場面緘黙かもと次女に伝えることは特に悩まなかった次女が小学校1年生のときに、話せない様子を見て場面緘黙を疑い学校に相談、スクールカウンセラーにも「場面緘黙かもしれない」と言われていました。学校でずっと話せない次女。その姿を見ていて一番心配していたのは、次女自身が「話せないなんて、私ってダメだな…」と自分自身を責めて、自信を失ってしまうのではないかということ。「話せないこと」はもちろん本人にとってはとてもつらく苦しい大きな事実ですが、それは次女自身の一部であって、それがすべてではないことを知ってほしいと思っていました。すべて自分自身のせいではなくて、そういう病気があって、助けが必要なこともあるし、実際改善している人も居ると知ることは、本人が暗中模索の中で場面緘黙と共に過ごしていく中での道しるべになると思いました。なので、本人に言うか言わないかは特に悩むことなく、「場面緘黙について正しい知識をつけてほしい」という気持ちで、本人に伝えることにしました。実際にどう伝えたか次女が小学校2年生になり、病院を受診する前には本人に場面緘黙について話していました。私自身、説明が下手だしうまく伝えられる自信も無かったので、子ども向けに場面緘黙について書かれている本を長女と次女と一緒に読むことに。Upload By まりまり次女の反応はどうだったか私が説明しながら、3人で本を読み進めるといった感じでした。次女より、長女の方が興味深く見ていた気がします。Upload By まりまり次女自身は「なんでか分からないけど学校で話せない」ということは自覚していたので、「ほかにもこういう人いるんだね?」と、本の説明から話せない理由については少し理解してくれたかなという感じがしました。その後もその本は手が届くところに置いておいて、たまに引っ張り出して見ていました。まだ小学校2年生だったので完全に理解したという感じではありませんでしたが、「自分が話せないのは場面緘黙というもので、そういう人も世の中にはいる」程度の理解はできたのかな?と思いました。「場面緘黙」って知ってよかった?あのころは伝えるのが当たり前くらいで迷いなく次女に場面緘黙について伝えましたが、今思うと「本当にそれで良かったのかな」という気持ちもわいてきました。そこで、次女に直接聞いてみました。Upload By まりまりUpload By まりまりUpload By まりまりこんな反応でした。次女にとっては、「病気については嫌だけど、聞いておいてよかった」という感じのようでした。告知することを迷わずに伝えてしまったけど、わが家の場合は、結果として言って良かったようです。私から見ても次女が、場面緘黙に対して、そして自分自身に関しても、少し客観的な視点で見られるようになったかなという気がしています。執筆/まりまり(監修:井上先生より)告知に対して悩まなかったとは言え、子どもへ告知をすることは親御さん自身にも勇気がいることです。タイミングや伝え方の工夫などもされ、がんばって伝えましたね。次女ちゃんの理解にも繋がり良かったです。「告知は何歳位までにしなければならないでしょうか」という質問をよくもらいますが、適切なタイミングはお子さん一人ひとりで違います。まりまりさんの体験のように、きょうだい一緒の方がいいか、時期や場面をずらして伝えた方がいいかなども大きな課題です。告知をする前の条件としては、お子さんの好きなことや得意なこと、そして苦手なことがあることを親子で共有・理解できていることが重要です。告知をする前に親御さんが、診断に関する適切な知識を身につけておくことも必要です。また一度で理解できない場合も多いので何度かに分けて理解しやすいように伝えていくいくことが大切かと思います。
2022年01月24日現在小学4年生の次女は、なかなか宿題をしようとしないので、家族から「宿題しないマン」と呼ばれています(笑)これまでの次女と宿題との戦いは以下の記事でも描いています。まあなんだかんだで、怒られながらも毎日宿題をクリアして学校に持って行ってはいるのですが、なんというか…「毎日勉強すること」を習慣にしたいのです。中学生・高校生になって、その習慣があるとないとでは雲泥の差が出るんですよね。そんな話を夫婦でしていたところ、旦那から「塾に通わせてみたら?」との提案が。お試しで数回通ったところ、次女も気に入ったようなので正式入会することにしました。習っているのは「英語」と「算数」です。私の心配とは裏腹に、意外と順調な次女。学校の宿題+塾の宿題になるので大変かな?途中でイヤになるんじゃない?と思っていたのですが…しかし…そこには落とし穴があったのです~!!!音読の存在を完全に忘れていた次女と私…。気が付いたのは冬休み最終日!!!そんなわけで一気読みをした次女なのでした。それでも塾に関しては、いまのところ順調です。さらに相乗効果なのか、学校の宿題もいつもよりは進んでやっています。これで「毎日勉強する」習慣が身に付けばいいのですが…。今は良くても、イヤになったりしてムラがあるからなぁ~。親子でじっくりゆっくりやっていくしかないですね!
2022年01月15日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは!あっという間に冬やすみ! そして年末ですね。次女オコメもいつのまにか幼稚園に通うことがすっかり日常になりました。(時の流れは早いですね…)毎日バス停に送って、バス停に迎えにいっています。オコメよりも、小学生のムスメの方が帰宅の早い時がまれにあります。懐かしい先生にも会えるし、バス停に迎えに行けることはムスメも嬉しいようでいつもウキウキで向かうんですよね。もうオコメが嬉しい日ナンバーワンですね! こんな日は母には全く見向きもしません!(寂しいくらいに!)このラブラブなふたりが見られるのが嬉しくて、私にとってもスペシャルな日です。癒やされます。冬休み中もどうかケンカしないでこの仲良しがずっと見られれば良いのにな…と、あり得ないことを考えつつ、きたる冬休み、乗りきりたいと思います!
2021年12月25日わが家には小学3年生の長女と、もうすぐ1歳になる次女がいます。長女はひとりっ子生活が長かったこともあり、次女を妊娠したことをなかなか受け入れることができませんでした。そんな長女の姿を心配していた私と、長女の心の成長をご紹介します。 待望の第2子、妊娠判明長女が小学2年生のとき、待望の妊娠が判明しました。うれしいのはもちろんですが、ひとりっ子生活の長かった長女がどんな反応をするのかが何よりも気になりました。夫にその話をすると、「そりゃうれしいんちゃう」と、のんきな言葉が返ってきました。一方私は、精神年齢が高くプチ反抗期な長女のことが心配でした。 そして私のつわりが始まったこともあり、妊娠2カ月のときに長女へ妊娠の話をすることに。すると、「ふ~ん」と気のない返事のあとにしくしく泣いたかと思うと、その声がだんだん大きくなり、「いやー!!ずっとママとパパと3人がいい!!」と泣きわめいてしまいました。想像以上に妊娠を嫌がる長女の姿に、私は先が思いやられました。 長女の受け入れ体制が整った日妊娠を長女に伝えてから、こちらからは妊娠や赤ちゃんを匂わせる話はしないよう気を付けました。長女は私の少し大きくなったおなかを見ても、「食べ過ぎやね」と言ってくるので、「そうやね」と返すこともありました。いつもなら私がつらそうにしていると「大丈夫?」と声をかけてくれますが、私がつわりでつらそうにしていても長女は気付かないふりをしていました。 しかし、妊娠7カ月を過ぎたころ。長女が「○○ちゃん(クラスメイト)って4人きょうだいなんやって~。私もきょうだいおるか聞かれたから、一応おるって言っといた」と少し照れたように言ったのです。もう私は大声で叫びたいくらいうれしかったのですが、冷静を装いながら「そうなんや~」と答えました。長女の心のなかでいろいろな気持ちを消化し、赤ちゃんを受け入れられるようになったんだな~と思った瞬間でした。 ついに出産!長女の反応は……?その後は長女から赤ちゃんの話をしてくるようになりました。おなかの赤ちゃんが妹だとわかり、「私の服を貸してあげる」「一緒にままごとをしてあげる」と言ってくれるなど。さらには名前を考え、おなかに話しかけてくれることもあり、次女が生まれてくるのをとても楽しみにしている様子でした。また、私の体がつらいときは、料理、洗濯、おつかいなどお手伝いをたくさんしてくれたので、大変助かりました。 そして無事に出産し、退院後初めて長女が次女と顔を合わせたとき。接し方がわからないのか、長女は次女に近づこうとしませんでした。ひとりっ子生活が長かった分無理もありません。こちらも自然に長女から動き出すのを待ちました。2時間ほど経ったとき、長女が何も言わずお気に入りのブランケットを次女にかけてあげていました。夫と顔を見合わせ、静かに喜びました。 今では長女が次女のお世話をよくしてくれるので、とても助けられています。これは歳の差育児ならではだと思います。ただ、歳の差があると、心のケアがとても重要だと感じました。わが家の場合は、長女を見守ることで、長女が自ら次女を受け入れられるようになってくれました。この1年で、長女の心は大きく成長したと感じました。 作画/山口がたこ監修/助産師REIKO著者:石井ゆうき8歳と0歳の女の子のママ。長女の反抗期に悩まされながらも、姉妹の戯れに日々癒され中。秘書として働いており、現在は育休中。1人目出産直後に夫が転職に失敗し、夫が転職に失敗したことを機に、お金にまつわることに興味を持ち、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。
2021年11月29日引越しと小学校入学次女が小学校入学時に、家族で海外へ引越し。それに伴って、現地の日本人学校へ入学することとなりました。このときは、まだ次女が場面緘黙とは知りませんでした。Upload By まりまり引越しや転入にあたっては、家族が一緒に居ることと、2歳上の長女が一緒に同じ学校に行くことを理由に、「大丈夫じゃない?」というようなことを本人は言っていました。当時の次女は精神的ストレスが原因で空気をたくさん飲み込み、胃がパンパンになってお腹が膨らんでしまい、膨満感から食欲もなくなってしまう「呑気症」と診断されていました。今思えば、このときは不安を言葉にできなかっただけで、その分呑気症の症状として体に出ていたのではないかなと思っています。新しい学校での次女の変化新しい学校が始まり、なぜか呑気症の症状は軽減してきましたが、次女の様子に変化が出てきました。Upload By まりまり日本人学校は、低学年時には登下校の送迎が必須。私が送迎しているとき、次女は同じクラスの子にあいさつしてもらっても、全く言葉を返すことができませんでした。「せっかく声かけてくれてるんだから、あいさつはちゃんと返そうね~」などと言ってみるものの、変わらず…。さらに、海外の日本人学校なので、普通の小学校に比べるとものすごく転出入が多い環境でした。次女と同じ時期や次女よりあとに転入してきた子たちがどんどん慣れていく中、次女自身は全く友達と話せない、交流できない状態が続いていました。それが、1学期だけでなく、2学期に入っても続いていたのでした。親としてこの状態をかなり心配はしていましたが、次女自身もともと引っ込み思案な性格だったため「相変わらずものすごく引っ込み思案だな…」「おとなしい子なんだな…」という感じで無理やり納得していました。できていることもあった先述のとおり次女は、あいさつはできないし、友達と話せない状況が続いていました。でも、できていることもありました。Upload By まりまりものすごく小声だけど、担任の先生とは何とかお話ができていました。さらに、教科書の音読ができたり、授業中指されたときに答えの決まったことは声を出して答えることができていました。ですので、学校生活を送る上では、「友達と話せない」という以外は、なんとなく学校生活を送ることができていたのです。さらに、家では普通に話せていました。担任の先生が、次女が話さないことを心配してくれたときは、「家では普通に話しているから大丈夫です」というのが夫の反応でした。Upload By まりまりそういった感じで、クラスメイトと話せないし友達もできなかったけど、先生は話せたり、授業に支障がなかったことが、あまり問題視しなかった原因かと思います。でも、やっぱりおかしいと思っていたUpload By まりまり次女のように、できることもあって、なんとなく学校で過ごすことができてしまっていると、なかなか本人の困り感に周りが気づきにくいのではないかなと思います。私の場合は、日本人学校が保育園と同様に毎日送迎があり、次女の学校での様子を直接見られたこと、また先生と話す機会も多くあり、相談なども気軽にできる環境だったのが良かったのだと思います。これがなかったら、いまだに、次女の困り感に気づくことができずに「ものすごく引っ込み思案でおとなしい子」という認識のまま、現在まで来ていたと思います。「家では大丈夫」なのは家で安心して過ごせているということなのでとても良いことだと思います。ですがこの海外での生活は、それだけで判断するのではなく、さまざまな環境での次女の変化に気づくことができた良い機会となりました。執筆/まりまり(監修:三木先生より)学校での様子を見ることができる、あるいは先生とも頻繁にコミュニケーションが取れるというのは安心できる要素ですね。
2021年11月25日「場面緘黙症に気づくまで」第13話。スクールカウンセラーとの面談で「次女ちゃんは自分で世界を広げることができる力を持っていると思います」と言われ、次女ちゃんの持つ力を信じてサポートしようと心が軽くなったまりまりさん。そして3学期を迎え……。場面緘黙症に気づくまで 第13話 3学期になるまでに、とても成長した次女ちゃんでした。 このときは、本当に周りに助けられていたなあと思います。 でも、せっかく慣れたのに、帰国が迫っているのでした……。 ◇◇◇ 3学期に入り、次女ちゃんは、誰にも聞こえないほどの小さな声ながらも、クラスメイトに「バイバイ」とあいさつできるようになりました。 ほとんど反応のできない次女ちゃんに声をかけ続けてくれたクラスメイトの子たちや、あたたかく見守ってくれる担任の先生に感謝しながら、次女ちゃんの成長をうれしく思うまりまりさん。 せっかく慣れたドイツを離れることを心苦しく思っていました。監修/助産師REIKO ★♡★♡ベビカレ秋のマンガ祭り★♡★♡マンガ200連載突破を記念して『べビカレ秋のマンガ祭り』開催中!話題のマンガを毎日増量配信♪ぜひチェックしてくださいね!著者:イラストレーター まりまり2歳差の性格がまったく違う長女と次女の母です。次女の場面緘黙についてや姉妹の成長についてのんびり記録しています!
2021年11月23日場面緘黙症について調べていくうちに、次女ちゃんは「緘動」なのではないか?と思い当たったまりまりさん。担任の先生からスクールカウンセラーへの相談をすすめられました。そんなとき次女ちゃんに変化があって……。…良いんだ。先生の言葉に救われて 何故か、他の子たちと同じようにやらせなくちゃ!と思い込んでいました……。でも、当たり前のことだけど、みんな一人ひとり違って良いし、それぞれのペースややり方を尊重してくれる先生に、とても助けられました。 ◇◇◇ 次女ちゃんが体育を休んでしまうことが気になっていましたが、先生が「次女ちゃんのペースで大丈夫ですよ」と言ってくれたことで気持ちが軽くなったまりまりさん。 無理に誘うこともせず、ひたすら見守っていてくれた先生のおかげで、ある日、次女ちゃんはドッジボールができるようになり、体育も休まず出席できるように! まりまりさんは、次女ちゃんが時間はかかっても自分で乗り越えられる力を持っていることに感激したのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター まりまり2歳差の性格がまったく違う長女と次女の母です。次女の場面緘黙についてや姉妹の成長についてのんびり記録しています!
2021年11月19日ドイツの小学校に転入した次女ちゃんでしたが、1学期が終わるころになってもクラスの子にあいさつを返すことができないまま。それから夏休みが終わり2学期に入ると……。話しかけられた反応は…? このとき初めて、目の前で次女ちゃんが固まって話せなくなってしまう姿を見ました。ここでやっと、「話さない」んじゃなくて「話せない」んだ!と気が付いたのでした……。 ◇◇◇ 2学期に入り、次女ちゃんは体育をお休みするようになってしまいます。理由を聞くと、「ドッヂボールが恐い」「鉄棒が恐い」と……。さらに、次女ちゃんが家にきた知人女性から話しかけられると、固まってしまい何も答えられなくなってしまいました。まりまりさんが声をかけても次女ちゃんは固まったままで反応なし。 このとき、ようやくまりまりさんは、次女ちゃんが「話さない」のではなく、「話せなくなってしまう」ということに気づきます。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター まりまり2歳差の性格がまったく違う長女と次女の母です。次女の場面緘黙についてや姉妹の成長についてのんびり記録しています!
2021年11月17日小学校入学と同時にドイツへ行くことになり、次女ちゃんのストレスを心配していたまりまりさんでしたが、次女ちゃんは学校への行きしぶりもなく、呑気症も改善。しかし……。学校での様子は いろいろ端折っているところもありますが、こんな感じの1学期でした! ◇◇◇ ドイツの小学校に転入した次女ちゃんは、1学期が終わるころになってもクラスの子にあいさつを返すことができませんでした。不安になったまりまりさんが担任の先生に相談したところ、授業中の音読ができたり、指されれば答えられたりなど、本人はそこまで困っている様子ではないと言われます。そうは言われたものの、入学してから1人も友だちができない次女ちゃんが心配になって……。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター まりまり2歳差の性格がまったく違う長女と次女の母です。次女の場面緘黙についてや姉妹の成長についてのんびり記録しています!
2021年11月16日2歳差の姉妹を育てているまりまりさん。次女ちゃんが場面緘黙症に気づくまでの様子をつづっています。大きな問題なく保育園に通えていた次女ちゃんでしたが、年長さんになって様子が変わり始めて……。年長さんになったら… 場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)とは、簡単に言うと、家や家族の前では話せるけど、社会的な状況では話せなく(声が出なく)なってしまう疾患です。あまり知られていない疾患ということもあり、家族や本人でさえ場面緘黙症と気づかずに苦しんでいる場合が多いようです。わが家も、気づくまでに時間がかかったので、その経過をざっくりとお伝えできたらと思います。あくまでもわが家の場合ですが、どなたかのお役に立てたらうれしい限りです。 次女ちゃんは、年長さんになってから初めて、保育園への行きしぶりが出てきました。当時は、給食を主な理由にしていましたが、今となっては、いろいろプレッシャーが大きかったのが負担だったんだろうなぁと思います。行きしぶりはあったけど、行ってしまえば楽しく過ごせていて、結局お休みせずに通えていました。 ※場面緘黙症(ばめんかんもくしょう):言語能力は正常なのに、学校など特定の場面や人に対して、話すことができないという小児期特有の状態です。選択性緘黙症とも言います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター まりまり2歳差の性格がまったく違う長女と次女の母です。次女の場面緘黙についてや姉妹の成長についてのんびり記録しています!
2021年11月11日次女の乳児期は、長女より手のかからないよく寝る子だったUpload By まりまり長女が超ハイスペックな背中スイッチを搭載していたうえ、寝るまでにほんっとうに手間がかかる子でした…。なので、その長女の状態と比較すると、次女は抱っこしなくても寝ることがあるし、周りが騒がしくても寝られるし、気がついたら勝手に寝てることもあるし…と、その点では手のかからない子だと感じてました。この頃の次女は、検診で発達など特に問題を指摘されたこともないし、親として気になることも特になく、比較的穏やかな乳児期を過ごしていました。1歳で保育園へUpload By まりまり次女は3月生まれで、翌年の4月から入園したので、ちょうど1歳1ヶ月での入園。もちろん最初はぐずったり泣いたりでしたが、2歳上の長女が通っている保育園なので、何度も行って中にも入っているし、次女のことを知っている先生はいるし…と、なじみの園だったこともあり、慣らし保育の2週間程度で泣かずに保育園に行くことができるようになりました!ただ、入園時にほとんどの子が歩いている中、1歳1か月の次女はまだハイハイしかできないという状態なのは気になっていました。1歳までの発達は順調だったけど、歩き出すのが遅かった…Upload By まりまり保育園入園までは検診で何か指摘されたこともなく、そこまでの発達はわりと順調に来ていた次女。言葉のほうは、1歳5ヶ月で「ママ、わんわん!」程度は話し始めていて、その後もだいたいの年齢に準じた感じできています。ただひとつ心配だったのが、入園後も、ほかの子がみんな歩いている中、一人だけずっとハイハイをしていて歩き始めなかったこと。ハイハイからつかまり立ちや伝い歩きはしていたので、保育園の先生から「1歳6ヶ月までは様子を見てみましょう!」と言われていました。ついに1歳6ヶ月が近づいてきて、手をつないでならずんずん歩くのに、というか歩ける能力はありそうだけど、なかなかひとりで歩かない…。このころの保育園ノートを見返すと、「いつ歩くんでしょうか…」のようなことばかり書いていて、先生に励まされる日々でした…。歩き始めたことで気づいた、次女の慎重さUpload By まりまりしかしいよいよ、あと数日で1歳6ヶ月という日に、さすがに心配になり発達外来を予約…。したのですが、発達外来受診直前のちょうど1歳6ヶ月と2日で歩き始めました…!ただ、長女やほかの子を見ていると、歩き始めて、歩くのが嬉しくて、周りも見ずにバーーッと歩いて何かにつまずいて転ぶ…!みたいなことが多く、歩き始めは危険がいっぱい!と感じていたのですが、次女はどうも違う…。Upload By まりまり次女は、歩いていて下に段差があると必ず近くのものにつかまって乗り越えたり、私に助けを求めたりと、ほんっとうに良く周りを見ていて、転ぶことが少なかったのです…!公園などの外では、転んで手や足に砂や土がつくのを嫌がって、転ばないように気を付けて歩いていたので、歩き始めから転ばずにかなり長距離を歩けるようになっていました。園の先生からも「次女ちゃん歩き始めたばかりなのに慎重に歩いていて転ばないですよね!」と言われるほど。なので、遅くまで歩かなかったことに対して、「もしかして、次女ちゃん、しっかり歩ける自信がつくまで様子を見てたのかもしれないですね…」と、次女の慎重さについて言われました。確かに、石橋を、叩いて叩いて、また叩いて確認してからやっと渡る…という感じ?Upload By まりまりあまりの長女との違いに「まだ1歳半なのに!なんて慎重な子なんだろう!」と驚いた記憶があり、これが今思えば、場面緘黙の特性としてよく挙げられる慎重で不安の強い気質に気づかされた最初の出来事でした。わが家の次女の場合は乳児期の敏感さはそこまでなかったように思うのですが、歩き始めて、いろいろ発達が進んで、本人が周りの状況などが良く分かるようになってきてから不安になったり怖がったりすることが増えてきたように感じます。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年07月16日次女ちゃんは場面緘黙Upload By まりまりUpload By まりまりわが家の次女ちゃんは、場面緘黙(ばめんかんもく)と診断されています。場面緘黙とは、家では家族と普通に話すことができますが、学校などの社会的な状況になると、話すことができなくなってしまう状態です。家では普通に過ごせているので、症状の程度によっては家族も気づきにくい場面緘黙ですが、わが家の場合も気づくまでに時間がかかりました…。今回はそんなわが家の次女の場合をお伝えしていこうと思います!次女ちゃんの幼児期に、私が感じていたことUpload By まりまりわが家の次女が場面緘黙かもと判明したのは、小学校入学後でした。それまでの保育園時代、私自身は次女に対して、「ものすごく恥ずかしがりやで引っ込み思案な子」という風に感じていました。周りからの評価も同様で、保育園の先生からも同じように言われ、ばあばや夫からも上のような反応でした。それでも、保育園では友達と話すことができていたし、「ものすごく恥ずかしがりやで引っ込み思案な子」として大きな問題なく過ごせていました。ただ、保育園外では、ほかの子が積極的に他者と関わりを持てる中、次女はなんでこんなに私(母親)と離れられないんだろうというのは、とてももどかしく感じてました。小学校に行ったらこれでやっていけるのか…?と心配していましたが、「子どもなんだから、時間がたてばすぐに友達もできるし慣れるだろう!」と勝手にポジティブに考えていたのでした。いつまでたっても小学校で話せない小学校入学時、夫の都合により家族で海外へ。長女と次女は、現地にある日本人学校へ通うこととなりました。「子どもなんだから、時間がたてばすぐに友達もできるし慣れるだろう!」と思っていたのに、一向にそうなる気配がありません。小学校自体には何とか通えているし、時間が経って学校生活には慣れてきているはずなのに、全く友達ができないし、というかクラスメイトに挨拶すらできず全く話している様子がない…。Upload By まりまりなんとなく「話せない」=「場面緘黙かも?」という程度の知識があったので、それなのかな~とは感じていました。でも、次女は授業中に音読はできたり、答えの決まったことは声を出して言うことができていたので、なんとなく、考えすぎ?と思ったり…。そんな中、次女が良く知らない人に声をかけられたときに、話せないだけでなく、全く動けなくなってしまったということがありました。初めて、私の目の前で全く動けなくなってしまって、「あ」とすら声を発することができない次女の姿、こわばってしまった顔を見て、「あれ?これはやっぱり普通の状態ではないよな…?」とやっと気づいたのでした。担任の先生からの報告そんなときに、次女の担任の先生からお話がありました。Upload By まりまりUpload By まりまり次女は、学校では、勉強はまあ問題なくできているし、授業中に音読はできたり、答えが決まっていることは声を出していうことができたりするので、本人は困っていることも多いけど、何とか学校生活は過ごせてしまうという状況でした。なので、先生からしても、次女の困り感は放っておくこともできたと思うのですが(のちに、違う先生には「問題ない」と言われたことも…)、この先生はちゃんと、自分が抱いた次女への違和感を教えてくれたのでした。こういうことを言われるのを嫌がる親も多いのか、先生が私にものすごく気を使って話をしてくれたのを感じました(ありがとうございます)。でも、そのときすでに私自身もおかしいな?と思っていたので、「ああやっぱりそうだったのか!」と、素直に受け入れることができ、その後、スクールカウンセラーへの相談につなげることができました。現在の次女ちゃんこれが小1のときのお話で、その後、日本への帰国、色々あった末に児童精神科クリニックを受診し、小2のときに場面緘黙の診断を受けました。現在4年生、相変わらず学校で話せませんが、次女なりにかなり成長してきていると感じています。Upload By まりまり場面緘黙は、まだまだあまり知られていない疾患なので、次女の例を通して、少しでも何かの参考になったら良いな~と思っています!LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年06月29日私は年少の長女と1歳9カ月の次女を持つ2児の母ですが、次女のとある行為を見るたびに「ごめんね」と反省する点があります。それは、次女が「指しゃぶり」をしているとき。なぜ「ごめんね」と感じるのかというと、次女が生まれて間もないころから私が仕事を始めたことが指しゃぶりの原因の1つだったのでは?と思っているからです。 長女の赤ちゃん返りで余裕がない日々次女を出産したとき、長女は2歳10カ月で「なんでもママがやって! 私を見て!」といった赤ちゃん返りがありました。下の子が生まれたら上の子を優先に、とはよく言われていたので、私もなにかと長女につきっきりのことが多かったように思います。しかも夫の仕事は深夜帰宅もあるような忙しさで、夫の力を借りることは難しい環境にありました。 長女が駄々をこね出したときは、次女をしばらく泣かせっぱなしにせざるを得ないことが多々あったのも事実です。 将来について考え直す機会を持てた結果次女出産時、私は里帰りをしなかったのですが、産後要件で運良く長女を保育園へ通わせることができていたので、朝から夕方ごろまでは次女と2人きりでした。2人目ということもあって精神的な気持ちのゆとりもあり、日中に次女とゆったり過ごしていくなかで、家族の将来について考え直す機会をじっくり持てました。 そんな中「やはり近い将来、私自身も働いたほうがいいだろう」と思い立ち、夫と話し合うことに……。そして、「できる限り早く働いたほうがいい」という結論に達したのです。 生後2カ月で起業した私私の住んでいる市は、産前産後要件での保育園利用は産後2カ月までと定められていました。しかし、現実的に生後2カ月の子どもがいても雇ってくれる会社を探すには困難を極めたのが正直なところです。したがって私は発想を切り替えて「雇ってくれる会社がなければ、自分で起業すればいい」と思い立ち、次女が生後2カ月のときに在宅でWeb系の仕事を受注する個人事業主となりました。 就労できたので、長女の保育園もそのまま継続することに。しかし、起業したのはいいけれど、元からWebやパソコンの知識など皆無な私は、さまざまな情報収集や勉強をおこなわなければならず、毎日かなり慌ただしかったです。 仕事が忙しく、次女の世話は最小限に次女が指しゃぶりをしていると気付いたのは生後2カ月のころ。長女の赤ちゃん返りや自身の仕事のことで余裕がなかった私は、「指しゃぶりで寝てくれるのだったら、それはそれで助かる」と思い、指しゃぶりをしても特に対処することなく過ごしてきました。 そして、次女は就寝時はもちろん、暇なときや口寂しいときなどすべて指しゃぶりで気を紛らわせるようになり、生後10カ月ごろにはすっかり指しゃぶりで寝ることが定着しました。指しゃぶり自体は自然な発達現象の1つなので問題ないとは思うのですが、1歳を過ぎても回数が減らなかったため、一度やめさせようとあの手この手を使いましたが効果はなく……。1歳9カ月の今も寝るときはもちろん、日中も暇があればついつい指しゃぶりをしています。 せっかく次女と日中2人でいられる環境にありながら、目の前の仕事をこなすことに集中し過ぎ、次女のお世話は最低限こなして……というような毎日。「いかに次女に早く昼寝してもらえるか」を最優先に日々活動していたように思います。1歳になったころに、もう少しいろいろな遊びに誘うなどしてあげていれば、今ごろ自然と指しゃぶりを卒業できたのかな……と思うと「ごめんね」と反省する日々です。 監修/助産師REIKOイラストレーター/大福著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年06月12日わが家の長女は仮死状態で生まれた影響で、発達障害があります。そのため、2歳離れた次女と同じように子育てをしているような状態でした。そんな長女と次女の子育てと、ある日の長女の行動に感動した出来事をお伝えしたいと思います。 長女は次女よりも手がかかる長女は、そしゃく・言語障害などの発達障害があります。そのため、自分でじょうずに食事ができないため、年齢が上がってからも離乳食に近い食事を作り、赤ちゃんのように食べさせてきました。 また、トイレの感覚もわからないようで、何年もトイレトレーニングを続けたりと、赤ちゃんと同じような状態。2歳離れた妹が生まれたのですが、赤ちゃんの次女よりも長女に手がかかる状況で毎日を過ごしていました。 姉妹同じように子育てをしている状態2歳違いの姉妹ですが、同じように子育てをしているような状態の日々。一緒にごはんを食べさせてあげて、一緒におむつを替えて、一緒に寝かしつけて……。 さらに、次女が2歳ごろになると、魔の2歳児が2人いる状態で、かなり大変な毎日になりました。2人とも「自分でやりたい」という意思が強くなり、お互いにライバル心も芽生え、お世話は大変でしたがその分お互いに成長したようにも感じました。 ある出来事に感動して涙…そんなある日、姉妹たちと公園で遊んでいると、男の子が木の棒を振り回しながら次女のほうに近付いてきました。私が次女のほうに向かおうとすると、近くで遊んでいた長女が勢いよく妹のほうまで走っていき、妹をギューっと抱きしめて、男の子に向かって大きい声で叫んで追い返したのです。その姿を見て、「お姉ちゃんとしての自覚があるんだ……」と私は胸が熱くなり、感動して涙が出ました。 今でも、喧嘩をしたり一緒に遊んだりと、お互いに切磋琢磨しながら、姉妹一緒に成長しています。姉が妹を思いやり、妹が姉を思いやる心がどんどん育っています。これからも、そんなわが子たちの成長が楽しみです。 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2021年06月08日長女が2歳のとき、次女が生まれました。全体的に発達がゆっくりで、3歳を過ぎても2語が出なかった長女に対し、次女はとにかく成長が早く、1歳後半には2語文を話すように。手遊びや踊りなども堂々としていて、周りから褒められることが多い次女を横目に、長女はだんだんと自信をなくしていっているようでした……。 妹ばかり褒められるおっとりして少し人見知りの長女とは違い、次女は物怖じしない性格で、とにかく目立つのが大好き。長女が3歳だったころ通っていた児童教室でのことです。 長女は恥ずかしがって私の後ろで隠れていることが多かったのですが、1歳の次女は教室の一番目立つところで踊ったり、手遊びのときは先生と一緒にお手本をやったりしていました。そんな次女は周りから褒められることが多く、それに比例するように長女は縮こまっていきました。 「お姉ちゃんのおかげだよ」ある日の児童教室の帰りに長女がぽつり。「次女ちゃん、ぜんぶじょうず、ねー……」。悲しそうな様子にさすがに「何とかしなければ」と思いました。 「そんなことないよ」「長女ちゃんもじょうずよ」。どれも児童教室での2人の様子からしたら、とってつけたような慰めに聞こえてしまいます。考えたあげく、私が思いついた言葉が「うん、お姉ちゃんのおかげだよ」でした。 家ではしっかり者の長女長女は私の言葉に不思議そうな顔。私は続けます。「次女がおしゃべりや踊りがじょうずなのは、長女がいっぱい一緒に遊んであげてるからだよ。次女は一緒に遊んでくれるお姉ちゃんのことが大好きだから、お姉ちゃんと一緒のことしたくって頑張ってるんじゃないのかな」。 実際、家では長女もよく踊ったりおしゃべりしたりしていました。また、次女が大好きな長女は、私よりもたくさん次女に話しかけたり、手遊び歌で遊んであげたりすることもありました。 姉妹の関係性が変化その後、次女が褒められるたびに「長女が教えてあげたからだね」と長女を持ち上げていると、長女は少しずつ自信を取り戻していきました。そして、「教えること」に自信を持った長女に次女は尊敬の眼差しを向けるようになり、何かにつけて「お姉ちゃんに教えてもらったんだ!」と言うように。 長女の自信が次女の尊敬に繋がり、尊敬されたことを感じた長女はより次女のお世話に力を入れるようになって、2人ともが褒められる、という良い循環ができあがりました。 今では長女は7歳、次女は5歳になりました。自身の成績は振るわないまでも、次女にひらがなやカタカナ、足し算などをどんどん覚えさせていく長女は私より「教える才能」があるように思います。これからも姉妹2人、互いに切磋琢磨しながら成長していってほしいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:岩崎はるか2女1男の母。両実家とも遠方のためワンオペ育児中。先天異常の影響で肺が片方しかない医療的ケア児を含む3人の子を育てた育児体験談のほか、大学院で農学を学んだ経験から食についても執筆。
2021年06月03日今地味に困っている事。次女のサイズアウトした服をなかなか捨てられない問題。長女の時はまだ子どもを授かりたいと思っていたし姪っ子が産まれたりして迷わず全部とっていたんですが…。長女と姪っ子のお古も追加されている大量の次女の服は、この先どう処理していいのか悩ましい!!妹に次の子が生まれたら…!?可能性は低い…さもなくばわが家にまさかの第三子…!?物理的にも(そして経済的にも)厳しい。今はどんどん医療が進歩しているけれど、肝心の私の身体がもう出産に耐えられないっ!!(ろくに運動もしてないし…) 老化以前の問題だった…。そんなわけで、この連休に思い切って次女の服を処分しちゃいました!! それでもそこそこ高かった服だけは、まだこっそり保存している諦めの悪い奴(笑)結局母の知り合いの赤ちゃんにお譲りする事になりました〜!!娘2人持ったことに大満足していますが、たまにかわいい赤ちゃんに出会うともう一度あの小さな愛くるしい生き物を抱っこしてみたい衝動に駆られます。そのお楽しみは孫までお預けですね。今はかわいい娘達を存分に可愛がりたいと思っています!!
2021年05月21日毎日幼稚園で泣いていると先生に教えてもらいつつも、何も話してくれない次女オコメに、何もできずに見守るしかなかった毎日でしたが、ある日、帰り道でオコメがいつもより笑顔でバスから降りて来ました。▼前回のお話 なぜ幼稚園で泣いてしまうのか? 本人は詳しく話したがらず… ~お気楽次女の強がり:中編~【ムスメちゃんとオコメちゃん 第113話】 徐々に楽しかったこと、おもしろかったことは報告してくれるようになりました。先生いわく、まだ泣いていることもあったようですが、そこに関してはオコメからは話してこなかったので、触れないようにしていました。しかしこれがなかなか難しい! 「今日も泣いたの?」とついつい聞きたくなってしまうのを我慢するのは大変でした。本当につい最近の話ですが、やっと、ネガティブな話も時々話してくれるようになりました。幼稚園生活にも少しは慣れて、落ち着いてきたのかな、と思います。入園するまでは、オコメの行動は全部私が見ている前でのこと。きっと、「自分のことをママに報告する」ことにも慣れていなかったのではないかと思います。給食が始まって、泣き言が増えたことが原因のひとつかもしれませんが、少しずつ愚痴も言ってくれるようになって少しホッとしました。今ではすっかり、私だけでなく夫や長女にもマシンガントークでいろいろと報告しているようです。たった1ヵ月ほどの間のことでしたが、とてもヒヤヒヤした期間でした。長女に続いて2回目の入園でしたが、いつまでも子育てに慣れることはありませんね。これからも、安心して話せる環境であってほしいなぁと思います。
2021年05月08日皆さんこんにちは、チッチママです!新年度がスタートし、私も子ども達も新しい生活リズムに慣れてきました。昨年まで一時保育でお世話になっていた保育園へ入園し、姉妹そろって本格的に園での時間を過ごしております。 昨年の一時保育の時はスタスタと自分から部屋に入っていた次女、入園してからは涙が出てしまいます。ある日、夕方保育園から帰宅した時に次女がこんなことを言いました。 次女、保育園=先生のお家だと思っているようです。そういえば長女も以前、夜に保育園前を車で通った時、「先生達もう寝てるかなあ…どこのお部屋で寝てるんだろう」と言っていたのを思い出しました。
2021年05月05日5歳の次女は1歳9カ月の次男とよく遊んでくれて、片付けもやってくれる良きお姉ちゃん。それに甘えてしまい、ついつい次女に責任を押し付けがちになり、頼り過ぎてしまったママの後悔の体験談です。 4人きょうだいの5歳の次女は、1歳9カ月の次男とよく遊んでくれます。次男は自由におもちゃで遊んだり、キッチンの引き出しを開けては中身を出したりと荒らし放題。近くにいる次女にお片付けを頼むと、快く片付けをしてくれます。しかし、そんな次女についつい怒ってしまう、私の後悔の体験談をお話しします。 自由な次男といつも一緒の次女1歳9カ月の次男は、5歳の次女といつも一緒に遊んでいます。9歳上の長女がいないときは、次女がよく次男のお世話をしてくれるので、本当に助かっています。ただ、まだまだ5歳なので、次女のできる範囲で次男の面倒を見てもらっています。 とはいえ次女も、まだまだ自分の遊びやお絵かきをしたい時期。次男の近くにはいるものの、別の遊びをしていたりもします。そんなとき、次男はキッチンで夕食を作っている私の後ろにきて、引き出しを開けては中身を出して遊び、ふと足元を見ると物だらけ。 それを見た次女は、自分から「仕方ないな~」と言いながら片付けてくれるので助かるのですが、次女が遊んだあとを見ると片付けていないことが……。 結局怒られてしまう次女まず自分が遊んだ物を片付けてから、次男の後片付けを手伝ってくれるといいのですが、次女も遊んだり使ったりした物をそのままにしておくことがあるので、私はそちらが気になり怒ってしまいます。2人で遊んだ物も、次男はまだできないのでついつい次女に「片付けて」と言ってしまうことも。私に余裕があれば2人の側にいて、次男に片付けを教えながら一緒に片付けられるのですが、忙しくてなかなか余裕がありません。 怒ってしまってから気づく罪悪感私は次女の遊びが行き過ぎて怒ってしまうこともあるのですが、そういうとき以外で、あきらかに次男がしたことなのに次女を怒ってしまうことも……。おもちゃの片付けは次女がやってくれて頼っているのに、家事で忙しい私は、散らかしっぱなしを見るとついつい怒ってしまうのです。 夫から「次男がやったことだよ」と言われ、次女を怒ったことを深く後悔……。次男のせいで怒られたときも、次女は「次男がしたのに~」と言いながらも、片付けてくれます。おもちゃ箱の中は適当ですが、まずは片付けてくれたことに感謝するようにしています。 次男はまだできないことが多いとわかっているので、ついついできる次女に責任を押し付けてしまい怒ってしまう私。ママは忙しいからと理由をつけて頼っているところがあるのに、怒ってしまうことに「ごめんね」と思うものの、なかなか口に出せません。その分、してくれたことに「ありがとう」を伝えるようにしています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年04月27日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは。長女ムスメの小学校入学とともに、次女オコメも幼稚園に入園しました。ムスメは繊細なタイプで3年前の入園後はしばらく大変でしたが、オコメはとにかくマイペース。いつもニコニコ楽しそうにバスに乗って通っています。入園から約1週間後に、初めての個人懇談会がありました。まだ給食も始まっていなかったし、何話そうかな? とちょっと迷うくらいの気持ちで、全く心配せずに臨んだのですが。隣で遊んでいたオコメの気まずそうな顔。一言の弱音も吐かずに楽しい! と通っていたオコメの話にただただびっくりしました。 後編に続きます。
2021年04月24日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは。 前回 、長女ムスメの入学準備の様子を見て、自分もランドセルがほしい次女オコメが、次のクリスマスにサンタさんに頼むと言い出しました。▼前回のお話 自分が“お古ばかり”だということに気付いてしまった!? ~姉の新しいアイテムがうらやましい次女の話:前編~【ムスメちゃんとオコメちゃん 第103話】 さて、どうする…?■自分も新しい物が欲しい! そんな次女を納得させるには…?ランドセルを買ってあげるのは、現実的ではないですよね…さすがに。新アイテムがうらやましい、ということでオコメにも何か入園祝いにプレゼントすることにしました。新鮮で、オコメだけでなく姉妹が納得するもの…夫と相談する中で、ランドセル以外で、オコメがうらやましいと言っていたものをもうひとつ思い出しました。■次女がうらやましがっていた物を購入! すると…朝、起床時に使っている目覚まし時計は、ムスメのために買ったもの。これが2台あってもいいよね! ということで、オコメにも買ってあげたところ大当たり。すっかり入園のためのアイテムだと認識してくれました。やっぱり、自分も新アイテムが欲しかったんだよね…! ごめんね…!すっかり、「年少さん」になる気持ちが固まったオコメ、ムスメのアシスト(?)もあって、ランドセル欲は落ち着いてくれたようでした。今までの2倍、にぎやかな朝になりましたが、結果的によかったなぁと思います。入園、入学準備も佳境ですが、しっかりがんばりたいと思います!
2021年02月13日相変わらず次女の宿題に悩まされる日々ですが…その日は、なんだかノリノリで宿題をしている様子そう!次女は自習ノートに、以前やったことのある回答済みのプリントを丸写しにしていたのです…。その後も母の第六感は大活躍!「どうしてわかるの?」と叫ぶ次女に「次女のことは何でもわかるんだよ!」と答えましたが、真実は違うのです…。そう、私も昔は次女と同じようなことばかりしていたのです。こっそり電卓を借りてきて、掛け算の宿題をやったり…押し入れに入っている捨てるはずの雑誌を勝手に読んだり…押し入れに片づけてるおもちゃを漁って遊んだり(そして片付けはしない)などなど…たくさんの悪行を行っておりました。だからこそ、わかったという…。まぁ、次女には内緒ですけどねえ~(苦笑)【関連記事】
2020年11月21日こんにちは、かたくりこです。わが家の姉妹・長女こむぎ(4歳)と次女きなこ(1歳)の日常をお届けする「こむぎときなこ」の、第23回です。ただいまイヤイヤ期真っ最中の次女きなこ。「お風呂に入るよ」「イヤ!」「歯みがきをするよ」「イヤイヤ!」「ねんねするよ」「イヤイヤイヤイヤ! いーやーよー!」こんな調子で返事は常に「イヤ!」な次女ですが、長女のイヤイヤ期に比べると、ずっと楽な気がしています。というのも…おねえちゃんがやっていることは自分もやらねばならない、と思っているようで、どんなにイヤイヤごねていても、「こむぎはもうやってるよ」の一言で、ササっと動いてくれます。“自分より少し年上の子”の影響力は絶大です!
2020年10月12日わが家の長女は仮死状態で生まれた影響で、発達障害があります。そのため、2歳離れた次女と同じように子育てをしているような状態でした。そんな長女と次女の子育てと、ある日の長女の行動に感動した出来事をお伝えしたいと思います。 長女は次女よりも手がかかる長女は、そしゃく・言語障害などの発達障害があります。そのため、自分でじょうずに食事ができないため、年齢が上がってからも離乳食に近い食事を作り、赤ちゃんのように食べさせてきました。 また、トイレの感覚もわからないようで、何年もトイレトレーニングを続けたりと、赤ちゃんと同じような状態。2歳離れた妹が生まれたのですが、赤ちゃんの次女よりも長女に手がかかる状況で毎日を過ごしていました。 姉妹同じように子育てをしている状態2歳違いの姉妹ですが、同じように子育てをしているような状態の日々。一緒にごはんを食べさせてあげて、一緒におむつを替えて、一緒に寝かしつけて……。 さらに、次女が2歳ごろになると、魔の2歳児が2人いる状態で、かなり大変な毎日になりました。2人とも「自分でやりたい」という意思が強くなり、お互いにライバル心も芽生え、お世話は大変でしたがその分お互いに成長したようにも感じました。 ある出来事に感動して涙…そんなある日、姉妹たちと公園で遊んでいると、男の子が木の棒を振り回しながら次女のほうに近付いてきました。私が次女のほうに向かおうとすると、近くで遊んでいた長女が勢いよく妹のほうまで走っていき、妹をギューっと抱きしめて、男の子に向かって大きい声で叫んで追い返したのです。その姿を見て、「お姉ちゃんとしての自覚があるんだ……」と私は胸が熱くなり、感動して涙が出ました。 今でも、喧嘩をしたり一緒に遊んだりと、お互いに切磋琢磨しながら、姉妹一緒に成長しています。姉が妹を思いやり、妹が姉を思いやる心がどんどん育っています。これからも、そんなわが子たちの成長が楽しみです。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2020年07月02日子供と過ごす毎日は、ヒヤッとする出来事の連続。ひなにもひよりにもたくさんのヒヤリを経験しましたが、ひよりが2歳の頃にはこんなことがありました。■目を離した瞬間の出来事■待って〜! 動くと危険な状況例えいつもと同じように家で待っていたり遊んでいる時でも、子供相手に油断は大敵。ヒヤリで済んだから良かったものの、改めて自戒した出来事でした。
2019年10月25日暑い夏が終わり、過ごしやすい秋がやってきましたね!!夜のひんやりとした空気が心地良くて、長女のほぺこはいつも以上に寝つきが早くて助かります。…しかし、あと一人が手強い(汗)今回はそんな生後6ヶ月の次女のお話です。自由すぎる0歳児の秋の夜長とは…?動き回れるようになってから、次女のはぴはなかなか素直にねんねしてくれないっ!!大声をあげたり落下予防のぬいぐるみに体当たりしたり、夜の女王様気取りで大はしゃぎ(汗)おっぱいで寝てくれればいいんですけど、それでもダメな場合は下手に触らず疲れて勝手に寝てくれるまで見守ることにしています。ひと通り暴れて一旦落ち着いたはぴちゃん。そろそろ眠たくなったかな?…って、いい加減おとなしく寝るんだーーっ!!お姉ちゃんまで道連れにしようとする迷惑な赤ちゃん…(汗)ちなみにほぺこはやんちゃな妹にしょっちゅう泣かされていますが、決してやり返さずに許してくれます。優しいお姉ちゃんでよかったね、はぴちゃん。だからもう少しその自由奔放な行動を慎んでください…(苦笑)夜泣きはする?しない?このテンションなら夜泣きもさぞかし激しいのかと思いきや、今のところ次女が夜中に大騒ぎしたことはありません。ただし、軽くホラー体験な毎日(笑)急に何かに取り憑かれたように起き上がるので、慌てておっぱいを差し出しています。すると即座に食らいついて、満足するとそのまま寝てしまいます。いつも声は出さないので、旦那やほぺこが起こされることはないです。寝るまでは大変だけど、深夜は意外と周りに迷惑をかけない我が家の小さな夜の女王なのでした。 もともと夜型人間ではなく、寝ることが大好きな私。ぐっすり安眠できる日々はもう少し先になりそうです。その分毎日可愛い寝顔を拝ませてもらっているので、それをエネルギーに頑張りたいと思います!!
2019年10月11日わが家の長女は仮死状態で生まれた影響で、発達障害があります。そのため、2歳離れた次女と同じように子育てをしているような状態でした。そんな長女と次女の子育てと、ある日の長女の行動に感動したできごとをお伝えしたいと思います。 長女は次女よりも手がかかる長女は、そしゃく・言語障害などの発達障害があります。そのため、自分でじょうずに食事ができないため、年齢が上がってからも離乳食に近い食事を作り、赤ちゃんのように食べさせてきました。 また、トイレの感覚もわからないようで、何年もトイレトレーニングを続けたりと、赤ちゃんと同じような状態。2歳離れた妹が生まれたのですが、赤ちゃんの次女よりも長女に手がかかる状況で毎日を過ごしていました。 姉妹同じように子育てをしている状態2歳違いの姉妹ですが、同じように子育てをしているような状態の日々。一緒にごはんを食べさせてあげて、一緒におむつを替えて、一緒に寝かしつけて……。 さらに、次女が2歳ごろになると、魔の2歳児が2人いる状態で、かなり大変な毎日になりました。2人とも「自分でやりたい」という意思が強くなり、お互いにライバル心も芽生え、お世話は大変でしたがその分お互いに成長したようにも感じました。 あるできごとに感動して涙…そんなある日、姉妹たちと公園で遊んでいると、男の子が木の棒を振り回しながら次女のほうに近付いてきました。私が次女のほうに向かおうとすると、近くで遊んでいた長女が勢いよく妹のほうまで走っていき、妹をギューっと抱きしめて、男の子に向かって大きい声で叫んで追い返したのです。その姿を見て、「お姉ちゃんとしての自覚があるんだ……」と私は胸が熱くなり、感動して涙が出ました。 今でも、喧嘩をしたり一緒に遊んだりと、お互いに切磋琢磨しながら、姉妹一緒に成長しています。姉が妹を思いやり、妹が姉を思いやる心がどんどん育っています。これからも、そんなわが子たちの成長が楽しみです。著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2019年06月16日ふだんは子ども部屋の2段ベッドで寝ている次女ですが、週末になると、夫婦が寝ている部屋にやってくることが多いです。大抵「お母さんと寝る!」と言うのですが…ものすごくめずらしく「お父さんと寝る!」と言い出しました。「一緒に寝てくれるの~?」と大喜びのお父さん。すごく仲良さそうに寝たのはいいのですが…数時間後… 手がばしーん!足がどーん!!!そうです、次女は寝相がものすごく悪いのです!一晩中、キックされまくったらしいお父さん翌朝「全然眠れなかった!」と叫んでました。ちなみに小1まではいつも一緒に寝てた次女。そのときも私やお父さんを蹴りまくっていたのですが、お父さんは平気で寝てたんだよねえ~。急に次女の蹴りのすごさにやっと気が付いたのでしょうか?私と言えば、次女の寝相の悪さはわかっていたのでしっかり防御策を練っていたので、快眠できました~!! ↑ウーマンエキサイトベストコミック大賞はこちらから!
2019年06月15日わが家には小学6年生、4年生、1年生の娘がいます。4年生の次女が小学校で1/2成人式を終えた2月のある週末、次女と二人きりで初めての2泊3日の旅にでかけました。子どもと1対1の時間、そこから親の私が学んだこととは…。母をひとり占め、特別な時間かなり前からこの旅を楽しみにしていた次女。出発の金曜日は学校を早退して帰ったので、特別感が5割増しです(笑)。そして三姉妹のわが家は、当然ですが母を独り占めする時間はゼロ。きょうだいの多い子どもたちにとって、この“自分だけの特別な時間”、“特別あつかい”はとても心に残るようです。ちょうど4年前、長女と2人旅をしたときに彼女が発した、「今の私は、一人っ子に見えているのかな~?」。このフレーズが今でも印象に残っています(笑)。いつも上と下に挟まれている次女、今回の旅では自分のペースを貫くことができました。見たいもの、食べたいもの、歩くスピードや食事のペースも、この旅の間は完全にマイペース。親の私も、次女のペースを改めて知るよい機会になりました。娘のリクエストに応えた旅プラン・観光「まだ行ったことのない、四国に行ってみたい」という次女のリクエストに応え、行き先は愛媛県松山市。山口県柳井市から愛媛県まで船の旅、娘は初めてのフェリーです。私も車の運転から解放され、2人でゆっくり話ができるので、この選択はナイスチョイスでした。宿は旅気分を味わうために、あえて道後温泉のど真ん中にとり、浴衣姿で商店街を歩いたり、温泉を楽しむことができました。・食「珍しいものを食べたい」、「おいしいスイーツを食べたい」と言っていた次女の旅のテーマは“グルメ”でした。愛媛といえば“みかん”。大好きな柑橘系の生ジュースやジェラートもはずしません。その他、ご当地グルメの三津浜焼き(お好み焼き)など、食べたいものをひとつずつ制覇しました。・カメラそしてもうひとつのお楽しみがカメラ。わが家は2人旅の際には、娘にもカメラを1台持たせるようにしています。今回は絞り、露出、被写界深度を手元で簡単に調整できるコンパクトデジタルカメラを持たせました。最初に必要最低限の操作方法を教え、その後は自由に撮りたいものを撮りました。道後温泉や松山城などを“観光”しながら、歩いては撮って、食べては撮って(笑)。親子の旅というよりは、“女子旅”。こうして一緒に楽しめるまで成長したんだなと、感慨深いものがありました。この旅で親の私が学んだことは…このような特別な旅には何らかの意味や、子ども自身にも変化を求めたくなるのが親心。私にも“娘と向き合う時間にしたい“という気持ちが、なかったわけではありません。東京から田舎へ引越し、いろいろなことがとあった1年だからこそ、聞きたいことや話したいことがたくさんありました。いつ話そうかとタイミングを見計らっていましたが、結局話を切りだしませんでした。というのも、次女が彼女のペースで旅を楽しんでいたから。日常の話をして、現実に引き戻すのはかわいそうだと思ったからです。「この際、私も純粋に旅を楽しもう!」 と、話したい気持ちを封印したのでした。今回の旅で母親の私が一番学んだのは、毎日見ているはずの娘なのに、知らない部分があるんだなということ。要するに、「親だから分かっている、知っているという思い込みがある」ということでした。子どもは常に成長し、変化しています。しかしその変化は、毎日見ているからこそ見逃してしまったり、気づかないことがあるのかもしれない…。私自身の視点を省みる機会にもつながりました。そして「最近の次女はパステルピンクが好き」「こんなテーマで写真を撮るなんて面白い!」と、彼女の趣味や趣向にフォーカスすることができたのも、新鮮な発見でした。松山城や道後温泉の商店街など、訪れたところで撮った2人のセルフィーには、次女らしい笑顔がたくさん。彼女が何を考え、何を感じていたかは分かりませんが、記憶に残ったことは間違いないでしょう。母の私が楽しかったので、きっと次女も楽しかったはず。それでよしです。“子育ては思い出作り”、どこかで聞いたこのフレーズを思い出しながら、現在、旅の写真と記録をまとめているところです。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2019年03月22日みなさん、こんにちは。チッチママです。次女も10月で5ヶ月となり、結構な速さのずりばいで部屋をあちこち移動するようになりました。長女が5ヶ月の時は寝返りもまだだったので、次女の成長スピードについていくのに必死です。定位置のベビー布団か、動いたとしてもその付近にいるものだと油断していたので、姿が見えたくなった時は一瞬フリーズしてしまいました。そして夫が帰宅したときも、ちょうど次女が机の下に隠れている日がありました。次女の行動範囲が広がったので、「あれ? 次女チッチ!?」となる場面が多々ありますが、なぜかいつも机の下に行きたがるので、今では「ベビー布団にいなければ机の下」が、第2の定位置になりつつあります。
2018年11月28日