タレントのデーブ・スペクター、ジャーナリストの山路徹が25日、第27回東京国際映画祭が開催されている六本木ヒルズで行なわれた、映画『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス 50年の挑戦』のトークショーに出席した。同映画祭の特別招待作品となる本作は、米国の文芸誌『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス』の50年の歴史を描くドキュメンタリー。山路は、「情報はあふれているけど、どう受け止めていくのかが難しい。今の社会の中でどういった言葉で折り合いをつけていくのか。日本にもこういうメディアがあれば」とジャーナリスト目線でアピール。また、「知性にあふれた方々が集まっているので……、今日のテーマは矢口真里の復帰についてです」と茶化して笑いを誘ったデーブは、通訳を介したトークに、「英語にすると真面目なことを言ってるようで気分が良い」と満足げな笑みを浮かべていた。イベント終了後、報道陣の取材に応じたデーブは、開口一番、「矢口真里のことを聞きたいだけでしょ?」とニヤけつつ、不倫発覚後に芸能活動を自粛していた元モーニング娘。の矢口の復帰に、「ある期間は覚悟をして、赤裸々に話さないと。彼女はモラル的にみんなが引いちゃったから不利。どこまで話せるかが大きいと思う」と真摯にアドバイスを。一方、自身も以前に不倫騒動を起こした山路は、報道陣に"二股の先輩"としてコメントを求められると、「もっと早く出てくれば良かったと思う」と語りつつ、新恋人でモデルの梅田賢三と同棲中の矢口に、「世間を敵に回しても、新しい恋人と暮らしているし、今が1番幸せだと思うよ」とメッセージを送った。そんな山路は、最近、ウクライナやパレスチナの紛争地域に取材で赴いたことを明かしながらも、「ウクライナは危険だったな~。美人が多いんですよ」と"山路節"をさく裂。「"ビッグ・ピーチ"(元・妻の大桃美代子)にもお土産を買いました。何の反応も無いんですけど……」と元妻・大桃へチョコレートを渡したことを打ち明け、「未練というより、新しく始めたい」と復縁に意欲を燃やしていた。
2014年10月26日藤原ヒロシがディレクションする「ザ プール アオヤマ(the POOL aoyama)」(東京都港区南青山5-12-24シャトー東洋南青山1階)に、「ダブルタップス(WTAPS)」の西山徹をディレクターに迎えたテンポラリーショップ「オリーブ(OLIVE)」が9月13日にオープンする。「オリーブ」をテーマにインスパイアされた色や言葉を可視化し、緑のシェルターを設置した店内では、「フラグメント デザイン(fragment design)」と「エヌハリウッド(N.HOLLYWOOD)」がコラボレーションしたMA-1ジャケット「モディファイド(Modified)“V”」(18万円)を限定発売。「フライトジャケットの名品、MA-1で何か面白いことができないか」ということからコラボが開始し、実際に米軍が使用していたビンテージの「MA-1(8279)」の初期型(8279A)から最終モデル(8279F)までのラインアップを軍正式採用には存在しなかったダークブラックに染め上げ、ボディ以外の全パーツを外しオリジナルパーツにリビルトした。コラボレーションサインとして、エヌハリウッドのミリタリーカテゴリー「エヌハリウッド テストプロダクト エクスチェンジサービス(N.H. TPES)」のホワイトラベルと、フラグメントデザインのブラックピスネームをインサートし、左腕にハンドペイントによるカリグラフィーが施されている。
2014年09月12日山本裕典主演、宮本亜門演出の舞台『耳なし芳一』がKAAT 神奈川芸術劇場で上演中だ。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の『耳なし芳一のはなし』を原作に、平家物語弾き語りの名手、盲目の琵琶法師・芳一の運命を描く舞台。開幕直前の4月11日、宮本と山本に加え、出演の安倍なつみ、益岡徹によって行われた会見を、以下レポートする。舞台『耳なし芳一』チケット情報舞台の見所は?宮本「『耳なし芳一』の見所と言えば…首切りでしょ!」キャスト一同「え!? 」宮本「あ、違った!耳切りだ(笑)。あとはやはり、芳一が体にお経を書く場面でしょうかね。今回の舞台では、原作者の小泉八雲も登場しますし、安倍さん演じる亡霊とか、本来目に見えないものが舞台に立ちます。そういったものをあえて登場させ、共に生きているという事が伝わればと思います」山本さんを選ばれた理由は?宮本「役者として面白いと思ったんです。稽古に対しては非常に誠実ですしね。 今回の舞台では、彼の従来の明るさ元気さではなく、ぐーっと入る役をどう演じるのか見てみたかったんです」劇中で琵琶を弾かれるということですが、大変でしたか?山本「琵琶を弾くのは初めてで、稽古に入る前から琵琶の練習は始めていたのですが、なかなか琵琶の先生とスケジュールも合わず…。一時はどうなることかと思ったのですが、初日まであと2日あるので、それまでにはなんとか皆さんにお見せできるものになると思います。今回弾く琵琶は、音楽性というよりは運動神経を必要とする楽器だそうで、僕、運動得意なので、それにいっぱい助けられてます(笑)」今回は裸も披露されるとか…?山本「会見の時に、裸体にお経を書くシーンがあるので、体鍛えますと言ったのですが、よくよく考えたら、マッチョな芳一ってちょっと変じゃないかなと思いまして…。ですので、特別なことをせず、己のままでいようと思います」初めての人形の操作はいかがですか?(安倍は安徳天皇の姿をパペットで表現する)安倍「すべてが難しいです。稽古の時よりもとても重くなって、見た目よりもとても重いんですよ。人形の軸になる部分をやっているのですが、人形に命を吹き込むのがとても難しいです。皆さんに助けられてやっています」宮本「安倍さんに黒子をやらせるって僕ぐらいしかいないよね(笑)」初めての亜門さんの演出はいかがですか?山本「恐いかな、僕で大丈夫かなと思っていましたが、亜門さんがコミュニケーションを取ってくれて、悩んだ事を汲み取って演出して頂けるので助かります。粘り強くて、次々と演出が変わっていくので、本番を通してもっと成長出来るかなと思います」公演は4月21日(日)まで。なお、公演のチケットは4月18日(木)23:59まで発売中。
2013年04月17日4月にKAAT 神奈川芸術劇場 ホールで上演される『耳なし芳一』に山本裕典と安倍なつみの出演が決定した。舞台『耳なし芳一』チケット情報同作は、KAAT芸術監督・宮本亜門が「我々はなぜ生きるのか、どのようにして生きるのか」をテーマに日本文学を取り上げる、NIPPON文学シリーズの第3弾として上演されるもの。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が作品に残した、平家物語弾き語りの名手、盲目の琵琶法師の運命を通して、テーマに迫っていく。出演は、現在放送中のドラマ『あぽやん~走る国際空港』や昨年の舞台『トロイラスとクレシダ』などで注目の若手俳優・山本裕典、元モーニング娘。のメンバーで卒業後も数々の舞台に出演している安倍なつみ、若手俳優・橋本淳、ベテラン・益岡徹ほか。4月13日(土)から21日(日)までKAAT神奈川芸術劇場のみの限定公演。チケットの一般発売は2月16日(土)午前10時より。
2013年01月22日俳優で演出家の江守徹が、ローランド・エメリッヒ監督の最新作『もうひとりのシェイクスピア』を「これはもうひとつのシェイクスピア劇だ」と絶賛している。イギリスを代表する劇作家シェイクスピアによる名作の数々は、実際には別人が書いていた…。そんな大胆な仮説に切りこむ歴史ミステリー。江守は俳優として、舞台『オセロ』『マクベス』『リチャード三世』といったシェイクスピア作品に出演。また、初の演出作品に『ハムレット』を選ぶなどシェイクスピアに造詣が深い。その他の画像映画は現時点でシェイクスピアの名作を代筆した“最有力候補”と目される貴族作家・オックスフォード伯が自身の名誉を封印した物語を、エリザベス一世との愛憎、宮廷を舞台にした政治謀略の渦などを交え重厚に描く。江守は「エリザベス女王役のヴァネッサ・レッドグレイヴに先ずはびっくり」と現在75歳のベテラン女優にも賞賛の声を寄せる。江守をはじめ、各界の著名人も本作を絶賛しており、シェイクスピアの4大悲劇として知られる作品『リア王』『ハムレット』『オセロ』『マクベス』を全て演じた歌舞伎俳優の松本幸四郎は「“もうひとり”の存在によって、シェイクスピア作品はより魅力的に甦る。歴史、恋、政争…すべてにリアリティがもたらされた」と賛辞を送る。また、宝塚歌劇団出身の麻実れいは、「魅力的な歴史ミステリー。美しく華やかで面白く、この映画そのものがシェイクスピアでした!」とこちらも手放しの高評価。さらに、彩の国シェイクスピア・シリーズの企画委員長である河合祥一郎氏は、著書『謎ときシェイクスピア』(新潮社刊)で“別人説”を否定こそしているが、「シェイクスピア通をうならせる仕上がり。史実の奇想天外な解釈に仰天しつつ楽しみました」と映画そのものの完成度に舌を巻いている。『もうひとりのシェイクスピア』12月22日(土)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー文:内田 涼
2012年12月17日椎名誠の人気小説を西表島完全ロケで映画化した『ぱいかじ南海作戦』。公開を前に、主演の阿部サダヲと本作で初めて長編映画のメガホンを執った細川徹監督に話を聞いた。離婚と失業を同時に味わった中年男が、心地よい“ぱいかじ(沖縄の方言で南の風)”が吹く南の島で繰り広げるサバイバル生活を描く。共に「大人計画」事務所の所属だが、本格的に仕事を共にするのは初めて。監督は当初、主役の佐々木にはもっと年配の俳優を考えていたそうで「僕の中では岩松了さんのイメージでした」と明かす。だが阿部の名が挙がった時点で「阿部さん以外に考えられなくなった」という。原作の一人称による独特の世界観を重視し、語りを含め阿部は2時間出ずっぱり。「それで退屈させないところがすごい。サモ・ハン・キンポーで2時間はキツいしユンピョウでも無理だけど、ジャッキー(・チェン)やブルース・リーならイケる。阿部さんも2時間見ていたいと思わせる俳優」と信頼を口にする。一方の阿部は「舞台はいつも観に行ってるけど『何で出してくれないのかな?』と思ってました。だから今回、初めての映画で呼んでもらって嬉しかったです」と喜びを語った。阿部単独で撮影が始まり、共演陣が徐々にやって来るという、映画と同じ流れで撮影は進行。特に永山絢斗とのやり取りが楽しかったそうで「永山くんが来て、佐々木のキャラクターを自然と壊していくことができた。逆に僕も永山くんを崩したかった。ああいうイイ男がウンコを我慢したりするのは素晴らしい」(阿部)。「最初は『ちょっと我慢し過ぎ』って注文付けたけど、東京帰って観たらそれがよくて永山プランを採用した(笑)」(細川監督)と揃って絶賛。また、雨による待ち時間もかなり長かったようだが、阿部は「雨が打ちつける音が都会にはない感じで待つのが苦にならなかった」と、都会とは異なる時間の流れに身を任せていたよう。さらに「島を出るときはお世話になった人たちに見送られて、そんなにってくらい大泣きしちゃいました」と告白。1か月におよぶ島での生活が、作品にもたらしたものの大きさをうかがわせた。『ぱいかじ南海作戦』7月14日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹
2012年07月12日仮面ライダー生誕40周年を飾る最後の作品『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』の完成披露会見が28日に丸の内TOEI本社で行なわれ、仮面ライダー“フォーゼ”の福士蒼汰、高橋龍輝、清水富美加、仮面ライダー“オーズ”の渡部秀、三浦涼介、高田里穂、劇場版ゲストとして出演するダンテ・カーヴァー、真野恵里菜、益岡徹、荒井敦史が登壇。さらに3大仮面ライダーの“フォーゼ”、“オーズ”、“W”もかけつけた。その他の写真最新作『仮面ライダー…』は、世界征服を企む謎の敵と、“フォーゼ”&“オーズ”を始めとする仮面ライダーたちとの激闘が繰り広げられる。仮面ライダー1号、2号などの歴代ライダーの登場や、新フォームの初披露、そして新ライダー“アクア”“ポセイドン”“なでしこ”のデビューも見どころとなっている。40年後に誕生し、未来から現代へとやってくる仮面ライダーアクアを演じた荒井は「“アクア”、“ポセイドン”になれて光栄」と、緊張のためか汗を大量にかきながらも笑顔であいさつ。女子高生ライダー“なでしこ”役の真野は「ツイッターで“なでしこ”になることを報告したら、たくさんの方に喜んでいただけて幸せでした。1日でフォロアーが500人増えました」と笑顔で報告した。福士は「今回は坂本浩一監督なので、アクションがかなり多く、スクリーンで観ると迫力が凄い。『フォーゼ編』では、僕、弦太朗の恋愛模様がテーマになっているので、初々しい恋心や、熱いパワーが観られるMEGA MAXな映画になっています」とコメント。渡部は「“オーズ”シリーズから3か月経ち『遂に来たか』という気持ちで、早くみなさんのもとへ作品を届けたい」と気合を見せ「“フォーゼ”“オーズ”そして“W”、伝説の7人のライダーが一挙に揃う“MEGA盛り”でお腹いっぱいになるような映画です。アクションシーンはもちろん、“オーズ”最終話のあとのエピソードにも注目してください」とPRした。『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』12月10日(土)全国ロードショー
2011年11月29日2年連続で国際エミー賞にノミネートされるなど、人気だけでなく高評価も得ているNHKのコント番組が、ついに映画化!こちらを記念して、新キャスト・小池徹平のインタビューをお届け!●放送開始から足掛け8年目になる「サラリーマンNEO」ですが、小池さんはこの劇場版で初参戦ですね。オファーをいただいた時点で番組に関する知識がゼロに近い状態だったので、“コント番組の映画化って、どういうことだろう?”と困惑しました。しかもキャストが実力派の俳優さんばかりと聞いて、さらに混乱して…。最初に台本を読んだときの感想は“理解できない”でした(笑)。●ワケのわからないキャラが突然、出てきたりしますからね。だから、まずは勉強しないといけないな、と。シーズン5までのDVD-BOXを2週間くらいかけてイッキに観ました。●関西人の小池さんにとって、ほぼ標準語で芸人を起用しないコントは、いかがでした?もともと、こういったサラリーマン系のコントが大好きなんですよ。だから、DVDを最後まで見終えたときにはすっかりファンになってしまいました。そこで改めて台本を読み返してみたら、今度は“なんて面白い作品に、巡りあえたんだ!”という感動が(笑)。●新城はNEOのことを知らない観客にとっての、先導役のような役目も担っていますね。ドラマとコントを繋ぐための重要なポジションですね。だから僕は個性派たちの中にあって、あえて普通に徹することで観客と作品のパイプ役になることを意識しました。●普通でいることの難しさもあったのでは?川上くん(沢村一樹)のような面白キャラが横にいると、引っ張られそうになっちゃいますからね。そこは前に出たい気持ちをぐっと抑えて。本当はツッコミたいんですよ。ボケをほっておけないタイプなので(笑)。●新城単体のギャグでは、太鼓の達人を叩くシーンが印象的です。あれ、めちゃくちゃ練習したんです。手の皮がむけるくらい何時間も何時間も。最終的には音楽を聴きながらエアーで叩けるレベルまでいきました(笑)。●不本意ながらNEOビールに入ったことでアンニュイな表情だった新城が、働くことの楽しさに目覚めていくという点が、ストーリーのキモになっていますね。そのためにも前半でキャラを立たせておくことを意識しました。最初はどこか同僚や先輩を見下す感じで、中盤からは皆と歯車が合ってきて、終盤の居酒屋のシーンにつながっていく。僕、あの居酒屋のシーンが大好きなんです。自分のやっている何気ない仕事がサラリーマンたちに元気を与えているんだと実感する…。人間臭くて、とてもいいんですよね。●完成した映画を観て、イチNEOファンとしての感想は?ちゃんと1つの話になっていてよかった(笑)。ドラマとコントが上手く混ざり合っていて、最後は元気をもらえる作品になっていたし、オチもNEOらしくて、よかったと思います。●続編もぜひ観てみたい!いいですね! 今度は全然ジャンルの違う会社を舞台にして、まったく違う役をやってみたい。NEOの世界観なら、なんでもアリですから。作品情報『 サラリーマンNEO 劇場版(笑) 』監督:吉田照幸出演:小池徹平、生瀬勝久、伊東四朗、大杉漣、篠田麻里子、郷ひろみ、麻生祐未、宮崎美子、平泉成、沢村一樹、田口浩正、中越典子、入江雅人、堀内敬子、マギー、山西惇、田中要次、八十田勇一、池田鉄洋、中山祐一朗、中村靖日、野間口徹、深水元基、原史奈、奥田恵梨華、金子さやか、中田有紀、コンドルズ、瀬戸カトリーヌ、冨士眞奈美配給:ショウゲート11月3日(木・祝)新宿ピカデリーほか全国ロードショー(C)2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会
2011年10月31日市村正親主演の舞台『炎の人』が11月4日(金)から東京・天王洲 銀河劇場にて開幕する。『炎の人』のチケット情報稽古初日を迎えた10月14日、プロデューサーが取材に応じ、「いよいよ『炎の人』のお稽古が始まりました。稽古初日だというのに、既に市村正親さんにはゴッホが舞い降りています」と意気込みを語った。本作は、ときに狂気の画家として知られる天才画家、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの炎のような生涯を、劇作家・三好十郎が描いた戯曲。2009年に栗山民也演出、市村正親主演で初演。市村はこの作品で、読売演劇大賞最優秀賞男優賞、紀伊國屋演劇賞個人賞をW受賞している。再演となる本公演も初演に引き続き、主演・市村正親、演出・栗山民也が務める。また、ゴッホが強く憧れた画家・ゴーガンを益岡徹、ゴッホが愛したシィヌとラシェルというまったく雰囲気の異なる女性の2役を富田靖子、ゴッホの弟テオを今井明彦が演じる。なお、チケットぴあでは、10月18日(火)23:30までチケットを購入した人の中から抽選で稽古見学会に5名様をご招待するキャンペーンを実施中。プロデューサーからは、「演出家の栗山民也さん率いるベテラン俳優勢がどんな稽古に日夜励んでいるのか、特別に公開しちゃいます! 芝居が出来上がっていくその場に立ちあうことのできる、貴重な機会をお見逃しなく!!」とのメッセージ。ほかにもスープ付チケット、学生当日引換券も発売中。
2011年10月17日NHKの中で異彩を放つ人気コント番組「サラリーマンNEO」が『劇場版サラリーマンNEO』として映画化されることが決定!さらに、小池徹平がこの劇場版に“新入社員”として参戦することも明らかになった。2004年に単発の実験的番組として開始された「サラリーマンNEO」だが、NHKらしからぬコント中心のコメディ番組として瞬く間に人気を呼び、2006年からレギュラー化。沢村一樹が当たり役の“色香恋次郎”として男の色気で次々と女性を魅了し、問題を解決していく“セクスィー部長”をはじめ、シュールなコントが絶大な支持を集め、2007年・2008年と2年連続で国際エミー賞にノミネートされる快挙も成し遂げた。もはやサラリーマンの定番ともなった、この異色のコント番組がついに映画化!かつての植木等主演の『無責任』シリーズや、西田敏行の代表作『釣りバカ日誌』シリーズのように、日本のサラリーマンに笑いと活力を授けるべくスクリーンに進出することに。オリジナル番組の世界観そのままに、ドラマ的ストーリーを加えてスケールアップした劇場版では、新入社員である小池さんとクセのある課長・生瀬勝久が、どうにも噛み合わない上司と部下のやり取りを展開。業界5位のビール会社NEOビールに入社した新入社員が、老け顔の同期・早川と共に理不尽な課長、5年も契約が取れない営業の川上らが揃う営業一課に配属されるのだが…。もちろん、沢村さんらオリジナルのメンバーも出演。個性的なキャラクターたちがスクリーンを所狭しと駆け回る。小池さんは「この作品で、みなさんに笑ってもらえるよう、少しでも元気になってもらえるよう、全力で取り組みたいと思っています。この気持ちが伝わる素敵な映画だと思うので、ひとつひとつ、一日一日を頑張ります」と熱い意気込みを語る。また、本作のプロデューサーからは、「日本の元気はサラリーマン・OLの元気から始まる。不景気や就職氷河期など我々が働く環境は決して楽とは言えません。そんな全ての働く人たちへの応援歌になれば良いと思い『劇場版サラリーマンNEO』を企画し準備を進めてきました。その最中に今回の大災害が発生しました。日本が置かれた状況はより厳しくなり、大きな悲しみを抱えることになりました。ただ、我々はいつまでも立ち止まっている訳にはいきません。『日本が元気を取り戻すには、まずサラリーマン・OLが元気にならなければ!!』との思いで制作を進めております。多くの方にせめてこの映画を観ている間だけでも、笑って少しだけ幸せな気持ちになって頂けたら幸甚です」と本作に懸ける思いを明かしてくれた。小池さんと言えば、ブラック会社(問題企業)に入社し、追いつめられつつも成長していく主人公のサラリーマンを演じた『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』で、スクリーンで強烈な印象を残したが、本作ではどんなサラリーマン姿を見せてくれるのか?生瀬さんとの強烈であろう掛け合いにも注目!『劇場版サラリーマンNEO』は11月、全国にて公開。■関連作品:劇場版サラリーマンNEO 2011年11月、全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会
2011年04月13日映画『脇役物語』のオープニングのシーンで、アクション・オン・フィルム国際映画祭(Action On Film International Film Festival)にて最優秀オープニング賞を受賞したシーンの映像がシネマカフェに到着した。本作は、万年脇役のうだつの上がらない中年俳優が、突然やってきた恋と主演のチャンスに奮闘する姿を描いた人生讃歌。自身、“名脇役”と称賛を集める益岡徹の初主演映画で、永作博美がヒロイン役を演じている。アクション・オン・フィルム国際映画祭は2005年からカリフォルニア州のロングビーチで開催されてきた国際映画祭で、2008年からは同州のロサンゼルス近郊のパサデナに場所を移して開かれている。20近くの部門が設けられており、本作はその中で最優秀オープニング賞を受賞した。気になるこちらの映像だが、舞台の幕開けを思わせるような構図でスタート。さらに東京と思しき街並みや、映画の撮影現場を思わせる光景がアニメーションで描かれており、シンプルながらどこか温かみを感じさせる作りに仕上がっている。気になるこの続きの物語は…劇場へ!『脇役物語』は10月23日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『脇役物語』益岡徹×永作博美インタビュー■関連作品:脇役物語〜Cast me if you can 2010年10月23日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開© 2010 Dream On Productions■関連記事:『脇役物語』益岡徹×永作博美年の差恋愛OK!「“好き”は突然やってくる」益岡徹ほかキャスト舞台挨拶付き『脇役物語』プレミア試写会に15組30名様ご招待
2010年10月22日脇役とは何か――?いや、そもそも“脇”などという言葉で人を分類するのは、非常に失礼なこととも言える。10月23日(土)より公開となる映画『脇役物語』の主人公は、いつも脇役ばかりを振られる、ちょっぴりうだつの上がらない中年俳優。そんな彼に新進女優との恋に映画主演のチャンスが舞い降りてくるのだが…。この主人公にして脇役俳優のヒロシを演じるのは、まさに“名脇役”との言葉で称賛を贈られる名優・益岡徹。そしてヒロインのアヤ役には主演、助演を問わず幅広い活躍を見せる永作博美。映画の公開を前に2人に話を聞いた。「名脇役」という言葉に益岡さんは「いやいや…面映いです(笑)」と照れくさそうな表情を見せる。単刀直入に益岡さん、永作さんにとって脇役とはどういう存在なのか?益岡:主人公の感情などを支える大事な役割ですね。観客は主人公を見てるけど、周囲の人間が現れることでいろんな印象を与えることになる。主人公の感情がいろんな変化をしていく過程でなくてはならない面白い存在だと思いますね。永作:先ほどの別の取材で「私が思う名脇役は誰か?」と聞かれて答えられなかったんですよ。というのは、私の中で演じる上で主役、脇役という概念がないからなんですね。というのは自分が演じる上では、自分の役柄を常に主軸に置いて考えてしまうから。だから脇役と言われてもピンと来ないんですね。ただ、主役ではない役をやらせていただくとき、何が良いってすごく自由度が高いんです。演じる上ですごく楽しい役回りだなとは思ってます。「脇役」という言葉に抵抗感や、今回、主演を張ってみてこれまでとの違いを感じたりすることはなかったのだろうか?益岡:正直、全くないです。そういう自覚もなかったし、今回演じることで差がないってことを改めて感じましたね。自分が観客としてひとつの作品を観たときに、「あの人が脇にいるから面白かった」とか思うことはありますが…。今回、こうやって取材をしていただく機会が多くあって、それはありがたいことだと思いますが。本作でまさに益岡さんの言葉通り、ヒロシに感情の変化や刺激を与える“脇役”が人生の崖っぷちに立つ新進女優のアヤ。物語上の設定でアヤの年齢は…永作:私自身、普段あまり年齢に興味がないと言いますか…大体20代後半の設定かなと思ってたんです。夢をあきらめずに頑張っているけど切羽詰ってる女性だからそれぐらいかな、と。そしたら先ほどスタッフの方が確認してくださって、32歳だそうです(笑)!プライベートでは5月に第一子を出産し、先ごろ“不惑”の40歳を迎えたばかり。とはいえ32歳だろうが、20代後半と言われようが全く違和感なし!その若々しさの秘密は?永作:そう言っていただけてありがたいです(笑)。私、どう生活してるのかな…?まあ食べたいもの食べて、やりたいことやってますね。基本、我慢せずに自分の欲求のままに(笑)。益岡:もしかしたら母親になったことで、また新たなエネルギーが出て、さらなる若さにつながっているんじゃないかな?永作:これからもっとそういう気持ちが出てくるかもしれませんね。いまは、毎日バタバタと追われてるんですが…(苦笑)。では改めて、2人に共演の印象を聞いてみよう。益岡:以前一度、ご一緒したことはあったんですが接点があまりなくて…。これまでは僕の中で“アイドル”としての印象が強かったですね。かわいらしくて、それは僕にとっては違う世界のようなもので…。そこから女優として活躍されて、舞台なども拝見しましたが力強さが加わって。僕が彼女の年齢のときに持っていただろうか?と思えるような落ち着いた佇まいがありましたね。最初は、役の上でヒロシが感じる「こんなかわいい人が自分と一緒にいてくれるはずがない」という部分に説得力を強く感じながら演じていました。そこから慣れていく中で、“アイドル”とか“かわいらしい”とか“落ち着いている”なんて言葉では説明できない感覚、一緒に作品を作る“同志”という感覚になっていきました。永作:まじめに芝居に取り組む方という印象を持っていて、コミカルな役もシリアスな役もスルッと入っていくようなイメージでした。芝居への取り組み方は想像したとおり。でも、スルリとやっているのかと思ったら、現場でちゃんと悩まれててホッと安心いたしました(笑)。芝居以外の部分で、津川(雅彦)さんも交えていろんな映画の話とかを聞かせていただいたりして楽しかったです!メガホンを取ったのはこれが初長編監督作となる緒方篤。自らの情熱で周囲を動かし、本作の映画化にこぎつけた監督を益岡さんは絶賛。演出面でも初監督とは思えない輝きを見せていたという。益岡:監督に言われたのは「表現を大きくしないで」ということ。えてして演技というのは大げさになりがちだけど、そこでの手綱の締め方を知ってる。いいとこ見てるな、と思いましたね。永作:シンプルな言葉にドキッとさせられるんです。大きな手振り身振りが“味”として流されてしまいがちな中で、みんながそのままにしていることをしっかりと言ってくださる。指示がシンプルであればあるほど、私たち役者は困るわけですが(笑)。そぎ落とされていく自分を感じながら、監督のイメージに近づけるようにと頑張りました。俳優陣は撮影前に、監督からそれぞれの“役柄”としてインタビューされたとのことだが…。益岡:そう。役(ヒロシ)としてインタビューされるんです。「どんな学生生活送ってきた?」とか「お父さんとの関係は?」と、台本に全く書かれていないことを。役柄について背景を想像することはあっても、こういうは初めて。面白かったです。永作:(答える際に)アヤじゃなきゃ許されないんですよ。監督はブレることなく“アヤ”に対して質問してくる。つい、(素の)自分として答えそうになって、笑いそうになったんですが監督の真剣な眼を見て「いけない」って。本当に新鮮な体験でした。最後に、劇中のヒロシとアヤのような年の差の恋愛についてお2人の意見を聞いてみよう。益岡:どうでしょう(笑)?もしそうなったら…自分から逃げるようなことはしたくないですね。年齢を言い訳にしない人生を送りたいな、と。永作:ありですよね!「好き」は突然やってくるものですから。益岡:出会いがしらにね。永作:そう。ずっと「嫌い嫌い」と思っていたら好きになっていてビックリすることもありますからね。■関連作品:脇役物語〜Cast me if you can 2010年10月23日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開© 2010 Dream On Productions■関連記事:益岡徹ほかキャスト舞台挨拶付き『脇役物語』プレミア試写会に15組30名様ご招待
2010年10月21日その端正かつフレッシュな笑顔と人懐っこいキャラクターで、幅広い世代から高い支持を集める小池徹平。昨年公開された『ホームレス中学生』など、実年齢よりも若くて愛らしい役を演じることの多かった彼が、サラリーマンに変身!新境地となる主人公・マ男を演じた、“お仕事” エンターテイメント『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』を通して垣間見える、彼の“仕事愛”とは――。第一印象は「タイトル長い!」何を置いてもタイトルのインパクトが先にくる本作だが、台本を受け取ったときの小池さんの感想も「まず、非常にタイトルが長いなと(笑)」とのこと。「“ブラック会社”だから、重い映画なんちゃうかな?と思いながら読んだのですが、実際はタイトルとは全然違う中身で。マ男という青年は良くない環境の中で耐えて頑張っていくという役で、いじめられたりもするけど、それが変に重たくもなく、間にCGや完全に笑いのシーンが入ってたので、いい意味で軽く観られる映画になるかなと思いました」。ニート歴8年、引きこもりという一人の世界から、会社という集団社会へと飛び出すマ男。急激な環境の変化に立ち向かうマ男という役に、小池さんはどうアプローチしたのだろう?「“ニート”の捉え方は人によって違うと思うんですけど、今回は分かりやすい表現にした方が、マ男が徐々に成長していったときとの差がつけやすいと思って、髪もボサボサでだらしない、ただ資格を取ったことがすごいというような、小さな世界で満足しているような男を演じようと思ったんです。ちょうどこの撮影の前に、(佐藤祐市)監督とは別の作品で仕事していたので、いい意味でフランクな状態で撮影に入れました。何でも悩みをぶつけられたので、衣裳合わせの段階で話し合いをして、自分の中で役を固めることができましたね」。佐藤監督(『キサラギ』)の得意分野であるシチュエーション・コメディ方式で、“会社”という狭いシチュエーションの中で物語は進行する。いわば擬似“会社”体験を通して、小池さんが感じたことは?「勤める場所によって、こんなにも自分のやりたいこともできない人がいたり、こんなにつらいことってあるんだなって思いました。役者の仕事をしていると、いろんな人に会う機会があるけど、会社勤めのサラリーマンの方は何年もずっと同じ場所で同じ人たちと一緒に仕事をするという環境で大変だなと。僕は耐えられないなと思ったし、あらためて俳優の仕事をやってて良かったなと感じましたね」。とは言え、俳優という仕事でも当然のことながら、上下関係、人間関係での苦労もなきにしもあらず。もし、悪態をつくだけのリーダー(品川祐)や出世欲の塊・木村(田中圭)のような同僚がいたら…?「あんなのがいたら嫌ですよね(笑)。リーダーとかずっと『バカバカ』言ってるし、木村くんも嫌らしい奴じゃないですか?絶対イヤですね。はっきり『お前嫌い!』とか言いそうで、耐えられないですね。でもそれが本当に自分がやりたい仕事だったら我慢できるけど…、あの環境はひどいですよ。僕はマ男より意志が弱いかもしれないですね。マ男はすごいと思いますよ、ほんまに強いですよね!」。意外にも(?)感情を素直に出してしまう様子の小池さんだが、そういう“人間関係”で言うと、今回の撮影現場はいっさい気を遣うことはなかったとのこと。「本当にみなさん自由な方で、B型の集まりみたいな(笑)。話をしている途中でも漫画を読みたくなって、急にスタジオの中に入っていって読みに行ったりする人がいたり。まとめ役は監督しかいないですよね」。「働くことが好き!」その原動力は支えてくれるファンの存在そもそも、何のために働くのか?人間関係、やりがい…そんな根本的な質問が自らに返ってくる本作。「働くことが好き」と迷わず語る小池さんだが、その原動力はどこから来ているのだろうか?「やっぱりファンの人たちに支えられているのが大きいです。僕も何かを与えたいと思いますし、みなさんがそれに対して応えてくれてるのですごくいい関係だと思うんです。支えられて頑張れるというのは、本当にあると思います。それを踏まえた上で言えば、身近にいるマネージャーの存在は大きい。家族や友達に言えないことを言えますし、仕事の悩みとか、現場での自分を一番見ているので、どういうふうに持っていこうという目標がちゃんと見えてる仕事のパートナーです。体調面からメンタルの面も支えてくれる存在ですし、多々助けられてます」。この映画が観る者を前向きにさせてくれるのは、何よりもそんな小池さんのストレートなエネルギー。それでは、小池さんがこれから目指す“仕事”は?「これって限定すると、それしか出来ないような役者になるのはすごく嫌で。去年『ホームレス中学生』で13歳の役をやったときに、実年齢よりも10歳下の年齢ということで大丈夫かなと思ったんですけど、実際に撮影して完成したときに、すごくいい作品になったので、はなから『無理』って思うのは良くないなとそのときに思ったんです。そう言った時点で可能性を狭めるような気がするので、いただける役はどんどんやりたいし、経験した上で自信を持てたら、自分のやりたい役が見えてくるのかなと思います。『限界』って言ってしまったら限界ですからね」。■関連作品:ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 2009年11月21日よりシネクイントほか全国にて公開© 2009 ブラック会社限界対策委員会■関連記事:会社員のホンネをチェック!『ブラック会社』レビュー・コンクール大賞決定小池徹平&マイコ、田辺誠一らが語る、“限界”&“仕事”とは?撮影現場映像が到着映画の伏線も見え隠れ『ブラック会社に…』スピンオフドラマで基礎知識をおさらい小池徹平&マイコ、お仕事楽しくやるコツは「オフで完全にダラけること」?秋の注目作!『ニュームーン/トワイライト・サーガ』鑑賞券&『ブラック会社…』グッズをプレゼント
2009年11月19日