アクション映画の「掟」をすべて撃ち破る、規格外のニュー・ヒーロー『デッドプール』。今月1日(水)にいよいよ日本公開を迎えた本作だが、初日動員は13万5,590人、興行収入1億6,419万4,800円の大ヒットスタートを切った。かつて特殊部隊の有能な傭兵だった男ウェイド・ウイルソン(ライアン・レイノルズ)は、好き勝手に悪い奴をこらしめ、金を稼ぐというヒーロー気取りの生活をしている。恋人との結婚を決意し幸せな日々を送っていたが、突然末期ガンを宣告される。ある組織から末期ガンが治せると聞かされた彼は、施設に連れて行かれ、そこで悲惨な人体実験を受ける。やがて、どんな攻撃を受けても回復できる肉体を手にするウェイド。しかし全身を醜く変化させられた彼は、施設から逃亡すると全身赤いコスチュームに身を包み自らを「デッドプール」と名乗るようになった。そして、自身を実験台にし人生を滅茶苦茶にした男に復讐を果たすことを決意する――。すでに公開されている全米では、3週連続No.1、全世界120か国で予想外のオープニング成績No.1、「R指定」作品史上最大のヒットとなっており、日本公開にも期待が高まっていた。そして先日、全国744スクリーンにて日本公開された本作。初日にして動員は13万5,590人、興行収入1億6,419万4,800円を記録し、この数字は『X-MEN:フューチャー&パスト』対比225.7%、そして、今年の洋画実写映画作品興行収入が現時点でNo.1である『オデッセイ』と比較しても、144.5%越えの数字となり、デップー人気が日本でも証明されたことになる。また本作は、男女比=55:45と、R指定のスーパーヒーロー作品としては意外にも女性が多く、年齢層は10~20代の若者を中心にカップルやグループなど幅広い客層を動員。さらにIMAX、4DX、MX4Dは、満席が出るほどの人気を博しているようだ。SNS上では早速鑑賞したファンが 「デッドプール最高。純愛ラブストーリーでした」「最高にクレイジー!」「1回じゃ見足りない!!」など高い満足度を示すコメントを発信しており、「デップー」や「手乗りデップー(※先着入場者プレゼント)」がトレンド入りするなど、オンライン上を賑わせている。中には字幕版と吹替版両方を鑑賞しているファンも多く、リピーターの増殖に期待が高まるようだ。いままでのアメコミヒーローとは一線を画している無責任ヒーローを描く『デッドプール』。現在興収35億越えの『オデッセイ』を抜いて洋画実写No.1に“デップー”は踊り出ることができるのか!?『デッドプール』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年06月02日『アリスのままで』でアカデミー賞を受賞したジュリアン・ムーアが主演を務め、『JUNO/ジュノ』のエレン・ペイジと共演した『Freeheld』が、『ハンズ・オブ・ラヴ』とのタイトルで日本公開されることが決定、その特報映像が解禁となった。20年以上、刑事として働いているローレル(ジュリアン・ムーア)。ある日、ステイシー(エレン・ペイジ)という若い女性と出会い、恋に落ちる。年齢も、取り巻く環境も異なる2人だったが、徐々に関係を築いていき、郊外に中古の一軒家を買って一緒に暮らし始めることに。しかし、ローレルが病に冒されていることが発覚し、余命半年という宣告を受けてしまう。自分がいなくなった後も、ステイシーが2人の大切な家で暮らしていけるよう、遺族年金を遺そうとするローレル。だが、同性のパートナー同士では、それは法的に認められなかった。病と闘いながら、平等な権利と制度の改正を求め闘う決心をしたローレルの訴えは、やがて社会的なムーブメントへと拡大していく――。本作は、2007年のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞した実話を基に映画化。愛するパートナーに遺族年金を遺すため、病と闘いながら、法に立ち向かっていく女性刑事を描く。主人公ローレルを演じるのは、世界三大国際映画祭全ての女優賞を制覇し、2015年には『アリスのままで』でついにアカデミー賞主演女優賞を獲得したジュリアン・ムーア。そのパートナー、ステイシー役を、本作の製作にも名を連ね、プライベートでも同性愛者であることをカミングアウトしているエレン・ペイジが演じている。さらに、ローレルの同僚刑事で長年の相棒であるデイン役には『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』のマイケル・シャノン、ローレルの闘いに賛同する活動家には『フォックスキャッチャー』のスティーブ・カレルが扮するなど、いずれもアカデミー賞ノミネート経験を持つアメリカ映画界屈指の演技派俳優陣が集結。今回解禁された特報では、マイリー・サイラスによる主題歌「ハンズ・オブ・ラヴ」に乗せて、ジュリアン演じるローレルとステイシーとの出会いから、病に冒されながらも、平等を求めて訴えるシーンが映し出されているほか、手を取り合って彼女を応援する同僚や、周辺の人々の姿が感動的に描かれている。50年代を舞台にした『キャロル』から半世紀の時を経て、愛する人のため、平等を求めて社会の壁に立ち向かった一人の女性の姿を、まずはこちらから確かめてみて。『ハンズ・オブ・ラヴ』は11月26日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月02日華麗なイリュージョンで不正に搾取された金を奪い、世間に還元する4人のイリュージョニスト集団“フォー・ホースメン”を描く『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』。このほど、本作の公開日が9月1日(木)に決定。新たな特報第2弾とともに、ダニエル・ラドクリフらしき人物がキャラクターたちのカードを手中に収めるポスタービジュアルが解禁となった。『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』での怪演が話題となったジェシー・アイゼンバーグをはじめ、ウディ・ハレルソン、デイヴ・フランコ、リジー・キャプランを加えたイリュージョニスト集団“フォー・ホースメン”に、マーク・ラファロ、ジェイ・チョウ、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマンと超豪華共演で贈る本作。さらに、“マジック”を暴く最重要キャラクターとして、『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが参戦していることでも話題を呼んでいる。解禁となった映像の冒頭では、おなじみとなったJ.ダニエル・アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)による、“降り注ぐ雨を自由自在に動かす”大型のスーパー・イリュージョンが華麗に披露されている。汚れた金だけをイリュージョンを駆使して奪い、世間に還元する「義賊」のようなフォー・ホースメンは民衆からも支持を集める正義の集団だ。そんなフォー・ホースメンは、とあるハイテク起業の不正を暴露するために、ニューヨークでの企業プレゼンを乗っ取る計画を立てるが、今回の映像では、そのイリュージョンは何者かの策略により大失敗。なんとか逃げ出した彼らが一瞬にしてたどり着いたのは、なんと中国だった。常に人の裏をかき、華麗なトリックでダマしてきたフォー・ホースメンの面々は逆にすっかりダマされ、「何が起きた?」と驚くばかり。そこに「ジャーン!」と現れたのは、彼らが計画した全てのイリュージョンを見破り、彼らを追い詰める天才的な頭脳を持つウォルター(ダニエル・ラドクリフ)。彼らのイリュージョンを全て見破ってしまう“科学の天才”ウォルターは、不気味な笑みを浮かべながら「見事にダマされたな、科学がマジックに勝つさ(Science beats magic.)」と、まさかのマジック全否定をする。正義のイリュージョニスト集団フォー・ホースメンよりも、常に上手を行く頭脳を持つウォルター。併せて解禁となったポスタービジュアルでも、彼らをカードに見立て、“まるで自身の手札”のように不気味にその手の収める“科学の天才”は、最強の敵となってフォー・ホースメンに立ちはだかる。正義のイリュージョニスト集団は、このポスタービジュアルの通り、ウォルターの手札となってしまうのか?フォー・ホースメンの写ったカードが、くしゃくしゃに握りつぶされた形跡があることも気になるばかりだ。『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』は9月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月02日ハンサムで美ボディの持ち主、でも中身はお茶目な“新ターザン”アレクサンダー・スカルスガルドの緊急来日が先日発表された『ターザン:REBORN』。このほど、本作の日本オリジナルポスターが完成した。本作は、すべてを手に入れた英国貴族ジョンこと“ターザン”が、さらわれた妻(マーゴット・ロビー)と“故郷”を救うため、再びジャングルへと立ち戻る物語。映画史上に残るキャラクターを新たに手掛けるのは、デイビッド・イェーツ監督だ。日本でシリーズ累計960億円を突破したメガヒット作『ハリー・ポッター』シリーズの後期4作品、第5作『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の監督を務め、後者では世界興行収入13億ドルを突破、2011年度最大のヒットという有終の美を飾った。今年は、11月23日(水)公開の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でもメガホンをとっている。そんな中、明日6月3日(金)の「金曜ロードSHOW!」では、イェーツ監督の長編映画初デビュー作『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』以降、3週連続で『死の秘宝 PART2』までを放送する「ハリー・ポッター祭り!」が実施される。日本全国が「ハリー・ポッター祭り!」で熱狂する中、本作の劇場用本ポスターが解禁となる形となった。大ヒットメーカーであるイェーツ監督の元には、世界中からあまたの企画が届いているというが、「最も興味深く、新しく、楽しいものだった」と手掛けることを決めた本作。絶大数の“ハリポタ”ファンがいる日本に向けて作成された日本オリジナル版は、『ハリー・ポッター』のビジュアルカラーでもあったブルーの世界観で表現したそうで、神秘的なジャングルの中を疾走する、アレクサンダーのターザンの姿を捕らえている。イェーツ監督といえば、原作のテイストを踏襲しながらも、新たに洗練されたダークな要素を取り込み、『ハリー・ポッター』に新たな息吹を吹き込んだことが高評価に。監督の描く新たなターザンは、類人猿に育てられた男が都会の生活に馴染んだものの、再びジャングルに戻る、という真逆のオリジナルストーリー。『007』シリーズのジェームズ・ボンドを彷彿とさせるようなスタイリッシュなスーツ姿のターザンも、これまでのイメージと常識を覆す存在として、早くも日本の女性を魅了している。『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より 丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月02日日本語吹き替え声優として、上川隆也、中村アン、そして先日発表されたオリンピックメダリストの田中雅美と続々とキャストが明らかにされていく『ファインディング・ドリー』。この度、新たにさかなクンが本作で声優を務め、さらに海洋生物監修もしていることが分かった。併せて、さかなクンが解説する特別映像も到着した。舞台はカクレクマノミのマーリンがナンヨウハギのドリーと共に、愛する息子・ニモを、人間の世界から救出した冒険の旅から1年後の世界。「今度は、僕がドリーを助けてあげる」。ドリーとニモ、そして、心配性のマーリンも渋々ながら、再び大海原へと旅立つ。この夏、世界一有名な魚たちの奇跡の大冒険が幕を開ける――。東京海洋大学名誉博士であり、魚に関する豊富な知識に裏付けされたトークで日本のお茶の間で幅広く親しまれているさかなクン。今回彼は、マンボウ役で本作に登場。マンボウは大好きなハコフグと同じフグ科ということもあり「マンボウちゃんは世界で最も大きくなるフグの仲間ですので、おお~こんな偉大なマンボウちゃんの役を頂けて嬉しい!」と大喜びで意気込みを語った。さらに声優だけでなく、本作の字幕版&吹替版の海洋生物監修も兼任。ピクサー作品の監修と言えば、通常外部に依頼することはなく、誰にでもできることではない異例の快挙。実はピクサースタジオもその魚に関する知識の深さに驚いたそうで、今回の監修が実現したという。さかなクンは、海洋生物の習性や特徴だけでなく、日本語での正しい魚名などの表現や、海の仕組みにかかわることなど細かい視点で監修を遂行。例えば、劇中の台詞から貝にも目があるのか?という疑問が発生したとき「貝にも眼点という目に当たるものがある」とアドバイスしたり、劇中に登場するマグロがマカジキなのにカジキマグロと表記されていたのを指摘したり、「摂氏22度」という表現を水温はあまり摂氏とは言わないと指摘し「温度22度」に訂正するなど、専門知識が必要な部分についてその豊富な知識を使い正しい表現に直していった。そしてこのほど解禁されたのは、さかなクンのインタビュー映像と、魚の知識を交えながらストーリーを“ギョ紹介”してくれる特別映像。 自身にとって最も特別な映画『ファインディング・ニモ』の続編が作られると知ったときについて「こんなに嬉しい続編がキター!ドリーちゃん、キター!ってそんな気持ちですね!」と興奮気味に喜びを表現。さらに作品に参加することについては「もう夢のようでギョざいます!」と話し、「お魚だけでなくクジラやカニ、ヒトデなどいろんな海洋生物が登場するわけですね。私も魅力をギョギョギョといろいろな場所で紹介できたら」と本作をアピールしている。映像は続き、「『ファインディング・ニモ』の奇跡の大冒険から1年後が舞台なんですね~」というさかなクンの解説付き予告編に変わる。まずはじめに、本作の主人公で、ナンヨウハギがモデルのドリーから。さかなクンは「とってもカラフルで優雅に泳ぎ、そして日本のサンゴ礁でも会うことができます」と解説。そのほかにもドリーと人間の世界で旅をすることになるミズタコのハンクやジンベエザメなどを解説。さかなクンは「ギョギョ!危ない!お魚さん目線で見ると人間の世界での冒険は命がけ。でもドリーちゃんもニモちゃんも諦めませんよ! これはもう待ちきれない!映画館にレッツギョー!」と締めくくり、子どもでも魚のことが分かるように解説され、より一層本編も楽しめること間違いなしの映像となっている。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年06月02日ギネス世界記録を持つ世界的人気ゲームが、ついに待望の完全映画化となる『ウォークラフト』。7月の日本公開に先駆け、各国で公開を迎えた本作が、この度19の国と地域で堂々の週末興収ランキング1位を獲得し大ヒットスタートを迎えたことが分かった。“アゼロス”は長い間、平和な時代が続いていたが、悪しき勢力が迫っていた。その者たちとは、滅びゆく故郷“ドラエナー”を捨て、新たな定住地を求めるオークの戦士である。オークたちは、世界と世界をつなぐ異次元の入口“ダークポータル”を開き、侵略を始めていた。人間たちはアゼロスを守るため、強力な魔力を持つガーディアン、メディヴ(ベン・フォスター)の力を借り、オークとの全面戦争を決意する。しかし、アゼロスの騎士ローサー(トラヴィス・フィメル)は人間とオークのハーフ、ガローナ(ポーラ・パットン)と協力し全面戦争を避けようと試みる。一方、人間との戦いに疑問を持っているひとりのオーク、デュロタン(トビー・ケベル)も争いを避け、一族を守るために、人間と手を結ぶことを決断するのだが…。果たして、この壮絶な戦いの先に待つ結末とは――。原案は、ブリザード・エンターテイメントが提供する世界的人気ゲーム「ウォークラフト」。3部作の世界的大ヒットを受け新たに製作された大規模多人数同時参加型オンラインRPG(MMORPG)「ワールド・オブ・ウォークラフト」は、2008年に登録者最多のMMORPGとしてギネス世界記録に認定されている。メガホンを取るのはデヴィッド・ボウイの息子であり、『月に囚われた男』、『ミッション:8ミニッツ』で独自の世界観を描き高い評価を得たダンカン・ジョーンズ監督。『ロード・オブ・ザ・リング』から15年、ファンタジーの歴史に名を刻む1作として放たれる本作は、剣と魔法の世界“アゼロス”を舞台に、人間、オーク、ドワーフ、エルフなど、数多の種族が、国や一族、そして愛する者を守るために生死をかけた決断を迫られる壮大な物語が圧倒的なクオリティで描かれている。6月10日の全米公開に先駆け、ロシア、ドイツ、フランスなどで公開を迎えた本作。インターナショナル週末成績約3160万ドル(5月31日時点、BOX OFFICE MOJO調べ)を記録し、19の国と地域で週末興行ランキング1位を獲得。同週公開を迎えた話題作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(同作公開前の国・地域を除く)を上回るオープニングともなっている。中でも原作ゲームファンの来場が目立ち、SNS上では「原作に忠実な作品!」「傑作」「美しい世界観」と、絶賛の声が相次いでおり、原作ゲームファンも納得の仕上がりとなっているようだ。また、2016年公開作品の週末オープニング成績としては、ロシアで『デットプール』に次ぐ第2位、デンマークで第3位を記録。今回の好スタートが、さらに日本をはじめとする各国の公開に向けて期待高まるようだ。『ウォークラフト』は7月1日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月01日レイチェル・マクアダムスやライアン・ゴズリング、マンディ・ムーア、ザック・エフロン、アマンダ・セイフライドなど、若手俳優たちを次々スターの座に押し上げた小説家ニコラス・スパークスが贈る最新作『きみがくれた物語』が、8月13日(土)より全国公開されることが決定。その予告編とポスタービジュアルが解禁となった。ノースカロライナ州の海沿いにある小さな町で、“お隣同士”になり運命的な出会いを果たして結ばれた、トラヴィス(ベンジャミン・ウォーカー)とギャビー(テリーサ・パーマー)。二児を授かり幸せな家庭を営む2人だったが、久しぶりのデートの約束にトラヴィスが遅れた日、ギャビーが交通事故に遭ってしまう。自責の念に駆られるトラヴィスは、目を覚まさないギャビーを前に、「真実の愛のために人はどこまでできるのか」と何度も自問する。トラヴィスには、人生でもっとも重い、究極の選択が求められていた…。累計1億部を誇る、いま世界でもっとも読まれている恋愛小説家ニコラス・スパークス。『きみに読む物語』『親愛なるきみへ』『一枚のめぐり逢い』など映画化されたヒット作品も多い。そして今回、スパークス自身が最高傑作と語る、全米で500万人が涙したミリオンセラー小説が映画化。監督を務めるのは、アカデミー賞脚本賞ほか国際映画祭で94部門受賞117部門ノミネートのソフィア・コッポラ監督作『ロスト・イン・トランスレーション』のプロデューサー、ロス・カッツ。この素晴らしい才能のタッグにより、新たな感涙の恋愛映画が誕生した。過酷な運命に翻弄される主人公トラヴィスを演じるのは、『リンカーン/秘密の書』の主演に抜擢され、『白鯨との闘い』でも壮絶な演技を見せたベンジャミン・ウォーカー。トラヴィスの恋人で、後に妻となるギャビー役には、『ウォーム・ボディーズ』『X-ミッション』などで知られ、数々のファッション広告のモデルを務めるテリーサ・パーマー。キュートな魅力に意志の強さと聡明さを兼ね備えたギャビーをテリーサは見事に体現した。また、映画のカギを握るトラヴィスの父親役には、アカデミー賞の常連トム・ウィルキンソン、さらに『96時間』シリーズの人気女優マギー・グレイス、『パーシー・ジャクソン』シリーズの新星アレクサンドラ・ダダリオ、「ヤング・スーパーマン」主演のトム・ウェリングなど豪華共演が実現している。届いた予告編では、トラヴィスとギャビーの運命的な出会いから、ようやく結ばれた幸せな日々、そして悲しい事故とともに、トラヴィスに迫まられる“人生最大の選択”の意味が明らかにされている。また、極上の映像美と音楽にも要注目。アカデミー賞ノミネート作品『しあわせの隠れ場所』の撮影監督アラー・キビロが映し出す美しい映像が、リアリティの中にもどこか幻想的な雰囲気へと誘い、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」に選出された「ジェイムス」や「ザ・ナショナル」、「エフタークラング」といった大御所から、英国の男女4人組インディ・ポップ・バンド「ヴェロニカ・フォールズ」まで、ときにポップに、ときにセンチメンタルに、音楽がよりいっそうの深味と豊かな表情を与えている。<原作・製作:ニコラス・スパークスコメント>『きみがくれた物語』のあらすじを読むと、私の処女作である「きみに読む物語」を思い起こすかもしれない。だが、本作はより印象的で深遠な物語だ。一組の男女が愛し合い、彼らの暮らしが展開していく過程を見せているんだ。トラヴィスとギャビーが道を選び、その結果起きる出来事を目撃することになる。単純ではなく、さまざまなことが起き、深みのある忘れられない物語なんだ。<監督:ロス・カッツコメント>ニコラスの原作と映画化作品のファンは『きみがくれた物語』を見て、驚き、そして満足するだろう。我々はニコラスが描いたユーモアや人間らしい面を、さらに膨らませて作品を作り上げた。この映画は人生は選択だということを思い出させてくれる。なぜ選択をするのか、その決断が何をもたらすのかは、登場人物たちを通じて分かるだろう。この映画に出てくる人物は、あなたの友達かもしれないし、恋人かもしれないし、姉妹や兄弟かもしれない。そしてあなた自身かもしれない。観客にはこの映画を見て、自分自身に重ね合わせ、人生のパートナーを見つけることや、友情や約束について考えてほしい。『きみがくれた物語』は8月13日(土)より渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月01日『アナと雪の女王』『ベイマックス』のディズニーが贈る、人間のように暮らす動物たちの“楽園”を舞台にした感動のファンタジー・アドベンチャー『ズートピア』が、公開6週目にして興行収入&動員数ともに4週連続1位を獲得、興行収入は50億円を突破したことが分かった。動物が人間のように暮らす大都会“ズートピア”。誰もが夢を叶えられる人間も顔負けの超ハイテク文明社会に、史上最大の危機が訪れていた。立ち上がったのは、立派な警察官になることを夢見るもふもふボディのウサギのジュディ。しかし動物にはそれぞれ決められた役割があり、小さくて可愛いウサギは農場で人参作りに従事するのが“ウサギの人生”とされている世界。夢を忘れたサギ師のニックを相棒に、彼女は奇跡を起こすことができるのか――。5月29日時点で、興行収入は5,329,755,500円、動員数は4,124,504人を記録。いよいよ興収65億円突破も見え、2016年劇場公開作品でのNo.1も現実味を帯びてきた本作。この勢いは全世界興収への底上げともなり、ディズニーアニメーション史上、『トイ・ストーリー3』と『アナと雪の女王』しか成し遂げていない“10億ドル”も突破目前と言われている。この大ヒットの要因のひとつが、90年以上も続くディズニーアニメーションの歴史で、『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』のプリンセスシリーズだけでなく、『シュガー・ラッシュ』や『ベイマックス』など、近年ディズニーが得意とする“その時代に寄り添ったテーマにチャレンジ”した新しい物語が、現代人の共感を呼んでいる点だろう。特に『ズートピア』は、性別、年齢、学齢、出身地など、自分たちが日常で体感する偏見という難しいテーマを描き、まさに人間世界の縮図そのものを表現。観客は“自分の物語、自分の住む世界”に置き換えて感じることで、周囲へのより幅広い口コミとなり、週末への動員アップにもつながったようだ。もちろん、キュートでユニークなキャラクター性も人気の理由のひとつであり、主人公のジュディとニックのペアを愛称「ジュディニク」で呼び、2人の関係に熱狂するファンが続出。創作マンガ、擬人化イラストなど、『ズートピア』関連のファンアート投稿がSNSで大きな盛り上がりを見せており、ファン間でのアートブック制作企画も発足され始めているほど。この人気は作品を観たファンたちを超え、日常へも広まりつつあり、現在全国各所で行われている一部の運動会では、BGMにDream Amiが歌う主題歌「トライ・エヴリシング」が使われたりと『アナ雪』現象を彷彿とさせる社会現象も起こり始めているという。大人が楽しめるエンターテインメントとして幅広い支持を獲得している本作が、今後どこまで成績を伸ばすのか期待だ。『ズートピア』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日全世界で空前の大ヒットとなり、日本でも興行収入50億円を超えるメガヒットとなった映画『ミニオンズ』。このほど、その“ミニオン”を生み出したスタッフたちが再結集した最新作『ペット』と同時上映となる短編アニメのタイトルが、『ミニオンズ:アルバイト大作戦』に決定!相変わらず楽しげなミニオンたちが勢ぞろいする、キュートな初場面写真が解禁となった。飼い主が留守にしている間、ペットたちは一体どんなことをしているのだろう?そんな誰もが一度は考えたことがあるペットたちの秘密の日常を描く『ペット』。テリア混ざりの雑種犬マックス役を設楽統(バナナマン)、ずんぐりむっくりした大きな犬・デューク役を日村勇紀(バナナマン)、マックスの飼い主で思いやりにあふれたケイティ役を佐藤栞里、さらに、小さな生き物を見ると食欲が抑えられない鷹・タイベリアス役に宮野真守、忘れっぽくて愉快で陽気な小さなモルモット・ノーマン役に梶裕貴など、豪華声優陣が勢ぞろいすることでも注目を集めている。そんな本作と同時上映されるのが、短編アニメ『ミニオンズ:アルバイト大作戦』。前作『ミニオンズ』では、最強最悪のボス探しの旅に出た彼ら。今度は、最高の“○○○”を手に入れるため、お小遣い稼ぎに奮闘する姿が描かれるという。解禁された場面写真に映し出されているのは、(写真左から)カール、ケビン、フィル、スチュアート、ジェリーというミニオンたち。相変わらずのかわいい笑顔は癒し度バツグンながら、フィルの手には「19ドル95セント」と書かれた紙が!ほかのミニオンもそれぞれシャベルを持ったり、ほうきを手にしたりと、謎を呼ぶスタイル。その後ろでは、ペットの犬が不思議そうにその姿を見守っているという、ミニオンズのゆる~いかわいさが炸裂する1枚となっている。ミニオンズが手に入れたい○○○とは、いったい何なのか!?そのために、どんなアルバイトに挑むのか!?そして、いつでもどこでも大騒動を巻き起こす彼らが、果たして無事に仕事を終えることができるのか?いまから不安でいっぱいな(?)ミニオンズのアルバイト大作戦も目が離せない。『ペット』と短編『ミニオンズ:アルバイト大作戦』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日『オマールの壁』が日本でもスマッシュヒットとなっているハニ・アブ・アサド監督が描く、実話の映画化『歌声にのった少年』。このほど、心揺さぶる予告編映像が解禁となった。紛争の絶えないパレスチナ・ガザ地区で暮らす少年、ムハンマド。彼の夢は、“スター歌手になって世界を変える”こと。仲良しの姉ヌールと2人の友だちとバンドを組み、拾ったガラクタで楽器を作っては、街中で歌っていた。ムハンマドの声が“最高”だと信じるヌール。だが、その計画は予想もしない形で終わりを告げる。ヌールが重い腎臓病に倒れ、両親が治療費を用意できないまま亡くなってしまったのだ。姉との約束を守るため、ムハンマドはガザの壁を越えて、オーディション番組「アラブ・アイドル」に出場することを決意する──。全米で人気のオーディション番組「アメリカン・アイドル」のエジプト版「アラブ・アイドル」に出場することを目指し、優勝を勝ち取った歌手ムハンマド・アッサーフの実話を基に映画化した本作。現在も歌手を続けながら、国連パレスチナ難民救済事業機関青年大使を務めるなど平和への活動を続けるムハンマドの、亡き姉との約束を描き出す。予告編映像では、「スターになって世界を変える」と、姉ヌールの前で高らかに宣言するムハンマド少年の姿から始まる。だが、やがて分かる姉の病いと悲しい別れ。彼が暮らすのは、いまだ紛争絶えないパレスチナ・ガザ地区。がれきだらけのこの地に、ムハンマドの歌声が響いていく。しかし、亡き姉との約束を守るため、ついに決心したムハンマド。エジプトで行われる「アラブ・アイドル」出演のため、危険な“壁”を超えていくが…。現在では、アラブで知らない人はいないスーパースターとなったムハンマド。亡き姉や家族、故郷の人々の希望と夢を乗せた彼の歌声を、まずはこちらから確かめてみて。『歌声にのった少年』は9月24日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日すでに公開されている全米では、初登場第1位の好スタートを切り、その後3週連続で第1位を獲得。5週を経ても未だ勢いは衰えず、絶賛の声が相次いでいる『ジャングル・ブック』。この度、歌舞伎界を代表する名優・松本幸四郎が本作の日本語吹き替え版に挑戦することが明らかになった。ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリは、黒ヒョウのバギーラによって母オオカミのラクシャに預けられ、ジャングルの子となった。バギーラからは自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャからは惜しみない愛を注がれ、幸せな生活を送るモーグリの前にある日、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れる…。果たしてシア・カーンの言うように、人間であるモーグリはジャングルの“脅威”なのか?それとも、ジャングルに光をもたらす“希望”なのか――?本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年・モーグリを主人公に、自然の掟と共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを謳いあげる感動の生命の讃歌。本作でモーグリ役に抜擢されたのは、2000人ものオーディションから選ばれた12歳の新人ニール・セディ。そして、『アイアンマン』シリーズの大ヒット・メーカー、ジョン・ファヴローが監督を務め、実写もアニメーションも超えた最先端の映像テクノロジーによって、現実以上にリアルでありながら、現実世界には決して存在しえない“人間味”あふれる動物たちや、息をのむほど美しいジャングルが観客をその世界に誘う。アメリカ版には、動物たちの声を吹き込む声優陣として、ベン・キングズレー(黒ヒョウのバギーラ)、ビル・マーレイ(クマのバルー)、スカーレット・ヨハンソン(ヘビのカー)など、ハリウッドを代表する主役級の豪華スターが集結しており、公開前から注目を集めていた。そして今回、松本さんが挑戦するのは、主人公の少年・モーグリを優しく、そして時に厳しく導く黒ヒョウのバギーラ役。中学生の頃、愛称は「黒ヒョウ」だったと明かした松本さんは、「驚きはしたが、違和感なく受け入れられました」と話す。『アナと雪の女王』でエルサを演じた娘の松たか子さんからは「ディズニー作品の吹き替えは大変」と聞いていたようで、「すごかったですね。声で表現することは、非常に難しかったですが、役者にとってこれは必要なことと感じました。中学生の頃ラジオドラマをやっていたのですが、役者としての原点であるその経験が活かされました」と感想を語った。また、ナレーション経験はあるものの、実写キャラクターの吹き替えは初挑戦で「バギーラの声と、作品中のナレーションも務めさせていただき、大変難しかったですが、心に残る素晴らしいいい仕事をさせてもらいました」としみじみ話していた。さらに「今回のフルCGで描かれたリアルな映像美には、オープニングのシーンから、総毛立つほど驚きを覚えました。今回の『ジャングル・ブック』は完璧です」と感じたという松本さん。「お子さん方、学生さん、若い方々、みなさんに観てほしいですが、僕らと同年代、あるいは50代60代のお父様、お母様方にもぜひ、お子さん、ご家族連れで観ていただきたいですね」とPRしていた。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月31日『アメリカン・スナイパー』では18kgも体重を増量させ、肉体改造を行ったことも話題を呼んだブラッドリー・クーパーが、今度は一転、過去にワケありの天才シェフを演じる『二ツ星の料理人』。このほど、2011年に“世界一セクシーな男性”に輝いたこともあるブラッドリーが、本作でちらりと見せる上半身裸の映像&写真がシネマカフェに到着した。美食の街パリを追い出されたワケありの二ツ星シェフが、今度はロンドンのフレンチレストランを舞台に、新しい仲間たちと世界一のレストランを目指して奮闘する本作。今回入手した映像と写真は、かつて散々迷惑をかけたトニー(ダニエル・ブリュール)のもとに再びやってきたアダムのシャワー直後のシーン!「俺は復活した、三ツ星を狙う」そう言って、3年ぶりに戻ってきたアダム。かつて、パリの一流フレンチレストランでミシュランの二ツ星を獲得したが、私生活で問題ばかり起こした末に突然姿を消し、死んだともうわさされていた。当時、給仕長を務めていたオーナーの息子トニーは店を閉め、いまではロンドンで父が所有するホテルのレストランを切り盛りしている身。そんな彼のもとにアダムは悪びれもせず顔を見せ、彼の店でシェフをやらせろと迫るのだ。諸悪の根源の酒も女も断ち、世界一のレストランを作って「三ツ星をとる」と宣言するアダムに心を決めるトニーは、アダムとパリ時代の同僚で三ツ星に輝いたシェフ、リース(マシュー・リス)のオープニングパーティの招待状を届ける。そこで、シャワーから出た上半身裸のアダムの姿を見て、息を飲むトニー。彼はアダムに恋心を抱いていた。その気持ちに応えられないアダムは、朝食を作ろうかと提案するが…。ブラッドリーが本作で共演した、スペイン生まれのドイツ人俳優ダニエル・ブリュールといえば、『グッバイ、レーニン!』で脚光を浴びて以降も話題作に次々と出演、マーベル最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では悪役を務めていることでも注目を集めている。そんな彼についてブラッドリーは、「ダニエル・ブリュールとの思い出はもちろんあるよ。彼は『ラッシュ/プライドと友情』で観て、『イングロリアス・バスターズ』で観て、ファンになったんだよね」と言う。本作では「思い出に残っているのは、彼がいかに面白い人だったのかということ。撮影最初の日からもう面白い人だったんだ。それにすごく気さくな人だったしね。だから、共演するのがすごく楽しかったんだ」と、素顔も魅力的なダニエルとの共演をふり返っている。『二ツ星の料理人』は6月11日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月30日いよいよ先日、待望の日本公開を迎えた『スノーホワイト/氷の王国』。この度、シャーリーズ・セロン演じるラヴェンナと、エミリー・ブラント演じるフレイヤの姉妹バトルのきっかけが明らかになる、一触即発シーンの映像が到着した。魔法の鏡に向かって女王が訪ねる。「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは誰――?」かつて、その美貌と邪悪な力で世界を闇に包んだラヴェンナ女王(シャーリーズ・セロン)は、白雪姫<スノーホワイト>とハンターのエリック(クリス・ヘムズワース)の手によって滅ぼされ、世界に平和が訪れたはずだった。だが人々は知らなかった。ラヴェンナ女王には、さらに強力な魔力を持つ“氷の女王”フレイヤ(エミリー・ブラント)という妹がいたことを…。本作は、誰もが知るグリム童話の名作「白雪姫」に大胆なアレンジを加え映画化し、全世界で大ヒットを記録した『スノーホワイト』の続編。オスカー女優シャーリーズ、クリス・ヘムズワースといったシリーズオリジナルのキャストに加え、新たにエミリー、ジェシカ・チャステインといった世界的人気女優が参戦するなど、これ以上ない豪華なキャスティングが実現しており、圧倒的な映像美と壮大なスケールで、「白雪姫」の背後に隠されていた壮大な物語が明らかにされている。このほど解禁された映像は、“最恐”の姉妹が争うきっかけが明らかになる一触即発のシーン。氷の王国で強力な軍隊を育て、人々から恐れられる存在へと君臨した氷の女王フレイヤは、魔法の鏡を手に入れたことで、かつて白雪姫とハンターのエリックの手によって滅ぼされたはずの姉・ラヴェンナ女王を復活させたのだ。再会した2人は、以前より増した強力な魔力と恐ろしい氷の魔法で世界を手に入れようと再び動き出すのだが、あくまで“私の王国”だと軍隊を守ろうとするフレイヤに、彼女の中にある“弱さ”を指摘し「お前の中から弱さを追い出して強くしたのに」と強く言い放つラヴェンナ。「一体私に何をしたの!」と、問い詰めるフレイヤに対し、顔を背けて語ることを拒み“何か”を隠している様子。そして次の瞬間、怒りに震えたフレイヤはラヴェンナの顔を掴み、鏡と同じ黄金色に変色していく…!一体、過去にラヴェンナはフレイヤへ何をしたのだろうか。また、 ハンターのエリック演じるクリスは、「ラヴェンナは非常に恐ろしく容赦がない。彼女には人間らしいところが全くないんだ。一方、フレイヤは必死で否定しつつもまだ少し人間の心が存在している」 と明かし、一方フレイヤについては、「フレイヤは違った意味で恐ろしい。優しくしてくれたかと思えば次の瞬間にはひどい仕打ちをして、人を巧みに操るからね」と“最恐”の姉妹の恐ろしさをこう語っている。『スノーホワイト/氷の王国』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年05月30日キアヌ・リーブスがホラー映画界のカリスマ、イーライ・ロス監督とタッグを組んだことでも話題の『ノック・ノック』。そして、外国人セレブをも魅了する寿司職人のドキュメンタリー『二郎は鮨の夢を見る』で注目されたデヴィッド・ゲルブ監督が、一転、死者の復活をテーマに描いた『ラザロ・エフェクト』。この6月11日(土)同日公開の2作のホラー映画では、世界的美女が激変したスゴすぎる姿を見せていることが分かった。まず、『ノック・ノック』は、『ジョン・ウィック』でのクールなアクションも記憶に新しいキアヌが新たに挑んだ、“ヴィジット”(訪問者)スリラー。今度のキアヌは、ライフルもショットガンも持たず、屈強な敵たちを倒すこともない、家庭的なよきパパ。休日に愛する妻と子どもたちが外出し、久々の1人の時間を楽しんでいる間に、突然、妖艶な美女2人が訪ねてくることから物語は始まる。ストレートロングの褐色美女ジェネシスと、大きな目が可愛らしい金髪美女ベル。キアヌ演じるエヴァンに、「私たちと浮気しましょ」と両サイドから腕をからませ胸を押し付け、徹底誘惑!その後、あっさりと誘惑に負けて一晩の快楽を得た彼が翌朝、目を覚ますと、理不尽なまでの破壊と暴力が待っているのだ。金髪美女ベルを演じたアナ・デ・アルマス(写真・右)は、キューバ生まれの28歳。「TC Candler」が選ぶ「世界で最も美しい顔トップ100」に2014年、2015年と2年連続でランクインしており、2015年は9位に選ばれた美貌の持ち主。ハリソン・フォードとライアン・ゴズリングによる『ブレードランナー』続編にも出演が決定しており、キアヌとはクライムスリラー『Exposed』(原題)で再タッグ、今後の活躍に期待の“アップカミング”女優のひとり。また、左側の美女は、ロス監督の妻・ロレンツァ・イッツォ。2012年、『アフターショック』(未)で英語圏の映画に初出演を果たし、あっという間にロス監督をメロメロにさせたチリ生まれの26歳。だが、本作では2人とも、キアヌをとことんまで翻弄する、美しくも恐ろしいモンスターだ!もう1本は、死者の復活“ラザロ兆候”をテーマにした『ラザロ・エフェクト』。医療の発展のため、“ラザロ血清”を研究するチームの実験中に事故が起き、研究者のゾーイ博士が感電死してしまう。婚約者のフランク博士は絶望と悲しみから、ほかの研究員の制止を振りきりゾーイに“ラザロ血清”を投与してしまう…。このゾーイを演じるのが、『クーパー家の晩餐会』『her/世界でひとつの彼女』のオリヴィア・ワイルド。2009年、「マキシム」誌が選ぶ「最もセクシーな女性トップ100」の1位にも選ばれたプロポーション抜群の32歳。婚約者である俳優ジェイソン・サダイキスとも幸せいっぱいの様子で、現在、彼との間の第2子を妊娠中。そんなオリヴィアが、本作で初めてジャンル映画に挑戦!地獄から蘇った途端に表情を失い、これまでに見たことのない冷たい表情で、研究員たちを恐怖の底に陥れていく。美女に魅せられ、恐怖に慄く男性たちを楽しむ(?)激ヤバの2作に注目だ。『ノック・ノック』は6月11日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。『ラザロ・エフェクト』は6月11日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月29日実在のユダヤ人女性哲学者を描き、日本でもスマッシュヒットを記録した『ハンナ・アーレント』の監督&主演コンビで贈る最新作『生きうつしのプリマ』が、7月16日(土)より日本公開されることが決定、切なくも謎呼ぶ予告編が解禁となった。「話があるんだ」と思いつめた声で父から呼び出されたゾフィは、ネットのニュースを見せられてがく然とする。そこには、1年前に亡くなった最愛の母エヴェリンに生きうつしの女性が映っていた。彼女の名はカタリーナ。メトロポリタン・オペラで歌う著名なプリマドンナで、同じ歌手でも、ドイツの名もないクラブをクビになったばかりのゾフィとは住む世界が違うスターだ。父はどうしても彼女のことが知りたいと、ゾフィを強引にニューヨークへと送り出す。気まぐれでミステリアスなカタリーナに振り回されながら、彼女と母の関係を探るゾフィ。どうやら母には、家族の知らないもう一つの顔があったらしいのだが…。元ナチス将官アドルフ・アイヒマン裁判の傍聴記事を執筆・発表したユダヤ人哲学者に迫った『ハンナ・アーレント』の名匠マルガレーテ・フォン・トロッタ監督と、主演のバルバラ・スコヴァが再び手を組んだ本作は、オペラとジャズで彩られた母と娘のミステリー。スコヴァが一人二役で挑むのは、秘密を抱えた“母”カタリーナと“プリマ”エヴェリン。母の謎に迫るゾフィには、『帰ってきたヒトラー』にも出演するカッチャ・リーマン。仕事も恋もうまくいかず、さらに母のもう一つの顔と向き合うことになる悩めるゾフィを洒落たユーモアを添えて演じ、女性たちの共感を呼ぶ。今回解禁されたポスタービジュアルは、ネットニュースの記事中のカタリーナを背景に、彼女を求めて見知らぬニューヨークの街を彷徨うゾフィというように、二人の女性の姿を赤と青で印象的に切り取ったものとなっており、“母を知る旅”の始まりを予感させるビジュアル。また、解禁された予告編では、舞台となるドイツとニューヨーク、水と緑の都の美しい風景と、壮麗なアーチに飾られた世界最高峰のオペラハウスMETやセントラルパークが映し出される。母とカタリーナの関係を探るためニューヨークを訪れたゾフィ。カタリーナに拒絶されながらも、亡き母の封印された過去を求めニューヨーク、ドイツ、イタリアと巡り、真実へと近づいていく様がミステリアスに描かれると同時に、愛する母のもう一つの顔と向き合うゾフィの姿に心が揺さぶられる映像となっている。愛し合っていたはずの亡き妻に「復讐される」と口走る父、母の墓に供えられる贈り主不明の花束、記憶を失くしたはずカタリーナの母親が隠す古い写真…。数々の謎が解き明かされ、母の真実の姿が現れるとき、ゾフィもまた、まるで霧が晴れるかのように自分の道を見つけていく。そんな人生の真理に迫るミステリーに、注目していて。『生きうつしのプリマ』は7月16日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月29日マーベルコミック史上、最も規格外のニュー・ヒーローがついに日本に降臨する『デッドプール』。このほど、来週6月1日(水)の映画の日&レディースデイ公開に合わせて、“デップー”から日本の女性(男性も)ファンに向けた特別メッセージ映像が解禁となった。末期がんに冒された元特殊部隊のウェイド(ライアン・レイノルズ)が、謎の人体実験を受け、どんな攻撃を受けても回復できるスーパーな肉体を手に入れたものの、その代償として全身を醜い姿にされてしまう、という本作。最愛の彼女にボロボロの顔を見せることはできないと、“自前”の赤いスーツに身を包んだ彼は、自分の人生を台無しにしたエイジャックス(エド・スクライン)に復讐を誓う――。世界120か国で予想外のNo.1を獲得した本作。全世界の大トリとなる日本での公開を前に届いた映像では、一輪のバラを手にし、開口一番「日本のみんな、デッドプールだ!」とあいさつ。この言葉に続いて、クールでアクロバティックなアクションシーンと、なぜかデップーのヒップをクローズアップした本編シーンがインサートされ、「劇場を女性の観客で満員にしてほしい」とアピールする。そして、ヒロインのヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)が強敵のエンジェル・ダスト(ジーナ・カラー)に殴りかかる場面や、小さな身体に強大なパワーを秘めたネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド:略してNTW(ブリアナ・ヒルデブランド)ら、本作屈指の強烈な女性キャラクターたちが紹介されていく。大活躍の女性キャラの映像に乗せて、「男性諸君も見に来るといい。ムラムラした女性たちが大勢いるから」とコメントすると、NTWがエンジェル・ダストにぶつかり、小さな身体に秘められたスーパーアクションがさく裂!だが、この後もデップーの下ネタ発言は続き…。日本のファンだけに向けた特別メッセージがうれしくもあり、ちょっぴり微妙でもある(!?)本映像を、まずはこちらからご覧あれ!『デッドプール』は6月1日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月28日スペインの鬼才ペドロ・アルモドバルが製作を務め、2015年の第72回ヴェネチア国際映画祭にて監督賞にあたる銀獅子賞を受賞したアルゼンチン映画『エル・クラン』が、9月より全国公開されることになった。1983年、アルゼンチンの平和な街。裕福でご近所からも慕われるプッチオ家は父アルキメデスを筆頭に妻、息子3人、娘2人で幸せに暮らしていた。しかし、二男アレハンドロの学校の友達が誘拐され、姿を消してしまう。以降、彼らのまわりで、金持ちだけを狙った身代金事件が多発。犯人が捕まらず近所には不安な空気が流れる中、プッチオ家はいつもと変わらない生活をしていた。だが、ある夕飯の時間、アルキメデスは妻の作った料理を食卓ではなく、なぜか2階の奥にある鍵のかかった部屋へと運んでいく。この家族には、誰にも言えない秘密があった…。アルゼンチンで実際に起きた、ちょっと裕福な普通の“家族”が全世界を震撼させた事件を完全映画化した本作。製作を務めるのは、日本でも絶賛を受けたアルゼンチン映画『人生スイッチ』のプロデュースも記憶に新しいペドロ・アルモドバル。そして、本作で見事、ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(最優秀監督賞)に輝いたのは、パブロ・トラペロ。銀獅子賞といえば、過去に北野武監督(‘03/『座頭市』)やキム・ギドク監督(’04/『うつせみ』)、ポール・トーマス・アンダーソン監督(’12年/『ザ・マスター』)など、各国を代表する監督たちが受賞しており、44歳のアルゼンチンの俊英は名だたる監督の仲間入りを果たすことになった。さらに、本国で大ヒットした『人生スイッチ』をオープニング動員記録で抜き、300万人という驚異的な動員数で社会現象化。アルゼンチンアカデミー賞最多5部門受賞や、スペイン・ゴヤ賞イベロアメリカ映画賞受賞など、高い評価を受けている。一見、幸せそうな “プッチオ家”が抱える秘密と、誰もがぶっ飛ぶ(?)とんでもない結末を、ぜひ楽しみにしていて。『エル・クラン』は9月、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日先日、カンヌ国際映画祭のレッドカーペットで、ボディラインを強調した華麗なドレスで登場し、世界中のメディアの話題をさらったブレイク・ライヴリーの主演作『ロスト・バケーション』。その日本版予告編がついに完成、ポスタービジュアルとともに解禁となった。サーファーで医学生のナンシーがバケーションを利用して訪れた秘境の島。目の前に広がるのは、大きな太陽に照らされて輝く砂浜、人がいない真っ青な海。日常を忘れ、ひたすら波と戯れるナンシーの至福の時間は、“海のモンスター”のアタックにより一変する!脚を負傷しながらも無我夢中で近くの岩場にたどり着いたナンシーは、自分が絶望的状況に追い込まれたことを知る。海の上にたったひとり、極限の中でヒロインは生き延びられるのか――?スティーヴン・スピルバーグの傑作『JAWS/ジョーズ』以来の“本格的サメ映画”との呼び声も高い本作。主演は、海外ドラマ「ゴシップガール」でセリーナ役を演じ、全世界の女性が憧れるファッションアイコンとなったブレイク・ライヴリー。『アデライン、100年目の恋』では数奇な運命をたどった美女を演じて観客を釘付けにし、私生活では間もなく日本にも上陸する『デットプール』の主演で夫のライアン・レイノルズとの間に第2子を妊娠中。カンヌ国際映画祭では、ウディ・アレン監督『Cafe Society』(原題)の公式上映に合わせてレッドカーペットやフォトコールに登場し、大きな注目を浴びていたことも記憶に新しい。今回、本作から解禁となったのは、日本オリジナルの30秒予告と日本版ポスタービジュアル。予告編では、サーフィン中にサメに襲われたブレイクの「助けて!」という悲痛な叫びが美しい海に響き、絶望的な状況の中でサメにおびえる美しい顔が印象的。スレンダーなボディを水着に包み、美しいだけでなく、神々しいまでのたくましさを見せつけるブレイクの勇姿は、観る者の視線を引きつけて離さない。さらに、助けてくれる人すら来ない秘境のビーチで、満ち潮と共に海面に沈んでいく岩場。岸までの距離は200m。傷口から溢れ出る血。腹をすかし、回遊し続ける人喰いサメ。悪夢のようなワンシチュエーションの中でサメと対峙する彼女の姿には、誰もが手に汗握り、その緊張と恐怖心が手に取るように感じられるはず。また、ポスタービジュアルでは、青い空と美しい海と対照的に、旋回するサメの尾ひれが恐怖心をいっそうかき立てる。彼女は生き延びることができるのか…。強くたくましいヒロインのサバイバル・アクションを、まずはこちらから確かめてみて。『ロスト・バケーション』は7月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日ディズニー/ピクサーの傑作『ファインディング・ニモ』奇跡の冒険から1年後の世界を描く、全世界待望の続編『ファインディング・ドリー』。先日、本作の日本語吹き替え声優に、上川隆也、中村アンが出演する事が発表されたが、この度、新たにオリンピックメダリストの田中雅美も出演していることが明らかになった。舞台はカクレクマノミのマーリンがナンヨウハギのドリーと共に、愛する息子・ニモを、人間の世界から救出した冒険の旅から1年後の世界。「今度は、僕がドリーを助けてあげる」。ドリーとニモ、そして、心配性のマーリンも渋々ながら、再び大海原へと旅立つ。この夏、世界一有名な魚たちの奇跡の大冒険が幕を開ける――。前作からさらにスケールアップした待望の続編である本作は、忘れんぼうのドリーに室井滋、ニモの父マーリンに木梨憲武が続投するほか、本作で新たに登場する注目の新キャラクターたちに、ドリーの冒険に協力する“7本足の謎のタコ”ハンクの上川さん、ドリーの過去を知る“泳ぎが苦手なジンベエザメ”デスティニーの中村さんが仲間入り。そんな新たな物語への期待も高まっている中、「ドリーの家族探しを、是非手伝いたい!」という強力な助っ人たちが、日本各地にいることが判明!そのひとりとして立ち上がったのは、今回決定した北海道出身、アトランタ、シドニー、アテネのオリンピック3大会連続出場、シドニーオリンピックの銅メダリストである元水泳選手、田中さん。 “水中の女神”とも称えられ、現在はスポーツコメンテーターとして活躍しバラエティ番組にも活動の場を広げているが、今回はドリーの“家族の思い出”に繋がるマカジキ役で声優に初挑戦する。今回の決定を受け田中さんは、「ディズニー/ピクサー作品で声優に挑戦できるなんて本当に嬉しいです!さらに、美しい海を舞台にした大好きな作品の続編ということで、本当にワクワクしています! 声優と言う“海”でもしっかり泳いでみたいです!!」と喜びを表現。また、台詞は一言だが、物語の重要な役だそうで「私の役は、家族とはぐれた忘れんぼうのドリーが出会う魚の役です。台詞は少ないですが、あのドリーがどうやって過ごしてきたのか、過去と今を結ぶ大切な役割なんですよ」と役柄を説明。さらに初めての声優には「一言だけなのに難しくて、細かいニュアンスがうまくいかなかったり、微妙な声の大きさを変えたりして何回も録り直しました。ピクサー作品のこだわりが垣間見れて、とても貴重な経験になりました」と苦労も明かしていた。そして本作には、日本全国各地を代表する方々が日本語吹き替え版キャストとして参加をしており、北は北海道から南は福岡まで、日本中でドリーの家族探しを助けるべく強力な助っ人たちが、声優としてドリーを応援。田中さんは北海道代表としての参加が発表になったが、そのほかの地域では誰が参加するのか今後明らかになっていくようだ。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年05月27日『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『X-MEN:フューチャー&パスト』のストーリーを締めくくる完結編『X-MAN:アポカリプス』。8月の日本公開に向けて、この度、本作の日本語吹き替え声優として松平健が大抜擢されたことが分かった。文明の登場以前からミュータントの力を使い、「神」として世界を支配していたアポカリプス(オスカー・アイザック)が、数千年の眠りから目を覚ました。人間の文明が間違った方向に発展したと考えるアポカリプスは、新たな秩序をもたらそうと考え、マグニートー(マイケル・ファスベンダー)ら強力なミュータント“アポカリプスの四騎士”を従え、世界の破滅を計画。だが、その恐ろしい目論みを阻止すべく、プロフェッサーX、ミスティークが率いるジーン・グレイ、サイクロップス、クイックシルバーら若き「X-MEN」たちが立ち上がる!彼らは強大な力を持つアポカリプスを倒し、世界を滅亡の危機から救うことができるのか!?これまで誰も見たことのない規模で描かれる、最強の敵アポカリプスと、最強チーム「X-MEN」による戦いの火蓋が切って落とされた――!本作は、世界的ヒットを続けてきた『X-MEN』シリーズの最新作で、ストーリーを締めくくる集大成となっており、シリーズ生みの親、ブライアン・シンガーが監督を務めている。「X-MEN」結成の秘話が明かされ、ミュータントの始祖にして最強のアポカリプスが登場する本作は、本年度のアカデミー賞主演女優賞/主演男優賞にノミネートされた、ミスティーク役のジェニファー・ローレンスや、マグニートー役のマイケル・ファスベンダーら豪華出演陣も見納めとなる。そして今回本作の日本語吹き替えに抜擢された松平さんが担当するのは、「X-MEN」たちの前に立ちはだかる史上最強の敵・“神”アポカリプス。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のオスカー・アイザックが務めているアポカリプスは、文明の登場以前からミュータントの力を使い、“神”として世界を支配してきたキャラクター。人間の文明が堕落したときにはそれを浄化し、新しい文明を築いてきた。そのアポカリプスが、数千年の眠りから目を覚まし、現在の文明が間違った方向に発展したと考え、新たな秩序をもたらそうと世界の破滅を目論むのだ。松平さんが洋画の吹き替え声優にチャレンジするのは、今回が初! 「全力で努めたい」と意気込む松平さんは、悪役の担当にもかかわらず、「自分の中では世界各国が核開発を進め、互いにけん制しあい間違った方向へ進んでいる人間社会を滅ぼすというアポカリプスの中での正義という気持ちです。ただそれが人間やミュータントと対立しあう結果につながるわけですが、大いに暴れたいと思います」とやる気たっぷり。また「人間社会に馴染み、共存を選んだミュータントと敵対するミュータントとの戦いは見どころですね」と本作をアピールした。絶対的な存在として古代から世界に君臨する“神”アポカリプスというキャラクターと、芸能界で長きに渡り活躍しする俳優・松平さんの存在感が合致し、実現した今回のキャスティング。かの有名な「暴れん坊将軍」での“将軍”・徳川吉宗役でおなじみの松平さんだが、本作では“神”へと変貌を遂げることで、どんな一面を見せてくれるのだろうか。『X-MEN:アポカリプス』は8月11日(木・祝)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月27日今度は4人の“リケジョ”たちがニューヨークの街をゴーストから救う、再始動の『ゴーストバスターズ』。このほど、女性ばかりのゴーストバスターズ社に受付として採用されるイケメン・メガネ男子ケヴィン役のクリス・ヘムズワースの特別映像が到着、いままで見せたことのない“おバカキャラ”に爆笑が止まらないキャラクターとなっていることが分かった。本作の舞台は、ニューヨーク。コロンビア大学の素粒子物理学博士エリン・ギルバート(クリステン・ウィグ)は、世界で初めて心霊現象を科学的に証明する研究を重ねていた。しかし、大学側に一方的に研究費を打ち切られてクビに。その知識と技術力を活かすため、“幽霊退治”を行う会社「ゴーストバスターズ」を起業する。このゴーストバスターズ社の受付として採用されたのが、イケメンのケヴィン。演じるのは、『マイティ・ソー』シリーズの主人公ソー役や『スノーホワイト/氷の王国』のハンター役などでお馴染みのクリス・ヘムズワースだ。“クリヘム”といえば、硬派で真面目な肉体派のイメージだが、本作ではこれまでに見せたことのない“おバカキャラ”を演じている。映像の冒頭でクリスは、「ケヴィンは頭が悪い」とキッパリ断言。ケヴィンはゴーストバスターズ社が何をしている会社なのかはもちろん、受付なのに会社名すら知らないほどのおバカなのだ。しかし、ケヴィンのトンデモ対応はこれだけではない。上司にコーヒーを渡し、「今回はシュガー入り?」と聞かれると、突然そのコーヒーを飲んだと思えば豪快に吐き出し、「まずい。シュガー入りだ」とありえない行動を取ったり、トレードマークの眼鏡はなぜかレンズがなく「なぜレンズがないの?」と聞かれれば「汚れるから外した」とおバカ丸出しの発言…。ゴーストバスターズ社のロゴデザインを頼まれれば、おっぱいの大きい得体のしれないゴーストの絵。上司のエリンに「これじゃイメージが崩れる」と否定されるが、「おっぱいが小さすぎる?」とトンチンカンな返答をするのだ。さらに、ケヴィンはただの受付で、ゴーストバスターズの彼女たちが何をしているのかさっぱり分かっていないのに、バイクとユニフォームだけ用意し、形だけでも彼女たちの一員になろうとする。しかも、すでに幽霊退治のために活動する彼女たちに対し「チームを結成し兵器を作るべきだ」と提案してしまうおバカっぷりで、ゴーストバスターズに「それをいま、やってるんだけど」と言われてしまう始末。普通ならクビになるような行動をしまくるケヴィンだが、どこか憎めず愛嬌たっぷりの愛されキャラ。顔だけで即採用されたり、彼が吐き出したコーヒーでもエリンは気にせず飲んだりと、ゴーストバスターズの彼女たちからも愛されているらしい。また、驚くことにクリスはほとんどアドリブでケヴィンを演じており、ポール・フェイグ監督は「クリスにはコメディの才能がある」と、すっかりその才能に惚れ込んだ様子。今回ゴーストバスターズを演じる4人は、いずれもアメリカで大人気のコメディエンヌたちだが、そんな彼女らも大爆笑させるほど!かつてゴーストを信じていたが、科学者として成功したエリン役のクリステン・ウィグは「クリスのアドリブは最高よ」とべた褒め。ゴーストに会うのを夢見る幽霊オタクのアビー・イェーツ役のメリッサ・マッカーシーも「クリスのアドリブに涙を流して笑ったわ」と大絶賛を贈る。そんな彼女たちも爆笑させ、嫉妬もさせる(?)、おバカでキュートなケヴィンを楽しそうに演じるクリスから、目が離せない。『ゴーストバスターズ』は8月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日アクション映画の原点となる物語が、『ハリー・ポッター』シリーズの監督&スタッフにより、現代に生まれ変わる『ターザン:REBORN』。先日、主人公ターザンの日本語吹き替え版声優に“浦ちゃん”こと桐谷健太も決定した本作から、主演を務めたアレクサンダー・スカルスガルドが緊急来日することが分かった。「全てを手に入れた男が、愛するものを救うためジャングルに戻る」という、これまでのストーリーとは一線を画した真逆のオリジナルストーリーで描かれる本作。アレクサンダーは、従来のイメージと常識を覆す“英国貴族のイケメンすぎるターザン”を演じている。スウェーデン出身、194cmの恵まれたプロポーションを持つ彼は、米映画サイト「TC Candler」による「世界で最もハンサムな顔100人」の常連で、ハリウッドを代表する最も旬なイケメンのひとり。『アベンジャーズ』シリーズや『ドラゴン・タトゥーの女』などで知られる名優ステラン・スカルスガルドの長男で、レディー・ガガ「パパラッチ」のPVや人気海外ドラマ「トゥルーブラッド」、浅野忠信と共演した映画『バトルシップ』などに出演し、すでに海外のエンタメ情報に敏感な女子の間では抜群の知名度と人気を誇っている。本作では、ついに超大作の主演に抜擢されたとあって、新しいビジュアルが出るたびに「あのイケメンは誰?」と気になる女性が続出中だ。実はアレクサンダーは、顔やボディがカッコイイだけでなく、中身がとてもチャーミング。体当たりなファンサービスが、何かと話題になることでも知られている。今年4月、MTV主催の映画授賞式「2016 MTV Movie Awards」にプレゼンターとして登壇した彼は、上はタキシードに、下がまさかのパンイチ(!)という姿で登場。白ブリーフにニーハイソックス、サスペンダーという、茶目っ気溢れる姿に、一緒に登場したサミュエル・L・ジャクソンもびっくり、会場は大爆笑!「私、ターザン。ファンのみなさんにちょっとは肌を見せなくちゃね」と愛嬌たっぷりに話す彼の衝撃的な姿は、全世界に配信された。後日、このMTVのパンイチ披露を受けて、日本の取材クルーがシネマコンで本人を直撃!芸人・とにかく明るい安村の「安心してください~」が流行っていると教えられた彼が、「(今度のターザンは)Don’t worry、ハイテマスヨ!」と気さくに答える姿がネット上で大きな話題となった。そんなお茶目なアレクサンダーからは緊急来日に際し、コメントが到着。「大好きな日本のみんなに、また会えるのが楽しみだよ!以前来日した時(『バトルシップ』のPR)、日本のみんながとってもハートウォーミングに迎えてくれて、本当に嬉しかった。今回、僕は日本でもおなじみのキャラクター・ターザンを演じました。ぜひ、デイヴィッド・イエーツ監督の新しい『ターザン: REBORN』日本のみんなに楽しんでもらえると嬉しいな!」と語り、来日を心から楽しみにしている様子だ。アレクサンダーは、6月9日(木)、10日(金)に来日し、ファンとの交流イベントやテレビ番組収録などの取材を行う予定。今回は日本のファンに向け、どんなファンサービスを見せてくれるのかも期待が集まる!『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D同時公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日『スター・トレック』『スター・トレックイントゥ・ダークネス』を手がけてきたJ.J.エイブラムスが、『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン監督とタッグを組んで贈るシリーズ最新作『スター・トレック BEYOND』。このほど、より本作の内容に迫るオリジナルトレーラーの第2弾が解禁となった。エンタープライズ号のクルーが宇宙の最果てにある未知の領域を探索し、彼ら自身や惑星連邦の存在意義の真価を問う、新たな謎の敵と遭遇するという本作。カーク船長役のクリス・パインをはじめ、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、カール・アーバン、アントン・イェルチン、ジョン・チョーらお馴染みのメンバーが続投し、新キャストとして、全米大ヒット中『ジャングル・ブック』のイドリス・エルバ、『キングスマン』で義足の殺し屋ガゼルを演じ、華麗なアクションで魅了したソフィア・ブテラ、『ワイルド・スピード EURO MISSION』で卓越したアクションを披露したジョー・タスリムが出演。前作に引き続きスコッティ役として登場するサイモン・ペッグと共に、ダグ・ユングが脚本を務めている。新たに届いたオリジナルトレーラー第2弾では、先に解禁された映像とは打って変わり、カーク(クリス・パイン)が宇宙に出ていく理由について自問自答する、シリアスな雰囲気のシーンから始まる。そして突然、敵からの激しい襲撃に遭遇するエンタープライズ号。脱出時にバラバラとなってしまったクルーたちは、それぞれ降り立った地で敵との死闘を繰り広げることに。スコッティ(サイモン・ペッグ)も、決死の断崖ジャンプを見せるなど、息もつかせぬバトルアクションが繰り広げられていく。また、今回の注目は、ソフィア・ブテラ演じる白い肌をもつ謎のキャラクター。カークたちの味方なのか?それとも敵なのか?映像のラストでは、エンタープライズ号の内部にいて、カーク船長の椅子に腰を下ろしているが…。徐々に明らかになりつつある、新たな『スター・トレック』も見どころ満載となりそうだ。『スター・トレック BEYOND』は10月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月26日製作ティム・バートン×主演ジョニー・デップで贈る、待望のシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。このほど、本作の公開を記念して、その世界観をいち早く体験できる「アリスと時間のアート展」が開催されることになった。今回の舞台は、前作から3年後。亡き父の跡を継ぎ、船長として大海原で活躍していたアリス。だが、厳しい現実に直面していたとき、“青い蝶”に再びワンダーランドへと誘われる。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター。大切な友を救うため、アリスは時間をさかのぼる。待ち受けるのは、過去に秘められた真実と、時間の番人<タイム>との戦い。赤の女王の脅威も迫る中、アリスは運命に逆らい、過去を変えることはできるのか…?好奇心旺盛な主人公アリスを演じるミア・ワシコウスカはじめ、マッドハッターのジョニー・デップ、白の女王のアン・ハサウェイ、赤の女王のヘレナ・ボナム=カーターら豪華キャスト陣が再集結し、“時間”を司るタイム役として個性派サシャ・バロン・コーエンが新たに参戦する本作。チェシャ猫、白うさぎ、双子のトウィードルダムとトウィードルディーといったお馴染みの人気キャラクターたちも登場し、芋虫から美しい蝶へと姿を変えた賢者アブソレムの声を、本作が遺作となったアラン・リックマンが務めている。前作の『アリス・イン・ワンダーランド』といえば、鬼才ティム・バートンが、奇妙で美しい“ワンダーランド”を見事に創り上げた。映画の大ヒットのみならず、今日のポップカルチャーにおいて不動の地位を確立したこの物語とキャラクターたちは、ファッションや音楽、文学など幅広い分野に影響を与え続けており、世界に熱狂的なファンを抱えている。今回の「アリスと時間のアート展」では、その世界に魅了された各界の著名人やアーティストが制作した、“時”や“映画の美しい世界観”にインスパイアされた「時計アート」作品が展示されるほか、『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の世界に迷い込んだ気分が味わえるフォトロケなども設けられ、ひと足早く映画の世界を堪能できる展示会となっている。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』公開記念「アリスと時間のアート展」は、6月4日(土)~6月12日(日)汐留・日本テレビ 2階日テレホールにて開催。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月26日英国女王エリザベス2世が19歳の王女時代、1945年5月8日のヨーロッパ戦勝記念日に、実際にロンドンの街で過ごしたお忍びの一夜を基に描く『ロイヤル・ナイト英国王女の秘密の外出』。このほど、本作で“プリンセス”エリザベスを演じたサラ・ガドンの独占映像インタビューが、シネマカフェに到着。史実を基にした本作とカナダ出身の彼女との意外な関わりを明かしてくれた。本作の舞台は、『英国王のスピーチ』で描かれた王室の6年後。1945年5月8日、ロンドンの街は歓喜に沸いていた。6年間も続いた戦争が、まもなく終わろうとしていたのだ。国を挙げてのお祝いの夜に、エリザベス王女と妹のマーガレット王女は、何とか国王ジョージ6世の許しを得て、生まれて初めて、お忍びでバッキンガム宮殿をあとにする。約束の門限は1時、行き先はリッツ・ホテル。ところが、付き添いの兵士が目を離したすきに、シャンパンに勢いづいたマーガレットがホテルを飛び出し、キラキラと輝く街へと繰り出す。あわてて追いかけるエリザベスにも、人生を変える一夜が待っていた――。先日、4月21日に90歳の誕生日を迎えたエリザベス女王。英国民の母たる女王として、英国王室最長在位記録を塗り替え、先日はジョージ王子ら4世代の記念切手も発売された、まさに英国王室の顔。その女王がいまから71年前、まだ19歳のプリンセスだった時代に、宮殿を抜けだして「普通の女の子」として過ごし、終戦を告げる“英国王のスピーチ”を宮殿の外で聴いた、という一夜を描いたのが本作だ。演じたのは、鬼才デヴィッド・クローネンバーグの『コズモポリス』『危険なメソッド』やルーク・エヴァンス主演『ドラキュラZERO』、ジェイク・ギレンホール主演『複製された男』などで注目を集めたサラ・ガドン。映像では、「VEday(ヨーロッパ戦勝記念日)」、実際にトラファルガー広場の喧騒の中に若き日のサラの祖父母がいたことを明かしている。サラの祖父母は、戦争中ともに英国軍での仕事に就いており(祖父は海軍、祖母は空軍)、インタビューの中でサラも「だから、あの瞬間は個人的にも映画の役柄の経験としても強い瞬間だったの。特別よ」と思い入れたっぷりに語っている。また、エリザベス王女を演じるに当たり、数多くの資料を読み、特にケイト・ウィリアムズが書いた「ヤング・エリザベス:ザ・メイキング・オブ・アワ・クイーン/Young Elizabeth: The Making Of Our Queen」(原題)という本を参考にしたと語るサラ。さらに、若いころのエリザベス女王のアクセントや声の抑揚を身につけるため、当時の王女を映した希少な映像もいくつも鑑賞するだけでなく、エチケットに関するレッスンや歴史の専門家からの指導も受け、準備万端でオーディション及び撮影に臨んだという。その結果、本作のジュリアン・ジャロルド監督は、役をオファーするまでサラがカナダ人であることに気づかなかったというほどだ。そんな彼女について、ジャロルド監督は、「エリザベス役は1945年の世界に違和感なく馴染み、1945年の王女に変身できて、さらに19歳から20歳くらいに見える女優という条件があり、配役はとても難航した」とふり返って語る。「たいていの俳優は、雰囲気がいくぶん現代的すぎた。でもサラは、責任感や、意志の強さ、ウィットなど、若いころのエリザベスが持っていた性質をいくらか備えていた。また、彼女はとても熱心にリサーチを行ったし、キャラクターを正しく捉えるために労を惜しまなかった」と絶賛を贈っている。あの『ローマの休日』よりも8年前、プリンセス初めての自由な夜に起こった、ドキドキとときめきの物語に期待していて。『ロイヤル・ナイト英国王女の秘密の外出』は6月4日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月26日5人姉妹の、思春期特有の儚い輝きと自由への渇望を美しい映像の中に描いた『裸足の季節』。昨年のカンヌ国際映画祭はじめ、各映画祭・映画賞を席巻した本作は、アカデミー賞女優マリオン・コティヤールや、今年カンヌで審査員を務めたキルスティン・ダンストなど国内外の著名人たちがこぞって絶賛。その熱波は日本にも上陸し、「ELLE Japon」では「世界を魅了するガールズ・ムービーの最高傑作」として取り上げられるなど、公開を前に大きな注目を集めている。そこでシネマカフェでは、キラキラして可愛いだけじゃない、思春期の少女たちが持つ儚さと美しさ、そしてエネルギーに満ちた姿を描いたガールズ・ムービーの傑作をふり返りながら、この初夏、絶対に見逃せない1本『裸足の季節』の魅力に迫った。◆映像、音楽、ファッション、そしてキャスト…センスが光る!世界が魅了された映画長女・ソナイ、次女・セルマ、三女・エジェ、四女・ヌル、そして末っ子のラーレは、10年前に事故で両親を亡くし、祖母と叔父と暮らしている。だが、毎日を謳歌していた美しい姉妹たちは、ある日、男子生徒たちと海で遊んでいたことをとがめられ、一切の外出を禁じられてしまう。ラーレは、自由を取り戻すため、秘かにある計画を立てるが…。『裸足の季節』は、トルコの小さな村を舞台に、自由を奪われた5人姉妹の末っ子が、自分の運命をつかみ取るため奮闘する姿を描いた甘美でほろ苦い反逆の物語。少女たちが放つキラキラした輝き、そして不条理な状況の中で自分の運命を掴みとっていく姉妹の姿は、日本でも感度の高い女性たちを中心に早くも支持を集めている。監督は、本作が長編デビュー作となるトルコ出身の新鋭デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン。デビュー作とは思えない秀逸な脚本と構成、光あふれる美しい映像は、カンヌ国際映画祭監督週間への出品を皮切りに各国の映画祭で受賞を重ね、カンヌ映画祭パルムドール『ディーパンの闘い』(ジャック・オディアール監督)などを押しのけてアカデミー賞フランス代表にも選出された。実は、海で遊んでいたことを責められたという劇中のエピソードは、監督自身が少女時代に実際に体験した出来事が投影されている。また、監督は撮影中、自身の妊娠とも重なっていたが、無事クランクアップ後に出産。米バラエティ誌「注目すべき映画監督10人」にも選出され、待機作にハル・ベリー主演作も控えるなど今後の活躍が期待されている1人だ。さらに、エルギュヴェン監督に見いだされた5人姉妹のキャストたちの存在も見逃せない。「とにかく最高に姉妹が可愛い!」と映画評論家たちも絶賛を送る5人姉妹を演じた若き女優たちは、監督自身も「一発で恋に落ちた」という。三女・エジェ役のエリット・イシジャンのみ唯一の演技経験者で、4人はスカウトやオーディションで監督から才能を見出された、まったくの演技未経験者。しかしながら、思春期特有の少女たちの儚さや力強さをそれぞれが個性豊かに演じ、第21回リュミエール賞新人女優賞など、各国の映画祭で姉妹を演じた5人全員に数多くの女優賞が贈られた。また、「シャネル(CHANEL)」もこの新しい才能を応援しており、衣装提供としてサポートするなど、映画業界のみならずファッション業界も熱い視線を送っている。そんな本作には、「彼女たちの爽やかな美しさが辛さをも忘れさせてくれます。前を向いていく姿勢に女性なら誰もが勇気をもらえる!」――LiLiCo(映画コメンテーター)、「思春期の蒸せ返るような世界に目を奪われた。いつだって古いルールを変えるのは勇気ある若者たち。最高の映画です!」――紗羅マリー(モデル)、「旧来の価値観に押し込められた大人たちを置いて、彼女たちは1,000キロ先へ駆け抜けていく。どんなときも少女は自由でいなければならないのだから―なんて美しく眩しい戦いだろう!」――今日マチ子(漫画家)など、ひと足先に本作を観た著名人からも、続々とコメントが到着している。◆思春期の少女の輝きをとらえてきた傑作ガールズ・ムービーたち厳しい状況にありながらも、最後まであきらめず、夢や希望を持って立ち向かっていく“可愛いだけじゃない”少女たちの姿は、これまでも数多くの作品で描かれてきた。『裸足の季節』を観る前にチェックしておきたい、美しさと儚さが同居する思春期の少女たちの輝きを描いたガールズ・ムービーをふり返ってみた。●『海街diary』(是枝裕和監督/’15)4姉妹の心の機微を丁寧に描く先日の地上波初放送も記憶に新しい、吉田秋生の人気コミックの実写映画化。15年前に家を出て行った父の訃報をきっかけに、3姉妹が14歳の異母妹を迎え、4姉妹となった彼女たちの共同生活を通して、家族の絆を丁寧に描き出す。鎌倉を舞台に、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずと旬の女優が集結も話題を呼び、第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、第39回日本アカデミー賞では最優秀作品賞や最優秀監督賞など4冠に輝いた。●『ヴァージン・スーサイズ』(ソフィア・コッポラ監督/’00) 思春期の繊細さと危うさを美しい映像でとらえた5人姉妹といえば、本作を思い出すという人も多いはず。美しく、どこか謎めいたところのあるリズボン家の5人姉妹。ヘビトンボが郊外の街を覆いつくす6月、末妹セシリアが聖母マリアの写真を胸に抱きながら、剃刀で腕を切り自殺を図った。一命はとりとめたものの、彼女は数日後パーティーの最中に、窓から身を投げて命を落とす。そして、残された姉妹たちは…。キルスティン・ダンストも四女役で出演。思春期の強烈な感受性を繊細な映像でとらえた傑作。●『リンダ リンダ リンダ』(山下敦弘監督/’05) 女子高生たちの等身大青春バンド・ムービー高校生活最後の文化祭に向けて、オリジナル曲の練習を重ねて来た音楽部のガールズ・バンド。だが、本番まであと3日というときにヴォーカルの凛子が喧嘩で抜けてしまった。残されたメンバーは、ヴォーカルに韓国の留学生ソン(ペ・ドゥナ)を迎え、伝説のロック・バンド「THE BLUE HEARTS」のコピーを演奏することになるのだが…。懸命なヒロインたちの姿から、友情や恋、葛藤と意地の張り合いなど、青春のリアルな描写が生き生きと輝く。● 『ひなぎく』(ヴェラ・ヒティロヴァー監督/‘66)ハイセンスなファッションと映像で根強い人気を誇るガールズ・ムービーの先駆け金髪にひなぎくの花輪を飾る姉と、ダークブラウンの髪をうさぎの耳のように結った妹“マリエ"という同じ名前を名乗る、2人の女の子を主人公にした斬新なストーリー。実験的な映像とおしゃれな衣装や音楽で、カルト的人気を誇る60年代のチェコ映画。主人公に、オーディションで選んだ演技未経験者の2人を起用することで、より新鮮で斬新な雰囲気を感じさせている。どこか居場所がなく、それに気づきながらも闘い、どこか脅えてもいる2人の姿に共感する女子は多いかも。● 『花とアリス』(岩井俊二監督/’04) 幼なじみ2人の永遠のガールズ・ムービーショートフィルムとしてウェブ配信されていた作品の劇場公開版。主人公は、幼なじみの高校生ハナ(鈴木杏)とアリス(蒼井優)。ハナは落語研究会に所属する先輩・宮本にひと目惚れ。ある出来事がきっかけに、先輩に嘘をついて急接近するハナ。しかし、その嘘がバレそうになり、ごまかすためについた嘘から、先輩はアリスに恋心を抱いてしまい…。思春期の甘酸っぱい雰囲気満載、岩井監督作の中でも熱狂的な人気を誇る1本で、2015年にはその前日譚が長編アニメ映画化された。いつの世も、女性たちに勇気と希望の光を照らしてきたガールズ・ムービー。世界が魅了された物語を、スクリーンでも確かめてみて。『裸足の季節』は6月11日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月25日ブラッドリー・クーパー主演最新作にして、シエナ・ミラー、オマール・シー、ダニエル・ブリュール、アリシア・ヴィキャンデルら豪華キャスト競演で贈る美食エンタテインメント『二ツ星の料理人』。このほど、ブラッドリーが“世界一セクシーで危険なシェフ”の役作りの秘密を語るインタビューを交えた特別映像が、シネマカフェに到着した。本作で彼が演じるのは、美食の街パリを追い出されたワケありの二ツ星シェフ、アダム・ジョーンズ。今度はロンドンを舞台に、シエナ演じる女性シェフ、エレーヌや、オマール演じるパリ時代の同僚ミシェルとともに、ダニエル演じるトニーのフレンチレストランを世界一のレストランにするべく奮闘するのだが…。そんな本作に監修として参加しているのは、実際にロンドンでミシュラン星付きレストランを仕切るスターシェフ、マーカス・ウェアリング。クーパーが演技のモデルにしたという、毒舌の伝説シェフ、ゴードン・ラムゼイの右腕も務めたほどの腕前を持つ。キャスト陣への調理指導のみならず、「彼なくしてはこの映画が完成しなかった」とブラッドリーが語るほどに、マーカスの存在は絶大だった様子。実際にアダムの「セリフの3割はマーカスのアイディア」だったそうで、「俺がやったように料理を提供しろ!」「このレベルを守れ!」「指紋は残すな!」といった迫力あるリアルなセリフはどれもマーカスが言っていたもの、「僕はただそのまま繰り返しただけなんだ」とブラッドリーは明かしている。そのマーカスが用意した絵画のように美しい最先端の料理と、渾身のひと皿ができるまでのバトルのような激しい舞台裏を、本作では存分に堪能することができる。「正しいことをやろうとするんだけれども、何でもひとりでやろうとするから間違いを犯してしまう」とブラッドリー自身も語る、過去にワケあり、性格に問題あり(?)の天才シェフぶりと見事な美しい料理の競演にも注目だ。『二ツ星の料理人』は6月11日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月25日ファレル・ウィリアムスがプロデューサーとして名を連ね、楽曲提供もしている青春音楽コメディ映画『DOPE/ドープ!!』。このほど、ロスの超犯罪多発地帯を抜け出すべく奮闘する、可笑しくも真剣な若者たちの青春が垣間見える予告編映像が解禁となった。スラム街出身のマルコムは、自身のバンドと90’s HIP HOPをこよなく愛する音楽オタクの高校生。名門大への進学を夢見ていた。だが、友人のディギーとジブと共に、恋心を抱くナキアを追いかけて、ドラッグディーラーのドムの誕生日パーティーに参加したことから、ドラッグをめぐるトラブルに巻き込まれてしまう。天才ハッカーのウィルに助けを求め、闇サイトでドラッグを販売し始めるマルコムたち。大学への出願期限も間近に迫る中、彼らのトラブルは果てしなく続き…。メガホンをとったリック・ファムイーワ監督が青春時代を過ごした、L.A.犯罪多発地域イングルウッドを舞台にした本作。90’sを反映した楽曲提供も行ったファレルをはじめ、アカデミー賞俳優フォレスト・ウィテカーや、パフ・ダディことショーン・コムズという錚々たるビッグネームが名を連ねる新たなブラックムービーは、2015年のサンダンス映画祭、カンヌ国際映画祭でも絶賛を受けた。解禁となった予告編映像は、ウォークマンを聴きながら通学する主人公マルコムの姿から始まる。90’s のサウンドに彩られながら、否応なしに巻き込まれていくドラッグの闇とともに、“白人趣味”とからかわれながら大学進学を目指すマルコムたち3人の少年たちを映し出していく。マルコムを演じたのは、本作で注目を集め、70年代後半のブロンクスを舞台にしたNetflixオリジナルドラマ「The Get Down」(原題)にも出演する新鋭シャメイク・ムーア。友人役には、『グランド・ブダペスト・ホテル』で超豪華キャストに交じって好演を見せたトニー・レヴォロリ、「エクスタント」「New Girl ~ダサかわ女子と三銃士」などTVシリーズで活躍するカーシー・クレモンズ。さらに、『マットマックス 怒りのデス・ロード』のゾーイ・クラヴィッツがマルコム憧れのいけてる女子ナキアをキュートに演じている。『DOPE/ドープ!!』は7月30日(土)より渋谷HUMAXシネマ、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月25日『アベンジャーズ』シリーズでは最強の雷神ながら、その超マジメな言動をアイアンマンたちにイジられることも多かった“ソー”こと、クリス・ヘムズワース。このほど、彼がもう1つの当たり役“ハンター”を演じる最新作『スノーホワイト/氷の王国』から、愛する人との密着にデレデレする、クリスのチャーミングな表情が堪能できる本編シーンがシネマカフェに到着した。グリム童話の名作「白雪姫」に大胆なアレンジを加えた『スノーホワイト』の続編として、前作の過去と未来が描かれる本作。前作に引き続き、圧倒的な美と邪悪さを見せつけるラヴェンナ女王をシャーリーズ・セロン、その妹の氷の女王フレイヤをエミリー・ブラント、そして、ハンター・エリックの想い人ともなる戦士サラをジェシカ・チャステインと、人気と実力を兼ね備えた女優たちの競演も話題を呼んでいる。劇中では、奪われた魔法の鏡の捜索を依頼されたハンターのエリック(クリス・ヘムズワース)は、ドワーフの騎士ニオン(ニック・フロスト)とグリフ(ロブ・ブライドン)と、そして予期せぬ再会を果たしたサラ(ジェシカ・チャステイン)と共に、その行方を探す旅に出る。今回公開された本編映像は、その旅の道中でドワーフの女が仕掛けた罠にかかり、網で吊るし上げられてしまうシーンだ。身動きの取れない状況で一同大ピンチかと思いきや、久しく離れていた愛する人との思いがけない密着に、1人だけ嬉しそうな表情を見せるエリック。「お粗末な追跡ね」と呆れ気味に言い放つサラに対し、「美女が気になってね」と甘い言葉を返してキスをしようと顔を近づけるも、冷静にエリックの顔を押しのけるサラのほうが一枚上手。普段は男らしく頼りがいのあるエリックも、連れない恋人には成す術がないといった表情を見せている。しかし、彼らを捕らえたドワーフのミセス・ブロムウィン(シェリダン・スミス)がカチンときて、彼らにボウガンを向けると、「ケンカを売る気はない。撃たないでくれ、何が望みだ?」と、とっておきのハンサムスマイルで相手をなだめ、無事その場を乗り切ることに成功(?)する…。知られざる2人の邪悪な女王の物語と並行して、前作でも触れられたエリックとサラとの関係も深く描かれている本作。クリスは「今回はジェシカと共演するシーンがほとんどだった。彼女のユーモアのセンスは最高で、2人でよく冗談を言い合ったよ。まるで姉弟みたいに、お互い緊張感を与えたり一緒に楽しんだりした」と、撮影をふり返る。また、ジェシカはサラというキャラクターにすぐに引きつけられたそうで、「サラという人物の原点、そして彼女が迎える結末がいいわね。それに、秘密を抱えている点も気に入っている。いままでに演じたことがないタイプのキャラクターよ。身体能力を使う作品は好きだし、いままでダークで重い役を演じてきたから、楽しめる役を演じたかったの。サラはこれまで演じた中で一番楽しい役だったと思うわ」と、新たな役柄に自信を覗かせている。劇中、シリアスなストーリー展開の中で、ところどころクスッと笑わせてくれる2人の息の合ったやりとり。エリックとサラの愛の行方もやがて物語の主軸と重なっていくというから、ぜひ注目していて。『スノーホワイト/氷の王国』は5月27日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月25日20年の時を経てこの夏、復活する『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』。このほど、日本映画界・演劇界を代表する演技派、藤原竜也が本作の主人公のパイロット、リアム・ヘムズワース演じるジェイク・モリソン役の日本語版吹き替えを務めることが分かった。1996年に公開され、空前のディザスター描写に誰もが驚愕したメガヒット作『インデペンデンス・デイ』。あれから20年。エイリアンの宇宙船はアメリカ合衆国全土を覆うサイズへと超巨大化し、女性大統領が誕生したアメリカや全世界を破壊し尽くしていく。わずか3日間という人類滅亡のカウントダウンが刻まれるなか、侵略者の恐るべき目的が次第に明らかに。果たして、人類に起死回生の策はあるのか――。『インデペンデンス・デイ』をはじめ、『デイ・アフター・トゥモロー』『2012』と人類絶滅の危機を3度描いてきたローランド・エメリッヒ監督がメガホンをとる本作。前作から続投となるジェフ・ゴールドブラムに加え、『ハンガー・ゲーム』シリーズなどで活躍するリアム、『イット・フォローズ』のマイカ・モンローら、注目の新キャストたちも集結する。そんな本作で、洋画実写作品の吹き替えに初挑戦する藤原さん。先日他界した蜷川幸雄作品の“申し子”であり、7月スタートの新日曜ドラマ「そして、誰もいなくなった」も控えている、日本を代表する実力派だ。今回の起用は、「絶望的窮地に陥っても決してあきらめることのないバイタリティあふれる主人公をイメージしたとき、いまの俳優であり、どんな難役にも果敢に挑む藤原さんこそ、本作の主人公を体現していただけると確信」した配給側のオファーにより実現したという。実は“宇宙やSF好き”という知られざる一面を持つ藤原さんにとって、地球だけでなく宇宙も飛び回る今回のモリソン役はまさに適役。前作の『インデペンデンス・デイ』については、「ストーリー・映像ともに、とにかくスケールの大きい、超大作という印象を持っています。エイリアン、巨大な宇宙船、エリア51など僕にとって興味深いものが多く、ドキドキしながら観させてもらったことを覚えています」と、熱の込もったコメント。「そうしたこともあり、今回、『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の声優として、このシリーズの世界に入れることを、とても光栄に思いました。今回の映画では、20年の時を経て、さらに進化したエイリアンと人類がどのような決戦を向かえるのか、1ファンとして楽しみにしています。また、前作にも増した素晴らしい映像になっていることも期待しています」とファン心も明かしつつ、「自分の声で作品の名を汚してしまうことのないよう、しっかりと取り組ませてもらいたいと思います」と意気込んでいる。人類を脅威から守り抜く、宇宙からの侵略者たちに立ち向かう勇敢なパイロットとして、藤原さんは声優というジャンルでも持ち前の圧倒的な演技力で表現してくれることだろう。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は7月9日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月25日