既婚の男性を好きになり、関係を持てばそれは不倫です。さらに自分も既婚者である場合はダブル不倫となります。唯奈さん(仮名・30歳)もかつてダブル不倫の関係に堕ちましたが、さらにそこから悲劇的な事態に見舞われたそう…。いったいどんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。一緒に飲んだ男性グループのひとりと連絡先を交換「結婚して3年が経ったころ、友人たちに誘われて数名で飲みに行きました。居酒屋にいた男性グループに声をかけられ、一緒に飲むことになったんです。そのなかにいた、大橋さん(仮名)という方と席が隣になりました。男性たちは学生時代の部活の仲間らしく、賑やかな集まり。大橋さんもテンションが高めで、気さくな印象を受けました。一応、連絡先だけは交換。すると翌日にLINEが来て、“また飲みに行きましょう”とのお誘いがありました。大橋さんに悪い印象はなく、タイミングが合えば…といった感じで返信しました」絶妙なタイミングでのお誘い「そんなある日、友人との約束がリスケになり、時間が空いたタイミングで大橋さんからお誘いが。もともと出かけるつもりで準備していたので、誘いを受けました。大橋さんはとても喜んでくれて、私も気分が上がりましたね。話していて楽しいし、呼吸が合うような印象がありました。そして、流れのままにホテルに行き、関係を持ってしまったんです。ただ、お互い既婚者。家庭を壊すつもりはありません。なので、関係は続きましたが、“会えるときに会おう”というような余裕を持った付き合いとなりました。でもしばらくして、大橋さんから突然LINEで、“今から向かう!”と来たのでビックリしました」不倫相手の誤送信「大橋さんと約束をしているわけでもなく、何かあったのかと心配しましたが、すぐに“送り先を間違えた”とLINEが届きました。待ち合わせをしている妻に送るつもりだったようです。私もホッとしましたが、逆でなくてよかったと思いました。もし私に送るLINEを妻に送っていたのなら、大変なことになりますから。LINEの誤送信により不倫が発覚するというのはよく聞くケースです。なのでそこは、“気を付けてね”と注意を促しました」ホテルで衝撃の事実が発覚「しばらくして、再び大橋さんと会いました。ホテルに行き、彼がシャワーを浴びにバスルームに入ったとき、まだスマホが開いた状態だったので、手に取ってなかを見てしまったんですね。妻とどんなやり取りをしているのか気になってLINEを覗くと、履歴の欄に知らない女性の名が。興味はそっちに移りました。“次はいつ会える?”といった会話が目に入りました。明らかに妻ではなく、すでに男女の関係にあるような気配。遡ると、先日の“今から向かう”のメッセージも彼女に送ったものと分かりました。LINEのアイコンを拡大してみると、ウェディングドレスを着ている女性とタキシード姿の男性が写っているのが確認できました。どうやら彼女は既婚者。ということは、私も含めてトリプル不倫という関係です。私は知らない間に、複雑な状況に巻き込まれていたことに気づきました」不倫相手の男性は多くの女性と関係を持つタイプだったようです。やはり、既婚者同士の都合のいい関係が続くことはないのでしょう。©Monet/Adobe Stock ©kapinon/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年05月15日珠美さん(仮名・35歳)は、仕事関係で知り合った西田さん(仮名)とW不倫の関係に。不倫相手に対する思いをSNSに投稿していたところ、同じ境遇にある女性からコメントが届き、DMで励まし合っていたそうです。女性からの助言を受け、西田さんに姉との不仲を相談すると、彼もまた兄との不仲を告白。親身に相談にのってくれたことで、西田さんへの思いが溢れ不倫の継続を決意したのだと言います。その後、関係はどうなったのでしょうか。家庭を大事にしたW不倫「西田さんとは、お互いに家庭が大事だという認識のもと、不倫を続けていました。なので、決して負担になるようなことはせず、会うのは月に1回程度。それでも、生活に張りも出て、毎日が充実しているような実感がありました。付き合うというよりは、寄り添い合うような感覚。こういう穏やかな不倫みたいなスタイルもあるんだなと、新鮮に感じていました。ただ、そんな関係は長くは続きませんでした…」職場のいざこざに巻き込まれた不倫相手「ある日、会いたい思いが募り、西田さんにLINEを送りました。でも、なかなか返事が来なかったんです。ようやく返信があったのは、3日後のこと。“いろいろあって返事ができなかった”と言い、勤めている会社で問題が起きているようでした。西田さんは、父親の経営する会社で働いているのですが、その父親が社長を退くことになったそう。彼には兄がいて、同じ会社に勤務。兄弟のどちらかが社長になることになりますが、弟の西田さんのほうが明らかに優秀で、会社への貢献度も高く、社長のポジションには相応しいとされていたそうです。しかし、兄弟はもともと不仲。兄が異論を唱え、後継者争いのような状況に陥ってしまっているとのことでした」事態は深刻化していき…「1週間後、西田さんからLINEが届きました。ようやく問題が落ち着いたのかと思いきや、開いてみると、“申し訳ない”と謝罪の言葉が目に飛び込んできました。どうやら兄のほうが西田さんの身辺を勝手に調査したらしく、そこで私の存在が明らかになってしまったそう。兄がそれを告発したため、社長である父親だけでなく、西田さんの妻にまで不倫の事実が伝わってしまったと…。“もしかしたら妻から連絡がいくかもしれない”と告げられ、血の気が引きました。そこからしばらく生きた心地がしませんでした」完全に心が折れて夫に自白「また1週間ほどして、知らない番号から電話が来ました。相手は弁護士。慰謝料の件について告げられ、“後日、通知書が届く”とだけ報告されました。諸々の内容が確定するまでは1か月ほどかかるとのこと。私はなんとか自分だけで解決しようと試みましたが…無意識に普段の生活態度に変化があったのでしょう。夫から“何かあったのか?”と尋ねられて、嘘はつけませんでした。完全に心の折れている状態であり、事実を伝えるしかなかったのです。夫は怒り心頭。夫もまた、西田さん側に慰謝料を請求することになりました。その後、夫は子どもを連れて実家に戻り、別居状態が続いています。西田さんも離婚までには至りませんでしたが、家庭内は大変な状況となったよう。詳しくは分かりませんが、社長のポジションにも就くことはなかったようです。私の思い描いていた、穏やかな不倫関係などは幻想にすぎませんでした」“W不倫の道を突き進んだ妻の告白”をご紹介しました。不貞行為に及びながらも家庭を大事にしたいというのは虫のいい話です。一瞬は穏やかに過ごせるかもしれませんが、必ずどこかに綻びが生まれ、破滅へと向かうことになっていくのでしょう。©Paylessimages/Adobe Stock ©kei907/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年05月08日不倫が罪深い行為であるというのは、誰しも知っているところでしょう。しかし、相手に多くを求めすぎなければ、良好な関係が築けると思ってしまうケースもあるようです。珠美さん(仮名・35歳)もそんな考えから不倫をスタートさせてしまったようですが、果たして望みは叶ったのか…。詳しく話を伺いました。会社の取引相手との不倫「私は営業の仕事をしていて、上司とともに取引先の会社を訪問したときのことです。ちょうどお昼どきだったため、対応してくれた先方の西田さん(仮名)が打ち合わせ終わりでランチに誘ってくれました。上司は別件が控えていたため、私ひとりで西田さんに同行。そこでプライベートに関する話をしました。お互いに既婚者で、当時小学4年生の子どもがいるという共通点があり、子どもの習いごとや受験などについて、話をさせてもらったんです。西田さんは穏やかな人柄で、とても良い印象を受けました。“よかったらまたお話ししましょう”とLINEを交換。後日、夜に会う約束をして、食事をしたあと、関係を持ってしまいました」思い出になろうとした頃に…「西田さんと話をして、お互いに家庭が大事だという認識は共通していました。だから、関係は一度きり……と思っていました。連絡を取ることもなく1か月が経過し、私のなかでもあの出来事が思い出となろうとしていたころ、LINEが来たんです。嬉しかったですね。ときめき…という淡い感情だったように思います。会う約束をして、再び関係を持ってしまいました。私は彼に本気になり、日々、会いたいと思うように。この切ない感情を誰かに分かって欲しいという思いからSNSにアカウントを作り、密かな思いを呟いたのです」不倫経験者からのアドバイス「SNSに不倫の状況を投稿すると、幾つかコメントが付くようになりました。反応は否定的なものばかりでしたが、なかにひとり、共感してくれた方がいました。私はその人にDMを送ってみたんです。相手は女性で、W不倫を継続中であるとのこと。同じような境遇の彼女に、親近感を抱きました。“相手もきっと大切に思ってくれている”といった励まし合うようなやり取りができ、心強く感じました。そこからたびたび相談ごとを持ち掛けるように。あるとき彼女に、“彼の本心が分からない”と伝えると、“今まで誰にも言ったことのないような悩みごとを打ち明けてみたら?”と言われました。そのときの相手の反応を見てみるようアドバイスを受けました」悩みごとを打ち明けたときの彼の反応「西田さんとは1か月に1回程度のペースで会っていましたが、そこである悩みごとを打ち明けてみました。私には姉がいるんですが、とても仲が悪いのです。姉は嫉妬深くてヒステリックで、昔から私への当たりがきつく、悩まされていました。ことあるごとに罵られていて、それが嫌で実家を早くに出たのです。すると西田さんが、“俺も似ているかも”と言うのです。彼にも兄がいて、不仲だそう。今は二人とも父親の経営する会社で働いていて、関係も改善されたそうですが、以前は喧嘩が絶えなかったと。親身になって応えてくれる西田さんに、またしても共通点を見出し、きっと何か深い縁があるんだと思いました。そして私は、この関係を続けていく覚悟を決めました」“W不倫の道を突き進んだ妻の告白”をご紹介しました。好意を抱いた相手には、何かしらつながりを模索してしまうもの。それは単に、関係を続けるための理由を見出したいからかもしれません。どんな相手であろうと、探せば縁を感じる出来事などいくらでも見つかるでしょう。©Trickster*/Adobe Stock ©UTS/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年05月08日不倫をした経験がある女性に話を聞くと、「不倫なんてしなければよかった」と語る人は珍しくありません。不倫によって多くのものを失った…というのはよく聞く話ですが、それだけでなく、一生消えない心の傷を負うこともあるようです。不倫経験のある女性に聞いたエピソードを紹介します。心の傷が一生癒えない「20代の時ずっと不倫していましたが、5年前に別れました。妻と離婚して私と一緒になる約束だったのに、結局妻が妊娠して、私はあっさり捨てられたんです。私はてっきり彼が結婚してくれるものと信じて待っていたし、『早く子どもが欲しいね』と話していたんです。それなのに妻との間に子どもを作るなんて…。完全に男性不信になってしまい、いまだに立ち直っていません。このまま一生誰のことも好きになれない気がしています」(あすか/35歳)既婚男性がよく言う「いつか妻と離婚する」という言葉を鵜呑みにしてはいけません。待ち続けた結果捨てられてしまい、貴重な時間を無駄にしてしまった…という女性が多いです。また不倫はドラマティックな分、別れた後の心の傷もそれなりのもの。不倫相手と別れて何年も経っているのに、心に負った傷がなかなか癒えないということがあるようです。不倫相手の子どもを出産「不倫相手との間に子どもができて出産し、今はシングルマザーです。子どもを産んだことは全く後悔していませんが、まさか子どもには『あなたのパパは不倫相手だったの』とは言えないので、この先も一生隠し続けないといけません。実は最近、ママ友の間で、私が昔不倫をしていた過去が噂になっているみたいで…。将来、子どもが周りから何か言われるようなことがあったらどうしよう…と不安です」(奈緒/36歳)不倫をしていた過去が一生つきまとい、苦しめられるケースもあります。子どもには何の罪もないので、絶対に子どもを傷つけることのないようにしてほしいですよね…。また不倫相手の子どもを妊娠した女性の中には、究極の選択を迫られ、子どもを諦めなくてはならなかった人もいます。そうなると一生消えない心の傷を負うこととなってしまいます。不倫相手の妻に恨まれて…「以前、既婚男性と付き合っていたことがあります。将来がないことはわかっていたので、私も本気というほどではありませんでした。ところが別れた後に、なぜか不倫が彼の奥さんにバレてしまったんです。インスタのアカウントも突き止められてしまい、その後、妻からストーカーレベルの大量のDMが毎日送られてきました。さらには、私の知人のアカウントにもDMして、私が不倫していたことをバラしていたみたいです。もう彼とはとっくに終わっているのに、あまりにも妻の執着心がすごいので、私もメンタルにダメージを受けてしまいました…」(瑠衣/32歳)不倫は、関係が終わってしまえばなかったことにできる…と思ったら大間違い。例え過去のことだとしても、妻からすると許し難いでしょう。不倫を知った妻が、不倫相手の女性に復讐しようとするケースも決して珍しくありません。このように、一度不倫をしてしまうと、別れた後も永遠に過去に苦しめられるケースが後を断ちません。時計の針を巻き戻すことは絶対にできないので、「不倫なんてしなければよかった」とどんなに悔やんでも、過去は変えられないのです。やはり安定した幸せを手に入れるためには、既婚者ではなく、普通の男性と恋愛をするべきです。©Marco/Adobe文・小泉幸
2024年04月27日20代の頃に社内不倫をしていた不倫相手と、再び同じオフィスで働くことになった美咲さん(仮名)。夫には不倫を隠しきっているものの、元不倫相手からしつこく復縁を迫られ、過去の過ちのせいで苦労する日々を送っているそうです。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、過去の不倫のせいで今の生活に不安を抱いている30代女性のエピソードをお届けします。過去の不倫を隠すために、元不倫相手の連絡を無視できない日々美咲さんは、元不倫相手である田中さん(仮名)から復縁を迫られた際に、「今は夫が一緒に住んでいるから無理」と跳ねのけたそう。しかし、その後もオフィスにいるときに田中さんからやたらと視線を感じるようになったり、社内チャットが頻繁に届いたりして、どう対応すればいいか困ってしまっていたとのこと。過去の不倫を絶対に周囲にバラされたくない美咲さんは、田中さんを完全に無視することもできず、付かず離れずの距離感をキープするために苦心していたと語ります。「田中さんを逆上させて、不倫をバラされたら仕事にも家庭にも影響が出るので、それだけは絶対に避けたかったんです。だから、ときには彼の発言に対して、私が思わせぶりな態度をとることもありました。そんなことをしているうちに、ある日彼に自宅の最寄り駅で待ち伏せされてしまって…。さすがにこれはまずいと思いました。私の自宅近くにまで来るほど思い詰めているなら、今きちんと話そうと提案したのですが、田中さんは話を聞いてくれなくて。だから仕方なく『もうあなたと関係を持つことはできない』と、改めてはっきり伝えたんです」すると、田中さんは大声で「あんなに俺のことが好きだって言ってくれていたのに!」と叫び出したとのこと。周りに人がいる場所でいきなり感情的になっている姿を見て、美咲さんはしばらく唖然とした状態に。すると、突然背後から夫が現れ、「どういうことだ?」と声をかけられてしまったのだとか…。夫と元不倫相手が鉢合わせ「その日は雪が降る予報だったので、なんと夫は私を駅まで迎えに来てくれていたんです。まだ夫は駅に到着していないと思っていたんですが、実はもう着いていて、私が見知らぬ男性と会っている様子だったのでこっそり見ていたらしいです。かなりヤバい状況だと思ったので、田中さんを置き去りにする形でその場をいったん離れ、夫婦で家に帰りました。夫から『あいつは誰なんだ?』と聞かれたので、元不倫相手とは言わずに、昔付き合っていた元彼だと説明しました」最初は疑っていた様子の夫も、今までに密会の気配がなかったことや駅での二人の様子から、いったんは美咲さんの潔白を信じてくれたとのこと。しかし、本当に「元彼」でしかないのかを怪しまれる日々が続いているそうです。「田中さんは、夫と鉢合わせてからようやく大人しくなりました。しかし、夫はやっぱり私と田中さんの関係を疑っているみたいです。独身時代に付き合っていた元彼が同じ職場にいるなんて話はしたことがなかったので、腑に落ちないところがあるのでしょう。今は、不倫の過去をとにかく知られないように気をつけていますが、田中さんが暴走すれば職場にバレるのは時間の問題ですし、いつ夫に不倫がバレるか毎日恐ろしくてたまりません」過去のあやまちだと考えていても、家族を裏切った事実が発覚すれば、家族仲に影響が及ぶのは必然と言えます。「絶対にバレない」という自信があったとしても、不倫をするべきではないのは言うまでもありません。©polkadot/Adobe Stock ©ARAMYAN/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月10日「不倫」と聞くと、昼ドラも顔負けの泥沼トラブルをイメージしがち。実際に、妻VS不倫相手の女性の争いにもつれ込むケースは珍しくはないようです。今回は、夫に不倫をされた経験を持つ女性に聞いた「夫の不倫相手との対決エピソード」を紹介します。夫の不倫相手から突然LINE「どうやって私の連絡先を入手したのかわかりませんが、夫の不倫相手の女性からいきなりLINEがきて『早く旦那さんと別れてください』と言われました。衝撃的なLINEでしたが、平静を装って返信をして会話を続け、その女性が夫と何度かお泊まりデートや温泉旅行に行っていることまで聞き出しました。おかげで不倫の証拠をやすやすと手に入れることができました。実は夫が不倫をするのはもう何回目かで、以前から離婚を考えており、できるだけ有利な条件で離婚するためにも確実に不倫の証拠が欲しかったんですよね。まさか不倫相手の方から暴露してくれるなんて思ってもおらず、お礼を言いたい気分でした」(小百合/33歳)不倫に本気になってしまった女性は、彼を手に入れたい一心で妻に直談判しにいったりと、自ら不倫を暴露する行為を起こしてしまうことがあります。禁断の恋に溺れるあまり気づいていませんが、どんなに愛しているとしても不倫は不倫。法的に、不倫相手は妻にかないません。友人に略奪された結果…「夫の不倫相手が、なんと私の友人でした。当時はかなり揉めたし、まさに修羅場。結局夫は私と離婚して、後々、友人と再婚したんです。当時は本当に悔しかったけれど…。不倫の経緯を知った共通の友人たちが、私の味方でいてくれたんです。2人の結婚式の招待を全員が断って、LINEもブロックしてくれたと聞いて少しスカッとしました」(江利佳/32歳)不倫を貫き、妻から略奪した時点では、勝ったような気持ちになるかもしれません。しかしそれによって、大切な友人たちが離れてしまい、誰にも祝福されないようであれば、決して幸せとは言い難いでしょう。「彼が愛しているのは私です」と言われて…「夫の浮気相手らしき女性からSNSにDMがきたことがあります。『彼が愛しているのは私です。早く離婚してあげてください。彼がかわいそうです』という内容のメッセージでした。夫を問い詰めて『不倫相手と別れないつもりなら、私は離婚するから』とはっきり伝えたんです。すると夫が必死で『つい魔がさして浮気してしまったけど、本気じゃなかった。許してほしい』とすがりついてきました。その後、不倫相手とは本当に別れたみたいです」(エリ/33歳)不倫をしている男性は、口ではうまいことを言っていても、本気で妻と離婚するつもりがないことがほとんど。不倫相手には「離婚する」と約束していたのに、最終的には妻のもとに帰っていってしまった…というケースは決して珍しくありません。夫に不倫された経験を持つ女性に聞いた「夫の不倫相手との対決エピソード」を紹介しました。そのほかにも、不倫相手が後々妻から慰謝料を請求された…などのエピソードもあります。妻と真っ向から対決して不倫相手が勝つ場合でも、何かしらの代償なしでは成り立たないのかもしれません。©pathdoc/Adobe文・小泉幸
2024年02月29日既婚男性と恋に落ちた女性が、不倫相手を妻から略奪するケースは珍しくありません。しかし、果たして不倫からの略奪愛は本当に幸せになれるのでしょうか?今回は不倫を経て略奪に成功したという女性たちに話を聞きました。略奪したものの「こんなはずじゃなかった」と後悔しているエピソードを紹介します。前妻や子どもと一緒にお泊まり旅行「会社の先輩と3年間不倫をした末、彼が離婚して私と再婚。3年も待たされたのでようやく幸せになれると信じていました。でも前妻との間に子どもがいるので、子どもに会うため、月に一度は前妻の家に行くんです。仕方ないと言い聞かせて我慢していましたが、ついに先日、前妻と子どもと一緒に、泊まりで旅行に行きたいと言いだして。さすがに嫌でモヤモヤしています。この先私との間に子どもができたとしても、前妻との関係は変わらないのかな?とか、先のことまでいろいろ考えてしまい、気分が重いです」(瑞樹/30歳)子どもがいる男性と不倫していた場合は、前妻と離婚さえすればそれで終了…というわけにはいかないかもしれません。離婚しても子どもであることには変わりませんし、その母親の存在を無視することはできないでしょう。自ら妻子のいる男性を好きになって不倫に手を出したのですから、それなりの覚悟は必要です。「一度浮気した男は繰り返す」と脅されて…「不倫相手が最近、妻と離婚したんです。私との再婚を考えてくれているようですが、周りの友人が『一度不倫や浮気をした男は何度でも繰り返すから、気をつけたほうがいいよ』と脅してくるんです。彼は私よりも15歳年上で、前妻も彼と同い年でした。私に飽きたら、もっと若い女性に心移りするのかな?と不安になってきて。少しでも怪しい行動があると疑ってしまい、心が休まりません…」(悠美/26歳)一度浮気した男性が、必ずまた同じ過ちを繰り返すとは一概には言えないでしょう。しかし妻を捨てた過去があるのは事実。同じことが起こらないとは言い切れません。いずれにせよ、相手のことを信じられずに不安を抱えて過ごすのは決して幸せではないでしょう。不倫相手が離婚した途端、豹変して…「既婚者の彼を本気で好きになって、彼が妻と離婚してくれるのをずっと待っていました。でも離婚した途端、彼がモラハラ男に豹変…。不倫をしていたときは、手に入らないものをどうしても手に入れたくて必死だったので、彼の本性が見えていなかったと思います。あるいは、モラハラのターゲットが前妻から私に移っただけなのかもしれません…」(レナ/30歳)不倫中の女性は、不倫相手を手に入れることがゴールになってしまいがち。そのため現実が見えていなかったり、相手の本性に気づけない場合があります。取り返しのつかない選択をしてしまうこともあるかもしれません。「不倫相手を略奪したものの、こんなはずじゃなかった…と後悔したエピソード」を紹介しました。妻から不倫相手を略奪して幸せを手に入れようとしても、一筋縄ではいかないこともあるようです。因果応報という言葉の通り、誰かを不幸にしたぶん、その報いは受けなくてはならないのかもしれませんね。©kei907/Adobe文・小泉幸
2024年02月10日もしも仲の良い友達から「不倫をしている」と告白されたら、あなたはどうしますか?大人なのだから他人の恋愛に口を出すのは野暮だと考える人もいるかもしれませんが、友人のためを思って反対する人も多いのではないでしょうか。ところが友人の不倫を反対した途端、意外な反応が返ってくることがあるようです。今回は「友人の不倫を反対したら、想定外の言動を取られたエピソード」を紹介します。LINEをブロックされた「大学時代に仲が良かった友人と久々に会ったら、『実は今、既婚者と付き合っているの』と打ち明けられました。当然私は反対したのですが、不倫相手はいずれ妻と別れると言っているらしく、彼を信じて待つと友人が言い張るんです。『他人を不幸にして得られる幸せなんて、存在しないよ。いつか絶対自分に返ってくるよ』などといろいろ言って、説得を試みたのですが…。その日を境にLINEもインスタもブロックされて、二度と連絡が取れなくなりました。彼女のためを思って言ったつもりだったのに、モヤモヤしています」(香奈/30歳)友人の不倫に反対した途端、その友人から距離を置かれてしまうケースは珍しくありません。不倫にハマっている女性は、客観性を失っていることがほとんど。頑固になっており、周囲からの反対意見には耳を傾けたくないのでしょう。このような状況では周りが何を言っても響かないので、そっとしておくしかないのかもしれません。逆ギレされた「女友達から『今恋愛で悩んでいることがあって、相談に乗ってほしい』と呼び出されたんです。話を聞いてみると、最近付き合いだした男性が既婚者とのこと。かなり辛そうだったので、彼女のことが心配になって『そんな男、さっさと別れたほうがいいよ』と伝えたところ…。『彼のこと何にも知らないくせに、悪く言わないでよ!』とブチギレられました。逆ギレするくらいなら、はじめから相談しないでほしいです」(優香/29歳)こちらの女性は、アドバイスが欲しいというより、ただ自分の話を聞いてもらいたかっただけなのかもしれませんね。このように、不倫をしている人は自分都合でしか物事を考えられなくなっていることが多いので、どんなに仲が良くても振り回されないようにしたいものです。W不倫をしているママ友が…「ママ友の中に、W不倫をしている人がいました。年下の彼氏がいることをいつも自慢げに話すのでかなり不快で、ある時思い切って『旦那さんにバレる前に不倫なんてやめたほうがいいんじゃない?』とハッキリ伝えたんです。するとそれが気に障ったのか『本当は羨ましいんでしょ?良かったら今度、彼氏の友達紹介しようか?年上好きのイケメン、何人か知ってるよ』と言ってきて、あまりに失礼な発言に心底呆れました。それ以来、そのママ友とは距離を置いています」(明日香/34歳)自分が不倫をしているにもかかわらず、完全に開き直って他人にマウントを取ったり、自慢をしてくるタイプの女性もいるようです。不倫をしておきながら、自分が勝ち組かのように振る舞う神経の図太さには呆れてものも言えません。距離を置くのが正解です。「友人の不倫を反対したら、想定外の言動を取られたエピソード」を紹介しました。不倫に夢中になる女性は、自分のことしか見えなくなってしまいがち。非常識な言動によって、気づけば友人が離れてしまっていた…などということもあるようです。不倫と引き換えに、本当に大切な存在を失うことのないようにしたいですね。©New Africa/Adobe文・小泉幸
2024年02月10日カナデさんは5歳年上の夫マサハルと順調な交際を経て結婚。しかし、次第に夫はほとんど家に帰らなくなり、カナデさんが夫の行動をこっそり調査すると、若い女とのW不倫が発覚します。怒りに震えるカナデさんは、義母と夫、その不倫相手が鉢合わせするよう誘導し、見事思惑通りに進展させました。息子の不倫に気づいた義母は、夫と不倫相手を説教し、カナデさんに土下座して謝罪。一方のカナデさんは夫に離婚と慰謝料を突き付け、不倫相手にはこの場で旦那さんに電話するように告げました。電話を受けて不倫部屋に駆け付けた旦那さんは、離婚を突き付け、2人から慰謝料を支払ってもらうと宣言したのです。不倫相手の旦那さんと同様に、マサハルさんと不倫相手に慰謝料を請求することを告げたカナデさん。その後すぐに、カナデさんとマサハルさんは離婚しました。 1年後――。 久しぶりに義母と会ったカナデさん。慣れないながらも、カナデさんは新たな仕事をがんばっているようです。一方、マサハルさんと不倫相手は不倫の代償か、大変な目にあっているようで――? 不倫の代償 カナデさんとの離婚をきっかけに、会社でも後ろ指を指されるようになったマサハルと不倫相手。不倫相手は逃げるように退職し、他の女性にも手を出していたマサハルは解雇。 義母は申し訳なさそうに慰謝料の立て替えを申し出ますが、カナデさんは「できるだけ長く地獄を味わってほしいから」と断ります。なおも力になりたいと言う義母に、カナデさんは「護身術を教えてほしい」と頼みました。 慰謝料の支払いが終わり次第、マサハルとは絶縁するつもりのカナデさん。しかし、義母とのつながりは大切にしていくつもりなのでした。 ◇◇◇ 若い女性に対して見境のなかったマサハルさん。今回の不倫相手だけでなく、他の複数の女性にも手を出していたようです。 「新しいプロジェクト」と嘘をつき、部屋まで借りて不倫に及んでいた2人。カナデさんは仕返しのために、苦手だった義母との距離を縮め、その信頼を勝ち得ました。新居でのサプライズと称し、何も知らない義母と共に不倫部屋に乗り込んだカナデさん。 息子であるマサハルさんが不倫していることを確信した義母は、2人を説教し、カナデさんに土下座して謝罪。不倫相手からの電話を受けて駆け付けた不倫相手の旦那さんも、カナデさんに謝罪して2人に離婚と慰謝料を突き付けました。2人は軽い気持ちで不倫関係になったのかもしれませんが、このように不倫は周りの人たちを傷つけ、信頼を失わせるのですね。 離婚後、カナデさんは新たな仕事に励んでいるようです。義母とのつながりを大切にしながら、新たな生活を楽しめるといいですね。著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤 かと 著者:原作者 スカッと春香!
2024年01月31日カナデさんは5歳年上の夫マサハルと順調な交際を経て結婚。しかし、次第に夫はほとんど家に帰らなくなり、カナデさんが夫の行動をこっそり調査すると、若い女とのW不倫が発覚。怒りに震えるカナデさんは、義母と夫、その不倫相手が鉢合わせするよう誘導し、見事思惑通りに進展させます。息子の不倫に気づいた義母は、夫と不倫相手を説教し、カナデさんに土下座して謝罪。一方のカナデさんは夫に離婚と慰謝料を突き付け、不倫相手にはこの場で旦那さんに電話するように告げました。カナデさんの言うとおりにした不倫相手でしたが、途中で激しく泣き出し、話せなくなってしまいました。不倫相手に代わって電話に出たカナデさんは、旦那さんに不倫部屋に来るように告げたのです。電話を受けて、不倫部屋に駆け付けた不倫相手の旦那さんは、マサハルさんを見つけるなり強烈なパンチをお見舞い。さらに、不倫相手にも詰め寄ります。 しかし、不倫相手は旦那さんでは満足できなかったと言って、旦那さんに責任転嫁。マサハルにも笑われ旦那さんは激昂し、離婚したうえで、マサハルと不倫相手の両方に慰謝料をたっぷり請求すると宣言。 不倫を後悔する夫 不倫相手の旦那さんが慰謝料を2人に突き付けたのに同調し、カナデさんも2人に慰謝料を請求することをはっきりと告げました。 今まで「新しいプロジェクトを任された」「やりがいのあるプロジェクトだから」と嘘をついて不倫を続けていたマサハル。それを揶揄して、慰謝料の支払いを「とってもやりがいのあるプロジェクトでしょう?」と嫌味にたっぷりに告げたカナデさんは、義母と共に不倫部屋を後にしました。 1年後――。 不倫部屋でのサプライズ後、カナデさんとマサハルさんは離婚。今は、カナデさんは新たな仕事をがんばっているようです。 ◇◇◇ 離婚と慰謝料で、ようやく自分たちの犯した罪の重さに気付いたマサハルさんと不倫相手。カナデさんの言ったように、心を入れ替えて真面目に働き、慰謝料という形で双方の元パートナーに償ってほしいですね。著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤 かと 著者:原作者 スカッと春香!
2024年01月30日カナデさんは5歳年上の夫マサハルと順調な交際を経て結婚。しかし、次第に夫はほとんど家に帰らなくなり、カナデさんが夫の行動をこっそり調査すると、若い女とのW不倫が発覚。怒りに震えるカナデさんは、敵を討つため苦手だった義母に近づいて良好な関係を築き、カナデさんたち夫婦の引っ越しする新居だと嘘をついて、一緒に不倫部屋へ。そしてカナデさんの思惑通り、義母と夫、その不倫相手は鉢合わせ。息子の不倫を確信した義母は、夫と不倫相手を説教し、ほとんどカナデさんに土下座して謝罪。一方のカナデさんは夫に離婚と慰謝料を突き付け、不倫相手にはこの場で旦那さんに電話して、全てを告白するように告げたのです。カナデさんに勢いに圧倒されて、泣きながら旦那さんに電話をかけ、全てを告白した不倫相手。激しく泣き出し、話せなくなってしまった不倫相手に代わって電話に出たカナデさん。すると、旦那さんがこの修羅場の現場に来ることに。動揺した不倫相手は旦那さんに向かってまさかの発言を――!? 不倫女の失言 電話を受けて、不倫部屋に駆け付けた不倫相手の旦那さん。息を切らし、顔色の悪いまま、カナデさんに謝罪しました。 不倫相手の旦那さんは、マサハルを見つけるなり「お前か!」と、強烈なパンチをお見舞い。さらに、不倫相手にも「物足りなかったってなんだよ!!」と詰め寄ります。 すると、不倫相手は「だって……あなたってば小さいし早いし……」と旦那さんに責任転嫁。マサハルは、思わず旦那さんを小馬鹿にしたように吹き出してしまいます。 それを聞いた旦那さんは激昂。離婚したうえで、マサハルと不倫相手の両方に慰謝料をたっぷり請求すると告げたのでした。 ◇◇◇ 旦那さんでは満足できなかったことが不倫の原因だと言って開き直った不倫相手。旦那さんにとっては、たまったものではありませんよね。マサハルさんと不倫相手はなおも懲りない様子ですが、離婚と慰謝料請求で少しは反省してもらいたいものです。著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤 かと 著者:原作者 スカッと春香!
2024年01月29日カナデさんは5歳年上の夫マサハルと順調な交際を経て結婚。しかし、次第に夫はほとんど家に帰らなくなり、カナデさんが夫の行動をこっそり調査すると、若い女とのW不倫が発覚します。怒りに震えるカナデさんは、敵を討つため苦手だった義母に近づいて良好な関係を築きます。そして自分たち夫婦の引っ越しする新居だと嘘をついて、一緒に不倫部屋へ。そしてカナデさんの思惑通り、義母と夫、その不倫相手は鉢合わせ。息子の不倫を確信した義母は、夫と不倫相手を説教し、カナデさんに土下座して謝罪しました。一方のカナデさんは夫に離婚と慰謝料を突き付けます。そして、不倫相手にあることを要求したのです。カナデさんは「あなたの旦那さんはこのことまだ知らないから」と言っただけなのに、バラさないでもらえると勘違いした不倫相手。にこにこしながら「ありがとう!」とお礼を言った不倫相手を、鼻で笑ったカナデさん。 この場で旦那さんに電話して、全てを告白するように告げたのです――。はたして、不倫相手は……!? 不倫女が泣き叫んで夫に告白した内容は… カナデさんの勢いに圧倒されて、泣きながら不倫相手は旦那さんに電話をかけました。そして「わたし不倫しちゃいましたぁ……」と言って、そのまま不倫の内容を旦那さんに告白します。罪の意識に耐えられなくなったのか、そのまま声をあげて泣き叫ぶのでした。 ◇◇◇ カナデさんの要求通り、旦那さんに全てを話した不倫相手。旦那さんも突然の告白に驚いたことでしょう。犯した罪の重さを知って、同じことを二度と繰り返さないようにしてほしいものですね。著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤 かと 著者:原作者 スカッと春香!
2024年01月28日昨年6月に女優の広末涼子(43)とのW不倫が報じられ、世間を騒がせた人気シェフ・鳥羽周作氏(45)が、騒動により停止していたXの更新を再開した。鳥羽シェフのXといえば、不倫が報じられた直後にも、「Smart FLASH」が5月に公開していた自身と広末の親密そうなツーショットを参照し《隠し撮りでこの美しさってまじ凄すぎない???》とコメントした投稿に「いいね」をしており、その鋼メンタルが話題になった。その後「いいね」は取り消されている。投稿については、報道直前の6月5日を最後にストップ。「いいね」についても美貌賞賛ツイートへの「いいね」が最後だった。広末は7月になって離婚を発表。鳥羽シェフも年末に文春オンラインの取材に対し離婚が成立したことを明かしている。“晴れて”独り身となったこともあってか、1月18日よりXの更新も再開した。記念すべき初ポストは《お久しぶりです無限納豆キャベツYouTubeに投稿しました簡単激うまですアレンジ待ってます》。自身のYouTube「シズるチャンネル」で、鳥羽シェフが一人暮らしをする中で最もハマっている「無限納豆キャベツ」のレシピを紹介する動画を紹介する内容だ。鳥羽シェフはこの無限納豆キャベツを週に8回食べるという。ちなみに、初いいねは箕輪厚介氏の投稿に対してで、《まじで、いつやめるかだよな》とのコメントともに「なぜ40代はしんどいか」と書かれた本の1ページの写真がアップされたものだった。その後も、自身のレシピを試したユーザーの投稿に《あざす》と返信したり、投稿自体をリポストしたりなどファンとの交流もスタート。《鳥羽シェフかっこよすぎて吐きそう》という一般ユーザーの投稿にも、エゴサーチをして発見したのか、《どういう事?》と返信していた。昨年末には金髪にイメチェンしたことも話題になった鳥羽シェフ。ヘアスタイルとともに、2024年は心機一転となるかーー。
2024年01月23日主婦のなな子は嫁ぎ先で姑からいびられる日々を送っていました。また、好きでもない農家を手伝わなくてはならず……。かわいい子どもたちの存在が心の支えにはなっていたものの、現実の結婚生活は思い描いていた暮らしとは程遠いものだったのです。次第に「農家の嫁以外もやってみたい」と思い始めるように。すると、新しくできるスーパーのパート募集の求人を見つけます。日に日にパートへの憧れが強まっていったなな子は義母に許可を取り、面接を受けてみることに。面接ではその場で合格を言い渡されると、翌日から働き始めることになったのでした。パートで働き始めたことで、やりがいを感じるようになったなな子でしたが、次第に家にいるときと職場にいるときの差を感じ始め、悩むようになっていきました。 そんなある日、パート先の店長の妻の家を訪ねることになったなな子。家に上がらせてもらうと、あまりにもオシャレな空間に驚いてしまいます。次第にそのママと自分の生活を比べ始めると、なな子の心は虚しくなってしまいます。 その翌日、パートの休憩中にお昼ご飯を食べていると、店長が入ってきました。なな子が見ていたテレビの野球から会話が盛り上がると、いい感じの雰囲気になって……!? 「うまそー」店長の言葉に妻は思わず… 「おっ、たくあんいい音。うまそー」 「よく漬けるんです」 「えっ、自分で漬けたの!?売ってるやつみたい」 「よ……良かったら召し上がってください」 なな子がたくあんを差し出すと、うれしそうに食べ始める店長。 「すっげーおいしい!!売ってるやつよりおいしいよ!!」 「よ、よかったらもっとどうぞ……」 「いいの!?やったー!!うめぇー」 店長の反応になな子の心がときめき始めます。 (こんなに喜んで食べてもらえたの、何年ぶりだろう……) すると、そのタイミングでテレビから、「満塁ホームラン」という声が聞こえてきたのです。 「少年マンガみたいな展開だね」 (私にとっては少女マンガみたいだ……) 店長の言葉に心の中で反応するなな子。 (私、この人が好き――) 次第に店長を好きになっていることを自覚し始めます。 そして、いよいよスーパーが明日オープンすることに。 (私の居場所はここなんだ) なな子は心の中で、そうつぶやいたのでした。 このとき店長がたくあんを「おいしい」と褒めてくれたのは、なな子にとってよほどうれしかったのだと思います。ただ、お互い既婚者同士ということもあり、店長にも奥さんがいるわけですから、好きになってはいけない相手ですよね。ドキドキしたり、ときめく心の動きは止められないと思いますが、これ以上感情を高ぶらせてしまうと後々面倒なことになってしまいそうな気がしてしまいました。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター みこまる 著者:原作者 いくたはな
2024年01月13日主婦のなな子は嫁ぎ先で姑からいびられる日々を送っていました。また、好きでもない農家を手伝わなくてはならず……。かわいい子どもたちの存在が心の支えにはなっていたものの、現実の結婚生活は思い描いていた暮らしとは程遠いものだったのです。次第に、「農家の嫁以外もやってみたい」と思うように……。すると、息子を保育園へ送った帰り道、新しくできるスーパーのパート募集の求人を見つけました。その日以降、なな子の中でパートで働きたいという思いが強くなっていきました。その後、スーパーの求人の面接を受けに行くと、店長は同じ保育園に通っていた子どものパパでした。話も弾み、見事面接に合格したなな子は翌日から働き始めることに。 しかし、パートで働き始めたことで、やりがいを感じるようになったなな子でしたが、次第に家にいるときと職場にいるときの差を感じ始め、悩むようになっていきました。 そんなある日、パート先の店長の妻の家を訪ねることになったなな子。家に上がらせてもらうと、あまりにもオシャレな空間に驚いてしまいます。次第にそのママと自分の生活を比べ始めると、なな子の心は虚しくなってしまって……!? ママ友と比べると、自分が惨めに思えてきて… ママ友のことを羨ましく思うと、次第に心がすさんでいってしまったなな子。 (この場所に私の居場所なんて1つもない) (この家に必要なものなんて1つもない) 改めてそう思ったのでした。 翌日、パートに出勤すると、なな子は笑顔を褒められました。 家とは違って、のびのび過ごせることをなな子自身も心地良く感じていました。 休憩中も好きなテレビが見ることができ、この日は野球を見ていたなな子。 すると、店長が横から入ってきたのです。 「いけっ、市原!!」 「わっ店長お疲れ様です」 「驚かせてごめん。野球お好きなんですか?」 なな子が昔野球部のマネージャーだったことを伝えると、うれしそうな表情を浮かべて反応する店長。 「わーじゃあなな子さんと野球の話できるわー」 (あっ、名前で呼ばれた……) 「俺も一緒に見ていい?」 店長に名前を呼ばれたことがうれしくて、心の中でときめいてしまったのでした。 お弁当の味がしないほど、店長にときめいてしまったなな子。名字で呼ばれていたのが名前に変わった時点で2人の距離が縮まっている印象を受けます。お互い既婚者なわけですが、いい感じの雰囲気になっているのが少し気になりました。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター みこまる 著者:原作者 いくたはな
2024年01月11日主婦のなな子は嫁ぎ先で姑からいびられる日々を送っていました。また、好きでもない農家を手伝わなくてはならず……。かわいい子どもたちの存在が心の支えにはなっていたものの、現実の結婚生活は思い描いていた暮らしとは程遠いものだったのです。次第に、「農家の嫁以外もやってみたい」と思うように……。すると、息子を保育園へ送った帰り道、新しくできるスーパーのパート募集の求人を見つけました。その日以降、なな子の中でパートで働きたいという思いが強くなっていきました。その後、スーパーの求人の面接を受けに行くと、店長は同じ保育園に通っていた子どものパパでした。話も弾み、見事面接に合格したなな子は翌日から働き始めることに。 パートで働き始めたことで、やりがいを感じるようになったなな子でしたが、次第に家にいるときと職場にいるときの差を感じ始め、悩むようになっていたのでした。 娘からの連絡で、急きょある場所へ向かうことに。すると… 仕事を終えたなな子がスマホを確認すると、娘からメッセージが届いていました。 早速、娘が教えてくれた場所を地図で確認しながら、その場所へ向かうことに。 なな子がチャイムを鳴らすと、キレイな女性が出てきました。 「一花がお邪魔したみたいで……。あっ、一花の母です」 「あ、子ども園の……!よかったら上がってください!」 家に上がらせてもらうと、すごくオシャレな空間でした。 (いいな。ステキなお家……) (かっこいいお仕事。それに比べて私……恥ずかしいな) 内心そんなことを思っていると、「ただいまー」という声が聞こえました。 「あ、主人帰ってきた」 「え、榎本さん!?何でここにっ」 「え?知り合いなの?」 「うちのスーパーで働いてもらってるんだ。上の子同士も同じなんだね?」 「そういうのは早く教えてよ!」 「ごめんごめん」 なな子も慌てて「すみません」と謝罪。 (いいな……。やさしいご主人がいて、世の中何でもそろっている人っているんだよね) (私とあたな、何が違うの?) 2人のやりとりを見ながら、娘のお友だちのママになな子は嫉妬していたのでした。 各家庭で生活水準は違うと思うので、自分のことを"恥ずかしい"と思う必要はないと思いましたが……。ただ、なな子の目には"お家もステキで夫もやさしくて、すべて兼ね備えている"そんな風に映っていたのでしょう。そして、それが故にこのママに対して、強い嫉妬に近い「羨ましい」という感情が生まれてしまったのかもしれませんね。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター みこまる 著者:原作者 いくたはな
2024年01月08日不倫を繰り返す夫への仕返しとして、自分も不倫を始めた紗季さん(仮名)。しかし紗季さんの不倫中に、夫も新たに不倫をしていた事実が発覚。問い詰めたところ、夫はすでに紗季さんの不倫を知っており、「お前も不倫しているんだろう?」と開き直ったのです。その後、夫婦関係は思いもしなかった方向へと進んでいったそう…。心理カウンセラーの並木まきが、30代女性の不倫による転落劇をお届けします。夫から突然「離婚」の申し出「夫と私は、このままお互いに不倫を公認する関係になっていくのかな、と思っていました。しかし夫はいきなり、『もうこうなったら離婚しようよ』と、まるで週末にどこかに出かけようというような軽い口振りで提案をしてきたんです。まさか夫から“離婚”という言葉が出るとは思っていなかったので、この時点でかなり動揺しました」自分も不倫をしている立場なので、夫の新しい不倫を追求することができない紗季さんは、夫の言い分をまずは聞いたとのこと。夫は「もともと夫婦としてしっくりこないから、俺は浮気を繰り返した」、「君が不倫をするほど好きな人ができたなら、俺ではなくその人と幸せになってほしい」と言ってきて、強い離婚の意思を示したそうです。「最初は冗談かと思っていましたが、話を聞いているうちに夫は本気で離婚をしたいのだと感じました。だけど私の不倫は、夫への腹いせから始まったもので本気ではなかったので、夫に離婚をされたら困るのは私です。ここまで事態が悪化して初めて、私は自分がとんでもないことをしてしまったのだと気づきました」結婚してからパートや派遣社員で短期の仕事しかしてこなかった紗季さんは、離婚をしても自立をするだけの経済力がなく、夫と離婚をすれば生活への不安が強かったとのこと。しかし夫は、紗季さんの言葉にはまったく耳を傾けることなく「夫婦双方が不倫しているんだから、もうとっくに家庭崩壊だ」「頼むから離婚してくれ」の一点張りだったとか…。“腹いせの不倫”という理屈は通用しなかった「夫に対して『私の不倫は、あなたへの腹いせで本気ではない』と何度伝えても、夫の離婚意思が変わることはありませんでした。今思えば、夫は本当に家庭にうんざりしていて、息抜きのために不倫を繰り返していたのかもしれません。私が不倫をしていたことで、やっと離婚できる口実ができたとでも思ったのかというくらい、離婚と言い出してからの展開は早かったのです…」最後まで紗季さんは離婚に抵抗したそうですが、夫の提案した離婚条件をのむ形で協議離婚が成立。慰謝料はなく、婚姻期間に応じた財産分与のみでした。「財産分与のお金で、なんとか新生活の準備はできましたが、結婚してからずっとキャリアを中断していた私は、就職も思うようにいかず今もアルバイトをしています。あのとき、自分が腹いせで不倫をしていなければこんなことにはなっていなかったはずだし、夫だって再び不倫をすることはなかったかもしれません。夫婦関係を完全に壊す引き金を引いたのは、私なんだと思うと悔しくて仕方ありません。人づてに聞いた話では、夫も再婚はしていなくて、家事ができないので独り身で大変そうと聞いてはいます。私が不倫さえしなければ、夫婦の再構築だってできたかもしれない…と後悔しています」不倫のきっかけが“腹いせ”だったとしても、不倫は許されることではありません。夫婦としてこれまで築き上げてきたものを一瞬にして破壊してしまうほど、不倫には強い破壊力があるのです。©健二 中村/Adobe Stock ©takasu/Adobe Stock文・並木まき
2024年01月07日主婦のなな子は嫁ぎ先で姑からいびられる日々を送っていました。また、好きでもない農家を手伝わなくてはならず……。かわいい子どもたちの存在が心の支えにはなっていたものの、現実の結婚生活は思い描いていた暮らしとは程遠いものだったのです。次第に、「農家の嫁以外もやってみたい」と思うように……。すると、息子を保育園へ送った帰り道、新しくできるスーパーのパート募集の求人を見つけました。その日以降、なな子の中でパートで働きたいという思いが強くなっていきました。その後、スーパーの求人の面接を受けに行くと、店長は同じ保育園に通っていた子どものパパでした。話も弾み、見事面接に合格したなな子は翌日から働き始めることに。 パートで働き始めたことで、やりがいを感じるようになったなな子でしたが、次第に家にいるときと職場にいるときの差を感じ始めるようになって……!? "楽しい"と"つらい"が交互にやって来て… (家がつらければつらいほど、パートが楽しい) (パートが楽しければ楽しいほど、家がつらい) 次第にそんな思いを抱えるようになっていきました。 「あーそりゃ異常だよ」 「ポイよポイ。だってそれ、居場所なさすぎでしょ」 「1回ドロンして痛い目みせてやりゃいいのよ」 なな子が悩みを打ち明けると、そんな答えが返ってきたのです。 「まぁ、いつでもできるように、お金貯めておくといいよ」 「そうですね……」 その日以降、なな子はパートの勤務時間を少し伸ばすことに。 (お金貯めておきたいし) 内心そう思いながら、自分が"どろん"するかもしれない未来を想像していたのでした。 パートで働くことが楽しいと感じれば感じるほど、家に居る時間がしんどくなっていったなな子。職場も家庭もすべてが円満というのはなかなか難しいと思いますが、それにしても、くつろげるはずの家での居場所がなさすぎるというのは、かなりつらいですよね。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター みこまる 著者:原作者 いくたはな
2024年01月07日主婦のなな子は嫁ぎ先で姑からいびられる日々を送っていました。また、好きでもない農家を手伝わなくてはならず……。かわいい子どもたちの存在が心の支えにはなっていたものの、現実の結婚生活は思い描いていた暮らしとは程遠いものだったのです。次第に、「農家の嫁以外もやってみたい」と思うように……。すると、息子を保育園へ送った帰り道、新しくできるスーパーのパート募集の求人を見つけました。その日以降、なな子の中でパートで働きたいという思いが強くなっていきました。その後、スーパーの求人の面接を受けに行くと、店長は同じ保育園に通っていた子どものパパでした。話も弾み、見事面接に合格したなな子は翌日から働き始めることに。 パートで働き始めたことで、やりがいを感じるようになったなな子。しかし、ある日退勤時間を過ぎてしまい、息子のお迎えに遅れてしまいます。慌てて園に迎えに行って帰宅すると、夫や義母から愚痴を言われてしまったなな子。ひとり窮屈な思いを抱えたまま、モヤモヤしていたのでした。 店長のひと言に思わず顔を赤らめてしまって… 「店長、お疲れ様です。お先に失礼します」 ななこ子が退勤しようとすると、仕事に慣れてきたのかと店長が問いかけてきました。 「みなさんやさしくしてくれるのですぐ慣れました!居心地いい職場で家よりよっぽど……」 「失礼しますっ」 なな子がその場を去ろうとした瞬間、首から下げていたカードが落ちてしまいました。 「わわっ、すみません」 「このくらい」 「今日も1日頑張りました!榎本なな子殿!」 店長はそれを拾い上げると、そう言ってなな子に差し出したのです。 一瞬固まってしまったなな子の反応を見て、慌てて撤回しようとする店長。 「榎本さんいつも一生懸命だから、表彰したくなっちゃて」 「と、とってもうれしいです!!」 顔を赤らめながらそう返すと、なな子はその場を去って行ったのでした。 普段、夫や義母から褒められることもなく、家の中では肩身が狭い思いをしているなな子にとって、店長から表彰されたのはすごくうれしかったのではないでしょうか。また、パートで働き始めたことで義母と過ごす時間も減り、精神的にもかなりラクになったと思うので、思い切って行動してみて正解でしたね。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター みこまる 著者:原作者 いくたはな
2024年01月06日主婦のなな子は嫁ぎ先で姑からいびられる日々を送っていました。また、好きでもない農家を手伝わなくてはならず……。かわいい子どもたちの存在が心の支えにはなっていたものの、現実の結婚生活は思い描いていた暮らしとは程遠いものだったのです。次第に、「農家の嫁以外もやってみたい」と思うように……。すると、息子を保育園へ送った帰り道、新しくできるスーパーのパート募集の求人を見つけました。その日以降、なな子の中でパートで働きたいという思いが強くなっていきました。その後、スーパーの求人の面接を受けに行くと、店長は同じ保育園に通っていた子どものパパでした。話も弾み、見事面接に合格したなな子。早速、翌日から働き始めることになったのですが……!? 実際にパートで働き始めると、妻の気持ちに変化が見られて… パートで働き始めてから、「楽しい!」と思うようになったなな子。 しかし、そんなある日、パートの仕事が長引いてしまい、息子のお迎えに遅れてしまいました。 「すみませんっ、遅くなりました!!」 「耕ちゃんよかったね!ママお迎えに来てくれたよ」 「ごめんね、耕太……」 なな子は息子に謝ると、ギュッと抱きしめました。 家に帰ると、スマホを片手に横になっていた夫。 「はらへったー」 「パパ、今日帰りが早なら、耕太のお迎え行ってくれても……」 「こっちは気楽なパートじゃないんでね。ってか母さんキレながらメシ作ってたよ」 そして義母からは、「役立たず!!何様なんだい!!!」と言われてしまったなな子。 (世の中の働くママってこんなのと戦ってるの?) (それともうちがおかしいの?) 夫や義母の言葉を聞いたなな子は、モヤッとしてしまったのでした。 パートで働き始めると、外に出ている時間が楽しい分、家に帰るとつら現実が待っていて、そのギャップにつらさを感じていたなな子。夫も早く帰ってきたのなら、息子のお迎えくらい行ってくれてもよかったのでは?と思ってしまいましたが、どうやら夫は育児に関して非協力的なようです。なな子がモヤッとしてしまうのも無理ないですね。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター みこまる 著者:原作者 いくたはな
2024年01月04日主婦のなな子は嫁ぎ先で姑からいびられる日々を送っていました。また、好きでもない農家を手伝わなくてはならず……。かわいい子どもたちの存在が心の支えにはなっていたものの、現実の結婚生活は思い描いていた暮らしとは程遠いものだったのです。次第に、「農家の嫁以外もやってみたい」と思うように……。すると、息子を保育園へ送った帰り道、新しくできるスーパーのパート募集の求人を見つけます。その日以降、なな子の中でパートで働きたいという思いが強くなっていきました。早速夫に相談をすると、義母に話をつけてくれました。義母の了承を得られたことで、ななこはパートの求人の面接を受けることに。面接日当日、指定された場所へ向かうと、そこには……!? 緊張しながら面接場所へ向かった妻。すると…? 「榎本なな子さんどうぞー」 「失礼します」 なな子がそう言って部屋に入ると、そこには息子と同じ保育園に通っている子どものパパの姿が……! 「同じ子ども園の保護者さんなんて!驚きました!」 店長はそう言うと、早速仕事の話を始めました。 「新規店だからみんなで研修を受けてもらえて、スタートは一緒です。働きやすいと思いますよ」 「私、結婚してから農業しか手伝ってなくて……。一生懸命やります。重い物だって平気です!」 「榎本さん、ぜひうちで働いてください!」 こうして、なな子は明日からスーパーで働くことに。 夫に報告をすると、驚いた反応をしました。 「母さんには言ったの?」 「言ったわ」 「精一杯頑張る!雇ってもらったんだから!」 なな子はうれしそうにそう言ったのでした。 そして翌日―。 なな子は息子を園に送り出すと、初めての職場で働き始めることになったのでした。 無事に面接が受かったなな子。義母には嫌味を言われたものの、念願のスーパーで働き始めることができてよかったですね。同じ保育園の保護者のパパが店長というのも心強いです。職場で一緒に働く同僚も感じの良さそうな人たちのようなので、やりがいを感じながら楽しく働けるといいですね。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター みこまる 著者:原作者 いくたはな
2024年01月03日主婦のなな子は嫁ぎ先で姑からいびられる日々を送っていました。また、好きでもない農家を手伝わなくてはならず……。かわいい子どもたちの存在が心の支えにはなっていたものの、現実の結婚生活は思い描いていた暮らしとは程遠いものだったのです。次第に、「農家の嫁以外もやってみたい」と思うように……。すると、息子を保育園へ送った帰り道、新しくできるスーパーのパート募集の求人を見つけます。その日以降、なな子の中でパートで働きたいという思いが強くなっていきました。早速夫に相談をすると、義母に話をしてくれたのですが……!? 義母にパートの話を持ち掛けてくれた夫。しかし… 「はぁぁ!?パート?ダメダメそんなん」 「なな子がやりたいんだと」 「いつもの仕事はどーすんだ」 「あいつに聞いてよ」 義母と夫の会話が耳に入ってくると、あまりにも角が立つ言い方をされていたことにムッとしてしまったなな子。 「いーじゃん?天気関係なく金が入るんだし」 「働いた分、こっちにも入れることだね」 義母がそう言うと、夫は「よかったな」とひと言。 「なんでお義母さんにあんな言い方……。受かるかどうかも分からないのに」 「なんだよ、俺がせっかく説得してやったのに」 その言葉を聞いたなな子は、ムッとしてしまいました。 ひとまず、義母の了承を得られたので、早速求人の問い合わせをおこなうことに。 緊張しながら電話をかけると、面接の日時を指定されました。 (面接、白シャツでいいかな……) すでにこのときのなな子の頭の中は、面接のことでいっぱいになっていたのでした。 何はともあれ、無事に義母の了承が得られてよかったです。なな子は学校を卒業後、すぐに結婚をしたため社会に出たことがないようですが、今回の面接が受かればいい経験になるのではないでしょうか。パートで働けるようになれば、見える景色も違ってくるかもしれません。無事に受かるといいですね。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター みこまる 著者:原作者 いくたはな
2024年01月02日主婦のなな子は嫁ぎ先で姑からいびられる日々を送っていました。また、好きでもない農家を手伝わなくてはならず……。かわいい子どもたちの存在が心の支えにはなっていたものの、現実の結婚生活は思い描いていた暮らしとは程遠いものだったのです。次第に、「農家の嫁以外もやってみたい」と思うように……。すると、息子を保育園へ送った帰り道、新しくできるスーパーのパート募集の求人を見つけます。その日以降、なな子の中でパートで働きたいという思いが強くなっていきました。そこで、早速夫に相談をすることにしたのですが……!? 「パートの面接受けようと思う」妻が夫に相談すると… 「パートの面接、受けようと思うんだけど……」 「ふーん、いいんじゃん?」 「じゃ、お義母さんたちにそれとなく伝え……」 なな子がそう言いかけると、言葉をさえぎった夫。 「なな、そんなことよりも、3人目どう?」 「ごめんっ、生理中だから」 夫の誘いにゾクッとしたなな子は、思わず拒んでしまいました。 すると、そのタイミングで泣き出した息子。 「ママが今行くからなー」 (産んだって、ひとりで育てることになる) 夫の言葉を聞いて、モヤッとしたなな子。 その翌日、息子を保育園へ送りに行くと、すてきなご夫婦を見かけました。 「おはようございます」 なな子が挨拶をすると、2人そろって挨拶を返してくれました。 (2人で送り迎えなんて、すてきなご夫婦。きっとやさしいご主人なんだろうな……) 心の中でそんなことを思ったのでした。 なな子がパートの相談をしていると、「そんなことより……」と話をさえぎり、体を触り始めた夫。真剣に相談しているのに、「そんなこと」で片付けてしまうなんて悲しいですよね。また、夫は育児にまったく参加をせず、なな子に子どものことを任せっきりな印象です。それなのに「3人目を作ろう」と誘うのは、あまりにも無責任な気がしてしまいました。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター みこまる 著者:原作者 いくたはな
2024年01月01日不倫にはトラブルがつきもの。特に厄介なのが、男性側は遊びのつもりだったのに、女性側が本気になってしまったパターン。このケースの場合、男性が別れようとした途端、不倫相手の女性が暴走した行動に出ることもあるようです。今回は、「男性を震え上がらせた、不倫相手の女性からのLINE」を紹介します。手切金を要求された「3年付き合った不倫相手と別れることに。お互い納得して円満に別れを決意したはずだったんですが、後日彼女からLINEがきて『別れる代わりに500万円払え』と手切金を要求され、震えました。彼女曰く貴重な3年間を僕のせいで無駄にしたんだから、500万円もらわないと気が済まないと…。付き合っている間は一度もトラブルなんてなかったし、離婚を迫られたこともなかったのに、まさか別れ際にお金を請求されるなんて。女性は怖いと思いました…」(33歳/金融)付き合っている間は何事もなかったとしても、別れようとした途端、厄介なトラブルになることがあるのも不倫の恐ろしさ。なかには多額の金銭を要求されたなどというケースも…。遊びのつもりだったのに、とんでもない泥沼トラブル化し、後悔することも珍しくないようです。妻の本名と住所を尋ねられて…「結婚していることを隠して、マッチングアプリで出会った女性と付き合っていました。ところがある時、既婚なことがバレてしまい…。都合がいいことはわかっていますが、僕としては、彼女から許してもらえるならこのまま関係を続けたいと思っていたんです。実は彼女とは、カラダの相性が抜群にいいんですよね…。それで『妻とはうまくいっていないし、今すぐは無理だけどいつかは離婚すると思う。だからこのまま関係を続けたい』と伝えたところ、彼女からLINEが。『このまま付き合う条件として、奥さんの本名と家の住所を今すぐ送って』と言われ、焦りました。目的はわかりませんが、怖くなって、それ以来彼女と会うのはやめました…」(31歳/商社)既婚者であることがバレても悪びれず、このまま不倫関係を続けたい…とは、都合が良いにも程がありますよね。住所や妻の情報が不倫相手に知られたら、家族を巻き込んだトラブルに発展することも。家庭を守りたければ、不倫は今すぐやめるべき。会社の部下から脅しのLINEが…「会社の部下と2度ほどカラダの関係を持ってしまいました。妻にバレたらどうしよう…と後になって怖くなり、部下には『なかったことにしてほしい』と頭を下げたんです。ところがそれ以来たびたび部下からLINEがきて『人事に話そうか迷っています』『同僚にバラしちゃおうかな』と脅されていて、毎日頭を抱えています」(35歳/IT)軽い気持ちで手を出したつもりが、取り返しのつかない事態になってしまうケースも。一線を越えてしまった以上、なかったことにできると思ったら大間違いです。相手が暴走して周囲に事実を言いふらした場合、社会的な信用もすべて失ってしまうことがあります。「男性を震え上がらせた、不倫相手の女性からのLINE」を紹介しました。遊びのつもりだったのに、金銭トラブルや脅迫などに発展してしまうなどという事態は、あまりに情けないですよね。家庭がある男性はその自覚をきちんと持ち、不倫で身を滅ぼすことのないようにしてほしいものです。©buritora/Adobe文・小泉幸
2023年12月31日結婚後、主婦のなな子は嫁ぎ先で姑からいびられる日々を送っていました。また、好きでもない農家を手伝わなくてはならず……。かわいい子どもたちの存在が心の支えにはなっていたものの、現実の結婚生活は思い描いていた暮らしとは程遠いものだったのです。次第に、「農家の嫁以外もやってみたい」と思うように……。すると、息子を保育園へ送った帰り道、新しくできるスーパーのパート募集の求人を見つけます。その日以降、なな子の中でパートで働きたいという思いが強くなっていって……!? 「パートで働きたい!」という気持ちが日に日に増していき… (パートができたら、きっと変われる) いつの間にか、そう思うようになっていったなな子。 するとこの日、帰宅した娘に満点のテスト報告を受けました。 「今日ね!テスト返ってきて100点だったの!!」 「頑張ってたもんね!すごい!」 「テスト頑張ってきたのかい」 孫がテストで満点を取ったことを知ると、義母も笑顔で褒めてくれました。 「うん!バッチリ!だって唯一の取り柄だもん!!」 その言葉を聞いて、なな子はハッとしました。 (パートをしたら、大学は無理でも専門なら行かせてあげられるかな) そんな考えが頭をよぎったのでした。 一方で娘は、自分が勉強して偉い人になったら、"お母さんをこんな所にいなくていいようにしてあげる"そんな風に考えていたのでした。 なな子が"パートで働くことで、娘を専門学校で学ばせてあげられるかも……"と考える一方で、"自分が勉強して偉い人になったら、ママをここから解放してあげたい"と考えていた娘。なな子がつらいと思いをしているのを娘はちゃんと分かっていたのですね。お母さんを思う娘のやさしさにほっこりしました。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター みこまる 著者:原作者 いくたはな
2023年12月31日結婚後、主婦のなな子は嫁ぎ先で姑からいびられる日々を送っていました。また、好きでもない農家を手伝わなくてはならず……。かわいい子どもたちの存在が心の支えにはなっていたものの、現実の結婚生活は思い描いていた暮らしとは程遠いものだったのです。次第に、「農家の嫁以外もやってみたい」という思いが強くなっていったなな子。すると、息子を保育園へ送った帰り道、ある物を見つけるのですが……? 家に帰る途中、たまたま工事中の建物を目にして… 家に帰る足取りが重いなな子。 ふと、違う道で帰ろうと思い立って、別のルートで家へと帰ることに。 すると、工事中の建物が目に入ってきました。 (スーパー?) そう思って近くを見ると、オープニングスタッフ募集のチラシが置いてありました。 (パート) その瞬間、なな子の胸が高鳴りました。 大事にパート求人のチラシをバッグに入れると、お財布を取り出したなな子。 (パートができたら、新しいお財布買えるかな) 家に戻ると、義母からまた愚痴が飛び出してきました。 「遅いっ!!どこをほっつき歩いてきた!」 「とろいんだよ、あんた!!」 (パートができたら、農業する時間が減るのかな……) その日以降、なな子は"パートができたら……"と、考えるようになっていったのでした。 パートで働くと収入を得ることができるほか、義母とも離れられるので一石二鳥ですよね。求人募集を見て以来、なな子自身もパートのことが頭から離れないようなので、一度夫や義母に相談してみるのもいいかもしれません。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター みこまる 著者:原作者 いくたはな
2023年12月30日結婚後、主婦のなな子は嫁ぎ先で姑からいびられる日々を送っていました。また、好きでもない農家を手伝わなくてはならず……。かわいい子どもたちの存在が心の支えにはなっていたものの、現実の結婚生活は思い描いていた暮らしとは程遠いものだったのです。 朝から晩まで義母からグチグチ言われる毎日に嫌気がさして… 「おはようございます」 「遅いよ、なな子さん!」 「何かねぇ、この野菜の切り方は……」 「すみません」 朝から晩まで義母から、嫌味を言われる毎日を送っていたなな子。 (落ち着けるのはたった一畳のトイレだけ) なな子はトイレのカレンダーを見ると、"昔、お花屋さんになりたかったな"と思いました。 さらに、"農家の嫁以外のことをやってみたい"と、思い始めたのです。 その翌日、家に飾ったこいのぼりを見て、昔のことを思い出したなな子。 保育園へ息子を送りに行くと、家へと戻って行ったのでした。 何かにつけ、当てつけのように嫌味を言ってくる義母。こんな毎日が続いたら、嫌になってしまいますよね。落ち着けるのはトイレの中だけというのは何とも切ないなと思ってしまいました。ただ、せっかく"農家の嫁以外もやってみたい"という気持ちが芽生えたのなら、それが実現できるよう行動してみるのもいいかもしれませんね。義母と少し距離を取ることで、なな子自身がラクになるのではないでしょうか。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター みこまる 著者:原作者 いくたはな
2023年12月29日結婚後、主婦のなな子は嫁ぎ先で姑からいびられる日々を送っていました。また、好きでもない農家を手伝わなくてはならず……。かわいい子どもたちの存在が心の支えにはなっていたものの、現実の結婚生活は思い描いていた暮らしとは程遠いもので……!? 結婚生活は幸せとは程遠いもので… 結婚して10年―。 夫の実家が農家ということから、毎日農業を手伝っていたなな子だったのですが、それは正直つらいものでした。 「遅いよ、なな子さん」 「はいっ」 義母からは嫌味を言われる日々。 そして、いつの間にかやりたくない農家を手伝うことになったのです。 「なな子さん!?ほんととろいわね。使えない」 「ごめんなさい、すぐやります!」 義母の言葉に慌てて返事をしたなな子。 しかし、2人のやり取りを見ていた夫は、見て見ぬふりをしたのでした。 結婚するときは農家を手伝ってほしいという話は聞いていなかったなな子。しかし、いつの間にかやりたくない農家を毎日手伝うことになっていました。さらに、それに加えて、常に義母から小言を言われる日々だなんてつらすぎますよね。夫も見て見ぬフリをしていましたが、せめて妻にやさしい言葉をかけるなどのフォローがほしいなと思ってしまいました。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター みこまる 著者:原作者 いくたはな
2023年12月28日今年6月に女優の広末涼子(43)とのW不倫が報じられ、世間を騒がせた人気シェフ・鳥羽周作氏(45)。12月17日に更新された、YouTubeチャンネル朝倉駿店の「【全て話してくれました】鳥羽周作氏が初めて語る心境を、全て話してくれました【朝倉駿×鳥羽周作(2)】」と題する動画で、金髪イメチェンに至った真相を語る場面があった。鳥羽シェフは12月6日に、自身のInstagramストーリーで、スタッフの投稿を引用。そこには金髪になった鳥羽シェフの写真とともに、スタッフによる「攻めます!」との意気込みや「金髪いい感じ。」との感想がつづられていた。今もメディアがその動向を注目する鳥羽シェフ。そのため、このイメチェンはすぐにネットニュースに。動画内で鳥羽氏は、鳥羽氏自身が「金髪いい感じ」と自画自賛しているかのように報じられたとして、「全然言ってないのに、なんでそんな風になっちゃうのか」と苦言を呈した。「なんで俺が自分で金髪にして‥…しかもそんなこと1回も(いわないし)。いつも俺、自分のYouTubeチャンネルでも“俺めっちゃイケてるわ”とかなんか絶対言わないし……」と自画自賛はしないと否定。「それをそういう風に自分が言ってるって書かれたことに関して“この人全然反省してない”、“髪型変える前に中身変えよう”とかって……。それ俺が言ってんだとしたら、はいはい、なんかちょっと承認欲求強いしなんだろって思うのはわかるけど、言ってないのに“こいつなんだ”みたいになってんのとかなんなのかな……」と、実際にはしていない“自画自賛”に対して批判の声が寄せられたことに、納得がいかない様子だった。さらに、金髪にした経緯についても次のように明かした。「俺、本当、何にも言ってないし……。別に、これが似合ってかっこいいとも、思ってないし……。それこそ、最近年取って、髪の毛が薄くなってきてるのもあるし。なんかちょっと、気分転換も、別になんか色々あったからとかじゃなくて、そういうタイミングで、美容師の人にいつもお任せしてるんで、そういう風な提案があったから、いいですねってやっただけなのに。なんか承認欲求強くて反省してないとかって言われて、しかもなんかこいつハゲてるからじゃんとか。だから、だから、金髪にしてるし!目立ちづらくしたし!」動画内からは、料理に前向きに取り組む姿勢や元気そうな様子が伝わってきた鳥羽シェフ。来年は不倫の余波も薄くなり、髪型のように心機一転となるか。
2023年12月21日今年6月に広末涼子(43)とのW不倫が報じられ、世間を騒がせた人気シェフ・鳥羽周作氏(45)。12月6日、自身のInstagramストーリーを更新し、劇的にイメチェンした姿を公開した。鳥羽シェフはsio株式会社の木田翼シェフの投稿を引用するかたちで、金髪ヘアを披露。鳥羽シェフは机に向かい、何か思案している様子だった。投稿には木田シェフによる「攻めます!」との意気込みや「金髪いい感じ。」との感想もつづられていた。木田シェフは同日Xで同じ写真をアップし《最近わりとHotel’sにいます》と、鳥羽シェフの近況も紹介。《輝いております》ともコメントしており、身近な人からの攻め攻めヘアへの評判はいいようだ。このことはすぐにネットニュースに。騒動から半年となるが、いまだ世間では不倫騒動が尾を引いているようで、驚きとともに、厳しい声が相次いだ。《変えるのなら『見た目』より料理に向き合う姿勢だとか社会人としての態度だと思う。調理用具の使い方や食材を扱う順番、衛生面の取り組み。奥さんや子供との関係は今どうなっているのか…とかね》《何を攻めるの? また、広末さんにトライするの?》《せっかくみんなそんなことなんて忘れかけていたのに、出てきたことでまた世間の感情論を煽る結果に、、、》《見た目でなくて中身を激変しないと先行き怪しい感じなのでは…》
2023年12月07日