映画『犬王』が2022年5月28日(土)公開。古川日出男原作の「平家物語 犬王の巻」が、湯浅政明監督によって、長編アニメーション化される。平家物語で描かれた能楽師・犬王がアニメーション映像化映画『犬王』は、実在の能楽師・犬王をモデルに、 “能楽”をミュージカルアニメーション化した長編作品だ。主人公の犬王は、観阿弥・世阿弥とともに、南北朝~室町時代を生きた能楽師であるが、彼が描いた作品は、現在にまでいっさい残されておらず、謎に包まれた人物。三代将軍・足利義満の愛顧を受け、観阿弥、世阿弥よりも贔屓にされていたといも言われているが、その詳細は明らかになっていない。映画『犬王』では、600年の時の中で消えつつも、今にまでその名を残す犬王のわずかな歴史を着想源に映像化。軍記物の名作「平家物語」全訳のスピンオフ作品とも言われる、古川日出男の『平家物語 犬王の巻』を日本のトップクリエイターたちが、映像として蘇らせる。世界最古のミュージカルとも言われる「能楽」に、現代のロックンロールやオーケストラサウンド、野外フェスの仕掛けなどを掛け合わせて、新感覚のミュージック・アニメーションを作り出す。映画『犬王』登場キャラクター■犬王(声:「女王蜂」のボーカル・アヴちゃん)謎に包まれた実在の能楽師。猿楽能の一派・比叡座の棟梁を父に持ち、能楽の一座に生まれるが、生まれたときから異形の子であったため、その顔は瓢箪の面で隠され、犬のように屋外に放り出され育てられる。琵琶法師の少年・友魚(トモナ)と出会い、力強い舞で自らの人生を切り拓いていく。■友魚(声:森山未來)平家の呪いによって盲目になった少年。琵琶法師・谷一(たにいち)と出会い、弟子になり都に向かう。能を舞う犬王と出会い、意気投合した二人は型破りな演目と自由奔放な演奏スタイルで、独自のパフォーマンスを披露。名を友有(トモアリ)に改め、犬王とともに、唯一無二のエンターテイナーとしての人生を紡いでいく。■足利義満(声:柄本佑)室町幕府の将軍。犬王・友有を招き、能楽のステージを用意する。■犬王の父(声:津田健次郎)猿楽能の一派・比叡座の棟梁。異形の子である犬王に稽古をつけず、犬のように屋外に放り出して育てる。■友魚の父(声:松重豊)平家と共に海に没したという三種の神器の一つ「剣」を探し、海に出るも、その剣に宿る呪いを浴びて命を落とす。映画『犬王』あらすじ室町時代、平家の骸と遺物が今も海中に眠る壇ノ浦に、ひとりの少年・五百の友魚(イオノトモナ)が暮らしていた。ある日、友魚とその父親は、平家と共に海に没したという三種の神器の一つ「剣」を探しに海に出た。しかし、友魚の父はその剣に宿る呪いを浴びて命を落とし、友魚は両目の視力を失ってしまう。都には、またひとり別の少年=犬王がいた。能楽の一座に生まれながらも、異形の子であったその少年は、瓢箪の面でその顔を隠され、犬のように屋外に放り出され育てられていた。稽古をきちんと受けず、見よう見まねで能を学び、その特異な体つきを活かして人とは違う舞を舞う。ある日、琵琶法師になった少年・友魚と犬王が出会う。名よりも先に、歌と舞を交わす二人。友魚は琵琶の弦を弾き、犬王は足を踏み鳴らす。一瞬にして拡がる、二人だけの呼吸、二人だけの世界。「ここから始まるんだ俺たちは!」壮絶な運命すら楽しみ、力強い舞で自らの人生を切り拓く犬王。そして、琵琶法師となり、琵琶を掻き鳴らして、異界と共振する友魚。乱世を生き抜くためのバディとなった二人は、お互いの才能を開花させ、唯一無二のエンターテイナーとして人々を熱狂させていく。頂点を極めた二人を待ち受けるものとは――?歴史に隠された実在の能楽師=ポップスター・犬王と友魚の時を超えた友情物語が描かれる。「女王蜂」アヴちゃん×森山未來がW主演犬王役は「女王蜂」のボーカル・アヴちゃんが、友魚役は俳優の森山未來が務める。2人が共演するのは、映画『モテキ』以来10年ぶりのことだ。アヴちゃんコメント普段女王として生きているわたしが、今回「王」として生きる機会を頂きました。「犬王」。まっすぐに、運命の映画だと言い切ることが出来ます。森山未來コメント現存する能楽が確立される前なのだから自由な発想で演じられていい、という考えのもとに湯浅監督が生み出したぶっ飛び能楽アニメーション「犬王」。琵琶法師、友魚として、これまたぶっ飛んだアヴちゃん演じる、艶やかな犬王に寄り添う。必然、ジェットコースターのような現場でした。世界最古のミュージカルと言われる「能楽」の豊かな可能性を感じられる映画になっているのではないでしょうか。映画『犬王』アヴちゃん×森山未來にインタビューQ:「歴史に隠された能楽師」犬王はこのキャッチコピーがかっこいいですよね。森山:年齢も何もかも不明なんですけど、「犬王」という存在がいたということはわかっている。能を大成させた観阿弥・世阿弥と同じ時代に一世を風靡していた、その史実が残っていることだけでも、やっぱり尋常じゃない表現者だったのだろうと妄想が膨らみますよね。アヴちゃん:名前しか残っていない。でも、名前を残すことができたっていう強さ、これにすごくロマンを感じます。史実には何も残っていないけど、犬王という存在によって(能の世界に)何かが生まれているように思いますね。Q:表現者として見たときに、犬王の好きなところは?森山:犬王には、特別な身体的・音楽的な表現があったんだろうなということが想像できます。犬王と観阿弥・世阿弥の関係性を考えると、能というものを言語化・システム化したのが観阿弥・世阿弥だったとしたら、他には絶対できない表現や、独自の言語を発掘しようとしていたのが犬王。現代においても、アンダーグラウンドやサブカルチャーでうごめいているものって、下から突き上げる強いエネルギーがあって、それが吸い上げられて、メジャーカルチャーに影響を与えていると思うんです。このメインカルチャー・サブカルチャーの構図を(犬王の世界に)当てはめると、犬王という存在に、観阿弥・世阿弥たちが突き動かされていたんじゃないか…って想像して、ワクワクしてしまいます。Q:アヴちゃんは、同じ表現者として犬王をどう見ていましたか。アヴちゃん:(ここからは映画のネタバレになってしまうのですが…)約1時間半のアニメーションの中で、犬王がこれまで培ってきたものを全て捨てるシーンが紹介されます。主観性の塊のような存在だった犬王が、他者に認められ、客観的な成功を手に入れた後、全てを捨ててみせる。いまの自分だったら、この速度で同じように捨てることはできない。この潔さが素晴らしいなと思いました。(補足:アヴちゃん演じる犬王は、将軍・足利義満の前で芸を披露した後、能楽師としてのストーリーに幕を下ろす。)Q:今回、アヴちゃんは、本格的な声優のお仕事が初めてですよね。アヴちゃん:はい。実は撮影前、(声優)アカデミーに通おうかなって思うほど、アフレコに対してビクビクしていたんです。「アーティストが声優って、どうなの?」と感じる人は一定数いると思うので、自分はアニメーションが好きだからこそ、特にそこで嫌われるのが嫌だったんです。役作りという言葉とは違うんですけど…内省的な部分に思考を巡らせて、自分が(声優として)呼ばれた意味を考えてみたんです。そのときに「あ、選ばれた意味ってここかも…」ってふっと腑に落ちて、自分の役回りを理解できて、うまく自分の舵を切れました。ここからは、聴衆を巻き込んで、先導していく犬王の歌唱ってどんなものだろうと考えて。マイクが無い時代にマイクがない状態で歌を歌い続けるということは、喉がつぶれる→スレスレの声で歌うという流れが見えてきて、最終的には、どこまで血の匂いがする歌にするかを意識しました。聴衆を圧巻させるってやっぱり声量が全てのところもあるんです。犬王は、声による波動の大きさがとてつもないキャラクターだったので、マイクなしでどこまで高められるか考えることが、役作りだったかもしれません。でも収録前に、未來氏が琵琶を習っていると聞いて、「役へのリーチの仕方がすごい!絶対負けたくない!自分も何か習わなっ!」と思ったこともありました(笑)。Q:(笑)。森山さんは、劇中の演奏も担当している琵琶奏者(後藤幸浩さん)に稽古をつけてもらったそうですね。森山:役作りとか大層なことは考えていなくて。琵琶を触るなんて通常の生活ではなかなかないことじゃないですか。自分のやってみたいことと役がハマるときは、とりあえず手を出してみるクセがあるんです。今回、声優のお話をいただいた段階では、どんな音楽になるのかが具体的に決まっていなかったからこそ、琵琶法師の役として、琵琶をやっておいたほうがいいんだろうなっていうぐらいの思いから稽古を始めました。Q:実際に琵琶を体験してみて感じたことは?森山:面白かったのは、琵琶というものの扱われ方です。琵琶は、歌うことと弾くことを同時に行う楽器で、琵琶を弾くだけの人、琵琶に合わせて歌うだけの人も基本的にはいません。なので、語りと演奏が全部一体になっている。ドレミファソラシドのような音階もあるにはあるのですが厳密ではなく、抑えた弦の調子・出た音に合わせて、声を出していく。すごくシンプルでありながらも、楽器と歌が一体化する不思議な感覚。琵琶を歌い弾くという行為は、中で起きるグルーヴみたいなものを感じやすいのかもしれませんね。Q:琵琶法師に関して発見はありましたか。森山:映画『犬王』の中では、みんなで合わせて弾き、歌うシーンがありますが、本来琵琶は、誰かと弾いて歌うようなものではなかったのだと思います。日本は、文字というものが入ってくるのが遅かったので、口承の文化が絶対に強かった。琵琶法師の持つ役割は、いろんなところを旅してまわって、起こっていることを語って聞かせることだったのだと思います。そこに伴奏用弦楽器として、琵琶の存在があったのだと思います。Q:琵琶を聞いたのは、今回が初めてだったのでしょうか。森山:一度宮内庁で雅楽をきちんと聴いたことがあります。その時感じたのは、日本古来の楽器は、今僕らが「この楽器はこういう風に演奏する」って思っている使い方と全く違う形で、過去に演奏されていたということ。今は室内楽になっていますが、昔は屋外で弾いていたんだろうなと想像ができて。その音色に合わせて、お偉いさんが踊ったり、舞というものとセットで披露されたり。風の音、木々のざわめきなどと共鳴して、音の在り方としては、とても現代音楽的だったと思うんです。Q:自身の音楽観と通じるものはありましたか。森山:コンテンポラリーダンスを志向し始めた頃から、音楽と関わるときに、自分の身体と音の距離感やコンポジションみたいなものを意識するようになりました。グルーヴしている音にただ身体を揺らすのではなく、音に惹きつけられるように身体を動かしたり、身体に対して音が反応するような感覚。それはある種、日本的あるいは東洋的な間の取り方であり、こういった自分の踊りのスタンスは、雅楽の在り方と通じる部分があるのかもしれません。Q:女王蜂のボーカルとしても活躍する、アヴちゃんにとって音楽とは?アヴちゃん:とても危険なもの、自分の中では魔術であり、祈りであり、とても軽いものだとは思えなくて。自分が1曲作ったら、そのテーマや音楽は避けて通るようになりますからね(同じテーマ・音楽を作ることはしない)。何もない中で、ゼロから1を作るってすごく大変なことです。自分にとって、曲を作り歌うことは特別なこと。初めて自分で歌を書いたとき、稲妻が落ちるみたいにスパークして「うわ、ものすごく得意」って思っちゃったんです。それまで誰かの歌を歌って褒められても、「うん、ありがとう。」って思うくらいだったんですけど、自分で書いた歌を歌った時、「これを一生やっていきたい」って心から思えました。初めて自分の形を知ったような感覚ですね。劇中では、古典楽器の音色に、ロックンロールのサウンドが混じり、さながら音楽フェスのような盛り上がりに。海外の映画祭では「ロックオペラ」と呼ばれるほど、挿入歌も注目されている。Q:映画『犬王』では、アヴちゃん作詞の劇中曲がたくさん用意されていますね。アヴちゃん:アニメーターの方々など、本当にたくさんのスタッフさん、出演者さんが作品に関わっているので。平家の魂じゃないけど、彼ら全員の気持ちを成仏させる音楽にしたいなと思っていました。作詞をするにあたり、頼りになったのは湯浅監督と脚本家・野木さんのメモ。ふたりがポエティックに言葉を点で置いてくれていたので、どうやってわたしの線として描くか…と考えていました。曲を作っているときは、一から新しいことを生み出している劇中の犬王・友魚と同じようなことをしているなと感じていました。Q:今回、アヴちゃんが歌唱ディレクションも担当したそうですね。歌唱シーンのポイントは?アヴちゃん:喧嘩!(笑)Q:喧嘩?!森山:歌は喧嘩だと、僕はそのように教わりました(笑)。Q:ますます作品が気になっちゃいますね。他にも映画『犬王』の面白いポイントがあれば教えてください。アヴちゃん:(森山さん演じた)友魚の歯並びが本当にがちゃがちゃなんです。口元の寄りとか執拗にアップするシーンがあって、すきっ歯系もあれば、そびえたつ系もあるし、観ていてもう逃げられなくなりますよ。森山:収録の順序を考えると、最初は詳細な映像がないので、どんな表情で友魚が話して歌って…ってわからないような状況だったんですけど。後半の本撮りになると、映像のディテールがどんどん明らかになって、友魚の表情がわかったとき「歯がガッタガタ」だって盛り上がったよね。アヴちゃん:本当に最高!アニメーションを描くときって整えられたもので作画を描く方が楽だと思うんですよ。「ブリーチ何回やったらこの色入るの?」って思うような髪の毛ピンクのキャラクターとか、「そのプロポーション、あばら骨抜かないとできないよね。」って突っ込みたくなるようなキャラクターとか、たくさんいるじゃないですか。その感覚で友魚を見ると、カウンターパンチを食らったようなインパクト。森山:60年代のロックバンドのボーカルをちょっと彷彿とさせる。昔のPVやライブの映像とあわせて「友魚の歯は、あの中の誰かだったかもしれない」なんて想像して観てみると、面白いかもしれません(笑)。湯浅政明×松本大洋×野木亜紀子の最強クリエイタートリオで製作へ監督は、2017年に『夜は短し歩けよ乙女』と『夜明け告げるルーのうた』を続けて製作し、2019年に『きみと、波にのれたら』を公開した湯浅政明。本作は、湯浅にとって初の“能楽”アニメーションとなる。また、『ピンポン THE ANIMATION』で湯浅とタッグを組んだ漫画家の松本大洋がキャラクター原案を手掛ける。脚本を担当するのは自身初のアニメーション映画への挑戦となる野木亜紀子。ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」など数々のヒット作を世に送り出している彼女が、湯浅、松本とともに“歴史に消えたポップスター”犬王の物語を紡ぐ。音楽は「あまちゃん」『花束みたいな恋をした 』の大友良英音楽は「あまちゃん」「いだてん〜東京オリムピック噺〜」『花束みたいな恋をした 』の大友良英。湯浅政明監督と初タッグとなる。【詳細】映画『犬王』公開日:2022年5月28日(土)声の出演:アヴちゃん(女王蜂)、森山未來、柄本佑、津田健次郎、松重豊原作:「平家物語 犬王の巻」古川日出男著/河出文庫刊監督:湯浅政明脚本:野木亜紀子キャラクター原案:松本大洋アニメーション制作:サイエンスSARU配給:アニプレックス、アスミック・エース
2022年05月27日ニックネーム:りなぴ生年月日:ひみつミクチャ歴:3カ月半ミクチャをはじめたきっかけ:人前で歌うことに慣れるためInstagram:nagase.rina1026ミクチャ:Rina人前で歌う修業をするためにライバーに――Rinaさんが、歌の活動を始めたのはいつからですか?人前で歌を歌うようになったのは2020年の始め頃からです。昔から歌うことが好きで、カラオケにもよく行っていました。あるとき、友人から歌のコンテストがあるよと聞いて応募してみたんです。実はその大会で一緒にファイナルまで進んだ子が、日本テレビの「歌唱王」という番組に出ていて優勝するのを見て、私も番組に応募してみたんです。そしたら、最終の10人まで残ることができて、4位という結果を出せたんです。――その経験をきっかけに、ライブ配信をスタートされたんですか?「歌唱王」は年に1度開催されるのですが、また次も挑戦したいなと考えていて、そのためには人前で歌うことに慣れておく必要があるなと思ったんです。でもご時世的に、リアルに人前で歌を披露するというのはなかなか難しく...。それで自分の歌を多くの人に聴いてもらえるものと考えたら、ミクチャは最適なツールだったんです。ミクチャは、カラオケ音源があるので、弾き語りができない私には使いやすいというのも魅力でしたね。――6歳と4歳のお子さんがいるママでもあるRinaさん。子育てで大変な時期だと思いますが、それでも今このタイミングで歌の活動をスタートされたというのは、すごく素敵なことだなと思います。ママになったからこその決意みたいなものがあるのでしょうか?独身のときは、「歌う活動」をする勇気がなかったんです。結婚して基盤ができた今だからこそ、「やれるんじゃないかな!」という気持ちになりました。やりたいことがあるのに、このままではどんどん老いていくだけだ!と思ったら、後悔したくないなって。結婚して、ママとして生活をしていると、だんだんそれだけの日々になってしまいがち。だからこそ私自身の人生というのも、ちゃんと歩みたいなと思ったんです。家族もそんな私の気持ちを理解して、歌活動を応援してくれています。――ママだからという理由でやりたいことを諦めなくちゃいけないと考えるより、今できることという視点から活動をスタートされたというお話は、世のママたちの励みになると思います。普段の私は、北海道に住んでいて、二人の子どもを育てながらパートをしています。普通に考えたら、この生活の中で、歌手になるという夢を持つなんて非現実的だと思われるかもしれないけど、今は場所や年齢は関係なく、行動すれば必ず結果につながる時代になっていると思うんです。だからこそ、私みたいな人にとってはチャンスがたくさんあると感じています。リスナーさんに支えられスタートしたライブ配信――ミクチャでは、普段どんなライブ配信をしていますか?実は、自分のことを話したり面白いおしゃべりをしたりするのが得意ではなくて緊張してしまうので、ライブ配信中はほとんど歌を歌っています。ありがたいことに、リスナーさん同士が仲良くて、初見さんでもウェルカムという面白い方が多いので、配信中はみんながコメントで盛り上がってくれています。\ミクチャに興味がある方はこちら☟/ ――ライブ配信の初回から、歌をメインにしていたのですか?はい。初めての配信から歌ってました(笑)。誰が見ているとかもわかっていない状態の中で、好きなように歌っていたら、ビギナー枠から入ってきてくれた人がいたのですが、コメントで挨拶をされてもよくわかってないから、「どうも~」って感じで返したり、アイテムが飛んでもよくわかってなくてお礼をしてなかったりしたんです(笑)。だから、最初に見てくださった方からは、「なんだ、こいつ!」と思われるくらい失礼なことをたくさんしてしまったと思います。そんな私のライブ配信を、ベテランのリスナーさん方がフォローしてくださったんです。――ミクチャのリスナーさんって、本当に優しい人が多いですよね?そうなんです。何もかもわからない状態だったので、「ファンポチってなんですか?」とか、「ファンになりましたってなんですか?」と質問しまくりの私にいろいろ教えてくださったのもリスナーさんです。イベントに出ると、もっといろんな人に知ってもらえるとか、アイテムの説明や、レベルを上げて配信予告をしたほうが良いとか……。そういうことは、全部リスナーさんに教えてもらいました。――ライブ配信で歌を聴いてもらう機会が増えて、Rinaさん自身にどんな変化がありましたか?ライブ配信をするたび、歌を褒めてくれる方が増えて、自分の歌に自信がもてるようになりました。『Rinaさんの歌を聴いて、初めて心が動くとはこういうことなんだと思った』とか、『歌で涙が止まらなくなった、歌に支えられている』というありがたいメッセージをたくさんいただいて、歌で応援してもらえるんだと感じて、私が歌う意味を見出せた気がしました。それに、ライブ配信をするたびに聴きに来てくれる人がいるのがすごくうれしいです。 生活の部分の変化で言えば、ライブ配信は子どもを寝かしつけた後にするので、寝不足になりました(笑)。でも、今はミクチャのライブ配信が、私のルーティーンの一つになっています。メジャーデビューという夢を叶えるために――ライバーとしてライブ配信をしてみて感じる、ミクチャの魅力ってどんなところですか?世界中どこにいても、顔も見たことがない人たちが一つの場所に集まり、繋がって熱くなることができることです。そんなすごいアプリなのに、私みたいに何も知らなくてもすぐに始められるというのもすごいですよね。それに、アイテムがかわいい♡リスナーとして参加していると、ついつい投げたくなっちゃうんです。――歌を多くの人に聞いてもらいたいとライブ配信をしているRinaさんにとって、ライブ配信の場はどんな存在ですか?修行の場であり、最高のステージです。こっちが一生懸命だと、リスナーさんも一生懸命。 顔は見えないけど、リスナーさんたちの気持ちや熱量が伝わってくるから不思議ですよね。だからこそ、やりがいを感じます。\ミクチャに興味がある方はこちら☟/ ――Rinaさんのこれからの夢はなんですか?歌手としてメジャーデビューをして『ミュージックステーション』に出ることと、『NHK紅白歌合戦』に出て、ダンサーの友人と共演することです。年齢的にも余裕がないし、コツコツタイプではないので、やりたいことは思い切って頑張っていきたいです(笑)。――これからライバーを目指す人たちへ、ライバーの先輩としてメッセージを送るとしたら?少しでも興味があるならやってみるべきです。やってマイナスになることはないと思います。勇気が出ないという人は自信がないせいかもしれないけれど、始めてみたら、リスナーさんが良いところを見つけてくれて、たくさん自信をくれます。迷っている方は、やってみたら新たな自分や、今まで知らなかった感覚を見つけることができると思います!なんといってもライブ配信は、自分磨きの場所になります。求めるものは違っても、あなたが目指している夢はきっと手に入ると思います。――最後に、Rinaさんの今度のライバーとしての活動について聞かせてください。私の最終目標は、TVで活躍すること。ミクチャでの活動は、そこに繋がるための修行のひとつだと思っています。今年こそは、『歌唱王』で優勝したい!そして、未来に繋げたい!何歳からだって、どんな境遇だって夢を追いかけてもいい。行動をすれば、開けてくるものがあるんだと思って、これからも頑張って歌配信をするので、ぜひ見てください。Rinaさんの歌声をぜひ一度ライブ配信で聴いてみてください。この才能を埋もれさせておくのはもったいないと感じるほど、心の奥にまで響きます。Rinaさんの歌声に魅了されたリスナーさんたちの力で、初参加した「TGCのオープニングアクト」イベントで3位という好成績をおさめました。Rinaさんの歌声には人々の心を動かす力があります!あわせて読みたい🌈自分らしく生きることの大切さを伝えたいママライバー
2022年05月27日auスマートパスプレミアムは、劇場アニメ『犬王』の公開を記念し、「映画『⽝王』を更に楽しむために知っておきたい3つのこと」を解説する特集を23日、公開した。能楽師・犬王の一生を描いた古川日出男氏の小説『平家物語 犬王の巻』をアニメ化した同作は、当時人気を博しながらも歴史に名が刻まれなかった実在の能楽師・犬王を大胆な解釈で描いたサクセスストーリーかつ切ない物語。犬王を演じるのはロックバンド・女王蜂のアヴちゃん、その相棒の琵琶法師を森山未來が演じる。そして、今回メガホンを取ったのは、『夜は短し歩けよ乙女』や『映像研には手を出すな!』の湯浅政明監督。キャラクター原案には『ピンポン』の松本大洋氏、脚本は『逃げるは恥だが役に立つ』の野木亜紀子氏が担当し、音楽には『あまちゃん』の大友良英が参加するなど豪華スタッフが集結している。今回公開された特集では、同作を楽しむためのポイントを3つに分けて紹介するほか、アヴちゃんと森山の特別メッセージムービーも見ることができる。また同作は、全国のTOHOシネマズ、ユナイテッド・シネマ、シネプレックス、コロナシネマワールドなどで、auスマートパスプレミアム会員限定で1,100円で鑑賞できるキャンペーンの対象作品となっており、auスマートパスプレミアム会員と同伴者1名が期間中毎日、一般1,100円、高校生以下は900円で鑑賞が可能となる。クーポンの発行は25日(10:00)から。
2022年05月23日映画『犬王』開幕直前!先行上映会舞台挨拶が5月6日、新宿バルト9にて行われ、主人公・犬王の声を務めたバンド「女王蜂」のヴォーカル・アヴちゃん、犬王の相棒となる琵琶法師・友魚(ともな)役の森山未來、そして湯浅政明監督が登壇した。映画『夜は短し歩けよ乙女』などの湯浅監督が、室町時代に実在した能楽師「犬王」をポップスターとして描いた本作。脚本には、ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」などを手掛けた野木亜紀子、キャラクターデザインを漫画家の松本大洋が務める。第78回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門出品をはじめ、世界各国の国際映画祭にて注目を集めている本作。湯浅監督は犬王の魅力について「かなりの逆境にありながら、全く動じないようなまっすぐな気持ちで、自分のやりたいことを貫きつつも、友のためにはすんなりと諦めることができるところ」と述べると「理想的な人物。こういうキャラクターに出会えて良かったと思います」と笑顔を見せる。主演に大抜擢されたアヴちゃんは「最初は声優としてのキャリアがほとんどないなか、かなりビビっていたのですが、未來氏が相手をやってくれると聞いて大丈夫かなと思ったんです」と明かすと「エンドクレジットの最初に自分の名前が出てきたときは泣いちゃいました」としみじみ語っていた。アヴちゃんから絶大なる信頼を受けて臨んだ森山は「10年以上前からプライベートでも親交があって、いつか一緒にやれればいいなと思っていたんです」と森山自身もアヴちゃんとの共演を望んでいたことを明かすと「能は世界最古のミュージカルと言われていますが、この作品は一番大切な言葉や思いが、音楽と踊りのなかにぶつけられているんです。お話しも大事ですが、色彩や音楽、ムーブメントすべてが波動のように押し寄せてきます」と唯一無二の作品であることを強調する。ボイスキャストのほかにも、そうそうたるクリエイターたちが集結した本作。湯浅監督は音楽を担当した大友良英に「とても大変な苦労を掛けてしまったと思います」と苦笑いを浮かべると、キャラクターデザインを担当した松本には「松本さんの絵はリアルでありながら、ユーモアがある。感覚的に伝わりやすい絵を描いてくださいました」と感謝を述べていた。最後に湯浅監督は「室町時代に生きたエネルギッシュな若者の姿を観ていただけると嬉しいなと思います」と語ると「それを演じた現代に生きる表現者たちの力も楽しんで」とアヴちゃんと森山の魂の歌や表現も作品の見どころに挙げていた。取材・文・写真=磯部正和『犬王』5月28日(土)公開
2022年05月06日コラボ・ライセンス専門サイト「FanFun MARKET」は、「薔薇王の葬列」コラボジュエリーの受注を開始いたしました。(受注期間:2/18~3/16)商品ページはこちら : ■薔薇王の葬列リチャードシルバーリングTVアニメ「薔薇王の葬列」のリチャードをイメージしたシルバーリングです。中央の薔薇モチーフにイメージカラーストーンをセット。作品の世界観を取り込んだデザインに、内側には名前を刻印。シックなブラックロジウムコーティングカラーで仕上げました。素材:シルバー925、ブラックロジウムコーティング、Nanogems付属:オリジナルBOX&ジュエリーを身に着けたリチャードとヘンリーの描き下ろしクリスタルプリントブロマイド(2Lサイズ)価格:15,400円(税込)サイズ:7号~17号(奇数号)■薔薇王の葬列ヘンリーシルバーリングTVアニメ「薔薇王の葬列」のヘンリーをイメージしたシルバーリングです。中央の薔薇モチーフにイメージカラーストーンをセット。作品の世界観を取り込んだデザインに、内側には名前を刻印。洗練されたシルバーカラーで仕上げました。素材:シルバー925、Nanogems付属:オリジナルBOX&ジュエリーを身に着けたリチャードとヘンリーの描き下ろしクリスタルプリントブロマイド(2Lサイズ)価格:15,400円(税込)サイズ:7号~17号(奇数号)■薔薇王の葬列エドワード王太子シルバーリングTVアニメ「薔薇王の葬列」のエドワード王太子をイメージしたシルバーリングです。中央の薔薇モチーフにイメージカラーストーンをセット。作品の世界観を取り込んだデザインに、内側には名前を刻印。洗練されたシルバーカラーで仕上げました。素材:シルバー925、Nanogems付属:オリジナルBOX&ジュエリーを身に着けたリチャードとヘンリーの描き下ろしクリスタルプリントブロマイド(2Lサイズ)価格:15,400円(税込)サイズ:7号~17号(奇数号)■薔薇王の葬列ケイツビーシルバーリングTVアニメ「薔薇王の葬列」のケイツビーをイメージしたシルバーリングです。中央の薔薇モチーフにイメージカラーストーンをセット。作品の世界観を取り込んだデザインに、内側には名前を刻印。シックなブラックロジウムコーティングカラーで仕上げました。素材:シルバー925、Nanogems付属:オリジナルBOX&ジュエリーを身に着けたリチャードとヘンリーの描き下ろしクリスタルプリントブロマイド(2Lサイズ)価格:15,400円(税込)サイズ:7号~17号(奇数号)■薔薇王の葬列リチャードシルバーネックレスTVアニメ「薔薇王の葬列」のリチャードをイメージしたシルバーネックレスです。トップはイメージカラーストーンがセットされた薔薇チャーム付きプレート。裏面には名前刻印とヨーク家の薔薇に白いストーンをセットし、シックなブラックロジウムコーティングカラーで仕上げました。作品の世界観を取り込んだデザインです。素材:シルバー925、ブラックロジウムコーティング、Nanogems、キュービックジルコニア付属:オリジナルBOX&ジュエリーを身に着けたリチャードとヘンリーの描き下ろしクリスタルプリントブロマイド(2Lサイズ)価格:16,500円(税込)サイズ:40cm+5cmアジャスター■薔薇王の葬列ヘンリーシルバーネックレスTVアニメ「薔薇王の葬列」のヘンリーをイメージしたシルバーネックレスです。トップはイメージカラーストーンがセットされた薔薇チャーム付きプレート。裏面には名前刻印とランカスター家の薔薇に赤いストーンをセットし、洗練されたシルバーカラーで仕上げました。作品の世界観を取り込んだデザインです。素材:シルバー925、Nanogems付属:オリジナルBOX&ジュエリーを身に着けたリチャードとヘンリーの描き下ろしクリスタルプリントブロマイド(2Lサイズ)価格:16,500円(税込)サイズ:40cm+5cmアジャスター■薔薇王の葬列エドワード王太子シルバーネックレスTVアニメ「薔薇王の葬列」のエドワード王太子をイメージしたシルバーネックレスです。トップはイメージカラーストーンがセットされた薔薇チャーム付きプレート。裏面には名前刻印とランカスター家の薔薇に赤いストーンをセットし、洗練されたシルバーカラーで仕上げました。作品の世界観を取り込んだデザインです。素材:シルバー925、Nanogems付属:オリジナルBOX&ジュエリーを身に着けたリチャードとヘンリーの描き下ろしクリスタルプリントブロマイド(2Lサイズ)価格:16,500円(税込)サイズ:40cm+5cmアジャスター■薔薇王の葬列ケイツビーシルバーネックレスTVアニメ「薔薇王の葬列」のケイツビーをイメージしたシルバーネックレスです。トップはイメージカラーストーンがセットされた薔薇チャーム付きプレート。裏面には名前刻印とヨーク家の薔薇に赤いストーンをセットし、シックなブラックロジウムコーティングカラーで仕上げました。作品の世界観を取り込んだデザインです。素材:シルバー925、ブラックロジウムコーティング、Nanogems付属:オリジナルBOX&ジュエリーを身に着けたリチャードとヘンリーの描き下ろしクリスタルプリントブロマイド(2Lサイズ)価格:16,500円(税込)サイズ:40cm+5cmアジャスター【オリジナルBOX】■ジュエリーを身に着けたリチャードとヘンリーの描き下ろしクリスタルプリントブロマイド(2Lサイズ)©菅野文(秋田書店)/薔薇王の葬列製作委員会【取り扱いショップ】Fan Fun MARKET : FanFun MARKET 公式HP : 【FanFun MARKET 公式アカウント】公式Twitter : 公式Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月18日プロ野球最強将棋王は誰だ?!「球王」のタイトルを目指して6選手が盤上で熱戦を繰り広げるプロ野球選手で最強の「将棋王」は誰だ?!スポーツニッポン新聞社と動画サービス「ニコニコ」を運営する株式会社ドワンゴは、昨年に引き続き、野球選手がトーナメント方式で“球王”のタイトルをかけて戦う「プロ野球最強将棋王決定戦」を開催します。日本プロ野球選手会協力のもと、球界から名乗りを上げたのは昨年「球王」を獲得した中日・平田良介外野手、巨人・丸佳浩外野手、ロッテ・安田尚憲内野手に加えて、新たに西武・山川穂高内野手、楽天・西口直人投手、DeNA・嶺井博希捕手がエントリー。対局の模様はライブ配信サービスのニコニコ生放送にて、「プロ野球×将棋特番2021」と題して、12日16時30分より生配信します!解説陣には野球ファンの超豪華棋士が集結プロ野球選手による盤上の熱い戦いを解説するのは、熱狂的ヤクルトファンの渡辺明王将(名人、棋王との3冠)と、DeNAファンでプロ野球公式戦での始球式経験を持つ戸辺誠七段、司会&聞き手には阪神ファンの室谷由紀女流三段。将棋の8タイトルのひとつ「王将戦」を主催するスポニチと、ニコニコのコラボ企画で実現した超豪華解説にもご注目ください。プロ野球×将棋特番2021【出演:平田良介、丸佳浩、山川穂高、渡辺名人ほか】 : 出場選手コメント①棋力②将棋歴③好きな戦法④好きな棋士⑤コメント◆中日・平田良介外野手(第1期球王)①1級②2年③振り飛車④渡辺明名人⑤「球王防衛します」◆巨人・丸佳浩外野手(第1期準優勝)①2級②本格的には2年③振り飛車に憧れる居飛車党です。④米長邦雄永世棋聖、羽生善治九段、戸辺誠七段⑤「なんとか一つは勝ちたいです」◆ロッテ・安田尚憲内野手(2年連続2度目)①2級②1年③矢倉④久保利明九段、羽生善治九段、渡辺明名人⑤「去年のリベンジ!!」◆西武・山川穂高内野手(初出場)①2級②小学校から少し③四間飛車④羽生善治九段⑤「嶺井にだけは負けたくない 」◆楽天・西口直人投手(初出場)①二級②18年③原始棒銀④村山聖九段、羽生善治九段⑤「将棋王目指して頑張ります!」◆DeNA・嶺井博希捕手(初出場)①3級②20年③右四間飛車④―⑤「お手柔らかにお願いします」プロ野球「将棋王」優勝予想は?渡辺明王将「初出場の山川選手」第2回球王戦、12日ニコニコ生放送で配信 - スポニチ Sponichi Annex 芸能 : 解説陣・棋士コメント◆渡辺明名人「野球ファン、将棋ファンの皆さま。この放送を機にそれぞれの競技にも興味を持って頂けますと、より楽しめると思います!ぜひ、ご覧ください!」◆戸辺誠七段「昨年とても盛り上がった企画に参加させて頂くということで、野球大好きな私としてはとても興奮しております。スーパースターの将棋での華麗なプレーに期待ですね!」◆室谷由紀女流三段「今年も開催されると聞いて今からとてと楽しみです。2021年の野球シーズンは終わってしまい、抜け殻になっている方も少なくないと思います。(私はそうです)そんな方々!まだまだ熱い戦いがありますので、是非ご視聴頂ければ嬉しいです」番組スケジュール16:30~オープニング16:45~「第2回プロ野球最強将棋王(球王)決定戦」19:30~「渡辺名人vs選手軍」20:45終了※プログラムの進行状況により、時間は前後する場合があります。後半はプロ野球選手が“ドリームチーム”を結成し、渡辺名人に挑戦します。プロ野球選手軍がチームプレーで棋界最高峰タイトルの「名人」保持者に勝利することはできるのでしょうか?また、選手軍監督を務める戸辺七段による「代打、オレ」は飛び出すのでしょうか――?◆団体戦監督・戸辺誠七段コメント「ドリームチームを率いるということで、責任重大ですね!(笑)選手の個性を見極めながら、適材適所に攻守を…は、絶対無理なので(笑)。皆で力を合わせて、楽しく伸び伸び指せる展開で、勝利を呼び込めれば良いなーと思っています。渡辺名人の棋風や性格は誰よりも分かっているつもりなので、その辺りは任せて下さい!(笑)」 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月10日湯浅政明監督のアニメ映画『犬王』が2022年初夏、全国公開となる。この度、異形の能楽師・犬王と、盲目の琵琶法師・友魚が、その琵琶の音色に乗って楽しげに踊るティザービジュアルが公開された。『犬王』は、室町の知られざるポップスター「犬王」から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描くミュージカル・アニメーション。『平家物語 犬王の巻』(古川日出男著)を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚の友情を描く。この作品には、湯浅政明(監督)×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)といった実力派クリエイターが集結。声優にはロックバンド・女王蜂のアヴちゃんや森山未來を迎えた。ティザービジュアルでは偶然にも運命の出会いを果たしたふたりが、時代や境遇をものともせずに無我夢中で自由自在に踊る姿は、「ここから始まるんだ。俺たちは」というキャッチコピーと共に、これまで常に斬新な世界観を作り上げてきた湯浅監督による、観る人の胸を熱くするような新たな物語の始まりを予感させる。さらに「ヴェネチア国際映画祭」や「トロント国際映画祭」、「釜山国際映画祭」などの海外映画祭、「東京国際映画祭」での上映に続き、「第51回ロッテルダム国際映画祭」でも上映が決定。『犬王』だけでなくFilmmakers in focus部門にて「湯浅政明監督特集上映」として、今なお多くの支持を受けるTVアニメ『四畳半神話大系』や、映画『夜は短し歩けよ乙女』『きみと、波にのれたら』などの作品が一挙に上映となる。また、海外での熱狂は映画祭にとどまらず、2022年1月27~30日には、1974年よりフランス南西部アングレーム市で行われているヨーロッパ最大の漫画祭のひとつ「第49回アングレーム国際漫画祭」でのプレミア上映とアート展が行われる。マンガにおけるカンヌと言われる本漫画祭で、日本映画のプレミア上映とアート展が併催されるのは初となる。これまでに同漫画祭公式部門選出や特集展等複数参加し、フランスでも絶大な人気を誇る松本大洋だが、『犬王』キャラクターデザインの原画が展示されるのは世界で初のこと。日本のみならず海外からの注目もますます過熱する湯浅監督が、ついに世界に送りだす前代未聞のミュージカル・アニメーションに期待が高まる。『犬王』2022年初夏 全国公開
2021年12月08日ロッテの人気モナカアイス「モナ王」シリーズから新作フレーバー「モナ王 レアチーズケーキ」が登場。2021年11月8日(月)より発売される。ロッテのモナ王×キリの新作「モナ王 レアチーズケーキ」クリームチーズで知られる「キリ」ブランドとのコラボレーションによって誕生した「モナ王 レアチーズケーキ」は、「キリ クリームチーズ」を使用したレアチーズケーキアイス。クリーミーでコクのあるクリームチーズの魅力を、ほんのり香るレモンのさっぱりとした後味と共に楽しめる。“濃厚感”UPの冬限定「モナ王 バニラ/宇治抹茶」も同時発売また、寒い冬の季節になると高まる“濃厚感”のニーズに応えた、冬限定の「モナ王」も同日より発売。乳原料を増やすことで、よりミルクのコクと薫り高いバニラ感を楽しめるように仕上げた「モナ王 バニラ」と、旨み成分が多い抹茶を使用することで、苦みは抑えつつ抹茶の旨味と濃厚な味わいを引き出した「モナ王 宇治抹茶」の2種類のフレーバーが展開される。商品情報「モナ王 レアチーズケーキ」発売日:2021年11月8日(月)希望小売価格:172円発売地区:全国「モナ王 バニラ」「モナ王 宇治抹茶」発売日:2021年11月8日(月)希望小売価格:151円発売地区:全国
2021年10月31日カンボジアからアメリカに渡り、ドーナツ店経営で無一文から全米の“ドーナツ王”になったテッド・ノイ氏の人生に迫った驚きのドキュメンタリー『ドーナツキング』より場面写真が到着した。本作は、新人ながら昨年のSXSWでその才能を絶賛された注目の女性監督、アリス・グーによるドキュメンタリー映画。資産2千万ドル(日本円で約22億円)をも所有し全米の“ドーナツ王”となったカンボジア人男性のテッド・ノイ。誰もがうらやむアメリカンドリームを掴んだ彼はなぜアメリカに渡り、いかにして現在も脈々と継がれるドーナツ店経営に至ったのかが描かれる。この度解禁された場面写真では、親から子へ受け継がれ工夫を凝らしながら経営を続ける現在のカンボジア系移民のドーナツ店を訪れるテッドさんの姿を捉えている。また、美しいドーナツや、ビジネス戦略として使用したピンクの箱を差し出すカットも。33歳でカンボジアからアメリカへ渡ることを決意し、新天地で甘い香りに誘われるがまま入った店で初めてドーナツと出会い、そのあまりの美味しさに恋をしたテッドさん。笑顔だけでは終わらない、とびきりのドーナツタイムを予感させる写真となっており、本作への期待がさらに高まる。『ドーナツキング』は11月12日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドーナツキング 2021年11月12日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020- TDK Documentary, LLC. All Rights Reserved.
2021年09月20日湯浅政明監督による劇場アニメーション『犬王』の第二弾キャストとして柄本佑、津田健次郎、松重豊らの参加が発表された。本作は、室町の知られざるポップスター「犬王」から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描くミュージカル・アニメーション。湯浅監督の元に、キャラクター原案の松本大洋、脚本の野木亜紀子といった常に新作が期待されるクリエイターが集結し、『平家物語 犬王の巻』(著:古川日出男)を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚の友情を描く。この度、本作の第二弾キャストが発表され、室町幕府第3代将軍で犬王を高く評価し、後援したと言われる足利義満役に柄本佑、猿楽の一座の棟梁である犬王の父に津田健次郎、壇ノ浦の漁村に暮らす友魚の父に松重豊が決定した。また、作品のカギとなる「古い面」の声を、現役能楽師として活躍する片山九郎右衛門・谷本健吾・坂口貴信・川口晃平が担当。足利家の従者や公家たちなど脇を固めるキャラクターとして石田剛太・中川晴樹・本多力・酒井善史・土佐和成らヨーロッパ企画のメンバーが出演する。さらに、現地時間9月9日14:00頃(日本時間 同日21:00)、第78回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に正式出品された『犬王』が世界初上映を迎えた。上映後には鳴りやまない拍手喝采に包まれ、上映後のQ&Aには湯浅政明監督が登壇。オフィシャルレポートが到着した。会場では、エンドクレジットが流れ始めるなり拍手が巻き起こり、客電がつくと監督は立ち上がって拍手に応える。その後も拍手は鳴り止まず、音楽に合わせるように静かに体を揺らしながら湯浅監督は歓声に答えた。上映後のQ&Aに応じた湯浅監督は、「今日はこの映画を観に来てくださってありがとうございます。このふたりのような若者がかつていたことを知ってもらうために作品を作りました」と挨拶。さらに続けて、「当時は生まれたときに生まれた場所で、その人の運命が決まってしまう時代でした。そのなかで上に行くには武士として身を立てるか、芸術家になるかしかありませんでした。犬王のとても明るい性格で、まったく諦めずに自分の夢を実現しようとしているところに感銘を受けました。犬王も友魚も自分のやりたいことを実現させようとした。そんな姿を見ると、自分も周りに左右されず自分の生きたいように生きたいと、勇気づけられます」と語ると、会場に再び拍手が起こった。また犬王のルックを松本大洋の原案をもとに構築したことや、ユニークなロックオペラについて音楽を手がけた大友良英との制作プロセスなどを明かした湯浅監督。「現代的なロックをイメージしたのですが、それを琵琶の音を使ってやるというところで大友さんはとても苦労されたと思います。先に絵がほしいと言われ、ストーリーボードとムービーを用意して送りました。そして音楽が出来上がり、歌入れの時にはアヴちゃんに歌詞をまとめてもらい、森山未來さんへ歌唱提案もあり、大友さんのコーラスが追加され、現在のような形の歌になりました。昔の音楽から始まり、犬王が踊っているうちにそれが徐々に変わり、ダンスも『雨に唄えば』のようなものがあったり、いろいろなものが混ざっていきます。それに伴ってキャストの二人も70年代や80年代のロックミュージシャンのイメージを入れて歌ってくれてると思います」と語る。さらに犬王と友魚の友情について触れ、「誰かの理解者になってあげたい、誰か理解者がいた方がいい、そういう気持ちが込められています」と言った後、観客に向けて「どうか犬王と友魚の名前を覚えて帰ってください」と声をかけると、再び満場の拍手が起こった。<キャストコメント>■足利義満役:柄本佑高校時代松本大洋先生の漫画には大変にハマっていました。まさか先生の画に自分の声を吹き込む日が来ようとは。光栄でした。■犬王の父役:津田健次郎能楽がアニメになる…しかも湯浅監督で!一体どんな作品になるのか?予想もつかない期待感のあるこの作品に参加出来る事がとても光栄です。アフレコの際に見た映像は、能楽がポップにエンターテイメントしてました。とても興味深い作品になっています。是非ご覧下さい!『犬王』2022年初夏、公開
2021年09月10日リドリー・スコットが製作総指揮、昨年のSXSW映画祭で絶賛された全米の“ドーナツ王”に迫った驚きのドキュメンタリー『ドーナツキング』の予告編が解禁された。アメリカ国内約2万5000店以上のドーナツ店のうち5000店舗があるカリフォルニア州。そこに住む人々の朝の車通勤の定番は、「ドーナツ2個と1杯のコーヒー」。そんなアメリカ人が愛してやまないドーナツ店の経営を始めて資産2千万ドル(日本円で約22億円)をも所有する“ドーナツ王”となったカンボジア人男性テッド・ノイ。誰もがうらやむアメリカンドリームを掴んだ彼は、なぜアメリカに渡り、いかにして現在も脈々と継がれるドーナツ店経営に至ったのか?そんな彼の人生は、カンボジア内戦、難民問題、大手チェーン店VS個人経営店の最新ドーナツ事情まで、幾多の困難にあふれていた。映画はそれらを乗り越えながら、思いもよらぬ方向へ転がる人生と数奇なエピソードが紡がれる。監督は、新進気鋭のアリス・グー。昨年のSXSWでその才能を絶賛された注目の女性監督だ。このたび解禁された予告編では、冒頭からテッドさんが焼き上げた沢山のドーナツがお目見え。胸が躍る何種類ものカラフルなドーナツが登場し、テッドさんを知る人々の証言が少しずつ積み重ねられていく。「大金持ち」「カンボジア難民にチャンスを与えた人物」「命の恩人」「お金のためなら何でもやる」「失望した」…果たして何が本当の彼の顔なのか。祖国カンボジアから自由の国アメリカへ渡り、生き抜くためにドーナツに全てを捧げた彼の人生に興味が掻き立てられる映像となっている。併せて、本作の舞台であるアメリカ・カリフォルニア州在住の映画評論家の町山智浩氏から本作へ熱いコメントが寄せられた。「ポルポトの虐殺から逃れ、難民としてアメリカに渡り、無一文からドーナツ王へとのし上がり、故郷の同胞を救うカンボジアのシンドラーになるが‥‥‥1分先が予想つかないジェットコースター人生!抜群の面白さ!」ピンクの箱に詰められた誰もが大好きなドーナツにまつわる、誰も知らない驚愕の真実。全米“ドーナツ王”の甘いだけではない人生を味わえる、格別のドキュメンタリーだ。『ドーナツキング』は11月12日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドーナツキング 2021年11月12日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020- TDK Documentary, LLC. All Rights Reserved.
2021年09月08日ソン・ガンホが独自の文字創製のため命を懸けた世宗大王を演じた史劇エンターテインメント『王の願い ハングルの始まり』から、特別映像が解禁となった。今回解禁された特別映像では、ソン・ガンホ、パク・ヘイル、チョン・ミソンのキャスト3名とチョ・チョルヒョン監督のインタビュー映像と、文化遺産の寺院など貴重な建造物で行われた撮影でのメイキング映像が収められている。世宗王を演じたソン・ガンホは「俳優として光栄でした。説得力のある演技をしなければならないと思い、慎重になりましたね」と、偉大な王として知られ、韓国で最も敬愛されている世宗王を演じたプレッシャーを語った。シンミ和尚役を演じたパク・ヘイルは、「表音文字に詳しい和尚役だったので、役作りのために僧侶と一緒に生活をしました」と役作りについて明かし、「サンスクリット語のセリフがあると聞き途方に暮れました」と撮影での苦労を語った。一方、チョ・チョルヒョン監督は、「抑揚までメモしたうえで再現する姿を見て驚きました。単なるマネではなく、自分のものとして消化してセリフを言うんです」とパク・ヘイルの高い演技力を褒めた。また、ソン・ガンホは「2人は『殺人の追憶』で共演した仲間です」と16年振りとなるパク・ヘイル、チョン・ミソンとの共演を喜び、チョン・ミソンも「頼れる人たちですし息が合います」と続き、パク・ヘイルも「撮影が楽しかったです」と撮影当時をふり返った。監督も「同じ感覚を共有できるようになり、幸せを感じました」と話す通り、撮影現場では笑顔が絶えず、息の合った、充実した時間が流れていた様子がメイキング映像から伺える。最後は、チョン・ミソンが「胸の思いを引き出してくれる映画」、パク・ヘイルが「とても斬新な映画」、ソン・ガンホが「今まで見たことのないような作品」と本作を評し、公開への期待が高まる特別映像に仕上がっている。『王の願い ハングルの始まり』は6月25日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:王の願いハングルの始まり 2021年6月25日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2019 MegaboxJoongAng PLUS M,Doodoong Pictures ALL RIGHTS RESERVED.
2021年06月18日東京ステーションギャラリーで『コレクター福富太郎の眼 昭和のキャバレー王が愛した絵画』が開かれています。昭和時代、キャバレー「ハリウッド」を創業し、全国に44店舗も展開した実業家の福富太郎(1931~2018)。テレビのワイドショーなどでも活躍した彼が熱心に集め、大切にしていたハイクオリティの絵画作品をご紹介します。キャバレー王、福富太郎って?【女子的アートナビ】vol. 205本展では、福富太郎が収集したコレクションのなかから、日本画や昭和期の油彩画など約80点を展示。鏑木清方など有名な画家の美人画から、あまり知られていない画家の作品まで、さまざまな作品が紹介されています。福富太郎とは、いったいどんな人なのでしょう?東京の品川で生まれ育った福富太郎(本名:中村勇志智)は、第二次世界大戦末期の少年期、米軍の空襲にあい、家とともに父親が大切にしていた鏑木清方の掛け軸を失います。戦後、東京オリンピック景気を背景にキャバレー「ハリウッド」を全国展開させ、実業家として成功をおさめた彼は、絵の収集を開始。少年期の経験から、まず鏑木清方の作品を集め、さらに当時あまり知られていなかった作家たちの作品も収集していきました。また、福富は絵を集めるだけでなく、美術に関する文章を雑誌に連載したり、美術史家と対談をしたりと美術評論家のような活動も展開。さらに、昭和期のワイドショーや深夜番組などにもたびたび出演し、テレビやラジオなどのマスメディアでも活躍。さまざまな顔をもつ多才な人物でした。駆け落ちに失敗…では、福富太郎はどんな絵が好きだったのでしょう?美人画を多く集めたことで知られていますが、単に見た目が美しい女性の絵にはあまり興味がなかったようです。娼婦や駆け落ち、心中をはかろうとする女性の姿など、妖艶で少し陰のある女性を描いた作品を好んだようで、展示会場は一種独特のあやしげな雰囲気が漂っています。そのなかから、本記事では3点ご紹介。(所蔵はすべて福富太郎コレクション資料室)まずは駆け落ちに失敗した女性を描いた池田輝方の《お夏狂乱》。但馬屋の娘、お夏と使用人の清十郎は駆け落ちしようとしたところ捕まり、清十郎は死刑、お夏は恋しさのあまり狂乱した、という実話をもとにした物語を題材にした作品です。狂乱して座り込み、放心したようなお夏の表情が、悲しくも美しく描かれています。娼婦、心中する女…続いてご紹介するのは、娼婦を描いた秦テルヲの《妊(はら)みの祭》。この画家は、私娼(公認されていない娼婦)たちが集まる場所に出かけ、美化しないリアルな女性像を描くことを得意としていました。売春婦をモチーフにした絵を収集したいと思っていた福富は、秦テルヲの作品テーマに共感。「どっしりとした女の重みがひしと感じられる」と彼の女性像を高く評価していました。最後は北野恒富の《道行》。近松門左衛門の『心中天網島』を題材にした作品で、許されぬ恋をしている男女が死に追いやられていく物語の一場面が描かれています。この作品について、学芸員の田中晴子さんは次のように語っています。「この絵はいろいろな解釈ができます。例えば、これから死のうとして歩いて行く二人の姿は生気が失われているように見えますが、よく見ると女性の手の指がピンクで、足の指にも色っぽさのある赤みが残っており、生きている温かみも感じられます。ぜひ、この絵の前でゆっくりとイマジネーションを働かせてみてください」東京ステーションギャラリーは6月1日から再開館しています。6月27日まで無休で開かれていますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。Information会期:~6月27日(日)会場: 東京ステーションギャラリー開館時間: 10:00 - 18:00*入館は閉館30分前まで休館日: 再開館(6/1)から閉幕(6/27)まで無休観覧料: 一般¥1,200、高校・大学生¥1,000
2021年06月02日6月26日(土)より、東京都庭園美術館にてフランスのジュエリー作家でガラス工芸家のルネ・ラリックの展覧会が開催されることが決定した。19世紀末から20世紀半ばにかけて、 ジュエリー作家・ガラス工芸家という肩書を超えて、 生涯を通して芸術家としての独自の道を切り拓いたルネ・ラリック(1860-1945)。フランス、シャンパーニュ地方の小さな村アイに生まれ、幼少期から身近な存在だった「自然」は彼女の多様なインスピレーションの根源とも言える。自然を注意深く観察することによって培われた眼差しは、 やがてイギリスでの経験や日本美術からの影響、 大戦間期における古代ギリシア・ローマへの回帰やエキゾティックな嗜好、 新しい女性たちのイメージなど、 20世紀初頭のフランスに起ったさまざまに異なる芸術潮流と結びつきながら磨かれていった。 例えば浮世絵にインスピレーションを得て、 パリ郊外の自邸付近で撮影した雪景色を表現したペンダントや、 1909年に他界した妻アリスの面影をシダのなかに刻印した香水瓶。 同時代の世界と日常身辺の心躍る事象や個人的な記憶に、 鋭い観察眼と想像力によって新しいかたちを与え、 「装飾品」として人々の身近なものにしたのだ。希少なジュエリーからより多くの人々のためのガラス作品への転換は、 急速に変化する社会のなかで芸術と生活がどのような関係を結ぶことができるのかを示そうとするもの。 本展では、ラリックが自然を起点としてどのように世界を観照し、 装飾という芸術を希求したのかを明らかにしていく。量産されたガラス作品と異なり、 1880年代から1900年代初頭の間に制作されたほとんど1点もののラリックのジュエリーは国内外でもとても希少なもの。 本展では、 20点のジュエリーと2点のデザイン画を公開する。斬新な素材のあつかいと多様なインスピレーションによって、 大女優サラ・ベルナールや詩人ロベール・ド・モンテスキューのような同時代を象徴するインテリジェンスに愛されたラリックのジュエリー。 「モダン・ジュエリー」の祖といわれるルネ・ラリックのジュエリーを実際に見ることができる貴重な機会となっている。また、ラリックの作品は本来建具やプロダクトとして同時代の都市生活のなかで使われていたものだった。 本展では1933年にラリックが生きた時代に建設され、実際にラリックが作品を提供している当館の旧朝香宮邸で、 ラリックのガラス作品がもっとも美しく見える自然光のなかで作品を体験できる。本館の旧朝香宮邸の空間と対照的な新館ギャラリーでは、 中山英之による「もうひとつの建物」で、 生活の空間で使われてきたラリックのガラス作品と、 作品のバックグラウンドを「図鑑」のように体験できる新鮮な展示空間を展開。 ラリック作品の新しい魅力に出会うことができる「ルネ・ラリック リミックス ー時代のインスピレーションをもとめて」にぜひ足を運んでほしい。【開催情報】「ルネ・ラリック リミックス ー時代のインスピレーションをもとめて」会期: 2021年6月26日(土)〜9月5日(日)開館時間:10:00〜18:00 ※入館は閉館の30分前まで休館日:毎週月曜日 ※ただし7月26日、 8月2・9・30日は開館、 8月10日(火)は休館会場:東京都庭園美術館(本館+新館)
2021年06月01日展覧会「ルネ・ラリック リミックスー時代のインスピレーションをもとめて」が、東京都庭園美術館にて2021年6月26日(土)から9月5日(日)まで開催される。ルネ・ラリック“自然”からのインスピレーションに着目「ルネ・ラリック リミックス」展は、ジュエリー作家であり、 アール・デコの時代を代表するガラス工芸家としても高く評価されたルネ・ラリックにフォーカス。特に、フランス、シャンパーニュ地方の小さな村アイに生まれたルネ・ラリックにとって、幼少期から身近な存在だったインスピレーション源の「自然」に着目。「自然」を起点として、どのように世界を見つめ、装飾という芸術を希求したのかに迫る。「自然」を注意深く観察することによって培われたルネ・ラリックの眼差しは、後のイギリスでの経験や日本美術からの影響、大戦間期における古代ギリシア・ローマへの回帰、エキゾティックな嗜好、新しい女性たちのイメージなど、20世紀初頭のフランスで見られた様々な芸術潮流と結びつきながら磨かれた。例えば浮世絵に着想を得て、パリ郊外の自邸付近で撮影した雪景色を表現したペンダントや、1909年に他界した妻アリスの面影をシダのなかに刻印した香水瓶など、日常的な事象や個人的の記憶を「装飾品」の表現に昇華することで、作品を世に送り出していった。希少な初期のジュエリーが集結注目したいのは、“モダン・ジュエリーの祖”といわれるルネ・ラリックがキャリア初期に手掛けた希少なジュエリーだ。量産されたガラス作品とは異なり、1880年代から1900年代初頭の間に制作されたジュエリーは、ほとんど1点もの。会場には、20点のジュエリーと2点のデザイン画が展示される。大女優サラ・ベルナールや詩人ロベール・ド・モンテスキューといった、時代を象徴する著名人からも愛された、ルネ・ラリックのジュエリーを間近に見られる貴重な機会となっている。プロダクトとして使用されていたガラス作品もその他、本来は建具やプロダクトとして都市生活の中で使用されていたガラス作品も展示。会場の東京都庭園美術館の建物である旧朝香宮邸にもルネ・ラリックが作品を提供しており、自然光の降り注ぐ旧朝香宮邸ならではの華やかな雰囲気の中で作品を鑑賞することができる。さらに、新館ギャラリーでは生活の空間で使われてきたルネ・ラリックのガラス作品と、作品のバックグラウンドを「図鑑」のように体験できる展示を展開。新鮮な展示空間によって、ルネ・ラリック作品の新たな魅力を体感できそうだ。【詳細】ルネ・ラリック リミックスー時代のインスピレーションをもとめて会期:2021年6月26日(土)~9月5日(日)開館時間:10:00~18:00 ※入館は閉館30分前まで休館日:毎週月曜日 ※ただし7月26日、8月2・9・30日は開館、8月10日(火)は休館会場:東京都庭園美術館 本館+新館住所:東京都港区白金台5-21-9入館料:一般 1,400(1,120)円/大学生(専修・各種専門学校含む) 1,120(890)円/ 中・高校生 700(560)円/65歳以上 700(560)円※( )内は20名以上の団体料金■『ルネ・ラリック リミックス』展 公式図録出版社:株式会社左右社発行日:2021年7月31日(土)予定デザイン:岡崎由佳会場撮影:三部正博執筆者:樋田豊次郎(当館館長)/ヴェロニク・ブリュム(ラリック美術館館長)/筧菜奈子(東海大学教養学部講師)/池田まゆみ(北澤美術館主席学芸員)/牟田行秀(当館副館長)/田中雅子(当館学芸員・本展企画者)
2021年05月31日ロッテのアイス「モナ王」シリーズの新作「モナ王八天堂監修カスタード味」が、2021年5月24日(月)より全国で発売される。くりーむパンの「八天堂」が監修する新作「モナ王」昭和八年に広島で創業、現在では日本全国に店舗を構える人気くりーむパン専門店「八天堂」。今回、ロッテのロングセラー「モナ王」シリーズの新作として発売される「モナ王八天堂監修カスタード味」は、同店が監修したカスタードアイスにしっとりとしたモナカを組み合わせたモナカタイプのアイスだ。味わいの要となるカスタードアイスは、「八天堂」の代名詞ともいえるくりーむパンをイメージしたもの。あっさりとした甘さに仕上げたカスタードアイスとモナカ、そのシンプルかつ相性抜群のハーモニーが楽しめる一品となっている。商品情報「モナ王八天堂監修カスタード味」発売日:2021年5月24日(月)メーカー希望小売価格:151円(税込)発売地区:全国
2021年05月14日朝鮮王朝時代、独自の文字創製のため命を懸けた世宗大王をソン・ガンホが演じた史劇エンターテインメント『王の願い ハングルの始まり』。『王の運命 歴史を変えた八日間』チョ・チョルヒョン監督との再タッグ作であり、時代劇から、『殺人の追憶』のようなノワール作品まで幅広い役柄を演じてきたことで知られるソン・ガンホ。なかでもコミカルで人間味のある演技には定評があり、“ソン・ガンホの出演作にハズレなし”といわれるほど、映画ファンからの信頼も厚い。そんなますます活躍から目が離せないソン・ガンホの外せない大ヒット主演作を紹介する。『パラサイト 半地下の家族』2020年公開第72回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞し、アジア映画として初めてアカデミー賞作品賞を受賞した本作。事業に失敗し計画性も仕事もないが楽天的な父キム・ギテク(ソン・ガンホ)、そんな甲斐性なしの夫に強く当たる母チュンスク、大学受験に落ち続けている息子ギウ、美大を目指すが予備校に通うお金もない娘ギジョン…キム一家は家族全員が失業中で、“半地下住宅”で貧しい生活を送っていた。ある日、長男ギウが留学する友人の代わりにIT企業の社長パク氏の大豪邸に家庭教師として雇われることに。パク一家の心を掴んだギウは、妹ギジョンも家庭教師として紹介し、キム一家は徐々にパク一家の“高台の豪邸”へと足を踏み入れていく。やがて2つの家族が交差した先に、想像を超える衝撃の出来事が起きる――。『タクシー運転手 約束は海を越えて』2018年公開韓国現代史上、最大の悲劇となった光州事件を題材にしたヒューマンドラマ。タクシー運転手のマンソプ(ソン・ガンホ)は、通行禁止になる前に光州に入れば、滞納している家賃を返せる金額の10万ウォンを支払うという言葉につられ、ドイツ人記者ピーターを乗せて英語も分からぬまま一路、光州を目指す。何としてもタクシー代を受け取りたいマンソプは機転を利かせて検問を切り抜け、時間ぎりぎりで光州に入る。“危険だからソウルに戻ろう”というマンソプの言葉に耳を貸さず、ピーターは大学生のジェシクとファン運転手の助けを借り撮影を始める。しかし状況は徐々に悪化し、マンソプは1人で留守番させている娘が気になりはじめ…。壮絶な史実をシリアスに寄せすぎず、ときにコミカルに見せられるのはソン・ガンホだからこそ。日本でも口コミから多くのファンの心を掴んだ。『王の願い ハングルの始まり』6月25日(金)公開朝鮮第4代国王・世宗の時代。これまで朝鮮には自国語を書き表わす文字が存在しておらず、上流階級層だけが特権として中国の漢字を学び使用していた。世宗(ソン・ガンホ)は、庶民でも容易に学べて書くことができる朝鮮独自の文字を作ることを決意。そこで、低い身分ながら何か国もの言語に詳しい和尚シンミ(パク・ヘイル)とその弟子たちを呼び寄せ、協力を仰ぐ。王を取り巻く臣下たちは、国の最高位である王様が最下層の僧侶と手を取り合い、庶民に文字を与えようとしている前代未聞の事態に激しく反発。逆境と葛藤のなか、世宗大王とシンミは新たな文字作りに突き進んでいく。『グエムル漢江の怪物』では弟役を演じたパク・ヘイルと、民衆のための文字作りに奮闘するコンビに扮する。『王の願い ハングルの始まり』は6月25日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:王の願いハングルの始まり 2021年6月25日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2019 MegaboxJoongAng PLUS M,Doodoong Pictures ALL RIGHTS RESERVED.
2021年05月10日新国立劇場の新制作公演、ストラヴィンスキー《夜鳴きうぐいす》とチャイコフスキー《イオランタ》のダブルビル(二本立て上演)が4月4日(日)に初日を迎えた。入国規制のため演出のヤニス・コッコスが来日できず、パリからのリモート演出で作り上げた舞台。《夜鳴きうぐいす》はストラヴィンスキーの最初のオペラ。アンデルセンの童話が原作の短編で、人々の心を癒す鳴き声を持つ不思議なうぐいすが、最後にはその歌声で瀕死の王をも救う。その声は「真の芸術」の象徴でもあり、まやかしの芸術を象徴する機械仕掛けのメカうぐいすとの対峙も描かれる。三宅理恵(ソプラノ)のうぐいす役が大正解。いわば「声」そのものが主役という、歌い手の真価が問われそうな難役。透明感のあるやわらかなリリコに巧みなコロラトゥーラも織り交ぜて鮮やかに歌いきり、劇中の神秘の鳥さながらに、聴き手の心を癒してくれた。物語の案内人である漁師役の若いテノール伊藤達人の安定した美声も印象に残った。一方の《イオランタ》はチャイコフスキーの最後のオペラ。生まれながら目の見えないイオランタ姫が、偶然に出会った騎士ヴォデオンによって愛と光の世界を知り、二人は結ばれる。題名役のソプラノ大隅智佳子が終始圧倒的な存在感を示した。しっかりしたボディのある豊潤な声がじつに心地よく響く。父王ルネの妻屋秀和も貫禄の歌唱。ロシア・オペラらしい深いバスの魅力を見せつけてくれた。演出家コッコスは劇場サイトで公開されている「オペラトーク」で、時代も音楽の性格も異なるこの2作品は一見まったく似ていないが、その共通性にすぐに気づいたといい、2つのオペラがひとつの舞台作品となるよう、美術的な観点からも密かな橋渡しを施したと語っている。それを踏まえて舞台装置を眺めれば、両作品に通底する、類似の、あるいは不変のさまざなモチーフが仕掛けられているのに気づくはずだ。ゼロから新たに作り上げる新制作上演だけにリモートでの演出には困難もあったろうが、そんな、ダブルビルの「意味」を滑り込ませた心憎い演出。音楽的にも、知的な音楽作りに定評ある高関健のタクトが鮮やかに織りなすストラヴィンスキーとチャイコフスキーのコントラストが、まるであらかじめひとつの作品として意図されていたかのような錯覚さえ覚える。これもコッコス・マジックゆえかもしれない。2作品ともおとぎ話なので、退廃的な悲恋も愛憎渦巻く殺人も出てこない。表現主義絵画から飛び出してきたような2次元風の舞台美術やカラフルな衣裳も幻想的で、小さな子供でもまったく抵抗なく楽しめそうな、素敵なプロダクションだ。新国立劇場の《夜鳴きうぐいす/イオランタ》はこのあと4月6日(火)、8日(木)、11日(日)。初台の新国立劇場オペラパレスで。(宮本明)
2021年04月05日デルヴォー(DELVAUX)の「マグリット コレクション」とルネ・マグリットの作品に着想を得た「デルヴォーアフタヌーンティー」が、東京エディションホテル虎ノ門のロビー バーで2021年4月5日(月)から5月9日(日)まで開催されます。「ルネ・マグリット」の世界が楽しめるアフタヌーンティー世界最古のラグジュアリーレザーグッズメゾン・デルヴォーの世界観が楽しめるアフタヌーンティーが実現。インスピレーションとなったのは、デルヴォーの「マグリット コレクション」です。「マグリット コレクション」は、ベルギーの巨匠ルネ・マグリットの作品世界にインスピレーションを得たバッグ・小物などのレザーグッズコレクションで、これまで何度も展開され注目を集めた人気のシリーズです。「デルヴォーアフタヌーンティー」では、ルネ・マグリットの作品を象徴するデザインにも同時に着想を得て、こだわりのスイーツやセイボリーを展開しています。フィーチャーしたのは、代表作の一つ<Clouds and Blue Sky>と<Les Pommes Masquees>。スイーツは、「金柑 チョコレートムース」や「レモンタルト」、「キャラメリゼ アップル」などフルーツを使用した爽やかな味わいのメニューを展開。アフタヌーンティーの主役となるスコーンは、プレーンとアップルレーズンの2つのフレーバーを揃えて、クロテッド クリーム、ストロベリー ジャムとともに提供されます。セイボリーとして、エッグサンドイッチやチキン カナッペなどをラインナップ。追加料金をプラスするとグラスシャンパン付きのプランもセレクトでき、優雅なティータイムが楽しめます。【詳細】「デルヴォーアフタヌーンティー」会場:東京エディションホテル虎ノ門 ロビー バー住所:東京都港区虎ノ門4-1-1期間:2021年4月5日(月)~5月9日(日)12:00~17:00 (L.O. 16:30)料金:ティーセレクション 5,500円+税、グラスシャンパン付き(Ruinart Blanc de Blanc) 7,800円+税※別途サービス料
2021年03月17日デルヴォー(DELVAUX)は、ベルギーの巨匠ルネ・マグリットの作品世界にインスピレーションを受けた新作「MAGRITTE ACT II」が登場。2021年2月16日(火)より全国のデルヴォーブティックで発売される。ルネ・マグリットの『光の帝国』にインスパイアされた新作バッグデルヴォーが、ルネ・マグリットのシュルレアリスムな作品世界にオマージュを捧げる「マグリット」コレクション。その新作となる「Magritte Act II」では、世界的に有名な作品『光の帝国』からインスピレーションを受けたデザインを卓越したサヴォアフェールのもと落とし込んだ。日中の爽やかな青空と、街灯が灯る夜の風景が共存する『光の帝国』の不思議な世界観は、魅惑的なブラックのレザーやゴールドのディテールなどで表現されている。また、マグリットの作品に登場するシンボルもデザインに採用。ボックスカーフの「ブリヨン ミニ(Brilliant Mini)」には、ハンドルの下に真鍮のリンゴをあしらっている。前回も登場した「Ceci n’est pas un Delvaux (これはデルヴォーではありません)」のアニメーションが施された「ブリヨン」バッグも登場。ピュアなアイボリーのカラーリングで登場する。スモールレザーグッズも登場バッグ以外にスモールレザーグッズも用意しており、マグリットの遊び心に溢れるイコノグラフィーが配されている。さりげないモチーフに心奪われるジップカードホルダーやポーチは、プレゼントとしてもおすすめだ。【詳細】「MAGRITTE ACT II」発売日:2021年2月16日(火)取り扱い:全国のデルヴォーブティックにて発売予定価格:Brillant Mini S Apple in the Sky 617,000円+税Brillant Charms Chaine Gand Box Calf 129,000円+税Card Holder Zipped Alphabet Magritte 52,000円+税Carré Magritte Alphabet Twill de Soie 25,000円+税Côme M Card Holder Alphabet Magritte 48,000円+税L’Humour MM S Box Calf Vinyle 911,000円+税Message L Pouch Alphabet Magritte 75,000円+税Message S Chain Card Holder Alphabet Mag 48,000円+税Tempête PM The Golden Dove 2,566,000円+税(参考価格)
2021年02月18日上海蟹の名店「蟹王府(シェワンフ)」が、日本初上陸。東京・日本橋に日本1号店をオープンする。ミシュラン上海の星を獲得した上海蟹の名店「蟹王府」「蟹王府」は、ミシュランガイド上海の星も獲得した上海蟹の名店。世界的に著名な香港の美食家 蔡爛(チャイラン)は、その美味しさから「一生に一度は訪れるべき最高のレストラン」と太鼓判押している。日本初出店となる東京店では、ランチ・ディナーともに四季折々の素材をあわせた絶品の蟹料理を楽しめる。ランチでは、前菜、蟹肉入り小籠包、蟹肉を使ったご飯ものまたは麺類、本日のデザートを味わえるセットメニューと、8品が提供されるスペシャルコースをラインナップ。ディナーでは、蟹料理を心行くまで堪能できるをコース料理を多彩に揃えた。スペシャリテとして登場するメニューの中でおすすめは、活け蟹を特製ソースに漬けた後、マイナス40℃で急速冷凍させた「蟹王府特製氷結蟹」だ。芳醇な蒸留酒の香りに、メロンのニュアンスを感じる蟹肉と蟹味噌のシャーベットが口の中でとろけあう。その他、一皿に約20匹の蟹肉を使用した「蟹肉炒めポーピン添え」、蟹味噌に雄蟹の白子と雌蟹の内子を合わせ、香り米に混ぜて食べる「南蘇名物 夫婦蟹味噌ソースかけご飯」など多彩な蟹料理を用意している。モダンで洗練された店内店内は、ブルーとゴールドで統一されたモダンで洗練された空間。シャンデリアがともるテーブル席のほか、特別な日に使いたい個室も備えている。【詳細】蟹王府オープン日:2020年12月12日(土)住所:東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井二号館1営業時間:ランチ 11:00~15:00、ディナー 15:00~23:00定休日:不定休/日曜日TEL:03-6665-0958■個室利用についてランチの食事代 1名15,000円以上合計金額60.000円から、ディナーの食事代 1名25.000円以上合計金額100.000円からの案內。
2020年12月25日洗練された造形から、日本でも多くのファンを持ちジュエリー作家、アール・デコを代表するガラス工芸家として名高いフランスのルネ・ラリック(1860-1945)の展覧会。ラリックは、初めパリの装飾美術学校で宝飾工芸を学びバンドーム広場にアトリエを構えカルティエなどのブランドに卸し、女優サラ・ベルナールも有力な顧客でアール・ヌーヴォーの宝飾デザイナーとして大変な人気を集めました。そして1900年パリ万国博覧会で大きく注目を集め、20世紀に入るとコティ社の香水瓶などの製造を足掛かりにガラス工芸家としての道を歩み始めます。現在も続くラリック社の設立もこの頃です。1925年パリの現代装飾美術産業美術博覧会(通称ア-ル・デコ博覧会)にパヴィリオンを出展し、その前に設置されたガラスの噴水は人々驚かせ、工芸から建築にまでカラスの可能性をひろげ、まさににアール・デコを牽引する存在として名を轟かせました。本展では、ラリック生誕160周年を記念してラリックのアール・ヌーヴォー期の貴重なジュエリー作品をはじめアール・デコの魅惑のガラス作品など代表作を含めて約200点を一堂に展覧いたします。フランス伝統の「エレガンス」の精神を日常品にまで具現したラリックの世界観をご紹介いたします。蓋物《二人のシレーヌ》1921年ペンダントヘッド/ブローチ《女性像とチュべローズ》 1899-1900年頃ペンダントヘッド 《カーネーションとロータス》 1897-1898年花瓶《蝶》1936年ランプ《蝶》1919年ラリック・エレガンス 宝飾とガラスのモダニティ~ユニマットコレクション場所:そごう美術館 〒220-8510 神奈川県横浜市西区高島2-18-1会期:2020年6月10日(水)~7月8日(水) 29日間※会期中無休 開館時間:午前10時~午後8時※入館は閉館の30分前まで※そごう横浜店の営業時間に準じます。料金:一般1200(1000)円、大学・高校生800(600)円、中学生以下無料 *消費税込※ミレニアム/クラブ・オンカード、セブンカード・プラス、セブンカードのいずれかをお持ちの方は( )内の料金にてご入館いただけます。※障がい者手帳各種をお持ちの方、およびご同伴者1名さまは無料にてご入館いただけます。【新型コロナウイルス感染予防に関する対応について】※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、展覧会・イベントの中止や延期、一部内容が変更になる場合がございます。※美術館入口掲示「ご入館の際のお願い」にご理解・ご協力を賜りますようお願い申しあげます。※入館に際し、マスクの着用、入口での手指アルコール消毒・検温をお願いいたします。※ご来館の皆様には保健所等の行政機関への情報提供のため住所、お名前など来館者カードへの記入にご協力いただく場合がございます。※入館者数が一定数を超えた場合には、入場制限を行います。(入場制限時、会場付近にはお待ちいただく場所はございません)更に以下の「博物館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に沿った対応を実施させていただきます。【来館者の安全確保のために実施すること】(来館前に検温を行い、以下に該当する方の入館制限を実施します。*37.5度以上の発熱があった場合*咳・咽頭通などの症状があった場合*新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触がある場合*過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への訪問歴及び当該在住者との濃厚接触がある場合 等(公益財団法人日本博物館協会令和2年5月25日発令 博物館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン より)企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年06月13日企画展「ドラマチック・ラリック」が、箱根ラリック美術館にて、2020年9月12日(土)から2021年3月21日(日)まで開催される。ルネ・ラリック、香水瓶の世界19世紀から20世紀のフランスで、ジュエリーやガラス工芸を手がけたアーティスト、ルネ・ラリック。ジュエリー作家としてはカルティエ(Cartier)などの一流宝飾店から依頼を受けるほどの成功を収めたラリックであったが、パリの香水商フランソワ・コティとの出会いをきっかけに“香水瓶”のデザインを手がけるようになった。香水の香りは、もちろん目には見えない。しかしラリックはそうした香りの世界を花々や月などのイメージに喩え、モダンで繊細な瓶のデザインで表現した。単に容器である以上に、独自の物語が込められたラリックの香水瓶は、人びとの心を奪うこととなる。香水瓶と広告をあわせて展示本展「ドラマチック・ラリック」では、そうしたラリックが手がけた香水瓶の数々を展示。“真夜中”を意味する「ダン・ラ・ニュイ」や、「ヴェール・トワ」つまり“あなたのもとへ”といった、繊細な香水瓶を目にすることができる。またこれら香水の広告もあわせて展示。香水瓶に込められたドラマとともに、華やかなりし時代のパリの雰囲気を垣間見られるだろう。展覧会概要箱根ラリック美術館15周年・ルネ・ラリック生誕160年企画展「ドラマチック・ラリック」会期:2020年9月12日(土)〜2021年3月21日(日)会場:箱根ラリック美術館住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186番1TEL:0460-84-2255開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)※定休日なし、なお臨時休館の場合あり入館料:大人 1500円、大・高生・シニア(65歳以上) 1300円、中学生・小学生 800円
2020年06月06日ロッテの人気アイス「モナ王」から、新作「モナ王 カスタードシュー」が登場。2020年5月18日(月)より全国発売される。食べごたえのあるアイスとモナカを一体化させた「モナ王」。新作「モナ王 カスタードシュー」は、そんな人気シリーズのアイスに、洋菓子の“カスタードシュー”の味わいを閉じ込めているのが特徴だ。モナカを一口かじると、シュー風味のアイスがとけだし、濃厚なおいしさが広がる。モナカの割れ目にそって、簡単に分けることもできるので、家族や友人とシェアして楽しむのもオススメだ。【詳細】ロッテ「モナ王 カスタードシュー」160ml 140円+税 ※希望小売価格発売日:2020年5月18日(月)発売地区:全国
2020年05月14日東京都庭園美術館では、『北澤美術館所蔵ルネ・ラリックアール・デコのガラスモダン・エレガンスの美』を、本日2月1日から4月7日(火)まで開催。北澤美術館のコレクションの紹介を通じて、ルネ・ラリックによるガラス工芸の全容が紹介される。ルネ・ラリックは、19世紀末〜20世紀にかけて、フランスで宝飾デザイナーやガラス工芸家として活躍したアーティストだ。植物や昆虫、裸婦などをモチーフにしたジュエリーで、アール・ヌーヴォー・ジュエリーのスタイルを確立し、その後、貴石に代わる新素材としてガラスに注目。20世紀に入ると、芸術性と実用性を兼ね備えた独自のガラス作品によって、アール・デコの時代を切り開いた。同展は、世界屈指のガラス・コレクションを有する北澤美術館所蔵のラリック作品より、アール・デコの時代を代表する名品約220点を厳選して紹介する。その舞台となる東京都庭園美術館は、1933年に旧朝香宮邸として建設されたアール・デコ様式の建物。同館のために、ラリックは正面玄関ガラスレリーフ扉をデザインしたほか、大客室と大食堂のシャンデリアとしてそれぞれ《ブカレスト》、《パイナップルとざくろ》も提供している。そんな、世界でも稀有なアール・デコ建築の中でラリックのガラス・コレクションが堪能できるほか、当時のテーブルセッティングを再現した展示や、朝香宮家が旧蔵していたラリック作品、昭和天皇が皇太子時代に外遊の記念にパリから持ち帰った花瓶なども併せて特別展示される。透き通る光の清らかさや、貴金属を思わせる重厚な輝き。ラリックのガラス作品を通して、フランス装飾美術の精神「ラール・ド・ヴィーヴル(生活の芸術)」を感じとってみたい。【開催情報】『北澤美術館所蔵ルネ・ラリックアール・デコのガラスモダン・エレガンスの美』 2月1日〜 4月7日(火)まで東京都庭園美術館にて開催【関連リンク】 東京都庭園美術館( www.teien-art-museum.ne.jp)花瓶《ナディカ》1930年 北澤美術館蔵 撮影:清水哲郎香水瓶《彼女らの魂》ドルセー社 1914年 北澤美術館蔵 撮影:尾形隆夫旧朝香宮邸正面玄関ガラスレリーフ扉(部分)1933年 東京都庭園美術館蔵シール・ペルデュ水差《小さな牧神の顔》1922年 北澤美術館蔵 撮影:清水哲郎香水瓶《牧神のくちづけ》 モリナール社 1928年(左から3番目)ほか香水瓶各種 北澤美術館蔵 撮影:清水哲郎
2020年02月01日東京都庭園美術館は、展覧会「北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美」を2020年2月1日(土)からにて開催していたが、臨時休館に伴い閉幕。尚、東京都庭園美術館は2020年3月16日(月)から4月12日(日)までの期間、臨時休館。アール・デコの時代を代表する硝子工芸家ルネ・ラリックルネ・ラリックは、アール・デコの時代を代表するジュエリー作家・ガラス工芸家。1900年のパリ万国博覧会でグランプリに輝くまでは、半貴石やガラス、角材などを用い、昆虫や裸婦などをモチーフとしたジュエリー制作していた。1910年頃よりガラス工芸に転向し、香水瓶などの小品からモニュメンタルな建築用の大作までを手掛けるようになる。貴金属を思わせる重厚な輝きなど、芸術性と実用性を兼ね備えた独自のガラス作品で、新時代を創出していった。モダニティとエレガンスが共存する約220点のガラス作品本展では、世界屈指のガラス・コレクションを有する北澤美術館所蔵のラリック作品より、アール・デコの時代を代表する約220点を展示。モダニティとエレガンスが共存する作品の数々が一堂に会す貴重な機会となっている。会場となる旧朝香宮邸は、アール・デコ建築を代表する建物の一つ。館を象徴する正面玄関に施されたガラスレリーフ扉や大客室の天井灯などは、当時世界的アーティストとして知られていたラリックが手掛けたものである。作品と共に、ラリックのガラスが放つ多彩な表情を楽しめるのも魅力の一つだ。また、大胆かつストーリー性のある建築を得意とする建築家・永山祐子が手掛けた新館では、朝香宮家が旧蔵していた作品や、昭和天皇が皇太子時代に外遊のパリ土産として持ち帰った花瓶などを特別に展示。大正・昭和初期に、どのようにしてラリックの作品が日本にもたらされたのかを紐解いていく。【詳細】北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美※当初は2020年4月7日(火)まで開催予定だったが、臨時休館に伴い2020年3月27日(金)に閉幕を発表。※2020年3月16日(月)~4月12日(日)の期間、東京都庭園美術館は休館。開館時間:10:00~18:00※桜の季節、3月27日(金)、28日(土)、4月3日(金)、4日(土)は20:00まで開館。※入館は閉館の30分前まで。休館日:毎月第2・第4水曜日会場:東京都庭園美術館 本館+新館住所:東京都庭園美術館|東京都港区白金台5–21–9入館料:一般1100(880)円、大学生880(700)円、中・高校生550(440)円、65歳以上550(440)円※( )内は前売券及び20名以上の団体料金。※小学生以下及び都内在住在学の中学生は無料。※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳を持参の人とその付き添いの人2名は無料。※教育活動として教師の引率する都内の小・中・高校生および教師は無料(事前の申請が必要)※第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上無料。前売券はイープラスにて販売。
2020年01月21日歌手でタレントの道重さゆみ(30)が11月22日、愛知県・岡崎市美術博物館で開催される「Roots of Kawaii 内藤ルネ展~夢見ること、それが私の人生~」の内覧会に参加した。本誌のインタビューの際にも愛用のルネグッズを並べ、内藤ルネさん(享年74)の魅力について存分に語ってくれた道重。再び生“Roots of Kawaii”に触れ、感動の様子だ。今月23日から20年1月13日まで開催される同展は、ルネさんの生誕地・岡崎市で初めて行われるというスペシャルなもの。さらに初出展作品含む約400点もの作品が展示される大規模な回顧展でもある。ルネさんの大ファンで、自身のライフプロジェクト「SAYUMINGLANDOLL」でもルネさんとのコラボ作品を制作した道重。ルネさんの魅力について訊ねられると「一言でいうとカワイイにつきます!」と語り、こう続けた。「そのカワイイにも、古風なカワイイやちょっとロリータっぽいカワイイ、かっこよさの中にあるカワイイなど、いろんな種類のカワイイがあって。とっても刺激を受け、勉強になります。何度見ても改めてここもカワイイという新しいカワイイポイントが見つかるところが魅力です」さらに「ルネさんは生前、自分のふるさとで展覧会を開きたいとおっしゃっていたと聞いて、亡くなった後に夢が叶うってすごいことだと感動しながら見ていました」と興奮冷めやらぬ様子。「ルネさんのカワイイは時代を超えても色あせることなく、いつまでもカワイイです。中でも、私はシールが大好きなのでアクセサリーシールがたくさん並べてあるのは夢みたいでした。その前で写真も撮れて幸せです」と語った。たまたま開催されていた内藤ルネ展を観に行ったことがキッカケで、ルネさんのことが大好きになったという道重。「ルネさんの作品はどれもかわいくて、例えば1つ、ピンクを使っているといってもそのピンクの具合がとてもカワイイです。これは言葉では説明できないので、ぜひ実物を目で見て、色使いなど細かいカワイイポイントを楽しんでいただければと思います」と呼びかけた。「SAYUMINGLANDOLL」の衣装も展示している同展。道重はイベント終了後、Twitterを更新し《展示数がとっても多く、そのどれもが可愛くて、、、わくわくがとまらなかったです》《グッズもいっぱい買っちゃった!》とその喜びをつづっている。
2019年11月23日ベルギー王室御用達のラグジュアリーレザーグッズメゾン、デルヴォー(DELVAUX)がマグリット財団とコラボレーション。画家ルネ・マグリットの作品に敬意を捧げる新作「マグリット コレクション」を、5月15日に発売する。コレクションは、「山高帽の男」、「約束」、「恋人たち」、「ゴルコンダ」など、マグリットの数々の名画をオマージュしたバッグを始めとするレザーグッズで構成される。マグリットが描いた山高帽の輪郭を思わせるハンドルや「ゴルコンダ」 の裏地、レザーに模った鍵穴のモチーフなど、各ディテールにマグリットが表現したシュルレアリスムの精神が息づいている。なかでも「D オフ(D-Off)」は、コレクションを代表するアイコン的バッグ。そして、今秋にはメンズラインも登場する。ノアール、ネイビー、アイボリー、シエル、ヌードのカラーパレットで展開されるトラベルウォレットとポーチには、トロンプ・ルイユ(だまし絵)のスピリットが反映されている。
2019年05月15日神秘の聖剣エクスガリバー、これを引き抜いた者は王となるだろう――。神話時代のヨーロッパで生まれた有名なアーサー王伝説を元に紡ぎだす、新たな英雄譚。OSK日本歌劇団の最新作「円卓の騎士」が12月21日、大阪・近鉄アート館で開幕した。OSK日本歌劇団チケット情報王の息子として生まれながらも魔法使いマーリンに育てられた青年アーサーが、様々な試練を糧に真の王として覚醒していく様は、明快にして痛快。裏切りや隠された真実といったドラマや、聖剣を手にしたものが実力に関係なく最強になるという構図もゲーム的で面白い。ともすれば子供向けのおとぎ話に終始しそうな題材だが、そこはファンタジーの旗手、作・演出の荻田浩一。子供には痛快なヒーロー物語として、大人には示唆に富んだ奥深い作品として楽しめるよう手腕を発揮する。登場人物が出揃う1幕はテンポよく要点をまとめつつ、台詞では語りきれない役の心情やムードを歌やダンスが補い効果的。2幕では各キャラクターが真価を発揮する見せ場もあり、小気味良いエンターテイメントに仕上がっている。「僕はダメなんだ…」と両親の愛を知らず、どこか魔法使いマーリンに言われるがまま盲目的に人生を送る青年アーサー。王の証である聖剣エクスガリバーを手にした後も不安げな表情をのぞかせる。そんな揺れる主人公の心情を、主演の楊琳は澄んだ瞳で繊細かつ雄弁に物語る。なかでも、愛を知り加速度的に感情を解き放っていく2幕での変化は人が変わったよう。抜群の集中力で感情の振れ幅を表現している。ヒロインの王妃グウィネヴィアには舞美りら。アーサーの目を開かせる重要な役どころだ。舞美は登場から光を得たような存在感で場の空気を変えていく。愛嬌たっぷりのヒロインがアーサーと終盤、どんな愛の旅路を辿るのかも見所のひとつ。また、愛ゆえに混乱を招く好敵手ランスロットには翼和希。陽気で逞しい剣士ぶりが甘いマスクによくハマる。そして、アーサーの人生を左右するキーマンとして、魔法使いマーリンと湖の乙女の存在も外せない。マーリン役の愛瀬光は抑えた演技にも威厳を漂わせ、黒幕的キャラクターを造形。湖の乙女は作品の良心的ポジション。演じる朝香櫻子は、確かな表現力で観る者をファンタジックな劇世界へと誘う。人ならざるものの佇まいと幻想的な歌声はさすがのひとことだ。例えば、他国から異なる価値観を持ち込むヒロインや、魔術で生み出された騎士モードレッドには、移民問題や共生が進むAIの存在など、極めて今日的なテーマを深読みすることができる。と同時に「愛とは」「生きるとは」といった普遍的なテーマも届けられ、語り継がれる名作の所以を思わずにはいられない。とりわけ、アーサー王最後の台詞に託された、タイトルにも通じるメッセージは、あまりの純粋さに心洗われる思いだ。本編後にはプチショーも付いてお得感満載。家族での観劇にもぴったりの作品といえそうだ。公演は、12月27日(木)まで大阪・近鉄アート館にて、2019年1月24日(木)から27日(金)まで東京・博品館劇場にて上演。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2018年12月25日松坂桃李(30)の“遊戯王オフ会”参加が話題を呼んでいる。これまでも大の遊戯王好きとして知られてきた松坂。12月14日には「週刊女性PRIME」のインタビューで、ドラマ「この世界の片隅に」(TBS系)の撮影が終わった後に「遊戯王のオフ会に参加していた」と告白。松坂といえば、今年は「不能犯」「娼年」「孤狼の血」といった話題の映画に続々出演。人気も実力もうなぎ上りとなっている。Twitterではそんな松坂がオフ会に参加していたことへの驚きを、それぞれ独特の言葉で表現している。《遊戯王のオフ会に出向く松坂桃李、ローマの休日のオードリーヘップバーンみたいやな……》《普段は王政で城に籠もっているけれど、民衆の間で流行している娯楽が好きで民衆と語り合いたい、と城を抜け出し酒場にお忍びで通う利発な若き王みたいな感じだな》《王女が下町で自分を知らない庶民と恋に落ちるアレじゃん》また記事では現場で会った男性が「僕のことを知らなくて」と明かしていたが、そのことへのツッコミも。《松坂桃李が遊戯王オフ会に参加してるのも草だし、オタク側が松坂桃李知らないのも草》《松坂桃李を知らない遊戯王オタク世間にどれだけ疎いんだよ》《松坂桃李知らない遊戯王オタク信頼に値しすぎるな》同日には19年の大河ドラマ「いだてん」(NHK総合)への出演も発表された松坂。来年はさすがに気づかれそう?
2018年12月14日