株式会社DOKUSO映画館(本社:東京都豊島区代表取締役:⽟井雄⼤)は、映画の学校「シネマ・アカデミア」に入学した中村優一と水野勝が、特別講師を招いて映画にまつわる全てを教えてもらうスペシャル配信番組『シネマ・アカデミア』を11⽉16⽇(水)よりDOKUSO映画館にて配信開始することをお知らせいたします。第1回目の授業のテーマは「映画館」。特別講師に、名古屋のミニシアター・シネマスコーレの坪井副支配人をお招きします。シネコンとミニシアターって何が違う?パンフレットを売ると映画館は儲かるの?などなど、坪井先生から今まで知らなかった「映画館」の秘密を教えていただきます!初回放送は11⽉16⽇(水)18時よりDOKUSO映画館にて配信開始!『シネマ・アカデミア』出演者について中村 優一〇プロフィール2005年、ドラマ『ごくせん 第2シリーズ』にて俳優デビュー。その後、2005年『仮面ライダー響鬼』、2007年『仮面ライダー電王』と、平成仮面ライダーシリーズ2作品に出演し話題となる。近年の主な出演作品に、映画『八重子のハミング』、『スレイブメン』、『恋のしずく』、『大綱引の恋』、TVドラマでは『最後の晩ごはん』、『日暮里チャーリーズ』などがある。水野 勝〇プロフィール学生時代は、映画好きということもあり映像専攻の学校に通学。2010年からリーダーとしてグループ活動を続け、俳優としては映画・ドラマを中心に出演。今年、2022年5月末にグループを卒業した。現在は、俳優・タレントとして活動を続けながら地元東海エリアの地方創生にも力を入れて活動中。代表作品に、『お終活熟春!人生、百年時代の過ごし方』(香月秀之監督)、『SPECサーガ完結編「SICK’S 覇乃抄」~内閣情報調査室特務事項専従事件簿~』(堤幸彦監督)。『シネマ・アカデミア』番組概要・番組名:「シネマ・アカデミア」・配信サービス:DOKUSO映画館・配信開始時間:毎月第3水曜 18:00から配信開始・サイトURL: ※視聴には、月額980円(税込)のゴールドプラン登録が必要です。DOKUSO映画館について⽉額980円(税込)でインディーズ映画を見放題できる、⽇本最⼤級のインディーズ映画配信サイトです。隠れた名作を、隠れたままにしない。あなたにとっての傑作を、ぜひこのデジタル上の映画館で⾒つけてください。DOKUSO映画館が目指すもの次々と単館映画館がなくなり、想いとお⾦をかけて製作した映画が、たった数館、たった2週間程度の上映しかできないようなことも増えてきました。反対に、お客様もどこの劇場にいっても同じ映画が上映される中、『カメラを⽌めるな!』を機に、改めて個性あふれるインディーズ映画への熱が再燃しているように思います。「DOKUSO映画館」では、眠っている良作を発掘し、インディーズ映画を愛するお客様に届けること、そしてクリエイターに正当な対価をお渡しし、次の映画製作へと繋げていただける場所をご提供したいと考えています。「DOKUSO映画館」に関する今後の最新情報については、公式サイト: 公式Twitter: をご覧ください。所在地:東京都豊島区千早1丁⽬20-13-1F設⽴:2019年3⽉20⽇代表者:代表取締役社⻑ ⽟井雄⼤事業内容:「DOKUSO映画館」の開発・運営、映画製作本件に関する問い合わせ先担当:株式会社DOKUSO映画館 ⽟井TEL:03-5926-6963 / FAX:03-5926-6983MAIL: info@dokuso.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月16日“斜陽族”という流行語を生み出し、大ベストセラーとなった太宰治の名著「斜陽」執筆75周年を記念する映画『鳩のごとく蛇のごとく斜陽』。この度、宮本茉由、水野真紀、萬田久子が演じた没落貴族の娘と母、居酒屋の女将と、戦後を生き抜く女性たちの生きざまをとらえた場面写真が一挙解禁となった。いまもなお多くの読者に読み継がれている「斜陽」は、戦後の日本を舞台に没落貴族の娘・かず子と彼女が想いを寄せる売れっ子作家との“恋と革命の物語”。古い道徳とどこまでも争い、“太陽のように生きる”道ならぬ恋につき進んでいく主人公かず子を演じるのは映画デビューにして初主演の宮本さん。最後の貴婦人の誇りを持ちながらも病床に伏してしまう母親には、時代劇から現代劇まで幅広く活躍する水野さん。かず子が叶わぬ想いを寄せる作家・上原(安藤政信)が毎夜のように訪れる居酒屋「千鳥」の女将を、映画、ドラマ、舞台、CMなど、幅広いジャンルで活躍する萬田さん。今回解禁となった場面写真では、父を失ったかず子と母・都貴子が、東京西片町の実家を売って西伊豆へと電車で向かう場面が。困窮していく生活のために地方へと向かう2人の曇った表情が印象的。また、引越した先で、隣の農夫から畑仕事を教えてもらったかず子が農作業衣を着ている姿、病床に伏しながらも気品あるブラウス姿の都貴子がとらえられている。そして、萬田さんが演じる「千鳥」の女将が笑顔で客にお酌する場面。太宰が描いた終戦後の日本、混沌とした社会を真っ直ぐに生きようとするかず子、病に冒されながらも気品を保ち続ける都貴子、苦楽を内に秘めて女将を続ける3人の女性たち。それぞれの演技にも注目だ。『鳩のごとく蛇のごとく斜陽』は10月28日(金)よりTOHOシネマズ甲府先行、11月4日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:鳩のごとく蛇のごとく斜陽 2022年11月4日よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開※甲府先行あり©2022『鳩のごとく蛇のごとく斜陽』製作委員会
2022年10月24日宮本茉由が主演を務め、安藤政信、水野真紀、柄本明、萬田久子ら実力派も集結する『鳩のごとく蛇のごとく斜陽』。この度、作品を彩るキャストたちの場面写真が一挙解禁となった。「人間は恋と革命のために生まれてきた」太宰治の名言が刻まれた名著「斜陽」執筆75周年、また山日YBSグループ創業150周年記念作品として太宰治が新婚時代を過ごした山梨県内でも撮影された、戦後の日本を舞台に“恋と革命の物語”が綴られる本作。名匠・増村保造の脚本で描く“真っ直ぐに生きる女”が希望を見出す物語となっている。映画初主演となる宮本さんが演じるのは、戦後の混沌とした社会で古い道徳とどこまでも争い<太陽のように生きる>道ならぬ恋につき進んでいく主人公かず子。そして、彼女が思いを寄せる作家・上原を安藤さんが演じている。今回解禁された場面写真は、宮本さん、安藤さんのメインカットに加え、没落貴族の母、都貴子を端正に演じた水野さん、戦争から帰還し夢と現実の狭間で貴族の血に抗いながら破滅的な日々を過ごす弟役の奥野壮の姿をとらえている。さらに、上原行きつけの酒場の女将役の萬田さん、病に冒された都貴子を診察する三宅医師役の柄本さんの姿も初披露。実力派俳優の存在が真っ直ぐに生きる女性、かず子と自由に生きる男・上原の混沌の時代に放たれる“恋と革命の物語”に彩りを与えている。『鳩のごとく蛇のごとく斜陽』は10月28日(金)TOHOシネマズ甲府先行、11月4日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:鳩のごとく蛇のごとく斜陽 2022年11月4日よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開※甲府先行あり©2022『鳩のごとく蛇のごとく斜陽』製作委員会
2022年10月07日指揮者、クラシカルDJ(クラシック音楽専門のDJ)として活動するアーティスト水野蒼生が、昨年結成した自身のバンド「水野電氣交響楽団」を率いて単独公演「The Dawn of Humanity」を10月28日に渋谷のライブハウス「WWW」にて行います。メインビジュアル水野蒼生は、2018年にクラシカルDJとして、名門クラシックレーベル「ドイツ・グラモフォン」からメジャーデビューし、同レーベルが主催するイベント「Yellow Lounge」の東京およびベルリン公演に出演。また、ヨーロッパで最もエキサイティングな音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」の本場、フランスはナントの公演にも出演を果たしました。指揮者としては昨年から今年にかけて葉加瀬太郎氏のオーケストラ全国ツアー「The Symphonic Sessions」に帯同するなど、国内外で精力的な活動を続けています。また、昨年春にリリースした自身の3rdアルバムではROTH BART BARONのフロントマン三船雅也氏や世界的に注目を集めるピアニスト角野隼斗氏らをゲストに迎えたアルバム「VOICE - An Awakening At The Opera -」も話題を呼びました。当アルバムのリリース記念として、昨年末にはアルバムに参加した総勢5名のアーティストをゲストに迎え開催した初のワンマンライブ「An Encounter At The Opera」(@渋谷WWW)は完売となりました。公演開催に伴う資金をクラウドファンディングで募り、開始から5日間で目標金額150万円を達成、最終的には238万5千円の支援を受けました。2021年WWWでの公演の様子この開催に合わせて、水野は、クラシック音楽を現代的アプローチで演奏する電子楽器による11人編成のバンド「水野電氣交響楽団」を結成。当バンドは、ギター、ベース、キーボード、ドラムに加え、エレキの弦楽四重奏とサックス、更にはリアルタイムでバンドサウンドにエフェクトをかけるダブワイザーで編成されており、現代的なグルーヴとシンフォニックな没入感を併せ持つ唯一無二なサウンドを生み出します。約1年ぶり、2回目となる本公演のテーマは「The Dawn of Humanity(人間性の夜明け)」。アルバム「Voice -An Awakening At The Opera-」に収録されている楽曲に加え、ベートーヴェンをはじめとする有名作曲家たちの作品を「もし作曲家が現代に生きていたら、どんな楽器や機材を使い、どんなサウンドを奏でていたのか」という妄想のもと、オーストリア国立ザルツブルク・モーツァルテウム大学で研鑽を積んだ水野が、現代の演奏手法をもとに再表現、再定義していきます。本公演に設けられたテーマ「The Dawn of Humanity(人間性の夜明け)」は、感情表現の拡張が見られた19世紀頃の音楽(ロマン主義音楽)へのオマージュでもあり、閉塞感に満ちた現代社会に対し、感情の解放を喚起するライブパフォーマンスとなります。「クラシック音楽の再定義」を目指す水野が、今回はどんな世界へ連れて行ってくれるのか。聴き逃せない一夜となります。乞うご期待ください。出演:水野蒼生(ボコーダー・指揮・シンセサイザー)水野電氣交響楽団Vn :西野絢賀、西原史織Va :世川すみれVc :渡邊ゆかりSax:笠村勇樹Pf :三好タケルGt :bejaBa :加藤由梨Dr :岩下奏Dub:韓雄万■Tickets前売り:4,000円 当日:4,500円(ともにドリンク代別)イープラスにて9月23日正午より販売中 ■ライブ配信決定!配信:2,500円(アーカイブ期間 11月4日 23:59まで)イープラスにて9月23日正午より販売中 ■Biography水野蒼生 指揮者/クラシカルDJ1994年東京生まれ。2018年に120年以上の歴史を持つレーベル「ドイツ・グラモフォン」から史上初のクラシカルDJ(クラシック音楽専門のDJ)としてメジャーデビュー。同レーベルが主催するイベント「Yellow Lounge」の東京、ベルリン公演に出演。 2021年と2022年の両年には葉加瀬太郎氏のオーケストラツアーに指揮者として帯同。2019年にはオーストリア国立ザルツブルク・モーツァルテウム大学オーケストラ指揮専攻及び合唱指揮専攻の第一ディプロム(学部相当)を首席で卒業。2021年と2022年の両年には葉加瀬太郎氏のオーケストラツアーに指揮者として帯同。現在は国内外でクラシック音楽の再定義とアップデートをコンセプトにした幅広い活動を続けている。Twitter : Instagram: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月29日女優の森七菜、出口夏希が25日、都内で行われたNetflixグローバルファンイベント「TUDUM Japan」に登壇した。是枝裕和監督初のNetflix作品『舞妓さんちのまかないさん』(2023年1月12日全世界独占配信)でW主演を務める森と出口。“まかない飯”を作る少女・キヨと舞妓・すみれを通して京都の花街の日常を描く大人気コミックを原作とする物語で、森がキヨ、出口がすみれを演じる。森は「すごくおなかがすく作品になっているので皆さん存分におなかをすかせていただければなと思います」と呼びかけ、出口は「おいしい料理と舞妓さんを支えてくれる人たちの温かい話になっているのでその魅力が伝わったらうれしいです」と話した。得意料理を聞かれると、森は「練習はすごいして、おナスを飾り切りするのは本当に難しくて、切れちゃうんですよ。おナスがかわいそうというか、真っ二つに望んでない形にされてしまったと思って、申し訳なくて何回も練習していたら本番はきれいに切れて、みんな『よく練習したね』って褒めてくださった」と話し、「今でも家族に自慢しますね。『飾り切りしようか!?』って、自慢しています」と笑った。一方、出口は「ドラマの中でも普段でも基本食べる係で、得意料理は特にないんですけど、親子丼を七菜ちゃんに教えてもらいたい。本当にすごくおいしかったんですよ」と話し、森は「ぜひ親子丼会で!」と笑顔で返した。また、出口は森について「お会いするまでは元気で明るいイメージで、今ももちろん明るくて元気なイメージですが、同い年ですか!? っていうくらい周りの空気感を大切にしていて、人の表情とかすごい見ているなって思って、本当にすごいなと思いました」と現場での振る舞いに感嘆。森も出口について「舞を踊るとすごいんですよ。セリフだけじゃない表現力がある」と絶賛していた。9月24日から25日にかけて世界5つの地域で時間差で開催された「TUDUM」は、2022年秋以降に配信されるネトフリ作品の魅力を届けるファンが主役のグローバルイベント。「TUDUM」のグランド・フィナーレとなる「TUDUM Japan」では、合計約50作品にのぼる多様なアニメ・ライブアクション作品が紹介され、キャストたちが各作品の魅力を語った。
2022年09月25日モデルで女優の出口夏希(20)、26日に都内で開催されたイベント「Seventeen夏の学園祭2022」をもって、『Seventeen』専属モデルを卒業した。2018年に「ミスセブンティーン2018」に選出され、同誌専属モデルとして活動を開始。2019年にはドラマ初出演にして初主演となる『ココア』(フジテレビ)に出演し、今後もNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』や9月16日公開の映画『沈黙のパレード』、ドラマ『ばかやろうのキス』(日本テレビ)を控えるなど、女優としても活躍している。イベントでの卒業式を終えた出口は、「卒業式では沢山言いたいことがあったのですが、その場に立って感じた気持ちを伝えたくて手紙を見ずに答辞させて頂きました。言いたかったことは本当に沢山あったのですが、全部は伝えきれませんでしたが、、、、でも、一生懸命伝えました!」とコメント。「Seventeenモデルのみんなや編集長を始め編集部の皆さんが大好きだったから今は正直、すごくさみしい気持ちでいっぱいです。でも教えてもらった沢山の事を大切に、感謝を持って新しいステージでも頑張りたいと思います!」と意気込みを伝え、「本当に素敵な1日になりました。まさか自分が学園祭で卒業できると思っていなかったのでそれもすごく感謝しています」と喜びも噛みしめた。たくさんの思い出を胸に、新たな一歩を踏み出す出口。「Seventeen専属モデルになった時には泣いてしまったので、最後は笑って卒業したかったのですが涙が止まらなくて、、、泣いて笑って最後は笑顔で卒業できました!笑」と照れくさそうにしながら、ファンに向けて「そして卒業しましたが、これからもSeventeenをどうぞ宜しくお願い致します!」とメッセージを送った。
2022年08月27日俳優やモデルなど、幅広く活躍している加藤夏希さんが、2022年7月26日にInstagramを更新。公開された写真に、反響が上がっています。加藤夏希、小学生の頃の写真を公開加藤さんは同日、37歳の誕生日を迎えたことを報告。「40代が見えてきていますが、気分は若々しくいられるように精進していきます」とつづっています。そんな決意のコメントとともに加藤さんが公開したのは、現在の姿…ではなく、自身が小学生の頃の写真でした。ファンをざわつかせた、実際の写真をご覧ください。 この投稿をInstagramで見る ༝༝加藤夏希༝༝(@natsukikato_official)がシェアした投稿 左手の手のひらを上にかざし、あどけない表情を見せる、小学生の頃の加藤さん。大きな目を輝かせて写真に写る当時と今の姿を比べると、昔の面影がバッチリと残っていますね! この投稿をInstagramで見る ༝༝加藤夏希༝༝(@natsukikato_official)がシェアした投稿 小学生の頃からすでに容姿が整っている加藤さんの写真に、ファンからは「ヤバすぎる美しさ」「今と変わらない」などの声が寄せられました。・お誕生日おめでとうございます!小学生の頃から変わっていませんね!・小学生でこのクオリティ…ヤバすぎる美しさだよ。・若かりし頃の加藤さん、今と変わらない!これからも応援しています。2014年に一般男性と結婚し、3児の母親でもある加藤さん。今後の活躍にも期待が高まりますね![文・構成/grape編集部]
2022年07月27日『ガリレオ』映画化第3弾として、9月16日(金)より公開される『沈黙のパレード』。このたび、期待の新星・川床明日香、出口夏希の出演が決定した。2007年、フジテレビ月9枠で放送された連続ドラマ『ガリレオ』(第1シーズン)。変人でありながら天才的な頭脳を持つ物理学者・湯川学を演じた福山雅治の見事なまでの好演が大反響を呼び、平均視聴率21.9%という異例の高視聴率を獲得。さらに翌年2008年公開された映画『容疑者xの献身』は興行収入49.2億円の大ヒットを記録した。それから5年後の2013年連続ドラマ『ガリレオ』(第2シーズン)が放送され、初回から4週連続20%越えの驚異的な数字を叩き出した。その年の6月に映画第2弾『真夏の方程式』が公開されると、興行収入33.1億円の大ヒット。その年の興行収入邦画実写NO.1を樹立した。そして2022年、満を持して『ガリレオ』が帰還。映画化第3弾となる『沈黙のパレード』が公開される。主演は、アーティストとしても俳優としても第一線で活躍し、常に挑戦し続ける福山雅治。今年は3年10カ月ぶりとなるアリーナツアーを実施、シンガーソングライターとしても確固たるキャリアを築きながら、是枝裕和監督、ジョン・ウー監督、岩井俊二監督と名だたる名匠とタッグを組み、俳優としての新境地に果敢にトライを続ける福山が、再び不可思議な事件を科学的な検証と推理で見事解決していく天才物理学者・湯川学を演じる。共演には、様々な役柄を見事なまでに演じ人々を魅了し、アーティストとしても活動する柴咲コウが、理論よりも直感で行動する正義感溢れる警視庁捜査一課の刑事・内海薫としてスクリーンに戻ってくる。本作の見どころのひとつでもある、湯川と内海の、性格が全く違うことで際立つコミカルなやりとりも再びスクリーンで見ることができる。そして、湯川の大学時代の同期で内海の先輩でもある警視庁捜査一課の刑事・草薙俊平を幅広い演技で圧倒的な存在感を放つ北村一輝。さらに、殺害された女子高生の父で、菊野商店街の定食屋「なみきや」を営む並木祐太郎役に飯尾和樹、並木祐太郎の妻・並木真智子役に戸田菜穂、祐太郎の幼馴染であり冷凍食品会社「トジマ屋フーズ」を営む戸島修作役に田口浩正、菊野市にある印刷会社デザイン部に勤めている高垣智也役に岡山天音が演じる。そして、少女殺害事件で無罪となり、女子高生を殺害した容疑者として浮上する蓮沼寛一役に村上淳、蓮沼寛一の元同僚・増村栄治役に酒向芳、菊野商店街にある老舗の本屋「宮沢書店」の店主・宮沢麻耶役に吉田羊、菊野市に住む音楽プロデューサー・新倉直紀役に椎名桔平、新倉直紀の妻・新倉留美役を檀れいと、豪華俳優陣の出演も決まった。原作は、ベストセラー作家・東野圭吾の累計1470万部を超えるガリレオシリーズ第9弾『沈黙のパレード』。ファン待望の6年ぶりとなった当書は、極上ミステリーでありながらすべての登場人物に暖かな眼差しが向けられ、繊細な人間模様が描かれている。監督は、『容疑者xの献身』(2008年)、『真夏の方程式』(2013年)、『昼顔』(2017年)、『マチネの終わりに』(2019年)など数々のヒット作品を世に送り出し、今年6月には『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』の公開が待たれる人間ドラマの名手・西谷弘が務める。行方不明になっていた女子高生が、数年後に遺体となって発見された。警視庁捜査一課の刑事・内海の説明によると容疑者は、湯川の親友でもある先輩刑事・草薙がかつて担当した少女殺害事件で、無罪となった男。その男は今回も完全黙秘をつらぬき証拠不十分で釈放され、女子高生の住んでいた町に戻って来た。町全体を覆う憎悪の空気。そして、夏祭りのパレード当日、さらなる事件が起こる。湯川、内海、草薙にまたもふりかかる、超難問。この秋、新たなる『ガリレオ』ミステリーが幕を開ける。このたび、『ガリレオ』をさらに盛り上げるフレッシュな新キャストが発表された。今作の舞台となる菊野商店街の定食屋「なみきや」を営む飯尾和樹・戸田菜穂の娘で幼い頃から商店街の人々に我が子のようにかわいがられ、自分の可能性を試してみたいと夢見る姉・並木佐織を、第18回ニコラモデルオーディションで1万人を超す応募者の中から見事グランプリを獲得し、日本テレビ『俺の話は長い』(2019年)やNHK連続テレビ小説『なつぞら』のスピンオフドラマ『十勝男児、愛を叫ぶ!』(2019年)などに出演する川床明日香。さらに、同じく「なみきや」の娘で明るく人懐っこい、活発な妹・並木夏美役を演じるのは、ミスセブンティーン2018で「Seventeen」の専属モデルとしても活躍し、今年は是枝裕和監督初のNetflixシリーズとなる『舞妓さんちのまかないさん』でW主演として出演が決定するなど、モデルだけでなく俳優業にも活躍の場を広げる出口夏希が演じる。今回の役をオーディションで勝ち取った2人だが、出演が決まった時のことを、川床は「とにかく不安でした。嬉しさよりも役を演じきれるかとても不安でした」と語り、出口は「オーディション台本を頂いた時に、絶対演じたい!と思っていたのでとても嬉しかったです」と当時の気持ちを語っている。映画界を牽引する豪華俳優陣の中に加わった、フレッシュな顔ぶれ。新進気鋭の2人の演技から目が離せない。【コメント】■川床明日香オーディションで合格した時は、嬉しさよりも、自分が「佐織」という役を演じきれるのか漠然とした不安がありました。物語としてみると「佐織」は悲しい役かもしれないですが、演じている時は、本当に色々な人達に愛してもらったと感じる時間の方が長かったので、私は「佐織」と過ごす時間がすごく幸せな時間でした。撮影中の西谷監督は、とても集中されていた印象です。時には挨拶しても聞こえないくらい集中されていて、作品に対する真摯な想いを感じ、私も「佐織」をどう演じればよいかと常に考えました。元々お芝居は好きでしたが、ひとつの作品を作るということに参加できる楽しさを感じ、またこの作品を通してやはりお芝居が好きだと思えるようになったので、今後もお芝居を続けていけたらすごく幸せだなと思います。■出口夏希オーデション台本を頂いて、絶対に演じてみたい!と思った役でしたので、合格した時はとても嬉しくて「おっしゃっ!」 という感じでした(笑)。私の演じた「夏美」は、すごく明るく元気な女の子です。両親やまわりの人達が悲しんでいる時は「私はしっかりしないと」と責任感も強い性格なので、普段より声を張ったり、少し大きめな笑顔などを意識して演じました。そんな「夏美」 の良いところを表現出来ていればよいなと思っています。今回の作品で、お芝居に対して以前よりも前向きに考えられるようになりました。まだ経験値も少ないので、今後は頂いたお仕事に一つ一つ丁寧に向き合いながら、色々な経験をさせて頂いて今後の目標を見つけていきたいと思います。■西谷弘監督並木佐織という娘に、その両親や近所の仲間たちは惜しみなく愛情を注ぎ育てました。そんな大人たちの愛にどれだけ感情移入できるかが、この映画のカギ。そこで、観客がその想いにより共感してもらうためにも、佐織役にはまだ名も無き新人からの抜擢にしてみたいと。それならば妹の夏美役もと、同時にオーディションを組んでもらいました。2人ともお会いしたのは初めてです。2人に共通して言えることは、ベテラン俳優さんたちに囲まれながらも物怖じせずに演じきったこと。その成長のスピードとパワーは「若さ」だけではない。「才能」だと感じました。『沈黙のパレード』9月16日(金)より公開
2022年06月06日フジテレビ系月9ドラマ『ガリレオ』シリーズの最新作で映画化第3弾となる『沈黙のパレード』(9月16日公開)で、女優の川床明日香と出口夏希が姉妹役で共演することが6日、発表された。主演の福山雅治が天才物理学者・湯川学を演じ、柴咲コウ、北村一輝、飯尾和樹、吉田羊、椎名桔平、檀れいといった豪華俳優陣が集結する同作。東野圭吾氏の累計1,470万部を超えるガリレオシリーズ第9弾『沈黙のパレード』を原作に、『容疑者Xの献身』(08)、『真夏の方程式』(13)、『マチネの終わりに』(19)など数々のヒット作を世に送り出した西谷弘監督がメガホンをとる。同作では、行方不明になっていた女子高生が数年後に遺体となって発見される事件が発生。湯川の親友でもある先輩刑事・草薙がかつて担当した少女殺害事件で、無罪となった男が容疑者として浮上する。その男は今回も完全黙秘を貫いて証拠不十分で釈放され、女子高生が住んでいた町に戻って来る。そして夏祭りのパレード当日、さらなる事件が起こる。今作の舞台となる菊野商店街の定食屋「なみきや」を営む並木祐太郎(飯尾和樹)と妻・真智子(戸田菜穂)の娘で姉・佐織をNHK連続テレビ小説『なつぞら』のスピンオフドラマ『十勝男児、愛を叫ぶ!』(19)などで注目を集める川床、妹・夏美を是枝裕和監督初のNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』でW主演が決定している出口が演じる。それぞれの役をオーディションで勝ち取った2人。川床は「とにかく不安でした。嬉しさよりも役を演じきれるかとても不安でした」、出口は「オーディション台本を頂いた時に、絶対演じたい! と思っていたのでとても嬉しかったです」と当時の心境を語っている。コメントは以下の通り。■川床明日香オーディションで合格した時は、嬉しさよりも、自分が「佐織」という役を演じきれるのか漠然とした不安がありました。物語としてみると「佐織」は悲しい役かもしれないですが、演じている時は、本当に色々な人達に愛してもらったと感じる時間の方が長かったので、私は「佐織」と過ごす時間がすごく幸せな時間でした。撮影中の西谷監督は、とても集中されていた印象です。時には挨拶しても聞こえないくらい集中されていて、作品に対する真摯な想いを感じ、私も「佐織」をどう演じればよいかと常に考えました。元々お芝居は好きでしたが、ひとつの作品を作るということに参加できる楽しさを感じ、またこの作品を通してやはりお芝居が好きだと思えるようになったので、今後もお芝居を続けていけたらすごく幸せだなと思います。■出口夏希オーデション台本を頂いて、絶対に演じてみたい!と思った役でしたので、合格した時はとても嬉しくて「おっしゃっ!」という感じでした(笑)。私の演じた「夏美」は、すごく明るく元気な女の子です。両親やまわりの人達が悲しんでいる時は「私はしっかりしないと」と責任感も強い性格なので、普段より声を張ったり、少し大きめな笑顔などを意識して演じました。そんな「夏美」の良いところを表現出来ていればよいなと思っています。今回の作品で、お芝居に対して以前よりも前向きに考えられるようになりました。まだ経験値も少ないので、今後は頂いたお仕事に一つ一つ丁寧に向き合いながら、色々な経験をさせて頂いて今後の目標を見つけていきたいと思います。■西谷弘監督並木佐織という娘に、その両親や近所の仲間たちは惜しみなく愛情を注ぎ育てました。そんな大人たちの愛にどれだけ感情移入できるかが、この映画のカギ。そこで、観客がその想いにより共感してもらうためにも、佐織役にはまだ名も無き新人からの抜擢にしてみたいと。それならば妹の夏美役もと、同時にオーディションを組んでもらいました。2人ともお会いしたのは初めてです。2人に共通して言えることは、ベテラン俳優さんたちに囲まれながらも物怖じせずに演じきったこと。その成長のスピードとパワーは「若さ」だけではない。「才能」だと感じました。(C)2022「沈黙のパレード」製作委員会
2022年06月06日女優の出口夏希が、3月18日・19日放送のMBS開局70周年ドラマ『インバーション』(MBS 18日24:50~25:20、19日24:58~25:30)に出演することが25日、わかった。MBS開局70周年企画として社内募集を行い、応募総数690件の中から選ばれた同作は、ドラマ制作経験のない20代の若手女性社員3名による企画。テレビ離れが進む若者に向け、若者ならではの視点でsmash.やYouTube、LINE、TwitterなどSNSと緻密に連動し、スマホを片手に地上波放送を楽しむことができる。また、smash.では同じ設定の別視点からみたドラマを地上波放送と同時配信。地上波版とsmash.版の2つの世界で起きていく出来事が対をなし、お互いの作品へ相互に影響を与え、交差し合う内容となっている。どちらか一方だけでも物語は成立するが、両方見るとすべてがつながる構成となっており、ラストはそれぞれで両極端なエンディングを迎える。出口は、幼馴染の外山守(兵頭功海)と田中弘樹(綱啓永)とYouTubeチャンネル『ライフライブ』を開設したYouTuber役で出演し、YouTubeの撮影で訪れた無人島旅行で不可解な出来事に巻き込まれていく。また、同作を手掛けるのは国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア 2021」でバーティカルシアター部門最優秀賞を受賞した西山将貴監督。同作が地上波初監督作品となる。コメントは以下の通り。■出口夏希今回私の演じる琴音はYouTuberの役でしたので、実際にYouTubeの撮影の時は見ている皆さんにワクワクしてもらえるように温度感を大切にして演じました。ストーリーはホラーのようなドキドキ感もあり、スリルあふれる作品になっています。ドラマとsmash.が連動もしているので、両方見て頂くと違う視点からも楽しめるようになっています。■兵頭功海このドラマのお話を頂いたとき、地上波のドラマで主演は初めてだったので純粋に嬉しかったです。淡路島の大自然の中、西山監督の物凄い世界観を理解し、それを越えた表現をする撮影はとても刺激的でした。本当に3人で無人島という異空間にいる感覚で、とても楽しく充実した時間でした。僕達「ライフライブ」が無人島に行って色々な事に巻き込まれていくというお話ですが、見ているとわからないことだらけで本当に謎だと思います。そんな謎な空間で僕達が何を思い、感じて、成長して行くのかを見て感じて頂ければ嬉しいです。TV・smash.・YouTube の至る所に伏線が散りばめられているので、それをパズルのように繋げて、無人島で何が起きているのか、謎解き感覚で解いて頂ければ面白いと思います。是非、お楽しみに。■綱啓永この作品はsmash.というSNSと連動した新たな試みをしている作品で、ドラマとsmash.を並行して見ることで点と点が結びついていくという面白い構成になっています。なので、個人的には「大量の伏線」に注目してドラマを楽しんでもらえればと思っています。そして作品の中で、YouTuber「ライフライブ」として色々な企画を3人でやったものが実際にYouTubeにも上がっているのでそれも楽しみにしていただきたいです。また、西山監督が僕より年齢が下なのですが、もう脳内が天才的で……僕たちが演じたモノをどう調理して下さるのか僕達自身すごく楽しみです。かつ(兵頭)となっちゃん(出口)、そしてスタッフの皆様と作り上げたこの作品を1人でも多くの方々に届けたいと思っております。ドラマ『インバージョン』宜しくお願い致します!
2022年02月25日ファッション誌『Seventeen』(集英社)専属モデルで女優の出口夏希が、昨年12月に実施された取材会に出席。新成人としての抱負、2021年に印象的だった仕事について語った。――二十歳になって、こうして着物に袖を通してみていかがですか?二十歳になったんだと実感しました。緊張して、顔が引きつっちゃいそうでした(笑)。――そんなに緊張されていたんですね(笑)。二十歳を迎えての意気込みを教えてください。感謝の気持ちと自分らしさを忘れず、全力で頑張っていきたいです。――出口さんが考える“自分らしさ”とは?飾らない自分でいたいです。演技でもうそっぽくなるのが嫌と言うか……しっくりこなくて。(お芝居は)気持ちを入れると本当になるじゃないですか? 先輩方のお芝居を見させていただいていて、すごいなって思います。――共演してすごいと思った方が?はい! いつも圧倒されてます(笑)。――2021年に放送された『ガールガンレディ』(MBS)では同世代の女優の方々と共演されました。主演の白石聖さんも「すごい」と思わせてくれる女優の一人ですが、共演してみていかがでしたか?初めてお会いした時にオーラがすごくて、見惚れてしまいました。――作中に登場したチーム“アルファタンゴ”のメンバーである白石さんたちとは、撮影の間の休憩中もたくさんお話されていたそうですね。アルファタンゴのみなさんとは、ずっと食べ物の話をしていました(笑)。――出口さんにとって、二十歳はどんなイメージでしたか?16、17歳くらいの頃に思い描いていた二十歳はすごく大人なイメージだったんですけど、今も当時と中身がそこまで変わってなくて(笑)。二十歳になったという実感がわかないですね。お仕事に対する向き合い方は変わってきていて、それが一番の成長だと思います。準備していったものを現場で出して褒めてもらえた時はすごく嬉しい。2022年も色んな作品に挑戦したいです。――2021年に一番印象的だったお仕事を教えてください。お仕事で一番印象的だったのは、Netflixの『舞妓さんちのまかないさん』のオーディションを受けて、出演が決まって撮影をしたことです。元々オーディションには苦手意識があったのですが、準備していったことをちゃんと出すことができて、楽しいと思えるようになりました。――プライベートで一番印象的だったことは?スノボーにはもう行かないかもと思ったことです(笑)。――また行きたいではなく、もう行かないかもと思ったんですね(笑)。スノボーに行くのは初めてだったんですけど、雪は硬くて転ぶと痛くて(笑)。――では最後に、二十歳になって新たに挑戦したいことを教えてください。二十歳は、お休みの日にできる趣味を見つけたいです。料理教室、ボクシング、ガラス細工……興味はあるんですけど、どれも行けてなくて(笑)。――以前マネージャーさんから『天使なんかじゃない』(集英社、矢沢あい)を勧められたとおっしゃっていましたが、その後、漫画は読まれていますか?『天使なんかじゃない』すごく好きでした! ずっとキュンキュンしてました(笑)。漫画は読み始めると、没頭しすぎてしまって他のことに手がつかなくなるので、あまり読めていないですね。――同じく矢沢あいさんの作品で『ご近所物語』は読みやすい巻数かつ『天使なんかじゃない』とリンクしていて面白いので、ぜひ(笑)!わかりました(笑)!■プロフィール出口夏希(でぐち・なつき)2001年10月4日生まれ。東京都出身。2018年に「ミスセブンティーン2018」に選出。2019年には「第30回フジテレビヤングシナリオ大賞」大賞作品『ココア』でテレビドラマ初出演で初主演を果たす。2021年は『ガールガンレディ』(MBS)、『コタローは1人暮らし』(テレビ朝日系)に出演した。
2022年01月10日是枝裕和監督が手掛ける初のNetflix作品「舞妓さんちのまかないさん」の配信が決定。森七菜、出口夏希、蒔田彩珠、松岡茉優、常盤貴子らの出演も明らかになった。16歳のキヨは、中学卒業後に故郷の青森を離れ、美しい舞妓になることを夢見て、親友のすみれとともに京都へ向かう。しかし舞妓に向いていないと言い渡される。泣く泣く青森に帰ろうとしていたキヨだが、料理の才能を見込まれ、舞妓たちが共同生活を営む「屋形」の料理担当の「まかないさん」として働くことになる。一方、すみれは瞬く間に目を見張るような美しい舞妓に成長し、伝統的な祇園の街で名を馳せるようになっていく。まかないさんと舞妓の、美しく楽しく美味しい毎日が始まる――。本作は、2016年より「週刊少年サンデー」にて連載中の小山愛子による同名人気コミックが原作。京都の花街を舞台に、舞妓さんが共同生活を営む屋形の「まかないさん(=ごはんを作る仕事)」となった主人公が、親友であり舞妓のすみれと共に花街で暮らしていく日常を描く物語。第65回小学館漫画賞少年向け部門を受賞し、累計発行部数は200万部超え。昨年10月からはTVアニメ放送もスタートした。今回そんな人気作品が、是枝監督総合演出のもと、企画:川村元気、各エピソード演出を津野愛(『十年 Ten Years Japan』)、奥山大史(『僕はイエス様が嫌い』)、佐藤快磨(『泣く子はいねぇが』)の次世代を担う監督が担当し、全9話でドラマ化。主人公・キヨ役は、「この恋あたためますか」『ライアー×ライアー』『天気の子』に出演した森七菜。キヨと一緒に青森からやってきて、舞妓として“百年にひとりの逸材”と将来を期待されるすみれを、モデルで女優の出口夏希が演じる。ほかにも、屋形の女将さんの高校生の娘・涼子を蒔田彩珠。屋形の先代の女将さん・千代を松坂慶子。人気No1の芸妓・百子を橋本愛。百子の元同期で出戻りの芸妓・吉乃を松岡茉優。涼子の母で屋形の女将さん・梓を常盤貴子が演じることも決定。さらに配信決定と合わせて、ティザービジュアルも到着。カメラマンは瀧本幹也、デザイナーは大島依提亜を迎え、本作の世界を表現した。▼コメント・原作者小山愛子本当に本当に光栄なことです。ありがとうございます!制作風景を見学させていただいたのですが、強烈でした。監督をはじめ、様々なプロフェッショナルの方々が思いっきり楽しんで作られている世界。隅々まで血が通っているような、そこら中から静かに力が溢れ出ているような雰囲気でした。いち視聴者として、この世界にどっぷり浸かれる幸せを噛み締めようと思います。とても楽しみです。・総合演出是枝裕和川村さんからこのお話を頂き、何度か祇園に足を運びながら、屋形で暮らす人々が、非血縁の共同体であることと、街全体が内線電話で繋がっているひとつの有機体であるということにまず驚きました。そして、これは決して時代に取り残された過去の人々の物語ではなく、もしかするとコロナ以降の私たちが模索するべき新しい生き方のヒントになるかも知れないと、胸を躍らせながら、制作に取り組みました。舞妓さんの役は、キャリアに関係無く、全員横並びで、繰り返しオーディションをさせて頂いて決定しました。種田さんの大がかりな、そして緻密なセット、飯島さんの料理に加えて、舞妓さんたちを取り巻くお母さん、先輩芸妓さんを含めた女優たちが醸し出すアンサンブルの妙が、この作品の最大の魅力だと思います。まだ撮影は残っていますが、僕自身、完成を楽しみにしています。・森七菜一昨年のオーディションで出会ったキヨという役柄として、素敵なキャスト、スタッフの方々とともに、京都で、あの美しい台所で過ごした時間。このドラマが皆さんのもとに届く時、その全てが写っているといいなと思います。美しい京都の街並みと、見惚れてしまうような舞と、ときめく京都弁と、いつものご飯、屋形に響く笑い声。どこを切り取っても煌めく空間は、本物の時間をお届けできると思います。未だ撮影中ですが私自身も完成を楽しみにしています。一緒に楽しんでいただければと思います。・出口夏希戸来すみれ役を演じさせて頂きました出口夏希です。”百年にひとりの逸材”と期待される舞妓役と聞いてどうしようかと思いました。笑でも台本を読ませて頂き、才能というよりも舞妓さんになりたい気持ちがまっすぐで、いつどこにいても、どんな時も舞の事で頭いっぱいで努力の天才だと感じました。自分にないものばかりで沢山悩みましたが、みなさんに支えられて演じる事ができました。人との繋がりや、舞妓さんを支える人達の優しい作品になっていますのでぜひ見ていただきたいです!・蒔田彩珠涼子は、原作にはないキャラで、屋形の中で唯一舞妓じゃない一匹狼のような女の子です。ツンとしているけど、どこか温かい、愛らしい役でした。キヨやすみれ、お母さん、たくさんの人との日常の中で、涼子がどのように成長していくのか、注目していただきたいです。久しぶりの是枝組での撮影、とても楽しかったです。楽しみにしていてください。・松坂慶子『舞妓さんちのまかないさん』という作品を、是枝監督はじめ是枝組のみなさんがお作りになるということで、私も参加させていただけることをとてもうれしく思いました。そして、なんと、祇園の何代も続いている屋形のお母さんということで、緊張します。素晴らしい先生方に教えていただいて、気分としては仕込みさんでした。いろんなお稽古をさせていただいて、そして祇園のみなさんにお話を伺ううちにいろんなことが実感としてわかってきました。良い機会をいただきまして感謝しています。・橋本愛是枝監督とご一緒するのがずっと夢だったので、お話いただいた時はほんの少し泣きました。舞を井上八千代先生からご指導いただき、何よりの財産になりました。月食の神秘的な時、あまりに美しい満月の下で舞った日のことは、生涯忘れません。素敵なものしか映ってないと思います。どうかお楽しみに…!・松岡茉優舞妓役の若手女優の皆さんの瑞々しく清潔でまっすぐなお芝居に触れながら憧れの先輩方とも空間をご一緒させていただきました。私自身まだまだ若手でありますが、狭間のような立ち位置で仕事をさせていただき、こんな大人になりたいなと先輩方を見つめながら、ちょっと前の自分を思い出す、とても得難い時間でした。是枝裕和監督率いる監督陣のまなざしも身が引き締まる経験でした。なかなかふらっと旅行のできない昨今、日本の皆様はもちろん別の国にお住まいの方にも、京都で過ごしているかのような時間をお渡しできるよう努めます。・常盤貴子京都の撮影所に見たこともない巨大なセット、というか、祇園町ができているのを見たときは震えたけれど、その中で自由に、朗らかに撮影が進んでいく日々は、本当に幸せな時間でした。スタッフ・キャスト共に、色々な世代がいたのにも関わらず、こんなに毎日笑っていられたのは、「これが是枝組」だからなんだろうな、と。残すは冬編の撮影のみ。芸舞妓ちゃんたちを見守る「梓さんお母さん」を大切に、きめ細やかに、楽しみたいと思います。Netflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」は2022年配信予定。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年01月07日漫画家・水野英子さん(81)といえば、女性が描く少女漫画のパイオニアだ。代表作は『白いトロイカ』『ファイヤー!』『星のたてごと』など、どれも当時の先進的なテーマばかり。そんな水野さんは駆け出しのころ、手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎、藤子不二雄A、藤子・F・不二雄、寺田ヒロオといった昭和を代表するマンガ家が青春時代を過ごした「トキワ荘」で暮らした。研鑽を積み、その後「赤塚不二夫、石ノ森章太郎と合作で、少女マンガを描きませんか」という依頼を引き受け、迷わず引き受けた。「いまでこそ少女マンガの描き手は女性という認識ですが、当時は男性が描いていたんです」そんな水野さんだが、トキワ荘を出たあと、人気シリーズを数多く手がけつつも思いもよらない逆風にさらされたこともある。『女のくせに生意気だ』という視線は、少なからずあったというのだ。■著作権の勉強会の影響でヒット作は打ち切り。未婚の母になったことに後悔は一度もない7か月過ごしたトキワ荘で十分実力を蓄えた水野さんは、その後、次々に話題作を発表していく。60~62年、『少女クラブ』(講談社)に描いた『星のたてごと』は、少女マンガで初めて、男女の恋愛を描いたと、話題になった。「女性には、タブーだらけの時代です。『女のくせに』『女はこうあるべき』という圧力を常に感じていましたね。なぜ、男性に許されることが、女性は許されないのか、それが不思議で不満でした。少女マンガで恋愛はご法度。男女の手が少しでも触れ合うとか、スカートがめくれる程度でも描き直しを命じられたものです」64~65年には、『週刊マーガレット』(集英社)で、帝政ロシアを描いた少女マンガ初の歴史ロマン『白いトロイカ』を発表。その後に続く歴史マンガの礎となった。衣装も斬新だった。昔の男性作家が描くヒロインは、常に同じ衣装で着たきりだ。しかし、水野さんはキャストによって、ドレスや衣装を絶妙に描き分ける。衣装でもキャラクターを表現した第1号のマンガ家だったのだ。その後の『ブロードウェイの星』では、アメリカを舞台に、人種差別問題やベトナム戦争など、当時の社会的テーマを重層的に描いた。69年、ロックミュージックとカウンターカルチャーをテーマに、『週刊セブンティーン』(集英社)で『ファイヤー!』の連載を開始。当時の洋楽界を席巻したジミ・ヘンドリクスやジャニス・ジョプリンの「現体制をぶっ壊す」という強烈な思想に共感した水野さんは、アメリカやヨーロッパで取材をし、怒濤のように描き続けた。人気投票は常にトップ。70年、小学館漫画賞を受賞する。水野さんは31歳。いつしか少女マンガのパイオニアとして若い世代に慕われる存在になっていた。水野さんはマンガ家を目指す少女やファンが、いきなり自宅に訪ねてきても家にあげ、おおらかに対応する姉御肌。新人からもさまざまな相談ごとを持ちかけられた。マンガ人気の高まりとともに、マンガ家を取り巻く状況が大きく変わり始めた時期でもあった。「雑誌社は当たりそうなテーマとノウハウで、マンガを量産するようになりました。そのために、描ける新人を安価なギャラで囲い込む。ところが『よその雑誌に描いてはダメ』と言いながら、その後の仕事がありません。新人は大勢出ましたが、デビューしても生活できない人が多かったのです」まだ、著作権の考え方が普及していない時代だ。水野さんも、赤塚やちばてつやから著作権の意味を初めて教えられ、驚いたという。「著作権を知ることは、とても大切なことだと思いました」そこで、ごく親しい友人に声をかけ、自宅で著作権勉強会を開くことになった。5~6人の仲間で、赤塚らから話を聞くだけのつもりが、集まったマンガ家は30人を超えていた。「みんな同じ不安を抱えていたんでしょう。家の居間はあふれんばかりの状態でした」ところが後日、この勉強会のことが雑誌社に漏れ伝わり、首謀者は水野さんと決めつけられた。「労働組合を作って、雑誌社に圧力をかけようとしたと捉えられたようです。参加した人は皆、編集に相当絞られ、マンガ家をやめた人もいました。フリーの仕事の私たちに組合なんて作れるわけがなくて。ただの勉強会だったんです」水野さんの『ファイヤー!』も突然、連載が打ち切りになった。「多分、勉強会が影響していたと思います。結局、女がやったから『生意気』ということ。でも、私は悔いていません。男女関係なく権利を主張できる社会になるための先駆けになれた。マンガ界の役に立てたという思いがあります」連載終了後しばらくして妊娠に気づく。「うれしかったです。私にもようやく人間らしいできごとが訪れたという思いが込み上げてきました」72年3月、未婚のまま出産。シングルマザーへの世間の風当たりはいまとは比べものにならないほど冷たく、厳しかったが、水野さんは右手にペン、左手に乳飲み子を抱いて描き続けた。「でも、長男が物心つくまで、長編連載は断念し、短編や短期連載でしのぐしかありませんでした」収入は最盛期の4分の1まで落ち込んだ。「ただ、子どもを持ったことを後悔したことは一度もありません。作風も変わりました。以前は激しく切り捨てるような描写もしていました。ですが子どもと向き合って、全てをゆったりと受け入れるしかないんだなと気づいたのです。日が昇り、日が沈む、ありのままに、自然のままに(笑)」とはいえ、仕事で妥協しない姿勢は微動だにしていない。86年から『別冊婦人公論』で連載を開始した『ルートヴィヒII世』では、ドイツまで3度、自費で取材に赴いた。ライフワークという思い入れもあったが、連載途中で雑誌が休刊。それでも水野さんは屈しない。「自分にしか描けないテーマと筆致がある」そう信じて、00(平成12)年ごろからしだいに自費出版にシフトしていった。10年には、日本漫画家協会賞文部科学大臣賞を受賞した。「いまでもやりたいことは山ほどあります。プロットが入道雲のように頭のなかに湧いてくる。マンガ家とはそういうものです。描いていれば幸せという人にしか、マンガ家は務まりません」■自費出版でのデジタル処理は息子さんが担当。いまでも描きたいテーマは湯水のように湧いてかつての水野さんが暮らし、手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎、藤子不二雄A、藤子・F・不二雄、寺田ヒロオといった昭和を代表するマンガ家が青春時代を過ごしたことで、マンガの聖地となった「トキワ荘」が再現されている「トキワ荘マンガミュージアム」(東京都豊島区)。そのミュージアムの前で水野さんの写真撮影をしていたときのこと。「水野先生ですか?会えるなんて夢みたいです!」高揚した声で近づいてきたのは、2人のファンの女性だった。「私は『白いトロイカ』『すてきなコーラ』『ハロー・ドク』が大好きです。昭和30年生まれで、まさにリアルタイムで読んでいました」恐縮しながら話し続ける彼女たちに、水野さんは気さくにうなずき、求められるままサインをした。キュートな文字の「水野英子」はデビュー当時から変わらない。現在、ミュージアム1階で特別企画展「トキワ荘の少女マンガ」を開催中。11月7日には、サイン会とオンラインでのトークショーが開かれる。水野さんの後輩にあたるマンガ家の里中満智子さん(73)は語る。「初めて読んだ水野先生の作品は、男性がとても魅力的に描かれて、それまでの少女マンガにはない画期的なものでした。私たち次世代のマンガ家は、水野先生の作品に憧れて、一生懸命描いたものです」里中さんも少女時代、水野さんにファンレターを送った1人だ。「自分で描いたイラストを同封して、マンガ家になれるか相談したら、きちんとお返事をくださった。『作品ができたら送ってね。見てあげる』とあって、ワーッと感激して、さらに懸命に描きました。私がデビューした後も、先生は常に世の中をリードするテーマを手がけ、そのスケールの大きさには、ただ圧倒されるばかりです。ですから、水野先生は、私たちの道を切り開いてくださった、ずっと大切な憧れの存在なのです」昨年、画業65周年の節目に、デビュー当時からの主な作品を収めた『薔薇の舞踏会水野英子画集』(玄光社)が出版された。原画はすでに紛失していたため、掲載誌から起こして、デジタル処理で修復するという膨大な作業の末に完成した画集だった。その修復を一手に引き受けたのが、一人息子の春暁さんだ。美大出身の春暁さんは、樹木洋二のペンネームで、画家、マンガ家、イラストレーターとして活躍。水野さんの自費出版の作品も、HPなどに掲載する際のデジタル処理は、春暁さんの存在なしにはできないことだ。「私が作業中に張りついて、あれこれ注文をつけるので、ときどき侃々諤々(かんかんがくがく)となって(笑)。でも、根気強く付き合ってくれています。家族だから、できることですね」一瞬、優しい母の顔になった。いまでも描きたいテーマは湯水のように湧いてくる。「クラシック音楽をテーマに据えた作品は描きたかったですね。私には、音楽を感じさせる絵を描く自信がある。読者が、どんな音楽か想像するほうが、音が飛躍して、きっと面白いはずです。私じゃなければ描けません」ひとつとして同じ音楽を作らない吟遊詩人が主人公。同じ気概が水野さんのなかで燃え盛る――。
2021年10月31日「本当によく再現されています」玄関のたたきをあがるとすぐに続く木製の広い階段を、ゆっくりと上りながら、水野英子さん(81)は感慨深げにつぶやいた。一段上るたびにギシギシとたわむ階段、ミシミシ軋む廊下の薄暗さ、ガスコンロやブリキのタライ、木製の洗濯板が雑然と置かれた共同炊事場、男女共同のくみ取り式和式便所……。隅から隅まで昭和30年代当時の面影が残る。ここは「トキワ荘マンガミュージアム」(東京都豊島区)。手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎、藤子不二雄A、藤子・F・不二雄、寺田ヒロオといった昭和を代表するマンガ家が青春時代を過ごしたことで、マンガの聖地となった「トキワ荘」が再現されている。水野さんは、ここで暮らした紅一点のマンガ家だ。「『ここに女のコが住んでいたの?』と、何度、驚かれたことでしょう。私はずっとジーパンで過ごしていたから、女のコとして見られていなかったのです」老朽化を理由に、1982(昭和57)年11月末、解体されたトキワ荘が、全国のマンガファンの4千筆もの署名や地元商店街の要望で蘇ったのは、昨年7月7日のことだ。元の設計図も何もない状況で、当時を知る水野さんら、かつての住人の記憶を手がかりに、40年ぶりに再現された。2階の中央に広めの廊下、その両側に四畳半の部屋が並んでいる。「私の部屋は石ノ森さんの部屋の真向かいでした。自分の部屋にいても、後ろを振り返ると石ノ森さんが机に向かって描いている姿が見えるという具合でしたよ」「水野英子の部屋」も、もちろんある。机上には、サジペンが置かれていた。「私が使っていたのはこのサジペンです。Gペンは私の次世代の人たちが使ったのですよね」くるりと部屋を見渡すと、開け放されたドアの先には、石ノ森の部屋がたしかに見える。「とにかくみなさん、ドアも開けっ放し。誰でもいつでもウエルカムだった。私も、赤塚さんのお母さんに『寝るときぐらいは鍵をかけなさいね』と言われて、ああ、そうかと思ったくらいでしたね」水野さんは当時18歳。懐かしそうに目を細めた。「本当に贅沢な時間でした」■貸本屋で出合った手塚治虫の『漫画大学』がバイブル。手塚の推薦でマンガ誌デビュー1939(昭和14)年、水野さんは、山口県で生まれた。両親は旧満州で結婚したが、戦況の悪化で、妊娠中の母だけが帰国。故郷の下関市で水野さんを出産している。「満州の高官をしていたという父の写真1葉だけが家に残っていましたが、戦後の混乱で父は帰らず、私には父の記憶はありません」仕事で不在がちな母に代わって育ててくれたのは、祖母と、水野さんより12歳年上の叔父だった。マンガとの出合いは、小学校2年のころ。銭湯の真向かいに貸本屋があり、学校から帰ったらすぐ、カバンを放り出してマンガを借りて帰るのが日課になった。「小学校3年のときに貸本屋で借りた手塚治虫先生の『漫画大学』は衝撃でした。初心者が使いやすい画材など、マンガの描き方が懇切丁寧に説明されていたのです。掲載されていた5~6編の中編マンガもミステリ、西部劇、メルヘン、SFなど、新鮮なテーマのものばかり。悪人も単なる悪人ではなく、その人の背景や人生が深く描かれ、考えさせるものでした」水野さんは、一気にマンガにのめりこむ。小学校5~6年ごろには、『漫画大学』をバイブルに、コマ割りをし、ペンを使って、本格的なマンガを描くようになっていた。「家族みんな絵心があったんです。叔父は美術部でしたし、母も自治会に頼まれて、非常に綿密な紙芝居を作っていた記憶があります」その母も、中学2年生のときに早世してしまい、水野さんはますますマンガに没頭。尊敬する手塚が審査員を務めていた『漫画少年』に投稿を始めた。ほどなく14歳で描いた『赤い子馬』が佳作に選出される。「その作品は雑誌には掲載されませんでしたが、手塚先生が気に入って、家に持ち帰ってくださっていたんです」運命の歯車が回り始めていた。『少女クラブ』(講談社)の編集長・丸山昭氏が、打ち合わせで手塚の仕事場を訪ねたときのこと。 仕事場の天袋に積まれた手塚の漫画原稿のなかに紛れていた『赤い子馬』に目を留めた。「これは誰の作品ですか?」丸山氏が尋ねると、「この子、なかなか描けているから、マルさん、育ててみたら」と、手塚が推してくれたのだ。ほどなく丸山氏から、下関の水野さんに連絡が入った。「もっと、あなたの作品を見てみたいから、送ってほしい」すぐさま送った『赤っ毛子馬』が『少女クラブ』でのデビュー作。16ページの西部劇だ。中学卒業後、水野さんは下関の漁網工場に就職し、魚を取る網を作り、補修する仕事についていた。昼は、40kgもの大網を抱えて階段を上り下りする重労働をこなし、帰宅後、夜半からマンガを描く生活に疲れ果て、マンガ1本に絞ることを決断。57年には初の連載『銀の花びら』が始まり、このころ丸山氏から思いがけない依頼が届く。「赤塚不二夫、石ノ森章太郎と合作で、少女マンガを描きませんか」水野さんは迷わず引き受けた。「いまでこそ少女マンガの描き手は女性という認識ですが、当時は男性が描いていたんです」女性の手による本格的な少女マンガが嘱望されていた。■トキワ荘には赤塚の母など女性も出入りして。24時間マンガ浸りの生活は天国だった水野のM、石ノ森のI、赤塚のA。3人の頭文字をとり、「うまいや」にひっかけた“U・マイア(MIA)”をペンネームに、3人の合作マンガの連載が始まった。すでに、赤塚と石ノ森はトキワ荘の住人だったが、水野さんは下関。メールもFAXもない時代、この遠距離を、郵送と長距離電話のやりとりで埋めつつ、作品に仕上げていたという。「丸山さんと石ノ森さん、赤塚さんが打ち合わせをし、石ノ森さんが構成とネームを担当。コマ割りとアタリ(鉛筆の下描き)を入れ下関に郵送し、私が主人公にペン入れをして送り返すという手順です」まさに離れ業だ。こうして生まれた『赤い火と黒かみ』は、大きな反響を呼び、1作で終わるのは惜しいという声があがる。と同時に、トキワ荘に1室、空きが出た。58年3月、上京を心配する祖母を「3カ月だけ」と説き伏せ、水野さんはバッグ1つで汽車に乗り、トキワ荘の住人となった。おかっぱ頭に丸眼鏡、ジーンズ姿の水野さんを出迎えたのは、色白でほっそりした青年だ。「いらっしゃい。赤塚です」赤塚は、水野さんの部屋を掃除しておいてくれるなど、なかなか気の利く青年だった。石ノ森は顔一面にニキビが満開。手塚治虫にあやかってか、茶色のベレー帽をかぶっていた。「おふたりの作品を『漫画少年』で見ていたためか、初めて会った気がしませんでした」赤塚の母親が何くれと世話をやいてくれ、炊事も担当。時間になると3人分の食事ができている。水野さんはマンガだけに専念できた。「24時間マンガ浸りの生活は天国のようでした。とにかく私は描いてさえいられれば幸せですから」石ノ森の姉、藤子不二雄両氏の母や姉も、付き添っていたという。トキワ荘には思いがけなく多くの女性が出入りしていて、ホッとしつつ、伸び伸びとマンガに没頭できたようだ。「石ノ森さんの部屋はいつも乱雑で、ちゃぶ台もありました。石ノ森さんが机に向かい、私と赤塚さんはちゃぶ台で、顔を突き合わせて描いていました」個室はあったが、四六時中、石ノ森の部屋でマンガを描いて、「そろそろ休んだら?」と、言われて午前2時ごろ部屋に引き揚げる。銭湯へ行くのも3人一緒。いつも先に出た2人が、水野さんを待っていてくれた。気がつくと、トキワ荘の滞在期間は祖母との約束を大幅に過ぎて、7カ月に及んでいた。水野さんは仕方なく一度、故郷に戻ったが、早々に祖母を説き伏せて再上京。しかしトキワ荘に入りたい者は列を作って待っていたため、すでに空室はなく、荘に真っすぐ向かいの目白通りの下宿に住んだ。「トキワ荘で勉強になったことは数えきれません。私たちは、動かない絵で、映画と同じように、物語をいかにドラマチックに表現しようかと日夜考えていました。石ノ森さんは、左右2ページにわたる見開き画面いっぱいに、バーンと見せ場を描いたり、コマを斜めにスパッと切り取ったりと、画面にリズムをもたせる手法を使い始め、目を奪われたものです。あの7カ月で、自分の画力が飛躍的に向上したのが実感できました」トキワ荘で得たものは数知れず。その後続く長い作家人生では『白いトロイカ』『ファイヤー!』などヒット作を連発し、いまなお描きたいテーマは湯水のように湧いてくる。「クラシック音楽をテーマに据えた作品は描きたかったですね。私には、音楽を感じさせる絵を描く自信がある。読者が、どんな音楽か想像するほうが、音が飛躍して、きっと面白いはずです。私じゃなければ描けません」ひとつとして同じ音楽を作らない吟遊詩人が主人公。同じ気概が水野さんのなかで燃え盛る――。
2021年10月31日水野美紀と矢島弘一がタッグを組んで上演する舞台『2つの「ヒ」キゲキ』が10月7日(木)から新国立劇場 小劇場で開幕。初日の舞台に先駆け、ゲネプロ・囲み取材が行われ、水野と矢島に加え、和田雅成、剛力彩芽が公演への意気込みを語った。本作は、水野と矢島が「悲喜劇」をテーマにそれぞれ脚本を書き下ろし、1幕と2幕でひとつの作品として上演。その2つの別々の物語がリンクしていく2作品同時上演作品だ。矢島が手がける1幕は「パンティーアナキズム」と題した女子高生の物語。この時代に馴染めない桜子は、同級生からはイジメられ、家族とはうまくいかない毎日を送っていた。隕石が衝突して燃え尽きるように、周りの人と衝突し、「私は誰からも支配されたくないし、誰のものでもない」という思いの中に生きていたある日、桜子はクラスメイトのパンティーを手にする。その時から、何かが変わり始める。1幕では、閉塞的な学校生活、そして思春期の悩みや戸惑いが、苦しいくらいにじっくりと描かれた。それは、きっと誰しもが感じたことのある息苦しさで、共感を覚える人も多いだろう。ある出来事をきっかけに、そこから抜け出し、“成長”していく桜子の姿に、自らの生き方も改めて考えさせられる。また、笑顔が魅力的な剛力が、1幕では笑顔を封印し、葛藤し続ける主人公をみずみずしく演じる姿も印象的だ。続く2幕は、水野による「テクタイト」が上演される。本作の舞台は、とある舞台公演の千秋楽。謎に包まれた主演俳優の過去が暴かれ、混乱する中、幕が開く。しかし、ある瞬間から、時間の狭間でみんなが劇場に取り残されてしまう。舞台を観に来た謎の「小田島」と呼び合う集団と主演俳優たち、それぞれの過去や想いが交錯していく。1時間強の作品でありながら、タクトだけでなく小田島たちの過去まで丁寧に描かれ、群像劇のような重厚さを感じる2幕。重くどっしりとした物語が中枢にありながらも、小田島たちのもたらす笑いがスパイスを与える。ドタバタな“おばちゃん”たちの母性と愛が光っていた。また、タクトを演じる和田の熱演も見どころのひとつ。難しい役どころを、表情をコロコロ変えて演じきり、観客の目を惹きつける。脚本・演出/小田島愛役/小田島水役:水野美紀コメント「今回は、矢島さんの作品と私の作品という全く違う毛色の2本を並べて上演するという珍しい試みを行っています。読み応えのある短編小説を2編読んだような、そんな読後感を味わっていただけたらと思います。私は、通常は2時間弱の脚本を書きますが、今回は1時間強に凝縮して詰め込むという挑戦をしています。そのスピード感は今の時代にも合っているのかなと思いますし、きっと楽しく観ていただけるのではないかと思います。脚本、演出、出演を担当したので、ずっと鼻血が出そうでしたし、禿げそうで、切り替えが思うようにいかないことがありましたが、キャストの皆さんに助けてもらってここまで楽しく作り上げられました。とても観やすい尺になっています。劇場に来られるのが難しい方は配信でも、ぜひ観ていただけたらと思います」脚本・演出/舞台監督役:矢島弘一コメント「私の書いた1幕は、校内のヒエラルキーに巻き込まれた女子高生が、とある事件に遭遇し、それをきっかけにして成長していく姿を描いた物語です。主演は剛力さんで、桜子という世間でいうと面倒臭いタイプの女性の役です。彼女は、生きにくい世の中で自分自身がどう生きていこうか、ずっと葛藤しています。世の中に対する皮肉を盛り込んだ作品です。今回、どちらもエネルギッシュな作品になっていると思います。お客さまにはこれが応援歌になるかはわかりませんが、この時代にあった『生きるとはなんぞや』という作品2つが1つになっていると思います。総合して、両方セットで楽しんでいただけたらいいなと思っています」内山正晴役/タクト・望役:和田雅成コメント「矢島さんの作品では、主人公・桜子のクラスメートの男子を演じます。中盤では桜子に影響を与える人物です。矢島さんには、自分たちが隠している嫌な部分や人間のリアルな部分を引き出していただき、人間ってこうだよなというのをお芝居で教えていただきました。水野さんの作品では主人公のタクトを演じています。水野さんはパワーがある方なので、演出されている時も、舞台上にいらっしゃる時も引っ張っていってもらいました。今、僕の持っているものすべてで勝負させていただいている作品になっていると思います」中村桜子役/小田島X役:剛力彩芽コメント「私が矢島さんの作品で演じるのは、常に何かに葛藤している女の子です。それは誰しもが持っている感情だと思うので、バランスよく表現できたらいいなと思います。久しぶりの制服なので、大丈夫かなと思いましたが(笑)、衣装合わせで『全然いける』と言っていただいたので安心して女子高生になりきろうと思います。水野さんの作品の役柄は、難しい役ではありますが、根底にあるものは母性です。今回は、真逆なキャラクターを演じさせていただいているのでやりがいがあります。どちらの作品も感情がきちんと伝わったらいいなと思ってお芝居しています」【公演概要】 タイトル:舞台『2つの「ヒ」キゲキ』脚本・演出:1幕「パンティーアナキズム」矢島弘一2幕「テクタイト」水野美紀キャスト:水野美紀和田雅成剛力彩芽富田翔真凛椎名鯛造宮下貴浩福田ユミ水原ゆき南部麻衣竹内真里久保田武人西野優希永松文太猪俣利成中原果南竹若元博(バッファロー吾郎)日程:2021年10月7日(木)~10月14 日(木)劇場:新国立劇場 小劇場東京都渋谷区本町1丁目1番1号チケット料金:S席12000円A席8000円高校生以下5000円※ご来場特典付き※全席指定・税込【ご来場者特典】本公演は、国が新型コロナ対策として効果を認めている光触媒の抗菌コーティングを提供している、株式会社バベル様にご協力を頂いております。みなさまが少しでも安全に過ごせます様、ご自身でお手軽に抗菌出来る本公演限定ルミコートをご来場特典としてプレゼントさせて頂きます。 * チケット好評発売中!Confetti(カンフェティ): 配信決定!!本公演をPCやスマートフォンでお楽しみいただけます! ※WEB予約のみでの受付となります。カンフェティチケットセンターでの電話受付はございません。<10月8日(金)18:30公演>[配信期間]10月8日(金)18:30~10月15日(金)23:59<10月12日(火)18:30公演>[配信期間]10月12日(火)18:30~10月19日(火)23:59[視聴券販売期間]10月7日(木)12:00~各配信終了4時間前まで※※セブンーイレブン決済時の支払締切は各配信終了3時間前です。公式サイト:2-hi-kigeki.com公式Twitter: お問い合わせ: 2hikigeki@gmail.com 宣伝衣装協力:ISSEY MIYAKE INC.企画・プロデュース:宮下貴浩・水野美紀・矢島弘一共同プロデューサー:中道正彦主催:水野美紀×矢島弘一『2つの「ヒ」キゲキ』企画 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月08日女優であり、演劇ユニット<プロペラ犬>の主宰も務める水野美紀と、2016年放送、TBSテッペン!水ドラ!『毒島ゆり子のせきらら日記』(主演:前田敦子)で全話の脚本を手がけ、第35回向田邦子賞を受賞し、その後もドラマ・舞台など多くの脚本を手がける東京マハロの矢島弘一がタッグを組み上演する舞台『2つの「ヒ」キゲキ』。和田雅成、剛力彩芽、富田翔、真凛、椎名鯛造、宮下貴浩ら、注目のキャストが名を連ねる本作のメインビジュアルが公開された。本作は、共通のテーマ「悲喜劇」に応じて、水野美紀と矢島弘一の2人がそれぞれ脚本を書き下ろし、1幕と2幕でひとつの作品として上演。その2つの別々の物語がリンクしていく2作品同時上演作品となる。今回、メインビジュアルとともに、それぞれの作品のタイトルも発表された。1幕は矢島弘一による脚本・演出で、タイトルは「パンティーアナキズム」。そして2幕は水野美紀が脚本・演出を担当する「テクタイト」。キャストはこの2つの物語にそれぞれ異なる役に挑戦する。2つの全く違う脚本が、どのようにリンクしていくのか、注目である。そんな2つの作品の脚本・演出を担当している水野美紀と矢島弘一が、それぞれの作品についてコメントを寄せた。「パンティーアナキズム」脚本・演出矢島弘一コメント「この子は何がしたいのか?この子はどこへ向かうのか?この数ヶ月、この物語の主人公・中村桜子のことばかり考えています。静かに激しい子であり、冷たくて熱い子。流されたいけど泳ぎたくなくて、歌いたいけどマイクは持たない。いつも目には見えない何かと戦っている。向こう側へ行くか、こっち側へ来るか。パンティーを履くか、パンティーを脱ぐか。これは喜劇か、さもなくば悲劇か。」「テクタイト」脚本・演出水野美紀コメント「悲劇と悲劇を重ねてエンタメスパイス放り込んで捏ねて焼き上げたら喜劇になってました。70分に詰め込みまくりました。歌に踊りに殺陣に悲劇、結果喜劇!劇場に集まった複数人の小田島に、カリスマ舞台俳優の隠されていた過去。時が歪んだ劇場で、終演を待つ不気味な影。全員が交じり合い、カーテンコールに向けて再び時が進みはじめた時、皆の抱える心の叫びが溢れ出す。」【公演概要】タイトル:舞台『2つの「ヒ」キゲキ』脚本・演出:1幕「パンティーアナキズム」矢島弘一2幕「テクタイト」水野美紀キャスト:水野美紀和田雅成剛力彩芽富田翔真凛椎名鯛造宮下貴浩福田ユミ水原ゆき南部麻衣竹内真里久保田武人西野優希永松文太猪俣利成中原果南竹若元博(バッファロー吾郎)日程:2021年10月7日(木)~10月14 日(木)【タイムテーブル】10月7日(木)18:3010月8日(金)18:3010月9日(土)12:00/17:0010月10日(日)12:00/17:0010月11日(月)18:3010月12日(火)13:00/18:3010月13日(水)13:00/18:3010月14日(木)11:30/16:00※開場は開演30分前劇場:新国立劇場 小劇場東京都渋谷区本町1丁目1番1号チケット料金:S席12000円A席8000円高校生以下5000円※ご来場特典付き※全席指定・税込【ご来場者特典】本公演は、国が新型コロナ対策として効果を認めている光触媒の抗菌コーティングを提供している、株式会社バベル様にご協力を頂いております。みなさまが少しでも安全に過ごせます様、ご自身でお手軽に抗菌出来る本公演限定ルミコートをご来場特典としてプレゼントさせて頂きます。 * チケット好評発売中!Confetti(カンフェティ): 公式サイト:2-hi-kigeki.com公式Twitter: お問い合わせ: 2hikigeki@gmail.com 宣伝衣装協力:ISSEY MIYAKE INC.企画・プロデュース:宮下貴浩・水野美紀・矢島弘一共同プロデューサー:中道正彦主催:水野美紀×矢島弘一『2つの「ヒ」キゲキ』企画 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月18日中川大志、新木優子、藤木直人が出演する、殺意と恋が入り混じるスリリング・ラブコメディドラマ「ボクの殺意が恋をした」に、鈴木伸之、田中みな実、中尾明慶、水野美紀が出演することが新たに分かった。鈴木伸之が演じるのは、殺し屋のプロ“デス・プリンス”こと八乙女流星。表の顔は世界をまたにかける人気モデル、裏の顔は芸術的な殺し方に強くこだわる天才肌の殺し屋。本作では、かなりのナルシストである彼の決めポーズ&セリフに注目だ。アナウンサーでありながら、「M 愛すべき人がいて」「生きるとか死ぬとか父親とか」などに出演し女優としても注目を集める田中みな実が演じるのは、ドラマの鍵を握るともいえる“大きな秘密”を抱える漫画家アシスタント・水瀬千景。美月(新木さん)のアシスタントを長年している千景は、絶賛婚活中で、仕事中でもやたらとマッチングアプリを気にして男漁りをしているキャラクター。だが、アシスタントとしては極めて優秀。また中尾明慶は、美月の担当編集者・風岡樹生役を演じる。友好的でお調子者ではあるが、鈍感な一面もあり、事態を思わぬ方向へ持っていってしまうことも。そして、警察官なのに殺し屋組織の責任者という、正反対の二面性のある役どころ、綿谷詩織を水野美紀が演じる。警察組織内に秘密裏に存在している、法では裁けない人間を闇に葬り去る殺し屋組織「Secret Operation Service」(通称:SOS)を束ねている彼女は、柊(中川さん)とは幼い時からの顔馴染みであり、何かと柊の面倒を見てきた。心優しい柊を見て、いまならまだ引き返せると殺し屋から身を引くように何度も諭そうとする人物だ。ほかにも、美月の漫画家アシスタントとして、動画配信マニアの江村隼也役で永田崇人、写経LOVEの皆川真希役で小西はるが出演することも決定した。キャストコメント●鈴木伸之殺し屋界のエース、デスプリンスこと、八乙女流星を演じます。流星の役どころについては、まだ撮影スタートしたばかりなので、なかなか、掴めてないところもあるんですが、スタッフの皆さんと、そしていろんなことで自分の役をつかんでいきたいなと思っています。日曜ドラマということで、気楽に、そして笑えて、スリリングさを味わえるような、週に1回の楽しみになったらいいなと思っています。台本を読んでみて、優雅さと、そして、ちょっと人と毛色が違う感じ。殺し屋のプロという、“プロ感”みたいなものが出せたらすごくいい八乙女流星になるんじゃないかなと思ってます。●田中みな実人気漫画家、鳴宮美月のチーフアシスタントで、ある秘密をもつ、水瀬千景を演じます。千景は明るく、感情表現が豊かであるようで、どこか本心がみえない、謎に包まれた人物だと感じました。そこをうまく表現していきたいです。新木さんとは以前も連ドラでご一緒していて、会うなり「みな実さ~ん!これ知ってます??」とオススメの美容グッズをプレゼントしてくれたりして、あまりの可愛さに日々キュンキュンしています。中川大志さんとお芝居の現場でご一緒するのは初めて。仔犬のようにかわいくてみんなの癒しです。和気あいあいとした楽しい現場でこの夏を過ごせることを嬉しく思います。幾度となく殺人を企てるという話なのに、ポップでコミカルで笑えます。物語の奥に潜む謎や陰謀を一緒に解き明かしてください! 日曜ドラマなので、月曜日に職場や学校で「ねぇ、あれって実はこうなんじゃない?」などと皆さんで話題にしていただけたら嬉しいです。●中尾明慶出世命のマンガ担当編集者、風岡樹生を演じます。風岡は、出世命ですが登場人物の中ではムードメーカーといいますか、風岡が出てくるとちょっと変わった面白いことが起きる、そんないい人なんです。出世は考えているけれど、根本的なところで人思いなところがあり、先生のこともすごく想っています。そして周りの皆さんのことも。出世命と言いつつ、そうでもない一面もあったりして、僕は非常に風岡という人間のことが好きです。台本を読んでみて、すごく大きなスケールで、迫力があって、これが日曜日のドラマで皆さんに見てもらえると思うと嬉しいですね。本に描かれているコミカルな感じとかそういったものを体現しなきゃいけないので、演じる側として、プレッシャーはありますけど、非常に楽しみだなあと思いました。日曜日の週末に、みんなでちょっとクスッと笑えて、楽しんでもらえたらなと思っているので、全力でやっていきたいです。●水野美紀殺し屋組織、シークレットオペレーションサービス、通称“SOS”の責任者、綿谷詩織を演じます。表向きは生活安全課の刑事ですが、その裏では警察の中にある殺し屋組織に属して、法で裁けない悪人を退治する、二面性のある役どころです。中川大志くん演じる柊ちゃんの親代わりのように彼の面倒をみている人間で、柊ちゃんとも藤木直人さん演じる丈ちゃんとも特別深いつながりのある人物です。台本はとても面白く、サスペンスの要素もありながら、恋愛の要素もガッツリあり、コメディーの要素もあるという独特のドラマ。展開も早くて、いろんな伏線が仕掛けられています。ジェットコースターのように飽きさせないで、どんどんグイグイ引き込まれて見られるドラマに仕上がると思います。話が進むにつれ、色んな仕掛けが明らかになっていくので、謎解きも楽しめるかと。あと柊ちゃんが子供の頃から間が悪くてドジを踏んじゃうという面白さもたくさんあるので、彼の右往左往、殺さなきゃいけないターゲットに恋をしてしまう面白さに注目していただけたらと思います。「ボクの殺意が恋をした」は7月4日より毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2021年06月11日2021年5月30日、俳優の水野美紀さんはTwitterを更新。投稿された写真が話題になっています。この日、水野さんは俳優でイラストレーターの夫、唐橋充さんの誕生日を祝ったそうです。水野さんが止めたにも関わらず、唐橋さんは誕生日ケーキに「歳の数だけロウソクを立てたい」と聞かなかったようで…。大変なことになったケーキを写した1枚を、ご覧ください。律儀に歳の数だけ立てなくて良いと言ったんだ私は。大炎上するに決まってるじゃないか唐橋よ。「俺の誕生日なんだから俺の好きにさせてくれ」と言って聞かなかった唐橋よ。 pic.twitter.com/Q9YVI7BBQw — 水野美紀 (@mikimobilephone) May 30, 2021 大炎上…!44歳の誕生日だった、唐橋さん。ホールケーキの上にぎっしりと立てられたロウソクが勢いよく燃えています!水野さんは「大炎上するに決まっているやないか、唐橋よ」とツッコミの言葉をつづっていました。投稿を見た人たちからは「爆笑しました。景気よく燃えていますね」「だ、大胆ですね。お誕生日おめでとうございます」「正気の沙汰じゃないけど、最高」などのコメントが寄せられています。ここまでの火力だと、吹き消すのも大変そうです!夫の大胆すぎる提案に、呆れながらも付き合う水野さんの大らかさが、素敵ですね。夫婦の仲のよさが垣間見れる投稿に、多くの人が和まされたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年05月31日水野良樹(いきものがかり)が、歌詞について、また歌づくりについて14人のクリエイターと語り合った対談本『うた/ことばラボ 「うた」と「ことば」についての14の対話』(小社刊)の発売記念イベントが、5月30日、東京・渋谷のTSUTAYA SHIBUYA8Fイベントスペースにて行われた。テレビのワイドショーの取材カメラも多数居並ぶなか登壇した水野は、書籍発売の感想を問われて、約2年におよんだぴあアプリでの連載が書籍という形でまとめられたことの喜びとともに、コロナ禍という特別な状況のなかで歌がどんなふうに伝わっていくのか、どう伝えていくのかということについてあらためて考えた、ドキュメントのような1冊になったと思う、とその手応えを語った。その後に、「連載が始まったころは僕が太っていたんですけれど、2年の間にだんだん痩せていったという、訳のわからない経過も詰め込むことができて……」と、笑いを誘うエピソードを言い添えるのはいかにも水野流だが、来場者に向けての言葉を求められて「こんなんですみません、以上の言葉が出てこないです(笑)」と話して会場が和んだところで、トークゲストの関取花を迎え入れた。関取は、対談相手のひとりとして連載ならびに書籍に登場しているのに加えて、水野が運営するサイト「HIROBA」でエッセイを連載するなど、水野がその才能を高く評価するシンガーソングライターだが、まさに現役バリバリ、「うた」や「ことば」に日々向き合っているからこそのとまどいや喜びから生まれる質問を、書籍のなかで他のクリエイターたちが語った内容もしっかり踏まえながら投げかけて、まるで書籍で展開された14の対話に連なるボーナストラックのような、中身の濃いトークセッションになった。最初の話題は、書き方の変遷について。以前は、もっぱら自分のために書いていたという関取は、ここ数年の間に「誰かのために」という気持ちが強くなってきたそうだ。結果、出来上がる曲は歌詞もメロディもどんどんシンプルになっているという話に、水野は「カッコいい!」と感心することしきりだったが、関取にしてみると、それもこの本の橋口洋平(wacci)との対話で話されていた「表現をミニマムにしたい気持ちがある」という水野の言葉に共感したからだという。では、何をどう削ぎ落とすのか。そこでものさしになるのは歌ってみての感触、説得力ということだと確認したふたりの話は、他のアーティストへの楽曲提供の際の経験談から、これまたこの本に登場した作詞家、松井五郎の凄さへと続き、さらには「みなさんがそれぞれにもがきながらやっていることを知って勇気づけられた」という関取の一番の感想は「やっぱり、おもしろい人はいい歌詞を書くな」ということだった。もちろん、コロナ禍のなかでの音楽作りについても語られたが、それはコロナ禍ということだけでなく自分が置かれた状況との間合いの取り方という話になり、それがどんなふうに創作に反映されるのかという話へと広がっていった。「これだけいろんな情報がすぐに手に入れられて表現の画素数を上げようと思えばいくらでもできるし、そういう表現がもてはやされがちなのに、どうしてずっと変わらず、みんなが馴染めるメロディで、誰もがわかる言葉を歌うということをいきものがかりはやってくれるんですか」と関取が問うと、水野は「誰もがわかる言葉だと、みなさんがそこに自分の物語を立ち上げることができるから」と答えた。「関取さんが言ってくれたように、『何から何まで全部説明されたものでないと楽しめないよ』という流れがあるのはわかっているけれど、歌がおもしろいのは聴いた人が勝手に自分で解釈できるということだと思うから」。つまり、自分の歌が人のものになっていくことの喜びを水野は語り、関取もまさにそういう喜びが最近ようやくわかってきたと話した。イベントの最後には、来場者からの質問に答えて、「最近のお気に入りは柿ピー」という話やTwitterにおける言葉の作法について語られ、最後は「一緒に曲を作りたいですね」「ぜひ、やらせてください」という話に。ふたりの魅力的なソングライターの、今後の作品にあらためて注目せずにはいられないと思わせる、楽しくも濃密な時間だった。取材・文/兼田達矢『うた/ことばラボ「うた」と「ことば」についての14の対話』
2021年05月31日いきものがかりの水野良樹が15日、東京・銀座のソニーストア銀座で開催している『いきものがかり「WHO?」Special Experience in Sony Store』内コンテンツ、「エンタメのブカツ卒業制作展」にサプライズで登場した。いきものがかりがメジャーデビューして15周年の記念日に当たる3月15日から4月4日の期間に、全国5大都市(札幌・銀座・名古屋・大阪・福岡天神)のソニーストアで開催する『いきものがかり「WHO?」Special Experience in Sony Store』。ソニーが開発中のVolumetric Capture(ボリュメトリックキャプチャ)技術や最新のXperiaスマートフォン等の製品を用いた、ここでしか出来ない体験をいきものがかりの作品とともに展開していく。期間中には、選ばれた中高生がいきものがかりのデビュー曲でもある「SAKURA」を課題曲に卒業制作として制作したミュージックビデオを公開。この日は制作に携わった5人の中高生が来場して自分たちが作り上げたミュージックビデオとその過程に迫ったドキュメンタリー映像を、サプライズとして登場したいきものがかりの水野良樹とともに鑑賞した。鑑賞後に感想を求められた水野は「物語がここに詰まっていると感じましたね。自分も15年前にこの楽曲(『SAKURA』)を書いていきものがかりとしてこの曲の物語をスタートしました。その物語がどこに行くのか全く想像していなかったので、15年後に皆さんが考えている物語をこの曲に詰め込んでくれて皆さんの曲にしてくれたんだと強く感じてうれしかったです」と感謝の言葉。続けて「皆さんは作品ができてこれで終わりと思っていると思いますが、これからがスタート。皆さんがこの作品を作る過程はこれからの人生ですごく大事だと思います。自分で物語を立ち上げるのは難しいですが、皆さんはそれをやり遂げたので、どんどん自分にしかない物語を立ち上げてください」とエールを送った。15年前のこの日は、いきものがかりが「SAKURA」でデビューした日。水野は「普段だったら出会わない世代の人たちと出会うことができて、価値観も違うにも関わらずこんなに素晴らしい作品を繋いでくれて、彼らみたいな人がいてくれることが自分たちの励みになりました。15年とか20年経っても繋いでいけるような作品を頑張って出していかなくてはいけないと今日は気持ちを新たにしました」と中高生に刺激を受けた様子で、「本当に皆さんが一つ一つ悩みながらやっている過程は、背筋が伸びるというか、僕らは悩んでいるのだろうかということを思いました。改めて色んなことを教えてもらった日なので、それを踏まえて頑張っていきたいと思います」と決意を新たにしていた。
2021年03月16日俳優やモデルなど、幅広く活動している加藤夏希さんが、2021年1月20日にブログを更新。同月19日に第3子を出産したことを報告しました。母子ともに健康とのことです。加藤さんは赤ちゃんとのツーショットとともに、幸せが伝わってくるメッセージをつづっています。週末から始まっていた前駆陣痛が、18日月曜の夜には不規則ながらも痛みが本陣痛に近づいて来ていて病院へ。そのまま再入院になったのですが、PCR検査陰性確認が取れたので正期産ではないけれど、夜中の陣痛を考えたら産んでしまいましょう!と出産することになりました!(無痛分娩希望だったので)促進剤を使用して2時間後に麻酔投入!順調に6時間50分くらいで夕方に男の子が産まれました!コロナ禍で立ち合いができない等不安な分娩になるな〜と思っていたのですが、先生方も楽しく終始おしゃべりして笑いながらの出産になりました。今までで一番安定して楽しいお産になりました。先生方ありがとうございました!現在、産後の体調も良好です!しばらくは新生児のお世話と自分の回復を優先する日々になるので、SNS等の更新が止まることがあります。すみません!これまで「100日〜」シリーズを見てくださってありがとうございました!加藤夏希ブログーより引用赤ちゃんとのツーショットには、新型コロナウイルス感染症対策としてマスクを着用し、嬉しそうに微笑んでいる加藤さんの姿が。これまで加藤さんは、『100日後に産まれる写真』『100日後に産まれるベビー』と題し、出産までの経緯をブログで公開していました。加藤さんが妊娠中の苦労や出産の喜びを発信することによって、多くの妊婦が勇気付けられたのではないでしょうか。無痛分娩といっても、まったく痛みが生じないわけではありません。なんとか無事に出産を終えることができ、ほっとしていることでしょう。今は身体をゆっくりと休め、タレントとしてだけでなく、3児の母親としても活躍してほしいですね![文・構成/grape編集部]
2021年01月20日玉木宏が裏社会から足を洗った専業主夫を演じる「極主夫道」に水野美紀のゲスト出演が決定、コメントが到着した。本作は「くらげバンチ」(新潮社)で連載中のヒットコミックをドラマ化、主演の玉木さんが元極道のスーパー専業主夫・龍、その龍の妻・美久を川口春奈が演じている。毎週、龍ワールド全開で、さらには個性豊かすぎる各キャラクターたちがスパイスを加え、ときに笑いを巻き起こし、ときに涙を誘う、仁義なきヒューマン任侠コメディも残すところ2話。豪華ゲストが“カチコミ”する中、水野さんの出演が決定。数々のドラマで個性的すぎるキャラクターを演じ、話題を起こし続けている水野さんは、滝藤賢一が演じる虎二郎の情報屋・お京として登場するが、その風貌はド派手な花魁姿。龍でさえも「このヤマやばすぎるで!」というお京として登場を果たす。水野さんは「カチコミさせていただきやした。すいません、出オチ感すごいですが、すいません、ワンシーンだけお目汚しお許しください。龍っぁん、虎やん、カッコ良かったです」と、9話に向けコメントを寄せている。「極主夫道」は毎週日曜22時30分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2020年12月06日佐藤二朗主演「浦安鉄筋家族」の10話が9月11日オンエア。今回は水野美紀演じる順子と岸井ゆきの演じる娘・桜の“親子愛”に感動の声が集まるとともに、水野さんの演技の振り幅の広さにも改めて注目が集まっている。限りなく東京に近い千葉・浦安…“夢の国”から少し外れたところに住むパワフルでハチャメチャな大沢木家が巻き起こすエクストリーム・ホームコメディとなる本作。タクシー運転手をしている大沢木家の大黒柱、大沢木大鉄役に佐藤さん。パワープレイで一家をまとめ上げてる妻の順子役に水野さん。一家では比較的まともだが恋には盲目な長女・桜役に岸井さん。服がすぐ脱げてしまう天然変態な桜の彼氏、花丸木役に染谷将太。大沢木家の“自宅警備員”にして“迷”発明家な長男の晴郎役に本多力。小学生の次男・小鉄役に斎藤汰鷹。前回宇宙人に誘拐されてしまった小鉄の担任、春巻に大東さんといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は順子が小鉄が落とした手紙を発見。そこには「2人だけで会いたい」などラブレターのような内容が書かれており、動揺しつつも子供の恋路に興味津々な順子は桜に相談するが、桜は小鉄はまだまだ子どもだと回答。安心する順子だが、そんな桜のスマホに安産祈願の御守りが付いているのを見つけ再び動揺。大鉄との腕相撲対決にも身が入らない(が、確実に勝利し続ける)。桜は花丸木との電話で「やっぱり産むことにした」と“宣言”。桜、小鉄とも日曜日に総合公園で待ち合わせをすることがわかり、意を決した順子は春郎を連れ桜と小鉄を“尾行”。実は桜が“産もう”としていたのはスマホゲームのドラゴンの赤ちゃんで、小鉄の手紙はラブレターではなくライバル小学生の“果たし状”だった。花丸木と2人でスマホゲームのドラゴンの赤ちゃんを誕生させた桜だが、その後“花丸木と家族を作りたい”と告白。順子のような母親になりたいと語る桜に順子は思わず号泣する…という展開。「今日水野美紀さんのお母さんノリがすごい」「今週の回特に好きだな~~心がぽかぽかするドラマ久々に出会えた感じ」「ちゃんと母の背中見とるんや。......くそ、絶対泣かしにくるやん?泣泣泣」など視聴者からも感動の声が上がる。また腕相撲対決で迫真の“顔芸”をみせたかと思えば、桜や小鉄を見守るシーンでは母親の表情ものぞかせる水野さんの演技に「水野美紀さんの喜怒哀楽がこの1話で堪能できた」「水野美紀の最高傑作かも」といった反応が数多く寄せられている。(笠緒)
2020年09月12日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はモデル、女優の出口夏希さんです。「休日はアクティブ!夏は地元の友達と海に行きたいな!」と語る出口さんの素顔に迫りました。演技の才能がますます開花中!セルフメイクのセンスも話題。ファッション誌の専属モデルを務めながら女優としても活躍中。「自分と重なる役が多いので飾らずに演じています。それを見た友達から『素すぎる!』と言われることもあります(笑)」。自他ともに認める飽き性な性格だそう。「スピーカーを買ったのに2日で使わなくなったり、ヨガも1か月続かなかったり…」。でも唯一ずっとハマっているのが、コスメ。「情報収集して、気になるコスメをすぐに買いに行っちゃう。集めすぎてママに怒られます。今日のメイクは自前。大人っぽくしたのがポイントです」最近のファッションは白でシンプルに。今まで黒が多かったけど、帽子や靴、Tシャツなど、白アイテムにハマり中。小さい頃からずっと辛い食べ物が好き!鍋が真っ赤になるくらい唐辛子を。辛いものを食べる動画を見るのも好き。ごま油が入っているといっぱい食べれる!何にでもごま油を入れがち。辛ラーメンの汁なしに入れると、おいしい!でぐち・なつき2001年生まれ。『Seventeen』専属モデル。’19年、ドラマ『ココア』で女優デビューし、今後も多数の作品の公開が控える。インスタは@natsuki_deguchi_official※『anan』2020年8月12-19日合併号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2020年08月18日女優やモデルとして活躍している加藤夏希(かとう・なつき)さんが、2020年7月29日にインスタグラムを更新。ショートカットにイメチェンした姿を公開しています。加藤夏希のショートヘアに「イケメンすぎる…」加藤夏希さんは「少年っぽさをテーマに短くしました」とハッシュタグでコメントし、スタイリッシュに仕上がったヘアスタイルを披露しています。 View this post on Instagram ✂︎✂︎✂︎ #少年っぽさをテーマに #短くしました イケメンを見ると昔は「キャーカッコいいキュン!」みたいな感じだったけど(そんなにテンション高くない)、最近は「え、私もなりたい!ハンサムになりたい」という願望が出てきました。 @hairloungebeach @beach_hasegawa はせぽん、いつもありがとうっ! A post shared by ༝༝加藤夏希༝༝ (@natsukikato_official) on Jul 29, 2020 at 1:14am PDT元々、セミロングだった加藤夏希さん。こちらがカット前の写真です。 この投稿をInstagramで見る ༝༝加藤夏希༝༝(@natsukikato_official)がシェアした投稿 - 2020年 5月月27日午後10時50分PDTかなりイメージが変わりましたね。加藤夏希さんも、自身が理想とする『ハンサム』な仕上がりにとても満足げな様子を見せています。投稿を見たファンは、加藤夏希さんの魅力的なビジュアルにメロメロになったようです。・かっこいいし、かわいい!本当にキュンキュンしちゃう!・やばすぎるくらいイケメン!とてもお似合いです。・私と付き合ってください!!イケメン役もこなせそうな姿に、惚れ惚れとしてしまいますね。新しい髪型の加藤夏希さんの活躍に、今後も注目です!加藤夏希、旦那との馴れ初めはドラクエ!?『仮面ライダー』だった過去も[文・構成/grape編集部]
2020年07月31日博多華丸、長谷川京子、水野美紀が、ジャニーズJr.「美 少年」連続ドラマ初主演「真夏の少年~19452020」に出演することが分かった。本作は、“日本一雷が落ちる町”富室町に暮らす高校生たちが、戦時下からタイムスリップしてきた軍人と出会ったことから始まるひと夏の成長の物語を描く青春ヒューマン・コメディー。そんな終戦間際の大宮島(現在のグアム島)からタイムスリップしてきた軍人・三平三平を演じるのは博多華丸。本作のキーマンとも言える三平は、終戦間際のグアム島で部隊からはぐれてしまい、何かの拍子に現代にタイムスリップ。富室町で高校生たちと出会い、令和2年の世界を体感、謳歌し、誰よりも楽しんでいく。華丸さんは「戦時中の人間と現代の高校生という対比が面白いこの作品ですが、僕個人としては案外、演じていて、現代の高校生のほうに共感していることが多いかも知れません。『ウマイケルジャクソン』というセリフが出てくるのですが、それが印象に残っておりまして…(笑)。どこのシーンか、ぜひ放送を楽しみにしてください」と見どころを説明し、「セリフ量も多く、出番もたくさんいただけて非常に光栄です!そして実際に共演している私が感じている以上に、皆さんにも存分に美 少年の魅力を感じていただければと思います」とコメントしている。また、物語に大きく関わってくる高校生たちの母親役に注目キャストが決定。藤井直樹と金指一世が演じる山田兄弟の母親で、富室高等学校の理事長でもある山田ゲルハルト節子を長谷川京子。本当の姿が徐々に明らかになっていき、そのことが高校生らの生活にも影響を及ぼしていく…。富室高校生徒会長・柴山道史(那須雄登)の母、奈津子役には水野美紀。プライドが高く教育熱心で、道史に異常なまでの愛情と関心を注ぐ、いわゆるモンスターペアレントだ。長谷川さんは「私が演じる山田ゲルハルト節子がある種の“違和感”となり、世界観がさらにふくらむような存在になれたらうれしいです。派手な装いや言動も目を引くと思いますが、周りに流されない芯のある女性をイメージして演じられたらと思っています」と意気込み、「名前からかなり強烈な役柄ですが(笑)、大人たちにも注目して楽しんでいただけたら幸いです」と話す。そして水野さんは「見た目はキチンとしているのですが、言動の端々にちょっと普通ではない感じがはみ出します。すべては息子のために、という気持ちからくる行動なのですが、少し行き過ぎてしまっている人ですね」と役柄について語り、「『真夏の少年』は、セリフが生き生きとしてユーモラスで、ひねりも効いていてとても面白いです。若いエネルギーに満ちた、一味違う青春ストーリーになると思いますので、お楽しみに!」とメッセージを寄せている。「真夏の少年~19452020」は7月31日より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送(一部地域で放送時間が異なる)。(cinemacafe.net)
2020年07月09日ドラマ「M愛すべき人がいて」最終回に、鬼トレーナー・天馬まゆみ役で大きな話題を呼び、Twitterのトレンド入りを果たした水野美紀が満を持して再び出演することが分かった。第6話では、アユがいよいよトップスターとして活躍をする華々しい栄光の様子や、育まれるアユとマサ秘密の恋、そして窮地に追い込まれたマサの様子などが描かれた本作。最終回ではアユとマサがある重大な決断を下す。平成の歌姫として歩いていく決意を胸に秘めたアユの前に、「油断してたら出るのよ」と突然現れたのが天馬。変わらない天馬節に思わず笑顔になるアユ…。厳しいトレーニングを乗り越えスターになったアユと、いつもアユを気にかけていた天馬の絆に思わず胸が熱くなるストーリーとなるという。ド派手なファッションとクセの強いセリフ、突然のドラム連打などの激しい言動で大きな話題を呼んだ水野さん演じる天馬。第6話では声だけの出演にも関わらず、唯一無二の存在感を見せつけた水野さんが、再び本作に降臨する。なお、マサの秘書・礼香に隠された秘密が明かされていく、田中みな実主演のスピンオフドラマ「L礼香の真実」も1話から4話を「ABEMA」にて独占配信中。最終回あらすじA VICTORY社長の大浜(高嶋政伸)は、会議の場で、ホテルから出てくるアユ(安斉かれん)とマサ(三浦翔平)の写真が週刊誌に載るのを事前に防いたと発言。本来ならマサは即解雇だが、その代わりに新しい巨大フェスの開発、映画事業の開発、新人の発掘と売出しという3つのビッグプロジェクトを成功させるよう指示する。マサはアユのことを会社全体で守ることを条件に、このプロジェクトを引き受ける。一緒に仕事ができなくなるのではないかと不安になるアユ…。マサは「俺はお前でお前は俺だ」とアユを抱きしめ、これまでに教えた曲作りの知識を生かして、自分がいなくても周りにどんどん意見を言うようアドバイスする。だが、いざプロジェクトが始動すると、分刻みのスケジュールに、連日の接待…と、マサは酒を飲んで朝帰りする日々が続く。一方、アユはマサの右腕として復活した流川翔(白濱亜嵐)のサポートで、どんどん新しいことにチャレンジし、次々とヒットを飛ばしていく。すれ違う日々の中でも、お互いを信じ、思い合う2人。久しぶりに時間が作れそうなマサとランチデートの約束をし、ウキウキするアユ。しかし、そのデートは叶わず、謝るマサにアユは涙ながらにこれまで我慢してきた不安やいら立ちをぶつけてしまう。“仕事”のために、2人は少しずつ引き離されていく。そんなある日、礼香の「アユはマサがいない方がいい歌を作る」というセリフが胸に突き刺さったマサは、ある決意を固め…。自分の気持ちを押し殺し、悲しいシナリオを描き始めるマサ。そして、そんなマサの行動を目の当たりにしたアユがショックのあまり姿を消してしまい…?その後、恩師の天馬まゆみ(水野美紀)、マサが見守る中、アユはステージへ。さらに、アユもまたマサに最後のラブレターを送ろうと決意していて…。アユとマサ、2人が下す決断は?そして神に選ばれた歌姫・アユの運命は――?「M愛すべき人がいて」最終回は毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系24局にて放送、毎週土曜日0時5分頃よりABEMAにて配信。(text:cinemacafe.net)
2020年06月28日展覧会「水野美術館コレクション 美しNIPPON」が、京都駅ビル内・美術館「えき」KYOTOにて、2020年7月4日(土)から8月2日(日)まで開催される。近代日本画のコレクションを展示「水野美術館コレクション 美しNIPPON」では、近代日本画に魅了された、ホクト株式会社の創業者・水野正幸による日本画のコレクションを紹介。水野美術館は、水野正幸が長年かけて蒐集したコレクションをもとにした日本画専門の美術館だ。水野美術館コレクションの中でも、横山大観、菱田春草、上村松園など、近代日本画の巨匠たちによる選りすぐりの名品が集結。春夏秋冬の季節の移ろいが織りなす“日本の美”、四季を彩る女性たちを描き出した作品の数々を楽しめる。形の無い空気や光の存在を感じられる、紅葉と清流を奥行きのある色彩で描いた橋本雅邦の《紅葉白水》など、日本画特有の表現の数々が登場。紙や絹の質感、岩絵具の顔料のきらめき、墨独特のにじみなど、素材を生かした作品が見て取れる。ぼかしの技法である「朦朧体(もうろうたい)」や、狩野派、琳派から伝統を継承する表現にも注目したい。さらに、1つの組み作品に複数の季節を表現した春秋図、上村松園や鏑木清方が築き上げた「美人画」なども展示。日本画の織り成す「和の美」に浸ることができそうだ。※美術館「えき」KYOTOにおける新型コロナウイルス感染防止対策、および入館時の注意事項詳細は、公式ホームページに記載。【詳細】水野美術館コレクション 美しNIPPON会期:2020年7月4日(土)~8月2日(日)会場:美術館「えき」KYOTO※京都駅ビル内・ジェイアール京都伊勢丹7階隣接住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町開館時間:10:30~19:30入館締切:閉館30分前入館料:一般 900円(700円)、 高・大学生700円(500円)、 小・中学生500円(300円)※( )内は前売料金。「障害者手帳」提示の本人と同伴者1名は、当日料金より各200円割引。前売券販売期間:~2020年7月3日(金)まで販売場所:チケットぴあ(Pコード992-762)、 ローソンチケット(Lコード52651)※美術館チケット窓口での販売はなし。【問い合わせ先】TEL:075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹大代表)
2020年06月25日広い世代にファンを持つ『いきものがかり』のリーダー、水野良樹(@mizunoyoshiki)さん。ソングライターとしても大活躍で、数々の名曲を世に送り出しています。水野さんがNHK 紅白歌合戦に出場した際には、何年にも渡り警備員に止められてNHKに入れなかったという話が広く知られており、自ら「オーラがない」「顔が知られていない」と自虐的な笑いをネタにする一面も。しかし、逆に庶民的な親しみやすさから、親近感の持てるアーティストとして人気があります。私生活でも、水野さんは『いきものがかり公式ファンクラブサイト』にて一般女性と結婚していたことを発表し、その後、2017年に第1子である男の子の誕生を報告しています。そんな水野さんが紹介する息子さんのほんわかしたエピソードに、思わず笑みがこぼれると話題になっています。子供に名前を聞くと?水野さんが息子さんに、自らの名前を聞いた時のこと。あまりにも衝撃的な答えに、Twitterでそのやりとりを公開しました。僕「パパの名前わかる?」息子「えー」僕「下の名前、わかるかなー?」息子「そうじき」僕「‥‥」息子「水野そうじき」吸引力の落ちないただひとりの父親になれるようがんばります。— 水野良樹 (@mizunoyoshiki) June 9, 2020 水野そうじき!!!「き」だけは覚えていてくれたようです…。ほっこりするエピソードに思わず頬が緩みますね![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年06月25日佐藤二朗主演、水野美紀、岸井ゆきの、染谷将太といったキャストでおくる「浦安鉄筋家族」の第6話が5月15日深夜放送。佐藤さん演じる大鉄と水野さん演じる順子の“夫婦漫才”に多くの視聴者から反応が寄せられている。1993年から連載されている浜岡賢次の同名原作をドラマ化した本作は、限りなく東京に近い千葉・浦安、“夢の国”から少し外れたところに住むパワフルでハチャメチャな大沢木家が巻き起こすエクストリーム・ホームコメディ。キャストは大沢木家の大黒柱、大沢木大鉄に佐藤さん。怒らせると怖い妻の順子に水野さん、一家のなかでは一見まともだが恋には盲目な長女・桜に岸井さん、服がすぐ脱げてしまう天然変態で桜の彼氏の花丸木に染谷さん、大沢木家の長男で“自宅警備員”な晴郎に本多力、クラスが学級崩壊状態な小学生の次男・小鉄に斎藤汰鷹、祖父・金鉄に坂田利夫、小鉄のクラスの担任・春巻龍に大東駿介、大鉄が通うファミレスの店員役で松井玲奈といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は裕太(キノスケ)を金鉄に預けられることになった順子が大鉄と2人で外食へ。しかし最初に向かった店は行列で、次に向かった店は臨時休業で、結局たまたま見つけた中華店で無理やり大食いチャレンジすることになってしまう…という物語。巨大チャーハンを時間内に食べきれたら賞金1万円、残したら罰金1万円…だが口に入れてみると激マズで、さっそく順子がエマージェンシーを発動。大沢木家が集結し一致団結して大鉄の大食いチャレンジを応援するという物語。2人がランチに向かった店は浦安に実在する飲食店で、「行きたい店ランキング1位の銀ダラの店「羅甸」だ!」「孤独のグルメで紹介してた店だ」「ほんとに青山餃子房って浦安にあるんかww」「実在する店舗なのか...(困惑)」などの声が上がる。今回は大鉄と順子2人の場面が数多く、夫婦漫才のようなテンポ感あるやり取りが多くの視聴者の笑いを誘ったようで「佐藤二朗と水野美紀のコンビネーションやばい」「水野美紀とんでもないな。よくこの人と対等に渡り合えるよな」「どこまでアドリブだったんだろう」など、順子役の水野さんに多くの賛辞が送られている。(笠緒)
2020年05月16日