保育士の中田馨さんが、外遊びの際にありがちなトラブルについて教えてくれました。秋になると外遊びの機会も増えますよね。外遊びをするときにトラブルなく安心して子どもが遊ぶことができるように、ぜひ一度確認してみてくださいね。こんにちは!保育士の中田馨です。8月が終わり、暑い夏がだんだん秋に変わり始めていますね。涼しくなってくると公園などで外遊びをする機会も増えると思います。今回は、楽しく外遊びをするためにも知っておきたいことをご紹介します。 友だちにケガをさせてしまった場合は?外遊びをしていて、友だちにケガをさせてしまった……なんてこともあるかもしれません。私も息子が小学生のときに2回ほどありました。わざとではなくても、相手にケガをさせてしまったのですから誠意をもって対応します。親子で謝ることは当然のことですが、病院に行く必要があるのかどうか? を確認しましょう。また、帰宅後に何かあってはいけないので、こちらの連絡先を知らせておくとよいでしょう。 息子の場合、相手が急いでいたようで「大丈夫」と言って自転車で走って行ってしまいました。私は不安だったので、その足で念のため交番に行って「もし、こういう方が来たら連絡をください」と事情を話したこともありました。そのときにできる対応をしておくと後悔がないと思いますよ。 小学生が公園にいた場合は?春休みに保育所の子どもたちを連れて公園へ行ったときのこと。私たちが砂遊びをしていると、自転車を走らせていた小学生が滑って真横に転んできて、危機一髪だったことがありました。小学生の子どもたちが公園にいる場合、やはり動きの大きさや遊びが違いますので、お子さんのあそびに少し配慮が必要ですね。 小学生がいる時間帯に公園に行かないという選択肢もありますが、例えば、小学生が鬼ごっこを始めた場合には追いかけっこをして、お子さんの近くを走りまわることもあると思います。小学生にも、小さい子どもが公園で遊んでいることを知らせたいものです。ただ、「危ない!」と注意するだけでは、小学生に伝わりにくいかもしれません。「小さい子が砂遊びしているから、ここで走ると危ないの。少し離れて鬼ごっこしてもらえると嬉しいな」など、危ない理由としてほしいことを伝えれば、子どもたちはルールを作りなおして遊んでくれるはずです! 外遊びは、子どもも大人もリフレッシュできる遊びでもあります。少しのルールと大人の簡単な配慮で、外遊びを楽しんでくださいね。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年09月08日今回は「LINEエピソード」をクイズ形式で紹介します!このやりとりがどんな結末になるか考えてみてくださいね。ママ友のイヤミある日、ママ友から延長保育に関する話をされました。主人公は自営業のため仕事の時間が長く、延長保育を利用しています。出典:Grappsママ友に事情を説明しますが納得いかないようで…。すると突然ママ友が衝撃の言葉を口にしたのです。ここでクイズママ友の迷惑行為とは?ヒント!主人公は困ってしまいました。ママ友の勝手な言い分出典:Grapps正解は…正解は「断ってるのに迎えを頼んできた」でした。翌日主人公が子どもを迎えに行くと、ママ友の子どもも連れて帰ることになっていて…。あまりにも身勝手なママ友にビシッと一言物申すことを決めたのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年09月08日この春から3歳児クラスに転園が決まった娘。初めての登園にもかかわらず、別れ際には笑顔で「ママ、ばいばい!」と教室へ入っていきました。慣らし保育初日が順調すぎたので感動していたら、その日のお迎えで予想外のことが起こったのです……。 順調すぎる慣らし保育でまさかの!? 3歳の娘はこの春から別の保育園に転園しました。心配する親をよそに、新しい園に通うのが楽しみな娘。そのおかげか、慣らし保育初日から別れ際に泣くことなく教室へと飛び込んでいきました。 2時間の慣らし保育を終え、教室へとお迎えに行くと、楽しそうに遊ぶ娘の姿が。しかし帰り際、園の正門を出たところで娘の足がぴたりとストップします。そして「帰らないの~!!!」と園に戻ろうとする娘。よほど楽しかったのか、まさかの帰宅拒否です。「今日は練習だから、もう帰るんだよ」と私の説得もむなしく「帰らない」と言い張る娘。「帰ろう」「帰らない!」のやりとりは、その後20分以上続くことに……。 さすがに疲れてきた私は、「おうちに行こう! 娘ちゃんの大好きな人形たちが待っていたよ」と言葉を変えて、誘ってみることに。すると「お人形さんたち、娘ちゃんのことを待ってる?」と先ほどまでと違う反応が! そしてやっとのことで家へと向かい始めたのです。 「帰ろう」と「行こう」、ちょっとした言い換えでしたが、意外な効力を発揮した瞬間でした。私の言葉に従わせるのではなく、娘が自発的に「帰ろう」と思えるようにする大切さを学んだ出来事です。 作画/ひのっしー著者:斎藤アキ
2023年09月07日■前回のあらすじ「初めてもう無理かもしれないと思った…」と話す谷先生に、以前働いていた保育園の休憩中の過ごし方を話したはちみつこ。休憩中も働いてはいたけれど、今の環境に比べたら自由だった。それを聞いた谷先生は…?■谷先生の決断は…■保育士を目指したきっかけ■保育士である自分自身に自信がなくなってきて…あんな過酷な環境にも関わらず、「1年続けます」と言い切って、谷先生えらいなぁ…とすごく感心しました。谷先生よりも私の方が辞めたいって思っているんだなと、改めて痛感したのと同時に、今から保育園に戻らないといけなくて、保育園を出る頃には夜なんだな…と、悲しくなりながら歩いていたのを思い出します。私が保育士になろうと思った理由は、子どもたちの温かい居場所でありたいというのが1番だったのに、現実はなかなか厳しくて、うまくいかなくて…。次回に続く「ブラック保育園辞めました」(全23話)は17時更新!
2023年09月06日きょうだい児として育ったはちみつこさん。きょうだい児とは、障害や病気などを兄弟姉妹に持つ子どものこと。はちみつこさんにはふみちゃんという妹がいるのですが、子どものころから少し「あれ?」と感じることが多くありました。そんな矢先、「就職したはずの妹が解雇になった」と母親から電話を受けたはちみつこさん。結局ふみちゃんははちみつこさんが住むB市に引っ越すことが決まったものの、家賃はすべて母親持ち。自分とあまりにも違う扱いを不公平に感じ、はちみつこさんはふみちゃんへのイライラを抑えられません。はちみつこさんがふみちゃんにイラ立ちを募らせていたのは、当時の仕事上での待遇にも原因があったようで……?そして3年後。妹との関係は… しばらくの間ふみちゃんと距離をおいていたはちみつこさん。そんな2人の関係を変えるきっかけとなったのは、はちみつこさんの出産でした。母親から、ふみちゃんははちみつこさんにずっと憧れていること、女性としての幸せを望めない可能性があることなどを聞いたのです。親になったからこそ、母親のふみちゃんへの気持ちを理解できるようになったはちみつこさん。今ではピンチのときに助けてもらうなど、ふみちゃんを頼りにしています。まだふみちゃんを心配に思うこともあるはちみつこさんですが、限りある人生の中で、家族と暮らす「今」という時間を大切にしたいと思っているのでした。 はちみつこさんが感じたように、「親になって初めてわかった」という経験をしたことがある方は多いでしょう。たしかに、マイペースなふみちゃんとしっかりもののはちみつこさんに対し、母親の対応は平等ではなかったかもしれません。 ですが、母親はどちらの子のこともしっかりと愛していたはず。 人のきょうだい関係を羨ましく感じることもあるかもしれませんが、家族の存在は何にも代えがたいものです。 自分の家族だからこそ築ける、かけがえのない関係を大切にしていきたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2023年08月31日発達障害の姉と妹は仲良し姉妹わが家には3歳差の仲良し姉妹がいます。自閉スペクトラム症、ADHDがある姉(現在中1)は、小1~小3は通常学級(小1は加配あり)、小4~小6は特別支援学級(情緒)、中学進学後も特別支援学級(情緒)に引き続き通っています。普段は素直で優しい姉ですが、こだわり強め、癇癪頻発、また特性から1日中しゃべり続けていることもあります。記憶力が良いため昔のことをよく覚えていて、特につらく悲しい記憶が抜けない面があります。以前交流級の男子数名からいじめにあったことがあり、学校へ行くことが怖く現在は不登校を選んでいます。妹(現在小4)は、周りをよく見ていて常に気配りできる子どもです。いつも自然に姉の面倒を見てくれていて、声かけのタイミングや話の聞き方は療育の先生より上手と思えるほどです。二人の関係は良好です。妹が姉のやりたいことを優先してくれることもありますが、妹が対戦ゲームをしたいときなどは、姉を誘って一緒に遊んでもらうこともあります。姉は話を聞いてもらいたいタイプなのですが、脈絡なく話してしまったり、話が飛び飛びになったりもするし、聞き取りにくいことも多々あります。それでも妹は相づちを入れつつ「ちゃんと聞いているよ」という姿勢で姉との会話を楽しんでいるようです。このように妹は話の聞き方一つにしても、親以上に姉への対応が上手だなと感じています。それは4歳の頃から自然に身についていったように思えます。Upload By ユーザー体験談4歳から自然と身についていた姉への「声がけの仕方」妹は小さい頃から”周囲の人を助けたい”と思う性格のようで、園や学校のお友達が困っていると自然と手助けをしていましたし、姉のフォローもいつもすすんでしてくれています。姉は話しかけられても気づかないことが多いのですが、妹は4歳くらいの頃から、姉に話しかけるときは姉の視界に入る場所に移動して名前を呼び、一旦注目させてから話すということを自然と行っていました。普段私がそのように話しかけている様子を見て、自然に習得したようです。妹が年長くらいになると、出かける際、姉に「〇〇(姉の名前)、□□(場所)に行きます。あわてないで準備します」などと姉に声がけをするようになりました。姉のパニックや癇癪に事前に気づいてくれるまた、妹は姉のパニックや癇癪に対して、落ち着くまでそっとしておいたほうがいいときと声がけをしてあげたほうがいいときの違いを感覚的に掴み、対応してくれます。それも妹が4歳頃から自然と行っていたように思います。姉がパニックや癇癪を起こしたときは、落ち着くまで待つのが1番の対応になります。妹はそのときも何も話しかけずただ待っています。そして、おさまったタイミングで、「落ち着けてよかった」など声をかけて、パニックや癇癪を起こしたことは責めません。ちゃんと落ち着けたタイミングを見極められていることもすごいことだなぁと思います。また、姉がパニックを起こしそうになる状態に気づくのがとても早く、先生がそれに気づかず進めていると、「〇〇(姉の名前)大丈夫?ちょっと休む?」と絶妙なタイミングで声をかけています。妹の声かけがもう1分遅かったら癇癪を起こしていただろうと思うことが何度もありました。癇癪を起こしてしまうと長いし、本人も周りもつらいので、一瞬の表情の変化や動きで気づいて助けてくれる妹にはとても助かっています。また姉も「ありがとう、ちょっと休みたいな」と妹の声がけだと素直に応じられることが多いです。Upload By ユーザー体験談姉のパニックを最小限に抑えてくれる妹のすばやい状況理解と対応以前療育施設で、姉と妹だけ別の部屋に案内されたときの話です。案内された部屋には、学校の机と椅子があり、その部屋に案内された時、一瞬姉の動きが止まりました。瞬時に妹はその動きに気づき「やばい!」と思ったそう。やはり姉が癇癪起こす直前の状態、体が強張る様子になっていました。いじめられて不登校になった姉は、学校を思い出させる机と椅子がとてもつらく、耐え難いものでした。療育の先生はそのことを知らなかったということもあり、異変の理由に気づきませんでした。私は、姉が学校の机と椅子が嫌なことを妹には話していなかったのですが、妹は姉が学校を連想したのかもしれないとすぐ気づき、部屋に入る前に「このお部屋は学校みたいだから〇〇(姉の名前)は苦手みたい」と療育の先生に教えてくれました。また姉には「この部屋はいやだよね。無理しなくていいと思うよ」と穏やかに声をかけていました。Upload By ユーザー体験談その後、妹が姉にその後の予定を話し、落ち着かせようとしてくれました。姉も一旦落ち着きかけたのですが、少しパニックになってしまったため、その日の療育はそのまま終わってしまいました。ですが、あのまま案内された部屋に入っていたら、1週間は荒れていたと思います。妹の気づきと素早い対応のおかげで、その日1日荒れる程度で済みました。これからも仲良し姉妹で!姉は少しでも過ごしやすいように、妹には好きを優先してほしいこのように妹には姉だけでなく、私もとても助けてもらっています。ただ、優しすぎて自己主張が苦手な面がある妹。いつも負担や我慢ばかりさせているかと思うと、親として申し訳ない気持ちもあります。ですので、母と妹2人で出かけたり、ぎゅーっと抱きしめることは欠かせません。Upload By ユーザー体験談親としては、二人がこれからも仲良し姉妹でいてもらいたいというのが何よりの望みです。姉は、素直で優しい部分はそのままで、気持ちのコントロールを徐々にできるようになってもらい、悲しみばかりに囚われず少しでも過ごしやすくなってもらいたいです。妹は……いつも自分の気持ちよりも相手のことを優先しがちなので、もっと自分のやりたいこと、好きなことを優先できるようにになってもらいたいです。サポートには本当に助かっていますが、妹には妹の人生があると思うので、その部分は我慢をさせないように親としても注意して見守っていきたいです。また妹は、家では姉をサポートし、学校では特別支援学級の子をサポートしているようです。本人も人を助けたい思いが強く、大人になったら姉の通う療育施設の先生になろうかなと話しているので、療育の先生になって支援が必要な子やその家族の支えになる存在になってくれればと思っています。イラスト/カタバミエピソード参考/naco.(監修:森先生)とっても良い妹さんですね。お母さんから妹さんへの配慮も、大変素晴らしいと感じます。発達障害のある子どもが成長するためには、親だけでなく家族全員の協力が得られるとより良いですよね。親だけではケアできない部分もあり、同年代のきょうだいからケアしてくれることは、とっても助かるでしょう。ただし、パニックや癇癪の対応は、大人でも疲れてしまうこともあるくらい大変なことです。「きょうだい児」がどんなに優秀でも、親はそれに甘え過ぎないことが大切です。「きょうだい児」にも、安心して家族に甘えたり、ときに反抗したりすることも必要です。「きょうだい児」とのコミュニケーションも大切にして、ときに親と2人っきりで甘えられる時間を意識的にとってあげること。「お世話をしてくれるから」でなく、「その子自身を愛している」こと、「その子のやりたいことを応援している」ことを、これからも今の調子でしっかりと伝えられるといいのではないかと思います。
2023年08月31日きょうだい児として育ったはちみつこさん。きょうだい児とは、障害や病気などを兄弟姉妹に持つ子どものこと。はちみつこさんにはふみちゃんという妹がいるのですが、子どものころから少し「あれ?」と感じることが多くありました。そんな矢先、就職したはずの妹が「解雇になった」と母親から電話を受けたはちみつこさん。心配になり一人暮らしをするふみちゃんの部屋を訪れると、そこは自分の部屋とは雲泥の差の広さと設備の部屋でした。しかも母親がすべて準備したと知りはちみつこさんは自分への愛情の差を感じます。退去日の迫った部屋の退去準備もままならないふみちゃんの荷造りを手伝い、部屋を後にしましたが、その後、マイペースすぎる妹との同居を母親から提案され……。ふみちゃんの就職が決まるまで金銭的なサポートはすると母親は言いますが、仕事が忙しく心の余裕がないはちみつこさん。「いいよ。」と答えることはできませんでした。次に母親が提案してきたのは… はちみつこさんが住むB市にふみちゃんを住まわせることにした母親は、不動産の本契約を2人で行ってほしいとお願いします。 「一緒に住むよりはいいか……」と受け入れたはちみつこさんでしたが、ふみちゃんは相変わらずマイペース。加えて働いているはちみつこさんより好条件の物件に住むようです。 これまでの不満が募っていたこともあり、つい母親に文句の電話をかけてしまうはちみつこさん。 結局母親の気持ちを尊重することにしたものの、ふみちゃんの理解できない言動の数々に思わず本人にイライラをぶつけてしまうのでした。沈黙を貫くふみちゃんが本当はどう感じていたのかはわかりませんが、今の状況を姉からよく思われていないことは理解していたはず。一方のはちみつこさんにとっては、母親から手厚いサポートを受ける妹を疎ましく思う気持ちがあったのでしょう。お互い思うところはあるかもしれませんが、家族は唯一無二の存在です。助け合えるのも家族だからこそ。2人が仲直りして、関係が修復できるのを祈るばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2023年08月30日きょうだい児として育ったはちみつこさん。きょうだい児とは、障害や病気などを兄弟姉妹に持つ子どものこと。はちみつこさんにはふみちゃんという2つ下の妹がいるのですが、子どものころから少し「あれ?」と感じることが多くありました。そんな矢先、就職したはずの妹が「解雇になった」と母から電話を受けたはちみつこさん。急遽ふみちゃんに会いに行くことになったのですが……。居眠りを繰り返したことが原因で解雇されたというふみちゃん。妹は真面目だと思っていただけに、はちみつこさんにはその事実が信じられません。ですが、実はふみちゃんの居眠り癖は学生時代からあったようで……?久しぶりに会った妹の様子は… はちみつこさんがふみちゃんの体型以上に気になったのが、自分とは比較にならないほど広くてきれいな部屋でした。 母親がふみちゃんのためにいろいろ負担していたことを知り、はちみつこさんは妹への嫉妬心をにじませます。 一方のふみちゃんは部屋を退去しないといけない状況であるにもかかわらず、マイペースを崩しません。 そんなふみちゃんとの同居を母親に提案され、嫌な予感しかないはちみつこさん。「働きながらふみちゃんのサポートもしなければならないのでは……」と不安に感じてしまうのでした。 きょうだいのいる家庭では、親の愛情が平等ではないと感じたことがある人もきっといるでしょう。 親は同じように愛情を注いでいるつもりでも、子どもの性格によっては接し方を変えざるを得ない状況も。「なんで妹ばっかり」「私だけ愛情が薄い…」そんな言葉をもし子どもから掛けられたら、親としてはどう答えるのが正解なのでしょうか。 平等にしなければいけないとわかっていながらも、平等にするのが難しいきょうだい育児。 あなたが親なら、マイペースすぎるふみちゃんと、しっかりもののはちみつこさんのどちらとも平等に接することができますか?著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2023年08月29日きょうだい児として育ったはちみつこさん。きょうだい児とは、障害や病気などを兄弟姉妹に持つ子どものこと。はちみつこさんには2つ下のふみちゃんという妹がいるのですが、妹は4歳のとき、先天性疾患のため手術をし1カ月にも及ぶ入院生活を送りました。妹の入院に付き添って母親が不在の間、父親とともに祖母宅で心細く寂しい生活を送ったはちみつこさん。無事に帰ってきたふみちゃんとともに過ごすうち、少し「あれ?」と感じることが多くなっていき……。小さいころからおっとりした性格のふみちゃん。マイペースな妹に、はちみつこさんはときどき腹が立つこともあったようです。うちの妹ってなんか変…? 片付けができなかったり会話がかみ合わなかったり、次第にふみちゃんへの違和感を募らせるはちみつこさん。 妹にイライラする自分を責めたこともあるそうですが、大きなトラブルにならなかったのは、弟・しんたのおかげ。きょうだいが3人いたことでうまくバランスが取れ、母親が不在の中でも仲良く過ごすことができたようです。ところがその数年後、就職して家を出たはちみつこさんに母親から連絡が。 真面目な性格のふみちゃんが仕事を解雇されたとの話を聞き、はちみつこさんは急遽実家に帰ることにしたのでした。きょうだい間のバランスとは不思議なもので、誰かが欠けたら成り立たないという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。はちみつこさんたちも、お互いが良い緩衝材になっていたのかもしれませんね。きょうだいとして、ときには喧嘩したり言い合ったりしたこともあるはずですが、きっとそれぞれが仲介役として仲を取り持ってきたのでしょう。ふみちゃんの解雇はびっくりする出来事ですが、今回もきょうだいの力を合わせて彼女を支えてあげてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2023年08月28日AMR臨床リファレンスセンターでは、2023年6月に、全国の20歳-59歳の未就学児の親を対象とした「抗菌薬(抗生物質)に関する調査」を行いました。今回は、かぜ症状で医療機関を受診する場合の対処方法や処方された薬について、抗菌薬を中心に調査しました。小さい子どもはすぐに熱を出したり、保育園などの集団生活の中で、かぜなどの感染症をもらってきます。それだけに医療機関にかかる回数は多く、自ずと処方薬をもらう機会が大人に比べて多くなります。では、その親御さんたちはどれほど薬に対して関心を持っているのでしょうか。特にかぜをひいた子どもの具合が悪い時には、どのようにしたいと思っているのでしょうか。昨今、話題となっている抗菌薬が効かない「薬剤耐性(AMR)」が起こる要因の一つに、抗菌薬の不適切な使用があげられています。抗菌薬を正しく使用するための第一歩として、子どもにのませる薬を正しく理解することが重要です。▼調査概要1. 調査方法 :インターネット調査2. 調査機関 :国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院AMR臨床リファレンスセンター3. 調査対象者:全国の20歳-59歳の小学生未満(0歳-5歳)の子どもの親4. 有効回答数:500サンプル5. 調査実施日:2023年6月16日-6月19日*本調査では小数点第2位を四捨五入しています。そのため数字の合計が100%とならない場合があります。子どもが薬をのむイメージ図▼調査結果のポイント●夜間、子どものかぜ症状が悪化した場合、8割以上の人が様子を見た上で受診を検討また、受診した診療科は約7割の人が「小児科」であった●余った抗菌薬を取っておいたことがある人は半数近くいることが判明そのうち、6割以上が別の機会に子どもに服用させていた●7割近くの人が「抗菌薬はウイルスをやっつける」と誤った認識をしている■子どもがかぜをひいた時の対応方法についてQ 子どもに下記症状がある際に、病院に行くタイミングを教えてください。また、受診する診療科を教えてください。(それぞれ単数回答、n=500)日曜日の昼頃に初期症状として「鼻水のみ」があり、午後8時頃、「鼻水、咳、体温が38.0℃」と悪化していた。図1受診するタイミングは、翌朝の「一般外来」が42.8%、次いで、「様子を見て症状が長引いた・少し悪化した場合」30.2%と続く受診する診療科は「小児科」が最も多く、69.0%となっています子どもがかぜをひいた時の対応を聞いたところ、受診するタイミングは、「翌朝、一般外来が開いた時に」が最も多く、42.8%という結果に。また、「様子を見て、症状が長引いた・少し悪化した場合」30.2%、「様子を見て、症状がひどく悪化した場合」10.8%と続き、「様子を見た上で行動する人」が合計41.0%いることがわかりました。■受診するタイミング・診療科を決める理由(自由回答)受診するタイミングや診療科を決める際、どのような理由で決めているのかを具体的に聞きました。★深夜・休日外来を調べてすぐに・熱が高いので何かあったら心配だから診てくれるところがあればみてもらいたい。(女性/30代/北海道)★翌朝、一般外来が開いたタイミングですぐに・ぐったりして、飲み物すらも飲まないなら行くと思うが、意識がはっきりして元気なら行かない。(女性/30代/兵庫県)・急を要することではないため、明日小児科でいいと思えるから。(男性/30代/神奈川県)★様子を見て、症状が長引いた・少し悪化した場合・咳とか酷くなったら受診の目安にしているので。(女性/30代/兵庫県)●小児科・かかりつけ病院では小児科しか行った事がなく、小児科の専門医であれば流行っている感染症にも詳しそうだから。(女性/30代/長崎県)・小児科なら子どもの体調に合わせた診療をしてくれて、もし、別の科を受診した方がいいならアドバイスをくれるから。(女性/30代/岡山県)●内科・熱があるから、とりあえずかかりつけ医の内科。(男性/30代/山口県)●耳鼻咽喉科・鼻水があるときは耳鼻咽喉科に行きます。(女性/30代/埼玉県)Q 子どもがかぜをひいたら、抗菌薬をのませたいと思いますか(単数回答、n=500)子どもがかぜをひいた時、抗菌薬をのませたいかどうかを聞いたところ、44.4%の方がのませたいと思っていることが判明しました。子どもがかぜの時に抗菌薬をのませたい理由(自由回答、n=222)のませたいと答えた人に、その理由を聞いたところ、“早く治りそう”、“症状が治まる”や“治してあげたいから”といった回答が多く見られました。図2・早く治りそうだから。(女性/20代/茨城県)・症状が緩和されるから。(男性/30代/香川県)・短期的に飲む分には効果がありそうなため(男性/40代/埼玉県)・長引く辛い症状を早く治してあげたい(女性/40代/兵庫県)・悪化することを防ぐことができると思うから。これまで抗生物質を飲ませたら症状が改善されたことが多かったから。(女性/30代/東京都)・すぐに効果が出ると思うから。(男性/40代/三重県)・高熱がでているときなど効果が高いから。(女性/40代/東京都)■抗菌薬の効能についてQ あなたが抗菌薬ついて当てはまると思うことをお答えください(それぞれ単数回答、n=500)図3「抗菌薬はウイルスをやっつける」と誤った認識の人が7割近く上記の質問項目は、抗菌薬に対してすべてあてはまりません。抗菌薬の知識に関して、「抗菌薬・抗生物質はウイルスをやっつける」と間違えている人が最も多く66.8%、次いで、「抗菌薬・抗生物質はかぜに効く」55.8%、「抗菌薬・抗生物質は治ったら早くやめる方がよい」53.4%と続きます。すべての項目において、半数近くの人が誤って認識しており、誤った認識はかぜの時に抗菌薬を求めたり、服用することにつながる可能性があります。ウイルスが原因となるかぜには抗菌薬は効きません。それどころか、不必要な服用により副作用が出現したり、薬剤耐性菌が出現することがあります。■家庭での抗菌薬の管理についてQ 家に抗菌薬を取っておいたことがありますか(単数回答、n=500)図4Q 取っておいた抗菌薬を子どもに使ったことがありますか(単数回答、n=207)図541.4%の人が家に抗菌薬を取っておいたことがあるそのうち、6割以上が別の機会に使っていることが判明余った抗菌薬を取っておいたことがあるかどうかを聞いたところ、「子どもの抗菌薬を取っておいたことがある」25.8%、また、「子ども以外の抗菌薬を取っておいたことがある」10.6%、「子どものものおよび子ども以外の抗菌薬両方を取っておいたことがある」5.0%となっており、合計で41.4%が抗菌薬を取っている実態が判明しました。また、抗菌薬を取っておいたことがあると回答した人に、その抗菌薬を子どもに使用したことがあるかどうかを聞いたところ、64.3%の人が使用したことがあると回答しました。「本人が以前処方された抗菌薬」の使用は45.4%、「本人以外の家族に処方された抗菌薬」を使用した人は13.0%、「本人に処方された抗菌薬および本人以外の家族に処方された抗菌薬の両方」を使用した人は5.8%で、抗菌薬が不適切に使われていました。抗菌薬は自分に処方された分を指示通りに最後までのみきることで効果が発揮されます。勝手な判断で服用したり止めたりしてはいけません。<総括>国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院AMR臨床リファレンスセンター 情報・教育支援室長藤友 結実子藤友 結実子今回の調査では約6割の人が「抗菌薬・抗生物質はかぜに効く」と誤って考えていることがわかりました。抗菌薬に関する正しい知識はまだまだ普及していないといえます。小さい子どもはよく熱を出したりかぜをひいたりします。子どもの体調が悪いのを見ると、早く治してあげたい、なんとかしてあげたいという気持ちになります。また親御さん自身にも、仕事を休みにくかったり、子どもをみてくれる人がいない、といったさまざまな状況があると思います。しかし、よかれ、と思ってのませている抗菌薬が実はかぜには効果がなく、かえって下痢や発疹などの副作用の原因となること、不要な抗菌薬をのむことがひいては薬剤耐性菌の出現につながる可能性があり、本当に抗菌薬が必要な病気の時に、使える抗菌薬がないという事態が将来起こり得ることを、子どもを持つ親御さんにぜひ知っていただきたいです。かぜの原因はほとんどがウイルスです。普段健康で免疫に問題ない子どもであれば、かぜは自分の免疫力で自然に治っていきます。かぜをひいた時の対処方法はこちらに詳しくありますのでご覧ください。 「抗菌薬(抗生物質)はかぜを治す薬ではない」「かぜをひいた時に抗菌薬をのんでも早く治ることはないし、症状は緩和されない」という知識が当たり前の世の中になることを目指して、当センターでは今後も広報・教育活動を続けていきたいと思います。■「抗菌薬(抗生物質)」感染症を引き起こす原因は、細菌やウイルスなどの微生物です。「抗菌薬」は細菌が原因となる感染症の治療に用いられる薬です。ウイルスが原因となる感染症には効果がありません。細菌とウイルスは、目に見えないくらい小さいという点では同じですが、大きさや仕組みがまったく違う生き物です。一般的な「かぜ」や「インフルエンザ」などは、ウイルスが原因ですので、抗菌薬をのんでも効果はありません。・抗菌薬は細菌をやっつける薬で、ウイルスには効きません・抗菌薬は処方された日数、用量を守ってのみ切りましょう・抗菌薬をのんでもかぜは早く治りません・抗菌薬はかぜやインフルエンザの熱を下げる効果はありません・抗菌薬はのどの痛みに効果はありません・抗菌薬をのんでもかぜの鼻水は止まりません■「薬剤耐性(AMR:Antimicrobial Resistance)」「薬剤耐性」とは、感染症の原因となる細菌に、抗菌薬が効かなくなることです。細菌が体に入り、病気を引き起こした時には、抗菌薬を使用して治療しますが、抗菌薬を使用しているうちに、「薬剤耐性菌」が出現することがあります。また、抗菌薬は病原菌だけでなく健康バランスを保っている細菌(常在菌)も排除して、ヒトの体の中にいる細菌同士のバランスを崩し、薬剤耐性菌が増えやすい環境を作ってしまうことがあります。自己判断で抗菌薬を服用したり、医師の処方指示を守らなかったり、といった不適切な使用は、病気が治らないばかりか、副作用や薬剤耐性菌の出現する機会を増やしてしまいます。「薬剤耐性」は感染症の治療ができなくなるだけでなく、ひいては手術や抗がん剤治療などさまざまな医療の妨げになる大きな問題です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月28日私が住む地域は、私立の3年保育の幼稚園が主流です。しかし長女は3歳でも2語文が出ておらず、発達検査の結果「1年程度の言語の遅れがある」と言われていました。母である私とはつたない単語で意思疎通ができるものの、基本的には無口でお友だちと遊ぶときもほとんど話さない長女。「幼稚園生活は無理なのでは? 」と思い始めた私は、思い切って2年保育を選択することにしました。 2年保育は私立か公立か3年保育が主流の地域ではあるものの、2年保育の人も周りにいないわけではありませんでした。私の住む地域には少数ですが公立の幼稚園もあり、そちらは2年保育です。 公立は料金が安い、小学校とのつながりが強いなど、それはそれでメリットがあります。しかし通園バスがない、毎日お弁当、PTAが忙しいなど、下の子がいてさらに3人目を妊娠していた私には負担が大き過ぎるように思いました。 私立2年保育は枠が少ない周辺にある私立幼稚園は2年保育の枠もあるにはありますが、かなり少数です。ほとんどの幼稚園が枠すらない、あるいは枠があっても応募がないという状況でした。 私は長女と同じ境遇の子がなるべく多いほうがいいかと思い、2年保育の枠が多い幼稚園を探し出しましたが、それでも学年全体で10人ほど、1クラス2人程度と聞いて心配になりました。 始まりは厳しい2年保育無事、希望の私立幼稚園に入園でき、4歳になった長女は随分じょうずに喋れるようになっていました。とはいえ、入園した当初は「周りができることが私だけできない」とショックを受け、泣いてしまうことも多かったです。 1学期中はできなかったことを長女本人や先生から聞いて練習したり、先生にサポートをお願いしたりと、心配な日々でした。しかし、お友だちや先生からのやさしいサポートを受け、長女は徐々に楽しく幼稚園に通えるようになりました。 2年保育でも他の子に追いつけるいろいろと心配した2年保育でしたが、入園から1年経ち、年長になるころには他の子と変わらないくらい成長できました。長女にとっては荒療治だったかもしれませんが、自分よりしっかりした他の子どもを目にすることで頑張れた部分はあるかと思います。 私はとにかく長女をしっかり観察し、心配なことを先生に伝えることを心がけました。それらすべてに丁寧に対応してくれた先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。 長女を私立幼稚園の2年保育に通わせたことで、大変なこともありましたが、結果的にはよかったと思います。何かと悩むことも多い幼稚園選びですが、選ぶことよりも選んだあとどうサポートするかが大切なのだと学びました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:岩崎はるか2女1男の母。両実家とも遠方のためワンオペ育児中。先天異常の影響で肺が片方しかない医療ケア児を含む3人の子を育てた育児体験談のほか、大学院まで学んだ食についても執筆。
2023年08月28日きょうだい児として育ったはちみつこさん。きょうだい児とは、障害や病気などを兄弟姉妹に持つ子どものこと。はちみつこさんには、ふみちゃんという妹がいるのですが……?先天性の疾患で4歳のときに手術をすることになったふみちゃん。その間、はちみつこさんの生活はというと……。一番大変なのはふみちゃんだから…我慢しなきゃ 母親や妹に会えないだけでなく、夜は父親も不在という1カ月間を過ごしたはちみつこさん。 寂しさや心細さを感じますが、子どもながらに我慢しなければいけない状況だということはわかっていたようです。 ようやくふみちゃんが入院生活を終え母親と一緒に家に帰ってきたあとは、安堵の涙を流しながら眠るほどだったそう。そして何事もなく日常生活は元通り……。かのように思ったはちみつこさんですが、このころからふみちゃんに違和感を覚えるようになったというのでした。 環境の変化を受け入れるしかなかった、当時6歳のはちみつこさん。自分のわがままが大好きな両親を困らせてしまうことを、よくわかっていたのでしょう。そして小さい体で手術や長い入院期間に耐えたのはふみちゃんも同様。頑張る2人の娘たちを見て、両親もさぞ心を痛めたのではないでしょうか。全員にとってつらい時期だったかもしれませんが、乗り越えられたのはお互いを思い合えるはちみつこさんの家族だからこそ。 これからは、幸せいっぱいの生活が待ち受けていることを祈るばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2023年08月27日保育士向けのオンライン資格講座「ここちよい保育エキスパート」を9月1日より開講ここちよい保育(運営:一般社団法人パーマネント・クリエイティブ・マインド)が、より質の高い保育を目指す保育士向けにオンラインコース「ここちよい保育エキスパート」を9月1日より開講します。このコースは、心理学を保育に活かして、より質の高い保育を目指す保育士向けのコースです。心理学の専門資格である臨床心理士や公認心理師が、子どもの発達や心理について体系的に学べるコースを用意しました。このコースで目指すこと①保育の実践に使える心理学に基づく知見や実践方法に精通する②子ども一人ひとりを大切にして子どもの気持ちに「寄り添う」方法を知る③自分の保育により自信を持てるようになるコースの概要全8回のオンライン講義(1回90分)と認定試験から構成されています。認定試験で、9割以上正答すると、「ここちよい保育エキスパート」の資格が発行されます。受講期限がなく、すべてオンラインで行いますので、ご自身のペースで学んでいただくことができます。認定試験では、動画の内容からクイズを出題いたします。合格するまで何度でもチャレンジしていただくことができます。特長心理学の専門資格(公認心理師・臨床心理士)をもつ講師が講座を行います。講座終了後、オンラインで認定試験を行います。全8回の講座を修了され、認定試験で、9割以上正答の場合、「ここちよい保育エキスパート」として認定し、認定証を発行します。資格認定のあとにできること「ここちよい保育エキスパート」として、ここちよい保育が作成したスライド資料をもとに、保育士や保育園向けに研修ができるようになります。資格を取得された方には、無料でスライド資料を提供いたします。コースのカリキュラム全8回の内容は、画像の通りです。第1回は、9月1日の19:30~21:00に開催いたします。当日参加できない方は、見逃し配信もございます。カリキュラムお申し込み方法下記のURLよりお申込みください。最初にまとめて8回分の受講をお申込みいただくと、1回ずつお申込みいただくよりも4,040円お得に受講していただけます。まとめて受講お申し込みの場合:19,800円1回ずつお申込みの場合:1回につき2,980円×8回=23,840円※興味があるテーマのみ受講していただくことも可能ですが、7回以下の受講の場合は、資格を発行することはできません。ここちよい保育 エキスパート (第1講:子どもの心の健康を支える保育) : 第1回は2023年9月1日からスタートテーマ:「子どもの心の健康を支える保育」開催日時:2023年9月1日 (金) 19:30 - 21:00方法:オンライン(Zoom)※見逃し配信あり料金:第1回のみチケットは2,980円全8回まとめチケットは19,800円(単回受講×8回より4,040円お得)公式LINEを友だち追加で、動画をプレゼント「ここちよい保育」公式LINEをフォローしてくださった方には、先日開催した無料セミナー「心理学を学んで、保育に活かそう」の動画をプレゼントいたします!ぜひ、友だち追加をして動画をゲットしてください!LINE Add Friend : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月26日2児のシングルマザー・りりこさんは、Instagramで3.5万人のフォロワーを抱え、自身の離婚体験談やフォロワーさんたちの離婚・シングルマザー情報をシェアしています。今回は、りりこさんが離婚する前の働き方と子どもの向き合い方で、とても後悔しているというエピソードを教えていただきました。お金がない……とにかく必死に働いた離婚する前の私は、「働くならボーナスがある正社員一択!」という考えでした。低収入で将来に不安しかなかった当時、子どもへの負担なんて考える余裕がありませんでした。 仕事は朝7時すぎに子どもを自転車にのせて45分走り、仕事場近くの保育園へ預けて19時ごろまで働いていました。お迎えへ行くと、最後の一人で待っていることも多かったです。子どもが病気のときは病児保育に預けたり、ファミリーサポートを頼ったりもしました。 頼れる身内や頼れる夫、頼れる友人は……いません。孤独な戦いでした。でもそれが当たり前だと思っていました。お金がないんだから、稼ぐためには仕方がない。そう思っていました。 仕事中、保育園からの連絡に気づかず、発熱した息子を20時ごろ迎えに行った日もあります。満員バスに子どもを抱っこして乗って行った日もありました。 「私がもっと融通のきく仕事や働き方を選択していれば、幼い息子はこんな苦労をしなくてもよかったのでは?」 そう考えて、あとからすごく後悔しました。私も頑張っていたけれど、子どもにも頑張らせてしまっていました。将来のためのお金も必要だけど、いま生きていけるだけのなんとかなるお金があれば、それだけの仕事量だけで良いのではないかと考え、今はパートで働くという選択をしています。 「小さいときはもっと一緒にいればよかった」保育士の言葉に……「私は子どもが幼いときに働きに出たのだけれど、小さいときはもっと一緒にいればよかったと後悔してるのよ」 保育園の見学先のおばあちゃん保育士さんが、そうお話ししてくださったことがありましたが、当時の私は聞く耳を持ちませんでした。でも今の私には、とても有難い話をしてくれたのだな、と思えます。 どんなことを言われても、自分が経験しなければわからないことって、あると思います。私も当時の仕事をやめる経験がなかったら、振り返ることも後悔もなく、今に至っているかもしれません。 あの時、言葉の想いや意味をもっと深く聞いていたら……子どもたちが幼いころ、苦しい思いをさせてしまったことをとても後悔しているから、今私は子どもと過ごす時間と、子どもの負担にならない仕事時間を重要視しています。それでも、生きていけるから。 シングルマザーはお金の悩みが尽きないから、当時の私のように毎日必死に働いている方が少なくないのでは無いかと思っています。もちろん、それを否定するつもりはありませんし、「当時の貧困状態では、仕方なかった」と、自分でも少しは思っています。 でも、当時話をしてくれた保育士さんの言葉の想いや意味をもっと深く聞いていたら、何か変わっていたかもしれない。後悔のない選択ができていたかもしれない。 離婚するまではあんなに大変な思いをして働いてもお金がなくて、将来が不安で、とにかく必死だった。周りが見えていなかった。大事な子どものことさえ、気遣う余裕がなかった。 離婚した今の生活は、心穏やかで、お金がないという心配もなく、子どもたちと幸せに過ごせています。私は不器用で、後悔ばかりしています。だから皆さんには、将来の不安ばかり見て、今を大切にすることを忘れないでほしいと願いします。著者:シングルマザーりりこ2児のシングルマザー。フォロワー3万人を超えるInstagram(@sinmama_life)では、自身の離婚体験談や離婚に悩むママのための情報を発信している。
2023年08月26日東京から夫の実家がある地方に引っ越したかおりさん一家。体を動かすことが大好きな息子2人をのびのびと育てられると喜んでいました。しかし、ある日突然、元気だった息子に異変が! とある病気が判明し、急に歩けなくなってしまったのです。長男のかんたくんのペルテス病が判明し、治療方法について調べるかおりさんですが、治療法や写真を見て不安が増すばかり……。 かんたくんの病状や治療について夫に相談しても、「任せるよ」と言うだけ。いろいろと頑張ってきたかおりさんですが、夫の態度を受けて「ひとりで病気と闘っているみたい……」と落ち込んでしまいました。 後日、かおりさんは近所の整形外科の医師に「ペルテス病に詳しい先生が東京にいるので、紹介状を書いてください」と伝えることに。医師は「東京に行けばいいってもんじゃないでしょ」と気分を害してしまったのものの、「わかりましたよ」と渋々紹介状を書いてくれました。 そして東京の病院に行くが近づいてきて……。 息子の病気はすぐに治るよね…? ※帰ってくるから 東京の病院に行く日が近づいてきたかおりさん親子。体を動かすことが大好きなかんたくんにとって、幼稚園でも家でも安静して過ごすということにストレスがたまっているようでした。 我慢しているかんたくんに、申し訳なさを感じながら「もうすぐ東京の病院に行くから、それまで頑張ろう! 大丈夫だから」と励ますことしかできないかおりさん。 1泊の荷物を持ち、「月曜日の夜くらいに帰ってくるから」という気持ちで病院に行くのでした。 かんたくんはまだ年長さんですし、今まで元気いっぱいにサッカーなど運動を楽しんでいたので、足の痛みと同じぐらい、苦しかったかもしれません。かんたくんの病状も1日でも早く快方に向かうといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2023年08月25日ウーマンエキサイト編集部のライターが今回、独自目線の感想と心に残った場面を交えてご紹介するコミックは「2人目は巨大児でした」。主人公・ミロチは念願だった2人目の子どもを妊娠。喜びでいっぱいでした…が、なんとその子は巨大児だったのです!巨大児を妊娠したらどうなるの? 1人目と同じ産院でちゃんと出産できる? 実体験をもとにした妊娠出産レポートです!■難産を経験したけれど 2人目がほしい…!1人目の出産は難産で、産んだ直後は2人目なんて考えられないと思っていたミロチ。しかし、時が経つとともに2人目がほしいという気持ちがムクムクと膨らみます。年齢的になかなか授からないだろうと思っていたのですが、2人目妊娠がわかり…。■まだ序の口って…つわりのピークはこれから!?徐々につわりが酷くなるミロチ。1人目を出産した産院で2度目の検診へ。2人目は1人目の時よりつわりが軽いと思っていたミロチだけど、先生からは序の口と言われてしまい…。これ以上ひどくなるの?!こちらは投稿者のエピソードを元に、昨年8月12日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。ここからは、ネタバレになるかも!? ライターが印象的だったシーンを紹介します!■主人公に感情移入せずにはいられない!ライター感涙の名場面妊娠中、悪阻がひどくても待ってくれない仕事や家事。それだけでも大変なのに、ミロチは妊娠8カ月が過ぎた頃ある人間関係のトラブルに巻き込まれてしまいます。強かったはずの自分がまるでコントロールできず、仕事中に溢れ出してしまう涙。家族もお腹に子どももいるのに、消えてしまいたいとまで思い詰めてしまいます…。読んでいて一番つらい回でした。仕事や子育てもあるミロチは、妊娠期をただ穏やかに過ごすとはいかず、情緒不安定に陥ってしまう期間も。読みながらお腹の子に触るのではと心配せずにはいられませんでした。妊婦の生活ってほんとうに大変です…!(vol.9)■家族や産院、主人公を取り巻く人々の温かさに胸熱1人で色んな事を抱え込み悩み落ち込むミロチと話し合おうとする夫。しかし言ったところで変わらないと飲み込みかけますが…「良い方法を一緒に考えよう」と食い下がる夫にすべてをぶちまけるのでした。いつも一生懸命なミロチに寄り添ってくれる夫。何事も思い切って言葉にする大切さに気づかされる場面です。(vol.11)ミロチの大好きな優しい看護師さん。落ち込むミロチを励ましてくれます。2人目の出産とはいえ不安はつきもの。いつでもミロチを肯定してくれる看護師さん、私の傍にもいてほしい…!(笑)(vol.8)そんな紆余曲折を経て総合病院への転院が決まったところで今度こそホンモノの陣痛が…?「総合病院なら大丈夫」と思っていたのに…突然元の産院に駆け込むことになり、無事には帰れないかもしれないと急に不安に襲われるミロチ。しかし明るい助産師さんや先生のノリに力づけられ、今度こそいよいよ出産…?ミロチを見届けようと、沢山の助産師たちが集まります。ミロチが産院の人たちと紡いできた絆を感じます。それにしても集まり過ぎかな…?!(笑)(vol.30)2人目とはいえ、4000kg超えの巨大児を出産するだけでも大変な事なのに、人間関係の問題、コロナ禍での出産など、様々なストレスが主人公ミロチを襲います。ひとつひとつに全力投球のミロチ。読み進めるうちに、そんな姿を応援していました。緊迫の中にも笑いもあり、涙もあり、感情は忙しいです…!さまざまな問題が次々降りかかる中でミロチに近い人々が優しく見守ってくれていることが救いでした。人は一人では生きていけず、頼り頼られることで、日常が存在しているということに気づかされます。▼漫画「2人目は巨大児でした」
2023年08月25日動物保護施設に預けられる動物の中には、長い間、路上で生活していたと思われる動物がいます。人の手による世話をされていない犬や猫は、不衛生な環境にいたことから健康上の問題を抱えているケースが多いそうです。皮膚病で目が開けられなかった保護猫アメリカのフロリダ州に住むアンドレア・クリスチャン(turtlecatfoster)さんは猫が大好き。アンドレアさんは地元の動物保護シェルターにいる猫たちの仮里親として、これまでに多くの保護猫の世話をしてきました。2023年4月、彼女はシェルターに連れて来られたオスの野良猫を一時的に引き取ることにします。人懐っこいその猫は去勢済みでしたが、マイクロチップは付いていませんでした。猫は体の大部分がダニによる皮膚感染症の疥癬(かいせん)を患っていて、見るからに痛々しい状態。疥癬が顔にも広がっていたため、猫は目を開けるのもつらそうでした。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Andrea Christian(@turtlecatfoster)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Andrea Christian(@turtlecatfoster)がシェアした投稿 猫はミスティックと名付けられます。アンドレアさんは疥癬の治療のために、ミスティックくんの体を洗ったり、皮膚にできたかさぶたを取り除いたりと、懸命な世話を続けました。その甲斐あって、ミスティックくんの皮膚の状態は少しずつ改善していきます。そして、ミスティックくんが目を開けた時、アンドレアさんはあることに気付きました。ミスティックくんの目はとても美しいオッドアイだったのです。 この投稿をInstagramで見る Andrea Christian(@turtlecatfoster)がシェアした投稿 左右の目の色が異なるオッドアイは白猫に多いといわれます。右目が青色で、左目が緑色だというミスティックくんの写真には、多くの人が驚きの声を上げました。・なんてゴージャスなオッドアイ!・保護された時と同じ猫とは思えないほど美しいね。・こんなにハンサムな猫を見たことがないよ。 この投稿をInstagramで見る Andrea Christian(@turtlecatfoster)がシェアした投稿 ミスティックくんはアンドレアさんの家族にはとても懐いていますが、譲渡会へ行くとシャイになってしまい、毛布の中などに隠れてしまうのだそうです。そのため、同年8月13日時点では、まだ里親が決まっていないとのこと。アンドレアさんはミスティックくんの愛らしさが分かるような動画を投稿するなど、早く家族ができることを願っています。人とペットにも縁があるので、ミスティックくんはきっと最適なタイミングで最高の里親に出会えるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年08月22日「#たまにはイラスト書いてもらって#お弁当作るのいいね」(※画像は山田優さんオフィシャルブログより)山田優さんは2012年3月に俳優の小栗旬さんと結婚し、2014年10月に第一子、2017年1月に第二子、2020年4月に第三子、そして2022年の春に第四子を出産しています。山田さんはSNSで定期的にお弁当の写真を公開。21日のInstagram投稿では、子どもにリクエストされたおかずを忠実に再現したお弁当を作ったことを報告しています。(※画像は山田優さんオフィシャルブログより)お弁当のおかずは、子どもが描いたイラストに基づいてチョイス。チャーハンの上に卵焼きをのせているほか、マヨネーズがかかったブロッコリー、たくあん、タコさんウインナーのケチャップ炒めが詰められています。ファンからは「イラストでリクエストしてくれるの可愛いですね」「たくあんシブい」などとコメントが寄せられていました。(※画像は山田優さんオフィシャルブログより)今回の投稿に「#たまにはイラスト書いてもらって#お弁当作るのいいね」というハッシュタグを添えていた山田さん。自分が描いたイラストのお弁当を再現してもらうことができ、子どもも喜んだことでしょう。以前はこんなお弁当も披露!「ライスとおかずが混ざらない仕切りカップ」が最高とのこと。(※画像は山田優さんオフィシャルブログより)「詰め方にセンスがなくて絶望的」なお、菊地亜美さんも子どものお弁当に関するInstagram投稿をアップ。娘が「9月から半年間お弁当が始まる」ことから、お弁当作りについて勉強中だという菊池さん。実は「お弁当作りのモチベーションだけあって何も分からなかった」ため、お弁当講座を受けたそうです。お弁当作りに際して「どうにかしていろんなお野菜を食べてほしい」「レパートリーが欲しい」「詰め方にセンスがなくて絶望的」という悩みがあったという菊池さんですが、先生に教えてもらい、お花の肉巻き、ピカタ、ポテサラサンドウィッチの作り方を習得。どれもおいしそうなことはもちろん、彩りもとってもキレイ。映えるお弁当が作れそうですね。お弁当作り、食べ物を傷みにくくする対策を!気温が上がって暑い日が続く時に心配なのが食べ物が傷むこと。特に、作ってから何時間も経過してから食べる上に、小さなスペースにいくつもの料理を詰め込むお弁当は、食材が傷まないかとても気になるところ。お弁当を傷みにくくするためには、とにかく雑菌が増えるのを防ぐことが大事。雑菌を増やさないための対策としては、以下のようなものがあります。まず、お弁当箱の蓋はすぐには閉めず、中身が冷めるまで待ってください。蒸気を逃がしてから閉めることで、蓋の内側に水滴が付くのを防ぎます。水滴が付くと、その水分で食物の痛みが進みやすくなってしまいます。もし水滴が付いた場合は、拭き取ってください。お弁当箱は通気性が良く、湿気が逃げて結露が付きにくい木などで作られたものを選ぶと、雑菌の繁殖を抑えやすくなります。もし朝炊いたご飯がなかなか冷めないといったときには、お弁当箱に保冷材を当てて急冷却するなどの方法を試してみてくださいね。また、お弁当を保管する際の温度も大事。冷蔵庫に入れられなくても、保冷剤で冷やすことはできますよ。なお、雑菌は「増やさない」だけでなく、「付けない」「やっつける」ことも大切です。手や食材をしっかり洗うことはもちろん、包丁やまな板などの調理器具、弁当容器を清潔にして雑菌が付かないようにしましょう。また、雑菌をやっつけるためにも、調理の際は中心部まで十分に加熱し、作り置きしたものもそのまま詰めるのではなく再加熱しましょう。参照:梅雨~夏は特に気を付けたい!傷みにくいお弁当作りのポイント(マイナビ子育て編集部)
2023年08月22日昨今では、保育現場の労働環境や人材不足の深刻化が話題になっていますよね。なかには、保育士が30人の子ども相手にワンオペで対応することもあるようです……。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「保育現場の現状」をご紹介します。人手不足…… この漫画に読者からは『自分の子どもでもワンオペきついのに……。』『何か親にできることはないでしょうか……。』『早く現場の現状を見直してほしい。』『元保育士です。今の保育所に対する処置は非現実的だと思います。やることは増えるのに、人数は変わらない。憧れややりがいだけでは成り立たないです。』など、保育士さんに同情する声や現状改善を求める声が多数集まりました。本作では、保育現場の現状に触れながら問題点に着目。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※実体験をもとにした漫画です■作画:こぴまこ(MOREDOOR編集部)
2023年08月21日保育士の中田馨さんが、子どものお昼寝や睡眠について教えてくれました。お昼寝をさせたいのになかなか寝てくれない……とお悩みのママもいることでしょう。子どもをスムーズにお昼寝させるコツも教えてくれているのでぜひ、参考にしてくださいね。こんにちは!保育士の中田馨です。毎日暑い夏だからこそ、生活の中に取り入れてほしいのが「お昼寝」。保育園では、毎日だいたい決まった時間にお昼寝タイムがあります。今回は、お家でも活かせる、保育園の「お昼寝時に気を付けていること」をお話しします。 お昼寝は必要?まだ、体力がない乳幼児さん。お昼寝はそんな乳幼児さんの体と脳を休息させることが目的。特に低年齢児のお子さんは、まだ昼寝が欲しいものです。お昼寝をすることで、体力を回復させて午後からまた元気に活動することができますよ。 とはいえ、お昼寝にも個人差はあります。「もうそろそろ起きようか」というくらいグッスリ寝る子もいれば、お昼寝の時間が短かったり、寝ない日がある子もいます。「必ずしなければいけない」という気合や寝かしつけが、親子の負担になるくらいなら、時にはあきらめも必要です。 「今日は、眠たくないのかもなぁ」と思う日は、子どもの雰囲気でママも分かるはず。そんなときは、ママと一緒にマットやお布団の上でゴロゴロする時間を設けるなど、意識的に体を休息させてあげるのがよいでしょう。 暑い夏のお昼寝で気をつけたいこと特に暑い夏の日のお昼寝で気をつけたいことは、部屋の温度や湿度です。暑いだろうとエアコンや扇風機をかけていると、思った以上に体を冷やしてしまい風邪気味に……! なんてこともありますし、エアコンや扇風機が直接当たらないように気を付けていたら、おでこに汗をかいているなんてことも。 例えば保育園では、一度に何人もの子どもが寝るので、部屋の場所によって温度が違うので難しいものです。特に、部屋の角に寝ている子は、汗をかきやすいんですよ。もし、お子さんが汗をかきやすいようだったら、寝る位置を少し変えるだけで解消されることもあります。 また、子どもがお昼寝しているときは、体を時々触って汗をかいていないか? 冷えすぎていないか? などの確認をしていると安心ですね。パジャマや寝具も汗を吸い取りやすい素材のものがいいでしょう。 声かけの仕方お昼寝の時間は、毎日だいたい同じ時間に設定します。そのときの声のかけ方が重要になります。「今から寝る?」と子どもに聞かないでくださいね。だって、「うん! 寝る! 」なんて答える子どもはなかなかいません。寝る、寝ないは、子どもが決めるのではなく親が決めます。「さあ、寝ようね」と決まり事として布団に連れていきます。 「今から寝る?」と子供に意見をゆだねると、おのずと親の方も「この子、今日は寝てくれるかな……」という気持ちになってしまいます。「さあ、寝ようね」と決まり事にすると、親自身にも寝かしつける決心がつきますね。寝かしつけに限らず、しなければいけない物事のときは、言い切るようにしてみてください。 お昼寝は、子どもにとって「気持ちの良い時間」ということを伝えつつ、子どもが寝ている時間はママも休息してくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年08月20日今年7月1日、デビュー25周年を迎えた鈴木亜美(41)。プライベートでは2016年7月に結婚。現在は6歳の長男、3歳の次男、1歳の長女という“3児のママ”だ。「長男は小学1年生になりました。いまは水泳とヒップホップダンスを習っていて、とても活発で誰とでも友達になれる子なのです。私には彼氏のようにうるさくて(笑)。髪を切ろうとしたら『長いほうがいい!』とか、肌を少し露出した服を着ていると『その服、外で着ちゃダメ』とか。対照的に次男は人見知りな子です。お兄ちゃんがいっしょでないと、(初めての人とは)全然話さない。兄弟って面白いものですね。長女は8月15日で1歳になりました。成長が早くて、もうスマホをいじったりしています。子供は昔から欲しかったのですが、なかなか子供といっしょに暮らす生活を想像することはできませんでした。私は仕事人間で、しかも夜行性でしたから」妻であり、母であり、そして歌手という忙しい日々を過ごしている鈴木。仕事と育児を両立させるための工夫やストレス解消法を聞くとーー。「両立については、あまり難しく考えないようにしています。私は母親でもあるけれど、仕事には早く復帰したいと考えていて、下の子は生後2カ月半で保育園に入れました。仕事をしていると、現場で誰かと話したりする機会も多いですし、違う環境に身を置くことで気分転換にもなり、育児のモチベーションも保てたりするのです。仕事先でグチも言えますし(笑)、これが家にずっといるとなると、私の場合きっとパンクしていたと思います。ママ友にグチを言う人も多いのでしょうけど、私はママ友が少ないので、職場でストレスを発散していますね」長男の小学校入学により、新しい体験もあったという。「長男が小学校に入ったので、PTAの活動が始まりました。ベルマークも集めていますよ。今後は防犯パトロール活動にも参加予定ですが、いまからかなり緊張しています」子供たちの将来については、「好きなことを自由にやってほしいと夫婦で話し合っています」と語る。「本人がやりたいことをやってくれればいいと思っています。長男は水泳のほか、野球にも興味があるみたいで『大谷(翔平)選手になるんだ!』って言っています。大谷選手がホームランを打つ姿に憧れているみたいですね。だから、いまはごはんもたくさん食べてくれて、親としては嬉しいです。たんぱく質は多くとってほしいのですが、好き嫌いが多いので、悩みながらごはんを作る毎日です。例えば大豆があまり好きではないので、ひき肉の中に大豆を細かくしたものを混ぜたり……。もともと私はお料理は好きなほうなのですが、最近は“任務”みたいになってきて。でも頑張っていますよ(笑)」
2023年08月19日皆さんは、ママ友の行動にイラッとしたことはありますか?今回は、延長保育に関するママ友のエピソードを紹介します。イラスト:南野ななみ延長保育の仕組み子どもを預けている間に…怒りが爆発!真実を暴露延長保育を利用したくないという気持ちは、あるかもしれませんが…。他のママ友たちが子どもを見てくれている中で、買い物をしていたママ友にモヤッとしてしまうでしょう。お互いに気遣い、良好なママ友関係を築いていけることが理想ですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月18日2児のシングルマザー・りりこさんは、Instagramで3万人のフォロワーを抱え、自身の離婚体験談やフォロワーさんたちの離婚・シングルマザーとしてのあれこれについてシェアしています。今回は、「離婚して幸せになった!」というりりこさんご自身の体験談について紹介したいと思います。 結婚1年目からうまくいかなかった夫婦関係私は半年の準備期間を経て離婚しました。30代後半でパート勤め。小学生の男の子が2人いる、平凡な主婦です。そんな私が離婚できるなんて、精神的にも、経済的にも考えてもいませんでした。 思えば私たち夫婦は、結婚1年目からまったくうまくいっていませんでした。思いやりのない夫婦関係でした。 夫は私にとって理解できない行動をしてきて、悪い点を指摘すると「自分は悪くない、おかしいのはお前だ」と非難されてしまいます。義実家に相談しましたが、「息子は悪くない、責めるほうがおかしい」と言われ、悩むばかり。毎日「離婚したい」と考えて、毎日頭の中で夫とケンカしていました。 「私が我慢すればいいんだ」「子どもたちが幸せならそれでいい」「自分が選んだ夫だから、自分に責任がある」 そう思っていました。夫婦関係を改善したくて、これまで様々な努力をしました。努力して、我慢して、もっと努力して、我慢を積み重ねて……。 そんな日々が10年続き、ついに私の心が壊れてしまいました。毎日一人になると涙が自然と溢れる日々が続きました。 「離婚は子どもが成人してから」と思っていたけれど「子どものためには、両親が揃っていたほうがいい」そんな固定概念があり、離婚は子どもたちが成人してからしようと考えていました。でも、夫によるストレスを子どもにぶつけてしまうことがあり、子どものためにも早く離婚していればよかったと今は強く思います。 私は子どもにかけてしまった負担を思い出しては、今でも深く落ち込みます。本当につらかったのは、子どもたちだったんです。私がどんなに後悔しても、過去は取り返しがつきません。 離婚を決意したきっかけは?離婚について考えるようになったあるとき、ネットで「カサンドラ症候群(※)」という言葉を知り、私と彼がうまくいかない理由はこれだと気づきました。それと同時に、「私は夫と離婚しなければ、幸せにはなれない」と悟り、離婚を決意しました。このときから、不思議と涙が止まりました。 離婚は、とても勇気がいりました。そして、とても面倒でした。でも、離婚した今、離婚してよかった、すごくすごく幸せだと感じています。 離婚すると心も体も軽くなった離婚して半年が経ち、「離婚して本当によかった!」「幸せ!」「未来に光が見えてきた!」と思っています。 離婚前は毎日心がモヤモヤ・イライラ……体も重く、だるかった。それが、離婚後は心スッキリ、体は軽い! 心も体もすごく良くなり、毎日の気分の落ち込みもなくなりました。 こんな私でも離婚できたし、シングルマザーとして安定した生活がおくれています。頑張って良かったー!!! 子どもたちには、申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当は仲良し夫婦で、穏やかな家庭で、幸せしか知らない子ども時代をおくらせてあげたかった。理想は崩れてしまったけれど、私が子どもたちを絶対に幸せにします。私の記録が誰かの役に立ったら嬉しいです。 (※)「カサンドラ症候群」:家族などが発達障害の一つである「アスペルガー症候群(ASD)」のために、うまく関係を構築できず、身近にいる人に不安や抑うつなどの心身の不調がでる状態のこと著者:シングルマザーりりこ2児のシングルマザー。フォロワー3万人を超えるInstagram(@sinmama_life)では、自身の離婚体験談やフォロワーさんたちの離婚・シングルマザーとしてのあれこれについてシェアしている。
2023年08月17日娘を出産、育休を終えて職場復帰を望んでいた主人公・夏菜子さんは、娘を保育園に預けることに。昔かたぎの義母にはそのことを反対されていましたが、いい保育園も見つかりほっとしていました。しかし入園式に行ってみると、なんと知らないうちにキャンセルされてしまっていたことが判明しました。 無理して働く必要あるか?入園式当日、保育園のリストには夏菜子さんと娘の萌ちゃんの名前はありませんでした。保育園にはキャンセルの連絡があったという履歴が残っており、保育園はすでに満員。夏菜子さんたちは受け入れてもらえませんでした。 キャンセル申請をした覚えのない夏菜子さんは、保育園に反対していた義母に電話をして「キャンセルしたかどうか」確認しましたが、義母は何のことだかわからない様子。原因は不明のままですが、仕事への復帰を控えていた夏菜子さんは頭を抱えていました……。 保育園がキャンセルになってしまっていたことを夫に報告すると「そんなに無理して働く必要ある?」と一言。 夫には、少なからず「女は家庭に入るものだ」という価値観があるようです。 さらには「そんなに働きたいならなんで子ども欲しいって言ったの?」とまで言われてしまいます。この夫の言葉に、夏菜子さんは思わずキレてしまいました。 ◇◇◇ せっかく職場に復帰できると思っていた矢先に、保育園がキャンセルされていたというトラブルに見舞われた夏菜子さん。保育園を楽しみにしていた娘さんもかわいそうですし、自身の計画も狂ってしまい、ショックを受けていたはずです。 そんなところに、夫の「女は家庭に入るもの」という価値観を押し付けられると、苛立ってしまう夏菜子さんの気持ちもわからなくはありません。夏菜子さんは働きたいという希望があったのですから、夫が味方になってくれないことはさらなる打撃だったのではないでしょうか。 「子どもを保育園に預けて働く」ということについては、それぞれのご家庭でしっかり話し合って、親自身も「自己実現」の叶う社会になっていくといいですよね。 夏菜子さんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。作画:おかまき著者:ライター 夏菜子
2023年08月16日赤ちゃんは「ひとつのモノにはひとつの呼び方しかない」と認識している(※画像はイメージです/PhotoAC)現役保育士のてぃ先生は、YouTubeでさまざまな育児情報を発信。SNSで公開している子どものほほえましいエピソードやパパやママの気持ちに寄り添った育児論も反響を呼んでいます。子どもの言葉の発達を促したいと考えて、さまざまな刺激を与えたり、言葉がけを頑張ろうと考えたりする人は少なくないでしょう。子どもの言語獲得のメカニズムにはさまざまな考え方がありますが、てぃ先生によれば「相互排他性原理」がかかわっているといいます。相互排他性原理とは、ひとつのモノに対してひとつの呼び方(ラベル)しかないという認識のことです。例えば、大人が「ネズミのぬいぐるみ」を見たときには、「ネズミだ」と思う人もいれば、「ぬいぐるみだ」と思う人もいるでしょう。これは、ひとつのモノに対していろんな呼び方やラベリングがあることを理解しているためです。しかし、1歳前後の子どもは、ひとつのモノに対してひとつの呼び方しか認識していません。その状態から、成長とともに新しく出会ったモノと新しく知った言葉を紐づけていくことを繰り返し、言語を獲得していくのです。ゆえに、大きくなるにつれて「ネズミのぬいぐるみ」は「ネズミともいえるし、ぬいぐるみでもある」と、自然に学ぶことができます。てぃ先生曰く、相互排他性原理が働いている時期に、犬について「ママはワンワンと呼ぶけど、パパは犬と呼んでいる」という状態だと、子どもが混乱することもあるようです。そこまで気をつけなくてもいいかもしれませんが、家庭内でモノの呼び方をある程度統一しておくと、子どもの言語取得に役立つかもしれません。また、子どもに言葉を教えたいと思ったときは、共同注意(一緒に同じものを見て、同じものに意識を向けている状態)になっているかどうか確認することも大切。親が「これはネズミだよ」と教えていても、子どもがネズミに意識を向けておらず、別のモノに注目していた場合、その別のモノをネズミだと認識してしまうことがあります。モノの名前を教える際には、子どもがそれをしっかり意識しているかどうかを確認した上で行うと、言葉を正しく理解することにつながります。ちなみに、赤ちゃんが興味を持ったものを指さして「あっ!」などということがよくありますが、これは赤ちゃん自身が、何かを指差すことで大人の意識がこちらに向き、それが何なのか教えてくれると理解しているためです。赤ちゃんが何かを指差したときには「これは○○だよ」と積極的に教えてあげるようにしましょう。<あわせて読みたい!>保育士さんにほっこり【漫画】「保育園の連絡帳」エピソード一挙7作品▶︎赤ちゃんへの「言葉がけ」は必要? 子どもの言葉力を育てる“2つのトーク”【言語聴覚士解説】▶︎「子どもの言葉が遅いのは私のせいかも、と自分を責めないで」小児科医が保護者に伝えたいこと▶︎【医師監修】赤ちゃんが言葉をしゃべるのはいつから?時期の目安と話しかけのコツ
2023年08月16日「ママ、怒ってばっかり!」と言われたときに試したいこと(※画像はイメージです/PhotoAC)現役保育士のてぃ先生は、YouTubeでさまざまな育児情報を発信。SNSで公開している子どものほほえましいエピソードやパパやママの気持ちに寄り添った育児論も反響を呼んでいます。子どもと過ごす時間が増える長期休み期間は、つい「子どもを叱ってばかり」になりがちだという方もいるのではないでしょうか?子どもにも「ママ、怒ってばっかり!」と言われて、落ち込んでしまったり……。ただ、親や子どもが「叱ってばかり」「叱られてばかり」と感じやすいのは、意識的に叱っているのではなく「“無意識的”に否定語を使って叱っている」ときだそう。子どもが親を意識的に叱るとき、例えば悪いことをしたときに「なんでそんなことをしたの?」などと理由を聞いたりします。一方で、「叱ってばかり」「叱られてばかり」と感じやすくなる「無意識的に否定語を使って叱っている」というのは、例えば子どもに片付けするように言っても「やだ、まだ遊びたい!」と拒否されて、「だめ、片付けなきゃ!」などと言ったとき。「だめ!」というのは、子どもに対していろんな場面で言いがちですよね。そんな状況を改善したいと思った場合は、つい言ってしまう「だめ!」を全く逆の「いいよ!」に変え、やってほしいことを伝えるよう意識してみましょう。例えば、「だめ、片付けなきゃ!」を「いいよ、じゃあ片付けてからまた後で遊ぼうね」と言い換えれば、伝えたい内容はそのままです。「まだご飯食べたくない」と言われたときは「だめ、食べなさい!」ではなく、「いいよ、じゃあちょっとだけ食べてみようか」と言えばいいんです。そうすることで、子どもの受け止め方も変わり、言う側のパパやママも「今日も怒ってばっかりだった」と感じにくくなります。なので子どもの言動に対しては、まず「いいよ!」と言うようにし、その後に続ける言葉はそのとき考えればいい、というスタンスで試してみるといいでしょう。続けるうちに、「今日、全然怒ってないな」と、気持ち的に楽に過ごせるようになるかもしれません。<あわせて読みたい!>保育士さんにほっこり【漫画】「保育園の連絡帳」エピソード一挙7作品▶︎【子どものしつけ】人前で子どものことって叱る? ママたちが実践してる「子どもを叱るときに気をつけていること」14選も紹介▶︎「共感→叱る」ではなく「共感→叱る→再度共感」が大事! 子どもが自然に言うことを聞いてくれる叱り方▶︎「叱り方より【叱る場所】が重要」だった!! 保育士YouTuber・てぃ先生が実践している叱り方のポイント
2023年08月15日子どもの登園拒否でついやりがちなポジティブな言葉がけ(※画像はイメージです/PhotoAC)現役保育士のてぃ先生は、YouTubeでさまざまな育児情報を発信。SNSで公開している子どものほほえましいエピソードやパパやママの気持ちに寄り添った育児論も反響を呼んでいます。休み明けなどに、子どもが「保育園行きたくない!」と言い出すことってありますよね。親としては、仕事に遅刻しないかヒヤヒヤしたり、嫌がる子どもを無理矢理保育園に行かせるのもかわいそうだと感じたりして、とにかく困るもの。そんなとき、つい「今日の給食おいしそうだから行ってみようよ!」「先生や友達が待ってるよ!」などと、ひたすらポジティブな言葉がけをして子どもの気を紛らわせ、どうにか保育園に行ってもらおうとしていませんか?てぃ先生いわく、登園しぶりが長引くケースでは、このように子どもに対して親がポジティブな言葉がけしかしていないという共通点が見られるそうです。子どもは保育園に行きたくないと感じているときに、親にポジティブな言葉がけを繰り返されると、「自分の気持ちを受け止めてくれない」「自分の気持ちをわかってくれていない」と感じてしまいます。そんな状態で、親がポジティブな言葉がけを続けると、子どもはネガティブな気持ちが溜まる一方です。そもそも、子どもの保育園生活の中では、実際にポジティブな出来事があれば、逆にネガティブな出来事もあります。親がポジティブな言葉がけばかりをすることによって、子どもにとってネガティブな出来事が起こったときに、親のポジティブな言葉とのギャップを感じ、保育園がもっと嫌になることもあるのです。そうならないために、子どもが登園を渋ったときには、まずはそれをとことん受け止めることが大事。「そうだよね、嫌だよね」「パパやママと離れるの、悲しいもんね」などと、同じ目線で理解してあげる姿勢を示しましょう。「そんなこと言ったら、もっと保育園が嫌になるのでは?」と思うかもしれませんが、その心配は不要です。例えば、勤務先で部下の仕事の大変さをわかっていない上司に、「このタスクを○時までに終わらせられるように頑張ってね」と言われても、「これがどんなに大変なのかわかってないくせに!」とモヤモヤしますが、同じ仕事をしている同僚など自分の立場をわかってくれている人に「本当に大変だよね、頑張ろうね」と言われたら、「もう少し頑張ってみよう!」という気持ちになりますよね。相手が自分の立場を理解してくれているかどうかで、相手からの言葉の受け取り方は変わるものです。これは子どもにも同じことが言えるので、登園拒否が見られたらまずは子どもが保育園に行きたくない気持ちをしっかりと受け止め、その上でポジティブな言葉がけをするようにしましょう。また、子どもによって保育園が嫌な理由はさまざまであり、大人には計り知れない事情がある場合も。子どもはまだそれをうまく説明できないことも多いので、登園拒否するしかないのかもしれません。子どもの気持ちを受け止めることと同時進行で、保育園の先生と連携して何が理由で保育園を嫌がっているのか、確認することも忘れずに行いましょう。<あわせて読みたい!>保育士さんにほっこり【漫画】「保育園の連絡帳」エピソード一挙7作品▶︎保育園での別れ際、毎朝大泣きする子…どうしたら笑顔でバイバイできる?【教えて保育士さん】▶︎【登園しぶり撃退術】休暇明けの「保育園行きたくない」にはどう対処するのが正解? #渡邊大地の令和的ワーパパ道 Vol.21▶︎ママたちが実践する、子どもから「行きたくない」と言われたときの対処法
2023年08月14日皆さんは職場の人間関係で悩んだことはありますか?今回は「先輩との間で起こったトラブルエピソード」とその感想を紹介します。イラスト:nakamoto学童保育で子どもたちと向き合う日々主人公は、学童保育で働いています。とにかく子どもたちと全力で遊び、真摯に向き合うことを意識して仕事に励む日々でしたが…。先輩からイヤミを言われ先輩ににチクチクと言われて以来、主人公はシックな色の服を着て仕事をしていました。そんな主人公に、子どもが「先生、またこの前のTシャツ着てよ」と話しかけます。さらに「そんな暗い服、あの先生みたいで嫌」と先輩の服を指摘したのですそれを聞いていた先輩は、主人公の服装に口を出すことはなくなったのでした。読者の感想子どもたちと触れ合うのが仕事であれば、業務に大きな支障がなければいいのではないでしょうか。子どもたちはよく見ていて味方してくれてよかったですね!(33歳)子ども相手の職業は、自分よりも子どもに合わせる服装でいいと思います。子どもの安心にもつながりますよね。それにしても子どもは思ったことを率直に言うので、たまに冷や汗をかくことがあります。(57歳/会社員)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年08月14日「叱らない子育て」の本来の意味とは?(※画像はイメージです/PhotoAC)現役保育士のてぃ先生は、YouTubeでさまざまな育児情報を発信。SNSで公開している子どものほほえましいエピソードやパパやママの気持ちに寄り添った育児論も反響を呼んでいます。近年、育児方法のひとつとして提唱されている「叱らない子育て」。その言葉のイメージから「叱らないなんて無理でしょ!」「叱らないなんて、子どもがワガママになるのでは」と感じる人も少なくないでしょう。確かに叱らないことだけを実行すると、子どもがワガママになってしまう可能性もありますが、そもそも叱らない子育てとは「“しつけをする=叱らなければならない”という認識を取り払うこと」です。脳科学的には、親が「しつけのために叱らなきゃ!」と強く考えて叱ったときほど、子どもに本当に伝えたいことが伝わりにくいと言われています。人は相手の表情や言動に恐怖を感じると、脳の機能が一時的に萎縮状態になるため、いくら子どもを叱ったところで、伝えたい内容を理解してもらえず、子供に残るのは「怒られてすごく怖かった」という記憶や印象となります。それを続けると、「叱られるのが怖いから、その行動をやめる」ようになるので、一見正しい行動がとれるようになります。ですが、結局「怖いと感じる対象がいないと成り立たない」状態でしかなく、例えばパパに叱られるのが怖いと感じている場合は、パパがいないところで禁じられた行動をとるようになります。なので、基本的に叱る際には冷静かつ端的に伝えることが重要です。また、日常生活の中では、叱らなければならないシーンと、叱る以外の方法で伝えた方が良いシーンがあります。例えば、自分や周りの人の命やケガの危険性がある場合は、きちんと叱って伝える必要があるでしょう。しかし、「お片付けをしない」ことに対しても、命やケガの危険性がある場合と同じトーンで叱ってしまうと、子どもはそれらの事柄を同等レベルに捉えてしまい、本当にやってはいけないことがボヤけてしまうリスクが生じます。お片づけであれば「片付けると何がいいのか」を伝え、「片付けるのは楽しい!」「キレイになって気持ちいい」と子どもが思えるような伝え方がいいでしょう。とはいえ、日々の子育てでは毎回そんなことを考える余裕がないのも事実であり、「早く言うことを聞いてほしい」がゆえについ叱ってしまうこともありますよね。ただ、こちらの真意が伝わらなければ意味がないので、できる範囲で2つのポイントを意識してみましょう。一つ目のポイントは、目的をずらしてみること。例えば、公園で遊んでいるときに「お部屋に戻ろう!」と言っても子どもが嫌がる場合は、「ママと一緒に、出口までうさぎさんみたいにジャンプしよう!」などと言えば、結果的にスムーズに帰りやすくなります。目的を「部屋を戻る」ではなく、「楽しくジャンプする」にずらすわけですね。そして二つ目のポイントは、具体的に指示すること。子どもは、「片付けなさい!」と言われただけでは、どれから手をつければいいのかわからないことも多いので、「青いおもちゃを探して、パパに教えて」などと、具体的で明確な指示を出してあげることが大切です。そして青いおもちゃを探すことができたら、「見つけてくれてありがとう、パパが箱に入れるね」などとやりとりすることで、結果的に早く、親子で気持ちよく片付けを進めることができます。その上で、「○○ちゃんが片付けてくれたからお部屋がキレイになったよ!」「ありがとう、キレイなお部屋は気持ちいいよね!」と片付けのメリットが伝わるような言葉がけをしてあげるとなお良いでしょう。<あわせて読みたい!>保育士さんにほっこり【漫画】「保育園の連絡帳」エピソード一挙7作品▶︎「叱り方より【叱る場所】が重要」だった!! 保育士YouTuber・てぃ先生が実践している叱り方のポイント▶︎「共感→叱る」ではなく「共感→叱る→再度共感」が大事! 子どもが自然に言うことを聞いてくれる叱り方▶︎【子どものしつけ】人前で子どものことって叱る? ママたちが実践してる「子どもを叱るときに気をつけていること」14選も紹介
2023年08月13日他の子どもと自分の子どもを比べてもOK!ただし注意点も(※画像はイメージです/PhotoAC)現役保育士のてぃ先生は、YouTubeでさまざまな育児情報を発信。SNSで公開している子どものほほえましいエピソードやパパやママの気持ちに寄り添った育児論も反響を呼んでいます。一般的な育児論などでは、よく「自分の子どもと他の子どもを比べてしまうのは良くない」と言われますよね。とはいえ他の子どもに、自分の子どもよりも優れている点があると、ついつい比べてしまうことはあるもの。その度に「私はなんてダメな親なんだろう……」と落ち込んでしまう人もいるかもしれません。しかし、てぃ先生によると、そもそも他の子どもと自分の子どもを比べること、他の子どもにあって自分の子どもに足りないことに目を向けることは決して悪いことではないといいます。「また他の子どもと比べてしまった……」と悩む必要はありません!そもそも親は、無意識的に「子どもの足りないところを補おう」とするものだそう。親であれば、特別深く考えることなくとも、赤ちゃんのミルクの量や、睡眠時間を足りているかどうか気にするものですが、それも無意識的に子どもの足りないところを補おうとしているがゆえだといえます。また、自分の子どもと他の子どもを比べることには、メリットもあるのです。親子で過ごしているだけでは気づかないことでも、他の子どもといることで気づける場合があり、自分の子どもに対する理解を深めるいいきっかけになります。ただし、自分の子どもと他の子どもを比べる場合、注意しなければならない点もあります。一つ目は、「比べても仕方ないもの」について、他の子どもと比べるのはやめることです。例えば、生まれ月による体の大きさの違いなど、違いがあって当然なことを比べるのは控えましょう。また、自分の子どもと他の子どもを比べた上で「あの子はちゃんと挨拶してるのに、なんでできないの!」といった注意をするのもNGです。こうした言い方は子どもの自尊心を失うことにつながることがあります。比較して叱るのではなく「どうやったら挨拶できるようになるのか」などを考えて、別のアプローチで足りないところを補ってあげられるようにしましょう。加えて、他の子どもができていて、自分の子どもができていない点を見つけた際には、「“フィルター”をかけて判断する」ことも重要です。例えば、自分の子どもが他の子どもに比べてお絵描きが苦手だった場合、「でもうちの子どもはねんどが上手だから、お絵描きが苦手でもいっか!」と考えることもできますよね。特にトイレトレーニング中などは、同い年の子どもはもうオムツが取れているから自分の子どもも取れるようにしなければならないと考えがちですが、オムツが取れるかどうかは膀胱の発達具合なども関係し、個人差が大きいもの。その時は“時期・タイミングのフィルター”をかけて考えます。「子どもにとって今すぐオムツを取ることが本当に必要なのか?」「今すぐにできなければならないのか?」を考えてみた上で、トイレトレーニングの進め方を考えていけるといいですね。<あわせて読みたい!>保育士さんにほっこり【漫画】「保育園の連絡帳」エピソード一挙7作品▶︎「叱り方より【叱る場所】が重要」だった!! 保育士YouTuber・てぃ先生が実践している叱り方のポイント▶︎「共感→叱る」ではなく「共感→叱る→再度共感」が大事! 子どもが自然に言うことを聞いてくれる叱り方▶︎【子どものしつけ】人前で子どものことって叱る? ママたちが実践してる「子どもを叱るときに気をつけていること」14選も紹介
2023年08月12日