現在配信中のディズニー&ピクサー作品『私ときどきレッサーパンダ』より、劇中の人気ボーイズ・グループ「4★TOWN」(フォー・タウン)のオリジナルソング全曲を手掛けたビリー・アイリッシュと、兄フィニアス・オコネルの特別映像が公開された。母の前での“真面目で頑張り屋ないい子”と、友達の前の“好きなことに夢中な等身大の女の子”。自分らしさに葛藤する主人公メイが、感情をコントロールできなくなってしまい、モフモフのレッサーパンダに変身してしまう本作。そんなメイが夢中になっているのが「4★TOWN」だ。楽曲を手掛けたビリーは「この映画の作曲・作詞は最高に楽しかった!」とふり返り、フィニアスが「企画を聞いて飛びついた!」というと、「ノリノリでね」とビリーは掛け合い、本作への参加を喜んだ。さらに、彼らの観る人を惹きつける魅力について、メンバーの一人、ジェシーの声優も務めているフィニアスは「2000年代初頭のアイドル風にキャッチーで、ハモりや手拍子や振りがある。ボーイズ・グループには少女たちが恋する魅力があるんだ」と力説。ビリーは「3曲のうち1つは、“勇気づけられる曲”。2つ目は“恋愛バラード”。そしてもう1つは誰もが知るヒット曲」と楽曲を解説。3つ目の楽曲「Nobody Like U」は、「Da-iCE」が日本版エンドソング「どんな君も」としてカバーしており、“どんな君も君だよ 本当の自分を隠さないで”というメッセージが込められた、背中を押してくれる楽曲となっている。また楽曲については、監督のドミー・シーも「それぞれ種類の異なる3曲の歌が必要だと私たちは早い段階から考えていました」と告白している。さらにビリーは「メイたちの“推し”への情熱は私も経験したから分かる。あれが熱烈なファンの気持ち。気持ちが分かる仲間とは絆が生まれる。この映画大好き!」と共感している。『私ときどきレッサーパンダ』はディズニープラスにて見放題独占配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:私ときどきレッサーパンダ 3月11日よりディズニープラスにて見放題で独占配信開始©2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2022年03月15日『レディ・プレイヤー1』のタイ・シェリダンや、リリー=ローズ・デップ、フィン・ホワイトヘッドらが共演し、惑星移住ミッションに挑む若者たちの狂乱を描いた『ヴォイジャー』。この度、メガホンをとったニール・バーガー監督のオフィシャルインタビューが到着した。「根本的に人間とはどんな存在なのか」監督が問う本作は、新たに人間が住むことができる惑星を調査するため、30人の子どもたちが探査隊として宇宙船に86年潜伏する何とも奇妙な設定から始まる。人間の奥底に潜む本能が長い抑圧から解放されると、何が起きるのか?本作の脚本と監督を兼ねるニール・バーガーは「真空状態の下にある人間の本能を描く映画だ。根本的に人間とはどんな存在なのか」を問いかけ、性欲、自由そして権利に目覚めた若者たちの姿や、その陶酔感を描いていく。また、本作は私たちが善人であるべき理由とは?という倫理的な疑問を投げかける。「この作品は、社会がどう機能しうるかについて、様々な論議を巻き起こすだろう。宇宙船の中では若いクルーが実験室のラットのように見える不毛な環境だ。そうした状況下で彼らがどのような行動を取るか、いかにあっけなく野蛮になるかを観客は目にする。そして、人間というのは根源的にこうした存在なのだろうかと考えこむんだ」とバーガー監督。恐怖と混沌の感覚が増していき、人間の本能が解き放たれるサスペンスが孤立無援の宇宙船の内部で繰り広げられる。『ヴォイジャー』は3月25日(金)よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴォイジャー 2022年3月25日よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開Ⓒ 2020 VOYAGERS FINANCING AND DISTRIBUTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年03月14日アカデミー賞作品賞『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督最新作『ナイトメア・アリー』より本編映像が解禁された。本作は1946年に出版され、ノワール小説の伝説的傑作といわれる「ナイトメア・アリー 悪夢小路」の映画化。独自の世界観と豪華キャストで映像化し、第94回アカデミー賞では作品賞、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞と主要を含む4部門にて堂々とノミネートを果たした注目作だ。今回解禁されたのは、カーニバルの下積みで働くスタン(ブラッドリー・クーパー)が、密かに想いを寄せる人気女芸人のモリー(ルーニー・マーラ)にアプローチする本編映像。真夜中のカーニバルを歩いていたスタン(ブラッドリー・クーパー)が、回転木馬に一人座っていた想い人のモリー(ルーニー・マーラ)を見つけ、距離を縮めようと声をかける。亡くなった父親の夢をみて眠れなくなったというモリーに、「美男だったろうね。女の子は父親に似る」と冗談めいた口調で語りかけるスタン。最初は表情を硬くしていたモリーも、モリーのペースに合わせて言葉を選びながら時間をかけて会話を紡いでいくスタンに、少しずつ心を開いていく。モリーを思い遣るスタンの優しいアプローチが印象的な、初々しさ溢れる馴れ初めの様子だ。映像の最後は、電飾できらきらと煌めく回転木馬の中で2人がダンスを始めるシーンで締め括られる。このあと結ばれる2人は、無事にショービジネスでの成功を勝ち取ることができるのか…?カーニバルの出し物のひとつで、“どんな電圧をも吸収する淑女・エレクトラ”として大人気のモリーは、裏の顔や隠さざるを得ない秘密を抱えた訳ありの人間が多いカーニバルで唯一の良心といえるほど純粋な心を持ったキャラクター。そんなモリーはスタンの才能を信じ、自分の運命を賭け、見世物の世界で育ったゆえのタフさと柔軟性で献身的にスタンを支えようとする。本作でモリーを演じたのは『ドラゴン・タトゥーの女』(12)と『キャロル』(16)で真逆のキャラを演じ、2度のアカデミー賞候補となったルーニー・マーラ。ギレルモ・デル・トロ監督は「ルーニーは役に寄り添う驚異的な本能を持っています。登場人物が今どんな心持ちなのかを正確に把握しています。ですから演技にとても真実味が出るのです」とアカデミー賞も称えるルーニーの演技力を絶賛している。『シェイプ・オブ・ウォーター』でもギレルモ・デル・トロ監督とタッグを組んだプロデューサー、J.マイルズ・デイルも「モリーを無垢な女性としてだけでなく、次第に力強くなるところまで見事に演じてくれました」と明かしている。次第に人間の闇に飲まれていくスタンとモリーはどうなってしまうのか?2人の幸せの先に待っているものとは?物語の行く末が気になる本編映像となっている。『ナイトメア・アリー』は3月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイトメア・アリー 2022年3月25日より全国にて公開©2021 20th Century Studios. All rights reserved.
2022年03月14日孤独を抱えながらも仕事に打ち込んできた女性と、夢を見ることさえ知らなかった少女の人生が、世界最高峰の一流メゾン・ディオールのアトリエを舞台に交差する『オートクチュール』より、本編映像とリナ・クードリのインタビューが解禁された。1947年に最初のコレクション“コロール(ニュールック)”を発表して以来、美しいものを愛でる人々に注目されてきた「ディオール(DIOR)」。ディオール、イヴ・サンローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、マリア・グラツィア・キウリと、デザイナーが交代してもディオールの完璧な美が変わらないのは、お針子たちの職人技が脈々と受け継がれているからだ。本作ではディオールが撮影に協力しているため、初代“バー”ジャケットや重ねづけされたプリーツが軽やかに揺れる“フランシス・プーランクドレス”、直筆のスケッチ画など、貴重なアーカイブ作品の数々が惜しげもなくスクリーンに登場する。この度公開された本編映像では、その中のひとつである“フランシス・プーランクドレス”のフィッティングシーンが解禁。ドレスだけでなく、ドレスを纏うモデル、アトリエ、そしてお針子たち全てが優雅で美しい、至福の映像になっている。また本編映像でドレスをうっとりと見上げる姿を披露したリナ・クードリは、自身が演じるジャドがハイファッションの世界に惹かれていった理由について、「知らない世界への好奇心からだと思う」と語る。そして「慣れない環境にやってきた彼女は、自分の土俵ではないので落ち着かないけど、新しいものを見て、自分なりの意味を見つけようとしています」とジャドの心情に思いを馳せる。また本作で見習いのお針子を演じるあたって、ディオール1級クチュリエールのジュスティーヌ・ヴィヴィアンに裁縫の指導を受けたリナは「基本的なテクニックを習いました。一番良かったのは、刺繍を覚えたことです。ディオールのアトリエでも時間を過ごしましたが、歓迎してもらえてとても嬉しかった。社員が決まった時間に働き、食堂で一緒に食事をするという、その規律正しさにとても感動しました」と、普段は触れることのない世界での経験を懐かしくふり返った。アトリエでのシーンには『ディオールと私』にも登場した経験豊かな現役のお針子たちが出演し、手仕事の美しさと超絶技巧を披露。自分の腕で生きていく覚悟と美を生み出す高度な技術。美の殿堂、ディオールのアトリエを舞台に繰り広げられる、眼福と感動の人生賛歌に期待が高まる。『オートクチュール』は3月25日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オートクチュール 2022年3月25日より新宿ピカデリー、HTC有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2019 - LES FILMS DU 24 - LES PRODUCTIONS DU RENARD - LES PRODUCTIONS JOUROR
2022年03月14日前作より新たな仲間も加わり、ゴージャスにスケールアップした彼らが新たなステージへと踏み出す『SING/シング:ネクストステージ』。この度、本作の日本語吹き替えを務めた長澤まさみの特別メイキング映像が到着した。長澤さんが演じているのは、ヤマアラシのアッシュ。前作では、傷つきながらも一人でステージに立ち自分の殻を破って圧巻のパフォーマンスを披露。そして、すっかり地元の人気ロックスターとなって、今作にも登場。また、表舞台から姿を消した伝説的なロックスターであるライオンのクレイ・キャロウェイ(稲葉浩志)に寄り添う、今作のカギを握るキャラクターとなっている。到着した映像では、長澤さん演じるアッシュが、クレイに寄り添う中弾き語った「Stuck in a Moment You Can't Get Out Of」(U2)の日本版の歌唱シーンからスタート。どこか切なそうに歌うアッシュと表情をシンクロさせながら、安定の歌唱力をみせている。インタビューでは、「母性を感じられる様な、大人の女性になっている」と今作のアッシュについて分析。また今作では、どれも雰囲気の異なる合計4曲を歌唱するとあって、最初は「歌えるのかな」と焦りを感じつつも、徹底した練習と準備によって乗り切ったそう。さらに、アッシュと自身が重なる部分も多くあったようで「演じやすかったというか、自分がアッシュを見届けている気分で収録をしました」と明かす。印象的なシーンについては、映像の冒頭にも流れた“歌でクレイを惹きつけるシーン”を挙げ、「セリフではなく、歌で心を繋げるシーンになっていると思うのでとても印象的です」と語り、稲葉さんとの共演には「稲葉さんの声を聞きながら歌ったときに、ちょっと痺れました。やっぱり、クレイを稲葉さんが演じてくださってよかったなぁって、思いました」と収録を回顧している。『SING/シング:ネクストステージ』は3月18日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:SING/シングネクストステージ 2022年3月18日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年03月14日マイケル・ベイ監督の最新作『アンビュランス』では銀行強盗犯に扮し、悪の顔を披露しているジェイク・ギレンホール。これまで警官やボクサー、パパラッチ、謎のヒーローなどを演じ分け、作品ごとに様々な印象を与えるジェイクの魅力に迫った。アクション、サスペンス、コメディまで様々なジャンルに挑み、作品ごとで魅せる顔が違うジェイク・ギレンホール。正義感溢れる役や、狂気に満ちた人物まで演じ分けたり、情けない男の雰囲気をリアルに再現したりと、表面的ではない内側から滲み出ているような演技で観る者を惹きつけている。保守的な60年代アメリカ西部で同性愛者の葛藤を好演した『ブロークバック・マウンテン』(2005)では、アカデミー賞をはじめ名だたる映画賞にノミネート、近年では『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)で謎のヒーロー、ミステリオ役の怪演も賞賛され、ジェイクの幅広い演技力は世界的に高い評価を得た。役作りも徹底しており、崖っぷちの映像パパラッチを演じた『ナイトクローラー』(2015)で14kg減量した後、ボクサー役で主演した『サウスポー』(2016)では21kg増量。役への向き合い方も抜かりなく着実にキャリアを積み上げてきた。そんなジェイクが最新作で演じるのは、なんと銀行強盗犯だ。難病の妻の治療費に困っている弟ウィル(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世)を巻き込み、銀行から大金を強奪する計画を企てるも、現場に駆けつけた救急車を奪って逃走せざるを得ない状況に追い込まれてしまう主人公ダニーを熱演。本作でジェイクは、血の繋がらない弟を心から思う兄である一方、ときに直情的にもなる犯罪者の人間性を見事に表現した。ジェイクは当初、「脚本を読んだとき、『この状況下で、本当にこの関係性となるのだろうか?』、『感情移入できるだろうか?』と自問した」と逃亡する救急車の中で様々な危険を犯す主人公ダニーに共感できるのか不安があったというが、「ダニーは面白い登場人物のようで、とても好きになった。観客が誰か登場人物に感情移入しながらも、少し怖がるような人物設定を辿るのも好きだった」と次第に役への理解を深めていき、犯罪に手を染めるダニーに挑んだことをふり返っている。また、撮影中の役づくりについては「マイケルとの会話を通して、本物の兄弟のような関係性を築きたいと思った。兄弟のように、乱雑さの中でぶつかり合いながらも愛があるような関係性だ」とマイケル・ベイ監督との会話の中で血の繋がらない兄弟関係を体現するイメージを固めたと明かしている。『アンビュランス』は3月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンビュランス 2022年3月25日より全国にて公開© 2022 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年03月13日記念すべきシリーズ最新作『アイス・エイジ バックの大冒険』が3月25日(金)よりディズニープラスで独占配信。この度、世界中で大人気のアドベンチャーシリーズ『アイス・エイジ』の魅力に迫った。子供から大人まで楽しめるその理由とは?2002年に始まった本シリーズは、2万年前の地球、氷河期を舞台にマンモスのマニーやナマケモノのシドたちの波瀾万丈でクレイジーな大冒険を描いており、20年に渡って愛され続けてきた。そんな『アイス・エイジ』シリーズの魅力のひとつは、子供から大人まで笑えるコミカルなギャグやユニークでキャラの濃いキャラクターのやりとり。様々な危機を乗り越えようと奮闘する中で起こるトラブルや動物たちのコミカルな掛け合い、そしてハラハラドキドキな展開に子供も大人も釘付けに。また『アイス・エイジ』シリーズは、心に響くメッセージも観客を惹きつける。どんなに喧嘩をしようとも、意見が食い違っても、最後は仲間を助ける熱い友情や、キャラクターに家族が増えることで親としての成長が描かれるなど、ふとした瞬間に観客が共感できるシーンも多く、親子揃って、笑って感動できる作品となっている。そんな『アイス・エイジ』シリーズの6作目となる本作では、フクロネズミの双子、クラッシュとエディが退屈な日常から一転、スリルと自由を求め、姉のエリーの元を離れ旅立つことを決める。旅先でさっそく地底の世界に落ちてしまった2匹を助けたのは、シリーズ3作目から登場している冒険好きな恐竜ハンター・イタチのバック。そんな3匹の前に突如、地底世界にのさばる恐ろしい恐竜たちが現れる。世界征服を企む恐竜に立ち向かおうとする3匹だが、バックが敵に捕らわれてしまう。最大のピンチに、小さなフクロネズミの2匹はどうするのか。スケールも笑いも、さらにレベルアップした最新作に期待が高まる。『アイス・エイジ バックの大冒険』は3月25日(金)よりディズニープラスで独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年03月13日ディズニー&ピクサー最新作『私ときどきレッサーパンダ』。“ときどきレッサーパンダになってしまう女の子”が主人公の奇想天外な物語だが、そのルーツは監督の実体験にあると言う。これまでピクサーは、監督のピート・ドクターが娘の成長を見守る中でアイディアを得た『インサイド・ヘッド』や、監督のエンリコ・カサローザが少年時代に経験した友情を反映させた『あの夏のルカ』など、製作陣の“実体験”をルーツにした作品を数多く手掛け、世界中に共感と感動を届けてきた。本作を手掛けた監督のドミー・シーは、「私のアイディアの中で、この作品が一番パーソナルなものだった。ピート・ドクターをはじめとするピクサーのトップがこれを選んだのもそれが理由だったと思う。この話はリアルで、奇妙で、具体的。だから人は惹きつけられるんだと思う」と、ほかのピクサー作品同様に監督の実体験が基になっていると明かしている。母親の前ではいつも“マジメでいい子”だが、友達の前での“本当の自分”を秘密にしている主人公メイ。しかし、ある出来事をキッカケに自分を見失い、レッサーパンダになってしまう…。奇想天外に見える物語だが、ドミーは「この映画がゾクッとするほど身近な感じがするのは、私の実体験から来ているから。私もメイと同じように秘密のスケッチブックを持っていたし、ベッドの下に隠していました(笑)。両親がまだあれを見つけていないことを願います。実家に帰って、見つけて燃やさないと」と明かしており、ドミー自身の“親には言えない秘密”を反映させることで、誰もがメイについ共感してしまうようなストーリーになっているのだと語る。さらにドミーは、「それに中学校に行った初日、メイと同じような体験をしました。帰ろうとしていたら、友達が、“木の後ろにサングラスをした女の人が隠れてこっちを見てる。誰だろう?”とささやいてきたんです。それで見てみたら、私の母でした。母は木の陰から出てきて、“ちょっと気になってね。お友達と遊びなさい。私はここで見ているから”と言いました。私はこの映画にそういうことをいろいろ放り込んでいるんです」と、思春期に経験した様々な“恥ずかしい思い出”を作品に反映させたと告白。実際に本作では、メイが秘密のスケッチブックを母親に見られたり、過保護な母親が学校にのぞきにきている姿を友達に見られたりと、思わずこちらも気まずくなってしまうようなシーンが描かれている。また、ドミーが自身の思い出とともに本作に込めたのは、<本当の自分らしさとは?>という人生で誰もが一度は悩むテーマ。レッサーパンダになってしまっても懸命に自分と向き合うメイを通して、本作には、誰もが“自分らしさ”について考えさせられ、自分を好きになるための後押しとなるようなメッセージが込められている。思春期の頃の“恥ずかしい思い出”に思わず共感してしまう本作。悩みながらも自分と向き合おうとする前向きなメイの姿に、“明日は自分をもっと好きになれる”と勇気と元気をもらえることだろう。『私ときどきレッサーパンダ』は3月11日(金)よりディズニープラスにて見放題で独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:私ときどきレッサーパンダ 3月11日よりディズニープラスにて見放題で独占配信開始©2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2022年03月12日世界中で大ヒットを記録、日本でも公開されるやいなや話題騒然のDCヒーロー映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』より、メイキングシーンを含む特別映像が解禁された。先週末より75の国と地域で公開を迎え、『ジョーカー』を超えるオープニング成績で大ヒットスタートを果たした本作。ついに日本でも公開を迎え注目を集めている。これほどまでに多くの人々を惹きつけている理由の一つは、本作で描かれるエモーショナルで新しいバットマンの姿だろう。本作の主人公は、両親を強盗に殺された復讐心から、悪と敵対する存在“バットマン”になって2年目のブルース・ウェイン。悪を懲らしめるバットマンと悪を憎む自身との境界線に揺らぐ、人間味溢れた姿が魅力となっている。この度解禁となったのは、そんな、これまでに見たことのない不安定なブルース/バットマンの「本性」を追及する特別映像。キャストや監督のコメントや貴重なメイキングシーンも含まれた必見の映像になっている。「闇に隠れているわけではない闇そのものなんだ」という台詞が象徴するように、誰しもに愛されるヒーローではなく、人知れず闇で悪を制裁することに傾注している2年目のバットマンの姿が映し出される。ロバート・パティンソンはキャラクターの行動を「バットマンになることがうまくいくのか、ブルースは分かっていないが、そうせざるを得ない」と使命感に駆られての行為であると語る。兼ねてからファンの間で議論されてきた「バットマンの本性はブルースなのかバットマンなのか」という疑問を挙げ、映画ではこの問いの核心に迫っていくことを明かした。さらに、「マスクがブルース・ウェインとバットマンを隔てている」とジェフリー・ライト(ゴードン刑事役)が語るとおり、怒りと復讐心を燃えたぎらせ、次々と悪をぶちのめすバットマンの姿とマスクをはずしたブルース・ウェインの戸惑いに満ちた表情が見て取れる。マット・リーヴス監督は「バットマンの人間味溢れたキャラクターが人々を惹きつける」と語り、ロバートもまた「彼は完璧なヒーローではない」と続け、本作でヒーロー映画の枠を超えたバットマンの姿が描かれていることを明かしている。そして、セリーナの「マスクの下のあなたは誰?」という台詞で締めくくられる。史上最狂の知能犯リドラーにマスクに隠された<嘘>を暴かれ、追い詰められたブルースの狂気が炸裂する、エモーショナルな展開を予感させる特別映像となっている。マスクを被りバットマンになることで存在意義を見出すブルースだが、本作のヴィランであるリドラーもまたマスクなしでは存在できない。素顔を隠すことで行動に移すことができる様子は、まさに匿名社会のいまならでは。そのキャラクター性が人々の共感を呼び、多くの支持を集めているのかもしれない。ただのヒーロー映画にとどまらない、まさに“ヒーロー映画史上もっともスキャンダルな”本作。善と悪、嘘と本性、正義が試される圧巻の175分だ。『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2022年03月12日ハリウッドで長年活躍したキャスティングの先駆者マリオン・ドハティを中心に、映画業界の最も重要な仕事の1つでありながら、最も知られていない仕事=キャスティングに迫るドキュメンタリー映画『キャスティング・ディレクターハリウッドの顔を変えた女性』。この度、豪華俳優や監督たちが登場する日本版予告編が解禁となった。絶妙なセンスと直感的な先見の明を頼りに、白人男性至上主義が根強く、役者を単純にタイプ分けしていた古いスタジオの配役方法から、ユニークで多彩なアンサンブルキャストへ移行する道筋をつけ、革新的なアメリカン・ニューシネマの到来を告げたマリオン。本作では、驚きと笑いに溢れたエピソードの数々、そして切なくも感動的なラストまで…その人生を通して映画史に新たな光を当てる。「映画は9割以上がキャスティングで決まる」と語るマーティン・スコセッシ監督から始まる本映像。そのほかにもスターたちが自ら語るキャリアを変えた“あの役”、そして時代が鮮明に蘇る貴重な証言が満載で、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ロバート・レッドフォード、グレン・クローズ、ベット・ミドラーらが次々と登場。そして、現在活躍する後進のキャスティング・ディレクターたちが語るが、「いまでも助手や秘書と勘違いされる」という実状も明かされている。あの有名監督や俳優からも!マリオンへのショートメッセージ(※映画内で使われているものを含む)アル・パチーノ俳優を続ける中で好きになった言葉の一つが“励まし”だが、マリオン・ドハティは“励まし”そのもののような人だった。そんな人を私は彼女以外には知らない。ダニー・グローヴァー自分自身ですら気づいていない何かを見つけてくれる、彼女のような人の前で私は自然と謙虚でいられた。グレン・クローズマリオン・ドハティのようなキャスティング・ディレクターの仕事はとても特別で、いつも映画の質にそのまま繋がっていた。ロバート・レッドフォード彼女は明らかに映画界の水準を引き上げた。私自身も、いろいろな役に挑戦できたのは彼女のお陰だった。ノーマン・リアマリオンのような人と仕事をするとき、私たちはキャスティングが高度な技術だと実感した。マーティン・スコセッシ映画監督の仕事の9割は、キャスティングの質で決まってしまう。クリント・イーストウッド彼女は唯一無二、のとても特別な人だった。リン・スタルマスター「マリオン・ドハティはアカデミー協会の功労賞を受賞すべき」と主張した多くの俳優や監督たちに、私は100%同感だった。なお、1991年、彼女をよく知る映画人たちがアカデミー協会栄誉賞授与のキャンペーンを起こした経緯も本作には描かれている。『キャスティング・ディレクターハリウッドの顔を変えた女性』は4月2日(土)よりシアター・イメージフォーラム ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャスティング・ディレクターハリウッドの顔を変えた女性 2022年4月2日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開© Casting By 2012
2022年03月12日アダム・ドライバーとマリオン・コティヤール共演、レオス・カラックス監督最新作の“ダーク・ファンタジー・ロックオペラ”『アネット』より本編映像が解禁された。本作は、『汚れた血』『ポンヌフの恋人』『ポーラX』など、唯一無二の映像センスで世界中に熱狂的なファンを獲得しているレオス・カラックス監督の、『ホーリー・モーターズ』以来8年ぶりとなる最新作。今回解禁された本編映像で切り取られているのは、ヘンリー(アダム・ドライバー)とアン(マリオン・コティヤール)がともに互いの愛を高らかに歌い上げるシーン。攻撃的なユーモアセンスをもったスタンダップ・コメディアンと、国際的に有名なオペラ歌手という、“美女と野人”とはやされる程にかけ離れた世界にいた2人。お互いの魅力に抗えないまま恋に落ちていく想いが込められている。本作でミュージカルに挑戦、プロデューサーとしても名を連ねるアダム・ドライバーは、本作に出演するにあたって「ミュージカルという点でいうと、『マリッジ・ストーリー』で仕事をしたマイケル・ラフターから何か月も歌の特訓を受けたね。音楽と脚本を担当したスパークスと監督のレオスが求めるサウンドはとても明解で、物語を語ることが最優先だった」「バックアップで録音したけれど、全部を生でも歌った。どの程度が本編で使われたのかはわからないけど、ほとんどが生で録音されたものだと思うよ」と、興奮冷めやらぬ様子で語っている。カラックスならではの映像美と「スパークス」による個性的な音楽はもちろん、主演俳優2人の見事な歌唱にも注目したい本編映像となっている。『アネット』は4月1日(金)よりユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アネット 2022年春、ユーロスペースほか全国にて公開© 2020 CG Cinéma International / Théo Films / Tribus P Films International / ARTE France Cinéma /
2022年03月11日「ハリー・ポッター」の魔法ワールド最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』から<魔法動物編><最高の魔法編>と2種類のTVスポット映像が解禁、さらにIMAX(R)、4DX含む全10種のフォーマットでの上映も決定した。魔法があふれるホグワーツ城、ホグズミード村、お茶目でかわいい魔法動物たちと動物の世界へつながる不思議なトランク。そして魔法ワールド最大の謎、ダンブルドアの秘密が明かされる本作。魔法使いだけでなく、陽気なマグルのジェイコブ(ダン・フォグラー)も加わり、まさに種族を超えたチームが結成されるが、忘れてはならないのが、ユニークな魔法動物たち。今回解禁となった<魔法動物編>のスポット映像には、ニュートの相棒で小枝のような姿をしたボウトラックルのピケット、キラキラしたものが大好きなニフラーのテディといった、お馴染みの魔法動物たちだけでなく、新たに登場した魔法動物の姿も。これまでも魔法動物の生態を知り尽くしたニュートが魔法動物の動きを真似するシーンがあったが、本作では彼の兄・テセウス(カラム・ターナー)も参加!小さなカニのような姿をした“マンティコア”からの攻撃を避けるために彼らの動きを真似してやり過ごすシーンが切り取られたほか、風船のように膨らむ鳥のような“ワイバーン”や、ニュートとテセウスに迫り来る巨大な魔法動物の姿も切り取られ、彼らがどのような活躍をするのか期待に胸が膨らむ。<最高の魔法編>では、ホグワーツ城や、魔法ワールドの人気スポーツ・クィディッチに使われる金のスニッチなど、「ハリー・ポッター」シリーズでもお馴染みの場所やアイテムが登場。見るだけでわくわくする魔法の数々に、再び酔いしれることができそうだ。さらに本作は2D字幕、2D吹替のほか、IMAX(R)字幕、Dolby Cinema TM 字幕、ドルビーアトモス字幕、DTS:X字幕、4DX吹替、MX4D吹替、ScreenX、D-Boxの全10タイプのフォーマットで上映されることが決定。不思議な魔法のトランクや可愛い仲間の魔法動物たちとともにますます広がる魔法の世界を様々なフォーマットで楽しめる。『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は4月8日(金)より全国にて公開。※Dolby、ドルビー、Dolby CinemaおよびダブルD記号は、アメリカ合衆国とまたはその他の国におけるドルビーラボラトリーズの商標または登録商標。※IMAX(R)is a registered trademark of IMAX Corporation.(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 2022年4月8日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Wizarding World™ Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.
2022年03月11日ウェス・アンダーソン監督第10作目『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』のデジタル配信とブルーレイ+DVDリリースが決定。さらに3月16日(水)よりディズニープラスにて見放題独占配信も開始することが分かった。本作は、20世紀フランスの架空の街にある「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部が舞台。ある日、編集長が急死し、彼の遺言によって「フレンチ・ディスパッチ」の廃刊が決定。編集長の追悼号にして最終号の全貌を、1つのレポートと3つのストーリーで描く、エスプリとユーモアに富んだオムニバス映画だ。名物編集長アーサー・ハウイッツァー・Jrをビル・マーレイが演じているほか、オーウェン・ウィルソン、フランシス・マクドーマンドら常連キャストに加え、ベニチオ・デル・トロ、ティモシー・シャラメ、ジェフリー・ライト、レア・セドゥ、シアーシャ・ローナン、エドワード・ノートン、エイドリアン・ブロディ、ウィレム・デフォーといった、豪華で贅沢なキャストらが出演している。実在する雑誌「ニューヨーカー」と、実在する著名な記者に触発されて作られたという本作。全編を通しての監督の映画とフランスと活字カルチャーへのこだわりと大きな愛、ファンを惹きつけて止まないカラフルで特徴的な独特の世界観も絶賛され、第74回カンヌ国際映画祭では、上映後に約9分もの熱いスタンディング・オベーションで讃えられた。また今回リリースが決定したブルーレイ+DVDセットの初回限定仕様として、物語を構成する1つのレポートと3つのストーリーのポスター4種をデザインした、オリジナル・miniステッカーが封入される(※在庫がなくなり次第、ステッカーのない通常版に切り替わる)。なお、ディズニープラスでの配信は、3月16日16:00より開始される。(cinemacafe.net)■関連作品:フレンチ・ディスパッチザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 2022年1月28日より全国にて公開©2021 20th Century Studios. All rights reserved.
2022年03月11日70年代、80年代に一世を風靡した名作『サタデー・ナイト・フィーバー』(ディレクターズカット 4Kデジタルリマスター版)と『フラッシュダンス』(4Kデジタルリマスター版)が4月に公開。この度、日本版予告映像が解禁となった。両作は、公開当時それぞれ≪社会現象≫とも言うべきブームを巻き起こし爆発的ヒットを記録した未だ色褪せない輝きを放つ青春映画の金字塔。主題曲は今日でもラジオやテレビ、ドラマ・映画などで取り上げられ根強い人気を誇っている。『サタデー・ナイト・フィーバー』本作で一躍トップスターとなったジョン・トラボルタ主演の『サタデー・ナイト・フィーバー』は、ダンスが得意な貧しいイタリア系青年トニーがディスコダンスのコンテストで優勝を目指すサクセスストーリー。公開されるや興行成績のトップを独占し、日本でも爆発的大ヒットとなる。「マサチューセッツ」や「メロディ・フェア」などで知られるビー・ジーズの「ステイン・アライブ」「恋のナイト・フィーバー」などディスコ・ミュージックの楽曲がふんだんに流れ、一大センセーションを巻き起こした。日本公開日の7月22日はディスコの日とされている。『フラッシュダンス』『フラッシュダンス』は4千人以上のオーディションを勝ち抜き、本作がデビュー作となったジェニファー・ビールスが主演し、18歳の溶接工アレックスを演じた。プロのダンサーになることを夢みるアレックスが、様々な困難を乗り越えオーディションに臨む姿を描く。主題歌の「フラッシュダンス~ホワット・ア・フィーリング」(アイリーン・キャラ)は大ヒット、その年の音楽賞を独占した。この度解禁された日本語版予告では、その名曲とともに70年代・80年代の青春がよみがえる映像となっている。予告の最初では、応援アンバサダーである映画コメンテーターのLiLiCoがコメントを寄せている。“音楽を愛し、音楽に愛された”エンターテインメントの神髄にして、その原点に触れる絶好の機会となりそうだ。待望の劇場公開に注目したい。『サタデー・ナイト・フィーバー』(ディレクターズカット 4Kデジタルリマスター版)は4月8日(金)より、『フラッシュダンス』(4Kデジタルリマスター版)は4月15日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年03月10日数々の名作映画で時を超えて世界中の人々に愛されてきた大スター、オードリー・ヘプバーンの名声に隠された姿を描く長編ドキュメンタリー映画『オードリー・ヘプバーン』が、STAR CHANNEL MOVIESとして5月6日(金)より劇場公開。「BS10スターチャンネル」ではこれを記念し、「名作特集:麗しのオードリー2022」と題してオードリーの多彩な魅力が光る名作映画を特集放送・配信することになった。放送作品は『ローマの休日』『パリの恋人』『シャレード』『マイ・フェア・レディ』ほか全8作品。4月から5月にかけ「BS10スターチャンネル」で放送、動画配信サービス「スターチャンネルEX」にて配信される。『ローマの休日』*【STAR2字幕版】4月23日(土)21時~『いつも2人で』【STAR1字幕版】4月29日(祝・金)11時~『パリの恋人』【STAR1字幕版】4月24日(日)21時~『昼下りの情事』【STAR2字幕版】4月25日(月)21時~『噂の二人』*【STAR2字幕版】4月26日(火)21時~『シャレード』*【STAR2字幕版】4月27日(水)21時~『マイ・フェア・レディ』【STAR2字幕版】4月28日(木)21時~『おしゃれ泥棒』【STAR1字幕版】4月30日(土)10時45分~*印の作品は動画配信サービス「スターチャンネルEX」でも配信。なお、HIS×スターチャンネル共催企画「ローマ&パリ2都市中継 名作映画のロケ地探訪ツアー」のオンライン開催も決定。代表作でもある『ローマの休日』と『パリの恋人』との舞台となったイタリア・ローマ&フランス・パリの2都市をライブ中継で繫ぐ。「名作特集:麗しのオードリー2022」は【STAR1字幕版】4月29日(祝・金)~4月30日(土)11時ごろ~2日連続放送(全2作品)、【STAR2字幕版】4月23日(土)~4月28日(木)21時~6日連続放送(全6作品)。『オードリー・ヘプバーン』は5月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オードリー・ヘプバーン 2022年5月6日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2020 Salon Audrey Limited. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年03月10日古今東西のアクション映画を観尽くしていると豪語するパプシャド監督作『ガンパウダー・ミルクシェイク』より、本編映像が解禁された。この度解禁されたのは、若き殺し屋サム(カレン・ギラン)が3人の屈強な男たちと営業終了後の薄暗いボウリング場で繰り広げるファイトシーン。サムはある理由で誘拐犯たちに身代金を届けに来たのだが、そこで殺し屋組織から送り込まれた男たちとバッタリ対面。死闘を繰り広げる羽目になる。紫と赤の怪しいネオンの光にぼんやりと浮かび上がるのは、殺し屋3バカトリオ。サムは名の知れた凄腕アサシンだけに、3バカのひとりは電気がスパークする謎の武器を手に持ち、確実にサムを捕獲しようと構えている。一方のサムが持っているものといえば、身代金が入ったパンダ型の可愛らしいキャリーケースのみ。3人に挟まれて絶体絶命と思いきや、サムはその固くて可愛いキャリーケースを巧みに使いこなし、襲い掛かかるトリオを相手に互角以上のファイトを繰り広げる。ナヴォット・パプシャド監督はこのシーンについて「ボウリング場での最初のアクションはマカロニ・ウエスタン調に始まり、次いでネオンがきらめく香港映画、特にジャッキー・チェン作品に影響されたスタイルになる」と解説。実際、映像ではキャラクターそれぞれの表情をアップで捉え、マカロニ・ウエスタン映画でよく見られるバトル開始前の静寂を表現。背景に流れる音楽のテイストは、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネによる『続・夕陽のガンマン』のメインテーマにオマージュを捧げたかのようだ。その後はバトル開始と同時に、横スクロール(ドリーショット)の長回しで全体を捉えながらジャッキー・チェン作品さながらのスピーディーかつCGに頼らない生身のアクションを展開。逆光効果によって人物をシルエットで表す映像センスも冴えている。早くも続編製作が決定した痛快作『ガンパウダー・ミルクシェイク』に注目だ。『ガンパウダー・ミルクシェイク』は3月18日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ガンパウダー・ミルクシェイク 2022年3月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Studiocanal SAS All Rights Reserved.
2022年03月09日ディズニーとルーカスフィルムが支援する国際的なロボットコンテストを映したドキュメンタリー映画『ロボットコンテスト 新世代の挑戦者たち』が3月18日(金)よりディズニープラスで独占配信されることが決定。千葉県で活動する日本の中高生チームも登場する。本作は、2020年に開催された FIRST(R) ロボットコンテストに出場する世界中のティーンエイジャーで結成されたチームのうち、4組にスポットを当てたドキュメンタリー作品。ロサンゼルス、メキシコシティ、千葉県のそれぞれのチームが競争の激しい世界選手権の出場に向けて準備する姿を追う。様々な国の事情で部品や機材が確保できなかったり、世界的なパンデミックの影響で制作が一時中断となったりと多くの課題を乗り越えていく中、参加者たちは技術的な知識を得るだけでなく、尊重し合うこと、チームワーク、様々な経験を通して大きく成長していく。そして、大会に参加することが単にロボットを作ることではない、未来への扉となる競技そのものの魅力に気づいていく。日本からは2017年に設立された、千葉工業大学津田沼キャンパスを中心に活動する中高生のチーム「SAKURA Tempesta」が紹介されており、キービジュアルでは彼らの姿がロボットとともに写し出されている。監督は、本作が初の監督作品となるハリウッド女優のギリアン・ジェイコブスが務め、製作総指揮はルーカスフィルムのマイケル・ガルシアとクリスティン・ビービ、共同製作総指揮を「スター・ウォーズ:ビジョンズ」の製作者であるジャクリーン・ロペスが務める。アメリカのテクノロジーの祭典SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)にて3月14日(月)に初公開された後、ディズニープラスにて独占配信が開始される。手に汗握るロボット競技の世界、そして未来に向けて成長していく若き挑戦者たちの姿に、胸打たれる感動のドキュメンタリーだ。『ロボットコンテスト 新世代の挑戦者たち』は3月18日(金)よりディズニープラスのスターにて独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年03月09日巨匠イングマール・ベルイマンが暮らした島を舞台に、映画監督カップルの愛の行方を描く『ベルイマン島にて』より、カップルが島でひと夏を過ごす様子、そして主人公が書き始めた脚本の劇中劇をとらえた場面写真が解禁された。本作の舞台となるのは、スウェーデン本土の南東海岸に位置するフォーレ島。ベルイマンが魅せられた神秘的な自然や郷愁を誘う風車、そして彼が公私ともに時を過ごした家屋や傑作を生みだしたロケ地などが現存することから、いつしか映画ファンから「ベルイマン島」と呼ばれるようになったバルト海に浮かぶ島だ。この度解禁されたのは、映画監督カップルのクリス(ヴィッキー・クリープス)とトニー(ティム・ロス)が、フォーレ島で過ごす北欧での夏時間、そしてクリスが自身の初恋をモチーフに脚本を手掛けた劇中劇を切り取った場面写真8枚。ベルイマンをリスペクトするクリスとトニーにとって、彼が実際に暮らし、傑作を生みだしたこの島は文字通り“聖地”。そこを訪れるだけでなく、実際に撮影に使われた部屋に滞在して仕事できるのは、ファンにとって夢のような体験。そう、言うならばそれはまさに<聖地巡礼の最終形態>。劇中に登場する部屋(これらは実際にベルイマン監督作の撮影に使われたこともある、彼の仕事部屋である)は、どれも木をふんだんに使ったぬくもりが感じられるナチュラルかつ洗練されたインテリアで、ベルイマンファンや映画ファンはもちろんのこと、北欧インテリア好きも見逃せない。陽光に包まれる巨匠の仕事部屋に吸い寄せられるクリスを切り取ったカットは、聖域に足を踏み入れようとしているかのような神聖さも感じる。そこかしこに巨匠の息吹が宿る島での旅暮らしの中で、クリスは自身の実らなかった初恋を投影した次回作の脚本執筆に取り掛り、その構想は本篇中でエミリー(ミア・ワシコウスカ)を主人公とした劇中劇として描かれる。劇中劇を切り取ったカットには、北欧の夏の清涼感とともに、自分ではコントロールできないエミリーの恋の情熱や切なさが詰め込まれている。そのほか、海に行っても、草原を散歩しても、どこか心晴れない様子のクリスの姿がとらえられており、少しずつすれ違っていくトニーとの距離感が垣間見える。憧れの人物の存在を全身で感じる島で展開されるクリスの物語、クリスが生み出す劇中劇として紡がれるラブストーリーの行方、そして、クリスの目を通して目撃されるベルイマンの所縁の部屋や品々…。彼女が“聖地”でインスピレーションを得て創作したストーリーの先にあったものとは?カップルの行く末が気になる場面写真となっている。『ベルイマン島にて』は4月22日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベルイマン島にて 2022年4月29日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2020 CG Cinéma - Neue Bioskop Film - Scope Pictures - Plattform Produktion - Arte France Cinéma
2022年03月09日ジョニー・デップが製作、30年来の友人であるパンクバンド「ザ・ポーグズ」のフロントマン、シェイン・マガウアンの人生に迫るドキュメンタリー『シェイン世界が愛する厄介者のうた』が6月3日(金)より全国順次公開されることが決定。ポスタービジュアルが解禁となた。アイリッシュ・パンク(ケルト音楽とパンク・ロックが融合したジャンル)という一大ジャンルを築き上げ、ヨーロッパで最も人気なクリスマス・ソングの1つ「ニューヨークの夢」などのヒット曲で知られる英パンク・バンド「ザ・ポーグズ(THE POGUES)」。そのフロントマンで、多くのミュージシャンが愛して止まない天才シンガー、シェイン・マガウアンの音楽人生を、ジョニー製作でドキュメンタリー映画化。10代で移住したロンドンでドラッグ地獄に転落。そこから這い上がるように始めたバンドで、絶大な人気を集め瞬く間に英ロック界のスターに。そんな彼の伝説は音楽だけに留まらず、ライブ中に泥酔して退場、素行が悪すぎてバンドから追放、長年にわたる酒と薬の濫用で50歳にして全歯を失うなど、音楽史に残る事件を連発。本作では問題発言だらけのシェインのインタビュー映像に加え、貴重なライブ映像や、米国の作家ハンター・S・トンプソンのコラボで知られるイラストレーター、ラルフ・ステッドマンによるアニメーションを交えながら、彼の半生を丸裸にしていく。さらに、「プライマル・スクリーム」のボビー・ギレスピーやジョニー本人たちがインタビュアーとして出演し、現在のシェインの心の内を聞き出すことに成功。アイルランドで過ごした子ども時代からロンドンのパンク・シーンで活動したシェインの軌跡を通じて、彼の情熱、ユーモア、深い音楽知識、歴史、ポップカルチャーが見事に描かれている。監督はデヴィッド・ボウイ出演の『ビギナーズ』(86)や「セックス・ピストルズ」を追った『セックス・ピストルズ/グレート・ロックンロール・スウィンドル』(79)で知られる、音楽ドキュメンタリーの巨匠ジュリアン・テンプル。日本では、字幕監修をピーター・バラカンが担当。本作の製作を務め出演もしているジョニーは、出会う前から大ファンだったシェインについて、「20世紀の最も重要なアーティストの一人であり、人々に愛された詩人でもあるシェインの決定版な映画を製作できることを光栄に思います」とコメント。また、解禁されたポスターには「みっともねえ最高の人生」というコピーとともに、イエス・キリスト風のシェインを大胆にレイアウト。周囲にはライターやマイクを持つ天使が飛び交うというギャップが面白い。さらに、あばら骨には「ザ・ポーグズ」のファーストアルバムのタイトル「赤い薔薇を僕に」をイメージした薔薇の花が敷き詰められている。シェインのキャラクターが巧みに表現されたビジュアルだ。あわせて解禁された場面写真では、酒に溺れボロボロになった歯を見せ不敵な笑みを浮かべている姿や、マイクを握りしめ魂を込めて歌う若かりし頃のシェインが切り取られている。シェインの一筋縄ではいかない歴史を紐解いて鮮烈に映像化した本作は、第68回サン・セバスチャン国際映画祭で審査員特別賞を受賞。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で批評家・観客共に96%(3月3日時点)の高評価を獲得し、「自由奔放でめちゃくちゃな映画だ。しかし荒れ果てた美しさに満ちている」(TheWrap)、「ジュリアン・テンプルはシェインの伝説を見事なまでに復活させた」(Daily Telegraph・UK)と称賛を浴びた。『シェイン世界が愛する厄介者のうた』は6月3日(金)より渋谷シネクイントほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シェイン 世界が愛する厄介者のうた 2022年6月3日より渋谷シネクイントほか全国にて公開
2022年03月09日オードリー・ヘプバーンの貴重なアーカイブ映像と近親者によって語られるドキュメンタリー映画『オードリー ・ヘプバーン』。3月9日、オードリーが1989年にユニセフ親善大使に就任した日を記念して、本作の新場面写真とオードリー自身が活動への想いを語った劇中コメントが解禁となった。1989年3月9日、オードリーはユニセフ親善大使に就任。以降、彼女は人生をユニセフの活動に捧げ、アフリカ、南米、アジアなど世界十数カ国をめぐり、子どもたち悲惨な状況を訴えるため、自らの名声を惜しみなく使い、ユニセフの広告塔として力を尽くした。オードリーがPRするたびに100万ドル以上の寄付がよせられ、彼女が活動した5年間で団体の規模は倍になったという。1992年の終わりにはアメリカ合衆国における文民への最高勲章である大統領自由勲章を授与。この大統領自由勲章受勲1か月後の1993年に、スイスの自宅でがんのために63歳で死去した。本作では、オードリーがユニセフ親善大使となったきっかけや親善大使となった後に訪れた各国で感じたこと、活動に対する思いについて本人の映像、息子や孫、家族ぐるみの友人などで語られている。その中でもオードリーは、幼少期の第二次世界大戦の経験が残っていると述べ、本作でユニセフの活動についてこう語っている。「戦争が終わった時、私は重度の栄養失調だった。私の人生は、その頃の記憶で形作られている。あの苦しい時代が教えてくれた一番大切なことは、どんな悲惨な状況でも、人は助け合えるということ、悲惨であればあるほど互いが必要になる。女優という仕事が私に特別なものをくれたとしたら、この“声”を残してくれたこと。今も私に興味を持つ人がいることを子供たちのために利用できる。“人道”とは人を幸福にすること。苦しみから救うこと。あきらめることは許されません。お金と時間をかけて数百万人の子供を救わねばならないのです」。さらに、オードリーの孫エマ・キャサリン・ヘプバーン・ファーラーは、「この映画をご覧くださる日本のオードリーファンのみなさま、私にとってこの映画が持つ意味は、とても言葉では言い尽くせません。(監督の)ヘレナ・コーンは、二次元的にしか残っていないイメージの中だけの彼女を超えて、本当の『オードリー・ヘプバーン』を知る機会を与えてくれました」とコメント。「私は実際に彼女に会うことは叶わなかったので、この贈り物をくれたヘレナに心から感謝しています。オードリーの強さ、弱さ、情熱、痛み、愛し愛されたいという願い…、そのすべてに命が吹き込まれました。この経験をみなさんと共有できることは、かけがえのない喜びです。あなたとともに」と語っている。なお、本作の公開に際し、オードリーの活動をこれからも支援し続けることを目的に本作品の興行収入の一部をユニセフに寄付する予定という。『オードリー ・ヘプバーン』は5月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オードリー・ヘプバーン 2022年5月6日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2020 Salon Audrey Limited. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年03月09日イルミネーション・エンターテインメントの人気キャラクターミニオン。この度、3月20日が“ミニオンの日”として制定されたことが分かった。最強最悪のボスに仕えることが生きがいのミニオンたちが、グルーと出会うまでの話にフォーカスが当てられた『ミニオンズ』は、日本での興行収入52億円を記録。2010年『怪盗グルーの月泥棒』から始まった主人公グルーとバナナが大好きな相棒のミニオンたちを中心に物語が展開する「怪盗グルー」シリーズは、『怪盗グルーのミニオン大脱走』で興行収入73億円を稼ぎ出すメガヒット超大作へと成長し、世界中で愛されるキャラクターとなったミニオン。このほど、本国のNBCユニバーサル社と制作スタジオのイルミネーション・エンターテインメントの賛同を得て、世界中でも日本だけのオリジナルの記念日=「ミニオンの日」制定が決定。一般社団法人日本記念日協会により、3(ミ)月20(ニオン)日に“ミニオンの日”として登録された。またこの発表を祝い、日本のためだけにミニオンの日の特別オリジナルアートも作成。当日は、様々なビッグニュースが発表される予定だという。なお、シリーズ最新映画『ミニオンズフィーバー』もこの日から再始動が決定した。(cinemacafe.net)■関連作品:ミニオンズ フィーバー 2022年、公開予定© 2020 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2022年03月09日2021年・第74回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール(最高賞)に輝いた『TITANE/チタン』で主演を射止めたのは、映画初出演のアガト・ルセル。この度、彼女が演じた“チタン”により変異する女性の場面写真とメイキング写真がシネマカフェに到着した。『RAW~少女のめざめ~』(16)で鮮烈なるデビューを飾ったジュリア・デュクルノー監督の長編2作目となる本作。主人公のアレクシアを演じるのは、本作で長編映画デビューを飾ったアガト・ルセル。幼い頃、交通事故のため頭蓋固定手術でチタンプレートが埋め込まれ、車に対して異常な執着心を持つようになり、危険な衝動に駆られ殺人を犯す役柄に挑んでいる。今回、アガトをキャスティングした理由として、デュクルノー監督は「アレクシアが〈突然変異〉するとき、人々が目にしたことのある女優の変化を見ていると思ってほしくなかったのです。つまり、観客がどんな思い込みも持たない人が必要だったのです」とコメントしている。インスタグラムから発掘された彼女は、ジャーナリスト、モデル、写真家として活躍するなど多彩な経歴を持つ。今回解禁となった場面写真は、シャワー室から出てきて不安気な表情を浮かべるシーン。そしてメイキング写真は、監督から真剣な演技指導を受けるアガトの様子が伺える2枚。難しい役どころに体当たりで挑戦し、デュクルノー監督に「スクリーンを支配していた」と言わしめるまで見事に表現しきったアガトの演技に注目だ。『TITANE/チタン』は4月1日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TITANE/チタン 2022年4月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© KAZAK PRODUCTIONS – FRAKAS PRODUCTIONS – ARTE FRANCE CINEMA – VOO 2020
2022年03月08日タイ・シェリダン、リリー=ローズ・デップ、フィン・ホワイトヘッドら注目若手俳優豪華共演のSF映画『ヴォイジャー』よりメイキング写真が解禁された。本作は、移住可能な惑星を探査するため旅立った宇宙船で、若者たちが本能に目覚め混乱に陥っていくSF作品。『ダイバージェント』のニール・バーガーが監督を務めた。この度解禁されたのは、宇宙船内のセットでの撮影風景をおさめたメイキング写真。リリー=ローズ・デップと監督が演技について語り合う姿、スタッフと撮影について語る監督やメイク風景など、宇宙船セット内での撮影風景が切り取られている。閉ざされた宇宙船の中で巻き起こる緊迫の展開を描く本作だが、タイ・シェリダンとバーガー監督が楽し気に言葉を交わす姿からは、和やかな撮影現場の様子も垣間見える。冷ややかさを感じる白く無機質な巨大セットも印象的で、真剣な面持ちで撮影に挑むキャスト・スタッフの表情から、現場での集中した雰囲気が伝わってくる。『ヴォイジャー』は3月25日(金)よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴォイジャー 2022年3月25日よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開Ⓒ 2020 VOYAGERS FINANCING AND DISTRIBUTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年03月08日ディズニープラスにて独占配信される人気シリーズ最新作『アイス・エイジ バックの大冒険』の日本版予告が解禁となり、吹き替えは1作目から出演の山寺宏一と太田光の続投が決定した。シリーズスタートから20年目を迎える本作。記念すべき最新作の日本語版声優としてシリーズ1作目から全作品で吹き替えを担当しシリーズを牽引してきた、マニー役・山寺宏一、シド役・太田光(爆笑問題)の2人が本作も続投し、イタチのバック・ワイルド、フクロネズミの双子クラッシュとエディの新たな物語を大いに盛り上げる。6作品目となる本作での続投について、大人気声優として常に第一線を走る山寺さんは、「第1作目から20年とは驚きました!ずっと愛され続けている作品に今も携われているのは幸せな事です」と、驚きながらも喜びを語る。太田さんは、「声優はやりたかった仕事なので、(またこの仕事ができて)嬉しかったです。(当時は)2か3ぐらいまでできればいいと思ってました」と、20年も続く大人気シリーズになるとは予想もしていなかったとふり返った。「このアイスエイジシリーズ、登場するのは氷河期の動物達ですが、描かれているのは現代に通じる家族の絆の物語なんです!ユニークなキャラクターによるハチャメチャなアクションとギャグ、そして心温まるストーリーも楽しめちゃいます」と、『アイス・エイジ』シリーズの魅力を語る山寺さんに対し、太田さんは「ドタバタで楽しすぎる動きと表情の豊かさ(が魅力)。とにかくよく叫ぶ」と、シリーズならではの面白さと、叫ぶシーンが印象的なシドのコミカルさをアピール。5年ぶりの最新作となる本作について山寺さんは、「今回はクラッシュとエディが物語の中心なんです。僕が声を担当するマニーはこれまでに比べ活躍が少ないかもしれませんが、作品自体は最高に楽しいものになっています!」と、熱いコメントで見どころを紹介。太田さんは「今回はバックにおいしいところを持って行かれたので、次はシドが奪い返したい」と、コメント寄せた。本作では、山寺さん、太田さんのほか、バック・ワイルド役・岩崎ひろし、クラッシュ役・永澤菜教、エディ役・片桐真衣、マンモスのエリー役・豊口めぐみも続投が決定し、本作で初登場となるキャラクターとして、バックやクラッシュ、エディと共に冒険をするスカンクによく似た動物、ゾリラのジー役を加藤英美里、彼らと対峙することとなる恐竜オーソン役を林勇がそれぞれ演じる。『アイス・エイジ バックの大冒険』は3月25日(金)よりディズニープラスで独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年03月08日ベン・アフレックとアナ・デ・アルマスが共演、『太陽がいっぱい』のパトリシア・ハイスミスの同名小説を映画化したエロティック・スリラー『底知れぬ愛の闇』(原題:Deep Water)が、3月18日(金)からアメリカ、中国、ロシア、中東を除く世界各国でPrime Videoにて独占配信されることになった。『幸福の条件』『運命の女』『危険な情事』といった作品が世界中で話題を呼んだエイドリアン・ライン監督にとって、20年振りの監督作。ベンとアナが主人公のヴィック・ヴァン・アレン、メリンダ・ヴァン・アレン夫婦を演じる。物語は裕福なニューオーリンズに住んでいる夫婦の結婚生活が恨みや嫉妬、不信感の重圧に耐えられず、崩壊していくところから始まる。お互いの駆け引きや心理戦(マインドゲーム)が積み重なり、メリンダの不倫相手が行方不明になったところで物語は一気に命を懸けたゲームへ…。刺激的で複雑な感情を見事に描写したベンとアナの演技やエロティック・スリラーのジャンルで多く称賛されている監督によって製作された本作は、物語が進むにつれて主人公の人格が変わっていく模様が描かれており、視聴者の注目を引くことになりそうだ。2人のほか、トレイシー・レッツ、レイチェル・ブランチャード、ダッシュ・ミホク、リル・レル・ハウリー、ジェイコブ・エロルディ、フィン・ウィットロック、クリステン・コノリーが共演する。『底知れぬ愛の闇』は3月18日(金)よりPrime Videoにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年03月08日大ヒットを記録した『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のその後、マーベル史上最も予測不能で壮大な戦いを描く『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。この度、謎が謎を呼び、観る者をさらなる混沌の世界へ誘うような新映像と日本版ポスターが解禁された。これまで映像やビジュアルが解禁されるたびにSNSでは考察が飛び交い、主演のベネディクト・カンバーバッチが2月28日にハリウッドの殿堂入りを果たすなど話題が尽きない本作。最新映像は、最強の魔術師であるストレンジでさえも理解ができない謎に包まれた世界の扉が開かれ、「マルチバースとは何だ?」と彼の問いかけから始まっている。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でも描かれていた“マルチバース”。それは無限の可能性が存在する無数のパラレルワールドにして、禁断の世界。そこから巨大な怪物など別次元から新たな脅威たちが人類に襲いかかるなか、これまでのストレンジとは異なるビジュアルのストレンジたちも多数登場している!髪型の少し違った精悍な顔つきのストレンジや、明らかに禍々しい邪悪な気配のストレンジ…。さらに手鎖をつけられたストレンジに向けられた「真実を教えよう」という謎の男の言葉が意味することは何なのか?心をザラつかせる不穏さに加え、緊迫感溢れる映像が続く中、アベンジャーズ最強の魔女スカーレット・ウィッチも緊迫の表情をのぞかせている。マーベル史上最も予測不能で、異次元の壮大な戦いを描いたファンタジック・アクション超大作が、新たなるマーベルの次元の扉を開けることになるだろう。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は5月4日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年03月08日原作コミックではスパイダーマンの宿敵として描かれる、マーベルの新ヴィラン・モービウスを描く映画『モービウス』。この度、本作の日本語吹き替え版声優が決定し、中村悠一、杉田智和、小林ゆうらが参加していることが分かった。「呪術廻戦」の五条悟役やキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース(『アベンジャーズ』シリーズ)の吹き替えを担当する中村さんが演じるのは、ジャレッド・レト扮する主人公モービウス。血に飢えた<ヴィラン>と<命を救う医師>という2つの顔を持つ。「『過去にマーベルヒーローを担当させて頂いている』という部分」が気になったとオファー時をふり返った中村さんは、「そこは気にせずとも大丈夫です!とお言葉を頂戴したので、では是非!という思いで参加させて頂きましたが、見る方達にそれを感じさせないように役作り、雰囲気作りをしないといけないな、と色々考える時間を設けました。収録でしっかりと演出を付けていただき、今作の持つ『闇』の部分、そこに医師として人命を優先して考えるモービウスの葛藤を交えながらじっくりと役作りをさせて頂きました」と明かす。そんなモービウスと同じ病に苦しむ親友マイロ役には、「銀魂」の坂田銀時役や、『エターナルズ』でキンゴ役を務める杉田さん。「オファーが来た時、自分なりに色々調べて役と向き合いました。マイロとモービウスの関係は損得以上に、似た境遇で見えない出口を共に探っている同士のように見えました。しかし、その均衡は割と脆く…。現場でマイロの芝居を組み立てるのは、その答えの見えない何かを提示し続けるものでした。どのような結果であっても、彼の出した答えに迷いがあってはいけないと思い、向き合う事を絶対に諦めなかったです」とコメントしている。さらに、モービウスの同僚で優秀な女性医師マルティーヌは、「進撃の巨人」のサシャ・ブラウス役や「銀魂」の猿飛あやめ役などで知られる小林さんが担当。アフレコを終え、「マルティーヌさんの目線や所作、細部に至るまで全てが美しく、残酷でもあり、苦悩や葛藤を共に味わせていただけていることに、有り難さと喜びを感じました。この偉大な作品に携わらせていただける幸せを胸に刻みながら、精一杯演じさせていただきました。とても充実した時間を過ごすことができました」と語り、「圧巻の映像美を前に、一瞬で心を鷲掴みにして、作品の世界へ連れて行ってくださいます。映像、音楽、効果音、ストーリーその全てが圧倒的で心動かされます。スピード感溢れる大迫力のアクションシーンも見所のひとつですが、緻密で繊細な麗しさに目が離せません。息をつかせない怒涛の展開が皆様をお待ちしておりますので、是非翻弄されてください」と公開を待つファンへメッセージを寄せている。ほかにも、モービウスを追い詰めるFBI警察官ストラウド役を楠大典、少年時代のモービウス役を田村睦心、少年時代のマイロ役を松本沙羅が担当する。『モービウス』は4月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:モービウス 2022年4月1日より全国にて公開© & TM 2020 MARVEL
2022年03月07日3月25日(金)より公開予定の映画『ベルファスト』が、3月18日(金)よりTOHOシネマズシャンテ・TOHOシネマズ梅田にて先行公開されることが決定した。本作は、俳優・監督・演出家として映画や舞台の最前線で活躍し続けるケネス・ブラナーが、自身の幼少期を投影した自伝的作品。アカデミー賞の前哨戦と言われる第27回放送映画批評家協会賞では、最多11部門ノミネート、第79回ゴールデングローブ賞では脚本賞を受賞。本年度アカデミー賞では7部門ノミネート(作品賞/監督賞/助演女優賞/助演男優賞/脚本賞/主題歌賞/音響賞)と、オスカー大本命の呼び声を高めている。そんななか、多くの映画ファンたちの「早く観たい!」という熱い要望に応えるため、3月18日(金)よりTOHOシネマズシャンテ・TOHOシネマズ梅田にて先行公開されることが決定。併せて、著名人から熱烈コメントが到着。「つらい時代に翻弄された家族の話なのに、なんとも言えない多幸感に包まれ、ずっとこの家族を観ていたくなる。生きている人たちが皆、気高く心根が美しいからだ。ケネス・ブラナーの名作がまた一つ増えた」(俳優・映画監督 奥田瑛二)、「時代の変化に押し流される、幼少期のあたたかで完璧な世界。わたしたちはより良い選択をするために、常に失いながら生きていくのだ。かつての思い出に支えられながら」(脚本家・岡田惠和)などの声が集まっている。また雑誌でのイラスト・マンガ掲載やNHK「おやすみ日本」の「眠いい昔ばなし」の絵を担当するなど、人気イラストレーターとして活躍する死後くんや、ブログではじめた1ページ漫画シリーズ「センネン画報」から人気に火がついた漫画家の今日マチ子からは、作品をイメージしたオリジナルの描き下ろしイラストが公開された。作:今日マチ子『ベルファスト』は3月18日(金)よりTOHOシネマズシャンテ・TOHOシネマズ梅田にて先行公開。3月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベルファスト 2022年3月25日よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.
2022年03月07日騙され、拉致され、「海の奴隷」として漁船で働かされる人々と、彼らを救うべく命がけの奮闘を続けるタイ人女性を追った『ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇』が5月28日(土)より公開。その衝撃の予告編が完成した。あなたの買っているシーフードやペットフードは「海の奴隷」が捕ったものかもしれない――。世界有数の水産大国であるタイには、人身売買業者に騙されるなどして漁船で奴隷労働者として働かされている「海の奴隷」が数万人存在するといわれている。日本は決して無関係ではなく、タイの水産物輸入で世界第2位、ツナ缶やエビなどを輸入している。キャットフードの約半分はタイ産。安さの裏側で犠牲になっている人々が存在する。本作は、タイの漁船から離島に逃げた人々を捜索し、救出すべく命がけの航海に出るタイ人女性、パティマ・タンプチャヤクル(2017年ノーベル平和賞ノミネート)たちの活動を追うドキュメンタリー。奴隷労働5年、7年、12年――。ミャンマー、ラオス、カンボジアなど貧困国から集められ、売り飛ばされた男性たちをパティマたちは救うべく奮闘する。私たちの生活と密接に繋がりながらも、私たちが知ることがないシーフード産業の闇に迫っていく。予告編は「海の奴隷」として漁業に従事させられている人々の過酷な姿と、彼らを救おうと奮闘するパティマ・タンプチャヤクルの命懸けの活動を対比させ、知られざる事実を浮き彫りする映像となっている。『ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇』は5月28日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇 2022年5月28日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開©Vulcan Productions, Inc. and Seahorse Productions, LLC.
2022年03月07日独自の画風を確立したコロンビアの巨匠フェルナンド・ボテロの波乱万丈な人生と、多幸感あふれる創作の秘密に迫るドキュメンタリー『フェルナンド・ボテロ 豊満な人生』から、ポスタービジュアルと予告編が解禁された。人間も静物もなぜだかみんなふっくら、ぷっくりと膨らみ、素朴でユーモアあふれる作風が愛されるフェルナンド・ボテロ。90歳のマエストロは現在も毎朝アトリエに通い、多幸感あふれる独創的な作品を生み出し続けている。この度解禁された予告編では、“ボテリズム”と呼ばれる独自のふくよかな画風の絵を描き続けてきた、世界で最も有名な存命の芸術家フェルナンド・ボテロの、独創性を貫く信念と波乱万丈の人生が、ボテロ本人や家族によって語られ、ふくよかさに込められた意味が紐解かれていく。コロンビア出身という出自で差別され、ポップアートや抽象表現主義全盛期に具象画を描く頑なさを批判され、愛息の死、自身の利き手の一部を失う悲劇など、精神的にも肉体的にも作家生命が危ぶまれた衝撃の過去も明かされる。併せて解禁となったポスタービジュアルには、特徴であるふっくらとした女性が大きく描かれた自身の絵を眺めるボテロの姿が切り取られる。ただふっくらしているのではなく、計算されたメリハリのあるボリューム感がオリジナリティあふれるボテリズムは、一度見たら忘れられない強烈な個性と魅力に溢れている。彼の様々な作品をもっと見てみたくなるビジュアルが完成した。『フェルナンド・ボテロ 豊満な人生』は4月29日(金・祝)よりBunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フェルナンド・ボテロ 豊満な人生 2022年4月29日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2018 by Botero the Legacy Inc. All Rights Reserved
2022年03月07日