幸福の科学への“出家”騒動の渦中にある清水富美加が主演を務める映画『暗黒女子』の完成披露試写会が2月21日(火)に開催。清水さんは欠席したが、清水さんと共にW主演を務めた飯豊まりえ、耶雲哉治監督が、不在の清水さんについて言及した。秋吉理香子の“イヤミス(=読んだ後に何とも嫌な気分になるミステリー)”の傑作を映画化。セレブ女子が通う女子高で、全校の憧れの生徒が謎の死を遂げるが、彼女を巡り、その後、様々な証言が飛び出し、その真の姿が明らかになっていく。“全員悪女”という触れ込みで、“衝撃のラスト24分”が話題の本作。この日は、飯豊まりえ、清野菜名、玉城ティナ、小島梨里杏、平祐奈、千葉雄大、原作者の秋吉理香子、耶雲哉治監督が出席。清水さんに関しては司会者から「事務所の申し出により欠席」と発表された。ドロドロの女性の悪意が交錯する本作だが、現場は和気あいあいと和やかで明るいムードだったようで、飯豊さんをはじめ、女優陣からは口々に「女子校みたいだった」との声が。飯豊さんは、予告編にもある恐るべき闇鍋のシーンの撮影について「見ててこっちが胃が痛くなりそうな怖さでしたが、撮影が終わると『あぁ、体力使った!お菓子食べよ!』という、メルヘンで平和な子たちでした」と共演陣について語り、平さんも「ずっとご飯の話をしてました」とニッコリ。ちなみに紅一点ならぬ“黒一点”の千葉さんは、そんな女優陣と交わる機会がほとんどなかったようで、女優陣の楽しそうなエピソードに「そんな思い出、一切、知りませんでした…」「男って無力だなと。現場でも男子は気まずかった…」と苦笑交じりに語り、笑いを誘っていた。耶雲監督は、そんな女優陣たちの奮闘を絶賛したが「特に大変だったのは主役の2人。清水富美加さんと飯豊まりえさんが演じた役は難しい役でしたが、ちゃんと頑張って役を見つめ、体当たりで演じてくれました。それを見てほしい」と清水さんについても言及。「清水富美加さんと同じ舞台に立てずに残念ですが、役を真面目に考え、どうすればもっと面白くなるか?お客さんがもっと喜んでくれるか?もっと驚いてくれるかを考えて、一緒に話をしたし、現場でも率先してプランやアイディアを出してくれました。澄川小百合という役は、清水富美加という女優じゃなかったら、存在しなかった。凄みのあるヤバいキャラになってるし、早く(清水さんにも)見てほしい」と語った。監督に続いて、最後に締めの挨拶のためにマイクを握った飯豊さんも「富美加ちゃんと一緒にここに立てなかったのを残念に思っています」と清水さんの不在に言及。「富美加ちゃんがどう思っているかわからないけど、私は富美加ちゃんの人柄が好きだし、『一緒に頑張ろう』と言ってました。富美加ちゃんも含め、みんなで作り上げたこの映画に嘘はないと思っています!」と声を詰まらせながら語り、会場は温かい拍手に包まれた。『暗黒女子』は4月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:暗黒女子 2017年4月1日より全国にて公開(C) 017「暗黒女子」製作委員会 (C) 秋吉理香子/双葉社
2017年02月21日映画『サクラダリセット』の完成披露試写会が2月9日(木)、都内にて開催され、主演の野村周平、ヒロイン役の黒島結菜、共演の平祐奈らが出席。バレンタインデーにまつわるトークで、野村さんが「もらってみたくない」などと願望を明かした。同作は、作家・河野裕の原点にして最高傑作といわれる同名小説シリーズを原作とする、悲しみを消すため、過去をやり直して現在(いま)を生きる少年と少女の物語2009年に角川スニーカー文庫より発刊された原作は、すべての記憶を保持する、世界を最大3日分巻き戻す「リセット」、離れた人に時空を超えて声を届ける、などの“能力”を巧みに組み合わせた非凡なストーリーと、それぞれの信念を持ちつつもどこか脆い部分がある魅力的なキャラクターたちが支持を集め、2012年、全7巻でシリーズを完結。すべての伏線が美しく収束する物語の完成度の高さで知られている。イベントには、玉城ティナ、健太郎、恒松祐里、深川栄洋監督も登壇。トークでは、作品の内容にちなんで、「リセットしたいバレンタインデーの思い出」が話題にあがった。黒島さんは「私は、バレンタインデーが苦手です。恥ずかしいじゃないですか」とはにかんだ。「上手くできるか分からないですし、失敗したら嫌だからバレンタインデーをずっと避けて通ってきましたので、リセットするなら、ちゃんとバレンタインデーをやりたいです」と胸の内を言葉にした。平さんも、「私も、バレンタインをワクワク楽しんでいないです」と続いた。玉城さんも、「私も乗っかっていいですか?私もそっちです」といい、「好きな人にあげたという記憶があまりないなあ。友達に友チョコであげたことはありますけど」と明かした。男性陣には、理想のバレンタイン像が質問された。野村さんは、「逆に、もらいたくないですね。理想を言うなら」と告白。会場の女性ファンからは「ええ~!?」と驚きの声があがったが、野村さんは「もらったことがあることがあり過ぎるから。もらってみたくない。バレンタインデーにチョコをもらいたくない、1回」とコメント。野村さんの発言に対しては、会場の女性ファンに加えて、共演者の女性からも不満の声があがり、MCの口からは「好感度が下がっていますよ」との言葉も出た。すると、野村さんは「理想でしょ?うそだもん!うそ!うそ!」と弁解。しかし、平さんから「ちょっと、意味分かんない!」と突っ込まれてしまい、一連のやり取りが会場を笑いに包んだ。『サクラダリセット』前篇は3月25日(土)、後篇は5月13日(土)より全国にて公開予定。(竹内みちまろ)■関連作品:サクラダリセット 前篇 2017年3月25日より全国にて公開(C) 2017映画「サクラダリセット」製作委員会
2017年02月09日女優の土屋太鳳が7日、都内で行われた映画『PとJK』(3月25日公開)の完成披露パーティーに、共演の亀梨和也、高杉真宙、玉城ティナ、西畑大吾(関西ジャニーズJr.)、村上淳、大政絢、廣木隆一監督とともに登場した。同作は三次マキによる同名コミックを実写化。イケメンな"P(=POLICE・警察官)"と恋愛初心者の"JK(女子高生)"が秘密で結婚するという設定と、年の差カップルのピュアなラブストーリーで話題を呼んでいる。恋愛映画初主演の亀梨が警察官・功太役、土屋が女子高生・カコとなる。土屋は「撮影中も撮影してからも、本当にたくさんの方々に見守っていただいて、ここに立てていることを感謝します」と話し始めたものの、言葉に詰まったのか「ちょっと功太くん!」と、亀梨に役名で話しかけ、助けを求めた。土屋は「あの、もうちょっとしゃべるかと思ってんですけど功太君が!」と慌てたが、スタッフの指示も見て「最初短く!?」と驚き、亀梨が「さっき説明受けたから、最初は短くって。この後しゃべれるから、もうちょっと待って」となだめた。また不良少年役を演じた高杉について、土屋は「すごく真面目なんです。去年含めて3回くらい続けて共演させていただいていて」と説明。土屋は「すごく真面目なので、いつも『先どうぞ』とか言う方なんですけど、すごく(高杉の演じた)大神くんは素晴らしかったですよね?」と、最終的に亀梨に同意を求めると、亀梨は「ちょいちょい、『お前助けろよ』って(視線が)」と苦笑した。土屋はさらに慌てながら、高杉の演技について「すごく真剣に、親子との関係であったり、生きる部分で深い部分を表現されてて、よかったと思います!」ときっぱり。亀梨から「先生! 演技の先生みたい!!」と笑顔でツッコミを受けていた。
2017年02月07日映画『PとJK』の完成披露試写会が7日(火)都内で行われ、「KAT-TUN」の亀梨和也、土屋太鳳、高杉真宙、玉城ティナ、西畑大吾、村上淳、大政絢、廣木隆一監督が出席した。亀梨さんは「今回はセクシーでスマートさを封印」と紹介されると「自分のイメージの部分を漏れ出さないように気を付けました。セクシーさが常に出てしまいがちなので、監督の指示のもと“っんあ!”と押さえつけました」とニヤリ。そんな亀梨さんとの初共演に土屋さんは「凄くクールでいらっしゃるのかなと思いきや面白い部分を持たれていて、大人の男の方って凄いんだなと思いました。心の中とか身のこなしがレディーファーストで、私の気付かないところで気を遣ってくれました。王子様に出会うってこういう感じなのかなと撮影しておりました」と目を煌めかせていた。“歳の差婚”という役どころを務めた亀梨さんと土屋さんは、壇上でも終始仲良さげ。土屋さんはコメントの落としどころに詰まると亀梨さんにアイコンタクトで助けを求めるなど会場ファンも嫉妬の悲鳴。トークの順番が玉城さんにまわって来ても亀梨さんと土屋さんは見つめ合って笑い合うなど役の設定同様ラブラブで、玉城さんが「入っていいですか?」と気を遣うと、亀梨さんは「すいません、新婚なんで」と爆弾発言で会場を盛り上げていた。漫画家・三次マキによる「別冊フレンド」で連載中の同名コミックが原作。仕事に真面目な警察官・功太(亀梨さん)と、ピュアで真っ直ぐな女子高生・カコ(土屋さん)が織りなすラブコメディ。『PとJK』は3月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:PとJK 2017年3月25日より全国にて公開(C) 2017「PとJK」製作委員会
2017年02月07日「第25回 東京ガールズコレクション 2017 AUTUMN/WINTER」が、2017年9月2日(土)にさいたまスーパーアリーナで開催される。25回目を迎える今回のイベントテーマは、「BEYOND(ビヨンド)」。東京ガールズカルチャーを世界に向けて発信すべく、さまざまな”BEYOND something”(今を超えてゆく最旬なコンテンツ)とともに新時代の東京のガールズカルチャーを提案する。今回メインモデルを務めるのは、朝比奈彩、アシュリー、飯豊まりえ、イーラン、池田美優、江野沢愛美、岡本夏美、香川沙耶、坂田梨香子、中村里砂、長谷川ニイナ、松元絵里花、miu、吉木千沙都ら今をときめく人気モデルたち。ステージ内容は、人気モデルが集結するファッションショーをはじめ、旬のアーティストによるライブ、話題のゲストが登場するスペシャルステージなど、TGCならではの様々な企画で構成される。さらに今回ならではの企画として、9月1日(金)に公開される映画『トリガール!』とのコラボレーションステージを行う。出演モデルは続々追加で発表されており、emma、河北麻友子、桐谷美玲、玉城ティナといったモデルに加え、初登場となる女優の山崎紘菜、乃木坂46から衛藤美彩、齋藤飛鳥、白石麻衣、西野七瀬、堀未央奈、松村沙友理、欅坂46から渡邉理佐、初登場の渡辺梨加らが出演する。また、大原櫻子とTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのライブアクトも決定。さらに、ゲストとして小関裕太・志尊淳・竹内涼真・おばたのお兄さん・渡辺直美、MCに陣内智則も登場する。なお、イベントのキービジュアルは、写真に刺繍を施すという独特な手法で人気を博すアーティスト・清川あさみが手掛けている。【開催概要】第25回 東京ガールズコレクション2017 AUTUMN/WINTER開催日時:2017年9月2日(土) 開場 13:00 開演15:00 終演 21:00(予定)会場:さいたまスーパーアリーナ(埼玉県さいたま市中央区新都心8)予定動員数:約30,000人(のべ人数)■出演者愛甲千笑美、朝比奈彩、アシュリー、有末麻祐子、安藤ニコ、飯豊まりえ、イーラン、池田エライザ、池田美優、池端レイナ、石川恋、伊藤ニーナ、岩本ライラ、衛藤美彩(乃木坂46)、江野沢愛美、emma、瑛茉ジャスミン、大石絵理、オードリー亜谷香、岡崎紗絵、岡田紗佳、岡本夏美、楓(E-girls/Happiness)、香川沙耶、加藤ナナ、唐田えりか、河北麻友子、桐谷美玲、久間田琳加、小林サラ、齋藤飛鳥(乃木坂46)、坂田梨香子、佐藤エリ、佐藤晴美(E-girls/Flower)、鹿沼憂妃、白石麻衣(乃木坂46)、下村実生、新川優愛、立花恵理、谷川りさこ、玉城ティナ、ダレノガレ明美、TSUGUMI、トラウデン直美、トリンドル玲奈、中条あやみ、中村里砂、Niki、西野七瀬(乃木坂46)、長谷川ニイナ、蜂谷晏海、hibiki(from lol)、福士マリ、福原遥、藤井夏恋(E-girls/Happiness)、藤井萩花(Flower)、藤田ニコル、堀田茜、堀未央奈(乃木坂46)、マギー、松井愛莉、松村沙友理(乃木坂46)、松元絵里花、水原希子、道端アンジェリカ、miu、村田倫子、八木アリサ、山崎紘菜、山本ソニア、山本奈衣瑠、ゆきら、横田真悠、吉木千沙都、ラブリ、ローレン・サイ、渡辺梨加(欅坂46)、渡邉理佐(欅坂46)他 ※50音順ゲスト:板垣瑞生(M!LK)、上杉柊平、おばたのお兄さん、小島瑠璃子、小関裕太、佐野勇斗(M!LK)、志尊淳、高杉真宙、竹内涼真、土屋太鳳、間宮祥太朗、矢本悠馬、吉村界人、渡辺直美他※50音順メインアーティスト:大原櫻子、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、BLACKPINK他※50音順ネクストブレイクアーティスト:東京フジヤマ芸者団他オープニングアクト:HANDSIGN、THE BEAT GARDEN他※50音順MC :陣内智則、森麻季<チケット>■入場料・自由席価格:一般販売 6,300円(税込)/ペンライト付き■チケット販売時期一般販売:2017年7月1日(土) 10:00より予約受付・販売開始※全て売切次第終了。※販売についての詳細は公式ウェブサイト(を要確認。
2016年12月10日大ヒット上映中の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。もうご覧になりましたか?世界中で空前のブームを巻き起こした『ハリー・ポッター』シリーズの最新作、ということで注目を集めていますが、主演を務めるオスカー俳優エディ・レッドメインのイケメンぶりも話題ですよね。■気弱なイケメンと強気な美女が大活躍エディ・レッドメイン演じる主人公ニュート・スキャマンダーは、優秀なのにおっちょこちょいで人見知りな魔法動物学者。そのちょっと頼りないキャラクターと、魔法を使うときのキリッとしていてかっこいい立ち振る舞いのギャップに、ハートをわしづかみにされる女子が続出しています。そんなニュートの活躍を語る上で絶対に外すことのできない人物が、ヒロインのティナ・ゴールドスタイン。ニュートと一緒に、大都会に逃げ出した魔法動物(ビースト)たちを探す強気な美女です。かつてはアメリカ合衆国魔法議会(MACUSA)の捜査官としてバリバリ働いていたけれど、諸事情あって“魔法の杖 認可局”に飛ばされ、それでも捜査官に戻る希望を捨てずにいるというキャリアウーマンの彼女。そのスタンスには共感を覚える女性も多いはず。それにしても、シャイで頼りなさげなイケメンと知的でちょっと勝気な美女ってステキな組み合わせですよね。ティナとはどんな人物なのでしょうか?そして物語の中で、ニュートとどのような関係を築くのか…。ティナ役を演じたキャサリン・ウォーターストンのコメントを入手したのでご紹介します!■ヒロイン、ティナの魅力って?「私はティナが大好き」と笑顔で話すキャサリンいわく、ティナの最大の魅力は「彼女が持つ葛藤にある」とのこと。キャサリン「彼女の内面にはとても強烈な葛藤があるわ。自分に自信を持ちながらも、私にできることなんて、そんなにたくさんないんじゃないか?と大きな不安を感じているの。それは誰だって同じこと。ほとんどの人は、単純に自信があるわけでも、不安なだけでもないじゃない?だからティナの心の二面性には、みんなが感情移入できると思うわ」確かに人の心にはいろいろな要素が混在しています。それらが作用し合い、独自の人格を形づくっているからこそ、一人として同じ人はいないし、個々に魅力があるのでしょう。そんな中でもティナは特に強烈な葛藤を抱き、悩みながらも自分を鼓舞している女性。キャサリンは役を演じる上で、このティナのキャラクターに強く惹きつけられたそうです。監督のデイビッド・イェーツは、このキャラクターの魅力は原作者J.K.ローリング特有のものだと語っています。監督「J.K.ローリングが描くキャラクターが愛される理由は、彼らが完璧じゃないことだと思う。彼女が描くキャラクターは全員、どこか欠点がある。それは愛すべき個性で、普通なんだと彼女は称えているんだ」物語のヒーローやヒロインでありながら、おっちょこちょいで人見知りだったり、心に不安を抱えていたり。完璧ではないキャラクターたちが自分の足で歩き、成長していく…。そういった物語であるがゆえに、性別や国を越えて普遍的に愛され続けるのでしょう。■ニュートとティナの関係は?ところで気になるのは、キャサリン演じるティナとニュートの関係です。キャサリン「ニュートはティナの可能性に気づくと同時に、彼女の痛みや不安感をわかってくれます。彼は、ティナが自分の殻から出る機会を与えるの。誰かが『あなたは素晴らしい』と言ってくれるのって大事なことでしょ?ニュートはティナにそれをしてくれたんです」どうやら二人の間には、仕事のパートナーとしての信頼感のみならず、淡い恋心に似たものが存在しているようです。そしてニュートも、おっちょこちょいで人見知りなだけでなく、ちゃんと大切な人を見守ることのできる“やるときはやる男”であることが判明!ストーリーや世界観はもちろんですが、二人の関係にも注目しつつ観賞したら、映画を二倍、三倍楽しめるかもしれませんね。この冬は魔法の世界の入口である映画館の暗闇の中で、ニュートとティナの魅力にどっぷり浸ってみてはいかがでしょうか。【STORY】物語は、魔法動物(ビースト)の調査で世界中を巡っていた魔法使いのニュート・スキャマンダーがニューヨークに降り立つところから始まる。動物といたほうが気が楽な、この魔法動物学者はある日ひょんなことがきっかけで、大切にしている不思議なトランクを人間(マグル=米国ではノー・マジ)のものと取り違えられてしまう!魔法界の魔法動物たちが一斉に人間(ノー・マジ)の世界へ逃げ出し、街中が前代未聞のパニックに。仲間になったティナ(キャサリン・ウォーターストン)とクイニー(アリソン・スドル)、そして人間(ノー・マジ)であるジェイコブ(ダン・フォグラー)とともに魔法動物を追跡する。やがて彼らは人間界と魔法界を股にかけたある大事件に巻き込まれていく。ニュートは、2つの世界を危機から救えるのか!?11月23日(水・祝)全国ロードショー監督:デイビッド・イェーツ原作/脚本:J.K.ローリング出演:エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、他配給:ワーナー・ブラザース映画(C) 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
2016年12月02日野村周平&黒島結菜ら注目若手キャストと、及川光博、加賀まりこら実力派キャストが集い、人気青春ミステリー小説を実写映画化する『サクラダリセット』。この度、約2か月に及ぶ前後篇2部作の撮影が無事終了し、主演の野村さんがクランクアップ。本日11月14日(月)に23歳の誕生日を迎える彼から、確かな手応えをのぞかせるコメントが到着した。本作は、作家・河野 裕の原点にして最高傑作といわれる同名小説シリーズを原作に、悲しみを消すため、過去をやり直し現在(いま)を生きる少年と少女の物語。2009年に角川スニーカー文庫より発刊された原作は、すべての記憶を保持する、世界を最大3日分巻き戻す「リセット」、離れた人に時空を超えて声を届ける、などの“能力”を巧みに組み合わせた非凡なストーリーと、それぞれの信念を持ちつつもどこか脆い部分がある魅力的なキャラクターたちが支持を集め、2012年、全7巻でシリーズを完結。すべての伏線が美しく収束する物語の完成度の高さで知られている。その実写映画化となる本作は、2017春、“過去を取り戻す―前篇”、“未来を祈る―後篇”と2部作連続の巨編となることでも話題。映画化と同時に、TVアニメーション企画も進行中、原作版のコミカライズ、映画版のノベライズといった『サクラダリセット』メディアミックス・プロジェクトも始動している。そして、この度、今年9月17日より静岡県でクランクインした本作が撮影終了となり、11月某日、千葉県にて、主人公・浅井ケイを演じた野村さんが無事、最後にクランクアップ。7月期のフジテレビ月9ドラマ「好きな人がいること」での好演も記憶に新しい野村さんは、ドラマクランクアップ直後に本作の撮影がスタートするという過密スケジュール。そんな中、約230ページにわたる2部作の台本の膨大なセリフと格闘し、また、自身のキャラクターやドラマで演じてきた明るく屈託のない役柄とは正反対ともいえる、クールで冷静沈着、体験したことを決して忘れない「記憶保持」能力を持つ高校生という難役を演じきった。そんな役作りの苦労を現場で見せることなく、いつも明るく冗談を飛ばし、キャスト・スタッフへ分け隔てなく声をかけて現場を気遣い、自身としても22歳最後を締めくくる作品で、見事座長を務めあげた野村さん。黒島さんや平祐奈、健太郎、玉城ティナ、恒松祐里ら共演者たちが次々とクランクアップしていく中、1番最後にクランクアップを迎えた野村さんは、その瞬間、ホッとした様子で笑顔を見せ、深川栄洋監督と共に万歳をしながら、スタッフ陣とこれまでの撮影の苦労をねぎらい合った。本日11月14日に23歳の誕生日を迎え、本作が記念碑的な作品となった野村さんは、「今回、非現実的な物語を描いた作品に初めて挑戦し、“新たな引き出し”ができたという実感があります」と力強くコメント。「僕が演じた浅井ケイは普段、感情が外に出ない役で、だからこそ、感情を出す時が難しいと感じました。こんなに頭が良くセリフ回しの難しい役も初めてだったので、勉強になったことがたくさんありました。能力を使うシーンでは、見えないモノを相手に演じることもありましたが、深川監督は役の感情を大切にして、丁寧に演出してくださるのでとても分かりやすかったです」と撮影をふり返った。「若者たちを中心に展開するお話の中に大人も巻き込まれていくところが面白いなと思いました。共演した皆さんも素晴らしい役者さん方なので、『サクラダリセット』はすごい作品になるんじゃないか、と思っています!」と自信をのぞかせている。また、黒島さん、平さんら主要キャストのクランクアップ動画・テキストコメントは、映画公式サイトでも確認することができる。『サクラダリセット』前・後篇2部作は2017年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月14日浜辺美波が主演するドラマ&映画化プロジェクト「咲-Saki-」。この度、学生キャスト以外の新キャストとして、夏菜、佐野ひなこ、玉城裕規の出演が決定した。原作は、異例の大ヒットを記録した同名麻雀スポ根漫画。今回その実写化プロジェクトとして、12月よりMBS・TBSのドラマイズム枠にて全4話と年明け1月放送の特別編を合わせた計5話のTVドラマシリーズの放送が決定し、さらに来年2月には映画版の公開も控えている。主人公・宮永咲役の浜辺さんを始め、「SUPER☆GiRLS」浅川梨奈、「私立恵比寿中学」廣田あいか、大人気モデル・武田玲奈、「ゆるめるモ!」あのら、清澄高校を始め全国高校麻雀県大会で対戦する「龍門渕高校・風越女子高校・鶴賀学園」の透明感溢れる新進気鋭の若手キャストが一斉解禁され、Twitterではトレンド入り、また話題のツイートで「浜辺美波」が1位、「浅川梨奈」が2位にランクインするなど、大きな賑わいをみせている。そして今回は、そんなフレッシュな学生キャスト以外の新キャストが発表!通称「マクリの女王」と呼ばれ、清澄高校麻雀部部長・竹井久と知人であるプロ女雀士・藤田靖子役に、『GANTZ』などに出演する女優の夏菜さん、風越女子高校麻雀部のOGでありスパルタコーチの久保貴子役に、グラビアだけでなく「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」「好きな人がいること」など女優としても活躍する佐野さん、龍門渕家の屋敷に勤めるスーパー執事であり、普段は天江衣の付き人として同行しているハギヨシ役に、美しすぎる大人気俳優の玉城さんが決定した。麻雀をテーマに、互いに切磋琢磨する姿を瑞々しく描いた青春スポ根作品。より華やかに彩りを添える人気の大人キャラクターの配役も決定し、ますます期待がかかるようだ。ドラマ「咲-Saki-」は12月4日(日)深夜0時50分~MBSにて、12月6日(火)深夜1時28分~TBSにて放送。ドラマ「咲-Saki-」特別編は2017年1月8日(日)深夜0時50分~MBSにて、1月10日(火)深夜1時28分~TBSにて放送。映画『咲-Saki-』は2017年2月、TOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年11月09日モデルの新川優愛、玉城ティナらが29日、神奈川・横浜アリーナで開催されたハロウィンイベント「ジャック・オー・ランド」1日目に登場し、猫耳姿を披露した。2人は夜の部「CELEBRITY PARADE」の「THE Cat’s Whiskers DOUBLE STANDARD CLOTHING」ステージに登場。トップバッターの玉城は、白のミニワンピースにロングジレ、猫耳カチューシャというコーディネートでランウェイを歩き、先端で舌をペロッと出してキュートな猫ポーズを披露した。新川も、白いロングスカートに白いコートという白を基調としたコーディネートで、頭には同じく猫耳カチューシャを付けて登場し、にっこり笑顔で猫ポーズ。玉城と新川のほか、浦浜アリサ、野崎萌香、安井レイ、阿部菜渚美、加藤ナナ、八木アリサも猫耳カチューシャで猫に扮してランウェイを歩いた。10月29日・30日開催の「ジャック・オー・ランド」は、ハロウィン仮装をしたゲストが次々に登場する今年初のハロウィンイベント。親子向けの昼の部「KIDS PARK」では、ハローキティ、ピカチュウといった人気キャラクターや、ティーンモデルたちが登場し、大人向けの夜の部「CELEBRITY PARADE」では、人気モデルやスペシャルゲストが登場するハロウィンパレードを実施。初日は昼の部に2,600人、夜の部に6,000人の観客が駆けつけた。
2016年10月30日●山田孝之の言葉で終わりを実感2010年にスタートした『闇金ウシジマくん』実写シリーズが、ドラマ『闇金ウシジマくん Season3』(7月18日~9月19日MBS・TBSほか)を経て、『闇金ウシジマくん Part3』(公開中)、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』(公開中)の2部作連続公開でフィナーレを迎える。山田孝之演じる丑嶋馨のライバルで、闇金融・ライノーローンの女経営者を怪演する女優・高橋メアリージュン(28)。『Part2』(14年)で誕生したオリジナルキャラをオーディションで勝ち取り、ドMの部下・村井(マキタスポーツ)をど突き回しながらの取り立てはシリーズでもすっかりおなじみだ。しかし……。完結してしまえば、もうあの狂ったような金切り声を聞くこともない。短期インタビュー連載「高橋メアリージュンと犀原茜」の第2回では、高橋と共にさらにその魅力の根源を探っていく。○債務者にナメられたくない――前回お会いしたのは6月下旬でした。「終わった気がしない」とおっしゃっていましたが、心境の変化はありますか。先日、『ザ・ファイナル』の初号試写に行ったのですが、観終わったら山田孝之さん、綾野剛さん、やべきょうすけさんがいて。同じタイミングでご覧になってたみたいで、みなさん、試写室の外に集まっていました。そこで、山田さんが「お疲れ様でした」「次はまた別の作品でご一緒できれば」と私にも話し掛けて下さって。――さすがに「終わり」を感じますね(笑)。まさにその通りで(笑)。そこで「本当に終わるんだ」と実感しました。急に寂しくなったというか、犀原茜の気持ちが本当に分かったというか。犀原は丑嶋に対しての怒りや憎しみが、生きるパワーになっていました。私にとっての山田さんも、役者として特別な存在というか。丑嶋はライバル的な存在だったので、プライベートでもあまり話さないようにしていました。実はそういう存在、私にとっては珍しいことで。演じる時と切り替える方もいますが、山田さんは徹底していて。私もそういう方がすごくやりやすかったので、私にとっては特別な存在でした。――どんな役柄でもその距離感は心掛けていらっしゃるんですか。もともと仲が良い方はあまり変わりませんが(笑)、今回のような距離感がある役だと自然に。演じやすくなるというものありますが、犀原であれば「債務者にナメられたくない」という思いと、「本当に怯えてほしい」という思いと(笑)。そして、優しい一面は悟られたくない。そういう印象が、ちょっとのことで変わってしまったらもったいないなと思うんです。――以前は役に入り込みすぎるとおっしゃっていましたね。今回はドラマ、映画と続き、演じる期間が長期でした。ほかの役を演じれば切り替わると思っていますが、やっぱり大声出すシーンでは「あっ。犀原が出てしまってる」と思うことも(笑)。例えば、『リアル鬼ごっこ』(15年)で1シーンだけやらせていただいた時も。犀原ファンの方から「一瞬、犀原茜が見えた!」と言ってくださったことがありました(笑)。○"犀原茜あるある"とは――そういえば、ドラマで犀原茜が登場すると……もう我慢できなくて笑ってしまうんです。『Part2』ではとても恐ろしかったのですが……。それ、うれしいです(笑)。――ドラマでは、債務者の口にアジフライを無理矢理押し込むシーンが印象的でした。アジフライは思ったよりも柔らかかったので、そこが唯一の救いというか。すごく硬い揚げ物だと、痛そうじゃないですか? 口のサイドとか。でも、柔らかかったので思いっきり突っ込むことができました。相手の方にはこんな気持ちを直接伝えることはありませんが、ケガをさせてしまうのはよくないので。「犀原茜」あるある。実は演じる側としてもそういう怖さがあります。このシーンでは、監督から「ここで思いっきりやってみて」みたいな感じに言われて、村井に急きょビンタすることにもなって。マキタさんも「いいよ」みたいな気軽なノリ。村井にビンタするのは初めてだったと思います。本当にガチでやりました(笑)。●周囲の意外な声「エロス感じる」「蹴られたい」――犀原さんってちょっと危険を伴うゲームが好きですよね。そうなんです。『Part3』でおもちゃのギロチンで大根を切ってチンピラを脅すシーンがあるんですが、あれ、本当に切れるんです。だから何度も何度も練習しました(笑)。そのまま腕を切ってしまったら、大変なことになりますから。―― 前回のインタビューでおっしゃっていたとおり、JPに思いっきり一味唐辛子をかけていましたね。あれは本物なんですか?本物です。だから、カットがかかるとJPはむせていました。――アドリブだったんですよね? なぜそんなことを。やっぱり、ドサッと辛いものを乗せて食べさせたいなと思って。そのままちょっとずつかけても時間がかかっちゃうので、蓋を取ってしまいました。ファミレスのシーンでは確か……折り紙を切ってましたね。たぶん台本には無かったかと。――折り紙で何を作っていたんですか。たぶん、何かを切りたかっただけです(笑)。――ドラマではハサミを愛用しているみたいでしたね。「時々持ち歩いている」という設定です。たまに持ち歩いていなかったりもするので、債務者の家にあるハサミを使わせていただくこともあります。○撮影終了後でも監督と意見交換――今回の取材を通して、犀原茜の魅力の根源が見つかればと。ずっと考えていたんですが、うまく説明できなくて。何がファンの心に刺さっていると思いますか。犀原を好きと言ってくださる方が多くて、私自身すごく不思議でした。よく言われるのが「汚い食べ方が萌える」とか。威圧感とか怖さにつながるようなことは意識していなくて、「すごく変わっている人」を演じているつもりなんです。笑ってもらえるのが、実は正解な気がします。あとは「エロスを感じる」とか……これも全く気にしていなかったこと。あとは「蹴られたい」とか(笑)。――共演者の方は犀原茜をどのように思っているのでしょうか。「面白いね」とはよく言われます。綾野さんは「キレッキレだね」と(笑)。ドラマに出演させていただいたこともあって、街で声をかけてくださることも増えたんですが、やっぱりみなさんどこか怯えていて(笑)。話しかけてくださる時に、「プライベート中に本当にすみません」とすっごく謝られるんです(笑)。別の役ではこんなことありませんでした。――山口雅俊監督が2016年9月1日に「夜にふとひらめき高橋メアリージュンに連絡。犀原茜のキャラクターについて再確認」とツイートしていました。この時期はすでに撮影を終えていたと思いますが、どのようなやりとりだったのでしょうか。すごく短い電話でしたが、裏ストーリー的な部分の確認でした。実はドラマにはもう1人監督がいて、山口監督の演出ではない回があったんです。この時にお話したのは、犀原茜がJPにハサミを投げて顔面スレスレで柱に突き刺さるシーン。山口監督から言われたのは「あれは実際に突き刺そうとしてないよね?」。刺すつもりがなくて、刺さってしまうのが犀原。グサッと刺さらずに落ちるような「無造作さ」が犀原の怖さ。「だからあれはたまたま突き刺さったことにしよう」と(笑)。――不思議な会話ですね(笑)。撮影を終えているのに、その認識は一致させておきたいものなんですか。そうですね。監督も「この話を誰かにしたかったけど、メアリーにしか分からんなと思って。だから、俺ら2人の中では一致させておこう」と。――監督と役者の関係で、そういうことはよくあるものなんですか。私は初めてです。海外の役者さんはそんな感じと聞いていたので、すごく良いことだと思います。質問があれば、すぐに監督と連絡をとれる状態。それができていて、楽しいです。●犀原茜と再会できることを願って……○"涙の味"でつながる――山口監督は物語において、ゲーテの「涙とともにパンを食べたものでなければ人生の味はわからない」を重視なさっています。高橋さんには「涙のご飯」の経験はありますか。泣きながらご飯食べたことはあります。つらいことがあった時に食べたり、つらいのを我慢していて食べたものがすごくおいしくて、それが感情に響いて泣いちゃったとか。おいしさに温かみを感じて泣いちゃったりとか。最近はあまりないですが……『るろうに剣心』(14年)の時とか。――だからこそ犀原の気持ちになることができた。そうですね。過去を振り返ってみると、「涙の味がするご飯」が自然と浮かんできます。『Part2』で実際に演じるまで犀原のことは全然分からなかったんですけど、「涙の味」と監督から聞いて、そこからすべてがつながったというか。「これで茜になれる」と思いました。○2人で創り上げた役柄――山口監督はどんな方ですか?変わっている方だと思います(笑)。天才は変人と紙一重と言いますが、そういうところはあると思います。ご近所なのでたまに道ですれ違うんですけど、「不思議な人が歩いて来たな」と思ったらだいたい監督です(笑)。――ますます気になります! 実は犀原茜のことでお話をうかがおうと密かに思っていまして。してほしいです!感覚的に似ているところがある……と言っていいのかわかりませんが、感覚的に教えてくださるのですごくつかみやすいです。――犀原茜は2人で創り上げたもの?そう言っていいのであれば。監督に助けていただいたところがすごく多いですけど。――そんな犀原の少女時代を、『ザ・ファイナル』では玉城ティナさんが演じています。すごく不思議な気持ちになりました。「茜はこういうところがあるんだ!」「新発見!」と驚いたり。女の子っぽい一面があったのも意外でした。茜で常に意識していたのは、立ち方や歩き方。女性的な雰囲気を意識的に排除していました。でも、玉城さんの茜からはすごく「女の子」が伝わってきました。人生で大切な人が亡くなって、きっとそこで変わってしまったんですね……。○さらば、犀原茜――撮影を終えての打ち上げは?昨年、撮影が終わった後にありました。山田さんが「お疲れ様です。ようやく話せるね」と。綾野さんは、2人が全く話さないから驚いていたそうです。――個人的には山田さんと恋愛もので共演してほしいです。想像もつきませんね! どんなふうになるんでしょう(笑)。――さて、そろそろお時間です。犀原茜、もう2度と演じることはありません。さびしい(笑)。『ザ・ファイナル』まで観て、シリーズがついに完結します。『Part3』だけを観て、『ザ・ファイナル』を観ないのはすごくもったいない! ぜひ『ザ・ファイナル』まで見届けてください。犀原茜の過去だけでなく、それぞれのキャラクターの背景も明らかになります。――本当に終わるんですかね。リターンズ(笑)?あるといいですね!■プロフィール>高橋メアリージュン1987年11月8日生まれ。滋賀県出身。2004年からファッション誌『CanCam』(小学館)の専属モデルとして活躍。2012年に同誌を卒業し、同年のNHK連続テレビ小説『純と愛』の狩野マリヤ役に抜てきされ、女優デビュー。『闇金ウシジマくん Part2』(14年)、『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』(14年)、『キカイダー REBOOT』(14年)、『リアル鬼ごっこ』(15年)、『ヒロイン失格』(15年)、『みんな! エスパーだよ!』(15年)、『復讐したい』(16年)、『シマウマ』(16年)、『ホーンテッド・キャンパス』(16年)などの映画に出演。
2016年10月26日公開初日を迎えた映画『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』の舞台あいさつが22日、東京・台場のお台場メディアージュで行われ、山田孝之、綾野剛、永山絢斗、安藤政信、間宮祥太朗、YOUNG DAIS、最上もが、高橋メアリージュン、玉城ティナ、太賀、崎本大海、やべきょうすけ、山口雅俊監督が出席した。2010年10月か深夜ドラマとしてスタートした『闇金ウシジマくん』だが、本作でいよいよ最後を迎える。主演の山田は「皆さん本当に役にすごい入り込んで力強く演じてくれました。見てたら圧倒されていくと思います」と迫真迫る共演陣の演技に太鼓判。2012年放送の『Season2』から参加している綾野剛も「4年間参加させていただいて感謝しています。その中で監督はもちろん、主役として立ち続けた山田くんの姿は周りの役者が共鳴し、毎回毎回素晴らしいキャストが集まりました。一つの寂しさを覚えますが、一つの終わりではなく、新たな始まりだと思っています。主役の山田くんには感謝していますし、本当にお疲れ様でした」と山田の労をねぎらった。また、撮影中は役柄的に山田らカウカウファイナンスの面々と話すことができなかったという高橋メアリージュンだが、「一切口を利かないようにしていましたが、最後ということで口もきけるしご飯にも行けるので、ご飯に連れてって下さい!」とおねだりすると、山田は「行きましょう!」と潔く応じて高橋を喜ばせた。舞台あいさつの最後にはキャスト陣と山口監督が退場した中、1人だけ舞台上に残った山田は「本当にこれが最後です。ちゃんと終わらせることができたので、見てもらえば言葉は出ないと思います。6年間続けてきましたが、こうやって多くの方が見てくれる作品になって本当にうれしいです」とファンに感謝の言葉。続けて「もともとは原作の世界観を知ってもらいたいと思って映像化しましたが、まだ原作は続いているので原作の方もよろしくお願いします。またどこかでお会いしましょう。本当にありがとうございました」と最後に締めくくった。
2016年10月23日山田孝之主演の人気シリーズの最終章となる『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』が10月22日(土)に公開を迎え、山田さんをはじめ、綾野剛、崎本大海、やべきょうすけら、シリーズを支えてきた面々が惜別の思い、ファンへの感謝を語った。違法な金利の“闇金”カウカウファイナンスを営む丑嶋を中心に、彼のもとを訪れる人生崖っぷちの債務者たちの姿を通じてお金とは? 欲望とは? と問いかける大人気シリーズ。2010年のドラマシリーズから、6年にわたり、スピンオフを含め計10作が発表されてきた。この日は、山田孝之、綾野剛、崎本大海、やべきょうすけ、高橋メアリージュン、最上もといった、おなじみの面々に加え、本作でシリーズ初参加となる永山絢斗、安藤政信、間宮祥太朗、YOUNG DAIS、玉城ティナ、太賀、そして企画、プロデュース、監督を務めてきた山口雅俊の計13名が揃って舞台挨拶に登壇した。フィナーレということで「これだけは言っておきたいこと」を問われた高橋さん。丑嶋と敵対する犀原役ということで、あえて、山田さんらとは言葉を交わさずにこれまで過ごしてきたが「カウカウのメンバーと監督に…お疲れ様でした!一切、口を利かないようにしてきましたが、これで口もきけるしご飯も行けるので、連れてってください!」と語り、山田さんも「行きましょう!」と快諾した。カウカウの社員・高田役の崎本さんは「6年間、作品を通じて自分なりに感じてきたことは、債務者たちの大切な人や家族がキーパーソンになっているということ。ファイナルでは丑嶋の家庭も描かれているし、いままで見れなかった丑嶋が見れました。いま、大切に思ってるひと、そしてみなさんのことを大切に思ってくれている人に、この映画からから感じたことを伝えてあげてください」と客席に向けて呼びかけた。丑嶋の右腕・柄崎役のやべさんは、登場するや客席に乱入し会場をわかせた。最後の挨拶では「感謝の気持ちでいっぱいの6年間です。本当にありがとうございました」と深々と客席に頭を下げた。丑嶋の幼なじみの情報屋・戌亥を演じた綾野さんは「ひとつの作品の歴史が終幕を迎えようとしていて、いろんな思いがあります。監督、カウカウファイナンスのみなさんを尊敬するし、敬意しかないです。そんなチームに4年間、仲間として入れていただき感謝しています。山田孝之が主役として、立ち続ける姿に、周りも共鳴し、毎回、素晴らしいゲストが集まってきたんだと思います。寂しさも感じますが、新たな始まりでもあると思っています。山田孝之に感謝と敬意を込めてありがとう。お疲れさま!」と“盟友”山田さんをねぎらった。そして、最後にマイクを握った山田さんは「見てくださるみなさんがいてこそ、続けてこれました。感謝しています。また、面白いことができないかと思っています」と語った。さらに、ほかの登壇陣が退場後も、ひとりだけステージに残り、最後の最後の挨拶。「まだ続けて」というファンの思いに対し「やりません!見事に終わらせることができました。これを見ていただければ、そういう言葉は出てこないと思います」ときっぱり。「またどこかでお会いしましょう!」とさわやかに締めくくった。『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月22日リーボック クラシック(Reebok CLASSIC)の直営コンセプトストアが西日本に初出店。大阪で、2016年10月14日(金)、広島で11月2日(水)それぞれオープンする。リーボックの歴代の名作を中心に展開するカジュアルライン、リーボック クラシック。今回オープンする新店舗は、そんなストリートカルチャーを背景に持つブランドの世界観が詰まったコンセプトショップだ。「80年代のフィットネス」と「90年代のスポーツ」の2つのテーマを軸に、復刻シューズやオーセンティックなアパレル商品を展開する。オープンを記念して、新店舗では、ブランドのアンバサダーである玉城ティナがカスタマイズしたリーボックの定番モデル、「インスタポンプフューリー」が限定で販売される。大阪モデルは、ブラックベースにコーラルピンクの、個性的でありながらも、落ち着いたカラーパレットを使用。広島モデルは、白×赤の広島らしいカラーで、スタイルのポイントになりそうな存在感の強いデザインだ。各店では、買い物をすると数量限定でオリジナルグッズをプレゼントがもらえるキャンペーンも。【詳細】リーボック クラシック 新店舗・リーボック クラシックストア HEP FIVEオープン日:2016年10月14日(金)住所:大阪府大阪市北区角田町 5-15 HEP FIVE 5F 営業時間:11:00〜21:00定休日:不定休 ※HEP FIVE の閉館日に準ずる取扱商品:メンズアパレル&フットウェア、ウィメンズアパレル&フットウェア、アクセサリー・リーボック クラシックストア 広島オープン日:2016年11月2日(水)住所:広島県広島市中区本通 4-3営業時間:平日 12:00〜20:00、土日祝 11:00〜20:00定休日:不定休取扱商品:メンズアパレル&フットウェア、ウィメンズアパレル&フットウェア、アクセサリー、キッズフットウェア【問い合わせ先】リーボック アディダスグループお客様窓口TEL:0570-033-033
2016年10月14日野村周平と黒島結菜で実写化する青春ミステリー『サクラダリセット』。この度、本作の超特報映像と新ビジュアルが到着した。住人の半数が物理法則に反した特別な“能力”を持つ街、咲良田。住民の持つ能力は千差万別だが、住民たちはサクラダから出た途端に能力の存在を忘れてしまうため、能力の存在はサクラダの外には隠されている。また、“管理局”と呼ばれる公的機関が住人の能力を統制することで、大きな問題は起こらない。主人公の浅井ケイ(野村周平)は、過去に体験したことを決して忘れない「記憶保持」能力を持つ高校生。ケイといつも行動を共にするのは、「リセット」世界を最大3日分巻き戻す能力を持つ春埼美空(黒島結菜)。ただし、彼女自身の記憶も「リセット」されてしまい、巻き戻った時間を覚えていない。ケイだけは「記憶を保持」しているため、2人が一緒にいることで世界を最大3日やり直すことができるのだ。そんなケイと春埼には、取り戻せない「過去」があった。それは、2年前に「リセット」の影響を受けて死んでしまった同級生・相麻菫(平祐奈)。彼女を救おうと咲良田の能力を取り締まる管理局と対峙するが失敗に終っていた。以来、ケイは管理局にマークされながらも、咲良田に集う様々な能力者とめぐり合うなかで、彼らの能力を組み合わせれば死んだ相麻を再生できるのでは、と考えはじめる…。原作は、昨年第8回大学読書人大賞を受賞した「いなくなれ、群青」(「階段島」シリーズ)の著者・河野裕のデビュー作「サクラダリセット」シリーズ(全7巻)。独特の透明感溢れる筆致で綴る青春ミステリーは、若者から圧倒的な支持を集め、全国の書店員からも大絶賛。今回の実写映画化を始め、原作に加筆修正を加えた新装版の刊行、TVアニメーション企画も進行中。さらに、原作版のコミカライズ、映画版のノベライズといった周辺アイテムを内包するメディアミックス・プロジェクトが始動する。監督&脚本を担うのは、『神様のカルテ』シリーズなどを手掛け、丁寧な演出で俳優の魅力を引き出し、確かな人間ドラマを描き出す深川栄洋。キャストには、主人公の浅井ケイ役に野村さん、春埼美空役に黒島さんが決定しているほか、平祐奈、健太郎、玉城ティナ、恒松祐里ら、注目の若手俳優陣が集結している。そして今回、9月中旬にクランクインし現在撮影中の本作から、30秒の超特報映像が到着!原作に綴られている透明で繊細かつミステリアスな雰囲気を映し出した本映像は、咲良田に集う千差万別の能力と予測不能なストーリー展開へと惹き込まれていくかのよう。野村さんや黒島さんはもちろん、自身初の金髪で役に挑む恒松さんや、キーパーソンとなる平さんらキャスト陣も確認することができる。また、併せて解禁されたティザービジュアルには、前篇のストーリーのキーとなる「写真を破って写真の世界に入る」という能力を象徴すべく、空いっぱいに舞い散る写真が描かれている。これは、閉ざされた街・咲良田に生きるケイと春埼の想い、そしてそれぞれの能力との出逢いを表現しているという。なお、本特報映像とティザーチラシは、10月15日(土)より、全国の劇場にて順次上映、設置予定となっている。『サクラダリセット』は2017年春、前・後篇2部作で全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年10月14日後味最悪のミステリー、通称“イヤミス”の傑作を、清水富美加&飯豊まりえのW主演での映画化が実現した『暗黒女子』。名門女子高を舞台にした壮絶な騙し合いと裏切りを描く本作の公開が、2017年4月1日のエイプリルフールに決定!目にも鮮やかなティザービジュアルと特報映像が解禁となった。セレブ女子高生たちが通う、聖母マリア女子高等学院。ある日、学院の経営者の娘で、全校生徒の憧れの的だった、白石いつみ(飯豊まりえ)が謎の死を遂げる。校舎の屋上から落下したのだが、自殺か他殺か、それとも事故なのかわからない。やがて、いつみが主宰していた文学サークルの誰かが彼女を殺したといううわさがささやかれはじめる。親友だったいつみから会長を引き継いだ澄川小百合(清水富美加)は、部員が自作の物語を朗読する定例会を開催する。今回のテーマは、「いつみの死」。それぞれを“犯人”と告発する作品を発表していく。物語は5つ、動機と結末も5つ ── 果たして、“作品”の中に真実は隠されているのか…?なぜ、いつみは死ななければならなかったのか? この中の誰かが彼女を殺したのか?美しい彼女たちに秘められた闇とは…。読んでイヤな気持ちになる最悪の結末だが、後味が悪ければ悪いほど“クセ”になってしまう魅惑のミステリー、通称“イヤミス”の傑作との評価が高い、秋吉理香子の同名小説の実写化となる本作。フレッシュな魅力を放つ若手女優たちによって繰り広げられる壮絶な騙し合いには、早くも熱い注目が集まっている。今回解禁となったティザービジュアルに並ぶのは、セレブな名門女子高の文学部に在籍する部員を演じる、6名の若手女優たち。W主演を務める清水さん、飯豊さんをはじめ、清野菜名、玉城ティナ、小島梨里杏、平祐奈と、いま注目の顔ぶれが「わたし以外、幸せになるのは、許さない」という衝撃のキャッチコピーとともに笑みを浮かべ並んでいる。そして同時に到着した特報映像は、亡くなったいつみの姿を差し挟みながら、そんな彼女たちの美しくも歪んだ人間関係を垣間見ているかのよう。「ラスト24分の衝撃」という気になるフレーズとともに耳に入る高笑いに、何とも言えない不安感が呼び起こされ、否が応でも心に引っかかる映像となっている。物語が進むにつれ、いつみの死の真相だけでなく、それぞれに悩みや裏の顔を抱えた女子高生たちの“黒い秘密”が露わになっていくという本作。この世の人間は、すべて私を輝かせるための“道具”、ジャマ者は家族や親友でも平然と“抹殺”、外はキラキラと美しく、中は真っ黒な女の子。そんな“暗黒女子”たちの姿を、まずはこちらから覗き見してみて。『暗黒女子』は2017年4月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月07日リーボック クラシック(Reebok CLASSIC)が玉城ティナとコラボレーションした「GL 3000 玉城ティナモデル」が、2016年9月24日(土)より全国のABCマートにて発売される。「GL 3000 玉城ティナモデル」のベースは、1985年にランニングシューズとして登場した「GL 6000」を現代風にアップデートした新しいモデル。昨年初登場した「GL 3000 玉城ティナモデル」は発売後すぐに完売したという。今シーズンは、ブラックとノーブルブルーの2つのカラーで展開。玉城自身が「ベーシックカラーに差し色を入れるコーディネートが、私らしくてとても好き!」 とコメントしているように、ダークトーンのベースカラーに、それと異なる色で施したラインがアクセントとなっている。【詳細】「GL 3000 玉城ティナモデル」発売日:2016年9月24日(土)価格:7,800円+税サイズ:22.5cm~25.0cmカラー:2種類取り扱い店舗:全国のABCマート【問い合わせ先】リーボック アディダスグループお客様窓口TEL:0570-033-033(平日 9:30〜18:00)
2016年09月26日“警察官と女子高生の年の差結婚”という斬新な設定のコミックを、亀梨和也と土屋太鳳、高杉真宙、 玉城ティナら旬な顔ぶれで実写化する『PとJK』。このほど、3月25日(土)の公開日決定と併せ、特報映像とポスタービジュアルが公式サイトにて解禁。ヒロイン・カコを演じる土屋さんの場面写真が到着した。女子高生=“JK”で恋愛初心者のカコ(土屋太鳳)は、ある日、警察官=“Police”の功太(亀梨和也)と出会う。2人の恋は順調にスタートするかに思えたが、コウタはカコが実は女子高生だと知り、戸惑う…。職務上、女子高生とは軽々しく付き合うことはできない功太はいきなり「結婚しよう」と電撃プロポーズ!?突然のことにカコはビックリしたが、うれしくて功太との結婚を決める。こうして、内緒の結婚生活が始まった。楽しくてラブラブな新婚生活を夢見るカコは、大人な功太にドキドキさせられっぱなし。しかし、そんなハッピーな2人を巻き込んだ大事件が発生…!果たして2人は、困難を乗り越え、本当の幸せをつかむことができるのか?このほど、キュンキュン必至の特報映像とポスタービジュアルに加え、土屋さん演じるカコが、功太に向けて敬礼のポーズをとる、キュートすぎる初場面写真が解禁となった本作。特報では、「結婚しようか」とストレートに想いを伝える功太のひた向きさと、年上の警察官との結婚生活に胸躍る女子高生カコの可愛らしい表情は、見ていて癒されること間違いなし!普通の高校生活と警察官という出会うはずのない2人が出会い、一緒に生活をスタートする姿に、ついニヤけてしまう。意外にも、恋愛映画初主演だという亀梨さんが見せる、和やかに微笑みながらカコに向ける優しい表情には心を掴まれてしまうはず。そしてポスタービジュアルは、淡いピンク色が広がるバックに、制服姿の亀梨さんと土屋さんが寄り添う、王道ラブストーリーを予感させるデザインとなっている。“秘密の恋”を表すかのように口元に人差し指を添える土屋さんの姿と、中央に躍る「恋した人は、警察官でした。」というコピーが甘酸っぱく、見ているだけでなんだかドキドキ。特報とポスタービジュアルは9月17日(土)より公式サイトで公開されるほか、全国の上映劇場でもチラシ・ポスターが設置され、特報が流れる予定だというから、ぜひ楽しみに劇場を訪れてみて。『PとJK』は2017年3月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月17日清水富美加と飯豊まりえのW主演で、ミステリー小説『暗黒女子』(秋吉理香子著)が実写映画化されることが発表になった。共演は清野菜名、玉城ティナ、小島梨里杏、平祐奈らで、耶雲哉治監督がメガホンを執り、ひとりの女子高生の死から始まる密室ミステリーを映像化する。その他の画像物語は、文学サークルを主宰していた学院一のカリスマ美少女・白石いつみの謎の死をきっかけに、サークルのメンバーそれぞれが、彼女の死をテーマにした小説を書き、“犯人”を告発していく。5人の女子高生が書いた5本の小説は、動機と結末も食い違い、さらにメンバーそれぞれの黒い秘密さえも暴露していく。脚本は、『心が叫びたがってるんだ。』『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などを手がけた岡田麿里。白石いつみの親友・澄川小百合役を演じる清水は「もはや女子高は現実にあるものの異世界だと思っているので、とっても不安でした。が、撮影に入ってみて同世代の可愛い女の子達が頑張っていて、勇気をもらいました」といい、役を演じるにあたり「澄川小百合という女子高生を、慎ましく、そして貪欲に、演じたいです。女子のブラックな部分が存分に出る作品だと思います。それから人間関係での悩みや鬱憤を晴らすつもりで臨みたいです。ごめんなさい。笑」とコメント。白石いつみ役を演じる飯豊は「女の子のリアルな世界観を、よりダークに暗黒女子というスパイスを加えて描いている作品です。後味は正直悪いです。でもそれが、他にはなくて新鮮で面白いなと思います」と話し、「いつみは誰もが憧れる太陽の存在だけど、自分の世界に入り込めるスイッチがはっきりしている女の子。自分自身はじめての役柄で、戸惑いや不安もありますが、監督やキャストのみんなと一緒に精一杯頑張っていきたいと思います」と意気込みを語っている。耶雲監督は作品について「この映画の世界観は、個性的で非現実的。10代の女の子たちの憧れだったりキラキラしている部分もあれば、すごくグロテスクな部分もある。女の子たちが集まるというのは、美しく生き生きとしていて、そしてパワフルでエネルギッシュ!だけど、実はそうじゃない!どす黒い部分もあるという二面性というのが、この映画の面白さに繋がればいいなと思っています」と説明。原作者の秋吉は「『暗黒女子』は私の中でも特に思い入れの深い作品で、実写映画化のお知らせをいただいてからずっと夢を見ているようでした。文学サロンに集う女生徒役のみなさんは、私の脳内から抜け出てきたのではと驚くほどイメージ通りで、『この方たちしかいない!』と確信しています。ミステリアスで煌びやかな世界、そして美しくも危険な少女たちをスクリーンで見られる日が待ち遠しいです!」と期待を寄せている。本作は、8月8日から撮影を開始しており、9月9日(金)にクランクアップする予定。来年の春に全国公開される。『暗黒女子』2017年春全国ロードショー
2016年09月08日モデルの水原希子が3日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催中の「第23回 東京ガールズコレクション 2016 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)に出演した。水原は、開幕ランウェイ「TGC SPECIAL COLLECTION」のトップで登場。全身黒のセクシーなハイレグスタイルで大胆に美脚を披露し、会場を沸かせた。途中で羽織っていたジャケットを脱ぎ、ノースリーブに。クールなランウェイで存在感を放った。「TGC SPECIAL COLLECTION」は、トップスタイリスト・野口強氏がプロデュースを務めた、最新トレンドが詰まったファッションショー。水原のほか、藤田ニコル、玉城ティナ、中条あやみ、八木アリサ、emmaらが登場した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から春夏と秋冬モデルの年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。23回目となる今回は、"LOVE ME"をテーマに、人気モデルが集結するファッションショーをはじめ、アーティストによるライブや、話題のゲストが登場するスペシャルステージなどを展開する。
2016年09月03日国内最大級のファッションイベント「第23回 東京ガールズコレクション 2016 AUTUMN/WINTER」が9月3日(土)、さいたまスーパーアリーナにて開催。ファッションステージトップを桐谷美玲が飾り、会場を沸かせた。2005年8月から年2回開催している史上最大級のファッションフェスタ「東京ガールズコレクション」(以下、TGC)。人気モデルが集結するファッションショーをはじめ、旬のアーティストによるライブ、話題のゲストが登場するスペシャルステージなど、TGCならではの豪華ステージとともに、東京のガールズカルチャーを世界へ発信する。第23回目となる今回のテーマは“LOVE ME”。キービジュアルには写真家・映画監督として活躍する蜷川実花が撮り下ろした鮮やかな花の写真が起用されていた。開幕を迎え、約1年9か月ぶりの来日となる韓国グループ「2NE1」のリーダー・CLのパフォーマンスと共に、ローラが登場し、会場のボルテージは一気にMAX!大歓声の中、クールにランウェイウォークの先陣を切った。その後、中条あやみ、藤田ニコル、玉城ティナ、松井愛莉、水原希子、香里奈ら人気モデルたちが続々と登場した。これまでローラや菜々緒などがオープニングを務めてきたが、今回のファーストフェイスは桐谷さんが抜擢。「CECIL McBEE」のステージにてシックな花柄のワンピースに黒のライダースジャケット、そしてハットという秋らしい出で立ちを披露。大人な雰囲気を醸し出し、会場を盛り上げた。桐谷さんはこのほか現在フジテレビにて放送中の月9「好きな人がいること」ステージに登場する予定だ。(text:cinemacafe.net)
2016年09月03日ギリシャで夫婦が制作!ティナ・コチョーネの華麗なリング紹介株式会社ケンコー・トキナーは同社展開のケシェル シャロームより、ニューブランド「ティナ・コチョーネ」のオンライン店取り扱いを始める。またエレガントで美しい「ティナ・コチョーネ」の指輪を紹介している。ケシェル シャロームは豊かな才能をもつデザイナーたちによるコスチュームジュエリーセレクト店で、「ティナ・コチョーネ」アイテムは美しい自然と海にかこまれたギリシャで、夫婦共同により作られる、エレガントかつ創造性あふれるジュエリーだ。登場するジュエリー商品は?扱われるジュエリーにはピンクトパーズとともに、猫の目モチーフで印象に残るデザインが施された「Tina Kotsoni リング TK011RGP」や、美しい地中海のビーチで発見したような貝殻風モチーフで、華麗な細工模様とともに上質のゴールドとシルバーが煌めく「Tina Kotsoni リング TK013RGS」がある。さらに特殊加工の質感パーツとキラッと輝くパーツが施された、ボリューム感あふれる「Tina Kotsoni リング TK006PS」などが登場する。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ケンコー・トキナー プレスリリース (PR TIMES)※株式会社ケンコー・トキナー
2016年08月12日主演・亀梨和也、ヒロイン・土屋太鳳を迎えて、警察官と女子高生の年の差結婚を描いた人気少女コミックを実写化する映画『PとJK』。この度、この2人に続き新たに高杉真宙、玉城ティナ、西畑大吾、大政絢、村上淳、ともさかりえ、田口トモロヲら7名のキャストが決定した。恋愛初心者の高校1年生のカコ(土屋太鳳)は、友だちに誘われて大学生のふりをして参加した合コンで、功太(亀梨和也)に出会う。お互いに好印象をもった2人は惹かれあうが、カコが実は高校生だと分かると、急に功太の態度が一変。実は功太は警察官だったのだ。せっかくの恋の始まりに胸を躍らせていたカコだったが、功太の態度はそっけない。そんな中、同級生の大神(高杉真宙)が入っている不良グループの犯罪現場に出くわしてしまった2人は、後ろからおそわれそうになる功太を守るためにカコは大神の前に立ちはだかり、変わりに殴られて気を失ってしまう。病院で目を覚ましたカコの前にいたのは、功太だった。警察官という立場で女子高生とは付き合えないと自制していた功太だが、高校生のカコと一緒にいるために「結婚しよう」とプロポーズをする。最初は猛反対していたカコの父親(村上淳)も、功太の気持ちが本気だと理解し結婚を承諾。ただし「高校卒業までは通い婚。卒業までは結婚していることを隠し通すこと」という条件付きだった。こうして始まった2人の内緒の結婚生活。恋愛すら初めてのカコは、大人な功太にドキドキさせられっぱなし。一方で、停学中だった大神がカコのクラスに戻ってきた。大神は怪我をさせたことを反省しカコに謝罪。カコはあらためて「友だちになろう」と大神に提案するが、大神の家庭の事情などを知る功太は心配し、大神にはかかわるなと突き放す。すれ違ってしまう功太とカコの心の隙をつくように、2人を待ち受ける大きな事件が発生…!果たして2人は次々と立ちはだかる困難を乗り越えて、本当の夫婦になれるのだろうか――?原作は、2013年から「別冊フレンド」(講談社)で連載されている三次マキの同名コミック。めちゃくちゃイケメンな「P(=POLICE・警察官)」と、恋愛初心者の「JK(女子高生)」との秘密の結婚という斬新な設定と、年の差カップルのピュアなラブストーリーにドキドキが止まらない、と連載当初から話題になり、累計210万部を記録している大人気コミックだ。また、監督は『ストロボ・エッジ』『オオカミ少女と黒王子』などを手掛けるヒットメーカー・廣木隆一が務めている。イケメン警察官・功太役には、意外にも“恋愛映画”初主演となる亀梨さん、女子高生・カコ役には土屋さんと、最も旬な2人が初共演する本作。そして今回ついに新たなキャストが発表。カコの高校の同級生で札付きの不良というレッテルを貼られているが、実は優しい心を持っている大神平助役に、「仮面ライダー鎧武/ガイム」や『渇き。』などに出演し、同世代の中で最注目の演技派俳優・ 高杉さん。功太との出会いのきっかけを作ったカコの親友でミカドこと矢口三門役には、モデルとして絶大な人気を持ち、『オオカミ少女と黒王子』『貞子vs伽椰子』など、女優としても活躍目覚ましい玉城さん。カコのクラスメイト・ジロウこと永倉二郎役に、連続テレビ小説「ごちそうさん」で注目を集めた西畑さん。また、功太の同僚の女性警察官・小森ふみ役には『ニュータイプ ただ、愛のために』「眠れぬ真珠」に続いて廣木監督とは3度目のタッグとなる大政さん。そして、カコの父親・誠一役に村上さん、母親・陽子役にともさかさん、功太の上司で功太の抱える過去を理解する山本修一役に田口さんといった、日本映画界には欠かせない存在となっている3人も出演。フレッシュで勢いのある若手俳優から、実力を備えたベテランたちまで、幅の広い豪華な顔ぶれが揃った。なお、撮影はすでに6月15日に北海道・函館にてクランクインしており、オール北海道ロケで今月中旬にクランクアップ予定とのことだ。『PとJK』は2017年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年07月09日俳優・高杉真宙や女優・玉城ティナらが、亀梨和也が主演を務め土屋太鳳と初共演する映画『PとJK』(2017年春公開)に出演することが9日、発表された。原作は、三次マキ氏が漫画誌『別冊フレンド』(講談社)で連載している同名コミック。イケメンな"P(=POLICE・警察官)"と恋愛初心者の"JK(女子高生)"が秘密で結婚するという設定と、年の差カップルのピュアなラブストーリーで話題となり、累計210万部の売り上げを記録している。本作では、恋愛映画初主演となる亀梨が警察官・功太役、土屋が女子高生・カコ役となる。高杉と玉城に加え、新たに発表されたキャストは、西畑大吾、大政絢、村上淳、ともさかりえ、田口トモロヲの7人。高杉はカコの同級生で札付きの不良というレッテルを貼られているものの根は優しい心を持つ大神を、玉城は功太との出会いのきっかけを作ったカコの親友・ミカドを、西畑はカコのクラスメイト・ジロウを、大政は功太の同僚の女性警察官・小森を、村上はカコの父親・誠一を、ともさかは母親・陽子を、田口は功太の抱える過去を理解する上司・山本を、それぞれ演じる。映画は6月15日に北海道・函館にてクランクイン。オール北海道ロケで、7月中旬にクランクアップを予定している。
2016年07月09日『闇金ウシジマくん』が、ドラマ新シリーズ(シーズン3)と『Part3』および『ザ・ファイナル』という2本の映画で完結することになり、6月29日(水)、山田孝之らメインキャストに加え、本郷奏多、白石麻衣、藤森慎吾ら新キャストが出席して記者会見が行われた。会見に出席したのは主演・山田孝之をはじめ、やべきょうすけ、崎本大海というオリジナルメンバーに加え、映画新キャストとなる最上もが、本郷奏多、白石麻衣、藤森慎吾、筧美和子、浜野謙太、安藤政信、YOUNG DAIS、間宮祥太朗、狩野見恭兵、玉城ティナ、そして山口雅俊監督の計15名。真鍋昌平の人気漫画を原作に、違法な利息による闇金融を営む“ダークヒーロー”ウシジマの存在を軸に、金と欲で人生を狂わせていく人々の姿を描き出す人気シリーズで、7月にドラマシーズン3、9月と10月に劇場版『Part3』『ザ・ファイナル』が2作連続で公開となる。この日、出席できなかったメンバーも含め、超豪華キャストがそろっての新作ということで、山田さんは「しっかりとヒットさせないといけない」と“覚悟”を口にする。個性的なキャラクターが見どころの本シリーズ。本郷さんは、文無しから情報商材を売って這い上がろうとする若者を、彼と深くかかわる新人タレントを白石さんが、さらに「秒速で億を稼ぐ」情報商材業界の怪しいカリスマを浜野さんが演じている。藤森さんはチャラ男の経験を生かして、不倫ゲス男を演じており「二股に不倫と、今年の上半期の芸能界の旬のキャラです!女性にだらしない面はチャラ男と共通していて、楽しくてやりがいがありました」とふり返る。筧さんは藤森さんと深く関係するキャバ嬢に扮する。安藤さん、YOUNG DAIS、間宮さんは、ウシジマと因縁のある3兄弟を演じており、本作でも死闘を繰り広げる。最上さんはウシジマが経営する「カウカウファイナンス」の新たな受付嬢で登場!また、映画ではウシジマの中学時代も描かれており、14歳のウシジマをオーディションで選ばれた狩野見さんが、またこれまで高橋メアリージュンが演じてきたウシジマのライバルの女裏金融屋の中学時代を玉城さんが演じる。15名という大人数による記者会見だったが、時間は写真撮影や作品紹介も含めて、予定ではわずか45分。途中、やべさんと山口さんが進行を担当するも、気ままな暴走によってどんどん時間が無くなっていく…。山田さんはこの記者会見に関しても「無理を言って3日間にわたってリハーサルした」と冗談めかして語っていたが、クロストークで時間を使い切ってしまい、その後、予定されていた別の企画は幻に…。山田さんは最後の挨拶を促されると、「締めの挨拶?しまんないなぁ…」とあきれた表情で苦笑い。まだ完成作を山田さん自身も観ていないとのことだが「きっと面白くなっていると思います」と自信をのぞかせ「みなさん、それでは『闇金ウシジマくん リターンズ』でお会いしましょう!」と『ファイナル』を銘打ちながらもさらなる続編をこの段階で宣言!?ひとまず記者会見は終わりを迎えた。『闇金ウシジマくん Prt3』は9月22日(木・祝)、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』は10月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:闇金ウシジマくん 2012年8月25日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2012真鍋昌平・小学館/「闇金ウシジマくん」製作委員会
2016年06月29日●VSは"お祭り"企画ジャパニーズホラー史上最恐の2大怨霊キャラクター・貞子(『リング』シリーズ)と伽椰子(『呪怨』シリーズ)が、ついに映画『貞子vs伽椰子』(6月18日公開)で雌雄を決する。昨年のエイプリルフールネタとして対決ポスターが話題になり、同年6月に公開された映画『呪怨 -ザ・ファイナル-』のエンドロールで超特報が流れたことで「本当に対決するの?」と世のホラーファンをざわつかせた。貞子はKADOKAWA、伽椰子はNBCユニバーサル・エンターテインメントジャパンの管理下にあり、両者が1つの作品に登場するのは奇跡的な出来事。配給会社の垣根をどうやって越えたの? 映画化はなぜ実現したの? エイプリルフール企画は本当にネタだったの? そもそも幽霊と幽霊がどうやって戦うの? 本作はネット上でも話題になっているが、とにかく気になることだらけだ。このモヤモヤしたものを何とか解消したい。両社のプロデューサーに根掘り葉掘り、さまざまな質問をぶつけ「夢の対決」の舞台裏を白日のもとに晒すことにした。後編はNBCユニバーサル・エンターテインメントジャパンのプロデューサー「山口敏功氏の証言」(前編「KADOKAWAプロデューサーの証言」は6月18日に掲載)。○業界関係者からも熱い視線発案したのは「貞子」側のKADOKAWAさんと、「伽椰子」側のNBCユニバーサル、ほぼ同時です。お互いに「リング」と「呪怨」というフランチャイズ作品を製作していて、次はどうやって盛り上げようかなとVSネタを考えていたところ、一度お話しましょうということになりました。2015年の4月に、『呪怨 -ザ・ファイナル-』(2015年6月公開/配給:ショウゲート)の宣伝の一環として、エイプリルフールに"貞子vs伽椰子"のポスターを作ろうと、『呪怨 -ザ・ファイナル-』の宣伝チームからアイデアがあがったのですが、その時点で本作のプロットの作成を始めていました。VSという企画自体がお祭りのようなものなので、ポスターに続いて『呪怨 -ザ・ファイナル-』のエンディングに超特報も入れることになりました。反響は大きかったですね。KADOKAWAさんから貞子のビジュアルをお借りしてこのポスターを制作しましたが、やはりキャラの力が強い貞子と伽椰子を並べると凄いインパクトがありましたね。その中に「この戦い、1日で、終わる。」や、「2016年夏きっとくる!きっとフール!」など、エイプリルフールを思わせるキャッチコピーを付けていきました。実際に今回の作品の製作発表をした際も、エイプリルフールネタが実現!といった取り上げ方を多くされて、当時のネタの注目度を感じましたし、一般的な反響に加えて、業界関係者からの反響も多くいただきました。夢の企画の実現といった注目をされているなと実感しております。●バトルは超能力? 肉弾戦? 呪い?○正々堂々と戦わせることの苦悩「貞子」シリーズのKADOKAWAさんと、「呪怨」シリーズのNNBCユニバーサル。普通だとライバル会社になりますが、今回のVSプロジェクトは、その2社が一緒に進めていくことで、1社ではなし得ない相乗効果を図ることが目的です。物語のスケールも映画の規模も単体の時よりもジャンプアップすることができました。貞子と伽椰子という強力なキャラクターがいることは、良いところもある反面、一見するとギャグ映画にも見えてしまうところがあります。『リング』、『呪怨』両シリーズで描いてきた純正なジャパニーズホラーの怖さや質を落とさないように、また、それを観客の皆さんに伝えられるようにストーリーやビジュアルなど細かいところに腐心しました。ご想像通り、ストーリーに関しては様々なアイデアがでました(笑)。貞子と伽椰子が共闘するバージョン、消滅したり、有里(山本美月)との三位一体のバージョンなど。プロットが完成したあと、白石監督に脚本に加わっていただいき、2つのストーリーを最後にリンクさせる現在の流れに集約していきました。VSものといいつつも、あまりVSしていないものも多い中できちんと2者を戦わせようということはプロデューサー、監督全員の意見でした。その手段については悩みましたね。超能力、呪い、肉弾戦と、観客が一番本作で楽しみにしてくれている部分なので、いろいろな可能性を考えました。○「貞子・伽椰子・俊雄」オーディションの決め手両シリーズとも、名だたる監督が撮ってきましたが、やはり日本の2大ホラーの流れをしっかりと引き継げるホラーに秀でた監督、そして今回のVSをエンターテイメントにまとめられる監督ということで白石監督しかいないと確信しました。山本美月さん、玉城ティナさんに関しては、貞子や伽椰子、俊雄といった超強力なキャラクターと相対するわけですから、人間側もやはり強力でなければなりません。ホラーの定石、美しく、恐怖する表情が良く、尚且つ若い観客に人気のある人物。まさにピッタリなキャスティングが叶ったと思います。そこに、佐津川愛美さん、田中美里さん、甲本雅裕さん、安藤政信さんといったベテラン勢に映画を締めていただくという豪華な布陣ができました。一方貞子、伽椰子、俊雄は全てオーディションで決めました。日本映画においてトップクラスと言える役のインパクトに負けないただずまいと、セリフがほとんどないので、存在感や動きで恐ろしさを表現できる、そんな役者さんを起用することができ、新たな貞子像、伽椰子像、そして俊雄像を誕生させることができたと思っております。○「VS映画」の可能性両者のキャラクターをきちんと描いてその共演を盛り上げること、しっかりと戦わせてVSを描くことなどを、過去のVS映画からヒントを得ました。ハリウッド作品では、今後もヒーローものに限らず様々な共演作品が製作されています。また、共演ものがヒットすれば、そこに出てきたキャラクターのスピンオフも作られ、更なる盛り上がりがみられることもあります。こういったフランチャイズ展開は観客のみならず映画業界も盛り上がるので、日本においても企画されていくのではないでしょうか。『貞子VS伽椰子』(6月18日公開)見たら2日後に必ず死ぬという、"呪いのビデオ"を手にした女子大生・有里(山本美月)は、ビデオの不気味な映像を見てしまった親友・夏美(佐津川愛美)を救うべく、都市伝説の研究家でもある大学教授・森繁(甲本雅裕)に助けを求める。しかし、悪霊祓いの最中におぞましい惨劇が。そこに、霊能界の異端児・常盤経蔵(安藤政信)と、経蔵の相棒で生まれながらに強い霊感を持つ盲目の少女・珠緒(菊地麻衣)が現れ、新たな展開を迎える。(C)2016「貞子vs伽椰子」製作委員会
2016年06月21日●奇跡のコラボで気づいた"共通言語"ジャパニーズホラー史上最恐の2大怨霊キャラクター・貞子(『リング』シリーズ)と伽椰子(『呪怨』シリーズ)が、ついに映画『貞子vs伽椰子』(6月18日公開)で雌雄を決する。昨年のエイプリルフールネタとして対決ポスターが話題になり、同年6月に公開された映画『呪怨 -ザ・ファイナル-』のエンドロールで超特報が流れたことで「本当に対決するの?」と世のホラーファンをざわつかせた。貞子はKADOKAWA、伽椰子はNBCユニバーサル・エンターテインメントジャパンの管理下にあり、両者が1つの作品に登場するのは奇跡的な出来事。配給会社の垣根をどうやって越えたの? 映画化はなぜ実現したの? エイプリルフール企画は本当にネタだったの? そもそも幽霊と幽霊がどうやって戦うの? 本作はネット上でも話題になっているが、とにかく気になることだらけだ。このモヤモヤしたものを何とか解消したい。両社のプロデューサーに根掘り葉掘り、さまざまな質問をぶつけ「夢の対決」の舞台裏を白日のもとに晒すことにした。前編はKADOKAWAプロデューサー「今安玲子氏の証言」(後編は「NBCユニバーサル・エンターテインメントジャパン・プロデューサーの証言」)。○発想の原点は「インパクト」重視発案は、同時多発的でした。『貞子3D』(2012)、『貞子3D2』(2013)と3D技術と共に歩んだこの企画を次はどのように展開していくのが一番お客さんを驚かせ、喜んでくれるのかと考えていました。案の一つとしてチーム内で、ホラーキャラクターを集めて「"ホラーアベンジャーズ"ができないか」という声もよく出ていました。コラボするなら「呪怨」しかないとも。『アベンジャーズ』(マーベル・コミックに登場するヒーローキャラクターが一堂に会する大ヒット映画)公開の影響も大きいですが、これまで貞子の展開でイベント性を大事にしてきたので、よりインパクトのあるものは何だろうというところから発想していったのがきっかけです。とは言え、アメリカのマーベル社のように同じ会社が管理するキャラクターのコラボでもない限り、実現するには大変だと二の足を踏んでいました。そんなところに、「呪怨」サイドも同様の考えを持っているという話を聞き、2014年秋ごろに可能性を探りに「呪怨」の権利元であるユニバーサルを訪ねて行ったのがはじめです。○エイプリルフール企画にする葛藤2015年4月のエイプリルフールの企画の時、あの時期には既にプロット開発に着手していました。ただ、この企画のことはプロデューサーしか知らない段階だったので、『呪怨-ザ・ファイナル-』(2015年6月公開/配給:ショウゲート)の宣伝チームからエイプリルフールのアイディア提案があった時には驚きました。企画を本気で進めていたので本当の製作発表をしたときに混乱してしまうのではないか、など悩み、チームで検討を重ねました。最後は、この企画自体が「お祭り」のようなものであり、嘘のような本当に実現しちゃった企画なので、プロジェクトの一環としてエイプリルフール企画をやってみるのも面白いのではないかということになりました。結果として話題になり、この企画自体を後押ししてくれることになりました。『呪怨-ザ・ファイナル-』の最後に、超特報を付けることも企画当初から話し合っていたことでした。やはり「ホラーアベンジャーズ」としてホラーファンに期待を持って欲しかったので。マーベル社がやっているようなことを本作でもやって、観客にわくわくして欲しかった。別の会社が配給する作品の映像を本編の最後に流してもらうわけなので、映画館の皆様にもご協力をしていただきました。通常ではなかなか考えられないことです。○「クオリティ高すぎ!」と話題になったネタポスター『呪怨-ザ・ファイナル-』の宣伝プロデューサーがとにかく本気で作らないと面白くないと時間をかけて何パターンも作ってくれました。私はそれに加えて、本物になり過ぎても面白くない、本気で馬鹿をやるという点を大事にしました。過去にも貞子でエイプリルフールネタをやったことがありますが、一瞬驚くけれど、すぐに嘘だとわかるくらいでないと面白くないし拡散力も無い。その辺りの塩梅は相当議論しました。ポスター全体は本物に見えますが、よく見るとエイプリルフールの言葉がコピーにたくさん散りばめられています。結果としてエイプリルフール当日だけではなく、ポスターの真偽を巡ってSNSで議論になったり、繰り返し反響をいただくことができました。○映画化が実現するまでの道のり「リング」も「呪怨」もそれぞれ、先人たちが作った偉大なシリーズ作品があり、これまでの会社の歴史・考え方も違うので、製作には大きな壁があると最初は思っていました。ただ、実際進行してみると、キャラクターの出し方やキャスティングの考え方など、お互い歩んだ道が似ているので共感できる部分が多く、あらためて説明するまでもない共通言語があったのが発見でした。何より、2社のコラボという点をお互い面白がってできたことが実現の一番の理由かもしれません。映画化する上で気をつけたのは、お互い対等であること。どちらかが弱いとどちらかの映画の客演のように見えてしまうので、タイトルに始まり、内容、宣伝露出、すべての打ち出し方を対等にすることを心がけました。また、キャラクターの設定として大事にしてきたことは守っていこうと。例えば、貞子は喋ったり、声を発することなどはしませんが、本作でも基本設定は崩さずにいきました。皆様に愛されてきたキャラクターであり、それゆえに実現した企画だからです。一方で、白石監督版としての貞子、伽椰子、俊雄をつくるということも意識しました。細かいですが、歴代のキャラクターとビジュアル面でそれぞれ違いをつけています。また、対決ということで貞子と伽椰子のビジュアル面でもはっきりと違いが出るように心がけました。ワンピースに黒髪という点では、両キャラクターは少し似ているので差別化を心がけました。●「伽椰子の家で呪いのビデオを再生するとどうなる?」○プロットが完成するまでお互いJホラーの代名詞と言われるシリーズで、先輩方が築いてきた名作です。シリーズの流れを汲む作品でありつつも、作品の枠を超えてこれほどまでに大きく成長したキャラクター達の映画なので、続編という位置づけではなく「次世代の世界」設定にしました。貞子も伽椰子も既におなじみの都市伝説になっていて、怖い存在として知られている。まさに現代の観客が作品名無しに「貞子」「伽椰子」を認識している世界と同じ考えです。心がけたのは一方でタイトルを聞いて、冗談だろうと笑ってしまった人が観に行って、良い意味で裏切られて欲しいということです。VSとしているのに、対決しないわけにはいかない。その点は、看板に偽りの無いものになっていると思います。プロット制作段階で大変だったのは、それぞれの設定、世界観を一つの場所に持ってくるので、説明しなければいけないことが多すぎることです。そして、同じ呪いでも種類が違うので、同次元に存在させづらい。そのため深い悲しみを背負って亡くなった者同士ではありますが、貞子のウィルスと伽椰子の怨念、この二つをどう合わせていくと交われるのだろうかとアイディアを出し合いました。結局、伽椰子は家から出られないので、「伽椰子の家で、呪いのビデオを再生するとどうなるんだろう?」というところからスタートすることにしました。最初のプロットは、貞子と伽椰子をぶつける目的で伽椰子の家にゴーストバスターズ家族が引っ越してきて、有里(山本美月)と鈴花(玉城ティナ)も巻き込まれていくという内容でした。その後、白石監督も加わり、だいぶすっきりさせることができました。○気になって夜も眠れないバトルシーンバトルシーンについてもさまざまなアイディアが出されました。そもそも亡くなっている怨霊の対決なのでどういった形で決着がつくのか。殺した人の数なのか、呪いの力の差なのか。やはり最後はそのタイトル通り、テレビから貞子、階段から伽椰子という図は絶対だなと。自分が観客でも観たいシーンは大事にし、定番を外さず、定番になり過ぎず、ラストはワクワクするような展開になっていると思います。○計算されたキャスティングスタッフィングについては、監督に限らず両シリーズに関わったことの無いスタッフの起用にしようと決めていました。ストーリーも次世代の話なので、その方が新しいものが作れるだろうと思ったのです。白石監督は、最近では「コワすぎ」シリーズが話題ですが、これまでにもフェイクドキュメンタリーのジャンルで活躍され、ジャンル監督としての地位を確固とし国内外に多くファンを持つ監督です。経験豊富な監督でありつつ、Jホラーの枠外の世界観を持つ人ですし、独自の感性でこの作品をタイトルにふさわしいエンタテイメントに仕上げてくれる方だと思いオファーしました。世界的キャラクターと共に、新しいJホラーを世界に打ち出すのは、白石監督以外では考えられませんでした。実際、じめっとした日本的ホラー表現も入れつつも、タイトルにふさわしいお祭り感を持ったエンタテイメントに仕上げてくれました。主演の山本美月さんは、テレビや映画で魅せる美貌とその豊かな表情がホラー映画の主人公として適任で、彼女を通して観客を恐怖に慄かせる映画にできるだろうとオファーしました。ご本人もホラー映画好きで「『リング』『呪怨』の両方に出演できるなんてラッキー」と、出演の感想について独自の表現をされていました。玉城ティナさんもホラー作品初出演ながら、圧倒的な存在感を見せてくれました。その他、安藤政信さん、甲本雅裕さん、田中美里さん、佐津川愛美さんと演技派がそろったことで、物語に重厚な恐怖を漂わせることができたと思います。○他社のキャラ・俊雄のオーディションは新鮮貞子、伽椰子、俊雄はそれぞれオーディションで決定しました。貞子に関しては、線が細くかつ存在感のある女性を探していました。七海エリーさんは、立ち振る舞いがとても美しく印象的でした。もともと原作の貞子はとても美しい女性という設定ですので、その点でもとてもマッチしていました。怖さの中にも品がある貞子になったと思います。伽椰子は、おきまりの「あ゛あ゛……」と身体をくねくねと這って近づく姿をオーディションで何度もやってもらったのですが、遠藤留奈さんは眼光が鋭く、体も柔軟で本当に怖くて満場一致で決まりました。俊雄は、監督の意向もあり、歴代の俊雄とは雰囲気を変えました。これまでが、丸みある顔立ちの印象でしたが、今回はシャープなイメージで存在自体に恐怖を漂わせることができるような少年を探していました。芝本麟太郎さんがみつかって良かったです。俊雄のオーディションに初めて参加してみて逸材をみつけるのは本当に難しいことなのだと実感しました。他社のキャラクターのオーディションをすることはとても新鮮でしたが、それぞれ新しい視点で意見を言い合えたので、これがコラボ企画の面白みだと思いました。○「VS映画」の未来「VS映画」というよりは、「オールスター映画」という感じにくくられるかなと思います。「東映まんがまつり」みたいな気持ちでした。今回はちょっとお得に貞子も伽椰子も俊雄も観られますよ!みたいな。そういう企画も時々あっていいんじゃないかなと思っています。今回、配給会社の垣根を越えてこの企画が成立したこと自体、とても幸運なことですし、キャラクター同士が対決するという考えを観客に受け入れてもらえることは、それだけこのキャラクターが浸透している証だと思います。そう考えるとこのようなお祭り企画は、一度きりだから面白いのかなとも思っています。野球のオールスターゲームみたいな感じで、企画が終わったらそれぞれのチームに戻って頑張るという風に、それでホラージャンルが少しでも盛り上がればとてもうれしいです。個人的には、貞子を超えるようなホラーキャラクターを新しく生み出すことができ、いつかまた何らかの形でホラーアベンジャーズを招集できたらいいなと思います。『貞子VS伽椰子』(6月18日公開)見たら2日後に必ず死ぬという、"呪いのビデオ"を手にした女子大生・有里(山本美月)は、ビデオの不気味な映像を見てしまった親友・夏美(佐津川愛美)を救うべく、都市伝説の研究家でもある大学教授・森繁(甲本雅裕)に助けを求める。しかし、悪霊祓いの最中におぞましい惨劇が。そこに、霊能界の異端児・常盤経蔵(安藤政信)と、経蔵の相棒で生まれながらに強い霊感を持つ盲目の少女・珠緒(菊地麻衣)が現れ、新たな展開を迎える。(C)2016「貞子vs伽椰子」製作委員会
2016年06月18日Jホラー界を代表する2大巨頭が共演する『貞子vs伽椰子』が6月18日に、全国で封切られた。公開を前に「どちらが怖いか」を決める“総選恐”が実施され、66,478票を獲得し勝利を収めた貞子が、東京・新宿バルト9で行われた初日舞台あいさつに登壇。一方、65,797票で惜敗した伽椰子は、罰ゲームとして俊雄と一緒に渋谷でゴミ拾いすることに。その様子がスクリーンで紹介された。初日舞台あいさつ その他の写真『リング』シリーズの貞子と『呪怨』シリーズの伽椰子が共演する本作。拮抗する力をもった両者を戦わせることで、強大な呪いを同時に滅ぼそうとする人間の企みの結末は?舞台あいさつには“勝者”貞子に加えて、山本美月、玉城ティナ、佐津川愛美、田中美里、甲本雅裕、安藤政信、白石晃士監督が出席した。貞子が歓喜のバンザイ(?)を披露すると、山本は「こんなシュールな舞台あいさつは初めてです。できれば、伽椰子さんにもお会いしたかった」と苦笑い。本作で演じるヒロインは、白石監督による当て書きだったといい「私に近い性格なのかなと思ったら、実際は芯が強いヒーロー的な役柄だったので、プレッシャーだった」と振り返った。白石監督は貞子と伽椰子を生み出したスタッフや関係者に敬意を示し「人のふんどしで相撲を取らせてもらった」と恐縮しきり。それでも「怖がる人もいれば、斜に構えて笑って見てくれる人もいるはず。幅広い楽しみ方をしてもらえる作品になった」とJホラーの最終形ともいえる本作の完成に誇らしげだった。【“総選恐”得票数の推移】6月14日時点貞子:60,130 票/伽椰子:51,213 票6月17日時点貞子:65,940 票/伽椰子:65,354 票6月18日時点(最終結果)貞子:66,478 票/伽椰子:65,797 票『貞子vs伽椰子』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年06月18日日本映画が生んだ2大ホラー巨頭の激突を描く『貞子vs伽椰子』が6月18日(土)についに公開。山本美月、玉城ティナ、佐津川愛美、田中美里、甲本雅裕、安藤政信、白石晃士監督、そして“総選恐”の勝者となった貞子が舞台挨拶に登壇した。呪いのビデオの貞子、呪いの家の伽椰子と俊雄、それぞれの呪いにとり憑かれた女子大生の有里と女子高生の鈴花は霊媒師の指示に従い、貞子と伽椰子を直接ぶつけ合い同時消滅させることを画策するが…。山本さんは、映画を見終えたばかりの観客が座る客席を見渡し「やっとこの日が来たという感じです。現場でお会いして以来という方もいて、(映画から)飛び出してきたみたい(笑)。満席で嬉しいです!」と満面の笑みを浮かべた。ほかのキャスト、そして白石監督も満員の客席にほっとしたようだが、過激な発言で喜びを口にしたのは安藤さん。「(出演作の)『GONIN サーガ』も『セーラー服と機関銃 -卒業-』も2週間で打ち切りで悲しかったので、これは入ってほしい!どっちも角川だったので、角川のひともそう思ってると思います(笑)!」と語り、会場を笑いに包む。安藤さんは、撮影エピソードに関するトークでも、自身が演じた霊媒師について「インチキくさい役で、監督も『テキトーにやってりゃいいよ』って感じでした」と語り、これには白石監督もたまらず「そんなことないよ(苦笑)!」と抗議!安藤さんは「“テキトーを真剣に”やってくれたらということ(笑)」と言葉足らずな部分を補足。そして「学生時代からホラー映画ばかり見て育ってきたので、ジョージ・ロメロやダリオ・アルジェントとか大好きだったし、ホラー映画に出られて嬉しかった」としみじみと喜びを口にしていた。また、本作公開前には総選挙ならぬ“総選恐”と称して、貞子と伽椰子の人気投票を開催し、勝者は初日舞台挨拶への出席ができ、逆に敗者は罰ゲームとしてゴミ拾いということで話題を呼んでいたが、ついに結果が判明!66,478票対65,797票で僅差ながら貞子が勝利を収めた。舞台挨拶に登壇した貞子は静かに万歳をし会場をわかす。一方、敗者の伽椰子は俊雄を伴い、渋谷の街に妙になじみながらゴミ拾いをする様子がスクリーンに映し出され、しかも敏雄は「I LOVE 伽椰子」と書かれたTシャツを着ており、会場は愛に包まれた。『貞子vs伽椰子』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月18日あの『リング』シリーズの貞子と『呪怨』シリーズの伽椰子という、邦画ホラー史を代表する人気キャラクターが激突する注目作『貞子vs伽椰子』に、近年女優としての活躍も目覚ましい人気モデルの玉城ティナが出演した。「この作品に関わるまでホラーは苦手でした(笑)」と本人は言うものの、その恐怖感を逆手にとって初出演のホラー映画でホラークイーンを見事に熱演した玉城さん。「モデルの時とは違い、演技の表現は感情を削っていく作業でした」と女優業を述懐する彼女に、『貞子vs伽椰子』のこと、仕事への想いを聞いた。1998年の『リング』誕生以降、数々のシリーズ作品が放たれた『リング』と『呪怨』シリーズは、ジャパニーズ・ホラーにおける二大巨頭として一大ジャンルを確立・牽引した最大の立役者たちだ。今回、玉城さんが山本美月さんとともに出演を果たした『貞子vs伽椰子』は、日本を代表する2大ホラーのキャラクターが共演・対決する最恐プロジェクト。その歴史的な作品に関わったことについて本人は素直に感激しているという。「今回は“呪いのビデオ”を改めて説明するシーンもいっぱいあって、『リング』と『呪怨』の融合ではあるけれど、まったく新しいホラー映画になっていると思いました。その記念の作品にホラーが初挑戦のわたしが参加できたことは、本当にうれしく光栄に思いました」。玉城さん演じる女子高生の高木鈴花は、訪れたら必ず死ぬという「呪いの家」の向かいに引っ越してきたことで伽椰子の呪念のターゲットになってしまう。初めてとは思えないホラークイーンとしての玉城さんの熱演が観る者を作品世界に一気に誘うが、そこには役柄に対する深い理解が演技の背景にあった。「鈴花は普段、おとなしい普通の女の子なのですが、秘めた想いがある子だと思ったので、それを表現できるように努力しました。言葉であえて説明すると難しいですが、強い正義感や怖いものに立ち向かっていく姿勢を感覚的に表現したつもりです。彼女はどんどん強くなっていくので、クライマックスに向けての成長を見守ってほしいです」。今年に入って『オオカミ少女と黒王子』で主人公のクラスメイト・立花マリン役を演じるなど、出演作が相次ぐ玉城さん。モデルとしての仕事も継続する一方で、カメラの前で演技をするという別なフィールドでの表現は刺激になっていると話す。「モデルの仕事はひとつのテーマに沿って一瞬の写真を作っていく作業ですが、演じるという俳優の仕事は、まず自分の思いをワッ!と表に出して、そこから削っていく作業という印象がありました。モデルの時は『こうかな?』と自分の感性で表現を足していく感じですが、演技は自分で加減をしてはいけないというか、そもそもわからないことだらけだったので、まずはトライをしてみてアドバイスをいただくことの繰り返しです。自分で表現を調整せず、最初から全力。一度理解したら、後は自分を信じて全力で自分を出していくイメージですね」。そして『貞子vs伽椰子』との出会いを経て、「これからも ジャンルを問わず、演じることに挑戦をしていきたいです」と女優業を強く意識するように変わったとも。「もともと好奇心が強い性格なので、もっと挑戦してみたいです。わたし、負けず嫌いなんですよ(笑)。女優として『この役を玉城に演じさせてみたい』と言われるようになりたいので、貪欲に挑戦を続けたいですね(笑)」と大きな瞳を輝かす。今後の活躍も楽しみだが、まずは『貞子vs伽椰子』の彼女の熱演を見届けてほしい。【スタイリスト】コギソマナ【ヘアメイク】今井貴子(text/photo:Takashi Tokita)
2016年06月15日6月18日公開の映画『貞子vs伽椰子』公開直前イベントが13日、東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、山本美月、玉城ティナが出席した。ジャパニーズ・ホラー『リング』シリーズの貞子と『呪怨』シリーズの伽椰子が対決する本作。公開まで残り5日となったこの日は、初めての試写会が行われ、その試写会に山本美月と玉城ティナがMX4Dを初体験した。50人の観客とともに初めて体験したMX4Dに山本は「こんなに激しく椅子が動くとは思わなかったので、まだ心臓がドキドキしています」と驚きを隠さなかったが、「すごい迫力で遊園地にいるような感じだったので楽しめました」と満足げ。一方の玉城は以前のイベントでホラーが大の苦手と告白したが「今日見れるか不安でしたが、観客の皆さんと一緒に見られてよかったです。皆さんがいてくれたので心強かった」と語るも、山本から「ティナちゃん顔をそむけてました」とバラされて苦笑いを浮かべながら「想像以上に椅子が揺れて顔もビシャビシャになり、素直にすごいなと思いました。終わった後は放心状態になっちゃいましたね」と明かした。この日まで試写会が行われなかったため、報道陣の取材でなかなか結末が言えなかったという山本。「色んな言い回しをして取材をかいくぐってきまして。『最後どうなる?』と聞かれた時は、『それは劇場でご覧ください』と答えていました(笑)。ずっと言いたかったんですけど、これですっきりしました。この会場の皆さんが知っていると思うと、本当にうれしいです」と満面の笑み。続けて「後半にかけて動きの激しさが楽しいので、周りの方に広めて下さい! 結末は秘密にしてくださいね(笑)」とアピールし、玉城も「MX4Dと同時公開ということで、普通のを見てからMX4Dも見てもらって、2倍楽しむことをオススメします!」とちゃっかりアピールしていた。映画『貞子vs伽椰子』は、6月18日より全国公開。
2016年06月14日