいですね!詳細を下部に条件等も含め「募集要項」としてまとめておきますので、参考にしてください。最下部に「応募フォーム」を用意いたしましたので、必須事項を埋めた上で、そちらから映像をメール送信してください。まず一次審査があります!送られてきた映像は、なんとナンちゃんが全てチェックいたします!!だってこのオーディションをどうしてもやりたいって言ったのナンちゃんですからね……wwwそして「お、この人は一緒に音を出してみたい!」という人には、ナンちゃんから直接連絡が行きます!!これを一次審査とさせていただきます。連絡があったら一次審査通過、ということになります。……果たして通過者は何人出るんでしょうか!!そして二次審査は、横山を合わせて3人でスタジオに入ります!!そこで音を出してみて、二人で「あの人はどこが良かったけど、あの人はここがいい……」とか話すんでしょうね。そしてドラマーが決定するのかどうか!!全ての途中経過や結果は……当然ドラマーが見つかった際には結果は発表いたしますが、基本的に途中経過発表や結果発表はありませんので悪しからず。我々の本気度は伝わったことと思います。当然「ただ見て欲しいだけの人」や「思い出に参加」などはご遠慮くださいね。「このチャンスで人生変えてやる」くらいの意気込みを持った方のみ、是非ご参加ください!!お待ち申し上げております。<Hi-STANDARD ドラムオーディション情報>応募方法1. Hi-STANDARDの楽曲を「2曲フル尺で叩いている映像」2. 音楽履歴書(形式はJPG、PDF、エクセル、ワードファイル ※フォームに直接ご記入頂いても構いません)をご用意の上、ページ下部の応募フォームよりご応募ください。■ 応募映像について・「Hi-STANDARDの楽曲を2曲(2ビート、8ビート、それぞれ1曲ずつ)フル尺で叩いている映像」を送ってください。・全身が映るような画角でお願いします。・一発録りで、音、映像ともにエディットはしないでください。・ドラムの音のみで収録してください。・電子ドラム不可。・YouTube / Vimeoに限定公開し、視聴リンクを応募フォームにご記入ください。もしくは、ギガファイル便・Dropbox等で、映像をお送り頂くことも可能です。ダウンロード用リンクをご記入ください。応募締切2023年8月31日(必着)応募条件・バンドの掛け持ちは結構ですがHi-STANDARDの練習/活動を最優先できる方。・年齢/性別/国籍不問。・Hi-STANDARDの発表済みの楽曲を全て叩ける人。・一緒に楽曲制作できる方、ドラムアレンジができる方。・他薦は受け付けません。<追記>・メール/電話等でのご質問には対応いたしません。・特定のマネージメント会社に在籍している方(個人、バンド、団体問わず)の応募はご遠慮ください。・当オーディションの途中経過発表や結果発表はありません。・送っていただいた映像の権利は株式会社HSに帰属いたします。返却/消去の要請にはお応えしかねます。応募フォームはこちら:
2023年07月07日1990年ショパン国際コンクールに歴代日本人として最年少で入賞。以来、クラシック界のトップアーティストとして常に注目を浴び続けるピアニスト・横山幸雄。彼が「自分にとってショパンと並ぶ、演奏活動の柱の一つ」と語るのがベートーヴェンだ。5月21日(日)、福岡シンフォニーホールで行なわれる「ベートーヴェン 5大ピアノ・ソナタ」は、2017年に同ホールで行なわれ大絶賛された公演の再演。今回は、スペシャルゲストにヴァイオリニストの千住真理子を迎え、 夢の共演による『クロイツェル』が実現する。「ベートーヴェンは子どもの頃から好きでした。彼が作品番号を付けて発表した全楽曲を約10か月にわたるシリーズで演奏した20代後半が、演奏家として彼の作品に集中的に取り組んだ最初。以降、2020年の生誕250年に向け、2013年から年1回のベートーヴェン・シリーズを始め、通常のリサイタルでも度々演奏してきました。コロナ禍と重なった2020年の年末にベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲を2日間にわたり連続演奏した事で、より深く凝縮してベートーヴェンと向かい合うことができたように感じます。彼は耳が聞こえなくなった音楽家として超人的なエピソードも多い人物。20代の頃は同じ人間とは思えない存在でしたが、公演の準備期間約3カ月を経て、『ベートーヴェンもやはり人間。彼がもつあらゆる人間的な側面が、様々な楽曲の端々に全て現れている』と捉えられるようになったのは大きかったです。今は、ベートーヴェンの人生と彼が創った芸術作品を、いかに磨いて、伝えていけるかを考えながら演奏しています」。千住と共演する『クロイツェル』の披露も今回のコンサートの見どころだ。「ピアノとヴァイオリンが対等に対峙するこの楽曲は、彼の金字塔のひとつ。その後“ヴァイオリン・ソナタ”と呼ばれる形式を確立した歴史的な曲でもあります。今回のプログラムは3部構成で、第1部最初の『悲愴』から第3部最後の『熱情』まで全て、28歳から34・5歳までの約7年間に書かれたもの。聴力を失いながら作曲家として生きる決意をし、私たちもよく知る名曲を次々と生み出していった時期で、『クロイツェル』は作曲順でもちょうど真ん中にあたるため、千住さんに登場頂く第2部で演奏するにもぴったりだと考えました」。プログラムには、耳の病を乗り越えていったベートーヴェンと、コロナ禍を乗り越えていかなければならない私たちという現代のテーマも重ね合わせたという。「演奏会にもようやく心置きなく足を運べるようになり始めたこの時期に、人間が持っている潜在的な能力やエネルギーをひしひしと感じさせてくれるベートーヴェンの作品群から何かを感じ取って頂き、明日への活力につなげていただけたら」と力強く締めくくった。公演は5月21日(日)福岡シンフォニーホール(アクロス福岡)にて。チケットは発売中。
2023年04月26日“だいすけお兄さん”こと横山だいすけがライフワークにしている、『世界迷作劇場』が3年ぶりに復活。5月の大阪公演を皮切りに、全国約50か所で上演される。今回は、横山と同じ『おかあさんといっしょ』出身で、今年番組を卒業したばかりの第12代体操お兄さん・福尾誠も参加。そこで横山と福尾に話を訊いた。『世界迷作劇場 2023~24』チケット情報3年ぶりの上演決定について横山は、「もう嬉しくて、嬉しくてしょうがないです!」と満面の笑みを浮かべ、「やっぱり特別な存在ですよね。僕にとって子どもたちに音楽を届けられる『迷作劇場』は、ずっと自分の真ん中に置いておきたいことであり、それがついに再び動き出すわけですから。しかも“まことお兄さん”と一緒に!誠くんもコロナ禍で番組内ではなかなか子どもたちと関わることが出来なかったと思うので、その溜まっていたエネルギーをぜひ爆発させてもらいたいです!」と語る。当初、少し緊張気味の福尾だったが、今回の出演について訊ねると、「とにかく嬉しいです!」と一気ににこやかな表情に。「やっとみんなに会えるので…」と続ける口調には、コロナ禍での葛藤と子どもたちへの愛が滲む。横山との共演については、「番組では被っている期間がなく、やってきたことも違うので、お互いの良さを生かしつつ、ふたりでどんなことが出来るのか。今から楽しみです。とにかく僕は、だいすけさんよりたくさん動きます!(笑)」と意気込む。横山も「僕がこれまで“音楽”というものの楽しさとともに届けてきたものを、誠くんはきっと“体”というものを使って表現してくれるはず。そこにはまた全然違う楽しさがあると思うので、僕も楽しみです」と期待を寄せる。一方の福尾は…。「僕にとっては初のミュージカルで、人前で歌うのももちろん初めて」と少し緊張した表情を見せるも、「ただ新しいことにチャレンジし続けることは、自分の中でずっと大切にしてきた部分でもありますし、歌とともに物語も楽しんでもらえたらと思います」とアピールした。その物語だが、今回のテーマは『アラビアンナイト』とのことで、「みんなが知っているお話を、ちょっと面白おかしくするのが本シリーズの特徴。そこで今回は『シンドバッドの冒険』と『アラジン』をくっつけちゃいました。いいとこどりです!」と横山。これまで通り“本物”の歌やダンスにこだわるのはもちろん、ふたりの“お兄さん”でよりパワーアップした新生『世界迷作劇場』。その幕開けはもう間もなくだ。取材・文:野上瑠美子
2023年04月20日チノ(CINOH)から、アーティスト・横⼭奈美とコラボレーションしたTシャツが登場。2023年4月19日(水)よりチノ 表参道ヒルズ店ほかにて発売される。アーティスト・横⼭奈美とのコラボTシャツチノは、「LOVE」をテーマにネオン管を絵画化した作品で注目を集めるアーティスト・横⼭奈美とタッグ。彼女の作品を大胆にプリントしたコラボレーションTシャツを展開する。横⼭奈美の作品をプリントTシャツには、横⼭奈美の代表作である「ネオン」シリーズより、今回特別に描き下ろした作品をプリント。ハリと光沢感のあるチノ定番素材の高密度天竺を使用して、クリーンでシックな雰囲気に。さらに、後身頃にはチノオリジナルのロゴ入りリベットを配して、アクセントをプラスした。型はベーシックとビッグを用意し、ブラックとホワイトの2カラーで展開する。【詳細】チノ×横⼭奈美 コラボレーションTシャツ発売日:2023年4月19日(水)取扱店舗:チノ 表参道ヒルズ店、チノ公式オンラインストアアイテム:・「COTTON JERSEY BASIC T-SHIRT」26,400円・「COTTON JERSEY BIG T-SHIRT」28,600円
2023年04月06日滋賀県立美術館(所在地 滋賀県大津市: )では、企画展「小倉遊亀と日本美術院の画家たち展 横山大観、菱田春草、安田靫彦、前田青邨、速水御舟ほか」を、2023年4月29日(土・祝)~6月18日(日)まで開催いたします。小倉遊亀《径》1966年、東京藝術大学蔵、通期◆本展について1984年(昭和59)に開館した滋賀県立美術館(当時は滋賀県立近代美術館)は、2024年に40周年を迎えます。これを記念して、当館のコレクション形成に大きく尽力した小倉遊亀を一望する展覧会を開催します。初期から晩年にわたる当館所蔵品を中心に、各地で収蔵されている代表作や、アトリエに残された下絵や原稿などの資料も加えて展示します。遊亀が制作発表をしたのは、横山大観や菱田春草らが東京で興した日本美術院です。当館は「日本美術院を中心とした近代日本画」を収集方針のひとつに定め、関西圏に所在する美術館でありながら日本美術院に注目するという、独自性と厚みをもつコレクションを実現してきました。そこには遊亀に影響を与えた、師の安田靫彦や先輩の速水御舟らの作品を含みます。本展では、それらの作品をあわせて約90件(会期中展示替えあり)で紹介します。遊亀の作品は、理知的な造形に、相反するようなぬくもりが感じられます。対象を構想や概念で捉えるのではなく、本質を見る遊亀の目がそこにあります。当館では9年ぶりとなる遊亀展をお楽しみください。◆見どころ・25歳で安田靫彦(ゆきひこ)に師事した後、105歳で没する最晩年まで、日本美術院の画家たちと交流・研鑽しながらひたむきに描き続けた小倉遊亀(おぐらゆき)の画業と、それを育んだ日本美術院の俊英たちの活躍を紹介。・滋賀県立美術館のコレクションから、遊亀の《姉妹(あねいもと)》、安田靫彦の教科書などでもよく知られる《飛鳥の春の額田王》《卑弥呼》、そして速水御舟(はやみ ぎょしゅう)の《洛北修学院村》をはじめ、近代日本画を代表する名品の数々を、一挙公開。・当館の遊亀作品に加え、《径》(東京藝術大学蔵)、《舞妓》(京都国立近代美術館蔵)(いずれも通期展示)など代表作4点と、アトリエに残されていた原稿などの資料を、借用して展示。・滋賀県大津市出身の日本画家である遊亀の代表作品をまとめて見られる展覧会は、当館では2014年以来9年振りの開催となります。・展示室1の常設展示においても、関連展示「小倉遊亀の弟子たち」として松室加也子、堀川公子などの作品を紹介。◆小倉遊亀について小倉遊亀(1895~2000)は滋賀県大津市生まれ。遊亀(ゆき)は本名。現在の奈良女子大学を卒業して教職に就くも、日本画家になるため安田靫彦に入門。遊亀が参加した日本美術院は、1898年(明治31)に岡倉天心を中心として、東京美術学校で彼に教わった横山大観、下村観山、菱田春草らが東京谷中で結成した在野の美術研究団体。遊亀は1932年(昭和7)に女性初の日本美術院同人に推挙されます。1980年(昭和55)には女性画家として2人目となる文化勲章を受章。1990年(平成2)より日本美術院理事長を務めました。◆開催概要会期 :2023年4月29日(土・祝)~6月18日(日)開場時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)休館日 :月曜日会場 :滋賀県立美術館 展示室3料金 :一般1,200円(1,000円)、高大生800円(600円)、小中生600円(450円)※( )内は20名以上の団体料金※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳をお持ちの方は無料※同時開催中の常設展もご覧いただけます※年額2,400円(一般)で何度でも観覧いただけるお得な年間パス(滋賀県美メンバーズ)入会受付中◆関連イベント[体験&トーク]2023年5月13日(土)14:00~(約120分)※要事前申込(抽選)演題:金継ぎと小倉遊亀講師:ナカムラクニオ(6次元主宰/美術家)[対談]2023年6月11日(日)14:00~(約90分)※要事前申込(先着順)テーマ:歴代学芸員から見た、遊亀と日本美術院の画家たちの魅力ゲスト:高梨純次(公益財団法人秀明文化財団理事、元滋賀県立近代美術館学芸課長)國賀由美子(大谷大学教授、元滋賀県立近代美術館専門学芸員)聞き手:山口真有香(滋賀県立美術館主任学芸員)[ギャラリートーク]2023年5月20日(土)、6月4日(日)14:00~(約60分)※当日先着順[たいけんびじゅつかん「顔彩(がんさい)で描いてみよう」]2023年4月30日(日)、5月28日(日)※要事前申込(抽選)内容:子どもたちを対象とした展覧会鑑賞と創作のワークショップ※それぞれのイベントは都合により、内容・日時等が変更になる場合があります。イベントの詳細や最新情報は当館HP等で御確認ください。◆ご来館のみなさまへのお願い滋賀県立美術館では、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、安全に配慮した取り組みを行っています。・発熱や咳などの症状がある方、体調がすぐれない方はご来館をお控えください。・入館にあたり、マスクの持参、着用、こまめな手洗い、消毒、来館者同士の距離の確保にご協力ください。展覧会については、感染症拡大防止対策のため、やむを得ず延期・中止する場合がございます。実施スケジュールや、詳細に関しましては、滋賀県立美術館のウェブサイト( )をご確認ください。◆問い合わせ先滋賀県立美術館〒520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1TEL : 077-543-2111(電話受付時間 8:30~17:15)HP : アクセス: JR瀬田駅から帝産バスに乗り換え「県立図書館・美術館前」または「文化ゾーン前」で下車、徒歩約5分 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月03日金髪のイケメンは憔悴し、雨がたたきつける地面に倒れ込むーー。関ジャニ∞・横山裕(41)の朝ドラらしからぬ凄絶な演技が大反響を呼んでいる。NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』で横山が演じるヒロインの兄・悠人。インサイダー取引の疑惑が持ち上がり一時は自暴自棄に陥ったものの、家族に支えられ立ち直ることができた。「これまでインパクトの強いシーンはあまりなかった『舞いあがれ!』だけに、第19週は終盤に向けたいいアクセントになりました。バラエティの印象が強い横山さんですが、俳優としても著名な監督や脚本家の作品に数多く出演しています。事務所の先輩の二宮和也さんから学んだこともあります。横山さんだから悠人はここまで深みのある人物になったと、局内でも好評です」(NHK関係者)横山本人も手ごたえを感じたようで、2月9日の会員制ブログでは共演者への感謝とともに、個人的な感傷を綴ったという。「父の仏壇の前に座ったシーンでは、実母と重ねて涙が止まらなかったそうです。“オカンが見守ってくれた”といった思いが明かされていました」(スポーツ紙記者)朝ドラでは悠人の父が心筋梗塞で亡くなったが、横山の実母も’10年に虚血性心疾患で急逝している。実人生での思いが、熱演に生かされたようだ。「横山さんは3歳のときに両親が離婚しました。その2年後に母親と再婚した相手の姓が“横山”でした」(芸能関係者)義父と母の間には弟が2人生まれたが、新生活は怒号や泣き声が絶えないものだったという。横山は中学卒業後に建設会社に就職。肉体労働に従事した。前出の芸能関係者が語る。「ジャニーズ事務所には母親が履歴書を送り、中学3年生から所属しています。横山さんはデビュー時からハングリー精神が強く、関ジャニ∞として売れてからも、周囲に“もっと仕事が欲しい!”と訴えるほどでした」しかし、母は横山の全国ツアー中に50歳の若さで亡くなってしまう。さらに、母の死でショックを受けた弟が、記憶喪失になってしまった。「横山さんの母親と義理の父はすでに離婚していたため、弟2人の面倒を横山さんがみることになりました。異父兄弟ですが、強い絆で結ばれているようですね。その後、上の弟さんは徐々に記憶も戻り結婚、下の弟さんは勉強して税理士になられたそうです」韓流ドラマも顔負けの壮絶半生。それでも横山は“家族の絆”を信じ続けたという。’19年に放送されたNHKスペシャルではこのように語った。「やっぱり家族ってきれいごとだけじゃ絶対ないし。本当に大変なことたくさんあったし。でもなんか、それを超える幸せがあるんでしょうね」横山と朝ドラの悠人、それぞれが“新しい幸せ”と出合うことを願ってやまない。
2023年02月16日ピアニスト横山幸雄が2013年にスタートした「ベートーヴェン・プラス」のシリーズ8回目[9月18日(日)東京オペラシティコンサートホール]。ベートーヴェンを軸に、他の作曲家とのさまざまな接点を探る旅だ。午前中から夕方まで続くボリュームたっぷりのコンサート。今回は「変奏曲」をテーマに弾く。「ベートーヴェンのソナタをおおむね時系列に並べて弾いてきました。前回で全32曲を弾き終えて、でもまだ《ディアベリ変奏曲》が残っている。それで今回は変奏曲がテーマというわけです」《ディアベリ変奏曲》とJ.S.バッハの《ゴルトベルク変奏曲》を軸に、ベートーヴェンからは《エロイカ変奏曲》や、ソナタの中に変奏の楽章を持つ第23番《熱情》と第32番、さらにハイドンとモーツァルトの変奏曲を一挙に弾く。「《ディアベリ》と《ゴルトベルク》を組み合わせるのは、プログラムとしてはとてもきれいなのですが、とてつもなく大変で、発表するのをためらったぐらいです」《ディアベリ》と《ゴルトベルク》は変奏曲の歴史の金字塔。そこに《エロイカ変奏曲》も加えて変遷を語る。「《ゴルトベルク》は、バロックの時代にバッハが一人でやり遂げてしまった、芸術的な変奏曲の完成品なんですね。彼の前後にそういう作品はなく、ハイドンやモーツァルトの時代には、即興演奏の一つとして変奏が存在していた。若い頃のベートーヴェンもそういう変奏曲をたくさん作っていますが、ソナタのような真剣勝負の芸術作品としては捉えていなかった。それが《エロイカ変奏曲》で芸術作品としての変奏曲の可能性を切り開いたんです。ベートーヴェンのエネルギーが変奏曲の世界を大きく広げた。そしてあまりにも巨大な《ディアベリ》に到達する。そんな歴史がわかる、非常に良いプログラムだとは思うのですが、弾くのがめちゃくちゃ大変(笑)。これまでのシリーズの中で、間違いなく最も過酷なプログラムです」当初は作曲家生誕250年の2020年で完結予定だったシリーズ。ソナタもディアベリも弾き終え、もしかしてこれで終了?「そういうつもりではないです。終わりにしなくちゃいけない理由もない。ベートーヴェンと何かを関係づける形を見いだしながら、しばらく続けていきたいと思っています」となればゴールは没後200年の2027年か。ともあれ、横山幸雄とともに辿る「ベートーヴェン+音楽史」の旅はまだまだ続く。ご安心を。(宮本明)
2022年08月24日横山だいすけが主演するリーディング舞台『おばけのアッチ リーディングミュージカル~本の世界に飛び込んでアッチと遊ぼう!アッチと歌おう!~』が開かれる。子どものころから原作の絵本を読み、今回は語り部となって舞台を引っ張る横山に話を聞いた。「おばけのアッチ リーディングミュージカル」チケット情報『魔女の宅急便』で知られる角野栄子が文を、佐々木洋子が絵を手掛ける『アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ』シリーズが原作。絵本は1979年に第1作『スパゲッティがたべたいよう』が始まって以来、43年続くロングセラー作品で、世代を超えて多くの人に親しまれてきた。舞台では、第1作のほか、『フルーツポンチ はいできあがり』『おばけのアッチとドララちゃん』を上演。レストランに住んでいる食いしん坊のコックのおばけのアッチと、その友人のおばけやネズミ、人間などを取り巻く物語だ。「小さいころは、アッチのいたずらにただ胸をワクワクさせていたんですが、大人になり、改めて読み返すと新たな視点が見つかるんです」と横山。「例えば『フルーツポンチ はいできあがり』では、アッチは兄弟がいないことに孤独を感じ、自分はどこから来たんだろう、どこで生まれたんだろうと原点を探す旅に出る。こんなに深い物語だったんだと。そして、物語の随所に愛がこもっていて温かい気持ちになれる。絵本が長い間、愛されてきた理由が分かります」。同作では、生演奏のクラシック曲やオリジナル曲に乗せ、出演者が演じたり歌ったりする。横山は歌も歌うが、終始語り部に徹する。「2年前も上演したんですが、読み手の僕がキャラクターみたいに話し、自分の色を出しすぎると、出演者のキャラクターが立たなくなるんです。もっと自分の色をなくしたほうがいいのか、正解はない。今回はそのバランスや、お客さんが物語に入りやすいテンポ感、間を皆と一緒に探っていきたいです」と意欲を燃やす。2017年にNHK Eテレ『おかあさんといっしょ』の11代目歌のお兄さんを卒業後、出演したミュージカルが『魔女の宅急便』だった。「その時から角野先生には『いつかアッチも舞台でやってね』と言われていました。初演では、子どもたちが目をキラキラ輝かせているのを見て、すごく喜んでくださいました」。角野のライフワークとして、アッチのシリーズは毎年新刊が発表されている。「本当にすごいですよね。先生はいつも生命力にあふれ輝いている。僕も先生のように常にフレッシュな気持ちで物事にチャレンジしたい。今回も角野先生から作品をお預かりし、いい舞台を届けるという責任があります。だいすけお兄さんがアッチを読むとどうなるのか。さらに、音楽に乗せると絵本の世界観がどう変わるかを劇場でぜひ、体感してほしいです」。公演は9月23日(金・祝)大阪・松下IMPホール、9月25日(日)東京・ニッショーホール、10月30日(日)兵庫・西神中央ホールにて。チケット発売中。取材・文:米満ゆう子
2022年08月18日元AKB48の横山由依が、26日にABEMAで配信されたバラエティ番組『チャンスの時間』(毎週日曜23:00~)にゲスト出演し、千鳥・大悟に恋愛の悩みを打ち明けた。喫煙所で相談を受けた大悟がどのようなアドバイスをして、その間に何本のタバコを吸うのかを検証するコーナー「大悟の人間性検証ドッキリ!」に登場した横山。大悟に「大恋愛がしてみたい」と切り出し、「考えすぎちゃってご飯に誘うとかもできない」「誘われない。たぶん、グループのときのイメージもあって、総監督とかもやっていたので」「いい人に出会えるのかな」と不安を吐露した。これに大悟は「(いい人は)いるよ」と断言し、「だって今その相談をしてる時点で誰かいるやろ。いるからそういう思いになるわけじゃない?」と指摘。このシーンのVTRをスタジオで改めて見た横山は「これすごいですよね!」と興奮し、相方・ノブを「そういう発想なんや。もう見透かされてるんだ」とうならせた。また、「付き合ったとしても(相手に)気を使いすぎて、自分のペースがめちゃくちゃ崩れるんじゃないかって不安なんです」とも明かした横山に、大悟は「大変やな。12年、表立って恋愛できなかった癖みたいなものがついちゃってるんやな。怖がってるわけやろ? 恋することに。『私のペースじゃなくなるし、好きな男のペースも乱しちゃうかも』みたいな」と寄り添いながらも、「でも、ほんまに好きになったらそんなの考えないよ。仕事なんか全部捨てたってもええわ、全てをなくしてもこいつと、っていう人に会えるらしいよ」と激励。大悟の「頭で考えちゃってる時点で、恋愛しようとしてるだけで恋愛を実はしてない」という分析を、スタジオの横山は「名言ですね」と称える。さらに、「めっちゃくちゃ大きい声で『大悟さん大好きって言って』と言ったらすごい恥ずかしいやろ? でも、言っちゃえばいいのよ。思ったより大きい声が出る。思ってる人に1回、めっちゃ大きい声で言ってしまったら、鍵が外れる。『私ってこんな大きい声が出ちゃうんだ』が最初の気づきというか」と続け、「まぁ、そんなことしたことないけどな」と照れ笑いを浮かべる大悟。「そういう人に出会ってみたい」という横山に「出会えるよ」と優しく返し、「由依ちゃんは失敗とかそっちを気にしすぎてしまってるのかもしれんね。よく言うやん、失敗した方が傷ついた方が意外と楽しいのよ。泣いたり、今日仕事行きたくなくなるくらい、失恋じゃないけど(恋愛を)した方が女の子はきれいになるのよ」「まぁ、でもしてるんでしょう。由依ちゃんがそれだけきれいということはいろいろ恋愛をしたってことよ」とその場を立ち去ると、スタジオからは「かっこいい!」と絶賛の声が上がっていた。
2022年06月28日演劇ユニットiakuを率いる横山拓也の代表作『エダニク』。2009年に発表し、同年に日本劇作家協会新人戯曲賞を受賞、高い評価を得て再演を重ねている作品だ。食肉加工センターの一室を舞台に、取引先の新入社員と加工センターの職人ふたりが何気ない会話の中で食肉解体の仕事や企業間の駆け引きなど、さまざまな価値観をぶつけ合う三人芝居。今回は、心の機微の丁寧な表現に定評がある演劇集団円の内藤裕子が演出を手掛け、横山と初タッグ。主演は多彩な活躍をみせる、ふぉ~ゆ~の辰巳雄大、そして加藤虎ノ介、小日向星一という組み合わせで。大好きな横山作品に初挑戦が叶った辰巳が、その熱い思いを語った。「エダニク」チケット情報「ついに横山さんの本の世界に飛び込めると、お話をいただいた時は心が躍りました。そして、また役者人生の中でたくさんの挑戦ができる作品に巡り合えたと、うれしく思っています」と喜ぶ辰巳。横山作品の魅力を「登場人物の生活感まで感じる脚本に特に魅力を感じています。僕が一番大切にしているのは、その役としてその場所で生きること。その人の人生や生活感を背負って芝居をやりたいと思っているので」。今回演じるのは食肉加工センターの職員で33歳の沢村。妻子がいる役に初挑戦だ。「仕事に誇りを持ち、人付き合いもこなす。こだわりを強く出さず、軸は家族の生活。妻子がある方の空気感を持ってそこにいることができれば」と、信頼する演出の内藤と役の深化を目指す。役づくりへの準備に観た映画で、ナイフの持ち方や働く人たちの体にも注目し「肩や腕の筋肉の付き方が独特だなと思ったので、ジムに行こうかと。できることはすべてやりたいタイプなので、体も説得力を持ってステージに立ちたい。お客様には演劇というよりドキュメンタリーのような作品に映ったらいいなと思うので、しっかり準備したいです」。共演者の小日向を「柔らかい空気の持ち主」、加藤は「存在感やたたずまいにオーラがある」と言い、「3人で信頼感を持って舞台上で生きていきたい」と話す。作品の魅力は「お客様にも3人の部屋の中で一緒に観ていただいているような臨場感が魅力のひとつかと思います。観終わって食へのありがたみや『いただきます』『ごちそうさまでした』という言葉の意味を、皆さんそれぞれの価値観で改めて考える時間になれば素敵ですね」。今回「役者として確実にステップアップしたという作品にしたい」、ふぉ~ゆ~のメンバーにも「いつもの辰巳じゃない芝居をせたい」と強い思いで臨む。コロナ禍で数本の大阪公演の中止を経験し「大阪で上演できる喜びと責任感を改めて感じています。今回、東京で成熟させて、しっかり作品の魅力を届けに行きます!」。公演は6月4日(土)大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2022年05月24日2022年4月26日、音曲漫才の兄弟トリオ『横山ホットブラザーズ』の次男、横山マコトさんが、亡くなっていたことが分かりました。87歳でした。産経ニュースによると、マコトさんは同月22日、虚血性心疾患により逝去。葬儀と告別式は近親者で行ったとのことです。1952年に結成した『横山ホットブラザーズ』は、創作楽器を駆使した音楽と歌を織り交ぜた芸風で知られ、マコトさんはアコーディオンを担当。「お~ま~え~は~ア~ホ~か~」のリズムに合わせて、ノコギリをバイオリンのように鳴らすギャグなどで一世を風靡しました。マコトさんの訃報に、ネットからは悲しみの声が上がっています。・昔、よくテレビで見ていました。当時小学生の私にも、分かりやすくて面白かったです。楽しい時間をありがとうございました。・ノコギリバイオリンは名人芸でした。『横山ホットブラザーズ』大好きだったなぁ。・お笑いだからあまり注目されていなかったけど、アコーディオンの演奏技術はすごかった。ご冥福をお祈りします。子供にも分かりやすい芸風で、幅広い世代に愛されたマコトさん。これまでの活躍は、多くの人の心に残り続けるでしょう。マコトさんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年04月26日2022年度のNHK、後期連続テレビ小説『舞い上がれ!』に、アイドルグループ『関ジャニ∞』の横山裕さんの出演が決定し話題を呼んでいます。NHK朝ドラ『舞い上がれ!』主演は福原遥長崎県の五島列島を舞台に、ヒロイン・岩倉舞が、飛行機作りに情熱を燃やす仲間たちとともに、電動小型飛行機を飛ばす夢に向かっていく姿を描いた『舞い上がれ!』。ヒロインの舞を、女優の福原遥さんが演じます。今回、横山さんが演じるのは、舞の3歳年上の兄でプライドが高い野心家という役どころ。NHKの朝ドラ初出演となる横山さんは、「まさか自分がと思いました」と今回の抜擢に驚いたといい、また、意気込みも語っています。僕の周りに連続テレビ小説を見ている人が多く、その話をすることが多かったので、まさか自分がと思いました。本当に嬉(うれ)しいですし、大変光栄です。悠人という人物は自分をしっかり持っていて合理的で、どう演じようか僕自身もワクワクしています。ドラマを通して、悠人と一緒に成長できればと思います。ぜひ皆さん見ていただけると幸いです。NHKドラマーより引用ほかに、舞の父親役に高橋克典さん、母親役には永作博美さん、祖母役に高畑淳子さんと、舞の家族のキャストがそろって発表に。横山さんは、2022年で41歳という年齢ながら、一回り以上も年齢が離れた福原さんと劇中で兄妹役ということもあり、ネット上で話題を呼んでいます。・兄妹役でも違和感がない!・初めてのNHK朝ドラ出演に、期待しかありません。・とても3歳差には見えない。奇跡の40代。アイドルとしてはもちろん、これまでにも俳優として数々のテレビドラマに出演してきた横山さん。NHKの朝ドラという大舞台で、どのような演技を見せてくれるのか、期待がかかります。[文・構成/grape編集部]
2022年02月07日アイドルグループ・AKB48の横山由依が9日、東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行い、12年のアイドル人生に幕を閉じた。2009年にAKB48の9期生として加入。2代目AKB48グループ総監督を務め、AKB48を牽引し続けてきた横山。昨日12月8日に29歳の誕生日を迎え、「AKB48劇場 16周年特別記念公演」で組閣による新チームの誕生と第17期生オーディションの開催発表を見守り、9日の卒業公演をもってAKB48を卒業した。「目撃者」「RESET」「シアターの女神」と、横山が劇場で汗を流した思い出の詰まった公演曲でスタート。横山は「横山由依卒業公演 始まりました~! 卒業を発表して、時間ってあっという間に過ぎるんだなと思いました。まだぜんぜん実感が湧かなくて…」と笑顔で挨拶し、岡部麟は「(横山の卒業コンサートの)アンコール曲で横山さんがソロ曲を歌っていた時に裏でモニターを観ていて、みんな お互いの顔を合わせられないくらいボロボロに泣いていました」と、横山の人柄でメンバーのみんなに愛されていたというエピソードを披露した。続いて、派生ユニット「Not yet」の楽曲へ。昨日の組閣発表で新チームKのキャプテンに任命された田口愛佳と小栗有以、下尾みうの3人と「週末Not yet」を、加藤玲奈、宮崎美穂、大家志津香と「波乗りかき氷」を、向井地美音、谷口めぐ、村山彩希とは「ペラペラペラオ」を披露した。もともと部屋にポスターを飾るほど「Not yet」のファンだったと話す谷口は「本当は客席でこのパフォーマンスを見たかったくらいです! 本当に派生ユニットの中でも一番好きなのでこうして一緒にできて嬉しかったです!」とコメントした。自身のソロ曲「月と水鏡」を歌い上げ、共にAKB48を支えてきた柏木由紀とは「友達でいられるなら」をパフォーマンス。「純愛のクレッシェンド」では、岡田奈々とCGM48伊豆田莉奈が登場。横山が「いずりな、本当にありがとう! 卒業コンサートで『卒業公演も出たいです!』って直談判されて…センターを務めてもらいました(笑)」と話すと、伊豆田は「(この曲の)センターは新ポジでした! 私もびっくりです!」とコメント。柏木からは「卒業公演、直談判する人いないから! 今日の思い出をタイに持ち帰って!」と突っ込まれ、笑顔が溢れる一幕となった。終盤は「大声ダイヤモンド」「ポニーテールとシュシュ」「重力シンパシー」などを次々と披露。「光と影の日々」で本編を締めくくった。アンコールでは軌跡映像で、正規メンバーへの昇格からNMB48との兼任・チームキャプテンの就任・AKB48グループ総監督の就任など、激動の日々を過ごした12年間のAKB48人生を振り返り、卒業ドレスに身を包んだ横山がステージに登場。自身の卒業曲「君がいなくなる12月」をこれまでの出来事を思い浮かべるように、優しく澄んだ瞳で歌い上げ、柏木・向井地・小栗らメンバー7人と「GIVE ME FIVE」を満面の笑みでパフォーマンス。ひとりひとりのメンバーと見つめ合いながら涙を流すシーンもありました。また、エンディングでは初代AKB48グループ総監督で1期生の高橋みなみ(たかみな)がスペシャルゲストとして登場。「ゆいちゃん、卒業おめでとう~。きれいだねぇ~」と横山に花束を渡すと、感極まって涙し「ご卒業おめでとうございます。本当にすごく綺麗になって、卒業するメンバーの顔になってるなって思いました。AKB48グループ総監督は、ゆいちゃんだからお願いできたな、と思っています。こうしてたくさんの方々に見送られて、先輩後輩問わず愛されている姿を見たら、きっとこれまでの経験を糧に活躍していくんだろうなって思いましたし、卒業して本人はもちろんですけど、グループにとっても変わるタイミングになると思うので、AKB48のこれからと、由依ちゃんのこれからをすごく楽しみにしています。心から卒業おめでとう!」とお祝いの言葉を贈った。横山は「たかみなさんの姿を傍で見てきて支えになりたいなと思って総監督になりました。たかみなさんが言ってくれたように、私もみーおん(向井地)がいたから卒業できましたし、みーおんに繋げられて良かったなと思います」とコメント。続けてファンに「今この景色を目に焼き付けておきたいなと思います。私にもいろんな時期があって、本当にみなさんがいないと乗り越えられなかったと思います。私を見つけてくれて背中を押してくれたみなさんには感謝の気持ちでいっぱいですし、最後にこうやって楽しかったと思えて、メンバーに見送ってもらえてよかったなと思います。AKB48がなかったらどうしてたんだろうと思うし、大切な場所だなと思います。これからは、ひとりの横山由依としてお芝居とか歌とかにしっかり向き合って、みなさんに夢とか希望とか与えて『頑張ろう』って思われる人間になりたいと思うので、元AKB48メンバーとして恥ずかしくない活動をしていきたいと思います」と挨拶。しんみりしたムードで次の曲に行くのかと思いきや「たかみなさんは卒業する実感がありました?」と、突然たかみなに質問。「いきなりきたね! 振り返ると私もそうだったけど、実感はなかなか湧かない。時間をかけて実感すると思うので、最後までAKB48でいてください」と返し、終始マイペースな横山に笑いが起こった。緊張が解けたような温かなムードの中、満面の笑みで「桜の花びらたち」を歌唱。メンバーに向けて「昨日も17期のオーディションが発表になったり、これからどんどん前に進んでいくAKB48が楽しみだし、嫌なことがあったらみんないつでも連絡してください。でも本当に実感がなさすぎて…こんな感じなんやなって思う」と明るくコメントするも、次の瞬間は声を震わせて涙しながら「でもそれくらい私、毎日24時間365日AKB48でいられてたんだなって思うし、私、本当にメンバーのことが好きすぎて… 今日も楽屋で普通にわちゃわちゃしてたけど、それができなくなるのが寂しい。でも前向きな卒業だし、みんなのことも何も心配してないからプライベートで遊んでください!」と声をかけた。向井地が「寂しいな…という気持ちなんですけど、つらいことがたくさんあっても、今日この最後の瞬間に楽しかったと言えることが素敵だな~と横山さんのことを見ていて思ったので、みんなそれぞれ頑張っていきます!」と力強く語ると、横山は「応援しています!」と返し、最後は「本当に12年間ありがとうございました」と挨拶。温かい拍手で包まれる中、AKB48横山由依の卒業公演は幕を下ろした。(C)AKB48
2021年12月10日27日に神奈川・パシフィコ横浜にて開催されたAKB48・横山由依の卒業コンサート「MXまつり 横山由依卒業コンサート〜深夜バスに乗って〜 supported by 17LIVE」終演後、アフタートークライブがライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にて配信され、女優の川栄李奈が登場した。2015年にAKB48を卒業した川栄。横山とは「横栄」のコンビ名を自称するなど、グループ時代から親交が深い。同日に開催された横山の卒業コンサートにもサプライズ登場し、「卒業しても月1で会ってるよね。LINEもしている」と現在も変わらず交流が続いていることを明かしていた。公演終了後に配信されたアフタートークライブでは、「ゆいはんがめっちゃ普通に喋っててビックリした」と今回のコンサートの感想を述べる川栄。「『なんやろな〜』って言ってたゆいはんで(自分の中の印象が)止まってるから。饒舌になってるし、すごいビックリした」「ゆいはん、めっちゃ大人になってるなって思った」と、しみじみと語った。それに対し、横山が「年下!」とツッコミを入れると、アフタートークライブの進行を務めた向井地美音、田口愛佳も大笑い。川栄は「2期も下なんですけど」と前置きしながら、「ゆいはん、成長したなあと思っちゃって」「すごい」と、後輩ではあるものの“親友”として、横山の成長ぶりを称賛した。
2021年11月29日元AKB48で女優の大島優子が27日、神奈川・パシフィコ横浜で開催されたAKB48・横山由依の卒業コンサート「MXまつり『横山由依卒業コンサート~深夜バスに乗って~』supported by 17LIVE」にゲスト出演。花柄のシースルーワンピース姿で登場した。2009年にAKB48に加入し、2015年12月~2019年3月まで同グループ2代目総監督を務めた横山。12月9日にAKB48劇場で卒業公演を行う。卒業コンサートでは、大島優子、北原里英、指原莉乃がゲスト出演し、派生ユニット・Not yetが再集結。4人で「週末Not yet」「Already」をパフォーマンスすると、一夜限りのレアなNot yetの姿に会場ではどよめきが起こった。大島は「あなたのことは心配していません。これからも輝き続けてください」とメッセージ。また、横山が「みなさんお忙しいのに来てくれてうれしい」と話すと、大島は「来るに決まってるじゃない!」と返した。横山が新婚の大島と北原を「お二人とも、おめでとうございます」と祝福する場面も。2人は「ありがとうございます」は照れ笑いを浮かべていた。撮影:蔦野裕
2021年11月28日