今回、お店をご紹介してくださるのは……【鎌倉 北じま】北嶋 靖憲氏1989年生まれ、神奈川県鎌倉市出身。日本料理を学ぶためにと京料理の名店【和久傳】の門を叩き、【室町和久傳】【高台寺和久傳】【京都和久傳】の3店舗で16年間研鑽を積み、更に同店の系列店【丹】では料理長を務めた。その後独立し、自身の出身地である鎌倉で【鎌倉 北じま】を開業。フランスのレストランガイド「ゴ・エ・ミヨ2022」ではテロワール賞を受賞している。北嶋 靖憲氏がオススメするお店富山【御料理ふじ居】オススメの理由「いま、チーム富山として「フッコウメシ」を立ち上げられ、震災した方々に希望をあたえていらっしゃいます」御料理ふじ居【エリア】富山市その他【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】富山駅北嶋 靖憲氏がオススメするお店石川・輪島【L’AtelierdeNOTO】(※臨時休業中)オススメの理由「今回の震災でご自身のお店も被災されていらっしゃいますが、炊き出し等のボランティアを優先したり、状況が見えない方々に積極的に情報発信をして下さっています。」北嶋 靖憲氏がオススメするお店富山・南砺【レヴォ(L’evo)】オススメの理由「チーム富山として「フッコウメシ」を立ち上げ、被災した方々に希望をあたえていらっしゃいます」レヴォ(L’evo)【エリア】砺波/五箇山【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】25000円【ディナー平均予算】25000円ご紹介してくださった【鎌倉 北じま】北嶋さんの店舗情報鎌倉 北じま【エリア】鎌倉/逗子【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】20,000円 ~ 29,999円【ディナー平均予算】20,000円 ~ 29,999円※推薦されたお店の営業状況は店舗様にお問い合わせください
2024年03月16日禅リトリート施設「禅坊 靖寧」では、夕景を眺めながら心身を整える1時間のZENリトリートプラン『靖寧Sunset Retreat』を4月6日(木)より開始いたします。「禅坊 靖寧」では2022年4月のオープン以来、お客様の心身のバランスを整えることを目的に、日帰りプランや宿泊プランなどを通して、様々なコンテンツを提供してまいりました。そして今回、禅体験を短い時間でも楽しみたいというお客様の声をもとに、1時間で禅やヨガなどを体験いただける新プランをご用意。新プランでは、大自然に囲まれた静寂の中で沈んでいく夕陽を臨みながら体験いただく禅と、身体に優しい三年番茶や梅醤を提供することで、お客様の1日の疲れを癒し、心身ともに安らげる空間を創出いたします。日常の喧騒から離れ、心身を癒す『靖寧SunsetRetreat』をぜひお楽しみください。■『靖寧Sunset Retreat』 概要開始:4月6日(木)内容:美しい大自然を五感で感じる禅などのアクティビティ体験と、身体に優しい三年番茶や梅醤の飲食を組み合わせたショートプラン《当日のスケジュール》15:45チェックイン16:00ZEN Wellness(40 min)16:40喫茶&リフレッシュメント17:00チェックアウト料金:10,000円/名 (税込)定員:40名 ※男女参加可能備考:・本施設のご利用は中学生以上となります。・本プランは不定期での開催のため、日程はHPをご確認ください。・喫茶の内容に関しては、時期によって変更する可能性がございます。予約:下記HPよりご予約いただけますHP: 問合せ:TEL0799-70-9087【公式】禅坊 靖寧 | 東経135度の地 淡路島で体験するZEN |貸切利用会場|淡路市 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月04日主演・桐谷健太×脚本・福田靖の再タッグで贈る刑事ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」が、この春放送決定した。本作は、サスペンス&コミカルな事件にまつわる全ての人々を群像劇で描く刑事ドラマ。福田さんがオリジナル脚本を務めた「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」で、桐谷さんが演じた情熱系主人公・仲井戸豪太がさらにパワーアップ、走り出したら止まらない元体育教師の異色刑事が3年ぶりに、港町・ヨコハマを舞台に疾走する。本作の主人公・仲井戸豪太は、昨今重視されるコンプライアンスは「?」状態で、「とにかく犯人を逮捕して、被害者に感謝されたい」と躍起になる元体育教師の刑事。中途採用の情熱刑事・仲井戸豪太の前に立ちはだかるのは、「人を裁くには法が全て。人生経験や人情など関係ない」と言い放つ“日本屈指の頭脳”を持つ検事チーム。そこへ、新たに司法サイドから、通常の刑事ドラマではほぼ登場することのない唯我独尊の判事(裁判官)も参加。というのも、ドラマではパッと出がちな逮捕令状や家宅捜索令状…実は必要な証拠を集めた刑事からの請求を、ほかでもない判事(裁判官)が認めなければ発行されないのが現実。さらに検事が求める被疑者の勾留請求やその延長についても、判事が決定権を握っている。しかも、判事は独立性の原則から、上司や組織の目を気にする必要がない。その揺るぎない存在は、組織のしがらみも多い刑事や検事にとって、いわば目の上のたんこぶ、難攻不落の存在で…。一筋縄ではいかない過程の中、学歴も身分も収入も資格も捜査方針も違う決して交わらない人々が真っ向からぶつかり、交わっていく姿を描く。様々な事件をきっかけに渦巻く、大人のビターな群像劇を、老若男女問わずクスッと笑えるユーモアも交えながら、軽快に描く新感覚のサスペンスコメディーとなる。「さらにパワーアップしたドラマを見せられたらいいな、と。ドキドキワクワクしています!」と心境を明かした桐谷さんは、「魅力的な人物である豪太が今回、新たな登場人物とも関わる中で、どう変わっていくのか…。自分自身もすごく楽しみにしていると同時に、未知数でもあります。ただ、3年前と今では桐谷健太自身が変わっているので、きっと仲井戸豪太も自然と変わってくるはず。狙うことなく“新たな仲井戸豪太”が出せるんじゃないかな、と非常にワクワクしています」とコメント。そして「『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』、“最強の群像劇”になっていますので、ぜひご期待ください!」とメッセージを寄せている。木曜ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は4月、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年02月10日淡路島の大自然、東経135度の地で禅体験ができる「禅坊 靖寧」の最新情報をお届けします。大自然の中で、心と体のバランスを整える「禅坊 靖寧」では、ヨガ発祥の国インドのモディ首相が国連にて提唱し、採択された「国際ヨガDAY」に合わせ、限定スペシャルプランとして『【国際ヨガDAY記念】YOGA Wellness』を6月21日(火)に開催いたします。今回は、“スリヤナマスカーラ(太陽礼拝)”と“ヴィンヤサヨガ”による呼吸と動き、意識をつなげるヨガをテーマに、都会の喧騒から離れ、360度自然に囲まれた、自然と自分との繋がりを意識した体験プログラムを提供いたします。粥や豆腐、淡路島野菜などを使用し、独自に開発した健康的な「禅坊料理」や、同じ場所でヨガを行った仲間と繋がる“サットサンガ(聖なる集まり)”を楽しむ「ZEN茶道」などとともに至福のひとときをお過ごしください。『【国際ヨガDAY記念】YOGA Wellness』概要日程:6月21日(火)内容:“スリヤナマスカーラ(太陽礼拝)”と“ヴィンヤサヨガ”で呼吸と動き、意識をつなげるヨガを中心としたプログラム料金:18,000円(税込)/名スケジュール11:00 チェックイン11:30~13:00ヨガ13:15~14:15禅坊料理14:15~14:30ZEN茶道にてサットサンガ15:00~15:30セルフマッサージ&ヨーガニードラ16:00 チェックアウトご予約はこちら : 【公式】禅坊 靖寧 | 東経135度の地 淡路島で体験するZEN |貸切利用会場|淡路市 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月16日淡路島の大自然、東経135度の地で禅体験ができる「禅坊 靖寧」の最新情報をお届けします。大自然の中で、心と体のバランスを整える「禅坊 靖寧」では、6月の満月に合わせた1泊2日のリトリートツアー『ニーマル・ラージ・ギャワリ氏×満月ZEN STAY』を6月13日(月)に開催いたします。今回、講師には、9歳から本質的なヨーガの研鑽を積み、王族や政府要人らへヨーガを教えていたニーマル・ラージ・ギャワリ氏をお招きし、身体と心、魂がニーマル(静水)のように導かれていくニーマルヨガを実施いたします。ニーマルヨガをはじめ、粥や豆腐、淡路島野菜などを使用し、独自に開発した健康的な「禅坊料理」、「月の力と瞑想」「自然と瞑想」をテーマにした座学などを通し、心身ともに自分と向き合う至福の2日間をお過ごしください。■ニーマル・ラージ・ギャワリ氏×満月ZEN STAY日程:6月13日(月)~6月14日(火)チェックイン/10:00 チェックアウト/16:00内容:1泊2日のリトリートツアー料金:65,000円(税込)/名予約:下記HPより備考:女性限定のプログラムですイベント | 禅坊 靖寧 | 東経135度の地淡路島で体験する禅 |貸切利用会場|淡路市 : 《スケジュール》-Day1-10:00~10:30オリエンテーション10:30~11:30ニーマルヨガ12:00~13:00禅坊料理13:00~14:00自由時間14:00~14:30Tea Time14:30~16:30座学/自然と瞑想16:30~17:00休憩17:00~18:00呼吸法で身体を整える18:00~19:00禅坊料理19:30~20:30フルムーンメディテーション22:00 就寝-Day2-06:30 起床06:45~07:15朝のおつとめ07:30~08:30ニーマルヨガ08:30~09:00朝の瞑想09:00~10:00禅坊料理10:00~12:00座学/月の力と瞑想12:00~13:00禅坊料理13:30~14:30マインドフルネスアクティビティ14:30~15:00自由時間15:00~15:30お茶と共にシェアリングタイム16:00 チェックアウト■ニーマル・ラージ・ギャワリ氏 プロフィールネパールにて、祖父が創立した王立アローギャ・アシュラムで9歳から本質的なヨーガ(アーサナ、呼吸法、メディテーション)の研鑽を積み、古来からのヒマラヤメディテーションの叡智の継承者。15歳より王族、政府要人らへの指導を開始した世界の瞑想界のサラブレッド。22歳でヨガメディテーションの博士号を取得し名門Tribhuvan大学で経営学科を卒業し、ビジネスにも精通したメディテーションの研究者となる。約30年間、20カ国で教え、2003年来日後にヨガ&メディテーションティーチャーを100名以上輩出したプロの教育者。2019年よりスワル株式会社を設立。現代人に合ったメディテーションやマインドフルネスの多数の手法・ビジネスパーソン向けのニーマルメソッドを提供している。▲ニーマル・ラージ・ギャワリ氏▲ニーマル・ラージ・ギャワリ氏による瞑想(イメージ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月02日Technogymのアンバサダーであり、東京2020オリンピックでフェンシング男子エペ団体優勝を果たした見延和靖選手が所属するNEXUSグループ(本社:群馬・東京)は、東京都港区に、国内初の会員制・完全個室型フィットネス&サウナ Majesty-onarimon club「マジェスティ 御成門クラブ」を2022年2月1日に開業しました。見延和靖選手【ホテル事業からフィットネスビジネス事業へ】NEXUSグループは、TOKYO2020のインバウンド需要を想定し、ビジネスホテルを開業したものの、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ホテル稼働率が落ち込みビジョンが不鮮明となりました。外出自粛が求められ、それに伴う運動不足や精神的な健康二次被害が心配される中、NEXUSグループは、健康な社会づくりを目指し、性別や年齢を問わず誰しもが心身ともに健康で過ごすことが出来る場所を提供するため、ホテルを丸ごと一棟ごと改装し業態転換を図ったのです。従来にないビジネスの登場であり、まさに「新しい生活様式」の一つとも言えます。【Majesty-onarimon clubのポイント】今後のビジネスモデルとして、いかに人との接触を避けられるかも一つの要素となってきます。既存のアセットを有効活用し、設備投資を抑制、そして「自宅にフィットネスルーム」をという発想から、この完全個室型フィットネスルームが完成しました。非接触、三密回避で、まさに他人の目を気にせずストレスフリーな環境です。また1人まで同伴可能なので家族や友人と一緒に楽しめることも出来ます。シャワーや浴槽も部屋に完備されているので長時間利用にも最適です。また、1Fクラブラウンジではワークアウト後の栄養補給や疲労回復に効果的な各種ドリンクやスムージー、そして厳選食材から作られたヘルシーメニューといったFood & Drinkコーナーが用意されており、ここでしか体験できない贅沢なトータルウェルネスを楽しむことが出来ます。栄養・運動・休養の調和が取れ、ゆったりと心と体をリセット出来る最適な場所となっています。【Technogymを選んだ理由】NEXUSグループが、施設で一番こだわった事はフィットネス機器です。施設を監修した見延和靖選手は、Technogymのアンバサダーであり、TOKYO2020オリンピック以前から金メダルを獲得するまでTechnogymとずっと一緒に練習を励んできました。そのTechnogymのフィットネス機器が選ばれた事は、彼自身の経験と実績が何よりもの証です。Technogym製品は、卓越した品質と性能、スタイリッシュなデザインによって、世界中のトップアスリートたちから愛用されています。【Majesty-onarimon clubのフィットネス専用ルーム43室】6階~13階のフィットネスフロアでは、Technogym Benchとバイクマシン、またはTechnogym Benchとランニングマシンを組み合わせた「ワークアウトルーム」があります。Technogym Benchは、エラスティックバンド、ダンベル、そしてナックルのツールセットを1台のベンチに収納。トレーニングしたい箇所に応じて200種類を超える様々なエクササイズを行うことができます。ウェイトトレーニングだけに集中したい方には、フリーウェイトとランニングマシンを組み合わせた「ウェイトトレーニングルーム」も用意されています。そして、全フロアにそれぞれ1部屋ずつ、Biocircuitとランニングマシンを組み合わせた「Biocircuit room(バイオサーキットルーム)」が設置されました。【Biocircuitを選んだ理由】TechnogymのBiocircuitを国内最大規模に導入した理由は、トレーナーが居なくても、トレーニングメニューや、負荷、シートの高さ等が自動的に設定されるAIフィットネス機器だからです。完全個室型フィットネスルームだからこそ、AI搭載の機器が必要でした。正しい可動域・正しい重量でトレーニング出来るので、時間が無い方でも、一人で効率的にトレーニングすることが出来ます。トレーニングメニューにもいくつかのモードがあり、トップアスリート向けの筋力向上メニューをはじめ、ダイエットや高齢者向けのリハビリに最適なトレーニングメニューまで幅広い年齢層や目的でご利用頂ける施設となっています。【見延選手について】高校時代に父親の勧めでフェンシングを始める。当初はフルーレ、エペを両立していたが、大学入学後エペに専念。主要学生大会での優勝に加え、広州アジア大会団体戦で銅メダルを獲得。NEXUS入社後は、オリンピック出場を目指し、イタリアへ単身武者修行も実行。力をつけ、日本男子エペ個人では初のワールドカップ優勝を成し遂げる。2016年のリオ2016オリンピックでは悲願の個人戦出場、6位入賞を果たした。その後も輝かしい記録を打ち立て、2018-19シーズンは、ワールドカップ1勝、グランプリで2勝。世界ランキング1位となり、日本フェンシング界史上初の年間王者に輝き、日本のトップフェンサーとして東京2020オリンピック出場し、団体金メダルを獲得。【Technogymについて】1983年に創立されたテクノジムは、ウェルネスとフィットネス業界において、優れたデザイン及び技術を有する製品とサービスを提供する世界的なリーディングカンパニーです。世界中に2,300名を超える従業員と14支社を擁し、海外100カ国以上で事業を展開しています。有酸素、筋力、ファンクショナルのあらゆるトレーニング分野に対応した機器を提供し、世界中の80,000を超えるウェルネスセンターと30万戸の個人宅で利用されています。サッカーでは、レアル・マドリードCF、ユヴェントスFC、ACミラン、FCインテル、パリ・サンジェルマンFC、さらに全米テニス連盟やPGAツアーにおける世界有数のスポーツチームやトップアスリートのパートナーとして、長年にわたってサポートしています。そして、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の「フィットネス機器」カテゴリーにおけるオフィシャルサポーター、サプライヤーに決定し、選手村のフィットネスセンターや、競技会場、練習場の約30カ所において、オリンピック及びパラリンピックの開催期間中にわたり、選手にトレーニング・フィットネスの場を提供し、アスリートをサポートしました。 Majesty-onarimon clubのWEBサイトはコチラ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月04日『演劇の毛利さん–The Entertainment Theater Vol.1「天使は桜に舞い降りて」』が1月16日(日)まで東京・サンシャイン劇場で上演中だ。この度、本作の東京公演の最終日の模様がライブ配信されることが決定した。本作は「桜」の物語から生まれる「再生」をテーマにした作品。桜の木の下に眠っているのは、希望か絶望か。儚く、そして切ない、繰り返される「絶望」と「再生」の物語だ。厳しい状況を乗り越えて新たに生まれる演劇を、配信でも観ることが可能になる。プラットフォームは「チケットぴあ」のライブ配信サービス「PIA LIVE STREAM」。配信公演は、東京公演最終日となる 1月16日(日)の 12:00 / 16:30公演となる。12:00公演の回は最前列に設置したカメラ映像を中心に迫力ある映像、16:30公演の回は、全7カメラによるスイッチング映像。視聴チケットは1月12日(水)18:00~販売開始だ。なお『演劇の毛利さん–The Entertainment Theater Vol.1「天使は桜に舞い降りて」』は1月22日(土)~1月23日(日)まで愛知・名古屋市公会堂 大ホール、1月28日(金)~1月30日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティでも上演予定。注目の本作を現場と配信の両方でチェックしてほしい。■公演情報『演劇の毛利さん-The Entertainment Theater Vol.1「天使は桜に舞い降りて」』1月6日(木)~16日(日)会場:東京・サンシャイン劇場1月22日(土)・23日(日)会場:愛知・名古屋市公会堂 大ホール1月28日(金)~30日(日)会場:大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ■配信情報『演劇の毛利さん-The Entertainment Theater Vol.1「天使は桜に舞い降りて」』ライブ配信公演回:1月16日(日)12:00「最前列カメラ配信」(アーカイブ視聴・1月23日(日)23:59まで / 販売期間・1月23日(日)22:00)1月16日(日)16:30「スイッチング配信」(アーカイブ視聴・1月23日(日)23:59 まで / 販売期間・1月23日(日)22:00)PIA LIVE STREAM: 視聴チケット:3,900円(税込)※視聴チケット1枚につき閲覧いただける端末は1台となります。(1アカウント1ビュー)※途中から視聴した場合はその時点からのライブ配信となり、巻き戻しての再生はできません。※視聴方法:配信サービスによって異なります。各配信サービスからのご連絡・注意事項を了承の上、ご視聴ください。※端末の仕様もしくはインストールされているアプリ/ソフトウエアとの兼合い等によりご視聴いただけない場合がございます。固有の原因に対しては、解決できかねる場合がございます。あらかじめご了承ください。※通信環境が良い状態でご確認ください。お客様のインターネット環境に伴う閲覧の不具合に関して責任を負いかねます。※第三者への譲渡・転売はできません。※本ライブ配信の、視聴権限の譲渡・転売により発生したトラブルについては、当事者間のみで解決していただき、これについて主催者は一切の責任を負いません。※チケットご購入後は、公演延期・中止以外の理由に伴う払い戻しはできません。※内容・出演者が都合により出演キャンセル・変更になる場合がございます。※本ライブ配信の映像を撮影・録音・録画および宣伝行為などの商用利用、私的使用は一切禁止です。マナーを守ってお楽しみください。
2022年01月12日少年社中の毛利亘宏が手がける『演劇の毛利さんーThe Entertainment Theater Vol.1 「天使は桜に舞い降りて」』 の取材会及びゲネプロが1月6日、会場となる東京・池袋のサンシャイン劇場で行われ、毛利をはじめ、荒木宏文(天使・ラウム役)、夢咲ねね(天使・クロセル役)、安西慎太郎(桜の精役)が出席。新年の挨拶とともに、本公演にかける意気込みを語った。昨年1月、サンテグジュペリの『星の王子さま』と『夜間飛行』をミックスし、それぞれの登場人物が入り乱れる音楽劇『星の飛行士』を“Vol.0”公演として上演。あれから1年の歳月を経て、毛利の企画・製作で、新たに立ち上げた演劇ユニットである“演劇の毛利さんーThe Entertainment Theater”のVol.1公演となる本公演は、坂口安吾の「桜の森の満開の下」、梶井基次郎の「櫻の樹の下には」、小泉八雲の「十六桜」、歌舞伎の「義経千本桜」といった桜を題材にした物語から生まれる、絶望と再生の物語となっている。挨拶に立った毛利は「自分の名前を冠したカンパニーということで、まだまだ予断を許さない状況ですが、春に向けて桜が咲くように、しっかり皆さんで盛り上げていきたいなと思います」と決意表明。「今年こそは満開の桜の下で語り合いたいよねという思いも込めて、役者の皆さんと膝を突き合わせ、お客さんも巻き込んで、ひとつのお祭りが開催できれば」と本公演に込めた願いを明かした。また、桜と同時に天使を題材に選んだ理由について、「我々が困難に立ち向かっている今、天使がどんな眼差しを向けているか。天使が力強く背中を押してくれる、そんなお芝居だと思いますし、皆さんにとって再生というか、もとのような密な関係を取り戻すきっかけになれば」と説明し、“桜と天使”が織りなすメッセージの広がりに期待を寄せた。その天使を演じる荒木は「毛利さんの脳内を見てもらえる公演。自分の価値観ではない場所で表現できるのは、面白いし、役者冥利に尽きるので精いっぱい努めたい」と気合いのコメント。同じく天使役で、サンシャイン劇場に初めて立つ夢咲は「ストーリーを導く役なので、お客様の代表ではないですけど、一緒に同じ目線で楽しんでいただければ。エネルギーが強い作品になっている」と話していた。また、物語のカギを握る桜の精を演じる安西は「見終わった後、熱くなるというよりは、ホワッと温かくなれる作品。毛利さんの世界観ですが、役者自身が誘導しなくてはいけない部分もあり、皆がそれぞれ良いコンディションで臨んでいる。桜がこの作品にとって、どんな象徴なのか注目してほしい」とアピールしていた。取材・文・写真(会見写真):内田涼【公演概要】演劇の毛利さんーThe Entertainment Theater Vol.1『天使は桜に舞い降りて』脚本・演出:毛利亘宏(少年社中)出演:荒木宏文、夢咲ねね、安西慎太郎三津谷亮、伊崎龍次郎、大薮丘、星元裕月、相澤莉多、エリザベス・マリー、ザンヨウコ、川本裕之、井俣太良、山本亨公式HP: <東京公演>2022年1月6日(木)~16日(日)サンシャイン劇場<愛知公演>2022年1月22日(土)・23日(日)名古屋市公会堂大ホール<大阪公演>2022年1月28日(金)〜30日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ<アフタートーク>1月7日(金)19:00荒木宏文夢咲ねね安西慎太郎1月8日(土)17:30三津谷亮エリザベス・マリーザンヨウコ1月11日(火)19:00星元裕月相澤莉多川本裕之井俣太良1月12日(水)14:30伊崎龍次郎星元裕月相澤莉多1月13日(木)19:00荒木宏文伊崎龍次郎大薮丘1月14日(金)19:00夢咲ねね安西慎太郎三津谷亮1月22日(土)18:00荒木宏文川本裕之井俣太良1月23日(日)13:00三津谷亮伊崎龍次郎相澤莉多1月28日(金)14:30荒木宏文安西慎太郎大薮丘1月28日(金)19:00夢咲ねね星元裕月エリザベス・マリーザンヨウコ1月29日(土)13:00荒木宏文夢咲ねね山本亨※全アフタートーク司会:毛利亘宏
2022年01月06日毛利亘宏(少年社中)が新たに立ち上げた演劇ユニット、「演劇の毛利さんThe Entertainment Theater」の本格始動となるvol.1『天使は桜に舞い降りて』の出演者が決定。2022年1月、東京・サンシャイン劇場を皮切りに行われる公演の概要も発表された。今年1月にVol.0と称して『星の飛行士』を上演してから約1年、本作が「演劇の毛利さんThe Entertainment Theater」本格始動となる。『桜』の物語から生まれる『再生』をテーマにした作品という本作を彩る出演者は、荒木宏文、夢咲ねね、三津谷亮、伊崎龍次郎、大薮丘、星元裕月、相澤莉多、エリザベス・マリー、ザンヨウコ、川本裕之、井俣太良、山本亨。儚く、そして、切ない、繰り返される“絶望”と“再生”の物語を描く。2022年1月6日(木)~16日(日)東京・サンシャイン劇場、1月22日(土)・23日(日)愛知・名古屋市公会堂 大ホール 、1月28日(金)~30日(日)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。【公演概要】演劇の毛利さん The Entertainment Theater Vol.1『天使は桜に舞い降りて』脚本・ 演出:毛利亘宏(少年社中)出演:荒木宏文夢咲 ねね三津谷亮伊崎龍次郎大薮丘星元裕月相澤莉多エリザベス・マリーザンヨウコ川本裕之井俣太良山本亨<東京公演>2022年1月6日(木)~2022年1月16日(日)・サンシャイン劇場<愛知公演>2022年1月22日(土)・23日(日)・名古屋市公会堂 大ホール<大阪公演>2022年1月28日(金)~2022年1月30日(日)・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ公演特設HP: 公演Twitter:
2021年11月22日少年社中の毛利亘宏が手がける「演劇の毛利さん-The Entertainment Theater Vol.1 『天使は桜に舞い降りて』」 が、2022年1月に東京・愛知・大阪で上演されることが決定した。2021年1月に“Vol.0”公演と題して、サンテグジュペリの「星の王子さま」と「夜間飛行」をミックスし、それぞれの登場人物が入り乱れるファンタジー作品、音楽劇『星の飛行士』を上演。またコロナ禍における演劇の新たな試みとして、その音楽劇と同時に、原案の『星の王子さま』と『夜間飛行』の2作を毛利脚本・演出でアレンジして朗読劇を展開し、3本の異なる作品が会期中、上演される実験的な公演としても話題となった。そして、“Vol.0”の上演から約1年。毛利企画・製作で、新たに立ち上げた演劇ユニットである“演劇の毛利さん-The Entertainment Theater”は、Vol.1公演として「天使は桜に舞い降りて」を上演する。Vol.1は『桜』の物語から生まれる『再生』をテーマにした作品。その美しさで時に人間も天使も狂わせる桜が咲き、儚く散るように、繰り返される『絶望』と『再生』の物語を描く。毛利は本作について、「皆と思う存分笑い会いたい! 笑顔になってほしい! 桜の下に人が集うように、また劇場に人が集まってほしい! そんな想いを込めながら、人間の心の『再生』を描き出します」とコメント。また「桜はなんだか演劇に似ている気がします。美しく咲き誇り、儚く散る。そんな桜と演劇に再生への願いを託し、新作に臨む所存です」と意気込みを語っている。【公演概要】演劇の毛利さん-The Entertainment Theater Vol.1「天使は桜に舞い降りて」脚本・演出:毛利亘宏(少年社中)日程・会場:2022年1月、東京・愛知・大阪出演者:荒木宏文 夢咲ねね 三津谷亮 伊崎龍次郎 大薮丘 星元裕月 相澤莉多 エリザベス・マリー ザンヨウコ 川本裕之 井俣太良 山本亨
2021年11月18日少年社中の毛利亘宏が手がける『演劇の毛利さんーThe Entertainment Theater Vol.1 「天使は桜に舞い降りて」』 が、2022年1月、東京・愛知・大阪にて、 上演されることが決定した。2021年1月に“Vol.0”公演と題して、サンテグジュペリの『星の王子さま』と『夜間飛行』をミックスし、それぞれの登場人物が入り乱れるファンタジー作品、音楽劇「星の飛行士」を上演。またコロナ禍における演劇の新たな試みとして、その音楽劇と同時に、原案の『星の王子さま』と『夜間飛行』の2作を毛利の脚本・演出でアレンジして朗読劇を展開し、2本の異なる作品が会期中、上演される実験的な公演としても話題となった。そして、“Vol.0”の上演から約1年。毛利の企画・製作で、新たに立ち上げた演劇ユニットである“演劇の毛利さんーThe Entertainment Theater” は、Vol.1公演として「天使は桜に舞い降りて」を上演することが決定。合わせて、ティザービジュアルとロゴが公開された。Vol.1は『桜』の物語から生まれる“再生”をテーマにした作品。そのあまりの美しさは、時に人間も天使も狂わせる。儚く、そして、切なく。繰り返される「絶望」と「再生」の物語だ。本公演の出演者や詳細は随時、本公演の特設HPにて発表されるので、引き続き期待してほしい。■毛利亘宏 コメント<演劇の毛利さん>ついに動き出します。Vol.0と称して、今年2021年のはじめに「星の飛行士」を上演してから約1年。今回、本格的な始動となります。今年のはじめ、多くの人の支えがあって、たくさんの方から頂いたお声に救われました。改めて、御礼申し上げます。<演劇の毛利さん>は私、毛利亘宏が演劇の可能性、エンターテインメントの素晴らしさを全力で追求していく演劇ユニットとして、劇団や他のプロデュース公演とはまた違った“演劇”を皆さまにお届けしたいと思っております。本作「天使は桜に舞い降りて」は、皆と思う存分笑い会いたい! 笑顔になってほしい! 桜の下に人が集うように、また劇場に人が集まってほしい! そんな想いを込めながら、人間の心の「再生」を描き出します。桜はなんだか演劇に似ている気がします。美しく咲き誇り、儚く散る。そんな桜と演劇に再生への願いを託し、新作に臨む所存です。満開の桜を待ち望むような気持ちで、どうぞご期待下さい。【公演概要】演劇の毛利さんーThe Entertainment Theater Vol.1「天使は桜に舞い降りて」脚本・演出:毛利亘宏(少年社中)日程・会場:2022年1月、東京・愛知・大阪出演者・詳細は近日公開詳細は特設HP( )まで
2021年11月12日俳優の矢崎広と生駒里奈が7日、東京・サンシャイン劇場にて行われた舞台『モマの火星探検記』公開ゲネプロに登場し、毛利衛(原作)、毛利亘宏(少年車中 / 脚色・演出)とともに取材に応じた。同作は宇宙飛行士の毛利衛氏が書いた児童文学『モマの火星探検記』を舞台化。宇宙へ2度行った毛利衛氏ならではの生命観、地球観、宇宙観から、人類史上初めて火星に到達した主人公「モマ」が少年時代の自分に語りかけながら火星での冒険を振り返る物語となっている。その物語と、少年社中が過去に上演した、仲間とロケット作りをする少女「ユーリ」が宇宙を夢見る物語『ハイレゾ』をミックスし、新たな物語として2012年に初演、2017年7月に再演を行い、大好評にて幕を降ろした少年社中の代表作品の一つとなっている。主演の矢崎は、「計り知れない宇宙飛行士という役をやらせていただいていますが、それに演劇的に挑む、宇宙を演劇で目指すということで、今日のゲネプロで一つ僕たちの宇宙がどんと広がったなという手応えがあったので、初日が楽しみです」と頼もしい様子。さらに「プロポーズで振られて狂っちゃうシーンがあるんですけど、初演の時に『このシーン大丈夫かな』と思って、ゲネプロの時に皆様に笑っていただいて、自信になったんですね。今日もけっこう笑い声が聞こえたので、皆さんのおかげで安心して本番に迎えるかなと思います」と自信を見せた。もう1人の主演となる生駒は、「前回は20歳の時に演じてて、今回は24歳で、やっててめちゃくちゃ難しくて、20際の私は本当に赤ちゃんだったんだなと思って、どうやって演じるかという悩みをやっと通ったかな。まだきっと悩むと思うんですけど」と振り返る。「夢を追いかけることは本当に素晴らしいことなんだとって、私たちを見て感じていただけたらなと思います」とメッセージを贈る。存在感も増したと評判の生駒の演技について、矢崎は「前回もすばらしかったんですけど、初演から再演までの間に、生駒さんの舞台を経験したりしてきたというのを、稽古場でものすごく感じました」と太鼓判。「前回は一生懸命ユーリをやってるという感じだったんですけど、今回はユーリと生駒さんが合体して、またすごいユーリになってる。稽古の初日から感じたので、それがどう伝わっていくのか楽しみです」と期待を寄せた。舞台の中で印象的な言葉について聞かれると、毛利亘宏は「『つながっている』ということが、僕にとって重い言葉で、子供の頃に毛利衛さんにあこがえれて宇宙を夢見たというところから全てが始まって、こうやって矢崎さんや生駒さん、素晴らしい仲間と会っている。今日この場にいることがすごくつながってるなと感じたられることです」としみじみ。一方の毛利衛は「宇宙から地球を実際に見て、全ての貴重な心も生物も全てここでしか生きられないというつながりがあるんだということ、40億年にもわたって生き物はつながってきてると実感した」と明かす。「明日にでもどうなるかといういろんなことを抱えてます。環境問題、人工知能、ゲノム、戦争、そういうものが全てつながって生きて乗り越えるというメッセージが、今回の舞台ですごく響いたんですね」と述懐。「原作ではたくさん込めたかったんですけど、なんせ科学者なので、多くの人にはなかなか伝わらなかったんですけど、この舞台だと、本当にたくさんの人に本当の意味をわかってもらえるということで、とにかく嬉しいの一言につきます」と舞台を絶賛した。さらに毛利衛は「『持続可能な』という言葉や、国連の『SDGs』という言葉が流行って、世界をあげてそちらの方に向かうんじゃないか。そういうメッセージがこの舞台にもあると思うので、世界中の人に見てもらえるといいかな。日本だけじゃないと思います」と賛辞を贈った。東京公演はサンシャイン劇場にて1月7日〜20日、愛知公演は岡崎市民会館にて2月1日〜2日、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて2月7日〜2月11日。福岡公演は福岡市民会館2月15日〜16日。井俣太良ら少年社中の劇団員11名、諸星翔希、松村龍之介、山崎大輝、伊藤昌弘、鎌苅健太、赤澤燈、鈴木勝吾、小須田康人、田村颯大・永島叶和(Wキャスト)が出演する。
2020年01月07日数々のエンタテインメント作品を世に送り出し、大ヒットを打ってきた矢口史靖監督初のミュージカルコメディ『ダンスウィズミー』が本日より公開。“音楽が流れると、歌わずに、踊らずにいられない”という、“ミュージカルスターの催眠術”をかけられてしまった女性の奮闘をコミカルに描いた作品だ。『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』でみずみずしい青春を、そして『ハッピーフライト』では航空会社で働く人々をコミカルに描いてきた矢口監督。そんな監督が今作に選んだのは、なんと初挑戦となるミュージカル。これまで監督は、どちらかというとミュージカルに抵抗感があったというが、アカデミー賞監督賞をはじめ、6部門での受賞を果たした『ラ・ラ・ランド』を観て触発され、自身も作ってみたいという気持ちになったようだ。近年洋画では、『ラ・ラ・ランド』だけでなく、『グレイテスト・ショーマン』など大ヒットを記録するミュージカル映画がたびたび公開されているが、矢口監督自らが脚本を手がけた本作は、毎年500本以上も公開される邦画の中でも珍しい“邦画のミュージカルコメディ”となっている。矢口監督は“映画が面白くなること”を第一に考え、有名無名にこだわらず基本的にオ ーディションで主演俳優を決めるスタイルを取っている。これは、その作品ごとにベストな人材を探すためだ。『ウォーターボーイズ』では妻夫木聡、『スウィングガールズ』では上野樹里、『ハッピーフライト』では綾瀬はるかがそれぞれオーディションを勝ち抜き主役の座を獲得してきた。そして今作で主役に抜擢されたのは、三吉彩花。Seventeen誌のトップモデルとして絶大な人気を誇り、“女子高生のカリスマ”とも呼ばれた存在だ。すでに同誌を卒業し、映画『いぬやしき』への出演など、このところ女優としてアクティブな活躍をみせている。三吉は特技のダンスを生かし、“歌って踊れる”約500人の応募者の中からオーディションを勝ち抜き、主役の座を獲得。一流商社で働きながら、ある日“ミュージカルスターの催眠術”をかけられてしまった主人公・鈴木静香に扮する。矢口監督は、シンクロナイズドスイミングやジャズバンドなど、役者自身に厳しい特訓を課すスタイルを取ってきた。今作でも同様に、三吉はミュージカルシーンすべての歌とダンスを長い手足を武器に、吹替えなしで挑んでいるのだ。そんな三吉を支えるのは、やしろ優、chay、三浦貴大、ムロツヨシ、宝田明といった、多彩にして多才な面々。彼らが彩る、一大ミュージカルショーを、ぜひとも劇場で体験していただきたい。そこには夏の暑さを吹き飛ばす、気分爽快な時間が待っているはずだ。『ダンスウィズミー』本日より公開
2019年08月16日毛利亘宏(少年社中)が脚本・演出する新作朗読劇『ダークアリス』の出演者および、組み合わせが9日、明らかになった。同作は「不思議の国のアリス」をモチーフにしたダークファンタジー。謎が謎を呼ぶ至極のミステリーをオリジナル作品として書き下ろされた。普通の少女が不思議の国に迷い込んだところへ黒ウサギが現れ、その導きで不思議の国を冒険する。そして、そこで知る“真実”とは。出演者は、石川界人、石川由依、神尾佑、久保田悠来、小島梨里杏、小宮有紗、関智一、竹財輝之助、田中俊介(BOYS AND MEN)、中尾暢樹、永塚拓馬、萩谷慧悟、矢島舞美、山崎銀之丞(50音順)。ライブ演奏とダンサーによるダンスパフォーマンスに加え、今注目の俳優・女優・声優によるリーディング シアターとなる。公演は東京・サンシャイン劇場にて、5月29日〜6月2日。○組み合わせ5月29日(水)19時小宮有紗×中尾暢樹×神尾佑5月30日(木)15時30分小宮有紗×竹財輝之助×神尾佑5月30日(木)19時小宮有紗×竹財輝之助×神尾佑5月31日(金)15時30分小島梨里杏×田中俊介(BOYS AND MEN)×永塚拓馬5月31日(金)19時小島梨里杏×田中俊介(BOYS AND MEN)×永塚拓馬6月1日(土)13時30分矢島舞美×久保田悠来×関智一6月1日(土)17時矢島舞美×久保田悠来×関智一6月2日(日)12時30分石川由依×萩谷慧悟×石川界人6月2日(日)15時30分石川由依×萩谷慧悟×石川界人6月2日(日)18時30分石川由依×萩谷慧悟×山崎銀之丞
2019年05月09日専門家・プロ:藤田由美子今回は、新学習指導要領に先駆けて、平成24年度からつくば市の全学校で実施されている独自の教育課程「つくばスタイル科」を紹介します。つくば市独自の教科「つくばスタイル科」を展開「つくばスタイル科」では、新学習指導要領が施行される2020年以降の学習スタイルを先行して実施しています。そこから新しいかたちの教育の姿が見えてきます。「つくばスタイル科」はつくば市独自の新しい教科で、総合的な学習の時間のすべて、特別活動、生活科、道徳の一部を活用して独自の学習を展開しています。「つくばスタイル科」では、総合的な学習の時間の目標をふまえながら、「つくば次世代型スキル」の育成を目標としています。「つくば次世代型スキル」の内容は以下のとおり。「つくば次世代型スキル」(出典:「つくばスタイル科」単元プラン集)「つくば次世代型スキル」は、「21世紀型スキル」※と共通している項目があります。※21世紀型スキル……ATC21s (Assessment of Teaching of 21st Century Skills)が提唱しているスキルで、4つのカテゴリーからなる10のスキルを定義している。「つくばスタイル科」は、発信型プロジェクト学習と外国語活動から構成されています(以下表)。発信型プロジェクト学習では、環境、キャリア、歴史・文化、健康・安全、科学技術、福祉、国際理解の7つの内容についての学習をします。「つくばスタイル科の構成」(出典:「つくばスタイル科」単元プラン集)プロジェクト学習を推し進め、「主体的・対話的で深い学び」を実現「発信型プロジェクト学習」は、以下のような学びを通じて、「主体的・対話的で深い学び」を実現しようとしています。主体的な体験活動対話しながら問題解決課題の探究児童生徒の一人ひとりに応じた主体的学びプログラミング的思考(論理的思考)力の養成チーム弁論やプレゼンテーションを行ない、シチズンシップ(市民性)をはぐくむ。また「発信型プロジェクト学習」では、学びの3つのステップ(In、About、For)を充実させ、子どもたちの資質・能力を育成し、高めていこうとしています。「学びの3つのステップ」(出典:「つくばスタイル科」単元プラン集をもとに作成)つくばスタイル科レポート~生きた情報を入手~実際にどんな授業なのでしょうか。今回と次回にわたって、つくば市立みどりの学園義務教育学校(小中一貫校)への取材を通じて、同校が取り組んでいるつくばスタイル科の授業を紹介します。みどりの学園義務教育学校は、2018年4月に新設され、現在の児童・生徒数は小1から中3まで738人。チャレンジ、チェンジをモットーにかかげており、Wi-FiやコンピューターなどのICT環境が完備されています。つくばスタイル科の「エコアクション」の授業では、環境問題について知識を得るだけでなく、つくば市の大学や研究機関の専門家に環境問題について気になっていることを直接教えてもらったり、家庭や学校などで行なっているエコ活動について実際に調べたりしています。専門家にヒアリングした情報や調べたことをもとに、子どもたちは節電のためのイラストをタブレットで描き、発表し合いました。小学5年生の授業「エコアクション」では、専門家へのヒアリングや調べたことをもとに、節電について発表そうした活動を通じて、子どもたちは、身近なところで環境に配慮したさまざまなエコ活動が行なわれていることを知り、知識をもとにどのように行動したらいいかを考えています。また、「水とともに生きる『ヤゴ救出大作戦』」の授業では、学校のプールや池などにいるヤゴなどの水生生物を救出して育てたり、近くの池などに放したりして、学校周辺の環境の変化や生命の尊さを理解します。時代の流れで、環境が変化していることを身近に学びます。「ヤゴ救出大作戦」のようす小学2年生は、ザリガニを実際に育て、調べたことを発表していました。「インターネットで情報を調べるだけではなく、生物を実際に育てて観察することが大切」と、校長の毛利靖先生は語ります。小学2年生の授業ではザリガニの飼育について発表する充実した学びの環境のなかで、子どもたちは主体的に自分の興味を掘り下げて調べ、また課題を発見してどのように解決したらいいかを考えながら、学びを深めています。次回は、ICTを使った発信型プロジェクト学習と外国語活動についてレポートします。藤田由美子(ふじたゆみこ)株式会社ユーミックス代表取締役社長。1993年の創業以来、コンピューターリテラシー教育を数多く手がける。「生きる力」「社会力」の育成をめざして、子ども向けICT教育のカリキュラム作りにも力をいれており、大手携帯電話会社のケータイ安全教室の企画立ち上げ、ネット安全利用推進プログラムの開発など、実績多数。
2018年11月12日青森の十和田市現代美術館では、開館10周年の秋冬の企画展として「毛利悠子 ただし抵抗はあるものとする」を、10月27日から2019年3月24日まで開催する。「Childhood」展示風景 2018年 パレ・ド・トーキョー(パリ)Photo courtesy Palais de Tokyo(参考画像)国内外で注目を集める新進アーティスト・毛利悠子は、展示空間全体を作品に変える“インスタレーション”という手法で創作活動を行ってきた。その作品はハタキやスプーン、空き缶など、私たちが日常生活で目にするものを使い、電気や磁力、空気の動きなど、普段は目に見えないエネルギーの存在を明るみに出す。不思議な動きを見せる毛利の作品に接すると、まるで物たちが、生き物のように呼吸をしているような、時には人間を超越した大きな力がその物たちに触れているような、そんな感覚に陥る。本展は、世界で初めてとなる美術館での個展。毛利は、アンモナイトからケーブルのより線など、さまざまなレベルで見られる渦や回転、あるいは螺旋の運動からインスピレーションを得て、音響を使った大規模な新作彫刻を展示する。それは天体の運行という大きな力や、社会が大きく動いていく時の様相をも象徴的に表している。彼女が追い求める「永遠の運動体」のイメージに近づくため、これまでにない新しい方法論を用いたインスタレーションとなる。またこの作品と関連する、音響を使った大型彫刻作品を日本で初公開する他、映像、版画、そして現場の中に即興で生み出されるインスタレーションを通し、国内外で多くの観客を魅了してきた毛利悠子の芸術世界を見ることができる。さらに今回は、美術館を飛び出し街中にも作品を展示。展示室や街中を移動しながら、作家の思考を追体験できる。《パレード》2011‒17年 「ジャパノラマ」 2017年 ポンピドゥ・センター・メッス(リヨン)Photo by Jacqueline Trichard(参考画像)関連イベントとして、11月3日には、毛利悠子本人が展示室内で作品について語るアーティストトークを開催。11月4日の18時からは、展示室にミュージシャンの山本精一を迎え、一夜限りのコンサートも開催する。翌2019年1月26日の14時からは、1月刊行予定の展覧会図録『ただし抵抗はあるものとする』(月曜社)の出版を記念したトークイベントも実施。いずれのイベントも、詳細はホームページ()にて随時案内する。【展覧会情報】毛利悠子 ただし抵抗はあるものとする会期:10月27日〜2019年3月24日会場:十和田市現代美術館、十和田市中心商店街住所:青森県十和田市西二番町10-9(十和田市現代美術館)時間:9:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始12月25日〜1月1日料金:企画展+常設展セット券1200円、企画展の個別料金 一般800円、高校生以下無料 ※団体(20名以上)100円引き
2018年09月20日モデル・女優の三吉彩花が、矢口史靖監督の最新作『ダンスウィズミー』(2019年公開)に主演することが25日、わかった。同作は『ウォーターボーイズ』(01)、『スウィングガールズ』(04)、『ハッピーフライト』(08)とヒット作を生み出してきた矢口監督のオリジナル新作。一流商社で働く鈴木静香(三吉)は、ある日催眠術師に「曲が流れると、歌わずに、踊らずにいられない」という“ミュージカルスターの催眠術”を掛けられてしまう。街中で流れるどんな音楽でも歌って踊ってしまう体になってしまった静香は元の体に戻る方法を探す。『ウォーターボーイズ』では妻夫木聡、『スウィングガールズ』では上野樹里、『ハッピーフライト』では綾瀬はるかがオーディションで主役の座を獲得したため、矢口作品は“若手俳優の登竜門”とも言われている。今回主役に抜擢された三吉は、Seventeen誌のトップモデルとして絶大な人気を誇り、“女子高生のカリスマ”とも呼ばれていた。昨年同誌を卒業し、『25ans』『ELLE Japon』誌でモデルを務めるほか、女優として数々のテレビドラマ、映画へ出演。また「マイナビ2019」などTVCMにも数多く出演している。特技のダンスを生かし、歌って踊れる約500人の応募者の中からオーディションを勝ち抜き、主役の座を獲得した。矢口監督は「歌ってよし、踊ってよし、演技もできる。そして主人公のキャラクターにピタリとはまる女優。そんな人を探して果てしないオーディションを繰り返しました。『もしかしたら日本にはいないんじゃないか』と諦めかけた時、三吉さんに会えた。宝物を発見したような感覚でした」と振り返る。そして同作について「ミュージカルが好きな人はもちろんですが、苦手な人にこそ観てもらいたい映画です。観終わって映画館を出る時、リズムに体が揺れ、自然と鼻歌を歌ってしまう。そんなスーパー・エンタテインメント作品にしたいと思っています」と意気込んだ。○三吉彩花コメント矢口監督の作品に参加させていただけると決まった時は正直信じられない気持ちでした。オーディションで出し切った自分の力に自信が無かったので、私を選んでいただいたと聞いてすごく不思議な気持ちでした。脚本を読ませていただき、歌って踊りながら進んでいくストーリーを頭の中で想像しながら読むのがとても楽しかったです。静香の性格や仕草がどこか自分自身に似ているところもあり、物語にどんどん引き込まれました。今はこの作品に向けて毎日沢山の準備をしています。色々な不安はありますが、まずは自分が楽しむ! そして周りを巻き込む! というのを心掛けてスタッフの皆様、キャストの皆様と最高にハッピーな作品になるように頑張っていきますので楽しみにしていただけたら嬉しいです。
2018年07月25日山本美月らの事務所に所属するモデル・毛利愛美(もうり・あいみ=17)が、4月からフジテレビ系『めざましテレビ』のコーナー「イマドキ」にレギュラー出演、ファッション誌『Popteen』のレギュラーモデルを務めることが30日、発表された。毛利愛美毛利は、「小学生の頃からモデルになる事が夢で今回Popteenのレギュラーモデルに選んで頂いてとても嬉しいです」と喜びのコメント。「大人ガーリーなファッションが好きで、同い歳で活躍しているちゃんえなちゃんこと中野恵那さんが憧れです」と語り、「Popteenではいろんなお洋服を着こなせるようになりたいです! そして、いつか東京ガールズコレクションと言う大きな舞台に出演出来るように頑張ります!!」と意気込んでいる。また、イマドキガールの抜てきも「選んで頂いたと聞いた時は嬉しくて飛び跳ねるくらい嬉しかったです!」と感激した様子。「私らしく明るく元気にそして笑顔を忘れずに、私のレポート見てくれている視聴者の皆さんに上手く伝えられるように頑張ります!」と呼びかけている。毛利は2000年12月21日生まれの東京都出身。モデルとして活動する一方、最近では亀梨和也が主演した関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『FINAL CUT』で、12年前の小河原雪子役(栗山千明)を演じるなど、女優としても活躍している。『Popteen』とイマドキガールは人気タレントの登竜門。毛利は自身のインスタグラムでも報告しながら、「私にとってまだまだスタート段階でこれからです」「いつも応援してくれる皆さんに、恩返しが出来るように頑張っていきます!!」と気を引き締めている。
2018年03月31日『「ポセイドンの牙」Version蛤』が10月13日(金)に開幕する。本作に出演する岡田達也と愛原実花、脚本・演出を手掛ける伊藤靖朗に話を聞いた。舞台『「ポセイドンの牙」Version蛤』チケット情報本作は、昨年6月に初演された「ポセイドンの牙」の2017年版。海と魚介類と女子が大好きな男子高校生5人組・スイサンズが、財政難に陥った高校を男子校にしないために伝説の“黄金の釣り針”を探しに海に行き……という物語で、エンターテインメント作品でありながら現代社会への痛烈な寓話劇となっている。初参加の岡田は本作について「表面的には笑いが散りばめられてるのですが、根底には、人間が生んだ文明に対する人間の冒涜だったり、人は生まれる時代も選べないし場所も選べないというテーマを僕は感じて。それを決して重くなく、楽しいシーンを交えながらも、じっと考えさせられる脚本です」と語る。少年たちの冒険譚と共に今の社会問題を深く描く本作。1年4か月ぶりという短めのスパンでの再演となるが、2017年版での変化について伊藤は「戦争と人間の業みたいなものを、2016年から2017年、そしてこの夏は殊更に強く感じるようになって。それに僕自身も打ちのめされるのですが、その一方で、負けてる場合じゃないよとも思うわけで。そういったことを男子たちの駆け抜ける姿に乗せたいですし、この作品をこのキャストでつくるというこの行為そのものにも気合いを込めたいです。より一層物事が迫ってきていることを体感できる作品になればと思っています」。そんな今作の稽古を愛原は「再演ってどうしても『初演のときは……』となると思うんですけど、伊藤さんはそうならず、全く新しい作品をつくろうとされているのを感じます。だからなのか、続投キャストと新キャストが両方いる稽古場でも最初から溶け込みやすかった。稽古がすごく楽しいです」。ポセイドン役の岡田と、英語教師役の愛原。岡田は「(ポセイドンは)トリックスター的な存在ですし破天荒な役なので、スイサンズに多大な迷惑と影響を与えられるといいなと今は思っています」、愛原も「スイサンズの子たちの成長に自分がどういう風に関われるか。役柄としても、彼らを俯瞰で見る立ち位置なので。そこを大事に、冷静にやっていきたいです」と、若手とは違う視点で本作に臨んでおり、伊藤も「立ちはだかるおふたりに若者たちがぶつかる、そのダイナミズムをお客様に味わっていただきたい」と語る。「この先を生きていく元気と活力を味わって持って帰っていただけたら」(伊藤)という本作は10月13日(金)から21日(土)まで、東京・紀伊國屋ホールにて。取材・文:中川實穗
2017年10月10日舞台芸術集団 地下空港を主宰する伊藤靖朗の脚本・演出で、2016年6月に発表された『ポセイドンの牙』。今秋、タイトル末尾に「Version蛤」と冠された新バージョンが上演されるにあたり、キャストの小早川俊輔、小松準弥、森田桐矢、および伊藤の4人が作品について語った。【チケット情報はこちら】本作は、中津県乙亀市の水産高校に通う男子高校生グループ・スイサンズの面々が、海底に眠る“黄金の釣針”をめぐって海の神々や深海の生物と戦う冒険譚。スイサンズのリーダー格・須永宇宙期(前田航基)、信仰とエロの間で煩悶するクリスチャン・道井磨多井(原嶋元久)、貝殻オタクの葛先賢人(小早川)、エロで頭がいっぱいの生方英(小松)、母親が外国人で視点がユニークな萩原安打尊(森田)の5人は、通学する高校が防衛人材育成の男子校に変わるのを全力で阻止しようとするが……。衣装の制服姿で撮影に臨んだ3人は、いずれも再演からの参加。自身の演じるキャラクターについて紹介を求めると、貝殻オタクを演じる小早川は「とにかく貝と触れ合って役をつかみます!」と抱負を述べた。小松もエロで頭がいっぱいな役どころを目の当たりにして「思春期の自分に戻って、とにかく“エロ”に生きます!」と勢いよく続き、森田は「“おバカ筆頭”キャラということで、現場を盛り上げられるようなムードメーカー的な存在になれたら」とほほ笑んだ。初演では男子高校生の軽妙な会話をバックに、戦争や環境問題に対する痛烈なメッセージが浮き彫りになった。再演の狙いを尋ねると、伊藤は「2016年の内容を、より鮮烈に世間にぶつける必要性があると感じた」とひと言。根底にあるのは、戦争へのステップを踏み、先鋭化する日本や世界情勢を嘆く思い。「劇中では、戦争をもう一度やり直そうとする者たちにスイサンズの少年たちが立ち向かう。打ち勝つためには彼らの若いパワー、止められない勢いが必要なんです」とキャラクターに込めた思いを打ち明け、3人に期待を寄せた。伊藤の話を聞いていた3人は、揃って「気が引き締まりました!」と背筋を伸ばす。貝オタクの役を担う小早川は「貝について、『美味しい』以外の特別な感情を持ったことがないのですが、貝を愛していきつつ、殻に閉じこもることなく、皆さんとたくさんコミュニケーションをとっていきたい」、小松は「スイサンズの5人はさまざまな葛藤を抱えながらも、とにかくエネルギッシュ。男子高校生ならではのエネルギーや仲間を思う気持ちを、みんなで心をひとつにして演じていきたい」とそれぞれ意気込み、森田は「作品の背景となる部分をもっと考えていきたいと思いました。何も知らないで演じるより深い演技ができそうです」と頼もしい一面を覗かせた。公演は、10月13日(金)から21日(土)まで、東京・紀伊國屋ホールにて。チケット発売中。取材・文:岡山朋代
2017年09月13日人気漫画を原作に窪田正孝主演でドラマ化した「僕たちがやりました」。この度、8月1日(火)放送の第3話にお笑いコンビ「とろサーモン」のボケ担当・久保田和靖が出演することが決定した。本ドラマは、人生“そこそこ”で生きていければいいと思っている主人公・トビオ(窪田正孝)たちが、向かいにある高校の不良に仲間をボコボコにされ、ちょっとしたイタズラ心で仕掛けた不良たちへの復讐が、謎の爆発事件に発展!イマドキの若者たちが、事件をきっかけに初めて生きることに必死になり、右往左往しながらも成長していく様を、ハラハラドキドキの展開で描いた青春逃亡サスペンス。今回久保田さんが演じるのは、逃亡生活を始めた窪田さん演じるトビオと葉山奨之演じるマルが、「死ぬまでにやりたいこと」を実現させるために出かけたキャバクラに勤めているボーイ。女の子の体を執拗に触るマルを、店から追い出し「二度と来るなよ!」と威嚇する役だ。下積み時代にセクシーキャバクラで働き、その圧倒的なマイクパフォーマンスで店長まで上り詰めたという経験を持つ久保田さん。ドラマの中ではその腕前も披露しているという。また久保田さんが参加したシーンは、元々原作マンガでも描かれており、そこに登場する男性店員のモデルは久保田さん本人だと言われている。久保田さんは、「以前ポルノ映画に出たことがあり、ドラマもエロイ役なのかと思いましたが、芸人の中でも“原作がおもろい”と評判のドラマに出れると聞いたので嬉しかったですね」と喜び、共演した窪田さんについては、「同じ“くぼた”なのに、こうも顔や目の色肌の色が違うかと思いました。同じく“くぼた”として繁栄していきたいなと思いました」とコメントしている。第3話では、罪の発覚を恐れてパイセン(今野浩喜)とマルと共に海外逃亡を図ろうとするも、目の前でパイセンが警察に逮捕され、空港から逃げ出したトビオだが、自分も捕まるのではないかとおびえ、学校にも行けず家にも帰れないでいた。しばらくして空港に現れなかったマルからトビオに電話が。最初から2人との約束をすっぽかすつもりだったと、許しを請うマルを呼び出したトビオは、一緒に逃げようと提案。さらに、どうせ捕まるのなら、“死ぬまでにやりたいこと”をすべて書き出し、パイセンにもらった金で実現しようと持ちかける。同じ頃、パイセンは警察で取り調べを受け、病院では爆発で重傷を負った市橋(新田真剣佑)がリハビリに励んでいた。犯人とにらむトビオらへの復讐を誓う市橋は「あいつらを、早く見つけてこい」と仲間に命じて…。一方、「やりたいこと」の一つ目を実行するため、夜の歓楽街に繰り出すトビオとマル。2人は、初めての世界に大興奮!しかし翌朝、トビオをがく然とさせるまさかの事態が起こり…。その夜、トビオはある目的で凡下高に忍び込むが、担任の菜摘(水川あさみ)に見つかってしまう。蓮子(永野芽郁)がトビオのことを心配している、と聞かされて動揺するトビオ。そんな中、菜摘が「爆破事件と関係しているのかも…」と、事件前夜の熊野の不審な行動を話し始め――。さらに追い詰められていくトビオの逃亡生活を描いていく第3話。逮捕されることへの恐怖心から自暴自棄になり、欲求を爆発させていくトビオたちが、転落していくきっかけとなるキャバクラシーンは必見。今回も見逃せない展開となりそう。「僕たちがやりました」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年07月31日六本木ヒルズ内「毛利庭園」にて、2017年7月13日(木)~2017年8月27日(日)の期間に「水上プレミアムビアガーデ ン presented by The PREMIUM MALT’S」が開催されます。今年の夏は、こだわりの食材を使った「プレミアム BBQ」を水上プレミアムビアガーデンで楽しんでみてはいかがでしょうか。六本木で夏を楽しむ水上プレミアムビアガーデン水上プレミアムビアガーデンは、六本木ヒルズ・毛利庭園の池に浮かぶ特設水上デッキで開催される期間限定のビアガーデンです。飲み放題付きのお得なセットメニューは、“溢れだす華やかな香り”と“深いコク”が特長の「ザ・プレミアム・モル ツ」と、牛、豚、鶏の希少部位 5 種の肉をはじめとするこだわりの食材を使ったプレミアムBBQを楽しむことができます!「モーニングショー」×「GREEN BROTHERS」コラボメニューGREEN BROTHERSは、“サラダでいのちをととのえる”をスローガンに、新鮮な国産野菜や果物、香味ほとばしるハーブなどで、オリジナルサラダを提供しています。本イベントでは、朝の人気情報番組『モーニングショー』とタッグを組み、メイ ンキャスターのリクエストを組み込んだサマステ限定のメニューを展開します。●【羽鳥慎一アナコラボメニュー】キーマメキシカンGREEN BROTHERSの人気サラダに、羽鳥アナが好きなカレーを加え、炭水化物なしでもお腹がいっぱいになるパワーサラダです。●【宇賀なつみアナコラボメニュー】海老とアボカドのマリネ夏の暑い季節に、さっぱり食べられるマリネで、海老とアボカドとビールを一緒に召し上がってみてはいかがでしょうか。●【羽鳥慎一アナコラボメニュー】ローストビーフ トリュフドレッシング GREEN BROTHERSのディナーメニューの中で、お酒に合うおつまみとして人気の高いメニューです。ローストビーフは、ビールを代表にお酒との相性がよいため、ビールを片手にプレミアムBBQをお楽しみください。●【宇賀なつみアナコラボメニュー】ケールシーザーGREENBROTHERSのNO.1人気サラダで、女性にオススメなケールシーザーが、サマステ限定でアボカド入りのサラダになって新しく登場します。開催概要日時:2017年7月13日(木)~2017年8月27日(日)※夏祭りの基本開催期間は7月15日(土)~8月27 日(日)会場:六本木ヒルズ 毛利庭園 特設水上デッキ交通:東京メトロ日比谷線「六本木駅」から徒歩3分/都営大江戸線「六本木駅」から徒歩6分/都営大江戸線「麻布十番駅」から徒歩5 分/東京メトロ南北線「麻布十番駅」から徒歩8分/東京メトロ千代田線「乃木坂駅」から徒歩10分公式サイト:営業時間:平日11:00~23:00(テイクアウトブース)、11:00~23:00(水上デッキ)土・祝前日:11:00~23:00(テイクアウトブース・水上デッキ)、料金(税込):プレミアム BBQ セット+120分飲み放題(L.O.30分前)¥5,500日・祝:11:00~22:00(テイクアウトブース・水上デッキ)※ラストオーダーは 30 分前※小学生以下は¥3,000
2017年07月15日現在公開中の『サバイバルファミリー』や『ウォーターボーイズ』『スイングガールズ』などを手掛ける矢口史靖監督と、『私は猫ストーカー』『ゲゲゲの女房』の鈴木卓爾監督が1994年からライフワークとして撮影している超低予算・超省力映画制作技術「ONE PIECE」。今回、そのDVD発売を記念して、渋谷ロフトプラス9にて監督2人によるトークショーが行われた。「ONE PIECE」は、ビデオカメラ固定で、編集もアフレコも行わない置いたままのカメラが撮えた一片“ワンピース”の四角い世界をワンシーンワンカット、1話完結ドラマとして描いた超短編映画集。そんな22年間で撮影されたDVD全63作品が現在発売中となっている。この日のトークショーでは、矢口監督はどのようにしてこの撮影方法を思いついたかについて「『裸足のピクニック』を撮影した後に時間はあるけどお金が無くて映画を撮影できない時期があって、そんなときたまたまニュースで下着泥棒を捕まえるためにベランダにカメラを仕掛けて犯人を捕まえたっていう映像を見て、固定カメラの中にリアリティーがあってこれだと思って、録画していたVHSを鈴木さんに見せたのが最初です」と説明。鈴木監督は「ワンシーンなんだけど、結構打ち合わせやセッティングに時間がかかってしまい、朝集まっても撮影するのが夜になっちゃって、僕の作品は夜が多いのはそのためです」と明かした。そして、「ONE PIECE」に20本以上出演している田中要次と唯野未歩子がゲストとして登場。唯野さんは「『女友達』が人生初めての演技で、現場に行ったら台本も無くて、しかも悪口ばっかり言う役だったから本当にトラウマです」と告白し、田中さんは「鈴木監督にナンパされてワンピースに出演するようになりました。僕はどこの劇団出身なんですかって聞かれたりするときに、どこの劇団にも所属していないので困るんですけど、よく考えたらワンピース出身なんだよね」とコメント。矢口監督は「BOBA(田中要次)さんはワンピースの常連になったんですけど、実は機材オタクで、その機材を貸して欲しくて呼んでいた部分もありました(笑)」と告白!その後、鈴木監督が選ぶ唯野未歩子出演作品と矢口監督が選ぶ田中要次出演作品を上映し、「ケーキを食べたのは誰?」と「遺言」を見た田中さん、そして唯野さんは大号泣。さらに、ワンピースの1編『五郎丸』から派生してオムニバス映画集「歌謡曲だよ人生は」に収録されている矢口監督作品『逢いたくて逢いたくて』を作った話などで盛り上がり、最後に両監督から今年はワンピースを2本ぐらい撮影しますという宣言をしてイベントは幕を閉じた。「超短編映画集ONE PIECE矢口史靖×鈴木卓爾監督作品」は発売中。(cinemacafe.net)
2017年02月20日ドラマや映画で、眼光鋭く主人公を見つめたり、画面に登場するだけでほっこりさせたり、脇役ながらも気になる存在感を放つ中村靖日さん。「普段の僕は、どちらかというと周りから半歩か1/3歩くらい下がっているのが居心地いいっていう性質なんです。この仕事に関しても、自分ではずっと小石を積み上げている感覚。でも、気づいたら小さな山ができていたってところなのかなと」その中村さんが舞台『8月の家族たち』に出演する。メリル・ストリープ主演の映画でも知られる今作は、ピュリツァー賞やトニー賞を受賞した舞台で、現代アメリカ演劇の金字塔ともいわれている。「ブラックコメディと伺っていたのに、映画を観たらシリアスで重たいんですよね。でも、演出のKERA(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)さんがブロードウェイの舞台を映像で観たら、現地では観客がどっかんどっかん大笑いしていたそうで。同じ脚本なのにそれだけ違う印象になるんですから、今回は今回でまた別モノになるんじゃないでしょうか」役柄は、物語の中核を担うウェストン家の親戚リトル・チャールズ。常盤貴子さん演じる次女・アイビーとは、従兄弟同士ながら愛を育む。「エキセントリックな人々とニュートラルな人たちの間で、気は優しいけれど少し抜けているっていう、ちょっと違うベクトルの役なんです」家族の物語ながら、薬物依存にアルコール依存、不倫あり。悪口雑言が飛び交い、衝撃の展開へ。「人間って生きていると、まさか自分に降りかかるなんて、というような経験があると思うんです。それを増幅させたのがこの物語。誰しも自分を重ねられるシーンがきっとあるはずです。毒だらけのセリフにも共感する部分があったり。だから、ある種のデトックスみたいな気持ちで、“わかる~”って思いながら観ていただければと思います」◇5月7日(土)~29日(日)渋谷・Bunkamura シアターコクーン作/トレイシー・レッツ上演台本・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ出演/麻実れい、秋山菜津子、常盤貴子、音月桂、生瀬勝久ほかS 席1万円A 席8000 円コクーンシート5000円BunkamuraチケットセンターTEL:03・3477・9999(10:00~17:30)大阪公演あり。◇なかむら・やすひ武蔵野美術大学在学中に自主映画の制作に関わり俳優の道へ。近作にドラマ『ATARU 』『悪党たちは千里を走る』など。KERA作品は舞台『世田谷カフカ』以来2作目。◇父(村井國夫)が失踪し、家族が久々に集まる。だが薬物の過剰摂取で錯乱状態の母(麻実)と三姉妹(秋山、常盤、音月)との関係はギクシャク。そこに新たな火種が投下され…。※『anan』2016年5月4日‐11日合併号より。写真・中島慶子インタビュー、文・望月リサ
2016年05月03日『仮面ライダー』シリーズ、『牙狼-GARO-』、『ゴジラ FINAL WARS』など数多くの特撮作品でクリーチャーデザインを担当してきた韮沢靖さんが、2月2日に腎不全のため死去していたことがわかった。52歳だった。韮沢さんの事務所が公式ツイッター、公式フェイスブックを通して発表した。5日に更新された公式ツイッターでは、「2016年2月2日腎不全の為急逝いたしました。享年52歳。これまで応援して下さいました多くの方々に厚く御礼申し上げます。」と報告している。韮沢さんは、『仮面ライダーカブト』『仮面ライダー電王』『仮面ライダーディケイド』などの仮面ライダーシリーズから、『ゴジラ FINAL WARS』、『牙狼-GARO-』などの特撮作品でクリーチャーデザインを手がけたほか、造形作家、イラストレーターとしても幅広く活躍。劇中でヒーローと対峙するアンデッドやモンスターなど、その独創性あふれるデザインは多くのファンに支持されてきた。公式ツイッターによると、今後については「後日長年共にしていますARTSTROMさんと偲ぶ会を執り行う予定です」と説明。「韮沢の魂が宿った作品たちが、いつまでも皆様の胸に残りますことを祈って。」と結んでいる。
2016年02月05日漫画家・桂正和氏の画業30周年記念で発刊された『桂大全』に収録されている、韮沢靖氏が描いたもうひとつのウイングマン「カオス・ウイングマン」と同氏が新たに考案したオリジナルカラー版の「アンジェル・ウイングマン」が、プレックスによって特大サイズで立体化され、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にて予約受付がスタートしている。2015年2月発送予定で、価格はともに54,000円(税込)。韮沢氏は、クリーチャーデザイナー、造形作家、イラストレーターとして知られ、桂氏の盟友。今回は韮沢氏のイメージを忠実に再現すべく、背面や横、斜め、脚など、新たに設定イラストを書き下ろし、全高約63cm・全幅約38cmの特大サイズを生かして、細部まで緻密に造形されているという。『カオス・ウイングマン』は、原作に近い黒と青をベースに、生物的な立体感のある透明パーツやメタリックのグラデーション塗装により悪魔的雰囲気を醸し出すウイングマンを表現。積み重なる髑髏の山をイメージした台座も付属する。そして「プレミアムバンダイ」限定でオリジナルカラー版の『アンジェル・ウイングマン』は、韮沢氏がベース色から塗装色、羽や剣、髑髏などの色まで、すべての彩色を考案。原作の雰囲気に近い色をベースとした悪魔的雰囲気の『カオス・ウイングマン』に対し、オリジナルカラーの『アンジェル・ウイングマン』は白をベースに金を施し、異形の天使を思わせるカラーリングで立体化している。セット内容は両商品ともに本体、剣、台座で、全高約63cm・全幅約38cm。商品価格はともに54,000円(税込)で、予約締切は準備数に達し次第終了。商品の発送は、2015年2月を予定している。(C)Yasushi Nirasawa(C)桂正和/集英社
2014年12月05日山口県防府市の「毛利氏庭園」が旅行雑誌「関西中国・四国じゃらん」の2012年11月号の特集「紅葉名所満足度ランキング(中国・四国編)」に第2位として紹介された。「毛利氏庭園」は、旧長州藩主毛利家に伝来する美術工芸品や歴史資料約2万点を収蔵、公開。その収蔵品のうち国宝4件7点、重要文化財約9千点という西日本有数の博物館だ。その庭園と邸宅は国の文化財、国の名勝に指定されているほどの景勝地でもある。旧萩藩主毛利氏の邸宅の完成は大正5年。江戸期の御殿さながらに、当時の建築の粋をつくした壮大な建物で、屋久杉の一枚板を使用した板戸など、今では作り得ないほどの豪華さを誇る。庭園は回遊式になっており、見事な紅葉を楽しむことができるとあって、秋の人気スポットの一つとなっている。紅葉のシーズンの「毛利氏庭園」は、水面に映りこむ紅葉と書院づくりの重厚な邸宅、紅葉並木のアプローチなど、見どころがいっぱい。紅葉の見ごろは11月下旬。なお、毛利氏博物館では11月1日(木)~12月9日(日)、毎年恒例の毛利家の至宝を公開する別企画展「国宝」を開催。中世・大内氏にかかわる国宝や重要文化財を中心に、見応えのある毛利家のお宝を展示する。開園時間は9時00分~17時00分(最終入園は16時30分)で、休館日はない。入園料 は大人400円、小・中学生200円(毛利氏博物館:特別企画展「国宝」と庭園をセットにした共通券は大人1,200円、小・中学生600円)。交通アクセスは、山陽道防府東・西ICより、県道54号線経由で約15分。JR防府駅からは車で約10分。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日『ウォーターボーイズ』『ハッピーフライト』の矢口史靖監督最新作『ロボジー』のブルーレイとDVDがこのほどリリースされた。数々のヒット作を飛ばしてきた矢口監督が「ここ数作とは違う映画になった」という本作の誕生過程と、ソフト化に際して新たに製作した新作短編について語った。その他の写真本作の舞台は、弱小家電メーカー。二足歩行ロボの開発を命じられた窓際社員たちが、その場にしのぎでロボットの中に“73歳のおじいちゃん”を入れることから始まる騒動を描く。ここ数作、学校や空港などを舞台に懸命に行動する人々の活き活きとした(そして少しマヌケな)姿を描いてきた矢口監督だが、「誤解を恐れずに言えば、ここ数年は“健康的な映画”を作り続けていたんですけど、僕は元々不健全なものが好きですので、不健全な主人公の話をやってみたかった」と振り返る。そこで矢口監督はかねてから興味のあった“ロボット”と“おじいちゃん”をひとつの物語の中に投入する奇想天外なアイデアを思いつく。「ハリウッドでもロボットものはたくさん作られているので、同じものを作っても仕方がない。そこで何ができるか考えたときに“ロボットとは何か、ということにまったく触れずに人間を描く”という話にたどり着いたんです」。その結果、本作は“ロボット”を話の中心に据えながら、老体にムチうって奮闘する老人、その周囲でオロオロするダメ社員たち、ロボット好きの女子学生など個性豊かなキャラクターが描かれる作品になった。「まぁ、イケメンが出るわけでもないし、主人公はおじいちゃんだし、ヒットする要素が何もない映画なんですけど、今回も題材に忠実に脚本を書いて、キャストもすべて“役にあう人”をオーディションして……今回もよくヒットしたなぁ」。矢口監督はそう笑顔を見せるが、映画は公開時に大ヒットを記録した。「どんな時代に観ても楽しめる映画を作りたい」と語る矢口監督にとって、ブルーレイ/DVDも “作品”のひとつ。映画本編だけでなく、特典映像なども自身で徹底的にこだわったそうだ。特に『アニメカ』は矢口監督初のアニメ作品。劇中に登場したロボ“ニュー潮風”が主人公の短編アニメだ。「アニメ化は、企画会議でのパッとした思いつきだったんですけど、自分で監督もすることになってしまって(笑)。実写だと“これ以上のウソをついてしまうとお客さんが離れちゃうよ”ということも、アニメだったら許される。だから実写ではできないこと、アニメなら可能なことを試せたので面白かったですね」。ちなみに、昔からアニメが大好きという矢口監督。インタビュー中にボソッと「いつか長編アニメもやれるのなら楽しそうだなぁ」とコメント。いつか矢口監督の長編アニメ映画が完成する日が来るかもしれない。ブルーレイ&DVD『ロボジー』 発売中発売元:フジテレビジョン/アルタミラピクチャーズ/電通販売元:東宝
2012年08月09日『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』の矢口史靖監督の最新作『ロボジー』が8月3日(金)より早くもブルーレイ&DVDでリリースされることが決定。このスペシャル・エディション版の映像特典として、矢口監督が初めてアニメーションの監督&脚本に挑戦した本作のアニメ化作品「アニメカ」が収録されることが明らかになった。開発した二足歩行ロボット“ニュー潮風”が大事な展示会を前に大破したため、代わりにロボットの中に背丈のぴったり合う老人を入れたことから巻き起こる騒動をコミカルに描いた本作。そのアニメ化作品「アニメカ」では、“ニュー潮風”が囲碁ロボットとガチンコ囲碁対決をする「対局」や、本編にも登場する木村電器の3人と映画館に訪れる「ムービースター」など3本のエピソードが収められている。注目すべきはアニメとなった“ニュー潮風”だけではなく、その開発者である木村電器の3人組を演じた濱田岳、川合正悟(=チャンカワイ/Wエンジン)、川島潤哉もかわいいキャラクターとなっている点。矢口監督は、今回の新たなる挑戦について「エンディングのイラストがとてもキュートだったので、思い切ってオリジナルアニメを作ってしまいました。より可愛く、よりスラップスティックに、より制御不能なニュー潮風を堪能してください!」とのコメントを寄せている。こちらのスペシャル・エディションには、ほかにも矢口監督作品の映像特典としてはおなじみでもある本編のサイドストーリーも。「ロボット大戦・前夜」、「誘拐バースデイ」と題された2作が収録される予定。アニメ化を経て、よりコミカルに、可愛らしく生まれ変わった『ロボジー』の面々、そして矢口監督のユーモアが再び観る者を心地よい笑いで包んでくれるはず。<セル>「ロボジー Blu-ray スペシャル・エディション」(※Blu-ray 2枚組)¥7,875(税込)「ロボジー スペシャル・エディション」(2枚組)価格:6,090円(税込)「ロボジー スタンダード・エディション」価格:3,990円(税込)発売日:8月3日(金)発売元:フジテレビジョン、アルタミラピクチャーズ、電通販売元:東宝© 2012 FUJITELEVISION,TOHO,DENTSU,ALTAMIRA PICTURES■関連作品:ロボジー 2012年1月14日より全国東宝系にて公開© 2012 フジテレビジョン 東宝 電通 アルタミラピクチャーズ■関連記事:吉高由里子、相変わらずの天然ぶり!お祝いのくす玉を舞台裏で勝手に割る矢口監督待望の最新作『ロボジー』プレスシート&“カレンジー”を5名様プレゼント『ロボジー』五十嵐信次郎×吉高由里子50歳差なんて何のそのの通じ合う“熱さ”“年男”でもうすぐパパの濱田岳、去年は「グイグイ行かせてもらった」吉高由里子、70代チアリーダーに「女子高生みたい!」と喝采
2012年05月11日『ハッピーフライト』以来となる最新作『ロボジー』を完成させた矢口史靖監督が公開を前に奇想天外な本作の着想から自らの映画作りのスタンスについてまで熱く語ってくれた。その他の写真本作は、展示会直前に大破した二足歩行ロボット“ニュー潮風”の失敗をごまかすべく、急遽ロボットの中に入ることになった偏屈な老人・鈴木(五十嵐信次郎)と彼を取り巻く人々が織りなす人間模様をユーモアたっぷりに描いた作品。常にユニークなテーマを取り上げてきた矢口監督だが、子供や動物がヒットの鍵と言われるこのご時世に選んだ題材はロボットとジジイ。「エリートがロボット作りに成功する話ではなく、失敗した連中がどうごまかすのか? ロボットの中に入る人を無理難題を押し付けてくるじいさんにしたらどんな騒動が起こるか? と思い付き、『いける』と確信しました」と振り返る。主人公の鈴木と並んで、個性が際立つのが吉高由里子演じる女子学生の葉子だ。矢口監督は「彼女の生の魅力が出ました。オーディションの時から『ヤバいぞこの人、面白い!』と薄々感じてましたが(笑)、本当に面白い化学反応でした」と絶賛。その一方で、吉高の過去の作品を観たことは「全くなかった」とこともなげに明かす。魅力的なヒロインは矢口作品の特徴と言えるが「僕は魅力を引き出そうとか成長させようと思って女優を選んだことはありません。とにかくオーディションでそのキャラクターが実在しているように見えるかどうか。今回の葉子もそうで、吉高さんが演じることで『うわっ、こういう奴いるわ』と感じられるキャラになりました」と言葉に力を込める。漫画や人気小説を原作とする映画が多数を占める現代にあって、『ウォーターボーイズ』をはじめ、常にオリジナル脚本で勝負し続けてきた矢口監督。だが監督自身は決してオリジナルにこだわりを持っているわけではないという。「映画にしてこそ面白いと思える原作に出会えたら、ぜひ僕の手で映画化してみたいけど、なかなか巡り合えないから自分で書くしかない」と苦笑交じりに語りつつ、「僕にとっては映画作りは発明品作りのようなもの。世の中から『ほしい』とさえ言われてない、誰も手をつけていない新しいものを作りたい」と時代に媚びることのない自らの映画作りの“哲学”を明かした。『ロボジー』1月14日公開写真・テキスト:黒豆直樹
2012年01月12日