汗をたくさんかいたら、肌がピリピリ。気がついたらブツブツができてかゆい!汗あれやあせもに悩まされる夏は、きちんと対策をして肌トラブルを寄せ付けないのが肝心です。原因と予防策、症状が出たときはどうするかなど、あせも&汗荒れの知識を知っておきましょう。あせもと汗あれの原因は出典:byBirth猛暑が続いて汗をかく機会が増えて、肌のかゆみやピリピリに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。汗の肌トラブルは大きく「あせも」と「汗あれ」に分けられます。原因を知り、適切な対処をしていきましょう。あせもの原因あせもの原因は「汗の出口の詰まり」です。大量の汗をかき続けると、汗の出口が詰まって、汗が正常に出せない状態に。すると肌内部で炎症を起こしてしまいます。あせもの多くは、かゆみを伴う赤いブツブツです。汗をかくと痛みを伴う場合もあります。汗あれの原因汗あれの原因は「バリア機能の低下」です。強い紫外線による肌ダメージ、エアコンのダメージ、汗をしっかり落とそうとしたための洗いすぎなどで、乾燥しやすい夏の肌。汗をかくため「うるおっている」と錯覚している人も多いのではないでしょうか。乾燥は外的刺激から肌を守るバリア機能の低下を招きます。汗に含まれるアンモニアや塩分などが刺激となって、ぴりぴりや赤みなどの症状が表れます。あせも対策は清潔がカギ出典:byBirthあせもは、肌の清潔を保つことで予防できます。ポイント1汗をかいたらすぐに拭く汗を肌につけたままにしておくのはNG。肌あたりの柔らかいタオルでこまめにふき取りましょう。濡れたタオルのほうが、汗に含まれる成分を肌から除去しやすいですよ。外出先では、市販の汗拭きシートを活用するのもおすすめです。拭き取るときは、ゴシゴシこするのはNG!肌荒れの原因になるので、やさしくを心がけましょう。ポイント2扇風機やエアコンを活用して、室内を快適に保つ大量の汗があせもの原因になるので、汗をかかない室内環境を整えましょう。節電のためと暑いのにエアコンを我慢するのは、肌にも健康にも良くありません。ただし、エアコンばかりを使用すると、室内が乾燥してしまうので注意が必要。湿度も保つように濡れタオルを室内に干したり、コップに水を入れて置いたりと工夫をしてくださいね。ポイント3服を汗で濡れたままにしない汗をかいたら、こまめに着替えるのがおすすめです。外出先で着替えるのが難しい場合は、吸汗・速乾素材のインナーを着用するなど工夫をしましょう。ポイント4ぬるめのお風呂やシャワーで汗を流すこまめにシャワーで汗を流すのも良いでしょう。ただし、都度石鹸で洗うのは肌のバリア機能低下の原因になるので、さーっと汗を流すだけでOK!夜はぬるめのお風呂に入り、石鹸でやさしく体を洗いましょう。ポイント5スキンケアアイテムを活用するあせもには、桃の葉エキスやアロエエキス配合のスキンケアアイテムがおすすめです。桃の葉ローションなどあせも対策化粧水が販売されています。また、赤ちゃん用のベビーパウダーをお風呂上りの清潔な肌にポンポンとつけておくのも○。ただし、あせもがある場合は、パウダーで汗の出口をふさいでしまう場合があるので、あくまでも予防として使用しましょう。肌を弱酸性に保つ、おすすめのパウダーを紹介します。ゼノア化粧料本舗 ゼノア 酸性パウダー1,500円(税抜き)出典:byBirthベビーパウダーの主成分として一般的なタルクは、肌をアルカリ性にしてしまう可能性があります。酸性パウダーは、汗と混ざることで、肌を弱酸性に整えてすこやかな肌をサポートしてくれます。肌をサラサラにしてあせもを防いでくれるので、首筋など汗がたまりやすい場所にひと塗りしておきましょう。あせもになったときは出典:byBirth予防同様、清潔を心がけましょう。かゆみが強いとかいてしまって、症状が悪化することも。炎症を抑えるために、市販の塗り薬を使って早めに治すように心がけましょう。体を洗うときは、刺激の少ないボディソープや石けんでやさしく洗うのがポイントです。汗あれ対策は徹底保湿&バリア機能を整える出典:byBirth汗あれを起こさないためには、肌のバリア機能を正常に整えておくことが大切です。ポイント1UVアイテムで肌をガード日焼け止めを塗るのは基本中の基本。紫外線B波は、肌表面にダメージを与えて乾燥を加速させます。紫外線A波は、肌内部のコラーゲンなどを破壊して、肌老化の原因に。外出の際は、帽子・サングラス・アームカバー・薄手のシャツなども活用して、肌を紫外線から守るようにしましょう。ポイント2肌あたりの柔らかい衣類を選ぶ硬い生地の衣類だと、肌を刺激してしまいます。肌刺激はバリア機能を低下させかねません。特に首回りはあせももできやすいので、襟の開いた衣類を選ぶのがおすすめです。ポイント3やさしく洗って清潔にするあせも同様に、清潔を心がけるのが大切です。ただし、洗浄力が高いアイテム&ゴシゴシ洗いは肌の乾燥につながり、バリア機能の低下を招きます。べたつきが気になるからといって、皮脂を根こそぎ洗い流すような行為はNGです。ポイント4徹底保湿でバリア機能を整える肌の乾燥は、バリア機能の低下を招いてしまいます。しっかり保湿して、うるおいに満ちた肌をキープしましょう。肌の水分保持力をUPしてくれるスキンケアアイテムで、肌そのものの底力を引き出すのも○。汗あれ予防に使いたいおすすめスキンケアアイテムを紹介します。コスメディカ エクストラモイストクリーム2,160円(税込)出典:byBirth皮膚の水分保持機能を改善する有効成分ライスパワーNo.11配合のクリーム。セラミドの生成を促し、肌のうるおい力をUP。使い続けるごとにバリア機能を整えてくれます。敏感肌を考えた低刺激処方も魅力。汗あれしたときのスキンケア出典:byBirth清潔と保湿を基本に、肌への刺激を減らしたスキンケアを心がけましょう。通常のスキンケアが肌負担になる場合もあります。顔のケアでは、高機能美容液などはお休みして、シンプルを第一に考えましょう。症状がひどくなってしまったら出典:byBirth市販のあせも薬やかゆみ止めを使っても良くならない・症状が悪化してしまった場合は、なるべく早く病院に行きましょう。あせもや汗あれだから、そのうち治ると軽く見ていると、気づいた時には肌がボロボロだったなんてことになりかねませんよ。あせもと汗あれを引き起こさないよう、肌の清潔と保湿を心がけて、汗をたくさんかく季節を乗り切りましょう。
2018年07月31日暑い夏の季節はちょっと外出しただけでも汗をかきやすくなっています。夏は、目立ってしまう脇の汗が特に気になりますよね。そんなときに知っておきたい脇汗をかいてしまう暑さ以外の原因をご紹介します!ちょっと外出しただけでも汗をたくさんかいてしまう暑い夏の季節です。たくさん服を着こんでいた冬の季節に比べてファッションも開放的になる夏ですが、脇にかいてしまう汗がとても気になってしまいますよね。体のラインを綺麗に見せることができるピッタリめの服を着てしまうと、気づいたら脇汗がにじんでしまって服の色が変わってしまっていた…なんてことも。暑さのせいで脇汗が出てしまうのはどうしようもないことですが、「他の人に比べて自分は脇汗の量が多いかも…」と感じる方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?出典:byBirth脇汗によってできる汗ジミやニオイなど、女性の多くが悩んでいる脇汗ですが、脇汗がたくさん出てしまうのは暑さだけが原因ではないかもしれません。そこでイヤな脇汗をかいてしまう暑さ以外の原因とは一体何なのかご紹介します!脇汗をかいてしまう原因とは?1. 食生活脇汗とはあまり関係がなさそうに思われますが、毎日の偏った食事は汗をかきやすくしてしまいます。たとえば動物性脂肪である肉や、乳製品などといった脂肪分の多いものを好んで食べていると体温が上がりやすくなり、汗をかいてしまう原因となります。出典:byBirthまたインスタント食品や辛くて刺激の強いものも汗の量を増やし、汗のニオイを強くするといわれています。脇汗がたくさん出てしまうという方は、毎日の食生活で肉や乳製品、インスタント食品や辛い物などをたくさん食べていないかチェックし、食生活を見直すようにしてみてください。2. ストレスストレスをひどく感じてしまうことで緊張状態が続くと、汗の量は増えてしまうといわれています。出典:byBirth普段からストレスが溜まって興奮状態が続き精神的に安定していないという場合や、「汗をかきすぎたらどうしよう」などといった不安感があり緊張している状態だと、余計に汗をかいてしまう原因となってしまいます。3. 睡眠不足汗をたくさんかいてしまうのは毎日の睡眠にも関係してきます。出典:byBirth睡眠不足の日々が続いてしまうと、自律神経の副交感神経バランスが正常に保たれなくなり、バランスを崩してしまうことで、出る汗の量をコントロールすることが難しくなり、脇汗がたくさん出てしまう原因になります。睡眠不足は汗だけでなく美容にも悪い影響を与えてしまうので、毎日しっかりとした睡眠をとっていきたいですね。4. 肥満太っている人はどうしても汗をかきやすくなっています。まずは食生活を見直してダイエットすることで、汗の量もだんだんと少なくなっていきます。出典:byBirth5. ホルモンバランスの乱れ更年期の時期になると女性ホルモンの量が少なくなり、自律神経の失調が原因となり大量の脇汗をかいてしまうこともあります。まだ更年期ではなくても、普段からの食生活の乱れや睡眠不足が原因で体内のホルモンバランスが崩れてしまうと、更年期と同じような症状になってしまい、脇汗の量が増えてしまうといった場合があります。6. 運動不足毎日事務仕事をしていて温度の変化のない同じ場所にずっといるといった場合や、運動不足で普段から汗をかくことがないという場合は、ちょっと温度が上がっただけでも汗をかきやすくなって脇汗が目立ってしまうことがあります。出典:byBirth脇汗の量を減らすためにも、休みの日には運動をするなどして汗を流す習慣をつけるのが良いでしょう。脇汗を抑えるには?1. こまめに汗を拭きとる脇汗をかいてしまったらこまめに拭き取ることで汗ジミになるのを防ぐだけでなく、イヤな汗のニオイも抑えることができます。2. 制汗剤や汗脇パッドを使う汗を抑えるのに一番メジャーな方法となっているのが制汗剤の使用です。制汗剤を使うことである程度の脇汗は気にならなくなりますが、それでも脇汗でできてしまう汗ジミが気になるようだったら、汗脇パッド等でしっかり汗を吸い取る対策をしていれば安心ですね!出典:byBirth3. 気持ちを落ち着かせるどんな対策をしていても心配で「脇汗をたくさんかいてしまったらどうしよう」「脇に汗ジミができたらどうしよう」と外出するたびに不安な気持ちになってしまうと、思いとは逆にたくさん汗をかいてしまう原因となってしまいます。脇汗は人に見られやすい部分なので常に気にしてしまいがちですが、「汗をかいたら拭き取ればいい」「制汗剤を使っているから大丈夫」とリラックスして気持ちを落ち着かせながら、緊張状態にならないようにすることが大事です。出典:byBirth生活習慣を見直して脇汗を防止いかがでしたか?いろんなファッションを楽しみたい女性にとって、脇汗でできてしまう目立つ汗ジミはどうしても避けたいですよね。他の人よりも脇汗をたくさんかいているのでは?と感じたときは、暑さ以外の原因も疑ってみることが大切です。出典:byBirth暑い夏の季節なので、外出したときにまったく汗をかかないようにするのは難しいですが、脇汗をかいてしまう原因について知っておくことで、自分に合った対処法が見つかるかもしれません。ぜひ試してみてくださいね!
2018年07月22日気になるアイテムを、LIMIA編集部がお店ごとに比べて紹介する【徹底比較】シリーズ。今回ご紹介するのは「汗拭きシート」です!夏に欠かせないアイテムの1つに、汗拭きシートがありますよね。。でもいっぱいありすぎて、どれがいいのかわからない……なんて方のために、人気の商品を比較していきましょう♪人気の汗拭きシート3種♡夏といえば、BBQや夏祭りなど外出する機会が多くなりますね!汗拭きシートは、そんな暑い夏のおでかけには欠かせない定番アイテム♪今回比較するのは〔資生堂〕〔ライオン〕から出ている《SEABREEZE》《Ban》《Ag》の汗拭きシート!どれを買っても同じ……ではないんです!それぞれの製品によって特長が異なるんです。ぜひこちらの比較記事を読んで、お買い物の参考にしてみてください♡青春の香り♡《SEABREEZE(シーブリーズ)》オープン価格購入価格572円(税込)30枚入〔資生堂〕から出ている《SEABREEZE(シーブリーズ)》。1枚あたり約19円。消臭力☆☆お買い得☆☆清涼感☆☆伸縮性☆☆☆乾きにくさ☆☆香りはVerbenaCool(ヴァーベナクール)。さっぱりとしたレモンの香りです。10枚入りと30枚入りがあり、用途に応じてムダなく買えます♡生地は薄いですがサイズは、20×25cmと他のものに比べて断然にサイズが大きいので全身を一気に拭けて◎《SEABREEZE》の特長は「伸縮性」と「香り」!とってものび〜る。メッシュ構造を使用しているので伸縮性抜群♪最大45cmまで伸びます。6種類の香りがあるので気分に合わせて香りも変えれます。また表面のシールの密着性が高く、乾燥しづらくて◎コスパ最強!《Ban(バン)》オープン価格参考購入価格375円(税込)36枚入〔ライオン〕から出ている《Ban(バン)》。1枚あたり約10円。消臭力☆☆お買い得☆☆☆清涼感☆☆伸縮性☆乾きにくさ☆☆☆10枚入と36枚入が販売されて、サイズは15×10cm。お風呂上がりのようなせっけんの香りです♪「厚手×立体メッシュシート」という《Ban》独自の3層構造を使用しています。汗や匂い、ベタつきをしっかりふき取れ、厚手で伸縮性にもすぐれているので破れにくく使い心地も◎半分でパカっと切ることができるので、拭く部位によってシートを分けたり、お友だちなどに半分あげることもできますね!《Ban》の特長は「持続性」と「乾きにくさ」!リフレッシュウォーターがたっぷり含まれているため、ひんやりした状態が長時間続きます♪無香料タイプにおすすめ!《Ag(エージー)》で絶対消臭!オープン価格参考購入価格756円(税込) 40枚入〔資生堂〕から出ている《Ag(エージー)》。1枚あたり約19円。消臭力☆☆☆お買い得☆☆清涼感☆☆☆伸縮性☆☆乾きにくさ☆サイズは15×10cmと手のひらサイズ。1枚で首の後ろや脇などムダなくすっきり拭けます!10枚入りと40枚入りが販売されており、無香料のため男女問わず家族全員で使えちゃいます♪適度な伸縮性がありヨレにくく、凹凸のあるメッシュ構造で汗や汚れをからめとります♪《Ag》の特長は圧倒的な「消臭力」!汗を抑える汗パット効果と臭いを殺菌する高機能設計になっているのだとか。とくに匂いが気になる方におすすめです。まとめ今回は〔資生堂〕〔ライオン〕から販売されている汗拭きシートを比較してご紹介しました!伸縮性や構造にこだわりがあり、匂いもさまざまでした♪どれもお近くの薬局やコンビニなどで購入することができるので、この記事を参考にしてぴったりの汗拭きシートをみつけてみてください♡
2018年07月01日赤ちゃんに湿疹ができたり、肌が乾燥して荒れるのを見ると「もしかしてアトピーかも?」と不安になってしまうものです。また、自分がアトピー性皮膚炎だから子どもにも発症するのではないか心配になるなど、親の立場になると不安や心配はつきないものです。しかし、アトピー性皮膚炎は、まだまだわからないことが多い病気ですが悲観することはありません。中には、妊娠時から食べ物を制限したり、母乳がアトピー発症に影響を与えるのではないか、という情報が出回っていますが、そういったことはありません。乳児のうちから正しい治療、適切なケアを実践することは、アトピー性皮膚炎の予防や治療面で大きなメリットがあります。まず、アトピー性皮膚炎がどういった病気であるのか、乳児のうちにやるべきケア、ステロイドは本当に怖いものなのか?基本的なことを押さえておきましょう。乳幼児のアトピー性皮膚炎まず、アトピー性皮膚炎とはどういったものであるかを理解しておきましょう。アトピー性皮膚炎の特徴主には、かゆみをともなう湿疹(赤み、ブツブツ)がひどくなったり、ゆるやかになったりする「憎悪と寛解」をくり返すのがアトピー性皮膚炎の特徴です。アトピー性皮膚炎は誰もが治らない病気ではないのです。多くの場合、乳児の頃に発症しますが、幼少期、学童期へ進むにつれて症状はゆるやかになり、やがて症状が出なくなったり、自然治癒する場合もあります。このように成長と共に症状が治まっていくことが多いのですが、中には重い症状が続く患者さんがいたり、大人になってから再発するなど、さまざまなケースもあるため、アトピー性皮膚炎といっても症状の程度や状態は個々で異なります。アトピー性皮膚炎の原因症状の程度や原因などに大きな個人差があり、アトピー性皮膚炎の明確な原因や確立された治療はありません。しかし、アトピー患者にはいくつかの共通点がみられます。いわゆるアトピー性皮膚炎になりやすい体質や要素のことで、これを「アトピー素因」と言います。たとえば、親がアトピー性皮膚炎であることや気管支喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症、結膜炎などの疾患があることも、素因のひとつにあてはまります。しかし、それだけでアトピー性皮膚炎が発症する遺伝性のものであるとは言えません。なぜなら、アトピー性皮膚炎は生活環境や習慣なども密接に関係してくるので、親に特定の疾患があるからといって、必ずしもアトピー性皮膚炎が発症するわけではないのです。アトピー性皮膚炎の主な症状や現れる時期アトピー性皮膚炎の症状は生後数か月あたりから見られはじめます。皮膚の症状や現れる部位は年齢によっても変わりますが、乳幼児期(2歳未満)では頬、おでこ、頭部に「潮紅(ちょうこう)」という、いわゆる赤みが現れたり、「丘疹(きゅうしん)」という、細かいブツブツや腫れたように盛りあがった症状が現れます。また、症状は他の皮膚炎や皮膚疾患と類似する場合があります。もともと乳児は湿疹ができやすいため、湿疹ができたからといって、すぐにアトピー性皮膚炎であるとは言えません。その他のアレルギー症状なども見ながら判断するため、一般人による診断は難しく、小児科や小児皮膚科を受診して診断する必要があります。我慢できないほどの強いかゆみに襲われるアトピー性皮膚炎の症状といえば、非常に強いかゆみが起こることです。手指で皮膚をかかずにはいられないほど強いかゆみに襲われるため、子どもに指でかかないように言う程度で止まるものではありません。皮膚が傷つき、血がにじんでくるほどやめられないかゆみが生じるため、皮膚に潮紅や丘疹が出るだけでなく、手指でかきむしってしまう「掻破(そうは)」が加わり、皮膚がただれたり(びらん)、ジュクジュクとした状態(湿潤局面)になることも特徴です。このように、強いかゆみによって皮膚をかきむしってしまうことがアトピー性皮膚炎の症状が悪化する大きな原因となります。赤ちゃんアトピー性皮膚炎の治療とは?ステロイドによる薬物療法などアトピー性皮膚炎における治療の基本は「薬物療法」、「スキンケア」、「悪化させるアレルギー因子を避ける」という3つの観点から行うことです。根本的な治療が難しいアトピー性皮膚炎ですが、治療で目指すのはアトピー性皮膚炎診療ガイドライン(日本皮膚科学会)によって、以下の項目があげられています。症状がない状態症状があったとしても日常生活に支障がない状態薬物療法をあまり必要としない急性に悪化することがあっても長引かない子どものアトピー性皮膚炎は、多くが軽症であること、そして成長と共に症状が落ち着いていくケースが大半であるため、上記のとの状態を目指すのは、成人と比較しても容易と言うことができます。しかし、子どもによっては、必ずしも症状が穏やかになっていくとは限らないため、ステロイド外用薬を用いた薬物療法は視野に入れておくことが必要です。ステロイドは危険ではないの?アトピー性皮膚炎の治療に使用されるステロイド外用薬は、強い副作用が取り上げられ問題視されることがあります。そういった情報を鵜呑みにして無理にステロイドを避けることは、かえってアトピー性皮膚炎の悪化につながります。ステロイド外用薬は、症状が憎悪と寛解をくり返すなかで、使うタイミングや使用を止めるタイミング、ステロイド外用薬の強さを調整する必要があります。そのため、医師の指導を十分に守り適切に使用することです。子どもの成長にかかわるステロイドの重要なポイント強いかゆみを伴う皮疹は睡眠の妨げになるのですが、赤ちゃんや子どもにとっては、睡眠障害が成長障害と深く関係してきます。そのため、赤ちゃんや子どもは、睡眠障害になっているかどうかの観点からもステロイド外用薬の使用を検討する必要があります。睡眠障害や成長障害をきたすと低身長や顔面の皮疹(ひしん)が強い場合は、網膜離(もうまくはくり)や白内障など、さまざまな合併症を起こすことがあります。また、過剰な食物制限も、カルシウム不足や成長障害をおこす危険性があります。原因になる?予防できる?アトピー性皮膚炎の間違った認識アトピー性皮膚炎は原因がはっきりとしていないことから、根拠のない話が出回ることがあります。古くから伝えられている方法や予防など、今では影響がないとわかっているものがあります。母乳が原因で赤ちゃんがアトピーになることはない赤ちゃんがアトピー性皮膚炎になる原因として、母乳の「質」をとりあげ、それによってアトピー性皮膚炎の発症に影響を与えるといった情報が出回っていますが、これには根拠はありません。また、アトピー患者の母親による授乳が、子どものアトピー性皮膚炎の発症を促すということもありません。妊娠時や授乳期の食物制限は子どものアトピー予防に関係しない一昔前は、アトピー性皮膚炎の原因が食物アレルギーではないかと考えられていました。このことから、妊娠時に母親が食物制限をすることで、子どものアトピー性皮膚炎の発症を予防するのではないかと考えられていました。しかし、妊婦の食物制限によってアトピーをはじめとしたアレルギー疾患の発症を予防する効果はないということわかっています。妊婦が避けるべき基本的な食べ物に注意して、栄養バランスのとれた食事をしっかりとりましょう。また、母乳によるアトピー性皮膚炎の発症には根拠がないのと同様に、授乳する母親が食物制限をしても、子どもに対してアトピー性皮膚炎の予防効果はありません。赤ちゃんのアトピー性皮膚炎のケア対策アトピー性皮膚炎の治療で基本となる「スキンケア」と「悪化させるアレルギー因子を避ける」をみていきましょう。赤ちゃんのうちからスキンケアをすることアトピー性皮膚炎の治療において、日々行なうスキンケアは非常に有効な要素です。スキンケアの目的は、皮膚を清潔にし、保湿と保護で、低下した皮膚(角層)の機能を補うこと。ワセリンやシンプルな成分で構成された保湿剤の使用が推奨されます。新生児期から保湿剤を塗ることで予防につながることも角層は皮膚の水分を保持する機能があり、同時に外部からの刺激から守るバリア機能として働きます。皮膚が乾燥したり、かきむしってしまうことで皮膚のバリア機能は低下します。これが肌のかゆみを引き起こすことになるため、肌を保湿して保護することはアトピー性皮膚炎の発症と悪化を防ぐ重要なケアになります。現在では、新生児期から保湿剤を塗ることで、アトピー性皮膚炎の発症率を低下させることが期待されています。悪化させるアレルギー因子を避けるアトピー性皮膚炎を発症する患者は、食物アレルギーや気管支喘息、アレルギー性鼻炎、ハウスダストなど、アレルギー疾患を持っている場合が多いといわれています。これらのアレルギーを引き起こす抗原(アレルゲン)を避けることもアトピー性皮膚炎の症状を抑えるために必要なことです。特に、乳児期は食物アレルギーを合併することが多くなります。食物アレルギーは食べることで、アレルギー反応を起こすだけでなく、バリア機能が低下した皮膚から、食物(卵やミルク、小麦など)が侵入することでもアレルギーを起こしてきます。そのためにもしっかりとした、保湿ケアが重要になってきます。お子さんがアトピーになっても悲観的にならないでアトピー性皮膚炎は、さまざまな原因が複雑に関係して発症する病気です。親がアトピー性皮膚炎である場合、子どもも発症するケースが考えられますが、遺伝という点だけで発症するわけではありません。近年、アトピー性皮膚炎患者が増えているのは、日本の住環境や食生活などの変化などが大きな要因になっていると考えられています。もし、子どものアトピー性皮膚炎の発症したとしても、乳児期から適切なケアをすることで予防や発症しても重症化しにくいことがわかってきています。そのためにも、アトピー性皮膚炎を理解することは重要なことです。決して悲観的にならず、医師と相談しながら適切なケアを続けて、子どもの成長を見守っていきましょう。<参考文献>・小児アトピー性皮膚炎 大矢幸弘(J-Stage)・アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2016年版(日本皮膚科学会)・日本アレルギー学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン監修:篠原三秀
2018年06月28日みんなといても自分だけ汗ダラダラ…Tシャツにシミができてしまったり、メイクも崩れてしまったり、髪型も崩れてしまったりと、汗っかきに悩んでいる女性もいらっしゃるのではないでしょうか。夏はとくに暑くてすぐに汗が出てきてしまうという方も多いですよね。今回は、汗っかきさんの原因や汗が抑えられる方法をご紹介していきます。なぜこんなに汗をかくの?出典:byBirthまずは、汗っかきさんはなぜ他の人に比べて汗を多く、そして早くかくのでしょうか。原因として考えられることを挙げていきましょう。代謝が良い出典:byBirth体には代謝というものが必要不可欠です。体は皮膚や筋肉、骨などで構成されていますが、それらはすべて細胞からなっています。細胞からできているそれらの組織は、代謝によって入れ替わっています。代謝は若い年齢の体の方が活発で、代謝が良ければ良いほど体は熱を発生しやすいのです。代謝が良いと、体を動かしたり、気温が上がったりすれば、すぐにエネルギーを消化しようとして汗をかきます。この場合、汗をかく方が体は良好ということになります。肥満出典:byBirth肥満傾向にある方の汗は、先ほどの代謝で汗が出るものとは違います。太っている方は、代謝がよくて汗が出てくるのではなく、熱が体の中にこもりやすい状況になってしまっているのです。贅肉が邪魔になってしまい、熱が放出できないのです。そのため、エネルギーを燃焼するのではなく、汗の量を増やして熱を下げようとしている状態です。運動不足出典:byBirth顔だけ異常に汗が出てしまうなど、特定の場所にばかり汗が出る方は運動不足が原因の可能性があります。普段、汗をかくことをあまりしないでいると、汗腺が衰えてしまい可動しにくくなってしまうのです。そのため顔から汗を出してバランスを取っている状況が考えられます。そんなに汗をかく状況でもないのに、顔から吹き出すような汗が出てしまうという方は、運動不足を疑ってみてください。自律神経の乱れ出典:byBirth汗の量が多い方は自律神経の乱れが原因の可能性もあります。通常の活動をしているときに働いている交感神経、そしてリラックス状態のときに働く副交感神経ですが、過度なストレスでそのふたつの神経のバランスが取れなくなってしまい、就寝どきに汗をかいたり動悸がしてしまったり、目が冴えてしまったりと異常が出てきてしまいます。多汗症出典:byBirth多汗症という病気の可能性もあります。多汗症は動いていなくても、暑くなくても汗が大量に出てきてしまう病気です。何かがあったから出てきてしまったり、気温の変化で出る汗とは全く違うものなのです。ストレスや緊張によって汗が出てきてしまう場合も多汗症とされるようです。心当たりのある方は、一度病院にかかることをおすすめします。汗を抑える方法はない?出典:byBirth汗を大量にかいてしまう原因がいくつかあるということですが、その汗を少しでも抑える方法や、気にならないようにさせる方法があります。汗が止まらない!と困ってしまう時に、やってみる価値がある方法をご紹介します。制汗剤出典:byBirth脇から汗がたくさん出るという方は、脇のケアは抗菌剤ではなく制汗剤を使うと良いでしょう。抗菌剤は臭いの元となる菌を殺菌する効果があるものですが、制汗剤は汗自体を抑える効果をもつものです。また、顔用の制汗剤というものがあるのはご存知ですか?通常制汗剤というと脇に使うイメージですが、顔からの汗が多いと悩む方は、顔用の制汗剤を使えば顔の汗が少し抑えられるでしょう。メイクなどもなるべく崩したくない日にはぜひ使ってみてくださいね。リンパ節を冷やす出典:byBirth通常汗は、体の温度を下げるために出てきていますので、汗を抑えるためには体の温度を下げることが効果的となってきます。体の温度を抑えるためにはリンパ節を冷やすことが大事です。リンパ節は首の後ろ、鎖骨下、脇、太ももの付け根、ヒザ裏にあります。出先などで汗が止まらない時には、冷たいものなどでリンパ節を冷やしましょう。外にいる時はなかなか保冷剤などもないですので、冷えているペットボトルなどで首を冷やすと良いでしょう。脇汗パッド出典:byBirth代謝がよくて汗が多く出てしまう、汗が人より多いと気にしている方は、出かける前の準備でなるべく気にならないようにすることも必要です。制汗剤で抑える方法と併用して、季節関係なく脇汗パッドはおすすめです。服を裏返しにして脇部分に汗を吸着するパッドを貼るだけです。出かける準備をする時にパパッとできますので、脇汗を1日気にするなら貼っていきましょう!出典:byBirthご紹介した通り、汗は代謝がよく良い意味でたくさん出るという方もたくさんいます。しかし女性は特にメイクや臭いなど、気にすることが多いでしょう。夏はとくにお出かけ中に気にならないように対策をして、熱い夏も気持ちよく乗り切りたいですね!そして、異常な汗の出方をしてしまうというかたは、ぜひ一度病院へ相談にいってみてくださいね。
2018年06月14日季節的に洗濯物の汗臭さが気になるという方もいることでしょう。特に子どもが使っている衣類や体操服の汗臭さが、なかなかうまく臭いが消えないというお悩みを抱いている方もいるかと思います。そこで今回は、衣類に浸透した汗臭さをなくす3つのテクニックについてまとめました。■ 洗濯したのに汗臭さが気になる理由とは?市販の洗濯洗剤は、「消臭」「防臭」「抗菌」などと効果がパッケージに記載されているケースが多いですよね。しかし、実際に衣類などを洗濯し、干しても「なんか臭いが残っている……」と感じるという方もいるようです。その原因として挙げられるのが、次の3つです。洗濯物をすぐ干さない洗濯機に数時間以上入れっぱなしだった一度に洗う洗濯物が多い(=無理やり衣類やシーツ類といった洗濯物を押し込んで洗ってしまった)ちなみに「一度に洗う洗濯物が多い」という項目に関しては、家族が4人以上いる世帯によくある傾向のようです。洗濯を複数回に分けてしまうと水道代や電気代が高くなるのを避けたいという心理が働き、一度に終わらせるためにたくさん洗濯物を詰め込んでしまうようです。以上の3つの項目において、該当するものがあったら洗濯物の取り扱い方を見直した方が良いかもしれません。■ 洗濯物のあの臭いをなくせる洗濯のテクニック3つ洗濯物の繊維に浸透した臭いを和らげるには、それにふさわしい洗濯機の使い方を知っておくのが解決の近道。オススメのテクニック3つについてまとめてみました。【テクニック1. 洗濯のときは柔軟剤をプラスする】最近の柔軟剤は、洗濯物を柔らかく仕上げるだけでなく、消臭や防臭、香りを楽しむなどの目的として使う方もいるようです。洗濯物の素材に浸透した臭いを和らげるには、柔軟剤を使うことをオススメします。ただし、洗濯するときは柔軟剤をベーシックな洗濯洗剤と同じタイミングと箇所に入れるのではなく、洗濯機内の「柔軟剤」と表示されている場所に適切な量を測って入れましょう。洗濯が終わったら早いタイミングで干すことで、臭いの予防につながります。【テクニック2. 重曹でつけ置き洗濯】お家のハウスクリーニングで大活躍の重曹は、洗濯物の臭いを和らげる・消す目的でも使えます!jEss / PIXTA(ピクスタ)実際に洗濯をするときは、洗濯する際につけ置き洗いをすることです。最後に参考として、重曹を使ったつけ置き洗いについてご紹介します。バケツや桶を用意して、40℃くらいのぬるま湯を入れる。1.に重曹小さじ1を入れて、溶かす。重曹を溶かしたら、洗濯物を入れて30分程度つけ置きする。つけ置きした洗濯物を洗濯機に移し替えて、通常の洗濯をする。【テクニック3. 洗濯機本体を定期的にクリーニング】洗濯しても洗濯物の臭いが取れない原因はいくつかありますが、その中でも洗剤石鹸カスや洗濯槽のカビが知らぬ間にたまってしまう洗濯機が原因という説もあります。市販の衣類用の塩素系漂白剤を使った月1回程度の洗濯槽のクリーニングによって、洗濯機の清潔に保つだけでなく、衣類の臭いを和らげることができます。KorArkaR / PIXTA(ピクスタ)洗濯しても衣類に臭いが残る理由として、洗濯物をすぐ干さない・洗濯機に入れっぱなし・一度に洗う洗濯するものが多い3点が挙げられます。今回記事で紹介した、洗濯物の臭いを和らげるテクニック3つで使う柔軟剤・重曹・塩素系漂白剤(衣類用)はお店で手軽に購入できますので、これからの汗ばむ季節にやってみて下さいね!【参考】※正しい柔軟剤の使い方|柔軟剤ソフランプレミアム消臭+|ライオン※正しい方法知ってる?重曹洗濯で汚れ臭いスッキリ!|カジタク※洗濯機の黒カビ 予防と対策 | 知らないとソン!お洗濯のコツ | 洗濯機/衣類乾燥機 | Panasonic
2018年06月04日ネットやドラックストアには、たくさんのデオドラント商品が並んでいます。暖かくなってくると、汗もかきやすくなってそろそろ汗の臭い対策をしなきゃ!と思い始めますよね。しかし、デオドラントにも種類があり、それぞれ効果や効能が違ったりするのです。あまり意識せずに購入している方も多いようですが、それぞれの効果を知って、もっと有効にデオドラント商品を使いましょう!出典:byBirthまずはデオドラントの中でも大きく3種類に分けられる効果をご紹介していきます。制汗剤出典:byBirth制汗剤は多くの人が目にすることの多いデオドラント製品です。主に、パウダーなどで汗腺を塞いで、汗自体の発生を抑制するものです。汗がでなければ臭いが発生しないということで、もちろん効果はありますが、持続性が弱いというデメリットがあります。また、汗腺をふさいでいるため使いすぎると肌に負担がかかるため、使いすぎには注意が必要です。消臭剤出典:byBirth消臭剤は、汗の嫌な臭いを科学的に分解するものと、香りでマスキングをする効果のものが挙げられます。硫化水素、メチルメルカプタンなどという成分が配合されているものです。汗の予防ではなく、汗が気になったときに使うものになります。殺菌剤・抗菌剤出典:byBirth今人気なのがこちらのタイプです。汗はでてくるときは臭いはほとんど発生しません。しかし、皮脂や細菌と混じり合うことで嫌な臭いが発生してしまうのです。そのことから、殺菌をすることで臭いの発生を防いでいるのです。銀や、塩化ベンザルコニウムなどの記載があるものがこのタイプになります。タイプ別の特徴出典:byBirthでは、デオドラントのタイプ別の特徴をご紹介していきます。特徴を知って、自分に合ったデオドラントを見つけてくださいね!スプレータイプ出典:byBirthスプレータイプは割とポピュラーに使われているタイプでしょう。清涼感が高く、ひんやりとした使い心地です。制汗効果、消臭効果もあります。全身に振りかけることができるので、暑くて清涼感が欲しいときなどおすすめです。しかし、大量の汗や長時間の持続は難しいです。汗は多い方ではないけれど、ベタつきやムレが気になるという方には向いています。また、季節的にも真夏ではなく春や秋のジメジメとした気温、冬の暖房などでじわじわと出てくる汗におすすめです。ロールオン出典:byBirthロールオンは先をコロコロと直接皮膚に付けて塗っていくタイプで、主に全体ではなく部位的に気になるところに使います。スプレータイプよりも密着度が高く、臭いの予防に効果的です。速乾性もものによって違いますが、服などについてしまうと効果が半減してしまうため、早く乾くものがおすすめです。つける場合は汗をしっかり拭き取って、乾いている状態でつけた方が効果が上がります。スティックタイプ出典:byBirthスティックタイプは殺菌力が高く、消臭効果が高いものが多いため、アメリカなどの海外では一番使われているタイプです。密着度も高く、汗の臭いをあらかじめ予防するのにおすすめです。持ち運びもしやすく、ささっと塗ることができます。ワキガで悩んでいる方は、このようなスティックタイプかロールオンを使うと良いです!こちらもロールオンと同じく、脇などに付けるときに汗をかいているとつきが悪く、効果が半減してしまいますので、汗を拭き取って乾いている状態で塗りましょう。クリームタイプ出典:byBirthクリームタイプはデオドランドの中でも特に制汗効果や持続力が高いのが特徴です。ワキガや多汗症の方でクリームタイプを使っている方は多いようです。そして、肌にも刺激が少ないです。持続力が高いので、朝付けてから出かけるといった使い方が多いでしょう。クリームを手に付けて塗り込んでいくので、なかなか持ち歩いて外で付け直すということがしにくいタイプです。手にクリームがついて毎回手を洗うのがデメリットですが、気にならない方やしっかり制汗効果が欲しいという方にはおすすめです。シートタイプ出典:byBirth不織布に制汗成分や殺菌成分のある液体を染み込ませたウェット状のものです。汗を拭き取りながら、臭いの元となる菌を殺菌できるように作られています。外出中に汗をかいてベタベタした時などにすぐ使える手軽さで、女性も男性にもよく使われています。他のものと比べると消臭効果自体は高くないため、他のデオドラント製品を塗る前の拭き取りや、併用して使うのがおすすめです。拭き取る際に摩擦が生じてしまうので、ゴシゴシと強く拭き取らないように注意しましょう。出典:byBirthデオドラントの種類はたくさんありますが、汗がたくさん出てしまう方や、少量だけど臭いが気になる方、持ち歩いてこまめに塗り直したい方、持ち歩きたくない方などそれぞれかと思います。自分の生活にあったデオドラント製品のタイプを知って、有効に使っていきましょう!
2018年06月03日夏の汗は匂いや服の汗染みなどなど、女性には気になることばかり。これから汗をかいていく時期になる前に、しっかりと汗対策について知っておくことで、自分や周囲の不快感を減らすことが出来ますよ。 汗対策はコスメだけでなく、汗脇パットのようなアイテムを使用することでもかないます。いろいろなアイテムを使いこなして、夏の汗対策を完璧に!汗の対策は、匂いと汗染みの両方からアプローチ出典:byBirth汗の対策は、匂いと服に浮き出る汗染みの両方から行いましょう。汗は少量でも腋臭のように匂いが強いものがありますので、におい対策は必須です。さらに汗をかく量が増える時期には、脇などの汗染み対策も同時に行っていきましょう。この両方を行わないと、汗対策は完ぺきとは言えません。特に匂いは、本人はあまり気づいていなくても周囲が結構気になるもの。しっかりと匂い消しを行って、腕を上げた時などに気にならないようにしておきましょう。マナー的な意味合いでも匂い対策は重要です。脇の汗対策は必須出典:byBirth汗の中でも最も対策が必要なのが脇部分です。脇部分以外は顔の汗で化粧崩れが気になるなどといったところでしょうが、脇ほど匂いや汗の量が気になる部分はなかなかないのです。顔やその他ボディの汗対策よりも優先して、まずは脇の汗対策を行っていきましょう。脇の汗は多くの人にとって悩みである分、対策グッズやコスメも豊富に出ています。脇の下は皮膚が薄く敏感な部分でもありますので、肌荒れしにくい肌に優しいものを使用するとよいでしょう。オーガニックタイプのものや、肌に優しい製品も豊富に出ていますので、この後おすすめするもの以外にもいろいろと試してみてください。オーガニックといっても、その人によっては合わないこともあります。きちんと自分の肌に直接塗って、自分との相性を見ていくようにしましょうね。体の汗サラサラ対策出典:byBirth体の汗は暑い季節になるほどたくさんかくようになり、さらにべたつきが気になるようになるものです。そこで、体の汗を少しでもサラサラに保つためには、そのための事前準備と外出時のちょっとした対策が重要になります。まずは、事前準備として、服を着る前に軽くベビーパウダーのような、肌の汗や油分を吸収してくれるパウダーを体にはたいておくことをおすすめします。特に汗をかきやすい関節部分や服でこすれやすい部分にはしっかりとはたいて、白浮きしないようになじませておきましょう。そして、外出時にはふき取りシートを持ち歩いて、汗をかいたらこまめにふき取るようにしましょう。首や髪の生え際は汗が出やすいので時々拭いておくと、一日さっぱりと過ごせます。ふき取りシートは拭いたら捨ててしまえるタイプが便利です。汗対策おすすめアイテム3つ汗対策アイテムとして、おすすめの3つをあげておきます。どれも便利で使いやすく、価格もそれほど高くはないので、併用して使うことも可能です。パウダーシートビオレ さらさらパウダーシート※写真は旧製品出典:byBirthビオレのさらさらパウダーシートは、サラサラの素肌を保てるように、シートにパウダーの要素とウェットティッシュの要素が両方組み込まれており、夏の汗対策には欠かせない一品です。持ち歩きに便利なコンパクトな仕様で、使ったら捨ててしまえるので、お化粧直しの時などにさっとふき取ってごみ箱にポイ。これで不快な汗対策にばっちりです。香りもほのかで、好き嫌いの少ないさわやかな香りです。いくつかタイプがありますので、気に入ったものをカバンに忍ばせましょう。汗脇パットRiff(リフ) あせワキパット出典:byBirthRiffのあせワキパットは、お出かけ前に脇の部分に装着することで、脇の汗が服に染みるのを防いでくれます。ある程度汗を吸って、においが気になるようになったら捨てて取り換えるなど、便利に使い捨て出来ます。外でのお仕事などで汗をかく時はこれを仕込んでいき、汗をかいたら捨ててしまいましょう。においや不快感をかなり軽減できますよ。デオドラントスプレーやロールオンメイド オブ オーガニクス DE ロールオン EX ホワイライト フレッシュシトラス(スキンローション)出典:byBirthデオドラントスプレーやロールオンタイプの汗対策グッズは多数出ています。中でもおすすめなのが、オーガニック成分配合の「メイド オブ オーガニクス」のロールオンです。こちらは成分の安心感と、さわやかな香りや付け心地がよく、肌が弱い人にもおすすめです。汗対策をしていやな汗染みを防ごう出典:byBirth汗対策をしっかりとして、嫌な汗染みやにおいを防ぎましょう。べたつく季節を少しでも快適にスッキリと過ごせるように、自分でちょっとした工夫と努力を積み重ねていきましょうね。
2018年05月16日ワキに汗染みができて、つり革につかまれない!会社に着く頃には、胸も背中も汗でベトベト…。「汗とニオイ」のあるある悲劇、攻略法をご紹介します!ワキ、胸、背中から汗が噴き出す!【ベトベトする悪い汗はトレーニングで改善できる!】ベタつく汗こそが、ニオイの原因となる悪い汗。「悪い汗をかくひとつの理由は汗腺機能が低下しているから。湯船に浸かって汗腺トレーニングをすれば改善されます。全身浴、半身浴の順で内臓をゆっくりと温めると、上半身から良い汗をかきやすくなります」(「マブチメディカルクリニック」院長・馬渕知子先生)水分をしっかり摂っておくことも、良い汗をかく秘訣に。「入浴前にコップ1杯、長湯する場合はペットボトルなどを持ち込んで水分摂取を。体を温める生姜入り紅茶もおすすめです」まず熱めの湯で5分くらい全身浴。全身が温まったら半身浴を10~15 分くらい。毎日できればベストだが、時間がとれない人は週2~3 回でも。自分に合った回数を見つけて。【染みない、見えない、おしゃれの工夫】汗染み対策は、ファッションから工夫しよう。「体に熱がこもる状態を作ると汗をかきやすいので、吸汗速乾性に優れた機能性インナーや、麻など通気性のいい素材の洋服を選びましょう」ワキの汗染みは、服に汗を吸い取らせないことが基本。「ワキ汗パッドはこまめに交換し、ゆったりした袖のトップスには、ワキ汗取り付きのインナーでカバーを。また、水色やグレーは汗染みが目立ちやすい色。白や黒が安心ですね」【汗の量を抑える】ワキ汗そのものを抑えるなら、手軽に使える制汗剤の出番。「どうしても汗の量が気になるなら、出かける前にワキ汗抑制効果の高い制汗剤で、汗の出口にフタをするのも手。さっぱり感があるのは、直塗りタイプのロールオンやスティック。手軽なのはスプレータイプなどですが、成分や使い心地、目的などで自分に合うものを選ぶのがいいでしょう。また、直塗りタイプの後にスプレーを重ねて使うのも、働きが高まりますよ」衣類に直接貼ってワキ汗を吸収。汗染み、黄ばみを作らない!メッシュ素材3層構造の吸引シートで、汗をすばやく引き込み、表面はサラサラ。厚さ約1mmなのでごわつかず、つけ心地も快適。Riff あせワキパット 20枚(10組)¥520(小林製薬 TEL:0120・5884・06)体温調節してくれる、ハイテクインナー。汗をかくと、生地の編み目が開き、通気性がアップ。着た瞬間に涼しさを感じられる接触冷感性の「タッチクール」機能で、着心地も追求。エアさらりー キャミソール¥3,700(トリンプ TEL:0120・104256)ワキの下だけでなく、前部分もしっかりカバー。大きめのパッドが、ワキの前部分まで汗を幅広くキャッチする。汗染みやニオイも気にならない。スマートドライ汗取りパッド付きノースリーブ(前汗キャッチャー(R))¥1,290~(セシール TEL:0120・70・8888)薄くて乾きやすい素材で、汗による不快感を軽減。軽くて薄い綿混生地を使用したインナーは、吸汗速乾性や通気性が抜群。さらに銀イオン抗菌加工を施すことで、高い防臭効果を発揮。スゴ衣 快適プラス+ 2分袖¥3,700(ワコール TEL:0120・307・056)ひと塗りでパワフル密着。汗染みとニオイのW対策。ニオイ菌を集中殺菌する銀イオンのほか、汗を吸着・吸収するパウダーを配合。直接塗ることで、有効成分が奥まで浸透。エージーデオ24 デオドラントスティックEX オープン価格(資生堂 TEL:0120・81・4710)ナノイオン制汗成分が、ワキ汗を出る前にブロック。ロールオンタイプの制汗剤。耐水皮膜成分がワキの肌に密着、汗の出口にフタをする。医薬部外品。Ban汗ブロックロールオン プレミアムラベル せっけんの香り 40mlオープン価格(ライオン TEL:0120・556・913)馬渕知子先生「マブチメディカルクリニック」院長。専門は内科、皮膚科。あらゆる科と連携し、人の体を総合的にサポートする医療を推進。食糧学院で理事および講師も務め、体の内外から汗とニオイの悩みにアプローチ。※『anan』2018年5月16日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)イラスト・黒猫まな子取材、文・岡井美絹子鈴木恵美(by anan編集部)
2018年05月10日汗は悪いものと思われがちですが、実は、体や肌にとって、汗をかくことはとてもいいことです。汗と上手に付き合って、肌トラブルで悩まない夏を過ごしたいですね!これから夏になると、気になるのが汗。汗が出ると、気になるのが、汗をかいたことで肌トラブルを抱えてしまいやすいということ。今回の記事では、汗と肌トラブルについての確認と、汗が原因で肌トラブルにならないためには、どういう対策をしたらいいのかをご紹介していきたいと思います。夏場は、汗が原因で肌トラブルに陥りやすい!汗が原因で考えられる肌トラブルは、かぶれや汗疹(あせも)、発疹などがあげられますが、これらの肌トラブルが起こる前に汗を取り除いてあげることが大切です。汗について詳しく見ていきたいと思います。発汗することは悪いことではなく、むしろいいこと!出典:byBirth汗をかくことで、肌トラブルが起こることがあるからといって、「発汗すること=悪いこと」と思ってしまうのは間違いです。汗をかくということは、体温を一定の温度に保つ役割があり、人の体にとって必要不可欠なことです。それに加えて、汗をかくことで体にうるおいを与え、肌のバリア機能を高めることが出来るため、「天然の化粧水」と表現されることもあるそう。肌にとって、汗は悪いことではなく、いいことばかりが挙げられます。汗を放置してしまうことで、肌トラブルが発生しやすい条件になる汗はニオイのイメージが強いかもしれませんが、汗をかいたばかりの時は、無臭です。そして、弱酸性の状態なので、肌に負担がかかりにくいのですが、これを放置してしまうと、悪臭の根源であるアンモニアが発生して、このアンモニアこそが肌荒れの原因となりかねないのです。さらに放置することで、空気中に存在するチリやホコリ等と結合し、雑菌が繁殖する恐れもあります。汗をかいたと感じたら、極力シャワーなどで洗い流したり、拭き取ることをおススメします。夏に悩みがちな汗と上手に付き合う、スキンケア方法!出典:byBirth他の季節よりダントツに汗をかきやすい夏がそろそろやってきます。汗とはどういう風に付き合っていけばいいのか、汗をかいてしまったらどういう対処法がいいのかをご紹介していきたいと思います。汗はニオイと肌の負担を考えて、早めに洗い流す!汗をかいてしまったことに気が付いたら、なるべく早くに洗い流すことが一番です。ただ、外出していたりして、すぐに洗い流すことが難しい場合もあると思いますので、そういった場合は、汗取りシートなどを活用してみるのも手だと思います。こまめに汗を取り除くことで、肌への負担軽減に加え、汗から発生する匂いも抑えることが出来ます。水分補給は、体にとっても肌にとっても大切!出典:byBirth汗が気になるからといって、水分補給をあまりしないのは、いい状態とは言えません。私たちの体は、新しい水分が蓄えられることで、体内の老廃物や尿などが排出される仕組みになっています。なので、定期的な水分補給が体にとってもいい影響を与えることになります。また、水分を体に補給することによって老廃物が排出されると、免疫力がUPし、肌が美しくなるので、肌づくりの面でもメリットがあります。内側から肌にアプローチすることが出来るんですね!蒸発しやすい夏こそ、重点的なスキンケアを!出典:byBirthせっかく保湿した肌も、汗をかくことで蒸発してしまいます。乾燥するイメージの強い冬と真逆な夏は、ついついスキンケアが緩んでしまいがちですが、うるおいが逃げないようにしっかりと保湿を意識してあげることがとても大切です。また、乾燥した肌でいると、肌のバリア機能が弱まり、紫外線の影響を受けやすい肌になりますので、より一層の注意が必要です。スキンケアをしようと思った時に汗をかいたら、「汗が引くのを待つ」スキンケアしようと思ったら、暑くて汗をかいてしまった…ということもありますよね。そういう場合は汗が落ち着くまで待ってあげてください。けれど、洗顔後等すぐに化粧水を塗りたいところですよね。夏は冬に比べて湿度が高いので、すぐに肌にうるおいを与えなくても、そこまですぐに水分を失ってしまうわけではありません。それよりも、汗が引くのを待つ方が、その後のスキンケアもしっかりと肌に入り込んでくれることでしょう。汗をかくことも大切、けど汗を取り除くことも大切!出典:byBirth汗は、体や肌にとって悪いものではなく、むしろいいものです。しっかりと汗をかいて、汗をかいた分、肌はしっかりとケアをしてあげることが大切だということが分かりました。汗と上手に付き合って、肌トラブルに悩まない、笑顔でいっぱいの夏を迎えたいですね!
2018年05月05日外出時の水分補給に必要不可欠な水筒。大人はもちろん、汗をかきやすい子どもにも専用の水筒を持たせるのがおすすめです。タイプや機能性が異なるさまざまな種類があるので、それぞれの特徴を比較した上で選びましょう。今回は、おすすめの子ども用の水筒を10個ご紹介します。子ども用の水筒はどう選ぶのが正解?子ども用の水筒を選ぶときは、容量に目を向けましょう。基本的に、未就学児の場合は350ml前後を目安にするとよいといわれています。ただし、定期的な水分補給が必要となる夏場は500ml以上の容量が入る水筒を持たせるのがおすすめ。また、活発に動くことが多い子どもの場合も少し大きめの水筒を持たせるとよいでしょう。体型に合わせて選ぶことも大切です。子ども用の水筒を購入するメリット水筒の中には保冷機能が備わっているものがあります。飲み物の温度を長期間キープできるため、いつでも冷たい飲み物を飲ませることができます。子どもは汗の量が多いため、定期的な水分補給が必要不可欠。子ども用の水筒があれば、外出時でも問題なく水分補給させることができます。また、大人用のお茶と子ども用のジュースというように、子どもが好きな飲み物を持ち歩きできるのもメリットです。使いやすさにこだわった子ども用の水筒丈夫なステンレスが用いられたコンパクト&軽量タイプの水筒です。口径が約50mmと幅広なので氷を入れることができ、特殊な構造で冷たさをキープします。飲むときはロックを解除し、ワンプッシュでオープン。ハンドルとストラップ付きのポーチがセットになっており、持ち運びも便利です。ブラック・ピンクがあり男の子にも女の子にもおすすめ。容量は600mlです。コップ飲み&直飲みOKな子ども用の水筒大胆に描かれたアニマル柄がキュートな、容量600mlの水筒です。フタを外したら注ぎ口をワンプッシュでオープンし、直接口を付けて飲むこともコップ(フタ)を使って飲むこともできます。保冷・保温機能が備わっているため、春夏秋冬いつでも使用できるのがうれしいポイント。装着が簡単なストラップは名前を書くプレート付きで、万が一友達とかぶった場合でも安心です。デザインのバリエーションが豊富な子ども用の水筒ステンレスが用いられた2WAYタイプの水筒です。保冷・保温機能が備わっているにもかかわらず、小さな子どもでも無理なく持ち運びできる358gという軽さが魅力です。注ぎ口はワンタッチ式で、コップ飲みと直飲みのどちらで飲んでも問題ありません。ディズニープリンセスやハローキティ、トイストーリーなど全15種類のデザインからお選びいただけます。容量は600mlです。大人でも子どもでも使えるキュートな水筒魔法びんのパイオニア〔サーモス〕の、容量550mlの水筒です。保冷・保温効果が優れており、こだわりの構造で本体が結露することもありません。ロック機能付きのワンタッチオープン式なので、手間がかからない上にカバンの中に入れていてもこぼれる心配がゼロです。注ぎ口が小さめなので口が小さい子どもにもぴったり。派手すぎないキュートなデザインで、大人でもお使いいただけます。ストロータイプで飲みやすい子ども用の水筒ステンレスが用いられた魔法びん構造の水筒です。ワンタッチでオープンすると中からストローが飛び出すため、飲みたい量ずつ飲むことができます。容量は400mlで、子どもでも無理なく持ち運びできるようショルダーパッド付きのポーチがセットになっています。ポーチは汚れたら手洗いできるため衛生面も安心です。ふんわり優しいコーラルピンクが女の子の心をつかんで離しません。衛生的で安心・安全な子ども用の水筒フルオープン型の中栓で洗いやすく衛生的なステンレス製の水筒です。ワンタッチ式の注ぎ口から直接飲むことはもちろん、コップと中栓を取り付けてコップを使って飲むこともできます。容量は630mlと多めなので、特に活動する機会が多い子どもにおすすめ。本体とポーチにはフリースペースが設けられており、名前を書いたりイラストを描いたりしてオリジナルボトルを作ることができます。飲み残しの多い子どもにおすすめの水筒ぽてっとしたフォルムが特徴的なステンレス製の水筒です。容量は200mlと少なめなので、大きめの水筒だといつも飲み残してしまうという子どもにおすすめ。ステンレスの二重構造となっており、冷たい飲み物も温かい飲み物も持ち運びOKです。装飾の少ないシンプルなデザインなので、大人用としてもお使いいただけます。カラーはレッド・ティール・ホワイト・イエローの4色展開です。ほかの子とかぶらない。大人にも子どもにもおすすめの水筒ステンレス魔法びん構造の、170gという超軽量タイプの水筒です。容量は350mlで、保冷・保温効果に優れています。特徴は、名入れ刻印に対応しているというもの。自分のイニシャルや名前を好みのフォントで入れることができ、世界にひとつだけのマイボトルを作ることができます。カラーはコーラルピンク・ストロベリーレッド・スカイブルー・オールブラック・パールホワイトの5色展開です。子どもとアウトドアを楽しむ際にぴったりな水筒ステンレスボトルの内側がフッ素でコーティングされた、2,000mlと大容量の水筒です。水切れがよいため汚れにくくお手入れも簡単で、清潔な状態をキープすることができます。また独自の技術により、子どもでも楽に持ち運びできる軽さを実現させています。コップ付きで使い勝手もよいので、家族でアウトドアに出掛ける際などにおすすめです。大人にも子どもにもギフトにもぴったりな水筒ポリプロピレンが用いられた、容量500mlの水筒です。人気イラストレーター“松尾ミユキ”が描くラフなタッチの猫やハリネズミがワンポイントで、子どもはもちろん大人でもお使いいただけます。保冷・保温効果を有しているため、いつでも最適な温度で飲み物を楽しめます。また、フタがマグカップになっており衛生的なのもうれしいポイント。箱付きなのでギフトにもおすすめです。容量やデザインをチェック!子どもにぴったりな水筒を選ぼう今回は、おすすめの子ども用の水筒を10個ご紹介しました。保冷・保温機能が備わったものや超軽量なもの、デザインにこだわったものなど実に多彩な水筒があります。容量や機能性などをよくチェックした上で、好みのデザインのものを選ばせてあげるとよいかもしれません。子ども用の水筒をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。水筒のアイデアをもっと見る生活雑貨のアイデアをもっと見る
2017年11月17日アレルギーにより湿疹が引き起こされる場合、どのようなメカニズムで発症するのかを理解しておくと、いざというときに対処ができます。ここでは、湿疹とアレルギーについて見てみましょう。アレルギーによる湿疹とは湿疹を発症させるアレルギーには以下のものがあります。食物アレルギーアレルギーによる湿疹でよく見られるのが、食物アレルギーです。アレルゲンとされる特定の食べ物で、湿疹が発症されるとされています。アレルゲンとなる可能性がある食べ物は非常に数が多いので、どれが自分にとってアレルゲンになるのか問うのがわからないことが多いです。また、食物アレルギーの場合は、皮膚症状として湿疹だけにとどまらないことも多く、じんましんや血管性浮腫、発赤などの症状がでたり、目やのど、呼吸器系などの異常が引き起こされたりすることがあります。接触アレルギー接触アレルギーの場合は、主に皮膚に現れるアレルギーとして知られています。皮膚にアレルゲンが接触することによって、皮膚に湿疹などの異常が引き起こされることがあります。軽い接触アレルギーの場合、触れた部分だけに異常が起こりますが、アレルギーの反応によっては、接触した部分以外にも症状が進行してしまうこともあるため注意が必要です。アレルギーによる湿疹のメカニズムアレルギーが引き起こされるメカニズムについて解説します。防御反応人の身体は、外部からの異物に対しての防御機構を有しています。異物が体内に侵入すると、血液中の白血球などの細胞がその異物を除去しようと活動を始めます。このため、なにか異物がはいりこんだとしても、すぐに異常をきたすというわけではありません。そして、一度異物を排除すると、その異物に対して記憶しており、次回侵入したときには、最初の侵入に比べてより早く対処できるようになっています。これを免疫と呼びます。アレルギーというのは、この免疫反応に異常が起こったときに引き起こされるといわれています。抗体が過剰に反応するアレルギーは、異物に対して必要以上に反応を起こしてしまうことが原因で引き起こされるようです。アレルギーの原因であるアレルゲンが体内に入ると、特異的IgEを経由してアレルギー反応が引き起こされます。さらに、アナフィラキシーショック症状が引き起こされた場合は、一度症状が現れなくなった後に、再び発症するといわれています。アレルギー反応はあくまでも、異物が入ったときだけに反応するので、アレルゲンを体内に取り込んだり、皮膚に触れたりしない限りは、アレルギー症状は発症しないとされています。アレルギーによる湿疹の治療アレルギーによる湿疹の治療法を見ていきましょう。アレルゲンを特定するアレルギーに対する治療を行っていくためには、アレルギーを引き起こしているアレルゲンを特定する必要があります。アレルゲンを特定するためには、血液検査によって血中の特異的IgE抗体がどれくらいあるのかを調べるという方法が行われます。そのほかの方法としては、実際に食べ物で検査を行う食物検査や、皮膚にアレルゲンの可能性のある物質を付着させるパッチテストなどによって、アレルゲンを見極めていきます。ただし、これらの検査は、あくまでもアレルゲンを探す検査です。見極めたアレルゲンが、必ず湿疹の原因だという事は決めつけることができません。アレルゲンを同定してからさらに検査をしていくことで原因を特定できるとされています。できるだけアレルゲンを避けるアレルギーを根本的に治療するのは非常に難しいことです。そのため、対症療法がメインの治療となります。抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬などを投与して、アレルギーによる症状を緩和させていく薬物療法を行っていくことが多いです。そして、症状が緩和された後は、できるかぎりアレルゲンを摂取したり、触れないように予防したりしていくことが重要だとされています。日ごろから気をつけたいこと検査や治療によって、自身の湿疹の原因となっているアレルゲンが同定されているのであれば、そのアレルゲンからできるだけ避けて生活していくことによって、症状を予防することができます。たとえば、軽度の食物アレルギーであり、それが普段から食べたり飲んだりしているものであれば、徐々に摂取量を減らしていって、症状が出ない摂取量を見極めることも必要かもしれません。また、生活や仕事に支障をきたすレベルであるのであれば、アレルギーの出ないような生活、および仕事に変えていく必要があります。家族や職場での理解が必要になるため、しっかりと相談をしてよい方法を探していくようにしましょう。監修:大利昌久
2017年10月24日肌にかゆみや赤みを引き起こす脂漏性湿疹の原因は、カビの一種である「マラセチア菌」の増殖です。菌の異常増殖の原因である皮脂の過剰分泌を起こさないためのポイントや皮膚科での治療法などについて見てみましょう。脂漏性皮膚炎とは脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)は、脂漏によって引き起こされる皮膚炎です。「脂漏」とは、毛穴から分泌される皮脂が多くなりすぎている状態を指します。脂漏の状態になると、皮脂をエサとするマラセチア菌というカビの一種である真菌が異常増殖します。マラセチア菌自体は、人間の皮膚に生息する常在菌で、正常な状態ではトラブルの原因となるようなことはほとんどありませんが、異常に増殖するとマラセチア菌自身の代謝物によって肌に炎症を引き起こします。脂漏性皮膚炎の原因脂漏性皮膚炎の原因は、皮脂の増加によるマラセチア菌の増殖です。脂漏性皮膚炎の原因と考えられるものについて解説します。ホルモンバランスの乱れ生活習慣の乱れやストレス、睡眠不足などが続くと、ホルモンバランスの乱れが生じます。特に、ストレスや睡眠不足はテストステロンやアンドロゲンといった男性ホルモンの分泌量を増加させます。テストステロンやアンドロゲンには皮脂の分泌量を増加させる働きがあり、脂漏性皮膚炎の原因である脂漏の状態を作ってしまう場合があります。食生活の乱れ食生活の乱れは、皮脂の分泌量にも関係していますが、脂っぽい物や甘い物など脂分が多い食事ばかりをとり続けていると、皮脂の量も増加してしまいます。また、皮脂量を調整してくれるビタミンB2やビタミンB6、ビタミンCが不足すると、皮脂量の調整が不十分になり、肌に脂分が増加する場合があります。不十分な洗髪・洗顔きちんと洗えているつもりでも、洗顔や洗髪が不十分になっている方は意外と多いものです。生え際や後頭部、フェイスラインなどは洗い残しが生じやすく、皮脂汚れをためてしまう原因にもなります。また、反対に頭皮や顔を洗いすぎてしまい乾燥を引き起こすと、皮膚が皮脂の分泌量を増加させようとするのでかえって状況が悪化する場合もあります。脂漏性皮膚炎の症状脂漏性皮膚炎は、皮脂の過剰分泌による真菌の繁殖が原因で起こるため、皮脂の分泌量が多い頭皮や生え際、鼻の横などにできやすい傾向があります。また、顔・頭部以外では背中やわきの下などによくみられます。脂漏性皮膚炎の主な症状は、かゆみや赤み、湿疹です。黄色っぽい垢(鱗屑)などが出る場合もあり、頭皮に脂漏性皮膚炎ができた場合は、大量にフケが出るケースもよく見られます。また、大量の皮脂が酸化して悪臭を放つこともあります。脂漏性皮膚炎の治療脂漏性皮膚炎かもしれないと感じたら、すみやかに皮膚科などで診察を受けましょう。皮膚科で受けることができる脂漏性皮膚炎の治療について解説します。皮膚科での治療皮膚科では、皮膚に起こった炎症を抑えるためのステロイド剤や、原因となるマラセチア菌を殺すための抗真菌薬などが処方されます。これらを使って原因菌や炎症を抑え、症状の改善を目指します。これに加え、補助的にビタミン剤が処方されたり、かゆみ止めとして抗ヒスタミン薬が処方されたりする場合もあります。脂漏性皮膚炎の予防脂漏性皮膚炎の予防には、生活習慣の改善や洗顔・洗髪方法の見直しが効果的です。睡眠不足を解消する前述の通り、睡眠不足は皮脂を増加させる原因になります。睡眠時間をしっかりと確保し、自律神経やホルモンバランスを整えましょう。ストレスを解消する心身が強いストレスを受けると男性ホルモンの分泌量が増加し、皮脂が増加してしまいます。休息の時間を十分に取り、自分が好きなことをする時間を確保するなど、ストレスをためこまないよう注意しましょう。食生活を改善する食生活の乱れは肌のトラブルに直結します。脂っこい食事を避け、肉・魚・野菜をバランスよく食べるようにしましょう。ビタミンB類を多く含むレバーなどの肉類や卵、ビタミンCを多く含む野菜や果物などを選ぶとより効果的です。洗顔・洗髪の方法を見直す洗顔・洗髪時は洗い残しがないようにすすぎをしっかりと行うことが大切です。特に、洗い残しやすすぎ残しを発生させやすいフェイスラインや生え際などは念入りにすすぐようにしましょう。地肌や顔を洗いすぎると皮膚が乾燥し、かえって皮脂の分泌量が増加してしまう場合があります。地肌や顔を洗う際はゴシゴシと肌をこすらず、指の腹でやさしく洗いましょう。洗浄力が高すぎるものは避け、低刺激のシャンプーや洗顔料を選ぶことをおすすめします。また、洗顔・洗髪後は適宜保湿などを行い、肌に水分を与えるとよいでしょう。監修:大利昌久
2017年09月20日皮膚の表面が刺激を受けると、「湿疹」とよばれるできものが現れます。形状は、赤い斑点状であったり、ポツポツしたものだったりとさまざまです。原因として、金属や食物アレルギー、免疫機能の低下、ストレスなどがあげられますが、ここでは、ストレスが原因となっている湿疹に注目して見てみましょう。湿疹とストレスの関係皮膚の表面にさまざまな刺激が加わると湿疹ができるとされます。花粉や金属に対するアレルギーがある人の場合、そうしたものに触れるとアレルギー反応として湿疹が現れますが、汗や衣服と皮膚の摩擦も湿疹を引き起こす刺激になることがあります。特に、アレルギー体質でもないのに急に湿疹が現れた場合、皮膚が本来持っているバリア機能が低下している可能性があります。ストレスがその原因となっていることがあるため注意が必要です。強い不安や緊張といったストレスが脳に伝わると、脳はストレスを和らげようとして「ストレスホルモン」を分泌するよう指令を出すと考えられています。ストレスホルモンの一種であるコルチゾールは、血糖値を上昇させ、脳の働きをよくする働きがあるといわれています。しかし、つねにストレスがかかっている状態が続くと、ストレスホルモンが過剰に分泌されます。実は、コルチゾールには、免疫力を低下する働きもあり、分泌量が増えると身体にとってマイナスとなってしまうのです。コルチゾールが作られるときにはビタミンCが使われます。皮膚をつくる組織のコラーゲンには、ビタミンCが欠かせないため、コルチゾールの過剰な分泌はコラーゲンの生成にも影響を与えるとされます。さらに、コルチゾールは男性ホルモンの分泌を促して皮脂を出やすくしたり、成長ホルモンの分泌を抑制して、皮膚をはじめとする身体のさまざまな組織の再生を阻害したりします。つまり、コルチゾールが過剰に分泌されると皮膚の状態が悪化する可能性があるのです。本来は、血糖値を上げ、脳の働きを活性化させる働きを担うコルチゾールですが、大きなストレスが原因となり、皮膚のコンディションを乱す方向に働いてしまうことがあります。弱っている皮膚に刺激が加わることで、湿疹が現れます。また、ストレスによるホルモンバランスの乱れにより、過剰に分泌されるホルモンとしてヒスタミンがあげられます。このホルモンも皮膚に大きく影響を及ぼします。皮膚が刺激を受けると、肥満細胞からヒスタミンが分泌されて知覚神経に働きかけ、「かゆみ」というかたちで皮膚の刺激が脳に伝えられます。一方、知覚神経の末端からは神経ペプチドという神経伝達物質が放出され、神経ペプチドが肥満細胞を刺激します。肥満細胞は、ヒスタミンをさらに分泌してかゆさを増幅させ、「かゆさを感じてかきむしると、さらにかゆくなる」という悪循環に陥ってしまいます。アトピー性皮膚炎とストレスの関係と症状化粧品や衣類、金属など皮膚に接触したものが原因で現れる接触性湿疹、皮脂の分泌が進み皮膚を刺激することで起きる脂漏性湿疹、首やひじ、ひざなどにでき、かゆみをともなうアトピー性皮膚炎など、湿疹にはいくつかタイプがあります。なかでも、アトピー性皮膚炎は原因のひとつにストレスがあげられます。ここでは、アトピー性皮膚炎とストレスについて解説します。アトピー性皮膚炎は、顔や首、手足の関節などにかゆみをともなった赤い湿疹が現れる皮膚疾患です。湿疹ができると、かゆさから引っ掻き、また湿疹ができるということをくりかえして、慢性化すると皮膚が硬くなってしまいます。原因がアレルギーである場合と、そうでない場合があり、非アレルギーの原因にストレスも含まれます。ストレスは、皮膚のコンディションを悪化させて刺激への反応を敏感にするとされています。薬によって皮膚の機能を回復させる治療と並行し、ストレスを溜めない生活を送る工夫をすることも大切です。湿疹に強い皮膚を作るためのストレス解消法心身ともに健康でいるために、ストレスを溜めないことはとても重要なことです。また、皮膚のコンディションを整えるうえでも、ストレスの解消は有効と考えられています。気分や体調に合わせて取り組めるストレス発散法をいくつか持っておくといいでしょう。ストレスを解消したいと思ったときに参考になる解消法をご紹介します。運動ウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。軽く汗をかく程度の運動を習慣づけましょう。人との交流友人や家族と食事をしたり、お酒を飲んだりして、楽しい時間を持つのもよいでしょう。話をすることでストレス発散の効果が期待できるでしょう。休息ぐっすり眠り、休養を取って疲れをとるほか、ヨガをしたり自然の中でリラックスしたりするのもよいでしょう。気持ちの切り替え今の環境から離れることで、気持ちを切り替えることも大切です。旅行はもちろん、部屋の模様替えをすることも気分を一新することにつながるでしょう。娯楽テレビや映画、カラオケに行くなど、自分自身が楽しいと思えることを、思う存分に満喫するのもおすすめです。創作楽器を演奏する、絵を描くなど創造的な作業に没頭することもストレス解消につながるでしょう。監修:田中奏多
2017年09月15日自分のワキ汗が不快なニオイを発しているかもと思うと気になるものです。手軽な汗の対処法としては、タオルで拭き取ることや制汗剤の使用などがあげられます。しかし、なんでもないような行為が、逆効果となる場合があるのです。ここでは、汗の拭き方や制汗剤の使い方などについて見てみましょう。汗を完全に拭き取ってもよいのか汗のニオイを抑えるための簡単な対処法の1つが、出た汗をタオルやハンカチなどで拭き取ることです。汗を物理的に取り除けば、ニオイの発生を防げるというわけです。しかし、汗を完全に拭き取ることがよいとは限りません。汗の役割とは気温が高いときに、汗が流れ出る理由は体温調節のためです。気温にともなって体温が上昇すると、体温調節機能が働き、身体の温度を下げようとします。具体的には、血流を増加させて循環をよくし、高温の血液を外気に触れる皮膚表面近くで放熱させます。さらに、それと同時に行われるのが発汗です。汗の水分が気化することで、皮膚表面の温度が下がります。血流増加と発汗が相互に作用して、効率よく体温を下げることができるのです。拭き取りすぎのデメリット汗は体温を下げるという役割を持って流れているため、目的を果たさないうちはすぐに止まらない可能性が高いと考えられます。気化するより先に汗を拭き取ってしまうと、なかなか皮膚表面の温度を下げることができません。このため、体内では体温調節が働いた状態が続きます。暑い環境にいるとき、タオルなどで拭き取っても次から次へと汗が流れてくることがあるのはこのためです。また、できるだけ汗を取り除こうとして、力ずくでタオルを使用する行為は、汗腺をいためることになります。正しい汗の拭き方タオルを使用する場合は、適切な拭き方をするようにしましょう。自分の不快感を取り除くために、周りへの配慮のためにと、多量な汗をタオルで吸い取ることは効果的ですが、完全に拭き取り過ぎないように注意しましょう。なぜなら、皮膚表面に適度な湿気を保つことが、汗をすみやかにひかせるコツだからです。また、汗のニオイが心配な方は、軽く濡らしたタオルで拭き取る方法がおすすめです。汗のニオイ成分が水溶性であることや、皮膚表面に水分を残せる点からも理にかなった方法といえます。制汗剤の使い方に注意する汗に関する意識は、年代や男女によって少しずつ異なりますが、特に、成人女性ほど汗には敏感な反応を見せる傾向にあります。その理由として、汗をかく事前の対策で、女性が汗対策に制汗剤を使う割合は、57.4%であるという調査結果もあります。制汗剤の選び方エチケットを気にするあまり、効果の高い制汗剤がよいと考えがちですが、使い方によっては、逆にニオイを強める場合や、かぶれや色素沈着などの肌トラブルを招くこともあります。それを避けるためには、自分に合った制汗剤を選ぶことが重要です。制汗剤には、汗が出るのを抑えるものと、ニオイの発生を抑えるものの2つを主軸として、さまざまな成分が配合されています。発汗を抑えるために使用されているのは、汗腺を塞ぐ収れん剤です。強い作用のある収れん剤ほど、肌に負担をかけるおそれがあり、汗とともに老廃物の排出を妨げることで、ニオイが逆に強くなる場合があります。ニオイを抑える役割として使用されているのは、雑菌の活動を抑える抗菌剤です。その人のワキガの程度によって、皮膚上に存在する菌の種類は異なります。ニオイがそれほどきつくないのに、強い殺菌剤を使用すれば、より強い菌を繁殖させてニオイが増すケースもあるのです。ニオイの程度は自分でわかりにくいものですが、耳垢の状態が判断の目安となります。耳垢が乾いているなら体臭が弱く、湿っているほどニオイが強いとされています。体臭がそれほどでもないなら、フェノールのような殺菌力の穏やかな成分が配合された制汗剤やスプレータイプのものを選ぶとよいでしょう。体臭が強いようであれば、強い殺菌作用のある塩化ベンザルコニウムや、持続性が高い銀が配合された制汗剤を選びます。スティックやロールオンなど塗るタイプの制汗剤もこちらに向いています。正しい使い方制汗剤は、収れん剤により汗の出口を塞いでしまうので、使い過ぎれば体温調節の機能に影響する可能性があります。いくら汗を抑えたいからといっても、ワキ以外の部分にも広い範囲で使用することはおすすめできません。ワキの部分にのみ使用する場合でも、2つ以上の制汗剤を重ねて塗れば、殺菌作用が働き過ぎ、より強い菌の登場によってニオイが悪化してしまうことが考えられます。また、制汗剤を毎日継続して用いれば、それだけ汗腺に負担をかけます。1週間に1、2度といったペースで定期的に制汗剤を使わない日を設定し、汗腺や肌をいたわりましょう。汗をかかなければよいのか汗のニオイの発生を抑えるためには、汗をかかなければよいかといえばそうではありません。暑い季節に汗をかく機会が減れば、その分、汗腺の機能が衰えやすくなります。機能が低下した汗腺からは成分の濃い汗が出やすく、汗のにおいも強くなってしまいます。日常的にエアコンを使用する環境にいる人や運動不足の人は、注意が必要です。お風呂ではシャワーだけでなく湯船につかったり、可能な範囲で運動する時間を取ったり、意識して汗をかく生活を送ることで、汗腺を鍛えましょう。よい汗を適度に流すことが、ニオイの減少につながります。監修:石原信浩
2017年09月07日暑い季節は、汗や皮脂によるメイク崩れは当たり前。とくにベースメイクに関しては強くそう言えます。汗をかきやすい体質の人は、“崩れにくいベースメイク”ではなく、“崩れる想定”のベースメイクをしたほうが、時間が経ってもキレイな肌でいられます。“厚塗り”は崩れの元凶!とにかく薄く!①「日焼け止め下地」or「日焼け止め」の”どちらか一方”を顔全体にアネッサ パーフェクトUV アクアブースターアネッサさん(@anessa_official_shiseido)がシェアした投稿 – 2017 6月 28 2:00午前 PDTメイクを崩したくないときって、何種類ものアイテムを重ねて鉄壁ガードをしたくなってしまうもの。ですが、重ねれば重ねるほどメイク崩れの原因となってしまうのです。 夏のベースメイクにおいて、なにがなんでも削ることができないのは「日焼け止め」ですよね。日焼け止めと化粧下地をそれぞれ別で重ねるのではなく、「日焼け止め効果のある下地」or「日焼け止めを単体」で使用してください。②「クリームタイプコンシーラー」を必要最低限の箇所に塗るrms beauty アンカバーアップrms beautyさん(@rmsbeautyjapan)がシェアした投稿 – 2017 6月 20 12:33午前 PDT日焼け止め効果のある下地or日焼け止めを塗ったら、ファンデーションはカット。赤みや肌荒れ、クマなどカバーをしたいトラブルに、ピンポイントでコンシーラーを使用してください。このとき、クリームタイプのものを選ぶと、カバー力・伸び・密着度などに満足ができます。少量を叩き込むのようにして気になるところに馴染ませましょう。③上から「ルースパウダー」を重ねてベースは終了ジバンシイ プリズム・リーブルGivenchy Beautyさん(@givenchybeauty)がシェアした投稿 – 2017 4月 15 2:48午前 PDT仕上げにルールパウダーを重ねたらベースメイクは終わりです。必要があれば、ハイライトやシェーディングを軽く重ねてください。ベースメイクがナチュラルなことにより、立体感が失われていないのであれば、省いてしまって問題ありません。④「チーク」は取れる想定でナシ!!「リップメイク」で血色感をオペラ シアーリップカラー NOPERA公式さん(@opera_cosmetics)がシェアした投稿 – 2017 7月 18 1:00午前 PDT汗をかくタイプの人にとってチークは鬼門。もはや、崩れてしまうのは必然とも言えるでしょう。そこで、はじめからチークは取れてしまう想定で入れません。顔の血色感は、手軽にお直しができるリップメイクで補いましょう。唇の色が血色を帯びていれば、顔色が悪く見えてしまう心配はありません。汗をかいてベースメイクが取れてしまったら?!①「日焼け止め」から塗り直すランコム ブラン エクスペール クッションコンパクト 50Lancôme Officialさん(@lancomeofficial)がシェアした投稿 – 2017 3月 7 8:42午前 PSTベースメイクが汗や皮脂で崩れてしまうことで最も心配なのは、日焼け止めが取れてしまうこと。メイクが崩れているのはその場限りの問題ですが、誤って日焼けをしてしまうのは一生ものの大問題です。 このときのために薄くメイクをしているのですもの!崩れを感じたら、臆することなく日焼け止めを最初から塗り直してください。クッションタイプであれば、手を汚すことなく塗れますよ。特に、日焼けをしやすい頬の高いところや額・鼻は念入りに。②出先では「スティックコンシーラー」が役に立つイヴ・サンローラン・ボーテ ラディアント タッチYSL Beauty Officialさん(@yslbeauty)がシェアした投稿 – 2017 4月 23 4:49午前 PDTもし、ベースメイクが崩れたことによりカバーしたい部分のメイクも取れてしまった場合は、コンシーラーもつけ足します。出先では、狙ったところに使用できる、スティックタイプのコンシーラーが便利です。午後になると目立ち始める表情ジワに、ハイライト代わりに入れることも可能です。③「プレストパウダー」でサラリとフタをメイクアップフォーエバー ウルトラHDプレストパウダーMAKE UP FOR EVER OFFICIALさん(@makeupforeverofficial)がシェアした投稿 – 2017 7月 15 4:36午前 PDT最後にお粉を使うのは朝と同じ。ただし、外出先ではプレストタイプのパウダーが活躍します。持ち運びに適したコンパクトな形状で、しかも午後のくすみを払拭してくれる色味が揃います。ブラシやパフを使って、テカリが気になるところやお直しをしたパーツにサラッとフタをする感覚で重ねましょう。ベースメイクを一からお直しするまでもないけれど、多少のテカリが気になるというときは、プレストパウダーを使用するだけで、肌が復活することもあります。”崩さない”と思うと厚塗りに!!”崩れる想定”が最もキレイ!!ベースメイクを絶対に崩したくない!!と「ウォータプルーフ」「汗・皮脂に強い」「テカリをおさえる」・・・などと書かれたコスメを多数重ねたくなってしまう気持ちは良くわかります。ですが、それらは実は逆効果。重ねれば重ねるほど、崩れるリスクが高まってしまいます。しかも、厚塗りメイクが崩れたときって、修復不可能なほど、悲惨な状態になってしまいます。汗っかきさんの正しい選択は“崩れる想定”の、簡単にメイクをし直せる薄メイクをすることです。すると、案外メイク崩れが気にならなくなるものです。万が一崩れてしまったときも、簡単に初めからお直しができるため、一日中キレイな肌を保てます。
2017年07月25日これからの季節は、より汗をかきやすくなる時期。それに合わせて気になりだす方も多いだろう、自分の匂い。「汗が臭いはず…人となるべく距離を置きたい」そう思う機会も増えてくるのではないでしょうか?しかし、時と場合によっては近寄らないと…なんていうことができないこともありますよね。だからこそ、ふんわりと「女性らしい香り」を放つよう、ボディケアは欠かせません。今回はオススメのボディケアアイテムをご紹介します。1.ジルスチュアート/ジルスチュアート リラックス ボディオイル100ml 3,240円(税込)JILL STUART Beauty公式 Instagramさん(@jillstuartbeauty)がシェアした投稿 – 2015 10月 2 3:15午前 PDT肌馴染みの良い5種類のオイルをバランスよく配合しています。肌にスッと馴染んでくれますので、これからの季節にも使用しやすいオイルです。お風呂上がりに使用すると、みずみずしくもっちりとした肌に仕上げてくれるはずですよ。ホワイトフローラルの香りがします。2.クナイプ/クナイプビオ オイル1,944円(税込)クナイプジャパンさん(@kneipp_japan)がシェアした投稿 – 2017 6月 16 5:12午前 PDTクナイプのオイルには、3種類あります。「クナイプビオ オイル ローズ」は、エイジングケアが高いローズヒップオイルを配合しています。よって、キメを整えてくれるだけではなく、肌にハリと弾力を与えてくれることでしょう。フェイスマッサージオイルにはもちろん、ボディオイルにも使用することができます。心地の良いローズの香り。「マッサージオイル グレープシードオイル」は、収斂作用、保湿効果が期待できるオイル。肌を引き締めてくれる効果もありますよ。また、ベタつきませんので、これからの季節には活用させたいですね。爽やかなマスカットとサンダルウッドフラワーの香りで心地よいです。「クナイプビオ オイル」は、スキンケアオイル。フェイスにもボディにも活用できます。100%天然由来成分によって、肌にスッと馴染みますし、ベタベタしません。ほのかなグレープフルーツの香り。これら3つがありますので、自分に合ったオイルを使用して匂いの気にならないボディを目指してみて。3.サボン/ボディローション (パチュリ・ラベンダー・バニラ)50ml 1,944円(税込)SABON Japanさん(@sabon_japan)がシェアした投稿 – 2015 9月 27 8:40午後 PDT使い心地がよく、ベタつきが気にならないのでこれからの季節に活用したいと思えるボディローション。少量でも非常に伸びがいいので、使いやすいでしょう。香りも3種類ありますので、自分が心地の良いと感じられる香りを使用してみてくださいね。4.ハウスオブローゼ/ミルキュア ピュア ウォッシュ&パウダー4,104円(税込)ハウスオブローゼ公式さん(@houseofrose.jp)がシェアした投稿 – 2016 7月 7 5:58午前 PDT使用方法が少し変わっている、洗顔料。なんと、洗顔とパウダーを混ぜ合わせて使用することで、泡の立たないマイルドな洗顔料が実現します。ふんわりとした肌に仕上げてくれるだけではなく、気になる顔の汗などもパパッと除去してくれることでしょう。これからの季節は、「汗の匂い」が気になってしまいますよね。そんな時こそ、ふんわりと香る女性らしいボディに作り上げるための工夫が必要になります。自分が心地の良いと思える香りが入ったボディケアアイテムを使用することによって、いやな汗の匂いを柔和させることもできます。日頃からボディケアはやっぱり欠かせませんね。「もちもちの肌に仕上げたい」「乾燥しがちな肌を保湿したい」という当然のことに加えて、「ボディの香り」という意味でも、ボディケアをしてふんわりとした香りを放てるボディにしてみましょう。より自分のボディに自信が持てますし、これから気になってしまう汗の匂いもあまり気にならなくなるはずです。今回ご紹介した、オススメのボディケアアイテムで、自分が理想とするボディになれるだけではなく、夏の気になる匂いもしっかりカバーしてくれるはずです。自分のお気に入りの香りを見つけてみましょう。
2017年07月05日日中はもちろん、日が沈んだ夜でも暑さで過ごしにくくなってくる夏。汗をかくことでニオイが気になることもありますが、お風呂に入ると余計に汗をかいてしまいそうな気がして悩ましいところです。そんな暑い日には、シャワーでさっと汗を流してしまいたいですよね。 今回は、夏の不満を解消するためのシャワーの浴び方をご紹介したいと思います。●シャワーの基本的な浴び方汗や汚れなどを落とすために使うシャワー。効果的に使うことで体を清潔に保つことができます。最初はあまり熱すぎないように、37〜38度程度のぬるめの温度 がおすすめです。暑いからといっていきなり冷水を浴びるようなことは、体の負担になってしまうため避けるようにしましょう。体の汚れを落とすという意味でも、水よりお湯の方が望ましく、お湯に慣れてきたらその後温度を上げても問題ありません。また、湯船に浸かることとシャワーの大きな違いは、シャワーによる水圧です。水圧の強いシャワーヘッドを使ったり、体への当て方を工夫したりすることでマッサージのような効果を得ることもできるでしょう。●朝にシャワーを浴びるメリット特に夏場に気になるのが、汗などの影響による体臭です。人間は寝ているあいだにも大量の汗をかく ため、朝にシャワーを浴びるのがおすすめです。特に皮脂や汗の量が多いと言われている「胸」「背中」「脇」などを中心に、1分ほど集中的に浴びるようにしましょう。浴びる時間が長くなってしまうと、体が熱を持ってしまいさらに汗をかいてしまうことにもなりかねませんので、長くても3分ぐらいに抑えるようにしてください。もし石けんなどを使う場合には、すすぎ残しがないようしっかりと洗い流すようにしましょう。残ってしまうと、それがさらにニオイの原因となってしまうこともあります。●シャワーで節水するコツ湯船にためて入る場合と違って、水を出しっ放しにしてしまうシャワー。冬には高温で大量にかけ続けなければ寒くて耐えられないシャワーも、夏であればこまめにとめることができますよね。水の出し方にもよりますが、シャワーは1分間に10Lほどの水を使っていると言われています。10分浴びれば100L。実際にシャワーを浴びるのは、頭や体を洗った後に泡などを洗い流すときなので、体を洗っている最中には極力とめる ようにしましょう。また、水の出てくる穴が小さく、節水に効果があるシャワーヘッドなども売られているため、それを使うのもいいかもしれません。●夏のシャワーに関する声『湯船に浸かる方が体の疲れが取れるとかいうけど、夏に浸かっていると洗い流しているそばから汗をかいている気がして 、まったくスッキリしない。溜める時間ももったいないし、できるだけ面倒にならないようシャワーで済ませています』(30代女性/アパレル)『家族と暮らしていると、後から入るときには湯船のお湯が汚れてる気がして、シャワーだけにしてしまいます。キレイに洗い流せるからシャワーの方が清潔 だと思うんですけどね』(40代女性/主婦)『夏にお風呂に浸かるなんて、よっぽどお風呂好きじゃないと無理だと思う。あまり長く入らないから、水道代やガス代の面でもシャワーの方がおトク だと思います』(30代男性/会社員)----------いかがでしたか?寝苦しく、汗のニオイなどが気になる夏も、シャワーの浴び方によって快適に過ごすことができます。もちろん、湯船には湯船のメリットがあるため、日によってうまく使い分けるといいのではないでしょうか。【参考リンク】・簡単な節水方法 | 富里市()●文/パピマミ編集部●モデル/神山みき(れんくん)
2017年06月30日気温が高くなってくると気になるのが、汗の匂いですよね。とくに電車やエレベーターなど人と距離が近くなる場所では、周りの人の汗の匂いが気になるという人も多いと思います。匂いは自分では気づきにくいので、少しくらいくらい大丈夫……と思っていても、周りの人に不快感を与えているかもしれません。そこで今回は、定番の商品とは少し違った汗対策に使える商品をご紹介します。ワキに直接貼って汗をしっかり吸収するワキに直接貼る汗とりシートPhoto by アイメディアワキに直接貼り付けるタイプのワキケアアイテムです。シールになっているので、好きな形にカットしてワキにペタッと貼り付けるだけ。汗をしっかりと吸収してくれます。洋服や下着につけるタイプだと、ぴったりした服以外はどうしてもズレが出てしまうので結局服に汗染みがついてしまうこともあります。「今日の洋服には汗染みをつけたくない」、というときには直接貼り付けるタイプがおすすめです。ワキ以外にも使えるので、自分のケアしたい箇所に合わせて、好きな形やサイズに切って使えるのが便利。靴の中のムレが気になる方は足裏に貼ってもOKです。汗の量が多いとシート自体が湿ってしまうので、汗が多いときはこまめに張り替えるようにすると洋服を清潔にキープできますよ。持ち運びも楽ちんな使い切りタイプ8×4 ワキ汗EX クリームカプセルPhoto by 花王一回の使用分ごとに個別包装されている、クリームタイプの制汗剤です。少し硬めのクリームタイプなので、ロールオンやスプレーより塗り込む手間や時間はかかりますが、肌にしっかり密着するので制汗の効果はしっかりと感じられます。軽くてコンパクトなので、ポーチやバッグに1つ入れておけばこまめに拭いたり塗り直しができないときや、急な用事ができても安心。敏感肌の方も安心のオーガニックアイテムオーガニック DE ロールオン EX ホワイライトPhoto by Takakuraワキケアの定番アイテムといえば、ロールタイプのアイテム。様々な商品が販売されていますが、敏感肌の人にとっては少し刺激が強く感じることもあるかもしれません。肌荒れは避けたいけど、体に安心な成分できちんとワキケアもしたいというときには、オーガニックの制汗剤がおすすめです。オーガニック DE ロールオン EX ホワイライトは、天然成分100%。アロエベラジュースが配合されていていて、保湿、整肌の効果も。天然成分で肌に優しいですが、匂いを防ぐ効果はしっかりと感じられます。夏は見た目のおしゃれだけでなく、汗の影響や匂いにも徹底して気を配ることを忘れずに。服の汗染みやいやな匂いとは無縁の、いつでもさわやかでいい香りのする女性を目指しましょう。
2017年06月26日暑くなってくると気になるのが、汗のニオイ。とくに蒸し暑い室内や屋外での仕事となると、本当に辛いですよね。職場でニオイのトラブルが発生してしまうと、仕事における人間関係にも影響しかねません。汗のニオイをケアするなら、まずは自分の汗を知るところから始めてみましょう。あなたはどのタイプ?職業別「汗のかき方」汗のニオイの原因は実にさまざまです。外勤か内勤かといった小さな違いでも、汗のかき方は変わってきます。株式会社資生堂が手がけるデオドラントブランド「エージーデオ24」では、こうした「汗のかき方」に着目し、そのタイプを5つに分類しているのだそう。さらにこれらの「汗のかき方」について、専門家の意見を交えながら各タイプの特徴とニオイのケア方法を紹介しており、これがとても役立つ内容となっているんです。というわけで、早速それぞれご紹介していきますよ!外回りはツラいよ「屋外臭」外回りの営業職や、屋外にいることの多い現場スタッフなど、外にいる時間が長く、直射日光を浴びやすい人がこのタイプ。このタイプの人は汗をかく量が多いので、ニオイを防ぐにはこまめにふきとることが重要なのだそう。タオル、汗ふきシート、着替えのインナーなどを持ち歩くのが良いでしょう。これが私の仕事場です「環境臭」エアコンのない学校の教室で指導している教師、火を1日中使う厨房にいる調理師など、勤務先の室内が暑い(温度・湿度が高い)人がこのタイプ。できれば汗がニオイを発する前に、こまめなケアを心がけたいものです。スプレータイプのデオドラント製品などを携帯しながら、休憩時間などにケアするようにしましょう。忙しいのは良いことだけど「活動臭」飲食店のホールスタッフや、病院内での移動が多い看護師など、仕事中の活動量が多い人がこのタイプ。活動量が多いと、動いている間に体がすぐ熱くなってしまいます。クールタイプのスプレーなど氷冷感のあるアイテムを取り入れると、体温の上昇や汗の量を抑えることができるそうですよ。動かなくても汗はかくもの「ムレ臭」受付やデスクワークなど、座ったままの姿勢で仕事をすることが多い人は、このタイプに当てはまります。たとえエアコンの効いた室内でも、同じ姿勢で仕事をしていると、ワキ・太もも・足裏などはどうしてもムレてしまいがち。風通しの良い素材やデザインの服を選ぶなど、ムレやすい部分の通気性を良くしましょう。ワキはロールオン、足はフットスプレーなど、ムレやすい部分に合わせてアイテムを使い分けるのも良いですね。制服を呪うしかない?「着衣臭」夏でもジャケットやストッキングなどを着用する必要のある、制服が定められている職業に就いている人は、このタイプになります。速乾性と防臭効果のある下着をつけるなど、デオドラント製品でのケアに加え、下着を工夫することでニオイを抑えるようにしてみましょう。ちなみに、資生堂が20~40代の有職者男女500名を対象に行った「仕事中の汗のニオイ」に関する調査によれば、「ムレ臭タイプ」を自覚している人が約半数(46%)と、最も多い結果になったそうです。みなさんはいかがでしたでしょうか?これから本番を迎える夏の汗対策。自分のタイプを知って、今年の夏は快適に乗り切りたいですね。
2017年06月23日野外イベントやBBQなどを通じて、異性との出会いが期待できそうな夏。でも、汗の悩みが本格化するシーズンでもありますよね。素敵な出会いに恵まれたのに、ワキ汗や服の汗ジミが気になって会話に集中できない……。なんてことにならないためにも、今のうちから汗対策を始めたいもの。そこで、この夏おすすめの最新「汗対策アイテム」をご紹介します。通勤時にはもちろん、プライベートでも大活躍すること間違いなしです!恥ずかしい・・・高まる汗への不安汗腺が多いワキの下は、特に汗をかきやすい場所のひとつ。近年では猛暑日の増加だけでなく、緊張やストレスにより発汗するケースが多くなっているそうです。汗には体温調節をする大切な役割がありますが、できることなら最小限に抑えたい……と感じているのは汗っかきな私だけではないはず。千趣会が行った汗に関する調査によれば、「汗が他の人より大量」と感じている人は約4割、さらに汗の困りごととして「におい(82.3%)」、次いで「汗ジミ(67.5%)」をストレスと感じている人が多くなっているようです。薄着の夏には汗が蒸発しにくく、ワキや背中は汗がこもりやすいため、洋服の汗ジミが残りやすいことがその要因のひとつだと言うけれど……。汗ジミ対策、どうしたら?暑いからだけじゃない!良い人ほど汗っかきになる!?汗には前述の体温調節のための「温熱性発汗」ほか、辛いものを食べたときの「味覚性発汗」、ストレスやプレッシャーなどを感じたときの「精神性発汗」の3種類があります。汗の専門医・五味常明先生によると、ほとんどのケースが「精神性発汗」とのこと。「汗をかいてしまうのではないか」「汗がにおってしまうのでは」という不安が発汗中枢を刺激し、汗をかきやすくするという悪循環に陥ってしまうのだそうです。汗に悩む人は「汗をかくことで周りに迷惑をかけてしまうのではないか」と不安に思うことでよけい汗をかいてしまう、他人に気遣いができる性格の良い人だと五味先生は指摘。他人を気遣う優しさが、より一層プレッシャーになっているのかもしれませんね。多汗に陥る悪循環を断ち切るためには「いったん汗をとめる」あるいは「すぐに蒸発させる」ことが大切だそうですよ。大量の汗も完全ブロック! おすすめ汗ジミ対策インナー汗の悩みを解消すべく、制汗グッズを上手く取り入れながら汗ジミやニオイ対策を!すぐにでも取り入れられそうなアイテムをピックアップしてみました。ベルメゾン「サラリスト」Photo by ベルメゾン汗ケア・ニオイケアができるサラサラ・インナー。汗をかくと通気性がアップする超高機能素材で、一日中快適!吸収した汗を表地に漏らさず、超特大・超薄型の防水シート入り3層パッドが汗ジミをブロックしてくれるので、洋服を汗のダメージから守ることもできるんです。接触冷感機能によるひんやりした着心地もグッドで、キャミソールや半袖のほか、カップ付きインナーなど幅広いラインナップも魅力的。ユニクロ「エアリズム」Photo by ユニクロ吸汗速乾や抗菌防臭など、多くの快適機能を備えたユニクロのエアリズム。シルクのように軽くなめらかな肌触りや、重ね着してもラインがひびかない薄さも特徴です。今年から女性用のエアリズムインナーには、消臭機能を追加。トリンプ「エアさらりー」Photo by Triumph汗をかくと通気性がアップ、身につけた瞬間にひんやりする接触冷感性の「タッチクール」 機能を採用した半袖のインナーです。比較的シンプルなラインナップとなっていますが、このタイプには珍しい綿100%も用意。夏のお守り!バッグにいれておきたい汗対策アイテム続いて、いざというときのためにバッグに入れておくと安心な夏の汗対策アイテムをご紹介します。ライオン「Ban 汗ブロックロールオン」Photo by LIONナノイオンブロック効果と新配合の耐水皮膜成分の働きで汗を抑え、殺菌成分を配合。ワキのニオイを予防するロールオンタイプの制汗剤です。今年はコンパクトなスティックタイプが新登場!資生堂「エージーデオ24 クリアシャワーシート」Photo by 資生堂汗対策として「汗吸収パウダー」配合のエージデオ24シリーズ。保湿効果のある「ヒアルロン酸」を採用しているので、肌ケアもできちゃう優れモノです。シートタイプならさっと拭けて便利。小林製薬「Riff あせワキパット」Photo by 大塚製薬衣類に貼って、汗ジミや黄ばみを防ぐあせワキパット。イオン抗菌により、汗のニオイを防ぎます。制汗スプレーや汗ふきシートと一緒に使うとより効果的。最新のアイテムを味方につければ、汗のストレスから解放されそう。今年の夏は、汗を気にせず思いっきり楽しみたいですね。
2017年06月19日こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。毎年、暑い時期には汗のニオイ対策が始まります。汗のニオイはしっかりケアをしないと、自分だけでなく相手にも不快な思いをさせてしまうことがあるということを個々が自覚しているからでしょう。近年では、ニオイが原因で周囲に不快な思いをさせる行為として、『スメルハラスメント』という和製英語が出てきています。わざとではなかったとしても、周囲に不快さを感じさせているだけでスメルハラスメントに該当するようなので、汗のニオイ対策は欠かせません。今回はすぐに実践できる汗のニオイ対策を4つご紹介したいと思います。●(1)デオドラント剤を有効に使う一番手っ取り早く何とかできるのは、デオドラント剤を使うことですね。スプレータイプだけでなく、さまざまなタイプが出ています。どれを使っても構いませんが、有効に使うためにはいくつかポイントがあります。・汗を拭き取ってから使うこと・拭き取りの際は、湿り気のあるもの(濡らしたタオル・ウエットシートなど)を使うこと・患部を乾かしてからデオドラント剤を使用することこの3つです。デオドラントシートを使って汗を拭くときも、しっかり乾かすことがポイント になります。●(2)インナーでカバーする脇汗や背中汗は、インナーを使うことが有効です。暑くて汗が出るからこそ、インナーを着ることが大切です。今は、吸水性と速乾性に優れたインナーが多く出ていますので、着用すれば汗染みができてしまうのをカバー してくれます。温度差のある場所を行き来する人や、クーラーで冷えてしまうといった人にもおすすめです。●(3)洗濯でニオイを消す「洗濯をして汗汚れやニオイを消すのは当たり前」と考えがちですが、注意しないとニオイが取れないなんて事態になってしまっている衣類やタオル類もあります。その大きな理由は、洗濯機に洗濯物を詰め込みすぎている 場合です。1回に洗う容量を守らないと、汚れが落ちにくく洗いムラの原因になると言われています。適量は、水30Lに対して洗濯物は1kgとされています。**********【衣類の重さ】・バスタオル:約300g・Tシャツ:約150g・ランニング:約100g・ブラウス:約100g・キャミソール:約150g(『non・no生活基本大百科』より引用)**********洗濯機に詰め込みすぎないように注意して、汚れとニオイをしっかり洗いさりましょう。●(4)着替えるこの方法は、子ども・男性・自宅にいる場合が主になるかもしれません。男性の場合は、汗(ベタベタ・ニオイがきつい)がひどくなることがあるでしょう。そんなときは、トイレなどでさっとインナーだけを着替える という方法を取った方がストレスにならなくて済みます。少し面倒でも、快適さが手に入ると思えば、この方法もアリではないかと思います。私は、主人に替えのシャツや靴下を持たせるようにしています。接客業ですので、ニオイがお客さまを不快な気分にさせることがあるからです。主人も最初は面倒に感じていたようですが、最近では自ら多めに持っていくようになりました。●おわりに『スメルハラスメント』なんていう言葉が出てきたことから、汗をかく時期はニオイ対策を心がけることもマナーの1つになっていることがお分かりになると思います。今回ご紹介した方法は、すぐにできる外的な対策です。読者様がご自身でされているニオイ対策に加えて行っていただけるものばかりですので、ぜひ試していただければと思います。【参考文献】・『non・no生活基本大百科』集英社発行【参考リンク】・マンダム、職場の身だしなみとニオイに関する意識調査 | 株式会社マンダム(PDF)()●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年06月14日これからの季節、「汗」は避けられないですよね。メイクが崩れて台無しに。。。特に、おでこの生え際から出てくる汗は、メイクだけでなく、せっかく綺麗に巻いた前髪ですら崩れて、うっとうしくも。。そんな時は、出てしまった汗をこまめにハンカチで拭くのはもちろん、「化粧水ミスト」を使用して、肌の温度を下げてみましょう。オススメ化粧水ミス「化粧水ミスト」をご紹介します。“汗”を落ち着かせる「化粧水ミスト」①シュウ ウエムラ/パーフェクターミスト サクラの香り2,700円(税込)出典:@cosmeより2層のオイルインミストに満たされてすっきり香り、しっとりうるおう。メイクの上からまとう、ミスト美容。メイクの上から使えるリフレッシュミスト。植物由来のオイルと海洋深層水を配合。日本の四季を感じるアロマで心地よいリフレッシュタイムへ。サクラの香りは、春の訪れを告げる花。崇高なで優しい香りが女性らしさを引き立ててくれることでしょう。“汗”を落ち着かせる「化粧水ミスト」②メイクアップフォーエバー/ミスト&フィックス4,104円(税込)出典:@cosmeよりアルコールフリーの軽く心地良いスプレーで、湿度や温度が変化する環境下でも肌にうるおいを与えながら、化粧崩れを防いでメイクを長持ちさせます。目に見えない薄いフィルムで包むような感覚でメイクをフィックスさせます。保湿効果のあるペンチレングリコール配合で肌にうるおいを与えてくれることでしょう。“汗”を落ち着かせる「化粧水ミスト」③アルージェ/モイスチャー ミストローション I (さっぱり)2,484円(税込)出典:@cosmeよりさっぱりタイプのミストタイプローション。従来のうるおい力はそのままに、ベタつかず、さっぱりとした使用感を実現。季節や肌状態にあわせて使い分けてください。肌となじみの良い天然セラミド配合しています。“汗”を落ち着かせる「化粧水ミスト」④クラブ/エアリータッチミスト1,296円(税込)出典:@cosmeよりワンプッシュで微細なミストが肌へ均一に広がり、キメの整ったうるおいのある肌へ導くミスト状化粧水。2段階製法の’ミルクエッセンスin’なので与えたうるおいを逃がさず、マシュマロみたいな「ふわっ」「 もちっ」とした透明感のある肌に仕上げてくれるでしょう。メイク直しの際にひとふきするだけで、肌の状態を整えメイクの仕上がりがキレイになるのはもちろん、朝のメイク仕上げに使うとメイクの持ちがUP。肌にやさしい弱酸性。ラ・フランスの香りがしますよ。“汗”を落ち着かせる「化粧水ミスト」⑤ジルスチュアート/フルーツ&アロマミスト2,376円(税込)出典:@cosmeよりローズウォーターやバラエキス、フレッシュなフルーツのエキスをたっぷり配合。キメ細かいミストが乾いた肌を透明感のあるやわらかな肌へと導いてくれることでしょう。フルーツとローズのアロマをつめこんだ、ローズフルーティフローラルのふんわり心地よい香り。肌にやさしい弱酸性です。“汗”を落ち着かせる「化粧水ミスト」⑥ハヌルホス化粧品/ハヌルホス化粧水3,456円(税込)出典:@cosmeよりアルコールや化学添加物を全く使わずに作られた100%天然素材のスプレータイプの化粧水です。韓方ハーブを韓国伝統古来の手法で熟成させ、さらにそれを煮詰めて水蒸気にしたものを集めて作られています。お肌の状態を整え、肌本来の自活力をとりもどすサポートをする、活力ブースター化粧水です。お肌の状態がゆらいでいるとき、乾いたとき、いつもと状態が違うときに、お肌にいつもの落ち着きを取り戻してくれるアイテムです。“汗”を落ち着かせる「化粧水ミスト」⑦エテュセ/ぷるぷるジェリーミスト1,620円(税込)出典:@cosmeより濃厚な高保湿美容液をまるで化粧水のようなみずみずしい使い心地でうるおいケアできるジェリーミストです。肌にムラなく均一に広がり、ぴたっと密着、肌になじんだ後はまるでマスクのような保湿ベールとなり、ぷるぷるにうるおった状態をキープします。ほんのりやわらかに香る天然ブルガリアンローズウォーターベースで、リラックス気分も味わえることでしょう。これからの季節、どうしてもかいてしまう、汗。こまめに汗をハンカチなどで拭くことはもちろんですが、ミストを使用することで、肌の温度をグッと下げ、落ち着かせることもできるのです。さらに、化粧水ミストであれば、美肌に導いてくれる効果も期待できます。ぜひ、試してみてください。
2017年06月10日30℃近い気温になったり、突然の夏日に着て行く服に悩ましいこの頃。電車やオフィスの中で、小汗をかくこともありますよね。こんな時に気をつけたいのが“汗のニオイ”。スメルハラスメントという言葉も広く知られるようになったほど、ニオイケアはもはやエチケットのひとつ。それ以前に“臭いオンナ”になんてなりたくないですよね。そこで今回は、早めにケアを始めたい「汗のニオイ対策」についてご紹介します。知ってた?汗はそもそもニオイが”しない”んです!メイクも完璧、ファッションだってキマっているのに、“汗臭のするオンナ”だなんてかなりのマイナスです。でも、これから暑くなる季節、汗をかかずに過ごすなんてなかなか難しいですよね。そのために知っておきたいのが、“汗臭くなってしまう原因”についてです。実は、汗そのものは無臭で、かいた汗をそのまま放置してしまうことで雑菌や細菌が繁殖し、ニオイの元をつくってしまうんだとか。つまり、汗をかくこと自体が悪いのではなく、放置しないような対策が、汗のニオイ対策には必要なんです。朝は塗るタイプの制汗剤と汗脇パット汗臭対策の頼りになる味方、“制汗剤”ですが、使い分けることでより効果的に汗のニオイを防ぐことができます。通勤前の汗対策は、脇に直塗りする“塗るタイプ”の制汗剤がオススメです。クリスタルストーン/デオナチュレ60g¥1,000出典:@cosmeより水またはぬるま湯に浸して塗る、天然アルム石成分100%の自然派デオドラント。高い防臭効果で、わきが、体臭汗臭を防ぎます。筆者も使ったことがありますが、さらっとしていて白残り、べたつきがなく、長時間快適に汗のニオイを気にせずに過ごせるおススメの一品です。また、汗をかきやすい人は、汗脇パットをつけておきましょう。かいた汗が吸湿されることでニオイの元をつくらず、洋服の汗ジミ防止にもなります。過ごしやすい気候の日でも、緊張すると汗をかきやすくなります。プレゼンや会議、デートがある日は、念のためにつけておくと安心ですよ。日中は汗拭きシートでこまめに拭き取りを日中の汗対策は“汗拭きシート”で、かいた汗をこまめに拭き取りましょう。 美肌ケアできる汗ふきシート 保湿ケア/ビオレ10枚/30枚オープン価格出典:@cosmeより汗やべたつきを取り除き、保湿もできる大判シート。透明さらさらパウダーで、長時間さらさら肌をキープしてくれます。“表面はさらさらなのに潤っている肌”が夏肌の理想ですよね。汗は放置しないことで雑菌の繁殖を防げ、臭わずに1日過ごせます。お化粧ポーチに汗拭きシートを入れ、メイク直しする時は拭いてさっぱり、ニオイケアもセットで行いましょう。アフター5は拭き取りシート&スプレー仕事終わりに予定がある日は、拭き取りシートで汗を拭き取った後、スプレーでケアしましょう。パウダースプレー(フェミニンフレグランス)/8×450g100gオープン価格出典:@cosmeより潜んだ汗のニオイ菌まで届くデオドラントスプレー。自然由来の殺菌成分「BGA(β-グリチルレチン酸)」と「消臭緑茶エッセンス」配合。ワキだけでなく、汗をかきやすい背中や胸の谷間などにも◎パウダーが汗を吸湿してくれるので、サラサラ肌で過ごせます。デートの前日は食べ物にも要注意!食べ物の中には、体臭がキツくなるものもあります。デートの前日はアルコール、香辛料、ネギ系などは控えめにすることも、ニオイ対策になりますよ。せっかくのデート、自分の体臭が気になって落ち着かないなんてことがないように、前日の食事内容も気をつけましょう。自分では気付かなくても、他人のニオイは気になるもの。いつのまにか周りの人に“ちょっとニオイが……”なんて思われないように、汗臭対策をしっかりして暑い日も爽やかに過ごしましょう。
2017年05月17日デオドラントブランド「エージーデオ24」(資生堂)では、汗のニオイが気になるこれからの季節にあわせ、20~40代の男女500名を対象に、「汗のニオイ」をテーマとした男女比較調査を実施。“汗のニオイ事情”は男女で違いがあるのかどうか、その実態を比較した。男女ともに「汗のニオイが気になる」9割近くはじめに“自分”の汗のニオイについて調査。「日常生活の中で、汗のニオイが気になることはありますか?」と聞くと、男性では83%、女性では89%が「ある」と回答。具体的には、男性は「運動をした時」(56%)、女性は「人と近い距離で話している時」(63%)が、それぞれ最も多い結果に。男性の場合は、わかりやすく汗をかく場面で気にしているのに対し、女性の場合は日常的なシーンでも汗のニオイが気になっている様子がうかがえる。また「あなたは、他人の汗のニオイに敏感だと思いますか?」と聞くと、男性では67%が「そう思う」と答えたのに対して、女性で同じ回答をしたのは82%という結果に。他人の汗のニオイに敏感な女性の割合は、男性の1.2倍ということになる。恋愛シーンで「汗のニオイ」が気になる瞬間TOP5さらに現在パートナー(恋人・配偶者)がいる、もしくは過去にいたことがある方に、パートナーと一緒にいて「汗のニオイが気になりやすい」と思うシチュエーションを聞いた。1位:ハグやキスをする時(43%)2位:長時間一緒にいる時(35%)3位:朝、起きたばかりの時(26%)4位:自宅でくつろいでいる時(24%)5位:屋外でデートをしている時(23%)また、「パートナーがニオイケアをしていると印象はどのように変わりますか?」という質問をすると、「好感度があがる」と答えた人が89%となったほか、「異性としての魅力がアップする」と答えた人も81%という結果に。逆に、ニオイケアをしていなかった場合は、「マナーがなっていないと感じる」人が67%、「デリカシーがないと感じる」人が64%にのぼった。たとえ恋人や配偶者などの近しい存在が相手でも、ニオイケアは重要なものと考える人が多いようだ。汗のニオイケアで異性からの好印象をゲット!?「エージーデオ24」「エージーデオ24」は、高密着処方で肌にピタッと密着し、ニオイの原因となる“ニオイ菌”を殺菌(※)。さらに好きな香りも楽しむことができる。(※有効成分IPMP(イソプロピルメチルフェノール)配合)また、男の汗、アブラ、ニオイに対応したメンズラインも展開。男性の過剰な皮脂・汗をダブルブロックするシーバムケア(吸着)成分を全品配合し、汗臭や加齢臭にも対応している。世の中にはびこる汗・ニオイを検証する特設コンテンツ「SEARCH THE SMELL」「エージーデオ24」では現在、特設コンテンツ「SEARCH THE SMELL」を展開中。世の中にはびこる汗・ニオイに関する実態をさまざまな角度から検証し、さまざまなメディアとのコラボレーション記事や動画を随時更新している。汗のニオイが気になる方、また異性からの好印象をゲットしたい方は参考にしてみてはいかがだろうか。【参考】※エージーデオ24特設コンテンツ
2017年05月12日生まれたばかりの赤ちゃんの肌はとにかくデリケートです。いつも清潔に保ってあげていないとちょっとした汚れや刺激で肌のトラブルを起こしてしまうと考えられています。乳児脂漏性湿疹も多くの赤ちゃんが発症する肌トラブルの一つですが、もし症状が出てもしっかりとした対処法を知っておけば慌てる必要はありません。症状や原因とあわせて見ていきましょう。乳児脂漏性湿疹の症状赤ちゃんが発症する湿疹のことを総じて「乳児湿疹」と呼びますが、脂漏性湿疹は発症する赤ちゃんが多いといわれています。特徴としては体ではなく首から上にできます。頭部や眉毛が黄色いかさぶたで覆われる、おでこ、頬などにフケのようなものができる、赤い湿疹ができて、かゆみはあまりないというのが主な症状です。乳児脂漏性湿疹の原因とは新生児、乳児期(生後1か月〜2歳)までの赤ちゃんは、お母さんの体内ホルモンに影響され、生理的に脂を分泌する働きが高くなっています。そのため、頭、眉、耳など顔を中心に赤い湿疹や黄褐色のかさぶたができることがあります。これは乳児脂漏性湿疹と呼ばれています。原因は赤ちゃんの皮膚の洗い方が十分でないときなど、清潔に保てていない場合が多いといわれています。乳児脂漏性湿疹のピーク乳児脂漏性湿疹は主に生後から2歳くらいまでの乳児特有の湿疹ですが、一番発症しやすい時期は生後3か月くらいまでとされています。これは個人差がありますが、生後3か月くらいまでは胎児副腎由来のデヒドロエピアンドロステロンの血中の濃度が高く皮脂分泌が活発になります(生後2〜3か月で低下)。このため脂漏性湿疹になる赤ちゃんが多いといわれています。乳児の肌は非常に薄く敏感なため、環境・体質だけでなく、食べこぼしや汗、ちょっとした汚れが原因で赤くカサカサになってしまったり、かゆみ・痛みをともなった腫れを引き起こしたりすることがあります。症状が続く場合は乳児脂漏性湿疹ではなく、アトピー性皮膚炎の可能性もありますが、乳児湿疹の症状が出ている間はアレルギー性かの判断ができないため、1〜2歳くらいまでは経過観察する必要があります。乳児脂漏性湿疹の受診のタイミング赤ちゃんの皮膚に異常が見られたからといって、どの程度なら医療機関で受診するべきなのか悩むお母さんも少なくありません。乳児脂漏性湿疹は完治までに個人差があるため、まずは患部を清潔に保つことを心がけましょう。湿疹ができてから、正しい方法で洗ってあげて保湿などをしてあげれば2週間程度で一度よくなり、3〜4週間もあれば完治することが多いとされています。それでも治りが遅い、どんどん症状が悪化するという場合には、小児科や皮膚科に行って医師の診断を受けることをおすすめします。乳児脂漏性湿疹の治療症状が重く医師に相談する場合は、処方された保湿剤やプロペト(ワセリン)でしっかりと保湿してあげることが大切です。乾燥している肌がしっとりするくらいが保湿の目安となります。赤ちゃんは乾燥によってかゆみを覚えることもあるため、乾燥している部位をみつけてしっかりと保湿してあげましょう。特にお風呂上りは乾燥しやすいためしっかりとこまめに保湿を心がけましょう。ステロイド系の塗り薬と併用する場合は、まず保湿剤で肌をしっとりと潤してから、ステロイドを必要な箇所に必要な量だけ塗ってあげます。先にステロイド剤を塗ってしまうと、保湿剤を塗るときにステロイドを塗り広げてしまい、肌への負担が余計にかかってしまうためです。湿疹は皮膚のバリア機能が低下している状態で、そこに食物タンパク質、ダニ・花粉が侵入することで免疫反応(アレルギー反応)が起こるリスクがあります。そのため、乳児脂漏性湿疹は早くスキンケアをして治すことで皮膚のバリア機能を強化してさまざまなアレルゲンから皮膚を守ることが大切です。「皮膚の状態を正常に保つことが将来のアレルギーにかかわる」ということもできます。乳児脂漏性湿疹の対処法乳児脂漏性湿疹は皮脂の分泌を抑制したりするような方法が取れないため、分泌された皮脂を溜めないでなるべく清潔な皮膚環境を保つことが最善のケア方法と言えます。毎日お風呂に入れてあげて、しっかりと皮脂、かさぶたの脂を落としてあげることが大切です。さきほど述べたとおり、乳児の肌は非常にデリケートなので、ごしごし洗うのはNGです。ベビーソープやベビーシャンプーをたっぷり使って円を描きながらマッサージするようにやさしく洗ってあげます。頭皮や眉毛の部分で頑固な皮脂がついている場合、入浴する前にベビーオイルやオリーブオイル、ワセリンなどをつけてあげることで取れやすくなります。赤ちゃんが自分で患部を掻き壊さないように、赤ちゃんの爪も短く丸い状態に切ってあげることも重要です。監修:コッツフォード 良枝
2017年05月01日肌をサラサラした状態に保ち、汗やにおいを抑えてくれる制汗スプレーにはさまざまな種類があります。自分の体質に合った成分が配合されているものを選ぶことで、より効果的に使用することができます。制汗スプレーの効果汗を分泌する働きのある汗線にはアポクリン腺とエクリン腺があります。エクリン腺は全身にあり、その量は平均で350万個あるといわれています。エクリン線より分泌される汗は、99%以上が水分でサラサラとしているのが特徴です。汗をかいた直後は無臭ですが、バクテリアなどの細菌よって分解されることで不快なにおいがするようになります。一方、アポクリン腺はわきの下や陰部など特定の部分にしか汗線を持っていません。異性をひきつける役割があるアポクリン腺は、思春期に発達し始めて脂質やタンパク質を含んでいるのが特徴です。粘り気がある汗で細菌の栄養が多く繁殖しやすいといわれています。そのため、ワキガの原因にもなり独特なにおいを発します。制汗スプレーには、このような汗の発汗を抑制することでベタつきや汗のにおいを抑制する作用があります。また、制汗スプレーは広範囲に使用できることも特徴です。制汗スプレーには、主に次のような効果のある成分が含まれています。抗菌成分汗をかいた後に、細菌の繁殖を抑えてくれる成分です。銀イオンやトリクロサン、塩化ベンザルコニウムがこれにあたります。制汗成分汗腺を塞ぐことで発汗を抑制する制汗作用で、ベタつきや汗のにおいを抑えます。主な成分として、塩化アルミニウムがあげられます。多汗症の治療にも使用されている成分です。ただし、効果がある分肌への負担も大きいといわれています。皮膚が薄い場所にはあまり適していないようです。制汗スプレーの種類制汗スプレーには主に次のような種類があります。悩みや好みに合わせて選ぶといいでしょう。パウダースプレータイプ汗を抑える制汗成分やにおいを抑制するデオドラント効果がある成分が配合されたスプレーです。パウダーのサラサラした質感やひんやりとしたクール感が好きな人におすすめです。汗を抑えるだけではなく、ベタつきも抑えられるところがパウダータイプのポイントです。全身に使用することができて、香りや種類も豊富なので好みのものを見つけやすいでしょう。ポイントスプレータイプ汗やにおいが気になる部分にピンポイントで使用することができるスプレーです。成分がしっかりと肌に付着するため、パウダースプレータイプよりも効果が長続きするといわれています。しっかりとにおいを抑えたいけれどスプレータイプが苦手な人には、スティックタイプやクリームタイプのものも販売されています。制汗スプレーの使いすぎは逆効果?汗やにおいが気になるため、わきに制汗作用のあるスプレーを噴射しても、汗の役割である体温調整に影響はないといわれています。それは、わきの部分から分泌されている汗は体全体の1%ほどだからです。また、わきの汗を止めても尿や他の部分の汗と一緒になり排出されるので、一部分だけ汗の分泌量が増えてしまうことはないといわれています。制汗スプレーの成分に注目制汗スプレーは使いすぎることで逆効果になることはありませんが、成分によっては肌荒れや湿疹などを引き起こすことがあるといわれています。たとえば、制汗作用のある塩化アルミニウムは濃度が濃いと、肌荒れやかぶれを起こすことがあります。また、抗菌作用のある銀イオンやトリクロサンなども長期間に渡り使用することで、色素沈着や湿疹などを引き起こす可能性があります。肌の状態や使用する場所に合わせて、使用する制汗スプレーを選ぶことも大切です。制汗スプレーの正しい使い方制汗スプレーは噴射剤としてLGガスやジメチルエーテルなどが使用されています。これらはスプレー缶内では液体のままで噴射するときに気体に変化します。このときに熱を奪う性質があるため、噴射した部分の皮膚は急激に冷やされてしまいます。そのため、肌に近づけたまま3秒以上スプレーすることは肌を傷つける原因となります。10〜20cmほど離して、3秒以上連続して噴射しないようにしましょう。また、汗をかいたときはタオルなどで汗を拭きとってから、もう一度スプレーするようにすると効果的です。1日の終わりにはお風呂でしっかりと制汗スプレーの成分を洗い流して、肌を清潔に保つことも大切です。正しく制汗スプレーを使用して体臭対策を制汗スプレーは持ち歩きにも便利で手軽に使うことができるアイテムです。さまざま種類があるので、香りや効果など自分好みのものを探してみるといいでしょう。ライフスタイルに合わせて使用し、デイリーケアに上手くとり入れましょう。監修:コッツフォード 良枝
2017年04月30日汗をかいた後に汗拭きシートを使用して拭きとることで、においの元になる雑菌を抑えることができます。汗拭きシートを効果的に使用して、手軽に体臭対策を行いましょう。汗拭きシートの効果汗をかいてそのままにすることで、嫌なにおいが発生しやすくなります。そこで、汗拭きシートを使用して汗を拭きとることで、においのもとを取り除くことができます。汗拭きシートは持ち歩きにも便利なサイズなので、運動後や仕事中に手軽に使用することができるのも魅力的です。汗拭きシートは肌のベタつきや汗のにおいを防ぐのはもちろんのこと、消臭効果や制汗効果のあるものもあります。香りや効果を見ながら、自分に合ったものを選ぶといいでしょう。汗がにおう理由とは汗には2つの種類があります。体温調整をするためにエクリン腺から分泌されるものを温熱性発汗と呼びます。夏の暑さ運動後に発汗するのは、このタイプです。エクリン腺は全身に200〜500万個あり、汗の水分を蒸発させることで体の体温を一定に保っています。エクリン腺から分泌される汗の量は、1日約1Lもあるといわれています。さらに、運動をしたときにさ3L程度の汗を分泌しています。もう1種類の汗は、緊張しているときにかく汗です。アポクリン腺から分泌されて、精神性発汗と呼ばれています。主に、わきの下や手のひら、足の裏など毛穴に向けて開孔されており、すべり止めの役割をしているといわれています。エクリン腺が無色透明なのに対して、アポクリン腺は乳白色をしています。どちらの汗も、体から分泌されたときは、ほぼ無臭の状態です。時間が経つにつれて汗にゴミや汚れが混ざりあい、雑菌が繁殖しやすい状態になります。もともと皮膚に住みついている常在菌は、汗に含まれているアミノ酸やタンパク質を分解する働きがあります。このときににおいの元が発生するといわれています。汗拭きシートの注意点汗をかいた後に雑菌が繁殖してしまい、においの元となる目安は1〜2時間だといわれています。そのため、汗をかいたと感じたら1〜2時間ごとに汗拭きシートを使用するといいでしょう。このときにあまり頻繁に汗拭きシートを使用すると肌が減菌した状態になってしまいます。減菌状態になると肌に必要とされる善玉菌まで減少させることになり、返ってにおいの発生を促進してしまう場合があります。また、頻繁に使い過ぎたり汗拭きシートで肌をこすったりすると、肌に負担をかけてしまい肌トラブルの原因にもなります。使用する枚数や頻度は守るようにして、肌にやさしく触れるように使用しましょう。この他にも肌に傷がある場合やアレルギー症状が出ている場合には、使用しないほうがいいでしょう。自分の体臭に合った香りを汗拭きシートの香りは、自分の体臭に合ったものを選ぶようにしましょう。強いワキガがある場合は、殺菌作用が強いものを選ぶほうが効果的です。あまり体臭が気にならない場合は、肌を清潔に保ちながら香りを楽しめるものがおすすめです。汗拭きシートの効果的な使い方汗拭きシートには汗拭きとり清潔な肌を保つもの、殺菌作用によりにおいを防ぐデオドラント剤が配合されているもの、においを防ぐ効果と汗を抑える制汗効果の両方が含まれているものがあります。使用方法や目的に合わせて選ぶことで、効果的な使い方をすることができます。また、汗をかいてしまったときは体全体を汗拭きシートで拭きとり、わきなどのにおいが気になる部分にはピンポイントで制汗スプレーを使用するなど使い分けることも効果的な方法です。汗拭きシートの効果的な拭き方汗拭きシートを使って、体の上から下に向かって汗を拭いていきます。まずは、顔を拭いてからわきや首周りを拭きます。耳の後ろも忘れないように拭きましょう。製品によっては、顔には使用することができないものもあるため事前に確認するといいでしょう。次に、体を拭いていきます。背中の上部や胸の中央など体の中心部分には皮脂腺が集中しています。意識的に拭くようにすることで、においを軽減することができます。最後に、足を拭くことで無駄なく効率的に汗拭きシートを使うことができます。汗拭きシートが汚れてきたら新しいものに取り替えるサインです。次のシートを使用して、続きから拭きとるようにしましょう。効果的に汗拭きシートを使用して体臭対策を汗をかいて1〜2時間の間は、においをともなうことはありません。放置することで雑菌が増えてにおいが発生します。そのため、においが発生する前に自分の体質に合った汗拭きシートで汗を拭きとることはにおい対策に効果的です。監修:コッツフォード 良枝
2017年04月29日夏が近づくとともに、ワキ汗のニオイや汗じみに悩まされるシーンは増えてきます。制汗剤は、ワキ汗の対策に使える手軽なアイテムですが、種類が豊富であるだけに、どれを選べばよいか迷うこともあるかもしれません。制汗剤の種類や選び方について説明します。汗や臭い対策に使われる制汗剤とはニオイという意味では印象があまりよくない汗ですが、体から分泌されてすぐの時点で不快なニオイを発しているわけではありません。汗そのものはほぼ無臭であり、これはニオイの気になるワキ汗であっても同じです。ところが、それを悪臭に変えるのが、皮膚の表面にいる常在菌です。菌が汗に含まれている脂肪やタンパク質を栄養源とし分解するにつれて、ニオイが生じてくるのです。多くの種類がある制汗剤ですが、どの種類も汗対策としては2つの方法を中心としています。1つは、収れん剤を使い、皮膚上の汗腺を塞ぐことで汗自体の量を減らすことを目的にしています。そして、もう1つの対策は、殺菌作用のある成分を用い、皮膚表面の雑菌繁殖を抑えて、ニオイの発生を抑えることです。制汗剤では、収れん剤と殺菌成分の片方、もしくは両方が配合され、乳化剤や沈殿防止剤、増粘剤などが添加されています。配合成分の違いによってスプレータイプやスティックタイプなど形を変え、収れん剤、殺菌成分の原材料のほか、芳香剤の種類などでも各制汗剤の特色を出しています。制汗剤の種類制汗剤は各タイプによって、使用感やメリットが異なります。シーンや目的に合わせて、適切なものを選びたいものです。スプレータイプ瞬間的に制汗剤、デオドラント剤を皮膚に吹き付けることができるため、ワキを始め全身のさまざまな場所に、比較的広い範囲で使用するのに便利です。ひんやりとしたクール感が肌に心地よいもの、さらさら感のあるパウダー配合のものなどがあり、好みの使用感で選べます。ワキ下や足など肌に直接塗るタイプ肌に直接塗る制汗剤では、スティックやロールオン、クリームなどの形があり、目的の場所に使用したい適量を塗布することができます。成分を肌に密着させ、しっかりした効果が期待できるため、強いニオイが気になるワキの下や足への使用におすすめです。シートタイプすでに汗をかいてしまった肌へのケアに適しているのが、シートタイプです。汗やベタつきを拭き取りつつ、清涼感をもたらしてくれます。携帯しやすいコンパクトな形になっているものもあり、外出先やスポーツ後の使用にも便利です。ウォータータイプ手に取って肌に使うため、たっぷりとした液体の爽快感が特徴です。入浴やシャワー、スポーツの後、温まった体にひんやりした心地よさを得ながら、汗を抑えるのに適しています。豊富な種類がある香りも楽しめます。制汗剤は目的や部位に応じて使い分ける制汗剤は、配合成分や形状によって特徴が異なるので、汗を抑えたい、ニオイを防止したい、清潔を保ちたいなど目的に合わせて選ぶことが大切です。使用のタイミングやライフスタイル、使いたい部位によっても、適したものは変わってきます。出かける前や人に会う前に使用するなら、肌に直接塗るタイプのものやスプレータイプが適しています。スポーツで汗をかいた後や外出先では、シートタイプがおすすめです。起床時や入浴後には、ウォータータイプが快適に使えます。また、ワキガや体臭の強さによっても、適切な制汗剤は違ってきます。ニオイがそれほど気にならない人であれば、シートタイプで適宜汗を拭き取る程度でかまいません。ある程度ニオイの自覚がある人であれば、スプレータイプのものを用いるとよいでしょう。ニオイの強さに悩んでいる人には、直塗りするタイプのものがおすすめで、殺菌作用に優れた塩化ベンザルコニウムや作用時間が持続する銀など、配合成分も選ぶ目安となります。制汗剤の香りはほのかに漂えば好感度を上げられる要素となりますが、時に体臭と混ざって悪臭となる場合もあります。きついワキガなど、特にニオイの心配がある場合には、無香料の制汗剤を選ぶようにしましょう。制汗剤を使うときの注意点汗のケアに便利な制汗剤ですが、使用方法を勘違いすれば、メリットを得られるどころかデメリットによるトラブルを招く場合もあります。実際のニオイがそれほどでもないのに、強い殺菌作用のあるものや複数の制汗剤を重ねて使用すると、肌の常在菌の状態を変え、かえってニオイを悪化させてしまうことがあるのです。自分に適した制汗剤を、必要な分量だけ使うことが大切です。気温の高いときに出る人の汗は、体温調節の役割を担っています。ワキから分泌する汗は、体全体の約1%なので、これだけを抑えたところで体温調節に影響するおそれはあまりありません。しかし、制汗剤で汗腺を塞ぐ範囲が広がれば、それだけ体に負担をかけることになります。むやみに範囲を広げて、必要のない部分にまで使用することは避けましょう。制汗剤のデメリットについて詳しくは、『制汗剤の多用は肌トラブルを招く』 (の記事もご覧ください。監修:コッツフォード 良枝
2017年04月29日暑くなってくると、通勤電車の中や接客の折など、汗のニオイに悩まされる場面も増えてきます。エチケットのためにも、なるべく汗のニオイを抑えたいものです。汗の原因と適切な対策法について、説明します。汗が強い臭いになる原因は雑菌人が汗をかいたとき、ニオイの強さは部位によって異なることがあります。これは、人の汗腺に2つの種類があるのが大きな理由です。汗腺の1つはエクリン腺といい、一部を除いた全身の皮膚に分布して主に体温調節を担っています。もう1つはアポクリン腺といい、ワキの下や乳輪部、性器周辺など特定の部位に存在しています。かいた汗が独特のニオイを発生させるのは、主に後者です。アポクリン腺は、毛根部分に開いているのが特徴で、性ホルモンの関与を受けながら発達するため、性機能と関連しているのではないかといわれています。アポクリン腺から分泌された汗は、エクリン腺から分泌された汗に比較して水分が少なく、粘り気を持っています。しかし、汗も皮膚表面に出てすぐにニオイを発生させているわけではありません。汗の一般的なイメージに反し、汗そのものは無臭なのです。本来、無臭である汗がニオイを持つようになるのは、皮膚表面に雑菌が存在しているからです。汗の中に含まれる脂分や糖タンパクはそうした常在菌の栄養分となります。菌が栄養分を分解し酸化するのにともなって、人にとって不快なニオイを生じるようになるのです。体臭を抑える制汗剤の選び方と使用方法不快なニオイを抑える商品で広く知られているのが制汗剤です。特に女性の使用は一般的で、ある調査結果によれば、汗対策に制汗剤を用いている人は女性のうちの57.4%の割合にものぼります。制汗剤は、収れん剤と抗菌剤を中心とした成分が配合されています。収れん剤としてよく使用されているのは、パラフェノールスルホン酸亜鉛やクロルヒドロキシルアルミニウムなどです。これらの作用で汗腺を物理的に塞ぐことで、発汗を抑制します。一方、抗菌剤では、イソプロピルフェノールやパラベン、塩化ベンザルコニウムなど、制汗剤によってさまざまな成分が使われています。これらはそれぞれ殺菌作用の強さに差がありますが、必ずしも強いものを使えばよいというわけではありません。ニオイの原因となる常在菌は、人によって主となっているものが異なり、それがニオイの強さにも影響しています。それほどニオイが強くないのに殺菌作用の強力な制汗剤を使用すれば、皮膚を滅菌してしまい、かえって強い菌を繁殖させてしまうかもしれません。逆効果や肌トラブルを避けるためには、自分のニオイの強さに合ったものを選ぶようにすることが大切です。自分のニオイの強さを判断するには、耳垢の状態を見るのがわかりやすい目安となります。乾燥した耳垢を持つ人はニオイが弱く、水分を含む粘性の耳垢を持つ人はニオイが強い傾向にあります。ニオイのレベルが軽度なら、作用の比較的穏やかなフェノールが配合された制汗剤、ニオイが強いようなら、殺菌作用にすぐれた塩化ベンザルコニウムが配合されたものがおすすめです。また、同様の意味で、2つ以上の種類の制汗剤を重ねて使用することは避けた方が無難です。1種類の制汗剤であっても、休日など自宅から出ないときには制汗剤を使用せずに過ごし、汗腺を休ませましょう。正しい汗の対処法とは外出先でも手軽にできる汗の対処法が、タオルやハンカチによる拭き取りです。汗の拭き方を工夫することで、余計なニオイの発生を抑えられます。汗が持つ役割と機能暑い環境にいるときに出る汗が多くなるのは、主に体温調節をするためです。気温が上昇すれば体温も上がりやすくなるので、それを下げようと体温調整機能が働きます。温度が上がった血液を皮膚の表面で放熱させるため、血流が増加します。同時に、発汗量を増やして、水分の気化を皮膚温度の低下に利用します。暑い夏に汗をかきやすくなるのは、体調を守るための正常な反応といえるでしょう。水分を完全に拭き取るのは逆効果気温の高いときに、吹き出す汗をいくら拭いてもとまらない、という経験をしたことのある人は少なくありません。発汗は体調を維持するための反応なので、体温が下がらないうちは機能が働き続けます。水分が気化する前に汗をすべて拭いてしまっては、体温が下がりにくいのです。ですから、拭けば拭くほど汗が出てくることになります。タオルで汗を拭くときには、完全に水分を取り除かないようにし、しっとりとした適度な湿り気を皮膚に残すことがポイントです。湿らせたタオルで拭くのが有効汗を早く引かせるには、皮膚表面にあえて湿気を残すことが必要ですが、それではニオイの不安が取り除けないという人もいるかもしれません。その場合には、あらかじめ湿らせておいたタオルを使って、汗を拭き取ります。水溶性であるニオイ成分を取り除き、なおかつ肌に湿気をもたらせることができる方法です。監修:コッツフォード 良枝
2017年04月29日