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平野啓一郎の人気小説「ある男」がミュージカル化。世界初演が2025年8月から東京建物ブリリアホール(Brillia HALL)にて上演され、広島、愛知、福岡、大阪にてツアー公演を行う。浦井健治、小池徹平が出演。「ある男」自分とは何か?存在の根源を問う物語新作ミュージカル『ある男』の原作小説「ある男」は、「私とは何か?」という問いを出発点に生み出された長編作品。弁護士が、“ある男”の真実に迫っていく中で、改めて「自分」を問い直す様を描く、濃密なヒューマンドラマでありミステリーだ。“普通”の幸せを求め続けた男と、“普通”の幸せを生きているフリをしながら、自分とは何か、もがきながら生きる男の姿を通じて、「自分」という存在の根源と意義への問いを投げかける。なお、2022年には妻夫木聡主演で実写映画化もされている。グラミー賞受賞のジェイソン・ハウランドが音楽を担当オリジナルミュージカル『ある男』では、音楽をジェイソン・ハウランドが担当。『ビューティフルーキャロル・キング・ミュージカルー』でグラミー賞を受賞し、ブロードウェイミュージカル『若草物語』や『ザ・グレート・ギャツビー』、『生きる』などの作品において音楽を担当してきたジェイソン・ハウランドが、外面的なミステリーと内面的な葛藤を同時に解き明かしていくストーリーラインに寄り添い、人間の様々な感情を描いた歌で作品世界を彩る。脚本・演出を手掛けるのは、『スラムドッグ$ミリオネア』『ザ・ビューティフル・ゲーム』で第48回菊田一夫演劇賞を受賞した瀬戸山美咲。「生きづらさを抱える人たちにそっと寄り添えるような作品にしたい」とコメントを寄せており、“肩書や人種、国籍など、色々なものを剥ぎ取って本質を見つめた時、残るものは何か”“自分とは何者なのか”に迫る「心の旅」を繊細に表現していく。浦井健治&小池徹平がメインキャストにメインキャストには、『デスノート THE MUSICAL』においてジェイソン・ハウランドとタッグを組んだことのある浦井健治や小池徹平が名を連ねる。また、同じく『デスノート THE MUSICAL』にも出演していた濱田めぐみをはじめ、ソニン、上原理生、上川一哉、知念里奈、鹿賀丈史といった面々が集結し、緻密な物語を構築していく。ミュージカル『ある男』登場人物・キャスト城戸章良…浦井健治「ある男」に関する相談を受け、真実を追う。ある男・X…小池徹平後藤美涼…濱田めぐみ谷口里枝…ソニン宮﨑在住で、愛する夫を仕事中に起きた不慮の事故で失ってしまうが、夫の兄から遺影に写る人物が夫とは異なる全くの別人であったということを知らされる。谷口恭一…上原理生谷口大祐…上川一哉城戸香織…知念里奈小見浦憲男/小菅…鹿賀丈史 ※1人2役ミュージカル『ある男』あらすじ「仮に、Xさんと呼ぶことにします」弁護士の城戸章良は、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。谷口里枝は、愛する夫を仕事中に起きた不慮の事故で失ってしまう。しかし、夫の兄から知らされたのは、遺影に写る愛した人が全くの別人だということだった。戸籍で示されるはずの個人の証明。人は何をもって「個人」として存在するのか。真実を追う中で城戸もまた自身の葛藤と向き合うこととなる。自分の価値とは何なのか、自分の生きる道は、自分で選ぶことができるのかーー。【詳細】ミュージカル『ある男』音楽:ジェイソン・ハウランド脚本・演出:瀬戸山美咲歌詞:高橋知伽江出演:浦井健治、小池徹平、濱田めぐみ、ソニン、上原理生、上川一哉、知念里奈、鹿賀丈史、碓井菜央、宮河愛一郎、青山瑠里、上條駿、工藤広夢、小島亜莉沙、咲良、俵和也、増山航平、安福毅■公演詳細・東京公演上演期間:2025年8月場所:東京建物ブリリアホール住所:東京都豊島区東池袋1-19-1※広島、愛知、福岡、大阪にてツアー公演を実施。
2024年12月22日OKN90実行委員会は、世界で活躍するDJ・作曲家の沖野修也氏の音楽活動35周年に加え、沖野氏が代表を務めるアーティストマネジメントやクラブ運営を行う有限会社エクストラ・フリーダムの設立25周年、沖野修也と沖野好洋による兄弟DJユニット「KYOTO JAZZ MASSIVE」のデビュー30周年を記念したスペシャルパーティー「OKN90」を11月10日(日)、SHIBUYA STREAM HOTELの4階にあるBar & Dining「TORRENT(トレント)」にて開催します。当日は長年シーンを盛り上げ続けてきた沖野修也氏が、これまでの軌跡と未来への展望を、感性豊かな音楽と共に届けます。ゲストには沖野氏同様、国内外の音楽・クラブシーンを牽引する、大沢伸一氏と田中知之氏を迎え、スタイリッシュで洗練されたサウンドが響き渡る珠玉の一夜を彩ります。音楽と人々が繋がる、音楽ラバーたちに贈る珠玉の一夜を是非ご体験ください。参加チケットは、電子チケット販売プラットフォームのZAIKOにて発売中です。アーティストとオーディエンスが近い距離感の会場で、濃密に音楽を愉しむひとときをお過ごしください。チケット発売URL: <開催背景>今回のスペシャルパーティーのタイトル「OKN90」は、沖野氏の音楽活動35周年、沖野氏が代表を務める限会社エクストラ・フリーダムの設立25周年、兄弟DJユニット「KYOTO JAZZ MASSIVE」のデビュー30周年の各ナンバーを足して名付けられました。会場となるSHIBUYA STREAM HOTEL Bar & Dining 「TORRENT」は、沖野氏がオーナーを務める長年クラブカルチャーを牽引してきた伝説の老舗コバコ/タマリバ「The Room」が在り、様々なカルチャーが生まれてきた東京を代表するグローバルな街、渋谷の中心である渋谷駅直結の高層複合施設・渋谷ストリームに在ります。沖野氏がクリエイティブディレクターを務めたコーヒーとお酒を堪能しながらDJプレイを楽しむことのできる期間限定のテラス付きカフェ&バー「The Room COFFEE & BAR」※も渋谷ストリームに在ったことから、沖野氏と長年縁が深い街、施設、アーティスト、関係者が一堂に会し、満を持して開催に至りました。※ご参考 (2020年12月から約2年3か月間の期間限定プロジェクト) <沖野修也35周年記念スペシャルパーティー「OKN90」概要>■日時:2024年11月10日(日)16:00〜20:00(開場 15:30)■会場:SHIBUYA STREAM HOTEL Bar & Dining「TORRENT」アクセス 東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線「渋谷駅」 C2出口直結JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン「渋谷駅」新南口直結■出演:DJ 沖野修也(Kyoto Jazz Massive / Kyoto Jazz Sextet)GUEST DJ 大沢伸一 / 田中知之(FPM)■チケット:一般前売 2,500円(1ドリンク込み)(税込)※WEBチケットサービス「ZAIKO」での販売一般当日 3,000円(1ドリンク込み)(税込) ※当日現地支払VIP着席当日 チケット料金+3,000円(税込) ※当日現地支払のみ、席は先着順での案内、販売数に限りあり■主催:OKN90実行委員会■特別協賛:東急株式会社■特別協力:The Room PROJECT / ★STARMARK(R)■協力:東急ホテルズ&リゾーツ株式会社 / SHIBUYA STREAM HOTEL■企画制作:株式会社アゲハプロダクションズ【沖野修也(Kyoto Jazz Massive/Kyoto Jazz Sextet)】音楽プロデューサー/DJ/選曲家/作曲家/執筆家/ラジオDJ/The Roomオーナー。2000年にKYOTO JAZZ MASSIVE名義でリリースした「ECLIPSE」は、英国国営放送BBCラジオZUBBチャートで3週連続No.1の座を獲得。これまでDJ/アーティストとして世界40ヶ国140都市以上に招聘された国際派。2024年6月にKYOTO JAZZ MASSIVE 30周年記念EP『KJM EOANDO』をリリース。iTunes Dance album chart No.1、収録曲'Impulisive Procession'が、Traxsource Broken Beat/Nu-Jazz chartで、No.1を獲得。 【大沢伸一】ジャンルやメディアをぶっ壊し、再創造し続けるアーティスト、DJ、プロデューサー。世界中のトップアーティストへの大胆なリミックスやプロデュースで知られ、SHINICHI OSAWA、MONDO GROSSO、RHYME SO様々な名義で常に常識を打ち破り、新たな音の風景を創り出している。サントラやCM音楽の制作、ミュージックバーのプロデュースなど音楽を中心とした活動は多岐にわたる。 【田中知之(FPM)】音楽プロデューサー/選曲家として国内外で活躍。FPM名義で8枚のオリジナルアルバムをリリース。多数のアーティストの楽曲プロデュースや、布袋寅泰、東京スカパラダイスオーケストラ、UNICORN、サカナクション、Fatboy Slim、James Brown、Earth, Wind & Fireなど100曲以上のRemixも手掛け、TVCM音楽、全米映画や海外ドラマ、演劇作品への楽曲提供も多数。DJとしては、国内の有名フェスは元より、米国のコーチェラ・フェスティバルなど海外の有名フェスへの出演経験も多数。各種商業施設やエンタテインメント・コンテンツの音楽〜音響ディレクションも手掛け、東京2020オリンピック開閉会式、パラリンピック開会式では音楽監督を務めた。2022年度より洗足学園音楽大学”音楽・音響デザインコース”の客員教授に就任。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年10月25日映画『本心』が、2024年11月8日(金)より公開。主演は池松壮亮、監督は石井裕也が務める。AIで母を蘇らせた男を描く平野啓一郎の小説『本心』実写映画化映画『本心』は、これまで「マチネの終わりに」や「ある男」が映画化された、平野啓一郎の同名小説を実写化した作品。テクノロジーが発達した2040年の日本を舞台に、死んだ母親をAIで蘇らせた男の物語を描き出す。主演・池松壮亮×監督・石井裕也が9作目のタッグ主演を務めるのは、『ぼくのお日さま』や『シン・仮面ライダー』など、ジャンルを問わずに幅広い活躍を見せる池松壮亮。監督および脚本は、『月』や『愛にイナズマ』などを手掛ける石井裕也が担当する。これまでに池松は、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』や『アジアの天使』など映画やドラマを合わせた多数の石井作品に出演。映画『本心』は、9作目のタッグとなる。日常に溶け込む“進化したテクノロジー”映画『本心』の魅力は、SF的なテクノロジーの進化を、我々の日常と地続きの世界観で描いている点。主人公・朔也は、職場のロボット化により失業に追い込まれるが、幼馴染の紹介で「リアル・アバター」という職を得る。「リアル・アバター」とは、自身のカメラ付きゴーグルと依頼者のヘッドセットを繋ぎ、遠く離れた依頼者の“身体”となって、要望を叶える作中の職業だ。依頼人は、アバターに指示を出すことで疑似体験が可能となる。生きた人間を再現する「ヴァーチャル・フィギュア=VF」また、田中裕子演じる朔也の母親・秋子や、綾野剛演じる中尾といった「ヴァーチャル・フィギュア=VF」の存在にも注目。彼らは、生前の生活や行動をデジタルデータとして記録したライフログ、メールのやり取り、写真、動画、ネットの検索履歴といった個人情報をAIが集約することで生成され、日々学習を続ける。先端技術を組み合わせたことで、仮想空間上に外見だけでなく会話もできるように“再現された人間”だ。朔也は”自由死”を望みこの世を去った母の本心を知るため、VF技術を開発した技術者に依頼し、「ヴァーチャル・フィギュア=VF」として母親を蘇らせる。まるで本当に生きているかのような母親、そしてひょんなことから同居することになった母親の親友と共に、他愛もない日常を取り戻していくのだが……。映画『本心』登場人物紹介石川朔也…池松壮亮遠く離れた依頼主の指示通りに動く「リアル・アバター」として働く真面目で正義感の強い青年。何も告げずに“自由死”を選んでいた母の本心を知るため、最新AIを搭載したヴァーチャル・フィギュア(VF)技術を利用して仮想空間に母を蘇らせる。しかし、テクノロジーの未知の領域に足を踏み入れたことで、自らの存在、本心をも見失っていくことに。過去にある事件を起こした過去を持つ。石川秋子…田中裕子朔也に黙って“自由死”を選んだ母。死後、ヴァーチャル・フィギュアとして復活する。復活後に他愛もない日常を取り戻していくものの、徐々に朔也の知っていた母と違う、 “知らない一面”をさらけ出していく。三好彩花…三吉彩花朔也の母が生前親しかった友人。過去のトラウマから他人に触れられないがが、ひょんなことから朔也の家に同居することになる。岸谷…水上恒司朔也の過去を知る幼なじみ。朔也にリアル・アバターの仕事やAI で人を再現できる技術があることを紹介する。世話焼きな性格で、何かと朔也を気にかけている。三好に対し朔也の過去のトラブルに関わっていた張本人ではないかと疑惑の目を向ける。イフィー…仲野太賀世界的に有名なアバターデザイナー。常に明るく振る舞っているが、事故で身体が不自由になった自分とは違い、自身の身体を丸ごと依頼主に貸し出す仕事をしている朔也を羨ましく思っている。ある出来事を機に、最初は朔也、その後三好にも興味を抱く。若松…田中泯リアル・アバターの仕事を始めた朔也の依頼人。朔也の母と同じく自由死を選択し、最期の願いを朔也に託す。野崎将人…妻夫木聡ヴァーチャル・フィギュアの開発を行う技術者。朔也の依頼を受け、母のヴァーチャル・フィギュアを制作する。著しく進化するテクノロジーを駆使しビジネスにしたことで、娘と2人で裕福な生活を送る。中尾…綾野剛野崎によって生み出されたヴァーチャル・フィギュア。朔也にヴァーチャル・フィギュアの「心」について語る。AI...窪田正孝(声)リアル・アバターたちを管理する“AI”。時代の変化にさまよう朔也(池松壮亮)に新時代の無慈悲な一面を突きつける。映画『本心』あらすじ工場で働く朔也は、仕事中、同居する母から電話が入り「帰ったら大切な話をしたい」と告げられる。帰宅を急ぐ朔也は、途中に豪雨で氾濫する川べりに母が立っているのを目撃。助けようと飛び込むも重傷を負い、1年もの間、昏睡状態に陥ってしまう。目が覚めたとき母は亡くなっていて、生前“自由死”選択していたと聞かされる。また、ロボット化の波で勤務先は閉鎖。朔也は、唯一の家族を失くし、激変した世界に戸惑いながらも幼なじみの岸谷の紹介で「リアル・アバター」の仕事を始める。そんななか、仮想空間上に任意の“人間”を作る「ヴァーチャル・フィギュア(VF)」という技術を知った朔也は、開発者の野崎に母の制作を依頼。「母は何を伝えたかったのか?どうして死を望んでいたのか?」、その答えを探るべく、母の親友だったという三好に接触。台風被害で避難所生活中の三好に手を差し伸べた朔也は、三好とヴァーチャル・フィギュアの母との奇妙な共同生活を送ることに。朔也が知ることになる、母の本心とは。三好だけが知る母の秘密とは。その先に浮かび上がるのは、時代が進んでも完全には理解できない人の心の本質そのものだった。【作品詳細】映画『本心』公開日:2024年11月8日(金)監督・脚本:石井裕也出演:池松壮亮、三吉彩花、水上恒司、仲野太賀、田中泯、綾野剛、妻夫木聡、田中裕子、窪田正孝原作:平野啓一郎「本心」(文春文庫 / コルク)音楽:Inyoung Park 河野丈洋
2024年06月24日芥川賞作家・平野啓一郎の人気小説『ある男』が実写映画化。2022年11月18日(金)に公開。第46回日本アカデミー賞では、最優秀作品賞ほか多数部門において最優秀賞を受賞した。平野啓一郎のベストセラー小説を実写映画化原作小説の『ある男』は、第70回読売文学賞を受賞し、累計19万部を超える平野啓一郎のベストセラー作品。既に実写映画化されている『マチネの終わりに』に続く作品として、2018年に発表された。“他人として生きた男”の真実に迫るヒューマンミステリー物語は、主人公である弁護士・城戸が、“ある男”の真実に迫る、「愛」と「過去」を巡る感動のヒューマンミステリー。城戸は、かつての依頼者である里枝から、里枝の亡くなった夫「大祐」の身元調査の依頼という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経験後、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日突然夫が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、大祐の法要の日、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が訪れ、遺影を見ると「これ、大祐じゃないです」と言い放つ。愛したはずの夫「大祐」は、まったくの別人だったのだ…。「大祐」として生きた「ある男」は、いったい誰だったのか。何故別人として生きていたのか。城戸は、“ある男”の正体を追う中で様々な人物と出会い、衝撃の事実に近づいていくが、いつしか城戸の心にも他人として生きた男への複雑な思いが生まれていく―。主演・妻夫木聡×安藤サクラ×窪田正孝キャストには、豪華俳優陣が勢揃い。主人公の弁護士・城戸を妻夫木聡、城戸に夫の身元調査を依頼する里枝を安藤サクラ、里枝の夫で「大祐」として生きた“ある男”を窪田正孝が演じる。脇を固める面々には、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、仲野太賀、真木よう子、柄本明らが集結した。尚、第46回日本アカデミー賞にて、妻夫木聡が最優秀主演男優賞、安藤サクラが最優秀助演女優賞、窪田正孝が最優秀助演男優賞を受賞した。妻夫木聡が日本アカデミー賞の最優秀賞を受賞するのは本作で3度目となる。城戸章良(妻夫木聡)主人公の弁護士。演じるのは、『愚行録』『乱反射』など、これまでにも数々のミステリー小説の実写映画化に携わってきた妻夫木聡。今回、初の弁護士役を担当する。谷口里枝(安藤サクラ)城戸に夫の身元調査を依頼する妻。『百円の恋』『万引き家族』などで異彩を放つ安藤サクラが務める。谷口大祐(窪田正孝)谷口大祐を名乗っていた男で、里枝の夫。担当するのは、NHK連続テレビ小説「エール」で主演を務めるなど、映画のみならず幅広いジャンルで活躍する窪田正孝。後藤美涼(清野菜名)...「本物の」谷口大祐の元彼女。谷口恭一(眞島秀和)...谷口大祐の兄。中北(小籔千豊)...城戸の同僚。谷口大祐(仲野太賀)...「本物の」谷口大祐。伊香保温泉の旅館の次男。城戸香織(真木よう子)...城戸の妻。小見浦憲男(柄本明)...戸籍交換ブローカー。悠人(坂元愛登)...里枝の息子。初江(山口美也子)...里枝の母親。伊東(きたろう)...大祐の働く林産会社の社⻑。「大祐」の過去を知る人物(カトウシンスケ、河合優実、 でんでん)監督は『蜜蜂と遠雷』石川慶監督は、『愚行録』でベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に選出され、『蜜蜂と遠雷』では、毎日映画コンクール日本映画大賞、日本アカデミー賞優秀作品賞など多くの賞を受賞した石川慶。『ある男』では第46回日本アカデミー賞最優秀監督賞受賞を果たした。脚本は、『リアリズムの宿』『リンダリンダリンダ』『マイ・バック・ページ』『聖の青春』などを手がけ、石川監督とは『愚行録』に続き2本目のタッグとなる向井康介が担当する。日本アカデミー賞最多受賞、ヴェネチア国際映画祭に正式出品も映画『ある男』は、第79回ヴェネチア国際映画祭に正式出品。新鮮で革新的な作品で構成されるオリゾンティ・コンペティション部門に選出された。石川監督作品としては、妻夫木聡主演の『愚行録』以来6年ぶりの快挙となる。また、第46回日本アカデミー賞では、最多12部門13名で優秀賞を受賞。最優秀作品賞をはじめ、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞、最優秀助演女優賞、最優秀脚本賞と複数部門において最優秀賞に輝いた。<映画『ある男』あらすじ>弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から奇妙な相談を受ける。里枝の亡くなった夫「大祐」の身元調査を頼みたいと言うのだ。里枝は離婚を経験後、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日突然夫が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、大祐の法要の日、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が訪れ、遺影を見て「これ、大祐じゃないです」と言い放つ。愛したはずの夫「大祐」は、まったくの別人だったのだ…。城戸は、“ある男”の正体を追う中で様々な人物と出会い、衝撃の事実に近づいていくと、いつしか城戸の中にも他人として生きた男への複雑な思いが生まれていく―――。【詳細】映画『ある男』公開時期:2022年11月18日(金) 全国ロードショー出演:妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、坂元愛登、山口美也子、きたろう、カトウシンスケ、河合優実、でんでん、仲野太賀、真木よう子、柄本明原作:平野啓一郎『ある男』監督:石川慶脚本:向井康介企画・配給:松竹
2021年09月03日木村拓哉と二宮和也が対立する2人の検事を演じた『検察側の罪人』のBlu-ray&DVDが2019年2月20日(水)にリリース。それに先駆け、豪華版に収録されるビジュアルコメンタリーに今回初挑戦した木村さんが、二宮さん、原田眞人監督とともに撮影をふり返る映像の一部が特別公開された。主人公のエリート検察官・最上毅を演じるのは『HERO』シリーズや『無限の住人』などで主演を務め、2019年1月18日(金)には『マスカレード・ホテル』の公開を控える木村拓哉。その最上と対立する若き検察官・沖野啓一郎を『母と暮せば』や『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』が記憶に新しい二宮和也が初共演で演じた。■関東地方が異様な猛暑の中、「奇跡」が起きた!?このたび公開された映像では、ビジュアルコメンタリーが初体験であることを木村さんが自ら告白。また、木村さん演じる最上が被害者家族と対面するシーンが、営業停止しているボーリング場であったことが明かされる。「ここ、関東地方が異様な猛暑のときの、熊谷市にあるボーリング場」と木村さん。数年来の猛暑で日本最高気温を計測している埼玉県熊谷市の、つぶれたボーリング場での撮影ということで、「あ、もう終わったな」とひどい暑さになると覚悟していたそう。ところが、「あー、もうその現場は終わったんだろうな、と思って行ったら、冷房だけ生きて(動いて)いた!」と明かすと、二宮さんは大爆笑しながら「すげー!」とコメント。木村さんも「奇跡」と笑顔を見せる姿が収められている。本作での木村さんは、これまで演じてきた快活で親しみやすい役柄とは一線を画す、苦悩しながらも自身の信じる正義を突き進む検事を熱演。一方、二宮さんは繊細で情熱的な駆け出しの検事を演じている。ビジュアルコメンタリーでは、そんな木村さんと二宮さんがそれぞれのシーンにどのように挑んだのか、また、原田監督と共に創り上げた珠玉のシーンの裏話も明かされていく。本作のBlu-ray&DVD豪華版には、ほかにも臨場感溢れる撮影の裏側に迫ったメイキング映像やイベント映像集など、ここでしか観られない貴重な映像が多数収録。さらに内容盛り沢山のブックレットも封入される。『検察側の罪人』Blu-ray&DVDは2019年2月20日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:検察側の罪人 2018年8月24日より全国東宝系にて公開(C)2018 TOHO/JStorm
2018年12月12日映画『検察側の罪人』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が3日に都内で行われ、木村拓哉、二宮和也(嵐)が登場した。同作は雫井脩介による同名小説を実写化。若手検事・沖野啓一郎(二宮)と、憧れの検事・最上毅(木村)の正義が、一つの殺人事件を前に次第にすれ違って行き、最上の捜査に疑問を持ち始めた沖野は、互いの正義を賭して対峙する。監督・脚本は原田眞人が務める。珍しく「2人きり」となった舞台挨拶に、木村は「すごく照れくさいというか。普通は監督とか松重さんとかいるじゃない。こりゃ、かなりまずいですよね。非常に照れくさいです」と恥ずかしそうな様子。一方二宮は「僕は嬉しいです。単純に」「テレビに出るとかはあるかもしれないんだけど、お客さんの前で、すごく楽しいです」と喜びを表した。SNSで寄せられたという「この場を借りて互いに聞いてみたいこと」という質問に、2人は顔を見合わせる。意を決したように二宮が「貯金……」と切り出すと、会場は笑いに包まれた。木村が「正直、把握してない自分がいます」と答えると、二宮は「俺やりますよ管理! マジで!!」と本気で食いつく。しかし木村から「貯金は?」と質問を返されると、「把握してないです」とかわし、「嘘だ!!」とつっこまれていた。また作品の終盤では、別荘で2人で対峙する重要な場面があるが、特に「話し合ったりはしていない」という2人。行き帰りの新幹線が一緒だったが、二宮は「激烈に足が速い。木村くん。歩くスピードが」と意外な着眼点を見せる。一方、木村は「帰りの新幹線に乗る前に、『どうする? ソフトクリームとかいっとく?』と言ったら、(二宮が)間髪入れずに『ご馳走まです!』」とエピソードを披露。2人でソフトクリーム探したが、新幹線に乗り遅れそうな時間だったという。二宮は「でも(木村の)ニヤニヤが止まらなくなって。どう考えても間に合わないんですよ。さすがに35歳にもなって、ソフトクリーム2つ買って新幹線に乗り遅れる訳にはいかない」と木村からの無茶振りを振り返る。さらに二宮は「(木村が)ずっと『行け行け、大丈夫、間に合うから。俺が止めるから』って。絶対止まんないのに!!」と木村のお茶目な言動を明かした。
2018年09月03日木村拓哉と二宮和也が初共演を果たした『検察側の罪人』が封切られ、好調なスタートを切った。見どころは様々だが、何よりも、木村さんが俳優としての覚悟を全身全霊で示した姿が、強烈なインパクトを残す作品だ。これほど“弱い”木村拓哉は見たことない木村さんが演じるのは、東京地検刑事部きってのエリート検事・最上毅。ただし、これまでのHERO然とした役どころとはかけ離れ、自らの正義を暴走させ、冤罪さえいとわぬ“一線を超えた”捜査を強引に進めるというキャラクターだ。木村さんは抑えた演技を基調に、いつになく切れ味鋭い目線、クールだが熱を帯びたセリフ回しを駆使し、有能な検事としての側面に加えて、最上の心の奥底に居座る自責や後悔、そして焦燥を表現してみせた。特に物語の後半で披露する、人間としてのもろさは新境地だ。きっと、これほど“弱い”木村拓哉は見たことないと、うなってしまうはず。そこに40代後半に向かう一俳優の人間味が加わり、木村=最上はさらに奥行きのある人物として、観客に世の中の矛盾を問いかけている。役柄への深い理解と共感があってこその、たたずまいなのだ。共演者を揺さぶる変幻自在のアドリブ本作のプロモーションイベントを取材した際、木村さんが“仕掛けた”アドリブが、たびたび話題にあがっていた。例えば、猛暑の事件現場に駆け付けた最上が、さりげなくジャケットを脱ぐシーン。これは単に「暑いから」ではなく、現場慣れしたベテラン検事の所作を見せるための一種の計算だ。一方、同じシーンで共演する二宮さんは、ジャケットを着たまま。二宮さん演じる沖野啓一郎は、最上を敬愛する後輩検事だからだ。この件をふり返り、二宮さんは「“ずりぃー!”って思いました。そういうの、すぐやるんですよ」と思わず苦笑い(8月20日のイベントでの発言)。共演者を揺さぶる変幻自在のアドリブ。そこに二宮さんに対する確固たる信頼があったのは言うまでもない。シリアスな現場でこそ、遊びを利かせる貫録が、いまの木村さんには備わっているのだ。いつかは「ギットギトの悪役」も?こうして木村さんが、スターの輝きはそのままに、俳優への“真の一歩”を踏み出した『検察側の罪人』が8月24日についに公開。同日には東京・TOHOシネマズ日比谷で初日舞台挨拶が行われ、木村さんは「ようやく皆さんに作品をお届けできる」と安どの表情を浮かべた。メガホンをとった原田眞人監督は「日本のエンターテインメントの歴史における一大事業だった」と木村×二宮の初共演をふり返っていたが、同時に「また、この2人を見たいと思ってもらえれば」と両者の再タッグに意欲を見せ、具体的に「昔やった『KAMIKAZE TAXI』をリメイクするのもいいかな。木村さんに悪役をやってもらって、ニノを追い回すとか。ギトギトの悪役の木村さんを見てみたい」と構想を語る場面も。これに対し、木村さんは「ギットギトにいきたいですね」とすっかり乗り気。二宮さんは「この2人(木村さんと原田監督)と一緒に何かやるなんて、なかなかないこと。今回も最初で最後のつもりだったので、そう言ってもらえるだけでありがたい」と感謝を示した。公開初日のリップサービスを差し引いても、木村さんと二宮さんが再び対峙する姿は、ファンのみならずとも見たくなるはず。『検察側の罪人』を見れば、なおさらそう思えてくる。(text:Ryo Uchida)■関連作品:検察側の罪人 2018年8月24日より全国東宝系にて公開(C)2018 TOHO/JStorm
2018年08月28日映画『検察側の罪人』(8月24日公開)の完成披露試写会が6日に都内で行われ、上映後に木村拓哉、二宮和也(嵐)、吉高由里子、大倉孝二、八嶋智人、音尾琢真、芦名星、原田眞人監督がサプライズ登場した。同作は雫井脩介による同名小説を実写化。若手検事・沖野啓一郎(二宮)と、憧れの検事・最上毅(木村)の正義が、一つの殺人事件を前に次第にすれ違って行き、最上の捜査に疑問を持ち始めた沖野は、互いの正義を賭して対峙する。監督・脚本は原田眞人が務める。4,000人が集まった東京国際フォーラム・ホールA。エンドロール後にまず木村と二宮が現れると、観客は思わずスタンディングオベーションで迎える。2人はランウェイを通って挨拶し、またステージに戻ると、今度は共演者陣と監督が登場。会場はさらに歓声に包まれた。再度ランウェイを通って客席に向かった出演者陣。二宮は作品を見終わった観客に「観ていただいて、全てでございます。色々と、感じていただいている部分があると思いますので、もう一度ぜひ観ていただきたいと思います。2階の皆さんもありがとうございました」と感謝した。木村は「今日観ていただいた、ここにいる全員に感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました」と頭をさげる。「こういう作品です。きっと一度では消化しきれないと思ってます。僕ももう一度観たいと思っています。ぜひ、劇場でお会いしましょう」と客席に語りかけた。
2018年08月06日映画『検察側の罪人』(8月24日公開)の完成披露試写会が6日に都内で行われ、木村拓哉、二宮和也(嵐)、吉高由里子、大倉孝二、八嶋智人、音尾琢真、芦名星、原田眞人監督が登場した。同作は雫井脩介による同名小説を実写化。若手検事・沖野啓一郎(二宮)と、憧れの検事・最上毅(木村)の正義が、一つの殺人事件を前に次第にすれ違って行き、最上の捜査に疑問を持ち始めた沖野は、互いの正義を賭して対峙する。監督・脚本は原田眞人が務める。客席中央の扉から左右に分かれて現れた出演者陣。中央で合流した木村と二宮は、がっしりと熱い抱擁を交わした。西日本豪雨の被害を受けた広島県呉市と岡山県倉敷市を訪問したばかりの木村は「昨日、一昨日と食料を手渡ししてきましたが、今日は検察側の罪人という作品を皆さんにお渡しすることができて本当に嬉しく思っています」とあいさつした。二宮は「先輩とこうやって一緒に並んでステージの上に立てるというのは、本当に貴重で。皆さん、写真撮りたいでしょうけど、ケータイはしまって。僕が1番撮りたいんですけど、楽屋に置いているので」と客席に語りかける。「一緒の作品を作れること、一緒のスクリーンに映れることに感謝しながら毎日撮影に挑んでいました」と振り返った。初共演にして初対決となった二人だが、木村は二宮について「皆さんの前でもマイクがなくても、どこでも胸を張って言えるけど、これほど一緒に作業をしていて信頼できる共演者は珍しいですしでし、本当に頼り甲斐のある後輩だなと思っております」と絶賛。二宮が感無量……といった様子で天を仰ぐと、木村が二宮の肩を組み、二宮はピースで喜びを表していた。二宮は「いい人生ですよ、本当に」としみじみ。「僕は本当に平成という時代で、元年から30年ギリギリまで、立ち位置もスタイルも変えずにずっとトップで走り続けてきた木村拓哉という人と、1度一緒に作品を作りたいなとずっと思っていて」と明かす。「本当に、平成のぎりぎりの最後の最後に滑り込めたんじゃないかなと、僕自身は思っていて、それだけで恵まれているのに、こうやって言葉までいただけて、感謝です」と語る。原田監督は「サッカーで言えば、木村さんは司令塔でボランチ、二宮さんはフォワードでどんどん突っ走っていっちゃう」と二人の違いを説明。さらに「八嶋さんはリザーブ(控え)ですから、最後の最後まで出てきませんので」とオチに持ってくると、八嶋は「ベンチから盛り上げますから!」と力強く宣言した。4,000人が集まり、コンサートさながらの盛り上がりを見せた会場だが、二宮は「楽しいのはここまでです。非常にズシンとくる作品になってると思いますので、そこを込み込みで、楽しんでもらいたいと思います」と苦笑。木村も「うわ〜、楽しかった、という時間は本編が始まったと同時に消えうせると思います。本当に考えさせられる時間を過ごしていただけると思いますが、最後の最後までしっかりと受け止めてほしいと思います」と真摯に語りかけた。
2018年08月06日平野啓一郎の小説を原作とする映画『マチネの終わりに』が、2019年11月1日(金)に公開される。福山雅治×石田ゆり子共演。芥川賞作家・平野啓一郎の小説が初の映像化原作は、芥川賞作家・平野啓一郎が2016年に刊行した同名の小説「マチネの終わりに」。日本・パリ・ニューヨークの3都市を舞台に、クラシック・ギタリストの主人公と海外通信社所属の女性ジャーナリストが、6年間でたった3度の出会いの中で惹かれ合い、人生で誰よりも愛した存在になるという、大人の恋愛小説だ。渡辺淳一文学賞を受賞した本作は、純文学としては異例の17万部を突破。幾多の小説を発表してきた平野啓一郎だが、意外にも作品が映像化されるのは今回が初めてとなる。あらすじ物語は、クラシック・ギタリストの蒔野聡史と、海外の通信社に勤務する小峰洋子の出会いから始まる。ともに四十代という、独特で繊細な年齢をむかえていた二人…。初めて出会った時から、強く惹かれ合っていた。しかし、洋子には婚約者がいた。世界を飛び回る仕事柄、そして時代という大きな波に翻弄され、蒔野と洋子の間にはすれ違いや思わぬ障害が生じ、ついに二人の関係は途絶えてしまう。互いへの想いを心の底にしまったまま、別々の道を歩む二人の運命が再び交わる日はくるのかー。キャスト惹かれ合う男女に、福山雅治×石田ゆり子福山雅治 - 天才ギタリスト・蒔野聡史役主人公の天才クラシック・ギタリスト蒔野聡史を務めるのは、福山雅治。アーティスト、俳優の両方で活躍する福山が、現状の演奏に満足が出来ず、自分の音楽を見失い苦悩するという天才ギタリスト役を演じる。本人コメント「それでも、人は人を愛さずには生きていけない」。長く余韻が残る読後感でした。恋愛する、恋愛しないに関わらず、どんな生き方も許容する現代において、「愛」とはどのような意味を持つのか?人が人を必要とするその時に名付けられる「愛」という感情。目には見えない無形の感情を、今作は可視化出来るのではないかと感じています。石田ゆり子 - 通信社ジャーナリスト・小峰洋子役そして、フランスの通信社に所属のジャーナリスト・小峰洋子には、石田ゆり子。婚約者がいるにもかかわらず、蒔野との出会いによって、叶わぬ恋に翻弄されるエリート女性ジャーナリスト役を演じる。本人コメントこんなふうに人を愛せたら…そんな気持ちで一気に読み終えた「マチネの終わりに」の映画化に参加できることに心震える想いです。初めてご一緒する西谷監督のもと、そして初共演の福山雅治さんと共に、この素晴らしい物語の中に生きることはこの上ない喜びです。私の演じる小峰洋子という女性は、人としても女性としてもこのようでありたいと憧れるような存在で、この役を演じることに背筋が伸びる想いです。かつてこんなラブストーリーがあっただろうかと思うほどこの物語は多面体で、知的で社会的でもあります。主演を取り巻く豪華キャスト運命が交差する主演2人を取り巻くのは、実力派俳優勢。洋子(石田ゆり子)の婚約者でニューヨークに住む経済学者、リチャード新藤役に伊勢谷友介、蒔野(福山雅治)のマネージャー三谷早苗役に桜井ユキが抜擢。また蒔野の師匠であるギタリスト、祖父江誠一役は古谷一行、祖父江の娘である奏役は木南晴夏、洋子の母役は風吹ジュン、蒔野を担当するジュピターレコードの社員、是永慶子役は板谷由夏が、それぞれ務める。『ガリレオ』シリーズの西谷弘が監督監督を務めるのは、福山雅治主演の『ガリレオ』シリーズや『昼顔』などを手がけた西谷弘。確かな演出力で知られる西谷は、俳優としては初共演となる福山と石田の掛け合いをどう料理するのか。「初共演の二人がどんなハーモニーを奏でるのか。まるで指揮者のような想いで今から心躍らせています」と意気込みを語っている。メインテーマは福山本人が演奏する『幸福の硬貨』本編中に使用されるメインテーマとなるのは、福山本人が演奏する『幸福の硬貨』。クラシックギターを演奏するのは、福山自身初挑戦。役と音楽の2つの面から、劇中の世界観を作り上げる。作品情報映画『マチネの終わりに』公開時期:2019年11月1日(金)監督:西谷弘原作:平野啓一郎「マチネの終わりに」出演者:福山雅治、石田ゆり子、伊勢谷友介、桜井ユキ、木南晴夏、風吹ジュン、板谷由夏、古谷一行
2018年07月20日木村拓哉と二宮和也による映画『検察側の罪人』(8月24日公開)の最新予告映像が1日、公開された。同作は雫井脩介による同名小説を実写化。若手検事・沖野啓一郎(二宮)と、憧れの検事・最上毅(木村)の正義が、一つの殺人事件を前に次第にすれ違って行き、最上の捜査に疑問を持ち始めた沖野は、互いの正義を賭して対峙する。監督・脚本は原田眞人が務める。この予告映像は、4日から劇場スクリーンにて流れるもの。先日解禁された30秒の木村拓哉&二宮和也の演技対決・緊迫の特報映像に加えて、静かな音楽を背景に豪華キャスト陣が出演し、より同作のストーリーに迫る。ある殺人事件の捜査を進める中で浮上してきた容疑者を何としてでも罰することを誓う木村演じる最上、その容疑者の取り調べを任された二宮演じる沖野。2人の間にあった"信頼"が物語の中で"疑念"に変わっていく様を、吉高由里子、酒向芳、八嶋智人、松重豊らが演じる、数々の登場人物の思惑が交錯する様子と共に緊張感高まる映像で描いた。(C)2018 TOHO/JStorm
2018年05月01日木村拓哉と二宮和也による映画『検察側の罪人』(8月24日公開)のポスター、及び特報が公開された。同作は雫井脩介による同名小説を実写化。若手検事・沖野啓一郎(二宮)と、憧れの検事・最上毅(木村)の正義が、一つの殺人事件を前に次第にすれ違って行き、最上の捜査に疑問を持ち始めた沖野は、互いの正義を賭して対峙する。監督・脚本は原田眞人が務める。原田監督、木村、二宮という布陣に、製作陣はポスター、メインビジュアルの撮影を日本写真界の鬼才・荒木経惟に依頼。日本のトップ俳優を日本最高峰の写真家が撮るという試みが行われた。荒木が映画ポスターを手掛けるのは『M』(2007)以来、11年ぶりとなる。打ち合せの場で荒木は「年齢を重ねてきた男の『顔』を撮りたい」と提案。さらに「2人を同時に撮影したい」「そこに2人が一緒に立つことで、緊張感が生まれる。それを撮る」「お互いが意識し合う、必ず、役柄を引きずって火花が散る」という主張により、同時の撮影が行われることとなった。クランクアップを9月3日に控え、奇跡的に空いたスケジュールをおさえて、9月1日に都内のスタジオにて撮影が行われた。荒木が自ら照明を調整し、自身も動きながら、2人の「顔」を切り取るベストな画角を模索しつつ撮影が進む。フィルムカメラのシャッター音は30分弱鳴り響き続けた。完成した写真には、作品で2人が演じる役柄の人物像がそのまま写りこみ、「一線を、超える。」コピーが合わさったポスターが完成した。また、特報映像は木村・二宮の演技の真剣勝負が切り取られ、音楽もほぼない。台詞とその芝居のみで鬼気迫るぶつかり合いが描かれている。
2018年04月09日パスザバトン京都祇園(PASS THE BATON KYOTO GION)にて11月2日より、音楽家の沖野修也の私物を展示販売する。DJ兼音楽プロデューサーであり、世界で唯一の選曲評論家でもある沖野修也。実弟・沖野好洋との兄弟DJユニット「Kyoto Jazz Massive」など、ジャズを中心とした音楽やそれに関連する背景に精通していることは知られているが、一方で、非常に偏った分野の蒐集家でもある。この度PASS THE BATON KYOTO GIONでは、沖野修也が長年に渡りコレクションしてきたヴィンテージファッションアイテムや花器、写真集、広告年鑑などの様々な私物を、「Shuya Okino’s Private Archives Collection」と題して展示販売する。また、オープニングイベントとして11月2日には、併設された喫茶&Bar・お茶と酒 たすきにてDJイベント「BEFORE MIDNIGHT」を開催。クラブ・ジャズのみならず沖野お気に入りの踊れないジャズもかけ、甘美で優雅な大人の時間を提供する。なお、当日にかけられたレコードは、すべて希望者にプレゼントされる予定だ。【イベント情報】BEFORE MIDNIGHT会場:お茶と酒 たすき(PASS THE BATON KYOTO GION)住所:東京都品川区西五反田3-1会期:11月2日時間:20:30~24:00(オープンは20:00)料金:1,000円(ドリンクチャージ別)
2015年10月21日