『M3GAN/ミーガン』『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』のブラムハウス最新作『イマジナリー』(原題:MAGINARY)が11月8日(金)より全国にて公開されることが決定した。本作は、可愛らしいテディベアと友情をはぐくむ少女と家族の周囲で巻き起こる、不可解な現象と想像を絶する恐怖を描き全米を震撼させた話題作。初解禁となった映像には、ある一家が体験する想像を絶する恐怖の一端が描かれる。夫と継娘2人とともに暮らしている絵本作家のジェシカは、恐ろしい悪夢に苦しむ現在の環境を変えようと、幼い頃に暮らしていたかつての家へ引っ越すことに。その家の地下室で次女のアリスが見つけたのは、古びたテディベアだった。アリスはテディベアに“チョンシー”と名付け、親しくするようになるが、次第に家族に異変が起こり始める…。「チョンシーが“秘密の遊び”をしたいって」と語り、手を釘に打ち付けようとするアリスや、人の気配を追うチョンシーなど、不穏な空気が漂い始める。極めつけは、軽やかなオルゴールのメロディを鳴らしながらゆっくりと近づいてきた“何か”が、突如として豹変、襲い掛かってくる衝撃的な瞬間など、迫りくる恐怖の場面を捉えた映像が次々と映し出されている。テディベアに秘められた衝撃の真実とは?そして恐怖に襲われるジェシカたち家族の運命は…!?誰もが子どもの頃に一度は遊んだであろう<可愛いくまちゃん>の概念をぶち壊す、期待高まる特報映像となっている。ジェシカ役には、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』のディワンダ・ワイズ、チョンシーと心を通わせるアリス役にはパイパー・ブラウン(「スーパーキティ」シリーズ)が抜擢。さらにテーゲン・バーンズ(「飛べないアヒル -ゲームチェンジャー-」シリーズ)、トム・ペイン(「ウォーキング・デッド」シリーズ)、マシュー・サトー(「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」)、ヴェロニカ・ファルコン(『ジャングル・クルーズ』)、ベティ・バックリー(『キャリー』『NOPE/ノープ』)らを迎えた。監督・脚本は『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(13)、『フライト・ゲーム』(14)などを手掛けたジェフ・ワドローが務める。『イマジナリー』は11月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年07月18日『ボヘミアン・ラプソディ』の製作陣と『イコライザー』シリーズのアントワーン・フークア監督によるマイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael』(原題)が2025年に日本公開決定。主演はマイケルの実の甥であるジャファー・ジャクソンが務める。史上最も売れたアルバム「スリラー」を生み出し、語り継がれる“キング・オブ・ポップ”=マイケル・ジャクソン。マイケル・ジャクソン Photo by Kevin Mazur/WireImageトニー賞を受賞した大ヒットミュージカル「MJ the Musical」は今年で3年目を迎え、ブロードウェイでもソールドアウトが続出するなか、現在北米ツアー中。英・ロンドンのウェストエンドで今年3月にオープンし、今年後半にはドイツのハンブルク、2025年にはオーストラリアで上演される予定。また、シルク・ドゥ・ソレイユがプロデュースするライブ・ステージ「Michael Jackson THE IMMORTAL World Tour」と「Michael Jackson ONE」は、それぞれ歴代ツアー・ショーのトップ10とラスベガスのトップ・アトラクションに。その音楽は既存のファンのみだけでなく、世界中で新たなファンを獲得している。そして日本でも興行収入50億円を超える大ヒットを記録し、全世界で最も興行収入を上げたライブ・ドキュメンタリー『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』から16年。いまなお世代を超えて生き続けるキング・オブ・ポップの物語が劇場映画となる。マイケル・ジャクソン Photo by Phil Walter/Getty Images本作『Michael』(原題)は、聡明でありながら複雑なマイケルの人物像を誠実に描写。彼の栄光と悲劇を、その人間的な側面から、公私にわたる葛藤、非難、そしてアーティストとして頂点にいた時でさえも24時間365日メディアに監視され続けたその生き様にいたるまでを映し出す。さらに超豪華映画製作陣が、マイケルの紛れもないクリエイティブな才能を捉え、彼の最も記憶に残る象徴的なパフォーマンスを再現。観客は、これまで世界が知ることのなかった、最も影響力のある、先駆的なアーティストの内面を体験することになる。『トレーニング デイ』『イコライザー』シリーズのアントワーン・フークア監督がメガホンを取り、国内興収135億円の大ヒットを記録した映画『ボヘミアン・ラプソディ』を手掛けたアカデミー賞受賞のグレアム・キング/GKフィルムズと、マイケル・ジャクソン財団のジョン・ブランカとジョン・マクレインが製作。脚本は3度アカデミー賞ノミネートを果たしたジョン・ローガンが担当する。そして主演にはマイケルの実の甥ジャファー・ジャクソンを抜擢。今回解禁となったファーストルック(画像)は「デンジャラス・ワールド・ツアー」(92~93年)における「マン・イン・ザ・ミラー」のパフォーマンスを再現したアイコニックなビジュアルとなっている。また、そのほかのキャストにはアカデミー賞ノミネートのコールマン・ドミンゴをはじめ、ニア・ロング、マイルズ・テラー、ローラ・ハリアーらが主要な役どころで出演するほか、9歳のジュリアーノ・クルー・ヴァルディが幼いマイケルを演じる。フークア監督は、「この映画を日本の皆さんにご覧いただける日が待ちきれません。マイケルの音楽とメッセージに対する日本の皆さんの愛は、大きく広がっていくでしょう」とコメント。プロデューサーのグレアム・キングは「日本におけるマイケルのファンの熱意は常に圧倒的で、今でも私の好きなライブのひとつは、横浜で行われたBad World Tourです。マイケルの衝撃的なパフォーマンスと観客のエネルギーは、この映画において再現したい事のインスピレーションとなりました」と語っている。先日、無事にクランクアップを迎え、現在編集中。北米はLionsgate、その他の地域はUniversal Pictures Internationalが配給を担当する。映画『Michael』(原題)は2025年、全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)
2024年07月18日イルミネーションの人気シリーズ最新作『怪盗グルーのミニオン超変身』よりメガミニオンが登場する本編映像が解禁された。北米週末興行ランキング初登場1位発進のヒットとなっている本作。今回は高校時代のライバル・マキシムの脅威から逃れるべく素性を隠し偽り新たな街で暮らすことになったグルーとそのファミリーを守るべく、日夜特訓を重ねるミニオンたちのなかから、選ばれし5名のミニオンがメガミニオンとして超新化する、というストーリー。解禁となった映像ではそんなメガミニオンたちが自身の手に入れたスーパーパワーをいかんなく発揮。5つのポッドから登場したメガミニオンたちが、エージェントミニオンたちの羨望のまなざしを受けながら休憩室に入ってくるという何気ない場面だが、それぞれのパワーが強すぎて全く使いこなせず休憩室が超混乱してしまう!カラダが岩のように“超強固”なメガジェリー、真っ赤なレーザービームを地面に向かって勢いよく放ち、何でも焼き付くす“超発射”パワーのメガメル、重いものなら何でもおまかせのパワーの持ち主“超怪力”のメガデイブ、マッハスピードでひとっ飛び“超高速飛行”パワーのメガガス、手足をゴムのように自由自在に“超伸縮”できるパワーの持ち主メガティムらが、それぞれのパワーが強いがあまりにハチャメチャな展開を見せるミニオンらしい1シーンとなっている。果たしてスーパーパワーをきちんと駆使してグルーファミリーを助けることができるのか?破天荒なミニオンたちが超活躍する本作への期待がさらに高まる映像となっている。『怪盗グルーのミニオン超変身』は7月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪盗グルーのミニオン超変身 2024年7月19日より全国にて公開© Illumination Entertainment and Universal Studios. All Rights Reserved.
2024年07月17日デヴィッド・リーチ監督最新作『フォールガイ』より特別映像が解禁された。本作は、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(19)、『ブレット・トレイン』(22)などのデヴィッド・リーチ監督が設立し、ハリウッドアクションのトップランナーである製作集団87ノース・プロダクションズを率いて贈る最新作。この度解禁されたのは、ライアン・ゴズリング演じる主人公コルトと規格外アクションの魅力をキャスト陣が語る特別映像。スタントマンから自身のキャリアをスタートさせたデヴィッド・リーチ監督が、「フォールガイとはスタントで言う、“やられ役”だ」と語るように、ゴズリング演じるスタントマンの様々なスタントシーンが収められている。殴られ、トラックのフロントガラスを突き破りと、危険なアクションが満載。また、ゴズリングは「スタントマンのコルトは事件に巻き込まれるが、動機は元カノとの復縁だ」、さらにエミリー・ブラントは「ジョディとコルトは熱愛の過去がある。彼は気を引きたい」と、本編ではスタントの世界だけでなく、コルトとジョディのロマンスも盛り込まれていることを明かす。さらにコルトのアクションについて、監督が「私のスタントマン経験も本作に反映されている」、ゴズリングも「監督自身がスタントマンだからスタントマンたちの映画を作るには適任だ」と見どころを語る。映像内ではコルトがビルから落ちていく様子や、豪快な爆発の中進む車、火のついたクルーザーが宙を舞うシーンといった息を飲む激しいアクションシーンが収められており、元スタントマン出身監督ならではの規格外アクションが垣間見える。トム・ライダー役のアーロン・テイラー=ジョンソンも「これは純粋なエンターテインメント、派手なスタントショーだ」とアクションの出来栄えに太鼓判。監督とキャスト、それぞれ作品の出来栄えに自信を覗かせる期待の高まる映像となっている。本作は、80年代のテレビドラマ「俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ」から題材を得て、アクション大作へと進化を遂げた作品。現在のアクションシーンは視覚効果や特殊効果といった最先端の技術とスタントの融合によって作り上げられているが、80年代の撮影においては「タフさと恐れない精神力とガッツが全てだった」と監督は当時をふり返る。続けて「今回の『フォールガイ』では、スタント・パフォーマーだった私自身の初期のキャリアに敬意を表しているんだ。視覚効果も取り入れているが、本作のスタントは全て実際に身体を使って行われたものだ。ある意味忘れられた技術になってしまったスタント技術を取り入れ、スタント業界の精神に忠実なアクションを観客に見せたかった」と明かしている。本作ではスタント業界の精神をリスペクトし、実際に身体を使ってアクションにこだわったという。ぜひ本作のド派手なアクションシーンの裏にある命知らずなスタントマンたちの本気を感じてほしい。『フォールガイ』は8月16日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:フォールガイ 2024年8月16日より全国にて公開©2024 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2024年07月17日アニメーション史上世界歴代No.1オープニング記録を打ち立てたディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』の〈応援サポーター〉に人気ボーイズグループ「INI」(アイ・エヌ・アイ)が就任。「INI」の“感情たち”がぎゅっと詰まった特別映像と、メンバーの“頭の中の感情たち”を描いたピクサー公認イラストも解禁された。日本に先駆け全米はじめ世界各国で6月14日から公開されるや、アニメーション史上歴代No.1オープニングとなる歴史的な大ヒットスタートとなった本作。その勢いは衰えることなく、これまでピクサーの作品で首位を守ってきた『インクレディブル・ファミリー』の12億4000万ドルを超え、ピクサー作品史上最高の世界興行収入を突破。まさに映画史を塗り替える特大ヒットとなっており、旋風を巻き起こしている。◆ピクサー作品の大ファン池崎理人「夢だった!」とヨロコビの声この度、2021年に行われたサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」で101人の練習生の中から国民プロデューサーの投票によって選ばれ結成されたグループ「INI」が本作の<応援サポーター>に就任。今回、高校入学という人生の転機を迎え、巻き起こる感情の嵐に悩む主人公・ライリー同様、まさにオーディションが“人生の転機”であり、そのオーディション中にヨロコビ、カナシミなど様々な感情を乗り越え、現在大きな活躍を見せている「INI」は、『インサイド・ヘッド2』のメッセージ「どんな感情も、あなたの宝物になる」を体現しているということで応援サポーターに選ばれた。メンバーの池崎理人は『トイ・ストーリー』をはじめピクサー作品を幼いころから大好きと公言しており、「いつかピクサーに入って働きたいと思っていたぐらいなので、応援サポーターになれたのは嬉しいです。自分の夢だったことに関わらせていただけるので、感動しています」と今回の就任に感極まった様子。メンバーはひと足早く本作を鑑賞しており、後藤威尊は「自分をもっと大切にしてあげたいなって気持ちになりました。『怒る』『イライラする』ってよくない感情だと思っていたから、これまで自分に嘘をつき続けて、人の目を気にして相手に合わせての行動ばかりでした。『自分らしさ』がわからなくなるときもあるけど、どの感情も自分にとって大切なもので、良い自分もダメな自分も受け入れて、愛してあげようと思いました」と感想をコメント。藤牧京介は「シンパイのような感情が多すぎると、視界が狭まってしまうこともある。そういう時は、自分らしさを失っているなと感じます。でも、そういう自分も受け入れつつ、感情と向き合うことで、自分らしさを取り戻せるのかなと思いました」と本作から受け取ったメッセージについて語る。さらに、松田迅は「感動しました。自分たちにとっても通ずるものがあるなと感じました」と語ると、西洸人も「僕も何かにとりかかると没入しちゃう。僕はシンパイの気持ちが凄く分かる」と本作での共感ポイントについて明かした。併せて解禁された特別映像には、高校入学という転機を控えた頑張り屋の少女・ライリーの頭の中で巻き起こる感情の嵐のように、「INI」のこれまで歩んできた軌跡、そして未公開となる映像が「いつも輝いていたい、だけど時に不安になって、感情がぐちゃぐちゃになる。でも大丈夫、どんな感情もいつかきっと宝物になるー」という作品のメッセージと共にエモーショナルに収められている。2022年に行われた「INI」初のアリーナツアー「2022 INI 1ST ARENA LIVE TOUR [BREAK THE CODE] 」と、自身最大規模の全国7都市を巡るアリーナツアー「2023 INI 2ND ARENA LIVE TOUR [READY TO POP!]」のライブ映像、そして5TH SINGLE「TAG ME」などからメンバーのヨロコビやカナシミの感情が溢れ出ている名シーンが紡がれている本映像。それを見た佐野雄大は「自分たちが生きていくうえで感じた感情は、いつか“宝物”になると訴えかけられる映像になっていると思います。また、同じく出会えた仲間も凄く素敵な“宝物”だなって重なる部分もあると思います」とふり返り笑顔を見せた。また、ライリー同様に“人生の転機”の1つであるオーディションの際にどんな感情があったかと聞かれると木村柾哉は「毎回の順位発表では感情が目まぐるしく動いていたなと。順位が上がればヨロコビ。でも、仲間と別れることになってカナシミの気持ちもある。ヨロコビだけでなく、カナシミもあって複雑な感情がライリーに似ているなと感じました」と話すと、田島将吾も「パフォーマンス前はシンパイが襲ってくる。終わるとヨロコビが来る。色んな感情が登場しすぎました」と主人公・ライリーのように頭の中で様々な感情があふれ出していたとも明かしている。◆INIメンバーの“頭の中の感情たち”がキャラクター化さらに「INI」のメンバーの頭の中の感情たちをメンバーカラーの横顔のシルエットに描かれたピクサー公認イラストも解禁。許豊凡は「キャラクターは1人1人がチョイスさせて頂きました。髪型も衣装も最新のシングルを再現されていて嬉しいです!」と、先月リリースされたばかりの6TH SINGLE「THE FRAME」の衣装を着用していることに驚いたと語る。池崎さんは「絵を描くのも好きだし、ピクサーも好きだし幸せです。このイラストは宝物です」とヨロコビ。シンパイ・ビビリ・イイナーを選んだ高塚大夢は「自分を表している。メインのイイナーはキャラクターが自分のメンバーカラー(水色)にマッチしている」と自身に重ねて選んだよう。また藤牧さんはムカムカ・ダリィ・ヨロコビが即決だったそうで「ヨロコビは素直に喜ぶ瞬間が多い、ダリィとムカムカは印象的にあっていると思います。めんどくさがりで、今はこの暑さでムカムカしているので(笑)」と笑いを誘った。<感情キャラクター>・池崎理人ハズカシ・イイナー・ヨロコビ・尾崎匠海ヨロコビ・カナシミ・シンパイ・木村柾哉ビビリ・ダリィ・イイナー・後藤威尊ヨロコビ・イイナー・シンパイ・佐野雄大ビビリ・イイナー・シンパイ・許豊凡ムカムカ・シンパイ・イイナー・高塚大夢シンパイ・ビビリ・イイナー・田島将吾ヨロコビ・イカリ・ハズカシ・西洸人ヨロコビ・カナシミ・ムカムカ・藤牧京介ムカムカ・ヨロコビ・ダリィ・松田迅ヨロコビ・イカリ・ムカムカ『インサイド・ヘッド2』は8月1日(木)より全国にて公開。※池崎理人の崎、正しくは「たつざき」※高塚大夢の高、正しくは「はしごだか」(シネマカフェ編集部)■関連作品:インサイド・ヘッド2 2024年8月1日より全国にて公開©2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2024年07月16日ドリームワークス・アニメーション最新作『THE WILD ROBOT』が『野生の島のロズ』の邦題で2025年2月7日(金)より公開されることが決定。特報映像と場面写真が解禁された。嵐の夜、人間をサポートするプログラムがインストールされた<最新型アシスト・ロボット>が入った箱が、無人島に流れ着いた。「私はROZZUM(ロッザム)7134、ロズと呼んでください」「ご用件をどうぞ」誰もいない大自然の中で、起動したロズは命令を求め歩き出す。島の動物たちからは“怪物”呼ばわりされ、大自然を孤独にあてもなくさまようロズ。誰からも命令されない、過酷な野生の島では、ロズに組み込まれたプログラムは通用しない。しかしある日、ひとつの“小さな出会い”をきっかけに、ロズに思いもよらない変化の兆しが現れ始める…。原作は、アメリカの作家ピーター・ブラウンによる著書「野生のロボット」シリーズ。2016年に出版された「野生のロボット」はニューヨーク・タイムズのベストセラーリストで1位を獲得し、一大現象となったほか、チルドレンズ・チョイス・アワードの年間最優秀イラストレーター賞や、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞等を含む数多くの文学賞を受賞した傑作童話だ。監督・脚本は、ディズニーで経験を積み『リロ&スティッチ』(02)の監督を務め、ドリームワークスで『ヒックとドラゴン』(10)などを手掛けてきたクリス・サンダース。製作は、ドリームワークス・アニメーションの『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』や『カンフー・パンダ』シリーズのジェフ・ハーマンが務める。本国の声優キャストには、ロボットのロズ役に『それでも夜は明ける』(13)で第86回アカデミー賞助演女優賞を受賞し、その後も『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(22)や『クワイエット・プレイス:DAY 1』(24)など話題作への出演が絶えない実力派女優ルピタ・ニョンゴ。ほかにも、ペドロ・パスカル(「マンダロリアン」シリーズ)、キャサリン・オハラ(「シッツ・クリーク」シリーズ)、ビル・ナイ(『ラブ・アクチュアリー』『生きる-Living』)、キット・コナー(『ロケットマン』)、ステファニー・シュウ(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)といった名だたる豪華キャストが声を吹き込んでいる。この度、公開決定のニュースとともに特報映像も解禁された。ここは、緑が一面に生い茂る野生の島。指示を与えてくれるはずの人間のいない場所で偶然起動してしまった最新型アシスト・ロボのロズは、「ご用件をどうぞ」と語りながら島の中を進んでいく。しかし森の動物たちは警戒して近づいてこない。そんな中、偶然ロズは雁の赤ちゃんの誕生の瞬間に立ち会う。映像の最後には、ロズを「ママ」と呼んで額をタッチする雁の愛らしい姿に、思わず赤い光をロズは放つ。ロボットでありながら感情が生まれる瞬間が描かれ、それは同時に物語の始まりを予感させる。特報映像の中で描かれる島や森は絵画のように美しく、その描写について、「古くは『バンビ』のタイラス・ウォンの絵や、『となりのトトロ』を始めとした宮崎駿監督作品に登場する森に至るまで、様々なものを参考にしました」と明かしているクリス・サンダース監督。CGに頼らず人の手によって描かれたという繊細な描写にも注目だ。また併せて解禁された場面写真は、ロズの周りを無数の蝶が舞い上がるシーンカット。思わず見入ってしまう繊細かつ美しい無数の蝶とロズのビジュアルに、ドリームワークス・アニメーションの技術の高さを感じさせずにいられないビジュアルとなっている。『野生の島のロズ』は2025年2月7日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:野生の島のロズ 2025年2月7日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2024 DREAMWORKS ANIMATION LLC.
2024年07月16日イーサン・コーエン監督待望の最新作にマーガレット・クアリーやジェラルディン・ヴィスワナサンなど注目俳優が出演した『ドライブアウェイ・ドールズ』のブルーレイ&DVDが、8月28日(水)にリリースされることが決定した。『ビッグ・リボウスキ』『ファーゴ』をコーエン兄弟としてジョエル・コーエンとともにアカデミー賞に導いたイーサン・コーエン監督。共同脚本・製作の妻トリシア・クックとともに独創的な世界観とスリリングなストーリー展開で観る者を圧倒する。製作スタジオは、『ラブ・アクチュアリー』『ノッティングヒルの恋人』『ベイビー・ドライバー』など数々のヒット作品を贈り出しているワーキング・タイトル・フィルムズ。その創業者でもあるティム・ビーヴァンらが製作として参加している。また、新進気鋭俳優とハリウッドを代表する役者陣の豪華共演も見どころ。主演に『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『哀れなるものたち』のマーガレット・クアリーと『ブロークン・ハート・ギャラリー』のジェラルディン・ヴィスワナサン。『レディ・バード』『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のビーニー・フェルドスタインほか、『ボーン・アイデンティティー』のマット・デイモン、日本でも人気のマイリー・サイラスらが豪華共演する。『ドライブアウェイ・ドールズ』ブルーレイ+DVDは8月28日(水)よりリリース。『ドライブアウェイ・ドールズ』ブルーレイ+DVD価格:5,280円(税込)発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント(シネマカフェ編集部)■関連作品:ドライブアウェイ・ドールズ 2024年6月7日よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開©2023 Focus Features. LLC.
2024年07月15日スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタム共演の『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』より本編映像が解禁された。1969年のNASAを舞台に、アポロ11号の人類初の月面着陸がリアルか、フェイクか?を描く本作。この度本編映像とともに、熱烈オファーで実現した伝説的デザイナーが語る“衣装のこだわり”を初公開。本作では、スカーレット・ヨハンソンが演じるNASAに雇われたPRのプロフェッショナル、ケリーの華麗な着こなしも見どころのひとつ。場面ごとに変わる、色鮮やかな衣装の数々が目を楽しませてくれる。衣装を担当したのは、メアリー・ゾフネス。これまでレオナルド・ディカプリオ主演の『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(02)やエマ・ストーン主演『ラ・ラ・ランド』(16)などで華やかな衣装デザインを担当し、これまで3度アカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされているハリウッドの伝説的デザイナーだ。ゾフレスが手掛けた衣装は、主役のためにデザインしたきらびやかなものと、背景にいる登場人物のためにデザインされた実用的でリアルな衣装が用意されている。バーランティ監督は「彼女はいかなる出演者にも自分で衣装を手掛けています。特に時代ものの作品では前景にいる登場人物のディテールにこだわるよりも、背景にいる登場人物のディテールにこだわる方が、より真実味が増すのです。1969年を舞台にした作品を作る楽しさの一つは、人々に自分もあの時代に生きられるじゃないかという気持ちにさせることだと思います」と本作の衣装に隠されたこだわりについて語る。本作のプロデューサーでもあるスカーレット・ヨハンソンは、「メアリーとは以前に何度か一緒に仕事をしたことがあり、“もし私が何らかの形で映画を作ることがあったら、メアリー・ゾフレスに衣装を手掛けてもらうのが夢だ”といつも言っていました」と、ゾフネスに熱烈オファーを送った。参加が決定したゾフレスは、ヨハンソンの叔母の靴をモチーフにケリーの靴をデザインし、その靴を中心にワードローブ全体を作り上げていった。キャストに寄り添いながら衣装をデザインするゾフレスのセンスが、目にも楽しいケリーのスタイリングを生み出したのだ。そこでケリーが劇中で披露する3つのスタイリングをご紹介。1960~70年代は、人々が自由を追い求めて開放的な文化が開花した時代。ミニスカートやスカーフを取り入れたアレンジ、デニムなどいまも愛される様々なファッションアイテムが流行した。劇中のケリーの装いにもその流行を取り入れて、懐かしくも新鮮な印象を与える。フロリダの桟橋に佇むケリーは鮮やかなオレンジのセットアップにスカーフでアレンジしたヘアスタイルが印象的だ。イエローに花柄のワンピース姿のアシスタント、ルビー(アンナ・ガルシア)とNASAの施設を見学するシーンでは、ビビットなピンクが目を惹くタイトなワンピースを軽やかに着こなしている。フェイク映像撮影の現場を取り仕切るケリーは、白の涼し気なブラウスにレモンイエローのタイトスカートを合わせた爽やかなキャリアウーマンスタイルだ。彼女の隣にはスーツ姿のモー(ウディ・ハレルソン)と、フェイク撮影を依頼されたランス(ジム・ラッシュ)が金色をベースにしたコーディネートで決めている。さらに今回解禁された、ケリーがNASAの発射責任者であるコール(チャニング・テイタム)に、アポロ計画のPR作戦をプレゼンテーションする本編映像では、ケリーは鮮やかなスカイブルーのワンピースを身に纏っている。場所はNASAの会議室。ケリーはコールに対して、アポロ11号をモチーフにした企業とのタイアップを提案する。ケリーがパネルの白布を剥がすと、宇宙空間に浮いた宇宙飛行士の横にオメガの腕時計がレイアウトされた広告がコールの目に飛び込んでくる。「宣伝費は払わない」という反応に「タダよ。企業は名声を、NASAは親近感を得る」 とケリーが応じる。広告が名案…?と懐疑的なコールに、歯磨き粉、朝食用ドリンク、肌着など、宇宙とはまるで関係ない企業とのタイアップを提案していく。だが、NASAが軽く見られることを嫌うコールは、「宇宙船を宣伝に使う気はない。諦めろ」と彼女のアイディアは全て一蹴されてしまう。それでもくじけないケリーは得意の“嘘”を武器に独自のPR戦略を次々と打ち出していくのだが…。強気な姿勢のケリーと困惑気味のコール、対立する2人のかけあいとともに、その装いにも注目したい本編映像となっている。『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』は7月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン 2024年7月19日より全国にて公開
2024年07月14日ペドロ・アルモドバル監督による短編映画『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』よりメイキングスチールが解禁。また監督コメントも到着した。スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルとラグジュアリーブランドとして映画製作に初めて本格的に参入したサンローランの子会社「サンローラン プロダクション」がタッグを組み製作した本作。イーサン・ホークとペドロ・パスカルが共演し、男性社会で生きるクイアたちのせつない愛を描いた西部劇だ。この度、解禁となったメイキングスチールは、クリント・イーストウッド主演映画『荒野の用心棒』(1964)、『夕陽のガンマン』(1965)の撮影のために作ったスペイン・アルメニアにある町で、アルモドバル監督が直接イーサン・ホークやペロド・パスカルに演出する姿が写し出されている。50年以上前の撮影時に建てられたセットはすっかり姿を消していたが、埃っぽさと経年の変化は、この場所に信憑性を与え、当時を彷彿とするような本作のセットが完成した。アルモドバル監督は、「この二人と一緒に仕事ができたことはとてもスリリングな経験だ」とし、「私の最初の意図は、西部劇のようなジャンルでは伝統的に沈黙を守ってきた、この二人の中年男性に声を与えることだった。沈黙を破るというアイデアに惹かれたんだ。このジャンルをこよなく愛しているが、まさか自分が西部劇を撮ることになるとは思ってもみなかった。史上最も暑い夏の耐え難い気温にもかかわらず、私はこの撮影を大いに楽しんだ」と語る。また、伝統的でありながら美しく斬新な衣装については、「本作のすべての衣装はサンローラン(クリエイティブ・ディレクター)のアンソニー・ヴァカレロによるものだが、当時を再現するのではなく、1900年から1915年にかけての西部劇で俳優たちがどのように着こなしていたかに注目し、当時の映画からインスピレーションを得てデザインした」と語っている。『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』はヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ 2024年7月12日よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、 新宿シネマカリテほか全国にて公開© 2024 El Deseo D.A. S.L.U. All Rights Reserved.
2024年07月13日「スター・ウォーズ」シリーズのレイ役で知られるデイジー・リドリーが、女性初の英仏海峡横断を達成した実在の人物を演じる『ヤング・ウーマン・アンド・シー』が、ディズニープラスにて独占配信決定、予告編が解禁された。トゥルーディ・イーダリーは自分の意志を強く持ち、目標達成のためにはどんなことにも真摯に取り組む努力家。女性が水着を着て泳ぐことが一般的でなかった当時、周りから白い目で見られても諦めず、姉と献身的なコーチらの力強いサポートを受けながら、1924年のパリオリンピックにオリンピック水泳選手として出場する。その後、“強い男性”だけが成し遂げられるとされていた英仏海峡を泳いで横断することに憧れたトゥルーディーは、自身も挑戦することを決意。英仏海峡は最短距離約34kmといわれるが、早い潮流の影響などを受け、実際に泳ぐ距離は60kmにも及ぶとされ、男女問わず数々の挑戦者を退けてきた。女性には不可能だという周囲の声をはねのけ、彼女はなぜ驚くべき偉業を達成することができたのか?この度解禁された予告編では、“女性には不可能だ”と嘲笑され、その無謀な挑戦を多くの人に反対される中でも「せっかく来たし、イギリスを見たい」と明るくゴールを見据え、強い意志を持って英仏海峡の横断に挑む、トゥルーディのゆるぎない覚悟が描かれている。女性がヒーローになることを期待していない社会の風潮に負けることなく果敢に立ち向かい、凍えるほどの寒さにクラゲだらけの海など、危険が絶えない逆境の中でも決して諦めず、ひたすら前に進み続けるトゥルーディの姿に注目だ。豪華製作陣が参加!米映画評論サイト“Rotten Tomatoes”で98%を獲得本作のメガホンを取ったのは映画『マレフィセント2』や『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の監督を務めるヨアヒム・ローニング。さらに2022年に公開され世界中で大ヒットを記録した『トップガン マーヴェリック』のジェリー・ブラッカイマー、チャド・オマンがプロデューサーとして名を連ね、その豪華な顔ぶれにも注目が集まっている。アメリカやイギリスでは今年5月に劇場公開、米映画評論サイト“Rotten Tomatoes”ではオーディエンススコア98%(※7月12日現在)を記録。トマトメーターも85%FRESHを記録し、みごと"Certified Fresh"(新鮮保証)を獲得するなど、高い評価を得ている。『ヤング・ウーマン・アンド・シー』は7月19日(金)よりディズニープラスにて独占配信。(シネマカフェ編集部)
2024年07月13日ファルコンことサム・ウィルソンが盾を受け継ぎ、キャプテン・アメリカとして活躍するマーベル・スタジオの劇場公開最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(原題:『Captain America:Brave New World』)の日本公開日がアメリカと同じ2025年2月14日(金)に決定。ポスタービジュアルと日本版特報が解禁された。本作は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)に次ぐ「キャプテン・アメリカ」シリーズの最新作。主人公は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でサノスを相手にアベンジャーズを“アッセンブル”した“初代”キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから最も信頼され、盾を託されたヒーローのファルコンことサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)。アンソニー・マッキー Photo by Mike Coppola/Getty Imagesこの度解禁されたのは、正式にキャプテン・アメリカを受け継いだサムが、誰が味方で敵かさえもわからない裏だらけの陰謀と、壮大でミステリアスな戦いに巻き込まれていく様子とともに、迫力ある空中戦など激しいアクションシーンも期待させる日本版特報映像。また、“キャプテン・アメリカ”の象徴であるスティーブから継承された盾、そしてその盾を"何者か"が握りつぶそうとするポスタービジュアルも解禁。果たして、この手の正体は…?『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(14)で初登場した元兵士のサム・ウィルソンは、すぐにスティーブと意気投合し友情を築き、人工の翼で空を舞う“ファルコン”として戦いに加わり、その後は全ての「アベンジャーズ」シリーズで、スティーブらと戦いを共にしてきた。スティーブに匹敵するほど友情に厚く、状況を冷静に分析する頭脳、そしてもちろん確かな戦闘力も持つ正義感あふれる熱い男。そして、『エンドゲーム』のラストでヒーロー引退を決めたスティーブから盾を託されたサムは、その後、重圧と葛藤しながら“二代目”を受け入れる心を決めた。これまでアベンジャーズの中心人物としてリーダーシップを発揮してきた“キャプテン・アメリカ”は、単なるひとりのヒーローに留まらず、アメリカの象徴でもあり、さらにはヒーローの象徴とさえ言える存在。そんな“圧倒的な重み”を背負うことになったサムの物語がここからはじまる。そして本作には、ハリウッドの生きる伝説ハリソン・フォードが、『シビル・ウォー』から常にアベンジャーズを毛嫌いし、直接的ではなく間接的に破滅させようと暗躍してきた“絶対に敵にしてはいけない”用意周到な男サディアス・ロス役を演じる。これまではアメリカ軍将校だったロスが、本作ではついに大統領にまで上りつめ、“キャプテン・アメリカ”と対峙する。ハリソン・フォード 第29回クリティクス・チョイス・アワードにて Photo by Gilbert Flores/Variety via Getty Images解禁された映像では、怪しく微笑むロスが、サムに「君と私は過去に衝突した」「私と組もう」と語り掛けるが…彼は敵なのか、味方なのか。映像では、ロスの言葉に翻弄されるのも束の間、ロスが演説の最中に何者かによって突然の襲撃を受けてしまう。新たなキャプテン・アメリカが戦わなければならない存在とはーー。映像の後半では、「君はスティーブ・ロジャースではない」「その通り。俺は俺だ」という会話の通り、ファルコンのような翼で空を駈け、受け継いだ盾を駆使する、サムにしかできないキャプテン・アメリカの戦い方も披露!さらにラストには、赤い姿をしたハルクにも見える存在の姿も…。本作には『インクレディブル・ハルク』(08)に登場した、ロスの娘でありハルクことブルース・バナーの元恋人エリザベス・ロス(リヴ・タイラー)も久々の登場を果たすように、様々な過去の因縁も渦巻き、キャプテン・アメリカへと襲いかかる。Photo by Jerod Harris/Getty Images for CinemaCon『エンドゲーム』に続く「アベンジャーズ」シリーズの最新映画でもメインヒーローを務めるといわれている、新キャプテン・アメリカ。彼に迫る怪しき陰謀と、新たな戦いに刮目してほしい。『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2025年2月14日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年07月13日クリストファー・ノーラン監督最新作で第96回アカデミー賞にて作品賞、主演男優賞含め最多7部門受賞した『オッペンハイマー』が9月4日(水)よりブルーレイ、DVD、4K Ultra HDにてリリース。約217分の特典映像を収めたボーナスブルーレイ付きとなっている。第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者の栄光と没落を描いた本作。『インセプション』『ダークナイト』『TENET テネット』などノーラン監督独特の映像世界に魅せられるファンは多く、本作でもその映像表現で観る者を圧倒。世界興行収入は9億6,000万ドルを突破。実在の人物を描いた伝記映画としては『ボヘミアン・ラプソディ』を抜いて歴代1位を記録している。オッペンハイマー役にキリアン・マーフィーほか、エミリー・ブラント、ロバート・ダウニー・Jr.、マット・デイモン、ラミ・マレック、フローレンス・ピュー、ケネス・ブラナー、ジョシュ・ハートネット、ゲイリー・オールドマンなどハリウッドを代表する豪華俳優が出演。吹き替え声優には、内田夕夜、園崎未恵、平田広明、山路和弘、白石涼子、原康義、森川智之ら錚々たる面々が揃った。「Rotten Tomatoes(ロッテントマト)」では批評家支持率は93%、オーディエンススコアは91%と高い支持を集め、また、『タクシードライバー』の脚本家ポール・シュレイダー、『マグノリア』のポール・トーマス・アンダーソン監督、『オーシャンズ11』のスティーブン・ソダーバーグ監督などから絶賛の声が上がっている。『オッペンハイマー』は9月4日(水)よりリリース。同日デジタル販売開始、9月25日(水)よりデジタルレンタル配信。『オッペンハイマー』・ブルーレイ+DVD(ボーナスブルーレイ付)5,280円(税込)・4K Ultra HD+ブルーレイ(ボーナスブルーレイ付)7,200円(税込)発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント(シネマカフェ編集部)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年07月12日『マッドマックス』サーガ最新作『マッドマックス:フュリオサ』のプレミア配信が、7月12日(金)本日スタートした。「第77回カンヌ国際映画祭」で特別招待作品に選ばれ、上映終了後には約7分間ものスタンディングオベーションと絶賛の嵐だった本作。日本でも公開から3日間の興行収入が3.1億円、観客動員数は19万人を記録し、初登場1位を獲得。前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でシャーリーズ・セロンが演じたサーガ最強の怒りの戦士フュリオサの、これまで明かされなかった過去、“怒りの原点”がついにベールを脱ぐ。主人公の若きフュリオサ役にアニャ・テイラー=ジョイが大抜擢。吹き替え版には、フュリオサをファイルーズあい、クリス・ヘムズワース演じるディメンタス将軍は三宅健太、フュリオサの師匠となるジャック(トム・バーク)は津田健次郎が務めている。ワーナー・ブラザースのプレミア配信は、話題の最新映画を好きな環境で楽しめるよう、デジタルレンタル&デジタルダウンロード販売にて最速で提供するもの。武器将軍の吹き替えを担当した千葉繁がナレーションするプレミア配信予告も公開。また、「Prime Video」では本編冒頭10分映像が無料独占配信(※8月22日まで)。アリーラ・ブラウン演じるまだ幼い姿のフュリオサや、チャーリー・フレイザー演じるフュリオサの母、メリー・ジャバサも登場。バイクでの追走劇にも注目だ。『マッドマックス:フュリオサ』プレミア配信プラットホーム一覧Apple TV、カンテレドーガ、 Google Play 、クランクイン!ビデオ、J:COM STREAM、TELASA、ビデオマーケット、Hulu、Prime Video、Microsoft 映画&テレビ、 music.jp、milplus、U-NEXT、Lemino『マッドマックス:フュリオサ』は7月12日(金)より各配信サービスにてプレミア配信開始(字幕版・吹替版)。(シネマカフェ編集部)■関連作品:マッドマックス:フュリオサ 2024年5月31日より全国にて公開© 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. IMAXR is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.
2024年07月12日目黒シネマでは、7月17日(水)から4日間、スカーレット・ヨハンソン出演の『her/世界でひとつの彼女』『ゴーストワールド』を上映する。18時20分から上映となる『her/世界でひとつの彼女』は、スカーレットが人工知能を有するオペレーション・システムとして“声”のみの出演を果たし、ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス、ルーニー・マーラらも出演する、ちょっと不思議なラブストーリー。20時45分から上映となる『ゴーストワールド』は、ソーラ・バーチとスカーレットが主演し、「ダメに生きる」というキャッチコピーが反響を呼んだ青春映画。撮影当時、ソーラは17歳、スカーレットは15歳。すぐに意気投合したという2人の等身大の瑞々しい演技を収めた貴重なフィルムだ。同館は通常、“2本立て・当日券のみ・自由席”だが、本作は1本立て・指定席。上映日の1週間前11時より、オンライン予約&受付窓口にて販売開始となる。なお、いずれもPG-12作品となる。『her/世界でひとつの彼女』『ゴーストワールド』は7月17日(水)~20日(土)目黒シネマにて上映。(シネマカフェ編集部)■関連作品:her/世界でひとつの彼女 2014年6月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013 Untitled Rick Howard Company LLC All rights reserved.
2024年07月11日ミア・ワシコウスカ主演『クラブゼロ』より本予告映像が解禁された。また日本のファンに向け、ジェシカ・ハウスナー監督からのコメントも到着した。第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品された本作は、「意識的な食事」を説く教師と、それに心酔する生徒たちを描くイニシエーション・スリラー。この度解禁された予告編では、名門校に招かれた栄養学の教師ノヴァク(ミア・ワシコウスカ)が生徒たちに「意識的な食事」と呼ばれる最新の健康法を教える様子が映し出されていく。彼女いわく「意識的な食事」はヘルシーで幸福度もアップする素晴らしい健康法だといい、無垢な生徒たちはさっそく実践を開始。ゆっくりと深呼吸をしながら、わずかなご飯を口に運び、プレートに乗せられた食事を躊躇いもなく捨てる生徒たちの姿が印象的だ。ノヴァクの教えに感化され、多幸感や高揚感で満たされていく生徒たち。次第にその言動は過激さを極め、“頼むから何か食べてくれ”と懇願する両親に対しても、子どもたちは聞く耳を持たない。不気味な笑みを浮かべる教師ノヴァクの教えを疑いもせず、生徒たち一同は「食べないこと」に喜びを見出し心酔していく…。ハミングのような不思議な歌声とともに、その異様な光景が脳裏に焼きつき不安を誘う、どこか中毒性のある予告映像に仕上がった。また、6月29日~7月5日にかけて開催された「オーストリア映画週間 2024[Our Very Eye 揺るぎなき視線]」では本作の上映が実施された。上映後のトークショーにはジェシカ・ハウスナー監督と衣装を手掛けたターニャ・ハウスナーが登壇し、盛り上がりを見せた。そんな2人から日本のファンに向けメッセージが到着。「今回日本に来ることができてとても嬉しいです。『クラブゼロ』をお披露目できましたし、大冒険のようだと感じています。皆さんが映画を楽しんでくれることを祈ってます。ブラックユーモアもある作品なので、全てを真に受けないように気を付けてください。ボナペティ!」(ジェシカ監督)。「日本に来られたことをとても光栄に思います。初めての東京を心から楽しんでいます。皆さんが私たちの映画『クラブゼロ』を観に行ってくれたら嬉しいです。とても素敵な映画ですから」(ターニャ)と公開を心待ちにする日本の映画ファンに向け、それぞれコメントを寄せている。7月26日(金)からは、ムビチケカードも発売開始予定だ。『クラブゼロ』は12月6日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。『クラブゼロ』© COOP99, CLUB ZERO LTD., ESSENTIAL FILMS, PARISIENNE DE PRODUCTION, PALOMA PRODUCTIONS, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, ARTE FRANCE CINÉMA 2023(シネマカフェ編集部)■関連作品:クラブゼロ 2024年12月6日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開Ⓒ COOP99, CLUB ZERO LTD., ESSENTIAL FILMS, PARISIENNE DE PRODUCTION, PALOMA PRODUCTIONS, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, ARTE FRANCE CINÉMA 2023
2024年07月11日横浜フランス映画祭2024で観客賞を受賞した『画家ボナールピエールとマルト』の公開日が9月20日に決定。予告編と場面写真が解禁された。「幸福の画家」と称される画家ピエール・ボナールと、謎に包まれた彼の妻・マルトとの半生を描く本作。『セラヴィ!』『夜明けの祈り』でフランス映画界実力派の代表格に称されるヴァンサン・マケーニュがピエールを演じ、妻・マルト役を『ヒア アフター』『少年と自転車』『メビウス』『幻滅』など数々の名作で知られる名優セシル・ドゥ・フランスが演じる。『5月の花嫁学校』『ルージュの手紙』『ヴィオレット ある作家の肖像』『セラフィーヌの庭』などフランス映画らしい芸術作品に定評のあるマルタン・プロヴォ監督がメガホンを取った。この度解禁となったのは、名前も知らないまま惹かれあったピエール・ボナールと、のちに人生の伴侶となるマルトの生涯を切り取った予告編。「君なしでは生きられない」というピエールの一言から、自然に囲まれた家で紡ぐ、自由で色彩に充ちた日常が始まっていく。その毎日は、破天荒でありながらも創造的なものだったが…。ボナールの代表作「ベッドでまどろむ女(ものうげな女)」のモデルも務めたマルトへ羨望の眼差しを向けるモデル・ルネが現れ、その関係にも変化が訪れる。遺作「花咲くアーモンドの木」の絵画を仕上げるボナールの姿に“アーモンドの白い花が咲くとき心よりきみを慕う”という言葉が添えられ、年老いるまで深い絆で結ばれていた2人の人生の一片を覗かせる内容となっている。さらに、場面写真も7点も到着。クロード・モネをはじめとした絵画・美術界の人々との交友を窺わせる文化人としての一面を捉えたものや、バスタブに横たわるマルト、ルネをモデルに絵を描く様子など、ボナールの絵画を彷彿とさせる美しいシーンの数々が切り取られている。『画家ボナールピエールとマルト』は9月20日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:画家ボナールピエールとマルト 2024年秋、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開2023-Les Films du Kiosque-France 3 Cinéma-Umedia-Volapuk
2024年07月11日『ドント・ブリーズ』のフェデ・アルバレス監督作『エイリアン:ロムルス』より新たなポスターが解禁された。本作はSFホラーの金字塔『エイリアン』(79)の“その後の物語”を描くサバイバル・スリラー。この度解禁されたのは、宇宙最恐の生命体“エイリアン”の第2形態・フェイスハガーが人間の顔に襲い被さり、いまにも寄生せんとするショッキングな瞬間を捕えた第2形態ポスター。8本の長い指にも似た脚を持つクモのような見た目のフェイスハガー。この個体の目的は“人間への寄生”だ。ひとたび接触すると、頭部をつかむように覆い被さり、長い尾のようなものを首に巻き付け、さらに宿主の口に器管を挿入して寄生する。一度捕まったら、人間の力で剥がすことは困難で抵抗の術が無い、まさに絶望の瞬間だ。その後、寄生した人間の中で成長し、勢いよく胸を突き破って姿をあらわす第3形態・チェストバスター、そして、脱皮を繰り返した後の最終形態・ゼノモーフと、とてつもないスピードで進化を遂げていく“エイリアン”。どの形態の時でも密かに身近に迫り、気づいた時には時すでに遅し状態のとめどない絶望感に一瞬たりとも気を緩めることは許されない…!そんな宇宙最強にして最恐の生命体“エイリアン”が、最新作でも若者たちを恐怖のどん底へ突き動かしていく。逃げ場のない宇宙の密室空間で、若者たちは生存率0%の絶望から逃げ切ることができるのか?逃れられない恐怖の瞬間を捉えたインパクト大のポスターとなっている。『エイリアン:ロムルス』は9月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:エイリアン:ロムルス 2024年9月6日より全国にて公開©2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年07月11日ナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーア豪華共演の話題作『メイ・ディセンバー ゆれる真実』より、Q-TA氏が手掛けたオルタナティブビジュアルが解禁された。本作は、全米にかつてない程の衝撃を与えた、90年代に実際に起きた13歳少年と36歳女性のスキャンダル(“メイ・ディセンバー事件”)の真相を、様々な角度から見つめる心理ドラマ。この度、本作をオルタナティブビジュアルとして表現したのは、広告、CM、アパレルブランドとのビジュアルコラボレーション等、幅広い分野でデザインを手掛け、国内外で注目されているコラージュアーティストのQ-TA氏。シュールな中に美しさやポップさを共存させた数々の作品は、観る者を惹き付ける。Q-TA氏は、本作の“美しいのに恐ろしい”という二面性に着目。劇中で重要なモチーフとなっている鏡を中心に全体を形どるのは、互いに向き合い、心を覗き合う女たち。“隠された目”や“フェンス”は、相手を見つめているつもりでも、全てを覗き見ることはできないことを暗示している。手を添えて外向きに差し出される<作られた花>と、人物の心に根をはり、下へと伸びていく<枯れてゆく花>の対比は、一見美しく見えているものも、実はどこか腐っていたり傷を負っていたりする…という人の心のメタファーとして捉えることもできる。よく観察してみると、オオカバマダラ(蝶)の幼虫も描かれていることも、本作を鑑賞するうえで重要な役割を持っている。Q-TA氏は「観る確度によって想像が膨らむように描いた。劇中で、真実が常に揺れ続けるように、このオルタナティブビジュアルの解釈も、観る人によってそれぞれの解釈が出来得るし、“近づくほどに、真実は見えなくなる”のかもしれない」と語る。なおビジュアルは、劇場パンフレットの表紙にもなっている。公開日からは、ポスターをプレゼントする感想投稿キャンペーンも開始される。『メイ・ディセンバー ゆれる真実』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:メイ・ディセンバー ゆれる真実 2024年7月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2023. May December 2022 Investors LLC, ALL Rights Reserved.
2024年07月11日ロンドンのムスリム家庭に生まれ、スタントウーマンを目指す高校生を主人公にした『ポライト・ソサエティ』から、キレキレのアクションを披露する予告映像が解禁。主演プリヤ・カンサラが初来日する、ジャパンプレミアの開催も決定した。サンダンス映画祭で批評家、観客双方からの絶賛を浴び、英国インディペンデント映画賞では最優秀新人脚本家賞を受賞した本作。英TVシリーズ「絶叫パンクス レディパーツ!」で高い評価を得た、パキスタン系イギリス人である気鋭の才能ニダ・マンズール監督の長編デビュー作。解禁される映像は、悪党たちに騙された姉リーナを結婚式から奪還するため、壮大なバトルを繰り広げる妹リアたちを捉えたもの。スタントウーマンを目指して、唯一の理解者である姉と共に日々カンフーの修行に励むリア。だがある日、姉に彼氏ができたことをきっかけに少しずつ疎遠になってしまう。最初は受け入れようとするものの、どうにも姉の彼氏とその母親の様子が怪しい!?そこでリアは<クソ男をブッ倒す>ため、華やかな衣装で、制服で、悪党たちにキレキレの回し蹴りで宙を舞う!「お姉ちゃんは私が守る!」の言葉も、この夏最高にハッピーな爽快アクションを予感させる映像となっている。なお、日本公開に先立ち、本作が長編映画初出演にして初主演。本作で英国インディペンデント映画賞のブレイクスルー・パフォーマンス賞、クリティクス・チョイス・スーパー・アワードのアクション映画部門最優秀女優賞にノミネートされた主演のプリヤ・カンサラが来日決定。また、プリヤは「Screen Daily」が選ぶ「Screen International Stars of Tomorrow 2022」の1人に選ばれるなど、注目の若手として熱い視線を浴びている。プリヤは7月24日(水)に開催されるジャパンプレミアに登壇。リア役にはハイレベルなスタントやダンスのスキルが必要なため「理想通りのリアが見つかるとは到底思っていなかった」というニダ・マンズール監督だったが、プリヤと出会ったことで全てが一変。「彼女が目の前に現れたその瞬間、すぐに魅了されました。彼女をカメラに映すと画面がパッと明るくなるんです。まさに究極の映画スターですよね。本当に才能豊かで、スタントもほとんど自分でこなしたんですよ!」と絶賛を送っている。『ポライト・ソサエティ』は8月23日(金)より新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ポライト・ソサエティ 2024年8月23日より新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン池袋、 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2022 Focus Features LLC. All rights reserved.
2024年07月11日世界的童謡をホラー映画化した『メリーおばさんのひつじ』より本ビジュアルと本予告が解禁された。19世紀アメリカの実話に起源を持つ童謡「Mary Had a Little Lamb」(メリーさんのひつじ)を、『MEG ザ・モンスターズ2』のアニメーションや『キック・アス』の視覚効果を手掛けたジェイソン・アーバーが監督を務め、『プー あくまのくまさん』の監督リース・フレイク=ウォーターフィールドらの製作によって映画化した本作。この度解禁となった本予告映像は、音をたてないよう震えながら口を押さえる女性に忍び寄る影と、叫び声から始まる。ラジオ番組のパーソナリティーとして働くカルラは、番組で使える面白いネタを探していた。そんな矢先、「ワープウッズの森」で行方不明者が続出しているというニュースを見つける。「これだ…!」とピンときたカルラは取材班を連れ、その森の中へ足を踏み入れることに。そこで、“メリー”と名乗るおばさんに出会うが、何かおかしい…。さらに、動画の後半には、斧やトンカチ、チェーンソーを振り回し、次から次に人を襲いまくる羊人間が映し出され、血まみれになりながら泣き叫ぶ人々の様子や全速力で女性を追いかける羊人間の姿が映し出されていく。羊の鳴き声、女性の叫び声、そして童謡「メリーさんのひつじ」の不協和音が響く、不穏な予告映像となっている。併せて解禁となった本ビジュアルは、森の中のような背景に、こちらをじっと見つめる“メリーおばさん”と、血まみれの羊人間が写っている。どアップで写されたメリーにはピントが合っておらず、顔がぼやけていることから、彼女が何者なのか想像を掻き立てられる。そして、その背後には、なぜか血まみれで斧を持つ羊人間の姿も…。「どこまでもついてくる。みんなが死ぬまでついてくる」という恐ろしいコピーとただならぬ様子のふたりが恐怖を煽るビジュアルとなっている。そして、7月27日(土)からはスプラッターサウンドホラーお化け屋敷「メリーおばさんのひつじ~タブーの童謡~」として、大阪心斎橋ビッグステップ7Fにて夏のビッグステップホラーとして本作とコラボしたお化け屋敷が登場。ゲストは寝転んだ状態でアイマスクを着用し、身動きの取れない状態となり新感覚のお化け屋敷で本作の世界観を味わえる。様々な特殊効果に加え、過激演出の数々で未体験の恐怖を体感できるという。『メリーおばさんのひつじ』は9月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:メリーおばさんのひつじ 2024年9月6日より全国にて公開© 2022 Dark Abyss Productions Ltd
2024年07月10日モリー・マニング・ウォーカー監督がカンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ、世界の映画祭で絶賛を受けた長編デビュー作『HOW TO HAVE SEX』から、親友3人の卒業旅行が幕を開けるマジックアワーの印象的なシーンをとらえた本編映像が解禁となった。本作は、ティーンの友情や恋愛、セックスが絡み合う青春の夏休みを活き活きと表現しながら、性的同意について深い問いを投げかける、痛いほどに共感できる物語。主人公タラ(ミア・マッケンナ=ブルース)は、親友のスカイ(ララ・ピーク)、エム(エンヴァ・ルイス)と卒業旅行の締めくくりにギリシャ・クレタ島のリゾート地、マリアに降り立つ。今回解禁となった映像は、3人がマリアに到着するやいなや夜明け前のまだ冷たい海に飛び込み、旅の始まりに胸を躍らすシーン。これから始まる旅行への期待と少しの緊張感があるような表情を浮かべるタラは「寒いんだけど」とぼやきつつも、「慣れれば平気だよ」と手を引くスカイと一緒に海へ入る。エムも加わり、歌を口ずさみながら「2人とも愛してる」「人生最高のホリデーにしよ!」と抱き合う姿からは、ティーンエイジャーのみずみずしい青春が感じられ、懐かしさがこみ上げるようなシーンとなっている。マジックアワーが一層エモーショナルなシーンに仕上げているが、本作は実際にクレタ島の町マリアで撮影され、「そこでの撮影は人生最高の時間だった」と監督のモリー・マニング・ウォーカーは語っている。撮影監督出身のウォーカーが魅せる、その後に待ち受ける苦さをまだ知るよしもない、クレタ島で過ごす3人の青春に注目してほしい。また、本作を鑑賞した著名人からコメントも到着。お笑い芸人のバービーは「心がおろし金ですりおろされていくような、あの痛み。わかる。わかるよ!」、フリーアナウンサー・俳優の宇垣美里も「追い詰められていくタラの表情、その心の機微に胸がぎゅっと苦しくなった。ああ、今すぐ彼女を抱きしめたい」とタラの心情に共感を寄せる。小説家・松田青子は「『性的同意』とは、互いの声を聞くこと、そして何よりもまず、自らの声を聞くことなのだ」とコメントを寄せ、映画監督・映画プロデューサー・俳優の松林麗(松林うらら)は「生き延びる為の、新しい語りの型を世界に魅了し、鮮やかに突き抜けた青春映画の傑作」と寄せている。『HOW TO HAVE SEX』は7月19日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、シネマート新宿、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:HOW TO HAVE SEX 2024年7月19日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、シネマート新宿、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開©BALLOONHEAVEN, CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE 2023
2024年07月10日死の酸性雨が降り出した世界を舞台に、極限状況に陥った人々の決死の脱出劇を描く『ACIDE/アシッド』(原題:ACIDE)が8月30日(金)より公開されることが決定。ビジュアルと予告編が解禁された。異常な猛暑に見舞われたフランスの上空に不気味な雲が現れる。それは南米に壊滅的な被害をもたらした酸性雨を降らせる危険な雲だった。北部の地方都市に住む中年男性ミシャルと元妻エリースは、寄宿学校に預けていた十代の娘セルマをからくも救出するが、あらゆるものを焼き尽くすように溶かす強酸の雨は、容赦なく大勢の市民の命を奪っていく。フランス全土が大混乱に陥るなか、安全な避難場所を探し求めてあてどなく歩き続ける親子の行く手には凄まじい群衆パニックと、あらゆるものを溶かす高濃度酸性雨のさらなる恐怖が待ち受けていた…。第76回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門やシッチェス・カタロニア国際映画祭に出品され、2024年セザール賞視覚効果賞にノミネートされた黙示録的な衝撃作。人、家、街、全てを溶かしていく、超高濃度の死の酸性雨が降り出した世界を舞台に、極限状況に陥った人々のこの世の終わりからの脱出劇を描く。監督は、イナゴの狂気を描いたホラー、Netflix映画『群がり』(21)で長編デビューを果たした新鋭ジュスト・フィリッポ。2作目となる『ACIDE/アシッド』では、ダイナミックなワイドショットと視覚効果を駆使して迫り来る“殺人雲”から降り注ぎ、人間や動物はもちろんのこと、車や建造物までも溶かす“死の酸性雨”の恐ろしさを生々しく映し出す。電力や水道などの公共インフラがたちまち無効化され、市民が身を隠せる場所すら失っていく壮絶なストーリー展開に戦慄せずにいられない。キャストには、フランス映画界の実力派俳優が集結。主人公ミシャルを演じるのは、『冬時間のパリ』(18)、『ベル・エポックでもう一度』(19)など数々の話題作に出演し、監督としても評価の高いギヨーム・カネ。そして2017年の『若い女』でセザール賞有望若手女優賞にノミネートされ、『シンプルな情熱』(20)におけるセンセーショナルな演技でも注目されたレティシア・ドッシュが、ミシャルの妻エリースを熱演している。この度解禁されたポスタービジュアルは、アスファルトをも溶かしていく高濃度酸性雨の水溜まりが強烈なインパクトを放つデザイン。水の中をよく見ると、どんよりとした空の反射と、まるで溶けていくかのように歪んだ女の子の顔が。死の雨の恐怖を最大限に表現した日本完全オリジナルのおぞましいビジュアルとなっている。併せて解禁された予告編では、突如降り出した強力な酸性雨が世界を変貌させていく様子がまざまざと映し出される。次々と街を破壊していく死の雨、逃げ惑いパニックに陥る群衆、懸命に生き延びようとするひと組の家族。圧倒的なリアリティと恐怖、息もつかせぬ展開を期待させる、緊迫感漂う予告編となっている。『ACIDE/アシッド』は8月30日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ACIDE/アシッド 2024年8月30日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© BONNE PIOCHE CINÉMA, PATHÉ FILMS, FRANCE 3 CINEMA, CANÉO FILMS – 2023
2024年07月10日世界で大ヒットを記録している『インサイド・ヘッド2』より特別ミュージッククリップが解禁された。ディズニー&ピクサー最新作となる本作は、<感情たち>の世界を描いた感動作『インサイド・ヘッド』の続編。この度、「SEKAI NO OWARI」が歌う本作の日本版エンドソング「プレゼント」の特別ミュージッククリップと、「SEKAI NO OWARI」の“頭の中の感情たち”を描いた、ピクサー公認の特別イラストが解禁となった。日本に先駆け全米をはじめ世界で公開されている本作だが、エンドソングにオリジナル曲以外の楽曲を使用することが許されたのは世界で唯一日本だけ。「SEKAI NO OWARI」が生み出した名曲「プレゼント」について、監督を務めたケルシー・マンは、「SEKAI NO OWARIのみなさんの『プレゼント』は、『インサイド・ヘッド2』にとって完璧なエンドソングです!私たちがこの映画を通じて観客のみなさんに届けたかった最も大切なメッセージは、ダメなところも含めて自分を愛すること、すべての感情はいつか宝物になるということでした」とコメント。続けて、「そして、SEKAI NO OWARIのみなさんの楽曲は、そんな映画の大切なメッセージを見事に体現してくれています。こんなにも深く心を打ち、前向きな気持ちにしてくれる楽曲を生み出してくださったことにとても感謝していますし、日本の観客のみなさんに『インサイド・ヘッド2』の最後で『プレゼント』を聴いていただけるのがとても楽しみです」と大絶賛している。日本版エンドソングに決まったと聞いたとき、Nakajinは「選んでいただいたのが『プレゼント』なんですよね。『プレゼント』を知ってくれていたんだ」と驚いたことを明かし、Saoriは「『インサイド・ヘッド2』は絶対見に行こうって決めていた。その映画のエンドソングに自分たちの曲がなるっていうのは、初めての経験だったから叫んじゃったよね」と喜びを語った。解禁された特別ミュージッククリップでは、Fukaseが優しく力強く歌い上げる「プレゼント」にのせて、高校入学という転機を控えた頑張り屋の少女・ライリーの頭の中で感情の嵐が巻き起こる様子が映し出される。ライリーの幸せを子どもの頃から見守るヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの感情たちの前に、新たに大人の感情、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れ、「もう、ライリーにヨロコビたちは必要ない」と感情をコントロールする司令部から、ヨロコビたちを追放してしまう。頑張れば頑張るほど、親友とすれ違ったり部活でもうまくいかなかったり、いままでと違う自分に戸惑うライリー。ヨロコビたちの代わりにライリーの感情のコントロールを乗っ取った<大人の感情>たちの暴走によって感情の嵐が巻き起こり、ライリーは自分らしさを失っていく…。誰かと比べて不安になったり、自分ってダメだなと思ったり…あふれ出る感情を抑えられなくなっていくライリーに、「ひとりぼっちにさせないから、大丈夫だよ」という優しい歌詞が「大丈夫だよ。ライリー」とヨロコビが手を差し伸べるように、そっと寄り添い、心を温かくしてくれる。映像を見たNakajinは「前作では、自分の過去と照らし合わせて考えてしまって、自分にとっては“あの時”が“今のライリー”だなって、思って見ていました。今作は新しい感情が生まれてくる、そこに自分の人生が今度はどうリンクしてくるのか楽しみになる映像だなと思いました」と映画への期待コメントを寄せた。併せて解禁となったのは、「SEKAI NO OWARI」のメンバーの頭の中の感情たちを描いたピクサー公認イラスト。メンバーそれぞれの横顔シルエットの中にFukaseはヨロコビ、Nakajinはダリィ、Saoriはムカムカ、DJ LOVEはハズカシと、それぞれ違う感情に扮したキャラクターで描かれている。自身がヨロコビで表現されているイラストをみたFukaseは、「みなさん、そうは思わないかもしれないですが、素の状態です」と明かし、Nakajinが「朝起きたらヨロコビだもんね」と語る。また、ムカムカで自身が表現されたSaoriは、「わたしにピッタリだったんじゃないかな」と話し、「Saoriちゃんはなんだろうね・・・。やっぱり怒ってるんじゃない?ムカムカかイカリだよね」とFukaseも納得の様子でメンバーだからこそ分かる感情イメージに笑顔を見せた。『インサイド・ヘッド2』は8月1日(木)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:インサイド・ヘッド2 2024年8月1日より全国にて公開©2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2024年07月10日名匠リドリー・スコット監督のフィルモグラフィを代表する名作『グラディエーター』の“その後”が、最新技術によってさらにグレードアップした圧倒的な迫力で還ってくる『グラディエーターII』が、ハリウッドに先駆け11月15日(金)に日本公開決定。ティザー予告が全世界同時解禁となった。主演は、『aftersun/アフターサン』で第95回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、『異人たち』など話題作への出演が続くポール・メスカル。2度のオスカー受賞を誇るアメリカ映画界を代表する名優デンゼル・ワシントン、映画にドラマに引っ張りだこ、主役から傍役まで広い振り幅で活躍するペドロ・パスカル。1作目でもコモドゥス皇帝(ホアキン・フェニックス)の姉・ルッシラ役を演じたコニー・ニールセン、さらにジョセフ・クイン、フレッド・ヘッキンジャーなど、実力確かな豪華俳優陣が勢ぞろいする。今回解禁となるティザー予告は、ポール・メスカル演じるルシアスが、前作でラッセル・クロウ演じるマキシマスが使っていた闘技用の剣を見上げるシーンから始まる。映像にはルシアスが幼少の記憶を辿るように、前作の様々なシーンが織り交ぜられている。そんな中、ルシアスに「私に従え」と囁くのは、デンゼル・ワシントン演じる謎の男。彼によって、ルシアスはローマ帝国最高峰の地である“コロセウム”へと導かれる…。本映像には今作に登場する様々なキャラクターたちが次々姿を見せる。大勢の民が飢えているローマ帝国の現状を憂う将軍(ペドロ・パスカル)、その状況を全く意に介さない兄弟皇帝(ジョセフ・クイン&フレッド・ヘッキンジャー)。そして前作にも登場した元皇帝の姉・ルッシラ(コニー・ニールセン)。そして『グラディエーター』といえば血沸き肉躍る決闘シーンが最大の見どころ。相手を打ち負かし、勝ち抜いていくことこそ生きる術であり正義である剣闘士<グラディエーター>たちの決死の肉弾戦は今回も健在。グラディエーター同士だけでなく、猛獣との闘いでも身体を張ったバトルが繰り広げられ、コロセウムは阿鼻叫喚の渦に巻き込まれていく。ルッシラからマキシマスの指輪を託され、渦巻く陰謀と抗えぬ運命に翻弄されながら、グラディエーターとして激しい闘いに身を投じていくルシアス。彼はコロセウムでの闘いを生き抜くことができるのか?権力に屈さず、復讐を果たすことができるのか?期待が高まる映像となっている。『グラディエーターII』は11月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:グラディエーターII 2024年11月15日より全国にて公開©2024 PARAMOUNT PICTURES.
2024年07月09日『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』より予告編と本ビジュアル、場面写真が解禁された。全世界でスマッシュヒットとなった『プー あくまのくまさん』の続編となる本作。新たな仲間たちが加わり、前作を超える殺戮が繰り広げられる。この度解禁となった予告編は、冒頭からプーの雄叫びとともに、人々が餌食になる様子が続く。ピグレット、オール、ティガーも凶悪な表情で登場し、クラブで開催中のパーティは盛り上がりから一転、地獄絵図と化していく。さらに、クリストファー・ロビンの名を叫び、高笑いするプーの声が森に鳴り響く一幕も。呪われたプーの秘密にも迫るという本編では、一体何が明かされるのか?さらに併せて解禁された本ビジュアルでは、構えるチェンソーと瞳にも炎が燃え盛るプーが先頭に立ち、その後ろにはピグレット、ティガー、オールが姿を見せ、“じゃあくななかまたち”が集結。彼らがどんな悪事を繰り広げ、人間たちを震え上がらせていくのか…。また、本作の公開を記念して、ムビチケ前売券(オンライン)の購入者を対象としたキャンペーンの実施が決定。7月9日(火)19時より募集開始、当選者にはムビチケポイントがプレゼントされる。『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』は8月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち 2024年8月9日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2024 ITN DISTRIBUTION, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2024年07月09日ロシア発、移動映画館で日銭を稼ぐ父と思春期の娘の成長譚を描くロードムービー『グレース』。2023年のカンヌ国際映画祭監督週間に選出された本作の日本公開が決定、ティザーポスターと特報映像が解禁となった。ロシア南西部の辺境、乾いた風が吹きつけるコーカサスの険しい山道。無愛想な目をした10代半ばの娘と寡黙な父親は、錆びた赤いキャンピングカーで旅をしながら移動映画館で日銭を稼いでいる。母親の不在が2人の関係に影を落とし、車内には重苦しい沈黙が漂っている。2023年のカンヌ国際映画祭で上映された唯一のロシア映画として大きな反響を呼んだ本作。息が詰まるような停滞感に覆われたロシア辺境を舞台に、思春期の不安を抱える少女の成長譚を描くロードムービーは、父親への反発、思春期の戸惑い、そして終わりの見えない旅路の先に一体何が待ち受けているのか――。監督・脚本を手掛けたのは、ロシアのドキュメンタリー出身の新鋭イリヤ・ポヴォロツキー。“ロシア映画”を締め出す世界的な動きが強まる中、2023年のカンヌ国際映画祭の監督週間に見事に選出され、その後もサン・セバスティアン国際映画祭をはじめ数多くの映画祭にノミネートされた。ポヴォロツキー監督自身は、カンヌ国際映画祭の会見でも言及したように、ロシアによるウクライナ侵攻と政府の方針に対して明確に反対している。リベラルな表現者を自認する彼の関心は、ロシア周縁の人々の暮らしと尊厳を映像の力によって美しく厳かに描き出すこと。その確固たる姿勢は、初めてのフィクション映画となった本作にも現れている。解禁された特報映像からもうかがえるように、果てのない荒涼とした外部の風景と、狭苦しい車の内部をそれぞれ完璧なフレーミングと長回しで切り取る空間設計は圧巻。灰色と深緑の荒い粒子が印象的な16mmのフィルムには荒廃した風景が写りつつも、娘が着る衣服の明るさを際立たせるなど、全編を通して陰鬱さの中にも不思議な温かさが宿っている。監督はアンドレイ・タルコフスキーをはじめとする偉大なロシアの先人たちや、ヴィム・ヴェンダース初期作のような雰囲気を漂わせながら、ロシア辺境の大地と人々を独自の感性で描写した。なお、本作が撮影されたのは、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が本格化する少し前の2021年秋。意図的には描かれないものの、徐々に不穏と暴力がその映像の粒子に侵食していくようなこの映画から、現在も続く戦争の影を感じずにはいられない。すでに何かを諦めてしまったような表情を浮かべる娘は、この国の行く末、そのただならぬ気配を感じていたのか。母親も友人もいない。自分を守る家も法もない。生ぬるい共感や哀れみに一切なびくことなく、彼女はただやり場のない感情を沸々と溜め込んでいく。むき出しのロシアの大地を舞台にした小さくも揺るぎない抵抗の軌跡と、その美しい余韻は、見逃せないものとなっている。『グレース』は10月19日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2024年07月09日映画史上最も破天荒なヒーロー、デッドプールとウルヴァリンの活躍を描く映画『デッドプール&ウルヴァリン』より、2人がイラストで登場する特別映像が公開された。今回の映像は、主人公“破天荒なクソ無責任ヒーロー”デッドプールと、世界を救うためにタッグを組む相棒の“キレるとヤバい最恐アウトロー”ウルヴァリンの関係性が一気に学べる絵本「でっどぷーるとうるう゛ぁりん」。ドキュメンタリー番組「情熱大陸」のナレーションでお馴染みの窪田等の温かなボイスつきとなっており、癒し系の映像かと思いきや、中身はFワード連発。急に身体がバラバラになっても、いつしか元通りになるほどの不死身ボディを誇るデッドプールが、ボロクソにけなしながらも、大切なファミリーを救うための鍵を握る重要人物・ウルヴァリン探しの旅に出る。一方のウルヴァリンは、キレるとヤバい最恐アウトローで、デッドプールとは正反対の武骨なヒーロー。ようやくウルヴァリンを見つけたデッドプールだったが、全くそりの合わない2人はすぐに戦い始めてしまう。『デッドプール&ウルヴァリン』は7月24日(水)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:デッドプール&ウルヴァリン 2024年7月24日より全国にて公開© MARVEL 2024
2024年07月09日シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデが共演した不朽のミュージカル待望の映画化『ウィキッド ふたりの魔女』が、2025年春に日本公開が決定し、特報映像とポスタービジュアルが初解禁された。ミュージカル「カラーパープル」などでトニー賞、エミー賞、グラミー賞と数々の受賞歴を持ち、『ハリエット』でアカデミー賞にノミネートされたシンシア・エリヴォ、グラミー賞の常連で世界を魅了し続けるアーティスト、アリアナ・グランデ。ふたりを主演に迎えた本作は、『クレイジー・リッチ!』やミュージカル映画『イン・ザ・ハイツ』のジョン・M・チュウが監督を務める、音楽と魔法が彩るエンターテインメント。シンシア・エリヴォ&アリアナ・グランデ Myung J. Chun / Los Angeles Times via Getty Images解禁となった映像は、「人は邪悪に生まれるの?それとも邪悪になっていくの?」というささやかな問いから始まる。魔法と幻想の国・オズにあるシズ大学の学生として出会ったエルファバ(シンシア・エリヴォ)とグリンダ(アリアナ・グランデ)。緑色の肌をもち周囲から誤解され、まだ自分の本当の力を見いだしていないエルファバと、野心的で、まだ自分の本当の心を見いだしていない人気者のグリンダは、寄宿舎で偶然ルームメイトに。見た目も性格もまったく逆のふたりは、最初こそ衝突し合うが、次第に友情を深めていく。そしてこの出会いが、やがてオズの国の運命を大きく変えることになる…。対照的な性格のふたりが、真の魔法を操る力に戸惑いながらも、互いに寄り沿い合い、友情をはぐくんでいくドラマチックな物語が紡がれていく。さらにガラスを突き破り、空高く舞い上がるダイナミックな飛行シーンや、オズの国で繰り広げられる冒険の数々、そして秘められた可能性の開花と共に、彼女たちが辿る運命の一端が描かれている。偉大な魔法使いのもとへと旅立ち、やがて世界に「悪い魔女」「善い魔女」と語られることになるふたりの“始まり”とは――。眩しくて切ない2人のコントラストに、期待の高まる特報映像に仕上がった。併せて解禁されたポスタービジュアルには、エルファバとグリンダの姿が描かれている。対照的に彩られた世界の中で、その壁を越えようと互いに手を伸ばし合うふたりの姿は、どこか切なく幻想的なビジュアルとなっている。エルファバとグリンダを演じるシンシアとアリアナのほかにも豪華キャスト陣が集結。シズ大学の威厳ある学長マダム・モリブル役に、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたミシェル・ヨー。ミシェル・ヨー Photo by Kristy Sparow/Getty Images伝説のオズの魔法使いを『ジュラシック・パーク』シリーズのジェフ・ゴールドブラムが演じるほか、「ゲーム・オブ・スローンズ」のピーター・ディンクレイジ、ドラマ「ブリジャートン家」のジョナサン・ベイリーや、トニー賞ノミネート歴を誇るイーサン・スレイターなどが出演する。『ウィキッド ふたりの魔女』は2025年春、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年07月09日大ヒットアニメーションの続編『モアナと伝説の海2』の日本語吹替声優を屋比久知奈と尾上松也が続投することが決定。特別映像が解禁された。第89回アカデミー賞、第74回ゴールデングローブ賞など数々の映画賞にノミネートされた『モアナと伝説の海』の続編となる本作は、美しい海が広がる南太平洋のポリネシアにインスパイアされた楽園のような島々を舞台に、海を愛する少女“モアナ”の新たな冒険が描かれる。この度、再びモアナを演じることとなった屋比久さん、半神半人で伝説の英雄であるマウイ役の尾上さんから喜びのコメントが到着した。屋比久さんは、「モアナが新しい冒険に出るという事実がとても嬉しかったです」と笑顔を見せ、尾上さんも「絶対に続いて欲しいと願っていました。続編が公開されるのは僕らにとってもサプライズでしたので、本当に楽しみで待ち遠しいです」と、ファンと同じく嬉しいサプライズだったと明かす。続けて屋比久さんとの共演について「前作から色々とお仕事でもご一緒させて頂く機会がありましたので、お互いのイメージがつきやすくなりました。いい関係で望めるのではないかと、とてもワクワクしています」と、より信頼関係の強くなった2人のタッグに注目があつまる。また、前作ではモアナが歌う主題歌「How Far I’ll Go」が第89回アカデミー賞、第74回ゴールデングローブ賞歌曲賞にノミネートされるなど、本作では欠かすことのできない大きな魅力の1つでもある「音楽」。今回は第64回グラミー賞最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞で同部門最年少受賞となったアビゲイル・バーロウとエミリー・ベアーという若き才能あふれるミュージシャンが楽曲を手掛ける。屋比久さんは「どんな曲がくるのか、とてもドキドキしています。前作が本当に素晴らしい楽曲ばかりだったので、今回も新しい情景が見える楽曲が沢山あるんだろうな」と、新たな冒険とともに出会う、楽曲たちへの期待も膨らんでいると語っている。そしてこの度、再びモアナと仲間たちの冒険が描かれる特別映像が解禁。映像では、島のリーダーとなったモアナが、家族と島民に見守られながら、新たな仲間と新しい船で再び海へ向かっていく様子が映し出されている。前作から3年後を舞台に、「私の新しい冒険が始まる。この海のどこかにいる仲間を探したい。たとえ、何があっても…」と決意を込めた台詞とともに、新たな運命に立ち向かう少し大人に成長したモアナの姿が描かれる。モアナのそばには前作でも登場したニワトリのヘイヘイと、本作ではモアナたちと一緒に旅に出る海を怖がる泣き虫のブタのプアの姿もある。海では優雅に泳ぐイルカの大群や神秘的な光を纏うジンベエザメなどの海の住人や、前作でも登場した旅路を邪魔する悪役だがどこか憎めないココナッツの海賊・カカモラたちも登場。そして、荒波から大きく舵を切った先に待ち受ける船を飲み込もうとする不気味で巨大なモノは一体?映像の最後には、風と海を司る半神半人のマウイとの再会シーンも!モアナたちがどんな冒険を繰り広げるのか、さらにはどんな楽曲が登場するのか。圧倒的な映像美と壮大なスケールで贈る続編に、大きな期待が高まる。『モアナと伝説の海2』は12月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:モアナと伝説の海2 2024年12月6日より全国にて公開© 2024 Disney. All Rights Reserved.
2024年07月09日アカデミー賞作品賞・主演男優賞(ラッセル・クロウ)ほか5部門受賞を果たしたリドリー・スコット監督の代表作『グラディエーター』の“その後”を24年ぶりに描く『グラディエーターII』が、2024年に日本公開されることが決定。ティザーポスターが全世界同時解禁となり、場面写真も一挙に13点到着した。古代ローマを舞台に、苛烈を極める皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ、奴隷へと落とされた元大将軍が復讐を誓い、剣闘士(グラディエーター)としてコロセウムで極限の闘いに挑むーー。ほかに類を見ないほど徹底された映像美と、ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、リチャード・ハリスら名優たちによる演技、そして大スケールで描かれる情熱的なバトルシーンなど、一瞬たりとも目の離せない完成度に第73回アカデミー賞では12部門にノミネート、作品賞・主演男優賞(ラッセル・クロウ)を含む5部門を受賞した『グラディエーター』。今回解禁されたティザーポスターは、前作から25年後のローマ帝国で、時代が巡ってもなお渦巻き続ける様々な陰謀と、抗えぬ運命に翻弄されながら激しい闘いに身を投じる剣闘士<グラディエーター>の姿を捉えている。復讐、下剋上、愛… 背負いきれぬものを背負いながら、どれだけ傷ついても闘い続ける漢たちによる次世代のグラディエーター・バトルに期待が高まる仕上がり。また、場面写真からも、鍛え上げられた肉体を武器に闘うグラディエーターたちの躍動感、それぞれの思惑をのぞかせる意味深な視線など、ますます深みにのめり込んでいく物語がうかがえる。主演は、『aftersun/アフターサン』で第95回アカデミー賞主演男優賞に鮮烈的ノミネートを果たし、山田太一の傑作小説を原作にした『異人たち』をはじめ話題作への出演が続くポール・メスカル。2度のオスカー受賞を誇りアメリカ映画界を代表する、『イコライザー』シリーズの名優デンゼル・ワシントン。「マンダロリアン」をはじめ映画にドラマに引っ張りだこ、振り幅ある演技を見せるペドロ・パスカル。1作目でコモドゥス皇帝(ホアキン・フェニックス)の姉・ルッシラ役を演じ、本作でも同役を続投するコニー・ニールセン。さらに『クワイエット・プレイス:DAY 1』や「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のジョセフ・クイン。ラッセル・クロウも出演する『クレイヴン・ザ・ハンター』のフレッド・ヘッキンジャーなど、実力確かな豪華俳優陣が勢ぞろいした。なお、7月9日(火)には待望の初映像となるティザー予告編が解禁されることも同時に明らかになっている。『グラディエーターII』は2024年、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年07月08日