フランスの巨匠、ジャン=リュック・ゴダール監督の名作『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』が、デジタル・リマスター、寺尾次郎の新訳となって生まれ変わり、公開されることが決定。さらに、公開に併せポスタービジュアルも一新し、そして今回シネマカフェに予告編が到着した。『勝手にしやがれ』は、28歳のゴダール、26歳のジャン=ポール・ベルモンド、20歳のジーン・セバーグが、映画に革命を起こした名作。「ベルリン国際映画祭」銀熊賞、イタリア・ゴールデングローブ賞などを受賞しており、圧倒的な影響を及ぼし続けるヌーヴェルヴァーグの金字塔が、デジタル・リマスターで蘇る。自動車泥棒の常習犯ミシェル(ジャン=ポール・ベルモンド)は、マルセイユで車を盗み、追ってきた白バイ警官を射殺してしまう。パリに着いた彼は、アントニオ(ジャック・ユエ)から約束の金を受け取るために旅行会社を訪ねるが、渡されたのは小切手で、ベリュッティという男が現金化してくれるという。そうこうするうちにヴィダル刑事(ダニエル・ブーランジェ)の尾行が。まいたミシェルは、パトリシア(ジーン・セバーグ)と行動を共にする。彼女はアメリカ人の留学生で、2人は南仏の海岸で出会いベッドを共にした仲。けれど、記者志望の彼女はミシェルの誘いをけり、新聞社の男に会いに行ってしまう…。そして同時に公開される『気狂いピエロ』は、35歳のゴダールが、長編10作目で到達したヌーヴェル・ヴァーグ波高の頂点。『勝手にしやがれ』以来の盟友である撮影のクタール、ゴダールのミューズでありながらゴダールと離婚したばかりのカリーナ、『勝手にしやがれ』で大スターになりこの映画でゴダールと決別することになるベルモンド。各自がキャリアの臨界点で燃焼しつくした奇跡的傑作だ。本作は、マスターポジ消失のため、今回撮影ネガをデジタル化、新たな音ネガも復元したデジタル・リストア版となっている。フェルディナン(ジャン=ポール・ベルモンド)は、金持ちの妻との生活に退屈し、逃げ出したい衝動に駆られていた。そんなある夜、夫婦がパーティに出かけるため、幼い娘のベビーシッターがやって来る。彼女はなんと、かつての恋人マリアンヌ(アンナ・カリーナ)だった。パーティを抜け出し、ひとりで帰宅したフェルディナンは、彼女を車で送り、そのまま一夜を共にする。翌朝目覚めると、彼女の部屋に、首にハサミを突き立てられた男の死体が。驚く彼とは裏腹に、平然と朝食を作り歌うマリアンヌ。フェルディナンは、わけは後で話すという彼女と一緒に、着の身着のままでパリを後にし、マリアンヌの兄がいる南仏へ向かう。お金のない2人は、ガソリン代を踏み倒したり、物語を語ってチップをもらったり…。フェルディナンは大満足だったが、マリアンヌは欲求不満を募らせ街に飛び出す。そこで出会った小男がまたもハサミで殺され、マリアンヌは姿を消す。フェルディナンはギャング2人組に捕まって、彼女の居場所を教えろと拷問されるが、何も知らないと分かり解放される。マリアンヌを探し歩いたフェルディナンは、ようやく彼女を見つけるが…。今回、公開に合わせてこの2本の予告編が解禁。『勝手にしやがれ』に関しては、当時の彼らが、28歳、26歳、20歳であった点も強調し、一新されたポスターとも基調色を統一している。そして、『気狂いピエロ』に関しては、ヌーヴェルヴァーグの最高峰の本作でさえゴダールは 35歳でつくっていることを強調し、青・赤・黄色といった原色をモンドリアンの絵のように見立て、自由な感じのするフリージャズのような音楽も加えている。2作品共に、フランス語字幕の第一人者寺尾氏の新訳であることを強調しつつ、ストーリー説明ではなく作品の雰囲気や奔放さに重点を置いて作成。ゴダールファンのみならず、若者にも共感してもらえるようなつくりになおされているようだ。そして今回は、両作品共に「ARUTA SOUP」によるデザインのオリジナルTシャツ・トートバッグが各数種類が作成されるなど、アートワークにも力を入れ、そのほか、『気狂いピエロ』ではアンナ・カリーナが着用していた水色のバスローブも、バスローブ専門店「affett」よりオリジナルで再現されるという。『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』は7月23日(土)より新宿 K’s cinemaにて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月23日J.J.エイブラムスが製作を務め、新鋭ダン・トラクテンバーグが長編映画で初メガホンをとる『10 クローバーフィールド・レーン』。これまで解禁された映像でも印象的な、本作の謎に勇敢に立ち向かう主演女優メアリー・エリザベス・ウィンステッドに注目した。謎めいた世界で、未知の“奴ら”との壮絶なバトルが繰り広げられることを予感させる本作。事故に遭い、気づいたときにはかくまわれていたシェルターに、“奴ら”に襲撃されたという嘘か本当か分かりかねる男の言葉、見知らぬ男2人との共同生活…。そんな謎だらけの状況に突然置かれる主人公ミシェルを演じているのが、メアリー・エリザベス・ウィンステッドだ。『ファイナル・デットコースター』や『ダイハード4.0』などの大作に出演し、『JUNO/ジュノ』のマイケル・セラ主演『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』では紫ヘアの不思議ガールを好演するなど、着実に実力を伸ばす若手女優で、その活躍ぶりに業界からは「作品を重ねるごとに目覚ましい進化を遂げている!」との声も上がっており、いままさにハリウッド注目女優のひとりとなっている。キャスティングにも関わったという製作のJ.J.エイブラムスは、「観客の期待を上回る作品に仕上がった。観客はミシェルと全く同じ体験ができる。ダンの監督手腕だけでなく、ミシェルを演じたメアリーの演技力のおかげだ」と語っており、ダン・トラクテンバーグ監督も「メアリーは素晴らしかった。彼女の演技はとてもリアルでわざとらしさがない。見ているだけで引き付けられる」と、彼女のリアルかつ力強い演技を大絶賛。当のメアリーは、役作りにおいて、「ミシェルが常に感じている恐怖に一貫性を持たせること。常に彼女がどういう状況にあるのか。彼女は何を求めているのか、と思い出すようにしなければならなかった」と語り、さらに「私が演じた中でも、もっとも肉体的な演技を要求された。とても楽しかったけれど、クタクタになったわ」と、本作では精神的な役作りだけでなく、フィジカル面においても撮影が大変だったことも明かしている。風変わりな作品の出演が多いといわれるメアリー。「型破りな作品やキャラクターが好きなの。見たことがない、または演じたことがなくて興味を持てる役を探してる!」と、今後にも意欲をみせる彼女は、ますます目が離せない存在といえそうだ。『10 クローバーフィールド・レーン』は6月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月23日本日5月23日(月)は、American Tortoise Rescueが2000年に制定した「世界カメの日(World Turtle Day)」。この日を記念して、“カメ”たちが活躍する最新作『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』から最新映像満載の予告編第2弾とティザービジュアルが解禁となった。1984年にアメコミで誕生以来、実写映画化やゲーム化、アニメ化で話題を呼んだ「ミュータント・タートルズ」が、マイケル・ベイ製作のもと現代に蘇ったアクション・アドベンチャーの続編となる本作。化学物質による突然変異で人間のようになったレオナルド、ラファエロ、ドナテロ、ミケランジェロという4匹のカメが、“忍者”となって悪い奴らをやっつけていく物語で、前作は全世界43か国でNo.1を獲得、アメリカ国内では1億9,100万ドル、全世界では4億9,000万ドルを超す大ヒットとなった。今回、「カメに関心を向け、知識を深め、敬意を払い、カメの生存と繁栄のための人間の行動を奨励する日」という「世界カメの日」に解禁となったのは、最新のインターナショナルトレーラー。ハロウィンのカーニバルに遭遇し、思わず地上に飛び出してしまうミケランジェロが、ラファエロにこっぴどく叱られるという、いつものタートルズたちの日常から始まる。続けて、前作でタートルズと決死の闘いを繰り広げた宿敵シュレッダーが、怪しげな液体を片手に何かを企んでいる様子も映し出されていく。その液体とは「人間が動物に変身できる」というもの。その液体を投与されたビーバップとロックステディは、たちまちイノシシとサイのミュータントに変身してしまう!強敵たちを相手に、タートルズは打ち勝つことができるのか?また、前作にも登場した協力者エイプリル役のミーガン・フォックス、海外ドラマ「ARROW/アロー」で人気のスティーヴン・アメルの活躍も確認できる。“ハリウッドの破壊王”と呼ばれるマイケル・ベイの十八番ともいえる車の大量爆破、まさにニンジャのごとく暴れまわるタートルズたちのアクロバティック・アクションと、さらに進化したハイスピードアクションを見せつける本映像を要チェックだ。一方、併せて解禁となったティザービジュアルでは、タートルズたちが暮れなずむマンハッタンの夕日にたそがれる、やけに激シブクールなカットとなっている。『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』は8月26日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月23日『ナイト ミュージアム』シリーズや『LIFE!』などで活躍するベン・スティラーが監督・製作を務め、15年ぶりに“スーパートップモデル”を演じる“おバカコメディ”『ズーランダー NO.2』が、ブルーレイ&DVD、そしてデジタル配信にて、この夏リリースされることになった。世界的なセレブたちが次々に暗殺される不可解な事件が発生する中、やり手の女インターポール捜査官ヴァレンティーナ・ヴァレンシア(ペネロペ・クルス)は、謎の解明にはかつてのスーパーモデル、デレク・ズーランダー(ベン・スティラー)とハンセル(オーウェン・ウィルソン)の協力が必要と判断。彼女から極秘任務を依頼された2人は、事件解決のためファッション業界に再び舞い戻る。だが、そんな2人の前に悪の首謀者ムガトゥ(ウィル・フェレル)と彼の子分(クリステン・ウィグ)が立ちはだかり…。前作『ズーランダー』(’01)といえば、「サタデー・ナイト・ライブ」出身のスティラーが監督・主演のほかプロデューサー、脚本も兼ねた全編ギャグ満載の“おバカコメディ”。得意の“キメ顔”を放つスーパートップモデルの“ズーランダー”が業界NO.1のデザイナー、ムガトゥによる暗殺計画に巻き込まれるストーリーに、トム・フォードやカール・ラガーフェルド、トミー・ヒルフィガー、さらにヴィクトリア・ベッカム、デヴィッド・ボウイ、果てやドナルド・トランプまで、ファッション界の大物やセレブがこぞって実名でカメオ出演したことも注目を集めた。そして本作でも、“これでもか!”の豪華キャストとカメオ出演が実現。主演のスティラー演じるズーランダーの“相棒”ハンセルにオーウェン・ウィルソン、悪役ムガトゥにウィル・フェレルが続投するほか、ペネロペ・クルス、クリスティン・ウィグに、ベネディクト・カンバーバッチも登場し、ロングヘアに眉を剃った姿でアンドロジナスなモデルを熱演。さらに、“世界中の美しい人たち”として、ジャスティン・ビーバーをはじめ、マイリー・サイラス、アッシャー、ケイティ・ペリー、アリアナ・グランデ、デミ・ロヴァート、ジョー・ジョナス、ファッション界からは「VOGUE」の編集長アナ・ウィンター、マーク・ジェイコブス、トミー・ヒルフィガーなど、超豪華カメオ出演が実現している。また、今回の舞台はローマ。プロモーションツアーも、ローマから始まり、スティラーとウィルソンそれぞれが演じる役のデレク・ズーランダーとハンセルとして、ローマにある「ヴァレンチノ(Valentino)」のブティックに現れ、ヴァレンティノの洋服を着用した2人はマネキンに扮して、店のショーウィンドウをジャックしたことも話題を呼んだ。15年の時を経て再び降臨した、あの“キメ顔”モデルにぜひ注目していて。『ズーランダー NO.2』ブルーレイ+DVDは8月3日(水)よりリリース、7月20日(水)よりデジタルセル先行配信。(text:cinemacafe.net)
2016年05月22日最新アルバム「ザ・マジック・ウィップ」が全英初登場1位を獲得するなど、従来のファンのみならず、音楽ファンからも大きな注目を集めた「blur(ブラー)」のドキュメンタリー『ブラー:ニュー・ワールド・タワーズ』から、メンバーのコメントも詰まった予告映像が解禁となった。本作は、記念碑的アルバムとなった「ザ・マジック・ウィップ」の製作過程から、2015年に行われたロンドン・ハイドパークでの野外コンサートまでの活動を、ライヴ映像をふんだんに盛り込みながら迫ったドキュメンタリー映画。現在も、英国のみならず世界の音楽シーンに絶大な影響力を放つ「ブラー」。ギターのグレアム・コクソンの脱退や解散同然状態となった時期を経て、16年ぶりにオリジナルメンバーで制作された、「シンク・タンク」以来12年ぶり、8枚目のスタジオ・アルバムの製作の模様から、ファン感涙のハイドパークでのライブの模様を描き出す。「ザ・マジック・ウィップ」を携えての来日公演はまだ行われていないため、本作での最新ライヴ・シーンはファン垂涎のものとなることは必至。予告編映像では、その一端を垣間見ることができる上、レコーディングが行われた香港などを舞台に、“再始動”に向けたデーモン・アルバーン、グレアム・コクソンらメンバーたちの言葉を確認することができる。彼らの知られざるドラマの裏側を、まずはこちらから確認してみて。『ブラー:ニュー・ワールド・タワーズ』は6月4日(土)より、東京・新宿ピカデリー、大阪・なんばパークスシネマにてそれぞれ2週間限定、名古屋・ミッドランドス、広島バルト11ほか全国にて順次1週間限定上映。(text:cinemacafe.net)
2016年05月22日ギネス公認の世界最高齢ダンスグループが世界最大のヒップホップ選手権へ挑戦する姿を追った、笑いと涙の感動のドキュメンタリー『はじまりはヒップホップ』が、8月より日本公開されることになった。ニュージーランド・ワイヘキ島。のどかな島で誕生したダンスグループの平均年齢は、なんと83歳!94歳のスターダンサーに元軍曹、主婦歴70年のベテラン…超個性的なメンバーたちは、振り付けを決めるのも一苦労。そんな彼らの目標は、エンターテインメントの最高峰・ラスベガスで行われる世界最大のヒップホップダンス選手権に出場することだった!耳慣れないリズムに、昔のようには動かない体。ひざも痛いし、持病もある。旅費もないし、パスポートもない。前途多難ではあるけれど、それでも彼らには“勇気”がある。悪戦苦闘もジョークで笑い飛ばしながら、彼らは夢のために一直線に進んでいく!サンタバーバラ国際映画祭にて観客賞を受賞したほか、ニュージーランド・アカデミー賞ドキュメンタリー賞受賞など大絶賛を受けた本作。ギネス認定の世界最高齢ダンスグループである彼女たちの大いなる挑戦は、BBCやウォール・ストリート・ジャーナルでも報じられ、アメリカでも旋風を起こした。メンバー自身が「これは、奇跡のようなものよ」と語るように、彼らの挑戦への勇気は、彼らの活動を知ったプロからミュージックビデオの撮影や楽曲の提供のオファーが来るなど、多くの人を動かしていく。また、ダンスを通じての“孫・ひ孫世代”の10代の若者たちとも交流し、新しい世代や音楽、ダンスとの出会いを心から楽しむ彼らの姿が、スクリーンで魅力的に躍動する。本国ニュージーランドでは、公開されるやいなや「この映画には喜びがある。人の歴史が備わっている。そして、良く生きた人生への純粋な賛歌である。」(Stuff)、「この人生の実話は最も感動させられ、勇気づけられ、人生を肯定してくれる物語の一つだ。今年だけではなく永遠に。」(Verve)など賞賛が相次ぎ、各国のドキュメンタリー映画祭から上映のオファーが殺到。アカデミー賞の前哨戦として注目されるサンタバーバラ国際映画祭では観客賞を受賞した。世界を驚かせた“世界最高齢ダンスグループ”の挑戦。「いまが一番楽しい!」と語る前向きでチャーミングな彼らの姿に、この夏、大きな笑顔をもらえそうだ。『はじまりはヒップホップ』は8月、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月21日アクション映画のあらゆる“掟”を撃ち破る、規格外のニュー・ヒーロー『デッドプール』。このほど、主演のライアン・レイノルズが“デップー”になる前の姿の、何とも斬新なプロポーズシーンの本編映像が解禁となった。マーベルコミックの『X-MEN』シリーズに登場する異端児的なキャラクターで、赤い傭兵と呼ばれているデッドプール。特殊部隊で活躍していたウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)は、街の悪い奴らをやっつける正義の味方だ。ある夜、プールバーで知り合ったヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)とお互いにひと目惚れ。ベッドインも完璧だった2人は結婚の約束をする。だが、ある日、激痛に倒れたウェイドを待っていたのは、末期がんの宣告だった。愛する彼女に別れを告げた彼は、がんに負けない不死身の肉体を得るために人体実験を受けることを決意。案内された謎の施設で、自らも無敵の肉体を手に入れたエイジャックス(エド・スクライン)に悲惨な実験を繰り返される。やがて、どんな攻撃を受けても回復できる肉体を手に入れるのだが、その代償として全身を醜い姿にされてしまう。最愛の彼女にボロボロの顔を見せることはできない。自前の赤いスーツに身を包んだウェイドは、デッドプールとなって自分の人生を台無しにしたエイジャックスへの復讐へと向かう…。そんな本作から届いた本編映像は、“大切なのは気持ち”とばかりのウェイドの斬新な(?)プロポーズシーン。クリスマス柄のペアルックのセーターを着て、家でくつろぐウェイドとヴァネッサ。ベッドの上のヴァネッサに「考えたんだ。なぜ相性がいいか」と問いかけるウェイド。「結論は?」とヴァネッサが笑顔で返すと、「君も俺もイカれてるから」と言う。「パズルのコマは1つだと、いびつな形でも…」と続けると、ヴァネッサは「はめ合わせると完成する」と応じ、息がぴったりの2人の様子が伺える。さらに、ヴァネッサはベッドから立ち上がり、ウェイドの肩に手を置きながら「ひとつ聞きたいことがあるの、私と…」と真剣に話しかける。そんなヴァネッサに向けて、ウェイドは可愛らしいアメの指輪を出しながら「結婚を?」とまさかのプロポーズ!驚きながらも「わかった?」と笑うヴァネッサ。「どこから出したの?」と聞くヴァネッサに対して、カメラの向きが変わると、プロポーズなのにパンツも履いていないウェイドの姿が…。その後に続く予告編では「俺はスーパーだが、ヒーローじゃない。でも愛する彼女が狙われたら、スーパーヒーローになっちゃうよ」と語るデッドプール。彼は世界のためでも、人類のためでもでもなく、自分のためだけに闘う、マーベル史上最も無責任で自己中心的なアンチヒーロー。笑っちゃうほどアクロバティックなアクションシーンと同じくらい、妙に気が合うラブラブな2人のラブストーリーにも注目だ。『デッドプール』は6月1日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月21日ハリウッドのトップに君臨し続けてきた2人のオスカー女優、『エリン・ブロコビッチ』のジュリア・ロバーツと『めぐりあう時間たち』のニコール・キッドマンが初共演を果たす極上のサスペンス『シークレット・アイズ』。このほど、ニコールが演じたエリート検事補クレアの“仕事ぶり”がよくわかる場面写真が到着した。愛娘を殺された検察局捜査官ジェスをジュリア、その親友のFBI捜査官レイを『それでも夜は明ける』『オデッセイ』のキウェテル・イジョフォーが演じる本作。ニコールが演じるのは、才色兼備で野心的なエリート検事補のクレア。自らにふさわしい男性と婚約し、順風満帆な人生を送っている。そんな彼女に叩き上げのレイは惹かれるが、自分とは釣り合わないとなかなか想いを打ち明けることができない。やがて、ジェスの愛娘が殺害されるという悲劇が起こり、レイとクレアは捜査に臨むが、感情を露わに捜査に打ち込むレイと比べ、クレアは常に冷静な態度を崩さない。だが、そんなニコール演じるクレアの仮面がはがれる瞬間が、今回、場面写真が解禁されたシーン。クールでエレガントなクレアが、この事件の容疑者マージンを前に行う“言葉攻め尋問シーン”だ。ボタンが外れたブラウスの中を、マージンが覗いていることに気づいたクレア。その瞳に光が宿り、容疑者を前にいきり立つレイに、「犯人は知的よ。でも、この子はモンスターの漫画を描き、マスをかくだけ」と、“犯人像”とはまるで違う稚拙さを指摘。さらに、マージンの口元を親指と人差し指で挟むと“口ぷにゅ攻撃”!「出ていきなさい、坊や」と言い放つのだ。そのクレアの言動に挑発され、怒りを爆発させたマージンは思わぬ暴挙に出てしまい…。本作のビリー・レイ監督は、このクレア役は“忘れられない女性”である必要があり、ニコールのキャスティングは完璧だったと明かしている。まさにこの尋問の場面は、“忘れられないシーン”。 いち早く本作を鑑賞した犯罪ジャーナリストの小川泰平氏も、尋問のシーンは印象的だったと述べており、「ニコール・キッドマンの、痛快かつ見事なプロファイリングによる誘導尋問に引き込まれ、彼女の凄味と色気に圧倒された。“13年前”と“現在”の出来事に翻弄され、容疑者を追い詰めたその先にまで、衝撃のどんでん返しが待ち受けている!」とコメントを寄せている。やがて、物語は13年間の時がたち、想像もしなかった展開を迎えてしまう。「3人の力強い主人公がいて、さらに極めて強いストーリーラインを持つ脚本に出会うなんて滅多にない」と、ニコールも絶賛している本作。物語のカギを握るであろう、ニコールの迫力ある尋問シーンは目が離せなくなりそうだ。『シークレット・アイズ』は6月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月21日『パラダイス・ナウ』、続く『オマールの壁』で高い評価を集めるハニ・アブ・アサド監督の最新作『The Idol』が邦題『歌声にのった少年』として、9月24日(土)より公開されることが決定、ポスタービジュアルが到着した。紛争の絶えないパレスチナ・ガザ地区で暮らす少年、ムハンマド。彼の夢は“スター歌手になって世界を変える”こと。仲良しの姉ヌールと2人の友だちとバンドを組み、拾ったガラクタで楽器を作っては、街中で歌っていた。ムハンマドの声が“最高”だと信じるヌールは、「カイロのオペラハウスに出る」というとんでもない目標を立てる。資金稼ぎと練習を兼ねて結婚パーティで歌い、美しい声で人々を魅了していくムハンマド。だが、その計画は予想もしない形で終わりを告げる。ヌールが重い病に倒れ、両親が治療費を用意できないまま亡くなってしまったのだ。姉との約束を守るため、ムハンマドはガザの壁を越えて、オーディション番組「アラブ・アイドル」に出場することを決意する──。紛争絶えないパレスチナ・ガザ地区で暮らす少年が、亡き姉との約束を果たすため、命がけで国境を越え、全米の人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」のエジプト版「アラブ・アイドル」に出場、優勝を勝ち取るというムハンマド・アッサーフの実話を映画化。紛争の地から脱出し、勝ち抜くたびにパレスチナ国民の期待を一身に背負う存在となり、アラブで知らない人はいないスーパースターとなったムハンマド。“アラブ・アイドル”になる夢を叶えた少年は、現在も歌手を続けながら、国連パレスチナ難民救済事業機関青年大使を務めるなど平和への活動を続けている。この物語に感銘を受けたのは、『パラダイス・ナウ』(’05)が「第78回アカデミー賞」外国語映画賞にノミネートされたほか、「ゴールデン・グローブ賞」外国語映画賞、「ベルリン国際映画祭」ヨーロピアンフィルム賞を受賞し、現在日本でも公開中の『オマールの壁』(’13)でも再び「第86回アカデミー賞」外国語映画賞にノミネート、「第66回カンヌ映画祭」ある視点部門審査員賞を受賞した、イスラエル出身のハニ・アブ・アサド監督。これまでは、“自爆行為”に向かう青年や分離壁を命がけで往き来する若者などを主人公に、シリアスな政治や国際問題に真正面から迫る社会派ドラマを手掛けてきたアサド監督は、ムハンマドの生き方に感銘を受け、「美しく感動的な物語が作りたい」と本作で新境地に挑んでいる。『歌声にのった少年』は9月24日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月20日30年ぶりに再始動するアクション超大作『ゴーストバスターズ』。これまで、あのマークに、おなじみの音楽、つなぎのユニフォームはそのままに、新生“ゴーストバスターズ”が全員女性であること以外、多くは明かされてこなかった本作だが、ついに彼女たちのキャラクターがキャストによるコメントと共に判明。そろいもそろって、頭脳明晰なリケジョ(理系女子)でありながら、人生は“崖っぷち”だったことが分かった。科学者たちがニューヨークの街をゴーストから救ってから、30年。コロンビア大学の素粒子物理学博士であるエリンは、世界初の心霊現象の科学的立証のため、日夜研究を重ねているが、大学側から一方的に研究資金を打ち切られ、仲間とともに知識と技術力を駆使した幽霊退治会社ゴーストバスターズを設立する――。本作の主人公となる4人はいずれも頭脳明晰な、いわゆるリケジョたち。まず写真左は、心霊学者アビー・イェーツ。演じるのは、『ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン』『ヴィンセントが教えてくれたこと』のメリッサ・マッカーシーで、「アビーは科学者だけど、ずっと超常的な現象を信じているの。オタクな科学者ね。だから彼女はゴーストを信じていてゴーストを見ることが彼女の夢なの」という、筋金入りの“ゴーストオタク”。その隣、ジリアン・ホルツマンの専門は原子力。演じるのは、米コメディ番組「サタデーナイト・ライブ」でヒラリー・クリントンのものまねなどで人気、『アングリーバード』でも声優を務めているケイト・マッキノン。「彼女はちょっと狂った科学者なの。対ゴースト用の武器の開発をしているわ。武器を完璧に仕上げることに夢中な感じね」という “無敵のエンジニア”だ。そして、その隣の素粒子物理学の権威エリン・ギルバートには、『ブライズメイズ』や『オデッセイ』のクリステン・ウィグ。エリンは、かつてゴーストを信じていたが、いまは科学者として大成功を収める“優秀な努力家”。「私の演じるエリンは、アビーと高校時代の友達で、そのときは2人共ゴーストの存在を信じていたの。でも、そのおかげで浮いてしまったこともあり、エリンはゴーストから離れてもっと科学の道へ進んでいるの。もちろんゴーストを研究していたことは隠してね」と言う。さらに一番右は、地下鉄職員で都市歴史学者のパティ・トラン。演じるのは「サタデー・ナイト・ライブ」で活躍し、2017年には『SING』(原題)にも出演するレスリー・ジョーンズ。「私は4番目に加わるパティの役で、彼女は唯一科学者ではないの。でもニューヨークの地理や雑学に詳しくて、あのユニホームや車など“ゴーストバスターズ(会社)”の役に立つ存在よ。もちろん変わり者だけどね」という“都市歴史マニア”だ。この個性あふれる女子4人がどんな化学反応を起こすのか、気にならずにはいられない。だが、そんな彼女たちも現代を生きる“崖っぷち”女子だった。実は優秀な科学者であるエリンは職を失い、アビーとジリアンが働く大学は荒廃寸前。パティはある日の地下鉄での出来事がきっかけで、いつの間にかゴーストバスターズ社の活動に巻き込まれていく羽目に…。まさに人生のドン底ともいえる彼女たちが、一発逆転をかけて“幽霊退治”を行う本作。どんな物語を見せてくれるのか、これからの続報を期待して待っていて。『ゴーストバスターズ』は8月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月20日世界初の長編アニメーション作品であり、ウォルト・ディズニー製作の記念すべき第1作目として時代や国を超えて愛されている『白雪姫』MovieNEXが発売中だ。このほど、ウォルト生誕115周年、没後50周年にあたる今年に完成した本作のMovieNEXに初めて収録されたボーナス映像の中から、ウォルト本人の肉声による製作の裏話を収めた貴重な映像の一部が到着した。いま、動物たちの“楽園”を舞台にしたファンタジー・アドベンチャー『ズートピア』が大ヒット中だが、現在のディズニー・アニメーションにも脈々と受け継がれているのが、何よりウォルト・ディズニーの精神。クリエイターたちの知恵と努力により最高峰のストーリーと技術が投入され、“深い”テーマ性も相まって幅広い層の人たちに受け入れられた同作は、“ズートピア現象”を巻き起こしている。今回届いた映像は、ウォルト自身が1956年に『白雪姫』の製作工程をふり返ったときの貴重な肉声を収めたもので、『白雪姫』が公開された1937年当時、現在のような最先端のテクノロジーは皆無で、ウォルトたちは手探りで長編アニメーションを作っていたことが明かされている。まず技術不足のアニメーターたちを鍛え上げるところから始めたウォルトは、「何より大変だったのは、いかに静止画から脱し、動きをつけるかだった」と当時をふり返っている。さらに、1日の半分をアニメーターと“汗かき部屋”で過ごしたと明かしている。この“汗かき部屋”とは狭苦しい試写室のことで、作業中の絵と音を組み合わせて上映し、仕事の進行状況を細かく確認するのに効果的だった。エアコンもない蒸し暑い試写室に、製作の指揮を執るウォルトと同席していたアニメーターたちは、相当な汗をかいていたことだろう。また、ウォルトはアニメーターを育てる一方で、長編アニメーションの製作過程で大きく2つの問題にぶつかっていた。1つ目はキャラクターの動きの問題だ。それまでのディズニー・アニメーションに出てくる、面白おかしく誇張された人物とは違い、白雪姫と王子を本物らしく見せるには、より写実的な画法が必要だった。「教えてくれる者はいない。独自に学ぶしかなかった」というウォルトは、実際にダンサーを雇い、その動きを撮影して画作りをしていった。『白雪姫』で初めてスクリーンに登場したリアルなアニメーションは、人間の動きを細かく分析した上での成果だったのだ。2つ目は、平面的なアニメーションに奥行きを与えること。短編であれば、平面の背景に立体感のないキャラクターが動いていても問題はないが、長編となると、アニメーション技術そのものが必要とされた。その問題を解決したのがマルチプレーン・カメラで、小型のやぐらを組み立て、それぞれ違う高さに4~5枚の絵を重ねて、カメラで上から見下ろす仕掛けとなっている。上から撮影し、レンズの焦点をそれぞれの高さの絵に移動させることで、普通の映画を撮影したのと同じ効果が出る。遠近感を使って奥行きを作り出す画期的な技法で、これによりウォルトは、視覚的イメージの表現の重要性を立証した。つまり、『白雪姫』は数多くのクリエイターたちが汗水を流し、手さぐりで作業を進めた、まさにアニメーション界のパイオニア的作品。ウォルトの夢の原点ともいえる本作は、時代を超えてもその輝きは色褪せることはない。『白雪姫』MovieNEX は発売中(※デジタル配信中)。(text:cinemacafe.net)
2016年05月20日アンジェリーナ・ジョリー・ピット監督&主演最新作にして、『Mr. & Mrs. スミス』以来、10年ぶりにブラッド・ピットと夫婦役で共演する『白い帽子の女』。このほど、南仏のリゾート地を舞台に繰り広げられる、ビターで官能的な本作の特報映像が解禁、夫婦役を演じた2人からコメントが到着した。1970年代、アメリカ人小説家ローランド(ブラッド・ピット)と、その妻ヴァネッサ(アンジェリーナ・ジョリー・ピット)はヴァカンスに、南フランスのリゾート・ホテルを訪れる。ローランドは執筆と称しては村の小さなカフェに入り浸り、妻はほとんどの時間をホテルの部屋で過ごしていた。ある日、隣の部屋に、若いカップル(メルヴィル・プポー&メラニー・ロラン)がハネムーンでやってくる。ヴァネッサは自分たちと対照的な輝きを放つ2人を、嫉妬と好奇のまなざしで見つめるが…。2014年夏にひっそりと結婚式をあげた後、ハネムーンとしてマルタ島を訪れたアンジェリーナが、ひとりの女性として抱える想いを赤裸々にさらけ出し、オリジナルストーリーを自ら書き上げた本作。アンジェリーナとブラッドが夫婦役を演じるのは、10年ぶり。共演には、『イングロリアス・バスターズ』のメラニー・ロラン、『わたしはロランス』のメルヴィル・プポー、ベテランのニエル・アレストリュプとリシャール・ボーランジェなど豪華俳優たちが集っている。今回解禁された特報では、風光明媚な南フランスの避暑地を舞台に、お互いの心を求めてさすらう男と女の表情が次々と映し出されていく。映像の最後、床に崩れ落ちているかのような妻には見向きもせず、部屋を出ていく夫の冷淡とも思える行動は、何を意味しているのか…。アンジェリーナが綴る、大人の愛のかたちを期待させている映像となっている。アンジェリーナは、本作について「私たちには10年の歴史があります。自分の夫への親しい感情の全てを使って挑戦し、お互いを刺激して良いものを作り上げる。素晴らしい経験でした」と、ふり返ってコメント。また、ブラッドも「この映画は、これまで僕が引き受けた中で、最も挑戦的な作品といえるだろう」と、夫婦共演は大きな“チャレンジ”だったことに触れている。『白い帽子の女』は9月、シネスイッチ銀座、渋谷シネパレスほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月20日『リリーのすべて』で本年度アカデミー賞助演女優賞を受賞し、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアンバサダーとしても活躍するなど、いま最も旬な女優として日本でも注目を集めるアリシア・ヴィキャンデル。このほど、その出演作となるブラッドリー・クーパー共演の『二ツ星の料理人』と、美しすぎる人工知能ロボットを演じる『エクス・マキナ』が6月11日(土)に同日公開されることが分かった。“世界一セクシーな男”と評され、世の女性を魅了する“イケメン演技派俳優の最高峰” ブラッドリー・クーパーの元カノ役を演じる『二ツ星の料理人』。一流の腕を持ちながらも大きな問題を抱えていたアダム・ジョーンズが料理人として再起をはかるため、ロンドン美食界の友人トニー(ダニエル・ブリュール)のレストランに乗り込み、女性料理人のエレーヌ(シエナ・ミラー)やパリ時代の同僚ミシェル(オマール・シー)らとともに世界一のレストランを目指していく物語だ。劇中で多くは語られていないが、どうやら過去にアダムはアルコールやドラッグにハマり、かなり泥沼だった様子…。そのころの彼女が、アリシア演じるアン・マリー。ある日、シェフとしての再起をかけ奮闘するアダムに、過去の借金について取り立て屋が訪ねてくるのだが、自分の借金でもあるからと、アンがさらっと莫大な借金を返してしまう!何ともかっこよすぎる彼女だが、アダムには「俺のことは忘れて幸せになって欲しい」と言われてしまうのだ。一方、本年度「アカデミー賞」視覚効果賞受賞の『エクス・マキナ』で彼女が演じるのは、世界最大のインターネット会社“ブルーブック”のCEOネイサン(オスカー・アイザック)が作った美しい女性型ロボット“エヴァ”。会社の抽選会に当選した24歳のプログラマー、ケイレブ(ドーナル・グリーソン)は、賞品としてネイサンが所有する山あいの邸宅に1週間滞在できることに。だが、人里離れたその地でケイレブを待っていたのは、興味深くも不可思議な、人工知能にまつわるある実験だった…。同作のアレックス・ガーランド監督は、「エヴァに必要な側面がすべてアリシア・ヴィキャンデルに宿っていた。彼女はあらゆる意味で完璧でした。とても美しい女性であるだけでなく、とてつもない才能を持った女優」と絶賛。バレエ経験を生かした美しい立ち姿で、AI搭載ロボットという難役をこなした彼女に太鼓判を押している。こんなに美人なのに振られてしまうアリシアと、キュートな笑顔を封印したロボットさながらのアリシア、まったく異なった役柄で魅せる彼女に、今年は目が離せそうもない。『二ツ星の料理人』は6月11日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、渋谷シネパレスほか全国にて公開。『エクス・マキナ』は6月11日(土)よりシネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月19日製作費用54億円、製作期間6年を費やし、1959年に大ヒットを記録したチャールトン・ヘストン主演、ウィリアム・ワイラー監督の不朽の名作『ベン・ハー』が、現代の最新映像技術でリメイクされ、2017年に公開されることが決定。併せて、圧巻の第1弾予告映像が解禁となった。本作は、古代ローマ帝国の圧政とキリストの死を背景に、ユダヤの豪族の息子ベン・ハーの数奇な運命を描いた歴史スペクタクル映画。1959年公開の『ベン・ハー』は大ヒットとなり、「アカデミー賞」では作品賞、監督賞をはじめとする最多11冠を達成。その後、『タイタニック』『ロード・オブ・ザ・リング王の帰還』に並ばれるも、いまだ抜かれていない映画史に輝く名作だ。今回、新たに蘇る本作では、ジェームズ・マカヴォイ&アンジェリーナ・ジョリー共演『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフが監督を務め、主人公ベン・ハーには、『アフリカの女王』『荒馬と女』の名監督ジョン・ヒューストンを祖父に、『アダムス・ファミリー』のアンジェリカ・ヒューストンを叔母に持つサラブレッドで、「ボードウォーク・エンパイア欲望の街」『キル・ユア・ダーリン』、さらに『ヘイル、シーザー!』にもちらりと登場するジャック・ヒューストンが抜擢。また、宿敵のメッサラ役を、7月公開『ウォークラフト』や来年にはトム・ヒドルストン&ブリー・ラーソン共演『Kong: Skull Island』(原題)が控えるトビー・ケベルが演じるほか、モーガン・フリーマン、ロドリゴ・サントロなどが共演。脚本を「アカデミー賞」脚色賞を受賞した『それでも夜は明ける』のジョン・リドリーと、キース・クラークが務め、2人の男の物語と共に、人間の“寛容さや赦し”を現代に投げかける。解禁となった第1弾予告編は、奴隷船が大海原を進む中、突然の襲撃により転覆、足を鎖に繋がれたまま船から放り出されるベン・ハーの臨場感あふれるシーンから幕を開ける。一命を取り留め、とある島にたどり着いたベン・ハー。エルサレム地区の名家に生まれたものの、義兄弟であったメッサラの裏切りにより、奴隷の身となった。復讐を誓うベン・ハーは、競技場でメッサラと宿命の対決に挑むのだが…。競技場での大激走など、往年の『ベン・ハー』を彷彿とさせるシーンの数々を、ド迫力の最新映像で魅せる本作。新鋭の注目俳優で魅せる兄と弟、そして奴隷と帝国のバトルは?ベン・ハーは復讐を果たすことができるのか?壮大な世界観に期待が膨らむ映像に仕上がっている。『ベン・ハー』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベン・ハー (1959) 1960年4月公開(C) 1959 Loew’s Incorporated. All Rights Reserved.
2016年05月19日ジェイク・ギレンホールと『トレーニング デー』などで知られるアントワーン・フークア監督がタッグを組んだ、ボクシング映画を越えた感動の人間ドラマ『サウスポー』。このほど、本作でジェイク演じる主人公ビリーの妻・モーリーン役を務めたレイチェル・マクアダムスのインタビューや、本編シーンなどがたっぷり詰まった特別映像がシネマカフェに到着。『きみに読む物語』や『アバウト・タイム愛おしい時間について』など、数々の作品を通して愛と感動を届ける“感涙ドラマの女王”が本作に込めた思いを語ってくれた。主人公は、NYヘルズ・キッチン地区の養護施設から、ボクシングの聖地マディソン・スクエア・ガーデンまで上り詰めた世界ライトヘビー級王者のビリー・“ザ・グレート”・ホープ。怒りをエネルギーにする過激なボクシングスタイルが売りだったが、その怒りが引き金となり、最愛の妻の死を招いてしまう。さらに、悲しみに暮れ自暴自棄な生活を送るうち、愛する娘や世界チャンピオンの称号まで失うことに…。「第88回アカデミー賞」で作品賞&脚本賞をW受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』で、助演女優賞として初ノミネートを果たしたレイチェル。その公開日に合わせて緊急来日してくれたことも記憶に新しいが、本作ではまた一転、ジェイク演じるボクシング世界チャンピオンの妻モーリーンを好演する。届いた映像では、「演じたことのないキャラクター」と役柄について語るレイチェル。自身にとっても「全く知らない世界だった」というボクシングについて理解しようと、撮影の2週間前からリハーサルを行い、ボクサーを演じることになったジェイクのトレーニングに毎日同行するなど、徹底的な役作りを行なっていたことが明らかにされている。「彼女が『あなたはパンチをもらいすぎているわ』と口にするとき、本当にその感覚を理解しているんだ。なぜなら、彼女はずっとそばで見ていたからだよ」と、フークワ監督は言う。レイチェルにとって重要だったのは、ビリーの妻をただ演じるだけでなく、世界チャンピオンの妻としての目線からボクシングを理解して取り組むことだった。昨年公開された『ナイトクローラー』ではガリガリのルックスになり、本作ではムキムキの肉体美を披露するなど、見た目からもストイックに役作りを行うジェイクでさえ、レイチェルのその姿勢に感銘をうけた様子で、「とても刺激的な仕事だったよ」と、撮影時をふり返っている。そんな彼女が演じたモーリーンは、不完全なビリーを支え、大きな愛で彼を包み込む。血まみれで闘う姿には心を痛めながらも、時に恋人のように優しく癒し、時に母のように叱咤激励し、全力で夫をサポートする妻の強さを全力で演じたレイチェル。“感涙ドラマの女王”が徹底した役作りを行なった本作の演技に、この映像からも注目してみて。『サウスポー』は6月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月19日日本でのディズニー/ピクサー歴代興収No.1作品『ファインディング・ニモ』の奇跡の冒険から1年後の世界を描く『ファインディング・ドリー』。7月に日本公開を控えた本作だが、この度、本作の日本語吹き替え版に、室井滋、木梨憲武に続き、上川隆也、中村アンも出演することが明らかになった。舞台はカクレクマノミのマーリンがナンヨウハギのドリーと共に、愛する息子・ニモを、人間の世界から救出した冒険の旅から1年後の世界。「今度は、僕がドリーを助けてあげる」…ドリーとニモ、そして、心配性のマーリンも渋々ながら、再び大海原へと旅立つ。この夏、世界一有名な魚たちの奇跡の大冒険が幕を開ける――。すでに発表されている日本語吹き替え版キャストには、前作に引き続き本作の主役である忘れんぼうのドリー役に室井さん、ニモのお父さんマーリン役に木梨さんが続投している。そんな中、今回発表された上川さん&中村さんが担当するのは、ドリーの“家族の思い出”のカギを握る新キャラクター。「遺留捜査」シリーズや「エンジェル・ハート」など数々のドラマ・映画・舞台に出演する俳優の上川さんが演じるのは、謎のタコ・ハンク役。そして泳ぎが苦手なジンベエザメ・デスティニー役には、モデルでタレントで活躍する傍ら、「お義父さんと呼ばせて」や現在放送中の「世界一難しい恋」などにも出演し、活動の幅を広げる中村さんが担当する。ディズニー作品の声優初挑戦となる上川さんは、今回の決定に「思ってもいなかったオファーをいただき、ただただ嬉しかったです」と大喜び。今回上川さんが声を演じるハンクは、ドリーと一緒に人間の世界で大冒険を繰り広げるキャラクター。 ハンクは足が7本しかないタコで、ドリーの冒険に手を貸すがその目的は謎に包まれているというミステリアスな一面もあるという。そして実はディズニー/ピクサー・アニメーションの大ファンだという上川さんはハンクについて「忍者のように擬態や変身もする面白いキャラクターで、きっと皆さんにも愛していただけると思います。 スケールアップした大冒険と、ドリーだからこその、心がふっと温まる感動のラストが待っていますので、是非ご期待ください」と本作への自信を見せた。またアニメーションの吹き替え経験はあるものの、今回特に難しかったポイントとして「ハンクはしゃべっていても口が見えないので、そこが吹き替えの大きなハードルでした」とタコ役ならではの難しさを明かしている。一方、声優初挑戦の中村さんが担当するデスティニーは、ドリーの家族探しのカギを握るジンベエザメの女の子。ドリーと同じくクジラ語を話すことができるが、サメなのに泳ぐのが苦手という可愛くてお茶目なキャラクターだ。全ピクサー映画を見ているという中村さんは、デスティニーについて「身体は大きいけれど、 おっちょこちょいで明るくて、ドリーを助けようとする優しいサメ。みんながドリーを助ける姿から、思いやりが伝わったらいいなと思います」とその可愛さをアピールしていた。さらに難しかったシーンについては「クジラ語を話すシーンがとにかく難しかったです」と特徴的すぎる声を出すことに苦労したようだ。またディズニー・スタジオの公式SNSでは、先だって公開された予告編を基に「ドリーの新たな仲間たちの声優は誰? ツイートキャンペーン」 が実施。ハンクの声に対しては、「この素敵な声は上川隆也さん!」という正解が多く寄せられ大好評! 一方、デスティニーの声に対しては、あまりにもキャラクターにマッチした声と自然な演技に、中村さんという正解は半数ほど。声優初挑戦ながら、すでに「可愛い!」と人気が出始めているようだ。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年05月19日“尊厳死”がテーマにもかわらず、トロント、ロカルノなど、ヨーロッパをはじめ世界各国の映画祭で上映されるや、仲間たちの美しい旅と夫婦の愛に、笑いと涙の喝采が巻き起こった『君がくれたグッドライフ』。5月21日(土)に迫った公開を前に、本作のエッセンスが絶妙につまったワンシーンの本編映像が解禁となった。本作で主に描かれるのが、ドイツからベルギーへと向かう主人公のハンネスと妻のキキ、そして仲間たちとの548kmにおよぶ自転車での旅。年に1度、自転車で旅に出る6人の気の知れた仲間たちは、ベルギーに向け、いつも通り陽気に旅を始めるが、ハンネスがALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、余命を宣告されていると告白したことで、一変する。今回の本編映像では、旅の終わりが近づいてきたある日の夜、キャンプファイヤーを囲みながら、ハンネスは旅に付き合ってくれた仲間たちへの感謝と自ら“亡き後”の思いを語る。ひとりひとりが彼の思いを受けとめ、しんみりとした雰囲気になる中、妻のキキだけは表情が違い、何かを言いたげだ。ハンネスがキキに声をかけると、夫を気遣い胸に秘めてきた本音をついに語りはじめる。苦悩を1人で抱え込み、大きな決断をしたハンネスに、「私は多分違う決断を下すと思う」と語りかけ、「私なら2人で分かち合う」と涙をこらえながら訴えるキキ。ハンネスはキキの言葉に何も返すことができない。ハンネスは愛するキキの負担になりたくない一方、キキはハンネスを愛するからこそ、彼のつらさを受け止めたいと願う。夫婦は、ハンネスの最期のときを目前に分かり合うことはできるのか…?「君が僕の立場だったなら、どうする?」というハンネスの問いかけは、そのまま観客への問いかけでもある。ハンネスを演じたドイツの国民的俳優フロリアン・ダーヴィト・フィッツは、この役柄について、「死が身近であることを常に自覚していれば、人生を終えるときの助けになるのと思うのです。ハンネスはそれを理解できたからこそ、グッドライフ=より良き人生を送れたのでしょう」と、ふり返っている。愛する人の選択をどう受けとめるのか。愛する人のためにできることを見つめる、彼らの5日間の旅路に、本映像から思いを馳せてみて。『君がくれたグッドライフ』は5月21日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月18日本日、全世界同時にSNSで『トランスフォーマー』シリーズ最新作の正式タイトル『Transformers:The Last Knight』とプロモーション動画がパラマウントより発表された。それに続き、シリーズ1作目から監督を務めてきたマイケル・ベイや、主演のマーク・ウォルバーグなどの関係者たちも続々とこの嬉しいニュースを拡散。『Transformers:Last Knight』のインスタグラム公式アカウントでは同じ動画を「オートボットを招集中。オプティマスプライムは戦闘準備万端だ。きみたちは、どうかな?」とコメント付きで掲載。正義のトランスフォーマー軍団・オートボットの司令官であるオプティマスの顔がドアップで映し出される動画に、ファンは大興奮!「IMDb」によると監督はマイケル・ベイ、エグゼクティブ・プロデューサーをベイ監督とスティーヴン・スピルバーグが引き続き務め、前作『トランスフォーマー/ロストエイジ』からケイド・イェーガー役を主演しているマークも続投。そのほかに、アメリカの子ども向けチャンネル「ニコロデオン」の14歳の若手女優・イザベラ・モナーとコメディアンのジェロッド・カーマイケルがキャスティングされているが、具体的にどんな役を演じるのかは明らかになっていない。そして、「The Last Knight(最後の騎士)」が何を指しているのかもまだ謎に包まれている。『Transformers:The Last Knight』は2017年6月23日公開予定。(Hiromi Kaku)
2016年05月17日ファレル・ウィリアムスがプロデュースと楽曲提供を手がけ、2015年サンダンス映画祭やカンヌ国際映画祭で絶賛を受けた、90’s カルチャー&HIP HOPをたっぷり詰め込んだ『DOPE/ドープ!!』が、7月30日(土)より日本公開されることが決まった。L.Aのスラム街出身のマルコムは、名門大への進学を夢見る高校生。そして、自身のバンドと90’sHIP HOPをこよなく愛するオタクでもある。だが、友人であるディギーとジブと共に、恋心を抱くナキアを追いかけて、ドラッグディーラーのドムの誕生日パーティーに参加したことから彼らを取り巻く状況は一変する。パーティーの裏で行われていた取引に警察が突入し、その場がパニックとなる中、ドムは「モリー」と呼ばれるドラッグをマルコムのリュックに隠してしまう。窮地に陥ったマルコムたちは、天才ハッカーのウィルに助けを求め、闇サイトで「モリー」を販売し始める。約束の期限が迫る中、大学への出願期限、銃を持ったギャング、抜き打ち検査の警察犬、ドラッグ中毒のリリーや兄のジャイールなど、トラブルは果てしなく続き…。スラム街で育ったオタクたちがトンデもない騒動に次々巻き込まれ、名門大では教えてもらえない大切な“何か”を学んでいく姿を描く本作。リック・ファムイーワ監督が青春時代を過ごしたL.A.犯罪多発地域イングルウッドを舞台にした本作には、製作総指揮を務めたファレルのほか、『サウスポー』でも妙演を見せるアカデミー賞俳優フォレスト・ウィテカーや、HIP HOP界の大御所にして問題児パフ・ダディことショーン・コムズという錚々たるビッグネームが名を連ね、『ボーイズ’ン・ザ・フッド』(’91)や『ポケットいっぱいの涙』(’93)などに次ぐ、新たなブラックムービーを完成させた。2015年のサンダンス映画祭、そして第68回カンヌ映画祭監督週間にて上映され、大喝采を受けた本作の日本上陸を楽しみにしていて。『DOPE/ドープ!!』は7月30日(土)より渋谷HUMAXシネマ、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ.J.エイブラムスが製作を務める最新作『10 クローバーフィールド・レーン』。このほど、これまでに到着した映像を凌ぐ、新たな衝撃が襲う日本版オリジナル本予告が解禁となった。『ミッション:インポッシブル』シリーズや『スター・トレック』シリーズを手がけ、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では北米興行収入歴代No.1を記録し、映画史を塗り替えたハリウッドのヒットメーカー、エイブラムス監督が製作を務める本作。明らかになっているキャストは、たった3名。地下シェルターで暮らす謎の男・ハワードを演じるのは、『クーパー家の晩餐会』や『アルゴ』など、幅広いジャンルで活躍する演技派俳優ジョン・グッドマン。シェルターに閉じ込められた女性・ミシェル役には、『ダイ・ハード』シリーズのジョン・マクレーン刑事の娘に抜擢され、ブリー・ラーソンやクリス・エヴァンスら共演の『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』でも紫ヘアで強い印象を残したメアリー・エリザベス・ウィンステッド。もう一人の男・エメット役には、トニー賞受賞歴を持ち、人気海外ドラマ「ニュースルーム」や『ショート・ターム』などに出演するジョン・ギャラガー・Jr.。実力派のベテランと若手が織りなすキャスト3人のアンサンブルで謎めいた世界へと観客を引き込んでいく本作から、先日の特報映像に続き、またもや“衝撃を受けること間違いなし!”の日本版本予告が到着。突然の衝突事故に見舞われたミシェル。目を覚ますとそこには見知らぬ男がおり、「襲撃された。化学兵器か、核攻撃か…」と話し出す。どうやらここは、その謎の男、ハワードのシェルターらしく、ミシェルのほかに左腕を怪我した青年エメットも逃げ込んでいる。今回の映像では、「中に入れて!」と“シェルターの外側”から扉を激しく叩く女性が現れ、そのあまりの剣幕にミシェルが戸惑っていると、「絶対に入れるな!奴らに殺される!」と叫び出すハワードの様子が確認できる。今回も、避難しているはずの地下シェルターの中でさえ、“何かが起こっている”と感じずにはいられない映像だ。「あらゆるフォームでやってくる」という正体不明の“奴ら”も確認できるが、いったいそれが何なのかは、いまだ謎に包まれたまま。さらなる衝撃を感じずにはいられない緊迫感あふれる映像を、まずはここから確かめてみて。『10 クローバーフィールド・レーン』は6月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日『マットマックス 怒りのデス・ロード』ではトム・ハーディ、シャーリーズ・セロンとともに砂漠を爆走したニコラス・ホルトが、今度は高級車で高速道路を激走する『アウトバーン』。このほど、本作でニコラスと恋人同士を演じているのが、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の主演を務めるフェリシティ・ジョーンズ。このほど、2人が演じた、思わず恋したくなるラブラブの恋人たちの場面写真がシネマカフェに到着した。天才的な腕を持つ自動車泥棒として活躍していたものの、アメリカを離れてドイツのケルンへ渡ったケイシー。マフィアを率いるゲランのもとで働いていた彼は、同じアメリカ人の女性ジュリエットと恋に落ち、裏社会から離れて生きようと決意する。だが、ジュリエットが腎臓移植をしなければ命が危ういことが発覚。移植手術に必要な大金を稼ぐため、彼はゲランの仕掛けるゲームに乗ることに。それは、ヨーロッパの物流を手中に収める実業家にして麻薬王でもあるハーゲン・カールがチリから密輸した膨大なコカインを、トラックごと奪うというものだった。だが、ハーゲンに犯行を知られて追われる身となり、ジュリエットを人質に取られてしまうケイシー。絶体絶命という状況から逃れるべく、彼は速度無制限の高速道路“アウトバーン”を舞台にしたバトルとチェイスに身を投じていくーー。アメリカからドイツのケルンへと渡ったニコラス演じる主人公ケイシーが、そこで運命的に出会ったのが、同じアメリカ人であるフェリシティ演じるジュリエット。そんな中、腎臓移植をしなければジュリエットの命が危ないことが発覚し、ケイシーは手術資金を稼ぐため、マフィアのボス(ベン・キングズレー)と麻薬王(アンソニー・ホプキンス)との危険すぎるバトルに巻き込まれていく。『マッドマックス怒りのデス・ロード』では白塗り&スキンヘッド姿を披露し、狂気をはらんだ熱演で話題を呼んだニコラスと、アカデミー賞主演女優賞ノミネートの『博士と彼女のセオリー』では献身的に博士を支える妻役を好演したフェリシティ。本作では、いま最も注目されている2人が恋人同士を演じることでも話題だ。この度解禁されたのは、ニコラスとフェリシティのキスショットも含む写真4点。ソファの上でフェリシティがニコラスの膝の上に乗り、お互いを見つめ合い、いまにもキスをしそうな熱いシーンのほか、夜の海辺で2人が抱き合う写真では、一見、普通の恋人同士の日常を切り取ったように見えるが、どこか遠くを不安そうに見つめており、これから起こる運命を見据えているような場面写真となっている。そのほか2点は、それぞれシチュエーションが違う場面の、何ともキュートなキスショット。カー・アクションのみならず、思わず恋したくなるような、このロマンチックなカップルの行方も見逃せない!『アウトバーン』は6月10日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日現在、2週連続NO.1を獲得するなど大ヒット中の最新作『ズートピア』をはじめ、『ピノキオ』『ダンボ』『ライオン・キング』、そして近年では『アナと雪の女王』『ベイマックス』などに代表されるディズニー長編アニメーション。その記念すべき第1作となる『白雪姫』がMovieNEXで発売されることに合わせ、最新ミュージカル映画「ディセンダント」とのコラボ映像が解禁となった。1937年に公開された世界初の長編アニメーションにして、ウォルト・ディズニーの夢の原点ともいえる『白雪姫』。今回解禁となったのは、MovieNEXに初めて収録されるボーナス映像のうちの、贅沢なコラボレーション映像の一部。同じく5月18日(水)にDVDが発売されるディズニーのミュージカル映画「ディセンダント」で、白雪姫に登場する女王イーヴィル・クイーンの娘役を演じたソフィア・カーソンが、白雪姫に関する「あなたが知らない7つのこと」を紹介している。白雪姫に関する「あなたが知らない7つのこと」の事実うち、今回紹介されているのは、5番目の事実。白雪姫といえば、雪のように白い肌、ほんのりバラ色のほおが特徴的だが、実はもともと、そのほおは赤くなかったという。セル画の中の白雪姫は血色が悪く見えてしまい、かといって、顔の色を濃くするとピエロ風になってしまい逆効果。そこで、色付けの担当の女性がほお紅を入れてみたところ、誰もが知るかわいらしい白雪姫ができあがったという。そのほかにもMovieNEXのボーナス映像では、白雪姫の髪の色についてなど、合計7つの事実を紹介している。ちなみに7といえば、“ラッキー・セブン”に象徴されるように、聖なる数字として古代オリエントの時代から貴ばれてきた。キリスト教では天地創造の7日間、仏教にも初七日や七難、イスラム教ではメッカ巡礼で神殿を7周する。“7つの海”“親の七光り”“なくて七癖”“七福神”など、7にまつわる言葉は枚挙にいとまがない。『白雪姫』でも7は特別な数字で、“7人”のこびとは重要な役割を果たしている。おこりんぼ、ねぼすけなど、それぞれに豊かな個性を競い合う7人のこびとは、ウォルトならではの発想だったという。彼ら7人のこびとは、『白雪姫』の中でユーモアのパートを担っていることはいうまでもない。何十回となく開かれたストーリー会議を通じて、こびと各々の性格が丹念に構成されていったが、ウォルトは常に観客の気持ちを尊重しており、特に“おとぼけ”と“おこりんぼ”の2人については観客の反応を意識したという。おとぼけは喜劇役者のような存在で、おこりんぼはケンカ好きのひねくれ者。この2人を軸にした愉快な7人のこびとたちは観客の笑いを誘った。なお、「あなたが知らない7つのこと」では、この7人のこびとについても、名前、ギャグ、動作について意外な事実を取り上げているというから要チェック。また、『白雪姫』の女王イーヴィル・クイーンをはじめ、『眠れる森の美女』の邪悪な妖精マレフィセント、『アラジン』の卑劣な右大臣ジャファーなど、ディズニーヴィランズ(悪役)やディズニープリンセスの子どもたちが登場する『ディセンダント』は、『ハイスクール・ミュージカル』シリーズのケニー・オルテガが手がけており、また違った楽しみ方ができそうだ。『白雪姫』MovieNEX は5月18日(水)より発売(※デジタル配信中)。「ディセンダント」DVDは5月18日(水)より発売(※同日デジタル配信開始)。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日カンヌ国際映画祭で、前作『Mommy/マミー』の審査員特別賞受賞に続き、本年度も最新作『It’s Only The End Of The World』(原題)がコンペティション部門に出品を果たしている次世代No.1監督、グザヴィエ・ドラン。彼が再び受賞なるのか、いま世界中の映画人から熱い注目を集めている。青年ルイは、「もうすぐ死ぬ」ことを伝えるために、これまで顧みることなく距離を置いてきた母、兄夫婦、妹が住む家に帰ってきた。平穏な日常が非日常となったルイの前で、日々の不満や、他愛もない会話を繰り広げる家族と過ごす中、告白の機会を失ったルイは…。劇作家ジャン=リュック・ラガルスの舞台劇「まさに世界の終わり」(れんが書房新社刊)を基に、ドランが監督・脚本を手がけた本作は、若手の作家が12年ぶりに故郷に帰り、家族に自身の死が近づいていることを告白することで表面化する、家族の葛藤、そして愛、それぞれの生と死を描く瞑想的な物語。キャストには、『マクベス』のマリオン・コティヤール、『007 スペクター』で歴代最高のボンドガールとして実力と人気が急上昇したレア・セドゥ、『サンローラン』で世界的評価を集めたギャスパー・ウリエルを中心に、ヴァンサン・カッセル、ナタリー・バイら、フランス映画界のベテラン俳優が集結する豪華さだ。鮮烈のデビュー作『マイ・マザー』から『胸騒ぎの恋人』『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』と、手がけた全作品がカンヌ映画祭やベネチア映画祭に出品され、一躍時代の寵児となったグザヴィエ・ドラン。前作『Mommy/マミー』は2014年、カンヌ国際映画祭で83歳のジャン=リュック・ゴダールと並んで審査員特別賞をW受賞。世界中の映画人の心を動かした授賞式での感動的なスピーチは、大きな話題となった。また、2015年にはシンガーソングライター、アデルの「Hello」のミュージックビデオをアデル本人からのオファーで監督。2015年11月の公開以降、すでに15億回も再生される驚異的なヒットMVとなっている。さらに、今年はその端麗な容姿から、ドラン自身が「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアンバサダーとしてワールドワイドの広告キャラクターに起用されたことも記憶に新しい。映画界のみならず多方面で快進撃を続けるドラン。ちなみに、本年度のコンペティション部門には、ジム・ジャームッシュ、ペドロ・アルモドバル、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ、ケン・ローチ、パク・チャヌク、ショーン・ペンといったカンヌ常連の大御所監督作が勢ぞろい。その中で若き俊英ドランは受賞なるのか、現地時間5月22日(日本時間5月23日AM1:15~)の授賞式を楽しみに待ちたいところだ。『It’s Only The End Of The World』(原題)は2017年2月11日(土・祝)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンスらおなじみキャストに、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のオスカー・アイザック、「ゲーム・オブ・スローンズ」のソフィー・ターナー、『ダーク・プレイス』のタイ・シェリダンなど、注目俳優が集結する『X-MEN:アポカリプス』。このほど、最強の敵アポカリプスに挑むX-MENの様子や、さらなる真実が明かされる最新予告編映像と、ポスタービジュアルが解禁となった。すべての始まりは、紀元前3600年。歴史上で最古のミュータント、アポカリプス(オスカー・アイザック)は、堕落した文明を滅ぼす“神”として君臨していた。アポカリプスは、ミュータントの力を吸収することで最強となるが、裏切り者の手によって古代エジプトのピラミッドの中に封印されてしまった…。時は移り、1983年、その眠りは覚まされた。核兵器開発など人類の堕落を知ったアポカリプスは、マグニートー(マイケル・ファスベンダー)をはじめ4人のミュータント=“黙示録の四騎士”を召集し、世界を“浄化”しようとする。プロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)やミスティーク(ジェニファー・ローレンス)が率いる若きX-MENは、彼らとの戦いを強いられるが、強力なテレパシーを手に入れたいアポカリプスが、プロフェッサーXまでも連れ去ってしまう。最古最強の“神”アポカリプスを倒すためには、X-MEN全員のパワーを結集させなければならなかった――。『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『X-MEN:フューチャー&パスト』から連なる3部作の完結編となる本作。『X-メン』からシリーズを手がけてきたブライアン・シンガーが監督を務め、このトリロジーに幕を下ろす。今回到着したポスタービジュアルからも、プロフェッサーXを中心にX-MENたちが、それぞれのパワーを駆使しながら最強過ぎる敵に対して団結している様子が見て取れる。さらに映像では、アポカリプスの降臨やシリーズ最大級の決戦の様子だけでなく、クイックシルバー(エヴァン・ピーターズ)が「マグニートーは俺の父さんだ」と衝撃の告白をするシーンも!そして、サイクロップス(タイ・シェリダン)とジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)が“助っ人”と呼んだ男の拳からは、なんと、あの見え覚えある爪が!?ウルヴァリンの本作への登場については世界中でうわさされているが、最強の神を前に参戦することになるのか、未だ詳細は謎に包まれている。空前のスケールで完結をみせる『X-MEN』ワールド。シリーズ集大成にふさわしい激戦とドラマの行方に期待していて。『X-MEN:アポカリプス』は8月11日(木・祝)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて3D/2D同時公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日人間のように暮らす動物たちの“楽園”を舞台にしたディズニーの最新作『ズートピア』が、今回発表された2週連続週末興行ランキングで、本作が1位を獲得したことが明らかになった。動員&興行ともに前週比が120%という驚異的な数字を記録。日本中で“ズートピア現象”が巻き起こっているようだ。動物が人間のように暮らす大都会“ズートピア”。誰もが夢を叶えられる人間も顔負けの超ハイテク文明社会に、史上最大の危機が訪れていた。立ち上がったのは、立派な警察官になることを夢見るもふもふボディのウサギのジュディ。しかし動物にはそれぞれ決められた役割があり、小さくて可愛いウサギは農場で人参作りに従事するのが“ウサギの人生”とされている世界。夢を忘れたサギ師のニックを相棒に、彼女は奇跡を起こすことができるのか――。GW後の土日で、動員数&興収が前週よりUPするのは、異例中の異例。5月15日時点での累計は、興行収入が3,729,825,900円、動員数は2,921,368人と、50億突破は確実とみられている。50億の大台は、GW映画の洋画として『シンデレラ』(57.3億)以来の快挙。週を追うごとに熱狂的なリピーターも後を絶たず、子どものみならず、客層が確実に大人へも広がっていることが要因となっているよう。先月23日(土)より公開している本作は、4週目にも関わらず公開週の記録超え!GW明けもまだまだ右肩上がりで勢いが止まらず、まさに『アナと雪の女王』大ヒットと同じ現象となっている。さらに、Dream Amiが歌う主題歌「トライ・エヴリシング」も、mu-moリアルタイムランキングで1位を獲得、先日の「ミュージックステーション」出演後のレコチョクデイリーチャートでは、Dream Amiバージョンで3位、主題歌バージョンで10位とダブルTOP10入りを果たすなどランキング急上昇中。「Amiの歌聴いたらもっとスートピア観たくなった」「メロディーが頭から離れない…」と作品だけでなく主題歌にも高評価のコメントが多数挙げられている。『ズートピア』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年05月16日ジョディ・フォスター監督作『マネーモンスター』のカンヌ上映が話題を呼んだジュリア・ロバーツに、オスカー女優ニコール・キッドマン、キウェテル・イジョフォーという豪華競演で贈る極上サスペンス『シークレット・アイズ』。このほど、たっぷりの本編映像とともに、ジュリアら豪華キャスト陣と監督がその魅力を語る特別映像が解禁となった。2002年のロサンゼルス。殺人事件の現場に駆け付けたFBI捜査官のレイ(キウェテル・イジョフォー)は、被害者を見て絶句する。その被害者は、テロ対策合同捜査班でのパートナーで、親友でもある検察局捜査官のジェス(ジュリア・ロバーツ)の最愛の娘だった。レイはエリート検事補のクレア(ニコール・キッドマン)と共に捜査に乗り出し、一度は容疑者を特定するものの、真相は闇に葬り去られ、事件は迷宮入り。あれから13年、改めて事件の解明に動き出した彼らの前に、驚愕の事実が紐解かれてゆく――。『エリン・ブロコビッチ』、『めぐりあう時間たち』でそれぞれアカデミー賞を受賞したジュリアとニコールという2大女優が初競演、さらに『それでも夜は明ける』で同主演男優賞にノミネートされ、『オデッセイ』でも好演を見せたキウェテル、『人生は小説よりも奇なり』などの名優アルフレッド・モリーナ、「ブレイキング・バッド」「アンダー・ザ・ドーム」のディーン・ノリスら、ハリウッドを代表するキャストが勢ぞろいした本作。原案となったのは、2010年に第82回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したアルゼンチン映画の『瞳の奥の秘密』だ。届いた映像では、トム・ハンクス主演『キャプテン・フィリップス』の脚本家としても知られるビリー・レイ監督が、「殺人事件に人生を狂わされた捜査官たちの物語」と本作を紹介。今回製作者として加わった『瞳の奥の秘密』のフアン・ホセ・カンパネラ監督も登場し、当時、大絶賛された驚愕のラストシーンにさらにひねりを加えた今回のハリウッド版に、太鼓判を押している。また、自身の娘が犠牲者になってしまう捜査官を演じ、迫真の演技を見せたジュリアが「全く先の読めない展開よ」と緊迫のストーリーを解説、ニコールやキウェテルとともにこのサスペンススリラーの魅力を語る、見応えある映像となっている。『シークレット・アイズ』は6月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月16日前作『フランシス・ハ』が日本でもスマッシュヒットとなったノア・バームバック監督のもと、ベン・スティラー&ナオミ・ワッツ、アダム・ドライバー&アマンダ・セイフライドという豪華な2組のカップルの世代間“ギャップ”と成長を描く『ヤング・アダルト・ニューヨーク』。このほど、その待望の予告編映像が解禁となった。ニューヨーク・ブルックリンに暮らす、世代の違うカップルたちのモラルや価値観のズレ、成功への夢と野心のぶつかり合いを、リアルかつユーモラスに描いた本作。流行最先端の街のライフスタイルとカルチャーを80年代のサウンドに乗せて贈る、クスッと笑えて、ちょっぴりほろ苦く、最後には胸が熱くなる“迷子の大人たち”の成長物語となっている。この度解禁された予告編では、研ぎ澄まされた人間観察力とシニカルな語り口、それでいてハートフルな温かさで包み込むそのスタイルから“ポストウディ・アレンの大本命”と注目されているバームバック監督らしさが炸裂。何と言っても、人生にも夫婦にも“何かが欠けてしまった”と感じているミドルエイジの夫婦ジョシュ(ベン・スティラー)とコーネリア(ナオミ・ワッツ)と、常識に縛られずクリエイティブに生きる20代のジェイミー(アダム・ドライバー)とダービー(アマンダ・セイフライド)の対比には要注目。40代カップルがすぐ「ググろう」とインターネットに頼ろうとするのに対し、20代カップルは自分たちで解決しようと諭すシーンはまさに象徴的。20代カップルがレコードやタイプライター、ビデオテープといったレトロなカルチャーを愛用し、“1周回って”辿り着いた“生の体験”を大事にする様子も描かれていく。また、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のカイロ・レン役で一気にスターダムに上り詰め、カンヌ映画祭ではジム・ジャームッシュ監督と組んだ主演作『Paterson』(原題)がコンペ部門に出品されているアダムのまさかのエプロンに短パン姿や、『追憶の森』でのシリアス演技も記憶に新しいナオミのヒップホップダンスなど、必見の“ギャップ”シーンが盛りだくさん。誰もが一度は経験したことがあるだろうジェネレーションギャップは、彼らにどんな成長をもたらすのか、期待高まる予告編となっている。『ヤング・アダルト・ニューヨーク』は7月、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月16日シャーリーズ・セロンが主演を務め、「ゴーン・ガール」の原作者ギリアン・フリンの長編小説「冥闇」を映画化した『ダーク・プレイス』。このほど、本作に出演するクロエ・グレース・モレッツの場面写真が解禁。プライベートでは、“サッカー界の貴公子”ベッカム氏の長男ブルックリン・ベッカムと交際宣言したばかりのクロエが、小悪魔的な“超肉食系”女子を演じていることが分かった。1985年、田舎町で母親とその娘2人が惨殺される一家殺人事件が起こる。犯人として逮捕されたのは、15歳の長男ベン(タイ・シェリダン)。ただひとり生き残った末っ子の少女リビーが兄の犯行を証言したため、ベンは終身刑を宣告される。時がたち、31歳になったリビー(シャーリーズ・セロン)のもとに、有名事件の真相を追う“殺人クラブ”から招待状が届く。あのころ、家族にも心を開かなかった内気な長男ベンが、唯一心を許したのは、恋人のディオンドラ(クロエ)。ディオンドラは悪魔信仰にはまっており、彼女の影響で、ベンも次第に悪魔崇拝者と化してゆくのだが…。本作は28年前に一家殺人事件に遭い、生き残った少女が真実を見つめ直すヒューマン・ミステリー。事件を起こし終身刑の身となる長男のベンには、8月11日(木)公開『X-MEN:アポカリプス』にも出演するタイ・シェリダン。『ツリー・オブ・ライフ』のブラッド・ピットの息子役でデビュー、マシュー・マコノヒーと共演した『MUD-マッド-』で高い評価を得た彼は、スティーヴン・スピルバーグの次回作『Ready Player One』(原題)でも主演を射止めている。そんな彼が演じる15歳のころの内気なベンを翻弄する恋人が、プライベートでもモテモテながら堂々交際宣言したばかりのクロエ。解禁となった場面写真からもわかるように、本作では、一人の男の人生を狂わせる妖しい女性を演じている。いまや大注目の若手俳優のひとり、タイに時にしなだれかかり、時にキスを迫るも、彼はタジタジ!!クロエは、本作について「次に起こることが全然予測がつかないの、わかる?こちらが『きっとここがクライマックスね』と思って気を抜いた瞬間に、全然予測しないことがやってくるの。でも、その展開がとても巧妙に描かれているのから、どんなに残酷なことが起こったとしても、その続きを知りたくなるわ」と意味深なコメントを寄せている。強引で、艶っぽい小悪魔的な魅力を放つ本作のクロエに、目が釘付けになりそうだ。『ダーク・プレイス』は6月24日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月14日過激なイスラーム原理主義の影響で衰退の危機に立たされたパキスタンの伝統音楽が、ジャズの世界と大胆な融合を果たすドキュメンタリー『ソング・オブ・ラホール』。このほど、馴染みのあるジャズの名曲「テイク・ファイヴ」が、伝統楽器によって奇跡の変身を遂げていく予告編が、シネマカフェにて解禁となった。長い歴史と豊かな文化を誇るパキスタン・イスラム共和国の街ラホール。イスラーム原理主義の影響で音楽文化は衰退し、伝統音楽家たちは転職を余儀なくされた。危機感をつのらせた彼らは聴衆を取り戻すため、畑違いのジャズに挑戦し世界に打って出る!伝統楽器を用いてカバーし、ネットにアップした「テイク・ファイヴ」のプロモーション映像はまたたく間に世界を駆け巡り、100万を超えるアクセスを記録。その噂を聞きつけ、天才トランペット奏者のウィントン・マルサリスの招待で、彼が率いる本場NYのビッグバンドと共演することになるが…。本作は、故郷ラホールからニューヨークへ、パキスタンで文化や芸術が委縮し続ける中、居場所を取り戻すため立ち上がった「サッチャル・ジャズ・アンサンブル」の超絶演奏が世界中を虜にするまでの紆余曲折を追うドキュメンタリー。監督は、本年度2度目のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞したパキスタンが誇る女性監督シャルミーン・ウベード=チナーイと、ニューヨーク在住のアンディ・ショーケンが務め、音楽への情熱と愛にあふれる彼らの人生と圧巻の演奏をカメラに収めていく。今回解禁された予告編には、自国に音楽を披露する場が少なくなっていく中で、パキスタンの伝統音楽を守ろうとする熟練音楽家たちが、畑違いのジャンルであるジャズに挑戦し、世界に打って出ていく姿が描かれる。だが、同時に、なかなか本場NYジャズとうまく融合できない彼らの焦りも伝わってくる。マルサリスによる「ジャズも虐げられた者たちの音楽」とのコメントとともに、彼らが奏でるパキスタン音楽の素晴らしい音色や、画期的な挑戦、そして圧倒的な演奏力が垣間見え、音楽の楽しさや高揚感が伝わる予告編。特に、パキスタンの伝統楽器でアレンジされたジャズの名曲「テイク・ファイヴ」は必聴だ。『ソング・オブ・ラホール』は8月13日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日欧米各地を身軽に行き来し、独特の哲学に基づく珠玉作の数々を発表してきたウディ・アレン監督待望の最新作『教授のおかしな妄想殺人』。6月に日本でも公開することが決定しているが、この度、ヒロインのエマ・ストーンが劇中で披露するキュートなファッションを身にまとった劇中ショットが到着した。夏の日差しがきらめくアメリカ東部の大学に赴任してきた哲学科教授のエイブは、真っ暗闇の中を生きていた。人生の意味を見失った彼は、慢性的に孤独な無気力人間になってしまったのだ。ある日、迷惑な悪徳判事の噂を耳にしたエイブは、自らの手でその判事を殺すという完全犯罪に夢中になっていく。かくして“奇妙な目的”を発見した途端、あら不思議、エイブの毎日は鮮やかに彩られ、身も心も絶好調に一変する。一方、エイブに好意を抱く教え子ジルは、彼の頭の中におかしな妄想殺人が渦巻いているとはつゆ知らず、燃え上がる恋心を抑えられなくなり…。本作は、“人はなぜ生きるのか?”と、そんな究極の命題をはらむダーク・コメディ。奇抜なストーリー展開の中に人間の不条理さと滑稽さが入り混じり、ウディ・アレン流の皮肉なユーモアが炸裂する逸品だ。主演は『her/世界でひとつの彼女』に出演し、今回がウディ監督と初タッグを組んだ個性派俳優、ホアキン・フェニックス。一癖も二癖もある哲学教授・エイブを魅力的に演じている。さらに『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのエマは、教授に惹かれていくヒロインの女子大生・ジルを、ウディ監督の新たなミューズとして存在感たっぷりに演じている。このほど解禁となったのは、本作の劇中ショット。本作でエマは、なんと24パターンものコーディネートを披露しており、そんなウディ・アレン作品のキャラクターらしいキュートなファッションを身にまとった写真が一部到着した。前作の『マジック・イン・ムーンライト』では1920年代南仏のレトロなルックを披露したエマだが、今回演じるのは大学生。前作のようなロマンティックなドレスではなく、現代の若者ファッションを様々なバリエーションで着こなしている。シンプルですっきりとしたコーディネートは、プレッピー過ぎず、気取らない装いから普段の平日の着まわしの参考にもできそう。人生の不条理を独特の哲学で描いた本作。ストーリー展開だけでなく、ファッションを楽しむ映画としても注目を集めそう。今年のSSコーディネートは、エマのファッションに習ってみては?『教授のおかしな妄想殺人』は6月11日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月13日