NHKドラマ『きれいのくに』の脚本(一部演出)を手がけ、9・10月上演のシス・カンパニー公演『友達』の演出・上演台本を手がけるなど、注目を集める加藤拓也が脚本・演出を務める「た組」の新作『ぽに』が、KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで今秋上演される。「始まりは近所の銭湯で鬼ごっこが最悪の永久機関ゲームなんだという秘密に気付いてしまったことからでした。つまり鬼ごっこの終わらなさからです。」と加藤が語る今作のテーマは“仕事とお金の責任の範囲”。やりたい事が見つからず、ひとまず海外に行く事を目標として、好意を寄せる誠也(24歳)の家に寝泊まりしながらバイトシッターをしている円佳(23歳)は、最近よく指名をもらっている生意気でシッターを奴隷扱いする男児・れん(5歳)の家で業務中に災害に遭い、ふたりで避難せざるを得なくなる。しかし避難所は定員で入れず彷徨う事に。そんな最中、れんはいつも通り横暴で、限界に達した円佳は彼を置き去りにしてしまう。円佳が誠也の家に帰宅した翌朝、れんは43歳の姿になって訪ねてくる。れんは「ぽに」になってしまったのだ。激怒するれんの両親や業務外の事故として関知しない雇用主、関係性のはっきりしない彼氏、ぽに化が進むれん、円佳の世界の輪郭はどんどん曖昧になっていき……。(c)山崎泰治出演は、「初めて「た組」の作品を観た時の衝撃は忘れられません」と語る松本穂香が円佳役を、円佳が好きな人で家に寝泊まりしに行く間柄ながら、彼氏ともいえない曖昧な関係の誠也を藤原季節が、5歳男児・れんを平原テツが演じるほか、れんの両親に豊田エリーと金子岳憲、円佳の雇用主に津村知与支、さらに秋元龍太朗、安川まりが名を連ねる。「終わらない鬼ごっこ」から連想された今作で観客は何を突き付けられるのか。チケット一般発売は9月11日(土)より。松本穂香・藤原季節・平原テツ・加藤拓也コメント全文松本穂香(c)山崎泰治【松本穂香コメント】初めて「た組」の作品を観た時の衝撃は忘れられません。わたし自身「た組」のファンだったので、今回お声がけ頂いた時は、驚きと共に、大きな責任を感じました。舞台経験はほとんどないので、正直なところ不安もありますが、加藤さんの作り上げる世界を体験出来るということに、今からドキドキしています。素晴らしいキャストの皆さんと共に、最後まで楽しんで作り上げていけたらなと思います。ぜひ、劇場でお待ちしております。【藤原季節コメント】円佳はいつも誠也の家に会いに行きます。歯ブラシもメイク落としも置いてあるのに、ふたりは付き合っていません。大切なことは笑ってごまかします。僕が想像するのは、円佳は誠也のことが好きなんだろうなということです。シンプルなことだけど、お互いの矢印は複雑なバランスですれ違っていて、僕自身は円佳に感情移入するけど誠也の気持ちや生活のこともよくわかるし、脚本を読んでいてなんか辛いです(笑) 僕としてはこの「ぽに」という得体の知れない恐ろしすぎる作品の中で、誠也という役を通して、円佳の"好き"を描くことに身を捧げたいと思っています。【平原テツ コメント】加藤くんの作品はファンタジーでも、そこに生きてる人達のやりとりが凄く生々しいからファンタジー感ゼロになる面白味が堪らないです。そして、毎回、物語の急な展開に「えっ!?」って振り回されます。加藤くんの脳味噌はどうなってんでしょうね…不思議。今回も素晴らしい共演者の方々とクスッとしたりゾッとしたりする生々しい瞬間を創り上げていきたいと思います。【加藤拓也】加藤拓也(c)山崎泰治「ぽに」というものの始まりは近所の銭湯で鬼ごっこが最悪の永久機関ゲームなんだという秘密に気付いてしまったことからでした。つまり鬼ごっこの終わらなさからです。存じない方にも向けて説明しますと鬼ごっこという遊びは鬼役が人間役を追いかけ、タッチする事で永遠に役を押し付け合うというルールのもと、夕方5時に公園で解散したとて遊びは終わらず、鬼役だった人は鬼役のまま翌日の遊び時間まで持ち越し、鬼はまた人間を追いかけて役を押し付け合う出口無しの無限ゲームです。銭湯で交互浴をしながら新しく書く物をぼんやり想像していた途中、そのことに気付いた僕は想像していた話の中に鬼ごっこを混ぜてみようと思い、混ぜてみると「ぽに」が出来上がったという訳なんですね。毎度、銭湯で交互浴をすると色んなものを混ぜる時間になります。そんな「ぽに」には結構前にドラマでご一緒した松本さん始め、何度も劇も他のことも沢山一緒にやってきた藤原さんに、実は色々とお世話になってるテツさんやエリーさん、秋元さん、それから僕が好きでお願いした金子さん、そして嬉しい初顔合わせとなる津村さん、安川さん、音楽は谷川さん! と稽古が楽しみになるチームで挑みます。遊びすぎないよう気を付けなければ。<公演概要>劇団た組『ぽに』作・演出:加藤拓也出演:松本穂香 / 藤原季節平原テツ / 津村知与支 / 豊田エリー / 金子岳憲秋元龍太朗 / 安川まり2021年10月28日(木)~2021年11月7日(日)会場:KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ※撮影者クレジットの「山崎泰治」の崎の正式表記は立つ崎
2021年08月18日日本を代表するピアニスト横山幸雄が、デビュー30周年を迎えたオンライン記者会見を開催した。横山幸雄といえば、今年の秋に開催が予定される世界最難関のコンクール「ショパン国際ピアノコンクール」に歴代の日本人として最年少での入賞(1位なしの3位)を誇る名手だ。1990年の同コンクール入賞を期にデビューを果たした逸材は、今やクラシック界のトップアーティスト。その活動が常に注目を浴びる存在だ。コンクール入賞後に消えてゆく音楽家も多い中、期待通りの活躍を展開する横山幸雄に拍手喝采だ。コロナ禍で迎える30周年においても、旺盛な活動ぶりにはいささかの揺るぎも感じられない。9月に開催される「横山幸雄〈デビュー30周年〉ピアノ・リサイタル ベートーヴェン・プラスVol.7」などを軸に、圧倒的なピアニズムが体験できるに違いない。会見では「ピアニストとしてキャリアの折り返し地点にも達していない」と語るだけに、今後のさらなる“太く長い”活躍に期待したい。健康維持の秘訣は「美味しいワインを飲むこと」というのも“ワイン通”として有名な横山幸雄ならでは。そういえば、横山がショパン国際ピアノコンクール入賞を果たした1990年は、ワインの世界に於いても偉大なヴィンテージイヤーとして記憶される年だ。ワイン同様、30年の歳月を経ていよいよ熟成の時を迎えつつある横山幸雄の芳醇な演奏を味わう喜びに乾杯!●横山幸雄のコンサート情報: 横山幸雄(ピアニスト)1990年ショパン国際ピアノコンクールにおいて歴代の日本人として最年少入賞を果たし、文化庁芸術選奨文部大臣新人賞など数多の賞を受賞。 ポーランド政府より「ショパン・パスポート」を授与。自ら企画する「入魂のショパン」はギネス世界記録に認定され、2019年には3日間でショパンの全作品を演奏しその記録をDVDとしてリリース。継続的に開催される意欲的な企画は常に高く評価される。パリにてラヴェルの全ピアノ独奏曲演奏会、ポーランドリサイタルツアーなど海外にも活躍の場を広げる。これまでリリースされたCDは、文化庁芸術祭レコード部門優秀賞、国際F.リスト賞レコードグランプリ最優秀賞等栄えある賞を受賞。コロナ禍にいち早く取り入れたインターネットライヴ配信「横山幸雄マイハートピアノライヴ」を現在、月に1~2回のペースで開催している。エリザベト音楽大学客員教授、名古屋芸術大学特別客員教授、日本パデレフスキ協会会長。2021年はデビュー30周年の節目を迎える。
2021年04月28日4/14(水)発売のanan2246号『人間関係の強化塾。』の表紙は横山裕さん。表紙撮影のエピソードを紹介します。想いを隠して、伝えて…。エモーショナルなフォトストーリー。今週のanan、「人間関係の強化塾」特集の表紙グラビアを飾ったのは、横山裕さん。舞台、ドラマで幅広い役を演じる俳優として、バラエティ番組やステージでは時にはしゃぎ、時にどっしりと構える関ジャニ∞のメンバーとして、確かな存在感を放ち続けています。様々な関係性の中で培ってきた、横山さんの“コミュニケーション論”に迫りました!今回のグラビアは、“焦がれる”“高まる”…いろいろな“想い”を表現。まずは、オールブラックのコーディネートに身を包み、シャビーなムードの中、“誰かからの手紙”を読みふける…というシーンからスタート。ロッカーの前に座り込み、想いを馳せながら空(くう)を見上げる眼差しにグッと心が掴まれます。また、螺旋階段のカットでは、“想いに囚われたひと”を彷彿とさせる姿を見せてくださいました。ハードなシチュエーションの中に浮かび上がる、横山さんの繊細な表情や指先は必見です。続いては、ゆらゆらと漂うオーガンジーのセットの中で、美しいデコルテが際立つ、深緑のスーツを纏っての撮影です。“想いを隠して”をテーマに、揺れ動く気持ちを表現。ゆらめくセットの中を泳ぐ姿はとてもファンタジック! 現場のスタッフも息を呑む美しさでした。その後で起こった「おぉー!」という歓声にも、ご本人はいたって冷静。深海の住人のような、凛とした姿に目が奪われるはず。最後のカットでは、ドラマ初主演作となる『コタローは1人暮らし』の世界を垣間見るような、ちょっとぶっきらぼうで、時々見せる可愛げにキュンとする…そんなカットを撮影。ずるずるとガウンを引きずったり、ブンブンとガウンを回したり、「わ!」っとやんちゃな表情を見せたり…。まるで5歳児の“コタロー”のような姿にスタッフも思わず笑顔になってしまいました。ヒリヒリする切なさ、惹き込まれる色っぽさ、クールさ、そしてとことんキュートな姿。横山さんの魅力を余すところなく感じられるグラビアをご堪能ください!そして、インタビューでは、初主演作や直近の舞台での人間関係トークをはじめ、俳優としての立ち位置、関ジャニ∞という強固な絆への強い信頼、覚悟、愛情について…、なんと1時間にわたって語ってくださいました! いろいろと話してくださる中で、「グループでいるのが楽しいんですよ」とボソッとこぼした横山さんの表情がとても印象的でした。様々な困難を共に乗り越えた今、静かに、そしてあたたかく重なっていく横山さんの想いを感じられるインタビューをお楽しみください。(KY)
2021年04月13日アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕が、新型コロナウイルスに感染したことが4日、明らかになった。同日、ジャニーズ事務所が発表した。横山は3日午前より38.0度の発熱と喉の痛みがあったためにPCR検査を実施したところ、陽性であることが確認された。現在は保健所の指導により療養及び経過観察を行っているという。同グループ、及び担当マネージャーについても4日に検査を行ったところ、マネージャー2名は無症状の陽性、メンバーは全員陰性という結果だった。濃厚接触者はメンバー含めて該当者なく、発症4日前から横山の事務所関連施設への立ち入りはなかった。陽性であったマネージャーも1日以降は休暇のためタレント・社員の接触はなく、関連施設への立ち入りもないことから、同事務所は「所属タレントの活動や事業活動につきましては、感染予防対策を講じながら継続させていただきます」とコメントしている。
2021年01月04日横山裕(関ジャニ∞)が主演し、大根仁が演出する『マシーン日記』。この話題作にキャスティングされた森川葵に、稽古前の思いを尋ねた。大人計画の松尾スズキが、岸田國士戯曲賞を獲得する前年(1996年)に外部プロデュース公演として書き下ろした本作。4度の松尾演出版がある中で、今回は松尾がクリエイターを指名し、自身の過去作を“新演出”で蘇らせるシリーズの一環として展開される。今回の演出は、映像ディレクターの大根仁。なお大根は、2003年に放送されたTVドラマ『演技者。』の中で本作の演出を手がけた経験が。今回は舞台を客席で取り囲む“センターステージ”での上演形式を予定している。小さな町工場を舞台に、男女4人のおかしくも切ない愛憎劇が繰り広げられる──とあって「濃密な四人芝居は初めてですし、今までやってきた仕事に比べて大きく分厚い壁になりそう」と戦々恐々の森川。だが「芸能生活10年を経て、見える景色を変えてみたかった」「この作品に挑戦することで自分を打破できるかも」と新たなステージへ飛び出す覚悟を口にする。森川が演じるのは、横山扮する主人公・ミチオの兄嫁・サチコ。町工場に隣接するプレハブ小屋に監禁されているミチオに強姦された過去があり、ミチオの兄で工場経営者の夫・アキトシ(大倉孝二)はその責任をとってサチコと結婚した。そこへサチコの中学時代の担任だったケイコ(秋山菜津子)がパート従業員としてやって来たことから、奇妙な日常はますますこじれていき──。このストーリーに「台本と映像で受ける印象が異なって驚いた」と話す森川。戯曲を紐解く限り、行動原理がわからないキャラクターやハードな設定に「気持ちが沈んだ」ものの、2013年の上演版や大根の演出したドラマ版の映像を観て「すごくおもしろい」と感じたそう。「間合いやセリフの発し方ひとつで、こんなに笑えるんですね!」と役者の持つ力を実感する。そんな劇世界の一員になるには、唯一の舞台経験である『ロミオとジュリエット』(2018年)の稽古場における「反省点を活かしたい」と考える。「芸達者な先輩に甘えていた前回は“いる”だけでジュリエット役が成立したけれど、今回は私からも積極的にコミュニケーションを図って作品に貢献できたら」とコメント。特に『カリギュラ』(2019年)を観ての存在感に圧倒された秋山の胸を借り「たくさん勉強させてもらいたい」と意欲を覗かせた。公演は、2021年2月3日(水)~27日(土)にて東京・Bunkamuraシアターコクーン、3月5日(金)~15日(月)に京都・ロームシアター京都 メインホールにて行われる。取材・文:岡山朋代ヘアメイク:牧田健史スタイリング:武久真理江衣装協力KEYCOROSE BUDSTACCATOAtelier elsumiiro
2020年12月25日ジャニーズJr.のグループ・IMPACTorsの椿泰我、影山拓也、鈴木大河が、新型コロナウイルスに感染したことが24日、明らかになった。ジャニーズ事務所が公式サイトで発表した。サイトでは「弊社所属ジャニーズJr.椿泰我・影山拓也・鈴木大河(IMPACTors)が新型コロナウイルスに感染していることを確認いたしましたのでご報告申し上げます」と発表。「定期的に検査しておりますPCR検査の結果、12月16日に椿が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。椿の検査結果を受けまして、IMPACTorsメンバーがPCR検査を実施したところ、12月17日にメンバーの影山・鈴木も陽性であることが確認されました」と経緯を報告し、「椿に鼻づまりの症状がある程度で、影山・鈴木ともに感染した際にみられる症状はなく、保健所にご指導いただき、現在、療養及び経過観察しております」と伝えた。続けて、「保健所のご指導による濃厚接触者の特定につきまして、影山と鈴木は、椿の濃厚接触者に該当しておりますが、それ以外に弊社所属タレント並びに社員の中で3人の濃厚接触者に該当するものはおりませんでした。弊社関係者以外で濃厚接触者に該当された方にも個別にご連絡しております。弊社関連施設への立ち入りがございましたので、該当施設の消毒作業を実施いたしました」と対応について説明した。
2020年12月24日『おかあさんといっしょ』で“歌のお兄さん”を歴代最長の9年間も務めた横山だいすけや、“体操のお兄さん”を歴代最長の14年間務めた小林よしひさらによる、ファミリーで楽しめるライブイベント『Family Dream Live2020とどけみんなのおうち From舞浜アンフィシアター』が、11月29日に千葉・舞浜アンフィシアターで開催。横山らをはじめ、“りさお姉さん”こと上原りさや鈴木福、私立恵比寿中学などのメンバーが集結する同ライブは、コロナ禍ということで、ソーシャルディスタンスを保った劇場での観劇のほか、WEBでのライブ配信も実施される。このライブをけん引してきた横山と、今回初参加する中川翔子に話を聞くと、イベントに対する思いや、コロナ禍で感じた気づきについて語ってくれた――。○■最初は「この世の終わりだ」とも…――今回の『Family Dream Live』がリアルとオンラインでの開催となりましたが、どんな意識で臨まれていますか?横山:僕も含めて、これまでオンラインイベントの楽しみ方を知らなかったという人が多かったと思いますが、一歩踏み出して触れてみることで、思った以上に楽しい時間を過ごせたりするので、これをきっかけにして、どんどん新しい形が広がっていけばいいのかなと。また、僕は以前から、親御さんにもイベントを思い切り楽しんでほしいと思っていました。子どもたちは、一緒に参加する親御さんの表情をすごく見ていると思うので。ましてや今回は、お家でも観られるので、ぜひ親子で一緒に観て、リフレッシュしてほしいなと。加えて、僕自身も楽しんで参加することで、一層楽しさが伝わっていけばいいなと思っていました。中川:私は今回、おそれ多くも、横山さんと一緒に歌わせてもらえるとお聞きしたとき、本当にうれしかったです。今年はいろいろありましたが、私自身は改めて、このお仕事が大好きだなと実感しましたし、今回ステージに立つことができて、本当にありがたいなと。「落ち込んだりもするけど、私は元気です」って感じですね。――コロナ禍での自粛期間、お2人はどんなことを思われましたか?横山:時が止まった感じがしました。『おかあさんといっしょ』を9年務めて卒業したあと、いろんなチャレンジの場をいただき、日々楽しみながらやっていたら、すべてがストップしてしまったので。「こんなに仕事がなくなるの?」というくらいスケジュールが真っさらになりました。最初はやっと休みができたと思っていましたが、その後、どんどん状況が悪くなっていく中で、戸惑いの日々を過ごしていました。中川:私は、常に「自分なんかがこんなお仕事をさせていただいていいんだろうか?」という自己肯定が低い性格なので、毎回ライブやコンサートがやれる喜びを感じつつ「もうこれが最後かもしれない」と思うようにはしていました。でも、ありがたいことに、こんなに長くお仕事をさせていただいていて、連休はお正月くらいしか取ってないくらい働いていたので、こんなに全部がなくなった時はショックでした。最初は、みんなが同じ状況だと分からなくて、「この世の終わりだ」とも思いました。○■同じ時間を過ごすなら楽しいほうがいい――そこからどう気持ちを切り替えたのですか?横山:みんなが同じ状況でそれぞれがもがいていることが分かったとき、まずは人生1回きりだから、今ある環境を嘆くよりも、同じ時間を過ごすのなら、楽しいほうがいいなと思うようになったんです。それで、いつかやりたいと思ってきたことをやろうと切り替えました。料理を始めたり、溜まってた本を読んだり、映画を見たりしたら、「意外と楽しいじゃん!」と思って、自然とポジティブになれました。ただ、筋トレやストレッチはいつか時間ができたらやろうと思ってたけど、実際には全くやれなかったので、そこは最大の反省点です(苦笑)。もちろん、コンサートもたくさん中止になったし、今もコロナ禍で、前向きになれないときもいっぱいあります。でも、そういうときは早く寝ますね(笑)。そうすると次の日、だいたい忘れています。中山:私も時間ができたからこそ、「YouTubeだな」と思ってやり始めました。始める前は、やるなら続けなきゃいけないし、数字が伸びなかったら恥ずかしいのかなとか、いろいろ考えすぎて寝れなかったのですが、ゲーム実況をYouTubeで始めてみたら「何これ! 超楽しい!」となって。しかも、ロックダウン中の海外の方も見てくれて、ブログを始めた頃のようなキラキラ感、ワクワク感が戻ってきたなと思いました。それに猫といる時間が増えたので、猫が立ち上がってドアノブをひねる姿をツイートしたら、情報番組から猫に関するリモート取材をいただきました(笑)。また、私は運動が苦手なんですが、めちゃくちゃ太ったし、外の空気を吸いたいなと思ってお散歩を始めたんです。結果、4kgも痩せられたので良かったなと。○■2020年を悲しいだけの年にしたくなかった――コロナ禍でもいろいろな発見があったのですね。横山:1回足を止めて、人生における大きなテーマをいろいろと考えられたことは、自分にとってすごく大きかったです。ただただ、目の前のことを一生懸命やってきて、気がついたら、今ここにいたという感じでしたが、いい意味で落ち着ける時間をもらえたのかなと。歌のお兄さんを卒業してからもうすぐ5年目になりますが、1つの節目として、今後、どんなことをやってみたいのかを考えつつ、充電する時間ができたんじゃないかなと。2011年の東日本大震災の時も一度立ち止まった瞬間があって、あの時はまだ、現役で歌のお兄さんをやっていたので、子どもたちにどう向き合うことができるんだろうと考え、歌のお兄さんとしてのあり方ががらりと変わった年だったんです。それを経て、またこういう状況になりましたが、足を止めたからこそ、見えてくることもたくさんあったので、来年はまた、新しい一歩を踏み出せるような気がします。中川:私はコロナ禍で、テレビアニメのエンディング曲を歌わせてもらったんですが、それは歌のお姉さんっぽく歌おうと思いました。最初は、東京オリンピック&パラリンピックがある予定の年だったから、元気な応援歌にするつもりでしたが、歌詞を変えて、「離ればなれ 遠くにいてもいつも君のそばにいる」など、コロナ禍でしか見つからなかった気持ちを入れました。まだまだ、笑顔になれるエンタテインメントは今も止まりがちだけど、2020年をただ悲しいだけの年には絶対にしたくなかったです。私は今年、舞台もやりましたが、最後まで誰も感染せずにやれたことは、本当に奇跡だなとも感じたし、それで誰かを笑顔にできたのなら本当に良かったなとも思いました。また、新しいことへ踏み出すことは本当に大事だなと痛感した1年でした。今後もみんなとつながりながら、面白いことや楽しいことを見つけていきたいなと思います。●横山だいすけ1983年生まれ、千葉県出身。劇団四季時代は「ライオンキング」等の舞台に出演。NHK Eテレの幼児番組『おかあさんといっしょ』で、番組史上歴代最長となる9年間“歌のお兄さん”を務める。17年4月に卒業後、ドラマ、バラエティ、CM出演、舞台、声優と活躍の場を広げ、19年7月にはソロアーティストとして初のオリジナルアルバム『歌袋』をリリースした。●中川翔子1985年生まれ、東京都出身。02年「ミス週刊少年マガジン」を受賞し、芸能界デビュー。04年11月に開始したブログ「しょこたん☆ぶろぐ」で人気を博し、06年に歌手デビュー。『劇場版ポケットモンスター』や『塔の上のラプンツェル』シリーズなどで声優として活躍。20年8月の舞台『メイビー、ハッピーエンディング』では、花澤香菜とのダブルキャストで、ヒロイン役を務めた。【公演情報】『FamilyDreamLive2020とどけみんなのおうちFrom舞浜アンフィシアター』出演:横山だいすけ、小林よしひさ、上原りさ、鈴木福、私立恵比寿中学/中川翔子※安本彩花(私立恵比寿中学)は出演なし【全国LIVE配信スケジュール】◆2020年11月29日(日)14:30/18:30【劇場公演スケジュール】◆2020年11月29日(日)10:30/14:30/18:30※10:30は貸切公演
2020年11月28日だいすけお兄さんこと横山だいすけが、11月29日(日)、舞浜アンフィシアターで『Family Dream Live 2020とどけみんなのおうちFrom舞浜アンフィシアター』に出演する。「子どものころの楽しい思い出は人生の財産。このライブが財産になれば」という横山に話を聞いた。「Family Dream Live 2020 とどけみんなのおうち From舞浜アンフィシアター」チケット情報今回は『おかあさんといっしょ』の11代目の体操のお兄さんこと、小林よしひさ、『パント!』(身体表現)のおねえさんで知られる上原りさらも出演。「よしお兄さん(小林)とは昨年も共演したんですが、何も言わなくても『あうんの呼吸』でできる。彼とは丸9年、りさちゃんとは丸5年一緒にやっているので、同窓会みたいになりつつ、それぞれのカラーを見ていただきたいですね」また、今回は中川翔子が初出演。「しょこたんはディズニーの『塔の上のラプンツェル』で日本版のラプンツェルの声をされ、僕もディズニーが大好きなので、お会いした時にディズニー愛で盛り上がったんですよ。いつかご一緒したいと言っていたので、今回共演できることになってワクワクしています」。曲目は『おかあさんといっしょ』の歌をはじめ、ディズニーやジブリなどからピックアップした、親子で楽しめる曲がメインになる。「会場で歌うことはコロナで制限があるので、僕らと一緒に身体を動かしたり、拍手で盛り上がったりしてもらいたいですね」。10月にはポップスをメインにした初のオンラインライブで、歌のお兄さんとはひと味違う大人の一面を見せた。「いい経験になりました。ポップスを歌う時でも、子ども歌のように、持ち前の明るく、やさしくというのがつい出ちゃうので試行錯誤するんです。特に『香水』では、歌詞にあるように、一生懸命“クズ”感を出したつもりだったのですが、演出家に『もっと暗く、表情つけないで』と言われ、気が付いたら変顔になってました(笑)」。チャットには『全然クズじゃない』『香水のいい人バージョン』などのコメントがあふれ、「いい意味でそれが僕にしか出せないカラーなんだと。僕が新しいことに挑戦している姿を見て、みなさんが前向きな気持ちで、何か一歩踏み出せるきっかけになればうれしいです」。今回も生配信やアーカイブでライブが楽しめる。「前回はなぜか僕の前髪の形に、コメント欄でめっちゃ反応してくれて、前のほうが良かったとか賛否両論の意見が飛び交っていました(笑)。配信は、おやつを食べながらでも観れますし、自分が一番楽しめる方法を見つけてほしいですね」。元気いっぱいのだいすけお兄さんはコロナ禍でも健在だ。「僕が元気や楽しさを届ける存在であることは意味があるんだと改めて思いました。子どもはやがて親離れするので、親子で楽しめる期間はそう長くはないんです。まず、大人が楽しめば子どもにも必ず伝わる。扉を開けて待っています!」。『Family Dream Live 2020とどけみんなのおうち From舞浜アンフィシアター』は11月29日(日) 舞浜アンフィシアターにて開催。劇場、配信チケットともに発売中。取材・文:米満ゆう子
2020年11月19日コロナ禍にあったイタリア・クレモナの病院の屋上からの演奏が世界中で話題を集めたバイオリニストの横山令奈が、来年1月に来日公演を行うことが決定した。大阪府箕面市出身で、日本の高校卒業後の06年に18歳でイタリアに渡り、クレモナを拠点に欧州で活動してきた横山。今年3月末、クレモナの観光プロモーションを手掛ける集団“プロ・クレモナ”が、「コロナ禍で1カ月間ずっと救急車のサイレン以外に静寂しかないクレモナの中心街に、バイオリンの音を響かせたい」と持ちかけたのが、横山が祈りの演奏を始めたきっかけだ。街への“恩返し”を決意し、4月3日の夕方、横山は高さ112メートルの鐘楼“トラッツォ”の上から、バッハ/グノーのアヴェ・マリア等の曲を15分にわたって演奏した。18歳でこの街に来て、“街の代表的な建物である鐘楼・トラッツオで演奏をする”という彼女の夢が、思いがけない形で叶う事になったが、その演奏を、たまたま通りがかったクレモナの病院の広報担当者が聴き、新型コロナウイルス患者への治療の最前線となっている病院の屋上からの演奏を横山にリクエスト。快諾した横山が4月16日夕方、病院の屋上で演奏を始めると、防護服姿の医師らが窓から身を乗り出して、バイオリンの音色に聴き入った。横山はイタリアを代表する作曲家エンニオ・モリコーネの「ガブリエルのオーボエ」や映画「ニュー・シネマ・パラダイス」愛のテーマ、そしてビバルディの「四季」などを演奏し、曲が終わるたびに大きな拍手と歓声が上がった。この演奏動画はYouTubeで世界中に配信され、日本にいる音楽関係者の目にも止まり、今回の来日公演が実現することになった。横山は「コロナ禍にあって医療崩壊ギリギリの状態で持ちこたえていた、私が住んでいるイタリアのクレモナや近隣の町の病院にいる方々、亡くなってしまった方々やその家族、家にずっとこもっているしかないすべての人々に思いを馳せながら、病院の屋上から精一杯演奏しました」と演奏に込めた思いを語り、「“今まで気持ちがいっぱいいっぱいで、張りつめていて泣けなかったけれど、この演奏を聴いてやっと泣けた”という、私自身も励まされるメッセージを沢山の病院関係者から頂きました。そして、その映像が世界中に配信されたことがきっかけで、今回日本に帰って来て、皆さんにその演奏を聞いて頂けることになりました。今の時期に音楽や芸術は不要不急ではないという人もいます。単なる趣味じゃないかという人もいます。でも私は音楽、芸術とは人の心に直接語りかけることができる素晴らしいものであると思います。私のバイオリンの師匠でもある両親が亡くなった時も音楽こそが私の心の支えでした。クレモナのロックダウン直後から、演奏家として自分には何ができるのか、ずっと考えて来ました。生の音楽の響きを通して思いを共有することが、少しでも誰かの癒やしや元気の源となれば、うれしいです。そして、その演奏に対して沢山のメッセージを下さって私を勇気づけて下さった日本の皆さんにも恩返しをしたいです。今度は劇場で生の音楽を聴いて生の振動を感じて頂きたいです」と来日公演への意気込みを語っている。この来日公演は『命を繋ぐ祈りのヴァイオリンイタリア・クレモナの病院屋上から世界に届けた感動の調べ横山令奈ヴァイオリン・コンサート』と題し、来年1月17日の愛知を皮切りに、23日には山口で、そしてラストは24日に横山の地元・大阪で開催される。チケット先行販売は、きょう3日10時から。料金は、S席:5,000円、A席:3,500円(税込・全席指定)。
2020年11月03日“だいすけお兄さん”で知られる、横山だいすけによる初の生配信ライブ『横山だいすけ Online Special Live 2020』が10月18日に行われた。ポップスや懐メロを中心にさわやかな歌声を聞かせ、“歌のお兄さん”とは少し違った大人の顔を見せてくれた。その模様をレポートしよう。「Family Dream Live 2020 とどけみんなのおうち From舞浜アンフィシアター」チケット情報まず、スタジオから横山が生バンドと一緒に緊張した面持ちで、「オンラインのライブはどうなんだろうと思っていたのですが、今日はみなさんと一緒に楽しめる場所を作れて幸せいっぱいです」とあいさつ。「今回はみんな、“だいちゃんそれやっちゃうの!?”と思うかも知れないけど、一緒に楽しもうよ」と呼びかける。二曲目には横山のアルバム『歌袋』から『チーズばんざい』を元気いっぱいに歌い、早くもオンラインのチャットには「チーズ、チーズ!」「子どもたちが盛り上がっている」との声があがる。懐メロのメドレーで、BEGINの『島人ぬ宝』を歌うと、チャットで「イヤーサーサー」と合いの手が入り、見えない観客との不思議な一体感が生まれた。ほかにもゆずの『夏色』など、夏にかけた歌をしっとりと響かせた。コロナ禍で始めたYouTubeの横山だいすけチャンネルで再生回数が228万回を超えている瑛人の『香水』を歌えば、「香水のいい人バージョン」「(横山が歌うと歌詞の主人公が)全然クズじゃない」「YouTubeよりライブ感がある」と盛り上がる。チャレンジだというアニソンメドレーでは、シティハンターの『Get Wild』や、セーラームーンの『ムーンライト伝説』など懐かしの曲が続き、横山も「これはみんなもシビれたんじゃない?」と、ネット上での反応に手ごたえを感じたようだ。懐メロのメドレー・パートⅡでは、小学生の頃に聴いて、どうしても歌いたかったという広瀬香美の『ロマンスの神様』が飛び出した。変声期の前は広瀬と同じ高いキーが出たといい、その意外な選曲で驚かせた。「世の中、いい曲がいっぱいあるのに、なんで歌ってこなかったんだろうと思う」と横山。今回はそんな思いが反映された。最後に、おなじみの『ぼよよん行進曲』がおしゃれなジャズ風のアレンジで登場。横山と一緒に、画面の向こうで子どもや大人がジャンプしている姿が目に浮かぶ。ライブが終わっても「アンコール!」「生のだいすけお兄さんと早く会いたい」などの声が鳴り止まなかった。そんなファンのために、11月29日(日)には舞浜アンフィシアターで『Family Dream Live 2020とどけみんなのおうち From舞浜アンフィシアター』が開催される。ライブ配信もされるので、名曲とともに多彩なだいすけお兄さんの魅力を発見してほしい。配信チケットは10月24日(土)、劇場チケットは11月7日(土)一般発売。取材・文:米満ゆう子
2020年10月23日アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕がCOCOON PRODUCTION 2021『マシーン日記』の主演を務めることが22日、明らかになった。同作は松尾スズキが1996年に書下ろし、何度も再演されパリ公演も実現した代表作の一つ。小さな町工場・ツジヨシ兄弟電業を経営するアキトシ(大倉孝二)は、妻サチコ(森川葵)とともに自らの工場で働いていた。工場に隣接するプレハブ小屋に住む弟のミチオ(横山裕)は、壊れた機械を見ると直さずにはいられない電気修理工で訳あってアキトシに監禁されており、小屋と右足を鎖でつながれていた。一方のサチコには、かつてミチオに強姦された過去があり、未だ不倫関係にあった。そんな中、工場に新しいパート従業員としてサチコの中学時代の担任で体育教師であったケイコ(秋山菜津子)がやって来る。数学的思考でものごとを考え、極度の機械フェチでもあるケイコは、壊れた携帯電話を直してもらったことをきっかけにミチオと結ばれ、「あんたのマシーンになる」と服従を誓う。今回の再演は、2020年よりBunkamuraシアターコクーン芸術監督に就任した松尾スズキが、“今”をときめく話題のクリエイターたちを自ら指名し、過去の松尾作品を“新演出”で甦らせるシリーズの第2弾として上演される。5月に上演を予定していた第1弾『母を逃がす』は新型コロナウイルス感染症の影響に伴い公演中止となったが、松尾が演出に大根仁を指名し、新たに第2弾が決定した。大根は、ドラマ『演技者。』(03年)で1度『マシーン日記』の演出を手掛けており、ダークな世界観で狂気的な三者三様の愛の形を突き詰め、大きな評判を呼んだ。ドラマ版から18年、映画監督としての地位を築き、舞台演出の経験も積んだ大根が手掛ける、新たな『マシーン日記』が生まれる。主演を務める横山は、松尾作品初参加にして、約3年半ぶりにシアターコクーンに登場する。町工場に隣接したプレハブ小屋に、右足を鎖でつながれ監禁されている電気修理工のミチオ。町工場のパートにきたケイコと出会い狂い出す、おかしくも切ない男女の四角関係の愛憎劇に挑む。ミチオの兄・アキトシ役に大倉孝二、アキトシの妻・サチコ役に森川葵、そしてミチオに服従を誓うケイコ役に秋山菜津子と、一癖も二癖もある俳優陣が顔を揃えた。東京公演は東京・Bunkamuraシアターコクーンにて2021年2月3日から2月27日、京都公演は京都・ロームシアター京都 メインホールにて3月5日から3月15日。○松尾スズキ コメント今回の『マシーン日記』は、演出をお願いした大根くんが「これがいい」と選んだ演目です。キャストが4人だし、わかりやすいからですかね。彼はこの作品をドラマ化してくれたことがあるので、この芝居に流れる狂気みたいなものは、身体に落とし込んであると期待しています。横山さんの色気、大倉さんのギャグセン、秋山さんの説得力! あとは、森川さんが舞台でのたうちまわる姿が楽しみです。出だしの部分は再演するたび変わるので、アレンジを頭を悩ませているところです。ぜひ、演劇を、生の舞台を、楽しんでいただければと思います。○演出:大根仁 コメント長く仕事を続けていて、いまだに肩の凝りが取れない仕事っていうのがあるんですが、『マシーン日記』のドラマ版はその筆頭というか。松尾さんの頭の中に入る作業は本当に過酷なことでした。今回お声がけいただいて、一度解体して再構築した経験のあるこの作品だったらできるんじゃないかと思いました。ミチオ役に選んだ横山さんはドラマの仕事で初めて会ったのが16歳くらいの時で、最近のドラマを見ていて「芝居がいいな、仕事したいな」って引っかかっていたんです。ナイロン100℃での初舞台から見ていてすごく好きな大倉くん、絶対の安心材料である旧知の秋山さん、そして惹かれて目が離せなくなってしまうような佇まいの森川さんという4人。コクーンでやるには世界観が小さいかなとも思ったんですが、直感的にセンターステージでやったらすごく面白そうってなりました。難しい戯曲だとは思うんですが、なるべく噛み砕いて新しく作るつもりなので、楽しみにしていただきたいです。○横山裕 コメントシアターコクーンにまた呼んでいただいたことが嬉しい半面、やっぱり怖さもあります。『マシーン日記』...すごいです。ぶっ飛んでる。松尾さんのこの作品から、人を惹きつけるエネルギーをとても感じています。数々の映像を手掛けられてきた大根さんが、演出家として 舞台でどう攻めるのか楽しみです。また、出演者4人だけの稽古は、濃密な時間になると思いますし、キャリアも年代も違う4人がそれを経ることで生まれるものにも期待しています。僕は演劇畑の人間ではないですが、積み重ねてきた他の経験を強みにこの作品に挑みたいです。整然としたところに、異物が飛び込んできたとき、パニックのようになるのが面白かったりするじゃないですか? そんな予測不可能な感じになれたらと前向きに捉えています。 そして、この状況下で観に来てくださるお客様に「来てよかった」と思っていただけるように頑張ります。○大倉孝二 コメント僕は松尾作品が今まで未経験で、この先もないと思っていたので、お声がけいただいてすごくありがたいです。名作ですし、4人芝居のこんなにエネルギーの高いものを…と、冷静になると急に怖くなってしまいますが、まだ深く考えないようにしています。全幅の信頼を寄せている秋山菜津子さん、はじめてご一緒する横山裕さんと森川葵さんと4人でどんな稽古場になるか楽しみです。演出の大根さんとは若い頃に何度か仕事をさせていただいていて、久しぶりで何も成長していないことがばれてしまうのが怖いですね(笑)。シアターコクーンでやらせてもらえるんだと考えると緊張します、やっぱり憧れの劇場ですから。○森川葵 コメント脚本を読んでいると、日常の何かが壊れてしまったようなハードな内容に、どんどん気持ちが沈んでいくようだったのが、映像で見たときにはすごく面白くて。笑えない内容なのに、人が動いて演じているのを見ると、なんでこんなに笑えるんだろう…。その不思議な感じを自分も体験してみたいと思って参加を決めました。自分が今までやってきた仕事とは比べ物にならないくらいの大きな分厚い壁だと思います。でも、挑戦することで何かこう自分の未来に対する希望が見えたら、すごく楽しいだろうなって。大根さんとキャストの皆さんと作り上げる、新しい『マシーン日記』がどんなものになるのか、楽しみにして観に来ていただけたらと思います。○秋山菜津子 コメント松尾さんが片桐はいりさんのために書かれた『マシーン日記』が、年月を経て私のところに来るとは思いませんでした。私は松尾さんの女性の描き方がとても好きで。演じていて「もしかしたらこういうところ、自分の深い闇みたいなものを見られてるのかな」といったことを感じたりします。今回演出をされる大根さんは、舞台もやられていますが、映像が主体でやられている監督ですから、違う角度の作品ができそうな気がしています。今はお芝居をやるほうも観るほうも、どんな仕事もみんな大変な世の中ですが、コクーンでの時間を一緒に共有してもらえたら嬉しいです。演劇に限らず、芸術はこういう状況だからこそ、とても必要なことだと思います。無事に上演して皆様にお会いしたいですね。
2020年10月22日アイドルグループ『AKB48』の横山由依(よこやま・ゆい)さんが、2020年10月10日にインスタグラムを更新。ウエディングドレス姿を公開し、「美しい」とファンをメロメロにしています。 この投稿をInstagramで見る ウェディングドレス #東京BABYBOYS9 横山由依 (@yokoyamayui_1208)がシェアした投稿 - 2020年10月月9日午後10時32分PDTカメラに向かって優しく微笑む横山由依さんは、なんだかとっても幸せそう。もともと色白なこともあり、純白のドレスがとても似合っています!「結婚したの!?」と驚きの声も上がったこちらの写真は、同日に放送されたコントバラエティ番組『東京 BABY BOYS 9』(テレビ朝日系)に出演した時のオフショット。横山由依さんは共演者とのツーショットや集合写真も公開し、「楽しかった」と感想をつづっています。 この投稿をInstagramで見る ハナコの岡部さんと!? #東京BABYBOYS9 横山由依 (@yokoyamayui_1208)がシェアした投稿 - 2020年10月月9日午後10時32分PDT この投稿をInstagramで見る 23:00から テレビ朝日 #東京BABYBOYS9 放送です みなさんとのコント、 本当に楽しかったです 収録が終わってからも ずーっと楽しい気持ちでした! 楽屋で観ていた他のコントも 面白かったので 今夜の放送が私も楽しみです! 喫茶ウィーンにてみなさんと☕️ 横山由依 (@yokoyamayui_1208)がシェアした投稿 - 2020年10月月9日午後10時31分PDTこの投稿を見たファンは「美しい!」「世界一の花嫁さん」と絶賛。「本気で結婚するかと思った」「焦った」という安堵のコメントも寄せています。・ゆいちゃん、すっごくきれい!・めちゃくちゃ、焦ったわー。・とても似合っていて、よい!こんな花嫁さんが欲しいです…。横山由依のインスタにはかわいい写真ばかり!横山由依さんはインスタグラムに「さすがアイドル!」と思ってしまうかわいい写真をたくさんアップしています。 この投稿をInstagramで見る 赤チェックの衣装大好き❤️ #AKB48 横山由依 (@yokoyamayui_1208)がシェアした投稿 - 2020年 9月月30日午前8時07分PDT この投稿をInstagramで見る 横山由依 (@yokoyamayui_1208)がシェアした投稿 - 2020年 9月月24日午前2時44分PDT この投稿をInstagramで見る 髪飾りも イヤリングも 手袋も ぜーんぶ可愛いです #THEMUSICDAY #AKB48 横山由依 (@yokoyamayui_1208)がシェアした投稿 - 2020年 9月月12日午前6時11分PDT この投稿をInstagramで見る #カンベ写真館 横山由依 (@yokoyamayui_1208)がシェアした投稿 - 2020年 9月月9日午前1時16分PDT横山由依ってどんな人?横山由依さんは2009年に行われた『AKB48第6回研究生オーディション』で見事合格し、AKB48の研究生となりました。翌年に研究生から正規メンバーへと昇格し、『チームK』に所属。2011年にAKB48の派生ユニット『Not yet』のメンバーとなり、シングル『週末Not yet』でCDデビューします。その活躍が話題を呼び、同年発売のAKB48の21枚目のシングル『Everyday、カチューシャ』では、初の選抜メンバーに抜擢。2012年8月には『チームA』へ異動し、同時に大阪を拠点とする姉妹グループ『NMB48』を兼任することを発表します。2015年12月には、AKB48グループの2代目総監督に就任。その後も、総監督を務めながらバラエティ番組やドラマ、舞台と幅広く活躍します。AKB48グループの頼れるリーダーとして、絶対的支持を得ている横山由依さん。今後の動向からますます目が離せません!横山由依って結局どんな人?卒業・姉・彼氏などを調べてみた[文・構成/grape編集部]
2020年10月13日『おかあさんといっしょ』の歌のお兄さんとして親しまれた横山だいすけと、体操のお兄さんとして親しまれた小林よしひさがタッグを組み、昨夏大好評を博した『Family Live』。そのシリーズ第3弾が、11月29日(日)、千葉・舞浜アンフィシアターで開催される。『Family Dream Live2020とどけみんなのおうち From舞浜アンフィシアター』と題した今回は、ソーシャルディスタンスを保った劇場での観劇のほか、家でも楽しめるようにライブ配信を実施。出演は横山と小林のほか、7年間にわたり、番組でふたりと共演してきた“りさお姉さん”こと上原りさも参加することが決定。さらに“みんなが主役”をテーマに第1弾から参加している鈴木福、昨年の公演にも参加した私立恵比寿中学を迎えるほか、テレビや映画、舞台とマルチに活躍する中川翔子も初参戦。豪華メンバーによる予測不能なスペシャルステージだ。公演に向けて横山、小林、上原からコメントが届いた。コロナ禍により一時はエンタテインメントの公演すべてが中止を余儀なくされた2020年。その間、横山は「もどかしさと悔しさがあったと同時に、僕らにしかできない何かがあるんじゃないかとずっと考えていました」と語る。だからこそ、今回のライブへの思いはひときわ強く、初のライブ配信についても「会場で観る以外に新たな楽しみ方を生み出せたことはすごくうれしいですし、僕自身すごくワクワクしています」と期待を寄せる。小林も「コンサート会場では恥ずかしがるお子さんも、家では歌ったり飛び跳ねたり、思い切り楽しんでほしい」とコメント。また「コンサート会場では目線が合う機会が少ないですが、配信ならずっと目が合いそう!」と上原が語る画面越しならではの良さに「よしお兄さんのジャンプもいちばんいい角度で観られるし、りさちゃんの技も遠目では伝わりにくい瞬間も見逃すことがなさそうだね」と横山も納得。3人は、「日本中に元気を届け、少しでも前向きに考えるきっかけになれば」と願う。そのためには、ゲストとの化学反応にも期待してほしいと語る。「僕たち3人をとっても、まだ内に秘めている能力があると思うので、新鮮な気持ちで観てもらえると思うし、それをバックアップしてくれるゲストの方々もいますので、可能性が無限大」と小林。上原は「自粛期間中にひとりではできなかったことが、みんなが集まることでできるようになり、そのパワーは必ず画面越しにも届きます。私たちなら、きっとそれができる!」と力を込める。最後に横山が「大変なこともあったけど、楽しいこともあったねって、一生の思い出に残るステージをお届けできるように頑張りますので、ぜひ楽しみにしていてください」と締めた。公演は、11月29日(日)に3公演開催。限定座席販売に加えて、午後からの2公演はライブ配信も行われる。配信チケットは10月24日(土)、劇場チケットは11月7日(土)一般発売予定。詳細は公式サイトへ。
2020年10月12日「劇団た組。」を主宰し、話題の舞台を送り出す一方で、映像作家、テレビドラマの脚本家としても、次々と注目作に携わり、20代半ばにして多彩な活躍を見せる加藤拓也。シス・カンパニーとのタッグで、加藤が作・演出を担当した『たむらさん』が新国立劇場 小劇場にて10月9日(金)より3日間だけの“短期集中決戦”で上演される。出演は、これまでも加藤の作品に出演経験のある橋本淳と豊田エリー。物語に関しては、「ある男が自分の半生を語り始める」ということ以外、これまでほとんど明らかにされていない。コロナ禍の影響で、必然的にできた劇場の数日間の空きを活かすために生まれたという本作。26歳の異端児はどんな作品を見せてくれるのか?コロナ禍の中、シス・カンパニーの北村明子プロデューサーから突然、加藤のもとに電話があった。「電話には出られなかったんですが、『何か怒られるのかな?』と思って(笑)。ショートメッセージで『事務所に来られますか?』とあって、これはいよいよ怒られると思って伺ったら『こういう形で、短い期間で作品を作ることを考えているんですけどやりませんか?』と。それで始まりました」。とはいえ、とにかく開幕まで時間がない。何を書こうか? ひとつ、ヒントになったのが自粛期間中にオンラインでいくつかの作品を発表した経験だった。「オンラインで作品を発表する中で、観客との接点――どう観客と関わっていくか? というのが一番の壁だったんですね。オンラインの時、お客さんは“安全”なんです。逆に今回、お客さんを安全な場所に置かないという思いで描いています」既にエンタテインメントの世界で、演劇、映像作品を問わず、新型コロナの存在を意識し、変容してしまった世界を描くという試みは、様々なところで行われているが、加藤自身は「特別に作品にコロナを絡めているつもりはない」という。一方で「僕自身、(普段の生活などでコロナの)いろんな影響を受けているので、全く影響がないとも言えない」とも。先述のように、ある男の半生が板の上で展開するというのが大まかな物語。加藤の口からは複数存在する「正解」、そして「評価」といったキーワードが発せられた。「いくつもの“正解”があるという状況は、みなさん気づいていると思います。これも正解、あれも正解と気づいていて、どれも悪くないし、どれも選べない――そんな男の話です。先ほども言いましたが、僕自身はそこまで『いま』ということやコロナを意識してはいなかったんですが、他人に評価を下すという部分は、自粛期間中のSNSなどと重なる部分はあるのかもしれません」古田新太主演のドラマ『俺のスカート、どこ行った? 』、賀来賢人主演の『死にたい夜にかぎって』の全話の脚本、フジテレビ『不甲斐ないこの感性を愛してる』の脚本・演出など、映像作品でも存在感を高めている。「一般的にマイナスだと捉えられがちな部分が、僕の演劇の中ではプラスになると思っていて、そういう凸凹なパーソナルな部分を大切にしたい」――。自身のクリエイティブを特徴づける部分について、そう語る。シス・カンパニー、新国立劇場 小劇場、少人数芝居……そういった“枠組み”に関しては「特に意識することもないし、あまり関係ない」。ただひたすら、人間という存在の面白さをあぶり出す――。「たむらさん」とは何者なのか? たった3回の公演で何が語られるのか? 幕が開けるのを楽しみに待ちたい。シス・カンパニー公演『たむらさん』作・演出:加藤拓也出演:橋本淳、豊田エリー10月9日(金)・10(土)・11(日)新国立劇場 小劇場にて上演取材・撮影・文:黒豆直樹
2020年10月08日綿矢りさの小説を原作に、のんと林遣都の初共演で映画化する『私をくいとめて』に、臼田あさ美、若林拓也、片桐はいりが出演することが決定。併せて、特報映像が解禁となった。みつ子が全幅の信頼をおくおひとりさまの先輩・ノゾミさん役には、主演作の『南瓜とマヨネーズ』を始め、『蜜蜂と遠雷』『劇場版 架空OL日記』など話題作へ立て続けに出演し、大九監督とは『美人が婚活してみたら』「捨ててよ、安達さん。」に続くタッグとなる臼田あさ美。みつ子のバリキャリ女上司・澤田役には、舞台、ドラマ、映画と幅広いジャンルで活躍し、大九作品には『勝手にふるえてろ』「捨ててよ、安達さん。」に出演する名バイプレイヤー・片桐はいり。みつ子の同僚で、個性的すぎる存在感を放つカーター役には、MEN’S NON-NO専属モデルを務め、本作が映画初出演となる若林拓也が抜擢された。今回解禁された特報映像には、脳内に相談役「A」をもつ、31歳おひとりさま・みつ子(のん)が崖っぷちの恋に挑む様子が映し出されている。悠々自適におひとりさまライフを満喫していたみつ子だったが、年下営業マン・多田くん(林遣都)との出会いをきっかけに様子が一変。予期せぬ恋を前に、20代のように勇敢に恋に立ち向かえず、“キャパオーバー”寸前に。時には心乱され、あわてふためきながらも、訪れた恋に向き合うことを決めるみつ子。多田くんとのもどかしい恋模様はもちろん、いかなる時もやさしく穏やかに助言をくれる「A」とみつ子の、息ぴったりでコミカルなやり取りにも期待が高まる映像に仕上がっている。『私をくいとめて』は12月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:私をくいとめて 2020年12月18日より全国にて公開予定©2020『私をくいとめて』製作委員会
2020年09月16日ショパン・コンクール入賞から30年のピアニスト横山幸雄。ショパンの全曲演奏でギネス記録(24時間でもっとも多い曲数を演奏したアーティスト)を持つ彼が、またも驚きの企画を発表した。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲を、2日間で一気に弾き切るという連続演奏会を敢行する[12月5日(土)、6日(日)・東京文化会館大ホール]。【チケット情報はこちら】「僕自身、ベートーヴェン全曲を1日や2日で弾くなんて、絶対やるものじゃない!と言ってきたんです。ショパンは文学でいえば詩のような感じですが、ベートーヴェンは非常にメッセージ性が強くて、いわば演説。それを一日中弾くなんて、普段だったらありえない」それが一転。一大決心に至ったのは、音楽界の現状への憂慮からだった。ベートーヴェン生誕250年の今年、予定されていた関連コンサートが次々に延期・中止。横山自身、7年かけて進めてきた「ベートーヴェン・プラス」の最終回を来年以降に延期した。「このままいくと、本来なら《第九》一色になるはずの12月もどうなるか。ベートーヴェンは12月生まれなので、本当の生誕250年は12月なんですね。このまま2020年を終わらせてしまっては、あまりにもベートーヴェンに失礼じゃないか。海外アーティストの入国規制でホールに空きも出て、やるべき企画さえあれば今からでもできる。そう考えていたら、この演奏会が誕生してしまいました(笑)」全32曲を番号順(作曲順)に弾く。2日間という短時間で向き合うことで、ベートーヴェンの人生と作風の変遷を、より凝縮して俯瞰できるはずだという。「そもそもソナタ第1番は、作品2として、26歳の年に出版されました。モーツァルトだったらすでに相当の数の曲を書いていた年齢です。フランス革命後の混沌とした時代。作曲家デビューしたくてもできなかったという事情もあったのではないでしょうか。音楽家がなかなか音楽をできない現在の状況に、どこか似ている。その後も、ようやくデビューして順風満帆かと思ったら、今度耳が聞こえなくなったりと、いろんな苦難に立ち向かい、それを全部克服していった。やっぱり、いまの状況とすごく重なる部分があるような気がするんです」それを聞くと、ベートーヴェンを象徴する「苦悩を突き抜けて歓喜へ」というモットーが思い浮かぶ。「その性格は、作品のなかにも、そしてベートーヴェン自身のキャラクターや人生にもあると思います。でも聴き手がそこから何をどう受け取るかは、まったく自由です。誰もやったことがない企画だと思いますので、それを聴いたことがある人もいない(笑)。どんな感じで聴くことになるのかを体験するのも面白いと思いますよ」全2日間11部構成・14時間半(休憩含む)というマラソン・コンサート。聴くほうも万全の体調で出かけないと。残念ながら直接足を運べないという方には、オンライン配信(有料)も検討中との事。取材・文宮本明
2020年09月14日2020年6月18日、俳優の清原翔さんが脳出血による緊急手術を受け、入院したことが明らかになりました。所属事務所は「命に別状はなく、当面治療に専念する」と発表。27歳という若さから、ネット上では驚きと心配の声が数多く上がっています。横山だいすけ「ただ無事に笑顔でまた会えるのを願うばかり」同月19日、清原さんとドラマなどで共演し、プライベートでも親交のある、タレントの横山だいすけさんがブログを更新。清原さんのことを『大事な友人』と称し、自身の想いをつづりました。昨日大事な友人の俳優・モデルの清原翔くんが、緊急手術・入院しました。ただただ無事に笑顔でまた会えるのを願うばかりです。とにかく、みんなも健康には気をつけてね。ちょっとでも異変を感じたら休むこと。休むことが大事。横山だいすけオフィシャルブログーより引用横山さんは、清原さんへのエールとあわせて「ちょっとでも異変を感じたら休むことが大事」と注意を呼びかけています。心のこもった投稿に、ネット以上ではさまざまな声が寄せられました。・清原さんのニュースにはビックリしました。本当に、無理せず休むことが大切ですね。・「体調の異変には気を付けなければ」と改めて実感させられました。・だいすけお兄さんも、心配や不安があるかと思いますが、無理しないでください。横山さんの気遣いは、清原さんのもとにも届くことでしょう。1日も早く、清原さんの元気な姿をテレビで見られる日が来ることを願うばかりです。[文・構成/grape編集部]
2020年06月19日劇団俳優座の公演『雉はじめて鳴く』が1月10日(金)から19日(日)まで東京・俳優座劇場にて上演される。iakuの横山拓也が脚本を書き下ろし、俳優座の眞鍋卓嗣が演出を務める作品は今回が2作目となる。このタッグで2018年に行われた公演『首のないカマキリ』は、骨髄バンクや卵子の冷凍保存、献体などさまざまな形の命のつなぎかたを描き、「命の距離」を見つめる作品だった。横山は主宰する演劇ユニット・iakuのほか、幅広い脚本提供を行っている劇作家。病気や福祉、社会問題などを題材として取り上げることがたびたびあり、その部分が注目を集めがちだが、彼の真骨頂はその会話の細やかさにある。自然な会話が丁寧に積み重ねられるうち、登場人物それぞれの立場や気持ちが顕になって眼前に迫ってくる。今作の舞台は学校。県立高校に2学期からやってきたスクールカウンセラー、2年生の担任を務める教師、その教師とあるクラスメートとの関係を疑う生徒……。学校というコミュニティの中でのそれぞれの立ち位置と関係性が描き出される。「雉はじめて鳴く」とは季節を区分する二十四節気をさらに分けた七十二候のひとつ。雉のオスがメスを求めて鳴きはじめる頃を表し、ちょうど公演が行われている1月15〜19日頃をさす。10代の生徒たちが恋を自覚することと意味がかかっているのかどうか、劇場で確かめたい。文:釣木文恵
2020年01月10日アイドルグループ・関ジャニ∞の丸山隆平と横山裕が出演する「甘酒」CM冬バージョン「甘酒bros.冬」編が16日より全国で放映される。夏から同商品のイメージキャラクターとして起用されている2人が続けて登場し、マフラーを巻いて「甘酒」柄のどてらを着て、雪が降るかまくらの前でムード歌謡調の甘酒の歌を力強く歌い上げる。最後は畳み掛けるようなラップ調で「甘酒~と言ったら、日本で一番売れてる甘酒。森永の甘酒」と熱唱する。今回のCMは「元気とキレイ」がキャッチコピーとなっているが、撮影終了後のインタビューで「キレイの秘訣」を聞かれた丸山は「たくさん笑うことです! やっぱ関ジャニ∞というのは皆さんにたくさん笑って頂く、そういったサービスができるユニットだと思ってるんですよ。それと同時に、みんなと一緒に僕も笑う。そしたらキレイになっていくんですよ」と語る。しかし横山から「今、焦ってますよね(笑)」と指摘され、「な~んにも焦ってませんよ」と言いつつも「相当焦ってます(笑)。いくつか考えたんですけどね」と苦笑。その後横山からは「でも、丸ちゃん肌キレイやん」と褒められ、丸山は「まぁまぁ、半身浴したり、汗かいたりとかね。あと、冬になったらリアルに粕汁を作るんですよ。で、酒粕って美容にも良かったりするんで、そういう意味でも、体もあったまるし、代謝もあがるしって意味で、今回この甘酒はですね、相当お肌にも影響が」とリアルなアピールをしていた。また商品の食レポを頼まれると、「あ~美味しいですね。やっぱ冬に欲しくなる味です」(横山)、「そうね。もちろん体も温まるんですけど、心も温まりますね!」(丸山)と続けたものの、横山は「(スタッフの方を見て)全然大人が笑わへんもん(笑)」とつっこみ、丸山は「これ、甘酒で温まって貰おう言うてんのに、僕が皆さんの心を冷ましてしまいました」と反省。「これで温まったらね、リアルな頬紅がね。みなさん、浮かび上がりますから」(丸山)、「本当にお肌にいいですから。お通じにもいいんですよ」(横山)と勧め、横山が「いや~、美味しいわ、シンプルに。こんなに美味しいのにお肌もキレイになれるということですから。是非とも皆さん試してみてください。宜しくお願いします」とまとめていた。
2019年12月10日タレントの横山だいすけ(36)が11月6日にブログを更新し、一般女性と結婚したことを報告した。《みんなーげんきー!?大事な報告もやはりこの言葉からでないと始まりません!》と切り出した横山は、《突然の報告になりますが、私横山だいすけは、本日11月6日婚姻届を提出し結婚致しました》とつづった。続けて、《お相手は一般女性の方となります。お付き合いは数ヶ月ですが、どんな時も、この人とだったら幸せな家庭を築けると思い、結婚の運びとなりました》と結婚を決意した経緯を明かした。この報告に横山のブログは祝福で溢れている。投稿から約1時間で700件以上ものコメントが寄せられた。《だいすけお兄さんご結婚おめでとうございます!!いつもみんなにパワーを与え続けてくれていたお兄さんが幸せになるのが本当に嬉しいです》《おめでとうを100回!だいすけお兄さん、ご結婚おめでとうございますビックリしました!と同時にすごく嬉しい幸せな気持ちになりました暖かい素敵な家庭を築いてくださいね。これからも応援してます!》《わあああ!!!!すごく嬉しいです!!!おめでとうございます!数え天狗も今日は祝福しながら数を数えていそうですね》08年から17年まで『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)で歴代最長の「うたのおにいさん」を務めた横山。同番組の卒業時は、子供だけでなく親からも“だいすけロス”が巻き起こるほどの人気ぶりだった。卒業後はドラマやバラエティといった新たな分野にも挑戦。いっぽうで子供向けの番組や舞台でも精力的に活躍し続け、今でも “だいすけお兄さん”の愛称で親しまれている。「根っからの子供好きという理由で『うたのおにいさん』を志した横山さんは、自分の家庭を築く夢を長年抱いていたので喜びもひとしおでしょう。子育てについても、結婚相手と協力し合いながらのびのびと子供を育みたいようです」(テレビ局関係者)ファンからも盛大に祝福され、ますますの活躍が期待されそうだ!
2019年11月06日NHK Eテレの子供番組『おかあさんといっしょ』の元うたのお兄さん・横山だいすけが6日、一般女性と結婚した。同日、自身のブログで発表した。「大切なご報告」と題してブログを更新。「みんなーげんきー!?大事な報告もやはりこの言葉からでないと始まりません!」といつものフレーズで書き出し、「いつもお世話になっている皆様突然の報告になりますが、私横山だいすけは、本日11月6日婚姻届を提出し結婚致しました」と報告した。お相手は「一般女性の方となります」とのこと。「お付き合いは数ヶ月ですが、どんな時も、この人とだったら幸せな家庭を築けると思い、結婚の運びとなりました」と説明した。そして、「歌のお兄さんを務めた9年を合わせ子ども・家族に勇気や希望の歌を届けたいと活動を続け12年目となりました。その間、沢山の家族の笑顔に出会いました。自分自身もいつか笑顔溢れる家庭を築きたい!という夢を持ち続け、今日ここに結婚のご報告ができますこと幸せいっぱいです」と喜びをつづり、「結婚を機に、今まで以上にみんなが笑顔になれるよう精進してまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます」と決意を記した。
2019年11月06日“だいすけお兄さん”こと横山だいすけ(36)が10月19日、ブログやTwitterでランドセルメーカー・セイバンの台風19号被害への寄付企画について拡散を呼びかけた。横山の取り組みを支持する声がネットでは上がっている。同日のブログで「ランドセルメーカーのセイバンさんから、台風19号の被害によりランドセルを使用することができなくなってしまった小学生の子どもたちに『天使のはねランドセル』を寄付されることが決定されました」と報告した横山。「セイバンさんのランドセル使用者に限定せず、被害にあった小学生すべてが対象です!」と明かし、同社のホームページを紹介した。さらに「台風の被害がニュースで多く取り上げられている場所、なかなか取り上げてもらえない場所、まだまだ被害は計り知れないですね」と述べ、こうつづった。「全国で沢山の子どもたちが大切なモノ、身の回りの物を失いました。そんな中でこういった災害支援は、子どもたちにとって・その家族にとって大きな励みになると思います!!笑顔に繋がると思います!!」そして「台風でランドセルを失ってしまった全ての小学生へ、ランドセルが届きますように!!」と結んだ。「横山さんは東日本大震災のとき、子供達を勇気づけるには本気で歌わなければと気付き、歌い方が変わったといいます。以降チャリティイベントにも積極的に参加。また17年7月の九州を襲った豪雨の際にはブログのコメント欄を開放し、被災地を勇気付けるようなメッセージを募っていました。横山さんにとってチャリティは切っても切り離せないものです」(芸能関係者)横山のツイートは現在1.7万ものリツイートと9,500件以上の“いいね”を記録し、《素敵な投稿を見つけました!だいすけお兄さん、拡散させてもらいますねっ!》《だいすけお兄さん素晴らしい どうかみんなが笑顔に戻れますように》《だいすけさんの想いが、被害にあわれた沢山の親子に届きますように…》と賛同する声が。さらにセイバンの取り組みを讃える声も上がっている。《佐用のときにもランドセルを寄付してくださり、ありがとうございました。休み明けに泥だらけの通信簿と宿題を持ってきたこども達。だけどランドセルはピカピカで、こども達はもちろんのこと保護者の方も教員も暖かい気持ちになりました》《今回の台風19号で被害を受けて悲しみくれている親子の皆さんの心に、温かい手をさしのべてくださり、ありがとうございます。子を持つ世代として心より感謝いたします》《まさしく、天使の羽ですね きっと、愛がいっぱい詰まっていますよ ありがとうございます セイバンさん》“愛のランドセル”を背負う小学生が、日本の明るい未来を背負うはずだ――。
2019年10月21日軽妙な会話のやりとりの中にいまの社会が透けてみえる。そんな物語を紡ぐ関西出身の劇団、iaku。新作『あつい胸さわぎ』が、9月13日から東京・こまばアゴラ劇場で上演される。iakuの主宰であり、脚本・演出の横山拓也に話を聞いた。新作は久々に全編関西弁で、いつにも増してテンポよくカラッとした会話が繰り広げられる。「今回は意識的に関西出身の役者さん中心に集まってもらいました。関西の地域性、彼らの培ってきた明るさと、そんな人たちがシビアな問題にどう立ち向かうのかという部分が出せたらなと思っています」。題材として取り上げるのが、AYA世代と呼ばれる若年世代の乳がん。「わかりやすいので“乳がんを扱う”部分が注目されますが、いつも複合的なものを描きたいと思っています。いつも変わらない日常の中で、がんに出会った登場人物はどんな態度をとるのか、生活がどう変化するのか。むしろ描きたいのはそのときの人間の振る舞いなんです。それともうひとつ、恋愛が難しくなっている現代の、親世代と子世代それぞれの恋愛も描きたいなと考えています」。iakuでは、横山の脚本を演出家の上田一軒が手がけることが多いが、今作では横山が演出、上田はドラマトゥルク(脚本に関するリサーチ、あるいはアドバイスなどを行う役割)を担っている。初稿を読んだ上田の「エンタテインメント性はあるけれど、母娘関係が単調だ」という意見を受けて、座組内で話しあったのだという。結果、役者から挙がったある母娘の思春期のエピソードを盛り込むことにした。「娘が大人になっていくことをうまく受け入れられない親がいる。その要素を入れることで母娘関係が複雑になって、ドラマが重層的になったかなと思います」。前作から、演出面でのチャレンジも行っている。「前回の『逢いにいくの、雨だけど』から、美術家に先に作品のイメージやキーワードを伝えて、舞台美術のデザインを作ってもらってから脚本を書き出すということをやっています。これまではワンシチュエーション、ひと連なりの時間をリアルタイムで描くことが多かったのですが、シーンも時間も移動するという作品をつくろうとしたとき、抽象的な舞台であればやれることが増えるんじゃないかなと思っていま試しているところです」。常に現代の社会的な課題を織り込みながらも、「その周りでうごめく人間を描いている」横山の脚本は、これまでも多くの演出家によって繰り返し上演されている。「再演に耐えうるような作品作りには意識的に取り組んでいます。そのために毎年1作は自分が本当に今やりたい、かつ10年先にも誰にでもやってもらえるような作品を目指してiakuで新作をつくっています」。この先さまざまな演出家によって繰り返し上演されるだけの強度をもった作品がまたひとつ生まれた。今回の公演は、そんな作品が濃密な空気を感じられるサイズの劇場で、横山本人の演出で見られる貴重な機会と言えるだろう。取材・文:釣木文恵
2019年09月09日AKB48の横山由依が25日、ツイッターを通じ、俳優・大東駿介とのツーショット写真報道についてコメントした。NEWSポストセブンは24日、「AKB 横山由依、大東駿介とコンビニデートがやましくない理由」と題し、並んで歩く2人の写真を掲載。記事によると、2人は共演舞台の合間、コンビニに買い出しに行っていたようだ。これを受け、横山は「驚かせてしまってごめんなさい」と詫び、「まさか劇場から買い出しに行くところが撮られるとは思わず、誤解されることがないように今後は気をつけます」と反省している様子。「稽古着ももうちょっとちゃんとしたものを着ようと思いました、、」とも吐露し、「これからもよろしくお願いします」と呼び掛けている。この投稿に対して、「謝ることはない」「気にしなくて大丈夫」などのほか、「ほっこり楽しませて貰いました」といった声も。現役メンバーやOGメンバーも「あの色の服どこで買ったん」(大家志津香)、「めっちゃ笑った」(内田眞由美)などと反応している。
2019年08月26日鄭義信が演出を手掛け、稲葉友、大鶴佐助、中山祐一朗(阿佐ヶ谷スパイダース)が出演する舞台『エダニク』が6月22日に東京・浅草九劇で開幕、7月15日(月・祝)まで上演中だ。【チケット情報はこちら】食肉加工センターを舞台にした本作。開幕に際し演出の鄭は「この作品の中には“人が生きるために、肉を食べなくてはならない”という大きなテーマが隠されているのですが、そのことが笑いの中から少しずつ染みていく形で、最後に観客にどう伝わっていくのか、今からとてもドキドキしています」とコメント。横山拓也(iaku)が2009年に書き下ろし、以降、さまざまな演出家、出演者によって再演を重ねられている脚本について鄭は「とてもしっかり書き込まれている作品なので、その中で役者がどれだけ自由にのびのびと遊べるかというのが、今回の演出の大きなテーマでもあります」と語る。その言葉通り、今作は、脚本を読んだだけでは想像できない、あらゆる意味で“稲葉、大鶴、中山、そして鄭だからこそ”と思わされる仕上がりに。そういう意味でも、もちろん芝居の面でも、演劇のおもしろさを堪能できる作品となっている。3人芝居となっており、稲葉は「男3人の丁々発止なやり取りと鄭義信さんならではの演出がギッシリと詰まった劇を楽しんでいただけたら嬉しいです。多面的なテーマを持った演劇ですので何がどこでどうお客様に響くのかこちらも楽しみにしております」。大鶴は「3人の登場人物が持つそれぞれの思いや願いが交差し合い濃密な空間が舞台上を支配すると思うので、そこにお客さんも巻き込み、汗だくになって帰ってもらいたいです。ジェットコースターのような展開の中、3人それぞれの真実を見逃さないで欲しいです」。中山は「屠場(とじょう)という牛や豚を解体する場所での劇です。そこによくわからない兄ちゃんが入ってきて、帰ってほしいのに全然帰ってくれないというなかで色々な事件が起こる仕掛けとなっていて、元々の会話劇の面白さにアングラの鄭さんの演出が加わりパワフルなコメディとなっていますので大変観やすくて誰にもオススメです」とそれぞれコメント。笑いもあって観やすいのに、それだけでは終わらせない3人にぜひ注目してほしい。また、この劇場サイズだから届く熱気や空気、見える表情の変化、香る食べ物の匂いも、本作をより濃密なものにしている。劇場でぜひ体験してほしい。公演は7月15日(月・祝)まで東京・浅草九劇にて上演中。取材・文:中川實穗
2019年06月28日稲葉友、大鶴佐助、中山祐一朗(阿佐ヶ谷スパイダース)による3人芝居『エダニク』が6月22日(土)に東京・浅草九劇で開幕する。その稽古場に潜入した。【チケット情報はこちら】『エダニク』は横山拓也(iaku)が2009年に書き下ろし、さまざまな演出家、出演者によって再演を重ねられている作品。今作では、鄭義信が演出を手掛ける。とある食肉加工センターを舞台に、そこで働く若者・沢村(稲葉)と同僚のベテラン・玄田(中山)、そして取引先の新入社員・伊舞(大鶴)が休憩室で一緒になり、屠畜という作業への言及や、企業間の駆け引き、立場の保守など、各々のアイデンティティに関わる問題をぶつけ合い議論を白熱させる――。と、あらすじを書くとやや硬質なイメージになってしまうが、稽古場ではとにかく笑わされた。稲葉が演じる沢村は、ラジオから流れる音楽に合わせて激しくカップ焼きそばを作るシーンからおもしろく、けれど戯曲を読んでみると、そんなスタイルで作ることは書かれていなかった。つまりこれが鄭バージョンということだろう。中山演じる玄田のキャラも新鮮。マイペースさと図太さとミステリアスさがごっちゃになったような男を、中山にとって初めてという関西弁で演じている。大鶴が演じる伊舞は、そんなふたりとは一線を画すキャラクター。軽く、ゆるく、おっとりしていて、けれどやや癇に障る話し方が強烈だ。彼が会話に参加すると、ことごとく稲葉と中山の会話のテンポが崩れていくのがおかしい。それぞれの芝居は濃厚で、どこか楽しそう。例えば伊舞が「30歳までニートで、つい最近就職した」と聞いて思いっきり先輩風を吹かせるも、伊舞の秘密を知った沢村は、気が動転して能のような口調で謝り始める。その姿はおもしろいのだが、“急に態度を変える調子がいい若者”というより“家族のために仕事をクビになりたくない父親”に見えるのがさすがだった。また、秘密を知っても特に態度が変わらない玄田にも「こういうふうに生きてきた人なんだろうな」と思わせる説得力があるし、それぞれの反応に対する伊舞の案外わかりやすい表情も見どころ。そういったひとつひとつの積み重ねで、この芝居がどんどん深みを増していくのを感じた。ドタバタでありながらも、そこが屠場、つまり豚などの家畜を殺し、解体し、食肉として整えていく場であることで、話題は「命」「生き物」「食べ物」「仕事」も絡む議論に発展していく。生々しい題材だが、この3人だからこそ何を語るのか聞きたい、と思わされる稽古場だった。『エダニク』は6月22日(土)から7月15日(月・祝)まで東京・浅草九劇にて上演。チケットは発売中。取材・文:中川實穗
2019年06月20日6月17日、横山だいすけ(36)がブログを更新。「ヨコヤマ革命を起こせ」というタイトルで、最新シングル「ハレルヤルーヤ」のMVを公開した。MVでの“ハードボイルド”な横山に、《全くもって歌詞が頭に入りません》《だいすけお兄さんやりやがったな》《家族に衝撃!!》とファンが騒然となっている。MVで横山は角刈りにサングラス、赤マフラーといった姿で刑事を熱演。“てるてる坊主刑事”として、晴れを願う子供のために奔走している。爆破や銃撃戦を盛り込んだ迫力満点なシーンは、まさに昭和の刑事ドラマを彷彿させる出来栄えとなっている。横山といえば、2008年から2017年までNHK教育テレビ(現:NHK Eテレ)「おかあさんといっしょ」で11代目「うたのおにいさん」を務めた。そんな横山が俳優転身後に出演したドラマは刑事ドラマ。「警視庁いきもの係」(フジテレビ系)や「刑事ゼロ」(テレビ朝日系)では爽やかな警察官を演じている。今回のMVでも振り切った刑事役を演じた横山。ファンからは《爆笑した》《2歳息子は真剣にずっと観てました》《子ども一緒にみて大笑い》《最高です!》と絶賛の声が続々と寄せられた。
2019年06月19日アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕が9日、主演舞台『北齋漫畫(ほくさいまんが)』の公開ゲネプロに登場した。同作は、現在まで上演されつづける名作の数々を世に送り出した劇作家、矢代静一が1973年に発表した戯曲。江戸下町の貧しい家に生まれた鉄蔵(横山裕)は娘のお栄(堺小春)と共に、友である佐七(木村了)の家に転がり込み、絵を描き続けていたが、お直(佐藤江梨子)という女に出会い、その不思議な魅力に惚れ込む。初演は緒形拳が主演を務めて高い評価を受け、その後には『Hokusai Sketch Book』として翻訳され米国でも上演、1981年には新藤兼人の脚本・監督、豪華キャストの出演で映画化された。宮田慶子が演出を手がけ、初タッグとなる横山が主人公・鉄蔵(葛飾北斎)役に挑む。さらに、鉄蔵を惑わす魔性の女・お直役に佐藤江梨子、実在した佐七(曲亭馬琴)役に木村了、お栄(葛飾応為)役に堺小春、佐七の女房・お百役に枝元萌、佐七の下駄屋の丁稚・伍助役に吉田健悟、鉄蔵の養父・中島伊勢役に渡辺いっけいといった個性豊かな顔ぶれがそろった。北斎の若い頃から晩年まで演じた横山は、見栄っ張りで天邪鬼でありながらも、絵への執念を持つ北斎の姿を体いっぱいに宿す。舞台上には北斎の絵も写し出され、幻想的に物語を彩っていた。○横山裕 コメント初日を迎えるにあたり、改めて、『北齋漫畫』という名作に出演できる喜びと感謝でいっぱいです。葛飾北斎という歴史に残る偉大な人物を演じるにあたって、稽古では大変な思いをし、壁にもぶち当たりましたが、なんとか無事に初日を迎えることができました。ご覧になるお客様に、横山が演じる北斎の魅力を感じて頂けるよう、日々精進します。また北斎だけでなく、渡辺いっけいさんら、出演者のみなさんが演じられる登場人物も素敵な魅力をもっているので、それぞれの生き様も観ていただければ。令和に残る『北齋漫畫』、楽しみにしていて下さい。○佐藤江梨子 コメント結婚・出産を経て初めての舞台なので緊張しています。キャストの皆さんは、横山さんを筆頭にこんなに優しくていいのかな? という程、優しくて良い人たちですし、皆さん引き込まれるお芝居をされるので、稽古場では見入ってしまいました。その稽古場でどんどん良くなってきた『北齋漫畫』をご覧になるお客様に楽しんでいただければと思います。○渡辺いっけい コメント横山くんを中心にいいチームになっています。余計な事を考えずに集中できるチームで、役者として幸せですし、横山くんの人間性や彼の持っているポテンシャルに僕たちも引っ張られ、お互い助け合いながらやっています。あとは1日1日を大切にして、『北齋漫畫』というお芝居を引き上げていきたいです。○宮田慶子(演出) コメント長年憧れながらも手を出すことができなかった作品に今回挑戦することができました。横山さんをはじめ、キャストの皆さんが人間それぞれの生き様をしっかり演じてくださってとても良い舞台に仕上がっています。北斎のとてつもないエネルギーを、劇場でお楽しみ下さい。
2019年06月10日アイドルグループ・AKB48の横山由依(26)が17日、自身のツイッターを更新。親友である元AKB48で女優の川栄李奈(24)が同日、俳優・廣瀬智紀(32)との結婚と妊娠を発表したことを受けて、祝福した。横山は、笑っている川栄の写真を添えて「川栄結婚おめでとう!!」と祝福。「教えてくれたときめっちゃ嬉しい!!本当におめでとう!!ってハッピーな気持ちでいっぱいになりました」とつづり、「今までもこれからもママになってもずーーっと大好きだよーー!!」とメッセージを送った。このメッセージに、川栄もさっそく「ありがとう」と反応した。川栄と廣瀬は、2018年に上演された舞台『カレフォン』にW主演で共演。川栄は今後、体調を考慮しながら、仕事を続けていくという。
2019年05月17日「おかあさんといっしょ」の歌のお兄さんを歴代最長の9年間務めた横山だいすけと、体操のお兄さんを歴代最長の14年間務め、この春卒業した小林よしひさ。ふたりが夢のタッグを組み、親子のための最高のライブ・エンタテインメントをお届けする。「Family Live 2019@舞浜アンフィシアター 横山だいすけ×小林よしひさ」チケット情報昨年春に大阪城ホールで開催され2万8千人が熱狂したファミリーライブが、よしお兄さんを迎え、更にパワーアップして関東に初上陸!ゲストには、前回からの出演で横山だいすけとドラマ共演でも話題となった瀧本美織、同じく前回より引き続き出演、両“お兄さん”ファンを公言する鈴木福。そして、今回がFamily Live初参戦となる私立恵比寿中学が決定!真夏のステージを盛り上げる。公演は8月24日(土)から26日(月)まで千葉・舞浜アンフィシアターにて開催。チケットは5月12日(日)より一般発売開始。
2019年04月25日