不倫をする人のなかには、何度も同じ過ちを繰り返す人もいます。しかし、妻からの一言がきっかけで、初めて改心することもあるようです。そこで今回は、夫が『二度と不倫しない』と決めた妻からのLINEをご紹介します。1、「今から彼とホテルに行くけどいいの?」「僕が職場の後輩と不倫していたときのこと。ある日妻から車中で見知らぬ男性と映った自撮り写真とともに、『今すぐ不倫やめるって言わないなら、今から彼とホテルに行くけどいいの?』というメッセージが送られてきたんです。慌てて『ゴメン、もうしないから!』と返信しましたよ。あれ以降、心を入れ替えて不倫は一切していません」(39歳/商社)自分は散々遊んでいるにもかかわらず、なぜか妻は一途だと思い込んでいる男性もいます。この男性は妻に不倫されそうになって初めて、自分がどんなに酷いことをしているか気づいたようです。2、「この写真、グループLINEに送っていい?」「当時、合コンで知り合った女性と不倫関係にありました。ある日、いつも通り妻に『残業で遅くなる』と言って不倫を楽しんでいたら、突然『この写真、私の親戚のグループLINEに送っていい?』というメッセージが来ました。何かと思ったら、僕と不倫相手とのLINEのやりとりのスクショや、2ショット写真が添付されていてビックリ。あの厳格なお義父さんに不倫がバレたら、絶対に離婚しろと言われるに決まっています。それだけは避けたかったので、速攻不倫関係を解消。妻には何度も謝罪しました」(37歳/コンサル)不倫のキッカケが魔が差しただけの場合、不倫のリスクをそこまで深く考えていないことも。そのため妻はまだしも、まさか親戚にまで不倫がバレるとは夢にも思っていなかったよう。この男性は現実に引き戻され、慌てて妻のもとへ帰ったようです。3、「子どもが泣いているわよ」「僕はもともと結婚前から浮気性でした。当時彼女だった妻には何度も怒られ、別れを切り出されてきたんです。それでも妻が一番好きだったので、『もう二度と浮気はしない』と約束し結婚。それにもかかわらず女遊びがやめられず、帰りが遅くなることもありました。そんなとき妻から『あなたの帰りが遅いから、子どもたちが泣いているわよ』というメッセージとともに、本当に子どもが大泣きしている動画が送られてきました。それを見た瞬間に、『こんなことばかりしてちゃいけないな』と猛省。その日から直帰するようになりました」(34歳/営業)おそらく妻は不倫に気づいていて、あえて子どもの話をしたのでしょう。不倫を責めるよりも良心に訴えたほうが、まだ効果があるのかもしれません。以上、夫が「二度と不倫しない」と決めた妻からのLINEを紹介しました。何度も「不倫をやめてほしい」と訴えたり、話し合いの最中にキレると、あろうことか不倫相手を庇い出す男性もいます。だからこそ、パンチのある一言を送ったほうが、彼らも事の重大さに気づくのかもしれませんね。©chee gin tan/gettyimages©Makiko Tanigawa/gettyimages文・和
2021年05月17日基本フラれ体質で、デートをしても交際に発展しない……。そんな人は、もしかしたらマジメすぎるのかもしれません。あなたが正論ばかりを押し付けてしまうと、彼は息苦しく感じてしまいますよ。今回は、「正論女子」が気をつけるべきことを紹介します。■ 「ひとりで生きていける」と思われる「学生時代からの女友達Aは苦労人。待っていても誰も助けてくれないと悟っているので、ツラくても自分でできることを探すタイプ。そんな強い人間だからこそ、Aに相談すると正論が返ってくるんですよね。俺はAの性格を知っているので冷たいとは思わないけど、男性からは結構『ひとりでも生きていけそう』って言われるみたいです」(26歳/販売)こういった人は、「自分に厳しく他人にも厳しい」タイプと言えます。辛い経験を経て強くなった結果、完璧すぎて孤独になってしまうのです。正論だけが正しいわけではありません。持論を押し付けるのではなく、まずは話を聞いてあげるだけでも、相手は救われるものですよ。■ 無意識に彼を追いつめる「俺が精神的に落ち込んでしまい、半年間仕事を休んでいた時期がありました。彼女は毎日のように『ちゃんと仕事しなきゃ』『ブランクあると雇ってもらえなくなるよ』とLINEしてきたんです。挙句には、勝手に俺の仕事を探し出す始末。もちろん彼女の言うことは何も間違っていない。けど、そうやって前向きに行動できていたら苦労しませんよ。彼女といるのが苦しくなって、別れちゃいました」(29歳/会社員)正論は、時に相手を追いつめてしまいます。「どうせ俺はダメな人間なんだ」と感じ、彼はさらに落ち込んでしまうかも。まずは彼に寄り添って、理解することが大切です。■ 白黒はっきりしすぎる「彼女は白黒はっきりしないと気が済まないタイプで、『中間』がないんですよね。好きなものは好きでいいんだけど、嫌いなものは極端なぐらい嫌いになる。それが人間関係に影響することもたくさんあるし、敵を作ってしまうこともあるようです。なかなか付き合いにくいなって思いますよね」(25歳/営業)正論女子は、0か100かのように白黒はっきりする人が多いようです。決して悪いことではありませんが、「中間」を選ぶことが重要なこともあります。柔軟な考え方ができるように意識してくださいね。■ 自分の考えだけを押し付けない人は完璧ではないからこそ、正論が相手を傷つけることもあります。自分の意見や最善策ばかりを押し付けるのではなく、彼の立場にたって物事を考えましょう。(和/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年05月16日■前回のあらすじ私がただ漏らしただけの一言を元にひたすら自分の話をし始める夫。あまりに止まらない会話にイライラが募り…。どんな話をしていても、すぐに会話を盗んで自分の話をはじめる“会話泥棒”の夫。「ずっと自分だけの話を続けるのは止めて欲しい」「人が話している最中に話始めないで」などとと伝えてみましが、その後も夫の様子は変わらず…。しかも被害者は、私だけではなかったのです。結局、夫は自分の話をしてしまい、娘もあきらめて話を中断。夫がいなくなったところで娘の話を聞きました。そして、そんな状態であることに娘は疑問を感じ…。学校での出来事を話そうとしている美々の会話まで盗む夫。家族の中で会話のキャッチボールが成り立っておらず、娘にまで我慢させてしまっていることに気づいた私。この状態にイライラしながらも放置していた私の責任だ…と、本気で対策を考えないとまずいと思うようになりました。そんなある日、美々は私に相談事があったようで…。途中で夫の会話を止めてもすぐに復活して、最後まで話し続けてしまった夫。娘の相談を最後まで聞こうともせず、自分の話ばかりする夫に耐えられなくなり、とうとう大声をあげてしまいました。しかし驚きの事実が判明して…!?次回に続く!(全3話)毎日20時更新です!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ まきこんぶ
2021年04月01日夫以外の男性と不倫をしていた女性の中には、夫からのLINEがきっかけで家庭に戻った人もいるようです。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、昼顔妻が改心した「夫からの泣けるLINE」を3つご紹介します。「もう一度チャンスを…」と包容力を示してくれた「2年近く年下の同僚と不倫をしていて、薄々、夫も気づいているんだろうなと思っていました。だけど、不倫を疑っていると直接言われたことはなかったので、あまり気にしていませんでした。ある夜中、いつものように不倫相手とラブホに行った帰り道、夫からのLINEを受信しました。こんな時間のLINEは初めてで、おかしいと思いながらスマホを見ると……。そこには『俺のせいで、浮気するまで追い詰めてごめんな。俺にもう一度チャンスをくれ』と書かれていました。読んだ瞬間、もう涙が止まりませんでした。確かに不倫のきっかけは、夫の仕事が忙しくレスになったことなのですが、私を責めず不倫をやめるよう諭してくれた夫に惚れ直しました、それ以来、不倫相手とはすっぱり縁を切りました」(38歳女性/コンサルタント)不倫に気づきつつも、妻を責めず、包容力で改心させる夫も。さすがの昼顔妻も、夫の大きな愛に感謝せざるを得ないでしょう。「あんな男はやめとけ!」とネタにしてくれた「私が、会社の同僚と不倫をしていたころ、夫に不倫を疑われていたのは気づいていました。でも夫からは『俺はお前が不倫していても、なんとも思わない』と言われていたんです。そのくらい冷え切っている関係だったので、夫婦というよりは、ただの同居人みたいな生活をしていたんです。ある日、同僚とデートをしていたところ、夫とばったり出会ってしまって……。その場では、他人のフリをしながらすれ違ったんですけど、デート後夫からLINEが届きました。『お前さ、他の男と付き合うにしても、あんなダサい男はないだろ!早く家に戻っておいで(笑)』と書かれていて、思わずクスッと笑いました。でも、ふと我に返って考えてみると、不倫を責めず、深刻にならないように諭してくれた夫の優しさに涙が出てきました」(37歳女性/専門学校勤務)不倫現場に遭遇すれば、かなりの修羅場になるでしょう。そこをあえてネタのように笑いに変えつつ、妻を諭すのに成功した夫もいるようです。確かに、度量の大きさを感じますよね。数年ぶりの「愛してる」「夫婦関係は冷めきっていて、私は5歳年下の取引先の男性と不倫をしていました。半年くらい不倫が続いた頃、夫と別れて、彼と再婚しようと思い始めていると、夫から『やっぱり愛してる』と書かれたLINEを受け取ったんです。『愛してる』なんてもう何年も言われていなかったし、いきなりのことだったので驚きましたが、私が離婚を考えていることを悟ったかのようなタイミングにびっくり。やっぱり夫婦になるだけあって、私の考えていることは夫にお見通しなんだな……と痛感しましたね。ポロポロと涙が溢れてしまい、私もまだ夫を愛していたことに気づきました」(44歳女性/経営)「愛してる」というシンプルなひと言が、昼顔妻を改心させる言葉になるケースも。間一髪のタイミングで離婚を回避できたようで、なによりですよね。以上、昼顔妻が改心した、「夫のからの泣けるLINE」をご紹介しました。平然と夫を裏切る昼顔妻でも、他でもない夫からのLINEによって、自らの過ちに気づくこともあるようです。とはいえ、最初から不倫をしなければ、こんな事態にもならなかったはず。皆様は決して不倫などなさらないよう、お気を付けて……。©fizkes/shutterstock©Kaspars Grinvalds/shutterstock©fizkes/shutterstock※2020年2月20日作成文・並木まき
2021年03月05日「フキハラ」とは?「不機嫌ハラスメント」の造語パワハラ、セクハラ、モラハラなど相手に不快な思いをさせたり嫌がらせしたりする行為と同じく、「フキハラ」も数あるハラスメントのひとつです。「不機嫌ハラスメント」を略した造語で、不機嫌な態度で特定の相手を委縮させ、そのような態度をとられた相手は過剰に気を遣う状態をフキハラと呼びます。フキハラで体調を崩すこともフキハラをする人は自分のイライラやつまらないという感情を隠そうとせず、むしろ自分の不機嫌さをアピールする行動に出ます。周りの人は場の空気を少しでも良くしようと気を遣い、フキハラをする人を不機嫌にさせないよう神経をすり減らすため、体調を崩すことも珍しくありません。特定の人に不機嫌な態度をとる行為は以前から見受けられましたが、「ハラスメントを止めよう」という社会的な流れの中で、フキハラという言葉が取り上げられて多くの人の共感を呼びました。夫婦や家族、職場での対人関係を見直すきっかけとして使われ始めています。フキハラとモラハラの違いとは?「フキハラ」のハラスメント行為について公的な定義はまだありませんが、一般的には突然むっとした表情や強い口調になる、急に黙り込むなどがハラスメント行為としてあげられています。一方の「モラハラ」はフランスの精神科医が提唱したもので、言葉や態度などで相手の人格や尊厳を繰り返し傷つける精神的暴力と定義されています。たとえば生活費を渡さない、やることすべてを否定する、社会から孤立させるなどがモラハラ行為にあたります。「モラハラ」は「フキハラ」よりも攻撃性が強く心身におよぼす影響は大きいといえますが、「フキハラ」も「モラハラ」の一種。ハラスメントという自覚がないまま、する側もされる側も当事者となっている場合が多くあります。フキハラの具体例!旦那にモヤモヤ、妻にタジタジ夫婦間のフキハラは夫から妻へ、妻から夫へとどちらのケースも起こりえます。とはいえ、子育て中の家庭内においては、収入面や身体的なパワー面で夫のほうが上の立場になることが少なくありません。夫婦のパワーバランスが崩れ夫に気を遣うことが多くなると、ハラスメントにつながってしまうかもしれません。理由がわからずスイッチが入ったように不機嫌になる夫に対し、「どうしたら不機嫌にならないかな」「なんで怒ってばかりなんだろう」と感じることが長く続くようなら、フキハラの当事者になっている可能性があります。さまざまな事例から、関係改善の糸口を探してみましょう。外と内との機嫌の差が激しい外では人当たりが良く社交的にふるまうのに、家の中では人を寄せつけないオーラを発するようなケースです。不機嫌なスイッチが入ると、大きな音をたてて荷物を置いたり声のトーンが下がったりするので、周りの人は怖いと感じることもあるかもしれません。家の中では不機嫌な態度なのにリモートワークでは職場の人と笑いを交えながら明るく話す姿を見て、パートナーがフキハラを認識することもあります。イヤな顔をする・突然黙り込む聞こえないふりをしたり聞こえているのにあえて返事をしなかったりという行為は、一般的にフキハラといわれています。話しかけたときに眉間にしわを寄せて大きなため息をつくことがあれば、それは立派なフキハラといえるでしょう。フキハラをする人は自分のペースが乱されるのを嫌うため、なにかを頼まれたり質問されたりすると不機嫌になる傾向があるようです。寝起きにむっつりしている「朝起きてきたら不機嫌だった」という態度はフキハラといえます。頭が冴えず身体がだるいと感じても、それはパートナーのせいではありません。もしかしたら「疲れがとれなかった」「夢見が悪かった」という理由があるのかもしれませんが、なにも説明がなくパートナーにあたってしまうのであれば、それはハラスメントにつながります。ネガティブな発言や文句を繰り返す食べたいものを聞いたら「なんでも良い」と答えたのに、テーブルに並べた食事を見て「食べたいのはこれじゃない」と言ったり、遊びに行った先で「つまらない、帰りたい」を連発したり。その場の状況を楽しまず、ひたすら文句を口にするパートナーはフキハラの加害者とされることもあるでしょう。いきなり不機嫌スイッチが入る自分のやりたいことが優先されなかったときに発作的に不機嫌になることが続くと、フキハラにつながる可能性があります。「考えていたのと違った」「いつもとやり方が違う」など、そのきっかけはささいなことの場合がほとんどです。しかし、フキハラされる側からすれば不機嫌になるタイミングがわかりづらく、「とりあえず相手の言うとおりにしよう」と従属的な関係に陥りやすいので注意したいですね。相手のせいにする頼みごとをするとむっとした態度で「俺がやらなくちゃいけないの」「今やらなくちゃダメなの」と、相手に非があるような発言をすることはありませんか。はっきりと責めるわけではないけれど肯定するわけでもないという行為が続くと、パワーバランスが崩れフキハラになることがあります。気持ちの切り替えができずにイライラが続く嫌なことがあったり、疲れがたまったりして不機嫌になることは誰にでもあることです。しかしその不機嫌が長く続いてしまうと、相手はフキハラと感じるかもしれません。どれくらいの期間が続いたからフキハラになるという基準はありませんが、相手の気持ちをおもんぱかることなく一方的に気持ちを押しつける状態は避けたいですね。フキハラを防ぐ「声掛け」や「対策」とは?家庭内の挨拶を元気にする人と人とのコミュニケーションは挨拶から始まります。気分がすぐれないときでも、挨拶は気持ち良くするよう心がけましょう。「おはよう」「ありがとう」「ただいま」といった一言は、相手に心を開いているよというメッセージになります。互いに気持ちが明るくなり、機嫌の悪さが払われるかもしれません。少しのあいだ距離を置く相手が不機嫌だとつられて不機嫌になってしまうことがありませんか。その不機嫌が相手にも伝わると、不機嫌の連鎖が始まってしまいます。自分がイライラしたなと感じたら、相手とはいったん距離を置くことも大切です。言葉で伝えることを促す不機嫌になりやすい人は、気持ちを言葉で伝えることが苦手なのかもしれません。それでも不安や困ったことがあるときは、態度ではなく言葉で伝えるように促してみましょう。疲れたときは眉間にしわを寄せてだんまりを決め込むのではなく、「今日はこういうことがあったから疲れた」と理由を言葉にしてもらうことで力になれることもあるはずです。理由や状態をお互いに伝え合って、一緒に気持ちの負担を軽くする方法を考えたいですね。自分の気持ちを伝える「言っても伝わらない」「怒られるかもしれない」と言いたい言葉を飲み込み感情をため込んでしまうと、相手に対する恐れや委縮、嫌悪感につながります。相手に言葉を促すのと同じように、自分の気持ちも伝えてみましょう。フキハラをしている人は、自分が相手を怖がらせているとは気付かないものです。自分の行動を振り返るきっかけを作ることもフキハラを止める第一歩になりますよ。思いやりを持って接する夫婦であるという安心感から、パートナーに対して言葉や態度が雑になっていないか振り返ってみましょう。自分はお願いしているつもりでも、相手が命令や非難と受け取ってしまうと不機嫌スイッチが入ってしまう可能性があります。友だちや職場の人と接するときのように、思いやりを忘れずにいたいですね。夫婦で話し合う不機嫌の陰には、不安や焦り、不満が隠れている場合があります。このようなときは「どうして機嫌が悪いのか」「なにか私が悪いことでもしたのか」などと問い詰めるのは逆効果です。相手の気持ちに寄り添い「なにか困っていたり悩んでいたりすることはないか」聞いてみましょう。相手が自分の言葉に耳を傾けてくれるという安心感が、攻撃的な態度を和らげるきっかけになるかもしれません。夫婦のハラスメント窓口に相談する各自治体には、配偶者やパートナーからの暴力、夫婦など日常生活で直面するさまざまな問題の相談窓口が設けられていることがほとんどです。ささいなことで相談すべきか迷う方も多いですが、ハラスメントは我慢をしているとさらにエスカレートする傾向があるとされています。精神的に参ってしまう前に、一度しかるべき専門機関に相談してみることを検討してみましょう。フキハラは職場でもある?家庭内だけではなく、職場でもフキハラは起こります。上司から部下だけではなく、同僚や部下からのフキハラも問題になっています。仕事上の問題に限らず、プライベートの問題を職場に持ち込むフキハラもあります。職場の空気を悪くしたり職場にいづらくしたりするのは社員のメンタルヘルスに影響するため、何らかの対策が必要です。現在では、厚生労働省委託事業の「ハラスメント悩み相談室」という無料の相談窓口もあります。会社内のハラスメントに困っているという方は、勇気をもって相談することも大切ですよ。ふたりの関係を信じて言葉で伝え合おう理由があって怒ったり不機嫌になったりするのは、気持ちを伝えるために必要なことかもしれません。ただし、「言葉にしないことを態度で察する」のには限界があります。伝えたいことは言葉にすることが大切ですよ。フキハラの被害者は「相手が怒っているのは自分のせいかもしれない」と考えてしまいがちです。相手の気持ちを理解できないのは受け手側のせいではないので、フキハラをされているなと感じたら我慢をせずに声を上げてくださいね。また、自分もフキハラの加害者にならないよう、イライラしたときは環境や誰かのせいにせず、ふたりの関係を信じて言葉で伝えるよう心がけたいですね。※この記事は2021年1月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2021年01月06日2020年12月15日放送の、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、夫婦間のハラスメントである『フキハラ』について特集。ネット上では、夫や妻が不機嫌になり、パートナーが不快な思いをすることを『不機嫌ハラスメント』、略して『フキハラ』と呼ぶそうです。同番組では、『フキハラ』の例として、このようなことを上げました。・起床後「眠れなかった、疲れがとれない」と怒り、不機嫌な気持ちを隠さない。・相手にゴミ出しをお願いしていたのに出し忘れていた。それを指摘すると不機嫌になり「忘れていたんだから仕方ないじゃん!」と開き直る。・運転中、渋滞に巻き込まれ、不機嫌になり「もう二度と来たくない」などと怒鳴る。『フキハラ』の例に対し、同番組の出演者からは「あるある」「分かる」などの声が上がりました。『フキハラ』について、近藤春菜は…?『フキハラ』について、同番組にコメンテーターとして出演していた、お笑いコンビ『ハリセンボン』の近藤春菜さんはこのようにコメントしています。私も、父親と母親になんかいわれた時に、心を許しているから不機嫌を出しちゃうんですよ。ちょっとイラっとして怒っちゃったりとか、いい返したり。でも、その後反省するんです。自分の発言で雰囲気が悪くなるじゃないですか。結局、楽しいことは、向こうからやってくることじゃないし。自分たちが「楽しいことをしよう」ってやんないと生まれないから。不機嫌を態度に出すと、相手も悲しくなるし…負の連鎖でしかない。だから、なんか起こった時に、自分で楽しいひと言をいえるかどうかだな…と思って。スッキリーより引用さらに、近藤さんは「お互いに、不機嫌になった時こそ、明るくコミュニケーションを取り合うべきでは」と語りました。ロバート・キャンベル「人間は不機嫌になる生き物」また、コメンテーターとして出演していた、日本文学研究者のロバート・キャンベルさんは、「人間は不機嫌になるものだから、不機嫌は『ハラスメント』ではない」と持論を展開しています。『ハラスメント』のインフレを起こしてほしくないです。『パワハラ』とか『セクハラ』とか、たくさんの『ハラスメント』があるから。人は不機嫌になる生き物なので、これを『ハラスメント』にしてしまうと、本当の『ハラスメント』が…すみません、面倒くさい話になっちゃって。スッキリーより引用また、ロバートさんは、多くの人が猫の姿を見て癒されることを例に挙げ、さらに持論を展開しました。我々は、猫の姿を見てほっこりしますけど、猫ほど不機嫌な生き物はいません。でも、猫は自分とは違う生き物だとはっきりしてるから、不機嫌を含めて尊重できるんです。だから夫婦も、不機嫌になるものだと思って…不機嫌になるスイッチを見極めたり、かわしたり。スッキリーより引用ロバートさんは「そもそも前提として、人間は不機嫌になる生き物だと思って、パートナーとも接するべきではないか」とまとめました。夫婦間の『フキハラ』について、視聴者からはさまざまな声が上がっています。・近藤さんのコメント、その通りだと思いました。楽しい時間は自分たちで作らないと。・信頼しているから、甘えて不機嫌な態度をとってしまいます。今回の放送を見て反省しました。・ロバートさんの言葉、ド正論でした。お互いに不機嫌になる生き物だと思って尊重し合えたらいいなと思います。・『○○ハラスメント』という言葉を安易に作ってほしくない気持ち、賛成です。『パワハラ』や『セクハラ』などの重大な問題が軽く見られるようになりそう…。近藤さんやロバートさんがいうように、不機嫌になった時、お互いにどう対処するのかが大事なのでしょう。楽しい会話や、心地よい時間を2人で作り続ける努力も必要なのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月15日<登場人物>私は葵。2歳年下の夫と4歳の息子の3人家族です。5年前に結婚し、息子が生まれた後も仕事を続けています。夫には姉が2人がいるので、女性に幻想を抱かないところが一緒に居て心地よかったこともあり、結婚にまで至ったのですが…。息子の旬が生まれてからというものの、夫の言動で気になる点が増えてきたのです…。夫は姉が2人いて、女性に囲まれて育ったせいかマイペースで優しい性格。小さい頃から姉たちに面倒をみてもらってきたうえに、お義母さんも専業主婦として手厚く子育てをしてきたのもあってか…何かと「女性にやってもらうのが当たり前」になっているのです。仕事を終え、旬を保育園までお迎えに行き、やっとの思いで帰宅し作った夕食に対しても…義母は料理が得意なこともあり、自然と比べられることもしばしば。働いているから夕食の支度に時間を割けるわけでもなく…、家事と息子の世話をする私だけが忙しい毎日。もう限界に達していました。そんなある日、夕食中に旬がお味噌汁をこぼすと…旬が汚したテーブルを私が拭いているのに、夫は片付けを手伝う素振りもありません。さらに…「夕食だけじゃ物足りない」と無意識に言い放ち、食後にお菓子を食べ始めました。しまいには、部屋を見渡した後に「ゴミがいっぱいだ」と言ってきました。こんなことは日常茶飯事でした。悪気はないから仕方ないと思っていたのですが、夫が育ってきた環境の家事クオリティを求められても困るし…自分の気持ちをどう説明すればいいのかモヤモヤしていました。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ まるこ /イラスト・ ふくみみ
2020年11月07日スポーツの現場での暴言、暴力、ハラスメントは世界中で大きな問題とされています。7月20日、調査機関ヒューマン・ライツ・ウオッチが、来年開催される予定のオリンピック、パラリンピックに向け「日本のスポーツにおける子どもの虐待」というレポートを発表しました。これは子どものころにスポーツをしていた50人以上へのインタビュー、400人以上へのオンラインアンケート、スポーツ団体へのデータ提供などで調査を行ったもので、日本の子どもたちがいまだにスポーツの場で暴力・暴言などの被害を受けていることがわかりました。また、この問題に対する対処と予防の遅れの原因となっている制度上の不十分な点も明らかに。サカイクではこの調査結果を受け、サッカー界での現状・対策方法などについて、日本サッカー協会(以下JFA)リスペクト・フェアプレー委員会、委員長の山岸佐知子さんにお話しを聞きました。2008年度にリスペクト宣言をし、暴力根絶に向けてとりくんできたJFAの現状とは。(取材・文:前田陽子)親は「我慢が足りない」などと言ってはいけません■サッカー界は他競技に先駆けて2013年に相談窓口を設置ヒューマン・ライツ・ウオッチのリサーチを受けて、山岸さんは「正直そうだと思います」と話します。ただ、日本も少しずつ改善されているとも。JFAでは、暴力行為の早期発見と是正および再発防止をするために2013年に暴力等根絶相談窓口を設置しています。2018年に寄せられた相談総数は120件、2019年は243件と増えています。増えた要因はさまざまなスポーツでの暴力暴言が報道されたことも一因。世間が関心をよせ、暴力や暴言に敏感になったことで相談数も増えているようです。「件数が増えることは決して悪いことではありません。悩みを抱えている人が、内にこもることなく相談というアクションを起こすことができているのは、いいことだと思います。」相談内容は暴力、暴言、そのほかのハラスメントと大きく分けていて、2019年は暴力が43件、暴言が127件と暴言の相談が増えています。「手を上げることはいけない、よろしくないという認識が大分浸透してきていますが、それまでは暴力をしていた指導が暴言にシフトしている可能性もあるのではないかと考えています。受ける側からすると暴力も暴言も同じこと。特に年齢が低いお子さんにはダメージが大きいです。暴言は暴力と同等、もしくはそれ以上の凶器になってしまうと考えています」■選手の安全や安全を確保する『ウェルフェアオフィサー』JFAでは2013年からウェルフェアオフィサーの設置に取り組んでいます。ウェルフェアオフィサーの主な役割は、サッカーを楽しむために選手の安心や安全を確保すること、リスペクトやフェアプレーを推進することにあります。全試合とはいきませんが、一部の主要な試合でマッチ・ウェルフェアオフィサーを置き、試合でのチームのマナー、声かけの仕方などをアドバイスしています。ウェルフェアオフィサーは規律委員ではないので、罰則を下すことで排除するのではなく、気づきを与え自ら改善するように促すことが役目です。「仲間同士で気づいて、お互いに指摘しあってほしいです。仲間内で改善されていくことが一番いいと思っています。暴力や暴言を続けていくと、監督さんやコーチもいずれはその立場を失うことになるかもしれない。そういうことを互いに話せる環境になっていくと暴力、暴言指導なども自然となくなっていくのではないかと思います」さらに、JFAではクラブで問題が起きた時にクラブ内で解決できるようにする仕組みづくりの一環として、クラブ・ウェルフェアオフィサーの設置を推進しています。■親は子どもの話をよく聞いて、解決ができなければ相談窓口へ子どもが暴力・暴言を受けていると思っても、監督やコーチに直接話をするのは難しいところ。子どもに「あなたがいけないんじゃない?」、「我慢がたりないのよ」などの声かけは絶対にNGです。そんな風に言われたら、子どもの言葉は続かなくなってしまいます。まずは子どもの話をきちんと聞くこと。そして、問題だと感じたらJFAの暴力等根絶相談窓口へ連絡することです。相談は匿名でも受け付けて、必要であれば調査をします。相談は昨年までは電話、FAXの手段でしたが、今年からはJFAのホームページ内にある暴力等根絶相談窓口通報受付フォームから通報が出来るようになりました。「これまでにライセンスの一次的な停止などの処置をしたケースもありました。ですが、起こしてしまったことをしっかりと反省をして、心を入れ替えて再度サッカーに携わるという道もないといけないと思っています。大切なのは過ちを理解して、繰り返さないこと。そのための教育的なプログラムは必要になってくると思います」と山岸さん。■サッカーをプレーしているところに笑顔があふれるようにJFAでは、自分たちの環境を自分たちで守るウェルフェアオフィサーのような役割の人を増やしていく予定です。サッカーに暴力も暴言も必要ありません。プレーしている選手たちが笑顔でサッカーを楽しめることが重要で、そういう環境を守るのは、サッカーに携わる私たち大人です。また、指導者には暴力暴言を使って指導をしていてもいいことはないということを、しっかりと認知してもらくことが大事です。「ただし、古い体質は長い歴史の上にあるもので改善までには長い時間がかかるのではないかと思っています。コツコツと努力を続け、グラスルーツのチームまで浸透させていくことが我々の役割だと思います」■子どもたちは大人の背中を見ています山岸さんは、以前はレフェリーとして多くの試合を担当していました。そんな山岸さんから貴重なお話をうかがいましたので、ご紹介します。「サッカーはコンタクトスポーツです。当然、フェアにチャレンジしていてもコンタクトすれば倒れる場面もあります。その際にすぐに立ち上がってプレーを続けることを促すチームと、倒れたことをアピールするチームでは、特に下の年代ですが、冷静なチームの方が強いです。コーチがレフェリーに対して倒れたことをアピールすることで、選手も煽られてしまい、プレーに集中することを忘れてしまうのです。それが当たり前だと、自分たちがミスをしたりうまくいかないと人のせいにしてしまうようになります。練習の中でレフェリーにアピールするようにという指導はしていないと思いますが、子どもたちは大人の背中を見ている。せっかくいいプレーをする力も持っているのに残念です。倒れてもすぐに起き上がってプレーする習慣があるチームは、仮にその時に優勝する力がなくても、そういう習慣が身に付いている選手は年齢が上がるに連れてたくましくなり、優勝争いができるようになります。自分のやるべきことがちゃんとわかるようになるので。子どもたちは大人の様子を見て、真似ます。大人はそれを自覚して接してほしいですね。」大人になると中々自分を変えることは難しいものです。ですが、選手たちが安心、安全な環境の中でサッカーを楽しむために、JFAへの啓蒙を続けていきます。後編では指導者養成の面でどのような活動をしているのかをお送りします。日本サッカー協会暴力等根絶相談窓口対象となる行為の詳細、通報フォームはこちら>>
2020年09月08日基本フラれ体質、もしくはデートしても交際に発展しない……。「私は間違っていないのになんで!」と思っている人はいませんか?もしかしたらあなたが正論ばかり押し付けるので、彼は苦しくなってしまったのかもしれません。そこで今回は「正論女子の落とし穴」についてご紹介します。■ 彼を追いつめてしまう「俺が精神的に落ち込んで半年間仕事を休んでいた時期がありました。彼女は毎日のように『ちゃんと仕事しなきゃ』『ブランクあると雇ってもらえなくなる』とLINEしてきたんです。挙句には勝手に俺の仕事を探し出す始末。もちろん彼女の言うことは何も間違っていない。だけどそうやって前向きに行動できていたら苦労しないんですよね。彼女といるのが苦しくなって、別れちゃいました」(29歳/会社員)正論がときに相手を追いつめることもあります。「どうせ俺はダメな人間なんだ」とより落ち込んでしまうかも。まずは彼に寄り添って、理解することが大切なのかもしれません。■ 「ひとりで生きていけそう」と思われてしまう「学生時代からの女友達Aは苦労人。待っていても誰も助けてくれないと悟っているので、ツラくても自分でできることを探すタイプ。なのでAに相談すると、正論が返ってくるんですよね。俺はAの性格を知っているので冷たいとは思わないけれど、男性からは結構『ひとりでも生きていけそうだね』なんて言われるそう。話を聞いていると、人って難しいなって思います」(26歳/販売)こちらはいわゆる「自分に厳しく、他人にも厳しい」タイプ。辛い経験を経て強くなった結果、完璧すぎて余計孤独になってしまうこともあります。正論だけが正しいわけではありません。持論を押し付けるのではなく、まずは話を聞いてあげるだけでも、相手は救われるかもしれませんよ。■ 白黒はっきりしすぎていて怖い「彼女は白黒はっきりしないと気が済まないタイプで、『保留』がないんですよね。共通の友達(女)が『彼氏が浮気しているんだけど、別れたほうがいいのかな……』と相談してきたときも、ずっと『別れなよ!別れない意味がわからない!』と言っていました。でも長年付き合ってきたんだから、彼氏に情があって離れられない気持ちもわかるじゃないですか。少し考える時間をあげてもいいのになと思いました」(25歳/営業)「こうしたほうがいい」とわかっていても、気持ちが邪魔をして動けないこともあります。優しく見守ったほうが、結果的に相手の助けになれることだってありますよ。■ おわりに人は完璧ではありません。だからこそ正論が相手を傷つけることもあります。自分の意見や最善策ばかりをおしつけるのではなく、彼の立場にたって一緒に考えることを意識したいですね。(和/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年08月26日6月16日、有限会社アップリンクの取締役・浅井隆氏およびアップリンクを相手取り、5名の元従業員が実名でパワーハラスメントの損害賠償を求めて東京地裁に提訴した件で、先ほど、アップリンク側が浅井氏の署名で謝罪と今後の対応を公式HPにアップした。16日にも短文で「元従業員からの訴訟について」とコメントを発表していたが、今回は改めて謝罪と詳細な対応が記された。まずは、「今回提訴した元従業員5名の方、そして、そのほかの元従業員、現在勤務している従業員の皆さんに対して、私のこれまでの言動に過ちがあったことを認め、傷つけたことを深く謝罪致します。また、これまでアップリンクを支えて下さったお客様、関係者の皆様にもお詫び申し上げます」と謝罪。「コロナ禍で映画館の営業ができなかった時も、配信やチケットを購入してくださったり、寄付してくださったり、温かいお言葉をかけていただきました。そうしたお気持ちを裏切るような行動を深く反省し、今後決して繰り返さないよう、努めて参ります」と反省の言葉が続く。同社は、1987年に浅井氏がアップリンク渋谷を立ち上げてからというもの、ここ2年で吉祥寺、京都と映画館を相次いでオープンさせるなど、現在は100人以上の従業員が在籍するまでに急成長している。浅井氏は、「この2年間の急成長下、100人を超える従業員を擁する会社として、規模に応じた組織づくりを行なうことができていませんでした」と語り、「スタッフ1人1人に過大な負荷がかかる状況が常態化していました。アップリンク吉祥寺、京都のオープン時は、誰もが未経験の大きなプロジェクトであったにも関わらず、十分な研修もできずスタッフの負担は大きなものでした。研修を十分にせず、責任の重い仕事を任せ、スタッフに過度のプレッシャーを与えること自体がハラスメントにあたるという認識が自分に欠けていました」とコメント。さらに「これまでにスタッフから何度も『これはハラスメントである』という指摘を受け、是正するよう言われてきました」といい、「そのたびに理解したつもりになっていましたが、理解できていませんでした。映画の配給宣伝、映画館の運営にあたり、毎日が本番で常にベストを尽くすという自分の考えがあり、それをスタッフにもして欲しいと思い、強いていました。そのため、その自分が考えるベストから遠いと感じた場合は、注意をしてきました。その注意が叱責となることも度々ありました」とハラスメントに言及。「一番の自分自身の問題は、スタッフに対して人としての尊厳を傷つけていることに自覚がなかったことです。よい仕事をするには注意して直していくことが必要なのだ、その注意は、理不尽ではないと思っていました。力によって仕事をやらせようとする行為、それこそがパワー・ハラスメントであるという認識が欠けていました。自分自身のマネージメント能力の低さに他なりません。自分の経営者としての力不足、叱責によってスタッフを傷つけたこと、無理な采配で過度な負担をかけてきたことを、深く反省致します」と続いた。今後の対応について今後の対応としては、アップリンクの負債等を背負う浅井氏自身が退くのではなく、「自分自身と会社を変革し、ハラスメントのない会社、そして今まで以上に映画という文化、映画産業において、有意義かつ独自性の高い活動をしていく会社にする所存です。 その上で、今後の自分自身、会社をどう変えていくかについて、次のように考えています」と、以下の対応を表明した。1)外部委員会の設置社外の専門機関に、現在の社内の課題に関して調査を依頼します。徹底的に調査し現状を把握し、問題がある部分を改善し、コンプライアンスの徹底を致します。2)通報制度・窓口の設置今後のハラスメント防止対策として外部への通報制度の整備を行います。3)社内体制の改革・スタッフとの定期的な協議社内の組織体制整備、とくにマネージメントの体制を整えます。また、スタッフとの定期的な協議を行います。4)取締役会の設置現在、有限会社アップリンクの取締役は自分1名ですが、今後は、社内外含め複数の取締役で運営を行うべく準備中です。5)セミナー、カウンセリングへの参加叱責、暴言などは、感情のコントロールがきかないことも要因だと思います。アンガーマネジメントなどのカウンセリングを受け、自身の問題解決に臨みます。また、私自身はもちろん、上司となる立場のスタッフにも研修を受けてもらい、徹底的なハラスメント撲滅に取り組みます。さらに「最後に」として、「アップリンクは社会の均質化に抗うことを標榜してきました。スタッフは皆、そこに共感してくれた人たちです。今回、提訴にあたって、原告の皆さんが実名で顔を出して会見をしたことはとても覚悟のいることだったと思います。それを深く受け止め、心に刻みます。同時に、現職のスタッフ、これまで働いてくれたスタッフの訴えに耳を貸さなかったこと、わかったつもりになって、きちんと対応しなかったことを、深く反省しています。そして、アップリンクを応援してくださった皆様に残念な思いをさせてしまい、大変申し訳ありませんでした。会社の運営体制、職場環境を根本的に変えていくこと、そして、もう一度、皆様に応援していただけるアップリンクに生まれ変わることを、ここにお約束致します」という言葉で結ばれている。アップリンク元従業員によるパワハラ被害の訴えとは…同社元従業員の5名は、16日、被害者の会「UPLINK Workers’ Voices Against Harassment」を立ち上げ、浅井氏からこれまで受けてきたパワーハラスメントを裁判で訴えるという声明文を発表。元従業員5人のうち4人は実名を公表し、記者会見も行っている。これには映画監督の深田晃司が「賛同します」と被害者の会を支持する立場を明らかにし、「ことはアップリンク、ミニシアターの問題だけではなく、映画業界全般の信頼と労働意識、自浄能力が今問われている」とのコメントを発表、深田監督が発起人のひとりであり、アップリンクも参加している「ミニシアター・エイド基金」も「(先の)謝罪文にある通り、『深く反省』し、『誠意をもって対応』していただきたいと考えます」との立場を表明していた。(text:cinemacafe.net)
2020年06月19日※この漫画はウーマンエキサイト読者の方からお寄せていただいたコメントを元に作成しています。 前回 からのあらすじ(全3編)子どものお迎えを忘れていたことを妻に怒られた夫。何が悪いのかわからない夫だったが、会社の女性の先輩に「子どものことは奥さん任せなの?」と呆れられてしまい…。これまで息子の予定すべてを私に任せていた夫。仕事では「交渉や調整のプロ」と豪語してきた夫は、家族の予定の調整はしようとしませんでした。そんな夫を変えてくれたのは、夫が仕事で尊敬する女性の先輩だったようです。「私の意見は聞かないくせに…」とちょっと腹も立ちましたが、それでも夫を変えてくれたことに素直に感謝しています。夫婦の時間、子どもとの時間、仕事の時間、そして1人の時間…。すべて満足いくような調整は難しいけれど、夫婦のすれ違いはなくせると私は信じたいです。\「うちのダメ夫」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪>> 「うちのダメ夫」連載 過去記事を見る体調不良アピール夫にうんざり! かまってちゃん夫に妻が大反撃【前編】「俺より稼げば家事してやる」収入マウント夫を変えた妻の一撃【前編】自己中すぎて育児しない「ダメ夫」を変えてくれた救世主とは【前編】マザコン夫にまさかの制裁! 産後の妻より自分の母親を優先する夫【前編】お金の話ばかりする夫にドン引き…夫を黙らせた「神対応」の瞬間【前編】イラスト・ 渋谷さえら
2020年06月02日※この漫画はウーマンエキサイト読者の方からお寄せていただいたコメントを元に作成しています。 前回 からのあらすじ(全3編)子どものお迎えを忘れたことで妻から激怒された夫。しかし夫は「俺を頼るな!習い事なんてやめちまえ!」と逆ギレして…子どもの習い事のお迎えを忘れたことで妻に文句を言われたけれど、急に予定を入れられても、対応できるわけがない…妻は「子どものスケジュール管理が大変」とよく言ってるけれど、そんなことで余裕がなくなるレベルで、仕事はできてるのだろうか…と正直、心配にもなるぐらいだ…。そんなことを考えながら、会社に行くと部下が発注ミスをしていたことがわかって…改めて妻が設定した家族共有のカレンダーアプリを見てみると、息子の学校や習い事の行事、さらに妻の残業予定まで入っていた…。通知がわずらわしくて、自分で切っていたカレンダー。そしてLINEには妻からの何通ものメッセージ。先輩の呆れ顔と悔しさをかみ殺したような妻の顔が交互に浮かんできた…妻の言っていたことを聞き流して、予定の調整もデキナイやつは、俺だったのか…→次回(6/2UP)に続く…\「うちのダメ夫」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪>> 「うちのダメ夫」連載 過去記事を見る体調不良アピール夫にうんざり! かまってちゃん夫に妻が大反撃【前編】「俺より稼げば家事してやる」収入マウント夫を変えた妻の一撃【前編】自己中すぎて育児しない「ダメ夫」を変えてくれた救世主とは【前編】マザコン夫にまさかの制裁! 産後の妻より自分の母親を優先する夫【前編】お金の話ばかりする夫にドン引き…夫を黙らせた「神対応」の瞬間【前編】イラスト・ 渋谷さえら
2020年06月01日※この漫画はウーマンエキサイト読者の方からお寄せていただいたコメントを元に作成しています。子どものイベントは母親が管理する。そんな家庭が多いと思います。わが家もそんな家庭で、夫は子どもの予定を全く把握していません。保育園までは私一人で何とかやってこれたのですが、小学校に入り、習い事も増え、子どもと自分の仕事の予定調整がツラくなってきました。息子の小学校入学と同時に、私は時短からフルタイム勤務になりました。職場は子育て世代の働き方に理解があり、勤務時間も調整してくれているのですが、だからこそ仕事で成果を出さないといけません。私のスケジュールには、仕事のタスクがぎっしり詰まっています。しかし、親業もやることが多く、小学校からの膨大なプリント、数多くあるイベント、習い事の送迎や親の参加必須の打ち合わせ…これらの積み重なる予定に、私自身が埋もれていくような気持ちになっていました…。→次回は、夫のエピソードです(6/1UP)\「うちのダメ夫」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪>> 「うちのダメ夫」連載 過去記事を見る体調不良アピール夫にうんざり! かまってちゃん夫に妻が大反撃【前編】「俺より稼げば家事してやる」収入マウント夫を変えた妻の一撃【前編】自己中すぎて育児しない「ダメ夫」を変えてくれた救世主とは【前編】マザコン夫にまさかの制裁! 産後の妻より自分の母親を優先する夫【前編】お金の話ばかりする夫にドン引き…夫を黙らせた「神対応」の瞬間【前編】イラスト・ 渋谷さえら
2020年05月31日※この漫画はウーマンエキサイト読者の方からお寄せていただいたコメントを元に作成しています。 前回 からのあらすじ(全3編)お金の話ばかりする夫は、私のママ友家族を呼んだホームパーティでも「ローンの残高は?」など、青ざめる発言を連発して…帰りの電車でレストランについて調べてみると…シェフはもともと設計事務所で働いていたそうですが、親のレストランが傾きかけたことで、料理の世界へ。店の内装のほとんどを自分で作り、魚も自分で仕入れたり、直接農家に買い付けに行ったりとコストを下げるための労力は惜しまないそう。それもすべては「おいしいものと楽しい時間を提供したい」から。もちろんこんな裏話はふつうは誰も知らずに食事を楽しんでいる。おそらくお金でも苦労をしたであろうシェフだが、「楽しい」時間を提供するための笑顔は、私にもそして夫にも衝撃だったようだ。夫にもそんな話を伝えたところ…私は親から「お金の話をするのはみっともない」と言われて育ちました。逆に夫はお金で苦労している分、お金については普段の会話でも子どもに伝えていきたかったといいます。たしかに「お金」はモノを変える手段であって、恥ずかしいものでも何でもないんですよね。だから今後は家族のなかではモノを買うときには価値については考えていきたいと思います。ただし誰かがつらくなるためじゃなく、賢く、そして家族で楽しむ手段としてどう使えばいいのか、家族でどういった話をしていけばいいのか、これからの私たち夫婦の課題です!\「うちのダメ夫」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪>> 「うちのダメ夫」連載 過去記事を見る体調不良アピール夫にうんざり! かまってちゃん夫に妻が大反撃【前編】「俺より稼げば家事してやる」収入マウント夫を変えた妻の一撃【前編】自己中すぎて育児しない「ダメ夫」を変えてくれた救世主とは【前編】マザコン夫にまさかの制裁! 産後の妻より自分の母親を優先する夫イラスト・ もづこ
2020年05月14日夫が話を聞いてくれない、話をしていても面倒くさそうにされる、話かけるとうるさそうにされる、夫に対してこのように感じたことがある方は少なくないのではないでしょうか。そんな態度をとられ、悲しい気分になってしまう方や、夫に攻撃的な言葉を浴びせてしまう方もいるでしょう。実はこれらは、話を聞いてくれない夫にやってはいけない行動なのです。 話を聞かない男性の本音仕事から帰ってきてすぐに話しかけられるのを嫌う、「ねえ」と話かけても会話をする素振りをみせず、スマホを見ながらゴロゴロしていると思ったら、友だちの電話には愛想よく応えている……。家に帰ってきたのだから私の話を聞いてほしい、家族についての話を一緒にしたいと思うのはもっともです。けれど、夫にとっては家は自分の時間を持てる場所。正直、放っておいてもらって、自分が話をしたいときにだけ話をしたいと思っている男性も少なくありません。ずいぶんと身勝手に思えますが、残念ながら多くの場合、これが話を聞かない男性の本音だと思います。 話を聞いてくれない夫の思考女性は、なんとなく今思っていることをなんとなく話したり、テーマがしっかりとしていない結論が見えない会話を楽しめる人も多いですが、男性はこのような会話を避けたがる傾向があります。なぜなら多くの場合、男性は話をするからには結論が出るべきだという思考を持っているためです。また女性は男性より、並行して物事を考えることができると言われており、夫へ言いたいことと同時に、家事のこと、仕事のことも一緒に考えられる人が多いとされています。 たとえば、「娘の幼稚園はどこにしたらいいか」ということについて、夫と話をしたいと午前中に思ったとします。幼稚園についていろいろと調べ、掃除や夕飯の支度をしながらも「どこがいいだろうか?」と考え、夫の帰宅を今か今かと待ちます。一方、仕事から帰宅した夫は、仕事が終わり家に到着した、ということに意識が集中しています。女性には、家に到着したと同時に「子どもが私に話したいことはないかな?」「夫が話したいことないかな?」と考慮できる人も多くいます。またはできなかったとしても、子どもや夫が話かけてきたら聞く耳を持てる人が多い傾向にあります。しかし、男性の場合、物事を並行して同時に考えるのは苦手な人が多いので、急に問題を振られたこととイコールになり、急にきた相談に対して「早く結論を出さなければ!」と感じ、面倒だという印象を持ってしまうのです。 さらには「A幼稚園がいいと思うんだけど」と言う妻に「じゃあ、A幼稚園でいいんじゃない」と返したところ、妻に「もっと真剣に考えてよ!」と言われてしまうと、夫は疲れがドドッと出てしまいます。どこの幼稚園がいいか一緒に話し合ってじっくり結論を出したい妻と、結論が出れば良いと思っている夫。ここですれ違いが生じてしまうのです。 話し合いをする準備をしましょうこうした夫には、先述したようにあからさまに悲しい気持ちを表現したり、攻撃的になったりするのはNGです。多くの場合、悲しい顔をされたりすると、男性は何が起こっているのか理解できず“面倒くさい”と感じます。攻撃的になられた日には、「疲れて帰ってきたのになんだよ!」とますます話し合いどころではなくなってしまいます。では、どうすればいいのでしょうか。 ・メールやSNSを利用する夫が帰宅するまでに、メールやSNSで話をしたい要件を伝えておくといいでしょう。夫の都合の良い時間で要件を確認できる上、そのことについて家に帰ったら話すんだな、という準備が夫側にできます。・時間を置く帰宅してすぐだと、夫側は話をする準備ができていないかもしれません。声をかけてもよさそうな時間が訪れるまで待ちましょう。大丈夫かな、と思ったら、「ねえ、あのさあ」というあいまいな感じではなく、「ちょっと今話せる?」と話す目的があることを示しながら話しかけましょう。・話をする目的を明確にする「○○について話したい」と話す目的ははっきり伝えましょう。妻だって忙しいのに面倒ではありますが、これらを試してみると、夫の聞く姿勢が変わってくる確率が高まります。 決して妻と話をしたくないと思っているわけでもなく、妻のことを嫌いなわけでもありません。じょうずに話し合える状況をつくってコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2020年02月11日こんにちは、育田花です。今回は夫のことを泣かせた話の5話目になります。▼「夫のことを泣かせた話」 前回までのお話仕事が忙しくないときは定時でまっすぐ家に帰ってくる夫。帰宅後はゆっくりごはんを食べたり仕事の話ばかり…。息子の話を聞いてほしいのに、夫からイラッとさせる一言を言われ… 『夫のことを泣かせた話 第4話』 長男を育てている時の育児休暇中は腹がたっても夫に対して怒りをぶつける事があまりできませんでした。この時期は夫婦関係がイマイチというよりも私一人が追い詰められ、家族からはかけ離れたような感じでした。夫婦間に入ったヒビが大きくなっていくのはその先のことです。\次回は明日2月3日(月)9時更新予定!/\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年02月02日こんにちは、育田花です。今回は夫のことを泣かせた話の4話目になります。▼「夫のことを泣かせた話」 前回までのお話帰ってくるなりトイレに直行の夫。お一人様デートの夢は儚く消えた…。どうしても優しくなれず実家に遊びに行くことに。すると夫から「ますます大好きだよ」と電話がきたが、私は少し夫のことをキライになってきている…。 『夫のことを泣かせた話 第3話』 わたしの一日は息子で始まり息子で終わるので大体息子の話しか話のネタがないのですが、それでも今日はちょうちょ見て笑ったとか、そんな些細な事が大発見だったりするんです。そういう事を聞いてもらいたい時期だったのですが、仕事の話をガンガンしてくる夫。せっかく息子の話題になっても、普段の生活の中で大人と会話する機会が家族以外ではあまりなかったため、会話が困難になる事があり…、悔しい気持ちになりました。今はあまり育児で暗くなるような出来事は少なくなりましたが、未だに家で仕事の話を止めどなく話してくるのです。\次回は明日2月2日9時公開予定!/\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年02月01日※この漫画はウーマンエキサイト読者の方からお寄せていただいたコメントを元に作成しています。 中編 の続きです。家事育児をせず「俺は稼ぐのが仕事」としか考えていない夫。私は、夫を改心させるべくある行動をとることにしました。私が普段行っている家事と育児の内容を細かく箇条書きにして、いままで言えなかった私の気持ちを夫に訴えました。夫と話し合い、わが家では「家事は得意なことを得意な人がやる。相手の作業に口出ししない」をルールにすることにしました。そして私自身、夫に不満を吐き出し、最低限の家事育児以外は「やらなくても死なない!」と開き直ってみたら、すごく気が楽になりました!忙しくて夕食が惣菜になるときは「今日は手抜き! よろしく」でOKに。自分の家事も相手の家事も多少雑になっても、だれも文句を言わない。たまに夫が「ここ片付けてよー」と言いますが、そんなときには「あなたがスマホゲームしているその時間を片付けにあててよ」と言い返しちゃいます。■夫には夫なりの苦労もある今回あらためて夫と話をして分かったのが、夫にも夫なりの仕事のプレッシャーがあること。残業だらけの夫と家事を半分ずつ分担するというのは夢物語です。そして自分がいない間に行っている私の家事育児を見ていないのだから、夫は私の大変さを理解していなかっただけということもわかりました。そんな夫に「お疲れさま」の一言もなかった…。だから「ありがとう」ってお互いにねぎらって、ときには子どもが寝てからビール飲みながらお疲れさま会をする。やれる人がやればいい。そんなあたり前のことをずっと忘れていた気がします。そして次回の夫のボーナスでは「食洗機を買ってもらう」をひそかに目論んでいる私でした。 「体調不良アピール夫」記事は こちら イラスト・ ねここあんな。
2019年12月12日唐沢寿明主演ドラマスペシャル「ハラスメントゲーム 秋津VSカトクの女」の新たなキャストが明らかに。仲間由紀恵、萩原聖人、塚本高史、唐田えりかが出演することが分かった。2018年10月クールに放送した井上由美子原作・脚本の「ハラスメントゲーム」が、スペシャルドラマとして復活。「働き方改革」をテーマに、スーパー業界大手老舗会社のコンプライアンス室長だった秋津渉役の唐沢寿明をはじめ、広瀬アリス、古川雄輝、石野真子、佐野史郎らレギュラーキャストが再集結する。そんな中今回、秋津を取り巻くゲストとして、過重労働撲滅特別対策班(通称:カトク)の鮫島冴子役を仲間由紀恵、物語の舞台となる「マルオースーパーみなとみらい店」副店長・中村一役を萩原聖人、店長・梶川雅男役を塚本高史、店員・加納初美役を唐田えりかが演じることが明らかに。大手を摘発することに異常な闘志を燃やし、食らいついたら標的を離さない“人食いザメ”と恐れられる鮫島冴子を演じる仲間さんは、今回唐沢さんとは初共演。「今まで演じてきた役以上にハードルの高い役柄でしたので、実は苦戦しながら必死に食らいついて、極限の厳しさを秘めた冴子の姿に少しでも近づけるように集中して撮影に臨みました」とふり返った仲間さんは、「今回唐沢さんとは初共演でしたが、役に誠実に取り組まれている姿やこの作品にかける愛情のようなものをそばで見て感じることができて、すごく有り難かったです。さすが昨年から作り込まれているだけあって、秋津(唐沢の役柄)そのものという感じがしました」と唐沢さんとの共演を明かした。過重労働のパワハラ疑惑で店員を自殺未遂に追い込む役どころの萩原さんは「生活環境、働く環境が人それぞれ違う中で、人間関係の問題は必ずあると思います。このドラマを見てもらうことで考えさせられる点があるのではないでしょうか。自分には関係ないと思っていることの中に、関係あるかも!と思う気持ちが増えていると色々世の中が変わる気がすると思います。そう思ってみていただければ嬉しいです!」と視聴者へメッセージ。またパワハラの相談を受けるスーパー店長役の塚本さんは「今までに演じた事のないキャラクターでしたので、そういう面でもすごくやりがいがあるなと思い、楽しみに現場に入りました。今回唐沢さんとのシーンも多かったので、ガッツリお芝居ができて楽しかったですね」と撮影をふり返り、スーパーの店員役の唐田さんは演じた役柄が、自身と似ている環境だったそうで「その気持ちがすごく通じるものがありました。初美は母しか心のよりどころがないけれど、だからこそ悩みなどが言えず、甘えられないという色々な思いがあります。集中して演じようと思っていたら撮影期間中、役に入りすぎて、すごく寂しかったです。(笑)」と明かし、「職場で悩んでいる方、皆さんに見ていただき救いになると嬉しいです」とコメントしている。ストーリースーパー業界大手老舗会社「マルオーホールディングス」のコンプライアンス室長だった秋津渉(唐沢寿明)が、本社乗っ取り事件顛末の責任を取って、マルオースーパー函館店の店長に就任して1年が経とうとしていた。そんな折、社長・脇田治夫(高嶋政宏)から突然連絡が。それはコンプライアンス室臨時特任社員として、みなとみらい店で起きた事案を解決して欲しいという緊急の特命だった。急いで横浜に向かった秋津は、店長の梶川雅男(塚本高史)から、2日前の深夜に従業員の加納初美(唐田えりか)が店の屋上から投身自殺未遂をしたと聞く。その原因は副店長・中村一(萩原聖人)による残業の強要といったパワハラだという。世間にバレるのは時間の問題と判断した秋津は、早急に公表するため本社へ。久々に訪れたコンプライアンス室は、あの水谷逸郎(佐野史郎)が室長に。元部下の高村真琴(広瀬アリス)は水谷のやる気のなさに手を焼いていた。秋津に招集された顧問弁護士・矢澤光太郎(古川雄輝)も加わり、かつてのメンバーで自殺騒動の解決に向けて動き出す。そして、脇田が開いた会見によってネットは大炎上、全店舗で客足が激減する中、秋津らが最も恐れていた組織、東京労働局と大阪労働局に設立された過重労働撲滅特別対策班、通称“カトク”、労働Gメンの精鋭部隊も動き出す…。ドラマスペシャル「ハラスメントゲーム 秋津VSカトクの女」は2020年1月10日(金)21時~テレビ東京系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年12月11日こんにちは、育田花です。今回は夫を泣かせた話の2話目になります。▼「夫のことを泣かせた話」 前回までのお話飲み会続きでいつも帰宅が遅くなりがちな夫にもやっとしつつも自由時間をくれると約束してくれ、天にも登る気持ちで家事を頑張っていた私。「明日は楽しみにしていたお楽しみデー!最高に楽しんじゃうぞ!」と期待して夫の帰りを楽しみにしていたものの… 『夫のことを泣かせた話 第1話』実は一度のことだけではありませんでした。実際約束は何回かしていながら毎回反故にされていました。飲み会の翌日は、夫は二日酔いでほぼ1日動けず。でも自由時間を約束してもらう時は、夫を信じて毎回ワクワクしながら「自由時間は何しよう」とかそういったことを考えて過ごしていました。本当にわくわくしていたのに…。さて、この後夫は、私はどうするのか?また次回に描かせていただきます。 続く 『夫のことを泣かせた話 第3話』 \人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2019年11月17日梅沢富美男(68)が9月18日、「梅沢富美男のズバッと聞きます!」(フジテレビ系)に出演。「ハラスメントは芸能界だけは通用しない」と話したことに、否定的な声が上がっている。番組では、昭和と平成という2つの世代が社会問題を討論。そのなかで「パワハラ問題」について取り上げた。VTRでは「昨年度、厚生労働省にはパワハラを含むいじめや嫌がらせの相談件数が8万件以上寄せられた」と説明。しかし番組では「本当にこれはパワハラなのか?」といった案件も多いと紹介。今年3月に陸上自衛隊幹部が部下に“指導のつもり”で「アホか」などの暴言を浴びせたこと、そして6月に国会でも議論された「職場でのパンプス着用の強制」といったことを取り上げた。さらに「若者が不快だと感じる新たなハラスメント行為」として、休日にイベント参加を義務付ける「休日ハラスメント」、ランチで上司が部下に自身のオススメメニューを勝手に頼む「グルメハラスメント」といった事例を紹介。そして「何でもハラスメントと訴える若者を理解できる?できない?」として、VTRは終了した。討論の直前、「芸能界の話はするなよ」と忠告した梅沢。スタジオが笑いに包まれると梅沢は真剣な表情で「俺は黙ってたんだよ。これ激論するようなネタじゃねえなって」として、こう続けた。「芸能界だけは通用しないからな」小島慶子(47)が「完全アウトです」というと、梅沢は「マジメに言いてえんだ」「芸能界ってのはそれで飯食ってんだ」と持論を展開した。梅沢は自身が大久保佳代子(48)に「ブスは黙ってろ」と発言して非難の声が上がったことについて触れ、「彼女はそれで売ってるんだよ」と発言。「それで皆はメシ食ってんだ。食ってやれなかったら、彼女たちがひな壇に出てる意味がないんだ。それわかって喋ってるんだ」と話した。続けて「俺、普段からセクハラなんてしてねえんだ」と言うと、スタジオの女性からは「うーん?」といった声が。しかし「テレビだからわざとやってんだ」と述べた。そしてオーディションで受からないのは「必要ないから」「ひっかからないから」として、「当たり前のことなんだよ」とコメント。「胸の大きい人を求めていたのかもしれない」「もっと大きいほうが良いかなと思うから、その子はいらないとなったのかも」と発言。そのため、「芸能界の中では通用しない」と結んだ。しかし、梅沢の発言にTwitterでは否定的な声が上がっている。《「芸能界は一般社会と違うルールがあるので(ハラスメントがあっても)従え。できなければやめろ」みたいな。どこの業界も、きっと自分の業界は特別だと、自らを例外としてるのかもなあ》《「芸能界は別、いやだったらやめちまえ」という富美男さんが成功しているなら、なおさらそういう人に仕事が来ないようにしないといけない。この番組は本当に程度が低いね》《そりゃあ無意識にパワハラしてる人には、何がパワハラか分かるわけないよ こういう昭和世代は時代に順応しなさすぎる。要は時代遅れ》「芸能界でパワハラを訴えることは通用しない」という梅沢。「普段からセクハラなんてしていない」とも語っていたが、今年5月にはLEONの公式サイトで自身のセクハラ観について明かしている。梅沢は「その女が相手の男のことを嫌いだから、『セクハラされた』ってなるんじゃない?」と持論を展開。自身が“下ネタ”を女性に話すことについて「言われた彼女の方は気にしちゃいないよ。だって、少なくとも俺のことを嫌っていない女性にしか、そういうことを言わないんだから」と語っている。さらに「セクハラで訴えられるヤツっていうのは、女性の感情に鈍感なんだよ」「女性が自分に気があるかないかなんてすぐ分かる」ともつづっていた。そのため当時、《自分と他人の境界線が曖昧なんだろうな、こういうオッサンて》《「相手が嫌がってなかったからセクハラではない」と黙認を強いる危険がある。客観的なセクハラ基準は存在するのよ》《自分だけは大丈夫と勘違いしている人の典型ですね》といった声も上がっていた。
2019年09月20日友だちは大切。困っていれば手を差し伸べますよね。また、悪い道に進みそうだったら、引き止めることもあるでしょう。でもそのとき、正論を言いすぎると、心に響かない場合があります。そこで、“不倫を止めてくる友だちの正論LINE”について女性たちの話をご紹介します。文・塚田牧夫「全部自分に返ってくるよ」「友だちとお酒を飲みに行ったとき、不倫していることをポロッと言ってしまいました。友だちは、明らかに引いた様子に。そして、神妙な面持ちで“大丈夫?”と家庭のことについて聞いてきました。翌日です。友だちから、“やっぱりやめたほうがいい”と、不倫を止める内容のLINEが届きました。そして、“全部自分に返ってくるよ”と誰もが言うようなことを……。申し訳ないけど、響きませんでしたね」アンナ(仮名)/34歳誰もが言うような言葉をかけられても、心には響きません。本当に止めたいのなら、その人の心の奥から溢れ出たような言葉を聞きたいと思うのでしょう。「お金で解決できないこともある」「私は夫より収入も多く、家庭内で主導権を握っています。好き勝手飲みに行くなどしても、文句を言われることはありません。あるとき、学生時代の友人に会う機会がありました。彼女は、夫と子どもと三人で幸せに暮らしていました。ちょっとイタズラ心が湧いてしまい、私が不倫をしていることを言ってみたんですね。すると、険しい表情に……。それからよくLINEがくるようになりました。“旦那さんを悲しむよ”と、不倫はやめたほうがいいというような感じで。面倒臭くなり、“最悪、慰謝料払って別れるから”と言ったんです。そうしたら、“お金で解決できないこともある”だって。そんなの分かってるっつうの!」ミナ(仮名)/35歳「人の心はお金では買えない」ということでしょう。分かりきったを言われても、大人の心はなかなか動かないのでしょうね。「不倫という字は…」「友だち五人で軽くお酒を飲んでいました。そこで、不倫の話題に。私ともうひとりが不倫中であるということが分かりました。ちょっと見栄を張りたくなり、不倫を楽しんでいるような発言をしたんですね。するとそのあと、ひとりの友だちから心配している感じのLINEが届きました。“今は楽しいかもしれないけど……”と言い、“不倫という字は……”と、言葉の意味を説明してきました。“倫は、秩序とか道徳という意味で……”と。正直、しらけました」マナカ(仮名)/32歳言葉の意味を説明するなんて、学校の先生のようなことをされても、しらけてしまうようですね。“不倫を止めてくる友だちの正論振りかざしたLINE”をご紹介しました。正論を言われても心には響きにくい。誰かの言葉ではなく、自分の言葉で伝えるべき。また、言われる側になった際は、相手も幸せを願っての言葉なので、しっかり受け止めましょう。© fizkes / shutterstock© Flotsam / shutterstock© HBRH / shutterstock
2019年05月20日前回の記事でかいたように、夫は産後しばらくたってから育児にかかわるようになってくれました。それでもときどき、育児のことでぶつかることもありました。姉妹がまだ小さい頃のことですが、夫につい怒ってしまったときのことをお話しします。夫はスポーツ観戦に行くのが好きで、休日になるとよく出かけて行きました。その日もまた、夫はひとりでスポーツ観戦へ行きました。次女もまだ小さく外に出るのもおっくうだったので、私と娘たちは家で過ごすことに。ご飯を食べたり遊んだりしているとあっというまに時がたちました。そして午後7時半頃になりましたが、その日はめずらしく、パパとお風呂に入りたいといって長女がゆずりませんでした。明日は日曜で休みでしたし、夫も午後8時には帰ってくるといっていたので、夫を待つことに。しかし、夫はすぐには帰ってこず「もうお風呂に入ろう」といっても長女はいうことを聞いてくれません。そうして、夫が帰ってきたときにはもう午後9時近くになっていました。あきれたというような顔をして、夫は大きなため息をつきました。そういわれ、私は悲しくなりました。たしかに、午後8時に帰ってくると思って夫を待った私の判断はまちがっていましたし、お風呂ももっと強く「入るよ」といえばよかったのでしょう。夫がいうことは正論だと思いました。・・・でもそのとき、強い感情が表に出ました。そのときの私はまさに鬼。鬼と化した妻を前に、夫はびっくりしてしまって何もいえないようでした。次の朝、夫にあやまられました。「パパとお風呂に入りたくて待っていた」という話を長女から聞いたようです。・・・それからです。夫が、ひとりで外出するとお土産を買ってきてくれるようになったのは。それは、休日のワンオペ育児が大変だと理解した夫のねぎらいなのか、それとも妻の中にひそむ鬼へもう出ないでと祈るようにささげているのか・・・真実はわかりません。そのときの鬼は、今は私の中で静かに眠っています。
2019年03月11日好きな人には、自分のことだけを見ていて欲しいですよね。でも、そう都合良くはいきません。ついつい目移りしてしまうもの。しかし、そんな男性を改心させることに成功したという女性もいるようです。今回はそんな女性たちに、“彼氏を彼女一筋男にした秘策”と題してその方法を聞いてみました。文・塚田牧夫男の連絡先をすべて消去「彼も私も、友だちが多いほうで、よく遊びに出かけていました。彼なんかは朝帰りも多かった。浮気はしてないだろうと信じてはいたけど……。お互いに三十代になり、彼の行動が心配になってきました。そろそろ落ち着こう……みたいな話をするんだけど、“お前も遊びに行くじゃん”と返される。そりゃそうだけど……。そこで、一大決心。彼の前で、男の連絡先をすべて消しました。仕事関係だけは一応残して、全部。彼も驚いていました。まあ、友だちの繋がりで連絡先はあとで入手できることは、分かっているでしょう。でも、気合いは見せられた。そこから彼も、遊びが控えめになりました」マユコ(仮名)/31歳毎日通いつめてようやく「彼と付き合い始めたのはいいものの、あまり会うことができなかったんです。彼はゲーム好きで、友だちの家に入り浸っていました。私にはあまり関心がないよう……。“いつ来てもいいよ”と部屋の鍵はくれたので、浮気をしている様子はありませんでした。でも、会えないと意味がない……。そこで私は、毎日彼の家に通うことにしました。彼の家はちょっと離れていて、一時間以上かかります。それでも毎日通い、料理を作って置いておいたんです。それを、二ヶ月ほど続けました。するとある日、“美味しかった”とLINEで感想が送られてきた。さらに、“今度あれ作って”とリクエストまでくるように。あるとき、私が料理している最中に彼が戻ってきたんです。一緒に食事をしたあと、彼が“帰らなくていいじゃん”と言ってくれたんです。しばらくして、同棲するようになりました」チホ(仮名)/29歳尊敬する人に会わせた「彼には大好きなバンドがありました。崇拝していて、自分でも一時期バンド活動をしていたほど。なので、ちょっとチャラいところもあります。そこが少し心配な点でもありました。あるとき、私が友だちと飲んでいたんですね。そこで、五十代くらいのダンディーな男性と知り合いました。音楽プロデューサーをやっていると言うんです。そのときは、なんか怪しい人だな……と思っていました。ところが、よくよく聞くと、彼の好きなバンドのプロデュースも手掛けていると。私は、あとさき考えず“彼に会って欲しい”とお願いしました。するとOKが!彼に話すと、その方のことはもちろん知っていました。後日、会う場を設けご対面。彼は感極まっていました。そのときから、私を見る目が変わった気がします」レイナ(仮名)/32歳“彼氏を彼女一筋男にした秘策”をご紹介しました。男を彼女一筋にするというのは、なかなか難しいこと。一時期そうなったとしても、また戻る可能性も十分にあります。気を抜かず、常に目を光らせておきたいところですねえ。© VGstockstudio / shutterstock© Dean Drobot / shutterstock© Rido / shutterstock
2019年02月22日伝えておいたはずのスケジュールを「あれ、そんなこと言ってたっけ?」と、いつも忘れている。前に話した内容でも「それ、なんの話?」という反応だから、会話がすすまない。まったく話を聞いていない夫にあきれはてている妻は少なくありません。今回は、「話を聞いていない夫」へのストレスを解消する対処法を考えていきましょう。■「話を聞いていない夫」とは? 大きく分けて2パターン話を聞いていない夫。「うちも、うちも!」という悲鳴に近い妻の声が日本中から聞こえてきそうです。「実は今日こんなことがあってね…」と2、3日前にした話の内容をまったく覚えていないため、いちから説明するはめになったり、「週末に実家に行くからね」とあらかじめ伝えておいたスケジュールをすっかり忘れて勝手に予定を入れていたり。「どこまで話を聞いていないんだ!」という妻たちの憤りを私もよく耳にします。あるいは、いくら話しかけても「へえ…」「そう…」と上の空な返事ばかりで、「夫と会話している気がしない」と感じている妻も多いようです。こちらの話を聞いているようで、まったく内容が耳に入っていない夫には、どんな対処をしていけば良いのでしょうか。■「話を聞いていない」には理由がある!?実は「話を聞いていない夫」には、理由があります。人間には大きく分けて「シンプルタスク型」と「マルチタスク型」がおり、人間は男女問わず、どちらかに当てはまる場合が多いようです。シンプルタスク型を簡潔に説明すると「目の前の1つのことに全意識が集中しやすく、同時進行でそれ以外のものに注意を向けるのが苦手なタイプ」です。小学生男子を持つママならイメージしやすいかもしれません。興味のある1つのことに強い集中力を働かせている時、息子さんは「ごはんだよ~」と声をかけてもまったく聞いていない様子ではありませんか?そんな風に、大人でもシンプルタスク型はとにかく1つのことに集中してしまい、ほかのことに気が回らなくなってしまうんですね。一方、マルチタスク型は「同時に2つ以上のことができる器用なタイプ」です。例えば、子どもと会話しながら料理もでき、合間に洗濯物を干したりもできるなど、複数の仕事を同時進行できる人。意識を分散させることができるので、何かしながら見たり話を聞いたりすることができます。この2つのタイプに照らし合わせると、話を聞いていない夫はシンプルタスク型であると考えられます。もちろん、女性にもシンプルタスク型はいますが、比較的、男性のほうがその傾向の強い人が多いといえるでしょう。■「夫が話を聞いていない…」そう感じた時に試す3つの対処法ではシンプルタスク型の夫に「話を聞いてもらう」「内容を覚えてもらう」にはどのような対処をしていけば良いのでしょうか。話をしていて「聞いていないな」と思ったら、夫の近くまでいき「聞いてる~?」と顔をのぞきこむのは「意識を向けさせる」という意味で有効です。すぐに実行しやすいと思うので、ぜひ試してみましょう。また、大事な用事やスケジュールは言葉で伝えるだけではなく、夫が管理しているスケジュール帳やカレンダーにその場で書き込んでもらうという手段も効果的ですね。さらに、聞いてほしい話がある時は、まずは「話だけをする時間」を設けましょう。事前に「このあとちょっと話したいことがあるんだけど、ごはん食べ終わったら時間いい?」と話すためだけの時間を確保し、その時間はお互いにテレビやスマホなどは禁止に。あらかじめ声がけすることで、夫も「なんの話だろう?」と気になり、聞くことに集中しやすくなるのではないでしょうか。■話を聞いていない夫と話すなら「まずは結論」1点集中のシンプルタスク型には「結論や問題を先に話す」話し方もおすすめです。例えば、下記のような話を夫にしたと仮定しましょう。「今日、午前中にお義母さんから電話があって、そのとき電話に出れなくてかけなおしたんだよね。話を聞いてみたら、〇〇な問題が起こったらしいの。それで相談したいから、次の休みに実家に来てほしいって言うんだけど…」上の例では、時系列で起こったことをそのまま伝えていますよね。普通に話をすると、このような形になることが多いでしょう。ではこれを「先に結論や問題を話す」ようにするとどうなるでしょうか。「次の休みなんだけど、実家に来てくれって言われているの。午前中に電話で聞いたんだけど、○○の問題が起こったみたいで…」こんなふうに変わります。下の例では「次の休みに実家へ行く」という主題を先に伝えていますよね。会話の先頭に、一番伝えたい「結論」をもってきて、先に伝えてしまうんです。1つのことに集中しやすいシンプルタスク型には、この話し方のほうが内容が分かりやすくなり、覚えやすいのです。1度話した内容を覚えていない、伝えたスケジュールを忘れている、話をしてもいつも上の空…。そんな夫は1つのことに集中し、まわりに注意を向けられないシンプルタスク型の可能性があります。決して悪気があって話を聞いていないわけではありません。今回ご紹介した方法を試してみることで、うまい対処ができるようになってくるのではないでしょうか。
2018年12月09日井上由美子さんの経済小説を原作としたドラマ『ハラスメントゲーム』(テレビ東京系)が始まりました。主人公はスーパー業界の大手老舗会社「マルオーホールディングス」の富山中央店店長・秋津渉(唐沢寿明さん)。左遷され、家族で地方に移り住んでいたのですが、本社に呼び戻され、コンプライアンス室長を命じられます。実は今回の人事には、社長や取締役のある思惑が潜んでいて…。■ハラスメントは身近にあるハラスメントとは「嫌がらせ」「いじめ」を意味する言葉です。その種類は様々で、言動によって相手の尊厳を傷つけたり、不快にさせたり、脅威を与えたりすること、それらが「ハラスメント」になります。企業ではセクシュアル・ハラスメント、パワー・ハラスメント、モラル・ハラスメントなどが生まれやすく、最近ではアルコール・ハラスメントも問題になりました。上記のうち、特にモラル・ハラスメントは恋愛においても問題視されています。「モラル・ハラスメント」という言葉が生まれたのは1998年。フランスの精神科医Marie-France Hirigoyen(マリー=フランス・イルゴイエンヌ)が精神的加害として提唱しました。このとき初めて、心無いハラスメントの存在が世界から注目されたのです。■加害者の特徴モラル・ハラスメントの加害者には以下のような特徴があげられます。1)自分のキャリアや学歴を誇大して吹聴する2)権力や地位への欲求が強い3)選民思想が強く、自分は人の上に立つべきだと信じている4)共感能力が低い5)承認欲求が強く、認められないと強い不満や被害妄想を抱く6)「そんなだからダメなんだよ」といった重圧的な言い方をする7)束縛が激しく、相手の時間をコントロールしたがる8)自分の言うとおりにならないと、激昂したりヒステリックになったりする反面、思い通りになっているうちは笑顔で穏やかに対応する9)相手が自分から離れようとすると泣き落としたり、しがみついたりして懇願する。あるいは脅すなどしてなんとか関係を続けようとする10)自分がつらいときはそれをアピールするのに、他人のつらさには無頓着(無関心)実は、加害者の根底にあるのは「見捨てられ不安」です。孤独への耐性が低く、そのくせ自己愛が大変強いため、そのゆがんだ精神が自己中心的な行動へと駆り立てます。その結果、相手より優位に立って不安やストレスを与え、支配によるコントロールが生まれるのです。■被害者からの脱却モラル・ハラスメントをする人は「外面がいい」傾向があり、被害者の多くは「頑張り屋」です。だんだん弱い立場に追い込まれ「もっと自分がしっかりしなければ」「他の人はできているはず…なぜ自分はできないのか」と自責の念にとらわれてしまいがち。悪いのは自分と思いこむため、己が被害者だと自覚できません。よしんば第三者に状況を説明し、助けを求めても「え?あの人が?あなたの勘違いじゃないの?」とその外面のよさから信じてもらいにくいのです。そのため、より孤立を高めてしまうこともあります。ハラスメント脱却に必要なのは、こちらです。・自分を大切に思う気持ち・「ダメなものはダメ」とはっきり主張する線引きの勇気完璧な人間などいないのですから、できなくて当たり前。それで特に人に迷惑をかけていないなら、ひとつの「個性」といえるでしょう。「個性」として受け入れて生きるのは、その人の自由。それを尊重できない時点で、相手にあるのは「(対象)愛」ではありません。ゆがんだ「支配欲」なのです。■まとめモラル・ハラスメントにおける加害者と被害者の特徴、ご理解いただけましたでしょうか。ハラスメントは、必ずしも男性が加害者で女性が被害者とは限りません。孤独を嫌うあまり、相手の時間を管理し、束縛しようとしていませんか?ハラスメントはそんな過剰な「支配欲求」から始まるのです。ご自身の行動を、注意して見つめ直してみてくださいね。
2018年10月20日「たとえ親切心から言ったことでも、相手がイヤだと思えば、それはハラスメント。この事実に気づかない人が、実は中高年の女性に多いのです」 そう語るのは『高学歴モンスター一流大学卒の迷惑な人たち』『嫉妬をとめられない人』(ともに小学館新書)などの著書がある、精神科医の片田珠美先生だ。長年の臨床経験にもとづき、現代人が抱える心の問題を分析している。 想像力の欠けている中高年女性のハラスメント=「オバサンハラスメント」、略してオバハラをしてしまうのは、心の奥底に潜んでいる“毒”が原因だと片田先生は指摘する。その“毒”は、(1)欲求不満、(2)羨望、(3)他人の不幸は蜜の味、の3つに大きく分けられるという。 私たちがこのハラスメントに陥る背景には、社会の大きな変化がある。現代は、女性が抑圧されていた社会から、女性が活躍する社会へと移り変わる過渡期。新しい価値観の中で生きる若い世代に、中高年のわれわれが羨望の感情を抱くため、オバハラが発生するという構造だ。 セクハラやパワハラのニュースに怒っているのに、実は自分がハラスメントの加害者だったーー。そんなことにならないよう、私たちが陥りやすいオバハラの典型発言をピックアップ。片田先生が解説してくれた。 ■痴漢被害に遭った人に……「『触ってください』と言っているような服を着ているほうも悪いのよ」 「女性による、女性に対する『セカンドハラスメント』の典型です。こうした発言をするのは、露出が多めの若い女性を見て、その女性の性的な魅力を、無意識のうちにうらやましく思っているからです。私がこのように指摘すると、『そんなことはない』と否定する人もいます。これは、羨望が陰湿な感情であり、自分の中にあることを認めたくないからです。だから、この感情をかき立てた相手にケチをつけずにはいられません。しかし、痴漢という犯罪行為を受けて傷ついた女性は、『あなたも悪い』という言葉によってさらに傷つき、周囲で聞いていた人たちも不快になります。このような発言をする女性は、若いころ『女性は慎ましくあるべし』と強制され、好きな服を着られなかったのかもしれません。そのため、自由を謳歌している若い女性に羨望を抱くわけです。被害者の服装があなたの価値観と違うからといって、被害者を責める権利はありません。セカハラ発言が人の心を深く傷つけていることを、認識すべきなのです」(片田先生・以下同) ■セクハラやパワハラに遭った人に……「あなたの勘違いじゃないの?」 「これは想像力の欠如による『セカンドハラスメント』発言です。最近では、レスリング協会強化本部長による伊調馨選手へのパワハラや、福田淳一前財務事務次官による女性記者へのセクハラなどが報じられました。ことが明るみに出たのは、告発者が決死の思いでハラスメントを訴えたからです。被害者はそれまでずっと、苦しみに耐えてきたのです。その苦しみに想像力を働かせることができないからこそ、『勘違いなのでは?』と否定するわけですが、この発言は被害者をさらに苦しめる悪質な行為です。また、事情も知らないのに『大したことじゃないわよ』『気にしないでね』などという気休めの発言は、かえって相手を傷つけるので、不用意にすべきではありません」
2018年05月18日「たとえ親切心から言ったことでも、相手がイヤだと思えば、それはハラスメント。この事実に気づかない人が、実は中高年の女性に多いのです」 そう語るのは『高学歴モンスター一流大学卒の迷惑な人たち』『嫉妬をとめられない人』(ともに小学館新書)などの著書がある、精神科医の片田珠美先生だ。長年の臨床経験にもとづき、現代人が抱える心の問題を分析している。 想像力の欠けている中高年女性のハラスメント=「オバサンハラスメント」、略してオバハラをしてしまうのは、心の奥底に潜んでいる“毒”が原因だと片田先生は指摘する。その“毒”は、大きく次の3つに分けられるという。 【心の毒1】欲求不満 欲求不満を抱えて生きているのに、そのことに気づかないケースが、中高年女性には多いのだという。 「家族が自分を大切にしてくれない、夫の給料は下がる一方……。自分ではどうすることもできないツラい現実に怒っている女性は多いですよね。この怒りをどこにも向けられないからこそ、自分ではなく他人へのおせっかいをせずにはいられなくなるんです」(片田先生・以下同) 【心の毒2】羨望 若いころは自分だってチヤホヤされていたのに、いまや見向きもされないーー。加齢に伴って周囲の扱い方が変わってくると、女性としての自信をなくす人も。 「若さに執着する女性ほど、自分が失った若さを持つ女性に対してキツくなります。これは、他人の幸福が我慢できない怒り、つまり羨望を抱くためです。悔しいからこそ『あなただって不幸なのよ』と言いたくなるのです」 【心の毒3】他人の不幸は蜜の味 心の毒2と表裏一体の、他人の不幸を見て「自分のほうがまだマシ」と安心したい感情だ。 「他人を実際以上に不幸と認識して、相対的に自分のほうが幸せと思い込む。これは女性マウンティングの典型です。幸せな話より離婚や破局などの不幸な話題のほうが需要があるのはこのためです」 これら3つの心の“毒”が、無意識のうちに発言の中に漏れ出してしまい、相手を傷つける結果になる。 「こうした“毒”は人間のもっとも隠したい感情なので、通常は内に秘めて過ごします。しかし、“毒”をためすぎると気づかぬうちに言葉に漏れ、オバハラ加害者となるのです」
2018年05月18日「モラハラ夫」という言葉を知っていますか? 最近、話題になっていますよね。モラハラ(モラル・ハラスメント)とは、家庭などで日常的に行われる「見えない暴力」のこと。言葉や態度によって人の心を傷つけるので、精神的な暴力ともいわれています。「結婚してから、夫が変わった」「最近夫に怒られてばかり」など、夫の言動に深く傷ついて悩んでいる自分(妻)がいる場合、夫がモラハラを行なっている可能性があります。まず、モラハラ(モラル・ハラスメント)とは、家庭などで日常的に行われる「見えない暴力」のことです。言葉や態度によって人の心を傷つけるので、精神的な暴力ともいわれています。 1. モラハラ夫とは?モラハラを行う夫の特徴どのようなことをされたらモラハラになるのかは、よくわかりませんよね。モラハラを行う夫の特徴についてご紹介します。最初は優しい不幸な子ども時代等の話をして妻の同情を誘う結婚後や妊娠・出産後に豹変する自分が優位に立ちたがる思い通りにならないと態度で怒りを表す(大きな音を立てる等)妻が存在していないかのように振る舞う(長時間の無視)妻の弱い部分を集中的に言葉で攻撃する妻の大切なものを壊す・捨てる・傷つける脅して不安にさせる平気で噓をつく自分を正当化する(責任転換する)共感性が乏しい会話がかみ合わない嫉妬深く束縛するマイルールがあり、従わせる子どもを利用・子どもに関することで嫌がらせをする穏やかなときもある外面は良い(家の中だけモラハラ)※ただし、誰にでも横暴なタイプもいるモラハラ夫は精神的DVに当たるDV(ドメスティック・バイオレンス)といえば肉体的な攻撃のイメージが強いのですが、モラル・ハラスメントはどうなるのでしょうか。DVには明確な定義はありませんが、日本では「配偶者や恋人など親密な関係にある、又はあった者から振るわれる暴力」という意味で使われることが多いそうです。ただし、「暴力」といってもさまざまな形態があります。殴ったり蹴ったりする「身体的暴力」、言動で相手の心を傷つける「精神的暴力」、性的行為を強要する「性的暴力」です。その中でも、モラル・ハラスメントは「精神的暴行」にあてはまります。DVを受けると、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ってしまったり、DVを見て育った子どもにも悪い影響を与えてしまいます。 2. モラハラ夫の治しかたモラハラ夫が持っている精神構造を理解して、モラハラ夫を改心させる方法を考えてみましょう。モラハラをする人というのは、幼少期の家庭環境が影響しているともいわれています。親が過干渉や過保護で「自分は特別な存在なんだ」と思い込んでいたり、親からモラハラやネグレクト・暴力を受けていて、満たされない気持ちや劣等感を強くもっていたり。そしてモラハラ夫の中には、自分がモラハラをしているという自覚さえない人もいます。もしくはモラハラをしていると自覚していても、「自分が正しい」と思い込んでいるのだと考えられます。そのため平気で人の尊厳を踏みにじるのです。また、モラハラのターゲットになりやすい人の特徴は、責任感が強いかたや真面目で我慢強いかた、気が弱く罪悪感を持ちやすいかたなど、だそうです。なので、モラハラを受けたときに「自分が悪い」「自分が我慢すれば良い」なんて考えはやめましょう。子どもにも悪影響なので、モラハラ夫には早めの対処が必要です。どうやったら治る?モラハラは、「心の病気」だといわれています。しかも何十年もその人格でいたので、それを治すことは並大抵のことではありません。モラハラに関する本やサイトを見ても「逃げて」「離婚して」とばかり書いてあります。やはりモラハラを長い間受けると、妻が心の病気になったり共依存になってしまうからでしょう。そのため、別居や離婚をするという考えがなく、モラハラ夫を治したいと思っているのなら、「対処する」というふうに行動したほうが良いかもしれません。相談する専門機関や友人に相談しましょう。現在モラハラで悩んでいる女性が多くいるので、きっと力になってくれるでしょう。一人で抱え込むと大きなストレスになります。受け流すモラハラ夫は、人を選んでモラハラをしています。つまり、妻の性格上「責任感が強いため、夫の言動を受け流すことができない」と知っているからモラハラをしているんです。「モラハラ夫の言動を受け流せ」と言われても実行できないかもしれませんが、なるべく別のことを考えるなど、毅然とした態度を心がけるようにしましょう。夫は「あれ?」と不思議に思い、効果のない精神攻撃をやめるかもしれません。無反応夫のモラハラに、怒ったり悲しんだり謝ったりと、反応をすることをやめましょう。反応をしてしまうとモラハラが激しくなる可能性があるので、「ああ、うん」とかわしましょう。それで「聞いているのか!?」と怒られても、「うーん」と鈍い反応をすると良いでしょう。なにをしても言いがかりをつけられるので無反応を貫いて、心の中で「モラハラが上手くいかなくて悔しそうだな」と、ほくそ笑んでも良いかもしれませんね。 「私がダメだからこうなったんだ……」と、夫のモラハラに気づかず悩む女性も中にはいるかもしれません。今回ご紹介した「モラハラ夫の特徴」を照らし合わせてみて、夫があてはまった場合は早急に対処するようにしましょう。精神的な暴力はDVです。我慢して耐え続けていれば、身が持たなくなってしまいます。なるべくそういった機関に相談をしたり、モラハラの対処法をして、自分や子どもを守ってくださいね。 参考:「ドメスティック・バイオレンス」とは暴力の形態暴力の特徴「モラル・ハラスメント」規制を法制化随伴性の心理学 : 応用編:モラル・ハラスメント
2018年02月14日「真剣に話したいのに、パパがちゃんと話を聞いてくれない…」そんなママの不満をよく耳にします。脳のつくりがそもそも違うとも言われる男女間で、“きちんと”話し合いをするのは意外と難しいもの。「女性の話は、たいていどうでも良いこと」なんて決めてかかっている男性も中にはいるようです。もちろん、仕事で疲れていることはわかります。しかし、子どものこと、親のこと、仕事のこと、お金のこと、将来のことなど、ときには夫婦間の真面目な話し合いも必要。そんなとき、どうすれば夫は“きちんと”話を聞いてくれるのでしょうか?■帰宅した夫にはまず耳に心地良いねぎらいの言葉から 【Aさんの場合】最初に紹介するのは、2人の男の子のママ・Aさんが日々実践しているという工夫です。「『今日も一日お疲れさま』。この一言を添えるだけで、男性はずいぶん気分が違うようです。私はこれを、母から教わりました」大事な話があるとき、以前は夫が帰宅したら「話があるの」とすぐに切り出していたそう。「それをたまたま見ていた私の母が、『あれでは男性は聞く気にならないよ。まずはきちんとねぎらってあげないと』というんです。実践してみると、確かに『お疲れさま』の一言があるだけで、私の話に対する夫の姿勢が違う気がします」疲れて帰ってきたところへ、いきなり「話がある」と言われては、気持ちの切り替えが難しいのかもしれませんね。ねぎらいの一言があれば、「よし、聞くか」という気分になるのかも? 基本中の基本として、覚えておくと役立ちそうです。■タイミングがカギ! 夫の機嫌・不機嫌を先読み【Tさん・Mさんの場合】続いては、話をするタイミングについての工夫を2つ紹介しましょう。「私の夫は空腹時がダメなようです。不機嫌というほどではないのですが、大事な話は内容が頭に入らない様子。いかにも上の空なので、それに私がイライラして『ちゃんと聞いて!』とよくケンカになりました。今は、大事な話はかならず食事のあとに。おなかが満たされているときに切り出せば、案外きちんと話を聞いてくれます」(Tさん)現在、第1子を妊娠中のプレママ・Tさんの体験談です。「そう言えば、ウチの夫も…」と心当たりがあるママは、試してみてはいかがでしょうか。「大事な話は、夫の休日の午前中に話すようにしています。休日の開放感があるのか、夫の気持ちがちょっとおおらか。面倒な話にもつき合ってくれます」(Mさん)こちらは、2児のママ・Mさんの工夫です。日々聞いてもらいたい話はあるものの、なるべく平日には話さないようにしているそうです。このように、自分の夫が不機嫌になる、または機嫌が良くなるタイミングを把握しておくことも大切なポイント。最適なタイミングを見極めて、話を持ちかけてみましょう。 ■雰囲気作りに一役買う「前置きの一言」【Iさん・Hさんの場合】次は、きちんと話を聞いてもらうために、効果的な「前置き」を駆使しているお二人を紹介します。「『意見を聞かせてほしいの』。これがおすすめです。やはり男性は頼りにされるとうれしい様子。特にウチの夫は単純なので、『あなたの意見を聞かせてほしい』と切り出すと、『うん、何々?』と、きちんとこちらを向いて張りきって聞いてくれます」(Iさん)「本当に大事な話をしたいときは、『これから大事な話をします』とかならず前置きしてから話すようにしています。表情も少しキリッとして、いつもとは違う空気を作り出すことがポイント。こうすると、普段は私の話なんて聞いていない夫も、『これは聞かないとダメだな』と察してくれます」(Hさん)このような前置きをしてみると、「何だか、妻が俺を頼りにしているぞ!」「妻の雰囲気がいつもとは違う?」という特別感が、夫の「聞く姿勢」を引き出してくれるかもしれません。■データ・数字に弱い男性には、「裏付け」で勝負【Uさんの場合】「男性は、数字やデータ、専門家の言葉などに弱いようです。夫は、妻の私が言ったことはあまり信用しません。聞き流したり、すぐに反論したりするだけです」そう話すのは、1児のママ・Uさん。そのため、話す内容についての工夫をしているそうです。「具体的な数字・データがあったり、テレビで専門家が解説していたりすると、『そうなんだ!』と夫はアッサリ信じてしまうんです。最近はこれを利用して、夫に何か大事な話をするときは、できるだけ具体的な数字・データを見せたり、情報ソースを伝えたりするようにしています」「また聞きの話」や「噂話」を嫌う男性は多いですから、このように「裏付けのある話」だと強調するのは良い方法かもしれません。「妻の話」は耳に入らなくても、「事実」なら受け入れられる。そんな男性は多いはずです。「話を聞かない夫」にイライラしていては、こちらの時間がムダになるだけ。工夫&コツを駆使して、上手に夫の聞く姿勢を引き出しましょう!
2017年09月15日