ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」が25日より、舞台俳優として活躍する赤澤遼太郎、北出流星、林勇輝、中谷優心の4名による個人ライブ配信をリレー形式でつなぐ企画「PUSH PUSH LIVE!! ~舞台俳優~」を実施する。○プライベートな空間でライブ配信この企画では、人気若手俳優である4名が、それぞれの自宅を中心としたプライベートな空間でライブ配信を実施予定。普段舞台で鑑賞できる演技力や表現力とは違った素顔を見ることができるほか、リスナーから送られるコメントへの回答を交えたインタラクティブなコミュニケーションを取ることができる。なお、配信スケジュールは、赤澤遼太郎(4月25日20:00~)、北出流星(4月26日22:00~)、林勇輝(4月29日20:00~)、中谷優心(4月30日20:00~)を予定。
2024年04月25日2025年2月から3月かけて東京・日比谷シアタークリエにて、ミュージカル『ヒーロー』が日本初上演されることが決定した。本作は、『October Sky』のミュージカル化を手がけたアーロン・ティーレン(脚本)とマイケル・マーラー(作曲・作詞)のコンビによる心温まる感動のオリジナルミュージカル。過去にトラウマを持ちながらアメコミ(アメリカン・コミック)の漫画家目指す主人公が、アメコミに登場する憧れのHEROたちのような並外れたパワーは無くとも、自分の中にこそスーパーヒーローがいることに気づいていく物語。主人公の“ヒーロー”を演じるのは、『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』にてジョナサン・ジョースター役で主演を務めた有澤樟太郎。近年ではミュージカル『GREASE』『ジャージー・ボーイズ』『のだめカンタービレ』といった数々の話題作に出演し大きな注目を集める有澤が、シアタークリエ日本初演ミュージカルの主演として登場。演出は、気鋭の演出家として活躍が目覚ましい上田一豪が訳詞・翻訳を務める。■有澤樟太郎 コメントまず、日本初演のミュージカルをやらせていただける喜びを噛み締めております。責任とプレッシャーを感じつつ、しっかりと作品に向き合って参りたいと思っています。今回、このお話をいただいた時"ヒーロー"というワードに惹かれました。僕も幼い頃からヒーローに憧れてヒーローに救われた1人。とても運命を感じました。家族、恋人、友人だれもが⾝近に感じられるテーマを持った心温まるミュージカル作品にしていきたいと思っています。信頼する演出の上田一豪さんの下、こだわりをもってヒーロー役を演じていきたいです。今から稽古が楽しみで仕⽅ありません。まだ公演は先ですが、ぜひ劇場に温まりにお越しください。<公演情報>ミュージカル『ヒーロー』2025年2月~3月 東京・日比谷シアタークリエ脚本:アーロン・ティーレン作曲・作詞:マイケル・マーラー訳詞・翻訳・演出:上田一豪主演:有澤樟太郎
2024年04月15日3月16日・30日麗澤大学キャンパスにてプレイベント開催麗澤大学(千葉県柏市/学長:徳永澄憲)経済学部の福田誠准教授は、本学の教育理念である道徳教育を礎として、スポーツとSDGsを融合させた本学独自の地域スポーツコミュニティ「うんちく」を2024年4月1日に立ち上げます。これに先立ち、2024年3月16日(土)・30日(土)に、麗澤大学キャンパスでプレイベントを開催いたします。「うんちく」ロゴプレイベント会場となる麗澤大学生涯教育プラザ麗澤大学地域スポーツコミュニティ「うんちく」は、性別や世代の枠を超えて、広く地域住民がスポーツに参加できるコミュニティとなることを目的に設立されます。皆さまの体力測定を行い、その結果をフィードバックすることで、“こころ”と“からだ”の元気の向上に繋げていきます。プレイベントでは以下の3つのクラスを体験することができます。概要は以下をご覧ください。プレイベントクラス詳細【定員】各クラス20名【参加費】無料【申込】プレイベントは、下記の「うんちく」HPよりお申込みください。麗澤大学地域スポーツコミュニティ「うんちく」HP : 福田准教授は、「うんちくでは『誰でも参加できる』をコンセプトに、千葉県下大学初となるスポーツ×SDGsの取り組みを行います。うんちくが麗澤大学と地域社会の架け橋となり、地域にお住いの方々の健全な心と身体作りにお役に立てたらと思っています」と述べています。【麗澤大学について】麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。「知徳一体」という教育理念のもと、心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できるグローバルリーダーの育成を目指し、教育改革を進めています。「THE 日本大学ランキング」の国際性分野では2017年から連続して千葉県1位の評価を受けています。【プレスリリース】「スポーツ」×「SDGs」麗澤大学地域スポーツコミュニティ設立 3月16日、30日プレイベント実施.pdf : 麗澤大学HPはこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月22日公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団 岡本太郎記念館(所在地:東京都港区南青山6-1-19、館長:平野 暁臣)は、岡本太郎の遺志を継ぎ、次代のアーティストを顕彰する岡本太郎現代芸術賞(通称TARO賞)にて、太郎賞1名、敏子賞1名、特別賞10組が決定し、2024年2月16日(金)に受賞者発表と授賞式をとりおこないました。今年で27回をむかえる本賞には621点の応募があり、22組が入選いたしました。また、入賞者・入選者の作品を集めた「第27回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」展を2月17日(土)から4月14日(日)まで、川崎市岡本太郎美術館にて開催いたします。次代のアーティストの意欲的な作品をぜひご覧ください。つん『今日も「あなぐまち」で生きていく』岡本太郎賞(賞金200万円):つん『今日も「あなぐまち」で生きていく』【審査評】「あなぐまち」とは、作者がずっとともに生きてきた「まち」の名前である。その意味で正しくは「作品」を超えたものかもしれない。しかし作者の手で作られたものであることも確かだ。作者が作った作品が、作品であることを超えて作者そのものになっていく。ここにはそう実感させるだけの現実味がある。多岐にわたる詳細な素材表記にも注目。(椹木野衣)三角 瞳『This is a life. This is our life.』(※作品タイトルは斜体)岡本敏子賞(賞金100万円):三角 瞳『This is a life. This is our life.』(※作品タイトルは斜体)【審査評】三角瞳は第19回太郎賞展に入選している。その時の作品は、無数のフィギュアによるインスタレーションであった。乱雑に積み重ねられたフィギュアの洪水が、現代社会における「個」の在り方を強い圧迫感をもって問う。今回は刺繍による作品。表は人物の顔、裏は遺伝子を表す赤い糸。単なる入れ物としての肉体を暗示する。薄い布切れに刺繍された無数の「個」が折り重なるように並べられる。表現内容と新鮮な手法、展示方法がうまくかみ合い、説得力をもった作品となった。(土方明司)池田 武史『Space X』特別賞(賞金5万円):池田 武史『Space X』長 雪恵『きょうこのごろ』特別賞(賞金5万円):長 雪恵『きょうこのごろ』小山 恭史『無明』特別賞(賞金5万円):小山 恭史『無明』クレメンタイン・ナット『POT PLANTS!』特別賞(賞金5万円):クレメンタイン・ナット『POT PLANTS!』月光社『MUSAKARI』特別賞(賞金5万円):月光社『MUSAKARI』小山 久美子『三月、常陸國にて鮟鱇を食ふ』特別賞(賞金5万円):小山 久美子『三月、常陸國にて鮟鱇を食ふ』ZENG HUIRU『BACK TO ME』特別賞(賞金5万円):ZENG HUIRU『BACK TO ME』タツルハタヤマ『小鳥のさえずりを聞くとき、遠くで銃声が鳴り響いた』特別賞(賞金5万円):タツルハタヤマ『小鳥のさえずりを聞くとき、遠くで銃声が鳴り響いた』フロリアン・ガデン『Anomalies poetiques/詩的異常』※po【e】tiquesの【e】は正式にはアキュート・アクセントが付きます。特別賞(賞金5万円):フロリアン・ガデン『Anomalies poetiques/詩的異常』※po【e】tiquesの【e】は正式にはアキュート・アクセントが付きます。村上 力『學校』特別賞(賞金5万円):村上 力『學校』■入選作家・作品名(50音順・敬称略)・大河原 健太『文字前夜 -火水風土-』・遅四グランプリ実行委員会『遅博 2024 -人類の進歩と遅延-』・GORILLA PARK『Relief―1, Relief―2, Relief―3, Relief―4』・鈴木 のぞみ『Light of Other Days:吉田理容室』・野村 絵梨『垢も身のうち』・林 楷人『調和の剥き出し』・村尾 かずこ『サザエハウス -Village-』・横岑 竜之『ハッピーモンスター』・横山 豊蘭『トロトロ遺跡』・李 函樳『無から来る、無故に集う』《第27回岡本太郎現代芸術賞 概要》■主催公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団川崎市岡本太郎美術館■審査員(50音順・敬称略)・椹木野衣/美術批評家、多摩美術大学教授・土方明司/川崎市岡本太郎美術館館長・平野暁臣/空間メディアプロデューサー、岡本太郎記念館館長・山下裕二/美術史家、明治学院大学教授・和多利浩一/ワタリウム美術館キュレーター■第27回岡本太郎現代芸術賞 公式サイト 《第27回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)展 概要》会期 :2024年2月17日(土)~4月14日(日)会場 :川崎市岡本太郎美術館・企画展示室開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)休館日 :月曜日、3月21日(木)観覧料 :一般 700(560)円、高・大学生、65歳以上 500(400)円中学生以下は無料 ※( )内は20名以上の団体料金交通 :小田急線「向ヶ丘遊園駅」南口より徒歩17分第27回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)展 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月16日近所に住んでいる桃が好きな男、太郎の人柄について語るという斬新な流れに目も耳もギンギンでした。桃好きな太郎はしかし人柄がよく、いい子には桃を分けてくれるのだそうです。
2024年01月12日末澤誠也&関水渚W主演の新ドラマ「彼女と彼氏の明るい未来」の場面写真が公開された。小学校教師・青山一郎(末澤誠也)は、平凡で冴えない人生を歩んできたが、人生最大の奇跡が起こり、佐々木雪歌(関水渚)という、最愛の彼女ができた。自分には贅沢すぎるような…幸せな同棲生活をおくっていたある日、親友でITベンチャー社長の西野洋平(中川大輔)が開発した《過去が見られるVRマシーン》を試すことになる。半信半疑でVRを手に取った一郎だったが、目を疑うような絶望に出会ってしまう。それは、雪歌の過去。超・清純に見えたはずの彼女に、超・破天荒な“黒歴史”があったとしたら…彼女の全てを受け入れて、いまの彼女を愛することができるのか。一郎と洋平が足しげく通う、小料理屋の店員・秋(山谷花純)や雪歌の高校の同級生・タクト(青木瞭)、雪歌の働く雑貨屋の店員・コト(三原羽衣)、CLUBスタッフのタカヒロ(落合モトキ)らの登場で、2人の幸せな毎日が少しずつ変わり始める…。本作は、「教室の片隅で青春がはじまる」「今夜すきやきだよ」で第26回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した谷口菜津子の同名漫画のドラマ化。最愛の彼女の驚愕の過去を知ってしまった主人公の絶望から始まる、急転直下のブラック・ラブコメディだ。今回公開された場面写真は、本作のオープニング映像のもの。オープニング映像では、最愛の彼女の驚愕の過去を知ってしまった一郎の絶望や葛藤、迷いといった心のうずきが映し出される。ひとり暗く閉ざされた空間でぐるぐるとのたうち回り、深く思案したかと思えば、何かを振り払うように激しくヘッドバンキングする場面も。空虚な目つきで見つめる先には、散乱した物の中で、儚げな表情で座り込む雪歌が姿を見せている。オープニング主題歌を担当したのは、OSAKA REVIVAL POPを掲げる4人組新鋭バンド「DeNeel」(デニール)。楽曲「ブラックアウト」は、本作のための書き下ろしとなっている。「DeNeel」は「やっちゃいけないとわかっているのにやってしまった自身の経験を重ねながら、自分を自分で追い込んでしまう人間の脆さや結局暗い感情が芽生えてしまう愚かさを楽曲で感情的に表現できたらと思い書き下ろしました」とコメントを寄せている。「彼女と彼氏の明るい未来」は2024年1月11日より毎週木曜日24時59分~MBSほかにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年12月22日12月9日(土)13:00~19:00 麗澤大学キャンパスにて麗澤大学(千葉県柏市/学長:徳永澄憲)は、12月9日(土)に「麗澤SDGsフォーラム2023」を本学キャンパスで開催します。本学は、SDGsが目指す豊かで活力ある「誰一人取り残さない」社会を実現するために、建学時から大切にしてきた「三方よし」「道経一体」の理念を踏まえ、学生、教職員をはじめとする学内外の関係者が協働し、SDGsの達成に向けて行動しています。この取り組みの一環として、「麗澤SDGsフォーラム」を2019年度から開催しています。「SDGsフォーラム2023」は3部制で開催され、第1部「シンポジウム」では、以下の2名の方をお招きし持続可能な社会づくりに貢献されている事例についてご講演いただきます。・前マウライ共和国特命全権大使 岩切敏氏講演テーマ「SDGsに向けてのODAの役割 〜アフリカで考えたこと〜」・京都大学経営管理大学院客員教授、麗澤大学客員教授 竹林一氏講演テーマ「ワクワク社会をデザインする ~Willを持った仲間と創る未来~」第2部「学生プレゼンテーションコンテスト」では、「あなたにとって”サステナビリティ”とはなんですか?」というテーマで、学内予選を通過した10チームが「アイデア・データ分析部門」と「実践部門」に分かれ、各部門の最優秀賞を目指してこれまでの成果を発表します。また、本学ならではの授業「SDGsと道徳」から選抜された2チームと、麗澤中学・高等学校 SDGs研究会「EARTH」によるプレゼンテーションも行われ、様々な角度からSDGsの学びを深めます。さらに、SDGsフォーラムをより一層盛り上げるために、今年度からの試みとして第3部「学生団体による自主活動紹介フェア」を第2部と同時開催します。昨年度の学生プレゼンテーションコンテストで最優秀賞を受賞した「バナナdeビール」を含む有志学生団体がパネル展示やワークショップ、物販などを通じて、麗澤大学で展開しているサステナビリティ活動をご紹介します。麗澤大学が全学をあげて掲げるサステナビリティの学びを体現できる1日「麗澤SDGsフォーラム2023」の概要は以下をご覧ください。【麗澤SDGsフォーラム 2023概要】■日時:2023年12月9日(土)13:00~19:00 ※途中入場・退出自由■会場:第1部(13:00~14:35)麗澤大学校舎「かえで」第2部・第3部(14:55~19:00)麗澤大学学生会館「ひいらぎ」(〒277-8686 千葉県柏市光ヶ丘2丁目1番1号)■参加費:無料(※一部出展ブースでは、費用が掛かります)■主催:麗澤大学サステナビリティ推進機構、SDGsフォーラム学生運営局■協賛:麗大麗澤会、麗大後援会※詳細は本学WEBサイトをご覧ください麗澤大学WEBサイトはこちら : 【麗澤大学について】麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。「知徳一体」という教育理念のもと、心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できるグローバルリーダーの育成を目指し、教育改革を進めています。「THE 日本大学ランキング」の国際性分野では2017年から連続して千葉県1位の評価を受けています。【プレスリリース】麗澤大学が取り組むサステナビリティに関する学びの祭典「麗澤SDGsフォーラム2023」開催 - コピー.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月05日1986年に「週刊少年ジャンプ」で連載を開始、その後掲載誌を移して現在も連載中、単行本の累計発行部数は1億2000万部超とワールドワイドな人気を誇る『ジョジョの奇妙な冒険』。その原点である「第1部ファントムブラッド」をミュージカル化するという、最高にワクワクする試みが行われる。2024年2月の帝国劇場公演を皮切りに、3月に北海道・札幌、4月に兵庫と巡る公演で、19世紀末のイギリスに生きる主人公、ジョナサン・ジョースターを演じるのは松下優也と有澤樟太郎。そして、演出・振付は海外でも多くの舞台に関わり、日本では2023年のミュージカル『ピーター・パン』を担当し注目を集めた長谷川寧。既にワークショップに参加しているふたりと、着々とクリエイティブワークを引っ張っている長谷川。彼らが思うジョナサン、そしてミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険』について語ってもらった。タイプの違うふたりが演じるジョナサン・ジョースター――おふたりが演じるジョナサン・ジョースターは、英国貴族ジョースター家の息子で〈謎の石仮面〉をめぐってディオ・ブランドーと宿命の闘いを繰り広げます。ジョナサンについて、どのようにとらえていますか?松下「ファントムブラッド」のラストシーンでジョナサンがディオに対して言うせりふが、すごく大事じゃないかと思っていて。ジョナサンは圧倒的な光で、正義感が強くて、真面目でピュア。でもそういう風になっていくのは、ディオがいるからなんですよね。ディオあってのジョナサン、ジョナサンがいるからこそのディオ、ということが自分が演じるうえでのヒントだと思っています。有澤ジョナサンは物語の後半になればなるほど、磨かれ、研ぎ澄まされ、洗練されていくじゃないですか。そんなジョナサンとディオとのぶつかり合いに、ワクワクするんですよね。ジョナサンの内面は突き抜けて真面目だったり正義感が強かったりしますけど、マンガを見ると肉体的にもどんどん洗練されていく。そういうところがジョナサンの魅力だと思います。たぶん稽古は大変でしょうけど、稽古を通してジョナサンと自分の近いところを探していきたいし、ジョナサンのように洗練された人になっていけるんじゃないかなって思います。長谷川物語の構造的な部分を見ると、基本には社会的格差がある。ジョナサンは貴族の生まれで、一方には貧民街から来たディオがいるという対比構造になっているんです。(原作者の)荒木飛呂彦先生もジョナサンだけでなくディオにも強い思い入れがあるようですが、そんなふたりの格差の中で何を描くかというと、最初はゾンビ1体を倒す行為にも痛みを覚えていたジョナサンが、やがてそれを乗越えてちゃんと意識的に敵を倒すようになってディオに向かっていく。その成長が、僕は一番面白いと思うんです。割とポンコツだった最初のジョナサンがぐんぐん伸びていく、キャラクターの飛距離に魅力を感じますね。――そのジョナサンを演じるおふたりですが、お互いの、そして長谷川さんから見たふたりの印象は?長谷川ふたりはタイプがまったく違うから面白いですね。髪色も全然違うけど(笑)、実は近いところはあるんだよね?松下地元(兵庫県)がめちゃくちゃ近いんです。有澤そうなんです。長谷川そんなに近い所で育って、こんな風に違う感じになるんだっていうのが興味深い。しかも今回はツアー公演も。松下兵庫県があって。有澤地元で大千穐楽ですもんね。長谷川ふたりの出演作品は最近観に伺っていて、最近だと音楽劇『浅草キッド』は「松下優也」らしく舞台に存在しているな、と思った。その場にその人のままでいるって実は一番難しいことだし、そういられるのは、すごく魅力的ですよね。有澤くんはこの前ミュージカル『のだめカンタービレ』を観たけど、毎回「元気だな」と思う。こういったまっすぐな陽のエネルギーを発することができるって、今回の“ジョジョ”の世界観にとっても、とてもいいこと。反対に屈折した人間であるという自覚がある僕からすると、僕にはないものを持っていてとても魅力的に映ります。『キングダム』もそうだけど、『のだめカンタービレ』も先に映像で演じた方がいらっしゃるし、どう演じるかはとても難しいだろうけど、有澤くんはすごく自分らしく演じていた。それがとても良かったです。有澤ありがとうございます!僕は松下さんはすごくカリスマ性のある方だと思っていて。ミュージカル『花より男子』の道明寺司がイメージ的にぴったり。ああいうちょっとキザな役が嫌味なくはまっていて、本当にすごいと思いました。こうやってお話していても、言葉に説得力があるし、もっている雰囲気も素敵だし。松下僕はまだ実際に舞台で有澤くんの芝居を観てはいないけど、映像では観ていて。さっきの寧さんの話とちょっと似ているかもしれないけど、いい意味でフラットな人だと思った。自分もどっちかというとフラットなタイプだけど、また違った意味で。お芝居はしているけど、人に「こう見せなきゃ 」っていうフィルターがなくて、ちゃんと自分としてそこに存在している。純粋さというか、ピュアさを感じました。この作品で新しい試みを――おふたりは初めて長谷川さんの演出作品に参加するわけですよね。松下めちゃくちゃ興味深いですよ。僕がこれまでやってきたダンスは動き、形が先にある。でも寧さんはお芝居的というか、創っていく時の始め方がまったく違うんです。例えば水を飲むっていう動きにしても。長谷川「水が欲しい」という欲求が、動きの起因になる。それを振付化して行きたいんです。逆に言えば僕は、例えば役者さんにいきなりジャズの決まったステップで踊りださせる、みたいな振付の仕方がわからないんです。松下流れとして、すべてに無理がないっていうことですかね。ダンスの動きなどもそういう演劇的なところが面白いし、自分にとっても新しい発見がたくさんあるんじゃないかと思います。有澤寧さんのワークショップに何度か参加させていただいて、『ピーター・パン』も観ました。観終わった後、物語を超えて「ピーター・パンとは何か」みたいな本質的な部分を突いているように感じたんです。今回の“ジョジョ”でもきっと、もちろんエンタテインメントとして楽しいけれどそれだけじゃなく、演劇として“寧さんがやる意味”のある “ジョジョ”が創りあげられると思います。寧さんのワークショップはだいたい2~3時間なんですけど、頭も体も声も使って、毎回“全部使い果たした感”と充実感がすごいんですよ。本当にていねいに言葉で教えてくださるし、発見がたくさんあります。――事前のワークショップがこれだけ充実しているということは、本編の稽古も期待できますね。長谷川僕はミュージカルの中で、『ウエスト・サイド・ストーリー』がすごく好きなんですよ。フィジカルと演技とが素晴らしく融合されているので。“ジョジョ”も、役者の欲求にそって、どこまでがお芝居なのかダンスなのかアクションなのかわからない、みたいな感じになったら面白いですね。ある意味、しっかり汗をかく泥臭い稽古になると思う。でもそこがふたりと一緒にやる面白さであり、大変さでもあり、ふたりにとってもちょっと新しい試みになるんじゃないでしょうか。「めちゃくちゃかっこいい」UKロック風の音楽も注目――役者さんたちの身体表現への期待が大きいわけですね。もうひとつ大きな要素として音楽がありますが、今回音楽を担当されているのは『1789 -バスティーユの恋人たち-』や『LUPIN~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』のドーヴ・アチアさん。既にデモ曲が到着しているそうですが、どう感じました?長谷川今回ドーヴと密にミーティングをさせてもらって、スタンダードなミュージカルのクラシカルな感じとはちょっと違う音楽になってきているのが面白いなと思います。イメージとしては、僕、それから松下くんもその世代かもしれないけど、以前オアシスやレディオヘッドのようなUKロックが大ヒットした時代があって。あの辺りのイメージの、耳に残る楽曲が多いですね。デモ曲は英語やフランス語で仮の歌詞が入っているんだけど、普通にノリの良い洋楽として聴いていられる。有澤ビジュアル撮影の時に流れていたんですよね。すごく耳に残るめちゃくちゃかっこいい曲で、洋楽が流れてきたなと思ったら「ジョナサンのテーマだよ」と言われてびっくりしました。松下もともとブラックミュージックやポップス、ブルースを歌って、聴いて、育ってきてるし、今回の曲は自分のフィールドに近くてすごく楽しみ。あとはジョナサンとして、どこをどうセリフとして歌うのか。日本語になっても、のっぺりしてしまわないようにリズムにはこだわっていきたいと思います。長谷川今回、アレンジメント・バンドマスターの蔡忠浩さんが(元・バンド「bonobos」の)ボーカリストでもあるので、歌詞検討会にも参加してもらっているんですよ。例えば「ここは小さいツが入るように歌ったら、もっとグルーヴが出るよね」といった話をしながら、こだわって歌詞を創っています。ちょっと新しいものになるんじゃないかな。松下素晴らしい!そういうことを、世界で活躍されているクリエイティブスタッフの方たちが高い次元で創ってくださっているところに安心感がありますよね。有澤めちゃくちゃ、楽しみです。長谷川ミュージカルは総合芸術だと僕は思っていますけど、いろいろなスタッフの力、もちろんキャストの皆さんの力も加わってかなり面白いことになっていると思います。ぜひ楽しみにしていていただきたいですね。ぴあアプリでは松下優也さん、有澤樟太郎さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。取材・文:金井まゆみ撮影:You Ishiiヘアメイク:(松下)ASUKA(a-pro.)/(有澤)田中紫央スタイリスト:(松下) YAMAMOTO TAKASHI(style³)/(有澤)山田安莉沙ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★松下優也さん×有澤樟太郎さんのサイン入りポラを抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』原作:荒木飛呂彦(集英社ジャンプ コミックス刊)演出・振付:長谷川寧音楽:ドーヴ・アチア脚本・歌詞:元吉庸泰出演:松下優也/有澤樟太郎(Wキャスト)、宮野真守、清水美依紗、YOUNG DAIS、東山義久/廣瀬友祐(Wキャスト)、河内大和、島田惇平、コング桑田、別所哲也 ほかバンド:蔡忠浩吉田省念小池龍平田中佑司梅本浩亘高橋飛夢【東京公演】2024年2月6日(火)~2月28日(水)会場:帝国劇場【北海道公演】2024年3月26日(火)~3月30日(土)会場:札幌文化芸術劇場hitaru【兵庫公演】2024年4月9日(火)~4月14日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールチケット情報:公式サイト:
2023年12月01日『TOHO MUSICAL LAB.』第2弾の公開ゲネプロが22日に東京・シアタークリエにて行われ、『わたしを、褒めて』の有澤樟太郎、美弥るりか、エリアンナ、屋比久知奈、高羽彩(脚本・演出)、『DESK』の東啓介、豊原江里佳、山崎大輝、壮一帆、池田亮(作詞・脚本・演出)が取材に応じた。同企画は、注目クリエイターによる短編ミュージカルを同時上演するプロジェクト。2020年夏のコロナ禍に第1弾が上演され、好評を博した。第2弾となる今回は『わたしを、褒めて』『DESK』の2作を上演する。○■舞台の裏側描く『わたしを、褒めて』、アニメ制作会社の物語『DESK』舞台初日前というシチュエーションの物語である『わたしを、褒めて』について、脚本・演出の高羽は「私がプロの演劇人になりたいなと思ったきっかけが、ある作品のスタッフワークに感動したこと。それから20年くらいスタッフさんとへのリスペクトと共に演劇活動を続けてきたので、舞台裏で何が起こってるのか、どういう人たちが働いているのか、ぜひお客さんにもわかっていただいて、演劇を楽しんでいだきたいという気持ちからこういう作品を描きました」と明かす。主演俳優役の有澤は「この派手できらびやかな衣装に惑わされないでほしいんですけど、ものすごく人間ドラマになっています。僕だけ衣装のテイストが違っているので、どんな作品なんだって思われる方もいらっしゃると思うんですけども、これだけ短い期間で作ったと思えないくらい密度が高くて、皆の心を打つ作品になってるんじゃないかなと思います」と自信。「僕自身も役柄とリンクしているところがあって、原点に帰れるお芝居だなと思っています。人の支えがないと舞台には立てないという、通ずるところがあると思うので、ぜひそこに注目していただきたいと思います。乾燥の季節ですけど、心を潤すような人間ドラマになっていると思います」とアピールした。同作では、美弥が演出家役、エリアンナがプロデューサー役、屋比久がマネージャー役と、馴染み深い職業の役を演じることに。美弥は「演出家の役を演じる時が来るとは思っていなかったので、女性演出家の皆様を思い出して、どんな感じだったか少しずつ個性を取り入れながら演じております」、エリアンナは「みんなを振り回すプロデューサーなんですけど、演出家とそれぞれの正義を持って、ゴジラ対メカゴジラ、正義のバトルのシーンがあるので、ぜひそれを観ていただいて」と見どころも。屋比久は「マネージャーさんとは関わる機会があるので、いろんな個性の方がいるなと思ったので、その方達よりも、『屋比久がマネージャーだったらどうかな』みたいなことを考えながら、私なりのマネージャーを作っていけたらなと稽古していました」と振り返った。一方、アニメ制作会社を描く『DESK』について、池田は「アニメーション会社で働いている知り合いの方々から話を聞くと、面白い。大変だけど言葉にならない叫びを感じて、日本におけるアニメーションは力があるから、日本でやるオリジナルミュージカルと言ったらアニメななんじゃないか。叫びたいけど、叫べなかった人たちの声を叫んでいただこうと執筆しました」と意図を説明。東は「より多くの人にオリジナルミュージカルを肌で感じていただいて、日本でのオリジナルミュージカルが増えたらいいなと思いますし、働く皆様を後押ししてくれる」と同作に対してコメント。さらに同時上演の『私を褒めて』を観て「(自分の役も)『褒めてほしいな』とすごく思いました。結構頑張ってるんだけど褒めてくれない。そういうところを見るとほろりと涙が出てしまう。セットで観ることによってふくらむ何かがありますので、投げつけて、受け取ってくれたら。どちらも楽しんでいただけたらなと思います」と両作の相乗効果を謳った。豊原は「大人になって、なかなか自分を大切にしたり自分のためだけの時間をとってあげたりするのが難しいことだと感じていて、そういうところもう1回気づかせてくれる作品」、山崎も「自分の時間って意外と取れてなかったなとか、基盤の心みたいなものをもう一度取り戻させてくれる作品だと思いました」と表す。壮は「没個性にならないようにやっているつもりなんですけど、ただでさえ短いお稽古期間で、その半分くらいしか参加できなくて、追い上げることに必死でした」と苦笑しつつ、「いいものを見れたとお客様に思っていただけるように頑張っていきたいと思います。共演が叶わなかった美弥ちゃんと、またいつかどこかで一緒になりたいと思っています」と美弥とも頷き合った。両作は別々に進んでいたために、東からは「一緒の期間の稽古だったんだなと思うくらい、会わなかった」という言葉も飛び出し、それぞれ稽古も7〜8回という短さだったという。しかし、有澤は「何回通せたんだというくらい通した」と状況を明かしていた。公演は東京・シアタークリエにて11月22日~23日。23日16時公演はアーカイブ付きライブ配信も行われる。
2023年11月23日2020年7月、コロナ禍で前向きな“実験”として、俳優とクリエイターが、ひと月間稽古を重ね、2本の短編による新作ミュージカルをゼロから創り上げ、ネットライブ配信された「TOHO MUSICAL LAB.」が再始動。日比谷・シアタークリエでの有観客公演として、高羽彩(タカハ劇団)と池田亮(ゆうめい)が脚本/演出を担当する、東宝ミュージカルの新作2編『わたしを、褒めて』『DESK』が11月22日~23日の2日間、3公演にて上演される。開幕を記念した会見には、高羽と池田の両名に加えて、有澤樟太郎、美弥るりか、エリアンナ、屋比久知奈(『わたしを、褒めて』)、東啓介、豊原江理佳、山崎大輝、壮一帆(『DESK』)が出席し、意気込みを語った。「初日を迎える直前の舞台の裏」という設定で、物語が繰り広げられる『わたしを、褒めて』を手掛ける高羽は、本作を「バックステージのドタバタコメディ」と称し、「プロの演劇人になりたいと思ったきっかけが、ある舞台のスタッフワークに感動したこと。それから20年以上、私の演劇活動はスタッフさんへのリスペクトとともに続いている」と脚本にこめた思いを説明。「舞台裏で何が起こり、どんな人が働いているのか。演劇のお話ですけど、働くすべての皆さんの応援になれば」と話していた。高羽彩主人公の“お騒がせ主演俳優”を演じる有澤は、「この派手できらびやかな衣装を見て、どんな作品なんだと思う方もいらっしゃると思いますが」と前置きし「実はものすごく人間ドラマなんです!」と熱弁。「乾燥の季節ですけど(笑)、皆さんの心を潤すことができれば」とアピールすると、共演陣から「おぉ~」とコメントを“褒め”たたえる声があがった。有澤樟太郎一方、アニメーションスタジオが舞台になった『DESK』について、池田は「自分も含めて公演が次々と中止になるなか、第1弾の『TOHO MUSICAL LAB.』を配信で見た」とコロナ禍を振り返り、「もう一度、やりたい仕事がしたいという思いがあふれた。第2弾である今回、何かお返しできることがあるんじゃないかと思った」と、『わたしを、褒めて』と同じく、働くことがテーマになった経緯を語った。また、会見直前まで行った通し稽古について「これがすごく良くって」とこちらも“褒め”コメントが飛び出した。池田亮『DESK』の主演を務める東は、「新しい形のミュージカルを肌で感じていただき、日本でももっともっとオリジナルのミュージカルが増えたらいいなと思います」と期待を寄せ、「ふたつの作品をセットで見ることで膨らむ相乗効果もあると思いますので、ぜひ膨らんだ何かを受け取ってもらえれば」と配信も含めた観劇を楽しみにするファンにメッセージを送った。東啓介取材・文・撮影:内田涼<公演情報>『TOHO MUSICAL LAB.』2023年11月22日(水) 16:00(有料公開ゲネプロ) / 19:00・23日(木・祝) 12:00 / 16:00会場:東京・シアタークリエ『わたしを、褒めて』脚本・演出:高羽彩(タカハ劇団)出演:有澤樟太郎、美弥るりか、エリアンナ、屋比久知奈『DESK』脚本・演出:池田亮(ゆうめい)出演:東啓介、豊原江理佳、山崎大輝、壮一帆【ライブ配信】2023年11月23日(木・祝) 16:00公演販売期間:12月10日(日) 20:00までアーカイブ配信:公演終了後準備でき次第~12月10日(日) 23:59まで視聴料金:3,500円(税込)公式サイト:
2023年11月23日2020年7月、新型コロナの緊急事態宣言が解除されたばかりの頃、「お客様に劇場で演劇を楽しんでいただきたい」という思いで~『TOHO MUSICAL LAB.』。劇場で演劇を見る楽しみを思い出してもらうこと、そして、初めて演劇を観るお客様にも楽しんでもらえるような前向きな“実験”として行われ、ひと月間稽古を重ね、2本の短編による新作ミュージカルをゼロから創り上げた。その『TOHO MUSICAL LAB.』が、2023年11月、およそ3年ぶりに日比谷シアタークリエで再始動する。今回は、注目のクリエイター高羽彩(タカハ劇団)が『わたしを、褒めて』、池田亮(ゆうめい)が『DESK』という作品をそれぞれ立ち上げ、有澤樟太郎と東啓介がそれぞれ主演を務める。開幕を前にして、高羽、池田、有澤、東の4名による座談会が行われた。“バックステージ”をテーマにした短編2作ーーまずは皆さんから一言ずつご挨拶をお願いします!高羽今回は「初日を迎える直前の舞台の裏」という設定です。初日前で1番バタバタしているときの様子を面白可笑しく、ドタバタコメディで描くバックステージものという感じでしょうか。普段俳優さんを目にする機会はあっても、裏方のスタッフがどういうことをしているのか、なかなかお客様に伝わらないと思うんですけど、そういう皆さんのプロフェッショナルのお仕事があって初めて作品はお客様のもとへ届くんですね。それが分かるときっとお芝居を見るのがもっと楽しくなるし、好きになってもらえると思うんです。客席にいる皆さんも、毎日いろいろな思いをして、悔しい気持ちを飲み込んだり、悲しい気持ちを乗り越えたりしながら、自分のお仕事に向かわれてる方がほとんどだと思います。そういう方たちへのエールも同時に届けたいなと。生々しいけど楽しいフィクションのバックステージものをやりたいなと思っています。有澤この素敵な企画に参加できるのが楽しみです。高羽さんとはご一緒したことがあり今回2度目。なので「高羽さんがやりたいことはこういうことかな?」とちょっと分かる気もして。それから、共演する皆さんがすっごい人たちですよね。こんな方たちと一緒にできることも楽しみです。しかも今回は短編で実験的なこともたくさんあると思うんです。僕は実験というワードも大好き(笑)。短い期間ですけど、いろいろなことにチャレンジして、高羽さんが書いた作品に僕らの思いを乗せて、皆さんにお届けしたいと思います。池田「LAB.」がついているので、実験的だし、開発・研究する企画なんですよね。自分は今回、初めて新作オリジナルミュージカルを作るのですが、短い期間で短編を作ることもあって、今までにないミュージカルを作りたい、いろいろな仕事をやっている人の声を歌にしてみたいと思ったんですね。働いている人たちの声を歌にしたときのパワーは凄まじいものがあるなと思ったから。今回、素晴らしいキャストとスタッフの方々が揃ってたので、自分としてはもう本当に贅沢な時間で、滅多にない機会です。観客も含めて、みんなで一緒に新しいものを見つけられたらいいなと思っております。よろしくお願いします。東「TOHO MUSICAL LAB.」の企画に出演できることを本当に光栄に思います。前回は無観客で配信だけでしたが、今回は有観客。「本当は劇場の客席で観たかったな」という方もいらっしゃると思うので、嬉しいですよね。また「LAB.」という実験も本当に面白い。ミュージカルを作るためには、演者だけではなく多くのスタッフさんが関わる必要があるし、特に海外の作品だったら権利関係などで動く必要があるわけですけど、その中で実験をたくさんしようという試み自体が、僕は素敵だなと思っていて。日本のオリジナルミュージカルを僕は誇りに思います。こういう実験をたくさんやることによって、ミュージカルが好きになってくださったり、「今度はこういう作品観てみたいかも」と思ったりして、活気が出たらいいな。演劇を観ることで、勇気を感じてもらったり、何か人生が少し豊かになったり、苦しんでいたことがひとつ花開いたり、「そんなに重く考えなくてもいいかも」と気付けたり、打ち明けられなかったことを打ち明けられるようになれるきっかけを作ってくれたりすることもあると思うんです。初めて観る方にも「ミュージカルは全然重苦しくないんだよ!」とか「こういう素敵な楽曲もたくさんあるんだよ!」ということが伝わると嬉しい。ぜひ軽い気持ちで「いい歌だな〜」「いいことやっているじゃない!」みたいな感じで思ってくれたら嬉しいです!ミュージカル愛に溢れた空間で、オリジナル新作ミュージカルをーー高羽さんと池田さんに伺います。シアタークリエでの創作という意味で何か意識していることはありますか?池田まず盆(※舞台を回す装置のこと)ですね。盆を使いたいなと思っています。クリエは高さもあるし、盆もあるし、いい劇場ですからね。短編だからと言って縮こまらずに大きく使いたいなということをめちゃくちゃ意識しています。高羽私も図面を見て「あ、盆がある」と思いました。でも私は回さないです。誰かが回しそうだなと思ったから(笑)。舞台機構的な意味で、クリエならではの演出まで考えている段階ではないのですが......このシアタークリエという場所は、年がら年中、名だたるミュージカル作品が上演されている。だからこそ、この空間にいる人は、みんなミュージカルが好きだろうと私は決めつけています。この空間自体がミュージカル愛に溢れた空間だろうなと、お客様もスタッフもミュージカルが好きな人がこの場所に集まってくるんだと思って。その愛を前提として、その愛を信じて、「好きですよね? 私たちもです!」と言える空間を作りたい。お客様と、舞台上と、その裏で支えるスタッフたちと一緒に、お互いの愛情を交換するような場所にするのが、クリエでミュージカルをやるときは何より大切なのかなと思っています。……私はずっとストレートプレイの作・演出を続けてきたんですけど、大きな野望として、ミュージカルを作りたいなとずっと思っていたんですよ。で、今まで自分が書いた作品で「これをミュージカルにしたらめちゃめちゃ面白いぞ!」と温めてきたんです。今の日本の演劇界で、日本国産オリジナル新作ミュージカルってなかなかチャレンジできないですし、私が持っているタカハ劇団のような小劇場をメインとして活躍しているようなユニットだとよりそれが難しい。そうなったときに、これはチャンスだぞと思いました。これから自分はミュージカルを作っていきたいから、すごく大きな勉強の場にもなる。それに新作オリジナルミュージカルがかかる場所があること自体が、日本のミュージカル界/演劇界にとって、ものすごく意義あることだと思います。もう、みんなでオリジナルミュージカルを作ろうぜ! という気概でおります。ミュージカルだからこそ、お客様の日常の中に非日常を届けたいーー皆さんはミュージカルのどういうところに魅力を感じていますか?有澤ミュージカル、みんな大好きじゃないですか? 僕の周りは「ミュージカルだから観に行きたい」と言ってくれる人が多いんですよ。海外の作品も日本の作品もいろいろありますけど、ミュージカルというだけでみんな好きだと思います。僕もミュージカルを観に行くのが大好きなんですけど、今回は短編2作同時上演! めちゃくちゃ贅沢ですよね。......テーマが似ているのは偶然なんですよね?高羽・池田偶然です。有澤そうなんです、ファンタジー色の強い作品ではなく、「お仕事」がテーマだからこそ、本当にみんなに刺さると思うんですよ。1個1個の歌詞やセリフがダイレクトに 届けられて、ミュージカルの魅力がたっぷり詰められるんじゃないかな。高羽私は普段ストレートプレイを書くことが多いのですが、ミュージカルはストレートプレイとは違って音楽があるから、ある種強制的にお客様の心の扉をバコッ! と開いちゃう力がある。ストレートプレイで渾々と何かメッセージを伝えるよりも、もっとダイレクトに、おりゃー! と......東ははは、文面で伝わるかな(笑)高羽おりゃー! と書いてください(笑)。お客様の心に直接触れて、ぐいっ! とすることはミュージカルだからこそできると思うんです。非日常的なミュージカルという空間と、お仕事ものという日常に即したテーマが重なったとき。お客様の日常の中に非日常を届けることができたら素敵だなと思うんです。まるでその人たちの毎日にも歌が溢れているかのような、明日電車に乗るときに自分の中でテーマソングがかかるような、そんなことができるんじゃないかなと思って。なので、あえてバックステージものをミュージカルでやろうと思った次第です。池田自分が初めて観たミュージカルは、初めて舞台に立つ人もいるような市民ミュージカルでした。ボーッと見ていたと思うんですけど、歌った瞬間にものすごく感動したんです。自分でもよく分からないんですけど、グツグツ湧き上がる言葉にできないものがあった。あの感情は何なんだろうとずっと思ってきました。と同時に、僕、全然知らない歌を聞くのが結構好きで。全然知らない歌を聞いているのに感動してしまうことがあるんですね。そんなことを重ねて考えると、ミュージカルは登場人物がいきなり歌うものだと思っていたけど、でもすごくリアリティがあるものなのかもしれない。歌が自分の心のどこかに引っかかるようなリアリティを持っているのではないかと思ったんです。僕にとっては非日常だけど、でもリアリティも感じるもの。その辺りから、今回、お仕事もの、バックステージものを書こうと思ったんだと思います。東ミュージカルの中の歌はひとつのツールでしかなくて、根本にはやっぱり思いがあると思うんです。思っていることを歌にして打ち明けたというだけで。思いを打ち明けられないのはストレスですけど、それを歌にすることによって、ポップになったり、ラブソングに変わったり、すごくいろいろな色が見えてくる。だからミュージカルってすごいし、力をもらうし、かっこいいし、可愛いし、素敵だなと思うんですよね。皆さんも学校や会社に行く前に音楽を聞いたりするだろうし、それによって元気が出るし、何なら自分も歌を歌ったらスッキリしたりするじゃないですか。今回はバックステージものだから、きっと皆さんへのエールになるだろうなと思います。ーーミュージカルといえばやはり音楽。今、どんな音楽を想像されていらっしゃいますか?池田脚本を読んだ感じでは、暗いのかなと思いきや、音楽は意外に明るかった。東えー! 超楽しみなんですけど!池田自分の中では、暗い言葉でも明るく元気に叫んでいた方が解放感みたいなのが感じられると思うんです。めちゃくちゃ疲れたときに変なテンションになるじゃないですか。ああいうものができたらなと思っています。高羽私は自分がミュージカルを観るときに、ミュージカルを観るんだったらなるべく長い時間、音楽が流れていてほしいし、なるべく長い時間、歌を歌っていてほしいと思うんです。だから、30分の尺でセリフもあるお話なんですけど、基本的には音が常に出ている状態でありたい。実現可能かどうかはまだ分かりませんが、バックステージものということなので、バンドのメンバーさんも現れて音を出してくれたらなと考えています。それから、短編ではあれど、ちゃんと起承転結を感じるような音楽の流れを作りたいなと思っています。 ちゃんとテーマソングがあって、激しめの曲があったらバラードがあって、フィナーレでまたテーマソングに戻ってくるーー。そういう王道のミュージカルのプレイリストが、ミニマムだけど感じられるような楽曲にしていきたいですね。演奏も生演奏なので......!池田そうそう、生演奏! 僕、生演奏がめちゃくちゃ好きなんです。もう生演奏というだけで、いいものを見た気分になるので(笑)、めちゃくちゃ楽しみ。本当にありがとうございます!豪華キャストも集結したカンパニー。それぞれの魅力は?ーー高羽さんと有澤さんは以前一緒にやられたことがありますが、それぞれのカンパニーの皆さんの印象を教えてください!高羽有澤さんは、私が演出したストレートプレイに出演していたのですが(※『息子の証明』2021年)、当時もビッグでしたけど、この数年間で更にビッグになられて!有澤さんは歌もすごいと方々で聞いていますし、数年越しに同じお仕事ができることが楽しみです。この座組みを引っ張っていってくださることを期待しています。他のキャストの皆さんに関しては、私がストレートプレイ畑ということもあって、初めましての方々なんですが、非常に達者な方たちであることは身に染みておりますので、安心してキャラクターと作品を委ねて、好きにやってくださいと思っています。それに、ストレートプレイ畑の演出家の私との共同作業もぜひ楽しんでやっていただければとも思っています。池田自分もストレートプレイがほとんどなんですけど......僕が初めて東さんを観たのは2.5次元舞台の『弱虫ペダル』でした。僕は原作も好きで、原作を読んで舞台を観たんですけど、舞台もとても面白かった。東さんは葦木場という熱い役を演じられていたんですけど、葦木場のキャラクターを見ていると、途中から「この演じている俳優さんは誰だろう?」と東さんご本人に興味を持ったことを覚えています。……なので、今回出演をしてくれると聞いてとても嬉しいです。ありがとうございます。東いえ、こちらこそありがとうございます。『弱虫ペダル』はミュージカルでもなかったですし、今回はまた別の関わり方ができるので、僕も楽しみです。ーー東さんと有澤さんは共演者の方々への印象はありますか?東豊原(江里佳)さんは事務所の後輩で、彼女が初めてヒロインをやった『5DAYS』という舞台で一緒でしたし、今年も『ザ・ビューティフル・ゲーム』で一緒でした。親交があるので、またこういった形で一緒にお仕事できるのが楽しみです。壮 一帆さんは1度、末満健一さんのTRUMPシリーズでご一緒して以来なので、楽しみですね。ミュージカルだと「また一緒だね」ということが結構あるんで、予めお芝居の感じが分かっているとやりやすかったりもします。初めましては初めましてでその化学反応が面白かったりするんですけどね。今回は割と親交があるメンバーが揃ったので、どういったものになるのかすごく楽しみです。有澤僕はエリアンナさんが初めまして。屋比久(知奈)ちゃんの歌を生でまた聴けるのも楽しみで、美弥(るりか)さんとはプライベートでも親交があるのですが......歌ウマな3人に囲まれるんですね(笑)。前回高羽さんとご一緒したときは2人芝居で、高羽さんをはじめ、スタッフさんもほとんど女性でした。なんかそういう現場が多いので、かしこまっちゃうけども、のびのびとやれたらいいなと思っています!ーーいろいろとお話を伺いましたが、最後に何か言い残したことがあれば!東あ、僕、気になることがあるので、高羽さんと池田さんに質問していいですか?僕はこういうオムニバス形式の経験があまりないのですが、違うものを作っているけど、同じ日に上演するわけじゃないですか。互いに意識しちゃったりするものですか?池田自分としては、バトルではない感覚というか、対バン形式のようなイメージですかね。オムニバスだと「他のところより面白くしたい」みたいな意識はあるんですけど、今回に関してはそんなことはなくて。高羽さんも絶対新しい発見があるだろうし、自分にも絶対新しい発見があると思うから。お客様の中でどちらが面白かったか全然比べてもらっていいんですけど、自分としてはもうバラエティ豊かなものとして見ていただければなという気持ちでいっぱいです。高羽そうですね。私はバックステージものということで、初日直前の1番みんながきりきり舞いしているタイミングが舞台になっているのでーーまだどちらを先に上演するかは決まってはいないんですけどーー池田さんの作品にバトンを渡すような感じのものになるといいなと思っていて。「これから本番始まるぞ」というお芝居を観た後に、池田さんの作品を見ることで、私の作品に出ていたようなスタッフたちが、池田さんの作品の背後に浮かび上がってくるような構造になったらいいなと。そういう意味では、奇しくも同じバックステージものにはなったわけですし、2本でひとつの作品というか、同じテーマ性を持った作品と見てもらえたら、すごく素敵だなと思っています。取材・文・撮影(メイン写真除く):五月女菜穂<公演情報>『TOHO MUSICAL LAB.』2023年11月22日(水) 16:00(有料公開ゲネプロ) / 19:00・23日(木・祝) 12:00 / 16:00会場:東京・シアタークリエ『わたしを、褒めて』脚本・演出:高羽彩(タカハ劇団)出演:有澤樟太郎、美弥るりか、エリアンナ、屋比久知奈『DESK』脚本・演出:池田亮(ゆうめい)出演:東啓介、豊原江理佳、山崎大輝、壮一帆【ライブ配信】2023年11月23日(木・祝) 16:00公演販売期間:12月10日(日) 20:00までアーカイブ配信:公演終了後準備でき次第~12月10日(日) 23:59まで視聴料金:3,500円(税込)公式サイト:
2023年11月22日ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』の製作発表会見が17日に都内で行われ、松下優也、有澤樟太郎、宮野真守、清水美依紗、YOUNG DAIS、東山義久、廣瀬友祐、別所哲也、長谷川寧(脚本・振付)が登場した。同作は荒木飛呂彦氏のコミックシリーズのミュージカル化作。シリーズの始まりとなる、「第1部 ファントムブラッド」をベースとした世界初の舞台化となる。19世紀末のイギリスを舞台とし、主人公ジョナサン・ジョースター(松下優也/有澤樟太郎)と、運命的な出会いを果たすディオ・ブランドー(宮野真守)を中心に、謎の石仮面をめぐる熱き戦いを描く。ほか清水美依紗(エリナ・ペンドルトン役)、YOUNG DAIS(スピードワゴン役)、東山義久/廣瀬友祐(ウィル・A・ツェペリ役 ※Wキャスト)、別所哲也(ジョースター卿役)らが出演する。○■ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』松下優也と有澤樟太郎がWキャスト主人公であるジョナサン・ジョースター(ジョジョ)をWキャストで演じる松下は「初めてお話をいただいた時は、帝国劇場で『ジョジョ』を舞台化するんだってことに、まず一驚きですよね。二驚きは、『(自分が)ディオじゃなくてジョナサン・ジョースターなんだ』ということで。 僕、周りから『ディオじゃなくて?』と言われるんです。俺、そんな風に見えてるのかなあ」と苦笑する。「プレッシャーは感じますが、自分の範疇を超えるところから反響があったので、今から楽しみですね」と語った。同じくジョナサン・ジョースター役の有澤は「僕も驚きと同時に、率直にすごく嬉しかったですし『ジョジョ』の世界観と歴史ある帝劇の世界観は、どこか合うなと思っていました。何人の方がこのジョジョ(役)をやりたかったんだと考えると、本当に身が引き締まりますし、『ジョジョ』ファンの方が周りにもすごくいらっしゃって」と明かす。「この前共演した、お笑い芸人のなだぎ武さんが、ずっと大事にしていたジョナサン・ジョースターのフィギュアを託してくれたんです。『これだけ好きなジョースターを頼むぞ』というメッセージ性を感じました」と、温かいエピソードを披露。「それくらいの影響力があって愛されている作品だと思うので、プレッシャーはもちろん感じますけど、気持ちも託された身として頑張っていきたいなと思ってます」と意気込んだ。○■キャストの好きな『ジョジョ』名シーン、名セリフは原作の好きなシーンやセリフについて質問が及ぶと、松下は「めちゃくちゃあるんですよ。ジョナサンが木に手を触れて花が咲くところを最初に見た時は、衝撃でした。あとはブラフォードの戦いのところで、最後にすごく好きなセリフがあって。痛みがあるからこそ生を感じられて、痛みがあるから喜びを感じられるというようなセリフがあるんですけど、今回の舞台にも通ずるものがあるんじゃないかなと。絶対に簡単な作品ではない、大変なこともあると思っていて。新作を作るってすごいことですから。痛みを喜びに変えてできたらいいなと感じ取って。それからやっぱり最後ですかね、もうラストの……」と話し続けるも、「みんなが言うシーンなくなるぐらい、言っちゃいそうですよね」と自分で気づいてセーブ。次に有澤が「初めて読んで衝撃だったのは、ディオがダニーを蹴飛ばすところ。こんな描写があるんだとびっくりしました。全体として、ジョナサン・ジョースターが未熟なところからどんどんどんどん研ぎ澄まされて、色んな人と出会って、洗練されていくところに感情移入できるので、すごく好きです」と語るが、2人が続けて何シーンも挙げたことから、「1人1つ」と指定が入る。清水は「URYYYYY。ディオは擬音語がすごく有名で、ディオとのシーンだと、エリナはズキュウウウンされちゃいます。そこでエリナの気高さや、本当の意味で強い女性ということがわかり、泥水で自分の口をゆすぐのが印象的でした」、YOUNG DAISは「ジョジョがエレナに看病されているシーン。2人がいい仲になってから、気持ちだけが通い合ってる中で、純粋と言いますか、純朴と言いますか、ジョジョの中でも1個の大きなテーマだと思っていてジーンと来る。スピードワゴンの名セリフと言えば『クールに去るぜ』だと思うんですけど、ここがあるからこそ生まれる言葉かな」と回答する。東山は「ディオというキャラクターに1番魅力を感じていて、『お前は今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?』と言った時に、幼心にゾッとしながらもなんてセクシーなんだろう、色っぽい悪なんだろうと感じた覚えがあります」と答え、会場も共感。さらに「まあでも今回はツェペリということなんで、やっぱりパパウパウパウ。波紋カッターじゃないですか」と盛り上げる。廣瀬は「スピードワゴンから少しだけ波紋を使えるようにしてくれないかとお願いされたツェペリが、『ちょいとミスッた』『いや ごめん! スマナイ、スピードワゴンくん』と言ったセリフが、もう忘れられないです。それが今のところ1番好きなセリフです」と意外なシーンで会場を笑わせた。別所は「父と息子の別れのシーン。それから、ディオがじっと仮面を見つめているところ。物語が動いていくドラマティックなシーンとして、今その2つのシーンを思い浮かべました」と語る。「今回、ミュージカルですから歌の中にも、ジョジョの世界が必ず織り込まれると思うんですけど、人は皆、運命という牢獄にて何を見ているのか。星を見るのか、泥を見るのか。それによって運命が変わっていくし、生き様も変わるという。ここら辺を、皆さんがどんな風に演じられるのか楽しみにしております」と期待を述べた。東京公演は帝国劇場にて2024年2月6日〜2月28日、北海道公演は札幌文化芸術劇場hitaruにて2024年3月26日〜3月30日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールにて2024年4月9日〜4月14日。
2023年11月17日ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』の製作発表会見が17日に都内で行われ、松下優也、有澤樟太郎、宮野真守、清水美依紗、YOUNG DAIS、東山義久、廣瀬友祐、別所哲也、長谷川寧(脚本・振付)が登場した。同作は荒木飛呂彦氏のコミックシリーズのミュージカル化作。シリーズの始まりとなる、「第1部 ファントムブラッド」をベースとした世界初の舞台化となる。19世紀末のイギリスを舞台とし、主人公ジョナサン・ジョースター(松下優也/有澤樟太郎)と、運命的な出会いを果たすディオ・ブランドー(宮野真守)を中心に、謎の石仮面をめぐる熱き戦いを描く。○■ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』ディオ役に宮野真守ディオ役の宮野は「何を隠そう僕は、巷では、まあちょっとした有名な声優なんですけど。 いやけっこう、色々やってるんです。ちょっと人気もあるんですよ」と前振り。「アニメ業界とか声優業界の中で『ジョジョ』って特別で、触れる機会もたくさんあったし、なんならオーディションにも行ったこともあって。その時はご縁がなかったんですけど、自分の初ジョジョがミュージカルになると思ってなかったので、まずそこにびっくりしました」と、自身でも意外だったという。さらに「僕は『ジョジョ』の中で第1部が大好きで、コミックスも読んでいましたし、ディオ・ブランドーをやれるというのはこの上ない喜びです。プレッシャーももちろんありましたが、とても光栄なことだったので、このミュージカルに、僕の初ジョジョを捧げましたよね。思いはすごく強いので、最高に面白いディオを、繊細に彼の心情を演じていきたいなと思っております」と意気込んだ。作中で好きなセリフについて質問されると、宮野は「名セリフもたくさんあって、あげたらキリがないので、あえてディオが言われたセリフ」と前置く。「ジョジョファンだったら誰しもが言いたいんじゃないかなというので、今日みんなで言ってみましょうか。『さすがディオ! おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!』せーの、『そこにシビれる! あこがれるゥ! 』」とライブのコール&レスポンスのように呼びかけたものの、「全然言わないじゃないですか!」と憮然。「これ、絶対に言いたいセリフだったでしょ? 僕も大好きなセリフです。以上です」と語った。フランスを代表するミュージカル作曲家ドーヴ・アチアが手がける楽曲について、宮野は「洋楽のかっこいいサウンドを聴いている感じでデモを聴かせていただいたので、そういった意味では今までにないミュージカルの形になるんじゃないかな」と期待を煽る。「ディオの曲もあったんですけど、色々注目ポイントありました。どういうふうに言葉で綴られるのかも含めて、期待してもらっていいんじゃないかな」とアピールした。東京公演は帝国劇場にて2024年2月6日〜2月28日、北海道公演は札幌文化芸術劇場hitaruにて2024年3月26日〜3月30日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールにて2024年4月9日〜4月14日。
2023年11月17日荒木飛呂彦の人気漫画シリーズの世界初ミュージカル化となる『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』の製作発表記者会見が11月16日(木)に開催。Wキャストで主人公のジョナサン・ジョースターを演じる松下優也、有澤樟太郎、ジョナサンの宿命のライバルのディオ・ブランドー役の宮野真守をはじめ、清水美依紗、YOUNG DAIS、東山義久、廣瀬友祐、別所哲也、演出・振付の長谷川寧が出席した。製作:東宝©荒木飛呂彦/集英社現在は第9部「The JOJOLands」が連載中の本シリーズだが、今回ミュージカル化されるのは、すべての始まりとなる第1部。19世紀のイギリスを舞台に、貴族の家に生まれたジョナサンと貧民街の生まれながらジョースター家の養子となるディオの宿命の戦いを描き出す。松下優也松下は最初に今回の話を聞いた時の気持ちとして「帝国劇場で『ジョジョ』を舞台化するんだ? というのが、まず“1”驚き。そして、“2”驚きは(自身の役が)ディオじゃなくてジョナサンなんだ? ということ(笑)。周りからは『ディオじゃなくて?』ってすっごく言われるんですよ…。そんなふうに見えているのか(苦笑)」とユーモアたっぷりに驚きと喜びを口にする。有澤樟太郎有澤も、帝劇で「ジョジョ」を舞台化ということに驚いたことを明かしつつ「まさか、そこで自分が……。いったい、何人の人がこのジョジョ役をやりたかったかと考えると身が引き締まる思いです」と語る。出演が決まってからの周りの反響も大きいようで、共演経験のあるジョジョ好きで知られるなだぎ武からは「ずっと大切にされてきたフィギュアを託されました」と明かし、本作への出演の“重み”を口にする。宮野真守そして、敵役ながらも絶大な人気を誇るディオを演じる宮野は「アニメ業界でも『ジョジョ』は特別」と明かし、「これまで触れる機会はたくさんあったし、なんならオーディションに行ったこともあり、その時は縁がなかったんですが、まさか僕の“初ジョジョ”がミュージカルになるとは……」と奇妙な縁への驚きを口にする。この日、初めて一堂に会したキャスト陣を見渡し「みんな、“ジョジョ顔”をしているなと思ったので(笑)、この濃いメンツで最高の舞台を作り上げていきたい」と意気込んだ。演出・振付の長谷川寧演出・振付の長谷川は、過去に同じ荒木飛呂彦原作の漫画「死刑執行中脱獄進行中」の舞台版の演出を務めた経験があるが、これまでノンバーバルの作品やフィジカルを重視した作品を多く手掛けてきたことを踏まえ「いま、ミュージカルを作るにあたって、これまでやってきたいろんなことを掛け合わせて総合芸術として届けたい」とミュージカル化に当たっての指針を語る。原作で好きなシーン、セリフは? との質問には、キャスト陣それぞれの“ジョジョ愛”が炸裂! 松下が「ジョナサンが木に手を触れて花が咲くところは衝撃でした」と語れば、宮野はあえてディオが他の登場人物から言われるセリフをチョイス。ディオが、ヒロインのエリナの唇を無理やり奪った際に、ディオの取り巻きが叫ぶ「さすがディオ おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる! あこがれるゥ!」という名ゼリフ(?)を壇上で熱く叫ぶ。一方、エリナを演じる清水は、そのシーンの直後にあえて、エリナが泥水で口をすすぐシーンに触れ、彼女の気高さが「印象的です」と語るなど、それぞれ原作への思い入れの強さをうかがわせた。左から)宮野真守、松下優也、有澤樟太郎ドーヴ・アチアによる音楽の一部を既にキャスト陣も耳にしているとのことだが、松下以下、一堂に「カッコいい!」と口を揃え、これからどんな舞台に仕上がっていくのか、キャスト陣も期待に胸を躍らせていた。ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』は2024年2月6日(火)、帝国劇場にて開幕。取材・文・撮影:黒豆直樹ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』プロモーション映像<公演情報>ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』原作:荒木飛呂彦演出・振付:長谷川寧音楽:ドーヴ・アチア脚本・歌詞:元吉庸泰出演:松下優也/有澤樟太郎(Wキャスト)、宮野真守、清水美依紗、YOUNG DAIS、東山義久/廣瀬友祐(Wキャスト)、河内大和、島田惇平、コング桑田、別所哲也 ほかアンサンブル(五十音順):天野夏実AYUBO池田遼伊藤奨伊藤広祥今村洋一江上万絢岡田玲奈尾崎豪加瀬友音鎌田誠樹工藤広夢倉元奎哉シュート・チェン杉浦奎介住玲衣奈西澤真耶花岡麻里名古澤美樹町屋美咲望月凜森内翔大バンド:蔡忠浩吉田省念小池龍平田中佑司梅本浩亘高橋飛夢【東京公演】2024年2月6日(火)~2月28日(水)会場:帝国劇場【北海道公演】2024年3月26日(火)~3月30日(土)会場:札幌文化芸術劇場hitaru【兵庫公演】2024年4月9日(火)~4月14日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールチケット情報公式サイト
2023年11月17日『TOHO MUSICAL LAB.』の第2弾が、11月22日(水)・23日(木・祝) に東京・シアタークリエで上演される。このたび、11月23日(木・祝) 16時公演のライブ配信および11月22日(水) 16時より有料公開ゲネプロが実施されることが決定した。コロナ禍の2020年7月に行われた第1弾では、シアタークリエで1カ月間稽古を重ねた俳優とクリエイターによる新作ミュージカル2本を無観客配信という形で上演。第2弾は有観客で、高羽彩(タカハ劇団)と池田亮(ゆうめい)が脚本・演出を担当する新作ミュージカル2本が上演される。高羽の『わたしを、褒めて』には有澤樟太郎、美弥るりか、エリアンナ、屋比久知奈、池田の『DESK』には東啓介、豊原江理佳、山崎大輝、壮一帆らが出演する。ライブ配信と有料公開ゲネプロは、全日程のチケットが完売したことを受け実施。ライブ配信はアーカイブ付きとなっており、公演終了後、12月10日(日) まで視聴することができる。■有澤樟太郎・東啓介・高羽彩・池田亮 メッセージ東『TOHO MUSICAL LAB. 』第二弾というわけですけれどもミュージカルを創るにあたって思いの丈をぶつけてあげてくださいよ!池田まずめちゃくちゃ楽しみですね。新作ミュージカルで今までにないものを、これだけ時間が短いと……。高羽集中力がぎゅっと凝縮されてね!池田それがどうなることやら……。東僕ら(有澤と)も二人で作品が違うんですけどね。有澤同時上演ですからね。高羽お互いの作品を観るのもめちゃめちゃ楽しみです。2本まとめて観ていただいたときにどんなふうに思ってもらえるのかというのも今から楽しみにしています。東気軽に来てほしいですね。どう、樟ちゃんは今回。有澤企画自体面白そうじゃないですか、実験だし、短編だし、同時上演だし、キャストの方も素晴らしいし、本当に僕たちにとっては楽しみなことが盛沢山なので、楽しみしか言えないですね(笑)。東そうね(笑)。前回は、無観客でコロナの時期に上演して、今回は有観客ということで、ここクリエでやっていますのでぜひ生の音と歌声とストーリーを感じてほしいと思っております。有澤ということで皆さんにお知らせがございます。東お陰様で『TOHO MUSICAL LAB.』全日程客席が完売しました。有澤まじ!そしてそして何と何と、ライブ配信が決まりました!11月23日千穐楽公演をライブ配信いたします。高羽短編でありながらミュージカルの楽しさ、舞台、ライブの楽しさがぎゅっと凝縮された作品になっていると思いますので、ぜひ皆様楽しんでご覧頂ければと思います。池田自分たちも短い期間ですが、色々な発見とか、こんなことできたんだということをぎゅうぎゅうに詰め込んでいきたいと思っていますので、視聴者の皆さん、劇場に来てくださる皆さんも、色々な発見を皆で楽しみましょうということを伝えさせて頂きます!有澤・東『TOHO MUSICAL LAB.』劇場とライブ配信でお楽しみください!<公演情報>『TOHO MUSICAL LAB.』2023年11月22日(水) 16:00(有料公開ゲネプロ) / 19:00・23日(木・祝) 12:00 / 16:00 東京・シアタークリエ『わたしを、褒めて』脚本・演出:高羽彩(タカハ劇団)出演:有澤樟太郎、美弥るりか、エリアンナ、屋比久知奈『DESK』脚本・演出:池田亮(ゆうめい)出演:東啓介、豊原江理佳、山崎大輝、壮一帆【ライブ配信】2023年11月23日(木・祝) 16:00公演販売期間:12月10日(日) 20:00までアーカイブ配信:公演終了後準備でき次第~12月10日(日) 23:59まで視聴料金:3,500円(税込)公式サイト:
2023年11月07日吉田鋼太郎による新たなシェイクスピア・シリーズの第1作目「ハムレット」に、柿澤勇人が主演することが分かった。蜷川幸雄のもとでシェイクスピアの全37戯曲を完全上演することを目指し、1998年のスタート以来、国内外に次々と話題作を発表してきた彩の国シェイクスピア・シリーズ。蜷川さんから芸術監督のバトンを引き継いだ吉田さんは、2017年から残された5作品を見事に上演し、2023年2月に「ジョン王」の上演をもって、彩の国シェイクスピア・シリーズが完結した。そして、観客の期待に応えるように来年5月、吉田さんによる新シリーズ<彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd>がスタートする。その記念すべき1作目は「ハムレット」。タイトルロールを担うのは、吉田さんからの信頼も厚い柿澤さん。「デスノート THE MUSICAL」「アテネのタイモン」「スルース~探偵~」に続いて4本目の共演となり、演出と主演のタッグとしては、「ブラッド・ブラザーズ」以来、2年ぶりだ。なお、全37戯曲の中でも、その奥深さをもう一度伝えたい作品を吉田さんが選び、年に1本を目安に上演。25年には「マクベス」、26年には「リア王」の上演が予定されている。コメント<吉田鋼太郎(演出/クローディアス役)>僕がずっとハムレットをやって欲しいと思っていた柿澤くんを迎えての『ハムレット』ということで、今からワクワクドキドキ、素晴らしいものができるのではないかという予感に満ち溢れています。ハムレットという役は、誰にでも出来る役という訳ではないと思っています。イギリスには“ハムレット役者”という言葉があるくらいなので、ぜひ選ばれた役者、柿澤勇人のハムレット、見届けていただけたらと思います。<柿澤勇人(ハムレット役)>「ハムレット」という役は僕にとってプレッシャーでしかなく、僕が持っているものや今まで経験してきたこと全てを出しても敵わない大変な役だと思っています。生半可な気持ちで出来るものではありません。全身全霊で挑みたいと思います。劇場にてお待ちしております。ストーリーデンマーク王国では、2か月前に王が亡くなり、先代の王の弟クローディアス(吉田鋼太郎)が王に即位。そして、先代の王妃ガートルードはクローディアスと再婚する。父の死の悲しみも冷めぬ間に母が叔父と再婚したことに、王子ハムレット(柿澤勇人)は憤りを感じていた。ある日、従臣から亡き王の亡霊が夜な夜なエルシノアの城壁に現れるという話を聞き、ハムレット自身も確かめに行く。父の亡霊に会ったハムレットは、父の死はクローディアスによる毒殺であったと告げられ、復讐を決意する。やがて、叔父クローディアスが父である王を暗殺した確かな証拠を掴んだハムレットは、王妃ガートルードとの会話を盗み聞きしていた侍従長ポローニアスを、クローディアスと誤って刺殺してしまう。ポローニアスの娘で、ハムレットの恋人であったオフィーリアは、悲しみのあまりに正気を失い、川で溺死してしまう。ポローニアスの息子であったレアティーズは、父と妹の仇をとろうと怒りを募らす。クローディアスはハムレットの存在を恐れ、復讐心を持ったレアティーズと結託してハムレットを剣術試合に招き、毒剣と毒入りの酒を使って殺そうと画策する――。彩の国シェイクスピア・シリーズ2ndVol.1「ハムレット」は2024年5月、彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて上演予定。※ほかツアー公演あり(シネマカフェ編集部)
2023年10月31日2024年5月より、吉田鋼太郎による彩の国シェイクスピア・シリーズ2ndがスタートすることが発表された。蜷川幸雄のもとでシェイクスピアの全37戯曲を完全上演することを目指し、1998年のスタート以来、国内外に次々と話題作を発表してきた彩の国シェイクスピア・シリーズ。シリーズ完結間近でこの世を去った蜷川幸雄から芸術監督のバトンを引き継いだ吉田鋼太郎は、2017年から残された5作品を見事に上演し、23年2月に『ジョン王』をもってシリーズを完結させた。新たにスタートするシリーズ2ndの記念すべき一作目に吉田が選んだのは、シェイクスピア不滅の金字塔『ハムレット』。また、そのタイトルロールを担うのは、吉田からの信頼も厚い柿澤勇人。二人は、『デスノート THE MUSICAL』(15年)、『アテネのタイモン』(17年)、『スルース~探偵~』(21年)に続いて4本目の共演となり、演出と主演のタッグとしては、『ブラッド・ブラザーズ』(22年)以来、2年ぶりとなる。『ハムレット』埼玉公演は2024年5月彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて上演後、ツアー公演が行われる。なお、『ハムレット』上演後は、25年『マクベス』、26年に『リア王』の上演を予定している。【新シリーズのコンセプト】・シェイクスピア演劇をより多くの方に気軽に楽しんでもらうことを目指す新シリーズ。芸術監督はこれまでのシリーズに引き続き吉田鋼太郎が務める。・シェイクスピアの全37戯曲の中でも、その奥深さをもう一度伝えたい作品を吉田鋼太郎が選び、年に一本を目安に上演していく。・吉田鋼太郎が上演台本を手掛けることで、より理解しやすいシェイクスピア演劇を届ける。・難しいと思われがちなシェイクスピア演劇の作品理解に役立つ情報を積極的に発信し、新しいお客様にアプローチする。また、各作品のキャスティングにおいてオーディションで選ぶ役を必ず設けることで、新しい役者との出会う場をつくる。・鑑賞サポートをこれまでのシリーズよりもさらに充実させ、様々なお客様が一緒にひとつの芝居を楽しめる機会を増やす。<演出家・キャスト コメント>■吉田鋼太郎(演出/クローディアス役)僕がずっとハムレットをやって欲しいと思っていた柿澤くんを迎えての『ハムレット』ということで、今からワクワクドキドキ、素晴らしいものができるのではないかという予感に満ち溢れています。 ハムレットという役は、誰にでも出来る役という訳ではないと思っています。 イギリスには“ハムレット役者”という言葉があるくらいなので、ぜひ選ばれた役者、柿澤勇人のハムレット、見届けていただけたらと思います。■柿澤勇人(ハムレット役)「ハムレット」という役は僕にとってプレッシャーでしかなく、僕が持っているものや今まで経験してきたこと全てを出しても敵わない大変な役だと思っています。生半可な気持ちで出来るものではありません。全身全霊で挑みたいと思います。劇場にてお待ちしております。<公演情報>彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd『ハムレット』作:W・シェイクスピア翻訳:小田島雄志演出・上演台本:吉田鋼太郎(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)【キャスト】ハムレット役:柿澤勇人クローディアス役:吉田鋼太郎ほか【埼玉公演】期間:2024年5月会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール※ほかツアー公演あり公式HP:
2023年10月31日『TOHO MUSICAL LAB.』の第2弾が、11月22日(水)・23日(木・祝) に東京・シアタークリエで上演されることが決定した。コロナ禍の2020年7月に行われた第1弾では、シアタークリエで1カ月間稽古を重ねた俳優とクリエイターによる新作ミュージカル2本を無観客配信という形で上演。第2弾は有観客で、高羽彩(タカハ劇団)と池田亮(ゆうめい)が脚本・演出を担当する新作ミュージカル2本が上演される。高羽の『わたしを、褒めて』には有澤樟太郎、美弥るりか、エリアンナ、屋比久知奈、池田の『DESK』には東啓介、豊原江理佳、壮一帆が出演する。■有澤樟太郎 コメントTOHO MUSICAL LAB. 初参加させていただきます。短い期間の中でほやほやの新しいミュージカルを作る、本当に実験のようでわくわくしてます。脚本・演出の高羽さんとは以前ご一緒させていただいたこともあって再会がとても嬉しいです。濃密な時間を楽しみたいと思います。よろしくお願いします!■美弥るりか コメント今までにない取り組みの『TOHO MUSICAL LAB.』に参加させていただけて、とても光栄に思っています。新しい才能に触れたり、たくさんの刺激的な経験になりそうです。舞台『キングダム』で共に戦った有澤くんや、初めましてのエリアンナさん、屋比久さんとの共演もどんな空気が生まれるのかワクワクしています。皆さまもぜひ劇場でお楽しみください。■エリアンナ コメントそれぞれカラーの違う表現者が高羽彩さんの創り出す世界の中でどんな化学反応を起こすのか、私自身とてもワクワクしています。『わたしを、褒めて』ぜひ楽しみにしていて下さい!■屋比久知奈 コメントコロナ禍で、演劇、劇場、そして繋がりから切り離されている時にこの企画を配信で観て、心に温かい光が灯ったことを覚えています。今回、高羽彩さんと素敵なキャストの皆さんと、お客さまのいる劇場で上演される機会に参加出来ること、とても光栄です。ラボという縛られない場で、実験過程も全て楽しみながら、挑戦していきたいと思います!■高羽彩(『わたしを、褒めて』脚本・演出) コメントミュージカルづくりは私の念願の夢でした!短編ですが思いの丈をめいいっぱい詰めこんて楽しい作品を作りたいと思います!お楽しみに!■東啓介 コメント今回この企画に携わることができ、とても嬉しいです。前回やられていたときも凄く気になっていましたし、何よりこの新たなミュージカルにとてもワクワクしています。これからどんな内容になっていくのか、どんな楽曲と出会えるのか楽しみです。素敵な共演者とスタッフとで作るミュージカルを、皆様も心待ちにしていて下さい!■豊原江理佳 コメントこのような形式の作品に参加するのは初めてで、皆さんと一緒にたくさんお話をしながら作品を創ることができることに、ワクワクしています。今までの私の経験を活かしたいですし、新しいミュージカルの形はないか、表現はないか、探したいという思いもあります!ニュートラルな気持ちで、クリエイティブな作品作りができたらいいなと思っています!ぜひ楽しみにしていてください!■壮一帆 コメントいつだって新しいモノ・ヒトとの出会いはまた新たな“私”を発見できそうで毎回ワクワクします。今回は舞台でどんな化学反応が起こるのでしょう!■池田亮(『DESK』脚本・演出)コメント配信で観た第1弾から3年後……あの時画面越しに届けてくれたことを思い出します。第 2 弾に参加できますこと、そして自分にとっての初ミュージカルが今回になれたことがとても嬉しいです。こんな機会は滅多にないです。本当にビックリするぐらい素晴らしいキャスト・スタッフの方々と共に、新たな挑戦で作り上げる作品をお届けします。ご期待ください!<公演情報>『TOHO MUSICAL LAB.』2023年11月22日(水) 19:00・23日(木・祝) 12:00 / 16:00 東京・シアタークリエ『TOHO MUSICAL LAB.』告知ビジュアル『わたしを、褒めて』脚本・演出:高羽彩(タカハ劇団)出演:有澤樟太郎、美弥るりか、エリアンナ、屋比久知奈『DESK』脚本・演出:池田亮(ゆうめい)出演:東啓介、豊原江理佳、壮一帆公式サイト:
2023年10月06日東宝ミュージカルのプロジェクト『TOHO MUSICAL LAB.』第2弾が上演されることが6日、明らかになった。同企画では、注目クリエイターによる短編ミュージカルを同時上演。2020年夏のコロナ禍、舞台上演が途絶えた中で立ち上がり、1カ月の稽古を経て、2本の短編による新作ミュージカルを無観客上演、配信を行った。公演の好評を受け、2023年11月に再始動する。この度、東宝ミュージカルに初めて参加するのは、演劇界が注目するクリエイター、高羽彩(タカハ劇団)と池田亮(ゆうめい)。2人が脚本・演出を担当した新作2編を有観客のシアタークリエで2日間、3公演上演する。高羽による『わたしを、褒めて』には有澤樟太郎、美弥るりか、エリアンナ、屋比久知奈、池田による『DESK』には東啓介、豊原江理佳、壮一帆が出演する。公演は東京・シアタークリエにて11月22日〜23日。○有澤樟太郎 コメントTOHO MUSICAL LAB.初参加させていただきます。短い期間の中でほやほやの新しいミュージカルを作る、本当に実験のようでわくわくしてます。脚本・演出の高羽さんとは以前ご一緒させていただいたこともあって再会がとても嬉しいです。濃密な時間を楽しみたいと思います。よろしくお願いします!○美弥るりか コメント今までにない取り組みの『TOHO MUSICAL LAB.』に参加させていただけて、とても光栄に思っています。新しい才能に触れたり、たくさんの刺激的な経験になりそうです。舞台『キングダム』で共に戦った有澤くんや、初めましてのエリアンナさん、屋比久さんとの共演もどんな空気が生まれるのかワクワクしています。皆さまもぜひ劇場でお楽しみください。○エリアンナ コメントそれぞれカラーの違う表現者が高羽彩さんの創り出す世界の中でどんな化学反応を起こすのか、私自身とてもワクワクしています。『わたしを、褒めて』ぜひ楽しみにしていて下さい!○屋比久知奈 コメントコロナ禍で、演劇、劇場、そして繋がりから切り離されている時にこの企画を配信で観て、心に温かい光が灯ったことを覚えています。今回、高羽彩さんと素敵なキャストの皆さんと、お客さまのいる劇場で上演される機会に参加出来ること、とても光栄です。ラボという縛られない場で、実験過程も全て楽しみながら、挑戦していきたいと思います!○脚本・演出高羽彩(タカハ劇団) コメントミュージカルづくりは私の念願の夢でした!短編ですが思いの丈をめいいっぱい詰めこんて楽しい作品を作りたいと思います!お楽しみに!○東啓介 コメント今回この企画に携わることができ、とても嬉しいです。前回やられていたときも凄く気になっていましたし、何よりこの新たなミュージカルにとてもワクワクしています。これからどんな内容になっていくのか、どんな楽曲と出会えるのか楽しみです。素敵な共演者とスタッフとで作るミュージカルを、皆様も心待ちにしていて下さい!○豊原江理佳 コメントこのような形式の作品に参加するのは初めてで、皆さんと一緒にたくさんお話をしながら作品を創ることができることに、ワクワクしています。今までの私の経験を活かしたいですし、新しいミュージカルの形はないか、表現はないか、探したいという思いもあります!ニュートラルな気持ちで、クリエイティブな作品作りができたらいいなと思っています!ぜひ楽しみにしていてください!○壮一帆いつだって新しいモノ·ヒトとの出会いはまた新たな“私”を発見できそうで毎回ワクワクします今回は舞台でどんな化学反応が起こるのでしょう!○脚本・演出池田亮(ゆうめい) コメント配信で観た第1弾から3年後...あの時画面越しに届けてくれたことを思い出します。第2弾に参加できますこと、そして自分にとっての初ミュージカルが今回になれたことがとても嬉しいです。こんな機会は滅多にないです。本当にビックリするぐらい素晴らしいキャスト・スタッフの方々と共に、新たな挑戦で作り上げる作品をお届けします。ご期待ください!
2023年10月06日注目の指揮者 沖澤のどかが、東京交響楽団に初登場する。気になるステージは、ミューザ川崎シンフォニーホールの人気企画「名曲全集」第192回だ。しかもプログラムは、オール・ストラヴィンスキーという刺激的なもの。世界を舞台に活躍中の沖澤のどかが、これらの作品をどのように表現するのか興味津々だ。バレエ音楽『プルチネッラ組曲』で幕を開けるコンサートは、合唱付きの『詩篇交響曲』から、バレエ音楽『ペトルーシュカ(1947年版)』へと続く重量級。20世紀を代表する作曲家ストラヴィンスキー(1882-1971)のエッセンスを堪能できること請け合いだ。ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団名曲全集第192回10月7日(土) 14時開演ミューザ川崎シンフォニーホール■チケット情報指揮:沖澤のどかピアノ:長尾洋史合唱:NHK東京児童合唱団/合唱指揮:大谷研二合唱:二期会合唱団/合唱指揮:宮松重紀管弦楽:東京交響楽団曲目ストラヴィンスキー:バレエ音楽「プルチネッラ」組曲ストラヴィンスキー:詩篇交響曲ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)●沖澤のどか(指揮)ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。同時に聴衆賞、オーケストラ賞を受賞。第18回東京国際音楽コンクール〈指揮〉にて第1位及び特別賞、齋藤秀雄賞を受賞。第7回ルーマニア国際指揮者コンクー ルにて第3位受賞。第1回ニースオペラ指揮コンクールセミファイナリスト。渡邉曉雄音楽基金音楽賞受賞。2011年〜12年、オーケストラ・アンサンブル金沢指揮研究員。幼少からピアノ、チェロ及びオーボエを学び、東京藝術大学音楽学部指揮科を首席で卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。同大学院修士課程修了。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン修士課程オーケストラ指揮専攻修了。これまでに指揮を田中良和、松尾葉子、高関健、尾高忠明、クリスツィアン・エーヴァルト、ハンス・ディーター・バウム各氏に師事。また、下野竜也、井上道義、ペーター・ギュルケ、ネーメ・ヤルヴィ、パーヴォ・ヤルヴィ、クルト・マズア、リッカルド・ムーティ各氏のマスタークラスを受講。これまでに、ミュンヘン交響楽団、コンツェルトハウス・ベルリン、オーケストラ・アンサンブル金沢、NHK交響楽団、東京都交響楽団、ブランデンブルク交響楽団、ライプツィヒ交響楽団、ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニ ー、ニース・フィルハーモニーオーケストラ他多くのオーケストラを指揮する一方、2022年セイジ・オザワ松本フェスティバルにて『フィガロの結婚』を指揮するなど、オペラの分野でも活動を広げている。2020年8月より2年間、ベルリン・カラヤン・アカデミーにてキリル・ペトレンコ氏のアシスタントを務めた。2022年9月よりミュンヘン交響楽団のアーティスト・イン・レジデンス、2023年4月より京都市交響楽団の常任指揮者に就任。
2023年09月21日2006年に放送開始となったTVアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』の舞台化が決定。ダブル主演を務める赤澤遼太郎に話を聞いた。「ナイトメアフレームの見せ方が大事」だと赤澤は言う。ナイトメアフレームとは、TVアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』世界において使用される人型自在戦闘装甲騎。主人公のルルーシュ・ランペルージが超大国「神聖ブリタニア帝国」に反逆する姿を描いた物語は、放送当時大きな反響を呼んだ。その戦いを描くなかで、要となるのがナイトメアフレームでの戦闘描写というわけだ。「いろいろな人の心情やその時起こっていることの重大さも説明することになるだろうから、そこをどう表現するかが大事だし、楽しみでもあります」もともとこの作品が大好きだった赤澤。中学生の時、スタイリッシュなビジュアルと世界観、そしてカリスマ性にあふれたダークヒーロー・ルルーシュに魅了されたという。今回ルルーシュの幼なじみにして好敵手である枢木スザクとして、ルルーシュ役の小南光司とダブル主演を務めることも「ほかの誰でもなく自分がスザクを演じられることがすごく嬉しい」と満面の笑みを浮かべた。スザク役へのキャスティングは、キャラクターの顔や雰囲気を考えると納得だそう。ビジュアル撮影の際も、スタッフと相談して衣裳のウエストラインを絞るなど、積極的にキャラクターデザインに沿ったビジュアルを心がけた。「再現度がすべてではないけれど、お客様にとって観に行くかどうか決める重要な要素。だからビジュアル発表の時はドキドキします。『いい』っていう反応が大きかったので嬉しかったですね」と打ち明ける。ダブル主演の相棒となる小南とは共演経験もあり「台本や自分の演じるキャラクターの流れに沿って、いかにリアリティをもって演じるかにこだわって、嘘がないところがいい。僕がセリフをかむのが怖かった時期にそのことを話したら『かむことより、気持ちが伝わらないことの方が怖くない?』って言ったんですよ。小南さんらしいし、確かにその通りだと思った。彼とならお互いに言いたいことを言える、いいコンビでいられます」と語る。「座長として役者として、スザクの感情を保ちながらも周りのみんなをしっかり見ていきたい。これまでの経験を活かしながら、『コードギアス』が僕にとってこれまでの最高傑作にしたい。常に最新の出演作が一番いい作品でありたいんです」。そんな赤澤の挑戦を見届けたい公演は、京都公演を経て9月23日(土・祝)~10月1日(日)にサンシャイン劇場にて。取材・文:金井まゆみ
2023年09月11日葉加瀬太郎、年末まで続く秋のコンサートツアーが9月8日(金)神奈川:よこすか芸術劇場で幕を開けた。タイトルは『葉加瀬太郎 コンサートツアー 2023THE SHOW TIME』。このツアーは8月2日に発売されたニュー・アルバム『THE SHOW TIME』を携えて行なわれる。ニュー・アルバムは、葉加瀬太郎にとって初のライヴ・アルバムであり、2022年のコンサート・ツアー [BEAUTIFUL WORLD] より、厳選された音源をセレクト。お馴染みのスーパーバンド(羽毛田丈史:Pf、大島俊一:Key,Sax.etc、柏木広樹:Vc、田中義人:Gt、天野清継:Gt、八巻誠:Manip、屋敷豪太:Dr、渡辺等:Ba、田中倫明:Per)との名演が収録されている。今年の春のコンサートは「NH&K TRIO」(ヴァイオリニストの葉加瀬太郎、ピアニストの西村由紀江、そしてチェリストの柏木広樹という3人)をフィーチャーし、スーパーチェンバーミュージック~Adagio~と銘打たれていた。大ホールでアコースティックな室内楽をパフォーマンスするという新しい試みは話題となり、大きな評価を得たことはまだ記憶に新しい。一転して秋の本ツアーは例年の通り、エレクトリック楽器やコンピューターも使ったハイブリッドなサウンドでのパフォーマンスが展開される。メンバーはこの3年、不動のスーパーバンドの面々。この豪華なメンバーを4カ月にもわたって押さえるのは大変だ。それを可能にしているのは葉加瀬太郎というアーティストの求心力に違いない。コンサートは「The Mission to Complete」でスタート。ギターのリフが007的な “スパイもの” である。このようなアレンジの幅の広さも葉加瀬太郎の音楽に楽しさを添えている。続いてニュー・アルバムにも収録されている「Trip of Dream」「オルクドール~プラチナの風」「To Love You More」「Feather and Leaf」。まず哀愁漂うメロディが印象的な「Trip of Dream」。そして心地よいテンポ感と爽快なアレンジがヴァイオリンのメロディを引き立てる「オルクドール~プラチナの風」。この曲では大島の操るテルミンが素晴らしい味を出していた。飛び道具的な扱いを受けがちなテルミンが、これほどまでにヒューマンな音色で楽器として奏られているのは感動的ですらある。さらに、95年の葉加瀬太郎とセリーヌ・デュオンとの共演で広く知られる名曲「To Love You More」。続いては、バンドの音楽監督である羽毛田と葉加瀬の共作であり、前半はピアノの伴奏だけをバックに後半はバンド全体で壮大に盛り上げるバラード「Feather and Leaf」。そしてこれまでに何度もリテイクされてきた人気曲「Wild Stalloins」で前半を終える。休憩をはさんで始まった後半は、ニュー・アルバムでも聴ける「瑞風~MIZUKAZE~」「ひまわり」でスタート。葉加瀬太郎本人も特にお気に入りの曲たちである。爽やかなこの2曲は、長丁場になるコンサートの中で一服の清涼剤として作用していた。そして、お馴染み “ヴァイオリンを弾こう” のコーナーは、挙手で選ばれたヴァイオリン初心者のお客様が1名、客席からステージに上がって葉加瀬太郎にヴァイオリンの弾き方を指導してもらうという、ヤラセなしのぶっつけ本番。このようなハプニング性の強いコーナーも綺麗にまとめてしまう、司会者としての力量も流石である。さあ、いよいよコンサートも終盤を迎え「エトピリカ」「Asian Roses」「新世界」と続く。ニューアルバムには収録されていないが、ファンには人気の高い曲たちだ。そして、いつもコンサートのハイライトとなるノリノリの「情熱大陸」が始まる。なんと今回より、これまでコロナ禍の影響で自粛されてきた、コンサート・グッズである “はかせんす” が復活。曲に合わせて4色の “はかせんす” 客席を舞う華やかな光景を見るのは久しぶりのことである。一旦終了したステージではあるが、客席では「情熱大陸」の興奮の余韻も覚めやらぬ大声援の嵐。再びメンバーがステージに現れ、始まったアンコールは「博士ちゃん」。ダンサブルなアレンジのこの曲では踊りのパフォーマンス、メンバー全員のソロもフィーチャーされ、コンサートはいよいよクライマックスを迎える。客席で振られていた “たろちゃんタオル” も曲を盛り上げていた。突き抜けんばかりの派手派手でノリノリのアレンジと演出は、葉加瀬太郎のコンサートの魅力の一つである。彼の作る曲は、どの曲もとにかく力強いメロディが印象的だ。以前、ご本人へのインタビューで聞いた話であるが、彼の曲は作曲されたばかりの時点ではもっと複雑なメロディやリズム・アレンジであることが多いそうだ。それらを削ぎ落としながら、誰もが口ずさめるような曲に仕上げるのである。シンプルでありながら人の心を打つメロディは、そのようにして生まれる。クラシックをルーツに持ちながらもジャンルを超えたクロスオーバーな活動にチャレンジし、ヴァイオリンという歴史ある楽器の美しい音色を現在のポピュラー音楽の中でフィーチャーする。これが葉加瀬太郎の世界である。本日9月8日よこすか芸術劇場を皮切りに、ツアー初日に発表になったNHKホールの追加公演を含む全国34箇所、44公演におよぶこのツアー。葉加瀬太郎は12月30日&31日の日本武道館までを全力で駆け抜ける。これだけの数をこなした最後が日本武道館2Daysというのが、現在の葉加瀬太郎のアーティストとしての勢いを表している。葉加瀬をはじめメンバー全員が奏でる素晴らしい演奏と音色、軽快なトーク、そして楽しさ満点の演出。誰もがハッピーな気分になれる葉加瀬太郎流のエンタテインメントを是非、このツアーで体験していただきたい。葉加瀬太郎プロフィール1990年KRYZLER&KOMPANYのヴァイオリニストとしてデビュー。 セリーヌ・ディオンとの共演で世界的存在となる。 1996年にKRYZLER&KOMPANYを解散後、ソロでの活動を開始。 2002年、自身が音楽総監督を務めるレーべルHATSを設立。 2007年秋から、原点回帰をテーマにロンドンへ拠点を移す。 自身のコンサートツアーに於いてはワールドツアーや全都道府県ツアー、オー ケストラコンサートツアーを行うなど、1年を通して100本近い公演を毎年休むことなく開催し、日本全国、そして世界に向け葉加瀬太郎の音楽を発信し続けている。また、様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションも数多く、年々支持層も拡大している。令和4年4月1日付で、東京藝術大学客員教授に就任。今後も公演を中心に多方面に活動の場を広げ、唯一無二、独自の世界を作り上げていく。9月8日(金) 神奈川:よこすか芸術劇場9月10日(日) 群馬:高崎芸術劇場 大劇場9月12日(火) 新潟:新潟県民会館9月16日(土) 山形:やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)9月17日(日) 福島:けんしん郡山文化センター(郡山市民文化センター)大ホール9月22日(金) 大阪:フェニーチェ堺 大ホール9月24日(日) 香川:レクザムホール 大ホール9月30日(土) 富山:富山オーバード・ホール 大ホール10月1日(日) 長野:キッセイ文化ホール10月4日(水) 神奈川:神奈川県民ホール 大ホール10月6日(金) 宮城:東京エレクトロンホール宮城10月7日(土) 宮城:東京エレクトロンホール宮城10月9日(月・祝) 静岡:アクトシティ浜松 大ホール10月14日(土) 大阪:フェスティバルホール10月15日(日) 大阪:フェスティバルホール10月17日(火) 東京:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール10月21日(土) 和歌山:和歌山県民文化会館10月22日(日) 兵庫:アクリエひめじ 大ホール10月28日(土) 熊本:熊本城ホールメインホール10月29日(日) 熊本:熊本城ホール メインホール11月2日(木) 兵庫:神戸国際会館 こくさいホール11月4日(土) 広島:広島文化学園 HBGホール11月5日(日) 広島:広島文化学園 HBGホール11月11日(土) 大阪:オリックス劇場11月12日(日) 埼玉:大宮ソニックシティ11月15日(水) 茨城:水戸市民会館 グロービスホール11月18日(土) 山梨:YCC県民文化ホール 大ホール11月19日(日) 神奈川:神奈川県民ホール 大ホール11月23日(木・祝) 北海道:苫小牧市民会館11月24日(金) 北海道:札幌文化芸術劇場 hitaru11月26日(日) 千葉:松戸・森のホール2112月1日(金) 愛知:愛知県芸術劇場 大ホール12月2日(土) 愛知:愛知県芸術劇場 大ホール12月3日(日) 愛知:愛知県芸術劇場 大ホール12月13日(水) 三重:三重文化会館12月14日(木) 大阪:フェスティバルホール12月16日(土) 京都:ロームシアター京都 メインホール12月17日(日) 岡山:倉敷市民会館12月23日(土) 福岡:福岡サンパレス12月24日(日) 福岡:福岡サンパレス12月30日(土) 東京:日本武道館12月31日(日) 東京:日本武道館― 追加公演 ―12月9日(土) 東京:NHKホール12月10日(日)東京:NHKホールキョードー東京 0570-550-799全公演チケット料金:全席指定¥9,900(税込)※4歳以下入場不可公式ホームぺージ 本文:近藤正義photo:スージー 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月09日帝国劇場2024年2月公演として、ミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」の上演が決定。主人公ジョナサン・ジョースター役を松下優也と有澤樟太郎のWキャストに迎え、全ての始まりとなる「第1部 ファントムブラッド」をベースに世界で初めて舞台化する。原作は、シリーズ累計発行部数1億2,000万部を誇る荒木飛呂彦の大人気コミックシリーズ。人間の誇りと勇気を描き上げる“人間讃歌”をテーマに、頭脳戦と肉弾戦で織りなされる熱いストーリーテリング、独特のポージングに代表される大胆にして緻密な画力と色彩、独創的にしてインパクトのあるセリフ回しと擬音の数々などが特徴的な唯一無二の世界は多くのファンを魅了。映画化、アニメ化、ドラマ化、ゲーム化、小説化、原画展、ハイブランドとのコラボなど、数々のマルチ展開で日本国内のみならず、ワールドワイドで熱狂的な支持を獲得してきた。そしてこの度、全ての始まりとなる「第1部 ファントムブラッド」をベースに世界初の舞台化が決定。19世紀末のイギリス、主人公ジョナサン・ジョースター、通称“ジョジョ”と運命的な出会いを果たすディオ・ブランドーを中心に、謎の石仮面を巡る戦いと奇妙な因縁を描いた壮大な物語を、100年以上の歴史を持つ帝国劇場にふさわしい圧倒的スケール感と豪華絢爛な装いを併せ持つグランド・ミュージカルとして第一級のエンターテインメントステージに昇華させる。この「ジョジョ×帝劇」というビッグプロジェクトに、実力・人気ともに兼ね揃えた豪華キャストとクリエイター陣が集結。メインキャスト陣は、ファッションブランド「yoshiokubo(ヨシオクボ)」による本作のためのオートクチュール衣装を身に纏い、新進気鋭のヘア&メイクアップアーティスト・奥平正芳によりスタイリング、振付も担う演出の長谷川寧がポージングを自ら演出したビジュアルも公開された。以下、出演者のコメントが到着している。ジョナサン・ジョースター:松下優也/有澤樟太郎Wキャスト英国貴族ジョースター家の一人息子で通称“ジョジョ”。〈謎の石仮面〉の闇の力を研究する。松下優也【コメント】この度、世界的な人気と歴史のある「ジョジョの奇妙な冒険」という作品の中で、物語の始まりともいえるジョナサン・ジョースター役を演じさせていただくことになりとても光栄です。あの“ジョジョ”をミュージカル化するという、大きな挑戦の作品創りに、素敵なキャストやクリエイターの皆さんと共に参加できること、とても楽しみです。また自分自身初めての帝国劇場でもあり、気合十分です!ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。有澤樟太郎【コメント】初めまして。ジョナサン・ジョースター役の有澤樟太郎です。この名前を口にするだけで既に武者震いが止まりません。歴史ある大役をいただいたなと実感しております。世界初演ということで演出の長谷川寧さんを筆頭に強力なクリエイター陣、そしてキャストの皆さんと一から世界を作っていくということ、今から楽しみで仕方ありません。“ジョジョ”の可能性を存分に活かして皆さんの想像を超越する作品になればいいなと思います。2月帝国劇場でお会いしましょう。ディオ・ブランドー:宮野真守スラム街出身で、両親の死後、ジョースター家の養子となる。“ジョジョ”の宿命のライバル。【コメント】自分がまさか、このような形で「ジョジョの奇妙な冒険」に携わる事ができるとは夢にも思っていなくて、驚きと喜びを隠せません。そして“ジョジョ”のシリーズの中でも、カリスマ中のカリスマ〈ディオ・ブランドー〉を演じられる事、心より光栄に思います。しかも僕は〈第1部〉が大好きで、当時、何度も何度も原作を読み返していました。ディオの圧倒的な存在感、恐ろしさ、狂気の奥底にある...繊細な感情をつぶさに捉え、彼に向き合っていきたいと思います。ミュージカルだからこそ出来る衝撃的な演出で、今まで誰も見た事のない“ジョジョ”の世界を繰り広げますので、どうぞお楽しみに!エリナ・ペンドルトン:清水美依紗ジョナサンの想い人。ディオとの死闘で負傷した“ジョジョ”を献身的に介抱する【コメント】エリナ・ペンドルトン役を演じさせていただきます。清水美依紗です。世界でも大人気を誇るこの“ジョジョ” にエリナという役で出演させていただくなんて、本当に夢にも思いませんでした。小さい頃、アニメを兄と一 緒に見ていたので私にとってすごく馴染みのある作品です。心を込めて、精一杯演じたいと思います。よろしくお願いいたします。スピードワゴン:YOUNG DAIS貧民街の悪党だったが、“ジョジョ”の高潔な魂に触れ、仲間となる。【コメント】時代や世代を超えて今なお世界中のファンから愛される「ジョジョの奇妙な冒険」がミュージカルとして舞台化、しかも“ジョジョ”を語る上で欠かすことの出来ないエピソードであるファントムブラッド。この時点でフラグ立ってますよね!皆さんの頭にある期待や不安を長谷川寧さんや制作に携わる皆さんと共に凌駕できるよう、スピードワゴンとして熱く熱く演じます。お見逃しなく!ウィル・A・ツェペリ:東山義久/廣瀬友祐Wキャスト〈謎の石仮面〉発掘隊唯一の生存者で、闇の力に対抗する〈波紋法〉を“ジョジョ”に伝授する。東山義久【コメント】連載当初より、キャラクターの魅力とその独特の世界観に魅せられた1人です。もし舞台化されるのであれば絶対に観に行こう、もし許されるのであれば出演したいと思っておりました。そして今回、光栄なことにツェペリとして出演することとなり、感謝と共に身の引き締まる思いです。一ファンとして原作に忠実に努めながらも、自分にしか出せない魅力をもって今作に助力できればと思っております。廣瀬友祐【コメント】この度、ウィル・A・ツェペリ役を務めさせて頂きます。廣瀬友祐です。世代を超え愛され続ける「ジョジョの奇妙な冒険」その始まりの物語が、初めてミュージカル化されます。この「始まり」の瞬間に立ち会えること、素晴らしいキャスト、クリエイターの皆様と共に挑戦できることを心から光栄に思います。感謝と責任を持っ 誠実に。精一杯に努めます。既に緊張しております。切り裂きジャック:河内大和ロンドンに実在した殺人鬼。ディオの配下となり“ジョジョ”たちに襲い掛かる。【コメント】中学生の時からずっとずっと憧れ続けてきた「ジョジョの奇妙な冒険」。その舞台に立てるなんて夢のまた夢で、いまだに実感が湧きません。登場人物たちの哲学から放たれるセリフの数々に、これまでどれだけ励まされ、勇気をいただいたか分かりません。荒木先生の描き出す途轍もなく美しく危険で妖しい冒険の世界へ、尋常じゃないワクワクと恐怖とともに、丸ごとダイブできるよう全身全霊をかけて挑みます。ワンチェン:島田惇平貧民街で暗躍する毒薬の密売人だったが、ディオの忠実な下僕となる。【コメント】いつの日か舞台化の時が来る。そう信じて役者を始め約10年、この日を待ち侘びていた。それ程までに“ジョジョ”という作品は私の血であり酸素であり、あらゆる表現活動において精神的肉体的な糧となった!!この場に参加させて頂けるのも、とても奇妙だがある種必然とも言える引力のおかげだと確信している。あの時それを選択していなかったら、これをやり続けていたから、或いはあれを諦めざるを得なかったから、今私はここにいる。歩んできた人生に誇りを持ちたい。ダリオ・ブランドー:コング桑田ディオの実父で小悪党。死の間際、ジョースター家に行くことをディオに薦める。【コメント】連載スタートの1987年、26歳。欲しがり屋で、1週間待ってられへん性格なので、週刊漫画にはハマっていませんでした。出演が決まり第一話から読ませていただき、ディオの父親として「こんな息子に育ててしまい、ジョースター家の皆々様、申し訳ございません」。生育環境はホンマ大切な事やと感じました。が、「ある人間の不幸ってのは、ある人間を幸福にする」という信条を胸に最悪で愚かな父親を力一杯演じます。ウワッハハハハーッ!ジョースター卿:別所哲也誇り高き英国貴族で“ジョジョ”の父。ディオを養子として迎え入れる。【コメント】ジェントルマン、紳士であること!ジョースターとしての品格、教養!騎士道とは何か!? 息子への愛!運命の悪戯!?参加が決まり興奮しています!そして!コスチュームでの撮影に更にエキサイトしました!熱狂的な原作ファンの皆さんと、ミュージカルを愛する皆さんの熱視線と期待を感じながら、オリジナルミュー ジカルを産み出すダイナミズムを、携わるクリエイティブな仲間と築き上げたいと思っています。今から僕自身、興奮で眠れない!ミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」【東京公演】帝国劇場2024年2月6日(火)初日~2月28日(水)千穐楽にて上演。【全国ツアー公演】札幌文化芸術劇場 hitaru2024年3月26日(火)初日~3月30日(土)千穐楽兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール2024年4月9日(火)初日~4月14日(日)大千穐楽(シネマカフェ編集部)
2023年08月29日ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』のキャストが29日、明らかになった。同作は荒木飛呂彦氏のコミックシリーズのミュージカル化作。シリーズの始まりとなる、「第1部 ファントムブラッド」をベースとした世界初の舞台化となる。19世紀末のイギリスを舞台とし、主人公ジョナサン・ジョースター(ジョジョ)と運命的な出会いを果たすディオ・ブランドーを中心に謎の石仮面をめぐる熱き戦いを描く。英国貴族ジョースター家の一人息子で“ジョジョ”と呼ばれる主人公 ジョナサン・ジョースター役は松下優也と有澤樟太郎のWキャスト、そしてスラム街出身で両親の死後ジョースター家の養子となる“ジョジョ”の宿命のライバル ディオ・ブランドー役は宮野真守に決定した。さらにジョナサンの想い人でディオとの死闘で負傷した“ジョジョ”を献身的に介抱するエリナ・ペンドルトン役に清水美依紗、貧民街の悪党だったが“ジョジョ”の高潔な魂に触れ仲間となるスピードワゴン役にYOUNG DAIS、謎の石仮面発掘隊唯一の生存者で闇の力に対抗する波紋法を“ジョジョ”に伝授するウィル・A・ツェペリ役に東山義久/廣瀬友祐(Wキャスト)。ロンドンに実在した殺人鬼でディオの配下となり“ジョジョ”たちに襲い掛かる切り裂きジャック役に河内大和、貧民街で暗躍する毒薬の密売人だったが、ディオの忠実な下僕となるワンチェン役に島田惇平、ディオの実父で死の間際ジョースター家に行くことをディオに薦める小悪党 ダリオ・ブランドー役にコング桑田、誇り高き英国貴族で“ジョジョ”の父、ディオを養子として迎え入れるジョースター卿役に別所哲也と、実力・人気を兼ね揃えたキャストが集結した。また、ファッションブランド「yoshiokubo(ヨシオクボ)」によるオートクチュール衣裳を身に纏い、振付も担う演出の長谷川寧がポージングを演出した扮装ビジュアル(フォトグラファー:間仲宇/アートディレクション:三嶋章義)も公開された。東京公演は帝国劇場にて2024年2月6日〜2月28日、北海道公演は札幌文化芸術劇場hitaruにて2024年3月26日〜3月30日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールにて2024年4月9日〜4月14日。○松下優也 コメントこの度、世界的な人気と歴史のある『ジョジョの奇妙な冒険』という作品の中で、物語の始まりともいえるジョナサン・ジョースター役を演じさせていただくことになりとても光栄です。あの“ジョジョ”をミュージカル化するという、大きな挑戦の作品創りに、素敵なキャストやクリエイターの皆さんと共に参加できること、とても楽しみです。また自分自身初めての帝国劇場でもあり、気合十分です! ぜひ楽しみにしていただけたらと思い○有澤樟太郎 コメント初めまして。ジョナサン・ジョースター役の有澤樟太郎です。この名前を口にするだけで既に武者震いが止まりません。歴史ある大役をいただいたなと実感しております。世界初演ということで演出の長谷川寧さんを筆頭に強力なクリエイター陣、そしてキャストの皆さんと一から世界を作っていくということ、今から楽しみで仕方ありません。“ジョジョ”の可能性を存分に活かして皆さんの想像を超越する作品になればいいなと思います。2月帝国劇場でお会いしましょう。○宮野真守 コメント自分がまさか、このような形で『ジョジョの奇妙な冒険』に携わる事ができるとは夢にも思っていなくて、驚きと喜びを隠せません。そして“ジョジョ”のシリーズの中でも、カリスマ中のカリスマ〈ディオ・ブランドー〉を演じられる事、心より光栄に思います。しかも僕は〈第1部〉が大好きで、当時、何度も何度も原作を読み返していました。ディオの圧倒的な存在感、恐ろしさ、狂気の奥底にある...繊細な感情をつぶさに捉え、彼に向き合っていきたいと思います。ミュージカルだからこそ出来る衝撃的な演出で、今まで誰も見た事のない“ジョジョ”の世界を繰り広げますので、どうぞお楽しみに!○清水美依紗 コメントエリナ・ペンドルトン役を演じさせていただきます。清水美依紗です。世界でも大人気を誇るこの“ジョジョ”にエリナという役で出演させていただくなんて、本当に夢にも思いませんでした。小さい頃、アニメを兄と一緒に見ていたので私にとってすごく馴染みのある作品です。心を込めて、精一杯演じたいと思います。よろしくお願いいたします。○YOUNG DAIS コメント時代や世代を超えて今なお世界中のファンから愛される『ジョジョの奇妙な冒険』がミュージカルとして舞台化、しかも“ジョジョ”を語る上で欠かすことの出来ないエピソードであるファントムブラッド。この時点でフラグ立ってますよね! 皆さんの頭にある期待や不安を長谷川寧さんや制作に携わる皆さんと共に凌駕できるよう、スピードワゴンとして熱く熱く演じます。お見逃しなく!○東山義久 コメント連載当初より、キャラクターの魅力とその独特の世界観に魅せられた1人です。もし舞台化されるのであれば絶対に観に行こう、もし許されるのであれば出演したいと思っておりました。そして今回、光栄なことにツェペリとして出演することとなり、感謝と共に身の引き締まる思いです。一ファンとして原作に忠実に努めながらも、自分にしか出せない魅力をもって今作に助力できればと思っております。○廣瀬友祐 コメントこの度、ウィル・A・ツェペリ役を務めさせて頂きます。廣瀬友祐です。世代を超え愛され続ける『ジョジョの奇妙な冒険』その始まりの物語が、初めてミュージカル化されます。この「始まり」の瞬間に立ち会えること、素晴らしいキャスト、クリエイターの皆様と共に挑戦できることを心から光栄に思います。感謝と責任を持って誠実に。精一杯に努めます。既に緊張しております。○河内大和 コメント中学生の時からずっとずっと憧れ続けてきた『ジョジョの奇妙な冒険』。その舞台に立てるなんて夢のまた夢で、いまだに実感が湧きません。登場人物たちの哲学から放たれるセリフの数々に、これまでどれだけ励まされ、勇気をいただいたか分かりません。荒木先生の描き出す途轍もなく美しく危険で妖しい冒険の世界へ、尋常じゃないワクワクと恐怖とともに、丸ごとダイブできるよう全身全霊をかけて挑みます。○島田惇平 コメントいつの日か舞台化の時が来る。そう信じて役者を始め約10年、この日を待ち侘びていた。それ程までに“ジョジョ”という作品は私の血であり酸素であり、あらゆる表現活動において精神的肉体的な糧となった!!この場に参加させて頂けるのも、とても奇妙だがある種必然とも言える引力のおかげだと確信している。あの時それを選択していなかったら、これをやり続けていたから、或いはあれを諦めざるを得なかったから、今私はここにいる。歩んできた人生に誇りを持ちたい。○コング桑田 コメント連載スタートの1987年、26歳。欲しがり屋で、1週間待ってられへん性格なので、週刊漫画にはハマっていませんでした。出演が決まり第一話から読ませていただき、ディオの父親として「こんな息子に育ててしまい、ジョースター家の皆々様、申し訳ございません」。生育環境はホンマ大切な事やと感じました。が、『ある人間の不幸ってのは、ある人間を幸福にする』という信条を胸に最悪で愚かな父親を力一杯演じます。ウワッハハハハーッ!○別所哲也 コメントジェントルマン、紳士であること!ジョースターとしての品格、教養!騎士道とは何か?!息子への愛!運命の悪戯!参加が決まり興奮しています!そして!コスチュームでの撮影に更にエキサイトしました!熱狂的な原作ファンの皆さんと、ミュージカルを愛する皆さんの熱視線と期待を感じながら、オリジナルミュージカルを産み出すダイナミズムを、携わるクリエイティブな仲間と築き上げたいと思っています。今から僕自身、興奮で眠れない!
2023年08月29日ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』のキャストと扮装ビジュアルが公開された。原作は、シリーズ累計発行部数1億2,000万部を誇る荒木飛呂彦の人気コミックシリーズ。初の舞台化となる本作は、全ての始まりとなる「第1部 ファントムブラッド」がベースとなっており、19世紀末のイギリスを舞台に、主人公ジョナサン・ジョースター(通称“ジョジョ”)と運命的な出会いを果たすディオ・ブランドーを中心に、“謎の石仮面”をめぐる熱き戦いと奇妙な因縁が描かれる。英国貴族ジョースター家の一人息子、ジョナサン・ジョースター役は松下優也と有澤樟太郎、ジョジョの宿命のライバル、ディオ・ブランドー役は宮野真守、ディオとの死闘で負傷したジョジョを献身的に介抱するエリナ・ペンドルトン役は清水美依紗が演じる。また、貧民街の悪党だったが、ジョジョの高潔な魂に触れ、仲間となるスピードワゴン役でYOUNG DAIS、謎の石仮面発掘隊唯一の生存者で、闇の力に対抗する“波紋法”をジョジョに伝授するウィル・A・ツェペリ役で東山義久と廣瀬友祐、ロンドンに実在した殺人鬼、切り裂きジャック役で河内大和、貧民街で暗躍する毒薬の密売人だったが、ディオの忠実な下僕となるワンチェン役で島田惇平、ディオの実父で小悪党、ダリオ・ブランドー役でコング桑田、誇り高き英国貴族でジョジョの父親、ジョースター卿役で別所哲也が出演する。『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』は、2024年2月6日(火) から28日(水) まで東京・帝国劇場、3月26日(火) から30日(土) まで札幌文化芸術劇場 hitaru、4月9日(火) から14日(日) まで兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールで上演される。■ジョナサン・ジョースター役:松下優也 コメント製作:東宝(C)荒木飛呂彦/集英社この度、世界的な人気と歴史のある『ジョジョの奇妙な冒険』という作品の中で、物語の始まりともいえるジョナサン・ジョースター役を演じさせていただくことになりとても光栄です。あの“ジョジョ”をミュージカル化するという、大きな挑戦の作品創りに、素敵なキャストやクリエイターの皆さんと共に参加できること、とても楽しみです。また自分自身初めての帝国劇場でもあり、気合十分です!ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。■ジョナサン・ジョースター役:有澤樟太郎 コメント製作:東宝(C)荒木飛呂彦/集英社初めまして。ジョナサン・ジョースター役の有澤樟太郎です。この名前を口にするだけで既に武者震いが止まりません。歴史ある大役をいただいたなと実感しております。世界初演ということで演出の長谷川寧さんを筆頭に強力なクリエイター陣、そしてキャストの皆さんと一から世界を作っていくということ、今から楽しみで仕方ありません。“ジョジョ”の可能性を存分に活かして皆さんの想像を超越する作品になればいいなと思います。2月帝国劇場でお会いしましょう。■ディオ・ブランドー役:宮野真守 コメント製作:東宝(C)荒木飛呂彦/集英社自分がまさか、このような形で『ジョジョの奇妙な冒険』に携わる事ができるとは夢にも思っていなくて、驚きと喜びを隠せません。そして“ジョジョ”のシリーズの中でも、カリスマ中のカリスマ〈ディオ・ブランドー〉を演じられる事、心より光栄に思います。しかも僕は〈第1部〉が大好きで、当時、何度も何度も原作を読み返していました。ディオの圧倒的な存在感、恐ろしさ、狂気の奥底にある……繊細な感情をつぶさに捉え、彼に向き合っていきたいと思います。ミュージカルだからこそ出来る衝撃的な演出で、今まで誰も見た事のない“ジョジョ”の世界を繰り広げますので、どうぞお楽しみに!■エリナ・ペンドルトン役:清水美依紗 コメント製作:東宝(C)荒木飛呂彦/集英社エリナ・ペンドルトン役を演じさせていただきます。清水美依紗です。世界でも大人気を誇るこの“ジョジョ”にエリナという役で出演させていただくなんて、本当に夢にも思いませんでした。小さい頃、アニメを兄と一緒に見ていたので私にとってすごく馴染みのある作品です。心を込めて、精一杯演じたいと思います。よろしくお願いいたします。■スピードワゴン役:YOUNG DAIS コメント製作:東宝(C)荒木飛呂彦/集英社時代や世代を超えて今なお世界中のファンから愛される『ジョジョの奇妙な冒険』がミュージカルとして舞台化、しかも“ジョジョ”を語る上で欠かすことの出来ないエピソードであるファントムブラッド。この時点でフラグ立ってますよね!皆さんの頭にある期待や不安を長谷川寧さんや制作に携わる皆さんと共に凌駕できるよう、スピードワゴンとして熱く熱く演じます。お見逃しなく!■ウィル・A・ツェペリ役:東山義久 コメント製作:東宝(C)荒木飛呂彦/集英社連載当初より、キャラクターの魅力とその独特の世界観に魅せられた1人です。もし舞台化されるのであれば絶対に観に行こう、もし許されるのであれば出演したいと思っておりました。そして今回、光栄なことにツェペリとして出演することとなり、感謝と共に身の引き締まる思いです。一ファンとして原作に忠実に努めながらも、自分にしか出せない魅力をもって今作に助力できればと思っております。■ウィル・A・ツェペリ役:廣瀬友祐 コメント製作:東宝(C)荒木飛呂彦/集英社この度、ウィル・A・ツェペリ役を務めさせて頂きます。廣瀬友祐です。世代を超え愛され続ける『ジョジョの奇妙な冒険』その始まりの物語が、初めてミュージカル化されます。この「始まり」の瞬間に立ち会えること、素晴らしいキャスト、クリエイターの皆様と共に挑戦できることを心から光栄に思います。感謝と責任を持って誠実に。精一杯に努めます。既に緊張しております。■切り裂きジャック役:河内大和 コメント製作:東宝(C)荒木飛呂彦/集英社中学生の時からずっとずっと憧れ続けてきた『ジョジョの奇妙な冒険』。その舞台に立てるなんて夢のまた夢で、いまだに実感が湧きません。登場人物たちの哲学から放たれるセリフの数々に、これまでどれだけ励まされ、勇気をいただいたか分かりません。荒木先生の描き出す途轍もなく美しく危険で妖しい冒険の世界へ、尋常じゃないワクワクと恐怖とともに、丸ごとダイブできるよう全身全霊をかけて挑みます。■ワンチェン役:島田惇平 コメント製作:東宝(C)荒木飛呂彦/集英社いつの日か舞台化の時が来る。そう信じて役者を始め約10年、この日を待ち侘びていた。それ程までに“ジョジョ”という作品は私の血であり酸素であり、あらゆる表現活動において精神的肉体的な糧となった!!この場に参加させて頂けるのも、とても奇妙だがある種必然とも言える引力のおかげだと確信している。あの時それを選択していなかったら、これをやり続けていたから、或いはあれを諦めざるを得なかったから、今私はここにいる。歩んできた人生に誇りを持ちたい。■ダリオ・ブランドー役:コング桑田 コメント製作:東宝(C)荒木飛呂彦/集英社連載スタートの1987年、26歳。欲しがり屋で、1週間待ってられへん性格なので、週刊漫画にはハマっていませんでした。出演が決まり第一話から読ませていただき、ディオの父親として「こんな息子に育ててしまい、ジョースター家の皆々様、申し訳ございません」。生育環境はホンマ大切な事やと感じました。が、「ある人間の不幸ってのは、ある人間を幸福にする」という信条を胸に最悪で愚かな父親を力一杯演じます。ウワッハハハハーッ!■ジョースター卿役:別所哲也 コメント製作:東宝(C)荒木飛呂彦/集英社ジェントルマン、紳士であること!ジョースターとしての品格、教養!騎士道とは何か?!息子への愛!運命の悪戯!参加が決まり興奮しています!そして!コスチュームでの撮影に更にエキサイトしました!熱狂的な原作ファンの皆さんと、ミュージカルを愛する皆さんの熱視線と期待を感じながら、オリジナルミュージカルを産み出すダイナミズムを、携わるクリエイティブな仲間と築き上げたいと思っています。今から僕自身、興奮で眠れない!<公演情報>ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』原作:荒木飛呂彦演出・振付:長谷川寧音楽:ドーヴ・アチア脚本・歌詞:元吉庸泰【キャスト】松下優也/有澤樟太郎(Wキャスト)、宮野真守、清水美依紗、YOUNG DAIS、東山義久/廣瀬友祐(Wキャスト)、河内大和、島田惇平、コング桑田、別所哲也ほか【アンサンブル】(五十音順)天野夏実 AYUBO 池田遼 伊藤奨 伊藤広祥 今村洋一江上万絢 岡田玲奈 尾崎豪 加瀬友音 鎌田誠樹 工藤広夢倉元奎哉 シュート・チェン 杉浦奎介 住玲衣奈 西澤真耶花岡麻里名 古澤美樹 町屋美咲 望月凜 森内翔大【バンド】蔡忠浩 吉田省念 小池龍平 田中佑司 梅本浩亘 高橋飛夢【公演日程】2024年2月6日(火)~28日(水) 帝国劇場2024年3月26日(火)~30日(土) 札幌文化芸術劇場hitaru2024年4月9日(火)~14日(日) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール公式サイト:
2023年08月29日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社⻑:須磨直樹)は、「BS12プロ野球中継2023」において今シーズンも副音声放送でビジターチーム向けの解説・実況を行っています。8月11日放送「東北楽天ゴールデンイーグルスvs.オリックス・バファローズ」の副音声ゲストにバファローズファンの俳優・有澤樟太郎さんの出演が決定しました。ビジター応援放送出演に向けて意気込みコメントが到着。放送情報とともにご紹介します。1.「BS12プロ野球中継2023」番組概要昨年はシーズン通して大混戦のパ・リーグ、そして記録ずくめのプロ野球界。今、必見のバッテリー、 WBCで活躍のあの選手、話題の監督、注目のチーム・・・今シーズンも見逃せない!BS12では今年もパ・リーグ6球団の主催試合を50試合以上放送!解説には、昨季勇退したあの監督やあの選手、そしてチームのファンと公言する各界の著名人ゲストが続々登場予定。ホームファンは主音声、ビジターファンは副音声で、ファンと一体感のある野球中継をお楽しみください。■番組Twitter: ■番組HP: 2.有澤樟太郎さん(8月11日出演)コメント▼今シーズンのオリックス・バファローズの見どころ、注目の選手は?今シーズンの見どころ。まず強すぎます。「吉田正尚選手の穴をどれだけ埋められるのか」と当初言われていた大きな課題ですが、今あまりその話題も聞かなくなったくらい、特に「この選手が」ではなく、チーム全体で補っているように感じます。投手王国を築きつつあるオリックスですが、今年は打撃も熱すぎます。ずっと応援している身としては「●月●日にマジック点灯か」みたいなニュースが嬉しくて仕方ありません。注目選手は、挙げたらキリがないですが、個人的には野口智哉選手です。スター性、強肩強打のフルスイングは見ていてワクワクする選手です。▼バファローズ応援放送出演に向けて意気込みをどうぞ!今回で3回目の出演となります。実況の田中大貴さんとまたご一緒できるのも嬉しいですし、解説の坂口智隆さんとまたお会いできるのも嬉しいです!!!勢いのある楽天戦。優勝にむけていよいよ仕上げの時!!!落とせないゲーム。しっかり応援したいと思います。3.放送スケジュール■8月11日(金)17:59放送開始東北楽天ゴールデンイーグルスvs.オリックス・バファローズ【主音声】解説:礒部公一実況:上野智広【副音声】解説:坂口智隆ゲスト:有澤樟太郎実況:田中大貴■8月12日(土)17:59放送開始東北楽天ゴールデンイーグルスvs.オリックス・バファローズ【主音声】解説:鉄平実況:上野智広【副音声】ゲスト:岡田圭右実況:田中大貴■8月16日(水)17:59放送開始オリックス・バファローズvs.福岡ソフトバンクホークス【主音声】解説:星野伸之実況:田中大貴【副音声特別企画】解説:辻発彦ゲスト:辻ヤスシ実況:寺島啓太■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンターテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月09日ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』やミュージカル『刀剣乱舞』など、数々の2.5次元作品に出演してきた有澤樟太郎さん。もとよりパワフルな歌唱に定評があったが、’21年のミュージカル『17 AGAIN』、同年の『GREASE』などで経験を重ね、さらに進化させてきた。そして昨年の『ジャージー・ボーイズ』では、ザ・フォー・シーズンズのメンバーとして見事なハーモニーを披露。進化が止まらない有澤さんから目が離せない。舞台映えする長身に伸びやかな歌声が武器。数々の2.5次元作品で人気を博してきた有澤樟太郎さん。近年は、海外ミュージカルに進出したり、今年出演した舞台『セトウツミ』では、W主演の牧島輝(まきしま・ひかる)さんと共に企画の立ち上げから携わるなど、活動の幅を広げている。「僕、今まで演出家の方にめちゃくちゃ恵まれていたと思うんです。まだデビューしてお芝居のこともよくわからないときに、ミュージカル『刀剣乱舞』で茅野(イサム)さんという方にお会いできた。茅野さんは厳しいけれど、ちゃんと愛がある方で、そのときのその作品のことだけじゃなく、僕らの先々のことまで考えて、恥ずかしくない俳優になるよう指導してくれていたんですよね。『ジャージー・ボーイズ』の藤田(俊太郎)さんは、作品愛がすごく強くて、稽古前に作品について全員で話し合うテーブルワークも熱心にされる方。役の解釈も深くされているけれど、役者に任せようとしてくれるし、やればすごく褒めて自信もくれる。他にもいろんな現場で、たくさんのことを経験して学ばせてもらって今があるなって」この世界に入った当初から、作品やジャンルにこだわらず、いろんな役を経験したいと思っていたという有澤さん。本格的なミュージカルへ目が向いたきっかけは、2020年に上演されるはずだった『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3のオーディションの話が舞い込んだこと。「もともと僕は、一回火がついたら止まらないタイプ。ブロードウェイの有名な作品に、僕のような俳優が声をかけてもらえたということが嬉しくて、期待に応えたい一心で歌もダンスもめちゃくちゃ頑張りました。僕のWキャストの相手がs**t kingz(シットキングス)のOguriさんで、一緒に休みの日にスタジオを借りて練習したり、僕のダンスの練習に付き合ってもらったりもして。あんなすごい方でもまだ努力し続けていると知ったのは、大きな刺激になりました」しかしコロナ禍で、幕は一度も開くことなく全公演が中止に。「稽古を重ねてゲネプロ(本番と同じ条件でおこなう本番前リハーサル)をやって、自分としては手応えを感じていましたから、それを世に出せなかったことが悔しくて…。そのモヤモヤは1年くらい引きずっていましたね」翌年出演した『17 AGAIN(セブンティーン アゲイン)』が、実質的な海外ミュージカルデビュー作となった。「顔合わせの前に、歌合わせじゃないけれど、キャスト全員で歌稽古してきた歌を全曲歌うっていう場があったんです。まだ役も固まっていない状態で、周りはミュージカルで活躍されている方ばかり。その前で披露すると思ったらめちゃくちゃ緊張してしまって…。そしたら、『ウエスト・サイド~』でも一緒だったソニンさんが、『樟ちゃん、もっとできるんじゃないの?』と。確かに、恥じらいがあったし、ピッチを外さないことばかり考えていた。それで、下手でもいいやと吹っ切って全力でおバカに演じたら、演出家に『新しい有澤くんを見た』と褒められて、役が見えた気がしました」そして昨年の『ジャージー・ボーイズ』だ。’60年代に世界的に人気を博した実在のボーカルグループが主人公。それゆえ4人の歌のハーモニーが作品の要だが、その中での有澤さんの歌唱力の進化には目を見張るものがあった。「以前からボイストレーニングは通ってましたけれど、『ジャージー・ボーイズ』のオーディションを受けるにあたって本格的に始めて、歌への意識がすごく変わりました。それまで歌について知らないことが多すぎて、歌っていても自信が持てずにいたのが、先生に発声の基礎から徹底的に訓練してもらい、知識もついて、以前より堂々と歌えるようになりました」演じたボブ・ゴーディオは最年少ながら、次々とヒット曲を生み出したグループの要となるメロディメーカー。作曲家ゆえの傲慢さと繊細さの両方を持ち合わせた、有澤さんのリアルなキャラクター造形は作品に厚みを加えた。「4人で稽古していくなかで、自分たちの中でこれだというものが共有できたんです。それまでかなり試行錯誤しましたけど、あるとき、みんなの芝居がカチッとハマる瞬間があって。それが正解だったかはわからないけれど、この形でいこうって4人の方向性が一致したのがよかったのかなと思います。僕的には、これまでわりとイキのいいキャラクターを演じることが多かったんですが、じつはそこまで“陽キャ”じゃないので、ああいう繊細な役が演じられたのが嬉しかったですね」現在27歳。30代が視野に入ってきている今、仕事に対する考え方も少し変化してきている。「20代前半はなんでもやりたい方でしたけれど、そろそろ先々のことを見据えていく時期なのかもしれない。今はとにかくいい作品に出合いたいです。あと、自分たちで企画して実現させた『セトウツミ』がものすごい達成感だったので、これからはもっと自分がやりたいことを言っていってもいいのかなと思っています」ありさわ・しょうたろう1995年9月28日生まれ、兵庫県出身。ミュージカル『刀剣乱舞』和泉守兼定役で人気を博し、ドラマ『テレビ演劇 サクセス荘』シリーズなど映像作品でも活躍。近作に舞台『キングダム』『セトウツミ』。10月にはミュージカル『のだめカンタービレ』が控える。イヤカフ¥18,700ブレスレット¥72,600リング¥19,800(以上マリハ TEL:03・6459・2572)その他はスタイリスト私物※『anan』2023年8月9日号より。写真・苗江スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・堤 紗也香構成、取材、文・望月リサ撮影協力・AWABEESEASE(by anan編集部)
2023年08月07日2023年7月31日(月)幼児と保護者対象「みんなで楽しくSDGs」開催麗澤中学・高等学校(千葉県柏市/校長:櫻井讓)のSDGs研究会「EARTH」が、7月31日に開催されるイベント「みんなで楽しくSDGs」にて幼児向けSDGs体験ワークショップを行います。このイベントでは、SDGs研究会「EARTH」が0歳~6歳までのお子さまと保護者を対象に、SDGsを啓発するために工夫を凝らした体験型ワークショップを行います。今回開催されるイベント「みんなで楽しくSDGs」は、同法人の麗澤幼稚園(千葉県柏市/園長:竹政幸雄)が主催するもので、子どもたちが楽しみながらSDGsに触れ、学ぶことができるイベントを目的として実施されます。このイベントでは麗澤幼稚園、麗澤中学・高等学校の他、SDGsにかかわる活動をしながら、麗澤幼稚園で花を通じた課外教室を担当している団体“FlowerDance”(千葉県流山市/代表:原 麻衣)もコラボして運営されることになっています。これからの社会を生きていく子どもたちが幼少時代から身近にSDGsの考えに触れることで将来により良いサステナブルな地球環境を構築するためのきっかけとなることが期待されます。このイベントを担当する本校SDGs研究会「EARTH」の啓発チームは、「1.私たちにできることは身近にあるということ」、「2.SDGsは他人事ではないということ」、「3.日常的にできるSDGsを紹介すること」の3つを幼児に伝えるため、様々な準備を行ってきました。実際のイベントでは、SDGsを啓発するためのすごろくゲームや紙芝居、ごみ捨てゲームを行う予定です。それぞれ、幼児に理解してもらうため、イラストや絵を多く活用することで楽しく学べるようにしたり、身近にできるSDGs活動の紹介として、実際にごみの分別を体験してもらうなど、啓発チームがアイデアを出し合ってイベントを運営します。最終的には、参加した幼児と保護者が日常生活の中で少しでもSDGsを意識して行動するための、きっかけとなってほしいと願っています。今後もSDGs研究会「EARTH」では、より多くの人に「SDGsは身近なところからできること、一人一人の小さな行動が将来の子どもたちにとって住みやすく、環境にも良いサステナブルな地球を作ることができる」ということを伝えるため、さらにSDGs啓発活動に力を入れて活動をブラッシュアップしていきます。今回のイベント概要は下記をご確認ください。【「みんなで楽しくSDGs」幼児向けSDGs体験ワークショップイベント概要】■対象:0歳~6歳のお子さまと保護者■定員:80組■日程:2023年7月31日(月)9:30~11:30■方法:対面形式■場所:麗澤幼稚園子育ての森「どんぐり」■費用:参加費無料※ただし、FlowerDanceのブースのみ参加費500円、持ち帰りの箱代として200円がかかります。■主催:麗澤幼稚園■申込:れいたく子育てクラブ「れいたくっこ」予約サイトから来場登録予約サイトはこちら: 本イベント予約サイトはこちら : 麗澤幼稚園ホームページはこちら : 麗澤幼稚園でSDGs啓発活動を行うSDGs研究会「EARTH」【麗澤中学・高等学校について】麗澤中学・高等学校は昭和10年、 創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。2015年には中高一貫コースの「叡智コース」を新設。グローバル社会の中で、冷静かつ客観的に物事の本質を見抜き、複雑な諸問題を解決していく総合的な人間力である「叡智」を携えた真のリーダーを育成するため、開校以来、蓄積してきた研究成果と実績を活かし、さらに麗澤らしい教育活動を展開していきます。麗澤中学・高等学校ホームページはこちら : ●【プレスリリース】麗澤幼稚園×麗澤中学・高等学校SDGs研究会×FlowerDance「みんなで楽しくSDGs」2023年7月31日(月)開催.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月19日2023年7月25日(火)「子育て広場あいあい祭」にてブースを出展麗澤中学・高等学校(千葉県柏市/校長:櫻井讓)のSDGs研究会「EARTH」が、7月25日に開催されるイベント「子育て広場あいあい祭」にて、ブース出展を行います。ブース出展を行うことで、このイベントの参加者の方々自身が身近にできるSDGs活動の場を提供いたします。当日、ブースでは本研究会が始まるきっかけとなったレモネードスタンドの寄付活動が行われます。今回開催されるイベント「子育て広場あいあい祭」とは、同じ法人内にある麗澤幼稚園(千葉県柏市/園長:竹政幸雄)が主催するイベントで、麗澤幼稚園が未就園児のお子さまとその保護者を対象に開催している「子育て広場あいあい※1」の時間を使って行われます。このイベントは、コロナ禍により日本の伝統文化であり、夏の風物詩でもあるお祭りの体験が子どもたちにとって不足しているため、お祭りとは何かを知ってもらい、参加者の方々に楽しんでもらうことを目的に企画されました。ヨーヨー釣りやお面制作コーナー、輪投げや太鼓が楽しめるコーナーなども設けられており、お祭りの雰囲気が存分に楽しめるように工夫されています。SDGs研究会では、2018年にスタートした小児がん支援のためのレモネードスタンド寄付活動を原点にして、実際にフェアトレードで仕入れたコーヒーを校内のイベントでハンドドリップで販売するなど、単に机上の学びだけにとどまらず、実践的な学びにつなげる活動を続けてきました。本研究会は、複数のプロジェクトチームがそれぞれのSDGs目標に向かって活動を進めており、近年、対外的にも評価をいただけるようになりました。SDGs研究会がブースで行うレモネードスタンドの寄付活動は、小児がんの子どもたちのために寄付をしていただいた方にお礼として、レモネードをお渡しする取り組みです。今回、麗澤幼稚園とコラボして「子育て広場あいあい祭」にてブースを出展できることにより、このお祭りに参加する未就園児のお子さまとその保護者の方々がより身近にSDGsを感じ、些細なことからSDGs活動ができると気づくこと、そして日常の生活の中で少しずつSDGsを意識できるきっかけとなることが見込まれます。※1子育て広場「あいあい」とは、麗澤幼稚園の施設を開放して、入園前のお子さまに遊び場を、保護者さまには交流の場を提供するものです。目の前に広がる芝生広場や、室内には子ども達が楽しめる遊具等も準備してありますので、自由にお子様を遊ばせることが可能です。今回のイベント概要は下記をご確認ください。【子育て広場あいあい祭概要】■対象:未就園児のお子さまとその保護者■定員:100組■日程:2023年7月25日(火)9:30~11:30■方法:対面形式■場所:廣池学園内「さくら」■申込:れいたく子育てクラブ「れいたくっこ」予約サイトから来場登録予約サイトはこちら: 予約サイトはこちら : レモネードスタンドの寄付活動の様子【麗澤中学・高等学校について】麗澤中学・高等学校は昭和10年、 創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。2015年には中高一貫コースの「叡智コース」を新設。グローバル社会の中で、冷静かつ客観的に物事の本質を見抜き、複雑な諸問題を解決していく総合的な人間力である「叡智」を携えた真のリーダーを育成するため、開校以来、蓄積してきた研究成果と実績を活かし、さらに麗澤らしい教育活動を展開していきます。麗澤中学・高等学校ホームページはこちら : ●【プレスリリース】麗澤幼稚園×麗澤中学・高等学校SDGs研究会大人から子どもまでできるSDGs活動の場を提供2023年7月25日(火)「子育て広場あいあい祭」開催.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月14日【三井ショッピングパーク ららぽーと柏の葉】SDGsへの取り組みをおこなっている麗澤中学・高等学校、ライトオン、ららぽーと柏の葉の2社1校が 共同で、SDGsに取り組むことが決定いたしました。三井不動産商業マネジメント株式会社(所在:東京都中央区、代表取締役社長:大林 修)が運営する、三井ショッピングパーク ららぽーと柏の葉、麗澤中学・高等学校(所在:千葉県柏市、校長:櫻井讓)、株式会社ライトオン(所在:東京都渋谷区、代表取締役:藤原 祐介)は、共同でSDGsに取り組むことが決定いたしました。2022年12月にららぽーと柏の葉で開催された、KASHIWANOクリスマスマーケットにて麗澤中学・高等学校がフェアトレードコーヒーの販売をおこなったことをきっかけに、共同でのSDGsの取り組みがスタートいたしました。ららぽーと柏の葉にて出店しているライトオンが、衣料品回収などSDGsに取り組んでいることから、ららぽーと柏の葉が麗澤中学・高等学校とライトオンをつなぎ、今回の2社1校での取り組みに至りました。今回の取り組みは、ライトオンで回収したジーンズを使用し、麗澤中学・高等学校のSDGs研究会の生徒とライトオンのスタッフにて不要になったジーンズを使ってエプロンを作成、作成したエプロンを着用しSDGsイベントやワークショップなどを開催いたします。【不要になったジーンズを使ってエプロンを作成】ライトオンは不要になったデニム製品の回収、回収したデニム製品の再生を目的とした、「つなごう藍(あお)い糸プロジェクト」を定期的に実施しております。(※期間限定イベントの為現在は行っておりません。)そのプロジェクトで回収したジーンズを使用し、麗澤中学・高等学校のSDGs研究会の生徒と共同でエプロンを作成いたします。作成したエプロンは2023年8月5日(土)に開催される『麗澤中学・高等学校×ライトオン×ららぽーと柏の葉SDGsイベント』にて実際に、麗澤中学・高等学校のSDGs研究会の生徒とライトオンのスタッフが着用し、イベントを運営いたします。また、エプロン作成の様子は、イベント会場のモニターで放映をいたします。【エプロン制作】日程:2023年7月20日(木)時間:10:00~17:00場所:麗澤中学・高等学校〒277-8686千葉県柏市光ヶ丘2-1-1※掲載内容は予告無く変更になる場合がございます。※詳細は施設ウェブサイトをご確認ください。麗澤中学・高等学校×ライトオン×ららぽーと柏の葉SDGsイベント日時:2023年8月5日(土)11:00~17:00場所:ららぽーと柏の葉本館1階ウエルシア前広場ららぽーと柏の葉にて麗澤中学・高等学校、ライトオン、ららぽーと柏の葉によるSDGsイベントを開催いたします。【麗澤中学・高等学校】 「麗澤中学・高等学校SDGs研究会フェアトレードコーヒー・紅茶販売会」麗澤中学・高等学校SDGs研究会『EARTH』の活動の一環でフェアトレードで取引されたコーヒーや紅茶を使用した飲み物の販売に加え、麗澤オリジナルドリップバッグ・ティーバッグの販売をいたします。時間:11:00~17:00SDGs研究会フェアトレードコーヒーSDGs研究会フェアトレード紅茶【ライトオン】 「デニムのハギレでオリジナルトートバッグ作り」デニムの裾上げ時に出るハギレを再利用して、オリジナルトートバッグを作成するワークショップを開催!SDGsの「14.海の豊かさを守ろう」「16.平和と公平をすべての人に」などの目標に沿ったデザインを作成可能です。知識がなくとも麗澤中学・高等学校のSDGs研究会の生徒がサポートするので、SDGsを学びながら作成することができます。時間:①11:00~②12:00~③13:00~④14:00~⑤15:00~ ⑥16:00~※各回1時間※各回先着10組までデニムのハギレを再利用したオリジナルトートバッグを作成●三井ショッピングパーク ららぽーと柏の葉について名称 : 三井ショッピングパーク ららぽーと柏の葉URL : 所在地 : 〒277-8518千葉県柏市若柴175TEL : 04-7168-1588(代)受付時間:10:00~18:00運 営 :三井不動産商業マネジメント株式会社(三井不動産株式会社100%出資)店舗数 : 約200店舗駐車場 : 約2700台アクセス : つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅西口前営業時間 : 物販・サービス・フードコート平日10:00~20:00/土日祝10:00~21:00レストラン平日11:00~21:00/土日祝11:00~22:00※ラストオーダーの時間は、各店舗にお問い合わせください。※当面の間、営業時間を上記のとおり変更いたします。何卒ご理解・ご協力の程よろしくお願い申しあげます。ららぽーと柏の葉公式ホームページはこちら : ●麗澤中学・高等学校について麗澤中学・高等学校は昭和10年、 創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。2015年には中高一貫コースの「叡智コース」を新設。グローバル社会の中で、冷静かつ客観的に物事の本質を見抜き、複雑な諸問題を解決していく総合的な人間力である「叡智」を携えた真のリーダーを育成するため、開校以来、蓄積してきた研究成果と実績を活かし、さらに麗澤らしい教育活動を展開していきます。【SDGs研究会「EARTH」について】麗澤中学・高等学校のSDGs研究会は、2020年に部活動として新設し、チーム名「EARTH」として国際目標の達成のために中高合わせて70名で活動しています。9個の企画を同時進行で行っており、主な活動としては、フェアトレードを推進する販売活動があります。学校から一切お金はもらわず、自分たちで活動資金を生み出して、持続可能なビジネスモデルで運営をしています。麗澤中学・高等学校公式ホームページはこちら : 中高合わせて70名で活動するSDGs研究会SDGs研究会活動の様子●ライトオンについて年齢・性別を超えた幅広い客層に、ジーンズを中核アイテムとしたカジュアルウェアを全国に店舗展開し、販売するジーンズセレクトショップ。アメカジからトレンドまで幅広く展開し、等身大のファッションを提案します。<WEB> <ONLINE SHOP> <LINE>@right-on<Facebook> <Twitter>@righton_pr<Instagram>@righton_pr / @right_on_kidsライトオン公式ホームページはこちら : ●【プレスリリース】麗澤中学・高等学校×ライトオン×ららぽーと柏の葉共同でSDGsへ取り組む.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月12日